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平成20年の風水害 常時解析 注目記事アーカイブ 見出し一覧

Yahoo!ニューストピックス: 「大雨,台風情報」 「風水害」
「平成20年の風水害」トップ
キーワードの時系列的推移[PDF]: 常時解析(24時間間隔)

 ■ 以下の見出しをクリックすると,ページ下部にあります記事本文をご覧になれます.

 ▼2008/01/01 00:00〜2008/01/02 00:00▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2008/01/02 00:00〜2008/01/03 00:00▼

1.雪崩で4人死亡=東京と徳島の山岳メンバーら−北アルプス槍平小屋付近・岐阜(時事通信) 時事通信
  キーワード:テント,小屋,雪崩,県警,いる,大学,遺体,山岳,登山 RV=52.4
2.<槍ケ岳雪崩>「テントを歯で破ったが…」(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:テント,小屋,雪崩,県警,いる,遺体,山岳,登山,遺族 RV=50.8
3.小屋の南にテント=当時付近に25人以上−雪崩、西から襲う?(時事通信) 時事通信
  キーワード:テント,小屋,雪崩,県警,いる,山岳,登山 RV=41.9

 ▼2008/01/03 00:00〜2008/01/04 00:00▼

1.越年登山、突然の悲報 槍ケ岳の雪崩2県人死亡 徳島新聞
  キーワード:テント,遺族,大学,徳島,小屋,ダウラギリ,登頂,長瀬,市川,失う RV=42.7

 ▼2008/01/04 00:00〜2008/01/05 00:00▼

1.<架空エビ養殖>東京の投資会社会長を逮捕 他人旅券で逃亡(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:容疑,名義,フィリピン,養殖,旅券 RV=31.0
2.架空エビ養殖 東京の投資会社会長を逮捕 他人旅券で逃亡(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:容疑,名義,フィリピン,養殖,旅券 RV=31.0

 ▼2008/01/05 00:00〜2008/01/06 00:00▼

1.ひろしま・食・考:/2 広島ブランドの代表 カキ /広島(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:カキ,養殖,生産,アナゴ,身,ナマコ,筏,野村,豊富,広島 RV=41.5

 ▼2008/01/06 00:00〜2008/01/07 00:00▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2008/01/07 00:00〜2008/01/08 00:00▼

1.防火、防災の気持ち一つに消防出初め式 音無瀬橋で一斉放水(両丹日日新聞) 両丹日日新聞
  キーワード:消防,放水,防災,防火,一斉,団員,市 RV=45.8
2.防火、防災の気持ち一つに消防出初め式 音無瀬橋で一斉放水(両丹日日新聞) 両丹日日新聞
  キーワード:消防,放水,防災,防火,一斉,団員,市 RV=45.8
3.防火、防災の気持ち一つに消防出初め式 音無瀬橋で一斉放水(両丹日日新聞) 両丹日日新聞
  キーワード:消防,放水,防災,防火,一斉,団員,市 RV=45.8

 ▼2008/01/08 00:00〜2008/01/09 00:00▼

1.ゆいレール1・9%増1373万人/昨年の乗客数 沖縄タイムス
  キーワード:前年,期間,乗客,増える,都市 RV=20.7

 ▼2008/01/09 00:00〜2008/01/10 00:00▼

1.公共下水道の値上げ検討 白浜町、つなぎ込み資金融資も(和歌山)(紀伊民報) 紀伊民報
  キーワード:接続,町,事業,下水道 RV=24.2

 ▼2008/01/10 00:00〜2008/01/11 00:00▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2008/01/11 00:00〜2008/01/12 00:00▼

1.橋がつなぐ物語:/4 横部橋 河川改修で架け替え着手へ /岡山(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:橋,町,牛,市,工事 RV=34.4
2.下水処理能力向上へ みなべ町浄化センターが汚泥脱水機を増設(和歌山)(紀伊民報) 紀伊民報
  キーワード:接続,町,事業,脱水,工事 RV=30.4

 ▼2008/01/12 00:00〜2008/01/13 00:00▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2008/01/13 00:00〜2008/01/14 00:00▼

1.豊岡河川国道事務所で汚職疑惑 職員を事情聴取(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:橋,工事,事業,みる,業者,事務所 RV=30.0

 ▼2008/01/14 00:00〜2008/01/15 00:00▼

1.国交省事務所係長を逮捕=台風被害復旧担当、収賄容疑−兵庫県警(時事通信) 時事通信
  キーワード:容疑,工事,豊岡,事務所,事業,藤田 RV=57.3
2.<収賄>容疑の国交省河川事務所係長を逮捕 兵庫県警(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:容疑,工事,豊岡,事務所,藤田 RV=51.1
3.台風復旧工事で贈収賄、国交省事務所係長ら逮捕…兵庫県警(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:容疑,工事,豊岡,事務所,藤田 RV=51.1
4.数千万円、不自然な入金=逮捕の国交省職員口座に−兵庫県警(時事通信) 時事通信
  キーワード:容疑,工事,豊岡,事務所,藤田 RV=51.1

 ▼2008/01/15 00:00〜2008/01/16 00:00▼

1.汚職の国交省職員、業者と癒着常態化 事務所が1年前に注意も(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:容疑,工事,事務所,藤田,豊岡,業者,係長,調査,河川,発注 RV=82.0
2.<豊岡汚職>冬柴国交相が陳謝(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:工事,事務所,豊岡,調査,河川 RV=34.7

 ▼2008/01/16 00:00〜2008/01/17 00:00▼

1.台風復旧工事収賄:国交省豊岡河川事務所長が謝罪 「発注は予定通り」 /兵庫(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:容疑,工事,事務所,豊岡,事業 RV=65.1
2.国交省職員の汚職事件 豊岡国道事務所が謝罪会見(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:工事,事務所,豊岡,事業,業者 RV=43.7
3.平成18年7月豪雨:仮橋処置、橋の架け替え命じる−−県、西日本高速道路に /島根(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:橋,事務所,高速,撤去,住民 RV=43.1

 ▼2008/01/17 00:00〜2008/01/18 00:00▼

1.比に捜査員、養殖実態解明へ=エビ投資詐欺立件向け−警視庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:容疑,事業,養殖 RV=40.6
2.離島航路の補助見直しへ−国交… 北國新聞
  キーワード:事業,離島,航路,補助,使用 RV=32.5

 ▼2008/01/18 00:00〜2008/01/19 00:00▼

1.南郷池を保全し雑水川改修を 亀岡、河川整備研が初会合(京都新聞) 京都新聞
  キーワード:工事,事務所,池,生息,住民,市,研究,改修 RV=61.0

 ▼2008/01/19 00:00〜2008/01/20 00:00▼

1.<ヒグマ>気圧が急激に降下しそうなときはご用心(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:研究,最高,気圧,ヒグマ,みる,高まる,増える,急激,人間,データ RV=33.3

 ▼2008/01/20 00:00〜2008/01/21 00:00▼

1.町職員を収賄で逮捕=水道施設工事でわいろ−兵庫県警(時事通信) 時事通信
  キーワード:容疑,工事,業者,調査 RV=46.4
2.新井旅館:ようやく復活できた 台風で被害「花の棟」、ほぼ完成−−修善寺 /静岡(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:工事,改修,花,棟 RV=29.0

 ▼2008/01/21 00:00〜2008/01/22 00:00▼

1.半世紀ぶりの大改修工事が完了 市民と水鳥も憩う三段池(両丹日日新聞) 両丹日日新聞
  キーワード:橋,池,工事,改修,堤防,府,補助,市,事業 RV=81.6
2.半世紀ぶりの大改修工事が完了 市民と水鳥も憩う三段池(両丹日日新聞) 両丹日日新聞
  キーワード:橋,池,工事,改修,堤防,府,補助,市,事業 RV=81.6

 ▼2008/01/22 00:00〜2008/01/23 00:00▼

1.自主防災組織:組織率48.2%、全国大きく下回る 6市町村でゼロ /新潟(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:組織,消防,防災,補助,住民 RV=37.0
2.国場自治会 社協と初の小規模避難訓練(琉球新報) 琉球新報
  キーワード:消防,防災,国場,住民 RV=27.9

 ▼2008/01/23 00:00〜2008/01/24 00:00▼

1.異変と証言:諫干訴訟結審へ/上 潮流 /佐賀(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:閉め切る,堤防,生息,環境,研究,潮流,撤去,事業,機能,観測 RV=59.6

 ▼2008/01/24 00:00〜2008/01/25 00:00▼

1.庄内は風が強く大荒れ 県内は25日まで大雪の恐れ 山形新聞
  キーワード:気圧,道路,庄内,羽越本線,山形,鶴岡 RV=40.8
2.航空8便、羽越本線など運休 県内、強風と雪の影響 山形新聞
  キーワード:気圧,庄内,羽越本線,山形,鶴岡 RV=33.4
3.<暴風雪>北海道内大荒れ…鉄道運休、運転再開待つ乗客(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:気圧,高速,町,観測 RV=26.8

 ▼2008/01/25 00:00〜2008/01/26 00:00▼

1.交通まひ、停電も 暴風雪東北各地で被害(河北新報) 河北新報
  キーワード:山形,仙台,秋田,気圧,庄内 RV=47.5
2.雪の県内、交通網マヒ続く 山形新聞
  キーワード:山形,気圧,高速,庄内,道路 RV=44.5
3.暴風雪 77歳女性が突風で転倒、重体 前橋(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:秋田,気圧,高速,道路 RV=33.2

 ▼2008/01/26 00:00〜2008/01/27 00:00▼

1.変革への助走:大澤県政の半年/上 実るか企業誘致と道路 /群馬(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:組織,道路,企業,IC,県民,誘致 RV=36.3

 ▼2008/01/27 00:00〜2008/01/28 00:00▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2008/01/28 00:00〜2008/01/29 00:00▼

1.きしむ湖国の文化財 県補助金ピーク時の3割止まり(京都新聞) 京都新聞
  キーワード:文化財,補助,社寺,制度,修復,予算,市,知事 RV=52.9

 ▼2008/01/29 00:00〜2008/01/30 00:00▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2008/01/30 00:00〜2008/01/31 00:00▼

1.県に問い合わせ81件 鳴門わかめ産地偽装、原材料に不安の声 徳島新聞
  キーワード:鳴門,消費,偽装,産地,業者,わかめ RV=49.3

 ▼2008/01/31 00:00〜2008/02/01 00:00▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2008/02/02 00:00〜2008/02/03 00:00▼

1.国交省職員の口座に6000万円…発注工事で収賄(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:容疑,藤田,事務所,業者,豊岡,大谷,発注,便宜,受け取る,沖野 RV=78.8
2.別の工事でも現金 兵庫の国交省職員を収賄で再逮捕へ(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:容疑,藤田,事務所,豊岡,大谷,発注,便宜,受け取る,沖野 RV=72.4
3.国交省職員、再逮捕へ 豊岡の汚職 別の工事でも便宜(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:容疑,藤田,事務所,豊岡,大谷,発注,便宜,受け取る,沖野 RV=72.4

 ▼2008/02/03 00:00〜2008/02/04 00:00▼

1.白石川サッカー公園:サッカー場よみがえる 台風で水没、半年ぶり−−白石 /宮城(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:山形,サッカー,楽しむ,公園,白石川,国,市,交流,白石,協会 RV=47.0

 ▼2008/02/04 00:00〜2008/02/05 00:00▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2008/02/05 00:00〜2008/02/06 00:00▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2008/02/06 00:00〜2008/02/07 00:00▼

1.<台風>航空機で観測データ、進路予測に生かす 気象庁(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:予測,誤差,データ,進路,向上,気圧,航空機 RV=34.1
2.台風 航空機で観測データ、進路予測に生かす 気象庁(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:予測,誤差,データ,進路,向上,気圧,航空機 RV=34.1

 ▼2008/02/07 00:00〜2008/02/08 00:00▼

1.07年度補正予算:四国地方整備局管内、防災事業中心に114億円 /香川(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:予算,道路,国,成立,輸送,防災,2月,補正,具体,緊急 RV=32.2

 ▼2008/02/08 00:00〜2008/02/09 00:00▼

1.潮見橋:完成、台風や豪雨被害防止−−鹿児島 /鹿児島(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:橋,補助,通行止め,国 RV=30.2
2.<激甚災害援助>国交省が1億8600万円過払い 計算ミス(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:秋田,市町村,指定,合併 RV=21.7

 ▼2008/02/09 00:00〜2008/02/10 00:00▼

1.はるか:天候に恵まれ、玉太り良い 西予で晩柑類の収穫始まる /愛媛(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:品種,取引,農業,JA,管内,栽培,2月,平均,西 RV=36.1

 ▼2008/02/10 00:00〜2008/02/11 00:00▼

1.追跡2008:長良川河口堰/下 アユ漁獲量、最盛期の18% /愛知(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:河口,堰,長良川,組織,環境,予測,上流,アユ RV=119.3
2.三番瀬:生きているカキ確認 船橋で「市民調査の会」 /千葉(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:河口,カキ,環境,生息 RV=58.8

 ▼2008/02/11 00:00〜2008/02/12 00:00▼

1.ぎふの旅フォトコン:入賞者が決定 /岐阜(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:橋,旅,部門,展示,2月,風景,記念,優秀,倒壊,ふた RV=40.5

 ▼2008/02/12 00:00〜2008/02/13 00:00▼

1.人権擁護法案、13日議論再開 反対派が巻き返しへ(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:反対,人権,法案,党,保護,国会,委員,推進,古屋,成立 RV=56.7

 ▼2008/02/13 00:00〜2008/02/14 00:00▼

1.庄内中心に暴風雪の恐れ 14日にかけ冬型強まる 山形新聞
  キーワード:山形,庄内,羽越本線 RV=23.0

 ▼2008/02/14 00:00〜2008/02/15 00:00▼

1.荒天:交通事故、相次ぐ 酒田で最大瞬間風速23.5メートル /山形(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:山形,庄内,秋田,高速,農業,不良 RV=40.7

 ▼2008/02/15 00:00〜2008/02/16 00:00▼

1.カキ:とろけるよ名物カキ 蓑島小5年生6人ポスター、小冊子作成−−行橋 /福岡(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:カキ,環境,蓑島,協会 RV=34.8

 ▼2008/02/16 00:00〜2008/02/17 00:00▼

1.第2管区海保管内の海難が2割減 (産経新聞) 産経新聞
  キーワード:前年,管内,海上,船舶,海難,漁業,減少,着用,保安,ジャケット RV=26.5

 ▼2008/02/17 00:00〜2008/02/18 00:00▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2008/02/18 00:00〜2008/02/19 00:00▼

1.滋賀県内各地で大雪 高島では雪崩で県道通行止め(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:通行止め,上下,市,地区,県道,世帯,彦根 RV=21.0

 ▼2008/02/19 00:00〜2008/02/20 00:00▼

1.東京・多摩川の不法係留ボート、行政代執行で初撤去(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:河口,撤去,羽田,事務所,不法,係留,所有,ボート,プレ,ジャー RV=70.0

 ▼2008/02/20 00:00〜2008/02/21 00:00▼

1.近未来型システムで農業活性化へ 自然利用し発電、水くみ上げ(琉球新報) 琉球新報
  キーワード:離島,農業,システム,機構,発電,運用,データ RV=48.8
2.近未来型システムで農業活性化へ 自然利用し発電、水くみ上げ(琉球新報) 琉球新報
  キーワード:離島,農業,システム,機構,発電,運用,データ RV=48.8
3.シカ:大崩山の食害深刻 44%の植物種が消滅?−−県総合博物館 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:環境,シカ,生息 RV=22.3

 ▼2008/02/21 00:00〜2008/02/22 00:00▼

1.<イージス艦事故>強風で漁協捜索できず 募る焦りと怒り(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:清,徳丸,哲,漁協,組合,勝浦,視界 RV=47.1
2.イージス艦事故 強風で漁協捜索できず 募る焦りと怒り(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:清,徳丸,哲,漁協,組合,勝浦,視界 RV=47.1

 ▼2008/02/22 00:00〜2008/02/23 00:00▼

1.海自イージス艦・漁船衝突:防衛省証言に怒り、不信感 /千葉(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:清,徳丸,漁協,哲,組合,勝浦,知事,海域 RV=62.0

 ▼2008/02/23 00:00〜2008/02/24 00:00▼

1.庄内中心に天候大荒れ 列車運休、庄内空港欠航も 山形新聞
  キーワード:山形,庄内,羽越本線,羽田,不良,視界 RV=39.6

 ▼2008/02/24 00:00〜2008/02/25 00:00▼

1.海自イージス艦・漁船衝突:荒れる海に歯がゆさ 出港できず「捜したい…」 /千葉(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:清,漁協,組合,徳丸,哲 RV=63.6
2.<強風>高波で漁船員死亡、87棟浸水 新幹線や地下鉄も一時止まる(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:宇都宮,山形,漁協,仙台 RV=57.5
3.<強風>木倒れかかり運転見合わせ 東北・秋田・山形新幹線(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:宇都宮,山形,仙台 RV=43.4
4.庄内中心に大荒れ続く つばさなど交通網乱れる 山形新聞
  キーワード:宇都宮,山形,仙台 RV=43.4

 ▼2008/02/25 00:00〜2008/02/26 00:00▼

1.東北、強風大荒れ 東北新幹線が一時全線で停止(河北新報) 河北新報
  キーワード:仙台,宇都宮,山形,東北新幹線 RV=63.8
2.東北、強風大荒れ 東北新幹線が一時全線で停止(河北新報) 河北新報
  キーワード:仙台,宇都宮,山形,東北新幹線 RV=63.8
3.強風:酒田で最大瞬間27.7メートル つばさ14本、在来線85本が運休 /山形(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:宇都宮,山形,東北新幹線 RV=43.1

 ▼2008/02/26 00:00〜2008/02/27 00:00▼

1.宮城県沖・貨物船座礁:きょうにも陸揚げ コウナゴ漁も3月解禁に /福島(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:漁協,組合,撤去 RV=36.6
2.暴風・高波:一夜明け 重軽傷者は13人 佐渡の浸水被害は61棟に /新潟(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:新潟,佐渡,撤去,ガラス RV=32.6

 ▼2008/02/27 00:00〜2008/02/28 00:00▼

1.イージス艦事故 兄妹ら、僚船から花束(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:清,漁協,徳丸,哲,漁船 RV=63.2
2.県東部の高波:清掃や炊き出し始まる ボランティア続々、復旧作業が本格化 /富山(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:入善,富山,撤去,漁船 RV=46.7

 ▼2008/02/28 00:00〜2008/02/29 00:00▼

1.しまね拡大鏡:大橋川改修計画 住民、依然残る不安 経済への影響必至 /島根(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:大橋川,橋,米子,農業,鳥取,改修 RV=50.9
2.ロッカーないのは不便 JR富山駅北口 富山市はスペース手狭と 富山新聞
  キーワード:富山,北口,旅 RV=27.9

 ▼2008/02/29 00:00〜2008/03/01 00:00▼

1.課題検証:08知事選を前に/1 川辺川ダム /熊本(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:ダム,反対,知事,予算,川辺川,改修,治水,鎌倉,国交,新 RV=74.2

 ▼2008/03/01 00:00〜2008/03/02 00:00▼

1.漁獲急減のシャコ 犯人は水温か (産経新聞) 産経新聞
  キーワード:シャコ,漁協,組合 RV=47.4
2.富山県入善町の高波被害33億6600万円 新年度、防災ラジオを普及 富山新聞
  キーワード:入善,予算,芦崎 RV=35.5

 ▼2008/03/02 00:00〜2008/03/03 00:00▼

1.オオサンショウウオの分布 初のデータベース化(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:清,漁協,生息,改修,環境,水系,保護 RV=59.5

 ▼2008/03/03 00:00〜2008/03/04 00:00▼

1.不動明王:台風で滝つぼに落下、元の場所に 小郡・八方原住民らが法要 /山口(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:地区,原田,倒壊,落下,相談,不動明王,法要,残る,引く,お願い RV=27.8

 ▼2008/03/04 00:00〜2008/03/05 00:00▼

1.潜水橋、原形復旧決める 保存求める声相次ぎ(和歌山)(紀伊民報) 紀伊民報
  キーワード:組合,撤去,予算,橋,修復,町,地区 RV=53.5
2.黄砂ビル群包む 東北南部で観測(河北新報) 河北新報
  キーワード:仙台,福島,黄砂 RV=26.6

 ▼2008/03/05 00:00〜2008/03/06 00:00▼

1.三角形型魚礁:海と森の環境再生タッグ 由比町と由比港漁協、間伐材で製作へ /静岡(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:漁協,補助,税,漁業,減少,環境,魚礁,県民,漁師 RV=63.4

 ▼2008/03/06 00:00〜2008/03/07 00:00▼

1.要援護者の避難支援へ 高松でセミナー(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:援護,民生,支援,地区,倒壊,高齢,火災,委員,福祉,現状 RV=43.3

 ▼2008/03/07 00:00〜2008/03/08 00:00▼

1.県東部の高波:周期、想定以上 伏木富山港の防波堤、陸地側に押し込まれる /富山(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:富山,周期,漁港 RV=23.0

 ▼2008/03/08 00:00〜2008/03/09 00:00▼

1.ツボカビ症で…オオサンショウウオ“完全放流”困難に(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:放流,池,環境,保護,カエル,ツボ,委員,カビ,反応,陽性 RV=59.8

 ▼2008/03/09 00:00〜2008/03/10 00:00▼

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 ▼2008/03/10 00:00〜2008/03/11 00:00▼

1.生活に密接した事業を 県の限界集落アンケート(和歌山)(紀伊民報) 紀伊民報
  キーワード:集落,世帯,田辺,支所 RV=40.2
2.国交省キャリアら2人再逮捕 国営飛鳥公園事件 大阪地検特捜部(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:容疑,槇,峯,公園,のり,高松 RV=40.0

 ▼2008/03/11 00:00〜2008/03/12 00:00▼

1.「避難判断水位」を通知 6水系8河川を指定(琉球新報) 琉球新報
  キーワード:知事,水位,水系,氾濫,市町村,安里,作製,周知,達す,想定 RV=43.5

 ▼2008/03/12 00:00〜2008/03/13 00:00▼

1.ツバル:首相「ぜひ栃木訪れたい」 首都で単独会見 教育支援、高く評価 /栃木(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:宇都宮,ツバル,農業,環境,減少,機構,塩害,支援,発展 RV=60.5

 ▼2008/03/13 00:00〜2008/03/14 00:00▼

1.土砂災害警戒区域:東灘と灘で300カ所指定 県が神戸市内で初 /兵庫(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:土砂,ハザード,マップ,指定,神戸 RV=34.8
2.JR飯田線電車転覆事故:JR東海が賠償請求 辰野町などに計6200万円 /長野(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:組合,池 RV=22.1

 ▼2008/03/14 00:00〜2008/03/15 00:00▼

1.<東海豪雨訴訟>住民の請求棄却 国の管理是認 名古屋地裁(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:堰,新川,改修,庄内川,洗,判決,訴訟,水系,治水 RV=103.2
2.浸水被害、住民側請求を棄却=管理の落ち度認めず−東海豪雨新川訴訟・名古屋地裁(時事通信) 時事通信
  キーワード:堰,新川,改修,庄内川,洗,判決,訴訟,治水 RV=97.5
3.東海豪雨、浸水被害住民の訴え棄却…国・県の責任認めず(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:堰,新川,改修,庄内川,洗,判決,訴訟 RV=92.0
4.東海豪雨被害 「国と県に瑕疵ない」 名古屋地裁、住民側の請求棄却(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:堰,新川,改修,庄内川,洗,判決,訴訟 RV=92.0

 ▼2008/03/15 00:00〜2008/03/16 00:00▼

1.岡谷、諏訪豪雨災害の復旧工事完了 住民らが記念植樹(中日新聞) 中日新聞
  キーワード:池,ケヤキ,諏訪,児童,山林 RV=31.5
2.静岡・袋井で突風、46棟に被害(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:組合,静岡,袋井 RV=23.8

 ▼2008/03/16 00:00〜2008/03/17 00:00▼

1.袋井の突風:建物被害98棟、けが人はなし−−市の対策本部調査 /静岡(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:袋井,コンテナ,静岡,住宅,損壊,支援,原田 RV=38.3
2.袋井市の突風被害、98棟に(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:袋井,静岡,ガラス,窓,落下 RV=26.2

 ▼2008/03/17 00:00〜2008/03/18 00:00▼

1.切目川で147戸浸水 県が洪水想定区域を公表(和歌山)(紀伊民報) 紀伊民報
  キーワード:河口,改修,ハザード,マップ,想定,区域,指定 RV=73.8

 ▼2008/03/18 00:00〜2008/03/19 00:00▼

1.五條の国道168号、3年7カ月ぶり開通(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:減少,県道,遺産,観光,十津川,千葉,外れる,ピーク,すべて,交流 RV=35.2

 ▼2008/03/19 00:00〜2008/03/20 00:00▼

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 ▼2008/03/20 00:00〜2008/03/21 00:00▼

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 ▼2008/03/21 00:00〜2008/03/22 00:00▼

1.4月中旬にも報告書提出 JR羽越線事故で事故調委 山形新聞
  キーワード:河口,容疑,羽越本線,新潟,公表,転覆,事故調,庄内,委員 RV=80.6

 ▼2008/03/22 00:00〜2008/03/23 00:00▼

1.突風:遊具横転、子ども4人けが−−板野・あすたむらんど徳島 /徳島(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:女児,遊具,公園,男児,遊ぶ,軽傷,砂 RV=43.3
2.突風で仮設フェンスが飛び、当たった女性4人けが(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:撤去,保護,軽傷,フェンス RV=20.7

 ▼2008/03/23 00:00〜2008/03/24 00:00▼

1.風人録:「回れ右」で全国一の村 /群馬(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:大黒様,村,南牧,高齢,私,俵,サミット,打つ,連携,文化 RV=30.8

 ▼2008/03/24 00:00〜2008/03/25 00:00▼

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 ▼2008/03/25 00:00〜2008/03/26 00:00▼

1.<利根川>洪水被害で死者最大3800人…中央防災会議想定(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:想定,区域,住宅,洪水,決壊,堤防 RV=32.0
2.国交省事務所係長ら罪状認める=台風災害工事汚職で初公判−神戸地裁(時事通信) 時事通信
  キーワード:被告,神戸,土木,地裁 RV=20.5

 ▼2008/03/26 00:00〜2008/03/27 00:00▼

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 ▼2008/03/27 00:00〜2008/03/28 00:00▼

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 ▼2008/03/28 00:00〜2008/03/29 00:00▼

1.鹿児島突風 建物被害74棟に 気象台「竜巻の可能性高い」(西日本新聞) 西日本新聞
  キーワード:竜巻,鹿児島,窓,農業,ガラス,垂水 RV=39.0
2.竜巻? 48棟一部損壊 鹿児島(西日本新聞) 西日本新聞
  キーワード:竜巻,鹿児島,窓,ガラス,垂水,破損 RV=38.4
3.<竜巻>鹿児島県の2カ所で発生、民家などに被害(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:竜巻,鹿児島,窓,ガラス,垂水 RV=32.7

 ▼2008/03/29 00:00〜2008/03/30 00:00▼

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 ▼2008/03/30 00:00〜2008/03/31 00:00▼

1.治水対策:米代川災害復旧事業の着工式 国会議員ら40人出席 /秋田(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:水系,堤防,自治体,能代,出席,国会,地区,早期,二ツ井,はんらん RV=33.1

 ▼2008/03/31 00:00〜2008/04/01 00:00▼

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 ▼2008/04/01 00:00〜2008/04/02 00:00▼

1.強風で宮城県内大荒れ 仙台で建物被害も(河北新報) 河北新報
  キーワード:仙台,倒木,東部,電線,宮城,町,建物,屋根,管区,夕 RV=40.0

 ▼2008/04/02 00:00〜2008/04/03 00:00▼

1.大阪府が水害対策の避難ビル協定を積極推進へ(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:企業,池,マップ,ハザード,府,想定 RV=58.4
2.集中豪雨に官民の“傘” 水害時の避難ビル協定呼びかけ 大阪府、平成以降激増(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:企業,池,マップ,ハザード,府,想定 RV=58.4
3.40メートルの局所的突風「予見厳しかった」 羽越線で事故調最終報告書(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:脱線,竜巻,想定 RV=28.5
4.羽越線38人死傷 脱線原因は突風 事故調「予見厳しかった」(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:脱線,竜巻,想定 RV=28.5

 ▼2008/04/03 00:00〜2008/04/04 00:00▼

1.納得できぬ遺族不満 羽越線転覆最終報告(河北新報) 河北新報
  キーワード:組合,脱線,公表,町長,橋,報告,転覆,いなほ,庄内,原田 RV=74.1

 ▼2008/04/04 00:00〜2008/04/05 00:00▼

1.リポート徳島最前線:救命胴衣、義務強化 徳島海上保安部「組織挙げ推進を」 /徳島(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:組合,漁協,着用,組織,鳴門,管内,漁船,保安 RV=73.5
2.2年半ぶり開通 つめ跡生々しく 台風14号で被災 宮崎市田野町の県道鰐塚線 キャンプ場復旧は断念(西日本新聞) 西日本新聞
  キーワード:ダム,土砂 RV=23.3

 ▼2008/04/05 00:00〜2008/04/06 00:00▼

1.防風柵:関空連絡橋に完成 強風でも列車大丈夫 /大阪(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:橋,部分,村山,出席,連絡,基準,見合わせ,鉄製,南西,対岸 RV=27.5

 ▼2008/04/06 00:00〜2008/04/07 00:00▼

1.火災:下草火災相次ぐ /長野(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:火災,焼く,山林,火,下草,佐久,同様,燃える,岡谷,田口 RV=41.8

 ▼2008/04/07 00:00〜2008/04/08 00:00▼

1.東日本太平洋側で大荒れに 大雨、突風に警戒呼び掛け 中日新聞
  キーワード:竜巻,東海,雨量,東日本,雨,夕方,激しい,非常,沿岸 RV=39.4
2.東日本で大雨のおそれ 気象庁が警戒呼び掛ける(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:土砂,東海,雨量,東日本,雨,夕方,激しい,非常,沿岸 RV=39.3

 ▼2008/04/08 00:00〜2008/04/09 00:00▼

1.春の嵐 関東や東海で交通機関ダイヤ乱れる(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:河口,静岡,漁船,転覆,雨量,東海 RV=63.8
2.<突風>風速変化を連続観測 気象研などが初めて成功(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:脱線,渦,転覆 RV=23.2
3.<大雨>関東、東海地方強風伴い 高波や落雷のおそれも(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:静岡,雨量,東海 RV=20.5

 ▼2008/04/09 00:00〜2008/04/10 00:00▼

1.低気圧:県内、強風と激しい雨 掛川で落雷、火災 県東部で1万3千戸停電 /静岡(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:静岡,管内,火災,雨量,降雨,住宅,農業,焼く,雨 RV=57.3

 ▼2008/04/10 00:00〜2008/04/11 00:00▼

1.新宮東牟婁で集中豪雨 太地で時間雨量102ミリ(和歌山)(紀伊民報) 紀伊民報
  キーワード:新宮,雨量,古座川,串本,報告,破損,那智勝浦 RV=46.7

 ▼2008/04/11 00:00〜2008/04/12 00:00▼

1.土砂崩れや床下浸水も 和歌山県南部に大雨 (産経新聞) 産経新聞
  キーワード:那智勝浦,串本,新宮,休校,雨量,古座川,太地 RV=77.5
2.大雨:紀南で床下浸水やJR乱れ、休校 /和歌山(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:那智勝浦,串本,新宮,休校,古座川,太地 RV=67.8
3.大雨:紀南で床下浸水やJR乱れ、休校 /和歌山(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:那智勝浦,串本,新宮,休校,古座川,太地 RV=67.8

 ▼2008/04/12 00:00〜2008/04/13 00:00▼

1.関空連絡橋に防風柵、鉄道の運転規制減少見込む(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:減少,部分,鉄道,レール,村山,防風,連絡,南西,島,陸地 RV=38.2

 ▼2008/04/13 00:00〜2008/04/14 00:00▼

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 ▼2008/04/14 00:00〜2008/04/15 00:00▼

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 ▼2008/04/15 00:00〜2008/04/16 00:00▼

1.市道高柳小佐線:完成 台風23号で土砂崩れ、計画より5年遅れ−−養父 /兵庫(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:土砂,橋,土砂崩れ,予算,開通,全壊,砂防,崩れる RV=44.9

 ▼2008/04/16 00:00〜2008/04/17 00:00▼

1.災害マップ:洪水、土砂被害想定 市内全戸に配布−−東大阪 /大阪(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:マップ,ハザード,土砂,想定,区域 RV=43.3
2.<大雨予想>16〜17日、西日本と東日本の太平洋側で(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:竜巻,雨量,降雨,東海 RV=33.2

 ▼2008/04/17 00:00〜2008/04/18 00:00▼

1.避難所に迷わず行けるよう 案内、誘導標識を設置(両丹日日新聞) 両丹日日新聞
  キーワード:池,標識,想定,区域,公園 RV=41.7
2.避難所に迷わず行けるよう 案内、誘導標識を設置(両丹日日新聞) 両丹日日新聞
  キーワード:池,標識,想定,区域,公園 RV=41.7
3.南西諸島から東北で大雨警戒=低気圧東進、竜巻や雷も−気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:竜巻,土砂,雨 RV=28.9

 ▼2008/04/18 00:00〜2008/04/19 00:00▼

1.宮城、雨脚強まる 亘理で38ミリ(河北新報) 河北新報
  キーワード:仙台,雨量,雨,ケヤキ RV=45.1
2.<大雨>関東、東北太平洋側で大雨に 東海は朝まで、関東は夜遅くに非常に激しい雨も(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:雨量,土砂,雨 RV=31.4
3.東北など引き続き大雨に警戒=低気圧ゆっくり通過−気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:雨量,土砂,雨 RV=31.4
4.東北太平洋側と関東で大雨=高波にも警戒を−気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:雨量,土砂,雨 RV=31.4

 ▼2008/04/19 00:00〜2008/04/20 00:00▼

1.<大雨>4月の24時間雨量、8都府県で観測史上最高に(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:雨量,千葉,降雨,東海,太平洋 RV=38.4
2.茨城で強風影響 常磐線運転見合わせ、1600軒が停電(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:雨量,水戸,破損,ガラス RV=32.0
3.大雨:きょう昼ごろピークに 中通り、浜通りに注意呼びかけ /福島(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:土砂,雨 RV=20.0

 ▼2008/04/20 00:00〜2008/04/21 00:00▼

1.強風:鹿沼で倒木、2人軽傷 宇都宮で瞬間26.9メートル、JRなどに乱れ /栃木(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:宇都宮,東日本,報告,のり,倒木,直径,損壊,通行,鉄道 RV=54.4
2.強風:鹿沼で倒木、2人軽傷 宇都宮で瞬間26.9メートル、JRなどに乱れ /栃木(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:宇都宮,東日本,報告,のり,倒木,直径,損壊,通行,鉄道 RV=54.4

 ▼2008/04/21 00:00〜2008/04/22 00:00▼

1.強風で巡視艇がヨットに接触 藤沢(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:保安,湘南,ヨット,港内,桟橋,停泊,あおる,出港,巡視,レース RV=20.7

 ▼2008/04/22 00:00〜2008/04/23 00:00▼

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 ▼2008/04/23 00:00〜2008/04/24 00:00▼

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 ▼2008/04/24 00:00〜2008/04/25 00:00▼

1.<大雨・洪水警報>早く危険性知らせるため基準変更 気象庁(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:雨量,土砂,雨,区域,洪水,指数,堤,土壌 RV=64.0
2.<気象庁>大雨、洪水警報・注意報を改善へ 避難などにより有効に活用(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:雨量,土砂,雨,洪水,水害,指数,土壌 RV=56.3
3.大雨、洪水警報など基準変更へ=5月28日実施−気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:雨量,雨,洪水,指数,堤,市町村,土壌 RV=48.5

 ▼2008/04/25 00:00〜2008/04/26 00:00▼

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 ▼2008/04/26 00:00〜2008/04/27 00:00▼

1.災害復旧制度見直しを 市町村、104項目要望(琉球新報) 琉球新報
  キーワード:町長,知事,離島,市町村,補助,制度,基準,航路,抱える,要望 RV=51.6

 ▼2008/04/27 00:00〜2008/04/28 00:00▼

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 ▼2008/04/28 00:00〜2008/04/29 00:00▼

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 ▼2008/04/29 00:00〜2008/04/30 00:00▼

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 ▼2008/04/30 00:00〜2008/05/01 00:00▼

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 ▼2008/05/01 00:00〜2008/05/02 00:00▼

1.三好・東祖谷の国道439号:台風で路肩崩落、あす午後5時から暫定復旧 /徳島(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:知事,通行,全面,終日,昭,寛,暫定,残る,早い,観光 RV=33.3

 ▼2008/05/02 00:00〜2008/05/03 00:00▼

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 ▼2008/05/03 00:00〜2008/05/04 00:00▼

1.御巣鷹慰霊登山に影響 がけ崩れで上野村道不通 14日に対策会議(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:土砂崩れ,のり,村,国交,全面 RV=28.1
2.突風:中種子町で被害 竜巻と推定−−鹿児島気象台 /鹿児島(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:竜巻,鹿児島,瓦 RV=23.2

 ▼2008/05/04 00:00〜2008/05/05 00:00▼

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 ▼2008/05/05 00:00〜2008/05/06 00:00▼

1.強風で運転一時見合わせ JR湖西線(京都新聞) 京都新聞
  キーワード:東海道線,湖西線,電車,高島,変更,大津,堅田,近江今津,経由,経路 RV=25.9

 ▼2008/05/06 00:00〜2008/05/07 00:00▼

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 ▼2008/05/07 00:00〜2008/05/08 00:00▼

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 ▼2008/05/08 00:00〜2008/05/09 00:00▼

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 ▼2008/05/09 00:00〜2008/05/10 00:00▼

1.<気象庁>今夏開始の航空機観測、四つの台風に対応(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:システム,向上,岡,とる,大気,活用,樋,徹也,予報,付ける RV=28.7

 ▼2008/05/10 00:00〜2008/05/11 00:00▼

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 ▼2008/05/11 00:00〜2008/05/12 00:00▼

1.台風2号、13日に伊豆諸島接近=暴風、高波に警戒を−気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:時速,太平洋,通過,北西,非常,伊豆,しけ,接近,八丈島,北東 RV=39.5
2.台風2号、13日に八丈島南方へ=伊豆・小笠原は大荒れか−気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:時速,通過,北西,非常,伊豆,接近,八丈島 RV=28.6
3.<台風2号>13日、伊豆諸島に接近(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:時速,非常,伊豆,しけ,接近 RV=20.0

 ▼2008/05/12 00:00〜2008/05/13 00:00▼

1.起爆剤は平沼新党? 日中首脳会談「空振り」…解散遠のき再編ムード(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:新党,再編,首相,党,平沼,勢力,政界,掲げる RV=47.5

 ▼2008/05/13 00:00〜2008/05/14 00:00▼

1.台風2号、伊豆諸島に接近(時事通信) 時事通信
  キーワード:時速,勢力,八丈島,伊豆諸島,北東,しけ,東海,接近 RV=55.1
2.台風2号、伊豆諸島に接近(時事通信) 時事通信
  キーワード:時速,勢力,八丈島,伊豆諸島,北東,しけ,東海,接近 RV=55.1
3.台風、伊豆諸島接近後東方へ=今夜温帯低気圧に−気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:時速,勢力,八丈島,伊豆諸島,北東,しけ,接近,都心 RV=54.5

 ▼2008/05/14 00:00〜2008/05/15 00:00▼

1.大阪市内で激しい雷雨 突風やひょうにも警戒(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:太平洋,東海,東北東,激しい,紀伊半島,大気,湿る,空気,ひょう,雷雨 RV=37.9

 ▼2008/05/15 00:00〜2008/05/16 00:00▼

1.未明に県中南部で激しい雷雨 落雷が原因と見られる火災2件 松阪・多気 (産経新聞) 産経新聞
  キーワード:雨量,雨,火災,出火,洪水 RV=43.8
2.大雨:鳥羽で400戸停電 落雷原因、松阪で住宅全焼 /三重(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:雨量,火災,離島,出火 RV=35.3
3.和歌山市で局地的大雨 床下浸水も(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:雨量,雨,和歌山 RV=29.8

 ▼2008/05/16 00:00〜2008/05/17 00:00▼

1.土砂崩れで湖、決壊の恐れ=中国四川省の衛星画像−宇宙機構(時事通信) 時事通信
  キーワード:土砂崩れ,公表,組織,北東,機構 RV=38.0
2.台風3号 大東島が午前強風域(琉球新報) 琉球新報
  キーワード:雨,時速,北東,報告,温帯 RV=36.6
3.台風4号が発生(時事通信) 時事通信
  キーワード:時速,北東,東北東,温帯 RV=27.0

 ▼2008/05/17 00:00〜2008/05/18 00:00▼

1.台風4号、19日に沖縄の南へ=20日に西日本接近も−気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:時速,勢力,北東,接近,太平洋,温帯,南シナ海,沖縄 RV=53.4
2.台風4号、18日夜に沖縄南方へ=20日夜までに温帯低気圧−気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:時速,接近,太平洋,東北東,温帯,沖縄,沿岸 RV=42.2
3.台風4号、19日から日本接近=沖縄・奄美は荒天へ−気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:時速,接近,太平洋,東北東,南シナ海,沖縄,沿岸 RV=41.1

 ▼2008/05/18 00:00〜2008/05/19 00:00▼

1.台風4号、19日に沖縄接近=雷雨や高波に注意を−気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:時速,北東,雨,接近,温帯,太平洋,沖縄,ルソン島,雷 RV=65.7
2.台風4号、19日に沖縄接近=雷雨、高波に注意を−気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:時速,北東,雨,温帯,沖縄,ルソン島,雷 RV=52.8
3.台風4号、19日に沖縄接近=強風域に入る恐れ−気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:時速,北東,温帯,東北東,沖縄,ルソン島 RV=44.9

 ▼2008/05/19 00:00〜2008/05/20 00:00▼

1.台風とは別の低気圧北上=太平洋側は大雨、暴風に警戒を−気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:雨量,土砂,北東,雨 RV=46.6
2.前線活発激しい雷雨 九州(西日本新聞) 西日本新聞
  キーワード:雨量,土砂,竜巻,雨 RV=46.4
3.<天気>20日にかけ太平洋側中心に大雨の恐れ(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:雨量,北東,雨 RV=35.3

 ▼2008/05/20 00:00〜2008/05/21 00:00▼

1.<大雨・暴風>太平洋側で激しい雨のおそれ 竜巻など激しい突風も(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:雨量,土砂,北東,竜巻,雨 RV=61.6
2.東日本に大雨と暴風警報 竜巻や突風のおそれも(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:雨量,土砂,竜巻,雨,静岡 RV=58.9
3.大荒れ天候 雨と風吹き荒れる 関東の朝、交通乱れ(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:仙台,雨量,北東,静岡 RV=54.9

 ▼2008/05/21 00:00〜2008/05/22 00:00▼

1.低気圧:県内、大雨と強風 24時間降雨量、栗原で117ミリ /宮城(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:仙台,雨量,土砂 RV=47.8
2.大雨:富津で土砂崩れ 強風の影響で2人軽傷 /千葉(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:雨量,土砂,女児 RV=38.4
3.オオサンショウウオの安住の地は? カエルツボカビ菌陽性の40匹、放流見合わせ(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:放流,池,陽性 RV=35.7

 ▼2008/05/22 00:00〜2008/05/23 00:00▼

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 ▼2008/05/23 00:00〜2008/05/24 00:00▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2008/05/24 00:00〜2008/05/25 00:00▼

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 ▼2008/05/25 00:00〜2008/05/26 00:00▼

1.近畿、東海で雷や突風を伴う大雨 気象庁が警戒呼び掛ける(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:雨量,土砂,竜巻,東日本,雷,東北東,太平洋 RV=68.1
2.近畿など大雨 和歌山で130軒の床下浸水(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:雨量,土砂,和歌山,雷,床下 RV=47.8
3.近畿地方で大雨、和歌山では床下浸水の被害も(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:雨量,和歌山,雷,昼前,床下 RV=42.5

 ▼2008/05/26 00:00〜2008/05/27 00:00▼

1.豪雨:県内各地で 土砂崩れ、道路冠水相次ぐ 紀北で1時間に40ミリ超 /和歌山(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:雨量,和歌山,池,土砂崩れ,雨,床下,崩れる RV=68.2
2.和歌山北部で大雨 土砂崩れ、床下浸水(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:雨量,和歌山,土砂崩れ,雨,知事,床下 RV=58.6
3.強い雨:五條市で121ミリ JRでも影響 /奈良(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:雨量,土砂,雨 RV=35.7

 ▼2008/05/27 00:00〜2008/05/28 00:00▼

1.大雨被害:紀の川沿い4市1町、12棟が床上浸水・200棟が床下浸水 /和歌山(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:和歌山,池,紀の川,土砂崩れ,床下 RV=55.8
2.和歌山北部、住宅浸水200軒 集中豪雨の被害拡大(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:和歌山,紀の川,土砂崩れ,崩れる,床下 RV=50.4
3.和歌山北部、住宅浸水200軒 集中豪雨の被害拡大(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:和歌山,紀の川,土砂崩れ,崩れる,床下 RV=50.4

 ▼2008/05/28 00:00〜2008/05/29 00:00▼

1.九州と四国、大雨に警戒を=低気圧が西日本通過へ−気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:雨量,土砂,竜巻,雨,雷,昼前,太平洋,通過,非常,正午 RV=79.3

 ▼2008/05/29 00:00〜2008/05/30 00:00▼

1.紀南で大雨 串本で積算雨量185・5ミリ(和歌山)(紀伊民報) 紀伊民報
  キーワード:新宮,和歌山,串本,雨量,休校,土砂崩れ,漁協,古座川 RV=106.5
2.西日本で大雨の恐れ=気象庁が警戒呼び掛け(時事通信) 時事通信
  キーワード:雨量,土砂,竜巻 RV=37.2
3.大雨、洪水警報の基準変更 推定雨量引き上げ 実態に即し情報提供 鹿児島地方気象台 梅雨入り宣言(西日本新聞) 西日本新聞
  キーワード:雨量,土砂 RV=26.6

 ▼2008/05/30 00:00〜2008/05/31 00:00▼

1.和歌山県南部で大雨、土砂崩れも(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:串本,和歌山,休校,雨量,土砂,土砂崩れ,古座川 RV=97.9
2.豪雨:県南部で休校相次ぐ がけ崩れも発生 /和歌山(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:串本,和歌山,休校,古座川 RV=61.6
3.硫化水素漏れで規制続く 中国新聞
  キーワード:企業,ホテル,区域 RV=31.1
4.「発生の原因究明急いで」 中国新聞
  キーワード:企業,ホテル,区域 RV=31.1
5.硫化水素漏れで規制続く 中国新聞
  キーワード:企業,ホテル,区域 RV=31.1

 ▼2008/05/31 00:00〜2008/06/01 00:00▼

1.甘木鉄道で再出発 高千穂鉄道の元運転士斉藤さん 古里離れ、6月から乗務 「地域結ぶ手助けを」(西日本新聞) 西日本新聞
  キーワード:福岡,通勤,斉藤,楽しむ,高千穂,同線,放送,民間,佐賀,山間 RV=40.1

 ▼2008/06/01 00:00〜2008/06/02 00:00▼

1.洪水・土砂災害に備え 佐野市がハザードマップ全戸配布を開始(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:マップ,土砂,ハザード,区域,想定,洪水 RV=62.5
2.土砂災害を防げ/県内各地で訓練(カナロコ) カナロコ
  キーワード:土砂,土砂崩れ,想定,横浜,氾濫,市町村 RV=50.4
3.土砂災害を防げ/県内各地で訓練(カナロコ) カナロコ
  キーワード:土砂,土砂崩れ,想定,横浜,氾濫,市町村 RV=50.4

 ▼2008/06/02 00:00〜2008/06/03 00:00▼

1.台風5号、伊豆諸島へ北上=3日昼に最接近−気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:北東,時速,接近,八丈島,伊豆諸島,東日本,温帯 RV=62.2
2.台風5号、伊豆諸島接近へ=太平洋側は強風、大雨に注意−気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:北東,時速,接近,伊豆諸島,東日本,温帯 RV=53.3
3.東京多雨 降雨観測4月「17日」、5月「20日」(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:降雨,勢力,接近,東日本,千葉 RV=44.5

 ▼2008/06/03 00:00〜2008/06/04 00:00▼

1.台風5号、伊豆諸島最接近へ=強風、高波に警戒呼び掛け−気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:北東,八丈島,接近,時速,伊豆諸島,東日本 RV=55.2
2.土砂災害警戒情報:携帯電話サイトでも確認 素早い備えや自主避難に /和歌山(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:和歌山,土砂,降雨 RV=39.7

 ▼2008/06/04 00:00〜2008/06/05 00:00▼

1.洪水予報より分かりやすく 中国新聞
  キーワード:雨量,下関,予報,水位,待機,洪水 RV=48.1
2.民家の石垣崩れる 大雨の影響、市道全面通行止め(琉球新報) 琉球新報
  キーワード:崩れる,沖縄,洪水,市道 RV=26.6

 ▼2008/06/05 00:00〜2008/06/06 00:00▼

1.台風被害で2300万赤字 農業共済連合会07年度決算(琉球新報) 琉球新報
  キーワード:組合,ホテル,接近,ハウス,保険,沖縄,共済,基準 RV=64.7

 ▼2008/06/06 00:00〜2008/06/07 00:00▼

1.大雨:県南部を中心に 各地で警報発令 上勝で188ミリ、海陽183ミリ /徳島(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:雨量,土砂崩れ,鳴門,解除,冠水,洪水,始め RV=55.8
2.災害時協力協定:宮崎市、宮交など8業者と締結 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:組合,ホテル,協定 RV=30.5

 ▼2008/06/07 00:00〜2008/06/08 00:00▼

1.松山市、災害避難情報伝える自動電話の運用開始(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:土砂崩れ,援護,高潮,洪水,システム,民生,高齢,放送,山間,流域 RV=58.4

 ▼2008/06/08 00:00〜2008/06/09 00:00▼

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 ▼2008/06/09 00:00〜2008/06/10 00:00▼

1.<天気>寒気影響で不安定 9日夜に東日本などで大雨、落雷、ひょうなどに注意呼びかけ 気象庁(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:土砂,竜巻,東日本,都心,雨,非常,本州 RV=48.7
2.元国交省職員に懲役2年6月=台風復旧工事汚職−神戸地裁(時事通信) 時事通信
  キーワード:被告,判決,神戸 RV=20.1

 ▼2008/06/10 00:00〜2008/06/11 00:00▼

1.4月開通のトンネル付近で土砂崩れ 和歌山・岩出市(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:和歌山,土砂,崩れる,通行,岩出,県道,夕,開通 RV=64.1

 ▼2008/06/11 00:00〜2008/06/12 00:00▼

1.中国地方が梅雨入り 中国・四国では大雨で災害に警戒(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:雨量,土砂,竜巻,鹿児島,前線,梅雨入り,夕方,沖縄 RV=72.0
2.九州北部と山口梅雨入り 12日まで大雨の恐れ(西日本新聞) 西日本新聞
  キーワード:雨量,土砂,降雨,鹿児島,前線,梅雨入り RV=58.9
3.九州・四国で大雨、土砂災害に警戒 雷雨や竜巻のおそれも(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:雨量,土砂,竜巻,鹿児島,前線,夕方 RV=57.3

 ▼2008/06/12 00:00〜2008/06/13 00:00▼

1.梅雨入り早々大雨被害 天草の総雨量、6月では過去最高 気象台 県内、土砂災害警戒を(西日本新聞) 西日本新聞
  キーワード:天草,休校,雨量,土砂,崩れる,前線,梅雨入り RV=83.2
2.梅雨入り早々大雨被害 天草の総雨量、6月では過去最高 気象台 県内、土砂災害警戒を(西日本新聞) 西日本新聞
  キーワード:天草,休校,雨量,土砂,崩れる,前線,梅雨入り RV=83.2
3.<大雨>家屋倒壊で女性1人死亡 軽トラの1人不明に 大分(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:集落,土砂崩れ,土砂,崩れる,前線,大分 RV=74.4
4.大雨 家屋倒壊で女性1人死亡 軽トラの1人不明に 大分(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:集落,土砂崩れ,土砂,崩れる,前線,大分 RV=74.4

 ▼2008/06/13 00:00〜2008/06/14 00:00▼

1.進まぬ土砂災害対策 大雨・九重町崩落事故 県が擁壁緊急設置へ(西日本新聞) 西日本新聞
  キーワード:集落,土砂崩れ,土砂,臼杵,雨量 RV=71.1
2.豪雨:「ドーン」裏山崩れる 九重町で悪夢再び、民家崩壊1人死亡 /大分(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:土砂崩れ,降雨,区域,土砂,臼杵,雨量 RV=64.2

 ▼2008/06/14 00:00〜2008/06/15 00:00▼

1.青森・藤崎で竜巻、住宅4棟損壊 リンゴ畑も被害(河北新報) 河北新報
  キーワード:集落,竜巻,組合,ハウス,北東,ごみ,渦,住宅 RV=90.8
2.青森で「F1」竜巻 民家被害(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:竜巻,ハウス,破損,雷 RV=35.3

 ▼2008/06/15 00:00〜2008/06/16 00:00▼

1.ニュースワイド:上士幌・大雪山の天然林皆伐 管理優先の林野行政 /北海道(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:伐る,皆,森林,林野庁,保護,公園,洗,管内,伐採,火事 RV=93.9

 ▼2008/06/16 00:00〜2008/06/17 00:00▼

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 ▼2008/06/17 00:00〜2008/06/18 00:00▼

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 ▼2008/06/18 00:00〜2008/06/19 00:00▼

1.富士山測候所:送電線と電柱が破損、研究ピンチ NPOに気象庁「負担せず」 /静岡(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:企業,想定,破損,修理,調整,富士山 RV=42.0
2.嘉穂劇場子どもキャンプ:参加小学生100人を募集−−来月19、20日 /福岡(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:劇場,保護,保険,水害 RV=31.4

 ▼2008/06/19 00:00〜2008/06/20 00:00▼

1.九州北部激しい雨 黒木町で男性重体(西日本新聞) 西日本新聞
  キーワード:福岡,崩れる,大分,土砂,前線,梅雨,雨量,始め,熊本 RV=79.7
2.<九州北部>大雨で冠水 筑後川の堤防崩れる(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:福岡,崩れる,土砂,前線,梅雨,雨量 RV=54.3
3.九州北部で記録的豪雨=1時間で100ミリ超−気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:福岡,前線,梅雨,熊本 RV=34.9

 ▼2008/06/20 00:00〜2008/06/21 00:00▼

1.九州北部で大雨 佐賀市の道路 100か所冠水(西日本新聞) 西日本新聞
  キーワード:佐賀,福岡,大分,崩れる,久留米 RV=61.1
2.<大雨>九州北部、20日も大雨のおそれ 土砂災害など警戒呼びかけ(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:佐賀,福岡,大分,崩れる,久留米 RV=61.1
3.大雨:梅雨前線、各地で大暴れ 家屋浸水、がけ崩れなど被害相次ぐ /福岡(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:福岡,崩れる,久留米 RV=32.9

 ▼2008/06/21 00:00〜2008/06/22 00:00▼

1.<梅雨前線>熊本を中心に九州で豪雨、各地で被害(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:佐賀,天草,福岡,城市,熊本,宇土,大分,崩落,土砂崩れ RV=131.1
2.<大雨>梅雨前線停滞 熊本で土砂崩れ、河川増水(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:天草,城市,熊本,宇土,崩落,土砂崩れ RV=82.5
3.22日まで大雨の恐れ 九州(西日本新聞) 西日本新聞
  キーワード:佐賀,福岡,熊本,大分,久留米 RV=73.5

 ▼2008/06/22 00:00〜2008/06/23 00:00▼

1.九州 激しい雨続く 熊本でJR、道路が不通(西日本新聞) 西日本新聞
  キーワード:佐賀,城市,熊本,福岡,宇土,大分,崩れる,三角 RV=117.4
2.<大雨>裏山崩れ男性重体 熊本・多良木(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:城市,熊本,崩れる RV=44.4
3.大雨 裏山崩れ女性重体 熊本・多良木(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:城市,熊本,崩れる RV=44.4

 ▼2008/06/23 00:00〜2008/06/24 00:00▼

1.熊本で女性死亡 九州各地大雨被害(西日本新聞) 西日本新聞
  キーワード:熊本,福岡,大分,久留米,土砂崩れ RV=72.2
2.和歌山県南部で激しい雨 交通機関に影響(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:新宮,和歌山,那智勝浦,崩落,土砂崩れ RV=68.8
3.大雨:県内豪雨 3市町で2648人避難勧告 総雨量400ミリ超も /熊本(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:熊本,城市,土砂崩れ RV=47.3

 ▼2008/06/24 00:00〜2008/06/25 00:00▼

1.大雨に備え連携確認/相模川下流域の3市町(カナロコ) カナロコ
  キーワード:マップ,水位,冠水,予報 RV=41.2
2.大雨:国交省佐賀河川事務所「導水効果あった」 浸水400ヘクタール軽減 /佐賀(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:佐賀,放流 RV=35.9
3.<御巣鷹の尾根>土砂崩れで登山道通行止め 迂回ルート検討(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:ダム,土砂崩れ RV=23.7

 ▼2008/06/25 00:00〜2008/06/26 00:00▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2008/06/26 00:00〜2008/06/27 00:00▼

1.大雨:唐津でがけ崩れ 被害2億3830万円−−県発表 /佐賀(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:佐賀,土砂崩れ,崩れる,裏山,がけ崩れ,活発,梅雨 RV=80.6
2.台風被害詐欺:首謀者の被告に懲役9年の判決−−宮崎地裁 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:被告,保険,判決 RV=27.4

 ▼2008/06/27 00:00〜2008/06/28 00:00▼

1.週末から月曜にかけ、九州から東日本で激しい雨の恐れ(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:活発,梅雨,夕方,昼前,前線,東日本,九州,南海,空気,雷 RV=67.6

 ▼2008/06/28 00:00〜2008/06/29 00:00▼

1.30日にかけ西〜東日本で大雨=落雷、突風にも注意−気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:活発,昼前,梅雨,東日本,岩手,地震,九州 RV=52.9
2.近畿、豪雨の恐れ(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:活発,昼前,梅雨,東日本,九州 RV=39.0
3.九州から東日本、大雨に注意=梅雨前線が活発化−気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:活発,北東,梅雨,東日本,九州 RV=38.2

 ▼2008/06/29 00:00〜2008/06/30 00:00▼

1.九州各地で大雨 那珂川町で118ミリ(西日本新聞) 西日本新聞
  キーワード:佐賀,福岡,活発,始め RV=59.9
2.高知・魚梁瀬で350ミリ超=東海、関東でも激しい雨−気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:活発,静岡,岩手,地震 RV=34.0
3.<大雨>徳島で裏山崩れ、民家1棟全壊 浸水や避難勧告も(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:崩れる,活発,裏山 RV=30.2

 ▼2008/06/30 00:00〜2008/07/01 00:00▼

1.和歌山県全域に強い雨 広川町ではがけ崩れ、御坊市では道路が冠水(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:新宮,和歌山,田辺,崩れる RV=55.6
2.豪雨:床上浸水47棟など被害 県東部中心に局地的 /高知(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:安芸,降雨,土砂崩れ,活発 RV=52.8
3.豪雨:床上浸水47棟など被害 県東部中心に局地的 /高知(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:安芸,降雨,土砂崩れ,活発 RV=52.8

 ▼2008/07/01 00:00〜2008/07/02 00:00▼

1.安芸の突風:竜巻の可能性 /高知(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:安芸,竜巻,活発,ハウス RV=53.6
2.大雨:農作物など被害1億3600万円 ハウス損壊や野菜冠水−−安芸など /高知(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:安芸,竜巻,ハウス,冠水 RV=53.2
3.豪雨:神山でも土砂崩れ 美波と阿南で県道通行止め、復旧まだ /徳島(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:日和佐,土砂崩れ,崩れる,美波,阿南 RV=51.1

 ▼2008/07/02 00:00〜2008/07/03 00:00▼

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 ▼2008/07/03 00:00〜2008/07/04 00:00▼

1.新宮東牟婁で大雨 那智勝浦で土砂崩れ(和歌山)(紀伊民報) 紀伊民報
  キーワード:新宮,串本,和歌山,那智勝浦,土砂崩れ,崩れる,古座川,太地,始め,通行 RV=126.6

 ▼2008/07/04 00:00〜2008/07/05 00:00▼

1.県北は真夏日、県南は豪雨 和歌山(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:新宮,和歌山,那智勝浦,土砂崩れ,太地,崩れる,県道 RV=95.5

 ▼2008/07/05 00:00〜2008/07/06 00:00▼

1.大雨:東部を中心に被害 富士で観測史上最多、1時間雨量111.5ミリ /静岡(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:静岡,ハウス,土砂崩れ,崩れる,冠水,床上,史上,最多,大気,沼津 RV=79.4

 ▼2008/07/06 00:00〜2008/07/07 00:00▼

1.局地豪雨で124戸浸水 福山 中国新聞
  キーワード:降雨,土砂崩れ,冠水,県道,床上,大気,全面,片側,市道,落雷 RV=74.2

 ▼2008/07/07 00:00〜2008/07/08 00:00▼

1.類似施設に「硫化水素なし」 中国新聞
  キーワード:ホテル,松江,基準,水素,硫化,自主,スペース RV=56.4

 ▼2008/07/08 00:00〜2008/07/09 00:00▼

1.宇治田原の府道で土砂崩れ 激しい雨で、城陽では床下浸水(京都新聞) 京都新聞
  キーワード:府,宇治,冠水,崩れる RV=41.0
2.大雨:河川護岸や道路など137カ所被害 県試算11億2700万円の損失 /高知(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:安芸,崩落 RV=35.6
3.津堅島、粟国島海上で竜巻3度(琉球新報) 琉球新報
  キーワード:竜巻,空気 RV=20.4

 ▼2008/07/09 00:00〜2008/07/10 00:00▼

1.奈良県内で局地的大雨 3000世帯で停電、がけ崩れも(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:桜井,崩落,冠水,土砂崩れ RV=49.2
2.大雨:浸水相次ぐ 桜井など床上1棟、床下78棟 /奈良(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:桜井,崩落,冠水 RV=39.5
3.<気象庁>大雨情報配信できず シムテム設定を誤り(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:降雨,富山,静岡 RV=35.2

 ▼2008/07/10 00:00〜2008/07/11 00:00▼

1.和歌山県内も強い雨(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:和歌山,降雨,田辺,始め,接近,岩出,大気 RV=73.4
2.高岡の突風:「竜巻」と推定−−富山地方気象台 /富山(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:竜巻,富山,活発,大気 RV=39.8

 ▼2008/07/11 00:00〜2008/07/12 00:00▼

1.久松寺:74年ぶり本堂再建 21日に喜びの落慶法要−−大和郡山 /奈良(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:桜井,再建,丸子,大和郡山,平屋,本堂,上田,瓦,寺,役員 RV=53.5

 ▼2008/07/12 00:00〜2008/07/13 00:00▼

1.猛暑で熱中症262人搬送、突風・雷雨被害も(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:静岡,修理,トラック,落雷,雷雨,部分 RV=39.1
2.大雨:土砂崩れ、床上・床下浸水も−−古殿 /福島(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:土砂崩れ,床上,夕,流入 RV=26.8

 ▼2008/07/13 00:00〜2008/07/14 00:00▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2008/07/14 00:00〜2008/07/15 00:00▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2008/07/15 00:00〜2008/07/16 00:00▼

1.台風7号発生、沖縄の南海上へ=17日に先島諸島へ接近か−気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:接近,時速,半径,諸島,南西,島 RV=30.8

 ▼2008/07/16 00:00〜2008/07/17 00:00▼

1.台風4号:被害から1年 被害地復旧状況、県と白石市説明 /宮城(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:通行,地震,岩手,地盤,市道 RV=35.6

 ▼2008/07/17 00:00〜2008/07/18 00:00▼

1.木津川などの洪水ハザードマップ 木津川市作成、HPに掲載 (京都新聞) 京都新聞
  キーワード:マップ,府,ハザード,区域,想定,木津川 RV=59.2
2.有村海上スト 船舶、本土移動へ(琉球新報) 琉球新報
  キーワード:組合,接近,船舶 RV=24.1

 ▼2008/07/18 00:00〜2008/07/19 00:00▼

1.自主防災組織、市町でバラツキ 福井豪雨から4年(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:福井,援護,組織,自主 RV=36.2
2.大雨で11棟が床上浸水、床下浸水203棟 滋賀県北部・長浜(京都新聞) 京都新聞
  キーワード:始め,ごみ,床上,雨水 RV=27.6

 ▼2008/07/19 00:00〜2008/07/20 00:00▼

1.福井豪雨:発生から4年 教訓生かせたか 県担当者に現状と課題聞く /福井(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:福井,組織,援護,自主 RV=40.2
2.岡谷の豪雨災害:06年の災害から2年、現場の復旧進む 20の砂防堰堤完成 /長野(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:堰 RV=33.5
3.長浜で214戸浸水 湖北地域で豪雨(中日新聞) 中日新聞
  キーワード:降雨,ごみ,文化財 RV=27.9

 ▼2008/07/20 00:00〜2008/07/21 00:00▼

1.九州豪雨:水害から5年 嘉穂劇場で子どもキャンプ、天災の怖さ学ぶ /福岡(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:皆,劇場,接近,見学,水害 RV=52.5
2.神の川ヒュッテ再建:管理委、9月再開目指す /神奈川(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:再建,ヒュッテ,自主,流入,修復 RV=38.2

 ▼2008/07/21 00:00〜2008/07/22 00:00▼

1.福井の崩落事故:土砂崩れから2年 犠牲の2人を追悼 /福井(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:福井,崩落,土砂崩れ,丸,斜面,住宅,住む,総額,コース,聡 RV=58.9

 ▼2008/07/22 00:00〜2008/07/23 00:00▼

1.久松寺:74年ぶり本堂再建、落慶法要 「禅を聴く会」毎月開催−−大和郡山 /奈良(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:桜井,再建,丸子,寺,大和郡山,本堂,上田,法要,講演,平等寺 RV=66.1

 ▼2008/07/23 00:00〜2008/07/24 00:00▼

1.竜巻3つ相次いで発生 与那原町、西原町沖(琉球新報) 琉球新報
  キーワード:竜巻,空気,湿る,雲,沖縄気象台,禁止,西原,浜,東部,海水浴 RV=50.7

 ▼2008/07/24 00:00〜2008/07/25 00:00▼

1.県北部豪雨から2年 水位や雨量 ネットで提供 国交省事務所 川内川、進むソフト対策(西日本新聞) 西日本新聞
  キーワード:マップ,水位,ハザード,川内川,水害,作成,はんらん,自治体 RV=61.3

 ▼2008/07/25 00:00〜2008/07/26 00:00▼

1.JA宮崎経済連 園芸、畜産農家に15億円緊急支援 燃料、飼料高騰で来月から(西日本新聞) 西日本新聞
  キーワード:ハウス,組合,経済連,飼料,助成 RV=38.4
2.<突風>屋根飛ばされ冠水も 群馬(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:冠水,館林,大気,夕 RV=28.3
3.突風 屋根飛ばされ冠水も 群馬(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:冠水,館林,大気,夕 RV=28.3

 ▼2008/07/26 00:00〜2008/07/27 00:00▼

1.台風8号、先島諸島に接近=高波に警戒呼び掛け−気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:接近,勢力,諸島,沖縄,しけ RV=33.2
2.台風8号 宮古、石垣地方 今夜遅く強風域(琉球新報) 琉球新報
  キーワード:昼前,接近,南大東島,半径 RV=27.9
3.稲刈り:お盆に新米、お届けします 黄金色の稲穂刈り取り−−串本 /和歌山(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:串本 RV=22.0

 ▼2008/07/27 00:00〜2008/07/28 00:00▼

1.各地で荒天被害、テントに突風で1人死亡…河川増水で2人不明(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:福井,敦賀,竜巻 RV=43.8
2.<突風>イベント会場で作業中の3人重軽傷 滋賀(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:降雨,竜巻,彦根 RV=31.9
3.突風でテント飛ばされ男性1人死亡 福井・敦賀(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:福井,敦賀 RV=31.3
4.テント飛ばされ9人死傷=イベント会場、突風吹く−福井・敦賀(時事通信) 時事通信
  キーワード:福井,敦賀 RV=31.3
5.<突風>大型テント飛ばされ男性死亡、8人軽傷 福井・敦賀(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:福井,敦賀 RV=31.3
6.突風 大型テント飛ばされ男性死亡9人重軽傷 福井・敦賀(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:福井,敦賀 RV=31.3
7.テント飛ばされ男性死亡=福井・敦賀(時事通信) 時事通信
  キーワード:福井,敦賀 RV=31.3

 ▼2008/07/28 00:00〜2008/07/29 00:00▼

1.金沢で浅野川が氾濫、5万人に避難指示(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:金沢,富山,砺,水位,流す RV=84.7
2.<大雨>神戸・都賀川が増水 子供3人と女性死亡(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:河口,水位,流す,神戸 RV=72.5
3.大雨 神戸・都賀川が増水 子供3人と女性死亡(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:河口,水位,流す,神戸 RV=72.5

 ▼2008/07/29 00:00〜2008/07/30 00:00▼

1.【豪雨被害】神戸・水難事故行方不明者の捜索続く (産経新聞) 産経新聞
  キーワード:河口,都賀,神戸,水位,灘 RV=111.1
2.不明の男性、捜索を再開 神戸・濁流4人死亡(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:河口,都賀,神戸,水位,灘 RV=111.1
3.不明の男性、捜索を再開 神戸・濁流4人死亡(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:河口,都賀,神戸,水位,灘 RV=111.1

 ▼2008/07/30 00:00〜2008/07/31 00:00▼

1.北陸大雨:床上、床下浸水2700棟 県と金沢市、被災者の相談窓口設置 /石川(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:金沢,敦賀,浅野川,福井,神戸,水位 RV=141.6
2.神戸・都賀川の豪雨災害、不明男性の遺体見つかる(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:河口,都賀,灘,神戸 RV=109.9
3.不明の男性、遺体で発見=都賀川増水、死者5人に−兵庫(時事通信) 時事通信
  キーワード:河口,都賀,灘,神戸 RV=109.9

 ▼2008/07/31 00:00〜2008/08/01 00:00▼

1.京都府、全管理河川を点検 市も調査着手、神戸事故受け(京都新聞) 京都新聞
  キーワード:都賀,灘,神戸,水位,府 RV=111.9
2.県東部集中豪雨:黄瀬川水位、10分で2.7メートル急上昇−−国交省調査 /静岡(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:都賀,灘,神戸,水位 RV=97.3
3.北陸大雨:金沢の浅野川はんらん 健在、助け合い精神 住民、泥かき作業続く /石川(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:金沢,集落,浅野川 RV=81.9

 ▼2008/08/01 00:00〜2008/08/02 00:00▼

1.学童保育の防災対策見直し、都賀川増水事故で 神戸市(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:都賀,灘,神戸,濁流,流す RV=108.3
2.北陸大雨:白糸川床が再開 豪雨からの復興アピール ガス灯も再点灯−−金沢 /石川(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:金沢,浅野川 RV=57.5
3.北陸大雨:老舗の三味線店も再開 店主「しょぼくれていても…」 /石川(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:金沢,浅野川 RV=57.5

 ▼2008/08/02 00:00〜2008/08/03 00:00▼

1.北陸大雨:浸水被害の金沢、家屋の泥を取り除く 高校生がボランティア /石川(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:金沢,浅野川,流す,泥 RV=82.1
2.北陸大雨:「災害ごみ処理最優先」 対策本部員会議で知事 /石川(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:金沢,ごみ,知事 RV=49.0
3.北陸大雨:「災害ごみ処理最優先」 対策本部員会議で知事 /石川(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:金沢,ごみ,知事 RV=49.0

 ▼2008/08/03 00:00〜2008/08/04 00:00▼

1.兵庫県、警報装置の設置検討=気象情報と直結−都賀川増水(時事通信) 時事通信
  キーワード:都賀,灘,神戸,児童 RV=85.5
2.降水量、平年比1―4割減 中国新聞
  キーワード:下関,接近,下松,史上 RV=27.0

 ▼2008/08/04 00:00〜2008/08/05 00:00▼

1.猛暑:各地で 小浜で37.4度、観測史上最高 /福井(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:敦賀,福井,空気 RV=53.5
2.関東甲信で局地的雷雨、山梨では全56万世帯が停電(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:雷雨,信号,甲府 RV=24.3
3.石鎚山の善意の若木、スッパリ切断 約100本被害(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:森林,公園,植樹 RV=21.9

 ▼2008/08/05 00:00〜2008/08/06 00:00▼

1.マンホール増水事故 見えない濁流襲う、呼びかけに返答なし(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:下水道,都賀,マンホール,流す,神戸 RV=153.7
2.<大雨>下水道工事作業員5人流される 東京・豊島(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:下水道,マンホール,流す,水位 RV=118.7
3.大雨 下水道工事作業員5人流される 東京・豊島(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:下水道,マンホール,流す,水位 RV=118.7
4.<マンホール事故>生活に影響少ない工法…天気次第で危険も(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:下水道,マンホール,流す,水位 RV=118.7
5.マンホール事故 生活に影響少ない工法…天気次第で危険も(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:下水道,マンホール,流す,水位 RV=118.7

 ▼2008/08/06 00:00〜2008/08/07 00:00▼

1.【マンホール増水事故】都心に「局地豪雨」 近年増加、注意呼びかけ(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:下水道,金沢,都賀,浅野川,灘,神戸,流す RV=210.7
2.「親水護岸」10カ所に警報施設 和歌山県、神戸の死亡事故受け(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:金沢,都賀,浅野川,神戸,流す RV=138.4
3.2人死亡、3人不明=「鉄砲水来た」、捜索続く−雨で急増、下水道流される・東京(時事通信) 時事通信
  キーワード:下水道,マンホール,流す RV=106.2
4.<マンホール事故>作業員2人死亡、なお3人不明(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:下水道,マンホール,流す RV=106.2
5.マンホール事故 作業員2人死亡、なお3人不明(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:下水道,マンホール,流す RV=106.2
6.「空模様おかしく」 マンホール増水、事故直前に天候変化3度伝える(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:下水道,マンホール,流す RV=106.2

 ▼2008/08/07 00:00〜2008/08/08 00:00▼

1.<マンホール事故>気象情報の自動受信装置備えず…業者側(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:下水道,都,流す,下水,豊島 RV=119.6
2.北陸大雨:県が対応策、防災体制検討の第三者委設置へ /石川(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:金沢,浅野川,上流 RV=73.5
3.雷雨:川に流され男性死亡 停電、落雷…被害相次ぐ /栃木(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:流す RV=20.4
4.雷雨:川に流され男性死亡 停電、落雷…被害相次ぐ /栃木(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:流す RV=20.4

 ▼2008/08/08 00:00〜2008/08/09 00:00▼

1.記者リポート:建設の是非巡り、迷走する大戸川ダム 実像知るため現場を歩く /滋賀(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:集落,ダム,流す,水位 RV=91.7
2.都賀川の増水事故:住民参加で巡回強化 神戸市、再発防止で /兵庫(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:都賀,灘,神戸 RV=81.7
3.北陸大雨:金沢の集中豪雨、被害状況を調査−−参議院特別委 /石川(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:金沢,浅野川,湯涌 RV=80.2

 ▼2008/08/09 00:00〜2008/08/10 00:00▼

1.<ニュース1週間>いよいよ北京五輪開幕/ギャグ漫画家・赤塚不二夫さん死去(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:下水道,マンホール,都,流す,豊島,都内 RV=147.4
2.県内で局地的雷雨 火災、停電、交通に乱れ(西日本新聞) 西日本新聞
  キーワード:福岡,雷雨,久留米 RV=38.3
3.雷雨:福岡地方に 駐車場の車が浸水被害、停電でコンサート中断も−−春日 /福岡(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:福岡,雷雨,久留米 RV=38.3

 ▼2008/08/10 00:00〜2008/08/11 00:00▼

1.雷雨:県内全域見舞う 鉄道、一時運休 /山梨(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:山梨,雷雨,甲府,信号,富士山,東京電力,富士急行,富士,トラブル RV=72.4
2.鉄道トラブル:JR神埼駅で信号機故障 列車17本運休 /佐賀(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:佐賀,トラブル RV=22.0

 ▼2008/08/11 00:00〜2008/08/12 00:00▼

1.08記者リポート:福井 敦賀・テント倒壊を検証 /福井(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:敦賀,福井,イベント,会場,五島,見分,実況,急,フロント,スト RV=126.9

 ▼2008/08/12 00:00〜2008/08/13 00:00▼

1.神戸・都賀川の増水事故:注意喚起看板設置へ 県が15河川の進入路に /兵庫(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:都賀,神戸,水位,上流,点検,積乱雲,階段,六甲山,親水,看板 RV=131.7

 ▼2008/08/13 00:00〜2008/08/14 00:00▼

1.親水施設の増水対策に遅れ、警報装置は6都県の15か所だけ(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:都賀,灘,ダム,神戸,流す,和歌山,放流,親水,公園,聞き取る RV=166.5

 ▼2008/08/14 00:00〜2008/08/15 00:00▼

1.陥没原因は豪雨による下水管接合部の破損(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:下水道,都,下水,足立 RV=100.0
2.雑司が谷の下水工事事故:技術系幹部ら、突発的豪雨対策へ−−都 /東京(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:都,流す,下水,豊島,雑司が谷 RV=82.0
3.コロッケアートが高岡駅の地下街彩る 園児の絵91点を15日から展示(富山新聞) 富山新聞
  キーワード:コロッケ,子ども RV=30.2

 ▼2008/08/15 00:00〜2008/08/16 00:00▼

1.雑司が谷の下水工事事故:工事関係者に来月気象講習−−事故調 /東京(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:下水道,都,流す,豊島,降雨,雑司が谷,地下 RV=137.1
2.マンホール事故受け気象講習を実施 東京(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:下水道,都,流す,豊島,雑司が谷 RV=114.3
3.事件・事故:落雷で電車の遅れや停電相次ぐ /広島(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:安芸 RV=21.6

 ▼2008/08/16 00:00〜2008/08/17 00:00▼

1.落雷で都内3区の11万3000世帯が一時停電(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:豊島,消防庁,警視庁 RV=35.4
2.県の土砂災害対策に遅れ 1032ヵ所中わずか3(琉球新報) 琉球新報
  キーワード:区域,マップ RV=23.0

 ▼2008/08/17 00:00〜2008/08/18 00:00▼

1.大雨:太宰府で71.5ミリ 福岡市では道路冠水、筑紫野で床下浸水 /福岡(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:水位,濁流,福岡 RV=52.0
2.大雨:庄内・最上で被害 土砂撤去完了、山形道が復旧 /山形(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:点検,崩壊,のり RV=28.6
3.千人灯籠踊り:雨で中止−−山鹿 /熊本(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:降雨,熊本 RV=22.2

 ▼2008/08/18 00:00〜2008/08/19 00:00▼

1.08記者リポート:金沢・浅野川はんらん 対応後手の行政に課題 /石川(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:金沢,ダム,浅野川,湯涌,水位,上流 RV=144.8
2.街の学校に自然を 高岡市博労小で親子が観察池整備(富山新聞) 富山新聞
  キーワード:流す,子ども RV=29.2

 ▼2008/08/19 00:00〜2008/08/20 00:00▼

1.<雷>都心7月、最近50年間で最多 家電被害も相次ぐ(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:福岡,家電,相談,山梨,高気圧,予報,都市,勢力 RV=88.9
2.雷 都心7月、最近50年間で最多 家電被害も相次ぐ(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:福岡,家電,相談,山梨,高気圧,予報,都市,勢力 RV=88.9
3.写真集:激動の歴史を活写「足尾鉄道の一世紀」 秘蔵写真と論文掲載 /群馬(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:足尾,組織 RV=21.5

 ▼2008/08/20 00:00〜2008/08/21 00:00▼

1.大雨:佐渡で1時間に110ミリ 床上浸水1棟、床下浸水28棟 /新潟(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:集落,鉄砲水,沢,三条,佐渡,及ぶ RV=63.2
2.大雨:七尾で家屋10棟浸水 能登でまた、JRも運休 /石川(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:金沢,短時間 RV=40.8

 ▼2008/08/21 00:00〜2008/08/22 00:00▼

1.浸水10分で水位70センチ ゲリラ豪雨 鴨川河川敷も注意(京都新聞) 京都新聞
  キーワード:都賀,神戸,水位,流す,上流,降雨 RV=119.4
2.前田利長ゆかりの地をたどる 高岡で初の金沢散歩学 瑞龍寺や八丁道など巡る(富山新聞) 富山新聞
  キーワード:金沢,高岡 RV=46.6
3.<落雷>小田急、乱れる(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:変電,降雨 RV=26.3

 ▼2008/08/22 00:00〜2008/08/23 00:00▼

1.親水公園などがある川、急な増水の警報装置4・7%だけ(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:都賀,ダム,神戸,放流,親水,急 RV=117.5
2.過去にも25河川で増水事故=「親水空間」緊急調査−国交省(時事通信) 時事通信
  キーワード:都賀,神戸,流す,親水 RV=84.5
3.大雨:11棟で床下浸水 道路冠水、JRも運休や乱れ−−県沿岸部中心に /秋田(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:河口,水位 RV=50.7

 ▼2008/08/23 00:00〜2008/08/24 00:00▼

1.北陸大雨:仮設住宅7戸を着工−−県 /石川(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:金沢,浩,修理,高橋,慶,砂防,県営,応急 RV=70.3

 ▼2008/08/24 00:00〜2008/08/25 00:00▼

1.110番2回…警察も出動せず 栃木の車水没死(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:鹿沼,指示,目撃,110番,水没 RV=29.4

 ▼2008/08/25 00:00〜2008/08/26 00:00▼

1.<異常気象>原因は積乱雲…温暖化影響も…予測難しく(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:都賀,マンホール,敦賀,神戸,福井,上流,豊島,イベント RV=175.2
2.豪雨被害の金沢市と富山県南砺市、局地激甚災害に指定へ(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:金沢,砺 RV=58.7

 ▼2008/08/26 00:00〜2008/08/27 00:00▼

1.大雨:1週間で8月ひと月分 国道286号など5カ所通行止め−−県内 /宮城(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:ダム,水位,上流,下流 RV=76.2
2.敦賀の突風事故:遺族に見舞金200万円 保険で支払いへ−−敦賀市 /福井(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:敦賀,イベント,会場,保険 RV=58.1

 ▼2008/08/27 00:00〜2008/08/28 00:00▼

1.国交省が西湘海岸の砂浜復元へ/09年度予算に概算要求(カナロコ) カナロコ
  キーワード:ダム,流す,崩落,静岡 RV=66.8
2.京の社寺に雷注意呼び掛け 醍醐寺火災焼失で市消防局(京都新聞) 京都新聞
  キーワード:雷雨,伏見,文化財,寺,西京,東山 RV=53.1

 ▼2008/08/28 00:00〜2008/08/29 00:00▼

1.救助事例:神戸の河川増水で4件69人 過去10年間、市消防局が調査 /兵庫(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:都賀,灘,神戸 RV=83.2
2.敦賀のテント倒壊:突風事故1カ月 事故現場で黙とう、五島さんの冥福祈る /福井(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:敦賀,イベント,会場,五島 RV=63.8
3.関東北部・東海・北陸で大雨、東海道新幹線は20本運休(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:金沢 RV=34.2

 ▼2008/08/29 00:00〜2008/08/30 00:00▼

1.なにが原因? ゲリラ豪雨のメカニズム(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:岡崎,都賀,灘,神戸 RV=123.2
2.岡崎市豪雨 住民「これほどの水が来るとは」(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:岡崎,八王子,濁流,水位 RV=110.5
3.岡崎市豪雨 住民「これほどの水が来るとは」(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:岡崎,八王子,濁流,水位 RV=110.5

 ▼2008/08/30 00:00〜2008/08/31 00:00▼

1.<東海豪雨>県管理河川、改修済みは52% 被害止めきれず(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:下水道,岡崎,濁流 RV=108.8
2.北陸大雨:浅野川はんらん「今後も起こりうる」 金沢大調査団が緊急報告会 /石川(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:金沢,浅野川,湯涌,下水 RV=96.3
3.局地的な豪雨続く、東北から西日本の広い範囲で(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:岡崎,八王子,高尾 RV=92.8

 ▼2008/08/31 00:00〜2008/09/01 00:00▼

1.<ゲリラ豪雨>特殊レーダーなど事前予測法を強化…防災科研(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:降雨,都市,都内,短時間 RV=40.7
2.豪雨:東予で浸水相次ぐ 石手川ダム貯水率は微増 /愛媛(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:ダム RV=32.4
3.大雨:再び 134棟床上・床下浸水 /栃木(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:鹿沼,足利 RV=25.0

 ▼2008/09/01 00:00〜2008/09/02 00:00▼

1.局地的な大雨でがけ崩れや浸水、停電相次ぐ/神奈川県内(カナロコ) カナロコ
  キーワード:金沢,イベント,水没 RV=57.6
2.局地的な大雨でがけ崩れや浸水、停電相次ぐ/神奈川県内(カナロコ) カナロコ
  キーワード:金沢,イベント,水没 RV=57.6
3.<始業式>豪雨に負けないよ…愛知・岡崎でも元気に新学期(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:岡崎,伊賀 RV=53.8

 ▼2008/09/02 00:00〜2008/09/03 00:00▼

1.「平成20年8月末豪雨」で日赤が救護活動(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:岡崎,消防庁 RV=55.1
2.東海豪雨:名古屋市、42項目の生活支援策 区役所などで受け付け開始 /愛知(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:相談,適用,保険 RV=36.0
3.東海豪雨:一宮市、床上浸水385棟 00年「東海豪雨」上回る /愛知(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:水位,一宮 RV=28.7

 ▼2008/09/03 00:00〜2008/09/04 00:00▼

1.西濃大雨で土砂崩れや河川増水 住民ら自主避難も(中日新聞) 中日新聞
  キーワード:水位,急激,つかう,揖斐川,池田 RV=48.4
2.<豪雨>9300世帯3万人に避難勧告 岐阜・西濃地方(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:猛烈,揖斐川,池田 RV=23.9

 ▼2008/09/04 00:00〜2008/09/05 00:00▼

1.集中豪雨:一時3万人に避難勧告 床上、床下浸水は計131棟−−西濃 /岐阜(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:堰,揖斐川,大垣,水位,池田 RV=108.6
2.集中豪雨:一時3万人に避難勧告 床上、床下浸水は計131棟−−西濃 /岐阜(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:堰,揖斐川,大垣,水位,池田 RV=108.6
3.増水警報システム:県、六甲山系南側の12河川に回転灯を整備 /兵庫(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:都賀,灘,神戸,水位 RV=97.4

 ▼2008/09/05 00:00〜2008/09/06 00:00▼

1.人工林荒廃で被害拡大 西濃の豪雨(中日新聞) 中日新聞
  キーワード:ダム,揖斐川,集落,大垣,濁流,池田 RV=156.1
2.豪雨:床上・床下浸水176棟に−−西濃地方 /岐阜(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:ダム,揖斐川,大垣,池田 RV=110.2
3.被災地・岡崎にボランティア 温かい炊き出しに「ホッ」(中日新聞) 中日新聞
  キーワード:岡崎,神戸 RV=62.0

 ▼2008/09/06 00:00〜2008/09/07 00:00▼

1.北陸大雨:浅野川水害 「県は謝罪と補償を」堤防浸水で住民が文書提出 /石川(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:金沢,浅野川,濁流 RV=79.1
2.被災ごみ収集は峠越す 岡崎・豪雨から1週間(中日新聞) 中日新聞
  キーワード:岡崎,相談,ごみ RV=71.3
3.県北中部にまた豪雨 津でのり面崩落、市道ふさぐ(中日新聞) 中日新聞
  キーワード:菰野,濁流,上流,伊賀 RV=67.9

 ▼2008/09/07 00:00〜2008/09/08 00:00▼

1.大雨:床下浸水29棟、停電1156戸 須賀川で1時間に58.5ミリ /福島(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:のり,会津,中通り,片側,須賀川,白河 RV=29.8
2.ニュース24時:長岡、落雷で火事、停電 /新潟(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:長岡,全焼,出火,役員 RV=21.6

 ▼2008/09/08 00:00〜2008/09/09 00:00▼

1.箒杉を見上げ開店から10年/豪雨被害免れた夫婦が営む茶屋(カナロコ) カナロコ
  キーワード:濁流,ゲリラ,鉄砲水,崩落,箒 RV=62.7
2.県内各地で豪雨/川崎市で62ミリ、横浜で57ミリ(カナロコ) カナロコ
  キーワード:川崎,故障,高津 RV=33.3
3.箒杉を見上げ10年/鉄砲水免れた夫婦が営む山北の茶屋(カナロコ) カナロコ
  キーワード:ゲリラ,鉄砲水,箒 RV=31.3

 ▼2008/09/09 00:00〜2008/09/10 00:00▼

1.荒川決壊 死者7500人 1000年に1度、最悪ケース想定 中央防災会議(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:上流,足立,水没,排水,下流,取り残す,埼玉,都心,孤立,荒川 RV=85.1

 ▼2008/09/10 00:00〜2008/09/11 00:00▼

1.県:豪雨被災者に見舞金2491万円 /愛知(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:岡崎,見舞,半壊,被災,支給 RV=61.0
2.先島、12日にも暴風域の可能性 台風13号(琉球新報) 琉球新報
  キーワード:諸島,沖縄気象台,速い,先 RV=20.7

 ▼2008/09/11 00:00〜2008/09/12 00:00▼

1.伊方原発:先月の異常、落雷で出力変動4件 県、原因や対策発表 /愛媛(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:故障,点検,排水,同月,異常,判明 RV=53.9
2.台風13号、石垣島の南に=暴風・高波に警戒を−気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:諸島,猛烈,石垣島 RV=25.2
3.先島諸島、暴風域に=台風13号、ゆっくり北上−気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:諸島,猛烈,石垣島 RV=25.2

 ▼2008/09/12 00:00〜2008/09/13 00:00▼

1.台風13号、石垣島地方が暴風域(琉球新報) 琉球新報
  キーワード:石垣島,休校,先,勢力,与那国島,予報 RV=57.5
2.<天気>台風13号、石垣島地方が暴風域に(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:石垣島,諸島,先,猛烈,与那国島 RV=52.0
3.台風13号、先島諸島に接近=暴風、高波に警戒を−気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:石垣島,諸島,先,勢力 RV=44.0
4.石垣島、西表島が暴風域に(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:石垣島,諸島,先,勢力 RV=44.0
5.台風13号、高波などに警戒を=気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:石垣島,諸島,先,勢力 RV=44.0

 ▼2008/09/13 00:00〜2008/09/14 00:00▼

1.八重山諸島、引き続き暴風域に=石垣では記録的豪雨−台風13号(時事通信) 時事通信
  キーワード:石垣島,諸島,与那国島,先,猛烈,勢力 RV=67.3
2.台風13号、石垣で2人けが 先島7300世帯停電(琉球新報) 琉球新報
  キーワード:石垣島,与那国島 RV=28.5
3.八重山諸島、14日まで暴風域に=与那国でも記録的豪雨−台風13号(時事通信) 時事通信
  キーワード:石垣島,与那国島 RV=28.5

 ▼2008/09/14 00:00〜2008/09/15 00:00▼

1.台風13号、台湾上陸=今後Uターン、17日奄美接近−気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:石垣島,諸島,与那国島,先,勢力,島 RV=66.5
2.「水が来た」住民恐怖 台風13号直撃(琉球新報) 琉球新報
  キーワード:水門,与那国,不安 RV=22.0

 ▼2008/09/15 00:00〜2008/09/16 00:00▼

1.与那国全域で断水 台風13号、農作物被害1億円超(琉球新報) 琉球新報
  キーワード:与那国島,与那国,のり,判明,良,半径,西北西 RV=59.2
2.<台風13号>台北沖でほぼ停滞 17日午後に九州南海上へ(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:与那国,福岡,半径,高橋 RV=33.9

 ▼2008/09/16 00:00〜2008/09/17 00:00▼

1.台風13号 本島、今夕強風域に(琉球新報) 琉球新報
  キーワード:石垣島,与那国,良,沖縄気象台 RV=50.4
2.橋倒壊、道路も冠水 台風13号、与那国被害3億に(琉球新報) 琉球新報
  キーワード:与那国,与那国島,良,予報 RV=45.1
3.石垣空港の滑走路に落雷、閉鎖(琉球新報) 琉球新報
  キーワード:石垣島,滑走,沖縄気象台,穴 RV=43.0

 ▼2008/09/17 00:00〜2008/09/18 00:00▼

1.台風13号、農業被害2億円超(琉球新報) 琉球新報
  キーワード:与那国,与那国島,ごみ,点検,崩落,先 RV=74.1
2.山陽小野田・岩崎寺:“避難”の仏像里帰り 04年に台風被災の観音堂新しく /山口(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:河口,再建,足利 RV=51.8

 ▼2008/09/18 00:00〜2008/09/19 00:00▼

1.長浜豪雨災害は典型的都市型水害 県、市が検証 雨水貯留など必要(京都新聞) 京都新聞
  キーワード:下水道,降雨,都市 RV=61.8
2.<台風13号>九州南部に18日夜最接近(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:勢力,奄美,降雨,猛烈 RV=42.8
3.台風13号 九州南部に18日夜最接近(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:勢力,奄美,降雨,猛烈 RV=42.8

 ▼2008/09/19 00:00〜2008/09/20 00:00▼

1.新宮・熊野川町で土砂崩れ 台風13号、秋の紀南に打撃 (和歌山)(紀伊民報) 紀伊民報
  キーワード:新宮,串本,田辺,休校 RV=67.8
2.台風13号、四国沖を東へ 紀南地方で大雨(和歌山)(紀伊民報) 紀伊民報
  キーワード:新宮,串本,田辺,那智勝浦 RV=66.6
3.台風13号:きょう最接近 自主避難、授業中止も /熊本(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:天草,城市 RV=27.0

 ▼2008/09/20 00:00〜2008/09/21 00:00▼

1.台風13号 土砂崩れ、落雷火災も(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:新宮,串本,田辺,休校,那智勝浦,崩落 RV=104.3
2.台風13号:大雨、強風で被害 臨時休校/土砂崩れ/橋の通行止め /和歌山(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:新宮,串本,休校,那智勝浦 RV=77.2
3.事件・事故:台風通過時にサーフィンの男性救助 /高知(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:河口,安芸 RV=51.9

 ▼2008/09/21 00:00〜2008/09/22 00:00▼

1.防災集会:伊勢湾台風、忘れぬ−−名古屋・南区で /愛知(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:会場,流出,和歌山,港,来年 RV=41.5
2.国道220号:きょう午前8時に通行再開 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:日南,宮崎 RV=23.1

 ▼2008/09/22 00:00〜2008/09/23 00:00▼

1.大雨:JR東海道線でダイヤ乱れ 一時、運転見合わせ /岐阜(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:大垣,垂井 RV=34.7
2.大雨被害:浸水51軒、停電2万軒 JR27本運休、8500人に影響 /広島(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:安芸,降雨 RV=33.3
3.大雨被害:浸水51軒、停電2万軒 JR27本運休、8500人に影響 /広島(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:安芸,降雨 RV=33.3

 ▼2008/09/23 00:00〜2008/09/24 00:00▼

1.河川の増水、センサーで 京丹波の男性、水位警報装置を製作(京都新聞) 京都新聞
  キーワード:都賀,灘,神戸,水位,親水 RV=99.2
2.落雷:興福寺近くに あわや大惨事、文化財は無事−−奈良 /奈良(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:故障,文化財,寺,高岡 RV=42.1
3.<落雷>興福寺近くの松の木に あわや大惨事、文化財は無事−奈良 (毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:故障,文化財,寺,高岡 RV=42.1

 ▼2008/09/24 00:00〜2008/09/25 00:00▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2008/09/25 00:00〜2008/09/26 00:00▼

1.台風13号:集中豪雨などで被害2億3350万円−−日南市 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:日南,のり,崩壊,キャンプ RV=43.2
2.三重・岐阜豪雨:西濃の早期復旧へ、国交省に緊急要望−−被災で知事 /岐阜(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:揖斐川,知事 RV=41.4

 ▼2008/09/26 00:00〜2008/09/27 00:00▼

1.<気象庁>異常な豪雨時の雨量予測公表 全国1300地点(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:ゲリラ,マップ,福岡,異常,宮崎,三重 RV=59.7
2.豪雨:一宮市、災害救助費6000万円に /愛知(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:一宮,故障,見舞 RV=29.2

 ▼2008/09/27 00:00〜2008/09/28 00:00▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2008/09/28 00:00〜2008/09/29 00:00▼

1.狩野川台風:10トン10台80キロで激突 50年シンポで国発表 /静岡(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:ダム,劇場,上流 RV=60.6
2.台風15号、八重山に暴風警報(琉球新報) 琉球新報
  キーワード:石垣島,与那国島,諸島,先島 RV=56.8
3.猛烈な台風、先島諸島が暴風域へ=気象庁が警戒呼び掛け(時事通信) 時事通信
  キーワード:石垣島,諸島,先島 RV=41.7

 ▼2008/09/29 00:00〜2008/09/30 00:00▼

1.与那国、瞬間49・2メートル 台風15号(琉球新報) 琉球新報
  キーワード:与那国,与那国島,水位,ホテル RV=61.3
2.台風15号、八重山交通まひ(琉球新報) 琉球新報
  キーワード:与那国,与那国島,水位,ホテル RV=61.3
3.九州から東海、大雨の恐れ=台風接近と前線活発化で−気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:諸島,勢力 RV=25.5

 ▼2008/09/30 00:00〜2008/10/01 00:00▼

1.離岸堤崩壊損害6億 与那国、台風15号被害(琉球新報) 琉球新報
  キーワード:集落,与那国,与那国島,八重山,崩壊 RV=84.6
2.<台風15号>1日未明から九州南部に最接近 暴風の恐れも(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:奄美,屋久島 RV=22.7

 ▼2008/10/01 00:00〜2008/10/02 00:00▼

1.台風、1日朝九州南部に=前線も活発、大雨に警戒を−気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:奄美,屋久島,大島,半径 RV=43.9
2.台風、種子島沖で温帯低気圧に=気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:奄美,勢力 RV=26.6
3.台風、種子島付近を通過へ=九州南部が強風域、大雨に警戒を−気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:屋久島,半径 RV=20.9

 ▼2008/10/02 00:00〜2008/10/03 00:00▼

1.台風15号 31カ所でがけ崩れ 県まとめ 最大346人自主避難(西日本新聞) 西日本新聞
  キーワード:休校,イベント,鹿児島,判明,裏,がけ,農作物 RV=64.6
2.台風15号:薩摩半島側で被害 墓石倒壊やJRなどダイヤ乱れる /鹿児島(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:屋久島,鹿児島,点検,裏,水稲,がけ RV=52.5

 ▼2008/10/03 00:00〜2008/10/04 00:00▼

1.海面を川の水がふた 京大大島実験所が古座川河口調査(和歌山)(紀伊民報) 紀伊民報
  キーワード:河口,串本,相談,上流,古座川,和歌山,速い RV=105.8
2.障害者ら恩返しの演奏会 6月集中豪雨 義援金に感謝(京都新聞) 京都新聞
  キーワード:宇治,製品,義援金 RV=32.2

 ▼2008/10/04 00:00〜2008/10/05 00:00▼

1.台風上陸ゼロの「異変」に首相も心配? (産経新聞) 産経新聞
  キーワード:偏西風,勢力,高気圧,異常,ゲリラ,平年,近づく RV=77.8
2.敦賀のテント倒壊:市、事故を受けて防災メールで「突風」も 「迅速に提供」 /福井(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:敦賀,急激,放送 RV=36.3

 ▼2008/10/05 00:00〜2008/10/06 00:00▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2008/10/06 00:00〜2008/10/07 00:00▼

1.【科学】台風の直接観測実験 「渦中」のデータ 進路予測へ(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:偏西風,高気圧,勢力,予報,円,半径,ツボ,実験,熱帯,渦 RV=97.9

 ▼2008/10/07 00:00〜2008/10/08 00:00▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2008/10/08 00:00〜2008/10/09 00:00▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2008/10/09 00:00〜2008/10/10 00:00▼

1.台風13号:日向市の区長・黒木さん、間一髪の救出劇 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:日南,黒木,泥水,逃げる,がけ RV=54.1
2.台風15号:県内、被害額は4億1600万円 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:崩壊,のり RV=20.4
3.選挙:08年知事選 候補者アンケート/3 /富山(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:再建,都市 RV=20.3

 ▼2008/10/10 00:00〜2008/10/11 00:00▼

1.アサリ:稚貝が大量死 5000トン 台風で「苦潮」発生か−−豊橋・六条潟 /愛知(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:河口,ふ化,稚い,放流,来年,貝,豊橋,例年,供給,六条潟 RV=87.9

 ▼2008/10/11 00:00〜2008/10/12 00:00▼

1.<台風>高気圧に阻まれて、日本上陸ゼロ 過去わずか3度、8年ぶりの珍事(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:高気圧,奄美,勢力,予報,良,福岡,平年 RV=82.7
2.北陸大雨:豪雨被害の災害復旧総合連絡所を閉鎖−−金沢市 /石川(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:金沢,湯涌,相談 RV=63.1

 ▼2008/10/12 00:00〜2008/10/13 00:00▼

1.全国高校駅伝:県予選 青森山田、アベック14連覇 /青森(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:選手,故障,大島,大会,体育 RV=54.2
2.紅葉館:台風浸水被害から4年、12月営業再開へ 高台に移転・新築−−宝塚 /兵庫(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:濁流,紅葉,下流,阪神,流木 RV=48.0

 ▼2008/10/13 00:00〜2008/10/14 00:00▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2008/10/14 00:00〜2008/10/15 00:00▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2008/10/15 00:00〜2008/10/16 00:00▼

1.横浜市が区単位の気象警報発表を要望/気象庁が10年度導入へ検討(カナロコ) カナロコ
  キーワード:神戸,ゲリラ,水位,親水,川崎,点検 RV=73.3
2.四日市市:避難勧告を検証 ゲリラ豪雨で異例の発令 /三重(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:ゲリラ,水位,上流 RV=36.0
3.<愛のピアノ>49年前の伊勢湾台風被害校への贈り物 発見、再び息吹(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:ピアノ,義援金 RV=20.2

 ▼2008/10/16 00:00〜2008/10/17 00:00▼

1.新潟で竜巻被害 トタン屋根飛ばされ車に直撃(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:ごみ,地震,販売,雷雨,宅,同店,男子,従業,高校生,枝 RV=51.7

 ▼2008/10/17 00:00〜2008/10/18 00:00▼

1.台風23号禍の様子切々と 舞鶴、児童ら体験談聞く(京都新聞) 京都新聞
  キーワード:水没,府,ボート,見学,区長,孤立 RV=38.5
2.北信越市長会:総会で水防対策推進求める特別決議を採択 /石川(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:福井,上田,今夏,石川 RV=30.2

 ▼2008/10/18 00:00〜2008/10/19 00:00▼

1.国交省北陸整備局:局地豪雨対策など、178億6700万円−−国の補正予算 /石川(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:金沢,浅野川,同局,カメラ,加賀,慶浩,高橋,国交省,配分,盛り込む RV=88.9

 ▼2008/10/19 00:00〜2008/10/20 00:00▼

1.旧校舎が総合病院に 離島暮らし支える“コトー先生”(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:相談,島,安田,待機,港 RV=58.7
2.気象警報:18区で詳しく ゲリラ豪雨に迅速対応 横浜市が変更申し入れ /神奈川(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:ゲリラ,親水,川崎,区域,雨雲 RV=53.9

 ▼2008/10/20 00:00〜2008/10/21 00:00▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2008/10/21 00:00〜2008/10/22 00:00▼

1.トロッコ列車 JR九州へ 高千穂鉄道、有償で譲渡 一般車両 沿線2町などに無償で(西日本新聞) 西日本新聞
  キーワード:譲渡,点検,日之影,要請,宮崎,高千穂 RV=52.3
2.台風23号の教訓、風化させぬ 被害から4年 宮津で「つどい」(京都新聞) 京都新聞
  キーワード:予報,マップ,府,放送 RV=40.1

 ▼2008/10/22 00:00〜2008/10/23 00:00▼

1.夏を変えた居座り前線 ゲリラ豪雨来夏も? 九大准教授 近年、目立つ傾向(西日本新聞) 西日本新聞
  キーワード:高気圧,ゲリラ,点検,福岡,生育,蛇行,陥没 RV=75.9
2.紅葉:色づき良く、見ごろ迎える−−中禅寺湖 /栃木(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:紅葉,降雨,日光 RV=25.1

 ▼2008/10/23 00:00〜2008/10/24 00:00▼

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 ▼2008/10/24 00:00〜2008/10/25 00:00▼

1.<台風>日本本土への上陸、今年はゼロ? 高気圧強く(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:上陸,高気圧,偏西風,予報,本土,平年,和歌山 RV=94.9
2.台風 日本本土への上陸、今年はゼロ? 高気圧強く(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:上陸,高気圧,偏西風,予報,本土,平年,和歌山 RV=94.9
3.<台風>本土上陸ゼロ? 太平洋高気圧“壁”に−−8年ぶり(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:上陸,高気圧,予報,本土,平年,和歌山 RV=79.4

 ▼2008/10/25 00:00〜2008/10/26 00:00▼

1.中濃地方、大雨で川増水 各地のヤナ“大漁”(中日新聞) 中日新聞
  キーワード:長良川,アユ,入り込む,八幡,関,シーズン,従業,お客,大量,洞戸 RV=51.0

 ▼2008/10/26 00:00〜2008/10/27 00:00▼

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 ▼2008/10/27 00:00〜2008/10/28 00:00▼

1.台風上陸8年ぶりゼロ濃厚 高気圧ブロック、被害なくホッ(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:上陸,高気圧,平年,南西,例年,赤道 RV=64.4
2.<竜巻>千葉沖で五つ発生、けが人なし (毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:銚子,政策,無線,二つ RV=22.7
3.竜巻 千葉沖で五つ発生、けが人なし (毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:銚子,政策,無線,二つ RV=22.7

 ▼2008/10/28 00:00〜2008/10/29 00:00▼

1.羽越線事故現場近く、4か月で突風10回…認識覆す頻度(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:半径,同月,認識,渦,つかむ,局所 RV=40.1
2.突風:遊佐で被害、男児けが 気象台が現地調査、現象特定できず /山形(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:男児,石垣,怖い RV=24.7
3.<突風>男児けが、ガラス割れる 気象台が現地調査も現象特定できず /山形(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:男児,石垣,怖い RV=24.7

 ▼2008/10/29 00:00〜2008/10/30 00:00▼

1.どうする伊賀市:市長選を前に/中 川上ダム・水道事業計画 /三重(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:ダム,伊賀,上流,水位,水系,実行 RV=91.5
2.AMDA:豪雨被害のホンジュラスで巡回診療 医薬品の調達も /岡山(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:上陸,義援金 RV=30.3

 ▼2008/10/30 00:00〜2008/10/31 00:00▼

1.ドップラーレーダー:庄内空港に今冬も 突風の解明期待−−気象庁研究所 /山形(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:雲,半径,来年,脱線,渦状 RV=37.2
2.びわこ花噴水 運転再開へ 31日、電子機器復旧まで手動で(京都新聞) 京都新聞
  キーワード:故障,大会,噴水,調整 RV=32.8
3.25メートル超の突風11回 羽越線特急転覆事故(河北新報) 河北新報
  キーワード:仙台,来年,脱線 RV=21.5

 ▼2008/10/31 00:00〜2008/11/01 00:00▼

1.竜巻?:小型船が破損、小屋全壊−−岩美町 /鳥取(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:岩美,鳥取,全壊,遠藤,怖い,入り込む,網代,半分,山田,破損 RV=63.6

 ▼2008/11/01 00:00〜2008/11/02 00:00▼

1.雨水入った泡盛廃棄 崎元酒造所、9月の台風被害で(琉球新報) 琉球新報
  キーワード:与那国,与那国島,雨水,離島,入り込む,崎元,補修,代行,ふた,泡盛 RV=81.3

 ▼2008/11/02 00:00〜2008/11/03 00:00▼

1.<突風>秋田・八郎潟で竜巻か 12棟に被害、2人けが(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:川崎,プレハブ,全壊,風雨,八郎潟,男子,町営,手,中学 RV=57.6
2.突風 秋田・八郎潟で竜巻か 12棟に被害、2人けが(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:川崎,プレハブ,全壊,風雨,八郎潟,男子,町営,手,中学 RV=57.6
3.竜巻か、2人軽傷=住宅など12棟被害−秋田(時事通信) 時事通信
  キーワード:川崎,プレハブ,全壊,八郎潟,男子,目撃,町営,中学 RV=51.5

 ▼2008/11/03 00:00〜2008/11/04 00:00▼

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 ▼2008/11/04 00:00〜2008/11/05 00:00▼

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 ▼2008/11/05 00:00〜2008/11/06 00:00▼

1.北陸大雨:金沢市、義援金8787万円の配分受け付け 申請は来年3月末まで /石川(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:金沢,義援金,泥,来年,不安,全壊 RV=68.2
2.リンゴ狩り 茨城でピークに (産経新聞) 産経新聞
  キーワード:金沢,紅葉,リンゴ RV=46.6

 ▼2008/11/06 00:00〜2008/11/07 00:00▼

1.ゲリラ豪雨で足止めの乗客避難に協力/JRが湯河原町に感謝状(カナロコ) カナロコ
  キーワード:ゲリラ,今夏,足止め,珍しい,挙げる,湯河原,横浜,贈る RV=32.7

 ▼2008/11/07 00:00〜2008/11/08 00:00▼

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 ▼2008/11/08 00:00〜2008/11/09 00:00▼

1.水稲作況指数:台風被害なく104−−先月15日現在 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:上陸,水稲,指数,梅雨明け,宮崎,収穫,作況,当たり,農政,数値 RV=77.4

 ▼2008/11/09 00:00〜2008/11/10 00:00▼

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 ▼2008/11/10 00:00〜2008/11/11 00:00▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2008/11/11 00:00〜2008/11/12 00:00▼

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 ▼2008/11/12 00:00〜2008/11/13 00:00▼

1.浸水解消、交流の拠点に 越来城水辺公園竣工式(琉球新報) 琉球新報
  キーワード:実行,越来,会場,都市,子ども,公園 RV=51.7
2.「白良浜の汚れ進んだのでは」 黒砂問題の調査で住民(和歌山)(紀伊民報) 紀伊民報
  キーワード:区域,白浜,今夏,階段 RV=31.9

 ▼2008/11/13 00:00〜2008/11/14 00:00▼

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 ▼2008/11/14 00:00〜2008/11/15 00:00▼

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 ▼2008/11/15 00:00〜2008/11/16 00:00▼

1.台風、日本上陸ゼロ 8年ぶりの可能性 高気圧が進路阻む 果物豊作、紅葉美しく (西日本新聞) 西日本新聞
  キーワード:上陸,高気圧,偏西風,紅葉,本土,平年 RV=92.5
2.大阪でインフルエンザ早くも猛威 全国の4割占め学級閉鎖相次ぐ(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:上陸,池田,流行,インフルエンザ,学級,平年 RV=91.1
3.インフルエンザ、大阪猛威の謎 2カ月早く流行 府内患者、全国の4割超す(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:上陸,池田,流行,インフルエンザ,学級,平年 RV=91.1

 ▼2008/11/16 00:00〜2008/11/17 00:00▼

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 ▼2008/11/17 00:00〜2008/11/18 00:00▼

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 ▼2008/11/18 00:00〜2008/11/19 00:00▼

1.金沢市:09年度予算要求基準、4年連続「95%以内」 /石川(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:金沢,伸夫,要求,栗原,連続,歴史,踏まえる,重点,広場,概算 RV=58.1

 ▼2008/11/19 00:00〜2008/11/20 00:00▼

1.山形・JR羽越線転覆現場付近 夏にも突風の可能性(河北新報) 河北新報
  キーワード:雲,渦,マイソサイクロン,仙台,目撃,脱線,漏斗,つくば,解析 RV=65.3
2.山形・JR羽越線転覆現場付近 夏にも突風の可能性(河北新報) 河北新報
  キーワード:雲,渦,マイソサイクロン,仙台,目撃,脱線,漏斗,つくば,解析 RV=65.3

 ▼2008/11/20 00:00〜2008/11/21 00:00▼

1.JR西日本:湖西線・比良―近江舞子駅間、防風さくが完成 /滋賀(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:発電,比良,穴,近江舞子,弱める RV=36.6
2.JR湖西線の防風柵が月末完成 12月から強風規制緩和(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:発電,比良,電気,近江舞子 RV=30.4
3.湖西線の防風柵が間もなく完成 運転見合わせ基準緩和へ(中日新聞) 中日新聞
  キーワード:発電,比良,近江舞子 RV=23.8

 ▼2008/11/21 00:00〜2008/11/22 00:00▼

1.湯涌保育園:豪雨被害、間借り中 湯涌小、芝原中校舎内に「再建」決まる /石川(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:金沢,湯涌,再建,閉鎖,同月,来年 RV=83.8
2.美浜原発:落雷で自動停止、鉄塔倒壊事故が影響 「もんじゅ」の誤警報も /福井(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:敦賀,変電,発電,系統 RV=51.3

 ▼2008/11/22 00:00〜2008/11/23 00:00▼

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 ▼2008/11/23 00:00〜2008/11/24 00:00▼

1.御在所岳「紅白」の装い 山頂などで初冠雪(中日新聞) 中日新聞
  キーワード:菰野,紅葉,点検,例年,公園,三重,山田,枝,楽しむ,山頂 RV=76.9

 ▼2008/11/24 00:00〜2008/11/25 00:00▼

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 ▼2008/11/25 00:00〜2008/11/26 00:00▼

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 ▼2008/11/26 00:00〜2008/11/27 00:00▼

1.イチョウ:初冬の朝、降り積もる黄色い扇雪−−大田 /島根(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:上陸,四国,伸びる,赤,木々,扇,色づく,季節,輝く,楽しめる RV=45.3

 ▼2008/11/27 00:00〜2008/11/28 00:00▼

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 ▼2008/11/28 00:00〜2008/11/29 00:00▼

1.100ミリの雨予想 土砂災害警戒 宮城県内(河北新報) 河北新報
  キーワード:仙台,石巻,寒冷前線,泉ケ岳,丸森,加える,買い物,晴れる,曇り,筆甫 RV=30.1

 ▼2008/11/29 00:00〜2008/11/30 00:00▼

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 ▼2008/11/30 00:00〜2008/12/01 00:00▼

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 ▼2008/12/01 00:00〜2008/12/02 00:00▼

1.暖かかった秋、台風上陸ゼロ=北日本は記録的少雨−気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:上陸,高気圧,奄美,平年,鹿児島 RV=75.7
2.ゲリラ豪雨に迅速対応/横浜市、河川と道路の管理を道路局に一元化へ(カナロコ) カナロコ
  キーワード:ゲリラ,適用,系統,同局,条例 RV=52.8
3.ゲリラ豪雨に迅速対応/横浜市が河川と道路の管理一元化へ(カナロコ) カナロコ
  キーワード:ゲリラ,系統 RV=26.2

 ▼2008/12/02 00:00〜2008/12/03 00:00▼

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 ▼2008/12/03 00:00〜2008/12/04 00:00▼

1.災害ボランティア受け入れ体制を整備 岡崎市が登録制度創設 2008年12月3日(中日新聞) 中日新聞
  キーワード:岡崎,ボランティア,要請,認識,組織,派遣,調整,ネット,事前,被災地 RV=94.4

 ▼2008/12/04 00:00〜2008/12/05 00:00▼

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 ▼2008/12/05 00:00〜2008/12/06 00:00▼

1.神奈川・東京で強風被害、6人重軽傷(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:八王子,半径,警視庁,延びる RV=50.5

 ▼2008/12/06 00:00〜2008/12/07 00:00▼

1.強風・大雨:北陸線乱れる 特急11本運休、80本遅れ−−落雷も /富山(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:金沢,敦賀,福井,伸夫,信号機 RV=72.9
2.強風・大雨:金沢で最大瞬間26.3メートル、加賀で73ミリ−−落雷も /石川(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:金沢,敦賀,福井,伸夫,信号機 RV=72.9
3.強風・大雨:JR北陸線に列車運休・遅れ、相次ぐ /福井(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:金沢,敦賀,伸夫,信号機 RV=60.9

 ▼2008/12/07 00:00〜2008/12/08 00:00▼

1.避難確保計画策定、京で進まず 豪雨、洪水想定 地下施設に義務(京都新聞) 京都新聞
  キーワード:ゲリラ,階段,実行,地下街,福岡,企業,逃げる,都市,機材,梅雨入り RV=92.6

 ▼2008/12/08 00:00〜2008/12/09 00:00▼

1.台風被害の旅館が4年ぶり営業再開 兵庫県の武田尾温泉「紅葉館」(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:紅葉,再建,上流,武田尾,旅館,流木,描く,松本,宝塚,及ぶ RV=83.0
2.台風被害の旅館が4年ぶり営業再開 兵庫県の武田尾温泉「紅葉館」(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:紅葉,武田尾,旅館 RV=33.2

 ▼2008/12/09 00:00〜2008/12/10 00:00▼

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 ▼2008/12/10 00:00〜2008/12/11 00:00▼

1.進む気象庁の高性能レーダー増設 「ゲリラ豪雨」の予測精度向上に力(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:下水道,ゲリラ,石垣島,福井 RV=89.5
2.進む気象庁の高性能レーダー増設 「ゲリラ豪雨」の予測精度向上に力(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:下水道,ゲリラ RV=60.2
3.北陸大雨:浅野川はんらん 迅速水防へ水位判断の基準地を拡大−−県 /石川(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:金沢,浅野川 RV=52.2

 ▼2008/12/11 00:00〜2008/12/12 00:00▼

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 ▼2008/12/12 00:00〜2008/12/13 00:00▼

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 ▼2008/12/13 00:00〜2008/12/14 00:00▼

1.琵琶湖:05年アユ不漁、前年の台風のせい?水濁り、卵や稚魚が死んだ可能性 /滋賀(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:産卵,農政,アユ,水深,泥,稚魚,湖 RV=57.3
2.放置人工林を「健康診断」=中学生も授業で体験−全国に広がる勢い・名古屋(時事通信) 時事通信
  キーワード:ダム,ボランティア,子ども RV=56.7

 ▼2008/12/14 00:00〜2008/12/15 00:00▼

1.北陸大雨:浅野川水害 金沢の被災住民、損賠訴訟へ原告団結成 /石川(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:金沢,浅野川,切れ目,水門,来年 RV=78.8
2.豪雨:土砂崩れなど発生の八王子市、8月末豪雨の記録集−−あす発行 /東京(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:八王子,高尾山口,高尾,電気,京王線 RV=65.5

 ▼2008/12/15 00:00〜2008/12/16 00:00▼

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 ▼2008/12/16 00:00〜2008/12/17 00:00▼

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 ▼2008/12/17 00:00〜2008/12/18 00:00▼

1.歳末点描’08:「桜島小みかん」出荷盛ん−−JAグリーン鹿児島 /鹿児島(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:鹿児島,例年,出荷,桜島,直径,ミカン,紘一,かご,出来,山積み RV=42.6

 ▼2008/12/18 00:00〜2008/12/19 00:00▼

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 ▼2008/12/19 00:00〜2008/12/20 00:00▼

1.えんぴつ日記2008:/4 水害で息子の遺品無くした女性 /愛知(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:岡崎,ゲリラ,濁流,伊賀,次男,泥水,来年 RV=115.2

 ▼2008/12/20 00:00〜2008/12/21 00:00▼

1.<冠水道路>全国に2903カ所 国交省、対策に着手(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:ダム,ゲリラ,鹿沼,天草,水没,水位,個所,排水,地震,ポンプ RV=133.7

 ▼2008/12/21 00:00〜2008/12/22 00:00▼

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 ▼2008/12/22 00:00〜2008/12/23 00:00▼

1.<気象庁>台風、上陸はゼロ…今年の発生22個(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:ゲリラ,上陸,高気圧,平年,本土,東シナ海,気流,熱帯,速報 RV=113.9

 ▼2008/12/23 00:00〜2008/12/24 00:00▼

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 ▼2008/12/24 00:00〜2008/12/25 00:00▼

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 ▼2008/12/25 00:00〜2008/12/26 00:00▼

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 ▼2008/12/26 00:00〜2008/12/27 00:00▼

1.北陸大雨:浅野川はんらん 県の水防体制見直し、来年2月までに反映 /石川(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:金沢,浅野川,集落,切れ目,上流,閉鎖,来年 RV=115.9
2.<寒気>26日の予想最高気温…東京・大手町は5度(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:平年,例年 RV=20.6
3.寒気 26日の予想最高気温…東京・大手町は5度(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:平年,例年 RV=20.6

 ▼2008/12/27 00:00〜2008/12/28 00:00▼

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 ▼2008/12/28 00:00〜2008/12/29 00:00▼

1.鉄道トラブル:新潟で停電、強風 北陸線が大幅乱れ /石川(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:金沢,福井,伸夫 RV=47.3
2.鉄道トラブル:新潟で停電、強風 北陸線が大幅乱れ /富山(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:金沢,福井,伸夫 RV=47.3
3.新幹線、大雪や強風、車両故障で運休相次ぐ 帰省客らに影響(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:故障,点検,三河安城,米 RV=32.8

 ▼2008/12/29 00:00〜2008/12/30 00:00▼

1.4新幹線トラブル 大雪・強風・故障… 帰省客ら3万人に影響(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:故障,点検,トラブル,東海道新幹線,さま RV=31.5

 ▼2008/12/30 00:00〜2008/12/31 00:00▼

1.この1年:/下 9〜12月 /三重(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:菰野,被告,ごみ,伊賀,閉鎖,桑名,ホテル,四日市 RV=94.4
2.年末年始:2日までの天気 県内、きょうから再び冬型に /富山(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:平年,予報 RV=23.7




平成20年の風水害 常時解析 注目記事アーカイブ 記事本文

1.雪崩で4人死亡=東京と徳島の山岳メンバーら−北アルプス槍平小屋付近・岐阜(時事通信),時事通信
RV=52.4 2008/01/02 13:30
キーワード:テント,小屋,雪崩,県警,いる,大学,遺体,山岳,登山

 1日午前0時15分ごろ、岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂、北アルプスの槍平小屋(標高1991メートル)付近で雪崩が発生し、テントの中にいた2つのパーティーの計7人が巻き込まれたと119番があった。いずれも近くにいた別の登山者に助け出されたが、男性4人が意識不明となり、同日午後2時前、現場に到着した県警山岳警備隊が4人の死亡を確認した。ほかの3人は無事だった。 現場付近は雪が降り続き、3人は警備隊員らと同小屋で1泊した後、2日午前下山した。4人の遺体は県警ヘリコプターが同日午前、現場の小屋に向かい収容し、高山署に搬送された。検視の結果、いずれも外傷はなく、窒息死だった。 同署によると、巻き込まれたのは「徳島岳人クラブ」(徳島県)の男女4人と「三峰山岳会」(東京都)の男性3人。死亡したのは、同クラブの団体職員市川啓二さん(51)=徳島県松茂町笹木野=と大学職員西井健さん(31)=徳島市南常三島=、同会の内装業越前屋晃一さん(60)=神奈川県海老名市下今泉=と会社員金指伸一さん(45)=東京都目黒区碑文谷=。 7人は各パーティーごとにテントを張り、就寝中の31日午後11時半ごろ、雪崩に流された。1人が脱出して周りに救助を求め、近くのテントにいた登山者約20人が雪中から救出。槍平小屋で県警の救助を待った。 山岳警備隊は1日午後1時35分に小屋に到着。ほかの登山者は、雪崩の状況について「『ドーン』という音がして、いきなり雪に埋まった」と話しているという。 槍平小屋は槍ケ岳(3180メートル)への登山ルート沿いにあり、現場付近は積雪が約2.5メートルという。

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2.<槍ケ岳雪崩>「テントを歯で破ったが…」(毎日新聞),毎日新聞
RV=50.8 2008/01/02 20:33
キーワード:テント,小屋,雪崩,県警,いる,遺体,山岳,登山,遺族

 あと数十分で新年を迎えようとしていた深夜、北アルプス槍ケ岳(標高3180メートル)のふもとで、雪崩が尊い命をのみ込んだ。巻き込まれた人たちは気を失う寸前まで必死に雪からの脱出を試み、顔を覆うテントを歯で食い破った。現場は多くの登山者が普段からキャンプする地点。「あんなところで雪崩が起きるなんて」と山岳関係者らは驚いた。【稲垣衆史、奈良正臣、鈴木敬子】 救助された徳島岳人クラブの鈴木基男さん(47)=徳島市=と長瀬美代子さん(30)=同、別のテントから自力脱出した三峰山岳会の竹内豊さん(38)=東京都文京区=は2日午前11時過ぎ、岐阜県警山岳警備隊などにサポートされ、登山口の新穂高温泉に下りた。 鈴木さんは「突風でテントが吹き飛ばされ、どさっと雪の下敷きになった」と雪崩の瞬間を説明した。時計を見ると午後11時半だった。仲間に「大丈夫か」と声を掛けるうちに、身動きできなくなり気を失った。同じテントにいた長瀬さんは「顔の上にあったテントを歯で破って右手を外に出そうとしたが、次第に意識が遠のいた」と話した。 死亡した越前屋晃一さん(60)、金指伸一さん(45)と同じテントにいた竹内さんは「いい年になるように」と話して午後9時ごろ寝たという。暑苦しくてうつらうつらしていた時、雪崩に襲われ自力で脱出した。助けを求めたが仲間2人を失い、「助けられずに残念です」とうなだれた。 一方、事故に気付いた周辺のパーティーは次々に救助に走った。近くの「冬季小屋」に宿泊していた同流山岳会(東京都)の北島英明代表(48)=横浜市=は仲間とともに長瀬さんを救出。長瀬さんは意識を取り戻し、「右手に2人、左手に1人いるから助けて」と叫んだという。 中央アルパインクラブ(名古屋市)の古田健さん(49)は、叫び声を聞いて現場に向かった。テントが雪にうずもれ、スコップで掘り起こすと手首が見え、2人を人工呼吸した。1人は助からなかった。    ◇ 亡くなった市川啓二さん(51)、西井健さん(31)、金指さんの遺体は2日、岐阜県警高山署に安置され、遺族が対面した。登山仲間によると、西井さんは登山数日前に妻の妊娠を知り、ヒマラヤ中央部の高峰群「アンナプルナ」にちなみ「あんな」と名付けたいと喜んでいたという。

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3.小屋の南にテント=当時付近に25人以上−雪崩、西から襲う?(時事通信),時事通信
RV=41.9 2008/01/02 01:30
キーワード:テント,小屋,雪崩,県警,いる,山岳,登山

 7人が雪崩に巻き込まれ、うち4人が死亡した東京と徳島の2つのパーティーは、槍ケ岳の中腹にある槍平小屋の南側にテントを張っていた。付近にいた登山者や岐阜県警によると、周辺にはこの2つのテントを含め、7、8張りのテントがあり、少なくとも25人がいたという。 県警高山署によると、2つのパーティーは、谷に位置する槍平小屋5〜10メートル南側に並ぶようにテントを張り、就寝していた。小屋には雪崩の痕跡がなく、2組の東側にテントを張っていた別のグループが巻き込まれていないことなどから、雪崩が西側の斜面から7人を襲ったとの見方が出ている。 現場に入った県警山岳警備隊員からの報告では、雪崩は小屋の西側斜面の奥丸山方面から、沢を伝って西から東に流れ、襲ってきたと推定される。しかし、発生が深夜であり、降り続けた雪のため、詳細な規模や範囲の特定は困難だ。

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1.越年登山、突然の悲報 槍ケ岳の雪崩2県人死亡,徳島新聞
RV=42.7 2008/01/03 10:54
キーワード:テント,遺族,大学,徳島,小屋,ダウラギリ,登頂,長瀬,市川,失う

 新年を雪山で迎えようとしていた登山愛好者を予期せぬ雪崩が、あっという間にのみ込んだ−。年が変わる直前の十二月三十一日深夜、厳寒の北アルプス・槍ケ岳(三、一八〇メートル)の槍平小屋(岐阜県高山市、標高約二千メートル)で起こった遭難事故。徳島県内トップレベルの登山歴を持つベテランとヒマラヤ登頂を夢見た青年の二県人を含む四人が犠牲になった。山を愛した男たちを襲った突然の悲劇に、言葉を失う遺族や登山仲間たち。二日になって無事だった三人は下山し、その瞬間の恐怖と仲間を失った無念さを語った。 「雪崩の音は聞こえず、テントが吹き飛ばされるような突風が吹いた次の瞬間、いきなりドサッと雪に埋もれた」。雪の中から救出され、無事下山した鈴木基男さん(47)=徳島市佐古一番町、会社員=、長瀬美代子さん(30)=同市沖浜町北畑、県臨時職員=ら三人と救出に当たった登山者は、当時の緊迫した状況を振り返った。 鈴木さんによると、雪崩が発生したのは三十一日午後十一時半ごろ。「大丈夫か」と声を掛け合ったが、雪の重みで身動きがとれず、すぐに気を失った。 「助けてくれー」。山小屋に泊まっていた北島英明さん(48)=横浜市=の話では、トイレへ行くために小屋の外へ出た女性が、こんな声を耳にしたという。 テントを切り、座布団ほどの重さの雪を払いのけ、雪崩からただ一人、自力で脱出した三峰山岳会(東京都)の自営業竹内豊さん(38)が叫んでいた。 女性は慌てて応援を呼び、現場近くにいた登山者約二十人がヘッドランプをつけ、暗闇の中、無我夢中で雪を掘り起こした。 徳島岳人クラブの長瀬さんは、ドーンという衝撃で胸から下が雪の重さで動けなくなった。「テントのファスナーを開け、外側にあるビニールを歯で食い破った」 もがいて右手を上に上げると「(雪を掘り起こされ)右手が動いたことが分かった」という。 長瀬さんは救助されるとすぐに、仲間の位置を知らせた。テントの四人のうち、長瀬さんと鈴木さんは真ん中で寝ていた。 長瀬さんと隣の鈴木さんが救い出されたのは一日午前零時半ごろ。鈴木さんは偶然、顔の周りに呼吸ができる空間ができていたという。「気を失っていたが、気付いたら救助されていた」 小屋では長瀬さんらも加わり、意識不明の四人に人工呼吸をして蘇生(そせい)を試みたが、息を吹き返すことはなかった。亡くなった徳島岳人クラブの市川啓二さん(51)=松茂町笹木野、団体職員=、西井健(たけし)さん(31)=徳島市南常三島町三、大学助教=ら四人はいずれもテントの両端で就寝。雪の中で顔にテントや寝袋が張り付いていたという。 高山市内で行われた記者会見で三人は「申し訳ありませんでした」と、か細い声で謝罪。鈴木さんは「同じテントの方々が亡くなり、今でも信じられない思いです」と涙を浮かべた。竹内さんは「仲間を助けられず残念です」と声を震わせた。◎遺族、言葉失い涙こらえ 雪崩で亡くなった徳島岳人クラブの市川啓二さんの妻正子さん(50)と長男穂高さん(23)、西井健さんの妻ゆみこさん(31)ら遺族六人は二日午後、岐阜県高山市の高山署で、検視終了後に二人の遺体と対面した。遺族にとって山を愛し、国内外の高峰に果敢にアタックしてきた「夫」、「父親」、「息子」の突然の死に悲しみに暮れた。 現地には仲間の悲報を知り、二人が所属する同クラブの高岡敏会長(72)=徳島市幸町三、自営業=や、市川さんとともに昨年十月、ネパールの高峰ダウラギリ?峰(八、一六七メートル)に挑んだ徳島隊メンバーの中村功さん(57)=東みよし町西庄、会社員=ら二人と親交のあった県内山岳関係者十数人も駆け付けた。 高岡会長らによると、二人の遺族は死が信じられないといった様子で、終始無言のまま涙を必死にこらえていた。高岡会長らも「残念でした」と声を掛けるのが精いっぱいだったという。遺体と対面した中村さんらは「安らかそうだった」「胸が張り裂けそうになった」。 徳島隊の隊長を務めた中村満芳さん(63)は、藍住町徳命の自宅で「県内では最も実力のある登山家だった」。ダウラギリから帰国後、市川さんは「ヒマラヤの高峰にもう一度挑戦し、必ず登りたい」と意欲をみせていたといい、「何とか登らせてあげたかった」と肩を落とした。 二人の自宅なども悲しみに包まれた。市川さんの自宅には一日午後二時半ごろに悲報が伝わった。二男の新(あらた)さん(18)は「父は、あの辺り(北アルプス)の山が好きでした」と目を真っ赤にはらした。西井さんは妻と二人暮らしのため、徳島市内の自宅はひっそり。高知県いの町の実家では、母チヅ子さん(57)が「山が好きな子だった。昨年末に『山で初日の出を見て帰る』と連絡があり、三日に帰省する予定だった。それが…」と言葉を詰まらせた。 市川さん、西井さんの遺体は三日未明、遺族や県内の山岳関係者らに付き添われて、松茂町内の自宅や徳島市内の葬祭場に入った。◎経験豊富な2人がなぜ 岐阜県高山市の北アルプス槍ケ岳で起きた雪崩で亡くなった徳島岳人クラブの市川啓二さんは、登山歴三十年を超えるベテランで、豊富な経験と技術を持った県内屈指の登山家だった。 岐阜県の大学に進学してから本格的な登山を始めた。昨年十月には、ネパール北部の世界七位の高峰ダウラギリ(八、一六七メートル)登頂に徳島隊(五人)の登攀(とうはん)隊長として挑んだ。 市川さんにとって、雪崩に巻き込まれた槍ケ岳を含む北アルプス周辺は、大学時代に慣れ親しんだかつてのホームグラウンド。近年、ヒマラヤ登頂を意識していた市川さんにとっては練習場でもあった。 一方、西井健(たけし)さんは徳島文理大学入学後にワンダーフォーゲルを始め、夏の剣山や南アルプスを中心に登っていた。 冬の登山を本格的に始めたのは、徳島隊のダウラギリ登頂計画に参加を希望してから。約一年間、市川さんらとともに大山(鳥取)や西穂高岳(岐阜・長野)で訓練を積んでいた。ダウラギリ登頂は都合で見合わせたが、周囲には「いつかヒマラヤを登る」と夢を語っていた。 また、昨年二月に結婚し、妻ゆみこさんの妊娠が分かったばかり。クラブのメンバーには「娘だったらヒマラヤにあるアンナプルナにちなみ『あんな』と名付けたい」と話していたという。

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1.<架空エビ養殖>東京の投資会社会長を逮捕 他人旅券で逃亡(毎日新聞),毎日新聞
RV=31.0 2008/01/04 12:59
キーワード:容疑,名義,フィリピン,養殖,旅券

 フィリピンでのエビ養殖事業を巡り詐欺容疑で家宅捜索を受けた投資会社「ワールドオーシャンファーム」(東京都台東区)の会長、黒岩勇容疑者(58)が、出入国管理法と旅券法違反容疑で警視庁に逮捕されていたことが分かった。黒岩容疑者は捜索前後から行方が分からなくなっていたが、他人名義のパスポートを使って出入国を繰り返していたという。同社は全国の出資者約4万人から約600億円を集めたとされ、生活経済課は詐欺容疑でも追及する。 調べでは黒岩容疑者は07年5月26日と12月1日、関西空港から他人名義の旅券を使ってフィリピンに出国したほか、12月21日に東京都中央区の銀行で自分名義の口座から現金を引き出そうとした際、他人名義の旅券を所持していた疑い。 銀行が「本人らしい人物が来ている」と通報、駆けつけた捜査員が取り押さえた。「金を引き出すために帰国した」などと供述、容疑を認めており、捜査から逃れるためにフィリピンに逃亡していたとみられる。 生活経済課は7月31日、同社関連先を家宅捜索。エビ養殖事業にほとんど実態がないにもかかわらず「フィリピンに東京ドーム450個分の大きさの養殖場がある」「1年で2倍になる」などと宣伝し、1口10万円で多額の出資金を詐取したとみて調べている。 この事業は同年初めに配当が停止。同5月末には「養殖場に台風が直撃し、配当が出せなくなった」と知らせる文書を出したため、出資者数十人が警視庁に出資法違反容疑で告訴状を提出していた。【曽田拓】

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2.架空エビ養殖 東京の投資会社会長を逮捕 他人旅券で逃亡(毎日新聞),毎日新聞
RV=31.0 2008/01/04 17:27
キーワード:容疑,名義,フィリピン,養殖,旅券

 フィリピンでのエビ養殖事業を巡り詐欺容疑で家宅捜索を受けた投資会社「ワールドオーシャンファーム」(東京都台東区)の会長、黒岩勇容疑者(58)が、出入国管理法と旅券法違反容疑で警視庁に逮捕されていたことが分かった。黒岩容疑者は捜索前後から行方が分からなくなっていたが、他人名義のパスポートを使って出入国を繰り返していたという。同社は全国の出資者約4万人から約600億円を集めたとされ、生活経済課は詐欺容疑でも追及する。 調べでは黒岩容疑者は07年5月26日と12月1日、関西空港から他人名義の旅券を使ってフィリピンに出国したほか、12月21日に東京都中央区の銀行で自分名義の口座から現金を引き出そうとした際、他人名義の旅券を所持していた疑い。 銀行が「本人らしい人物が来ている」と通報、駆けつけた捜査員が取り押さえた。「金を引き出すために帰国した」などと供述、容疑を認めており、捜査から逃れるためにフィリピンに逃亡していたとみられる。 生活経済課は7月31日、同社関連先を家宅捜索。エビ養殖事業にほとんど実態がないにもかかわらず「フィリピンに東京ドーム450個分の大きさの養殖場がある」「1年で2倍になる」などと宣伝し、1口10万円で多額の出資金を詐取したとみて調べている。 この事業は同年初めに配当が停止。同5月末には「養殖場に台風が直撃し、配当が出せなくなった」と知らせる文書を出したため、出資者数十人が警視庁に出資法違反容疑で告訴状を提出していた。【曽田拓】

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1.ひろしま・食・考:/2 広島ブランドの代表 カキ /広島(毎日新聞),毎日新聞
RV=41.5 2008/01/05 13:01
キーワード:カキ,養殖,生産,アナゴ,身,ナマコ,筏,野村,豊富,広島

 ◇大粒・濃い味、追随許さず ◇全国の6割、群抜く生産−−食品偽装騒動で注文減も 「広島のカキは味が濃いんよー。よそではまねできんよ」。江田島市沖美町の「テツマル海産」の社長、野村哲夫さん(42)は誇らしげに語る。広島のカキ生産量は全国の約6割で断トツの1位。「広島かき」は特許庁で地域団体商標登録され、香港でも大人気だ。 野村さんの朝は早い。午前3時半に起床し、工場の準備を整え6時に養殖場へ出発。カキ筏(いかだ)の下から、びっしりとカキが連なった長さ約10メートルのパイプを約150本引き上げる。回収したカキは工場で、殻のまま海水で洗って泥を落とし、海水プールで不純物を吐き出させる。 広島のカキの身は大きい。理由は、主要な6本の川が山の栄養を広島湾に運び、植物プランクトンが豊富だから。海の幸は山と密接に結びついている。 「台風は筏を壊すと困るけど、海をかき回すから台風の当たり年はカキの当たり年でもあるんよ」。にんまりと笑みを浮かべる。 ノロウイルスには本当に参った。06年は風評被害に苦しめられた。稼ぎ時のお歳暮時期に注文がぱたりと途絶え、廃業した仲間もいた。昨秋も食品偽装騒動の影響か、関東からの注文が減った。 夏の高水温が続けば、カキの産卵期が延び収穫が始まる秋も身は小ぶりなままだ。野村さんは水温や風、気象条件を基に一年中、筏の地点を調節し、身入りを確かめ続ける。 この仕事は、父文明(ふみやす)さん(63)が体を壊し、高校を卒業すると継いだ。見よう見まねで仕事を覚えた。「今日はええね」。カキの身をむく打娘(うちこ)のベテランに褒められると胸をなで下ろす。天候に大きく左右され、風評に弱いカキ。「作るのに一生懸命でどうやってうまく売ったらいいかまで考えられんのよ」。いいカキを作りたい信念と現実にやりきれなさがにじむ。 今季、父が工場に戻ってきた。「真水にさらすとカキがふくれるから使う所もあるけど、鮮度を大事にしたいから海水でしか洗わない」。カキに半世紀携わる師匠は、一本気なカキ作りに努めるよう野村さんの背中を押す。 「こんなおいしいカキ、初めて食べた」。消費者の声に親子の喜びの瞬間が重なる。【井上梢】……………………………………………………………………………………………………… ■もっと広島 ◇豊富な水産物、ナマコ・アナゴ・タチウオも名産品 瀬戸内海に面する広島では生産量が1位でなくても新鮮でおいしい水産資源が豊富だ。ナマコは高級素材として3年ほど前から香港を中心に輸出され始めた。ナマコは水温が下がらないと出て来ないので暖冬の時は、希少性が高い。カキと一緒に小さいナマコが引き上げられると再放流もしている。 宮島に渡るフェリー乗り場周辺などのアナゴ飯は有名だ。廿日市市のアナゴは頭が小さくずんぐりとして身がしまって人気。同市大野は、遠浅の地形とカキ筏に付いてくる小さなカニやゴカイがえさとなり、アナゴがよく育つ優良な漁場。幕末の史書にも地アナゴは好評と記されている。 全国の生産量でのシェア(05年)はナマコは2%で12位、アナゴは3%で13位。他にもタチウオが6%で7位にランクされる(漁業・養殖業生産統計年報など)。いずれも生産が少量なのでほとんどが県内で消費される地産地消品だ。1月5日朝刊

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1.防火、防災の気持ち一つに消防出初め式 音無瀬橋で一斉放水(両丹日日新聞),両丹日日新聞
RV=45.8 2008/01/07 15:10
キーワード:消防,放水,防災,防火,一斉,団員,市

 福知山市消防出初め式(市主催)が6日、中ノの市厚生会館などで開かれた。消防署員、消防団員ら2136人が参加し、式典後は分列行進や一斉放水などがあり、安心、安全なまちづくりに向けて心を一つにした。式典では、高日音彦市長が式辞で「台風23号災害を教訓に、防災行政無線によるサイレンや広域避難所の案内表示板設置のほか、総合防災センター建設の基本設計に着手したところで、今後も市民のみなさんが安心して安全に暮らせる北近畿の都にふさわしい防火、防災体制の確立を図らなければならない」と述べた。続いて消防団関係者や自治会など、491個人・団体に表彰状、感謝状が贈られた。 続いて広小路通りでは、市内の保育園、幼稚園児らでつくる幼年消防クラブによる防火防災パレードのあと、市消防本部の女性職員2人の放水訓練が披露された。さらに消防団員、署員ら約1100人、車両50台が約200mの通りを分列行進し、高日市長や市民らが見守る中、きびきびとした動きを見せた。 最後に音無瀬橋下流の由良川右岸から一斉放水。カラー放水もあり、色鮮やかな水柱が上がり、団員たちは防火、防災の気持ちを新たにしていた。写真=水煙の中に虹が立つ。由良川で行われた一斉放水

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2.防火、防災の気持ち一つに消防出初め式 音無瀬橋で一斉放水(両丹日日新聞),両丹日日新聞
RV=45.8 2008/01/07 15:10
キーワード:消防,放水,防災,防火,一斉,団員,市

 福知山市消防出初め式(市主催)が6日、中ノの市厚生会館などで開かれた。消防署員、消防団員ら2136人が参加し、式典後は分列行進や一斉放水などがあり、安心、安全なまちづくりに向けて心を一つにした。式典では、高日音彦市長が式辞で「台風23号災害を教訓に、防災行政無線によるサイレンや広域避難所の案内表示板設置のほか、総合防災センター建設の基本設計に着手したところで、今後も市民のみなさんが安心して安全に暮らせる北近畿の都にふさわしい防火、防災体制の確立を図らなければならない」と述べた。続いて消防団関係者や自治会など、491個人・団体に表彰状、感謝状が贈られた。 続いて広小路通りでは、市内の保育園、幼稚園児らでつくる幼年消防クラブによる防火防災パレードのあと、市消防本部の女性職員2人の放水訓練が披露された。さらに消防団員、署員ら約1100人、車両50台が約200mの通りを分列行進し、高日市長や市民らが見守る中、きびきびとした動きを見せた。 最後に音無瀬橋下流の由良川右岸から一斉放水。カラー放水もあり、色鮮やかな水柱が上がり、団員たちは防火、防災の気持ちを新たにしていた。写真=水煙の中に虹が立つ。由良川で行われた一斉放水

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3.防火、防災の気持ち一つに消防出初め式 音無瀬橋で一斉放水(両丹日日新聞),両丹日日新聞
RV=45.8 2008/01/07 18:10
キーワード:消防,放水,防災,防火,一斉,団員,市

 福知山市消防出初め式(市主催)が6日、中ノの市厚生会館などで開かれた。消防署員、消防団員ら2136人が参加し、式典後は分列行進や一斉放水などがあり、安心、安全なまちづくりに向けて心を一つにした。式典では、高日音彦市長が式辞で「台風23号災害を教訓に、防災行政無線によるサイレンや広域避難所の案内表示板設置のほか、総合防災センター建設の基本設計に着手したところで、今後も市民のみなさんが安心して安全に暮らせる北近畿の都にふさわしい防火、防災体制の確立を図らなければならない」と述べた。続いて消防団関係者や自治会など、491個人・団体に表彰状、感謝状が贈られた。 続いて広小路通りでは、市内の保育園、幼稚園児らでつくる幼年消防クラブによる防火防災パレードのあと、市消防本部の女性職員2人の放水訓練が披露された。さらに消防団員、署員ら約1100人、車両50台が約200mの通りを分列行進し、高日市長や市民らが見守る中、きびきびとした動きを見せた。 最後に音無瀬橋下流の由良川右岸から一斉放水。カラー放水もあり、色鮮やかな水柱が上がり、団員たちは防火、防災の気持ちを新たにしていた。写真=水煙の中に虹が立つ。由良川で行われた一斉放水

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1.ゆいレール1・9%増1373万人/昨年の乗客数,沖縄タイムス
RV=20.7 2008/01/08 12:00
キーワード:前年,期間,乗客,増える,都市

 沖縄都市モノレール(比嘉良雄社長)が七日まとめた昨年一年間の乗客数は千三百七十三万三千五十人で、前年を1・9%上回った。 同社では「好調な観光に支えられ、観光客の利用中心に堅調に推移した」と分析している。 月ごとの利用客数を見ると、台風15号で那覇まつりの期間が一日短縮されたことが影響し、十月に前年同期と比べ約六万九千人減った。 また、台風4号の影響で丸一日運休した七月も約二万五千人前年を下回った。そのほかの十カ月間は前年を七千―七万五千人上回った。 十二月の月間乗客数は百十六万五千八百十四人で、前年同期比一万五千百九十人増えた。 初めてNAHAマラソン前日にも運転本数を増発したため、マラソン当日と合わせた二日間だけで計六千八百七十三人増えたという。

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1.公共下水道の値上げ検討 白浜町、つなぎ込み資金融資も(和歌山)(紀伊民報),紀伊民報
RV=24.2 2008/01/09 17:02
キーワード:接続,町,事業,下水道

 白浜町は、家庭や事業所へのつなぎ込みが遅れている公共下水道事業について、資金の貸し付けなど、つなぎ込み促進策と、使用料の値上げを検討している。事業を円滑に進めるための交付税の一部が2008年度から順次なくなり、町下水道事業特別会計の経営悪化が懸念されるためだ。近く案をまとめ、3月町議会で諮り、早ければ4月から実施する。値上げは、1994年度に一部地域で供用を開始して以来初めて。町は「収入が思うように上がらず、値上げもやむなしの状況に至った」と説明している。 町下水道事業特別会計は、一般会計からの繰入金をほぼ半減させた00年度から毎年、単年度赤字を出している。06年度も3700万円の赤字となり、累積赤字は3億5100万円となった。 08年度には交付税算入分の高資本費対策繰入金が、09年度からは地方債の資本費平準化債が、それぞれ経過措置期間の対象外となり、なくなる。 これまでは、事業当初の使用料を抑えたり、起債のうち先行投資にかかわる利息の一部を一定期間繰り延べたりするために交付税として算入されていた収入が計数千万円あった。 町上下水道課は、つなぎ込みのペースや繰入金がこれまでと同じ程度で推移した場合、交付税の減少で累積赤字が急増し、11年度には9億円を超すと予測。経営悪化が懸念されている。白良浜の黒砂問題の浮上で、鉛山湾内の浄化対策も待ったなしの課題となった。 つなぎ込みの促進策については、期限内に接続を終えた場合、一定期間、使用料を軽減する考え。実施期間と上限額を決め、接続に必要な改造費用の資金を無利子で貸し付けることも検討中。一般会計からの繰入金も増やす予定だ。 一方、値上げ幅は契約使用量によって4〜41%を予定。月に30立方メートル使う標準的な家庭の場合、月額約2900円が約4000円になる。 同課は「値上げ幅は大きいが、金額的には上富田町やみなべ町とほぼ同じになる」と説明している。 既接続者の使用料については、不公平感をなくすため、工事に伴う町助成金を受けたところを除き、一定期間、旧料金のまま据え置くという。 町は、接続促進策として、これまで助成金や工費借り入れに対する利子補給、各種イベントを通じた啓発活動を実施している。 同課の戎島徹課長は「各方面の意見を聞いて案をまとめるとともに、対象となる地域の住民や宿泊施設に積極的に出向き、よく説明して協力いただけるように努めたい」と話している。◇町財政を圧迫 目立つ事業の遅れ 白浜町によると、07年3月末の供用開始面積は約112ヘクタール、同地域内の接続率は55・2%(対象1641戸に対し906戸が接続)。 今後も年間接続40〜50戸というこれまでのペースで進むと、事業完了まであと15年かかるとされ、工期が当初計画の倍近くに長引く見通し。 事業の遅れについて町上下水道課は「計画区域の単独層(水洗トイレ)普及率が80%と高く、環境保全への理解はあっても下水道に対する関心は低い。98年の台風で民家が被害に遭い、接続ペースが鈍った」と話す。 一方で、接続の遅れが使用料収入の減少や工事の遅れにつながり、町財政を圧迫しているのも事実。「接続の呼び水となる効果的な施策や積極的な取り組みがもっと早くほしかった」と、これまでの下水道行政を疑問視する住民の声もある。 白浜町公共下水道事業 年間約300万人が訪れる白浜温泉街の汚水対策と、白良浜がある鉛山湾内の汚染防止が主目的。事業期間は約20年。 1986年度に事業着手。温泉街と周辺の計画区域293ヘクタールを決め、88年度に着工。94年度に白良浜前に水処理施設を地下に埋設した浄化センターが完成し、同年に供用開始。

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1.橋がつなぐ物語:/4 横部橋 河川改修で架け替え着手へ /岡山(毎日新聞),毎日新聞
RV=34.4 2008/01/11 15:01
キーワード:橋,町,牛,市,工事

 ◇素朴なたたずまい惜しむ声 橋脚に木製の板を渡しただけ。増水に備えて橋板をワイヤーで両岸につないだ「流れ橋」。河川改修に伴い今年中にも架け替えに着手する予定だが、素朴な橋のたたずまいを惜しむ声も。数年前まで橋を管理してきた住民の思いは複雑だ。真庭市下方の備中川にかかる「横部橋」が物語の主役である。【石川勝義】 横部橋は全長77・7メートル、幅90センチ。長さ5メートル、幅30センチ、厚さ6センチの板48枚が縦16枚、横3列に並び、板の上に立つと川面までの約3メートルが数字以上に高く感じる。細い丸太の手すりも備えるが、渡ればちょうど橋の脚と脚の間で板がたわんで、ちょっとしたスリルが味わえる。 橋を支える脚は14本中11本がH形鋼。3本が丸太だ。約3年前まではすべて丸太だった。橋脚の数も15本と、1本多かった。今も川には数本の木製の脚の跡が残っている。 市によると、横部橋は04年、河川改修に伴う架け替え工事を見越して旧落合町の町道に認定された。横部橋の上流と下流にある「紙屋橋」と「垂水大橋(旧垂水橋)」は、55年に合併した旧木山村と同町が早くから管理しており、横部橋だけが住民の手に残った。 備中川は氾濫(はんらん)が多く、流れ橋は理にかなった構造だ。建設会社への勤務経験を買われ、約30年間、橋の修理をした古林功美(いさみ)さん(85)=同市落合垂水=によると、橋を壊れにくくする目的のほか、入手が難しい板材を流さないためでもあったという。しかし、72年7月の豪雨が橋の命運を決める。近くに住む女性(78)は「辺り一面が水没して海のようだった。牛や豚まで流され大変だった」と振り返る。勢いを増した濁流によって、橋は跡形もなく流されたという。約9・5キロにわたり川幅を広げる現在の河川改修計画は、この時の教訓から翌73年に立案された。 橋の周辺はかつて養蚕業が盛んだった。今も田畑が広がり、橋は農作業に不可欠。流されず、車の通れる橋を望む住民は多く、古林さんもその一人だが、思わずこんな言葉もこぼれた。「わしが生まれた時からあった橋。流されては架け直した。今は愛着がわいて我が子みたいなもの」 護岸工事は橋の下流約100メートルまで迫っている。(つづく)1月11日朝刊

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2.下水処理能力向上へ みなべ町浄化センターが汚泥脱水機を増設(和歌山)(紀伊民報),紀伊民報
RV=30.4 2008/01/11 16:54
キーワード:接続,町,事業,脱水,工事

 みなべ町は、浄化センター(同町芝、町役場第1庁舎隣)への下水の流入増加に伴い、2億6700万円を投じて、汚泥と水分に分離する脱水機を増設する。完成は2008年度中。 浄化センターは02年10月に一部供用開始した。全体計画戸数は2400戸。現在、つなぎ込みができるのは1300戸で、うち実際に接続しているのは853戸。接続率は65・6%。 現在、1日に900〜1000トンを処理している。今回の脱水機増設は、08年度末での処理水量(日量最大2500トン)に対応するための措置。 脱水装置を増設することで、汚泥の脱水性能は5〜6倍アップする。1時間に5立方メートルの汚泥の脱水が可能になる。 事業着手した11年以上前に比べ住宅区域が広がっていることに加え、地盤の低い場所では豪雨と満潮時が重なれば排水機能がまひすることが度々あり、家屋などへの浸水被害も出ていた。また、道路整備による宅地化で、土地の保水機能の低下もあり、汚水と雨水対策が課題となっている。このため、これまで汚水の対象が191ヘクタール、雨水がこのうち126ヘクタールだったのを、汚水、雨水共に216ヘクタールに拡大している。 脱水装置の増設工事は、日本下水道事業団(東京都)に委託する。

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1.豊岡河川国道事務所で汚職疑惑 職員を事情聴取(産経新聞),産経新聞
RV=30.0 2008/01/13 20:21
キーワード:橋,工事,事業,みる,業者,事務所

 国土交通省近畿地方整備局豊岡河川国道事務所(兵庫県豊岡市)の職員の口座に、地元の建設業者から数千万円に上る不明朗な現金が振り込まれていた疑いのあることが13日、県警捜査2課の調べでわかった。職員は平成16年10月の台風23号の災害復旧工事の事業費を水増し発注し、受注額の一部を業者からキックバックさせていたとみられる。県警は現金がわいろにあたる可能性が高いとみて、この職員や建設業者数人から事情聴取し、慎重に調べている。 県警などによると、工事は台風23号で堤防が決壊し、浸水被害が広がった県北部の円山川流域で実施されている災害復旧工事。工事の担当職員が、工事の区画などを操作して事業費を不正に水増して発注していたとみられるという。 同事務所は、台風で決壊し、流域に浸水などの被害が出た同県北部の円山川の総延長約68キロのうち、40・5キロを管理。国交省は26年度までの予定で、約900億円を投入して川底の掘削や橋粱の改築などの緊急治水対策工事を進めている。 同事務所の中村文彦所長は「職員が事情聴取されたことは確認したが、詳細はわからない」と話している。

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1.国交省事務所係長を逮捕=台風被害復旧担当、収賄容疑−兵庫県警(時事通信),時事通信
RV=57.3 2008/01/14 02:00
キーワード:容疑,工事,豊岡,事務所,事業,藤田

 2004年に日本列島を縦断した台風23号の被害復旧事業の担当者がわいろを受け取った疑いが強まり、兵庫県警捜査2課は14日、収賄容疑で、国土交通省近畿地方整備局豊岡河川国土事務所係長の藤田洋容疑者(46)=同県豊岡市正法寺=を逮捕した。 また、贈賄容疑で沖野工務店営業部長の大谷衛容疑者(67)=同市日高町=を逮捕した。 調べによると、藤田容疑者は同事務所調査課計画係長として、工事の設計や発注事務を担当。大谷容疑者に有利な取り計らいをした見返りに、04年9月から05年3月にかけ、同容疑者から数百万円のわいろを受けた疑い。 藤田容疑者は台風23号で堤防が決壊した円山川の災害復旧工事も担当していた。23号は04年10月に四国や本州を縦断し、政府が激甚災害に指定した。 同事務所は円山川の総延長約68キロのうち40.5キロを管轄。河川激甚災害対策特別緊急事業として、04年12月から10年3月までの事業見積額は約650億円に上る。

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2.<収賄>容疑の国交省河川事務所係長を逮捕 兵庫県警(毎日新聞),毎日新聞
RV=51.1 2008/01/14 01:51
キーワード:容疑,工事,豊岡,事務所,藤田

 兵庫県警捜査2課などは14日未明、国土交通省豊岡河川国道事務所(兵庫県豊岡市)調査課水防企画係長、藤田洋容疑者(46)=豊岡市=を収賄容疑で、沖野工務店営業部長、大谷衛容疑者(67)=同=を贈賄容疑で逮捕した。 調べでは、藤田容疑者は、同事務所計画係長として勤務していた04年9月ごろから05年3月ごろまでの間、台風23号(04年)で堤防が決壊した円山川の復旧工事などで、沖野工務店に有利に取りはからった謝礼として、豊岡市内で大谷容疑者から数回にわたり現金計数百万円を受け取った疑い。 円山川は、総延長68キロのうち下流約28キロを同事務所が管理し、台風23号では流域の約1万1800棟が浸水した。04年11月に激甚災害に指定され、同事務所は約900億円を投じ堤防の整備などを進めている。【津島史人】

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3.台風復旧工事で贈収賄、国交省事務所係長ら逮捕…兵庫県警(読売新聞),読売新聞
RV=51.1 2008/01/14 01:52
キーワード:容疑,工事,豊岡,事務所,藤田

 2004年の台風23号の災害復旧工事を巡り、請負業者からわいろを受け取ったとして、兵庫県警捜査2課は14日未明、国土交通省豊岡河川国道事務所(兵庫県豊岡市)の調査課係長、藤田洋容疑者(46)(同市正法寺)を収賄容疑で、土木建築会社「沖野工務店」営業部長、大谷衛容疑者(67)(同市日高町石井)を贈賄容疑でそれぞれ逮捕した。 藤田容疑者は「600万円もらった」と容疑を認めている。藤田容疑者の口座には約4000万円が入金されており、県警は工事代金を水増しするなどして、代金の一部を還流させていたとみて追及する。 調べでは、藤田容疑者は、豊岡市中心部を流れ、台風23号で堤防が決壊した円山川の災害復旧工事を担当。04年から05年にかけて数回にわたり、工事の予定価格を教えた見返りに大谷容疑者から同市内で、数百万円を受け取った疑い。

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4.数千万円、不自然な入金=逮捕の国交省職員口座に−兵庫県警(時事通信),時事通信
RV=51.1 2008/01/14 11:30
キーワード:容疑,工事,豊岡,事務所,藤田

 国土交通省職員が台風被害復旧工事の発注に絡み、業者からわいろを受け取った汚職事件で、収賄容疑で逮捕された同省豊岡河川国道事務所(兵庫県豊岡市)の水防企画係長藤田洋容疑者(46)の口座に数千万円に上る不自然な入金があったことが14日、同県警捜査2課の調べで分かった。 逮捕容疑のわいろ額は約600万円で、同容疑者は調べに対し、容疑を認めている。これを含めた数千万円は、贈賄側の沖野工務店(同市)営業部長大谷衛容疑者(67)らからの入金とみられ、同課は資金の流れについて調べを進める。

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1.汚職の国交省職員、業者と癒着常態化 事務所が1年前に注意も(産経新聞),産経新聞
RV=82.0 2008/01/15 13:25
キーワード:容疑,工事,事務所,藤田,豊岡,業者,係長,調査,河川,発注

 国土交通省豊岡河川国道事務所(兵庫県豊岡市)の発注工事をめぐる汚職事件で、同事務所が昨年1月ごろ、同事務所調査課水防企画係長の藤田洋容疑者(46)=収賄容疑で逮捕=と特定の業者との癒着を指摘する情報を把握し、藤田容疑者に事情を聴いたうえで「誤解を招く行動は慎むように」などと口頭で注意していたことが15日、関係者の話で分かった。県警は、癒着が常態化していたとみて調べを進めている。 藤田容疑者は平成16年4月から同事務所に勤務し、河川工事の設計や積算を担当。同年10月に上陸した台風23号で管内に浸水などの被害が出た後は、19年3月まで河川を中心とした災害復旧工事の発注業務にあたってきた。 同事務所によると、藤田容疑者が災害復旧工事担当の係長だった19年1月ごろ、入札で特定の業者に便宜を図っているなどのうわさが広まった。上司が直接事実を確認したところ、藤田容疑者はうわさを否定。 このため上司は追及せず、「業者との飲み食いなど誤解を招くような行動は慎むように」などと注意を促したという。藤田容疑者は同年4月、大型工事の発注などを行わない現在の水防企画係長に異動になった。

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2.<豊岡汚職>冬柴国交相が陳謝(毎日新聞),毎日新聞
RV=34.7 2008/01/15 12:17
キーワード:工事,事務所,豊岡,調査,河川

 国土交通省豊岡河川国道事務所の台風復旧工事を巡る汚職事件で、冬柴鉄三国交相は15日の閣議後会見で「極めて遺憾。国民の皆さま方に心からおわびを申し上げたい」と陳謝した。 冬柴国交相は「(県警の)捜査が入っているが、国交省もできる限りの調査をし厳正に対処したい」と表明。「復旧には900億円の国費を投じている。それを食い物にしたのなら許されない」と語気を強めた。【高橋昌紀】

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1.台風復旧工事収賄:国交省豊岡河川事務所長が謝罪 「発注は予定通り」 /兵庫(毎日新聞),毎日新聞
RV=65.1 2008/01/16 17:02
キーワード:容疑,工事,事務所,豊岡,事業

 国土交通省豊岡河川国道事務所の水防企画係長が、台風23号で大きな被害を受けた円山川復旧工事に絡む収賄容疑で逮捕されたことを受けて、同事務所の中村文彦所長(53)が15日、記者会見を行い、「市民、復興に携わっている皆様におわびします」と陳謝した。【小園長治】 中村所長は「(今回の逮捕で)復旧工事の遅れが危惧(きぐ)されますが、(近畿地方整備局がある)大阪から5人の応援を得て、今まで通り、事業が遅れることなく、地元説明会や工事発注は予定通り行いたい」と述べた。 ◇再発防止へ調査 また職員逮捕については「事件解明に向けて、警察に協力してまいります。私どもとしても内部でも出来る限り調査し、再発防止に努めたい」と説明した。〔但馬版〕1月16日朝刊

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2.国交省職員の汚職事件 豊岡国道事務所が謝罪会見(産経新聞),産経新聞
RV=43.7 2008/01/16 07:51
キーワード:工事,事務所,豊岡,事業,業者

 国交省豊岡河川国道事務所の発注工事をめぐる汚職事件で、同事務所の中村文彦所長が15日、豊岡市内で謝罪会見。「職員が逮捕されたことを深くおわびするとともに、河川工事の事業については遅れることがないようにしたい」と陳謝した。 事件の舞台となった河川工事入札について、当初、業者側は約6890万円で落札したが、その後、工事変更などで1億900万円に膨らみ、約1カ月遅れで工事が完了したことを明らかにした。このことについては「工事内容の変更で、工事費が増減することはよくある」と説明した。 今後は近畿地方整備局から職員の増員を受けて対応する方針だが、中村所長は「家宅捜索により、残された資料は少ないが、内部調査でできる限りの原因究明をはかり、再発防止につなげたい」と話した。

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3.平成18年7月豪雨:仮橋処置、橋の架け替え命じる−−県、西日本高速道路に /島根(毎日新聞),毎日新聞
RV=43.1 2008/01/16 16:01
キーワード:橋,事務所,高速,撤去,住民

 ◇県、西日本高速道路に監督処分 一昨年の7月豪雨の際、出雲市所原町の神戸川に西日本高速道路が設置していた仮橋で適切な処置が行われていなかったとして、河川管理者の県が同年8月、西日本高速道路に対して河川法に基づき、橋の架け替えを命じる監督処分を行っていたことが15日、わかった。 同地区では一昨年の7月豪雨で神戸川がはんらんし、周辺家屋が浸水するなど甚大な被害が出た。その後、西日本高速道路が設置した仮橋や盛り土の不撤去が浸水被害を拡大させたとして、同町桜地区の住民が「神戸川災害被災者同盟」(成相喜代一会長、55戸)を結成し、洪水被害に関する補償を求めて西日本高速道路松江高速道路事務所と交渉をしている。 監督処分は、川の水が警戒水位を越えているにも関わらず、事前規定に反して、盛り土を撤去できなかったことに対するもの。県出雲県土整備事務所が〓末(てんまつ)書の提出を求めたうえで、災害後の河川改修計画にあわせた橋の架け替えを命じていた。 県出雲県土整備事務所の森山裕夫所長は「盛り土撤去に関しては完全にできていないが、安全な橋に作り替えるよう行政が指導した。住民と西日本高速道路とが補償について交渉しているが、今後は県も立ち会っていく」とした。【細川貴代】1月16日朝刊

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1.比に捜査員、養殖実態解明へ=エビ投資詐欺立件向け−警視庁(時事通信),時事通信
RV=40.6 2008/01/17 10:00
キーワード:容疑,事業,養殖

 投資会社「ワールドオーシャンファーム」(東京都台東区)によるエビ養殖投資詐欺事件で、警視庁生活経済課は17日までに、同社がエビ養殖場があると説明したフィリピンに捜査員を派遣した。同社会長黒岩勇被告(59)=旅券法違反罪などで起訴=らの詐欺容疑の立件に向け、養殖事業の実態を調べる。 調べなどによると、同社は「フィリピンでのエビ養殖事業に投資すれば1年で2倍になる」と称して出資を募り、約4万人から約600億円を集めたとされる。 同社は「東京ドーム450個分の養殖場がある。エビを育てて市場に出荷すれば大きな利益が得られる」と宣伝。しかし、昨年1月に配当を中止し、5月には、「養殖場に大型台風が4度直撃した」との説明で、配当を完全に停止した。 実際には養殖事業はほとんどしていなかったとみられ、生活経済課は現地の捜査当局と協力して裏付けを進める。

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2.離島航路の補助見直しへ−国交…,北國新聞
RV=32.5 2008/01/17 21:07
キーワード:事業,離島,航路,補助,使用

離島航路の補助見直しへ−国交省が有識者検討会設置(1/1720:02更新) 国土交通省は17日、原油価格の高騰などで経営状況が厳しい離島航路に対する補助制度を見直すため、有識者らでつくる「離島航路補助制度改善検討会」を設置することを決めた。21日に初会合を行い、6月に結論をまとめる。 検討会は、離島航路の運航事業者が加盟する日本旅客船協会や、離島航路が多い広島県などの自治体、離島振興の専門家らで構成している。 現行制度では、経営赤字が出た事業者に燃料使用量などに応じて国が補助金を交付しているが、燃料費の上昇や離島の過疎化に伴い経営状況が悪化する事業者が増え、関係自治体が不足分を肩代わりしているのが実情。このため自治体や事業者から補助制度の見直しや、国の支援拡充を求める声が上がっていた。 国交省によると、2007年度は全国で313ある離島航路のうち、122航路が補助対象になっている。

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1.南郷池を保全し雑水川改修を 亀岡、河川整備研が初会合(京都新聞),京都新聞
RV=61.0 2008/01/18 20:09
キーワード:工事,事務所,池,生息,住民,市,研究,改修

 市民の憩いの場として親しまれている京都府亀岡市南郷町の南郷池を含む一級河川「雑水(ぞうず)川」の改修を進めるため、府南丹土木事務所(南丹市園部町)は18日、研究者や地元住民らからなる河川整備研究会を設置し、初の会合を亀岡市古世町の市文化資料館で開いた。改修が南郷池の景観や水環境に大きな影響を及ぼす可能性があり、府は、研究会の意見を踏まえて2008−09年度に改修計画を策定する。 雑水川は過去に大雨で流域に浸水被害が生じたことがあり、既に府が改修工事に着工。川底を削り流量を増やす計画で、南郷池は何の措置も取らなかった場合、「泥沼の上に川が流れるようなイメージ」(府南丹土木事務所)になるという。 従来の景観や生態系が変化し、市民生活に与える影響が大きいことから、同池とその下流域計約600メートルの未着工区間について、研究者や生活者の立場から幅広く改修について意見を募ろうと、研究会を設けた。 3月末まで協議を重ね、▽水面の面積や水位の維持▽水質の改善▽池に生息する生物の保全−など、既存の景観や環境を維持する方策について、府に対して一定の方向性を示す。 この日の初会合では、生物、環境学者や地元自治会代表など10人の研究会メンバーが集い、同池も視察。「人がつくり出した環境に、多様な生物が息づいてきたビオトープ」と池を評価し、「生息生物について、きめ細かな調査が必要」などと府に要望した。 研究会の会長に就任した京都学園大(同市曽我部町)バイオ環境学部の石田紀郎教授(68)=環境毒性学=は「多様な視点から、できるだけ多くの問題を提起し、南郷池の望ましい姿について議論を深めたい」と話している。

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1.<ヒグマ>気圧が急激に降下しそうなときはご用心(毎日新聞),毎日新聞
RV=33.3 2008/01/19 19:42
キーワード:研究,最高,気圧,ヒグマ,みる,高まる,増える,急激,人間,データ

 気圧が急激に降下しそうなときはヒグマにご用心−−。NPO法人日本ツキノワグマ研究所=広島県廿日市(はつかいち)市=が、過去37年間に起きたヒグマの人身事故(狩猟や駆除を除く)の発生時と気圧との関係を調べたところ、発生の翌日ごろから気圧が急激に降下していることが分かった。人間も気圧の低下で耳の疾患が増える傾向があるが、ヒグマにも似た現象があるとみられる。 同研究所によると、1970年以降に起きた人身事故31件のうち、32件で気圧低下の関係があった。事故の2日後までに気圧が4〜20ヘクトパスカル以上急激に落ちたケースが21例▽2日後までに2〜4ヘクトパスカル低下したのが4例▽前後10日間で低くなったケースが6例。 北海道静内町で06年6月、山菜採りに出かけた53歳の男性が襲われて死亡した事故は、当日午後に大雨が降り、2日後から気圧が7〜8ヘクトパスカル下がった。 同研究所の米田一彦理事長は「5月後半〜7月上旬にオスの攻撃性が高まるのは、交尾期であるほかに、気圧変化によるストレスも一因ではないか」とみている。同研究所は、98年ごろから出没数と駆除数が増加しているツキノワグマについても、気圧との相関関係のデータ収集を急いでいる。 気圧と疾患の関係に詳しい札幌市の内科医、木下眞二さんの研究では、人間も気圧の谷を伴う低気圧が近付いた時、高血圧患者の最高血圧が通常より高まり脳出血の危険性が高まるという。今回の研究について「大変興味深い。人間の場合、その日の気圧ではなく翌日の気圧と血圧が密接に関係している。(ヒグマも)わずかな気圧変動を感知しているのかもしれない」と推測する。【本間浩昭】

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1.町職員を収賄で逮捕=水道施設工事でわいろ−兵庫県警(時事通信),時事通信
RV=46.4 2008/01/20 01:31
キーワード:容疑,工事,業者,調査

 兵庫県佐用町の発注工事で、業者からわいろを受け取ったとして、県警捜査2課などは19日、収賄容疑で、同県佐用町地籍調査課主幹藤元幹憲容疑者(51)=同町金屋=ら2人を逮捕した。藤元容疑者は「内容が違っている」と容疑を否認している。 また、贈賄容疑で常盤電機(同県姫路市)契約社員和田孝雄容疑者(61)=同県上郡町竹万=を逮捕した。 調べによると、藤元容疑者らは水道施設のポンプ取り替え工事などの業者選定の際、同社に有利な取り計らいをした見返りとして、昨年1月と9月、和田容疑者からほかの業者の口座を通じ、藤元容疑者の管理する架空会社の口座に計35万円のわいろを受けた疑い。

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2.新井旅館:ようやく復活できた 台風で被害「花の棟」、ほぼ完成−−修善寺 /静岡(毎日新聞),毎日新聞
RV=29.0 2008/01/20 11:02
キーワード:工事,改修,花,棟

 ◇横山大観も愛した老舗、04年の台風で大きな被害 04年10月の台風22号で被害を受けた伊豆市修善寺の老舗旅館「新井旅館」で、国の登録有形文化財の「花の棟」1階3部屋の改修工事が終わり、昨年12月中旬から営業を再開した。残り1部屋も改修工事が急ピッチで進められている。完全復活が目前に迫り、従業員や常連客は喜びの声を上げている。【山田毅】 「きれいになってよかった」。昨年12月下旬、常連の60代と30代の母娘が花の棟1階をわざわざ指定して宿泊した。改修工事を陣頭指揮した総務経理部長、藤井秀之さん(46)は「常連客からはいつ復活するのかと何度も手紙をいただいた。お客様の笑顔を見て本当にうれしい」と喜ぶ。 新井旅館は1872(明治5)年創業で、安田靫彦や横山大観、芥川龍之介など多くの日本画家や文人に愛された老舗旅館。98年には「花の棟」を含む15棟が国の登録有形文化財に指定された。 04年10月、台風で同館の横を流れる桂川があふれ、濁流が館内に流れ込んだ。特に川沿いにある花の棟の被害は大きく、休業に追い込まれた。2次被害を防ぐため外から板を張ったが、「景観を損ない、休業イメージも強くなって客足に影響した」(藤井さん)。 他の建物は災害から約半年後に修復できたが、花の棟は資金のめどが立つ昨年5月まで工事が始められなかった。改修では昭和初期の数寄屋造りを再現し、ガラス戸上部の卍模様の装飾は当時流行のデザインを取り入れた。ドアの外枠には樹齢1000年の台湾ヒノキを用い、ベランダには足湯も新設した。評判は上々だという。 同旅館は経営悪化などで05年11月に競売にかけられ、文化財を保護するNPO法人「靫彦・沐芳会」(相原郁子理事長)が所有権を獲得。現在は同会が経営を支援している。藤井さんは「台風、経営問題など3年間いろいろあった。でも、花の棟をカメラで撮影してくださるお客様の姿を見ると、ようやく復活できたのだと実感する」と復活に気持ちを新たにしている。1月20日朝刊

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1.半世紀ぶりの大改修工事が完了 市民と水鳥も憩う三段池(両丹日日新聞),両丹日日新聞
RV=81.6 2008/01/21 14:50
キーワード:橋,池,工事,改修,堤防,府,補助,市,事業

 福知山市猪崎、三段池のため池改修工事がこのほど終わった。大規模な改修工事は約50年ぶりで、農業用と防災の両面で、機能的かつ安全な施設として生まれ変わった。 三段池は周囲が1・3kmあり、下流域の農業用水として利用されている。市民の憩いの場としても親しまれているが、池南側の堤防から漏水し、取水機能が低下。満水時に水を排出するための洪水吐けが狭く、集中豪雨になれば堤防が壊れる危険性が出ていた。以前の大規模工事は1953年から55年にかけて行われていた。 今回の工事は市が04年9月から、水を抜いた状態で開始。延長約90mの堤防中心部から池側に約10mのところに、新たに放流塔(高さ8・4m)を設けた。洪水吐けと取水施設を備えており、堤防下に設けた2m四方のボックスと直結し、機能を果たす。塔に行くための橋も設置。塔の上部はあずまや風になっており、ベンチを設け周囲を見渡すことが出来る。 堤防は張りブロックを施し強固にした。また落下防止の柵設置や砂利を敷くなどの歩道整備をし、植栽もした。昨春には、堤防、放流塔がほぼ完成したため、水を張って満水とし、田植えの時期には農業用水として使えるようにしていた。 総事業費は約2億1400万円。国から50%、府から25%の補助を受けた。写真=堤防上の歩道も整備され、以前のように散策できる

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2.半世紀ぶりの大改修工事が完了 市民と水鳥も憩う三段池(両丹日日新聞),両丹日日新聞
RV=81.6 2008/01/21 17:50
キーワード:橋,池,工事,改修,堤防,府,補助,市,事業

 福知山市猪崎、三段池のため池改修工事がこのほど終わった。大規模な改修工事は約50年ぶりで、農業用と防災の両面で、機能的かつ安全な施設として生まれ変わった。 三段池は周囲が1・3kmあり、下流域の農業用水として利用されている。市民の憩いの場としても親しまれているが、池南側の堤防から漏水し、取水機能が低下。満水時に水を排出するための洪水吐けが狭く、集中豪雨になれば堤防が壊れる危険性が出ていた。以前の大規模工事は1953年から55年にかけて行われていた。 今回の工事は市が04年9月から、水を抜いた状態で開始。延長約90mの堤防中心部から池側に約10mのところに、新たに放流塔(高さ8・4m)を設けた。洪水吐けと取水施設を備えており、堤防下に設けた2m四方のボックスと直結し、機能を果たす。塔に行くための橋も設置。塔の上部はあずまや風になっており、ベンチを設け周囲を見渡すことが出来る。 堤防は張りブロックを施し強固にした。また落下防止の柵設置や砂利を敷くなどの歩道整備をし、植栽もした。昨春には、堤防、放流塔がほぼ完成したため、水を張って満水とし、田植えの時期には農業用水として使えるようにしていた。 総事業費は約2億1400万円。国から50%、府から25%の補助を受けた。写真=堤防上の歩道も整備され、以前のように散策できる

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1.自主防災組織:組織率48.2%、全国大きく下回る 6市町村でゼロ /新潟(毎日新聞),毎日新聞
RV=37.0 2008/01/22 13:01
キーワード:組織,消防,防災,補助,住民

 県は、災害時に住民同士で助け合う自主防災組織の組織率が県内で48・2%(07年10月1日現在)にとどまり、全国平均(66・9%、06年4月1日現在)を大きく下回っていることを明らかにした。組織がゼロの自治体が6市町村、1けた台も3市町あり、県では組織率向上に努めている。 自主防災組織は、災害が発生したときに初期消火や避難誘導、救護などを行う。県でもスコップや担架などの購入費や防災訓練の経費などについて補助してきた。しかし、04年の新潟豪雨で大きな被害を受けた三条市でも13・5%にとどまった。 県は06年、16年までに自主防災組織の組織率100%達成を目標に掲げているが、現在100%に達しているのは刈羽村のみ。県防災企画課は「住民の結束が固く、自主防災組織として実効性があっても、届け出がない限りカウントしない市町村もある。実数はもっと多い」としている。 ゼロの加茂市の場合は「自主防災組織はかつての警防団につながるもの。消防団が既に全域をカバーしており、必要ない」という小池清彦市長の方針がある。【渡辺暢】1月22日朝刊

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2.国場自治会 社協と初の小規模避難訓練(琉球新報),琉球新報
RV=27.9 2008/01/22 10:29
キーワード:消防,防災,国場,住民

 那覇市国場地域で20日、小規模避難訓練(那覇市社会福祉協議会、那覇市災害救援ボランティア推進会議主催)が開かれた。同市で自治会単位で災害避難訓練を行ったのは初めて。共催として国場自治会と真和志第5民生委員児童委員協議会が参加した。 近年多発する自然災害を想定し、関係機関の連携を図り、国場地域における災害時の要援護者の安否確認や避難誘導などを実践的に行うことで、防災意識を高め、日ごろの助け合いの関係づくりを強化することが目的。 本島の集中豪雨で国場川がはんらんし、国場地域で床上や床下浸水、土砂崩れが起きたことが想定された。午前10時に避難警報を伝える放送が流されると、住民が国場公民館に避難した。 歩けない高齢者ら要援護者を、民生委員や高齢者でつくる生老会のメンバーら担当者が避難支援。要援護者が、助けを受けながら車いすで移動する姿が見られた。自力避難が困難な者を、自治会長からの要請を受け、消防が搬送した。 国場公民館への避難の後に反省会を行い、班ごとに発表があった。3班からは「本当に災害が起こった時、訓練が生かせるか不安」「定期的に訓練を行う必要がある」などの意見が出た。 車いすで避難した嘉数カツさん(94)は「避難する時、転んだら怖いと感じた。訓練はいい勉強になった」と感想を話した。 那覇市は地域福祉計画を策定し、自治会や民生委員を中心に高齢者や障害者らの要援護者を支えるための「支えあいマップ」を作る普及に取り組んでいる。国場自治会も支えあいマップを作製した。

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1.異変と証言:諫干訴訟結審へ/上 潮流 /佐賀(毎日新聞),毎日新聞
RV=59.6 2008/01/23 17:00
キーワード:閉め切る,堤防,生息,環境,研究,潮流,撤去,事業,機能,観測

 ◇「以前の速さ失った」 98年7月。太良町の潜水士、平方宣清さん(55)は奇妙な死に方をした二枚貝のタイラギを見つけた。死貝は通常、海底に横たわっているが、生きている時と同様、海底に立ったまま死んでいた。「立ち枯れ」だった。 19歳でタイラギ漁師となり、約20年前から毎年漁期前にタイラギの生息調査をしてきた長年の経験でも、初めて目にした姿だった。「急激に体力が弱り、死んだようだった。寒気を覚えた」 以後、「立ち枯れ」は大量に発生し、地元漁師の生計の柱だったタイラギ漁は、不振を極める。 前兆は93年ごろからあった。 諫干着工後のその年あたりから、諫早湾に近い西側の海域でタイラギが少なくなり、福岡県寄りの東側の漁場で漁をするようになった。国のアセスメントは「諫早湾外の影響は少ない」。その結果を信じていた。 だが堤防閉め切り後、タイラギは「急に消えた」といえるほど激減した。海底環境は悪化し、腐ったようなヘドロ臭もするようになった。 思い当たるのは、潮流の変化だった。「海底で台風の中を歩くようだった」という速い潮流が、閉め切り後は「風速10メートルぐらいに弱まった」。 閉め切り後に潮流の速度が落ちたことは、他の多くの漁業者の証言に共通している。 ◇  ◇  ◇ 九州大大学院の小松利光教授(環境流体力学)は、堤防閉め切りで潮流の平均流速が低下するのは「当然」と言う。 有明海のような閉鎖的な海域では、潮流の速さは海域を出入りする海水の量で決まる。このため、堤防閉め切りで出入りする水量が減った分、平均流速も減少するという。 閉め切り前の93年。長崎大の西ノ首英之教授(当時)は島原半島周辺の流速を観測していた。 小松教授は03、04年の2カ年、西ノ首教授と合同調査を実施。93年の西ノ首教授の調査と同じ4地点の流速を、同じ方法で観測した。その結果、流速が20〜30%低下していた。 有明海は、速い潮流が自然浄化機能を果たしてきたと言われる。小松教授は「流れが変わるということは、生物の生きる環境が変わること。非常に大きな影響があると言える」と指摘する。 ◇  ◇  ◇ 有明海沿岸4県の漁業者ら約2500人が、国営諫早湾干拓事業(諫干)で97年に湾内を閉め切った潮受け堤防の撤去・開門を国に求めている訴訟が25日、佐賀地裁で結審する。02年11月の最初の提訴から5年余り。漁業者側が訴えてきた閉め切り以後の「異変」とは何か。法廷の証言などを踏まえ、漁業者の体験と研究者の知見から、その正体を探る。【姜弘修】1月23日朝刊

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1.庄内は風が強く大荒れ 県内は25日まで大雪の恐れ,山形新聞
RV=40.8 2008/01/24 13:04
キーワード:気圧,道路,庄内,羽越本線,山形,鶴岡

 24日朝の県内は、急速に発達しながら日本海を津軽海峡に向かって北上した低気圧の影響で、各地とも断続的な降雪に見舞われた。24時間降雪量は多い所で20センチとなった。特に庄内では風が強く、大荒れの天気に。県内は冬型の気圧配置が強まる25日まで大雪の恐れがある。 山形地方気象台によると、同日午前10時までの各地の積雪量は山形14センチ、酒田16センチ、新庄68センチ、米沢38センチ、尾花沢98センチ、小国83センチ、大蔵村肘折199センチ、西川町大井沢134センチ。同時刻までの最大瞬間風速は酒田26.9メートル(午前8時58分)、新庄23.5メートル(同9時43分)、山形10.8メートル(同9時46分)。 25日午前6時までに予想される24時間降雪量は、多い所で山沿いが60センチ、平地は40センチで、その後も雪は降り続く。最大風速は庄内が海上で23メートル、陸上は18メートル、内陸で12メートルが見込まれ、波の高さは7メートルの大しけとなりそうだ。 前日まで、ほとんど雪が消えかけてい山形市内は白一色に。会社や商店の駐車場では除雪をする人の姿が多く、車の渋滞が続いた。強風で羽越本線混乱 通勤通学に影響 この天候で、JR羽越本線の村上(新潟県村上市)−鶴岡間で始発から特急計6本が運休となるなど、通勤通学で利用する乗客などに影響が出た。 JR東日本は同日午前、強風のため、羽越本線など7路線の一部区間で列車の運転を見合わせた。本県関係では、羽越本線の村上−鶴岡間と、吹浦−新屋(秋田市)間で運転を中止し、特急いなほ上下6本と、普通列車上下17本が運休。JRは臨時バスを出して対応した。 鶴岡駅や酒田駅では、通学、通勤者らが駅員に列車の運行状況などを問い合わせる姿が見られた。鶴岡駅から埼玉県の大宮駅まで行くという、さいたま市の女性は「この強風では午後まで待っても電車が動くか心配。予定が大幅に変わってしまい、大変だ」と話しながら急ぎ足でバスに乗り込んでいた。航空機、定期船欠航が相次ぐ また、羽田発庄内行き全日空893便は、強風のため庄内空港に着陸できず、羽田空港に引き返し、欠航となった。折り返しの896便も欠航し、乗客計約230人に影響が出た。 酒田港と飛島を結ぶ定期船「ニューとびしま」は欠航した。 山形自動車道では、宮城川崎インターチェンジ(IC)−笹谷IC間の下り線でスリップによる乗用車同士の追突事故が発生し、午前9時10分ごろから1時間20分にわたり通行止めとなった。米沢南陽道路は吹雪で視界が悪く危険なため、同10時50分から全面通行止めとなっている。

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2.航空8便、羽越本線など運休 県内、強風と雪の影響,山形新聞
RV=33.4 2008/01/24 21:58
キーワード:気圧,庄内,羽越本線,山形,鶴岡

 発達しながら東に進んだ低気圧の影響で、県内は24日、全域で大荒れとなった。山間部では前日からの降雪量が30センチを超えた所も。強風と視界不良のため、JR羽越本線など各線で列車が運休したほか、空の便も相次いで欠航するなど終日、ダイヤが混乱した。航空8便、羽越本線など運休 発達した低気圧の影響で県内は24日、庄内を中心に雪が降り続いた。強風と雪による視界不良のため、庄内空港と山形空港の計8便が欠航したほか、JR羽越本線で計39本の列車が運休するなど交通機関が乱れた。 JR東日本山形支店によると、羽越本線は強風の影響で村上(新潟)−鶴岡間などで運転を見合わせ、特急列車11本、普通列車22本、寝台列車6本の計39本が運休した。このほか、奥羽本線の新庄−真室川間で上下2本、仙山線の仙台−山形間で上下4本、陸羽東線の鳴子温泉(宮城)−新庄間で上下2本が運休となった。 庄内空港は雪による視界不良と強風の影響で庄内−羽田間の全日空計5便が欠航し、乗客計約630人に影響が出た。全日空は予約を変更したり、チケットを払い戻してほかの交通機関を紹介するなどして対応した。羽田行きの便に搭乗予定だった三川町猪子、会社員佐藤司さん(52)は「悪天候が恨めしい」と肩を落としていた。 山形空港発着のJAL定期便は、天候不良のため札幌行きと折り返しの2便、エンジントラブルで羽田行き1便の計3便が欠航した。また、前便からの遅れで名古屋行き1便が1時間5分遅れで出発。乗客計91人に影響が出た。 山形自動車道は、視界不良や強風のため宮城県側の宮城川崎インターチェンジ(IC)−笹谷IC間で午後6時55分から上下線とも通行止めとなった。また、全線で50キロに速度規制されている。同11時現在、復旧のめどは立っていない。 また、庄内地方の各教育委員会によると、酒田市で小学校4校、鶴岡市は3校が午後の一部の授業を打ち切り、児童を早めに下校させた。このほか酒田と遊佐、庄内、鶴岡、三川の5市町の小中学校計44校で一斉下校した。

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3.<暴風雪>北海道内大荒れ…鉄道運休、運転再開待つ乗客(毎日新聞),毎日新聞
RV=26.8 2008/01/24 13:36
キーワード:気圧,高速,町,観測

 急速に発達した低気圧の影響で、24日の北海道内は道南と太平洋側を中心に朝から雪と強風による大荒れの天候になり、渡島管内などで休校が相次ぐなどの影響が出た。 札幌管区気象台によると、午後1時までの12時間降雪量は▽檜山管内今金町36センチ▽登別市29センチ▽渡島管内八雲町24センチ▽七飯町大沼26センチ▽札幌市25センチ−−など。25日午前6時までの24時間降雪量の予想は太平洋側で50センチ、日本海側とオホーツク海側で40センチ。また、函館市で最大瞬間風速22.4メートル、室蘭市で同20.5メートルを観測するなど各地で強い風が吹き荒れた。悪天候は25日朝まで続く見込み。 道教委のまとめ(午前10時現在)によると、函館、室蘭両市がすべての市立学校を休校とするなど小中高校164校が臨時休校の措置を取った。37校が下校時間の繰り上げを決めた。臨時休校は、渡島管内で▽小学校61▽中学校32▽高校6▽特別支援学校1−−の計100校。胆振管内は▽小学校33▽中学校18▽高校8▽特別支援学校2−−の計61校。檜山管内ではせたな町と上ノ国町の小学校3校が休校した。函館市では市立の4幼稚園も臨時休園になった。 JR線は午後1時現在、札幌発函館行き特急列車スーパー北斗6号など49本が運休。新千歳空港では羽田便や釧路便など計32便が欠航し、丘珠空港(札幌市東区)でもこの日の道内便全36便のうち函館行きなど30便が運航を取りやめた。 フェリーも稚内−利尻・礼文間▽江差−奥尻島間▽函館−大間(青森県)間−−などで計12便が欠航。高速道では各地で積雪による物損事故10件が起き、一部が通行止めとなったほか、一般道でもトラブルが相次いだ。

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1.交通まひ、停電も 暴風雪東北各地で被害(河北新報),河北新報
RV=47.5 2008/01/25 06:11
キーワード:山形,仙台,秋田,気圧,庄内

 「冬の嵐」が生活を直撃した。低気圧の発達で暴風雪が吹き荒れた24日、東北では日本海側を中心に被害が深刻化した。JRなどの交通機関は各地でまひ状態に陥り、建物被害や停電などの影響も広がった。 秋田県三種町では、無職女性(90)が風にあおられて玄関の柱に頭をぶつけ、軽いけがをした。 秋田県内では強風のため秋田市と八峰町で民家や幼稚園などで、窓ガラスが割れたり、屋根の一部がはがれたりした。男鹿市、能代市など4市村で計約4550戸が停電した。 青森県内でも、青森市で約3500戸が停電。つがる市木造では強風で飛ばされたトタン屋根が電線に引っかかり、高さ約16メートルの電柱3本が倒れた。 JRは、秋田新幹線が一部区間を含め上下11が運休。在来線もダイヤが大幅に乱れ、東北線で上下140本以上、羽越線や五能線などで計250本以上が運休した。 北上市の北上線横川目駅では午後4時50分ごろ、下り列車が線路に積もった雪で緊急停車した。上下5本が運休し、後続の列車に最大3時間の遅れが出た。 東北自動車道は白石―安代インターチェンジ間が吹雪による「視界不良」などで通行止めの措置が取られた。山形、秋田、八戸、釜石の各自動車道も一部通行止めとなった。一般道ではスリップ事故が相次ぎ、盛岡市内の市道では路線バスが路肩の立木に衝突。仙台市中心部の幹線などでは渋滞が発生した。 空の便は、仙台、庄内両空港で各7便、青森、秋田両空港で各6便、大館空港で4便、山形、福島両空港で各2便が欠航。離島を結ぶ定期航路も強風と高波の影響で、欠航する便が各地で続出した。

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2.雪の県内、交通網マヒ続く,山形新聞
RV=44.5 2008/01/25 11:31
キーワード:山形,気圧,高速,庄内,道路

 強い冬型の気圧配置が続いている県内は25日も雪が降り続いた。県内の高速道路や鉄道では速度規制の措置が取られ、村山市ではスリップした車が道路をふさぐ事故が発生した。 JR東日本山形支店によると、羽越本線では強風のため、あつみ温泉−小波渡間で速度規制をして運行、上り普通列車2本が最大37分遅れた。奥羽本線では午前8時ごろ、福島市の庭坂駅構内でポイントが切り替わらなくなる不具合が生じ、東京発新庄行きの山形新幹線が同駅から26分遅れで運行を再開した。 山形空港発着のJAL定期便は、羽田発山形行きの1259便と山形発羽田行き1258便がエンジンの修理のため欠航した。庄内発羽田行き全日空894便は、前日の羽田からの最終便が悪天候で庄内空港に到着できなかったため、欠航した。酒田港と飛島を結ぶ定期船「ニューとびしま」は、高波の影響で欠航した。 県警交通管制センターによると、山形自動車道は宮城県側の笹谷インターチェンジ(IC)−宮城川崎IC間の上り線で事故が発生し、午前6時半から約2時間20分にわたり通行止めとなった。同自動車道は降雪のため、全線で50キロの速度規制が続いている。 断続的な降雪に見舞われている県内は、24日夜から25日朝にかけても雪が降り続いた。25日午前6時までに観測された24時間降雪量は山形や米沢で25センチ前後、長井や最上町向町では30センチ弱などとなった。 山形地方気象台によると、発達した低気圧が日本の東海上にあって気圧配置は強い冬型が続き、約5000メートル上空に氷点下36度以下の強い寒気も流入している。このため雪は降り続き、25日午前10時現在の積雪量は山形32センチ、酒田17センチ、新庄72センチ、尾花沢100センチ、米沢53センチ、長井72センチ、小国93センチ、鶴岡市櫛引33センチ、最上町向町75センチ、大蔵村肘折206センチ、西川町大井沢153センチなどとなった。 山形市内では、降雪が時々強まり、各地で渋滞が発生した。除雪車が出動したのは主要道が中心とあって、住宅地や商店街などでは、家の前や通りに降り積もった雪の片付けに追われる市民の姿が多かった。

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3.暴風雪 77歳女性が突風で転倒、重体 前橋(毎日新聞),毎日新聞
RV=33.2 2008/01/25 09:57
キーワード:秋田,気圧,高速,道路

 発達した低気圧の影響で北日本、北陸などは24日、強い風雪に見舞われた。前橋市で突風にあおられた女性が転倒して重体になったほか、各地の交通機関に影響が出た。低気圧は三陸沖に抜けたが、25日も荒天が続く見通し。 24日午後2時ごろ、前橋市大手町の群馬県庁敷地内の通路で、高崎市新町、無職、竹内幸子さん(77)と同市の無職の女性(79)が突風にあおられて転倒、竹内さんが頭の骨を折り意識不明の重体。秋田県能代市の旧能代産業廃棄物処理センターでは、強風のため焼却施設の煙突(高さ50メートル)が地上30メートル部分で折れた。 羽田空港を離着陸する旅客機は24日午後8時現在、計52便が欠航し、9600人余りに影響した。東北道などの高速道路も、吹雪による視界不良のため通行止めが相次いだ。 気象庁によると、強風は東北地方の日本海側を中心に吹き、青森県深浦町で最大瞬間風速31.8メートルを観測した。25日午後6時までの24時間降雪量は▽東北地方70センチ▽北海道、関東甲信地方30〜40センチの見込み。

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1.変革への助走:大澤県政の半年/上 実るか企業誘致と道路 /群馬(毎日新聞),毎日新聞
RV=36.3 2008/01/26 13:01
キーワード:組織,道路,企業,IC,県民,誘致

 ◇「大澤カラー」出す試み目立つ 大澤正明知事の就任から27日で半年を迎える。この間、企業誘致への注力や組織改編など、小寺弘之前知事の県政から脱却し大澤カラーを出そうとする試みが目立つ。最初の集大成となる来年度予算案が2月7日に内示されるのを控え、変革への助走とも言える半年間を検証し、課題を探った。 ■公約の具体化■ 就任時から最も力を入れるのが企業誘致だ。「トップセールス」を掲げ、2月には東京で「企業立地セミナー」を開き、自らが群馬の利点をプレゼンテーションする。銀座に開設予定の「ぐんま総合情報センター」(仮称)は、観光だけでなく企業誘致の拠点とも位置づけている。来年度以降に向け、新たな工業団地の造成準備も進めている。 道路整備にも重点を置く。企業誘致の武器とし、立地企業から入る税収を活用してさらに道路を整備する循環を想定している。当初は今年9月開通予定だった北関東自動車道伊勢崎インターチェンジ(IC)―太田桐生IC間は県の積極的な働きかけで半年前倒しが決まった。高崎市と板倉町を結ぶ東毛広域幹線道路整備では、国土交通省に提出した計画が認められ、5年間で整備費23億円を獲得した。県民の暮らしに直結する施策は新年度予算から具体化するが、限られた財源をどこに割り振るかが注目される。 一方でマニフェスト(選挙公約)にはプライマリーバランス(基礎的財政収支)の黒字化を掲げたが、昨年9月の県議会一般質問では「難しい時もある。方向性はしっかり持ちつつ、財源確保のための施策を打って出るときには進めないといけない」とも述べ、黒字化はトーンダウン。企業誘致や道路整備が今後の安定税収のための投資という説明を打ち出した。 ■県民との接触■ 「対話と協調」を県政のモットーとして掲げる。昨年8月、臨時県議会での就任あいさつで「可能な限り現場に出向き、自分の目で見て、直接県民の声を聞き、県議会と十分議論を重ね、市町村ともしっかりと協議していきたい」と抱負を述べた。台風9号被害(同9月)で孤立した南牧村への視察は象徴的なものといえる。 だが、昨年末の記者会見で「新任でまだ外に出る機会が少ない」と述べ、現時点では市町村長や各種団体との接触にとどまっていると自ら反省し、県民とも対話を進めたいと改めて訴えた。就任後の副知事2人制導入で、知事の自由度は高まったとの指摘もあり、積極的に現場に出向き、県民の声を直接吸収するというモットーの実践が今後の課題と言えそうだ。1月26日朝刊

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1.きしむ湖国の文化財 県補助金ピーク時の3割止まり(京都新聞),京都新聞
RV=52.9 2008/01/28 11:29
キーワード:文化財,補助,社寺,制度,修復,予算,市,知事

 滋賀県内の建造物文化財がきしんでいる。国宝・重要文化財(重文)級の建物の檜皮(ひわだ)ぶき屋根が一斉に耐用年数を迎え、修復が追いつかない上に、県の補助金がピーク時の3割に減少したことも拍車をかけた。文化財を所有する社寺は窮状を訴えるが、県は策定中の「新たな財政構造改革プログラム」で新年以降の3年間、新規事業の補助見送りを打ち出した。関係者は「貴重な文化財が朽ち果てることになりかねない」と危機感を抱く。 名僧智証大師・円珍ゆかりの三井寺の重文一切経蔵。古色蒼然(そうぜん)とした古刹(こさつ)には不釣り合いな緑色のビニールが屋根上部を覆う。「雨漏りは3、4年前から。だがいつ修理に着手できるか分からない」と、福家俊彦執事は話す。 県内社寺の文化財建築物をめぐる状況は悪化している。県文化財保護課によると、雨漏りや倒壊の危険性があり、喫緊の修理が必要な建物は国宝・重要文化財で4棟、県指定で3棟に上る。三井寺一切経蔵もその一つだ。 同課などによると、1960年ごろ、近畿に伊勢湾台風や第二室戸台風など大型台風が上陸し建物被害が続出した。その際、一斉に修復した檜皮ぶき屋根が耐用年数を迎えたのが大きな原因という。「修理の順番待ち」(福家執事)状態だ。 さらに、県の文化財修復補助金の減少が追い打ちをかける。国、県指定文化財合わせて1999年の1億6200万円を上限に、本年度はその3割の4900万円まで下がった。県指定分は2割にまで落ち込んだ。 このため、社寺などでつくる県文化財保護連盟(会長、鷲尾遍隆・石山寺座主)は危機感を抱き、昨年11月に文化財保護に関する予算確保の要望書を嘉田由紀子知事に提出している。 鷲尾会長は「滋賀の社寺は京都ほど観光収入がない。寺院でいえば檀家も少ない。県費減少分を自己資金で賄う自力はなく、国庫補助の話があっても、お断りしなくてはいけない状況だ」と窮状を訴える。 しかし、県は財政立て直しのため、文化財修復の新規事業をいったん打ち切る方針を打ち出した。予算額はピーク時の99年と比較し、国指定が12%、県指定にいたっては6%という低い水準だ。 全体の6割を補助する県指定の修理は言うに及ばす、国宝・重文にも暗い影を落とす。国指定の場合、修復による国庫の補助率は社寺など所有者の財政状況により85−50%で、残りは県と市、所有者で補てんする。この際、県は最大500万円を補助する制度があるが、凍結により、負担は所有社寺にのしかかる。「県の姿勢に倣う市が出てくる可能性もある」と社寺関係者は危惧(きぐ)する。 また、「新規事業の凍結で修復技術者の育成にも問題が出る」との指摘もある。一定の事業数がないと、技術者の修復技術もさびつく。建築物の老朽化は日々進んでおり、将来に影響することが必至な状況だ。

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1.県に問い合わせ81件 鳴門わかめ産地偽装、原材料に不安の声,徳島新聞
RV=49.3 2008/01/30 10:31
キーワード:鳴門,消費,偽装,産地,業者,わかめ

 鳴門わかめの産地偽装問題を受け、徳島県が設置している消費者らからの相談電話窓口に、発覚から一週間で計八十一件の相談が寄せられたことが二十九日、県のまとめで分かった。 県は、偽装問題を公表した翌日の二十二日から消費者やワカメ関係業者からの相談や苦情の受け付けを開始。二十八日までの一週間の相談件数は、原材料や原産地表示に関するものが五十四件と最も多く、食の安全への疑問や不安についての内容が二十三件と続いた。 虚偽、誇大表示の禁止を定めた景品表示法などへの問い合わせが三件、ワカメ生産者からの相談が一件あった。 消費者からは「公表している以外に産地を偽った商品はないのか」「該当商品を返品したい」などの声が多く寄せられ、県の担当者は「県が把握している商品名は公表している」「取扱業者に相談してほしい」などと返答しているという。 相談窓口は食料安全推進室や県民くらし安全室、水産課、地域経済課など関係五課室と県消費者情報センターに設置。問い合わせ先が分からない場合は、食の安全・安心企画員室が内容に応じて担当につないでいる。同室は〈電088(621)2110〉。 ◎「消費者おろそかに」 公取委懇談会、県対応に不満相次ぐ 公正取引委員会事務総局四国支所(高松市)は二十九日、徳島市内のウェルシティ徳島で県内消費者団体と懇談会を開き、不当表示などについての意見を聞いた。「鳴門わかめ」の産地偽装が問題となる中、同席した県関係者に対し、消費者側から「一連の対応で最も大事な消費者がおろそかにされている」などの厳しい声が相次いだ。 公取委、県、県消費生活有識者会議、NPO法人・県消費者協会などから計十五人が出席。公取委による活動状況の説明の後、鳴門わかめの問題について消費者団体からの発言が続いた。 出席者の一人は「県の目は生産者や加工業者に向いていて、消費者に対しての十分なコメントがないのはおかしい」と指摘。さらに「昨年十二月に分かったことが、なぜ今ごろ大騒ぎになるのか」と憤った。別の出席者は「発覚前から鳴門わかめはあやしいという声を聞いていた。消費者の口を信じた方がいい」と産地表示への不信感をあらわにした。 これに対し、県側は「今回は健康被害に結び付くものではないため、調査がまとまる段階まで待ったという姿勢もあった。反省すべきところがある」と答えた。 ◎新たに2社の産地偽装判明 計10業者に 「鳴門わかめ」の産地偽装問題で、徳島県は二十九日、鳴門市内のワカメ加工業者二社で新たに産地偽装が判明したと発表した。県はJAS法に基づき、近く二社に文書で厳重注意する。加工業者で産地偽装が判明したのは計十業者となった。 偽装が新たに判明したのは、鳴門市里浦町里浦の渦王(かおう)食品(吉田宏史代表)と、同所の春木圭二商店(春木圭二社長)。 県によると、二社は中国産が入った塩蔵ワカメの原料原産地を鳴門産と偽り、渦王食品は二〇〇七年一−十二月に少なくとも九トン、春木圭二商店は〇六年六月−〇七年五月に少なくとも四十五トン、それぞれ業者間取引で販売した。 県が二十九日、十業者を立ち入り検査して判明した。 ◎4社に厳重注意 鳴門わかめの産地偽装問題で、徳島県は二十九日、立ち入り検査で二十五日に産地偽装が判明した鳴門市里浦町里浦の半田聖治商店など四社に、文書で厳重注意した。 他の三社は同市撫養町弁財天の宮崎晋治商店、同町北浜の三田商店、里浦町里浦の四国村食品。 四社は中国、韓国産ワカメを鳴門産と偽って〇・五−八十三トン、業者間取引などで販売した。

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1.国交省職員の口座に6000万円…発注工事で収賄(産経新聞),産経新聞
RV=78.8 2008/02/02 21:04
キーワード:容疑,藤田,事務所,業者,豊岡,大谷,発注,便宜,受け取る,沖野

 国土交通省近畿地方整備局豊岡河川国道事務所(兵庫県豊岡市)発注の工事をめぐる汚職事件で、県警捜査2課などは2日、別の工事でも便宜を図った見返りに現金100万円を受け取ったとして、収賄容疑で同事務所調査課係長、藤田洋容疑者(46)を再逮捕。贈賄容疑で同市の建設会社「沖野工務店」営業部長、大谷衛容疑者(67)を再逮捕し、同社社長の沖野稜子容疑者(76)=豊岡市大磯町=を新たに逮捕した。 藤田容疑者の口座などには、同事務所赴任後の平成16年9月ごろから計六千数百万円が入金されており、藤田容疑者は、このうち約4000万円を大谷容疑者らから受け取ったと供述。県警は、残りの金についても業者からのわいろだった疑いがあるとみて捜査を進めている。 調べでは、藤田容疑者は同事務所の災害対策推進室の係長だった17年5月、事務所発注の台風23号災害復旧工事「野上地区護岸工事」にからみ、設計金額を教えたり、約4000万円分の追加工事を発注したりするなど便宜を図った見返りに、大谷容疑者らから現金100万円を受け取った疑い。 入札には10社が参加し、同社が予定価格の99・4%にあたる約5200万円で落札。その後、築堤など複数の工事が追加された。

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2.別の工事でも現金 兵庫の国交省職員を収賄で再逮捕へ(産経新聞),産経新聞
RV=72.4 2008/02/02 13:29
キーワード:容疑,藤田,事務所,豊岡,大谷,発注,便宜,受け取る,沖野

 国土交通省近畿地方整備局豊岡河川国道事務所(兵庫県豊岡市)発注の工事をめぐる汚職事件で、収賄容疑で逮捕された同事務所調査課係長、藤田洋容疑者(46)が別の工事でも便宜を図った見返りに現金を受け取った疑いが強まり、県警捜査2課などは2日午後、藤田容疑者と同市の建設会社「沖野工務店」営業部長、大谷衛容疑者(67)=贈賄容疑で逮捕=を再逮捕する。 また、同社の女性社長(76)も関与している疑いが強まったとして、県警は贈賄容疑で逮捕状を取っており、容疑が固まり次第逮捕する。 調べでは、藤田容疑者は平成17年5月下旬、同事務所発注の台風23号災害復旧工事にからみ、設計金額を教えたり、約4000万円分の追加工事を発注するなどの便宜を図った見返りに、大谷容疑者と女性社長から現金100万円を受け取った疑いが持たれている。 藤田容疑者は長年、工事の積算や発注業務を担当し、独断で工期を変更する権限を持っていたという。藤田容疑者の口座などには計約6000万円の現金が振り込まれており、県警が余罪を捜査していた。

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3.国交省職員、再逮捕へ 豊岡の汚職 別の工事でも便宜(産経新聞),産経新聞
RV=72.4 2008/02/02 17:02
キーワード:容疑,藤田,事務所,豊岡,大谷,発注,便宜,受け取る,沖野

 国土交通省近畿地方整備局豊岡河川国道事務所(兵庫県豊岡市)発注の工事をめぐる汚職事件で、収賄容疑で逮捕された同事務所調査課係長、藤田洋容疑者(46)が別の工事でも便宜を図った見返りに現金を受け取った疑いが強まり、県警捜査2課などは2日午後、藤田容疑者と同市の建設会社「沖野工務店」営業部長、大谷衛容疑者(67)=贈賄容疑で逮捕=を再逮捕する。 また、同社の女性社長(76)も関与している疑いが強まったとして、県警は贈賄容疑で逮捕状を取っており、容疑が固まり次第逮捕する。 調べでは、藤田容疑者は平成17年5月下旬、同事務所発注の台風23号災害復旧工事にからみ、設計金額を教えたり、約4000万円分の追加工事を発注するなどの便宜を図った見返りに、大谷容疑者と女性社長から現金100万円を受け取った疑いが持たれている。

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1.白石川サッカー公園:サッカー場よみがえる 台風で水没、半年ぶり−−白石 /宮城(毎日新聞),毎日新聞
RV=47.0 2008/02/03 12:01
キーワード:山形,サッカー,楽しむ,公園,白石川,国,市,交流,白石,協会

 昨年7月の台風4号の大雨で水没し、使用不能となっていた白石市郡山の白石川河川敷にある「白石川サッカー公園」の復旧整備が完了した。白石サッカー協会(佐藤浩会長)は2日、再びサッカー公園でプレーできることに感謝を込めて喜びをみんなで分かち合おうと、「ありがとう!白石川サッカー公園リ・スタート記念交流大会」を開催した。 参加した招待チームの南陽市シニア(山形県)を含む白石市内のスポーツ少年団、中学生、成人、シニアなど計10チーム、約150人の選手たちは、約半年ぶりに素晴らしくよみがえったピッチで、元気いっぱいボールをけりながら交流試合を楽しんでいた。 同サッカー公園は昨年7月の台風で白石川の水があふれ河川敷全体が冠水。人工芝が浮き上がり、ゴールが流出するなど壊滅的な被害が生じた。市は国の災害復旧事業として、約3600万円で復旧整備。サッカー協会も身近な清掃活動など復旧に協力した。 白石川サッカー公園は、サッカー少年らの要望で04年12月完成したサッカー専用競技場。総面積2・5ヘクタール。縦115メートル、横75メートルのコートに全天候型の人工芝を敷き、簡易トイレや140台の駐車場を総事業費約1億6000万円で整備した。【豊田英夫】2月3日朝刊

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1.<台風>航空機で観測データ、進路予測に生かす 気象庁(毎日新聞),毎日新聞
RV=34.1 2008/02/06 02:32
キーワード:予測,誤差,データ,進路,向上,気圧,航空機

 台風上空に航空機を飛ばし観測データを進路予測に生かす試みを、気象庁気象研究所などが今夏から始める。現在の予測は、気温などのデータに推測値が含まれ、進路が不規則な「迷走台風」では誤差も大きい。気象庁が台風観測に航空機を使うのは初めてで、実測値を使い予測精度の大幅な向上を狙う。 台風の進路は海上が多くで、気象観測点はほとんどない。人工衛星の観測結果などから算出した気温などのデータをコンピューターの数値予報モデルに入力し、進路を予測している。しかし、衛星観測のデータには誤差が避けられない。 このため研究チームは、数値予報の手法の一つで多数の予測を実施し平均的な予測を選び出す「アンサンブル予測法」を活用。予測のばらつきが大きくなる原因の領域を特定し、そこを観測して実測値を入手、予測精度の向上を図る。 具体的には、8月下旬から10月上旬に民間機をチャーターし、特定した領域の上空からセンサーを投下。気温や湿度、気圧などのデータを観測する。 同研究所によると、上空のジェット気流が通常より南下していたために進路予測が難しかった04年の台風4号の場合、24時間後に最大390キロの誤差があった。後に、台湾の気象当局が実施した航空機観測のデータを使って予測をやり直したところ、190キロの誤差に収まった。 同研究所台風研究部の中沢哲夫室長は「自然災害の社会的、経済的な影響は大きい。台風の予測精度を飛躍的に向上させ、影響を少しでも減らすことに貢献したい」と話している。【石塚孝志】

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2.台風 航空機で観測データ、進路予測に生かす 気象庁(毎日新聞),毎日新聞
RV=34.1 2008/02/06 16:29
キーワード:予測,誤差,データ,進路,向上,気圧,航空機

 台風上空に航空機を飛ばし観測データを進路予測に生かす試みを、気象庁気象研究所などが今夏から始める。現在の予測は、気温などのデータに推測値が含まれ、進路が不規則な「迷走台風」では誤差も大きい。気象庁が台風観測に航空機を使うのは初めてで、実測値を使い予測精度の大幅な向上を狙う。 台風の進路は海上が多くで、気象観測点はほとんどない。人工衛星の観測結果などから算出した気温などのデータをコンピューターの数値予報モデルに入力し、進路を予測している。しかし、衛星観測のデータには誤差が避けられない。 このため研究チームは、数値予報の手法の一つで多数の予測を実施し平均的な予測を選び出す「アンサンブル予測法」を活用。予測のばらつきが大きくなる原因の領域を特定し、そこを観測して実測値を入手、予測精度の向上を図る。 具体的には、8月下旬から10月上旬に民間機をチャーターし、特定した領域の上空からセンサーを投下。気温や湿度、気圧などのデータを観測する。 同研究所によると、上空のジェット気流が通常より南下していたために進路予測が難しかった04年の台風4号の場合、24時間後に最大390キロの誤差があった。後に、台湾の気象当局が実施した航空機観測のデータを使って予測をやり直したところ、190キロの誤差に収まった。 同研究所台風研究部の中沢哲夫室長は「自然災害の社会的、経済的な影響は大きい。台風の予測精度を飛躍的に向上させ、影響を少しでも減らすことに貢献したい」と話している。【石塚孝志】

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1.07年度補正予算:四国地方整備局管内、防災事業中心に114億円 /香川(毎日新聞),毎日新聞
RV=32.2 2008/02/07 16:02
キーワード:予算,道路,国,成立,輸送,防災,2月,補正,具体,緊急

 国の07年度補正予算が6日成立し、四国地方整備局では、防災のための公共事業を中心に約114億円が認められた。これで07年度の予算は計約3689億円(08年度以降の予算に編入されるゼロ国債約68億円を含む)となった。補正予算の規模としては対前年度比58・8%減、当初予算と合わせた合計も同14%減と、小規模な予算編成となった。 具体的には、▽緊急輸送路などの整備のため、国道55、56号(高知県)などの道路整備に20億3000万円▽過去の台風災害で被害を受けた綾川(香川県)の護岸工事や波介(はげ)川と仁淀川(いずれも高知県)の合流地点を2・5キロ下流にずらす事業など河川事業に5億9000万円――など。【吉田卓矢】2月7日朝刊

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1.潮見橋:完成、台風や豪雨被害防止−−鹿児島 /鹿児島(毎日新聞),毎日新聞
RV=30.2 2008/02/08 13:00
キーワード:橋,補助,通行止め,国

 鹿児島市谷山中央3の和田川拡幅工事に伴う潮見橋の完成記念式典が6日、現地であった。行政関係者らが出席し、近くの保育園児らと共にくす玉を割って祝った=写真。 拡幅工事は、台風や豪雨時の床上浸水などの被害防止が狙い。市が05年11月、旧橋を取り壊し新橋を架ける工事に着工していた。 完成した橋は長さ46メートル、幅11・8メートルのコンクリート製。総事業費約4億7000万円。国、県から計約12%の補助を受けた。橋は市道の一部で、工事中は通行止めとなっていたが、6日から通行が可能となった。拡幅工事も今年度中に終わる見通し。【福岡静哉】2月8日朝刊

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2.<激甚災害援助>国交省が1億8600万円過払い 計算ミス(毎日新聞),毎日新聞
RV=21.7 2008/02/08 20:22
キーワード:秋田,市町村,指定,合併

 国土交通省は8日、局地的激甚災害に指定された市町村に対する06年度の財政援助で、9市町村に計1億8600万円を払い過ぎていたと発表した。市町村合併に伴う担当者の計算ミスという。07年度の援助から減額するか、返還を求める。 激甚災害指定は市町村が対象。合併しても合併特例法に基づき、6年間は旧市町村単位で指定を受けることができる。国交省防災課によると、9市町村は合併後の06年1〜10月に台風などの被害を受けた。指定を受けたのは合併前の一部地域だったが、防災課の担当者が合併後の全地域に財政援助すると勘違いした。各過払い額は600万〜6100万円。 9市町村は▽岩手県久慈市、一関市▽宮城県登米市▽秋田県横手市、由利本荘市▽石川県能登町▽岐阜県高山市▽広島県北広島町▽宮崎県美郷町。【高橋昌紀】

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1.はるか:天候に恵まれ、玉太り良い 西予で晩柑類の収穫始まる /愛媛(毎日新聞),毎日新聞
RV=36.1 2008/02/09 18:01
キーワード:品種,取引,農業,JA,管内,栽培,2月,平均,西

 県内の6割のシェアを占める西予市三瓶町で、晩柑(かん)類の「はるか」の収穫が始まった。はるかはニューサマーオレンジの突然変異でできた品種で、酸が弱く、さわやかな香りが特徴。JAにしうわ管内では、116戸の果樹農家が栽培している。 同町朝立の農業、菊池茂守さん(48)の三瓶湾を見下ろす園地(標高約80メートル)では8日、菊池さんら家族3人が今季初めて、鮮やかな黄色に色づいた実を丁寧に摘み取っていた。 同JA管内で収穫されたはるかは、5キロ箱入りで関東方面に出荷されている。同JAは「台風被害がなく、玉太りも良い。市場価格は昨年並みの平均1キロ当たり250円で取引されている」と話している。【門田修一】2月9日朝刊

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1.追跡2008:長良川河口堰/下 アユ漁獲量、最盛期の18% /愛知(毎日新聞),毎日新聞
RV=119.3 2008/02/10 11:00
キーワード:河口,堰,長良川,組織,環境,予測,上流,アユ

 ◇「排水路みたいや」/国側「総じて問題ない」 長良川は木曽川、揖斐川とともに濃尾平野に豊かな恵みをもたらす一方で、昔から流域の人々を洪水で悩ませ続けてきた。長良川河口堰(ぜき)も「暴れ川」の治水が建設目的の一つだった。だが、95年の本格運用後はアユの漁獲量が激減するなど、自然環境への大きな影響がうかがわれる。水資源機構(旧水資源開発公団)は「総じて問題ない」との見解だが、実態はどうなのか。【加藤潔、樋岡徹也】 ◆環境 「昔の長良川ではのうなってしもうた。水を流すだけの排水路みたいや」。岐阜県羽島市の漁師、大橋亮一さん(72)が川面を見つめ、つぶやいた。河口から約38キロ上流の自宅付近の川は、河口堰の本格運用後、「流れが緩やかになり、湖のようだ」という。浅瀬や中州がなくなり、慣れ親しんだ風景は一変した。 風景だけではない。清流の長良川産として高値で取引されたアユやサツキマスの漁獲が、大幅に減った。大橋さんは「堰完成前はアユは毎年1トン以上採れたのに」と話す。同県水産課の統計では、06年の長良川のアユ漁獲量は187・6トンで、最近のピークだった92年(1029・1トン)の約18%。サツキマスも院Γ殴肇鵑如■坑廓・複横院Γ競肇鵝砲量鵤供鵑僕遒噌・鵑任い襦瓮哀薀媚仮函?br> しかし、同県全体のアユ漁獲量も06年は461・2トンで、92年(1725・5トン)の約27%まで減っており、同課は「河口堰だけの影響とは言えない」と話す。 河口堰による環境影響について、水資源機構と国土交通省中部地方整備局は「問題ない」という見解で一貫している。旧建設省は河口堰の構想発表後の63年から、専門家による木曽三川河口資源調査を実施。建設中の91年には異例の追加調査を行い、「対策を取れば環境に問題はない」とした。機構などは、堰完成後も環境調査を続けている。堰両岸の魚道のうち、左岸を遡上(そじょう)するアユの数は95年の約4万8000匹から99年に約95万6000匹に増え、07年は約78万6000匹。一方、河口の上流38キロ付近で採れたサツキマスは94年の895匹から増減を繰り返し、04年は101匹だった。 堰上流部の川の水に含まれる酸素や窒素、リンの量は、堰の運用前後で大きな変化はなかったという。さらに、河口堰付近から上流約30キロまでの河岸の植物を調べたところ、水量が増えた上流部で、ヨシやオギ、マメ科のクズなどの分布が変化していた。機構などは、こうした調査結果を専門家による「長良川河口堰モニタリング委員会」(95〜99年度)と「中部地方ダム等管理フォローアップ委員会・堰部会」(00〜04年度)に報告。両委員会は「堰運用後の環境変化はおおむね安定し、総じて問題ない」などと結論付けている。 この見解に、古屋康則・岐阜大准教授(魚類生理生態学)は反論する。古屋准教授らのグループは06年4〜11月、河口堰上流部でほぼ同じ時間帯に地引き網で捕獲する方法で、長良川と揖斐川の魚類を調べた。結果は長良川の16種1501匹に対し、揖斐川は22種2992匹。海水と淡水が交わる汽水域の魚は揖斐川でシラウオなど11種を確認したが、長良川ではボラなど4種だけだった。古屋准教授は「長良川で汽水域が失われた証し。豊かだった生態系が変わった」と指摘する。 一方、河口堰建設に反対してきた日本自然保護協会は、運用後10年間の観測結果某靴燭閉敢嵯覯未魏辰─・聾・瓩・・佞亮・慨超C伴匆饑験茲僕燭┐娠洞舛鬚泙箸瓩進鷙霆颪鮑G・拊罎妨・修垢襦F蔚┣駘・・梁湿綸・検μ掌轍綾・丗膓擬・蔑・絣悄砲蓮△修留洞舛梁腓C気鮗┷兇靴燭Δ┐如◆峇超C悗琉P洞舛鯣鬚韻襪砲蓮・瓩粒・セ筌押璽髪人僂梁臧・文・召靴・・廖廚範辰靴討い襦?br> ◆治水 ◇豪雨でも水位2メートル低く、塩害防止に不必要の声も 水資源機構が河口堰建設の目的の筆頭に掲げる治水の実績としているのは、04年10月20日の台風23号の上陸時だ。東海地方で総雨量300ミリ以上を記録し、長良川上流の岐阜県山間部も記録的豪雨に見舞われた。 翌21日には、河口から約39キロ上流の同県墨俣地区の流量が観測史上最大の毎秒約8000トンに達した。だが、長良川は河口堰運用後に河口部の川底を掘って流量を約1100トン増やすしゅんせつを行ったため、1970年当時と比べると水位を約2メートルも低くできたという。 しゅんせつの影響として心配されたのが塩害だった。河口から約30キロ上流まで海水が浸入し、工業用水や農業用水が取れなくなるという予測で、岐阜県海津市の約1600ヘクタールは地下水が塩水化する恐れも指摘された。機構などは、この塩害を防ぐために河口堰が不可欠と主張してきた。 堰の運用後、心配されたような塩害は報告されていない。だが、隣接する揖斐川でも上流部に海水が浸入しながら周辺地域には塩害がないことなどから、「河口堰がなくても塩害は広がらない」「ほかにも効果的な防止策はある」など、河口堰の必要性を疑問視する研究者らの声は今も根強い。 通常は川の水をせき止めている河口堰だが、洪水などで流量が毎秒800トンを超えると、10基あるゲートを全開して水を河口に流す。運用開始後、昨年9月までの全開は計82回。04年の16回が最多で、最少は01年の2回だった。このほかに川底の水の酸素量が規定値(1リットル当たり6ミリグラム)を下回った場合なども、ゲートを動かして放水量を増やす。水温が高い夏場が多く、06年には計96回実施したという。 ◆反対運動 ◇運用開始後下火に−−反対する会今年20周年、「運動続けていく」 公共事業か環境保護か。長良川河口堰は1988年3月の本体着工後、その是非を巡って全国的に注目された。この時の反対運動の中心は地元ではなく、外部の人たちだった。 大阪在住のアウトドアライター・渓醂藥劼気鵝複毅粥砲・羶瓦砲覆蝓■牽固・況遒法崢肯廟邁聾・畄レ澆鉾紳个垢覯顱廚鮴瀘・K槊・縫瀬爐里覆つ肯廟遒硫礎佑鯒Г瓩榛邁函Τ・盞鬚気鵝文凌諭砲・崙蝙「和膵颪噺世い燭い覆蕁∪遒裡泳椶筍暇楴蠅弔・困濃弔気鵑・廚隼親韻靴堂馗垢魄セ[・韻拭・邁箸裡叩Γ廖Ε縫灰襪気鵑篶・章楕燭気鵝▲献磧璽淵螢好箸涼淹臈・蕕気鵑蕕盒・呂掘・超i欷遒領・譴・薹レ瀏紳个鮗臘イ靴拭?br> 与野党の国会議員も巻き込み、東京でもデモや陳情を展開。92年10月には堰建設現場近くの川に約1000のカヌーを集め、参加者が工事中止を訴えて気勢を上げた。その様子はメディアで取り上げられ、河口堰問題は広く関心を集めた。 建設省も世論の高まりを無視できず、95年3〜4月に、推進、反対両派が議論する円卓会議を8回開催。結局、建設は止められなかったが、天野さんは「マンモスのような巨大組織と思っていた建設省を(円卓会議や市民との直接交渉に)引きずり出し、ひざを折らせたのは一つの勝利」と振り返り、河口堰の現状を「建設省などは必要があるように装って建設したが、環境の悪化は明らか」と話す。 河口堰の運用開始後、反対運動は下火になった。地元でも関係者の高齢化が進み、建設差し止め訴訟原告団をリードした岐阜市の村瀬惣一さんが05年に死去。昨年11月には環境保護の立場から発言していた西條八束(やつか)・名古屋大名誉教授も亡くなった。 今年は「長良川河口堰建設に反対する会」設立から20周年。天野さんは「長良川はゲートを上げない限り死んでしまう。血税が使われているのだから、もっと本気で怒らないと。運動は続けていきます」と話した。

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2.三番瀬:生きているカキ確認 船橋で「市民調査の会」 /千葉(毎日新聞),毎日新聞
RV=58.8 2008/02/10 11:02
キーワード:河口,カキ,環境,生息

 東京湾最奥部の干潟「三番瀬」の環境調査に取り組んでいる市民団体「三番瀬市民調査の会」(伊藤昌尚代表)は9日、船橋市内で調査報告会を開き、猫実川河口域でカキ礁下に生きているカキの存在が確認されたことなどが報告された。【袴田貴行】 ◇アナジャコ増加や砂の堆積進行も ◇「今後も地道に調査し、新鮮な発見伝えたい」 同会は03年から、三番瀬のうち、市川市と浦安市の境に位置する猫実川河口域で環境調査を実施している。この報告会は、その成果を発表し三番瀬保全運動に活用するのが目的で、市民約20人が出席した。 同会の調査では、これまでに同河口域に、大潮の干潮時に約30万平方メートルの泥質干潟が現れ、約5000平方メートルのカキ礁が存在していることや、水質浄化に役立つアナジャコの生息を確認している。 カキの生息のほか、昨年は一昨年と比べて水質に大きな変化はないがアナジャコが増加したことや、砂の堆積(たいせき)が進んでいることなどが報告された。 伊藤代表は「昨年は台風や強風などの天候不順で十分な調査が実施できなかったが、この困難な経験を生かして今年も地道な調査に取り組み、新鮮な発見や驚きを伝えたい」と話していた。2月10日朝刊

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1.ぎふの旅フォトコン:入賞者が決定 /岐阜(毎日新聞),毎日新聞
RV=40.5 2008/02/11 14:03
キーワード:橋,旅,部門,展示,2月,風景,記念,優秀,倒壊,ふた

 県の「ひだ・みのじまんキャンペーン」の一環、ひだみの観光推進協議会の「いい旅ふた旅ぎふの旅フォトコンテスト」の入賞者が、このほど決まった。 04年10月の台風水害で橋が倒壊、線路が寸断され不通になっていたJR高山線の復旧記念日の07年9月8日から同12月31日までの間に、岐阜県内で撮影された写真が対象。人物・イベント部門と風景部門に計427点の応募があり、「飛騨・美濃じまん賞」「いい旅ふた旅ぎふの旅賞」「高山線全線復旧記念賞」各1点と、部門別で入賞各18点が選ばれた。 優秀賞以上の作品は18日から3月末まで県庁2階展示コーナーに展示される。【宮田正和】 主な入賞者は次のみなさん。(敬称略) 飛騨・美濃じまん賞=神戸市、橘初雄▽いい旅ふた旅ぎふの旅賞=多治見市、川口善也▽高山線全線復旧記念賞=名古屋市北区、飯盛泰 <人物・イベント部門>富士フイルム賞=岐阜市、小林勝美▽優秀賞=愛知県一宮市、児玉義彦<風景部門>富士フイルム賞=愛知県犬山市、鈴木博雄▽優秀賞=三重県桑名市、田中邦雄2月11日朝刊

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1.人権擁護法案、13日議論再開 反対派が巻き返しへ(産経新聞),産経新聞
RV=56.7 2008/02/12 22:33
キーワード:反対,人権,法案,党,保護,国会,委員,推進,古屋,成立

 自民党で賛否を二分している人権擁護法案の今国会提出に向け、党人権調査会(会長・太田誠一元総務庁長官)は13日、今年初の会合を開く。福田政権では古賀誠選対委員長や二階俊博総務会長ら推進派が党の要職を占めており、ジワジワと包囲網を構築。危機感を募らせた反対派の中川昭一元政調会長らは「真・保守政策研究会」を中心に法案反対を呼びかけるなど巻き返しに懸命だ。両派の妥協点を見つけることは困難なだけに対立が激化すれば政権を揺るがす事態も招きかねない。 「なんとか穏便に進める手だてはないのか」 太田氏は5日午後、反対派の古屋圭司衆院議員らとひそかに会い、協力を呼びかけたが、古屋氏らは(1)人権侵害の定義があいまい(2)人権委員会の権限があまりに強大(3)加害者の保護が十分でない−など法案の問題点を指摘した上で「人権救済には別の手だてを講じるべきだ」と主張し、協議は平行線をたどった。 推進派は「今国会が法案成立のラストチャンス」(党幹部)とみており、人権問題調査会を今後2、3回開いた上で3月にも総務会で党の了承を取り付けたい考え。公明党は法案に概ね賛成している上、民主、社民両党などにも賛成派が多いだけに「国会に提出してしまえば何とかなる」(推進派中堅)との読みもあるようだ。 その一方、推進派は今年に入り、若手・中堅を個別に呼び出し、説得工作を続行。党4役で法案に慎重なのは伊吹氏しかいないこともあり、若手からは「本音は反対でも次の選挙を考えると党執行部に逆らえない」と悲鳴が漏れる。「4月内閣改造説」が浮上していることも「閣僚ポスト待ち」の中堅以上に重しとなっている。 危機感を強めた中川氏は15日に「真・保守政策研究会」を開き、法案の問題点を徹底検証する構えだ。中川氏は「法案の根幹に問題が多い」と考えており、推進派が多少の修正案を示しても応じることはなさそうだ。 平沼赳夫元経産相(無所属)が会長を務め、休眠状態となっていた反対派議連「真の人権擁護を考える会」も活動再開に向けて動き出した。新会長には島村宜伸元文相が内定しており、1回生議員有志の議連「伝統と創造の会」(稲田朋美会長)や言論界とも連携し、反対キャンペーンを繰り広げる方針だ。 反対派は、平沼氏をパイプ役として民主党の反対派との連携も模索している。反対派の安倍晋三前首相や麻生太郎前幹事長の動き次第では、法案が政界再編に向けた動きを加速させる可能性もある。 人権擁護法案は平成14年に国会提出されたが、野党などの反対で廃案となった。17年に古賀氏らが再度国会提出を目指したが、平沼氏らの強硬な反対により頓挫した。

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1.庄内中心に暴風雪の恐れ 14日にかけ冬型強まる,山形新聞
RV=23.0 2008/02/13 11:25
キーワード:山形,庄内,羽越本線

 山形地方気象台は13日朝、「暴風雪と高波および大雪に関する県気象情報」を発表した。東北地方の上空約5000メートルに氷点下36度以下の寒気が入り、冬型の気圧配置が強まるため、14日にかけて庄内を中心に暴風雪となり、各地で大雪となる所もありそうだ。 14日までに予想される最大風速は、庄内の海上で18メートル、陸上は15メートル、最上が12メートル。波の高さは6メートルで大しけとなる。同午前6時までの24時間降雪量は、多い所で西村山、庄内南部、西置賜の山沿いが40センチ、最上と西置賜の平地で30センチ、庄内南部の平地で20センチと見込まれる。大雪による交通障害や雪崩などに注意が必要だ。◇ 米沢市では雪が激しく降り、時折強く吹く風で視界も悪かった。通学する児童・生徒ら道行く人は帽子を深くかぶり、慎重に歩いていた。◇ 酒田市内は13日午前8時すぎから5−10分程度にわたる断続的な吹雪に見舞われ、うつむきながら歩く人やライトをつけて走行する車があちこちでみられた。◇ JR羽越本線は、風速計が規制値を超えたため速度規制をして運行、酒田−女鹿間などで普通列車上下5本に最大38分の遅れが出るなどダイヤが乱れた。◇ JR奥羽本線は同日午前7時20分ごろ、大雪の影響で庭坂(福島市)−米沢間で一時運転を見合わせた。除雪作業を行い、福島発米沢行きの下り普通列車1本が55分遅れて運転を再開した。◇ 羽田発庄内行き全日空893便は13日午前、庄内空港上空の強風と雪による視界不良のため、欠航が決まった。折り返しの896便も欠航となり、乗客計252人に影響が出た。

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1.荒天:交通事故、相次ぐ 酒田で最大瞬間風速23.5メートル /山形(毎日新聞),毎日新聞
RV=40.7 2008/02/14 12:03
キーワード:山形,庄内,秋田,高速,農業,不良

 県内は13日、各地で雪を伴う強風が吹き荒れる天気となり、視界不良が原因となる交通事故が相次いだ。大荒れの天気は県内全域で14日昼ごろまで続く見込み。 庄内地方には暴風雪波浪警報が出された。山形地方気象台によると、13日午後4時5分ごろ、酒田市では最大瞬間風速23・5メートルを記録した。全日空では庄内空港発着の2便が欠航となった。 交通事故も相次いだ。同日午後3時5分ごろ、山形市関沢の山形自動車道笹谷トンネル入り口付近で、乗用車がスリップして路肩の雪に突っ込み、後続の4台も次々とスリップした。けが人はいなかったが、事故の影響で山形蔵王―笹谷間の上り線が約1時間通行止めとなった。県警高速隊の調べでは、乗用車は吹雪で前がよく見えなくなり、ブレーキをかけたところスリップしたらしい。 同日午前5時50分ごろ、舟形町舟形の県道交差点で、横断歩道を渡っていた近くの無職、沼沢教雄さん(81)が右から来た最上町法田、会社員、松浦義浩さん(27)の軽乗用車にはねられた。沼沢さんは両足の骨を折るなどの重傷。新庄署の調べでは、沼沢さんの側の信号機が赤だったという。当時、現場は吹雪で松浦さんが沼沢さんに気付くのが遅れたとみられる。 また、同日午前10時半ごろには、酒田市宮野浦の国道112号十字路交差点で、同市錦町2、農業、伊藤朝吉さん(75)の軽ワゴン車が、右から来た秋田市牛島西2、運転手、片桐守さん(44)の大型トラックと衝突。軽ワゴン車は左から来た軽トラックにも衝突し、伊藤さんは胸の骨を折る重傷、片桐さんは腰を打つ軽傷を負った。酒田署の調べでは、伊藤さんの側に一時停止の標識があったが、吹雪で視界が悪く、気付かなかった可能性が高いという。【林奈緒美】2月14日朝刊

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1.カキ:とろけるよ名物カキ 蓑島小5年生6人ポスター、小冊子作成−−行橋 /福岡(毎日新聞),毎日新聞
RV=34.8 2008/02/15 19:00
キーワード:カキ,環境,蓑島,協会

 行橋市立蓑島小5年生の児童6人が14日、学習の成果をまとめた小冊子「行橋蓑島の一粒かき」(B5判9ページ)と、カキの宣伝ポスターを市と市観光協会に寄贈した。 郷土の産物と海への理解を深めるため、総合学習の時間を使って昨年4月から蓑島名物カキについて学んできた。漁業者の聞き取り調査や種付けを体験し、先月は学校家庭科室でカキ汁とカキフライの調理実習と試食もした。 冊子は体験を自筆でまとめてコピーしたもの。蓑島のカキについて「トローリととろける至福のミルク感がある。台風や潮の影響で生産量が左右されるため人と自然との戦いでもある」と説明する。 豊前海の環境から蓑島のカキ養殖の歴史、カキ料理の作り方、蓑島の3軒の直売店と地図も盛り込み、地元に伝わる「カキ食えば思いおこせよ豊前海」との和歌も付けた。市、観光協会にPRを、と寄贈 この日、6人が市商工水産課と市観光協会の観光物産情報コーナーを訪ね、冊子を計20部とポスターを3枚手渡した。 山中優貴君(11)は「おいしいカキを育ててくれる漁師さんに、自分たちが役立てることはないかと(勉強を)思い立った」と話す。市と観光協会は、冊子を市商工水産課と観光物産情報コーナーに置いて希望者に配る。【降旗英峰】〔京築版〕2月15日朝刊

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1.第2管区海保管内の海難が2割減 (産経新聞),産経新聞
RV=26.5 2008/02/16 07:51
キーワード:前年,管内,海上,船舶,海難,漁業,減少,着用,保安,ジャケット

 昨年中に第2管区海上保安本部(塩釜)管内で海難に遭った船舶隻数は185隻で、221隻だった前年から約2割減ったことが同本部のまとめで分かった。 2管によると、昨年は台風などの上陸が平成18年より減少、異常気象による船舶海難隻数が54隻から5隻に減ったのが主な原因とみられる。 海難による行方不明者と死亡者数は、前年より14人減り11人。このうち9人がライフジャケットを着けていなかった。15〜19年の海難・転落による事故者のうち、救命胴衣非着用者の生存率は着用者の45%で、2管は漁協などを通じ漁業者らに常時ライフジャケットを着用するよう呼びかけている。

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1.滋賀県内各地で大雪 高島では雪崩で県道通行止め(産経新聞),産経新聞
RV=21.0 2008/02/18 07:50
キーワード:通行止め,上下,市,地区,県道,世帯,彦根

 強い寒気の影響で滋賀県内では、北部を中心に16日から17日にかけて大雪となった。彦根地方気象台は16日深夜から、湖北地域と近江西部地域に大雪警報を発令。17日は、最低気温が彦根でマイナス0・9度、大津で0・3度を記録するなど、全域で厳しい冷え込みとなった。高島市で県道が雪崩で通行止めとなったのをはじめ、積雪による被害や交通機関の遅れなどが相次いだ。 高島市マキノ町在原の県道脇の斜面で16日午後7時半ごろ、雪崩が発生。長さ20メートル、幅30メートルの雪が道をふさぎ、在原地区の23世帯58人が一時孤立した。県は17日午前8時から、除雪車3台で除雪を始め、午後5時ごろ復旧した。市によると、同地区では16日午後9時半の時点で、163センチの積雪があった。けが人などはなかった。 また、JR湖西線と北陸線で17日午前5時半ごろから、積雪によりポイントが正しく作動しないトラブルが発生。午後0時半までに、上下2本が運休、26本が最大64分遅れとなり、約6000人に影響した。

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1.東京・多摩川の不法係留ボート、行政代執行で初撤去(読売新聞),読売新聞
RV=70.0 2008/02/19 12:06
キーワード:河口,撤去,羽田,事務所,不法,係留,所有,ボート,プレ,ジャー

 国土交通省京浜河川事務所(横浜市鶴見区)は19日午前、東京都大田区羽田地区の多摩川左岸に不法係留されているプレジャーボートを撤去する行政代執行を始めた。 多摩川の不法係留船を行政代執行で撤去するのは初めて。 河口近くの左岸には、約110隻のプレジャーボートが約500メートルにわたって不法係留されている。午前10時半、同事務所の鈴木研司所長が行政代執行を宣言し、職員ら約50人が現況を調査した。クレーンを使って船を撤去し、撤去費用は所有者に請求する。 同事務所によると、不法係留船は、台風などで川が増水した際に流される危険性がある。河川敷には部品の不法投棄も相次いでおり、同事務所は今冬にも集中的な行政代執行を予定している。

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1.近未来型システムで農業活性化へ 自然利用し発電、水くみ上げ(琉球新報),琉球新報
RV=48.8 2008/02/20 16:05
キーワード:離島,農業,システム,機構,発電,運用,データ

 琉球大学工学部情報工学科の玉城史朗教授の研究グループが離島での農業用水不足を解消し、農業の活性化につなげようと、地下水をくみ上げて農業用水に活用する風力・太陽光発電の遠隔監視システムを開発した。 西原町の同大工学部とうるま市津堅島(直線距離約18キロ)を無線LANで結び、ウェブカメラの動画や各種データによって同島の発電システムの稼働状況を常時監視する。 システムは現在試験運用中で3月下旬に本格稼働予定。無線LANシステムは有線より構築しやすく、他の周辺離島への普及も視野に入れている。 玉城教授は「これは自然エネルギーとインターネットを融合した近未来型の独立型発電システム。離島の農業用水確保のために電力を必要とする場所で台風対策を重視し、ネットワークを通して監視するシステムは国内でも初めての試み」と説明。「今後、ますます普及できると期待している」と力を込めた。 津堅島はニンジンの生産が盛んだが、最盛期には水不足に陥ることがあるという。計画では自然エネルギーを使い発電、ポンプでくみ上げた地下水をタンクにため、地元農家に無料で提供する。 開発段階で風車が台風で壊れる被害を受けたため、台風対策を重視。強風が吹くと、風車の回転を強制的に止めたり、風車を自動的に倒すように設定しており、損壊の被害を未然に防ぐ。 長距離無線LANは科学技術振興機構のプロジェクトで設置し、発電システムの構築は琉球リアル(池宮篤社長)との産学連携事業で実施した。 (徳元謙太)

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2.近未来型システムで農業活性化へ 自然利用し発電、水くみ上げ(琉球新報),琉球新報
RV=48.8 2008/02/20 17:40
キーワード:離島,農業,システム,機構,発電,運用,データ

 琉球大学工学部情報工学科の玉城史朗教授の研究グループが離島での農業用水不足を解消し、農業の活性化につなげようと、地下水をくみ上げて農業用水に活用する風力・太陽光発電の遠隔監視システムを開発した。 西原町の同大工学部とうるま市津堅島(直線距離約18キロ)を無線LANで結び、ウェブカメラの動画や各種データによって同島の発電システムの稼働状況を常時監視する。 システムは現在試験運用中で3月下旬に本格稼働予定。無線LANシステムは有線より構築しやすく、他の周辺離島への普及も視野に入れている。 玉城教授は「これは自然エネルギーとインターネットを融合した近未来型の独立型発電システム。離島の農業用水確保のために電力を必要とする場所で台風対策を重視し、ネットワークを通して監視するシステムは国内でも初めての試み」と説明。「今後、ますます普及できると期待している」と力を込めた。 津堅島はニンジンの生産が盛んだが、最盛期には水不足に陥ることがあるという。計画では自然エネルギーを使い発電、ポンプでくみ上げた地下水をタンクにため、地元農家に無料で提供する。 開発段階で風車が台風で壊れる被害を受けたため、台風対策を重視。強風が吹くと、風車の回転を強制的に止めたり、風車を自動的に倒すように設定しており、損壊の被害を未然に防ぐ。 長距離無線LANは科学技術振興機構のプロジェクトで設置し、発電システムの構築は琉球リアル(池宮篤社長)との産学連携事業で実施した。 (徳元謙太)

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3.シカ:大崩山の食害深刻 44%の植物種が消滅?−−県総合博物館 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=22.3 2008/02/20 17:02
キーワード:環境,シカ,生息

 ◇数字での裏付けは初 延岡市の大崩(おおくえ)山(1643メートル)でニホンジカの食害が深刻になり、在来の植物612種のうち44%に消滅した可能性のあることが分かった。県総合博物館が調査した。県内のシカの食害が数字的に裏付けられたのは初めて。【塩満温】 大崩山はすそ野から頂上まで常緑広葉樹、針葉樹、落葉広葉樹の順に天然林で覆われている。72年の学術調査や同年の宮崎大生物研究部の調査などでシダ類から樹木まで612種の植物の存在が確認されていた。 県総合博物館の今回の調査は04年から4年かけて行われ、今月初旬にまとめられた。 新たに見つかった99種を含めて442種の植物が確認されたが、36年前に登録された植物のうち、44%の269種は見つからなかった。この中に下草の種類が189種も含まれていることから、同博物館の斉藤政美学芸課長(54)=植物担当=は「シカに食べられて消滅した可能性が高い」と分析した。 現地では、大崩山の代表的な植物の一つ、ラン科のナガバノキソチドリが見つからなかったほか、低木のヨウラクツツジの数が激減していた。また、シカがあまり好んで食べないスズタケの笹の葉が食いちぎられ、アケボノツツジの幹には皮をかじった跡があった。森の中はシカの首が届く範囲の植物が消滅し、風通しが良くなったお陰で乾燥して地肌が露出したところもあったという。 県自然環境課によると、県内のシカの生息数は推定5万2000頭。このうち約5000頭が大崩山を含む五ケ瀬川以北に生息するとみている。 環境省に委嘱されて希少野生動植物種保存推進員を務める中島義人さん(77)=宮崎市=は「シカは2年に一度の出産が普通なのに、最近は毎年生んでいるようで、双子を出産したとの報告もある。繁殖率が高まった結果、餌が乏しくなってスズタケの葉まで食べ始めたのではないか」という。 斉藤課長は「シカの食害をこのまま放置すると、山の保水力が衰え、大雨などで重大な災害に結びつく恐れもある」と警告している。……………………………………………………………………………………………………… ◆シカの食害 県内各地でも報告されている。えびの高原では天然記念物のノカイドウの幼木が食べられて絶滅の恐れが出ている。高原町の御池周辺ではシダの仲間のミイケイワヘゴやキリシマイワヘゴが全く見つからず、絶滅したと見られている。2月20日朝刊

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1.<イージス艦事故>強風で漁協捜索できず 募る焦りと怒り(毎日新聞),毎日新聞
RV=47.1 2008/02/21 11:45
キーワード:清,徳丸,哲,漁協,組合,勝浦,視界

 「そこに海があるのに、出航できないなんて」「元気な姿を見たい」。千葉県房総半島沖で、海上自衛隊のイージス艦「あたご」とマグロはえ縄漁船「清徳丸」が衝突した事故は、21日で2日が経過した。吉清(きちせい)治夫さん(58)、哲大さん(23)父子の安否はわかっていない。清徳丸の所属する新勝浦市漁協などは21日も現場海域での捜索を予定していたが、強風のため出航を見合わせた。家族や漁協関係者に焦りと怒りが募った。【佐々木洋、浅野翔太郎、寺田剛】 新勝浦市漁協はこの日、午前3時ごろから捜索を予定していたが、強風と高波のため断念した。吉清さん父子の所属する同漁協川津支所には午前2時半ごろから、組合員約80人が集合。午前3時半ごろ、船団長の荘司好延さん(74)が「風速14メートルの強風のため、今日の捜索はできない」と伝えると、落胆した表情で帰宅した。 哲大さんの幼なじみで、漁師仲間の先輩でもある中ノ谷篤さん(24)は「探してやりたいけれど、自分だけでは海に出られない」と話し、哲大さんからの着信履歴の残る携帯電話を見つめた。 中ノ谷さんによると、漁協の若手の漁師は約20人。漁を終えたひととき、哲大さんとは「将来の勝浦の漁業を2人で支えていこう」と話したこともあったという。「哲は『結婚して家庭を持ちたい』と話していた。自分の都合で漁を休んだりしない、本当にまじめなやつなのに」と涙をにじませた。 治夫さんと同級生だったという鈴木正男さん(58)は「午前1時の段階で天候が悪かったから、捜索は無理だと思ったが、あきらめ切れずに来た。一刻で早く海に出て探しだしてやりたい」と祈るような表情で海を見つめた。 支所近くの岸壁では、現場付近で回収された、清徳丸の船体の一部とみられる破片や船に載せていた毛布、漁具などが陸揚げされて保管されている。訪れた親族の女性は「漁をしていた2人の様子が目に浮かぶ。生きていてほしい」と言葉少なに話した。 一方、防衛省が20日夜、清徳丸の灯火を視認した時間について、これまでの「衝突2分前に気付いた」とする説明を訂正し、「12分前に確認していた」と発表したことについて、組合員らから怒りの声が上がった。 男性組合員は「こっちは生活をかけて海に出ている。なぜ正しいことを最初から言わないのか」。別の組合員は「国にうそをつかれた思い。自衛隊は『自分は悪くない』って示したがっているようで、信用できない」と批判した。 事故当時、清徳丸と同じ海域に向かっていた男性組合員は「発表はやっぱりうそだったという感じだ。当日は視界も良く、ちゃんと見張っていれさえすれば、もっと前から確認できるはずだと、誰もが思っていた」と語った。

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2.イージス艦事故 強風で漁協捜索できず 募る焦りと怒り(毎日新聞),毎日新聞
RV=47.1 2008/02/21 16:27
キーワード:清,徳丸,哲,漁協,組合,勝浦,視界

 「そこに海があるのに、出航できないなんて」。千葉・野島崎沖で、海上自衛隊のイージス艦「あたご」とマグロはえ縄漁船「清徳丸」が衝突した事故は、21日で2日が経過した。吉清(きちせい)治夫さん(58)、哲大さん(23)父子の安否はわかっていない。清徳丸の所属する新勝浦市漁協などは21日も現場海域での捜索を予定していたが、強風のため出航を見合わせた。家族や漁協関係者は焦りと怒りをいっそう募らせた。【佐々木洋、浅野翔太郎、寺田剛】 新勝浦市漁協は、この日午前3時ごろから捜索を予定していたが、強風と高波のため断念。吉清さん父子の所属する同漁協川津支所には組合員約80人が集合したが、船団長の荘司好延さん(74)が「今日の捜索はできない」と伝えると、落胆した表情で帰宅した。 哲大さんの幼なじみで、漁師仲間の先輩でもある中ノ谷篤さん(24)は「捜してやりたいけれど、自分だけでは海に出られない」と話し、哲大さんからの着信履歴の残る携帯電話を見つめた。 中ノ谷さんによると、漁協の若手の漁師は約20人。哲大さんについて「将来の勝浦の漁業を担っていく漁師だった。『結婚して家庭を持ちたい』と話していた。自分の都合で漁を休んだりしない、まじめなやつなのに」と涙をにじませた。 治夫さんと同級生だったという鈴木正男さん(58)は「あきらめ切れずに(港に)来た。早く捜しだしてやりたい」と祈るような表情で海を見つめた。 一方、防衛省が20日夜、清徳丸の灯火を視認した時間について「衝突2分前に気付いた」とする説明を訂正し、「12分前に確認していた」と発表したことについて、怒りの声が上がった。 清徳丸と同じ海域に向かっていた男性組合員は「やっぱりうそだったという感じだ。当日は視界も良く、ちゃんと見張っていれば、もっと前から確認できるはずだと、誰もが思っていた」と語った。

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1.海自イージス艦・漁船衝突:防衛省証言に怒り、不信感 /千葉(毎日新聞),毎日新聞
RV=62.0 2008/02/22 13:01
キーワード:清,徳丸,漁協,哲,組合,勝浦,知事,海域

 ◇「12分前、絶対にありえぬ」 「12分前に確認したなんて、絶対にありえない」「レーダーを見ていなかったのではないか」――。新勝浦市漁協のマグロはえ縄漁船「清徳丸」と海上自衛隊のイージス艦「あたご」の衝突事故で、海上保安庁など関係機関の捜索は21日も続けられた。行方不明になっている吉清治夫さん(58)、長男哲大さん(23)の安否は確認できないままで、地元の人たちは父子の生還を祈った。漁協関係者は防衛省が訂正した説明が、現場海域にいた漁船の証言と食い違うことに、怒りと不信感を募らせた。【倉田陶子、寺田剛、浅野翔太郎、佐々木洋】 衝突事故の経過を巡っては20日夜になって、防衛省が清徳丸を視認した時間を「2分前」から「12分前」に変更した。これを受け、新勝浦市漁協の外記栄太郎組合長らは21日、同漁協川津支所で会見。「12分前というのは絶対にありえない」と話し、説明を変える防衛省の対応に不信感をあらわにした。 「12分前」との説明について、清徳丸の後方にいた金平丸の市原義次船長は「2分という説明では、『何も見ていない』と証明することになる。『監視していた』と裏付けるために、説明を変えたのではないか」と話した。 事故の約40分前の19日午前3時半ごろ、レーダーであたごの船影を確認していた「幸運丸」の堀川宣明元船長(51)は、「あたごは自分たちよりはるかに性能のいいレーダーを持っている。事故の20〜30分前からレーダーを見ていれば確認できたはずだ」とあたごの乗組員の対応を非難した。 外記組合長は「あたごが確認した緑灯は、清徳丸とは別の船だった可能性が高い」と指摘。「見張りが不十分だったのではないか。国民の生命財産を守らねばならないイージス艦が、家族もろとも奈落の底に突き落とした」と述べた。 同漁協は強風のため見合わせていた父子の捜索を、22日未明から再開する。 ◇知事「横の連携を」 堂本暁子知事は21日の定例会見で事故に触れ、「つらく、悲しいこと。家族の皆様の心労はいかばかりか。漁業者が安全に操業できるようにしてほしい」と述べた。 また、政府から県への連絡が発生の4時間後、知事への連絡が5時間後だったことについて、「人命救助が一番大切。報道で知って、(県の調査船などで)手探りで捜索したが、情報があればきちっと支援できる。連絡がないのは残念」とし、「国や他自治体との横の連携が大切」と強調した。【神足俊輔】2月22日朝刊

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1.庄内中心に天候大荒れ 列車運休、庄内空港欠航も,山形新聞
RV=39.6 2008/02/23 23:21
キーワード:山形,庄内,羽越本線,羽田,不良,視界

 冬型の気圧配置が強まった23日、県内は庄内地方を中心に天気が崩れた。JR東北新幹線の一部区間で停電などが発生した影響でJR山形新幹線つばさ上下6本が運休となったほか、JR羽越本線の特急、普通列車が運休となるなど交通機関が大きく乱れた。山形地方気象台によると、県内は24日昼まで庄内を中心に大荒れとなる見込みで、同気象台は暴風や高波、大雪などに対する注意を呼び掛けている。 23日午後3時50分ごろ、JR東北新幹線宇都宮(宇都宮市)−新白河(福島県西郷村)間で、強風で飛ばされたトタン板が架線に引っ掛かったため停電、さらに、宇都宮−那須塩原(栃木県那須塩原市)間で倒木が架線に接触した。復旧作業のため、東北新幹線のほか山形新幹線などが上下線とも一時運転を見合わせた。 JR東日本山形支店によると、山形新幹線は、山形発東京行きの山形新幹線つばさ126号など上下6本が運休となったほか、計12本に最大3時間2分の遅れが出た。乗客約3500人に影響した。羽越本線は同日午後から断続的に各地の風速計が規制値を超え、特急いなほ上下計8本と普通列車14本が運休した。仙山線は快速と普通列車上下計8本、陸羽東線は普通上下計7本が運休した。 山形駅では、駅員に運行状況の説明を求める乗客の姿が目立った。東京都練馬区氷川台4丁目、看護師徳原麻美さん(28)は「1つ前に発車するつばさで帰る予定だったが、運休になり、1時間半待った。座りたくてホームで待っていたが、とても寒かった」と疲れた表情で話していた。 羽田発庄内行き全日空899便は同日、庄内空港上空の雪による視界不良と強風のため欠航した。この影響で夜間駐機ができず、24日朝の庄内発羽田行き894便も欠航となった。乗客合わせて約270人に影響が出た。

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1.海自イージス艦・漁船衝突:荒れる海に歯がゆさ 出港できず「捜したい…」 /千葉(毎日新聞),毎日新聞
RV=63.6 2008/02/24 11:02
キーワード:清,漁協,組合,徳丸,哲

 海上自衛隊のイージス艦「あたご」とマグロはえ縄漁船「清徳丸」(新勝浦市漁協所属)の衝突事故は23日、発生から5日目となった。低気圧の通過で海上は荒れ模様となり、同漁協などが予定していた吉清治夫さん(58)、哲大さん(23)父子の捜索は見送られた。一方、吉清さん父子の家族や親族らは、海上自衛隊のヘリで事故現場の千葉県・野島崎沖を訪れ、護衛艦の甲板から2人の発見を祈った。【武内亮、吉井理記、駒木智一、柳澤一男】 気象庁は同日、関東地方に「春一番」が吹いたと発表。勝浦市でも強風が吹き荒れ、最大瞬間風速20・2メートル(午後1時49分)を記録し、海面には白波が目立った。 「一刻も早く見つけ出してあげたい」。同漁協川津支所の男性組合員は「海さえ荒れなければ、捜しに行きたいのだが」と沈痛な表情を浮かべ、出港できない歯がゆさをかみしめていた。 同支所では午前10時から、今後の捜索の方針について協議。吉清さんの家族からは「組合の皆さんにご迷惑をかけたくない。捜索は打ち切っても構わない」との申し入れがあったが、「漁師の仁義というものがある。できる限り捜したい」と、捜索活動を続けることで一致した。 漁協関係者によると申し入れがあったのは22日。家族側から同漁協の幹部に伝えられた。協議には組合員約30人が集まり「事故から5日目で、心身ともにきつくなってきたが、漁師には漁師の仁義がある。簡単に仲間は見捨てられない」「これまでの事故でも、最低7日間は捜索を続けるのが習わしだ。せめてあと1日、2日は頑張ろう」との声が上がったという。 同漁協は強風と悪天が予想されるため、24日の捜索を中止。外記(げき)栄太郎組合長は「困難だが今後も捜索は続ける。(漂流物など)一つでも多く清徳丸の手がかりを見つけたい」と話した。 ◇現場で親族ら、父子の帰還願う 家族や親族ら約30人が搭乗したヘリコプター5機は海自館山航空基地を出発し、捜索作業中の護衛艦「あけぼの」「はるさめ」に着艦。治夫さんの兄、高志さん(60)は「哲大はいつも私の仕事を手伝ってくれていた」と話し、じっと海面を見つめた。治夫さんの妹、屋代悦子さん(55)は「人をのんだ海は怖いです。兄貴も哲大も、一刻も早く帰って来てもらいたい。本当に早く帰って来てというだけです」と言葉少なに語った。 同行した同支所の渡辺五郎吉理事は帰着後の会見で、「護衛艦のブリッジに上がると、思ったよりも視界が良かった。5〜6人も見張りがいて、漁船の存在が分からないことはまずない。これにはびっくりした」と話した。同漁協の渡辺幸治副組合長は「家族が海に花束などを投げるとき、『哲大、父さんといっしょに帰ってきてくれ』と叫んでいた。胸が痛む思いでした」と語った。2月24日朝刊

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2.<強風>高波で漁船員死亡、87棟浸水 新幹線や地下鉄も一時止まる(毎日新聞),毎日新聞
RV=57.5 2008/02/24 15:29
キーワード:宇都宮,山形,漁協,仙台

 北日本、東日本は24日、三陸沖の発達した低気圧の影響で冬型の気圧配置が強まり、非常に強い風が吹く大荒れの天気となった。東北新幹線では朝から一時、全線で運転を見合わせるなど交通への影響が相次いだほか、富山県では波にさらわれ漁船員1人が死亡、87棟に浸水、損壊の被害が出るなどの影響が広がった。【写真特集】強風で交通への影響相次ぐ 高波で死者も 東北新幹線は、午前7時56分ごろに宇都宮−新白河駅間の那須高架橋と那珂川に設置した風速計が秒速30メートルの規制値を超えたため、東北、秋田、山形新幹線の全線で一時運転を見合わせた。いずれも運転を再開したが、午後0時34分ごろ、栃木県矢板市成田中山のJR宇都宮−那須塩原駅間で、東京発仙台行き東北新幹線の運転士が、前方左側に立っている杉の木(高さ2〜3メートル)が線路に倒れかかっているのを見つけ、列車を停止させた。木に強風が吹き付けたためとみられる。この影響で東北、秋田、山形新幹線は東京−仙台駅間で再び一時運転を見合わせた。 また、JR常磐線が午後0時26分から、上野−土浦駅間と綾瀬−我孫子駅間のいずれも上下線で、JR五日市線は午後0時15分から拝島−武蔵五日市駅間で運転を一時見合わせるなど、JR東日本在来線各線で運転見合わせが相次いだ。東京メトロ東西線でも、午前10時40分すぎから地上区間の強風により、一時全線で運転を見合わせ、同53分から中野〜妙典駅間で折返し運転をしている また、富山県の黒部市と入善町の海岸部では、強い冬型の気圧配置の影響で高波が堤防を越え、計87棟(午後1時現在)に床下浸水や家屋損壊の被害が出た。入善町は同町芦崎地区の150世帯に避難指示を出し、4人がガラスで顔を切るなど軽傷。同県射水市の新湊漁港から北東約1.4キロ沖合の富山湾では、新湊漁協所属の定置網漁船「第28共和丸」乗組員の中曽根幸晴さん(72)=同市海老江浜開新町=と稲井勝信さん(62)=同市草岡町=が海に転落。2人は他の乗組員に救助されたが、中曽根さんは約1時間半後に搬送先の病院で死亡した。伏木海上保安部によると、現場は波浪警報が出されており、約2メートルの波を受けて甲板から転落したらしい。船は港に戻る途中だった。

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3.<強風>木倒れかかり運転見合わせ 東北・秋田・山形新幹線(毎日新聞),毎日新聞
RV=43.4 2008/02/24 13:40
キーワード:宇都宮,山形,仙台

 24日午後0時34分ごろ、栃木県矢板市成田中山のJR宇都宮−那須塩原駅間で、東京発仙台行き東北新幹線「やまびこ43号」(10両編成)の運転士が走行中、前方左側に立っている杉の木(高さ2〜3メートル)が線路に倒れかかっているのを見つけ、列車を停止させた。木に強風が吹き付けたためとみられる。この影響で東北、秋田、山形新幹線は東京−仙台駅間で運転を見合わせている。

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4.庄内中心に大荒れ続く つばさなど交通網乱れる,山形新聞
RV=43.4 2008/02/24 23:00
キーワード:宇都宮,山形,仙台

 県内は24日、冬型の気圧配置が強まり、暴風雪波浪警報が発表された庄内地方を中心に、引き続き大荒れの天気となった。山形新幹線つばさは同日午前を中心に、上下計14本が運転を見合わせたほか、JR羽越本線は酒田−秋田間で終日運休した。山形自動車道は仙台方面に向かう一部区間で通行止め、空の便も欠航が相次ぐなど、各地で交通ダイヤが大幅に乱れた。 山形地方気象台によると、各地の積雪量は同日正午現在で山形38センチ、酒田11センチ、鶴岡市櫛引64センチ、新庄87センチ、尾花沢122センチ、米沢94センチ、長井85センチ、小国158センチ、大蔵村肘折308センチ、西川町大井沢237センチ。最大瞬間風速は酒田で午前3時44分に27.7メートル、新庄で午前1時20分に22.9メートルを記録した。 JR東日本山形支店によると、東北新幹線は同日午前、宇都宮−新白河(福島県西郷村)間で、風速計が規制値を超えたため、運転を全線で見合わせた。運転再開直後には、同区間内で木が線路側に倒れかかっているのを発見。再度運休となった。 このため、山形新幹線は山形発東京行きのつばさ108号など上下計14本が運休したほか、上下計7本が最大6時間20分遅れた。強風と大雪の影響で、JR羽越本線は特急いなほ上下計11本と普通列車上下計42本、JR仙山線は快速と普通列車上下計20本、JR陸羽東線は普通列車上下計4本、JR陸羽西線は普通列車上下計8本が運休した。各線で計1万4400人に影響が出た。JR奥羽本線は普通列車上下計4本で最大約6時間遅れた。 山形自動車道では、23日午後9時ごろから24日午後4時15分まで、大雪による視界不良で山形蔵王インターチェンジ(IC)−宮城川崎IC間で全面通行止めとなった。空の便は、山形空港発着の4便と庄内空港発着の5便が強風と雪による視界不良のため欠航、計983人に影響が出た。 「東京から山形まで、新幹線で9時間もかかった」。午前7時16分東京発の山形新幹線つばさ103号に乗車した東京都目黒区、磯崎健さん(22)は疲れた様子で話した。JR各線が相次いで運休した同日、JR山形駅の構内は運休や遅れを伝えるアナウンスがひっきりなしに流れ、ホームは大勢の人であふれた。東京都府中市、会社員中野美抄さん(48)は「天気のせいだから仕方ないけど、何時に東京に着くのやら」と半ばあきらめ顔で語っていた。

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1.東北、強風大荒れ 東北新幹線が一時全線で停止(河北新報),河北新報
RV=63.8 2008/02/25 06:11
キーワード:仙台,宇都宮,山形,東北新幹線

 東北地方は24日、冬型の気圧配置が強まったため、23日に引き続き大荒れの天候となった。東北新幹線が一時ほぼ全線で運転を見合わせ、高速道の通行止めや空の便の欠航が相次ぐなど終日、交通網に大きな影響が出た。 JR東日本によると、東北新幹線の宇都宮―新白河間で規制値を超える強風を観測したため、午前7時55分ごろから上下線とも全線で運転をストップした。 正午に運転を再開したが、やまびこ43号の運転士が宇都宮―那須塩原間の線路上で倒れかかっている木を発見したため、35分後に再び東京―仙台間の上下線で運転を停止。除去後の午後2時15分に運転を再開した。 このため、上越、長野の各新幹線を含め上下48本が運休、88本が最大6時間20分遅れ、6万4000人に影響した。 在来線でも東北、常磐、羽越、仙山など各線で運休が相次ぎ、ほぼ終日混乱が続いた。 仙台空港は強風と北海道千歳市内の吹雪の影響で、新千歳空港発着便を中心に11便が欠航。福島空港で4便、ほかの空港でも一部の便が欠航した。 高速道路では、東北、山形、磐越、三陸、秋田の各自動車道、仙台北部、仙台東部の各道路で吹雪による視界不良で断続的に通行止めとなった。 仙台管区気象台によると、冬型の気圧配置が強まり、太平洋上を東進する低気圧の影響で、未明から昼にかけて強い風が吹き荒れた。白河市で午前10時ごろ、最大瞬間風速34.0メートルを記録。酒田で27.7メートル、秋田、いわき市小名浜で26.1メートル、仙台で24.1メートルを観測した。 強風は24日夜遅くまで続き、冬型の気圧配置は25日にかけて次第に緩んでくる見通し。

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2.東北、強風大荒れ 東北新幹線が一時全線で停止(河北新報),河北新報
RV=63.8 2008/02/25 09:58
キーワード:仙台,宇都宮,山形,東北新幹線

 東北地方は24日、冬型の気圧配置が強まったため、23日に引き続き大荒れの天候となった。東北新幹線が一時ほぼ全線で運転を見合わせ、高速道の通行止めや空の便の欠航が相次ぐなど終日、交通網に大きな影響が出た。 JR東日本によると、東北新幹線の宇都宮―新白河間で規制値を超える強風を観測したため、午前7時55分ごろから上下線とも全線で運転をストップした。 正午に運転を再開したが、宇都宮―那須塩原間の線路上で倒れかかっている木が見つかり、35分後に再び、東京―仙台間の上下線で運転を停止。午後2時15分に運転を再開した。 JR東日本では、上越、長野新幹線を含め、新幹線上下48本が運休、88本が最大6時間20分遅れ、6万4000人に影響した。 在来線でも東北、常磐、羽越、仙山など各線で運休が相次ぎ、ほぼ終日混乱が続いた。 仙台空港は強風と北海道千歳市内の吹雪の影響で、新千歳空港発着便を中心に14便が欠航。福島空港で4便、ほかの空港でも一部の便が欠航した。 高速道路では、東北、山形、磐越、三陸、秋田の各自動車道、仙台北部、仙台東部の各道路で吹雪による視界不良で断続的に通行止めとなった。 仙台管区気象台によると、冬型の気圧配置が強まり、太平洋上を東進する低気圧の影響で、未明から昼にかけて強い風が吹き荒れた。白河市で午前10時ごろ、最大瞬間風速34.0メートルを記録。酒田で27.7メートル、秋田、いわき市小名浜で26.1メートル、仙台で24.1メートルを観測した。 強風は24日夜遅くまで続いた。冬型の気圧配置は西日本から次第に緩んでくる見通し。

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3.強風:酒田で最大瞬間27.7メートル つばさ14本、在来線85本が運休 /山形(毎日新聞),毎日新聞
RV=43.1 2008/02/25 11:02
キーワード:宇都宮,山形,東北新幹線

 冬型の気圧配置が強まった影響で、県内は24日、酒田市で午後3時45分ごろに最大瞬間風速27・7メートルを記録するなど雪を伴った強風が吹き荒れ、山形新幹線「つばさ」や在来線のダイヤに乱れが出た。 JR東日本山形支店によると、午前7時55分ごろ、東北新幹線宇都宮―那須塩原間で、風速計が規制値の30メートルを超えたため、列車の運転を見合わせた。正午ごろに運転を再開したが、約35分後に栃木県矢板市でスギの木が線路に倒れかかっているのが見つかり、再び運転を見合わせた。この影響で、山形新幹線は上下線計14本が運休したほか、上下線計7本で最大6時間20分遅れた。 在来線では、仙山線、奥羽線、羽越線などで計85本が運休した。【林奈緒美】2月25日朝刊

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1.宮城県沖・貨物船座礁:きょうにも陸揚げ コウナゴ漁も3月解禁に /福島(毎日新聞),毎日新聞
RV=36.6 2008/02/26 13:01
キーワード:漁協,組合,撤去

 県境の宮城県山元町沖で座礁した貨物船「JANE号」の撤去作業で25日、沖合に残っていた船尾部が海岸の約100メートル手前まで移動でき、26日中にも陸揚げされる見通しとなった。先週末の高波が幸いしたかたち。昨年4月17日の座礁以来、約10カ月ぶりに撤去のめどがついた。また、地元の相馬双葉漁協(南部房幸組合長)は25日、例年通り3月からコウナゴ漁を解禁する方針を決めた。【塚本弘毅、西嶋正法】 宮城海上保安部によると、船尾部は25日未明から動き始め、同日午後5時現在で約60メートル海岸へ移動した。海岸まで残り約100メートルで、同社は徹夜で作業を続けるという。撤去終了後には同社は撤収し、その後の解体は宮城県の業者が行う予定。 座礁船は当初、昨年夏にも撤去される予定だったが、台風シーズンなどで中断し作業が遅れていた。第2管区海上保安本部は昨年5月、今年5月10日までの船体撤去命令を出していた。 一方、相馬双葉漁協は25日、漁業調整協議会を開き、3月1日からのコウナゴ漁解禁を決めた。請戸支所以南で同日から操業し、以北の支所は3月7〜10日になる。南部組合長は「油流出の心配はほとんどなく、船体撤去すれば一安心だ。今季のコウナゴは生育もよく期待できる」と安どの表情を見せていた。 また、県災害対策グループの五十嵐孝雄参事は「撤去のめどが立ちほっとしているが、被害の恐れがなくなるまでしっかり監視したい」と話し、船尾部分が完全に陸に上がるまで油流出などの監視を続けるという。 県によると、補償問題は「全国漁業協同組合連合会」(東京都)が保険会社側と交渉中で、全漁連は県に対し「なるべく早く話をまとめたい」と話しているという。2月26日朝刊

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2.暴風・高波:一夜明け 重軽傷者は13人 佐渡の浸水被害は61棟に /新潟(毎日新聞),毎日新聞
RV=32.6 2008/02/26 12:02
キーワード:新潟,佐渡,撤去,ガラス

 日本列島を襲った暴風と高波の被害から一夜明けた25日、県内では、佐渡市などで実態調査や復旧作業が進むにつれ、被害実態の大きさが浮き彫りとなった。強風は同日午前には収束し、県内の交通機関はほぼ通常通りの運行に戻った。 県危機対策課によると、25日午後6時半現在、県内での重軽傷者は佐渡市など5市で13人となった。被害が大きかった佐渡市では重軽傷者9人のほか、浸水の被害を受けた建物は61棟に増えた。 同市高千の旅館「みなと荘」では、海岸に面した窓ガラス16枚がすべて割れて海水が流れ込み、従業員らが広間の畳や床板の撤去作業に追われた。 海に面した大浴場に土砂が流れ込み、窓ガラスの破片がいたるところに突き刺さった。従業員の女性(68)は「宿泊客5人は無事だったが、もし風呂に入っていたらと思うとぞっとした」と話した。 県によると、24日午前から海水が流れ込み通行止めとなっていた、新潟市中央区の臨港道路「新潟みなとトンネル」は25日未明に開通した。JR東日本によれば、同日午前11時ごろ、長野県内の信越線で線路が冠水し、直江津―長野間で運転を見合わせていたが、午後には運転を再開した。【川畑さおり、磯野保】2月26日朝刊

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1.イージス艦事故 兄妹ら、僚船から花束(産経新聞),産経新聞
RV=63.2 2008/02/27 08:01
キーワード:清,漁協,徳丸,哲,漁船

 千葉県・野島崎沖で起きた海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突事故から1週間が過ぎた26日、清徳丸が所属していた新勝浦市漁協川津支所は、事故後初のキンメダイ漁再開を予定していたが、強風のため断念した。同日午前3時過ぎには、漁に出るはずだった漁船に、行方不明となっている清徳丸の船長、吉清治夫さん(58)と哲大さん(23)親子の親族らが乗り込み、沖合で花束や2人の好物などを手向けた。 海が荒れていたため現場海域までは行けなかったものの、事故の起きた午前4時7分ごろには清徳丸の僚船3隻が沖合約4マイルの地点に到着。船に乗り込んだ治夫さんの兄、高志さん(60)らが、白いユリの花束や治夫さんの好きだったブラックコーヒー、手作りのおにぎりなどを海へ手向けた。 帰港した高志さんは「海上では『精いっぱい、目いっぱいのことをやった。これで勘弁してくれ』と弟に伝えた」とした上で、「本当は現場まで行ければいいけれど、この天気だから仕方がない。でも海はつながっているから」と、疲れ切った表情で話した。 同漁協では、清徳丸の僚船らが事故直後から2人の捜索を行っていたが、悪天候の影響で22日以降はすべて出港を見合わせた。漁協関係者によると、27日にも悪天候で漁へ出られる可能性は低いという。

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2.県東部の高波:清掃や炊き出し始まる ボランティア続々、復旧作業が本格化 /富山(毎日新聞),毎日新聞
RV=46.7 2008/02/27 15:01
キーワード:入善,富山,撤去,漁船

 激しい高波の被害を受けた入善町の芦崎地区で、26日朝から多くのボランティアが現地入りし、消防団などと共に本格的な復旧作業を始めた。 自治会関係者ら約150人のボランティアが集まり、浸水家屋の清掃や炊き出し作業にあたった。地元の建設会社も、無償で道路の補修や廃材の撤去に協力。地区内では、電気は復旧したものの、下水道が泥で詰まるなどして風呂やトイレが使えない状態が続き、仮設トイレ40基が設置された。 ボランティアに参加した同町内の民生委員の男性(46)は「報道でひどい被害を見て、放っておけないと思った」と話し、地区内で酒店を経営する井田栄一さん(82)は「お陰で、なんとか商売を始められる状態になった。少しは安心して眠れる」と笑顔を見せていた。【茶谷亮】 ◇全壊の鉄製防潮扉、土のうで応急処置−−町農水商工課「想定外の力で被害拡大」 入善町芦崎地区では、堤防に設置された重さ約4トンに上る鉄製の防潮扉が、波の力で全壊した。そこから大量の海水が流れ込み、被害が拡大したと指摘する声もある。 町農水商工課などによると、防潮扉は高さ約1・8メートル、長さ約20メートル。96年ごろに町が護岸整備事業の一環箸靴董・號匹琉貮瑤坊レ澆靴拭・蠧阿悩険Δ縫好薀ぅ匹気擦襪海箸燃・弔任@・た緲甬劼覆匹里燭瓩鵬鴇譴乏・セ靴討い襦?br> 壊れたのは24日午前とみられ、くの字形に折れ曲がって堤防から数メートル押し流されていた。堤防にできた切れ目からは海水が流れ込み続け、現在も土のうを積んで応急処置がとられている。 損壊した家屋は扉の付近に集中しており、芦崎地区の住民の1人は「新しい水門になって、かえって被害が大きくなってしまったのではないか」と話す。同課は「完全に想定外の力がかかり、被害を拡大させる要因になってしまった。原因を調べ、再建するか検討する」としている。【茶谷亮】 ◇伏木富山港、北防波堤の一部動く−−初の本体被害、14秒に1回の波で 高岡市の伏木富山港(伏木外港)北防波堤の一部が、高波に押されて動いていたことがわかった。国土交通省伏木富山港湾事務所は、約14秒に1回の周期で襲った波により、想定以上の力が加わったためと推察している。 同事務所によると、コンクリートの箱六つを並べて造った北防波堤の一部(長さ約90メートル)が、基礎の上をずり動き、一部は傾いた。04年10月の台風23号で外側の消波ブロックの一部が崩れたことがあるが、本体の被害は初めてという。 今回の波高は最大7・5メートルで台風23号の9・9メートルより低かった。一方、周期は約14秒で、台風23号の9・3秒より長かった。同事務所は「周期が長いほど波の力は大きくなる。堤防が耐えられる力は、周期と波の高さから導き出すが、その上限を超えていたのではないか」と話している。【上野宏人】 ◇広範囲な船舶被害、漁船保険や融資制度活用し対応 高波は県東部に限らず広範域で漁船の転覆や船舶の損傷など、大きな傷跡を残した。県は漁船保険制度や融資制度の活用で、対応するとしている。 入善町災害対策本部によると、同町内では漁船6隻が転覆。流出が1隻あったほか、3隻が破損した。 高岡市の調べでは、国分港で漁船4隻が転覆。雨晴マリーナでは、浮桟橋に係留していた小型船舶1隻が沈んだ状態で確認され、2隻が転覆していた。 一方、氷見市によると、船外機の流出や船尾の損傷、滑車の破損で計3ノ、ヒネ・イ、ャスミ、ソ。」」イキソイ」キニ?ォエゥ

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1.しまね拡大鏡:大橋川改修計画 住民、依然残る不安 経済への影響必至 /島根(毎日新聞),毎日新聞
RV=50.9 2008/02/28 16:01
キーワード:大橋川,橋,米子,農業,鳥取,改修

 ◇国交省の環境調査にも 150年に一度といわれる大規模水害を想定した大橋川改修計画が環境に与える影響を調査した、国土交通省出雲河川事務所の環境調査1次とりまとめが公表された。注目されるのは農業や漁業への影響だが、国交省が松江市内で行った住民説明会では「環境」だけではなく「まちづくり」への質問も飛び出した。昨年には、大橋川の一部沿岸住民が計画の代替案を要望しており、大橋川改修がいよいよ現実のものとして動き出したかたちだ。【小坂剛志】 ◇弓浜半島の地下水位「影響ない」 「塩分濃度や水位がどうなるかは、漁業と農業の関係者に大きな影響を及ぼす。また、まちづくりは住民にとって大事な問題。治水という目的以外の側面でも考えてほしい」 今月16日、松江市で開かれた住民説明会。国交省に対し、住民からは環境調査についてだけではなく、将来のまちづくりに対する不安まで飛び出した。「治水」「環境」「まちづくり」。あらゆる側面から生活に大きな影響を与えようとしている大型事業に、住民の不安は依然として大きい。    ◆ 大橋川改修計画は、大橋川の流量を増やすため川幅を拡幅。川岸で深さ1〜2メートルの川底を深さ3・5メートルまで一律にしゅんせつし、両岸には堤防を築く。現在の松江大橋・新大橋は架け替えをしなければならなくなる。 国交省の環境調査によると、事業で河岸部に生息するヨシの34・4%、コアマモの95・7%が消失。中海からの水流量が増え、宍道湖の湖心では塩分濃度が海水の約9分の1から約7分の1にまで変化する。だが特産のヤマトシジミは生息可能で、中海の水位変動は1センチ未満。弓浜半島の地下水位への影響はほとんどないとしている。    ◆ 大橋川改修の必要性が再び注目を集めだしたのが、06年に松江市の中心地を水浸しにした7月豪雨。鳥取県米子市彦名町の農業、永井憲男さんは「7月豪雨のときに松江に行く用事があって『ああ、なるほどな』と思わざる得なかった」と振り返る。 米子市弓浜部の中海沿岸農地の排水不良は、地域の農家の頭を悩ませる。農家にとって大橋川改修がどれだけ弓浜部の地下水位を上げるのかは、最大の関心事。永井さんは「治水も大事だと思うが、将来の弓浜部の農業のことを思うと不安は尽きない」と訴える。    ◆ 大橋川の沿線住民らで構成する城東地区の治水対策協議会(中林富夫会長)は昨年3月、国交省や松江市に対し、大橋川改修計画を見直し、宍道湖から日本海までを放水する代替案を要望した。 代替案は、大橋側を拡幅せずに、宍道湖から大橋川の流量を下げるため、直径9メートルのトンネル3本の放水路を整備するなどとしたもの。同時に、現在の松江大橋・新大橋は架け替えをせず、補強程度にとどめることなどを要望している。 城東地区が大橋川改修の見直しを求める理由のひとつに、地域経済に与える影響がある。「橋を架け替えるには約10年の歳月がかかる。その間、松江の観光、経済が衰退することは目に見えている」と中林会長は危ぐする。 農業、漁業への影響にとどまらず、まちづくりや観光・経済面にまで影響を及ぼす大橋川改修計画。将来に禍根を残さないため、国交省にはさらなる住民との対話が求められている。2月28日朝刊

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2.ロッカーないのは不便 JR富山駅北口 富山市はスペース手狭と,富山新聞
RV=27.9 2008/02/28 03:25
キーワード:富山,北口,旅

 出張で県外に出ると、見知らぬ土地に心が弾むが、重いスーツケースにはいつも悩まされる。そんなとき、駅のコインロッカーは心置きなく取材に向かわせてくれる頼もしい味方だ。地元富山に戻ってみると、JR富山駅北口では、大きな荷物を抱えて富山ライトレールに乗り込む人の姿が目に入った。聞くと、どうやら北口には重い荷物を預かってくれる「助っ人」がいないらしい。身も心も軽くなって富山を楽しんでもらいたいのだが―。 富山駅は南口に手荷物預かり所とコインロッカー約二百二十台を備えているが、いずれも北口には設置されていない。北口から南口までは地下道で約百九十メートル。遠方から富山に来て駅北方面に向かう人は南口で荷物を預けるか、荷物を抱えたまま目的地に行かなくてはならない。 「土地勘のないところで、荷物を持ったまま右往左往するのは疲れるんだよなあ」。出張先の自分を思い出しながら、駅北の街並みを眺めていると、これから帰京する観光客の男性(65)に出会った。男性は「どこに行くにも荷物が一緒で倍疲れた気分。待ち時間に土産を買おうにも地下道を通って南口に行く気にはならないし」と残念そうな表情を浮かべた。 富山駅北口には、一日平均約三千百人の利用客が乗降している。二〇〇〇年とやま国体の年にソファを備えた待合室を設け、装いを新たにした。現在は、一角に富山ライトレールのグッズや定期券などの販売所が置かれている。 北口の改札からライトレール乗り場まではわずか徒歩一分で、手荷物を預ける場所があれば、富山ライトレールでちょっとした旅にも出やすい。岩瀬方面への観光促進にも少なからず役立つと思うのだが。 JR西日本は「北口は委託営業であり、改札口を一歩出れば富山市の管轄となる。JRとしては今後もロッカーなどを設置する予定はない」とする。一方の富山市は「ライトレールの案内所ができ、手狭となった現状では考えられない」(富山駅周辺整備課)とした上で、「現在の北口はあくまで仮設。今後は駅舎の整備に合わせてJRなどと協議したい」とも付け加えた。 出張で大阪から来た男性会社員(63)は「岩瀬まで足を伸ばそうと思ったが、荷物がおっくうになったのでやめた。北口の利便性が高まれば人の流れも変わるのではないかな」と名残を惜しみながら帰路に着いた。まだまだ「持ち帰るのは快適な旅の思い出ばかり」とはいかないようだ。(須藤望夢)

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1.課題検証:08知事選を前に/1 川辺川ダム /熊本(毎日新聞),毎日新聞
RV=74.2 2008/02/29 16:00
キーワード:ダム,反対,知事,予算,川辺川,改修,治水,鎌倉,国交,新

 ◇次の4年が正念場 「知事選は、ダムを確実に中止に持ち込める候補を選ぼう」 23日、熊本市内で川辺川ダムに反対する市民団体が開いた勉強会で「川辺川を守る県民の会」代表の中島康さん(67)が訴えると、約100人の参加者から大きな拍手が沸き起こった。だが中島さんから具体的な名前が出ることはなかった。 「それぞれ応援する相手がいるだろうからね」。川辺川利水訴訟原告団の1人は、反対派が置かれた難しい状況を代弁するようにつぶやいた。 原告団と二人三脚でダム反対に取り組んできた前相良村長の矢上雅義氏を推す人がいる一方で、同様にダム問題に取り組んできた元県地域振興部長の鎌倉孝幸氏を支援する人もいるからだ。 国土交通省は昨年、球磨川水系の河川整備基本方針を策定した。方針では80年に1度の記録的豪雨時に人吉市に押し寄せる流量を毎秒7000トン、安全に下流に流せる量を4000トンと推定した。この差を調整するために事実上、川辺川ダムが必要だと認めた内容になっている。 一方、反対派の市民団体は、独自の調査などから「大雨被害を受けているのは堤防改修などが終わっていない地区」「水害被災者はダムによる治水を望んでいない」などと主張。国にダム以外での治水を求めてきた。 国交省は、基本方針を基に具体的な治水方法を決める河川整備計画案を作っている。整備計画案ができると知事は河川法に基づき事業主体の国から「意見」を求められる。他の水系の例をみても「その時」は、新知事の任期中に来る可能性が高く、川辺川ダム問題は正念場を迎える。計画案にダム建設が明記されても、反対派の知事ならば「ダム不要」と断言ができる。 国交省河川局水政課は知事意見を「尊重義務はあるが法的拘束力はない」とするが、板井優・川辺川利水訴訟弁護団長は「地元知事が反対すれば、国交省も無視するわけにはいかないだろう」と話す。さらに、本体着工の県負担分の予算を計上しないという抵抗策もある。 川辺川ダムについて潮谷義子知事は2期8年間、中立の立場を貫いてきた。昨年4月の統一地方選以降、福永浩介前人吉市長ら積極的なダム推進派の首長も引退や落選などで姿を消し、風向きは変わりつつある。 ダム建設について矢上氏は「土砂除去や堤防改修で治水は可能」▽鎌倉氏も「ダムによらない治水」▽元衆院議員の岩下栄一氏と弁護士の北里敏明氏は「県財政の厳しい現状から見て中止」――と訴える。東大教授の蒲島郁夫氏は「第三者機関で1年間検討して結論を出す」としていたが、最近は「半年後に結論を出す」と話す。  ◇  ◇ 「課題は山積している」。県政を取り巻く状況を、今期で引退する潮谷知事はそう表現する。「ポスト潮谷」を選ぶ知事選の告示を3月6日に控え、県政の大きな課題を検証する。=つづく……………………………………………………………………………………………………… ◇予想される顔ぶれ(敬称略)岩下栄一 61 無新 [元]衆院議員蒲島郁夫 61 無新 東大教授鎌倉孝幸 61 無新 [元]県部長=[民]北里敏明 59 無新 弁護士矢上雅義 47 無新 [元]相良村長2月29日朝刊

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1.漁獲急減のシャコ 犯人は水温か (産経新聞),産経新聞
RV=47.4 2008/03/01 12:05
キーワード:シャコ,漁協,組合

 シャコは、江戸前寿司の定番ネタの代表格。その関東最大の漁場として知られる東京湾・柴漁港(横浜市)でシャコの禁漁が続いている。漁獲量が激減したことへの対応策の一環だ。じつは東京湾だけでなく、各地の海でシャコの漁獲量の右肩下がりが目立つようになっている。原因は、まだわからない。捕りすぎか、あるいは環境要因の影響か。温暖化による海水温の上昇も可能性の一つとして浮上しつつある。・写真とグラフでみる「生きもの異変」 柴漁港で水揚げされるシャコは、東京湾での約8割を占め、「小柴のシャコ」として親しまれてきた。 平成元(1989)年のピーク時には1081トンの漁獲量を記録していたが、その後、減少が始まった。同10年に555トンに減り、16年には399トンに。17年には57トンにまで落ち込んだ。 危機感を持った横浜市漁業協同組合は、翌18年からシャコの取り扱いを停止し、事実上の自主禁漁とした。神奈川県も今年度にシャコ漁を原則3年間禁漁とする「資源回復計画」を策定した。     ■ シャコが激減した理由について、神奈川県水産技術センターの田島良博主任研究員は、首をひねりながらもこう語る。 「冬場の水温が上がると、シャコの代謝活性が高まり、春の産卵期まで体力が温存されなくなって、そのことが幼生の生存力や大きさに影響を与えている可能性もありますが…」 ただし、今の段階ではあくまでも一般論。仮にシャコの減少に温暖化が関係しているとすれば、こうした可能性も考えられるという話だ。 昭和60年ごろは大型個体が多かった。平成16年になると大型は、全体の3分の1程度に減っている。小型化の傾向も気になるところだ。 東京湾の貧酸素化を指摘する声もある。海の表面温度が上昇して海中の水が混ざり合わなくなる結果、海底の酸素が不足してシャコが影響を受けた可能性もあるという。台風による真水の流入を挙げる漁業関係者もいるが、明確な原因は分かっていない。     ■ シャコは各地の海で減少傾向にある。 瀬戸内海に面した香川県でも近年は、平成元年の1117トンをピークとしてほぼ一直線に減り続け、12年には107トンに。その後は100トン台で推移している。 同じく瀬戸内海の周防灘に臨む福岡県の豊前海区では、8年から13年までほぼ400トン台を維持していたが、14年以降は200トン台に減ってしまった。大分県もこの約10年は、かつてほどは振るわない。 大阪湾のシャコ漁も不調。9年の638トンをピークに17年には68トンという寂しさだ。エビ類やカニ類に比べて減り方が目立つ。屈指のシャコ漁場の伊勢湾と三河湾を擁する愛知県も平成2年のピーク(1777トン)以降、減少傾向が続き、17年には600トンを割った。隣の三重県も減少している。 減少の少ないのが北海道の石狩湾だ。11年以降19年まで100トン前後で安定している。底引k屬任呂覆・∋匹渓屬蚤腓C文賃里世韻鯤瓩襪茲Δ砲靴討い襪海箸・セい討い襪蕕靴ぁ?br>     ■ 東京湾では禁漁の効果が表れつつある。神奈川県水産技術センターの定点調査で、これまでほとんど見られなかった幼生が確認されるようになっているのだ。 しかし、自主禁漁で漁業者の生活は苦しい。「収入は最盛期の3分の1」と小山紀雄・市漁協組合長は語る。漁業者はマコガレイやサバ漁などに切り替えているがシャコに代わる収入源にはなり得ていないようだ。 減少の原因がはっきりしていないだけに、とることができる対策も禁漁などに限られる。シャコの減少と温暖化。その因果関係の有無の確認が急がれる。(滝口亜希)

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2.富山県入善町の高波被害33億6600万円 新年度、防災ラジオを普及,富山新聞
RV=35.5 2008/03/01 06:10
キーワード:入善,予算,芦崎

 高波被害を受けた入善町で、芦崎地区の被害額が約三十三億六千六百万円に上ることが二十九日、町の推計で分かった。町は四日開会の町議会三月定例会に、被害個所の測量設計委託費など五千万円規模の補正予算案を提出する方針で、国や県と連携して本格的な復旧工事の道筋を付ける。 町の推計によると、二月二十八日時点で、護岸や離岸堤、堤防などの漁港・海岸施設で二十五億二千五百万円、一般民家で六億四千百万円、道路や下水道など公共施設で六千五百万円、漁船や定置網など漁業関係で六千二百万円などの被害となっている。 復旧工事費や見舞金などは確定次第、補正予算で順次、対応する。米澤政明町長は「被災住民が融資制度を利用した場合の利子負担の補助も検討したい」と述べた。 二十九日発表の新年度当初予算案では、町の防災無線を聞くことができる防災行政ラジオの普及事業に千五百七十五万円を計上した。 高波発生時、芦崎地区では強風のため屋外スピーカーからの音声が聞こえにくく、避難勧告や災害情報の伝達が円滑に進まなかった。防災ラジオの設置により、災害時の情報を素早く各家庭に伝える。町は一台六千円の防災ラジオを二千五百台購入し、希望世帯に一台当たり三千円を補助する。

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1.オオサンショウウオの分布 初のデータベース化(産経新聞),産経新聞
RV=59.5 2008/03/02 23:31
キーワード:清,漁協,生息,改修,環境,水系,保護

 国の特別天然記念物に指定されているのに、正確な分布状況などが不明なままになっているオオサンショウウオの兵庫県での分布状況を、同県立人と自然の博物館(三田市)の田口勇輝研究員を中心とする研究グループが研究論文にまとめた。環境庁(当時)が、昭和40年代に基礎調査を実施して以後、戦前から現在までの情報が集約されたのは初めてで、データベース化も実現、今後のオオサンショウウオ研究に弾みがつきそうだ。 研究メンバーは田口研究員のほか、30年以上もオオサンショウウオの生態を研究している「日本ハンザキ研究所」(兵庫県朝来市)の栃本武良所長ら。兵庫県にはオオサンショウウオの生態や研究に熱心な研究者らが多く、情報が散在していることに注目。既存のデータを共有し、オオサンショウウオなどの生息環境を保全するため、情報のデータベース化を図ることにした。 調査は平成18年夏からスタート。県内の44の教育委員会、17の漁協などから聞き取りやアンケート調査を実施。姫路市立水族館、須磨海浜水族園(神戸市)などから過去のデータの提供も受けた。また豊岡市など25市町から189件の目撃情報が寄せられ、約1年半がかりで計607件のオオサンシ腑ΕΕ・亡悗垢訃霾鵑・犬泙辰拭?br> この結果、最も古いのは漁協関係者が昭和12年に夢前(ゆめさき)川水系(姫路市など)で「子供のころに見た」という目撃情報。分布情報は県北部の円山川水系で178件、県中部の市川水系で143件あり、この2水系で半数以上を占めた。 田口研究員は「過去には県内の河川でも下流域での目撃情報があった。この10年で下流域で目撃情報が激減したのは、河川改修や水質変化などがオオサンショウウオの生息環境に影響を及ぼした可能性も考えられる」と指摘。データベース充実のために、新たな情報提供を求めている。 この研究論文は、同博物館の報告書に掲載。問い合わせは同博物館((電)079・559・2001)。     ◇ オオサンショウウオは、両生綱オオサンショウウオ科に分類され、国内では岐阜県以西の本州、四国、九州の一部に生息する日本固有種。全長約60〜70センチで、150センチ近くになるものもある。チュウゴクオオサンショウウオと並び、世界最大の両生類とされる。 山間部の清流域に生息し、一生のほとんどを水中で過ごす。夜間活動を盛んに行い、夜には川辺で小魚などを補食するが、食べる量は小型の魚を1日1匹程度で、なぜ巨大化するかはわかっていない。 平成16年に兵庫県北部を襲った台風23号による円山川支流の出石川の氾濫で、豊岡市などで約400匹が保護された。現在県などが中心となって、災害復旧と生息環境の整備を含めた放流事業を行っている。 オオサンショウウオの会の事務局長で広島市安佐動物公園で研究を行っている桑原一司さん(58)は、今回のデータベース化について「オオサンショウウオの全国の分布図は正確には把握されておらず、全県的な調査は画期的。今回の調査結果は今後、全国の分布情報を研究していくうえで大変貴重な資料になっていくだろう」と話した。

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1.不動明王:台風で滝つぼに落下、元の場所に 小郡・八方原住民らが法要 /山口(毎日新聞),毎日新聞
RV=27.8 2008/03/03 16:00
キーワード:地区,原田,倒壊,落下,相談,不動明王,法要,残る,引く,お願い

 13年前の台風で倒壊した不動明王(山口市小郡上郷八方原地区)の石像が元の場所に戻ったことを祝う法要が2日、同地区で営まれた。 復旧にかかわった近くの主婦、原田温子さん(68)によると、不動明王は75年前に建立された。原田さんの曽祖母が昭和初期、夢の中で不動明王を建てるよう告げられ建立したところ、悩んでいた足の痛みが引いた。以来、原田家が守り、近所の人も信仰している。 ところが95年の台風で約10メートル下の滝つぼに落下。約1メートル大の石像を持ち上げるのは困難を極めたが、昨年末、業者らが搬送した。 原田さんは縁のある瀧光徳寺の有森教善僧侶(45)に相談し、この地に残り地元の人々を見守ってもらうことにした。 この日、法要には約70人が参加。有森僧侶の読経の間、手を合わせた。原田さんは「体力が続くかぎり、年1回ほど法要を続け、地域のことを守っていただくようお願いしたい」と話した。【長谷川隆】〔山口版〕3月3日朝刊

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1.潜水橋、原形復旧決める 保存求める声相次ぎ(和歌山)(紀伊民報),紀伊民報
RV=53.5 2008/03/04 17:03
キーワード:組合,撤去,予算,橋,修復,町,地区

 古座川町は、壊れたままになっている同町明神の潜水橋を原形のまま復旧することに決め、復旧費4000万円を計上した2008年度一般会計当初予算案を11日開会する3月定例議会に提案する。一度は撤去が決まっていたが、住民らから保存を求める声が相次ぎ、方針転換した。 潜水橋は幅1・5メートル、全長90メートルの鉄筋コンクリート製。手すりがなく、増水時は川の中に沈むのが特徴で、県内では数少ない。1961年に農道として全長60メートルで造られ、川幅が広がったため68年に潤野地区側へ30メートル延長した。 06年6月の大雨で延長部分30メートルが崩壊。放置すると危険なため、同年9月の町議会で町は、補正予算に撤去費用800万円を計上し、撤去を決めた。しかし、地元住民や写真愛好者から、田舎の風景として残してほしいと保存を求める声が相次いだことから撤去を見送った。 町は07年10月から12月まで、原形復旧を視野に潜水橋を調査。修復に必要な費用を4000万円と試算した。同年12月の町議会では潜水橋を含む明神潤野線(128メートル区間)を町道に認定し、復旧へ向け準備を進めていた。 工期は今年10月〜来年3月を予定している。完成後は車両通行止めにするため、車止めの設置を検討している。 建設時より川底が2メートルほど下がっていることから、台風などの大雨で流されないように、工事では以前より長い橋脚を打ち込む。 以前は一番深い所で、長さ6メートルの橋脚を川底から4・5メートル埋め込んでいたが、川底の低下により現在2・5メートルしか埋まっていない状態。残った60メートルのうち、明神側30メートルは川の流れが緩やかなため現存のままにする。崩壊してなくなった部分と、不安定な状態になっている倒壊側の30メートルは川の流れが強いため、延長60メートル部分に長さ11メートルの橋脚を、川底から6〜8メートル埋め込む予定。 保存を訴えていた有限責任事業組合「古座川街道やどやの会」の神保圭志会長(55)は潜水橋の魅力について、大水が出たときは水面下に隠れて自然と共生することや、橋が川の表面に近いため親しめることを挙げ「残すべき価値がある。将来的には観光スポットとして経済効果も見込める」と喜んでいる。

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2.黄砂ビル群包む 東北南部で観測(河北新報),河北新報
RV=26.6 2008/03/04 06:12
キーワード:仙台,福島,黄砂

 西日本を中心に全国の広い範囲で3日、黄砂が観測され、東北でも仙台市、いわき市小名浜、福島市、会津若松市で確認された。気象庁は沖縄から東北南部までの範囲で4日にかけても黄砂が予想され、視界が悪くなる恐れがあるとして、交通機関などに注意を呼び掛けた。 仙台管区気象台によると、仙台では3日午後零時45分ごろ、小雨に交じった状態の黄砂が目視で観測され、視程(見通しの利く距離)が10キロ未満に落ちた。 仙台市内の上空はやや黄色っぽくかすみ、郊外から中心部を眺めると、高層ビルなどが薄いベールに包まれているように見えた。 黄砂は、中国内陸部の砂漠や黄土地帯で巻き上げられた多量の砂じんが偏西風に乗って飛来する現象。日本では3月から5月にかけて飛来することが多い。今回は2月29日にゴビ砂漠周辺で強風が吹き、砂が舞い上がったとみられる。

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1.三角形型魚礁:海と森の環境再生タッグ 由比町と由比港漁協、間伐材で製作へ /静岡(毎日新聞),毎日新聞
RV=63.4 2008/03/05 12:01
キーワード:漁協,補助,税,漁業,減少,環境,魚礁,県民,漁師

 ◇きょう、沖合200メートルに設置 06年度に導入された森づくり県民税を使って放置林から伐採された間伐材を使って、由比町と由比港漁協などが魚を集める魚礁の設置に乗り出した。放置林から伐採されたヒノキ材で一辺4メートルの三角形型魚礁を製作し、5日に沖合約200メートルに沈める予定。魚礁づくりは釣れる魚の減少に危機感を持った地元遊漁船業者の声がきっかけで、海と森の環境再生事業がうまくタッグを組んだ形だ。【稲生陽】 木製の魚礁は、木にすみ着く二枚貝の仲間のフナツキムシがエサになることなどから効果が高いとされている。同町が06年10月に木材30〜40本を沈めたところ、近くで釣れるマダイやアジの量は増えたものの、木材が台風で流れてしまう被害もあったという。今回の三角形型に決まるまで、同町担当者と漁業者らは1年半、検討を続けてきた。 一方、山地では林業不振から管理されていない森林も多く、低木や横に張る根が少なくなり、洪水や土砂崩れにつながる例もある。また森林が水や栄養素を蓄える力が落ちることで、川を通じてつながる海の生態系への悪影響も懸念されている。 県は森づくり県民税による「森の力再生事業」で放置林を整備しており、由比町は同事業で伐採された町内産ヒノキ約150本を使って魚礁7基を製作。総事業費300万円の3分の1に林業関連の県補助を受けた。同町は「漁業者の間でも山の荒廃は話題になっており、いよいよ『漁師も山を守る』という時代になってきた。魚礁が少しでも森林再生に寄与できればうれしい」と話している。3月5日朝刊

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1.要援護者の避難支援へ 高松でセミナー(産経新聞),産経新聞
RV=43.3 2008/03/06 07:51
キーワード:援護,民生,支援,地区,倒壊,高齢,火災,委員,福祉,現状

 1人暮らしの高齢者ら、災害時に独力での避難が困難な要援護者の支援体制について話し合うセミナーが5日、高松市番町の香川県社会福祉総合センターで開かれた。 セミナーには、民生委員や自治会関係者、行政担当者ら約200人が参加。県社会福祉協議会の担当者が「地域で行う災害時要援護者の避難支援」について説明。平成7年の阪神大震災での火災や建物倒壊での死者のうち、高齢者が過半数を占めた現状などを挙げ、地域とのつながりの維持、災害発生時での地域ぐるみでの支援の大切さなどを強調した。 また、活動事例の発表では、平成16年の台風災害で高潮による浸水被害を受けた高松市松島地区コミュニティ協議会のメンバーが、地域での要援護者の把握など災害に強い地域づくりに向けた取り組みを説明した。

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1.県東部の高波:周期、想定以上 伏木富山港の防波堤、陸地側に押し込まれる /富山(毎日新聞),毎日新聞
RV=23.0 2008/03/07 15:00
キーワード:富山,周期,漁港

 ◇800メートル、陸地側に最大12メートル 富山湾の高波被害で、高岡市の伏木富山港(伏木外港)北防波堤(全長1・5キロ)を、想定以上の高波が襲い、約800メートルにわたって最大で12メートル堤が陸地側に押し込まれる被害が出ていたことが分かった。【上野宏人】 ◇検討技術委で報告 国土交通省北陸地方整備局港湾空港部と県が共同で設置した「富山湾における『うねり性波浪』対策検討技術委員会(委員長=高橋重雄・独立行政法人港湾空港技術研究所研究主監)の第1回委員会で報告された。 北防波堤は、20分間の波の高さの上位3分の1を平均した有義波高6・4〜5・3メートル、周期12秒を想定。今回の高波では、同省の伏木富山の観測点で2月24日午後2時に高さ4・22メートル、周期14・2秒を記録し、高さは設計の範囲内だったが、周期は上回った。 これを基に計算すると、今回の高波が防波堤1メートル当たりに働いた圧力は約70トンとなる。設計上は68トン前後だった。04年10月の台風23号発生時の波は約64トンで、本体の被害はなかったと考えられるという。 今回の高波被害では港湾、海岸、漁港と被害の対象ごとに所管する国の機関が別々に検討委員会を設置したが、この日の検討委で、3月中にも共同のワーキンググループをつくる方針が報告された。高波の特性を解明するため、データを共有し、専門的見地から意見交換する。3月7日朝刊

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1.ツボカビ症で…オオサンショウウオ“完全放流”困難に(産経新聞),産経新聞
RV=59.8 2008/03/08 21:36
キーワード:放流,池,環境,保護,カエル,ツボ,委員,カビ,反応,陽性

 平成16年秋の台風23号で被災した兵庫県豊岡市の出石川で大量に保護された、国の特別天然記念物オオサンショウウオからカエルツボカビ症の陽性反応(感染)が確認された問題で、その後も複数の固体から同症の陽性反応が出ていることが、8日わかった。激しい症状を引き起こす外来型ではないとみられるが、オオサンショウウオの同症の研究はほどんど例がないため、兵庫県が今年5月に終えたいとしていた全ての固体の放流が困難な状況になった。 出石川では17年夏以降約420匹のオオサンショウウオが見つかり、県豊岡土木事務所(豊岡市)は「オオサンショウウオ保護対策検討委員会」を設けて対応。復旧工事が完了するまでは市内のニジマス養殖池で保護し、その後の工事状況に合わせて順次放流、今春にはすべての放流を完了する計画だった。 ところが、昨年11月の1回目の放流前に、国立環境研究所(茨城県つくば市)にカエルツボカビ症の検査を依頼した結果、オオサンショウウオの一部から陽性反応を確認。さらに今月2日の2回目の放流前には、放流候補95匹のうち18匹から陽性反応を確認した。 これまでの観察経過でも大きな変化はなく、カエルツボカビは両生類に大量死をもたらす外来種ではなく、在来種とみられている。しかしカエルツボカビ症を発症したオオサンショウウオの実例がないため、ようやく研究機関で病理研究が始まったばかり。 検討委員会でも、委員からは放流容認の声があがる一方、「カエルなど他の両生類へ影響が出るかもしれない」といった慎重の意見もあり、養殖池で保護している残りの約280匹のうち、陽性反応の約30匹は「(放流の)結論が出せない状況」(県関係者)という。 委員長で、オオサンショウウオの研究を続けている「日本ハンザキ研究所」の栃本武良所長は「オオサンショウウオは国の特別天然記念物だけに、すべてを放流できるかどうか病理専門家の意見を聞いて、今後の放流を考えたい」としている。

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1.生活に密接した事業を 県の限界集落アンケート(和歌山)(紀伊民報),紀伊民報
RV=40.2 2008/03/10 16:48
キーワード:集落,世帯,田辺,支所

 携帯電話がつながらない、小学校までの平均通学距離9・5キロ―。県は、65歳以上の高齢者が住民の半数を超える「限界集落」を対象に実施したアンケートの結果を公表した。多くの集落が共同体の機能としては自立できているものの、将来的な生活基盤には不安を感じている。県は「対応策を練り、生活に密接した事業を行っていきたい」と話している。 田辺市など18市町村の193集落を対象に、集落機能の現況をアンケートで調べた。 調査した集落の平均世帯数は27戸、1集落の平均人口は50人。20戸未満の集落が過半数を占めるが、100戸以上の集落も複数あった。 集落機能では、用水路、ため池の補修などを住民のみで行っているのが167集落、神社の祭りや清掃を住民のみで行っているのが132集落、管理できない遊休農地を抱えるのが74集落あった。 通信では、101集落で携帯電話がつながらなかった。インターネット通信は一般電話回線が86集落、ケーブルネット76集落、ADSL18集落、光ファイバー13集落だった。テレビでは一部チャンネルが見られず、大雨時には映像が乱れるのが63集落、地上デジタル放送に対応できていないのが114集落あった。このうち40集落は対応を予定しているが、74集落は対応の予定がないという。 上水道は、78集落が全世帯の半数以下しか整備できていない状況。簡易給水を含む上水道がすべての世帯で整備されているのは64集落だった。県によると、谷水を引いて対応する家庭が多く、簡易給水の整備を求める意見が多かったという。 交通では、役場・市役所(本庁)までの平均距離は29キロ、50キロ以上離れているのは18集落あった。支所・行政局までの平均距離も10キロ。役場までの交通手段はほとんどが車で、87集落は集落内に公共交通機関がなかった。 最寄りの医療機関までの平均距離は7・6キロ、総合病院までは31キロ、幼稚園・保育所までは11キロ、小学校までは9・5キロ、中学校までは12キロ、高校までは22キロだった。 商店は、移動販売車が中心となるが、商店がないのは100集落で近隣商店までの平均距離は9・7キロだった。県内では少子高齢化が進んでおり、学校や公共機関の統廃合もみられ、山間部での過疎化が速度を増している。集落の自治機能の低下が心配されている。

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2.国交省キャリアら2人再逮捕 国営飛鳥公園事件 大阪地検特捜部(産経新聞),産経新聞
RV=40.0 2008/03/10 21:42
キーワード:容疑,槇,峯,公園,のり,高松

 国土交通省・国営飛鳥歴史公園事務所(奈良県明日香村)発注の防災工事を巡る競売入札妨害事件で、工事の受注業者に非公表の予定価格を教える見返りに現金100万円を受け取ったとして、大阪地検特捜部は10日、加重収賄容疑で同省キャリアの元同事務所長、高松正彦容疑者(43)=競売入札妨害(偽計)容疑で逮捕=を、贈賄容疑で同県高取町内の建設会社「槇峯建設」社長、槇峯和也容疑者(67)=談合容疑で再逮捕=をそれぞれ再逮捕した。 2人とも容疑を認め、高松容疑者は「現金は東京に帰る費用と飲み代などに使った」と供述しているという。 特捜部は再逮捕に先立ち、両容疑者を競売入札妨害(偽計)罪で起訴。高松容疑者の先輩にあたる同省キャリア、上島晃嗣容疑者(52)=偽計容疑で逮捕、同省大臣官房付=については、勾留(こうりゆう)期限の14日にもあっせん収賄容疑で再逮捕する。 調べによると、高松容疑者は平成16年12月と17年7月に行われた同公園のり面防災工事の入札に際し、槇峯容疑者に非公表の予定価格を教える見返りに現金50万円ずつ計100万円を受け取った疑い。槇峯容疑者が16年に供与した50万円については、贈賄罪の公訴時効(3年)が成立している。 高松容疑者は槇峯容疑者と旧知の仲だった上島容疑者から予定価格漏洩(ろうえい)を指示されたという。上島容疑者も特捜部の調べに対し高松容疑者への口利きと、槇峯容疑者から100万円の謝礼を受け取ったことを認めている。

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1.「避難判断水位」を通知 6水系8河川を指定(琉球新報),琉球新報
RV=43.5 2008/03/11 09:56
キーワード:知事,水位,水系,氾濫,市町村,安里,作製,周知,達す,想定

 県水防協議会(会長・仲井真弘多知事)の臨時会が10日午後、県庁で開かれ、河川が増水し避難が必要な水位に達したときに地域住民や関係機関などに迅速に通知する「水位周知河川」として、安里川(安里川、久茂地川、真嘉比川)、安謝川、国場川、小波津川、天願川、比謝川の6水系8河川を指定することを承認した。 集中豪雨によって氾濫(はんらん)の可能性が生じた場合、県土木建築部河川課が「避難判断水位」に達したことを確認、電話やファクスなどで関係市町村や消防、放送局に伝達する。 これを受け関係機関が、地域住民や地下街の施設、病院、老人福祉施設など災害時要擁護者施設に、広報マイクなどを使用して周知することになる。県、市町村などの役割と責任の所在を明確にした。 氾濫警戒情報を流すなどの実際の運用は2008年度から始まる。 安里川では那覇市牧志の避難判断水位を2・15メートル、氾濫が始まる「氾濫危険水位」を2・70メートルとそれぞれ指定。久茂地川では那覇市前島で避難判断水位が4・55メートル、氾濫危険水位は4・65メートルと指定した。河川ごとに水位は異なる。 県河川課が作製した浸水想定区域図は、50年に一度の確率で降る大雨によって河川が氾濫した場合を想定している。同区域図は県河川課のホームページでも確認できる。

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1.ツバル:首相「ぜひ栃木訪れたい」 首都で単独会見 教育支援、高く評価 /栃木(毎日新聞),毎日新聞
RV=60.5 2008/03/12 13:01
キーワード:宇都宮,ツバル,農業,環境,減少,機構,塩害,支援,発展

 南太平洋の島国ツバルの環境対策や日本、栃木県との交流の今後について、首都フナフティでこのほど、アピサイ・イエレミア首相(52)に聞いた。【聞き手・竹之内満】 ――まず、スクールバスを寄贈した宇都宮、栃木の人々にメッセージを。 ◆非常に感謝している。もちろん、日本政府の関係者にもだ。子供への教育は、私が最も気に掛けている問題だ。嵐や大雨の中でさえ、徒歩で通わざるを得ないフナフティの子供にとり、バスで安全に通学できることは大変、意義あることだ。できれば、すべての島に導入したいくらいだ(笑い)。 ――栃木訪問の可能性はありますか。 ◆できるなら、ぜひとも訪れたいと思っている。7月の北海道洞爺湖サミット前後にチャンスがあれば、と思っている。 ――日本との交流をどう評価しますか。 ◆日本はとても良い支援をしてくれている。ツバルの真なる発展を考えてくれているという意味で、インフラ面での整備には特に感謝している。我々が必要としているのは、インフラの中でも、経済発展の鍵を握る、港湾や空港の整備だ。観光客や魚介類の輸出を増やすためには、もっと大きな港、空港が必要なのだが、それは緊急を要するプロジェクトでもある。日本は迅速に対応してくれていると思う。 ――今、日本に望むことは。 ◆日本には現在、空港整備への支援をお願いしている。既に、実現可能性(FS)調査を日本外務省、国際協力機構(JICA)にお願いした。昨年12月に訪日した際、福田康夫首相とお会いし、橋渡しをしていただいたのだ。具体的には、現在の空港を拡張するほか、国内便として水上飛行機などの導入も念頭に置いている。 ――福田首相との会談で、今年7月の洞爺湖サミット招待を求めたと聞いている。見通しは? ◆確かに、G8サミットへの招待をお願いして来た。私は招待されることを、とても期待している。ぜひとも地球温暖化問題について、重要国の首脳に訴えたい。 ――温暖化問題についてどんな訴えを。 ◆ツバルにとり、洪水や出水が最大の問題だ。それは、被害予測が困難というやっかいさがあるからだ。 ツバルをサイクロンが襲うかもしれない。農地が大波の被害を受けるかもしれない。ご承知の通り、塩水による水浸し被害がさらに悪化するかもしれない。ツバルのラグーン(環礁)側は常に、地下に水をたたえている。ところが、塩水が陸地を襲うようになり、出水にも塩分が混ざっている。農地の塩害はより深刻化している。 対策は、豪州やEU(欧州連合)、日本にも考えていただいているが、農業プロジェクト一つをとっても、何万ドルという費用がかかるだろう。 ――そして、ツバル国民の海外移住が進んでいる。 ◆確かに、ニュージーランドの受け入れだけでも、昨年1年間で計10家族が移住している。逆に、国外からツバルに戻るのは9家族程度。人口は減少していると言える。 海面上昇や温暖化にどう対応するか。資金面で問題はあるが、国の発展のために最善を尽くすと、私は説明している。ただ、新天地を求め、ニュージーランドや豪州に移住するのは、ツバル国民にとっての自由でもある。私が言えるのは、残った者は、頑張って海面上昇に対応するしかない、ということ。環境問題について、真摯(しんし)に説明していきたい。3月12日朝刊

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1.土砂災害警戒区域:東灘と灘で300カ所指定 県が神戸市内で初 /兵庫(毎日新聞),毎日新聞
RV=34.8 2008/03/13 17:05
キーワード:土砂,ハザード,マップ,指定,神戸

 県は12日、土砂災害防止法に基づき、六甲山系の南側山すそなど神戸市東灘区の128カ所と灘区の172カ所の計300カ所を、土砂災害警戒区域に指定した、と発表した。 神戸市内での指定は初めてで、今月中に中央区、兵庫区、長田区でも計約430カ所を指定する。 広島県で99年6月に多くの犠牲者を出した集中豪雨による土砂災害をきっかけに01年、同法が施行された。土石流や急傾斜地の崩壊が発生した場合に住民に被害が生じる恐れがある区域として、県が指定する。市町はハザードマップの作成など、警戒避難体制の整備が義務付けられる。また、宅地建物取引で重要事項として説明が義務付けられる。 県内では06年度から指定が始まり、今月中に約5500カ所となる予定。神戸市内では09年度までに約2300カ所を指定する。指定区域は県CGハザードマップのホームページ(http://www.hazardmap.pref.hyogo.jp)で確認できる。【川口裕之】〔神戸版〕3月13日朝刊

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2.JR飯田線電車転覆事故:JR東海が賠償請求 辰野町などに計6200万円 /長野(毎日新聞),毎日新聞
RV=22.1 2008/03/13 12:01
キーワード:組合,池

 台風の影響で04年10月に辰野町内で起きたJR飯田線の電車転覆事故について、JR東海が賠償金として同町などに約6200万円の支払いを求めていることが12日までに分かった。同町では「予測不能の自然災害だった」として、対応を弁護士に委ねているという。 この事故は04年10月20日夜、辰野町内のJR飯田線伊那新町―羽場駅間で下り普通電車(2両編成)が脱線、転覆し、乗客と運転士の計4人が軽傷を負った。事故原因については06年2月、国土交通省の航空・鉄道事故調査委員会が「線路に隣接する用水路が岩などでせき止められ、あふれた水で盛り土が流失。線路が宙づりになったことによるものと推定する」という報告書をまとめている。 同町によると、JR東海は昨年10月、線路の復旧や電車の修理などの損害に対する費用として、用水路を所有する同町と用水路を管理する中井筋水利管理組合に文書で請求したという。JR東海広報室では「当事者間で協議中のため、詳細については話すことを控えたい」とした。【池乗有衣】3月13日朝刊

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1.<東海豪雨訴訟>住民の請求棄却 国の管理是認 名古屋地裁(毎日新聞),毎日新聞
RV=103.2 2008/03/14 12:03
キーワード:堰,新川,改修,庄内川,洗,判決,訴訟,水系,治水

 00年9月の東海豪雨で川の堤防が決壊し、水害を受けたのは国と県の河川管理に問題があったためだとして、流域の愛知県清須市(旧・西枇杷島町、新川町)と名古屋市西区の住民37人が総額1億4800万円の賠償を求めた国家賠償訴訟の判決が14日、名古屋地裁であった。内田計一裁判長は国などの管理について「同種・同規模の河川管理の一般水準に照らして是認しえないものとまでは言えない」などとして請求を棄却した。原告側は控訴する方針。 庄内川(国管理)の洪水が洗堰(あらいぜき)と呼ばれる堤防の低くなった部分から新川(県管理)へあふれて新川の堤防が決壊、流域の約1万8100戸が浸水した。訴訟で原告は新川を庄内川から独立した河川とみなし、堰も堤防の一部と主張したため、国が75年に策定した庄内川の改修計画で堰からの越流量をゼロにすると定めながら、堰を未閉鎖にしていた点が国賠法の要件である「公の営造物の設置管理の瑕疵(かし)」に当たるかが最大の争点となった。 判決で内田裁判長は「庄内川と新川は同一水系。堰は堤防と言えない」と国側の主張を採用した。 そのうえで河川の改修計画に不合理な点はないかなど瑕疵の判断基準を示した大東水害訴訟最高裁判決(84年)に沿って判断。「新川は治水上の脆弱(ぜいじゃく)性があり、堰からの越流で破堤する危険性は相当程度あった」としつつも▽堰はもともと庄内川の洪水調節のために造られた▽豪雨時、庄内川下流は未改修で、下流破堤の被害の方が甚大と予想された▽過去に堰からの越流による洪水はなかった−−として、管理に落ち度はなかったと結論づけた。【石原聖、岡崎大輔】

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2.浸水被害、住民側請求を棄却=管理の落ち度認めず−東海豪雨新川訴訟・名古屋地裁(時事通信),時事通信
RV=97.5 2008/03/14 11:31
キーワード:堰,新川,改修,庄内川,洗,判決,訴訟,治水

 2000年9月の東海豪雨で、愛知県西枇杷島町(現清須市)などの建物が新川の堤防決壊で浸水被害に遭ったのは、国と県が上流の洗堰(あらいぜき)の閉鎖工事を実施しなかったのが原因として、住民35人が両者を相手に総額1億4800万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が14日、名古屋地裁であり、内田計一裁判長は国などの河川管理の不備を認めず、住民側の請求を棄却した。 西枇杷島町は庄内川と新川に囲まれ、洗堰は2つの川を結ぶ形で、江戸時代に同町の上流に築造された。 原告側は、国が1975年の工事計画で庄内川から新川に水を流さないと決めながら、洗堰の閉鎖工事をせず、増水した庄内川の水が新川に流れ込み、新川の堤防が決壊したと主張した。 一方、国と県は(1)東海豪雨は「未曽有の豪雨」で、新川ではそれまで浸水被害が起きておらず、被害防止の事前対策は不可能(2)下流から工事を進めるのが治水工事の原則で、洗堰を先に改修しなければならない理由はない−などと反論した。 

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3.東海豪雨、浸水被害住民の訴え棄却…国・県の責任認めず(読売新聞),読売新聞
RV=92.0 2008/03/14 10:34
キーワード:堰,新川,改修,庄内川,洗,判決,訴訟

 2000年9月の東海豪雨で、新川の堤防が決壊し、浸水被害を受けた愛知県清須市(旧西枇杷島町、新川町)や名古屋市西区の住民37人(提訴後1人取り下げ)が、国と同県を相手取り、1人当たり400万円、総額約1億4800万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が14日、名古屋地裁であった。 内田計一裁判長は、国や県の河川管理に落ち度はなかったと判断し、住民側の請求を棄却した。 新川の決壊は、増水した庄内川の大量の水が洗堰(あらいぜき)を通って新川に流れ込んだことが原因とされる。訴訟の争点は、この洗堰を将来的に閉鎖する改修計画(1975年)があったにもかかわらず、未改修のままだった点について、国や県の責任が認められるかどうかだった。

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4.東海豪雨被害 「国と県に瑕疵ない」 名古屋地裁、住民側の請求棄却(産経新聞),産経新聞
RV=92.0 2008/03/14 16:06
キーワード:堰,新川,改修,庄内川,洗,判決,訴訟

 平成12年9月の東海豪雨で浸水被害に遭ったのは堤防の一部を早期に改修しなかったのが原因として、名古屋市西区と愛知県西枇杷島町(現・清須市)の住民37人が河川を管理する国と県に計約1億4800万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が14日、名古屋地裁であった。内田計一裁判長は「国と県に瑕疵(かし)はなかった」として住民側の請求を棄却した。住民側は控訴する方針。 内田裁判長は判決理由で改修計画の不備を指摘したが、「同じ規模の河川管理の一般水準と比べ、是認し得ないとまでは言えない。改修計画も不合理ではない」と述べ、行政の管理責任を限定した大東水害訴訟の最高裁判決(昭和59年)をほぼ踏襲する判断を示した。 判決によると、原告は国が管理する庄内川と県が管理する新川に挟まれた地域の住民。12年9月12日未明、増水した庄内川の水が堤防の一部を低くした洗堰(あらいぜき)を越えて新川に大量に流れ込み、堤防が決壊。住民らが床上浸水などの被害を受けた。 住民側は「行政が早期に洗堰のかさ上げや閉鎖をせずに放置した」として河川管理に落ち度があったと主張。これに対し国は「洗堰の改修を優先すべき特段の事情はなかった」と反論。また県は「未曾有の豪雨で被害は予見できなかった」としてきた。 東海豪雨では愛知、岐阜、三重、静岡の4県で10人が死亡、109人が重軽傷を負い、約6万5000棟が浸水。名古屋市天白区の住民らが市を訴えた訴訟は昨年7月、住民側敗訴が確定した。

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1.岡谷、諏訪豪雨災害の復旧工事完了 住民らが記念植樹(中日新聞),中日新聞
RV=31.5 2008/03/15 11:45
キーワード:池,ケヤキ,諏訪,児童,山林

 【長野県】2006年7月の豪雨災害で土石流被害を受け、県が岡谷市と諏訪市で進めている砂防えん堤などの災害復旧事業のうち、すべての工事が完了した岡谷市長地出早の上の原小学校裏山の現場で14日、工事の完成を祝う記念植樹式があった。区民や児童、市、県などの関係者ら約60人が出席。広葉樹の苗木など63本を植えた。 この災害は、小学校上部斜面で発生した土石流により体育館や校舎などが被災した。復旧工事では高さ6・5メートル、幅85メートルの砂防えん堤建設と、下流域での沈砂池や水路整備など一連の工事が終わった。事業費は約2億3700万円。 植樹式は地元の横川区が主催した。災害後の整備が終わった下部の沈砂池周辺に桜の成木と、コナラ、ケヤキ、モミジの苗木を3人の児童代表も加わって植樹した。また、現場に県が設置した「災害伝承パネル」の除幕もあった。鮎沢昭吉区長は「これでひと安心。今後は災害に強い山林づくり、日ごろの備えや近隣住民との連携に取り組みたい」と誓いを新たにした。 災害復旧工事は、災害関連緊急砂防事業として岡谷、諏訪両市の13渓流計21カ所で砂防えん堤建設を進めており、各本体は既に今月中にすべて完成。下流域までを含めすべて完成したのは上の原が初めて。県はさらに各下流域での水路工事を進めており、09年度にはすべて終わらせる予定だ。 (小林一美)

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2.静岡・袋井で突風、46棟に被害(産経新聞),産経新聞
RV=23.8 2008/03/15 07:51
キーワード:組合,静岡,袋井

 14日午後2時50分ごろ、静岡県袋井市で突風が発生し、同市川井の民家など少なくとも46棟で、屋根瓦が落下したりガラスが割れたりするなどの被害が出た。袋井市森町広域行政組合袋井消防本部によると、けが人はいないという。発生当時、同消防本部の観測計が最大瞬間風速25メートルを記録した。同市防災課や磐田署などで、詳しい被害の確認を急いでいる。 静岡地方気象台によると、袋井市付近の上空には当時、発達した雷雲があったといい、強い雨に伴って突風が吹いた可能性があるという。

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1.袋井の突風:建物被害98棟、けが人はなし−−市の対策本部調査 /静岡(毎日新聞),毎日新聞
RV=38.3 2008/03/16 11:01
キーワード:袋井,コンテナ,静岡,住宅,損壊,支援,原田

 袋井市川井地区で発生した突風で、同市現地災害対策本部は15日、建物の被害は98棟に上るとする調査結果を発表した。けが人はなかった。静岡地方気象台が竜巻の可能性などを調べている。 同本部の調べでは、突風は14日午後2時45分ごろ発生。被害地域は袋井中学校付近を中心に東西約1キロ、南北約300メートルの住宅街に集中した。住宅被害は64棟(すべて一部損壊)、非住宅34棟。ほかにビニールハウス3棟、車両6台、テレビアンテナなど39件の損傷が確認された。 同市は職員80人を動員して後片付けに追われる被災住民を支援。大型ごみ収集のため設置した廃棄物コンテナには割れた瓦やトタン板、雨でぬれた寝具などが次々に持ち込まれた。被災地を訪れた原田英之市長は「予想より被害件数が増えたがけが人がなかったのが幸い。週明けから本格的に復旧支援したい」と語った。【舟津進】3月16日朝刊

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2.袋井市の突風被害、98棟に(産経新聞),産経新聞
RV=26.2 2008/03/16 07:50
キーワード:袋井,静岡,ガラス,窓,落下

 袋井市で14日に発生した突風で、屋根が壊れるなどの建物被害は98棟にのぼっていたことが15日、同市災害対策本部の調べで分かった。 同本部が職員12人で現地調査した結果、被害は市中心部の川井地区に集中。けが人はなかったものの、瓦の落下や窓ガラスが割れるといった建物被害は民家64棟など計98棟に及んだ。このうち、袋井中学校では体育館と校舎の窓ガラスの一部が割れた。 静岡地方気象台によると、突風は14日午後2時45分ごろ発生し、同50分に最大瞬間風速25・1メートルを記録した。寒冷前線の通過に伴い、大気が不安定だったという。

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1.切目川で147戸浸水 県が洪水想定区域を公表(和歌山)(紀伊民報),紀伊民報
RV=73.8 2008/03/17 16:55
キーワード:河口,改修,ハザード,マップ,想定,区域,指定

 県は、切目川や印南川など県内中小9河川の洪水浸水想定区域を追加公表した。切目川では70年に一度の大雨が降れば147戸が浸水すると予測した。県は各市町村に想定区域図を提供し、被害軽減のためのハザードマップ作成を支援する。 2005年7月の水防法改正で、中小河川の浸水想定区域を指定し、その区域図を公表することになっている。県はすでに左会津川や富田川、古座川など10河川の浸水想定区域を公表している。 この日公表した紀南地方の河川は、印南町の切目川と印南川。数十年に一度の大雨を想定して、河川が氾らんするシミュレーションを行った。河川の改修計画や規模から想定は異なる。 切目川で70年に一度の確率で降る大雨を想定、48時間の積算雨量を361ミリとした。河口から上流約14キロにわたる川沿いで浸水が予想された。浸水区域面積は187ヘクタール、浸水戸数は床上が131戸、床下が16戸の計147戸に上った。特に浸水が多いと予想されたのは河口付近の左岸側で田畑が多い地域だった。 印南川は10年に一度の確率で降る大雨で24時間の積算雨量を264ミリと想定。浸水区域面積は6ヘクタールで河口付近から約7・5キロの上流まで5カ所浸水するという。浸水戸数は床上がゼロ、床下は15戸とシミュレーションされた。 今回公表した対象河川はこのほか、和田川(和歌山市)、亀の川(和歌山市と海南市)、橋本川(橋本市)、日方川(海南市)、加茂川(同)、山田川(湯浅町と広川町)、広川(広川町)。 県は、浸水想定区域図を県のホームページ(河川課)で公開しているほか、各振興局建設部でも閲覧できるようにしている。

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1.五條の国道168号、3年7カ月ぶり開通(産経新聞),産経新聞
RV=35.2 2008/03/18 07:50
キーワード:減少,県道,遺産,観光,十津川,千葉,外れる,ピーク,すべて,交流

 台風などによる地滑りで平成16年8月から通行止めとなっていた五條市大塔町宇井の国道168号が18日、約3年7カ月ぶりに開通する。通行止めに伴い西側の県道が迂回(うかい)路となったが、地元観光施設や現場の南の十津川村では、観光客が軒並み減少。同施設では22日に、入場料や飲食物などを「168円」で提供するフェアも予定しており、関係者は「開通をきっかけに客足が戻ってほしい」と期待を寄せている。 県南西部の動脈となっている同国道では平成16年8月10日、現場の道路脇の山肌が約120メートルにわたり崩落。県は現場付近を橋梁(きょうりょう)化する復旧工事を進めていた。 地滑り現場の南東約500メートルにある同国道沿いのふれあい交流館「大塔温泉夢乃湯」は、迂回路から外れているため、来館者数が激減。15年度の約8万5500人に対し、16年度は8割弱となる約6万5500人、18年度は7割弱の約5万8000人に落ち込んだ。 「通行止めの後、特に冬場は閑古鳥が鳴くほどお客さんが減った。つらかったですね」。館内にある「レストラン銀河」の千葉良明料理長(57)は振り返る。 千葉さんは、苦しい状況下で「何とか打開策を」と知恵を絞った。その中で開発し、18年11月から販売を始めたのがボタンラーメン。イノシシの骨で取ったスープがベースのみそ味で、イノシシ肉のチャーシューをトッピング。口コミで評判が広がり、週20〜30杯を売り上げるようになった。 同館では22日午前10時〜午後3時に、夢乃湯の入場料やボタンラーメン、アマゴの塩焼き、地場特産品などをすべて168円とするフェアを実施する。中西勝館長(40)は「多くの方に来ていただき、くつろいでもらえれば」と話す。 一方、十津川村でもじわじわと観光客が減った。県によると、十津川地域の観光客数は、15年の約33万人に対し、16年こそ1.5%減の約32万5000人にとどまったが、18年は11.5%減の約29万2000人になり、ピークだった10年の6割強まで落ち込んでいる。 「地滑りで、危険な道路というイメージがついてしまったが、道路が復旧したことを全国に知ってもらいたい」と、同村の村づくり推進課。「源泉掛け流しの温泉や世界遺産を持つ十津川に、ぜひ遊びに来てほしい」とアピールしている。

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1.4月中旬にも報告書提出 JR羽越線事故で事故調委,山形新聞
RV=80.6 2008/03/21 08:05
キーワード:河口,容疑,羽越本線,新潟,公表,転覆,事故調,庄内,委員

 庄内町のJR羽越本線で2005年12月、上り特急いなほ14号が脱線転覆し、乗客と乗員合わせて38人が死傷した事故で、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会が早ければ4月中旬、冬柴鉄三国交相に事故調査報告書を提出する方向で検討に入ったことが20日、明らかになった。竜巻などの突風が列車を直撃したのが原因と特定する方針とみられ、車両が脱線転覆した過程をどれだけ解明できるかが焦点となりそうだ。 関係者の話を総合すると、発生から間もなく2年3カ月が経過する羽越本線の事故について、事故調委は現在、報告書作成に向け最終的な詰めを急いでいるが、年度内の取りまとめは困難な状況とされ、4月の報告と公表が有力視されている。 航空、鉄道両委員会で議決した事案について、事故調委はその多くを当該月の最終金曜に公表しているが、今年は4月最終金曜が尼崎JR脱線事故の発生から3年の節目となる25日に当たるため、報告書の提出日程を前倒しする案が検討されているもようだ。 事故調委と海難審判庁を統合、今年10月に「運輸安全委員会」(仮称)を開設するため、国交省は現在、同省設置法の改正案を国会に提出しており、不安定な状態が続く国会運営の行方によっては、報告書提出の時期について慎重な判断を求められる可能性もある。 事故の発生直後、事故調委は「風が原因の大きな部分を占める」として気象庁の観測担当職員を調査官に任用するとともに、JRの既設風速計両側に風向風速計2基を設置し、当時の風況について分析を続けてきた。これら調査にJR東日本からの聞き取りを加味した結果、事故調委の調査方針はその後、大きく変わっていないとみられる。 列車を襲ったとされる突風について、一部専門家は「竜巻」と主張しているが、渦状の被害痕と目撃情報がないことを理由に、気象庁はいまだに正式な見解を出していない。突風に関する報告書の記述は、竜巻と断定するのではなく、現段階では抑制した表現にとどまるとの見方が支配的となっている。 日本風工学会の調査によると、赤川河口に設置された同省酒田河川国道事務所の風速計は事故8分前の午後7時6分、最大瞬間風速36.9メートルの風を観測。海岸から東北東に向かう約12キロの範囲で、ほぼ直線状にビニールハウスが倒壊するなどの突風被害が確認され、列車が脱線転覆した地点はこの直線上に位置していた。【JR羽越本線特急いなほ脱線転覆事故】 2005年12月25日午後7時14分ごろ、庄内町榎木のJR羽越本線で、秋田発新潟行きの上り特急いなほ14号が脱線、先頭から3両が転覆した。先頭車両の乗客5人が死亡、重軽傷は33人。事故発生直後から局地的な突風が原因とみられ、JR東日本は現場付近の約2.3キロ区間に防風柵を設置した。県警は庄内署に捜査本部を設置、業務上過失致死傷容疑で捜査中。犠牲者5人の3周忌が巡ってくることを念頭に、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は一時、07年内の報告書作成を目指したが、作業は越年した。

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1.突風:遊具横転、子ども4人けが−−板野・あすたむらんど徳島 /徳島(毎日新聞),毎日新聞
RV=43.3 2008/03/22 17:01
キーワード:女児,遊具,公園,男児,遊ぶ,軽傷,砂

 板野町那東の県立公園「あすたむらんど徳島」で20日午後4時ごろ、空気で膨らませたドームの中で跳ねて遊ぶ屋外遊具「ふわふわあすたむ」が突風にあおられ横転。遊んでいた子ども10人のうち、徳島市に住む5〜7歳の男児3人、7歳女児の計4人が頭を打ったり唇を切るなど、3〜5日の軽傷を負った。 県にぎわいづくり課などによると、遊具はテント地素材で、縦横6メートル、高さ3・8メートル。四隅には重しとして、21キロの砂袋が常時14袋取り付けられているが、事故当時は風が強かったことから、さらに約10キロの土のう4袋を追加していたという。 徳島地方気象台(同市大和町2)によると、同日の県内最大瞬間風速は19・9メートル(午後5時10分観測)。事故が発生した午後4時ごろには、同気象台周辺で平均風速9・2メートルを観測している。【岸川弘明、深尾昭寛】3月22日朝刊

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2.突風で仮設フェンスが飛び、当たった女性4人けが(産経新聞),産経新聞
RV=20.7 2008/03/22 07:50
キーワード:撤去,保護,軽傷,フェンス

 21日朝、「全国高校男子ソフトボール選抜大会」が行われていた富士宮市山宮の「山宮ふじざくら球技場」で、突風で舞い上がるなどしたプラスチック製の仮設フェンスが保護者の女性に当たる事故が2件発生し、計4人が頭などに軽傷を負った。 市によると、午前8時半ごろ、外野のフェンス2枚が風で舞い上がり女性3人にぶつかった。約20分後、撤去され積まれていたフェンスが風でめくれ上がり女性に当たった。事故が発生した当時、付近で最大瞬間風速約12メートルの強風が吹いていた。

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1.風人録:「回れ右」で全国一の村 /群馬(毎日新聞),毎日新聞
RV=30.8 2008/03/23 12:00
キーワード:大黒様,村,南牧,高齢,私,俵,サミット,打つ,連携,文化

 先週、南牧村の「大黒天サミット」を見に行った。昨年9月の台風で被害を受けた村の復興のため、旧家にある門外不出の大黒様に集まっていただこうという村の総合文化祭企画。92体が顔をそろえ、実に福々しい。 頭巾(ずきん)と右手に持った打ち出の小槌(こづち)、左肩に背負い込んだ大袋、それに足元の米俵が特徴の大黒天。インドでは恐ろしいシヴァ神の化身だったのが、中国を経て日本に伝わるうちに「家の神」となったらしい。頭巾は「上を見ない」謙虚さ、2俵の俵は「これ以上欲張らない」意味と、ものの本にあった。 「本来、自分の家を守っていただくのが大黒様。でも、南牧の大黒様は隣の家も救うということでなければなりません」。神事のあと、サミットの発案者である市川太平・村文化協会会長が宣言した。「皆で助け合っていきましょう!」 10センチ以下の手のひらサイズから100キロの巨像まで。木製あり、石づくりあり。立って一歩踏み出した姿や、おぉ、この像には米俵が四つもあるぞ。床の間に鎮座していた大小さまざまな大黒様が、いま、村の復興を願ってほほ笑んでいる。 台風被害を報じるとき、「高齢化率全国一の南牧村で……」と盛んに言われた。でも、村のお年寄りたちは連携して踏ん張っている。サミットはその姿勢の表れなのだ。手分けして各戸を回り、説得して大黒様を集めた。ポスターは全部手書きだ。助け合えば道は開ける。信念がじんわり伝わってきて、私は胸が熱くなった。市川会長はいう。「災害をきっかけに回れ右したら、年寄りの多い南牧は日本で一番いいまちになるんです」3月23日朝刊

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1.<利根川>洪水被害で死者最大3800人…中央防災会議想定(毎日新聞),毎日新聞
RV=32.0 2008/03/25 19:41
キーワード:想定,区域,住宅,洪水,決壊,堤防

 国の中央防災会議は25日、利根川がはんらんして大規模な水害が発生した場合に想定される死者や孤立者の数を発表した。カスリーン台風(1947年)と同規模で200年に1回発生する洪水を想定し、死者は最大で3800人に上るという。国が洪水被害で死者数などを具体的に試算するのは初めて。 決壊する堤防の位置を変えて6パターンを試算。死者数が最大だったのは茨城県古河市の堤防が決壊するパターンで、住民の4割が避難しても死者は近隣の3800人に達する。浸水区域に高さ5メートル未満の戸建て住宅が多いためという。 浸水面積が最大だったのは埼玉県大利根町で決壊したパターンで5万3000ヘクタール。東京都葛飾区や江戸川区まで浸水し、住民の4割が避難しても孤立者は67万人にのぼる。【鈴木梢】

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2.国交省事務所係長ら罪状認める=台風災害工事汚職で初公判−神戸地裁(時事通信),時事通信
RV=20.5 2008/03/25 16:31
キーワード:被告,神戸,土木,地裁

 兵庫県北部に大きな被害をもたらした2004年の台風23号の災害復旧工事に絡む汚職事件で、収賄罪に問われた元国土交通省豊岡河川国道事務所係長藤田洋被告(46)らの初公判が25日、神戸地裁(五十嵐浩介裁判官)で開かれ、同被告は起訴事実を認めた。贈賄罪に問われた土木会社社長沖野稜子被告(76)ら2人も罪状を認めた。 検察側は冒頭陳述で、藤田被告は1999年か2000年ごろに、同事務所を訪れ、自社の工事ミスを謝罪した沖野被告の態度を見て、金を要求すれば応じるのではないかと思ったなどと指摘した。 起訴状によると、藤田被告は04年9月から05年5月の間、同事務所が発注した河川工事をめぐり沖野被告が経営する工務店に便宜を図った謝礼として、10回にわたり現金計1200万円を受け取った。 このほか、藤田被告は同様に、現金1700万円を受け取ったとして、追起訴されている。 

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1.鹿児島突風 建物被害74棟に 気象台「竜巻の可能性高い」(西日本新聞),西日本新聞
RV=39.0 2008/03/28 15:07
キーワード:竜巻,鹿児島,窓,農業,ガラス,垂水

 鹿児島県いちき串木野市と垂水市で27日に発生した竜巻とみられる突風で建物被害は両市合わせて全壊6棟、半壊2棟、一部損壊66棟に上ることが28日、県のまとめで分かった。 県によると、いちき串木野市羽島地区では住宅44棟が一部損壊。ほかに羽島中の校舎と体育館の窓ガラスが約20枚割れた。垂水市浜平地区では住宅2棟が半壊し、16棟が一部損壊。倉庫6棟が全壊したほか、農業用ビニールハウスが壊れたりした。 鹿児島地方気象台はこの日午前、両方の現場にそれぞれ5人の職員を派遣し、被害の状況などを調査。「ごく局地的な竜巻の可能性が高い」との見解を示した。 現場の住民は後片付けに追われた。いちき串木野市羽島地区の大工光瀬茂美さん(60)は「ゴオーという音がしたら、すぐにバキバキと何か折れる音がし、薄黒い渦巻きが東の方向に流れていった」と振り返りながら、がれきなどを拾っていた。 垂水市浜平地区特産のインゲン栽培用ビニールハウスの支柱が曲がった農家宮迫博明さん(70)は「今シーズンの収穫はもう無理。生活が元通りになるのは4、5年後か」とため息をついていた。=2008/03/28付西日本新聞夕刊=

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2.竜巻? 48棟一部損壊 鹿児島(西日本新聞),西日本新聞
RV=38.4 2008/03/28 07:07
キーワード:竜巻,鹿児島,窓,ガラス,垂水,破損

 27日午後5時20分ごろ、鹿児島県いちき串木野市羽島で、竜巻とみられる突風が吹き、学校の窓ガラスが割れたほか、民家44棟の瓦が飛んだり、窓ガラスが破損した。同7時10分ごろには同県垂水市浜平でも突風が発生し、民家4棟が一部損壊し、倉庫1棟が全壊した。けが人はないという。 気象庁は同日午後、鹿児島、宮崎、熊本の3県に「竜巻注意情報」を初めて発表していた。 鹿児島県などによると、羽島中学校では校舎などの窓ガラス約20枚が割れた。垂水市の被害も窓ガラスや瓦の破損などで、電柱2本も倒れた。 羽島地区の船員樋口義昭さん(61)は「ひょうがやんだと思ったら、『ゴー』という音とともに、瓦が飛ばされた。土ぼこりがグルグル回りながら東の方に通り過ぎていくのが見えた。すべて一瞬だった」と話した。 羽島地区はいちき串木野市の北西部で、海岸沿い。垂水市の現場は、市南部で錦江湾から約100メートル離れた一帯。 鹿児島県内はこの日午後4時半、直径1、3センチのひょうを観測するなど荒れ模様だった。=2008/03/28付西日本新聞朝刊=

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3.<竜巻>鹿児島県の2カ所で発生、民家などに被害(毎日新聞),毎日新聞
RV=32.7 2008/03/28 02:33
キーワード:竜巻,鹿児島,窓,ガラス,垂水

 27日午後5時半ごろ、鹿児島県いちき串木野市で竜巻とみられる突風が発生し、44棟の民家の窓ガラスが割れるなどの被害が出た。また、その約1時間半後に南東に約60キロ離れた、鹿児島県垂水市浜平でも倉庫が1棟倒壊し、民家5棟の屋根瓦が飛ぶなどした。 浜平地区で振興会長を務める坂元四郎さん(64)は「午後7時過ぎ、飛行機の爆音みたいなすさまじい音が10秒間ぐらい続いた。外を見ると、瓦が宙を舞っていた。こんなことは初めて」と驚いた様子。その前には小指の先ほどのひょうが降っていたという。 この日は、積乱雲が発生していたことなどから▽熊本で午後3時16分▽鹿児島で午後5時59分▽宮崎で午後6時37分に「竜巻注意報」が全国で初めて出ていた。 この注意報は、1時間以内に予想される竜巻や激しい突風に注意を促すため、気象庁が今月26日から情報提供を始めたもので「的中率は1割程度」とされている。【川島紘一、新開良一】

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1.治水対策:米代川災害復旧事業の着工式 国会議員ら40人出席 /秋田(毎日新聞),毎日新聞
RV=33.1 2008/03/30 12:01
キーワード:水系,堤防,自治体,能代,出席,国会,地区,早期,二ツ井,はんらん

 07年9月の豪雨ではんらんし大きな被害が出た米代川水系の災害復旧事業の着工式が29日、能代市二ツ井町であった。今後3年間で約95億円を投じ堤防強化、河道掘削、護岸復旧を進める。 着工式には県選出国会議員や県北部の自治体関係者、地域住民ら約40人が出席。事業の安全と早期完工を願いくわ入れをした。 実施されるのは、築堤工事が能代市二ツ井町麻生、大館市山田渡など6地区▽堤防整備が能代市扇田、北秋田市今泉など5地区▽河道掘削が能代市二ツ井町切石など4カ所。 国土交通東北地方整備局は「被害を繰り返さないため、一日も早い事業の完成を目指す」としている。【田村彦志】3月30日朝刊

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1.強風で宮城県内大荒れ 仙台で建物被害も(河北新報),河北新報
RV=40.0 2008/04/01 14:24
キーワード:仙台,倒木,東部,電線,宮城,町,建物,屋根,管区,夕

 非常に発達した低気圧が三陸沖を北東へ進んでいる影響で、宮城県内は1日、強風が吹き荒れた。JRのダイヤが乱れたほか、建物などに被害も出た。仙台管区気象台は東部仙台などに暴風警報を出し、暴風や高波への警戒を呼び掛けている。 仙台市では午前10時15分に30.1メートル、石巻市でも午前11時49分に25.8メートルの最大瞬間風速を観測した。 仙台市消防局によると、若林区上飯田4丁目のアパートで屋根が飛ばされそうになったほか、宮城野区二十人町の飲食店と青葉区小松島2丁目の空き家で屋根がはがれて電線に接触。消防隊員らが屋根の一部を切り取るなどの応急処置をした。 東北電力宮城支店によると、倒木が高圧線に触れるなどしたため、角田市、蔵王町、丸森町などで530戸が一時停電した。 JRは、東北線で上下約50本が運休。仙山、仙石、常磐、気仙沼各線の一部区間でも計22本が運休した。 仙台市中心部のオフィス街ではビル風が強まり、思わず立ち止まる人たちの姿が見られた。 気象台によると、県内の強い風は陸上で1日夕まで、海上は2日まで続く見込み。最大風速は東部で18メートル、西部で13メートルと見込まれている。

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1.大阪府が水害対策の避難ビル協定を積極推進へ(産経新聞),産経新聞
RV=58.4 2008/04/02 11:41
キーワード:企業,池,マップ,ハザード,府,想定

 大阪府内で1時間あたりの降雨量が50ミリ以上の集中豪雨が、昭和40年から63年までは19回だったのが、平成に入り元年から18年までに43回と激増していることが府都市整備部のまとめでわかった。大阪府は府下の各市町村に対し、水害時に備えて民間企業などと避難ビルの協定を結ぶよう本格的に呼びかけていく方針を固めた。70ミリ以上に限ると昭和63年まではわずか4回だったが、平成に入ってからはほぼ毎年の計17回発生するなど降雨量も増加傾向にあり、地下街の多い都心部を中心に、大きな被害を受ける危険性が高まっているという。・■写真で見る■「橋下府政」 平成以降、集中豪雨は全国的に多発傾向にある。平成12年9月の東海豪雨や15年7月の福岡水害、17年の東京水害など、都市部で大被害を出すケースも毎年のように発生している。 国土交通省のまとめでは、1時間あたり50ミリ以上の集中豪雨は昭和61年から10年間で平均1年に234回だったのに対し、平成8年からの10年間平均は288回と増加。水害に直結する100ミリ以上では、昭和61年から10年間が平均2・3回だったのが、平成8年からの10年間は平均4・7回と倍増している。 大阪府も同様で、昭和40年から63年の間では集中豪雨がなかった年が11回あったのが、平成に入ってからはゼロという。府内を流れる淀川や大和川、寝屋川などの周辺は低い平地が多く、このエリアの住民は府人口の3分の1にあたる約275万人にのぼる。さらに人口の集中する大阪湾周辺にもゼロメートル地帯が広がっている。 こうしたことを受けて府は民間のビルやマンションなどとの協定の推進を決定。集中豪雨では極めて短時間に水が排水溝などからあふれて市街地に広がることから、避難行動に移る時間的余裕は少ない。このため各自治体には地元自治会レベルの細かい単位で、地域の高層建築物に即座に避難できる態勢を整えるよう呼びかける。 同様の協定は、東海地震や東南海・南海地震による大規模な津波被害が予測される静岡県や和歌山県などでは数多く結ばれているが、水害を想定したケースは少なく、地下街が発達した大阪や東京ではほとんど結ばれていないのが実情。大阪府都市整備部は「まずは市町村と民間企業に協力を呼びかけることから始める。協力企業はイメージアップにもなるし、ガイドマップに掲載すれば府民の意識向上にもつながる」と狙いを強調する。 大阪府はこれまで、地下河川や調節池の整備などのハード面を優先して治水対策を行ってきたが、近年の激しい集中豪雨に対応できず、平成18年8月には豊中市では、午後2時10分からの1時間で総降雨量は110ミリを記録して被害を出すなど被害が相次いでいる。 津波避難ビルのガイドラインを策定している内閣府は「全国的にも、こうした協定はあまり進んでいない。地域の実情に合わせて、ハザードマップなどで住民らが避難ビルを把握できるよう工夫すれば、安全に安心して避難できるだろう」と話している。

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2.集中豪雨に官民の“傘” 水害時の避難ビル協定呼びかけ 大阪府、平成以降激増(産経新聞),産経新聞
RV=58.4 2008/04/02 16:05
キーワード:企業,池,マップ,ハザード,府,想定

 大阪府内で1時間あたりの降雨量が50ミリ以上の集中豪雨が、昭和40年から63年までは19回だったのが、平成に入り元年から18年までに43回と激増していることが府都市整備部のまとめで分かった。大阪府は府下の各市町村に対し、水害時に備えて民間企業などと避難ビルの協定を結ぶよう本格的に呼びかけていく方針を固めた。70ミリ以上に限ると昭和63年まではわずか4回だったが、平成に入ってからはほぼ毎年の計17回発生するなど降雨量も増加傾向にあり、地下街の多い都心部を中心に、大きな被害を受ける危険性が高まっているという。                   ◇ 平成以降、集中豪雨は全国的に多発傾向にある。平成12年9月の東海豪雨や15年7月の福岡水害、17年の東京水害など、都市部で大被害を出すケースも毎年のように発生している。 国土交通省のまとめでは、1時間あたり50ミリ以上の集中豪雨は昭和61年から10年間で平均1年に234回だったのに対し、平成8年からの10年間平均は288回と増加。水害に直結する100ミリ以上では、昭和61年から10年間が平均2・3回だったのが、平成8年からの10年間は平均4・7回と倍増している。 大阪府も同様で、昭和40年から63年の間では集中豪雨がなかった年が11回あったのが、平成に入ってからはゼロという。府内を流れる淀川や大和川、寝屋川などの周辺は低い平地が多く、このエリアの住民は府人口の3分の1にあたる約275万人に上る。さらに人口の集中する大阪湾周辺にもゼロメートル地帯が広がっている。 こうしたことを受けて府は民間のビルやマンションなどとの協定の推進を決定。集中豪雨では極めて短時間に水があふれて市街地に広がることから、避難行動に移る時間的余裕は少ない。このため各自治体には地元自治会レベルの細かい単位で、地域の高層建築物に即座に避難できる態勢を整えるよう呼びかける。 同様の協定は、東海地震や東南海・南海地震による大規模な津波被害が予測される静岡県や和歌山県などでは数多く結ばれているが、水害を想定したケースは少なく、地下街が発達した大阪や東京ではほとんど結ばれていないのが実情。大阪府都市整備部は「まずは市町村と民間企業に協力を呼びかけることから始める。協力企業はイメージアップにもなるし、ガイドマップに掲載すれば府民の意識向上にもつながる」と狙いを強調する。 大阪府はこれまで、地下河川や調節池の整備などのハード面を優先して治水対策を行ってきたが、近年の激しい集中豪雨に対応できず、平成18年8月には豊中市で、午後2時10分からの1時間で総降雨量110ミリを記録するなど被害が相次いでいる。 津波避難ビルのガイドラインを策定している内閣府は「全国的にも、こうした協定はあまり進んでいない。地域の実情に合わせて、ハザードマップなどで住民らが避難ビルを把握できるよう工夫すれば、安全に安心して避難できるだろう」と話している。

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3.40メートルの局所的突風「予見厳しかった」 羽越線で事故調最終報告書(産経新聞),産経新聞
RV=28.5 2008/04/02 10:19
キーワード:脱線,竜巻,想定

 山形県のJR羽越線で平成17年に特急列車が脱線転覆し5人が死亡、33人が負傷した事故で、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は2日、事故調査報告書を公表した。事故原因について、瞬間風速40メートル程度の局所的な突風で車両が傾いたと結論づけた。また「突風の予見は厳しかった」とした上で、気象庁が発表する情報を有効活用するなど、実効性のある突風対策の実現を求めている。 事故は17年12月25日午後7時15分ごろ、山形県庄内町のJR羽越線砂越〜北余目間で発生。秋田発新潟行き特急「いなほ14号」(6両編成)が第2最上川橋梁(きょうりょう)を過ぎた後の直線区間を走行中に全車両が脱線し、1〜3両目までは盛り土から転落し、1、3両目が線路脇の堆肥(たいひ)舎に衝突した。乗客5人が死亡、乗務員2人を含む33人が負傷した。 事故調は「いなほ14号」に使用されていた485系車両の40分の1サイズの模型を製作し、風洞試験を実施。風向きや振動などが最悪のケースを想定した場合、時速100キロ走行で1両目が風速35メートル、2両目が同44メートル、時速120キロでそれぞれ同32メートル、同41メートルに達したときに脱線することが分かった。 当時の気象状況については「積乱雲群が通過中で突風などが発生しやすい」とし、農機具小屋の倒壊など周辺の被害状況から「現場の瞬間風速は40メートル程度」と推測。現場から800メートル離れた風速計が最大12メートルだったことから、周辺でも局所的に激しく吹き下ろすダウンバーストか竜巻による突風が吹いた可能性を指摘した。 事故調は「突風は予見が難しい。少なくとも事故当時は厳しかった」とする一方、所見で国交省、気象庁、鉄道会社に進歩した観測や情報処理技術を生かし、実効性のある突風対策に取り組むよう求めた。 事故後の18年1月に国交省、気象庁、鉄道会社でつくる「鉄道強風対策協議会」が発足、気象庁は今年3月から竜巻注意情報を開始している。                  ◇ 国交省航空・鉄道事故調査委員会が羽越線脱線事故の最終報告書を公表したことを受け、JR東日本の清野智社長は2日、「あらためてお亡くなりになられたお客さまのご冥福(めいふく)を衷心よりお祈りいたします。報告書を厳粛に受け止め、関係機関のご指導を仰ぎながら、再発防止に向け全力を注ぎます」などとコメントを出した。

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4.羽越線38人死傷 脱線原因は突風 事故調「予見厳しかった」(産経新聞),産経新聞
RV=28.5 2008/04/02 16:05
キーワード:脱線,竜巻,想定

 山形県のJR羽越線で平成17年に特急列車が脱線転覆し5人が死亡、33人が負傷した事故で、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は2日、事故調査報告書を公表し、事故原因について、瞬間風速40メートル程度の局所的な突風で車両が傾いたと結論づけた。また「突風の予見は厳しかった」とした上で、気象庁が発表する情報を有効活用するなど、実効性のある突風対策の実現を求めている。 事故は17年12月25日午後7時15分ごろ、山形県庄内町のJR羽越線砂越〜北余目間で発生。秋田発新潟行き特急「いなほ14号」(6両編成)が第2最上川橋梁(きょうりょう)を過ぎた後の直線区間を走行中に全車両が脱線し、1〜3両目までは盛り土から転落し、1、3両目が線路脇の堆肥(たいひ)舎に衝突した。乗客5人が死亡、乗務員2人を含む33人が負傷した。 事故調は「いなほ14号」に使用されていた485系車両の40分の1サイズの模型を製作し、風洞試験を実施。 風向きや振動などが最悪のケースを想定した場合、時速100キロ走行で1両目が風速35メートル、2両目が同44メートル、時速120キロでそれぞれ同32メートル、同41メートルに達したときに脱線することが分かった。 当時の気象状況については「積乱雲群が通過中で突風などが発生しやすい」とし、農機具小屋の倒壊など周辺の被害状況から「現場の瞬間風速は40メートル程度」と推測。 現場から800メートル離れた風速計が最大12メートルだったことから、激しく吹き下ろすダウンバーストか竜巻による突風が局所的に吹いた可能性を指摘した。 事故調は「突風は予見が難しい。少なくとも事故当時は厳しかった」とする一方、所見で国交省、気象庁、鉄道会社に、進歩した観測や情報処理技術を生かし、実効性のある突風対策に取り組むよう求めた。 事故後の18年1月に国交省、気象庁、鉄道会社でつくる「鉄道強風対策協議会」が発足。気象庁は今年3月から竜巻注意情報を開始している。                   ◇ 鉄道評論家・斎藤雅男氏(元国鉄新幹線総局次長)の話「脱線事故の要因は複合的なものであるケースが多い。羽越線事故も直接的な原因は突風だろうが、その背景として車体が軽量化されていく経緯や、なぜ現場付近に防風林が十分整備されていなかったかなどの点について事故調査委員会の報告書はほとんど言及していない。もっと多角的に検討する姿勢が必要ではないか。気象庁との連携や地形の把握も大事だが、それでも突風の発生を100%予測するのは難しい。いつ、どこで起きるか分からないからこそ、さまざまな角度から調べるべきだろう」

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1.納得できぬ遺族不満 羽越線転覆最終報告(河北新報),河北新報
RV=74.1 2008/04/03 06:11
キーワード:組合,脱線,公表,町長,橋,報告,転覆,いなほ,庄内,原田

 乗客5人が犠牲になったJR羽越線特急転覆事故で、国土交通省の航空・鉄道事故調査委員会は2日、「原因は局地的な突風」とする最終報告書を公表した。「運転方法に問題はなかった」とする結論に、「納得できない」と強い不満を示す遺族ら。猛吹雪の中で事故の悲惨さを目の当たりにした関係者は、再発防止を急いでほしい、との思いを強くした。 2005年12月25日午後7時すぎ、いなほ14号が山形県庄内町の最上川に架かる橋を通過直後、突風が吹いた。「白い風が運転室を包み込むようにぶつかり、『アッ』と思った瞬間、列車が左へ傾き横転した」。報告書では、脱線前後の運転士や乗客の生々しい証言が明らかになった。 奈良県への出張途中に巻き込まれて亡くなった、にかほ市の会社員畠山学さん=当時(42)=の母一江さん(69)=さいたま市=は報告書の内容に、「自然現象がどうであれ、JRの責任は免れない」と語気を強めた。 「事故現場は強風がよく吹くことで知られた地域。運転士が状況判断できるように教育され、人命を預かっているという使命感があれば、スピードを落とし、事故は防げたはずだ」 発生から2年3カ月余り。学さんの子ども3人のうち、お父さん似だという長男はこの春、にかほ市の小学校に入学する。「遺族の悲しみに終わりはない。子どもたちの今後の生活も心配だ」と一江さんは語る。 報告書が公表された2日、事故現場付近の田んぼは雪が消え、穏やかに晴れ渡った。列車が激突した堆肥(たいひ)小屋跡に建てられた慰霊施設には、手を合わせる人の姿があった。新庄市の無職矢作清美さん(74)は「遺族の心情を思うと、2度とあってはならない事故。安全対策を徹底してほしい」と話した。 風の怖さをよく知る庄内町の原田真樹町長は「再発防止が被害者に報いる一番の道。走行中の自然条件は1分1秒で変わるもの。運転士はマニュアル通りでなく、現場の状況を判断しながらリスク管理に努めてほしい」と訴えた。 事故当時、酒田地区消防組合消防署長として現場で指揮を執った阿部建治さん(60)は「われわれ消防関係者は事故の経験を教訓に、救命救助のレベル向上を図った。突風予知の関係者も可能な対策を早く実行してほしい」と願った。

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1.リポート徳島最前線:救命胴衣、義務強化 徳島海上保安部「組織挙げ推進を」 /徳島(毎日新聞),毎日新聞
RV=73.5 2008/04/04 16:02
キーワード:組合,漁協,着用,組織,鳴門,管内,漁船,保安

 ◇着用率05〜07年でわずか2割−−徳島海上保安部、講習会開き啓発 救命胴衣の着用率はわずか2割―――。05〜07年の3年間で、徳島海上保安部管内で発生した海中転落事故は計20件、うち救命胴衣を着用していたのは5人だけだったことが毎日新聞の調査で分かった。この3年間で14人の尊い命も失われた。今月からは一人乗り漁船の着用義務の内容が強化され、同保安部では多様な手段で着用の推進を呼びかけている。【向畑泰司】 ◆死者の93%が…◆ 07年9月、鳴門市堂浦漁港で知人と釣りをしていた男性(当時64歳)が岸壁から海中に転落。知人が助けようとする間もなく、男性はおぼれ、沈んでいった。救命胴衣をしていれば……。関係者には今でも悔しさが残る。 同保安部によると、管内での船舶や岸壁からの海中転落は05年7件(救命胴衣未着用5件)、06年8件(同5件)、07年5件(同5件)だった。死者数は05年が5人、06年が5人、07年が4人。この中で救命胴衣を着用していたのは1人だけで未着用は93%に上る。 ◆家族のためにも◆ 同保安部では、各漁協や関連団体を回って着用講習会を開き、啓発活動に努めている。講習会では、乗組員だけでなく、その家族にも参加を呼びかける。 一人乗り漁船などで海中に転落した場合、そのまま行方が分からなくなることが少なくない。その場合、海上保安部では家族からの願い出に基づき、事務取扱規定に沿って死亡認定を行う。海難発生から3カ月以上の経過や、十分な人的・物的証拠の有無など多くの条件を満たさなければならない。死亡認定がされなければ保険金支払いなど、家族は現実的な問題に直面する。 同保安部の古賀昭輝次長は「着用して遺体が発見された場合と、そうでない場合では残された家族の負担が異なってくる」と言う。 ◆1日から義務強化◆ 救命胴衣の着用に関しては、今月から義務の範囲が拡大された。国土交通省安全基準課は「小型漁船からの海中転落の死者数などが改善されないことを受けて見直した」と背景を話す。 これまで、一人乗りの小型漁船でも連絡手段を確保をしていれば義務づけは無かったが、今回の改正で原則として義務づけられた。破ると2〜5点の違反点数が加算され、6カ月以内の免許停止など行政処分が科される。 ◆地道な呼びかけ◆ 同保安部では県内4団体を「ライフジャケット着用推進モデル漁協」に認定している。 04年に指定された椿泊漁協(阿南市椿泊町)は、組合員約210人を抱える。当初の着用率はゼロに近かったが、部会で呼びかけ合うなどして7〜8割まで普及した。久米俊組合長は「組織として着用を推進したことが大きい」と成果を話す。 ただ、県内全域で見れば、まだまだ着用率は高くない。「作業の邪魔になる」「長年やってるから大丈夫」などの理由が多いという。古賀次長は「地道に呼びかけていくしか方法はない。組織の協力が不可欠」と話す。 「自分は大丈夫」という慢心を除くことが着用への一歩となる。4月4日朝刊

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2.2年半ぶり開通 つめ跡生々しく 台風14号で被災 宮崎市田野町の県道鰐塚線 キャンプ場復旧は断念(西日本新聞),西日本新聞
RV=23.3 2008/04/04 07:07
キーワード:ダム,土砂

 2005年9月の台風14号被災で大規模な土石流が発生し通行止めとなっていた宮崎市田野町の県道鰐塚(わにつか)山田野停車場線の一部区間で、災害復旧工事が完了し、約2年半ぶりに1日から開放された。同県道から鰐塚山(1、118メートル)山頂への通行が再開されることになったが、開放された区間は、斜面崩壊が激しく、巨石や流木が川に堆積(たいせき)したままで、台風のつめ跡が生々しく残っていた。 県道は、鰐塚山系を流れる別府田野川中流部にあるキャンプ場「わにつか渓谷いこいの広場」入り口から、約5.5キロの区間が通行不能だった。05年度からの災害復旧事業で、鰐塚山トンネル(延長325メートル)を新たに建設するなどして整備した。総事業費は8億8300万円。林業関係者らの利便性が向上するという。 台風14号時は、別府田野川などで500万立方メートル超の土砂が流出。「いこいの広場」も、テニスコートなど大半が埋没や流失した。 同キャンプ場周辺では土砂流出防止のため、砂防ダムの建設が進められているが、宮崎市は「被災状況から復旧は無理」としてキャンプ場の再開を断念。被害を免れた管理棟を本年度中に解体することを決めた。 管理棟近くには、県内でも規模が大きい高さ12メートル、長さ140メートルの砂防ダムが建設中。県は10年3月末までの完成を目標にしている。ほかに既設ダム2基のかさ上げなども進められている。=2008/04/04付西日本新聞朝刊=

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1.防風柵:関空連絡橋に完成 強風でも列車大丈夫 /大阪(毎日新聞),毎日新聞
RV=27.5 2008/04/05 17:01
キーワード:橋,部分,村山,出席,連絡,基準,見合わせ,鉄製,南西,対岸

 ◇規制値緩和、最大瞬間風速26メートル→30メートルに 関西国際空港と対岸を結ぶ連絡橋の強風対策として、防風柵が全線で完成した。5日の始発から、列車の運転を見合わせる規制値が最大瞬間風速26メートルから30メートルに緩和され、運転見合わせが大幅に減る。 連絡橋は海上3・75キロを結んでおり、南西からの強風の影響を受ける。開港以来年平均11・3回、27・2時間の運転見合わせがあり、利用客は対岸でバスに乗り換えなければならなかった。 防風柵は総工費28億円をかけ、関空会社が設置した。全線に高さ2メートルの鉄製の柵を設け、以前からあった橋の両端部分は1メートル高くして3メートルに。最大瞬間風速30メートルは在来線としては国内最高基準で、運転見合わせは年平均3・3回、3・9時間まで減る見込みだという。 4日午前10時から完成式典があり、JRや南海電鉄の幹部らが出席。関空会社の村山敦社長は「運休が頻発しており、国際空港としての社会的使命を果たせていなかった。より便利に利用できる空港にしたい」とあいさつした。【酒井雅浩】4月5日朝刊

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1.火災:下草火災相次ぐ /長野(毎日新聞),毎日新聞
RV=41.8 2008/04/06 16:01
キーワード:火災,焼く,山林,火,下草,佐久,同様,燃える,岡谷,田口

 県内全域で乾燥注意報が出された5日、各地で下草や山林火災が相次いだ。 同日午前10時半ごろ、小諸市菱平の畑で、所有者の男性(68)が下草を燃やしていたところ、強風にあおられて火が周囲に燃え移り、下草など約3万平方メートルを焼いた。けが人はなかった。 また、佐久市田口の畑では下草火災で2500平方メートルを焼失。東御市和の畑でも1500平方メートルが燃えた。飯綱町や長野市、岡谷市でも同様の火災が相次いだが、いずれもけが人はなかった。長野地方気象台は「乾燥注意報が出ており、火の取り扱いには注意してほしい」と呼びかけている。【大平明日香】4月6日朝刊

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1.東日本太平洋側で大荒れに 大雨、突風に警戒呼び掛け,中日新聞
RV=39.4 2008/04/07 13:31
キーワード:竜巻,東海,雨量,東日本,雨,夕方,激しい,非常,沿岸

 気象庁は7日、同日夕方から8日にかけて東日本の太平洋側を中心に大雨となる所があり、8日は関東の沿岸や海上を中心に非常に強い風が吹く恐れがあるとして警戒を呼び掛けた。西日本と東日本太平洋側では落雷、突風、ひょう、近畿の一部では竜巻などの恐れもあるという。 九州付近の低気圧が発達しながら東に進み、8日朝には関東の南海上に達する見込み。上空に寒気を伴い、周辺は大気の状態が不安定となる。高知県の三崎では7日午前11時すぎまでの1時間当たりの降水量が80・5ミリを記録した。 東日本の太平洋側では、7日夕方から雨が強まり、雷を伴って1時間に30−40ミリの激しい雨が降る。8日昼までの24時間予想雨量は多い所で、関東、東海250ミリ、甲信、近畿120ミリの見込み。 8日朝以降は低気圧の動きが遅くなるため、関東では雨が続く。西日本の強い雨は7日夜までに終息する見込み。

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2.東日本で大雨のおそれ 気象庁が警戒呼び掛ける(産経新聞),産経新聞
RV=39.3 2008/04/07 13:31
キーワード:土砂,東海,雨量,東日本,雨,夕方,激しい,非常,沿岸

 気象庁は7日、同日夕方から8日にかけて東日本の太平洋側を中心に大雨となる所があり、8日は関東地方の沿岸や海上を中心に非常に強い風が吹くと発表。大しけとなるおそれがあり、暴風や高波などに注意するよう呼び掛けた。 九州付近の低気圧が発達しながら東に進み、8日朝には関東の南海上に達する見込み。上空に寒気を伴い、低気圧周辺では大気の状態が不安定となる。東日本の太平洋側では、7日夕方から雨が強まり、雷を伴って1時間に30〜40ミリの激しい雨が降る見込み。土砂災害や低地の浸水、河川の増水などへの警戒が必要になるという。 8日12時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で関東、東海で250ミリ、甲信、近畿で120ミリを予想。また、8日朝以降は低気圧の動きが遅くなるため、関東では、その後も雨が降り続き、雨量がさらに増える。なお、西日本の強い雨は7日夜までにおおむね終息する見込み。

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1.春の嵐 関東や東海で交通機関ダイヤ乱れる(産経新聞),産経新聞
RV=63.8 2008/04/08 22:14
キーワード:河口,静岡,漁船,転覆,雨量,東海

 発達した低気圧の影響で8日、関東や東海など東日本は記録的な大雨や強風に見舞われ、鉄道や航空便など交通機関に大きな影響が出た。千葉県内では強風にあおられた男性が転倒し骨折するなど、3人が負傷した。 羽田空港では3本ある滑走路のうちC滑走路が冠水し、午前9時45分ごろから2時間45分にわたって閉鎖した。強風などで全日空と日航では羽田発着便を中心に計約150便が欠航、約2万1千人に影響が出た。 JR東日本では、千葉県を中心に運休や遅れが相次いだ。京葉線の運転本数が通常の7割となり、上下31本が運休したほか、総武線や成田線の一部などで遅れが出た。東海道新幹線も強風のため、熱海−三島間で一時運転を見合わせた。 千葉県流山市では、80歳の男性が強風にあおられ転倒し脚を骨折するなど、同県内で3人が負傷。また、海難も相次ぎ、三重県松阪市の金剛川河口付近で、強風で転覆した漁船と乗組員の男性の遺体が見つかったほか、伊豆大島沖では、パナマ船籍の貨物船の積み荷の重機などが荷崩れし、船体が傾いた。 8日夕までの24時間雨量では、埼玉県秩父市の浦山で220ミリ、山梨県の上野原や神奈川県の相模湖、静岡県の湯ケ島で170ミリを超えるなど、関東甲信と東海の計53地点で、4月の観測史上最多を記録した。

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2.<突風>風速変化を連続観測 気象研などが初めて成功(毎日新聞),毎日新聞
RV=23.2 2008/04/08 02:32
キーワード:脱線,渦,転覆

 突風の原因となる雲の渦の発生から消滅までの移動経路や大きさ、風速変化を連続して精密に観測することに、気象庁気象研究所などが山形県酒田市内で初めて成功した。隣接する同県庄内町では05年12月、突風でJR羽越線の特急列車が脱線転覆する事故が起きた。研究チームは雲が鉄道に向かうと予想される場合は列車を止める世界初のシステムを、2年後をめどに構築したいとしている。 気象研究所は羽越線事故を受け、現場周辺で07年度から突風の観測に有効なドップラーレーダーや地上観測網を整備し、突風発生のメカニズムの解明に取り組んだ。 観測したのは、昨年12月2日未明に酒田市内で車庫のシャッターや倉庫のトタン屋根を飛ばす被害を出した突風。JR余目駅に設置されたドップラーレーダーのデータを解析した結果、突風が吹く前、日本海上にあった積乱雲の中で四つの雲の渦が次々と発生しているのがわかった。 そのうち二つの雲の渦が上陸し、一つは被害が起きた時間に現場を通過していた。雲の渦の寿命はいずれもわずか10〜30分程度で、渦の直径は最大約4キロに達した。被害があった場所では、上空約650メートルの地点で直径約300メートルの渦ができ、風速26メートルの強風が吹いていた。 同研究所の楠研一主任研究員は「ピンポイントで突風を発生させる雲の渦を検知することができた。検知能力を高めるとともに、上空と地表との風速の関係を調べたい」と話している。【石塚孝志】

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3.<大雨>関東、東海地方強風伴い 高波や落雷のおそれも(毎日新聞),毎日新聞
RV=20.5 2008/04/08 10:58
キーワード:静岡,雨量,東海

 太平洋岸を東に向かう発達した低気圧の影響で、関東、東海地方は8日朝から、強風を伴う大雨となった。高波や落雷も予想され、気象庁は各都県に警報を出し、注意を呼びかけている。 気象庁によると、9日朝にかけての24時間予想雨量は、千葉県120ミリ▽東京都、埼玉県80〜100ミリ▽静岡県60ミリ▽伊豆諸島50〜80ミリ。最大風速は茨城、千葉両県で陸上17〜22メートル、海上28メートル。波の高さは両県で6メートル、静岡県で5メートルに達する見込み。 この影響で、午前10時現在、東海道新幹線に上下7本で最大17分の遅れが出た。また、全日空は羽田−高知、羽田−新千歳など午前の便を中心に14便を欠航。東海汽船は同日の東京−大島、熱海−大島の4便を欠航する。【三木幸治】 ◇東海道線で一時運見合わせ 強風の影響で東海道線は午前4時24分から約1時間半、三島−熱海間で運転を見合わせた。上下線の普通電車9本が運休、寝台特急「サンライズ出雲・瀬戸」など上下線5本が最大1時間49分遅れ、約2200人に影響が出た。同7時28分からも約1時間ストップし、上下線の普通電車29本が運休、寝台特急「富士・はやぶさ」など上下線計18本が最大1時間8分遅れ、約1万7500人の足が乱れた。【竹地広憲】

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1.低気圧:県内、強風と激しい雨 掛川で落雷、火災 県東部で1万3千戸停電 /静岡(毎日新聞),毎日新聞
RV=57.3 2008/04/09 11:09
キーワード:静岡,管内,火災,雨量,降雨,住宅,農業,焼く,雨

 ◇富士宮市で車横転 発達した低気圧の影響で、県内は7日夜から8日にかけて、雷や強風、激しい雨に見舞われた。掛川市では雷が民家の屋根を直撃し火災が発生。県東部の約1万3000戸が停電するなど、各地で被害が相次いだ。鉄道やフェリーが一時運転を見合わせるなど交通機関にも乱れが出た。【山田毅、竹地広憲、浜中慎哉、鈴木道弘】 静岡地方気象台によると、降り始めから8日午後6時までの総降雨量は、伊豆市天城山で231ミリ、同市湯ケ島で174・5ミリ、三島市で146ミリを記録。1時間雨量は天城山で8日午前5〜6時が39ミリ、南伊豆町石廊崎で同時間帯に28ミリなど、県東部を中心に大雨となった。 この大雨で、8日午前10時過ぎ、沼津市大平の大平江川沿いの市道が冠水。トラックが水没して立ち往生した。男性運転手は救助されけがはなかった。 また、伊豆半島を中心に強風も吹き荒れた。最大瞬間風速は、熱海市網代で34・5メートル、石廊崎で32・4メートルを記録した。 三島市塚原新田の国道1号では、8日午前6時20分ごろ、道路工事用のさく(高さ約1・5メートル)が約30メートルに渡って倒れた。上り線をふさぎ、片側交互通行となったが約1時間後に復旧した。また午前8時8分に最大瞬間風速34・5メートルを記録した熱海市では、春日町の木造2階建て空家(約50平方メートル)が1階から倒壊した。富士宮市では午後2時半ごろ、市役所ロータリーで積み荷を降ろしていたトラックが強風で横転。けが人はなかった。 さらに、東京電力沼津支店によると、落雷などの影響で管内の約1万3000戸が停電。伊東市、富士宮市、東伊豆町、松崎町の計約1200戸では、1時間以上停電した。 8日午前2時ごろには、掛川市初馬の農業、伊藤彦義さん(88)方に隣接する離れの屋根に落雷し、火災が発生。木造平屋建ての住宅の屋根2平方メートルを焼いた。けが人はなかった。 伊豆箱根鉄道では、上下線計28本が運休し、1万2500人に影響が出た。JRでも東海道線や身延線などで上下線計38本が運休し、1万9700人の足が乱れた。駿河湾フェリーも清水―土肥間の全4便を欠航した。4月9日朝刊

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1.新宮東牟婁で集中豪雨 太地で時間雨量102ミリ(和歌山)(紀伊民報),紀伊民報
RV=46.7 2008/04/10 16:57
キーワード:新宮,雨量,古座川,串本,報告,破損,那智勝浦

 新宮東牟婁地方で10日、雷を伴う雨が降った。県によると、太地町で午前7時〜8時の雨量が102ミリ、9日午後から10日午前10時までの積算雨量が237ミリを観測した。串本町和深の国道42号で土砂崩れのため片側交互通行になったほか、JR紀勢線の新宮駅(新宮市)―紀伊田原駅(串本町)間で電車の運転を見合わせるなど、交通にも影響が出た。 県の観測地点では、太地町のほか中里(那智勝浦町)で221ミリ、古座川(古座川町)で208ミリの積算雨量を観測した。新宮東牟婁地方に10日午前7時53分、大雨洪水警報が発令されたが同11時19分、注意報に変更された。 県によると、同日午後0時半現在、串本町で床上浸水1棟、同町と太地町、那智勝浦町で床下浸水7棟の被害があった。那智勝浦町出合では、裏山の土砂崩れで1棟の屋根瓦が一部破損した。串本町上田原地区では1人が寺に自主避難した。けが人は報告されていない。 串本町や太地町の県道が冠水で全面通行止めになったほか、古座川町添野川の国道371号では、土砂崩れのため全面通行止めになった。 JR西日本和歌山支社によると、10日午前7時35分ごろ、駅に設置している雨量計が時間雨量70ミリの規制値を超えたため、新宮駅―紀伊田原駅間で運転を見合わせていたが、午前10時48分に運転を再開した。普通電車2本が運休、特急と普通合わせて5本が部分運休したほか、4本の電車に20分から3時間50分の遅れが出て、約700人に影響があった。 10日の大雨で、新宮東牟婁地方の幼稚園と小中学校が臨時休校や自宅待機になった。県健康体育課によると、新宮市にある5幼稚園と7小学校、5中学校がすべて臨時休校になった。那智勝浦町では7小中学校、串本町では4幼稚園が臨時休校や自宅待機になった。

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1.土砂崩れや床下浸水も 和歌山県南部に大雨 (産経新聞),産経新聞
RV=77.5 2008/04/11 07:51
キーワード:那智勝浦,串本,新宮,休校,雨量,古座川,太地

 発達した低気圧が近畿南部を通過した10日、和歌山県南部では未明から朝にかけて激しい雨が降り、土砂崩れや家屋の浸水被害などが発生したほか、39校園が臨時休校とされた。 県河川課によると、太地町では午前7〜8時の時間雨量が102ミリを観測し、降り始めから10日午前10時までの雨量は237ミリに達した。那智勝浦町の累積雨量も221ミリ、古座川町は208ミリを記録した。 県総合防災課によると、10日午前9時すぎ、那智勝浦町の民家の裏山で土砂崩れが発生し、屋根瓦やガラス戸を破損したが、けが人はなかった。 また、太地と串本、那智勝浦の3町では計9戸の床下浸水被害が発生した。串本町の田原川と鬮野(くじの)川で氾濫注意水位を超えた。古座川町添野川の国道371号では30メートルにわたって土砂崩れが発生し、全面通行止めになった。このほか、串本、那智勝浦両町の4世帯5人が一時、近くの寺や親類宅に自主避難した。 大雨による休校も相次ぎ、新宮市など4市町では幼稚園10園、小学校14校、中学校12校、高校2校、特別支援学校1校の計39校園が臨時休校となった。                   ◇ 10日午前7時40分ごろ、那智勝浦町下里のJR紀勢線下里駅と、同町築地の紀伊勝浦駅の構内に設置されている雨量計が相次いで規制値を超え、新宮−紀伊田原間で約3時間にわたって運転が見合わせられた。 JR西日本和歌山支社によると、普通電車上下各1本が運休したほか、特急電車3本を含む5本が部分運休するなどし、最大で約4時間の遅れが出て、約700人に影響があった。

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2.大雨:紀南で床下浸水やJR乱れ、休校 /和歌山(毎日新聞),毎日新聞
RV=67.8 2008/04/11 16:02
キーワード:那智勝浦,串本,新宮,休校,古座川,太地

 県内は10日、紀伊半島付近を通過した低気圧に向かい湿った風が吹き込んだため、紀南地方を中心に大雨に見舞われた。県総合防災課のまとめでは、串本、太地、那智勝浦の3町で計9棟が床下浸水した。那智勝浦町では土砂崩れで1棟の窓や瓦が割れる被害があったが、けが人はなかった。串本町などで5人が自主避難した。 道路では、古座川町添野川の国道371号が土砂崩れで全面通行止め。他の通行止め区間は、この日のうちに通行可能となった。JR紀勢線は午前7時35分ごろ、新宮―紀伊田原駅間で規制値を超える雨を観測したため、一時運転を見合わせたが、同10時48分に運転を再開。約700人に影響した。 また、県教委によると新宮市と那智勝浦、太地、串本3町の公立小中高校と特別支援学校合わせて29校が臨時休校した。【最上聡】4月11日朝刊

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3.大雨:紀南で床下浸水やJR乱れ、休校 /和歌山(毎日新聞),毎日新聞
RV=67.8 2008/04/11 16:02
キーワード:那智勝浦,串本,新宮,休校,古座川,太地

 県内は10日、紀伊半島付近を通過した低気圧に向かい湿った風が吹き込んだため、紀南地方を中心に大雨に見舞われた。県総合防災課のまとめでは、串本、太地、那智勝浦の3町で計9棟が床下浸水した。那智勝浦町では土砂崩れで1棟の窓や瓦が割れる被害があったが、けが人はなかった。串本町などで5人が自主避難した。 道路では、古座川町添野川の国道371号が土砂崩れで全面通行止め。他の通行止め区間は、この日のうちに通行可能となった。JR紀勢線は午前7時35分ごろ、新宮―紀伊田原駅間で規制値を超える雨を観測したため、一時運転を見合わせたが、同10時48分に運転を再開。約700人に影響した。 また、県教委によると新宮市と那智勝浦、太地、串本3町の公立小中高校と特別支援学校合わせて29校が臨時休校した。【最上聡】4月11日朝刊

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1.関空連絡橋に防風柵、鉄道の運転規制減少見込む(産経新聞),産経新聞
RV=38.2 2008/04/12 07:51
キーワード:減少,部分,鉄道,レール,村山,防風,連絡,南西,島,陸地

 関西空港と対岸を結ぶ連絡橋(3750メートル)の鉄道部分に、風速約30メートルの強風から列車を守るための防風柵が完成した。これまで強風による列車の運休は年平均11・3回あったが、これにより年3・3回程度に減少すると見込まれている。 防風柵は鉄道部分のほぼすべてを、レール面から高さ約2メートルの鉄柵で“ガード”している。陸地と島部に近い箱けた部分(上下線延長計1288メートル)には約2メートルの鉄柵が既設されていたが、この部分は1メートルかさ上げした。平成18年12月の着工で、総工費は28億円。 関空会社によると、連絡橋には主に紀淡海峡から南西風が吹きつけ、特に台風シーズンには強風の影響を受けやすい。平成9年7月には台風9号の強風で列車の運転が16時間以上もストップしたのをはじめ、多くの台風が上陸した16年度は年19回も運休した。 関空に乗り入れるJR西日本と南海電鉄は、これまで連絡橋の風速計が瞬間26メートルを記録すると運休していたが、防風柵の完成により運転規制値は変更。瞬間30メートル未満ならば運行可能となる。 村山敦社長は「在来線では国内最高レベルの防風設備。列車の運休も年間で8割以上減ることが期待でき、鉄道アクセスの改善に大きく寄与する」としている。

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1.市道高柳小佐線:完成 台風23号で土砂崩れ、計画より5年遅れ−−養父 /兵庫(毎日新聞),毎日新聞
RV=44.9 2008/04/15 16:01
キーワード:土砂,橋,土砂崩れ,予算,開通,全壊,砂防,崩れる

 04年10月の台風23号などで土砂崩れとなった養父市の市道高柳小佐線の完成式が13日、同市小佐の同線「10(と)20(わ)橋(はし)」であり、式後に開通した。式には被災した住民ら約60人が出席。当初計画より5年遅れの全線開通を祝った。 同線は長さ2・1キロ、幅7メートル。山間部を通り、市街地の国道9号と小佐の市道を結ぶ。03年度完成予定が予算不足で遅れ、04年度初めに700メートルだけ供用を開始。残る1・4キロの工事中に高さ約70メートル、幅約80メートルにわたって土砂が崩れ、資材倉庫が全壊するなど、約250人が避難した。 このため工法は、軟弱な地盤に有効な軽い発泡スチロールを盛り土材に使ったり、砂防工事を実施。コストを抑えた軽量な橋(約125メートル)も造り、台風襲来月日にちなんだ名前を付けた。1・4キロの工事費は、県費を含め約10億3000万円。総事業費は約14億円。 一方、市は被災した住民3人と損害賠償の交渉を行い、2人は和解し、1人は調停中。式では幸陽区の藤井勝区長が「とわに安全な地であるようにとの思いで橋名を付けた」と述べ、梅谷馨市長は「今後も皆さんの安全、安心を守っていきたい」とあいさつした。【吉川昭夫】〔但馬版〕4月15日朝刊

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1.災害マップ:洪水、土砂被害想定 市内全戸に配布−−東大阪 /大阪(毎日新聞),毎日新聞
RV=43.3 2008/04/16 17:02
キーワード:マップ,ハザード,土砂,想定,区域

 東大阪市は大雨や台風で被害が想定される区域を示した「洪水・土砂災害ハザードマップ」を作成した。市内の各戸すべてに配布される。 ハザードマップは、大和川と淀川がはんらんした際に浸水する恐れがある地域と、市東部の生駒山ろくにある土石流発生の危険性がある地域を詳しく紹介。大和川のはんらんによって市北西部が2メートル以上浸水し、一戸建ての2階部分が水没する恐れがあることや、淀川のはんらんで、市北部に床下浸水の可能性があることなどを示した。また、緊急通報先や救急病院、市内の避難所一覧も日本語、英語、中国語、韓国・朝鮮語で掲載した。 市危機管理室は「日ごろから、避難場所を確認しておくことが大切」と話している。【曽根田和久】4月16日朝刊

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2.<大雨予想>16〜17日、西日本と東日本の太平洋側で(毎日新聞),毎日新聞
RV=33.2 2008/04/16 20:21
キーワード:竜巻,雨量,降雨,東海

 気象庁は16日、西日本の太平洋側で同日夜から、東日本の太平洋側では17日夕方から大雨となり、雷を伴って多いところで1時間に50ミリを超える激しい降雨の恐れがあると発表した。 気象庁によると、16日午後3時に東シナ海の前線上に低気圧が発生し、18日にかけ九州から関東の南岸を東に進む見込み。17日午後6時までの24時間予想雨量は、多いところで▽四国地方の太平洋側250ミリ▽近畿南部180ミリ▽九州南部と東海地方150ミリ−−としている。 低気圧の動きが遅いため、近畿地方から東海地方では雨量がさらに増える見込み。気象庁は「広い範囲で大気の状態が不安定になる。竜巻などの激しい突風や落雷、河川の増水に注意を」と呼びかけている。【樋岡徹也】

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1.避難所に迷わず行けるよう 案内、誘導標識を設置(両丹日日新聞),両丹日日新聞
RV=41.7 2008/04/17 14:20
キーワード:池,標識,想定,区域,公園

 福知山市は小中学校など市の広域避難所53施設に、避難所だということが分かる案内標識を設置。周辺道路には避難所への誘導標識も設置した。04年の台風23号被災の際には、避難勧告が出ても実際に避難したのは対象者4万2537人のうち、わずか8%の3656人にすぎなかった。避難所が知られていなかったことも大きな要因の一つとなっていたことから、分かりやすい標識を設置したもの。 案内標識は学校の校門などに掲げ、出入り口が複数ある施設は2カ所に掲げた。縦90cm、横70cmの看板。災害時広域避難所になっている施設だということを文字とマークで示し、英語表記も添えた。マークは国土交通省河川局の手引きに準じた。 誘導標識は縦85cm、横30cmで、避難所の方向と距離を矢印と数字で示している。避難所の周囲500m付近の主要交差点などの電柱に計227枚取り付けた。 地理に不案内な人を避難所へ誘導するほか、地元の人たちの目に触れることで日ごろからの避難所への意識付けを図る。■防災行政無線の屋外スピーカーも■ 市の広域避難所は、各小中学校(近隣の施設を避難所としている公誠小・北陵中、育英小・夜久野中を除く)と日新コミセン、成和コミセン、三段池公園総合体育館、長田野体育館、三和荘体育館(三和町民体育館)、夜久野ふれあいプラザ、金屋ふれあいセンターなどが指定してある。 また市は住民に防災情報を知らせる屋外スピーカーを、07年度事業として6カ所に整備した。由良川の氾濫(はんらん)による浸水想定区域の石本▽安井▽厚中問屋▽猪崎・城山▽東堀▽高畑地区。風水害、地震などが発生した時や、発生しそうな時に、必要な情報を防災行政無線を使って市役所から一斉に放送する。スピーカーについては、今年度も7カ所に設置する計画。写真=避難所付近の主要交差点には誘導標識を出した

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2.避難所に迷わず行けるよう 案内、誘導標識を設置(両丹日日新聞),両丹日日新聞
RV=41.7 2008/04/17 15:20
キーワード:池,標識,想定,区域,公園

 福知山市は小中学校など市の広域避難所53施設に、避難所だということが分かる案内標識を設置。周辺道路には避難所への誘導標識も設置した。04年の台風23号被災の際には、避難勧告が出ても実際に避難したのは対象者4万2537人のうち、わずか8%の3656人にすぎなかった。避難所が知られていなかったことも大きな要因の一つとなっていたことから、分かりやすい標識を設置したもの。 案内標識は学校の校門などに掲げ、出入り口が複数ある施設は2カ所に掲げた。縦90cm、横70cmの看板。災害時広域避難所になっている施設だということを文字とマークで示し、英語表記も添えた。マークは国土交通省河川局の手引きに準じた。 誘導標識は縦85cm、横30cmで、避難所の方向と距離を矢印と数字で示している。避難所の周囲500m付近の主要交差点などの電柱に計227枚取り付けた。 地理に不案内な人を避難所へ誘導するほか、地元の人たちの目に触れることで日ごろからの避難所への意識付けを図る。■防災行政無線の屋外スピーカーも■ 市の広域避難所は、各小中学校(近隣の施設を避難所としている公誠小・北陵中、育英小・夜久野中を除く)と日新コミセン、成和コミセン、三段池公園総合体育館、長田野体育館、三和荘体育館(三和町民体育館)、夜久野ふれあいプラザ、金屋ふれあいセンターなどが指定してある。 また市は住民に防災情報を知らせる屋外スピーカーを、07年度事業として6カ所に整備した。由良川の氾濫(はんらん)による浸水想定区域の石本▽安井▽厚中問屋▽猪崎・城山▽東堀▽高畑地区。風水害、地震などが発生した時や、発生しそうな時に、必要な情報を防災行政無線を使って市役所から一斉に放送する。スピーカーについては、今年度も7カ所に設置する計画。写真=避難所付近の主要交差点には誘導標識を出した

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3.南西諸島から東北で大雨警戒=低気圧東進、竜巻や雷も−気象庁(時事通信),時事通信
RV=28.9 2008/04/17 07:01
キーワード:竜巻,土砂,雨

 気象庁は17日、前線を伴う低気圧が九州から東北東へ進んでいるため、南西諸島から東北地方の広い範囲で19日にかけて大雨になると発表した。竜巻や突風、雷、土砂災害、河川の増水に警戒を呼び掛けている。 低気圧はゆっくり進み、18日夜に関東に到達する見込み。西日本の太平洋側と南西諸島を中心に、雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降る所がある。

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1.宮城、雨脚強まる 亘理で38ミリ(河北新報),河北新報
RV=45.1 2008/04/18 14:27
キーワード:仙台,雨量,雨,ケヤキ

 低気圧の影響で宮城県内は18日、前日から降り始めた雨が強まった。19日まで降り続き、雨脚は風を伴い強くなる見込み。仙台管区気象台は、がけ崩れや河川の増水、強風に注意するよう呼び掛けている。 18日正午までの雨量は亘理38ミリ、仙台市泉ケ岳34ミリ、白石29ミリ、仙台20ミリなど。東海沖の低気圧が太平洋側をゆっくりと進むため、海上は大しけとなるほか、沿岸部を中心に強風が吹く恐れがある。 19日正午までに予想される24時間雨量は、多い所で130ミリに達し、一時間に20ミリの強い雨が降る地域もある見通し。 仙台市中心部では18日朝、会社員らが傘を差して職場へ急いだ。青葉通では、芽吹き始めたケヤキ並木が雨にぬれて鮮やかさを増す中、買い物客らが雨にぬれないよう速足で行き交っていた。

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2.<大雨>関東、東北太平洋側で大雨に 東海は朝まで、関東は夜遅くに非常に激しい雨も(毎日新聞),毎日新聞
RV=31.4 2008/04/18 08:31
キーワード:雨量,土砂,雨

 気象庁は18日、東北太平洋側や関東地方で19日にかけて雨が続いて大雨になる、と発表した。すでに東海地方などで非常に激しい雨が降っており、同地方では18日朝まで、関東地方では18日夜遅くにかけて、雷をともなった1時間40〜60ミリの非常に激しい雨が降るところもある見込み。19日午前6時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で東北太平洋側で200ミリ、関東地方で150ミリとしている。  【天気】これからの天気、アメダス、警報・注意報など気象情報 紀伊半島付近にある低気圧が、19日にかけて東日本の太平洋側をゆっくり東北東に進む見込みで、低気圧の動きが遅いため、東北太平洋側や関東地方で大雨のおそれがあるという。同庁では、土砂災害や低い土地への浸水、河川の増水への警戒を呼びかけている。

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3.東北など引き続き大雨に警戒=低気圧ゆっくり通過−気象庁(時事通信),時事通信
RV=31.4 2008/04/18 09:11
キーワード:雨量,土砂,雨

 南岸の低気圧の影響で、東北地方の太平洋側や関東地方では19日にかけて雨が続き、大雨になる所があるとして、気象庁は18日、土砂災害などに警戒を呼び掛けた。 同庁によると、紀伊半島付近にある低気圧が19日にかけて東日本の太平洋側をゆっくり東北東に進む。東北太平洋側や関東には東から湿った空気が流れ込み、雨となっている。低気圧の動きが遅いため同日にかけて雨が続き、関東では1時間に40〜60ミリの非常に激しい雨が降る所もある。 19日午前6時までの多い所での24時間予想雨量は、東北太平洋側で200ミリ、関東150ミリ、伊豆諸島120ミリ。 

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4.東北太平洋側と関東で大雨=高波にも警戒を−気象庁(時事通信),時事通信
RV=31.4 2008/04/18 18:11
キーワード:雨量,土砂,雨

 気象庁は18日、東海沖にある低気圧が東北東に進むため、東北地方の太平洋側から関東地方では19日にかけて雨が降り続き、大雨になると発表した。土砂災害や河川の増水のほか、東北の太平洋側では高波にも警戒が必要という。 19日午後6時までの24時間予想雨量は、多い所で、東北の太平洋側が200ミリ、関東が50ミリ。低気圧の北側では東風が強く吹き続けるため、東北の太平洋側では波の高さが6メートルに達する見込み。 

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1.<大雨>4月の24時間雨量、8都府県で観測史上最高に(毎日新聞),毎日新聞
RV=38.4 2008/04/19 00:36
キーワード:雨量,千葉,降雨,東海,太平洋

 東海道沖から関東へ進んだ低気圧の影響で、関東地方や東海、東北地方では18日、大雨となった。気象庁によると、18日夜までの24時間雨量は東京都心で96.5ミリを記録。東京、千葉、福島、京都、三重など8都府県で4月の24時間雨量で観測史上最高を記録した。 低気圧の北側では、東からの湿った気流が流れ込んで降雨が続くため、19日にかけて大雨となるところがあり、19日午後6時までの24時間予想雨量は、東北太平洋側200ミリ、関東地方50ミリの見込み。【樋岡徹也】

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2.茨城で強風影響 常磐線運転見合わせ、1600軒が停電(産経新聞),産経新聞
RV=32.0 2008/04/19 07:51
キーワード:雨量,水戸,破損,ガラス

 上空に寒気を伴う発達した低気圧が接近した影響で茨城県内は18日、ほぼ全域が暴風雨に見舞われた。県北部と鹿行地方には大雨・洪水警報が発令。県消防防災課によると、同日夕までに、負傷者などは確認されていない。 水戸地方気象台によると、降り始めから同日午後5時までの雨量は北茨城と高萩で148ミリ、日立で108ミリ。水戸で最大瞬間風速22・3メートルを記録したのをはじめ、龍ケ崎で21・3メートル、つくばで21・1メートルの強風が吹き荒れた。 暴風雨はライフラインにも直撃。JR常磐線では同日夕、倒木の影響で、勝田−いわき間で一時運転を見合わせた。また、石岡市内では昼過ぎに約1600軒が一時停電した。 土浦市では、駐車場に止まっていた車5台に強風で飛んできたトタンぶきの車庫が直撃。ガラスが破損するなどの被害が出た。

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3.大雨:きょう昼ごろピークに 中通り、浜通りに注意呼びかけ /福島(毎日新聞),毎日新聞
RV=20.0 2008/04/19 13:03
キーワード:土砂,雨

 県内は19日に中通りと浜通りで大雨となる見込みで、福島地方気象台が注意を呼び掛けている。 同気象台によると、低気圧の影響で19日午後6時までに予想される24時間の降水量は、浜通りと中通りの山間部で200ミリ、中通りの平野部で150ミリ。長時間降るため、河川の増水や土砂災害、海沿いでは高潮の恐れがある。19日昼過ぎにピークを越えるが、浜通りは20日まで雨が続く見込み。 県内は18日、中通りと浜通りに大雨・洪水警報が発令され、福島河川国道事務所は阿武隈川の増水を警戒し、災害対策支部を設置した。【今井美津子】4月19日朝刊

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1.強風:鹿沼で倒木、2人軽傷 宇都宮で瞬間26.9メートル、JRなどに乱れ /栃木(毎日新聞),毎日新聞
RV=54.4 2008/04/20 12:01
キーワード:宇都宮,東日本,報告,のり,倒木,直径,損壊,通行,鉄道

 ◇JR、東北道に乱れ 低気圧の影響で、県内では18日以降強風が吹き荒れ、各地で倒木被害や電車の運行見合わせなどの影響が相次いだ。 19日午前4時15分ごろ、鹿沼市御成橋町2の国道121号で、強風で倒れた杉の木に軽乗用車が乗り上げて横転し、運転席と助手席にいた足利市の71歳と58歳の男性が足などに軽傷を負った。鹿沼署などによると、杉は高さ約10メートル、直径約1メートルで国道をふさぐように倒れており、気付くのに遅れたとみられる。午前5時40分ごろまで通行止めになった。 一方、同日午前7時55分ごろ、宇都宮市上横倉町の東北自動車道上り線の矢板―宇都宮インターチェンジ(IC)で、桜の木が倒れ道路をふさいでいるのを通行中の男性が発見、110番通報した。 県警高速隊や東日本高速道路によると、桜は高さ約15メートル、直径約50センチで、のり面に生えていたが、根元から浮き上がり倒れた。午前10時15分まで通行止めになった。事故やけが人はなかった。 また同日午前9時35分ごろ、宇都宮市海道町の同町公民館の屋根の一部が吹き飛ばされているのを、通行人の男性が発見、110番通報した。けが人はなかった。屋根は直径約12メートルで数メートル離れた畑まで飛ばされていた。 鉄道では、高根沢町のJR宇都宮線岡本―宝積寺駅間の鬼怒川橋りょうに設置した風速計が規制値(瞬間風速25メートル)を超えたため、宇都宮―黒磯駅間で同日中に計5回、運転を見合わせた。 県消防防災課によると、19日午後4時現在で、家屋損壊や倒木など計18件の被害が報告されている。宇都宮地方気象台によると、同日午前5時59分に宇都宮市内で、4月としては1937年の観測開始以来2番目の強さとなる最大瞬間風速26・9メートルを観測した。【山下俊輔】=一部地域既報4月20日朝刊

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2.強風:鹿沼で倒木、2人軽傷 宇都宮で瞬間26.9メートル、JRなどに乱れ /栃木(毎日新聞),毎日新聞
RV=54.4 2008/04/20 12:01
キーワード:宇都宮,東日本,報告,のり,倒木,直径,損壊,通行,鉄道

 ◇JR、東北道に乱れ 低気圧の影響で、県内では18日以降強風が吹き荒れ、各地で倒木被害や電車の運行見合わせなどの影響が相次いだ。 19日午前4時15分ごろ、鹿沼市御成橋町2の国道121号で、強風で倒れた杉の木に軽乗用車が乗り上げて横転し、運転席と助手席にいた足利市の71歳と58歳の男性が足などに軽傷を負った。鹿沼署などによると、杉は高さ約10メートル、直径約1メートルで国道をふさぐように倒れており、気付くのに遅れたとみられる。午前5時40分ごろまで通行止めになった。 一方、同日午前7時55分ごろ、宇都宮市上横倉町の東北自動車道上り線の矢板―宇都宮インターチェンジ(IC)で、桜の木が倒れ道路をふさいでいるのを通行中の男性が発見、110番通報した。 県警高速隊や東日本高速道路によると、桜は高さ約15メートル、直径約50センチで、のり面に生えていたが、根元から浮き上がり倒れた。午前10時15分まで通行止めになった。事故やけが人はなかった。 また同日午前9時35分ごろ、宇都宮市海道町の同町公民館の屋根の一部が吹き飛ばされているのを、通行人の男性が発見、110番通報した。けが人はなかった。屋根は直径約12メートルで数メートル離れた畑まで飛ばされていた。 鉄道では、高根沢町のJR宇都宮線岡本―宝積寺駅間の鬼怒川橋りょうに設置した風速計が規制値(瞬間風速25メートル)を超えたため、宇都宮―黒磯駅間で同日中に計5回、運転を見合わせた。 県消防防災課によると、19日午後4時現在で、家屋損壊や倒木など計18件の被害が報告されている。宇都宮地方気象台によると、同日午前5時59分に宇都宮市内で、4月としては1937年の観測開始以来2番目の強さとなる最大瞬間風速26・9メートルを観測した。【山下俊輔】=一部地域既報4月20日朝刊

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1.強風で巡視艇がヨットに接触 藤沢(産経新聞),産経新聞
RV=20.7 2008/04/21 08:00
キーワード:保安,湘南,ヨット,港内,桟橋,停泊,あおる,出港,巡視,レース

 20日午前8時45分ごろ、藤沢市の湘南港内で、ヨットレースの警戒のため出港しようとしていた湘南海上保安署の巡視艇「うみかぜ」が強風にあおられ、浮桟橋と近くに停泊していたヨットに接触した。けが人はなかった。湘南海上保安署によると、この日は風が強く、接触時には最大風速17・1メートルを観測したという。

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1.<大雨・洪水警報>早く危険性知らせるため基準変更 気象庁(毎日新聞),毎日新聞
RV=64.0 2008/04/24 22:15
キーワード:雨量,土砂,雨,区域,洪水,指数,堤,土壌

 大雨による土砂災害の危険性を早めに知らせるため、気象庁は24日、大雨警報・注意報の基準を現在の「24時間雨量」(地上に降る雨量)から、土壌中にたまっている雨の量に基づき推計した「土壌雨量指数」に変更すると発表した。これにより、同庁は「(自治体が避難勧告・指示を発令する際の目安に使う)『土砂災害警戒情報』より最低1時間は早く警報を出せるようにしたい」としている。 また、洪水災害の危険性を知らせるため、洪水警報・注意報の基準も、対象区域に降る「24時間雨量」から、広範囲の流域の雨量を推計した「流域雨量指数」に変更し、危険性をより高い確度でとらえられるようにする。 さらに高潮警報・注意報についても、防潮堤の整備が進んだことを基準に反映させる。同庁はいずれも、5月28日から運用を始める。

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2.<気象庁>大雨、洪水警報・注意報を改善へ 避難などにより有効に活用(毎日新聞),毎日新聞
RV=56.3 2008/04/24 17:28
キーワード:雨量,土砂,雨,洪水,水害,指数,土壌

 気象庁は24日、大雨、洪水警報・注意報の基準に新たな指標を導入する、と発表した。5月28日から変更する。 大雨警報・注意報は、これまでの地上に降る雨の量で算出する「24時間雨量」を使っていた。これに代えて、土壌中に貯まっている雨の量で土砂災害発生の危険性を示す指標「土壌雨量指数」を導入し、避難準備などへの活用を目指した防災情報とする。 また、洪水警報・注意報は24時間雨量に代えて、流域の雨の量に基づいて洪水災害発生の危険性を示す指標「流域雨量指数」を採用。水害発生の危険性をより高い確度でとらえられるようにする。

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3.大雨、洪水警報など基準変更へ=5月28日実施−気象庁(時事通信),時事通信
RV=48.5 2008/04/24 19:01
キーワード:雨量,雨,洪水,指数,堤,市町村,土壌

 気象庁は24日、大雨、洪水、高潮の警報・注意報について、避難勧告などにより有効に活用できるよう、5月28日から基準を一部変更すると発表した。また、現在は全国を374地域に区分して警報・注意報を発表しているが、2010年5月末ごろから、市町村ごとに発表する。 大雨と洪水の警報・注意報は現在、1時間、3時間、24時間の各雨量が基準。このうち24時間雨量の代わりに、大雨の場合は、土壌中にたまっている雨の量を計算した「土壌雨量指数」を導入。洪水の場合は、降った雨が地形の傾斜によって集まる量を計算した「流域雨量指数」を使う。高潮警報・注意報は、防潮堤の整備が進み、高くなったことを基準に反映させる。

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1.災害復旧制度見直しを 市町村、104項目要望(琉球新報),琉球新報
RV=51.6 2008/04/26 10:15
キーワード:町長,知事,離島,市町村,補助,制度,基準,航路,抱える,要望

 2008年度の県・市町村行政連絡会議が25日午後、那覇市のパシフィックホテル沖縄で開かれた。この中で市町村側から、日米地位協定の抜本的見直し、台風被害における災害復旧制度の適用基準の見直し、不発弾処理費の国の全額負担など12の共通項目と各地区からの92項目の要望が出された。 県からは、消防の広域化推進、道路関連法案や暫定税率の回復のための協力、市町村への権限移譲の推進など24項目について市町村の協力を求めた。 会議には仲井真弘多知事ら県幹部と全市町村長、議長ら約100人が参加し、県や地域が抱える課題などについて意見交換した。 仲井真知事は「簡素で効率的な行財政運営の確立が求められている。改革を加速させ、さらなる歳出の抑制と歳入の確保に取り組んでいく必要がある」とあいさつ。宮城篤実県町村会会長(嘉手納町長)は「財政の確保をしっかりして、提案を実現してほしい。権限移譲が地域の負担にならないように協議してもらいたい」と求めた。 北部地区は、離島航路事業の燃油購入補助制度の新設やドクターヘリ導入促進など、中部地区は、乳幼児医療費助成の対象年齢拡大と自動償還払い方式の導入、南部地区は、那覇空港自動車道へと結ぶ南部東道路の建設促進、宮古地区は電線類地中化事業、八重山地区は離島地域医療費特別補助助成制度の創設などの要望が出された。

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1.三好・東祖谷の国道439号:台風で路肩崩落、あす午後5時から暫定復旧 /徳島(毎日新聞),毎日新聞
RV=33.3 2008/05/01 18:01
キーワード:知事,通行,全面,終日,昭,寛,暫定,残る,早い,観光

 昨夏から全面通行止めになっていた三好市東祖谷の国道439号が、2日午後5時、暫定的に通行可能になる。残った工事のため、一部時間制限が設けられるが、早ければ月末には完全復旧する見込みだ。 4月28日の定例記者会見で、飯泉嘉門知事が明らかにした。歩行者は暫定供用開始とともに終日通行可能になる。車両は2〜6日の間は終日通行可能だが、7日から工事完成まで、平日の午前8時半〜11時半と午後0時半〜5時の間、通行止めとなる。日祝日は車両も終日通行できる。 国道439号は、台風の影響で道路上に亀裂が発生し、昨年8月5日から全面通行止めにしていたところ、同7日午後0時半ごろ、路肩が崩落した。復旧工事の事業費は約1億5000万円。 飯泉知事は「地域の生活はもとより、祖谷地域の観光を支えるメーン道路。ゴールデンウイーク後半は終日通行可能にした。剣山やかずら橋などを訪れてくださる観光客の便宜をはかりたい。今後は一日も早い全面復旧を心がける」と話した。【深尾昭寛】5月1日朝刊

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1.御巣鷹慰霊登山に影響 がけ崩れで上野村道不通 14日に対策会議(産経新聞),産経新聞
RV=28.1 2008/05/03 07:50
キーワード:土砂崩れ,のり,村,国交,全面

 日航ジャンボ機墜落現場となった上野村の「御巣鷹の尾根」へ通じる村道が、大雨による土砂崩れで全面通行止めとなっていることが2日、分かった。8月12日には、遺族らが犠牲者の冥福(めいふく)を祈る慰霊登山が行われるが、同村は「復旧のメドは立っておらず、今年は慰霊登山ができない可能性もある」と危惧(きぐ)している。 同村総務課によると、崩落したのは、登山口から約5・6キロ手前の同村楢原の村道。道路のり面が高さ約18メートル、幅29メートルにわたって崩落、道路を完全にふさいでおり、村は4月29日に全面通行止めにした。 地盤が緩い地域で二次災害の発生の懸念されることから、復旧工事に着手できない状態が続いている。登山口までの迂回(うかい)路はなく、復旧工事が間に合わなければ、慰霊登山への影響は避けられないという。 村は14日、国交省や日本航空など関係機関を集めた対策会議を開き、対応を協議することにしている。

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2.突風:中種子町で被害 竜巻と推定−−鹿児島気象台 /鹿児島(毎日新聞),毎日新聞
RV=23.2 2008/05/03 18:01
キーワード:竜巻,鹿児島,瓦

 1日午後6時すぎ、中種子町野間で突風が吹き、民家1棟の屋根瓦が飛んだり、葉タバコに被害が出た。けが人はいない。鹿児島地方気象台は2日、この突風を竜巻と推定した。5月3日朝刊

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1.強風で運転一時見合わせ JR湖西線(京都新聞),京都新聞
RV=25.9 2008/05/05 22:39
キーワード:東海道線,湖西線,電車,高島,変更,大津,堅田,近江今津,経由,経路

 JR湖西線は強風のため、5日午後6時半から約2時間にわたって堅田(大津市)−近江今津(高島市)間などで、1時運転を見合わせた。普通電車など上下線9本が運休し、26本が最大約1時間20分遅れた。湖西線経由の特急電車5本が東海道線に経路変更した。

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1.<気象庁>今夏開始の航空機観測、四つの台風に対応(毎日新聞),毎日新聞
RV=28.7 2008/05/09 22:19
キーワード:システム,向上,岡,とる,大気,活用,樋,徹也,予報,付ける

 気象庁は9日、今夏から初めて実施する航空機による台風観測について、具体的な実施方法を発表した。8〜9月、ドイツの気象観測専門機をチャーターし、四つの台風に対応できる体制をとる。観測は精度の高い新たな予報技術の開発に生かすことが目的だが、一般に発表する台風の進路予測などにも活用する。 観測を実施するのは台風が日本の南海上に接近し、大気の状態の関係などから進路予測が難しい場合。コンピューターを使った数値予報で、予測のばらつきが大きくなる原因の領域を特定し、その上空にチャーター機を約4時間飛ばす。パラシュートを付けた観測器を10〜15個投下し、気温や湿度、風、気圧などを測定する。 気象庁は観測データを使い、開発中の次世代予報技術「双方向予報システム」の有効性を検証。一方、海上を進む台風の周辺の実測データはほとんどないことから、現行の予測にも活用する。 同庁企画課の横山博・技術開発調整官は「台風の多い時期に観測し、新技術が予報精度向上に有効か検証したい」と話した。【樋岡徹也】

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1.台風2号、13日に伊豆諸島接近=暴風、高波に警戒を−気象庁(時事通信),時事通信
RV=39.5 2008/05/11 23:01
キーワード:時速,太平洋,通過,北西,非常,伊豆,しけ,接近,八丈島,北東

 気象庁は11日、非常に強い台風2号が日本の南海上を北上しており、13日に暴風域を伴ったまま伊豆諸島に接近すると発表した。伊豆、小笠原諸島では12日夜から波の高さが6メートルを超える大しけとなるほか、東・西日本の太平洋側や沖縄・奄美でも13日にかけて4メートルを超えるしけとなる所がある。同庁は高波に警戒を呼び掛けている。 2号は11日午後9時、日本の南を時速25キロで北北東へ進んだ。中心気圧は940ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル。中心の南東側190キロ以内と北西側150キロ以内は25メートル以上の暴風域となっている。 2号は次第に勢力が弱まるものの、13日午後3時には八丈島の東南東約170キロ付近を通過。その後、温帯低気圧に変わり、日本の東海上へ進む見込み。 

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2.台風2号、13日に八丈島南方へ=伊豆・小笠原は大荒れか−気象庁(時事通信),時事通信
RV=28.6 2008/05/11 14:31
キーワード:時速,通過,北西,非常,伊豆,接近,八丈島

 気象庁は11日、非常に強い台風2号が日本の南海上を北へ進んでおり、13日朝に強い勢力のまま八丈島の南に接近する可能性が高いと発表した。伊豆、小笠原諸島では12日から13日にかけて大荒れになる恐れがあり、同庁は注意を呼び掛けている。 2号は11日正午、日本の南を時速25キロで北へ進んだ。中心気圧は920ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル。中心の南東側220キロ以内と北西側190キロ以内は25メートル以上の暴風域となっている。 2号は13日午前9時に八丈島の南約310キロ付近を通過した後、温帯低気圧に変わり、日本の東海上へ進む見込み。

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3.<台風2号>13日、伊豆諸島に接近(毎日新聞),毎日新聞
RV=20.0 2008/05/11 18:56
キーワード:時速,非常,伊豆,しけ,接近

 非常に強い台風2号は11日午後3時現在、日本の南海上を時速約25キロで北に進んでいる。気象庁によると、中心気圧は925ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル。13日には伊豆諸島に接近し、伊豆、小笠原諸島では12日夜から波の高さが6メートルを超える大しけとなる見込み。同庁は警戒を呼びかけている。

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1.台風2号、伊豆諸島に接近(時事通信),時事通信
RV=55.1 2008/05/13 09:30
キーワード:時速,勢力,八丈島,伊豆諸島,北東,しけ,東海,接近

 台風2号は13日朝、伊豆諸島南部に接近した。関東の海上は大しけになっており、東京・八丈島で同日未明に36.1メートルの最大瞬間風速を観測した。大しけの状態は夕方まで続く見込みで、気象庁は強風と高波に警戒を呼び掛けた。 同庁の観測によると、台風は同日午前8時現在、八丈島の南東約250キロの海上を、時速35キロで北東に進んでいる。中心気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大瞬間風速は45メートル。 今後は勢力を弱めながら伊豆諸島南部の海上を北東に進み、14日未明には日本の東海上に抜け、温帯低気圧に変わる見込み。

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2.台風2号、伊豆諸島に接近(時事通信),時事通信
RV=55.1 2008/05/13 11:31
キーワード:時速,勢力,八丈島,伊豆諸島,北東,しけ,東海,接近

 台風2号は13日朝、日本の南海上を北東に進み、伊豆諸島南部に接近した。台風の暴風域はなくなったが、関東の海上は波の高さが6メートルを超える大しけになっており、気象庁は強風と高波に警戒を呼び掛けた。 接近に伴い、東京・八丈島で同日未明に36.1メートルの最大瞬間風速を観測した。海上が大しけの状態は夕方まで続き、都内でも最大15メートルの強風が吹く見込み。 同庁の観測によると、台風は同日午前9時現在、八丈島の南東約240キロの海上を、時速35キロで北東に進んでいる。中心気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル。 今後は勢力を弱めながら伊豆諸島南部の海上を北東に進み、日本の東海上に抜け、13日夜には温帯低気圧に変わる見込み。 

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3.台風、伊豆諸島接近後東方へ=今夜温帯低気圧に−気象庁(時事通信),時事通信
RV=54.5 2008/05/13 13:02
キーワード:時速,勢力,八丈島,伊豆諸島,北東,しけ,接近,都心

 台風2号は13日午前、伊豆諸島南部に接近した後、日本の東海上へ進んだ。勢力が弱まって風速25メートル以上の暴風域はなくなり、同日夜に温帯低気圧に変わる見込み。しかし、伊豆諸島と関東沿岸は同日夕にかけて波の高さが6メートルを超える大しけが続く見通しで、気象庁は強風と高波に警戒を呼び掛けた。 接近に伴い、八丈島で同日午前零時49分に36.1メートルの最大瞬間風速を観測。東京都心でも午前10時41分に12.6メートルを観測した。 台風は13日午前11時、八丈島の東南東約280キロにあり、時速35キロで北東へ進んだ。中心気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル。中心の北東側460キロ以内と南西側430キロ以内は15メートル以上の強風域となっている。 

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1.大阪市内で激しい雷雨 突風やひょうにも警戒(産経新聞),産経新聞
RV=37.9 2008/05/14 11:40
キーワード:太平洋,東海,東北東,激しい,紀伊半島,大気,湿る,空気,ひょう,雷雨

 西日本は13日夜から大気の状態が不安定になり、大阪市内では14日未明にかけて4時間以上にわたって激しい雷雨となった。14日も日本列島の広範囲で低気圧が広がり、気象庁は突風や雷雨、ひょうの恐れがあるとして警戒を呼びかけている。・【写真で見る】 大阪の空に走るイナズマ! 大阪管区気象台によると、上空約5500メートルの朝鮮半島の海上に氷点下27度の強い寒気を伴った低気圧があり、東北東に進行している。 紀伊半島付近にも低気圧があり、14日夜にかけて太平洋岸を東北東に進み、東海から関東の太平洋側に暖かく湿った空気が流入するという。

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1.未明に県中南部で激しい雷雨 落雷が原因と見られる火災2件 松阪・多気 (産経新聞),産経新聞
RV=43.8 2008/05/15 07:51
キーワード:雨量,雨,火災,出火,洪水

 寒気を持った低気圧が通過し大気の状態が不安定となったため、県中部と南部に14日未明、大雨洪水警報などが発令された。大紀町の藤坂峠で、午前4時までの1時間に59・5ミリの雨量を観測するなど、県中南部を中心に激しい雨が降った。 また、一部の地域では雷も伴い、松阪市と多気町で落雷が原因と考えられる火災が1件ずつ発生。このうち、多気町車川では午前4時30分ごろ、同町議会議長、寺村龍介さん(67)の木造2階建て住宅から出火。2階の外壁の一部が焼けた。松阪市射和町では、会社員、西峯康教さん(43)の木造2階建て住宅が半焼した。いずれもけが人はなかった。 このほか、伊勢市宮町では、住宅1棟が床下浸水。鳥羽市の答志島で一時、399戸が停電になるなどした。 交通関係では、JR紀勢線などで4カ所の運転見合わせがあったほか、大紀町の国道260号も1カ所で全面通行止めとなったが、朝までに復旧した。

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2.大雨:鳥羽で400戸停電 落雷原因、松阪で住宅全焼 /三重(毎日新聞),毎日新聞
RV=35.3 2008/05/15 13:02
キーワード:雨量,火災,離島,出火

 13日夜から14日早朝にかけ、県内では南部を中心に大雨が降った。降り始めから14日午前8時までの雨量は▽大紀町165ミリ▽伊勢市136ミリ▽尾鷲市131ミリ――などを記録した。 御浜町志原では14日午前3時ごろ、斜面が高さ15メートル、幅15メートルほど崩れて私道の一部をふさいだ。また大紀町永会では午前11時ごろ、県道沿いの斜面が高さ4メートル、幅5メートルに渡って崩れて道をふさいだ。 JR紀勢線と参宮線の一部では、同日始発列車から運転を見合わせたが、午前7時半までに運転を再開。同日午前1時過ぎ、鳥羽市の離島・答志島の答志町で、強風のため高圧送電線(6600ボルト)1本が断線。同地区の約400戸が約5時間余にわたり停電。 落雷が原因とみられる火災が2件発生した。14日午前4時半ごろ、松阪市射和町の会社員、西峯康教さん(43)宅から出火、木造2階建て住宅約130平方メートルを全焼した。また同じころ多気町車川、同町議会議長、寺村龍介さん(67)宅からも出火、外壁約1平方メートルを焼いて約20分後に消えた。【山口知】〔三重版〕5月15日朝刊

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3.和歌山市で局地的大雨 床下浸水も(産経新聞),産経新聞
RV=29.8 2008/05/15 07:50
キーワード:雨量,雨,和歌山

 13日深夜から14日未明にかけて、和歌山県北部で局地的に雷を伴う激しい雨が降り、家屋の浸水被害が発生した。県総合防災課によると、14日未明に和歌山市古屋で民家2棟の床下浸水被害が発生した。けが人はなかった。 和歌山地方気象台によると、和歌山市友ケ島では14日午前1時までの時間雨量が61・5ミリに達し、5月では過去最多を観測した。また県砂防課によると、和歌山市加太では午前1〜2時の雨量が57ミリ、降り始めから午前4時までの累積雨量は121ミリを記録した。

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1.土砂崩れで湖、決壊の恐れ=中国四川省の衛星画像−宇宙機構(時事通信),時事通信
RV=38.0 2008/05/16 23:30
キーワード:土砂崩れ,公表,組織,北東,機構

 宇宙航空研究開発機構は16日、陸域観測技術衛星「だいち」が同日午後1時5分ごろ(日本時間)に撮影した中国四川省・成都北方の大規模な土砂崩れ現場の画像を公表した。3月31日に撮影した写真と比べると、山間の川がせき止められて湖のようになっているのが分かる。大雨などで決壊すると、2次災害の恐れがあるという。 土砂崩れ現場は震源の北東に当たり、成都の北約135キロ。撮影画像は各国の互助組織「国際災害チャーター」を通じ、中国に提供される。

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2.台風3号 大東島が午前強風域(琉球新報),琉球新報
RV=36.6 2008/05/16 16:10
キーワード:雨,時速,北東,報告,温帯

 台風3号は16日正午現在、南大東島の南南西約160キロにあって時速35キロで北東に進んでいる。 沖縄気象台によると、大東島地方は午前10時ごろ強風域に入ったが、午後9時までには抜ける見込み。最大風速は18メートル、降水量は24時間で20ミリを予想している。南大東、北大東両村役場によると、午後零時半現在、風、雨とも次第に強くなっている。行政防災無線を通して住民に注意を呼び掛けた。被害報告はない。 台風の中心気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルで、中心の東側280キロ以内と西側170キロ以内では風速15メートル以上の強風域となっている。 空の便は午後一時現在、琉球エアーコミューター(RAC)の那覇―南大東の1往復2便の欠航が決まり、29人に影響が出た。 台風は今後、温帯低気圧に変わる見込み。

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3.台風4号が発生(時事通信),時事通信
RV=27.0 2008/05/16 20:31
キーワード:時速,北東,東北東,温帯

 気象庁は16日、南シナ海で同日午後3時、熱帯低気圧が台風4号になったと発表した。中心気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル。北北東方向にゆっくりと進んでいる。 一方、台風3号は同日午後6時、日本の南を時速約45キロで東北東に進んだ。中心気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル。17日中に温帯低気圧に変わる見通し。

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1.台風4号、19日に沖縄の南へ=20日に西日本接近も−気象庁(時事通信),時事通信
RV=53.4 2008/05/17 09:00
キーワード:時速,勢力,北東,接近,太平洋,温帯,南シナ海,沖縄

 16日に南シナ海で発生した台風4号は17日午前、北北東へ進んだ。気象庁によると、4号は次第に勢力を強めながら19日午前に沖縄の南海上に進み、先島諸島では18日夜から荒れた天気になる見込み。20日午前には、北寄りに進んだ場合、西日本の太平洋側に接近する恐れがある。 4号は17日午前6時、南シナ海をゆっくりとした速さで北北東へ進んだ。中心気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル。 一方、台風3号は17日午前6時、小笠原諸島・父島の西海上約210キロにあり、時速65キロで東へ進んだ。中心気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル。同日中に温帯低気圧に変わる見込み。同諸島では強風や高波に注意が必要という。

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2.台風4号、18日夜に沖縄南方へ=20日夜までに温帯低気圧−気象庁(時事通信),時事通信
RV=42.2 2008/05/17 22:31
キーワード:時速,接近,太平洋,東北東,温帯,沖縄,沿岸

 台風4号は17日夜、フィリピン・ルソン島に上陸し、東北東へ進んだ。気象庁によると、18日夜には沖縄の南海上に進み、沖縄・奄美地方では荒れた天気となる。20日には九州から関東にかけての太平洋沿岸に接近する恐れがあるが、同日夜までに温帯低気圧に変わる見込み。 4号は17日午後9時、ルソン島にあり、時速15キロで東北東へ進んだ。中心気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル。半径90キロ以内は25メートル以上の暴風域となっている。

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3.台風4号、19日から日本接近=沖縄・奄美は荒天へ−気象庁(時事通信),時事通信
RV=41.1 2008/05/17 17:01
キーワード:時速,接近,太平洋,東北東,南シナ海,沖縄,沿岸

 台風4号は17日午後、発達しながら南シナ海を東北東に進んだ。気象庁によると、19日には沖縄の南海上に進み、沖縄・奄美地方では18日から荒れた天気となる見込み。20日には九州から関東にかけての太平洋沿岸に接近する恐れがある。 4号は17日午後3時、フィリピン・ルソン島西方の南シナ海にあり、時速10キロで東北東へ進んだ。中心気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル。半径90キロ以内は25メートル以上の暴風域となった。

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1.台風4号、19日に沖縄接近=雷雨や高波に注意を−気象庁(時事通信),時事通信
RV=65.7 2008/05/18 11:00
キーワード:時速,北東,雨,接近,温帯,太平洋,沖縄,ルソン島,雷

 台風4号は18日午前、フィリピン・ルソン島を横断中で、北東へ進んだ。気象庁によると、19日に沖縄の南海上に進み、沖縄・奄美地方は荒天となり、雷を伴う激しい雨が降る所がある。高波にも注意が必要。20日には西日本の南海上に進み、太平洋沿岸に接近する恐れもあるが、21日朝までに温帯低気圧に変わる見込み。 4号は18日午前9時、ルソン島を時速15キロで北東へ進んだ。中心気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル。半径300キロ以内は15メートル以上の強風域となっている。 4号は19日午前9時に沖縄の南海上、20日午前9時に九州の南海上に進んだ後、温帯低気圧に変わり、21日午前9時に三陸沖に至る見込み。 

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2.台風4号、19日に沖縄接近=雷雨、高波に注意を−気象庁(時事通信),時事通信
RV=52.8 2008/05/18 18:32
キーワード:時速,北東,雨,温帯,沖縄,ルソン島,雷

 台風4号は18日午後、フィリピン・ルソン島沖を北東に進んだ。気象庁によると、19日に沖縄の南海上に進み、沖縄本島・宮古島地方では所により雷を伴う激しい雨が降る。本島や先島諸島、大東島地方は高波に注意が必要。20日には西日本の南海上に進み、21日には温帯低気圧に変わる見込み。 4号は18日午後3時、ルソン島沖北北東の海上を時速20キロで北東へ進んだ。中心気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル。半径300キロ以内は15メートル以上の強風域となっている。

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3.台風4号、19日に沖縄接近=強風域に入る恐れ−気象庁(時事通信),時事通信
RV=44.9 2008/05/18 23:01
キーワード:時速,北東,温帯,東北東,沖縄,ルソン島

 台風4号は18日午後、フィリピン・ルソン島沖を東北東に進んだ。気象庁によると、19日に沖縄の南海上に進み、午後から夜にかけ、沖縄本島や先島諸島、大東島地方などが15メートル以上の強風域に入る恐れがあり、高波に注意が必要。20日には温帯低気圧に変わる見込み。 4号は18日午後9時、ルソン島沖北北東の海上を時速20キロで東北東へ進んだ。中心気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル。半径300キロ以内は15メートル以上の強風域となっている。

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1.台風とは別の低気圧北上=太平洋側は大雨、暴風に警戒を−気象庁(時事通信),時事通信
RV=46.6 2008/05/19 18:31
キーワード:雨量,土砂,北東,雨

 気象庁は19日、台風4号とは別の九州の南海上にある低気圧が発達しながら北東へ進むため、近畿から北日本の太平洋側を中心に20日にかけて大雨になると発表した。大雨のほか、暴風、高波、雷に警戒が必要という。 低気圧は20日の朝に関東付近、夜に北海道に進む見込み。20日は関東から北海道の太平洋沿岸に非常に強い風が吹き、海上は大しけとなる。 20日午後6時までの24時間予想雨量は、多い所で、東海が300ミリ、関東甲信・伊豆諸島が250ミリ、北海道が200ミリ、近畿南部と東北の太平洋側が180ミリ。雷を伴う激しい雨になる所があり、土砂災害や低地の浸水、河川の増水にも注意が必要という。

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2.前線活発激しい雷雨 九州(西日本新聞),西日本新聞
RV=46.4 2008/05/19 15:07
キーワード:雨量,土砂,竜巻,雨

 沖縄付近と日本海にある前線の影響で、九州地方は19日、早い所で昼前から雷を伴った激しい雨となった。雨は同日夜まで続く見込みで、福岡管区、鹿児島地方両気象台が土砂災害などへの警戒を呼び掛けている。 両気象台によると、いずれも多いところで、九州北部は19日昼すぎにかけ一時間に40ミリ、九州南部では同日夜にかけ1時間に50ミリの激しい雷雨が見込まれる。20日朝までの24時間予想雨量は、九州南部の多いところで300ミリ。 また同日午前、福岡、佐賀、長崎各県の全域で竜巻注意情報が出された。同情報は今年3月開始で各県とも発表は初めて。=2008/05/19付西日本新聞夕刊=

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3.<天気>20日にかけ太平洋側中心に大雨の恐れ(毎日新聞),毎日新聞
RV=35.3 2008/05/19 18:41
キーワード:雨量,北東,雨

 気象庁は19日、近畿から北日本の太平洋側を中心に20日にかけて大雨になる恐れがあると発表した。九州の南にある低気圧が発達しながら北東に進み20日朝に関東付近、夜には北海道付近へ進む見込み。20日午後6時までの24時間予想雨量は多い所で▽東海300ミリ▽関東甲信(伊豆諸島含む)250ミリ▽北海道200ミリ▽近畿南部、東北太平洋側180ミリ−−で、雷を伴って1時間に40〜60ミリの非常に激しい雨が降る所もある。 関東では20日午前中、東北から北海道は同日昼ごろから夜にかけて非常に強い風が吹く所があり、海上は大しけとなる見込み。【樋岡徹也】

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1.<大雨・暴風>太平洋側で激しい雨のおそれ 竜巻など激しい突風も(毎日新聞),毎日新聞
RV=61.6 2008/05/20 09:37
キーワード:雨量,土砂,北東,竜巻,雨

 気象庁は20日、東日本から北日本の太平洋側で同日昼前からよるにかけて雷を伴った激しい雨が降るおそれがある、と発表した。土砂災害や低地の浸水のほか、東日本の太平洋側では、竜巻や激しい突風への注意を呼びかけている。 気象庁によると、紀伊半島沖の低気圧が発達しながら本州の太平洋側を北東に進み、20日朝には関東地方に、同日夜には北海道付近に進む見込み。東日本の太平洋側では20日昼前にかけて、東日本の太平洋側では20日昼前から夜にかけて、雷を伴った1時間に30〜50ミリの激しい雨が降るところがあるという。21日午前6時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で▽北海道地方=200ミリ▽東北太平洋側、関東甲信地方=120ミリ▽東海地方=80ミリ−−となっている。

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2.東日本に大雨と暴風警報 竜巻や突風のおそれも(産経新聞),産経新聞
RV=58.9 2008/05/20 08:14
キーワード:雨量,土砂,竜巻,雨,静岡

 本州の太平洋側を低気圧が発達しながら進んでいる影響で、東日本を中心に20日朝から強い雨と強い風が吹いており、気象庁は東日本から北日本の太平洋側に大雨や暴風警報を出して警戒を呼びかけている。東日本の太平洋側では竜巻が発生したり強い突風が吹いたりするおそれもある。 気象庁によると、20日午前6時から24時間の予想雨量は、関東甲信地方の多いところで120ミリ、北海道では200ミに達する見込みで、土砂災害や浸水、河川の急な増水などへの注意が必要。最大風速は陸上で18〜23メートル、海上では20〜25メートルに達し、波の高さは6メートルで大しけとなることが予想されている。 20日午前8時現在で、静岡、千葉、福島の各県に大雨洪水警報。千葉、茨城、福島、宮城、岩手の太平洋側4県には暴風・波浪警報が発令されている。関東では昼前まで、北日本では昼前から夜にかけて非常に強い風が吹くため、高波などへの警戒が必要だという。

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3.大荒れ天候 雨と風吹き荒れる 関東の朝、交通乱れ(毎日新聞),毎日新聞
RV=54.9 2008/05/20 16:38
キーワード:仙台,雨量,北東,静岡

 未明からの大雨と強風が首都圏のラッシュ時を直撃、JR207本が運休し約43万人に影響が出た。気象庁によると、本州太平洋側を発達しながら北東に進む低気圧の影響で、20日正午までの24時間降水量は、静岡県伊豆市で246ミリ、神奈川県小田原市で160ミリ、北茨城市で155.5ミリを記録した。JR東海道線、京葉線などで一時運転を見合わせ、駅には通勤客らがあふれかえった。 気象庁によると、東日本から北日本の太平洋側を中心に、20日夜にかけて雷を伴った1時間30〜50ミリの大雨が降る恐れがある。関東と北日本の太平洋側は風も強まり、最大瞬間風速は千葉県銚子市で29.2メートル、横浜市で25メートルを観測した。低気圧は20日夜には北海道付近に進む見込みで、21日午前6時までの24時間雨量は多い所で、北海道200ミリ、東北太平洋側・関東甲信120ミリ、東海80ミリと予想される。 大荒れの天候のため、首都圏の鉄道、船舶で運休や遅れが出たほか、航空便も国内、国際線で欠航やダイヤの乱れが相次いだ。 JR京葉線は午前7時40分ごろから東京−蘇我間全線で約2時間半運転を見合わせ、12万5000人に影響。東海道線、京浜東北線が同20分ごろから全線で約1時間運転を見合わせ、その後も1時間以上の遅れが出た。このほか、武蔵野線も一時全線で運転を見合わせた。総武、内房、成田、久留里各線でも一部区間で運休した。小田急電鉄は同8時ごろから特急「ロマンスカー」を運休。京王電鉄、東京メトロ東西線などでも遅れが出た。 空の便では、全日空が羽田−大島と羽田−八丈島の往復計4便と釧路−丘珠便が欠航。日本航空の中部−仙台の往復2便も欠航した。成田空港では、インド・ムンバイ発の全日空944便など旅客機11便と貨物機3便の計14便(正午現在)が着陸できず、羽田、中部、関西、新潟の4空港に代替着陸した。 船舶では東海汽船が東京・竹芝桟橋から伊豆諸島に向かう高速船など8便の欠航を決めたほか、東京湾フェリーは久里浜港(神奈川県横須賀市)と金谷港(千葉県富津市)を結ぶフェリーで午前の14便を欠航。また東京湾アクアラインは強風で、午前10時から一部区間通行止めとなった。

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1.低気圧:県内、大雨と強風 24時間降雨量、栗原で117ミリ /宮城(毎日新聞),毎日新聞
RV=47.8 2008/05/21 13:02
キーワード:仙台,雨量,土砂

 ◇24時間降雨量、栗原で117ミリ ◇最大瞬間風速、石巻で25.5メートル 発達しながら北上した低気圧の影響で20日、県内も強風と大雨に襲われた。 仙台管区気象台のまとめによると、県内では20日午前0時過ぎから降り始め、南三陸町・志津川で1時間雨量29ミリ(午後0〜1時)を観測。午後3時までの24時間雨量は、栗原市駒ノ湯で76年の観測開始以来、5月としては最多の117ミリに達した。そのほか、仙台市泉区泉ケ丘で109ミリ、石巻市雄勝で88ミリ、志津川で82ミリ、仙台で58ミリを記録した。 また、強風も吹き荒れ、仙台では午後2時51分に最大瞬間風速20・9メートル、石巻では午前9時49分に同25・5メートルを記録した。県危機対策課によると20日午後7時現在、大雨と強風の影響で、美里町の民家で屋根の一部が破損し、周辺の町道が通行止めに▽同町立不動堂小の敷地内で、照明灯が1基倒壊▽気仙沼市・大島の県道のり面が崩れ、道路の3分の1がふさがれた――との情報が入っているという。負傷者はなかった。 また、仙台市泉区根白石の河川脇では、傾斜地の土砂が崩落。川の一部を埋めて、あふれた水が田に流れ込み、市職員らが倒木処理などに追われた。 JR東日本仙台支社の20日午後7時10分現在のまとめでは、強風で、県内では東北線と陸羽東線で上下線合わせて計35本が運休。48本に最大1時間53分の遅れが出て、約1万7300人の利用客に影響した。【須藤唯哉】5月21日朝刊

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2.大雨:富津で土砂崩れ 強風の影響で2人軽傷 /千葉(毎日新聞),毎日新聞
RV=38.4 2008/05/21 13:02
キーワード:雨量,土砂,女児

 本州南岸を通過した低気圧の影響で、県内でも20日未明から昼ごろにかけ大雨と強風に見舞われ、大雨洪水警報や暴風波浪警報が発令された。 銚子地方気象台によると、最も多い時間当たり雨量は君津市坂畑で34ミリ(午前5〜6時)、最大瞬間風速は銚子市で29・2メートル(午前7時34分)を記録。我孫子市布佐では民家1棟が床下浸水した。 県消防地震防災課によると、富津市金谷大沢では市道が土砂崩れで通行止めとなり、11世帯32人が一時孤立した。現場は国道127号から約5キロ入った山間部。大沢地区は迂回(うかい)路がなく、市が復旧工事を行い、土砂と雑木を取り除いた。 また、強風の影響で、2人が軽傷を負った。山武市では小学2年の女児が小学校内で風にあおられ転倒。浦安市では強風で飛ばされた看板が、歩いていた男性(44)の左肩にぶつかった。【中川聡子、児玉賢二】5月21日朝刊

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3.オオサンショウウオの安住の地は? カエルツボカビ菌陽性の40匹、放流見合わせ(産経新聞),産経新聞
RV=35.7 2008/05/21 22:50
キーワード:放流,池,陽性

 平成16年秋の台風災害で、被災した兵庫県豊岡市の出石川で大量に保護した国の特別天然記念物・オオサンショウウオを元の場所に段階的に放流している県豊岡土木事務所は、22日からの最終放流でカエルツボカビ菌の陽性反応(感染)がある約40匹のオオサンショウウオの放流を見合わせることを決めた。放流による他生物への影響が懸念されるためで、同事務所は陽性のオオサンショウウオの対応に頭を痛めている。 同事務所は17年夏からの災害復旧工事に伴い、同川でこれまでに約400匹のオオサンショウウオを発見し、同市内のニジマス養殖池で保護してきた。工事完了後はすべてのオオサンショウウオを元の発見場所にもどす計画で、工事状況に応じて今月までに保護したオオサンショウウオの放流を終える予定だった。 ところが、1回目(昨年11月)の事前検査で、両生類が感染、発症すると大量死につながるカエル・ツボカビ菌の陽性反応が初めて確認された。このときは約90匹を放流したが、その後の検査でも一部で陽性反応が確認され、2回目(今年3月)も陰性の約100匹を放流しただけだった。 オオサンショウウオの専門家や病理専門家らの意見を聞き、陽性も含めて残るオオサンショウウオの放流を検討していたが、今月22日からの最終放流では「現段階で陽性のオオサンショウウオが、カエルなどの他の生物にどう影響するかわからない」(県関係者)として、陰性が確認された約170匹は放流するが、残る約40匹の放流は見合わせることにした。 病理専門家は県の依頼でツボカビ症の調査研究を続けているが、オオサンショウウオがツボカビ菌でツボカビ症を発症した事例がなく、オオサンショウウオとツボカビ菌の研究も始まったばかり。このため、「今のところ、はっきりした判断は出せない。あせって決めつけた判断をするのは危険」(病理関係者)という見解。陽性のオオサンショウウオがカエルなどの他生物に対して、安全とも危険ともいえない状況という。 同事務所は「年内には放流できるかどうかの結論を出したい」としているが、ニジマス養殖池の3年の利用契約も今月末で切れるため、約40匹は同市内の新たな管理池に引っ越しする予定で、しばらくは陽性のオオサンショウウオたちの“安住の地”は決まりそうもない。

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1.近畿、東海で雷や突風を伴う大雨 気象庁が警戒呼び掛ける(産経新聞),産経新聞
RV=68.1 2008/05/25 09:35
キーワード:雨量,土砂,竜巻,東日本,雷,東北東,太平洋

 気象庁は25日、近畿、東海地方で雷や突風を伴う大雨の恐れがあるとして、土砂災害や河川の増水などに警戒を呼び掛けた。低気圧や前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になっているという。 気圧配置の予想によると、西日本から東日本の太平洋側に前線がのび、前線上の近畿地方に低気圧があって東北東に進行。低気圧は25日午後には本州の東へ進み、前線も本州の南へ南下する見込み。 26日午前6時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で近畿地方(南部)、東海地方は100ミリの見込み。低地の浸水、落雷、竜巻などの激しい突風などへの注意が必要という。

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2.近畿など大雨 和歌山で130軒の床下浸水(産経新聞),産経新聞
RV=47.8 2008/05/25 22:51
キーワード:雨量,土砂,和歌山,雷,床下

 南から湿った空気が流れ込み大気の状態が不安定となったため、近畿、東海地方で24日夜から25日午前にかけ、雷や突風を伴う大雨が観測された。雨量が特に多かった和歌山県では、岩出市で130軒の床下浸水被害を確認。気象庁は土砂災害などへの警戒を呼びかけている。 大阪管区気象台によると、24日午前8時の降り始めからの総雨量は、かつらぎ156ミリ▽和歌山145ミリ▽龍神138・5ミリ(以上和歌山県)▽河内長野(大阪府)121・5ミリ▽五條(奈良県)121ミリ−など。 JR阪和線の山中渓(だに)−和歌山間と、和歌山線の御所−五条間では、始発から徐行運転。阪和線では午前8時前に通常運行に戻ったが、和歌山線では同9時ごろ、北宇智−五条間(奈良県五條市)で盛り土をした線路脇の土台部分の土砂が長さ約3メートルにわたって崩れているのを点検中の係員が発見。同線の高田−五条間は約5時間半にわたり運転を見合わせ、バスによる代行輸送を実施した。 両線合わせて67本が運休、36本が3〜64分遅れとなり、計約9500人に影響した。

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3.近畿地方で大雨、和歌山では床下浸水の被害も(産経新聞),産経新聞
RV=42.5 2008/05/25 14:01
キーワード:雨量,和歌山,雷,昼前,床下

 南から湿った空気が流れ込み大気の状態が不安定となったため、近畿地方では25日未明から昼前にかけ、雷や突風を伴う大雨を観測、和歌山県岩出市では500〜600軒の床下浸水被害が確認された。 気象庁によると、降り始めからの雨量は午前10時現在、和歌山98.5ミリ▽京都49ミリ▽大阪45ミリ−など。26日午前6時までの24時間で、近畿南部の多い所では100ミリの雨量が予想されるという。

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1.豪雨:県内各地で 土砂崩れ、道路冠水相次ぐ 紀北で1時間に40ミリ超 /和歌山(毎日新聞),毎日新聞
RV=68.2 2008/05/26 13:02
キーワード:雨量,和歌山,池,土砂崩れ,雨,床下,崩れる

 前線上に低気圧が発生した影響で、県内は24日夜から25日午前にかけて激しい雨が降った。紀の川市と和歌山市、かつらぎ町で1時間に40ミリ超の雨量を記録。北部で土砂崩れや道路の冠水が相次いだ。 県総合防災課のまとめでは、床上浸水は和歌山市、岩出、紀の川市で計12棟。岩出市中迫地区では87棟が床下浸水した。橋本市、かつらぎ町でも被害が続出した。 紀の川市桃山町では市道が崩落して通行止めになった。路肩が決壊した国道424号沿いでは池2カ所の堤防が崩れ、調月地区の65世帯に避難勧告。住民58人が市立調月小に避難した。マットを敷いて横になっていた西平貴美代さん(74)は「こんな経験は生まれて初めて。同じ姿勢でいるので体がしんどい。早く帰りたい」と疲れた様子で話した。 和歌山電鉄貴志川線は、和歌山市和田の竈山(かまやま)駅構内で線路が冠水し、計45本が運休。JR和歌山線は五条―粉河駅間で運転を約4時間半見合わせ、JR紀勢線も特急など5本が運休した。【安藤龍朗、山下貴史】5月26日朝刊

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2.和歌山北部で大雨 土砂崩れ、床下浸水(産経新聞),産経新聞
RV=58.6 2008/05/26 07:50
キーワード:雨量,和歌山,土砂崩れ,雨,知事,床下

 和歌山県北部を中心に24日午後から25日朝にかけて強い雨が断続的に降り、土砂崩れや床下浸水、道路の通行止めなど市民生活に影響が出た。岩出市では水栖大池の堤防が決壊したため、仁坂吉伸知事が被害状況を視察した。 和歌山地方気象台によると、降り始めからの総雨量は和歌山市で145ミリ、葛城山(紀の川市)で142ミリ、高野山(高野町)で117ミリを記録。和歌山市では25日午前3時からの1時間雨量が46・5ミリに達し、2軒が床上浸水、43軒が床下浸水した。雑賀崎など7カ所では土砂崩れが発生し、13カ所で道路が冠水。手平地下道などで車線規制や部分通行止めがおこなわれた。紀の川市内では65世帯に避難勧告が発令された。 交通網にも影響が出た。JR和歌山線五条−粉河間では一時運転を見合わせ上下4本が運休、8本が部分運休、18本が最大約3時間遅れ、約1900人に影響が出た。紀勢本線海南−和歌山間でも上下4本が運休、上り1本が部分運休、21本が最大72分間遅れ約5000人が影響を受けた。阪和線も徐行運転を行うなどダイヤに乱れがでた。和歌山電鉄貴志川線では上下35本が運休、10本が部分運休した。高速道路でも規制が続き、阪和自動車道の泉南〜有田南IC間は一時通行止めとなった。

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3.強い雨:五條市で121ミリ JRでも影響 /奈良(毎日新聞),毎日新聞
RV=35.7 2008/05/26 13:02
キーワード:雨量,土砂,雨

 南海上の前線の影響で、県内は25日未明から朝にかけ強い雨に見舞われた。奈良地方気象台によると、降り始めから同日午後6時までの総雨量は五條市121ミリ▽十津川村112ミリ▽葛城市110ミリ▽奈良市針町105ミリ――など。 JR和歌山線は、北字智―五条駅間で線路脇の土砂が流出し、高田―五条駅間で運転を一時見合わせた。このため、上下28本が運休し、7本が最大52分遅れ約3000人に影響した。【大森治幸】5月26日朝刊

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1.大雨被害:紀の川沿い4市1町、12棟が床上浸水・200棟が床下浸水 /和歌山(毎日新聞),毎日新聞
RV=55.8 2008/05/27 18:03
キーワード:和歌山,池,紀の川,土砂崩れ,床下

 ◇和歌山市、キャベツ畑が水没 県北部で降った24日夜〜25日午前の集中豪雨で、県は26日、被害状況をまとめた。紀の川沿いの4市1町で、12棟が床上浸水し、200棟が床下浸水した。また、根来川(岩出市)など四つの川で護岸が崩壊・流失し、土のうを積んで応急措置をしている。 紀の川市桃山町調月地区の池に決壊の恐れがあるため出されていた避難勧告は、池の安全が確認されたため、26日午前6時20分に解除された。橋本市学文路では1世帯1人が、裏山の土砂崩れの恐れがあるため、自主避難した。 また、和歌山市でキャベツ畑0・6ヘクタールが水没し約180万円の被害。紀の川市桃山町でも桃畑約30ヘクタールが浸水した。【最上聡】5月27日朝刊

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2.和歌山北部、住宅浸水200軒 集中豪雨の被害拡大(産経新聞),産経新聞
RV=50.4 2008/05/27 07:50
キーワード:和歌山,紀の川,土砂崩れ,崩れる,床下

 和歌山市や岩出市、紀の川市など和歌山県北部を中心に24日午後から25日にかけて土砂崩れや住宅への浸水などが相次いだ集中豪雨で、被害がさらに拡大している。 県総合防災課などが26日夕までにまとめた各地の被害状況では、和歌山市や岩出市で床上浸水被害が12軒、床下浸水が約200軒確認されている。また、和歌山市内のキャベツ畑約0・6ヘクタールが水没、紀の川市の果樹畑約30ヘクタールが浸水する被害も確認された。 橋本市学文路では住宅の裏山が崩れる危険があるとして、1人が近くの集会所に自主避難している。 一方、通行止めや車線規制が行われていた道路では、一部の市道を除いて、同日午後までに規制が解除された。このほか紀の川市の65世帯に対して出されていた避難勧告は同日朝に解除された。

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3.和歌山北部、住宅浸水200軒 集中豪雨の被害拡大(産経新聞),産経新聞
RV=50.4 2008/05/27 07:50
キーワード:和歌山,紀の川,土砂崩れ,崩れる,床下

 和歌山市や岩出市、紀の川市など和歌山県北部を中心に24日午後から25日にかけて土砂崩れや住宅への浸水などが相次いだ集中豪雨で、被害がさらに拡大している。 県総合防災課などが26日夕までにまとめた各地の被害状況では、和歌山市や岩出市で床上浸水被害が12軒、床下浸水が約200軒確認されている。また、和歌山市内のキャベツ畑約0・6ヘクタールが水没、紀の川市の果樹畑約30ヘクタールが浸水する被害も確認された。 橋本市学文路では住宅の裏山が崩れる危険があるとして、1人が近くの集会所に自主避難している。 一方、通行止めや車線規制が行われていた道路では、一部の市道を除いて、同日午後までに規制が解除された。このほか紀の川市の65世帯に対して出されていた避難勧告は同日朝に解除された。

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1.九州と四国、大雨に警戒を=低気圧が西日本通過へ−気象庁(時事通信),時事通信
RV=79.3 2008/05/28 13:01
キーワード:雨量,土砂,竜巻,雨,雷,昼前,太平洋,通過,非常,正午

 気象庁は28日、黄海にある低気圧が西日本を通過するため、九州や四国では同日夜から29日昼前にかけ、雷を伴う非常に激しい雨が降る所があると発表した。土砂災害や河川の増水、竜巻などに警戒が必要という。 激しい雨が降るのは半日程度と比較的短いが、29日正午までの24時間雨量は、多い所で、九州のほか四国の太平洋側が250ミリ、四国の瀬戸内海側が150ミリと予想される。

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1.紀南で大雨 串本で積算雨量185・5ミリ(和歌山)(紀伊民報),紀伊民報
RV=106.5 2008/05/29 17:12
キーワード:新宮,和歌山,串本,雨量,休校,土砂崩れ,漁協,古座川

 前線を伴った低気圧の影響で29日早朝、紀南地方で雷を伴う激しい雨が降った。大雨洪水警報が発令されたが、午前中に解除された。幼稚園や小中高校が相次いで休校したほか、土砂崩れなどの被害があった。 和歌山地方気象台によると、降り始めの28日午後7時から29日午前10時までの積算雨量で最も多かったのは潮岬(串本町)の185・5ミリだった。時間雨量も33ミリを観測した。次いで西川(古座川町)で積算130・5ミリ、新宮(新宮市)で112ミリだった。 田辺市消防本部の観測地点(田辺市新屋敷町)では、午前11時までの積算雨量は81・5ミリ、午前8時〜9時の雨量は23ミリだった。 田辺市防災対策室によると、午前5時ごろ、同市本宮町土河屋にある民家の裏山が幅約5メートル、高さ約10メートルにわたって崩れた。民家への被害やけが人はなかった。市が崩れた場所にブルーシートをかける応急対策をした。 同市向山の国道371号でも落石があり、県が撤去作業をしている。 JA紀南によると、収穫期を迎えた梅の果実への影響は少ない。大雨で収穫できない農家もあったが、果実の肥大は進むという。 31日にアユ漁を解禁する富田川の富田川漁協は「増水して濁りもあるので、解禁日は釣り人が少ないかもしれない。6月1日には水も引いて、状況がよくなると思う。アユにとっては、水量が確保され上流までそ上できるのでありがたい」と話している。 気象台によると、30日、31日の紀南地方の天気は曇りや雨の予報だが、1日には回復する見込み。 紀南地方では幼稚園と小中学校、高校、特別支援学校が自宅待機や臨時休校になった。 県教委によると、新宮市の4幼稚園が臨時休校、串本町の4幼稚園が自宅待機になった。田辺市の2小学校と新宮東牟婁地方の20小学校が自宅待機に、新宮市の1小学校と串本町の2小学校が臨時休校になった。中学校は、田辺市と白浜町の2校ずつと新宮東牟婁地方の15校が自宅待機、新宮市と串本町の1校ずつが臨時休校した。県立学校は高校4校が自宅待機、特別支援学校3校が臨時休校となった。 29日午前7時45分ごろ、すさみ町見老津、JR紀勢線見老津駅に設置している雨量計が時間雨量30ミリの規制値を超えたため、JR西日本は同駅と江住駅間で約2時間20分間、徐行運転を行った。 JR西日本和歌山支社によると、上下線合わせて4本(うち特急は下りの2本)が15分〜8分遅れ、乗客約370人に影響した。

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2.西日本で大雨の恐れ=気象庁が警戒呼び掛け(時事通信),時事通信
RV=37.2 2008/05/29 09:31
キーワード:雨量,土砂,竜巻

 気象庁は29日、活発な前線を伴った低気圧の影響で、同日夕方までに西日本の太平洋側で雷を伴う非常に激しい雨が降り、総雨量が250〜350ミリに達する大雨になる所があるとして、土砂災害や増水などへの警戒を呼び掛けた。 同庁によると、低気圧は同日昼ごろ、紀伊半島を通過し、東海道沖に抜ける見込み。落雷や竜巻などにも注意が必要という。

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3.大雨、洪水警報の基準変更 推定雨量引き上げ 実態に即し情報提供 鹿児島地方気象台 梅雨入り宣言(西日本新聞),西日本新聞
RV=26.6 2008/05/29 07:07
キーワード:雨量,土砂

 鹿児島地方気象台は28日、大雨や洪水の警報を発表する基準を変更した。基準となる推定雨量を引き上げ、実態に即した情報を市民に提供するのが狙い。警報が出た際の災害の危険性は強まることになり、同気象台は「警報が発表されたら、速やかに避難の準備をしてほしい」と呼び掛けている。 警報は土砂災害などに備えるために、気象台が推定される雨量の基準を決めて発表しており、同気象台によると、警報の基準変更は気象庁が進める全国的な見直しの一環。これまでは、警報が出ても雨があまり降らないケースがあり、“権威”の低下が指摘されていた。過去の災害の例などを基に、新基準の作成を進めていた。 今回の変更では、一時間雨量の基準を10‐30ミリ引き上げ、市町村単位で雨量を分析する。例えば、50ミリだった鹿児島市は平たん地で70ミリ、ほかの地域で80ミリになった。また、地盤に含まれる雨水の量を示す「土壌雨量指数」の推定値も発表の基準とすることにした。新基準では、年3‐10回だった県内の大雨警報の発表回数が2‐5回に減少するとみられる。 九州南部は28日、梅雨入りした。気象台は「本格的な雨の季節に入った。警報の際の避難の手順などについて、家庭で話し合ってほしい」と呼び掛けている。=2008/05/29付西日本新聞朝刊=

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1.和歌山県南部で大雨、土砂崩れも(産経新聞),産経新聞
RV=97.9 2008/05/30 07:51
キーワード:串本,和歌山,休校,雨量,土砂,土砂崩れ,古座川

 前線を伴った低気圧が紀伊半島を通過した29日未明から朝にかけて、和歌山県南部で激しい雨が降り、土砂崩れや道路冠水などの被害が出た。けが人はなかった。 県河川課によると、すさみ町では午前7時までの時間雨量が47ミリを記録。串本町では午後2時までの累積雨量が211ミリに達した。また和歌山地方気象台によると、串本・潮岬で時間雨量33ミリを観測した。すさみ、古座川、串本の3町では土砂災害警戒情報が発表された。 県総合防災課によると午前7時ごろ、田辺市本宮町の民家の裏山が幅5メートル、高さ10メートルにわたって崩れたが、住宅に被害はなかった。また、串本町鬮野(くじの)川の町道が冠水により通行止めとなった。また、6市町の計55の幼稚園と学校で臨時休校とされた。

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2.豪雨:県南部で休校相次ぐ がけ崩れも発生 /和歌山(毎日新聞),毎日新聞
RV=61.6 2008/05/30 16:01
キーワード:串本,和歌山,休校,古座川

 前線上に低気圧が発生した影響で、県内は28日夜から29日午前にかけて激しい雨に見舞われた。県南部には大雨・洪水警報が出され、計55の公立学校・幼稚園が臨時休校した。 和歌山地方気象台によると、28日午後7時の降り始めから29日午後2時までの降水量は串本町202ミリ、古座川町133・5ミリ、白浜町113・5ミリ。串本町では午前4時50分からの1時間で33ミリを記録した。 県教委のまとめでは臨時休校は幼稚園8園、小学校23校、中学校18校、県立学校6校。他に計6校が始業時間を遅らせた。 また、県総合防災課によると、この雨で田辺市本宮町土河屋の民家の裏山が崩れ、シートで応急対策を取った。住民や住宅に被害はなかった。上富田町岡地区でも山林が崩れ、串本町くじ野川地区では町道が冠水し通行止めとなった。【清水有香】5月30日朝刊

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3.硫化水素漏れで規制続く,中国新聞
RV=31.1 2008/05/30 00:06
キーワード:企業,ホテル,区域

 JR松江駅近くの松江市朝日町のホテル「東横イン松江駅前」で28日午後に発生し、8人が不調を訴えた硫化水素漏れで、松江市消防本部と島根県警は29日、ホテルや道路、ビルなど周辺を立ち入り禁止とし、硫化水素の除去作業を続けた。市消防本部などは、2006年夏の豪雨でホテルを含む一帯が冠水した際、雨水や汚泥がホテル地下にたまったことが原因の可能性もあるとみて、完全除去と原因特定を急ぐ。 県警は、発生直後から駅北側のメーン通りなどを路線バスを除き通行止め。29日夕方には一部解除されたが、市消防本部が立ち入り制限する警戒区域内の企業や商店はこの日、休業を余儀なくされた。 市消防本部などが水約7000リットルと中和剤を断続的に注入。発生時、致死量となる2000ppmを超えていた濃度は29日夕方に100ppmに下がった。

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4.「発生の原因究明急いで」,中国新聞
RV=31.1 2008/05/30 00:06
キーワード:企業,ホテル,区域

 JR松江駅に近い松江市朝日町のホテル「東横イン松江駅前」で28日午後、起きた硫化水素漏れ。一夜明けた29日も、島根県警などにより一帯は立ち入り規制となり、周辺の飲食店や会社などは一時休業する事態に見舞われた。 市消防本部などによると、発生源はホテル地下の配管スペースとみられる。4つに区切られたスペースのうち1カ所に汚水と汚泥がたまっていたらしい。28日午後、内部の汚水の除去を依頼された作業員がスペースを区切る壁に穴を開けたところ、内部から流れ出たという。県警や市消防本部は29日も地下スペースに水や中和剤を数時間おきに注入。28日に地下で2000ppmを測定した硫化水素濃度は29日夕方には100ppmまで下がった。 市消防本部は2006年夏の豪雨による雨水がたまっていた可能性を指摘するが、硫化水素が発生した明確な原因は特定できていない。ホテル側は「早く原因を究明し、今後の対応を決めたい」とする。 県警は28日に引き続き、29日も発生現場一帯を「警戒区域」に指定。松江駅とホテルの間を貫く大通りの一部通行を規制した。ホテル前は終日、消防車や警察車両が並んだ。立ち入り規制した区域は一般企業や飲食店が並ぶオフィス街。古くからの民家も点在する。一帯に避難を呼び掛け、ホテルを挟む両側のビルは29日、立ち入り禁止になった。【写真説明】地下から硫化水素が発生したホテル前を囲む県警機動隊員や消防署員たち(29日午後1時40分)

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5.硫化水素漏れで規制続く,中国新聞
RV=31.1 2008/05/30 00:06
キーワード:企業,ホテル,区域

 JR松江駅近くの松江市朝日町のホテル「東横イン松江駅前」で28日午後に発生し、8人が不調を訴えた硫化水素漏れで、松江市消防本部と島根県警は29日、ホテルや道路、ビルなど周辺を立ち入り禁止とし、硫化水素の除去作業を続けた。市消防本部などは、2006年夏の豪雨でホテルを含む一帯が冠水した際、雨水や汚泥がホテル地下にたまったことが原因の可能性もあるとみて、完全除去と原因特定を急ぐ。 県警は、発生直後から駅北側のメーン通りなどを路線バスを除き通行止め。29日夕方には一部解除されたが、市消防本部が立ち入り制限する警戒区域内の企業や商店はこの日、休業を余儀なくされた。 市消防本部などが水約7000リットルと中和剤を断続的に注入。発生時、致死量となる2000ppmを超えていた濃度は29日夕方に100ppmに下がった。

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1.甘木鉄道で再出発 高千穂鉄道の元運転士斉藤さん 古里離れ、6月から乗務 「地域結ぶ手助けを」(西日本新聞),西日本新聞
RV=40.1 2008/05/31 15:07
キーワード:福岡,通勤,斉藤,楽しむ,高千穂,同線,放送,民間,佐賀,山間

 3年前の台風で甚大な被害を受けた第三セクター・高千穂鉄道(宮崎県高千穂町、TR)で列車を運転していた斉藤拓由(ひろよし)さん(33)=同県門川町=が、同じ三セクの甘木鉄道(福岡県朝倉市)の運転士として再出発する。TRが経営断念し、失職した斉藤さん。地元に残って運行再開を目指す民間会社を支援してきたが、廃線が決定的になり苦渋の思いで古里を離れる決意をした。 斉藤さんは宮崎県延岡市出身で、21歳のときTRの運転士になった。同市から高千穂町まで、山間部を縫うように走る高千穂線(約50キロ)での仕事は充実していた。重い荷物の積み降ろしを手伝った年配の利用客に名前を覚えられ、果物や菓子の差し入れが届いた。五ケ瀬川の渓谷美を楽しむ観光客に車内放送で写真の撮影ポイントを知らせ、感謝の手紙をもらったこともあった。 2005年9月。台風で鉄橋2本が流され、同線は運行停止。3カ月後にTRは経営断念を決め、斉藤さんは翌年解雇された。31歳だった。TRからの経営引き継ぎを目指して発足した民間会社の神話高千穂トロッコ鉄道(同町)=4月から「高千穂あまてらす鉄道」に名称変更=の支援団体に加わり、再び列車を走らせることも夢見た。しかし、同社は開業資金を確保できず、TRからの経営引き継ぎをあきらめざるを得なくなり、同線の年内廃線は確定的となった。 新天地に選んだ甘木鉄道は、朝倉市と佐賀県基山町の間を結ぶ13・7キロのローカル線。通勤・通学の利用が多く、のどかな高千穂線とは随分雰囲気が異なる。 「『乗客を目的地まで安全に届ける』『地域に愛される鉄道に』という鉄道マンの誇りや思いは同じはず。甘木鉄道と地域の結び付きがさらに強くなるよう努力したい」と話す斉藤さん。6月に入社後、2年半以上のブランクを埋めてから運転席に座る予定だ。=2008/05/31付西日本新聞夕刊=

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1.洪水・土砂災害に備え 佐野市がハザードマップ全戸配布を開始(産経新聞),産経新聞
RV=62.5 2008/06/01 07:50
キーワード:マップ,土砂,ハザード,区域,想定,洪水

 佐野市は、「洪水・土砂災害ハザードマップ(保存版)」を作製、31日から市内約4万5000世帯に全戸配布を開始した。台風や大雨などによる土砂災害や河川災害の予想結果に基づき、同市内の土砂災害危険個所や浸水区域とその深さ、避難方向などの情報を掲載している。 佐野市では、県が実施した調査結果をもとに危険区域内の世帯数や避難施設・経路などの現地調査を行うとともに同マップ作製検討委員会を立ち上げてマップ作りを進めてきた。 同マップは、A4版サイズ36ページの冊子。全市内を30地域に分けて、「土砂災害警戒区域」「急傾斜地危険箇所」「地すべり危険箇所」「土石流危険箇所」などのほか、洪水による浸水の深さが「5メートル以上」を最高に5段階に色分けして示している。また、避難所、避難方向、水防倉庫、防災倉庫などの位置もわかるようになっている。 同マップ中の洪水の浸水規模は、昭和22年に大きな被害をもたらしたカスリーン台風の約1・2倍の規模の大雨を想定しているという。 市危機管理課は、「災害発生時の心得なども記載してあるので、普段から目を通していただき、いざというときに備えてほしい」と話している。

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2.土砂災害を防げ/県内各地で訓練(カナロコ),カナロコ
RV=50.4 2008/06/01 13:10
キーワード:土砂,土砂崩れ,想定,横浜,氾濫,市町村

 梅雨や台風シーズンを前に、土砂災害を想定した全国統一防災訓練が一日、県内各地であった。国土交通省、横浜地方気象台、県、市町村が参加。一九九一年に十三人が死亡する水難事故が起きた山北町では、滝沢川が氾濫(はんらん)し土砂崩れが発生した想定で訓練した。

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3.土砂災害を防げ/県内各地で訓練(カナロコ),カナロコ
RV=50.4 2008/06/01 18:00
キーワード:土砂,土砂崩れ,想定,横浜,氾濫,市町村

 梅雨や台風シーズンを前に、土砂災害を想定した全国統一防災訓練が一日、県内各地であった。国土交通省、横浜地方気象台、県、市町村が参加。一九九一年に十三人が死亡する水難事故が起きた山北町では、滝沢川が氾濫(はんらん)し土砂崩れが発生した想定で訓練した。

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1.台風5号、伊豆諸島へ北上=3日昼に最接近−気象庁(時事通信),時事通信
RV=62.2 2008/06/02 22:01
キーワード:北東,時速,接近,八丈島,伊豆諸島,東日本,温帯

 気象庁は2日、強い台風5号が北上し、3日昼ごろに伊豆諸島に最接近すると発表した。同日午後には関東の南海上で温帯低気圧に変わる見込みだが、東日本から西日本の太平洋側では、強風や高波、大雨に注意が必要という。 5号は2日午後6時、日本の南海上にあり、1時間に時速約35キロで北北東に進んだ。中心気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル。半径70キロ以内が、25メートル以上の暴風域となっている。 台風は3日午前6時には八丈島の南南西約230キロ付近に進み、温帯低気圧に変わった後の同日午後6時には、同島の東北東約220キロ付近に達する見込み。

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2.台風5号、伊豆諸島接近へ=太平洋側は強風、大雨に注意−気象庁(時事通信),時事通信
RV=53.3 2008/06/02 13:31
キーワード:北東,時速,接近,伊豆諸島,東日本,温帯

 気象庁は2日、強い台風5号が北上し、3日昼ごろに伊豆諸島に最も接近すると発表した。同日午後には関東の南東海上で温帯低気圧に変わる見込みだが、東日本から西日本の太平洋側では、強風や高波、大雨に注意が必要という。 5号は2日午前9時、南大東島の東約320キロにあり、時速30キロで北北東へ進んだ。中心気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル。半径90キロ以内が25メートル以上の暴風域となっている。 台風の北上に伴い、日本の南海上にある前線の活動も活発となる。伊豆諸島や南西諸島では3日にかけ、1時間に40〜50ミリの雷を伴う激しい雨が降る所がある。両諸島や東・西日本の太平洋側では3日正午までの24時間に、多い所で100〜150ミリの雨が降る見込み。 北海道の東海上には高気圧があり、気圧の傾きが急になることから、伊豆諸島や関東、東海では最大風速が20メートルに達し、沿岸海上では波の高さが4メートルを超えるしけになるという。

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3.東京多雨 降雨観測4月「17日」、5月「20日」(産経新聞),産経新聞
RV=44.5 2008/06/02 08:01
キーワード:降雨,勢力,接近,東日本,千葉

 ■台風の接近や「ラニーニャ」影響 例年なら列島を桜前線が駆けあがり、風薫るさわやかな4、5月。今年は湿り気だけが印象に残る季節となったようだ。気象庁によると、4、5月の計61日のうち、東京では6割以上にあたる37日で降雨を観測し、特に4月は過去最多の降水量を観測するなど、両月とも記録的に雨が多かったことが1日、分かった。 気象庁では「季節はずれの台風の相次ぐ接近や、南米ペルー沖で海面水温が下がり、東日本の太平洋側に雨が降りやすくなる『ラニーニャ現象』などが影響した」と分析している。 同庁によると、東京(大手町)で雨を観測したのは4月が17日、5月が20日。4月の降水量は計240・0ミリで、統計開始の明治9(1876)年以降、同月の降水量としては過去最多を記録した。5月も計255・0ミリとなり、同月の歴代9位の多さだった。 昨年以前の10年間の平均降水量は、4月が117・2ミリ、5月が135・3ミリ。昨年は4月が134・0ミリ、5月は115・5ミリで、今年はいずれと比較してもほぼ2倍の数値になっている。 5月の降雨量が多くなった要因の一つは、同月の最多タイ(3回目)となる4個の台風が発生し、このうち3個が日本列島に接近(300キロ以内)したことだ。中でも、台風4号が日本の太平洋側を通過した20日は、同月の歴代5位となる91・5ミリの降雨量を記録した。 通常はこの時期に台風が発生しても、日本の西側を進み、降雨量に直接は影響しないことが多い。だが、今年は日本南東部の東太平洋から西に向かって伸びている「亜熱帯高気圧」の勢力が弱く、進路を妨げなかったことなどにより、台風2号、3号、4号が相次いで接近した。3個以上の台風接近は、5月としては過去50年間なかったという異常事態だ。 4月は東京のほか軽井沢(長野)、秩父(埼玉)、館山(千葉)でも月間の最多降雨量を更新。 一方で、高気圧に覆われて晴れの日が多かった北日本の日本海側では、昭和21年以降で同月の過去最少の降水量となり、対照的な結果となった。 うんざりするような気候となっている東京だが、雨のトンネルはまだまだ続きそう。民間気象情報会社「ウェザーニューズ」は、今年の梅雨は全国的に「やや長め」とみられるという予想を発表している。

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1.台風5号、伊豆諸島最接近へ=強風、高波に警戒呼び掛け−気象庁(時事通信),時事通信
RV=55.2 2008/06/03 09:31
キーワード:北東,八丈島,接近,時速,伊豆諸島,東日本

 台風5号は3日午前、八丈島の南海上を北東へ進んだ。気象庁によると、同日昼前に伊豆諸島南部に最接近し、午後にかけて1時間に約30ミリの激しい雨が降るほか、東日本から西日本の太平洋側で、強風や高波の恐れがある。5号は同日午後に関東の南東海上で温帯低気圧に変わる見込み。 5号は3日午前8時、八丈島の南約180キロの海上を時速約45キロで北東へ進んだ。中心気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル。南東側370キロ以内と、北西側240キロ以内では、風速15メートル以上の風が吹いている。

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2.土砂災害警戒情報:携帯電話サイトでも確認 素早い備えや自主避難に /和歌山(毎日新聞),毎日新聞
RV=39.7 2008/06/03 17:03
キーワード:和歌山,土砂,降雨

 複数個所のがけ崩れなど、大雨による土砂災害の恐れがあるとき、県と和歌山地方気象台が発表する「土砂災害警戒情報」が今月から、携帯電話サイトでも確認できるようになった。素早い備えや自主避難ができるようにする狙い。県砂防課は「今後、メール配信も検討していきたい」としている。 警戒情報は昨年4月から発表を始めた。市町村単位で、土石流と一定範囲で複数個所発生するがけ崩れが対象で、2時間以内の危険度と3時間以内の降雨予測を知らせる。 同課によると、県内には危険な場所が約1万8500カ所ある。警戒情報は開始からこれまで、紀中・紀南を中心に6回発表。今年度はすでに3回となっている。【最上聡】……………………………………………………………………………………………………… アドレスはhttp://www.wakayamakasen.jp/keitai/6月3日朝刊

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1.洪水予報より分かりやすく,中国新聞
RV=48.1 2008/06/04 15:06
キーワード:雨量,下関,予報,水位,待機,洪水

 山口県と下関地方気象台は3日、錦川や椹野川など、県内6河川の洪水予報の発表形式を改めた。はんらんの危険性が分かりにくかった水位の表現など従来の方式を一新し、それぞれに応じた行動を明記。梅雨や台風で雨量が増す時期に、避難などの目安にしてもらう。 川幅や堤防の高さなどに応じ、各河川に、はんらんに関する水位を設定。水防団の待機や避難勧告発令など、市町や住民の対応策と合わせて知らせる。各市町の防災担当課やマスコミに提供する。 従来の水位の表現は「警戒」「特別警戒」「危険」など違いが分かりにくかった。新方式では、「発生」のほか、はんらんの危険性が高い順に「危険」「警戒」「注意」とした。

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2.民家の石垣崩れる 大雨の影響、市道全面通行止め(琉球新報),琉球新報
RV=26.6 2008/06/04 19:05
キーワード:崩れる,沖縄,洪水,市道

 4日午前零時24分、沖縄市胡屋で石垣が崩れているとの通報があった。沖縄市消防が向かったところ、大雨の影響で民家の石垣が崩れており、市道が全面通行止めとなった。沖縄署によるとけが人はなく、建物が傾くなどの被害はない。現場は交通量の少ない生活道路。4日午前10時半現在、復旧の見通しは立っていない。 本島中部では3日深夜から4日未明にかけて大雨・洪水注意報が出ていた。

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1.台風被害で2300万赤字 農業共済連合会07年度決算(琉球新報),琉球新報
RV=64.7 2008/06/05 10:10
キーワード:組合,ホテル,接近,ハウス,保険,沖縄,共済,基準

 県農業共済組合連合会(平敷昌一会長理事)は、3日に那覇市内のホテルで開いた2008年度通常総会で、2300万円の赤字を計上した07年度決算を承認した。保険金の支払い超過となる累積不足金は11億5000万円に上った。 台風被害による園芸施設(ビニールハウス)共済への支払額がかさんでいることが要因。同共済の保険料や支払いの計算式は農水省が全国一律の基準で定めており、台風被害の多い沖縄の環境と制度にずれも生じている。 連合会は今後、独自の制度改定を検討するほか、耐風性能に優れたハウスの活用を推奨し、保険金の支払いを圧縮するなどして収支改善を図る方針だ。 不足分は農水省所管の独立行政法人から借り入れることや、保険金の半分は国庫から支出されることから、同連合会は「共済加入者が受けるべき保険金を受けられないことはない。しかし不足金がかさむ経営は健全とは言えないため、健全化に取り組む」としている。 連合会によると、農業共済に加入する県内のハウスの66%は強風に弱い「パイプハウス(II類)」が占めている。II類は、県が06年に開発した耐風性に優れた「AETハウス」に比べ価格が40%程度と安いが、台風で壊れることも多い。 そのため同会は、この20年でII類の掛け金率を約4倍の19%に増やし、さらに台風の接近確率が高まる7月から10月までの被害は支払い対象から外した。今後は掛け金率を7%程度に引き下げ、冬春期に特化する方針。 一方、AETハウスの掛け金率は2%台と低く設定し、AETへの移行と加入率の上昇を図る。保険料の支出抑制や、農家の収穫と共済制度の安定を目指すとしている。 しかし農家の間では、コスト抑制と収益確保の面から、安いハウスを買う傾向が続くとの見方もある。連合会は「収益を上げるため、営農や流通面での支援も重要だ。関係者と連携を強めたい」としている。

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1.大雨:県南部を中心に 各地で警報発令 上勝で188ミリ、海陽183ミリ /徳島(毎日新聞),毎日新聞
RV=55.8 2008/06/06 16:01
キーワード:雨量,土砂崩れ,鳴門,解除,冠水,洪水,始め

 上勝で188ミリ、海陽183ミリ 発達した低気圧などの影響で、県内は4日夜から5日午後にかけて激しい雨に見舞われた。一時は美馬南部・神山、那賀・勝浦、海部など県内5地域に大雨警報が発令。洪水警報も徳島・鳴門、阿南の2地域に出された(警報は5日午後5時33分までにすべて解除)。 徳島地方気象台によると、降り始めから5日午後6時までの総雨量は、上勝町福原旭で188ミリ、海陽町宍喰で183ミリ、那賀町木頭出原で102ミリに達した。阿南市蒲生田で5日、1時間当たりの降水量が最大68ミリを記録するなど、県南部を中心に大雨となった。 道路も規制が相次いだ。海陽町や那賀町の山間部を走る国道193号、195号などが土砂崩れを警戒して通行止め。徳島市方上町の県道大谷西須賀線では一部が路面冠水し、通行止めとなった。 県危機管理局によると、人的被害は報告されていないが、佐那河内村の1棟1世帯が床下浸水する家屋被害があった(5日午後6時現在)。県教委によると、小学校13▽中学校12▽高校4▽特別支援学校2――の計31校で終業時刻を早める措置が取られた。【岸川弘明、井上卓也】6月6日朝刊

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2.災害時協力協定:宮崎市、宮交など8業者と締結 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=30.5 2008/06/06 18:02
キーワード:組合,ホテル,協定

 宮崎市は5日、宮崎交通や、県ホテル旅館生活衛生同業組合など8業者と、救援物資の確保など災害時協力協定を結んだ。調印式で津村重光市長は「05年の台風14号災害では市内で多くの浸水被害が出た。心強い連携体制が出来る」とあいさつした。 8業者は他に、県タクシー協会宮崎支部▽宮崎個人タクシー事業協同組合▽県建築協会宮崎支部▽県ホテル協会▽ダイエー▽コメリ災害対策センター。被災者への非常食や飲料水を運んだり、避難所を提供したりする。 業者を代表して塩見修・宮交社長が「バス会社として避難者を支援するのは意義深い仕事。誠心誠意尽くしたい」と述べた。6月6日朝刊

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1.松山市、災害避難情報伝える自動電話の運用開始(産経新聞),産経新聞
RV=58.4 2008/06/07 07:51
キーワード:土砂崩れ,援護,高潮,洪水,システム,民生,高齢,放送,山間,流域

 松山市は、大雨や台風などの災害時に緊急避難情報を高齢者や障害者らに自動で電話で知らせる「音声サポートシステム」を開発し、その運用を始めた。従来の防災無線や携帯電話へのメール配信を補完するシステムで、市消防局は「ほかの通知手段との多角的な運用で、災害時の被害を最小限にしたい」としている。 新システムは、災害時に支援が必要な「要援護者」として市に登録されている独り暮らしの高齢者や障害者らのほか、民生児童委員や協力員など計約1万4000人が対象。大雨や台風などによる河川の洪水や土砂崩れ、高潮などの発生のおそれがある場合に、避難場所を指示する内容の電話を一斉にかける。 災害状況に合わせて消防局員が録音し、対象者の住所もあらかじめ登録されているため、特定の河川流域や海岸沿い、山間部など、被害の危険がある地区のみに緊急情報を流すことが可能。本人が電話に出ない場合は3回まで発信を繰り返す。 市内各地区に設置された防災無線放送よりも情報の伝達が確実になり、携帯電話を使わない高齢者にも避難情報を伝えることができるようになる。 新システムは昨年から約760万円をかけて構築。石手川や重信川流域で洪水の危険がある場合では、周辺の約500人が対象となり、20分ほどで通知できるという。

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1.<天気>寒気影響で不安定 9日夜に東日本などで大雨、落雷、ひょうなどに注意呼びかけ 気象庁(毎日新聞),毎日新聞
RV=48.7 2008/06/09 20:30
キーワード:土砂,竜巻,東日本,都心,雨,非常,本州

 気象庁は9日、上空に強い寒気がある影響で、東日本と近畿地方を中心に大気の状態が非常に不安定になっており、同日夜遅くにかけて1時間に50ミリを超える非常に激しい雨や落雷、竜巻、ひょうが発生しやすい状態になる、と発表した。東京都心部では9日午後7時ごろ、落雷が発生した。 同庁によると、本州の上空約5500メートル付近に氷点下15度の強い寒気が流れ込んでおり、9日夜に関東地方付近を通過する見込みという。同庁は、土砂災害や河川の急な増水への注意を呼びかけている。

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2.元国交省職員に懲役2年6月=台風復旧工事汚職−神戸地裁(時事通信),時事通信
RV=20.1 2008/06/09 11:31
キーワード:被告,判決,神戸

 兵庫県北部に大きな被害をもたらした2004年の台風23号の災害復旧工事に絡む汚職事件で、収賄などの罪に問われた元国土交通省豊岡河川国道事務所係長藤田洋被告(46)の判決公判が9日、神戸地裁で開かれ、五十嵐浩介裁判官は懲役2年6月、追徴金2900万円(求刑懲役4年、追徴金2900万円)の実刑を言い渡した。 五十嵐裁判官は「公私混同し、1年10カ月の間に継続して、多額のわいろを受けている。暗にわいろを要求しており、酌量の余地は乏しい」と非難した。 判決によると、藤田被告は2004年9月から06年7月までに、23回にわたって豊岡市の建設業者から2900万円のわいろを受け取り、ほかの復旧工事で設計金額を漏らした。

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1.4月開通のトンネル付近で土砂崩れ 和歌山・岩出市(産経新聞),産経新聞
RV=64.1 2008/06/10 07:50
キーワード:和歌山,土砂,崩れる,通行,岩出,県道,夕,開通

 8日午後5時ごろ、和歌山県岩出市根来の県道泉佐野岩出線で、道路脇の斜面が長さ15メートル、高さ10メートルにわたって崩れ、土砂が車道の一部を覆った。通行車に被害はなかった。現場は4月に開通した新風吹トンネルの南約50メートルで、県は13日夕まで通行を旧トンネルに切り替える。県道路保全課は「5月下旬の豪雨で地盤がゆるんでいた可能性がある」としている。

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1.中国地方が梅雨入り 中国・四国では大雨で災害に警戒(産経新聞),産経新聞
RV=72.0 2008/06/11 11:41
キーワード:雨量,土砂,竜巻,鹿児島,前線,梅雨入り,夕方,沖縄

 気象庁は11日、中国地方が梅雨入りしたと発表した。平年より5日、昨年より3日遅い梅雨入り。 これまでに沖縄・奄美が5月22日、九州南部と四国が5月28日、近畿、東海、関東甲信が6月2日に梅雨入りしたほか、10日には九州北部が梅雨入りしている。 九州、四国などでは11日、梅雨前線の活動が活発となったため、鹿児島県などで降り始めからの降水量が100ミリを超える大雨となっている。気象庁は12日夕方にかけて、雷を伴う非常に激しい雨が降る恐れがあるとして、土砂災害や浸水、河川の急な増水や氾濫に対する警戒を呼びかけている。また、大気の状態が不安定なため、落雷や突風、竜巻などにも注意が必要だという。 気象庁によると午前9時20分までに、降り始めからの総雨量が鹿児島・吉ケ別府で128ミリを観測したのをはじめ、熊本・五木で123ミリなどとなっているほか、長崎・上大津では直近の1時間20・5ミリの強い雨が降っている。 気象庁では12日午前6時までの24時間に九州北部で200ミリ、九州南部で250ミリにのぼるほか、九州南部ではその後も雨量が増えるとみて警戒を呼びかけている。

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2.九州北部と山口梅雨入り 12日まで大雨の恐れ(西日本新聞),西日本新聞
RV=58.9 2008/06/11 07:06
キーワード:雨量,土砂,降雨,鹿児島,前線,梅雨入り

 福岡管区気象台は10日、九州北部・山口地方が梅雨入りしたとみられると発表した。平年より5日遅く、昨年より3日早い。九州南部はすでに梅雨入りしており、九州地方は本格的な雨の季節となった。 日中には曇りが多かった九州北部も、10日夜までに広範囲で雨となった。長崎市中心部を流れる中島川に架かる眼鏡橋一帯では、青、赤、白など10種類約2500株のアジサイが満開。雨を受け鮮やかさを増していた。 福岡管区、鹿児島地方両気象台によると、梅雨前線は九州の南海上からゆっくりと北上。12日にかけて九州付近に停滞し、活動が活発化する見込み。 11日夕までの24時間予想雨量は、多い所で九州北部200ミリ、九州南部250ミリ。また、12日朝まで、非常に激しい雷雨となる恐れもあり、1時間に多い所では九州北部50ミリ、九州南部60‐70ミリの降雨が予想され、土砂災害や河川のはんらんに警戒を呼び掛けている。=2008/06/11付西日本新聞朝刊=

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3.九州・四国で大雨、土砂災害に警戒 雷雨や竜巻のおそれも(産経新聞),産経新聞
RV=57.3 2008/06/11 10:00
キーワード:雨量,土砂,竜巻,鹿児島,前線,夕方

 九州、四国などでは11日、梅雨前線の活動が活発となったため、鹿児島県などで降り始めからの降水量が100ミリを超える大雨となっている。気象庁は12日夕方にかけて、雷を伴う非常に激しい雨が降る恐れがあるとして、土砂災害や浸水、河川の急な増水や氾濫に対する警戒を呼びかけている。また、大気の状態が不安定なため、落雷や突風、竜巻などにも注意が必要だという。 気象庁によると午前9時20分までに、降り始めからの総雨量が鹿児島・吉ケ別府で128ミリを観測したのをはじめ、熊本・五木で123ミリなどとなっているほか、長崎・上大津では直近の1時間20・5ミリの強い雨が降っている。 気象庁では12日午前6時までの24時間に九州北部で200ミリ、九州南部で250ミリにのぼるほか、九州南部ではその後も雨量が増えるとみて警戒を呼びかけている。

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1.梅雨入り早々大雨被害 天草の総雨量、6月では過去最高 気象台 県内、土砂災害警戒を(西日本新聞),西日本新聞
RV=83.2 2008/06/12 07:07
キーワード:天草,休校,雨量,土砂,崩れる,前線,梅雨入り

 梅雨入り早々の11日、県内は梅雨前線の停滞で大雨に見舞われた。雨は12日昼まで続くとみられ、熊本地方気象台は地盤のゆるみによる土砂災害の警戒を呼び掛けている。 同気象台によると、天草地方では同日夕、降り始めからの総雨量が300ミリを超え、6月として過去最高を記録。 この雨の影響で、天草市で土砂が崩れるなどして民家2棟の一部が破損したほか、御船町で町道の一部が崩落。八代、天草市、苓北町などで床下浸水の被害が発生した。 このほか、県南地方を中心に小学校など18校が授業を打ち切り、下校を早めたほか、人吉高と天草高の定時制が休校。 JR肥薩線、豊肥本線、三角線やくま川鉄道が断続的に運転を見合わせた。天草エアラインも天草‐福岡便など12便が欠航。12日も始発からの3便の欠航を予定している。=2008/06/12付西日本新聞朝刊=

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2.梅雨入り早々大雨被害 天草の総雨量、6月では過去最高 気象台 県内、土砂災害警戒を(西日本新聞),西日本新聞
RV=83.2 2008/06/12 07:07
キーワード:天草,休校,雨量,土砂,崩れる,前線,梅雨入り

 梅雨入り早々の11日、県内は梅雨前線の停滞で大雨に見舞われた。雨は12日昼まで続くとみられ、熊本地方気象台は地盤のゆるみによる土砂災害の警戒を呼び掛けている。 同気象台によると、天草地方では同日夕、降り始めからの総雨量が300ミリを超え、6月として過去最高を記録。 この雨の影響で、天草市で土砂が崩れるなどして民家2棟の一部が破損したほか、御船町で町道の一部が崩落。八代、天草市、苓北町などで床下浸水の被害が発生した。 このほか、県南地方を中心に小学校など18校が授業を打ち切り、下校を早めたほか、人吉高と天草高の定時制が休校。 JR肥薩線、豊肥本線、三角線やくま川鉄道が断続的に運転を見合わせた。天草エアラインも天草‐福岡便など12便が欠航。12日も始発からの3便の欠航を予定している。=2008/06/12付西日本新聞朝刊=

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3.<大雨>家屋倒壊で女性1人死亡 軽トラの1人不明に 大分(毎日新聞),毎日新聞
RV=74.4 2008/06/12 11:39
キーワード:集落,土砂崩れ,土砂,崩れる,前線,大分

 11日午後11時10分ごろ、大分県九重町菅原、調理師、吉光晶信さん(58)方の裏山が高さ約50メートル、幅約10メートルにわたって崩れ、木造平屋の住宅が倒壊。同居していた母益江さん(73)が土砂に巻き込まれ、約7時間後に救助されたが、間もなく死亡が確認された。同県内は11日、梅雨前線の影響で強い雨が降り続き、県中・西部には大雨警報が出ていた。同県臼杵市では水田の見回りに出かけた女性(72)が行方不明になっている。【写真特集】ミャンマーのサイクロン被害 県警玖珠署の調べでは、吉光さん方は2人暮らし。当時、益江さんは裏山に面した部屋で寝ていたという。別の部屋で寝ていた吉光さんは無事だった。現場は約20戸ほどの集落で、近くでは約30年前にも土砂崩れによる死者が出たという。 一方、12日午前6時20分ごろ同県臼杵市野津町西畑の吉田川で、軽トラックが転落しているのを通行人が見つけた。車の所有者で、近くに住む女性(72)が行方不明になっており、消防などが付近を探している。女性は11日午後5時半ごろ、軽トラックを運転し水田の見回りに出かけたという。 九州管区警察局の12日午前9時現在のまとめでは、11日からの雨で、大分、熊本、長崎の3県の計11カ所でがけ崩れが発生。また、熊本県内で住宅など13棟が床下浸水、2棟が一部損壊する被害が出た。【小畑英介、斎藤良太】

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4.大雨 家屋倒壊で女性1人死亡 軽トラの1人不明に 大分(毎日新聞),毎日新聞
RV=74.4 2008/06/12 12:06
キーワード:集落,土砂崩れ,土砂,崩れる,前線,大分

 11日午後11時10分ごろ、大分県九重町菅原、調理師、吉光晶信さん(58)方の裏山が高さ約50メートル、幅約10メートルにわたって崩れ、木造平屋の住宅が倒壊。同居していた母益江さん(73)が土砂に巻き込まれ、約7時間後に救助されたが、間もなく死亡が確認された。同県内は11日、梅雨前線の影響で強い雨が降り続き、県中・西部には大雨警報が出ていた。同県臼杵市では水田の見回りに出かけた女性(72)が行方不明になっている。【写真特集】ミャンマーのサイクロン被害 県警玖珠署の調べでは、吉光さん方は2人暮らし。当時、益江さんは裏山に面した部屋で寝ていたという。別の部屋で寝ていた吉光さんは無事だった。現場は約20戸ほどの集落で、近くでは約30年前にも土砂崩れによる死者が出たという。 一方、12日午前6時20分ごろ同県臼杵市野津町西畑の吉田川で、軽トラックが転落しているのを通行人が見つけた。車の所有者で、近くに住む女性(72)が行方不明になっており、消防などが付近を探している。女性は11日午後5時半ごろ、軽トラックを運転し水田の見回りに出かけたという。 九州管区警察局の12日午前9時現在のまとめでは、11日からの雨で、大分、熊本、長崎の3県の計11カ所でがけ崩れが発生。また、熊本県内で住宅など13棟が床下浸水、2棟が一部損壊する被害が出た。【小畑英介、斎藤良太】

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1.進まぬ土砂災害対策 大雨・九重町崩落事故 県が擁壁緊急設置へ(西日本新聞),西日本新聞
RV=71.1 2008/06/13 07:07
キーワード:集落,土砂崩れ,土砂,臼杵,雨量

 11日深夜に九重町菅原の山あいで起きた崩落事故で、民家にいた吉光益江さん(73)が死亡したことを受け、県と町は12日、現地調査を実施した。進まぬ土砂災害対策。県は、事故が起きた集落での崩落対策の必要性を確認し、擁壁を緊急的に設置する考えを示した。 崩落があった桐木集落を調査をした県砂防課などによると、崩落した要因は(1)山の傾斜面が水をためやすい地質で地盤がもろくなっていた(2)山を走る農業用水路がはんらんし地盤を緩めた(3)倒木の影響でがけ崩れが起きた‐などの可能性が考えられるという。 民家に並行して山が連なる地形の同集落では1978年にも同様の崩落で住民が死亡する事故が起きた。県は当時、がけ崩れによる危険性が高い地域を保護する緊急急傾斜地崩壊対策事業で、集落の一部にコンクリート擁壁を設置していた。 一方で、現場一帯には山に隣接しながら、崩落対策がされていない地域に建つ民家が今も約10戸あり、県は緊急的な防災策が必要と判断。同事業による擁壁設置の考えを示し、国土交通省との事前協議を1週間以内に行うことも決めた。 同日午前には、広瀬勝貞知事も現地を視察。職員から事故の説明を受け、益江さんの親族に励ましの声を掛けた。集落に住む70代女性は「大きな崩落事故が目の前で起きると、安心して眠れない。住民を守る対策を考えてほしい」と話した。■不明女性200人が捜索 軽トラ転落 田の様子見に出掛ける? 臼杵市  軽トラックが転落し近くの農業女性(72)が行方不明になっている臼杵市野津町西畑の吉田川の現場では12日、警察や消防署、住民ら約200人が出て捜索に当たった。 臼杵署によると、女性は11日午後5時半ごろ、現場近くに軽トラックを止め、雨がっぱ姿で立っているのを、通りかかった人が見かけているという。川沿いの道には、車が転落したとみられる跡が残っていた。 軽トラックが止めてあった場所には、女性が耕作する水田があり、近所の男性は「田植えをしてから、あまり日がたっていなかったので、様子を見に出掛けたのだと思う」と話していた。 大分地方気象台によると、野津町では10日の降り始めから12日朝までに192ミリの雨量を観測。11日は午後から、1時間に10ミリ前後のやや強い雨が降り続き、午後5時すぎに大雨警報が出ていた。■工事の完了25% 県内急傾斜地 崩壊危険個所 県「早めの避難を」 土砂崩れで被害が出る可能性が高い「急傾斜地崩壊危険個所」のうち、女性が死亡した九重町菅原の土砂崩れ現場周辺を含む県内約4000カ所でのり面補強など対策工事が必要とされているものの、実際に対策工事が終わったのは全体の約4分の1にすぎない。対策工事には大規模な費用がかかるため、まだまだ時間がかかりそうだ。 県砂防課によると、2003年に選定した県内の急傾斜地崩壊危険個所1万4293カ所のうち、緊急性が高く県の対策工事が必要なのは3954カ所。しかし、08年3月末までに対策工事が終わったのは1010カ所にとどまっている。 県は08年度の当初予算に対策費として約20億8000万円を計上したが、約90カ所分にすぎない。 このため、県砂防課は「土砂災害の人的被害を防ぐには、県のホームページや近くの公民館で危険個所や避難場所を事前に把握してほしい」と強調。(1)小石が斜面から落ちる(2)斜面から水がわき出る(3)川の水が濁る‐など災害の前ぶれに注意し、早く自主避難するように呼び掛けている。=2008/06/13付西日本新聞朝刊=

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2.豪雨:「ドーン」裏山崩れる 九重町で悪夢再び、民家崩壊1人死亡 /大分(毎日新聞),毎日新聞
RV=64.2 2008/06/13 15:01
キーワード:土砂崩れ,降雨,区域,土砂,臼杵,雨量

 11日の豪雨で、九重町では土砂崩れにより女性1人が死亡、臼杵市では、川に転落した軽トラックに乗っていたとみられる女性が行方不明になっている。県内は10日に梅雨入りしたばかり。県は災害対策本部を設置し被害状況の把握に努め、被災自治体では「梅雨本番はこれから」と災害対策の再検討に入った。 ドドッーと崩れ落ちる土砂、バリバリと破壊される民家。11日深夜、九重町菅原、吉光益江さん(73)が裏山の土砂崩れに巻き込まれて亡くなったが、町は比較的少ない雨量でも災害が起きたことにショックを受け、3人の犠牲者と未曽有の流木被害を出した05年7月の集中豪雨を思い起こしながら災害対策の再検討に入った。国の緊急急傾斜地崩壊対策事業の適用を申請する方針。 益江さんは就寝中に自宅に流入した土砂に巻き込まれ、翌12日午前6時ごろ遺体で見つかった。2人暮らしの長男晶信さん(58)は難を逃れた。 被災家屋のすぐ右上の自宅横を大量の土砂がかすめた吉光勇逸さん(54)は「ドーンという大きな音で目覚め、訳が分からなかった。『隣の家がつぶれた』と近所からの電話で外に出ると、益江さん方がつぶれていた。元気に畑仕事をしていたのに」と肩を落とした。 一方、被災家屋から50メートル離れた場所でも78年ごろ、裏山が崩れて1人が亡くなった。町議の竹尾充文さん(63)が当時住んでいた住宅で、母親(当時56歳)が死亡し、子ども2人が生き埋めに。竹尾さんは「長女は間もなく無事に救い出されたが、長男は足の骨の複雑骨折などで車椅子生活を送り、これが遠因なのか、15歳で死んだ」と繰り返された災害に苦痛の表情だった。 現場は熊本県小国町方面に抜ける国道387号から約100メートル入った桐木地区。周辺には約20戸がある。 ◇知事と町長、現場を視察 災害対策の再検討へ 一方、広瀬勝貞知事や坂本和昭町長は12日午前、被災現場を視察した。町の降雨データによると、降り始めの10日午後7時から災害発生時の11日午後11時までの総雨量は157ミリ、時間雨量も直前の午後8〜9時の13ミリが最大。比較的多くはなく、それでも起きた災害に2人は驚いた様子だった。 広瀬知事は「土砂崩れの原因を早急に調査する。県内の危険な急傾斜地は2万カ所。優先順位をつけて対応策を講じたい」と話し、坂本町長は「05年7月の集中豪雨禍の総雨量は600ミリを超え、1時間雨量も最大で84ミリを記録。今回の雨量では、災害発生は想像しにくかった」。 原因について梅田和比古県砂防課長は「崩壊面から上方約5メートルに農業用水路(深さ、幅とも30センチのコンクリート製)があり、雨水があふれて山の斜面に流れ込んだ形跡がある。雨で緩んでいた地盤に染み込み、土砂崩れを引き起こした可能性もある」と分析。 町危機管理・町民安全課によると、町内の土砂災害警戒区域指定は土石流が9カ所、急傾斜地が6カ所。桐木地区はこれに入っておらず、見直しを進めていく方針だ。【楢原義則、中島京】 ◇その他の被害 県のまとめによると、竹田市千引の市道など道路12カ所が、土砂崩れや、規制を超える雨量で通行止めなどの措置が取られた。竹田市植木の住宅1棟では、そばの水路があふれ床下浸水した。また、日田市上津江町の1世帯2人が11日夕から一時、自主的に避難した。 ◇観測史上最大記録、県内3地点の11日雨量 大分地方気象台によると、降り始め(10日午後1時)からの総雨量(12日午前10時現在)は▽竹田市(倉木)221ミリ▽日田市(椿ケ鼻)215ミリ▽豊後大野市(温見)211ミリ――の順に多かった。また、11日の日雨量は▽豊後大野市(温見)176・5ミリ▽臼杵市(出羽)167ミリ▽同市(臼杵)143・5ミリ――の3地点で観測史上最大を記録した。発達した雨雲の移動経路が重なったのが理由とみられる。6月13日朝刊

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1.青森・藤崎で竜巻、住宅4棟損壊 リンゴ畑も被害(河北新報),河北新報
RV=90.8 2008/06/14 06:12
キーワード:集落,竜巻,組合,ハウス,北東,ごみ,渦,住宅

 13日午前10時45分ごろ、青森県藤崎町中野目で竜巻が発生した。県防災消防課のまとめによると、屋根が吹き飛ばされるなど、住宅2棟が半壊、2棟が一部損壊した。ビニールハウスも3棟が全壊し、半壊・一部損壊が4棟。栽培リンゴ113本がなぎ倒された。付近の約2100戸が一時停電した。けが人はなかった。 現場は農業集落の中の住宅地。弘前地区消防事務組合や住民の話によると、竜巻は西側の岩木山方面から近づき、リンゴ畑や住宅を暴風に巻き込み、およそ1分足らずで北東へ通過したという。 現場では飛ばされたトタン屋根が電線に絡まった。家の壁は泥だらけになり割れたガラスなどが住宅の内外に散乱した。 一瞬で屋根などを吹き飛ばした暴風の恐怖に、被害者はおびえた。 屋根や西側の壁がはがされ、最も被害が大きかった住宅内には一人暮らしの女性(78)がいた。駆け付けた町役場職員の息子(47)は「母はショックのために庭先で震えていた。奥の部屋にいたため、けがもなく無事だったのは幸いだ」と話した。 自宅のトタン屋根の一部を飛ばされた農業村上明さん(74)は、1キロほど離れた畑で農作業をしていた。「バチバチ、ガリガリと音がして、100メートル以上もある黒い竜巻が見えた。70年以上暮らしていて竜巻なんて初めて」と驚いていた。 庭いじり中に、背後から近づくごう音で竜巻に気付いたという農業神とみゑさん(73)は「周囲のごみが巻き上がり、渦に巻き込まれたリンゴの木が空に向かってうねって上がっていった」と恐怖を振り返った。◎幅20メートル、長さ50―100メートル、被害域 青森県藤崎町で13日に発生した突風について、青森地方気象台は目撃情報や現地調査などから、竜巻と断定した。県内で被害を伴った竜巻は1976年に八戸市で起きて以来、32年ぶり。 記者会見した同気象台の小室肇技術課長によると、現場付近の上空は当時、強い寒気を伴う低気圧の南下により大気が不安化な状態で、竜巻が発生しやすくなっていた。 現地調査の結果、被害は幅20メートル、長さ50―100メートルの帯状に広がっていた。被害状況から風の強さを判断するレベルでは、6段階のうち下から2番目か3番目とみられるという。 気象庁は3月から竜巻注意情報を発表しているが、今回は情報が出なかった。ドップラーレーダーから得た気象情報と予測資料を基に自動判定し発表するシステムで、小室課長は「今回は条件に満たなかった」と説明した。

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2.青森で「F1」竜巻 民家被害(産経新聞),産経新聞
RV=35.3 2008/06/14 08:01
キーワード:竜巻,ハウス,破損,雷

 13日午前10時50分ごろ、青森県藤崎町中野目で突風が発生した。民家の屋根が飛ばされるなどの被害が出たが、けが人はなかった。同町によると、民家4棟と小屋1棟の屋根や窓が破損、ビニールハウス7棟が壊れるなどした。 青森地方気象台が調査し、竜巻が発生したと断定。竜巻の強さを示す藤田(F)スケールは、ランクのうち下から2番目で風速33〜49メートルの「F1」以上とみられる。発生直前に雷が鳴り、県内各地で積乱雲が観測されるなど、大気が不安定な状態だった。 近所に住む自営業の中村範彦さん(45)は「上が白く、下は土ぼこりだった。自転車よりも速い速度でダーッと流れていった」と話していた。

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1.ニュースワイド:上士幌・大雪山の天然林皆伐 管理優先の林野行政 /北海道(毎日新聞),毎日新聞
RV=93.9 2008/06/15 12:01
キーワード:伐る,皆,森林,林野庁,保護,公園,洗,管内,伐採,火事

 ◇管理優先の林野行政、自然保護認識に甘さ 森林生態系の深刻な破壊が指摘される上士幌町の大雪山国立公園内の天然林皆伐地を5日、道内の4自然保護団体と林野庁、環境省が合同視察した。「04年9月の台風18号で被害が出て、虫害や山火事などの予防と森林の早期回復のため皆伐した」(十勝西部森林管理署東大雪支署)という大規模伐採の現場。視察に合わせて4団体が3〜5日に実施した現地調査に同行し、林野行政の抱える問題を追った。【横田信行】 ■共通認識が… 皆伐現場には一本の立木もない。あちこちに枝や切り株が放置され、重機で山を削った作業道が何本も通る。一面が乾いた茶色になり、台風前までは豊かな森だったことはうかがえない。「なぜ表土層を削り取ったのか。森林環境の体をなしていない」。河野昭一・京大名誉教授(植物生態学)はこう憤る。土壌層流失後にトドマツの苗が植えられたが、すでに枯れたものも少なくない。木々が残る隣接地の地温が7・8度だったことに比べ、皆伐地の地表温度は軒並み30度を超え、河野さんは「夏の乾燥と高温は乗り切れない。トドマツではなくおそまつだ」と嘆いた。 今回の合同視察を計画したのは、十勝自然保護協会▽ザ・フォレストレンジャーズ▽ナキウサギふぁんくらぶ▽大雪と石狩の自然を守る会――の4団体。皆伐した側の林野庁と環境省と一緒に現場を見て共通認識を持ち、今後の林野行政につなげることが目的だったが、違法性を指摘する4団体と、「隣接地に大きな被害はないが、一本残らず風倒していたので皆伐した。自然公園法で認められた通常の管理行為で違反はない」と主張する林野庁、環境省との議論はかみ合わなかった。 ■深まる不信 河野さんは、国内外の森林を長年調査してきた経験から「(これほどの集中的な風倒で乱暴な皆伐は)見たことがない」と首をひねる。今回の調査では、沢を埋めて作ったとされる作業道が増水で著しく洗掘され損傷しているのが確認され、4団体は「本来の流れを工事で変えたためではないか」と指摘する。このほかにも、地下から冷風が吹き出す沢沿いの斜面の風穴が浸食されていたり、また絶滅危惧(きぐ)種の魚・オショロコマにも影響が出ていることも確認、それぞれの調査を求めた。 林野庁は「(作業道については)今年5月の記録的豪雨のため。調査も必要ない」と主張。環境省も正当性を追認した。だが、今回の調査結果を基に疑問点を次々突き付けられた林野庁は「ベストではなかった。画一的にやってしまった」と非を認めざるを得なくなった。それでも、「それが林業と関係あるんですか」と調査を拒否する場面もあり、双方の認識のズレは埋まらなかった。環境省も「行政間でできる手段は限られている」と及び腰だった。 ■鍵は情報公開 貴重な動植物が生息する豊かな生態系を持つ原生的森林は1950年代、森林の38%を占めていたが、02年には11%に減った。自然保護団体や専門家は、伐採地やその隣接地で絶滅危惧種の工事前の学術調査を求めているが、林野庁は応じず天然林の伐採を続ける。 河野さんが代表世話人を務める「日本の天然林を救う全国連絡会議」は5月末、政府と衆参両院に林野庁を解体し、国有林の天然林の保護・管理を環境省に移管することを求める請願書を全国会議員に発送。賛同署名も既に8万5000人を超えたという。 この皆伐は、請願書で無原則な乱伐の典型として掲載されている。合同視察は、批判を解消する好機だったが、林野庁は肝心の皆伐を決めた過程の具体的なデータを提示できなかった。しかも、否定していた被害直後の現場写真やビデオの存在を一転して認め、実際の伐採量との違いを指摘されると「(被害面積を)職員に計る能力がなかった。現実と違う」と調査報告書の信頼性を自ら否定した。調査のための入林を制限する動きも気になる。これでは、行政に求められる情報公開と説明責任の軽視と言われても仕方がない。 合同視察自体については、行政側と自然保護団体が同じスタートラインに立ったと評価したい。しかし、行政側の抜本的な政策と認識の転換がない限り、皆伐で刻まれた森の傷と同様、双方の溝の修復は難しい。……………………………………………………………………………………………………… <メモ> ◇問題とされた今回の皆伐地 十勝管内上士幌町の糠平湖北側の九ノ沢林道近く(24ヘクタール)、タウシュベツ林道近く(9ヘクタール)の2カ所。いずれも大雪山国立公園内で、伐採や地形の改変などの行為に、届け出や許可が必要な第3種特別地域。……………………………………………………………………………………………………… ◇自然保護団体が指摘した主な問題点◇▽20ヘクタールを超える広範囲の一部地域だけですべての木が倒れる局地的被害は前代未聞。しかも、それを証明する現場写真が一枚もない▽洞爺丸台風(1954年)で大被害が出ても皆伐せず放置し自然回復を待った場所で、04年の台風18号ではそれより被害が小さかったのに皆伐した▽風倒木を放置した隣接地で虫害が発生していないのに、皆伐の理由に虫害防止を挙げた▽被害当時の調査書類と実際の伐採面積が大きく食い違う▽皆伐地に向かう作業道を修復する際、タウシュベツ川支流の沢の流れを調査せずに無許可で改変し、かえって沢が荒れた▽絶滅危惧種や国立公園の指定種に関し事前調査をせず、ないとしてきた指定種ハクサンシャクナゲの枯死など実際に影響が出た▽重機で急斜面の表土をはぎ取ったため土壌層が流失。森林生態系が破壊され、森林復元が極めて困難▽皆伐地での植樹に既に相当数の枯死が見られ、樹種や植樹の方法が間違っている6月15日朝刊

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1.富士山測候所:送電線と電柱が破損、研究ピンチ NPOに気象庁「負担せず」 /静岡(毎日新聞),毎日新聞
RV=42.0 2008/06/18 13:01
キーワード:企業,想定,破損,修理,調整,富士山

 富士山山頂の富士山測候所に電力を送る送電線と電柱が強風で破損し、研究の拠点に借りているNPO法人「富士山測候所を活用する会」(東京都、理事長・浅野勝己筑波大名誉教授)が400万円を超す修理費の工面に苦しんでいる。研究のためには電気は絶対必要だが、所有者の気象庁は「契約上、電力設備も含めて借り手の負担」と修理を断っている。 NPOは昨年7月から3年契約で測候所庁舎の一部を賃借。実質的には7〜8月の2カ月間、スタッフや研究者が寝泊りしながら地球環境や高山医学などを研究している。今年も7月初旬から利用する計画だ。 ところが、5月12日、地元のレンジャーが電柱が倒れたり送電線が切れていると通報。NPOが調べた結果、御殿場市内の2合目付近で生命線の6600ボルト送電線を通す電柱6本が折れ曲がるなどしていた。更に、電線の切断や垂れ下がりも見つかり、送電ができない状態になっていた。修理費は最低約430万円かかるという。 気象庁に修理を要請したが、賃貸借の契約書で「貸付物件の修繕個所は自ら費用を負担して行う」とあり、貸付対象に電柱・電線も含まれるとして断られた。修理には1カ月かかり、このままでは7月から研究が始められなくなるため、NPOは資金調達のめどがないまま、今月5日に業者に修理を依頼した。 NPO理事の渡辺豊博事務局長は「電柱の損害は想定外の自然災害で、気象庁に修理してほしかった。地球温暖化防止などの研究の意義を理解いただき、企業などに資金をお願いするほかない」と苦慮している。 気象庁の大林正典企画調整官は「貸与している送電線を国が使うことはなく、気象庁の財政も厳しい。修理は自己負担で対応していただきたい」と説明する。 富士山測候所は1932年から有人観測が始まり、99年にレーダー観測が終了。04年から無人観測に切り替わった。現在は太陽光を利用した観測で、送電は必要ない。9月末で同測候所の名称が廃止され、10月から「富士山特別地域気象観測所」になる。【安味伸一】6月18日朝刊

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2.嘉穂劇場子どもキャンプ:参加小学生100人を募集−−来月19、20日 /福岡(毎日新聞),毎日新聞
RV=31.4 2008/06/18 15:01
キーワード:劇場,保護,保険,水害

 ◇花道でボウリング 夜は「奈落」など探検 木造芝居小屋で一夜を過ごす「嘉穂劇場子どもキャンプ」が7月19、20日、飯塚市の同劇場である。「回り舞台」を回し、夜は升席の畳の上で眠るなど、劇場を体感できる企画が盛りだくさん。参加する小学生約100人を募集している。【井上元宏】 03年7月19日の集中豪雨で大被害を受けた劇場が、水害の教訓と日本の伝統文化を伝えようと、復興後の05年から始めた。 キャンプでは最初に劇場を運営するNPO法人・嘉穂劇場の伊藤英昭理事長が劇場の歴史や03年の水害の記憶を話す。その後は楽しい企画のオンパレードで、手動の回り舞台を回し、花道を使ったボウリング大会がある。夜は怪談を聞いた後、劇場の「奈落」などを探検する。 募集対象は小学校1〜6年の男女。1、2年は原則保護者同伴で保護者は2階から見学する。参加費は1人2500円(食事、保険料など)で、米1合と寝具を持参すること。 応募方法は、官製はがきに参加希望者全員(1枚で5人まで可)の氏名、学年、学校名と保護者の氏名、郵便番号、住所、電話番号を明記して、〒820―0066、飯塚市幸袋526の1の304「嘉穂劇場運営支援事務局」へ。7月4日必着。100人を超えた場合は抽選。問い合わせは同事務局0948・25・2226。〔筑豊版〕6月18日朝刊

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1.九州北部激しい雨 黒木町で男性重体(西日本新聞),西日本新聞
RV=79.7 2008/06/19 15:07
キーワード:福岡,崩れる,大分,土砂,前線,梅雨,雨量,始め,熊本

 梅雨前線の活発化で、九州北部地方は19日未明から局地的に激しい雨が降った。佐賀県嬉野市で最大時間雨量81・5ミリに達し、同地点での観測史上最高を記録。福岡、佐賀、長崎、熊本、大分の各県に大雨洪水警報が出され、福岡管区気象台によると、福岡県内は19日夕までに多い所で1時間に90ミリの猛烈な雨の恐れがあるという。 降り始めから正午までの総雨量は佐賀市181ミリ、福岡県黒木町164ミリ、同県久留米市160ミリに達している。 この雨の影響で福岡県黒木町で水田の側溝を清掃していた男性(69)が流され、頭を強く打って意識不明の重体となった。また、同県内では筑後市で4棟、久留米市で3棟、八女市、立花町でそれぞれ2棟が床下浸水。久留米市安武町武島の筑後川沿いの堤防ののり面が一部壊れた。 佐賀県内では道路約100カ所が冠水し、佐賀市で2棟が床上浸水、50棟が床下浸水。有田町では町道沿いの斜面が崩れ、土砂が民家に流入した。 JRが久大線と日田彦山線、佐世保線などで一時運行を見合わせた。=2008/06/19付西日本新聞夕刊=

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2.<九州北部>大雨で冠水 筑後川の堤防崩れる(毎日新聞),毎日新聞
RV=54.3 2008/06/19 11:52
キーワード:福岡,崩れる,土砂,前線,梅雨,雨量

 九州北部・山口地方は19日午前、時折局地的な大雨に見舞われ、佐賀市の一部で床下浸水や道路冠水などの被害が出たほか、福岡県久留米市の筑後川の堤防で一部が崩れるなどした。梅雨前線の停滞による影響で、同日夜には再び大雨となる恐れがあり、福岡管区気象台は土砂災害などへの注意を呼びかけている。【関連写真特集】車が、人が大雨で水に 被害の写真特集 福岡管区気象台によると、午前6−7時の時間雨量は、福岡県黒木町で54ミリ、柳川市で52ミリを記録。久留米市内では午前2時過ぎから9時までの総雨量が152ミリに達した。九州北部は20朝までの1日雨量が200ミリに達すると予想される。

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3.九州北部で記録的豪雨=1時間で100ミリ超−気象庁(時事通信),時事通信
RV=34.9 2008/06/19 13:00
キーワード:福岡,前線,梅雨,熊本

 九州北部に停滞している梅雨前線の活動が活発化し、19日午前、福岡、熊本両県で1時間に約110ミリ、佐賀県で約100ミリの雨が降り、佐賀県の観測所2カ所で、過去最も多い1時間降水量を記録した。 

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1.九州北部で大雨 佐賀市の道路 100か所冠水(西日本新聞),西日本新聞
RV=61.1 2008/06/20 07:07
キーワード:佐賀,福岡,大分,崩れる,久留米

 活発化した梅雨前線の影響で、九州北部は19日未明から局地的に激しい雨に見舞われ、佐賀県や福岡県などで床上・床下浸水、道路の冠水、がけ崩れなどが相次いだ。福岡管区気象台によると、梅雨前線は対馬海峡付近に停滞し、九州北部を中心に20日明け方から夕方にかけて再び強い雨になる恐れがあるという。 19日の降り始めから午後7時までの雨量は、佐賀市182ミリ▽大分県日田市170、5ミリ▽福岡県黒木町165ミリ▽同県久留米市162ミリ‐など。最大時間雨量では、佐賀県嬉野市で81、5ミリ、佐賀市で69ミリに達し、それぞれ観測史上最高を記録した。 大雨の影響で、佐賀県では8棟が床上浸水し、108棟が床下浸水。佐賀市内の道路約100カ所が冠水し、30カ所で通行止めとなった。有田町では民家裏の斜面が崩れ、土砂が民家に流入した。福岡県でも久留米市などで床下浸水15棟、道路冠水53件、がけ崩れ7件が発生した。 JR九州は、日田市で線路に土砂が流入した久大線をはじめ佐世保線、筑肥線の一部区間で運転を見合わせた。 同気象台によると、20日夕にかけ、九州北部の多い所では1時間に40ミリの激しい雨となり、同日夕までの24時間雨量は多い所で150ミリに達する見通し。=2008/06/20付西日本新聞朝刊=

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2.<大雨>九州北部、20日も大雨のおそれ 土砂災害など警戒呼びかけ(毎日新聞),毎日新聞
RV=61.1 2008/06/20 11:53
キーワード:佐賀,福岡,大分,崩れる,久留米

 九州北部・山口地方は19日午前、時折局地的な大雨に見舞われ、19日朝から佐賀市などで床上・床下浸水や道路冠水などの被害が出たほか、福岡県久留米市の筑後川の堤防で一部が崩れるなどした。梅雨前線の停滞の影響によるもので、福岡管区気象台は九州北部では20日夕方にかけて再び激しい雨の降る恐れがあるとして、土砂災害や河川のはんらんなどへの厳重な警戒を呼びかけている。 18日午後11時から19日午後3時までの総雨量は、佐賀市182ミリ▽大分県日田市170ミリ▽福岡県黒木町165ミリ▽長崎県佐世保市146ミリ−−を記録。20日午後6時までの24時間雨量は多いところで、熊本県で200ミリ、福岡、長崎、大分各県で150ミリ、山口、佐賀両県で100ミリと見込まれている。

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3.大雨:梅雨前線、各地で大暴れ 家屋浸水、がけ崩れなど被害相次ぐ /福岡(毎日新聞),毎日新聞
RV=32.9 2008/06/20 13:02
キーワード:福岡,崩れる,久留米

 ◇黒木165、久留米161.5、柳川97.5ミリ−−午前0時〜午後4時の総雨量 活発な梅雨前線の影響で、筑後地区は19日、未明から大雨となり、各地で家屋への浸水や道路冠水、がけ崩れなどの被害が相次いだ。 福岡管区気象台によると、19日午前0時から午後4時までの総雨量は、黒木町で165ミリ▽久留米市で161・5ミリ▽柳川市で97・5ミリを記録。特に、同日午前6時からの1時間では、黒木町で54・5ミリ▽柳川市で52ミリ▽久留米市で42ミリの強い雨を観測した。 県消防防災課によると、この雨の影響で、同日午後6時現在、筑後地区の14棟(大川市5、久留米市4、八女市、立花町各2、うきは市1)で床下浸水の家屋被害が出た。また、道路の冠水・損壊は63件(久留米市33、大川市、星野村各7、筑後市6、八女市5、広川町2、小郡市、黒木町、矢部村各1)となった。 一方、がけ崩れは6件起き、このうち黒木町では、同町今の県道脇のがけが高さ10メートル、幅10メートルにわたって崩れ、道路の一部を土砂が覆い、片側通行となった。 同気象台によると、県内で19日午後6時から20日午後6時までに多い所で150ミリの雨量が予想され、引き続き土砂災害などへの注意を呼び掛けている。【松尾雅也】〔筑後版〕6月20日朝刊

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1.<梅雨前線>熊本を中心に九州で豪雨、各地で被害(毎日新聞),毎日新聞
RV=131.1 2008/06/21 14:44
キーワード:佐賀,天草,福岡,城市,熊本,宇土,大分,崩落,土砂崩れ

 九州北部に停滞する梅雨前線の影響で、熊本県は21日未明から中部の宇土市や宇城市を中心に激しい雨が断続的に降り、土砂崩れや河川の増水に伴って住民の避難や列車の運休などが相次いだ。梅雨前線は22日未明に南下し、前線上を低気圧が通過して再び豪雨が予想されるため、各地の気象台は厳重な警戒を呼び掛けている。 熊本地方気象台によると、21日午前11時までの24時間雨量は甲佐町で261ミリ、宇城市三角町で218ミリに達した。 宇城市などで計3棟が床上浸水、29棟が床下浸水した。宇土市と苓北町などの6市町で計14世帯23人が公民館などに自主避難した。同気象台は熊本、宇城・八代、天草地方などに大雨洪水警報を出して注意を呼び掛けた。また、長崎県島原地方でも大雨洪水警報が出され、福岡県筑後、筑豊地方▽大分県西部▽佐賀県鳥栖、多久地区には大雨警報が出た。 JR鹿児島線は、熊本県富合町の潤川が増水し、線路に水が流れ込む恐れがあるとして、21日午前9時前から川尻−宇土間で上下線とも運転を見合わせた。このため、下りは熊本で折り返し運転をしている。JR三角線(宇土−三角)も、宇城市三角町でがけが高さ約30メートル、長さ約30メートルにわたって崩落し、線路をふさいだため始発から運転を見合わせた。 JR後藤寺線も21日午後1時前に、新飯塚−田川後藤寺間で運転を見合わせた。 道路は、九州自動車道が御船−八代インター間で、午前8時45分から通行止めに。宇土市の国道57号が路肩崩落の恐れがあるとして全面通行止めとなった。【遠山和宏】

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2.<大雨>梅雨前線停滞 熊本で土砂崩れ、河川増水(毎日新聞),毎日新聞
RV=82.5 2008/06/21 12:01
キーワード:天草,城市,熊本,宇土,崩落,土砂崩れ

 九州北部に停滞する梅雨前線の影響で、熊本県は21日未明から中部の宇土市や宇城市を中心に激しい雨が断続的に降り、土砂崩れや河川の増水に伴って住民の避難や交通機関の運休などが相次いだ。 熊本地方気象台によると、20日の降り始めから21日午前10時までの総雨量は甲佐町で246ミリ、宇城市三角町で225ミリに達した。 宇城市などで計3棟が床上浸水、28棟が床下浸水。宇土市と苓北町で計2世帯4人が公民館などに自主避難した。同気象台は熊本、宇城・八代、天草地方などに大雨洪水警報を出して注意を呼び掛けた。 JR鹿児島線は、熊本県宇土市の潤川が増水し、線路に水が流れ込む恐れがあるとして、午前8時53分から川尻−宇土間で上下線とも運転を見合わせた。このため、下りは熊本で折り返し運転をし、上りは新八代で停車している。JR三角線(宇土−三角)も、宇城市三角町でがけが高さ約30メートル、長さ約30メートルにわたって崩落し、線路をふさいだため始発から運転を見合わせた。 道路は、九州自動車道が御船−八代インター間で、午前8時45分から通行止めに。宇城市の国道266号や宇土市の国道57号が、土砂崩れなどで全面通行止めとなった。【遠山和宏】

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3.22日まで大雨の恐れ 九州(西日本新聞),西日本新聞
RV=73.5 2008/06/21 07:07
キーワード:佐賀,福岡,熊本,大分,久留米

 対馬海峡付近に停滞した梅雨前線の影響で、九州北部は20日も朝から昼すぎにかけて局地的に激しい雨が降った。21日も前線が停滞し、昼ごろから再び雨脚が強まる恐れがあるという。降り始めからの雨量が200ミリを超えた所もあり、気象庁は引き続き、土砂災害や浸水への警戒を呼び掛けている。 福岡管区気象台によると、18日深夜の降り始めから20日午後7時までの雨量は、大分県日田市274ミリ▽佐賀市226ミリ▽福岡県久留米市208ミリ▽同県黒木町203ミリ▽熊本県阿蘇市182ミリ▽長崎県佐世保市169ミリ‐など。 九州南部でも21日朝にかけて激しい雨となり、いったん小康状態になった後、同日夜から22日にかけて再び大雨が予想されるという。 21日午後6時まで24時間の予想雨量は、各県の多い所で、鹿児島180ミリ▽熊本一50ミリ▽福岡、大分120ミリ▽佐賀、長崎100ミリ‐の見通し。=2008/06/21付西日本新聞朝刊=

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1.九州 激しい雨続く 熊本でJR、道路が不通(西日本新聞),西日本新聞
RV=117.4 2008/06/22 07:07
キーワード:佐賀,城市,熊本,福岡,宇土,大分,崩れる,三角

 活発な梅雨前線の影響で九州地方は21日未明から激しい雨が続き、熊本県宇城市三角町で6月としては過去最高の1時間雨量56.5ミリを記録した。22日午後にかけ雨は続く見込みで、18日の降り始めからの総雨量が400ミリに迫るところもあり、気象庁は土砂災害や浸水への警戒を呼びかけている。 長崎県雲仙市小浜町では21日午前10時前、民家裏手の斜面上にある畑が崩れ、直径約2メートルの岩などが屋根を突き破って屋内に転がり落ちた。けが人はなかった。 熊本県でもがけ崩れや浸水被害が相次ぎ、宇城市のJR三角線では土砂が線路に流入するなどして断続的に不通になった。鹿児島線熊本‐宇土間は河川の水位上昇により午前9時から約7時間運転を見合わせ列車が運休。九州自動車道の御船‐八代両インターチェンジ間も、激しい雨で断続的に通行止めになった。 18日深夜から21日午後8時までの総雨量は、大分県日田市393ミリ▽熊本県甲佐町366ミリ▽福岡県添田町327ミリ▽佐賀市295ミリ▽長崎県佐世保市244ミリなど。22日午後6時までの24時間雨量は多いところで九州北部250ミリ、南部200ミリと予想されている。=2008/06/22付西日本新聞朝刊=

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2.<大雨>裏山崩れ男性重体 熊本・多良木(毎日新聞),毎日新聞
RV=44.4 2008/06/22 08:07
キーワード:城市,熊本,崩れる

 九州に停滞した活発な梅雨前線の影響で、熊本県南部は22日未明まで断続的に激しい雨が降った。多良木町では、同日午前4時半ごろ、農業、豊永賢二さん(54)方の裏山が幅30メートル、高さ10メートルにわたって崩れ、土砂が家の中に流れ込んだ。寝ていた介護助手の悠里さん(24)が逃げ遅れて生き埋めになった。悠里さんは救出されたが、意識不明の重体。豊永さん夫婦ら3人は逃げて無事だった。 人吉市では、球磨川の水位が上がってはんらんの恐れがあるため、828世帯2009人に避難勧告が出た。また、八代市や宇城市、あさぎり町など8市町村で25世帯42人が自主的に避難している。【遠山和宏】

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3.大雨 裏山崩れ女性重体 熊本・多良木(毎日新聞),毎日新聞
RV=44.4 2008/06/22 09:06
キーワード:城市,熊本,崩れる

 九州に停滞した活発な梅雨前線の影響で、熊本県南部は22日未明まで断続的に激しい雨が降った。多良木町では、同日午前4時半ごろ、農業、豊永賢二さん(54)方の裏山が幅30メートル、高さ10メートルにわたって崩れ、土砂が家の中に流れ込んだ。寝ていた長女で介護助手の悠里さん(24)が逃げ遅れて生き埋めになった。悠里さんは救出されたが、間もなく死亡した。豊永さん夫婦ら3人は逃げて無事だった。 人吉市では、球磨川の水位が上がってはんらんの恐れがあるため、828世帯2009人に避難勧告が出た。また、八代市や宇城市、あさぎり町など8市町村で25世帯42人が自主的に避難している。【遠山和宏】

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1.熊本で女性死亡 九州各地大雨被害(西日本新聞),西日本新聞
RV=72.2 2008/06/23 07:07
キーワード:熊本,福岡,大分,久留米,土砂崩れ

 梅雨前線の活発化に伴う九州地方の激しい雨は22日、峠を越えたが、熊本県内で土砂崩れにより1人が死亡し、福岡、熊本、宮崎、鹿児島の4県で床上・床下浸水などの被害が出た。 このうち、熊本県では同日午前、人吉市など3市町で1086世帯、2648人に避難勧告が出された。 がけ崩れも相次ぎ、九州管区警察局のまとめでは、熊本、福岡県など計31カ所で発生。熊本県多良木町では就寝中の女性(24)が民家に流れ込んだ土砂に埋まって亡くなった。 JR九州は同日午前、肥薩線と日南線の一部で運転を見合わせ、九州自動車道なども一部区間で通行止めになった。 福岡管区気象台によると、18日深夜の降り始めから22日午前10時までの雨量は、熊本県甲佐町436ミリ▽大分県日田市417ミリ‐など。 福岡県内では、19日未明の降り始めから22日午後4時までの雨量が、添田町338ミリ▽黒木町320ミリ▽久留米市319ミリ▽那珂川町306ミリになった。添田町や久留米市の雨量は6月の月間降水量(平均値)の90%を超えた。 九州では24日、再び梅雨前線が北上し、広い範囲で雨が降る見通し。=2008/06/23付西日本新聞朝刊=

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2.和歌山県南部で激しい雨 交通機関に影響(産経新聞),産経新聞
RV=68.8 2008/06/23 07:50
キーワード:新宮,和歌山,那智勝浦,崩落,土砂崩れ

 活発化した梅雨前線と低気圧の影響で、和歌山県南部を中心に22日朝から正午にかけて激しい雨が降り、土砂崩れなどの被害が発生したほか、交通機関にも影響が出た。 和歌山地方気象台によると、古座川町と那智勝浦町では午前11時までの時間雨量が59ミリに達した。白浜町でも42ミリ、新宮市では35ミリの時間雨量を記録した。 田辺市本宮町上切原では民家の裏山が幅5メートル、高さ10メートルにわたって崩落。すさみ町太間川では民家の石垣が崩れる被害が出た。いずれもけが人はなかった。 JR紀勢線は御坊−紀伊由良間で時間雨量が50ミリを超えたため、午前8時35分から約2時間にわたって運転を見合わせた。上下線8本に最大94分の遅れが出て約3000人に影響した。また、南紀白浜空港では濃霧のため羽田発1381便と折り返しの羽田行き1382便が欠航となった。

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3.大雨:県内豪雨 3市町で2648人避難勧告 総雨量400ミリ超も /熊本(毎日新聞),毎日新聞
RV=47.3 2008/06/23 15:01
キーワード:熊本,城市,土砂崩れ

 ◇1人死亡、213棟浸水 県内は22日未明まで南部を中心に激しい雨が降った。多良木町黒肥地で介護助手、豊永悠里さん(24)が生き埋めになって死亡した。人吉、八代市など3市町で最大時、1086世帯の2648人に避難勧告が出た。宇城市やあさぎり町など10市町村では、39世帯76人が自主避難した。【遠山和宏、高橋克哉】 熊本地方気象台によると、湯前町横谷で22日午前3時からの1時間に70ミリの猛烈な雨が降るなど、局地的に豪雨となった。19日朝の降り始めから22日午前7時までの総雨量は、甲佐町436ミリ▽湯前町横谷403ミリ▽山都町384ミリ――を記録した。大雨を降らせた梅雨前線は南下し、大雨や洪水の警報は22日午後1時すぎまでにすべて解除された。23日は晴れる見通し。 多良木町は22日午前3時からの1時間に52ミリの雨が降った。死亡した豊永さんは、裏山の崩れた土砂に、寝ていた部屋を直撃された。救出作業をした近所の男性(30)は「家の中は約1メートルの土砂で埋まっていた」と話した。親戚の女性は「土砂崩れは初めて。家族も予想できなかったと思う」と肩を落とした。 人吉市内の球磨川は21日深夜から水量が増加し、22日午前4時ごろに「はんらん危険水位」を越えた。市は流域の2494人に避難勧告を出し、86人が学校などに避難した。 県のまとめによると、大雨による被害は、家屋の一部損壊3棟▽床上浸水25棟▽床下浸水188棟となった。 九州自動車道は御船―えびの間が一時全面通行止めになった。JR肥薩線も八代―吉松間で一時運転を見合わせた。6月23日朝刊

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1.大雨に備え連携確認/相模川下流域の3市町(カナロコ),カナロコ
RV=41.2 2008/06/24 20:10
キーワード:マップ,水位,冠水,予報

 本格的な梅雨と台風シーズンに備え、平塚と茅ケ崎、寒川の三市町による初の災害合同図上訓練が二十四日、それぞれの庁舎内で行われた。相模川下流域の自治体間と関係機関との連絡体制を確認することが狙いで、相模川の水位上昇による避難勧告の発令方法なども検証した。 訓練は、昨年九月七日、県西部を通過した台風9号の豪雨により、相模川下流域に洪水予報が出て、三市町で約二万世帯に避難勧告が発令された際、市町間の連携が十分発揮できなかった教訓を踏まえ、国交省と県の関係機関も参加して行われた。 台風の影響で梅雨前線が活発化し、午後七時十分に横浜気象台から大雨・洪水・暴風警報が発表され、川の水位上昇が見込まれると想定。京浜河川事務所や住民からの情報に基づき水位、停電や道路冠水個所などの情報を防災マップに記すとともに、避難勧告発令時刻などについて近隣市町間で連絡に当たった。 平塚市では、防災危機管理課の職員十一人が、市風水害体制マニュアルを活用し、部内での連絡体制や担当業務を確認していた。同課の担当者は、「市町間にホットラインを開設するなど、連絡方法を効率化するような改善点がありそう」と話し、茅ケ崎市防災対策課では、「市民から多くの災害情報が入ってくるので職員の役割分担の徹底が必要」などと課題を説明していた。

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2.大雨:国交省佐賀河川事務所「導水効果あった」 浸水400ヘクタール軽減 /佐賀(毎日新聞),毎日新聞
RV=35.9 2008/06/24 16:02
キーワード:佐賀,放流

 ◇被災市民には不満も 国土交通省佐賀河川総合開発工事事務所は23日、梅雨前線による19日からの大雨の際、洪水を調整する「佐賀導水」が効果を発揮したと発表した。400万トンの水を排出し、浸水面積を400ヘクタール軽減したと試算した。ただし、佐賀市内などでは住宅や店舗の浸水被害も起きており、手放しで喜べそうにはない。 同事務所によると、佐賀導水は佐賀平野に降った雨を嘉瀬、城原、筑後の3川に放流し、市街地への流入を防ぐ目的。市街地上流側に導水路を敷設し、3川を結んでいる。 一部を除いて完成済みで、今回の大雨では19日朝から23日午後まで8カ所のポンプをフル稼働させた。 だが、19日には佐賀市内で約60棟が床上・床下浸水している。被災した市民から不満が出ているのも事実で、同事務所の宮崎寛章・技術副所長は「導水だけで水害をなくすのは難しい。中心市街地の曲がりくねった水路を広げるなどの改修も必要」と話している。 県はこの日、大雨による道路や農作物の被害が計1億6360万円に上ったと発表した。【上田泰嗣】6月24日朝刊

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3.<御巣鷹の尾根>土砂崩れで登山道通行止め 迂回ルート検討(毎日新聞),毎日新聞
RV=23.7 2008/06/24 13:25
キーワード:ダム,土砂崩れ

 520人が犠牲になった85年の日航ジャンボ機墜落事故の現場となった群馬県上野村の「御巣鷹(おすたか)の尾根」に通じる村道が、大雨による土砂崩れで通行できなくなったことが分かった。復旧には長期間かかる見通しで、8月の慰霊登山を前に村などは長野県側からの迂回(うかい)ルートなどを検討している。 土砂崩れがあったのは同村中之沢地区の村道。幅40メートル、高さ50メートルにわたり土砂が崩れ落ちているのが23日に見つかった。もともと御巣鷹の尾根への登山に使っていた別の村道は、今年4月の大雨で同村楢原地区で土砂崩れが起き、通行止めのまま。村などは今回土砂崩れが起きた村道を迂回ルートとして検討していた。 慰霊登山に向け、村などは長野県南相木村を通るダムの作業道が利用できないか早急に検討する。【畑広志】

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1.大雨:唐津でがけ崩れ 被害2億3830万円−−県発表 /佐賀(毎日新聞),毎日新聞
RV=80.6 2008/06/26 16:01
キーワード:佐賀,土砂崩れ,崩れる,裏山,がけ崩れ,活発,梅雨

 25日午後2時15分ごろ、唐津市肥前町田野乙、団体職員、上田一生さん(51)方の裏山が幅10メートル、高さ8メートルにわたって崩れた。土砂は上田さん方のフェンスを破って敷地内に流入したが、けが人や家屋への被害はなかった。がけ崩れは、梅雨前線の活動が活発化して県内各地に大雨をもたらした19、21日の雨で地盤がゆるんだためとみられる。 県などによると、現場周辺の3世帯16人が、親類宅などに自主避難した。 一方、県は25日、今回の大雨被害額が、計2億3830万円に上ったと発表した。 19日の被害は、農作物被害3530万円を含む計9150万円。21日には土砂崩れなどが多く発生し、被害額は農業用施設(8300万円)を中心に、計1億4680万円に上った。 アスパラガスやキュウリ、トマトなどの野菜類は、佐賀市から武雄市にかけて計54・9ヘクタールの浸水被害があった。【高芝菜穂子、上田泰嗣】6月26日朝刊

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2.台風被害詐欺:首謀者の被告に懲役9年の判決−−宮崎地裁 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=27.4 2008/06/26 15:01
キーワード:被告,保険,判決

 台風被害を装い、保険会社から多額の保険金をだまし取ったなどとして詐欺罪などに問われた日南市岩崎2、会社社長、遠藤浩介被告(54)の判決公判が25日、宮崎地裁であり、神谷厚毅裁判官は懲役9年(求刑・懲役10年)を言い渡した。 一連の詐欺事件の首謀者とされる遠藤被告に対し、神谷裁判官は「各犯行において主導的な立場におり、共犯者らにそれぞれの地位や知識に応じた役割分担をさせるなど、極めて巧妙で悪質な犯行だ」と述べた。 判決によると、遠藤被告は04年、05年の台風で、被告所有の家屋などが浸水して被災したように装い、保険金計約2500万円をだまし取った。また、06年3月ごろ、南郷町に係留中の被告の会社所有の船につないであった送電線が切れたことを悪用し、船が浸水したように見せかけて多額の修理費を九州電力に要求。「要求が不当だ」と民事提訴した九電から和解金3000万円をだまし取るなどした。6月26日朝刊

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1.週末から月曜にかけ、九州から東日本で激しい雨の恐れ(産経新聞),産経新聞
RV=67.6 2008/06/27 17:42
キーワード:活発,梅雨,夕方,昼前,前線,東日本,九州,南海,空気,雷

 気象庁は27日、九州から東日本の広い範囲で28日から30日にかけて、梅雨前線が活発化するのにともない、雷をともなう激しい雨が降る恐れがあるとして、河川の増水や土砂災害、低地での浸水などに対する警戒を呼びかけた。 本州の南海上から日本の東に伸びる梅雨前線に沿って低気圧が進むのにともない、暖かく湿った空気が流れ込むためで、九州北部では28日昼前から、九州南部では同日夕方から、四国、中国、近畿では同日夜から雨となる見込み。東日本では29日から雨が降り始め、各地で1時間に30ミリから50ミリの激しい雨になることが予想される。 28日18時までに予想される24時間降水量は、九州北部の多いところで150ミリ、南部も多いところで100ミリ程度になる見込み。

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1.30日にかけ西〜東日本で大雨=落雷、突風にも注意−気象庁(時事通信),時事通信
RV=52.9 2008/06/28 22:00
キーワード:活発,昼前,梅雨,東日本,岩手,地震,九州

 気象庁は28日午後、梅雨前線が活発となっているため、30日にかけて西日本と東日本で雷を伴った激しい雨が降り、大雨になる見込みだとして警戒を呼び掛けた。土砂災害や河川の増水のほか、落雷や突風にも注意が必要という。 また岩手・宮城内陸地震の被災地付近でも29日昼前から雨が降り始め、30日にかけて断続的にやや強い雨が降る可能性がある。 気象庁によると、東シナ海から九州付近を通って日本の東に延びている梅雨前線は次第に北上し、29日にかけ西日本から東日本にかかる見込み。 29日午後6時までに予想される24時間の降水量は、九州北部の多い所で300ミリ、四国、近畿、東海で200〜250ミリ、九州南部、中国、北陸、関東甲信で150〜180ミリ。地震被災地付近は40ミリ。 

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2.近畿、豪雨の恐れ(産経新聞),産経新聞
RV=39.0 2008/06/28 15:53
キーワード:活発,昼前,梅雨,東日本,九州

 梅雨前線の活動が活発になり西日本と東日本で雷を伴った激しい雨が降る恐れがあるとして、気象庁は28日、土砂災害や河川の増水に警戒するよう呼び掛けた。落雷や突風にも注意が必要だという。気象庁によると、29日にかけ西日本から東日本に延びる梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発になる見込み。 近畿、九州、四国は29日夜まで、東日本は29日昼前から30日未明まで、それぞれ雷を伴って1時間に30〜60ミリの非常に激しい雨が降る所があるという。 29日朝までの24時間予想雨量は、いずれも多い所で、九州北部250ミリ、九州南部と四国150ミリ、中国地方100ミリ。

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3.九州から東日本、大雨に注意=梅雨前線が活発化−気象庁(時事通信),時事通信
RV=38.2 2008/06/28 09:01
キーワード:活発,北東,梅雨,東日本,九州

 気象庁は28日、梅雨前線が活発化するため、九州から東日本の広い範囲で30日にかけて大雨になると発表した。雷を伴い、1時間に30〜60ミリの非常に激しい雨が降る所がある。土砂災害や河川の増水、突風に注意が必要という。 東シナ海の梅雨前線上の低気圧が北東へ進むため、前線が次第に北上し、活発化する見込み。九州、四国、中国地方では29日まで、近畿では29日、東日本では29日から30日まで、大雨の恐れがある。 29日午前6時までの24時間予想雨量は、多い所で、九州北部が250ミリ、九州南部と四国が150ミリ、中国が100ミリ。

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1.九州各地で大雨 那珂川町で118ミリ(西日本新聞),西日本新聞
RV=59.9 2008/06/29 10:43
キーワード:佐賀,福岡,活発,始め

 活発な梅雨前線の影響で九州地方は28日、北部を中心に各地で大雨になった。梅雨前線は同日夕から29日にかけて九州北部で活発化し、その後、九州南部に南下する見込み。このため、九州各地で1時間に30‐50ミリ、局所的には70ミリの非常に激しい雷雨になる恐れがある。各気象台は土砂災害などへの警戒を呼び掛けている。 各気象台によると、28日の1時間の最大降水量は長崎県大村市51ミリ、佐賀県唐津市和多田46ミリ、福岡県前原市25、5ミリ、同県飯塚市17、5ミリ、福岡市14、5ミリ‐など。同県内で降り始めから同日午後11時までの総雨量が100ミリを超えたのは那珂川町九千部山118、5ミリ。29日午後6時までの24時間予想降水量は九州北部の多い所で300ミリ、南部で150‐180ミリに達する見込み。=2008/06/29付西日本新聞朝刊=

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2.高知・魚梁瀬で350ミリ超=東海、関東でも激しい雨−気象庁(時事通信),時事通信
RV=34.0 2008/06/29 19:00
キーワード:活発,静岡,岩手,地震

 活発な梅雨前線の影響で、西日本から東日本は29日、大雨となった。気象庁によると、高知県馬路村の魚梁瀬観測所で午後5時ごろまでの24時間に降水量が352.5ミリを記録、安芸市では311ミリとなり観測記録を更新した。東海、関東地方でも、静岡県東伊豆町で1時間に68.5ミリなど非常に激しい雨となった。 同庁は、土砂災害や河川の増水への警戒に加え、落雷、突風への注意を呼び掛けている。前線の南下に伴い、大雨は30日未明までに終息する見込み。 岩手・宮城内陸地震の被災地付近では、同日明け方にかけ、断続的にやや強い雨が降ると予想される。同日午後6時までの24時間降水量は多い所で50ミリが見込まれる。

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3.<大雨>徳島で裏山崩れ、民家1棟全壊 浸水や避難勧告も(毎日新聞),毎日新聞
RV=30.2 2008/06/29 21:37
キーワード:崩れる,活発,裏山

 西日本で28日に降り始めた雨は四国の太平洋側などで激しくなり、徳島県美波町で29日朝、民家の裏山が崩れて1棟が全壊し、住人の女性2人が足に軽傷を負うなどの被害が出た。徳島、高知両県で計189棟が浸水したほか、徳島県阿南市では一時、67世帯128人に避難勧告が出た。 美波町で29日未明に1時間96ミリ、高知県では安芸市で29日午前2時までの1時間に83ミリの雨量をそれぞれ観測した。雨の影響で両県内のJR牟岐線や土佐くろしお鉄道で一部区間の運転を見合わせたり、運休が出た。石川県や島根県でも、JR線や道路、空路に乱れが出た。 梅雨前線の活発化に伴い、気象庁は30日午後6時までの24時間に、近畿地方中部の多い所で100〜70ミリの降水量を予想している。

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1.和歌山県全域に強い雨 広川町ではがけ崩れ、御坊市では道路が冠水(産経新聞),産経新聞
RV=55.6 2008/06/30 07:50
キーワード:新宮,和歌山,田辺,崩れる

 梅雨前線の影響で、和歌山県全域で28日深夜から29日にかけて強い雨が断続的に降り、がけ崩れや道路の冠水があった。けが人はなかった。 県のまとめによると、広川町下津木では林道わきの斜面が崩れ、道路が一部閉鎖されたほか、御坊市藤田町の県道の一部区間(約30メートル)が冠水し、約1時間半にわたって通行止めになった。また、田辺市龍神村小又川の国道425号仮設道路の一部(長さ約5メートル)が崩れ全面通行止めになったという。 和歌山地方気象台によると、28日の降り始めから29日午後2時までで、1時間の最大雨量は、和歌山市14ミリ▽高野町18ミリ▽湯浅町27・5ミリ▽日高川町川辺24ミリ▽田辺市護摩壇山34・5ミリ▽白浜町日置川15ミリ▽新宮市26ミリ−を計測した。

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2.豪雨:床上浸水47棟など被害 県東部中心に局地的 /高知(毎日新聞),毎日新聞
RV=52.8 2008/06/30 17:01
キーワード:安芸,降雨,土砂崩れ,活発

 発達した雨雲の影響で、県内は東部を中心に28日夜から29日朝にかけて局地的な豪雨に見舞われた。高知地方気象台によると、降り始めの28日午前8時〜29日午後4時までの間に、馬路村魚梁瀬353ミリ▽安芸市311ミリ▽芸西村285ミリ――の雨を観測。安芸市では、29日午前2時までの1時間当たりの降雨量が観測史上1位となる83ミリを記録した。 気象台によると、活発になった梅雨前線に向い、暖かく湿った空気が流れ込み、大気が不安定になった。 県のまとめでは、住宅への被害は、床上浸水47棟(安芸、安田の2市町)▽床下浸水53棟(安芸、田野、安田、東洋、北川の5市町村)▽突風による一部損壊2棟(安芸市)。安芸市赤野では民家1軒に土砂が流れ込んだが、けが人はいなかった。県によると、安芸市と安田町で最大10世帯22人が自主避難したが、29日午後5時時点で安芸市の1人が避難している以外は帰宅した。 道路・交通関係では、土砂崩れや冠水で安田町唐浜―安芸市伊尾木の国道55号が約6キロにわたり片側交互通行となったが、午後1時過ぎに解除。安芸市や北川村の国道493号や県道の一部で通行止めになっている。 土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の安芸―奈半利間では29日始発から運行を取りやめ、午前9時過ぎに平常運行に戻るまで列車8本が運休した。【服部陽】6月30日朝刊

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3.豪雨:床上浸水47棟など被害 県東部中心に局地的 /高知(毎日新聞),毎日新聞
RV=52.8 2008/06/30 17:01
キーワード:安芸,降雨,土砂崩れ,活発

 発達した雨雲の影響で、県内は東部を中心に28日夜から29日朝にかけて局地的な豪雨に見舞われた。高知地方気象台によると、降り始めの28日午前8時〜29日午後4時までの間に、馬路村魚梁瀬353ミリ▽安芸市311ミリ▽芸西村285ミリ――の雨を観測。安芸市では、29日午前2時までの1時間当たりの降雨量が観測史上1位となる83ミリを記録した。 気象台によると、活発になった梅雨前線に向い、暖かく湿った空気が流れ込み、大気が不安定になった。 県のまとめでは、住宅への被害は、床上浸水47棟(安芸、安田の2市町)▽床下浸水53棟(安芸、田野、安田、東洋、北川の5市町村)▽突風による一部損壊2棟(安芸市)。安芸市赤野では民家1軒に土砂が流れ込んだが、けが人はいなかった。県によると、安芸市と安田町で最大10世帯22人が自主避難したが、29日午後5時時点で安芸市の1人が避難している以外は帰宅した。 道路・交通関係では、土砂崩れや冠水で安田町唐浜―安芸市伊尾木の国道55号が約6キロにわたり片側交互通行となったが、午後1時過ぎに解除。安芸市や北川村の国道493号や県道の一部で通行止めになっている。 土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の安芸―奈半利間では29日始発から運行を取りやめ、午前9時過ぎに平常運行に戻るまで列車8本が運休した。【服部陽】6月30日朝刊

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1.安芸の突風:竜巻の可能性 /高知(毎日新聞),毎日新聞
RV=53.6 2008/07/01 16:01
キーワード:安芸,竜巻,活発,ハウス

 安芸市土居地区で29日に発生した突風について、高知地方気象台は30日、「竜巻の可能性が高いと考えられる」とする速報を出した。竜巻の強さを示す「藤田スケール」では、6段階の基準で最も弱い「F0」(風速17〜32メートル)と推定した。 気象台の現地調査では、同地区で全長約2キロ、幅数十メートルの帯状の地域で、ビニールハウスの損壊や木の枝が折れるなどの被害が出た。住民の証言から、突風の発生は29日午前2時ごろと見られ、当時は活発な積乱雲が通過中だったため、気象台は竜巻の可能性を指摘した。【服部陽】7月1日朝刊

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2.大雨:農作物など被害1億3600万円 ハウス損壊や野菜冠水−−安芸など /高知(毎日新聞),毎日新聞
RV=53.2 2008/07/01 16:01
キーワード:安芸,竜巻,ハウス,冠水

 28日から29日にかけて安芸市など県東部を襲った大雨で、県は30日、農作物などへの被害額が1億3600万円(推計)に上ると発表した。特に、竜巻が発生したとみられる安芸市土居地区での被害が約1億2600万円と目立った。ビニールハウスの骨組みが壊れたり、ビニールが飛ばされるなどした。 県環境農業推進課によると、被害が出たのは安芸、香南、安田、芸西の計4市町村で延べ6・89ヘクタール。作物被害では、水稲への土砂流入約100万円、ミョウガやナスなどの野菜の冠水・浸水など約880万円とした。 同課によると億単位の被害が出たのは、昨年7月の台風4号(県内全域で5億6800万円)以来。【服部陽】7月1日朝刊

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3.豪雨:神山でも土砂崩れ 美波と阿南で県道通行止め、復旧まだ /徳島(毎日新聞),毎日新聞
RV=51.1 2008/07/01 17:01
キーワード:日和佐,土砂崩れ,崩れる,美波,阿南

 県南部を中心に激しく降った雨(28〜29日)の影響で県は30日、神山町の県道で新たに土砂崩れを確認、現場を通行止めとした。1日中には復旧する見込み。 県東部県土整備局によると、現場は同町上分。高さ約50メートルの山腹から崩れてきたとみられる土砂が延長約15メートル、高さ6メートル程度に積もっており、体積は70立方メートル程度とみられる。 また、雨の影響で29日から全面通行止めになっている県道3カ所で復旧のめどが立たず、作業を急いでいる。場所は美波町木岐(日和佐小野線)、同町西河内(日和佐上那賀線)、阿南市福井町(福井椿泊加茂前線)。日和佐〜牟岐駅間で運転を見合わせているJR牟岐線でも、復旧作業が続くが、あと数日かかりそうだ。【深尾昭寛】7月1日朝刊

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1.新宮東牟婁で大雨 那智勝浦で土砂崩れ(和歌山)(紀伊民報),紀伊民報
RV=126.6 2008/07/03 17:10
キーワード:新宮,串本,和歌山,那智勝浦,土砂崩れ,崩れる,古座川,太地,始め,通行

 3日午前、紀南地方で雷を伴う雨が降り、新宮東牟婁地方で一時、大雨洪水警報が発令された。 和歌山地方気象台によると、3日の降り始めから午前10時までに西川(古座川町)で93ミリ、色川(那智勝浦町)で81ミリ、新宮(新宮市)で78・5ミリの雨量を計測。新宮では午前8時14分から1時間で51ミリの雨が降った。 この雨の影響で、那智勝浦町那智山の県道那智山勝浦線で土砂崩れがあった。東牟婁振興局新宮建設部によると、現場は那智の滝への参道付近から市街地方面に約1キロ。竹やぶが約10立方メートル崩れ、県道をふさいだが、午前10時から復旧にかかり、10時半から片側通行規制にした。同日中には全面復旧する見通しという。 JR太地―紀伊田原駅間運転見合わせる 3日午前9時39分、那智勝浦町のJR紀勢線下里駅に設置している雨量計が時間雨量70ミリの規制値を超えたため、JR西日本は太地町の太地駅と串本町の紀伊田原駅間で約1時間40分間、運転を見合わせた。同社和歌山支社によると、上下線合わせて2本が部分運休、特急2本を含む4本が28〜2分遅れ、これらの乗客約230人に影響した。

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1.県北は真夏日、県南は豪雨 和歌山(産経新聞),産経新聞
RV=95.5 2008/07/04 07:50
キーワード:新宮,和歌山,那智勝浦,土砂崩れ,太地,崩れる,県道

 和歌山県内が梅雨前線に覆われた影響で3日、北部では蒸し暑い空気が流れ込んで気温が上昇し、各地で30度を超す真夏日となった。これに対し南部では午前中、強い雨が断続的に降り、県道沿いで土砂崩れが発生したほか、交通機関に影響が出た。 和歌山地方気象台によると、和歌山市で32.5度まで上がるなど県内6カ所の観測所で今年の最高気温を記録。かつらぎ町で31.2度、白浜町でも30.3度に達した。和歌山市毛見の浜の宮ビーチに友人と3人で海水浴に来た高校生は「暑かったので今シーズン初めて海に来ました」と話していた。 一方、県南部では同日朝から強い雨が降り、県によると、太地町で午前10時までの時間雨量が55ミリに達したほか、那智勝浦町で51ミリ、新宮市は46ミリの時間雨量を記録した。午前9時ごろ、那智勝浦町那智山の県道沿いの斜面が幅10メートル、高さ5メートルにわたって崩れ、一時全面通行止めとなった。けが人はなかった。 JR紀勢線では下里駅(那智勝浦町)構内の雨量計が時間雨量70ミリの規制値を超えたため、太地〜紀伊田原間で約1時間40分にわたって運転を見合わせ、新宮発新大阪行きスーパーくろしお16号など特急、普通電車上下各2本が28〜2分遅れ、普通2本が部分運休し、約230人に影響した。

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1.大雨:東部を中心に被害 富士で観測史上最多、1時間雨量111.5ミリ /静岡(毎日新聞),毎日新聞
RV=79.4 2008/07/05 12:01
キーワード:静岡,ハウス,土砂崩れ,崩れる,冠水,床上,史上,最多,大気,沼津

 ◇沼津、104戸が床下・床上浸水 3日夜から4日未明にかけて大気が不安定になり、県内に猛烈な雨が降った。富士市や沼津市など東部を中心に、床上・床下浸水や道路の冠水など被害が相次いだ。【山田毅、大西量、安味伸一】 4日午前3時半からの1時間雨量が観測史上最多の111・5ミリを記録した富士市では、床上浸水が29戸、床下浸水が202戸と大きな被害を受けた。 同市香西ではアスファルトが近くの川からあふれた水の勢いではがれる被害が出た。近くの農業、渡辺武さん(53)は「アスファルトが浮いて流されていった。こんなのは初めてだ」と語った。 近くの工場では裏口から泥水が押し寄せ、経営者の大石博敏さん(63)は「今日は仕事にならない」。生花を栽培しているビニールハウスも冠水した。 また、沼津市では計104戸が床上・床下浸水。JR沼津駅東側の国道414号で、JR東海道線・御殿場線と交差する三ツ目ガードが浸水し、通行止めになった。市内では午前5時から2時間で85ミリの雨が集中し、排水ポンプの能力を超えた。さらに、同市青野の市道では、道路脇の斜面が10メートル四方にわたって崩れた。 列車では、JR東海道線が静岡―熱海間で、JR身延線が西富士宮―身延間でそれぞれ約3時間運転を中止。JR御殿場線も徐行運転を行い計2万2700人に影響が出た。また、大井川鉄道は川根本町下泉で土砂崩れが起きて運行を中止、バスによる代行輸送を実施した。 富士市と沼津市では、落雷が原因とみられる停電が計2671戸で起きた。7月5日朝刊

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1.局地豪雨で124戸浸水 福山,中国新聞
RV=74.2 2008/07/06 00:06
キーワード:降雨,土砂崩れ,冠水,県道,床上,大気,全面,片側,市道,落雷

 5日未明から早朝にかけ、福山市を中心に県東部で、局地的に激しい雨が降った。福山市内で100戸余りが床上、床下浸水。JR山陽線と福塩線で列車が運休するなど交通機関にも影響が出た。 福山市内の午前3―10時の累計雨量は、神辺町74ミリ、田尻町72ミリ、加茂町69ミリなど。南蔵王や春日、東深津町では手城川などから水があふれて道路が冠水。市内で38戸が床上浸水、86戸が床下浸水した。 また、市内13カ所で土砂崩れや落石が発生し県道1カ所と市道2カ所が全面または片側通行止めになった。箕島町の取水門が落雷で電気故障した。 一方、降雨量が規制値を超えたため、JRは午前中、山陽線岡山―糸崎駅間で列車43本が運休、36本が最大で55分遅れた。福塩線も6本が運休、24本が最大で1時間弱遅れた。両線で約1万6000人の乗客に影響が出た。 広島地方気象台によると、寒気の影響で大気の状態が不安定となったため。6日も同様の気象条件が続くとみている。【写真説明】車歩道が冠水した福山市南蔵王町の国道182号(5日午前6時10分)

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1.類似施設に「硫化水素なし」,中国新聞
RV=56.4 2008/07/07 15:06
キーワード:ホテル,松江,基準,水素,硫化,自主,スペース

 松江市朝日町のホテル「東横イン松江駅前」の地下配管スペースから硫化水素が発生した問題で、島根県は同様の地下構造について建物所有者による自主点検結果をまとめた。県内78施設に地下配管スペースがあり、すべて異常なかったという。 対象は、建築基準法に基づく調査・報告が義務付けられ、不特定多数の人が出入りするホテル、病院など601施設と、東横イン同様、2006年の豪雨で浸水被害を受けた周辺のビル25施設の計626施設。同法の権限を持つ県と松江、出雲両市が所有者に点検を依頼した。4日までに、7割近い429施設から報告があり、地下配管スペースがあったのは計78施設だった。異常があったとの報告はなかった。

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1.宇治田原の府道で土砂崩れ 激しい雨で、城陽では床下浸水(京都新聞),京都新聞
RV=41.0 2008/07/08 11:59
キーワード:府,宇治,冠水,崩れる

 8日朝、京都府南部で激しい雨が降り、京都府宇治田原町高尾の府道大津南郷宇治線で、道路脇の斜面が長さ約10メートル、高さ約6メートルにわたって崩れた。土砂が山側車線を覆い、府山城北土木事務所は午前8時40分過ぎから片側通行止めにした。 また、城陽市では側溝があふれて民家10棟、工場2棟が床下浸水し、同市や宇治市の一部で道路冠水した。宇治市の調べで、午前7時から8時までの1時間に21・5ミリの強い雨が降ったという。

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2.大雨:河川護岸や道路など137カ所被害 県試算11億2700万円の損失 /高知(毎日新聞),毎日新聞
RV=35.6 2008/07/08 18:01
キーワード:安芸,崩落

 先月28日から29日にかけて県東部を中心に発生した大雨で、県は7日、河川護岸や道路の公共土木施設への被害状況をまとめた。県と市町村の事業計137カ所で、約11億2700万円と試算した。 県防災砂防課によると、安芸市の滝本川の護岸が決壊するなど、河川への被害は84カ所、道路は安芸市の市道中川線で山腹が崩落するなど53カ所で被害が出た。【服部陽】7月8日朝刊

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3.津堅島、粟国島海上で竜巻3度(琉球新報),琉球新報
RV=20.4 2008/07/08 10:00
キーワード:竜巻,空気

 7日午前9時半ごろ、津堅島と久高島の間の海上で、竜巻が発生しているのを中城海上保安部の巡視艇「ゆうな」が確認した。竜巻は5分後に消滅した。また午後3時ごろと同4時ごろ、粟国空港から北西に約8キロの海上でも竜巻が2回発生しているのを同空港が確認した。これらの竜巻による被害は確認されていない。沖縄気象台は午後3時と同4時、慶良間・粟国諸島、伊是名・伊平屋、国頭地区、名護地区、恩納・金武地区に竜巻注意情報を出した。 この時期は寒気の下に南からの暖かい湿った空気が流れ、大気の状況が不安定のため、やや発達した積雲や積乱雲が発生しやすく、竜巻も起こりやすい気象状況という。同気象台では注意を呼び掛けている。

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1.奈良県内で局地的大雨 3000世帯で停電、がけ崩れも(産経新聞),産経新聞
RV=49.2 2008/07/09 07:51
キーワード:桜井,崩落,冠水,土砂崩れ

 近畿地方で大気の状態が不安定になり、局地的に大雨となった8日午前、県内でも広い範囲でまとまった雨が降り、水の被害が相次いだ。県のまとめによると、桜井市など4市で床上浸水1棟、床下浸水78棟が確認されたほか、北中部の4市町村で計約3000世帯が一時停電。県南部や宇陀市で道路の通行止めや路肩の崩落、がけ崩れなどが相次いだ。また同日夜にも大雨により、斑鳩町などで床下浸水があった。 奈良地方気象台などによると、同日午前を中心とした総雨量は、上北山村で45ミリ、東吉野村(高見)で41ミリなど。上北山村では、午前10〜11時の1時間で40ミリを記録した。また、レーダーなどによる解析雨量(推定値)は、同8時半〜9時半の1時間で、桜井市付近で約110ミリ、橿原市付近と田原本町付近で約90ミリとなった。 この影響で、桜井市内では、近鉄・JR桜井駅南側の本町通り1丁目商店街で午前9時過ぎ、アーケード内の道路側溝から雨水があふれ出し、鉄製のマンホールのふたが水圧で浮き上がるなど、同市内で1棟が床上、68棟が床下まで浸水。また、天理市で8棟、宇陀市と大和郡山市で各1棟が床下浸水となった。 同商店街で文房具店を経営する島岡宜輝さん(35)は「見る見るうちに水が5センチほど上がってきたので、店の前に鉄製の小型フェンスを取り付けて店内への浸水を最小限に食い止めた。商品に被害がなくてよかった」。それでも、店内には幅1メートルほどの範囲で水が入り込み、床に置いていた段ボール箱の一部が水につかったという。 また、和菓子店店主の小西規雄さん(51)によると、午前9時40分ごろに配達先から店に戻ったところ、商店街前の道路が冠水し、消防車がポンプで水をくみ上げていたという。小西さんは「川のようになり、どこが道路か分からないぐらいだった。10時半ごろには水が引いたのでほっとした」と話していた。 このほか、桜井市内の6カ所、大和郡山市内の2カ所で道路冠水を確認。宇陀市室生区内では、市道の路肩が長さ約8メートル、幅約40センチにわたり崩落したほか、4カ所で小規模な土砂崩れがあった。また、県南部の国道169号や309号、425号などが雨のため一時通行止めとなった。 一方、関西電力によると8日午前9時ごろ、高田営業所管内の高圧線など数カ所で落雷があり、橿原、桜井両市と田原本町、明日香村の計約3000世帯が一時停電。約2時間半後にはほぼ全面復旧した。またJR桜井線柳本〜畝傍駅間では同9時20分ごろから約2時間にわたって徐行運転が行われ、上下計8本が11〜20分遅れとなった。

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2.大雨:浸水相次ぐ 桜井など床上1棟、床下78棟 /奈良(毎日新聞),毎日新聞
RV=39.5 2008/07/09 16:01
キーワード:桜井,崩落,冠水

 8日朝の大雨で、県などによると午後3時までに、桜井市で1棟が床上浸水し、同市などの78棟が床下浸水した。落雷で約2900世帯が一時停電、公立の小中学校、幼稚園のうち21市町村の276校・園が午前中など臨時休業にした。 午前9時半までの時間雨量(解析雨量)は桜井市付近で約110ミリ、橿原市、田原本町付近で約90ミリに達し、奈良地方気象台は記録的短時間大雨情報を発表。奈良市月ケ瀬地区でも、県の雨量計で午前9時までの時間雨量68ミリを観測した 床下浸水は、桜井市68棟、天理市8棟、大和郡山市1棟、宇陀市1棟で発生。桜井市のJR・近鉄桜井駅前では、雨水が側溝からあふれ出し、浸水被害が広がった。停電は桜井市約1100世帯、明日香村約1000世帯、橿原市約600世帯、田原本町約200世帯で起きた。 JR桜井線は、柳本―畝傍間で速度を落として運転し、8本に20〜11分の遅れ。近鉄大阪線も宇陀市内で速度規制した。同市内では、道など4カ所で小規模な斜面崩落も発生。桜井市内の6カ所、大和郡山市内の2カ所では道路冠水もあった。 床下浸水した桜井市桜井、ブティック経営、的場紀雄さん(56)は「モップで水を出したり、新聞紙で水を吸わせたりした」と語った。 桜井市の文房具店経営、島岡宜輝さん(35)は「金属板を並べて水を防ごうとしたが、入り口から2メートルぐらいの所まで水が入って来た」と話した。【中村敦茂、稲田敏雄、宮間俊樹、大森治幸】7月9日朝刊

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3.<気象庁>大雨情報配信できず シムテム設定を誤り(毎日新聞),毎日新聞
RV=35.2 2008/07/09 23:16
キーワード:降雨,富山,静岡

 数年に1度の激しい降雨時に警戒を呼びかける「記録的短時間大雨情報」について、気象庁は9日、設定の誤りなどから自治体や報道機関に伝わらないケースが生じたと発表した。 伝達されなかったのは、静岡と甲府の各地方気象台が今月4日に発信した同情報。▽静岡県富士市で1時間雨量112ミリ▽静岡市で約110ミリ▽山梨県南部町で約90ミリを観測したため送信したが、気象庁が情報配信システムの設定を誤り、関係機関に配信されなかったという。配信できない場合はファクスで情報を伝えることになっているが、各気象台はその措置も講じていなかった。 このほか、今月8日に北陸で大雨が降った際、石川、富山、福井3県で記録的短時間大雨情報を計8回発表したが、関係機関に配信されず、ファクス送信で対応した。先月24日に運用システムを切り替えた際、配信設定を誤ったことが原因。同庁は「迷惑をおかけしおわびする」と陳謝した。【樋岡徹也】

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1.和歌山県内も強い雨(産経新聞),産経新聞
RV=73.4 2008/07/10 07:52
キーワード:和歌山,降雨,田辺,始め,接近,岩出,大気

 気圧の谷の接近による大気の乱れの影響で、県内でも北部を中心に8日朝から午後にかけて断続的に強い雨が降った。午前8時〜9時ごろには雷も発生し、和歌山市内などが停電したほか、通勤や通学途中の人が慌てて傘を差したり、服をぬらしながら先を急ぐ姿もみられた。 和歌山地方気象台によると、降り始めからの最大降雨量は日高川町で1時間あたり48ミリ、友ヶ島(和歌山市)で27・5ミリ、栗須川(田辺市)で23・5ミリを記録した。 降雨に伴う落雷で、午前8時20分ごろから県北部の約1万1200軒で停電があった。被害が大きかったのは、紀美野町5500軒▽和歌山市2350軒▽岩出市1400軒▽印南町の1300軒−で、約3時間後の午前11時10分ごろにすべて復旧した。 また同日午前、JRきのくに線道成寺−岩代間などで雨量計が規制値に達し、徐行運転を行ったため、上下線計11本に最大53分の遅れが出て約1000人に影響した。

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2.高岡の突風:「竜巻」と推定−−富山地方気象台 /富山(毎日新聞),毎日新聞
RV=39.8 2008/07/10 18:00
キーワード:竜巻,富山,活発,大気

 富山地方気象台は9日、高岡市醍醐地区で前日午後2時ごろに起きた突風を、竜巻と推定したと発表した。竜巻は、同市内の車庫の屋根を飛ばすなどの被害を出した。県内の陸上で竜巻と推定される現象が起きたのは、02年9月の朝日町以来。 気象台によると、黒い渦巻きの目撃▽被害地域が断続的だが帯状▽発生時刻、発生場所付近上空では活発な積乱雲が通過中――などから、竜巻と推定した。被害地域は幅約50メートル、長さ約450メートル。車庫の屋根の飛散や複数の倉庫の損壊など被害程度から、規模は藤田スケール(強い風の尺度)で最小の「F0」だったとみられる。 8日の県内は豪雨で多数の床上・床下浸水が出るなど大気が不安定だった。【江田将宏】7月10日朝刊

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1.久松寺:74年ぶり本堂再建 21日に喜びの落慶法要−−大和郡山 /奈良(毎日新聞),毎日新聞
RV=53.5 2008/07/11 16:00
キーワード:桜井,再建,丸子,大和郡山,平屋,本堂,上田,瓦,寺,役員

 江戸時代に旧郡山城主・本多氏の菩提寺として栄え、1934年の室戸台風で倒壊したままだった曹洞宗・久松寺(大和郡山市城町)の本堂を、同宗派・平等寺(桜井市三輪)住職、丸子孝法さん(61)が74年ぶりに再建した。21日午前10時から落慶法要を営む。丸子さんは、再建に協力した地元の信徒総代、上田茂さん(85)らとともに、念願成就の喜びを報告する。 完成した本堂は、寄せ棟造り、瓦ぶき平屋約112平方メートル。寺は郡山城主が柳沢氏に代わったことで衰退したと伝わる。本堂は室戸台風で倒壊し、歴代総代、信徒らの再建の願いが続いたが、資金面などで実現しなかった。 01年に同寺代表役員に平等寺住職の丸子さんが就任。丸子さんは、かつて衰退していた平等寺の伽藍(がらん)を、約16年間も全国托鉢(たくはつ)行脚して集めた浄財で見事、再建・復興させた経験がある。地元の人たちの「久松寺再建」の熱意に応えて、寺復興を決意した。 約500回にわたる法話や、講演で得た浄財を貯蓄、建設費に出資した。信徒らも、寺跡地の柿畑を整地し、建設費を寄進するなど、地域ぐるみで協力した。今年1月に着工。 完成した本堂には、他の寺院に預けていた本尊・十一面観音像や、聖徳太子像など計6体の仏像が「里帰り」、安置された。 丸子さんと上田さんは「感激でいっぱいです。多くの人々の心が安らげる場として、役立てていきたい」と喜びを話した。【稲田敏雄】7月11日朝刊

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1.猛暑で熱中症262人搬送、突風・雷雨被害も(読売新聞),読売新聞
RV=39.1 2008/07/12 22:02
キーワード:静岡,修理,トラック,落雷,雷雨,部分

 太平洋上の高気圧の影響で、12日は全国的に厳しい暑さとなり、静岡県浜松市で37・3度と、今年の最高気温を記録した。熱中症のため全国各地で少なくとも262人が搬送された。 この日、35度を超す「猛暑日」となったのは、甲府市(36・1度)、岐阜県多治見市(36度)、埼玉県熊谷市(35・8度)など。 この暑さで、埼玉県で32人、千葉県で28人が熱中症で搬送された。東京都では29人が搬送され、北区内の路上に倒れていた男性(66)が重体。 また、東京都内では局地的に激しい雷雨も発生、世田谷区で1時間に11・5ミリの強い雨を記録した。大田区では午後3時20分ごろ、電柱への落雷が原因で電線が焼け、約2700世帯が一時停電したほか、全国高校野球の東東京大会が行われていた都営駒沢球場(世田谷区)では、落雷対策のため、第2試合の途中から金属バットを木製に替える措置を取った。 突風による被害も相次ぎ、江東区青海の19階建てビルでは、午後3時35分ごろ、外壁修理用のゴンドラが突風にあおられてワイヤがビルの照明器具に絡みつき、作業員2人を乗せたまま約40メートルの高さで宙づりとなった。約1時間半後に救出され、けがはなかった。 渋谷区広尾の日赤医療センターでは、午後3時20分ごろ、建て替え工事に使われていたクレーン車のアーム部分(約80メートル)が突風で倒れてトラックにぶつかり、トラックの運転席の男性(49)が軽傷を負った。

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2.大雨:土砂崩れ、床上・床下浸水も−−古殿 /福島(毎日新聞),毎日新聞
RV=26.8 2008/07/12 15:01
キーワード:土砂崩れ,床上,夕,流入

 県内は11日夕、中通りと浜通りの南部を中心に大雨となった。県災害対策課によると、古殿町竹貫で土砂崩れがあり、民家の台所とトイレに土砂が流入した。同町内では床上浸水1棟、床下浸水4棟の被害があった。【松本惇】7月12日朝刊

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1.台風7号発生、沖縄の南海上へ=17日に先島諸島へ接近か−気象庁(時事通信),時事通信
RV=30.8 2008/07/15 17:20
キーワード:接近,時速,半径,諸島,南西,島

 気象庁は15日、フィリピンの東海上にある熱帯低気圧が同日午後3時に台風7号になったと発表した。時速10キロで西南西へ進んでいるが、今後進路を変えて発達しながら沖縄の南海上に向かい、17日午後に先島諸島に接近する恐れがある。 発生時の中心気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル。半径170キロ以内は15メートル以上の強風域となっている。

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1.台風4号:被害から1年 被害地復旧状況、県と白石市説明 /宮城(毎日新聞),毎日新聞
RV=35.6 2008/07/16 11:01
キーワード:通行,地震,岩手,地盤,市道

 昨年7月の台風4号による豪雨で、白石市小原小久保平地区で大規模な地滑りが発生し、同市山間部の3地区が孤立する被害が出てから1年を迎え、15日、県と市は復旧状況を説明する現地説明会を開いた。 住民は市街地との通行に仮設道路を利用するなどしており、開催を要望していた。この日は住民約50人が出席。小久保平会館と復旧工事現場で、県大河原土木事務所と市の担当者が説明にあたった。 同事務所などは、発生当時の写真と比べながら、「岩手・宮城内陸地震で地盤が若干動いたものの安定している」「空梅雨で復旧作業は順調に推移している」などと説明。地滑り対策復旧工事は09年度中の完成を目指し、一部の市道の復旧については、地滑り対策完了後に着手するとの見通しを明らかにした。県・市合わせた総事業費は約21億円と見込まれる。【豊田英夫】7月16日朝刊

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1.木津川などの洪水ハザードマップ 木津川市作成、HPに掲載 (京都新聞),京都新聞
RV=59.2 2008/07/17 12:39
キーワード:マップ,府,ハザード,区域,想定,木津川

 京都府木津川市が、大規模な豪雨を想定して、木津川と14の支流の「洪水ハザードマップ」(浸水想定区域図)を作成し、市のホームページ(HP)に載せた。洪水時の避難誘導マニュアル作成に役立てるほか、来年度以降に全戸配布して防災意識の向上に役立てる。 合併前の山城、木津、加茂各町は、2005年度から06年度にかけて同マップを作っていたが、想定は木津川の洪水に限られ、体裁も異なっていた。 今回、和束川や山田川など木津川支流の洪水想定を加えた。浸水の深さを「50センチ未満」から「5メートル以上」まで5段階に色分けし、避難所や市の施設、病院などを明示した。府が昨年度、旧山城町域で指定した土砂災害警戒区域も載せた。 雨量の想定は、木津川では1953年台風13号(南山城水害)の雨量(2日間で500ミリ)の倍を当てはめ、支流では2000年東海豪雨(1時間95ミリ)を想定した。 想定では、川が湾曲したり合流する手前の地点で浸水が大きく、市役所や木津署、市山城支所などは「2−5メートル」、市加茂支所は「5メートル以上」の浸水区域に位置している。 地図は、HP上で拡大・縮小させたり、印刷することができる。HPアドレスは、http://www.city.kizugawa.lg.jp/

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2.有村海上スト 船舶、本土移動へ(琉球新報),琉球新報
RV=24.1 2008/07/17 09:55
キーワード:組合,接近,船舶

 有村産業の元従業員などが加入する全日本海員組合(藤澤洋二組合長)は16日、台風接近に伴い那覇新港沖で停泊中の船舶3隻を県外の港に移動できるよう燃料補給や飲み水の積み込みなどを行った。九州関門地方支部の田中利行支部長は「16日は飛龍の補給を行い、17日以降、飛龍21や海龍の補給を行う。避難港はまだ検討中だが、往復分の燃料と飲み水を積む予定」と述べた。 一方、有村産業の破産管財人である当真良明弁護士らが主張する広島のドックへの移動は現時点では行わないとの意向を示した。 同海員組合が有村産業に対し、航路存続や労働債権の確保を求め無期限ストライキを実施してから17日で1週間が経過する。海員組合は依然として、要求が確保されるまではストライキをやめないと徹底抗戦の構えを見せている。田中氏は「航路再開や雇用確保が達成できない限りストライキは継続する」と述べた。 これに対して当真氏は「16日に再度、船舶移動の申立書をファクスで送ったが、回答はない。今後、船の移動をしない場合は組合員の下船も要求していく」と述べた。

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1.自主防災組織、市町でバラツキ 福井豪雨から4年(産経新聞),産経新聞
RV=36.2 2008/07/18 07:50
キーワード:福井,援護,組織,自主

 5人の死者と行方不明者を出した福井豪雨(平成16年)から18日で丸4年。福井市を流れる足羽川の激甚対策工事が進み、橋梁(きょうりょう)の流失で区間運休したJR越美北線も昨年6月に全線復旧し、ハードの復旧は進んでいる。一方、自主防災組織などのソフト面の整備も進んでいるが、市町によってはまだばらつきがある。 福井県危機対策・防災課によると、昨年4月1日段階の自主防災組織率(防災組織のある地域の世帯数を全世帯数で割った割合)は県全体で70・0%。前年を9ポイント上回った。 福井豪雨が直撃した福井市は74・5%で前年を23・2ポイントも上回り、福井豪雨のあった平成16年の49・9%から大きく伸びている。敦賀市の79・4%、越前市の92・5%なども目立つ。 一方、大野市(21・2%)、小浜市(44・7%)、高浜町(7・2%)、おおい町(14・8%)など組織率が上がらない自治体もある。高齢化なども背景とみられ、組織率向上が課題となっている。 一方、独り暮らしの高齢者や障害者など、災害時に自力避難が困難な人に対する避難支援ガイドラインでは、要援護者を誰が、どこに、どのように避難させるのかを事前に決める個別計画策定に着手しているのは福井市、敦賀市、永平寺町など9市町。ほかの市町はまだ全体計画の段階だという。 県は地域防災計画修正版に、要援護者の福祉避難所を各市町が指定する内容を盛り込んでいる。災害時の実効性のためにもガイドラインの策定が急がれる。

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2.大雨で11棟が床上浸水、床下浸水203棟 滋賀県北部・長浜(京都新聞),京都新聞
RV=27.6 2008/07/18 19:29
キーワード:始め,ごみ,床上,雨水

 18日朝、滋賀県北部は発達した雨雲の影響で局所的に大雨に見舞われ、長浜市街地で家屋や店舗など11棟が床上浸水、203棟が床下浸水する被害が出た。 県や彦根地方気象台によると、降り始めからの雨量(18日午前11時現在)は米原市と虎姫町で87ミリ、近江八幡市で59ミリを観測。長浜市では、午前7時から1時間に84ミリに達した。 この雨で、長浜市元浜町や大宮町などでは、米川がはんらん、雨水が側溝からあふれ、家屋や商店が浸水した。 床上浸水した大宮町、会社員樋口敏夫さん(58)は「水が一気にひざ下まで達した。こんな豪雨は初めて」と話していた。菓子店店主(72)は「水をはき出そうとしたが、どんどん増水した。今日は商売にならない」とため息をついていた。 周辺では、住民らが畳や家具を外に運び出し、泥やごみを取り除いたりするなど後片づけに追われた。市は浸水地域を巡回し、ごみの回収や家屋の消毒を行った。

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1.福井豪雨:発生から4年 教訓生かせたか 県担当者に現状と課題聞く /福井(毎日新聞),毎日新聞
RV=40.2 2008/07/19 17:01
キーワード:福井,組織,援護,自主

 ◇住民意識、向上「地域でお年寄り守る」 自主防災組織、着々整備 嶺北地方一帯で死者・行方不明計5人、家屋の損壊や浸水1万4000戸以上の被害をもたらした福井豪雨から、18日で4年を迎えた。被害を受けた河川の復旧も順調に進み、年度内でほぼ完了する。豪雨で得た教訓はその後に生かせているのか、県の担当者に現状と課題を聞いた。【大久保陽一】 国の河川激甚災害対策特別緊急事業を受け改修が進む足羽川の福井市域も川床の土砂を運ぶ大型ダンプカーの姿はめっきり減った。現場を多くの人に見てもらおうと、県が05年以降計5回開いてきた見学会も今月19、20日の開催で最後となる。河川課の北嶋雅之課長は「防災教育の一環として、多くの子どもたちに見学してもらった。豪雨の記憶を覚えていてほしいという願いがあった」と話す。 一方、豪雨時に山間部で高齢者が孤立した経験から、自治会を中心に自主防災組織も着々と整備されている。危機対策・防災課によると、昨年4月1日現在の自主防災組織率は県全体で前年を9ポイント上回る70%。福井市は74・5%で前年を23・2ポイント上回り、04年の49・9%から大きく伸びた。同課の伊藤幸彦課長補佐は「豪雨を経験し住民に、お年寄りを地域で守るという意識が芽生えた」と話す。 こうした住民意識の高まりを受け、県は今年6月、地域防災計画に、市町が独居老人など災害弱者に配慮した福祉避難所を設けるよう定めた。だが、高齢者の健康状態などは変化しやすい。伊藤補佐は「誰が、どのように支えるかを具体的に決めておく必要はあるが、要援護者には時々に応じた支援策が必要。これは終わりのない問題とも言える」と指摘する。7月19日朝刊

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2.岡谷の豪雨災害:06年の災害から2年、現場の復旧進む 20の砂防堰堤完成 /長野(毎日新聞),毎日新聞
RV=33.5 2008/07/19 12:01
キーワード:堰

 土石流や河川の増水で県内で12人が死亡、1人が行方不明となった06年7月の豪雨災害から、19日で2年を迎える。 8人が死亡、住宅27棟が全半壊するなど最大の被害が出た岡谷市では、これまでに県が施工した12渓流の20の砂防堰(せき)堤が完成。荒れた山肌には植樹が施され、家が壊れた住民も元の地に戻り、現場の復旧は目に見えて進んだ。 市は06年災害時の教訓から、大雨の際の情報収集手順、避難情報発令など市民への伝達体制も整備した。今井竜五市長は、豪雨災害2年の節目を前に「全市民がこの災害を忘れることなく、安全・安心なまちづくりに努めたい」と語った。 19日は市が市民対象の土石流危険渓流現地見学会を催す。7人が死亡した湊地区の小田井沢川などを回り、治山工事の状況を視察、犠牲者の冥福を祈る。市中央町のイルフプラザ・カルチャーセンターで、災害写真パネル展を22日まで開催している。【武田博仁】7月19日朝刊

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3.長浜で214戸浸水 湖北地域で豪雨(中日新聞),中日新聞
RV=27.9 2008/07/19 10:58
キーワード:降雨,ごみ,文化財

 【滋賀県】湖北地域で18日朝、大雨警報が発令され、局地的に強い雨が降った。長浜市で市街地を流れる米川の水があふれるなどして、11戸が床上浸水、203戸が床下浸水した。けが人はなかった。 浸水があったのは朝日町や神前町など市街地。国の重要無形民俗文化財、長浜曳山(ひきやま)まつりで主役となる山車の一つの「諫皷(かんこ)山」が収められた元浜町の蔵にも、近くの米川からの水が入り込んだ。 近所の男性(59)は「蔵の前の道は流れる水で川のようだった。山車の車輪がぬれたので、乾かさないと湿気でやられる」と不安げ。同市神前町の中沢芳一さん(66)は「近くの川に近づくと、ひざまで水につかった。4年ほど前も川があふれた。何とかしてほしい」と疲れた表情を見せた。 市職員100人が出動し、浸水した家の畳や家具の運び出しの手伝いや、ごみの回収に追われた。 彦根地方気象台によると、日本海上にあった寒冷前線が南下し、長浜市に集中豪雨をもたらしたらしい。午前7−8時の1時間に同市で80ミリの降雨があったと推計。1999年9月に高島市で81ミリが観測されて以来の集中豪雨という。 (勝間田秀樹)

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1.九州豪雨:水害から5年 嘉穂劇場で子どもキャンプ、天災の怖さ学ぶ /福岡(毎日新聞),毎日新聞
RV=52.5 2008/07/20 18:01
キーワード:皆,劇場,接近,見学,水害

 ◇あの日は忘れない 飯塚市を襲った03年の豪雨から丸5年を迎えた19日、浸水するなど壊滅的な被害に遭った同市飯塚の嘉穂劇場で「あの日を忘れない 未来を担う子どもたちへ」と題した一泊二日の劇場キャンプがあった。県内から集まった約120人の小学生が、芝居小屋の昔ながらの雰囲気を味わうとともに、水害の怖さについて学んだ。 劇場を運営するNPO法人・嘉穂劇場が復興記念行事として毎年実施(昨年は台風接近で中止)。児童たちは升席の畳の上で眠り、20日まで劇場内の見学やバーべキュー、ゲームなどを楽しむ。 開会式後、NPOの伊藤英昭理事長(59)が水害について講演した。被災状況をスライドで見せ「全国でも数少ない伝統ある建物を直そうと、皆が応援して元に戻すことができた。大切に使おう」と呼びかけた。 子どもたちは芝居小屋独特の舞台下に移動し、通常は大人10人が手動で回す「回り舞台」を体験した。小学6年の男女13人では動かず、21人でようやく成功。汗だくになりながら「動いたー」と歓声を上げていた。 福岡教育大付属小4年、高崎真那さん(10)は「私たちがこの劇場を大切にして、これからも伝統をつくっていかなくてはいけないと感じた」と話していた。【入江直樹】〔筑豊版〕7月20日朝刊

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2.神の川ヒュッテ再建:管理委、9月再開目指す /神奈川(毎日新聞),毎日新聞
RV=38.2 2008/07/20 13:01
キーワード:再建,ヒュッテ,自主,流入,修復

 昨年9月の台風で大きな被害を受けた相模原市津久井町青根にある山小屋「神(かん)の川ヒュッテ」(相模原市津久井町青根)で再建工事が進んでいる。公的な財政支援がなく、再建費用約500万円はヒュッテ管理委員会(杉本憲昭代表)が借入金と義援金で賄い、9月7日の営業再開を目指す。 ヒュッテ(木造2階建て、広さ約170平方メートル)は北丹沢山系への登山拠点。藤野町山岳協会メンバーらでつくる管理委が運営し、約40人が宿泊できる施設だった。だが昨年9月、台風9号の豪雨に伴う土石流で1階が土砂で埋まったほか、ロッジも損壊して営業中止に追い込まれた。 管理委では東海自然歩道で唯一、宿泊できる山小屋であることや登山者の安全確保、水源地域の監視など山小屋の役割を再確認。現在地での再建は困難として、隣接地に新しい山小屋の建設を計画した。県山岳協会や山岳愛好からの後押しを受け、市と県に財政支援を求めたが断られた。 管理委は新しい山小屋の建設を断念し、ヒュッテ友の会(今村衛会長)メンバーらで再建委員会を結成。既存施設を修復して自主再建するため、今春から土砂の撤去作業に取り組んできた。義援金はこれまでに山岳愛好者94人から約100万円のカンパがあった。再建工事では土砂が流入した1階部分や外壁などを修復する。 杉本代表は「台所など1階の備品はすべてそろえ直す以外にない。しんどいが自分たちでやるしかないが、早期再建を望む利用者の期待にこたえたい」と話している。カンパなどの問い合わせ先は神の川ヒュッテ管理委員会(042・687・4011)。【高橋和夫】7月20日朝刊

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1.福井の崩落事故:土砂崩れから2年 犠牲の2人を追悼 /福井(毎日新聞),毎日新聞
RV=58.9 2008/07/21 16:01
キーワード:福井,崩落,土砂崩れ,丸,斜面,住宅,住む,総額,コース,聡

 福井市中野1の住宅地で、2人が犠牲になった大雨による土砂災害から19日で丸2年を迎えた。住民らは20日、追悼集会を開き、故人の冥福を祈った。 土砂崩れは06年7月19日午前0時10分ごろ発生。高台にあるゴルフ場のコースの一部が崩落し、斜面下に住んでいた大門哲也さん(当時47歳)と母チヨノさん(同75歳)が巻き込まれて死亡した。 空き地で営まれた追悼集会では、読経の後、親族や住民ら約80人が次々と献花し、手を合わせていた。哲也さんの姉、中村孝子さん(52)は「弟と母の元気なころの姿が目に浮かんできた」と、涙をこらえるように話した。 この土砂災害をめぐっては遺族と住民計11人が、安全対策に不備があったとしてゴルフ場経営会社に総額約1億9000円の損害賠償を求めて提訴し、現在も係争中。【松井聡】7月21日朝刊

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1.久松寺:74年ぶり本堂再建、落慶法要 「禅を聴く会」毎月開催−−大和郡山 /奈良(毎日新聞),毎日新聞
RV=66.1 2008/07/22 13:02
キーワード:桜井,再建,丸子,寺,大和郡山,本堂,上田,法要,講演,平等寺

 1934年の室戸台風で本堂が倒壊し、74年ぶりに再建された大和郡山市城町の曹洞宗・久松寺で落慶法要が21日、営まれた。 法要後の式典で、再建に協力した信徒総代の上田茂さん(85)は「ようやく仏さんをお迎えすることができた。今後も発展に力を尽くしたい」と話した。 法話や講演で得た浄財で建設費ねん出などに尽力した平等寺(桜井市三輪)住職を兼務する丸子孝法さん(61)は「地元の皆さんがずっとお寺を守り、命をつないでくれた。感動を覚えました」と声を詰まらせ、感謝の言葉を述べた。 今後は月に一度、座禅を体験してもらう「禅を聴く会」や、地域に寺を開放する行事も開く予定という。丸子住職は「お礼の気持ちを込め、広く皆さんに親しまれるお寺を作っていきたい」と話していた。【泉谷由梨子】7月22日朝刊

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1.竜巻3つ相次いで発生 与那原町、西原町沖(琉球新報),琉球新報
RV=50.7 2008/07/23 09:45
キーワード:竜巻,空気,湿る,雲,沖縄気象台,禁止,西原,浜,東部,海水浴

 22日午後5時5分ごろから43分ごろにかけて、与那原町の沖合約1キロから数キロの海上で3つの竜巻が相次いで確認された。西原町のビーチでは遊泳客が一時避難した。東部消防本部によると竜巻による被害は確認されていない。沖縄気象台は「竜巻は積乱雲の下で発生する。この時期は湿った空気が入りやすく積乱雲が発生しやすいので(竜巻発生に)注意してほしい」と呼び掛けている。 西原町東崎の西原マリンパークの海浜では午後5時すぎから午後6時ごろまで、施設を管理する西原町都市計画課の職員が海水浴客に海から出るよう促し、遊泳禁止措置を取った。 海水浴客に避難を求めた与那嶺剛東部海浜開発係長は「たれ込んだ雲が異様な雰囲気で、竜巻は海水を巻き上げるようにしぶきを上げながら浜に向かって来るように見えた。上陸してこないかと危険を感じた」と話した。

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1.県北部豪雨から2年 水位や雨量 ネットで提供 国交省事務所 川内川、進むソフト対策(西日本新聞),西日本新聞
RV=61.3 2008/07/24 07:06
キーワード:マップ,水位,ハザード,川内川,水害,作成,はんらん,自治体

 記録的な豪雨で川内川がはんらんし、浸水被害が相次いだ県北部豪雨災害から23日で2年が過ぎた。川内川では激甚災害対策特別緊急事業(激特事業)が進み、流域自治体では避難計画の見直しなどソフト面の対策が進められている。 国土交通省川内川河川事務所(薩摩川内市)によると、激特事業は37カ所で実施。築堤の進ちょく率は6%、河川掘削は同26%(22日現在)。さつま町虎居地区の分水路建設などを2010年度までに完了させる計画。 同事務所では激特事業と合わせ、ソフト面の対策として水害に強い地域づくりを検討する委員会を設置。委員会は昨年8月、避難計画の再検討など19項目の提言をまとめ、これまでに洪水ハザードマップの作成などおおむね7項目が達成されたという。 同事務所は今月、提言の一つ「水防情報の一元化」を図るため、川内川の情報をインターネットで提供する専用ページを制作。パソコン版と携帯電話版があり、川内川流域の雨量レーダー、観測雨量、川内川の水位などの状況が分かる。 さらに「川内川防災ポケット手帳」をパソコン版で配信。水位情報の取得方法などが掲載されており、同事務所は「印刷して携帯してほしい」と話している。=2008/07/24付西日本新聞朝刊=

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1.JA宮崎経済連 園芸、畜産農家に15億円緊急支援 燃料、飼料高騰で来月から(西日本新聞),西日本新聞
RV=38.4 2008/07/25 07:06
キーワード:ハウス,組合,経済連,飼料,助成

 JA宮崎経済連は24日、燃料代や飼料価格の高騰で経営が危ぶまれる組合員の農家(約5万8000戸)を対象に総額15億円の緊急支援対策を8月から実施すると発表した。同経済連は2005年に台風被害対策で5億円の支援措置をとったが、10億円規模の支援策は極めて異例。 緊急対策は各種資材費や乳牛購入費などの50‐25%分を県内13JAを通じて農家に助成する。期間は来年3月末までで、財源は積立金を取り崩す方針。 内訳はキュウリやピーマンなどの施設園芸対策が5億円で、ビニールハウス内に二重に張る内張りカーテン資材費などが柱。畜産対策は6億円で肉用牛の子牛購入費を1頭当たり1万円程度を助成する。飼料1トン当たり数千円程度を助成する配合飼料価格対策には4億円を盛り込んだ。 一方、宮崎経済連が11月から全国で初めて導入する燃料油価格変動調整金(サーチャージ)について、新たに東北6県がこの日、導入する意向を同経済連に伝えた。=2008/07/25付西日本新聞朝刊=

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2.<突風>屋根飛ばされ冠水も 群馬(毎日新聞),毎日新聞
RV=28.3 2008/07/25 22:53
キーワード:冠水,館林,大気,夕

 関東地方では25日夕、大気の状態が不安定となり、群馬県館林市で1時間に83.5ミリの猛烈な雨を観測した。 同県東部では突風が吹き荒れ、県警などによると、午後3時半ごろ桐生市広沢町3で、民家の屋根が約8メートル飛ばされたほか、邑楽町篠塚で同4時10分ごろ、倉庫の屋根が飛ばされて電線にひっかかった。同5時20分ごろには、同町狸塚(むじなづか)で、電柱が吹き飛ばされた屋根に当たって倒れ、民家2棟の屋根を壊した。また、館林市内の道路3カ所で冠水し、一時通行止めとなった。東京電力群馬支店によると、同町や安中市などで計約2020世帯が一時停電した。【塩崎崇】

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3.突風 屋根飛ばされ冠水も 群馬(毎日新聞),毎日新聞
RV=28.3 2008/07/25 23:39
キーワード:冠水,館林,大気,夕

 関東地方では25日夕、大気の状態が不安定となり、群馬県館林市で1時間に83.5ミリの猛烈な雨を観測した。【写真特集】春一番:関東地方で昨年より9日遅く…各地で大荒れの天候 同県東部では突風が吹き荒れ、県警などによると、午後3時半ごろ桐生市広沢町3で、民家の屋根が約8メートル飛ばされたほか、邑楽町篠塚で同4時10分ごろ、倉庫の屋根が飛ばされて電線にひっかかった。同5時20分ごろには、同町狸塚(むじなづか)で、電柱が吹き飛ばされた屋根に当たって倒れ、民家2棟の屋根を壊した。また、館林市内の道路3カ所で冠水し、一時通行止めとなった。東京電力群馬支店によると、同町や安中市などで計約2020世帯が一時停電した。【塩崎崇】

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1.台風8号、先島諸島に接近=高波に警戒呼び掛け−気象庁(時事通信),時事通信
RV=33.2 2008/07/26 16:54
キーワード:接近,勢力,諸島,沖縄,しけ

 台風8号は26日午後、沖縄の南海上を西に進み、先島諸島に接近した。今後勢力を強め、27日午後には強い台風となる見通し。先島諸島では同日朝から波の高さが6メートルを超える大しけとなる見込みで、気象庁は高波や突風、落雷への警戒を呼び掛けた。

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2.台風8号 宮古、石垣地方 今夜遅く強風域(琉球新報),琉球新報
RV=27.9 2008/07/26 09:55
キーワード:昼前,接近,南大東島,半径

 台風8号は25日午後9時現在、南大東島の南南西約460キロにあり、1時間に約15キロの速さで西に進んでいる。沖縄気象台によると、宮古島地方と石垣島地方が26日夜遅く、与那国島地方が27日朝から昼前までに風速15メートル以上の強風域に入る見込み。 気象台によると、25日午後9時現在、台風は風速25メートル以上の暴風域を伴っていないが、26日午後9時には暴風域を伴う。 中心気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルで、中心から半径310キロ以内では風速15メートル以上の強風域となっている。 台風接近の影響で、県内で週末に予定されていたイベントが延期や中止となるなど影響が出ている。

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3.稲刈り:お盆に新米、お届けします 黄金色の稲穂刈り取り−−串本 /和歌山(毎日新聞),毎日新聞
RV=22.0 2008/07/26 13:01
キーワード:串本

 串本町で25日、早くも稲刈りが始まった。台風被害を避けるため、毎年春先に植えたフジヒカリを7月下旬に刈り取り、お盆には新米を味わっている。 稲刈りをしたのは、同町津荷のJR紀勢線沿いにある農業、坂口進さん(76)の田んぼ5アール。早朝にもかかわらず、強い日差しが照りつける中で作業。汗びっしょりになりながら、機械とカマを使い、黄金色に輝く稲穂を次々と刈り取っていった。 坂口さんは「作柄は平年並み。イノシシに少し荒らされたが被害は少ない」と話していた。収穫した稲は、天日干しし、脱穀して近所に配るという。【山本芳博】7月26日朝刊

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1.各地で荒天被害、テントに突風で1人死亡…河川増水で2人不明(読売新聞),読売新聞
RV=43.8 2008/07/27 17:04
キーワード:福井,敦賀,竜巻

 全国各地で27日、大気の状態が不安定となり、突風や大雨などによる事故が相次いだ。 午後0時50分ごろ、福井県敦賀市港町で開かれていたイベント会場で、大型テント4張り(高さ5・3メートル、縦・横10メートル)が突風でなぎ倒され、テントを支えようとした愛知県甚目寺町、会社員五島徹さん(43)が腕を切断するなどして間もなく死亡した。敦賀市内の女性(55)が腕の骨を折る重傷、8人が軽傷を負った。福井地方気象台は、竜巻の可能性もあるとみて調べている。 群馬県みなかみ町では午後2時半ごろ、増水した湯檜曽(ゆびそ)川で沢遊びをしていたツアーグループが流され、東京都目黒区の男性会社員(30)が行方不明、1人が骨盤を折る重傷を負った。同町内を流れる同じ利根川水系の宝川でも午後5時35分ごろ、山登りをしていた前橋市内の男性から「下山途中に妻が流された」と119番通報があった。群馬県内には27日午後から大雨洪水警報が出ていた。 長野県白馬村の北アルプス白馬岳では午後2時50分ごろ、登山中の岐阜県の男性(66)と妻(60)が落雷に遭って歩けなくなったと、登山仲間から山荘に届け出があった。県警が捜索したが発見できなかった。28日朝から捜索を再開する。当時、雷を伴う激しい雨が降っていた。

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2.<突風>イベント会場で作業中の3人重軽傷 滋賀(毎日新聞),毎日新聞
RV=31.9 2008/07/27 21:31
キーワード:降雨,竜巻,彦根

 27日午後0時50分ごろ、滋賀県彦根市松原町の琵琶湖岸で開かれた「第32回鳥人間コンテスト選手権大会」(読売テレビ主催)会場で、人力飛行機が離陸するプラットホーム(高さ約10メートル)の床板が突風にあおられ、撤去作業中の男性3人に当たった。1人が首の痛みなどを訴え入院し、他の2人が重軽傷。 また、午後2時10分ごろ、大津市浜大津5の琵琶湖沖合約500メートルで、釣りをしていた堺市の男性会社員(32)ら2人が乗ったアルミ製ボート(全長約3.3メートル)が横風を受けて転覆した。琵琶湖汽船の観光船「ミシガン」船長がボートにつかまっている2人を発見し、同社の作業船が救助した。 彦根地方気象台によると、当時、県内には竜巻注意情報が発令されていた。 石川県小松市でも、この日午後に強い降雨と突風で、神社の灯籠(とうろう)や電柱などが倒壊。けが人はなかった。同市消防本部によると、市内では資材倉庫の屋根が飛んだほか、納屋1棟が倒壊、住宅など計68棟に、窓ガラスにひびが入るなどの被害も出た。【近藤修史、高橋慶浩】

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3.突風でテント飛ばされ男性1人死亡 福井・敦賀(産経新聞),産経新聞
RV=31.3 2008/07/27 15:54
キーワード:福井,敦賀

 27日午後0時50分ごろ、福井県敦賀市のイベント会場で、突風でテントが飛ばされた。倒れた支柱などで、男性1人が死亡、十数人がけがをした。

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4.テント飛ばされ9人死傷=イベント会場、突風吹く−福井・敦賀(時事通信),時事通信
RV=31.3 2008/07/27 16:19
キーワード:福井,敦賀

 27日午後零時50分ごろ、福井県敦賀市の敦賀港で開催されていたイベントの会場で、テントが突風で飛ばされ、巻き込まれた男性1人が死亡、8人が軽傷を負った。主催者はイベントを中止、県警敦賀署は事故の詳しい原因などを調べている。 

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5.<突風>大型テント飛ばされ男性死亡、8人軽傷 福井・敦賀(毎日新聞),毎日新聞
RV=31.3 2008/07/27 17:11
キーワード:福井,敦賀

 27日午後0時50分ごろ、福井県敦賀市港町の金ケ崎緑地公園で開催中の「つるが・港の祭典きらめきフェスティバル2008」会場で、大型テントが突風にあおられて飛ばされた。テントを支えていた愛知県内の男性会社員(43)が右腕を切断し、病院に運ばれたが間もなく死亡。客やスタッフら2〜55歳の男女8人が頭などに軽傷を負った。 敦賀署によると、男性は、飲食店などを出していたテント(10メートル四方、高さ約5メートル)4基をスタッフらと支えていた。強風で支えきれなくなり全員で一斉に手を離したが、1人だけ離さなかったという。 福井地方気象台によると、事故当時、福井県内各地では雷雲が発生。敦賀市内では、午後0時49分に最大瞬間風速29.7メートルを記録するなど、突風が吹き荒れていた。【酒造唯】

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6.突風 大型テント飛ばされ男性死亡9人重軽傷 福井・敦賀(毎日新聞),毎日新聞
RV=31.3 2008/07/27 17:34
キーワード:福井,敦賀

 27日午後0時50分ごろ、福井県敦賀市港町の金ケ崎緑地公園で開かれていた「つるが・港の祭典きらめきフェスティバル2008」会場で、大型テントが突風にあおられて飛ばされた。テントを押さえていた愛知県甚目寺(じもくじ)町、会社員、五島(ごしま)徹さん(43)が右腕を切断するなどし、多発性外傷によるショックで間もなく死亡。敦賀市の女性(55)が右腕を骨折するなど計9人が重軽傷を負った。 敦賀署の調べでは、五島さんは、飲食店などが出店していたテント(10メートル四方、高さ約5メートル)4張りをイベントスタッフらと押さえていた。強風で支えきれなくなり一斉に手を離したが、五島さんだけが離さなかったという。テントの中にいた敦賀市の女性(45)は、「風が急に吹いて、鉄柱が倒れてきたので必死に逃げた」。祭りスタッフの屋嘉比(やかび)義幸さん(44)は「テントが浮き上がって20〜30メートルずれた」と話していた。 各テントは、重さ300キロのコンクリート製おもりが付いたアンカー16個で固定されていたといい、同署が事故原因を調べている。会場には県内外から約1000人(主催者発表)が訪れていた。 福井地方気象台によると、事故当時は福井県内各地で雷雲が発生。敦賀市内では、午後0時49分に最大瞬間風速29.7メートルを記録するなど、突風が吹き荒れていた。【酒造唯、高橋隆輔、菅沼舞】

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7.テント飛ばされ男性死亡=福井・敦賀(時事通信),時事通信
RV=31.3 2008/07/27 20:24
キーワード:福井,敦賀

前の写真次の写真テント飛ばされ男性死亡=福井・敦賀7月27日20時24分配信時事通信福井県敦賀市港町の金ケ崎緑地公園のイベント会場で、テントが突風で飛ばされ、巻き込まれた男性1人が死亡、2歳の子供を含む8人が重軽傷を負った(27日午後2時5分ごろ=敦賀市広報公聴課提供)(時事通信社)最終更新:7月27日20時24分

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1.金沢で浅野川が氾濫、5万人に避難指示(読売新聞),読売新聞
RV=84.7 2008/07/28 11:36
キーワード:金沢,富山,砺,水位,流す

 停滞前線に湿った空気が流れ込んだ影響で、北陸地方では28日未明から局地的な激しい雷雨に見舞われた。 金沢市中心部を流れる浅野川は数か所で氾濫。市は午前8時50分、2万739世帯の5万453人を対象に避難指示を出し、小学校や公民館など計38か所に避難所を開設した。 金沢地方気象台によると、金沢市医王山(いおうぜん)で1時間に54・5ミリを観測。浅野川は同7時40分に避難判断水位(1・7メートル)を超え、40分後に周辺の繁華街や住宅地に水があふれた。床上浸水や、路上にとめた車が流されるなどの被害が相次いだ。避難指示は同11時45分に解除された。 富山県南砺市では国道471号で土砂崩れが起きるなどして2地区計324世帯が孤立したほか、2棟が全壊するなどの被害が出ている。 気象庁は、前線が南下する東海、甲信地方でも土砂災害などの危険があるとして警戒を呼びかけている。 気象庁によると、1時間50ミリ以上の雨は1976〜87年の年平均162回から、98〜2007年は238回に増加。地球温暖化に伴う気温上昇が要因とみられる。コンクリートなどに覆われた都市部では雨水が浸透せず、大きな被害になりやすい。名古屋市内の4割近くが浸水し、死傷者51人を出した東海豪雨(00年9月)、2300棟以上が浸水した首都圏豪雨(05年9月)なども起きた。

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2.<大雨>神戸・都賀川が増水 子供3人と女性死亡(毎日新聞),毎日新聞
RV=72.5 2008/07/28 18:40
キーワード:河口,水位,流す,神戸

 28日午後2時40分ごろ、神戸市灘区の都賀川(とががわ)で、河川敷などにいた約10人が流されたり、橋脚に取り残された。約1時間半後、海上保安庁や兵庫県警神戸水上署の船が約1.5キロ下流の河口で子供3人(男1人、女2人)と女性を救助したが死亡した。また河口付近で、灘区内の男性(32)のカバンが見つかり、県警は増水で行方不明になった可能性があるとみて調べている。 県警灘署の調べでは、死亡したのは、いずれも灘区在住で、八幡町3、市立六甲小6年、河合玲緒(れお)さん(12)▽篠原南町3、同小4年、泉谷瑠希也(いずたにるきや)君(10)▽神ノ木通4、無職、妻鹿愛美(つましかまなみ)さん(29)と、めいの同、保育園児、友地(ともじ)こころちゃん(5)。 河合さんと泉谷君は地元の民間学童保育所「どんぐりクラブ」のメンバー。午後1時半ごろ、児童や引率役の大人ら計22人で川に来て遊んでいた。川が増水してきたため、階段から土手に上がろうとして流されたという。妻鹿さんとこころちゃんは、帰宅途中に立ち寄るなどして流されたとみられる。 また、新都賀川橋で工事をしていた大阪府吹田市の男性作業員(49)が橋脚に取り残されたが、約30分後に警察などに救助された。河口近くで遊んでいた11歳の少年2人も流されたが、通行人にロープなどで助けられた。 兵庫県によると、午後2時からの1時間に上流付近で36〜38ミリの集中豪雨があり、都賀川の水位は午後2時40分から10分間で約1.3メートル上昇した。 都賀川は六甲山系の南のすそ野に位置し、全長約1.8キロ、川幅は平均15メートル。上流で2本の川が合流しており、50メートルごとに標高が1メートル下がる急流。河口まで高さ数メートルの土手が続き、階段やスロープで河川敷に下りる構造になっている。 急激に水位が上昇すると逃げ場を失いかねず、随所に注意看板が立っているが、危険を知らせるサイレンなどの警報装置はなかった。県は「普段から付近の学校などには危険性を知らせる冊子を配っている。今回はわずか10分で水位が急激に上昇しており、想定外の事態だ」と説明した。 国土交通省六甲砂防事務所の大下正和副所長は「六甲山は海岸線までの距離が2〜4キロと短く、直線的で急こう配の川が多いため、はんらんや鉄砲水が起きやすい」と指摘。1938年7月の「阪神大水害」では、阪神間の多数の河川がはんらんし、616人が死亡。その後も、鉄砲水が日常的にあるという。 神戸市を含む阪神地域には、この日午後1時55分、大雨と洪水警報が発令された。

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3.大雨 神戸・都賀川が増水 子供3人と女性死亡(毎日新聞),毎日新聞
RV=72.5 2008/07/28 18:49
キーワード:河口,水位,流す,神戸

 28日午後2時40分ごろ、神戸市灘区の都賀川(とががわ)で、河川敷などにいた約10人が流されたり、橋脚に取り残された。約1時間半後、海上保安庁や兵庫県警神戸水上署の船が約1.5キロ下流の河口で子供3人(男1人、女2人)と女性を救助したが死亡した。また河口付近で、灘区内の男性(32)のカバンが見つかり、県警は増水で行方不明になった可能性があるとみて調べている。 県警灘署の調べでは、死亡したのは、いずれも灘区在住で、八幡町3、市立六甲小6年、河合玲緒(れお)さん(12)▽篠原南町3、同小4年、泉谷瑠希也(いずたにるきや)君(10)▽神ノ木通4、無職、妻鹿愛美(つましかまなみ)さん(29)と、めいの同、保育園児、友地(ともじ)こころちゃん(5)。 河合さんと泉谷君は地元の民間学童保育所「どんぐりクラブ」のメンバー。午後1時半ごろ、児童や引率役の大人ら計22人で川に来て遊んでいた。川が増水してきたため、階段から土手に上がろうとして流されたという。妻鹿さんとこころちゃんは、帰宅途中に立ち寄るなどして流されたとみられる。 また、新都賀川橋で工事をしていた大阪府吹田市の男性作業員(49)が橋脚に取り残されたが、約30分後に警察などに救助された。河口近くで遊んでいた11歳の少年2人も流されたが、通行人にロープなどで助けられた。 兵庫県によると、午後2時からの1時間に上流付近で36〜38ミリの集中豪雨があり、都賀川の水位は午後2時40分から10分間で約1.3メートル上昇した。 都賀川は六甲山系の南のすそ野に位置し、全長約1.8キロ、川幅は平均15メートル。上流で2本の川が合流しており、50メートルごとに標高が1メートル下がる急流。河口まで高さ数メートルの土手が続き、階段やスロープで河川敷に下りる構造になっている。 急激に水位が上昇すると逃げ場を失いかねず、随所に注意看板が立っているが、危険を知らせるサイレンなどの警報装置はなかった。県は「普段から付近の学校などには危険性を知らせる冊子を配っている。今回はわずか10分で水位が急激に上昇しており、想定外の事態だ」と説明した。 国土交通省六甲砂防事務所の大下正和副所長は「六甲山は海岸線までの距離が2〜4キロと短く、直線的で急こう配の川が多いため、はんらんや鉄砲水が起きやすい」と指摘。1938年7月の「阪神大水害」では、阪神間の多数の河川がはんらんし、616人が死亡。その後も、鉄砲水が日常的にあるという。 神戸市を含む阪神地域には、この日午後1時55分、大雨と洪水警報が発令された。

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1.【豪雨被害】神戸・水難事故行方不明者の捜索続く (産経新聞),産経新聞
RV=111.1 2008/07/29 12:00
キーワード:河口,都賀,神戸,水位,灘

 神戸市灘区の都賀川が豪雨で増水し、4人が濁流に流されて死亡した事故から一夜明けた29日、兵庫県警と神戸海上保安部、同市消防局は早朝から、約90人態勢で、行方不明になっている同市灘区のアルバイトの男性(32)の捜索を再開した。現場近くの歩道橋では、近くの住民らが集まり犠牲者に手を合わせ、花を供えるなど冥福(めいふく)を祈った。<<スライドショー>>子どもが遊ぶ普段の都賀川が鉄砲水で増水 同保安部は28日夕、都賀川の河口付近で男性の身分証明書などが入った黒いショルダーバッグを発見。男性とは連絡が取れておらず、流された可能性があるという。県警などはヘリや船を出動させ、河口から灘港付近の一帯を重点的に捜索した。 都賀川はこの日、前日の鉄砲水がうそのように流れは穏やか。しかし午前中からの小雨と事故の影響からか、散歩する人の姿はまばらだった。 近くの主婦(64)は「うちにも小さな孫がいるので、雨が降ると都賀川も危険だということをよく言い聞かせたい」と話した。近くの橋の上では、近くの寺の住職がお経を唱える姿もあった。 現場周辺では兵庫県神戸土木事務所の幹部職員らが、朝から異例のパトロールを実施。鉄砲水による橋や護岸への影響を点検するなど対応に追われた。付近の道路では県警のパトカーも警戒にあたり、「雨が降り出せば川に近づかないようにしてください。水かさが増える恐れがあります」と注意を呼びかけた。 同事務所は28日の増水を「100年に1度あるかないかという想定外の雨。水位が10分間で急激に上がり手の施しようがなかった」とする一方で、都賀川と同じように増水しやすい近隣の川も含め、再発防止に向けた対策を協議する方針。 一方、兵庫県議会の建設常任委員会は事故を受けて、この日予定を急遽(きゅうきょ)変更。委員約10人が、都賀川を視察した。委員長の田中章博県議は「まさに水の怖さ。ひとつ間違えば水は人の命を奪うということを県民に伝えたい」と話した。 また、死亡した6年の河合玲緒(れお)さん(12)と4年の泉谷(いずたに)瑠希也(るきあ)君の2人が通っていた同市立六甲小はこの日、校内で予定されていたプールの開放とバレーボールの練習を中止。また、児童らが事故に動揺していないかどうかなどを確認するため、全校児童約340人の家庭訪問を行った。

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2.不明の男性、捜索を再開 神戸・濁流4人死亡(産経新聞),産経新聞
RV=111.1 2008/07/29 15:49
キーワード:河口,都賀,神戸,水位,灘

 神戸市灘区の都賀川が豪雨で増水し、4人が濁流に流されて死亡した事故から一夜明けた29日、兵庫県警と神戸海上保安部、同市消防局は早朝から、約90人態勢で、行方不明になっている同市灘区のアルバイトの男性(32)の捜索を再開した。現場近くの歩道橋では、近くの住民らが集まり犠牲者に手を合わせ、花を供えるなど冥福を祈った。 同保安部は28日夕、都賀川の河口付近で男性の身分証明書などが入った黒いショルダーバッグを発見。男性とは連絡が取れておらず、流された可能性があるという。県警などはヘリや船を出動させ、河口から灘港付近の一帯を重点的に捜索している。 現場周辺では兵庫県神戸土木事務所の幹部職員らが、朝から異例のパトロールを実施。鉄砲水による橋や護岸への影響を点検するなど対応に追われた。付近の道路では県警のパトカーも警戒にあたり、増水に対する注意を呼びかけた。 同事務所は28日の増水を「100年に1度あるかないかという想定外の雨。水位が10分間で急激に上がり手の施しようがなかった」とする一方で、都賀川と同じように増水しやすい近隣の川も含め、再発防止に向けた対策を協議する方針。                   ◇ 気象庁は29日、近畿と中国地方で同日夜にかけて、局地的に雷を伴い1時間に60〜100ミリの猛烈な雨となる恐れがあるとして、河川の急な増水や土砂災害、突風に警戒を呼び掛けた。 同日の午前中は鳥取県の湖山、兵庫県の温泉で1時間に52・5ミリの雨が降った。西日本では、上空に寒気、下層には暖かく湿った空気がそれぞれ流れ込んでいるため、大気の状態が非常に不安定となっている。

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3.不明の男性、捜索を再開 神戸・濁流4人死亡(産経新聞),産経新聞
RV=111.1 2008/07/29 15:49
キーワード:河口,都賀,神戸,水位,灘

 神戸市灘区の都賀川が豪雨で増水し、4人が濁流に流されて死亡した事故から一夜明けた29日、兵庫県警と神戸海上保安部、同市消防局は早朝から、約90人態勢で、行方不明になっている同市灘区のアルバイトの男性(32)の捜索を再開した。現場近くの歩道橋では、近くの住民らが集まり犠牲者に手を合わせ、花を供えるなど冥福を祈った。 同保安部は28日夕、都賀川の河口付近で男性の身分証明書などが入った黒いショルダーバッグを発見。男性とは連絡が取れておらず、流された可能性があるという。県警などはヘリや船を出動させ、河口から灘港付近の一帯を重点的に捜索している。 現場周辺では兵庫県神戸土木事務所の幹部職員らが、朝から異例のパトロールを実施。鉄砲水による橋や護岸への影響を点検するなど対応に追われた。付近の道路では県警のパトカーも警戒にあたり、増水に対する注意を呼びかけた。 同事務所は28日の増水を「100年に1度あるかないかという想定外の雨。水位が10分間で急激に上がり手の施しようがなかった」とする一方で、都賀川と同じように増水しやすい近隣の川も含め、再発防止に向けた対策を協議する方針。                   ◇ 気象庁は29日、近畿と中国地方で同日夜にかけて、局地的に雷を伴い1時間に60〜100ミリの猛烈な雨となる恐れがあるとして、河川の急な増水や土砂災害、突風に警戒を呼び掛けた。 同日の午前中は鳥取県の湖山、兵庫県の温泉で1時間に52・5ミリの雨が降った。西日本では、上空に寒気、下層には暖かく湿った空気がそれぞれ流れ込んでいるため、大気の状態が非常に不安定となっている。

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1.北陸大雨:床上、床下浸水2700棟 県と金沢市、被災者の相談窓口設置 /石川(毎日新聞),毎日新聞
RV=141.6 2008/07/30 18:01
キーワード:金沢,敦賀,浅野川,福井,神戸,水位

 金沢市を流れる浅野川がはんらんした局地的な集中豪雨から一夜明けた29日、全壊家屋1棟、床上・床下浸水が約2700棟など、大きな被害が出ていることが県や市の調査で分かった。この日も被害に遭った住民は泥を取り除く作業に追われ、商売をあきらめる店員も。県や市は相談窓口などを設置し、被災者の再建に乗り出した。「いつどこであってもおかしくない」災害に、水防計画の再検討も迫られる。【高橋慶浩、栗原伸夫】 ◆被害拡大 県のまとめでは、29日午後5時現在、全壊家屋1棟、住宅の床上浸水が541棟、床下浸水が2141棟と被害が拡大した。 金沢市では、物販や飲食店などの商業施設167軒、製造業などの15軒が浸水した。降雨の激しかった湯涌温泉では、旅館5軒が被害に遭い、宿泊客124人は28日夕に全員帰宅した。 ◆ライフライン 上下水道では、湯涌地区など10カ所でマンホールのポンプなどに被害があり、汚水を吸引するなど応急措置を取っている。北陸電力石川支店によると、午後6時現在、土砂による設備損傷で、2戸が停電している。 道路・河川では、32カ所で堤防が壊れるなどの被害を確認。判明分だけで被害額は約10億円に上った。また、農業関係では、水田26・3ヘクタール、果樹園1・8ヘクタールが冠水したり、土砂が流れ込んだ。農道も8カ所でのり面が崩壊、用排水路計10カ所に土砂が流れ込むなど、引き続き被害状況を調べている。 ◆知事「計画検証したい」 午前中の災害対策本部員会議後、谷本正憲知事は、浅野川流域にある水門の一部が閉鎖できなかったことなどを指摘され、「同時多発的にいろんなことが起き、手を打つのが遅れたところは反省しなければならない。浅野川にはダムを作れないので、犀川への放水で受け止めてもらうしかないが、もう一度水防計画を検証したい」と話した。 ◆復旧作業 浅野川上流の湯涌地区などでは、道路に残った泥や流木を大型重機で取り除く作業が続いた。同市主計町などでも、泥で汚れた家具などを運び出す姿があった。同市東山3のクリーニング店経営の男性(57)は「預かった品物に被害はなかったが、店内に10センチ以上の泥が残った。しばらく休む」とあきらめ顔だった。 ◆窓口・融資 市は29日、市役所1階に相談窓口(076・220・2821)を設置。ごみや道路の復旧などについて相談を受け付けている。午前9時〜午後7時。 また、県内各金融機関は、企業運転資金や個人の住宅改修などについて緊急の融資相談窓口を開設。▽北國銀行・専用相談電話(0120・258・956)=9月末まで▽金沢信用金庫の相談電話(0120・538・552)=8月8日まで。このほか北陸信金、興能信金なども相談を受け付けている。……………………………………………………………………………………………………… ■視点 ◇55年ぶり浅野川はんらん ◇情報の早い伝達必要 積乱雲下、局地的で予測つかず 浅野川のはんらんは1953(昭和28)年7月23日の加賀水害以来、55年ぶりだった。県史によると、加賀水害は梅雨前線の停滞で広範囲の被害をもたらし、死者1人、行方不明3人、床上浸水4250棟。浅野川では、浅野川大橋を除いてすべての橋が流出したと記録されている。 当時と比べて、県単位や梅雨前線など広域の気象予報の精度は格段に高まっている。しかし、積乱雲が発達して、非常に狭い範囲で短時間にだけ起こる集中豪雨がどこでいつ起こるかの予測には、いまだに限界がある。27日の福井県敦賀市の突風も原因は同じで、夏なら全国どこで起こってもおかしくないにもかかわらず。 発達した積乱雲による災害の怖さは、局地的であること、そして被害が、雨の実感がない場所にも及ぶことだ。28日も、同じ金沢市で気象台のある西念では午前5〜6時の間に19・5ミリ降ってやんだのに、わずか15キロ南東の湯涌温泉付近で、県の雨量計は午前7時前後の1時間に138ミリの猛烈な雨を記録していた。 予測に限界がある中で、被害を最小限にとどめるために大切なのは、実況情報の早い伝達だ。 県河川総合情報システムは、市街地で浸水が発生する前の午前7時現在で、湯涌温泉近くの浅野川・芝原橋の水位が3・4メートルに達し、堤防の高さ(3・2メートル)を超えているというデータを収集していた。 水位はホームページにリアルタイムで公表されているが、これを見た住民はほとんどいないだろう。もし、すぐに下流の河川敷で放送するなどして住民に広報していれば、少しは被害が違っていたかもしれない。 防災機関は、増水について、緊急地震速報のように情報を住民に直結する必要があるのではないか。神戸市の川での悲惨な事例を繰り返さないためにも。【日本気象予報士会北陸支部・松田秀敏】……………………………………………………………………………………………………… ◆浅野川の水位の変化と金沢市の対応6時30分からの1時間雨量が湯涌地区で138ミリを記録6時40分 上流・芝原橋で警戒水位の2・10メートルを記録7時00分 同橋で堤防の高さを超える3・41メートルを記録7時40分 下流・天神橋で警戒水位超の1・89メートルを記録7時50分 同橋で危険水位超の2・29メートルを記録8時00分 湯涌地区に避難準備情報8時40分 天神橋で最高水位3・36メートルを記録8時45分 浅野川流域避難勧告8時50分 同避難指示7月30日朝刊

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2.神戸・都賀川の豪雨災害、不明男性の遺体見つかる(読売新聞),読売新聞
RV=109.9 2008/07/30 07:59
キーワード:河口,都賀,灘,神戸

 神戸市灘区の都賀(とが)川で濁流にのみ込まれた児童ら4人が死亡した豪雨災害で、兵庫県警灘署は30日、行方不明だった同市灘区畑原通の吉岡昌也さん(32)の遺体を、都賀川河口付近で発見したと発表した。 豪雨があった28日、吉岡さんの身分証が入ったショルダーバッグが河口付近に浮いていたため、捜していた。同署は、濁流にのみ込まれた可能性もあるとみて、死因を調べている。 同署によると、30日午前0時15分ごろ、都賀川河口に近い同市灘区灘浜町の灘埠頭から約5メートルの海上に浮かんでいる遺体を、署員が発見。 自宅の鍵を持っていたことなどから、吉岡さんと断定した。

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3.不明の男性、遺体で発見=都賀川増水、死者5人に−兵庫(時事通信),時事通信
RV=109.9 2008/07/30 09:12
キーワード:河口,都賀,灘,神戸

 神戸市灘区の都賀川が28日の大雨で増水した後、行方が分からなくなっていた同区の男性の遺体が30日、河口付近の海上で見つかった。川に流され水死したとみられ、この水害による死者は計5人になった。 県警灘署によると、男性は灘区畑原通、吉岡昌也さん(32)。28日午後、吉岡さんのショルダーバッグが海上で見つかり、本人と連絡が取れなかったため、警察などが海上や周囲を捜索していた。同署員が30日午前零時15分ごろ、海面に浮かんでいるのを発見した。

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1.京都府、全管理河川を点検 市も調査着手、神戸事故受け(京都新聞),京都新聞
RV=111.9 2008/07/31 09:19
キーワード:都賀,灘,神戸,水位,府

 神戸市灘区の都賀川が豪雨で急激に増水し、子どもを含む4人が亡くなった事故を受け、京都府は30日、府管理の全河川について水位の上昇の仕方や避難経路などを一斉点検する方針を示した。山田啓二知事は「安全を点検し、必要な措置を講じたい」と話した。 府内には鴨川や桂川など府管理河川が373ある。都賀川で亡くなった子どもが遊んでいたような、水辺に降りられる「親水施設」は、約150カ所あるという。 山田知事は同日の定例記者会見で「都賀川は急峻(きゅうしゅん)な六甲山系から注いでおり10分間で1・3メートル増水した。府内の河川とは状況が違う」とした上で、「過去の鴨川の増水でも都市下水路に水が流れ込み水かさが急速に増えた。都市河川は危険で脆弱(ぜいじゃく)性を持っており、警戒態勢を充実させたい」と述べた。 京都市も同日、親水施設を建設中の堀川など市内15の管理河川を調査し始めた。市河川整備課は「神戸のような急激に増水する親水施設はないが、増水時の河川は危険であり注意を」としている。 府内の集中豪雨では、1997年4月に京都市中京区西ノ京の天神川で遊歩道の地上50センチまで増水し女性1人が流され死亡したほか、2004年8月には集中豪雨で鴨川の水位が1時間で135センチも上昇し、三条大橋付近の河川敷が水没、イベント参加者らが多数避難した。また、京都市消防局によると、06、07年には、右京区の桂川や伏見区小栗栖の山科川でも中州で釣りをしていた人が増水で戻れなくなり救助された事例がある。 府河川課は「都市の河川はすぐに水位が上昇する。気象情報に注意し、大雨が降れば橋の下でなく、上に逃げてほしい」と呼び掛けている。

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2.県東部集中豪雨:黄瀬川水位、10分で2.7メートル急上昇−−国交省調査 /静岡(毎日新聞),毎日新聞
RV=97.3 2008/07/31 12:01
キーワード:都賀,灘,神戸,水位

 ◇増水に大雨重なり 7月4日に県東部を襲った集中豪雨の際、黄瀬川の長泉町本宿(ほんじゅく)での水位が、わずか10分間で2・7メートルも急上昇していたことが国土交通省の調査で分かった。激しい雨域が上流から下流に移動したのと、上流部に降った雨水が下ってきたのが重なり、爆発的に上昇した。 国交省沼津河川国道事務所がホームページで動画の映像を含めて公表した。 黄瀬川流域では幸い被害はなかったが、28日の神戸市灘区の都賀川で5人が犠牲になった増水は、10分間で最大約1・3メートル上昇したとされ、黄瀬川はその2倍以上にあたる。 狩野川との合流点から約2・7キロ上流の長泉町本宿にある監視カメラと水位観測所のデータによると、水位は7月4日午前5時40分に112センチ、同50分に383センチと、10分間で271センチ上がった。その10分後の午前6時に避難判断水位(420センチ)を超える最高の430センチに達した後、下がった。 一方、雨量は、富士山ろくの上流域の赤塚観測所(御殿場市)で午前2〜4時に約100ミリ。中流域の須山観測所(裾野市)で同3時半〜5時ごろまでに約80ミリを記録し、下流域の愛鷹(沼津市)では同5時半〜6時半ごろまでに90ミリだった。雨域が上流から下流に移り、水位が上昇した時刻付近は下流で激しい雨が降っていたことが分かる。 同事務所の日置龍朗調査第1課長は「雨の降り方によっては爆発的に水位が上昇し、川の様子が変ぼうするという意識を持ってほしい」と説明。川遊びなどでの注意を呼び掛けている。同事務所のホームページはhttp://www.cbr.mlit.go.jp/numazu/【安味伸一】7月31日朝刊

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3.北陸大雨:金沢の浅野川はんらん 健在、助け合い精神 住民、泥かき作業続く /石川(毎日新聞),毎日新聞
RV=81.9 2008/07/31 16:01
キーワード:金沢,集落,浅野川

 28日の集中豪雨による浅野川のはんらんで浸水した金沢市主計町では、30日も住民たちが泥をかき出す作業に追われた。「困った時はお互いさま」。炎天下、協力して掃除する姿に、昔から変わらないこの地域の助け合いの精神が見られた。【澤本麻里子】 「近所の手伝いで筋肉痛」と笑うのは、近くの主婦、今村治代さん(60)。55年前の加賀水害は「今もたんすに浸水した染みが残っているけど、怖かった」と、子供心に覚えている。茶屋「一葉」の女将(おかみ)、柄崎たか子さんも恐ろしさを身をもって体験した。今回、率先して近所を見回り、後片づけに出たのは、そんな過去の水害を知り、今も同地区で暮らしている人たちだった。 同町会長の松村光雄さん(76)によると、地区は30世帯で一人暮らしのお年寄りも多い。床上・床下浸水計27棟の被害に遭ったが、けが人が出ずに済んだのは「昔からよく知った人たちで、総出で協力したから」と振り返る。「過ぎたことを悔やんでも仕方がない。一日も早く店を開業できるよう、またみんなで力を合わせて頑張る」と、この日も片付けに取り掛かっていた。 一方、市防災管理課によると、辰巳用水の取水口付近など数カ所で土砂崩れが起き、水を通せない状態が続いていたが、30日、土砂を取り除く作業を始めた。31日午後には通水できる見通し。 ◇被害さらに明らかに−−集中豪雨 集中豪雨では30日も浸水のほか、農地などへの被害増が明らかになった。県によると、全壊住宅2棟、浸水は床上593棟、床下2043棟。非住家被害も19棟から196棟に。農地への土砂流入なども、田で15集落26・3ヘクタールから30集落38・6ヘクタール、果樹園で1集落1・8ヘクタールから同2・2ヘクタールに増えた。7月31日朝刊

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1.学童保育の防災対策見直し、都賀川増水事故で 神戸市(産経新聞),産経新聞
RV=108.3 2008/08/01 07:51
キーワード:都賀,灘,神戸,濁流,流す

 神戸市灘区の都賀川が大雨で増水し、5人が濁流に流されて死亡した事故を受けて、神戸市は市内約180の公・民設の学童保育の危機管理マニュアルを見直すことを決めた。死亡した小学生2人が、学童保育の活動中に事故に巻き込まれたことを受けた措置。 市は学童保育の運用基準で安全管理や危機管理を規定しているが、主に施設や遊具の点検が中心で、防災対策の規定はない。このため、県が気象情報などを配信する「ひょうご防災ネット」への加入を義務づけるなど、運用基準を改正する方針。防災ネットへの加入はすでに文書でも呼びかけている。 今回の事故では、民間の「六甲学童保育所」(同市灘区)に通う子供たち約20人が事故に巻き込まれ、2人が死亡した。引率していた指導員は当時、大雨洪水警報が発令されていたことを知らなかったという。

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2.北陸大雨:白糸川床が再開 豪雨からの復興アピール ガス灯も再点灯−−金沢 /石川(毎日新聞),毎日新聞
RV=57.5 2008/08/01 17:02
キーワード:金沢,浅野川

 金沢市の浅野川をはんらんさせた7月28日の豪雨からの復興をアピールしようと、同市主計町の白糸川床(金沢・浅の川園遊会実行委主催)が31日、再開された。豪雨の被害を受けた周辺のガス灯も同日、再点灯された。 白糸川床は昨年に続き2回目で、今年は25日に始まった。浅野川沿いの料亭の料理と、主計町、ひがし両茶屋街の芸妓(げいぎ)のもてなしが人気。しかし、豪雨で茶屋街に浸水などの被害が出たため、3日間、休業していた。 31日は約50人が参加。老舗の味と芸妓のあでやかな振る舞いを楽しんだ。実行委の蚊谷八郎代表は「街は復興半ばだが、川床の再開で人が集まり、茶屋や料亭の再開につながれば」と話した。 白糸川床は10日まで。午後6時15分〜同7時45分。1万3500円(50席限定)。予約(076・221・8188)は希望日の3日前まで。問い合わせは実行委(076・233・7640)。【栗原伸夫】8月1日朝刊

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3.北陸大雨:老舗の三味線店も再開 店主「しょぼくれていても…」 /石川(毎日新聞),毎日新聞
RV=57.5 2008/08/01 17:02
キーワード:金沢,浅野川

 浅野川はんらんで被害を受けた金沢市東山地区で、創業120年の老舗三味線店「福嶋三弦店」を営む4代目の福嶋十一(みつかず)さん(60)が31日、仕事を再開した。床上浸水で家財も水浸しになったが、「災い転じて福となす。しょぼくれていても仕方ないがんや」と、片づけもそこそこに、早速三味線に向かった。 店は堤防からわずか30メートル。28日午前8時半ごろ、異変に気付いた福嶋さんが川を見に行くと浅野川大橋の下にすき間がないほど水面は上昇していた。「お客さんから預かった三味線だけは」。急いで戻り、1階に置いた楽器を妻澄子さん(56)とともに2階へ。10分後、店の表裏から流れ込んだ泥水は畳の上まで達した。 梅雨明けのこの時期、三味線の皮は水分を含んで傷みやすく、張り替えの注文が相次ぐ。床下むき出しの1階に応急的に板敷きの作業場を確保した。積まれた胴を前に、5代目として修業を重ねる娘婿の岡部将英さん(32)が精を出す。「お客さんは待ってくれませんから」。道具を手にする喜びがにじんだ。【野上哲】8月1日朝刊

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1.北陸大雨:浸水被害の金沢、家屋の泥を取り除く 高校生がボランティア /石川(毎日新聞),毎日新聞
RV=82.1 2008/08/02 16:01
キーワード:金沢,浅野川,流す,泥

 浅野川のはんらんで浸水被害を受けた金沢市昌永町などで1日、高校生約200人が、家屋に流れ込んだ泥を取り除くボランティア活動を行った。県の呼びかけで県立高校の有志が参加した。地元住民は、泥だらけになって作業に取り組む高校生を「ありがとう」とねぎらった。 金沢辰巳丘高校の生徒29人は、同町の広誓寺などで清掃作業を担当。湿らせた新聞紙を地面にまき、泥を掃き取った。 同校1年の中島恵美さん(15)は自宅が川の対岸にあり、玄関が浸水したが、「家が近いし他人事とは思えない。困った時はお互いさま」と汗を流していた。住職の巽亮光さん(34)は「人手が足りないので本当に助かりました」と笑顔で話していた。【澤本麻里子】8月2日朝刊

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2.北陸大雨:「災害ごみ処理最優先」 対策本部員会議で知事 /石川(毎日新聞),毎日新聞
RV=49.0 2008/08/02 16:01
キーワード:金沢,ごみ,知事

 県庁で1日、災害対策本部員会議が開かれ、28日の豪雨被害状況が報告された。谷本正憲知事は「本格的な復旧段階に入った。最優先すべきは災害ごみの処理」と話した。 金沢市の戸室新保埋立場に設けた仮置き場で受け入れた災害ごみは、31日時点で915トンに上っており、2日、3日の両日も受け入れる。また、浸水被害の被災者への緊急措置として、3カ月間無料で入居できる県営住宅を平和町と寺中に計12戸準備した。 3カ所残る避難所には、9世帯17人(うち16人は夜間のみ)が避難している。【高橋慶浩】8月2日朝刊

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3.北陸大雨:「災害ごみ処理最優先」 対策本部員会議で知事 /石川(毎日新聞),毎日新聞
RV=49.0 2008/08/02 16:01
キーワード:金沢,ごみ,知事

 県庁で1日、災害対策本部員会議が開かれ、28日の豪雨被害状況が報告された。谷本正憲知事は「本格的な復旧段階に入った。最優先すべきは災害ごみの処理」と話した。 金沢市の戸室新保埋立場に設けた仮置き場で受け入れた災害ごみは、31日時点で915トンに上っており、2日、3日の両日も受け入れる。また、浸水被害の被災者への緊急措置として、3カ月間無料で入居できる県営住宅を平和町と寺中に計12戸準備した。 3カ所残る避難所には、9世帯17人(うち16人は夜間のみ)が避難している。【高橋慶浩】8月2日朝刊

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1.兵庫県、警報装置の設置検討=気象情報と直結−都賀川増水(時事通信),時事通信
RV=85.5 2008/08/03 15:12
キーワード:都賀,灘,神戸,児童

 大雨で神戸市灘区の都賀川が一気に増水し、小学児童ら5人が犠牲になってから4日で一週間。同川を管理する兵庫県は、気象情報と連動した警報装置の設置など対策の検討を始めた。一方、識者からは、急こう配の河川では、夕立でも退避する自己判断の重要性を指摘する声も聞かれる。

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2.降水量、平年比1―4割減,中国新聞
RV=27.0 2008/08/03 15:06
キーワード:下関,接近,下松,史上

 山口県内は7月、記録的な少雨となった。22地点の月間降水量は平年の1―4割にとどまっている。最も少なかったのは油谷(長門市)の17.5ミリで7%だった。 下関地方気象台は「梅雨明けが7月6日で平年より12日早く、台風も接近していない。全域で夕立が少なかったのも影響した」と分析。今後も「向こう1週間は雨の可能性が低い」とし、少雨が続くとの見通しを示している。 油谷に続いて平年比で少なかったのは、23.5ミリの柳井、26.5ミリの宇部で、ともに9%。このほか下関、玖珂(岩国市)、安下庄(周防大島町)、下松などの計12地点で2割を切った。下関は31.5ミリで12%だったが、観測史上で最少を記録した。 最多でも、徳佐(阿東町)の118.5ミリで平年の39%にとどまっている。

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1.猛暑:各地で 小浜で37.4度、観測史上最高 /福井(毎日新聞),毎日新聞
RV=53.5 2008/08/04 13:01
キーワード:敦賀,福井,空気

 日本海の前線に暖かい空気が流れ込んだ影響で、3日は県内各地で35度以上の猛暑日になった。 最高気温は、小浜市が37・4度で、観測史上最高を記録した。美浜町(36・3度)▽福井市(36・1度)▽勝山市(35・0度)▽大野市(34・7度)ではこの夏一番の暑さに。敦賀市でも35・7度を観測した。 この暑さの影響で、福井市では女子中学生(15)が福井競輪場でマーチングの練習中に熱中症で搬送されたが、軽傷という。【酒造唯】8月4日朝刊

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2.関東甲信で局地的雷雨、山梨では全56万世帯が停電(読売新聞),読売新聞
RV=24.3 2008/08/04 23:20
キーワード:雷雨,信号,甲府

 関東甲信地方は4日午後、局地的に激しい雷雨に見舞われ、停電や電車の運転見合わせなどが相次いだ。 山梨県では県内全域の約56万4800世帯が午後6時29分に一斉に停電し、全面復旧までに約1時間半かかった。原因は、落雷による送電トラブルとみられている。 山梨県警によると、午後5時半ごろ、山梨市正徳寺の民家が落雷で屋根の一部を焼く火災があった。笛吹市石和町砂原の石尊神社の立ち木にも雷が落ち、境内の一部が燃えた。 JRによると、落雷による架線トラブルのため中央線の甲府−小淵沢間で午後6時45分から約10分間、運転を見合わせたほか、身延線も信号系統の停電のため身延−甲府間で午後6時半から約1時間運転を見合わせた。

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3.石鎚山の善意の若木、スッパリ切断 約100本被害(産経新聞),産経新聞
RV=21.9 2008/08/04 07:50
キーワード:森林,公園,植樹

 国定公園に指定されている西日本最高峰の石鎚山(愛媛県西条市、標高1982メートル)に昨年秋、高校生らが植樹したコブシ(モクレン科)などの若木約100本が、刃物で切り落とされていることが3日までにわかった。植樹にあたったNPO法人「石鎚森の学校」(十亀興美理事長)の関係者は、悪質ないたずらとして愛媛県警へ被害届提出の検討を始めた。 石鎚山は、日本の7霊山の1つで、信者は全国に約100万人いるともいわれている。一帯は四国最大の水源地でもあり、マツ科のモミやツガ、ブナ科のブナ、ミズナラなどが群生する貴重な森林資源。しかし、平成16年秋の台風による強風で、300年の樹齢を超える多くの巨木が倒れ、一部では土壌が流出するなど大きな被害が出た。 建築家の安藤忠雄さんと弁護士の中坊公平さんの呼びかけで設立され、植樹を支援しているNPO法人「瀬戸内オリーブ基金」から約51万円の助成を受け、石鎚森の学校が昨年10月21日、森林資源復活の願いを込めて植樹を実施した。 植樹には県立松山南高生や県山岳連盟などの関係者約70人がボランティアで参加。中腹にある「石鎚登山ロープウェイ」の山頂成就駅から、石鎚神社「成就社」までの参道約1キロと成就社周辺の園地に、1〜2年生のコブシ、ヤマザクラ(バラ科)、ヤマモミジ(カエデ科)の3種の広葉樹の苗木約400本を植えた。 4月上旬にも降雪があるなど厳冬だったが春先に芽を吹き、初夏には葉をつけて順調に生育。だが、これらの若木が、地上から三分の二ほどの高さでスッパリと切り落とされているのを同神社の神職らが発見。被害は、人目につきにくい場所に植えられたコブシが中心で、4月から6月下旬まで数回にわたって何者かによって鋭利な刃物で切り落とされ、その数は約100本にのぼっている。 同法人理事で、建設会社長の河野強さん(66)=西条市=は「石鎚山の登山道整備や植樹を約40年続けてきた。たくさんの登山客が訪れるが、こんな人為的ないたずらは初めてだ。多くの人が善意で植樹し、成長を楽しみにしていたのに残念です」と憤りを隠せない表情で話していた。

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1.マンホール増水事故 見えない濁流襲う、呼びかけに返答なし(産経新聞),産経新聞
RV=153.7 2008/08/05 22:23
キーワード:下水道,都賀,マンホール,流す,神戸

 マンホールの下は一瞬で濁流にのまれた。5日、東京・雑司が谷で下水道工事中の作業員が流され、1人が死亡、4人が行方不明となった事故。当時、現場の雨はまだ本降りになる直前で、作業員らが撤収しようとしている矢先、地下に集まった雨水が“見えない濁流”となって一気に襲いかかったという。7月には神戸市の都賀川で子供ら5人が濁流にのまれ亡くなる事故があったばかり。短時間に想定を超えた降水量を記録する豪雨が都市災害の盲点として浮かんできた。 【写真で見る】難航する捜索 「最初、何が起こったかまったく分からなかった」と話すのは現場前で生花店を営む男性(63)。男性は午前11時15分ごろ、地上の作業員がマンホール内へ「上がれよ。上がれ」と呼びかけるのを聞いた。ちょうど雨がパラパラと降り始めたころだった。「おー」とマンホール内から返事の声が聞こえ、切迫した雰囲気はなかったという。 だが、まもなくマンホールの中から、びしょぬれの作業員がはい出てきて事態は一変した。顔面蒼白(そうはく)で下半身は下着姿だった。「まだ中にいる」。縄ばしごをつかんで仲間を助けに戻ろうとしたが、警備員に押しとどめられた。 作業員らは周囲のマンホールを次々と開けて顔を入れ、「おーい、大丈夫か」などと大声で叫んだが、返事はなかった。現場で雨が急激に激しくなったのは、ちょうどこのころだ。時刻は午前11時40分すぎ。「よそで降った雨が鉄砲水のようにここの下水道に流れてきたんじゃないか」と、近くに住む男性(63)はまゆをひそめて語った。 消防車や救急車が駆けつけたころには、サイレンの音も作業員たちの呼びかける声も雨音にかき消されるほどの土砂降りとなった。「昼ごろ、急に窓からの風景が雨で真っ白になった。雷が落ちたのかと思って現場に来たら、人が流されたという話を聞いて驚いた」(近所に住む40代主婦) 事故現場は東京メトロ雑司が谷駅や日本女子大学に近い住宅街の一角で、事故現場のマンホールは坂の下に位置する。近くの男性(66)は「地形が谷になっていることもあり、かつては水があふれることもあった。大きな事故になったと聞いて、びっくりしている」と語った。 東京23区には午前11時35分、大雨注意報が出ていたが、工事を下請けした北立建設工業(東京)の足立敬吾総務部長は「局地的な集中豪雨だったので、予測しきれなかった」と無念そうな表情を浮かべた。

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2.<大雨>下水道工事作業員5人流される 東京・豊島(毎日新聞),毎日新聞
RV=118.7 2008/08/05 13:06
キーワード:下水道,マンホール,流す,水位

 5日午後0時15分ごろ、東京都豊島区雑司が谷2の下水道管補修工事中の地下マンホール内で人が流されていると119番があった。流されたのは作業員の6人で、そのうち1人は自力で脱出したとみられる。警視庁目白署と東京消防庁が残る5人の行方を捜しており、文京区内の神田川で約1時間半後、流されたとみられる1人が見つかった。容体は不明。 調べでは、作業員らは不忍通りから護国寺方向につながる地下下水道内で流されたという。下水道管は荒川区の三河島水再生センターに通じているという。自力で脱出した1人によれば、6人で作業をしていたところマンホールの中の水位が急に上がり5人の姿が見えなくなったという。ほかに監督役の作業員が2人、地上にいた。大雨の影響とみられる。 東京消防庁によると、特別救助隊や水難救助隊が下水道の中に入り、5人の捜索を進めている。 また、警視庁は午後0時37分に災害連絡対策室を設置、情報収集に当たっている。 東京都に入った連絡によると、工事は都の発注で07年12月から09年1月まで実施予定だった。 気象庁によると、東京都千代田区では5日午前9時半ごろから雨が降り始めた。降水量は同日午後0時半現在で24ミリ。 04年10月には、東京都港区赤坂の下水道工事現場に台風の影響で大量の水が流入し、地下50メートルの下水管内で作業中の作業員男性が流され、2日後、遺体で発見される死亡事故があった。 近くに住む男性(80)は「空が真っ暗になって雨が降り始めたかと思うと、突然激しい雷雨になった。雷雨は30分以上続き、テレビの音も聞こえないぐらいだった」と話す。

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3.大雨 下水道工事作業員5人流される 東京・豊島(毎日新聞),毎日新聞
RV=118.7 2008/08/05 13:17
キーワード:下水道,マンホール,流す,水位

 5日午後0時15分ごろ、東京都豊島区雑司が谷2の下水道管補修工事中の地下マンホール内で人が流されていると119番があった。流されたのは作業員の6人で、そのうち1人は自力で脱出したとみられる。警視庁目白署と東京消防庁が残る5人の行方を捜しており、文京区内の神田川で約1時間半後、流されたとみられる1人が見つかった。容体は不明。 調べでは、作業員らは不忍通りから護国寺方向につながる地下下水道内で流されたという。下水道管は荒川区の三河島水再生センターに通じているという。自力で脱出した1人によれば、6人で作業をしていたところマンホールの中の水位が急に上がり5人の姿が見えなくなったという。ほかに監督役の作業員が2人、地上にいた。大雨の影響とみられる。 東京消防庁によると、特別救助隊や水難救助隊が下水道の中に入り、5人の捜索を進めている。 また、警視庁は午後0時37分に災害連絡対策室を設置、情報収集に当たっている。 東京都に入った連絡によると、工事は都の発注で07年12月から09年1月まで実施予定だった。 気象庁によると、東京都千代田区では5日午前9時半ごろから雨が降り始めた。降水量は同日午後0時半現在で24ミリ。 04年10月には、東京都港区赤坂の下水道工事現場に台風の影響で大量の水が流入し、地下50メートルの下水管内で作業中の作業員男性が流され、2日後、遺体で発見される死亡事故があった。 近くに住む男性(80)は「空が真っ暗になって雨が降り始めたかと思うと、突然激しい雷雨になった。雷雨は30分以上続き、テレビの音も聞こえないぐらいだった」と話す。

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4.<マンホール事故>生活に影響少ない工法…天気次第で危険も(毎日新聞),毎日新聞
RV=118.7 2008/08/05 21:02
キーワード:下水道,マンホール,流す,水位

 東京都豊島区のマンホール内で作業員が流された下水管工事で採用されたのは、作業員が老朽化した既設管の中に入り内側に樹脂を張り付けながら補修していく「SPR工法」。管を切断したり削る必要がなく、交通や市民生活への影響が少ないため、一般的に採用されているが、今回のように管内に一気に雨水が流れ込むようなケースは作業に危険も伴うため、作業時の気象情報の把握が「命綱」となる。 都によると事故が発生したのは午前11時40分ごろで、現場周辺に大雨洪水注意報が発令された5分ほど後だった。元請けの竹中土木が都に提出した施工計画書には、警報や注意報が出た場合や、降雨で水深が30センチ以上になる水位上昇が確認されれば、作業を中止して地上に退避することが明記されていた。作業現場が大雨洪水注意報の発令を把握していたかどうか判明していないが、今後、焦点の一つとなる。 都発注の下水道工事を巡っては04年10月、港区赤坂で台風による増水で下水管を点検中の作業員1人が死亡する事故が起きた。これを受け、都下水道局は大雨や洪水などの警報が発令された場合、すべての工事を中止するよう請負業者に求めていた。しかし今回、大雨洪水警報が周辺に発令されたのは事故から1時間近く後だった。 工事区間は雑司ケ谷幹線(延長約4.2キロ)の一部約600メートル。汚水と雨水を合わせて流しているが、普段は水深10センチ程度の汚水が流れており、後楽ポンプ所(文京区)を経て芝浦水再生センター(港区)へ向かっている。雨で水深が20センチ以上に達した場合は途中の神田川へ直接放流される。 この下水管は1時間に50ミリの雨が降ると水深が60〜90センチになる。都の観測では、豊島区では5日午後0時11分からの1時間で66ミリの雨が降り、想定を超える大量の雨水が下水管に流れ込んだとみられる。 都は5日夕に事故調査委員会を設置。原因を調べるとともに再発防止策を検討する方針だ。

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5.マンホール事故 生活に影響少ない工法…天気次第で危険も(毎日新聞),毎日新聞
RV=118.7 2008/08/05 21:09
キーワード:下水道,マンホール,流す,水位

 東京都豊島区のマンホール内で作業員が流された下水管工事で採用されたのは、作業員が老朽化した既設管の中に入り内側に樹脂を張り付けながら補修していく「SPR工法」。管を切断したり削る必要がなく、交通や市民生活への影響が少ないため、一般的に採用されているが、今回のように管内に一気に雨水が流れ込むようなケースは作業に危険も伴うため、作業時の気象情報の把握が「命綱」となる。 都によると事故が発生したのは午前11時40分ごろで、現場周辺に大雨洪水注意報が発令された5分ほど後だった。元請けの竹中土木が都に提出した施工計画書には、警報や注意報が出た場合や、降雨で水深が30センチ以上になる水位上昇が確認されれば、作業を中止して地上に退避することが明記されていた。作業現場が大雨洪水注意報の発令を把握していたかどうか判明していないが、今後、焦点の一つとなる。 都発注の下水道工事を巡っては04年10月、港区赤坂で台風による増水で下水管を点検中の作業員1人が死亡する事故が起きた。これを受け、都下水道局は大雨や洪水などの警報が発令された場合、すべての工事を中止するよう請負業者に求めていた。しかし今回、大雨洪水警報が周辺に発令されたのは事故から1時間近く後だった。 工事区間は雑司ケ谷幹線(延長約4.2キロ)の一部約600メートル。汚水と雨水を合わせて流しているが、普段は水深10センチ程度の汚水が流れており、後楽ポンプ所(文京区)を経て芝浦水再生センター(港区)へ向かっている。雨で水深が20センチ以上に達した場合は途中の神田川へ直接放流される。 この下水管は1時間に50ミリの雨が降ると水深が60〜90センチになる。都の観測では、豊島区では5日午後0時11分からの1時間で66ミリの雨が降り、想定を超える大量の雨水が下水管に流れ込んだとみられる。 都は5日夕に事故調査委員会を設置。原因を調べるとともに再発防止策を検討する方針だ。

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1.【マンホール増水事故】都心に「局地豪雨」 近年増加、注意呼びかけ(産経新聞),産経新聞
RV=210.7 2008/08/06 09:13
キーワード:下水道,金沢,都賀,浅野川,灘,神戸,流す

 東京都豊島区の下水道工事現場で作業員5人が流された事故は、局地的な集中豪雨によって下水道内の水が短時間で急増したことが原因とみられる。短時間で大量の降水量を記録するケースが近年増えており、気象庁は、狭い地域で大きな被害をもたらす天気の急変に注意を呼びかけている。 東京都内では5日、昼ごろから、広い範囲で雷を伴う雨に見舞われていた。同庁によると、豊島区で事故があった午前11時40分すぎにはすでに大雨注意報が出ており、事故現場から7キロほど離れた千代田区大手町では、この前後に1時間で30ミリ程度の降水量を観測していた。豊島区内には気象庁の雨量観測地点はない。 同庁では「大気が不安定になって所々で積乱雲が発達し、局地的に激しい雨に見舞われた。事故現場周辺では、1時間50〜80ミリ相当の雨が降っていたとみられる」と説明する。 1日の降水量が100ミリを超えるといった集中豪雨の回数は年ごとにばらつきが大きいものの、同庁気象研究所が全国の51カ所を対象に調査したところ、100年前と比較すると、25%程度増えている傾向がみられるという。 先月28日の豪雨では、神戸市灘区の都賀(とが)川で10分間に24ミリの雨量を観測。上流の水位計が一気に約1・3メートル上昇し、子供ら5人が濁流に飲まれて死亡したが、通常はふもとを上回る雨が降る六甲山頂付近の雨量はわずかだった。金沢市でも同日、午前8時までの3時間で約110ミリの雨量を観測し、中心部を流れる浅野川が氾濫(はんらん)した。 翌日の29日夜には東京都心部で雷を伴う豪雨に見舞われ、落雷でJR山手線などが一時ストップするなど大きな影響が出た。 局地的に強く降った両日の豪雨とも、豊島区のケースと同様に、寒気と暖気が日本列島の上空でぶつかり、混ざり合うことで大気の状態が不安定になり、大雨を降らせる積乱雲が発達しやすくなったことが要因として挙げられている。

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2.「親水護岸」10カ所に警報施設 和歌山県、神戸の死亡事故受け(産経新聞),産経新聞
RV=138.4 2008/08/06 07:51
キーワード:金沢,都賀,浅野川,神戸,流す

 仁坂吉伸和歌山県知事は5日の会見で、神戸市の都賀川で豪雨による濁流に流され5人が死亡した事故を受け、県内の遊歩道や散策路などがある「親水護岸」10カ所に危険を知らせる警報装置を整備する考えを明らかにした。また、河川の氾濫(はんらん)対策として、水門1カ所に自動閉鎖装置を取り付ける。いずれも事業費を今年度の補正予算に計上し、早期着工を目指すという。 県河川課によると、警報装置を整備するのは、県管理河川の親水護岸53カ所のうち、急流部にある丹生川(九度山町)の2カ所▽那智川(那智勝浦町)▽太田川(同)▽有田川(かつらぎ町)▽真国川(紀の川市)▽大谷川(岩出市)▽田口川(有田川町)▽猪谷川(日高川町)▽芦谷川(同)−の計10カ所。増水への注意を呼びかける看板も設置する。 また、金沢市の浅野川が氾濫した被害では水門閉鎖の遅れが指摘されたとして、増水時に開閉する県内の水門など520施設のうち、急流部にある名手川の後田第二樋門(紀の川市)に自動的に開閉するフラップゲートを整備する。

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3.2人死亡、3人不明=「鉄砲水来た」、捜索続く−雨で急増、下水道流される・東京(時事通信),時事通信
RV=106.2 2008/08/06 01:12
キーワード:下水道,マンホール,流す

 東京都豊島区雑司が谷のマンホール内で5日、下水道工事中に流された男性作業員5人のうち、埼玉県三郷市高州、大島浩さん(49)が約3.5キロ離れた文京区内の川で見つかり、死亡した。東京消防庁と警視庁が残る4人の捜索を続けたところ、同日夜、同区のポンプ所でも男性が見つかって間もなく死亡。警視庁は足立区の寺井誠さん(44)とみて最終確認する。 鉄砲水が来たとの証言もあり、警視庁捜査1課と目白署は大雨で下水が急激に増えて流されたとみて安全管理に問題がなかったか調べている。 都などによると、不明者は浜田彰さん(29)、松尾隆治さん(31)、遠藤博昭さん(38)。

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4.<マンホール事故>作業員2人死亡、なお3人不明(毎日新聞),毎日新聞
RV=106.2 2008/08/06 02:01
キーワード:下水道,マンホール,流す

 東京都豊島区雑司が谷2の下水管工事現場の地下マンホール内で男性作業員5人が流された事故で、「北立建設工業」(千代田区東神田)の大島浩さん(49)=埼玉県三郷市高州2=が現場から約3.5キロ離れた神田川で発見、死亡が確認された。さらに大島さんの遺体が見つかった現場から約500メートル離れたポンプ所では、「橘技建工業」(足立区東伊興)の寺井誠さん(44)=足立区西伊興2=が救助されたが5日午後10時過ぎ、死亡が確認された。【関連写真特集】東京を襲った大雨 被害相次ぐ 事故直前には大雨洪水注意報が発令されていたが、工事の元請け業者は把握していなかった。警視庁捜査1課と東京消防庁は残る3人の行方を捜索し、安全管理に落ち度がなかったか関係者から事情を聴いている。 都などによると、行方不明の3人は、いずれも「橘技建工業」の▽浜田彰さん(29)=埼玉県草加市▽松尾隆治さん(31)=足立区栗原4▽遠藤博昭さん(38)=同区花畑6。 工事は都下水道局が発注し「竹中土木」(江東区新砂)が受注。北立建設が下請け、橘技建が孫請けをしていた。 警視庁などによると、作業員6人が午前9時ごろから地下約3.2メートルの下水管内で、老朽化した管の内壁に樹脂を張り付ける作業をしていた。地上には監督役などの3人が待機。水量はひざ下30センチほどでひざまで達した時点で中断する予定だったという。 雨が降り始めたのは午前11時半ごろ。11時35分には大雨洪水注意報が発令された。元請けの竹中土木は注意報を把握しておらず、作業中止を指示しなかった。同40分ごろから雷雨が激しくなったため、監督役だった現場責任者の男性(58)がマンホール内に向けて「上がれ」と指示を出した。 ところが既に水量は腰のあたりまでに達しており、1人は自力で脱出したが5人は流されたという。脱出した作業員の男性(25)は調べに「鉄砲水みたいに急に水が流れてきた。流されかけたがマンホールのはしごをつかんで助かった」と証言した。

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5.マンホール事故 作業員2人死亡、なお3人不明(毎日新聞),毎日新聞
RV=106.2 2008/08/06 02:02
キーワード:下水道,マンホール,流す

 東京都豊島区雑司が谷2の下水管工事現場の地下マンホール内で男性作業員5人が流された事故で、「北立建設工業」(千代田区東神田)の大島浩さん(49)=埼玉県三郷市高州2=が現場から約3.5キロ離れた神田川で発見、死亡が確認された。さらに大島さんの遺体が見つかった現場から約500メートル離れたポンプ所では、「橘技建工業」(足立区東伊興)の寺井誠さん(44)=足立区西伊興2=が救助されたが5日午後10時過ぎ、死亡が確認された。【関連写真特集】東京を襲った大雨 被害相次ぐ 事故直前には大雨洪水注意報が発令されていたが、工事の元請け業者は把握していなかった。警視庁捜査1課と東京消防庁は残る3人の行方を捜索し、安全管理に落ち度がなかったか関係者から事情を聴いている。 都などによると、行方不明の3人は、いずれも「橘技建工業」の▽浜田彰さん(29)=埼玉県草加市▽松尾隆治さん(31)=足立区栗原4▽遠藤博昭さん(38)=同区花畑6。 工事は都下水道局が発注し「竹中土木」(江東区新砂)が受注。北立建設が下請け、橘技建が孫請けをしていた。 警視庁などによると、作業員6人が午前9時ごろから地下約3.2メートルの下水管内で、老朽化した管の内壁に樹脂を張り付ける作業をしていた。地上には監督役などの3人が待機。水量はひざ下30センチほどでひざまで達した時点で中断する予定だったという。 雨が降り始めたのは午前11時半ごろ。11時35分には大雨洪水注意報が発令された。元請けの竹中土木は注意報を把握しておらず、作業中止を指示しなかった。同40分ごろから雷雨が激しくなったため、監督役だった現場責任者の男性(58)がマンホール内に向けて「上がれ」と指示を出した。 ところが既に水量は腰のあたりまでに達しており、1人は自力で脱出したが5人は流されたという。脱出した作業員の男性(25)は調べに「鉄砲水みたいに急に水が流れてきた。流されかけたがマンホールのはしごをつかんで助かった」と証言した。

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6.「空模様おかしく」 マンホール増水、事故直前に天候変化3度伝える(産経新聞),産経新聞
RV=106.2 2008/08/06 19:51
キーワード:下水道,マンホール,流す

 東京都豊島区雑司が谷の下水道管内で作業員5人が流された事故で、地上にいた連絡係員が事故直前に天候の状況変化を3回、マンホール内の作業員に伝えていたことが6日、分かった。3回目で退避を指示したが、増水の勢いに退避が追いつかなかったとみられる。警視庁目黒署は同日、事故状況を確認するため、現場検証を行った。 一方、すでに死亡が確認された、大島浩さん(49)に続き、寺井誠さん(44)が救出されたが死亡。さらに6日夕、不明者とみられるもう1人が神田川で遺体で発見された。 下水を流しながらの作業で、降雨に細心の注意が払われていた。作業していた橘技建工業によると、地上の係員がパソコンや携帯電話で気象情報サイトにアクセスして天候を把握。さらに空の変化も見ていた。 事故5分前に出された大雨注意報は知らなかったとみられるが、連絡員が直前に「空模様がおかしくなってきた」「小雨が落ちてきた」と注意喚起。さらに午前11時40分ごろに雨が強くなり、「上がれ」と退避を勧告したという。 直後に鉄砲水が押し寄せたとみられ、作業していた6人のうち1人は脱出したが5人は流された。同社の橘英二社長は「体験したことのない流量だったのかもしれない」と話す。

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1.<マンホール事故>気象情報の自動受信装置備えず…業者側(毎日新聞),毎日新聞
RV=119.6 2008/08/07 00:01
キーワード:下水道,都,流す,下水,豊島

 東京都豊島区の下水管工事現場で地下にいた作業員5人が流された事故で、工事の際に大雨洪水注意報などの気象情報を把握していなければならない請負業者が、情報を自動的に受信できるシステムを備えていなかったことが6日、都の調査で分かった。 会見した都下水道局の小川健一計画調整部長は「現段階は業者側に自動配信システムの配備などを義務づけていないが、素早く現場に情報が伝わる方法を模索し、義務化を含め検討したい」と述べた。 都は6日、事故当時の状況について元請け会社「竹中土木」の幹部に聞き取りをした。工事の際に気象情報を把握する立場にあった担当者は、事故直前の5日午前11時半に大雨洪水注意報が発令されたことを知らず、作業員に退避を指示したのは同50分ごろだった。事故直前に携帯電話のインターネットを通じて気象情報にアクセスしたが、大雨が降る様子は確認できなかった。 都は6日、地下作業を伴う都の発注工事をすべて中止するよう関係者に通知した。各工事の安全管理を確認したうえで再開。事故の再発防止計画がまとまるまで雨天時は工事をすべて中断する。【市川明代】

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2.北陸大雨:県が対応策、防災体制検討の第三者委設置へ /石川(毎日新聞),毎日新聞
RV=73.5 2008/08/07 17:02
キーワード:金沢,浅野川,上流

 先月28日の集中豪雨で、県は6日、被害が大きかった上流付近の河川改良や、警報発令時の職員数の倍増などを盛り込んだ対応策を明らかにした。県が委嘱した防災アドバイザーなどで構成する第三者委員会を近く設置、月内に初会合を開く見込み。豪雨に対応した防災体制を検討する。 県河川課によると、浅野川上流では、川幅が狭く、急に蛇行する護岸で被害が多発したため、川幅を広げるなどの改良計画や、増水を抑えるための犀川への放水を、現行の毎秒150トンより増やせるかを検討。さらに、短時間に複数個所ではんらんし、職員が不足したことから、注意報・警報発令時に配備する職員数を倍増する。2次災害を想定し、県央土木総合事務所では、注意報より前の段階で注意報発令時と同じ職員配置にすることにした。 ◇  ◇  ◇ 県は同日、豪雨による被害を全壊2棟、半壊3棟、住宅の床上浸水512棟、床下浸水1486棟、非住家の被害を371棟に修正した。また、金沢市は、市管理の土木・農林関係の被害が約30億円に上る見込みと発表した。【高橋慶浩】8月7日朝刊

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3.雷雨:川に流され男性死亡 停電、落雷…被害相次ぐ /栃木(毎日新聞),毎日新聞
RV=20.4 2008/08/07 13:01
キーワード:流す

 県内は5〜6日未明に、県北地域を中心に激しい雷雨に見舞われた。この影響で、県内では増水した川に男性が流され死亡したり、広範囲に及ぶ停電が発生。また落雷による火事などの被害が相次いだ。 宇都宮地方気象台によると、那須塩原市黒磯では5〜6日に、24時間の降水量が186ミリを観測。351ミリを観測した98年8月27日の那須水害以来、同月の1日当たりとして観測史上2番目の大雨となった。 那須烏山市の荒川では、釣り仲間と訪れていた同市藤田、自営業、入江三男さん(46)が増水した川に流され、約4時間後に下流で発見されたが、既に死亡していた。 東京電力栃木支社によると、那須塩原市や宇都宮市の一部を含む4市1町で、計約26万5000戸が最大約5時間停電。また、日光や矢板市などでは、大雨や路肩の崩落により約5カ所で通行止めや交通規制が行われた。また、JR東北本線も5日夕から運転を見合わせ、上下線計10本が運休するなどした。 那須町高久丙の旧温泉施設では6日未明、落雷による火災が発生。ポンプ小屋など約116平方メートルが燃えたが、けが人はなかった。【吉村周平、松崎真理】8月7日朝刊

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4.雷雨:川に流され男性死亡 停電、落雷…被害相次ぐ /栃木(毎日新聞),毎日新聞
RV=20.4 2008/08/07 13:01
キーワード:流す

 県内は5〜6日未明に、県北地域を中心に激しい雷雨に見舞われた。この影響で、県内では増水した川に男性が流され死亡したり、広範囲に及ぶ停電が発生。また落雷による火事などの被害が相次いだ。 宇都宮地方気象台によると、那須塩原市黒磯では5〜6日に、24時間の降水量が186ミリを観測。351ミリを観測した98年8月27日の那須水害以来、同月の1日当たりとして観測史上2番目の大雨となった。 那須烏山市の荒川では、釣り仲間と訪れていた同市藤田、自営業、入江三男さん(46)が増水した川に流され、約4時間後に下流で発見されたが、既に死亡していた。 東京電力栃木支社によると、那須塩原市や宇都宮市の一部を含む4市1町で、計約26万5000戸が最大約5時間停電。また、日光や矢板市などでは、大雨や路肩の崩落により約5カ所で通行止めや交通規制が行われた。また、JR東北本線も5日夕から運転を見合わせ、上下線計10本が運休するなどした。 那須町高久丙の旧温泉施設では6日未明、落雷による火災が発生。ポンプ小屋など約116平方メートルが燃えたが、けが人はなかった。【吉村周平、松崎真理】8月7日朝刊

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1.記者リポート:建設の是非巡り、迷走する大戸川ダム 実像知るため現場を歩く /滋賀(毎日新聞),毎日新聞
RV=91.7 2008/08/08 17:01
キーワード:集落,ダム,流す,水位

 ◇床上浸水実態、確認できず 国交省近畿地方整備局が淀川水系河川整備計画案の大戸川ダム(大津市)の治水効果を主張するため公表した被害予測が揺らいでいる。同局は82(昭和57)年の台風10号と同規模の洪水が起きた場合、下流で350戸の床上浸水を予測し、ダムができれば13戸に激減すると説く。しかし、当時の現場で記者が住民に聞き取りしても床上浸水は、これまでのところ1戸も確認できない。国は「一般的な手法で予測した」と説明するが、現実とかい離する被害予測の実態を探った。【服部正法】 ◇被害予測、現実とかい離 国直轄の同ダムは治水、利水などの多目的ダムとして計画。水没する約50戸は移転したが、同局は05年、利水の撤退などを理由に凍結を決定。しかし、一転して昨年8月、普段は水を流し、大雨時に貯める治水専用の「穴あきダム」として建設する方針を発表した。国はダムが大戸川や下流の淀川の治水に効果があるとするが、同局の諮問機関「淀川水系流域委員会」(宮本博司委員長)は同ダムの淀川での水位低下効果が19センチにすぎないことなどを理由に、建設を認めない中間意見書を今年4月に提出した。 記者は被害の実像を確かめたくて、82年の現場を訪れた。同市太子地区は床上浸水するとされるが、70代の男性は「当時、避難はしたが、床上浸水はなかった。70年住んでいるが、(危険は)あれ1回。堤防さえしっかりしてくれればいい」と話した。さらに、近くの枝地区の田中善六さん(80)も「別の場所で山崩による通行止めはあったが、床上浸水はなかった」という。別の集落の女性(48)も「どこで床上浸水があったのか」と首をひねった。「滋賀県災害誌」には市全体で当時床上浸水は4棟と記載。最大でも4棟だった可能性も浮上した。ある行政関係者は「農作業小屋の浸水はあったかもしれないが、住宅の床上浸水は出てこない」と声をひそめた。 同局は戦後最大降雨の53年(昭和28年)の台風13号による被害予測も試算。床上浸水は324戸で、ダムで35戸に減ると主張する。53年の決壊現場近くの同市森地区では、当時6歳だった女性は、床上浸水は決壊現場付近の「10戸程度では」と証言。地区中心部は床上浸水が無く、「ダムがなくても治水で困らない」との声もあり、53年の方は全体で十数戸とも推測できた。 これらの証言を基に、記者は6月28日の滋賀面で、53年のダム予定地下流の大戸川流域の床上浸水は「多く見積もっても数十戸にはならない」とリポートした。翌29日、嘉田由紀子知事は同局が開いた説明会で記事を引用し、82年規模の洪水が発生した場合の「床上浸水350戸」の根拠について「予測はどのように出したのか」と追及。閉会後、知事は「現実と掛け離れている」と疑問を呈した。 過去に堤防が決壊した現場付近は堤防最上部から計画高水位まで80センチ〜1メートルの余裕部分がある。国は洪水当時の降雨量を基に現在の川の流量を計算し、計画高水位などを超えた個所は、すべて破堤すると仮定して床上浸水戸数を出すという。嘉田知事の疑問に対し、同局は「最悪の被害が想定される個所で破堤するとは限らないから(実際の被害が)想定被害と異なるのは当然」と回答。同局大戸川ダム工事事務所の寺井喜之副所長は「(計画高水位を超える流量を)安全なものとして組み込むことはない」と話す。流域委の宮本博司委員長や嘉田知事はダムの代替案として、計画高水位を超える流量を安全に流すため、堤防の高水位以上の部分の堤防強化をした場合のコストを示すよう要求。しかし、同局は高水位を超えて水を流す計画は認められないとの立場を崩さない。 ◇最悪想定の整備は妥当か 「ここでダムが必要なら、あらゆる場所でダムを造る必要がある」と話す前流域委員長の今本博健・京大名誉教授(河川工学)は「シミュレーションに値せず、(ダムがないと危険との)脅迫だ」と批判する。最悪の事態の想定は必要だろう。しかし、余りに現実とかい離するとしたら、常に整備の前提にすることは妥当なのか。 「あれが川か。あんなん山や」。ダム推進派住民らによる「大戸川ダム対策協議会」の南部政一前会長(79)は早期建設を願う立場。一方で、河道に木や草が生い茂る大戸川の現状をこう嘆く。「ダムは、なかなかできず、川の改修も進まない。どっちつかずの状態で、殺生やで」。建設の是非で迷走した同局に置き去りにされた住民の叫びを聞いた。8月8日朝刊

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2.都賀川の増水事故:住民参加で巡回強化 神戸市、再発防止で /兵庫(毎日新聞),毎日新聞
RV=81.7 2008/08/08 13:01
キーワード:都賀,灘,神戸

 5人が犠牲になった都賀川(神戸市灘区)の増水事故を受け神戸市は7日、大雨洪水警報が発令されるなど増水が予想される場合、灘区内の地域住民で組織する自主防災組織「防災福祉コミュニティ」などがパトロールに参加し、都賀川の河川敷にいる人たちに避難を呼びかける再発防止策を始める、と発表した。 都賀川には増水を知らせる警報設備はなく、事故を受けて県や同市は親水設備のある河川に警報システム設置の検討を始めた。また、亡くなった5人のうち2人が所属する学童保育施設は、事故の約45分前に大雨洪水警報が発令されていたことを知らず、事故に巻き込まれた。このため、同市はソフト面での対策が必要と判断した。 事故後、同市消防局は気象警報が出た時点で市内の河川をパトロールすることを決めた。都賀川では、灘区内の防災福祉コミュニティなど地域7団体や消防団もパトロールに参加。警報が出ていなくても大雨と判断すればパトロールを実施する。灘区は「地域の力を上げて子どもたちを守る体制を確立したい」と話している。【内田幸一】〔神戸版〕8月8日朝刊

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3.北陸大雨:金沢の集中豪雨、被害状況を調査−−参議院特別委 /石川(毎日新聞),毎日新聞
RV=80.2 2008/08/08 18:03
キーワード:金沢,浅野川,湯涌

 先月28日の集中豪雨の被害状況を調査するため、参議院災害対策特別委員会(委員長・一川保夫議員)の委員5人が7日、金沢市の被災地を訪れ、現地を視察した。 県や市の担当者が、金沢市役所で写真などを使って説明。委員らは浅野川はんらんの原因や、豪雨時の住民への避難の呼び掛けなどについて質問した。その後、浅野川上流の湯涌温泉や市中心部の計4カ所を視察した。 一川委員長は「短時間の集中豪雨と、予想以上の増水で対応しきれなかった面があると思う。国の被害査定の実施を早急にできるよう働きかけたい」と話した。【栗原伸夫】8月8日朝刊

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1.<ニュース1週間>いよいよ北京五輪開幕/ギャグ漫画家・赤塚不二夫さん死去(毎日新聞),毎日新聞
RV=147.4 2008/08/09 10:01
キーワード:下水道,マンホール,都,流す,豊島,都内

 話題の尽きない北京五輪が開幕、昭和漫画の巨匠やサリン事件被害者の死去など時代のポイントを強く意識させられた今週(8月2日〜8日)のニュースをまとめた。【特集】北京五輪 最新ニュースや解説、写真・動画もいっぱい ◇北京五輪が開幕 8日、北京五輪が開幕。過去最多の205の国と地域から1万人を超える選手が参加し、24日までの2週間余、28競技302種目の熱戦が繰り広げられる。日本からは26競技に過去最多の576人(選手339人、役員237人)が参加する。テーマは「同一個世界 同一個夢想」(一つの世界 一つの夢)。6日、開会式を前に全競技の先陣を切って女子サッカーがスタートし、日本はニュージーランドと対戦。2−2で引き分けて勝ち点1とした。7日、男子サッカーで日本は米国に0−1で敗れた。 ◇赤塚不二夫さん死去 「おそ松くん」「天才バカボン」などの作品で人気を集めたギャグ漫画家、赤塚不二夫さんが2日、肺炎のため死去した。72歳。通夜は6日、葬儀は7日、いずれも東京都中野区の宝仙寺で営まれ、漫画家仲間や芸能人、ファンらが参列。赤塚さんがデビューしたころ住んでいた「漫画家の梁山泊」、トキワ荘仲間の藤子不二雄(A)さんが葬儀委員長を務めた。赤塚さんの後押しで芸能界にデビューしたことで知られるタレントのタモリさんが弔辞に立ち「私もあなたの数多い作品の一つです」と結んだ。東京都青梅市の「青梅赤塚不夫会館」にも大勢のファンが駆けつけ赤塚さんを悼んだ。 ◇松本サリン通報・河野さんの妻死去 94年6月に長野県松本市で起きた「松本サリン事件」の被害者で、事件の第1通報者である河野義行さん(58)の妻澄子さん(60)が5日、サリン中毒による低酸素脳症に伴う呼吸不全のため死亡した。事件では、7人が死亡、重軽症者は約600人にのぼり、当初は義行さんを容疑者扱いする報道がされた。就寝中にサリンを吸った澄子さんは、意識の戻らない状態が続いていた。林幹雄国家公安委員長や、信者が事件を起こしたオウム真理教(アレフに改称)の元代表で新団体「ひかりの輪」の上祐史浩代表(45)が7日、河野さん方を弔問した。 ◇広島63回目の原爆の日 被爆地・広島は6日、63回目の原爆の日を迎えた。全国の被爆者の平均年齢は今年初めて75歳を超えた。原爆死没者名簿は計93冊、死没者数は計25万8310人になった。同日行われた平和記念式典には約4万5000人が参加。過去最多となる55カ国の駐日大使らが参列した。福田康夫首相、田上富久・長崎市長らが献花し、原爆投下時刻の午前8時15分、参列者は1分間の黙とうをささげた。広島市の秋葉忠利市長は平和宣言で、原爆体験の精神的影響などについて広島市が2年をかけて科学的調査することを表明した。 ◇エスカレーター逆走、10人けが 3日、東京都江東区の東京国際展示場(東京ビッグサイト)で、西ホールの上りエスカレーターが急停止し、下り方向に逆走した。乗っていた約120人のうち、19歳から54歳までの男性8人と女性2人の計10人がけがをした。警視庁東京湾岸署は管理などに問題がなかったか、業務上過失傷害容疑で関係者から事情を聴いている。エスカレーターは「日本オーチス・エレベータ」製で、1階から高さ約16メートルの4階まで直接結ぶ。 ◇集中豪雨、工事の5人流される 5日東京都内で集中豪雨があり、豊島区の下水道管補修工事中の地下マンホール内で作業員の6人が流され、うち1人は自力で脱出した。工事の際に大雨洪水注意報などの気象情報を把握していなければならない請負業者が、情報を自動的に受信できるシステムを備えていなかったことが6日、都の調査で分かった。7日までに4人の遺体が見つかり1人が行方不明。事故現場近くの駐車場には同日、献花台が設けられた。 ◇中国でもギョーザ中毒 中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で、ギョーザを製造した「天洋食品」(中国・河北省石家荘市)が事件後に回収したギョーザが中国国内で流通し、食べた中国人が有機リン系殺虫剤「メタミドホス」による中毒を6月中旬に起こしていたことが分かった。日本と同様の中毒が起きたことで、事件のギョーザも中国国内でメタミドホスが混入した可能性が強まった。中国側は7月の北海道洞爺湖サミット前に外交ルートで日本政府に発生を伝えた。高村正彦外相は7日、中国から捜査に支障をきたすので公表は差し控えてほしいと言われた」と述べた。 ◇米原潜で2年間放射能漏れ 米海軍は1日、米原子力潜水艦ヒューストンで7月、「極めて微量」の放射性物質(放射能)を含む水の漏出が確認されていたことを明らかにした。外務省は7日、放射能漏れは06年6月から08年7月までの約2年間続いていたことが確認されたと発表した。同日、在日米大使館から外務省に連絡があった。放射能漏れがあった2年1カ月間でヒューストンは佐世保基地(長崎県)や横須賀基地(神奈川県)、ホワイトビーチ基地(沖縄県)に寄港していた。長崎県は8日、放射能漏れの原因究明と再発防止策が明確になるまでは、同艦の佐世保港への入港を拒否することを決め、外務省に申し入れた。 ◇「戦後最長の景気拡大」終了 与謝野馨経済財政担当相は7日、8月の月例経済報告を関係閣僚会議に提出した。基調判断を前月までの「景気回復は足踏み状態」から「景気は、このところ弱含んでいる」に下方修正。世界経済の減速などによる輸出の減少基調で生産の落ち込みが鮮明になり、04年1月から使ってきた「回復」の文字を4年8カ月ぶりに外し、景気の後退局面入りを事実上認めた。02年2月に始まった「戦後最長の景気拡大」は終了したことが濃厚となった。

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2.県内で局地的雷雨 火災、停電、交通に乱れ(西日本新聞),西日本新聞
RV=38.3 2008/08/09 07:06
キーワード:福岡,雷雨,久留米

 福岡県内は8日午後から夕方にかけ、湿った空気の流れ込みで大気が不安定となり、福岡都市圏や筑後地方などは局地的な激しい雷雨に見舞われた。落雷が原因とみられる火災や停電があり、交通機関も乱れた。 福岡管区気象台によると、1時間雨量は福岡空港(福岡市)で62.5ミリ、太宰府市で48.0ミリ、前原市で45.5ミリなど。県によると、県内で床下浸水3棟、道路損壊2件、道路冠水19件の被害があった。同空港発着便の一部も遅れた。 落雷の影響は、九州電力によると、志免町や前原市など5市町で最大約520戸が停電。午後3時ごろ、久留米市城島町で空き家の2階の一部が燃える火事があり、城島署は目撃情報から落雷で出火したとみている。 JR西日本は、停電で山陽新幹線の上り3本が最大で31分遅れたと発表。午後3時ごろから約1時間50分間、筑後市のJR鹿児島線船小屋‐羽犬塚間の踏切4カ所で遮断機が下りたままとなった。JR九州は雷雨が原因とみている。 9日も大気は不安定な状態が続く見通し。=2008/08/09付西日本新聞朝刊=

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3.雷雨:福岡地方に 駐車場の車が浸水被害、停電でコンサート中断も−−春日 /福岡(毎日新聞),毎日新聞
RV=38.3 2008/08/09 17:01
キーワード:福岡,雷雨,久留米

 ◇春日・文化センター 8日午後、福岡地方を襲った雷雨。春日市の「市ふれあい文化センター」では午後3時過ぎ、駐車場の車が浸水したり、コンサートが一時中断するなどした。 センターによると、近くの水路が増水して駐車場に水があふれ出し、最大でひざ上まで水がたまった。このため利用客の車20〜30台が浸水するなどの被害があり、利用客に避難を呼びかけたという。 また午後3時ごろ、雷の影響と思われる停電が発生。空調の復旧が遅れるなどしたため、ホールで実施していたコンサートを一時中断した。当時は約200人の客がいたという。市文化振興課の萩原茂治課長は「午後3時ごろ、急に空が暗くなって雷が鳴り、集中的に雨が降り出した。水路があふれたことも今までなかったのに」と驚いていた。【高橋咲子】 ◇落雷で火災も また、筑後地区でも雷を伴う一時的な大雨に見舞われ、落雷で民家の屋根を焼くなどの被害が続いた。 同日午後3時10分ごろ、久留米市城島町城島の民家から出火。木造2階建て延べ約100平方メートルの屋根部分約25平方メートルを焼いた。家は空き家で、けが人はなかった。〔福岡都市圏版〕8月9日朝刊

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1.雷雨:県内全域見舞う 鉄道、一時運休 /山梨(毎日新聞),毎日新聞
RV=72.4 2008/08/10 13:01
キーワード:山梨,雷雨,甲府,信号,富士山,東京電力,富士急行,富士,トラブル

 不安定な大気の影響で、県内は9日午後からほぼ全域で雷雨に見舞われた。甲府市や郡内地域で停電したほか、JR身延線や富士急行線が一時運休。富士山では、8合目以上にひょうが積もり、山頂付近がうっすらと白くなった。 東京電力山梨支店によると、午後1時ごろから、富士河口湖町や富士吉田市、甲府市大里町などで、計約3500世帯が停電した。 また、雷雨のため富士急行線が同日午後1時15分ごろから約3時間半にわたり全線で一時運転を見合わせた。JR身延線は午後1時55分ごろから、落雷による信号トラブルなどで、身延―甲府駅間で約3時間にわたり一時運転を見合わせた。 富士山では午後1時過ぎから約2時間、8合目付近から山頂にかけて雷雨となり、ひょうが降った。ふもとの富士吉田市内からは、富士山頂付近に雪が積もったかのように見えた。【中西啓介、曹美河、田上昇】8月10日朝刊

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2.鉄道トラブル:JR神埼駅で信号機故障 列車17本運休 /佐賀(毎日新聞),毎日新聞
RV=22.0 2008/08/10 15:01
キーワード:佐賀,トラブル

 9日午後3時52分ごろ、JR長崎線の神埼駅構内の信号機が赤のままになるトラブルがあり、一時、上下線で運行が止まった。上下線計17本が運休、後続列車に最大約1時間の遅れが生じた。約3500人の足に影響が出た。当時、付近では雷が発生中で、落雷の影響とみられるという。 上り線は約1時間10分後に運転を再開したが、下り線は佐賀市の伊賀屋駅で列車が動かなくなるトラブルも重なり、約2時間10分後の運転再開だった。8月10日朝刊

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1.08記者リポート:福井 敦賀・テント倒壊を検証 /福井(毎日新聞),毎日新聞
RV=126.9 2008/08/11 16:01
キーワード:敦賀,福井,イベント,会場,五島,見分,実況,急,フロント,スト

 ◇西だけ開放、突風まともに ◇遺族「事前の対応あれば」 「急に空が暗くなり、突き上げるようなものすごい風が吹いた」「テントが浮き上がって20〜30メートルずれた」「テントが倒れたのも聞こえないほどだった」。事故現場にいた人の証言は、事故のすさまじさを物語る。 テントは重さ300キロのコンクリートブロック16個で脚を固定していたにもかかわらず、東側へ約20メートルも飛ばされ、一部は完全にひっくり返った状態になっていた。福井地方気象台によると、事故のあった27日午後0時50分ごろ、最大瞬間風速29・7メートルの西北西の風を観測した。 実行委や敦賀署などによると、10メートル四方、高さ5・3メートルの大型テント4張りの脚をロープで結び、全体を一つのテントとして使っていた。テントの下には飲食店12店が並び、裏には簡易トイレを設置。衛生上、ほこりや雨風を防ぐ必要があったため、保健所の指導でテントの三方を覆いで囲い、海を向いた西側だけが開いた状態になっていた。 約50メートル北側には、小型テント8張りが並んだフリーマーケットがあったが、テントの四方が開いており、倒れずに残っていた。このため、大型テントだけが風を逃がすことができず、西北西の突風をまともに受けて飛ばされた可能性が高い。  □   □ 突風は、積乱雲の発達に伴い、冷たい下降気流が暖かい外気に触れて小型の前線を作る「ガストフロント」という現象が引き起こした。 気象庁は3月から、竜巻やガストフロントなどの激しい突風に備える「竜巻注意情報」の運用を始めた。だが、福井地方気象台が注意情報を出したのは事故から17分後だった。当時は暴風警報も出ておらず、イベント会場に情報が提供されることはなかった。 同気象台によると、竜巻注意情報が出るのは、「メソサイクロン」と呼ばれる渦が積乱雲の中に観測されたときだ。だがこのレーダーは同気象台にはなく、名古屋や新潟、松江のレーダー観測のデータを基にしているのが実情だ。同気象台は「メソサイクロンがなくても突風が起こるケースもあり、必ずしもレーダーの精度が悪かったとは言えない」と説明する。だが、亡くなった五島徹さんの妻(41)は「せめてテントの雨よけを閉めたり、場内放送で避難を呼びかけるなどの対応が可能だったのではないか」と話す。  □   □ 事故を受け、県内各地のイベント会場では安全対策を強化する動きが広がっている。福井県は、同県おおい町に1日オープンした県こども家族館のオープニングイベントで、大型テント3張り(10メートル四方)の固定方法を変更。300キロのおもり8個で支えていたが、急きょ1・2トンのおもり四つを新しく加えた。敦賀市は、10月に開く恒例の「つるが観光物産フェア」で、事故が起きた金ケ崎緑地公園の使用を中止し、大型テントの設置も取りやめる。 一方で、事故原因の究明は見通しが立っていない。 敦賀署は業務上過失致死傷の可能性も視野に、現場の実況見分や関係者からの事情聴取を進めている。突風による被害を事前予測できたかという「予見可能性」が大きなポイントになるが、こうしたケースの判例は過去にないといい、判断は長引くことが予想される。 敦賀市の河瀬一治市長は事故原因について「警察が調査を進めている」とした上で、市独自の調査については「テントを使った実験もしなければならず、市独自ではふさわしくない」と述べ、国などに協力を求める考えを示した。 「天災として終わらせてほしくない」。事故の被害者や関係者は一様に口をそろえる。再発防止のためにも、大勢の参加者が再びイベントを楽しめるようになるためにも、一刻も早い原因究明が求められる。8月11日朝刊

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1.神戸・都賀川の増水事故:注意喚起看板設置へ 県が15河川の進入路に /兵庫(毎日新聞),毎日新聞
RV=131.7 2008/08/12 16:01
キーワード:都賀,神戸,水位,上流,点検,積乱雲,階段,六甲山,親水,看板

 都賀川の増水事故を受けて、県が六甲山系南側の親水施設がある15河川で緊急総点検を実施した結果、階段やスロープなど河川敷に降りる進入路計188カ所のうち、68カ所に増水の危険を伝える看板が設置されていなかったことが分かった。県が11日発表。県は看板を緊急に設置する。 4日から3日間、河川への進入路や看板の状況を調べたほか、大雨警報など気象情報を知らせる警報システムの設置場所を調査。68カ所のうち、都賀川は5カ所で増水の危険を知らせる看板がなかった。 新たに設置する看板は、大雨注意報、警報が発表されている▽雨が降っている▽川の上流の空に雨雲や積乱雲(入道雲)が見える▽雷が聞こえた――時に川から離れるように注意喚起している。また、気象情報や河川水位情報など携帯電話のサイトにアクセスできる二次元バーコード(QRコード)も描いてある。【川口裕之】〔神戸版〕8月12日朝刊

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1.親水施設の増水対策に遅れ、警報装置は6都県の15か所だけ(読売新聞),読売新聞
RV=166.5 2008/08/13 03:06
キーワード:都賀,灘,ダム,神戸,流す,和歌山,放流,親水,公園,聞き取る

 神戸市灘区の都賀(とが)川の集中豪雨による増水で5人が死亡した事故を機に、読売新聞が行った全国調査で、親水施設にスピーカーや警告灯などの警報装置を設けているのは東京、神奈川、兵庫など6都県の15か所だけであることがわかった。 増水対策の遅れが浮き彫りになった形で、兵庫、和歌山の2県が警報装置の導入を決め、28都府県も検討するという。 今回の事故では、都賀川の親水公園に警報装置はなく、小学生2人を含む5人が流され、犠牲となった。今月上旬、全国の計約2万1000の1、2級河川の親水施設について、所管する都道府県から聞き取り調査した。 「調査中」などと答えた県を除く31都道府県に計2265か所の親水施設がある。しかし、警報装置が整備されていたのは、増水で2人が死亡したのを機にダム放流警報装置を活用した装置を設けた酒匂(さかわ)川(神奈川県)、1998、99の両年のはんらんで回転灯などを設置した新湊川(兵庫県)など、事故が起きた河川に限られていた。

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1.陥没原因は豪雨による下水管接合部の破損(産経新聞),産経新聞
RV=100.0 2008/08/14 07:50
キーワード:下水道,都,下水,足立

 足立区千住で5日、道路が陥没し1人が重傷、付近の住民約40人が避難した事故で、都などは13日、住民説明会を開き、下水管と雨水をためる貯留管の接合部分が豪雨で破損したことが陥没原因になったと明らかにした。 都下水道局によると、接合部分は周囲の土を硬くして補強していたが、4日の豪雨で貯留管が2時間で満水になったことで想定以上の水圧がかかり、破損につながったという。貯留管と下水管の内部には土砂が残っており、都は破損部分に土が流れ込み陥没につながったとみている。

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2.雑司が谷の下水工事事故:技術系幹部ら、突発的豪雨対策へ−−都 /東京(毎日新聞),毎日新聞
RV=82.0 2008/08/14 11:01
キーワード:都,流す,下水,豊島,雑司が谷

 ◇来月、局超え横断的会議 豊島区雑司が谷の下水管工事現場で男性作業員5人が流されて死亡した事故を受け、都は13日、突発的な集中豪雨について各局の危機管理担当者が理解を深め合う緊急会議を都庁で開いた。それぞれの局の事業が抱える課題を点検したうえで、9月に技術系の幹部による会議を開き、局をまたいで横断的に対策を検討する予定だ。 会議では、島田幸太郎危機管理監が「これまであまり発生していなかった災害に見舞われる恐れがある。どのような事態にも迅速かつ的確に対応し、都民の生命・財産を守れる取り組みを進めてほしい」とあいさつ。今回の事故当日の大雨などについて気象庁から説明を受けた。【木村健二】8月14日朝刊

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3.コロッケアートが高岡駅の地下街彩る 園児の絵91点を15日から展示(富山新聞),富山新聞
RV=30.2 2008/08/14 06:00
キーワード:コロッケ,子ども

 園児が描いた高岡コロッケの絵を飾る「コロッケアート展IN高チカ」が十五日から、JR高岡駅地下街で始まる。富大芸術文化学部の学生が駅地下街再生の起爆剤にと企画したもので、高岡市の保育園から九十一点の作品が寄せられた。子どもたちのみずみずしい感性で描かれたコロッケの絵が、高岡の玄関口を彩る。 コロッケアート展はJR高岡駅地下街をPRするポスターやフリーペーパーを制作する富大芸術文化学部の学生有志でつくる「fuNhouse(ファンハウス)」が主催する。メンバー五人が「おいしいコロッケ」をテーマに、高岡市内の保育園に出品を呼び掛け、授業や研究の合間を縫って準備を進めた。 コロッケアート展には、高岡市内の国吉光徳、双葉、二上、成美の四保育園の園児九十一人の絵が並ぶ。コロッケをほお張る様子を描いた絵をはじめ、コロッケをバスやロケットに見立てた作品など、夢のある作品が集まった。地下街の通路の天井の中央に飾り付けることで、絵を見ながら、地下街を回り、買い物を楽しんでもらう仕組みとした。 コロッケアート展を担当するfuNhouseの富大芸術文化学部文化マネジメントコース二年加藤浩貴さん(19)は「子どもたちの作品が温かな地下街の雰囲気を引き立ててくれるはず。多くの人に見に訪れてほしい」と話した。開催期間は二十八日まで。

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1.雑司が谷の下水工事事故:工事関係者に来月気象講習−−事故調 /東京(毎日新聞),毎日新聞
RV=137.1 2008/08/15 12:02
キーワード:下水道,都,流す,豊島,降雨,雑司が谷,地下

 豊島区雑司が谷の下水道工事現場で作業員5人が水に流された事故で、都下水道局は14日、事故調査委員会(委員長=中村益美技監)を開き、局地的豪雨などの気象現象について現場作業員らの認識を高めるため、工事請負業者や受託業者、現場職員を対象とした気象講習を9月に開くことを決めた。 今回の事故では、現場で気象情報を把握しなければならない請負業者が、大雨洪水注意報の発令を認識していなかったことなどが問題となっている。気象講習では、日本気象協会の気象予報士を講師に招き、突発的な降雨や台風について、業者や職員に理解を深めてもらう。 この日の会議では、大雨洪水警報が発令された場合に工事を中止するという現状の規定をより厳しくすることでも一致。都は事故以降、「雨が一滴でも降ったら、すべての地下工事を中止する」という一時措置を取っており、この方針を新たな規定とすべきかについても議論があった。 8月中に複数回会議を開き、月内に事故の要因分析や対応策を盛り込んだ最終報告をまとめる。【市川明代】8月15日朝刊

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2.マンホール事故受け気象講習を実施 東京(産経新聞),産経新聞
RV=114.3 2008/08/15 08:00
キーワード:下水道,都,流す,豊島,雑司が谷

 豊島区雑司が谷の下水道工事現場で、下水道内にいた作業員5人が大雨による増水で流され、死亡した事故を受け、都の事故調査委員会は14日、下水道事業にかかわる職員や請負業者を対象とした気象講習を実施することを決めた。局地的な集中豪雨など都市型災害につながる気象現象についての知識を深めるのが狙い。講習は日本気象協会の気象予報士を招いて9月2、3の両日、行われる。 この日、同調査委では、現場関係者が大雨洪水注意報・警報を携帯電話で自動受信できるようにするなどの意見が出された。8月中に報告書をまとめる。

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3.事件・事故:落雷で電車の遅れや停電相次ぐ /広島(毎日新聞),毎日新聞
RV=21.6 2008/08/15 16:01
キーワード:安芸

 14日未明から早朝にかけての落雷で、JRの在来線で信号故障が相次いだ。JR呉線では午前5時45分ごろ、呉市内の安芸川尻駅と仁方駅で信号機が変わらなくなり、安芸川尻―広駅間の運転を見合わせた。上下11本が運休、同13本が最大1時間50分遅れ、約2800人に影響が出た。JR福塩線では三次市の吉舎駅で同5時50分ごろ、同様の故障で上下5本が運休するなどし、約200人に影響があった。中国電力によると、送電線などへの落雷が相次いだ影響で、広島市や廿日市市、呉市、江田島市、福山市で最大約16万3000世帯が停電し、復旧に最大約14時間半かかった。8月15日朝刊

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1.落雷で都内3区の11万3000世帯が一時停電(読売新聞),読売新聞
RV=35.4 2008/08/16 21:01
キーワード:豊島,消防庁,警視庁

 16日午後4時ごろ、東京都豊島区、板橋区、北区の計約11万3000世帯で停電した。 東京電力によると、付近の落雷が原因とみられ、約15分後にすべて復旧した。 東京消防庁や警視庁によると、この停電で豊島区東池袋のビル内のエレベーターに女性が一時閉じ込められたり、同区上池袋の信号が消えたりした。

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2.県の土砂災害対策に遅れ 1032ヵ所中わずか3(琉球新報),琉球新報
RV=23.0 2008/08/16 10:05
キーワード:区域,マップ

 土砂災害防止法に基づいて、県が指定する土砂災害警戒区域は、県内の土砂災害危険個所1032カ所のうち、3カ所にとどまっている。避難体制の整備や住民への危険の周知のため、2001年に同法が施行されて7年が経過するが、県内の指定数は全国で最も少ない。警戒区域に指定されると警戒避難体制の整備が義務付けられるが、県内で整備した区域はない。集中豪雨や台風の襲来が多い県内で、土砂災害を警戒する体制整備の遅れが浮き彫りになった。 県から警戒区域の指定を受けた各市町村は、区域ごとに土砂災害に関する情報の収集や伝達、避難、救助などを行う警戒避難体制を整備することが義務付けられている。避難順路や場所、警戒区域を記した詳細なハザードマップ(災害予測地図)を作製して住民への周知が求められる。 未整備の区域では、安全な順路を把握できない住民が、避難途中に被災する危険性がある。 県内では、県の警戒区域指定が少ないため、避難体制を整備している市町村はない。06―07年度にかけて一部区域が指定された浦添市と南風原町も未整備だが、両市町とも09年度までには整備を始める予定だ。 全国では、約52万カ所ある危険個所のうち、警戒区域に約9万カ所、約17・5%が指定されているが、県は約0・3%と低い。 指定作業の遅れについて、県海岸防災課は「計画策定や基礎調査に時間がかかっている」と説明。また、区域の住民から「土地の値段や財産価値が下がる」として指定の同意が得られないことも一因に挙げる。 県は、10年度までに全1032カ所の基礎調査を終える予定。同時に住民説明会を開き、同年度までに数十カ所の区域指定を目指す。原則として、住民の同意は指定の条件ではないが、同課は「住民の理解を得ながら、指定個所を増やしたい。各市町村に避難体制の整備を呼び掛ける」としている。(宮城征彦)<用語>土砂災害防止法 土石流や地滑り、崩壊の危険がある土砂災害危険個所(沖縄県は1998年に調査)での警戒避難体制の整備など、ソフト対策を推進するため2001年に施行された。災害時に生命に危害を及ぼす恐れがある区域を「土砂災害警戒区域」、著しく危険な区域を「土砂災害特別警戒区域」に指定する。特定の開発に対する許可制や建築物の構造規制、知事による移転勧告などが行われる。

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1.大雨:太宰府で71.5ミリ 福岡市では道路冠水、筑紫野で床下浸水 /福岡(毎日新聞),毎日新聞
RV=52.0 2008/08/17 14:01
キーワード:水位,濁流,福岡

 16日の局地的大雨で、筑紫地区を中心に床下浸水などの被害が出た。この大雨で地盤が緩んでいることから、県と福岡管区気象台は、筑紫野市や筑前町などに「土砂災害警戒情報」で、がけ崩れなどの注意を呼びかけている。 太宰府市では午後1〜2時の時間雨量が71・5ミリを記録。同市は1時54分に災害対策本部を設置し、職員らが情報収集に追われた。市内を流れる御笠川は濁流となって危険水位近くまで達し、地元消防団が巡回して警戒した。同市五条の市道が冠水して一時通行止めになったほか、近くで床上浸水1件▽床下浸水4件の被害が出た。 筑紫野市では、同市二日市中央4の高尾川付近で側溝から水があふれた。同市災害警戒本部によると、床下浸水が15件確認された。また、福岡市では早良区、西区の道路計5カ所が冠水した。【徳永敬】〔福岡都市圏版〕8月17日朝刊

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2.大雨:庄内・最上で被害 土砂撤去完了、山形道が復旧 /山形(毎日新聞),毎日新聞
RV=28.6 2008/08/17 13:01
キーワード:点検,崩壊,のり

 庄内、最上地方で15日までに記録された大雨は、16日も県内の道路や鉄道に影響した。 山形自動車道の酒田―庄内空港IC間は、のり面が崩壊、約100メートルにわたり、土砂が路面を覆い、通行止めが続いていた。同区間は16日午後4時、土砂の撤去作業が完了、復旧した。戸沢村杉沢の村道は全面通行止めが続いている。鉄道は、JR陸羽西線の古口―酒田間で線路点検のため終日運転を見合わせ、計22本が区間運休した。【細田元彰】8月17日朝刊

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3.千人灯籠踊り:雨で中止−−山鹿 /熊本(毎日新聞),毎日新聞
RV=22.2 2008/08/17 15:01
キーワード:降雨,熊本

 県内は16日、南から湿った空気が流れ込んだ影響で激しい雨に見舞われ、一時県内全域に大雨洪水警報が出た。前線は再び北上するため17日も雨が続く見込みで、熊本地方気象台は土砂災害などに注意を呼びかけている。 気象台によると、山鹿市や南関町で16日午後3時からの1時間の降雨量が約70ミリを記録した。17日午後6時までの24時間雨量は、多いところで150ミリの見込み。 雨のため、山鹿市で開かれていた山鹿灯籠まつりは2日目のハイライト「千人灯籠踊り」などが中止となった。また、JR三角線と肥薩線は一部区間で運転を見合わせた。8月17日朝刊

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1.08記者リポート:金沢・浅野川はんらん 対応後手の行政に課題 /石川(毎日新聞),毎日新聞
RV=144.8 2008/08/18 16:03
キーワード:金沢,ダム,浅野川,湯涌,水位,上流

 ◇ダム論議にも“飛び火” 金沢市の中心を流れる浅野川が55年ぶりにはんらんし、流域の約5万人に避難指示が出た先月28日の集中豪雨。死者やけが人は出なかったが、堤防の切れ目を未然にふさげなかったなど、行政の対応に課題が残った。短時間に想定を超える雨が降り、後手に回ったとみられる。石川県は25日の第三者委員会の初会合で事実関係を検証する。一方で、今後の防災策をダムの必要性と関連づけた知事の発言で、反対派が反発するなど、思わぬ波紋も広がっている。【高橋慶浩】 ◆当日の気象 先月28日の能登半島付近には前線が停滞、湿った空気が吹き込んだ影響で、県内は未明から局地的豪雨に見舞われていた。 金沢市内で最大雨量が観測されたのは浅野川上流で、県が雨量計を設置する湯涌温泉近くの芝原橋付近。1時間雨量の最大は午前6時半〜同7時半の138ミリ、同5時半からの3時間雨量は247ミリにも上った。約3キロ離れた地点には金沢地方気象台が雨量計を設置しているが、午前6時半からの1時間雨量は46・5ミリにとどまり、いかに局地的だったかが分かる。 同気象台は同4時半ごろ、加賀北部に大雨洪水警報を発表。それに伴い、金沢市は災害対策本部準備室を設置、県央土木総合事務所も職員の警戒配備体制に入ったという。 ◆ふさげなかった切れ目 豪雨により河川の水位は上昇を続け、芝原橋付近は同7時、下流の天神橋付近では同40分にそれぞれ避難判断水位に達した。 天神橋の少し上流からすぐ下流の浅野川大橋にかけ、左右両岸に2カ所ずつ堤防に切れ目をつけた、通称「切り欠き部(角落とし)」がある。付近が茶屋街などの観光名所で、川も普段は穏やかなため、コンクリートの堤防(高さ約1メートル)から川辺に近づけるよう配慮したものだ。 切り欠き部は増水の際、上から数枚の板を落とし込むことで切れ目をふさぐ構造になっている。しかし、当日は県職員、県から連絡を受けた委託業者のいずれもはんらん前に到着できず、4カ所のうち2カ所の切れ目がふさげなかった。 このことがはんらんに直接結びついたかは、現在のところ明らかではないが、「すべて閉まっていれば浸水被害の程度は軽くなったのではないか」という声は根強い。 県河川課は「上流の被害把握や、関係機関への連絡に追われ、一部対応に遅れが出たことは明らか。言い訳できない」と責任を認める。一方で「切れ目をふさぐ角板を保管する小屋の鍵は、県や委託業者以外にも流域の町会に渡しており、鍵が見つからなかったところがあるようだ」とも話した。 ◆豪雨とダムの関係 豪雨後の行政の対応を巡り、思わぬ方向に議論が進み始めているところもある。 上流の地形が狭く、ダムが造れない浅野川では、治水対策として、芝原橋と天神橋の間の田上本町から犀川に放水する放水路を74年から設置している。 同課によると、放水路は毎秒250トンの水を流せる構造だが、犀川への負担も考慮して同150トンに抑えているという。この状況を浅野川がはんらんした一因ととらえた谷本正憲知事が、犀川上流で建設が始まった辰巳ダムの必要性と関連づけ、「浅野川の水を犀川で受け止めてもらうためにも辰巳ダムは必要」と発言。これが、建設反対派へ波紋を広げた。 建設反対の立場を取る市民団体「犀川の河川整備を考える会」は8日、「放水路は自然分水のため、放水量の制限とはんらんに関係はなく、ダム建設よりも犀川下流の河川改修を進めれば、洪水は防げる」とする意見書を県に提出した。 確かに放水量の増加で負担がかかるのは下流であり、上流でのダム建設は「水を受け止める下流の負担軽減」という意味では間接的な要素でしかない。その意味では、谷本知事の発言はやや強引で、他に論じるべきことがあったのでは、と感じた。 県は今後、浅野川上流の蛇行部を緩めるなどの復旧計画を検討する一方、増水時の対応については第三者委員会でのとりまとめを年内にも行う方針だ。8月18日朝刊

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2.街の学校に自然を 高岡市博労小で親子が観察池整備(富山新聞),富山新聞
RV=29.2 2008/08/18 06:00
キーワード:流す,子ども

 高岡市博労小で十七日、児童やPTA、教職員ら二十五人が自然観察池の整備した。池には今後、能登のカキを使った水質浄化槽も整備する予定で、十月の完成に向け、親子で汗を流した。 市街地にある同校内に、生き物と触れ合うことのできる場所をつくろうと、PTAが自然体験活動会を組織し、昨年度から環境整備を進めている。この日は、児童が池の周辺の草を刈り取ったほか、保護者や教職員が木を切り、フジ棚や丸太ベンチを製作した。 カキの殻に付着するバクテリアが水中の汚れを分解する力を利用し、今後、ドラム缶に能登産のカキを入れた浄化槽も整備する。池の愛称なども募集し、十月の学習発表会でのお披露目を予定する。長谷和彦PTA会長は「子どもたちが自然に触れながら、命の大切さを感じることのできる場所にしたい」と話した。

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1.<雷>都心7月、最近50年間で最多 家電被害も相次ぐ(毎日新聞),毎日新聞
RV=88.9 2008/08/19 15:01
キーワード:福岡,家電,相談,山梨,高気圧,予報,都市,勢力

 東京都心で7月に雷を観測した日数は7日で、1カ月の日数としては最近50年間で最も多かったことが、気象庁の統計で分かった。夏の太平洋高気圧の勢力が例年より弱く、大気の状態が不安定になることが多いため。地球温暖化や都市部のヒートアイランドも影響しているとみられる。落雷で家電製品が故障する被害も相次ぎ、家電量販店などが対応に追われている。【樋岡徹也、神澤龍二】【写真特集】九州北部で大雨 気象庁によると、7月の雷観測日は4、7、12、14、18、27、29日の計7日で、平年(2.3日)の約3倍。8月も既に3日で、平年(2.5日)を超えた。村中明・主任予報官は「例年なら太平洋高気圧が日本全体を覆うが、今年は勢力が弱い。上空に寒気が入り込む一方、下層には湿った暖気があるため、大気の状態が不安定となり、雷雲が発生しやすい」と分析する。 他都市の7月の雷観測日は▽名古屋4日(平年4.5日)▽大阪4日(同3.2日)▽福岡4日(同4.3日)−−とほぼ平年並みだが、8月は18日現在で、福岡8日(同5日)、大阪6日(同3.5日)と既に平年を上回っている。 落雷によって7月以降、判明しているだけで全国で3人が死亡し、家電製品へも影響が出ている。東京都江戸川区の家電量販店「コジマNEW江戸川店」には、8月だけで落雷の影響とみられる修理相談が約30件あった。アンテナに直撃してテレビが映らなくなったり、ファクスが故障したりするケースが多かったといい、男性店長代理(34)は「落雷と大雨がひどかった8月中旬は1日10件以上の相談が立て続けにあった」と話す。 落雷が相次いだ山梨県富士吉田市の「ノジマ富士吉田店」でも、故障の相談が多い日には1日20件あり、7、8月で計100件を超えたという。電話機器類の故障の相談が突出し、男性店長代理(39)は「昨年のこの時期は数件しかなかった。今年は異常だ」と驚きを隠さない。 家電製品に被害が相次ぐのは、雷が直撃しなくても、電線や通信線を通じて異常な電流が流れる「雷(らい)サージ」が起こり、家電製品の基盤などが破損するケースがあるためだ。財団法人・電力中央研究所の新藤孝敏・上席研究員は「雷サージの対策は、雷の音を聞いたら、電源を切ってコンセントから抜くしかない。最近は耐雷保護装置なども家電販売店で購入できるので、自己防衛策として装着するのも良い」と話している。

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2.雷 都心7月、最近50年間で最多 家電被害も相次ぐ(毎日新聞),毎日新聞
RV=88.9 2008/08/19 15:01
キーワード:福岡,家電,相談,山梨,高気圧,予報,都市,勢力

 東京都心で7月に雷を観測した日数は7日で、1カ月の日数としては最近50年間で最も多かったことが、気象庁の統計で分かった。夏の太平洋高気圧の勢力が例年より弱く、大気の状態が不安定になることが多いため。地球温暖化や都市部のヒートアイランドも影響しているとみられる。落雷で家電製品が故障する被害も相次ぎ、家電量販店などが対応に追われている。【樋岡徹也、神澤龍二】【写真特集】九州北部で大雨 気象庁によると、7月の雷観測日は4、7、12、14、18、27、29日の計7日で、平年(2.3日)の約3倍。8月も既に3日で、平年(2.5日)を超えた。村中明・主任予報官は「例年なら太平洋高気圧が日本全体を覆うが、今年は勢力が弱い。上空に寒気が入り込む一方、下層には湿った暖気があるため、大気の状態が不安定となり、雷雲が発生しやすい」と分析する。 他都市の7月の雷観測日は▽名古屋4日(平年4.5日)▽大阪4日(同3.2日)▽福岡4日(同4.3日)−−とほぼ平年並みだが、8月は18日現在で、福岡8日(同5日)、大阪6日(同3.5日)と既に平年を上回っている。 落雷によって7月以降、判明しているだけで全国で3人が死亡し、家電製品へも影響が出ている。東京都江戸川区の家電量販店「コジマNEW江戸川店」には、8月だけで落雷の影響とみられる修理相談が約30件あった。アンテナに直撃してテレビが映らなくなったり、ファクスが故障したりするケースが多かったといい、男性店長代理(34)は「落雷と大雨がひどかった8月中旬は1日10件以上の相談が立て続けにあった」と話す。 落雷が相次いだ山梨県富士吉田市の「ノジマ富士吉田店」でも、故障の相談が多い日には1日20件あり、7、8月で計100件を超えたという。電話機器類の故障の相談が突出し、男性店長代理(39)は「昨年のこの時期は数件しかなかった。今年は異常だ」と驚きを隠さない。 家電製品に被害が相次ぐのは、雷が直撃しなくても、電線や通信線を通じて異常な電流が流れる「雷(らい)サージ」が起こり、家電製品の基盤などが破損するケースがあるためだ。財団法人・電力中央研究所の新藤孝敏・上席研究員は「雷サージの対策は、雷の音を聞いたら、電源を切ってコンセントから抜くしかない。最近は耐雷保護装置なども家電販売店で購入できるので、自己防衛策として装着するのも良い」と話している。

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3.写真集:激動の歴史を活写「足尾鉄道の一世紀」 秘蔵写真と論文掲載 /群馬(毎日新聞),毎日新聞
RV=21.5 2008/08/19 12:02
キーワード:足尾,組織

 ◇国鉄→JR→わたらせ渓谷鉄道 旧国鉄足尾線からJR東日本、現在のわたらせ渓谷鉄道へと続いてきた足尾鉄道の歴史を活写した写真集「足尾鉄道の一世紀」(新樹社、A4判、3990円)が発行された。足尾銅山の銅鉱石を積む馬車鉄道の様子から、戦後最大の被害をもたらした1947年の「キャサリン台風」で流失した線路を復旧する写真など、新発掘の秘蔵写真多数と論文が掲載されている。 著者は、等身大の「足尾」の発掘をライフワークにし、著書「足尾銅山」などを記している元日鉄鉱業取締役の小野崎敏氏=東京都=他2人の共著。足尾銅山の専属写真師だった祖父、小野崎一徳氏の膨大な写真資料を持つ敏氏は、鉄道博物館など2組織と14個人からも貴重な秘蔵写真の提供を受け、今回の出版にこぎ着けた。 写真集は188ページで▽足尾鉄道の百年▽足尾銅山と鉄道敷設問題▽足尾鉄道の開通▽草創期の古写真を発見!▽人と物を運んだ大動脈▽懐かしの沿線風景▽国鉄時代の終焉(しゅうえん)――という内容。約180枚の秘蔵モノクロ写真と、小野崎氏と共著者の論文で構成されている。 写真の撮影者は一徳氏の他、昭和時代の「人とくらし」を活写した桐生市在住の斉藤利江さんや、沿線出身でわたらせ渓谷鉄道を撮り続けているアマチュアカメラマンの関口立見氏など多岐にわたる。 同鉄道を含む旧足尾銅山一帯を世界遺産に登録しようとの機運も高まっており、「近代産業遺産と地域の歴史を考える」(同書から)ための好著といえそうだ。【塚本英夫】8月19日朝刊

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1.大雨:佐渡で1時間に110ミリ 床上浸水1棟、床下浸水28棟 /新潟(毎日新聞),毎日新聞
RV=63.2 2008/08/20 12:01
キーワード:集落,鉄砲水,沢,三条,佐渡,及ぶ

 19日の県内は、日本海の前線から温かく湿った空気が流れ込んだため激しい雨に見舞われた。佐渡市相川では午前7時までの1時間に110ミリを超える雨量を記録。阿賀野市の旧笹神村では土砂災害の危険から14集落の計631世帯に一時避難勧告が出るなど、各地に影響をもたらした。【磯野保、川畑さおり】 新潟地方気象台によると、新潟市西蒲区西中で午前9時までの1時間で49ミリを観測し、1976年に観測を始めて以来、最大の雨量となった。同市西区山田では新潟バイパスのガード下など2カ所で軽乗用車が水没。けが人はいなかった。 県のまとめでは、佐渡市で床上浸水した住宅が1棟あったほか、床下浸水も三条市を中心に計28棟に及んだ。また土砂崩れや冠水などで7カ所で道路が通行止めとなった。 一方、JR新潟支社によると、越後線や信越本線など在来線が各地で不通となり、計46本が運休した。 ◆32人一時孤立 被害が大きかった佐渡市では、ドンデン山荘の宿泊客が道路冠水のため下山できずに一時孤立状態となった。佐渡の歴史やトキの自然放鳥を学習しに来た県立女子短大の学生ら32人で、午前11時ころに冠水した地帯を歩いて渡り、午後0時40分にようやく無事に下山した。 ドンデン山から外海府側に抜ける県道も、数カ所で土砂が崩れて通行止め。県佐渡地域振興局は20日に被害状況を調査するという。沢からの鉄砲水とともに土砂が流出した同市片野尾―水津間の県道も午後1時半まで通行止めとなった。8月20日朝刊

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2.大雨:七尾で家屋10棟浸水 能登でまた、JRも運休 /石川(毎日新聞),毎日新聞
RV=40.8 2008/08/20 16:01
キーワード:金沢,短時間

 低気圧から伸びる寒冷前線が通過した影響で、能登地方は19日未明から強い雨が降った。金沢地方気象台によると、雨量は七尾市で同日午前4時〜正午の間に75・5ミリ、羽咋市で50ミリを記録した。 県危機対策課によると、七尾市内で住宅7棟、店舗3棟が床下浸水し、冠水などで県道3カ所が通行止めとなった。 JR西日本金沢支社によると、金沢―七尾間で普通列車2本が運休。特急1本、普通列車5本に最大で87分の遅れが出て、乗客約500人に影響した。 同気象台は20日深夜から21日にかけて、低気圧が能登半島付近に接近するため「短時間に激しい雨が降る可能性がある」と警戒を呼び掛けている。【栗原伸夫】8月20日朝刊

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1.浸水10分で水位70センチ ゲリラ豪雨 鴨川河川敷も注意(京都新聞),京都新聞
RV=119.4 2008/08/21 09:29
キーワード:都賀,神戸,水位,流す,上流,降雨

 「ゲリラ豪雨」と呼ばれる局地的な豪雨の被害が全国で相次ぐ中、5人が死亡した神戸市の都賀川のように、京都市の鴨川でも上流地域の豪雨で急に増水する危険性のあることが、京都大防災研究所の戸田圭一教授(都市耐水)たちの研究で20日までに分かった。戸田教授は「鴨川だけでなく、都市部の身近な河川や河川敷、キャンプ場にも危険が潜んでおり、注意が必要だ」と指摘している。 都賀川では、事故現場の上流約1・3キロで30分間に38ミリの降雨を記録し、視界が利かない「滝のような雨」が降っていた。気象庁によると、1時間に50ミリ以上の雨が降る回数は増加傾向にあり、全国1000地点の集計で、最近10年間は年平均238回と、30年前からの10年間(162回)の約1・5倍に増えている。 戸田教授は、鴨川上流の左京区貴船で時間約50ミリの雨が降るなどの局地的豪雨を想定し、下流の鴨川の水位などの変化を推定した。北区柊野の鴨川公園周辺の右岸河川敷では、浸水からわずか10分で水位が大人の腰の高さに相当する70センチを超える。流れの速さも、立つことすら難しい秒速2メートルとなり、小さな子どもなら流されてしまう危険があるという。さらに下流の北大路橋や西賀茂橋、荒神橋などでも、30分以内に水位が約80センチも上昇するなど、慣れ親しむ川が牙をむく推定結果になった。 戸田教授は「京都府内には、勾配(こうばい)がきつく水位が上昇するまでの時間が短い河川も多い。天神川などでも急な増水の危険性がある」と指摘する。上流の降雨から時間をおかずに増水する危険性はどんな河川にもあり、「その場で雨が降っていなくても、山の方が曇って雨が予想されるようならば、すぐに河川敷からは離れることが必要だ」と話している。

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2.前田利長ゆかりの地をたどる 高岡で初の金沢散歩学 瑞龍寺や八丁道など巡る(富山新聞),富山新聞
RV=46.6 2008/08/21 06:00
キーワード:金沢,高岡

 「かなざわ・まち博2008」(富山・北國新聞社特別協力)の金沢散歩学「利長の足跡たどる―高岡探訪」は二十日、高岡市内で行われ、石川県からの参加者三十九人が前田利長ゆかりの遺跡を巡り、歴史に関心を深めた。 金沢散歩学は高岡市で初開催となった。参加者は金大非常勤講師の屋敷道明さんの解説のもと、高岡市の瑞龍寺、八丁道、前田利長墓所、高岡大仏、高岡古城公園、勝興寺、二上万葉ラインを巡った。 高岡市関町の前田利長墓所と墓所の横に位置する同市芳野の繁久(はんきゅう)寺では、屋敷さんが墓所を守るために氷見市飯久保に建てられていた寺を移築し、飯を音読みした読み方を名に盛り込んで「繁久寺」と命名したことを説明したほか、墓所内の巨大灯籠(とうろう)についても話した。 金沢市から参加した会社員竹下勉さん(58)は「高岡市に初めて訪れたが、前田家に関する知識がより深まった」と感想を述べた。

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3.<落雷>小田急、乱れる(毎日新聞),毎日新聞
RV=26.3 2008/08/21 23:13
キーワード:変電,降雨

 21日午後6時45分ごろ、小田急小田原線の参宮橋(東京都渋谷区)−喜多見(世田谷区)間を通る架線近くの設備に落雷があった。同線はこの区間で一時運転を見合わせ、上下列車計17本が最大1時間14分遅れ、乗客計1万4500人に影響した。 さらに、午後7時20分以降、神奈川県内の小田急の変電所6カ所への東京電力からの送電が断続的にストップしたり、降雨量が速度規制の基準(1時間当たり40ミリ)を超える地点が出たため、終日、ダイヤが乱れた。 また、埼玉県杉戸町でパートの女性(48)が落雷に遭い、意識不明の重体。同県秩父市では民家に落雷があり、1戸が全焼した。

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1.親水公園などがある川、急な増水の警報装置4・7%だけ(読売新聞),読売新聞
RV=117.5 2008/08/22 19:57
キーワード:都賀,ダム,神戸,放流,親水,急

 神戸市の都賀川で今年7月、集中豪雨による増水で5人が死亡した事故を受け、国土交通省が、親水公園などがある全国の河川を調べたところ、急な増水を知らせる警報装置を設けているのは4・7%の139河川にとどまっていることが22日、わかった。 調査は国や自治体が管理する1、2級河川のうち、親水公園や水辺の遊歩道などの「親水空間」があることが確認された2967河川が対象。 増水を知らせる警報装置の設置は、ダム放流の警報も含め、139河川(4・7%)で、注意喚起の看板を設置しているのは523河川(17・6%)、国や自治体職員らによるパトロールの実施は158河川(5・3%)にとどまった。 一方、過去に増水で事故が起きていた25河川では、看板はすべての河川で、警報装置も8河川(32%)で設置していた。

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2.過去にも25河川で増水事故=「親水空間」緊急調査−国交省(時事通信),時事通信
RV=84.5 2008/08/22 19:13
キーワード:都賀,神戸,流す,親水

 国土交通省は22日、神戸市の都賀川が大雨で急激に増水し、児童ら5人が流されて死亡した事故を受け、各地で水遊び場となっている「親水空間」に関する緊急調査結果(速報値)を公表した。同空間は全国の1、2級約2万1000河川のうち、約3千河川に存在し、急激な増水による事故も過去に25河川で発生していたことが分かった。 親水空間は、人が気軽に水と親しめるように河川周辺に人工的に整備された公園や、各地域で水遊び場として知られる自然の空間をいう。これまで、その数などについて十分に把握されていなかったため、都賀川の事故を受けて緊急に調査した。

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3.大雨:11棟で床下浸水 道路冠水、JRも運休や乱れ−−県沿岸部中心に /秋田(毎日新聞),毎日新聞
RV=50.7 2008/08/22 13:00
キーワード:河口,水位

 20日から21日にかけて県沿岸部を中心に断続的に強い雨が降り、11棟が床下浸水するなど各地で被害が出た。 秋田地方気象台によると、降り始めからの降水量は男鹿市の男鹿真山で約158ミリ、にかほ市象潟で約105ミリ、大潟村で約97ミリ。日本海側に停滞していた低気圧が東にゆっくりと移動し、長時間にわたって雨が降り続けた。 県総合防災課のまとめでは、午後4時半現在で男鹿市と三種町の住宅7棟と物置小屋など4棟が床下浸水。男鹿市の国道101号や県道男鹿半島線、にかほ市の市道3カ所などでも道路が冠水した。 男鹿市戸賀加茂青砂の加茂川は21日午前7時ごろ、河口付近で川の水があふれた。 川沿いに住む佐藤ナヲ子さん(75)方は玄関の土間部分まで川の水が迫り、床下浸水の被害を受けた。土のうを積んで被害を抑えたが、佐藤さんは「この辺りは川幅が狭いので、大雨が降ったらまたあふれるのでは」と不安げに話した。 秋田市の新城川も午前9時20分に避難勧告発令の目安となる特別警戒水位に達した。 JRのダイヤも乱れた。にかほ市の仁賀保駅に設置された雨量計が午前10時半ごろに規制値に達し、金浦駅―西目駅間で約4時間運転を見合わせた。この影響で特急いなほなど上下6本が区間運休し、2本が最大35分遅れ、約650人に影響が出た。【野原寛史】8月22日朝刊

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1.北陸大雨:仮設住宅7戸を着工−−県 /石川(毎日新聞),毎日新聞
RV=70.3 2008/08/23 16:01
キーワード:金沢,浩,修理,高橋,慶,砂防,県営,応急

 また、県は20日に金沢市湯涌荒屋町で、避難勧告が続く地域の住民向けに7戸の仮設住宅を着工。被災者向けに無償提供している県営住宅18戸については、22日現在、8戸が入居済みという。 さらに、災害救助法に基づき、半壊の被害を受けた年収500万円以下の世帯を対象に、住宅の応急修理を支援。1世帯当たり51万円を限度に修理費を県などが支払う。 一方、県管理の土木施設の被害は、77カ所、約76億5500万円に上ることを明らかにした。内訳は、河川29カ所=21億1500万円▽砂防21カ所=46億3400万円▽道路26カ所=8億9600万円▽港湾1カ所=1000万円。来月1日からの国の災害査定で正式な額が確定する。【高橋慶浩】8月23日朝刊

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1.110番2回…警察も出動せず 栃木の車水没死(産経新聞),産経新聞
RV=29.4 2008/08/24 19:53
キーワード:鹿沼,指示,目撃,110番,水没

 栃木県鹿沼市で16日、大雨の影響で軽乗用車が水没し女性(45)が死亡した事故で、栃木県警が110番通報を2回受けながら現場に出動していなかったことが24日、分かった。この事故では、市消防本部も119番通報を受けたのに別の水没車両と勘違いして出動していなかったことが分かっている。 県警によると、16日午後6時21分、女性の携帯電話から110番通報を受けたが、途中で電話が切れたため場所を特定できず、出動指示を出せなかった。その2分前にも目撃者から110番通報があったが、受理した県警職員が現場から約1キロ離れた別の水没車両と混同してしまったという。 県警は「事故の目撃通報に対し、的確な受理ができなかったことについておわび申し上げる」とコメントした。

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1.<異常気象>原因は積乱雲…温暖化影響も…予測難しく(毎日新聞),毎日新聞
RV=175.2 2008/08/25 11:44
キーワード:都賀,マンホール,敦賀,神戸,福井,上流,豊島,イベント

 局地的な「ゲリラ豪雨」、都心では平年の3倍も多い雷、そして突風被害−−。日本列島は今夏、例年以上の異常気象に見舞われた。地球温暖化の影響なのか、今年だけの現象なのか。せめて、事前予測で死亡事故は防ぎたいのだが。【樋岡徹也】 ゲリラ豪雨をもたらす原因は、発達した積乱雲だ。地表付近の暖かく湿った空気が上昇し、急速に冷やされてできるもので、地上と上空の温度差が激しい夏場に多く発生する。垂直方向に発達するため、局地的に激しい雨をもたらす。雨の時間は短いが、1時間に100ミリ超の猛烈な雨を降らすことがある。 気象庁によると、30〜50ミリが「バケツをひっくり返したような」雨。神戸市都賀川の事故では、上流付近で1時間36〜38ミリ、東京都豊島区のマンホール事故でも1時間66ミリの集中豪雨があった。 積乱雲は、雷や突風の原因ともなる。東京都心では7月に7日雷を観測し、7月としては最近50年間で最多で、平年(2.3日)の約3倍だった。福井県敦賀市のイベント会場でテントが突風で飛ばされ10人が死傷するなど、突風被害も相次いだ。村中明・気象庁主任予報官は「例年なら太平洋高気圧が日本全体を覆うが、今年は勢力が弱くて上空に寒気が入り込み、下層の湿った暖気の影響で大気が不安定になった」と分析している。 異常気象は、地球温暖化や、都市部でのヒートアイランド現象も一因と考えられている。気象庁によると、日本の年平均気温は、最近の100年間で約1度上昇。特に東京では1月の平均気温が過去50年間で2.62度も上がった。1時間の降水量が50ミリ以上の集中豪雨は、76〜87年に全国1000地点当たりで平均年162回だったのに、98〜07年では年238回に増えた。「異常気象分析検討会」会長の木本昌秀・東京大教授は「地球温暖化で水蒸気の量が多くなると、強い雨の頻度が増える」と語る。 「ゲリラ豪雨」など急激な気象変化を予測できないのか。鈴木和史・気象庁気象防災情報調整官は「積乱雲は数分〜数十分という短時間で発達するうえ、低気圧や前線に伴う降雨と違って場所を特定しにくい」と話す。 このため、2010年度から警報・注意報を市区町村単位に細分化するほか、豪雨などの危険性を分布図で表した「突風等短時間予測情報(仮称)」を発表する。また、局地豪雨を予想するため「数値予報モデル」を開発し12年度運用を目指す。従来よりきめ細かく予測し、予測時間の間隔を短くすることで、積乱雲の発生をとらえやすくする。独立行政法人「防災科学技術研究所」(本所・茨城県つくば市)も、中央大、防衛大などと連携して、首都圏での風雨監視技術を開発中だ。民間気象会社「ウェザーニューズ」(東京都港区)は、「ゲリラ雷雨メール」のサービスを始めた。約8000人の会員から携帯で雲の状況や写真などを送ってもらい、積乱雲の発生・発達をとらえて事前にメールで知らせる試みで、既に約4万人が利用している。

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2.豪雨被害の金沢市と富山県南砺市、局地激甚災害に指定へ(読売新聞),読売新聞
RV=58.7 2008/08/25 18:49
キーワード:金沢,砺

 政府は25日、7月下旬に北陸地方を襲った豪雨による被害について、激甚災害法に基づく局地激甚災害に指定することを決めた。 26日の閣議で正式決定する。対象区域は、金沢市と富山県南砺市。指定により、復旧事業への国庫補助率が引き上げられる。

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1.大雨:1週間で8月ひと月分 国道286号など5カ所通行止め−−県内 /宮城(毎日新聞),毎日新聞
RV=76.2 2008/08/26 13:01
キーワード:ダム,水位,上流,下流

 日本海中部に停滞している低気圧の影響で、県内は25日もまとまった雨に見舞われ、道路の通行止めや列車の運休などの被害が各地で相次いだ。降り続く雨で、18日午後5時から25日午後5時まで1週間の総雨量は仙台で184ミリに達し、8月の月間降水量の平年値(174・2ミリ)を上回った。最高気温も平野部で20度程度にとどまり、10月上旬並みの肌寒さとなった。 仙台管区気象台によると、25日午後5時現在の24時間雨量が最も多かったのは、泉ケ岳で65・5ミリを観測。仙台は36・5ミリ、古川は38・5ミリとなり県内全域で冷たい雨が降り続いた。 この日の最高気温は仙台と石巻で20・8度、白石で20・7度。気温が低い状態は27日まで続き、30日ごろまで雨が降りやすい状況が続く見込み。 県道路課などによると、主に山形県境付近の山間部で土砂崩れの危険性が高まり、川崎町の国道286号(笹谷街道)や大崎市鳴子温泉鬼首地区の県道など県内5カ所で通行止めとなった。また、加美町中新田の民家1棟が床下浸水した。 JR東日本仙台支社によると、東北本線瀬峰(栗原市)―石越(登米市)駅間で、迫川支流の水位が規定値を超えたため、上下線計20本が運休となった。さらに同8本に最大36分の遅れが生じ、乗客約2500人に影響した。【比嘉洋】 ◇土砂ダムあふれ、14世帯自主避難−−栗原 東北地方整備局によると、大雨の影響で、岩手・宮城内陸地震で栗原市花山の湯の倉温泉地区にできたせき止め湖(土砂ダム)で、流れ込んだ水が堰堤(えんてい)部の土砂を乗り越えて下流にあふれ出した。同所の土砂ダムの越流が確認されたのは、地震発生後4度目。市は下流域住民に自主避難を呼び掛け、一時、14世帯36人が石楠花(しゃくなげ)センターに避難した。 同整備局によると、あふれ出した水量は、24日午後4時の幅約3メートル、深さ5センチから周辺をやや浸食し、25日午後6時現在、幅約8メートル、深さ20センチに拡大。巨大な岩石が堆積(たいせき)していることや、雨量が減り土砂ダムの水位が低下していることから、同整備局は、決壊につながる可能性はないとみている。 地震による県内の土砂ダムは、栗原市内の迫川、三迫川上流で計10カ所を確認。うち7カ所で緊急排水工事を実施し、迫川上流の浅布地区、小川原地区の2カ所は仮排水路工事が完了した。今回、越流が確認された土砂ダムは規模が大きく、ほか4カ所とともに緊急排水工事が続いている。【藤田祐子】8月26日朝刊

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2.敦賀の突風事故:遺族に見舞金200万円 保険で支払いへ−−敦賀市 /福井(毎日新聞),毎日新聞
RV=58.1 2008/08/26 17:01
キーワード:敦賀,イベント,会場,保険

 敦賀市のイベント会場で7月27日、大型テントが突風に飛ばされ愛知県の会社員が死亡した事故で、市は25日、遺族に見舞金200万円を支払うことを決めた。市が加入する保険で全額を補てんする。 市によると、市が主催・共催したイベントの事故で支払われる「全国市長会市民総合賠償補償保険」。死亡の場合、200万円が保険会社から支払われる。市は死亡の場合に最高1億5000万円が支払われる損害賠償保険にも加入しているが、給付は市に瑕疵(かし)がある場合に限られるため、支払われていない。イベントを主催した実行委も見舞金の支払いを検討しているという。【酒造唯】8月26日朝刊

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1.国交省が西湘海岸の砂浜復元へ/09年度予算に概算要求(カナロコ),カナロコ
RV=66.8 2008/08/27 21:50
キーワード:ダム,流す,崩落,静岡

 昨年九月の台風9号による「異常波浪」で大規模な侵食被害が出た西湘海岸(大磯町〜二宮町、延長約六キロ)について、国交省は二十七日、約三百五十億円を投じ、砂浜を復元するなどの保全対策に乗り出す方針を固めた。二〇〇九年度予算の概算要求に関連事業費を盛り込んだ。関東での海岸保全対策で国の直轄事業は初のケース。 同海岸は一九七〇年代前半には奥行き約四十メートルの砂浜があったが、その後の侵食で場所によっては約二十メートルに細り、残っていた砂浜は台風の高波にさらわれた。影響で、海岸沿いを走る西湘バイパスの擁壁が崩落し、三週間にわたり通行止めになるなど重大な被害が生じ、現在も復旧工事が進められている。 これと平行して〇九年度から着手予定の保全対策事業では、県や地元漁協などを交えた対策検討委員会が今年七月にまとめた保全手法を考慮。具体的には、従来より粒が大きく波に流されにくい砂を入れる「養浜」を主体に、波打ち際で砂の流出を防ぐ構造物や沖合の消波施設などを組み合わせる手法を軸に対策を検討する。 現段階では完了時期などは未定。県、両町などと具体的な手法や今後のスケジュールを調整するという。 海岸侵食は、ダムの整備などに伴って河川から土砂の流入が減ったことが主因とされ、全国各地で深刻化している。同省は現在、富士海岸(静岡県)や新潟海岸(新潟県)など影響がより深刻な十二海岸で直轄による保全事業を急いでいる。西湘海岸もこれらと同じ位置付けとなる。

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2.京の社寺に雷注意呼び掛け 醍醐寺火災焼失で市消防局(京都新聞),京都新聞
RV=53.1 2008/08/27 09:19
キーワード:雷雨,伏見,文化財,寺,西京,東山

 京都市伏見区の醍醐寺・准胝(じゅんてい)堂が、落雷が原因とみられる火災で焼失したことを受け、市消防局は26日、落雷による文化財焼失を防ぐため、市内の社寺に注意を呼び掛ける取り組みを始めた。 市内では落雷による火災が年1、2回発生しているといい、7月28日にも伏見区の一言寺の分電盤が落雷で燃えた。 多くの社寺には火災報知機が設置されているが、落雷で作動しなくなるケースもあるため、巡回監視を行うように指導する。また、雷雨発生時の警戒強化も求める。 初日は、東山、伏見、西京消防署員が清水寺(東山区)や伏見稲荷大社(伏見区)などに出向いて指導した。今後も、各消防署が高い場所にある社寺などを巡回する。

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1.救助事例:神戸の河川増水で4件69人 過去10年間、市消防局が調査 /兵庫(毎日新聞),毎日新聞
RV=83.2 2008/08/28 16:01
キーワード:都賀,灘,神戸

 ◇都賀川事故から1カ月 先月28日に起きた神戸市灘区の都賀川増水事故を受け、神戸市消防局が、過去10年間で起きた河川の急激な増水に伴う救助事例を調べたところ、神戸市内で4件あり、団体も含め救助者数は69人に上ることが分かった。いずれも都賀川以外の垂水区や東灘区などの河川で起きた。大雨・洪水注意報が発令されないまま、増水に遭ったケースもあり、市消防局は「注意報や警報だけに頼らず、自ら天候に注意して安全に気を配ってほしい」と注意を促している。【吉川雄策】 市消防局は、河川水があふれ出る洪水に至らない、増水に伴う救助事例を対象に、都賀川増水事故以前の10年間を調査した。 4件は(1)98年8月、垂水区下畑町で川の水質調査のため、川と調整池をつなぐトンネルにいたところ、豪雨で大人4人が取り残された(2)03年8月、北区の柏尾谷川が雨で増水し、約5メートルの川幅が約15メートルになり、キャンプ場の小学生ら61人が取り残され、女性1人が軽傷を負った(3)06年8月、垂水区の堺川を散策中、大人2人が夕立に遭遇して近くのトンネルで雨宿りをしていたところ、増水で取り残された(4)今年7月、東灘区の石屋川に架かる橋の下で、雨宿りをしていた女子中学生2人が増水のため取り残された。 4件はいずれも夏の午後に起きており、うち垂水区の2件と北区の1件は、一帯に大雨注意報などが発令されていた。しかし、東灘区の石屋川のケースでは、大雨・洪水注意報が発令されたのは、市消防局に救助を求める通報があってから1時間近くが過ぎてからだった。 台風シーズンを控え、市消防局は「都賀川以外の河川でも急激な増水が起こる。注意報や警報のほかにも、上空の雲の様子なども注意してほしい」としている。〔神戸版〕8月28日朝刊

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2.敦賀のテント倒壊:突風事故1カ月 事故現場で黙とう、五島さんの冥福祈る /福井(毎日新聞),毎日新聞
RV=63.8 2008/08/28 18:01
キーワード:敦賀,イベント,会場,五島

 敦賀市港町のイベント会場で大型テントが突風に飛ばされ、10人が死傷した事故から1カ月となった27日、イベントの実行委員会など関係者が、亡くなった五島徹さん(43)=愛知県甚目寺町=の冥福を祈り、事故現場で黙とうした。 実行委の川上究会長や敦賀市の塚本勝典副市長ら約15人が訪れ、現場に設けられた献花台に、五島さんが好んだ銘柄のビールやたばこ、花束などを手向けた。事故が起きた午後0時50分に合わせ、1分間黙とう。川上会長は「初めて経験する事故だったが、突風の驚き以上に悲しみが大きく、一生背負っていかないといけない。こういうことを起こさないよう、多くのイベントの教訓にしていきたい」と話した。 また実行委は、五島さんの遺族に賠償金を支払うことを決めた。実行委が加入しているイベント損害保険から給付金が出ることが26日までに決まったためで、額は未定。市が見舞金を支払う保険とは異なり、実行委に過失があった場合だけ給付される。実行委は「過失については分からないが、なるべく早く遺族の元に届けたい」としている。【酒造唯】8月28日朝刊

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3.関東北部・東海・北陸で大雨、東海道新幹線は20本運休(読売新聞),読売新聞
RV=34.2 2008/08/28 21:46
キーワード:金沢

 前線の影響で28日、関東北部や東海、北陸を中心に激しい大雨に見舞われた。 気象庁によると、レーダーなどで解析した午後7時までの1時間の雨量は、栃木県日光市で120ミリ以上、茨城県つくば市付近で約100ミリ、金沢市平野部付近で約80ミリを記録。同庁は同7時までに全国9か所で記録的短時間大雨情報を出した。 同庁によると、29日も大気が不安定な状態が続くため、大雨のおそれがあるとして、河川の増水やはんらんに注意を呼びかけている。 同日午後6時までの24時間に予想される最大雨量は、東海地方で180ミリ、関東甲信、北陸、東北地方で150ミリ、北海道地方で100ミリとなっている。 大雨の影響で、東海道新幹線は愛知県豊橋市に設置されたJR東海の雨量計が規制値に達し、28日午後1時23分ごろから、浜松−三河安城駅間の上下線で約40分間運転を見合わせた。午後2時44分ごろにも再度規制値に達したため、同じ区間で約1時間20分運転をストップ。 終日で上下20本が運休し、126本が最大で約2時間半遅れ、乗客約14万人に影響が出た。

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1.なにが原因? ゲリラ豪雨のメカニズム(産経新聞),産経新聞
RV=123.2 2008/08/29 12:25
キーワード:岡崎,都賀,灘,神戸

 猛烈な雨を観測した愛知県岡崎市などの集中豪雨。気象庁によると、東海地方から関東地方にかけて起きた今回の豪雨は、日本の南海上から入り込んだ湿った空気が東海地方から東日本に集まり、大気の状況が不安定になったのが要因とみられるという。 同庁によると、雨脚の強まった28〜29日未明にかけて四国付近に低気圧が配置。一方、本州の南側には高気圧があり、南東から湿った空気が内陸部に向かって入り込み、前線の活動が活発化して長時間にわたって大雨が降りやすい状態が続いたという。 今夏は、神戸市灘区の都賀川で小学生ら5人が死亡した水害事故など、ゲリラ豪雨と呼ばれる集中豪雨による都市水害が目立つ。 ゲリラ豪雨発生のメカニズムは十分には解明されていないが、都市部のヒートアイランド現象や高層ビルなどの構造物などが大気に影響を与えているのではないかという指摘もある。 また、都市部では地表がコンクリートやアスファルトに覆われている部分が多いほか、排水施設も備わっているため、雨水が土中に染み込まず、一気に河川に流れ込む仕組みになっている。このため、集中豪雨の雨が河川に集中。許容量を超えて、決壊や鉄砲水などが起きやすいとされる。 河川の決壊部分などが都市部でなかったとしても、都市部の上流域から流れ込んだ雨水によって下流域で被害が起こる場合も想定され、専門家からは「今後、被害が出た地域の被害状況や地形的要因を分析する必要がある」といった声もあがっている。

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2.岡崎市豪雨 住民「これほどの水が来るとは」(産経新聞),産経新聞
RV=110.5 2008/08/29 15:48
キーワード:岡崎,八王子,濁流,水位

 局地的な大雨に襲われた愛知県岡崎市では、浸水した住宅から女性1人の遺体が発見されるなど被害は大きく、対応に追われる住民らは口々におびえと不安を口にした。被害は関東地方にも広がり、首都圏で交通のダイヤが大幅に乱れたほか、東京都八王子市では土砂崩れで民家が倒壊した。 岡崎市を流れる伊賀川南側の伊賀町は、特に土地が低い地域で、決壊した川の濁流が住宅地に流れ込み、午前1時半すぎには、水位が約3メートルに達したという。 浸水により自宅で水死したとみられる黒柳鈴江さん(76)の家は平屋で、隣家の彦坂佳佑さんによると、水かさは軒下を超えていた。彦坂さんは午前1時半ごろ、寝ているところを息子夫婦に起こされ、急いで2階に避難した。 水位が高く、家の外に出られる状況ではなかった。2階から黒柳さん宅に大声で呼び掛けたが、全く反応がなかった。午前2時前に119番し、同3時ごろ、消防隊がボートで到着。ダイバーが救助のために水にもぐったという。 「平成12年の東海豪雨の時は、自宅周辺で水かさは50センチほどだった。短時間でこれほどの水が来るとは思わなかった」と、彦坂さんは話した。 一方、午前4時20分ごろには、八王子市川町で、一戸建て民家の1階部分がつぶれ、2階部分が土砂に押し流された。民家は山の斜面に建っており、土砂崩れに巻き込まれて約5メートル移動し、下にある駐車場の車の上にのし掛かるようにして止まっていた。 また、未明には、同市内の京王高尾線高尾−高尾山口間で土砂崩れがあり、電車が土砂に乗り上げ脱線。乗客はおらず、けが人はなかった。

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3.岡崎市豪雨 住民「これほどの水が来るとは」(産経新聞),産経新聞
RV=110.5 2008/08/29 15:48
キーワード:岡崎,八王子,濁流,水位

 局地的な大雨に襲われた愛知県岡崎市では、浸水した住宅から女性1人の遺体が発見されるなど被害は大きく、対応に追われる住民らは口々におびえと不安を口にした。被害は関東地方にも広がり、首都圏で交通のダイヤが大幅に乱れたほか、東京都八王子市では土砂崩れで民家が倒壊した。 岡崎市を流れる伊賀川南側の伊賀町は、特に土地が低い地域で、決壊した川の濁流が住宅地に流れ込み、午前1時半すぎには、水位が約3メートルに達したという。 浸水により自宅で水死したとみられる黒柳鈴江さん(76)の家は平屋で、隣家の彦坂佳佑さんによると、水かさは軒下を超えていた。彦坂さんは午前1時半ごろ、寝ているところを息子夫婦に起こされ、急いで2階に避難した。 水位が高く、家の外に出られる状況ではなかった。2階から黒柳さん宅に大声で呼び掛けたが、全く反応がなかった。午前2時前に119番し、同3時ごろ、消防隊がボートで到着。ダイバーが救助のために水にもぐったという。 「平成12年の東海豪雨の時は、自宅周辺で水かさは50センチほどだった。短時間でこれほどの水が来るとは思わなかった」と、彦坂さんは話した。 一方、午前4時20分ごろには、八王子市川町で、一戸建て民家の1階部分がつぶれ、2階部分が土砂に押し流された。民家は山の斜面に建っており、土砂崩れに巻き込まれて約5メートル移動し、下にある駐車場の車の上にのし掛かるようにして止まっていた。 また、未明には、同市内の京王高尾線高尾−高尾山口間で土砂崩れがあり、電車が土砂に乗り上げ脱線。乗客はおらず、けが人はなかった。

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1.<東海豪雨>県管理河川、改修済みは52% 被害止めきれず(毎日新聞),毎日新聞
RV=108.8 2008/08/30 02:05
キーワード:下水道,岡崎,濁流

 記録的な豪雨に襲われた東海地方では、河川改修が進んでいない愛知県岡崎市で濁流などにより東海豪雨時に迫る1318棟(29日午後9時半現在)の床上・床下浸水被害が出る一方、東海豪雨後に大規模な河川改修が行われた名古屋市の被害は比較的少なかった。被害の拡大を防ぐため、行政が想定外の自然災害にどう向き合うべきかが改めて問われている。 岡崎市は東海豪雨後、市内6地区に小型排水ポンプを設置し、小学校2校の地下に各1000トンの雨水貯留施設を作るなどの水害対策に取り組んできた。同市の07年度の下水道普及率は県内の市で3番目に高い76.2%で、排水対策も進んでいる。だが今回、東海豪雨時の床上・床下浸水被害(1607棟)とあまり変わらない被害が出た。 水害の主因となった伊賀川(全長約5キロ)など1級河川の管理者は県で、市独自の対策には限界がある。県河川課によると、伊賀川の改修計画は1977年に策定されたが、大正後期ごろに建てられた堤防上の民家との立ち退き交渉が進まず、改修は進んでいない。 県全体でも、県管理の294本の河川の改修対象(約1300キロ)のうち現在、改修済みは52%に過ぎない。同市の南に隣接する幸田町の広田川の堤防は今回、東海豪雨で破堤した地点から約200メートル下流で再び破堤した。やはり改修のための用地買収などに手間取っている。 県の河川改修計画は、5年に1度の降雨と言われる時間雨量47ミリに対応するのが目標だ。だが今回、岡崎市を146ミリという記録的な豪雨が見舞った。同課の担当者は「限られた予算の中、改修が進まない現実がある。しかし、改修が仮に済んでも今回のような豪雨が来ればどうしようもない」と強調する。 一方、東海豪雨で4人が死亡、3万1670棟の床上・床下浸水被害が出た名古屋市では、国と愛知県が中心となった激甚災害対策特別緊急事業で水害対策を進めた。04年度までに市内の新川のほか庄内川、天白川の改修に計約1000億円が投入された。 今回、名古屋市内の床上・床下浸水被害は648世帯(同)。同市河川計画課の担当者は「改修の効果は大きい」と語る。【月足寛樹、安達一正、影山哲也】

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2.北陸大雨:浅野川はんらん「今後も起こりうる」 金沢大調査団が緊急報告会 /石川(毎日新聞),毎日新聞
RV=96.3 2008/08/30 17:02
キーワード:金沢,浅野川,湯涌,下水

 ◇「行政の河川管理検証を」 浅野川はんらん水害から1カ月を迎え、学術的な調査を進めている金沢大の研究調査団が29日、調査状況の緊急報告会を金沢市で開いた。「200年に一度」の洪水とされるが、今後も起きうる災害として備えるよう訴えた。参加者から「行政の河川管理の検証を」との声もあった。調査団は成果を来年3月に報告書にまとめる。 55年ぶりの甚大な被害を受け、金沢大は河川、土木、防災、建築、廃棄物など幅広い研究者18人で調査団を結成。今回は発生1カ月を機にした速報会で、市民ら約60人が参加した。 河川に詳しい石田啓教授が、10万年単位の気候循環や、人間活動による温暖化から「豪雨をもたらす気流の不安定性は今後も続く」と指摘。「浅野川の規模では従来50〜100年に一度の洪水想定だったが、今やそれでは通じない。200年以上に一度の雨に耐えられる1級河川レベルで考えなければ」と訴えた。 ライフラインを研究する宮島昌克教授は、湯涌地区でポンプ停電で下水が使えなかった例などを紹介。「電気が止まれば水も止まる。豪雨なのに水道が出ない事態になる」とライフラインが絡み合った現代生活が被害を広げる点を指摘。また、池本良子教授は災害ごみ搬入先の金沢市・戸室新保埋め立て場に約8800トンの流木や生活用品ごみなどが滞留しており「リサイクルが必要」とした。 今回の水害では、県による堤防切り欠き部の閉鎖が間に合わなかった地域もあり、自らも被災し、参加した男性(60)は「『天災だから仕方ない』とせず、批判的に検証してほしい」と話していた。【野上哲】8月30日朝刊

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3.局地的な豪雨続く、東北から西日本の広い範囲で(読売新聞),読売新聞
RV=92.8 2008/08/30 12:29
キーワード:岡崎,八王子,高尾

 28日夜から東海や関東を襲った豪雨は、30日も東北から西日本の広い範囲で局地的に続いている。 気象庁では、31日朝にかけ、1時間に80ミリを超える猛烈な雨になる地点もあるとして土砂災害や河川の増水に注意を呼び掛けている。 気象庁によると、日本海の上空に寒気が流れ込んでいるほか、本州に前線が停滞するなど大気の不安定な状態となっている。 30日の1時間雨量の最大値は午前11時20分時点で、三重県鳥羽市が72ミリ、秋田市が55ミリ。31日午前6時までの24時間予想雨量は、関東甲信、東海、四国、九州南部が150ミリ、近畿が120ミリ、東北が100ミリとなっている。 総務省消防庁によると、30日午前11時30分時点で、28日からの大雨による人的被害は愛知県で死者1人、同県と千葉県で重軽傷3人。ほかに愛知県で1人が行方不明になっている。このうち同県岡崎市では、30日朝から住宅の一部が川に流されて行方不明となっている同市城北町、杉本富美子さん(80)の捜索を再開した。 住宅の全半壊・一部損壊は東京、愛知など6都県の13棟、床上浸水は愛知など15都県の1062棟。床下浸水は23都道県の3439棟。川崎市高津区の駐車場では30日午前0時10分ごろ、がけ崩れが起きた。同市によると、高さ約2メートル、幅約10メートル、奥行き4メートルにわたって崩れた土砂は近くの民家の車庫まで押し寄せ、2世帯5人が区役所などに一時自主避難した。 一方、列車が土砂に乗り上げ、28日深夜から不通となっていた東京都八王子市の京王高尾線は30日早朝、高尾−高尾山口間で運転を再開し、全面復旧した。

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1.<ゲリラ豪雨>特殊レーダーなど事前予測法を強化…防災科研(毎日新聞),毎日新聞
RV=40.7 2008/08/31 02:30
キーワード:降雨,都市,都内,短時間

 短時間に局地的大雨が降るゲリラ豪雨による被害が相次いでいることを受け、独立行政法人防災科学技術研究所(茨城県つくば市)は都市型豪雨の予測と監視の強化に乗り出す。雨粒の大きさまで測定できる特殊レーダーを増設するほか、雲の中での雨粒の成長過程を観測し、降り出す前に豪雨を予測する手法の開発を目指す。 通常の気象レーダーは、電波の反射を利用し空中の雨粒を検知する。しかし、雨粒の大きさは測れないため、実際の降雨量との間に誤差があるという。 防災科研は、2種類の電波で雨粒の量、大きさ、形状、動きなどを観測できるマルチパラメーターレーダーを開発。現在、神奈川県海老名市と千葉県木更津市に設置し、首都圏の500メートル四方ごとの降雨状況を監視している。30分程度先なら、豪雨の降る地域がどう移動するか、かなりの精度で予測できるという。来年度は、3億円を概算要求し、北関東と東京都内にも計2台を増設、関東地方のほぼ全域を監視する。 一方、ゲリラ豪雨をもたらす積乱雲は10分程度の短時間で発達する。雲の内部を観測できる「雲レーダー」を使い、雨粒が成長する過程を観測し、積乱雲が発達するかどうかを判断。雨が降り出す前の予測を可能にする手法の開発を目指す。 防災科研の真木雅之・水・土砂防災研究部長は「コンクリートに覆われた都市部は急速に水がたまる。都市型豪雨では降り始めてから10分が非常に重要だ。降り出す前の予測で、早期の避難につながり、被害が軽減できる」と話している。【西川拓】

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2.豪雨:東予で浸水相次ぐ 石手川ダム貯水率は微増 /愛媛(毎日新聞),毎日新聞
RV=32.4 2008/08/31 17:01
キーワード:ダム

 暖かく湿った空気が停滞する前線と上空の寒気に流れ込んだ影響で、県内は29日夜、東予地方を中心に豪雨に見舞われた。今治市では住宅1棟が床上、5棟が床下浸水した。西条市でも7棟が床下浸水し、1世帯4人が一時近くの公民館に自主避難した。 松山地方気象台によると、29日午前1時〜30日午前8時の総雨量は、西条市で148ミリ。このほか、今治市玉川で94・5ミリ、成就社(西条市)で99ミリを記録した。 松山市でも31ミリの雨量があったが、石手川ダムの貯水率(30日午後5時現在)は50・3%とわずかな回復にとどまった。【加藤小夜】8月31日朝刊

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3.大雨:再び 134棟床上・床下浸水 /栃木(毎日新聞),毎日新聞
RV=25.0 2008/08/31 12:01
キーワード:鹿沼,足利

 停滞する前線に暖かく湿った空気が入り大気が不安定となった影響で、県内は29日夜から30日明け方まで、雷を伴う断続的な大雨に見舞われた。宇都宮市など5市1町で住宅計134棟が床上・床下浸水したほか、道路冠水や電車の運休など影響が出た。大気が不安定な状態は31日も続き、雨が予測される。 宇都宮地方気象台によると、29日午後11時までの1時間に高根沢町で42・5ミリ▽大田原市で39ミリ▽宇都宮市で19ミリ▽午後9時までの1時間に日光市今市で28・5ミリ▽佐野市葛生で27ミリを観測した。 県消防防災課のまとめによると、床上浸水は宇都宮市8、鹿沼市1の計9棟。床下浸水は宇都宮市86▽鹿沼市23▽高根沢町8▽足利市6▽さくら市1▽大田原市1の計125棟だった。宇都宮市東町地区では、住宅6棟が床上浸水した。【山下俊輔】8月31日朝刊

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1.局地的な大雨でがけ崩れや浸水、停電相次ぐ/神奈川県内(カナロコ),カナロコ
RV=57.6 2008/09/01 10:10
キーワード:金沢,イベント,水没

 二十九日夜から三十日未明にかけ、県内では横浜、川崎市内を中心に激しい雷雨に見舞われた。前日の局地的な大雨も影響し、がけ崩れや浸水、停電被害が相次いだ。 横浜地方気象台によると、上空に寒気が入って大気の状態が不安定になった上、南から下層に入った暖かく湿った空気が上昇、雷を伴う積乱雲をつくって広範囲に大雨を降らせた。最大一時間雨量は横浜市神奈川区で八七・五ミリ、川崎市宮前区で六三ミリに達した。 県などの集計では、横浜市保土ケ谷、緑、青葉、都筑区、川崎市高津区の計九カ所でがけ崩れや土砂の流出が発生。計八人が自主避難した。 横浜市神奈川、保土ケ谷区、川崎市高津区、藤沢市の各二棟、横浜市青葉区と川崎市宮前区、厚木市の各一棟と、計十一棟が床下浸水した。このほか、横浜市内の道路やマンション地下駐車場で車二十台が水没した。 落雷による停電も相次ぎ、東京電力神奈川支店によると、二十九日夜に川崎市中原区の千六百二十世帯、横浜市神奈川区と港北区の約千世帯が約二時間停電。三十日早朝にも金沢区と横須賀市の約二千世帯が約二時間、葉山町の約三百二十世帯が約三時間停電した。 影響で、イベントの中止が相次いだ。相模原市の相模川河川敷で三十一日に開催予定だった恒例の「相模原納涼花火大会」は、増水のため河川敷の安全確保が困難との判断で中止。川崎市高津区の多摩川新二子橋下周辺で三十日予定されていた「高津区子どもフェア」も増水で取り止めになった。

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2.局地的な大雨でがけ崩れや浸水、停電相次ぐ/神奈川県内(カナロコ),カナロコ
RV=57.6 2008/09/01 10:10
キーワード:金沢,イベント,水没

 二十九日夜から三十日未明にかけ、県内では横浜、川崎市内を中心に激しい雷雨に見舞われた。前日の局地的な大雨も影響し、がけ崩れや浸水、停電被害が相次いだ。 横浜地方気象台によると、上空に寒気が入って大気の状態が不安定になった上、南から下層に入った暖かく湿った空気が上昇、雷を伴う積乱雲をつくって広範囲に大雨を降らせた。最大一時間雨量は横浜市神奈川区で八七・五ミリ、川崎市宮前区で六三ミリに達した。 県などの集計では、横浜市保土ケ谷、緑、青葉、都筑区、川崎市高津区の計九カ所でがけ崩れや土砂の流出が発生。計八人が自主避難した。 横浜市神奈川、保土ケ谷区、川崎市高津区、藤沢市の各二棟、横浜市青葉区と川崎市宮前区、厚木市の各一棟と、計十一棟が床下浸水した。このほか、横浜市内の道路やマンション地下駐車場で車二十台が水没した。 落雷による停電も相次ぎ、東京電力神奈川支店によると、二十九日夜に川崎市中原区の千六百二十世帯、横浜市神奈川区と港北区の約千世帯が約二時間停電。三十日早朝にも金沢区と横須賀市の約二千世帯が約二時間、葉山町の約三百二十世帯が約三時間停電した。 影響で、イベントの中止が相次いだ。相模原市の相模川河川敷で三十一日に開催予定だった恒例の「相模原納涼花火大会」は、増水のため河川敷の安全確保が困難との判断で中止。川崎市高津区の多摩川新二子橋下周辺で三十日予定されていた「高津区子どもフェア」も増水で取り止めになった。

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3.<始業式>豪雨に負けないよ…愛知・岡崎でも元気に新学期(毎日新聞),毎日新聞
RV=53.8 2008/09/01 14:11
キーワード:岡崎,伊賀

 新学期がスタートした1日、各地の学校で始業式があった。先月末、記録的豪雨で浸水被害に見舞われた愛知県岡崎市広幡町でも、まだ災害ごみが残る市立広幡小学校(海藤茂実校長、699人)などに児童たちが元気に登校した。 雷を伴った豪雨は広幡小の近くを流れる伊賀川を増水させ、周辺で2人が亡くなった。学区内では14人の児童が床上浸水の被害を受け、うち4人は教材などが流された。豪雨から3日。同小に登校した児童は久々に同級生と笑顔で再会し、午前9時からの始業式に臨んだ。 海藤校長は「残念で悲しい話があります」と前置きし、「大雨で2人が亡くなり、この中には家の一部が壊れた子もいます。大変つらい大雨でしたが、明日も元気に学校に来てくれることを願っています」と話した。【佐野裕】

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1.「平成20年8月末豪雨」で日赤が救護活動(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=55.1 2008/09/02 17:38
キーワード:岡崎,消防庁

 8月26日から31日にかけて、関東や東海地方などで記録的な大雨が降った「平成20年8月末豪雨」で、日本赤十字社(東京都港区)は、特に被害が大きかった愛知県に災害救護実施対策本部を設置するなど救護活動を展開した。9月2日現在、同県岡崎市のボランティアセンターなどで活動を継続している。【「解析雨量」詳細】 気象庁によると、同市では29日に一時間雨量が観測史上最多となる146.5ミリに達するなど、各地で短時間に非常に激しい雨が降った。 総務省消防庁がまとめた1日午後5時半現在の被害状況によると、愛知県で死者2人、負傷者2人など全国で5人の死傷者を出したほか、東京都で家屋の全半壊が2棟、愛知県で床上・床下浸水が3602棟などの被害が出ている。 日赤では29日、愛知県支部が災害救護実施対策本部を設置。医師や看護師、助産師などでつくる救護班が、同市内の避難所で住民の健康状態の把握や心のケアを行った。 また、同市に、毛布700枚と、タオルやウエットティッシュなど24品目が入った「緊急セット」を234セット、マットやアイマスクなど8品目が入った「安眠セット」を100セット配布したほか、名古屋市にも、毛布70枚と、「緊急セット」を66セット配布した。 岡崎市では、避難所となった市役所近くの公園で炊き出しを実施したほか、現在も心のケア活動などを継続している。

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2.東海豪雨:名古屋市、42項目の生活支援策 区役所などで受け付け開始 /愛知(毎日新聞),毎日新聞
RV=36.0 2008/09/02 11:01
キーワード:相談,適用,保険

 先月末の記録的豪雨で床上・床下浸水などの家屋被害が続出した名古屋市は、被害世帯に対する42項目の生活支援策をまとめ、1日から区役所などで受け付けを始めた。30日に災害救助法の適用を受けたことによって可能になった支援策もある。 支援策は▽日常生活に最低限必要な住宅の応急修理▽復旧に関する相談窓口の設置▽家屋被害世帯や中小業者を対象にした資金の貸し付け▽半壊・床上浸水世帯への災害見舞金▽床上浸水で学用品を失った児童・生徒への補助――など。このほか市税や介護保険料、国民健康保険料などの減免も含まれる。 支援策について市民相談室(052・972・3160)で市民からの問い合わせに応じるほか、市のホームページに詳細を掲載している。【影山哲也】9月2日朝刊

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3.東海豪雨:一宮市、床上浸水385棟 00年「東海豪雨」上回る /愛知(毎日新聞),毎日新聞
RV=28.7 2008/09/02 11:01
キーワード:水位,一宮

 8月28〜29日に東海地方を襲った記録的豪雨で、一宮市の住宅の床上浸水被害が385棟に上り、00年9月の東海豪雨を173棟上回ったことが1日わかった。床下浸水は1128棟で416棟少なかった。市危機管理室は「連続雨量は00年を下回ったが短時間に想定外の豪雨となり、排水能力を超えて一部住宅地で水位が上昇した」とみている。 市災害対策本部が8月31日午後5時現在でまとめた。00年の東海豪雨時は約300ミリだった市内の最大連続雨量は、今回は丹陽地区の227・5ミリ(28日午後1時〜29日午前5時40分)だった。一方、1時間雨量は00年が最大61ミリだったのに対し、今回は千秋地区で28日午後10時10分から110・5ミリの猛烈な雨を観測した。 00年の東海豪雨後、一宮市は調整池の整備や一時雨水をためるために学校の運動場を低くするなどの対策を講じた。今回の被害を検証し、今後の対策に役立てる。【井上章】9月2日朝刊

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1.西濃大雨で土砂崩れや河川増水 住民ら自主避難も(中日新聞),中日新聞
RV=48.4 2008/09/03 11:07
キーワード:水位,急激,つかう,揖斐川,池田

 【岐阜県】西濃地方は2日夕、強い雨に見舞われ、一部地域で河川の急激な増水や土砂崩れが相次いだ。 池田町片山では同日午後3時半ごろ、東川と杭瀬川の合流地点で水があふれ出し、周辺の道路や田んぼが水につかった。水は住宅の玄関近くまで押し寄せ、住民らが土のう積みなどに追われた。 大垣市上石津町では、時山地区に通じる県道が土砂崩れで通行不能になり、同地区が孤立。住民4人が集会所に自主避難。同町時地区では、3戸が床下浸水した。 養老町では2軒の床下浸水が発生。午後7時20分ごろ、同町烏江の牧田川の水位が避難判断水域の8メートルを越えた。 岐阜地方気象台によると、雨量は午後7時までに揖斐川町で248・5ミリ、上石津町で225・5ミリを記録。揖斐川町では午後3時までの1時間で72・5ミリの大雨が降った。

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2.<豪雨>9300世帯3万人に避難勧告 岐阜・西濃地方(毎日新聞),毎日新聞
RV=23.9 2008/09/03 07:58
キーワード:猛烈,揖斐川,池田

 2日から3日未明にかけて猛烈な雨に見舞われた岐阜県西濃地方では、9月の月間平均に相当する雨が1日だけで降る地点が続出した。避難勧告が池田町全域など計約9300世帯約3万人に出され、同町と大垣市、揖斐川町で計133人が避難した。 降り始めの2日午前4時から24時間の降水量は▽揖斐川町小津433ミリ(9月の月間平均雨量415ミリ)▽大垣市上石津382ミリ(同257ミリ)▽関ケ原町245ミリ(同287ミリ)。 県や各市町の午前6時のまとめでは、揖斐川町と池田町で4棟が床上浸水、大垣市など3市町で28棟が床下浸水した。 岐阜県揖斐川町では大谷川が数カ所であふれ、護岸の一部が崩れた。小島公民館では上野地区の53人が避難し、不安な一夜を過ごした。美容院を営む戸田幸治さん(73)方は、自宅と店舗が床上浸水し、玄関前に1メートルほどの高さに土砂が積もったという。戸田さんは「床を張り替えなければならない。店を再開できるだろうか」と心配した。激しい雨の音で目が覚めて避難したという無職、樋口英男さん(77)は「これから、家や周囲を掃除しないといけない」と表情に疲れをにじませた。【山田尚弘、荒川基従】

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1.集中豪雨:一時3万人に避難勧告 床上、床下浸水は計131棟−−西濃 /岐阜(毎日新聞),毎日新聞
RV=108.6 2008/09/04 12:01
キーワード:堰,揖斐川,大垣,水位,池田

 西濃地方を襲った2日夜から3日にかけての豪雨は、9月の月間平均雨量を超える猛烈な降雨だった。幸い人的被害はなかったが、一時は9000世帯の約3万人に避難勧告が出た。大垣市、垂井町、揖斐川町、池田町の1市3町の床上、床下浸水は計131棟に上った。【稲垣衆史】 県の3日午後4時時点のまとめでは、床上浸水は▽大垣市7棟▽垂井町5棟▽揖斐川町13棟▽池田町1棟――の計26棟。床下浸水も同じ1市3町で計105棟に達した。 池田町では3日未明に杭瀬川の数カ所で堤防を越えて水があふれたため、町が午前1時58分、全町民に当たる7333世帯2万4723人に避難勧告を出し、58人が避難した。 大垣市でも大谷川の洗堰(あらいぜき)で水位が上昇。市は同日午前2時15分、荒崎地区の約1902世帯5873人に避難勧告を出し、22人が避難した。 この雨で、大垣市上石津町で民家の裏山が崩れる被害が2件発生。また近くの県道も土砂崩れで通行止めになり、帰宅できなくなった住民16人が市の施設で待機した。 国道303号では久瀬トンネルから約16キロが通行止めになるなど計4カ所の国道が不通になった。 県教委によると、3日は、揖斐川町のすべての小中学校計15校と池田町の1小学校が臨時休校に。このほか池田町の5小中学校で、川が増水したため始業を遅らせ、大垣市の荒崎小でも児童12人が保護者の判断で自宅待機した。 ◇公民館で不安な一夜 住民、後片付けに追われる−−揖斐川町 揖斐川町上野地区では、揖斐川支流の大谷川から水があふれたため、町が3日午前1時5分、避難勧告した。このため、15世帯の53人が、上野地区から約800メートル離れた同町小島の小島公民館に避難し、不安な表情で一夜を過ごした。 家族6人で消防車に乗って避難してきた同町上野の自営業、野村妙子さん(63)は「43年間、ここに住んでいるがこんなにひどい洪水は初めて。怖い思いがあり、避難所では眠れそうにない」と話した。大谷川から約100メートル離れた自宅に住む、会社員の瀬川照夫さん(45)も「まさか自分の住む地域でこんな豪雨があるなんて思ってもいなかった。備えの大切さが身にしみた」と、顔をこわばらせた。 午前7時ごろには、避難所にいた住民は自宅に戻ったが、床上浸水などの被害が出た家庭もあり、水にぬれた畳や家具を町が臨時に設置した収集所に運び出すなど、泥水の入り込んだ住宅の後片付けに追われた。 また、02年7月に台風で約450戸が浸水する被害が出た大垣市荒崎地区でも、午前2時には大谷川の水位が「氾濫(はんらん)注意水位」を超える8・36メートルに達し、避難勧告が出た。このため、住民22人が勤労者総合福祉施設に避難した。 しかし、午前4時ごろには、川がはんらんする心配がなくなったため、ほとんどの住民が帰宅した。同市島町の無職男性(73)は「雨がひどく、雷も激しかったため避難したが、被害がなくて良かった」と安堵(あんど)した。【山田尚弘、子林光和】……………………………………………………………………………………………………… ◆降り始めからの総雨量と9月の月間平均雨量◆地点       総雨量 9月平均揖斐川町小津 437    415大垣市上石津 390.5  257関ケ原町   247.5  287 *単位はミリ。総雨量は2日午前4時〜3日午後4時の数値。9月4日朝刊

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2.集中豪雨:一時3万人に避難勧告 床上、床下浸水は計131棟−−西濃 /岐阜(毎日新聞),毎日新聞
RV=108.6 2008/09/04 12:01
キーワード:堰,揖斐川,大垣,水位,池田

 西濃地方を襲った2日夜から3日にかけての豪雨は、9月の月間平均雨量を超える猛烈な降雨だった。幸い人的被害はなかったが、一時は9000世帯の約3万人に避難勧告が出た。大垣市、垂井町、揖斐川町、池田町の1市3町の床上、床下浸水は計131棟に上った。【稲垣衆史】 県の3日午後4時時点のまとめでは、床上浸水は▽大垣市7棟▽垂井町5棟▽揖斐川町13棟▽池田町1棟――の計26棟。床下浸水も同じ1市3町で計105棟に達した。 池田町では3日未明に杭瀬川の数カ所で堤防を越えて水があふれたため、町が午前1時58分、全町民に当たる7333世帯2万4723人に避難勧告を出し、58人が避難した。 大垣市でも大谷川の洗堰(あらいぜき)で水位が上昇。市は同日午前2時15分、荒崎地区の約1902世帯5873人に避難勧告を出し、22人が避難した。 この雨で、大垣市上石津町で民家の裏山が崩れる被害が2件発生。また近くの県道も土砂崩れで通行止めになり、帰宅できなくなった住民16人が市の施設で待機した。 国道303号では久瀬トンネルから約16キロが通行止めになるなど計4カ所の国道が不通になった。 県教委によると、3日は、揖斐川町のすべての小中学校計15校と池田町の1小学校が臨時休校に。このほか池田町の5小中学校で、川が増水したため始業を遅らせ、大垣市の荒崎小でも児童12人が保護者の判断で自宅待機した。 ◇公民館で不安な一夜 住民、後片付けに追われる−−揖斐川町 揖斐川町上野地区では、揖斐川支流の大谷川から水があふれたため、町が3日午前1時5分、避難勧告した。このため、15世帯の53人が、上野地区から約800メートル離れた同町小島の小島公民館に避難し、不安な表情で一夜を過ごした。 家族6人で消防車に乗って避難してきた同町上野の自営業、野村妙子さん(63)は「43年間、ここに住んでいるがこんなにひどい洪水は初めて。怖い思いがあり、避難所では眠れそうにない」と話した。大谷川から約100メートル離れた自宅に住む、会社員の瀬川照夫さん(45)も「まさか自分の住む地域でこんな豪雨があるなんて思ってもいなかった。備えの大切さが身にしみた」と、顔をこわばらせた。 午前7時ごろには、避難所にいた住民は自宅に戻ったが、床上浸水などの被害が出た家庭もあり、水にぬれた畳や家具を町が臨時に設置した収集所に運び出すなど、泥水の入り込んだ住宅の後片付けに追われた。 また、02年7月に台風で約450戸が浸水する被害が出た大垣市荒崎地区でも、午前2時には大谷川の水位が「氾濫(はんらん)注意水位」を超える8・36メートルに達し、避難勧告が出た。このため、住民22人が勤労者総合福祉施設に避難した。 しかし、午前4時ごろには、川がはんらんする心配がなくなったため、ほとんどの住民が帰宅した。同市島町の無職男性(73)は「雨がひどく、雷も激しかったため避難したが、被害がなくて良かった」と安堵(あんど)した。【山田尚弘、子林光和】……………………………………………………………………………………………………… ◆降り始めからの総雨量と9月の月間平均雨量◆地点       総雨量 9月平均揖斐川町小津 437    415大垣市上石津 390.5  257関ケ原町   247.5  287 *単位はミリ。総雨量は2日午前4時〜3日午後4時の数値。9月4日朝刊

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3.増水警報システム:県、六甲山系南側の12河川に回転灯を整備 /兵庫(毎日新聞),毎日新聞
RV=97.4 2008/09/04 17:01
キーワード:都賀,灘,神戸,水位

 神戸市灘区・都賀川の増水事故を受け、河川の警報システム整備を検討していた県は3日、六甲山系南側の12河川に回転灯を整備すると発表した。回転灯は大雨・洪水注意報、警報の発表に連動。ラジオ関西(神戸市中央区)の放送電波を利用して届く制御信号で作動する。都賀川は今年度中、他の河川は来年6月までに整備する。 新設場所は都賀川の13カ所を含む計76カ所。新湊川(神戸市)の既設8カ所は改良する。具体的な設置場所は地元住民らと協議する。 県は観音寺川(同)、高羽川(同)、宮川(芦屋市)の3河川は急激な水位上昇は発生しないと判断し、システム設置は見送った。六甲山系南側以外で親水施設がある51河川でも今後、整備を検討する。【川口裕之】〔神戸版〕9月4日朝刊

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1.人工林荒廃で被害拡大 西濃の豪雨(中日新聞),中日新聞
RV=156.1 2008/09/05 12:17
キーワード:ダム,揖斐川,集落,大垣,濁流,池田

 【岐阜県】西濃地方の局地的な集中豪雨により、大谷川がはんらんした揖斐川町上野地区の水害で、地元の林業関係者らの間から、源流域の人工林の荒廃が保水力の低下を招き、被害拡大の一因になったと指摘する声が出ている。 上野地区は山すその小さな集落。大谷川沿いに約50戸が連なる。地区の真ん中を縦断する大谷川は全長約5キロ。源流の小島山(863メートル)は、約7割が杉やひのきなど植林された針葉樹林。今回、源流域から流れ出した土砂や流木が川をせき止め、あふれた濁流が民家を襲った。 揖斐郡森林組合によると、人工林は間伐などの手入れが欠かせない。放置すると日光が地表に届かないため下草が育たず、保水力が低下。地盤が弱くなり、大量の雨で土砂が流出しやすくなるという。 林業関係者は外国産の安い木材に押されて状況は苦しく、手入れしきれない人工林が増え、揖斐川町でも荒れた人工林が目立つ。今回も、放置して弱った土壌が、一気に流れ出た可能性が高いとみられる。 同地区では、最近10年間で濁流による水害が数回発生。町も砂防ダムの建設などで対応したが、今回は土砂の流出量が予想を大きく上回り、砂防ダムでは抑えきれなかった。 揖斐郡森林組合の森泰朗組合長(69)は「山をほっておくと、恐ろしいことになる。人工林の荒廃はどこでも起きており、上野地区だけの問題と考えてはいけない。国も積極的に対策に乗り出すべきだ」と話している。 (岡本太)   ◇  ◇ 県防災課の4日午後4時までのまとめによると、大垣市と垂井、揖斐川、池田の3町で床上浸水が計25棟、床下浸水は計151棟に上った。揖斐川町内で国道417号が土砂崩れで一部通行止めになるなど、山間部を中心に道路規制が続いている。 国土交通省と水資源機構は同日、今回の豪雨で徳山ダム(揖斐川町)と横山ダム(同)が連携し、流入水をためる洪水調節を初めて行ったと発表。徳山ダムがない場合に比べ、揖斐川の大垣市万石で約1・2メートル、養老町今尾で約0・7メートルの水位低下効果があったと試算できるという。 (大橋洋一郎)

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2.豪雨:床上・床下浸水176棟に−−西濃地方 /岐阜(毎日新聞),毎日新聞
RV=110.2 2008/09/05 13:02
キーワード:ダム,揖斐川,大垣,池田

 2日夜から3日未明にかけて西濃地方を襲った豪雨で、県は4日、被害の詳細をまとめた。床上・床下浸水が計176棟に増えるなど大きな被害があったことが明らかになった。 4日午後4時現在のまとめでは、床上浸水は▽大垣市7棟▽垂井町6棟▽揖斐川町11棟▽池田町1棟――の計25棟。床下浸水は揖斐川町で44棟に達するなど、1市3町で計151棟になった。 いずれも崩落で通行止めになった揖斐川町の国道303号「久瀬トンネル」付近と横山ダム付近は4日、片側通行できるようになった。土砂崩れで全面通行止めになった国道417号の同町東横山―下開田の約20キロ区間は復旧のめどが立っていない。 垂井町の2世帯9人は床上浸水などで自宅で過ごすことができず、3日夜は自主避難先の同町府中の防災コミュニティーセンターで一夜を過ごしたが、4日朝に帰宅した。【稲垣衆史】9月5日朝刊

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3.被災地・岡崎にボランティア 温かい炊き出しに「ホッ」(中日新聞),中日新聞
RV=62.0 2008/09/05 12:17
キーワード:岡崎,神戸

 【愛知県】豪雨で甚大な浸水被害が出た岡崎市伊賀町に隣接する柿田町の愛宕橋付近で4日、県内外から駆け付けたボランティアと地元の主婦たちが協力して炊き出しを始めた。温かい食事と触れ合いがあり、片付け作業に疲れた被災者の心と体を癒やす憩いの場となっている。 この日は、豚汁200人分、ぜんざい150人分、おにぎり200個などを配った。正午から行列ができ、被災者たちは口々にお礼を言って受け取った。「台所が浸水で使えなくなり、久しぶりの家庭の味」と目に涙をためて喜ぶ女性の被災者(71)もいた。 1995年の阪神大震災で被災した経験からボランティア団体「すたあと長田」を立ち上げた神戸市の金田真須美さんも支援に訪れた。「5日も正午から、同じ場所で150人分を配る。メニューは具だくさんうどんだよ」。経験者として、生活再建や悩みの相談にも乗りたいという。少なくとも7日まで自家用車に泊まり込んで炊き出しを続ける。 炊き出しの具材などは、ボランティアたちが費用をすべて負担。継続的な活動のため、寄付を募っている。問い合わせは、すたあと長田=電078(521)7170=へ。 (中野祐紀)    ◇ 岡崎市は4日、豪雨災害関連のボランティア募集を終了した。被災者からの要請取りまとめと作業の割り振りを担っている市防災ボランティア支援センターも、7日午後5時で閉鎖する。 市福祉総務課は「7日までには市民からある要請は、ほぼ片付けられるはず」とした。要請の受け付けは、市社会福祉協議会が引き継ぐという。4日までに岡崎市で活躍したボランティアは延べ1958人。

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1.北陸大雨:浅野川水害 「県は謝罪と補償を」堤防浸水で住民が文書提出 /石川(毎日新聞),毎日新聞
RV=79.1 2008/09/06 18:00
キーワード:金沢,浅野川,濁流

 ◇「天災でなく人災」 7月末の浅野川の水害で、県が堤防切れ目を閉鎖するのが遅れ、浸水につながった問題で、被災地域の住民が5日、県の謝罪や損害の補償などを求めた谷本正憲知事あて文書を県に提出した。県側は被害を検証し、新水防計画に再発防止策を反映させると表明した。また、初の地元説明会の開催を約束。1カ月以上が経過しても直接の説明や謝罪もなく、業を煮やした住民に反応して、やっと重い腰を上げた格好だ。【野上哲】 浅野川の天神橋と浅野川大橋間にある、親水目的などで開閉式にした堤防の切れ目2カ所(幅約6メートル、高さ1メートル)で、県や委託業者による閉鎖が間に合わず泥水が街区に流出した。 この日、床上浸水などの被害が出た金沢市東山などの5町内会で結成した「被災者の会」の約15人が県庁を訪問。「県の責任でなされるべき作業が行われず、濁流が周辺を直撃した。天災ではなく人災」とし、住民約600人の署名付き文書を手渡した。 応対した植田剛史・土木部長は「申し訳ない」と陳謝しながらも「異常な出水、別の場所からの越水など被害はさまざまな要因が重なった」と説明。これに対し、住民側は「地下駐車場の水没など死者が出かねなかった」「地元説明が1カ月以上なく不誠実だ」と県の責任や対応を追及。14日に地元説明会を開くことが決まった。「被災者の会」事務局の吉島聖和さん(60)は「いまだに商売が再開できない人もいる。県は住民の生の声を聞くべきだ」と話していた。9月6日朝刊

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2.被災ごみ収集は峠越す 岡崎・豪雨から1週間(中日新聞),中日新聞
RV=71.3 2008/09/06 12:11
キーワード:岡崎,相談,ごみ

 【愛知県】岡崎市に甚大な被害をもたらした8月未の豪雨から5日で1週間。多くの民家が浸水した地域では、市による被災ごみの収集はピークを過ぎた。しかし、室内の清掃や消毒が進まない家庭もあり、完全復旧には道半ばの状況だ。 市ごみ対策課によると、中央、八帖の両クリーンセンターに搬入された災害ごみは計1035トンに達した。5日午前中に搬入された災害ごみは2トンで、最多となった31日の347トンと比べ、大幅に減った。市は「土、日曜日は、サラリーマン家庭の復旧作業が再び活発になる」とみて、6、7の両日に災害ごみの臨時収集を予定している。 市が3日から臨時開設している被災者相談総合窓口に寄せられた相談は、直接の来庁が180件、電話は127件だった。市への寄付金と義援金は3日からの3日間で計637万1500円になった。 市防災ボランティア支援センターから被災者支援に向かったボランティアとコーディネーターは5日までに延べ2076人を数えた。同センターは7日午後5時に閉鎖されるが、被災者からのボランティアの要請は5日も29件を数えた。市福祉総務課は「7日以降の支援活動は、地元のボランティアを中心に続けてもらう」としている。 被災家屋は市資産税課の調べで、5日までに床上浸水890棟、床下浸水1610棟。被災証明書の発行件数は家屋1201件、車140件になった。 (相坂穣)

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3.県北中部にまた豪雨 津でのり面崩落、市道ふさぐ(中日新聞),中日新聞
RV=67.9 2008/09/06 12:11
キーワード:菰野,濁流,上流,伊賀

 【三重県】県内各地は5日朝から、局地的に激しい雨が降り、北中部を中心に住宅の床下浸水や土砂崩れなどの被害が出た。 県災害対策本部によると、菰野町では、千草の朝明キャンプ場周辺の11世帯21人に避難勧告が出て、全員が潤田の農村環境改善センターなどに避難した。津市では、芸濃町椋本などの住宅6棟が床下浸水し、河芸町南黒田など5カ所で民家裏山ののり面などが崩れた。 亀山市や伊賀市を通る県道や国道25号は一部区間が通行止め。鈴鹿市や津市の4つの市道では、のり面などが崩落した。 松阪市では落雷のため、五主町と星合町の計200世帯が最長約3時間、停電。JRの紀勢線と関西線、名松線は一部の区間で一時運転を見合わせた。 津市の県立聾(ろう)学校幼稚部は雨で休校。玉城町の全小中学校と亀山市の亀山高校など計7校が始業を最大2時間半遅らせ、亀山市の3小学校は午後の一部の授業を中止した。 (平井一敏) 2日から3日にかけて県北部を襲った豪雨で、菰野町北部を流れる田光川流域では、堤防や道路が決壊するなど大きな被害が出た。県は住宅地に近い護岸の復旧から始めたが、被害の詳細については現在も調査が続く。 田光川上流の八風キャンプ場に町が設置した雨量計では、2日から3日の連続雨量は最大465ミリを記録。2日夜には流域の約120人が避難した。 濁流が堤防をえぐり、民家2軒のぎりぎりまで迫った田光地区の河岸では、3日朝から仮復旧を開始。約150メートルにわたり、大型のトラックが運んだ土砂を重機で整地。補修が急ピッチで進む。 家の下の地盤まで削られたガス設備会社社長の黒田初司さん(50)は「ほっておいたら家が流されていた。早急な対応でありがたい」。工事を請け負う建設会社社長の諸岡剛さん(43)も「2次被害も心配。一刻も早く補修をしたい」と話した。 一方、上流の切畑地区では川が町道の一部を破壊し、道が大きく陥没して通行不能になっている。田光地区の八風キャンプ場内では田光川に架かる町道橋が落ちたままだ。 県四日市建設事務所のこれまでの調べでは、田光川の護岸の被害は洗掘が6件、決壊が2件の計8件。同事務所は「週明けには被害をまとめて県に報告する」としている。 (山田浩平)

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1.大雨:床下浸水29棟、停電1156戸 須賀川で1時間に58.5ミリ /福島(毎日新聞),毎日新聞
RV=29.8 2008/09/07 13:01
キーワード:のり,会津,中通り,片側,須賀川,白河

 6日夕からの大雨で、会津地方や中通り中・南部で停電や床下浸水の被害が出た。福島地方気象台によると、須賀川市で午後4時からの1時間に58・5ミリを記録し、同市の9月の1時間降水量では過去最高となった。 県などによると、須賀川市で24棟、喜多方市で4棟、白河市で1棟の計29棟が床下浸水した。須賀川市の北東部で1083戸、白河市と矢吹町で計73戸が一時停電となった。須賀川市北横田の県道が2カ所でのり面の土砂が崩れ、片側車線が通行止めとなった。JR東北線は白河―矢吹駅間で上下線とも運転を一時見合わせた。 7日も、午後に大気が不安定となる見込みで、局地的な大雨に警戒が必要という。【神保圭作】9月7日朝刊

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2.ニュース24時:長岡、落雷で火事、停電 /新潟(毎日新聞),毎日新聞
RV=21.6 2008/09/07 12:01
キーワード:長岡,全焼,出火,役員

 6日午後4時ごろ、長岡市下々条町、会社役員、大関則雄さん(54)方から出火し、木造2階建て住宅約264平方メートルが全焼。けが人はなかった。火の気のない2階付近から煙が上がったため、落雷で出火したらしい。市内では同日午後3時過ぎに落雷で停電が発生。最大で4992戸が一時停電した。(長岡署、東北電力長岡営業所調べ)9月7日朝刊

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1.箒杉を見上げ開店から10年/豪雨被害免れた夫婦が営む茶屋(カナロコ),カナロコ
RV=62.7 2008/09/08 20:40
キーワード:濁流,ゲリラ,鉄砲水,崩落,箒

 全国で多発している“ゲリラ豪雨”。三十六年前にも山北町の中川温泉地区を、大雨による鉄砲水が襲った。家屋流失など甚大な被害に見舞われながらも、同地区にそびえる推定樹齢二千年の箒(ほうき)杉は持ちこたえた。目の前に住む夫婦は辛うじて被害を免れ、登山客たちのために「箒杉茶屋」を開店。地域の歴史を年輪に刻む高さ約四十五メートルの巨木の傍らで、小さな茶屋は間もなく丸十年を迎える。 店主の佐藤義治さん(72)と妻とし江さん(71)は一九九九年元旦から茶屋を開いた。当時、周辺には茶を飲んで休める場所も公衆トイレもなかった。登山客らの休憩所にしてもらおうと、義治さんは土木関係の会社を定年退職したことをきっかけに店を始め、町遭難救助隊長も務めた経験を生かして山の案内所としての役割も果たしている。 義治さんがこの地で店を開くことができたのは、七二年七月に起きた集中豪雨による濁流の直撃を受けずに済んだからだ。同町中川温泉地区を襲った災害は四人の死者を出し、家屋の九割は全壊。約百三十戸が全壊か流失した。箒杉の周辺にあった約四十軒は住み続けることができなくなり、町内の別の場所に移住。現在は十戸になった。 「あの災害がなければ、今もここに多くの人が住んでいただろうね」。寂しそうに義治さんはつぶやく。災害直後、周辺は崩落した土砂で見る影もなかったが、子供のころから自宅前にそびえていた箒杉だけは変わらずにしっかりと根を張っていた。 昔の箒杉を「夏になると根元にゴザを敷いて昼寝したりする地域の木だった」と懐かしむとし江さん。だが、数年前の台風で太い枝が折れた。国天然記念物だが、今では「下から上まで木の中は全部うろ」(義治さん)と憂える。 そんな著しい老いに逆行して箒杉を訪れる観光客は昔に比べて増えたといい、紅葉のシーズンには登山客ら百人以上が茶屋を訪れる日も。 義治さんは今、箒杉の脇に建つ熊野神社のために神社名を示す木製の看板を業者に作ってもらっている。約十年間、小さな茶屋を見守ってくれた箒杉へのささやかな感謝の印だ。

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2.県内各地で豪雨/川崎市で62ミリ、横浜で57ミリ(カナロコ),カナロコ
RV=33.3 2008/09/08 10:10
キーワード:川崎,故障,高津

 大気の状態が不安定となった七日夕、県内では川崎、横浜を中心に局地的な豪雨となった。横浜地方気象台などによると、川崎市幸区で一時間に六二ミリ、横浜・日吉で同五七・五ミリの雨量を記録した。 川崎市消防局によると、同市川崎区と幸区の住宅三棟が床上浸水し、高津区、宮前区、幸区で計約二千七百世帯が停電した。横浜市都筑区でも約六百二十世帯が停電した。 交通網も乱れ、JR横須賀線は信号トラブルにより、東京〜逗子間の上下線計百十六本が運休し、約六万千人に影響した。東急田園都市線は梶が谷駅(川崎市高津区)近くの保安装置が故障し、上下線計二十八本が運休し、約三万七千人に影響した。JR鶴見線は浅野〜海芝浦間で、小田急線も秦野〜新松田間で一時運転を見合わせた。いずれも落雷などの影響とみられる。 県内各地の主な一時間の雨量は次の通り。▽相模湖五二・五ミリ▽小田原三二・〇ミリ▽海老名二五・五ミリ。

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3.箒杉を見上げ10年/鉄砲水免れた夫婦が営む山北の茶屋(カナロコ),カナロコ
RV=31.3 2008/09/08 10:10
キーワード:ゲリラ,鉄砲水,箒

 今年の夏に全国で多発した“ゲリラ豪雨”。三十六年前にも山北町の中川温泉地区を、大雨による鉄砲水が襲った。家屋流失など甚大な被害に見舞われながらも、推定樹齢二千年の箒杉は持ちこたえた。同所で辛うじて被害を免れた夫婦は、登山客たちのために「箒杉茶屋」を開店。地域の歴史を年輪に刻む高さ約四十五メートルの巨木の傍らで、小さな茶屋は間もなく十年目を迎える。

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1.荒川決壊 死者7500人 1000年に1度、最悪ケース想定 中央防災会議(産経新聞),産経新聞
RV=85.1 2008/09/09 08:01
キーワード:上流,足立,水没,排水,下流,取り残す,埼玉,都心,孤立,荒川

 ■孤立者100万人も 中央防災会議の専門調査会は8日、首都圏を流れる荒川で大規模な洪水が起きた際の被害想定を公表した。死者数は東京都墨田区で堤防が決壊した場合に最も多く、最悪のケースで7500人と試算。避難が遅れて取り残される孤立者は100万人規模に達し、住民への迅速な情報提供や救助体制の整備が重要と指摘した。 昭和22年のカスリーン台風(死者1077人)の約7割増という1000年に一度の大規模な洪水が発生し、排水施設が機能しないケースを想定。堤防の決壊場所として上流から下流までの計5カ所を選び、それぞれの被害を算出した。 墨田区墨田の荒川右岸が決壊すると、隅田川との間のデルタ地帯がほぼ水没。深さ2〜5メートルの浸水域が広範囲に及び、だれも避難できなかった場合は死者7500人、過去の水害で標準的な避難率40%の場合でも同4500人と予想した。 東京都北区で右岸が決壊した場合は下流の荒川区などに被害が広がり、死者は最大5200人。埼玉県川口市で左岸が決壊すると埼玉県南部、東京都足立区などで同3900人を見込んだ。 洪水規模がカスリーン台風の3割増の場合、死者は半減する見込みだが、決壊場所によっては都心部も浸水の恐れがある。地球温暖化などの影響で大規模水害や集中豪雨は世界的に増加傾向にあり、同調査会は被害軽減に向けて避難率の向上策などを検討する。

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1.県:豪雨被災者に見舞金2491万円 /愛知(毎日新聞),毎日新聞
RV=61.0 2008/09/10 12:01
キーワード:岡崎,見舞,半壊,被災,支給

 県は9日、8月末の豪雨の被災者に対し、総額2491万円の災害見舞金を贈ると発表した。対象は岡崎市の死者2人の遺族をはじめ、家屋が全半壊した6世帯と床上浸水した2401世帯。金額は支給基準に基づき、死者20万円、床上浸水1万円など。今月11日以降、市町村を通じて順次贈る。今後の調査で支給対象者が増えた場合は追加贈呈する。【安達一正】9月10日朝刊

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2.先島、12日にも暴風域の可能性 台風13号(琉球新報),琉球新報
RV=20.7 2008/09/10 10:30
キーワード:諸島,沖縄気象台,速い,先

 沖縄気象台によると、台風13号は9日午後9時現在、フィリピンの東にあり、北へ1時間に15キロの速さで進んでいる。10日午後9時には、強い台風に発達し沖縄の南に達する見通し。予想通りに進めば、先島諸島が12日夜に暴風域に入る可能性がある。 中心の気圧は975ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートル。中心から半径90キロ以内は風速25メートル以上の暴風、東側半径330キロと西側半径280キロ以内は風速15メートル以上の強風域となっている。 予想通りに進めば、先島諸島は12日午前に強風域に入る可能性がある。

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1.伊方原発:先月の異常、落雷で出力変動4件 県、原因や対策発表 /愛媛(毎日新聞),毎日新聞
RV=53.9 2008/09/11 16:01
キーワード:故障,点検,排水,同月,異常,判明

 ◇過去のトラブルも 県は10日、四国電力伊方原発(伊方町)で8月中に発生した軽微な異常5件と、過去のトラブルの原因や対策について発表した。 県と同社によると同月14日午前0時40分ごろ、送電線への落雷により1、2号機の発電出力が最大で約11%変動した。送電系統の安全装置が働いて数秒で正常値に戻った。過去にも度々発生しており原子炉の運転に支障はない。 この5分後、同原発3号機で火災報知器の監視線の異常を示す警報が作動。同社で調べたところ監視線の中継器に異常があることが分かり交換した。落雷との関連を含め原因を調べている。落雷による発電出力の変動は、同月29日にも3回発生した。 過去のトラブルを巡っては4月8日、同原発にある雑固体焼却設備で発生した排ガスブロア(吸引ファン)の軸受け損傷は、さびとほこりでファンのバランスが崩れて振動が発生したためと判明。部品を交換すると共に、従来15年に1回だった分解点検間隔を4年に1回に変更した。 また7月18日、同原発2号機補助建屋の洗浄排水蒸発装置配管を点検のため開いていたところ、内部にたまっていた洗浄排水が開口部から漏れた問題は、排水に含まれる不純物でドレン(水抜き)配管が詰まった上、電磁バルブの一つが故障して開いたためと判明。清掃や部品交換を行うと共に、異常が発見できるよう作業手順を見直した。【古谷秀綱】9月11日朝刊

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2.台風13号、石垣島の南に=暴風・高波に警戒を−気象庁(時事通信),時事通信
RV=25.2 2008/09/11 18:13
キーワード:諸島,猛烈,石垣島

 非常に強い台風13号は11日午後、沖縄・石垣島の南海上を北へ進んだ。先島諸島が風速15メートル以上の強風域にあり、12日夜には八重山地方が25メートル以上の暴風域に入って、猛烈なしけになる恐れがある。台風は13日にかけて同諸島に接近する見込みで、気象庁は暴風や大雨、高波、高潮に警戒を呼び掛けた。 13号は11日午後3時、石垣島の南約310キロにあり、ゆっくりと北へ進んだ。中心気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートル。半径150キロ以内が暴風域、370キロ以内が強風域。

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3.先島諸島、暴風域に=台風13号、ゆっくり北上−気象庁(時事通信),時事通信
RV=25.2 2008/09/11 23:55
キーワード:諸島,猛烈,石垣島

 非常に強い台風13号は11日午後、沖縄・石垣島の南海上を北へ進んだ。先島諸島が風速15メートル以上の強風域にあり、12日朝からは、25メートル以上の暴風域に入る見込み。海上は波の高さが9メートルを超える猛烈なしけとなることが予想され、気象庁は暴風、高波や大雨に警戒を呼び掛けた。 13号は11日午後10時、石垣島の南約260キロにあり、ゆっくりと北へ進んだ。中心気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートル。半径150キロ以内が暴風域、370キロ以内が強風域となっている。

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1.台風13号、石垣島地方が暴風域(琉球新報),琉球新報
RV=57.5 2008/09/12 16:05
キーワード:石垣島,休校,先,勢力,与那国島,予報

 非常に強い台風13号は12日正午現在、石垣島の南約120キロの海上にあり、1時間におよそ15キロの速さで北北西に進んでいる。石垣島地方は同日午前、風速25メートル以上の暴風域に入った。多良間島も午後3時ごろ、与那国島地方は夕方に、暴風域に入る見込み。沖縄気象台は石垣島地方に引き続き、同日午前6時すぎ、多良間島と与那国島地方に暴風警報を発令した。 八重山の小学校34校、中学校20校、高校3校、養護学校1校はすべて休校。宮古では多良間村の全小中学校2校、伊良部島の4小中学校と2幼稚園、伊良部高校も休校となった。 台風の影響で、日本トランスオーシャン航空(JTA)、琉球エアーコミューター(RAC)、全日空(ANA)は12日午前、宮古、八重山への計82便の欠航を決めた。7841人に影響が出た。先島地方の船便は終日欠航した。 台風は非常に強い勢力を維持したまま12日夜に石垣島地方に最接近する。宮古島地方は、台風が予報円の東側を進んだ場合、暴風域に入る恐れがある。沖縄気象台は暴風や高波、大雨に警戒を呼び掛けている。 12日正午現在、台風の中心気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートルで、中心から半径150キロ以内は暴風域、中心から370キロ以内は15メートル以上の強い風が吹いている。

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2.<天気>台風13号、石垣島地方が暴風域に(毎日新聞),毎日新聞
RV=52.0 2008/09/12 13:10
キーワード:石垣島,諸島,先,猛烈,与那国島

 非常に強い台風第13号は、12日正午現在、沖縄県石垣島の南約120キロにあり、北北西に時速15キロで進んでいる。気象庁によると、中心気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートル。中心から半径150キロ以内では風速25メートル以上の暴風、370キロ以内は15メートル以上の強風域となっている。 12日午前に石垣島地方の一部が暴風域に入り、与那国島地方や多良間島でも12日昼過ぎから夕方には暴風域に入る見込み。台風の動きが遅く、先島初等では長い期間影響を受ける恐れがある。先島諸島では、12日昼過ぎから雷を伴って1時間50ミリ前後の非常に激しい雨の降る所があり、13日午前9時までの24時間予想雨量は、多い所で300ミリ。 先島諸島の沿岸の海域では、うねりを伴い波の高さが9メートルを超える猛烈なしけとなっており、気象庁は暴風や高波を厳重に警戒するよう呼びかけている。

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3.台風13号、先島諸島に接近=暴風、高波に警戒を−気象庁(時事通信),時事通信
RV=44.0 2008/09/12 09:03
キーワード:石垣島,諸島,先,勢力

 非常に強い台風13号は12日午前、石垣島の南南東海上をゆっくりと北へ進んだ。勢力を維持したまま先島諸島に接近しており、気象庁は暴風や高波が長く続く恐れがあるとして厳重な警戒を呼び掛けた。 13号は12日午前7時、石垣島の南南東約190キロにあり、ゆっくりと北上。中心気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートルで、半径150キロ以内が風速25メートル以上の暴風域、370キロ以内が強風域となっている。 

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4.石垣島、西表島が暴風域に(産経新聞),産経新聞
RV=44.0 2008/09/12 16:06
キーワード:石垣島,諸島,先,勢力

 非常に強い台風13号は12日、石垣島の南約120キロの海上をゆっくりと北北西に進み、石垣島と西表島が暴風域に入った。13日にかけ勢力を保ったまま先島諸島に接近する見込みで、気象庁は暴風や高波、大雨に警戒を呼び掛けた。空の便は、先島諸島と那覇を結ぶ路線を中心に、全日空などの計87便が欠航。約5000人に影響が出た。気象庁によると、中心気圧は935ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は45メートル。中心から半径150キロ以内が風速25メートル以上の暴風となっている。

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5.台風13号、高波などに警戒を=気象庁(時事通信),時事通信
RV=44.0 2008/09/12 18:40
キーワード:石垣島,諸島,先,勢力

前の写真次の写真台風13号、高波などに警戒を=気象庁9月12日18時40分配信時事通信台風13号の影響で倒れた街路樹のヤシを撤去する警察官。非常に強い勢力を維持したまま石垣島の南海上をゆっくりと北西へ進み、同島など先島諸島の一部が暴風域に入った(12日午後、石垣市内=八重山毎日提供)

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1.八重山諸島、引き続き暴風域に=石垣では記録的豪雨−台風13号(時事通信),時事通信
RV=67.3 2008/09/13 09:16
キーワード:石垣島,諸島,与那国島,先,猛烈,勢力

 非常に強い台風13号は13日午前、与那国島の南海上をゆっくり西へ進んだ。石垣島などの八重山諸島が引き続き暴風域に入っており、同島では過去最大の雨量を記録。台風の動きが遅く、14日まで暴風や猛烈なしけ、大雨が続くとして、気象庁は厳重な警戒を呼び掛けた。 同庁によると、13号は13日午前8時現在、与那国島の南南西約50キロの海上をゆっくりした速さで北西に進んだ。中心気圧は945ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートルで、半径150キロ以内が25メートル以上の暴風域となっている。 今後も勢力を保ったまま、ゆっくり北西に進む見込み。八重山諸島は12日から暴風域に入っており、与那国町祖納では13日午前6時3分に最大瞬間風速62.8メートルを観測。台風周辺の非常に発達した雨雲が懸かり、石垣市川平では同午前4時までの24時間雨量が観測史上最大の556ミリに達した。 八重山諸島と宮古島地方を含む先島諸島では、局地的に1時間80ミリを超える猛烈な雨の降る恐れがあり、土砂災害や河川の増水などにも警戒が必要。14日午前6時までの多い所での予想雨量は350ミリ。

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2.台風13号、石垣で2人けが 先島7300世帯停電(琉球新報),琉球新報
RV=28.5 2008/09/13 10:05
キーワード:石垣島,与那国島

 非常に強い台風13号は13日午前1時現在、与那国島の南南東約110キロの海上にあり、石垣島地方と与那国島地方、多良間島を暴風域に巻き込みながら西北西にゆっくり進んでいる。与那国町祖納で、最大瞬間風速53・9メートルを記録。県警によると、石垣市では男性(27)ら2人が強風にあおられけがをするなどの被害が出た。石垣市と与那国町で計5人が自主避難した。 八重山地域は13日午前零時現在、6500世帯が停電。宮古地域でも同日午後3時に500世帯が停電。いったん復旧したが、午後9時すぎ、多良間村で300世帯が停電、同10時半ごろ復旧した。石垣市で3人、与那国町で2人が身の危険を感じ、それぞれ公共施設に自主避難した。 暴風域が続くのは石垣島地方で13日夜まで、与那国島地方は14日の朝から昼までの見通し。台風がゆっくりした速度のため、暴風域圏内の時間が長引く影響が懸念される。 沖縄気象台によると、最大瞬間風速は石垣島で12日午後5時44分に46・6メートル、西表島で同10時38分に49・8メートル、同島大原で同10時38分に49・8メートル、与那国島で13日午前零時9分に53・9メートルを記録した。 13日午前1時までの24時間雨量は石垣市川平で、同地域で観測史上最大の473ミリの大雨を記録した。沖縄気象台は今後も400ミリを予測。土砂災害警戒情報が出された。 13日午前1時現在、台風の中心気圧は945ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心から半径150キロ以内は風速25メートル以上の暴風域、中心から370キロ以内は風速15メートル以上の強風域になっている。 台風の影響で空の便は日本トランスオーシャン航空(JTA)、全日空(ANA)、琉球エアーコミューター(RAC)が計84便欠航し、7852人の足に影響が出た。13日はJTA、ANAで合計41便の欠航が決まっており、少なくとも4046人の足に影響が出る見込み。船舶も12日は宮古、八重山地域では全便が欠航した。

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3.八重山諸島、14日まで暴風域に=与那国でも記録的豪雨−台風13号(時事通信),時事通信
RV=28.5 2008/09/13 20:04
キーワード:石垣島,与那国島

 非常に強い台風13号は13日午後、与那国島の西海上をゆっくり北西へ進んだ。石垣島は暴風域から抜けたが、ほかの八重山諸島は引き続き暴風域に入っており、同島に続いて与那国島でも過去最大雨量を更新。台風の動きが遅く、14日まで暴風や大雨が続くとして、気象庁は厳重な警戒を呼び掛けた。

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1.台風13号、台湾上陸=今後Uターン、17日奄美接近−気象庁(時事通信),時事通信
RV=66.5 2008/09/14 10:48
キーワード:石垣島,諸島,与那国島,先,勢力,島

 強い台風13号は14日午前、西へ進んで台湾に上陸した。勢力はやや弱まり、沖縄・先島諸島のうち、風速25メートル以上の暴風域にあるのは与那国島だけとなったが、西表島や石垣島が依然15メートル以上の強風域にあり、気象庁は引き続き暴風や高波に厳重な警戒を呼び掛けた。 台風は今後、進路をほぼUターンするように北から東へと変え、17日には鹿児島・奄美諸島付近に接近する見込み。九州や四国などの天候にも影響する恐れがある。

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2.「水が来た」住民恐怖 台風13号直撃(琉球新報),琉球新報
RV=22.0 2008/09/14 11:45
キーワード:水門,与那国,不安

 川からあふれた水で水浸しになる住宅、激しい風雨で穴の開いた屋根―。台風13号は速度が遅く、与那国町は14日午前0時現在、32時間にわたり暴風圏内にある。同町では浸水など被害が相次いでいる。竹富町西表白浜地区では、土砂崩れも発生。12日から続く停電による暗闇の中、住民たちは窓をたたきつける強い雨と風に、心細い眠れぬ夜を過ごした。暴風域を抜けた石垣市では、倒木が民家の石垣に当たるなどの被害があり、風雨の収まるのを待って、関係者らが撤去作業に追われた。「家はどうなった」/与那国・祖納、横なぐりの雨続く 【与那国】記録的な大雨が降った与那国町では13日、田原川近くの祖納地区で浸水被害が相次いだ。 自ら避難できない一人暮らしのお年寄りは、消防団員らがおぶったりボートに乗せてロープで引っ張ったりして避難を助けた。 同地区に住む高山晴司さん(48)は、同日午後2時ごろ、田原川から水があふれ、田を越えて自宅の方へ向かって来るのを目撃。車を出して水門まで向かったが、水を排出し切れていない状態に危険を感じ、隣近所にも「水が来る。車も避難しなければ」と呼び掛けた。 急いで畳を上げ、家具などを高い所に上げたが、潮位が高くなる夕方だったこともあり、水はあっという間に入ってきた。「クーッという感じで上がってきた。パニックだった」と振り返った。 水が家に入った時点で友人宅に避難した高山さんは「家がどうなったか、台風が過ぎ去ってからでないと確認できない」と声を落とし「テレビで浸水被害を見た時は、人ごとのように大変だなと思っていたが、自分の家が浸かって身をもって大変さが分かった。頭を抱えている」と疲労感をにじませた。 同じく祖納に住む前原京子さん(48)は、経営する商店の屋根に50センチほどの穴が開き、雨が入って商品が水浸しになった。「今までの台風ではこんなことは起きなかった」と話し「横なぐりの雨が長い時間にわたって降っている。損害は(台風が)収まってからでないと分からない」と不安を口にした。(沖田有吾)※注:高山晴司さんの「高」は旧漢字

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1.与那国全域で断水 台風13号、農作物被害1億円超(琉球新報),琉球新報
RV=59.2 2008/09/15 09:40
キーワード:与那国島,与那国,のり,判明,良,半径,西北西

 台風13号は14日午後9時現在、台北の西北西約60キロにあり、ほとんど停滞している。与那国島は同日午後1時ごろに暴風域から抜けたが、1人が自主避難を続けている。同島全域で断水となったほか、不通となっている久部良地域の電話回線は依然として復旧していない。石垣市、竹富町、与那国町で3000世帯以上が停電していたが、午後9時半までにほぼ復旧した。県八重山支庁は石垣市と竹富町合わせて建物で約660万円、農作物で1億3500万円の被害を試算している。与那国町の被害は未確認で、被害額は今後さらに増えそうだ。台風が南寄りの進路を進んだ場合、本島地方も暴風域に入る可能性がある。 台風13号は14日午後9時現在、北緯25度20分、東経121度00分にあり、中心気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心から半径110キロ以内は風速25メートル以上の暴風域。15日午後には東シナ海をやや速度を上げて北東へ進む見込み。 約45時間暴風域に入っていた与那国町では、祖納港で電柱3本、街灯1本が倒れ、港湾道路が通行止めになった。 NTT西日本沖縄支店によると、電話やネットの不通で約450件の申告があった。ケーブルの損傷があったとみられ、判明しているだけで与那国町久部良で電話回線が約200回線、波照間島の一部でネット80回線が不通になっているという。復旧は未定。 県防災危機管理課によると、石垣市の於茂登(おもと)トンネル手前約100メートルの県道87号で長さ10メートルにわたりのり面が崩れた。西表島では、土砂崩れにより旧道8カ所が通行止めとなっている。 空の便は離島便と本土便の計19便が欠航した。

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2.<台風13号>台北沖でほぼ停滞 17日午後に九州南海上へ(毎日新聞),毎日新聞
RV=33.9 2008/09/15 01:46
キーワード:与那国,福岡,半径,高橋

 台風13号は15日午前0時現在、台北の北西約80キロの海上でほとんど停滞している。中心気圧は985ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートル。中心から半径110キロ以内は風速25メートル以上の暴風域になっている。【写真特集】日本の水害 福岡管区気象台によると、16日には進路を東向きに転じ、17日午後には九州の南海上に達する見通し。 台風13号の影響で、沖縄県与那国町では14日午後3時半現在、7戸が床上浸水、9戸が床下浸水したほか、住民8人が公民館に自主避難している。また、同午後5時現在で、竹富町、与那国町で計約500世帯が停電している。【高橋咲子、三森輝久】

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1.台風13号 本島、今夕強風域に(琉球新報),琉球新報
RV=50.4 2008/09/16 16:05
キーワード:石垣島,与那国,良,沖縄気象台

 台風13号は16日正午現在、宮古島の北西約290キロにあり、東にゆっくり進んでいる。沖縄気象台によると、台風は同日午前6時に風速25メートル以上の暴風域はなくなったが、その後、発達して再び暴風域を伴う見通し。久米島が同日昼すぎから夕方にかけて、慶良間や粟国など周辺離島と本島中南部が同日夕方ごろ、本島北部が同日夜に風速15メートル以上の強風域に入る見通し。16日正午現在、宮古島地方と石垣島地方が強風域に入っている。台風の再接近は久米島が17日昼前、本島中南部が同昼すぎから夕方、本島北部が同夜。 県八重山支庁によると、台風による石垣市と竹富町、与那国町の被害総額は約4億8500万円に達している。 中心の気圧は990ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートル。中心から南東側半径280キロ以内と北西側半径170キロ以内は、強風域。沖縄気象台によると台風は16日午後3時ごろに暴風域が発生する見通し。17日正午には、那覇市の西北西約220キロに達する見通し。 NTT西日本沖縄支店によると、15日午後5時まで、電話やネットが不通との申告が約700件に上っている。沖縄電力によると16日午前9時ごろ石垣島で停電が発生した。

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1.台風13号 本島、今夕強風域に(琉球新報),琉球新報
RV=50.4 2008/09/16 16:05
キーワード:石垣島,与那国,良,沖縄気象台

 台風13号は16日正午現在、宮古島の北西約290キロにあり、東にゆっくり進んでいる。沖縄気象台によると、台風は同日午前6時に風速25メートル以上の暴風域はなくなったが、その後、発達して再び暴風域を伴う見通し。久米島が同日昼すぎから夕方にかけて、慶良間や粟国など周辺離島と本島中南部が同日夕方ごろ、本島北部が同日夜に風速15メートル以上の強風域に入る見通し。16日正午現在、宮古島地方と石垣島地方が強風域に入っている。台風の再接近は久米島が17日昼前、本島中南部が同昼すぎから夕方、本島北部が同夜。 県八重山支庁によると、台風による石垣市と竹富町、与那国町の被害総額は約4億8500万円に達している。 中心の気圧は990ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートル。中心から南東側半径280キロ以内と北西側半径170キロ以内は、強風域。沖縄気象台によると台風は16日午後3時ごろに暴風域が発生する見通し。17日正午には、那覇市の西北西約220キロに達する見通し。 NTT西日本沖縄支店によると、15日午後5時まで、電話やネットが不通との申告が約700件に上っている。沖縄電力によると16日午前9時ごろ石垣島で停電が発生した。

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3.石垣空港の滑走路に落雷、閉鎖(琉球新報),琉球新報
RV=43.0 2008/09/16 16:05
キーワード:石垣島,滑走,沖縄気象台,穴

 16日午前8時すぎ、石垣空港の滑走路に落雷し、穴が開く破損が発生、石垣空港管理事務所は16日午前10時53分から滑走路を閉鎖している。石垣市によると、午前8時ごろから大雨が降り、落雷で滑走路に3つの穴が生じた。沖縄気象台によると、落雷は台風13号に伴う積乱雲の影響。当時、石垣島地方で大雨・洪水警報と大雨・強風・洪水・波浪・雷注意報が発令されていた。 現在、石垣市が穴の補修作業中で、補修完了は午後2時になる見込み。滑走路再開はそれ以降になる。 同空港着陸予定の航空機は、那覇空港に引き返すか、宮古空港に目的地変更した。 市などによると、穴の1つは直径30センチで深さ3―4センチ、残り2つは直径15センチと深さ3―4センチになっているとみられる。落雷による停電も発生し、航空灯火などの航空機運航施設は自家発電で対応した。

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1.台風13号、農業被害2億円超(琉球新報),琉球新報
RV=74.1 2008/09/17 10:25
キーワード:与那国,与那国島,ごみ,点検,崩落,先

 台風13号による暴風や大雨の被害が続いた与那国島は16日、天候は回復したものの、一般廃棄物の最終処分場の冠水が拡大するなどの被害が続いた。各地の道路では土砂崩れや決壊が相次いだだけでなく、県の調査で先島地域の農作物関連被害が約2億800万円に上ることも分かった。停滞を続けた台風によって住民生活だけでなく先島の産業にも大きなつめ跡を残したことが次第に明らかになっている。 15日深夜の大雨で敷地内まで冠水していた最終処分場は、16日には付近の道路まで冠水が広がり、立ち入り禁止となった。町役場前では職員がほうきを手に散乱した落ち葉やごみを集めたり、業者が電柱や電話回線の点検をするなどの作業に追われた。 同日午後、西銘恒三郎国土交通省政務官が訪れ、床上浸水した住宅や崩落した道路など被害状況を確認した。外間守吉与那国町長は遮断された県道や林道などライフラインを早急に復旧できるよう支援を求めた。

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2.山陽小野田・岩崎寺:“避難”の仏像里帰り 04年に台風被災の観音堂新しく /山口(毎日新聞),毎日新聞
RV=51.8 2008/09/17 16:01
キーワード:河口,再建,足利

 ◇檀家たち安堵 山陽小野田市有帆の岩崎寺(がんきじ)(曹洞宗)収蔵の県指定有形文化財のうち4年前の台風で被災を免れ県立美術館で保管されていた千手観音菩薩立像など6体が16日、里帰りした。新観音堂が完成し、安置していた不動明王像(高さ164センチ)とともに並べられた。この日を待ち望んでいた檀家(だんか)たちは「寺の魂が帰って来た感じ。ホッとしています」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。【後藤俊介】 同寺は806年(大同元年)の創建で、足利尊氏が1340(暦応3)年、堂を再興したとされる。有帆川河口の岩崎にあるため「イワサキ」寺と呼ばれ、後に「ガンキジ」と称されるようになったという。 旧観音堂は04年、2度にわたる台風で壊滅的な被害を受けた。その後、檀家や地域住民らの協力に加え、県や市の助成も受け新観音堂の建設に着手。工事に伴い、無事だった仏像6体は県立美術館で保管されていた。 6体は、創建時からある本尊の千手観音菩薩立像(高さ約184センチ)▽釈迦如来坐像(同78センチ)▽阿弥陀如来坐像(同74センチ)▽大日如来坐像(同144センチ)▽阿弥陀如来坐像(同143センチ)▽聖観音菩薩立像(同約1メートル)。 この日は午後2時ごろから約3時間、美術館関係者約15人が仏像の安置作業を行い、檀家や地域住民らが静かに見守った。 4年ぶりの“帰郷”に総代の一人、佐々木孝治さん(72)は「近所の人が協力し、台風被害を最小限にとどめることが出来た。県や市、檀家や地域の皆さんのお陰」。河口徳明住職(72)は「いろいろな人のお力添えで再建でき感謝している。これからも皆さんと力を合わせ未来永劫(えいごう)にわたって観音様をお守りしたい」と話した。 同寺では来月18〜19日、落慶・環座などの法要で仏像を一般公開する。〔山口版〕9月17日朝刊

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1.長浜豪雨災害は典型的都市型水害 県、市が検証 雨水貯留など必要(京都新聞),京都新聞
RV=61.8 2008/09/18 09:59
キーワード:下水道,降雨,都市

 200戸以上が浸水した7月の滋賀県長浜市の集中豪雨災害は、市街地開発を背景にした典型的な都市型水害だったことが県や市の検証で分かった。県内では今後も局所的な豪雨の恐れがあり、都市部では警戒が求められる。 長浜市では7月17日午前7時から1時間で84ミリの激しい降雨を記録した。市中心部を流れる米川がはんらん、市街地で雨水が川に流れ込まなくなり、広い範囲で冠水した。 県や市によると、1970年代には市街地のある国道8号の西側に水田があったが、近年は国道を越えて宅地化が進んだ。市域がアスファルトやコンクリートで覆われたため、田畑がためたり、吸収していた雨水が米川に集中。処理しきれず市街地にたまった雨水が行き場を失い、浸水被害を引き起こした−などと指摘している。 県は、今回の水害は都市化による土地利用の変化が一因とみており、家庭で雨水をためる浸透ますの設置、公園での雨水貯留などが必要としている。 県下水道課によると、大津市や草津市は雨水を流す下水道整備が比較的進んでいるが、「対応できるのは10年に1度、時間雨量50ミリ程度で、今回のような雨が降ればどこでもあふれる」という。 彦根地方気象台によると、今後は台風とそれに伴う秋雨前線の活発化で局地的な豪雨が懸念される。気象台や県は▽川や地下空間、地盤の低い所に近づかない▽2階など高いところに逃げる−と自衛策を呼び掛けている。

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2.<台風13号>九州南部に18日夜最接近(毎日新聞),毎日新聞
RV=42.8 2008/09/18 11:02
キーワード:勢力,奄美,降雨,猛烈

 台風13号は18日午前11時現在、屋久島の西南約120キロの海上を時速約10キロで北北東に進んでいる。気象庁によると、中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートル。今後もやや発達しながら北東に進み、暴風域を伴って18日夜から19日明け方にかけて九州南部に最も接近する見込みで、大雨による土砂災害や河川の増水などへの警戒を呼びかけている。 台風周辺の活発な雲域が九州南部・奄美にかかっている。四国沖に停滞している前線は、台風の北上に伴い活動が活発となる見通し。このため、九州や四国太平洋側などで19日にかけて雷を伴って1時間に50ミリ前後の非常に激しい降雨となり、局地的には1時間に80ミリを超える猛烈な雨になると気象庁は予想している。また、暴風の恐れもあり、九州南部や四国太平洋側などで波の高さが6メートルを超える大しけとなる所がある見込み。 台風は、19日は勢力をやや弱めながら西日本の南岸付近を東北東に進むとみられる。 19日午前6時までの24時間に予想される雨量は多いところで▽九州南部350ミリ▽九州北部・四国太平洋側250ミリ▽奄美200ミリ▽東海150ミリ▽近畿南部120ミリ。【樋岡徹也】

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3.台風13号 九州南部に18日夜最接近(毎日新聞),毎日新聞
RV=42.8 2008/09/18 12:12
キーワード:勢力,奄美,降雨,猛烈

 台風13号は18日午前10時現在、屋久島の西南西約140キロの海上を時速約10キロで北北東に進んでいる。気象庁によると、中心気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートル。中心から半径60キロ以内では風速25メートル以上の暴風となり、奄美では一部が暴風域に入っている。台風は今後勢力を維持したまま北東に進み、18日夜には九州南部に最も接近する見込みで、大雨による土砂災害や河川の増水などへの警戒を呼びかけている。【特集】災害対策特集 備える 台風周辺の活発な雲域が九州南部・奄美にかかり、局地的に1時間に80ミリを超える猛烈な降雨となった。また、暴風の恐れもあり、九州南部や四国太平洋側などで波の高さが6メートルを超える大しけとなる所がありそう。東日本でも19日に大雨となる見込み。 今後の進路について、気象庁の村中明・主任予報官は「九州などに上陸して陸上を進む場合、上陸後は早い段階で勢力が弱まるが、大雨への警戒は必要。沿岸をかすめて進む場合も勢力は次第に弱まるが、沿岸や海上では暴風や高波に注意を」と語った。 19日正午までの24時間に予想される雨量は多いところで、四国太平洋側350ミリ▽九州南部250ミリ▽九州北部200ミリ▽近畿南部・東海180ミリ▽四国瀬戸内側150ミリ。【樋岡徹也】

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1.新宮・熊野川町で土砂崩れ 台風13号、秋の紀南に打撃 (和歌山)(紀伊民報),紀伊民報
RV=67.8 2008/09/19 17:07
キーワード:新宮,串本,田辺,休校

 紀伊半島に接近している台風13号の影響で19日、紀南地方でも次第に雨が強くなり、沿岸では高波が押し寄せている。学校関係では臨時休校が目立ち、観光地では客足に影響が出ている。 新宮市熊野川町では19日午前7時ごろ、国道168号東敷屋トンネル近くの市道で土砂崩れが見つかった。市や県総合防災課によると、崩れた幅は約50メートルで、道路を埋めている状態。人的被害はないが、通行止めになっている。 田辺市によると、同日午前10時現在、台風による被害の連絡はないが、芳養松原の住民2世帯4人が近くの公民館に自主避難している。 JR西日本和歌山支社は19日午前11時現在、台風13号の接近に伴い、白浜―新宮駅間で列車の運転を見合わせている。 京都方面から新宮に向かう特急列車は、午前10時35分京都発以降4本が白浜までの運転に切り替えた。新宮発、京都方面行きの特急列車は午後1時44分発以降4本が、白浜からの運転に切り替える。 紀伊田辺発、新宮行きの普通列車は、午後1時1分発が串本までの運転に切り替え、午後4時20分発以降の運転を見合わせる。19日午後に新宮や串本発の普通列車も運転も見合わせる。 部分運休によるバスの代行運転は行わないという。 南紀白浜空港管理事務所(白浜町)によると、19日午前10時現在、同空港発着の飛行機には影響は出ていない。周辺の天候次第で羽田空港へ折り返したり、関西国際空港へ降りたりすることも考えられるという。●復旧のめど立たず 国道311号の土砂崩れ 17日に土砂崩れがあった田辺市本宮町小々森の国道311号では、19日午前10時現在も全面通行止めが続いている。復旧のめどは立っていない。 この日は午前7時すぎから作業が進められているが、西牟婁振興局建設部は「(台風で)強い雨が降れば、作業を中止する可能性もある」と話している。 このため、田辺市本宮町の熊野本宮観光協会によると、阪和自動車道や国道42号方面からの観光バスやマイカーが通れないため、町内の旅館では宿泊客のキャンセルが出ている。 同市中辺路町観光協会は熊野古道を歩く客の車だけを目的地に搬送するサービスをしているが、土砂崩れの影響で本宮まで搬送できず、数件のキャンセルが出ているという。●予約キャンセルも 白浜や椿の温泉街 白浜町の白浜温泉街のあるホテルでは「18、19日に宿泊する予定だった方からのキャンセルがあった」といい、影響が出ている。ただ、14、15日の連休に宿泊が集中したため「台風に伴う問い合わせが普段だと数十件あるのに、今回は数件」と話す。一方、椿温泉街のある旅館は「18日の宿泊予約のキャンセルが数件あったほか、19日は団体の夕食がキャンセルになった。端境期なので痛い」と嘆いていた。●学校は臨時休校 田辺西牟婁地方では、台風13号の接近による警報の発令に伴って、幼稚園や小中高校で臨時休校(休園)となった。 田辺市教委によると、市立小中学校では、給食を早めに食べて午後は臨時休校とした学校が多かったという。市立幼稚園でも給食後に帰宅するようにした。 上富田、白浜、すさみの各町の小中学校でも集団下校などで対応した。高校は各校によって3時限目まで通常通り授業をし、その後は臨時休校にするなどの措置を取った。●体育祭が延期 田辺高校と併設の田辺中学校は18日に体育祭を予定していたが19日に延期し、さらに同日の雨で22日に延期となった。田辺工業高校も19日に開催予定だったが、雨で22日に延期した。 南部高校は18日に体育祭の予選、19日に体育祭本番を予定していたが、18日から続く天候不良のため、予選を22日、体育祭を24日に延期する。 各市町の教育委員会によると、21日に運動会、体育祭を予定している小中学校では当日の朝、天候やグラウンドの状況などから判断して開催するかどうかを決めるという。

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2.台風13号、四国沖を東へ 紀南地方で大雨(和歌山)(紀伊民報),紀伊民報
RV=66.6 2008/09/19 17:09
キーワード:新宮,串本,田辺,那智勝浦

 台風13号は19日午前、暴風域を伴ったまま四国の南海上を東進した。20日にかけて四国や近畿、東日本の太平洋側で大雨の恐れがある。19日夕方から紀南地方に最接近する見込みで雨脚がさらに強まり、暴風域に入る可能性もある。同日午前に県南部で暴風波浪警報、新宮東牟婁で大雨洪水警報が発令された。気象庁は土砂災害や暴風などに引き続き警戒を呼び掛けている。 和歌山地方気象台は19日、県南部の海上で波の高さが3メートルから6メートルでうなりを伴うと予想。各地で大雨が降り、田辺市本宮町で時間雨量23ミリ、新宮市で19ミリを観測した。 降り始めの17日午後1時から19日午前11時までの積算雨量で最も多かった観測地点は新宮市の121ミリ、次いで本宮町(田辺市)の118ミリ、潮岬(串本町)の110ミリ、色川(那智勝浦町)の95ミリ、西川(古座川町)の85・5ミリが続いた。 レーダーなどを使った解析では、三重県の尾鷲市付近と紀北町付近で1時間に120ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表。尾鷲市は約7900世帯に避難勧告を出した。奈良県上北山村の日出岳で1時間に81・0ミリの降水量を記録した。 台風は19日午前9時現在、高知県・室戸岬の南約90キロを時速約25キロで北東へ進んだ。中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心から半径60キロ以内は風速25メートル以上の暴風域。 19日午後9時には尾鷲市の東南東約60キロを中心とする半径90キロの円内に、20日午前9時には千葉県銚子市の南約60キロを中心とする半径160キロの円内に達し、その後、温帯低気圧に変わる見込み。 20日朝までの24時間予想雨量は、いずれも多い所で、東海400ミリ、近畿南部350ミリ、四国太平洋側250ミリ、伊豆諸島200ミリ、四国瀬戸内側120ミリ、近畿中部と関東甲信150ミリ。

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3.台風13号:きょう最接近 自主避難、授業中止も /熊本(毎日新聞),毎日新聞
RV=27.0 2008/09/19 17:03
キーワード:天草,城市

 台風13号の接近で、県内では18日午後6時現在、16世帯17人が自主避難し、小中高校の計84校が午後からの授業を打ち切るなどの影響が出た。台風は19日未明にかけて県内に最接近するが、直撃する可能性はほぼなくなった。熊本地方気象台は、県南や沿岸部で土砂災害や河川増水への警戒を呼びかけている。 県防災消防総室によると、自主避難したのは、湯前町で1世帯1人▽五木村で3世帯3人▽あさぎり町で4世帯4人▽天草市で2世帯2人▽宇城市で6世帯7人。けが人はなく、市町村からの避難勧告なども出ていない。 県内の一部は昼過ぎから強風域に入ったため、熊本港や長洲港と島原半島を結ぶフェリーなど少なくとも23便が午後から欠航となった。空の便や鉄道に大きな影響はなかった。 気象台によると、県内が暴風域に入る可能性は低いが、県南や阿蘇の多いところで19日午後6時までに100ミリの雨が降る可能性があるという。【門田陽介】9月19日朝刊

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1.台風13号 土砂崩れ、落雷火災も(産経新聞),産経新聞
RV=104.3 2008/09/20 07:51
キーワード:新宮,串本,田辺,休校,那智勝浦,崩落

 台風13号が紀伊半島に最接近した19日、県内は南部を中心に激しい風雨に見舞われ、土砂崩れや落雷によるとみられる火災も発生した。和歌山地方気象台によると、串本・潮岬では午後2時43分に最大瞬間風速31・5メートル、同3時10分までに時間雨量62ミリを記録。県河川課によると、新宮市熊野川町玉置口では降り始めから同3時までの総雨量が300ミリに達した。 県総合防災課によると、午前7時ごろに新宮市熊野川町東敷屋の市道沿いの山の斜面が幅約50メートル、高さ約50メートルにわたって崩れているのがみつかったほか、10時40分ごろには那智勝浦町南平野の県道の路肩が幅約1メートル、長さ約8メートルにわたって崩落しているのが発見され、現場付近が全面通行止めとなった。いずれもけが人はなかった。串本町大島の串本大橋では風速計の平均風速が20メートルを超えたため、午後3時25分から40分間、全面通行止めとした。 新宮市新宮では午後1時ごろ、倉庫兼住宅から出火し、一部を焼損した。建物内は無人でけが人はなかったが、落雷による出火の可能性があるという。当時、新宮・東牟婁地域には雷注意報が発令されていた。 土砂災害や浸水被害の恐れがあるとして、田辺市と新宮市、那智勝浦町、古座川町、北山村の23世帯30人が自主避難した。 また、県教委によると県内の幼稚園20園、小学校96校、中学校52校、高校など県立学校18校の計186校が臨時休校になった。                   ◇ 県内の交通機関にも運休や欠航などが相次いだ。JR紀勢線は特急電車が白浜−新宮間で運転を取りやめたほか、午後には普通電車も紀伊田辺−新宮間で運転を見合わせた。JR西日本和歌山支社によると計27本が部分運休するなどして約2750人に影響が出た。 空や海の足も乱れた。南紀白浜空港では午後2時25分着の日本航空1383便が強風の影響で着陸できず関西空港に向かった。このため午後3時20分発の羽田空港行き日本航空1384便の機材が確保できず欠航した。和歌山港と徳島港を結ぶ南海フェリーは徳島港を午前0時に出港した1便を除き、すべて欠航した。 また関西電力和歌山支店によると、午後1時40分以降、串本町で約900戸、すさみ町で約770戸が次々と停電したが午後5時半ごろまでに復旧した。

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2.台風13号:大雨、強風で被害 臨時休校/土砂崩れ/橋の通行止め /和歌山(毎日新聞),毎日新聞
RV=77.2 2008/09/20 13:03
キーワード:新宮,串本,休校,那智勝浦

 紀伊半島沖を通過した台風13号による大雨や強風の影響で19日、新宮市と那智勝浦町で土砂崩れや県道の路肩が崩れるなどの被害があった。串本町では、紀伊大島に架かるくしもと大橋が一時通行止めに。県総合防災課の午後4時半現在のまとめでは、新宮市など5市町村で23世帯30人が自主避難した。 同課などによると、午前7時ごろ、新宮市熊野川町東敷屋の市道で、斜面が高さ50メートル、幅50メートルにわたって崩れ、通行止めになった。那智勝浦町の県道では午前10時40分、住民から道路にひびが入り、路肩が崩れているとの通報があった。20日正午までをめどに復旧する見込みという。 また、県南部の公立学校では臨時休校が相次いだ。県教委のまとめでは、幼稚園20園、小学校96校、中学校53校、高校14校、特別支援学校3校が休校した。【最上聡、清水有香】9月20日朝刊

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3.事件・事故:台風通過時にサーフィンの男性救助 /高知(毎日新聞),毎日新聞
RV=51.9 2008/09/20 17:01
キーワード:河口,安芸

 19日午前8時15分ごろ、安芸市日ノ出町、安芸川の河口近くの土佐湾で、サーフィンをしていた東洋町の男性(29)が流されているのを通りがかった女性が発見、119番通報した。男性は県の防災ヘリに救助され、安芸市内の病院に運ばれた。けがはなかった。 安芸消防本部によると、男性は安芸市内の男性(28)と午前7時ごろからサーフィンをしていた。台風13号通過に伴い、海が荒れてきたため、河口付近から約1キロ西方に流されたという。安芸市の男性は自力で岸まで戻った。9月20日朝刊

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1.防災集会:伊勢湾台風、忘れぬ−−名古屋・南区で /愛知(毎日新聞),毎日新聞
RV=41.5 2008/09/21 11:01
キーワード:会場,流出,和歌山,港,来年

 戦後最大の5000人以上の死者、行方不明者を出した伊勢湾台風は来年、50周年を迎える。名古屋みなみ災害ボランティアネットワークなどは20日、多くの犠牲者を出した名古屋市南区の白水小体育館で「50周年プレ企画 市民防災の集い」を開いた。 伊勢湾台風は59年9月26日午後6時ごろ、和歌山県・潮岬付近に上陸、紀伊半島を縦断した。南からの暴風が伊勢湾の奥に向けて吹き寄せた結果、愛知、三重の広い範囲で高潮が発生。各地で浸水被害が起きた。さらに、南区や港区では名古屋港の貯木場から大量の木材が流出。高潮に乗って住宅地を襲い、多くの家屋を破壊した。同市内の死者は1909人に達した。 会場では、当時の写真パネル約50枚が展示されたほか、防災グッズや、東海豪雨に代表される最近の水害、震災などの写真も紹介。舞台では台風体験者による語り継ぎも行われ、近くの住民たちが熱心に聴き入っていた。【山田一晶】9月21日朝刊

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2.国道220号:きょう午前8時に通行再開 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=23.1 2008/09/21 17:00
キーワード:日南,宮崎

 台風13号による土砂崩れで通行止め中の国道220号(日南市宮浦)は、仮の復旧工事を終え、21日午前8時に通行を再開する。20日、国交省宮崎河川国道事務所が発表した。9月21日朝刊

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1.大雨:JR東海道線でダイヤ乱れ 一時、運転見合わせ /岐阜(毎日新聞),毎日新聞
RV=34.7 2008/09/22 12:03
キーワード:大垣,垂井

 21日午前から正午ごろにかけて西濃地域に降った強い雨でJR東海道線の大垣駅で雨量計が規制値(1時間雨量40ミリ)に達し、垂井―大垣駅間(約8キロ)で午前10時半ごろから下り線で約1時間、上り線で約1時間半、運転を見合わせた。普通列車が上下計10本運休、特急3本を含む計8本が1時間53〜5分遅れた。【山田尚弘】9月22日朝刊

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2.大雨被害:浸水51軒、停電2万軒 JR27本運休、8500人に影響 /広島(毎日新聞),毎日新聞
RV=33.3 2008/09/22 16:01
キーワード:安芸,降雨

 20日夜から広島市で降り始めた雨は21日明け方から勢いを増し、県内でも大雨の被害が相次いだ。 同日午前5時〜正午で大竹市で60ミリの降雨量を計測、県南部全域に大雨洪水警報が出た。安芸区ではガード下にたまった雨水でマイクロバスや軽乗用車が止まり、三原市で床上浸水するなどした。 床上浸水は、三原市で2軒など県内3軒▽床下浸水は同市で22軒、尾道市14軒など同48軒あった。因島では42ミリ、竹原では35ミリと、76年以降の9月の1時間当たりの最大降雨量を計測した。 また、落雷の影響などで東広島市や三原市、尾道市、呉市などで約2万500軒が停電した。中国電力は同日夕までにすべて復旧させた。 JR山陽線、芸備線、呉線は降雨や落石警戒のために一部運行休止や徐行運転をした。運休は各線の上下線で計27本、20分〜280分の遅れが出て、約8500人に影響が出た。【井上梢、寺岡俊】9月22日朝刊

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3.大雨被害:浸水51軒、停電2万軒 JR27本運休、8500人に影響 /広島(毎日新聞),毎日新聞
RV=33.3 2008/09/22 16:01
キーワード:安芸,降雨

 20日夜から広島市で降り始めた雨は21日明け方から勢いを増し、県内でも大雨の被害が相次いだ。 同日午前5時〜正午で大竹市で60ミリの降雨量を計測、県南部全域に大雨洪水警報が出た。安芸区ではガード下にたまった雨水でマイクロバスや軽乗用車が止まり、三原市で床上浸水するなどした。 床上浸水は、三原市で2軒など県内3軒▽床下浸水は同市で22軒、尾道市14軒など同48軒あった。因島では42ミリ、竹原では35ミリと、76年以降の9月の1時間当たりの最大降雨量を計測した。 また、落雷の影響などで東広島市や三原市、尾道市、呉市などで約2万500軒が停電した。中国電力は同日夕までにすべて復旧させた。 JR山陽線、芸備線、呉線は降雨や落石警戒のために一部運行休止や徐行運転をした。運休は各線の上下線で計27本、20分〜280分の遅れが出て、約8500人に影響が出た。【井上梢、寺岡俊】9月22日朝刊

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1.河川の増水、センサーで 京丹波の男性、水位警報装置を製作(京都新聞),京都新聞
RV=99.2 2008/09/23 10:59
キーワード:都賀,灘,神戸,水位,親水

 集中豪雨などによる急激な河川の増水を予知しようと、京都府京丹波町妙楽寺の自営業上田進さん(64)が、持ち運びできる水位警報装置を製作した。上田さんは「親水公園や用水路、比較的小さな河川で利用できる」と話している。 近年、局地的な集中豪雨による急激な水位上昇が原因の事故が相次いでいる。7月28日に大雨で神戸市灘区の都賀川が急激に増水、川で遊んでいた小学生ら約10人が流され5人が死亡した事故は記憶に新しい。 上田さんは長年、電気工事業にかかわり、太陽熱温水器などのセンサー工事を手掛けてきた。経験を生かし、水際での事故を未然に防ぐために、水位警報装置の開発を思いついたという。 装置は、センサー部と本体で構成。センサー部は塩化ビニール製の管(直径5センチ)の中に、水が入れば通電する液面電極を取り付けた。 管の長さを調整することで、水面すれすれから水上40センチまで、10センチ刻みで観測水位を設定できる。下部に取り付けたL字型金具4本で川底や川岸に固定する。 本体は樹脂製の工具箱(高さ約20センチ、幅約50センチ、奥行き約20センチ)を活用し、スピーカーと電池、制御装置を組み込んだ。スピーカーから出るサイレン音は約100ホンで、本体の周囲約100メートルまで十分届くという。 センサー部は分解して、本体の工具箱に収納できる。重量は全体で約5キロと軽く、持ち運べるので川辺での水遊びやキャンプに活用できる。材料費は2500円程度。部品は電器店などで購入、半日ほどで製作できるという。作り方の問い合わせは上田さんTEL0771(86)0896。

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2.落雷:興福寺近くに あわや大惨事、文化財は無事−−奈良 /奈良(毎日新聞),毎日新聞
RV=42.1 2008/09/23 16:02
キーワード:故障,文化財,寺,高岡

 奈良市の奈良公園にある松の木に21日、落雷があり、周辺で停電などの被害が出た。松の木は世界遺産・興福寺のすぐそばにあり、観光客も多い場所。文化財への被害やけが人はなかったが、関係者は「大惨事になりかねない場所。何事もなくて良かった」と胸をなで下ろした。 奈良公園管理事務所によると、落雷があったのは21日午後3時半ごろ。興福寺本坊東側にある塀のすぐ外側で、トイレの南にあった高さ約15メートル、直径約60センチのクロマツに落ちた。枝が途中から折れ、細かな破片が周囲に飛び散ったという。すぐにロープやバリケードで周辺を立ち入り禁止にし、幹に亀裂が入っていたため22日に伐採した。 興福寺では落雷直後から電話が不通になり、国宝館なども停電に。数時間で復旧したが、自動火災報知器は22日夕方まで復旧しなかった。本坊の屋根には、砕けた松のものと見られる木も落ちていた。火災は起きず、文化財もすべて無事だった。同寺の多川良俊・執事は「醍醐寺でも落雷で火災が起きた。国宝の五重塔に落ちてもおかしくなかったし、文化財被害がなかったことは良かった」と真剣な表情で話した。 落雷現場から北約100メートルにある県営の登大路観光駐車場では、落雷直後に発券機と監視カメラ2台が故障。22日も復旧しないため、職員が券を手渡しにして営業時間を短縮するなどの対策を取った。県庁でも、内部でエアコンなどを制御する装置の通信機器に異常が出た。 奈良公園管理事務所の高岡茂・管理課長は「雨が降っていたため周辺に人がおらず、けが人が出なかったのが不幸中の幸いだった」と話した。【花澤茂人】9月23日朝刊

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3.<落雷>興福寺近くの松の木に あわや大惨事、文化財は無事−奈良 (毎日新聞),毎日新聞
RV=42.1 2008/09/23 19:30
キーワード:故障,文化財,寺,高岡

 奈良市の奈良公園にある松の木に21日、落雷があり、周辺で停電などの被害が出た。松の木は世界遺産・興福寺のすぐそばにあり、観光客も多い場所。文化財への被害やけが人はなかったが、関係者は「大惨事になりかねない場所。何事もなくて良かった」と胸をなで下ろした。 奈良公園管理事務所によると、落雷があったのは21日午後3時半ごろ。興福寺本坊東側にある塀のすぐ外側で、トイレの南にあった高さ約15メートル、直径約60センチのクロマツに落ちた。枝が途中から折れ、細かな破片が周囲に飛び散ったという。すぐにロープやバリケードで周辺を立ち入り禁止にし、幹に亀裂が入っていたため22日に伐採した。 興福寺では落雷直後から電話が不通になり、国宝館なども停電に。数時間で復旧したが、自動火災報知器は22日夕方まで復旧しなかった。本坊の屋根には、砕けた松のものと見られる木も落ちていた。火災は起きず、文化財もすべて無事だった。同寺の多川良俊・執事は「醍醐寺でも落雷で火災が起きた。国宝の五重塔に落ちてもおかしくなかったし、文化財被害がなかったことは良かった」と真剣な表情で話した。 落雷現場から北約100メートルにある県営の登大路観光駐車場では、落雷直後に発券機と監視カメラ2台が故障。22日も復旧しないため、職員が券を手渡しにして営業時間を短縮するなどの対策を取った。県庁でも、内部でエアコンなどを制御する装置の通信機器に異常が出た。 奈良公園管理事務所の高岡茂・管理課長は「雨が降っていたため周辺に人がおらず、けが人が出なかったのが不幸中の幸いだった」と話した。【花澤茂人】

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1.台風13号:集中豪雨などで被害2億3350万円−−日南市 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=43.2 2008/09/25 17:01
キーワード:日南,のり,崩壊,キャンプ

 日南市は24日、台風13号の集中豪雨などで2億3350万円の被害が出たことを明らかにした。農業や上下水道、公共施設の被害は算定中で、今後さらに増える見通し。 市によると、住家の被害は全壊が1棟、床上浸水が15棟、床下浸水が305棟。道路は国道220号や市道、林道、農道でのり面や路肩の崩壊が相次いだが、ほとんどが21日までに通行が可能になった。このほか、鵜戸神宮参道の八丁坂や、プロ野球・広島東洋カープのキャンプ地、天福球場の投球練習場裏などでのり面が崩壊した。 農作物は、スイートピーや洋ランなどのビニールハウス7・2ヘクタールが冠水したほか、キンカンや日向夏などの果樹園5・6ヘクタールで土砂崩れなどの被害があった。収穫を目前に控えた普通水稲の被害は2ヘクタールにとどまった。9月25日朝刊

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2.三重・岐阜豪雨:西濃の早期復旧へ、国交省に緊急要望−−被災で知事 /岐阜(毎日新聞),毎日新聞
RV=41.4 2008/09/25 13:01
キーワード:揖斐川,知事

 古田肇知事は24日、豪雨で被災した西濃地方の早期復旧を求め、国土交通省に緊急要望を行った。 要望には▽早期復旧の支援▽土砂災害対策、治水事業の推進▽災害時の防災活動に関する国の支援と連携強化――の3項目が盛り込まれている。 県によると、今月2〜3日未明の局地的な豪雨で、揖斐川町などで202棟が床上・床下浸水した。国道303号など13路線では土砂災害や冠水被害が相次いだ。県は、災害復旧に約45億円を充てる方針。【稲垣衆史】9月25日朝刊

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1.<気象庁>異常な豪雨時の雨量予測公表 全国1300地点(毎日新聞),毎日新聞
RV=59.7 2008/09/26 21:24
キーワード:ゲリラ,マップ,福岡,異常,宮崎,三重

 気象庁は26日、全国約1300カ所のアメダス地点を対象に、30年と50年に1回の大雨となった場合の24時間雨量の予測結果を発表した。各地で「ゲリラ豪雨」が相次ぐ中、自治体などの防災計画にも役立ちそうだ。 過去20年以上の観測値を基に予測した。30年に1回の大雨で想定される24時間雨量の多い所は▽奈良県上北山村924ミリ▽宮崎県えびの市871ミリ▽宮崎県美郷町782ミリ▽三重県大台町728ミリ−−だった。 気象庁気候情報課の礒部英彦調査官は「30年に1回の大雨での24時間雨量は、北日本がおおむね100〜200ミリ、西日本太平洋側はおおむね200〜400ミリとなっている。『200ミリの雨が30年に1回』と言っても、2回以上降る場合もあれば、500ミリ降る恐れもあるので注意を」と話している。 気象庁は予測結果についてホームページで「異常気象リスクマップ」として公開している。【樋岡徹也】◆大雨で予測される24時間雨量(ミリ)     30年に1回 50年に1回 札幌   177   197 東京   291   317 名古屋  324   383 大阪   194   210 福岡   257   278

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2.豪雨:一宮市、災害救助費6000万円に /愛知(毎日新聞),毎日新聞
RV=29.2 2008/09/26 12:03
キーワード:一宮,故障,見舞

 8月末の豪雨被害で、一宮市の災害救助費が6000万円に上ったことが分かった。市は9月議会最終日の29日に補正予算案を提案する。 内訳は▽床上浸水310戸に対する災害見舞金1550万円(1戸5万円)▽消石灰とクレゾールの乾燥・消毒剤など消耗品費109万円▽浸水で故障したJR木曽川駅東西自由通路のエレベーターなどの施設修繕料999万円▽道路復旧工事請負費1080万円▽職員らの時間外勤務手当(527人、3494時間)1011万円――など。【井上章】9月26日朝刊

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1.狩野川台風:10トン10台80キロで激突 50年シンポで国発表 /静岡(毎日新聞),毎日新聞
RV=60.6 2008/09/28 13:01
キーワード:ダム,劇場,上流

 ◇修善寺橋流失時ダム湖の水圧エネルギー、ダンプ換算 国土交通省沼津河川国道事務所は、狩野川台風で大災害の引き金の一つとなった修善寺町(現・伊豆市)の修善寺橋流失の衝撃力などを記録や調査を基に推計し、27日の狩野川台風50年シンポジウムで発表した。橋の上流域にできたダム湖の圧力による流失時のエネルギーは、満載の10トンダンプ10台が並んで時速80キロで激突するほどの大きさだったことが分かった。 推計では、58(昭和33)年9月26日午後9時ごろ、狩野川源流部の天城山からの土石流や流木が橋でせき止められて閉塞(へいそく)。橋から2・1キロ上流までの0・55平方キロの巨大なダム湖が出現した。水量は25メートルプール4500個分(220万トン)に上る。頑丈な鉄橋だったが、橋をのみ込んで越流し、閉塞から50分後に左岸側から押し流された。 当時の狩野川は毎秒1700トンの水量に耐えられるよう堤防を整えていたが、流木などを含む実際の水量は約5000トンだった。シンポジウムは同事務所が伊豆の国市四日町の市韮山時代劇場で開催し、約300人が参加。情報の把握や、避難場所の確保など防災への備えの大切さを再認識した。【安味伸一】9月28日朝刊

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2.台風15号、八重山に暴風警報(琉球新報),琉球新報
RV=56.8 2008/09/28 09:40
キーワード:石垣島,与那国島,諸島,先島

 猛烈な強さの台風15号は27日午後11時現在、石垣島の南約310キロの海上にあり、時速約20キロで西北西に進んでいる。先島諸島は風速15メートル以上の強風域に入っており、沖縄気象台は午後6時44分に石垣市と竹富町、同10時4分に与那国島地方に暴風警報を発令した。石垣島地方は28日未明、与那国島地方は明け方に風速25メートル以上の暴風域に入る見込み。東よりの進路を取れば宮古島地方も明け方には暴風域に入る恐れがある。 県八重山支庁によると、27日夕方、石垣市登野城で2歳の男児が強風で閉まったドアに左手の指を挟まれ、軽傷を負った。同市宮良の1世帯3人が登野城の健康福祉センターに自主避難している。 午後11時現在、台風の中心気圧は910ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は60メートル、最大瞬間風速は85メートルで、中心から半径220キロ以内は暴風域、中心から半径440キロ以内は強風域となっている。沖縄気象台は土砂災害や浸水などにも注意を呼び掛けている。

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3.猛烈な台風、先島諸島が暴風域へ=気象庁が警戒呼び掛け(時事通信),時事通信
RV=41.7 2008/09/28 00:04
キーワード:石垣島,諸島,先島

 猛烈な台風15号は27日夜、沖縄・石垣島の南海上を西北西へ進んだ。先島諸島が風速15メートル以上の強風域に入っており、28日未明には同25メートル以上の暴風域に入る見込み。気象庁は暴風や大雨、高波などに警戒を呼び掛けた。 15号は27日午後10時、石垣島の南約320キロの海上を時速25キロで西北西へ進んだ。中心気圧は910ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は60メートル、最大瞬間風速は85メートル。暴風域は半径220キロ以内、強風域は440キロ以内。

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1.与那国、瞬間49・2メートル 台風15号(琉球新報),琉球新報
RV=61.3 2008/09/29 09:45
キーワード:与那国,与那国島,水位,ホテル

 【八重山】「猛烈な強さ」の台風15号にのみ込まれた八重山地方だが、27日夕方の軽傷一件の人身被害を除き、28日午後11時現在目立った被害は報告されておらず、住民や防災担当者らは胸をなで下ろした。一方で与那国島、西表島、鳩間島で停電が相次ぐなど、台風常襲地のライフラインの弱さがまた露呈した。 同日夜遅くまで暴風域が続いた与那国町。町職員で防災担当の崎原用吉さん(53)は「大きな被害が出た13号よりも風も弱く、雨も少なかった。(13号ではんらんした)田原川も見回ったが水位の上昇も見られなかった」と緊張を解きつつも、「台風13号で決壊した道路は、明日にもしっかり調査したい」と話す。 リゾートホテル「アイランドリゾート与那国」は約50人の予約客がキャンセル。一方、宿泊客45人のほとんどは島から出られずに延泊した。午後2時ごろから停電し、午後11時現在も復旧せず、フロント係の稲嶺有紀さん(23)は「停電は初めて。客室の電気やクーラーが使えず、お湯も出ない」と話した。同日の八重山は空も海も陸も交通はすべてまひ。足止めされた観光客は石垣市の中心商店街などで過ごした。 同日、台風影響による高波を避け、慶良間海峡で停泊中の韓国船籍のタグボート「103 JING YUNG」(149トン・乗組員五人)と台船をつなぐロープが切れ、機関長の韓国人男性(61)が右足の脛(けい)骨や胸骨を骨折するけがを負った。命に別条はないという。

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2.台風15号、八重山交通まひ(琉球新報),琉球新報
RV=61.3 2008/09/29 10:15
キーワード:与那国,与那国島,水位,ホテル

 【八重山】「猛烈な強さ」の台風15号にのみ込まれた八重山地方だが、27日夕方の軽傷1件の人身被害を除き、28日午後11時現在目立った被害は報告されておらず、住民や防災担当者らは胸をなで下ろした。一方で与那国島、西表島、鳩間島で停電が相次ぐなど、台風常襲地のライフラインの弱さがまた露呈した。 同日夜遅くまで暴風域が続いた与那国町。町職員で防災担当の崎原用吉さん(53)は「大きな被害が出た13号よりも風も弱く、雨も少なかった。(13号ではんらんした)田原川も見回ったが水位の上昇も見られなかった」と緊張を解きつつも、「台風13号で決壊した道路は、明日にもしっかり調査したい」と話す。 リゾートホテル「アイランドリゾート与那国」は約50人の予約客がキャンセル。一方、宿泊客45人のほとんどは島から出られずに延泊した。午後2時ごろから停電し、午後11時現在も復旧せず、フロント係の稲嶺有紀さん(23)は「停電は初めて。客室の電気やクーラーが使えず、お湯も出ない」と話した。同日の八重山は空も海も陸も交通はすべてまひ。足止めされた観光客は石垣市の中心商店街などで過ごした。 同日、台風影響による高波を避け、慶良間海峡で停泊中の韓国船籍のタグボート「103 JING YUNG」(149トン・乗組員5人)と台船をつなぐロープが切れ、機関長の韓国人男性(61)が右足の脛(けい)骨や胸骨を骨折するけがを負った。命に別条はないという。

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3.九州から東海、大雨の恐れ=台風接近と前線活発化で−気象庁(時事通信),時事通信
RV=25.5 2008/09/29 09:38
キーワード:諸島,勢力

 沖縄・先島諸島を暴風雨に巻き込み、台湾北部に上陸した台風15号は29日午前、東シナ海へ抜けた。勢力はやや弱まったが、30日に13号と似た急カーブを描いて北東に転じ、10月1日に南西諸島から九州に接近した後、2日にかけて四国、近畿、東海、関東の南方海上を進む見込み。九州の南にある前線も北上して活発化するため、気象庁は大雨に警戒を呼び掛けた。 15号は29日午前6時、台北の西北西約30キロを時速15キロで北へ進んだ。中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル。半径90キロ以内は25メートル以上の暴風域、330キロ以内は15メートル以上の強風域。

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1.離岸堤崩壊損害6億 与那国、台風15号被害(琉球新報),琉球新報
RV=84.6 2008/09/30 10:35
キーワード:集落,与那国,与那国島,八重山,崩壊

 【八重山】県八重山支庁は29日、台風15号関連被害をまとめた。被害額は与那国町が6億488万8000円、石垣市が3817万8000円、竹富町が1025万3000円だった。 与那国町では比川海岸の離岸堤が崩壊して6億円の損害と試算。町まちづくり課によると、離岸堤は2つあり、沖側にあった100メートルのものは「形がなくなるほど崩れている」という。海岸側の200メートルのものも両端が崩れており、「今度大きな台風が来たら、比川集落が直接波をかぶってしまう」と不安視する。県八重山支庁土木建築課は「離岸堤は昨年の台風で一部被災し、復旧工事をしている最中だった。波が高くて現場調査ができていないが、調査を行った上で国の査定、承認を受けて早めに復旧工事に入りたい」としている。 農作物で水稲、サトウキビなどに被害が出ている。 沖縄電力は与那国島の停電復旧作業のため、29日午後、社員10人を同島に派遣した。台風の影響で同島への飛行機が欠航になり、沖縄電力と調整した県が第11管区海上保安本部に災害派遣を要請、同本部がヘリコプターで社員と機材を与那国島に輸送した。 同社によると同日中に完全復旧した。

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2.<台風15号>1日未明から九州南部に最接近 暴風の恐れも(毎日新聞),毎日新聞
RV=22.7 2008/09/30 14:31
キーワード:奄美,屋久島

 気象庁によると台風第15号は、やや発達しながら次第に九州南部・奄美地方へ近づいており、1日未明から昼過ぎにかけ九州南部・奄美地方に最接近する見込み。また、前線が九州南部付近から日本の南海上に伸びており、活動が活発な状況が続いているため、大雨、土砂崩れなどに注意を呼び掛けている。 台風は30日正午現在、東シナ海にあり時速25キロで北東に進んでいる。中心の気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルで、中心から半径300キロ以内は、風速15メートル以上の強い風が吹いている。 鹿児島県は1日未明から、宮崎県は1日明け方から風速15メートル以上の強風域に入り、日中は風速25メートル以上の暴風が吹く恐れがある。また、1日正午までの24時間予想雨量は種子島・屋久島地方▽薩摩・大隅地方▽宮崎県の多いところで300ミリに上り、沿岸は大しけになるところもでる。

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1.台風、1日朝九州南部に=前線も活発、大雨に警戒を−気象庁(時事通信),時事通信
RV=43.9 2008/10/01 01:02
キーワード:奄美,屋久島,大島,半径

 台風15号は30日夜、奄美大島の西北西の海上を東へ進んだ。10月1日朝に九州南部に最接近して種子島・屋久島付近を通過した後、同日午後に四国沖に進み、2日夜に関東の南東海上で温帯低気圧に変わる見込み。九州南部から日本の南海上に延びる前線も活発化しており、西・東日本の太平洋側で大雨の恐れがある。気象庁は大雨や暴風などに警戒を呼び掛けた。 15号は1日午前零時、奄美大島の西北西約270キロを時速20キロで東へ進んだ。中心気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートル。半径280キロ以内は15メートル以上の強風域。

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2.台風、種子島沖で温帯低気圧に=気象庁(時事通信),時事通信
RV=26.6 2008/10/01 10:36
キーワード:奄美,勢力

 台風15号は1日午前、東シナ海を東進した後、勢力を弱め、同9時に種子島の南海上で温帯低気圧になった。周辺は引き続き強風で、気象庁は船舶に警戒を呼び掛けた。九州南部と奄美地方の大雨は峠を越えたが、引き続き土砂災害に注意が必要。 15号は1日午前9時、種子島の南海上を時速35キロで東へ進み、温帯低気圧になった。中心気圧は1000ヘクトパスカル、最大風速は20メートルの勢力だった。

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3.台風、種子島付近を通過へ=九州南部が強風域、大雨に警戒を−気象庁(時事通信),時事通信
RV=20.9 2008/10/01 07:03
キーワード:屋久島,半径

 台風15号は1日朝、鹿児島・屋久島の西南西の海上を東へ進み、九州南部が風速15メートル以上の強風域に入った。種子島・屋久島付近を通過した後、同日午後に四国沖、2日午前に八丈島の近海に進み、3日未明までに日本の東海上で温帯低気圧に変わる見込み。九州南部から日本の南海上に延びる前線も活発化しており、気象庁は暴風や大雨、高波などに警戒を呼び掛けた。 15号は1日午前6時、屋久島の西南西約140キロを時速35キロで東へ進んだ。中心気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートル。半径280キロ以内が強風域。

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1.台風15号 31カ所でがけ崩れ 県まとめ 最大346人自主避難(西日本新聞),西日本新聞
RV=64.6 2008/10/02 07:05
キーワード:休校,イベント,鹿児島,判明,裏,がけ,農作物

 1日未明に九州南部に最接近し、大雨をもたらした台風15号による県内の被害をまとめている県危機管理防災課によると、鹿児島市や南さつま市など6市町31カ所でがけ崩れが発生した。床下浸水した住家は3棟。臨時休校やイベントの中止も相次いだ。 鹿児島市岡之原町で民家の裏山が崩れ風呂場に土砂が流入するなど、住宅の一部が損壊する被害は4市町で5棟に上り、鹿児島、日置両市では倉庫3棟が半壊。最大で275世帯346人が自主避難した。 鹿児島市のかごしま県民交流センターで予定され、2000人の集客が見込まれていたシルバーフェアかごしま(県シルバー人材センター連合会主催)は中止になった。県内の小学校22校と特別支援学校1校が休校になった。 林地や水路が壊れるなど、判明している被害総額は9600万円。イネが倒れたり作物が冠水したりする農作物の被害も出ており、被害額はさらに膨らむとみられる。■裏山崩れ墓石倒れる 鹿児島市 1日午前7時前、鹿児島市小野1丁目の「中迫共同墓地」の裏山のがけが高さ約10メートル、幅約20メートルにわたって崩れ、土砂が同墓地に流入して墓石が倒れるなどの被害が出ているのを墓参りに来た人が見つけた。けが人はなかった。同市などは、台風15号による大雨の影響とみている。 同墓地の管理組合によると、129基ある墓のうち、約10基の墓石が倒れたり、土砂に埋まったりした。先祖の墓に土砂が流れ込んだ近くの主婦新田タヅ子さん(69)は「墓地は戦前からあるが、がけが崩れたのは初めて。土砂の量が多く、どう片付ければいいのか」と驚いていた。=2008/10/02付西日本新聞朝刊=

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2.台風15号:薩摩半島側で被害 墓石倒壊やJRなどダイヤ乱れる /鹿児島(毎日新聞),毎日新聞
RV=52.5 2008/10/02 18:01
キーワード:屋久島,鹿児島,点検,裏,水稲,がけ

 県内に接近した台風15号は1日午前9時、温帯低気圧に変わり、県内は台風一過の晴天に恵まれた。けが人などはなかったが、鹿児島市で墓石が土砂崩れにより倒壊するなど、薩摩半島側で被害が出た。【川島紘一、村尾哲】 鹿児島地方気象台によると、台風通過後は、天城町で最高気温30・2度の真夏日を記録。鹿児島市のドルフィンポートでは、小学生らが青空の下、トンボなど昆虫採集を楽しんでいた。 県危機管理防災課によると、同日午後4時現在、住宅の被害は一部損壊や床下浸水で計8棟。ほか、倉庫や納屋など3棟が半壊した。がけ崩れは、6市町で31件。また、最大で19市町村275世帯346人が自主避難した。農業被害は水稲やサヤインゲンの冠水などで、被害額などは調査中。 鹿児島西署などによると、同日午前6時ごろ、同市明和3の「中迫共同墓地」の裏のがけが、高さ約20メートル幅約10メートルにかけて崩れた。倒木(高さ約7メートル)と土砂に押し流され、墓石8基が倒壊した。赤沢耕一・墓地管理組合長(64)は「戦前からある墓で、こんなことは初めて。早く復旧を進めたい」と話した。 交通関係では、JR鹿児島線や日豊線などで同日午前中、線路点検で運転開始が遅れるなど朝の通勤時のダイヤが乱れた。また、鹿児島と離島を結ぶ高速船や航空機などに欠航が相次いだ。 気象台によると、降り始め(9月27日午後6時)から1日午前10時までの総雨量は、さつま町で379ミリ▽大口市で374ミリ▽阿久根市で354ミリ▽南種子町で331ミリ――など。また、屋久島町で同日午前9時ごろ、最大瞬間風速22・6メートルを記録した。10月2日朝刊

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1.海面を川の水がふた 京大大島実験所が古座川河口調査(和歌山)(紀伊民報),紀伊民報
RV=105.8 2008/10/03 17:53
キーワード:河口,串本,相談,上流,古座川,和歌山,速い

 串本町須江の京都大学フィールド科学教育研究センター紀伊大島実験所(梅本信也所長)は2日、9月に行った調査で、台風通過後に古座川から流れ出た水が河口から紀伊大島周辺まで及び、海水にふたをしているような状況であったと発表した。 2005年から取り組んでいる古座川合同調査の一つ。実習中だった京大生や北大生と一緒に台風13号が通過した後の9月22日、川から流れ出す水がどこまで及ぶかを調べるため、古座橋近くの古座川河口から沖合9キロまでの9地点の水質を調査した。 海面の水の水素イオン濃度は、4・6キロ地点までが川の水の数値を示しており、溶存酸素濃度は全体的に、ボラやノリを養殖できる数値があった。 潮の濃さと関係し、電気の通りやすさを表す電気伝導度が海の水は通常50%以上であるのに対し、海面から2メートル以内ではすべての地点でこの数値を下回っていることから、古座川の影響を受けていることが分かった。古座橋直近の海面10センチが16・7%で最も低かった。 こうしたことから、梅本所長は、少なくとも沖合9キロ地点までの海面2メートル以内は、古座川から流れ出る水が海水にふたをしている状況だと説明。淡水の方が軽く、海水の方が重いため、淡水が海水の上をすべるような現象が起こるという。 人工衛星から撮影した紀伊半島付近の海面温度と古座川上流の雨量の分布図でも検証。雨が降って古座川から流れ出す低温の水が河口付近に広がった後、元通りの温度分布に戻るには3、4日かかることが読み取れた。 この日は、調査結果を参考にしたいと、串本町樫野の和歌山東漁協樫野支所で同漁協の堀口春樹副組合長が説明を受けた。 堀口副組合長は、古座川から大量の水が流れ出た後は、流れが速くなり定置網を上げにくくなり、1週間ほど水揚げ高が大幅に落ち込むことを報告。「きちんとしたデータがあると参考になる。水に敏感な魚の養殖をする時など、検討しなくてはならない。ほかにも、京大と一緒に調査できないかなど、組合長と相談したい」と語った。 梅本所長は「見た目では分かりにくいが、海面に淡水の層があることが確認でき驚いている。古座川の影響を受けており、今後も濁り水が出た後と通常時の調査を続け、データを積み重ねていきたい」と話した。【関連記事】台風13号、四国沖を東へ 紀南地方で大雨(2008年09月19日更新)

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2.障害者ら恩返しの演奏会 6月集中豪雨 義援金に感謝(京都新聞),京都新聞
RV=32.2 2008/10/03 10:29
キーワード:宇治,製品,義援金

 障害者の手作り品を販売する京都府宇治市小倉町の「うじ・はんどめいどショップ」が2日、6月の集中豪雨の浸水被害で義援金を寄せてくれた市民にお礼をしようと、店を構えるデパートでコンサートを開いた。 同店は近鉄小倉駅前デパートの地下街にあり、府内44の授産施設で作られたクッキーやパン、はがきなどを販売する。ことし6月20日夜の豪雨で地下街が床上浸水し、同店だけで約90万円相当の被害が出た。支援を呼び掛けると89万2000円の義援金が集まり、授産施設への製品の賠償計53万円や棚、プリンターといった備品購入に充てたという。 この日は同店の店員らと、同市伊勢田町の喫茶店「コーヒーハウスぱれっと」で働く障害者や職員で結成したバンドが登場。ギターの伴奏で「翼をください」や「コスモス」などを元気よく歌い上げ、買い物客が大きな拍手を送っていた。 うじ・はんどめいどショップは「多くの人に助けられ、感謝の日々を送っている。今後も地域とのつながりを深めていきたい」としている。

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1.台風上陸ゼロの「異変」に首相も心配? (産経新聞),産経新聞
RV=77.8 2008/10/04 23:20
キーワード:偏西風,勢力,高気圧,異常,ゲリラ,平年,近づく

 1年で台風が最も多く発生する8、9月が過ぎたが、今年はこれまで日本に1つも台風が上陸していない。9月まで「上陸ゼロ」だったのは平成12年以来8年ぶりだ。気象庁は、幅広い地域に脅威を与えた「ゲリラ豪雨」と呼ばれる集中豪雨や雷雨など、大荒れの天候をもたらした今夏の気象状況と共通する要因があったと指摘する。 「気がついておられる方もいらっしゃると思いますが、台風はまだ一度も本土に上陸しておりません。こんなことは過去に例がない。(中略)異常だなあと感じていらっしゃる方も多いと思いますが…」 麻生太郎首相は新閣僚を発表した9月24日夜の会見で、斉藤鉄夫環境相を紹介する際、地球の異常を示す事例として上陸ゼロに言及した。 「過去に例がない」とするのは首相の誤解だが、9月が終わった時点で上陸数がゼロだったのは過去50年間で平成12年、昭和62年、61年、59年の4回しかなく、「珍事」とはいえそうだ。4回のうち62年は10月に台風が上陸したが、残りの3年は通年での上陸数もゼロに終わっている。 夏の台風は通常、日本の南海上に勢力を広げる「太平洋高気圧」の西側のふちを回る形で北上する。ある程度の緯度まで上ってくると、西から東方向に吹く偏西風に乗って日本列島に近づく。 だが、今年は太平洋高気圧が例年より西方向に長く伸びる変則的な気圧配置になっていた。同庁気候情報課は「台風は高気圧のふちを回るのに時間がかかり、北上をブロックされて偏西風に乗らずに西に向かう形になった。このため、中国や香港で大きな被害を出した台風もあった」と分析している。 さらに、平年と比べて今年は偏西風のルートが南北方向に大きく蛇行したため、台風が日本方面に向かう風の流れに乗りづらい状況だったことも指摘されている。9月9日に発生した台風13号が日本の太平洋側をゆっくりと進んだのも、風の影響をあまり受けなかったことが一因だ。 偏西風の蛇行は、「8月末豪雨」(26〜31日)をはじめとする今夏の異常気象にも関連しているとされる。同庁の異常気象分析検討会は、蛇行により、寒気が日本上空に停滞しやすい状況になり、大気の状態が不安定になったなどと指摘している。 ただ、過去10年間をみると、台風は10月にも計29個が発生し、うち4個が上陸している。油断するのはまだ早そうだ。

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2.敦賀のテント倒壊:市、事故を受けて防災メールで「突風」も 「迅速に提供」 /福井(毎日新聞),毎日新聞
RV=36.3 2008/10/04 18:01
キーワード:敦賀,急激,放送

 敦賀市は今月から、防災メールの配信に、気象台が発令する竜巻・突風注意情報を加えた。突風により1人が死亡した7月のテント倒壊事故を受けたもので、住民への迅速な情報提供が狙い。 竜巻・突風注意情報は、この事故を受け8月から嶺南ケーブルネットワーク(RCN)が防災放送チャンネルで放送している。メールでは午前6時〜午後9時に発令した情報を対象にして、より頻繁に発令する大雨や暴風などの注意報・警報は配信しない。竜巻注意情報に限った点について市市民防災課は「(竜巻注意情報は)30〜40分という短い時間に急激に天気が変わるため、より迅速な提供が必要なため」と話している。 市の防災メールは、敦賀市や旧三方郡の住民約3900人が加入。これまでは火災や救助など4種類の情報を配信していた。【酒造唯】10月4日朝刊

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1.【科学】台風の直接観測実験 「渦中」のデータ 進路予測へ(産経新聞),産経新聞
RV=97.9 2008/10/06 11:36
キーワード:偏西風,高気圧,勢力,予報,円,半径,ツボ,実験,熱帯,渦

 □迷走の13号で初の試み 日本列島が本格的な台風シーズンを迎える中で、気象庁は先月、航空機を使って台風の動きを直接とらえる初の観測実験を行った。台風の渦に観測器を投下し、進路を正確に予測する試みだ。予報精度の向上につながれば、「迷走台風」の行き先を見極めることができるかもしれない。(長内洋介) ■イメージでチェック■ 台風13号の観測体制 ■カギ握る「転向」 台風は最大風速が17メートルを超える非常に強い熱帯低気圧のこと。海面水温が26度以上の北半球の赤道付近で生まれ、水蒸気をエネルギー源に発達する。米国に大きな被害をもたらすハリケーンやインド洋などで猛威を振るうサイクロンも、台風と同じ現象だ。 地球の自転の影響で、北半球で移動する物体は進行方向に対して右方向に働く「コリオリの力」を受ける。右向きの力を受けながら中心に引き込まれていく台風の気流は、「反時計回り」に渦を巻く。 赤道付近で生まれた台風は貿易風で西へ運ばれ、太平洋高気圧の縁に沿って北上する。高気圧の縁が急カーブを描く台湾付近で急に東に向きを変え、日本列島に接近していく。 「転向」と呼ばれるこの方向転換が、いつ、どこで起きるかを正確に予測することが進路予報のカギを握る。転向場所が少しでもはずれると、日本付近の通過コースは大きく変わってしまうからだ。 気象庁は地上や人工衛星などの観測データを使って、大気の状態をコンピューターで予測する「数値予報」を基に天気予報を発表している。数値予報は高気圧などスケールのより大きい現象に適しているうえ、海上のデータは少ないので、台風は十分にとらえきれないのが実情という。 ■予報のツボ こうした問題を克服しようと、気象庁が実施したのが台風の直接観測だ。ドイツ航空宇宙センターの気象観測機をチャーターして9月11日、台湾付近を迷走していた台風13号に接近。高度約1万メートルから計36個の観測器をパラシュートで投下し、気温や気圧、湿度、風などを観測した。 また、予備機の気象衛星「ひまわり7号」や、気象観測船などによる集中観測も同時に実施。これらのデータを数値予報に盛り込んだ場合と、通常の予報結果を比較する。15号でも同様の観測を行った。 気象庁は、平成16年に日本列島を縦断した台風4号で、直接観測の効果を検証した。当時は日本列島への直撃を予想できなかったが、米国と台湾が共同実施した航空機の観測データを利用すると、ほぼ実際の進路を予測できた。 航空機による観測は費用負担が大きいため、気象庁が今後、自前の航空機で行うかは未定。同庁は「“予報のツボ”が分かれば、進路の誤差が縮まる。今回の成果を踏まえてさらに研究したい」と話す。 ■温暖化で強まる 一般に、夏の台風は日本の西を通過することが多いが、偏西風が弱いので速度は遅く、迷走しやすい。秋の台風は進路は安定する半面、太平洋高気圧の張り出しが弱まるため、日本を直撃する恐れが高まる。 気象庁は今年5月から、台風の中心が70%の確率で入ると予想される「予報円」の半径を約15%縮小した。また、現在は3日先までの予報期間を来年度から5日先までに延長するなど、台風予報の強化を相次ぎ打ち出している。 今回の観測実験には米韓なども参加しており、各国が情報を共有して防災対策に役立てる。地球温暖化により、勢力の強い台風が発生しやすくなると指摘されており、予報の充実に向けて国際的な取り組みが活発化しそうだ。

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1.台風13号:日向市の区長・黒木さん、間一髪の救出劇 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=54.1 2008/10/09 16:01
キーワード:日南,黒木,泥水,逃げる,がけ

 ◇住民男性をおぶって外に逃げようとした瞬間に土砂崩れ 9月中旬に本県に接近した台風13号は、約42億円の被害をもたらした。日向市と日南市でも民家2戸が全壊したものの、けが人はいなかった。しかし、日向市のケースでは、地元区長が住民男性(88)をおぶって外に逃げようとした瞬間に土砂崩れが起きた。区長の黒木邦寛さん(57)が、間一髪の救出劇を語った。【種市房子】 13号が接近した17日午後9時過ぎ、黒木さん宅に「近くの農家の庭に泥水が流れている」との一報が入った。様子を見るため、車で5分ほどの場所に同じ地区の男性と急行。牛小屋裏のがけが崩れているのを確認した。 牛小屋に隣接する母屋に足を踏み入れると、土間に泥水がさらさらと流れていた。床下からの浸水だ。足の甲がつかる程度だった。「この水はどこから来ているのか」。再度裏庭を見ると、母屋後方のがけからも赤い泥水が流れていた。「がけの上で何かが起きている」。危険を察知した黒木さんは、この家に住む男性(88)と四女(57)に避難を呼び掛けた。 最初は「これぐらいならば避難の必要はない」と2人は取り合わなかった。「何もなければそれでいいじゃないか。とにかく避難して」。黒木さんが哀願すると、ようやく重い腰を上げた。この間、10分程度。黒木さんにとっては長い時間だった。 避難を決めた矢先、グワーーーと長い地鳴りがした。急いで男性をおぶって、一歩目を踏み出した瞬間だった。どっしーんと鈍い音がして、家が斜めに傾いた。それからは、覚えていない。必死で外に出ると、先ほどまで自分らがいた場所が土砂に埋もれていた。黒木さんは「今まで聞いたことのない音の連続。今も耳に残っている」と生死を分けた瞬間を振り返った。 黒木さんは区長になって1年半。この間、県の防災研修も数度受け、火災や救命のほかに、水害の知識も学んだ。そのかいあって「生活の中で常に泥水の流れに目が行く」という。今回も異様な色の泥水が即刻避難を促す決め手となった。 そして、もう一つのかぎは地区内のつながりだ。今回は、倒壊民家の家主→近所の男性→黒木さんへと浸水の連絡が入った。黒木さんは「今回の救出は数分間が明暗を分けた。どこか一つでも情報が止まれば、けが人が出ただろう」と語る。10月9日朝刊

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2.台風15号:県内、被害額は4億1600万円 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=20.4 2008/10/09 16:01
キーワード:崩壊,のり

 県は、9月30日〜今月1日に本県に接近した台風15号の被害額が4億1600万円だったと発表した。 被害が最も大きかったのは土木関係で、2億500万円。諸塚村の国道327号でのり面が崩壊するなど計40カ所で被害が起きた。 森林関係は、人家の裏山や林道が崩れるなど1億4500万円。農業関係は都城、えびの、小林市などで水稲が倒れるなど6600万円の被害が出た。 9月17〜19日の台風13号は41億7800万円だった。10月9日朝刊

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3.選挙:08年知事選 候補者アンケート/3 /富山(毎日新聞),毎日新聞
RV=20.3 2008/10/09 17:00
キーワード:再建,都市

 ◆質問 富山は「自然災害が少ない県」とされてきました。しかし、昨年からは、富山湾一帯への寄り回り波や集中豪雨などによる被害が頻発し、県民の不安も増大しています。自然災害を防ぎ、または被害を最小限にとどめるためのハード面、ソフト面での対策について、具体策を示してください。 ◇防災拠点施設の早期整備を−−石井隆一候補=無現 ハード面の対策としては、砂防えん堤の整備など土砂災害危険個所での施設整備を進めるほか、公立学校施設の耐震化や緊急通行確保路線での橋の耐震補強、消防学校・防災拠点施設の早期整備などに取り組みます。 ソフト面では、自主防災組織の育成強化や、住民参加による総合防災訓練などにより、地域防災力の向上を図るととともに、最近の豪雨災害を踏まえ、新たに都市型水害における消防関係機関等の実践的な対応方策のあり方や、流木発生のメカニズムを解明し、対策を検討します。 また、高波対策として、国と協力し、下新川海岸での避難勧告の発令基準の検討を進めるなど、相次ぐ様々な自然災害に備え、総合的な防災対策に積極的に取り組みます。 ◇地域消防機関の強化を図る−−米谷寛治候補=無新 災害を未然に防止し被害を最小限にくい止め、想定を超える集中豪雨などの災害がおきても人命に被害を与えないようにすることは、政治の課題という立場でとりくみます。 災害を計画的に減らすために観測・監視体制、耐震化、堤防の強化など事前の防災対策と、発生時の救援体制、被災者支援を柱にした対策をすすめます。地域の防災状況をもっとも把握している消防機関の消防力を強化します。 避難勧告・指示の発動に際しては専門家を含む支援体制の強化や機器の整備をすすめ、住民が安全に避難できる情報伝達体制とシステムを整備します。住宅再建への個人補償、中小企業の営業再建のための独自助成制度を整備します。10月9日朝刊

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1.アサリ:稚貝が大量死 5000トン 台風で「苦潮」発生か−−豊橋・六条潟 /愛知(毎日新聞),毎日新聞
RV=87.9 2008/10/10 13:04
キーワード:河口,ふ化,稚い,放流,来年,貝,豊橋,例年,供給,六条潟

 県内産アサリの稚貝の約9割を供給している豊川河口の六条潟(豊橋市)で、アサリの稚貝が9月に大量死したことが、県水産試験場の調査でわかった。被害は推定で約5000トン。台風による強風で、貧酸素水塊が海面に浮上し、魚介類に被害を与える「苦潮」が発生したためらしい。 9月18〜21日の台風13号の通過で、苦潮が発生したとみられる。貧酸素水塊は、富栄養化によるプランクトンの大繁殖で生まれる。 六条潟では01、02年にも、苦潮の発生で稚貝が大量死した。県漁連加盟の各漁協は、夏から秋にかけて稚貝を採取して放流し、翌年に漁獲している。2回の大量死の教訓から、今年は7月から採取を始め、予定の3分の2の約2300トンを確保した。残りの稚貝の確保について、県漁連は「県内産で調達するよう各漁協にお願いしている」という。2回の大量死の際、翌年の漁獲量は9000〜1万トンとほぼ例年並みだった。六条潟のアサリは「わいてくる」と言われるほど発生の密度が濃い。稚貝は三河湾の別の水域でふ化し、2週間ほど浮遊した後、六条潟に定着するとみられる。同試験場は「来年、稚貝は回復するだろう」と予測する。【中島幸男】10月10日朝刊

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1.<台風>高気圧に阻まれて、日本上陸ゼロ 過去わずか3度、8年ぶりの珍事(毎日新聞),毎日新聞
RV=82.7 2008/10/11 20:53
キーワード:高気圧,奄美,勢力,予報,良,福岡,平年

 ◇平年なら2.6個 日本列島本土に上陸した台風の数が、今年は10月11日現在でゼロという珍事が続いている。年間上陸数ゼロは気象庁に観測記録が残る1951年以降、00年を最後に過去3度しかない。9月に農林水産省が発表したコメの作況指数も、台風被害の減少などで全国平均102の「やや良」だった。今年の台風シーズンはこのまま“無風状態”で終わるのだろうか。【朴鐘珠】 福岡管区気象台によると、台風は年平均26・7個発生し、このうち沖縄と奄美地方を除く本土(北海道、本州、九州、四国)には2・6個が上陸する。 月別の発生数は8月がピークで5・5個だが、10月も統計上は3・9個発生しており、今年もまだ予断を許さない。例えば死者95人を出した04年の台風23号は10月13日に発生。四国に上陸後、近畿、東海地方を縦断し住宅損壊も2万棟を超えた。 同気象台の佐久田裕・予報官は「九州と山口に範囲を限定すれば、今年10月以降に直撃を受ける可能性は低い」と分析する。 平年の夏は、東京から南へ下がった東経140度付近まで張り出した太平洋高気圧の周囲を、台風がなぞるように弧を描いて北上する。ところが今年の太平洋高気圧は東経110度のインドシナ半島付近まで広がったため、台風も北上するすき間を見つけられないまま西へ迷走し、中国大陸に上陸することがあった。 一転して9月以降は大陸の高気圧が西から勢力を強め、太平洋高気圧を押し返す格好となり、台風は二つの高気圧の間をすり抜けるように北上。上陸が心配されつつ、本土の南岸に沿って通過した台風13号がそうだった。 佐久田予報官によれば、この気圧配置は長期的な傾向ではなく、地球温暖化とは結びつけにくい。そして10月以降は大陸の高気圧がさらに東へ張り出すとみられる。必然的に台風の経路も13号より東へずれるので「九州からは遠のくはず」との分析結果になった。 しかし長年のデータを蓄積した気象台でも、3カ月先の気温や降水量までは予報可能だが、台風の動きだけは予測不可能という。結局は用心するに越したことはないようだ。

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2.北陸大雨:豪雨被害の災害復旧総合連絡所を閉鎖−−金沢市 /石川(毎日新聞),毎日新聞
RV=63.1 2008/10/11 16:01
キーワード:金沢,湯涌,相談

 金沢市は10日、7月末の豪雨被害で同市湯涌荒屋町の「金沢湯涌みどりの里」に開設した災害復旧総合連絡所を閉鎖した。今後の相談は市防災管理課(076・220・2060)が受ける。10月11日朝刊

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1.全国高校駅伝:県予選 青森山田、アベック14連覇 /青森(毎日新聞),毎日新聞
RV=54.2 2008/10/12 11:00
キーワード:選手,故障,大島,大会,体育

 男子第59回、女子第20回全国高校駅伝競走大会の県予選(県高校体育連盟、青森陸上競技会、毎日新聞社、東北町主催)が11日、東北町北総合運動公園陸上競技場であった。一時、強風警報が出る天候の中、青森山田が14年連続で男女アベック優勝を果たした。男子(7区間42・195キロ)は2時間10分05秒で14年連続15回目、女子(5区間21・0975キロ)は1時間13分15秒で16年連続16回目の優勝。両チームは12月21に京都市で開かれる全国大会に出場する。また、男女各上位4校は11月6日に岩手県大船渡市で開かれる東北大会に出場する。【山本佳孝、矢澤秀範】 ◇男子、3人が区間新−−V14 青森山田は7人中3人が区間新記録を更新。全区間で一度もトップを譲らなかった。1区(10キロ)の米田紳度(しんたく)選手(2年)は「5キロ過ぎから引き離すと決めていた」といい、2位の光星学院Aとの差を25秒にして2区(3キロ)の大久保幹也選手(3年)へ。大久保選手は区間新の走りをし、力の差を見せつけた。 3区(8・1075キロ)の田村優宝(ひろたか)選手(2年)は24分1秒で区間新記録を出し、2位の光星学院Aとの差を一気に2分39秒差まで広げ、観客から「早いな」と驚きの声が上がった。それでも田村選手は「満足のいく走りではなかった」と話していた。 2位の光星学院Aは2区間で区間賞を取り、十和田工は最後まで3位を維持した。最終中継でトップとの差が15分遅れの場合は繰り上げスタートを行うルールに基づき、4位以下のチームはアンカーが一斉にスタート。青森工が4位に入った。勝っても次の大会に進めない「オープン参加」の光星学院Bは3位相当の記録だった。 ◇突風には困った−−二階堂勉・青森山田男子監督 記録より勝つことにこだわったが、突風には困った。もっといい条件で走らせたかった。思い切ったレース運びをできなかったのが課題。全国大会までは期間があるから、走り込みをし、体力と精神の面でパワーアップしたい。 ◇次でリベンジ−−坂本雄太・青森山田男子主将 風を言い訳にしない。チームとしていい走りができなかった。お世話になっている方たちに、結果を出して恩返しをしたかった。感謝の気持ちをしっかりと持って次の大会でリベンジしたい。 ◇女子、区間賞を独占−−V16 今年も青森山田が区間賞を独占。光星学院に2分51秒差をつけて16連覇を決めた。1区(6キロ)の佐藤真巳主将(3年)が「積極的な走りができた」と目標タイムを17秒上回る21分08秒でたすきをつなぐと、2区(4・0975キロ)のフェリスタ・ワンジュグ選手(3年)と3区(3キロ)の高木佑里選手(1年)が区間新を記録するハイペースで2位以下を大きく引き離した。 4区(3キロ)の吹越今日子選手(2年)は「1人でのレース運びでタイムが伸びなかった」と力不足を振り返ったが、順調にリードを維持し、5区(5キロ)の工藤りさこ選手(2年)が逃げ切った。 光星学院は1区から安定した走りで5年連続の2位。黒石は初出場から2年連続で東北大会出場を決めた。 ◇チーム内で競争を−−大島健治・青森山田女子監督 優勝はしたが記録がいまいちで、満足のいく結果ではない。京都の全国大会までに3区と4区の短い区間を強化するのが課題だ。控えの選手がメンバーを脅かすような競争がチームで起きてほしい。 ◇12分台出したい−−佐藤真巳・青森山田女子主将 風がきつかったので目標だった1時間12分台を出せなかった。東北大会では必ず12分台を出し、全国大会では男子に負けないような力強い走りをしたい。 ◆急造、故障、それでも…たすきに思い込め ◇急きょアンカーに 〇…昨年の大会で31年ぶりに6位に入賞した青森工男子。外舘礼規(とだてひろき)選手(3年)は「今年こそは東北大会へ」の思いで挑んだ。本来は1区を任されるはずだったが、4日前に左足を痛め、急きょ、距離の短いアンカーに。繰り上げの一斉スタートになり、東北大会行きの切符を託された。「チームに迷惑をかけた分、俺が」。中間点を過ぎると痛みが出た。でも「すべては東北大会のために」。強い思いが勝ち、責任を果たした。 ◇ゴールに笑顔の輪 ○…出場選手5人をようやく集めた弘前実女子の「急造チーム」が、それぞれの思いを胸にたすきをつないだ。3区の佐藤由衣選手(1年)は本来、マネジャー。中学3年の秋に右足の故障で選手になることをあきらめたが、大好きな陸上競技に携わるためにマネジャーになった。人数不足で出場が危ぶまれたが、「みんなで駅伝に出たい」と1カ月前から練習をしていた。5区にはこの日まで引退を延ばした今沙織選手(3年)が登場。 ゴールテープを切ると4人だけの後輩が今選手を笑顔で囲んだ。「最後のレースをみんなで走れて最高だった」と今選手。5人の笑顔はいつまでも消えなかった。10月12日朝刊

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2.紅葉館:台風浸水被害から4年、12月営業再開へ 高台に移転・新築−−宝塚 /兵庫(毎日新聞),毎日新聞
RV=48.0 2008/10/12 13:01
キーワード:濁流,紅葉,下流,阪神,流木

 ◇十数メートル高台に 04年10月の台風23号で浸水し、営業を休んでいた武田尾温泉の旅館「紅葉館(こうようかん)」(宝塚市玉瀬)が「紅葉館 別庭(べってい) あざれ」として12月12日に営業を再開する。「二度と水につからないように」と十数メートル高い場所に移り、新築工事を進めている。河川改修工事のため被災から4年たっての再開となるが、なじみの客らから予約が入り始めており、松本孝一社長は「長かったが新たな気分でお客さんを迎え入れたい」と話している。【山田奈緒】 ◇模索続く地区全体の治水 宝塚、西宮市にまたがる武田尾温泉は、武庫川渓谷の美しい景色に包まれ、「関西の奥座敷」として知られる。04年10月20日、武田尾地区は台風で増水した武庫川の濁流に飲み込まれ、4軒の旅館のうち紅葉館を含む2軒が浸水し、下流の住居区域も約20戸が浸水した。4階建ての紅葉館は1階天井近くまで水につかり、土砂は多いところで約20センチ積もり流木も残った。そばにある武田尾橋も壊れ、すぐに再開できる状態ではなかったという。 創業110年以上の紅葉館は、04年の台風被害の前にも豪雨で武庫川がはんらんした際に浸水したことがある。台風23号の被害を受け、県は河川改修工事を進め、復旧作業などに必要な管理道の整備を昨年9月に終えた。紅葉館は解体し、管理道より高台のところで新築工事を始めた。 しかし、武田尾地区全体の治水対策はまだ終わっていない。県は住居区域の住民に、土地をかさ上げする盛り土案や堤防建設案を提示してきたが、住宅移転の是非などで話がまとまらず、結論が出ないままだ。「川のそばは危険と分かっているが、慣れた地で暮らし続けたい」といったさまざまな意見があり、治水をめぐる模索が続いている。 紅葉館再開の問い合わせは同館(0797・91・0131)。〔阪神版〕10月12日朝刊

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1.横浜市が区単位の気象警報発表を要望/気象庁が10年度導入へ検討(カナロコ),カナロコ
RV=73.3 2008/10/15 22:00
キーワード:神戸,ゲリラ,水位,親水,川崎,点検

 ゲリラ豪雨など局地的な気候変動に備えるため、横浜市は十五日、大雨、洪水などの気象警報の発表区域を現行の「横浜・川崎」から「区単位」に見直すよう横浜地方気象台に要望していることを明らかにした。二〇一〇年度の導入に向け、気象庁が検討を進めているという。 気象庁は、豪雨や河川の氾濫(はんらん)などが予想される場合、全国を約三百七十区域に分けて各種警報などを発表している。 市は、神戸市内で五人が犠牲になった七月の集中豪雨以降、市内の河川や親水施設の点検を開始。八月二十九日には旭区と保土ケ谷区が局地的な豪雨に見舞われ、大雨洪水警報が発表されたが、豪雨が降っていない地域も含めた「横浜・川崎」が警報の対象となった。この四日前の二十五日は瀬谷区の境川で十分間に百六十一センチ、九月七日も都筑区の早渕川で同二百五十六センチも水位が急激に上昇した。いずれも人的被害はなかった。 このようにゲリラ豪雨の危険性が顕在化しつつある中、気象庁は一〇年度から、発表区域を避難勧告の発令を担う市町村単位(約千八百区域)に細分化しようと準備を進めている。 しかし、横浜市は行政区の十八区ごとに避難勧告や避難指示を発令する体制。加えて、約四百三十七平方キロと県の18%を占める広大な面積を抱えることから、市町村単位に細分化されても警報の正確度はあまり向上しない。 このため、行政区単位に改善するよう横浜地方気象台に十月七日、要望書を提出したという。

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2.四日市市:避難勧告を検証 ゲリラ豪雨で異例の発令 /三重(毎日新聞),毎日新聞
RV=36.0 2008/10/15 12:01
キーワード:ゲリラ,水位,上流

 四日市市は、9月2日午後のゲリラ豪雨で、朝明川流域の山城町に避難勧告を出したことについて、同町住民にアンケートを取るなどして検証を進めている。勧告先で当時降雨がないなど、今年3月に作った避難勧告などの判断・伝達マニュアルに想定のない形だったためだ。市防災対策課は検証結果を今後の勧告判断など対応に生かす考えだ。 市は避難勧告を9月2日午後9時、同町44世帯中38世帯に出し、3日午前0時に解除した。5世帯14人が山城町公会所に避難した。発令当時、現地に雨は降っておらず、朝明川の水位はピークより下がった2・04メートルと、勧告の目安の2・2メートルより低かった。だが、朝明川右岸の護岸が47メートルにわたって崩れ、上流でまとまった雨が降る可能性があるとして発令した。 ゲリラ豪雨は短時間で大雨に見舞われるため対応が難しい。今回の発令も「マニュアルの想定にない異例の判断だった」(市防災対策課)という。今後の対応のため、9月中旬以降に山城町の住民に勧告について調査するなど、検証を始めた。 調査では、勧告は全世帯に届いていた。約76%が自治会の緊急連絡網で、約14%が市職員などの戸別訪問、残りが屋外放送、近所同士の声かけだった。避難勧告の是非については、約69%が「必要だった」と答えた。また、65歳以上の世帯に聞くと8割から同様の答えがあった。 市防災対策課の石田尚弘主幹は「全世帯に伝達でき、おおむね発令も理解を得られた」とした上で、さらに高齢者の素早い避難を促すには「勧告や準備情報以外とは別の情報提供をするか、地元が自主的に対応する形を目指すか、いろいろな手法を検討したい」と話している。【清藤天】〔三重版〕10月15日朝刊

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3.<愛のピアノ>49年前の伊勢湾台風被害校への贈り物 発見、再び息吹(毎日新聞),毎日新聞
RV=20.2 2008/10/15 14:37
キーワード:ピアノ,義援金

 桑名市吉之丸の立教小学校(河野孝義校長、174人)で、伊勢湾台風被災校に贈られた「愛のピアノ」が修復され、16日、アメリカのピアニスト、ベネット・ラーナーさんを招いて「愛のピアノコンサート〜甦(よみがえ)るあの音色」が同校体育館で開かれる。児童たちは愛のピアノから、困った時は互いに助け合う人の心の温かさなどを学ぶ。午前11時開演。【写真特集】伊勢湾台風の被害状況も 日本の水害 愛のピアノは、49年前の伊勢湾台風で被災した東海3県の小中学校に、米国の映画女優、シャーリー・マクレーンさん夫妻らの義援金約2万ドルを基に47台が贈られた。昨年3月、立教小学校の空き教室で、贈られたいきさつを書いたプレート付きのピアノが偶然見つかった。 今年、結成50周年を迎えた桑名ライオンズクラブ(仲井靖雄会長)がピアノの修復を引き受けた。甦ったピアノのコンサートは、同校と桑名市中央町の市民会館(同日午後6時半開演)の2回計画された。 当日は、ラーナーさんの演奏のほか全校児童が「浜辺の歌」などを合唱する。河野校長は「子どもたちが大人になって、愛のピアノのことや台風の怖さ、人の善意などが語れるようになってほしい」と話し、一般の来場を呼びかけている。【沢木繁夫】〔三重版〕

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1.新潟で竜巻被害 トタン屋根飛ばされ車に直撃(産経新聞),産経新聞
RV=51.7 2008/10/16 08:03
キーワード:ごみ,地震,販売,雷雨,宅,同店,男子,従業,高校生,枝

 15日午後1時55分ごろ、新潟市西区内野西で竜巻が発生し、健康食品販売業、原幸一さん(55)の作業小屋のトタン屋根(幅約2メートル、長さ約6メートル)が吹き飛ばされ、近くに止めてあった車2台を直撃し、フロントガラスが割れ、車体がへこんだ。周辺でも住宅や事業所の窓ガラスが割れるなどの被害が出たが、県警によると、けが人は出ていない。 新潟地方気象台は、同時刻に現場付近の上空で寒気を伴った気圧の谷が通過したため積乱雲が急速に発達、竜巻が発生したとみて調べている。1時間に約20ミリの強い雷雨も発生した。 竜巻発生時、原さん宅の道路向かいの酒店2階で休んでいた同店従業員の岡本泰尚さん(34)は「地震かと思うぐらい家が揺れ、ごみや木の枝が上空に巻き上げられていた。下校中の男子高校生2人の自転車が吹き飛ばされ、2人はうちの店の柱に必死でしがみついていた」と、青ざめた表情で振り返った。

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1.台風23号禍の様子切々と 舞鶴、児童ら体験談聞く(京都新聞),京都新聞
RV=38.5 2008/10/17 11:09
キーワード:水没,府,ボート,見学,区長,孤立

 2004年に府北部を襲った台風23号被害について学ぼうと、京都府綾部市の豊里小の4年生44人が16日、舞鶴市志高の加佐公民館を訪れ、住民から当時の様子を聞いた。 体験を話したのは、04年当時、大きな被害を受けた岡田下区の区長会長を務めた田向輝行さん(72)で、住民と協力して救助用のボートを出し、浸水して孤立した3民家から8人を助け出した。 田向さんは当時を振り返り、「雨が横向きに降っているのを初めて見た。由良川から水があふれ、えらいことになった」と話した。 その後、児童はバスが水没した国道などを見学。4年生の鈴木みのりさん(10)は「実際に体験した人はすごい大変やったと思った」と話していた。 同公民館では31日まで、台風23号被害を記録したパネル展示を行う。

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2.北信越市長会:総会で水防対策推進求める特別決議を採択 /石川(毎日新聞),毎日新聞
RV=30.2 2008/10/17 17:01
キーワード:福井,上田,今夏,石川

 長野、新潟、富山、石川、福井の5県68市で構成する北信越市長会の総会が16日、長野県上田市で始まった。17日まで。初日は、今夏に石川、富山両県で大雨被害が発生したことを踏まえ、総合的な水防対策推進を求める特別決議を採択した。その後、各分科会で25の提出議案を審議した。【福田智沙】10月17日朝刊

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1.国交省北陸整備局:局地豪雨対策など、178億6700万円−−国の補正予算 /石川(毎日新聞),毎日新聞
RV=88.9 2008/10/18 17:01
キーワード:金沢,浅野川,同局,カメラ,加賀,慶浩,高橋,国交省,配分,盛り込む

 国交省北陸地方整備局は、08年度補正予算に、局地的な豪雨対策や7月の豪雨被害を受けた浅野川の河川改修などを盛り込んだ事業費約178億6700万円が配分された、と発表した。 雨量などの状況把握には、現在のレーダーより高性能な「Xバンドレーダ」を局地的豪雨の可能性が高い地域に導入。観測可能な範囲がこれまでの約1キロ四方から約250メートル四方まで絞れる。また、情報提供までの時間も従来の10分から1分まで短縮できるという。 7月の豪雨対策としては、浅野川の中島大橋―JR橋間で河床にたい積した土砂の掘削▽土石流が起きた板ケ谷川流域の不安定土砂の固定――の2事業を進める。 また、同局金沢河川国道事務所には10億8100万円が配分された。新規事業は、加賀市の海岸で高波の状況を把握するカメラと光ケーブルの整備など。【高橋慶浩】10月18日朝刊

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1.旧校舎が総合病院に 離島暮らし支える“コトー先生”(産経新聞),産経新聞
RV=58.7 2008/10/19 09:37
キーワード:相談,島,安田,待機,港

 豊かな海の幸に恵まれた宮城県石巻市の牡鹿半島。その南方に、約500人が生活する離島・網地島(あじしま)が浮かぶ。半島から島への定期便は1日4便だけ。それさえ海上から吹き付ける強風にあおられ、運休になることが少なくない。 日本中の離島で過疎が進む中、とりわけ不便なこの網地島では“島に残る”選択をする高齢者が増えている。約9年前、入院、手術といった離島には珍しい充実した医療施設を整えた「網小(あみしょう)医院」が島の中央に完成したためだ。 島で生まれ、夫婦2人で暮らす辺見千代子(80)もその1人。「病院ができる前は、そろそろ島を出ようかと思っていたんです。今じゃ、島にいる方が安心なぐらいですよ」。そう語るにはもちろん理由がある。 昨年1月のこと。千代子が夕食後にテレビを見ていると夫、喜久雄(83)が入院する網小医院から電話があった。「おじいちゃんが危ない。病院に来てほしい」 寝間着の上にジャケットを羽織り、迎えに来た車に飛び乗って病院に向かった。病室では、意識が遠のく夫のベッドの脇で、院長の安田敏明(49)が容体に目を光らせていた。尿路感染症で入院していた夫は、冷え込んだこの夜に心筋梗塞(こうそく)を発症。応急処置が施されたが、専門医による緊急手術が必要な状態だった。 「石巻の病院に連絡して、血管を広げるカテーテル手術の準備をしてもらった。船を手配したからすぐに行こう」 島の港から、安田が無理を言って頼んだ小型のモーターボートに彼女も一緒に乗り込んだ。安田は狭い後部座席に夫を寝かせると、右手で点滴の輸液ポンプを持ち、左手で管を固定。座席から落ちないように夫の体をひざで支えた。 真っ暗な海の上。横波がぶつかるたびに船と輸液ポンプを支える安田が大きく揺れる。しかし千代子に恐怖はなかった。「大丈夫、今夜も安田先生が付いている」。間もなく、対岸の港の明かりが彼女の顔を照らした。 待機していた救急車に乗り込み、午前0時ごろ同市内の病院に到着。夫は一命を取り留め、2週間後に島へ戻ることができた。 「この年になっても夫婦で島に住めるなんて、夢のような話です」 網小医院は平成11年9月に開業した。栃木県で「とちの木病院」を運営する早乙女勇(60)が、廃校が決まった旧網長小学校の校舎を改装して設立した。19床の入院施設や手術室のほか、CT室も備える本格的な病院だ。名称は、島の人たちに親しまれていた旧網長小学校の愛称「網小」から付けられた。 早乙女はこの少し前、豊かな海の幸とリアス式の絶景に恵まれたこの島に魅了され、とちの木病院の保養所を島に作っていた。同時に、中学に上がって以来の不登校が続いていた次男を立ち直らせようと、妻と一緒に次男を島に住まわせていた。島の自然や人々に支えられて次男は立ち直り、その春には中学を卒業できるまでに回復した。 島に恩返しがしたい−。そんな早乙女に、世話になった当時の教育長が「小学校の校舎を活用させたい。いい案はないか」と相談を持ちかけた。校舎を眺めた早乙女は思いついた。「小学校は病院に似ている。病院を作ったらどうだろう」 旧牡鹿町からは、年2000万円の補助金を受けられることが決まった。院長には、とちの木病院に勤務した後、ネパールで医療ボランティアに従事していた安田を迎えた。「島の人に最高の医療を提供したい」と、早乙女は赤字覚悟で高度な医療機器を導入し、ほかの離島には例を見ない充実した病院が完成した。 「地域医療を支えるなんていう自負はありません。目に見える形で人の役に立つ仕事がしたかっただけです」。安田はこの9年を、そう振り返る。 東北大法学部を卒業後、「発展途上国の産業を支えたい」と大手商社に入社したが、直接的なかかわりの少ない仕事に満足できず、1年で退社。医学部に入り直して大学病院などに勤めた後、ボランティアでネパールへ渡り、念願だった発展途上国の医療支援に携わった。帰国直前に網小医院設立の話を聞き、島の人々と直接ふれ合える環境に魅力を感じて早乙女の依頼を快諾した。 モットーは「できることは島でする、でも絶対に無理はしない」。分からないことは各科の医師がそろうとちの木病院に電話で相談し、専門医の支持を仰ぐ。安田の専門外の治療やガンの手術なども、派遣されるとちの木病院の専門医に任せている。 「僕自身も満足はしていません。時間を見つけて勉強して、もっと最新の技術を提供できたらと思っています」 誰1人として“島を去る”選択をしなくてすむ環境は、確実に整いつつある。=敬称略(文 今泉有美子)

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2.気象警報:18区で詳しく ゲリラ豪雨に迅速対応 横浜市が変更申し入れ /神奈川(毎日新聞),毎日新聞
RV=53.9 2008/10/19 12:01
キーワード:ゲリラ,親水,川崎,区域,雨雲

 今夏多発した「ゲリラ豪雨」対策の一つとして、横浜市は横浜地方気象台に、気象警報の発表区域を今の「横浜・川崎」単位から18ある行政区単位に変更するよう申し入れた。 ゲリラ豪雨は局所的に雨雲が発生し、短時間に大雨を降らせる。市によると、河川の増水時などは市長に代わり区長が避難勧告を出せるため、行政区単位で警報が出れば、より迅速に対応を図ることができるという。 警報の発表区域を巡っては、気象庁が10年度をめどに、都道府県をいくつかの単位に分けた今の374区域から、約1800区域に細分化する準備を進めている。それに合わせて、行政区単位にするよう市は求めている。 また市は、新たなゲリラ豪雨対策として、親水拠点の啓発看板に携帯電話向けの気象サイトの二次元コードを掲載したり、啓発用リーフレットを小中学校などで20万〜30万枚配布する。急な増水などに注意するよう呼びかける。【野口由紀】10月19日朝刊

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1.トロッコ列車 JR九州へ 高千穂鉄道、有償で譲渡 一般車両 沿線2町などに無償で(西日本新聞),西日本新聞
RV=52.3 2008/10/21 07:07
キーワード:譲渡,点検,日之影,要請,宮崎,高千穂

 3年前の台風被害で経営を断念し、会社の清算準備を進めている第三セクター・高千穂鉄道(高千穂町、TR)は20日、延岡市で取締役会を開き、保有する車両の譲渡予定先を決めた。トロッコ列車2両はJR九州に有償譲渡、一般車両7両のうち6両は沿線2町や四国の三セク鉄道などに無償譲渡する。 トロッコ列車は2003年に導入された比較的新しい車両で、JR九州に譲渡を打診したところ、「日南線を中心に県内路線の活性化に活用したい」との回答があったという。TRは導入費用を全額補助した日本宝くじ協会とみやざき観光コンベンション協会の承認を得て、JR九州と価格などについて交渉する。 一般車両は要請に基づき、日之影町2両▽高千穂町2両▽四国の第三セクター・阿佐海岸鉄道(徳島県海陽町)1両▽宮崎市内の運送会社1両‐にそれぞれ無償譲渡。1両は老朽化が進んでいるため解体処分する。 川水流駅(延岡市北方町)構内にある点検作業用の軌道モーターカー1両は熊本県の第三セクター・南阿蘇鉄道に有償譲渡する。 沿線3市町のうち、延岡市は軌道モーターカーの活用を検討していたが、「地元で意見を聞いたが、具体的な活用策が出てこなかった」(首藤正治市長)として、譲渡要請は見送ったという。 また、廃線になる高千穂線の有効活用を目指す「高千穂あまてらす鉄道」(高千穂町)も車両の譲渡を申し入れていたが、高千穂町がTRに譲渡要請をした際、取り下げたという。=2008/10/21付西日本新聞朝刊=

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2.台風23号の教訓、風化させぬ 被害から4年 宮津で「つどい」(京都新聞),京都新聞
RV=40.1 2008/10/21 11:39
キーワード:予報,マップ,府,放送

 台風23号によって府北部に大きな被害が出てから、20日でちょうど4年。京都府宮津市鶴賀のみやづ歴史の館では、防災の決意を新たにする「防災のつどい」があり、市民ら約100人が参加した。 同市では台風23号で4人が亡くなった。これを教訓に、避難マニュアルづくりなど安全対策を進めるとともに、防災意識を風化させないため、防災のつどいを開いてきた。 この日は、高齢化が進む同市日ケ谷地区の消防団が活動人員を増やす取り組みなどを報告。続いて、舞鶴海洋気象台の小坂順一・観測予報課長が「市民に向けた防災気象情報」をテーマに講演した。 小坂課長は、府北部は全国でも災害が少ない地域と説明した上で「だからこそ台風23号の経験を生かし、住民自身が災害の危険性を認識する必要がある」と訴えた。 一方、福知山市は20日、コミュニティーFMと防災無線で、大雨時の早めの避難や防災マップの再確認を呼びかける啓発放送を行った。

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1.夏を変えた居座り前線 ゲリラ豪雨来夏も? 九大准教授 近年、目立つ傾向(西日本新聞),西日本新聞
RV=75.9 2008/10/22 15:07
キーワード:高気圧,ゲリラ,点検,福岡,生育,蛇行,陥没

 来年の夏もゲリラ豪雨に要警戒‐。まとまった雨をもたらす停滞前線が近年、梅雨明け後も日本列島に延びる傾向が顕著になってきたという見解を、九州大学院理学研究院の守田治准教授(気象力学)が打ち出している。地球温暖化の影響で、夏の太平洋高気圧の位置が北上しているのが要因という。守田准教授は「これからの夏休みは雨の日が多くなりそうだ」と予測するが、気候の変動は作物の生育や物価に加え、レジャーや暮らしぶりにも影響するだけに気掛かりである。 (社会部・塩入雄一郎) 守田准教授によると、1979年から2005年までの6‐8月に発生した停滞前線を調べたところ、90年代半ばからほぼ毎年、8月にも日本列島付近に現れるようになった。さらに、従来は列島を東西に横断する形で延びていたのが、縦形の南北に延びる前線が増えていた。 そこで、5日間以上にわたって停滞した前線をさらに詳しく調べたところ、その傾きは東西を水平とすると30度以上が85‐95年はほぼ皆無だったのに対し、96年以降は2002年を除いて4割を超えたことが判明したという。 その要因については、夏の太平洋高気圧が従来は本州南の小笠原諸島付近に位置していたのが、90年代半ばから本州東の海上に北上。この高気圧が“壁”となり、上空約1万メートルを吹くジェット気流が大きく蛇行し、前線が南北に延びる機会が増えたと分析。「縦型の前線の降水域は幅100‐200キロと狭く、雨が降る地域と降らない地域が分かれるのが特徴」とし、特定の地域に短時間に多量の雨をもたらすゲリラ豪雨や長雨による災害を引き起こす恐れを指摘している。 福岡管区気象台によると、必ずしも8月の降水量が近年増えているわけではないが、今年8月の福岡市の降水量は419ミリに達し、梅雨期の降水量434ミリに匹敵した。 守田准教授は、この縦形の前線を「季節風前線」と命名し「見解を裏付けるため、さらに太平洋高気圧の位置による前線への影響を検証したい」としている。=2008/10/22付西日本新聞夕刊=【関連記事】環境省が身近な温暖化影響調査 「ゲリラ豪雨」など挙げる中洲・那珂川沿いの遊歩道陥没で県 護岸10キロ緊急点検へ ゲリラ豪雨が原因と推定雨の降り方が激しく…(デスク日記)北極と地球温暖化(用語解説)

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2.紅葉:色づき良く、見ごろ迎える−−中禅寺湖 /栃木(毎日新聞),毎日新聞
RV=25.1 2008/10/22 12:01
キーワード:紅葉,降雨,日光

 奥日光の紅葉の名所、中禅寺湖・八丁出島が見ごろを迎えている。今月いっぱい見られそう。 日光自然博物館によると、今年は台風の被害がなかったため、葉の傷みがなく、適度な降雨量もあったため、色づきは良いという。平日でも、群青の湖面をキャンバスに描かれた錦絵を狙って、朝早くから多くの観光客が訪れている。 紅葉はすでにいろは坂を下り始めており、来月には世界遺産の二社一寺周辺を彩る。【浅見茂晴】10月22日朝刊

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1.<台風>日本本土への上陸、今年はゼロ? 高気圧強く(毎日新聞),毎日新聞
RV=94.9 2008/10/24 11:46
キーワード:上陸,高気圧,偏西風,予報,本土,平年,和歌山

 今年は日本本土へ台風の上陸がない状態が続いている。平年の上陸のピークは8、9月。気象庁は「統計上、今後上陸する可能性は低い」と予想し、8年ぶりに年間上陸数ゼロとなる可能性が強まってきた。 気象庁によると、平年なら9月末までに19.1個の台風が発生し、2.4個が上陸している。しかし、今年は9月末現在の発生数が平年よりやや少ない17個で、上陸はゼロ。本土へ接近した台風も2個で、平年(4.5個)の半分以下にとどまっている。 気象庁気候情報課の渡辺典昭予報官は「今夏は、フィリピン東海上の暖かい上昇気流があまりなかったため、発生数が少なかった。さらに、南海上の太平洋高気圧が例年に比べて西南西に延び、台風の北上を妨げるため日本への接近が少なかった」と分析する。地球温暖化の影響なのかは分からないという。 9月に発生した台風13、15号は台湾を直撃した後、強い偏西風に乗って進路を東寄りに変えた。日本に接近はしたものの、太平洋を東に抜けて上陸しなかった。 台風は10月も平均で3.9個発生するが、これまで上陸数は同0.1個しかない。最も遅い上陸は、和歌山県に台風28号が上陸した90年の11月30日。このまま上陸がなければ、統計を取り始めた1951年以降では4回目の上陸ゼロとなる。【樋岡徹也】

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2.台風 日本本土への上陸、今年はゼロ? 高気圧強く(毎日新聞),毎日新聞
RV=94.9 2008/10/24 12:04
キーワード:上陸,高気圧,偏西風,予報,本土,平年,和歌山

 今年は日本本土へ台風の上陸がない状態が続いている。平年の上陸のピークは8、9月。気象庁は「統計上、今後上陸する可能性は低い」と予想し、8年ぶりに年間上陸数ゼロとなる可能性が強まってきた。【写真特集】日本の水害 振り返る自然の脅威 気象庁によると、平年なら9月末までに19.1個の台風が発生し、2.4個が上陸している。しかし、今年は9月末現在の発生数が平年よりやや少ない17個で、上陸はゼロ。本土へ接近した台風も2個で、平年(4.5個)の半分以下にとどまっている。 気象庁気候情報課の渡辺典昭予報官は「今夏は、フィリピン東海上の暖かい上昇気流があまりなかったため、発生数が少なかった。さらに、南海上の太平洋高気圧が例年に比べて西南西に延び、台風の北上を妨げるため日本への接近が少なかった」と分析する。地球温暖化の影響なのかは分からないという。 9月に発生した台風13、15号は台湾を直撃した後、強い偏西風に乗って進路を東寄りに変えた。日本に接近はしたものの、太平洋を東に抜けて上陸しなかった。 台風は10月も平均で3.9個発生するが、これまで上陸数は同0.1個しかない。最も遅い上陸は、和歌山県に台風28号が上陸した90年の11月30日。このまま上陸がなければ、統計を取り始めた1951年以降では4回目の上陸ゼロとなる。【樋岡徹也】

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3.<台風>本土上陸ゼロ? 太平洋高気圧“壁”に−−8年ぶり(毎日新聞),毎日新聞
RV=79.4 2008/10/24 18:25
キーワード:上陸,高気圧,予報,本土,平年,和歌山

 今年は日本本土へ台風の上陸がない状態が続いている。気象庁は「統計上、今後上陸する可能性は低い」と予想し、8年ぶりに年間上陸数ゼロとなる可能性が強まってきた。 気象庁によると、平年なら9月末までに19・1個の台風が発生し、2・4個が上陸している。しかし、今年は9月末現在の発生数が平年よりやや少ない17個で、上陸はゼロ。本土へ接近した台風も2個で、平年(4・5個)の半分以下にとどまっている。 気象庁気候情報課の渡辺典昭予報官は「今夏は、フィリピン東海上の暖かい上昇気流があまりなかったため、発生数が少なかった。さらに、南海上の太平洋高気圧が例年に比べて西南西に延び、台風の北上を妨げるため日本への接近が少なかった」と分析する。地球温暖化の影響なのかは分からないという。 9月に発生した台風13、15号は台湾を直撃した後、日本に接近したものの上陸しなかった。台風は10月も平均で3・9個発生するが、これまで上陸数は同0・1個。最も遅い上陸は、和歌山県に台風28号が上陸した90年の11月30日。このまま上陸がなければ、統計を取り始めた1951年以降では4回目の上陸ゼロとなる。 「四国の水がめ」早明浦ダム(高知県)では、貯水率は40・7%(24日午前0時現在)まで回復したが、この時期としては過去最低。異例の冬渇水が懸念されている。【樋岡徹也、松倉佑輔】……………………………………………………………………………………………………… ◇過去の上陸数 年  数03  204 1005  306  207  308  0?

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1.中濃地方、大雨で川増水 各地のヤナ“大漁”(中日新聞),中日新聞
RV=51.0 2008/10/25 11:18
キーワード:長良川,アユ,入り込む,八幡,関,シーズン,従業,お客,大量,洞戸

 【岐阜県】南から暖かく湿った空気が入り込んだ影響で、中濃地方は23日から24日にかけて大雨となった。浸水などの被害はなかったが、地盤が非常に緩んだ状態にあり、岐阜地方気象台が引き続き注意を呼び掛けている。 同気象台によると、23日正午から24時間の雨量は美濃市で128・5ミリ、郡上市で99・5ミリ、白川町で64・5ミリを記録。美濃市では1時間に28・0ミリの激しい雨となった。 この雨の影響で、長良川や板取川が増水。各地のヤナでは大量のアユがかかり、今シーズン一番の大漁となった。かかったアユはいずれも長良川の刈安観光ヤナ(郡上市美並町)で数万匹、郡上八幡観光ヤナ(同市八幡町)で約1万匹、白鳥観光ヤナでは約6000匹に上った。また、板取川の洞戸観光ヤナ(関市洞戸小坂)でも1万匹以上がかかった。 洞戸観光ヤナでは、従業員がタモを片手に、落ちてくるアユを手際よく拾っていった。ヤナ漁は10月いっぱいで終了となり、同ヤナの野村悟社長(79)は今シーズンを締めくくる大漁に「お客さんに喜んでもらえてうれしい」と話していた。 (中尾吟)

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1.台風上陸8年ぶりゼロ濃厚 高気圧ブロック、被害なくホッ(産経新聞),産経新聞
RV=64.4 2008/10/27 16:24
キーワード:上陸,高気圧,平年,南西,例年,赤道

 毎年、大きな被害をもたらす台風の上陸が、今年は8年ぶりにゼロとなる可能性が高くなっている。気象庁によると、統計を始めた昭和26年以降で台風の上陸ゼロは、59年、61年、平成12年の3回だけ。発生自体が少なかった上、夏と秋の台風シーズン中、高気圧が台風の日本への進路を阻む気圧配置だったことが原因のようだ。 今年これまでに発生した台風は18個。10月までの平年値23・1個を下回っている。気象庁によると、7〜10月は9月を除き、台風の生まれ故郷である西部太平洋赤道海域の対流活動が不活発で、台風が発生しにくい状態だったという。 さらに日本の南海上の太平洋高気圧が例年より南西側に張り出すことが多く、日本への進路をブロックする形に。高気圧の縁を通り、中国大陸などに向かう台風が多かった。 過去、11月以降に上陸したのは、平成2年11月30日の28号だけだ。11月は西太平洋赤道海域で対流活動が活発になるとみられるが、気象庁の担当者は「台風が発生したとしても、日本上陸の可能性は低いだろう」と話している。

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2.<竜巻>千葉沖で五つ発生、けが人なし (毎日新聞),毎日新聞
RV=22.7 2008/10/27 21:18
キーワード:銚子,政策,無線,二つ

 千葉県いすみ市の大原漁港沖の太平洋で27日午後、竜巻が相次いで発生した。けが人などの被害はなかった。 市企画政策課によると、午後3時半ごろから午後4時15分ごろにかけ、五つの竜巻が発生し、目視できた。同時に二つが確認されるなど、海上からは激しい水しぶきが上がっていたという。市は防災無線で警戒を呼びかけた。 銚子地方気象台によると、上空に寒気が入った影響で、大気の状態が不安定になったという。

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3.竜巻 千葉沖で五つ発生、けが人なし (毎日新聞),毎日新聞
RV=22.7 2008/10/27 21:33
キーワード:銚子,政策,無線,二つ

 千葉県いすみ市の大原漁港沖の太平洋で27日午後、竜巻が相次いで発生した。けが人などの被害はなかった。 市企画政策課によると、午後3時半ごろから午後4時15分ごろにかけ、五つの竜巻が発生し、目視できた。同時に二つが確認されるなど、海上からは激しい水しぶきが上がっていたという。市は防災無線で警戒を呼びかけた。 銚子地方気象台によると、上空に寒気が入った影響で、大気の状態が不安定になったという。

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1.羽越線事故現場近く、4か月で突風10回…認識覆す頻度(読売新聞),読売新聞
RV=40.1 2008/10/28 03:04
キーワード:半径,同月,認識,渦,つかむ,局所

 山形県のJR羽越線で2005年に38人が死傷した特急転覆事故を受け、気象庁気象研究所などが現場付近に設置したドップラーレーダーで、07年10月からの4か月間に竜巻とみられる突風を10回観測していたことがわかった。 現場を含む同県庄内地方では1961年以降に竜巻を13個確認しているのみで、気象研は「従来の認識を覆す頻度で観測した。観測精度を高め、突風予測につなげる必要がある」としている。 気象研などは07年10月、積乱雲に反射する電波で大気の動きをつかむドップラーレーダー2基と地上機器26台で観測網を構築。同月から08年1月までに、竜巻とみられる渦状の風を10回確認した。いずれも風速25メートル以上で、地表からの渦が積乱雲まで達していた。 日本海側の庄内地方は冬でも積乱雲が発生しやすく、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会(当時)は今年4月、羽越線事故の原因を「瞬間風速40メートル程度の局所的な突風」とする報告書を公表した。 気象庁の統計によると、全国の竜巻発生は年平均約19個。家屋などに被害がない事例や夜間に発生した場合は把握が難しかった。今回の観測半径は約10キロで、これだけ狭い範囲を高密度に観測した例はないという。国際風工学会会長の田村幸雄・東京工芸大教授は「事故などにつながる可能性を持った竜巻は統計よりも多いと認識すべき。鉄道の運行規制などの探知システム開発が急務だ」と話している。

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2.突風:遊佐で被害、男児けが 気象台が現地調査、現象特定できず /山形(毎日新聞),毎日新聞
RV=24.7 2008/10/28 12:01
キーワード:男児,石垣,怖い

 26日午後5時ごろ、遊佐町北目の住宅地で突風による被害があり、山形地方気象台の職員3人が27日、現地調査した。しかし調査結果は「突風をもたらした現象は特定できなかった」とするものだった。突風では、男児(4)が割れたガラスの破片で額と耳を切る軽傷を負った他、南北に隣接し合う5軒で金属パイプで組み立てた車庫が飛ばされたり、ガラスが割れたりした。 現地調査では、被害状況を写真に収めたり、突風発生時に家にいた人から当時の気象状況などを聞き取り調査した。気象台防災業務課の石垣修二調査官は原因について「竜巻やダウンバーストにしては被害の範囲が狭く、今のところ分からない」とした。調査結果では突風の強さは風速17〜32メートルの「F0」と推定した。 気象台によると、26日は上空に寒冷前線が通過中で、発達した積乱雲があり、突風が発生しやすい状況だった。木造車庫が倒壊する被害に遭った女性(67)は「ギシギシと家がきしむような音がして、窓もガタガタ鳴った。風が強い地域だが、こんなに強い風は初めてで怖い」と話していた。【釣田祐喜】10月28日朝刊

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3.<突風>男児けが、ガラス割れる 気象台が現地調査も現象特定できず /山形(毎日新聞),毎日新聞
RV=24.7 2008/10/28 15:37
キーワード:男児,石垣,怖い

 26日午後5時ごろ、遊佐町北目の住宅地で突風による被害があり、山形地方気象台の職員3人が27日、現地調査した。しかし調査結果は「突風をもたらした現象は特定できなかった」とするものだった。突風では、男児(4)が割れたガラスの破片で額と耳を切る軽傷を負った他、南北に隣接し合う5軒で金属パイプで組み立てた車庫が飛ばされたり、ガラスが割れたりした。 現地調査では、被害状況を写真に収めたり、突風発生時に家にいた人から当時の気象状況などを聞き取り調査した。気象台防災業務課の石垣修二調査官は原因について「竜巻やダウンバーストにしては被害の範囲が狭く、今のところ分からない」とした。調査結果では突風の強さは風速17〜32メートルの「F0」と推定した。 気象台によると、26日は上空に寒冷前線が通過中で、発達した積乱雲があり、突風が発生しやすい状況だった。木造車庫が倒壊する被害に遭った女性(67)は「ギシギシと家がきしむような音がして、窓もガタガタ鳴った。風が強い地域だが、こんなに強い風は初めてで怖い」と話していた。【釣田祐喜】

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1.どうする伊賀市:市長選を前に/中 川上ダム・水道事業計画 /三重(毎日新聞),毎日新聞
RV=91.5 2008/10/29 12:01
キーワード:ダム,伊賀,上流,水位,水系,実行

 ◇水源費130億円負担水道料金値上げ? 「見直し」「必要」議論を 日本列島を直撃した1953(昭和28)年の台風13号。伊賀市(当時上野市)では、小田町を中心に約540ヘクタールが水につかったとされる。同町周辺は、木津川など3本の河川が集まって、狭い岩倉峡に流れ込むため、昔から大雨の度に浸水被害を受けてきた。「鍵屋の辻」(同町)近くには、浸水の水位を記録した看板が立てられている。 67年に予備調査が始まった川上ダムは、「53年の戦後最大洪水に対応する」ことも建設目的に挙げられ、今岡睦之市長は治水面からの建設推進を強く訴えている。国土交通省木津川上流河川事務所は、「53年は上野市街地で水量1610万立方メートル相当の河川のはんらんがあった。これを防ぐため、同町周辺に整備している上野遊水地事業(4カ所で容量計900万立方メートル)に加え、治水容量1440万立方メートルの川上ダム建設が必要」と訴えている。 しかし、同省近畿地方整備局の諮問機関「淀川水系流域委員会」(中村正久委員長)は今月、川上ダムを含む淀川水系4ダムの計画を見直すよう求める意見書をまとめた。川上ダムについては、「木津川下流域への治水効果は限定的で緊急性は低い。伊賀市の新規利水も調整の余地がある」と指摘している。宮本博司・同委前委員長は、取材に対し「整備局からは、上野遊水地事業の整備などで戦後最大洪水に対応できると説明を受けた」と話している。  ×  ×  × 伊賀市では現在、川上ダムの完成を前提とした水道事業計画が進んでいる。来春には同市ゆめが丘7に新浄水場が完成し、運転が始まる。施設費のうち132億円は市が負担する。さらに、川上ダムが完成した場合は水源費130億円を負担する案も示されている。 さらに、市水道部によると、川上ダムが完成すれば水道料金の値上げは避けられない、と言う。同部は「小規模な簡易水道を廃止するなど、経営効率化の努力を続ける」と話す。 こうした状況に対し、淀川水系流域委の意見書では、大阪市が青蓮寺ダム(名張市)に保有する水利権を活用するなど、「常設の利水者会議を立ち上げ、近畿地方整備局が積極的に調整するべきだ」としている。しかし、いまだ実行には移されていない。  ×  ×  × 同部によると、戦後に旧上野市周辺で大規模な渇水は発生していない。また、戦後最大洪水からも50年が経過し、遊水地整備による治水事業も進んでいる。 新たな負担が必要な川上ダムは必要なのか。地元自治体として、改めて、市民を交えた議論が望まれる。【傳田賢史】〔伊賀版〕10月29日朝刊

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2.AMDA:豪雨被害のホンジュラスで巡回診療 医薬品の調達も /岡山(毎日新聞),毎日新聞
RV=30.3 2008/10/29 17:01
キーワード:上陸,義援金

 中米ホンジュラスに今月16日上陸した熱帯低気圧による豪雨や土砂崩れなどの被害発生を受け、国際医療救援団体AMDA(岡山市)は、現地保健所職員とAMDA日本人スタッフ2人らによる巡回診療を始めることを決めた。AMDAによると、被害規模は現地政府の発表で死者30人、被災者約67万6000人。今後も増える可能性がある。同国北部、南部の被災地へは交通アクセスが確保できない状態という。 AMDAは同国エルパライソ県で、保健所職員の育成や能力の向上などを図る支援事業を行っている。AMDA職員らは同県の緊急対策委員会の会議に参加し、救援体制などを協議した。保健所へ行けない住民もおり、皮膚疾患やぜんそく患者が目立つ状態を踏まえ、医薬品の調達や巡回診療を行う。 義援金は、郵便振替01250―2―40709 口座名「特定非営利活動法人アムダ」、通信欄に「ホンジュラス・洪水」と記入。【石戸諭】10月29日朝刊

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1.ドップラーレーダー:庄内空港に今冬も 突風の解明期待−−気象庁研究所 /山形(毎日新聞),毎日新聞
RV=37.2 2008/10/30 14:01
キーワード:雲,半径,来年,脱線,渦状

 気象庁気象研究所が29日、酒田市の庄内空港ビル屋上に、昨冬に続き、雲の動きをとらえるドップラーレーダーを設置した。05年12月に庄内町であったJR羽越線脱線転覆事故の原因とみられる突風のメカニズム解明を図る狙い。昨冬は従来観測の難しかった渦状の雲を伴う突風を10個も確認しており、今後さらに研究が進むことが期待されている。 レーダーは、半径約30キロの雲の動きを観測する。庄内地方の26カ所に配置した風向・風速などを調べられる地上の観測網のデータと組み合わせ、突風の動きを探る。2年目の今回は、12月にゴム気球の観測装置を飛ばして突風発生時の上空の大気の状態を把握する「高層ゾンデ観測」にも新たに取り組む。09年度末までに、突風探知システムの試作型提案も目指している。 レーダーの観測は30日から来年3月中旬まで。気象研の楠研一主任研究官は「1年目に竜巻を示唆する多くの渦状の突風を観測できた。今年もさまざまなデータが取れると期待している」と話した。【釣田祐喜】10月30日朝刊

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2.びわこ花噴水 運転再開へ 31日、電子機器復旧まで手動で(京都新聞),京都新聞
RV=32.8 2008/10/30 10:09
キーワード:故障,大会,噴水,調整

 落雷による機器の故障で、運休している世界最大級の噴水、びわこ花噴水(大津市)が、31日から定期運転を再開する。ただ、自動運転に必要な電子機器の復旧にめどが立っていないことから、当面は手動での運転となる。 花噴水は7月29日に落雷を受け、放水を調整するシステムに損傷を受けた。このため、8月の「びわ湖大花火大会」と今月の「スポレク滋賀」期間中に、手動で仮運転したのを除いて、定期運転を休止している。 しかし、旧式化した電子機器の部品調達が難航し、本格復旧に相当時間がかかることが分かったため、県は手動で定期運行を再開することにした。 毎日午前11時45分からと、午後6時半からの各30分間。放水パターンは一つのみとなる。県河港課は「観光客からの問い合わせも多いことから、暫定的だが再開することにした。早急にシステムを復旧させ、従来の多彩な放水を復活させたい」としている。

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3.25メートル超の突風11回 羽越線特急転覆事故(河北新報),河北新報
RV=21.5 2008/10/30 06:12
キーワード:仙台,来年,脱線

 山形県庄内町で2005年12月に起きたJR羽越線の特急転覆事故を受け、脱線の主因とされる突風発生のメカニズムを解析するため昨年から庄内地方で調査している気象庁気象研究所(茨城県つくば市)は29日、強い突風を11回にわたり観測することに成功したと明らかにした。11月19日から仙台市青葉区の仙台国際センターで開かれる日本気象学会で発表する。 気象研は昨年9月、庄内平野の約20キロ四方に風速、風向などを測る地上気象観測装置を26基設置。積乱雲を高精度で観測できるドップラーレーダーも庄内空港ビル(酒田市)屋上とJR余目駅(庄内町)に取り付け、大規模な観測調査をスタートさせた。 調査結果によると、昨年10月から今年1月までの4カ月間に、家屋に被害をもたらす可能性がある25メートル以上の突風を11回観測。ドップラーレーダーで詳しく解析したところ、うち10回は竜巻である可能性もあることが分かった。 従来は観測体制が整わなかったため、突風は被害が出た場合などにしか数えられず、約100キロ四方の範囲で起きる国内平均は1年間に約0.4回だった。気象研の楠研一主任研究官は「交通機関に影響を及ぼす可能性がある突風が想定を超える頻度で発生していた」と語った。 いったん撤去されていた庄内空港ビルのドップラーレーダーは29日に再び設置され、30日から来年3月中旬まで2年目の観測が行われる。12月には酒田港付近の陸上から上空30キロまで達する観測気球を60個上げ、突風が起こりやすい大気の状態を調べるという。 楠主任研究官は「突風をあらかじめ探知するシステムの開発が目標。観測調査は今回で終了する予定だが、今後も続けられるよう地元行政に協力をお願いしたい」と話している。

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1.竜巻?:小型船が破損、小屋全壊−−岩美町 /鳥取(毎日新聞),毎日新聞
RV=63.6 2008/10/31 17:02
キーワード:岩美,鳥取,全壊,遠藤,怖い,入り込む,網代,半分,山田,破損

 30日午後0時半ごろ、岩美町の網代港沖で竜巻と見られる突風が発生した。東に移動し、同町の網代や岩本地区を通過したとみられる。けが人の情報は入っていない。 同町網代では、陸に上げてあった小型船2隻が巻き上げられ、近くのガードレールにぶつかって破損した。同町岩本では、農作業小屋が全壊。高さ約20メートルの木の枝が半分ほどの所で折れ、風の威力を見せつけた。 中国電力鳥取支社によると、同町の網代、大谷、岩本地区などで約2分間の停電があった。 網代港から帰る途中だった漁師の浜田繁芳さん(77)は「風がすごかった。一瞬で通り過ぎていった」と話した。同町岩本で農作業をしていた山田隆男さん(67)は「ヘリコプターが飛び立つようなごう音がして、竜巻が木や小屋をなぎ倒していった。空が暗くなり雷が鳴って怖かった」と振り返った。 鳥取地方気象台によると、当時、上空に強い寒気が入り込み雷雲が発生していたという。【遠藤浩二】10月31日朝刊

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1.雨水入った泡盛廃棄 崎元酒造所、9月の台風被害で(琉球新報),琉球新報
RV=81.3 2008/11/01 10:15
キーワード:与那国,与那国島,雨水,離島,入り込む,崎元,補修,代行,ふた,泡盛

 【与那国】与那国町の崎元酒造所(崎元初社長)は10月20、21の両日、9月の台風13号の際に貯蔵タンクのふたが取れて雨水が入り込んだ泡盛1万3403リットル(卸し価格1530万円)を税務署職員2人の立ち会いの下、廃棄した。 台風13号は9月13―14日に与那国島地方を暴風域に巻き込んだ。崎元俊男社長代行(43)が14日朝に工場へ行くと、強化ガラスが窓枠ごと吹き飛ばされ、22ある貯蔵タンクのうち4つのふたが飛んでいた。中には7カ月間貯蔵し「与那国」の銘柄で発売予定だった43度の泡盛も。「ぼうぜんとして、言葉がなくなった」という。 崎元社長代行は、他に使い道がないか、1週間ほどさまざまな方策を考えた。だが、結局は創業1927年の島内最古の酒造所としての自負から、中途半端な商品は出せないと判断。「食の安全が言われている中、業界全体の信用にもかかわる」と廃棄を決意した。 浄化槽へと捨てられる泡盛を「水のようだった」と見送った崎元社長代行。工場の補修費数100万円も抱えているが「離島の離島から特色ある泡盛を造り発信していきたい」と気持ちを切り替えた。(深沢友紀)

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1.<突風>秋田・八郎潟で竜巻か 12棟に被害、2人けが(毎日新聞),毎日新聞
RV=57.6 2008/11/02 19:15
キーワード:川崎,プレハブ,全壊,風雨,八郎潟,男子,町営,手,中学

 2日午前8時半ごろ、秋田県八郎潟町川崎の町営団地付近で突風が発生し、プレハブ倉庫1棟が全壊、住宅の屋根が飛ばされたり窓ガラスが割れるなど計12棟が被害を受け、2人が軽いけがをした。秋田地方気象台は竜巻だった可能性もあるとみている。 県警五城目署の調べでは、けがをした2人はいずれも団地の木造平屋建て住宅に住む中学3年の男子生徒(14)と会社員の女性(39)。室内にいて割れた窓ガラスで手や足を切った。 同気象台によると、発生当時は気圧の谷が通過した影響で激しい風雨が続き、同町から約2キロ離れた地点で午前8時47分に最大瞬間風速17.8メートルを観測。八郎潟町を含む県沿岸部には強風、波浪注意報が出されていた。【百武信幸】

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2.突風 秋田・八郎潟で竜巻か 12棟に被害、2人けが(毎日新聞),毎日新聞
RV=57.6 2008/11/02 19:42
キーワード:川崎,プレハブ,全壊,風雨,八郎潟,男子,町営,手,中学

 2日午前8時半ごろ、秋田県八郎潟町川崎の町営団地付近で突風が発生し、プレハブ倉庫1棟が全壊、住宅の屋根が飛ばされたり窓ガラスが割れるなど計12棟が被害を受け、2人が軽いけがをした。秋田地方気象台は竜巻だった可能性もあるとみている。 県警五城目署の調べでは、けがをした2人はいずれも団地の木造平屋建て住宅に住む中学3年の男子生徒(14)と会社員の女性(39)。室内にいて割れた窓ガラスで手や足を切った。 同気象台によると、発生当時は気圧の谷が通過した影響で激しい風雨が続き、同町から約2キロ離れた地点で午前8時47分に最大瞬間風速17.8メートルを観測。八郎潟町を含む県沿岸部には強風、波浪注意報が出されていた。【百武信幸】

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3.竜巻か、2人軽傷=住宅など12棟被害−秋田(時事通信),時事通信
RV=51.5 2008/11/02 18:54
キーワード:川崎,プレハブ,全壊,八郎潟,男子,目撃,町営,中学

 2日午前8時半ごろ、秋田県八郎潟町で突風が吹き、町営住宅など12棟に屋根がはがされるなどの被害が出たほか、住民2人が軽傷を負った。竜巻を見たとの目撃情報が消防にあり、秋田地方気象台などが詳しい状況を調べている。 県警五城目署によると、同町川崎でプレハブ小屋1棟が飛ばされて全壊したほか、町営住宅11棟のトタン屋根がはがれたり、ガラスが割れたりした。町営住宅住民で家の中にいた中学3年の男子生徒(14)と会社員の女性(39)が、それぞれ割れたガラス片で腕や足などに切り傷を負った。

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1.北陸大雨:金沢市、義援金8787万円の配分受け付け 申請は来年3月末まで /石川(毎日新聞),毎日新聞
RV=68.2 2008/11/05 17:02
キーワード:金沢,義援金,泥,来年,不安,全壊

 ◇被災者「ありがたいが」 7月末の豪雨被害で、金沢市は4日、県や市などに寄せられた義援金(総額8787万円)の配分の申請受け付けを始めた。被災者らは「ありがたい」と話す一方、住宅修復に金銭的な不安も明かす。県危機管理監室によると、同市芝原町など市内4地域に出された避難勧告は4日現在も継続中。豪雨から3カ月が経過したが、つめ跡は今なお深い。【栗原伸夫】 支給は住宅(対象1999世帯)で、全壊170万円▽大規模半壊・半壊85万円▽一部損壊(床上浸水含む)4万円▽床下浸水2万5000円。店舗・事業所と共同住宅など(対象316件)で、全壊・大規模半壊・一部損壊3万円▽床下浸水2万円――など。床上浸水被害で取り壊された住宅は「半壊」とみなされる。 この日、申請した同市堀川町の堀岡貞夫さん(68)。住居兼店舗で理髪店を経営する。豪雨で店は床上浸水し、2日かけて泥を取り除き、ワックス掛けした。衛生管理に気を使うため、その後も毎日、床を磨いているが、細かな砂はまだ残るという。また住居では浸水した床下の被害を確認できず「腐食するのでは」と不安もある。堀岡さんは義援金に「多少でも助かり、感謝です」と話す一方、「なかなか元通りにはならない」とこぼした。 申請は来年3月31日まで。り災証明書の写しと身分証明書、通帳・印鑑などが必要。市役所1階の特設窓口(076・220・2780)で平日午前9時〜午後6時に受け付ける。11月5日朝刊

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2.リンゴ狩り 茨城でピークに (産経新聞),産経新聞
RV=46.6 2008/11/05 22:23
キーワード:金沢,紅葉,リンゴ

 茨城県内の果樹どころ、大子町で観光リンゴ狩りがピークを迎え、家族連れなどでにぎわっている。 同町大生瀬の「いちろう農園」では、約150本の木に赤や黄色のリンゴがたわわに実っている。現在は「陽光」や「王林」などが収穫期を迎え、間もなく人気の「ふじ」に変わる。 同園の金沢一郎さん(63)は「今年は台風やカメムシ被害もなく、豊作になった。9月ごろ雨が多かったため、水分が多く甘みも強い」と太鼓判を押す。 いちろう農園は滝の裏側に入ることができる「月待ちの滝」に近いため、滝見物の帰りに寄る家族連れも多い。つくば市の男性は「酸味と甘みのバランスがよく、すごくおいしい」と顔をほころばせていた。 リンゴ狩りは紅葉シーズンが終わる今月末ごろまで続く。

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1.ゲリラ豪雨で足止めの乗客避難に協力/JRが湯河原町に感謝状(カナロコ),カナロコ
RV=32.7 2008/11/06 15:00
キーワード:ゲリラ,今夏,足止め,珍しい,挙げる,湯河原,横浜,贈る

 今夏のゲリラ豪雨で、JR湯河原駅で足止めとなった乗客の避難に協力したとして、JR東日本横浜支社は六日、湯河原町に感謝状を贈った。同町や同支社によると、町を挙げた救助活動は珍しいという。

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1.水稲作況指数:台風被害なく104−−先月15日現在 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=77.4 2008/11/08 16:01
キーワード:上陸,水稲,指数,梅雨明け,宮崎,収穫,作況,当たり,農政,数値

 宮崎農政事務所は、10月15日現在の水稲予想収量・作況指数を発表した。早期水稲に台風被害が出なかったことから10アール当たりの予想収量は511キロ。統計が残る1948年以来、3番目に高い数値となった。また作況指数も昨年の76を大きく上回る104だった。 8月上旬までに収穫された早期水稲は、梅雨明け以降好天が続き、台風も上陸しなかった。一方、10月中旬までに刈り取られた普通水稲は、7月下旬の山間部での豪雨、台風13、15号によって実入りが悪くなったり、倒れる被害が出た。このため、全体の作況指数は104となった。この時期の作況指数が104となったのは00年以来。【種市房子】11月8日朝刊

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1.浸水解消、交流の拠点に 越来城水辺公園竣工式(琉球新報),琉球新報
RV=51.7 2008/11/12 10:30
キーワード:実行,越来,会場,都市,子ども,公園

 【沖縄】大雨のたびに増水や浸水被害が発生してきたコザ十字路付近の比謝川周辺で、浸水被害を解消する河川整備と都市公園を一体で整備してきた「越来城水辺公園」がこのほど完成し、竣工(しゅんこう)式典が8日、同公園で行われた。県や市など事業にかかわってきた関係者ら多数が参加。関係者や地域住民からは「地域の交流拠点として活用できる」などの期待の声が上がった。周辺の8自治会による初めての越来城下まつりも開催され、住民らが完成を祝った。 式典で沖縄市の島袋芳敬副市長が「市民の癒やしの空間として、愛され続けるよう管理、運営に努めたい」と市長あいさつを代読。地域住民を代表して越来城下まつり実行委員会の平良徳市実行委員長が「50年近く忘れられてきた場所が、今回公園としてオープンした。これからは親子で釣りをしたり、エイサーの拠点としての活用などを期待している」と述べた。 越来城水辺公園整備事業(比謝川水辺プラザ整備事業)は2006年に着工。約300メートルの川沿いにライブなどができるコンサート会場や多目的広場、散策路を設置。68本のヒカンザクラをはじめガジュマル、ブッソウゲなどを植えた。 水害防止のため、川幅を3メートルから平均26メートルまで拡幅し、毎秒75トンの流量処理が可能となった。事業費は県が27億3000万円、沖縄市が18億7000万円で総額46億円。琉球国王の尚泰久や尚宣威の居城だった越来城跡が近くにあることから越来城水辺公園と名付けられた。 越来城下まつりでは、越来共有会によるウスデークのほか、地域の子ども会や婦人会、老人クラブがダンスや歌を披露。各自治会の出店も並び、多くの人でにぎわった。※注:■は平良徳市実行委員長の「徳」は旧漢字

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2.「白良浜の汚れ進んだのでは」 黒砂問題の調査で住民(和歌山)(紀伊民報),紀伊民報
RV=31.9 2008/11/12 17:09
キーワード:区域,白浜,今夏,階段

 白浜町の白良浜で部分的に黒ずんだ砂が見つかった問題で、県は11日、住民有志の要望で砂浜6カ所を重機で掘って変化を調べた。昨年9月にもほぼ同じ場所を掘っている。住民有志は「前回より汚れが進んだように感じる。今年は台風の直撃がなかった。一時的な変化であったかどうかも含め、長く見守る必要がある」と定期的な観察の重要性を強調した。県は「帰って前回の写真と比べてみたい」と話した。 昨年6月に白良浜の波打ち際付近の海の底を手で掘ったところ、浜の南北両端から百数十メートルの区域で黒ずんだ砂が見つかり、町と県が2007年度に続き08年度も原因を調べている。 今回、掘ったのは階段護岸から5メートルほど離れた所と波打ち際から数メートル離れた陸部で、浜の中央部と北側、南側の3カ所ずつ計6カ所。深さは80〜100センチ。県、町と住民の計約20人が参加し、町は砂のサンプルを採取した。 真っ黒な砂は出なかったが、海に近い方では砕けた貝殻や細かい砂利が集まった部分があり、うっすらと黒く変色した所もあった。階段護岸近くでは、土の汚れが染みついたように砂が茶色く見える部分が目立った。 住民有志の一人、鈴木喜徳郎さん(69)は「前回は1・5メートル掘った所もあった。今回は1メートルで同じような汚れを感じた。陸側の汚れが顕著で、なぎさ側も前回の方が白っぽかったのが、前回の写真と比較してよく分かる」と話した。 この日は波打ち際付近の海の砂は調べなかったが、町建設課によると、今夏の調べで浜の南北両端と中央部でも黒ずんだ砂を確認したという。 夏に頻繁に白良浜周辺の海域に潜っている鈴木博之さん(72)は「海底では黒色層の分布域が確実に広がってきている。また、浜の北端から百数十メートルにわたり、波打ち際から3メートルほどの深さの所で、長さ十数センチから数十センチの石がたくさん見られるようになった。昨年にはなかった光景だ」と話している。 県と町は本年度内にも調査結果をまとめたい考えだが、砂を調べている町は「分析結果によっては、さらに調査が必要になる場合もある」としている。県も海底地形については継続調査を検討しているという。

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1.台風、日本上陸ゼロ 8年ぶりの可能性 高気圧が進路阻む 果物豊作、紅葉美しく (西日本新聞),西日本新聞
RV=92.5 2008/11/15 15:07
キーワード:上陸,高気圧,偏西風,紅葉,本土,平年

 今年は台風の日本列島への上陸が、8年ぶりにゼロとなりそうだ。夏と秋の到来シーズンに太平洋高気圧が南西側に張り出し、日本に向かう進路を阻んだのが主な要因。過去に11月以降に上陸した例は1990年の1度しかなく、今年はこのままゼロで終わる可能性が高い。そのおかげで九州は、果物の収穫や紅葉の美しさが例年以上となっている地域が多いようだ。災害被害額も前年度を大きく下回っている。 (社会部・塩入雄一郎) 気象庁が統計を始めた1951年以降、離島を除いて日本本土に台風が上陸しなかったのは84年、86年、2000年の3回だけ。今年も今のところ上陸はなく、9月に13号が九州に迫ったものの鹿児島県・大隅半島の南端をかすめるようにして海上を通過した。15号は九州の南の海上で温帯低気圧に変わった。 気象庁によると、8月から9月にかけて、日本の南海上の太平洋高気圧が例年より南西側に張り出すことが多く、日本に向かう台風の進路をブロックした。このため台風は高気圧の縁をたどり、中国大陸などに向かうケースが多かったという。 台風の発生数自体も少なかった。今年は19個で、10月までの平年値23・1個を下回った。福岡管区気象台は「フィリピン付近の高気圧が強かったのに加え、海水温が低いため対流活動も活発でなかった。台風が発生しにくい状況だった」と分析する。10月の発生も76年以来となる1個だけだった。 今後も秋の深まりに伴って高気圧が南東に下がり、偏西風も南下するため、台風は日本のはるか南海上を東進することが多い。気象庁の担当者は「台風が発生したとしても日本に上陸する可能性は低い」とみている。   ◇   ◇ 台風による果実の落果被害が少ないため、九州は多くの地域で「実りの秋」が充実。JA全農ふくれん(福岡市)によると、甘柿生産量が日本一の福岡県は今年の出荷量は昨年より2000トン多い1万4000トンを見込む。一方では「供給増加で価格が落ち込むのではとの懸念もある」という。 紅葉も例年にない美しさが見られそう。九州有数の名所の1つ大分県の耶馬渓は見ごろを迎えており、同県中津市耶馬渓支所は「落葉や、傷みも少なく、例年に比べてきれいに見える」。 災害も減少。国交省九州地方整備局によると、九州7県の災害被害額は昨年度は270億円だったが、本年度は37億円にとどまっている。同局は「台風の上陸がなく、梅雨前線による豪雨も少なかったことが大きい」と分析している。=2008/11/15付西日本新聞夕刊=

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2.大阪でインフルエンザ早くも猛威 全国の4割占め学級閉鎖相次ぐ(産経新聞),産経新聞
RV=91.1 2008/11/15 11:36
キーワード:上陸,池田,流行,インフルエンザ,学級,平年

 大阪府内で、インフルエンザが例年より2カ月も早く猛威をふるっている。すでに学級閉鎖が相次ぎ、国立感染症研究所感染症情報センターによると、府内の患者数は今月2日現在、全国総数の4割を超える214人。台風が今季一度も本州に上陸せず、空気が乾燥していることが原因との指摘もあるが、なぜ大阪だけ際立って多いのかは謎のままだ。今後、大阪での流行が周辺に広まる可能性もあり、専門家は警戒を呼びかけている。 堺市立東百舌鳥小学校では10月7、8、10日に3年の1クラスを学級閉鎖した。児童39人中22人が欠席し、うち10人がインフルエンザと診断。河合延明教頭は「9月末から風邪での欠席者はいたが、まさか学級閉鎖とは。インフルエンザの流行時期は冬とばかり思っていた。こんなに早いのは30年間の教師生活でも初めて」と首をかしげる。 大阪府教委などによると、府内では同校を皮切りに、豊中▽池田▽高石▽泉大津▽東大阪▽藤井寺▽岸和田−の8市で計14小学校と1幼稚園が相次いで学級閉鎖となった。インフルエンザは例年12月ごろから流行し、1〜2月にピークを迎えるが、府内では今年、例年より2カ月程度早く学級閉鎖が始まっている。 インフルエンザの流行には、空気の乾燥により鼻やのどなどの粘膜が弱ることが関係するとみられている。このため専門家の間では、今季の流行の早まりは、台風上陸がなく秋口でも乾燥していたためという見方もある。大阪管区気象台によると、府内の9〜10月の降水量は平年を3〜4割下回ったうえ、9月末に最低気温が平年を下回る日が続いたという。 今年の大阪のように、過去には北海道や九州でも早期に流行したケースがあった。ただ、国立感染研の安井良則主任研究官は「局地的に流行するケースが大半だが、今年の大阪の場合は比較的広範囲で、持続的な傾向もある。大都会で人口も多いため、このまま近畿地方に波及する可能性もある」と話す。 厚生労働省情報管理係は、全国的な傾向として「12月の第2週には流行入りするのではないか」と予測。全国の医師約400人とインフルエンザの流行情報を集計し、インターネットで公表している滋賀県守山市の開業医、西藤成雄さんは「ワクチンを接種したり、完治するまで人の多い場所には行かないなど、インフルエンザでは初期の対策が特に重要になる」と注意を呼びかけている。

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3.インフルエンザ、大阪猛威の謎 2カ月早く流行 府内患者、全国の4割超す(産経新聞),産経新聞
RV=91.1 2008/11/15 15:08
キーワード:上陸,池田,流行,インフルエンザ,学級,平年

 大阪府内で、インフルエンザが例年より2カ月も早く猛威をふるっている。すでに学級閉鎖が相次ぎ、国立感染症研究所感染症情報センターによると、府内の患者数は今月2日現在、全国総数の4割を超える214人。台風が今季一度も本州に上陸せず、空気が乾燥していることが原因との指摘もあるが、なぜ大阪だけ際立って多いのかは謎のままだ。今後、大阪での流行が周辺に広まる可能性もあり、専門家は警戒を呼びかけている。 堺市立東百舌鳥小学校では10月7、8、10日に3年の1クラスを学級閉鎖した。児童39人中22人が欠席し、うち10人がインフルエンザと診断。河合延明教頭は「9月末から風邪での欠席者はいたが、まさか学級閉鎖とは。インフルエンザの流行時期は冬とばかり思っていた。こんなに早いのは30年間の教師生活でも初めて」と首をかしげる。 大阪府教委などによると、府内では堺市を皮切りに、豊中▽池田▽高石▽泉大津▽東大阪▽藤井寺▽岸和田−の8市で計14小学校と1幼稚園が相次いで学級閉鎖となった。インフルエンザは例年12月ごろから流行し、1〜2月にピークを迎えるが、府内では今年、例年より2カ月程度早く学級閉鎖が始まっている。 インフルエンザの流行には、空気の乾燥により鼻やのどなどの粘膜が弱ることが関係するとみられている。このため専門家の間では、今季の流行の早まりは、台風上陸がなく秋口でも乾燥していたためという見方もある。大阪管区気象台によると、府内の9〜10月の降水量は平年を3〜4割下回ったうえ、9月末に最低気温が平年を下回る日が続いたという。 今年の大阪のように、過去には北海道や九州でも早期に流行したケースがあった。ただ、国立感染研の安井良則主任研究官は「局地的に流行するケースが大半だが、今年の大阪の場合は比較的広範囲で、持続的な傾向もある。大都会で人口も多いため、このまま近畿地方に波及する可能性もある」と話す。 厚生労働省情報管理係は、全国的な傾向として「12月の第2週には流行入りするのではないか」と予測。全国の医師約400人とインフルエンザの流行情報を集計し、インターネットで公表している滋賀県守山市の開業医、西藤成雄さんは「ワクチンを接種したり、完治するまで人の多い場所には行かなかったりするなど、インフルエンザでは初期の対策が特に重要になる」と呼びかけている。

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1.金沢市:09年度予算要求基準、4年連続「95%以内」 /石川(毎日新聞),毎日新聞
RV=58.1 2008/11/18 16:03
キーワード:金沢,伸夫,要求,栗原,連続,歴史,踏まえる,重点,広場,概算

 ◇削減額の2倍上乗せ認める 金沢市は17日、09年度の予算編成方針を発表した。概算要求基準は4年連続で前年度当初予算の95%(公債費など除く)以内とした。一方で、各部局が事業見直しなどで100万円以上の財源を確保した場合、削減額の2倍の上乗せ要求を認める。 市は重点施策として7月の豪雨被害を踏まえた水害対策や、JR金沢駅西広場の再整備、歴史資産を生かしたまちづくりを挙げている。【栗原伸夫】11月18日朝刊

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1.山形・JR羽越線転覆現場付近 夏にも突風の可能性(河北新報),河北新報
RV=65.3 2008/11/19 06:12
キーワード:雲,渦,マイソサイクロン,仙台,目撃,脱線,漏斗,つくば,解析

 突風が原因とされる2005年冬のJR羽越線特急脱線転覆事故を受け、突風の探知システムを研究している気象庁気象研究所(茨城県つくば市)などが、事故現場のある山形県の庄内平野付近で8月、突風の発生源とされる「マイソサイクロン」を観測していたことが18日、分かった。 マイソサイクロンは積乱雲の中で発生する直径4キロ未満の渦で、発達すると突風を伴うことが多い。従来日本海側は冬に突風が起こりやすいとされてきたが、夏にも突風が発生している可能性があり、楠研一・気象研主任研究官は「渦が頻発しているのであれば、夏も安全対策を取る必要がある」と指摘している。 同研究官らのグループが19日の仙台市での日本気象学会で発表する。 グループによると、マイソサイクロンは、積乱雲の発生を感知できるドップラーレーダーで観測。羽越線余目駅に設置したものが、8月14日昼ごろ、庄内平野付近の上空で複数感知した。酒田港(酒田市)付近では同時刻、竜巻に伴う雲の「漏斗雲」が目撃されており、マイソサイクロンが漏斗雲の発生源の可能性があるという。 楠主任研究官は「庄内平野の夏季の突風は研究例が少なく、今回が初観測」とし「(この調査は)漏斗雲が見られた日のデータだけ解析した結果で、対象を広げれば観測数が増える可能性もある」としている。

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2.山形・JR羽越線転覆現場付近 夏にも突風の可能性(河北新報),河北新報
RV=65.3 2008/11/19 11:34
キーワード:雲,渦,マイソサイクロン,仙台,目撃,脱線,漏斗,つくば,解析

 突風が原因とされる2005年冬のJR羽越線特急脱線転覆事故を受け、突風の探知システムを研究している気象庁気象研究所(茨城県つくば市)などが、事故現場のある山形県の庄内平野付近で8月、突風の発生源とされる「マイソサイクロン」を観測していたことが18日、分かった。 マイソサイクロンは積乱雲の中で発生する直径4キロ未満の渦で、発達すると突風を伴うことが多い。従来日本海側は冬に突風が起こりやすいとされてきたが、夏にも突風が発生している可能性があり、楠研一・気象研主任研究官は「渦が頻発しているのであれば、夏も安全対策を取る必要がある」と指摘している。 同研究官らのグループが19日の仙台市での日本気象学会で発表する。 グループによると、マイソサイクロンは、積乱雲の発生を感知できるドップラーレーダーで観測。羽越線余目駅に設置したものが、8月14日昼ごろ、庄内平野付近の上空で複数感知した。酒田港(酒田市)付近では同時刻、竜巻に伴う雲の「漏斗雲」が目撃されており、マイソサイクロンが漏斗雲の発生源の可能性があるという。 楠主任研究官は「庄内平野の夏季の突風は研究例が少なく、今回が初観測」とし「(この調査は)漏斗雲が見られた日のデータだけ解析した結果で、対象を広げれば観測数が増える可能性もある」としている。

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1.JR西日本:湖西線・比良―近江舞子駅間、防風さくが完成 /滋賀(毎日新聞),毎日新聞
RV=36.6 2008/11/20 16:00
キーワード:発電,比良,穴,近江舞子,弱める

 JR西日本は19日、湖西線の比良―近江舞子駅間で工事を進めていた防風さくが完成したため、来月1日から強風による運転規制を見直すと発表した。「比良おろし」による運休や遅れが大幅に減る見通し。 さくは鋼製で高さ約2メートル。両駅間2・9キロの山側(北西側)に連続して設置。さくの表面には多数の穴があり、線路に吹きつける風の6割をさえぎり、4割を通す仕組み。 現在、両駅間では風速25メートルで運転を見合わせているが、さくが風を弱めるため、来月からは基準を「同30メートル」に引き上げる。これにより、湖西線の運転見合わせ時間の合計は、年間約50時間から同約20時間に大幅に短縮できるという。 一方、同社は同日、湖西線の強風を利用し、試行的に風力発電を行うと発表した。近江舞子駅ホームの端に風力発電機1基(発電能力最大約1キロワット)を設置し、12月1日から運用を始める。同社が風力発電を試みるのは初めてという。同駅のホームの照明や駅事務所内の電力の補完として使う予定。【小林祥晃、服部正法】11月20日朝刊

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2.JR湖西線の防風柵が月末完成 12月から強風規制緩和(産経新聞),産経新聞
RV=30.4 2008/11/20 08:06
キーワード:発電,比良,電気,近江舞子

 JR西日本は19日、湖西線の比良−近江舞子間(大津市)で設置を進めている防風柵が月末までに完成し、12月1日から同区間での強風規制を緩和すると発表した。これにより、堅田−近江今津間で、平成18年度には年間約50時間あった運転見合わせ時間が、約20時間まで短縮できると見込んでいる。 同社によると、防風柵は同区間に吹く「比良おろし」を遮るために、線路の西側に約2・9キロにわたって設置。レール面からの高さは約2メートルあり、風の遮蔽(しゃへい)率は約60%に達するという。 湖西線は現在、風速20メートルで徐行、25メートルで運転見合わせとする規制基準が全線で設けられているが、防風柵の完成により、同区間では25メートルで徐行、30メートルで運転見合わせと、基準値が緩和される。 また、防風柵の設置に合わせて同社で初めてとなる風力発電機が1基、近江舞子駅に設置される。発電した電気は、ホームの照明や事務所内で活用。同社は、この発電機の運用実績を見た上で、他の駅への導入を検討することにしている。

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3.湖西線の防風柵が間もなく完成 運転見合わせ基準緩和へ(中日新聞),中日新聞
RV=23.8 2008/11/20 11:14
キーワード:発電,比良,近江舞子

 【滋賀県】比良山系からの強風で運転見合わせが頻発していたJR湖西線に今月末、防風柵が完成する。JR西日本は完成を受け、12月1日から運転見合わせの風速基準を緩和。見合わせ時間が6割短縮すると期待している。 防風柵が設置されるのは湖西線比良−近江舞子駅間の2・9キロ。高さ2メートルで、鉄とコンクリートを組み合わせた。比良山系からの風を防ぐため線路の北西側に設置し、風の6割を遮る。 これにより現在は風速20メートルで徐行、25メートルで運転見合わせだった強風規制値を、同駅間に限り25メートルで徐行、30メートルで運転見合わせに引き上げる。 比良−近江舞子駅間の2006年度の運転見合わせは28日、延べ50時間。JR西日本の路線内で最も多く、解消が課題となっていた。ほとんどが同駅間の強風によるもので、防風柵の設置により運転見合わせを年間20時間まで抑えることができるという。 JR西日本京都支社は「近隣だけでなく、強風の際に迂回(うかい)していた北陸方面への特急にも効果がある」と話している。 (小西数紀) JR西日本は、湖西線近江舞子駅のホームに風力発電機を設置、12月1日から発電を開始する。これまで悩まされた比良山系からの強風を逆手に取り、ホームの照明や事務所の補助電力として使う。 ホームの北端に1基を設置。高さは5・7メートルで、縦長の羽根4枚で風を受けて回る。発電能力は最大1キロワット。駅利用者に発電量を知らせるパネルも取り付ける。 社員からのアイデアをもとに実現し、JR西日本では初の試み。設置は試行的なもので、発電機による実績を見てから今後の展開を考えるという。 (小西数紀)

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1.湯涌保育園:豪雨被害、間借り中 湯涌小、芝原中校舎内に「再建」決まる /石川(毎日新聞),毎日新聞
RV=83.8 2008/11/21 17:34
キーワード:金沢,湯涌,再建,閉鎖,同月,来年

 7月28日の豪雨で浸水被害を受けた金沢市芝原町の湯涌保育園が近くの市立湯涌小、芝原中学校の校舎内で再建されることが決まった。保育園は豪雨で大量の土砂が流入し、一時閉鎖。同月30日に同小中学校で再開した。しかし、一つの空き教室を改装せずに使っているため不便で、再度の豪雨で被害が避けられないという県の第三者委員会の調査結果が出たため、地元町会などが再建を要望した。 新しい保育園は、校舎内のパソコン室などを改装する予定。工事は年度内で終了するという。  ◇   ◇ また金沢市は、店舗に被害を受けた中小企業を対象にした無利子融資の受け付けを延長し、来年3月末まで受け付ける。問い合わせは市商業振興課(076・220・2204)。【栗原伸夫】11月21日朝刊

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2.美浜原発:落雷で自動停止、鉄塔倒壊事故が影響 「もんじゅ」の誤警報も /福井(毎日新聞),毎日新聞
RV=51.3 2008/11/21 17:35
キーワード:敦賀,変電,発電,系統

 20日未明に起きた高圧送電線への落雷による関西電力美浜原発の自動停止は、4人が死傷した9月の鉄塔倒壊事故も影響したようだ。県内の原発で落雷により運転を停止したのは、03年12月の日本原子力発電敦賀原発1号機以来となる。 県原子力安全対策課によると、美浜原発からの送電線は、美浜線2系統と敦賀線2系統の計4系統あり、すべて嶺南変電所へつながっている。だが、美浜線は鉄塔倒壊事故のため2系統とも送電を停止していた。今回は残る敦賀線の2系統が同時に落雷を受けたため、送電先がすべてストップして発電した電気が消費しきれなくなり、原子炉停止に至ったとみられる。 この点について関電は「仮に美浜線が生きていれば、原子炉停止は回避できたと思われる」と話し、影響を認めている。 自動停止した2号機は20日夕に原子炉を再起動し、1号機も21日以降に再起動する。調整運転中の3号機は一時出力を10%に落としたが、20日夕、出力を100%に復旧した。 一方、高速増殖炉「もんじゅ」で起きた誤警報は、ガスサンプリング式と呼ばれるタイプのナトリウム漏えい検出器が出した。日本原子力研究開発機構によると、落雷の影響で電圧が下がり、漏えいを感知するため空気を採取するポンプの回転数が上がったのが原因とみられる。警報は15分後に止まり、現場を確認した結果、ナトリウム漏れはなかった。 この検出器は気圧や空気の流量の変化に反応し過去に5回、誤警報を出している。この件で、県や敦賀市には1時間以内に通報があった。県原子力安全対策課は「通報に問題はなかった」としている。【酒造唯】11月21日朝刊

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1.御在所岳「紅白」の装い 山頂などで初冠雪(中日新聞),中日新聞
RV=76.9 2008/11/23 11:13
キーワード:菰野,紅葉,点検,例年,公園,三重,山田,枝,楽しむ,山頂

 【三重県】菰野町の御在所岳(1、212メートル)が22日、初冠雪した。 御在所ロープウエイによると、雪は21日昼すぎから降り始め、山頂の気温がマイナス2度を記録した22日未明に約5センチ積もった。 同日は親子連れら2000人以上が訪れ、「紅葉を見に来たのに雪も見られてラッキー」などと、山上公園で雪だるま作りや雪合戦をして楽しんだ。木の枝についた空気中の水蒸気が凍る「樹氷」も初めて見られた。 同ロープウエイは例年、12月に定期点検のため2週間ほど運休していたが、今年は6月に実施し、強風の時など以外は休まず営業する。 (山田浩平)

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1.イチョウ:初冬の朝、降り積もる黄色い扇雪−−大田 /島根(毎日新聞),毎日新聞
RV=45.3 2008/11/26 17:01
キーワード:上陸,四国,伸びる,赤,木々,扇,色づく,季節,輝く,楽しめる

 今年は台風の上陸が一度もないまま、冬を迎えようとしている。気象庁によると、8年ぶり。記録が残る1951年以降、上陸ゼロは84年、86年、00年の3回だけという。 そのせいか、各地では赤や黄色に色づいた木々の葉が長く楽しめたようだ。 大田市川合町の国道375号から、近畿中国四国農業研究センターに向かって西に伸びる600メートルほどの一本道。両脇に、約30本のイチョウが並ぶ。 雲間からときどき差す日に輝いて、黄色い扇がくるくると舞う。雪のように降り積もった落ち葉を、ざわざわと吹く風が別の季節に運んでいった。【船津健一】11月26日朝刊

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1.100ミリの雨予想 土砂災害警戒 宮城県内(河北新報),河北新報
RV=30.1 2008/11/28 14:31
キーワード:仙台,石巻,寒冷前線,泉ケ岳,丸森,加える,買い物,晴れる,曇り,筆甫

 発達中の低気圧が関東の東海上を北東に進んだ影響で、宮城県地方は28日未明から各地で雨となった。仙台管区気象台は、東北の太平洋側で28日夜までに100ミリの大雨が予想されるとして、土砂災害などへの警戒を呼び掛けた。 午前11時現在の24時間雨量は丸森町筆甫22ミリ、仙台市泉ケ岳21ミリなど。気象台は東部仙台、石巻、気仙沼地域に暴風警報を出した。 仙台市中心部では28日午前、雨に加えて風も徐々に強まり、買い物客らが足元を気にしながら道を急いだ。 気象台によると、29日はいったん晴れるが、同日夜には寒冷前線が通過するため、再び曇りや雨となる見込みという。

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1.暖かかった秋、台風上陸ゼロ=北日本は記録的少雨−気象庁(時事通信),時事通信
RV=75.7 2008/12/01 21:39
キーワード:上陸,高気圧,奄美,平年,鹿児島

 9〜11月の平均気温は全国的に平年より高く、高気圧に覆われた北日本では記録的な少雨となったことが1日、気象庁の秋の天候まとめで分かった。台風の発生は平年より少ない9個で、上陸はゼロだった。 同庁によると、11月は気温の変動が大きかったものの、9月と10月の高温の影響で、3カ月を通して全国的に平年より気温が高かった。北日本は高気圧に覆われて晴れる日が多く、特に太平洋側では降水量が1946年以降で最少だった。 低気圧や前線が本州の南岸を通ることが多く、西日本の太平洋側で日照時間が少なかった。奄美・沖縄と九州南部では9月中旬の台風13号の影響もあって降水量がかなり多く、枕崎(鹿児島)では秋の降水量の最大値を更新した。

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2.ゲリラ豪雨に迅速対応/横浜市、河川と道路の管理を道路局に一元化へ(カナロコ),カナロコ
RV=52.8 2008/12/01 20:00
キーワード:ゲリラ,適用,系統,同局,条例

 大量の雨が短期間に狭い範囲で降る「ゲリラ豪雨」。その対策の一環として、横浜市は河川と道路の管理を道路局へと一元化する方針を決めた。現状では河川は環境創造局、道路は道路局の所管。大雨が降った際に警戒に当たる各区の土木事務所への指示も、この事務分担に従い別々に出されている。これを改めて指揮命令系統を一本化することで、浸水被害へのより迅速な対応を可能にする。 市は河川管理を環境創造局から道路局に移管するための事務分掌条例の一部改正案を開会中の市会に提出しており、原案通り可決されれば、二〇〇九年度から適用する。 市環境創造局によると、河川に関する事務は現在、同局の環境整備部など複数のセクションが管理と整備を担当。条例改正後はこれらの事務と人員が一括して道路局に移される。 河川と道路の管理が一元化される効果について市は、近年増加している突発的な集中豪雨による河川の洪水や道路の冠水、地下道への雨水の流入などに対し、「通行止めや応急措置などの安全対策や地域住民の避難誘導などがより迅速化する」と期待。さらに、市内に約千三百ある河川にかかる橋の耐震化や架け替えについても、所管が一本化されることにより「効率化が図られる」としている。 市によると、政令市の多くが河川と道路を同じ局が所管している。環境創造と道路の両局はこれまでも管理の一元化を検討してきたが、今年夏のゲリラ豪雨の被害が決断を後押しした格好。両局の担当者は「今後は管理の一元化で危機管理能力を一層高めたい」と話している。

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3.ゲリラ豪雨に迅速対応/横浜市が河川と道路の管理一元化へ(カナロコ),カナロコ
RV=26.2 2008/12/01 16:00
キーワード:ゲリラ,系統

 大量の雨が短期間に狭い範囲で降る「ゲリラ豪雨」。その対策の一環として、横浜市は河川と道路の管理を道路局へと一元化する。現状では河川は環境創造局、道路は道路局の所管。大雨が降った際に警戒に当たる各区の土木事務所への指示も、この事務分担に従い別々に出されている。これを改めて指揮命令系統を一本化することで、浸水被害へのより迅速な対応を可能にする。

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1.災害ボランティア受け入れ体制を整備 岡崎市が登録制度創設 2008年12月3日(中日新聞),中日新聞
RV=94.4 2008/12/03 14:58
キーワード:岡崎,ボランティア,要請,認識,組織,派遣,調整,ネット,事前,被災地

 八月末の集中豪雨被害を教訓に、岡崎市は災害ボランティアを効率的に受け入れる体制を整える。被災地で活動するボランティアグループを事前に登録する制度を創設し、受け付けをスタートさせた。災害時に設置する市災害ボランティア支援センターの運営やコーディネーターの派遣を担当する5つの団体と、8日に協定を結ぶ。 登録制度では、組織力や特殊技能を生かした活動が可能な各種グループに事前登録してもらう。具体的には、壊れた家具の搬出や清掃など危険を伴わない作業を担う一般ボランティアと、看護師や保健師、ヘルパー、手話通訳などの専門ボランティアの2部門で募集する。既に30団体が登録を予定している。 協定は、岡崎市社会福祉協議会、災害ボランティアおかざき、災害ボランティア一歩の会額田、安城市のNPO法人愛知ネット、名古屋市のNPO法人レスキューストックヤードと結ぶ。市の委託で市社協は災害ボランティア支援センターを運営。ほかの4団体は被災住民からの支援要請とボランティアを調整するコーディネーターを同センターに派遣する。 市福祉総務課の担当者は「集中豪雨で、コーディネーターや組織強化の重要性を認識した。登録制度では、ボランティア団体のメンバーに身分証明書も配る。被災者に安心して受け入れてもらえるようになるのでは」と話している。  (相坂穣)

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1.神奈川・東京で強風被害、6人重軽傷(読売新聞),読売新聞
RV=50.5 2008/12/05 21:31
キーワード:八王子,半径,警視庁,延びる

 南北に延びた寒冷前線が日本列島を縦断した影響で、5日は全国各地で突風が吹き荒れた。 気象庁によると、富山県朝日町で最大瞬間風速29・0メートルを観測。関東地方でも、横浜市で27・3メートル、千葉市で25・7メートル、東京都八王子市で20・5メートルをそれぞれ記録した。 神奈川県内では突風でショベルカーが横転したり、看板が顔に当たったりして6人が重軽傷を負った。横浜市港南区などの民家2棟が半壊、約185棟の瓦屋根やトタンが飛ばされるなどしたほか、同市などの約3800世帯が1〜2時間停電した。 東京都品川区の住宅街でも、ガラスが割れたりする被害が出た。同区中延2のアパート経営小幡義信さん(79)の2階建てアパートは、瓦の一部がはがれて周囲に散乱。小幡さんは「ガーという音の後、バチバチという大きな音が聞こえた。わずか10秒ほどだったが、電車が突っ込んできたような感じだった」と声を震わせた。 警視庁荏原署によると、半径約200メートルの範囲でトタン屋根が飛ぶなど13件の被害があったが、けが人は出ていないという。

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1.強風・大雨:北陸線乱れる 特急11本運休、80本遅れ−−落雷も /富山(毎日新聞),毎日新聞
RV=72.9 2008/12/06 16:00
キーワード:金沢,敦賀,福井,伸夫,信号機

 北陸地方は5日朝、各地で激しい雨と突風、落雷に見舞われ、JRの特急などに運休、遅れが出た。 JR西日本金沢支社によると、同日午前7時25分ごろ、石川県白山市の手取川と小松市の梯(かけはし)川で、風速計が瞬間風速25メートルの規制値に達し、JR北陸線粟津(同県小松市)―松任(白山市)間で約30分間、運転を見合わせた。 同線今庄駅(福井県南越前町)構内では午前8時15分ごろ、信号機に落雷があり、敦賀―武生間で運転を見合わせた。午前10時までに運転を再開したが、その後も新潟県内で強風が吹くなどした。 これらのため、午前9時15分富山発大阪行きサンダーバードなど特急計11本などが運休したほか、特急25本など計80本が最大2時間22分遅れ、計約2万人に影響が出た。【栗原伸夫】12月6日朝刊

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2.強風・大雨:金沢で最大瞬間26.3メートル、加賀で73ミリ−−落雷も /石川(毎日新聞),毎日新聞
RV=72.9 2008/12/06 16:00
キーワード:金沢,敦賀,福井,伸夫,信号機

 ◇北陸線乱れ運休、遅れ−−県立7高校、始業遅らす 活発な寒冷前線が通過した影響で県内は5日朝、強い風と雨に見舞われた。金沢地方気象台によると、金沢市で最大瞬間風速26・3メートル(午前7時36分)、羽咋市で同22・5メートル(同7時38分)を記録。県南部では午前7時過ぎから強い雨が降り、午後4時までに加賀市で73ミリ、白山市で63・5ミリを観測した。前線通過後に北から寒気が入り込み、冬型の気圧配置となった。6日には平地でも雪の可能性があるという。 この影響で、列車の運休、遅れが相次いだ。JR西日本金沢支社によると、同日午前7時25分ごろ、白山市の手取川と小松市の梯(かけはし)川で、風速計が瞬間風速25メートルの規制値に達した。このため北陸線粟津―松任間で約30分間、運転を見合わせた。 また、北陸線今庄駅(福井県南越前町)構内で午前8時15分ごろ、信号機に落雷があり、敦賀―武生間で運転を見合わせたが、午前10時までに再開。 サンダーバードなど特急計11本などが運休し、特急25本など計80本が最大2時間22分遅れ、計約2万人に影響が出た。また、県立高校7校で、始業時間を60分遅らせる措置を取った。【栗原伸夫】12月6日朝刊

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3.強風・大雨:JR北陸線に列車運休・遅れ、相次ぐ /福井(毎日新聞),毎日新聞
RV=60.9 2008/12/06 16:00
キーワード:金沢,敦賀,伸夫,信号機

 JR北陸線は5日朝、激しい雨と突風、落雷の影響で列車の運休、遅れが相次いだ。 JR西日本金沢支社によると、同日午前7時25分ごろ、石川県白山市の手取川と小松市の梯(かけはし)川で、風速計が瞬間風速25メートルの規制値に達した。このため粟津(同県小松市)―松任(白山市)間で上下線とも約30分間、運転を見合わせた。 さらに、南越前町の今庄駅構内で午前8時15分ごろ、信号機に落雷があり、敦賀―武生間で上りが約1時間50分、下り線で約1時間半運転を見合わせた。 特急など11本が運休、80本が最大142分遅れ、約2万人に影響が出た。【栗原伸夫】12月6日朝刊

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1.避難確保計画策定、京で進まず 豪雨、洪水想定 地下施設に義務(京都新聞),京都新聞
RV=92.6 2008/12/07 15:39
キーワード:ゲリラ,階段,実行,地下街,福岡,企業,逃げる,都市,機材,梅雨入り

 ゲリラ豪雨や洪水に備えるため、改正水防法で地下施設の管理者に義務付けられた「避難確保計画」の策定が、京都市内で進んでいない。法改正から3年がたつが、策定した民間企業はまだない。市が出資する会社が管理する地下街も、計画自体は策定済みだが、実行にはハードとソフトの両面で課題が残る。 ■法改正3年、民間は策定ゼロ 京都駅前の地下街「ポルタ」(下京区)に通じる地上の階段口で、警備員がドリルを改良した器具を床に差し込んで回転させた。床面に収納された高さ約1メートル、幅約3メートルの鉄板がゆっくりと起き上がる。地上の水が地下に流れ込むのを防ぐ「止水板」だ。3分ほどで階段口はふさがった。 管理会社「京都ステーションセンター」は、昨春にまとめた計画に沿って止水板を増やし、これまでに浸水の恐れが強い9階段に備えた。しかし、階段は全部で39ある。設置に1000万円かかった階段もあり、同社の山口豊技術管理部長は「費用がかかるので、1度に全部とはいかない」と話す。本年度中にあと1階段に止水板を付ける計画だが、残る階段は当面、木の板や土のうなどで対応する。 市営地下鉄のほか、「ラクト山科」(山科区)と「ゼスト御池」(中京区)も昨春に計画をまとめた。 一方、民間で計画を作った会社は11月末現在でゼロだ。阪急電鉄は「自然災害に備えた防災体制の要綱を定めている。(計画策定は)検討課題だが、具体的な協議には入っていない」という。 民間の動きの鈍さについて、市消防局は「万一の浸水被害を実感しにくい。止水板などの設備投資費用もネックになっているのでは」と指摘する。 民間の計画策定を後押しするため、市消防局は今春、計画づくりの手引きを作った。大手企業から働きかけており、京阪電鉄が年内に計画をつくる予定だ。 計画を策定済みの地下施設も課題は残る。 ラクト山科は、計画で梅雨入り前に行うとした総合訓練と図上訓練をまだ実施できていない。管理する京都シティ開発は「(社員や店員に)水防機材の使い方に慣れてもらっている段階」という。 ゼスト御池は、階段の降り口と歩道の段差がほとんどないが、費用面から止水板の設置は実現していない。管理会社の京都御池地下街は「水害を想定していない構造なので、地上に早く逃げてもらうしかない」という。約1000台収容の地下駐車場を併設する上、地上に逃げた客の避難場所の問題もある。同社は「避難場所の提供など、近隣企業とのネットワークづくりが不可欠」と強調する。 ポルタも、道路冠水などの情報を迅速に入手するため、近隣企業約30社でつくる防災ネットワークに期待する。また、深夜から早朝にかけては警備員が6人しかいないため、社員の緊急招集の方法などを検討している。 ■≪避難確保計画≫ 1999年夏の豪雨が福岡市のビル地下街へ流入して飲食店員が水死するなど、都市の地下浸水が問題化するなか、2005年に改正された水防法で策定が義務化された。浸水想定地域内の地下街や地下駐車場など不特定多数が使う施設の管理者が策定し、各市町村に提出する。

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1.台風被害の旅館が4年ぶり営業再開 兵庫県の武田尾温泉「紅葉館」(産経新聞),産経新聞
RV=83.0 2008/12/08 11:37
キーワード:紅葉,再建,上流,武田尾,旅館,流木,描く,松本,宝塚,及ぶ

 平成16年10月の台風23号で浸水被害を受けた兵庫県宝塚、西宮両市境にある武田尾温泉の老舗旅館「紅葉舘」が12日、約4年ぶりに営業を再開する。廃業の危機を乗り越え、新館を建て替えての再スタート。松本孝一社長(65)は「もう一度、多くの人に愛される旅館を作りたい」と話している。 武田尾温泉は武庫川上流の渓谷沿いに4軒の旅館がある。サクラを守り育てる職人を描いた作家、水上勉の小説「櫻守」の舞台としても知られ、サクラや紅葉の季節には多くの観光客が訪れる。 4年前の10月22日夕、日本列島を襲った台風23号では、河川の増水で旅館2軒が浸水。明治26年に創業した紅葉舘も1階部分が被害に遭い、館内に大量の土砂や流木が流れ込んだ。 紅葉舘は昭和58年と平成11年にも、台風や梅雨前線の影響で浸水し、約1カ月間の休業を余儀なくされた。松本社長は河川を管理する県に対し、安全確保のため護岸工事を求めたが、交渉は長期化。再開の見通しが立たず、一時は廃業も考えたという。 再建を支えたのは、数百件に及んだ常連客の再開を望む声。「伝統ある旅館を途絶えさせてはいけない」と粘り強く交渉を続け、昨年10月、県の所有地との交換が決まった。 今年5月、総事業費約8億円で新館建設に着工。約200人が宿泊できた旧館から規模は縮小するが、12室のコテージを設けるなど、くつろぎやすい旅館にし、名称も「紅葉舘 別庭 あざれ」に改称する。 女将の松本富子さん(59)は「当時は周囲から孤立し、営業再開を考える余裕もなかった」と振り返り、松本社長は「4年間苦しかったが、支えてくれたお客さまに恩返しができるような旅館にしたい」と話している。

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2.台風被害の旅館が4年ぶり営業再開 兵庫県の武田尾温泉「紅葉館」(産経新聞),産経新聞
RV=33.2 2008/12/08 11:37
キーワード:紅葉,武田尾,旅館

前の写真次の写真台風被害の旅館が4年ぶり営業再開 兵庫県の武田尾温泉「紅葉館」12月8日11時37分配信産経新聞営業再開に向けた工事が進む紅葉館(写真:産経新聞)

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1.進む気象庁の高性能レーダー増設 「ゲリラ豪雨」の予測精度向上に力(産経新聞),産経新聞
RV=89.5 2008/12/10 09:41
キーワード:下水道,ゲリラ,石垣島,福井

 今夏猛威をふるった「ゲリラ豪雨」の発生を予測するための対策が進んでいる。「ドップラーレーダー」と呼ばれる高性能気象レーダーの設置を増やし、“不意打ち”の災害を減らそうというものだ。平木哲気象庁長官は「大雨予測の精度向上が期待できる。フル回転で準備を進めており、できるだけ早くやりたい」と来夏の運用を目指している。(社会部 芦川雄大) ドップラーレーダーは札幌、福井、大阪、広島、石垣島の5カ所の気象レーダーを交換する方法で年度内に設置される予定。10月の補正予算で設置が決まったもので、1基につき約2億5000万円かかるが、半径150キロ程度の気象情報を集めることができる。 気象庁の気象レーダーは全国に20カ所あり、今回の設置でこのうち16カ所がドップラーレーダーになる。電波を発射して目標物の位置を割り出す気象レーダーの機能に加え、ドップラーレーダーは目標物がどのように移動しているかも探知できるため、雲の内部の回転運動や、雨雲や雨粒の動きなどをとらえられる。                  ◆◇◆ 既存のドップラーレーダーのデータは、これまで10分おきに気象庁に送られていたが、速報性を高めるため、増設後は5分おきに送信する計画だ。気象庁計画課は「短時間の気象の乱れを予測するには、変化を早めにキャッチすることが不可欠になる」と話す。 さらに、気象庁は平成22年度からゲリラ豪雨、突風、雷の危険性が高い領域を分布図で表す「突風等短時間予測情報(仮称)」の発表を始める。最新情報をホームページなどに掲載し、活用を呼びかける。 気象庁業務課は「観測データはさまざまな要素を組み合わせて算出されるため、ドップラーレーダー化で局地的大雨の予測精度が上がる。今夏の災害を教訓に、活用可能な情報を有効に使うことを意識してほしい」と話す。                  ◆◇◆ 気象庁以外の団体もゲリラ豪雨を意識した対策を進めている。日本気象協会(東京)と防災科学技術研究所(茨城)は関東地方の1都3県に集中して両団体などが設置しているドップラーレーダー5カ所の観測データから、強風の発生を1時間前に予測する技術を開発した。「降り方が激しいと平たくなる雨粒の形の変化を2種類の電波で立体的にとらえたり、雨量を細かく解析できるため、ゲリラ豪雨の予測に応用できる」(日本気象協会)という。 民間気象会社のウェザーニューズ(東京)も、各地に住む1万人以上の登録会員から情報提供を受け、ゲリラ豪雨の予報に生かす試みを始めている。「実際に見える雷雨の状態に加え、『湿った風がふき始めてきた』『急激に雲が発達している』など、人の五感を使った感覚による情報を加えることで、ゲリラ豪雨を事前に捕捉できる」(同社)としている。【関連記事】・ゲリラ豪雨を予測しろ! 天気情報サービス、参入相次ぐ・高性能レーダーで強風予測 気象協会など、1時間前に・ゲリラ豪雨1時間109ミリ、レーダー解析で判明 豊島下水道事故・なにが原因? ゲリラ豪雨のメカニズム・ゲリラ豪雨を捕まえろ スパコンで予測解像度2.5倍

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2.進む気象庁の高性能レーダー増設 「ゲリラ豪雨」の予測精度向上に力(産経新聞),産経新聞
RV=60.2 2008/12/10 09:41
キーワード:下水道,ゲリラ

前の写真次の写真進む気象庁の高性能レーダー増設 「ゲリラ豪雨」の予測精度向上に力12月10日9時41分配信産経新聞気象庁のレーダー配置図(写真:産経新聞)【関連記事】・ゲリラ豪雨を予測しろ! 天気情報サービス、参入相次ぐ・高性能レーダーで強風予測 気象協会など、1時間前に・ゲリラ豪雨1時間109ミリ、レーダー解析で判明 豊島下水道事故・なにが原因? ゲリラ豪雨のメカニズム・ゲ螢藕覬・鯤瓩泙┐蹇.好僖灰鵑罵渋・鯀゚截押ィ鞠(Copyright2008SANKEIDIGITALINC.)この写真の記事へ最終更新:12月10日9時41分

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3.北陸大雨:浅野川はんらん 迅速水防へ水位判断の基準地を拡大−−県 /石川(毎日新聞),毎日新聞
RV=52.2 2008/12/10 16:01
キーワード:金沢,浅野川

 ◇水位判断地、複数カ所に−−堤防切れ目は存続 金沢市で浅野川がはんらんした7月の豪雨で、県は9日、水位に従って職員が水防作業にあたる判断基準の地点を、これまでの天神橋1カ所から、上流の芝原橋など複数カ所に増やす方針を明らかにした。また、浸水被害への影響が指摘されている堤防の切れ目について、住民の声に応え、存続を前提に話し合う意向も示した。いずれも、水防計画の見直しを進めている第三者委員会の25日の会合で提案する。【高橋慶浩】 県議会で植田剛史土木部長が、中村勲県議(自民)の一般質問に答えた。 県が同委などで示しているデータによると、金沢市街地にある天神橋の水位は午前7時20分から30分間で1・2メートル上昇した。この間、堤防の切れ目を閉める基準のはんらん注意水位(1・5メートル)や同危険水位(2・2メートル)を超えたが、職員の到着は他の被災場所などに対応していたために遅れ、切れ目の一部を閉じることができなかった。 このため、天神橋から約15キロ上流にあり、この豪雨で最多雨量(3時間で251ミリ)が観測された芝原橋などの水位も判断基準に加え、職員の水防活動に時間的余裕を持たせる。 また、浸水被害が出た地域の住民を対象に行った10月のアンケートで、川辺に降りるために設置した堤防の切れ目について存続を求める声が多かったことから、増水の際に速やかに閉める管理体制を住民と話し合って決めたい、とした。 さらに、避難場所や河川総合情報システムを知っている住民が少なかったことから、周知に努め、住民参加の合同訓練も検討するとした。【高橋慶浩】12月10日朝刊

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1.琵琶湖:05年アユ不漁、前年の台風のせい?水濁り、卵や稚魚が死んだ可能性 /滋賀(毎日新聞),毎日新聞
RV=57.3 2008/12/13 15:00
キーワード:産卵,農政,アユ,水深,泥,稚魚,湖

 ◇県水産試験場調査 台風で琵琶湖のアユ激減?――。05年に琵琶湖のアユ(コアユ)が不漁となったのは、前年の04年秋に台風が2回も県を通過し、産卵場所の川が増水したり琵琶湖の水が濁った影響で、卵や稚魚が死んだことが原因である可能性があることが、県水産試験場の調査で分かった。 アユは琵琶湖漁業の主要漁種の一つ。琵琶湖で過ごし、秋に川に上って産卵する。近畿農政局のまとめでは、05年の漁獲量は390トンで、前年の910トンから大幅に下回り、1966年以来39年ぶりに500トンを切る不漁だった。 同試験場の酒井明久・主任主査らは93〜05年のデータを分析。その結果、04年の産卵数は、増水で調査が十分できなかった98年を除くと最も少なく、網で捕らえた稚魚の数で見た稚魚密度数も2番目の低さで、産卵数や稚魚数が少なかったことが翌05年の不漁につながったと推測された。 産卵の最盛期は9月ころ。産卵直後の川が増水すると、卵が流されたり、泥で埋まるなどして死ぬが、04年は9月29日に台風21号が県を通過しており、台風による増水で産卵直後の多くの卵が死んだと考えられるという。 さらに、10月20日には台風23号が通過。直後の21日から8日間、琵琶湖の表層で普段の1・5倍以上の強い濁りが観測された。アユの稚魚が住む水深20メートル付近は一層濁っていたと考えられ、生まれたばかりの稚魚が通常にはない強い濁りに長期間さらされ、死んだ可能性も指摘した。 酒井主任主査は「台風が県を2回通過するのは珍しいこと。9月は増水が卵に、10月は濁りが稚魚に、それぞれ大きく影響したと推測される」と話している。【服部正法】12月13日朝刊

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2.放置人工林を「健康診断」=中学生も授業で体験−全国に広がる勢い・名古屋(時事通信),時事通信
RV=56.7 2008/12/13 04:31
キーワード:ダム,ボランティア,子ども

 「あの木の太さを測りたい人」「私がやりたーい」。森の中に中学生の元気な声が響き渡る。生徒が参加したのは、名古屋市のボランティア団体が指導する「森の健康診断」。2000年9月に愛知県などを襲った東海豪雨で土砂崩れが頻発したことを受け05年から本格的に始めた。人工林が放置され、土砂崩れなどが起きやすい状態になっていないか調査する。子どもも参加できるため、北海道や京都、石川、愛媛、熊本各府県をはじめ、全国に同様の団体ができつつあるという。 【関連ニュース】・〔写真特集〕列島に不安広がる豪雨被害・〔写真特集〕米ハリケーン被害・〔写真特集〕ウェザーフォト・気象の写真・土砂ダム、大量にあふれる=大雨で、13世帯が一時避難・東・北日本で大雨の恐れ=前線などの影響で

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1.北陸大雨:浅野川水害 金沢の被災住民、損賠訴訟へ原告団結成 /石川(毎日新聞),毎日新聞
RV=78.8 2008/12/14 13:01
キーワード:金沢,浅野川,切れ目,水門,来年

 ◇堤防の切れ目放置、県と市相手に来月提訴へ 7月の浅野川水害で、金沢市東山などの被災住民が13日、浸水は、県が堤防切れ目2カ所を閉め遅れたことなどが原因だとして、県と市に損害賠償を求める裁判の提起に向け、原告団を結成した。住民でつくる「被災者の会」の概算では、切れ目浸水の直接被害は約100世帯、申告された損害額は計2億円以上。来年1月中の提訴を目指す。【野上哲】 この日は今月9日に発足した弁護団からの説明会が同市内であり、住民ら約50人が参加した。県は落ち度を認めながら、法的責任は否定しており、弁護団の中村正紀弁護士は「県に責任を認めさせるには裁判しかない」と指摘した。支流の水門を閉め遅れたとして、市も訴える方針を示した。 県は「シミュレーションでは堤防を閉めても浸水した」とし、被害補償に難色を示す。中村弁護士は「計算と現実は違う。県は現場で被害実態を戸別調査すべきだが、それさえしていない」と批判。堤防の閉め遅れと被害の因果関係の立証に自信を示した。 質疑では高齢男性から「水圧で割れそうなガラスを押さえようとして息子が大けがした。自分も後始末でひざを疲労骨折した。補償されるだろうか」などの訴えがあった。 原告団の吉島聖和代表は「県の無責任さに怒りを感じる。裁判の目的はお金でなく、安心して地域で暮らすため。できるだけ多くの原告を集めたい」と話した。12月14日朝刊

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2.豪雨:土砂崩れなど発生の八王子市、8月末豪雨の記録集−−あす発行 /東京(毎日新聞),毎日新聞
RV=65.5 2008/12/14 11:00
キーワード:八王子,高尾山口,高尾,電気,京王線

 ◇被害状況や市の対応まとめる 8月末に関東・東海地方を襲った豪雨で、浸水や土砂崩れの被害が出た八王子市が、豪雨の記録集を15日に発行する。災害を忘れず、今後の教訓とすることが狙い。被害状況や市の対応をグラフやカラー写真付きでまとめている。 記録集によると、最も被害が出たのは8月28日夜から29日未明にかけての集中豪雨。同市川町の住宅街で裏山が崩れて1軒が倒壊し、10世帯28人に避難勧告が出された。京王線高尾山口駅―高尾駅間では、28日午後11時55分ごろ、崩れた土砂に列車が乗り上げて脱線した。 こうした被害を図説入りで掲載したほか、浸水や電気・ガス・水道被害の内訳、道路冠水の地点数を明記。土のうの積み上げ、避難誘導した市消防団の活動にも触れている。 A4判21枚。市内の各図書館や市のHP(ホームページ)で閲覧できる。問い合わせは防災課(042・620・7208)。【内橋寿明】〔多摩版〕12月14日朝刊

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1.歳末点描’08:「桜島小みかん」出荷盛ん−−JAグリーン鹿児島 /鹿児島(毎日新聞),毎日新聞
RV=42.6 2008/12/17 18:01
キーワード:鹿児島,例年,出荷,桜島,直径,ミカン,紘一,かご,出来,山積み

 ◇糖度や香りたっぷり 甘酸っぱい香りの中、小粒なミカンがきれいに箱詰めされていく。年末贈答用として人気の鹿児島市桜島の特産品「桜島小みかん」が、出荷の最盛期を迎えている。 JAグリーン鹿児島の選果場=同市桜島横山町=では、山積みされた小みかんを女性たちが素早い手つきで選別する。直径約5センチと小ぶりだが、糖度や香りはたっぷり。5月には、県から「かごしまブランド」の“お墨付き”も得た。関係者は「今年は台風被害もなく、例年以上の出来」と太鼓判を押す。【川島紘一】12月17日朝刊

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1.えんぴつ日記2008:/4 水害で息子の遺品無くした女性 /愛知(毎日新聞),毎日新聞
RV=115.2 2008/12/19 12:01
キーワード:岡崎,ゲリラ,濁流,伊賀,次男,泥水,来年

 ◇友人らの好意で写真再び 岡崎市は8月末のゲリラ豪雨で死者2人、床上浸水約1100棟、床下浸水約2250棟の被害に見舞われた。伊賀川沿いに住んでいた女性(74)は、川からあふれた濁流で、お金では買えない大切な品を失った。そしてその後、人の温かさを知ることになった。 8月29日午前1時10分ごろ。女性は自宅の台所付近から「ボコッ、ボコッ、ボコッ」という音を聞いた。30分後、押し寄せる水は身長148センチの女性の首にまで達した。冷蔵庫や洗濯機が水に浮かぶ異様な光景の中、夫とともに「助けて」と叫んだ。「お父さん。もう死んじゃうよ」。女性は死を覚悟した。 水が引き、静まり返った暗闇の中で救助を待つこと約3時間。夫婦は消防隊員に救出された。手にしていたのは、印鑑などが入った非常持ち出し用のポシェットのみ。大事な息子の思い出の品を水害に奪われた。 女性の次男は12年前、32歳の若さで病死した。幼いころのランドセル姿の写真などを納めたアルバムは泥水に沈んだ。次男が好きだった女性アイドルのポスターなどの遺品も失った。そして、次男との思い出がしみ込んだ自宅は、浸水被害がひどく、取り壊された。 1枚の写真だけが残された。ジーパン姿でピースサインをする次男が写っている。仏壇に飾っていた1枚だけが、かろうじて助かった。だが、水にぬれて色あせ、端の方は破れて傷ついていた。 「息子が生きた証しは、たった1枚の写真だけになった」。落ち込む女性に10月初旬、思わぬ出来事があった。 遺品がなくなったと伝え聞いた次男の高校時代の親友が、写真を届けてくれたのだ。かつての同級生たちに声をかけ、集まった15枚。写真の中で、次男は仲間たちとともに笑っていた。 「人の温かさが身にしみました。いい人たちに巡り合ったんですねえ。息子は」 80代の夫は水害のショックから施設に入った。女性は1人で市内のアパートに移ったが、気丈に明るく暮らしている。来年の春には、取り壊された自宅の跡に新しい家が建つ。女性は次男との思い出の地に戻り、これまでのように写真に向かって「おはよう」「おやすみ」と語りかけるのだろう。【佐野裕】=つづく12月19日朝刊

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1.<冠水道路>全国に2903カ所 国交省、対策に着手(毎日新聞),毎日新聞
RV=133.7 2008/12/20 15:01
キーワード:ダム,ゲリラ,鹿沼,天草,水没,水位,個所,排水,地震,ポンプ

 鉄道や道路などの下をくぐり抜けるように通り、激しい降雨時に冠水する危険性のある「アンダーパス」道路が全国に計2903カ所あることが国土交通省の調査で分かった。地球温暖化でゲリラ豪雨が多発する中、8月には栃木県鹿沼市のアンダーパスの市道で軽乗用車が水没し、女性(当時45歳)が死亡している。国交省は危険個所を管理する自治体や警察、消防などと連絡体制を整え、来年度から警報システムを整備するなどの本格的な対策事業に着手する。 調査は、鹿沼市の水没死亡事故をきっかけに初めて行われた。危険2903カ所の管理者別の内訳は▽国90▽都道府県・政令市951▽市町村1862。国交省は「多数を占める市町村は財政状況が厳しく対策が遅れがち」と判断し、国による支援を決めた。 まず、危険個所の情報を共有化し、冠水の危険性が高まった場合に素早く対応できるようにするため、地方整備局が中心となり、自治体と警察、消防との連絡体制を整備。監視員の養成や配置も検討する。国が管理する危険個所については09年6月までに(1)水位計装備の排水ポンプ(2)水位計と連動する警報板(3)遠隔監視カメラ−−の3点セットを設置する。自治体への支援策としては警告板などの施設整備費を補助事業化する。 財源は国の2次補正予算に盛り込んだ集中豪雨・震災対策費(約1000億円)を活用。国道・防災課は「夏のゲリラ豪雨期に間に合うよう対策を進める」と話している。 8月16日に発生した鹿沼市の水没死亡事故では行政側の不手際が露呈。市の担当部署は通行止めを知らせるバリケードを設置せず、消防本部と県警は別の水没事故と混同し、現場に出動しなかった。【高橋昌紀】■道路の冠水 危険個所数■北海道  46( 43)東 北 218(216)関 東 666(619)北 陸 374(370)中 部 495(487)近 畿 525(515)中 国 211(205)四 国 105( 99)九州・沖縄 263(259)※国土交通省調べ。かっこ内は地方自治体管理【関連ニュース】【写真特集】日本の水害【特集】備える 大雨、地震、噴火…路木ダム:建設根拠の浸水被害ウソ? 熊本・天草市が調査ブラジル:南部で洪水、死者約60人 4万3千人が避難訓戒処分:車水没による女性死亡事故で 栃木県警

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1.<気象庁>台風、上陸はゼロ…今年の発生22個(毎日新聞),毎日新聞
RV=113.9 2008/12/22 21:24
キーワード:ゲリラ,上陸,高気圧,平年,本土,東シナ海,気流,熱帯,速報

 気象庁は22日、今年の気象まとめ(速報)を発表した。台風は日本本土への上陸が8年ぶりにゼロ(平年2.6個)で、発生数も22個と平年の26.7個を下回った。原因について気象庁は「北西太平洋の熱帯域で平年より高気圧が強く、積乱雲の発生が抑えられたため数が減った。上陸しなかったのは、高気圧が平年より日本の南や西寄りに張り出し、東シナ海や中国大陸へ進むケースが多かったため」と分析している。このほか、年平均気温は全国的に高く、夏には上空の寒気と湿った気流などにより、各地で局地的な「ゲリラ豪雨」が発生した。

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1.北陸大雨:浅野川はんらん 県の水防体制見直し、来年2月までに反映 /石川(毎日新聞),毎日新聞
RV=115.9 2008/12/26 18:00
キーワード:金沢,浅野川,集落,切れ目,上流,閉鎖,来年

 ◇第三者委、最終会合 7月の浅野川豪雨を受け、県の水防体制などを検討する第三者委員会の最終会合が25日、県庁で開かれた。水防警報を出す基準として、芝原橋(金沢市芝原町)の水位や1時間雨量を追加するなどの計画改正案、上流域に砂防えん提を新設するなどの土砂災害対策を提案した。今回の豪雨で想定すると、現行より1時間10分早く水防警報が出せるようになるという。提案はおおむね了承され、来年2月までに県の水防計画案に反映する。 県は豪雨時の対応について「急激な水位上昇に対し、現行の基準では、避難行動や堤防の切れ目の操作が十分でなかった」と総括。芝原橋は、現行の水防警報発表の基準地点の天神橋から約15キロ上流にある。この橋で▽はんらん注意水位に達した時▽1時間雨量が50ミリ以上――を追加することにした。 さらに、上流の集落には高齢者が多く、情報伝達が不十分だったことから、各町会長の自宅などにアラーム付きの電光掲示板を設置する。また、堤防の切れ目の閉鎖が一部で遅れたのを受け、閉鎖基準を追加し、素材の軽量化やスライド化などを図る。豪雨により上流域に約10万立方メートルの不安定土砂が残っていることから、土石流被害を軽減するためにえん提10基(新設9基、復旧1基)を整備する。【高橋慶浩】12月26日朝刊

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2.<寒気>26日の予想最高気温…東京・大手町は5度(毎日新聞),毎日新聞
RV=20.6 2008/12/26 11:02
キーワード:平年,例年

 冬型の気圧配置に伴う強い寒気が流れ込み、26日は全国的に寒い朝となった。 気象庁によると、26日午後にかけ、北日本から北陸地方は雪や強風が吹く荒れ模様の天気になる。関東地方でもこの冬一番の冷え込みになり、東京・大手町の予想最高気温は5度、最低気温は4度。最低気温は平年並みだが、最高気温は例年10度を超えており、厳しい寒さになる。【苅田伸宏】

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3.寒気 26日の予想最高気温…東京・大手町は5度(毎日新聞),毎日新聞
RV=20.6 2008/12/26 11:03
キーワード:平年,例年

 冬型の気圧配置に伴う強い寒気が流れ込み、26日は全国的に寒い朝となった。 気象庁によると、26日午後にかけ、北日本から北陸地方は雪や強風が吹く荒れ模様の天気になる。関東地方でもこの冬一番の冷え込みになり、東京・大手町の予想最高気温は5度、最低気温は4度。最低気温は平年並みだが、最高気温は例年10度を超えており、厳しい寒さになる。【苅田伸宏】

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1.鉄道トラブル:新潟で停電、強風 北陸線が大幅乱れ /石川(毎日新聞),毎日新聞
RV=47.3 2008/12/28 16:01
キーワード:金沢,福井,伸夫

 JR北陸線は27日、新潟県糸魚川市の梶屋敷駅で同日午前9時ごろに発生した一時的な停電と強風で大幅な遅れが出た。JR西日本金沢支社によると、越後湯沢―福井間の上下線で、特急列車など14本が最大約2時間15分遅れ、約5500人に影響した。【栗原伸夫】12月28日朝刊

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2.鉄道トラブル:新潟で停電、強風 北陸線が大幅乱れ /富山(毎日新聞),毎日新聞
RV=47.3 2008/12/28 16:01
キーワード:金沢,福井,伸夫

 JR北陸線は27日、新潟県糸魚川市の梶屋敷駅で同日午前9時ごろに発生した一時的な停電と強風で、大幅な遅れが出た。JR西日本金沢支社によると、越後湯沢―福井間の上下線で、特急列車など14本が最大約2時間15分遅れ、約5500人に影響した。【栗原伸夫】12月28日朝刊

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3.新幹線、大雪や強風、車両故障で運休相次ぐ 帰省客らに影響(産経新聞),産経新聞
RV=32.8 2008/12/28 13:50
キーワード:故障,点検,三河安城,米

 帰省ラッシュが本格化した28日、東海道や秋田、山形、長野の各新幹線で雪や強風による運転見合わせや車両故障などのトラブルが相次ぎ、帰省客や行楽客らの足に影響が出た。 山形新幹線は午前8時半ごろから、大雪の影響で福島−米沢間の運転を見合わせた。上り線は11時すぎに運転を再開したが、下り線の運転再開は午後の見込み。JR東日本によると、同区間の線路を共用するJR奥羽線の関根−大沢間で除雪が必要となったためで、奥羽線も運転を見合わせた。山形新幹線は、上下計20本が区間運休した。 秋田新幹線も秋田−大曲間で強風が吹いたため、上下5本が運休、計8本に最大で1時間20分の遅れが出た。少なくとも約1300人に影響が出たという。 東海道新幹線の名古屋駅では午前9時半ごろ、上りのこだま540号が出発時、車両から汚物処理用のホースが落下。三河安城駅で車両を点検したため、計4本が最大15分遅れ、約2000人に影響が出た。 また、長野県千曲市内を走行中の長野発東京行きの長野新幹線「あさま506号」は午前7時ごろ、ブレーキがかかったままの状態になって停止し動けなくなった。故障により最大で上下計16本が運休し約1万人に影響が出たが、午前10時15分に運転を再開した。JRで故障原因を調べている。【関連記事】・北日本中心に大荒れ続く 暴風雪、高波の恐れ・北日本など強風に警戒を 冬型強まり大荒れの恐れ・大雪予想でJR寝台特急4本運休・停電、交通まひ…米襲う大雪 経済の次は街が凍りついた・米各地で大雪、交通まひ 中西部では20万戸以上停電

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1.4新幹線トラブル 大雪・強風・故障… 帰省客ら3万人に影響(産経新聞),産経新聞
RV=31.5 2008/12/29 08:02
キーワード:故障,点検,トラブル,東海道新幹線,さま

 帰省ラッシュが本格化した28日、東海道、長野、山形、秋田の4新幹線で大雪による運休や車両故障などのトラブルが相次いだ。JR東日本、東海両社によると、帰省客ら約3万人に影響。長野、山形、秋田の各新幹線で計47本が運休し、東海道新幹線で汚物処理用のホースが落下した。 山形新幹線は除雪作業のため28日午前8時半ごろから一時運転を見合わせ、午後3時までに運転を再開。新幹線上下22本が運休し約9300人に影響した。 秋田新幹線は強風で始発から徐行運転。上下9本が運休、約9000人に影響。長野新幹線は午前7時ごろ、長野県千曲市で「あさま506号」がブレーキがかかったままになった。約3時間後に運転再開し、上下16本が運休、約1万100人に影響した。 東海道新幹線は午前9時半ごろ、名古屋駅で「こだま540号」の汚物タンクから長さ約1メートルのホースが落下。車両点検で4本遅れ約2000人に影響した。 また、JR羽越線を走る「あけぼの」(上野−青森)など28日発の寝台特急上下6本が運休した。

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1.この1年:/下 9〜12月 /三重(毎日新聞),毎日新聞
RV=94.4 2008/12/30 11:01
キーワード:菰野,被告,ごみ,伊賀,閉鎖,桑名,ホテル,四日市

 ◇県北部、局地的豪雨で大被害 【9月】 2日から3日にかけて、県北部を局地的な豪雨が襲った。菰野町では土砂崩れや道路陥没で町内10カ所以上で道路が通行止めとなり、キャンプ客などが一時孤立し、御在所岳(1212メートル)の登山道が被害を受けた。また、いなべ市でも川が増水して道路が冠水し、床下浸水した。 湯の山温泉街などは秋の観光シーズンを前に大きな被害を受けた。県は土木・農林水産施設の被害額は合計で約44億円に上るとしている。通行止めになったままの滋賀県に通じる国道477号(鈴鹿スカイライン)は、全線の工事完了が09年度末になる見通し。東海自然歩道については復旧の見通しが立っていない。【高木香奈】 ◇塾経営者が女子高生誘拐 【10月】 16日午後2時ごろ、紀北町の高校2年生の女子生徒から母親の携帯電話に「娘を預かった。明日昼までに300万円作れ」というメールが届いた。捜査を開始した県警は17日朝同町の塾経営者、市川元被告(63)=11月、身代金目的誘拐罪で起訴=の塾兼自宅で女子生徒を発見、保護。市川被告を逮捕監禁容疑で緊急逮捕。市川被告は容疑を否認したが、県警は身代金目的誘拐容疑で再逮捕した。 地元の子どもたちに書道などを教えていた市川被告の逮捕は地域に大きな衝撃を与えた。 市川被告は07年度、県教委のキャリア・コーディネーターとして県立高校2校で進路指導をしていたため、教育界にも波紋が広がった。【岡大介】 ◇四日市、桑名市長選 【11月】 任期満了に伴う四日市、桑名の両市長選が30日あり、四日市は新人の田中俊行氏(57)が初の、桑名は現職の水谷元氏(52)が2回目の当選を果たした。 四日市は、前県議の新人同士の一騎打ちとなり、市政の変革を掲げたマニフェスト対決ともなった。だが、投票率42・24%と低調で市政への関心喚起に課題を残した。 桑名市長選は、旧桑名市時代から通算4期13年市長を務める水谷氏の多選批判から前市議3人が立候補した。前市議3人の合計得票は現職を上回り、今後の市政の在り方が問われる結果となった。 当日は桑名市議補選、県議亀山市選挙区補選もあった。【清藤天】   ◇ 松阪市の20年来の懸案事業・駅西再開発事業が27日、白紙撤回となった。 事業は87年に官主導の形で打ち出されたが、社会情勢の変化を理由に00年棚上げとなった。05年2月、地権者が準備組合を設立、これに市が加わる民間主導型で再スタート。マンション、ホテル、大型商業施設、保健医療福祉施設などが計画された。しかし資材高騰の中で負担割合を巡り、市と組合が対立。国庫補助金申請が時間切れとなった。 今後について下村猛市長は「再開発は必要。新事業を早期に立ち上げることも不可能ではない」と前向きの姿勢を示している。これに対し準備組合は、損害賠償の提訴も視野に、今後の取り組みを早期に明らかにするよう市長に求めている。【橋本明】 ◇消費者金融に拳銃強盗 【12月】 24日午後6時ごろ、鈴鹿市道伯2の消費者金融「サンワ」に男2人が押し入り「金を出せ」「(金は)まだないんか」などと脅し、店にいた男性店長を銃で撃ち、現金約400万円を奪って逃走した。男性店長は腰を撃たれて全治約1カ月の重傷。やはり店にいた男性店員も手足を手錠などで拘束された。県警が強盗殺人未遂事件として捜査している。 年の瀬に起きた凶悪な手口の犯罪に不安が広がった。【岡大介】……………………………………………………………………………………………………… ◇9〜12月の主なニュース 【9月】 7日 四日市市の埋設された配水管で一酸化炭素中毒事故。作業員2人が死亡。10日 事故米の転売問題で、名古屋市の「浅井」が四日市市の「ノノガキ穀販」に862トンを転売していたことが判明。 【10月】 2日 ホスゲンの無届け製造問題で県警が石原産業と担当者を化学兵器禁止法違反で書類送検。    鳥羽市で海洋ごみについて話し合う「海ごみサミット」始まる。10日 事故米問題で県警が愛知県警と合同で「ノノガキ穀販」などを捜索。16日 伊勢市の市道で女子中学生が男にカッターナイフのようなもので切りつけられる。男は逃走。19日 志摩市長選で前市議の大口秀和氏が現職を破り初当選。29日 四日市港汚職事件で国交省職員らに有罪判決。 【11月】 3日 津市の水道管工事現場で水道管内に作業員が吸い込まれ、1人が死亡する事故。 7日 「第3回マニフェスト大賞」の地方議会部門で県議会の会派「新政みえ」が選ばれる。 9日 伊賀市長選で前副市長の内保博仁氏が初当選。10日 津市の路上で国立病院総看護師長の女性が夫に刺され死亡。夫も自殺を図って重傷を負い、後に殺人容疑で逮捕。21日 ナガシマスパーランドでの殺人予告事件で、県警が名古屋市の男性を誤認逮捕していたことを発表。22日 小学生3人を車に乗せて連れ回したとして鈴鹿市の自称工員を未成年者誘拐容疑で逮捕。3人は無事保護。23日 男子高校駅伝の上野工が東海高校駅伝で県勢としては17年ぶりの優勝。 【12月】 2日 渡り鳥のナベヅル11羽が伊勢市の郊外に飛来。12日 シャープが三重工場(多気町)の一部ラインを閉鎖し、亀山工場(亀山市)に集約する方針を明らかに。19日 県が同僚のメールを盗み見したとして課長補佐級の男性職員を停職処分に。26日 四日市市で新聞配達中の中学2年生がひき逃げされて死亡。現場に戻った運転手を逮捕。〔三重版〕12月30日朝刊

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2.年末年始:2日までの天気 県内、きょうから再び冬型に /富山(毎日新聞),毎日新聞
RV=23.7 2008/12/30 15:01
キーワード:平年,予報

 富山地方気象台(富山市石坂)はこのほど、来年1月2日までの天気予報を発表した。 いったん緩んだ冬型の気圧配置は、30日以降は再び強まり、元日と2日は平野部でもまとまった積雪が見込まれる。気温も平年より低く、強風、高波、落雷、突風のおそれもあるという。同気象台では、吹雪による視程障害、着雪、雪崩などに注意を呼びかけている。【青山郁子】12月30日朝刊

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