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平成19年新潟県中越沖地震 注目記事アーカイブ 見出し一覧

Yahoo!ニューストピックス: 「平成19年新潟県中越沖地震」
「平成19年新潟県中越沖地震」トップ
キーワードの時系列的推移[PDF]: 1〜4日目(1時間間隔)
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 ▼2007/07/16 10:13〜2007/07/16 11:13▼

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 ▼2007/07/16 11:13〜2007/07/16 12:13▼

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 ▼2007/07/16 12:13〜2007/07/16 13:13▼

1.【新潟・長野地震】道路が隆起し、土塀が崩壊した 徳島新聞
  キーワード:放送,道路,ガス,村役場,倒れる,横,役場,市内,女性,倒壊 RV=70.8
2.【新潟・長野地震】新潟、長野北部で震度6強(16日12時38分時点の概要) 徳島新聞
  キーワード:道路,倒れる,市内,倒壊 RV=27.2

 ▼2007/07/16 13:13〜2007/07/16 14:13▼

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 ▼2007/07/16 14:13〜2007/07/16 15:13▼

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 ▼2007/07/16 15:13〜2007/07/16 16:13▼

1.<上中越沖地震>伝言ダイヤルの利用呼びかけ NTT東日本 毎日新聞
  キーワード:電話,自宅,メッセージ,番号,なる RV=24.2

 ▼2007/07/16 16:13〜2007/07/16 17:13▼

1.上中越沖地震 3人死亡150人負傷 住宅倒壊多数 毎日新聞
  キーワード:断層,今回,余震,ガス,女性,なる,建物 RV=31.6

 ▼2007/07/16 17:13〜2007/07/16 18:13▼

1.2カ所で脱線、道路も寸断=地震で交通網打撃−新潟 時事通信
  キーワード:列車,道路,ない,脱線,越後湯沢,現地,再開,編成 RV=30.5

 ▼2007/07/16 18:13〜2007/07/16 19:13▼

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 ▼2007/07/16 19:13〜2007/07/16 20:13▼

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 ▼2007/07/16 20:13〜2007/07/16 21:13▼

1.<中越沖地震>交通寸断、ライフラインにも打撃 新潟県内 毎日新聞
  キーワード:電話,道路,同市,直後,編成,通信 RV=42.3
2.地割れ、亀裂、土砂崩れ 上空ヘリから見た柏崎市内 産経新聞
  キーワード:道路,傾く,亀裂,編成 RV=25.3

 ▼2007/07/16 21:13〜2007/07/16 22:13▼

1.警察・消防・自衛隊が現地入り、被災者の救出や給水活動 読売新聞
  キーワード:直後,通信,警察,派遣,現地 RV=28.7

 ▼2007/07/16 22:13〜2007/07/16 23:13▼

1.<中越沖地震>微量の放射能漏れ海水中へ 柏崎刈羽原発で 毎日新聞
  キーワード:直後,水,近く,プール,ない,同社,中村 RV=30.4

 ▼2007/07/16 23:13〜2007/07/17 00:13▼

1.警察・消防・自衛隊が現地入り、被災状況確認や給水活動 読売新聞
  キーワード:警察,通信,直後,援助,派遣,現地,部隊,出動 RV=42.2

 ▼2007/07/17 00:13〜2007/07/17 01:13▼

1.固定・携帯電話が不通に=停電などで通信障害−新潟・長野の一部 時事通信
  キーワード:電話,通信,基地,携帯 RV=32.1
2.木造住宅に被害集中、低層に共振「キラーパルス」が影響か 読売新聞
  キーワード:波,住宅,周期,防災 RV=24.0

 ▼2007/07/17 01:13〜2007/07/17 02:13▼

1.新潟、長野で震度6強=8人死亡、2人不明、900人超けが−中越沖でM6.8 時事通信
  キーワード:水,断層,同市,大きい RV=20.7
2.最大規模、自衛隊員1800人派遣=護衛艦使い、12万食運び入れ−防衛省 時事通信
  キーワード:水,派遣,会議,大きい RV=20.6

 ▼2007/07/17 02:13〜2007/07/17 03:13▼

1.中越沖地震、政府が激甚災害指定を検討 読売新聞
  キーワード:水,復旧,首相,防災,検討,指定,場合 RV=32.4

 ▼2007/07/17 03:13〜2007/07/17 04:13▼

1.中越沖地震、政府が激甚災害指定を検討 読売新聞
  キーワード:水,指定,激甚,復旧,政府,首相,防災,検討,場合,現地 RV=51.5

 ▼2007/07/17 04:13〜2007/07/17 05:13▼

1.<中越沖地震>住民1万2000人以上が避難 小学校などに 毎日新聞
  キーワード:電話,水,近く,自宅,復旧,首相,夜 RV=45.1

 ▼2007/07/17 05:13〜2007/07/17 06:13▼

1.1万2000人が避難=家屋下敷きの女性死亡−死者9人に、余震続く・中越沖地震 時事通信
  キーワード:復旧,呉服,住宅,夜,大きい,全壊,同市 RV=33.1

 ▼2007/07/17 06:13〜2007/07/17 07:13▼

1.認知から到着に1時間=「人員不足と道路状況」−原発火災で署長・柏崎市消防 時事通信
  キーワード:現場,到着,活動,時間,話す,道路,要請,通常,入る,かかる RV=27.5

 ▼2007/07/17 07:13〜2007/07/17 08:13▼

1.新潟県中越沖地震 現場、遊説先…選挙運動直撃 産経新聞
  キーワード:電話,首相,候補 RV=33.2
2.新潟県中越沖地震 ドキュメント 産経新聞
  キーワード:首相,住宅,官邸 RV=26.8
3.新潟県中越沖地震 柏崎刈羽原発 揺れ「限界」の2・5倍 産経新聞
  キーワード:ガル,波 RV=26.0

 ▼2007/07/17 08:13〜2007/07/17 09:13▼

1.1万2000人が避難=死者9人不明1人に−余震続く・中越沖地震 時事通信
  キーワード:呉服,未明,男性,家族,大きい,住宅 RV=31.3
2.ライフライン寸断、生活に影響=支援活動本格化−新潟県柏崎市 時事通信
  キーワード:到着,仮設,水,大きい,集まる RV=25.2

 ▼2007/07/17 09:13〜2007/07/17 10:13▼

1.中越沖地震 変圧器2時間燃える 柏崎刈羽原発 毎日新聞
  キーワード:ガル,想定,近く,建屋,直下,到着 RV=50.0
2.中越沖地震 交通寸断、ライフラインにも打撃 新潟県内 毎日新聞
  キーワード:電話,近く,通信 RV=27.6

 ▼2007/07/17 10:13〜2007/07/17 11:13▼

1.<中越沖地震>サポート情報 ライフライン(2) 毎日新聞
  キーワード:電話,通信,同社,携帯,立つ RV=36.5

 ▼2007/07/17 11:13〜2007/07/17 12:13▼

1.<中越沖地震>1800人の自衛隊員を現地に派遣…防衛省 毎日新聞
  キーワード:電話,到着,携帯 RV=28.4
2.桑名市、新潟被災地に物資 毛布や非常食など支援 中日新聞
  キーワード:物資,到着,救援 RV=21.6
3.県内にも激震、ライフライン寸断 新潟県中越沖地震 中日新聞
  キーワード:電話,携帯 RV=21.4

 ▼2007/07/17 12:13〜2007/07/17 13:13▼

1.中越沖地震:住民の生活、寸断 「なんでまた…」 続く余震、募る不安 /新潟 毎日新聞
  キーワード:電話,高校,試合 RV=27.7
2.<中越沖地震>キラーパルスが木造家屋直撃 周期1秒の揺れ 毎日新聞
  キーワード:波,周期,近く RV=26.2

 ▼2007/07/17 13:13〜2007/07/17 14:13▼

1.安倍首相、激甚災害指定へ調査指示 新潟県中越沖地震 産経新聞
  キーワード:ボランティア,指定,選挙,耐震,激甚 RV=33.3
2.<中越沖地震>未明の捜索、希望届かず 9人目の死者 毎日新聞
  キーワード:呉服,未明,店舗,近く RV=26.3

 ▼2007/07/17 14:13〜2007/07/17 15:13▼

1.被災地の復旧作業本格化、死者9人・負傷者1000人超す 読売新聞
  キーワード:ボランティア,呉服,未明,飯野 RV=29.0

 ▼2007/07/17 15:13〜2007/07/17 16:13▼

1.中越沖地震:県内医療チーム現地へ 県が先遣隊派遣、支援方法調査 /福井 毎日新聞
  キーワード:ボランティア,医療,救援,救護班 RV=25.7

 ▼2007/07/17 16:13〜2007/07/17 17:13▼

1.新潟県中越沖地震 徹夜の救出、実らず 呉服店下敷き女性犠牲  産経新聞
  キーワード:飯野,呉服,店舗,屋根,未明 RV=45.7
2.中越沖地震 未明の捜索、希望届かず 9人目の死者 毎日新聞
  キーワード:飯野,呉服,店舗,未明 RV=37.9
3.中越沖地震 眠れぬ夜、明ける 避難所は人手不足 毎日新聞
  キーワード:電話,ボランティア,物資 RV=34.4

 ▼2007/07/17 17:13〜2007/07/17 18:13▼

1.排気から放射性物質=柏崎刈羽7号機、地震と関連か−人体や環境に影響せず・東電 時事通信
  キーワード:放射,物質,検出,場合,基づく,関連,比べる,出力,通常,本社 RV=25.7

 ▼2007/07/17 18:13〜2007/07/17 19:13▼

1.不明男性の捜索続く=雨の中、再び不安な夜−停電、断水解消せず・中越沖地震 時事通信
  キーワード:物資,出動,救援,近く,降る,到着 RV=39.7

 ▼2007/07/17 19:13〜2007/07/17 20:13▼

1.<中越沖地震>ゴミ焼却場の煙突、一部崩落 柏崎市 毎日新聞
  キーワード:近く,部分,ゴミ,煙突 RV=20.5

 ▼2007/07/17 20:13〜2007/07/17 21:13▼

1.<参院選>自、民、公、公示後もHP更新 候補者の写真避け 毎日新聞
  キーワード:候補,選挙,想定,掲載,首相 RV=43.2
2.ボランティア募集開始=柏崎市 時事通信
  キーワード:電話,ボランティア RV=23.5

 ▼2007/07/17 21:13〜2007/07/17 22:13▼

1.<中越沖地震>サポート情報 ライフライン 毎日新聞
  キーワード:電話,携帯,通信 RV=23.1

 ▼2007/07/17 22:13〜2007/07/17 23:13▼

1.救援物資や義援金を被災地へ−中越沖地震、県内で準備進む 山形新聞
  キーワード:物資,協定,救援,おにぎり,募金,復興,届ける,準備,義援金 RV=48.0

 ▼2007/07/17 23:13〜2007/07/18 00:13▼

1.中越沖地震で島根原発の消火体制を点検 山陰中央新報
  キーワード:活断層,耐震,設計,電力,東電,報告,問題,到着,体制 RV=55.0
2.日本原子力産業協会長が「原発安全性は確保」 山陰中央新報
  キーワード:活断層,耐震,設計,電力,体制 RV=33.9

 ▼2007/07/18 00:13〜2007/07/18 01:13▼

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 ▼2007/07/18 01:13〜2007/07/18 02:13▼

1.柏崎刈羽原発、全7基でトラブル50件…地震対策見直しへ 読売新聞
  キーワード:放射,東電,建屋,物質 RV=23.0

 ▼2007/07/18 02:13〜2007/07/18 03:13▼

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 ▼2007/07/18 03:13〜2007/07/18 04:13▼

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 ▼2007/07/18 04:13〜2007/07/18 05:13▼

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 ▼2007/07/18 05:13〜2007/07/18 06:13▼

1.被災地支援 東北から続々 新潟県中越沖地震 河北新報
  キーワード:物資,入浴,仮設,協定,おにぎり,救援,判定,整備,飲料,トイレ RV=56.0

 ▼2007/07/18 06:13〜2007/07/18 07:13▼

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 ▼2007/07/18 07:13〜2007/07/18 08:13▼

1.中越沖地震 原発の安全指針 経産省、前倒しを指示 産経新聞
  キーワード:耐震,ガル,活断層 RV=42.0
2.原子力産業協会長が来県 産経新聞
  キーワード:耐震,活断層 RV=28.2
3.県の無料耐震診断 古い家屋 「倒壊の可能性」9割に 産経新聞
  キーワード:耐震,診断 RV=26.0
4.県の無料耐震診断 古い家屋 「倒壊の可能性」9割に 産経新聞
  キーワード:耐震,診断 RV=26.0

 ▼2007/07/18 08:13〜2007/07/18 09:13▼

1.避難所に医師ら派遣=被災地、一部で電力復旧−バス運行始まる・中越沖地震 時事通信
  キーワード:電力,本格,バス,生活,始まる,迎える,医師,看護,難航,運行 RV=30.0

 ▼2007/07/18 09:13〜2007/07/18 10:13▼

1.刈羽原発トラブル 大間に影響か 東奥日報
  キーワード:耐震,指針,想定,電力 RV=41.7
2.中越沖地震 投票の見通し立たず 施設不足、復旧に追われ 毎日新聞
  キーワード:投票,選挙 RV=28.6

 ▼2007/07/18 10:13〜2007/07/18 11:13▼

1.中越沖地震:各区市、次々と支援の手 /東京 毎日新聞
  キーワード:物資,義援金,トイレ,仮設,シート,協定 RV=53.7
2.中越沖地震:救援物資、被災地へ 県や鹿嶋市など支援態勢整え /茨城 毎日新聞
  キーワード:物資,義援金,トイレ,仮設,シート,協定 RV=53.7
3.中越沖地震:水を、パンを、仮設トイレを… 広がる被災者支援 /群馬 毎日新聞
  キーワード:物資,トイレ,仮設,シート,協定,募金 RV=50.5

 ▼2007/07/18 11:13〜2007/07/18 12:13▼

1.中越沖地震:サポート情報 17日 /新潟 毎日新聞
  キーワード:電話,相談,ボランティア,義援金 RV=60.3
2.尾道と三原で義援金受け付け 中国新聞
  キーワード:電話,ボランティア,義援金,物資 RV=55.3
3.中越沖地震:福島第1・第2原発、防災体制に不安 想定地震見直し−−東電 /福島 毎日新聞
  キーワード:活断層,耐震,指針 RV=39.6

 ▼2007/07/18 12:13〜2007/07/18 13:13▼

1.中越沖地震:県が職員10人を派遣 家屋危険度診断を応援 /秋田 毎日新聞
  キーワード:判定,診断,工事 RV=29.6
2.各原発に消火体制の整備指示=西川福井県知事と会談−甘利経産相 時事通信
  キーワード:耐震,電力 RV=21.5

 ▼2007/07/18 13:13〜2007/07/18 14:13▼

1.中越沖地震:職員、給水車、医療チーム派遣…支援活動が本格化 /石川 毎日新聞
  キーワード:ボランティア,判定,ゴミ,送る,問題 RV=48.0
2.中越沖地震:全原協も緊急援助 毛布、おかゆなど発送 /福井 毎日新聞
  キーワード:耐震,物資,送る,問題 RV=36.9
3.中越沖地震:知事「木造住宅の耐震診断」訴え 部局長会、幹部ら30人出席 /富山 毎日新聞
  キーワード:耐震,診断,物資 RV=33.6

 ▼2007/07/18 14:13〜2007/07/18 15:13▼

1.中越沖地震:日赤府支部が義援金募集/亀岡市役所に募金箱 /京都 毎日新聞
  キーワード:義援金,募金,送る RV=28.8
2.原発耐震性再考を 今井会長 中国新聞
  キーワード:活断層,耐震 RV=26.1

 ▼2007/07/18 15:13〜2007/07/18 16:13▼

1.増築家屋に被害集中 中越沖地震 兵庫の研究者調査  神戸新聞
  キーワード:ボランティア,入浴,仮設,問題,知事 RV=45.0
2.中越沖地震被災者の再起手助け 県派遣の保健師ら3人出発 2007/07/18 15:34 徳島新聞
  キーワード:相談,保健 RV=25.0

 ▼2007/07/18 16:13〜2007/07/18 17:13▼

1.新潟県中越沖地震 電力供給、一部で再開 産経新聞
  キーワード:電話,ボランティア,物資,電力 RV=47.4
2.新潟県中越沖地震 原発直下に活断層 柏崎市が使用停止命令 産経新聞
  キーワード:活断層,電力,命令 RV=33.2
3.中越沖地震 被災地へ米や飲料水発送/鹿児島県内 南日本新聞
  キーワード:義援金,物資 RV=24.1

 ▼2007/07/18 17:13〜2007/07/18 18:13▼

1.中越沖地震 柏崎刈羽原発に緊急使用停止命令 柏崎市長 毎日新聞
  キーワード:命令,社長,東電,問題,協定 RV=44.1
2.中越沖地震 柏崎刈羽原発に停止命令 被災者ら「当然」 毎日新聞
  キーワード:命令,耐震,東電 RV=32.2

 ▼2007/07/18 18:13〜2007/07/18 19:13▼

1.新潟県中越沖地震 手塩にかけた地酒“全滅” 産経新聞
  キーワード:社長,酒造,貯蔵,タンク,木造 RV=35.0

 ▼2007/07/18 19:13〜2007/07/18 20:13▼

1.「対応後手」と厳しく批判=東電・柏崎原発で新潟知事 時事通信
  キーワード:社長,問題,市長,知事,勝俣 RV=35.6
2.募金「現地に行って届けたい」 大谷高の生徒、被災者支援へ活動 京都新聞
  キーワード:ボランティア,募金,シート RV=28.4

 ▼2007/07/18 20:13〜2007/07/18 21:13▼

1.柏崎市の木造建物全壊率、輪島市と同程度の5・1% 読売新聞
  キーワード:波,周期,木造 RV=20.9

 ▼2007/07/18 21:13〜2007/07/18 22:13▼

1.鶴岡東高生徒が募金活動〜中越沖地震・村山、天童に窓口 山形新聞
  キーワード:義援金,募金,庁舎,支部,届ける,窓口 RV=45.5
2.<中越沖地震>倒壊本堂の下に男性遺体 死者は10人に 毎日新聞
  キーワード:猪俣,五十嵐,和大,高校 RV=20.2

 ▼2007/07/18 22:13〜2007/07/18 23:13▼

1.<中越沖地震>東電が活断層を過小評価? 原発建設前に発見 毎日新聞
  キーワード:海底,耐震,直下,東電,問題,起こす,建設,延びる RV=60.4

 ▼2007/07/18 23:13〜2007/07/19 00:13▼

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 ▼2007/07/19 00:13〜2007/07/19 01:13▼

1.震源付近に断層把握=当時の基準で「考慮対象外」−柏崎刈羽原発・東電 時事通信
  キーワード:活断層,海底,耐震,東電,設計,評価 RV=55.9
2.中越沖地震の死者10人に=倒壊現場から不明男性−電気は全面復旧 時事通信
  キーワード:猪俣,世帯,協会,捜索 RV=24.3

 ▼2007/07/19 01:13〜2007/07/19 02:13▼

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 ▼2007/07/19 02:13〜2007/07/19 03:13▼

1.<中越沖地震>母子3人救出…力合わせたお隣さんたちが 毎日新聞
  キーワード:電話,建築 RV=20.1

 ▼2007/07/19 03:13〜2007/07/19 04:13▼

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 ▼2007/07/19 04:13〜2007/07/19 05:13▼

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 ▼2007/07/19 05:13〜2007/07/19 06:13▼

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 ▼2007/07/19 06:13〜2007/07/19 07:13▼

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 ▼2007/07/19 07:13〜2007/07/19 08:13▼

1.箕面市の幹部会 被災地に義援金20万円 産経新聞
  キーワード:相談,義援金,募金 RV=46.3
2.中越沖地震 県、被災地に応急危険度判定士を派遣 産経新聞
  キーワード:相談,判定,診断 RV=45.2
3.中越沖地震 原発直下に活断層? 産経新聞
  キーワード:活断層,海底,直下 RV=41.2

 ▼2007/07/19 08:13〜2007/07/19 09:13▼

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 ▼2007/07/19 09:13〜2007/07/19 10:13▼

1.「耐震基準見直しを」 九州の関係者 西日本新聞
  キーワード:命令,直下,耐震,電力,川内,玄海,鹿児島,東電,市長 RV=80.5

 ▼2007/07/19 10:13〜2007/07/19 11:13▼

1.危険度判定士を派遣 中越沖地震で県も 中日新聞
  キーワード:相談,判定,保健,建築,トイレ,物資,福祉,健康,シート RV=90.7
2.中越沖地震:県、「建築物危険度判定士」を派遣 /茨城 毎日新聞
  キーワード:判定,支部,建築 RV=35.0
3.中越沖地震:「危険度判定士」ら33人、柏崎に派遣へ−−県 /栃木 毎日新聞
  キーワード:判定,建築 RV=25.9

 ▼2007/07/19 11:13〜2007/07/19 12:13▼

1.中越沖地震:被災地からの要請に応じ、保健師ら新潟・柏崎市に派遣 /群馬 毎日新聞
  キーワード:判定,保健,支部,建築,送る RV=57.1
2.中越沖地震:東電トラブル教訓 浜岡原発の安全、再確認を…県が中電に要請へ /静岡 毎日新聞
  キーワード:ガル,耐震,想定 RV=33.3
3.<中越沖地震>原子力安全委が現地調査 異様な原発火災跡 毎日新聞
  キーワード:ガル,想定,送る RV=30.9

 ▼2007/07/19 12:13〜2007/07/19 13:13▼

1.中越沖地震:支援の輪広がる 職員や物資派遣、義援金など /石川 毎日新聞
  キーワード:義援金,保健,募金 RV=41.0
2.中越沖地震:サポート情報 18日 /新潟 毎日新聞
  キーワード:入浴,電話,保険 RV=35.9
3.原発の耐震性、早急に検査=経産省に指示−塩崎官房長官・新潟県中越沖地震 時事通信
  キーワード:活断層,耐震 RV=26.4

 ▼2007/07/19 13:13〜2007/07/19 14:13▼

1.新潟県中越沖地震 「要援護者情報」伝わらず 産経新聞
  キーワード:名簿,掲載,保険,個人 RV=46.6
2.県が保健師2人派遣 新潟県中越沖地震 高知新聞
  キーワード:相談,保健,福祉 RV=39.8
3.中越沖地震:県がヘリ1機を派遣 赤十字は医師ら11人 /山梨 毎日新聞
  キーワード:判定,支部,建築 RV=37.6

 ▼2007/07/19 14:13〜2007/07/19 15:13▼

1.中越沖地震:「被災者に支援の募金を」 佐伯豊南高生などが街頭活動 /大分 毎日新聞
  キーワード:義援金,支部,ボランティア,募金 RV=56.4
2.柏崎市の要援護者リスト、地震発生時ほとんど機能せず 読売新聞
  キーワード:名簿,掲載,電話 RV=45.8
3.柏崎市の要援護者リスト、地震発生時ほとんど機能せず 読売新聞
  キーワード:名簿,掲載,電話 RV=45.8

 ▼2007/07/19 15:13〜2007/07/19 16:13▼

1.中越沖地震:県職員と4市職員ら派遣へ /滋賀 毎日新聞
  キーワード:判定,保健,建築,健康,ケア RV=55.4
2.中越沖地震:飲料水、米の発送、義援金箱を設置 県内でも支援広がる /鹿児島 毎日新聞
  キーワード:義援金,鹿児島,送る,飲料 RV=43.6

 ▼2007/07/19 16:13〜2007/07/19 17:13▼

1.断水の新潟・柏崎市へ 神戸のNPO代表が給水 神戸新聞
  キーワード:ボランティア,福祉,神戸,タンク,法人,仮設 RV=47.0
2.九州4350台生産中止 中越沖地震 部品メーカー被災 今夕から明日 トヨタ、ダイハツ分 西日本新聞
  キーワード:生産,九州,福岡,大分 RV=28.2

 ▼2007/07/19 17:13〜2007/07/19 18:13▼

1.中越沖地震 原子力安全委が現地調査 異様な原発火災跡 毎日新聞
  キーワード:ガル,バス,想定,送る RV=40.7
2.中越沖地震 柏崎市の保管施設満杯 救援物資の停止を! 毎日新聞
  キーワード:送る,個人,物資 RV=22.3

 ▼2007/07/19 18:13〜2007/07/19 19:13▼

1.中越沖地震の被災者へ義援金 大津の「日吉子どもサミット」 京都新聞
  キーワード:義援金,支部,ボランティア,日本赤十字社,回収,子ども,つくる RV=67.5

 ▼2007/07/19 19:13〜2007/07/19 20:13▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2007/07/19 20:13〜2007/07/19 21:13▼

1.1割以上、「立ち入り危険」=柏崎市、被災建物の判定進む−中越沖地震 時事通信
  キーワード:判定,建築,シート RV=35.1
2.仮設住宅にデイサービスの福祉施設併設…新潟県知事が表明 読売新聞
  キーワード:福祉,介護,要望 RV=25.0

 ▼2007/07/19 21:13〜2007/07/19 22:13▼

1.<中越沖地震>サポート情報 ライフライン 毎日新聞
  キーワード:電話,協会,受け付ける,無料,法人,窓口 RV=42.6
2.全7基で想定超える揺れ=地震計データ、一部消失−柏崎刈羽原発・東電 時事通信
  キーワード:ガル,想定 RV=25.2

 ▼2007/07/19 22:13〜2007/07/19 23:13▼

1.<中越沖地震>「災害時要援護者」の8割、連絡取れず 柏崎 毎日新聞
  キーワード:個人,援護,保護,障害,体制,計画,一人暮らし,進む,早期,高齢 RV=42.3

 ▼2007/07/19 23:13〜2007/07/20 00:13▼

1.地震データ消失、放射性物質まだ放出…原発ずさん対応続々 読売新聞
  キーワード:電話,データ,トラブル,建屋 RV=30.3
2.「蒸し風呂」避難所ぐったり柏崎 猛暑対策に奔走 産経新聞
  キーワード:暑い,健康,工事 RV=24.4
3.柏崎刈羽原発問題で島根県が国に要望書 山陰中央新報
  キーワード:島根,耐震,要望 RV=22.7

 ▼2007/07/20 00:13〜2007/07/20 01:13▼

1.30超す「災害医療チーム」が被災地入り、成果上げる 読売新聞
  キーワード:整備,出動,医師,応じる,医療,自主,チーム RV=24.5

 ▼2007/07/20 01:13〜2007/07/20 02:13▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2007/07/20 02:13〜2007/07/20 03:13▼

1.<中越沖地震>山古志でも被災の酪農家、懸命に牛を守る 毎日新聞
  キーワード:牛,暑い,山古志,五十嵐,夏 RV=45.9
2.<柏崎刈羽原発>原発持つ全電力、「地震時火災」の体制なし 毎日新聞
  キーワード:指針,想定,耐震,電力,トラブル RV=40.0

 ▼2007/07/20 03:13〜2007/07/20 04:13▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2007/07/20 04:13〜2007/07/20 05:13▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2007/07/20 05:13〜2007/07/20 06:13▼

1.中越沖地震「被災者の力になる」 東松島市と女川町が職員派遣 河北新報
  キーワード:義援金,保健,支部,募金,ボランティア,福祉,口座,日本赤十字社,法人,健康 RV=108.7

 ▼2007/07/20 06:13〜2007/07/20 07:13▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2007/07/20 07:13〜2007/07/20 08:13▼

1.中越沖地震 柏崎刈羽原発全7基 揺れ、設計値超す 産経新聞
  キーワード:ガル,想定,放射 RV=37.3
2.中越沖地震 原発トラブル63件に 地震計、本震データ消える 産経新聞
  キーワード:想定,データ,トラブル,部品 RV=31.0
3.製造業6割停止 リケンなど柏崎で47社 産経新聞
  キーワード:生産,酒造,部品 RV=25.5

 ▼2007/07/20 08:13〜2007/07/20 09:13▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2007/07/20 09:13〜2007/07/20 10:13▼

1.生産休止 地場にも影響 中越沖地震 九州の自動車産業 西日本新聞
  キーワード:生産,九州,部品,メーカー,福岡,社長 RV=69.1
2.医師や看護師 真剣訓練 大規模災害を想定120人参加 患者の優先順位で議論も 西日本新聞
  キーワード:九州,想定,データ,福岡 RV=41.0
3.九州の自衛隊も給水支援で派遣 西日本新聞
  キーワード:九州,福岡 RV=22.8

 ▼2007/07/20 10:13〜2007/07/20 13:13▼

1.中越沖地震:県など、柏崎に職員派遣 被災建築物危険度判定士ら29人 /岐阜 毎日新聞
  キーワード:相談,判定,保健 RV=55.7
2.中越沖地震:県泉松陵高の生徒が文化祭収益金寄付 被災地復興願い /宮城 毎日新聞
  キーワード:相談,保健,支部 RV=47.6
3.中越沖地震:県、被災地支援の対策会議事務局を設置 /福島 毎日新聞
  キーワード:相談,保健 RV=35.2

 ▼2007/07/20 13:13〜2007/07/20 16:13▼

1.中越沖地震:小中生グループが義援金 日赤県支部に3万円を寄託−−大津 /滋賀 毎日新聞
  キーワード:義援金,支部,ボランティア,日本赤十字社,受け付ける,日吉 RV=70.9
2.中越沖地震:義援金口座を開設−−日赤県支部 /高知 毎日新聞
  キーワード:義援金,支部,口座,日本赤十字社,高知,受け付ける RV=67.0
3.中越沖地震:県、被災地に建築技師4人を増派 /鳥取 毎日新聞
  キーワード:判定,建築 RV=27.5

 ▼2007/07/20 16:13〜2007/07/20 19:13▼

1.新潟の被災者へ義援金募集  長浜市社会福祉協議会 京都新聞
  キーワード:義援金,募金,ボランティア,福祉,口座 RV=70.4
2.中越沖地震 山古志でも被災の酪農家、懸命に牛を守る 毎日新聞
  キーワード:牛,暑い,山古志,牛舎 RV=66.6
3.中越沖地震:義援金受け付け、募金箱…被災者支援が本格化−−県内各団体 /佐賀 毎日新聞
  キーワード:義援金,募金,福祉,口座 RV=57.7

 ▼2007/07/20 19:13〜2007/07/20 22:13▼

1.新潟市などからもバス運行=ボランティア向け、被災地へ 時事通信
  キーワード:ボランティア,バス,電話,受け付ける RV=37.2

 ▼2007/07/20 22:13〜2007/07/21 01:13▼

1.県内メーカーにも影響 中越沖地震で自動車部品会社被災 山形新聞
  キーワード:生産,部品,休止,メーカー RV=60.3
2.全世帯に保健師ら訪問=地震被害の柏崎市 時事通信
  キーワード:保健,福祉,介護 RV=31.6
3.島根原発の消火体制を国へ報告 山陰中央新報
  キーワード:自衛,島根,処理 RV=26.6

 ▼2007/07/21 01:13〜2007/07/21 04:13▼

1.<中越沖地震>短期施設に高齢者が集中、定員超過 柏崎市 毎日新聞
  キーワード:介護,福祉,援護,受け入れる RV=33.4
2.原発の消火体制不十分、化学消防車配備は5社のみ 読売新聞
  キーワード:自衛,電力,処理,計画 RV=32.5

 ▼2007/07/21 04:13〜2007/07/21 07:13▼

1.みやぎ発展税導入 「政治生命懸け導入」村井知事一問一答 河北新報
  キーワード:生産,企業,選挙,自分,震災,届く,悪い,村井,しれる,振興 RV=64.4

 ▼2007/07/21 07:13〜2007/07/21 10:13▼

1.「水確保が重要」 被災地派遣の職員ら帰静 産経新聞
  キーワード:判定,募金,ボランティア,法人 RV=57.7
2.中越沖地震 新潟県へ県など見舞金 産経新聞
  キーワード:義援金,募金,支部 RV=49.5
3.初の週末、ボランティアバスで輸送 中越沖地震 産経新聞
  キーワード:ボランティア,バス RV=25.4

 ▼2007/07/21 10:13〜2007/07/21 13:13▼

1.中越沖地震:県、9月初旬まで保健師を派遣 議会は義援金 /三重 毎日新聞
  キーワード:相談,義援金,判定,保健 RV=81.9
2.中越沖地震:大崎市職員ら、被災地へ派遣 栗原市も支援物資輸送 /宮城 毎日新聞
  キーワード:相談,生産,ボランティア,保健 RV=80.9
3.中越沖地震:県が被災者支援、保健師を派遣 /秋田 毎日新聞
  キーワード:相談,暑い,保健 RV=55.7

 ▼2007/07/21 13:13〜2007/07/21 16:13▼

1.志賀原発:北陸電、消防・連絡体制を確認して報告 /石川 毎日新聞
  キーワード:自衛,訓練,電力 RV=36.5
2.<花火大会>選挙ずれ混乱 大幅延期や荒天中止も  毎日新聞
  キーワード:花火,投票 RV=34.7
3.「棚を見ると落ちると震え」新潟県教委に被災小中学生の声 読売新聞
  キーワード:相談 RV=27.9

 ▼2007/07/21 16:13〜2007/07/21 19:13▼

1.中越沖地震:伊賀市、危険度判定士派遣へ 県は保健師チーム /三重 毎日新聞
  キーワード:相談,義援金,判定,募金,保健 RV=96.3
2.中越沖地震:新潟の震災地に、温泉水を送る−−垂水の「寿鶴」 /鹿児島 毎日新聞
  キーワード:相談,義援金 RV=51.4
3.花火大会 選挙ずれ混乱 大幅延期や荒天中止も  毎日新聞
  キーワード:花火,投票 RV=51.1

 ▼2007/07/21 19:13〜2007/07/21 22:13▼

1.柏崎市に保健師ら1カ月間派遣 京都市、22日から16人を5日交代 京都新聞
  キーワード:相談,保健,健康 RV=50.7
2.<中越沖地震>赤ちゃん40人もく浴 助産師会がサービス 毎日新聞
  キーワード:義援金,勧告,受け付ける RV=35.2
3.温かい豚汁で恩返し=旧山古志村民が炊き出し−中越沖地震・刈羽村 時事通信
  キーワード:山古志,参加 RV=21.3

 ▼2007/07/21 22:13〜2007/07/22 01:13▼

1.原発耐震指針見直しを 石橋克彦・神戸大教授 神戸新聞
  キーワード:活断層,海底,指針,直下 RV=48.8
2.消火専従者の常駐ゼロ 原発10社 神戸新聞
  キーワード:訓練,指針,データ RV=35.6
3.中越地震の空き仮設住宅提供へ=要援護者一時避難所に−新潟県 時事通信
  キーワード:介護,園児,援護 RV=29.4

 ▼2007/07/22 01:13〜2007/07/22 04:13▼

1.断水なお2万4000世帯、中越沖地震発生から1週間 読売新聞
  キーワード:勧告,今,降り続く,個所,ピーク,世帯 RV=29.0
2.山古志住民「3年前の恩返し」被災者に豚汁振る舞う 読売新聞
  キーワード:山古志,手,経験,入れる RV=27.6

 ▼2007/07/22 04:13〜2007/07/22 07:13▼

1.<中越沖地震>生活の質は以前の4割 被災者聞き取り調査 毎日新聞
  キーワード:現状,聞き取る,再建,レベル,浮き彫り,補修,対象,費用,平均,訴える RV=21.0

 ▼2007/07/22 07:13〜2007/07/22 10:13▼

1.新潟へ仮設風呂 造船会社が製作 海自舞鶴へ贈呈 産経新聞
  キーワード:自衛,入浴,所長 RV=34.2
2.新潟県中越沖地震受け県原安委 琵琶湖の活断層に注意 産経新聞
  キーワード:自衛,活断層 RV=30.2
3.中越沖地震 赤ちゃん40人もく浴 助産師会がサービス 毎日新聞
  キーワード:義援金,勧告 RV=29.2

 ▼2007/07/22 10:13〜2007/07/22 13:13▼

1.避難所格差…物資やボランティア、柏崎小に集中 産経新聞
  キーワード:介護,ボランティア,扇風機 RV=30.8
2.中越沖地震:原発周辺の農産物、測定で放射性物質は検出されず /新潟 毎日新聞
  キーワード:放射,検出,物質 RV=23.7

 ▼2007/07/22 13:13〜2007/07/22 16:13▼

1.中越沖地震:被災者に「梅干し1トン贈ります」−−県内のNPO法人など /三重 毎日新聞
  キーワード:生産,ボランティア,法人 RV=42.9
2.原発の「弱点」次々露呈=耐震、消防、危機管理…−被災から1週間・柏崎刈羽 時事通信
  キーワード:活断層,海底,九州 RV=39.6
3.中越沖地震:「判断材料ない」東電批判も 県原子力安全委、対策など議論 /福井 毎日新聞
  キーワード:活断層,データ,指針 RV=38.4

 ▼2007/07/22 16:13〜2007/07/22 19:13▼

1.柏崎市のごみ処理施設パンク 家屋解体、めど立たず 産経新聞
  キーワード:暑い,休止,ごみ,処理,煙突 RV=54.5
2.中越沖地震 生活の質は以前の4割 被災者聞き取り調査 毎日新聞
  キーワード:相談,ボランティア RV=39.0
3.「揺れても柏崎にいたい」=復興へ向け、課題山積−中越沖地震から1週間 時事通信
  キーワード:義援金,暑い RV=33.4

 ▼2007/07/22 19:13〜2007/07/22 22:13▼

1.「揺れても柏崎にいたい」=復興へ向け、課題山積−中越沖地震から1週間 時事通信
  キーワード:義援金,暑い,配管 RV=40.5
2.30トン、「気持ちいい!」〜川西・玉庭で夏の雪まつり 山形新聞
  キーワード:義援金,募金,子ども RV=37.0
3.<中越沖地震>原発のIAEA調査を 新潟知事が国に要請 毎日新聞
  キーワード:放射,物質,田中 RV=22.0

 ▼2007/07/22 22:13〜2007/07/23 01:13▼

1.<中越沖地震>被災原発のIAEA調査 国が受け入れへ 毎日新聞
  キーワード:IAEA,放射,受け入れる,物質,田中 RV=39.1
2.地震被災地で洗髪奉仕へ 中国新聞
  キーワード:法人,ボランティア,福祉 RV=26.6

 ▼2007/07/23 01:13〜2007/07/23 04:13▼

1.<中越沖地震>震源地近い海底に大量の古木 液状化で浮上か 毎日新聞
  キーワード:海底,組合,教授 RV=31.0
2.高血圧・ぜんそく…お年寄り「つらい」…中越沖地震1週間 読売新聞
  キーワード:暑い,健康,夏 RV=28.6
3.3時間半震度確認できず、新潟県の地上専用回線が断線 読売新聞
  キーワード:データ,回線,衛星 RV=26.1

 ▼2007/07/23 04:13〜2007/07/23 07:13▼

1.保安院長、新潟知事と面会へ=IAEAの調査受け入れ説明−柏崎刈羽原発トラブル 時事通信
  キーワード:受け入れ,トラブル,手続き,通知,国際,意見,院長,交換,面会,めぐる RV=33.6

 ▼2007/07/23 07:13〜2007/07/23 10:13▼

1.中越沖地震 被災地復興への課題 発生後1週間を過ぎて 毎日新聞
  キーワード:相談,法人,ボランティア RV=48.5
2.中越沖地震 熱意と要望 調整難しく 被災地支えるボランティア 産経新聞
  キーワード:バス,ごみ,ボランティア RV=32.5
3.3時間半震度確認できず、新潟県の地上専用回線が断線 読売新聞
  キーワード:データ,回線 RV=24.2

 ▼2007/07/23 10:13〜2007/07/23 13:13▼

1.中越沖地震:サポート情報 22日 /新潟 毎日新聞
  キーワード:相談,バス,県道 RV=56.3
2.自動車生産一息? リケン、コロナ操業再開 中越沖地震被災 産経新聞
  キーワード:生産,部品 RV=38.8
3.<中越沖地震>高校野球が再開…仮設住宅建設も 新たな一歩 毎日新聞
  キーワード:暑い,県道 RV=29.4

 ▼2007/07/23 13:13〜2007/07/23 16:13▼

1.「日常」へ笑顔少しずつ 中越沖地震から1週間 産経新聞
  キーワード:生産,部品,メーカー,試合,児童,選手,操業,大会,登校 RV=105.3
2.「仕切り直し」柏崎総合高がコールド勝ち 新潟県大会再開 産経新聞
  キーワード:試合,選手,大会 RV=28.3

 ▼2007/07/23 16:13〜2007/07/23 19:13▼

1.中越沖地震 高校野球が再開…仮設住宅建設も 新たな一歩 毎日新聞
  キーワード:暑い,県道,選手,試合 RV=55.3
2.中越沖地震 震源地近い海底に大量の古木 液状化で浮上か 毎日新聞
  キーワード:海底,古木 RV=28.0
3.中越沖地震 震源地近い海底に大量の古木 液状化で浮上か 毎日新聞
  キーワード:海底,古木 RV=28.0

 ▼2007/07/23 19:13〜2007/07/23 22:13▼

1.<中越沖地震>柏崎市内の5校6棟が「危険」 文科省調査 毎日新聞
  キーワード:判定,倉庫 RV=20.6

 ▼2007/07/23 22:13〜2007/07/24 01:13▼

1.マツダ2工場相次ぎ操業再開 中国新聞
  キーワード:生産,部品,休止,操業 RV=62.7
2.中越沖地震の義援金を募る 京都サンガ、25日西京極で 京都新聞
  キーワード:義援金,選手,試合 RV=42.7
3.島根原発増設反対運動が松江市へ申し入れ 山陰中央新報
  キーワード:活断層,指針 RV=24.8

 ▼2007/07/24 01:13〜2007/07/24 04:13▼

1.柏崎刈羽原発の水漏れ、建屋に構造欠陥…原子力保安院 読売新聞
  キーワード:プール,燃料,院長,物質,放射,建屋,薦田,時期 RV=53.0

 ▼2007/07/24 04:13〜2007/07/24 10:13▼

1.保健師らきょう被災地へ 中越沖地震で川越市が派遣 産経新聞
  キーワード:相談,保健 RV=38.3
2.新潟県中越沖地震 厳冬へ再起 コロナ柏崎工場始動 産経新聞
  キーワード:生産,操業 RV=37.4
3.夏の高校野球新潟大会 被災柏崎3校勝利 1週間ぶり再開 産経新聞
  キーワード:選手,試合 RV=29.4

 ▼2007/07/24 10:13〜2007/07/24 13:13▼

1.中越沖地震:サポート情報 23日 /新潟 毎日新聞
  キーワード:相談,介護,保険 RV=70.4
2.第89回全国高校野球:新潟大会 球児の夏、熱戦再開 試合前に黙とう /新潟 毎日新聞
  キーワード:選手,試合,暑い,二塁打 RV=67.0
3.中越沖地震:発生1週間 いつか余震が…怖い 復旧進まず不安の声−−飯綱町 /長野 毎日新聞
  キーワード:相談,生産 RV=59.1

 ▼2007/07/24 13:13〜2007/07/24 16:13▼

1.中越沖地震:市民団体「原発海域の活断層調査を」 松江市に中電への指示要望 /島根 毎日新聞
  キーワード:海底,活断層,データ,指針 RV=51.4
2.<中越沖地震>被災者にお茶わん届けよう NPO代表が企画 毎日新聞
  キーワード:山古志,高校,法人 RV=36.1
3.ごみ処理復旧、11月以降に…柏崎市・刈羽村 読売新聞
  キーワード:ごみ,煙突 RV=20.6

 ▼2007/07/24 16:13〜2007/07/24 19:13▼

1.中越沖地震 被災者にお茶わん届けよう NPO代表が企画 毎日新聞
  キーワード:山古志,食器,高校,法人 RV=50.3
2.敦賀美方消防組合:敦賀原発・ふげんで緊急立ち入り検査 中越沖地震火災受け /福井 毎日新聞
  キーワード:自衛,訓練 RV=28.6
3.浜岡原発で変圧器消火訓練=柏崎刈羽火災で中部電力−静岡 時事通信
  キーワード:自衛,訓練 RV=28.6

 ▼2007/07/24 19:13〜2007/07/24 22:13▼

1.温泉無料宿泊利用進まず 車で1時間…被災者二の足 産経新聞
  キーワード:相談 RV=29.7
2.<中越沖地震>海底断層などの緊急調査実施へ 毎日新聞
  キーワード:海底,活断層 RV=29.5
3.<柏崎刈羽原発>原子炉建屋内で破損 設計想定甘く 毎日新聞
  キーワード:部品,指針 RV=27.4

 ▼2007/07/24 22:13〜2007/07/25 04:13▼

1.今年はセミの当たり年? いつもより2倍にぎやかに 産経新聞
  キーワード:セミ,暑い RV=36.3
2.新潟県中越沖地震への派遣県職員が帰県 山陰中央新報
  キーワード:海底,判定 RV=27.1
3.中越沖地震、2つ目の断層確認…地面沈下の原因か 読売新聞
  キーワード:海底,データ RV=27.0

 ▼2007/07/25 04:13〜2007/07/25 10:13▼

1.「助けたい−」 中越沖地震派遣の県警緊急援助隊 産経新聞
  キーワード:訓練,暑い,クレーン RV=45.7
2.海水浴で安全PR 闘牛と五輪銀メダリスト 産経新聞
  キーワード:山古志,海水浴,観光 RV=42.7
3.上越市長「観光に来て」 観光施設、平常通りに 産経新聞
  キーワード:海水浴,観光 RV=24.8

 ▼2007/07/25 10:13〜2007/07/25 16:13▼

1.第89回全国高校野球:新潟大会 柏崎、接戦で敗れる /新潟 毎日新聞
  キーワード:二塁打,三塁打,試合,選手 RV=89.9
2.私の視点:’07参院選・石川 輪島市門前町深見の板谷弘区長 /石川 毎日新聞
  キーワード:山古志,投票 RV=35.0
3.中越沖地震 脱線車両つり上げ JR柏崎駅 クレーンで線路上に 産経新聞
  キーワード:ごみ,クレーン RV=32.3

 ▼2007/07/25 16:13〜2007/07/25 22:13▼

1.<中越沖地震>闘牛2頭が“海水浴”、新潟の海の安全PR 毎日新聞
  キーワード:牛,海水浴,山古志,観光,波 RV=96.8
2.風評被害を“寄り切れ” 闘牛が海水浴 新潟・寺泊海岸 産経新聞
  キーワード:海水浴,山古志,観光 RV=54.7
3.在来線全線に地震速報導入=警告を自動発信−JR西 時事通信
  キーワード:ガル,波 RV=27.4

 ▼2007/07/25 22:13〜2007/07/26 04:13▼

1.<中越沖地震>柏崎刈羽原発の運転再開まで1年以上 毎日新聞
  キーワード:クレーン,ガル,プール,燃料 RV=54.7
2.島根原発不正に地元民「ショック」 山陰中央新報
  キーワード:海底,活断層,島根,データ RV=50.8
3.柏崎刈羽原発「再開は来秋以降」…班目・東大教授が見通し 読売新聞
  キーワード:クレーン,容器 RV=26.2
4.柏崎刈羽原発「再開は来秋以降」…班目・東大教授が見通し 読売新聞
  キーワード:クレーン,容器 RV=26.2

 ▼2007/07/26 04:13〜2007/07/26 10:13▼

1.中越沖地震 闘牛2頭が“海水浴”、新潟の海の安全PR 毎日新聞
  キーワード:牛,海水浴,山古志,観光,波,寺泊 RV=122.6
2.頭抱える3大都市 風評被害で観光客激減 産経新聞
  キーワード:海水浴,観光,寺泊 RV=58.8
3.中越沖地震 闘牛2頭が“海水浴”、新潟の海の安全PR 毎日新聞
  キーワード:海水浴,観光,寺泊 RV=58.8
4.中越沖地震 闘牛2頭が“海水浴”、新潟の海の安全PR 毎日新聞
  キーワード:海水浴,観光,寺泊 RV=58.8

 ▼2007/07/26 10:13〜2007/07/26 16:13▼

1.第89回全国高校野球:新潟大会 シード・高田農が惜敗 /新潟 毎日新聞
  キーワード:二塁打,三塁打,試合 RV=100.3
2.<中越沖地震>ネコ消えた被災地 野生の本能で危険避け? 毎日新聞
  キーワード:相談,山古志,ネコ RV=65.3
3.中越沖地震:新潟の被災地支援、出雲から20人出発 炊き出しなど予定 /島根 毎日新聞
  キーワード:海水浴 RV=27.8

 ▼2007/07/26 16:13〜2007/07/26 22:13▼

1.中越沖地震 柏崎刈羽原発の運転再開まで1年以上 毎日新聞
  キーワード:クレーン,ガル RV=34.0
2.東電が震源域の海底を再調査へ、柏崎原発の耐震性確認で 読売新聞
  キーワード:海底,活断層 RV=28.1
3.<中越沖地震>陸上自衛隊が激励コンサート 毎日新聞
  キーワード:花火 RV=25.9

 ▼2007/07/26 22:13〜2007/07/27 04:13▼

1.中電が消火体制の改善計画策定 山陰中央新報
  キーワード:自衛,島根,回線 RV=36.8
2.中電が化学消防車を配置へ 中国新聞
  キーワード:自衛,島根 RV=26.2
3.柏崎市、予算確保しながら災害用医薬品を発注せず 読売新聞
  キーワード:相談 RV=26.0

 ▼2007/07/27 04:13〜2007/07/27 10:13▼

1.県「対策確実に実行を」 原電と関電が改善計画 産経新聞
  キーワード:訓練,回線,自衛 RV=49.1
2.浜岡原発、消防署へのホットライン設置 安全対策の一環として 産経新聞
  キーワード:クレーン,回線,電線 RV=46.7
3.全原発に化学消防車 電力など11社 保安院へ改善計画 産経新聞
  キーワード:回線,自衛 RV=32.3

 ▼2007/07/27 10:13〜2007/07/27 16:13▼

1.島根原発:国・県へ、自衛消防・報告体制構築など改善計画提出−−中国電力 /島根 毎日新聞
  キーワード:回線,自衛 RV=37.3
2.中越沖地震:原発火災で、県などに改善計画−−原電、関電 /福井 毎日新聞
  キーワード:回線,自衛 RV=37.3
3.中越沖地震:放水車を来年3月末に配備 東海村日本原電、消防体制改善計画 /茨城 毎日新聞
  キーワード:回線,訓練 RV=36.7

 ▼2007/07/27 16:13〜2007/07/27 22:13▼

1.<中越沖地震>宿題は大学生と ボランティアで学習指導 毎日新聞
  キーワード:相談,学生 RV=39.9
2.<中越沖地震>宿題は大学生と ボランティアで学習指導 毎日新聞
  キーワード:相談,学生 RV=39.9
3.中越沖地震 粗大ごみや不燃物の収集が始まる 柏崎市 毎日新聞
  キーワード:ごみ,廃棄 RV=30.4

 ▼2007/07/27 22:13〜2007/07/28 04:13▼

1.出雲のボランティアが柏崎で出雲そば振る舞う 山陰中央新報
  キーワード:海水浴,島根,バス RV=59.7
2.再処理工場は耐震確保/原燃社長 東奥日報
  キーワード:海底,活断層,指針,処理 RV=49.3
3.島根原発の地質調査終了ずれ込み 山陰中央新報
  キーワード:島根,活断層,指針 RV=40.6

 ▼2007/07/28 04:13〜2007/07/28 10:13▼

1.福島でも海底断層調査 柏崎原発で実施後早期に 東電 河北新報
  キーワード:海底,自衛,配備,化学,消防車,活断層 RV=88.4
2.原発耐震安全性 再評価時期短縮は困難 九電・真部社長 来月、経産省に報告 西日本新聞
  キーワード:海底,川内,活断層 RV=43.9
3.参院選あす投開票 自・民の攻防激烈 産経新聞
  キーワード:投票 RV=26.2
4.【2007参院選】地震でも投開票作業停滞させない 柏崎市、四苦八苦 産経新聞
  キーワード:投票 RV=26.2

 ▼2007/07/28 10:13〜2007/07/28 16:13▼

1.中越沖地震:サポート情報 27日 /新潟 毎日新聞
  キーワード:相談,県道,保険,普 RV=79.2
2.中越沖地震:上越の観光施設、無料開放 長野の子供対象、安全をPR /新潟 毎日新聞
  キーワード:海水浴,観光 RV=53.7
3.伊方原発:火災想定し訓練 泡消火のポンプ車も出動 /愛媛 毎日新聞
  キーワード:訓練,自衛 RV=34.6

 ▼2007/07/28 16:13〜2007/07/28 22:13▼

1.中越沖地震 4避難所でエコノミー症候群の集団検診 毎日新聞
  キーワード:症候群,血栓,エコノミー RV=37.5
2.中越沖地震 柏崎の避難所に雪プレゼント 子どもら大喜び 毎日新聞
  キーワード:雪,暑い RV=34.4
3.避難所に設置された参院選の投票所 時事通信
  キーワード:投票 RV=26.3

 ▼2007/07/28 22:13〜2007/07/29 04:13▼

1.<中越沖地震>震源の深さ10キロ前後 当初発表より浅く 毎日新聞
  キーワード:海底,波,当初,データ,教授 RV=62.2
2.柏崎市の避難所、パネルで仕切って参院選投票所を設置 読売新聞
  キーワード:投票 RV=29.5
3.心の傷、高齢者に色濃く…3年前の中越地震で被災者調査 読売新聞
  キーワード:山古志,教授 RV=27.3

 ▼2007/07/29 04:13〜2007/07/29 10:13▼

1.中越沖地震 エコノミー症候群健診 血栓発見30人超える 産経新聞
  キーワード:症候群,血栓,検診,エコノミー RV=55.0
2.中越沖地震 柏崎刈羽原発3号機の内部公開 産経新聞
  キーワード:容器,専用,プール,建屋 RV=44.6
3.中越沖地震 柏崎の避難所にも投票スペース 産経新聞
  キーワード:投票 RV=35.2
4.中越沖地震 被災地でも参院選投票所の設営作業 毎日新聞
  キーワード:投票 RV=35.2

 ▼2007/07/29 10:13〜2007/07/29 16:13▼

1.第89回全国高校野球:新潟大会 ベスト8決まる 地震被害の柏崎勢は敗退 /新潟 毎日新聞
  キーワード:二塁打,三塁打,選手 RV=112.2
2.中越沖地震:泳いで海の安全アピール 寺泊で知事や中村真衣さん /新潟 毎日新聞
  キーワード:海水浴,観光,選手 RV=75.8
3.<参院選>前回より出足良く 午前11時現在 毎日新聞
  キーワード:投票 RV=38.8

 ▼2007/07/29 16:13〜2007/07/29 22:13▼

1.中越沖地震 亡夫の思い出とともに柏崎で生きる 毎日新聞
  キーワード:入居,子ども,ふた,詰まる,ゴミ,旅館,工事,駅前,艶子 RV=57.7

 ▼2007/07/29 22:13〜2007/07/30 04:13▼

1.参院選より地震の後片付け…柏崎市投票率、9ポイント下がる 産経新聞
  キーワード:投票,候補,風評,年金,比角,選挙,会場,選管,終了,下がる RV=120.8

 ▼2007/07/30 04:13〜2007/07/30 10:13▼

1.信越線の一部運転再開=東京へのアクセス再び 時事通信
  キーワード:柿崎,宮内,問い合わせ,傾斜,途中,たくさん,間,減らす,本数,レール RV=26.2

 ▼2007/07/30 10:13〜2007/07/30 16:13▼

1.第89回全国高校野球:新潟大会 五泉、村上桜ケ丘破る−−4強が出そろう /新潟 毎日新聞
  キーワード:二塁打,三塁打,選手,コールド,試合 RV=154.3
2.<中越沖地震>要介護高齢者 生活不活発病の疑い  毎日新聞
  キーワード:症候群,介護 RV=35.7

 ▼2007/07/30 16:13〜2007/07/30 22:13▼

1.揺れ、2000ガル超も=地震計データの詳細公開−柏崎刈羽原発で・東電 時事通信
  キーワード:ガル,データ,建屋 RV=33.2
2.中越沖地震 東電副社長「現地駐在」着任 被災地で謝罪 毎日新聞
  キーワード:武黒,風評,意見 RV=32.0
3.被災者支援で募金活動 伏見・中越沖地震で児童ら 京都新聞
  キーワード:児童,プール RV=22.1

 ▼2007/07/30 22:13〜2007/07/31 04:13▼

1.柏崎刈羽原発の揺れ、想定の2.5倍…最大2058ガル 読売新聞
  キーワード:ガル,波,容器,建屋 RV=68.4
2.柏崎刈羽原発の揺れ、想定の2.5倍…最大2058ガル 読売新聞
  キーワード:ガル,波,容器,建屋 RV=68.4
3.鎮圧後も出動指令、住民救助要請断る…原発火災で消防混乱 読売新聞
  キーワード:自衛,化学,消防車 RV=40.9

 ▼2007/07/31 04:13〜2007/07/31 10:13▼

1.参院選検証 自民 逆風以上に組織の緩み 産経新聞
  キーワード:候補,実行,選挙,年金 RV=44.2
2.学校耐震化前倒し 新潟市、避難所使用を考慮 産経新聞
  キーワード:日吉,当初,高校,制度 RV=40.1
3.県、中小企業へ金融支援 風評被害でも資金融資 産経新聞
  キーワード:風評,融資 RV=21.1

 ▼2007/07/31 10:13〜2007/07/31 16:13▼

1.中越沖地震:要介護高齢者、「生活不活発病」の疑い 避難所で日常活動減り /新潟 毎日新聞
  キーワード:相談,症候群,介護,児童 RV=77.3
2.中越沖地震:長野の子は無料です 新潟・上越市、風評被害対策で5施設開放 /長野 毎日新聞
  キーワード:海水浴,観光,予約 RV=71.1
3.ニュースBOX:古河駐屯地が納涼大会中止 /茨城 毎日新聞
  キーワード:花火 RV=25.5

 ▼2007/07/31 16:13〜2007/07/31 22:13▼

1.<中越沖地震>ちゃんこ鍋で激励…新大関の琴光喜ら 毎日新聞
  キーワード:症候群,エコノミー,静脈 RV=39.2
2.「国の説明、信用できない」=地元から厳しい声続出−柏崎原発対策委・経産省 時事通信
  キーワード:指針,活断層,班目 RV=32.2
3.柏崎刈羽原発の協力企業、中越沖地震後に勤務者半減 読売新聞
  キーワード:相談 RV=26.7

 ▼2007/07/31 22:13〜2007/08/01 04:13▼

1.もんじゅに化学消防車配備なし、原子力機構が国に報告 読売新聞
  キーワード:回線,配備,化学,消防車,専用,処理 RV=77.6
2.「甲子園つかめ」決勝臨む弟にエール、柏崎で消防士の兄 読売新聞
  キーワード:選手,高校,野球 RV=40.2

 ▼2007/08/01 04:13〜2007/08/01 10:13▼

1.ちゃんこで元気に 力士ら刈羽村を訪問 産経新聞
  キーワード:症候群,血栓,エコノミー,力士 RV=58.2
2.中越沖地震 ちゃんこ鍋で激励…新大関の琴光喜ら 毎日新聞
  キーワード:症候群,エコノミー,力士 RV=43.3
3.中越沖地震 原発被害の調査対策委が初会合 経産省 毎日新聞
  キーワード:指針,風評,活断層 RV=34.7
4.中越沖地震 原発被害の調査対策委が初会合 経産省 毎日新聞
  キーワード:指針,風評,活断層 RV=34.7

 ▼2007/08/01 10:13〜2007/08/01 16:13▼

1.第89回全国高校野球:新潟大会 準決勝 決勝は新潟明訓VS日本文理 /新潟 毎日新聞
  キーワード:二塁打,ごみ,選手,コールド,試合 RV=145.6
2.豊かな危機管理能力活用 退職自衛官が防災NPO設立 河北新報
  キーワード:訓練,自衛 RV=33.7
3.中越沖地震:サポート情報 31日 /新潟 毎日新聞
  キーワード:相談 RV=27.9

 ▼2007/08/01 16:13〜2007/08/01 22:13▼

1.<中越沖地震>リケンの生産設備がほぼ全面復旧 毎日新聞
  キーワード:生産,部品,メーカー RV=43.8
2.柏崎刈羽原発のトラブル1263件、新たに浸水3tも発見 読売新聞
  キーワード:クラス,プール,貯蔵,重要 RV=32.9

 ▼2007/08/01 22:13〜2007/08/02 04:13▼

1.梅雨明けの柏崎で32・6度、避難所は熱中症を警戒 読売新聞
  キーワード:暑い,プール,症状,子供,最高 RV=48.3
2.夏の新潟へどうぞ―PRする泉田知事 時事通信
  キーワード:観光,キャンセル,出身,宿泊 RV=46.0

 ▼2007/08/02 04:13〜2007/08/02 10:13▼

1.大間原発の着工また延期へ 東奥日報
  キーワード:ガル,交付,指針 RV=57.2
2.中越沖地震 リケンの生産設備がほぼ全面復旧 毎日新聞
  キーワード:生産,部品,メーカー RV=49.0
3.柏崎市立図書館、半月ぶりに開館 「うれしい」親子笑顔 産経新聞
  キーワード:児童,子供 RV=22.4

 ▼2007/08/02 10:13〜2007/08/02 16:13▼

1.中越沖地震:復興願い長岡まつり あすまで大花火大会も /新潟 毎日新聞
  キーワード:花火 RV=30.4
2.被災しても「食の充実」を 重宝する乾物、ポリ袋で食中毒防止 産経新聞
  キーワード:牛 RV=29.4
3.県内経済情勢:「緩やかな回復過程」 原油高などで今後は注視−−4〜6月 /群馬 毎日新聞
  キーワード:生産 RV=24.0

 ▼2007/08/02 16:13〜2007/08/02 22:13▼

1.<中越沖地震>復興願い大輪の花 新潟・長岡花火大会 毎日新聞
  キーワード:花火,生産,観光,予約 RV=95.5
2.台風5号 2日夕九州または四国に上陸 中越は暑さ注意 毎日新聞
  キーワード:暑い,九州 RV=30.1
3.中越沖地震:支援へ 県と宮崎市から1陣5人出発式 /宮崎 毎日新聞
  キーワード:相談 RV=27.1

 ▼2007/08/02 22:13〜2007/08/03 04:13▼

1.九州抜け、中国地方に再上陸=18人けが1万2千世帯避難勧告−台風5号・気象庁 時事通信
  キーワード:九州,宮崎,四国,風速,最高,勧告 RV=67.9
2.信頼裏切った中電の姿勢問う声次々 山陰中央新報
  キーワード:島根,データ,処分 RV=32.7

 ▼2007/08/03 04:13〜2007/08/03 10:13▼

1.中越沖地震 復興願い大輪の花 新潟・長岡花火大会 毎日新聞
  キーワード:花火,生産,観光 RV=93.9
2.中越沖地震の慰霊花火打ち上げ 産経新聞
  キーワード:花火 RV=45.9
3.中越沖地震 復興願い大輪の花 新潟・長岡花火大会 毎日新聞
  キーワード:花火 RV=45.9

 ▼2007/08/03 10:13〜2007/08/03 16:13▼

1.中越沖地震:新潟観光をPR、キャラバン隊が来県 安全性を強調 /群馬 毎日新聞
  キーワード:海水浴,観光 RV=60.6
2.中越沖地震:サポート情報 2日 /新潟 毎日新聞
  キーワード:相談,介護 RV=44.4
3.中越沖地震:「非製造業に復旧遅れ」 日銀支店、地震の影響を分析 /新潟 毎日新聞
  キーワード:生産,商店 RV=41.2

 ▼2007/08/03 16:13〜2007/08/03 22:13▼

1.宿泊キャンセル3万人 中越沖地震 柏崎刈羽原発トラブル理由も 産経新聞
  キーワード:海水浴,観光 RV=62.1
2.<柏崎刈羽原発>6号機の天井クレーンで新たな部品の破断 毎日新聞
  キーワード:部品,クレーン RV=31.5
3.中越沖地震:四国ILと高松ファイブアローズ、被災地支援で義援金募る /香川 毎日新聞
  キーワード:四国,野球 RV=28.5

 ▼2007/08/03 22:13〜2007/08/04 04:13▼

1.北海道か東北に再上陸へ=台風5号、4日午後に 時事通信
  キーワード:風速,最高,上陸,北東,現象,台風,気温 RV=63.5

 ▼2007/08/04 04:13〜2007/08/04 10:13▼

1.台風5号 きょう午後本県に最接近 東奥日報
  キーワード:九州,波,風速,台風,上陸 RV=62.7
2.多重ローンの利息補助 三重は全額、二重は15年まで 産経新聞
  キーワード:ローン,融資 RV=41.2
3.柏崎、続く猛暑に台風まで 被災住民「踏んだりけったり」 産経新聞
  キーワード:暑い,最高,台風 RV=37.1

 ▼2007/08/04 10:13〜2007/08/04 16:13▼

1.中越沖地震:被災の新潟・柏崎市民へ、須坂の児童が激励うちわ /長野 毎日新聞
  キーワード:相談,暑い,児童 RV=57.9
2.<中越沖地震>二重ローン350戸 15戸は三重の恐れ 毎日新聞
  キーワード:ローン RV=36.3
3.中越沖地震:壮快、足湯マッサージ−−柏崎の避難所で看護師らボランティア /新潟 毎日新聞
  キーワード:症候群,暑い RV=36.0

 ▼2007/08/04 16:13〜2007/08/04 22:13▼

1.「海水浴場は安全」 中越に戻り始めた観光客 産経新聞
  キーワード:花火,海水浴,観光,掲載,バス,風評 RV=147.1
2.中越沖地震で保健師派遣 中国新聞
  キーワード:相談 RV=26.8

 ▼2007/08/04 22:13〜2007/08/05 04:13▼

1.聴覚障害者にもっと「字幕付き邦画」を 産経新聞
  キーワード:字幕,資金,子供,振興,夏休み RV=56.2
2.災害に備え手製かまど 大阪・四條畷の小学校 産経新聞
  キーワード:訓練,児童,子供 RV=43.4
3.<中越沖地震>蒸し暑い避難所 対策に氷柱も 毎日新聞
  キーワード:暑い,最高,台風 RV=37.9

 ▼2007/08/05 10:13〜2007/08/05 16:13▼

1.避難所生活、どうする?ペットの処遇 中越沖地震 産経新聞
  キーワード:相談,アレルギー,症候群,ペット,動物,エコノミー RV=108.6
2.中越沖地震:二重被災を緊急支援、負担軽減目指す 産業や農林利子補給拡充も /新潟 毎日新聞
  キーワード:融資,利子 RV=31.1
3.中越沖地震:サポート情報 4日 /新潟 毎日新聞
  キーワード:相談 RV=26.9

 ▼2007/08/05 16:13〜2007/08/05 22:13▼

1.中越沖地震 蒸し暑い避難所 対策に氷柱も 毎日新聞
  キーワード:暑い,最高,台風,扇風機,冷房,接近,猛暑 RV=74.9
2.中越沖地震の写真集―新潟日報 時事通信
  キーワード:バス,台風 RV=21.2

 ▼2007/08/05 22:13〜2007/08/06 10:13▼

1.柏崎市災害対策本部、猛暑対策緊急チームを設置 大型クーラーの設置急ぐ 産経新聞
  キーワード:相談,暑い,実行,最高,猛暑 RV=78.0
2.被災者メールから「希望の歌」 女性歌手、きょう柏崎でコンサート 産経新聞
  キーワード:メール,歌 RV=28.0

 ▼2007/08/06 10:13〜2007/08/06 16:13▼

1.第89回全国高校野球:花巻東、新潟明訓と対戦−−大会第3日 /岩手 毎日新聞
  キーワード:選手,試合,暑い,野球,練習 RV=99.8
2.中越沖地震:原発トラブル、人出に影響−−柏崎・石地海水浴場 /新潟 毎日新聞
  キーワード:海水浴,観光,予約 RV=84.3
3.「独立リーグ」新潟の選手ら ボランティア活動に奮闘 産経新聞
  キーワード:選手,試合,野球,練習 RV=81.9

 ▼2007/08/06 16:13〜2007/08/06 22:13▼

1.中越沖地震 IAEAが柏崎刈羽原発で調査始める 毎日新聞
  キーワード:IAEA,国際,意見 RV=47.1
2.中越沖地震 IAEAが柏崎刈羽原発で調査始める 毎日新聞
  キーワード:IAEA,国際 RV=37.3
3.農振除外申請取り下げ再検討 東根の大型スーパー出店計画 山形新聞
  キーワード:商店,意見,農業 RV=37.0

 ▼2007/08/06 22:13〜2007/08/07 04:13▼

1.被災女性のメールに応える、KOKIAさんが応援歌披露 読売新聞
  キーワード:メール,歌,励ます,先月 RV=46.0
2.柏崎原発で作業員に放射能の水かかる、3週間たって公表 読売新聞
  キーワード:フロア,企業,公表,プール RV=26.2
3.中越沖地震、直下のマグマが原因か 読売新聞
  キーワード:波,速度 RV=21.8

 ▼2007/08/07 04:13〜2007/08/07 10:13▼

1.製造業、回復早く 日銀調査 中越沖地震 産経新聞
  キーワード:観光,生産,商店,部品,予約 RV=105.0
2.九州・山口 製造拠点の夏休み 自動車9連休に 半導体フル稼働 西日本新聞
  キーワード:生産,九州,部品,宮崎 RV=72.3
3.再開26% 新潟県、被害調査へ 柏崎・えんま通り商店街 産経新聞
  キーワード:観光,商店 RV=50.0

 ▼2007/08/07 10:13〜2007/08/07 16:13▼

1.中越沖地震:KOKIAさん熱唱「元気になってほしい」−−柏崎 /新潟 毎日新聞
  キーワード:商店,メール,歌 RV=55.8
2.島根原発:「耐震設計、抜本見直しを」 1、2号機運転停止、中電に申し入れ /島根 毎日新聞
  キーワード:ガル,島根 RV=42.9
3.中越沖地震:横浜公園でチャリティーカレー 売り上げの一部が義援金に /神奈川 毎日新聞
  キーワード:牛 RV=29.7

 ▼2007/08/07 16:13〜2007/08/07 22:13▼

1.中越沖地震、震源の深さは10キロ…気象庁が再算出 読売新聞
  キーワード:波,速度,データ RV=30.0
2.<中越沖地震>仮設住宅の入居可否、通知を1日延期 柏崎市 毎日新聞
  キーワード:申し込み,入居 RV=22.2

 ▼2007/08/07 22:13〜2007/08/08 04:13▼

1.「地盤強化が必要」柏崎刈羽視察の原子力安全委員長が指摘 読売新聞
  キーワード:重要,外観,鈴木,構造,建屋,かかわる,之,保つ RV=33.2

 ▼2007/08/08 04:13〜2007/08/08 10:13▼

1.救助犬に子供ら歓声 ストレス緩和へデモ演技 産経新聞
  キーワード:訓練,犬,子供,法人 RV=52.2
2.「母乳出ない」「子供が甘える」地震被災で母子にストレス 読売新聞
  キーワード:相談,子供 RV=41.1
3.仮設住宅912戸 入居者を選考 産経新聞
  キーワード:入居,申し込み,診断 RV=36.4

 ▼2007/08/08 10:13〜2007/08/08 16:13▼

1.京都外大西、近江 はつらつ行進 全国高校野球選手権大会開幕 京都新聞
  キーワード:主将,選手,試合,行進 RV=112.1
2.京都外大西、近江 はつらつ行進 全国高校野球選手権大会開幕 京都新聞
  キーワード:主将,選手,試合,行進 RV=112.1
3.佐賀北、開幕戦飾る 全国高校野球第1日 河北新報
  キーワード:主将,選手,試合,行進 RV=112.1
4.佐賀北、開幕戦飾る 全国高校野球第1日 河北新報
  キーワード:主将,選手,試合,行進 RV=112.1

 ▼2007/08/08 16:13〜2007/08/08 22:13▼

1.全国高校野球選手権 第1日 副島・佐賀北 大会第1号 馬場―久保完封リレー 西日本新聞
  キーワード:二塁打,主将,試合,行進,甲子園,野球 RV=179.6
2.両陛下 新潟入り 中越沖地震の被災者を慰問 毎日新聞
  キーワード:陛下,暑い RV=47.7
3.両陛下、柏崎避難所などご訪問 産経新聞
  キーワード:陛下 RV=31.0
4.両陛下 新潟入り 中越沖地震の被災者を慰問 毎日新聞
  キーワード:陛下 RV=31.0
5.「お元気ですか」に涙も=両陛下が避難所訪問−中越沖地震被災の柏崎・刈羽 時事通信
  キーワード:陛下 RV=31.0
6.蓮池夫妻にもお言葉=両陛下、4年ぶり再会 時事通信
  キーワード:陛下 RV=31.0
7.<中越沖地震>天皇、皇后両陛下が避難生活の住民ら激励 毎日新聞
  キーワード:陛下 RV=31.0
8.被災地お見舞い両陛下、蓮池さん夫妻にもお言葉 産経新聞
  キーワード:陛下 RV=31.0

 ▼2007/08/08 22:13〜2007/08/09 04:13▼

1.「地震は実験」発言の宮教授、経産省の対策委員を辞任 読売新聞
  キーワード:自衛,宮,発言,座長,辞任,検証,部会 RV=49.4

 ▼2007/08/09 04:13〜2007/08/09 10:13▼

1.被災者に「お体は…」 両陛下、復興へねぎらいのお言葉 産経新聞
  キーワード:陛下,暑い,介護,自衛,皇后,励ます RV=101.1
2.柏崎市で機械的割り振り仮設住宅入居 「地域性重視」のはずが… 産経新聞
  キーワード:商店,暑い,入居,励ます,機械,希望 RV=79.9

 ▼2007/08/09 10:13〜2007/08/09 16:13▼

1.第89回全国高校野球:開会式 新潟明訓、堂々行進 「初戦は勝ちます」 /新潟 毎日新聞
  キーワード:主将,選手,試合,行進,甲子園,野球 RV=159.3
2.中越沖地震:新潟市、風評被害2億2600万円 観光シーズン大打撃 /新潟 毎日新聞
  キーワード:海水浴,観光 RV=69.3
3.中越沖地震 天皇、皇后両陛下が避難生活の住民ら激励 毎日新聞
  キーワード:陛下 RV=35.2

 ▼2007/08/09 16:13〜2007/08/09 22:13▼

1.中越沖地震:観光客誘致へキャンペーン−−きょうから・大阪市北区 /大阪 毎日新聞
  キーワード:海水浴,観光,宿泊,キャンセル,風評 RV=106.5
2.夏休みは県内施設の積極利用を!新潟県が職員に呼びかけ 読売新聞
  キーワード:観光,予約,宿泊,キャンセル RV=71.2
3.柏崎刈羽原発「時間かけ安全性検討」、IAEAの調査終了 読売新聞
  キーワード:IAEA,国際,意見 RV=46.7
4.<IAEA>柏崎刈羽原発の現地調査終える 毎日新聞
  キーワード:IAEA,国際,意見 RV=46.7

 ▼2007/08/09 22:13〜2007/08/10 10:13▼

1.IAEA 柏崎刈羽原発の現地調査終える 毎日新聞
  キーワード:IAEA,国際,意見 RV=48.1
2.「うまい食事」店の善意ムダに 周知不足で利用者半分 産経新聞
  キーワード:商店,介護 RV=40.3
3.IAEA現地調査終える 産経新聞
  キーワード:IAEA,国際 RV=37.7

 ▼2007/08/10 10:13〜2007/08/10 16:13▼

1.浜松商議所:危機管理講座に150人 中越沖地震後に参加急増 /静岡 毎日新聞
  キーワード:相談,生産,部品,申し込み RV=79.3
2.復興住宅融資、阪神並みに緩和=中越沖地震、2度の被災に配慮−国交省 時事通信
  キーワード:ローン,融資 RV=55.4
3.飲食店の善意ムダ…避難所の配布方法に工夫なし 産経新聞
  キーワード:商店,介護 RV=41.8

 ▼2007/08/10 16:13〜2007/08/10 22:13▼

1.IAEA調査全日程を終了、団長「放射能の危険心配せず」 読売新聞
  キーワード:IAEA,国際,意見,風評,見解 RV=66.0
2.<中越沖地震>被災者の住宅融資の返済条件緩和 国交省 毎日新聞
  キーワード:融資,延長,金融 RV=36.3

 ▼2007/08/10 22:13〜2007/08/11 04:13▼

1.変圧器火災想定し訓練/東通原発 東奥日報
  キーワード:訓練,東通,自衛,配備 RV=62.8
2.<中越沖地震>柏崎刈羽原発の揺れ、推定よりはるかに強く 毎日新聞
  キーワード:ガル,波,海底 RV=53.3

 ▼2007/08/11 04:13〜2007/08/11 16:13▼

1.第89回全国高校野球:見事な試合、新潟明訓 県勢、8年ぶり初戦突破 /新潟 毎日新聞
  キーワード:二塁打,主将,選手,試合,甲子園,新潟明訓 RV=204.0
2.中越沖地震:新潟県観光協会、メルマガで観光PR 都内代理店も協力 /東京 毎日新聞
  キーワード:花火,海水浴,観光 RV=118.0
3.猛暑 岐阜県多治見で37.8度 東京も35.7度 毎日新聞
  キーワード:海水浴 RV=41.5

 ▼2007/08/11 16:13〜2007/08/11 22:13▼

1.中越沖地震 旧山古志村区長と交流 同じ被災者、再建誓う 毎日新聞
  キーワード:相談,入居,山古志,先月 RV=73.3
2.刈羽村の被災者34人、中越地震被災地の仮設住宅を見学 読売新聞
  キーワード:入居,農業 RV=30.6
3.東京・練馬で37・6度 全国で猛暑、今年一番の暑さ 産経新聞
  キーワード:暑い,最高 RV=27.7

 ▼2007/08/11 22:13〜2007/08/12 10:13▼

1.ガス復旧月末にずれ 柏崎市 全壊家屋791棟に修正中越沖地震 産経新聞
  キーワード:ごみ,申し込み,証明,煙突,機械 RV=59.0
2.花市 変わらぬにぎわい 中越沖地震 産経新聞
  キーワード:商店,農家 RV=33.9
3.ご飯おいしく お茶碗を配布 中越沖地震 産経新聞
  キーワード:荒井,法人,食器 RV=26.1

 ▼2007/08/12 10:13〜2007/08/12 16:13▼

1.中越沖地震:震災に負けず、高校総体で奮闘−−新潟産大付・卓球部 /新潟 毎日新聞
  キーワード:主将,選手,練習,佐賀,宿泊,実行 RV=131.2
2.中越沖地震:県警女性警察官らで結成のゆきつばき隊、現地常駐終える /新潟 毎日新聞
  キーワード:相談,入居,先月 RV=58.3
3.中越沖地震:対策本部解散し、復旧支援本部に−−上越市 /新潟 毎日新聞
  キーワード:相談 RV=29.1

 ▼2007/08/12 16:13〜2007/08/12 22:13▼

1.CO2排出量の政府見通し 「原発停止」換算せず 楽観視に市場不信感 産経新聞
  キーワード:年,削減,増加,低下,京都,審議,目標,火力,達成 RV=70.2




平成19年新潟県中越沖地震 注目記事アーカイブ 記事本文

1.【新潟・長野地震】道路が隆起し、土塀が崩壊した,徳島新聞
RV=70.8 2007/07/16 13:07
キーワード:放送,道路,ガス,村役場,倒れる,横,役場,市内,女性,倒壊

道路が至る所で隆起し、土塀が崩壊した。十六日午前、新潟県中越地方と長野県北部を襲った震度6強の地震。「新潟県中越地震も経験したが、今回はその比ではない」。新潟県柏崎市の女性は声を震わせた。 柏崎市の柏崎署では強い横揺れが長く続いた。ロッカーが倒れ、棚から物が落ちた。津波への警戒を呼び掛ける防災無線が鳴り響く。 市内で旅館を営む女性は「大型テレビが落下し、家の中はめちゃくちゃ。今まで経験したことのない恐怖だ」と語った。 同市の主婦渡辺園子さん(76)は地震発生時、自宅の洗面所にいた。「前触れもなく突然大きく横に揺れた。家がぎしぎしきしむ音がした」。たんすが倒れ、大型冷蔵庫が二十センチも横に動いた。 渡辺さんの隣家はブロック塀が倒壊、自宅前の歩道が大きく盛り上がった。消防車と救急車の音がひっきりなしに聞こえる中、隣家の住民らは「大丈夫でしたか」と互いに声を掛け合った。 「柏崎コミュニティ放送」(FM放送)は、地震の緊急放送を実施。市の対策本部で取材する職員から寄せられる情報を放送し続けた。 柏崎市ガス水道局によると、道路下などに埋設したガス管が市内各地で破裂し、ガス漏れが発生。市街地周辺のガス供給を全面的に停止した。 市内の「ホテルルートイン柏崎」では、水道管が破裂。建物の一階外側から水があふれ出た。調理場の食器やフロント事務室の書類が散乱し、自動販売機やコインランドリーの洗濯機が倒れた。 同じく震度6強を記録した新潟県刈羽村役場。鉄筋コンクリート三階建の壁の至る所にひびが入り、役場内のロッカーや本棚がすべて倒れた。 役場の職員によると、机の上の物はすべて散乱し、役場の窓から倒壊した建物や波打っている道路が見えるという。十六日午前、新潟県中越地方と長野県北部を襲った震度6強の地震。「新潟県中越地震も経験したが、今回はその比ではない」。新潟県柏崎市の女性は声を震わせた。 柏崎市の柏崎署では強い横揺れが長く続いた。ロッカーが倒れ、棚から物が落ちた。津波への警戒を呼び掛ける防災無線が鳴り響く。 市内で旅館を営む女性は「大型テレビが落下し、家の中はめちゃくちゃ。今まで経験したことのない恐怖だ」と語った。 同市の主婦渡辺園子さん(76)は地震発生時、自宅の洗面所にいた。「前触れもなく突然大きく横に揺れた。家がぎしぎしきしむ音がした」。たんすが倒れ、大型冷蔵庫が二十センチも横に動いた。 渡辺さんの隣家はブロック塀が倒壊、自宅前の歩道が大きく盛り上がった。消防車と救急車の音がひっきりなしに聞こえる中、隣家の住民らは「大丈夫でしたか」と互いに声を掛け合った。 「柏崎コミュニティ放送」(FM放送)は、地震の緊急放送を実施。市の対策本部で取材する職員から寄せられる情報を放送し続けた。 柏崎市ガス水道局によると、道路下などに埋設したガス管が市内各地で破裂し、ガス漏れが発生。市街地周辺のガス供給を全面的に停止した。 市内の「ホテルルートイン柏崎」では、水道管が破裂。建物の一階外側から水があふれ出た。調理場の食器やフロント事務室の書類が散乱し、自動販売機やコインランドリーの洗濯機が倒れた。 同じく震度6強を記録した新潟県刈羽村役場。鉄筋コンクリート三階建の壁の至る所にひびが入り、役場内のロッカーや本棚がすべて倒れた。 役場の職員によると、机の上の物はすべて散乱し、役場の窓から倒壊した建物や波打っている道路が見えるという。

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2.【新潟・長野地震】新潟、長野北部で震度6強(16日12時38分時点の概要) ,徳島新聞
RV=27.2 2007/07/16 12:47
キーワード:道路,倒れる,市内,倒壊

十六日午前十時十三分ごろ、新潟県上中越沖を震源とする強い地震があり、同県柏崎市、長岡市、長野県飯綱町などで震度6強を、同県上越市や小千谷市などでも震度6弱を観測した。新潟県警などによると、柏崎市内で家屋の倒壊などで、けが人数十人が出ているという。 気象庁によると、震源の深さは約一○キロ。地震の規模はマグニチュード(M)6・6と推定される。新潟県の日本海沿岸に一時、津波注意報を出した。 新潟県警や柏崎消防署によると、家屋数十棟が倒壊、下敷きになるなどして数十人がけがをした。閉じ込められている人もおり、県警や消防が救出にあたっている。電柱が倒れたり、道路が陥没するなどの大きな被害が出ている。 警察庁は、災害警備本部を設置した。 新潟県などによると、東京電力柏崎刈羽原発の2、3、4、7号機が緊急停止。3号機の外にある主変圧器で火災が発生、職員らが消火している。原子炉周辺の放射線の測定値に異常はない。 JR上越新幹線や新潟県内の在来線は運転を見合わせている。東北新幹線と長野新幹線は運転を一時見合わせた。 東日本高速道路によると、新潟県内を中心に北陸、関越、上信越各自動車道の一部区間が点検のため通行止めになった。新潟県内の道路では土砂崩れが多数で発生。新潟空港も一時、滑走路を確認するなどしたため航空機の離着陸を取りやめた。 東北電力によると、新潟県内の多数の家屋が停電している。【写真説明】地震により倒壊した建物=16日10時30分ごろ、新潟県柏崎市

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1.<上中越沖地震>伝言ダイヤルの利用呼びかけ NTT東日本,毎日新聞
RV=24.2 2007/07/16 15:53
キーワード:電話,自宅,メッセージ,番号,なる

新潟県中越、長野県北部などで16日午前に発生した震度6強の地震で、被災地周辺の電話がつながりにくくなっている。NTT東日本では、災害用伝言ダイヤルやウェブ掲示板を開始。不要不急の電話を極力控えるように呼びかけている。 伝言ダイヤルなどの対象は、市外局番「025」(新潟県全域)と「026」(長野県全域)から始まる電話番号。伝言ダイヤルの場合、「171」を最初に押してから現地に電話をかけると、録音メッセージがあれば再生される。録音の方法は、「171」を押した後、音声案内に従い「1」を押し、自宅などの電話番号を登録。メッセージを録音する。 ウェブの掲示板では、サイト(https://www.web171.jp/top.php)にアクセスし、現地の電話番号を入力するとメッセージがあれば閲覧できる。被災地側からメッセージを残す場合も同サイトにアクセスし、案内に従って入力する。事前に互いの暗証番号登録が必要な場合もある。【デジタルメディア局】

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1.上中越沖地震 3人死亡150人負傷 住宅倒壊多数 ,毎日新聞
RV=31.6 2007/07/16 17:07
キーワード:断層,今回,余震,ガス,女性,なる,建物

16日午前10時13分ごろ、新潟県と長野県で強い地震があり、新潟県長岡市、柏崎市、刈羽村、長野県飯綱町で震度6強を観測したほか、信越地方を中心に東北から近畿、中国地方にかけて震度5〜1を観測した。気象庁によると、震源は新潟県上中越沖で、震源の深さは約17キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6.8と推定される。この地震で同県佐渡市鷲崎で微弱な津波が観測された。 被害は柏崎市付近に集中。同市の柏崎中央病院によると、搬送された市内に住む高齢の女性2人が死亡。このほか、2人が重傷、23人が軽傷という。一方、同市の刈羽郡総合病院によると、100〜150人が搬送され、重体の患者もいるという。新潟県警柏崎署によると、柏崎市の東本町、西本町、諏訪町など市内で住宅数十軒が倒壊し、多数が閉じこめられている模様だ。 柏崎市災害対策本部によると、さらに同市内で1人の死亡が確認された。これで今回の地震による死者は3人になった。3人とも柏崎市内の女性で、80代が2人、70代が1人。建物の倒壊に巻き込まれるなどしたという。 一方、経済産業省によると、地震の影響で、東京電力柏崎刈羽原発は、稼働していた4基を停止したが、うち1基の変圧器で火災が発生し、約1時間半後に消し止められた。残る3基は定期検査中のため稼働していなかった。放射能漏れはないという。 東北電力によると午前11時現在、新潟、長岡、柏崎市などで約2万2000戸が停電している。また、柏崎市ガス水道局は、安全のため市内約3万4000戸へのガス供給を停止した。 JR東日本東京支社によると、上越新幹線が運転を中止したほか、長野、東北新幹線なども一時運転を見合わせた。 気象庁は正午から記者会見を開いた。午後0時半までに体に感じる余震が13回起きており、同庁は「場所によっては震度6弱の余震が起きる可能性がある」として、今後1週間程度の警戒を呼びかけた。同庁によると、今回の地震は北西と南東の両方向から圧力を受けて断層がずれる「逆断層型」の地震とみられる。新潟県で震度6強以上の地震を観測したのは、04年10月23日の新潟県中越地震(M6.8)で最大震度7を観測して以来。今回の震源地は新潟県中越地震の震源から約40キロ北西に位置する。気象庁は「今回の地震は04年の地震とメカニズムが似ている」と話している。

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1.2カ所で脱線、道路も寸断=地震で交通網打撃−新潟 ,時事通信
RV=30.5 2007/07/16 17:31
キーワード:列車,道路,ない,脱線,越後湯沢,現地,再開,編成

新潟県中越沖地震の影響で、同県柏崎市内では、JRの列車が2カ所で脱線。上越新幹線が越後湯沢以北の区間で運転を見合わせるなど、交通網が大きな打撃を受けた。 JR東日本によると、柏崎駅越後線ホームで、始発下り普通電車(2両編成)が停車中、前の車両が脱線。けが人はなかったが、同線の運転再開のめどは立っていない。 JR貨物でも、信越線の米山〜笠島間のトンネルを走行中の貨物列車(17両編成)の電気機関車が脱線。運転士1人が乗っていたが、脱出して無事だった。 国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は、2件の脱線事故で、調査官各2人を現地に派遣した。 信越線では、青海川駅西側でがけ崩れが発生、線路が完全に埋まった。同線は東三条〜長野間で不通になっている。 上越新幹線は新潟〜越後湯沢間で運転を見合わせており、東京〜越後湯沢間で1時間に1本程度の折り返し運転。新潟〜越後湯沢間は線路などの点検で異常がなければ、午後7時ごろ運転を再開する見通し。東北、長野両新幹線は、地震直後に点検を行った後、運転を再開したが、10〜60分の遅れが出ている。 JR西日本の北陸線糸魚川〜直江津間でも上下線で運転を見合わせており、再開のめどは立っていない。JR東日本や西日本の夜行列車も、日本海側を走る列車を中心に運休が決まった。 一方、高速道路は、関越道の湯沢〜長岡、北陸道の糸魚川〜新潟西、上信越道の上越〜中郷、長野〜信濃町間で、地震直後から通行止めが続いている。国道も、土砂崩れや路面にできた段差のため、新潟県内で6カ所が通行止めになるなど、寸断された。

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1.<中越沖地震>交通寸断、ライフラインにも打撃 新潟県内,毎日新聞
RV=42.3 2007/07/16 20:40
キーワード:電話,道路,同市,直後,編成,通信

新潟県中越沖地震では、道路や鉄道などの交通網も一部寸断された。広い範囲で停電や断水、ガスの供給停止などが起き、市民生活のライフラインが打撃を受けている。復旧の見通しが立たない中、住民は疲労の色を深めている。 ◇鉄道 JR東日本によると、信越線の「米山トンネル」(柏崎市)通過中の貨物列車(17両編成)が地震直後に脱線。運転士は徒歩で近くの駅に避難した。また、青海川駅(柏崎市)近くの線路で土砂崩れが発生し、16日午後5時現在、新津―黒姫駅間が不通。 この影響で、関西・北陸と関東・東北・北海道を結ぶ特急10本、急行4本、快速2本が運休。同線復旧の見込みは立たず、17日も運休する。 また、越後線柏崎駅(柏崎市)に停車中の普通電車(2両編成)も脱線。東北、長野の両新幹線も地震直後に一時、運転を見合わせた。 ◇道路 高速道では北陸自動車道の上越IC(インターチェンジ)―長岡JC(ジャンクション)の上下線で、通行止めになった。国土交通省によると、午後4時現在、国道では計7区間が通行止め。 ◇電気 東北電力によると、配電線が地震により断線し、午後6時現在、柏崎市、刈羽村で計2万5198戸が停電している。 ◇ガス 柏崎市ガス水道局によると、同市内3万4000戸へのガス供給を停止している。ガス協会や東京ガスが専門家を派遣しているが、午後5時半現在、復旧のめどは立っていない。 ◇水道 新潟県などによると、地震による水道管の破裂などで、午後8時現在、柏崎市の約3万9000戸をはじめ、上越、長岡の両市、刈羽村など5万5000戸以上が断水している。復旧の見込みは立っていない。 ◇通信 地震の影響で16日、新潟、長野両県を中心に、固定電話や携帯電話がつながらなくなる通信障害が起きた。柏崎市内の一部では、固定電話の305回線が地震直後から約8時間不通になった。 携帯電話は、ソフトバンクモバイルが、基地局間を結ぶ通信ケーブルの一部が切断され、新潟、長野両県の93局の管内で、幅広い障害が出ている。NTTドコモは柏崎市内の9局、KDDI(au)は同市と上越市の最大計3局で、通信システムの機能が一時停止。各社は、被災地での通話規制を実施した。 NTT東西は16日、新潟、長野、石川の3県全域を対象に、安否確認などのメッセージを聞くことができる「災害伝言ダイヤル」(有料)を開設した。「171」をダイヤルした後、音声ガイダンスに従って録音・再生する。被災地以外の人も利用できる。 携帯電話は、インターネット接続のメニューボタンを押し、「災害用伝言板」(無料)を選択する。被災地からは伝言の登録と確認ができるが、その他の地域は確認のみ可能。

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2.地割れ、亀裂、土砂崩れ 上空ヘリから見た柏崎市内,産経新聞
RV=25.3 2007/07/16 20:50
キーワード:道路,傾く,亀裂,編成

ホームで傾く電車、橋に走る亀裂−。新潟県中越地方で16日に起きた地震の被害地を、産経新聞社のヘリで上空から見た。 JR柏崎駅ホームでは2両編成電車の、1両が45度に傾いた状態で停車。駅北側では寺が崩壊、墓石が倒れているのが見える。小学校の校庭に生徒か、10数人の人が集まっている。車は通常通り運行。高速道路は通行止めになっている。 柏崎市内の橋に亀裂、公園には地割れ、亀裂が走っている。また、青海川駅近くを通る日本海沿いの線路を土砂崩れが覆い、約50メートルにわたって埋め尽くしている。 日本海上では船が通常通り運行。市中心部の主要道路は渋滞でノロノロ運転だ。屋根をよく見ると、瓦屋根がはげ、亀裂が入ったかのような住宅も多く見られる。           ◇ 傾いた電車、線路を覆う土砂、ぺしゃんこにつぶれた建物…。新潟県を再び襲った烈震。震源地に近い柏崎市では上空のヘリコプターからも震度6強の揺れが残した無残なつめ跡がはっきりと確認できた。 市中心部にあるJR柏崎駅ではホームに停車中の2両編成電車の1両が脱線、45度に傾いた状態でかろうじて横転をまぬがれていた。近くの商店街ではアーケードにもたれかかるように崩壊した家屋があった。 周辺では寺院が真上から踏みつけられたように中心部から倒壊、隣接する墓地では、数多くの墓石が四方八方に倒れていた。酒造りで有名な地域だけに、全壊した酒蔵のような建物も視界に入った。住宅密集地では屋根に亀裂が入るなど、ほとんどの住宅に何らかの被害が確認できた。 市役所近くの学校の校庭では、避難のために集まったのか、生徒とみられる十数人の人影がみえた。地震が原因とみられる負傷者がストレッチャーに乗せられて病院に搬送されていった。 駐車場など空き地では、夜を過ごすためか人が集まってテントを設営する姿もあった。 中心部から西方へ約7キロ。日本海沿いを走る信越線青海川駅近くでは、線路上をがけ崩れの土砂が覆い、約50メートルにわたって埋め尽くされていた。がけの上にある5棟ほどの住宅は今にも滑り落ちそうな状態だった。(内藤慎二)

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1.警察・消防・自衛隊が現地入り、被災者の救出や給水活動 ,読売新聞
RV=28.7 2007/07/16 21:28
キーワード:直後,通信,警察,派遣,現地

警察・消防などでは、地震発生直後から現地に支援要員などを派遣した。 警察庁は16日午前、各警察本部に対し、機動隊員らで構成する広域緊急援助隊の派遣を指示。午後1時15分までに、警視庁と埼玉、千葉、富山、群馬、栃木、神奈川各警察本部から計約200人の部隊が出発した。また、長野など4県警の広域緊急援助隊交通部隊約110人や、情報通信確保のための衛星通信車なども派遣された。 総務省消防庁は、東京、富山、福島、栃木、埼玉、石川の6都県と仙台市、横浜市に順次、緊急消防援助隊の出動を要請。航空隊など計12隊、53人がヘリコプターなどで現地入りし、被害状況の確認などにあたっている。

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1.<中越沖地震>微量の放射能漏れ海水中へ 柏崎刈羽原発で ,毎日新聞
RV=30.4 2007/07/16 23:04
キーワード:直後,水,近く,プール,ない,同社,中村

東京電力柏崎刈羽原発(1〜7号機、新潟県柏崎市、刈羽村)では、稼働中だった2、3、4、7号機が自動的に緊急停止した。地震発生直後の午前10時15分ごろには、3号機のタービン建屋に隣接した変圧器から火が出ているのを、同社員が発見。約1時間後に駆けつけた消防署が化学消火剤で消したが、約2時間にわたり黒煙を上げ続けた。また、同社は6号機から微量の放射能を含んだ水約1.2トンが、海水中に放出されたと発表した。地震によりこのような事態が起きたのは例がないという。 同社と経済産業省原子力安全・保安院によると、同原発から中越沖地震の震央までの距離は約9キロ。国内では最も原発の近くで発生した大地震とみられる。 同社によると、燃えた変圧器は、原発で発電した電気の一部を発電所内で使用するために電圧を下げる機器。出火原因は不明だが、同社は、変圧器内の油が地震の揺れで漏れ、引火した可能性も含めて調査している。 一方、海水中に放出されたのは6号機の使用済み核燃料プールの水とみられる。地震の影響でプールの水が原子炉建屋内の周囲にあふれ、排水に混じったらしい。放射能の量は約6万ベクレルで、ラドン温泉の温泉水6リットル程度が含む放射能と同程度。法令の基準以下で人体に影響はないという。 同社は、他の6基でも建屋内のプール周辺での水漏れを確認した。外部への放射能漏れがないか調べているという。【中村牧生、高木昭午】

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1.警察・消防・自衛隊が現地入り、被災状況確認や給水活動,読売新聞
RV=42.2 2007/07/16 23:48
キーワード:警察,通信,直後,援助,派遣,現地,部隊,出動

警察・消防などでは、地震発生直後から現地に支援要員などを派遣した。 警察庁は16日午前、各警察本部に対し、機動隊員らで構成する広域緊急援助隊の派遣を指示。午後1時15分までに、警視庁と埼玉、千葉、富山、群馬、栃木、神奈川各警察本部から計約200人の部隊が出発した。また、長野など4県警の広域緊急援助隊交通部隊約110人や、情報通信確保のための衛星通信車なども派遣された。 総務省消防庁は、東京、富山、福島、栃木、埼玉、石川の6都県と仙台市、横浜市に順次、緊急消防援助隊の出動を要請。航空隊など計12隊、53人が現地入りし、被害状況の確認などにあたっている。 防衛省は、自衛隊のヘリコプターや航空機で情報収集したほか、新潟県知事からの災害派遣要請を受け、計450人を投入。給水車25両を柏崎市へ向かわせた。

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1.固定・携帯電話が不通に=停電などで通信障害−新潟・長野の一部,時事通信
RV=32.1 2007/07/17 00:31
キーワード:電話,通信,基地,携帯

新潟、長野両県で発生した地震の影響で、16日午前から携帯電話などがつながらなくなる通信障害が発生した。NTT東日本によると、震度6強を記録した新潟県柏崎市で、停電の影響から固定電話が最大約500回線不通になった。 携帯電話も一部で使えない状況になった。ソフトバンクモバイルでは、電話の電波を中継する基地局計90カ所が機能しなくなり、新潟県13市2町3村と長野県6市3村の一部で会話、パケット通信ともできなくなった。同社は基地局と基地局を結ぶ伝送路に何らかの障害が発生したとみて調査を開始した。 NTTドコモでは、新潟県柏崎市の9つの基地局が、停電が原因とみられる障害で停止し、同市の一部で携帯電話が全くつながらなくなった。「au」ブランドのKDDIも3基地局が稼働停止に追い込まれ、新潟県上越、柏崎両市の一部で不通になった。 

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2.木造住宅に被害集中、低層に共振「キラーパルス」が影響か ,読売新聞
RV=24.0 2007/07/17 00:24
キーワード:波,住宅,周期,防災

今回の地震で倒壊した家屋の多くは古い木造住宅。被害が集中した新潟県柏崎市は、木造家屋に被害を及ぼしやすい特徴的な地震波に襲われていた。 筑波大学大学院構造エネルギー工学専攻の境有紀・准教授は、防災科学技術研究所が公開する地震の波形を解析。その結果、柏崎市では、揺れの往復に1〜2秒しかかからない、比較的短い周期の地震波が多く観測された。 この周期の地震波は「キラーパルス」と呼ばれ、低層の木造家屋と共振し、家屋の倒壊を招く。阪神大震災で壊滅的な被害をもたらした地震波として知られ、その後、2004年の新潟県中越地震、今年3月の能登半島地震でも観測された。 一方、東京大学地震研究所の纐纈一起(こうけつ・かずき)教授の解析では、周期1〜2秒の地震波に加え、2〜3秒という長めの周期を持つ地震波も検出されている。纐纈教授によると、低い建造物でひびや緩みなど細かな破壊が進むと、2〜3秒の周期の地震波も建物と共振しやすくなる。纐纈教授は「地震の揺れで壊れ始めた木造住宅に、2〜3秒周期の地震波がとどめを刺し、さらに倒壊被害が広がった」と見る。

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1.新潟、長野で震度6強=8人死亡、2人不明、900人超けが−中越沖でM6.8,時事通信
RV=20.7 2007/07/17 01:30
キーワード:水,断層,同市,大きい

16日午前10時13分ごろ、新潟県上中越沖を震源とする地震があり、新潟県柏崎、長岡両市と刈羽村、長野県飯綱町で震度6強の揺れを観測した。気象庁によると、震源の深さは約17キロ、地震の規模(マグニチュード=M)は6.8と推定される。新潟県では342棟が全壊し、柏崎市で7人、刈羽村で1人が死亡、同市の2人が行方不明となっている。重軽傷者は新潟県875人、長野県26人、富山県1人の計902人に上った。同庁は「新潟県中越沖地震」と命名した。 余震も断続的に発生し、午後3時37分ごろには、柏崎市などで震度6弱を観測した。本震はプレートの境界ではなく、浅い場所で発生した逆断層型で、気象庁は今後1週間程度は震度6弱、5強の余震に注意する必要があるとしている。 東京電力柏崎刈羽原発2、3、4、7号機は地震発生で自動停止。3号機の変圧器の一部から出火したが、正午すぎに鎮火が確認された。停止中の6号機では微量の放射能含む水が漏れたが、いずれも環境への影響はないという。 新潟県内では倒壊家屋の下敷きになり、柏崎市西本町、下條克一さん(76)、保子さん(72)夫婦、同市新花町、中村エツ子さん(81)、刈羽村井岡、五十嵐キヨさん(79)ら70〜80代の8人が死亡した。被害が最も大きい柏崎市では307棟の家屋が全壊し、550人が負傷。午後11時現在で9859人の住民が避難した。このほか、同市以外の8市町村でも1369人が避難した。長野県内では中野市の女性会社員(52)と飯山市の女性(89)ら4人が足を骨折し重傷。同市内の吹奏楽県大会に出場していた中学生2人が転倒してけがをした。富山県では高岡市の男性(57)が軽傷。この地震で、新潟県の日本海沿岸と佐渡に津波注意報が出され、佐渡・鷲崎地区で微弱な津波を観測したが、約1時間後に解除された。 

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2.最大規模、自衛隊員1800人派遣=護衛艦使い、12万食運び入れ−防衛省 ,時事通信
RV=20.6 2007/07/17 02:00
キーワード:水,派遣,会議,大きい

新潟県中越沖地震で、防衛省は16日午後、小池百合子防衛相を本部長とする災害対策本部を設置した。陸海空の各自衛隊は約1790人を現地に派遣するとともに、護衛艦などで12万食を運び込む。防衛省が同本部を設置したのは、防衛庁時代の1995年に起きた阪神淡路大震災以来で、災害発生当日の派遣態勢としては過去最大規模という。 同省は、泉田裕彦新潟県知事から同日午前、災害派遣要請があったのを受け、自衛隊派遣を開始。同日午後、省内で対策本部会議を開いた。 陸自は第12旅団(群馬・相馬原駐屯地)が部隊を派遣。隊員約450人が、被害が大きい新潟県柏崎市、小千谷市、刈羽村などで、救出、給水活動のほか、避難住民搬送や道路修復工事を実施した。陸自は17日、さらに約70人を派遣する。 海自は護衛艦「あぶくま」「みねゆき」など9隻を派遣。遅くとも19日早朝までに、全隻を柏崎港に入港させ、12万食のほか、飲料水や毛布などを運び込む。 空自の航空機など8機も出動、避難住民や負傷者の輸送などに当たった。

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1.中越沖地震、政府が激甚災害指定を検討 ,読売新聞
RV=32.4 2007/07/17 03:07
キーワード:水,復旧,首相,防災,検討,指定,場合

政府は16日に発生した新潟県中越沖地震について、同日、激甚災害指定の検討に入った。 溝手防災相を団長とする政府調査団や地元自治体の被害調査結果などをもとに、早急に被害額や復旧費を確定させ、指定基準に適合するかどうか検討し、最終判断する。 安倍首相も同日午後、陸上自衛隊ヘリコプターで現地入りし、新潟県柏崎市内の被災現場や柏崎刈羽原子力発電所などを視察した。 激甚災害制度は激甚災害法に基づき、災害復旧に要する費用が一定の基準を超える場合、政府の指定により、復旧事業への国庫補助率の引き上げなどが実施される。 政府は、今年3月25日に発生した能登半島地震については、4月20日に激甚災害に指定し、道路や農林水産業施設の復旧費などの国庫補助率を引き上げた。

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1.中越沖地震、政府が激甚災害指定を検討 ,読売新聞
RV=51.5 2007/07/17 03:32
キーワード:水,指定,激甚,復旧,政府,首相,防災,検討,場合,現地

政府は16日に発生した新潟県中越沖地震について、同日、激甚災害指定の検討に入った。 溝手防災相を団長とする政府調査団や地元自治体の被害調査結果などをもとに、早急に被害額や復旧費を確定させ、指定基準に適合するかどうか検討し、最終判断する。 安倍首相も同日午後、陸上自衛隊ヘリコプターで現地入りし、新潟県柏崎市内の被災現場や柏崎刈羽原子力発電所などを視察した。 激甚災害制度は激甚災害法に基づき、災害復旧に要する費用が一定の基準を超える場合、政府の指定により、復旧事業への国庫補助率の引き上げなどが実施される。 政府は、今年3月25日に発生した能登半島地震については、4月20日に激甚災害に指定し、道路や農林水産業施設の復旧費などの国庫補助率を引き上げた。

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1.<中越沖地震>住民1万2000人以上が避難 小学校などに ,毎日新聞
RV=45.1 2007/07/17 05:00
キーワード:電話,水,近く,自宅,復旧,首相,夜

新潟県柏崎市、刈羽村などの被災者は近くの小学校や公共施設に1万2000人以上が避難した。 約500人が避難する柏崎市学校町の柏崎小には、安倍晋三首相が午後6時半すぎ、激励に訪れた。「頑張って」と首相に声をかけられた同市西港町の主婦、熊谷一枝さん(60)の自宅には病気持ちの夫(65)や小4の孫(9)ら4人がいた。熊谷さんは「食器棚から食器が飛び出してきた」、長男一也さん(39)は「電気や水などライフラインだけでも早く復旧してほしい」と語った。 同市西山町の二田(ふただ)小体育館ではバッテリーライトの明かりを頼りに住民は不安な夜を過ごした。無職の綱島卓璽(たくじ)さん(77)は自宅居間にいて地震に遭った。足が不自由でつえの生活をしている。妻ハルエさん(74)と避難した綱島さんは「固い床の上での生活はつらい」と話した。 主婦の庭山昭子さん(64)の自宅裏山は10メートルほど崩れ、家屋近くまで土砂が迫った。「梅雨が明けていないので、山がさらに崩れないか不安。中越地震で家を補修したが、また被害に遭い住めるかどうか……」 200人近くが体育館に避難した同市大久保の大洲小体育館で、佐藤克己教頭(46)は「この辺りはお年寄りが多い。精神的ショックで調子を崩している人もいる」と心配していた。「電話はつながらないし道路はひび割れ車が使えない」。教諭数人が自転車で生徒の安全を確認したという。 同市松波の公民館「松波コミュニティセンター」では約80人が柔道用の畳の上で過ごした。トイレはタンクの水を数回に1度流すだけだ。施設を管理する中村正臣さん(62)は「一刻も早く仮設トイレを」と求めた。 刈羽村役場に近い刈羽村第2体育館に避難した会社員の遠藤直幸さん(35)と妻京子さん(29)は1歳7カ月の長女、友里ちゃんと自宅の庭で遊んでいて被災した。直幸さんは「あわてて娘を抱っこしたが、2人で転んでしまった」と話した。転んでひじを地面に打ち付けたという京子さんは「役場からは夜の食事など何の連絡もない。娘が心配です」と友里ちゃんを抱きしめた。 無職の伊藤ミヨさん(84)は倒れた木製たんすが右足を直撃し、隣の部屋にいた夫の徳一さん(87)に助け出された。幸い打撲程度で済んだという。ミヨさんは「窓が割れ家の中はぐちゃぐちゃ。着替えだけ持って逃げてきた。中越地震を忘れたと思ったらまた大きな地震。何で新潟だけが、こんな目に遭うのか。恨めしい」と涙ぐんだ。

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1.1万2000人が避難=家屋下敷きの女性死亡−死者9人に、余震続く・中越沖地震,時事通信
RV=33.1 2007/07/17 06:04
キーワード:復旧,呉服,住宅,夜,大きい,全壊,同市

新潟県中越沖地震で、同県では住宅が損壊するなどして避難した約1万2000人が17日、学校や集会所などの避難所で一夜を明かした。柏崎市内の呉服店家屋が倒壊した現場では、県警と市消防本部が同日未明、女性を助け出したが、死亡が確認された。地震による死者は計9人になった。県災害対策本部は引き続き、被災状況の把握と復旧作業を急ぐ。 一方、上中越沖を震源とする震度2や1の地震は同日未明も続き、気象庁は余震への警戒を呼び掛けている。 新潟県や柏崎市の災害対策本部などによると、同県内の死者は9人、重軽傷者は886人。16日に震度6強を観測して最も被害の大きかった柏崎市では、約11400人が76カ所の避難所で夜を過ごした。このほか同県内の8市町村でも、約1300人が避難した。 同県内の住宅被害は、全壊が342棟。半壊を含む一部損壊は363棟に上った。 柏崎市東本町の三井田呉服店では、県警と市消防本部などの救助隊が、17日午前4時10分すぎ、倒壊した家屋の下敷きになった女性を救出したが、死亡していた。 女性は同市大和町の飯野昌子さん(71)で、家族に呉服店のそばに用事があると言って出掛けたという。 一方、柏崎市を中心に計約3万5000戸が停電したが、同市内では未明までに、約1500戸が復旧した。東北電力は17日から、復旧作業を本格化させる。 同市内の水道も約4万戸で給水が止まっていたが、未明までに約1000戸で復旧した。 

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1.認知から到着に1時間=「人員不足と道路状況」−原発火災で署長・柏崎市消防 ,時事通信
RV=27.5 2007/07/17 07:01
キーワード:現場,到着,活動,時間,話す,道路,要請,通常,入る,かかる

新潟県中越沖地震による東京電力柏崎刈羽原子力発電所(柏崎市、刈羽村)の火災で、柏崎市消防署の消防隊が通報から現場到着まで約1時間掛かったことが17日、分かった。前沢泰男署長は「人員を集めるのに時間がかかった。道路状況も悪かった」と説明した。 同署によると、火災を把握したのは、地震発生14分後の16日午前10時27分。東京電力からの連絡で知った。その後、同11時ごろに消防隊が出発。同30分ごろに現場に消防隊が到着して消火活動を始め、午後0時10分に鎮火した。 前沢署長は、出発までに時間がかかったことについて「次々と救急要請の連絡が入ってくる中で、消防隊員を救急現場に出していた。人員が不足した」と説明した。現場への到着に30分掛かったのは、「道路の状態が悪かったことに加え、込んでいた可能性もある」と理由を話した。通常ならば、同署から15分程度で到着するという。 

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1.新潟県中越沖地震 現場、遊説先…選挙運動直撃,産経新聞
RV=33.2 2007/07/17 08:01
キーワード:電話,首相,候補

新潟県中越沖地震の発生を受け、与野党は対策本部を設置、参院選の遊説日程を大幅に変更するなど対応に追われた。12日の公示後は九州の集中豪雨、台風4号、そして今回の地震と災害続きで、選挙運動をも直撃している。 自民党は地震発生直後から青木幹雄参院議員会長や片山虎之助参院幹事長らが続々と党本部に駆けつけ、対策本部を設置。片山氏は塩崎恭久官房長官に電話し「できることは迅速に何でもやってほしい」と要請した。 中川昭一政調会長は遊説先の秋田市から民間のチャーターヘリに乗り込み、新潟に急行。県庁の災害対策本部で被害状況の説明を受け、対策を協議した。同党比例代表候補の中山恭子首相補佐官(拉致問題担当)はJR新潟駅前で演説中に地震に遭遇。「みなさん大丈夫ですか」と冷静な対応を呼びかけた。 公明党の太田昭宏代表は北海道・旭川空港に到着直後に一報が入り、すぐに帰京。羽田空港から車で被災地に入った。 民主党の鳩山由紀夫幹事長は地震発生当時、新潟行きの新幹線の車内に。新潟市内での演説を予定していたが、高崎で下車して急遽(きゅうきょ)、車で柏崎市入りした。小学校の体育館では、後から来た安倍晋三首相とばったり鉢合わせし、お互い会釈しただけですれ違う一幕も。小沢一郎代表は夕方、記者団に「政府は十分な対応をしてほしい。とくに原発の火災は一番心配するところだ」と述べた。                   ◇ ■過去には投票繰り延べも 新潟県中越沖地震の被害状況によっては、参院選挙に影響が出る可能性もある。 公職選挙法57条は「天災その他避けることのできない事故により投票を行うことができないとき」には、都道府県選挙管理委員会の判断で投票日の繰り延べを決めることができると規定。繰り延べの場合は、新しい投票日の「少なくとも5日前に告示しなければならない」とされる。 仮に新潟、長野など被害のあった県で投開票日が繰り延べされると、規定通り29日に投開票が行われた都道府県でも選挙区の当選者が確定するだけとなり、比例代表の当選者は繰り延べ地域の開票結果が出るのを待って決まることになる。 ただ、総務省選挙課は「近年では国政選挙が繰り延べされた例はなく、今回も投開票日までに約2週間ある。(新潟、長野両県)選管の判断を見守る」としている。国政選挙では昭和49年7月、三重県伊勢市で集中豪雨のため参院選の投開票日を遅らせた例がある。

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2.新潟県中越沖地震 ドキュメント,産経新聞
RV=26.8 2007/07/17 08:02
キーワード:首相,住宅,官邸

【16日】 10時13分ごろ 新潟、長野県で震度6強の地震発生。震源の深さ約17キロ、マグニチュードは6・8(推定)。東京電力柏崎刈羽原発の4基が緊急停止し、上越、東北、長野の各新幹線が運転見合わせ。新潟県内で約3万5000戸が停電 10・15 政府が官邸危機管理センターに対策室、防衛省が災害対策室を設置。警察庁は警備局長を長とする災害警備本部を設置 10・29 安倍晋三首相が長崎市の遊説先で演説を1分半余りで切り上げ、その後帰京 10・30ごろ柏崎刈羽原発3号機の外にある変圧器で火災発生し、黒煙が上がる。東北、長野新幹線が運転再開 10・39 NTT東日本が災害用伝言ダイヤルサービス(171)の運用開始 10・49 新潟県の泉田裕彦知事が陸上自衛隊に災害派遣要請 11・00ごろ 新潟県柏崎市が、各地でガス管が破裂したため市街地周辺のガス供給を停止。その後、柏崎市と刈羽村の全域で停止。水道は柏崎市全域で供給ストップ 11・30 警察庁が富山県警などに広域緊急援助隊の派遣指示 11・35 小池百合子防衛相が地震発生の連絡受け、災害対策を指示 11・45 塩崎恭久官房長官が緊急会見で「柏崎刈羽原発で放射能漏れは確認されていない」 12・00ごろ 気象庁が会見で「最大で震度6弱の余震の恐れ」と発表 12・10ごろ 柏崎刈羽原発の変圧器の火災が鎮火 13・18 溝手顕正防災担当相ら政府調査団、陸上自衛隊ヘリで現地へ 13・20 泉田知事が海上自衛隊にも災害派遣要請 13・30すぎ 柏崎中央病院で治療を受けていた女性2人が死亡 14・00 新潟、長野両県で5万戸以上が断水 14・20 新潟県の約100カ所に、避難所が設置される 14・45 消防庁の集計で地震による住宅被害は全壊298棟を含めて300棟を超える 14・50 気象庁が「平成19年新潟県中越沖地震」と命名 15・05 安倍首相がへリで柏崎市に向かう 15・30前 刈羽郡総合病院で79歳女性が死亡 15・30 防衛省が災害対策会議。柏崎市では約1400人が近隣小学校に避難 15・37 新潟県中越地方で震度6弱の余震 16・00すぎ 新潟県災害対策本部が負傷者を435人と発表 17・01 安倍首相が柏崎刈羽原発に到着し、泉田知事らと視察 17・15 新潟県警が柏崎市内の夫婦2人の死亡を発表 18・05 安倍首相が柏崎市の柏崎小体育館で「復興、復旧に全力を尽くす」と慰問。その後の会見でも「救命、救難に尽力」 20・17 新潟県警が83歳男性の死亡を発表 20・40 安倍首相が官邸に到着 20・43 新潟県警が82歳男性の死亡を発表 21・03 政府が官邸で災害対策関係閣僚会合 21・08 新潟県中越地方で震度4の余震 21・31 上越新幹線が運転を再開 22・00 東電が柏崎刈羽原発で放射性物質を含む水漏れがあったと発表 22・20すぎ 新潟県の避難者1 万人を超える 23・00 新潟県などの集計で負傷者が900人を超える。住宅被害は計780棟【17日】 0・00すぎ 甘利明経産相が東電の勝俣恒久社長に柏崎刈羽原発の運転再開見合わせを指示 1・10 新潟県警が77歳女性の死亡を発表

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3.新潟県中越沖地震 柏崎刈羽原発 揺れ「限界」の2・5倍,産経新聞
RV=26.0 2007/07/17 08:02
キーワード:ガル,波

東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)で観測した今回の地震の揺れの強さ(加速度)が、耐震設計の基準となる「限界地震」のレベルを最大で約2・5倍上回っていたことが16日、東京電力の調べで分かった。経済産業省原子力安全・保安院によると、原発で経験した地震の揺れの強さとしては過去最大とみられる。 甘利明経産相は17日未明、東電の勝俣恒久社長を呼び、安全確認されるまで運転再開を見合わせるよう指示した。 今回の地震で同原発が観測した最大加速度は1号機の基礎部分で暫定値ながら680ガル(ガルは加速度の単位)。設計時に想定した273ガルの約2・5倍に達した。5、6号機でも想定値を軒並み超えた揺れを観測した。 原発の設計にあたっては、最大の被害をもたらす地震「設計用限界地震」と「設計用最強地震」を想定。同原発の設計用最強地震は、北東に約20キロ離れた内陸の気比ノ宮断層で発生するM6・9の地震を想定していた。しかし、今回の地震の震源は、発電所から北に約9キロの海域、深さ約17キロだった。 保安院は「地震波に応じて分析し、耐震評価していきたい」として、同社に詳細な分析結果の報告を求めるとともに、設備の耐震安全性を再確認するように指示した。 同原発では、地震が起きた直後の午前10時27分ごろ、3号機の原子炉建屋とタービン建屋に隣接した所内変圧器から出火し、正午すぎに鎮火。運転中だった3、4、7号機と、原子炉起動中だった2号機が自動停止した。 6号機では、原子炉建屋3階にある放射線非管理区域内に、放射性物質を含む微量の水が漏れ、一部が海に排出されたことが確認された。排水量が少なく環境への影響はないという。 甘利経産相は、勝俣社長に対し、これらトラブルへの対応と国への報告が遅いと厳しく批判した。

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1.1万2000人が避難=死者9人不明1人に−余震続く・中越沖地震 ,時事通信
RV=31.3 2007/07/17 08:31
キーワード:呉服,未明,男性,家族,大きい,住宅

新潟県中越沖地震で、同県では住宅が損壊するなどして避難した約1万2000人が17日、学校や集会所などの避難所で一夜を明かした。柏崎市内の呉服店家屋が倒壊した現場では、県警と市消防本部が同日未明、女性を助け出したが、死亡が確認された。地震による死者は計9人になった。同市内で男性1人が依然行方不明となっており、県災害対策本部は県警などと協力して捜索を続けるとともに、被災状況の把握と復旧作業を急ぐ。 一方、上中越沖を震源とする震度2や1の地震は同日未明も続き、気象庁は余震への警戒を呼び掛けている。 新潟県や柏崎市の災害対策本部などによると、同県内の死者は9人、重軽傷者は886人。16日に震度6強を観測して最も被害の大きかった柏崎市では、約1万1400人が76カ所の避難所で夜を過ごした。このほか同県内の8市町村でも、約1300人が避難した。 同県内の住宅被害は、全壊が342棟。半壊を含む一部損壊は363棟に上った。 柏崎市東本町の三井田呉服店では、県警と市消防本部などの救助隊が、17日午前4時10分すぎ、倒壊した家屋の下敷きになった女性を救出したが、死亡していた。 女性は同市大和町の飯野昌子さん(71)で、家族に呉服店のそばに用事があると言って出掛けたという。 一方、柏崎市を中心に計約3万5000戸が停電したが、同市内では未明までに、約1500戸が復旧した。東北電力は17日から、復旧作業を本格化させる。 同市内の水道も約4万戸で給水が止まっていたが、未明までに約1000戸で復旧した。 

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2.ライフライン寸断、生活に影響=支援活動本格化−新潟県柏崎市 ,時事通信
RV=25.2 2007/07/17 09:00
キーワード:到着,仮設,水,大きい,集まる

新潟県中越沖地震で最も被害の大きかった柏崎市では、地震から一夜明けた17日も依然としてライフラインが寸断されたままで、市民は避難所などで不便な生活を強いられた。一方、各地から支援物資も続々と到着し、市を中心とした支援活動が本格化した。 市災害対策本部によると、避難所で一夜を過ごした市民は76カ所で約1万1350人。食事は、市からの食料配布のほか、自衛隊の炊き出しなどで対応した。 午後には、海上自衛隊の輸送船などから、水や食料が持ち込まれ、各避難所に配布する予定。 各避難所には、これまでに仮設トイレ245基が設置されたが、市は17日中にさらに約200基を増設する方針。 同日午前4時現在、約3万9000世帯で断水が続いており、各地から集まった給水車68台が、小中学校などで水を供給した。 17日は朝から雨模様となったため、各地から届けられたブルーシート約3000枚を配布。また、各避難所に複数の市職員を常駐させ、市民の対応に当たった。 

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1.中越沖地震 変圧器2時間燃える 柏崎刈羽原発,毎日新聞
RV=50.0 2007/07/17 09:53
キーワード:ガル,想定,近く,建屋,直下,到着

東京電力柏崎刈羽原発(1〜7号機、新潟県柏崎市・刈羽村)では、稼働中の2、3、4、7号機が自動的に緊急停止したが外部への放射能漏れはなかった。しかし、地震発生直後の午前10時15分ごろ、3号機のタービン建屋に隣接した変圧器から火が出ているのを同社員が発見。約1時間後に駆けつけた消防署員が化学消火剤で消火したが、約2時間にわたり黒煙を上げ続けた。 東電と経済産業省原子力安全・保安院によると、同原発から中越沖地震の震央までの距離は約9キロ。今年3月の能登半島地震では、北陸電力志賀原発と震央との距離は18キロで、国内では最も原発の近くで発生した大地震とみられる。 同電力によると、燃えた変圧器は、原発で発電した電気の一部を発電所内で使用するために電圧を下げる機器。社員ら4人が周辺の機器を消火栓で冷やし、化学消火剤の準備を始めた。地元の消防隊が到着したのは通報から1時間以上が経過した午前11時35分ごろで、鎮火が確認されたのは午後0時10分だった。地震による混乱で消防の到着が遅れたとみられ、原発の地震対策で新たな課題が浮上した。 出火原因は不明だが、同社は、変圧器内の油が地震の揺れで漏れ、引火した可能性も含めて調査している。【中村牧生、高木昭午】 ◇想定上回る揺れ 今回の地震では、同原発1号機の地下5階での揺れが最大で680ガル(ガルは加速度の単位)に達し、耐震設計上想定した揺れを約2.5倍上回った。想定を上回る揺れが観測されたのは東北電力女川原発、北陸電力志賀原発に続いて3基目。原発で観測された揺れとしては過去最大で、原発の耐震想定の甘さが改めて問題になりそうだ。 東京電力は88年、同原発の国への設置許可申請にあたり、大きな揺れをもたらす地震として、当時の国の指針に基づき、原発直下で起きるマグニチュード(M)6.5の地震や、内陸部の断層による地震などを想定した。しかし、今回は原発から9キロでM6.8の地震が起きた。 建設時の調査では、近くの海底に4本の断層が見つかったが、断層の長さが短いなどの理由で、大きな地震は起きないとみなされた。4本とも、今回の地震を予測させる断層ではなかった。 指針は昨年9月に改定された。東京電力は「今回の震源は海底だが、原発建設時に想定した内陸の断層が海底までつながって動いた可能性もある。想定が甘かったという評価はありうるかもしれない。新指針に沿って耐震性を調べ直しており、今回のことを含めて対応したい」と話している。 この地震では、敷地内の土捨て場の一部も崩れた。同社は「原子炉から離れており、問題ない」と説明した。【高木昭午】

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2.中越沖地震 交通寸断、ライフラインにも打撃 新潟県内,毎日新聞
RV=27.6 2007/07/17 09:53
キーワード:電話,近く,通信

新潟県中越沖地震では、道路や鉄道などの交通網も一部寸断された。広い範囲で停電や断水、ガスの供給停止などが起き、市民生活のライフラインが打撃を受けている。復旧の見通しが立たない中、住民は疲労の色を深めている。 ◇鉄道 JR東日本によると、信越線の「米山トンネル」(柏崎市)通過中の貨物列車(17両編成)が地震直後に脱線。運転士は徒歩で近くの駅に避難した。また、青海川駅(柏崎市)近くの線路で土砂崩れが発生し、16日午後5時現在、新津−黒姫駅間が不通。 この影響で、関西・北陸と関東・東北・北海道を結ぶ特急10本、急行4本、快速2本が運休。同線復旧の見込みは立たず、17日も運休する。 また、越後線柏崎駅(柏崎市)に停車中の普通電車(2両編成)も脱線。東北、長野の両新幹線も地震直後に一時、運転を見合わせた。 ◇道路 高速道では北陸自動車道の上越IC(インターチェンジ)−長岡JCT(ジャンクション)の上下線で、通行止めになった。国土交通省によると、午後4時現在、国道では計7区間が通行止め。 ◇電気 東北電力によると、配電線が地震により断線し、午後10時現在、柏崎市、刈羽村で計2万4847戸が停電している。 ◇ガス 柏崎市ガス水道局によると、同市内3万4000戸へのガス供給を停止している。ガス協会や東京ガスが専門家を派遣しているが、午後10時現在、復旧のめどは立っていない。 ◇水道 新潟県などによると、地震による水道管の破裂などで、午後10時現在、柏崎市の約3万9000戸をはじめ、上越、長岡の両市、刈羽村など5万3000戸以上が断水している。復旧の見込みは立っていない。 ◇通信 地震の影響で16日、新潟、長野両県を中心に、固定電話や携帯電話がつながらなくなる通信障害が起きた。柏崎市内の一部では、固定電話の305回線が地震直後から約8時間不通になった。 携帯電話は、ソフトバンクモバイルが、基地局間を結ぶ通信ケーブルの一部が切断され、新潟、長野両県の93局の管内で、幅広い障害が出ている。NTTドコモは柏崎市内の最大12局、KDDI(au)は同市と上越市の最大計3局で、通信システムの機能が一時停止。各社は、被災地での通話規制を実施した。 NTT東西は16日、新潟、長野、石川の3県全域を対象に、安否確認などのメッセージを聞くことができる「災害伝言ダイヤル」(有料)を開設した。「171」をダイヤルした後、音声ガイダンスに従って録音・再生する。被災地以外の人も利用できる。 携帯電話は、インターネット接続のメニューボタンを押し、「災害用伝言板」(無料)を選択する。被災地からは伝言の登録と確認ができるが、その他の地域は確認のみ可能。

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1.<中越沖地震>サポート情報 ライフライン(2) ,毎日新聞
RV=36.5 2007/07/17 11:03
キーワード:電話,通信,同社,携帯,立つ

◇道路 東日本高速道路新潟支社によると、正午現在、北陸自動車道の柿崎IC(インターチェンジ)―米山IC間が上下線とも通行止め。路面に50センチ以上の段差が2カ所、20〜50センチの段差が約40カ所見つかっている。5カ所のトンネルでコンクリートのはく落があり、復旧のめどは立っていない。国土交通省によると、正午現在、計3区間の国道が通行止め。代替措置として、北陸自動車道の長岡―米山、能生―柿崎の各IC間について無料開放を実施中。 ◇通信 正午現在、停電などの影響を受け新潟県内で通信障害が続いている。ソフトバンクモバイルは柏崎市の計8局、NTTドコモは柏崎市と刈羽村の計13局、KDDI(au)は柏崎市の1局で、システムが停止し、一部で通話できない地域がある。 NTT東日本によると、固定電話は午前2時15分に復旧した。ただ引き込み線の断線など個々の住宅や事業所内の障害により、不通になっている場所もある。問い合わせは局番無しの「113」か携帯電話で0120・444・113。同社は柏崎市と刈羽村の7カ所の避難所に計23台の公衆電話を設置した。

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1.<中越沖地震>1800人の自衛隊員を現地に派遣…防衛省 ,毎日新聞
RV=28.4 2007/07/17 11:30
キーワード:電話,到着,携帯

新潟県中越沖地震の発生を受け、防衛省は約1800人の自衛隊員を現地に派遣し、被災者支援にあたっている。発生当日の16日、阪神大震災(95年)後では初となる防衛相を本部長とする対策本部を設置し、給水作業や炊き出しなどに加え、17日からは、仮設トイレ設置や携帯電話用充電器の搬送なども始めた。 陸上自衛隊は約450人を派遣、柏崎市周辺で人命救助や給水・炊き出し作業を実施している。さらに約70人の増員を決めている。海上自衛隊は、約12万食分の非常用食料などを積んだ護衛艦や補給艦計9隻が柏崎港に向かい、先発の護衛艦6隻が17日朝、同港に到着。艦載ヘリやボートなどで、缶詰や乾パンなどを被災地に運び込んでいる。航空自衛隊は、輸送ヘリがけが人や医師の搬送にあたっている。 同省によると、泉田裕彦・新潟県知事からの災害派遣要請は地震発生から36分後だったが、これを待たずに発生から22分後、群馬県内の基地から現地偵察用の陸自ヘリが飛び立った。阪神大震災で派遣の遅れが批判されたため、震度5以上で自主派遣が可能になっていた。小池百合子防衛相は「自衛隊の能力と被災地のニーズを組みあわせた対応をしたい」と話している。【本多健】

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2.桑名市、新潟被災地に物資 毛布や非常食など支援,中日新聞
RV=21.6 2007/07/17 11:14
キーワード:物資,到着,救援

【三重県】新潟県中越沖地震に見舞われた同県柏崎市に対し、桑名市は16日、両市間で結んだ災害時の相互応援協定に基づき物資などの支援を始めた。 桑名市はこの日午後3時すぎ、救援部隊の第1陣として、防災対策課職員2人がブルーシートと毛布各30枚、非常食のアルファ米500食を公用車に載せて柏崎市へ出発。被災者の救助を目的にした市消防本部職員5人、給水目的として1トンタンク車などに乗ったガス・水道部職員4人も続いて向かう。いずれも到着後は柏崎市の災害対策本部の指示を受ける。 桑名、柏崎の両市は2005年5月に協定を締結。被災した市が相手方に応援要請した際、物資などの救援を受けることができるとしている。今回の地震では、柏崎市と連絡が付かないため、桑名市が自主的に救援を決めた。  (榊原崇仁)

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3.県内にも激震、ライフライン寸断 新潟県中越沖地震 ,中日新聞
RV=21.4 2007/07/17 11:14
キーワード:電話,携帯

【長野県】16日発生した新潟県中越沖地震は、県内でも多数の負傷者が出たほか、鉄道や道路網が乱れ、県民の生活に大きな影響を与えた。一方、被害がさらに深刻だった新潟県柏崎市への応援も相次いだ。余震は1週間ほど続くとみられ、関係機関は注意を呼び掛けている。 JRや私鉄は、県北部・中部で運転の見合わせが相次ぎ、上信越自動車道は、新潟県境寄りが通行止めとなった。 松本市のJR松本駅の構内は足止めとなった利用客であふれ、被害を伝えるテレビに人だかり。女子中学生(13)=長野市=は「親と電話がつながらず心配。どうやって帰ろうか」と困り果てた様子だった。 松本市の陸上自衛隊松本駐屯地では隊員9人と大型トラック4台、給水用トレーラー4台を柏崎市に派遣。信州大病院、相沢病院など6病院からも医療チームが、同市の刈羽郡総合病院へ向かった。 ライフラインの被害は、水道管の破裂により飯綱町で30戸、飯山市で35戸が断水。電気は、安全装置の作動によって長野市北部と飯綱町、信濃町の計2万1200戸が停電し、1分後に復旧。固定電話や携帯電話は、通話が集中したため地震発生直後から接続制限がかかり、つながりにくい状態となった。 長野地方気象台によると、余震の恐れに加えて17日は県北部を中心に昼から夜に雷を伴う強い雨が降る見込み。地盤の緩みによる土砂災害の恐れもあり、同気象台などでは細心の注意を求めている。 また、最大震度の6強を記録した飯綱町では、▽住宅・物置の破損16件▽水道管破裂による断水(午後4時復旧)30世帯▽道路の隆起・陥没3カ所▽ブロック塀の倒壊6カ所−などの被害が出た。 農具収納所の土壁が崩れ、家族で修繕に当たっていた山崎稔さん(69)は「(3年前の)中越地震と違って、最初の揺れから何分後かにドーンと来た。家にいたが、帯戸が倒れてきて危なかった」と振り返った。

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1.中越沖地震:住民の生活、寸断 「なんでまた…」 続く余震、募る不安 /新潟,毎日新聞
RV=27.7 2007/07/17 13:02
キーワード:電話,高校,試合

2年9カ月を経て、県内が再び大きな揺れに襲われた――。16日午前10時13分発生した「新潟県中越沖地震」。柏崎市や刈羽村などで最大震度6強を観測、7人が死亡する惨事となった。同日午後にも長岡市などで震度6弱を記録する余震が起こるなど、被災地では多くの住民が不安な一夜を過ごした。04年10月23日の中越地震でも被災地となった柏崎市では、各地で家屋倒壊や土砂崩れなどが多発し、市内全域でライフラインが寸断されるなど、被害は前回以上。多くの市民はぼうぜんと立ち尽くし「どうしてまた……」と悪夢の再来に戸惑いを隠せないでいる。【五十嵐和大】 ■避難所開設 柏崎市は同日夕までに倒壊の恐れがある北条南小と南鯖石小を除く、市内の全小中学校とコミュニティセンターのほか、柏崎高、常盤高、柏崎工高の3校の計67カ所に避難所を開設した。午後6時現在で計約4000人が避難しており、今後も増える見込み。 同市学校町の柏崎小には500人を超える避難者が集まり、同本部では第一中など周辺の別の避難所への避難を呼びかけている。 また周辺市町村も小学校や公民館などに避難所を開設。刈羽村では、同村第2体育館、ラピカ文化ホール、赤田地区集会場、油田地区集会場、高町地区集会場の5カ所に計約200人が避難した。その他、長岡市7カ所、出雲崎町4カ所、三条市2カ所、上越市168カ所にも避難所が設置された。【関雄輔】 ■避難者 県の斎田英司危機管理監は16日夕、新潟県中越沖地震で被災した避難者が、同日午後5時半現在で7市町村の2216人に上ることを明らかにした。避難者が収容された避難所は計63カ所。柏崎市などではライフラインが寸断されており、避難者は今後も増えるとみている。 収容した避難所数と避難者の内訳は▽柏崎市42カ所、1921人▽刈羽村5カ所、180人▽長岡市5カ所、12人▽出雲崎町4カ所、67人▽上越市3カ所、12人▽三条市2カ所、2人――となっている。【五十嵐和大】 ■休校 県教育委員会によると、中越沖地震の影響で、17日は柏崎市内の公立小中学校全39校のほか、出雲崎町、刈羽村、長岡市、上越市を含む被災地の公立小中学校計50校が臨時休校の措置をとった。また県立高校11校(分校含む)私立高校3校、特別支援学校3校も休校する。【五十嵐和大】 ■水道 県によると16日午後5時現在の断水状況は、柏崎市4万3111戸▽上越市8740戸▽刈羽村4500戸▽長岡市3281戸▽出雲崎町1900戸で、十日町市の一部でも断水が続いている。 ■ガス 県産業振興課のまとめでは16日午後6時現在、柏崎市内で3万4000世帯で都市ガスの供給が止まっている。長岡市では200世帯で供給が止まったが、同日夜までに復旧工事が完了し、ガスの供給が再開された。また、プロパンガスを使用している住民には業者の点検を受けるよう呼びかけている。 ■道路 国交省北陸地方整備局などによると、高速道路や主要道路も各地で寸断されている。 北陸自動車道は上越IC―長岡ジャンクションの上下線で、20センチから50センチの大きな段差が11カ所発生し、通行止めが続いている。復旧の見通しは立っていない。 また、主要国道や県道も以下のとおり、通行止めとなっている(16日午後5時現在)。 【国道8号】長岡市大積千本(土砂崩壊)▽柏崎市比角跨線橋(段差1メートル)▽上越市長浜(法面崩壊)【国道116号】柏崎市藤掛(路面損傷)▽同市西山町田沢・田沢川橋(段差)▽同市西山町二田(段差)▽同市西山町尾野内(段差)▽同市西山町荒谷・荒谷高架橋(段差)【国道352号】柏崎市大崎坂之下(崩壊)【県道柏崎小国線】柏崎市小村峠(土砂崩れ)【県道黒部柏崎線】柏崎市原町なごみ橋(路面陥没)【県道燕分水線】燕市中島(路面亀裂)【県道上越安塚柏崎線】上越市北本町(踏切内電車停車)【県道小千谷大沢線】柏崎市大沢(土砂崩れ)【県道上越安塚柏崎線】柏崎市阿相島(土砂崩れ) ■交通 県交通政策課によると、上越新幹線は地震の発生直後、全線で運転見合わせとなり、新潟―三条の下り線などでは、立ち往生した新幹線の車内に乗客が一時閉じこめられるケースも。線路の点検の後、午後1時過ぎに東京―越後湯沢間で運転を再開したが、1時間に1本程度の折り返し運転。その他の区間では運転見合わせが夜遅くまで続いた。 在来線は、上越線(宮内―水上間)▽信越線(東三条―妙高間)▽飯山線(越後川口―戸狩間)▽只見線(小出―只見間)▽越後線(吉田―柏崎間)の5区間で運転を見合わせており、いずれも復旧見通しは不明。 また、柏崎駅構内で越後線下り普通列車の1両が脱線、けが人はなかった。また信越線米山―笠島駅間のトンネルで貨物列車が脱線した。信越線青海川駅付近では土砂崩れが発生。巻き込まれた車両はなく、けが人はなかった。 JR西日本でも北陸本線(直江津―糸魚川間)で運転を見合わせており、復旧見通しは不明。また北越急行も全線で運転を見合わせており、普通列車の運転再開は未定。 新潟交通、越後交通、頸城自動車の高速バスも、新潟―柏崎間▽新潟―高田間▽新潟―直江津間▽新潟―糸魚川間で運休。また県外高速バスも、新潟―京都・大阪間▽新潟―名古屋間▽新潟―長野間▽新潟―金沢間▽新潟―富山間で運休。上越―東京間で上越自動車道経由による迂回(うかい)運行が続いた。路線バスも各地で運休した。【畠山哲郎】 ■上越市 揺れの大きかった上越市柿崎区などで8人が重軽傷、1人が体調不良を訴えた。16日午後5時現在、同市災害対策本部には、屋根瓦の落下やブロック塀の倒壊、体育館の天井パネル落下などの被害が寄せられている。 同本部によると、柿崎区内の女性2人が骨折したほか、30歳の女性が地震のショックで過呼吸症に。また、同本部が確認している以外に同市内の四つの総合病院で30人あまりが受診しているとみられる。 同市三和区では民家の土蔵1棟が倒壊したが、住宅の倒壊などの報告はない。墓石店や寺の石灯籠(とうろう)、ブロック塀などが倒れる被害が出た。柿崎区、吉川区では道路のマンホールの周辺が陥没したり、橋と車道との継ぎ目に段差が生じるなどの被害が出ており、一時170人あまりが避難した。 一方、柿崎川ダムの送水施設が破損し、柿崎区▽吉川区で断水。大潟区▽頸城区▽三和区で一部断水したほか、最大659件が停電した。ガス、電話関係の施設に被害は出ていない。【萩原滋樹】 ■高校野球 雨で高校野球の試合開始を遅らせていた長岡市の悠久山球場。午前10時13分、足元から突然、突き上げるような揺れに見舞われた。ぐらぐらと1分ほど地面が揺れ、スタンドで応援の準備をしていた父母たちはベンチにつかまるなどして揺れが収まるのを待った。 「やだ、また地震なの」「みんないるから大丈夫」。観客の頭には2年9カ月前の地震が頭に浮かんだ。グラウンドの整備をしていた球児たちも皆座り込んで揺れをやり過ごした。「球場の外へ出て下さい」とアナウンスがあり、速やかに場外へ避難した。 試合は中止となり、車に備え付けられたテレビから流れる地震速報を聞く人だかりができた。今年度で閉校するため今大会が最後の出場となった津南高校野球部の保護者会長、宮嶋英夫さん(45)は「まだ義母と連絡が取れない」と携帯電話を手に不安な表情。記録室で球場のアナウンスと記録を担当していた長岡向陵3年の女子マネジャー、佐藤みなみさん(18)は球場の外で座り込み、泣き崩れた。「中越地震を思い出して……怖かった。あの時も両親と離れていたから……」と声を震わせた。【岡田英】 ◇エコノミー症候群、車中泊で発症も 予防に外で軽い運動を 県は、やむを得ず車中泊をする被災者に向けて、エコノミークラス症候群につながる恐れがあることから、予防のため、時々車外に出て、軽い運動をするなどの注意事項を呼びかけている。 エコノミークラス症候群は、食事や水分を十分に取らない状態で、車内など狭い空間に長時間座ることで血行不良や血栓を生じる。血栓が血管を通じ肺や脳、心臓に達することで脳卒中や心臓発作などを誘発、中越地震では被災者が死亡したケースもあった。 県健康対策課によると、予防措置として(1)時々車外に出て、軽い体操やストレッチ運動をする(2)十分な水分をこまめに摂る(3)ゆったりとした服装で、ベルトをきつく締めない(4)車内ではかかとの上げ下ろしや、ふくらはぎを軽くもむ(5)眠るときは足を上げる――などを勧めている。またアルコールを控え、できれば禁煙することも求めている。【五十嵐和大】7月17日朝刊

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2.<中越沖地震>キラーパルスが木造家屋直撃 周期1秒の揺れ ,毎日新聞
RV=26.2 2007/07/17 12:35
キーワード:波,周期,近く

新潟県中越沖地震の地震波は、周期1〜3秒程度の波が強かったことが東京大地震研究所などの解析で分かった。このうち、周期1秒前後の揺れは「キラーパルス」と呼ばれ、木造家屋に被害を与えやすい。家屋に甚大な被害を出した95年の阪神大震災で注目された。 建物にはその構造や高さによって特に揺れやすい周期(固有周期)があり、木造家屋の場合は周期1〜2秒で最も被害が出やすい。 建築研究所の河合直人・構造研究グループ上席研究員によると「04年の新潟県中越地震では、震源近く(同県川口町)でこの周期の揺れが観測された」と話す。 今回の地震ではより長い周期2〜3秒の波も強く観測されたが、東大地震研究所の古村孝志准教授(地震学)は「これが建物の被害を拡大した」と分析する。 地震で建物に損傷が起きると固有周期が伸び、木造家屋ではそれが2〜3秒になるからだ。 建物の耐震性の強化の遅れが被害を拡大したとの指摘もある。中越地震の構造物被害を調べた長岡高専環境都市工学科の井林康准教授は「報道を見ると、古い木造家屋に被害が集中しているようだ。柏崎市は第二次世界大戦時の空襲被害がほとんどなく、旧家が多く残っている地域で、住宅の耐震性が不足していた可能性が高い。重い瓦屋根の住宅が多かったことも、被害の拡大につながったようだ」と分析する。 河合さんは「建築基準法の耐震基準にのっとれば、重い瓦屋根でも耐震性を確保できるが、戦前などに建てられたものは対策が不十分だったようだ。中越地震で被害を受けた木造住宅では、農家や店舗併用の住宅など壁が少ない建物が多かった。古い住宅の所有者や居住者は、速やかに耐震性向上に取り組むことが必要だ」と話している。【田中泰義、永山悦子】

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1.安倍首相、激甚災害指定へ調査指示 新潟県中越沖地震 ,産経新聞
RV=33.3 2007/07/17 14:04
キーワード:ボランティア,指定,選挙,耐震,激甚

安倍晋三首相は17日午前の閣議懇談会で、新潟県中越沖地震を受け、復旧事業費などへの国庫補助率引き上げなどの措置が講じられる激甚災害指定に向け、「国の職員が現地調査に全面協力するなど、スピード感をもって対応するように」と述べ、指定の前提となる復旧事業費を早急に把握するよう関係閣僚に指示した。 塩崎恭久官房長官は同日午前の記者会見で、東京電力柏崎刈羽原子力発電所で観測した地震の揺れが耐震設計の基準となる「限界地震」のレベルを上回っていたことについて、「甘利明経済産業相から電気事業連合会側に対し、全国の原発の安全性を確認するよう要請した。今回の地震を詳細に分析し、原発の安全性を確認して住民の安心を確認したい」と述べ、耐震基準を見直すべきとの考えを示した。 また、柏崎刈羽原発から微量の放射性物質を含んだ水が海に流れていたことが16日夜になって発表されたことに関しては「放射性物質を含む水が外に出てしまったと確認できたのは午後8時28分で、(放射能漏れは確認できないと説明した)16日午前の記者会見と齟齬はない」と説明した。 一方、現地の被害状況を視察中の民主党の鳩山由紀夫幹事長は17日朝、ニッポン放送のラジオ番組に出演し、「新潟も参院選をやっているが、選挙戦は一時中断で、ボランティア的な活動で支援をしたい」と述べた。

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2.<中越沖地震>未明の捜索、希望届かず 9人目の死者 ,毎日新聞
RV=26.3 2007/07/17 13:40
キーワード:呉服,未明,店舗,近く

新潟県中越沖地震の被災地、新潟県柏崎市で、16日夜から17日未明にかけて倒壊した呉服店からの被災者の救助作業が行われた。地震発生から約18時間後に救出された同市大和町の無職、飯野昌子さん(71)は病院で死亡が確認されたが、投光器が照らす中での夜通しの作業を近くの住民らが祈るような表情で見守った。 飯野さんは買い物に来て、同市東本町の呉服店脇のアーケード街を歩いていて倒れた呉服店やアーケードの下敷きになったとみられる。 家族が16日午後8時40分、近くの交番に「出かけたまま戻らない」と届けた。同9時すぎから、現場で新潟、千葉の両県警と警視庁の警察官約90人が作業を開始。同11時には、新潟市消防局特別高度救助隊の隊員ら約45人が加わった。 店舗入り口付近の歩道にいたとみられる飯野さんを捜索したが、店は1階部分が完全につぶれた状態。2階部分が崩れて2次被害につながる恐れがあり、救助作業は難航した。消防の救助工作車がクレーンで2階部分を支え、警察官や消防隊員らがチェーンソーなどの工具を使って慎重にがれきを取り除き、17日午前4時12分、飯野さんを外に出した。 飯野さんの近所の女性(57)は「飯野さんは明るい性格で、はきはきと話をし、とても70代にはみえなかった」と話した。飯野さんの自宅の向かいに住む吉野愛子さん(71)によると、飯野さんは2人の孫娘に会うのをいつも楽しみにしていたという。吉野さんは「どうして、崩れた建物のそばにいたのだろうか」と残念そうに話した。【前谷宏、畠山哲郎】

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1.被災地の復旧作業本格化、死者9人・負傷者1000人超す ,読売新聞
RV=29.0 2007/07/17 14:24
キーワード:ボランティア,呉服,未明,飯野

新潟県中越沖地震は、発生から2日目の17日未明、女性1人の死亡が新たに確認され、地震による死者は9人になった。 また、病院に搬送された92歳と62歳の男性2人が死亡、新潟県などで震災との関連を調べている。依然として1人が行方不明で、負傷者は新潟、長野、富山の3県で1088人に上っている。 被害が大きかった新潟県柏崎市や刈羽村では朝から、電気や水道の本格的な復旧作業や、ボランティアによる支援活動も始まった。余震は徐々に減少しているが、気象庁は「17日午後からの雨で地盤が緩み、土砂崩れや家屋倒壊などの危険性が高まる」と警戒を呼びかけている。 柏崎市では、新たに飯野昌子さん(71)の死亡が確認された。飯野さんは、16日夜に呉服店のがれきの下敷きになっているのを発見され、救助作業が行われていた。

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1.中越沖地震:県内医療チーム現地へ 県が先遣隊派遣、支援方法調査 /福井 ,毎日新聞
RV=25.7 2007/07/17 16:01
キーワード:ボランティア,医療,救援,救護班

新潟県中越沖地震の被災者救援のため、県内の医療機関からも救護班が16日午後、現地へ次々と向かった。 県内病院の災害派遣医療チームには午後2時56分、厚生労働省から待機解除が伝えられたが、県立病院は自主派遣を決めた。医師や看護師ら5人が救護班を編成して同4時13分、医薬品を車に乗せて新潟県柏崎市の刈羽郡総合病院に向かった。日本赤十字社県支部も救護班7人が同4時半、同県に向け出発した。 また県は、新潟県から「水の供給、食事の対応に問題がある」との情報を得て、必要な支援方法やボランティア数を調べるため、危機対策・防災課員や社協職員らの先遣隊を同県へ派遣した。 同課によると、県内の高速道路や原発、石油コンビナート施設などに異常はなかった。【佐藤孝治】7月17日朝刊

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1.新潟県中越沖地震 徹夜の救出、実らず 呉服店下敷き女性犠牲 ,産経新聞
RV=45.7 2007/07/17 16:25
キーワード:飯野,呉服,店舗,屋根,未明

■「焦るな」「慎重にやれ」 新潟県中越沖地震で、柏崎市東本町の呉服店が倒壊し、女性が下敷きとなった現場では、警察と消防が17日未明まで夜を徹しての救出活動を続けた。女性は、同市大和町の飯野昌子さん(71)。飯野さんは地震発生から約18時間後の午前4時10分すぎに助け出されたが、すでに死亡。今回の地震で9人目の犠牲者となった。「注意深くやれ」「焦るな」。最後まで懸命の救出活動にあたった隊員らの姿を追った。(徳光一輝) 「客の女性が取り残されている」。通報があったのは、地震発生から12時間近くが経過した16日午後10時すぎだった。現場は市中心部のアーケード街の一角にある「三井田呉服店」。木造2階建ての住居兼店舗は1階が押しつぶされ、2階が1階のようになっていた。黒い屋根瓦が建物の重さを物語る。 飯野さんは家族に呉服店のそばに用事があると言って出かけていたという。経営者の男性は地震直後に逃げて無事だった。 新潟県警などは、家屋の中に人の手が見えているのを確認したが、安否は不明。警察車両の投光器が現場を真昼のように照らし出す中、警察の特殊部隊約30人がエンジンカッター(電動のこぎり)で白い壁を1・5メートル四方にわたって切り抜いた。ブルンブルンという爆音のような大音響がとどろき、白煙が暗い夜空にたちこめる。 切り抜いた穴から隊員数名が屋内へ。がれきや段ボール箱などが取り除かれるが、飯野さんまでたどり着けない。警視庁や千葉県警など他の都県警の隊員も加わり、救出部隊は総勢70〜80人になった。 「疲れたら交代しろよ」「慎重にやれ」。指揮官の声が飛ぶ。現場の交差点には報道陣や住民ら約200人が集まり、作業を見守った。近所の主婦(53)は「早く助け出してほしい」。 日付が変わった。指揮官が「最悪の場合、屋内から助け出せないなら、下から出そう」と指示。穴の手前の歩道からスコップを使い、別の穴を掘り始めた。消防車両の小型クレーンが特殊ロープを使って、家屋がこれ以上倒壊しないよう支えた。 東の空が白み始めたころ、飯野さんは助け出され、待機していた救急車で病院へ運ばれた。雨がぽつりぽつりと降り出していた。 消防士の一人は消防車へ戻ってペットボトルのお茶を一口飲み、「建物があまりに重いため、いかに安全に助け出すか試行錯誤を重ねていて時間がかかってしまった」。 無情の雨が隊員の肩を濡らしていた。                   ◇ 【義援金受け付け】 非政府組織(NGO)を支援する国際人道支援機関「ジャパン・プラットフォーム」(東京)は新潟県中越沖地震の義援金を受け付けている。同団体に加盟し現地で活動中のNGOへの助成金として役立てられる。 郵便振替で、口座番号は「00120−8−140888」、口座名義は「ジャパン・プラットフォーム」。通信欄に「平成19年新潟県上中越沖地震」と記載する。

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2.中越沖地震 未明の捜索、希望届かず 9人目の死者,毎日新聞
RV=37.9 2007/07/17 17:12
キーワード:飯野,呉服,店舗,未明

新潟県中越沖地震の被災地、新潟県柏崎市で、16日夜から17日未明にかけて倒壊した呉服店からの被災者の救助作業が行われた。地震発生から約18時間後に救出された同市大和町の無職、飯野昌子さん(71)は病院で死亡が確認されたが、投光器が照らす中での夜通しの作業を近くの住民らが祈るような表情で見守った。 飯野さんは買い物に来て、同市東本町の呉服店脇のアーケード街を歩いていて倒れた呉服店やアーケードの下敷きになったとみられる。 家族が16日午後8時40分、近くの交番に「出かけたまま戻らない」と届けた。同9時すぎから、現場で新潟、千葉の両県警と警視庁の警察官約90人が作業を開始。同11時には、新潟市消防局特別高度救助隊の隊員ら約45人が加わった。 店舗入り口付近の歩道にいたとみられる飯野さんを捜索したが、店は1階部分が完全につぶれた状態。2階部分が崩れて2次被害につながる恐れがあり、救助作業は難航した。消防の救助工作車がクレーンで2階部分を支え、警察官や消防隊員らがチェーンソーなどの工具を使って慎重にがれきを取り除き、17日午前4時12分、飯野さんを外に出した。 飯野さんの近所の女性(57)は「飯野さんは明るい性格で、はきはきと話をし、とても70代にはみえなかった」と話した。飯野さんの自宅の向かいに住む吉野愛子さん(71)によると、飯野さんは2人の孫娘に会うのをいつも楽しみにしていたという。吉野さんは「どうして、崩れた建物のそばにいたのだろうか」と残念そうに話した。【前谷宏、畠山哲郎】

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3.中越沖地震 眠れぬ夜、明ける 避難所は人手不足 ,毎日新聞
RV=34.4 2007/07/17 17:12
キーワード:電話,ボランティア,物資

新潟県中越沖地震から一夜明けた17日、被災地は雨空に。避難所では早朝から水や食料などの救援物資を求める列ができ、スーパーなどには食料品を求める人が詰めかけた。被害が大きかった同県柏崎市の避難所では、住民が眠れぬ夜を過ごした。一方で、ボランティアの受け付けが始まるなど、復興に向けた動きも。住民は午後に予想される本格的な雨に備えて損壊した家屋にシートをかけるなど、対応に追われた。 避難所は、人手不足にあえいでいた。「えっ、1人なんですか」。柏崎市学校町の同市立第一中避難所。地震発生直後から徹夜で働き続けていた保育士ら女性スタッフ6人は、17日午前9時過ぎに交代要員で現れた市職員が男性1人だったことに絶句した。 スタッフ6人も市職員だが、運ばれてくる物品の搬入、さまざまな被災者からの問い合わせへの対応、お年寄りの身の回りの世話などに奔走し、疲れ果てていた。6人から一斉に仕事の引き継ぎを受けた男性職員も、困惑を隠せない様子だった。 「女性を2人ほど回してもらうよう頼めないでしょうか」「各避難所の態勢が既に組まれてしまったので無理だ」 やり取りの末、1人の保育士(47)が残ることになった。他の女性たちも、保育園などの職場に了解が得られればすぐに避難所に戻ることを約束し、いったん自宅に戻った。「高齢の母や子どもたちが心配。発生直後から、顔を見ていない」と話す。 別の女性保育士は「ここ数年、市の正職員が減らされたことも影響している。臨時職員にはこうした仕事は頼みにくいのだろう」と言う。この避難所には他に県職員4人も詰めていたが、3人は男性。「いろいろな場面で女手は必要。男性スタッフだと遠慮してしまう人もいる」と不安そうだった。 「人が歩く振動を余震と錯覚して何度も目が覚めてしまった」 柏崎市東港町の男性公務員(38)は避難所となった同市学校町の市立柏崎小学校の体育館で、真っ赤にはれた目をこすった。体育館で一夜を過ごした人たちはよく眠れぬ様子で、外にはポツリポツリと朝方近くまで被災者たちの姿があった。 付近の道路を自衛隊や消防団の車がひっきりなしに通る。「目がさえてしまう」。行政書士の高橋和志夫さん(57)は、「持病がある母のことを思いトイレの近くに寝床を用意したが、においが気になって眠れない。地震で気が張っているのだろうか」とため息をついた。 炊き出しが始まった午前5時ごろには、ほとんどの人が目を覚まし、疲れた面持ちで長い列を作った。「夜は不安で、朝が来ることばかり考えていた」という同市西本町の会社員、田辺和子さん(56)は「騒々しかった半面、人がいるという安心感もあった」と話していた。 同市西山町の福祉施設「いきいき館」には約700人が避難した。16日夜に支給された食べ物はおにぎり1人1個だった。17日午前5時ごろ新たなおにぎりと菓子パン、ペットボトルが配られると、お年寄りから子どもまでが列を作って受け取った。近くの会社員、青木忠さん(59)は「おにぎり1個でも、あるだけ感謝したい」と笑顔を見せた。 一方で、いら立ちを隠せない人も。「またつながらない。どうなっているんだ」。同市立第一中に避難していた会社員の男性(58)は、市役所に状況を確認しようとしても携帯電話が通じないことに腹を立て、「夜はレトルト食品で今朝は菓子パン一つ。情報はラジオと新聞だけで、不安が募るばかりだ」と、暗い表情を見せた。 17日早朝から雨が降ったため、家の様子を見に戻る人も多くいた。同市の無職、池田昭雄さん(76)は「家の中はめちゃくちゃだから、雨でどうなったかが心配」と自転車で自宅に向かった。

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1.排気から放射性物質=柏崎刈羽7号機、地震と関連か−人体や環境に影響せず・東電,時事通信
RV=25.7 2007/07/17 18:01
キーワード:放射,物質,検出,場合,基づく,関連,比べる,出力,通常,本社

東京電力は17日午後、新潟県中越沖地震で自動停止した柏崎刈羽原発7号機(改良型沸騰水型、定格出力135万6000キロワット)で同日午後1時ごろ、主排気筒の定期測定をしたところ、通常は検出されない気体状のヨウ素の放射性同位体や粒子状の放射性物質クロム51、コバルト60を検出したと発表した。 検出された放射能に基づき、原発敷地境界で一般人が被ばくした場合の線量を計算すると、年間被ばく限度の1ミリシーベルトに比べて極めて低く、周辺環境への影響はないという。 東京・内幸町の本社で記者会見した鈴木良男原子力運営管理部部長は「地震と何らかの関連がある可能性が高い。原因を調査している」と述べた。 

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1.不明男性の捜索続く=雨の中、再び不安な夜−停電、断水解消せず・中越沖地震 ,時事通信
RV=39.7 2007/07/17 19:02
キーワード:物資,出動,救援,近く,降る,到着

9人が犠牲となった新潟県中越沖地震で、被害が集中した柏崎市では17日、行方不明の猪俣孝さん(76)=同市鏡町=の捜索が続けられた。一方、水や食料などの救援物資が続々と到着し、被災した住民らに届き始めたが、懸命の復旧作業にもかかわらず、発生から丸1日がたってもライフラインは復旧しないまま。断続的に雨が降る中、住民は2日目の夜を過ごした。 県警などは、猪俣さんについて、2カ所でがれきを掘り起こして捜索するなどしたが、依然として安否は確認されていない。 地震による負傷者は新潟、長野両県で計31人増え、富山を含めた3県で計1119人になった。家屋損壊も、新潟で大規模半壊が1棟、半壊が107棟、一部損壊が726棟と激増したほか、長野で一部損壊が137棟まで増えた。 東北電力によると、余震の影響で新たに三条市と上越市で一時停電したが、いずれも間もなく復旧した。同社は柏崎市を中心に約1200人体制で復旧作業にあたっているが、午後7時現在、同市と刈羽村の計約2万4000戸で停電が続いている。 このほか、柏崎市内では水道、ガスが市内のほぼ全域で供給停止。自衛隊などから給水車100台近くが出動し、75あるすべての避難所に水を供給する予定。 

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1.<中越沖地震>ゴミ焼却場の煙突、一部崩落 柏崎市 ,毎日新聞
RV=20.5 2007/07/17 19:58
キーワード:近く,部分,ゴミ,煙突

新潟県柏崎市橋場のゴミ処理施設「クリーンセンターかしわざき」の鉄筋コンクリート製煙突(高さ59メートル)が、中越沖地震で一部が崩落して傾き、ゴミ焼却ができなくなっている。市は今後の余震によっては倒壊の危険もあるとして、煙突の取り壊しを決めた。市はゴミ収集を続けるが、煙突の建て替えまで近隣市、町にゴミ処理を委託する方向で調整している。 市によると、煙突は92年完成で、一辺が4.6メートルの四角い柱のような形状。市と隣の刈羽村で収集したゴミを1日約120トン処理していた。 煙突中央からやや下の部分が約10メートルにわたって崩れて鉄筋がむき出しになり、付近にはコンクリート片が散乱している。倒壊の恐れがあるため、近くの市道は約300メートルにわたって通行止めとなっている。【佐々木洋】

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1.<参院選>自、民、公、公示後もHP更新 候補者の写真避け,毎日新聞
RV=43.2 2007/07/17 21:13
キーワード:候補,選挙,想定,掲載,首相

自民、民主、公明の3党が12日の参院選公示後も、党のホームページ(HP)の更新を続けている。ともに05年衆院選では文書・図画の頒布を禁じた公職選挙法に抵触する恐れがあると自粛していた。今回は候補者の写真掲載を避けるなどの改良を加え、ほぼ足並みをそろえており、政党関係者からは「ネットの拡大で総務省の解釈も軟化している」との声も出ている。 自民党は12日、安倍晋三首相(総裁)の東京・秋葉原での第一声をニュースとして掲載。民主党も小沢一郎代表の第一声を掲載し、その後も幹部の遊説を紹介している。当初は自粛する方針だった公明党も13日から党機関紙の記事掲載に踏み切った。 公選法は、選挙期間中は法定のはがきやビラ、パンフレットを除く文書・図画の頒布や掲示を禁じている。インターネットの選挙への活用は想定しておらず、総務省はパソコン画面に表示される文書も「選挙運動には使えない」としてきた。 05年の衆院選では、民主党が岡田克也代表(当時)の第一声を掲載したことに他党が反発。同省も「公選法に抵触する恐れがある」と指摘したため、3党ともに更新を見送った。今回は3党とも候補者の写真を掲載しておらず、民主党は「参院選」という言葉の使用も避けた。自民党は「選挙期間中も配布できる政治活動用のビラと同じ情報提供」(広報本部)、民主党も「政策を訴えるリポート」(広報)と位置付けた。 総務省は「純粋に政治活動に当たるものは公選法が禁じた文書・図画とはみなされない」(選挙課)としているが、どこまでが選挙運動に当たるかはあいまい。政党関係者からは「以前は禁じられた『マニフェスト』という言葉の掲載も問題視されなくなりつつある」など、同省の解釈変更を指摘する声もある。 共産党は党機関紙を引用するHPの更新をこれまでも行っているほか、社民党も新潟県中越沖地震の視察の様子などを掲載する。【竹島一登】

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2.ボランティア募集開始=柏崎市,時事通信
RV=23.5 2007/07/17 21:01
キーワード:電話,ボランティア

新潟県柏崎市は17日、中越沖地震の被災者を支援するボランティア要員の募集を開始した。市ボランティアセンターでは、当面は支援方針を決めるため被災者の要望を聞き取る必要があり、十分に経験を積んだ人の参加が望ましいとしている。 市内で宿泊施設を確保するのは難しいため、長岡市など近隣地域から通うことが必要。問い合わせは同センターで、電話0257(22)1411。

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1.<中越沖地震>サポート情報 ライフライン,毎日新聞
RV=23.1 2007/07/17 21:27
キーワード:電話,携帯,通信

◇電気 東北電力新潟支店によると、午後10時現在、柏崎市、刈羽村の計2万3146戸で停電している。一部を除き18日中の復旧を目指す。 問い合わせは0120・175・366。 ◇ガス 柏崎市ガス水道局(0257・22・4111)によると、午後9時現在、同市と刈羽村で計約3万5000戸への供給が停止している。 ◇水道 午後9時現在、柏崎市で3万9131戸が断水している。上越、長岡の両市や出雲崎町、刈羽村を加えた断水総世帯数は4万5489戸。 ◇道路 東日本高速道路新潟支社によると、午後9時現在、北陸自動車道の柿崎IC(インターチェンジ)―米山IC間が上下線ともに通行止め。国土交通省によると、3区間の国道が通行止め。代替措置で北陸自動車道の長岡―米山、能生―柿崎の各IC間で、無料開放を実施中。 ◇通信 NTT東日本は、避難指示・勧告が出た地域に対し、避難期間分の基本料金を無料にする。災害救助法が適用された新潟県長岡市、柏崎市など6市町村が対象で、被災により電話が利用できない世帯は、申請があれば無料にする。また、無料の特設公衆電話を柏崎市、刈羽村の避難所31カ所に63台設置した。 NTTドコモは柏崎市、刈羽村の避難所31カ所に、無料で通話やメールができる携帯電話62台と無料充電器約400台を備えた。 一方、柏崎市内の一部地域では、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの携帯電話の不通が続いている。 ◇宅配便 ヤマト運輸、佐川急便、日本通運の3社によると、17日現在、道路破損で被災地の柏崎市などで配送不能・遅延が生じている。ヤマト運輸は、同市のほか、刈羽村、上越市、糸魚川市、長岡市などで集配が遅れている。ただ、車で入れないところには人が荷物を運び、避難所を送り先にした荷物にも対応する。佐川と日通は、柏崎市、刈羽村などで集配自体が不能となり、一部地域で集配が遅れている。

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1.救援物資や義援金を被災地へ−中越沖地震、県内で準備進む,山形新聞
RV=48.0 2007/07/17 22:21
キーワード:物資,協定,救援,おにぎり,募金,復興,届ける,準備,義援金

新潟県中越沖地震の被災地に救援物資を送る準備が県内の自治体を中心に進んでいる。17日には、県などがおにぎりや水などの救援物資を被災地に届けた。 県は17日、同日の夕食用として山形市などの給食業者が用意した約2万個のおにぎりを新潟県柏崎市に送った。小国町商工会青年部は、同市にミネラルウオーターや毛布、トイレットペーパーなどを届けることにし、メンバー9人が17日午後7時、トラック1台とワゴン車2台に分乗して出発した。小国町は同日、ミネラルウオーター1200本を提供することを決めた。 鶴岡市は給水車など3台を待機させた。担当者は「要請があれば、すぐにでも出発できる。復興が長引けば、毛布や食料の援助も検討する」と語った。庄内たがわ農協はミネラルウオーター800ケースを18日に発送。余目町農協は1万−2万個のおにぎりを提供する準備を進めている。高畠町は町職員が救援活動を行う際、自分たちが使うテントなどを準備した。 義援金を募る動きも出てきた。飯豊町は町役場に窓口を設置。真室川町は町役場などに募金箱を設置するか検討している。県は大規模災害時の北海道・東北道県相互応援協定に基づき、避難している人を一時的に受け入れる態勢を整えている。

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1.中越沖地震で島根原発の消火体制を点検,山陰中央新報
RV=55.0 2007/07/18 00:04
キーワード:活断層,耐震,設計,電力,東電,報告,問題,到着,体制

新潟県中越沖地震で、東京電力柏崎刈羽原発の変圧器から火災が発生した問題で、中国電力は十七日、経済産業省原子力安全・保安院の指示を受け、松江市鹿島町の島根原発の消火体制について点検を始めた。 保安院は、柏崎刈羽原発で発生した火災で、発見から消防隊到着まで一時間以上かかったことを問題視。中電など原発を持つ電力各社に対し、早急に消火体制を点検するよう指示した。 同原発では、法定基準以下の放射性物質を含む水漏れも発生。東電から保安院への報告が遅れており、保安院は緊急時の連絡体制も点検するよう各社へ指示した。 保安院は、いずれの点検結果も十九日までに報告するよう求めている。 また、同原発では耐震設計基準を大幅に上回る揺れが検知されたが、中電は「詳しい情報が分からない」とし、東電の調査結果を見た上で今後の対応を検討する考えを示した。 昨年、新たな活断層が見つかった島根原発周辺では、原発の耐震指針改定を受け、中電が地質調査を実施中で、1、2号機分の評価結果を十二月に国へ提出する予定。

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2.日本原子力産業協会長が「原発安全性は確保」,山陰中央新報
RV=33.9 2007/07/18 00:04
キーワード:活断層,耐震,設計,電力,体制

日本経団連名誉会長で日本原子力産業協会会長の今井敬氏(新日鉄名誉会長)が十七日、松江市内で会見し、震度6強の揺れを観測した新潟県中越沖地震で東京電力柏崎刈羽原発(同県柏崎市、刈羽村)が自動的に緊急停止した点を挙げ、国内の原発の耐震上の安全性は確保されているとの認識を示した。 今井氏は、同原発の緊急停止を踏まえ「(日本の原発は)チェルノブイリ事故をはじめ海外で発生したような大事故にはつながらない」と言及。「原発の安全性を、電力会社がもっと自信を持って住民に説明すべきだ」と続けた。 一方、同原発の耐震設計の基準を大幅に超える揺れを検知したのを受け「各原発ごとに活断層の有無をチェックし、どんな地震が起きても大丈夫な体制を整えてほしい」と、国と電力会社に要望。変圧器の出火については「原発と直接関係ない」とし、「電力会社が点検を強化すべきだ」と注文を付けた。 同協会は原子力の平和利用を進める民間団体。今井氏は同日、同協会の安全への取り組みを説明するため、松浦正敬松江市長と溝口善兵衛島根県知事を表敬した。

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1.柏崎刈羽原発、全7基でトラブル50件…地震対策見直しへ ,読売新聞
RV=23.0 2007/07/18 01:52
キーワード:放射,東電,建屋,物質

新潟県中越沖地震で柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)の被災状況を調査している東京電力は17日、建屋と主排気筒をつなぐ排気ダクトがずれるなど、地震の影響とみられる50件のトラブルが全7基で確認されたと発表した。 7号機の主排気筒では、ヨウ素などの放射性物質が検出された。地震の影響で何らかの機器や設備が破損した可能性がある。地震によって原発でさまざまな異常が確認されたのは初めてで、原発の地震対策の大幅な見直しを迫られそうだ。 東電は地震後、全原子炉について、主排気筒の排気サンプリング装置の試料を分析。その結果、1〜6号機では放射性物質は検出されなかったが、7号機では、放射性のヨウ素、クロム、コバルトが検出された。こうした放射性物質は主に原子炉の冷却水に含まれる。大気中に放出された放射性物質は微量で、保安規定の放出上限の1000分の1程度。東電は「地震との関連も含め、原因は調査中」としている。

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1.被災地支援 東北から続々 新潟県中越沖地震 ,河北新報
RV=56.0 2007/07/18 06:12
キーワード:物資,入浴,仮設,協定,おにぎり,救援,判定,整備,飲料,トイレ

新潟県中越沖地震の被災地を支援する動きが広がり、東北各県からは17日、住民の安全確保や生活支援に当たる要員や救援物資が次々と送り出された。 「大規模地震時の北海道・東北8道県相互応援協定」に基づく新潟県の要請を受け、各県は応急危険度判定士を派遣した。自治体職員を中心に青森16人、岩手17人、宮城18人、秋田10人、山形13人、福島12人に上り、被害が甚大な柏崎市などで被災建物の危険度を判定し、2次災害の防止に協力する。 食料の供給や給水の支援も本格化した。陸上自衛隊では、第九師団(青森市)と第六師団(東根市)の各駐屯地から飲料水などを積んだ車両と支援隊員が現地入りし、給水や野外炊事活動、入浴支援を開始した。 山形県はおにぎり計2万5000個、お湯や水で調理できる非常用ご飯1万食、福島県はペットボトル入り飲料水2万本と、パン、おにぎり4万5000食を新潟県に提供。ヨークベニマルグループ(郡山市)は飲料水8000本、カップラーメン1000ケース、パン5000個を柏崎市などに送った。 山形県は組み立て式簡易トイレ56基、福島市も仮設トイレ50基を被災地に搬送した。 第二管区海上保安本部(塩釜)は、第九管区海上保安本部(新潟)にヘリコプター1機と巡視艇2隻を派遣。東北地方整備局は夜間作業用の照明車2台を北陸技術事務所(新潟市)に送り、当面の救援に必要な人員や機材を調査する職員4人を北陸地方整備局に向かわせた。

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1.中越沖地震 原発の安全指針 経産省、前倒しを指示,産経新聞
RV=42.0 2007/07/18 08:00
キーワード:耐震,ガル,活断層

新潟県中越沖地震の発生を受け、経済産業省原子力安全・保安院は17日、電力各社が全国の原子力発電所で実施している新しい耐震指針に基づく原発の安全確保作業を前倒しで進めるよう指示した。東京電力柏崎刈羽原発は耐震基準が低い旧指針に基づく設計だったことから、実際に記録された揺れが基準を超える事態となった。しかし、新指針では耐震基準が高く算定されるため、早急に作業を終えることで、地域住民の安心につなげたい考えだ。 原発の耐震指針は、地震に関する最新の研究を踏まえて昨年9月、25年ぶりに改定された。耐震強度設計の前提となる最大の地震を想定する際、どこに活断層があるかを把握する手法の精度を高め、活断層の活動履歴の調査期間を従来の5万年前から12万〜13万年前までに拡大したりした。 電力各社は新指針に基づいて各原発周辺の活断層調査などを行っている。また、中部電力は東海地震を想定し、新指針が決まる前に独自の耐震強化を実施。浜岡原発3、4号機は地震の揺れの強さを示す最大加速度で新指針に基づく800ガルを上回る1000ガルにも耐えられる補強工事を実施済みだ。 ただ、甘利明経産相は同日の閣議後会見で「できるだけ迅速に対応させる」と表明。電力各社に作業進展を促し、「調査を前倒しして、早く地域住民の安心が得られるようにしたい」と述べた。 調査には時間がかかるうえ、今の施設が新指針の基準に満たない場合は補強工事が必要になるため、必要な安全確保作業がすむまでには「1、2年はかかる」(原子力安全・保安院)見込みだ。

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2.原子力産業協会長が来県 ,産経新聞
RV=28.2 2007/07/18 07:51
キーワード:耐震,活断層

中国電力の島根原発(松江市)視察のために島根県入りした「日本原子力産業協会」の今井敬会長(日本経団連名誉会長)は17日、新潟県中越沖地震による東京電力柏崎刈羽原発のトラブルについて「想定を超える震度で、(今後)耐震指針の見直しは必要になる」との考えを示した。 今井会長は島根原発の視察で緊急時の原子炉自動停止などを確認。「島根原発は地震発生時、震度5で自動停止し放射能も外部に漏れることはない。電力会社が自信を持って(原発の)安全について住民に説明することが重要」とした。 また島根原発の周辺でも活断層が発見されていることに関連し「(新潟の地震を契機に)国や各電力会社などが耐震問題を調査する。そのうえで専門家とも話し合い、これまでの耐震指針でいいのか、新たな指針の策定が必要なのか見直される。状況に応じて議論をまとめ、国に提言したい」と話した。 島根原発の視察後には、県庁に溝口善兵衛知事を訪問。溝口知事は「新潟の地震で県民から原発に対する不安の声がある。安全態勢に遺漏なきようお願いしたい」と要請し、今井会長は「国や各電力会社に安全態勢のチェックと万全の対策を求めていく」とした。

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3.県の無料耐震診断 古い家屋 「倒壊の可能性」9割に,産経新聞
RV=26.0 2007/07/18 07:50
キーワード:耐震,診断

東海地震に備え、県が各市町で実施している専門家による無料耐震診断で、平成18年度に受診した3690戸のうち、東海地震など震度6以上の揺れが発生した場合「倒壊する可能性がある」「倒壊する可能性が高い」と診断された建物が9割近くに上ったことが分かった。16日に発生した新潟中越沖地震では、古い家屋が倒壊するケースが目立ったことから、県では早急な耐震化を呼びかけている。 県は東海地震に備え建物の耐震化を進めるプロジェクト「TOUKAI(東海・倒壊)−0」の一環として、改正建築基準法が施行された昭和56年5月以前の木造建築物を対象に、専門家による無料耐震診断「わが家の専門家診断事業」を実施している。 対象とみられる約38万2500戸のうち、13年度から18年度までに診断を受けたのは1割強の4万7352戸にとどまっている。さらに18年度に診断を受けた家屋のうち、耐震評点が0.7未満で「倒壊する可能性が高い」が60%、0.7〜0.9で「倒壊する可能性がある」も29%と、全体で約89%にのぼることも分かった。 平成14年度以降は、耐震補強の費用について県や地元自治体から助成金を受けることができるようになったが、受診した建物のうち耐震評点が1.0未満と診断されながら、助成制度を利用して工事を行った家屋は6293戸にとどまっている。 18年度だけでみると、助成制度を利用した1615戸の平均工事費は167万円で、他の工事をあわせて行うケースもみられるが、半数は138万円以下で完工しているという。 県建築安全推進室は「新潟で起きた地震のテレビ画像を見る限り、壊れている家の横で、新しい建物には異常がなく、能登半島地震のときと同じ状況。古い家には筋交いがないものもみられる。地震が起こったときに本人だけでなく周囲の家も危ない場合がある」と早急に耐震化を行うよう呼びかけている。

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4.県の無料耐震診断 古い家屋 「倒壊の可能性」9割に,産経新聞
RV=26.0 2007/07/18 07:50
キーワード:耐震,診断

東海地震に備え、県が各市町で実施している専門家による無料耐震診断で、平成18年度に受診した3690戸のうち、東海地震など震度6以上の揺れが発生した場合「倒壊する可能性がある」「倒壊する可能性が高い」と診断された建物が9割近くに上ったことが分かった。16日に発生した新潟中越沖地震では、古い家屋が倒壊するケースが目立ったことから、県では早急な耐震化を呼びかけている。 県は東海地震に備え建物の耐震化を進めるプロジェクト「TOUKAI(東海・倒壊)−0」の一環として、改正建築基準法が施行された昭和56年5月以前の木造建築物を対象に、専門家による無料耐震診断「わが家の専門家診断事業」を実施している。 対象とみられる約38万2500戸のうち、13年度から18年度までに診断を受けたのは1割強の4万7352戸にとどまっている。さらに18年度に診断を受けた家屋のうち、耐震評点が0.7未満で「倒壊する可能性が高い」が60%、0.7〜0.9で「倒壊する可能性がある」も29%と、全体で約89%にのぼることも分かった。 平成14年度以降は、耐震補強の費用について県や地元自治体から助成金を受けることができるようになったが、受診した建物のうち耐震評点が1.0未満と診断されながら、助成制度を利用して工事を行った家屋は6293戸にとどまっている。 18年度だけでみると、助成制度を利用した1615戸の平均工事費は167万円で、他の工事をあわせて行うケースもみられるが、半数は138万円以下で完工しているという。 県建築安全推進室は「新潟で起きた地震のテレビ画像を見る限り、壊れている家の横で、新しい建物には異常がなく、能登半島地震のときと同じ状況。古い家には筋交いがないものもみられる。地震が起こったときに本人だけでなく周囲の家も危ない場合がある」と早急に耐震化を行うよう呼びかけている。

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1.避難所に医師ら派遣=被災地、一部で電力復旧−バス運行始まる・中越沖地震,時事通信
RV=30.0 2007/07/18 09:01
キーワード:電力,本格,バス,生活,始まる,迎える,医師,看護,難航,運行

震度6強を記録した新潟県中越沖地震で、同県は18日、被災から3日目を迎えた。県の災害対策本部は、被害の大きかった柏崎市や刈羽村の避難所に医師や看護師らを派遣。避難所生活の長期化をにらんだケアも本格化した。ライフラインの回復は難航しているが、東北電力は復旧作業を急ぎ、一部地域で電力供給が再開された。 地震以降、ストップしていた柏崎市内の路線バスは同日、一部路線で運行が始まった。 新潟県の災害対策本部によると、避難所の住民は17日から減少したが、柏崎市を中心に7市町村で約9000人が生活している。

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1.刈羽原発トラブル 大間に影響か ,東奥日報
RV=41.7 2007/07/18 09:31
キーワード:耐震,指針,想定,電力

新潟県中越沖地震で東京電力・柏崎刈羽原発が耐震設計上の想定を超える揺れを記録した問題が、本県の原子力施設にも影響を与える可能性が出てきた。塩崎恭久官房長官は十七日の記者会見で「(基準の)見直しを行わなければいけない」と発言。東電などの分析結果次第では、耐震指針の再検討が必要との認識を示した。仮に見直しがなされれば、安全審査が大詰めを迎えている電源開発・大間原発(大間町)の八月着工が大幅にずれ込む可能性がある。 国は原発の耐震指針を昨年改定したばかり。全国一律の基準ではなく、各原発ごとに地盤などを調べてより厳しい想定をするよう定めた。大間原発計画は、新指針による安全審査の第一号。電源開発は当初、二〇〇六年八月着工を予定していたが、指針改定を受け着工を今年八月に繰り延べた。 安全審査は現在原子力安全委員会で進められているが、原子炉設置許可はまだ出ていない。スケジュールを考慮すると「八月中の着工はぎりぎりの状況」(電力関係者)。仮に耐震指針の再検討が行われた場合は「着工が遅れる可能性が高い」(県幹部)という。 同原発の建設に反対している「大間原発訴訟準備会」(函館市)の大場一雄事務局長は「柏崎刈羽の火災報道に肝を冷やす思いがした。大間計画は撤回してほしいが、最低限東電の調査結果が出るまで、国は許可を出すべきでない」と訴える。 電源開発青森事務所は「柏崎刈羽の詳細な状況がまだ分からない。状況が分かり、仮に大間原発の設計に反映すべきものが出てくれば反映していく」としている。

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2.中越沖地震 投票の見通し立たず 施設不足、復旧に追われ,毎日新聞
RV=28.6 2007/07/18 09:56
キーワード:投票,選挙

新潟県中越沖地震は、参院選の投開票など事務作業にも大きな影響を与えそうだ。投票日の29日を控え、被災した各自治体では選挙管理委員会の職員も復旧作業に追われる状態。投票所となる小学校などの施設が被害を受けたり、住民の避難所となっているケースも多く、投票所の確保も危ぶまれる。 「見通しが全く立たない」。震源地に近く、最大の被害を受けた柏崎市。市選管の品田真弘・事務局長は、庁内の片付けなどをしながらつぶやいた。16日の地震直後、市内3カ所の期日前投票所をいったん閉鎖。立ち会いなどをする人手が足りないため、17日からは投票所は1カ所のみで再開した。しかし、午後8時に立ち会いが終わると、品田さんら2人の選管職員も復旧作業を手伝う。 29日に投票所として予定していた小学校など59カ所のうち、約30カ所に住民が避難した。投票所とするには、ついたてで仕切って投票スペースを作る必要がありそうだ。対応できなければ、別の場所にしなければならない。品田さんは「投票所を建物の2階にする場合は、車椅子の障害者は職員が2階まで抱き上げる」と言う。 品田さんの自宅も被害を受けた。「自宅を片付ける余裕もありませんが、何とか自分たちの手で選挙をやり遂げたい」。先が見えない中、歯を食いしばる。 震度6強を観測した刈羽村でも、選管職員が災害対応に追われ、手が足りなくなった。村役場内に設けた期日前投票所の部屋には鍵をかけ、有権者が投票に訪れる度に職員が受け付けることにした。地震発生後、17日夕までに投票に来た人はいないという。また、開票所に予定する文化ホールと投票所となる集会所4カ所には、17日午後2時現在、計約400人が避難する。田中貴裕・村総務課職員は「直後よりも避難者数は減ったが、自宅が被害を受けて帰宅できない人もいる。投票日には、別の場所に移動してもらえるかなどを検討する」と話した。 16日に震度6弱を2回観測した出雲崎町。17日午後、投票所となる集会所など4カ所に計約60人が避難している。矢川浩之・町総務課職員は「住民も選挙どころではないだろう。余震の警戒があるので、避難所の運営をどうするかは何とも言えない。投票所の変更も含め対応を考えたい」と話した。 県選管は「選挙の準備や開票作業で市町村から要請があれば、応援を派遣するなど可能な限り対応したい」と話す。総務省選挙課によると、今回の地震で有権者が投票所入場券を紛失しても、投票所で本人確認ができれば、投票は可能。また他の自治体に避難した場合、避難先で不在者投票ができる。【古関俊樹、五味香織】

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1.中越沖地震:各区市、次々と支援の手 /東京,毎日新聞
RV=53.7 2007/07/18 11:01
キーワード:物資,義援金,トイレ,仮設,シート,協定

新潟県中越沖地震の発生で、都内の各区市などでも被災地への職員の派遣や救援物資、義援金募集の呼びかけが相次いだ。 千代田、港、練馬、江東、板橋、杉並区などは17日、被害が大きい同県柏崎市に職員を派遣したり、仮設トイレやテントなどの支援物資や義援金を送るなど、被災地への支援を始めた。 荒川区は16日夜、95年から「災害時相互支援協定」を結ぶ同県上越市に給水車を派遣。断水している山間部で17日早朝から給水作業をしたという。 柏崎市と姉妹都市提携を結ぶ東村山市は16日、防災安全課などの職員4人と給水タンク2機を派遣したのに続き、17日は職員計5人とタンク2機、毛布、ポータブルトイレ、ブルーシートなどを追加支援。市役所など12カ所で義援金も募っている。 全国51自治体でつくる「中越大震災ネットワークおぢや」に加入する、あきる野、多摩の両市も17日、土地・建物危険度判定士の資格を持つ職員や災害用備蓄飲料水などを柏崎市に送り、八王子、稲城の各市も職員らとともに給水車を出発させた。羽村市も同県刈羽村に飲料水などを届ける。 その他、渋谷区と立川市は来月31日まで義援金を募り、江戸川区や町田市などでも義援金を受け付ける。 一方、陸上自衛隊立川駐屯地は16日から、ヘリコプター2機を派遣し情報収集に当たり、柏崎市には給水車2台と野外炊事車2台を送り給水活動を開始している。【まとめ・酒井祥宏】

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2.中越沖地震:救援物資、被災地へ 県や鹿嶋市など支援態勢整え /茨城,毎日新聞
RV=53.7 2007/07/18 11:01
キーワード:物資,義援金,トイレ,仮設,シート,協定

県や県内の自治体は17日、新潟県中越沖地震の被災地に向け、救援物資を送るなど支援に動き出した。 県は同日午後、仮設トイレ109台をトラック14台に積んで柏崎市の公園に送った。06年に新潟や群馬など4県と結んだ防災協定に基づくもの。 また、厚生労働省から保健師の派遣が可能か問い合わせがあり、20日から8月9日まで延べ15人の保健師を派遣できる応援態勢を整えた。県は「要請があれば、随時支援していきたい」と話す。 鹿嶋市は柏崎市の要望を受け、ブルーシート4000枚、トイレットペーパー約1万8000ロール、非常食のアルファ米1000食を18日早朝、同市役所に送る。永野正道副市長ら職員5人や市建設業協同組合員14人が同行し、現地で情報収集や視察をする予定だ。 水戸市は義援金の受け付けを早期に始める予定。五霞町も救援物資を送ることを検討している。【岩本直紀、栗本優】

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3.中越沖地震:水を、パンを、仮設トイレを… 広がる被災者支援 /群馬,毎日新聞
RV=50.5 2007/07/18 11:01
キーワード:物資,トイレ,仮設,シート,協定,募金

新潟県中越沖地震の被災者を支援する動きが、県内でも官民あげて広がっている。 県は17日、災害時の生活物資供給協定を結ぶ企業からの仮設トイレ70基、パン5000個のほか、県が備蓄する水1万750リットルをトラック11台に載せ、新潟県柏崎市に運んだ。昨年7月に県が近隣5県と結んだ災害時相互応援協定に基づき、同県から要請があった。 太田市からは同日、「東毛臨海学校」(一部事務組合所有)がある同県出雲崎町に向け、同市管工事組合員や市水道局職員ら10人が出発。掘削機や砂利などの工事用物資も運んだ。同町から「水道管の破裂が多く、山間部で工事資材と要員が足りない」との要請を受けたという。また、柏崎市内に臨海学校を所有する多野藤岡広域組合のうち藤岡市もブルーシート130枚、毛布100枚、食料、飲料水を同市に届けた。 日本赤十字社県支部は16日に前橋赤十字病院から被災地に医師1人、看護師4人、事務職員3人を派遣。17日には東吾妻町の原町赤十字病院からも事務職員2人を派遣した。同日現在、いずれも被害の大きかった柏崎市内で活動している。 一方、ホームセンターカインズホームを経営する「カインズ」(高崎市)は同日、柏崎市にブルーシート3000枚とペットボトル入りの水2400リットルを、同県刈羽村に同1200リットルを届けた。コンビニエンスストア「セーブオン」(前橋市)はペットボトル入り水3600リットルとカップめん2160食を柏崎市に送った。ザスパ草津(J2)は18日から公式ショップ「ザスパーク前橋」(前橋市千代田町)に募金箱を設置。25日、8月5日に県営敷島陸上競技場で開催のホーム戦でも募金活動を行う。【まとめ・塩崎崇】

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1.中越沖地震:サポート情報 17日 /新潟,毎日新聞
RV=60.3 2007/07/18 12:03
キーワード:電話,相談,ボランティア,義援金

(17日) 最大震度6強の揺れで、県内では住宅など773棟(17日午後2時現在)が壊れた中越沖地震。自宅で住めなくなった被災者1万2483人(同)が112カ所の避難所での暮らしを余儀なくされている。被災者の生活を支援する制度、サービスなどを紹介する。 ◇災害対策本部 県と、災害救助法の適用を受けた各市町村の災害対策本部は次の通り。 県電話025・285・9427▽柏崎市電話0257・21・4886▽刈羽村電話0257・45・3926▽上越市電話025・526・5111▽長岡市電話0258・39・2269▽出雲崎町電話0258・78・3111▽小千谷市電話0258・83・3506 ◇ライフライン ●電気 東北電力によると、配電線の断線などで、午後4時現在、柏崎市と刈羽村で計2万5296戸が停電している。18日には大幅に復旧する見通し。問い合わせは東北電力コールセンター(電話0120・175・366)。 ●ガス 柏崎市ガス水道局によると、午後5時現在、同市と刈羽村で計約3万5000戸への供給が停止している。復旧の見込みはたっていない。問い合わせは柏崎市ガス水道局(電話0257・22・4111) ●水道 県によると、午後1時現在の柏崎市で3万9131戸が断水しているほか、刈羽村1400戸▽長岡市223戸▽上越市8073戸▽出雲崎町144戸で、計4万8971戸が断水している。 ●こころのケアホットライン 県は被災者の悩みなどの相談に応じるための「こころのケアホットライン」を県精神保健福祉センター内に設置し、電話相談に応じている。番号はフリーダイヤル(電話0120・913・600)と有料電話(電話025・281・5773)。時間は午前8時半〜午後10時。「眠れない」「不安で落ち着かない」といった相談に、センターの職員が応じる。 ●ごみの収集 《柏崎市》 可燃物の回収は火・木・土曜に実施。粗大ごみと不燃物、資源物の回収再開は未定。18日午後1時から同市宝町の小松エスト跡地で粗大ごみと不燃物の回収を行う。 《刈羽村》 ごみ回収の再開は未定。 ◇臨時電話 NTT東日本は、被災地域内の17カ所に無料で使用できる公衆電話計44台を設置した。設置場所と設置台数は次の通り。(17日午後4時現在) ●柏崎市 柏崎小学校14台▽田尻コミュティセンター3台▽北鯖石小学校3台▽中通コミュニティセンター3台▽松波コミュニティセンター2台▽半田コミュニティセンター2台▽ワークプラザ柏崎2台▽総合福祉センター2台▽鯨波コミュニティセンター2台▽上米山コミュニティセンター2台▽高田コミュニティセンター2台▽椎谷コミュニティセンター1台 ●刈羽村 同村村民第2体育館2台▽高町地区集会場1台▽赤田地区集会場1台▽ラピカ文化ホール1台▽油田地区集会場1台 ◇道路 通行止めとなっている国道8号の迂回(うかい)路として、北陸自動車道の能生IC―柿崎IC間と米山IC―長岡IC(関越道)間で通行料金無料措置を実施している。 主要道の通行止め区間は以下の通り。(県警災害対策本部調べ、17日午後4時半現在) ●高速道【北陸自動車道】米山IC―柿崎IC(道路亀裂など) ●国道【8号】長岡市大積千本町(土砂崩れ)▽上越市長浜(同)【352号】柏崎市椎谷(道路陥没) ●県道【上越安塚柏崎線】柏崎市阿相島(土砂崩れ)【柿崎小国線】柏崎市田屋(土砂崩れ)【小千谷大沢線】柏崎市大沢(土砂崩れ)【東柏崎停車場線】柏崎市東本町(家屋倒壊)【荒浜中田線】柏崎市荒浜―刈羽村正明時(道路陥没)▽柏崎市長崎(同)【三条下田線】三条市一ノ門(建物危険)【黒部柏崎線】柏崎市番神(道路陥没)▽柏崎市長崎―山本(土砂崩れ)【礼拝長岡線】柏崎市西山町妙法寺―刈羽村油田(道路陥没)▽柏崎市西山町二田―坂田(土砂崩れ)【野田高柳線】柏崎市高柳町白倉(土砂崩れ)【東長鳥五十土線】柏崎市成沢(道路亀裂) ◇鉄道 JR東日本によると、17日午後3時現在、以下の区間が不通となっている。信越線=犀潟―宮内間▽越後線=柏崎―吉田間 また以下の区間で速度を落とし運行しているため遅れが生じている。信越線=黒姫―犀潟間、宮内―帯織間▽上越線=浦佐―宮内間▽只見線=小出―田子倉間。 不通区間での代行輸送は、道路事情から実施を見合わせている。 また信越線の不通に伴い、以下の特急・急行が全区間運休となっている。復旧の見込みはたたず、運行の再開は未定。 ▽特急「北越号」(金沢―新潟間)▽特急「トワイライトエクスプレス号」(大阪―札幌間)▽特急「日本海1〜4号」(大阪―青森間)▽特急「北陸号」(上野―金沢間)▽特急「能登号」(同)▽特急「きたぐに号」(大阪―新潟間) ◇ペット ペットフードなどの提供▽飼育・健康相談▽ペットの一時預かり――の3点の相談窓口は、中越動物保護管理センター(電話0258・39・5261)▽県柏崎地域振興局健康福祉部(衛生環境課)(電話0257・22・4180)▽県長岡地域振興局健康福祉環境部(生活衛生課)(電話0258・33・4936)▽魚沼動物保護管理センター(電話025・792・8621)▽上越動物保護管理センター(電話025・525・9263)▽福祉保健部生活衛生課動物愛護・衛生係(電話025・280・5206)。 ◇無料入浴 自衛隊東方総監部は被災者のための無料野外入浴セットを開設した。設置場所はしおかぜ荘(柏崎市北園町21―19)。 このほか民間・公営では、弥彦村で1施設▽燕市で6施設▽小千谷市で1施設▽出雲崎町で1施設▽十日町市で12施設▽妙高市で1施設▽上越市で7施設▽新潟市で23施設▽三条市で2施設▽新発田市で1施設▽五泉市で1施設▽佐渡市で2施設▽糸魚川市で1施設―の59施設が被災者のための無料入浴施設開放を行っている。 詳細は各避難所に掲示され、県のホームページhttp://bosai.pref.niigata.jp/bosaiportal/0716jishin/hukushi/nyuyoku.pdfでも公開されている。 ◇銀行 県内に本店を置く地方銀行「第四銀行」「北越銀行」「大光銀行」は、被災して預金通帳や印鑑を紛失した預金者に対し、本人確認ができれば払い戻しに応じる特別措置を始めた。定期預金の期限前での払い戻しについても相談に応じ、今後、災害復旧支援のための低利融資も設けるという。 問い合わせは▽第四銀行(電話025・222・4111)▽北越銀行(電話0120・86・8922)▽大光銀行(電話0120・36・4112)。 ◇融資・経営相談 ●上越市 上越商工会議所は、地震で被害を受けた同市内の商工業者の融資相談や経営相談を受け付ける。土日祝日を除く平日午前8時半〜午後5時15分。同商工会議所中小企業相談所(電話025・525・1185)。また市産業振興課は地震の被害を受けた商工業者の融資相談を受け付ける。相談内容に応じて県や国民金融公庫の窓口も紹介する。平日午前8時半〜午後5時15分、「街なかサテライト」(電話025・526・6900)。 ◇義援金 日本赤十字社県支部と県、県共同募金会では、被災者への義援金を受け付けている。振り込み方法は銀行振り込みでも郵便振替でも可。現金での受け付けも、新潟市中央区の県庁内にある県出納局管理課決算・資金係など3カ所で行っている。 義援金に関する問い合わせは同係(電話025・280・5484)。 ◇障害者支援 県は18日、被災した障害者に対する支援拠点を柏崎市内に設置する。支援センターに相談員が常駐するほか、数名の相談員が避難所を回り、被災した障害者や家族の悩み相談を行う。希望者には、県内の受け入れ可能な施設の紹介なども行う。問い合わせ先は県障害福祉課(電話025・280・5228)。 また県視覚障害者福祉協会も「県中越沖地震視覚障害者相談支援センター」を新潟市内に設置した。月〜金曜の午前9時〜午後5時、電話(電話025・381・8130。 ◇ボランティア 県などで作る「県災害救援ボランティア本部」は、ボランティア活動の照会・相談に応じている。電話025・281・5551(午前8時半〜午後10時)。 被災地の各市町村のボランティアセンターなどと連携をとり、調整を行う。 ◇被災外国人相談 県国際課は、外国人に対する相談窓口を設置。英語、中国語、韓国語・朝鮮語、ロシア語の4言語で対応する。受付時間は午前9時〜午後5時(土日、祝日を除く)。窓口は(電話025・280・5098)、メールアドレスはngt000130@pref.niigata.lg.jp7月18日朝刊

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2.尾道と三原で義援金受け付け,中国新聞
RV=55.3 2007/07/18 12:04
キーワード:電話,ボランティア,義援金,物資

 尾道市は17日、新潟県中越沖地震の被災者向け義援金の受け付けを始めた。義援金は同県災害対策本部に送る。市役所など計8カ所に義援金箱を設置。受付時間は午前8時半―午後5時15分で、土・日曜日は除く。救援物資の申し出は断る。尾道市危機管理室=電話0848(55)9125。また、三原市ボランティア連絡協議会は同日、登録45団体に救援募金を呼び掛けた。18日から募金箱を置き、一般にも協力を求める。

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3.中越沖地震:福島第1・第2原発、防災体制に不安 想定地震見直し−−東電 /福島,毎日新聞
RV=39.6 2007/07/18 12:02
キーワード:活断層,耐震,指針

 中越沖地震で、東京電力柏崎刈羽原発が変圧器火災や放射性物質を含む水漏れなどを引き起こし、東電福島第1、2原発を抱える県内でも不安が広がった。佐藤雄平知事は17日、「(東電には)想定外を想定した対応を望む」と語り、万全の防災体制を求めた。 今回浮き彫りになった消火体制の不備では、東電によると、福島第1、2原発で計約460人の自衛消防隊員がいるが、「初期消火」の訓練しか受けていないという。大規模火災では「地元消防署に頼らざるを得ない」と話す。 また、想定している地震の規模は、全国一律の「原発から10キロの距離で起きるマグニチュード6・5の地震」。国の耐震設計審査指針が06年9月に改定され、考慮すべき活断層の範囲が広がったため、東電は地質調査などを通じ想定の見直しを進めているが、国への報告書提出は09年になるという。福島第1原発では空調設備などの補強工事をしているといい、東電は「必要があれば耐震性を高める対策を施していく」と話す。【松本惇】7月18日朝刊

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1.中越沖地震:県が職員10人を派遣 家屋危険度診断を応援 /秋田,毎日新聞
RV=29.6 2007/07/18 13:01
キーワード:判定,診断,工事

 新潟県中越沖地震で、新潟県の派遣要請を受けて県は17日、被災住宅の応急的な危険度を判定する建築住宅課の職員10人を新潟県柏崎市に派遣した。余震に伴う建物の倒壊、建材の落下による2次災害を防ぐため被災した家屋を診断し、「危険」(立ち入り禁止)▽「要注意」(立ち入り注意)▽「調査済み」(立ち入り可能)――の3段階の表示を張る。危険度を判定する県職員の派遣は、04年10月の新潟県中越地震の際、延べ16人を派遣して以来3年ぶり。 また、東北電力秋田支店も同日、寸断された配電線の復旧工事に当たる社員ら141人を現地に派遣した。今後、同支店で備蓄しているラジオ付き懐中電灯300個を発送する予定。【津村豊和】7月18日朝刊

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2.各原発に消火体制の整備指示=西川福井県知事と会談−甘利経産相,時事通信
RV=21.5 2007/07/18 13:02
キーワード:耐震,電力

 甘利明経済産業相は18日、同省内で西川一誠福井県知事と会談し、新潟県中越沖地震に伴う東京電力柏崎刈羽原子力発電所の火災事故を受けて、全国の原発に対し、消防の到着を待たずに自力でも消火できる体制を早急に構築するよう指示する考えを強調した。 福井県は敦賀、美浜原発などを抱える「原発銀座」として知られる。西川知事は会談で、電力会社が進めている原発の耐震性再評価の内容を国が厳正に確認するよう要請したほか、災害発生時の情報提供を徹底するよう指導を求めた。 

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1.中越沖地震:職員、給水車、医療チーム派遣…支援活動が本格化 /石川,毎日新聞
RV=48.0 2007/07/18 14:01
キーワード:ボランティア,判定,ゴミ,送る,問題

 新潟県中越沖地震から一夜明けた17日、石川県内の自治体でも職員の被災地への派遣など、支援活動が本格化した。 県のまとめでは、消防庁からの要請で緊急消防援助隊の航空隊に県から隊員4人を派遣したほか、県土木部から技術職員3人が、被害状況の確認のため、新潟県柏崎市に入った。19日まで調査し、依頼があれば支援も行うという。 また、16日から、金沢、小松の両市から3台の給水車が被災地に入った。県立中央病院など4病院が自主的に派遣した災害派遣医療チームは、被災地での活動を終え、17日中にもすべて帰県する。 さらに、新潟県の要請により、県や金沢市などから応急危険度判定士10人の派遣が決まったほか、県民ボランティアセンター(理事長・谷本正憲知事)も、被災地でのボランティア活動を支援するため、能登半島地震発生後に備蓄しておいた土のう袋1万枚、ヘルメット100個、タオル1500枚、ナイロン手袋500組などを、新潟県柏崎市の市災害ボランティアセンターに送ることを決めた。いずれも18日午前に出発や発送手続きをする。 一方、金沢市は、安全安心政策会議を開き、中越沖地震の被害状況や市の今後の支援方針などを確認。山出保市長は「今後は健康やゴミ問題が課題として出てくる。事態の変化に応じて適切に応援をしたい」とした。 金沢市は17日、同地震の被災状況調査のため、職員4人を現地に派遣。新潟県柏崎市、上越市などを回り、今後の支援に反映させる。【高橋慶浩、八田浩輔】7月18日朝刊

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2.中越沖地震:全原協も緊急援助 毛布、おかゆなど発送 /福井,毎日新聞
RV=36.9 2007/07/18 14:01
キーワード:耐震,物資,送る,問題

 新潟県中越沖地震で、東京電力柏崎刈羽原発が立地する同県柏崎市、刈羽村の要請を受け、全国原子力発電所所在市町村協議会(全原協、会長=河瀬一治・敦賀市長)は17日、緊急援助物資を発送した。 物資は、▽ミネラルウオーター5684本▽家屋の応急補修に使うブルーシート742枚▽毛布1000枚▽おかゆ480食――。敦賀市と美浜、おおい、高浜の3町が提供した。午前9時半、市職員4人が物資を満載した大型トラックとともに市役所前を出発し、河瀬市長らが見送った。 これとは別に福井市、鯖江市、高浜町は16日、被災地に給水車を各1台派遣。同日夕方に出発した県と日本赤十字社県支部の医療チームは、同日夜に被災地に到着し、現地での支援活動に当たっている。小浜市も拉致問題を通じてつながりのある柏崎市に、見舞金10万円を送ることを決めた。 一方、柏崎刈羽原発で火災や微量の放射能を含む水漏れが発生したことを受け、県原子力安全対策課は17日、県内で原発を運営する関西電力、日本原子力発電、日本原子力研究開発機構に対し、▽火災発生時の対応や通報体制の確認など安全管理の徹底▽耐震安全性評価の厳正、早期の作業――を口頭で申し入れた。【平野光芳、高橋隆輔】7月18日朝刊

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3.中越沖地震:知事「木造住宅の耐震診断」訴え 部局長会、幹部ら30人出席 /富山,毎日新聞
RV=33.6 2007/07/18 14:01
キーワード:耐震,診断,物資

 ◇富山など5市1町が給水車派遣 新潟県中越沖地震を受け、富山県は17日、部局長会議を開いた。県内では高岡市で男性1人が軽傷を負ったほかは人的被害はなく、道路や港湾、空港などのインフラにも被害がなかったことが報告された。 会議には石井隆一知事のほか、各部局の幹部、県警本部などから約30人が出席。県内は震度3を観測したが、県が16日夕方までに河川やダム、下水道などを含め緊急点検した結果、被害は確認されなかった。 被災地の新潟県柏崎市には富山、射水両市と立山町が、また上越市には高岡、砺波、南砺の3市が給水車などを派遣したことが報告された。今後は、災害救助物資の要請が県や日赤県支部にあればすぐに対応する。災害見舞金も検討している。 今回の地震では古い家屋が倒壊し、高齢者が犠牲になっていることから、石井知事は木造住宅の耐震診断・改修補助制度を利用してもらうよう、PRすることを指示。さらに「自主防災組織の整備は自治体によって温度差がある。一人暮らしのお年寄りや、障害者の避難誘導を心掛けなければならない」と語った。 一方、北陸電力と北陸電気工事は17日、東北電力の要請で災害復旧の応援部隊を派遣。魚津市は魚津トラック協会の協力を得て、18日にミネラルウオーター(2リットル入り)1000本を柏崎市に贈る。【木村哲人】7月18日朝刊

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1.中越沖地震:日赤府支部が義援金募集/亀岡市役所に募金箱 /京都,毎日新聞
RV=28.8 2007/07/18 15:01
キーワード:義援金,募金,送る

 ■日赤府支部が義援金募集 日本赤十字社府支部(東山区)は17日、新潟県中越沖地震の被災地に送る義援金の郵便振替での受け付けを始めた。来年1月16日まで。口座番号00510―5―26、加入者名「日本赤十字社新潟県支部」、通信欄に「新潟中越沖地震」と記入。受領書を希望する場合は「受領書希望」と記入。問い合わせは府支部(075・541・9326)へ。 ■亀岡市役所に募金箱 亀岡市は17日、市役所1階社会福祉課の窓口に義援金を受け付ける募金箱を設置した。10月末まで。問い合わせは同課(0771・25・5029)。7月18日朝刊

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2.原発耐震性再考を 今井会長,中国新聞
RV=26.1 2007/07/18 15:03
キーワード:活断層,耐震

 16日起きた新潟県中越沖地震で東京電力柏崎刈羽原子力発電所(新潟県柏崎市・刈羽村)が耐震設計値を上回る揺れを検知した問題で、日本原子力産業協会の今井敬会長は17日、各原発で活断層などチェックし、耐震性を見直す必要がある、との考えを示した。今井会長は島根県庁での会見で、「震度計の観測した震度が限界を超えたことが、今後注目しなければならない最大の問題」と指摘した。

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1.増築家屋に被害集中 中越沖地震 兵庫の研究者調査 ,神戸新聞
RV=45.0 2007/07/18 15:35
キーワード:ボランティア,入浴,仮設,問題,知事

新潟県中越沖地震の被災地で十七日、人と防災未来センター(神戸市)の研究者やボランティアら兵庫の関係者が活動し、阪神・淡路大震災での教訓を伝えている。 新潟県柏崎市で、倒壊家屋の被害状況を調査したのは、神戸新聞客員論説委員を務める河田恵昭センター長と研究員ら計五人。河田センター長は「古い上に、増築を繰り返し、複雑な構造の家に被害が集中している。付け足した部分ごとに揺れ方が違うためだ」と指摘した。 一行は同日正午ごろ、被災地に到着。被害の大きかった柏崎市内中心部を約三時間、歩いて調査した。 その結果、築年数が長く経過している上に、二階の一部に三階を増築するなど、複雑な造りの家に被害が集中していることが判明。地震で増築部分がはじき飛ばされる例などが見つかった。 河田センター長は「丘陵地で古い街のため、道路も真っすぐではない。それに合わせるように多くの家はいびつな長方形になっており、被害を拡大させた」と話した。 また、柏崎市の災害対策本部で河田センター長は、新潟県の小熊博副知事や内閣府の職員らに「高齢者にとって蒸し暑い避難所が一番の問題。自衛隊が持っているようなマット、すのこを床に敷くべきだ」と助言した。 一方、同市内の四カ所の避難所を巡回した兵庫県災害医療センター(神戸市)の救護班は、被災者の打撲や切り傷の手当てなどをした。中山伸一副センター長は「エコノミークラス症候群(肺塞栓症)にならないよう体を動かし、食事や水分をしっかり取ってほしい」と呼び掛けた。 陸上自衛隊第三師団(伊丹市)は、隊員二十七人が柏崎市内で被災者に給水。避難所の市立柏崎小学校では仮設風呂の設営を始め、十八日には被災者が入浴できる。さらに隊員九十八人が炊き出し支援のため伊丹を出発。特定非営利活動法人(NPO法人)「日本レスキュー協会」の災害救助犬が、倒壊家屋で捜索した。(森 信弘)

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2.中越沖地震被災者の再起手助け 県派遣の保健師ら3人出発 2007/07/18 15:34,徳島新聞
RV=25.0 2007/07/18 15:34
キーワード:相談,保健

新潟県中越沖地震の被災者を支援するため、徳島県が現地に派遣する保健師ら三人が十八日午前、被災地の新潟県柏崎市へ向けて出発した。県庁であった壮行式で三人は「被災者の生活再建につながるよう精いっぱい頑張りたい」と話した。 派遣されるのは、徳島保健所の保健師犬伏明美さん(45)と同徳永あいこさん(34)、県地域福祉支援室の澤井宏之室長補佐(50)。三人は十九日から三日間、柏崎市で被災者の健康相談や心のケア、避難所の衛生対策などを担当する。 壮行式では、三木章男県保健福祉部長が「余震が続く厳しい環境の中、被災者は避難所生活を余儀なくされている。健康に気をつけて被災者支援に尽力してほしい」と激励。澤井室長補佐が「被災者の健康保持や心のケアに努め、新潟県民の生活再建につなげたい」と応えた。この後、三人は大勢の県職員に見送られて県庁を出発。飛行機と新幹線を乗り継いで十八日夜、現地に入る。 県は今回の派遣を皮切りに、保健師を二人一組にした計十組を順次交代で現地に送り込む計画で準備を進めている。【写真説明】県職員が見送る中、被災地の新潟県柏崎市に向けて出発する保健師ら3人=徳島県庁

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1.新潟県中越沖地震 電力供給、一部で再開,産経新聞
RV=47.4 2007/07/18 16:42
キーワード:電話,ボランティア,物資,電力

 震度6強を記録した新潟県中越沖地震は18日、被災から3日目を迎えた。県の災害対策本部は、被害の大きかった柏崎市や刈羽村の避難所に医師や看護師らを派遣。避難所生活の長期化をにらんだケアも本格化した。現地には発生以来、ボランティアや救援物資が全国から続々と到着しているが、現段階ではボランティアが活動できる範囲は限られ、大量の物資も倉庫でパンク寸前。関係者は「ボランティアが役立つのは復興へと動きだすとき。もう少し待って」と呼び掛けている。 新潟県の災害対策本部によると、避難所の住民は17日から減少したが、柏崎市を中心に7市町村で約9000人が生活している。ライフラインの回復は難航しているが、東北電力は復旧作業を急ぎ、一部地域で電力供給が再開された。また、地震以降、ストップしていた柏崎市内の路線バスは同日、一部路線で運行が始まった。 対策本部は18日から、県立病院の医師や看護師を柏崎市内などの避難所に派遣。心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの心のケアをする。柏崎市在住の猪俣孝さん(76)は依然、安否が不明のままで、県警や消防は、市内で捜索活動を続けている。 また、市社会福祉協議会に設置されたボランティアセンターは、被災当日の16日夜からホームページで募集を開始。翌17日朝までに200件以上の申し込みがあった。 しかし、この段階での仕事は、救援物資の仕分けなど数十人分しかない。余震が続く中、散乱した屋内の片付けなど人海戦術が有効な作業には取り掛かることができず、遠方からの電話での申し込みは断らざるを得ないのが現状。本格的に人手が必要になるには、あと数日かかるという。

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2.新潟県中越沖地震 原発直下に活断層 柏崎市が使用停止命令,産経新聞
RV=33.2 2007/07/18 16:42
キーワード:活断層,電力,命令

 震度6強の新潟県中越沖地震を引き起こした断層が、東京電力柏崎刈羽原発の直下にかかっている可能性が高いことが、気象庁などによる余震分布の解析結果で分かった。東京電力広報部も18日、「活断層が柏崎刈羽原発の直下にあることを認識した」と話した。 気象庁によると、震源は柏崎刈羽原発の北約9キロ、深さ約17キロに位置。地震発生から約1日の間に発生したM2・0以上の余震を解析した結果、震源断層は日本海側から南東の陸側に向かって延びていると推定される。 断層の長さは震源地から南西に長さ20〜30キロで、同庁管理課の上垣内修地震情報企画官は「少なくとも海岸線付近までは及んでいるだろう。原発直下まで達している可能性は否定できない」と話している。 活断層の上に立地しないことは、原発建設時の最優先事項で、東電はホームページの地震対策の項目でも「活断層の上には建てていません」「揺れの少ない強固な地盤の上に建てています」としている。                   ◇  柏崎市の会田洋市長は18日午前、東京電力の勝俣恒久社長らを市役所に呼び、柏崎刈羽原発施設内の地盤に傷みが見つかったとして、消防法に基づき、同原発の安全が確認されるまで運転しないよう停止命令を出した。命令の対象は屋外貯蔵庫で、この施設が止まれば原発は実質的に稼働できない。消防法に基づく停止命令は高速増殖炉もんじゅのナトリウム漏洩(ろうえい)事故に次いで2例目。停止が長期化すれば、夏の電力需要ピーク時に供給が間に合わない可能性も出てきた。

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3.中越沖地震 被災地へ米や飲料水発送/鹿児島県内,南日本新聞
RV=24.1 2007/07/18 16:20
キーワード:義援金,物資

 新潟県中越沖地震を受け、鹿児島県内の自治体では17日、米や飲料水の発送など、被災地支援の動きが広がった。 菱刈町は、新潟県柏崎市に、災害救援米計250キロを発送した。3月、能登半島地震で被災した石川県へ送ったのに次いで2回目。 同町は1年前の県北部豪雨の際、全国から受けた多数の支援物資に感謝を込め、昨秋、町民に「救援米」の無償提供を呼びかけた。同日は早朝から役場職員らが精米の手配と発送準備。町農林課は「新潟も米どころだが伊佐米を味わい元気になって」と思いを託した。 霧島市は柏崎市に地元特産のミネラルウオーター「関平鉱泉」を発送。職員20人余りが牧園町三体堂の販売所で、約30分かけ20リットル入りケース100箱、2リットル入りペットボトル600本をトラック1台に積み込んだ。 同市は31日まで(土日除く)、義援金箱を本庁と各総合支所の計7カ所に設置。鹿屋市も市役所と吾平・串良・輝北各総合支所の1階ロビーで8月17日まで受け付ける。 鹿児島市は、被害の大きかった柏崎市、長岡市、上越市の3市に災害見舞金を贈ることを決めた。金額は各数十万円程度の予定。現地ではまだ余震が続いており、状況が落ち着き次第送金する。18日から8月17日まで、本庁と九支所に義援金箱も設置する。

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1.中越沖地震 柏崎刈羽原発に緊急使用停止命令 柏崎市長,毎日新聞
RV=44.1 2007/07/18 17:18
キーワード:命令,社長,東電,問題,協定

 新潟県柏崎市の会田洋市長は18日、地震による火災が起きた東京電力柏崎刈羽原発について、施設の一部で安全性の確認ができなかったとして、消防法に基づき、油タンクなどの緊急使用停止命令を出した。事実上、原発の使用を停止させる内容。同日午前、市役所を訪れた東電の勝俣恒久社長に命令書を渡した。同原発はすでに停止しているが、地元としても安全性に強い危惧を示した形だ。 市によると、16日の地震発生直後、同原発3号機のタービン建屋に隣接した変圧器で火災が発生し、市が17日に立ち入り調査をした。その結果、3号機の油タンクに傾きや配管の変形を確認した。このため、他施設の油タンクなどにも地震の影響が及んでいるとみて、消防法で定める「製造所等の緊急使用停止命令」に基づき、1〜7号機の油タンクなどの使用を停止すべきと判断した。 会田市長は18日、市役所での会見で「(同原発の)構内はかなり地盤がいたんでいるところもあり、安全の確保ができていない。現状では(同原発の)運転再開は認められない」と話した。 東電の勝俣社長は、会田市長に「大変ご心配をおかけして心からおわびを申し上げます」と謝罪し、「重要施設は表面上問題なく、安全上の問題はないだろうと思っています」と述べた。火災への対応については「消火設備そのものの弱さはあった」と不備を認めた。 同市は新潟県と刈羽村とともに、東電との間で、83年に「原発周辺地域の安全確保に関する協定」を締結。この協定に基づき、新潟県と刈羽村も同日、東電に使用中止を要請する。 原発の使用問題では、すでに甘利明経済産業相が17日、安全確認ができるまで、原発の運転は再開しないよう指示している。【玉木達也、伊藤直孝】

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2.中越沖地震 柏崎刈羽原発に停止命令 被災者ら「当然」,毎日新聞
RV=32.2 2007/07/18 17:18
キーワード:命令,耐震,東電

 新潟県中越沖地震の発生から2日。地震による国内初の火災発生があった東京電力柏崎刈羽原発に対し、地元の柏崎市長が18日、緊急使用停止命令を出した。「やはり原発は危険だったのか」。生活再建の課題に直面する被災者からは命令を当然と受け止める声があがり、原発を抱える各地の住民らの間では不安が広がった。 地震で家の屋根瓦が落ち、裏のがけが崩れる被害を受けた柏崎市東の輪町の保護司、高橋忠夫さん(75)は、柏崎刈羽原発に対する緊急使用停止命令のことを聞くと、「東電に対しては不信感がある。一度止めて猛省を促す必要があるだろう」と話した。その上で、「原発を止めて一番困るのは東京の人たち。ギリギリまで止めて生活に影響が出たら自分たちの生活を見直すきっかけにもなるのではないか」と、市長の対応を歓迎した。 避難所になっている柏崎市学校町の柏崎小に水をくみに来た市内の団体職員、中村克昭さん(47)は「地震の時、市民は自分の家より原発はどうなったかと気にしていた。また東電が隠しごとをしているのではと不安があったので、行政の対応は支持できる。市民の東電に対する不信感はなかなか消えておらず、運転の再開は住民の不安を解消してからにしてほしい」。同市栄町の娯楽施設に避難している会社員女性(59)は「安全確保ができるまでは運転再開はしてほしくないので、停止命令を評価したい」と話し、「原発は専門的なことが多くて住民は分からないことがたくさんある。東電は住民にしっかり説明して責任を果たしてほしい」と注文をつけた。 刈羽村の生涯学習センターに避難している主婦(48)は「今回の地震で放射性物質が漏れたと聞き、大きな不安を覚えた。使用停止にするなら、この機会にきちんと安全性を再確認してほしい。県や市は住民のことを考えて東京電力に言うべきことを言ってもらいたい」と話した。同避難所の無職の男性(61)は「県に対してさまざまなトラブルの報告が遅れたのは、東電が困ったことをなるべく表に出したくないと考えているからではないか。大地震があるたびにわれわれ地元住民は原発のことが心配になる。これを機に安全な耐震基準をきちんと作ってほしい」と話した。 小学校に避難している柏崎市中浜、無職、広川清さん(88)は「原発は事故隠しをするなど信じられない。もとから廃止してほしいと思っていた。一時停止は当然だ」と怒っていた。 同小に避難している別の中年男性は「火事が起きたと聞いて心配したが、被災から3日目でそんなことを考えている暇はない。原発に賛成した市民なので、原発があることは仕方がないが、今後の安全対策が一番気になるし、それを包み隠さず公表してほしい」と話した。

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1.新潟県中越沖地震 手塩にかけた地酒“全滅”,産経新聞
RV=35.0 2007/07/18 18:53
キーワード:社長,酒造,貯蔵,タンク,木造

■「越の誉」貯蔵庫倒壊 7代目社長「もう一度底力を」 新潟県中越沖地震で最大の震度6強に見舞われた柏崎市で、全国に知られる地酒「越(こし)の誉(ほまれ)」を醸造する「原酒造」も大きな被害を受けた。原酒を貯蔵する築70年の倉庫が倒壊したほか、製品倉庫に積み上げられていた清酒約1万本が崩れ、がれきと化した。被害額は数億円以上とみられ、同酒造では「手塩にかけて育ててきたのにくやしい」と話している。 JR柏崎駅に近い原酒造は、文化11(1814)年創業の老舗。越の誉は、昭和47年の日中国交正常化の晩餐(ばんさん)会で田中角栄首相(当時)が乾杯に使った酒として知られ、大吟醸などの高いものでは一升瓶で1万円以上する。 地震のあった16日午前、敷地内にある自宅でテレビを見ていた同社7代目社長、原吉隆さん(49)は激しい縦揺れを感じた。「酒は大丈夫か」。急いでヘルメット片手に外へ飛び出すと、巨大な木造貯蔵倉庫(約1200平方メートル)が無残にも倒壊していた。 昭和12年に建てられた“文化財級”の建物だが、余震の恐れもあって、近づきたくても、近づけない。中には、1本に原酒7000リットルが入るタンク約250本が保管されていたが、ほぼ全滅状態という。 被害額については「今は試算すらできない状況で、少なくとも数億円以上」。今秋からの出荷を目前に控えていたところだったという。 また、同じ敷地内にあるコンクリート製の製品倉庫は、倒壊こそまぬがれたものの、内部に積み上げられた「越の誉」などの製品約1800ケース(約1万本)が崩れ落ちた。酒のにおいが立ち込める倉庫内では、17日朝から社員約60人が総出で、割れたガラス瓶などの撤去作業を始めた。 3年前の中越地震でも約2700本の製品が被害を受けたが、「今回は貯蔵倉庫そのものが倒壊しておりケタが違う。前回の地震で裂け目ができた柱などを補強して使っていただけに、ダメージが残っていたのかもしれない」と話した。 たまたま、地震発生が休日だったため、倉庫内に従業員がおらず、けが人はなかった。通常業務に戻るにはしばらく時間がかかるが、原さんは「建物や商品が壊れても従業員さえ残ってくれればいつでもやり直せる。一日も早い復旧を目指し、3年前の中越地震を乗り越えた底力をもう一度見せたい」と話していた。

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1.「対応後手」と厳しく批判=東電・柏崎原発で新潟知事,時事通信
RV=35.6 2007/07/18 20:01
キーワード:社長,問題,市長,知事,勝俣

 東京電力の勝俣恒久社長は18日午後、新潟県庁に泉田裕彦知事を訪ね、中越沖地震により柏崎刈羽原子力発電所(柏崎市、刈羽村)で火災などのトラブルが多発した問題について謝罪した。泉田知事は「危機管理能力だけでなく、情報伝達に時間がかかっており、強い不安を抱いている」と述べ、これまでの対応を厳しく批判した。 知事は「対応が後手に回り、関係ない地域まで放射能に汚染されているとの風評被害が広がって、県全体として大きな被害を受けている」と指摘。知事、柏崎市長、刈羽村長の連名で同原発の安全確保を求める申し入れ書を手渡した。 

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2.募金「現地に行って届けたい」 大谷高の生徒、被災者支援へ活動,京都新聞
RV=28.4 2007/07/18 19:49
キーワード:ボランティア,募金,シート

 新潟県中越沖地震の被災者を支援しようと、京都市東山区の大谷高のボランティアグループが18日、下京区の京都タワー前で募金活動を始めた。19、20日も午後1時から夕方まで行い、集まった募金は「後日、できれば現地に行って届けたい」としている。 同グループ「ハレジャ基金」は国内外で大災害があったときには募金活動を行っており、この日も1−3年の12人が参加した。生徒たちは手作りの募金箱を持って、通りがかった人に、「被災者支援にご協力お願いします」と声をそろえて呼びかけた。 会長の3年北村絵梨さん(17)は「今年3月の能登半島地震の後、募金を持って行った時に見た家がつぶれてブルーシートで覆われているひどい光景が脳裏に焼きついている」といい、「今回も自分たちの集めた募金が被災者の助けになるようにしたい」と意気込んでいる。

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1.柏崎市の木造建物全壊率、輪島市と同程度の5・1%,読売新聞
RV=20.9 2007/07/18 20:46
キーワード:波,周期,木造

 新潟県中越沖地震で柏崎市の木造建物の全壊率が5・1%にのぼったことが18日、筑波大の境有紀准教授(地震防災工学)の現地調査でわかった。 能登半島地震の石川県輪島市での被害と同程度の割合という。「キラーパルス」と呼ばれ、建物の倒壊を招く周期1秒強の成分が強い地震波に襲われたためとみられる。 今回の地震で震度6強を記録した柏崎市で境准教授は、市内に設置していた地震計から半径200メートル以内を歩き、木造の住宅や店舗を調査。その結果、178軒中9軒が全壊していた。 地震計で観測された波形を境准教授が解析したところ、一番強い周期は約2秒強とやや長めだったが、木造住宅に被害を及ぼしやすい1秒強の成分も強かった。境准教授は「地盤が軟らかいことで周期が1秒以上の波が強く表れた。住宅を建てる際には地盤条件を優先的に考慮する必要がある」と話している。

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1.鶴岡東高生徒が募金活動〜中越沖地震・村山、天童に窓口,山形新聞
RV=45.5 2007/07/18 21:34
キーワード:義援金,募金,庁舎,支部,届ける,窓口

鶴岡市の鶴岡東高(斎藤哲校長)の生徒が18日、同市内のスーパーで新潟県中越沖地震の被災者に対する義援金の募金活動を始めた。一方、日本赤十字県支部からの要請を受け、村山市や天童市などでも同日、市役所内に募金受付の窓口を設置した。 鶴岡東高の募金活動は、生徒会と奉仕部の生徒25人が交代で参加し22日までの5日間、市内のスーパーで行う。報道機関などを通じて被災地に届ける予定。生徒たちは「ご協力お願いします」と元気に呼び掛け、生徒会執行部の小川健太君(17)は「災害の状況を見て、自分たちにできることをしようと思った」と話していた。 県内各自治体でも募金箱の設置や義援金受付窓口の設置が進んでいる。日本赤十字県支部は17日に県内35市町村と県総合支庁に義援金受付の窓口設置を依頼。鶴岡市などは同日中に市役所庁舎内に募金箱を設けた。尾花沢市や遊佐町などでも近日中に受け付けを始める予定だ。

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2.<中越沖地震>倒壊本堂の下に男性遺体 死者は10人に,毎日新聞
RV=20.2 2007/07/18 21:14
キーワード:猪俣,五十嵐,和大,高校

 新潟県中越沖地震から3日目の18日午後7時50分ごろ、柏崎市東本町1の円通寺で、倒壊した本堂に人が下敷きになっているのが見つかった。県警などで同8時55分ごろ救出したが、既に死亡していた。地震による死者は10人目となった。県警によると、着衣などから、死亡したのは16日朝から行方不明になっていた同市鏡町、元県立高校教諭、猪俣孝さん(76)とみられる。 一方、柏崎市と刈羽村の倒壊家屋を除き、18日中に電気が復旧する見通しとなった。高速道路も不通区間がなくなるなど、ライフラインや公共交通は徐々に改善され始めている。気象庁によると、午後4時53分ごろに16日夜以来の震度4を隣接する出雲崎町で観測するなど午後9時までに101回の余震を観測した。 東北電力によると、発生当初、8市町村で最大3万5344戸だった停電戸数は、18日午後9時現在、柏崎市と刈羽村の計2648戸まで復旧。このため、避難所から自宅に戻った被災者が大幅に増えたとみられる。 水道は当初、7市町村で約6万1600戸が断水していたが、18日午後9時までに4万1035戸にまで回復。ガスは依然、両市村の約3万5000戸で供給停止状態が続く。いずれも全面復旧のめどは立っていない。 高速道路は当初、北陸、関越、上信越自動車道で県内の多くの区間が通行止めになった。18日午後6時、最後まで不通となっていた区間が片側対面通行で開通、全線で通行可能となった。JRは信越、越後線の一部を除き運転を再開している。【五十嵐和大】

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1.<中越沖地震>東電が活断層を過小評価? 原発建設前に発見,毎日新聞
RV=60.4 2007/07/18 22:24
キーワード:海底,耐震,直下,東電,問題,起こす,建設,延びる

 新潟県中越沖地震を起こした断層の一部を、東京電力が柏崎刈羽原子力発電所(新潟県柏崎市・刈羽村)の建設前調査で見つけていながら、影響を過小評価していた可能性があることが18日分かった。東電が同日の会見で認めた。気象庁などは、地震を起こした断層面が原発の直下まで広がっている恐れがあると分析しており、事前調査の甘さが浮かび上がった。 東電によると、問題の断層は80年代の建設前調査で見つかった4本の海底断層のうち1本。 原発の沖合約20キロにあり、海岸と平行に延びている。東電は、国に提出した柏崎刈羽原発の設置許可申請書で、この断層を長さ最大8キロで最近は活動していないと評価。大地震をもたらさないとみなしていた。 しかし、中越沖地震の余震分布から推定すると、実際には、この段層が中越沖地震を起こした断層の一部と一致するとみられることが分かった。 東電は「当時は断層を過小評価した恐れがある」と話しており、今後、数カ月かけて、同原発を中心に半径30キロ程度の海域で改めて海底の地質調査を実施することを決めた。中越沖地震を起こした断層の規模の推定や、さらに未知の断層がないかを調べる。その結果に応じて同原発の耐震性を強化するという。 また、東電は、中越沖地震の断層面が同原発直下まで広がっている可能性を認めた。しかし、原発から地下の断層面までは20キロ以上あるとみられることを理由に「断層が地表近くの岩盤のずれを起こすことはなく、直下にあるというだけですぐ危険とはいえない」と訴えた。【高木昭午】

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1.震源付近に断層把握=当時の基準で「考慮対象外」−柏崎刈羽原発・東電,時事通信
RV=55.9 2007/07/19 00:31
キーワード:活断層,海底,耐震,東電,設計,評価

 新潟県中越沖地震で大きな被害を受けた東京電力柏崎刈羽原子力発電所(柏崎市、刈羽村)の設置許可などの際、東京電力が行った日本海東縁の海底調査で、今回の地震の震源域付近に、断層の存在を把握していたことが18日、分かった。当時の基準では活断層と判断されず、耐震設計で考慮する対象にはならなかった。同社は「現在の評価でみれば、活断層になった可能性がある」としている。 同社は8月下旬にも、超音波で海底の断層などを調べる海上音波探査を実施する方針で、解像度を高めた最新の機器で再調査した結果を耐震安全性評価に生かすとしている。 東電によると、同原発をめぐっては1979、80、85年に同様の調査を実施。このほか、工業技術院地質調査所(現産業技術総合研究所)が90年前後に行った同様の調査のデータを耐震評価の参考にしているという。 

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2.中越沖地震の死者10人に=倒壊現場から不明男性−電気は全面復旧,時事通信
RV=24.3 2007/07/19 00:31
キーワード:猪俣,世帯,協会,捜索

 震度6強を記録した新潟県中越沖地震で、最も被害の大きかった柏崎市では18日夜、がれきの中から男性遺体が見つかった。行方不明になっていた同市鏡町の無職猪俣孝さん(76)と確認され、地震での死者はこれで10人となった。一方、停電が続いていた市内と刈羽村では、倒壊家屋などを除き、全面的に電気が復旧。約2300世帯では2日ぶりに水道が使えるようになった。 気象庁の観測によると、18日午後4時53分ごろ、余震とみられる地震があり、同県出雲崎町で震度4を観測。震度4以上は16日夜以来。同庁は、震度6弱や5強の余震が起こる可能性があるとして、注意を呼び掛けている。 また、同市西本町では住宅のある傾面に亀裂が見つかり、崩れる危険性があるとして、市災害対策本部は63世帯91人に避難指示を出した。 県警によると、猪俣さんは地震発生直前の16日午前10時ごろ、自宅を出た後に行方が分からなくなった。家族が17日に県警に捜索願を出していた。遺体は18日夜、柏崎市東本町の円通寺の倒壊現場で発見された。 東北電力は同日午後10時ごろまでに配電設備の復旧を完了。倒壊して通電が不可能な家屋などを除き、停電は解消した。 市対策本部によると、市内の約9割の世帯に水を供給する赤坂山浄水場の施設内配管の破損の修復が終わり、計約2320世帯で水道が復旧した。25日までに上水道を全面復旧したいとしている。 ガスは、北陸ガスの職員と日本ガス協会からの応援部隊が、引き続き市内全域の約3万5000戸を訪問。ガス栓を閉める作業を行ったが、依然として復旧のめどは立っていない。 

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1.<中越沖地震>母子3人救出…力合わせたお隣さんたちが,毎日新聞
RV=20.1 2007/07/19 03:07
キーワード:電話,建築

 新潟県中越沖地震が発生した16日、最も被害が大きかった同県柏崎市の中心部で年老いた母親と2人の娘ががれきの下から生還した。3人の命を救ったのは力を合わせたお隣さんたちだった。 柏崎市新花町の地田ふみ子さん(93)方で、ふみ子さんは4年前に脳出血で倒れてから体が不自由だ。体調を崩している次女、純子さん(50)と同居し、長女のぶ子さん(60)が市内の別の場所から毎日のようにふみ子さんの世話をしに訪れていた。 「のぶ子ちゃんいるか」「います。お願いします」 近くに住む薬剤師、重田湧一さん(60)が地震直後、自分の家族の無事を確認して、すぐに地田さん宅に走った時のことだ。大正初期の建築という2階建ての家は原形をとどめていなかった。しかし、重田さんの懸命の問いかけに、はっきりとした答えが返ってきた。 「3人が埋まってるぞ」。重田さんが周囲に叫びながら、ガラス片やくぎがむき出しになったがれきの山を手でかき分け始めた。いつの間にか近所の中年男性2、3人が加勢していた。その周りを女性やお年寄りたちが見守るように囲み、なかなかつながらない携帯電話で110番や119番をダイヤルし続けた。 最初に助け出されたのは台所付近にいた純子さんだった。そばにいたふみ子さんが次に抱き上げられた。台所部分は1階建てだったため、押しつぶされずに済んだ。最後に救出されたのぶ子さんは、2階で新聞を読んでいたが、机の下に身を滑り込ませたのが幸いしたらしい。 重田さんは「最近じゃ、町の祭りも面倒だと嫌がる人が増えてきて、近所同士のつながりも減った。一緒に助けた人の中には知らない顔もあったが、人の命を前に皆が団結した」と話した。 のぶ子さんは「誰か気付いてと思ったら、すぐに声が聞こえた。本当にうれしくて……。3人ともけが一つなく無事なことが信じられない。近所付き合いの大切さが身にしみた。一人一人にお礼を言いたい」と話す。 地田さん宅と駐車場をはさんだ隣家も全壊した。ここには無職、中村エツ子さん(81)ら、高齢の男女3人が住んでいた。地田さん方と同時進行で救助作業が行われたが、はりや太い柱が邪魔をし、中村さんは救助されたが助からなかった。しかし、約1時間半の作業が終わった時、近くには近所の人たち40〜50人が毛布や工具を持って集まっていた。【黒田阿紗子】

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1.箕面市の幹部会 被災地に義援金20万円 ,産経新聞
RV=46.3 2007/07/19 07:51
キーワード:相談,義援金,募金

箕面市の課長級以上の職員で構成する幹部会は18日、日本赤十字社を通じて、新潟県中越沖地震の被災地に義援金20万円を送った。 また同市は同日、市役所本館1階ロビーと、市立総合保健福祉センター総合相談窓口の2カ所に募金箱を設置。設置期間は未定で、集まった義援金は日本赤十字社を通じて被災地へ送る。

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2.中越沖地震 県、被災地に応急危険度判定士を派遣,産経新聞
RV=45.2 2007/07/19 07:50
キーワード:相談,判定,診断

県と静岡、浜松など6市は18日、国土交通省の要請を受け、19日から3日間、新潟県中越沖地震で被災した建築物の危険度診断のため、「応急危険度判定士」の資格を持つ職員計20人を、新潟県に派遣すると発表した。県は20日から3日間の予定で、保健師の女性3人を派遣することも決めた。地震の発生から2日、県内自治体からは職員や物資のほか、給水車を被災地に送るなど、支援の輪が広がっている。 判定士の派遣は、余震が続くなか建物倒壊の危険性を調査して、二次被害発生を防止するのが目的。派遣される判定士の資格を持つ職員は、新潟県柏崎市で被災建物を調査し、建物に危険度ごとに色分けした目印をつけるなどの活動を行う。 県から派遣される保健師は、柏崎市内で被災者の健康相談や健康チェックのほか、避難所の衛生対策に携わるという。 県によると、18日までに、静岡や沼津など6市が、被災地支援のため、職員ら計27人を派遣し、給水車計3台を送っている。牧之原市では、保健師2人を含む職員ら計10人を派遣し、即席カップ麺200食やブルーシート50枚を送ったという。

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3.中越沖地震 原発直下に活断層? ,産経新聞
RV=41.2 2007/07/19 08:00
キーワード:活断層,海底,直下

 新潟県中越沖地震=マグニチュード(M)6・8=を起こした断層が、東京電力柏崎刈羽原発の直下にかかっている可能性が高いことが、気象庁などによる余震分布の解析結果で分かった。これを受けて東電は18日、震源域の海底の断層を、音波を使って独自に海上から調査すると明らかにした。 気象庁によると、震源は柏崎刈羽原発の北約9キロ、深さは約17キロに位置している。地震発生から約1日間に発生したM2・0以上の余震を解析した結果、震源断層は日本海側から南東の陸側に向かって延びていると推定される。断層の長さは震源から南西に長さ20〜30キロで、同庁管理課の上垣内修地震情報企画官は「断層面は少なくとも海岸線付近までは及んでいるだろう。原発直下まで達している可能性は否定できない」としている。 東京電力広報部は18日、「活断層が柏崎刈羽原発の直下にあることを認識した」と話した。 活断層の上に立地しないことは、原発建設時の最優先事項とされ、東電はホームページの地震対策の項目で、原発の立地について「活断層の上には建てていません」としている。東電は今回の断層について「地表面で大きなずれが生じるものではない」とし、活断層上の立地ではないとの解釈を示した。直下の断層をどう評価するかは、昨年改訂された耐震指針に基づいて全国の原発で進められている安全確保作業にも影響しそうだ。

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1.「耐震基準見直しを」 九州の関係者 ,西日本新聞
RV=80.5 2007/07/19 10:08
キーワード:命令,直下,耐震,電力,川内,玄海,鹿児島,東電,市長

 新潟県柏崎市長が東京電力柏崎刈羽原発に対し運転停止命令を出し、同原発の直下に今回の地震を引き起こした断層が存在する可能性も判明した18日、九州電力の玄海原発(佐賀県玄海町)と川内原発(鹿児島県薩摩川内市)を抱える九州の市民や自治体関係者にも不安と怒りが広がった。 「東電はほとんど調査せずに『断層はない』としたのではないか。容認した国の責任も問われる」。「玄海原発対策住民会議」の仲秋喜道副会長(77)は、不信感をあらわにする。福岡沖地震でも、被災後に警固断層が海中まで延びていたことが初めて分かるなど、断層については把握が困難とされている。それだけに「川内原発建設反対連絡協議会」の鳥原良子会長も「日本は地震国なので、断層が存在する可能性は高い。ほかの原発でも、『断層はまだ見つかっていないだけ』と考え、耐震基準を見直す必要がある」と強調した。 北九州市の市民団体「北九州から脱原発社会を考える会」の伊藤莞爾さん(66)は「国や電力会社がPRしてきた原発の安全神話が完全に崩れた。ほかの原発も例外ではない」と話した。 一方、柏崎市長の判断について森卓朗薩摩川内市長は「毅然(きぜん)とした態度で停止命令を出したことは、原発のある都市の首長として立派な判断だった。原発では、国の判断が優先される中、よく消防法に着眼したと思う」と評価。岸本英雄玄海町長も「現状を踏まえた判断」と支持した上で「九電には耐震調査をしっかりやってもらい、その上で安全性の強化を要請したい」と話した。=2007/07/19付西日本新聞朝刊=

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1.危険度判定士を派遣 中越沖地震で県も ,中日新聞
RV=90.7 2007/07/19 10:46
キーワード:相談,判定,保健,建築,トイレ,物資,福祉,健康,シート

 【滋賀県】新潟県中越沖地震を受けて、県は19日、被災地に建築物の危険度を見極める判定士6人を派遣する。草津市も義援物資を届けるため、職員5人が現地に向かう。 判定士の派遣は、国の要請を受け実施。県職員2人と大津、彦根、近江八幡、草津の各市職員1人ずつの計6人を集めた。 新潟県柏崎市に3日間滞在。建物の傾きや損傷程度から危険度を判断し、色分けした紙を張り付け、注意を促す。 20日からは保健師の職員も派遣。1度に2人が現地入りし、4日程度で別の職員と交代する。8月までをめどに、被災者の健康相談に当たる。 県からの派遣は、1995年の阪神大震災、2004年の新潟県中越地震に続いて3回目。 草津市の届ける物資は携帯型トイレ1250個と大人用の紙おむつ5千枚、ブルーシート100枚。市が新たに購入した。ワンボックス車2トントラックの2台で柏崎市に向かう。派遣職員は危機管理室や長寿福祉・介護課などに所属。近い将来に発生が予測される琵琶湖西岸帯地震に備え、現地を視察する目的も兼ねる。 (吉岡雅幸、中村禎一郎)

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2.中越沖地震:県、「建築物危険度判定士」を派遣 /茨城 ,毎日新聞
RV=35.0 2007/07/19 11:02
キーワード:判定,支部,建築

 県は「被災建築物応急危険度判定士」計33人を19日に新潟県中越沖地震の被災地である柏崎市に派遣することを決めた。21日までの3日間、現地の応急危険度判定本部のもとで、建物の倒壊危険度や、余震による2次災害発生の危険度を調べる。 新潟県からの要請を受けて派遣する。04年の同県中越地震でも延べ約250人を派遣した。 また、日本赤十字社県支部は20日から3日間、医師や看護師で構成する医療救護班9人を派遣することを決めた。同社新潟県支部の要請を受けた。被災者が避難している柏崎市立一中で、救護活動にあたる。【栗本優】7月19日朝刊

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3.中越沖地震:「危険度判定士」ら33人、柏崎に派遣へ−−県 /栃木 ,毎日新聞
RV=25.9 2007/07/19 11:02
キーワード:判定,建築

 県は18日、新潟、長野両県にまたがる中越沖地震の発生を受け、被災建築物応急危険度判定士など、職員33人を新潟県柏崎市に派遣することを決めた。国土交通省の依頼に応えるもの。18日午後、出発式が行われ、福田富一県知事は「十分な成果が発揮できるよう期待します」と激励した。 派遣期間は19日から3日間。余震で倒壊の恐れのある建築物を危険、要注意、調査済みの3段階で判定する。また、県は19日から1週間、土砂災害危険個所の緊急点検のため、県職員3人を派遣する。【戸上文恵】7月19日朝刊

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1.中越沖地震:被災地からの要請に応じ、保健師ら新潟・柏崎市に派遣 /群馬 ,毎日新聞
RV=57.1 2007/07/19 12:00
キーワード:判定,保健,支部,建築,送る

 新潟県中越沖地震で、県は被災地からの要請に基づき、19日から保健師や被災建築物応急危険度判定士などを同県柏崎市に派遣する。災害時の同規模の人的支援は04年の同県中越地震以来。 派遣されるのは、保健師2人▽同判定士39人▽砂防課職員3人。保健師は6〜8日交代で計8班16人が9月11日まで被災者の健康チェックにあたる。建物の危険度をみる判定士は7月21日まで現地で任務に就く。砂防課職員は1週間程度、土砂災害の危険がある傾斜地の点検を行う。 一方、日本水道協会県支部(支部長・高木政夫前橋市長)は、飲料水の缶とペットボトル5164本(約3トン)を柏崎市対策本部に支援物資として送ることを決定。前橋市も段ボール製のつい立て(プライベートルーム)201枚を送ることを決めた。また、高崎市は18日、トイレットペーパー3000個やブルーシート300枚などをトラックで届けた。【伊澤拓也、深谷徹夫】7月19日朝刊

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2.中越沖地震:東電トラブル教訓 浜岡原発の安全、再確認を…県が中電に要請へ /静岡 ,毎日新聞
RV=33.3 2007/07/19 12:01
キーワード:ガル,耐震,想定

 新潟県中越沖地震で東京電力柏崎刈羽原発の事故が相次いだことを受け、県は近く中部電力に対し、東電で起きた50件のトラブルが浜岡原発で起きないかなど、安全確認や自主消防の消火能力の再確認を要請する方針を固めた。中電はこれまで原発の「安全」を強調してきたが、さらに安全性を再確認することで、地域住民の「安心」につなげたい考えだ。 柏崎刈羽原発では想定の約2・5倍の680ガルの揺れが記録され、火災の消火に約2時間かかるなど、想定外の事態が相次いだ。 甘利明経済産業相が東電に安全確認ができるまで運転を再開しないよう指示したのに、さらに柏崎市が事実上の運転停止を命じたのも、住民の不安感解消を狙ったためだと言える。 ◇柏崎市の対応評価−−西原・牧之原市長 浜岡原発の地元4市の一つ、牧之原市の西原茂樹市長は、柏崎市の対応を「住民が肌で感じる不安を解消するためには正しい判断」と評価する。また、御前崎市佐倉の自営男性(58)は「行政が強い態度を示してくれれば頼りがいがある」と話す。 ◇火災消火後回し、受け入れられず−−小林・県防災局長、東電の対応に苦言 県の小林佐登志防災局長は、東電の対応について、「重要部分でないから消火を後回しにしたという現場の認識は住民には受け入れられない」と、住民の安心を軽視していると指摘。 「東電は部分ごとの耐震基準は満たしていても、全体としての認識が甘い」と苦言を呈し、中電にも安全性の再確認を要望していく考えを示した。【稲生陽、賀川智子】7月19日朝刊

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3.<中越沖地震>原子力安全委が現地調査 異様な原発火災跡 ,毎日新聞
RV=30.9 2007/07/19 11:36
キーワード:ガル,想定,送る

 新潟県中越沖地震で火災や微量の放射能漏れなど多数のトラブルが生じた東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市・刈羽村)について、原子力安全委員会の東邦夫委員長代理らは19日午前、初めての現地調査を実施。調査の一部に本紙記者が同行した。 同原発では、最大680ガル(ガルは加速度の単位)の揺れを記録し、想定の約2.5倍に達した。地震直後、稼働中の4基が自動停止したが、放射能を帯びた水が漏れるなど、53件のトラブルが発生した。 一行はまず、バスで原発の敷地中央付近にある展望台へ向かった。展望台の南側には、大きな四角い箱のような原子炉建屋が四つ見える。同原発1〜4号機で、それぞれにタービン建屋が併設されている。高橋明男所長は「重要な施設は破損しなかった」と話し、これらの建物に目に見える被害はなかった。 再びバスに乗り、火災のあった3号機へ。途中の道路はひび割れ、液状化現象のため噴き出したと見られる砂もあった。補修は手つかずで、道路がうねった部分もあり、バスが大きく揺れた。 バスが3号機に近づくと、白い建物の陰から突然、黒くすすけた設備が姿を現した。その異様さに、すぐに火災があった変圧器だと分かった。約100メートル離れた場所からしか見られなかったが、約2時間後に消し止められるまで黒煙が上がった変圧器の横の壁には、すすや焦げの黒い跡が長く伸び、変圧器の上にあるダクトも黒くなっていた。 火災現場南側の道も大きく波打つ。火災時には消火用の水を送る配管が5カ所で損傷し、消火が十分にできない状態になっていたという。委員らが立つ道路脇は崩れ、アスファルトにはひびが入る。高橋所長は委員に「3号機以外でも、1号機の変圧器では、横揺れで基礎のボルトが欠損した」と説明する。 東委員長代理は調査後、「原子炉の中の状態は、開けて確かめないといけない。改良が必要な点があると思う。他の原発にも点検をさせる」と話した。【根本毅、関東晋慈、岡田英】

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1.中越沖地震:支援の輪広がる 職員や物資派遣、義援金など /石川,毎日新聞
RV=41.0 2007/07/19 13:03
キーワード:義援金,保健,募金

新潟県中越沖地震の被災地に向け、石川県内では能登半島地震で被災した自治体を中心に18日も職員や物資を派遣、義援金を送るなど、支援の輪が広がっている。 能登半島地震で被害が大きかった輪島市は18日までに延べ20人の職員を派遣。18日から家屋の被害状況調査などの業務にあたるほか、既に毛布670枚、ブルーシート300枚、土のう袋2000枚、アルファ米2000食、水袋41200リットルを新潟県柏崎市に送っている。 穴水町も18日、毛布70枚、ブルーシート50枚、飲料水約1750リットルなどを発送。能登町は毛布100枚、缶パン2000缶、ブルーシート100枚、飲料水1560リットルなどを発送。庁舎など6カ所に募金箱を設置して義援金を募っている。また、七尾市は19日に職員4人を派遣、紙おむつなど日用品を送る。 また、県と県内各自治体は、避難所でケアにあたる保健師2人を柏崎市に派遣。3泊4日の交代制で長期に渡って現地で活動する予定。 金沢市議会は全議員から募った50万円の義援金を送ることを決め、20日、新潟県災害対策本部の口座へ振り込む。白山市も19日、日用品を送る。【泉谷由梨子】7月19日朝刊

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2.中越沖地震:サポート情報 18日 /新潟 ,毎日新聞
RV=35.9 2007/07/19 13:04
キーワード:入浴,電話,保険

 (18日) ◇保険 ■生命保険 生命保険各社は、地震など大災害時に保険金を支払わないことを定めた約款上の免責条項を適用せず、保険金や給付金を全額支払うことを決めた。また、災害救助法の適用を受けた長岡市、柏崎市、小千谷市、上越市、出雲崎町、刈羽村の新潟県内6市町村の契約者を対象に、保険証書や印鑑証明などの書類や印鑑がなくても、免許証などで本人確認ができれば保険金や入院・通院給付金を支払う。契約者が申請すれば、保険料の支払い期日を最大6カ月後の月末まで猶予する。問い合わせは生命保険協会新潟県事務室(電話025・245・8981)。 ■損害保険 損害保険大手6社は災害救助法の適用を受けた長岡市、柏崎市、小千谷市、上越市、出雲崎町、刈羽村の新潟県内6市町村の契約者が申請すれば、保険料の支払い期日を最大2カ月間猶予する。その他の国内中小損保や、外資系損保も追随する。 ◇炊き出し 19日午前10時から柏崎市立二田小の避難所で避難住民向けに喜多方ラーメンの炊き出しがある。福島県喜多方市を早朝、出発した市民ら約20人が2000食分を提供する。 ◇無料入浴 ■自衛隊給水・給食・入浴支援 陸上自衛隊の派遣部隊は18日現在で、給水支援を約50カ所▽給食支援を39カ所▽入浴支援を7カ所――で実施。19日も給水・給食・入浴支援を継続するが、詳細は未定。 ■温泉無料開放 上越市は、市内の公共入浴施設19カ所を順次無料開放。窓口で免許証など住所が分かる身分証明書の提示が必要。 ◇暮らしの情報 ■ごみの収集 《柏崎市》 可燃物収集を火・木・土曜に実施。同市クリーンセンターが使用不能のため、ごみ減量を呼びかけている。 粗大ごみと不燃物、資源物の回収再開は未定。持ち込みは同市宝町の小松エスト跡地で午前8時半〜午後5時に受け入れている。布団や倒壊に伴うブロック、瓦、廃材などは受け入れていない。 《刈羽村》 可燃物の収集に限り19日から通常通り行う。不燃物、資源物、粗大ごみの回収再開は未定。 ■仮設トイレ

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3.原発の耐震性、早急に検査=経産省に指示−塩崎官房長官・新潟県中越沖地震 ,時事通信
RV=26.4 2007/07/19 13:03
キーワード:活断層,耐震

 塩崎恭久官房長官は19日午前、首相官邸に経済産業省の北畑隆生事務次官を呼び、新潟県中越沖地震で東京電力の柏崎刈羽原発に多数のトラブルが発生したことを受け、全国の原発の耐震検査を早急に実施するよう指示した。 この後の記者会見で、塩崎長官は「柏崎原発はかなりの震度の被災を受けた。活断層の調査には専門の人間が必要で、人材は限られているが、できる限り前倒しでやるように求めた」と説明した。 

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1.新潟県中越沖地震 「要援護者情報」伝わらず ,産経新聞
RV=46.6 2007/07/19 13:30
キーワード:名簿,掲載,保険,個人

 ■災害弱者救助に個人情報の壁 新潟県中越沖地震で同県柏崎市が個人情報保護法の施行を理由に、「要援護者」の名簿を地元自治会や消防にあらかじめ提供していなかったことが分かった。4人の死亡者が名簿に掲載されており、「あらかじめ知らされていれば対応ができたのでは」との疑問も出ている。 災害弱者を効率的に被災から守るため、内閣府は平成17年3月、避難支援ガイドラインをで情報共有を求めるガイドラインを策定。自力避難が困難な要援護者の名簿作りを自治体に促し、自主防災組織や町内会などとの情報共有を求めた。 ガイドラインに基づき柏崎市は3月、災害時の避難に支援が必要な高齢者、障害者の名簿を作成。だが、今回の地震で死亡した同市在住の9人のうち、4人が名簿に含まれていたが、町内会などには名簿の情報は伝えられていなかった。 柏崎市は「個人情報保護法の施行で、障害や介護状況などの個人情報の扱いには慎重になる」と、情報を伝えなかった理由を説明している。 柏崎市は地震発生の直後、消防側に名簿を提供し、避難支援を仰いだという。ただ、発生後の情報提供は一定のタイムラグや混乱が伴い、実効性を疑う指摘も多い。 死亡した同市下大新田の高橋三作さん(83)は、生活の一部に手助けが必要な要介護2に認定されていた。地元町内会の会長(65)は「昔から住んでいる人ばかりなのでどこの家の誰がどういう状況か、だいたい分かる。リストアップは都市部向け。隣近所の顔も分からないところではあった方がいいだろう」と話す。 だが、個人情報を地域に知られたくないという声があるのも否定できない実情。例えば新潟市は支援希望者に自ら申請してもらう「手上げ方式」でリストアップを始めたが、登録者は約4200人にとどまり、同市が要援護とみる3万5000人の1割強にとどまる。 逆に、個人情報より救出を優先させる意思を明確にする自治体も。長岡市は名簿登録に同意が得られた3236人の名簿と、1419人の未同意名簿を作成。同意名簿は既に自主防災組織や町内会に提供され、各組織が要援護者の避難支援プランを検討している。 未同意名簿も大災害時には提供する方針。今回の地震では同市内は被害が少なかったため、提供は見送った。同市は「名簿を渡すことで、地域で助け合う機運が高まる」と語る。 個人情報保護法の施行以来、自己情報に過敏な住民や公機関の過剰反応が増えているが、同法を所管する内閣府は「名前と住所だけの名簿を自主防災組織などに渡し、独自に聞き取り調査をしてもらい肉付けしてもらう方法もある」と指摘。「高齢者を守る際に名簿は役立つ。自治体は臨機応変に推進してもらいたい」と訴えている。【関連記事】・「新潟県中越沖地震」特集・地震で死亡の9人、うち4人が「要介護」・病院が二転三転で女性死亡 トリアージの難しさ・【教訓は生かされたか】地震保険 住民も備え、加入数急増・柏崎市などライフライン復旧遅れる 新潟県中越沖地震・崩れた家に「思い出が…」 ぼうぜんと立ち尽くし涙

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2.県が保健師2人派遣 新潟県中越沖地震 ,高知新聞
RV=39.8 2007/07/19 13:18
キーワード:相談,保健,福祉

 県は十九日、新潟県中越沖地震で大きな被害が出た同県柏崎市に、須崎福祉保健所と安芸福祉保健所から保健師を一人ずつ派遣すると発表した。 派遣期間は二十日から二十六日まで。二十日に本県を出発し、同日夕方に柏崎市入り。避難所で被災者の健康チェックや健康相談などに当たる。

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3.中越沖地震:県がヘリ1機を派遣 赤十字は医師ら11人 /山梨 ,毎日新聞
RV=37.6 2007/07/19 14:01
キーワード:判定,支部,建築

 新潟県中越沖地震を受けて、県は18日、ヘリコプター1機を派遣した。消防庁による緊急消防援助隊の派遣要請を受けた措置。同日午前に甲斐市宇津谷の県ヘリポートを出発したヘリは新潟空港に到着後、救急患者の搬送や上空からの被害状況の情報収集に当たった。 日本赤十字社県支部も同日、内科医や看護師ら計11人を新潟県柏崎市に派遣。県立中央病院と富士吉田市立病院は16日夜、医師や看護師を同市の刈羽郡総合病院に派遣し、17日夕方まで診療した。被災した建物の危険性を判定する応急危険度判定士の派遣要請が18日、国土交通省から県にあり、県と甲府、富士吉田、大月、中央、山梨5市、県建築士会の計30人が19〜21日、同市に派遣されることが決まった。【宇都宮裕一】7月19日朝刊

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1.中越沖地震:「被災者に支援の募金を」 佐伯豊南高生などが街頭活動 /大分 ,毎日新聞
RV=56.4 2007/07/19 15:00
キーワード:義援金,支部,ボランティア,募金

 佐伯市鶴岡町の県立佐伯豊南高の生徒会(神崎翔平会長)と、ボランティア活動をするレオクラブ(甲斐まい子代表)の有志約30人が18日、同市池田のトキハインダストリー佐伯店で新潟県中越沖地震被災者支援の募金活動をした。 同校生徒会は大規模災害が発生する度に同市内などで募金活動をして被災地に支援金を送っている。 店頭で募金箱を手にした生徒たちが「募金お願いしまーす」と大きな声で呼び掛けると、買い物客は財布から浄財を出して箱に入れていた。中には車で来て硬貨のいっぱい入った貯金箱を手渡す人も。20日まで同所などで募金を呼びかけ、23日に現地の日赤に送るという。【下畑和幸】 ◇義援金受け付け自治体、団体 新潟県中越沖地震の被災者支援のため県内の自治体、団体などが義援金を受け付けている。 【日本赤十字社県支部】各自治体の赤十字窓口か県支部に持参、あるいは郵便局(口座番号00510―5―26、「日本赤十字社新潟県支部」名義、「新潟中越沖地震」と通信欄に明記)。08年1月16日まで。同支部097・534・2236。 【大分市】市庁舎などに設置する義援金箱か、大分銀行大分市役所出張所(口座番号5131919、大分市総務課名義)。8月20日まで。同市総務課097・534・6111。 【県社会福祉協議会】大分銀行西新町支店。災害復旧支援には口座番号5189615、「大分県社会福祉協議会災害義援金口」名義▽民間災害ボランティア活動支援には5189587、「大分県社会福祉協議会ボランティア活動支援金口」名義。同協議会097・558・0300。7月19日朝刊

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2.柏崎市の要援護者リスト、地震発生時ほとんど機能せず ,読売新聞
RV=45.8 2007/07/19 15:01
キーワード:名簿,掲載,電話

 新潟県中越沖地震で大きな被害の出た同県柏崎市は、一人暮らしの高齢者をリストアップした災害時要援護者名簿を今年3月に作成したのに、安否確認や避難支援の仕方を決めていなかったために地震発生時にほとんど機能していなかったことがわかった。 市職員が電話で安否を確認しているが、多くの高齢者がすでに避難所に移るなどして、台帳に登録された2687人のうち、18日までに連絡がついたのは2割強の629人にとどまる。 要援護者名簿は、同市介護高齢課が、住民基本台帳から、65歳以上の一人暮らしの高齢者をリストアップした。住所、年齢、電話番号、要介護認定の状況などが書かれており、市内の死者9人のうち4人も掲載されていた。市は、作成した名簿を全12地区計209人の民生委員に配布しただけで、災害発生時にどんな方法で安否を確認し、避難所に誘導するかなどを決めていなかった。

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3.柏崎市の要援護者リスト、地震発生時ほとんど機能せず ,読売新聞
RV=45.8 2007/07/19 15:01
キーワード:名簿,掲載,電話

 新潟県中越沖地震で大きな被害の出た同県柏崎市は、一人暮らしの高齢者をリストアップした災害時要援護者名簿を今年3月に作成したのに、安否確認や避難支援の仕方を決めていなかったために地震発生時にほとんど機能していなかったことがわかった。 市職員が電話で安否を確認しているが、多くの高齢者がすでに避難所に移るなどして、台帳に登録された2687人のうち、18日までに連絡がついたのは2割強の629人にとどまる。 要援護者名簿は、同市介護高齢課が、住民基本台帳から、65歳以上の一人暮らしの高齢者をリストアップした。住所、年齢、電話番号、要介護認定の状況などが書かれており、市内の死者9人のうち4人も掲載されていた。市は、作成した名簿を全12地区計209人の民生委員に配布しただけで、災害発生時にどんな方法で安否を確認し、避難所に誘導するかなどを決めていなかった。

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1.中越沖地震:県職員と4市職員ら派遣へ /滋賀,毎日新聞
RV=55.4 2007/07/19 16:00
キーワード:判定,保健,建築,健康,ケア

 新潟県中越沖地震の被災者を支援するため、県は家屋の安全性を緊急的に調べる「被災建築物応急危険度判定士」の資格を持つ県職員と4市職員のほか、心身のケアを行う保健師を派遣することを決めた。 判定士は国交省の要請を受け、19日から3日間、新潟県柏崎市に派遣。県職員2人に加え、大津、彦根、近江八幡、草津の4市職員の計6人。被災建物の余震による倒壊など2次被害を防ぐため、基礎部分などを外観から応急に調べ、▽調査済(使用可能)▽要注意▽危険――の3段階で判定し、それぞれ緑、黄、赤の用紙を張り付ける。 新潟県が厚労省を通じて要請した保健師は、20日に第1班が出発。8月末をめどに3泊4日で交代しながら、避難所の巡回や戸別訪問で被災者の健康管理に当たる。 いずれも阪神大震災や新潟県中越地震で活動した職員を中心に派遣。判定士のリーダーを務める県住宅課の山本裕信副主幹は「建物の何が危険なのか、分かりやすく示し、安心してもらいたい」。県健康づくり支援室の三上房枝室長は「地震直後は興奮状態で体の状況が分からないことも多い。じっくり話を聞き、心のケアに努めたい」と話した。【蒔田備憲】7月19日朝刊

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2.中越沖地震:飲料水、米の発送、義援金箱を設置 県内でも支援広がる /鹿児島 ,毎日新聞
RV=43.6 2007/07/19 16:00
キーワード:義援金,鹿児島,送る,飲料

 新潟県中越沖地震で、県内でも被災地支援の動きが広がっている。17日には菱刈町が米250キロを発送し、霧島市でも飲料水3・2トンを積んだトラックが出発。また、18日までに同市、鹿児島市、鹿屋市が市役所などに義援金箱を設置した。 菱刈町は昨年夏の大水害の際に全国から支援を受けたため、秋の収穫時に「救援米」を町民に募り、約1トンを備蓄していた。今年3月の能登半島地震で750キロを送り、今回の地震では残り250キロを発送した。同市は「感謝の気持ちを伝えたい」と話している。 霧島市も特産の「関平(せきひら)鉱泉水」が入った2リットルのペットボトル600本と20リットルのポリタンク100個(計3・2トン)を17日午後、発送した。いずれも19日に現地到着の予定。 一方、鹿児島、霧島、鹿屋の3市は市役所と全総合支所に義援金箱を設置した。鹿児島市は災害見舞金の送金も予定している。【福岡静哉】7月19日朝刊

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1.断水の新潟・柏崎市へ 神戸のNPO代表が給水 ,神戸新聞
RV=47.0 2007/07/19 16:54
キーワード:ボランティア,福祉,神戸,タンク,法人,仮設

阪神・淡路大震災でも給水ボランティアとして活動した特定非営利活動法人(NPO法人)「ひまわりの夢企画」(神戸市垂水区)の荒井勣(いさお)代表(61)が十九日、新潟県中越沖地震被災地の柏崎市内で、持参したタンクを使って給水活動に取り組んだ。水は、三年前の新潟県中越地震で被災した旧山古志村の住民から託されたもので、三カ所の地震被災地をつないだ。 柏崎市内は、地震発生から四日たった十九日朝も約三万四千世帯の約三分の二で断水。夏場で暑い中、市民は不自由な生活を強いられている。 荒井さんは阪神・淡路大震災当時、神戸市西区で被災したが、初日から避難所で水を配った。その経験から新潟県中越地震や能登半島地震でもタンクを車に積んで駆け付けた。今回も十八日から被災地入りし、「地震直後は水が一番喜ばれる」と強調する。 十九日朝は、知人に借りたトラックの荷台に二トンのタンクを積み、新潟県中越地震の被災地、長岡市内の仮設住宅の集会所で水を補給した。住民と親交のある荒井さんが提案し、「自分たちは直接行けないが、ぜひ役に立ちたい」と託された。 ボランティアセンターがある柏崎市総合福祉センターで給水。両手にポリタンクやペットボトルを持った主婦らが行列をつくった。近くの管理栄養士、関田美恵さん(46)は「地震を経験した神戸から来てくれてありがたい。山古志の人もまだ大変なのに」と話していた。荒井さんは水道の復旧をみながら約一週間滞在する予定。

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2.九州4350台生産中止 中越沖地震 部品メーカー被災 今夕から明日 トヨタ、ダイハツ分 ,西日本新聞
RV=28.2 2007/07/19 17:07
キーワード:生産,九州,福岡,大分

 新潟県中越沖地震で被災したメーカーのエンジン部品などの供給が途絶えている影響により、19日夕方から20日まで、九州ではトヨタ自動車九州(福岡県宮若市)とダイハツ九州(大分県中津市)分を合わせた約4350台(年間生産見通し比で約0.6%)の車両生産が中止される。生産中止が続けば、部品を供給する九州の地場企業にも影響が出てくるのは必至だ。 日産自動車九州工場(福岡県苅田町)は在庫があることから、20日まで通常通り生産するという。軽四輪エンジンを生産するホンダ熊本製作所(熊本県大津町)は「影響を調査中だが、19日は通常通り生産する」としている。 トヨタ九州が生産を中止するのは高級車「レクサスIS」、スポーツタイプ多目的車(SUV)「ハリアー」など4車種で合計約2850台。21日に予定していた約470台の休日生産も取りやめる。苅田工場も約1350基のエンジン生産ができない。トヨタ自動車は19日中にも、休日を挟んだ23日以降の生産計画を明らかにする。 ダイハツ九州が生産を中止するのは主力軽自動車「ミラ」、小型SUV「ビーゴ」など5車種で合計約1500台に上る。=2007/07/19付西日本新聞夕刊=

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1.中越沖地震 原子力安全委が現地調査 異様な原発火災跡 ,毎日新聞
RV=40.7 2007/07/19 17:15
キーワード:ガル,バス,想定,送る

 新潟県中越沖地震で火災や微量の放射能漏れなど多数のトラブルが生じた東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市・刈羽村)について、原子力安全委員会の東邦夫委員長代理らは19日午前、初めての現地調査を実施。調査の一部に本紙記者が同行した。 同原発では、最大680ガル(ガルは加速度の単位)の揺れを記録し、想定の約2.5倍に達した。地震直後、稼働中の4基が自動停止したが、放射能を帯びた水が漏れるなど、53件のトラブルが発生した。 一行はまず、バスで原発の敷地中央付近にある展望台へ向かった。展望台の南側には、大きな四角い箱のような原子炉建屋が四つ見える。同原発1〜4号機で、それぞれにタービン建屋が併設されている。高橋明男所長は「重要な施設は破損しなかった」と話し、これらの建物に目に見える被害はなかった。 再びバスに乗り、火災のあった3号機へ。途中の道路はひび割れ、液状化現象のため噴き出したと見られる砂もあった。補修は手つかずで、道路がうねった部分もあり、バスが大きく揺れた。 バスが3号機に近づくと、白い建物の陰から突然、黒くすすけた設備が姿を現した。その異様さに、すぐに火災があった変圧器だと分かった。約100メートル離れた場所からしか見られなかったが、約2時間後に消し止められるまで黒煙が上がった変圧器の横の壁には、すすや焦げの黒い跡が長く伸び、変圧器の上にあるダクトも黒くなっていた。 火災現場南側の道も大きく波打つ。火災時には消火用の水を送る配管が5カ所で損傷し、消火が十分にできない状態になっていたという。委員らが立つ道路脇は崩れ、アスファルトにはひびが入る。高橋所長は委員に「3号機以外でも、1号機の変圧器では、横揺れで基礎のボルトが欠損した」と説明する。 東委員長代理は調査後、「原子炉の中の状態は、開けて確かめないといけない。改良が必要な点があると思う。他の原発にも点検をさせる」と話した。【根本毅、関東晋慈、岡田英】

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2.中越沖地震 柏崎市の保管施設満杯 救援物資の停止を! ,毎日新聞
RV=22.3 2007/07/19 17:15
キーワード:送る,個人,物資

 新潟県中越沖地震で、柏崎市災害対策本部は19日、企業や団体からの水や衣料などの救援物資の受け入れを当面ストップすることを決めた。物資の保管場所不足と避難所への供給作業が追いつかないのが理由。同本部は「支援は大変ありがたいが、既に水などの物資は十二分に足りている」と話している。水以外の食糧については、受け入れを継続する。 市によると、16日の地震直後、各地からペットボトル入りの水をはじめとした救援物資が届き、19日現在、市内の体育館などの一時保管所8施設が満杯になった。既に給水車が避難所を回り、25日に水道が復旧するめどが立っているが、まだ水は大量に送られてくるという。一時保管場所への荷降ろし作業や、避難所への供給作業の人員確保も追いついておらず、市は19日、陸上自衛隊に搬出作業の協力を依頼した。個人からの救援物資については、品目を問わず受け入れていない。【伊藤直孝】

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1.中越沖地震の被災者へ義援金 大津の「日吉子どもサミット」 ,京都新聞
RV=67.5 2007/07/19 18:30
キーワード:義援金,支部,ボランティア,日本赤十字社,回収,子ども,つくる

 大津市日吉学区の子どもでつくる「日吉子どもサミット」は、新潟県中越沖地震の被災者へ義援金として、アルミ缶回収の収益3万円を日本赤十字社滋賀県支部に寄付した。 サミットは6小中学校の児童、生徒約30人でつくるボランティア組織で、これまでにもアルミ缶回収を通して災害被災地の支援を続けてきた。 この日は日吉中、坂本小の計9人が同市京町4丁目の県支部を訪れ、村井達事務局長(60)に手渡した。日吉中3年の中山千加良君(14)は「被災者の家屋の修理や食料購入に役立ててほしい」と話していた。

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1.1割以上、「立ち入り危険」=柏崎市、被災建物の判定進む−中越沖地震 ,時事通信
RV=35.1 2007/07/19 21:01
キーワード:判定,建築,シート

 新潟県中越沖地震で、柏崎市内では被災した建物が安全かどうかを判定する「応急危険度判定」が進んでいる。19日までの調査では、1割以上に当たる建物が、「立ち入りが危険」と判定された。同市建築住宅課は「間口の狭い縦長の家屋の倒壊が目立つ。横揺れに耐えられない形状が被害が大きかった一因」としている。 調査対象は市内全域で約5万棟ある民家やビル、土蔵などの建築物のうち、特に打撃を受けた市街地の建物。 応急危険度判定士の資格を持つ国や県の職員、民間の建築士らが2人1組となり、指定のチェックシートを用いて、傾きや外壁、瓦のはがれ具合などを1棟ずつ調べた。 16〜18日の3日間に調査した3297棟のうち、「危険」は457棟(13・9%)、「要注意」が611棟(18・5%)、安全を示す「調査済」は2229棟(67・6%)だった。 

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2.仮設住宅にデイサービスの福祉施設併設…新潟県知事が表明 ,読売新聞
RV=25.0 2007/07/19 20:50
キーワード:福祉,介護,要望

 新潟県の泉田裕彦知事は19日、中越沖地震で被害が大きかった柏崎市、刈羽村などで建設を計画している仮設住宅に、要介護者のデイサービスなどを行う福祉施設を併設する考えを示した。 県は、仮設住宅1200戸を国に要望しており、うち250戸は8月12日の完成を目指している。 県は、3年前の中越地震の被災地でも仮設住宅に福祉施設を併設した。

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1.<中越沖地震>サポート情報 ライフライン ,毎日新聞
RV=42.6 2007/07/19 21:50
キーワード:電話,協会,受け付ける,無料,法人,窓口

 ◇道路 国道8号の一部通行止めのため、北陸自動車道・能生IC(インターチェンジ)―関越自動車道・長岡IC間は無料。新潟県によると、国道352号で不通区間が1カ所増え、国道の不通区間は計4区間となった。 ◇水道 19日午後5時現在、柏崎市は3万6422戸で断水。上越、長岡の両市と刈羽村を加えた断水総世帯数は3万8376戸。同日午前0時半現在と比べ2488戸減少。出雲崎町は18日夜に復旧した。 ◇ガス 柏崎市ガス水道局(0257・22・4111)によると、19日午後7時現在、同市と刈羽村で計約3万5000戸への供給が依然として停止している。 日本ガス協会は19日、新潟県中越沖地震の被災地に向け、応援隊を追加で100人派遣すると発表した。同協会では既に1024人の応援隊を派遣している。本格復旧には2週間以上かかるとの見通しも示した。 ガス協会のこれまでの調査で、被災地である柏崎市や刈羽村では地下水位が高いため、道路内に埋設されたガス管内に水が混入している可能性があり、管内カメラやポンプなど特殊な機材を用いた復旧作業を進める方針。◇通信 ソフトバンクモバイルの携帯電話は19日、被災地全域で復旧した。同社は災害救助法が適用されている6市町村の契約者を対象に、地震で破損、紛失した場合の修理代や交換費用を半額程度減額する。20日〜8月20日まで新潟県内のソフトバンクショップで受け付ける。また、窓口で利用料金を支払っている契約者の7月分の請求期限を1カ月延期する。6市町村内にあるソフトバンクショップ6店舗で、無料充電サービスや充電器の無料貸し出しも行う。 NTT東日本は、避難所36カ所への無料公衆電話設置を継続。災害用伝言ダイヤル(171)は19日午後5時までに5万8400件の利用があった。断線などで電話が利用できない場合は「113」か「0120・444113」で24時間対応している。 ◇銀行 三菱東京UFJ、みずほ、三井住友の3銀行は19日、地震で住宅が倒壊した人向けの低利融資を始めると発表した。金利変動型や金利固定型で通常の住宅ローンより0.5〜1.5%低い優遇金利を適用する。 三菱東京UFJは19日から新築の場合は1.2%、リフォーム用の無担保ローンは0.5%を優遇。みずほは20日から新築の場合は1.0%、リフォーム用無担保ローンは1.5%優遇する。三井住友は19日から新築、リフォーム用無担保ローンともに1.2%優遇する。みずほと三井住友から融資を受けるには災害救助法適用の地域に住み、自治体が発行する被災証明書の提出が必要。 店舗に被害を受けて営業困難に陥った中小企業など法人向けも3銀行は低利融資を行う。

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2.全7基で想定超える揺れ=地震計データ、一部消失−柏崎刈羽原発・東電 ,時事通信
RV=25.2 2007/07/19 22:01
キーワード:ガル,想定

 東京電力は19日、柏崎刈羽原発に設置された地震計による新潟県中越沖地震の観測データを公表し、1号機から7号機までのすべての原子炉建屋で水平方向の揺れの加速度が設計時の想定を上回っていたことを明らかにした。 同社は16日、1、5、6号機のデータを公表。1号機が最大で680ガル(設計上の想定は273ガル)を記録していたが、19日に公表されたその他の号機でも、2号機で最大606ガル(同167ガル)を記録するなどすべての号機で設計時の想定を上回っていた。 また、同社は同日、地震観測計データの一部が消失していたと発表した。余震が続いたため、同原発に設置されている地震計のうち、旧型の63台が記録容量不足に陥ったためだが、容量の多い新型地震計の記録があるため、解析に支障は生じないとしている。 データの消失は今年3月の能登半島地震の際、北陸電力志賀原発1号機でも発生。東電は志賀1号機の事例を参考に来年度までに新型に交換する予定だった。 

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1.<中越沖地震>「災害時要援護者」の8割、連絡取れず 柏崎 ,毎日新聞
RV=42.3 2007/07/19 22:58
キーワード:個人,援護,保護,障害,体制,計画,一人暮らし,進む,早期,高齢

 新潟県中越沖地震で被災した柏崎市では、「災害時要援護者」のうち、一人暮らしの高齢者で連絡が取れていない人が8割に上っている。個人情報保護法などが障害になり、「支援計画」ができていなかったことが背景にある。災害発生時の早期救出に欠かせない体制づくりが自治体で進んでいない実態が、浮き彫りになった。

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1.地震データ消失、放射性物質まだ放出…原発ずさん対応続々,読売新聞
RV=30.3 2007/07/19 23:47
キーワード:電話,データ,トラブル,建屋

 新潟県中越沖地震に襲われた東京電力柏崎刈羽原子力発電所で、19日、地震計の記録消失や放射能漏れの継続などのトラブルが新たに判明した。 トラブルは計63件になった。一方、この日施設内を調査した政府の原子力安全委員会と経済産業省原子力安全・保安院は、消火活動などへの備えと対応が不十分だったと指摘、他原発の過去のトラブルの情報を生かしていないことも問題視しており、原子炉7基を抱える世界最大級の原子力発電施設に対し、大幅な防災体制の見直しを迫っている。 東京電力によると、柏崎刈羽原発の建屋や敷地内に設置した地震計97台のうち、旧式の63台のデータの一部を消失した。地震計は記録データを東京に随時、電話回線で伝送する仕組みになっていたが、地震直後は電話回線が混乱し、伝送を終える前に相次いだ余震でデータが上書きされた。本震発生後のデータが最長1時間半分消えた。

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2.「蒸し風呂」避難所ぐったり柏崎 猛暑対策に奔走 ,産経新聞
RV=24.4 2007/07/19 23:31
キーワード:暑い,健康,工事

 新潟県中越沖地震で被害がもっとも大きかった柏崎市では19日、気温が28.9度まで上昇、暑さを訴える避難住民が急増した。被災から4日目。「暑くてなかなか寝付けない」。市災害対策本部はエアコンの取り付けを急ぐなど、暑さ対策に奔走している。阪神淡路、中越、能登と、冷え込む季節の大震災が続いたが、今回は慣れない暑さ対策が急務となっている。 ■防げ熱中症 朝から28度を超す暑さに見舞われた柏崎市内の避難所では、高齢者らがぬれタオルを額に置いて横になるなど、一様にぐったりした様子。 市立柏崎小学校に避難中の鈴木ヒデノさん(78)は「昨晩は寝付けなかった。なかなか風呂に入れないから汗をかきたくないけど、あまりの暑さにガブガブ水ばかり飲んでしまう」。避難所では扇風機10台を設置していたが、19日には急遽(きゅうきょ)、30台以上を追加した。 柏崎小の避難所にはこの日、50センチ大の氷の柱約10本が運ばれた。氷は水を張った子供用プールに入れられ、ペットボトル入りの水を冷やすのに使われた。 約400人が避難した柏崎市荒浜の荒浜コミュニティセンターは、地震発生時から扇風機もエアコンも設置されておらず、窓から強い西日。高齢者らはうちわをあおぐ。 ■米国からの「お返し」 こうした中、シーファー米駐日大使から「ニューオーリンズの巨大ハリケーンのときは、日本のみなさんから多大な寄付をいただいた。今回はこちらが助ける番だ」と、米国から取り寄せたエアコン96台が柏崎市に寄付された。ただ、使用電圧の規格が国内と違い、設置工事は20日以降に延期された。 ■食中毒心配 市の災害対策本部は、熱中症と同時に、暑さによる食中毒の発生にも神経をとがらせる。提供された食品が、配布される前に賞味期限切れになるケースが出ているためだ。市商工振興課によると、全国から集まったおにぎりなどの支援物資はいったん市役所に集められ、賞味期限ごとに分別される。 市の担当者は「健康には代えられないので、もったいないと思わず期限切れのものは提出してほしい」。荒浜コミュニティセンターにつめる兵庫県立大の神崎初美准教授も「1人が傷んだものを食べて食中毒になれば、一気に広がり、大変なことになる」と注意を促している。

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3.柏崎刈羽原発問題で島根県が国に要望書 ,山陰中央新報
RV=22.7 2007/07/20 00:05
キーワード:島根,耐震,要望

新潟県中越沖地震に伴い、東京電力柏崎刈羽原発で基準を上回る地震動が検知され、変圧器の火災や放射性物質の漏えいなどが起きた問題で、中国電力島根原発が立地する島根県が十九日、経済産業省原子力安全・保安院に対し、原発の耐震安全性の確保を求める要望書を提出した。 要望書は溝口善兵衛知事名で、甘利明経産相あて。原発の耐震安全性を「原子力の安全な利用と、県民の信頼を確保するため極めて重要な問題」とし、「今回の地震で発生した諸事象を早急に検証し、耐震安全性の確保に万全を期してほしい」と国に求めている。 この日は、島根県の福田信夫総務部次長と川津充夫原子力安全対策室長が上京。要望書を受け取った保安院の上田英志企画調整課長は「現地に審議官を派遣しており、耐震安全性の確保に万全を期す」と答えた。 島根原発を抱える松江市など原発立地市町村でつくる全国原子力発電所所在市町村協議会も、近く経産省へ同様の申し入れを行う予定。

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1.30超す「災害医療チーム」が被災地入り、成果上げる ,読売新聞
RV=24.5 2007/07/20 00:38
キーワード:整備,出動,医師,応じる,医療,自主,チーム

 中越沖地震では、隣接県を中心に30を超す「災害派遣医療チーム(DMAT)」が現地入りした。 厚生労働省が2005年にチームの全国整備を始めて以来、初の本格的な地震災害の対応で、負傷者を迅速に振り分けて治療に当たるなど一定の成果を上げた。 DMATは医師、看護師、事務職の計5人で構成、48時間以内の初期医療を担う。全国の病院に298チームがあり、厚労省などの出動要請で9都県の24チームが発生翌日の17日朝までに現地に到着。ほかに約10チームが自主判断で出向いた。 刈羽郡総合病院(柏崎市)を拠点に、DMATは、次々に運び込まれる患者を、症状に応じて、治療の優先度を決める「トリアージ」で振り分け、治療に当たった。新潟、長岡市内の3病院にヘリコプターで搬送された重傷者5人にはメンバーの医師が付き添った。

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1.<中越沖地震>山古志でも被災の酪農家、懸命に牛を守る ,毎日新聞
RV=45.9 2007/07/20 03:12
キーワード:牛,暑い,山古志,五十嵐,夏

 新潟県中越沖地震の被災者の中には、3年前の中越地震でも過酷な体験をした人がいる。柏崎市に住む酪農組合の組合員、五十嵐英利さん(51)は当時、山古志村(現長岡市)で酪農を営んでいたが、30頭余りの牛を失った。再び地震に遭遇し、劣悪な環境の下で「もう二度と牛を死なせない」と心に誓っている。 五十嵐さんは16日午前10時過ぎ、牛を載せたトラックを同市の組合の牛舎に向かって走らせていた。激しい揺れに襲われ、とっさに「牛が動いたのか、それともパンクか」と思った。しかし、道路が壊れているのを見て地震と気付き、3年前の悪夢がよみがえった。「もうあんなつらい思いはしたくない」 五十嵐さんは旧山古志村の生まれ。「家は代々農家で、冬は出稼ぎ。酪農なら一年中収入がある」と思い、21歳の時、3000万円の借金をして牛舎を建てて、乳牛を買った。山古志で初めての酪農家だった。借金を返済できたのは40歳を過ぎてからだった。古里の素晴らしさを改めて感じ、「おれがこの村を守っていこう」と心に決めた。 しかし、04年10月23日の夕、すべてが崩れ去った。中越地震の激しい揺れで、牛舎の床のコンクリートが割れた。「バキバキ」という音が今も耳を離れない。ヘリコプターでの全村避難が決まり、34頭の乳牛を泣く泣く置いて村を出た。ロープをほどいて解放しておいたが、1カ月後に救出に戻ると、9頭が冷たくなっていた。20頭ほどを運び出したが、やせてしまい、結局、処分するしかなかった。残ったのは妊娠中の2頭だけだった。 その後、今の組合に就職し、家族全員で柏崎市に移り住んだ。生き残った2頭も連れて来て、組合の牛舎に入れた。 今回も牛舎に着くと、柱がずれ、壁は崩れていた。牛たちは無事だったが、電気、水道が止まっていた。扇風機がなければ牛たちが暑さで弱ってしまう。飲み水は最低1日約1トン必要だ。上司が手配した発電機を取り付け、井戸水を吸い上げるポンプを用意した。 午後、自宅に戻った。06年夏に新築した家は壁に小さなヒビが入っていた。翌朝の朝刊を広げると、見出しの「大きな被害」に続く文字が「山古志村」から「柏崎市」に変わっただけに見えた。3年前にタイムスリップしたような感覚に襲われた。 「今は牛のことしか頭にない。山古志で亡くした牛たちの分も、今の牛たちに愛情を注ぎたい」。地震後も1日も休まず、朝6時から夜9時過ぎまで牛の世話に追われる。食欲やフンの状態から体調の変化に気を付ける。地震後、乳の出が悪くなっていることが気がかりだ。47頭の1日の搾乳量は地震前は約1100キロだったのに、今は800〜900キロしかない。 「乳牛はとてもデリケートな動物。余震が続いていることも影響していると思う」と五十嵐さんは言う。電気は18日夕に復旧したが、断水は続いている。「井戸水がいつまでもつだろうか」。水道が回復するまで気が休まらない。 「山古志の牛はどれですか」と尋ねると、五十嵐さんは「私にとってはどれも同じようにかわいいですよ」と笑顔になりながら、一頭の牛の前に進んで「これです」と教えてくれた。そして、「山から一緒に苦労してきたな」と牛に優しく語りかけた。【佐藤賢二郎、写真も】

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2.<柏崎刈羽原発>原発持つ全電力、「地震時火災」の体制なし ,毎日新聞
RV=40.0 2007/07/20 03:07
キーワード:指針,想定,耐震,電力,トラブル

 新潟県中越沖地震により東京電力柏崎刈羽原発(同県柏崎市、刈羽村)で火災が起きたが、原発を持つ国内の電力会社すべて(10社)で、地震に伴って火災が発生した場合の具体的対応を定めていないことが19日、毎日新聞の調査で分かった。東電を含め多くの社は地震と火災で別々にマニュアルを作成していたが、東電は十分な対応ができず、鎮火まで約2時間かかっている。地震による火災発生への準備不足が浮き彫りになった。 国の指針は、原発火災について、原子力事業者に発生防止や影響軽減措置を求めている。調査では、自衛消防隊の有無▽地震に伴う火災発生時のマニュアルの有無▽地震に伴う火災時の訓練の有無――などを聞いた。 自衛消防隊は全社が組織していたが、地震に伴う火災への具体的な手順を定めたマニュアルを持つ社はなかった。各社は「地震と火災のマニュアルを関連付けて対応する」(中国電力)、「どんな火災でも自衛消防隊が初期消火にあたる」(日本原電)、「地震と火災が仮に同時に発生しても対応できる体制はある」(東北電力)と答えた。 しかし、東電の火災では、地震の混乱で消火に参加したのは4人にとどまり、地元の消防署の到着も遅れた。消防署は「出動要請が多く到着が遅れる。到着まで自衛消防隊で対応してほしい」と伝えたという。 調査によると、各社とも火災発生時に外部の消防隊が来ないケースは想定していない。地震に伴う火災に注目した訓練も、東電福島第2原発以外はしていなかった。 北海道電力は、地震による原発事故発生を想定した訓練すら未実施だった。「原発は十分な耐震性が確保されていることが前提で、地震による大きなトラブルや事故は発生しないことになっている。そうした訓練は想定しようがない」という。 東電の火災を受けた対応については、「地震による火災の初期消火態勢の徹底を社員や関連会社に通知した」(九州電力)「(東電の火災の)調査結果を踏まえて対応を検討したい」(関西電力)などと答えた。【まとめ・永山悦子】

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1.中越沖地震「被災者の力になる」 東松島市と女川町が職員派遣 ,河北新報
RV=108.7 2007/07/20 06:12
キーワード:義援金,保健,支部,募金,ボランティア,福祉,口座,日本赤十字社,法人,健康

 東松島市は19日、新潟県中越沖地震の被災地に保健師ら職員6人を派遣した。柏崎市の災害対策本部で21日まで復旧を支援する。女川町は、サンマのすり身など町内の企業が提供した物資を柏崎市と刈羽村に届けるため職員が出発した。 東松島市はさまざまな視点から支援するため、総務、企画政策、保健福祉、建設、産業環境の各部と教育委員会からそれぞれ職員1人を選んだ。2003年の宮城県連続地震で被災した経験を生かすとともに、将来発生が確実視される宮城沖地震への備えとして現地で情報を収集する。 市役所前であった出発式で、阿部秀保市長は「市民の代表として、被災者の力になってほしい」と激励した。職員の被災地派遣は能登半島地震に続き2回目。 女川町では、安住宣孝町長が「原発立地町として姉妹都市以上の関係がある。その気持ちを伝えてもらいたい」と話し、職員5人が乗ったマイクロバスを見送った。◎保育士ら10人美里町も派遣 新潟県中越沖地震の被災地を支援しようと美里町は19日、被災した柏崎市に保育士ら職員10人を派遣することを決めた。20日早朝に出発する。 内訳は保育士、保健師各2人、一般職員6人。被災した子どもの心のケアや高齢者の健康管理、復旧作業に協力する。 合併前の旧小牛田町が新潟県高柳町(現柏崎市)とイベントなどを介して親交があった。◎水など物資を柏崎市に発送 石巻市 石巻市は18日、新潟県中越沖地震で被災した柏崎市に救援物資を発送した。 市役所前であった出発式で、土井喜美夫市長は「市民の気持ちを届けてほしい。平穏な生活が1日も早く戻るよう、被災地の方々に伝えてほしい」と述べた。 救援物資はブルーシート500枚、毛布200枚、飲料水600本や粉ミルク250個、紙おむつなど。◎ボランティア先遣隊が出発 NPO法人 新潟県中越沖地震の被災地支援のため、NPO法人「みやぎ災害救援ボランティアセンター」の先遣隊が19日、現地へ出発した。22日まで必要な支援を調査する。 伊藤信一副会長ら3人が、2リットル飲料水720本、移動用のオフロードバイク2台を車両に積み込み出発した。 刈羽村を中心に集落を回り救援物資を届けるほか、どんな支援が必要かを住民に聞き取り調査する。 伊藤副会長は「支援の手が届きにくい地域を重点的に回る。宮城の団体として何ができるのかを見極めたい」と話した。 センターは先遣隊の報告を受け、ボランティアチームを派遣するかどうかを決める方針。◎被災地への義援金募集 県共同募金会 県共同募金会(飯岡絹子会長)は、新潟県中越沖地震の被災地に向けた義援金の募集を始めた。柏崎市、刈羽村など6市町村の被災者に送られる。 送金先は、口座名「社会福祉法人宮城県共同募金会 会長 飯岡絹子」、口座番号は七十七銀行県庁支店、普通預金0100897。連絡先は県共同募金会022(292)5001。◎義援金11万円贈る 泉松陵高の生徒会 新潟県中越沖地震の被災者支援で、泉松陵高(仙台市泉区)の生徒会は19日、義援金11万2917円を日本赤十字社県支部に贈った。 今月7日の文化祭に生徒や保護者が出店したバザー、リサイクルショップの収益金で、日赤新潟県支部を通して被災地の支援活動に役立てられる。

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1.中越沖地震 柏崎刈羽原発全7基 揺れ、設計値超す,産経新聞
RV=37.3 2007/07/20 08:00
キーワード:ガル,想定,放射

 新潟県中越沖地震で、東京電力柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)に設置してある地震計が観測した揺れの強さ(加速度)が1〜7号機すべてで設計値を上回っていたことが19日分かった。また、7号機で判明した主排気筒からの放射性物質の放出が少なくとも18日まで続いていたことが新たに分かった。 同社によると、1〜7号機の地震計が記録した揺れの強さは、いずれも東西方向の測定値で、1号機が680ガル(ガルは加速度の単位)▽2号機606ガル▽3号機384ガル▽4号機492ガル▽5号機442ガル▽6号機322ガル▽7号機356ガル−だった。2号機の設計時に想定した加速度は167ガルで、設計時に想定規模の約4倍に達していたことになる。 また、7号機での放射性物質の放出については、タービンの蒸気排風機が、運転手順に反し、原子炉停止後も稼働し続けていたため、タービン内の放射性物質を吸い出してしまったことが原因とみられることが判明した。18日午前11時ごろに蒸気排風機を止めたという。放射性物質の排出が止まったかどうかは、主排気筒の検査用フィルターの測定結果で判明するという。 経済産業省原子力安全・保安院によると、これまでに放出が確認された放射性物質の量は約4億ベクレル。極めて微量で環境や人への影響はないとしている。

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2.中越沖地震 原発トラブル63件に 地震計、本震データ消える,産経新聞
RV=31.0 2007/07/20 08:00
キーワード:想定,データ,トラブル,部品

 新潟県中越沖地震で、東京電力は19日、柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)のトラブルがさらに10件確認され、計63件になったと発表した。複数のプラントで使用済み燃料を保管するプール内で作業台が落下し、使用済み燃料貯蔵ラックの上に落下していたことも新たに分かった。 東電によれば、巡回して被害状況を確認する範囲の目視点検は同日で終えた。今後、原子炉の圧力容器など重要設備の詳細な点検に向け計画を策定するという。 使用済み燃料プール内で水中作業台の落下が見つかったのは4、6、7号機の3基。作業台は、プール内の部品を点検する際に、部品を一時的に引き上げて載せるためのもので、縦約0・7メートル、横3〜5メートル、重さは約200キロあるという。それぞれ使用済み燃料棒が約1500〜2100本保管されていた。 また、発電所内に2基ある重油タンク用の泡消火設備が、スイッチの損傷で使えないことも分かった。地震発生直後に重油タンクから出火した場合、初期消火が不可能だったことになる。 一方、同原発の全7基で当初の設計値を超える揺れを観測したが、所内に設置されていた地震計の3分の2で本震の記録が失われていたことが19日、同社の調べで分かった。「想定外」続きの地震から得られたはずの貴重な記録が、十分に生かされない恐れもある。 同社によると、発電所内に設置している地震計97台のうち63台で、中越沖地震の本震の記録が失われていたという。それぞれ本震から1時間前後の記録が記録媒体から欠落していた。 データを保存する記憶媒体のメモリー不足などから、本店にデータを伝送する前に、立て続けに発生した余震の記録を優先し、データが上書きされてしまったのが原因。ただ、揺れの最大値や、その後の余震の記録は残っており、同社は「観測記録の分析に問題はない」としている。 同じようなトラブルは、3月の能登半島地震でも、北陸電力志賀原発で起きていて、東電は今年から地震計の設備更新を行う計画だった。

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3.製造業6割停止 リケンなど柏崎で47社,産経新聞
RV=25.5 2007/07/20 07:51
キーワード:生産,酒造,部品

 新潟県中越沖地震で最も大きな被害を受けた柏崎市で、地元製造業の約6割が操業できない状態であることが19日、県の調査などで明らかになった。自動車部品メーカーのリケンも大きな被害を受け、大手自動車メーカーの生産に大きな影響を与えた。 県は地震後、同市を中心に周辺自治体の製造業を対象に、工場の被災状況を調査。19日午前9時の段階で、調査した299社のうち73社が全く操業できていないことが分かった。操業状況が50%未満は12社、100%未満は19社、100%は141社だった。31社は連絡が取れなかった。 操業が全く回復できていない業者が最も多かったのは柏崎市の47社(62%)で、刈羽村も6社中5社が操業不能だった。 特に被害が大きかったのは、自動車部品メーカーのリケン。エンジン部品のピストンリングなどで国内で高いシェアを持つ同社は、柏崎営業所と子会社の計9社と下請け11社で従業員は約2800人。売り上げも約1000億円に上る。リケンは今回の地震で工場内の設備が転倒するなどの被害を受けた。このため、部品を納入するトヨタ自動車や日産自動車、スズキ、富士重工業、三菱自動車工業が一部工場の生産停止を余儀なくされた。 このほか、柏崎市内の4酒造会社では水道が復旧していないため、瓶詰作業ができない状況になっている。

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1.生産休止 地場にも影響 中越沖地震 九州の自動車産業,西日本新聞
RV=69.1 2007/07/20 10:08
キーワード:生産,九州,部品,メーカー,福岡,社長

 新潟県中越沖地震で被災したエンジン部品などのメーカー、リケンの出荷が途絶えている影響は、九州の企業にも及んでいる。九州内では19日夕方から20日までに約4350台の車両生産が休止されるため、組立工場に部品を納入する1次部品メーカーなどが相次いで操業を停止。“在庫ゼロ”を目指すことで、効率化を追求してきた自動車産業の弱さを露呈した。■“在庫ゼロ”にもろさ 部品調達方法見直しも 「トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)とぴったり連動している」。ランプ生産の小糸九州(佐賀市)関係者は話す。同社は、トヨタ九州が19日夕方から生産を休止にしたのに合わせて工場の操業を停止。小糸九州の場合、通常は約2時間分の在庫しかもっておらず、地場2次メーカーに対し、20日は部品を納入しないよう通知。ただ、正確に受注に合わせられない地場の2次、3次メーカーは在庫を抱えざるを得なくなるという。 九州では、トヨタ九州とダイハツ九州(大分県中津市)の計約4350台の生産が20日まで休止。今後は休日操業などでカバーしていく。日産自動車九州工場(福岡県苅田町)は20日まで操業を続けるが、23日の休止を決定した。 地場企業への影響把握について行政も対応に追われ、大分県は19日、県内の関連13社に聞き取り調査を実施した。 自動車は3万点もの部品で構成されており、完成車メーカーだけで生産できず、部品メーカーとの分業で成り立っている。在庫を限りなく減らした適時適量の納入が部品メーカーには求められており「余分に生産しても保管しておく場所すらない」(アイシン九州)のが現状。完成車メーカーは今後、在庫や調達先の在り方について見直しを迫られそうだ。 19日は地場メーカーを育成する「トヨタ九州モノづくり研究会」が始動。トヨタ九州の雨沢政材特別顧問は、参加の地場幹部らに「地震で部品が止まったことは損だが、毎日在庫を抱えたままの方が損失が大きい」と、トヨタ生産方式の優位性を強調した。 新部品生産を19日発表したデンソー北九州製作所(北九州市)の柳生昌良社長は「北九州でつくる理由は(地震などの)リスク分散の一面がある」と述べた。=2007/07/20付西日本新聞朝刊=

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2.医師や看護師 真剣訓練 大規模災害を想定120人参加 患者の優先順位で議論も,西日本新聞
RV=41.0 2007/07/20 10:08
キーワード:九州,想定,データ,福岡

 大規模災害や事故時に殺到する負傷者に対応する訓練が18日夜、福岡市内で開かれた。2005年の福岡沖地震以降、同市救急病院協会が開いているもの。多数の死傷者が出る地震が新潟県を襲った直後だけに、「福岡も油断できない」と緊張感漂う訓練になった。 訓練は図上演習で行われ、福岡県の基幹災害拠点病院・九州医療センターや大学病院を含む25機関から医師や看護師ら約120人が参加。列車事故で多数の負傷者が出たとの想定で、室内に(1)事故現場(2)救護所(3)救急病院などを設置。それぞれに医師と看護師、事務職でつくる医療チームを配置し、負傷者に見立てた人形に添えたけがのデータを見ながら、どの患者の治療を優先するかの判断(トリアージ)を次々に下していった。 ただ、事故現場近くの救護所に患者が殺到し、軽傷の患者が重傷患者より先に搬送されるなど、一時、混乱。骨折患者の手術を促す看護師に、医師が「中越沖地震では重傷者は時間がたってから増えた。緊急でない手術は後回しだ」と反論し議論になる場面もあった。 訓練後、参加者からは「近くの病院との情報交換や連携を密にしたい」(看護師)「トリアージも難しいし、もともと入院している患者さんのケアも大変だ」(看護師)などの意見が出された。 指導に当たった小林良三・九州医療センター救急部長は「九州では、病院の枠を超えたこの種の訓練が不足している。模擬患者を使った大規模訓練も実施し、1人でも犠牲者を減らす努力が必要」と話している。=2007/07/20付西日本新聞朝刊=

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3.九州の自衛隊も給水支援で派遣,西日本新聞
RV=22.8 2007/07/20 10:08
キーワード:九州,福岡

 新潟県中越沖地震の災害派遣で、九州の自衛隊からも19日、給水支援のため同県柏崎市に向け各部隊が派遣された。 陸上自衛隊西部方面隊(総監部・熊本市)は、第四後方支援連隊(福岡県春日市)や第八後方支援連隊(熊本市)などで給水支援隊を編成。給水車5台、隊員45人が福岡駐屯地(春日市)を出発した。 航空自衛隊西部航空方面隊(司令部・春日市)も、第五高射隊(同県芦屋町)や第七高射隊(同県築上町)などから、給水車5台、隊員29人を派遣。陸自、空自の両支援隊とも、20日午後に柏崎市に到着する予定という。=2007/07/20付西日本新聞朝刊=

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1.中越沖地震:県など、柏崎に職員派遣 被災建築物危険度判定士ら29人 /岐阜,毎日新聞
RV=55.7 2007/07/20 11:01
キーワード:相談,判定,保健

 新潟県中越沖地震の発生を受け、岐阜県と県内自治体は被害の大きい新潟県柏崎市に向け19日、被災建築物応急危険度判定士と水道職員計20人を派遣した。 派遣期間は危険度判定士が21日まで、水道管調査は25日まで。また、県と岐阜市は被災者の健康相談などにあたる保健師計9人を20日から順次派遣する。 全国被災建築物応急危険度判定協議会からの要請で派遣される危険度判定士は県職員8人、岐阜市4人、大垣市2人、各務原市1人、多治見市1人。倒壊家屋の危険度を判定し第2次災害の防止に努める。 また、中部地区9県で結ぶ災害時相互応援に関する協定に基づいて岐阜市と高山市は、水道管の早期復旧に向けた漏水調査を実施するための職員各2人を派遣した。 高山市では19日、土野守市長が「余震も心配されるので、十分気をつけて頑張って」と激励。派遣される市国府支所基盤整備課の都竹隆司主査は「一日も早く水の供給ができるよう、1カ所でも多く漏水個所を発見したい」と語っていた。【佐野裕、奈良正臣】7月20日朝刊

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2.中越沖地震:県泉松陵高の生徒が文化祭収益金寄付 被災地復興願い /宮城,毎日新聞
RV=47.6 2007/07/20 12:01
キーワード:相談,保健,支部

 新潟県中越沖地震の被災地の復興を願い、県泉松陵高(大橋俊夫校長)の生徒が19日、日本赤十字社県支部を訪れ、文化祭の収益金11万2917円を全額寄付した。一方、仙台市が同日、被災地に新たに保健師ら4人を派遣するなど、支援の輪が広がっている。 県泉松陵高は毎年、文化祭収益金を社会福祉事業や災害復興に寄付している。実行委員長を務めた江花裕樹さん(3年)は被災状況を報道で知り、7日開催の文化祭で生徒らが出店した模擬店やバザーの収入を被災地に送ることを決めた。江花さんは「新潟は祖父の地元で小学生のころはよく遊びに行った。早く復興してほしい」と話した。 仙台市はこの日、避難住民の健康相談活動や心のケア対策などを行う保健師2人と健康福祉局職員2人を派遣した。一方で、発生日の16日から現地で、ヘリコプターの運航を管理して情報収集や医療チームの搬送などを行った同市消防局の消防隊員5人が19日、仙台に戻り、岩崎恵美子副市長に活動内容を報告した。【比嘉洋】7月20日朝刊

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3.中越沖地震:県、被災地支援の対策会議事務局を設置 /福島,毎日新聞
RV=35.2 2007/07/20 13:04
キーワード:相談,保健

 県は19日、新潟県中越沖地震の被災地支援に迅速に対応するため「支援対策会議事務局」を設置した。災害対策グループ職員ら7人が、派遣要員の取りまとめなどに当たる。 県は既に食料や医療チームを送っており、19日は新たに、2次災害防止のため土木部の技術職員3人を長岡市に、避難所での衛生対策や健康相談のため、保健師ら5人の保健福祉部職員を柏崎市に派遣。同市には20日、会津総合病院の医師ら4人も現地入りする。 県によると、新潟県からは主に、マンパワーを要請されているという。県災害対策グループの五十嵐孝雄参事は「今後は被災者の心のケアや家屋を復旧させる技術者などが必要になるはず。要請が予想される部の職員に事前に打診し、即座に対応できる準備を整える」と話した。【今村茜】7月20日朝刊

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1.中越沖地震:小中生グループが義援金 日赤県支部に3万円を寄託−−大津 /滋賀,毎日新聞
RV=70.9 2007/07/20 16:02
キーワード:義援金,支部,ボランティア,日本赤十字社,受け付ける,日吉

 ◇「生活に役立てて」 新潟県中越沖地震の被災者のために、大津市の日吉学区の小中学校の児童・生徒で作る「日吉子どもサミット」の子どもたちが19日、日本赤十字社県支部(大津市京町4)を訪れ、義援金3万円を寄託した。 このグループは、▽日吉中▽比叡山中▽下阪本小▽日吉台小▽雄琴小▽坂本小――がボランティア活動で交流し、地域に貢献するために結成。アルミ缶を回収し、収益金の寄付を行ってきた。昨年のジャワ島中部地震でも災害義援金を日赤県支部に寄託している。 この日は日吉中の生徒4人、坂本小の児童5人が日赤を訪れ、義援金を渡した。同中3年の中山千加良さん(14)が「被災した人たちの生活に役立てて下さい」と話し、村井達・事務局長は「皆さんの気持ちを大切に有意に使います」と答えた。日赤県支部は同地震の義援金は来年1月16日まで、熊本の大雨被害の義援金は来月10日まで、それぞれ受け付ける。 ◇県も見舞金 一方、県も19日、新潟県に見舞金50万円を贈ることを決めた。23日に同県大阪事務所に届ける予定。【服部正法】7月20日朝刊

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2.中越沖地震:義援金口座を開設−−日赤県支部 /高知,毎日新聞
RV=67.0 2007/07/20 15:01
キーワード:義援金,支部,口座,日本赤十字社,高知,受け付ける

 日本赤十字社県支部は新潟県中越沖地震被災者への義援金を受け付ける口座を開設し、募集を始めた。また、県青年赤十字奉仕団(山本祥子代表)は義援金集めのためのチャリティーたこ焼き屋台を21日午前11時から高知市横浜のファミリーマート高知横浜店駐車場にを出す。 義援金の受け付け期間は来年1月16日まで。通信欄に「新潟中越沖地震」と明記。問い合わせは同県支部(088・872・6295)。 口座番号などは、▽郵便振替=00510―5―26▽四国銀行県庁支店=普通0384749▽高知銀行本町支店=普通0393437▽高知信用金庫本店=普通0339529▽幡多信用金庫高知支店=普通0108128▽四国労働金庫高知支店=普通3145917▽県信用農業協同組合連合会本所=普通6180490(口座名は郵便振替が「日本赤十字社新潟県支部」、高知銀行が「日本赤十字社高知県支部支部長 橋本大二郎」、他は「日本赤十字社高知県支部義援金支部長 橋本大二郎」)7月20日朝刊

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3.中越沖地震:県、被災地に建築技師4人を増派 /鳥取,毎日新聞
RV=27.5 2007/07/20 15:01
キーワード:判定,建築

 新潟県中越沖地震の被災地に建築技師を派遣している県は19日、さらに4人の建築技師を派遣することを決めた。 県防災危機管理課によると、県職員が現地の災害対策本部に入ったところ、被災家屋の危険度を判定する職員が足らないことが分かり、新潟県側から派遣職員の追加要請を受けたという。活動期間は21〜23日の3日間。【山下貴史】7月20日朝刊

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1.新潟の被災者へ義援金募集  長浜市社会福祉協議会,京都新聞
RV=70.4 2007/07/20 18:49
キーワード:義援金,募金,ボランティア,福祉,口座

 滋賀県の長浜市社会福祉協議会は、新潟県中越沖地震の被災者支援の義援金を社協事務局と浅井、びわの両支所で受け付けている。 受け付けは来年1月16日までで、郵便局から送金する場合の口座番号とあて先は「00580−1−23新潟県共同募金会」。 また、市ボランティア連絡協議会は今月26日まで、市内10カ所で街頭募金活動を行う。

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2.中越沖地震 山古志でも被災の酪農家、懸命に牛を守る,毎日新聞
RV=66.6 2007/07/20 17:09
キーワード:牛,暑い,山古志,牛舎

 新潟県中越沖地震の被災者の中には、3年前の中越地震でも過酷な体験をした人がいる。柏崎市に住む酪農組合の組合員、五十嵐英利さん(51)は当時、山古志村(現長岡市)で酪農を営んでいたが、30頭余りの牛を失った。再び地震に遭遇し、劣悪な環境の下で「もう二度と牛を死なせない」と心に誓っている。 五十嵐さんは16日午前10時過ぎ、牛を載せたトラックを同市の組合の牛舎に向かって走らせていた。激しい揺れに襲われ、とっさに「牛が動いたのか、それともパンクか」と思った。しかし、道路が壊れているのを見て地震と気付き、3年前の悪夢がよみがえった。「もうあんなつらい思いはしたくない」 五十嵐さんは旧山古志村の生まれ。「家は代々農家で、冬は出稼ぎ。酪農なら一年中収入がある」と思い、21歳の時、3000万円の借金をして牛舎を建てて、乳牛を買った。山古志で初めての酪農家だった。借金を返済できたのは40歳を過ぎてからだった。古里の素晴らしさを改めて感じ、「おれがこの村を守っていこう」と心に決めた。 しかし、04年10月23日の夕、すべてが崩れ去った。中越地震の激しい揺れで、牛舎の床のコンクリートが割れた。「バキバキ」という音が今も耳を離れない。ヘリコプターでの全村避難が決まり、34頭の乳牛を泣く泣く置いて村を出た。ロープをほどいて解放しておいたが、1カ月後に救出に戻ると、9頭が冷たくなっていた。20頭ほどを運び出したが、やせてしまい、結局、処分するしかなかった。残ったのは妊娠中の2頭だけだった。 その後、今の組合に就職し、家族全員で柏崎市に移り住んだ。生き残った2頭も連れて来て、組合の牛舎に入れた。 今回も牛舎に着くと、柱がずれ、壁は崩れていた。牛たちは無事だったが、電気、水道が止まっていた。扇風機がなければ牛たちが暑さで弱ってしまう。飲み水は最低1日約1トン必要だ。上司が手配した発電機を取り付け、井戸水を吸い上げるポンプを用意した。 午後、自宅に戻った。06年夏に新築した家は壁に小さなヒビが入っていた。翌朝の朝刊を広げると、見出しの「大きな被害」に続く文字が「山古志村」から「柏崎市」に変わっただけに見えた。3年前にタイムスリップしたような感覚に襲われた。 「今は牛のことしか頭にない。山古志で亡くした牛たちの分も、今の牛たちに愛情を注ぎたい」。地震後も1日も休まず、朝6時から夜9時過ぎまで牛の世話に追われる。食欲やフンの状態から体調の変化に気を付ける。地震後、乳の出が悪くなっていることが気がかりだ。47頭の1日の搾乳量は地震前は約1100キロだったのに、今は800〜900キロしかない。 「乳牛はとてもデリケートな動物。余震が続いていることも影響していると思う」と五十嵐さんは言う。電気は18日夕に復旧したが、断水は続いている。「井戸水がいつまでもつだろうか」。水道が回復するまで気が休まらない。 「山古志の牛はどれですか」と尋ねると、五十嵐さんは「私にとってはどれも同じようにかわいいですよ」と笑顔になりながら、一頭の牛の前に進んで「これです」と教えてくれた。そして、「山から一緒に苦労してきたな」と牛に優しく語りかけた。【佐藤賢二郎、写真も】

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3.中越沖地震:義援金受け付け、募金箱…被災者支援が本格化−−県内各団体 /佐賀,毎日新聞
RV=57.7 2007/07/20 17:02
キーワード:義援金,募金,福祉,口座

 新潟県中越沖地震の被災者支援をしようと、県内の各団体が義援金を募っている。 県共同募金会(佐賀市、指山弘養会長)は19日、義援金の受け付けを発表した。 同会事務局のほか、各市町の社会福祉協議会でも受け付ける。新潟県共同募金会の口座(郵便局00580・1・23)への振り替えもできる(通信欄に「平成19年新潟県中越沖地震」と明記)。 一方、鳥栖市役所にも日本赤十字社と市社会福祉協議会が募金箱を設置した。同市内の公民館などにも設置するほか、学校や商工会、老人クラブなどに小型の募金箱100個を配布する。 唐津市役所玄関ホールにも日本赤十字社の募金箱が設置されている。 問い合わせは▽鳥栖市社会福祉協議会(0942・85・3555)▽県共同募金会(0952・23・4996)。7月20日朝刊

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1.新潟市などからもバス運行=ボランティア向け、被災地へ,時事通信
RV=37.2 2007/07/20 22:00
キーワード:ボランティア,バス,電話,受け付ける

 新潟県は21日から、中越沖地震で被害が集中した柏崎市など3市町村に向け、新潟市などから災害ボランティアバスを運行する。専用電話を設置して希望者を受け付け、1日最大約700人を運ぶ予定。 車で現地入りするボランティアによる交通渋滞を防ぐのが狙いで、柏崎市も今週末、近くの高速出口と市内を結ぶシャトルバスを運行する。 

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1.県内メーカーにも影響 中越沖地震で自動車部品会社被災 ,山形新聞
RV=60.3 2007/07/20 22:27
キーワード:生産,部品,休止,メーカー

 新潟県中越沖地震で自動車部品メーカーが被災、国内の全自動車メーカーが生産休止に追い込まれたことで、県内の自動車部品メーカーの生産活動にも部品納入の休止など、影響が出始めている。自動車関連は好調な輸出を背景に生産が活発で、県内製造業のけん引役としても期待されているだけに、業界からは影響の長期化を懸念する声も出ている。 寒河江市の企業は、一部の部品納入について、休止するよう指示が入り、出荷を見合わせている。勤務編成を変更せざるを得ないなど、生産活動にも支障を来している。再開のめどが立っていないメーカーもあり、担当者は「状況が動いているので、瞬時に対応していくしかない」 大石田町の企業は、現時点で納入休止の連絡はないものの、「これからじわじわと影響が出てくるかもしれない。多少の生産調整はありそうだ。生産が活発な時期だっただけに心配だ」という。 上山市の企業は、20日に限って納入ストップの指示があった。今のところ、大きな影響はないが、「今後、生産調整の可能性もあるかもしれない」と懸念する。 製造業の振興を狙って自動車関連産業の育成に乗り出している県は20日、各企業に対し、聞き取り調査を行った。それによると、自動車メーカーからの情報が錯綜(さくそう)して、詳細把握に努めている企業、さらには納品が完全に休止、再開について取引先からの連絡を待っている企業もある。 ほかに、自動車関連企業以外にも、庄内地域の製造業者では、物流面で一部影響が出ている。 酒田市の半導体関連企業は、北陸道を一般道に迂回(うかい)し、生活用品関連の企業は関西圏の取引先への輸送を鉄道コンテナからトラックに切り替えた。 鶴岡市の化学関連企業は、名古屋、関西方面への出荷はJR貨物を利用しているため、東京方面を経由するルートに迂回して対応。新潟−富山間のトラック代行輸送も行っている。

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2.全世帯に保健師ら訪問=地震被害の柏崎市 ,時事通信
RV=31.6 2007/07/21 00:31
キーワード:保健,福祉,介護

 新潟県は20日、保健師などが柏崎市全世帯を対象に訪問ローラー作戦を展開すると発表した。早ければ来週中にも保健師や介護福祉士などの専門職が市内全世帯を訪問し、被災者の心身の健康状態やケアの必要性などについて確認する。対象戸数は約2万戸以上になる見込み。 

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3.島根原発の消火体制を国へ報告 ,山陰中央新報
RV=26.6 2007/07/21 00:06
キーワード:自衛,島根,処理

新潟県中越沖地震に伴う東京電力柏崎刈羽原発の火災で、経済産業省原子力安全・保安院の指示を受け、松江市鹿島町の島根原発の消火体制を点検していた中国電力は20日、報告書を保安院と島根県、松江市へ提出した。従来の社内ルールを点検、確認した内容で、中電はあらためて関係者への周知徹底を図った。 報告書によると、初期消火は、平日昼間は火災発見者と当直員3人、3班計34人の社員で編成する自衛消防隊が担当。夜間・休日は発見者と当直員3人が消火にあたり、必要に応じて自衛消防隊員を呼び出す。 また、大規模な地震で消火栓が使用できない場合、3台の動力消火ポンプ設備を使い、初期消火に対応する。 社内ルールは、1号機が営業運転を開始した1974年に制定。自衛消防隊は2004年8月、廃棄物処理建物のランドリー室で出火した際に出動している。

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1.<中越沖地震>短期施設に高齢者が集中、定員超過 柏崎市 ,毎日新聞
RV=33.4 2007/07/21 03:04
キーワード:介護,福祉,援護,受け入れる

 新潟県中越沖地震で被害が大きかった同県柏崎市で、一般の避難所暮らしに耐えられない要介護の高齢者が地元の短期入所施設に集中し、定員を大幅に超過する事態になっていることが分かった。定員の3倍という施設もあり、高齢者が廊下にベッドを並べて寝て、職員も人手不足から夜勤のローテーションが組めない状態という。被災地では、避難所生活の長期化による要介護者の増加が懸念されている。 同市は地震後、市内の特養ホーム併設型7施設などで緊急受け入れを実施。20日現在、7施設で総定員を145人も超える高齢者315人が生活している。 同市北園町の特養ホーム「しおかぜ荘」(短期入所定員20人)では70人が暮らす。デイサービスに使っている1階フロアには1メートルもない間隔でベッド33床が並び、ベッドは廊下にもはみ出している。 職員は食事や排せつの介護で手いっぱいで、本来行っているリハビリなどは全くできていない。受け入れが緊急だったため被災者の持病なども把握できず、職員の疲労も限界に達しており、田中哲男理事長は「まるで野戦病院」と話す。 地震当日の16日に緊急入所した同市新花町の外山辰治さん(78)は脳梗塞(こうそく)の後遺症で車いす生活を送っている。自宅は大きな棚がいくつも倒れて住めず、妻ハルエさん(82)は1人で避難所にいる。2人は地震から3日目に再会したが、外山さんは「早く帰りたい」と涙で訴えた。 市内の別の施設「なごみ荘」でも16日には硬い床にカーペットを敷き、受け入れた高齢者に寝てもらったという。 このため、市は19日から小学校の空き教室に簡易ベッド30床を運び込み、市内4カ所で福祉避難所を開設。県は新潟、妙高市など周辺8市町村の旅館やホテルに障害者を含む要援護者の受け入れを要請した。県老人福祉施設協議会も周辺自治体の施設に30人の派遣を要請。ヘルパーなどの募集も始めるなど、対応に追われている。 柏崎市介護高齢課の担当者は「地震があれば避難所で暮らせない高齢者が出ることは分かっていたが、対策を立てるために全体数を把握する前に人数があふれてしまった。今はその対応に手一杯の状態」と話している。【岡田英】

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2.原発の消火体制不十分、化学消防車配備は5社のみ ,読売新聞
RV=32.5 2007/07/21 03:06
キーワード:自衛,電力,処理,計画

 新潟県中越沖地震に直撃された東京電力柏崎刈羽原子力発電所で火災が発生した問題を受け、原発など原子力施設を保有する国内11社が20日、施設内の消火設備や連絡体制に関する緊急調査書を経済産業省原子力安全・保安院に提出した。 油火災に対応できる化学消防車や消防署への専用回線を設けているのは一部にとどまり、国内原発の消防体制が十分でない実態が浮かび上がった。 経産省は各社に、自衛消防体制の強化と迅速な連絡体制の整備などを指示。改善計画を26日までに提出するよう求めた。 この日報告したのは、原発を保有する電力10社と、ウラン濃縮施設や使用済み燃料再処理施設を抱える日本原燃(青森県)。東電は柏崎刈羽原発の分だけしかまとめていない。

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1.みやぎ発展税導入 「政治生命懸け導入」村井知事一問一答,河北新報
RV=64.4 2007/07/21 06:13
キーワード:生産,企業,選挙,自分,震災,届く,悪い,村井,しれる,振興

 村井嘉浩宮城県知事が「みやぎ発展税」の導入を発表した20日の記者会見での主なやりとりは次の通り。 ―経済界に反対の声がある。 「増税となる企業にとっては直接的な利点は少ないかもしれないが、新税は産業振興に充てる」 ―職員人件費は削減しないのか。 「本年度から給与構造改革を実施し、職員給与は今後5年上がらない」 ―税収の使途を詳しく示すべきではないか。 「企業に納得してもらうため、大きな枠組みは示した。あまり細かい使途を示すと使いづらい。柔軟に使えるようにしておくことも大切だ」 「新潟県中越沖地震の影響で自動車生産がストップしたように、災害は産業にも打撃を与える。新税で震災対策を行うことは大切だ」 ―理解は得られるか。 「分からない。厳しい意見も届いている。誠意を持って宮城県にとって必要ということを話す」 ―経済界には選挙で知事を支援した人もいる。 「わたしを育ててくれた人たちに増税を強いるのは断腸の思い。だが、導入しないと県内総生産10兆円の目標は達成できない。政治生命をかけての導入だ。わたしから離れる人もいると思う」 「慎重に、という声が多く、導入すべきだという人の方が少なかった。『2期目の選挙公約に』という声もあったが、時間がない。もう2年過ぎた。あえて火中のクリを拾う選択をした。正直、要領が悪いと思うが、宮城のために必要。誠心誠意自分の考えを訴える」

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1.「水確保が重要」 被災地派遣の職員ら帰静 ,産経新聞
RV=57.7 2007/07/21 07:51
キーワード:判定,募金,ボランティア,法人

 新潟県中越沖地震の発生から5日目の20日、直後から現地入りしていたボランティアや自治体職員らが相次いで帰静し、現地の様子や、東海地震に向けて得た教訓を報告した。 柏崎市での給水活動支援で現地入りし20日、帰静した静岡市水道部の第1次支援チーム3人は同日、記者会見し、「いつもは蛇口をひねれば水が当たり前のように出るが、普段からの水の備えが大切」と災害時の水の重要性を強調した。 現地入りしていたのは同部の滝戸一憲さん(38)、由比藤登さん(46)、松下義弘さん(26)。 発生翌日の17日、4トン給水車で現地入りし、同市内4カ所の避難所の給水タンクへの水の補充や、新潟市と共同で病院に設置された受水槽への給水作業などを行った。 避難所の1つでは、給水車に、ペットボトルやポリタンクを持った被災者約100人がならんだといい、「ライフラインの中で、水が一番重要だと実感した」(松下さん)という。 活動中、全国の自治体からの支援チームへの指示が円滑に行われなかったケースがあったといい、滝戸さんは「静岡で地震が発生した場合には、応援に来た人たちへの指示連絡態勢をしっかりしなければならない」と述べた。 3人は19日まで活動し2次チームと交代した。 また、静岡市では20日、被災地の下水道被害調査の支援のため、下水道部の職員4人の派遣を決定。県などは建物の危険度を判定する応急危険度判定士の資格を持つ職員計14人を追加派遣することを決めた。                   ◇ 柏崎市と刈羽村で現地のボランティア活動を調査していたNPO法人(特定非営利活動法人)「県ボランティア協会」の鳥羽茂事務局長(49)も20日、県庁で2日間の調査結果を報告した。 17日夜に現地入りした鳥羽氏は、柏崎市と刈羽村の社会福祉協議会が設置した活動拠点「災害ボランティアセンター」の設置運営状況を調査した。両市村とも社協職員が少なく、周辺の社協や外部関係者と合同でセンターを開設。「異なる組織が集まって運営するため、初期段階での合意形成の過程や意思統一の明示化の重要性を感じた」と指摘する。 行政やボランティアセンターを通さず、独自に活動する個人や団体が、行政が危険と指定した家屋の解体作業などに従事している実情を紹介。「本当は危険だが、災害初期の被災者個々人のニーズを満たしてくれているのは確か」と述べた。 鳥羽氏は「東海地震が起きた際も、広域的な連携が必要になるはずで、多くの課題が見つかった」と話した。 同協会では、新潟県災害ボランティア基金などに寄付するための募金を呼びかけている。所定の口座に振り込むか、協会事務局窓口でも受け付ける。問い合わせは同協会(電)054・255・7357。8月31日まで。

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2.中越沖地震 新潟県へ県など見舞金 ,産経新聞
RV=49.5 2007/07/21 07:51
キーワード:義援金,募金,支部

 新潟県中越沖地震の被災者への支援として、県は20日、新潟県に被災見舞金50万円を贈ると発表した。25日に東京事務所を通じて、新潟県に贈呈する予定。広島市も同県に50万円、被爆者援護でつながりが深い同県十日町市に20万円を贈ることにしている。 十日町市は広島市に対し、原水爆禁止十日町市協議会が長年、被爆者援護のための寄付や8月6日の平和記念式典への出席を続けている。 また、市民からの義援金も、市役所や各区役所で受け付けを開始。集まった義援金は日本赤十字社県支部を通じて被災地に贈られる。 一方、呉市も、市庁舎と17の市民センターなど計19カ所に募金箱を設置した。当面8月3日まで設置し、集まった義援金は日赤呉市地区長に寄託する。同市は、平成11年6月の集中豪雨や13年3月の芸予地震で被害を受けた際、全国から多くの義援金を受けている。

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3.初の週末、ボランティアバスで輸送 中越沖地震 ,産経新聞
RV=25.4 2007/07/21 07:51
キーワード:ボランティア,バス

 県は、新潟県中越沖地震発生後、初の週末となる21、22の両日、貸し切りバスで、柏崎市などの被災地に入る災害ボランティアを輸送する。マイカーでの被災地乗り入れで交通渋滞になるのを防ぐのが狙い。 県によると、大型バス(43人乗り)14台を運行。新潟市・東北電力ビッグスワン駐車場から午前7時(8台)▽長岡駅東口から午前8時(3台)と同9時(2台)▽直江津駅南口から午前8時(1台)−に、それぞれ柏崎市、刈羽村、出雲崎町に向けて出発する。帰りも各自治体のボランティアセンターから貸し切りバスで戻る。 23〜27日も新潟市から3台、長岡市から2台の災害ボランティアバスを運行する。派遣先での主な活動内容は家屋の片づけや避難所の環境整備など。被災地での受け入れは約700人が限度のため、参加できない場合もある。 参加申込は県災害対策本部の専用電話(電)025・285・7775、7787、7793。受付は午前9時〜午後8時。

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1.中越沖地震:県、9月初旬まで保健師を派遣 議会は義援金 /三重 ,毎日新聞
RV=81.9 2007/07/21 11:01
キーワード:相談,義援金,判定,保健

 新潟県中越沖地震の被災住民支援のため、県は20日から、同県柏崎市に保健師の派遣を始めた。県内各保健所などに勤務する保健師2人と連絡調整係の県健康福祉部職員1人の計3人がチームを組み、計15チームが3泊4日ずつ交代で9月初旬まで支援活動を行う。 第1陣は20日午前7時半に県庁を出発し、同日午後に現地に到着した。被災住民の健康相談や健康チェック、避難所の衛生対策、高齢者宅への訪問活動などを行う。 同県は19日から被災建築物応急危険度判定士の資格を持つ県・市の職員20人も21日までの予定で派遣しているが、国土交通省から追加派遣の要請があり、新たに14人を21〜23日の3日間、現地に派遣することを決めた。 一方、同地震の被災者に対し県議会は義援金として計20万円を贈ることを決めた。全県議51人がポケットマネーで負担し、全国都道府県議会議長会出席のために上京する岩名秀樹議長が、23日に新潟県東京事務所を訪問して手渡す。県議会は、04年10月に発生した新潟県中越地震の際も被災者に義援金を贈っている。【田中功一】〔三重版〕7月21日朝刊

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2.中越沖地震:大崎市職員ら、被災地へ派遣 栗原市も支援物資輸送 /宮城 ,毎日新聞
RV=80.9 2007/07/21 12:01
キーワード:相談,生産,ボランティア,保健

 大崎市は20日、新潟県中越沖地震被災地の柏崎市に市職員ら10人の災害復旧支援ボランティア部隊を派遣した。保健師2人、一般行政職6人と市社会福祉協議会職員2人で、避難所での健康、生活相談や支援物資の整理・配送に当たる。備蓄していた非常食アルファ米2000食と2リットル入り飲料水300本、毛布200枚の物資も送る。 栗原市は地元企業が生産するミネラルウオーター500ミリリットル入りペットボトル2万本の提供を受け、20日、10トン車で柏崎市に輸送した。先遣隊として同市危機管理官ら職員4人が19日、現地入りしている。【小原博人】7月21日朝刊

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3.中越沖地震:県が被災者支援、保健師を派遣 /秋田 ,毎日新聞
RV=55.7 2007/07/21 12:02
キーワード:相談,暑い,保健

 新潟県中越沖地震の被災者支援のため、県は20日、県健康推進課と県内8保健所の保健師を交代で新潟県柏崎市へ派遣することを決めた。第1陣の3人は同日出発し、以後は来月30日までの間、2〜3人が1週間交代で延べ18人を派遣する方針。避難所での生活を余儀なくされている人たちの中には真夏の暑さや心労で体調を崩している人も多く、保健師らは健康相談や心のケアなどの活動にあたるという。【百武信幸】7月21日朝刊

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1.志賀原発:北陸電、消防・連絡体制を確認して報告 /石川 ,毎日新聞
RV=36.5 2007/07/21 16:01
キーワード:自衛,訓練,電力

 新潟県中越沖地震で、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市・刈羽村)で火災や微量の放射能漏れが発生したことを受け、北陸電力(本店・富山市)は20日、志賀原発(石川県志賀町)内の消防体制や放射能漏れ事故の連絡体制を確認し、原子力安全・保安院に報告した。 16日に保安院が各電力会社に再点検を指示していた。報告書によると、志賀原発内には初期消火班40人を含む職員230人で構成する自衛消防組織がある。北陸電は中越沖地震後に、初期消火体制の周知を行ったほか、放射能漏れ事故が起きた際の連絡体制については永原功社長も参加して訓練を実施したという。 一方、石川県は19日、北陸電に対し志賀原発の消防体制などの危機管理体制を確認するよう申し入れていた。【八田浩輔】7月21日朝刊

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2.<花火大会>選挙ずれ混乱 大幅延期や荒天中止も  ,毎日新聞
RV=34.7 2007/07/21 14:16
キーワード:花火,投票

 参院選の投票日が当初予定より1週間ずれて29日になったため、各地の花火大会が日程変更を強いられている。天気次第では大会自体が中止になったり、スポンサーとの契約に支障が出るところも。各地の状況は――。【野島康祐、遠藤拓】 日程変更には大きく分けて2種類ある。(1)投票日と重なったため花火大会の日程を変える(2)投票前日の28日と花火大会が重なり、荒天の場合は29日に順延できずに中止する――だ。(1)には8月26日に延期した宮崎県延岡市など(2)には東京の隅田川や千葉県浦安市などがある。一方、新潟県燕市の燕大花火大会は当初29日の予定だったが、新潟県中越沖地震の影響で8月26日に延期した。 毎年100万人規模の人出でにぎわう隅田川花火大会の場合、東京都と地元4区などで組織する大会実行委員会は28日が荒天の場合、29日に順延せず、開催そのものを見送ることに決めた。 今年は過去最高となる2万2000発の打ち上げを予定し、1口5000円の市民協賛(2050口)や企業スポンサーから寄付金を集めた。荒天中止の場合、協賛金は返還しないが、寄付金も返還するかどうかまではまだ決まっていない。 市民協賛は河畔でいすに座って花火を見られる特典付き。「天候にかかわらず、見物席の設営準備で費用が発生する」(実行委)というのが理由。ただ企業の寄付金を返還した場合は市民の反発が予想され、返還しなかった場合はスポンサーとの信用問題に波及する。 実行委は「これまで大会を中止したことがなかったので、お金の問題は細かく詰めていなかった。そもそも最初は荒天中止のつもりもなかった」と戸惑いを隠せない。◆日程変更も 2007年にちなみ、2万7発を打ち上げる「関東一小山の花火」(栃木県小山市)は、当初29日の予定を30日に延期した。会場に近い投票所の白鴎大学が立ち入り禁止区域となることや、開票所の県南体育館が花火大会の来場者用駐車場となり、渋滞で投票箱の運び込みに支障が出ることを考慮した。日程をずらしたことで有料観覧席のキャンセルも相次いだが、最終的には平年並みの売れ行きという。 狩野川花火大会(静岡県沼津市)は当初の予定通り、28、29の両日で約9000発を打ち上げるが、29日は市職員が実行委員会と選挙事務の両方をこなすため、通常は選挙事務をしない管理職や女性職員も動員する。「桟敷席の申し込みも済んでおり、延期は考えられなかった」という。◆花火師は 一方、花火師にとっても、大会中止は歓迎できる話ではない。業界団体の日本煙火協会(加盟360社)によると、中止になった場合は花火玉を壊して火薬を取り出し、再利用することになる。 その際の費用は契約上、主催者側が負担することが多いが、花火師のプライドは別問題だ。協会の広報担当者は「常に天気のリスクを背負っている仕事とはいえ、作ったものを壊して、また作るのは大変だし、職人も気分的につらい」と話す。

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3.「棚を見ると落ちると震え」新潟県教委に被災小中学生の声 ,読売新聞
RV=27.9 2007/07/21 14:36
キーワード:相談

 「棚を見ただけで落ちてくるんじゃないかと震える」「少しの物音にもびくっとする」。 新潟県中越沖地震で被災した小中学生らのこんな声が、県教委が開設した「心の相談室」などに寄せられ始めた。 心的外傷後ストレス障害(PTSD)の発症にもつながりかねないため、相談室は柏崎市とも協力し、心のケアに力を入れる。 県教委は18日、ともに避難所となっている柏崎市立柏崎小学校と刈羽村生涯学習センターに「心の相談室」を開設。20日までに8組の親子らが訪れた。 県教委などによると、母親らと相談に訪れた5歳の女児は震災後、タオルを常に口にくわえていないと落ち着かなくなった。小学2年の女児は、母親が後片づけのために倒壊した自宅に連れて行こうとすると非常に怖がり、自宅へ行けない状態が続いているという。また、中学3年の男子生徒はちょっとした揺れや物音にも身を震わせ、パニック状態になるなど強い不安感を示している。

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1.中越沖地震:伊賀市、危険度判定士派遣へ 県は保健師チーム /三重 ,毎日新聞
RV=96.3 2007/07/21 17:01
キーワード:相談,義援金,判定,募金,保健

 新潟県中越沖地震で家屋が倒壊するなど大きな被害が出たことから、伊賀市は20日、被災建築物応急危険度判定士の資格を持つ市建築課の栄井隆さん(40)の派遣を決めた。他市の職員など計14人で、21日に現地入りし、新潟県柏崎市などで家屋の倒壊の危険度などを調査するという。23日まで活動する。 また、伊賀市は20日、台風4号など今月の大雨で被害を受けた熊本県や、新潟県中越沖地震の被災者を救援するため、市役所本庁や5支所、各地区市民センターなど計32カ所に募金箱を設置した。来年1月まで置き、8月上旬をめどに1度締め切り、熊本、新潟両県の日本赤十字社県支部の口座に送金するという。 県は20日から、新潟県柏崎市に保健師の派遣を始めた。県内各保健所などに勤務する保健師2人と連絡調整係の県健康福祉部職員1人の計3人がチームを組み、計15チームが3泊4日ずつ交代で9月初旬まで被災住民の健康相談や健康チェック、避難所の衛生対策、高齢者宅への訪問活動などを行う。 一方、同地震の被災者に対し県議会は義援金として計20万円を贈ることを決めた。全県議51人がポケットマネーで負担し、全国都道府県議会議長会出席のために上京する岩名秀樹議長が、23日に新潟県東京事務所を訪問して手渡す。【傳田賢史、田中功一】〔伊賀版〕7月21日朝刊

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2.中越沖地震:新潟の震災地に、温泉水を送る−−垂水の「寿鶴」 /鹿児島 ,毎日新聞
RV=51.4 2007/07/21 18:01
キーワード:相談,義援金

 垂水市の温泉水メーカー「寿鶴」(鶴田親社長)は19日、新潟県中越沖地震で被災した刈羽村に温泉水のペットボトル約4700本を送った。21日午前、現地に到着する予定。 刈羽村の住民から鹿屋市のFM局に「温泉水提供」を打診するメールが届き、同局が17日に「寿鶴」に相談。「困っている人たちの力になれれば」と鶴田社長が快諾した。同村役場によると、現在、夜間で最大約700人が避難所で暮らし、水道は復旧してないという。 ◇さつま町も1200本 昨年、北薩地区を襲った7月豪雨で多大な被害を受けたさつま町も20日、被災地に飲料水1200本の救援物資を送った。 同県刈羽村に、500ミリリットルのペットボトル入り温泉水を50ケース分届ける。また、8月10日まで義援金も受け付ける。7月21日朝刊

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3.花火大会 選挙ずれ混乱 大幅延期や荒天中止も  ,毎日新聞
RV=51.1 2007/07/21 17:22
キーワード:花火,投票

 参院選の投票日が当初予定より1週間ずれて29日になったため、各地の花火大会が日程変更を強いられている。天気次第では大会自体が中止になったり、スポンサーとの契約に支障が出るところも。各地の状況は−−。【野島康祐、遠藤拓】 日程変更には大きく分けて2種類ある。(1)投票日と重なったため花火大会の日程を変える(2)投票前日の28日と花火大会が重なり、荒天の場合は29日に順延できずに中止する−−だ。(1)には8月26日に延期した宮崎県延岡市など(2)には東京の隅田川や千葉県浦安市などがある。一方、新潟県燕市の燕大花火大会は当初29日の予定だったが、新潟県中越沖地震の影響で8月26日に延期した。 毎年100万人規模の人出でにぎわう隅田川花火大会の場合、東京都と地元4区などで組織する大会実行委員会は28日が荒天の場合、29日に順延せず、開催そのものを見送ることに決めた。 今年は過去最高となる2万2000発の打ち上げを予定し、1口5000円の市民協賛(2050口)や企業スポンサーから寄付金を集めた。荒天中止の場合、協賛金は返還しないが、寄付金も返還するかどうかまではまだ決まっていない。 市民協賛は河畔でいすに座って花火を見られる特典付き。「天候にかかわらず、見物席の設営準備で費用が発生する」(実行委)というのが理由。ただ企業の寄付金を返還した場合は市民の反発が予想され、返還しなかった場合はスポンサーとの信用問題に波及する。 実行委は「これまで大会を中止したことがなかったので、お金の問題は細かく詰めていなかった。そもそも最初は荒天中止のつもりもなかった」と戸惑いを隠せない。◆日程変更も 2007年にちなみ、2万7発を打ち上げる「関東一小山の花火」(栃木県小山市)は、当初29日の予定を30日に延期した。会場に近い投票所の白鴎大学が立ち入り禁止区域となることや、開票所の県南体育館が花火大会の来場者用駐車場となり、渋滞で投票箱の運び込みに支障が出ることを考慮した。日程をずらしたことで有料観覧席のキャンセルも相次いだが、最終的には平年並みの売れ行きという。 狩野川花火大会(静岡県沼津市)は当初の予定通り、28、29の両日で約9000発を打ち上げるが、29日は市職員が実行委員会と選挙事務の両方をこなすため、通常は選挙事務をしない管理職や女性職員も動員する。「桟敷席の申し込みも済んでおり、延期は考えられなかった」という。◆花火師は 一方、花火師にとっても、大会中止は歓迎できる話ではない。業界団体の日本煙火協会(加盟360社)によると、中止になった場合は花火玉を壊して火薬を取り出し、再利用することになる。 その際の費用は契約上、主催者側が負担することが多いが、花火師のプライドは別問題だ。協会の広報担当者は「常に天気のリスクを背負っている仕事とはいえ、作ったものを壊して、また作るのは大変だし、職人も気分的につらい」と話す。

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1.柏崎市に保健師ら1カ月間派遣 京都市、22日から16人を5日交代 ,京都新聞
RV=50.7 2007/07/21 21:19
キーワード:相談,保健,健康

 京都市は21日、新潟県中越沖地震で被災した柏崎市に、被災者の健康相談などに応じる保健師らを約1カ月間派遣することを決めた。 新潟県からの要請を受け、市は1カ月間で延べ約16人を5日交代で現地に派遣する。22日から市職員の保健師2人と支援員2人が現地に向かい、27日まで常駐。高齢者の在宅被災者を中心に戸別訪問し、健康や心の相談に応じる。

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2.<中越沖地震>赤ちゃん40人もく浴 助産師会がサービス ,毎日新聞
RV=35.2 2007/07/21 21:41
キーワード:義援金,勧告,受け付ける

 中越沖地震の被災地、柏崎市の「スポーツアカデミー柏崎」で21日、新潟県助産師会が生後6カ月程度までの赤ちゃんを対象にもく浴サービスを行った。母親らに連れられた約40人の赤ちゃんが体をふいてもらった。 また、同市内でこの日、地震後初めて216戸で都市ガス供給が再開された。同市と刈羽村では全約3万2200戸で供給が止まっていたが、市は被害が少なかった地域から順次再開させる方針。また、市は全国から集まった義援金が21日現在で4673万6889円に上ったと発表した。 雨が降ったりやんだりのぐずついた空模様が続き、22日も弱い雨が予想される。市災害対策本部は21日午後1時半、降り続く雨でがけ崩れや地すべりの恐れがあるとして、新たに34世帯81人に避難勧告を出した。 ◇県が仮設住宅833戸建設 また、県は同日、被災した住宅などの建物が1万棟を超え、1万555棟に上ったと発表。仮設住宅については市内の公園など23カ所に833戸を建てることを決め、8月中旬までに完成させる。今月26日〜8月3日に入居申請を受け付ける。【長谷川豊、松岡洋介】

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3.温かい豚汁で恩返し=旧山古志村民が炊き出し−中越沖地震・刈羽村 ,時事通信
RV=21.3 2007/07/21 20:00
キーワード:山古志,参加

 2004年の新潟県中越地震で被災した同県山古志村(現長岡市)の住民ら35人が21日、刈羽村の中越沖地震避難所で豚汁の炊き出しを行った。「温かい汁で力を付けてもらおう」と大きな鍋で野菜を煮込んだ。 旧山古志村の住民は、中越地震で全村避難を経験した。炊き出しには、現在も仮設住宅で暮らす人も加わった。 「暖かい汁物が欲しかった」という当時の経験から、豚汁約700食を用意。出来たてを鍋に小分けし、刈羽村の7カ所の避難所で被災者に配った。 炊き出しに参加した主婦長島定さん(67)は「避難所生活の野菜不足を補えるよう、いつもの3割増しで具を入れた」と笑う。山古志種苧原区長の坂牧正憲さん(69)は「日本中の方にお世話になった。何か恩返しができるのをみんな待っていた」と話した。 

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1.原発耐震指針見直しを 石橋克彦・神戸大教授,神戸新聞
RV=48.8 2007/07/21 22:56
キーワード:活断層,海底,指針,直下

新潟県中越沖地震で、東京電力柏崎刈羽原発の揺れの強さ(加速度)が設計時の想定を上回ったことを受け、原子力安全委員会・耐震指針検討分科会の委員を務めた石橋克彦・神戸大教授(地震学)が20日、経済産業省で会見した。石橋教授は、同原発が設計された際の旧耐震指針だけでなく、同委員会が昨年9月に改定した新耐震指針についても「重大な不備があり、あらためて見直すべきだ」と訴えた。 石橋教授は昨年、新指針をめぐる分科会の案を批判し、決定直前に委員を辞任している。 新指針では原発ごとに揺れの強さを設定することになったが、その初期設定について「活断層の有無にかかわらず、少なくともマグニチュード(M)7クラスの直下地震が起こりうるということを考慮すべきなのに、盛り込まれなかった」と指摘。「初期設定に電力会社、国の恣(し)意(い)性が入り込む余地が大きく、せいぜい(今回の地震と同じ)M6・8程度しか考慮されないのでは」とみる。 だが、実際には二〇〇〇年に起きたM7・3の鳥取県西部地震など、活断層が見つかっていなかった場所で、より大きな地震も起きている。 さらに「海底では活断層の上に土砂が積もり、地震前の確認は困難。発生後に見つけても後追いになるだけだ」とし、活断層が未確認の場所でも原発の耐震性を向上させる必要性を強調した。 「日本海側の海岸線直下や沖合の海底では地震が多発している。原発が集中し、京阪神にも近い福井県の若狭湾でいつ起きても不思議ではない」と石橋教授。「今回、この程度の被害で済んだのは不幸中の幸い。柏崎刈羽原発の七基のうち、三基が点検で停止中だったが、すべて運転中なら大変な事態になっただろう」と警鐘を鳴らした。

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2.消火専従者の常駐ゼロ 原発10社,神戸新聞
RV=35.6 2007/07/21 22:56
キーワード:訓練,指針,データ

東京電力柏崎刈羽原発で新潟県中越沖地震後の火災の消火が遅れた問題を受け、東電以外に全国で原子力施設を保有する電力関係企業十社が緊急時の消火体制を点検した結果、専従の消火要員が二十四時間配置されている原発は一カ所もないことが二十日、経済産業省への報告で分かった。 出火から鎮火まで約二時間かかった柏崎刈羽原発と同様、十社のうち七社は化学物質による火災に対応する化学消防車を配備していないことも判明。甘利明経産相は同日、東電の勝俣恒久社長と十社の社長を呼び、自前の消防体制強化や迅速な報告体制構築、耐震安全性の再確認などを早急に行うよう指示した。 各社が提出した報告書などによると、核燃料サイクル施設を保有する日本原燃だけが消火作業に当たる専従の要員を配置していたが、東電を含め、原発を抱える他社はいずれも二十四時間体制の専従の消火要員が配置されず、職員や警備員が兼務、必要に応じて自宅などから招集されることになっていた。 また、保有するすべての原子力施設で、油などの化学物質による火災に対応する化学消防車を配備していたのは、日本原燃、日本原子力発電、中部電力の三社のみで、大半は持ち運び式の消火器や手動で押して運ぶタイプのポンプで代用していたという。 甘利経産相は、今回の地震で消火用配管が損傷し、消火作業に支障が出たことを「大変なときに使うものが使えないなら、ないのと同じ」と問題視。経産省原子力安全・保安院に消火施設などの耐震基準の見直しも含めて検討するよう指示したことを明らかにした。 指示内容は(1)火災時の十分な人員確保(2)化学消防車などの配備(3)消防との専用通信回線の確保(4)職員の消防訓練の強化。二十六日までに実施計画を報告するよう求めている。また、昨年改定された原発耐震指針に沿って各社が着手している安全性確認についても、今回の地震データなどを反映させるよう指示。二〇一〇年までとなっている完了時期の前倒しを検討し、一カ月後をめどにした検討結果の報告を求めた。

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3.中越地震の空き仮設住宅提供へ=要援護者一時避難所に−新潟県,時事通信
RV=29.4 2007/07/22 00:31
キーワード:介護,園児,援護

 新潟県は21日、中越沖地震による住宅損壊で避難生活を余儀なくされている人のうち、介護高齢者や障害者、未就園児などの要援護者とその家族の一時避難所として、2004年の中越地震の際に建てた仮設住宅を活用することを決めた。 県災害対策本部統括調整部によると、中越地震の際に長岡市や小千谷市などに建てられた3460戸の仮設住宅の大半は退去などで解体され、提供できるのは100戸前後という。 県は、空き仮設住宅の設備チェックなどを進めている。受付開始時期などは未定。 

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1.断水なお2万4000世帯、中越沖地震発生から1週間,読売新聞
RV=29.0 2007/07/22 01:35
キーワード:勧告,今,降り続く,個所,ピーク,世帯

 新潟県中越沖地震は22日、発生から1週間を迎えた。 被害の大きかった柏崎市と刈羽村では水道の復旧が遅れ、21日になっても柏崎は4割ほどが開通しただけで約2万2800戸が断水している。刈羽も全戸の1300戸余で水が止まっている。 避難所にいる人はピーク時の5分の1に減ったが、今も3000人以上いる。断続的に降り続く雨や余震で土砂崩れなどの恐れがあり、柏崎市山本地区の34世帯81人に新たに避難勧告が出されるなど避難指示・勧告は143世帯322人に上る。 水道については、柏崎市は25日の復旧を目指すが、ダムから浄水場に水を送る最上流部の導水管3本のうち2本が損傷し、応急措置が必要となって作業が遅れている。刈羽村では水道管の破損個所が多く、復旧のめどは立っていない。両市村とも、ガスは一部を除いて止まり、JR信越線も被災地周辺で不通のまま。

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2.山古志住民「3年前の恩返し」被災者に豚汁振る舞う,読売新聞
RV=27.6 2007/07/22 01:50
キーワード:山古志,手,経験,入れる

 3年前の新潟県中越地震で被災した長岡市山古志(旧山古志村)の住民ら35人が21日、刈羽村の避難所6か所と柏崎市の老人ホームを訪れ、被災者に豚汁600食をふるまった。 「前の地震で多くの人に助けてもらった恩返しに」と主婦らが発案した。被災した経験から、不足しがちな野菜を多く入れるようにした。 75人が避難する刈羽村生涯学習センターでは、夕食のカレーを渡す時にプラスチック製のわんに入れて一人ひとりに配った。 山古志の女性が「大変でしょうが、頑張ってください」と声をかけると、「ありがとう」と涙ぐんで手を握り返す被災者の女性もいた。避難所のあちこちでは「おいしいね」と言いながら豚汁をすする姿が見られた。

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1.<中越沖地震>生活の質は以前の4割 被災者聞き取り調査,毎日新聞
RV=21.0 2007/07/22 06:32
キーワード:現状,聞き取る,再建,レベル,浮き彫り,補修,対象,費用,平均,訴える

 新潟県中越沖地震の被災者35人を対象にした毎日新聞の聞き取り調査で、平均すると、生活の質が地震前のほぼ4割程度にまで落ち込んでいると実感していることが分かった。地震前のレベルに戻るには、住宅補修・再建費用への支援が必要だと20人が訴えた。生活再建への不安が大きくなっている現状が浮き彫りになった。

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1.新潟へ仮設風呂 造船会社が製作 海自舞鶴へ贈呈,産経新聞
RV=34.2 2007/07/22 07:50
キーワード:自衛,入浴,所長

 舞鶴市余部下の造船会社「ユニバーサル造船舞鶴事業所」が、新潟県中越沖地震の被災者を支援するため、海上自衛隊舞鶴地方総監部の依頼に応じて無償で製作した仮設風呂の資機材が完成、21日、同社で贈呈式が行われた。自衛艦艇に搭載されていた救命用ゴムボートを再利用し、艦艇の蒸気で湯を沸かす仮設風呂は、陸路トラックで現地に向かい、22日にも被災した柏崎市民に利用される。 この日、海自に無償提供された資機材は、高温の蒸気を通す特殊な耐熱ホースや蒸気の分配器、タンクなど一式。本館前で行われた贈呈式で、ユニバーサル造船の若野(もしの)晃一所長が「被災地の市民の皆さまが少しでも元気を取り戻していただき、復興のお役に立つことができれば幸い」とあいさつ。海自舞鶴造修補給所長の東祥介1等海佐は「提供していただいた資機材を十二分に活用し、心温まる災害復旧活動を進めていく」と決意を述べた。 浴槽となるゴムボートは長さ約6メートル、幅約2.5メートル、高さ約70センチ。新潟県・柏崎港の岸壁に7つ設置し、接岸した大型艦から給水。1時間半ほどかけて湯を沸かすという。計約100人が一度に入浴できる。仮設風呂に隣接してテントを張り、脱衣所や洗い場として利用してもらう。

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2.新潟県中越沖地震受け県原安委 琵琶湖の活断層に注意,産経新聞
RV=30.2 2007/07/22 07:50
キーワード:自衛,活断層

 新潟県中越沖地震で発生した東京電力・柏崎刈羽原発3号機の火災などを受け、県は21日、臨時の原子力安全専門委員会を開いた。地質学専門の京都大学大学院教授、竹村恵二委員が県内の地震源として注意するのは琵琶湖の活断層と指摘した。 竹村教授は、中越沖地震の原因とされる日本列島東縁部のひずみは県内の断層とはあまり関連がなさそうだとし、「琵琶湖西岸の活断層のひずみの方が関係がある」との見解を示した。また、県内には大きさは短いものの、同地震の原因とみられている断層が左右から押し合う「逆断層」が存在しており、左右にずれる「横ずれ型」とともに注意をする必要があると警告した。 委員会では事業者から県内の原発の耐震性についての説明もあり、昨年9月に見直された耐震基準にあわせた安全評価や対策工事を進めているとした。また、火災などが発生した場合の自衛消防隊について、東電の調査をみながら24時間常駐体制などを検討するとした。

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3.中越沖地震 赤ちゃん40人もく浴 助産師会がサービス,毎日新聞
RV=29.2 2007/07/22 10:02
キーワード:義援金,勧告

 中越沖地震の被災地、柏崎市の「スポーツアカデミー柏崎」で21日、新潟県助産師会が生後6カ月程度までの赤ちゃんを対象にもく浴サービスを行った。母親らに連れられた約40人の赤ちゃんが体をふいてもらった。 また、同市内でこの日、地震後初めて216戸で都市ガス供給が再開された。同市と刈羽村では全約3万2200戸で供給が止まっていたが、市は被害が少なかった地域から順次再開させる方針。また、市は全国から集まった義援金が21日現在で4673万6889円に上ったと発表した。 雨が降ったりやんだりのぐずついた空模様が続き、22日も弱い雨が予想される。市災害対策本部は21日午後1時半、降り続く雨でがけ崩れや地すべりの恐れがあるとして、新たに34世帯81人に避難勧告を出した。 ◇県が仮設住宅833戸建設 また、県は同日、被災した住宅などの建物が1万棟を超え、1万555棟に上ったと発表。仮設住宅については市内の公園など23カ所に833戸を建てることを決め、8月中旬までに完成させる。今月26日〜8月3日に入居申請を受け付ける。【長谷川豊、松岡洋介】

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1.避難所格差…物資やボランティア、柏崎小に集中,産経新聞
RV=30.8 2007/07/22 11:05
キーワード:介護,ボランティア,扇風機

 新潟県中越沖地震から5日。被災地は落ち着きを取り戻しつつある一方、避難所により配給される支援物資が偏る“格差”が生じ始めている。公共施設が集中する市中心部と郊外で隔たりが大きい。柏崎市は「格差解消に向けて努力している」というが、ニーズに追いつかないのが現状だ。≪名物ずらり≫ 「こんなにいろんな物があるのか。ここじゃ、デザートも出る」 柏崎市立比角小学校に避難中の松島健二さん(71)は約1・5キロ離れた柏崎小学校の避難所に来て目を見張った。 市中心部の柏崎小は自衛隊が常駐。毎食温かい食事が出され、風呂も開設されている。ニュースで取り上げられることが多いためか支援が集まりやすく、山形のいも煮、大阪のいか焼き、長野の野沢菜いためと、各地の名物が振る舞われる。21日昼には各地の避難所から来た人でごった返した。 格差は食事だけではない。猛暑に見舞われた19日、40台以上の扇風機が投入された柏崎小に対して、約300メートルしか離れていない市立第一中体育館は数台だけ。「不満を言える立場ではないけど、扱いが違いすぎる」と、第一中に避難中の北本篤史さん(26)は思わず口にした。≪市郊外は…≫ 市郊外の北半田から中心部の避難所の一つ、在宅介護支援センター「元気館」にきた女性(26)は恐る恐る職員に声を掛けた。「この炊き出し、もらってもいいんでしょうか」。女性のいる地域には水しか支援物資がなかったからだ。 一方で、同じく郊外の橋場町の主婦、品川久子さん(56)は「公共施設が近くにないと、炊き出しにも行けない」と両親を心配する。 市災害対策本部は「避難所の格差解消に向けて努力しているが、ボランティアの行き先まで強く指図はできない。高齢者らへの支援には最大限配慮し、要望を聞いて回りたい」としている。

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2.中越沖地震:原発周辺の農産物、測定で放射性物質は検出されず /新潟,毎日新聞
RV=23.7 2007/07/22 12:01
キーワード:放射,検出,物質

 中越沖地震で柏崎刈羽原発から放射性物質が漏れた問題で、県は21日、原発周辺の農産物などに放射能が含まれていないか測定したところ「人工放射性物質」は検出されなかったと発表した。 県食品・流通課によると、検査したのは原発の半径約10キロ以内の範囲で栽培されているイネや枝豆などの農産物6種類や牛乳と、半径約20キロ内で水揚げされるマダイやサザエ、沖合のブリなど水産物6種類。県放射線監視センターなどで測定したところ、自然界に存在しない放射性物質は検出されなかったという。 同課の担当者は「風評被害が出た後では遅い。消費者には早期に安心してもらうことが肝心」と話した。【渡辺暢】7月22日朝刊

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1.中越沖地震:被災者に「梅干し1トン贈ります」−−県内のNPO法人など /三重 ,毎日新聞
RV=42.9 2007/07/22 16:00
キーワード:生産,ボランティア,法人

 県内最大級の梅の産地、紀南地域の住民有志で組織するNPO(非営利活動)法人「まちづくりせんたー Theくまの」(大崎順敬・理事長)と鈴鹿市の同法人「災害ボランティアネットワーク鈴鹿」(南部美智代・理事長)は21日、新潟県中越沖地震で被災した同県刈羽村の住民に梅干し1トン(約150万円相当)を送ることを決めた。22日夜に現地へトラックで運び、23日に配る。 梅干しは食中毒防止や熱中症予防、疲労回復に効果があるとされる。被災地の復興に役立ててもらおうと、「Theくまの」会員で御浜町下市木の梅生産・加工会社経営、杉浦由直さん(29)が無償提供を申し出た。 今回の支援は全国の被災地で活動する南部理事長が「Theくまの」の講師を務めていることから決まった。現地にトラックで運ぶ杉浦さんは「被災地では塩だけのおにぎりが多いと聞く。梅干しで被災者に元気を出してもらえたら」と話している。【汐崎信之】〔伊賀版〕7月22日朝刊

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2.原発の「弱点」次々露呈=耐震、消防、危機管理…−被災から1週間・柏崎刈羽,時事通信
RV=39.6 2007/07/22 14:31
キーワード:活断層,海底,九州

 東京電力柏崎刈羽原子力発電所に大きな被害をもたらした新潟県中越沖地震は23日で発生から一週間。設計時の想定を上回る激しい揺れに襲われながらも、原子炉本体の損傷や大事故は免れた。しかし、耐震性が低くても安全に影響しないとされた周辺設備の出火や、初期消火の混乱、放射性物質の検出や報告に時間がかかった危機管理上の不手際など原発の「弱点」が次々露呈した。 ◇断層、過小評価? 東電によると、観測された地震の揺れは1−7号機すべてで設計時の想定を上回り、2号機では想定の約3.6倍に達した。同社は設置許可申請時などの調査で、同原発の沖合約20キロの海底下に全長約7キロの短い断層の存在を把握したが、当時の基準により「影響を与えない」と判断していた。気象庁などの調査で、この断層が震源断層の一部である可能性も出てきたが、東電の担当者は「現在の評価では活断層とされ、全長ももっと長くなったのではないか」と指摘した。 ◇化学消防車、5社が未配備 地震発生直後に起きた3号機の所内変圧器火災では、消防隊到着まで約1時間を要し、黒煙を上げる映像が衝撃を与えた。甘利明経済産業相も「煙が出ているのに消防活動が行われていないように見えるのは、不安をあおる」と問題視。原発を保有する11社に自主消防体制の報告を求めたところ、東電、北海道、中国、四国、九州の電力5社の原発で化学消防車の未配備が判明。休日、夜間の招集体制に弱点があるなど「火力発電所に比べ火災の想定が甘い」(経産相)実態が明らかになった。 

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3.中越沖地震:「判断材料ない」東電批判も 県原子力安全委、対策など議論 /福井 ,毎日新聞
RV=38.4 2007/07/22 14:00
キーワード:活断層,データ,指針

 ◇揺れデータ非公表 東京電力柏崎刈羽原発が新潟県中越沖地震で想定以上の揺れを受け、火災などトラブルが相次いだ問題で、県は21日、緊急の原子力安全専門委員会(委員長=中川英之・福井大副学長)を開催。委員8人が出席し、県内原発の地震対策について議論した。 関西電力、日本原子力発電、日本原子力研究開発機構の県内原発3事業者は、「火災の連絡・初期消火体制や、事故の連絡体制は適切に構築されている」とする自主調査結果を公表。昨年改訂された原発の耐震設計審査指針に基づく、周辺活断層の調査などの取り組みを紹介した。 委員からは、「事故に学んで安全確保に努めてほしい」「『原子炉を止めて冷やし、放射能を閉じこめる』という機能が働き、ホッとしている」との声の一方、「原発では(原子炉など以外の)周辺設備でも、通常以上の安全確保が求められている」「地震で原発につながる道路が寸断されたらどうなるのか」などの指摘が出た。 また、柏崎刈羽原発で地震の揺れの詳細データが一部消失したことに関連し、「揺れのデータ記録保存を、国がルール化するべきだ」といった意見や、「東電が詳しい揺れのデータを一般に公表しておらず、判断する材料が何もない」と公開を求める意見が出た。【平野光芳】7月22日朝刊

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1.柏崎市のごみ処理施設パンク 家屋解体、めど立たず ,産経新聞
RV=54.5 2007/07/22 17:35
キーワード:暑い,休止,ごみ,処理,煙突

 新潟県柏崎市のごみ処理施設は焼却場が休止したなか、被災地のごみが次々に運ばれ、パンク状態が続いている。可燃ごみに限定して受け入れているが、1000トン入るピットは満杯。倒壊した家屋の廃材の運び出しも進まず、自宅が被害を受けた人たちは復旧のめども立たない状態が続いている。 同市のごみ処理施設は震災で煙突の一部が倒壊し、運転を休止したまま。だが、被災地で大量に出たごみは「暑さで生ごみがにおう」との被災者の声もあり、可燃ごみに限って受け入れている。 別の場所に一時集積場を設けたほか、新潟市や長岡市、横浜市や名古屋市に運び出し、処理を委託。「1日通常100〜120トンが搬入されるが、それを超える量が運び込まれている。ただ、ごみの計量器が故障しており、正確な量は不明」(市クリーン推進課)という。 被災者にとってさらに深刻なのは倒壊した家屋の廃材処理だ。自宅が全壊した同市西本町の会社員男性(48)は「倒壊した家屋が隣家に寄り掛かった状態だが、廃材の行き場がないと市に言われ、取り壊しのめども立たない」とため息をつく。 市は業者に依頼し、市外に運び出す方向で調整を進めているが、日程は未定だ。男性は「隣に迷惑をかけたまま。取り壊しができなければ新しい生活にも踏み出せない」と話している。

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2.中越沖地震 生活の質は以前の4割 被災者聞き取り調査 ,毎日新聞
RV=39.0 2007/07/22 17:26
キーワード:相談,ボランティア

 新潟県中越沖地震の被災者35人を対象にした毎日新聞の聞き取り調査で、平均すると、生活の質が地震前のほぼ4割程度にまで落ち込んでいると実感していることが分かった。今月19〜21日に記者が面談して聞いた。地震前のレベルに戻るには、住宅補修・再建費用への支援が必要だと20人が訴えた。地震から明日で1週間。生活再建への不安が大きくなっている現状が浮き彫りになった。 柏崎市32人、刈羽村3人に聞いた。男性16人、女性19人、31〜86歳で平均59歳。20人は避難所や車庫など自宅以外で暮らしている。 生活の質は、地震前を100として、0以上の数で聞いた。回答は0から80まであり、50が最多で、平均は44だった。 「0」と答えた同村の理髪店勤務、相沢光典さん(48)は、木造2階建て借家が全壊し、82歳の母を含む家族5人で避難した。相沢さんは一度も着替えていない。手元に現金もなく、歯ブラシを買う金も借りている。水が出ず、市内の理髪店は再開できない。当面は「1万円でもいいから現金支給を」と切望する。 もう一人、「0」とした柏崎市の花屋経営、中村美佐子さん(64)は、貸し店舗が傾いた。しかも立ち入り禁止区域にあり、無収入だ。立ち退きを求められたが、移転のあてはない。「2、3日は片付けで手いっぱいだったが、日がたつごとに将来の不安でもやもやしてきた」と悲観する。 同市の青果卸業、足立金五さん(50)は自宅が全壊。ペットの犬3匹を避難所に連れていけず、今も車内や屋外で寝ている。「5」とした。 同じく飲食店のパート従業員、中沢奈々さん(31)は、2歳2カ月の次女が一緒にいないと泣くようになった。家では不安がり、夜泣きするため困っている。「50」とした。 同市の公務員、三井田光子さん(56)は自宅を解体し始めた。「自宅はなくなったが、目に見えないもの(家族のきずな)はある」として「30」と答えた。 1カ月以内に必要な支援を尋ねると、ほぼ半数の16人が水道などライフラインの復旧と答えた。このほか「8歳、13歳の孫の精神的ケアをする相談員」(62歳の女性会社員)、「片付けボランティア」(42歳の主婦ら6人)、「集落内か近くに仮設住宅を建設(76歳の無職男性ら6人)」などの回答があった。 長期的な支援として20人が住宅補修・再建への金銭的支援を求めた。 一方、トラブルの相次いだ東京電力の柏崎刈羽原発については▽25人が「もともと不安だったが、不安が増した」▽3人が「安心していたが、不安になった」と回答し、多くが深刻に受け止めていた。「原発のおかげで(地元が)潤っているのも分かる。しかし安全に関する情報を隠ぺいされるのが許せない」と複雑な心情を明らかにした無職男性(76)もいた。 逆に、男女1人ずつが「安心感は変わらない」として、「今回もよくやった」などと感想を話した。3人は無回答だった。

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3.「揺れても柏崎にいたい」=復興へ向け、課題山積−中越沖地震から1週間 ,時事通信
RV=33.4 2007/07/22 16:31
キーワード:義援金,暑い

 復興作業に水差す梅雨空と、避難者を苦しめる暑さ−。新潟県中越沖地震から23日で1週間。長引く避難生活で、被災者らの疲労はピークに達しようとしている。「それでも柏崎にいたい」とつぶやく高齢者。刈羽村では仮設住宅の受け付けが始まるなど、復興へ向けた動きも見えてきた。しかし、原発問題による漁業や観光への風評被害の払しょくや、被災者の生活再建など課題は山積している。 ライフラインのうち、電気は2日後にほぼ全面復旧し、断水は半数近くの世帯で解消された。一方で、ガスは配管の被害調査に時間がかかり、全戸への供給の見通しは立っていない。 JRは被害状況の調査に時間がかかり、不通区間がなくならない。市道は陥没などで約60カ所が全面通行止めになり、国道の大渋滞の一因になっている。いずれも、全面復旧のめどは立っていない。 柏崎市内では、22日午後1時現在で避難所23カ所が閉鎖されたが、依然約1900人が避難生活を強いられている。梅雨期の蒸し暑さに加え、プライバシーも保ちづらい。エアコンなどが運び込まれたが、避難者のストレスは募るばかりだ。 各地から支援物資が続々と届いたが、保管場所の確保が難しく、市は食料を除いて受け入れを中止。泉田裕彦知事は「物資より、ぜひ義援金を」と訴える。 

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1.「揺れても柏崎にいたい」=復興へ向け、課題山積−中越沖地震から1週間 ,時事通信
RV=40.5 2007/07/22 21:36
キーワード:義援金,暑い,配管

 復興作業に水差す梅雨空と、避難者を苦しめる暑さ−。新潟県中越沖地震から23日で1週間。長引く避難生活で、被災者らの疲労はピークに達しようとしている。「それでも柏崎にいたい」とつぶやく高齢者。刈羽村では仮設住宅の受け付けが始まるなど、復興へ向けた動きも見えてきた。しかし、原発問題による漁業や観光への風評被害の払しょくや、被災者の生活再建など課題は山積している。 ライフラインのうち、電気は2日後にほぼ全面復旧し、断水は半数近くの世帯で解消された。一方で、ガスは配管の被害調査に時間がかかり、全戸への供給の見通しは立っていない。 JRは被害状況の調査に時間がかかり、不通区間がなくならない。市道は陥没などで約60カ所が全面通行止めになり、国道の大渋滞の一因になっている。いずれも、全面復旧のめどは立っていない。 柏崎市内では、22日午後8時現在で避難所24カ所が閉鎖されたが、依然約2500人が避難生活を強いられている。梅雨期の蒸し暑さに加え、プライバシーも保ちづらい。エアコンなどが運び込まれたが、避難者のストレスは募るばかりだ。 各地から支援物資が続々と届いたが、保管場所の確保が難しく、市は食料を除いて受け入れを中止。泉田裕彦知事は「物資より、ぜひ義援金を」と訴える。 

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2.30トン、「気持ちいい!」〜川西・玉庭で夏の雪まつり ,山形新聞
RV=37.0 2007/07/22 20:12
キーワード:義援金,募金,子ども

 「自然・ふれあい・玉庭雪まつり」が22日、川西町の玉庭ふるさと総合センターで開かれ、子どもたちがひんやり冷たい雪の上で、そり遊びなどを楽しんだ真。 会場の広場には、冬季間に集め、断熱シートをかぶせるなどして保存してきた約30トンの雪の山が登場。暖冬の影響で、雪の量は例年の半分ほどだというが、夏空の下、子どもたちは「つめたいー」「気持ちいい」と大はしゃぎしていた。 地元玉庭中の生徒は会場で新潟県中越沖地震の義援金募金活動を展開。ステージでは、住民らによる歌や踊りの発表などが繰り広げられ、子どもからお年寄りまで心を一つにしてまつりを盛り上げていた。

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3.<中越沖地震>原発のIAEA調査を 新潟知事が国に要請 ,毎日新聞
RV=22.0 2007/07/22 21:04
キーワード:放射,物質,田中

 新潟県中越沖地震で、泉田裕彦・同知事は22日、東京電力柏崎刈羽原発に対する国際原子力機関(IAEA)の調査を受け入れるよう、文書で国に要請した。 政府は調査団受け入れを当面見送る意向をIAEA側に伝えている。文書は安倍晋三首相や甘利明・経済産業相らに対して、「事故は県内の産業に風評被害を及ぼしており、国民不安を早期に払しょくするために、世界に正確な情報を発信する必要がある」と訴える内容。 一方、東電の寺澤徹哉広報部長は22日、「知事の発言は承知している。IAEAの調査にしっかりと対応したい」と受け入れる考えを示した。 同原発には現在までに付近の住民を中心に放出された放射性物質への不安など約100件の声が寄せられている。東電は近く、柏崎市と刈羽村の各世帯におわびと現状を盛り込んだチラシを新聞に折り込む予定。【渡辺暢、田中泰義】

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1.<中越沖地震>被災原発のIAEA調査 国が受け入れへ ,毎日新聞
RV=39.1 2007/07/22 22:52
キーワード:IAEA,放射,受け入れる,物質,田中

 東京電力柏崎刈羽原発が中越沖地震で被害を受けた問題で、経済産業省原子力安全・保安院は22日、国際原子力機関(IAEA)の現地調査を受け入れる方針を決めた。 保安院によると、IAEAは、事故原因を究明して教訓を得たいとして、日本政府に現地調査を申し入れた。日本側は「自力で調査できる」として受け入れを保留していた。しかし、受け入れなければ、日本は国際的な情報公開が不足だと批判される恐れがあり、IAEAの専門家に現場を見てもらうべきだと判断して、調査の受け入れを決めた。具体的な日程は今後、IAEAと協議するという。 IAEA受け入れを巡っては、泉田裕彦・新潟県知事が同日、「事故は県内の産業に風評被害を及ぼしており、国民不安を早期に払しょくするために、世界に正確な情報を発信する必要がある」として、文書で国に受け入れるよう要請していた。同原発の寺澤徹哉広報部長も同日、「知事の発言は承知している。IAEAの調査にしっかりと対応したい」と受け入れる考えを示していた。 同原発には現在までに付近の住民を中心に放出された放射性物質への不安など約100件の声が寄せられている。東電は近く、柏崎市と刈羽村の各世帯におわびと現状を盛り込んだチラシを新聞に折り込む予定。【高木昭午、渡辺暢、田中泰義】

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2.地震被災地で洗髪奉仕へ,中国新聞
RV=26.6 2007/07/23 00:04
キーワード:法人,ボランティア,福祉

 新潟県中越沖地震の被災者を支援するため、NPO法人・全国移動福祉理美容車協議会(広島市中区)は22日、メンバーの理容師ら3人と専用車1台を新潟県柏崎市に派遣した。1週間程度滞在し、洗髪ボランティアとして活動する。富谷哲也理事長(67)ら3人は、荷台を改造した「理美容トラック」で南区を出発。トラックは2つの洗面台を備え、1日約40人の髪を洗える。現地入りは24日の予定という。

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1.<中越沖地震>震源地近い海底に大量の古木 液状化で浮上か ,毎日新聞
RV=31.0 2007/07/23 03:03
キーワード:海底,組合,教授

 中越沖地震の震源地に近い新潟県出雲崎町沖の海底に、大量の古木が堆積(たいせき)していることが分かった。地震の液状化現象で、地中に埋まっていた古木が浮き上がった可能性があるという。網に絡まり漁業に支障があることから、地元漁協が実態調査を進めている。 出雲崎漁協(坂下甚十郎組合長)によると、古木が見つかったのは19日未明。出雲崎漁港から数キロ沖合でタイ漁をしていた漁船が、水深約70〜100メートルの海底から網を引き揚げたところ、直径30〜50センチの古木がいくつも絡まっていた。古木の多くは角が取れた楕円(だえん)形で、長さ1メートル以上の棒状のものもあった。既に100個以上引き揚げられている。坂下組合長は「50年漁をやっているが初めて。タイが取れずに困っている」と話している。 県水産課によると、同様の古木は長岡市寺泊地区でも確認されている。小長井一男・東京大学生産技術研究所教授(地震工学)は「詳しい状況は分からないが、アメリカ・ロマプリエタ地震(89年10月)でも海底の液状化が確認されており、液状化現象で浮き上がった可能性がある」と話している。【伊藤直孝】

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2.高血圧・ぜんそく…お年寄り「つらい」…中越沖地震1週間 ,読売新聞
RV=28.6 2007/07/23 03:35
キーワード:暑い,健康,夏

 発生から22日で1週間となった新潟県中越沖地震の被災地では、なお3000人近くが不自由な避難所生活を強いられ、持病を抱えるお年寄りたちから、血圧の上昇や不眠など健康の不調を訴える声が相次いでいる。 水道の復旧率が4割台にとどまり、避難所生活の長期化も予想される中、暑さによる脱水症や食中毒などで、症状が悪化することも懸念される。夏本番に向けて今後、被災地の高齢者の健康をどうチェックしていくかが、新たな課題として浮上している。 柏崎市学校町の柏崎小体育館に避難している金子菊栄さん(76)は高血圧症。通常、最大値170前後の血圧が、避難所で測ったところ、さらに10〜20程度上がっていた。「暑くて汗だくになっても風呂に入れない。疲れがたまった」と感じている。

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3.3時間半震度確認できず、新潟県の地上専用回線が断線 ,読売新聞
RV=26.1 2007/07/23 03:40
キーワード:データ,回線,衛星

 新潟県中越沖地震で震度6強を記録した新潟県柏崎市で、県が設置した震度計の地上専用回線が地震のために断線し、市中心街の1地点の震度を県が確認するまでに約3時間半かかっていたことが22日、わかった。 県によると、断線したのは市役所敷地内に設置された「柏崎市中央町」の震度を伝える地上専用回線。 市の担当職員は、地震発生後の対応に追われ、約3時間半たって初めて県にデータが送られていないことに気づき、ファクスを使って県に震度を送った。気象庁は、復旧した回線を通じてデータが得られた翌17日夕まで「柏崎市中央町」の震度を公表できなかった。 3年前の中越地震では当時使っていた衛星回線が複数の被災地からの通信で混雑し、柏崎刈羽原発がある同市と刈羽村の震度を把握するのが遅れた。このため、県は衛星回線を廃止し、地上専用回線に切り替えていた。

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1.保安院長、新潟知事と面会へ=IAEAの調査受け入れ説明−柏崎刈羽原発トラブル,時事通信
RV=33.6 2007/07/23 05:41
キーワード:受け入れ,トラブル,手続き,通知,国際,意見,院長,交換,面会,めぐる

 新潟県中越沖地震で東京電力柏崎刈羽原子力発電所(柏崎市、刈羽村)が被害を受け火災や放射能漏れなどが起きた問題をめぐり、経済産業省原子力安全・保安院が国際原子力機関(IAEA)の調査受け入れを決めたことを受け、保安院の薦田康久院長は23日、新潟県を訪れ、泉田裕彦知事と面会する。 面会で、薦田院長は調査団受け入れに伴うIAEAへの通知手続きなどについて説明。一連のトラブルに関し意見交換も行うとみられる。 

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1.中越沖地震 被災地復興への課題 発生後1週間を過ぎて,毎日新聞
RV=48.5 2007/07/23 09:48
キーワード:相談,法人,ボランティア

 中越沖地震から1週間。被災地では復興への動きが加速するが、課題も多い。 ◆避難所格差 約150人の被災者が暮らす柏崎市学校町の柏崎小学校。22日夕、自衛隊などによる炊き出しがあった。この日のメニューは鶏肉の煮物に白米、野菜サラダとみそ汁。家族5人分を受け取った同市北園町の主婦(59)は「食事が充実していて助かる」と笑顔を見せた。 同小では地震直後から、ごはんやラーメンのほか生野菜など多くの種類が配給され、手厚い支援が続く。支援スタッフは「拠点の避難所なので食料が集まりやすいのでは」と話す。 一方、約10人が身を寄せる同市椎谷の椎谷コミュニティセンターでは同日昼、ボランティアにより初めてみそ汁が振る舞われた。これまで水とおにぎり、パンのみの配給が続き、「温かい食べ物がほしい」という声が相次いでいた。近くに住む女性(66)は「市街地の避難所の様子をテレビで見た。こんなに差があるのか」と不満げだ。 支援を続けるNPO法人理事長の小林哲也さん(44)は「行政に均等に物資を届ける配布システムがなく、どうしても避難者の多い避難所に物資が集中する」と指摘。同市は「偏りが出ないよう、炊き出しの数を増やすしかない」としている。 ◆ガス・水道 柏崎市災害対策本部によると、完全復旧は水道よりガスの方が深刻で、見通しは立っていない。 ガス供給は21日現在、刈羽村と合わせて216戸で供給率は1%以下。再開が遅れているのは、ガス漏れを見逃すと2次災害の恐れがあり、点検の手間がかかるためだ。県内外の23のガス事業者約1200人が応援に入り、ガス管と各戸をつなぐ栓を閉じる作業を21日までに終えた。ガス漏れがあるかを見極める本格調査はこれからだ。 一方、水道は地震で県内の3ダムと浄水場をつなぐ導水管3本のうち2本が破断した。県内外の自治体の応援を含めた約300人が導水管1本の修繕を終え、地区ごとに試験通水して検査している。市ガス水道局は全戸への給水再開の目標を25日としている。 ◆子供のケア 「子供が1人でいられない」「倒壊した自宅に行けない」……。 県教委が被災した子供の心のケアをするため、柏崎市と刈羽村の避難所に設置した「心の相談室」に、親などから1日数件、多い時は10件の相談が寄せられている。臨床心理士が対処法などをアドバイスしているが、ケアを怠ればPTSD(心的外傷後ストレス障害)に発展する恐れもある。 県教委は24日からの夏休みを前に、子供たちへの心理的影響を最小限に抑えようと、被災6市町村の担任教諭らを通じて小中学生の実態を調査。結果を基に25日から臨床心理士を学校に派遣し、巡回ケアを行う。 04年の新潟県中越地震では1200〜1300人の児童生徒がカウンセリングを受けた。継続してカウンセリングが必要な児童は今も100人はいるとみられる。【浅野翔太郎、松岡洋介、辻加奈子】

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2.中越沖地震 熱意と要望 調整難しく 被災地支えるボランティア,産経新聞
RV=32.5 2007/07/23 07:51
キーワード:バス,ごみ,ボランティア

 新潟県中越沖地震の発生から1週間。発生直後に現地入りし、取材と同時に被災地の役に立ちたいと考えて22日、災害ボランティアに飛び入り参加した。作業を終えて実感したのは、ボランティアの熱い思いと被災者の要望を結びつけるコーディネートの重要性だった。(永岡栄治) 22日午前10時半。記者を含め8人が、昼食の炊き出しを手伝うため、柏崎市災害ボランティアセンターから避難所の柏崎小学校に向かった。 まず指示されたのが、空き段ボール箱を使い、被災者の食事や物資の持ち運びに使うおぜんの作製。当初は、ふた部分を折りたたんでいたが、あまり持っていく人がいない。表面がデコボコしているからだった。はさみでふた部分を切って形を整えると、行列に並んだ人が次々と手にした。相手の立場に立って作業することの重要性を実感。 12ロール入りのトイレットペーパーは袋から出して4ロールずつに仕分け。届いた食料を大型冷蔵庫に運び、分別ごみを体育館裏の集積所へ。地道な作業が続いた。 三条市須頃の会社員、五十嵐隆則さん(32)は平成16年の「7・13水害」で社屋が腰まで浸かった。「今度は自分が助ける番」と、休日を利用して参加。大阪から車を飛ばして駆け付けた盛田昭彦さん(62)は、7年の阪神淡路大震災や16年の兵庫・豊岡水害でも活動。「シャトルバス乗り場の案内標識が少ないなど、中越地震の経験が生かされていない」と苦言を呈する。 昼食をはさんで、作業は約4時間。柏崎小に常駐する災害ボランティア団体「Vネットぎふ」の川上哲也理事長(44)は「昼だけたくさん来ても意味がない。行政はもっと柔軟に対応してほしい」と注文する。 同センターは「7・13水害」や中越地震でボランティアが殺到、交通渋滞を招いた経験から、発生1週間は県内ボランティアのみに限定。だが、初の週末を迎え、県内だけで人数を確保できず急遽(きょ)前日午後から、県外参加者も受け付けた。需要と供給を調整する難しさが露呈した。 初めてボランティアを体験したという長岡技術科学大大学院2年の草野真一さん(24)は「指示待ちではなく、自分でニーズを素早く見つけることが大切。また来たい」 と話していた。

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3.3時間半震度確認できず、新潟県の地上専用回線が断線,読売新聞
RV=24.2 2007/07/23 09:42
キーワード:データ,回線

 新潟県中越沖地震で震度6強を記録した新潟県柏崎市で、県が設置した震度計の地上専用回線が地震のために断線し、市中心街の1地点の震度を県が確認するまでに約3時間半かかっていたことが22日、わかった。 県によると、断線したのは市役所敷地内に設置された「柏崎市中央町」の震度を伝える地上専用回線。 市の担当職員は、地震発生後の対応に追われ、約3時間半たって初めて県にデータが送られていないことに気づき、ファクスを使って県に震度を送った。気象庁は、復旧した回線を通じてデータが得られた翌17日夕まで「柏崎市中央町」の震度を公表できなかった。 3年前の中越地震では当時使っていた衛星回線が複数の被災地からの通信で混雑し、柏崎刈羽原発がある同市と刈羽村の震度を把握するのが遅れた。このため、県は衛星回線を廃止し、地上専用回線に切り替えていた。

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1.中越沖地震:サポート情報 22日 /新潟,毎日新聞
RV=56.3 2007/07/23 12:01
キーワード:相談,バス,県道

 (22日) ■住宅 ●仮設住宅 柏崎市1000▽刈羽村200▽出雲崎町5の計1205戸を建設予定。各市町村が被災住民に聞き取り調査を実施中。柏崎市と刈羽村の一部は23日に着工し、8月12日に完成予定。 ●公営住宅 公営住宅で入居可能な225戸についてホームページ(http://www.pref.niigata.jp/)で情報提供。問い合わせは県建築住宅課電話025・280・5444。 ●民間賃貸住宅 県宅地建物取引業協会が仲介手数料無料で賃貸住宅を紹介。問い合わせは電話025・247・1177(平日午前9時〜午後5時)。 ●住宅相談 建て替えや修繕相談に県建築士会相談員が応じる。原則窓口対応。柏崎市役所第2分館ロビー▽刈羽村生涯学習センターラピカ2階第2学習室▽出雲崎町役場1階ロビー(26日)。いずれも午前9時〜午後4時。 ●一時避難所 仮設住宅完成までの一時的措置として、中越地震で建設した長岡市陽光台の仮設住宅の一部を開放する。申し込みは電話0257・21・7585か、7586。 また高齢者や障害者は、県が借り上げた旅館、ホテルに無料宿泊(1日3食付き)できる。申し込みは、柏崎市電話0257・21・2234▽刈羽村電話0257・45・3916▽出雲崎町電話0258・78・2293▽長岡市電話0258・39・2218▽上越市電話025・526・5111(内線1675)。 ■鉄道 23日にJR信越線犀潟―柿崎間で運転を再開する予定。不通区間はJR信越線の柿崎―宮内間と越後線の柏崎―吉田間となる。 不通区間ではバスの代行輸送を実施。柿崎―柏崎間は1日に上り12便、下り11便。柏崎―長岡間は直行便上下各14便、快速便上下各6便、各駅停車便上下各6便。23日から早朝に上下各1便を増便する。出雲崎―吉田間は上下各10便で、23日から上りのみ1便増やす。問い合わせはJR東日本新潟支社(電話025・248・5107) ■道路 長岡市大積千本町での崩壊で通行止めが続いていた国道8号が23日午前9時に対面通行で開通する。このほかに22日午後6時現在、通行止めの主要道路は10カ所。 【国道352号】柏崎市西山町椎谷▽柏崎市大湊【県道小千谷大沢線】柏崎市大沢【県道大潟高柳線】柏崎市高柳町高尾【県道礼拝長岡線】柏崎市西山町二田―坂田▽柏崎市西山町和田ー内方【県道東柏崎停車場線】柏崎市東本町【県道荒浜中田線】柏崎市長崎【県道黒部柏崎線】柏崎市番神【県道野田高柳線】柏崎市高柳町白倉 ■ボランティアバス 県災害救援ボランティア本部は、被災地でのボランティアを希望する人のためにボランティアバスを23〜27日も運行する。バスで柏崎市、刈羽村、出雲崎町の被災地に行き、被害家屋内の片付け、清掃や避難所の環境整備などに従事する。新潟(東北電力ビッグスワン)午前7時発、長岡(JR長岡駅東口)午前8時発。事前申し込みが必要。電話025・285・7775、7787、7793(午前9時〜午後4時)。28、29日の運行も予定している。7月23日朝刊

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2.自動車生産一息? リケン、コロナ操業再開 中越沖地震被災,産経新聞
RV=38.8 2007/07/23 11:04
キーワード:生産,部品

 新潟県中越沖地震で被災し、操業を停止していた自動車部品大手、リケンの柏崎事業所(同県柏崎市)は23日午前8時の始業とともに、ピストンリングなどの生産をスタートし、1週間ぶりに操業を一部再開した。 同工場の被災は、国内の自動車メーカー全12社の生産停止に発展したが、メーカー側から約700人の応援派遣を受けて復旧を急ぎ、前日まで試験運転や量産確認検査を進めていた。これで自動車各社の生産も順次再開できる見通しとなった。 また、暖房器具製造のコロナの柏崎工場もこの日、寒冷地向け大型石油ストーブなどの生産ラインを再稼働。すでに20日から部品加工を始めていた。同社は「冬の需要期に向けての生産が間に合いそうだ」(広報室)と胸をなで下ろした。 一方、福水健文中小企業庁長官がこの日午前に刈羽村と柏崎市を訪れ、商工会議所関係者から情報収集するなど、中小企業の事業再開支援への取り組みも本格的に始まった。

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3.<中越沖地震>高校野球が再開…仮設住宅建設も 新たな一歩,毎日新聞
RV=29.4 2007/07/23 10:53
キーワード:暑い,県道

 新潟県中越沖地震の被災地は23日、あの日から1週間の朝を迎え、新たな一歩を踏み出した。中断していた高校野球が再開され、仮設住宅の建設が始まった。被害が大きかった柏崎市の市役所では職員らが犠牲者に対して黙とうし、復興を誓った。 中越沖地震で中断していた第89回全国高校野球選手権新潟大会(新潟県高野連など主催)が23日、1週間ぶりに再開した。3年生にとって、最後の夏が戻ってきた。 この日は5球場で14試合を予定しており、午前中にプレーボール。16日に地震が起きた時は試合直前だったり、数試合はゲーム中だった。 柏崎市の佐藤池(さとうがいけ)球場では、被害が集中した柏崎市の柏崎総合高校が加茂市の加茂高校を6―1でリード。5回裏無死一塁、3番小池貴裕主将(3年)が打球を放った瞬間、球場が大きく揺れた。選手はしゃがみこみ、スタンドはどよめいた。グラウンドは地割れしたり隆起し、スタンドにひびが入り、ノーゲームとなった。 市内5校の監督らは選手のために19日から練習を再開することにした。同校の自主練習には部員15人の大半が参加。避難所で生活したり、ボランティア活動の合間に参加した選手もいた。グラウンドも隆起やひび割れたが、トスバッティングやキャッチボールなどできる限りの練習をした。22日には、04年の中越地震で被災した長岡市の中越高校の協力で実戦に近い練習もできた。 丸山監督は「『暑いから水かぶれ』って言っても、選手は『貴重な飲み水だから』と遠慮した。スポーツには厳しい条件だった」と話す。 この日、長岡市の悠久山野球場で全員で黙とうして、初回から再試合が行われた。長岡市の自宅が壊れた柏崎総合高校の桑原智洋選手(3年)の父、勉さん(53)はスタンドで、「息子は『このまま大会が終わるんじゃないか』と心配していた。再開できてよかった。(被災地のみなさんに)元気を与えたいと言ってました。親としても元気をもらっています」と話していた。【畠山哲郎】 ◇国道8号が開通 中越沖地震で通行止めとなっていた国道8号が23日午前9時、開通した。長岡市大積など2カ所で土砂崩れのため寸断されていたが、土砂の撤去が完了した。これまで県道を迂回していた新潟・長岡方面からの支援物資がより早く届けられるようになる。 一方、JR信越線は同日、犀潟駅―柿崎駅間で運行を再開した。土砂に埋まった青海川駅付近の線路の復旧見通しは立っておらず、この区間で折り返し運転をする。【衛藤達生】 ◇道路など被害総額は40億4600万円 国土交通省北陸地方整備局は23日、柏崎市が管理する道路、河川、橋の地震被害の調査結果を市に報告した。道路947カ所、河川79カ所、橋192カ所で被害総額は約40億4600万円。同整備局は市の依頼を受け、被害の大きかった海岸部を調査していた。 一方、新潟県が中越沖地震の県内の住宅などの被害総額が5000億円以上にのぼるとみていることが分かった。3年前の中越地震の約半分の規模になるという。

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1.「日常」へ笑顔少しずつ 中越沖地震から1週間,産経新聞
RV=105.3 2007/07/23 15:51
キーワード:生産,部品,メーカー,試合,児童,選手,操業,大会,登校

 ■国道8号全面開通 「リケン」も一部再開 新潟県中越沖地震の発生から丸1週間を迎えた23日、被災地では通行止めになっていた国道8号が全面開通、操業が停止していた自動車部品メーカー「リケン」の柏崎市内の工場も生産を一部再開するなど、復興に向けた動きが加速した。この日は仮設住宅の建設も本格化したが、体育館などではいまだ3000人程度が避難生活を強いられており、被災者の暮らしそのものは大きく変わっていないようだ。                   ◇ ◆久々の登校 臨時休校となっていた柏崎市立の小中学校では23日、児童や生徒らが登校。授業は午前中だけで終わり、24日から夏休みに入る。 体育館が避難所になっている柏崎小では、学校近くに倒壊した建物やがれきが残ったままで、集団登校する風景も目立った。4年生、吉田亜里美ちゃん(10)は「すごく寂しかった。早くみんなの顔が見たい」。 市内の小中学校は2学期制のために終業式は行われないが、担任教諭が各教室で「倒壊した建物には近づかないように」などと、夏休み中の注意点について話した。体育館で避難生活を送る女性(68)は「体育館の生活はしんどいけど、子供たちの姿を見たら少し明るい気持ちになれた」と話していた。 この日は、中断していた高校野球の県大会も再開。同県長岡市の悠久山球場では、16日の試合中に地震に遭い、ノーゲームとなった柏崎市の柏崎総合高校が第1試合に登場、再試合に臨んだ。試合開始に先立ち、地震で亡くなった人たちの冥福を祈り、選手や観客らが約1分間、黙祷(もくとう)した。 地震で断水し、残っていた風呂の水で16日の試合のユニホームを洗ったという選手の母親(56)は「水もガスも止まり、料理を作ってあげられず、かわいそうだった。何とかいい結果を出してもらえたら」と息子の活躍を祈っていた。 ◆規制解除 被災者を対象にした仮設住宅の建設も23日午前、柏崎市の旧市街地5地区や刈羽村で始まった。建設戸数は約1200戸。最短で8月12日の完成を目指している。県建築住宅課によると住宅は1K、2DK、3Kの3タイプで、各戸にクーラーを設置しガスはプロパンを使用する。

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2.「仕切り直し」柏崎総合高がコールド勝ち 新潟県大会再開,産経新聞
RV=28.3 2007/07/23 13:18
キーワード:試合,選手,大会

 地震で中断していた全国高校野球選手権大会の新潟大会が23日に再開した。長岡市の悠久山球場では試合途中に地震が発生してノーゲームとなっていた柏崎総合高校対加茂高校の再試合が第1試合で行われ、柏崎総合が七回コールド勝ちで2回戦進出を決めた。 快勝の柏崎総合のスタンドでは生徒や保護者ら約60人が大声援。快勝にエース、三宅喬裕選手(18)の母親(56)は「地震で水もガスも止まり、料理を作ってあげられませんでした」と地震発生後1週間を振り返った。 また小池貴裕主将(18)は「頑張っている姿を被災地の人たちに見せたかった。いろんな人に支援していただいたことを感謝しています」と話していた。 新潟大会は13日開幕、16日に新潟県中越沖地震が発生。柏崎市の佐藤池球場はグラウンドに亀裂が入り、使用中止となっている。

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1.中越沖地震 高校野球が再開…仮設住宅建設も 新たな一歩 ,毎日新聞
RV=55.3 2007/07/23 17:02
キーワード:暑い,県道,選手,試合

 新潟県中越沖地震の被災地は23日、あの日から1週間の朝を迎え、新たな一歩を踏み出した。中断していた高校野球が再開され、仮設住宅の建設が始まった。被害が大きかった柏崎市の市役所では職員らが犠牲者に対して黙とうし、復興を誓った。 中越沖地震で中断していた第89回全国高校野球選手権新潟大会(新潟県高野連など主催)が23日、1週間ぶりに再開した。3年生にとって、最後の夏が戻ってきた。 この日は5球場で14試合を予定しており、午前中にプレーボール。16日に地震が起きた時は試合直前だったり、数試合はゲーム中だった。 柏崎市の佐藤池(さとうがいけ)球場では、被害が集中した柏崎市の柏崎総合高校が加茂市の加茂高校を6−1でリード。5回裏無死一塁、3番小池貴裕主将(3年)が打球を放った瞬間、球場が大きく揺れた。選手はしゃがみこみ、スタンドはどよめいた。グラウンドは地割れしたり隆起し、スタンドにひびが入り、ノーゲームとなった。 市内5校の監督らは選手のために19日から練習を再開することにした。同校の自主練習には部員15人の大半が参加。避難所で生活したり、ボランティア活動の合間に参加した選手もいた。グラウンドも隆起やひび割れたが、トスバッティングやキャッチボールなどできる限りの練習をした。22日には、04年の中越地震で被災した長岡市の中越高校の協力で実戦に近い練習もできた。 丸山監督は「『暑いから水かぶれ』って言っても、選手は『貴重な飲み水だから』と遠慮した。スポーツには厳しい条件だった」と話す。 この日、長岡市の悠久山野球場で全員で黙とうして、初回から再試合が行われた。長岡市の自宅が壊れた柏崎総合高校の桑原智洋選手(3年)の父、勉さん(53)はスタンドで、「息子は『このまま大会が終わるんじゃないか』と心配していた。再開できてよかった。(被災地のみなさんに)元気を与えたいと言ってました。親としても元気をもらっています」と話していた。【畠山哲郎】 ◇国道8号が開通 中越沖地震で通行止めとなっていた国道8号が23日午前9時、開通した。長岡市大積など2カ所で土砂崩れのため寸断されていたが、土砂の撤去が完了した。これまで県道を迂回していた新潟・長岡方面からの支援物資がより早く届けられるようになる。 一方、JR信越線は同日、犀潟駅−柿崎駅間で運行を再開した。土砂に埋まった青海川駅付近の線路の復旧見通しは立っておらず、この区間で折り返し運転をする。【衛藤達生】 ◇道路など被害総額は40億4600万円 国土交通省北陸地方整備局は23日、柏崎市が管理する道路、河川、橋の地震被害の調査結果を市に報告した。道路947カ所、河川79カ所、橋192カ所で被害総額は約40億4600万円。同整備局は市の依頼を受け、被害の大きかった海岸部を調査していた。 一方、新潟県が中越沖地震の県内の住宅などの被害総額が5000億円以上にのぼるとみていることが分かった。3年前の中越地震の約半分の規模になるという。

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2.中越沖地震 震源地近い海底に大量の古木 液状化で浮上か ,毎日新聞
RV=28.0 2007/07/23 17:02
キーワード:海底,古木

 中越沖地震の震源地に近い新潟県出雲崎町沖の海底に、大量の古木が堆積(たいせき)していることが分かった。地震の液状化現象で、地中に埋まっていた古木が浮き上がった可能性があるという。網に絡まり漁業に支障があることから、地元漁協が実態調査を進めている。 出雲崎漁協(坂下甚十郎組合長)によると、古木が見つかったのは19日未明。出雲崎漁港から数キロ沖合でタイ漁をしていた漁船が、水深約70〜100メートルの海底から網を引き揚げたところ、直径30〜50センチの古木がいくつも絡まっていた。古木の多くは角が取れた楕円(だえん)形で、長さ1メートル以上の棒状のものもあった。既に100個以上引き揚げられている。坂下組合長は「50年漁をやっているが初めて。タイが取れずに困っている」と話している。 県水産課によると、同様の古木は長岡市寺泊地区でも確認されている。小長井一男・東京大学生産技術研究所教授(地震工学)は「詳しい状況は分からないが、アメリカ・ロマプリエタ地震(89年10月)でも海底の液状化が確認されており、液状化現象で浮き上がった可能性がある」と話している。【伊藤直孝】

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3.中越沖地震 震源地近い海底に大量の古木 液状化で浮上か ,毎日新聞
RV=28.0 2007/07/23 17:02
キーワード:海底,古木

震源地に近い海底で地震後に見つかった古木=新潟県出雲崎町の出雲崎漁港で22日午後0時50分ごろ、伊藤直孝撮影(毎日新聞)

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1.<中越沖地震>柏崎市内の5校6棟が「危険」 文科省調査 ,毎日新聞
RV=20.6 2007/07/23 21:09
キーワード:判定,倉庫

 中越沖地震で被害を受けた新潟県柏崎市内の公立小中学校5校の体育館や倉庫など6棟が、使用禁止にすべき状態であることが、文科省の応急危険度判定調査で分かった。避難所に使用されている建物はなく、地震発生後からすでに使用されていないという。このほか、10校15棟は要注意、25棟は安全と判定された。

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1.マツダ2工場相次ぎ操業再開,中国新聞
RV=62.7 2007/07/24 00:06
キーワード:生産,部品,休止,操業

 新潟県中越沖地震で被災した部品大手リケン柏崎事業所(柏崎市)の一部操業再開を受け、マツダは停止していた防府工場(防府市)の操業を23日夜から再開した。本社宇品工場(広島市南区)も24日朝から再開する。両工場が生産を休止した21、23日の2日間で計約4500台の生産がストップした。リケン柏崎事業所から工場に部品が届くのに時間がかかるため、当面は手持ちの在庫で対応するという。

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2.中越沖地震の義援金を募る 京都サンガ、25日西京極で ,京都新聞
RV=42.7 2007/07/23 23:19
キーワード:義援金,選手,試合

 25日午後7時から西京極で行う湘南戦で、新潟県中越沖地震の義援金を募る。午後6時から各入場ゲートで、募金箱を持った選手が募金を呼び掛ける。 「京セラスペシャルデー」も実施し、各入場ゲートで先着1万人に、チームカラーの紫色をした京セラオリジナルタオルマフラーをプレゼントする。ゲートではお楽しみ抽選券も配り、全選手のサイン入り当日試合球(3人)や、希望選手のサイン入りレプリカユニホーム(3人)の当たる抽選会をハーフタイムに行う。

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3.島根原発増設反対運動が松江市へ申し入れ ,山陰中央新報
RV=24.8 2007/07/24 00:05
キーワード:活断層,指針

新潟県中越沖地震に伴い東京電力柏崎刈羽原発で多くの被害やトラブルが見つかった問題で、市民団体の島根原発増設反対運動が二十三日、中国電力島根原発の消防体制が緊急時に機能するかを確認することなどを、松江市へ申し入れた。 申し入れは、消防体制の確認のほか▽耐震指針の改定による調査で、海域調査を徹底して行うよう中電に求める▽近くに活断層がある場合、原発の建設を認めないことを国や関係機関に要請する−など六項目。 同運動の芦原康江代表が「活断層を抱える島根原発は止める以外に安全策はない」と述べた上で、次善の策とし申し入れ事項を列挙した。松江市の西田正孝原子力専門監は消防体制について「中電が近く国へ報告する改善計画を見た上で対応したい」と述べた。 同運動は二十七日、海域調査の徹底や原発施設の耐震補強などを中電に申し入れる予定。

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1.柏崎刈羽原発の水漏れ、建屋に構造欠陥…原子力保安院 ,読売新聞
RV=53.0 2007/07/24 03:07
キーワード:プール,燃料,院長,物質,放射,建屋,薦田,時期

 新潟県中越沖地震で、東京電力柏崎刈羽原子力発電所6号機の使用済み燃料プールの水があふれ、放射性物質を含む水の一部が「非管理区域」に漏れ、海に放出された問題で、経済産業省原子力安全・保安院は23日、プールが設置された原子炉建屋4階の構造に、設計上の問題があるとの見方を示した。 また、保安院の薦田康久院長は同日、同原発を視察して、「消防体制や放射性物質漏えいの連絡体制など改善すべきことは多い」と地震対策の問題点を指摘、「運転再開を考えるべき時期ではない」と、再開までかなりの時間がかかるとの見通しを示した。 東電の説明によると、使用済み燃料プールの水は、地震の揺れで建屋4階の「作業フロア」にこぼれ、一部が床下に設置した「給電ボックス」に入った。

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1.保健師らきょう被災地へ 中越沖地震で川越市が派遣,産経新聞
RV=38.3 2007/07/24 07:50
キーワード:相談,保健

 新潟県中越沖地震で、川越市は24日から8月3日まで保健所、総合保健センターの保健師ら延べ12人を1班4人の3班編成で、柏崎市内の避難場所などに派遣する。県内からは県、さいたま市の保健師らも既に派遣されているという。 厚生労働省の派遣要請に応じたもので、派遣される班は保健師2人、事務職2人で編成。1班が4泊5日ずつ、柏崎市役所に設置された新潟県災害対策本部の指揮下に入り、避難場所などで被災者の心のケアや健康相談業務に従事する予定。 派遣に先立ち23日、市役所市長室で出発式が行われ、派遣職員を代表して保健所の林礼子保健予防課長が「被災者の体の健康と心の健康のため一生懸命任務を遂行してきます」と決意表明。舟橋功一市長が「市民を代表して頑張ってください」と激励した。

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2.新潟県中越沖地震 厳冬へ再起 コロナ柏崎工場始動,産経新聞
RV=37.4 2007/07/24 08:01
キーワード:生産,操業

 新潟県中越沖地震で被災し、操業を停止していた暖房器具製造のコロナの柏崎工場が23日、市場シェアの50%超を握る寒冷地向け大型石油ストーブの生産ラインを再稼働させた。 同工場は新製品の生産を今月10日に始めた直後に被災したが、5年前に耐震補強工事をしていたおかげで、被害を最小限に食い止めることができたという。 工場に勤める社員200人のうち約2割は自宅損壊などの被害で出社できない状況。このため生産ペースはまだ通常の5割程度だが、週内に9割まで上げる方針で、高橋一嘉工場長は「これから頑張れば需要期に間に合う」と意気込んでいる。

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3.夏の高校野球新潟大会 被災柏崎3校勝利 1週間ぶり再開,産経新聞
RV=29.4 2007/07/24 07:50
キーワード:選手,試合

 県内に球音再び−。新潟県中越沖地震の影響で中断していた第89回全国高校野球新潟県大会が23日、1週間ぶりに再開され、第4日の14試合が行われた。長岡市の悠久山球場には被災した柏崎市の5校のうち、柏崎総合、柏崎工、新潟産大付の3校が登場。いずれもコールド勝ちで2回戦進出を決めた。逆境をはねのけ、懸命なプレーで勝利をもぎ取った球児たちにスタンドからは大きな拍手が送られた。 柏崎総合のグラウンドは地震で液状化、大きな亀裂も走り、使用不能になった。避難所生活を強いられる部員もおり、ナインはほとんどボールに触ることができなかった。「相手は必死に練習しているのにうちはできない。みんなの焦りは相当なものだった」(小池貴裕主将)。 15人の部員全員で練習を再開できたのは、試合2日前の21日。キャッチボールや守備の連係を確認し、主力メンバーは柏崎高の室内練習場で打ち込みをした。丸山卓真監督は、被災体験が選手の精神面に悪影響を及ぼすことを恐れ、「大会中は地震を忘れろ。勝つことだけに集中しろ」と強く説き続けた。 加茂との再試合には、「自分たちの頑張る姿を見せ、被災者を勇気付ける」(小池主将)気持ちで臨んだ。午前9時、犠牲者に黙祷(もくとう)をささげ、プレーボール。序盤は相手にリードを許したが、投打がうまくかみ合い、五回を終えて8−2と大量リードを奪った。応援スタンドにいた柳沢憂中堅手の父、久義さん(50)は「地震発生はちょうど五回裏だった。みんな“鬼門”を乗り切ってくれた」とうれしそう。 七回裏の二死満塁のピンチも迎え、10−3でゲームセット。地震を乗り越えての勝利に、桑原智洋一塁手の父、勉さん(53)は「あんなつらい思いをしたのに本当によくやってくれた。本当に、よく…」。涙で言葉が続かなかった。

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1.中越沖地震:サポート情報 23日 /新潟 ,毎日新聞
RV=70.4 2007/07/24 13:02
キーワード:相談,介護,保険

(23日) ■ライフライン ●水道 柏崎市、刈羽村で依然として2万戸以上が断水している。日本水道協会や東京都の支援を受け、430人態勢で復旧作業を進めているが、完全な復旧は26日にずれこみそうだ。 ●ガス 柏崎市、刈羽村で約3万戸の都市ガスが不通のまま。1200人以上の作業員が地中のガス管の点検を行っているがガス管の中に水がたまっていたりすると、通常の2〜3倍の時間がかかるためはかどっておらず、復旧の見通しのめどはたっていない。 ■食料支援 農水省北陸農政局は24日と25日、柏崎市内の避難所へ青森県産のリンゴ5000パックを届ける。青森県対策協議会の提供で、24日に2000パック、25日に3000パックを運ぶ予定。 ■鉄道 ◇犀潟―柿崎間の信越線、運転再開 JR信越線犀潟―柿崎間で運転を再開した。不通区間は信越線の柿崎―宮内間と越後線の柏崎―吉田間となる。問い合わせはJR東日本新潟支社電話025・248・5107。 ■コインランドリー 【コインランドリーきらら】(柏崎市田中27の12、電話0257・23・2885)午前6時〜午前0時。日中は予約制だが夜間は比較的空いている。洗剤、柔軟剤は不要。洗濯機(9台)利用は300〜1400円。乾燥機(25台)は8分100円から。 【コインランドリーきらら松波店】(柏崎市松波3の1の1、電話0257・21・1844)午前6時〜午後10時半。断水のため洗濯機は使用できない。乾燥機(8台)は8分100円から。 【Kマート朝日が丘店】(柏崎市希望が丘6の14、電話0257・24・5161)午前6時〜午前0時。乾燥機(11台)は10分100円から。23日に水道が復旧したため洗濯機も利用可能の見通し。 ■福祉避難所 県が設置した介護を要する高齢者のための福祉避難所は県内に8カ所。うち、新潟市江南区の新潟ふれあいプラザは身体障害者か、人工透析が必要な患者専門。 そのほかの避難所は▽刈羽村デイサービスセンターきらら(刈羽村刈羽)▽刈羽村老人福祉センター(同)▽柏崎小学校(柏崎市学校町)▽特別養護老人ホームいこいの里(同市左水)▽長浜デイサービスセンターふれあい(同市長浜町)▽元気館障害者デイサービスセンター(同市栄町)▽柏崎高校セミナーハウス(同市学校町)。 問い合わせは電話025・280・5194。新潟ふれあいプラザのみ電話025・280・5210。 ■心の相談室 新潟産業保険推進センターは、柏崎市に相談室「にいがたさんぽ・心の相談室」を設け、カウンセラーが心の悩みに関する相談に応じる。開設は25日、8月1、8日の午後1〜4時。場所は柏崎地方合同庁舎(柏崎市田中26の23)4階の新潟地方労働局。1日3〜4人までで、予約が必要。予約は電話0120・756・067(フリーダイヤル)か025・227・4411。 また、県の「こころのケアホットライン」では、心の健康に関する電話相談に応じている。毎日午前8時〜午後10時。電話0120・913・600(フリーダイヤル)か025・281・5773。 ■住宅 ●仮設住宅 柏崎市1000▽刈羽村200▽出雲崎町11の計1211戸を建設予定。各市町村が被災住民に聞き取り調査を実施中。柏崎市と刈羽村の一部は着工が始まり、8月12日に完成予定。 ●公営住宅 公営住宅で入居可能な225戸についてホームページ(http://www.pref.niigata.jp/)で情報提供。問い合わせは県建築住宅課電話025・280・5444。 ●民間賃貸住宅 県宅地建物取引業協会が仲介手数料無料で賃貸住宅を紹介。問い合わせは電話025・247・1177(平日午前9時〜午後5時)。 ●住宅相談 建て替えや修繕相談に県建築士会相談員などが応じる。原則窓口対応。柏崎市役所第2分館大会議室▽刈羽村生涯学習センターラピカ2階第2学習室▽出雲崎町役場1階ロビー(26日)。いずれも午前9時〜午後4時。 ●一時避難所 仮設住宅完成までの一時的措置として、中越地震で建設した長岡市陽光台の仮設住宅の一部を開放する。申し込みは電話0257・21・7585か7586(午前9時〜午後5時)。 また高齢者や障害者、未就園児、妊娠している女性とその家族は、県が借り上げた旅館、ホテルに無料宿泊(1泊3食付き)できる。申し込みは、柏崎市電話0257・21・2234▽刈羽村電話0257・45・3916▽出雲崎町電話0258・78・2293▽長岡市電話0258・39・2218▽上越市電話025・526・5111。 ■ボランティアバス 県災害救援ボランティア本部は、被災地でのボランティアを希望する人のためにボランティアバスを24〜27日も運行する。バスで柏崎市、刈羽村、出雲崎町の被災地へ行き、被害家屋内の片付け、清掃やひな所の環境整備などに従事する。新潟(東北電力スタジアム駐車場)午前7時発、長岡(JR長岡駅東口)午前8時発。事前申し込みが必要。電話025・285・7775、7787、7793(午前9時〜午後4時)。28、29日の運行も予定している。 ■無料法律相談 県弁護士会は、被災者のための無料法律相談電話を開設した。震災に関する困りごとに関して、秘密厳守で相談を受け付ける。料金は通話料のみ。平日午後1〜4時。28日も受け付ける。相談は電話025・223・8255。7月24日朝刊

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2.第89回全国高校野球:新潟大会 球児の夏、熱戦再開 試合前に黙とう /新潟 ,毎日新聞
RV=67.0 2007/07/24 13:02
キーワード:選手,試合,暑い,二塁打

◇ノーゲームの柏崎総合高校、試合前に黙とう 中越沖地震で中断していた第89回全国高校野球選手権新潟大会(新潟県高野連など主催)が23日、1週間ぶりに再開し、5球場で14試合が行われた。長岡市の悠久山球場では、柏崎総合(柏崎市)と加茂(加茂市)が再試合を行い、選手らは力いっぱいプレーした。 今月16日の柏崎市の佐藤池球場。柏崎総合が加茂を6―1でリードした5回裏無死一塁、3番小池貴裕主将(3年)が打った瞬間、球場が大きく揺れた。選手はしゃがみこみ、スタンドはどよめいた。グラウンドは地割れしたり隆起し、スタンドにひびが入り、ノーゲームとなった。 柏崎総合の自主練習には部員15人の大半が参加。避難所で生活したり、ボランティア活動の合間に参加した選手もいた。グラウンドも隆起やひび割れたが、できる限り練習した。22日には、04年の中越地震で被災した長岡市の中越高校の協力で実戦に近い練習もできた。 丸山卓真監督は「『暑いから水かぶれ』って言っても、選手は『貴重な飲み水だから』と遠慮した。スポーツには厳しい条件だった」と話す。 悠久山野球場では全員で黙とうした後、試合を再開し、柏崎総合が10―3でコールド勝ち。小池主将は「被災という逆境だったが、被災者の人たちに必死に頑張ってるところを見せたかった」と語っていた。【畠山哲郎】 ▽1回戦 【長岡・悠久山】柏崎総合 0122311=10加茂   1100001=3 (七回コールド) (柏)三宅―田中 (加)市川、児嶋―田浦▽二塁打 小池、下村2、田中、茂野(柏)柏崎工 30135=12新井  01001=2 (五回コールド) (柏)箕輪―富澤 (新)加藤、森田―弓立▽三塁打 富澤(柏)▽二塁打 金澤、小見、金子(柏)弓立(新)新潟産大付 0112030=7加茂暁星  0000000=0 (七回コールド) (新)池田―安部 (加)小柳―錦澤▽二塁打 安部、竹内(新) 【新潟・鳥屋野】東京学館新潟  000000002=2  10000011×=3新潟第一 (東)柳―吉原 (新)吉井―飯田▽三塁打 皆川(東)飯田(新)三条商 000000000=0新潟工 00013020×=6 (三)諸橋―高橋 (新)長場―原田▽二塁打 矢口2(新)阿賀黎明 10000=1高田   5170×=13 (五回コールド) (阿)斎藤裕、長谷川夏―若狭 (高)青田―野口▽二塁打 西条、山本、北村(高) 【三条市民】十日町総合  000000000=0  02000001×=3分水 (十)樋口祥―桑原 (分)白井―高畑▽二塁打 高畑、吉井、内藤(分)柿崎・久比岐  00000=0新潟南    10002×=12 (五回コールド) (柿)湯本直、湯本圭―高野匠、湯本直 (新)久島―山崎▽三塁打 大橋、山崎(新)▽二塁打 久島、佐々木(新)新津工 10173=12海洋  00000=0 (五回コールド) (新)土田裕、鈴木光―中村、樋口 (海)稲川、笠原―橋立▽三塁打 佐藤翼(新)笠原(海)▽二塁打 鈴木伸(新) 【五泉市営】長岡   1400221=10敬和学園 0000000=0 (七回コールド) (長)江村、高野義、安藤、内山―竹樋、高頭 (敬)道下―神田▽三塁打 岡村、小川、高頭(長)▽二塁打 竹樋、小西(長)新潟東 020000000=2津南  000000000=0 (新)神田―富樫 (津)宮嶋―樋口▽三塁打 富樫、神田(新)▽二塁打 服部(津) 【新発田・五十公野公園】新潟北  01000=1新発田南 41222=11 (五回コールド) (潟)鷲澤―我妻 (発)神田―横山▽三塁打 坂上2(発)▽二塁打 横山(発)長岡商  00102200100=6  10002010201=7新潟西 (延長十一回) (長)木口、阿部―鳥島 (新)篠田―梅澤▽二塁打 藤井、岩井2(長)田村(新)新発田中央  200000000=2  20101000×=4新潟江南 (発)佐藤―林 (潟)田中―藤沢▽二塁打 渡辺力(発)藤沢(潟)……………………………………………………………………………………………………… ■青春譜 ◇避難中も練習欠かさず−−新潟産大付2年・猪俣誠選手 五泉市営球場で試合を待っていたときに地震が起きた。帰宅し、傾く家を見た瞬間、衝撃を受けた。以来、父の豊さん(44)が経営する焼き鳥屋で、水道もガスも電気もない避難生活を余儀なくされた。食事は配給のおにぎりやカップラーメンが中心。風呂も入れず、疲労がたまった。 そんな状況でも、練習は欠かさなかった。家の片づけや給水の手伝いの合間を縫って、キャッチボールや素振りをした。「近所の人たちやいとこが僕に優先的に食料を持って来てくれて。『頑張れよ』って励まされました」と振り返る。 明るい性格で、チームでもムードメーカーという。スタンドから応援していた父も「ストレスがたまっていたが、息子から元気をもらった。避難生活中も冗談を言って笑いをとってくれた」とうれしそうに語る。 23日の試合では4打数2安打と、勝利に貢献した。「みんなのおかげでグラウンドに立てたことに感謝している。今度は柏崎の地域の人たちに、明るいニュースを運びたい」と笑顔で語った。【畠山哲郎】7月24日朝刊

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3.中越沖地震:発生1週間 いつか余震が…怖い 復旧進まず不安の声−−飯綱町 /長野 ,毎日新聞
RV=59.1 2007/07/24 13:05
キーワード:相談,生産

 新潟県中越沖地震から1週間たった23日、県内で地震計が「震度6強」を記録した飯綱町では、復旧作業が続いている。重軽傷者3人、住宅一部損壊は118棟に上り、復旧が進まない住民からは不安の声が出ている。 柱が傾くなど被害の大きかった同町芋川の三水庁舎(旧三水村役場)は、近くの文化施設「りんごパークセンター」への移転が決まり、準備が進んでいる。8月中旬までには移転を済ませる予定。また、同町では崩れたブロックや食器類、壊れた家電などのごみ回収を2回行っており、延べ約200人が利用した。 この日、職員は2回目となる町内各地区の巡回をし、被害状況の把握や相談を受けた。同町芋川の吉川とし子さん(74)は自宅のブロック塀が道路側に崩れ落ちたままだ。「足腰が悪いので片付けられないでいる。この1週間、いつ余震が来るかと怖かった。町外に住んでいる息子が手伝いに来るのを待つしかない」と肩を落としていた。【大平明日香】 ◇県内被害状況、重傷含め負傷者29人 一部損壊家屋276棟、国道405号で一部通行止め 県危機管理局によると、県内の被害状況(22日現在)は負傷者は29人(重傷6人、軽傷23人)。一部損壊した家屋は飯山市で60棟など計276棟。全壊や半壊はなかった。交通網では、落石があった国道405号の栄村の和山―切明間が通行止めになったままだ。 また、県がまとめた地震による被害額は農作物や農道崩壊で2億6238万円、路面損壊で約3020万円など計2億9758万円。県など6カ所で設置されていた災害対策本部は、現在は飯山市と飯綱町の2カ所だけとなっている。県危機管理局は「状況は落ち着きつつあるが、余震警戒などしっかりと対応していきたい」と話している。 またエノキダケの年間生産量が日本一の中野市では、キノコ培養農家35戸で培養器計286万本が散乱するなどし、被害額は約8160万円に上った。被災農家では培養器の収集や分別作業などを行い、おおむね復旧したという。同市のキノコの生産高は年間120億円にもなる。JA中野市では「倒れた培養器に他の菌が入った可能性がある。今後は栽培方法などを指導していく」(キノコ技術課)という。【藤原章博】7月24日朝刊

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1.中越沖地震:市民団体「原発海域の活断層調査を」 松江市に中電への指示要望 /島根 ,毎日新聞
RV=51.4 2007/07/24 16:01
キーワード:海底,活断層,データ,指針

 新潟県中越沖地震により、東京電力柏崎刈羽原発で火災や建物損傷、放射能漏れなど多くのトラブルが相次いだことを受け、市民団体「島根原発増設反対運動」は23日、松江市に対し、島根原発に近い海域の活断層調査を中国電力に指示するよう申し入れた。 柏崎刈羽原発では、この地震の震源となった原発直下にある海底活断層を、国の安全審査で見落としたことが指摘されている。島根原発でも、昨年6月に活断層の見落としが明らかになったばかり。国の耐震指針の改定を受け、島根原発では現在、宍道断層の再調査を進めている。 同団体は「島根原発の海域部分の断層は2号機の建設データをそのまま3号機に使っており、きわめて不十分」と指摘。海域調査を徹底することや、柏崎刈羽原発で火災が起きた変圧器の耐震補強を行うこと、燃料プールの水が外部に漏れださない対策をとることなど、6項目を要望した。西田正孝・原子力専門監は「国の指示で中電が対策を進めている。調査の状況を見ながら対応したい」と話した。【酒造唯】7月24日朝刊

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2.<中越沖地震>被災者にお茶わん届けよう NPO代表が企画 ,毎日新聞
RV=36.1 2007/07/24 15:03
キーワード:山古志,高校,法人

 神戸市垂水区のNPO法人「ひまわりの夢企画」代表の荒井勣(いさお)さん(61)が、新潟県中越沖地震の被災者に食器を届けるボランティア「お茶わんプロジェクト」に取り組んでいる。新潟県柏崎市の高校が協力を申し出ており、荒井さんは「全国の皆さんの温かい気持ちを被災地へ」と食器の提供を呼びかけている。 阪神大震災で自らも被災した荒井さんは、家財道具を失い悲しむ被災者を見て「せめて食器があれば」と痛感。「温かいご飯を食器で食べられてこそ元気が出る」と、04年の新潟県中越地震でも、段ボール1248箱分の食器を被災者に届けた。神戸市民らから集めた食器をトラックで6回に分け、山古志村(現長岡市)や小千谷市などの仮設住宅で無料配布した。避難所で紙皿や紙コップでの食事が続いた被災者には「久しぶりに食器で食事ができた」と好評で、すべての食器が被災者に渡った。 今回の「お茶わんプロジェクト」には、中越地震をきっかけに交流を始めた県立柏崎総合高校(大滝則雄校長、589人)の生徒会が賛同し、食器の保管場所の提供と配布の協力を申し出た。仮設住宅が完成する8月をめどに生徒がボランティアで配る。すでに食器が届けられ始めており、旧山古志村村長の長島忠美衆院議員からも寄せられたという。 生徒会を担当する阿部英敬教諭は「この活動を通じて多くの人が温かい気持ちで協力してくれていることを生徒に学んでほしい」と話している。 送り先は〒945―0826新潟県柏崎市元城町1の1「県立柏崎総合高校・生徒会お茶わん係」。食器は未使用で、段ボールでのこん包を求めている。8月10日必着。問い合わせは078・787・7387荒井さん。【小林悠太、堀文彦】

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3.ごみ処理復旧、11月以降に…柏崎市・刈羽村 ,読売新聞
RV=20.6 2007/07/24 15:22
キーワード:ごみ,煙突

 新潟県中越沖地震で、被害を受けた柏崎市と刈羽村の可燃ごみ処理施設「クリーンセンターかしわざき」(柏崎市橋場)の復旧が、11月末以降になる恐れが出てきた。 大きく損傷した煙突の建て替えだけで4か月以上かかる可能性が高く、余震の警戒から、内部調査にも着手できていない。 3年前の中越地震では、約1か月で被災地の施設は復旧し、周辺自治体がごみを受け入れた。だが、今回は各自治体とも施設の修理などで能力いっぱいの稼働を強いられており、「長期的に受け入れられるかどうか」と不安が広がっている。 クリーンセンターかしわざきは、高さ約59メートルの煙突の一部が崩れ、6メートル短くなって傾いた。また、施設内の被害状況を調べるにも立ち入ることができず、焼却システムの検査もできていない。柏崎市クリーン推進課は「修理が煙突だけで済むのかどうかも分からない」と頭を抱える。

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1.中越沖地震 被災者にお茶わん届けよう NPO代表が企画 ,毎日新聞
RV=50.3 2007/07/24 17:21
キーワード:山古志,食器,高校,法人

 神戸市垂水区のNPO法人「ひまわりの夢企画」代表の荒井勣(いさお)さん(61)が、新潟県中越沖地震の被災者に食器を届けるボランティア「お茶わんプロジェクト」に取り組んでいる。新潟県柏崎市の高校が協力を申し出ており、荒井さんは「全国の皆さんの温かい気持ちを被災地へ」と食器の提供を呼びかけている。 阪神大震災で自らも被災した荒井さんは、家財道具を失い悲しむ被災者を見て「せめて食器があれば」と痛感。「温かいご飯を食器で食べられてこそ元気が出る」と、04年の新潟県中越地震でも、段ボール1248箱分の食器を被災者に届けた。神戸市民らから集めた食器をトラックで6回に分け、山古志村(現長岡市)や小千谷市などの仮設住宅で無料配布した。避難所で紙皿や紙コップでの食事が続いた被災者には「久しぶりに食器で食事ができた」と好評で、すべての食器が被災者に渡った。 今回の「お茶わんプロジェクト」には、中越地震をきっかけに交流を始めた県立柏崎総合高校(大滝則雄校長、589人)の生徒会が賛同し、食器の保管場所の提供と配布の協力を申し出た。仮設住宅が完成する8月をめどに生徒がボランティアで配る。すでに食器が届けられ始めており、旧山古志村村長の長島忠美衆院議員からも寄せられたという。 生徒会を担当する阿部英敬教諭は「この活動を通じて多くの人が温かい気持ちで協力してくれていることを生徒に学んでほしい」と話している。 送り先は〒945−0826新潟県柏崎市元城町1の1「県立柏崎総合高校・生徒会お茶わん係」。食器は未使用で、段ボールでのこん包を求めている。8月10日必着。問い合わせは078・787・7387荒井さん。【小林悠太、堀文彦】

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2.敦賀美方消防組合:敦賀原発・ふげんで緊急立ち入り検査 中越沖地震火災受け /福井 ,毎日新聞
RV=28.6 2007/07/24 17:01
キーワード:自衛,訓練

 新潟県中越沖地震により東京電力柏崎刈羽原発で火災が発生した問題を受け、敦賀美方消防組合消防本部は23日、管内にある日本原子力発電敦賀原発と日本原子力研究開発機構の新型転換炉「ふげん」で緊急の立ち入り検査を行った。 敦賀原発には午前9時半、同本部の吉田実・予防課長ら6人が訪れた。 消火設備が保管されている倉庫では、ヘルメットや消防服、消火器、ホースなどが劣化していないかや、決められた数がそろっているかを点検していった。また、書類や発電所員から聞き取りの調査も行い、▽自衛消防隊の体制や訓練の実施状況▽消防用設備や建築物の維持管理▽危険物の定期点検の実施状況――など、原電の自主的な消防体制について、不備がないかを確認した。 同本部によると、この日の検査ではいずれも問題は見つからなかったが、原電、原子力機構には「地震、火災と個別の災害を想定した訓練だけでなく、複合的な災害も想定した訓練を行ってほしい」と要望したという。 今後、県内の他の原発でも順次、消防による立ち入り調査が行われる。【平野光芳】7月24日朝刊

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3.浜岡原発で変圧器消火訓練=柏崎刈羽火災で中部電力−静岡 ,時事通信
RV=28.6 2007/07/24 18:31
キーワード:自衛,訓練

 新潟県中越沖地震で東京電力柏崎刈羽原発の変圧器から出火した事態を受け、中部電力は24日、浜岡原発(静岡県御前崎市)で変圧器火災を想定した消火訓練を実施した。同原発では、職員らが消火器や消防車などを取り扱う訓練などは定期的に行っているが、特定施設での火災を想定した訓練は初めて。 訓練は、平日昼間に地震が起き、2号機(定期検査中)の変圧器の1つで漏えいした油による火災が発生したとの想定で、自衛消防隊を組織する初期消火対応要員の職員21人が参加した。 

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1.温泉無料宿泊利用進まず 車で1時間…被災者二の足 ,産経新聞
RV=29.7 2007/07/24 21:38
キーワード:相談

 新潟県中越沖地震で被災し、避難所生活を送っている人に対し、県は温泉旅館に無料で宿泊できる独自の制度を適用、19日に受け付けを始めた。しかし、旅館が遠いこともあって評判はいまひとつ。利用者は17世帯24人(23日時点)にとどまっており、柏崎市災害対策本部は24日午前、避難所でのPRを始めた。 この制度は、新潟県が平成16年の中越地震の際、県旅館組合の協力を得て始めた。災害救助法に基づき、温泉旅館を「避難所」として利用するため、国からも負担金が出る。中越地震では、約3カ月で延べ約1万1000人が宿泊したという。 柏崎市、刈羽村、出雲崎町、上越市、長岡市の被災者のうち、基本的には高齢者や乳幼児のいる家族が対象だが、避難所生活に疲れている人なども利用可能。仮設住宅入居か自宅修繕終了まで滞在できる。 新潟市と魚沼市、妙高市の県指定の温泉旅館に3食付きで泊まれるが、いずれも柏崎市から車で約1時間。「方面を知らせると『ちょっと相談してみます』と声を落とす人が多い」(柏崎市福祉課)という。 避難所では、住民が「近くないので、現実には使えない。仕事もあるし…」「家の片付けがあるから、行っても落ち着かないと思う」「1人暮らしだから、知っている人がいる方が怖くない」と口々に訴える。 県生活衛生課は「広報が足りないのか…。1000人ぐらい受け入れられるので、リフレッシュを兼ねて数日でも利用してほしい」と呼びかける。

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2.<中越沖地震>海底断層などの緊急調査実施へ ,毎日新聞
RV=29.5 2007/07/24 21:23
キーワード:海底,活断層

 政府の総合科学技術会議は24日、新潟県中越沖地震の震源域周辺で、海底断層などの緊急調査を実施することを決めた。今年度の科学技術振興調整費を使い、産業技術総合研究所など5機関が実施する。音波探査で震源域海底の活断層の分布を調べ、中越沖地震との関係を解明。海域と陸域の地下構造などを調査する。

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3.<柏崎刈羽原発>原子炉建屋内で破損 設計想定甘く ,毎日新聞
RV=27.4 2007/07/24 21:29
キーワード:部品,指針

 東京電力は24日、新潟県中越沖地震に襲われた柏崎刈羽原発6号機(新潟県刈羽村)で、原子炉の真上にある天井クレーン(重さ約31トン)の鋼鉄製部品が破断していたと発表した。クレーンは原子炉圧力容器のふたの開閉などに使うもので、経済産業省原子力安全・保安院は原子炉等規制法に基づく安全上重要な機器の故障に当たるとしている。地震でこうした重要機器が損傷したと分かったのは初めて。耐震設計上の揺れの想定の甘さや被害の深刻さが改めて浮き彫りになった。 修復が終わるまで原子炉のふたは開けられないため、6号機の炉心の点検作業開始は大幅に遅れる見通しとなった。 クレーンは原子炉建屋の4階に設置されている。左右の壁の上部に取り付けられたレールの上を車輪で移動する構造をしており、幅約35メートル、奥行き12メートル、高さ6メートル。 破断したのは、車輪にモーターからの動力を伝える車軸のつなぎ目にある「継ぎ手」と呼ばれる部品。炭素鋼製で、太さ約5センチ。2本の車軸で継ぎ手が計2個破断した。 4階の床下には原子炉圧力容器のふた(重さ約90トン)部分や、使用済み核燃料プールがあり、クレーンは核燃料の交換にも使う。 24日午前10時半ごろ、クレーンの点検準備をしようとした原発メーカーの社員が、継ぎ手の一部が破断し、つなぎ目がずれているのを見つけた。 東電によると、国の耐震指針は、天井クレーンが核燃料を釣り上げている最中に地震が起きても、燃料落下などを起こさないことを要求。耐震上の重要度は4段階のうち下から2番目の「B」で、建築基準法が定める揺れの約2倍の揺れに耐える必要がある。また、さらに強い揺れに襲われても、クレーン本体が落下しないことを求めている。 東電はこれまで、原子炉圧力容器以外は、建屋内の点検をほぼ終え、外観上、機器に異常はないとしていた。しかしこのクレーンは、4階の床が放射能を含んだ水で汚染されていたために点検できていなかったという。 保安院は「本体が落下したわけではなく、原子炉の基本的な安全性は保たれていると考えている」と話してる。【高木昭午】 ◇大事故の可能性 ▽京都大原子炉実験所の小出裕章助教(原子核工学)の話 使用中に地震が来ていたら、大事故につながった可能性がある。燃料が落下すれば、破損して放射能漏れにつながるし、使用済み核燃料プールに重いものが落下すれば、燃料を納めたラックが破損して、臨界事故になる可能性もある。想定外の危険がどの程度あるのか、国や電力会社は早急に明らかにすべきだ。

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1.今年はセミの当たり年? いつもより2倍にぎやかに ,産経新聞
RV=36.3 2007/07/24 22:34
キーワード:セミ,暑い

■大阪市大教授ら「一定周期、奇数年に多い」 今年はセミの多い年…。セミの抜け殻調査などで大阪市内のセミの数を調べている大阪市立大の沼田英治教授らは、今夏、セミの出現が昨年の約2倍にのぼると予想した。沼田教授は、セミの発生は、気温の高低などの影響より、一定の周期で増減しているとみており、「予測では今年は4年に1度のセミの多い年。なぜ周期があるのかまだよく分からないが、もし予測が当たれば、私たちの考えが正しいことが裏付けられる」と、夏の終わりの調査を楽しみにしている。 沼田教授らは平成5年から、夏の終わりに大阪市西区の靫公園内でセミの抜け殻を集め、数える調査を行っている。 これまでの調査結果の分析では、セミの発生量は年によって多い少ないはあるが、この十数年間ではほとんど増減していない。沼田教授は「調査をした14年間では2年続けて増えたことも減ったこともなかった。西暦の奇数年に多いことが確認されている」という。 今年は2007年で奇数年ということからも、偶数年の昨年よりは多いことが予想される。 一方、セミの発生量が4年間、または8年間と定期的な周期で一定数となっているという。平成9年から12年、10年から13年など連続する4年間で抜け殻の数を合計すると、いずれも約10万個となっている。 最も多い4年間では10万5922個、最も少ない4年間では9万7038個で、平均は4年間で10万2498個。今年の発生数として予想した3万8632個は、4年間の平均個数から最近3年間の個数を引いて出したもの。昨年は1万6974個で2倍以上の数だ。 これまで最も多かったのは、阪神大震災のあった平成7(1995)年で、前年の6倍の約4万5000個の抜け殻がみつかっている。なぜこの年にこれほど多くのセミが発生したのかはよく分かっていないが、大阪市立自然史博物館学芸員の初宿(しやけ)成彦さんは「地震が地中にいたセミの幼虫に早く羽化するよう影響を与えたのと、その前年が記録的な猛暑だったことが関係しているのでは」とみている。 セミの鳴き声は夏の暑さを象徴することもあり、暑い年にセミが多いような気がするが、沼田教授は、セミの増減は気候などの環境によるものでなく、何か周期的な要因で起こっていると考えており、大阪に多いクマゼミでは2の倍数がカギをにぎるとみている。 また、セミが最もうるさい日がたくさん出現した日と仮定して、長居公園(大阪市東住吉区)でセミの音量調査を行ったところ、「ピーク」の日は16年では7月25日。今年は8月1日ごろではないかとみている。

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2.新潟県中越沖地震への派遣県職員が帰県 ,山陰中央新報
RV=27.1 2007/07/25 00:05
キーワード:海底,判定

新潟県中越沖地震で、被災家屋調査などの支援に派遣されていた鳥取県職員が帰県し二十四日、平井伸治知事に「住民のメンタルケアにも役立て喜ばれた」と活動報告した。派遣期間中、被災建築物応急危険度判定士として活動し、三百三十二軒を調査した。 県職員十八人が、十八−二十二日と二十−二十四日の二グループに分かれて震源地に近く被害が大きかった柏崎市などで支援活動した。 危険度判定士の活動は、被災家屋の利用可能性を判定する仕事で、家屋の被災状況を専門的な立場でアドバイスすることもあり、住民から感謝される場面もあったという。 派遣グループの代表を務めた前島義樹中部総合事務所建築住宅課長は「仕事は厳しかったが、充実感を覚えている」と感想を述べた。 県では、派遣グループから「平日のボランティアが不足気味」と報告があったのを受け、二十五日から二十八日まで、県職員の災害応援隊十一人を派遣することにした。 県職員をねぎらった平井知事は、震源地が沿岸の海底だったことを引き合いに、海底の断層調査を国に要望する意向を示していた。

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3.中越沖地震、2つ目の断層確認…地面沈下の原因か ,読売新聞
RV=27.0 2007/07/25 03:05
キーワード:海底,データ

 新潟県中越沖地震を引き起こした海底断層について、産業技術総合研究所は、主要断層から分岐した新たな断層があることを突き止めた。 柏崎市の中心部では、地面が沈み込んでいる場所が多数見つかっているが、この沈降は主要断層の動きだけでは説明できず、分岐断層の陸側地盤のずり下がりによって起きた可能性が高いという。 同研究所の堀川晴央チーム長(地震学)らは、現地調査や全地球測位システム(GPS)による地殻変動のデータに基づいて、主要断層の形状や動き方を解析。主要断層の動きだけでは、柏崎市中心部は隆起するはずで、地面が沈降した観測結果と合わないことに気づいた。このため、沈降を引き起こすモデルを考え、コンピューターで計算した結果、分岐断層の存在が明らかになった。

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1.「助けたい−」 中越沖地震派遣の県警緊急援助隊 ,産経新聞
RV=45.7 2007/07/25 07:50
キーワード:訓練,暑い,クレーン

 わずか数センチのがれきのすき間にライトを当ててのぞくと、2メートルほど奥に人の手の指が見えた。 「聞こえたら指を動かしてください!」 北田育己隊員(27)が必死に呼びかけるが、反応はない。ファイバースコープカメラをすき間から差し入れ、動けなくなった人の体勢を映しだそうとしたが、肝心の頭がどちらを向いているか分からなかった。 16日午前10時13分、新潟県中越沖地震が発生。千葉県警第3機動隊広域緊急援助隊の長沢隆浩中隊長(38)以下45人は約50分後の同日午前11時過ぎに出動要請を受け、12台の車両を連ねて約6時間かけて被災地に入り、行方不明者の捜索に当たっていた。緊急援助隊は平成7年の阪神大震災をきっかけに、高度の救出能力などを持つ災害対策の専門チームとして創設された。 新潟県警からの情報では、行方不明者は自転車で買い物に行った高齢の女性。柏崎市東本町の「三井田呉服店」近くの靴屋に立ち寄ったのが最後に目撃されていた。呉服店は1階道路側の壁が倒れて2階部分が斜めに滑るように1階を押しつぶし、女性は通行中に下敷きになったらしい。長沢中隊長らは家屋の奥の場所を捜索中に人の指が目に留まった。 2次災害を防ぐため、傾いた壁をロープで固定し、安全を確保した上で救出作業を開始。「生死は分からない。でも一刻も早くここから出してやりたい」。そんな思いで救助に全力を尽くした。 女性の体の上部に横たわる大きな梁(はり)をチェーンソーで切断しようとしたが切れない。この斜めになった建物を支えているのはどの柱か。切断していい柱とそうでない柱の見極めも困難を極めた。もどかしいまま時間は過ぎる。 熱を帯びたチェーンソーの刃が使い物にならなくなると、新しい刃に交換して直ちに作業を再開。新潟県警や警視庁の広域緊急援助隊と協力し、クレーン車でようやく梁の持ち上げに成功した。防塵マスクと防砂ゴーグルが、汗とほこりで曇るほどの湿気と暑さの中、救出作業開始から約6時間後の17日午前4時13分、女性の体を外に引き出すことができたが、すでに息はなかった。 救出中も傾いた屋根から瓦が落ちるほどの余震があり、幾度か中断を余儀なくされた。がれきの中で作業をした三浦明浩小隊長(34)は「(危険回避のため)肩を3回たたいたら『外へ出ろ』の合図だぞ」と部下に言葉をかけていた。まさに身をていした救出作業だった。 被災地に向かう途中、激しい揺れで路面が破壊され通行止めとなった高速道路や、家屋の倒壊の度合いが柏崎市に近づくにつれて激しくなるさまを目の当たりにした。 隊員たちの姿を見て、「何とかしてください」と駆け寄ってきた被災者もいた。避難所にすら行けない高齢者と、世話をするため壊れた家屋の中で過ごす人の姿もあった。「何とかしなくては−」。それが緊急援助隊の隊員に共通する思いだった。 19日夜、隊員は柏市の第3機動隊庁舎に帰還した。三浦小隊長は「支援活動で来ている私たちに『ごはん食べたの?』と聞いてくれる被災者の方もいた。何と言うか、人の優しさも感じた。日々の訓練では経験できない体験だった」と振り返り、向後俊雄隊長(53)は「救出した女性が亡くなっていたことは本当に残念だ。これからも手伝えることがあるなら飛んでいきたい」と語り、被災地を思いやった。

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2.海水浴で安全PR 闘牛と五輪銀メダリスト ,産経新聞
RV=42.7 2007/07/25 07:50
キーワード:山古志,海水浴,観光

 新潟県中越沖地震による海水浴場の風評被害を食い止めようと、長岡市の寺泊海岸で25日、旧山古志村(現同市)の闘牛2頭が“海水浴”をする。27日には、同市出身のシドニーオリンピック女子100メートル背泳ぎ銀メダリスト、中村真衣さんも泳ぎ、海の安全性をPRする。寺泊観光協会は「このままでは観光地として死んでしまう。あらゆる機会を使って寺泊の安全性を全国に伝える」と話している。 同協会によると、被災地の柏崎市と寺泊は約30キロ離れているが、東京電力柏崎刈羽原発で放射能を含んだ水が海水に流出するトラブルが発覚したことから、「新潟の海全体が汚染されたようなイメージでとられている」(同協会)。寺泊海岸には毎夏延べ約25万人の海水浴客や観光客が訪れるが、震災後、7月の宿泊予約の8〜9割にあたる1万件以上が既にキャンセルされ、魚市場「魚のアメ横」も閑散としているという。 風評を一掃するため、同協会は25日午後1時半から、「山古志の闘牛が寺泊の海で泳ぐ」と題したイベントを開催。3年前の中越地震で被災した旧山古志村の闘牛2頭が海水浴を披露し、付近の保育園児による潮干狩り、ビーチバレーも予定されている。27日午前11時からは、中村真衣さんが海を泳ぎ、地引き網やあさり汁の無料サービスも企画している。

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3.上越市長「観光に来て」 観光施設、平常通りに,産経新聞
RV=24.8 2007/07/25 07:50
キーワード:海水浴,観光

 新潟県中越沖地震に見舞われた上越市の木浦正幸市長が24日、県庁などを訪問した。海水浴場や観光施設がすべて平常通りの状態になっているものの、観光客が激減しているとして、トップセールスで誘客をPR。木浦市長は「観光が元通りになることが、本当の復旧、復興につながる」とし、お得意様の長野県民のみを対象に、上越市立水族博物館など、一部の人気施設を無料開放(中学生以下)することを明らかにした。 同市によると、宿泊施設の予約キャンセルは平均で5、6割にも上っている。“信州の海”として知られる4つの海水浴場も、「昨年の1割ぐらい」(観光振興課)という深刻な状況に見舞われている。 木浦市長はこの日、姉妹都市の上田市役所、東御市役所に続いて長野市役所、県庁を訪問した。県庁では久保田篤観光部長が、「私も年に数回、必ず上越の海水浴場に行く。きちんとした情報提供をしていきたい」と協力する姿勢を見せた。 木浦市長は「一部地区で被害は受けたが、現在、市内の観光地はすべて安全。ボランティアの気持ちがあっても、特別なことをしてもらう必要はない。通常の観光をしてくれるだけで、激励になる」と、来訪を呼びかけている。 中学生以下を無料とする施設は、市立水族博物館、上越科学館、いずれもプール施設のリージョンプラザ上越▽鵜の浜人魚館▽うみてらす名立−の計5カ所。期間は25日から9月2日までで、家族連れで大人が同伴し、同伴者が長野県内に住んでいることを証明できることが条件。休館日などの問い合わせは上越市観光企画課(電)025・526・5111(内線1816)。

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1.第89回全国高校野球:新潟大会 柏崎、接戦で敗れる /新潟 ,毎日新聞
RV=89.9 2007/07/25 12:03
キーワード:二塁打,三塁打,試合,選手

◇新潟明訓、村上桜ケ丘は快勝 第89回全国高校野球選手権新潟大会(県高校野球連盟など主催)は24日、長岡市の悠久山野球場など6球場で2回戦16試合を行った。シード校の新潟明訓、村上桜ケ丘はともに快勝し、3回戦にこまを進めたが、柏崎は接戦の末、新発田農に敗れた。【畠山哲郎】……………………………………………………………………………………………………… ▽2回戦 【長岡・悠久山】新発田農  001000081=10  103000022=8柏崎 (新)森田―宮下 (柏)大倉、山田、林―小嶋▽三塁打 森田(新)三宮、米山(柏)▽二塁打 藤倉2、森田(新)内山(柏)中越 001000000=1佐渡 000000000=0 (中)阿部―小林 (佐)中河―斎藤▽本塁打 石澤(中)▽二塁打 井野端(佐) ◇被災校の頑張り ○…「よかったらうちのグラウンドを使いませんか」。中越の本田仁哉監督は、中越沖地震で選手やグラウンドが被災した柏崎総合の丸山卓真監督から電話を受けた時、04年の中越地震の記憶をたどり、こう切り出した。 中越は、当時地震でグラウンドが使えなくなり、1カ月間練習ができなかった。その苦労が身にしみている本田監督は大会直前で練習が必要な中、柏崎総合にグラウンドを提供した。おかげで柏崎総合は地震でできなかったノックやフリーバッティングなど本格的な練習を再開でき、初戦で3年生が入部して以来の初勝利を上げた。 2人は順天堂大学の先輩、後輩。02年に本田監督が就任してから練習試合や大学OB会を通して交流を続ける。中越も24日の初戦を突破。本田監督は「柏崎総合の頑張りに勇気づけられ、力をもらい、勝つことができました」と笑顔で話した。長岡大手  020200000=4  001020000=3塩沢商工 (長)佐田―神保 (塩)荒井、今井、荒井―松本▽三塁打 伊藤悠(長)▽二塁打 神保(長)山本、井口(塩) 【新潟・鳥屋野】小千谷  1000000=1新潟明訓 003203×=8 (七回コールド) (小)佐藤耕―吉原 (新)竹田、関、永井―川上▽三塁打 斎藤(新)▽二塁打 堀川、栗山、桂、川上(新)高田商 000100100=2北越  100000002=3 (高)若山、新保―下鳥 (北)渡辺智、斎藤―村川▽二塁打 藤谷、小林(高)小柳(北)新潟県央工  000100000=1  40000300×=7新潟商 (県)藤垣、石田、関―藤田 (商)舘入、川瀬―高橋、青木、村山▽二塁打 舘入(商) 【三条市民】新発田商  210000021=6  010003000=4三条東 (新)斎藤洋、石井―木ノ瀬 (三)稲垣、青山、多田―小林▽三塁打 石井(新)佐野、小林(三)▽二塁打 木ノ瀬(新)新潟青陵  120100001=5  30310002×=9長岡農 (新)阿部裕―近藤 (長)押見―清水▽三塁打 浅田(長)▽二塁打 柄沢(新)浅田、清水(長)三条  0110201010=6  1104000001=7上越 (延長十回) (三)丸山、関根、田中―清水 (上)岩渕、金井―高橋▽三塁打 山田(三)塚田(上)▽二塁打 古川2(上) 【五泉市営】五泉 0230125=13安塚 0000000=0 (七回コールド) (五)渡辺―佐藤大 (安)吉村、武田―高波▽三塁打 遠藤、関川2(五)▽二塁打 弦巻、瀬倉(五)新津南  011611012=13  004000100=5巻総合 (新)小嶋―白土 (巻)佐々木―白倉▽本塁打 久保(新)▽三塁打 伊藤滋(新)▽二塁打 太田、間、村田(新) 【新発田・五十公野公園】村上桜ケ丘 3000400=7新潟    0000000=0 (七回コールド) (村)樋口―斎藤 (新)真島―梅川▽二塁打 樋口、帆刈、鳥居(村)西新発田 0000000=0新津   3001201=7 (七回コールド) (西)笹川―山口 (津)柴田―小柳▽二塁打 小柳、斎藤(津) 【上越・高田公園】小出  0000115=7  0000000=0糸魚川白嶺 (七回コールド) (小)高橋―外角 (糸)小林―吉原▽三塁打 関大、高橋(小)▽二塁打 田原(小)沼波(糸)帝京長岡  011001014=8  400100200=7糸魚川 (帝)塩川―大平 (糸)黒坂―渡辺智▽三塁打 金山(帝)寺崎(糸)▽二塁打 高野(帝)冨田(糸)有恒 1500000=6松代 365010×=15 (七回コールド) (有)岩澤、長崎―東條 (松)柳太、庭野、室岡―庭野、柳友▽三塁打 保坂2、柳太(松)▽二塁打 中村(有)……………………………………………………………………………………………………… ■青春譜 ◇いつも通りを心がけた−−柏崎3年・高木雅宏主将 九回裏、最後の打席は二塁ゴロに倒れた。試合終了のサイレンが鳴ると、悔しそうにうつむいた。 地震の影響で、グラウンドが自衛隊の駐車場となり、使用不能に。メンバーもそろわない中、室内練習場や他校のグラウンドを借りた限られた練習だった。周囲の被災者に気を遣い、普段は元気な高木主将も声を出さないで練習した。 自宅の壁はひび割れ、水道もガスも止まった。家の前で走り込みや素振りをしていると、近所のお年寄りから千羽鶴を贈られた。手が不自由なのに折ってくれ「頑張ってきてくれよ」とエールをもらったという。千羽鶴は一塁手の高木主将を見守るように、スタンドに飾られていた。 試合後、「今は頭が真っ白」と高木主将。しかし、「地震が起きたからではなく、いつも通りを心がけ、試合に臨んだ」。【畠山哲郎】7月25日朝刊

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2.私の視点:’07参院選・石川 輪島市門前町深見の板谷弘区長 /石川 ,毎日新聞
RV=35.0 2007/07/25 15:01
キーワード:山古志,投票

 ◇「生活再建」国を動かして−−板谷弘区長(72) とにかく今の関心は能登半島地震からの復興。(04年の新潟県中越地震で被災した)旧山古志村から慰問に来てくれた人たちは「まだたくさんの被災者が仮設住宅で暮らしている」と話してくれた。家を建てるめどが立たないそうだ。家が全壊しても最高で300万円しか支給されない(国の被災者生活再建支援)制度では、年寄りはとても自力で生活を立て直せない。だからいつまでも仮設住宅を出られない。何とか国に助けてもらいたい。被災地の有権者は皆同じ気持ちだと思う。被災地に選挙演説に来た3候補は「今の支援制度を改正します」と同じことを言った。共通の課題になってるのはいいことだけど、違いは良く分からないね。選挙の前だけ受け狙いで言ってるんじゃ困る。当選した後、本当に国を動かしてくれないと。だから1票は実行力のある人に入れたい。 新潟でまた(新潟県中越沖)地震があった。台風も来たし日本のあちこちが災害だらけ。被災地以外の有権者も、「いつ自分のところが地震になるか分からない」と考えて投票してほしい。【聞き手・泉谷由梨子】7月25日朝刊

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3.中越沖地震 脱線車両つり上げ JR柏崎駅 クレーンで線路上に ,産経新聞
RV=32.3 2007/07/25 16:10
キーワード:ごみ,クレーン

 新潟県中越沖地震から10日目の25日、柏崎市のJR柏崎駅で脱線し傾いたままになっていた越後線の普通列車を大型クレーンでつり上げ、線路上に戻す作業が始まった。 普通列車は、発車待ちで停車していた際、2両編成の1両目がホームと反対側に約45度傾いて脱線。2両目との連結部分で何とか支えられている状態で、余震の揺れで転倒の恐れがあったことや地盤調査などのため復旧作業が遅れていた。 午前9時から始まった作業は、2台の大型クレーン車を使用。46トンある車両の側面4カ所にワイヤをかけ、連結部分を焼き切ってからつり上げ、水平にして線路上に戻す方法で行われる。 越後線は柏崎−吉田間、信越線は柿崎−宮内間で線路が湾曲するなどの被害が大きく、復旧のめどが立っていない。 大規模ながけ崩れで線路やホームが土砂に埋まった信越線の青海川駅では、余震で土砂の崩落の恐れがあり、一部の作業員しか現場に入れない状態が続いている。 一方、柏崎市などから出た可燃ごみを一時的に集積している一般廃棄物最終処分場「エコグリーン柏崎夏渡」(同市東長鳥)で25日、新潟市など周辺7市の支援により、それぞれの市の焼却施設へ運び出す作業が本格的に始まった。 柏崎市と刈羽村は19日から横浜市や名古屋市の応援を受け、可燃ごみの収集をしていたが、処理施設「クリーンセンターかしわざき」の煙突が地震で崩落し使用できないため、最終処分場に一時的に集積している。 柏崎市クリーン推進課によると、地震発生後、被災地では使い捨て容器などを中心に1日最大120トンの可燃ごみが出ており、19〜24日の間に約400トンが最終処分場に運び込まれたという。 ごみ処理に協力する周辺の新潟、長岡、三条など7市は22日から各市のごみ処理施設に搬入する作業を一部始めていた。 クリーンセンターの煙突の撤去と仮煙突の建設には約4カ月かかるとされる。余震の恐れから施設の安全点検もできておらず、周辺自治体の支援が継続的に必要となりそうだ。

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1.<中越沖地震>闘牛2頭が“海水浴”、新潟の海の安全PR ,毎日新聞
RV=96.8 2007/07/25 19:26
キーワード:牛,海水浴,山古志,観光,波

 新潟県長岡市寺泊の中央海水浴場で25日、旧山古志村(現長岡市)の「牛の角突き」(闘牛)の牛2頭が“海水浴”をし、新潟の海で安心して泳げることをPRした。 寺泊は遠浅で砂浜が広い県内有数の海水浴場だが、地震後は約9割の宿泊客がキャンセルし、海水浴客数も例年の1割程度に落ち込んでいる。「平常通り安全に泳げることを知ってほしい」と寺泊観光協会が主催した。 いずれも雄牛で、約1トンの「貴虎(たかとら)」と500キロの「ハッピー」。手綱を引かれて貴虎が砂浜から海に入るのを地元の子供たちが見守った。貴虎は波に一瞬ちゅうちょしたが、慣れると背中まで海水につかり、気持ちよさそうに海中を歩いた。綱を引いた関克史さん(26)は、04年の中越地震で被災し、今も仮設住宅で暮らしている。「あの時の恩返しでこういうことができるのがうれしい」と笑顔で話した。【山崎理絵】

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2.風評被害を“寄り切れ” 闘牛が海水浴 新潟・寺泊海岸 ,産経新聞
RV=54.7 2007/07/25 16:46
キーワード:海水浴,山古志,観光

新潟県中越沖地震による風評被害を食い止めるため、長岡市の寺泊海岸で25日、3年前の中越地震で被災した旧山古志村(現長岡市)名物の闘牛が海水浴を行った。 この日、海水浴を楽しんだのはベテラン闘牛の貴虎(茶色・12歳、オス)とハッピー(黒・11カ月、メス)。午後1時半、関係者や海水浴客らを前に2頭はゆったりと海岸で水浴びを楽しみ、安全性をPRした。海岸ではこのほか保育園児による潮干狩りやビーチバレーも実施された。 寺泊観光協会によると、同海岸は被災地・柏崎市とは約30キロ離れているが、東京電力柏崎刈羽原発で放射能を含んだ水が海水に流出するトラブルが発覚。これにより、「新潟の海全体が汚染されたようなイメージ」が流布し、同協会によると7月の宿泊予約の8割以上にあたる1万件以上のキャンセルがあったという。 同海岸では27日、地元・長岡市出身のシドニーオリンピック女子100メートル背泳ぎ銀メダリスト、中村真衣さんも遊泳予定。同協会は「あらゆる機会を使って寺泊の安全性を全国に伝えたい」と話している。

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3.在来線全線に地震速報導入=警告を自動発信−JR西 ,時事通信
RV=27.4 2007/07/25 20:01
キーワード:ガル,波

 JR西日本は在来線全線を対象に、気象庁の緊急地震速報に基づいた列車停止システムを12月から順次導入すると発表した。気象庁が初期微動(P波)を検知し提供するデータを利用、運転士が列車を止めるまでの時間が数秒から十数秒早くなる。山崎正夫社長が25日、定例記者会見で明らかにした。 JR西は自社の地震計を使ったP波の地震警報システムとして、山陽新幹線のほか、在来線の主要路線で、運転士に無線で地震発生を伝達するシステムを運用している。 新システムでは、気象庁からのデータを指令所で解析。加速度40ガル(震度3〜4)以上の揺れが想定される地域の列車に、無線で警告を自動発信し、運転士が非常ブレーキをかける。 

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1.<中越沖地震>柏崎刈羽原発の運転再開まで1年以上,毎日新聞
RV=54.7 2007/07/26 03:05
キーワード:クレーン,ガル,プール,燃料

 新潟県中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市・刈羽村)について、経済産業省の調査対策委員会の委員長に就任する班目春樹・東京大教授(原子力社会工学)は25日、運転再開まで少なくとも1年以上かかるとの見通しを示した。日本原子力学会倫理委員会主催の研究会で発言した。 同原発は想定を大きく上回る揺れに襲われ、3号機の変圧器で火災が発生し、6号機で原子炉のクレーンが破損するなど、耐震性の重要度ランクが比較的低い「B級」や「C級」の機器に損傷が相次いで見つかった。 班目教授は「想定以上の揺れが来たらB、C級の機器は壊れても仕方がないという考え方で作られているが、壊れた個所を全部修理し、安全基準を満たしているか判断する必要がある。今後、委員会で被害状況を調べるが、常識的には1、2カ月で終わるはずがなく、来年の夏の(電力の)心配をしなければならない」と述べ、7基ある原子炉の一部再開にも最低1年以上はかかるとの認識を示した。 さらに、班目教授は「地震動の想定を1000ガル(ガルは加速度、現在は450ガル)程度に引き上げる必要があるかもしれない。耐震設計に見直すべき点がないかどうかも委員会で議論したい」と語った。 一方、東電は25日、放射能を帯びた水が海に漏れた同原発6号機の使用済み核燃料プールを公開した。全身を白い防護服で包んだ社員数人が、紙タオルで床に残されている恐れのある放射性物質をふき取った。【西川拓、関東晋慈】 ◇「再開見通し言える状況でない」 東電側 班目教授が示した見通しについて、東京電力は「詳細な点検計画を策定しているところで、いつから再開出来るとか申し上げられる状況ではない」(広報部)と話している。ただ、運転停止が長引けば、東電の経営面への影響も長期化するのは避けられない。 東電は当初、長期停止中の火力発電6基の再稼働も検討したが、他電力会社からの融通や福島第1原発の定期検査の延期で電力供給の確保ができたため、コストがかかる火力発電の再稼働を見送った。しかし、来年夏も柏崎刈羽原発の停止が続けば、火力発電の再稼働は不可欠になる。 東電は、原発稼働率が1%低下すると95億円の火力発電用の燃料費負担増になると説明。当初72%と見込んでいた今期の原発の稼働率は5割を切る可能性があり、今期だけで2000億円規模の減益要因となる。 さらに、石炭などを燃料とする火力発電の再稼働には「化石燃料確保に相当苦労する」(勝俣恒久社長)とみており、燃料の確保を含め当面、東電は厳しい経営環境が続きそうだ。【内山勢】

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2.島根原発不正に地元民「ショック」,山陰中央新報
RV=50.8 2007/07/26 00:04
キーワード:海底,活断層,島根,データ

松江市鹿島町の中国電力島根原発で二十九件の不正、不適切事案が見つかった問題で、中電による再発防止策の住民説明会が二十五日、同町内で開かれた。参加した四十人は原発のおひざ元の住民が大半で、信頼の崩壊を指摘する意見も出た。 説明会では、中電電源事業本部の福島直樹部長が「地元の皆さんに心配をかけ申し訳ない」と謝罪し、島根原発の村井忠史次長が国の行政処分の対象となった二事案の概要を説明。コンプライアンス(法令順守)最優先の徹底など八項目の再発防止策を解説した。 これに対し、参加者からは「島根原発を信じてきたが、データ改ざんを聞き、非常にショックを受けた」「地元で暮らす者は原発と縁が切れない。私たちを裏切らないでほしい」などと悲痛な声が上がった。 新潟県中越沖地震で東京電力柏崎刈羽原発に被害やトラブルが相次いでいることを受け、参加者は海底の活断層を再調査する考えがあるのか問いただしたのに対し、中電は「新たな知見が出れば必要に応じ対応したい」と述べるにとどまった。 このほか島根原発の保安検査を担当する経済産業省原子力安全・保安院の長谷部新一・特別原子力施設監督官の説明もあった。説明会は三十一日に同市白潟本町の市市民活動センター、八月一日に同市西川津町の市国際交流会館でも開かれる。

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3.柏崎刈羽原発「再開は来秋以降」…班目・東大教授が見通し,読売新聞
RV=26.2 2007/07/26 03:14
キーワード:クレーン,容器

 新潟県中越沖地震で被災した東京電力の柏崎刈羽原子力発電所の運転再開時期について、経済産業省が新設する審議会の委員長に内定している班目(まだらめ)春樹・東京大教授(原子力社会工学)は25日、「早くても来年の秋以降になる」との見通しを明らかにした。 場合によってはさらに遅れる可能性もあるといい、今夏だけでなく、来年の夏も電力の供給不足に悩まされるのが確実な情勢だ。 班目教授はこの日、日本原子力学会が都内で開いた会合に出席、パネルディスカッションの中で、今回の地震による同原発の被害について言及した。 震度6強の揺れに見舞われた同原発では、変圧器から出火したり、原子炉容器のふたを持ち上げるためのクレーンが破損するなどした。原子炉本体の異常は今のところ確認されていないが、「壊れた周辺機器をすべて修理して、技術基準に適合しているかどうかを確認するだけでも1、2年はかかる」と指摘。「7基ある原発のうち、一部の工事を優先的に進めたとしても、運転再開は来年の秋以降になるだろう」と語った。

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4.柏崎刈羽原発「再開は来秋以降」…班目・東大教授が見通し,読売新聞
RV=26.2 2007/07/26 03:14
キーワード:クレーン,容器

 新潟県中越沖地震で被災した東京電力の柏崎刈羽原子力発電所の運転再開時期について、経済産業省が新設する審議会の委員長に内定している班目(まだらめ)春樹・東京大教授(原子力社会工学)は25日、「早くても来年の秋以降になる」との見通しを明らかにした。 場合によってはさらに遅れる可能性もあるといい、今夏だけでなく、来年の夏も電力の供給不足に悩まされるのが確実な情勢だ。 班目教授はこの日、日本原子力学会が都内で開いた会合に出席、パネルディスカッションの中で、今回の地震による同原発の被害について言及した。 震度6強の揺れに見舞われた同原発では、変圧器から出火したり、原子炉容器のふたを持ち上げるためのクレーンが破損するなどした。原子炉本体の異常は今のところ確認されていないが、「壊れた周辺機器をすべて修理して、技術基準に適合しているかどうかを確認するだけでも1、2年はかかる」と指摘。「7基ある原発のうち、一部の工事を優先的に進めたとしても、運転再開は来年の秋以降になるだろう」と語った。

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1.中越沖地震 闘牛2頭が“海水浴”、新潟の海の安全PR,毎日新聞
RV=122.6 2007/07/26 10:01
キーワード:牛,海水浴,山古志,観光,波,寺泊

 新潟県長岡市寺泊の中央海水浴場で25日、旧山古志村(現長岡市)の「牛の角突き」(闘牛)の牛2頭が“海水浴”をし、新潟の海で安心して泳げることをPRした。 寺泊は遠浅で砂浜が広い県内有数の海水浴場だが、地震後は約9割の宿泊客がキャンセルし、海水浴客数も例年の1割程度に落ち込んでいる。「平常通り安全に泳げることを知ってほしい」と寺泊観光協会が主催した。 いずれも雄牛で、約1トンの「貴虎(たかとら)」と500キロの「ハッピー」。手綱を引かれて貴虎が砂浜から海に入るのを地元の子供たちが見守った。貴虎は波に一瞬ちゅうちょしたが、慣れると背中まで海水につかり、気持ちよさそうに海中を歩いた。綱を引いた関克史さん(26)は、04年の中越地震で被災し、今も仮設住宅で暮らしている。「あの時の恩返しでこういうことができるのがうれしい」と笑顔で話した。【山崎理絵】

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2.頭抱える3大都市 風評被害で観光客激減,産経新聞
RV=58.8 2007/07/26 07:50
キーワード:海水浴,観光,寺泊

新潟県中越沖地震で、被災地から約80キロ離れた県都・新潟市でも風評被害のため宿泊や海水浴のキャンセルが相次ぎ、被害額は少なくとも計約1億6800万円に上ることが25日、分かった。風評被害をめぐり、上越市の木浦正幸市長が長野県庁を訪れて海水浴の安全性をPRしたほか、長岡市も26日、観光関係者が緊急会議を開催する。夏の書き入れ時を前に、県内3大都市もそれぞれ風評の克服に躍起となっている。 新潟市が地震後、市内のホテルや旅館に聞き取り調査をしたところ、宿泊キャンセルは77軒で約1万1000件、被害額は約9800万円に上った。このうち、同市西蒲区の岩室温泉では約1000人がキャンセルし、約2000万円の売り上げ減が見込まれるという。 市内のホテルでの宴会や会議もキャンセルが相次ぎ、推計被害額は現時点で約6500万円。角田浜や関屋浜など市内11カ所の海水浴場の民宿や浜茶屋では、少なくとも800人が予約を取り消し、500万円以上の減収になる見込み。市の担当者は「せっかく政令市になって知名度も上がり、これからというときに。何とか乗り切らねば…」と頭を抱えている。 同市では、新潟観光コンベンション協会がホームページやメールを使い、被害の少なさを旅行代理店などに訴えている。しかし、「反応は微妙。地震よりも原発のトラブルで県全体が危険なイメージを持たれている」(担当者)。 一方、寺泊海水浴場や蓬平温泉でキャンセルが相次ぐ長岡市でも26日、観光関係者が緊急会議で対応策を協議する。蓬平観光協会の役員は「3年前の中越地震では実被害、今回は風評被害。一体どうすればいいのか」と力なく語った。

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3.中越沖地震 闘牛2頭が“海水浴”、新潟の海の安全PR,毎日新聞
RV=58.8 2007/07/26 10:01
キーワード:海水浴,観光,寺泊

原発の放射能漏れなど地震による風評被害で観光客が減った長岡市寺泊では、3年前の地震で被災した闘牛も海水浴をして安全性を強調した=新潟県長岡市寺泊町の中央海水浴場で25日午後2時5分、岩下幸一郎撮影(毎日新聞)

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4.中越沖地震 闘牛2頭が“海水浴”、新潟の海の安全PR,毎日新聞
RV=58.8 2007/07/26 10:01
キーワード:海水浴,観光,寺泊

原発の放射能漏れなど地震による風評被害で観光客が減った長岡市寺泊では、3年前の地震で被災した闘牛も海水浴をして安全性を強調した=新潟県長岡市寺泊町の中央海水浴場で25日午後2時5分、岩下幸一郎撮影(毎日新聞)

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1.第89回全国高校野球:新潟大会 シード・高田農が惜敗 /新潟,毎日新聞
RV=100.3 2007/07/26 13:03
キーワード:二塁打,三塁打,試合

◇4季連続へ日本文理快勝 第89回全国高校野球選手権新潟大会(県高校野球連盟など主催)は25日、長岡市の悠久山野球場など6球場で2回戦16試合を行った。4季連続の甲子園をめざす日本文理は新発田南に快勝。シード校の高田農は、両津に競り負けた。【畠山哲郎】 ▽2回戦 【長岡・悠久山】相川  000101000=2十日町 000010101=3 (相)佐藤、宇留間、岩崎京―岩崎亮 (十)南雲、阿部進―村山▽三塁打 井野端(相)富井2(十)▽二塁打 宇留間(相)小川(十)上越総合技術  002000003=5  001000000=1新潟江南 (上)黒田―斎藤将 (新)田中―藤沢▽二塁打 清水、黒田(上)浅野(新) 【新潟・鳥屋野】長岡工 000001000=1新潟西 000000000=0 (長)渡辺康―太刀川 (新)篠田―梅澤▽二塁打 細貝(長)酒井(新)新潟工  110021100=6  000001000=1柏崎常盤 (新)長場―原田 (柏)金子、鬼山、荒川―橋爪▽本塁打 長谷川拓▽二塁打 長場、原田(新)高橋陸(柏)吉田  301000001=5  000000210=3新潟第一 (吉)野嶋―高田 (新)吉井―飯田▽二塁打 岩脇(新) 【三条市民】高志 0000000=0分水 003013×=7 (七回コールド) (高)小田、松原―山本 (分)内藤、広瀬―高畑▽本塁打 今井(分)▽三塁打 白倉、熊谷(分)▽二塁打 伊藤直(高)白倉(分)新潟東工  000201000=3  22010010×=6柏崎総合 (新)高橋―品田 (柏)三宅、下村、三宅―田中▽三塁打 茂野(柏)▽二塁打 佐藤(新)茂野(柏)白根  010100001=3  110000000=2新潟産大付 (白)富樫、小山―高田 (新)池田、深澤、池田―安部▽二塁打 石橋2(白) 【新発田・五十公野公園】日本文理  002100100=4  000000000=0新発田南 (日)栗山―戸澤 (新)神田―横山▽二塁打 竹石、高橋、樋口(日)川西  00000=0新潟南 00703=10 (五回コールド) (川)田村―水落 (新)星野―山崎▽三塁打 星野(新)▽二塁打 伊藤、大橋(新) 【上越・高田公園】両津  020000020=4高田農 100100000=2 (両)河原―土岐 (高)金井―宮腰▽三塁打 堀川(高)▽二塁打 河原、渡辺(両)堀川(高)羽茂 001000=1柏崎 工300251=11 (六回コールド) (羽)斎藤―猪股 (柏)箕輪―富澤▽三塁打 金澤、猪爪(柏)▽二塁打 栗津、石川、筑前(羽)金澤2(柏)新津工 0000111=3直江津 1012024=10 (七回コールド) (新)本間、土田、佐藤―中村 (直)早川―佐藤▽三塁打 佐藤(新)中川(直)▽二塁打 佐藤2(直) 【見附運動公園】新潟東 400000201=7阿賀野 000100000=1 (新)神田、内田―富樫 (阿)伊藤―長谷川▽三塁打 富樫(新)▽二塁打 斎藤禎(新)小嶋(阿)村上 20020000=4高田 40101023=11 (八回コールド) (村)安宅―時田 (高)高橋、青田―野口▽三塁打 小池(村)西條(高)▽二塁打 室本、時田(村)佐藤明、野口、北村(高)長岡 030100103=8村松 000000000=0 (長)江村―竹樋 (村)今井、貝沼―杉山▽二塁打 竹樋、庄司2、野本(長)……………………………………………………………………………………………………… ■青春譜 ◇自分が今やるべきことを−−柏崎常盤・橋爪大貴主将(3年) 5点差で迎えた九回裏2死、放った打球は三塁手のグローブに収まり、一塁手へ。ヘッドスライディングで土煙が上がったその瞬間、高校野球生活は幕を閉じた。 地震当日から2日間、車中泊した。食事も睡眠も満足にとれない中、今自分がやるべきことを一つ一つ考えた。「復興の手助けをしよう」。3年前の中越地震の際にも、ボランティアをした橋爪主将にとって、そう考えるのに時間はかからなかった。 近くの友達と被災した民家から家具を取り出したり、地元の避難所に支援物資を運び込んだ。チームメイトには自主練習を勧めたほか、地域の住民を手助けするボランティアを指示した。「野球ができたのは、周りの人々の支えや協力のおかげ。だから、みんなで手助けに力を入れた」と振り返る。 チームでは良き兄貴分。試合では六回裏1死二、三塁の場面で、打席の後輩の小島選手に対し、少しでも気が楽になるよう「お前がダメでもおれがいるから。2人で点とろう」と声をかけた。 試合後は、涙があふれて止まらなかった。「被災者の人に元気が与えられたらと力いっぱいやった。これからもチームメイトとはいい仲間としてつきあっていきたい。野球も続けます」。【畠山哲郎】7月26日朝刊

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2.<中越沖地震>ネコ消えた被災地 野生の本能で危険避け?,毎日新聞
RV=65.3 2007/07/26 14:52
キーワード:相談,山古志,ネコ

 新潟県中越沖地震後、震度6強を観測した柏崎市内で「ネコの姿を見かけなくなった」と住民の間で話題になっている。地震による動物の異常行動は95年の阪神大震災や04年の中越地震でも明らかになっている。地震の影響でネコが町から消えてしまった理由は?【関東晋慈】 「そういえば、いないな」。柏崎市内に住む男性は地震発生から1週間がたった23日、飼いネコがいなくなっていることに気付いた。この1週間、「自分たちのことで手いっぱいだった」。急いで保健所に電話した。日本ネコの交配種で毛並みが長く、右ほおにほくろがある。写真を持って保健所や県獣医師会などが設置した動物救済本部を訪れたが、情報はなかった。 県柏崎地域振興局によると、柏崎市、刈羽村に狂犬病対策のため登録されているイヌは4145匹。ペットフードの出荷量などから、ネコはその2〜3倍はいると推計され、野良ネコを含めると市内に1万匹以上いるとみられる。だが地震以降、エサの豊富な避難所周辺でもネコが歩く姿は見かけなくなったという。 柏崎保健所に設置された救済本部には、25日午後2時までに一時預かりやエサの提供など、動物に関する相談が計151件あった。うちイヌの行方不明の相談は3件、ネコは15件。中越動物保護管理センターの阿部久司副参事は「動物パトロールをしているが、特定のネコを捜すことは難しい」と対応に苦慮している。     * 太田光明・麻布大教授(人と動物の関係学)によると、群れを成していたオオカミに人間の手が多く加わったイヌに比べ、単独行動でエサを取れるネコは、より野性的な本能を残している。そのため地震に対して敏感に危険回避行動を取り、安全な場所に身を隠していると考えられるという。 救済本部はペットの一時預かりも受け付けているが、25日午後2時現在の預かり希望はイヌの19匹に対し、ネコは9匹のみ。中越地震でもペット相談に当たった中越獣医師会の諸橋一夫会長によると、中越地震よりも今回の方が行方不明になっているネコの報告数が多いという。「山古志村のような全村避難がないことや、中越地震よりも全壊家屋が少ないことがネコの不明報告が多い原因とも考えられる。被災者にとってペットは家族と同然。地震直後から相談を受け付け、できるだけ対応している」と話す。 地震発生から5日後に家に帰ってきたネコもいる。「マグロしか食べないんです。ぜいたくに育てたもので」。同市栄町の派遣社員、戸田真弓さん(54)は笑顔で7歳の雌ネコを救済本部に預けた。全壊した自宅に荷物を片付けに戻ると、倒壊した家屋の間にうずくまっていたという。「ラジオの捜索情報でずっと捜していたので、見つかってうれしい。最初は名前を呼んでも、おびえていたが、だんだん落ち着いてきた」と話す。 太田教授は「阪神大震災以来、地震によって動物がいなくなった報告例は多くある。時間はかかるだろうが、たとえ倒壊した家でもいつもの場所にエサと水、トイレを置いておくと、帰巣本能で戻ってくる可能性はある」と話している。

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3.中越沖地震:新潟の被災地支援、出雲から20人出発 炊き出しなど予定 /島根,毎日新聞
RV=27.8 2007/07/26 13:03
キーワード:海水浴

 新潟県中越沖地震の被災地を支援しようと、出雲市総合ボランティアセンターの有志が26日に現地入りし、炊き出しボランティアを行う。26日には鯨波海水浴場で被災者支援のイベントが行われる予定で、この会場でいずもそばやシジミ汁計1200食を振る舞う。 センターが炊き出しの有志の募集をかけたところ、高校生や社会人など県内各地から20人が集まった。25日夜には、そばや水、シジミなど炊き出しの食材をバスに積み込み、出雲市を出発した。26日の一日をかけて炊き出しを行い、27日朝に帰着予定。 同センターでは19日にも市の協力などを得て被災地に水道水を届けている。現地入りした川本真僖センター長は「災害が長期になっており、救援に入っている人にも疲れがみえた。住民も高齢者が多く、重い水を運べないなどの問題もあるだろう」と感想を述べ、「今回も少しでも力になれれば」とした。【細川貴代】7月26日朝刊

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1.中越沖地震 柏崎刈羽原発の運転再開まで1年以上 ,毎日新聞
RV=34.0 2007/07/26 17:11
キーワード:クレーン,ガル

 新潟県中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市・刈羽村)について、経済産業省の調査対策委員会の委員長に就任する班目春樹・東京大教授(原子力社会工学)は25日、運転再開まで少なくとも1年以上かかるとの見通しを示した。日本原子力学会倫理委員会主催の研究会で発言した。 同原発は想定を大きく上回る揺れに襲われ、3号機の変圧器で火災が発生し、6号機で原子炉のクレーンが破損するなど、耐震性の重要度ランクが比較的低い「B級」や「C級」の機器に損傷が相次いで見つかった。 班目教授は「想定以上の揺れが来たらB、C級の機器は壊れても仕方がないという考え方で作られているが、壊れた個所を全部修理し、安全基準を満たしているか判断する必要がある。今後、委員会で被害状況を調べるが、常識的には1、2カ月で終わるはずがなく、来年の夏の(電力の)心配をしなければならない」と述べ、7基ある原子炉の一部再開にも最低1年以上はかかるとの認識を示した。 さらに、班目教授は「地震動の想定を1000ガル(ガルは加速度、現在は450ガル)程度に引き上げる必要があるかもしれない。耐震設計に見直すべき点がないかどうかも委員会で議論したい」と語った。 一方、東電は25日、放射能を帯びた水が海に漏れた同原発6号機の使用済み核燃料プールを公開した。全身を白い防護服で包んだ社員数人が、紙タオルで床に残されている恐れのある放射性物質をふき取った。【西川拓、関東晋慈】 ◇「再開見通し言える状況でない」 東電側 班目教授が示した見通しについて、東京電力は「詳細な点検計画を策定しているところで、いつから再開出来るとか申し上げられる状況ではない」(広報部)と話している。ただ、運転停止が長引けば、東電の経営面への影響も長期化するのは避けられない。 東電は当初、長期停止中の火力発電6基の再稼働も検討したが、他電力会社からの融通や福島第1原発の定期検査の延期で電力供給の確保ができたため、コストがかかる火力発電の再稼働を見送った。しかし、来年夏も柏崎刈羽原発の停止が続けば、火力発電の再稼働は不可欠になる。 東電は、原発稼働率が1%低下すると95億円の火力発電用の燃料費負担増になると説明。当初72%と見込んでいた今期の原発の稼働率は5割を切る可能性があり、今期だけで2000億円規模の減益要因となる。 さらに、石炭などを燃料とする火力発電の再稼働には「化石燃料確保に相当苦労する」(勝俣恒久社長)とみており、燃料の確保を含め当面、東電は厳しい経営環境が続きそうだ。【内山勢】

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2.東電が震源域の海底を再調査へ、柏崎原発の耐震性確認で ,読売新聞
RV=28.1 2007/07/26 20:46
キーワード:海底,活断層

 東京電力は26日、柏崎刈羽原子力発電所の耐震性を確認するため、来月末から今回の新潟県中越沖地震の震源域の海底を再調査すると発表した。 約2か月かけて、音波を使って海底の活断層の位置や長さを調べる。再調査の結果は、今後の原発の耐震性評価で、どの大きさの地震に備えるべきか判断する材料に使う。 調査対象は、海岸線方向に140キロ、沖合方向に50キロの計7000平方キロの海域。船から海底に音波を放ち、海底約2キロ・メートルの深さまでの地質を調べ、断層の有無などを確認する。 同原発では、1979、80年に沿岸60キロ、沖合30キロまでの範囲で同様の調査を実施。4本の断層や活断層を発見したが、いずれも同原発に大きな影響を与えないと判断していた。

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3.<中越沖地震>陸上自衛隊が激励コンサート ,毎日新聞
RV=25.9 2007/07/26 20:47
キーワード:花火

 新潟県中越沖地震の被災者を励まそうと陸上自衛隊東部方面総監部が26日、柏崎市の避難所など15カ所で「フレンドシップコンサート」を開いた。この日開催予定だった同市最大のイベント「海の大花火大会」が、地震で中止されたため同総監部が企画。米陸軍音楽隊を含む四つの音楽隊の約50人が駆けつけた。

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1.中電が消火体制の改善計画策定,山陰中央新報
RV=36.8 2007/07/27 00:03
キーワード:自衛,島根,回線

 新潟県中越沖地震後に東京電力柏崎刈羽原発で火災の消火が遅れた問題を受け、中国電力は本年度内に松江市鹿島町の島根原発に化学消防車を配備するなど、緊急時の消火体制の改善計画をまとめ26日、経済産業省と島根県、松江市に提出した。24時間体制で消防活動に当たる要員を配置するほか、消防署との専用通信回線も新設する。 柏崎刈羽原発で問題視された油火災に対応する化学消防車は、島根原発で発生の可能性がある火災を想定し、12月末までに機種を決定。配備までの対策として、化学火災対応用の大型消火器を5台程度準備する。 火災発見者と当直員3人による対応だった夜間、休日の初期消火は、社員でつくる自衛消防隊員を10人以上確保し、そのうち5人程度を常勤とする24時間体制に強化。残りは業務用無線などの呼び出しで対応する。勤務外の隊員は震度5弱以上の地震が起きた際、自主的に島根原発へ駆け付けることも決めた。 また、消防署との専用通信回線は、11月末までに業務用無線を整備する。衛星携帯電話も配備し、通信手段の多様化を図る。 中電は「今後、問題点を抽出し、対応を見直していく」としている。('07/07/27無断転載禁止)

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2.中電が化学消防車を配置へ,中国新聞
RV=26.2 2007/07/27 00:18
キーワード:自衛,島根

 中国電力(広島市中区)は26日、新潟県中越沖地震による東京電力の柏崎刈羽原子力発電所の火災を受け、島根原発(松江市)の自衛消防隊を強化し、これまでなかった化学消防車を配備することなどを盛り込んだ改善計画を経済産業省に提出した。来年3月末までに発電所内に油火災に対応した化学消防車を配備するほか、発電所から消防署への非常時の連絡手段として11月末までに無線設備を設置する。

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3.柏崎市、予算確保しながら災害用医薬品を発注せず,読売新聞
RV=26.0 2007/07/27 03:05
キーワード:相談

 新潟県中越沖地震で被災した柏崎市の災害用備蓄医薬品のほとんどが期限切れだった問題で、市が医薬品などの買い替え費約80万円を今年度当初予算に確保していながら、発注しないまま震災に遭っていたことが26日、わかった。 備蓄担当の市防災・原子力課によると、少なくとも2002年以降、備蓄医薬品の使用期限の確認を怠り、06年夏、期限切れに気付いたが、「緊急に必要なものではない」として買い替えを見送った。 今年3月末、今年度予算に買い替え費を確保した後、医薬品などの種類や量について、市医師会などに相談して購入リストを作成。今月9日には業者の見積書も出来上がって、発注するだけになっていた。

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1.県「対策確実に実行を」 原電と関電が改善計画 ,産経新聞
RV=49.1 2007/07/27 07:50
キーワード:訓練,回線,自衛

 新潟県中越沖地震で発生した東京電力・柏崎刈羽原発3号機の火災などを受け日本原子力発電と関西電力は26日、自衛消防体制と事故報告体制の改善計画を県と経済産業省原子力安全・保安院に提出。24時間体制で自衛防災組織を機能させるほか、新たな消防車の配置を行うとしている。 これに対して県は、原子力安全専門委員会に改善計画を示し、意見をもらう考え。この日、電力事業者から説明を受けた県安全環境部の吉田典生企画幹は「柏崎刈羽原発の調査で出てくる課題や改善点も計画に反映し、対策を確実に実行してもらいたい」と要請した。 日本原電は、地割れなどで交通が途絶した状態を前提に、初期消火要員を確保するため自衛消防隊員を増員して10人(うち常駐6人)以上とし、当番制で駐留する。来年3月末の実施予定。また発電所内の油火災対策として、水タンク付き消防車の配備(来年3月末)や消火剤の備蓄などを図る。 さらに放射能を含む水が漏れた場合に備え、放射能測定ができる管理要員を9月から当番制で常時1人確保する。 一方、関電は来年3月をめどに、消防車のない高浜、大飯に化学、水を1台ずつ配備。初期消防体制では自衛消防隊員が24時間常駐体制をとるため、消防教育を実施して来年3月から開始する。常駐と緊急呼び出しで10人以上の初期消火体制を確保する。 また、消防機関との専用回線を設置。消防機関の指導で油、電気火災を含めた合同訓練を行う。放射能物質漏洩対策としては発電室当直員を増員し、放射能測定などの技術を学ばせて12月から分析要員の常駐化を図る。 両事業者とも放射能物質の漏洩の連絡は測定の結果を待たず、測定が必要と判断した時点で行う。また改善計画実施までの暫定措置として、放射線の管理要員を配置したり、休日夜間の初期消火要員を増員するという。

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2.浜岡原発、消防署へのホットライン設置 安全対策の一環として ,産経新聞
RV=46.7 2007/07/27 07:50
キーワード:クレーン,回線,電線

 新潟県中越沖地震で、東京電力柏崎刈羽原発(柏崎市)にトラブルが相次ぎ、電力など11社が26日、経済産業省原子力安全・保安院に提出した改善計画で、中部電力浜岡原発(御前崎市)では、消防体制の強化策として、従来のNTT回線に加え原発の中央制御室、防護本部と消防署をつなぐ専用通信回線を設置する改善策が盛り込まれた。 中電によると、これまで火災発生時における消防署への通報は、警備長や火災発見者らがNTT回線を使った119番通報で行っていた。しかし、中越沖地震では回線が込み合い、刈羽原発からの119番通報がつながりづらかったことなどから、確実な連絡方法として専用回線の設置を決めた。1〜5各号機の中央制御室や防護本部に設置される。 設置工事が終わるまでは、防護本部に設置されている衛星通信や無線を使った県総合情報ネットワークを、消防署への通報手段として利用するという。 中電はこの日、御前崎市の県浜岡原子力防災センターで行われた会見で、東電が刈羽原発で発生したトラブルの詳しい状況や原因を公表したことを受け、浜岡原発での現況や対応などを説明した。 地盤沈下の影響で高圧ケーブルがショートして起きたとみられる変圧器の火災事故のほか、使用済み燃料プールの放射性物質を含んだ水が電線管を伝って非管理区域に流出し、海へ放出された事故については、地盤や原発建屋の構造上、刈羽原発と同様の事故が起きる可能性が低いと説明。刈羽原発6号機の原子炉内部の点検作業に必要なクレーンが破損し、使用できない状態になっていたことについては、基準地震動の2倍以上の強さの地震でも落下しないよう耐震工事を済ませていることを明らかにした。 浜岡原発の石原準一所長は「浜岡原発は東海地震の震源域ということで耐震化については宿命的な面もあり、他の原発より耐震レベルが高いと考えているが、今後もさまざまな知見を取り入れて住民に安心してもらえるよう取り組む」と話した。

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3.全原発に化学消防車 電力など11社 保安院へ改善計画 ,産経新聞
RV=32.3 2007/07/27 08:01
キーワード:回線,自衛

 新潟県中越沖地震で起きた東京電力柏崎刈羽原子力発電所の火災を受け、電力などの11社は26日、原子力施設の消防体制の改善計画を経済産業省原子力安全・保安院に報告した。油火災に対応できる化学消防車を全施設に配備するほか、通報用の専用回線や人員の増強などが柱で、今年度中をめどに実施する。初動態勢と情報連携の迅速化が狙いで、地震発生時の防災体制を強化する。 柏崎刈羽原発では3号機の変圧器で火災が発生したが、当直員が対応に忙殺され自衛消防隊を招集できなかった。化学消防車は未配備で消防署への専用回線も機能せず、消火活動の大幅な遅れを招いた。事態を重視した甘利明経済産業相は、電力10社と日本原燃に消火体制の改善計画を提出するよう指示していた。 各社の計画をまとめると、自衛消防体制では、夜間・休日の初期対応要員として10人以上を確保するほか、化学消防車を全原発に配備。また、消防署と中央制御室との間に専用回線を整備するなど、初期消火と通報体制の強化を盛り込んだ。 東京電力では柏崎刈羽、福島第1、同第2の各原発で、3交代の24時間態勢で火災に備える消火班(4、5人構成)が8月から常駐。さらに災害対策用の優先電話で追加要員を確実に呼び出し、10人以上で初期消火に専念する態勢を今年度中に整える。 また、化学消防車を各原発に1台ずつ配備し10月から運用を開始。消防署への専用回線は、緊急時対策室の扉が地震の揺れによる変形で開かず、使用できなかった反省から、10月からは中央制御室にも専用回線を引くほか、対策室の耐震補強工事を行う。 保安院は各社の改善計画を妥当と評価しており、計画の実行を厳しく指導する一方、消防庁と連携して近く自衛消防体制のあり方を検討する新組織を設置する。耐震安全性の評価は来月下旬までに報告を求めている。

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1.島根原発:国・県へ、自衛消防・報告体制構築など改善計画提出−−中国電力 /島根 ,毎日新聞
RV=37.3 2007/07/27 14:00
キーワード:回線,自衛

 新潟県中越沖地震発生時、東京電力柏崎刈羽原発で火災や連絡遅れなどのトラブルが相次いだ問題で、中国電力は26日、島根原発の自衛消防体制の強化や厳格な事故報告体制の構築についての改善計画を、経産省や県、松江市に提出した。 計画によると、島根原発の火災時に十分な人員を確保できる体制を作ることや、化学消防車を配置すること、消防に対する専用回線を確保することなどを明記。地震が起きた場合でも、放射能漏れなどの事実を確認できる十分な人員を確保することや、国や自治体に迅速な報告をすることなどを定めている。 柏崎刈羽原発では、地震によって起きた変圧器の火災鎮火に2時間もかかり、放射能漏れの報告が遅れるなどのトラブルが相次いでいる。この日松江市で会見した原子力安全・保安院の長谷部新一・特別原子力施設監督官は、昨年9月に改定された新・耐震指針について「今すぐには見直す必要はないと考えている」と話した。 また島根原発であった29件の不正問題で、原子力安全・保安院は同日、6月に実施した特別な保安検査の結果、島根原発の保安規定違反は認められなかったとする報告書をまとめ、原子力安全委員会へ提出した。【酒造唯】7月27日朝刊

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2.中越沖地震:原発火災で、県などに改善計画−−原電、関電 /福井 ,毎日新聞
RV=37.3 2007/07/27 16:01
キーワード:回線,自衛

 ◇自衛消防隊増員など 新潟県中越沖地震で発生した東京電力柏崎刈羽原発の火災を受け、経済産業省が全国の電力会社などに指示した原発内での消火体制の見直し報告が26日一斉にあり、県内に原発を持つ日本原子力発電(原電)と関西電力は、県と立地市町にも、原発で火災が発生した際の自衛消防と事故報告体制で同様の改善計画を提出した。 改善計画で、原電は▽自衛消防隊員の10人以上増員▽今年度末までに水タンク車の配備▽消防との専用通信回線設置――など。関電は▽大飯・高浜・美浜の3原発に化学消防車と水消防車配備▽放射能漏れ分析要員の増員▽――などを盛り込んでいる。 県庁で、両社の担当者から報告を受けた安全環境部の吉田典生企画幹は「改善計画は今後、県の原子力安全専門委で審議する。課題が見つかれば、その都度計画に反映させてほしい」と述べた。 日本原子力研究開発機構は、東海処理施設(茨城県)を含む点検結果を踏まえた計画をまとめ、後日報告するという。【大久保陽一】7月27日朝刊

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3.中越沖地震:放水車を来年3月末に配備 東海村日本原電、消防体制改善計画 /茨城 ,毎日新聞
RV=36.7 2007/07/27 11:01
キーワード:回線,訓練

 新潟県中越沖地震で東京電力柏崎刈羽原発に火災などのトラブルが相次いだことを受け、日本原子力発電は26日、東海・東海第二発電所(東海村)での消防体制の改善計画を県などに提出した。これまでは、化学消防車を1台所有しているだけだったが、放水機能を持つ消防車1台を来年3月末までに配備する。 ほかに(1)今年度中に消防機関との専用通信回線設置(2)年に1回、消防機関との合同訓練を新たに実施――などを実行する。【栗本優】7月27日朝刊

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1.<中越沖地震>宿題は大学生と ボランティアで学習指導 ,毎日新聞
RV=39.9 2007/07/27 21:43
キーワード:相談,学生

 新潟県中越沖地震で被災した刈羽村の村立刈羽中学校(関暢夫校長、生徒数137人)で、避難生活のため勉強に支障が出かねない生徒を助けようと、新潟大の学生ボランティアが学習相談に乗っている。27日は学生2人が1、2年生の13人に勉強を教えた。生徒は夏休みの宿題を広げ、数学の解き方などを質問した。

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2.<中越沖地震>宿題は大学生と ボランティアで学習指導 ,毎日新聞
RV=39.9 2007/07/27 21:43
キーワード:相談,学生

 新潟県中越沖地震で被災した刈羽村の村立刈羽中学校(関暢夫校長、生徒数137人)で、避難生活のため勉強に支障が出かねない生徒を助けようと、新潟大の学生ボランティアが学習相談に乗っている。27日は学生2人が1、2年生の13人に勉強を教えた。生徒は夏休みの宿題を広げ、数学の解き方などを質問した。

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3.中越沖地震 粗大ごみや不燃物の収集が始まる 柏崎市 ,毎日新聞
RV=30.4 2007/07/27 17:06
キーワード:ごみ,廃棄

 新潟県中越沖地震で大きな被害を受けた柏崎市で27日、地震で出た粗大ごみや不燃物の収集が始まった。県内の各自治体からもごみ収集車などが応援に駆けつけ、計54台で市内を回った。8月12日まで実施される。 地震後、壊れた家具や家電、布団、じゅうたんなどが大量に排出されたが、収集態勢が整わず、路上などに放置されていた。収集車は最も被害が集中した市中心部を対象に回り、ごみはJR柏崎駅近くの市有地(約6.1ヘクタール)に一時保管後、リサイクルされる。 同市新花町の集積所で、近くの私立幼稚園から本棚などを運び出していた同園教諭の奥土美奈子さん(46)は「大きなごみが出せて室内が片付いてきた」と話した。 市は現在ストップしている、家庭から出る不燃物の定期収集も、災害廃棄物の収集のめどがつき次第、再開する方針。【比嘉洋】

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1.出雲のボランティアが柏崎で出雲そば振る舞う,山陰中央新報
RV=59.7 2007/07/28 00:04
キーワード:海水浴,島根,バス

昨年の七月豪雨で被害を受けた出雲市のボランティア団体のメンバーら二十一人が二十六日、新潟県中越沖地震で被災した柏崎市の海水浴場で、郷土名物の出雲そばやしじみ汁を計千二百食分、振る舞った。 被災時に全国から駆け付けてくれたボランティアへの恩返しで、二十日には飲料水三トンも届けている。参加した出雲市総合ボランティアセンターの川本真僖運営委員長は「水害時のお返しが少しはできた」と満足そうだった。 二十一人は出雲市を中心に島根県内から集まり、二十五日夜にバスで同市を出発。二十七日朝に帰着した。

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2.再処理工場は耐震確保/原燃社長 ,東奥日報
RV=49.3 2007/07/27 23:15
キーワード:海底,活断層,指針,処理

新潟県中越沖地震による東京電力・柏崎刈羽原発のトラブルに絡み、日本原燃の兒島伊佐美社長は二十七日、「六ケ所再処理工場は、工場周辺で考えられる最大級の地震を考慮しており、耐震性は十分確保できる」と強調した。青森市のラ・プラス青い森で開いた記者会見で述べた。 原燃は昨年、国の原発耐震指針が改定されたのを受け、再処理工場と高レベル放射性廃棄物貯蔵施設について、新指針を満たしているかどうか再評価を行っている。兒島社長は「(再処理工場の)しゅん工前までには、すべての項目について評価を終えるように努める」と語った。海底活断層については、工場建設前に海上で音波探査をしており、工場近くの海岸線で地質を再調査した結果も問題なかったとして、今後調査する予定はないという。

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3.島根原発の地質調査終了ずれ込み ,山陰中央新報
RV=40.6 2007/07/28 00:04
キーワード:島根,活断層,指針

原発の耐震指針改定を受け、中国電力が松江市鹿島町の島根原発周辺で行っている地質調査の終了時期が、目標の七月末からずれ込むことが二十七日、分かった。中電が十二月に予定する1、2号機分の耐震評価結果の国への提出時期に影響を及ぼしそうだ。 島根原発増設反対運動の芦原康江代表らが同日、中電を相手に起こしている島根原発運転差し止め訴訟で、六月に中電側の弁護士が地質調査の終了がずれ込むと発言したことの真偽をただした中で、島根原発の三村秀行広報課長が明らかにした。 三村課長は「追加の調査が必要かどうか判断できていない状態」と現状を報告。四月末に終了予定だった当初計画から、調査内容を充実させるため「二、三カ月延長する」とした調査終了時期が、さらに延びるとの認識を示した。 ただ、新潟県中越沖地震を受け、経済産業省から早期に耐震評価を完了するよう求められており、中電島根支社の深田裕幸マネジャーは「評価結果は計画通りに十二月の提出を目指す」と述べた。 芦原代表らは、中越沖地震に伴う東京電力柏崎刈羽原発に被害が出た問題で、島根原発関連で海域の活断層調査を要請するため、中電島根支社を訪れた。

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1.福島でも海底断層調査 柏崎原発で実施後早期に 東電 ,河北新報
RV=88.4 2007/07/28 06:12
キーワード:海底,自衛,配備,化学,消防車,活断層

 東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)に近い海域の活断層で新潟県中越沖地震が発生したことを受け、東電の鼓紀男副社長は27日、同原発の近海で海底断層調査を実施した後に、福島第一、第二原発近海でも海底を調べる意向を明らかにした。福島県と福島第一、第二原発が立地する大熊、双葉、富岡、楢葉の4町が同日、大熊町で原発の耐震安全性の強化を東電に要請した席上、表明した。 鼓副社長は柏崎刈羽原発でトラブルが多発したことを陳謝し、「耐震安全性の確認は鋭意進める。海の調査は(柏崎刈羽の調査で得る)新たな知見を加え、新潟の次に行いたい」と述べた。 海底調査では船から音波を発信し、地形や地質を調べる。音波探査を行える機関が限られるため、柏崎刈羽原発の調査終了後、できる限り早い時期に着手したいという。 東電は同日、富岡町で開かれた原子力発電所所在町情報連絡会議で、福島第一、第二原発近海で過去3回実施した海底調査のうち1回分のデータを開示。両原発近辺の海底に活断層はないとして「敷地近くで地震が発生する可能性は小さい」と強調した。 東電は福島第一、第二原発に化学消防車を配備したことも明らかにした。8月中旬までに10人以上の要員を確保し、24時間体制の自衛消防を整える計画という。 情報連絡会議では、出席した住民代表から「耐震設計基準が甘いのではないか」「想定外の地震が来れば原発はもたないと思ってしまう」と不安の声が相次いだ。

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2.原発耐震安全性 再評価時期短縮は困難 九電・真部社長 来月、経産省に報告 ,西日本新聞
RV=43.9 2007/07/28 10:08
キーワード:海底,川内,活断層

 九州電力の真部利応社長は27日、新潟県中越沖地震で東京電力の柏崎刈羽原発でトラブルが相次いだことを受け、経済産業省が前倒しの検討を指示した原発の耐震安全性再評価の時期について「短縮は難しい」との見解を明らかにした。また、玄海原発3号機(佐賀県玄海町)のプルサーマル計画については「安全性は確保できている。変更はない」とした。 九電は現在、昨年9月に改定された国の原発耐震指針を踏まえ、玄海と川内(鹿児島県薩摩川内市)原発で「再評価」のための地質調査などを実施している。2008‐09年に評価をまとめるが、今後、調査の工程を見直して、前倒しができるかどうか8月に同省に報告する。 また、真部社長は川内原発3号機の増設も「変更はない」とし、玄海、川内原発とも「安全だと確信している」とした。 その根拠として、これまでの海底調査で活断層が見つかっておらず、原子炉が立地する地盤も「強固だ」としている。 海底調査は、玄海原発では3、4号機の増設時の1981年に調査済み。川内原発では3号機増設に向けて現在、海底を5キロ間隔で調査中だ。新たに海域の断層を調査する予定はないという。=2007/07/28付西日本新聞朝刊=

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3.参院選あす投開票 自・民の攻防激烈 ,産経新聞
RV=26.2 2007/07/28 07:51
キーワード:投票

 第21回参院選はあす29日、投開票される。新潟選挙区(改選議席2)には、社民新人、山本亜希子(31)▽自民新人、塚田一郎(43)=公明推薦▽共産新人、武田勝利(43)▽民主現職、黒岩宇洋(40)▽同、森裕子(51)=国民新党推薦▽無所属新人、楠原光政(64)の6氏が立候補、年金問題を中心に激しい舌戦を展開している。選挙戦も終盤を迎え、各候補とも大票田・新潟市を中心に懸命の訴えを続けている。 今回の参院選は、初の2議席独占を目指す民主に対し、自民がこの一角を崩せるかが最大の焦点。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が合同で行った世論調査では、塚田、黒岩、森の3氏が接戦。これを山本、武田両氏が追う展開だ。しかし、投票候補をまだ決めていない有権者も少なくなく、予断を許さない情勢となっている。 また、選挙期間中の16日に起きた新潟県中越沖地震が選挙戦に与える影響も大きく、各陣営とも震災直後から被災地入り。被災者を励ましたり、迅速な復旧を訴えるなど震災復興も大きな争点に掲げている。 注目の投票は県内1647カ所で行われ、一部地域を除き、午後9時から即日開票される。

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4.【2007参院選】地震でも投開票作業停滞させない 柏崎市、四苦八苦 ,産経新聞
RV=26.2 2007/07/28 09:00
キーワード:投票

 新潟県中越沖地震の被災地、柏崎市では、29日の参院選投開票日に向け、投票所の変更や職員の確保などのやり繰りに追われている。当日は投開票作業などには不慣れな保育士らまで動員して対応するほか、市職員らが選挙作業に専従している間の避難所の運営は、県職員らの応援で乗り切る。市選管は「地震があっても、投開票作業を停滞させるわけにはいかない」と連日のように深夜までの残業で準備に当たっている。 市選管が投票所として予定していた59カ所のうち、中越沖地震発生後に小中学校など23カ所が避難所にあてられた。100人以上の避難者がいる柏崎小など、スペースを確保できない4カ所は投票所を変更したが、19カ所では学校の教室を使ったり、体育館の一角に仕切りを設けるなどして、そのまま利用する。 投票には予定より20人少ない360人の職員であたる予定。水道やガスなどのライフラインの復旧にかり出された職員に代わり、保育士らを緊急招集して対応する。開票作業は予定より30人少ない270人で行う。市選管は「選挙区の開票を優先し影響を最小限にしたい」としている。 今回の参院選で期日前投票した有権者は、1864人(26日現在)で、前回参院選の同時期より、580人少ない。地震発生前日までは468人と前回の2倍以上だったが、地震後は前回の6割程度にとどまっている。市選管は「年金問題などで関心は高く期日前投票の出足は良かったが、地震で選挙どころではなくなったのだろう」と推測する。 住宅の倒壊など、地震で投票入場券を紛失した場合は、身分証明書がなくても氏名、住所、生年月日を照合することで本人と確認することができれば投票は認められる。市選管は「地震対策の声を届けるためにも、大事な一票を無駄にしないで」と、被災地だからこその投票を呼びかけている。 期日前投票した会社員男性(69)は「自宅が全壊したが、こんなときだからこそ、投票で自分の考えを伝えたい。災害対策に期待が持てる候補者に投票した」と話した。

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1.中越沖地震:サポート情報 27日 /新潟 ,毎日新聞
RV=79.2 2007/07/28 12:01
キーワード:相談,県道,保険,普

 (27日) ■鉄道 JR信越線の柿崎―宮内間は、30日の始発から柏崎―宮内間で運転再開。また長岡―新潟間の快速「くびき野1号、6号」も運転再開する。JR越後線の柏崎―吉田間は依然として不通。再開のめどはたっていない。 ■道路 ●高速道路 NEXCO東日本新潟支社は、中越沖地震による被害で車線規制されている北陸道柿崎インターチェンジ(IC)―長岡ジャンクション(JCT)間で、交通量の増加が見込まれる8月11〜19日ごろに限り、規制を解除して4車線通行を行う。渋滞緩和のための応急的な対応で、期間経過後は再度車線規制が行われる可能性がある。 柿崎IC―長岡JCT間では、緊急補強工事のため片側1車線の車線規制が行われているが、期間中は車線規制を解除し、50キロに速度制限する。 同支社のまとめでは、26日現在の県内高速道路の被害個所数は300カ所で、04年の中越地震時(2000カ所)の7分の1程度。被害額も中越地震の際の約300億円に比べかなり下回るとみられる。 ●国道・県道 土砂崩れのために柏崎市長崎―山本間の黒部柏崎線は、大型車両のみ通行止めとなっている。全面通行止め個所と解除予定は以下の通り。 【国道352号】柏崎市椎谷―大崎(解除未定)▽柏崎市大湊(8月10日解除予定)【県道小千谷大沢線】柏崎市大沢(解除未定)【県道礼拝長岡線】柏崎市西山町和田―西山町内方(解除未定)【県道東柏崎停車場線】柏崎市東本町(8月上旬解除予定) ■臨時労働相談窓口 新潟労働局は、柏崎市で土曜限定の臨時労働相談窓口を設置し、被災者の労働や雇用に関する相談に応じる。 窓口は7月28日と8月4日、柏崎ショッピングモール(柏崎市東本町1の12の25)1階の「柏崎パートバンク」に設置。午前10時〜午後5時。相談の内容は▽被災した事業所の労働者に対する雇用保険について▽震災で失業した求職者に対する職業紹介――など。 また28、29日は、柏崎地方合同庁舎(柏崎市田中26の23)4階の柏崎特別労働相談窓口も、臨時開所している。午前9時〜午後4時45分。 一方、平日は同庁舎、県内すべてのハローワークに設置された特別労働相談窓口でも同様の相談を受け付けている。問い合わせは新潟労働局職業安定課雇用保険係電話025・234・5548。 ■炊き出し 大相撲力士が被災者を励まそうと、31日午後0時半〜3時、刈羽村生涯学習センター「ラピカ」北駐車場で、ちゃんこの炊き出しを行う。大相撲名古屋場所で優勝争いにからみ、新大関に昇進したばかりの琴光喜関や霜鳳関ら幕内力士5人と三段目の優勝決定戦に臨んだ刈羽村出身の希帆ノ海関などが参加する。一行は避難所を訪問した後、ちゃんこを振る舞う。 ■ペット救済募金 県動物愛護協会は、県や県獣医師会とともに「中越沖地震動物救済本部」を立ち上げ、26日までに柏崎市で犬22頭、猫5匹、モルモット1匹の被災動物を預かってきた。餌や飼育用品の提供などの活動への募金を呼びかけている。口座名は「新潟県中越沖地震動物救済本部」で、口座番号などは以下の通り。 【郵便局】口座番号00560―5―96424 【銀行振込】第四銀行県庁支店(普)1278325▽北越銀行県庁支店(普)254964 【現金持ち込み・現金書留】県動物愛護協会(新潟市中央区新光町7の2、県商工会館4階) ■冷房設置 日本航空は28日から8月31日まで柏崎市立二田小の避難所にエアコン車を派遣する。空港で駐機中の旅客機へ冷風を送り込んでいる大型トラックから避難所へホースをつなぎ、冷風を送る。時間は午前9時(28日は午前10時)から午後6時まで。 ■新潟大学 ●授業料、入学検定料免除 新潟大学は中越沖地震で被災した在学生と受験生に対し、授業料や入学検定料を免除する。入学検定料は市町村の発行する「罹災(りさい)証明書」の交付があれば免除になるが、その他は同証明書に加え、所得などの審査を通過した場合のみ適用を受けることができる。 在学生(学部、大学院、養護教諭特別別科、教育人間科学部付属学校)に対する支援は▽07年度後期授業料の全額または半額の免除▽8月から6カ月間の寄宿料全額免除。 受験生(同)に対する支援は▽7月16日以降に出願期間が設定されている07年度、08年度(10月入学を除く)入学者選抜の入学検定料▽同日以降1年以内に入学する場合の入学料全額、または半額▽同日以降1年以内に入学する場合の一定期間の授業料全額、または半額――の免除がある。 授業料、入学料、寄宿料に関する問い合わせは電話025・262・6086、7337。入学検定料は電話025・262・6249、6079。付属学校については電話025・223・8300。7月28日朝刊

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2.中越沖地震:上越の観光施設、無料開放 長野の子供対象、安全をPR /新潟 ,毎日新聞
RV=53.7 2007/07/28 12:01
キーワード:海水浴,観光

 中越沖地震と東京電力柏崎刈羽原発のトラブルによる風評被害が県内市町村に拡大している問題で、上越市は夏休み期間、長野県内の子供たちを対象に同市内の観光施設を無料で開放することを決めた。同市内の観光施設と海水浴場が安全に利用できることをPRし、誘客につなげるのが狙い。27日に長野市のJR長野駅東西自由通路で観光キャンペーンを行った。 無料開放するのは▽同市立水族博物館▽リージョンプラザ上越の屋内外プール▽上越科学館▽うみてらす名立の屋内外プール(名立区)▽鵜の浜人魚館の屋内プール(大潟区)の5施設。保護者や大人が同伴の場合に、長野県内在住の証明書類を提示すれば、中学生以下の子供たちは入場無料になる。 期間は9月2日まで。施設の中には海水浴場に隣接した場所もあり、同市観光振興課の担当者は「海水浴帰りに施設を利用してほしい」と海水浴場の利用客呼び込みに懸命だ。 一方、上越観光コンベンション協会や高田旅館組合など同市内の観光7団体は26日、木浦正幸市長に風評被害対策実施に関する要望を提出。原発の被災による「放射能漏れ」が、海水浴客や観光客の足を遠ざけているとして「安全PR活動」を求めた。同日、市内では江戸時代、高田藩主だった榊原家にゆかりのある全国4市の市長が出席した「榊原康政公ゆかり四市市長懇談会」が開かれた。木浦市長は▽豊田(愛知)▽館林(群馬)▽姫路(兵庫)――の3市長に「上越の海は大丈夫だということを皆さんからも市民に伝えてほしい」と訴えた。 市観光振興課と市観光企画課の調べでは、悪天候も影響し、市内の海水浴場の入り込み数は一時95%減に落ち込み、旅館、ホテルの宿泊予約は6割以上がキャンセルの状態。一方でボランティアの宿泊が伸びてきており、現在、風評被害による観光関連の被害額を算定している。【萩原滋樹】7月28日朝刊

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3.伊方原発:火災想定し訓練 泡消火のポンプ車も出動 /愛媛 ,毎日新聞
RV=34.6 2007/07/28 16:02
キーワード:訓練,自衛

 新潟県中越沖地震に襲われた東京電力柏崎刈羽原発(同県柏崎市)で変圧器火災が発生し、消火作業が遅れた問題を受け、四国電力伊方原発(伊方町)は27日、構内の荷揚げ専用岸壁で、火災が発生したとの想定で初期消火訓練をした=写真。 訓練は、油火災を想定し、自衛消防隊員5人が参加。泡消火も可能な水槽付き消防ポンプ車を出動させ、泡消火液を放水した。また、原発1号機の変圧器火災も想定し、自動消火設備のスプリンクラーを手動で作動させる訓練もした。 四電では、既存のポンプ車1台に加え、化学消防車を新たに購入する。【門田修一】7月28日朝刊

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1.中越沖地震 4避難所でエコノミー症候群の集団検診 ,毎日新聞
RV=37.5 2007/07/28 16:49
キーワード:症候群,血栓,エコノミー

 新潟県中越沖地震で被災した住民に静脈血栓塞栓(そくせん)症(エコノミークラス症候群)の発症の恐れがないかどうか調べようと、県や県医師会などが28日、被害の大きかった柏崎市と刈羽村の4避難所で集団検診を始めた。 エコノミークラス症候群は、長時間同じ姿勢を続けたり窮屈な場所で手足を縮め続けることで、静脈内に血栓ができ血管を詰まらせる疾患。死亡する場合もあり、早期発見が不可欠だ。 この日は、医師や看護士ら36人が1班9人体制で、車中泊や避難所生活を送るお年寄りらを検診。血栓が見つかった被災者には、医療機関での受診を勧める。 約140人が避難する柏崎小学校で検診を受けた同市松美、無職、中村キヨさん(71)は、地震発生から11日間、自宅車庫に止めたワゴン車内で夫(77)と2人で寝泊りしてきた。検診で異常はみられず「心配していた娘に安心して報告できる」とほっとした表情を見せた。検診は29日も行われる。 04年10月の中越地震では、同症候群が原因とみられる疾病で少なくとも3人が死亡。今回の地震でも、新潟大医学部などが24日までに被災者437人を調べたところ、31人から血栓が見つかっている。【岡田英】

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2.中越沖地震 柏崎の避難所に雪プレゼント 子どもら大喜び ,毎日新聞
RV=34.4 2007/07/28 16:49
キーワード:雪,暑い

 新潟県中越沖地震で、柏崎市の避難所になっている市立柏崎小の玄関脇に28日、4トントラック3台分の雪が届けられた。3年前の中越地震で被災した同県小千谷市池ケ原地区の住民からのプレゼント。蒸し暑さにうんざりしていた子どもたちは、季節外れの贈り物に大喜びだった。 93年から「真夏の雪祭り」を行う同地区の市民団体「おぢや利雪研究会」が企画。豪雪地帯の同地区が厄介者の雪を逆手にとった祭りには、毎年数千人が集まる。魚沼産野菜の貯蔵施設としても雪を活用してきた。中越地震では、約100世帯(450人)のほぼ全戸が半壊以上の被害を受けた。 子どもたちは高さ約1メートルに積み上げられた雪の周りで、雪合戦や雪だるまづくりに歓声を上げた。同小3年、田辺泰子さん(9)は「夏に雪を触るのは初めて。体育館の中は暑いので、すっきりした」と笑顔を見せた。利雪研究会会長の米山厚さん(67)は「困ったときはお互いさま。子どもたちに少しでも楽しんでもらえたら」と話していた。【小林悠太】

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3.避難所に設置された参院選の投票所 ,時事通信
RV=26.3 2007/07/28 20:18
キーワード:投票

新潟県中越沖地震被災者の避難所と同居する形で設けられた参院選の投票所。柏崎市では、依然約1600人が避難生活を続けている(28日午後、新潟県柏崎市内)(時事通信社)

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1.<中越沖地震>震源の深さ10キロ前後 当初発表より浅く,毎日新聞
RV=62.2 2007/07/29 03:02
キーワード:海底,波,当初,データ,教授

 新潟県中越沖地震の震源の深さは、気象庁が当初に発表した17キロより浅い10キロ前後とみられることが、同庁など複数の機関の解析で分かった。東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)も、当初の推定より震源に近かった可能性が高い。地質構造の複雑さなどが食い違いの原因で、震源断層を巡っても複数の説が出ている。この地域の地震の評価や想定の難しさが浮かび、同原発の耐震想定見直しや検証の課題になりそうだ。 気象庁によると、震源は、地震波の速度や、各地の地震計でとらえた地震波の大きさや到達時刻から位置を決める。同庁はその際、全国の平均的な地震波の速度を使い、深さを17キロと発表した。 ところが、地震波の速度は地質の硬さによって異なる。その後、過去の地震のデータから、震源周辺の三次元的な地震波の速度の変化を求めて解析し直したところ、震源の深さは約9キロとの結果が出たという。 同庁の上垣内修・地震情報企画官は「震源周辺の表層部の地質は軟らかいために地震波の速度がかなり遅く、地質構造も複雑。このため当初の解析では、実際より深い位置に震源が推定されたのだろう」と説明する。 このほか、東京大地震研究所の酒井慎一准教授が、石油試掘時のデータを参考に地震波の速度を推計して解析したところ、震源の深さは11〜12キロとなった。筑波大の八木勇治准教授による解析でも10キロとの結果が出た。 東大地震研の平田直教授によると、中越沖地震の震源周辺では、軟らかい堆積(たいせき)層の厚さが5〜6キロもあり、全国有数の厚さがある関東平野の3〜4キロを上回る。このため、地震波の速度が、通常は深さ2〜3キロで毎秒5キロ以上となることが多いが、震源付近では深さ4キロでも毎秒4キロ台しかないという。 付近の地質構造の複雑さは、以前から震源解析などに影響している。中越沖地震の北側の海底で起きた1964年の新潟地震でも、いまだに断層の傾きが西下がりか東下がりかの結論が出ていないという。【須田桃子】

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2.柏崎市の避難所、パネルで仕切って参院選投票所を設置,読売新聞
RV=29.5 2007/07/28 22:52
キーワード:投票

 新潟県中越沖地震で被災した柏崎市の避難所で28日、参院選の投票所の設置作業が行われた。 投票所と重なった避難所のうち6か所では、避難者の寝泊まりする場所を仕切って投票用のスペースを設けた。 約30人が避難している同市荒浜の荒浜コミュニティセンターの体育館では、高さ約2メートルの木製パネルでフロアを仕切り、半分のスペースに市職員が投票台を組み立てた。同センターに避難している近くの無職若井勝利(しょうり)さん(69)は「地震の後片づけで大変だが、年金問題をしっかりやってくれる人に投票したい」と語った。

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3.心の傷、高齢者に色濃く…3年前の中越地震で被災者調査,読売新聞
RV=27.3 2007/07/29 03:04
キーワード:山古志,教授

 新潟県中越地震(2004年10月)で被災した60歳以上の人は、若い人に比べ、抑うつ感など「心の傷」がいまも治りづらい状態でいることが、東京女子大の広瀬弘忠教授(災害心理学)らの調査でわかった。 新潟県中越沖地震でも多くの高齢者が被災し、避難所生活を余儀なくされているが、広瀬教授は「高齢者の場合、ストレスが小さいように見えてもなかなか癒やされない。周囲が積極的にかかわるなど心のケアが大切だ」と提言している。 広瀬教授らのグループは、中越地震で被災し、仮設住宅で暮らした経験がある長岡市(旧山古志村を含む)の20歳〜80歳代の住民112人を対象に、意識調査を行った。調査は05年から今年にかけて3回に分け、「なんとなく不安だ」「眠れない」など、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の判定にも使われる13項目の心理状況について質問した。

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1.中越沖地震 エコノミー症候群健診 血栓発見30人超える ,産経新聞
RV=55.0 2007/07/29 08:00
キーワード:症候群,血栓,検診,エコノミー

新潟県中越沖地震で避難している被災者らがエコノミークラス症候群を発症するのを防ぐための検診が28日、柏崎市と刈羽村の避難所計7カ所で行われた。3年前の中越地震では、「車中泊」が原因とみられる同症候群の疑いで3人が死亡している。この教訓から、行政当局やボランティアらが予防を呼びかけたこともあり、今回は車中泊の被災者が大幅に減少した。しかし、避難所での窮屈な生活でも発症する恐れがあり、専門家らは今後も注意が必要としている。 平成16年10月に発生した中越地震では、地震発生後数日が経過しても、余震での住宅の倒壊などの恐れから「家の中に入れない」という被災者らが、車の中で寝泊まりする姿が多くみられた。 車中泊の場合、長時間にわたり同じ姿勢を取り続けるため、血液中に血栓が発生しやすくなる。最悪のケースでは、血栓が血管を詰まらせてしまうエコノミークラス症候群を発症する。 今回の中越沖地震でも、発生2日後の18日朝に柏崎市内で42台の車に58人が車中泊しているのが確認された。県は予防を呼びかけるチラシ約2万5000部を配布したこともありその後は徐々に減少、車中泊の被災者は、27日夕時点での柏崎署の調べでは確認されていない。 しかし、車中泊だけではなく避難所での窮屈な生活でも発症の恐れがある。今回の中越沖地震発生後の19〜22日の4日間、新潟大の医師を中心とする対策チームが柏崎市内の避難所で超音波検査を実施したところ、400人のうち26人が同症候群の目安となる脚の静脈に血栓が見つかっている。 柏崎市内などで28日に行われた、エコノミークラス症候群の検診には被災者ら242人が受診し、8人から血栓が見つかった。検診は29日も行われる。 検診を受けた柏崎市松美の中村徳一郎さん(77)は地震発生当日から11日間、自宅車庫の車内で寝泊まりしていた。「日中はできるだけ体操するように心がけていたが、朝起きるとどうしても体は痛い。念のため検診を受けに来た」と話していた。 新潟大の榛沢和彦医師は「車中泊の人だけでなく、避難所生活でもどんどん疲れがたまる時期。こまめに水分をとったり、体を動かして予防に努めてほしい」としている。

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2.中越沖地震 柏崎刈羽原発3号機の内部公開 ,産経新聞
RV=44.6 2007/07/29 08:00
キーワード:容器,専用,プール,建屋

 新潟県中越沖地震の影響で柏崎刈羽原発にトラブルが相次いでいる問題で、東京電力は28日、3号機で原子炉を収納した格納容器の内部を地震後初めて報道陣に公開した。最高レベルの耐震強度の設計で外見上の損傷がないことを示し、安全性をアピールした。 3号機は地震発生時に運転中だったが、原子炉建屋地下5階の地震計が縦揺れを感知し、緊急停止した。使用済み核燃料貯蔵プールから水があふれ出るトラブルがあったが、水を回収して放射性物質を除去、ほかの原子炉建屋に比べて点検作業が最も進んでいる。 報道陣はヘルメットに専用の手袋、靴下、放射線量の測定器着用で参加。耐震強度の低い別の建物では床に段差があるなど地震の影響が伺えたが、原子炉建屋内の使用済み燃料プールがある原子炉上部フロアや格納容器内部は機器類や配管が整然と並び、外見上の損傷は見当たらなかった。

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3.中越沖地震 柏崎の避難所にも投票スペース ,産経新聞
RV=35.2 2007/07/29 08:00
キーワード:投票

 新潟県中越沖地震で最も大きな被害を受けた柏崎市では28日、参院選の投票所の変更や投開票作業の人員確保に四苦八苦のすえ準備が完了。市内の避難所に、参院選の投票スペースが設けられた=写真。市選管職員らは連日深夜にまで及んだ残業を経て、29日の投票日を迎える。 柏崎市では地震が発生した16日以降、投票所として利用を予定していた学校施設など59カ所のうち、23カ所が避難所にあてられた。このうち4カ所は投票所を変更したが、一部では避難所内に投票スペースを確保した。 28日は360人で投票箱の設置作業などを終えたが、地震への対応で休日返上で走り回っている職員らは、270人体制で30日未明まで開票作業にあたる。

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4.中越沖地震 被災地でも参院選投票所の設営作業 ,毎日新聞
RV=35.2 2007/07/29 09:41
キーワード:投票

参院選の各投票所に設置する投票箱などを準備する柏崎市職員=新潟県柏崎市役所で28日午前11時56分、丸山博撮影(毎日新聞)

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1.第89回全国高校野球:新潟大会 ベスト8決まる 地震被害の柏崎勢は敗退 /新潟 ,毎日新聞
RV=112.2 2007/07/29 12:03
キーワード:二塁打,三塁打,選手

 第89回全国高校野球選手権新潟大会(県高校野球連盟など主催)は28日、長岡市の悠久山野球場など3球場で4回戦8試合を行い、ベスト8が決まった。中越沖地震で被害が大きかった柏崎勢は敗退した。【畠山哲郎】 ▽4回戦 【長岡・悠久山】新潟明訓 2001230=8柏崎総合 0000010=1 (七回コールド) (新)竹田―川上 (柏)三宅―田中▽二塁打 岩城(新)小池2(柏)中越  3060207=18  0010200=3上越総合技術 (七回コールド) (中)門藤、山後、西村、阿部―小林 (上)黒田、平井、下鳥、永井―斎藤、和田▽本塁打 富永(中)▽三塁打 小林、富永(中)▽二塁打 池津、富永、門藤、鴨井2、細貝、西村(中)小林裕、清水(上) 【新発田・五十公野公園】村上桜ケ丘  000001021=4  000000300=3新津 (村)樋口―斎藤 (新)柴田、高橋―小柳▽三塁打 斎藤(新)▽二塁打 斎藤、帆刈、菅原(村)柏崎工 00000=0五泉  6007×=13 (五回コールド) (柏)箕輪、品田哲、小林―富澤 (五)渡辺―伊藤和▽三塁打 瀬倉、塚野(五)▽二塁打 伊藤和(五)帝京長岡 00001200=3日本文理 40320001=10 (八回コールド) (帝)塩川―大平 (日)栗山―戸澤▽三塁打 清水(帝)栗山2(日)▽二塁打 金山(帝)竹石(日) 【見附運動公園】長岡工 001100000=2新潟工 000001000=1 (長)渡辺康―太刀川 (新)吉川、長場―原田▽三塁打 中野(長)▽二塁打 野口(長)矢口(新)小出  000010005=6直江津 110000000=2 (小)高橋―外角 (直)早川―佐藤▽二塁打 高橋、清水(小)古澤(直)長岡大手  000130000=4  110000000=2分水 (長)佐田昌―神保 (分)内藤―本間▽二塁打 水内(長)内藤(分) ◇あきらめない! ○…上越総合技術の高井大治郎監督の兄で、県聴覚障害者協会の陸上部監督を務める昌雄さん(34)がスタンドの隅で選手らのプレーに一喜一憂していた。 1歳の時、発熱で耳に障害を負った。幼少のころは友達ができず、弟の高井監督とばかり遊んでいた。高校1年の秋、夏休み中にけがした右足を鍛えるため、陸上部に入部。高校3年で走り高跳びで全国優勝も経験した。「陸上のおかげで精神的にも肉体的にも強くなった」と昌雄さん。 今では弟は良きライバル。その弟が率いるひいきの上越総合技術は敗れたが、選手らが懸命にヘッドスライディングする姿に打たれ「あきらめないことが大事」と再認識。陸上部の今後の指導にも生かすつもりだ。7月29日朝刊

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2.中越沖地震:泳いで海の安全アピール 寺泊で知事や中村真衣さん /新潟 ,毎日新聞
RV=75.8 2007/07/29 12:03
キーワード:海水浴,観光,選手

 長岡市寺泊の中央海水浴場で27日、同市出身の元競泳選手でシドニー五輪銀メダリストの中村真衣さん(28)が泉田裕彦知事や地元の子供ら約300人と泳ぎ、海の安全をアピール。子供たちの元気な歓声が浜辺に戻った。 地震後、同海水浴場を訪れる海水浴客が例年の1割程度に落ち込んでいるため、寺泊観光協会が主催。海水浴後は地引き網が実施され、地元で取れたアサリ汁約1000食も無料で振る舞われた。 小学生のころ同海水浴場でよく遊んだという中村さんは「私にとって庭のような場所。安全なので皆さんに戻ってきてほしい」。泉田知事も「海からも魚からも放射性物質は一切検出されていません。絶対、大丈夫と保証します」と安全宣言した。【小林悠太】7月29日朝刊

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3.<参院選>前回より出足良く 午前11時現在 ,毎日新聞
RV=38.8 2007/07/29 12:36
キーワード:投票

 第21回参院選は29日、投票が進んでいる。総務省によると、同日午前11時現在の全国の投票率は前回(04年)より0.21ポイント高い16.93パーセントだった。 都道府県別にみると、東京が前回より1.12ポイント高い13.92パーセント、神奈川が同0.32ポイント高い13.09パーセント、大阪が同1.07ポイント高い15.62パーセントなど、都市部で前回に比べて投票率が上がっている。 また、中越沖地震の影響が懸念される新潟県は、前回より0.59ポイント低い22.51パーセント、自民候補と民主候補の接戦が予想される岡山は前回より1.11ポイント低い21.09パーセントだった。 投票は原則午後8時で締め切られ、即日開票される。ただし全国の投票所計5万1742カ所のうち約3割の1万4840カ所で、投票締切り時間が最大4時間繰り上げられる。 立候補しているのは、選挙区218人、比例代表159人の計377人。改選議席は121(選挙区73、比例代表48)で同日即日開票され、選挙区は同日深夜、比例代表は30日未明までに当落が判明する見通し。

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1.中越沖地震 亡夫の思い出とともに柏崎で生きる ,毎日新聞
RV=57.7 2007/07/29 17:21
キーワード:入居,子ども,ふた,詰まる,ゴミ,旅館,工事,駅前,艶子

 「無事だったのは父ちゃんが見守ってくれたおかげ。ありがとう」。新潟県柏崎市中心部の県営住宅4階で、高橋艶子さん(75)は33歳で亡くなった夫清さんの遺影に語りかけた。横浜市に住む長男裕一さん(49)が「いつでもこっちに来て」と言ってくれるが、夫との思い出が詰まった柏崎で生きるつもりだ。 清さんは柏崎駅前の旅館の板前だった。一緒に働いているうちに優しさにひかれ結婚。子煩悩で、子どもたちを交互におんぶしながら掃除したり料理する姿が好きだった。「独立して2人で仕出し屋を」と夢を語り始めたとき、急性肺炎で逝った。28歳だった艶子さんは駅の売店で働き、家計を支えた。 その後、県営住宅の完成と同時に入居した。約40年前のことだ。長女裕子さん(51)と裕一さんが結婚、独立してからは1人で暮らす。 あの朝は、県営住宅のエレベーター設置工事で一時転居するため、手伝いに来ていた裕子さんに食事を作っていた。「私がしてやるよ」。ジャガイモの皮をむく艶子さんに裕子さんが声をかけた時、「ドカン」と音がして棚やガラスケースが倒れてきた。抱き合って階段を下り、避難所で一夜を過ごした。6日後、裕子さんは長野の自宅に戻った。 断水がこたえた。洗髪やトイレのため1日約100リットルの水が必要だ。毎朝、軽自動車を運転し、給水所まで行く。帰ると、2リットル入りのペットボトル6本をビニール袋に入れ、階段を1段上がるごとに1回置いて休んでは、4階までの47段を上った。8往復すると汗が噴き出た。 11日目の26日早朝、ゴミ出しから戻ると1階の女性に呼び止められた。「水が出たよ」。自宅のトイレから音が聞こえる。開栓したままタンクのふたを開けていたため、床が水浸しだった。「掃除が大変だったけど、うれしかった」 柏崎市の高齢化率は、今年3月末現在で26.2%と10年後の日本社会を先取りする。1人暮らしのお年寄りは2687人に上り、地震が過疎・高齢化に拍車をかけるのではとの危機感も募る。 高血圧で薬が欠かせない艶子さんが柏崎に残る決心をしたのは、趣味のボウリングを通じて知り合った親友や励まし合う隣人がいるから。そして、清さんと連れ添った街並みがあるから。 「一緒にここにいるよ」。そう言って仏壇にグレープフルーツを供えると、遺影の清さんがほほ笑んだ。【比嘉洋】

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1.参院選より地震の後片付け…柏崎市投票率、9ポイント下がる ,産経新聞
RV=120.8 2007/07/29 22:49
キーワード:投票,候補,風評,年金,比角,選挙,会場,選管,終了,下がる

新潟県中越沖地震で大きな被害を受け、投票直前までやり繰りに追われた柏崎市の参院選は29日、大きな混乱なく投票が終了した。同市の投票率は59.55%。地震で投票できない有権者が多かったのか前回平成16年の68.47%から8.92ポイント下がった。 地震発生から2週間。投票所に予定していた学校などが避難所に利用されているため、市選管は一部の避難所内に投票スペースを設けて対応し、「地震の時だからこそ」と投票を呼びかけた。有権者からは「避難所と併設で、投票は便利だった」との声があがる一方で、「地震の後片付けで選挙どころでない」と困惑の声も聞かれた。 「柏崎が地震で大きな被害を受けているということを、参院選の候補者にはよく分かってほしいという気持ちで投票した」。同市比角の主婦、山岸奈津美さん(39)は一票に被災地の切実な気持ちを込めた。 山岸さんが避難している比角コミュニティーセンターでは選挙前日の28日夜、市職員らが避難所の一部を投票スペースとして改装。仕切りを設けて、投票箱や筆記台を持ち込んだ。 同センターに避難している柏崎市松美の女性(70)は「投票の入場券を自宅に置いたままだったが、本人と確認できれば投票できるということなので、朝のうちに前から決めていた人に入れた」と前向きな気持ちで投票した。 同市宮川の避難所と、長岡市の二男(56)宅を行き来して生活している女性(84)は、二男が自宅の片づけをしている間、避難所で朝一番に投票を済ませた。「避難生活は不便だけど、投票には便利。震災対策よりも、年金問題をしっかりやってもらいたい」と争点のひとつの年金問題に注文をつけた。 地震の影響で、「選挙どころではない。棄権する」と話す有権者の姿もみられた。 同市荒浜の避難所で、夫と2人で生活を続ける柏崎市荒浜の女性(75)は「同じ体育館内に投票所があるが、もともと政治には期待していないから、誰にも投票しない。地震のショックが尾を引いていて、選挙どころではない」と生活再建が優先で関心がない様子。 さまざまな問題が噴出している柏崎刈羽原発の地元、刈羽村の生涯学習センターで避難生活を送る男性(79)は「原発のトラブルは、今までいい加減にやってきたからボロが出たのだと思う」と批判。しかし投票に関しては、「避難所の生活で、新聞とテレビをしっかりみれた。いつもの選挙よりじっくり候補者を比べられた」と避難所での時間を有効利用したという。 柏崎消防本部に勤務し、地震被害の復興にあたっている刈羽村の男性(59)は「原発は今まで信頼してきただけに残念。地震発生後、仕事に追われどんな候補者がいるのかも把握できていない」とし、「農作物への風評被害が心配。(投票する候補者は)会場に行ってから考える」と投票に臨んだ。

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1.信越線の一部運転再開=東京へのアクセス再び ,時事通信
RV=26.2 2007/07/30 06:31
キーワード:柿崎,宮内,問い合わせ,傾斜,途中,たくさん,間,減らす,本数,レール

 JR東日本は30日、新潟県中越沖地震で運転を見合わせていた信越線の柏崎〜宮内間で、運行を再開した。これにより、柏崎から長岡経由で再び東京までの新幹線などが利用できるようになる。 信越線は、地震でレールのゆがみや電柱が傾斜するなどの被害を受けた。JR柏崎駅は「柏崎から長岡へ行く人は多く、問い合わせがたくさん来ている。運転再開の反響は大きい」としている。 信越線は当面の間、徐行運転するため、運行本数を通常より9本程度減らす。柏崎〜柿崎間は、途中の青海川駅が土砂に埋まっており復旧のめどは立っていない。 

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1.第89回全国高校野球:新潟大会 五泉、村上桜ケ丘破る−−4強が出そろう /新潟 ,毎日新聞
RV=154.3 2007/07/30 12:01
キーワード:二塁打,三塁打,選手,コールド,試合

 第89回全国高校野球選手権新潟大会(県高校野球連盟など主催)は29日、長岡市の悠久山球場と新発田市の五十公野公園野球場で準々決勝4試合を行った。五泉は先発の長谷川が無安打無得点(ノーヒット・ノーラン)試合を達成し、村上桜ケ丘に勝利。日本文理は接戦の末、中越に競り勝った。【畠山哲郎】 ▽準々決勝 【長岡・悠久山】長岡大手  000000000=0  01103010×=6新潟明訓 (長)佐田昌―神保 (新)関、永井―川上▽三塁打 伊藤大(長)▽二塁打 栗山、長橋、桂(新)中越  100011000=3  20020001×=5日本文理 (中)阿部、門藤―小林 (日)栗山―戸澤▽三塁打 戸澤(日)▽二塁打 鴨井(中)竹石(日) 【新発田・五十公野公園】五泉  002000000=2  000000000=0村上桜ケ丘 (五)長谷川―伊藤和 (村)大沼―斎藤▽三塁打 周佐、弦巻(五)小出  10000000=1長岡工 00040103=8 (八回コールド) (小)高橋―外角 (長)渡辺康―太刀川▽三塁打 長南、中野2(長) ◇五泉・長谷川が無安打無得点−−シード校相手の快挙 五泉の主戦・長谷川清隆投手(3年)がシード校の村上桜ケ丘を相手に無安打無得点試合を達成。チームを4強に押し上げる原動力になった。 打者33人を相手に150球を投げ、与四死球6、奪三振3。速球を武器にする右の本格派だが、相手打線がまっすぐにヤマを張っていると見て取ると、2巡目からはカーブ主体の投球に変え、凡打の山を築いた。 快挙の達成に「信じられない。本当にうれしいです」と声をはずませた長谷川投手。「五回ごろから(無安打は)分かっていたが、意識せず打たせて取ることを心がけた。カーブがよかった」と話した。 後藤桂太監督は「本当によく投げてくれた。ウチは投手中心に守り抜くチームだが、こんな活躍をしてくれるとは。何も言うことはない」とべた褒め。 重心をやや落としたフォームは、昨夏の甲子園で活躍した斎藤佑樹投手(早稲田実―早大)を意識したもの。「6月ごろからマネしているんです。重心を下げることで、コントロールも安定してきた」 準決勝の相手は、4季連続の甲子園を目指す日本文理。長谷川投手は「気持ちで引かないで攻めたい。チーム一丸になってやります」。 ◇被災地へ観戦に ○…スポーツ紙の中越沖地震の報道を見て「被災地の高校野球の姿を見たい」と一念発起し、はるばる神奈川県から応援にやってきたという中村俊広さん(30)。長岡市・悠久山球場の応援席で熱心に試合の内容を記録していた。 柏崎市が両親の地元ということもあり、警備会社のアルバイトを休み、26日朝に新潟入り。JR柏崎駅前にござを敷き、寝泊まりしている。27、28日と柏崎勢の対戦を観戦し、「大変な状況で野球をやる理由があるというのを実感した。応援席も選手らも元気で、見ていてうれしい」と笑顔で語っていた。 現在は求職中だが、報道関係の仕事を目指すという。「自分が撮った写真や記録でも何でもいい、避難所の人に何らかの形で伝えられれば」と中村さん。30日からは現地でボランティア活動もする予定だ。7月30日朝刊

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2.<中越沖地震>要介護高齢者 生活不活発病の疑い  ,毎日新聞
RV=35.7 2007/07/30 15:02
キーワード:症候群,介護

 新潟県中越沖地震で避難している要介護の高齢者に、心身の機能が低下する「生活不活発病」の疑いがあることが県理学療法士会などの調査で分かった。調査した28人のうち3分の1が身体機能の低下を訴えた。避難生活で家事や散歩など日常的な活動が減ったことが原因で、同会などは「できる範囲で体を動かすように」と注意を呼び掛けている。 生活不活発病(廃用症候群)は体を動かさないことで、心身の機能が低下する状態。筋力や心肺の機能低下や、うつ状態など精神にも影響し、寝たきりにもなる。高齢者の生活の質を著しく下げるため警戒されている。 県理学療法士会と県作業療法士会が28日、要介護者が避難する柏崎市の4福祉避難所で、生活不活発病の兆候を調べるチェックシートを使って高齢者28人に聞き取り調査し、約3分の1が身体機能低下を訴えた。「地震後は寝ていることが多く、足が悪くなった」「前は壁伝いに歩けたのに車椅子を使うようになった」などの内容だった。 避難所ではトイレや入浴など日常行動に助けを借りることが多く、周囲に気兼ねして散歩などを控える傾向などが原因とみられる。 生活不活発病は、避難生活で起こりやすいとされ、04年の中越地震では被災地の高齢者の約3割の歩行能力が低下したことが厚生労働省調査班の調査で判明。県は今回の地震では厚労省が作った同病のチラシを配るなどして注意喚起し、県理学療法士会などに対策を依頼していた。 対策で大切なのは本人や周囲が注意し、意識的に活動すること。同会の深川新市会長は「やりづらいことでも人任せにせず、無理のない範囲でやってみることが必要」と呼びかけている。【前谷宏】

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1.揺れ、2000ガル超も=地震計データの詳細公開−柏崎刈羽原発で・東電 ,時事通信
RV=33.2 2007/07/30 20:31
キーワード:ガル,データ,建屋

 新潟県中越沖地震で東京電力は30日、柏崎刈羽原子力発電所の地震計の詳細なデータを経済産業省原子力安全・保安院に提出、3号機タービン建屋1階で、設計時の想定の2.5倍に当たる2058ガルの揺れを記録したことを明らかにした。 地震計は1〜7号機の原子炉建屋、タービン建屋と、敷地内の地盤など計97カ所に設置されていたが、旧型の63台はメモリー容量不足で本震の波形記録が消失。さらに、新型の1台も故障により記録がないことが新たに判明した。 

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2.中越沖地震 東電副社長「現地駐在」着任 被災地で謝罪 ,毎日新聞
RV=32.0 2007/07/30 17:23
キーワード:武黒,風評,意見

 新潟県中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)に30日、東電の武黒一郎副社長が「現地駐在」として着任した。地元への対応強化が目的で駐在期間は未定。武黒副社長は社員約400人を前に、「災害に強い安全な発電所にしなければならない。先を急ぐより、足元を見つめて安全を優先してほしい」とあいさつし、「未曽有の危機、試練に全力で立ち向かい、厳しい意見にも謙虚に胸を開いて一緒に考えたい」と地元との対話を重視する姿勢を強調した。 武黒副社長はこの後、刈羽村役場を訪れ、品田宏夫村長に「火災や放射能漏れなどで心配をおかけし、深く反省している」と謝罪。品田村長は「被害の大きさに驚いたが、村民の生命には危険を及ぼさないと信頼している」と語った。 武黒副社長はさらに、柏崎市役所を訪問して謝罪。会田洋市長は「風評被害を含め、柏崎と原発がセットになってマイナスイメージを持たれているのは残念だ。安全性を国内外に向けてしっかりPRしてほしい」と要請した。【関東晋慈、松岡洋介】

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3.被災者支援で募金活動 伏見・中越沖地震で児童ら ,京都新聞
RV=22.1 2007/07/30 19:49
キーワード:児童,プール

 7月16日に発生した新潟県中越沖地震の被災者を京都から支援しようと、京都市伏見区向島の二の丸北小の児童が30日、校門前で募金活動を行った。 同小は毎年、年末に募金活動を行い、ユニセフなどに寄付しているが、新潟県に親類のある児童がいる縁で、今回特別に実施し、被災地に送ることにした。 児童会の5、6年生と保護者約10人が、午前9時から校門前に立ち、自習やプールで登校してきた児童や保護者に募金を呼びかけた。参加した5年の青木武流(たける)君(10)は「おじさんが新潟にいて、無事だったけど心配だった。募金が被災者の助けになってくれたらいい」と話していた。 31日も午前9時から30分間、校門前で募金活動を行う。集めたお金は京都新聞社会福祉事業団を通じて、被災地に送る。

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1.柏崎刈羽原発の揺れ、想定の2.5倍…最大2058ガル ,読売新聞
RV=68.4 2007/07/31 03:09
キーワード:ガル,波,容器,建屋

 新潟県中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原子力発電所内のほとんどの建物で、設計時の最大想定値を大きく上回る揺れを観測したことが30日、東電が発表した解析結果で分かった。 3号機のタービン建屋では、最大加速度2058ガルという最大級の揺れを記録していた。原子炉圧力容器など最重要機器の破損は確認されていないが、稼働再開に向け想定の上方修正を迫られるのは必至だ。 柏崎刈羽原発の建物や敷地内には97台の地震計が設置されている。東電によると、最大680ガルを記録した原子炉本体のある原子炉建屋だけでなく、ほとんどの建物での揺れが、想定を上回った。3号機タービン建屋1階で観測された東西方向の2058ガルは、想定値(834ガル)の約2・5倍。国内の原発でこれほどの揺れが観測されたのは史上初めてで、世界でも最大と見られるという。新型の地震計33台では、地震波の波形データも得られた。これに基づき、各原子炉建屋での揺れを詳細に解析したところ、建屋内の機器などほとんどすべての構造物の揺れが、想定を上回ったことも判明した。

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2.柏崎刈羽原発の揺れ、想定の2.5倍…最大2058ガル ,読売新聞
RV=68.4 2007/07/31 03:09
キーワード:ガル,波,容器,建屋

 新潟県中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原子力発電所内のほとんどの建物で、設計時の最大想定値を大きく上回る揺れを観測したことが30日、東電が発表した解析結果で分かった。 3号機のタービン建屋では、最大加速度2058ガルという最大級の揺れを記録していた。原子炉圧力容器など最重要機器の破損は確認されていないが、稼働再開に向け想定の上方修正を迫られるのは必至だ。 柏崎刈羽原発の建物や敷地内には97台の地震計が設置されている。東電によると、最大680ガルを記録した原子炉本体のある原子炉建屋だけでなく、ほとんどの建物での揺れが、想定を上回った。3号機タービン建屋1階で観測された東西方向の2058ガルは、想定値(834ガル)の約2・5倍。国内の原発でこれほどの揺れが観測されたのは史上初めてで、世界でも最大と見られるという。新型の地震計33台では、地震波の波形データも得られた。これに基づき、各原子炉建屋での揺れを詳細に解析したところ、建屋内の機器などほとんどすべての構造物の揺れが、想定を上回ったことも判明した。

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3.鎮圧後も出動指令、住民救助要請断る…原発火災で消防混乱 ,読売新聞
RV=40.9 2007/07/31 03:04
キーワード:自衛,化学,消防車

 新潟県中越沖地震で起きた東京電力柏崎刈羽原子力発電所の変圧器火災で、柏崎市消防本部が鎮圧後も相次いで消防車を出動させ、住民の救助要請に十分応えられなかったことが30日、わかった。 原発火災と地震などとの複合災害を想定していなかったため、指揮が混乱。市消防本部は体制やマニュアルを見直す考えだ。総務省消防庁によると、原発を抱える他の自治体も複合災害を想定しておらず、原発事業者の自衛消防体制の不備に加え、新たな課題が浮上した。 変圧器の火災は、16日午前10時13分の地震直後に起きた。直通電話が使えず、東電は14分後に119番通報。本部は原発消防活動計画(マニュアル)に従い、車両9台を市消防署と2分遣所から出動させようとした。しかし、市民からの救助要請などで車両や隊員が出払っており、発電所側に「自衛消防隊で対応してほしい」と要請。午前11時になって化学消防車1台(隊員5人)を出動させた。

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1.参院選検証 自民 逆風以上に組織の緩み,産経新聞
RV=44.2 2007/07/31 07:51
キーワード:候補,実行,選挙,年金

 「民主2人に70万票も獲られるとは…。事実上の敗北だ」 全国的に自民が惨敗した参院選。新潟選挙区では自民新人の塚田一郎氏(43)が約40万票でトップ当選を果たし、気を吐いた。しかし、当選直後の熱気に包まれた選挙事務所の一角で、ある自民県議はそう吐き捨てた。 民主が4月、前職2人を選挙区の公認候補に決めた段階で、自民県連内からは「民主票が分裂し、勝負はあった」と、楽勝ムードが漂った。だが、年金問題の噴出に始まった「政治とカネ」問題、閣僚の失言など一連の醜聞で風向きは一気に民主になびいた。 3度目の挑戦で念願の議席を手にした塚田氏と議席奪還でメンツを保った自民。ただ、2議席独占を狙った前回のような勢いはない。新潟選挙区を吹き抜けた“民意”の風は、加速する有権者の自民離れを象徴した。 トップ当選とはいえ、民主2人に激しく追われる“薄氷の勝利”だった。票が思ったほど伸びなかった理由を、自民関係者は「年金問題などの逆風以上に、県連内部の緩み、楽観論の蔓(まん)延(えん)が大きな問題だった」と振り返る。 塚田氏は14年の参院補選、16年の参院選で、いずれも厳しい集票状況ながら安定して30万票以上を獲得。この事実に県連幹部も選挙前、「最低30万票の基礎票がある。自民が本気を出せば50万票を取り、余裕で勝てるはずだ」と声を弾ませた。 4月の県議選でも自民は53議席中34議席を獲得し、底力を見せつけた。そして、候補者一本化の“負けない選挙”で、塚田氏を国会に送り込むことができた。しかし、県連幹部は「自民県議が53人中34人もいながら、民主候補と競ること自体がおかしい。選挙応援の“ふり”をしている県議が少なくない」と、組織選挙の空洞化と身内への厳しいまなざしを向けた。 塚田氏は過去2度の落選で余儀なくされた浪人時代の苦労を振り返り、選挙会場で、泣きじゃくりながら支持者らと喜びをかみしめる一幕もあった。ただ、その余韻に浸っている余裕はない。民主に与党の座を明け渡した参院での国会運営は、これまで以上に厳しくなる。その中で、公約として掲げた地方と都市の格差解消、ふるさと新潟の活性化への糸口をどうつかむか。 1500人以上が避難所暮らしをしている新潟県中越沖地震の被災地の復旧・復興も喫緊の課題だ。柏崎市などの被災地では「与党だからこそできる震災復興」と実行力を懸命にアピールしただけに、有権者の期待も大きい。 医師不足、人口減少、北陸新幹線開通による新潟県の拠点性の低下…。県の今後を大きく左右する課題は山積している。有権者は塚田氏の実行力を注視している。(花房壮)                   ◇ 全国的に大勝した民主。県内では2議席独占は実現できなかったが、2人で約70万票を獲得し、自民票を大きく引き離した。県内で吹いた“民意”の風が残した軌跡を検証する。

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2.学校耐震化前倒し 新潟市、避難所使用を考慮,産経新聞
RV=40.1 2007/07/31 07:51
キーワード:日吉,当初,高校,制度

 新潟県中越沖地震を受け、新潟市は、災害時に避難所として使用する公立学校の体育館の耐震補強工事を前倒しで実施することを決めた。市議会9月定例会に補正予算案を提出する。 市施設課によると、市内に計174校の小、中、高校があり、体育館は計231棟。全棟が災害時には緊急避難所に指定されている。 231棟のうち、耐震化工事が必要なのは、昭和56年以前に建築された108棟で、今年4月時点で工事が完了しているのはわずか6棟。市は当初、年間10校前後のペースで工事を進め、平成25年度にはすべて耐震化を終える予定だった。 しかし、今回の中越沖地震で、柏崎市立日吉小体育館(841平方メートル)の床が抜ける危険性が指摘され、避難所が閉鎖される事態が発生。新潟市は「避難所が耐震構造でないと、いざというときに命を守れない」(同課)と、工事の前倒しを決めた。最終的な工事完成時期や予算規模は未定だが、当面の必要経費を含む補正予算案を9月議会に提出。「スピードを上げて取り組む」(篠田昭市長)という。 また、中越沖地震で、築年数の多い木造住宅が多数倒壊するケースが相次いだことから、一般家屋でも耐震化工事をしやすいような制度を検討するという。

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3.県、中小企業へ金融支援 風評被害でも資金融資,産経新聞
RV=21.1 2007/07/31 07:51
キーワード:風評,融資

 新潟県中越沖地震で、県は30日、損害を受けた中小企業を支援するため、低利の金融支援を行う方針を明らかにした。 県は中小企業の運転・設備資金として、平成19年新潟県中越沖地震対策資金を創設。融資限度は7000万円で、最大2億円まで融資を受けることができる。期間は10年以内で、7年以内の利率は1.7%、7年以上10年以内は2.1%。31日から1年間取り扱う。県は中越地震でも同じ資金を創設しており、123億円の利用実績があった。 風評被害などで最近3カ月間の売り上げが20%以上減少した中小企業にも運転資金として上限4000万円(利率1.9%)までの融資を行う。 このほか、被災した中小企業が過去に県から融資を受けていた場合、償還期間を最大2年間延長する。延長後の最終償還期間は23年3月末まで。

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1.中越沖地震:要介護高齢者、「生活不活発病」の疑い 避難所で日常活動減り /新潟 ,毎日新聞
RV=77.3 2007/07/31 13:02
キーワード:相談,症候群,介護,児童

 中越沖地震で避難している要介護の高齢者に、心身の機能が低下する「生活不活発病」の疑いがあることが県理学療法士会などの調査で分かった。調査した約28人のうち約3分の1が身体機能の低下を訴えた。避難生活で家事や散歩など日常的な活動が減ったことが原因で、同会などは「できる範囲で体を動かすように」と注意を呼び掛けている。 生活不活発病(廃用症候群)は体を動かさないことで、心身の機能が低下する状態。筋力や心肺の機能低下や、うつ状態など精神にも影響し、寝たきりにもなる。高齢者の生活の質を著しく下げるため警戒されている。 県理学療法士会と県作業療法士会が28日、要介護者が避難する柏崎市の4福祉避難所で、生活不活発病の兆候を調べるチェックシートを使って高齢者28人に聞き取り調査し、約3分の1が身体機能低下を訴えた。「地震後は寝ていることが多く、足が悪くなった」「前は壁伝いに歩けたのに車椅子を使うようになった」などの内容だった。 避難所ではトイレや入浴など日常行動に助けを借りることが多く、周囲に気兼ねして散歩などを控える傾向などが原因とみられる。 生活不活発病は、避難生活で起こりやすいとされ、04年の中越地震では被災地の高齢者の約3割の歩行能力が低下したことが厚生労働省調査班の調査で判明。県は今回の地震では同省が作った同病のチラシを配るなどして注意喚起し、同会などに調査を依頼していた。 対策で大切なのは本人や周囲が注意し、意識的に活動すること。同会の深川新市会長は「やりづらいことでも人任せにせず、無理のない範囲でやってみることが必要」と呼びかけている。【前谷宏】 ◇1090人、心のケア必要−−被災地児童生徒の2.1% 中越沖地震の被災地6市町村の全児童生徒の2・1%に当たる1090人にカウンセリングが必要なことが30日、県教委のまとめで分かった。被害の大きい柏崎市は6・8%、刈羽村は10・8%と高率で、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症しないよう臨床心理士らが対応する。 カウンセリングが必要とされたのは、地震後に様子が変わったり、夜に寝付けないなどの症状を訴えた子供。1090人中、約半数を柏崎市(498人)と刈羽村(41人)が占めた。他は▽長岡市403人▽小千谷市70人▽上越市78人――。中には04年の中越地震と二重の心理的ショックを受けている可能性もあるという。 県教委は8月10日ごろまでに全児童生徒に臨床心理士のカウンセリングを受けさせる予定。 中越地震では、約1200人の児童生徒がカウンセリングを受け、2年半後も約150人が継続している。【前谷宏】 ◇県の調査でも強い不安訴え−−自宅や避難所で 県が中越沖地震で被災した柏崎市の1720世帯5007人にストレスや体の不調について聞き取り調査を実施したところ、うち21人が不眠や極度の不安を訴えていることが30日分かった。 21日〜25日に同市内の自宅で調査。「眠れない」「家がつぶれそうで将来が不安」などと答えた。21人は睡眠導入剤や精神安定剤の処方が必要な状態といい、県は心療内科での受診やカウンセリングを勧めている。不調を訴える人が今後も増えるとみて、聞き取り調査を続ける方針。 一方、県が派遣した精神科医や臨床心理士らで構成する「こころのケア」チームが18〜28日、柏崎市と刈羽村の避難所71カ所を回ったところ、99人から相談が寄せられた。 「避難所から家に戻ろうとすると不安で家に入れない」「今後の避難所生活が心配だ」などと訴える被災者がいるといい、うち数人には近隣の心療内科を紹介したり、緊急性が高い場合は精神安定剤などを処方している。【松本信太郎】

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2.中越沖地震:長野の子は無料です 新潟・上越市、風評被害対策で5施設開放 /長野 ,毎日新聞
RV=71.1 2007/07/31 13:02
キーワード:海水浴,観光,予約

 ◇市内5施設開放 新潟県中越沖地震と東京電力柏崎刈羽原発のトラブルによる風評被害が新潟県内市町村に拡大している問題で、同県上越市は夏休み期間、県内の子供たちを対象に同市内の観光施設を無料で開放することを決めた。同市内の観光施設と海水浴場が安全に利用できることをPRし、誘客につなげるのが狙い。 無料開放するのは▽同市立水族博物館▽リージョンプラザ上越の屋内外プール▽上越科学館▽うみてらす名立の屋内外プール(名立区)▽鵜の浜人魚館の屋内プール(大潟区)の5施設。保護者や大人が同伴の場合に、長野県内在住の証明書類を提示すれば、中学生以下の子供たちは入場無料になる。 期間は9月2日まで。施設の中には海水浴場に隣接した場所もあり、同市観光振興課の担当者は「海水浴帰りに施設を利用してほしい」と海水浴場の利用客呼び込みに懸命だ。 市観光振興課と市観光企画課の調べでは、悪天候も影響し、市内の海水浴場の入り込み数は一時95%減に落ち込み、旅館、ホテルの宿泊予約は6割以上がキャンセルの状態。一方でボランティアの宿泊が伸びてきており、現在、風評被害による観光関連の被害額を算定している。【萩原滋樹】7月31日朝刊

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3.ニュースBOX:古河駐屯地が納涼大会中止 /茨城 ,毎日新聞
RV=25.5 2007/07/31 11:00
キーワード:花火

 陸上自衛隊古河駐屯地は、新潟県中越沖地震の支援活動のため、8月7日の「駐屯地納涼大会」を中止することにした。災害発生の16日午後から現地入り。現在も隊員40人が柏崎市内で給水や給食支援を続けており、救援活動を優先する意向だ。納涼大会は、盆踊りや花火大会などが行われ、昨年約2万人の人出があった。7月31日朝刊

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1.<中越沖地震>ちゃんこ鍋で激励…新大関の琴光喜ら ,毎日新聞
RV=39.2 2007/07/31 20:13
キーワード:症候群,エコノミー,静脈

 新潟県中越沖地震の被災者を励まそうと、日本相撲協会の力士ら18人が31日、大きな被害を受けた同県刈羽村で「ちゃんこ鍋」をふるまった。新大関の琴光喜ら関取6人や、7月の名古屋場所で三段目優勝決定戦に進出した同村出身の希帆ノ海も参加。まわし姿で「元気を出して頑張りましょう」と被災者を励ました。 会場の村生涯学習センター駐車場には1時間以上前から長い行列ができ、力士らが到着すると拍手が沸き、「琴光喜!」などの掛け声がかかった。約700食のちゃんこを配り終え、力士たちは避難生活でのエコノミークラス症候群(静脈血栓塞栓(そくせん)症)を防ぐため、しこや土俵入りの動きを取り入れた「相撲健康体操」を指導。被災者と共に汗を流した。一部の力士は老人保健施設なども慰問した。 大相撲観戦が大好きという柏崎市立新道小5年、村山瑠美さん(10)は「地震の時は怖くてお母さんが抱きしめてくれた。琴光喜が大好きで実際に会えてサインまでもらえて本当にうれしかった」と笑顔。地震後、初めて里帰りしたという希帆ノ海は「被災した古里の人々が明るくてほっとした。皆さんに『よくがんばった』と励まされたことは、一生忘れられない思い出になった。けいこにも気合が入る」と話した。【辻加奈子】

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2.「国の説明、信用できない」=地元から厳しい声続出−柏崎原発対策委・経産省 ,時事通信
RV=32.2 2007/07/31 18:01
キーワード:指針,活断層,班目

 新潟県中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原発の被害状況などを調査し、今後の課題や対策を検討する「中越沖地震における原子力施設に関する調査・対策委員会」(委員長・班目春樹東大大学院教授)の初会合が31日、経済産業省で開かれた。新潟県など立地地域の委員からは「限界を超えた地震で、国の今までの説明が信用できなくなった」と厳しい意見が続出した。 会合で、柏崎市の若山正樹副市長は「活断層の評価について国の安全審査をよりどころにしてきたのに、今回の地震が起き、今までの説明が信用できなくなった」と批判。新潟県の斎田英司危機管理監も「東電が安全と言うほど地元は不安になる。電力会社は事実の速やかな公表にとどめ、国が解説、評価するという分担が必要だ」と述べ、「耐震審査指針も抜本的な見直しが必要だ」と訴えた。 

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3.柏崎刈羽原発の協力企業、中越沖地震後に勤務者半減 ,読売新聞
RV=26.7 2007/07/31 21:38
キーワード:相談

 東京電力は31日、柏崎刈羽原発の下請けなど協力企業について、地震前に約5500人が勤務者として登録していたのに対し、地震後に働いているのは半数以下の約2700人にとどまることを明らかにした。 地震で全7基が停止し、登録者の多くは、自宅待機などの状態になっているとみられる。 新潟県柏崎市は東電に雇用の確保を求め、東電は協力企業と作業員向けの相談窓口を設けることにしている。 地震前の同原発の協力企業は676社で、作業員は主に機器類の点検を担当していた。現在はこれらの仕事はほとんどなく、原発内では施設復旧の作業員らが働いているという。

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1.もんじゅに化学消防車配備なし、原子力機構が国に報告 ,読売新聞
RV=77.6 2007/08/01 01:01
キーワード:回線,配備,化学,消防車,専用,処理

 日本原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)の構内に化学消防車が配備されていないことが31日、明らかになった。 新潟県中越沖地震での東京電力柏崎刈羽原子力発電所の火災を受け、経済産業省原子力安全・保安院に提出した報告書でわかった。 同機構は福井県や茨城県に大型の原子力施設を抱え、同県東海村の再処理工場やすでに運転を終了した福井県敦賀市の新型転換炉ふげんには化学消防車が配備されているのに、もんじゅには水槽付きのポンプ車だけしか配備されていなかった。今後、化学消防車の配備や、消防署と連絡を取る専用通信回線の設置などを検討するという。

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2.「甲子園つかめ」決勝臨む弟にエール、柏崎で消防士の兄 ,読売新聞
RV=40.2 2007/08/01 01:57
キーワード:選手,高校,野球

 新潟県中越沖地震の被災地・柏崎市出身の高校球児が、地元被災地で消防士として汗を流す兄の熱いエールを受け、1日に行われる全国高校野球新潟県大会決勝に臨む。 決勝に進出した日本文理高校(新潟市)の捕手戸沢大介選手(3年)は、柏崎市消防本部のレスキュー隊に所属する長男の健(たける)さん(26)と両親、祖母ら7人家族。戸沢選手は新潟市内の寮暮らしで、地震発生の16日は、三条市民球場で遭遇した。柏崎市内の家族はみな無事だったが、実家は壁にひびが入るなどし、近所には避難所暮らしを強いられた住民も出た。 健さんは、市内の自宅で被災。幸いけがはなかったが、2日間は市内の倒壊現場で不眠不休の活動に追われ、遺体の収容にもかかわるなどつらい現場が続いた。

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1.ちゃんこで元気に 力士ら刈羽村を訪問 ,産経新聞
RV=58.2 2007/08/01 08:00
キーワード:症候群,血栓,エコノミー,力士

 新潟県中越沖地震の被災者を元気づけようと、大相撲力士ら16人が31日、同県刈羽村を訪問し、ちゃんこ鍋の炊き出しを行った。 激励に訪れたのは、大関昇進が決まったばかりの琴光喜関ら。避難所となっている同村生涯学習センターの駐車場には、人気力士を一目見ようと被災者約500人が集まった。 琴光喜関の大ファンで炊き出しの最前列に並んだ柏崎市東港町の主婦、中村奈都子さん(35)は「笑顔が素敵。握手できて大感激」と興奮。名古屋場所で三段目の優勝争いを演じた刈羽村出身の希帆ノ海は「意外とみんな明るく、安心した」と話した。 避難所の窮屈な生活は長時間の同じ姿勢で、血栓が詰まるエコノミークラス症候群を発症する恐れもあるため、力士らはまわし姿で、しこ踏みやまた割りを指導。股(こ)関節を柔らかくしようと、大勢が熱心に取り組んでいた。

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2.中越沖地震 ちゃんこ鍋で激励…新大関の琴光喜ら ,毎日新聞
RV=43.3 2007/08/01 09:58
キーワード:症候群,エコノミー,力士

 新潟県中越沖地震の被災者を励まそうと、日本相撲協会の力士ら18人が31日、大きな被害を受けた同県刈羽村で「ちゃんこ鍋」をふるまった。新大関の琴光喜ら関取6人や、7月の名古屋場所で三段目優勝決定戦に進出した同村出身の希帆ノ海も参加。まわし姿で「元気を出して頑張りましょう」と被災者を励ました。 会場の村生涯学習センター駐車場には1時間以上前から長い行列ができ、力士らが到着すると拍手が沸き、「琴光喜!」などの掛け声がかかった。約700食のちゃんこを配り終え、力士たちは避難生活でのエコノミークラス症候群(静脈血栓塞栓(そくせん)症)を防ぐため、しこや土俵入りの動きを取り入れた「相撲健康体操」を指導。被災者と共に汗を流した。一部の力士は老人保健施設なども慰問した。 大相撲観戦が大好きという柏崎市立新道小5年、村山瑠美さん(10)は「地震の時は怖くてお母さんが抱きしめてくれた。琴光喜が大好きで実際に会えてサインまでもらえて本当にうれしかった」と笑顔。地震後、初めて里帰りしたという希帆ノ海は「被災した古里の人々が明るくてほっとした。皆さんに『よくがんばった』と励まされたことは、一生忘れられない思い出になった。けいこにも気合が入る」と話した。【辻加奈子】

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3.中越沖地震 原発被害の調査対策委が初会合 経産省 ,毎日新聞
RV=34.7 2007/08/01 09:59
キーワード:指針,風評,活断層

 新潟県中越沖地震で東京電力柏崎刈羽原発(柏崎市、刈羽村)が被害を受けた問題で、経済産業省は31日、同省の原子力安全・保安部会に調査・対策委員会(委員長、班目春樹・東京大教授)を設置して初会合を開いた。新潟県など地元から参加した委員は「想定の3.6倍もの揺れが起き、(耐震設計は十分だとの)国の説明が信用できなくなった」などと厳しい意見を述べた。 柏崎市の若山正樹副市長は「(原発近くの)活断層については以前から議論があり、専門家の意見も分かれていた。我々は国の安全審査をよりどころにしていたのに、想定外の地震が起きた」と批判した。耐震性チェックや、地元の消防力強化策などを国が検討することを求め、対策が済むまで原発の運転再開を認めないとの考えを示した。 新潟県の斎田英司危機管理監は「昨年改定された原発耐震指針で断層を過小評価しないか見直しが必要だ」と主張。「東電はトラブル隠しなどで信用がなく、東電が安全だと言うほど地元は不安になる」と指摘し、国が事態の評価をすべきだと訴えた。さらに、原子力安全・保安院を、原発推進の経産省から分離すべきだと要望した。 一方、刈羽村の品田宏夫村長は「“チェルノブイリ並みの被害”との誤解まであり風評被害が深刻だ。保安院は“大丈夫です”と安全宣言をしてほしい」と訴えた。 委員会は、同原発の耐震・防災対策の検証や、被害状況の確認、運転再開に先立つ点検や補強工事などが十分かを調査する予定で、今月8日に現地調査を実施。詳しい技術的検討などは、下部組織として設ける作業部会で行う。【高木昭午】

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4.中越沖地震 原発被害の調査対策委が初会合 経産省 ,毎日新聞
RV=34.7 2007/08/01 09:59
キーワード:指針,風評,活断層

 新潟県中越沖地震で東京電力柏崎刈羽原発(柏崎市、刈羽村)が被害を受けた問題で、経済産業省は31日、同省の原子力安全・保安部会に調査・対策委員会(委員長、班目春樹・東京大教授)を設置して初会合を開いた。新潟県など地元から参加した委員は「想定の3.6倍もの揺れが起き、(耐震設計は十分だとの)国の説明が信用できなくなった」などと厳しい意見を述べた。 柏崎市の若山正樹副市長は「(原発近くの)活断層については以前から議論があり、専門家の意見も分かれていた。我々は国の安全審査をよりどころにしていたのに、想定外の地震が起きた」と批判した。耐震性チェックや、地元の消防力強化策などを国が検討することを求め、対策が済むまで原発の運転再開を認めないとの考えを示した。 新潟県の斎田英司危機管理監は「昨年改定された原発耐震指針で断層を過小評価しないか見直しが必要だ」と主張。「東電はトラブル隠しなどで信用がなく、東電が安全だと言うほど地元は不安になる」と指摘し、国が事態の評価をすべきだと訴えた。さらに、原子力安全・保安院を、原発推進の経産省から分離すべきだと要望した。 一方、刈羽村の品田宏夫村長は「“チェルノブイリ並みの被害”との誤解まであり風評被害が深刻だ。保安院は“大丈夫です”と安全宣言をしてほしい」と訴えた。 委員会は、同原発の耐震・防災対策の検証や、被害状況の確認、運転再開に先立つ点検や補強工事などが十分かを調査する予定で、今月8日に現地調査を実施。詳しい技術的検討などは、下部組織として設ける作業部会で行う。【高木昭午】

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1.第89回全国高校野球:新潟大会 準決勝 決勝は新潟明訓VS日本文理 /新潟,毎日新聞
RV=145.6 2007/08/01 12:01
キーワード:二塁打,ごみ,選手,コールド,試合

◇因縁の両校、きょう対戦 第89回全国高校野球選手権新潟大会(県高野連など主催)は31日、長岡市悠久山球場で準決勝2試合を行った。新潟明訓は12安打9打点の猛攻で長岡工を引き離し、日本文理は五泉との接戦を制して、決勝進出を決めた。決勝戦は1日午後1時から同球場で行われる。新潟明訓が勝てば2年ぶり5回目、日本文理が勝てばセンバツに続き、夏は2年連続5回目の甲子園出場となる。両校は昨夏の決勝戦でも対戦し、日本文理が新潟明訓を9―0で降している。だが今春の北信越大会では逆に新潟明訓が日本文理を圧倒。今大会決勝は因縁のカードとなった。【岡田英、畠山哲郎】 ◇長岡工リズム崩す長岡工  000000=0新潟明訓 100603=10 (六回コールド) 新潟明訓が終始、試合の主導権を握った。初回、長橋が中前適時打を放って先制。四回には打者一巡の猛攻で一挙6点を挙げた。先発の竹田は内角を鋭く突く投球で6回を投げきり、被安打2に抑える好投。「投手が失点を抑えて野手が奮起するという、うち本来の野球ができた」と佐藤和也監督も評価した。長岡工は四回、満塁の危機に内野の失策でリズムを崩し、立て直せなかった。 ◇五泉、本塁打で一矢日本文理  000020100=3  000010000=1五泉 日本文理が中盤に均衡を破り逃げ切った。「初回の絶好機を逃して苦しい展開になった」と大井道夫監督。だが五回、竹石の中前適時打で先制すると敵失を誘い、2点目を奪った。その裏に1点差に詰め寄られたが、七回に4番・鶴巻が中越え適時二塁打を放って再び引き離した。五泉は下投げの渡辺と主戦・長谷川が好投。五回に小鍛冶がソロ本塁打を放ったものの打線がつながらず、投手を援護できなかった。 ◇生きる希望くれた ○…「こんどこそ!甲子園」と背中に書かれたジャンパーを着て、三塁側スタンドで五泉を応援していた五十嵐孝さん(75)=五泉市=は63年に同校の隣に引っ越して以来、熱心なファンという。 「野球は私の人生そのもの」。グラウンドの周りのごみ拾いをしたり、選手らに差し入れをしたりと、積極的に野球部にかかわってきた。 02年の春、心臓病を患い、手術を受けて入院した。「遺書も書いて、死ぬ覚悟でいた」さなか、同校から千羽鶴が贈られた。マネジャーや選手らが、回復を願い、一羽一羽丁寧に折ったのだった。「本当にうれしかった。生きる気力がわいた」と振り返る。おかげで病気を克服し、以前にも増して応援に力を入れるようになった。 強豪日本文理に惜敗したが、五十嵐さんは満足げ。「力以上のものが出てて、改めて生きていく希望と勇気をもらいました。おふくろが95歳まで生きているので、あと20年はこうして応援していたいな」とうれしそうに語っていた。……………………………………………………………………………………………………… ■青春譜 ◇祖母励ます懸命プレー−−長岡工2年・長南大和選手 中学2年の04年10月、中越地震で、母方の祖母、漆原和子さん(74)の家が被害に遭った。翌年、祖父が胃がんで他界。心細くなって落ち込む和子さんを「大丈夫だから。心配しないでいいよ」と励まし続けた。 近所の先輩の誘いで小学生から野球を始めた。中越地震発生3カ月前の新潟豪雨の際、三条市で側溝の泥さらいをするボランティアを野球部の仲間とともに経験。チームワークと人の役に立つことの喜びを知った。 高校でも野球部に入部。1年から試合に出場するようになると、いつも落ち込んでいた和子さんの姿を毎回球場で見かけるようになった。「僕が試合に出るようになってから、生きがいにしてるみたいで。喜んで来てくれてるのがうれしいです」と長南選手。31日の試合も、応援に駆けつけた和子さんの前で、懸命なプレーを見せた。 試合は新潟明訓に完敗した。「悔しい。来年はバッティングを向上させ、打ち勝ちたい」と長南選手。「点差は開いちゃったけど、おばあちゃんに元気は与えられたと思う」とさわやかに語った。【畠山哲郎】8月1日朝刊[記事を折りたたむ]

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2.豊かな危機管理能力活用 退職自衛官が防災NPO設立,河北新報
RV=33.7 2007/08/01 14:37
キーワード:訓練,自衛

 災害救援などにノウハウを持つ宮城県内の退職自衛官23人が、地域の防災能力向上を支援しようと、NPO法人「防災サポーターみやぎ」を設立した。近い将来、宮城県沖地震の発生が確実視されるほか、先月16日に起きた新潟県中越沖地震でも「共助」の必要性が指摘されている。参加者は長年培った危機管理能力を生かし、地域の実情に合わせた防災訓練などサポーター役を果たしたいという。 県で災害を担当する危機管理監から、他県の防災支援の形として退職自衛官の活用例を持ち掛けられたのがきっかけ。今年4月に設立し、先月、具体的な活動を始めた。 本年度の取り組みは、町内会単位の防災計画づくりと訓練実施の2つ。仙台市泉区、宮城野区の町内会1カ所ずつと連携する。 防災計画づくりでは、県のハザードマップ(災害予測地図)に基づいて被害を予測。被災時に備えて救助・消火班の編成など組織化を進める。 また、防災サポーターがつくった計画に基づいて住民対象の訓練を実施する。訓練後の評価や、反省点を生かした計画修正を手掛けるほか、防災用品の展示会も開く。 防災サポーターの相楽允副理事長(59)は、これまで何度となく災害現場に立ち会った経験を持つ。 発生直後は救助のスピードに地域によって差が生じることを痛感したといい、「地域の共助体制を整えておくことで、2次災害を大きく減らせる」と強調。組織づくりと危機管理能力にたけた元自衛官の能力を生かしたい考えだ。 県内に住む退職自衛官は約5000人。OB組織もあり、今後、活動への広い参加を呼び掛けるという。 相楽副理事長は「連携する町内会を増やし、将来的には避難所の運営ができるまでにレベルを上げたい。退職自衛官が社会貢献を行う一つの基盤になるよう、力を尽くす」と話している。

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3.中越沖地震:サポート情報 31日 /新潟,毎日新聞
RV=27.9 2007/08/01 12:01
キーワード:相談

(31日) ■被災者相談所 柏崎市は1日から被災者の行政手続きなどの相談に一括して応じる「被災者相談所」を設置。同市役所分館2階会議室で、午前8時半〜午後5時15分。 相談所は、被災者の生活再建に向けた継続的な手続きを一括支援する目的。各課担当者がまとまって対応し、市役所内の各窓口を回る必要がなくなる。 相談内容は▽被災者再建支援の条件判断▽住宅応急修理▽被災住宅の解体廃棄物処分▽融資制度――など。直接窓口に訪れて相談する。問い合わせは電話0257・43・9128。 ■金融支援 ◆中小企業 ○県中越沖地震対策資金 県は中越沖地震で経営に支障が生じている中小企業などに最大7000万円(知事特認2億円)の融資を行う。融資期間は10年で、利率は7年以内は1・7%、7年超10年以内は2・1%。使用目的は、会社の運転資金や設備資金に限る。取扱期間は07年7月31日〜08年3月31日。 ○風評被害の資金支援 県は「セーフティーネット資金(経営支援枠)」を拡充し、地震の風評被害などによって最近3カ月間の売り上げが20%以上減少した中小企業などに、最大4000万円の融資を行う。融資期間は10年(うち据え置き2年)以内で、利率は1・9%。使用目的は会社の運転資金に限る。取扱期間は07年7月31日〜08年3月31日。 ○貸付済み県制度融資の償還期間の延長 被災した中小企業が過去に融資を行けた県制度融資(地方産業育成資金、売掛債権活用資金を除く)の償還期間について、最大2年まで延長を認める。延長後の最終償還期限は11年3月末日まで。 問い合わせは県商業振興課金融係電話025・280・5240。 ◆農林漁業 ○農林水産業債権資金 県内の銀行、信用金庫、農協などは自治体や県が利子を補給・助成するため、被災した農林漁業者に対し、農業施設・機械などの復旧や資金繰りを目的に低利で貸し付ける。金利は1・6%。貸付限度額は個人1000万円、法人など3000万円。償還期間は7年(うち据え置き2年)以内、特認で10年(うち据え置き3年)以内。特認は、この他に農林水産業振興資金(災害資金)の貸付残高がある場合に適用される。取扱期間は07年7月31日〜08年7月31日。 ○農業災害対策資金(JA資金) 県内の各農協組合員で農業施設などに被害を受けた農業者は、5年以内であれば無利子で最大2000万円の貸し付けを受けることができる。5年超7年(うち据え置き1年)以内であれば、金利は2・1%。使用目的は経営資金や施設・機械の購入費などに限る。取扱期間は07年7月26日〜08年3月31日で、所属する農協に申し込みを行う。 問い合わせは県商業振興係電話025・280・5301。 ■手話通訳 県は柏崎市の被災した聴覚障害者向けに派遣している手話通訳者の派遣期間を、10日まで延長する。同市役所福祉課の窓口で、行政手続きのサポートを行う。 派遣される手話通訳者は1日2人。今後必要になるり災証明書の発行や、仮設住宅の申し込みなどに付き添う。11日以降、状況に応じて派遣延長を検討する。 その他の相談についても直接窓口を訪れるか、ファクスやEメールで受け付ける。ファクスは0257・21・1315。メールアドレスはfukushi@city.kashiwazaki.niigata.jp8月1日朝刊

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1.<中越沖地震>リケンの生産設備がほぼ全面復旧,毎日新聞
RV=43.8 2007/08/01 19:48
キーワード:生産,部品,メーカー

 新潟県中越沖地震で同県柏崎市の工場が被災した自動車部品メーカーのリケンは1日、生産設備がほぼ全面復旧したと発表した。一部関係会社で都市ガスや水道が復旧していないが、生産はほぼ発生前の水準に戻った。地震で同市の2工場は生産機械の約3割が倒れ、残りも位置がずれるなどの被害を受けていた。

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2.柏崎刈羽原発のトラブル1263件、新たに浸水3tも発見,読売新聞
RV=32.9 2007/08/01 21:44
キーワード:クラス,プール,貯蔵,重要

 東京電力は1日、新潟県中越沖地震の影響で柏崎刈羽原子力発電所の建物のひび割れや機器の故障などトラブルが合計1263件見つかっていたことを明らかにした。 東電は2002年のトラブル隠し発覚後、法令で報告義務のない軽微なトラブルも「不適合事例」として毎月公表している。今回の地震では7月26日までの情報をまとめて出した。これまで公表済みの68件に、軽微なものは含まれていなかった。 1263件の内訳は、建物の壁のひび割れやはく離が最も多く367件。機器の破損や変形(286件)、水漏れ(272件)、設備の停止(101件)と続いた。 重要度分類では、使用済み核燃料貯蔵プールの水があふれるなど国や自治体への報告対象になる「As」クラスが10件で、すべて公表済み。排気ダクトのずれや消火用配管の破断などの「A」が33件、ひびや少量の水漏れなど「B」が21件、より軽微な「C」が491件、「D」が706件。評価の結果、対象外とされた事例は2件だった。

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1.梅雨明けの柏崎で32・6度、避難所は熱中症を警戒,読売新聞
RV=48.3 2007/08/01 23:24
キーワード:暑い,プール,症状,子供,最高

 新潟県中越沖地震で被災した柏崎市内で1日、今季初の真夏日となる最高気温32・6度を記録した。 同県はこの日、梅雨明けし、地元の小学校では閉鎖されていたプールが久しぶりに開放された。子供たちは歓声を上げたが、蒸し暑い避難所で暮らす市民からは、脱水症状などへの不安の声が出ている。 プールが開放されたのは、同市山室の市立南鯖石(みなみさばいし)小。1日にようやく開放にこぎつけると、待ちわびた子供たちは、水しぶきを上げて大はしゃぎ。5年の石塚雄也君(10)は「早くプールに入りたかった。あしたからは毎日でも来たい」と声を弾ませていた。 真夏の到来で、各避難所を回る保健師らは、熱中症に注意するように呼びかけている。約50人が避難している同市学校町の市立第一中学校体育館にはクーラーが4台あるものの、「冷房が苦手なお年寄りが多い」(市職員)として、スイッチは入れず、20台ある扇風機と自然の風で暑さをしのいでいる。

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2.夏の新潟へどうぞ―PRする泉田知事,時事通信
RV=46.0 2007/08/01 22:23
キーワード:観光,キャンセル,出身,宿泊

東京・表参道で県内の観光地や県産品をPRする泉田裕彦新潟県知事(左)と同県出身の三田村邦彦さん。地震の影響で同県内の宿泊施設では5万人以上のキャンセルが出たという(1日、東京都渋谷区)(時事通信社)

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1.大間原発の着工また延期へ ,東奥日報
RV=57.2 2007/08/02 09:31
キーワード:ガル,交付,指針

電源開発が建設を計画している大間原発の安全審査を担当している国の原子力安全委員会・原子炉安全専門審査会の部会が一日、都内で会合を開き、大間原発の耐震性などを審議したが、結論は出ず、さらに審査を続ける方針を決定した。同部会の次回会合は二十一日の予定。電源開発は大間原発の八月着工を計画しているが、原子炉設置許可を受領後にも、通常一カ月程度かかる工事計画認可の手続きが必要となるため、着工延期が避けられない状況となった。 大間原発が八月までに着工されない場合、本年度分の電源立地地域対策交付金のうち、一般家庭や工場の電気料金割引などに使える「原子力発電施設等周辺地域交付金相当部分」の地元市町村への交付は見送られる。 会合を開いたのは原子炉安全専門審査会・第一〇九部会のうち、地震や火山災害などに対する安全性を審査しているCグループ。会合は非公開だった。原子力安全委員会の事務局によると、この日は基準地震動の設定や耐震設計の基本方針について審議したという。 新潟県中越沖地震による東京電力・柏崎刈羽原発の被害などに関する議論はなかったものの、同事務局は「(柏崎刈羽の被害から)新たな知見が出てきた場合は、(大間の)審査に生かすべきかどうか議論することになるだろう」としており、安全審査がさらに長期化する可能性も出てきた。 大間原発は、原発耐震指針の改定を見越して、最大四五〇ガル(ガルは加速度の単位)の揺れに耐えられるよう設計されている。しかし、新潟県中越沖地震では、柏崎刈羽原発が最大二七三ガルに耐えられる設計だったのに対し、1号機の原子炉建屋の地下五階床上で、これを大きく上回る六八〇ガルの揺れが観測され、大きな問題になっている。

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2.中越沖地震 リケンの生産設備がほぼ全面復旧,毎日新聞
RV=49.0 2007/08/02 10:05
キーワード:生産,部品,メーカー

 新潟県中越沖地震で同県柏崎市の工場が被災した自動車部品メーカーのリケンは1日、生産設備がほぼ全面復旧したと発表した。一部関係会社で都市ガスや水道が復旧していないが、生産はほぼ発生前の水準に戻った。 地震で同市の2工場は生産機械の約3割が倒れ、残りも位置がずれるなどの被害を受けた。エンジン部品のピストンリングなど主要製品の供給が一時できなくなり、自動車メーカー12社で計12万台以上の生産が遅れた。 リケンは取引先メーカーからの支援も得て、7月23日から一部生産を再開させ、鋳造工程などの補修を進めてきた。その結果、地震から約2週間後の31日に関係会社も含め、ほぼすべての設備が復旧した。会見した同社の古市満専務は「取引先に迷惑をかけた。休日も使って一刻も早く生産の遅れを取り戻したい」と述べた。【前谷宏】

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3.柏崎市立図書館、半月ぶりに開館 「うれしい」親子笑顔,産経新聞
RV=22.4 2007/08/02 07:50
キーワード:児童,子供

 新潟県中越沖地震で被災した柏崎市学校町の市立図書館ソフィアセンターが1日、一部開館した。約半月ぶりの再開に、多くの家族連れや中高生が訪れた。 地震で約27万冊の蔵書の約9割が棚から落下。職員が避難所の対応に当たったため、市外の図書館職員やボランティアの応援を受けて一部開館にこぎ着けた。開館したのは、1階の開架スペース(一般・児童図書など約10万冊)、学習室と2階のメディアホール。 同級生と学校の宿題をしに来た同市米山、柏崎高2年、室賀理絵さん(16)は「家より集中できた」と笑顔を見せた。2人の子供と来た同市東港町、主婦、片峰早苗さん(32)は「2週間に1度は来て10冊借りていた。再開はとてもうれしい」と喜んでいた。 安藤和義館長は「避難所の人もストレスを感じており、夏休みで子供の利用もあるので、1日も早く再開したかった」と話している。開館時間は月〜木曜午前9時半〜午後6時(日曜・祝日は午後5時まで)。休館日は金・土曜。

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1.中越沖地震:復興願い長岡まつり あすまで大花火大会も /新潟 ,毎日新聞
RV=30.4 2007/08/02 12:00
キーワード:花火

 長岡市で1日、太平洋戦争の空襲犠牲者の霊を慰める恒例の「長岡まつり」が始まった。04年10月の中越地震と7月16日に起こった中越沖地震からの復興も祈り、3日間の予定で開催される。2、3の両日は地震の犠牲者への追悼、被災者へのお見舞いの意味を込めた花火も打ち上げる。 長岡市の旧市街地では1945年8月1日夜、県内で唯一米軍B29編隊の無差別爆撃を受け、1476余人が命を落とした。まつりは戦争の犠牲者を弔うため翌年8月1日から「長岡復興祭」として始まった。 「まつり」初日、市内各地で早朝から慰霊の行事が営まれ、多くの空襲犠牲者を出した柿川の護岸では午後7時から、浴衣姿の親子連れら約1500人が灯ろう流しを行った=写真。 2、3両日の「大花火大会」は、長岡市の長生橋下流信濃川河川敷で開催。追悼とお見舞いの花火は10号(直径30センチ、約10キロ)の銀、金色の1尺玉各1発を大会の冒頭に打ち上げるほか、1尺玉を同時に6カ所(幅1・7キロ)から打ち上げ、復興の願いを込める「フェニックス」も。 主催の長岡まつり協議会が「私たちも3年前の地震で同じ経験をした。花火を通し、被災者を思う気持ちを伝えたい」と企画。中越沖地震の被災者に遠慮して中止すべきとの意見もあったが、「地震に負けない中越地域の底力と復興への祈り」を発信するため予定通り行うことにした。【根本太一、鈴木梢】8月2日朝刊

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2.被災しても「食の充実」を 重宝する乾物、ポリ袋で食中毒防止 ,産経新聞
RV=29.4 2007/08/02 15:01
キーワード:牛

乾パンに代表される災害時の非常食。支援物資として届いても、普段の食生活にはほど遠い状態であることは間違いない。そんな中、被災時の「食の充実」を目指す取り組みが始まっている。(森浩) ■相当なストレス 「おにぎりとパンが延々と続く状況は相当なストレスといえます」−。甲南女子大学名誉教授の奥田和子さん(食デザイン論)は避難所での食生活の調査を実施している。奥田さんは「避難所生活も数日が過ぎて、被災者が食べたがるものは野菜のおかず、おつけものといった普段食べているものです」と語る。 ライブドアが昨年末、インターネットを通じ、大災害の被災経験者165人に「災害時にあってよかったもの」をたずねたところ、トップの「飲料水」(46%)に次いで「保存食・非常食」(30%)が挙がり、口に入るものを重宝していた様子が浮かび上がった。 奥田さんによると、食の充実を求める声が広がり始めるのは災害発生から3日を過ぎたころからだという。「あらゆる食材が潤沢に届くだろうと甘く考えている人が多い。水が届くと『ウーロン茶が良かった』と文句をつける人もいる。自分が必要だと思うものを想像して準備しておくことが大切」と呼びかける。 ■手袋代わりに 自分で調理することも念頭に置かなくてはならない。 神戸市の料理研究家、坂本廣子さんは昨年夏、震災時の調理テクニックをまとめた『地震の時の料理ワザ』(柴田書店)を出版した。阪神大震災で被災し、ライフラインがストップした被災経験が下敷きになっている。「食料の配給が届いたのは1週間後。それもおにぎりが1人1個。これでは気がめいります」と坂本さんは当時の食環境を振り返る。 坂本さんが被災時の調理の注意点として挙げるのは「食中毒を防ぐこと」だ。「水が不足し、非衛生的な環境なので特に注意が必要」(坂本さん)。「必須アイテム」とするのが、ポリ袋だ。手袋代わりにして野菜をちぎることで衛生的に調理でき、また皿に敷いて料理を盛りつけることで水洗いの手間も省ける。 保存しておくと便利な食材は、切り干しダイコン、そうめん、ワカメといった乾物類だ。「水で戻して缶詰のコーンだけでサラダになるし、トマトジュースとそうめんを熱して即席パスタもできます」と坂本さんは“乾物のすすめ”を語る。 ■電気なしでも温かく 被災時の食が注目を集めるようになり、非常食の“本格化”も進んでいる。 ホリカフーズ(新潟)は平成15年から「水も火も電気もいらないレスキューフーズ」を展開している。独自の発熱剤を使い、いつでも温かい食事を食べることができる。今夏からは新ラインアップとして「カレーライス」「牛丼」「シチュー&ライス」を投入した。「普段の食事に近いメニューを提供したかった」と同社では開発の意図を語る。 疲れているとほしくなるのが甘いもの。メリーチョコレートカムパニー(東京)が販売する「メリー保存食チョコレート」は、業界でも珍しい保存用のチョコレートだ。ミルク不使用で溶けにくい包装を施しているため、通常の倍の最長400日保存できる。 食材を“非常食化”する動きも進む。 群馬県嬬恋村は、特産のキャベツに乾燥加工を施して非常食として活用するプロジェクトを進めていて、今年中の商品化を目指している。村政策推進課では「栄養のある野菜を食べられるのは被災者の方にとってもメリットがあるだろうし、作物の有効活用にもつながる」としている。

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3.県内経済情勢:「緩やかな回復過程」 原油高などで今後は注視−−4〜6月 /群馬 ,毎日新聞
RV=24.0 2007/08/02 15:01
キーワード:生産

 前橋財務事務所が31日まとめた4〜6月期の県内経済情勢は、「緩やかな回復の過程にある」とし、判断は7期連続で据え置かれた。 4〜6月期は、個人消費が「持ち直しの動きが続く」、企業景況感が「全産業で現状判断は『下降』超」といずれも横ばいだった。設備投資は「増加の見通し」、企業収益も「増益の見通し」、雇用情勢は「改善している」、生産活動は「このところ増加」とそれぞれ上方修正された。住宅建設は「前年下回る」に、公共事業も「足元で前年下回る」と共に下方修正となった。 今回のまとめには、最近の急激な原油高と7月16日発生の新潟県中越沖地震、また天候不順による農作物の価格高騰などの影響は加味されておらず、渡部節男所長は「7〜9、10〜12月の情勢に、これらがどう反映されるか注視している」と述べた。【木下訓明】8月2日朝刊

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1.<中越沖地震>復興願い大輪の花 新潟・長岡花火大会 ,毎日新聞
RV=95.5 2007/08/02 20:50
キーワード:花火,生産,観光,予約

 新潟県長岡市で2日開かれた「長岡まつり大花火大会」で、中越沖地震の犠牲者を追悼し、被災者に対する見舞いの気持ちを込めた花火が打ち上げられた。3年前の中越地震以来、「花火王国」として観光客を呼び戻そうと取り組んできた新潟県は、全国の花火大会に尺玉などを送る屈指の生産地。被害の大きかった柏崎市では7月末の「海の大花火大会」が中止になったが、この夜、復興への願いを込めた大輪の花が夏の夜空を飾った。 新潟では、長岡市以外に柏崎市と小千谷市の大会が3大花火とされる。「柏崎は海」「長岡は信濃川」「小千谷は山」と会場の趣が違う花火が地元の人や観光客を楽しませてきた。 地震の影響で中止に追い込まれた柏崎市の大会は、7月26日に開催するはずだった。市は現在、有料観覧席1万人分の料金(総額約2500万円)を全額返却する手続きに追われている。しかし、観覧席を予約した全国の人からは「返金しなくてよいので義援金として使って」という声も多数寄せられているという。 花火大会では犠牲者の追悼と復興祈願の金銀の尺玉2発が上がると、河川敷の大観衆から拍手が上がった。柏崎市の親族宅が被災し、建て直しが必要という長岡市の自動車整備業、川上信治さん(69)は「うちも実家も3年前(の中越地震で)被害を受けたが、みんなの助けで立ち直った。今回、被災した皆さんも日本一の花火を見て励みにしてほしい」と話した。【鈴木梢、前谷宏】

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2.台風5号 2日夕九州または四国に上陸 中越は暑さ注意 ,毎日新聞
RV=30.1 2007/08/02 17:11
キーワード:暑い,九州

 非常に強い台風5号は2日午前、宮崎市の南東約140キロを時速約30キロで北北西に進んでいる。すでに九州、四国地方が暴風域に入り、夕方には勢力を保ったまま九州または四国に上陸する見込み。2日正午からの24時間で、四国の太平洋側は400ミリ、三重県を中心とする東海地方では200ミリの雨が予想される。 北陸地方では、フェーン現象で3日まで高温が続き、新潟県中越沖地震の被災地では、暑さ対策に注意が必要という。 気象庁によると、台風5号の中心気圧は945ヘクトパスカル、最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートル。3日午前には勢力を弱めながら日本海を北上する見通し。 台風の影響で、日本航空と全日空が羽田−宮崎など九州方面の計64便の欠航を決めたほか、JR東日本も東京−大分・熊本など上下線の夜行列車計4本を運休にした。

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3.中越沖地震:支援へ 県と宮崎市から1陣5人出発式 /宮崎 ,毎日新聞
RV=27.1 2007/08/02 18:00
キーワード:相談

 新潟県中越沖地震の被災者を支援するため、県と宮崎市の保健師・事務員16人が派遣されることになり、1日、県庁で第1陣の出発式があった。 新潟県からの要請に基づいて県から10人、宮崎市から6人が派遣される。5班に分かれて1週間交代で、柏崎市内の避難所で健康相談やメンタルケアに当たる。 出発式では、派遣職員を代表して県中央保健所の保健師の塩満ちほ・健康づくり課長(59)が「被災地の復興を願う宮崎県民の心と願いを伝えられるよう、支援したい」と述べた。第1陣5人は2日朝、現地に向かう。8月2日朝刊

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1.九州抜け、中国地方に再上陸=18人けが1万2千世帯避難勧告−台風5号・気象庁 ,時事通信
RV=67.9 2007/08/03 01:31
キーワード:九州,宮崎,四国,風速,最高,勧告

 台風5号は2日午後6時前、宮崎県日向市付近に上陸、同日夜に大分県に進んだ。その後、瀬戸内海を抜け、3日午前1時すぎ、山口県宇部市付近に再上陸した。台風上陸は4号が7月14日に鹿児島県に上陸してから連続。5号の勢力はやや弱まったが、中国地方を通過し、同日正午には山陰沖の日本海に達する見込み。気象庁は暴風や高波、高潮、大雨に警戒を呼び掛けた。 台風の接近により、岡山、広島、福岡、佐賀、熊本、大分、宮崎、鹿児島の8県で計18人が負傷。九州、中国、四国の計6県で約1万2000世帯、約3万1000人に避難勧告が出された。宮崎県では3棟が半壊、4棟が一部損壊した。 航空便が相次いで欠航、九州、山陽各新幹線が一部区間で運転を見合わせるなど、交通も大きく乱れた。北陸や中国ではフェーン現象で気温が上昇し、富山市で最高38.5度を記録。新潟県中越沖地震で被災した柏崎市では同36.7度だった。3日も日本海側で高温が続く見込みで、猛暑対策が必要。5号は、4日には東北か北海道に接近し、再上陸する恐れがある。 同庁によると、5号は3日午前1時現在、山口県宇部市付近にあり、時速25キロで北へ進んだ。中心気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル。中心の南東側150キロ以内と北西側80キロ以内は25メートル以上の暴風域。 瀬戸内海沿岸では、台風の接近と満潮が重なるため、高潮に警戒が必要。宮崎県日之影町見立では2日午後6時半までに91ミリ、大分県豊後大野市温見では同5時半までに87ミリの1時間降水量を記録し、ともに観測史上最多となった。3日午後9時までの24時間予想雨量は、多い所で、四国の太平洋側が300ミリ、九州北部と東海が200ミリ、四国の瀬戸内海側と近畿南部が150ミリ、中国が130ミリ。 

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2.信頼裏切った中電の姿勢問う声次々 ,山陰中央新報
RV=32.7 2007/08/03 00:05
キーワード:島根,データ,処分

 国の指示を受けた電力設備総点検によって二十九件の不正、不適切事案が見つかった島根原発(松江市鹿島町)の再発防止策について、中国電力が同市内で開いてきた住民説明会が一日夜、終了した。参加者から聞こえてきたのは、再発防止策の内容を問う以前に、住民の信頼を裏切った中電の姿勢を問いただす、厳しい声だった。 説明会は七月二十五、三十一日を含め三回開かれ、計百三十一人の市民が参加した。質疑には七人が立ったが、内容は電力総点検の発端となった中電土用ダム(岡山県新庄村)のデータ改ざん問題に集中した。 「土用ダムのデータ改ざんにショックを受けた。夫婦は縁が切れるが、地元住民は原発と縁が切れない。私たちを裏切らないでほしい」「データ改ざんを隠し、プルサーマルや3号機計画を進めていたのが許せない」−。 中電側は回を追うごとに説明資料の内容を充実させたが、肝心の再発防止策についての質問はゼロ。新潟県中越沖地震で注目を集める原発の耐震安全性を取り上げたのも、二人にすぎなかった。 六月末まで島根原発の所長を務め、今回は中電本社を代表して説明会に出席した電源事業本部の福島直樹部長は「島根原発だけでなく、会社全体の姿勢が問われている」と述べ、住民の信頼を失ったことの重大さをあらためてかみしめた。▽質疑で新たな事実 一日の説明会では、参加者の質疑で新たな事実も明らかになった。 保安規定に抵触するとして国の行政処分の対象となった一九九八年と二〇〇一年の不正二件で、当時の発電所長が把握していた不正内容が、原子炉の責任を負う主任技術者には伝わってなかったという。つまり、所長と一部の現場作業員のみで不正を是認していたことになる。 行政処分を受け、中電が七月三十一日に経済産業省に変更を申請した保安規定は、従来、所長からのみだったトラブル発生時の社長への報告を、主任技術者からも行わせ、発電所内のトラブル隠ぺいを防止するのが柱だ。 だが、前記の二件のように主任技術者が関知しないところで不正が行われると、せっかくのチェック体制も機能しないことになる。▽社員の意識がカギ 「データ改ざんは、企業の経済性を優先するため行ったんだろうが、その結果が今回の(信頼失墜の)ような大損失につながる。その観点を忘れず物事を進めてほしい」 最終日の最後にマイクを握った男性の苦言が、不正問題の本質、再発防止に向けて本当に欠かせない視点を言い当てている。 最後は「不正はやらない、許さない」という当たり前の意識を、中電の社員一人一人が共有できるかが、信頼回復のカギを握る。('07/08/03無断転載禁止)

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1.中越沖地震 復興願い大輪の花 新潟・長岡花火大会 ,毎日新聞
RV=93.9 2007/08/03 09:56
キーワード:花火,生産,観光

 新潟県長岡市で2日開かれた「長岡まつり大花火大会」で、中越沖地震の犠牲者を追悼し、被災者に対する見舞いの気持ちを込めた花火が打ち上げられた。3年前の中越地震以来、「花火王国」として観光客を呼び戻そうと取り組んできた新潟県は、全国の花火大会に尺玉などを送る屈指の生産地。被害の大きかった柏崎市では7月末の「海の大花火大会」が中止になったが、この夜、復興への願いを込めた大輪の花が夏の夜空を飾った。 新潟では、長岡市以外に柏崎市と小千谷市の大会が3大花火とされる。「柏崎は海」「長岡は信濃川」「小千谷は山」と会場の趣が違う花火が地元の人や観光客を楽しませてきた。 地震の影響で中止に追い込まれた柏崎市の大会は、7月26日に開催するはずだった。市は現在、有料観覧席1万人分の料金(総額約2500万円)を全額返却する手続きに追われている。しかし、観覧席を予約した全国の人からは「返金しなくてよいので義援金として使って」という声も多数寄せられているという。 花火大会では犠牲者の追悼と復興祈願の金銀の尺玉2発が上がると、河川敷の大観衆から拍手が上がった。柏崎市の親族宅が被災し、建て直しが必要という長岡市の自動車整備業、川上信治さん(69)は「うちも実家も3年前(の中越地震で)被害を受けたが、みんなの助けで立ち直った。今回、被災した皆さんも日本一の花火を見て励みにしてほしい」と話した。【鈴木梢、前谷宏】

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2.中越沖地震の慰霊花火打ち上げ ,産経新聞
RV=45.9 2007/08/03 08:01
キーワード:花火

 ◇…新潟県中越沖地震による犠牲者11人の慰霊と復興の願いを込めた花火が2日、大きな被害を受けた柏崎市に隣接する長岡市の信濃川河川敷で打ち上げられた。直径30センチの尺玉が花を開くと、祈るように合掌する姿もみられた。 ◇…同市は毎年、長岡空襲からの復興祈願をルーツとする「長岡まつり大花火大会」を開催。3年前の中越地震では最も被害の大きい被災地となったことから、震災復興の意味も込められるようになった。 ◇…今回は、同じ中越地域の柏崎市へのエールを込め、「中越の団結力と復興への決意を示そう」が合言葉。3日も行われ、2日間で計2万発が夜空を彩る。

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3.中越沖地震 復興願い大輪の花 新潟・長岡花火大会 ,毎日新聞
RV=45.9 2007/08/03 09:56
キーワード:花火

長岡まつり大花火大会で、中越沖地震の犠牲者を鎮魂するため打ち上げられた花火=新潟県長岡市で2日午後7時32分、武市公孝撮影(毎日新聞)

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1.中越沖地震:新潟観光をPR、キャラバン隊が来県 安全性を強調 /群馬 ,毎日新聞
RV=60.6 2007/08/03 12:01
キーワード:海水浴,観光

 新潟県中越沖地震による風評被害を払しょくするため、同県観光キャラバン隊が2日、県庁の記者クラブを訪れた=写真。一行は「新幹線も高速道も一切支障がなく、海水浴場も安全。宿泊施設も問題なく稼働しており、例年通り、観光に来てほしい」と訴えた。 地震発生後、東京電力が柏崎刈羽原発から微量の放射能を含む水約1・2トンが海中に放出されたと発表したため、地元では被ばくを恐れ、海水浴客が減るのではとの懸念が広がっているという。キャラバン隊の桑原清さん(同県観光振興課)は「海水のほか、海洋深層水、周辺の農作物、畜産物に至るまで検査したが、異常な放射性物質は検出されていない」と、安全性を強調した。 また、越後湯沢温泉(同県湯沢町)の湯沢グランドホテル女将(おかみ)の村山桂子さんと、越後岩室温泉(新潟市)の旅亭松葉屋女将の後藤初恵さんも来県を呼びかけた。【木下訓明】8月3日朝刊

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2.中越沖地震:サポート情報 2日 /新潟 ,毎日新聞
RV=44.4 2007/08/03 12:01
キーワード:相談,介護

(2日) ■入浴サービス 柏崎市の福祉避難所「元気館」(柏崎市栄町18の26)で在宅の重度身体障害者のために行われている入浴サービスの時間帯が2日変更され、午後1時〜2時半が女性、午後2時半〜4時が男性となった。サービスは平日限り。 介護福祉士やボランティアが入浴介助全般を行い、車椅子のままつかることができる湯船もある。県身体障害者施設協議会の会員や県介護福祉士の会員らが毎日2人、入浴ボランティアとして駆けつけている。 1日15〜16人の受け入れが可能で、事前に予約が必要。前日までの予約であれば、送迎も相談に乗る。予約や問い合わせは元気館電話0257・20・4260。 ■ボランティアバス 上越市は今月の土日、同市役所から柏崎市災害ボランティアセンターまでボランティアバスを運行する。 運行日は4、5、11、12、18、19、25、26日の8回。1日50人まで。4〜19日は午前7時45分までに同市木田1の市役所正面玄関前に集合し、午前8時に柏崎市に向け出発する。ただし、25、26日は同市春日山3の職員駐車場に集合。 申し込みは運行日前日の正午までに、市企画政策課市民協働係に電話(025・526・5111、内線1453〜1455)かファクス(025・526・8363)、電子メール(kyoudou@city.joetsu.lg.jp)で。ファクス、電子メールでの申し込みには氏名、生年月日、乗車希望日、ボランティア保険加入の有無などの記載必要。 ■銀行 柏崎市内の地方銀行は、被災者のために融資や住宅ローンの相談などを土日も受け付ける。 ●第四銀行 柏崎支店(柏崎市駅前2の3の4)は、8月中すべての土日で営業する。午前10時〜午後3時。各種相談の他、1口座につき10万円を限度に預金の払い戻しも行っている。地震で通帳、印鑑、キャッシュカードを無くした人は、免許証など本人が確認できるものを持参する。電話0257・23・4111。 ●北越銀行 柏崎東支店内に、被災者向けの相談窓口「柏崎東ローンプラザ」(柏崎市東本町1の16の30)を設置。ローンプラザは8月以降、すべての土日で営業する。午前9時〜午後4時。電話0257・21・7701。 ●大光銀行 柏崎支店(柏崎市西本町1の3の15)は8月中の土日で営業する。午前10時〜午後3時。預金の払い戻しは、原則で1口座10万円まで。地震で通帳、印鑑、キャッシュカードを無くした人は、免許証など本人確認のできる資料を持参する。 また、6日からローン相談の専門スタッフによる「たいこうローンスクエア柏崎災害特設窓口」を同支店内に開設する。電話0257・22・5256。 ■金融支援 上越信用金庫(上越市)は、同市内の被災者の再建資金として▽災害復旧ローン▽災害復旧住宅ローンの2種類の融資サービスを開始した。 災害復旧ローンは、上限を500万円以内とし、住宅の補修や自動車・家具の修理などに充てる。金利は1・5%、融資期間は10年以内。元金の返済は半年まで据え置きとなる。申し込み受け付けは10月20日まで。 災害復旧住宅ローンは、同信金で提供している住宅ローン「あっと・ほ〜夢」など7商品の金利を一律1%引いた。限度額は最高8000万円で被災住宅の改築や新築が必要な個人住宅向け。08年6月30日まで申し込みを受け付ける。 いずれのローンも対象は同信金の会員もしくは、営業地域の在住、在勤者とし、上越市内の被災者に限定される。問い合わせは同信金(電話025・543・3184)。8月3日朝刊

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3.中越沖地震:「非製造業に復旧遅れ」 日銀支店、地震の影響を分析 /新潟 ,毎日新聞
RV=41.2 2007/08/03 12:01
キーワード:生産,商店

 日本銀行新潟支店は2日、中越沖地震の影響について「商店街など非製造業の復旧が遅れており、復旧のスピードや風評被害などの影響に注意する必要がある」とする分析を発表した。 通常は先々月期のデータに基づき、収益などの推移から県内の経済動向を発表するが、今回は地震の発生についても取り入れた分析を発表した。生産については「総じて早期に通常の操業状態に復しつつある」としている。 高橋英行支店長は「今回は(生産業の)回復が早かったが、小さい業者では遅れることも考えられる」と影響を指摘。また復興需要が与える影響については、「全国的な景気の回復中に発生した中越地震に比べ、中越沖地震は一服感の中で起きたという点で不透明」とした。【渡辺暢】8月3日朝刊

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1.宿泊キャンセル3万人 中越沖地震 柏崎刈羽原発トラブル理由も ,産経新聞
RV=62.1 2007/08/03 16:25
キーワード:海水浴,観光

 新潟県中越沖地震で被災した柏崎市内の宿泊施設のキャンセルが地震以来、72施設で約3万人に上ったことが、柏崎市のまとめで分かった。建物被害などで施設側から断った例もある一方で、東京電力柏崎刈羽原発のトラブルを理由に取りやめた客も多い。柏崎観光協会は「風評被害の解決に向けて安全性をPRしたい」と話している。 柏崎市には「日本の渚(なぎさ)百選」にも選ばれた鯨波・青海川海岸などの海水浴場があり、例年、新潟県内や長野県、群馬県からの海水浴客でにぎわっている。 観光協会によると、宿泊施設も備えた浜茶屋(海の家)は、建物被害がなかったのに、売り上げが昨年の約1割。浜茶屋の宿泊キャンセルの約8割が「放射能が怖い」といった理由だという。 市内で客を受け入れているのは宿泊施設約110軒のうちのほぼ半数。建物の被害のほか、2日現在で市内全域の約28%しかガスが復旧していないことも響いている。 観光協会は来年度予算もつぎ込んで、新聞に広告を掲載することなどを検討している。

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2.<柏崎刈羽原発>6号機の天井クレーンで新たな部品の破断 ,毎日新聞
RV=31.5 2007/08/03 21:33
キーワード:部品,クレーン

 東京電力は3日、柏崎刈羽原発6号機原子炉建屋の天井クレーン(重さ約310トン)で、新たな部品の破断が見つかったと発表した。7月24日、新潟県中越沖地震による鋼鉄製部品2個の破断が見つかっていたが、部品のカバーを外すと、もう1個が破断していたという。 クレーンはレールの上を車輪で動く仕組み。破断した部品はいずれも車輪にモーターの動力を伝える車軸の一部で「継ぎ手」と呼ばれる部分だった。継ぎ手は計4カ所あり、これまで異常なしとされた2カ所にはいずれもカバーがかかっている。2日夜、カバー全体を外して、新たな破断が分かった。 東電はすでに6号機以外の原子炉建屋天井クレーンの外観を点検し、異常なしとしていた。しかし同様のカバーは1、2、3号機のクレーンにもあり、どれも外していなかった。このため来週以降、点検をやり直す。 クレーンの下には原子炉本体があるが、東電によると、車軸が壊れてもクレーン本体はレールから外れない仕組みで、破断が3個でも落下のおそれはなかったという。【高木昭午】

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3.中越沖地震:四国ILと高松ファイブアローズ、被災地支援で義援金募る /香川 ,毎日新聞
RV=28.5 2007/08/03 17:06
キーワード:四国,野球

 新潟県中越沖地震の被災地を支援したいと、四国アイランドリーグ(IL)とプロバスケットボール「bjリーグ」の高松ファイブアローズはそれぞれ義援金を募っている。 被災した北信越地方には、今年4月に開幕した野球の独立リーグ「北信越BCリーグ」があり、新潟、長野、富山、石川の4県の球団が所属。8月には四国ILとの交流戦も予定されており、四国ILは「同じ独立リーグを開催する地域での災害に対し、1日も早い復興を祈念し、少しでも救援活動の役に立てれば」と募金を募ることにした。 義援金は、8月28日までの公式戦で球場に募金箱を設置して来場者から募るほか、8月28日に松山市で開催される北信越BCリーグとの交流戦売り上げの一部を充てる。 また、プロバスケットボール「bjリーグ」の高松ファイブアローズも8月10日まで、高松市常磐町1の高松天満屋9階にあるオフィシャルブースターショップに募金箱を設置して義援金を募る。同リーグの新潟アルビレックスBBは、昨季は勝率を同じにしたライバルであり、「何か出来ることはないか」との思いで動き出した。 いずれも集まった義援金は新潟県災害対策本部に寄付するという。【矢島弓枝、三上健太郎】8月3日朝刊

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1.北海道か東北に再上陸へ=台風5号、4日午後に ,時事通信
RV=63.5 2007/08/04 01:31
キーワード:風速,最高,上陸,北東,現象,台風,気温

 台風5号は3日午後、中国地方から北陸沖の日本海を北東へ進んだ。4日午後には北海道または東北北部に再上陸する見込みで、気象庁は強風や高波、大雨に警戒を呼び掛けた。 東北や北陸など日本海側では、3日に続いてフェーン現象が起き、気温が上昇。山形県酒田市では午後1時46分に、この日の全国最高37.1度を記録。新潟県中越沖地震で被災した柏崎市では、同3時10分に34.4度だった。 同庁によると、台風5号は4日午前0時には石川県輪島市の北北西約200キロの海上にあり、時速30キロで北東へ進んだ。中心気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル。 東北や北海道では4日明け方から雨が強まる見込みで、土砂災害や河川の増水に警戒が必要。4日午後6時までの24時間予想雨量は、多い所で、東北の日本海側が180ミリ、北陸が130ミリ、北海道が120ミリ。 

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1.台風5号 きょう午後本県に最接近 ,東奥日報
RV=62.7 2007/08/04 09:46
キーワード:九州,波,風速,台風,上陸

 台風5号は九州を抜けた後、三日は日本海を北上した。四日には北海道や本県に再上陸する恐れがあるとして、気象庁は警戒を呼び掛けた。新潟県中越沖地震の被災地でも四日にかけ、風雨の強まる恐れがあるという。 青森地方気象台によると、台風は四日昼前から夕方にかけて本県に最接近する見込みで、津軽を中心に荒れた天気となる。接近や通過に伴って津軽を中心に一時間に二五ミリの強い雨が降る所もあり、同日午後六時までの二十四時間雨量は、多い所で西中南では一二〇ミリ、東青北五で七〇ミリと予想されている。 風は四日に東寄りから西寄りに変わって強く津軽の海上を中心にしける。予想される最大風速は陸上が一五メートルで海上は日本海側が一八メートル、太平洋側が一五メートル。波は三−四メートルと見込まれている。

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2.多重ローンの利息補助 三重は全額、二重は15年まで ,産経新聞
RV=41.2 2007/08/04 07:50
キーワード:ローン,融資

 県は3日、3年前の新潟県中越地震と今回の中越沖地震の双方に被災し、住宅や農業施設再建のため多重ローンを組まざるを得ない被災者に対し、ローンの利子分を補助する支援策を決めた。三重ローンになった場合は返済を終えるまでの利子全額、二重ローンでは最大で15年分の利子を県の中越大震災復興基金から支出する。支出は10億円規模になる見通し。 県は中越地震後、同基金を設立し、被災者が住宅や農業施設などを再建するために金融機関から融資を受けた際、5年分の利子を補助してきた。 中越地震と中越沖地震は被災地が重なり、中越地震で住宅ローンを組み、今回も新たにローンを組み直す“多重ローン”の被災者が出ることから利子補助の期間を延長し、支援することにした。 住宅ローンでは、中越地震以前からローンを組み、今回の地震で三重ローンとなった場合、返済完了までの利子を補助。中越地震後にローンを組み、今回で二重になった場合は、最大15年分の利子を補助する。 工場設備や農業設備が再び被害を受け二重ローンとなった場合も、最大15年分の利子を補助。中越地震で宅地に被害を受け、今回も被害を受けた場合は、復旧費全額を補助する。 泉田裕彦知事は「二重に被害を受けた人は精神的にも大きな負担になっていると思う。早急に対策を行う」としている。

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3.柏崎、続く猛暑に台風まで 被災住民「踏んだりけったり」 ,産経新聞
RV=37.1 2007/08/04 08:01
キーワード:暑い,最高,台風

 新潟県中越沖地震で被害を受けた柏崎市では3日、台風接近によるフェーン現象の影響で最高気温34・4度を記録した。3日連続で30度を超えたことで被災者の体力が奪われ、同日には2人が熱中症の疑いで救急搬送された。一方、強風が予想されることから、自衛隊は野外入浴やたき出し用のテントを一時的に撤去。避難先で猛暑と台風接近に見舞われた住民は「踏んだりけったりだ」と嘆いている。 新潟地方気象台によると、台風は3日深夜から4日明け方にかて震災地に最接近し、中越地方では4日夕までに最大40ミリの降雨も予想されている。 柏崎市災害対策本部は暑さ対策のために、高さが約80センチ、幅が約50センチの氷柱314本を各避難所に運んだ。4日には熱冷まし用のシート約5000枚も配る。 台風に備えて、ブルーシート各100枚と土嚢(のう)袋各400枚を配布したほか、防災行政無線で市民に備えを呼びかけた。二田小学校と西山中学校で自衛隊のテントを利用していた計8世帯には近くの避難所に移るよう指示した。 自衛隊による野外入浴も3日は中止され、4日以降は台風の動きで判断する。炊き出しを3日夕から5日朝まで中止する。同対策本部は「おにぎりやパンの配給や、避難所に備蓄した乾パンや乾燥米などの非常食で対応する」と話している。 氷柱20本が届けられた柏崎小学校の体育館。震災当日から避難所暮らしの主婦(70)は「触って気持ち良く、溶けた水で飲み物も冷やせる。クーラーボックスじゃこうはいかない。避難所に入って一番うれしいプレゼント」とにっこり。 一方、家屋の被害が大きかった柏崎市中心部の新花町では壊れた屋根の上にブルーシートをかける被災住宅が目立つ。主婦(70)は「ブルーシートは風に弱いから心配。この猛暑で具合を悪くして寝てたところに今度は台風で、もう踏んだりけったりよね」とうんざり。 無職の男性(66)は「台風もなにも関係ない。どうせ壊すんだから。被害判定は半壊になっているけど、とても住める状態じゃない。建て直すしかない」とあきらめた様子だった。

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1.中越沖地震:被災の新潟・柏崎市民へ、須坂の児童が激励うちわ /長野 ,毎日新聞
RV=57.9 2007/08/04 15:01
キーワード:相談,暑い,児童

 ◇おげんきでからだにきをつけてがんばってください 新潟県中越沖地震で被害を受けた新潟県柏崎市の被災者に送ろうと3日、須坂市立小山小学校の児童らが激励のメッセージを書き込んだうちわを作製した。柏崎市に16人の会員がいる押し花の愛好会「信越押花クラブ」(伊藤俊子代表)が須坂市に提案し、実現した。 同市墨坂南の児童センターには同小の1〜4年の児童約30人が集まり、市の職員らとともに、100本のうちわを作った。児童は押し花が付いているうちわの裏に「おげんきでからだにきをつけてがんばってください」などのメッセージを書き込んだ。同小1年の鈴木貴之くん(7)は「地震はぐらぐら揺れて怖かった。うちわで涼しくなってほしい」と話した。伊藤代表は「被災者の皆さんは大変な思いをしていると思うが、メッセージを見て暑さを乗り越えてほしい」と話した。 須坂市と柏崎市とは、同市の鯨波海岸に毎年、須坂市民が利用する「須坂市海の家」が開かれるなどの縁もある。うちわは6日に発送し、柏崎市の被災者相談所に置かれる予定。【大平明日香】8月4日朝刊

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2.<中越沖地震>二重ローン350戸 15戸は三重の恐れ ,毎日新聞
RV=36.3 2007/08/04 15:04
キーワード:ローン

 新潟県中越沖地震の被災地で、04年10月の中越地震の被害から自宅を再建するためのローンを抱えたままだった家が約350戸あり、今回の被災で二重ローンに陥る可能性があることが県の調査で分かった。さらに別の約15戸は中越地震時にローンを抱えていたため、このローンと中越、中越沖両地震による2度の住宅再建で三重ローンになる恐れがあるという。県は既に被災住宅の再建支援のための基金創設準備を進めているが、これらの世帯に対して優先的に利子補給を拡充する方針だ。 県が中越沖地震の被害が甚大だった地域で、中越地震の「県中越大震災復興基金」から住宅再建資金の利子補給を受けていた件数を調べたところ、柏崎市で146件、刈羽村で18件、長岡市で約200件あることが分かった。1世帯で複数のローンへの支援を受けているケースがあるものの、戸数に換算すると約350戸に上るという。 また、当時、中越地震で二重ローンとなった世帯を支援する「住宅債務(二重ローン)償還特別支援」を受けているケースを調べると、柏崎市で1件、長岡市で14件あり、今回の地震で三重ローンになる恐れがあることが分かった。 県は今回の地震でも新たな基金を創設する方針で準備中で、二つの地震で被災した世帯には利子補給拡充による先行支援を決定。中越地震で家を失っても払い続けているローンは利子補給の期間を5年から残り全期間に、新たに再建した自宅のローンには5年から最大15年に延長する。さらに、中越沖地震の新たなローンは新基金から利子補給する。【渡辺暢】

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3.中越沖地震:壮快、足湯マッサージ−−柏崎の避難所で看護師らボランティア /新潟 ,毎日新聞
RV=36.0 2007/08/04 13:01
キーワード:症候群,暑い

 中越沖地震で、被災者の足の血行を良くし、エコノミークラス症候群などの予防に役立てようと、ボランティアの看護師らが3日、柏崎市立比角小学校の避難所で足湯マッサージを行った。避難中の高齢者らは「足が軽くなった」と喜んでいた。 マッサージをしたのは千葉県習志野市の看護師、垣内つね子さん(50)ら。勤務先の病院で患者に足湯マッサージをしており、この日もぬるま湯に被災者の両足を浸した後、足の指先からふくらはぎまで、つぼを刺激しながら、マッサージをし、足の血行を促した。不眠対策や足のむくみを取るのに役立つという。 同小体育館に避難中の竹田春子さん(68)は「足だけなのに体の7割くらいを入浴した気分になった。最近は暑くて眠れない日が続いていたが、すっきりした」と笑顔を見せた。【前谷宏】8月4日朝刊

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1.「海水浴場は安全」 中越に戻り始めた観光客 ,産経新聞
RV=147.1 2007/08/04 21:45
キーワード:花火,海水浴,観光,掲載,バス,風評

新潟県中越沖地震で被災した柏崎市内の宿泊施設のキャンセルは地震以来、72施設で計約3万人に上っていることが、柏崎市のまとめで分かった。建物被害のほか、東電柏崎刈羽原発のトラブルによる“風評被害”が響いた。だが、被災地ではライフラインの復旧とともに旅館や飲食店が少しずつ営業を再開、梅雨明け前後から観光客が戻り始めた。県や柏崎観光協会は、さらに遠のいた客足を戻そうと、メディアなどを通じ「安全性」を訴えている。 柏崎市には「日本の渚(なぎさ)百選」にも選ばれた鯨波、青海川海岸などの海水浴場があり、例年、県内や長野、群馬県からの海水浴客でにぎわう。観光協会によると、宿泊施設も備えた浜茶屋(海の家)は、建物被害がなかったのに売り上げが昨年の約1割。宿泊キャンセルの約8割が「放射能が怖い」といった理由という。 こうした状況に、県は今月1〜3日にかけて新聞15紙に安全性や観光地の魅力をPRする全面広告を掲載。海水浴場の安全性は放射能測定で確認されていることなどを訴えた。都内のFM放送にも広告を出しているほか、東京の地下鉄駅で配られるフリーペーパーにも広告を出す予定。 柏崎観光協会もホームページに、営業を再開した飲食店約20店舗、宿泊施設約30店舗のリストを掲載。地震で流れた「くじらなみ夏まつり」の花火大会を8月下旬に開催することも決めた。 地震から20日近くが経過し、被災した観光地に少しずつ“希望”が見え始めている。今月に入って県外ナンバーの車が目立つようになった。埼玉県からは約50人のバスツアーも組まれた。参加した県立児玉白楊高1年の福島愛里さん(16)は「地震が少し不安だったが海がきれい」。 東の輪海水浴場の浜茶屋「おけさ」を営む高橋ツヤ子さん(60)は「34年間、海の家をやってきたが、こんな夏は初めて。今年はあきらめました」と嘆くが、「県外から来られる海水浴客の姿を見ると励まされます」と笑顔ものぞかせた。明治35年創業の老舗旅館「浪花屋夕凪(なぎ)亭」も1日から営業を再開。すでに常連の観光客4組が宿泊しており、佐藤秀則社長(49)は「本当にありがたいことです」と語る。 東の輪海水浴場を訪れた長野県飯山市のトラック運転手、小林実さん(40)は「被災地で観光するのは不謹慎という気持ちがあった。でも、自分が柏崎に来て、お金を使うことが復興支援になると思ったんです」と話した。

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2.中越沖地震で保健師派遣,中国新聞
RV=26.8 2007/08/04 18:05
キーワード:相談

広島県と広島市、福山市、呉市は8日から9月3日まで、新潟県中越沖地震で被災した柏崎市に保健師を派遣する。派遣するのは広島県3人、広島市4人、福山市2人、呉市2人の計11人。2―3人の5班に分かれ、交代で5日間ずつ現地で活動する。車などで被災者の自宅などを訪問し、お年寄りや子ども、妊産婦を中心に健康相談に応じ、サポートする。2004年の新潟県中越地震の際にも保健師を派遣している。

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1.聴覚障害者にもっと「字幕付き邦画」を ,産経新聞
RV=56.2 2007/08/05 00:53
キーワード:字幕,資金,子供,振興,夏休み

■子供と楽しみたい…制作会社、資金補助を 夏休みに入り、話題の映画が続々と封切られるなか、聴覚障害のために字幕のない邦画を十分に楽しめない人たちへの対策を進めようとする動きがある。映画業界では大手制作会社が一部で字幕付き邦画を制作し上映しているが、中小制作会社ではコスト面で厳しく、資金補助の必要性を訴えている。聴覚障害者からは、「邦画を楽しめるよう、字幕付きの上映回数をもう少し増やして」との声が上がっている。(内藤慎二) 「映画館で夫と息子が邦画を楽しむなか、私だけ字幕がある洋画を見ることも多い。2人の話題に入れないのが寂しい」。難聴で耳がほとんど聞こえない東京都立川市の主婦、小島敦子さん(47)はため息をつく。今夏も封切られたアニメ映画を一緒に見られなくなり、「長男(9)ががっかりしている」という。 小島さんが鑑賞できるのは字幕版のみだが、よく出かける映画館では、このアニメ映画は午後9時スタートの上映に限られている。終了時間は深夜になってしまうため、小島さんの長男の年齢では一緒に映画を楽しむことは難しい。 大手映画制作会社の担当者は「昨年上映した27作品のうち、17作品で字幕版を作っている」と説明する。同社では1作品につき字幕版フィルムを5本ほど作成。ただ、全国300ほどの映画館で順次上映するため、小島さんのように、聴覚障害をもつ映画ファンにとっては鑑賞の機会が制限されてしまうのが現実。 大手の作品はまだ難聴者が映画館で楽しめるチャンスはあるが、中小制作会社にとっては問題は大きい。邦画のフィルムに字幕をつけるには、レーザー光線で全せりふを打ち込む作業など200万円以上の経費がかかるとされ、単館上映もあり得る準大手にとって負担は決して小さくない。 小島さんのような難聴者を“救済”しようと、東京都は7月26日、邦画振興を後押ししている文化庁や障害者対策を進める厚生労働省などに、「情報アクセスのバリア解消のため、映像制作関係者に日本映画に字幕表示を奨励してほしい」と訴え、前向きな回答を得た。 しかし、別の邦画関係者は「都や国がすべての作品に字幕版の制作を求めるなら、資金面の補助が不可欠」と嘆く。都の担当者も「補助を出す話は今のところ出ていない」と資金補助の面での見通しは全く立っていない。 名画を大きなスクリーンで楽しみたいのは難聴者も同じ。小島さんは「健常者にとっては字幕は気になってしまうかもしれないが、高齢化社会を迎え、人口の5%は聴覚に何らかの障害があるとされる。福祉の観点で、字幕版邦画の上映回数をもう少しだけ増やしていただければ」と話している。

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2.災害に備え手製かまど 大阪・四條畷の小学校 ,産経新聞
RV=43.4 2007/08/05 00:20
キーワード:訓練,児童,子供

地震などの災害時に避難所の学校ですぐに炊き出しができるようにと、大阪府四條畷市の市立忍ケ丘小学校(畠河弘校長)の児童の父親たちで作る有志のグループが同校にかまどを組み上げ、4日、火入れ式を行った。大地震発生直後、電気やガスなどのライフラインが止まることへの「備え」だ。 この日は、阪神大震災の犠牲者の追悼シンボル、「1・17希望の灯り」を分灯してもらい火入れ式を行った。 かまど作りは、同校の児童の父親ら有志で組織する「忍小おやじの会」(会員数約30人)が計画。土、日曜日に集まり、図面引きからコンクリートの基礎固め、耐火れんがの積み上げまで、すべて手作りで1カ月かけて完成させた。グラウンドの南東角に5基を設置、フル稼働すれば1000人分の食事を調理できる。費用はPTA会費をはじめ、地元自治会の寄付でまかなった。 かまど作りのリーダーを務めた団体職員、中原正人さんは「今後も学校との連携を深め、災害時を想定した訓練を実施し、その際にかまどを使った炊き出しを子供たちにも体験させていきたい」と話している。

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3.<中越沖地震>蒸し暑い避難所 対策に氷柱も ,毎日新聞
RV=37.9 2007/08/05 03:02
キーワード:暑い,最高,台風

 新潟県中越沖地震の被災地・柏崎市で、避難所の猛暑対策が急務となっている。2日は台風5号接近に伴うフェーン現象で、最高気温は36.7度に上昇。県と市は各避難所に扇風機や氷柱を配布するなど、暑さ対策に取り組んでいるが、夏の震災の課題が浮き彫りになった。 最多で1万1410人(17日)いた避難所の住民は3日夜、初めて1000人を切ったが、まだ約900人を数えている。 市によると、避難所となった小中高校の体育館に元々、冷房設備はない。市は地震後、県内のリース業者に体育館用大型冷房機を依頼したが、参院選で県内の大型冷房機はすべてリースされていた。市幹部は「地震に選挙の影響が出るとは思わなかった」と振り返る。 市は7月20日ごろから、県が用意した氷柱(幅・奥行き25センチ、高さ75センチ)を1日約150〜350本配布。その後、米国からのクーラー96台、東北電力などから援助の扇風機700台も配った。高齢者の熱中症予防にスポーツドリンク計5000本も配布し、「暑ければ我慢しすぎないように」と呼びかけた。市は参院選後、大型冷房機2台を避難所2カ所に設置。他の避難所では避難者の減少で、扇風機割り当てを世帯から個人単位に切り替えた。 しかし今年初の猛暑日となった2日夜、大きな体育館では冷気が伝わりにくく、被災者は寝苦しさに悩まされた。柏崎小に避難している無職、下條輝子さん(66)は氷柱を「随分助かります」と言いながらも、「夜は蒸し暑くて眠れない」と漏らす。 新潟地方気象台によると、新潟県では今週も連日最高気温は30度程度に上がる見込み。市は▽暑さ対策チームの設置▽電力に制約のある体育館に発電機を設置し大型冷房機を導入▽冷房のあるコミュニティーセンターへの避難者と冷房機の集約――などを検討している。【酒井祥宏、畠山哲郎】

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1.避難所生活、どうする?ペットの処遇 中越沖地震 ,産経新聞
RV=108.6 2007/08/05 12:49
キーワード:相談,アレルギー,症候群,ペット,動物,エコノミー

 新潟県中越沖地震で多くの被災者がいまだに避難所生活を続ける中、ペットの保護についての問題が浮上している。被災者の中には独り暮らしのお年寄りも多く、ペットはいわば、「家族同然」。避難所では衛生面からペットを飼うことは禁止され、避難住民が自宅に残したペットにエサを与えに戻る姿も見られる。 「独り身だから唯一の家族。離れるのはかわいそう」。中越沖地震で借家が全壊したため避難所に入り、愛犬を近くに止めた車で世話する男性はこう話す。 男性は愛犬と毎日散歩に出掛けることで、周囲に気を使いながら過ごす避難所生活のストレスが和らぐという。 不便な生活での疲れきった心に、ペットの効果は大きい。シートン動物病院(柏崎市)の上田貢院長(42)は「人間にとっても動物にとっても、できるだけ一緒にいるほうがいい。狭い車中や初対面のペット同士で過ごす保護施設はストレスになる」と話す。 3年前の中越地震では、ペットをめぐって悲劇を招いていた。地震発生から5日目に新潟県小千谷市の女性=当時(43)=がエコノミークラス症候群で死亡。愛犬3匹と車内で避難生活を続けたのが原因とみられている。 新潟県と県獣医師会、県動物愛護協会は今回の地震発生翌日の7月17日からペットの一時預かりや、健康管理の相談に乗りだしている。これまでに一時預かりは県内5カ所で、犬や猫、モルモットなど延べ30匹以上に上る。上田院長は「地震直後は自分たちの身の回りで精いっぱいだが、時間がたつにつれてペットのことにも頭が回るようになる」という。 一時預かり所の一つで柏崎市から40キロ離れた「県動物保護管理センター中越」(長岡市)では、チワワやマルチーズなどの犬が暮らしている。初めのうちは飼い主と離れた慣れない環境に身体を震わせたり職員になつかなかったが、シャンプーやつめ切りをしてもらうと、次第に慣れていった。 関係者は「避難所の片隅に飼育スペースを作り、それぞれ飼い主が責任を持って世話をするのがベスト」と提言するが、共同生活の避難所では動物アレルギーやふん、抜け毛といった衛生管理面から持ち込みはなかなか認められないのが現状だ。 専門家は「災害が起きると、しわ寄せがいくのは弱者。飼い主である独居老人と、ペットもその一つ。地域であらかじめルールを作っておくことが大事」としている。

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2.中越沖地震:二重被災を緊急支援、負担軽減目指す 産業や農林利子補給拡充も /新潟 ,毎日新聞
RV=31.1 2007/08/05 14:00
キーワード:融資,利子

 県が中越沖地震と中越地震で二重に被災した人向けに活用する中越大震災復興基金の緊急支援制度。住宅再建支援のほかにも産業、農林制度融資の利子補給拡充や、宅地被害の過去分全額補助などで、負担の軽減を目指す。 同基金事務局によると、中越地震では「被災宅地復旧工事補助」として、宅地を復旧する費用の半分から3分の2を補助していた。中越沖地震で、新たな復旧工事が必要になった二重の被災者には、中越地震で生じた復旧費用を既払い分も含め過去にさかのぼって全額補助する。 また中越地震で被災し県などの産業、農林制度融資を利用している中小企業経営者、農家らが中越沖地震で被災した場合、利子補給の期間を現行5年から最大15年に延長する。中越沖地震が原因で新たな制度融資を利用する場合は、創設を準備している新基金で対応する。【渡辺暢】8月5日朝刊

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3.中越沖地震:サポート情報 4日 /新潟 ,毎日新聞
RV=26.9 2007/08/05 14:00
キーワード:相談

 (4日) ■お知らせ ●自家用車被害 北陸信越運輸局は、自家用車の被害に関する手続きについての相談窓口を開設した。車ががれきに埋まって使えなくなるなどで廃車にしたい場合の手続き▽廃車にしようとした際に車検証やナンバーを紛失していた場合▽車を車庫から出せないうちに車検が切れてしまった場合などについて、相談を受け付ける。受け付けは同運輸局新潟運輸支局(電話025・285・3123)で、平日の午前8時半〜午後5時。 ●自衛隊支援 台風5号の接近に伴い3日午前からテントを撤去し、被災地での炊き出しや入浴支援を中断していたが、天候が回復しているため4日午前8時以降、炊き出しは39カ所、入浴支援は19カ所で順次再開した。給水支援は引き続き、14カ所で実施している。8月5日朝刊

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1.中越沖地震 蒸し暑い避難所 対策に氷柱も ,毎日新聞
RV=74.9 2007/08/05 17:09
キーワード:暑い,最高,台風,扇風機,冷房,接近,猛暑

 新潟県中越沖地震の被災地・柏崎市で、避難所の猛暑対策が急務となっている。2日は台風5号接近に伴うフェーン現象で、最高気温は36.7度に上昇。県と市は各避難所に扇風機や氷柱を配布するなど、暑さ対策に取り組んでいるが、夏の震災の課題が浮き彫りになった。 最多で1万1410人(17日)いた避難所の住民は3日夜、初めて1000人を切ったが、まだ約900人を数えている。 市によると、避難所となった小中高校の体育館に元々、冷房設備はない。市は地震後、県内のリース業者に体育館用大型冷房機を依頼したが、参院選で県内の大型冷房機はすべてリースされていた。市幹部は「地震に選挙の影響が出るとは思わなかった」と振り返る。 市は7月20日ごろから、県が用意した氷柱(幅・奥行き25センチ、高さ75センチ)を1日約150〜350本配布。その後、米国からのクーラー96台、東北電力などから援助の扇風機700台も配った。高齢者の熱中症予防にスポーツドリンク計5000本も配布し、「暑ければ我慢しすぎないように」と呼びかけた。市は参院選後、大型冷房機2台を避難所2カ所に設置。他の避難所では避難者の減少で、扇風機割り当てを世帯から個人単位に切り替えた。 しかし今年初の猛暑日となった2日夜、大きな体育館では冷気が伝わりにくく、被災者は寝苦しさに悩まされた。柏崎小に避難している無職、下條輝子さん(66)は氷柱を「随分助かります」と言いながらも、「夜は蒸し暑くて眠れない」と漏らす。 新潟地方気象台によると、新潟県では今週も連日最高気温は30度程度に上がる見込み。市は▽暑さ対策チームの設置▽電力に制約のある体育館に発電機を設置し大型冷房機を導入▽冷房のあるコミュニティーセンターへの避難者と冷房機の集約−−などを検討している。【酒井祥宏、畠山哲郎】

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2.中越沖地震の写真集―新潟日報 ,時事通信
RV=21.2 2007/08/05 21:05
キーワード:バス,台風

新潟日報社が中越沖地震の写真集を出版した。災害現場や避難所、被害を受けた東電柏崎刈羽原発の様子など111点を収めた。売り上げの一部は被災者義援金として寄付される(新潟日報社提供)(時事通信社) 伊豆半島を直撃し、死者・行方不明1269人の大きな被害をもたらした58年9月の狩野川台風。その時に洪水にのまれて流失した伊豆市柳瀬(旧中伊豆町)の実成寺近くにあった伊豆箱根バス「柳瀬」バス停留所の木柱を保管していた住民が、「犠牲者と一緒に供養を」と名乗り出て彼岸の23日に同寺に預けた。同寺はこの日、檀家(だんか)の犠牲者23人の50回忌法要と兼ね、全犠牲者の慰霊祭を行い、バス停も“歴史の証人”として参列した。 バス停は長さ2・1メートル、一辺10センチの三角柱で文字は半世紀たっても鮮明に読み取れる。狩野川の支流、大見川沿いに現在も「柳瀬」のバス停がある。49年前に拾ったのは、バス停から約11キロ離れた伊豆の国市韮山金谷(旧韮山町)の無職、宇田誠延さん(82)。台風が通り過ぎた後、狩野川河川敷の畑の後片づけをしていたとき、流木に交じっているのを見つけ、納屋に保管していた。 宇田さんは「50回忌法要があるのを知り、私も実成寺と同じ日蓮宗なので、保管を委ねた」と話す。住職の曽根顕恒さん(66)は「犠牲になった方と一緒に供養していきたい」と語った。仏教では50回忌が最後の法要。曽根さんは「過去の災害を鏡として、物に執着せず、まず命を助かることを最大の心構えにしたい」と話していた。 同寺付近では鉄砲水で人家が流されるなどして檀家だけでも消防団員4人が殉職し、9人家族を含む3世帯19人が犠牲になった。【安味伸一】9月25日朝刊

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1.柏崎市災害対策本部、猛暑対策緊急チームを設置 大型クーラーの設置急ぐ ,産経新聞
RV=78.0 2007/08/06 07:51
キーワード:相談,暑い,実行,最高,猛暑

 新潟県中越沖地震で、連日の猛暑により避難者の健康への影響が懸念されているため、柏崎市災害対策本部は、緊急暑さ対策チームを編成した。「避難所対策」「健康相談」「物資輸送」の3班をつくり、大型クーラーの設置や健康相談態勢の充実を図る。各課、各機関の垣根を越えた有効な対策が打ち出せるか、対策チームの実行力が問われそうだ。 同市では2日に36.7度の猛暑日を記録するなど1〜3日の最高気温は3日連続で30度を超え、熱中症で救急搬送される人が相次いだ。4日は雨の影響で28.6度まで下がったが、5日は32・2度と再び真夏日を記録。新潟地方気象台によると、6日も30度を超すとみられており、暑さ対策は待ったなしだ。 市内の避難者数は3日に1000人を切り、4日は避難所48カ所で849人が暮らしている。 会田洋本部長(市長)の指示で、対策本部は4日、山田信行市民生活部長を総括とする対策チームを立ち上げた。 遮光カーテンの設置や県、自衛隊による氷柱の配置、熱さまし用シートの配布などこれまでの対策を引き続き行うほか、現在、二田小学校といきいき館の避難所2カ所に設置されている10馬力の大型クーラーの他の避難所への設置を進める。 山田部長は「10馬力のクーラーは品不足で手に入りそうにないため、5馬力のクーラー2台を設置して対応したい」と話している。

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2.被災者メールから「希望の歌」 女性歌手、きょう柏崎でコンサート ,産経新聞
RV=28.0 2007/08/06 08:00
キーワード:メール,歌

 ■中越沖地震の復興願い、作詞作曲 新潟県中越沖地震で被災した柏崎市のコミュニティーFM局から、女性シンガー・ソングライター、KOKIAさんの歌「私にできること」が流れ、被災者に勇気と希望を与え続けている。被災した女性ファンのメールがきっかけとなってKOKIAさんが、復興の願いを込めて書き上げた。「被災した人たちを励ましたい」。地震発生から3週間を迎える6日、KOKIAさんは柏崎市に駆けつけ、コンサートで被災住民に復興のテーマソングを直接届ける。 KOKIAさんは平成10年にデビューし、アテネ五輪公式応援歌やCMソング、ドラマの主題歌を歌うなど、幅広く活躍している。歌を作るきっかけとなった女性のメールは、地震発生3日後の7月19日未明に送られてきた。 女性はKOKIAさんの歌を携帯電話の着信音に設定。友人らから安否確認の電話がかかる度に歌に励まされたといい、メールには「いろいろな方々の支えによって、命をつなげていただき頑張っています」と感謝の言葉がつづられていた。 KOKIAさんは「困難な状況にもかかわらず、私や他の人々を気遣うメールに、私の方が逆に励まされた。彼女に少しでも元気になってほしい。私にできるのは歌を届けることでした」。手紙を書くような気持ちで歌詞を書き上げ、無我夢中でピアノに向き合った。歌は2時間で仕上がった。「メールと一緒にこの気持ちも届きますように」。そう願いながらメールに歌を添付し、送信ボタンを押した。 〈独りじゃないよ/何もできないけど/辛いときこそ心にうたをかかげて/がんばってほしい/乗り越えてほしい/届いてほしいこの気持ち/あなたに贈るうた/私にできること〉。優しいピアノの音にのって、KOKIAさんの澄んだ歌声が響く。 歌を贈られた女性は「感謝の気持ちでいっぱい。強く大きな心の糧をいただいた。私だけでなく、ぜひ被災地の多くの方に聞いてもらいたい」。地元FM局「FMピッカラ」に歌を持ち込んだ。 22日から繰り返し流れる歌に「運転しながら聞いていて涙が出た」「大変な状況の中で、私にできることは何だろうと考えた」と開局以来の反響があった。リクエストも相次ぎ、今は1、2時間置きに1日10回以上かけている。FMピッカラのパーソナリティーの船崎幸子さんは「KOKIAさんの歌は胸にスーッと入り込み、心に寄り添ってくれるような力強さがある」と話す。 今回のコンサートは、復興支援に尽力している陸上自衛隊などが企画。「被災地を元気にしよう」という呼びかけにKOKIAさんも快諾した。同市東本町の市民プラザ前で6日午後2時半〜4時に開催され、陸自東部方面音楽隊の演奏をバックに、初めてライブで歌う。 KOKIAさんは「歌が被災地の皆さんの心の中でずっとずっと生き続け、励みになればうれしい」と話している。

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1.第89回全国高校野球:花巻東、新潟明訓と対戦−−大会第3日 /岩手 ,毎日新聞
RV=99.8 2007/08/06 11:01
キーワード:選手,試合,暑い,野球,練習

 ◇「まずは初戦突破」 夏の甲子園の組み合わせ抽選会が5日、大阪市北区のフェスティバルホールであり、岩手代表の花巻東は大会第3日第4試合の1回戦、新潟代表の新潟明訓と対戦することが決まった。選手たちは「まずは初戦突破だ」と決意を新たにした。試合は10日午後4時に行われる予定だ。 花巻東ナインは早々に抽選会場に入り、静かに開会を待った。選手、監督らの熱気があふれる中、抽選会は午後4時半に始まった。 選手らの希望は「早すぎず遅すぎず緊張感の保てる」(関口翔主将)3日目。心配そうに選手らが見つめる中、関口主将が抽選台でくじを引いた。 結果を知らせるアナウンスが響くと、客席のチームメートからざわめきが起こった。抽選会後、選手らは「第4試合で暑さは和らいでいるはず。より自分たちの野球ができる。試合までしっかり調整したい」などと意気込みを語った。 抽選会の後、各校の主将は対戦校同士で握手を交わし、健闘を誓い合った。【山口圭一】 ◇守りからリズム−−佐々木洋・花巻東監督 練習試合も含め秋からのデータを見ると(新潟明訓は)打線がいいようだ。大量得点で勝ち上がっている。どれだけ失点を抑えられるかが鍵だ。守りからリズムをつくりたい。練習試合も含め対戦経験はなく、選手の意気も上がったようだ。 ◇粘り強い野球を−−関口翔・花巻東主将 対戦相手のデータはほとんどわからない。だが相手がどこであっても、万全の態勢で臨んで岩手大会で見せた粘り強い野球を全国でも見せる。投手陣がどれだけ粘ることができるのかが鍵だと思う。守備は計算できるだけやってきた。守りで投手陣を支えたい。 ◇鋭い打線でつなぐ−−佐藤和也・新潟明訓監督 (中越沖地震で日程がずれ込んだ)県大会が終わったばかりだったので、もう少し遅い日程が良かった。選手たちの集中力が途切れつつあるが、試合までに「戦う目」に戻したい。ナイターには慣れているので、今まで通り失点を1点でも少なく、鋭い打線でつないでいきたい。……………………………………………………………………………………………………… ◇新潟明訓(新潟) 1921年創立の私立校で、野球部は47年創部。夏の甲子園は2年ぶり5回目の出場。新潟大会決勝では、昨年の決勝で敗れた日本文理を12―3の大差で降し、雪辱を果たした。右の主戦、永井剛投手(3年)はじめ、竹田大将投手(同)、関知成投手(同)ら先発能力のある豊富な投手陣が魅力。同大会では6試合でチーム打率3割9分9厘。1番の斎藤智芳選手(同)は通算打率6割6分7厘と好調で、4番の川上大輔選手(同)も9打点で、勝負強さが光る。8月6日朝刊

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2.中越沖地震:原発トラブル、人出に影響−−柏崎・石地海水浴場 /新潟 ,毎日新聞
RV=84.3 2007/08/06 12:01
キーワード:海水浴,観光,予約

 ◇遊泳に問題ないのに…−−例年の10分の1に 中越沖地震でトラブルに見舞われた東京電力柏崎刈羽原発の北約8キロ、柏崎市西山町の石地海水浴場は5日、家族連れや若者らでにぎわった。だが、海水浴客がピークを迎える8月最初の日曜日にもかかわらず、人出は例年の10分の1程度に落ち込んでいるという。 長岡市の会社員、富居久美さん(22)は「毎年ここに泳ぎに来るが、去年は砂浜にシートも置けないほど人が多かった」と話す。「今年は海に入るのは怖い。砂浜で日焼けだけしようと思う」と話す20代の女性もいた。 母親と海の家を営む男性(32)は「宿泊予約の8割がキャンセル。人出は例年の10分の1ほどだろう。原因は原発のトラブルだ。売り上げの集計は怖くて見られない」。別の海の家を営む阿部真粧江さん(40)は「石地海水浴場は遠浅で美しい砂浜。安心して泳いでほしい」と呼びかけた。 西山町観光協会によると、石地海水浴場は7月1日に海開きを迎えた。地震による海の家の建物への被害は小さく、一部を除き20日には営業を再開した。同協会の光村利寛会長は「海水浴客は日に日に増えている。『被災地に遊びに行ってもいいんですか』という電話をよくいただいたが、遊びに行こうという気持ちになってもらえれば」と期待を込める。県が7月24日に実施した調査では人工放射性物質は検出されず、遊泳に問題はないという。【岡田悟】8月6日朝刊

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3.「独立リーグ」新潟の選手ら ボランティア活動に奮闘 ,産経新聞
RV=81.9 2007/08/06 13:06
キーワード:選手,試合,野球,練習

■野球で被災者に勇気を… 新潟県中越沖地震から半月あまり。プロ野球独立リーグ「北信越ベースボール・チャレンジリーグ」に所属する新潟の選手らが、プレーの合間を縫って義援金の募金活動などに奮闘している。道路の寸断や施設の損傷で開催が危ぶまれたリーグ戦も「野球を通じて被災者に勇気を」と続行中だ。(三浦馨) 地震が発生した7月16日午前10時13分、新潟の後藤孝志監督(元巨人内野手)と選手は、試合に備えて新潟県北部の荒川野球場で練習中だった。荒川町は被害が最も大きかった柏崎市から北東へ約130キロ、震度は3だった。試合中止も検討されたが、入場料などを被災者へ寄付するチャリティー試合に切り替え、予定通り実施された。 後藤監督は選手時代に毎年、長岡市内で野球教室を開催。平成16年10月の中越地震直後にも被災地を訪れ、子供たちを励ました。そうした縁もあり、今春のリーグ発足にあたって新潟の監督を引き受けていた。 後藤監督らは今回の地震から2日後に柏崎市を訪れ、19日まで倒壊家屋の片付けや、被災者に給水場所や時間などを知らせるビラ配りを手伝った。その後も新潟市内で街頭募金に立ったほか、試合の合間には観客席を回って寄付金を募る。 地震はリーグ運営にも影響を及ぼした。所属する4チームは経費節減のため、試合当日のバス移動が原則。地震で陥没した高速道路は片側1車線しか使えず、渋滞を見込んで30〜60分早く出発しなければならない。10月7日に試合が予定されていた柏崎市の佐藤池球場は、使用不能となった。 だが、リーグを統括するジャパン・ベースボール・マーケティング(新潟市)の村山哲二社長は「発足の目的は野球による地域貢献」と、続行を決断した。村山社長は柏崎高野球部の出身。新潟チームのボランティア活動については「ユニホーム姿ではないからどれだけの被災者が知っているか分からないが、参加者には大きな意味があったと思う」と話す。 リーグ戦は日程の約半分を消化したが、1試合平均観客動員は4日現在で1880人。4チームの中で最多の新潟でも2579人と、目標の半分にとどまっている。「特に柏崎周辺の人々は観戦どころではないのが現状」と村山社長。一日も早く、人々が野球に熱中できる日が来ることを願っている。

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1.中越沖地震 IAEAが柏崎刈羽原発で調査始める ,毎日新聞
RV=47.1 2007/08/06 16:53
キーワード:IAEA,国際,意見

 新潟県中越沖地震で大きな被害を受けた東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)で、国際原子力機関(IAEA)の調査団が6日、施設内の調査を始めた。地震による原発の被害を確認することを目的に、9日まで現地調査し、10日には東京都で経済産業省原子力安全・保安院と意見交換する。 6日午前、発電所の事務本館に到着した調査団長のフィリップ・ジャメ原子力施設安全部長は「早い時期に呼んでくれ、日本政府の対応には満足している。ここで得た教訓を世界に発信したい。所内を歩き回り、総合的な見地から調査したい」と語った。調査団は同日午後まで保安院や東電側から事故についての説明を受けた後、3号機の変圧器火災の現場など現地調査を行う予定。関係者からの聞き取りも行う。 IAEAの査察は国内の原発で定期的に実施されているが、事故を受けての調査は99年9月のJCO(茨城県東海村)臨界事故以来で異例。【関東晋慈、前谷宏】

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2.中越沖地震 IAEAが柏崎刈羽原発で調査始める ,毎日新聞
RV=37.3 2007/08/06 16:53
キーワード:IAEA,国際

中越沖地震による柏崎刈羽原発の被害状況を調査に訪れた国際原子力機関(IAEA)のジャメ調査団長=新潟県柏崎市の柏崎刈羽原子力発電所で6日午前9時28分、木葉健二撮影(毎日新聞)

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3.農振除外申請取り下げ再検討 東根の大型スーパー出店計画 ,山形新聞
RV=37.0 2007/08/06 19:51
キーワード:商店,意見,農業

 東根市長瀞地区に大型スーパーの出店を計画している「PLANT」(プラント、福井県)が、同市に提出していた店舗用地の農業振興地域除外申請を取り下げたことが6日、分かった。延べ床面積1万平方メートル以上の大型集客施設の立地を規制する改正都市計画法の施行日である11月30日までに、申請手続きや着工が間に合わないと判断した。規模を縮小して出店するか、出店そのものを止めるかは「検討中」としている。 計画では、大型スーパーの敷地面積は約8万5000平方メートル、店舗延べ床面積は約3万平方メートル。食料品から衣類、日用雑貨、園芸・農業資材を扱う。 同社は店舗用地が農地だったため、昨年3月、市に農業振興地域からの除外を申請。これを受け、県は駆け込み開発を抑制する観点から導入した「広域調整制度」で、東根市と同市周辺の市町から、土地利用の面での出店影響について意見を聴取してきた。 地元商工会などからは既存商店に与える影響が大きいとして出店反対の声が高まり、一方で地権者の会が計画推進を訴えていた。 同社の東日本担当者は当初計画の撤回理由について「広域調整に予想以上の時間がかかり、どう考えても申請手続きが(改正都市計画法施行まで)間に合わない」と説明している。また、新潟県中越沖地震で同県刈羽村の店舗が閉鎖することになった影響などもあり、「出店計画自体が無くなったわけではないが、規模縮小、出店断念を含め今後のことはすべて検討中としか言えない」と述べた。

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1.被災女性のメールに応える、KOKIAさんが応援歌披露 ,読売新聞
RV=46.0 2007/08/06 23:16
キーワード:メール,歌,励ます,先月

 新潟県中越沖地震の被災者が送ったメールがきっかけで、女性シンガー・ソングライターのKOKIAさん(31)が6日、柏崎市で開かれた復興祈念コンサートで、被災者を励まそうとつくった歌「私にできること」を披露した。 関係者によると、柏崎市の女性ファンが被災後、アテネ五輪の公式応援ソングを作詞・作曲したKOKIAさんの歌を聴き、「大きな支えになった」とKOKIAさんのホームページにメールを送信。KOKIAさんは「元気になってくれれば」と先月下旬、1日で作詞・作曲し、女性に贈ったという。 感激した女性の依頼で地元のコミュニティー放送局が先月下旬から流し、大きな反響があった。コンサートを計画していた陸上自衛隊がKOKIAさんに参加を呼びかけ、実現した。

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2.柏崎原発で作業員に放射能の水かかる、3週間たって公表 ,読売新聞
RV=26.2 2007/08/07 00:01
キーワード:フロア,企業,公表,プール

 新潟県中越沖地震発生時に柏崎刈羽原子力発電所の使用済み核燃料プールの水があふれた問題で、東京電力は6日、当時、1号機のプールの近くにいた作業員2人が放射能を帯びたプールの水を浴びていたと発表した。 水で足元をぬらした作業員も1号機と6号機に数人いたという。 東電は「全員、健康への影響はない」としている。公表が3週間後と遅れたことについて、東電は「協力(下請け)企業を通してのヒアリングに時間がかかった」と釈明している。 東電によると、1号機で水を浴びた2人は下請け企業の男性作業員。プール脇のフロアで作業中、水が上半身や下半身にかかった。2人とも防水服と頭部を覆うマスクを着用していたという。水は床を伝って、少し離れた場所にいた数人の靴や靴下をぬらし、肌に触れた人もいたという。

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3.中越沖地震、直下のマグマが原因か ,読売新聞
RV=21.8 2007/08/07 03:07
キーワード:波,速度

 新潟県中越沖地震や2004年の中越地震は、地下約40キロまで上がっているマグマによって引き起こされた可能性が高いことが、東北大学の研究でわかった。 地上に出れば火山噴火となるマグマが、地下にとどまったまま地震の断層運動に影響を与えたとみられる。予測の難しい内陸型地震の発生地域の特定に役立つ成果という。 同大の研究チームは、北陸から近畿にかけての地下400キロより浅い部分の構造を、地震波が伝わる速度を使って調査した。その結果、多量の液体を含む部分を、地下40キロ以深の「マントル」と、地下25キロ付近の「地殻」の部分にそれぞれ発見した。 深い方の真上には火山が集中しており、研究チームはこの液体を岩石が溶けたマグマと推定している。中越沖地震や中越地震の震源直下にも、この領域が広がっていた。

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1.製造業、回復早く 日銀調査 中越沖地震 ,産経新聞
RV=105.0 2007/08/07 07:51
キーワード:観光,生産,商店,部品,予約

 日銀新潟支店は、新潟県中越沖地震で柏崎市や刈羽村などの被災地では製造業が比較的早く回復する一方、商店街や個人商店など非製造業の復旧が遅れているとの県内経済への影響をまとめた。県内全域で観光客の予約キャンセルが相次いでいることも指摘。高橋英行支店長は「現時点でマイナスの影響を数値化するのは難しいが、今後も注視する必要がある」としており、予断を許さない状況だ。 同支店によると、製造業は、地震による停電や水道停止の影響で、自動車部品メーカー「リケン」(本社・東京都千代田区)柏崎事業所など多くの事業所が一時、生産中止に追い込まれた。しかし、3年前の中越地震と比べ、(1)被災地に余震が少なく落ち着いている(2)上越新幹線や高速道路など交通インフラの復旧が早かった(3)中越地震を受けて地震対策を進めていた企業が多い−ことから、「全体として通常の操業状態に回復しつつある」(同支店)という。 一方、非製造業は、柏崎市東本町「えんま通り商店街」などの商店街、個人商店で営業再開のめどが立たない所があるほか、家電販売店などは客足が戻らず、旅行代理店ではキャンセルが続いているという。 県は中越沖地震の被害額を約1兆5000億円と試算しているが、同支店は「風評被害の程度や雇用面への影響、被災企業の具体的な損害額によって変わりうる」として判断を留保している。

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2.九州・山口 製造拠点の夏休み 自動車9連休に 半導体フル稼働 ,西日本新聞
RV=72.3 2007/08/07 10:08
キーワード:生産,九州,部品,宮崎

 九州・山口地区の主要製造拠点の夏季稼働・休暇計画が6日、ほぼ出そろった。新潟県中越沖地震で地元の自動車部品メーカーが被災し、7月に製造ラインを一時停止させた九州・山口の4つの自動車組立工場は、夏期休暇が昨年と同じ九連休となる見通し。一方、半導体関連産業は今年も無休で製造ラインを動かす予定だ。 自動車業界は、各社とも11‐19日までが休みとなる。トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)、ダイハツ九州(大分県中津市)、日産自動車九州工場(福岡県苅田町)は中越沖地震による生産の遅れを平日の残業や土曜日に振り替え、取り戻す考えだ。マツダ防府工場(山口県防府市)は対応策を検討中。日産九州の広報担当者は、夏期休暇の長さが昨年と同じになる理由について「夏場に部品の供給量を急に増やすことは不可能。従って製造ラインも動かすことはできない」としている。 二輪車の国内製造拠点になっているホンダ熊本製作所(熊本県大津町)も「夏期休暇中の振り替えはない」とし、同様に11日‐19日の九連休にする方針。 これに対し、半導体業界は、今年も夏期休暇はない。自動車向けの半導体製造の拠点化が進むNEC九州(熊本市)は「事務系の社員は、9日間休ませるが、製造ラインはフル稼働させる」としており、他の半導体工場もほぼ同様の考えだ。 佐世保重工業佐世保造船所(長崎県佐世保市)はお盆休みが15日のみ。同社は「夏の長期休暇はない。年間の休日日数は昨年と同じ」としている。デジタルカメラなどを生産する大分キヤノン(大分県国東市)は「受注が増えたため一部で最大3日間、工場を稼働させる可能性がある」としている。 プラズマパネル製造の富士通日立プラズマディスプレイ宮崎事業所(宮崎県国富町)は「年末商戦に向けた増産体制に備える」として、夏休みを昨年より2日多い5日間にした。デジタル家電などのICリードフレームの製造が好調な三井ハイテック(北九州市)は「納期が迫っており、休暇の前後1日は、工場を稼働させるかもしれない」としている。=2007/08/07付西日本新聞朝刊=

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3.再開26% 新潟県、被害調査へ 柏崎・えんま通り商店街 ,産経新聞
RV=50.0 2007/08/07 07:51
キーワード:観光,商店

 新潟県中越沖地震で被害が大きかった柏崎市の東本町2丁目(通称・えんま通り)商店街の再開が、2日現在で依然として2割台に低迷していることが県の調べで分かった。県は週内に同市などと共同で他の商店街も含め被害状況の本格調査を実施する。 県によると、被災した同市内9カ所の商店街の再開割合は前回調査時(7月24、25日)と比べ、16.1ポイント増の72.4%に改善した。しかし、最も被害が激しかった東本町2丁目商店街の再開は前回比5.2ポイント増の26.3%にとどまり、38店舗中28店舗が再開できない状態だ。一方、19店舗ある五中会商店街は復旧が進み、すべての店舗が再開にこぎつけた。 被災地の復興には商店街の再開が不可欠で、県は柏崎商工会議所や同市と共同して市内中心部の10商店街の被害調査に乗り出す。 具体的には被害状況や再開状況、復旧・復興の障害となっている点などを記入する調査票を送付し、9、10日に県産業労働観光部職員らが実際に商店街を訪れて回収する。その際、より詳しい状況を探るためのヒアリング調査の実施も検討している。データは月末までにまとめ、商店街の早期復旧・復興に向けた支援策の検討データとして活用する。

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1.中越沖地震:KOKIAさん熱唱「元気になってほしい」−−柏崎 /新潟 ,毎日新聞
RV=55.8 2007/08/07 13:01
キーワード:商店,メール,歌

 ◇炎天下に市民3000人 中越沖地震で被害を受けた柏崎市の商店街復興にエールを送ろうと、市、柏崎コミュニティラジオ「FMピッカラ」、自衛隊は6日、柏崎市東本町1の柏崎市民プラザ前で、シンガーソングライターのKOKIAさんをゲストに招いて「未来にはばたけ柏崎コンサート」を行った。約3000人の市民らが駆けつけ、照りつける太陽の下で音楽に耳を傾けていた。 陸上自衛隊東部方面音楽隊37人と、柏崎、柏崎総合高校の吹奏楽部員10人が計9曲を演奏。KOKIAさんは、市内の女性からのメールを受け作曲したという「私にできること」、今回の演奏のため曲を一部アレンジした「Remember the kiss」の2曲を披露した。 被災地でのコンサートは初めてというKOKIAさんは「元気を与えられたと思う。人と人との思いはつながってるということを感じました。これで終わりにするのではなく、復興が終わったときも、元気いっぱいの柏崎に戻って歌いたい」と話した。 発生当初は避難所で避難生活をしていたという柏崎市花田、主婦、大高和美さん(27)は「生で歌を聞いて感動した。復興に向けて頑張ろうという気持ちがわいてきた」と晴れやかな笑顔で語っていた。【畠山哲郎】8月7日朝刊

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2.島根原発:「耐震設計、抜本見直しを」 1、2号機運転停止、中電に申し入れ /島根 ,毎日新聞
RV=42.9 2007/08/07 15:02
キーワード:ガル,島根

 ◇市民団体が中国電力に申し入れ 新潟県中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原発で事故やトラブルが相次いだ問題を受け、中国電力島根原発での耐震安全性が確保されていないとして、市民団体「フォーラム『平和・人権・環境』しまね」(杉谷肇代表)は6日、1、2号機の運転を停止し、耐震設計を抜本的に見直すよう中電へ申し入れた。中電は、当初4月に終わるとしていた宍道断層の調査について「8月下旬に調査の終了時期を明らかにしたい」と述べ、調査がさらに遅れる可能性もあるとの見通しを示した。【酒造唯】 ◇「宍道断層」調査結果、遅れ示唆 柏崎刈羽原発では、中越沖地震を起こした、原発直下にある活断層が、耐震設計で考慮されておらず「活断層の見落とし」が明らかになっている。また、耐震設計で想定した揺れの限界値(273ガル)を大幅に上回る2000ガル超の揺れが観測されるなど、原発の耐震安全性が大きく揺らぐ結果となった。 活断層の見落としは、昨年6月に島根原発でも発覚しており、同団体は、1、2号機の停止のほか、海底調査を含む徹底した活断層調査を行い、耐震設計を見直すよう求めた。 三村秀行広報課長は「柏崎刈羽原発の設計が甘かったということ。島根原発でも、想定の上を行く揺れが起きる可能性は否定できない」と述べた。活断層については、「新たな調査が必要かどうかも含めて検討しており、8月下旬にスケジュールを固めたい」と述べた。8月7日朝刊

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3.中越沖地震:横浜公園でチャリティーカレー 売り上げの一部が義援金に /神奈川 ,毎日新聞
RV=29.7 2007/08/07 14:31
キーワード:牛

 新潟県中越沖地震で被災した人々を支援しようと、横浜市内のシェフらで結成する横浜ガストロノミ協議会が6日、同市中区の横浜公園でチャリティーカレーを炊き出した。昼時には多くの人が列を作り、1杯700円のカレーに舌鼓を打った。売上金のうち経費を除いた一部が義援金として送られる。 用意されたカレーは約3200食分。地震の被害を知り「料理を通じて力になりたい」と考えた同市内の有志のシェフらが作って持ち寄った。タマネギ、ニンジン、牛肉のほか、赤ワイン、牛の乳の部分の油が隠し味。材料は飲食企業が無償提供するなどした。正午過ぎには約200人が列を作る大盛況となった。 「横浜ゆかりのカレーを通じて、新潟の人々に元気になってもらえたら」と同協会。新潟県東京事務所の加藤武夫副所長は「非常にありがたい。全国から応援をいただいて復興してます」。同僚と食べにきた女性会社員は「カレーはおいしいし役にも立てるし、いいことですね」と笑顔でカレーをほおばっていた。【池田知広、写真も】8月7日朝刊

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1.中越沖地震、震源の深さは10キロ…気象庁が再算出 ,読売新聞
RV=30.0 2007/08/07 21:47
キーワード:波,速度,データ

 気象庁は7日、新潟県中越沖地震の震源の深さについて、地下の詳細な構造を考慮して計算し直すと、約10キロになると発表した。 同庁は、「同じ深さならばどの場所でも地震波の速度は一律」と仮定して、複数の観測点のデータから震源の位置を決定しており、地震直後に、震源の深さは17キロと発表していた。 ただ、今回の10キロという数字は、調査研究の一環で算出したもので、同庁は「震源の決定方法はすべての地震で統一しており、中越沖地震の震源の深さの公式記録は17キロで変わりない」としている。

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2.<中越沖地震>仮設住宅の入居可否、通知を1日延期 柏崎市 ,毎日新聞
RV=22.2 2007/08/07 21:41
キーワード:申し込み,入居

 新潟県中越沖地震で、柏崎市は7日に予定していた仮設住宅の入居の可否を伝える通知の発送を1日延期した。2世帯を重複して入居可能と集計していたためで、全世帯分を再確認した後、8日朝に速達で通知する。市建築住宅課によると、912戸の仮設住宅を建設中で、期限の3日までに1229件の申し込みがあった。

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1.「地盤強化が必要」柏崎刈羽視察の原子力安全委員長が指摘 ,読売新聞
RV=33.2 2007/08/07 23:38
キーワード:重要,外観,鈴木,構造,建屋,かかわる,之,保つ

 国の原子力安全委員会の鈴木篤之委員長は7日、新潟県中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原子力発電所を視察した。 鈴木委員長は「原子炉そのものは安全が保たれているが、耐震基準の緩い構造物は地盤を強化するなどの対策が必要」と述べ、全国の原発で現在進めている耐震性確認でも、原子炉建屋などの重要施設以外の施設について地盤強化を求めていく考えを示した。 鈴木委員長は東電から主な被害状況や、原子炉、非常用発電機など重要機器の状態について説明を受け、施設の外観や建屋内の被害状況を視察した。鈴木委員長は「あれほどの地震に見舞われたにもかかわらず、原子炉は安全に停止し、炉内から直接、放射能が出ることはなかった」と、安全機能が正常に作動したことを強調した。

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1.救助犬に子供ら歓声 ストレス緩和へデモ演技 ,産経新聞
RV=52.2 2007/08/08 07:50
キーワード:訓練,犬,子供,法人

 新潟県中越沖地震で、避難所生活を余儀なくされている被災者にストレスを和らげてもらおうと、NPO法人(特定非営利活動法人)「救助犬訓練士協会」(神奈川県藤沢市、村瀬英博理事長)が7日、避難所の1つとなっている柏崎市学校町の柏崎小学校で、災害救助犬のデモンストレーションを行った。 デモンストレーションでは、4歳の雄ランディと、保健所で保護されていたところを救われ、災害救助犬に成長した雌のジェニファーのシェパード2頭が訓練の成果を披露。シーソーや水平はしごを渡った後、子供たちが隠れた箱を抜群の嗅覚(きゅうかく)でかぎ当て、ほえ立てて発見を知らせた。 箱に隠れていた同市新花町の同小2年、田辺泰(ひろし)君(8)は「本当に見つけてくれるか不安だったけど、すごい鼻音を立てて見つけてくれた」と喜んでいた。同協会は今後も、避難所でデモンストレーションを行う。

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2.「母乳出ない」「子供が甘える」地震被災で母子にストレス ,読売新聞
RV=41.1 2007/08/08 07:08
キーワード:相談,子供

 新潟県中越沖地震の被災地・柏崎市で、妊婦や小さい子供を持つ母親から、「母乳が出ない」「子供が甘えるようになった」などの相談が相次いでいる。 地震への恐怖や震災後の不自由な生活にストレスを感じているのが原因とみられ、日本助産師会新潟県支部では「母親も赤ちゃんも精神的な安定が大切。気軽に相談をしてほしい」と呼びかけている。 柏崎市の避難所に常駐している看護師や、市健康管理センターの助産師のもとには連日、赤ちゃんを持つ母親らが相談に訪れている。 相談件数は、市が集計を始めた7月21日から8月7日までに、電話も含めて約90件に上った。内容は、〈1〉母乳が出なくなった〈2〉赤ちゃんのあせもや湿疹(しっしん)〈3〉甘え――などが多いという。

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3.仮設住宅912戸 入居者を選考 ,産経新聞
RV=36.4 2007/08/08 08:00
キーワード:入居,申し込み,診断

 新潟県柏崎市は7日、新潟県中越沖地震で家を失った人が一時的に入居する仮設住宅912戸の入居者選考を終えた。仮設住宅は12日以降に順次完成し、13日から入居が始まる。300人以上の入居希望者が選考から漏れており、市は仮設住宅の追加建設を県に要望している。 新潟県は当初、柏崎市内37地区に940戸の仮設住宅建設を計画。しかし、建設予定地に地割れが見つかったことなどから34地区で912戸を建設している。 入居申し込みは建設予定戸数を上回る1229件。利便性の高いJR柏崎駅前の65戸に約3倍の申し込みがあった一方、冬場に強風を受ける日本海沿いは申し込み段階では定員割れするなど、地域によってばらつきも大きかった。 柏崎市は、希望を聞きつつ、各仮設住宅に入居希望者を振り分けた。高齢者らの孤独死を防ぐため、それまで住んでいた地域住民を集めるように配慮したという。 仮設住宅の入居条件は半壊以上だが、家屋の被害程度を示す罹(り)災(さい)証明書の発行が17日以降となる。市建築住宅課は「選考に漏れた人に加え、これから半壊以上と診断され、入居を希望する人のためにも追加建設を要望した」としている。

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1.京都外大西、近江 はつらつ行進 全国高校野球選手権大会開幕 ,京都新聞
RV=112.1 2007/08/08 11:29
キーワード:主将,選手,試合,行進

 第89回全国高校野球選手権が8日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕した。午前9時から開会式が行われ、熱戦がスタートした。 スタンドの約3万7000人が見守った開会式では、今春の能登半島地震で被災した石川県輪島市にある門前高野球部の上浜翔太郎主将が先導役を務め、代表校49校が北北海道の駒大岩見沢を先頭に北から南へ入場行進。京都の京都外大西、滋賀の近江ナインもはつらつと行進し、大きな拍手を浴びた。 伊吹文明文部科学大臣が「夢の優勝へたどりつくために努力する過程に価値がある」と呼び掛け、日本高野連の脇村春夫会長は今春の特待生問題に触れ「これからの高校野球を考える節目の大会になる」とあいさつ。前橋商(群馬)の樺沢健主将が「49校の1人1人が最強の挑戦者として白球を追いかけます」と選手宣誓した。佐賀北(佐賀)−福井商(福井)の開幕試合がプレーボールした。大会は15日間で、決勝は22日の予定。 ■京都外大西・本田主将「いよいよ始まる」 デザインが一新された京都外大西の純白のユニホームが青空に映えた。大きな拍手に迎えられて28番目に登場し、本田拓人主将を先頭に18人が元気よく行進した。 母体の京都外国語大の創立60周年を機にグレー地の従来のユニホームを変えた。準優勝した一昨年以来2年ぶりの夏の甲子園。3年生で最後の甲子園になる本田主将は「いよいよ最後の大会が始まるなと。やったろかな、という気持ちになった」。入場行進の練習は前日に行っただけだったが、大観衆の前でも辻一塁手、古屋右翼手らが声を掛け手足をしっかりそろえて歩いた。本田主将は「練習が1回だけの割には良くできたと思う」とにこやかに話した。 ■近江・山田主将「緊張はなくできた」 琵琶湖をイメージした青のユニホームが、2年ぶりに甲子園に戻ってきた。滋賀の近江は27番目にグラウンドに登場し、滋賀大会の優勝旗を持った山田祐幹主将(3年)を先頭に18人の選手が続いた。青山浩之遊撃手(2年)のかけ声に合わせて足並みをそろえ、胸を張って堂々と行進。山田主将は「多くの視線を感じたが緊張はなく、うまく行進できたと思う」と笑顔を見せた。 松商学園(長野)との対戦を9日に控え、開会式を終えた山田主将は「体調管理をしっかりして試合に臨みたい」と、初戦に向けて気持ちを切り替えていた。

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2.京都外大西、近江 はつらつ行進 全国高校野球選手権大会開幕 ,京都新聞
RV=112.1 2007/08/08 11:29
キーワード:主将,選手,試合,行進

 第89回全国高校野球選手権が8日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕した。午前9時から開会式が行われ、熱戦がスタートした。 スタンドの約3万7000人が見守った開会式では、今春の能登半島地震で被災した石川県輪島市にある門前高野球部の上浜翔太郎主将が先導役を務め、代表校49校が北北海道の駒大岩見沢を先頭に北から南へ入場行進。京都の京都外大西、滋賀の近江ナインもはつらつと行進し、大きな拍手を浴びた。 伊吹文明文部科学大臣が「夢の優勝へたどりつくために努力する過程に価値がある」と呼び掛け、日本高野連の脇村春夫会長は今春の特待生問題に触れ「これからの高校野球を考える節目の大会になる」とあいさつ。前橋商(群馬)の樺沢健主将が「49校の1人1人が最強の挑戦者として白球を追いかけます」と選手宣誓した。佐賀北(佐賀)−福井商(福井)の開幕試合がプレーボールした。大会は15日間で、決勝は22日の予定。 ■京都外大西・本田主将「いよいよ始まる」 デザインが一新された京都外大西の純白のユニホームが青空に映えた。大きな拍手に迎えられて28番目に登場し、本田拓人主将を先頭に18人が元気よく行進した。 母体の京都外国語大の創立60周年を機にグレー地の従来のユニホームを変えた。準優勝した一昨年以来2年ぶりの夏の甲子園。3年生で最後の甲子園になる本田主将は「いよいよ最後の大会が始まるなと。やったろかな、という気持ちになった」。入場行進の練習は前日に行っただけだったが、大観衆の前でも辻一塁手、古屋右翼手らが声を掛け手足をしっかりそろえて歩いた。本田主将は「練習が1回だけの割には良くできたと思う」とにこやかに話した。 ■近江・山田主将「緊張はなくできた」 琵琶湖をイメージした青のユニホームが、2年ぶりに甲子園に戻ってきた。滋賀の近江は27番目にグラウンドに登場し、滋賀大会の優勝旗を持った山田祐幹主将(3年)を先頭に18人の選手が続いた。青山浩之遊撃手(2年)のかけ声に合わせて足並みをそろえ、胸を張って堂々と行進。山田主将は「多くの視線を感じたが緊張はなく、うまく行進できたと思う」と笑顔を見せた。 松商学園(長野)との対戦を9日に控え、開会式を終えた山田主将は「体調管理をしっかりして試合に臨みたい」と、初戦に向けて気持ちを切り替えていた。

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3.佐賀北、開幕戦飾る 全国高校野球第1日 ,河北新報
RV=112.1 2007/08/08 14:39
キーワード:主将,選手,試合,行進

 第89回全国高校野球選手権大会は8日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕、スポーツ特待制度問題に揺れる中、49代表校が勢ぞろいし、球児の夏がスタートした。 青空の下、開会式は午前9時から始まった。昨年初優勝を果たし、今夏は西東京大会で敗れた早実を先頭に、駒大岩見沢(北北海道)、史上初の4年連続決勝進出を目指す駒大苫小牧(南北海道)と北から南の順に行進した。 49校中、特待制度の違反申告校は25校。日本高野連の脇村春夫会長はあいさつで特待生問題に触れ「高校野球の在り方を考える上で大切な節目の大会となるでしょう」と述べた。 早実の川西啓介主将の優勝旗返還などの後、前橋商(群馬)の樺沢健主将が選手宣誓を行った。 行進の先導役は能登半島地震で被害を受けた石川県輪島市の門前の上浜翔太郎主将、始球式は地元の北海道夕張市が財政再建団体となるなど厳しい状況に置かれている夕張の小湊裕毅主将が行った。 開会式後の開幕試合、佐賀北(佐賀)―福井商(福井)は、7年ぶり2度目の出場の佐賀北が2―0で甲子園初勝利を挙げて2回戦へ進んだ。 3回に1点を先制した佐賀北は、8回に副島が大会第1号の本塁打を放って1点を追加。馬場―久保の継投で福井商に得点を許さなかった。<「ひたむきに白球追う」> 選手宣誓の大役を終えた群馬・前橋商の樺沢主将は「堂々と言えてよかった」とほっとした表情だった。 終始落ち着いた声で宣誓したが、一番思いを込めたという「一生懸命ひたむきに白球を追い続けることを誓います」とのくだりが予定より先に出てしまい、やや言葉に詰まってしまった。それでも「間違ったけど、よくできたので100点」と胸を張った。<「地元に元気与えたい」> 入場行進の先導役は門前(石川)の上浜主将、開幕試合の始球式は夕張(北海道)の小湊主将が務めた。能登半島地震で被災した輪島市や、財政再建団体となった夕張市を元気づけようと2人が選ばれた。 上浜主将は正面を真っすぐ見据え堂々と行進し「地元に元気を与えられたと思う」。新潟県中越沖地震の被災者に対しても「大変だと思うけど頑張ってほしい」と気遣った。 小湊主将は「あこがれだった」という甲子園で力強い直球を投じ「今度はチームで来たい」と満面の笑みだった。◎仙台育英、いざ出陣/「長い夏にしたい」 仙台育英は入場行進で7番目に登場。開会式を終えた蜂谷文崇内野手は「春の選抜大会とは雰囲気が全然違う。やらなければいけないという気持ちになった」と気を引き締めた。開会式には約3万7000人の観衆が詰め掛け、大きな手拍子で選手を出迎えた。ナインは夏空の下、佐々木康幸選手の掛け声に合わせ、堂々の行進で大舞台のグラウンドを踏みしめた。 仙台育英は大会第2日の9日、智弁和歌山(和歌山)と対戦する。宮城大会で攻守に活躍した遊佐光哉内野手は「昨夏も今春も短い甲子園だった。今回は長い夏にしたい」と躍進を誓った。 ▽1回戦佐賀北(佐賀) 001000010=2福井商(福井) 000000000=0(佐)馬場、久保―市丸(福)山田、宇野―中村▽本塁打 副島(佐)

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4.佐賀北、開幕戦飾る 全国高校野球第1日 ,河北新報
RV=112.1 2007/08/08 14:39
キーワード:主将,選手,試合,行進

 第89回全国高校野球選手権大会は8日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕、スポーツ特待制度問題に揺れる中、49代表校が勢ぞろいし、球児の夏がスタートした。 青空の下、開会式は午前9時から始まった。昨年初優勝を果たし、今夏は西東京大会で敗れた早実を先頭に、駒大岩見沢(北北海道)、史上初の4年連続決勝進出を目指す駒大苫小牧(南北海道)と北から南の順に行進した。 49校中、特待制度の違反申告校は25校。日本高野連の脇村春夫会長はあいさつで特待生問題に触れ「高校野球の在り方を考える上で大切な節目の大会となるでしょう」と述べた。 早実の川西啓介主将の優勝旗返還などの後、前橋商(群馬)の樺沢健主将が選手宣誓を行った。 行進の先導役は能登半島地震で被害を受けた石川県輪島市の門前の上浜翔太郎主将、始球式は地元の北海道夕張市が財政再建団体となるなど厳しい状況に置かれている夕張の小湊裕毅主将が行った。 開会式後の開幕試合、佐賀北(佐賀)―福井商(福井)は、7年ぶり2度目の出場の佐賀北が2―0で甲子園初勝利を挙げて2回戦へ進んだ。 3回に1点を先制した佐賀北は、8回に副島が大会第1号の本塁打を放って1点を追加。馬場―久保の継投で福井商に得点を許さなかった。<「ひたむきに白球追う」> 選手宣誓の大役を終えた群馬・前橋商の樺沢主将は「堂々と言えてよかった」とほっとした表情だった。 終始落ち着いた声で宣誓したが、一番思いを込めたという「一生懸命ひたむきに白球を追い続けることを誓います」とのくだりが予定より先に出てしまい、やや言葉に詰まってしまった。それでも「間違ったけど、よくできたので100点」と胸を張った。<「地元に元気与えたい」> 入場行進の先導役は門前(石川)の上浜主将、開幕試合の始球式は夕張(北海道)の小湊主将が務めた。能登半島地震で被災した輪島市や、財政再建団体となった夕張市を元気づけようと2人が選ばれた。 上浜主将は正面を真っすぐ見据え堂々と行進し「地元に元気を与えられたと思う」。新潟県中越沖地震の被災者に対しても「大変だと思うけど頑張ってほしい」と気遣った。 小湊主将は「あこがれだった」という甲子園で力強い直球を投じ「今度はチームで来たい」と満面の笑みだった。◎仙台育英、いざ出陣/「長い夏にしたい」 仙台育英は入場行進で7番目に登場。開会式を終えた蜂谷文崇内野手は「春の選抜大会とは雰囲気が全然違う。やらなければいけないという気持ちになった」と気を引き締めた。開会式には約3万7000人の観衆が詰め掛け、大きな手拍子で選手を出迎えた。ナインは夏空の下、佐々木康幸選手の掛け声に合わせ、堂々の行進で大舞台のグラウンドを踏みしめた。 仙台育英は大会第2日の9日、智弁和歌山(和歌山)と対戦する。宮城大会で攻守に活躍した遊佐光哉内野手は「昨夏も今春も短い甲子園だった。今回は長い夏にしたい」と躍進を誓った。 ▽1回戦佐賀北(佐賀) 001000010=2福井商(福井) 000000000=0(佐)馬場、久保―市丸(福)山田、宇野―中村▽本塁打 副島(佐)

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1.全国高校野球選手権 第1日 副島・佐賀北 大会第1号 馬場―久保完封リレー,西日本新聞
RV=179.6 2007/08/08 17:09
キーワード:二塁打,主将,試合,行進,甲子園,野球

 第89回全国高校野球選手権大会は8日、甲子園球場で開幕し、15日間の熱戦がスタートした。 開会式に引き続いて開幕試合が行われ、佐賀北(佐賀)と福井商(福井)が対戦した。先発投手は、甲子園初勝利を目指す佐賀北が左腕の馬場、3年連続出場の福井商が右腕の山田。 佐賀北は1回、二死満塁の好機を生かせなかったものの、3回に大串の適時打で1点を先制。 8回に佐賀北は、副島の本塁打で1点を加え、2−0とリードを広げた。 そのまま2−0で佐賀北が逃げ切った。 佐賀北が3回に先制した。井手のバント安打と市丸の四球で二死一、二塁とし、5番大串が中前適時打。初回にも二死から四死球と中前打で満塁とするなど押し気味に試合を進めた。 先発の馬場は丁寧な投球。先制直後の3回に二死から内野安打と右翼への二塁打で二、三塁とされたが、3番松永を二飛に打ち取った。5、6回は三者凡退に抑えた。 7回一死一、二塁の同点ピンチを2番手の久保が抑えると、直後の8回に先頭の副島が左翼に大会第1号本塁打。佐賀北が攻守に手堅い野球で甲子園初勝利を飾った。 ●行進、始球式で元気を ○…入場行進の先導役は門前(石川)の上浜主将、開幕試合の始球式は夕張(北海道)の小湊主将が務めた。能登半島地震で被災した輪島市や、財政再建団体となった夕張市を元気づけようと2人が選ばれた。 上浜主将は正面を真っすぐ見据え堂々と行進し「地元に元気を与えられたと思う」。新潟県中越沖地震の被災者に対しても「大変だと思うけど頑張ってほしい」と気遣った。 小湊主将は「あこがれだった」という甲子園で力強い直球を投じ「今度はチームで来たい」と満面の笑みだった。=2007/08/08付西日本新聞夕刊=

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2.両陛下 新潟入り 中越沖地震の被災者を慰問,毎日新聞
RV=47.7 2007/08/08 17:11
キーワード:陛下,暑い

 天皇、皇后両陛下は8日午前、新潟県中越沖地震の被災者の見舞いのため、羽田空港から自衛隊機で新潟県入りした。泉田裕彦知事から被災状況の説明を受け、自衛隊のヘリで上空から土砂崩れ現場や東京電力柏崎刈羽原発などを視察。その後、柏崎市の同市立柏崎小学校を訪れ、避難生活を送る住民らを励ました。刈羽村の第2体育館でも避難住民を慰問した後、夕方帰京する。 両陛下は午後0時半ごろ柏崎小の玄関に到着。約200人の被災者に天皇陛下は「お体は大丈夫ですか」と声をかけ、皇后さまは「これから暑さが続きますが、どうぞ気をつけてください」などと気遣って避難住民らのいる校内に入った。 天皇陛下から声をかけれれたパート従業員、菊地幸恵さん(52)は「水が出ないのが一番苦しいですが、これまでの疲れが一気に飛びました」。また、無職の猪浦イツ子さん(73)は「自宅の中はめちゃめちゃになりましたが、元気をいただきました」と喜んだ。 両陛下は04年の中越地震の際も長岡市や小千谷市などの避難所を訪れ、被災者を励ましている。【真鍋光之、前谷宏】

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3.両陛下、柏崎避難所などご訪問,産経新聞
RV=31.0 2007/08/08 16:17
キーワード:陛下

 天皇、皇后両陛下は8日、新潟県中越沖地震の被災者見舞いのため、羽田空港発の自衛隊機で新潟県入りされた。 両陛下は新潟空港で自衛隊ヘリに乗り換え、柏崎刈羽原子力発電所やJR信越線青海川駅近くの土砂崩れ現場など、被災地の状況を上空から視察した後、柏崎市をご訪問。避難所となっている柏崎小学校体育館を訪れ、被災者ひとりひとりに声をかけて励まされた。 両陛下は刈羽村第二体育館も訪問し、避難している被災者を見舞われる。同日夜、帰京される予定。                   ◇ 両陛下は同日、中越沖地震で被災した高齢者のために、宮内庁の羽毛田信吾長官を通じて泉田裕彦知事に見舞金を手渡された。

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4.両陛下 新潟入り 中越沖地震の被災者を慰問,毎日新聞
RV=31.0 2007/08/08 17:11
キーワード:陛下

柏崎小学校の体育館で被災者を見舞われる天皇皇后両陛下=新潟県柏崎市で8日午後、代表撮影(毎日新聞)

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5.「お元気ですか」に涙も=両陛下が避難所訪問−中越沖地震被災の柏崎・刈羽,時事通信
RV=31.0 2007/08/08 19:01
キーワード:陛下

 天皇、皇后両陛下は8日午後、新潟県中越沖地震で大きな被害を受けた柏崎市と刈羽村の避難所を訪れ、被災住民を励まされた。 両陛下は午後3時40分ごろ、75人が避難する刈羽村第二体育館に到着。出迎えた人たちに、「お元気ですか。体に気を付けてください」などと声を掛けながら館内に入った。 体育館では2列に座った被災者らに対し、両陛下は両ひざをつきながら、声を掛けて回った。被災者の中には涙ぐんだり、何度もお辞儀を繰り返したりする姿も。 

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6.蓮池夫妻にもお言葉=両陛下、4年ぶり再会,時事通信
RV=31.0 2007/08/08 20:32
キーワード:陛下

 新潟県中越沖地震の被災地を見舞われた天皇、皇后両陛下は8日、現地で立ち寄った柏崎市の市立図書館で、同市在住で自宅に被害を受けた拉致被害者の蓮池薫さん(49)、祐木子さん(51)夫妻にも言葉を掛けられた。両陛下が夫妻と会うのは2003年6月以来、2度目。 蓮池さん夫妻が市を通じて出したコメントによると、両陛下は夫妻宅の被災状況について尋ねた後、拉致問題がまだ解決されていないことに胸を痛め、横田滋さん(74)夫妻ら被害者家族のことを質問。これに対し、蓮池さん夫妻は高齢になって入院している家族もおり、被害者の一日も早い帰国が切に望まれますと答えたという。 

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7.<中越沖地震>天皇、皇后両陛下が避難生活の住民ら激励,毎日新聞
RV=31.0 2007/08/08 21:31
キーワード:陛下

 天皇、皇后両陛下は8日、新潟県中越沖地震の被災者の見舞いのため、羽田空港から自衛隊機で新潟県入りした。新潟空港で自衛隊のヘリに乗り換え上空から東京電力柏崎刈羽原発などを視察した後、柏崎市などで避難生活を送る住民らを激励、同日夜帰京した。両陛下は04年の中越地震の際も被災地を激励している。 

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8.被災地お見舞い両陛下、蓮池さん夫妻にもお言葉,産経新聞
RV=31.0 2007/08/08 21:36
キーワード:陛下

天皇、皇后両陛下が8日、新潟県中越沖地震の見舞いで訪れた柏崎市立図書館で、北朝鮮による拉致被害者で同市在住の蓮池薫さん、祐木子さん夫妻に声をかけられる場面があった。 蓮池さん夫妻が柏崎市を通じて公表したコメントによると、両陛下は夫妻の被災状況について尋ねられたという。また拉致問題が解決されていないことに胸を痛め、横田さん夫妻をはじめ被害者家族全員の近況について聞かれた。翻訳業などをしている蓮池さん自身の仕事についてのお気遣いもあったという。

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1.「地震は実験」発言の宮教授、経産省の対策委員を辞任,読売新聞
RV=49.4 2007/08/09 03:06
キーワード:自衛,宮,発言,座長,辞任,検証,部会

 東京電力柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)の地震トラブル問題を検証する経済産業省の「中越沖地震における原子力施設に関する調査・対策委員会」で、自衛消防や連絡体制について専門的な検討を行う作業部会の責任者に指名されていた宮健三・法政大大学院客員教授が、6日付で委員を辞任していたことが分かった。 柏崎市内で8日開かれた同委員会で報告された。理由は一身上の都合という。 宮氏は今月2日、座長を務めていた新潟県の同原発安全管理技術委員会で「(地震は)歴史的な実験だったかもしれない」と発言。地元から問題視する声が相次ぎ、翌3日に県の委員を辞任している。

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1.被災者に「お体は…」 両陛下、復興へねぎらいのお言葉,産経新聞
RV=101.1 2007/08/09 07:50
キーワード:陛下,暑い,介護,自衛,皇后,励ます

 「感激で言葉にならない」「お優しい人柄に励まされた」−。天皇、皇后両陛下が新潟県中越沖地震で大きな被害を受けた柏崎市と刈羽村を見舞われた8日、被災者や復興業務従事者らは涙ぐみながら感謝の言葉を口にし、復興への誓いを新たにした。 介護の必要なお年寄りが入っている柏崎小学校内の福祉避難所では、両陛下は両ひざをつきながら、「お体は大丈夫ですか」「これから暑くなるので気をつけて」と、全員に優しい声をかけられた。同市西港町の女性(81)は皇后さまの手を握り、「こんなに恐ろしいことは初めてでした。でもこうして皇后さまにお会いでき、こんな光栄なことはございません」と感激していた。 同市西本町の自宅が全壊し、体育館に姉妹で避難している女性(77)が「これから頑張ります」と両手でガッツポーズを掲げると、皇后さまも小さく両手を挙げ、励まされた。 市立図書館2階では、被災地の復旧活動に携わる自衛官、警察官、医療関係者ら9人が両陛下からねぎらいの言葉を受けた。 地震直後の18日から1週間、県警ゆきつばき隊小隊長として避難所警備などに当たった佐藤京子警部補(34)は「皇后陛下が“ゆきつばき”が新潟県の木だと知っておられて感動しました。今回を機に心を新たにして職務に一生懸命携わっていきたい」と意気込んでいた。

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2.柏崎市で機械的割り振り仮設住宅入居 「地域性重視」のはずが…,産経新聞
RV=79.9 2007/08/09 07:50
キーワード:商店,暑い,入居,励ます,機械,希望

 新潟県中越沖地震で、被災者向け仮設住宅の入居について、地域のコミュニティー維持を重視するとしていた柏崎市が、実際には入居希望に応じて機械的に決めていたことが8日、分かった。担当した市建築住宅課は「被災者は暑さで体力的にも限界。1日も早く仮設住宅に入居できるよう急いだため、機械的に割り振ってしまった」と話している。 仮設住宅の入居先を決める際に地域のコミュニティー維持を重視するようになったのは、阪神淡路大震災がきっかけ。1人用の1DK、3人までの2DK、4人以上の3Kの3タイプの仮設住宅へ機械的に割り振った結果、高齢者の孤独死が相次ぎ、大きな社会問題となった。 平成16年の新潟県中越地震では、1つの長屋に間取りが異なる3タイプが混在する形で仮設住宅を整備、集落単位ごとに入居先を決めた。このため、毎日のように独り暮らしの高齢者やお年寄り夫婦に声をかけるなど被災者同士が励まし合った。 今回の地震で、最も大きな被害を受けた柏崎市は、住宅が半壊以上の被災者を対象に仮設住宅の入居者を募集。市内34カ所に912戸(8日現在)が建設される予定で、中越地震の教訓を生かして異なる3タイプが混在する長屋が整備されている。市は8日、入居先が決まった853世帯に通知書を発送した。 しかし、入居先の決定は「1日も早い入居」の大号令で、入居申請の第1〜3希望をそのまま機械的に割り振った。郊外の仮設住宅は第1希望が8割通り、結果的に同一集落の顔見知りが多く集まり、地域のコミュニティーを重視する形となった。一方、中心市街地の被災者を収容する8カ所422戸の仮設住宅では第1希望が通ったのは55%にとどまった。 中心商店街の被災者は高齢者が多く、これからの仮設住宅での生活に不安を抱えている。市建築住宅課の朝賀治雄課長は「仮設住宅50戸以上には集会場、20戸以上には談話室を設け、保健師も巡回します。関係課とも調整しながら被災者に配慮できるよう考えていきたい」と話している。

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1.第89回全国高校野球:開会式 新潟明訓、堂々行進 「初戦は勝ちます」 /新潟 ,毎日新聞
RV=159.3 2007/08/09 12:02
キーワード:主将,選手,試合,行進,甲子園,野球

 ◇花巻東とあす対戦 第89回全国高校野球選手権大会の開会式が8日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われた。約3万7000人の観客が見守る中、新潟明訓の選手たちは17番目に登場。真新しいユニホームに身を包んだナインは、掛け声とともに甲子園の土の上を力強く堂々と行進した。 一塁側スタンド席には約20人の保護者が駆けつけ、『新潟明訓』の名がアナウンスで響くと温かい拍手で見守った。長橋和輝主将の父洋一さん(47)は「高校最後の年に連れてきてもらえるなんて」と深々と感動。同校のエースだった兄拓也さん(21)が果たせなかった夢を実現させ「一生に一度の体験」と喜んでいた。 開会式を終え、亀山航選手は「ずっとテレビで見ていた舞台を歩くのは何だか不思議」と余韻に浸り、大島晃選手は「いよいよ始まる。悔いが残らないようにしたい」ときりっとした表情をみせた。 また、新潟明訓ナインを先導した市西宮高2年の桝本円さん(17)が「地元の人を勇気づけるよう絶対勝ってほしい」とエールを送ると、長橋主将は「この暑さが夏の甲子園を実感させる。全部の高校の思いを込めて初戦は勝ちます」と誓った。 新潟明訓は大会第3日の10日、第4試合で花巻東(岩手)と対戦する。【谷多由】 ◇被災者の分まで ○…開会式では、今年3月の能登半島地震で最も大きな被害を受けた石川県輪島市の県立門前高野球部の上浜翔太郎主将(3年)が入場行進の先導役を果たした。新潟県でも新潟大会中の7月16日に中越沖地震が発生。新潟明訓は、前日の試合が雨天で順延しなければ、地震で壊れた柏崎市の佐藤池球場で試合する予定だった。長橋和輝主将(3年)は「不自由な生活を強いられている人も多いので、逃れられてよかったなんて言えない。つらい思いをしている人の分まで頑張りたい」と決意を新たに入場行進に臨んだ。8月9日朝刊

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2.中越沖地震:新潟市、風評被害2億2600万円 観光シーズン大打撃 /新潟 ,毎日新聞
RV=69.3 2007/08/09 12:01
キーワード:海水浴,観光

 新潟市は8日、中越沖地震の発生以降、市内の宿泊施設で生じたキャンセルなど風評被害とみられる影響額が少なくとも約2億2600万円に上ることを明らかにした。柏崎市から約80キロ離れ、比較的軽微な被害にとどまったものの、相次ぐ原発トラブルの余波か海水浴場の人出はおよそ半減、観光施設の入場者数も軒並み前年を下回るなど、夏の観光シーズンに大打撃を与えている。 市観光交流課の6日現在のまとめによると、市内のホテルや旅館など89宿泊施設で、地震発生後に受け付けた宿泊のキャンセルは計8308件、1万6737人分で被害額は1億4133万3000円。宴会のキャンセルは約7020万円に上った。また市内12の海水浴場に設けられた浜茶屋(海の家)の利用キャンセルが約3000人分、約1490万円となった。 さらに市内の主要観光施設7カ所に問い合わせたところ、地震後の入場者数は前年同期に比べ平均約35%減少。中でも市水族館(マリンピア日本海)が約44%減▽北方文化博物館が25%減▽市歴史博物館(みなとぴあ)が約20%減――となっている。 同課の担当者は「ちょうど小中学生の夏休みに差し掛かった時の地震で、短い期間で大打撃を受けた格好。観光や宿泊に支障がないことを首都圏を中心にアピールしていきたい」と話している。【五十嵐和大】8月9日朝刊

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3.中越沖地震 天皇、皇后両陛下が避難生活の住民ら激励 ,毎日新聞
RV=35.2 2007/08/09 10:24
キーワード:陛下

 天皇、皇后両陛下は8日、新潟県中越沖地震の被災者の見舞いのため、羽田空港から自衛隊機で新潟県入りした。新潟空港で自衛隊のヘリに乗り換え上空から土砂崩れ現場や東京電力柏崎刈羽原発などを視察した後、柏崎市や刈羽村で避難生活を送る住民らを激励、同日夜帰京した。両陛下は04年の中越地震の際も被災地の長岡市などを訪れ、被災者らを激励している。 両陛下は午後0時半ごろ、約80人が避難する柏崎市の同市立柏崎小学校を訪問。天皇陛下は、床にひざまずきながら、「お体は大丈夫ですか」と声をかけ、皇后さまも「随分、驚かれたでしょう」と気遣った。同市の無職、蓮池満さん(79)は「皇后さまから『お体に気を付けて』と言われうれしかった。仮設住宅に入るが地震に負けてはいられません」と話した。 刈羽村の第2体育館では、避難住民やボランティアら約100人が拍手で迎えた。陛下は「水がなくて大変でしょう」「どうぞ頑張って元気でね」と一人一人に声をかけ、皇后さまも「つらかったでしょう。大事になさってくださいね」と励ました。同村の加藤ミイさん(84)は「3年前の地震でも被害に遭って仮設住宅に入りました。今回も被災しましたが、皇后さまの言葉を大事にしていきます」と話した。【大久保和夫、前谷宏】 ◇拉致被害者の蓮池さん夫妻と面会 両陛下は、柏崎市立図書館に立ち寄った際に拉致被害者の蓮池薫さん(49)、祐木子さん(51)夫妻と面会、蓮池さん方の被災状況などを聞いた。その後、夫妻は市を通じて、「両陛下は拉致問題がいまだに解決されていないことに胸を痛められながら横田ご夫妻をはじめ、被害者家族の皆さんの安否を聞かれました。私どもの家族の安否や仕事についても細心なお気遣いをくださりました」とのコメントを発表した。【工藤哲】

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1.中越沖地震:観光客誘致へキャンペーン−−きょうから・大阪市北区 /大阪 ,毎日新聞
RV=106.5 2007/08/09 17:02
キーワード:海水浴,観光,宿泊,キャンセル,風評

 ◇中越沖地震の新潟県資料展示・配布、心配ないアピール 新潟県中越沖地震に伴い、観光客のキャンセルが相次いでいることを受けて、同県などは9〜10日、大阪市北区の地下街「ディアモール大阪・ディーンズスクエア」で観光キャンペーンを行う。柏崎市など一部を除き、県内の観光地が平常通りであることをPRし、観光客の誘致を目指す。 同県旅館組合によると、7月16日の地震発生から同月末までに、5〜6万人のキャンセルがあった。地震被害がなかった地域でも風評被害でキャンセルが続出。県の推計では、観光関係の被害額は約500億円に上る。 東京電力柏崎刈羽原発(柏崎市、刈羽村)の放射能漏れについて、県が海水浴場の海水や農畜産物、水産物を調査したところ、放射性物質は検出されなかった。観光キャンペーンでは、義援金を受け付けるとともに、観光・宿泊施設が平常通り営業していることや、放射能の心配がないことをアピール。観光地を紹介する資料を展示・配布し、抽選で記念品をプレゼントする。【坂口佳代】8月9日朝刊

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2.夏休みは県内施設の積極利用を!新潟県が職員に呼びかけ ,読売新聞
RV=71.2 2007/08/09 20:35
キーワード:観光,予約,宿泊,キャンセル

 新潟県は9日、夏休みを利用して県内の宿泊施設や観光施設を積極的に利用するよう、県職員に呼びかけた。 新潟県中越沖地震以降、県内宿泊施設などで予約のキャンセルが相次いでいるためで、利用率アップに貢献したいとしている。 新潟県旅館組合によると、東京電力柏崎刈羽原子力発電所の放射能漏れなどの影響も重なり、キャンセルは震災以降、5〜6万人分に上った。秋の宿泊予約も施設によって例年の1〜2割のところもあるという。 このため同県は、県内施設の利用を促す通知を所属長あてに出して周知させたほか、同日昼休みも庁内放送で協力を求める徹底ぶりで、県内利用を呼び掛けた。2004年10月の中越地震では通知しなかったが、客足が激減した県内観光業界の切実な声を受けた。

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3.柏崎刈羽原発「時間かけ安全性検討」、IAEAの調査終了 ,読売新聞
RV=46.7 2007/08/09 19:13
キーワード:IAEA,国際,意見

 国際原子力機関(IAEA)の調査チームは9日、新潟県中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原子力発電所の調査を終了した。 10日に経済産業省原子力安全・保安院を訪れ、意見交換を行う。 調査団長のフィリップ・ジャメ原子力施設安全部長は「日本側は専門家が対応し、多くの情報を提供してくれた。原発の安全維持への努力も良い」と評価した。ただ、同原発の安全性については「結論を出すのは時期尚早。ウィーンの本部に持ち帰って、時間をかけて検討する」と述べた。 保安院などによると、調査団は1〜7号機すべての外観や内部を調査。特に微量の放射性物質を含む水が外部へ漏出した6号機の水漏れの経路や、緊急時の要となる非常用ディーゼル発電機の機能維持に関して、詳細な説明を求めた。また、耐震設計専門家による詳細な聞き取りも行われた。

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4.<IAEA>柏崎刈羽原発の現地調査終える ,毎日新聞
RV=46.7 2007/08/09 20:45
キーワード:IAEA,国際,意見

 新潟県中越沖地震に見舞われた東京電力柏崎刈羽原発(柏崎市、刈羽村)の被害状況を調べている国際原子力機関(IAEA)の調査団は9日、4日間の現地調査を終えた。10日に経済産業省原子力安全・保安院や東電本社を訪れて意見交換したうえで、報告書をまとめる。団長のフィリップ・ジャメ原子力施設安全部長は「活発な議論ができ、有意義な情報を得られた。独立した見解をまとめるのが我々の役割だ」と述べるにとどまり、被害に関する明確な評価は避けた。 調査は非公開だったが、保安院によると、6人の団員が複数のチームに分かれ、原子炉建屋内などを見て回った。3号機の変圧器火災の現場など消火体制や原子炉の自動停止状況などを詳しくチェックした。構内の地盤沈下についても、強い関心を示したという。【関東晋慈、鈴木梢】

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1.IAEA 柏崎刈羽原発の現地調査終える ,毎日新聞
RV=48.1 2007/08/10 09:50
キーワード:IAEA,国際,意見

 新潟県中越沖地震に見舞われた東京電力柏崎刈羽原発(柏崎市、刈羽村)の被害状況を調べている国際原子力機関(IAEA)の調査団は9日、4日間の現地調査を終えた。10日に経済産業省原子力安全・保安院や東電本社を訪れて意見交換したうえで、報告書をまとめる。団長のフィリップ・ジャメ原子力施設安全部長は「活発な議論ができ、有意義な情報を得られた。独立した見解をまとめるのが我々の役割だ」と述べるにとどまり、被害に関する明確な評価は避けた。 調査は非公開だったが、保安院によると、6人の団員が複数のチームに分かれ、原子炉建屋内などを見て回った。3号機の変圧器火災の現場など消火体制や原子炉の自動停止状況などを詳しくチェックした。構内の地盤沈下についても、強い関心を示したという。【関東晋慈、鈴木梢】

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2.「うまい食事」店の善意ムダに 周知不足で利用者半分 ,産経新聞
RV=40.3 2007/08/10 07:51
キーワード:商店,介護

 新潟県中越沖地震で避難所生活者に営業再開した飲食店の食事を無料で食べてもらおうと県は1〜8日、柏崎市内の飲食店7店舗の協力で約400人分を用意したが、利用は半分以下だったことが9日、分かった。避難所での整理券の配布方法に工夫がなかったのが原因とみられ、協力した飲食店は「せっかくの善意が無駄になってしまった」と話している。 県災害対策本部食料班の企画で、協力を申し出た飲食店と契約を結び、事前に決めた枚数の給食整理券を避難所で配布。避難者は整理券で食事ができ、飲食店には1食当たり500〜700円が県から支払われる。避難所担当の柏崎市や県の職員が整理券を配布したが、柏崎小学校では「昼間はお年寄りが多く、商店街まで歩くには遠い」「強制するわけにもいかない」と配布しきれず、券は余ったままだった。 大きな被害を受けた同市東本町のえんま通り商店街にある和食店「ろくべえ」の黒崎久店長(57)は地震後、マグロ丼120食分や刺し身200食分を無償で近所の被災者に配っており、県の事業にも積極的に協力。6〜8日のランチタイムにマグロ丼を提供した。初日は介護の必要な高齢者が入っている柏崎高校の福祉避難所で介護スタッフが10人分を取りに来たが、柏崎小学校の15人分は利用なし。7日は28人分を用意したが利用はゼロで、8日も3人しか利用がなかった。 黒崎店長は「避難所から遠いならこちらから持って行くのに。いかにもお役所仕事」と怒りをあらわにする。県災害対策本部食料班の石倉盛夫副班長も「再開した飲食店の時間帯やメニューに制限があり、需要と供給のマッチングが難しかった」と反省している。

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3.IAEA現地調査終える ,産経新聞
RV=37.7 2007/08/10 08:02
キーワード:IAEA,国際

 国際原子力機関(IAEA)の調査団は9日、新潟県中越沖地震によるトラブルが多発した東京電力柏崎刈羽原発で現地調査を終えた。フィリップ・ジャメ団長は報道陣に「すべてのプラントを見て、東電などと意義のある議論ができた」と述べたが、調査内容については「ウィーンに帰り報告書をまとめる」とだけ答えた。風評被害に関する見解を質問されたが、「報告書の一部になる」と述べるにとどめ、地元が期待する「安全宣言」はなかった。

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1.浜松商議所:危機管理講座に150人 中越沖地震後に参加急増 /静岡 ,毎日新聞
RV=79.3 2007/08/10 12:03
キーワード:相談,生産,部品,申し込み

 震災など大災害に備えて、企業が事前に再開方法をまとめておく事業継続計画(BCP)についての講座が9日、浜松商工会議所(浜松市中区)で開かれた。7月16日の新潟県中越沖地震以前から参加者を募集していたが、地震発生後に申し込みが急増。当日は製造業や金融関係者など約80社、150人が集まった。講座を主催した同商議所は「この震災で急激に企業の危機管理意識が高まっている」とみている。 講座では、従業員の安全を確保したり商品の緊急仕入れ先を決めておくBCPの手法を紹介。中越沖地震で被災し、大手メーカーの生産に影響を与えた同県柏崎市の自動車部品工場の復旧・生産再開の過程も紹介。 受講者で浜松市内のスーパーに勤める山内憲吾さん(58)は「計画を考えるきっかけになった。製造業とは違う対応も必要になるため、上司などといろいろ相談したい」と話した。【竹地広憲】8月10日朝刊

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2.復興住宅融資、阪神並みに緩和=中越沖地震、2度の被災に配慮−国交省 ,時事通信
RV=55.4 2007/08/10 13:03
キーワード:ローン,融資

 国土交通省は10日、新潟県中越沖地震で家屋が損壊した世帯向けに実施している災害復興住宅融資の返済について、元金の据え置き期間を延長するなど阪神大震災時と同様の緩和措置を取ると発表した。2004年10月の新潟県中越地震に続く被災で、二重ローンに苦しむ世帯などが出ているため。 

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3.飲食店の善意ムダ…避難所の配布方法に工夫なし ,産経新聞
RV=41.8 2007/08/10 13:14
キーワード:商店,介護

新潟県中越沖地震で避難所生活者に営業再開した飲食店の食事を無料で食べてもらおうと県は1〜8日、柏崎市内の飲食店7店舗の協力で約400人分を用意したが、利用は半分以下だったことが9日、分かった。避難所での整理券の配布方法に工夫がなかったのが原因とみられ、協力した飲食店は「せっかくの善意が無駄になってしまった」と話している。 県災害対策本部食料班の企画で、協力を申し出た飲食店と契約を結び、事前に決めた枚数の給食整理券を避難所で配布。避難者は整理券で食事ができ、飲食店には1食当たり500〜700円が県から支払われる。避難所担当の柏崎市や県の職員が整理券を配布したが、柏崎小学校では「昼間はお年寄りが多く、商店街まで歩くには遠い」「強制するわけにもいかない」と配布しきれず、券は余ったままだった。 大きな被害を受けた同市東本町のえんま通り商店街にある和食店「ろくべえ」の黒崎久店長(57)は地震後、マグロ丼120食分や刺し身200食分を無償で近所の被災者に配っており、県の事業にも積極的に協力。6〜8日のランチタイムにマグロ丼を提供した。初日は介護の必要な高齢者が入っている柏崎高校の福祉避難所で介護スタッフが10人分を取りに来たが、柏崎小学校の15人分は利用なし。7日は28人分を用意したが利用はゼロで、8日も3人しか利用がなかった。 黒崎店長は「避難所から遠いならこちらから持って行くのに。いかにもお役所仕事」と怒りをあらわにする。県災害対策本部食料班の石倉盛夫副班長も「再開した飲食店の時間帯やメニューに制限があり、需要と供給のマッチングが難しかった」と反省している。

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1.IAEA調査全日程を終了、団長「放射能の危険心配せず」 ,読売新聞
RV=66.0 2007/08/10 20:19
キーワード:IAEA,国際,意見,風評,見解

 新潟県中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原子力発電所の調査で来日していた国際原子力機関(IAEA)調査団が10日、経済産業省原子力安全・保安院で保安院幹部と意見交換を行い、全日程を終了した。 保安院によると、調査団は、報告書で扱う内容について<1>原発の耐震性<2>原子炉の運転管理<3>緊急時の対応――の3点が柱となることを説明したという。 団長のフィリップ・ジャメ原子力施設安全部長は、終了後、報道陣に対し「少なくとも数日中にはエルバラダイ事務局長と会合を持ち、検討を始めたいと考えている」と述べた。 また、風評被害については、個人的見解としたうえで「我々はスシを食べたし、発電所の中を歩き回って建物の中に入ったが、まったく心配していなかった」と話し、放出された放射性物質の危険性を否定した。

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2.<中越沖地震>被災者の住宅融資の返済条件緩和 国交省 ,毎日新聞
RV=36.3 2007/08/10 21:02
キーワード:融資,延長,金融

 新潟県中越沖地震で、国土交通省は10日、新潟・長野両県の被災者を対象とした「災害復興住宅融資」の返済条件を緩和すると発表した。元金の据え置き期間を延長するなど、阪神大震災並みの措置。中越地震に続く、同一地域での再度の激甚災害指定を考慮した。融資は住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)が実施する。

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1.変圧器火災想定し訓練/東通原発 ,東奥日報
RV=62.8 2007/08/10 22:18
キーワード:訓練,東通,自衛,配備

新潟県中越沖地震による東京電力・柏崎刈羽原発の火災を受け、東北電力は十日、東通原発1号機で変圧器火災を想定した初の消防訓練を行った。同原発は化学消防車が未配備なため、この日は可搬式の泡消火器やポンプ車を使った訓練内容となったが、同社は「現状でもある程度の初期消火はできる」としている。 訓練は、タービン建屋北側の所内変圧器(高さ約七メートル、幅約六メートル、奥行き約七メートル)が、地震で油漏れを起こし出火した―との想定。同原発では年一回総合消防訓練を行っているが、油火災の想定はなかった。 本物の変圧器は使えないため、訓練は多目的ホール前広場で実施した。自衛消防隊の社員や警備員らが、実際に炎に向けて消火器を噴射したほか、ホールの壁を変圧器に見立てて放水した。※写真=炎に向けて消火器を噴射する社員

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2.<中越沖地震>柏崎刈羽原発の揺れ、推定よりはるかに強く ,毎日新聞
RV=53.3 2007/08/10 22:26
キーワード:ガル,波,海底

 新潟県中越沖地震で柏崎刈羽原発が受けた揺れは、推定より加速度にして500〜800ガル以上強かったことが、入倉孝次郎・愛知工業大客員教授の分析で分かった。海底の地盤が揺れで破壊され、同原発の方向だけに強い地震波を出したとみられるという。原子力安全委員会の耐震プロジェクトチームの会合で明らかにした。

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1.第89回全国高校野球:見事な試合、新潟明訓 県勢、8年ぶり初戦突破 /新潟 ,毎日新聞
RV=204.0 2007/08/11 12:00
キーワード:二塁打,主将,選手,試合,甲子園,新潟明訓

夏の甲子園第3日の10日、2年ぶり5回目の出場の新潟明訓は第4試合で花巻東(岩手)と対戦。新潟明訓が堅い守りで1―0で勝利した。新潟勢の初戦突破は同校が宇和島東(愛媛)を破った99年以来8年ぶり。接戦を制したナインが喜びいっぱいに駆け寄ると、見事な試合運びに三塁側アルプススタンド席からは歓声がわき上がった。【谷多由、町田結子、松倉佑輔】 ▽1回戦新潟明訓 000010000=1花巻東  000000000=0 午後5時直前に始まった試合は息詰まる投手戦となった。試合が動いたのは中盤。四回裏2死満塁のピンチで、エース・永井剛投手(3年)は「落ち着け」と自分に言い聞かせた。スタンド席の父等さん(51)も「新潟大会でもピンチ続きだった。絶対何とかしてくれる」と祈った。「ランナーが出ているぞ」。主将の長橋和輝遊撃手(3年)の声を聞いた永井投手はすかさず三塁にけん制球。アウトに切って取り、ピンチを乗り切った。この回を抑えた勢いが明訓打線に火をつけた。 五回表2死一、二塁。長橋選手が打ち返した打球は左前に。二塁走者の斎藤智芳選手(3年)が一気に本塁を突いた。序盤でチャンスを生かせず、ようやくもぎとった先制点に、長橋選手の父洋一さん(47)は「欲しい1点だった。よく苦しいところで打ってくれた」と持っていたメガホンを力いっぱいたたいた。 強い西日がさした大応援団が陣取る三塁側アルプススタンド席には、新潟大会で戦ったチームの千羽鶴。その中には4回戦で戦った柏崎総合のものも。「新潟のみんなが応援してくれている」。スカイブルーのユニホームに合わせた、鮮やかな青色の応援団の声援に熱がこもる。 永井投手の投球がさえ、流れは明訓に。スタンド席で応援する渡辺慧一選手(3年)は「いつも『六回からもう1試合』という気持ちでやっている。守りに入らず攻めていけ」と太鼓をたたく手に力を入れた。 両者失策なしの締まった試合展開にスタンド席の緊張感も高まる。永井投手が三振を奪うたびに歓声が沸き上がる。 そして迎えた最終回。マウンドに向かう息子の姿を見て等さんは「いつもより大きく見える」。永井投手は「絶対野手が守ってくれる」と球に思いを込め、最後の打者を三塁ゴロに打ち取った。見事な完封勝ちに応援団からは「被災者にも勇気を与えられる試合だった。2回戦も絶対に勝つぞ」と大きな声が飛び交った。 ◇自信になった−−長橋和輝・新潟明訓主将 永井が力投していたので、後はバックがどう守るかだった。点を取れなくてもチャンスを作り、相手にプレッシャーをかけられたのが良かった。大舞台でも普段のプレーができ、自信になった。 ◇避難生活でも声援 ○…中越沖地震で被災し、避難生活を余儀なくされている人たちもこの日、新潟明訓ナインにエールを送った。自宅近くの車庫の2階で生活している柏崎市の村山聡さん(46)は仕事中の車内でラジオを聴きながらの応援。村山さんの長男拓郎さん(21)は同校野球部のOB。「こんな状況でなければ応援に行きたかった」と残念そう。「仲間を信じて精いっぱいプレーする選手たちの姿はきっと、みんなを勇気付ける」と同校の勝利を信じ、ラジオに聴き入っていた。 ◇未経験者も参加 ○…新潟明訓のチアリーダーはダンス部のメンバーに希望者を加えた特別チーム。野球部の壮行会で、ダンス部が「人数が20人と少ないので、チアの経験のない人も参加して」と呼びかけると16人が立候補した。練習期間はたったの4日間。10以上の振り付けを1日で覚えるなどの猛特訓の結果、息の合った応援を見せた。2回戦はダンス部がチャリティー公演参加で不在のため、臨時メンバーだけの応援となる。佐藤さおりさん(1年)は「昔から甲子園が好きだったのやりたかった。学校全体で応援したい」とやる気十分だった。 ◇留守番組40人がスクリーン応援 新潟市江南区北山の新潟明訓高校では、留守番を任された教師や部活動の練習などで甲子園に行かれなかった生徒ら約40人が4階講堂の大型スクリーンを見ながら応援した=写真。 試合は投手戦となり、四回まで両チームとも無得点。五回表に新潟明訓が先制すると、会場は歓喜の声に包まれた。九回裏のピンチには手を組んで祈る生徒も。だが最後の打者が倒れると、生徒らは抱き合って喜び、校歌を口ずさんだ。 硬式テニス部の合宿から9日に帰ってきた河内健太さん(1年)は「最近遠ざかっていた甲子園で1勝できてよかった。どんな時にも冷静になる精神力を学びました」と満足げ。 佐藤正吾副校長は「震災にあわれた人たちに勇気を与えられてよかった」と褒めたたえた。【畠山哲郎】 ◇「次はもっと自分らしく」−−本間宏祐左翼手(3年) 四回、初球のスライダーをたたき、全力で二塁まで疾走した。右越え二塁打。「甲子園でのプレーは最高。みんなのおかげで出られたことを感謝している」。二塁ベース上でそんなことを考えていた。 4番で出場した6月の北信越大会準決勝で、左翼線の球に気を取られ、フェンスに激突。鎖骨を骨折し、全治2カ月と診断された。新潟大会出場は絶望的と思われたが、「1%でも可能性があるなら信じろ」という佐藤和也監督の言葉を信じてリハビリに励み、大会直前には守備練習ができるまでに回復した。 しかし、ベンチからは外された。「やっぱりだめか」とあきらめかけたが、新潟大会開会前日に思いがけずベンチに復活した。「本間は欠かせない存在。けがは決勝までに間に合うので、何とかベンチに入れてほしい」。長橋和輝主将と川上大輔、栗山寛矢両副主将が3年全員の思いとして佐藤監督に直訴したからだ。 「本当にうれしかった。思いっきり打ってやる」。けがも順調に回復し、新潟大会の準決勝と決勝に出場。5打数2安打3打点を記録した。背番号も「15」から春につけていた「7」に戻り、この勢いを甲子園でもぶつけた。 「接戦は初めてだったので、緊張したけど楽しかった」と興奮気味に振り返ったが、最後はいつも通り冷静な口調で「次はもっと自分らしく打って見せます」と汗をぬぐった。8月11日朝刊

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2.中越沖地震:新潟県観光協会、メルマガで観光PR 都内代理店も協力 /東京 ,毎日新聞
RV=118.0 2007/08/11 11:00
キーワード:花火,海水浴,観光

 ◇風評被害でキャンセル相次ぐ 新潟県中越沖地震の「風評被害」で同県内への観光キャンセルが相次いでいる。同県観光協会は「新潟県観光情報メールマガジン 地震関連特報版」を東京の大手旅行代理店などに発行、正確な被害状況を伝えるとともに観光支援の要望を始めた。呼びかけに応じ、旅行代理店も同県への観光プランを追加販売する。 同県では7〜8月に海水浴や花火大会目当てに訪れる観光客が多く、例年は2カ月で延べ2000万人に達する。被災地の柏崎市、長岡市、出雲崎町のイベントは一部中止となったが、他の地域では予定通り実施。だが「県内全域で被害が出ているのでは」と誤解する観光客も多く、数万人のキャンセルが出ているという。 事態を打開するため、同協会は観光、宿泊施設の被害状況を同協会ホームページに掲載し、メールマガジンの送付を始めた。旅行代理店も動き出した。「近畿日本ツーリスト」は、同県の観光宿泊プランを追加販売。秋の新商品パンフレットにも、同県の宿泊施設情報を増やすという。「JTB」も詳細は決まっていないが、同県への観光対策を検討中だ。 同協会東京観光センター(渋谷区神宮前4)では、職員が上京し、観光PRにあたっている。同センターの青木一栄所長は「『被災地には心理的な部分で観光に行きにくい』という人もいるが、観光に来てもらえれば経済が活性化し、被災地への応援につながる。ぜひ新潟に来てほしい」と話している。【三木幸治】8月11日朝刊

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3.猛暑 岐阜県多治見で37.8度 東京も35.7度 ,毎日新聞
RV=41.5 2007/08/11 10:33
キーワード:海水浴

 太平洋高気圧に覆われた影響で10日、全国各地で猛暑となった。気象庁によると、各地の最高気温は、▽岐阜県多治見37.8度▽埼玉県熊谷37.5度▽名古屋37.2度−−を記録したほか、東京都心も35.7度まで上がり、今年初の猛暑日となった。新潟県中越沖地震で被災した柏崎市も6日連続の真夏日となり、鯨波海水浴場は夏休みの子供らでにぎわった。 北日本と東日本は数日は気温が高い日が続くと予測している。

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1.中越沖地震 旧山古志村区長と交流 同じ被災者、再建誓う ,毎日新聞
RV=73.3 2007/08/11 17:19
キーワード:相談,入居,山古志,先月

 「苦しいけど、何かやろうと思わなかったら前に進まない。自分たちもそうだった」 3年前の新潟県中越地震で一時全村避難した旧山古志村(現長岡市)の住民が暮らす長岡市陽光台の仮設住宅。入居者たちが6日、バーベキューパーティーを開いた。山古志の木篭(こごも)集落の区長、松井治二さん(67)が、今回の地震で被災した柏崎市番神の会社員、村山健さん(31)にほほ笑みかけた。村山さんは、県が陽光台仮設住宅の空き部屋を一時避難所として提供しているのを知り、傾いた自宅を後に先月末、身を寄せていた。 松井さんが暮らしていた木篭集落は3年前、地震による土砂崩れでせき止められた川に水没した。集落の避難指示が解除されたのは今年4月。やっと宅地が造成されたばかりで、松井さんの家はまだ基礎もできていない。仮設住宅の入居期限は年末まで。焦りもある。 だが、同じ中越地方で起きた地震を放っておけなかった。仲間たちと先月21日から刈羽村に入り、4日間、住宅地図を片手に支援物資を配った。「山古志から来た」と言うと、被災者の表情が緩んだ。「いろんな人に相談しながら考えて」。松井さんの助言に涙を流す人もいた。3年前の自分が重なった。 6日のバーベキューパーティーで松井さんは「地震をきっかけに村をよみがえらせたいんだ」と夢を語った。村山さんも将来のことを口にした。「海が好きだから、海の見えるあの家に戻りたい」。松井さんは笑った。「俺も同じだ。山が好きで戻りたいんだ」 中越地方で起こった二つの地震。共に生活再建は道半ばだが、2人は再会を誓った。【前谷宏】

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2.刈羽村の被災者34人、中越地震被災地の仮設住宅を見学 ,読売新聞
RV=30.6 2007/08/11 20:31
キーワード:入居,農業

 新潟県中越沖地震で被災した新潟県刈羽村の仮設住宅入居予定者34人が11日、3年前の中越地震の被災地、同県長岡市千歳(せんざい)に残る仮設住宅を見学した。 見学先は、長岡市の「操車場跡地仮設住宅跡地」に保存されている住宅1棟(6戸)と高齢者福祉施設。入居を控えた被災者に、生活イメージを持ってもらおうと、同村災害ボランティアセンターが企画した。 間取りなどは15日から入居する仮設住宅と同じ広さ。予定者は「狭い」「収納場所が少ない」と感想を漏らしたが、入居経験者の大渕昇さん(52)は、「2年間の仮住まい。持ち込む荷物は最低限にした方がいい」とアドバイスしていた。家族6人で入居予定の同村十日市、農業近藤正明さん(73)は「経験者から話を聞いて安心できた」と話していた。

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3.東京・練馬で37・6度 全国で猛暑、今年一番の暑さ ,産経新聞
RV=27.7 2007/08/11 19:22
キーワード:暑い,最高

日本列島は11日、北海道と沖縄を除き、今年1番の厳しい暑さに見舞われ、各地で35度以上の「猛暑日」となった。 兵庫県豊岡市は8月としては過去最高の38.6度に達した。群馬県館林市も38.3度、埼玉県熊谷市37.8度、東京都練馬区37.6度と軒並み今年の最高気温を記録した。静岡県の御殿場で34.2度を記録するなど全国4カ所で観測史上最高気温を更新した。 東京都心の大手町でも36.4度を記録、最低気温も28.1度と今年1番暑い朝となった。 この日は本州の広い範囲で高気圧に覆われ、夏空が広がった。各地で朝早くから強い日差しが照りつけ、気温が急上昇した。 気象庁は今後約1週間は太平洋高気圧の衰える気配がなく、厳しい残暑になるとして、熱中症に注意するよう呼びかけている。

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1.ガス復旧月末にずれ 柏崎市 全壊家屋791棟に修正中越沖地震 ,産経新聞
RV=59.0 2007/08/12 07:50
キーワード:ごみ,申し込み,証明,煙突,機械

 新潟県中越沖地震で、柏崎市は11日、市議会全員協議会で被災状況を報告、都市ガスの完全復旧が今月末にずれ込む見通しを明らかにした。全壊家屋も908棟から791棟に下方修正し、ごみ焼却場煙突が被災したクリーンセンターは11月中の運転再開を目指す方針を示した。 都市ガスの復旧率について、市は10日現在で86%と説明。未復旧は約4500戸で、約1500戸はガス管の修理は終え、ガスを通すだけという。残る約3000戸は機械が入れない場所だったり、ガス管内の排水作業に時間がかかり、復旧は今月末の見通し。 また、全壊家屋を908棟から791棟に下方修正。大規模半壊は319棟で、半壊は1967棟から1980棟、一部損壊は2万3887棟から2万4143棟に増えた。仮設住宅の申し込みで一部損壊のため対象外とされた451棟は、17日からの罹(り)災証明書の発行に合わせ、内部を含む2次調査を優先的に実施する。

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2.花市 変わらぬにぎわい 中越沖地震 ,産経新聞
RV=33.9 2007/08/12 07:50
キーワード:商店,農家

 新潟県中越沖地震の被災地、柏崎市を元気づけようと、恒例の「花市」が11日、同市東本町の柏崎ショッピングモール「フォンジェ」前で開かれた。一度は中止が検討されたが、地元商店街や花き農家の強い要望で開催が実現。お盆や墓参りに向け、花を買い求める人でにぎわった。 花市は江戸末期からの柏崎市の伝統行事。会場を変更した今年は20店が出店した。花を買い求めた同市中央町の主婦、田中健子さん(47)は「倒れた墓石を直し、ガスも復旧したので、なんとかお盆を迎えられる」と話していた。 毎年、出店している同市上田尻の山田富士子さん(68)は「地震で作業所は全壊したが、みなさんに花を届けたくて朝3時半に起きて準備した」と笑顔で接客していた。

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3.ご飯おいしく お茶碗を配布 中越沖地震 ,産経新聞
RV=26.1 2007/08/12 07:50
キーワード:荒井,法人,食器

 新潟県中越沖地震の被災者に茶碗(ちゃわん)でご飯を食べてもらおうと、柏崎市の柏崎総合高校で11日、未使用の食器が配られた。 神戸市のNPO法人(特定非営利活動法人)「ひまわりの夢企画」(荒井勣(いさお)代表)が企画。全国から段ボール箱1000箱分を超える食器が寄せられ、同校の生徒らが仮設住宅などに配布していく。 茶碗などを受け取った柏崎市佐藤池新田の主婦、高橋邦子さん(62)は「紙の皿でご飯を食べると味気ない。食器を買う余裕がなかったので、本当に助かります」と笑顔を見せていた。

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1.中越沖地震:震災に負けず、高校総体で奮闘−−新潟産大付・卓球部 /新潟 ,毎日新聞
RV=131.2 2007/08/12 12:10
キーワード:主将,選手,練習,佐賀,宿泊,実行

 佐賀県で開かれている全国高校総体の卓球団体戦に、中越沖地震で大きな被害を受けた柏崎市の新潟産大付が登場した。 同校が地震に見舞われたのは、県大会を3年連続で制し、総体8強を目標に練習している最中だった。体育館にいた部員は、地面が沈んでいくような揺れを感じ、卓球台の下に隠れたという。1週間後に練習を再開したが、鉄道が不通となったためバスで1時間半の通学を強いられたり、自宅が被災して、親せき宅から通う部員もいた。 佐賀市の高総体実行委は、無料の練習場や宿泊先を確保するなど全面支援を計画。結局支援は受けなくて済んだが、「配慮してもらえてありがたかった」と同校の大柿友彦監督は言う。 10日の団体戦で1回戦を勝ち上がった新潟産大付は、2回戦で強豪・専大北上(岩手)と対戦。シングルスの菅野智史選手(2年)、伊藤喜樹選手(同)が相次いで敗れ、丸田孝輔主将(3年)が出場したダブルスでも及ばず、0―3で敗退した。 団体戦の5人目には、地震で自宅が被災した3年の吉田貴弘選手が控えていた。2人しかいない3年生としてともに頑張ってきた丸田主将は「最後まで回したかった。もっと粘りたかった」と唇をかんだが、懸命のプレーに場内からは大きな拍手が起きた。【高芝菜穂子】8月12日朝刊

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2.中越沖地震:県警女性警察官らで結成のゆきつばき隊、現地常駐終える /新潟 ,毎日新聞
RV=58.3 2007/08/12 12:08
キーワード:相談,入居,先月

 ◇仮設住宅入居開始で現地常駐終える−−通いで声かけ継続 中越沖地震の避難所で防犯指導や警戒などを行ってきた県警女性警察官らの「ゆきつばき隊」が11日、現地常駐を終えた。仮設住宅への入居が13日に始まり、避難所入所者が大幅に減ると判断したためで、12日からは周辺各署などから避難所に通い、声かけを続ける。 「ゆきつばき隊」は女性警察官を中心に先月18日に結成。1週間交代で約35人が常駐し、3人1班で柏崎市や刈羽村の避難所を巡回。防犯指導のほか被災者の話し相手になってきた。「話し相手になることで少しでも気持ちが軽くなれば」と一人一人に声を掛ける。 「仮設に入れず、行き場がなくなるのでは」。4日から現地入りした県警警務課の田中美友紀警部補(36)は柏崎小学校に避難していた女性からこう、悩みを打ち明けられた。高齢の1人暮らしの不安は想像以上に大きく、「私自身で何かしてあげることができず、切なくて」。市の職員に報告し、相談に乗るよう要請した。 元気づけられたこともある。1人で立つことができない高齢の女性を近所の人たちが率先して支える姿に「近所の力ってすごいんだな」と自然と笑顔になった。 柏崎小体育館に避難していた同市大和町の神林貴代子さん(67)は日中、孫の桃華ちゃん(1)と2人きりになる。「不安が強かったが、女性なので話しかけられるとホッとする」と話す。田中警部補は「つらい状況なのに逆に励まされることもあった。これからも前向きな気持ちを失わないでほしい」と話し、被災地を後にした。【岡田英】8月12日朝刊

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3.中越沖地震:対策本部解散し、復旧支援本部に−−上越市 /新潟 ,毎日新聞
RV=29.1 2007/08/12 12:09
キーワード:相談

 中越沖地震で被災した上越市は10日、災害対策本部(本部長・木浦正幸市長)を解散し、11日付で災害復旧支援本部(本部長・同)を設置した。今後、住宅再建や中小企業支援などの相談を本格化するほか、住宅に大きな被害を受けた世帯には、3万〜5万円の災害見舞金を支給する。 同市がまとめた同市の被害状況は10日現在、重軽傷183人、家屋被害(車庫など含む)4124棟。このうち、住宅の全壊は14棟、大規模半壊1棟、半壊46棟となっている。【萩原滋樹】8月12日朝刊

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1.CO2排出量の政府見通し 「原発停止」換算せず 楽観視に市場不信感 ,産経新聞
RV=70.2 2007/08/12 20:30
キーワード:年,削減,増加,低下,京都,審議,目標,火力,達成

政府は京都議定書に基づく二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガス削減目標が現状のままでは達成できないとの見通しを示した。だが、環境省と経済産業省の審議会合同会合では「最大で2・7%削減目標を上回る」との試算に楽観的過ぎるとの声が相次いで上がった。新潟県中越沖地震による原子力発電所停止の影響がどこまで広がるかが分からないためで、税金による排出権の買い取り額が数千億円単位で増大する可能性もありそうだ。 原発の停止が排出量削減に大きな影響を及ぼすのは、原発が発電時にCO2を出さないためだ。政府は原発の稼働率を、平成22年度に87%以上と見込んでいるが、17年度の稼働率は71・9%にとどまっている。 このため、使用電力量1キロワット時のCO2排出量は、基準年である2年とほぼ同水準にとどまっているのが現状だ。しかし、政府は電力各社が目標とする2年比20%の排出削減を達成する前提で試算し、「最大で2・7%」との結果を出しており、合同会合で批判を招いた。 中越沖地震によって柏崎刈羽原発でトラブルが多発し、7基ある同原発はすべて運転停止となっている。原発の耐震性への不信が高まるなか、他の原発の稼働率にも影響する可能性がある。 原発稼働率の1%低下を石油火力発電で補えば、CO2排出量が年間300万トン増加する。増加分はそのまま、電力を使用する産業、業務、家庭などの各部門での排出量の増加につながる。政府は試算した「最大で2・7%分」(CO23400万トン分)について、新たな削減対策で賄いたい考えだが、仮にこの目標が達成できたとしても、原発の稼働率が77%にとどまれば、年間3000万トンの不足が生じる計算になる。 その際には、排出権取引を利用し、途上国の排出量削減分を自国の削減分として使うしかない。排出権は1トン当たり2000〜3000円で取引されているが、ここ2カ月、「日本の購入量が増える観測が広がり、10%以上値上がりしている」(みずほ情報総研)という。政府の見通しは、市場からも不信感をもって受け止められているようだ。(飯塚隆志)

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