平成19年の風水害 今回の注目記事 2007/09/07 00:00〜2007/09/08 00:00

Yahoo!ニューストピックス: 「平成19年の風水害」
「平成19年の風水害」トップ
キーワード解析結果[PDF]

2.台風9号猛威 死者2人不明1人 ,産経新聞
RV=92.1 2007/09/07 16:36
キーワード:多摩川,軽井沢,東北,砂防,青森,北海道

台風9号は7日午前2時前、強い勢力で神奈川県小田原市付近に上陸、東北地方を北上した。8日朝に北海道に達する見込み。上陸後、勢力は弱まったが依然、風速25メートル以上の暴風域を伴ったままで、気象庁は引き続き暴風や大雨に対する警戒を呼び掛けた。  福井県大野市の砂防ダム工事現場では7日午前10時55分ごろ、土砂崩れがあり、男性作業員2人が生き埋めになった。同僚が2人を救出したが、1人は死亡、もう1人は右足に負傷しているという。2人は、台風の影響がないか、現場を確認しに行ったという。  長野県軽井沢町では6日深夜、道路の倒木を片付けていた男性が倒れてきた別の木で頭を打ち死亡したほか、川崎市の多摩川では、野宿生活をしていたとみられる1人が行方不明になった。消防庁によると、全国のけが人は少なくとも53人にのぼった。  交通機関も7日朝から大きく乱れ、航空機の国内線は欠航が200便を超え、3万人以上に影響が出たほか、鉄道も東海道新幹線の一部区間が一時ストップするなど運休や本数減が相次いだ。  東海道新幹線は静岡県内の雨で熱海−新富士間で断続的に運転を見合わせ18本が運休、95本が最大で約2時間遅れ、約10万人に影響が出た。山形新幹線は終日運休。長野新幹線は倒木で午前8時ごろまで運休した。  また、東京都世田谷区は7日午前、多摩川が氾濫(はんらん)する恐れがあることから、同区内の約650世帯に対し、避難勧告を出した。山形市内でも一部に避難勧告が出た。  台風は7日正午、山形市付近を時速約45キロで北北東へ進んだ。中心の気圧は985ヘクトパスカル、最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで、中心の南東側150キロと北西側70キロ以内は暴風域となっている。  8日午前0時には、青森市付近を中心とする半径110キロの円内に、8日正午に、北海道岩見沢市付近を中心とする半径190キロの円内に達し、その後、温帯低気圧に変わる見込み。


http://www.drs.dpri.kyoto-u.ac.jp