平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/08/02 00:00〜2007/08/03 00:00

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1.<台風5号>大分付近を北上中 九州全域が暴風域に ,毎日新聞
RV=105.4 2007/08/02 22:48
キーワード:岡山,野球,グループ,大会,中止,各県,広島,日向,欠航,高速

 強い台風5号は2日午後6時前、宮崎県日向市に上陸し、同10時現在には大分県竹田市付近を時速20キロで北北西に進み九州を縦断している。中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで、九州全域が風速25メートル以上の暴風域に入った。台風により、大分、宮崎、鹿児島、熊本、佐賀、岡山、広島の各県で計17人が骨折など重軽傷を負った。台風はこの後、勢力を弱めながら北上、中国地方に再上陸し、3日午前3時ごろには日本海に抜ける見込み。  福岡管区気象台などによると、大分県内では2日午前0時の降り始めからの午後7時までの雨量が、多いところで佐伯市317ミリ▽豊後大野市304ミリ▽臼杵市252ミリ――などとなっており、河川のはんらんや土砂災害への警戒を呼びかけている。  また同県では約1万5000人、山口県でも約1万3000人に避難勧告が出された。大分県では、河川のはんらんの危険性が高まり、大分市稙田地区の住民2223世帯、4958人に避難勧告が出された。市立稙田小の体育館に避難した同市木上、銀行員、池部英一さん(54)は「避難勧告が出て慌てて来た。こういう避難は初めて」と不安そうに語った。  JR九州は午後から日豊線や鹿児島線、九州新幹線などで相次いで運転見合わせや徐行運転を実施した。JR西日本も夕方以降、山陽新幹線の博多―広島間で運転を見合わせた。西日本鉄道は天神大牟田線の西鉄二日市―大牟田間で運転を見合わせ。  西日本高速道路は、関門自動車道の下関―門司、大分自動車道の日田―大分米良で雨、強風のため通行止め。高速バスは福岡―大分間など9路線で運転を見合わせた。  日本航空グループでは宮崎、鹿児島など九州各地の空港を発着する計121便が欠航。全日本空輸グループも計86便が欠航した。スカイネットアジア航空は計18便、スターフライヤーは夕方以降の計7便が欠航した。社によっては3日早朝にも影響が残る見通し。  九州電力によると、午後9時現在、大分県佐伯市で4500戸など7県で計1万6700戸が停電している。  また、北九州市は高潮警戒のため2日午後9時半、門司区と小倉南区の周防灘沿いの658世帯に避難勧告を出した。2日の関門海峡付近の満潮は午後11時50分ごろ。  ◇  ◇  佐賀県で開かれている全国高校総合体育大会では、陸上男子400メートル準決勝の最中、風で飛ばされたテントが審判員2人に当たった後、選手をかすめた。2人は手や足にけが。競技は一時中止され、約30分後に再レースとなった。また、福岡市のヤフードームで予定されていたプロ野球ソフトバンク・オリックス戦が中止になった。


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