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平成19年新潟県中越沖地震 注目記事アーカイブ 見出し一覧 |
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「平成19年新潟県中越沖地震」
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キーワードの時系列的推移[PDF]:
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▼2007/07/16 10:13〜2007/07/16 11:13▼
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▼2007/07/16 11:13〜2007/07/16 12:13▼
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▼2007/07/16 12:13〜2007/07/16 13:13▼
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1.【新潟・長野地震】道路が隆起し、土塀が崩壊した 徳島新聞
キーワード:放送,道路,ガス,村役場,倒れる,横,役場,市内,女性,倒壊 RV=70.8
2.【新潟・長野地震】新潟、長野北部で震度6強(16日12時38分時点の概要) 徳島新聞
キーワード:道路,倒れる,市内,倒壊 RV=27.2
▼2007/07/16 13:13〜2007/07/16 14:13▼
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▼2007/07/16 14:13〜2007/07/16 15:13▼
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▼2007/07/16 15:13〜2007/07/16 16:13▼
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1.<上中越沖地震>伝言ダイヤルの利用呼びかけ NTT東日本 毎日新聞
キーワード:電話,自宅,メッセージ,番号,なる RV=24.2
▼2007/07/16 16:13〜2007/07/16 17:13▼
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1.上中越沖地震 3人死亡150人負傷 住宅倒壊多数
毎日新聞
キーワード:断層,今回,余震,ガス,女性,なる,建物 RV=31.6
▼2007/07/16 17:13〜2007/07/16 18:13▼
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1.2カ所で脱線、道路も寸断=地震で交通網打撃−新潟
時事通信
キーワード:列車,道路,ない,脱線,越後湯沢,現地,再開,編成 RV=30.5
▼2007/07/16 18:13〜2007/07/16 19:13▼
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▼2007/07/16 19:13〜2007/07/16 20:13▼
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▼2007/07/16 20:13〜2007/07/16 21:13▼
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1.<中越沖地震>交通寸断、ライフラインにも打撃 新潟県内 毎日新聞
キーワード:電話,道路,同市,直後,編成,通信 RV=42.3
2.地割れ、亀裂、土砂崩れ 上空ヘリから見た柏崎市内 産経新聞
キーワード:道路,傾く,亀裂,編成 RV=25.3
▼2007/07/16 21:13〜2007/07/16 22:13▼
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1.警察・消防・自衛隊が現地入り、被災者の救出や給水活動
読売新聞
キーワード:直後,通信,警察,派遣,現地 RV=28.7
▼2007/07/16 22:13〜2007/07/16 23:13▼
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1.<中越沖地震>微量の放射能漏れ海水中へ 柏崎刈羽原発で
毎日新聞
キーワード:直後,水,近く,プール,ない,同社,中村 RV=30.4
▼2007/07/16 23:13〜2007/07/17 00:13▼
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1.警察・消防・自衛隊が現地入り、被災状況確認や給水活動 読売新聞
キーワード:警察,通信,直後,援助,派遣,現地,部隊,出動 RV=42.2
▼2007/07/17 00:13〜2007/07/17 01:13▼
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1.固定・携帯電話が不通に=停電などで通信障害−新潟・長野の一部 時事通信
キーワード:電話,通信,基地,携帯 RV=32.1
2.木造住宅に被害集中、低層に共振「キラーパルス」が影響か
読売新聞
キーワード:波,住宅,周期,防災 RV=24.0
▼2007/07/17 01:13〜2007/07/17 02:13▼
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1.新潟、長野で震度6強=8人死亡、2人不明、900人超けが−中越沖でM6.8 時事通信
キーワード:水,断層,同市,大きい RV=20.7
2.最大規模、自衛隊員1800人派遣=護衛艦使い、12万食運び入れ−防衛省
時事通信
キーワード:水,派遣,会議,大きい RV=20.6
▼2007/07/17 02:13〜2007/07/17 03:13▼
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1.中越沖地震、政府が激甚災害指定を検討
読売新聞
キーワード:水,復旧,首相,防災,検討,指定,場合 RV=32.4
▼2007/07/17 03:13〜2007/07/17 04:13▼
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1.中越沖地震、政府が激甚災害指定を検討
読売新聞
キーワード:水,指定,激甚,復旧,政府,首相,防災,検討,場合,現地 RV=51.5
▼2007/07/17 04:13〜2007/07/17 05:13▼
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1.<中越沖地震>住民1万2000人以上が避難 小学校などに
毎日新聞
キーワード:電話,水,近く,自宅,復旧,首相,夜 RV=45.1
▼2007/07/17 05:13〜2007/07/17 06:13▼
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1.1万2000人が避難=家屋下敷きの女性死亡−死者9人に、余震続く・中越沖地震 時事通信
キーワード:復旧,呉服,住宅,夜,大きい,全壊,同市 RV=33.1
▼2007/07/17 06:13〜2007/07/17 07:13▼
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1.認知から到着に1時間=「人員不足と道路状況」−原発火災で署長・柏崎市消防
時事通信
キーワード:現場,到着,活動,時間,話す,道路,要請,通常,入る,かかる RV=27.5
▼2007/07/17 07:13〜2007/07/17 08:13▼
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1.新潟県中越沖地震 現場、遊説先…選挙運動直撃 産経新聞
キーワード:電話,首相,候補 RV=33.2
2.新潟県中越沖地震 ドキュメント 産経新聞
キーワード:首相,住宅,官邸 RV=26.8
3.新潟県中越沖地震 柏崎刈羽原発 揺れ「限界」の2・5倍 産経新聞
キーワード:ガル,波 RV=26.0
▼2007/07/17 08:13〜2007/07/17 09:13▼
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1.1万2000人が避難=死者9人不明1人に−余震続く・中越沖地震
時事通信
キーワード:呉服,未明,男性,家族,大きい,住宅 RV=31.3
2.ライフライン寸断、生活に影響=支援活動本格化−新潟県柏崎市
時事通信
キーワード:到着,仮設,水,大きい,集まる RV=25.2
▼2007/07/17 09:13〜2007/07/17 10:13▼
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1.中越沖地震 変圧器2時間燃える 柏崎刈羽原発 毎日新聞
キーワード:ガル,想定,近く,建屋,直下,到着 RV=50.0
2.中越沖地震 交通寸断、ライフラインにも打撃 新潟県内 毎日新聞
キーワード:電話,近く,通信 RV=27.6
▼2007/07/17 10:13〜2007/07/17 11:13▼
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1.<中越沖地震>サポート情報 ライフライン(2)
毎日新聞
キーワード:電話,通信,同社,携帯,立つ RV=36.5
▼2007/07/17 11:13〜2007/07/17 12:13▼
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1.<中越沖地震>1800人の自衛隊員を現地に派遣…防衛省
毎日新聞
キーワード:電話,到着,携帯 RV=28.4
2.桑名市、新潟被災地に物資 毛布や非常食など支援 中日新聞
キーワード:物資,到着,救援 RV=21.6
3.県内にも激震、ライフライン寸断 新潟県中越沖地震
中日新聞
キーワード:電話,携帯 RV=21.4
▼2007/07/17 12:13〜2007/07/17 13:13▼
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1.中越沖地震:住民の生活、寸断 「なんでまた…」 続く余震、募る不安 /新潟 毎日新聞
キーワード:電話,高校,試合 RV=27.7
2.<中越沖地震>キラーパルスが木造家屋直撃 周期1秒の揺れ
毎日新聞
キーワード:波,周期,近く RV=26.2
▼2007/07/17 13:13〜2007/07/17 14:13▼
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1.安倍首相、激甚災害指定へ調査指示 新潟県中越沖地震
産経新聞
キーワード:ボランティア,指定,選挙,耐震,激甚 RV=33.3
2.<中越沖地震>未明の捜索、希望届かず 9人目の死者
毎日新聞
キーワード:呉服,未明,店舗,近く RV=26.3
▼2007/07/17 14:13〜2007/07/17 15:13▼
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1.被災地の復旧作業本格化、死者9人・負傷者1000人超す
読売新聞
キーワード:ボランティア,呉服,未明,飯野 RV=29.0
▼2007/07/17 15:13〜2007/07/17 16:13▼
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1.中越沖地震:県内医療チーム現地へ 県が先遣隊派遣、支援方法調査 /福井
毎日新聞
キーワード:ボランティア,医療,救援,救護班 RV=25.7
▼2007/07/17 16:13〜2007/07/17 17:13▼
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1.新潟県中越沖地震 徹夜の救出、実らず 呉服店下敷き女性犠牲 産経新聞
キーワード:飯野,呉服,店舗,屋根,未明 RV=45.7
2.中越沖地震 未明の捜索、希望届かず 9人目の死者 毎日新聞
キーワード:飯野,呉服,店舗,未明 RV=37.9
3.中越沖地震 眠れぬ夜、明ける 避難所は人手不足
毎日新聞
キーワード:電話,ボランティア,物資 RV=34.4
▼2007/07/17 17:13〜2007/07/17 18:13▼
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1.排気から放射性物質=柏崎刈羽7号機、地震と関連か−人体や環境に影響せず・東電 時事通信
キーワード:放射,物質,検出,場合,基づく,関連,比べる,出力,通常,本社 RV=25.7
▼2007/07/17 18:13〜2007/07/17 19:13▼
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1.不明男性の捜索続く=雨の中、再び不安な夜−停電、断水解消せず・中越沖地震
時事通信
キーワード:物資,出動,救援,近く,降る,到着 RV=39.7
▼2007/07/17 19:13〜2007/07/17 20:13▼
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1.<中越沖地震>ゴミ焼却場の煙突、一部崩落 柏崎市
毎日新聞
キーワード:近く,部分,ゴミ,煙突 RV=20.5
▼2007/07/17 20:13〜2007/07/17 21:13▼
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1.<参院選>自、民、公、公示後もHP更新 候補者の写真避け 毎日新聞
キーワード:候補,選挙,想定,掲載,首相 RV=43.2
2.ボランティア募集開始=柏崎市 時事通信
キーワード:電話,ボランティア RV=23.5
▼2007/07/17 21:13〜2007/07/17 22:13▼
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1.<中越沖地震>サポート情報 ライフライン 毎日新聞
キーワード:電話,携帯,通信 RV=23.1
▼2007/07/17 22:13〜2007/07/17 23:13▼
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1.救援物資や義援金を被災地へ−中越沖地震、県内で準備進む 山形新聞
キーワード:物資,協定,救援,おにぎり,募金,復興,届ける,準備,義援金 RV=48.0
▼2007/07/17 23:13〜2007/07/18 00:13▼
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1.中越沖地震で島根原発の消火体制を点検 山陰中央新報
キーワード:活断層,耐震,設計,電力,東電,報告,問題,到着,体制 RV=55.0
2.日本原子力産業協会長が「原発安全性は確保」 山陰中央新報
キーワード:活断層,耐震,設計,電力,体制 RV=33.9
▼2007/07/18 00:13〜2007/07/18 01:13▼
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この期間には注目すべき記事はありませんでした.
▼2007/07/18 01:13〜2007/07/18 02:13▼
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1.柏崎刈羽原発、全7基でトラブル50件…地震対策見直しへ
読売新聞
キーワード:放射,東電,建屋,物質 RV=23.0
▼2007/07/18 02:13〜2007/07/18 03:13▼
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▼2007/07/18 03:13〜2007/07/18 04:13▼
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▼2007/07/18 04:13〜2007/07/18 05:13▼
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▼2007/07/18 05:13〜2007/07/18 06:13▼
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1.被災地支援 東北から続々 新潟県中越沖地震
河北新報
キーワード:物資,入浴,仮設,協定,おにぎり,救援,判定,整備,飲料,トイレ RV=56.0
▼2007/07/18 06:13〜2007/07/18 07:13▼
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▼2007/07/18 07:13〜2007/07/18 08:13▼
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1.中越沖地震 原発の安全指針 経産省、前倒しを指示 産経新聞
キーワード:耐震,ガル,活断層 RV=42.0
2.原子力産業協会長が来県
産経新聞
キーワード:耐震,活断層 RV=28.2
3.県の無料耐震診断 古い家屋 「倒壊の可能性」9割に 産経新聞
キーワード:耐震,診断 RV=26.0
4.県の無料耐震診断 古い家屋 「倒壊の可能性」9割に 産経新聞
キーワード:耐震,診断 RV=26.0
▼2007/07/18 08:13〜2007/07/18 09:13▼
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1.避難所に医師ら派遣=被災地、一部で電力復旧−バス運行始まる・中越沖地震 時事通信
キーワード:電力,本格,バス,生活,始まる,迎える,医師,看護,難航,運行 RV=30.0
▼2007/07/18 09:13〜2007/07/18 10:13▼
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1.刈羽原発トラブル 大間に影響か 東奥日報
キーワード:耐震,指針,想定,電力 RV=41.7
2.中越沖地震 投票の見通し立たず 施設不足、復旧に追われ 毎日新聞
キーワード:投票,選挙 RV=28.6
▼2007/07/18 10:13〜2007/07/18 11:13▼
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1.中越沖地震:各区市、次々と支援の手 /東京 毎日新聞
キーワード:物資,義援金,トイレ,仮設,シート,協定 RV=53.7
2.中越沖地震:救援物資、被災地へ 県や鹿嶋市など支援態勢整え /茨城 毎日新聞
キーワード:物資,義援金,トイレ,仮設,シート,協定 RV=53.7
3.中越沖地震:水を、パンを、仮設トイレを… 広がる被災者支援 /群馬 毎日新聞
キーワード:物資,トイレ,仮設,シート,協定,募金 RV=50.5
▼2007/07/18 11:13〜2007/07/18 12:13▼
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1.中越沖地震:サポート情報 17日 /新潟 毎日新聞
キーワード:電話,相談,ボランティア,義援金 RV=60.3
2.尾道と三原で義援金受け付け 中国新聞
キーワード:電話,ボランティア,義援金,物資 RV=55.3
3.中越沖地震:福島第1・第2原発、防災体制に不安 想定地震見直し−−東電 /福島 毎日新聞
キーワード:活断層,耐震,指針 RV=39.6
▼2007/07/18 12:13〜2007/07/18 13:13▼
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1.中越沖地震:県が職員10人を派遣 家屋危険度診断を応援 /秋田 毎日新聞
キーワード:判定,診断,工事 RV=29.6
2.各原発に消火体制の整備指示=西川福井県知事と会談−甘利経産相 時事通信
キーワード:耐震,電力 RV=21.5
▼2007/07/18 13:13〜2007/07/18 14:13▼
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1.中越沖地震:職員、給水車、医療チーム派遣…支援活動が本格化 /石川 毎日新聞
キーワード:ボランティア,判定,ゴミ,送る,問題 RV=48.0
2.中越沖地震:全原協も緊急援助 毛布、おかゆなど発送 /福井 毎日新聞
キーワード:耐震,物資,送る,問題 RV=36.9
3.中越沖地震:知事「木造住宅の耐震診断」訴え 部局長会、幹部ら30人出席 /富山 毎日新聞
キーワード:耐震,診断,物資 RV=33.6
▼2007/07/18 14:13〜2007/07/18 15:13▼
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1.中越沖地震:日赤府支部が義援金募集/亀岡市役所に募金箱 /京都 毎日新聞
キーワード:義援金,募金,送る RV=28.8
2.原発耐震性再考を 今井会長 中国新聞
キーワード:活断層,耐震 RV=26.1
▼2007/07/18 15:13〜2007/07/18 16:13▼
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1.増築家屋に被害集中 中越沖地震 兵庫の研究者調査 神戸新聞
キーワード:ボランティア,入浴,仮設,問題,知事 RV=45.0
2.中越沖地震被災者の再起手助け 県派遣の保健師ら3人出発 2007/07/18 15:34 徳島新聞
キーワード:相談,保健 RV=25.0
▼2007/07/18 16:13〜2007/07/18 17:13▼
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1.新潟県中越沖地震 電力供給、一部で再開 産経新聞
キーワード:電話,ボランティア,物資,電力 RV=47.4
2.新潟県中越沖地震 原発直下に活断層 柏崎市が使用停止命令 産経新聞
キーワード:活断層,電力,命令 RV=33.2
3.中越沖地震 被災地へ米や飲料水発送/鹿児島県内 南日本新聞
キーワード:義援金,物資 RV=24.1
▼2007/07/18 17:13〜2007/07/18 18:13▼
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1.中越沖地震 柏崎刈羽原発に緊急使用停止命令 柏崎市長 毎日新聞
キーワード:命令,社長,東電,問題,協定 RV=44.1
2.中越沖地震 柏崎刈羽原発に停止命令 被災者ら「当然」 毎日新聞
キーワード:命令,耐震,東電 RV=32.2
▼2007/07/18 18:13〜2007/07/18 19:13▼
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1.新潟県中越沖地震 手塩にかけた地酒“全滅” 産経新聞
キーワード:社長,酒造,貯蔵,タンク,木造 RV=35.0
▼2007/07/18 19:13〜2007/07/18 20:13▼
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1.「対応後手」と厳しく批判=東電・柏崎原発で新潟知事 時事通信
キーワード:社長,問題,市長,知事,勝俣 RV=35.6
2.募金「現地に行って届けたい」 大谷高の生徒、被災者支援へ活動 京都新聞
キーワード:ボランティア,募金,シート RV=28.4
▼2007/07/18 20:13〜2007/07/18 21:13▼
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1.柏崎市の木造建物全壊率、輪島市と同程度の5・1% 読売新聞
キーワード:波,周期,木造 RV=20.9
▼2007/07/18 21:13〜2007/07/18 22:13▼
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1.鶴岡東高生徒が募金活動〜中越沖地震・村山、天童に窓口 山形新聞
キーワード:義援金,募金,庁舎,支部,届ける,窓口 RV=45.5
2.<中越沖地震>倒壊本堂の下に男性遺体 死者は10人に 毎日新聞
キーワード:猪俣,五十嵐,和大,高校 RV=20.2
▼2007/07/18 22:13〜2007/07/18 23:13▼
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1.<中越沖地震>東電が活断層を過小評価? 原発建設前に発見 毎日新聞
キーワード:海底,耐震,直下,東電,問題,起こす,建設,延びる RV=60.4
▼2007/07/18 23:13〜2007/07/19 00:13▼
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この期間には注目すべき記事はありませんでした.
▼2007/07/19 00:13〜2007/07/19 01:13▼
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1.震源付近に断層把握=当時の基準で「考慮対象外」−柏崎刈羽原発・東電 時事通信
キーワード:活断層,海底,耐震,東電,設計,評価 RV=55.9
2.中越沖地震の死者10人に=倒壊現場から不明男性−電気は全面復旧 時事通信
キーワード:猪俣,世帯,協会,捜索 RV=24.3
▼2007/07/19 01:13〜2007/07/19 02:13▼
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この期間には注目すべき記事はありませんでした.
▼2007/07/19 02:13〜2007/07/19 03:13▼
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1.<中越沖地震>母子3人救出…力合わせたお隣さんたちが 毎日新聞
キーワード:電話,建築 RV=20.1
▼2007/07/19 03:13〜2007/07/19 04:13▼
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▼2007/07/19 04:13〜2007/07/19 05:13▼
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▼2007/07/19 05:13〜2007/07/19 06:13▼
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この期間には注目すべき記事はありませんでした.
▼2007/07/19 06:13〜2007/07/19 07:13▼
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▼2007/07/19 07:13〜2007/07/19 08:13▼
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1.箕面市の幹部会 被災地に義援金20万円
産経新聞
キーワード:相談,義援金,募金 RV=46.3
2.中越沖地震 県、被災地に応急危険度判定士を派遣 産経新聞
キーワード:相談,判定,診断 RV=45.2
3.中越沖地震 原発直下に活断層?
産経新聞
キーワード:活断層,海底,直下 RV=41.2
▼2007/07/19 08:13〜2007/07/19 09:13▼
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この期間には注目すべき記事はありませんでした.
▼2007/07/19 09:13〜2007/07/19 10:13▼
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1.「耐震基準見直しを」 九州の関係者
西日本新聞
キーワード:命令,直下,耐震,電力,川内,玄海,鹿児島,東電,市長 RV=80.5
▼2007/07/19 10:13〜2007/07/19 11:13▼
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1.危険度判定士を派遣 中越沖地震で県も
中日新聞
キーワード:相談,判定,保健,建築,トイレ,物資,福祉,健康,シート RV=90.7
2.中越沖地震:県、「建築物危険度判定士」を派遣 /茨城
毎日新聞
キーワード:判定,支部,建築 RV=35.0
3.中越沖地震:「危険度判定士」ら33人、柏崎に派遣へ−−県 /栃木
毎日新聞
キーワード:判定,建築 RV=25.9
▼2007/07/19 11:13〜2007/07/19 12:13▼
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1.中越沖地震:被災地からの要請に応じ、保健師ら新潟・柏崎市に派遣 /群馬
毎日新聞
キーワード:判定,保健,支部,建築,送る RV=57.1
2.中越沖地震:東電トラブル教訓 浜岡原発の安全、再確認を…県が中電に要請へ /静岡
毎日新聞
キーワード:ガル,耐震,想定 RV=33.3
3.<中越沖地震>原子力安全委が現地調査 異様な原発火災跡
毎日新聞
キーワード:ガル,想定,送る RV=30.9
▼2007/07/19 12:13〜2007/07/19 13:13▼
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1.中越沖地震:支援の輪広がる 職員や物資派遣、義援金など /石川 毎日新聞
キーワード:義援金,保健,募金 RV=41.0
2.中越沖地震:サポート情報 18日 /新潟
毎日新聞
キーワード:入浴,電話,保険 RV=35.9
3.原発の耐震性、早急に検査=経産省に指示−塩崎官房長官・新潟県中越沖地震
時事通信
キーワード:活断層,耐震 RV=26.4
▼2007/07/19 13:13〜2007/07/19 14:13▼
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1.新潟県中越沖地震 「要援護者情報」伝わらず
産経新聞
キーワード:名簿,掲載,保険,個人 RV=46.6
2.県が保健師2人派遣 新潟県中越沖地震 高知新聞
キーワード:相談,保健,福祉 RV=39.8
3.中越沖地震:県がヘリ1機を派遣 赤十字は医師ら11人 /山梨
毎日新聞
キーワード:判定,支部,建築 RV=37.6
▼2007/07/19 14:13〜2007/07/19 15:13▼
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1.中越沖地震:「被災者に支援の募金を」 佐伯豊南高生などが街頭活動 /大分
毎日新聞
キーワード:義援金,支部,ボランティア,募金 RV=56.4
2.柏崎市の要援護者リスト、地震発生時ほとんど機能せず
読売新聞
キーワード:名簿,掲載,電話 RV=45.8
3.柏崎市の要援護者リスト、地震発生時ほとんど機能せず
読売新聞
キーワード:名簿,掲載,電話 RV=45.8
▼2007/07/19 15:13〜2007/07/19 16:13▼
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1.中越沖地震:県職員と4市職員ら派遣へ /滋賀 毎日新聞
キーワード:判定,保健,建築,健康,ケア RV=55.4
2.中越沖地震:飲料水、米の発送、義援金箱を設置 県内でも支援広がる /鹿児島
毎日新聞
キーワード:義援金,鹿児島,送る,飲料 RV=43.6
▼2007/07/19 16:13〜2007/07/19 17:13▼
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1.断水の新潟・柏崎市へ 神戸のNPO代表が給水
神戸新聞
キーワード:ボランティア,福祉,神戸,タンク,法人,仮設 RV=47.0
2.九州4350台生産中止 中越沖地震 部品メーカー被災 今夕から明日 トヨタ、ダイハツ分
西日本新聞
キーワード:生産,九州,福岡,大分 RV=28.2
▼2007/07/19 17:13〜2007/07/19 18:13▼
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1.中越沖地震 原子力安全委が現地調査 異様な原発火災跡
毎日新聞
キーワード:ガル,バス,想定,送る RV=40.7
2.中越沖地震 柏崎市の保管施設満杯 救援物資の停止を!
毎日新聞
キーワード:送る,個人,物資 RV=22.3
▼2007/07/19 18:13〜2007/07/19 19:13▼
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1.中越沖地震の被災者へ義援金 大津の「日吉子どもサミット」
京都新聞
キーワード:義援金,支部,ボランティア,日本赤十字社,回収,子ども,つくる RV=67.5
▼2007/07/19 19:13〜2007/07/19 20:13▼
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この期間には注目すべき記事はありませんでした.
▼2007/07/19 20:13〜2007/07/19 21:13▼
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1.1割以上、「立ち入り危険」=柏崎市、被災建物の判定進む−中越沖地震
時事通信
キーワード:判定,建築,シート RV=35.1
2.仮設住宅にデイサービスの福祉施設併設…新潟県知事が表明
読売新聞
キーワード:福祉,介護,要望 RV=25.0
▼2007/07/19 21:13〜2007/07/19 22:13▼
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1.<中越沖地震>サポート情報 ライフライン
毎日新聞
キーワード:電話,協会,受け付ける,無料,法人,窓口 RV=42.6
2.全7基で想定超える揺れ=地震計データ、一部消失−柏崎刈羽原発・東電
時事通信
キーワード:ガル,想定 RV=25.2
▼2007/07/19 22:13〜2007/07/19 23:13▼
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1.<中越沖地震>「災害時要援護者」の8割、連絡取れず 柏崎
毎日新聞
キーワード:個人,援護,保護,障害,体制,計画,一人暮らし,進む,早期,高齢 RV=42.3
▼2007/07/19 23:13〜2007/07/20 00:13▼
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1.地震データ消失、放射性物質まだ放出…原発ずさん対応続々 読売新聞
キーワード:電話,データ,トラブル,建屋 RV=30.3
2.「蒸し風呂」避難所ぐったり柏崎 猛暑対策に奔走
産経新聞
キーワード:暑い,健康,工事 RV=24.4
3.柏崎刈羽原発問題で島根県が国に要望書
山陰中央新報
キーワード:島根,耐震,要望 RV=22.7
▼2007/07/20 00:13〜2007/07/20 01:13▼
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1.30超す「災害医療チーム」が被災地入り、成果上げる
読売新聞
キーワード:整備,出動,医師,応じる,医療,自主,チーム RV=24.5
▼2007/07/20 01:13〜2007/07/20 02:13▼
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この期間には注目すべき記事はありませんでした.
▼2007/07/20 02:13〜2007/07/20 03:13▼
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1.<中越沖地震>山古志でも被災の酪農家、懸命に牛を守る
毎日新聞
キーワード:牛,暑い,山古志,五十嵐,夏 RV=45.9
2.<柏崎刈羽原発>原発持つ全電力、「地震時火災」の体制なし
毎日新聞
キーワード:指針,想定,耐震,電力,トラブル RV=40.0
▼2007/07/20 03:13〜2007/07/20 04:13▼
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この期間には注目すべき記事はありませんでした.
▼2007/07/20 04:13〜2007/07/20 05:13▼
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この期間には注目すべき記事はありませんでした.
▼2007/07/20 05:13〜2007/07/20 06:13▼
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1.中越沖地震「被災者の力になる」 東松島市と女川町が職員派遣
河北新報
キーワード:義援金,保健,支部,募金,ボランティア,福祉,口座,日本赤十字社,法人,健康 RV=108.7
▼2007/07/20 06:13〜2007/07/20 07:13▼
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この期間には注目すべき記事はありませんでした.
▼2007/07/20 07:13〜2007/07/20 08:13▼
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1.中越沖地震 柏崎刈羽原発全7基 揺れ、設計値超す 産経新聞
キーワード:ガル,想定,放射 RV=37.3
2.中越沖地震 原発トラブル63件に 地震計、本震データ消える 産経新聞
キーワード:想定,データ,トラブル,部品 RV=31.0
3.製造業6割停止 リケンなど柏崎で47社 産経新聞
キーワード:生産,酒造,部品 RV=25.5
▼2007/07/20 08:13〜2007/07/20 09:13▼
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この期間には注目すべき記事はありませんでした.
▼2007/07/20 09:13〜2007/07/20 10:13▼
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1.生産休止 地場にも影響 中越沖地震 九州の自動車産業 西日本新聞
キーワード:生産,九州,部品,メーカー,福岡,社長 RV=69.1
2.医師や看護師 真剣訓練 大規模災害を想定120人参加 患者の優先順位で議論も 西日本新聞
キーワード:九州,想定,データ,福岡 RV=41.0
3.九州の自衛隊も給水支援で派遣 西日本新聞
キーワード:九州,福岡 RV=22.8
▼2007/07/20 10:13〜2007/07/20 13:13▼
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1.中越沖地震:県など、柏崎に職員派遣 被災建築物危険度判定士ら29人 /岐阜 毎日新聞
キーワード:相談,判定,保健 RV=55.7
2.中越沖地震:県泉松陵高の生徒が文化祭収益金寄付 被災地復興願い /宮城 毎日新聞
キーワード:相談,保健,支部 RV=47.6
3.中越沖地震:県、被災地支援の対策会議事務局を設置 /福島 毎日新聞
キーワード:相談,保健 RV=35.2
▼2007/07/20 13:13〜2007/07/20 16:13▼
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1.中越沖地震:小中生グループが義援金 日赤県支部に3万円を寄託−−大津 /滋賀 毎日新聞
キーワード:義援金,支部,ボランティア,日本赤十字社,受け付ける,日吉 RV=70.9
2.中越沖地震:義援金口座を開設−−日赤県支部 /高知 毎日新聞
キーワード:義援金,支部,口座,日本赤十字社,高知,受け付ける RV=67.0
3.中越沖地震:県、被災地に建築技師4人を増派 /鳥取 毎日新聞
キーワード:判定,建築 RV=27.5
▼2007/07/20 16:13〜2007/07/20 19:13▼
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1.新潟の被災者へ義援金募集 長浜市社会福祉協議会 京都新聞
キーワード:義援金,募金,ボランティア,福祉,口座 RV=70.4
2.中越沖地震 山古志でも被災の酪農家、懸命に牛を守る 毎日新聞
キーワード:牛,暑い,山古志,牛舎 RV=66.6
3.中越沖地震:義援金受け付け、募金箱…被災者支援が本格化−−県内各団体 /佐賀 毎日新聞
キーワード:義援金,募金,福祉,口座 RV=57.7
▼2007/07/20 19:13〜2007/07/20 22:13▼
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1.新潟市などからもバス運行=ボランティア向け、被災地へ 時事通信
キーワード:ボランティア,バス,電話,受け付ける RV=37.2
▼2007/07/20 22:13〜2007/07/21 01:13▼
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1.県内メーカーにも影響 中越沖地震で自動車部品会社被災
山形新聞
キーワード:生産,部品,休止,メーカー RV=60.3
2.全世帯に保健師ら訪問=地震被害の柏崎市
時事通信
キーワード:保健,福祉,介護 RV=31.6
3.島根原発の消火体制を国へ報告
山陰中央新報
キーワード:自衛,島根,処理 RV=26.6
▼2007/07/21 01:13〜2007/07/21 04:13▼
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1.<中越沖地震>短期施設に高齢者が集中、定員超過 柏崎市
毎日新聞
キーワード:介護,福祉,援護,受け入れる RV=33.4
2.原発の消火体制不十分、化学消防車配備は5社のみ
読売新聞
キーワード:自衛,電力,処理,計画 RV=32.5
▼2007/07/21 04:13〜2007/07/21 07:13▼
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1.みやぎ発展税導入 「政治生命懸け導入」村井知事一問一答 河北新報
キーワード:生産,企業,選挙,自分,震災,届く,悪い,村井,しれる,振興 RV=64.4
▼2007/07/21 07:13〜2007/07/21 10:13▼
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1.「水確保が重要」 被災地派遣の職員ら帰静
産経新聞
キーワード:判定,募金,ボランティア,法人 RV=57.7
2.中越沖地震 新潟県へ県など見舞金
産経新聞
キーワード:義援金,募金,支部 RV=49.5
3.初の週末、ボランティアバスで輸送 中越沖地震
産経新聞
キーワード:ボランティア,バス RV=25.4
▼2007/07/21 10:13〜2007/07/21 13:13▼
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1.中越沖地震:県、9月初旬まで保健師を派遣 議会は義援金 /三重
毎日新聞
キーワード:相談,義援金,判定,保健 RV=81.9
2.中越沖地震:大崎市職員ら、被災地へ派遣 栗原市も支援物資輸送 /宮城
毎日新聞
キーワード:相談,生産,ボランティア,保健 RV=80.9
3.中越沖地震:県が被災者支援、保健師を派遣 /秋田
毎日新聞
キーワード:相談,暑い,保健 RV=55.7
▼2007/07/21 13:13〜2007/07/21 16:13▼
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1.志賀原発:北陸電、消防・連絡体制を確認して報告 /石川
毎日新聞
キーワード:自衛,訓練,電力 RV=36.5
2.<花火大会>選挙ずれ混乱 大幅延期や荒天中止も
毎日新聞
キーワード:花火,投票 RV=34.7
3.「棚を見ると落ちると震え」新潟県教委に被災小中学生の声
読売新聞
キーワード:相談 RV=27.9
▼2007/07/21 16:13〜2007/07/21 19:13▼
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1.中越沖地震:伊賀市、危険度判定士派遣へ 県は保健師チーム /三重
毎日新聞
キーワード:相談,義援金,判定,募金,保健 RV=96.3
2.中越沖地震:新潟の震災地に、温泉水を送る−−垂水の「寿鶴」 /鹿児島
毎日新聞
キーワード:相談,義援金 RV=51.4
3.花火大会 選挙ずれ混乱 大幅延期や荒天中止も
毎日新聞
キーワード:花火,投票 RV=51.1
▼2007/07/21 19:13〜2007/07/21 22:13▼
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1.柏崎市に保健師ら1カ月間派遣 京都市、22日から16人を5日交代
京都新聞
キーワード:相談,保健,健康 RV=50.7
2.<中越沖地震>赤ちゃん40人もく浴 助産師会がサービス
毎日新聞
キーワード:義援金,勧告,受け付ける RV=35.2
3.温かい豚汁で恩返し=旧山古志村民が炊き出し−中越沖地震・刈羽村
時事通信
キーワード:山古志,参加 RV=21.3
▼2007/07/21 22:13〜2007/07/22 01:13▼
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1.原発耐震指針見直しを 石橋克彦・神戸大教授 神戸新聞
キーワード:活断層,海底,指針,直下 RV=48.8
2.消火専従者の常駐ゼロ 原発10社 神戸新聞
キーワード:訓練,指針,データ RV=35.6
3.中越地震の空き仮設住宅提供へ=要援護者一時避難所に−新潟県 時事通信
キーワード:介護,園児,援護 RV=29.4
▼2007/07/22 01:13〜2007/07/22 04:13▼
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1.断水なお2万4000世帯、中越沖地震発生から1週間 読売新聞
キーワード:勧告,今,降り続く,個所,ピーク,世帯 RV=29.0
2.山古志住民「3年前の恩返し」被災者に豚汁振る舞う 読売新聞
キーワード:山古志,手,経験,入れる RV=27.6
▼2007/07/22 04:13〜2007/07/22 07:13▼
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1.<中越沖地震>生活の質は以前の4割 被災者聞き取り調査 毎日新聞
キーワード:現状,聞き取る,再建,レベル,浮き彫り,補修,対象,費用,平均,訴える RV=21.0
▼2007/07/22 07:13〜2007/07/22 10:13▼
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1.新潟へ仮設風呂 造船会社が製作 海自舞鶴へ贈呈 産経新聞
キーワード:自衛,入浴,所長 RV=34.2
2.新潟県中越沖地震受け県原安委 琵琶湖の活断層に注意 産経新聞
キーワード:自衛,活断層 RV=30.2
3.中越沖地震 赤ちゃん40人もく浴 助産師会がサービス 毎日新聞
キーワード:義援金,勧告 RV=29.2
▼2007/07/22 10:13〜2007/07/22 13:13▼
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1.避難所格差…物資やボランティア、柏崎小に集中 産経新聞
キーワード:介護,ボランティア,扇風機 RV=30.8
2.中越沖地震:原発周辺の農産物、測定で放射性物質は検出されず /新潟 毎日新聞
キーワード:放射,検出,物質 RV=23.7
▼2007/07/22 13:13〜2007/07/22 16:13▼
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1.中越沖地震:被災者に「梅干し1トン贈ります」−−県内のNPO法人など /三重
毎日新聞
キーワード:生産,ボランティア,法人 RV=42.9
2.原発の「弱点」次々露呈=耐震、消防、危機管理…−被災から1週間・柏崎刈羽 時事通信
キーワード:活断層,海底,九州 RV=39.6
3.中越沖地震:「判断材料ない」東電批判も 県原子力安全委、対策など議論 /福井
毎日新聞
キーワード:活断層,データ,指針 RV=38.4
▼2007/07/22 16:13〜2007/07/22 19:13▼
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1.柏崎市のごみ処理施設パンク 家屋解体、めど立たず
産経新聞
キーワード:暑い,休止,ごみ,処理,煙突 RV=54.5
2.中越沖地震 生活の質は以前の4割 被災者聞き取り調査
毎日新聞
キーワード:相談,ボランティア RV=39.0
3.「揺れても柏崎にいたい」=復興へ向け、課題山積−中越沖地震から1週間
時事通信
キーワード:義援金,暑い RV=33.4
▼2007/07/22 19:13〜2007/07/22 22:13▼
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1.「揺れても柏崎にいたい」=復興へ向け、課題山積−中越沖地震から1週間
時事通信
キーワード:義援金,暑い,配管 RV=40.5
2.30トン、「気持ちいい!」〜川西・玉庭で夏の雪まつり
山形新聞
キーワード:義援金,募金,子ども RV=37.0
3.<中越沖地震>原発のIAEA調査を 新潟知事が国に要請
毎日新聞
キーワード:放射,物質,田中 RV=22.0
▼2007/07/22 22:13〜2007/07/23 01:13▼
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1.<中越沖地震>被災原発のIAEA調査 国が受け入れへ
毎日新聞
キーワード:IAEA,放射,受け入れる,物質,田中 RV=39.1
2.地震被災地で洗髪奉仕へ 中国新聞
キーワード:法人,ボランティア,福祉 RV=26.6
▼2007/07/23 01:13〜2007/07/23 04:13▼
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1.<中越沖地震>震源地近い海底に大量の古木 液状化で浮上か
毎日新聞
キーワード:海底,組合,教授 RV=31.0
2.高血圧・ぜんそく…お年寄り「つらい」…中越沖地震1週間
読売新聞
キーワード:暑い,健康,夏 RV=28.6
3.3時間半震度確認できず、新潟県の地上専用回線が断線
読売新聞
キーワード:データ,回線,衛星 RV=26.1
▼2007/07/23 04:13〜2007/07/23 07:13▼
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1.保安院長、新潟知事と面会へ=IAEAの調査受け入れ説明−柏崎刈羽原発トラブル 時事通信
キーワード:受け入れ,トラブル,手続き,通知,国際,意見,院長,交換,面会,めぐる RV=33.6
▼2007/07/23 07:13〜2007/07/23 10:13▼
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1.中越沖地震 被災地復興への課題 発生後1週間を過ぎて 毎日新聞
キーワード:相談,法人,ボランティア RV=48.5
2.中越沖地震 熱意と要望 調整難しく 被災地支えるボランティア 産経新聞
キーワード:バス,ごみ,ボランティア RV=32.5
3.3時間半震度確認できず、新潟県の地上専用回線が断線 読売新聞
キーワード:データ,回線 RV=24.2
▼2007/07/23 10:13〜2007/07/23 13:13▼
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1.中越沖地震:サポート情報 22日 /新潟 毎日新聞
キーワード:相談,バス,県道 RV=56.3
2.自動車生産一息? リケン、コロナ操業再開 中越沖地震被災 産経新聞
キーワード:生産,部品 RV=38.8
3.<中越沖地震>高校野球が再開…仮設住宅建設も 新たな一歩 毎日新聞
キーワード:暑い,県道 RV=29.4
▼2007/07/23 13:13〜2007/07/23 16:13▼
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1.「日常」へ笑顔少しずつ 中越沖地震から1週間 産経新聞
キーワード:生産,部品,メーカー,試合,児童,選手,操業,大会,登校 RV=105.3
2.「仕切り直し」柏崎総合高がコールド勝ち 新潟県大会再開 産経新聞
キーワード:試合,選手,大会 RV=28.3
▼2007/07/23 16:13〜2007/07/23 19:13▼
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1.中越沖地震 高校野球が再開…仮設住宅建設も 新たな一歩
毎日新聞
キーワード:暑い,県道,選手,試合 RV=55.3
2.中越沖地震 震源地近い海底に大量の古木 液状化で浮上か
毎日新聞
キーワード:海底,古木 RV=28.0
3.中越沖地震 震源地近い海底に大量の古木 液状化で浮上か
毎日新聞
キーワード:海底,古木 RV=28.0
▼2007/07/23 19:13〜2007/07/23 22:13▼
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1.<中越沖地震>柏崎市内の5校6棟が「危険」 文科省調査
毎日新聞
キーワード:判定,倉庫 RV=20.6
▼2007/07/23 22:13〜2007/07/24 01:13▼
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1.マツダ2工場相次ぎ操業再開 中国新聞
キーワード:生産,部品,休止,操業 RV=62.7
2.中越沖地震の義援金を募る 京都サンガ、25日西京極で
京都新聞
キーワード:義援金,選手,試合 RV=42.7
3.島根原発増設反対運動が松江市へ申し入れ
山陰中央新報
キーワード:活断層,指針 RV=24.8
▼2007/07/24 01:13〜2007/07/24 04:13▼
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1.柏崎刈羽原発の水漏れ、建屋に構造欠陥…原子力保安院
読売新聞
キーワード:プール,燃料,院長,物質,放射,建屋,薦田,時期 RV=53.0
▼2007/07/24 04:13〜2007/07/24 10:13▼
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1.保健師らきょう被災地へ 中越沖地震で川越市が派遣 産経新聞
キーワード:相談,保健 RV=38.3
2.新潟県中越沖地震 厳冬へ再起 コロナ柏崎工場始動 産経新聞
キーワード:生産,操業 RV=37.4
3.夏の高校野球新潟大会 被災柏崎3校勝利 1週間ぶり再開 産経新聞
キーワード:選手,試合 RV=29.4
▼2007/07/24 10:13〜2007/07/24 13:13▼
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1.中越沖地震:サポート情報 23日 /新潟
毎日新聞
キーワード:相談,介護,保険 RV=70.4
2.第89回全国高校野球:新潟大会 球児の夏、熱戦再開 試合前に黙とう /新潟
毎日新聞
キーワード:選手,試合,暑い,二塁打 RV=67.0
3.中越沖地震:発生1週間 いつか余震が…怖い 復旧進まず不安の声−−飯綱町 /長野
毎日新聞
キーワード:相談,生産 RV=59.1
▼2007/07/24 13:13〜2007/07/24 16:13▼
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1.中越沖地震:市民団体「原発海域の活断層調査を」 松江市に中電への指示要望 /島根
毎日新聞
キーワード:海底,活断層,データ,指針 RV=51.4
2.<中越沖地震>被災者にお茶わん届けよう NPO代表が企画
毎日新聞
キーワード:山古志,高校,法人 RV=36.1
3.ごみ処理復旧、11月以降に…柏崎市・刈羽村
読売新聞
キーワード:ごみ,煙突 RV=20.6
▼2007/07/24 16:13〜2007/07/24 19:13▼
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1.中越沖地震 被災者にお茶わん届けよう NPO代表が企画
毎日新聞
キーワード:山古志,食器,高校,法人 RV=50.3
2.敦賀美方消防組合:敦賀原発・ふげんで緊急立ち入り検査 中越沖地震火災受け /福井
毎日新聞
キーワード:自衛,訓練 RV=28.6
3.浜岡原発で変圧器消火訓練=柏崎刈羽火災で中部電力−静岡
時事通信
キーワード:自衛,訓練 RV=28.6
▼2007/07/24 19:13〜2007/07/24 22:13▼
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1.温泉無料宿泊利用進まず 車で1時間…被災者二の足
産経新聞
キーワード:相談 RV=29.7
2.<中越沖地震>海底断層などの緊急調査実施へ
毎日新聞
キーワード:海底,活断層 RV=29.5
3.<柏崎刈羽原発>原子炉建屋内で破損 設計想定甘く
毎日新聞
キーワード:部品,指針 RV=27.4
▼2007/07/24 22:13〜2007/07/25 04:13▼
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1.今年はセミの当たり年? いつもより2倍にぎやかに
産経新聞
キーワード:セミ,暑い RV=36.3
2.新潟県中越沖地震への派遣県職員が帰県
山陰中央新報
キーワード:海底,判定 RV=27.1
3.中越沖地震、2つ目の断層確認…地面沈下の原因か
読売新聞
キーワード:海底,データ RV=27.0
▼2007/07/25 04:13〜2007/07/25 10:13▼
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1.「助けたい−」 中越沖地震派遣の県警緊急援助隊
産経新聞
キーワード:訓練,暑い,クレーン RV=45.7
2.海水浴で安全PR 闘牛と五輪銀メダリスト
産経新聞
キーワード:山古志,海水浴,観光 RV=42.7
3.上越市長「観光に来て」 観光施設、平常通りに 産経新聞
キーワード:海水浴,観光 RV=24.8
▼2007/07/25 10:13〜2007/07/25 16:13▼
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1.第89回全国高校野球:新潟大会 柏崎、接戦で敗れる /新潟
毎日新聞
キーワード:二塁打,三塁打,試合,選手 RV=89.9
2.私の視点:’07参院選・石川 輪島市門前町深見の板谷弘区長 /石川
毎日新聞
キーワード:山古志,投票 RV=35.0
3.中越沖地震 脱線車両つり上げ JR柏崎駅 クレーンで線路上に
産経新聞
キーワード:ごみ,クレーン RV=32.3
▼2007/07/25 16:13〜2007/07/25 22:13▼
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1.<中越沖地震>闘牛2頭が“海水浴”、新潟の海の安全PR
毎日新聞
キーワード:牛,海水浴,山古志,観光,波 RV=96.8
2.風評被害を“寄り切れ” 闘牛が海水浴 新潟・寺泊海岸
産経新聞
キーワード:海水浴,山古志,観光 RV=54.7
3.在来線全線に地震速報導入=警告を自動発信−JR西
時事通信
キーワード:ガル,波 RV=27.4
▼2007/07/25 22:13〜2007/07/26 04:13▼
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1.<中越沖地震>柏崎刈羽原発の運転再開まで1年以上 毎日新聞
キーワード:クレーン,ガル,プール,燃料 RV=54.7
2.島根原発不正に地元民「ショック」 山陰中央新報
キーワード:海底,活断層,島根,データ RV=50.8
3.柏崎刈羽原発「再開は来秋以降」…班目・東大教授が見通し 読売新聞
キーワード:クレーン,容器 RV=26.2
4.柏崎刈羽原発「再開は来秋以降」…班目・東大教授が見通し 読売新聞
キーワード:クレーン,容器 RV=26.2
▼2007/07/26 04:13〜2007/07/26 10:13▼
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1.中越沖地震 闘牛2頭が“海水浴”、新潟の海の安全PR 毎日新聞
キーワード:牛,海水浴,山古志,観光,波,寺泊 RV=122.6
2.頭抱える3大都市 風評被害で観光客激減 産経新聞
キーワード:海水浴,観光,寺泊 RV=58.8
3.中越沖地震 闘牛2頭が“海水浴”、新潟の海の安全PR 毎日新聞
キーワード:海水浴,観光,寺泊 RV=58.8
4.中越沖地震 闘牛2頭が“海水浴”、新潟の海の安全PR 毎日新聞
キーワード:海水浴,観光,寺泊 RV=58.8
▼2007/07/26 10:13〜2007/07/26 16:13▼
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1.第89回全国高校野球:新潟大会 シード・高田農が惜敗 /新潟 毎日新聞
キーワード:二塁打,三塁打,試合 RV=100.3
2.<中越沖地震>ネコ消えた被災地 野生の本能で危険避け? 毎日新聞
キーワード:相談,山古志,ネコ RV=65.3
3.中越沖地震:新潟の被災地支援、出雲から20人出発 炊き出しなど予定 /島根 毎日新聞
キーワード:海水浴 RV=27.8
▼2007/07/26 16:13〜2007/07/26 22:13▼
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1.中越沖地震 柏崎刈羽原発の運転再開まで1年以上
毎日新聞
キーワード:クレーン,ガル RV=34.0
2.東電が震源域の海底を再調査へ、柏崎原発の耐震性確認で
読売新聞
キーワード:海底,活断層 RV=28.1
3.<中越沖地震>陸上自衛隊が激励コンサート
毎日新聞
キーワード:花火 RV=25.9
▼2007/07/26 22:13〜2007/07/27 04:13▼
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1.中電が消火体制の改善計画策定 山陰中央新報
キーワード:自衛,島根,回線 RV=36.8
2.中電が化学消防車を配置へ 中国新聞
キーワード:自衛,島根 RV=26.2
3.柏崎市、予算確保しながら災害用医薬品を発注せず 読売新聞
キーワード:相談 RV=26.0
▼2007/07/27 04:13〜2007/07/27 10:13▼
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1.県「対策確実に実行を」 原電と関電が改善計画
産経新聞
キーワード:訓練,回線,自衛 RV=49.1
2.浜岡原発、消防署へのホットライン設置 安全対策の一環として
産経新聞
キーワード:クレーン,回線,電線 RV=46.7
3.全原発に化学消防車 電力など11社 保安院へ改善計画
産経新聞
キーワード:回線,自衛 RV=32.3
▼2007/07/27 10:13〜2007/07/27 16:13▼
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1.島根原発:国・県へ、自衛消防・報告体制構築など改善計画提出−−中国電力 /島根
毎日新聞
キーワード:回線,自衛 RV=37.3
2.中越沖地震:原発火災で、県などに改善計画−−原電、関電 /福井
毎日新聞
キーワード:回線,自衛 RV=37.3
3.中越沖地震:放水車を来年3月末に配備 東海村日本原電、消防体制改善計画 /茨城
毎日新聞
キーワード:回線,訓練 RV=36.7
▼2007/07/27 16:13〜2007/07/27 22:13▼
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1.<中越沖地震>宿題は大学生と ボランティアで学習指導
毎日新聞
キーワード:相談,学生 RV=39.9
2.<中越沖地震>宿題は大学生と ボランティアで学習指導
毎日新聞
キーワード:相談,学生 RV=39.9
3.中越沖地震 粗大ごみや不燃物の収集が始まる 柏崎市
毎日新聞
キーワード:ごみ,廃棄 RV=30.4
▼2007/07/27 22:13〜2007/07/28 04:13▼
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1.出雲のボランティアが柏崎で出雲そば振る舞う 山陰中央新報
キーワード:海水浴,島根,バス RV=59.7
2.再処理工場は耐震確保/原燃社長 東奥日報
キーワード:海底,活断層,指針,処理 RV=49.3
3.島根原発の地質調査終了ずれ込み 山陰中央新報
キーワード:島根,活断層,指針 RV=40.6
▼2007/07/28 04:13〜2007/07/28 10:13▼
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1.福島でも海底断層調査 柏崎原発で実施後早期に 東電
河北新報
キーワード:海底,自衛,配備,化学,消防車,活断層 RV=88.4
2.原発耐震安全性 再評価時期短縮は困難 九電・真部社長 来月、経産省に報告
西日本新聞
キーワード:海底,川内,活断層 RV=43.9
3.参院選あす投開票 自・民の攻防激烈
産経新聞
キーワード:投票 RV=26.2
4.【2007参院選】地震でも投開票作業停滞させない 柏崎市、四苦八苦
産経新聞
キーワード:投票 RV=26.2
▼2007/07/28 10:13〜2007/07/28 16:13▼
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1.中越沖地震:サポート情報 27日 /新潟
毎日新聞
キーワード:相談,県道,保険,普 RV=79.2
2.中越沖地震:上越の観光施設、無料開放 長野の子供対象、安全をPR /新潟
毎日新聞
キーワード:海水浴,観光 RV=53.7
3.伊方原発:火災想定し訓練 泡消火のポンプ車も出動 /愛媛
毎日新聞
キーワード:訓練,自衛 RV=34.6
▼2007/07/28 16:13〜2007/07/28 22:13▼
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1.中越沖地震 4避難所でエコノミー症候群の集団検診
毎日新聞
キーワード:症候群,血栓,エコノミー RV=37.5
2.中越沖地震 柏崎の避難所に雪プレゼント 子どもら大喜び
毎日新聞
キーワード:雪,暑い RV=34.4
3.避難所に設置された参院選の投票所
時事通信
キーワード:投票 RV=26.3
▼2007/07/28 22:13〜2007/07/29 04:13▼
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1.<中越沖地震>震源の深さ10キロ前後 当初発表より浅く 毎日新聞
キーワード:海底,波,当初,データ,教授 RV=62.2
2.柏崎市の避難所、パネルで仕切って参院選投票所を設置 読売新聞
キーワード:投票 RV=29.5
3.心の傷、高齢者に色濃く…3年前の中越地震で被災者調査 読売新聞
キーワード:山古志,教授 RV=27.3
▼2007/07/29 04:13〜2007/07/29 10:13▼
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1.中越沖地震 エコノミー症候群健診 血栓発見30人超える
産経新聞
キーワード:症候群,血栓,検診,エコノミー RV=55.0
2.中越沖地震 柏崎刈羽原発3号機の内部公開
産経新聞
キーワード:容器,専用,プール,建屋 RV=44.6
3.中越沖地震 柏崎の避難所にも投票スペース
産経新聞
キーワード:投票 RV=35.2
4.中越沖地震 被災地でも参院選投票所の設営作業
毎日新聞
キーワード:投票 RV=35.2
▼2007/07/29 10:13〜2007/07/29 16:13▼
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1.第89回全国高校野球:新潟大会 ベスト8決まる 地震被害の柏崎勢は敗退 /新潟
毎日新聞
キーワード:二塁打,三塁打,選手 RV=112.2
2.中越沖地震:泳いで海の安全アピール 寺泊で知事や中村真衣さん /新潟
毎日新聞
キーワード:海水浴,観光,選手 RV=75.8
3.<参院選>前回より出足良く 午前11時現在
毎日新聞
キーワード:投票 RV=38.8
▼2007/07/29 16:13〜2007/07/29 22:13▼
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1.中越沖地震 亡夫の思い出とともに柏崎で生きる
毎日新聞
キーワード:入居,子ども,ふた,詰まる,ゴミ,旅館,工事,駅前,艶子 RV=57.7
▼2007/07/29 22:13〜2007/07/30 04:13▼
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1.参院選より地震の後片付け…柏崎市投票率、9ポイント下がる
産経新聞
キーワード:投票,候補,風評,年金,比角,選挙,会場,選管,終了,下がる RV=120.8
▼2007/07/30 04:13〜2007/07/30 10:13▼
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1.信越線の一部運転再開=東京へのアクセス再び
時事通信
キーワード:柿崎,宮内,問い合わせ,傾斜,途中,たくさん,間,減らす,本数,レール RV=26.2
▼2007/07/30 10:13〜2007/07/30 16:13▼
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1.第89回全国高校野球:新潟大会 五泉、村上桜ケ丘破る−−4強が出そろう /新潟
毎日新聞
キーワード:二塁打,三塁打,選手,コールド,試合 RV=154.3
2.<中越沖地震>要介護高齢者 生活不活発病の疑い
毎日新聞
キーワード:症候群,介護 RV=35.7
▼2007/07/30 16:13〜2007/07/30 22:13▼
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1.揺れ、2000ガル超も=地震計データの詳細公開−柏崎刈羽原発で・東電
時事通信
キーワード:ガル,データ,建屋 RV=33.2
2.中越沖地震 東電副社長「現地駐在」着任 被災地で謝罪
毎日新聞
キーワード:武黒,風評,意見 RV=32.0
3.被災者支援で募金活動 伏見・中越沖地震で児童ら
京都新聞
キーワード:児童,プール RV=22.1
▼2007/07/30 22:13〜2007/07/31 04:13▼
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1.柏崎刈羽原発の揺れ、想定の2.5倍…最大2058ガル
読売新聞
キーワード:ガル,波,容器,建屋 RV=68.4
2.柏崎刈羽原発の揺れ、想定の2.5倍…最大2058ガル
読売新聞
キーワード:ガル,波,容器,建屋 RV=68.4
3.鎮圧後も出動指令、住民救助要請断る…原発火災で消防混乱
読売新聞
キーワード:自衛,化学,消防車 RV=40.9
▼2007/07/31 04:13〜2007/07/31 10:13▼
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1.参院選検証 自民 逆風以上に組織の緩み 産経新聞
キーワード:候補,実行,選挙,年金 RV=44.2
2.学校耐震化前倒し 新潟市、避難所使用を考慮 産経新聞
キーワード:日吉,当初,高校,制度 RV=40.1
3.県、中小企業へ金融支援 風評被害でも資金融資 産経新聞
キーワード:風評,融資 RV=21.1
▼2007/07/31 10:13〜2007/07/31 16:13▼
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1.中越沖地震:要介護高齢者、「生活不活発病」の疑い 避難所で日常活動減り /新潟
毎日新聞
キーワード:相談,症候群,介護,児童 RV=77.3
2.中越沖地震:長野の子は無料です 新潟・上越市、風評被害対策で5施設開放 /長野
毎日新聞
キーワード:海水浴,観光,予約 RV=71.1
3.ニュースBOX:古河駐屯地が納涼大会中止 /茨城
毎日新聞
キーワード:花火 RV=25.5
▼2007/07/31 16:13〜2007/07/31 22:13▼
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1.<中越沖地震>ちゃんこ鍋で激励…新大関の琴光喜ら
毎日新聞
キーワード:症候群,エコノミー,静脈 RV=39.2
2.「国の説明、信用できない」=地元から厳しい声続出−柏崎原発対策委・経産省
時事通信
キーワード:指針,活断層,班目 RV=32.2
3.柏崎刈羽原発の協力企業、中越沖地震後に勤務者半減
読売新聞
キーワード:相談 RV=26.7
▼2007/07/31 22:13〜2007/08/01 04:13▼
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1.もんじゅに化学消防車配備なし、原子力機構が国に報告
読売新聞
キーワード:回線,配備,化学,消防車,専用,処理 RV=77.6
2.「甲子園つかめ」決勝臨む弟にエール、柏崎で消防士の兄
読売新聞
キーワード:選手,高校,野球 RV=40.2
▼2007/08/01 04:13〜2007/08/01 10:13▼
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1.ちゃんこで元気に 力士ら刈羽村を訪問
産経新聞
キーワード:症候群,血栓,エコノミー,力士 RV=58.2
2.中越沖地震 ちゃんこ鍋で激励…新大関の琴光喜ら
毎日新聞
キーワード:症候群,エコノミー,力士 RV=43.3
3.中越沖地震 原発被害の調査対策委が初会合 経産省
毎日新聞
キーワード:指針,風評,活断層 RV=34.7
4.中越沖地震 原発被害の調査対策委が初会合 経産省
毎日新聞
キーワード:指針,風評,活断層 RV=34.7
▼2007/08/01 10:13〜2007/08/01 16:13▼
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1.第89回全国高校野球:新潟大会 準決勝 決勝は新潟明訓VS日本文理 /新潟 毎日新聞
キーワード:二塁打,ごみ,選手,コールド,試合 RV=145.6
2.豊かな危機管理能力活用 退職自衛官が防災NPO設立 河北新報
キーワード:訓練,自衛 RV=33.7
3.中越沖地震:サポート情報 31日 /新潟 毎日新聞
キーワード:相談 RV=27.9
▼2007/08/01 16:13〜2007/08/01 22:13▼
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1.<中越沖地震>リケンの生産設備がほぼ全面復旧 毎日新聞
キーワード:生産,部品,メーカー RV=43.8
2.柏崎刈羽原発のトラブル1263件、新たに浸水3tも発見 読売新聞
キーワード:クラス,プール,貯蔵,重要 RV=32.9
▼2007/08/01 22:13〜2007/08/02 04:13▼
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1.梅雨明けの柏崎で32・6度、避難所は熱中症を警戒 読売新聞
キーワード:暑い,プール,症状,子供,最高 RV=48.3
2.夏の新潟へどうぞ―PRする泉田知事 時事通信
キーワード:観光,キャンセル,出身,宿泊 RV=46.0
▼2007/08/02 04:13〜2007/08/02 10:13▼
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1.大間原発の着工また延期へ 東奥日報
キーワード:ガル,交付,指針 RV=57.2
2.中越沖地震 リケンの生産設備がほぼ全面復旧 毎日新聞
キーワード:生産,部品,メーカー RV=49.0
3.柏崎市立図書館、半月ぶりに開館 「うれしい」親子笑顔 産経新聞
キーワード:児童,子供 RV=22.4
▼2007/08/02 10:13〜2007/08/02 16:13▼
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1.中越沖地震:復興願い長岡まつり あすまで大花火大会も /新潟
毎日新聞
キーワード:花火 RV=30.4
2.被災しても「食の充実」を 重宝する乾物、ポリ袋で食中毒防止
産経新聞
キーワード:牛 RV=29.4
3.県内経済情勢:「緩やかな回復過程」 原油高などで今後は注視−−4〜6月 /群馬
毎日新聞
キーワード:生産 RV=24.0
▼2007/08/02 16:13〜2007/08/02 22:13▼
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1.<中越沖地震>復興願い大輪の花 新潟・長岡花火大会
毎日新聞
キーワード:花火,生産,観光,予約 RV=95.5
2.台風5号 2日夕九州または四国に上陸 中越は暑さ注意
毎日新聞
キーワード:暑い,九州 RV=30.1
3.中越沖地震:支援へ 県と宮崎市から1陣5人出発式 /宮崎
毎日新聞
キーワード:相談 RV=27.1
▼2007/08/02 22:13〜2007/08/03 04:13▼
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1.九州抜け、中国地方に再上陸=18人けが1万2千世帯避難勧告−台風5号・気象庁
時事通信
キーワード:九州,宮崎,四国,風速,最高,勧告 RV=67.9
2.信頼裏切った中電の姿勢問う声次々
山陰中央新報
キーワード:島根,データ,処分 RV=32.7
▼2007/08/03 04:13〜2007/08/03 10:13▼
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1.中越沖地震 復興願い大輪の花 新潟・長岡花火大会
毎日新聞
キーワード:花火,生産,観光 RV=93.9
2.中越沖地震の慰霊花火打ち上げ
産経新聞
キーワード:花火 RV=45.9
3.中越沖地震 復興願い大輪の花 新潟・長岡花火大会
毎日新聞
キーワード:花火 RV=45.9
▼2007/08/03 10:13〜2007/08/03 16:13▼
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1.中越沖地震:新潟観光をPR、キャラバン隊が来県 安全性を強調 /群馬
毎日新聞
キーワード:海水浴,観光 RV=60.6
2.中越沖地震:サポート情報 2日 /新潟
毎日新聞
キーワード:相談,介護 RV=44.4
3.中越沖地震:「非製造業に復旧遅れ」 日銀支店、地震の影響を分析 /新潟
毎日新聞
キーワード:生産,商店 RV=41.2
▼2007/08/03 16:13〜2007/08/03 22:13▼
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1.宿泊キャンセル3万人 中越沖地震 柏崎刈羽原発トラブル理由も
産経新聞
キーワード:海水浴,観光 RV=62.1
2.<柏崎刈羽原発>6号機の天井クレーンで新たな部品の破断
毎日新聞
キーワード:部品,クレーン RV=31.5
3.中越沖地震:四国ILと高松ファイブアローズ、被災地支援で義援金募る /香川
毎日新聞
キーワード:四国,野球 RV=28.5
▼2007/08/03 22:13〜2007/08/04 04:13▼
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1.北海道か東北に再上陸へ=台風5号、4日午後に
時事通信
キーワード:風速,最高,上陸,北東,現象,台風,気温 RV=63.5
▼2007/08/04 04:13〜2007/08/04 10:13▼
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1.台風5号 きょう午後本県に最接近 東奥日報
キーワード:九州,波,風速,台風,上陸 RV=62.7
2.多重ローンの利息補助 三重は全額、二重は15年まで
産経新聞
キーワード:ローン,融資 RV=41.2
3.柏崎、続く猛暑に台風まで 被災住民「踏んだりけったり」
産経新聞
キーワード:暑い,最高,台風 RV=37.1
▼2007/08/04 10:13〜2007/08/04 16:13▼
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1.中越沖地震:被災の新潟・柏崎市民へ、須坂の児童が激励うちわ /長野
毎日新聞
キーワード:相談,暑い,児童 RV=57.9
2.<中越沖地震>二重ローン350戸 15戸は三重の恐れ
毎日新聞
キーワード:ローン RV=36.3
3.中越沖地震:壮快、足湯マッサージ−−柏崎の避難所で看護師らボランティア /新潟
毎日新聞
キーワード:症候群,暑い RV=36.0
▼2007/08/04 16:13〜2007/08/04 22:13▼
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1.「海水浴場は安全」 中越に戻り始めた観光客
産経新聞
キーワード:花火,海水浴,観光,掲載,バス,風評 RV=147.1
2.中越沖地震で保健師派遣 中国新聞
キーワード:相談 RV=26.8
▼2007/08/04 22:13〜2007/08/05 04:13▼
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1.聴覚障害者にもっと「字幕付き邦画」を
産経新聞
キーワード:字幕,資金,子供,振興,夏休み RV=56.2
2.災害に備え手製かまど 大阪・四條畷の小学校
産経新聞
キーワード:訓練,児童,子供 RV=43.4
3.<中越沖地震>蒸し暑い避難所 対策に氷柱も
毎日新聞
キーワード:暑い,最高,台風 RV=37.9
▼2007/08/05 10:13〜2007/08/05 16:13▼
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1.避難所生活、どうする?ペットの処遇 中越沖地震
産経新聞
キーワード:相談,アレルギー,症候群,ペット,動物,エコノミー RV=108.6
2.中越沖地震:二重被災を緊急支援、負担軽減目指す 産業や農林利子補給拡充も /新潟
毎日新聞
キーワード:融資,利子 RV=31.1
3.中越沖地震:サポート情報 4日 /新潟
毎日新聞
キーワード:相談 RV=26.9
▼2007/08/05 16:13〜2007/08/05 22:13▼
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1.中越沖地震 蒸し暑い避難所 対策に氷柱も
毎日新聞
キーワード:暑い,最高,台風,扇風機,冷房,接近,猛暑 RV=74.9
2.中越沖地震の写真集―新潟日報
時事通信
キーワード:バス,台風 RV=21.2
▼2007/08/05 22:13〜2007/08/06 10:13▼
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1.柏崎市災害対策本部、猛暑対策緊急チームを設置 大型クーラーの設置急ぐ
産経新聞
キーワード:相談,暑い,実行,最高,猛暑 RV=78.0
2.被災者メールから「希望の歌」 女性歌手、きょう柏崎でコンサート
産経新聞
キーワード:メール,歌 RV=28.0
▼2007/08/06 10:13〜2007/08/06 16:13▼
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1.第89回全国高校野球:花巻東、新潟明訓と対戦−−大会第3日 /岩手
毎日新聞
キーワード:選手,試合,暑い,野球,練習 RV=99.8
2.中越沖地震:原発トラブル、人出に影響−−柏崎・石地海水浴場 /新潟
毎日新聞
キーワード:海水浴,観光,予約 RV=84.3
3.「独立リーグ」新潟の選手ら ボランティア活動に奮闘
産経新聞
キーワード:選手,試合,野球,練習 RV=81.9
▼2007/08/06 16:13〜2007/08/06 22:13▼
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1.中越沖地震 IAEAが柏崎刈羽原発で調査始める
毎日新聞
キーワード:IAEA,国際,意見 RV=47.1
2.中越沖地震 IAEAが柏崎刈羽原発で調査始める
毎日新聞
キーワード:IAEA,国際 RV=37.3
3.農振除外申請取り下げ再検討 東根の大型スーパー出店計画
山形新聞
キーワード:商店,意見,農業 RV=37.0
▼2007/08/06 22:13〜2007/08/07 04:13▼
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1.被災女性のメールに応える、KOKIAさんが応援歌披露
読売新聞
キーワード:メール,歌,励ます,先月 RV=46.0
2.柏崎原発で作業員に放射能の水かかる、3週間たって公表
読売新聞
キーワード:フロア,企業,公表,プール RV=26.2
3.中越沖地震、直下のマグマが原因か
読売新聞
キーワード:波,速度 RV=21.8
▼2007/08/07 04:13〜2007/08/07 10:13▼
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1.製造業、回復早く 日銀調査 中越沖地震
産経新聞
キーワード:観光,生産,商店,部品,予約 RV=105.0
2.九州・山口 製造拠点の夏休み 自動車9連休に 半導体フル稼働
西日本新聞
キーワード:生産,九州,部品,宮崎 RV=72.3
3.再開26% 新潟県、被害調査へ 柏崎・えんま通り商店街
産経新聞
キーワード:観光,商店 RV=50.0
▼2007/08/07 10:13〜2007/08/07 16:13▼
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1.中越沖地震:KOKIAさん熱唱「元気になってほしい」−−柏崎 /新潟
毎日新聞
キーワード:商店,メール,歌 RV=55.8
2.島根原発:「耐震設計、抜本見直しを」 1、2号機運転停止、中電に申し入れ /島根
毎日新聞
キーワード:ガル,島根 RV=42.9
3.中越沖地震:横浜公園でチャリティーカレー 売り上げの一部が義援金に /神奈川
毎日新聞
キーワード:牛 RV=29.7
▼2007/08/07 16:13〜2007/08/07 22:13▼
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1.中越沖地震、震源の深さは10キロ…気象庁が再算出
読売新聞
キーワード:波,速度,データ RV=30.0
2.<中越沖地震>仮設住宅の入居可否、通知を1日延期 柏崎市
毎日新聞
キーワード:申し込み,入居 RV=22.2
▼2007/08/07 22:13〜2007/08/08 04:13▼
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1.「地盤強化が必要」柏崎刈羽視察の原子力安全委員長が指摘
読売新聞
キーワード:重要,外観,鈴木,構造,建屋,かかわる,之,保つ RV=33.2
▼2007/08/08 04:13〜2007/08/08 10:13▼
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1.救助犬に子供ら歓声 ストレス緩和へデモ演技
産経新聞
キーワード:訓練,犬,子供,法人 RV=52.2
2.「母乳出ない」「子供が甘える」地震被災で母子にストレス
読売新聞
キーワード:相談,子供 RV=41.1
3.仮設住宅912戸 入居者を選考
産経新聞
キーワード:入居,申し込み,診断 RV=36.4
▼2007/08/08 10:13〜2007/08/08 16:13▼
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1.京都外大西、近江 はつらつ行進 全国高校野球選手権大会開幕
京都新聞
キーワード:主将,選手,試合,行進 RV=112.1
2.京都外大西、近江 はつらつ行進 全国高校野球選手権大会開幕
京都新聞
キーワード:主将,選手,試合,行進 RV=112.1
3.佐賀北、開幕戦飾る 全国高校野球第1日
河北新報
キーワード:主将,選手,試合,行進 RV=112.1
4.佐賀北、開幕戦飾る 全国高校野球第1日
河北新報
キーワード:主将,選手,試合,行進 RV=112.1
▼2007/08/08 16:13〜2007/08/08 22:13▼
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1.全国高校野球選手権 第1日 副島・佐賀北 大会第1号 馬場―久保完封リレー 西日本新聞
キーワード:二塁打,主将,試合,行進,甲子園,野球 RV=179.6
2.両陛下 新潟入り 中越沖地震の被災者を慰問 毎日新聞
キーワード:陛下,暑い RV=47.7
3.両陛下、柏崎避難所などご訪問 産経新聞
キーワード:陛下 RV=31.0
4.両陛下 新潟入り 中越沖地震の被災者を慰問 毎日新聞
キーワード:陛下 RV=31.0
5.「お元気ですか」に涙も=両陛下が避難所訪問−中越沖地震被災の柏崎・刈羽 時事通信
キーワード:陛下 RV=31.0
6.蓮池夫妻にもお言葉=両陛下、4年ぶり再会 時事通信
キーワード:陛下 RV=31.0
7.<中越沖地震>天皇、皇后両陛下が避難生活の住民ら激励 毎日新聞
キーワード:陛下 RV=31.0
8.被災地お見舞い両陛下、蓮池さん夫妻にもお言葉 産経新聞
キーワード:陛下 RV=31.0
▼2007/08/08 22:13〜2007/08/09 04:13▼
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1.「地震は実験」発言の宮教授、経産省の対策委員を辞任 読売新聞
キーワード:自衛,宮,発言,座長,辞任,検証,部会 RV=49.4
▼2007/08/09 04:13〜2007/08/09 10:13▼
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1.被災者に「お体は…」 両陛下、復興へねぎらいのお言葉 産経新聞
キーワード:陛下,暑い,介護,自衛,皇后,励ます RV=101.1
2.柏崎市で機械的割り振り仮設住宅入居 「地域性重視」のはずが… 産経新聞
キーワード:商店,暑い,入居,励ます,機械,希望 RV=79.9
▼2007/08/09 10:13〜2007/08/09 16:13▼
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1.第89回全国高校野球:開会式 新潟明訓、堂々行進 「初戦は勝ちます」 /新潟
毎日新聞
キーワード:主将,選手,試合,行進,甲子園,野球 RV=159.3
2.中越沖地震:新潟市、風評被害2億2600万円 観光シーズン大打撃 /新潟
毎日新聞
キーワード:海水浴,観光 RV=69.3
3.中越沖地震 天皇、皇后両陛下が避難生活の住民ら激励
毎日新聞
キーワード:陛下 RV=35.2
▼2007/08/09 16:13〜2007/08/09 22:13▼
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1.中越沖地震:観光客誘致へキャンペーン−−きょうから・大阪市北区 /大阪
毎日新聞
キーワード:海水浴,観光,宿泊,キャンセル,風評 RV=106.5
2.夏休みは県内施設の積極利用を!新潟県が職員に呼びかけ
読売新聞
キーワード:観光,予約,宿泊,キャンセル RV=71.2
3.柏崎刈羽原発「時間かけ安全性検討」、IAEAの調査終了
読売新聞
キーワード:IAEA,国際,意見 RV=46.7
4.<IAEA>柏崎刈羽原発の現地調査終える
毎日新聞
キーワード:IAEA,国際,意見 RV=46.7
▼2007/08/09 22:13〜2007/08/10 10:13▼
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1.IAEA 柏崎刈羽原発の現地調査終える
毎日新聞
キーワード:IAEA,国際,意見 RV=48.1
2.「うまい食事」店の善意ムダに 周知不足で利用者半分
産経新聞
キーワード:商店,介護 RV=40.3
3.IAEA現地調査終える
産経新聞
キーワード:IAEA,国際 RV=37.7
▼2007/08/10 10:13〜2007/08/10 16:13▼
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1.浜松商議所:危機管理講座に150人 中越沖地震後に参加急増 /静岡
毎日新聞
キーワード:相談,生産,部品,申し込み RV=79.3
2.復興住宅融資、阪神並みに緩和=中越沖地震、2度の被災に配慮−国交省
時事通信
キーワード:ローン,融資 RV=55.4
3.飲食店の善意ムダ…避難所の配布方法に工夫なし
産経新聞
キーワード:商店,介護 RV=41.8
▼2007/08/10 16:13〜2007/08/10 22:13▼
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1.IAEA調査全日程を終了、団長「放射能の危険心配せず」
読売新聞
キーワード:IAEA,国際,意見,風評,見解 RV=66.0
2.<中越沖地震>被災者の住宅融資の返済条件緩和 国交省
毎日新聞
キーワード:融資,延長,金融 RV=36.3
▼2007/08/10 22:13〜2007/08/11 04:13▼
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1.変圧器火災想定し訓練/東通原発 東奥日報
キーワード:訓練,東通,自衛,配備 RV=62.8
2.<中越沖地震>柏崎刈羽原発の揺れ、推定よりはるかに強く
毎日新聞
キーワード:ガル,波,海底 RV=53.3
▼2007/08/11 04:13〜2007/08/11 16:13▼
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1.第89回全国高校野球:見事な試合、新潟明訓 県勢、8年ぶり初戦突破 /新潟
毎日新聞
キーワード:二塁打,主将,選手,試合,甲子園,新潟明訓 RV=204.0
2.中越沖地震:新潟県観光協会、メルマガで観光PR 都内代理店も協力 /東京
毎日新聞
キーワード:花火,海水浴,観光 RV=118.0
3.猛暑 岐阜県多治見で37.8度 東京も35.7度
毎日新聞
キーワード:海水浴 RV=41.5
▼2007/08/11 16:13〜2007/08/11 22:13▼
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1.中越沖地震 旧山古志村区長と交流 同じ被災者、再建誓う
毎日新聞
キーワード:相談,入居,山古志,先月 RV=73.3
2.刈羽村の被災者34人、中越地震被災地の仮設住宅を見学
読売新聞
キーワード:入居,農業 RV=30.6
3.東京・練馬で37・6度 全国で猛暑、今年一番の暑さ
産経新聞
キーワード:暑い,最高 RV=27.7
▼2007/08/11 22:13〜2007/08/12 10:13▼
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1.ガス復旧月末にずれ 柏崎市 全壊家屋791棟に修正中越沖地震
産経新聞
キーワード:ごみ,申し込み,証明,煙突,機械 RV=59.0
2.花市 変わらぬにぎわい 中越沖地震
産経新聞
キーワード:商店,農家 RV=33.9
3.ご飯おいしく お茶碗を配布 中越沖地震
産経新聞
キーワード:荒井,法人,食器 RV=26.1
▼2007/08/12 10:13〜2007/08/12 16:13▼
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1.中越沖地震:震災に負けず、高校総体で奮闘−−新潟産大付・卓球部 /新潟
毎日新聞
キーワード:主将,選手,練習,佐賀,宿泊,実行 RV=131.2
2.中越沖地震:県警女性警察官らで結成のゆきつばき隊、現地常駐終える /新潟
毎日新聞
キーワード:相談,入居,先月 RV=58.3
3.中越沖地震:対策本部解散し、復旧支援本部に−−上越市 /新潟
毎日新聞
キーワード:相談 RV=29.1
▼2007/08/12 16:13〜2007/08/12 22:13▼
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1.CO2排出量の政府見通し 「原発停止」換算せず 楽観視に市場不信感
産経新聞
キーワード:年,削減,増加,低下,京都,審議,目標,火力,達成 RV=70.2
平成19年新潟県中越沖地震 注目記事アーカイブ 記事本文 |
1.【新潟・長野地震】道路が隆起し、土塀が崩壊した,徳島新聞
RV=70.8 2007/07/16 13:07
キーワード:放送,道路,ガス,村役場,倒れる,横,役場,市内,女性,倒壊
道路が至る所で隆起し、土塀が崩壊した。十六日午前、新潟県中越地方と長野県北部を襲った震度6強の地震。「新潟県中越地震も経験したが、今回はその比ではない」。新潟県柏崎市の女性は声を震わせた。 柏崎市の柏崎署では強い横揺れが長く続いた。ロッカーが倒れ、棚から物が落ちた。津波への警戒を呼び掛ける防災無線が鳴り響く。 市内で旅館を営む女性は「大型テレビが落下し、家の中はめちゃくちゃ。今まで経験したことのない恐怖だ」と語った。 同市の主婦渡辺園子さん(76)は地震発生時、自宅の洗面所にいた。「前触れもなく突然大きく横に揺れた。家がぎしぎしきしむ音がした」。たんすが倒れ、大型冷蔵庫が二十センチも横に動いた。 渡辺さんの隣家はブロック塀が倒壊、自宅前の歩道が大きく盛り上がった。消防車と救急車の音がひっきりなしに聞こえる中、隣家の住民らは「大丈夫でしたか」と互いに声を掛け合った。 「柏崎コミュニティ放送」(FM放送)は、地震の緊急放送を実施。市の対策本部で取材する職員から寄せられる情報を放送し続けた。 柏崎市ガス水道局によると、道路下などに埋設したガス管が市内各地で破裂し、ガス漏れが発生。市街地周辺のガス供給を全面的に停止した。 市内の「ホテルルートイン柏崎」では、水道管が破裂。建物の一階外側から水があふれ出た。調理場の食器やフロント事務室の書類が散乱し、自動販売機やコインランドリーの洗濯機が倒れた。 同じく震度6強を記録した新潟県刈羽村役場。鉄筋コンクリート三階建の壁の至る所にひびが入り、役場内のロッカーや本棚がすべて倒れた。 役場の職員によると、机の上の物はすべて散乱し、役場の窓から倒壊した建物や波打っている道路が見えるという。十六日午前、新潟県中越地方と長野県北部を襲った震度6強の地震。「新潟県中越地震も経験したが、今回はその比ではない」。新潟県柏崎市の女性は声を震わせた。 柏崎市の柏崎署では強い横揺れが長く続いた。ロッカーが倒れ、棚から物が落ちた。津波への警戒を呼び掛ける防災無線が鳴り響く。 市内で旅館を営む女性は「大型テレビが落下し、家の中はめちゃくちゃ。今まで経験したことのない恐怖だ」と語った。 同市の主婦渡辺園子さん(76)は地震発生時、自宅の洗面所にいた。「前触れもなく突然大きく横に揺れた。家がぎしぎしきしむ音がした」。たんすが倒れ、大型冷蔵庫が二十センチも横に動いた。 渡辺さんの隣家はブロック塀が倒壊、自宅前の歩道が大きく盛り上がった。消防車と救急車の音がひっきりなしに聞こえる中、隣家の住民らは「大丈夫でしたか」と互いに声を掛け合った。 「柏崎コミュニティ放送」(FM放送)は、地震の緊急放送を実施。市の対策本部で取材する職員から寄せられる情報を放送し続けた。 柏崎市ガス水道局によると、道路下などに埋設したガス管が市内各地で破裂し、ガス漏れが発生。市街地周辺のガス供給を全面的に停止した。 市内の「ホテルルートイン柏崎」では、水道管が破裂。建物の一階外側から水があふれ出た。調理場の食器やフロント事務室の書類が散乱し、自動販売機やコインランドリーの洗濯機が倒れた。 同じく震度6強を記録した新潟県刈羽村役場。鉄筋コンクリート三階建の壁の至る所にひびが入り、役場内のロッカーや本棚がすべて倒れた。 役場の職員によると、机の上の物はすべて散乱し、役場の窓から倒壊した建物や波打っている道路が見えるという。
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2.【新潟・長野地震】新潟、長野北部で震度6強(16日12時38分時点の概要) ,徳島新聞
RV=27.2 2007/07/16 12:47
キーワード:道路,倒れる,市内,倒壊
十六日午前十時十三分ごろ、新潟県上中越沖を震源とする強い地震があり、同県柏崎市、長岡市、長野県飯綱町などで震度6強を、同県上越市や小千谷市などでも震度6弱を観測した。新潟県警などによると、柏崎市内で家屋の倒壊などで、けが人数十人が出ているという。 気象庁によると、震源の深さは約一○キロ。地震の規模はマグニチュード(M)6・6と推定される。新潟県の日本海沿岸に一時、津波注意報を出した。 新潟県警や柏崎消防署によると、家屋数十棟が倒壊、下敷きになるなどして数十人がけがをした。閉じ込められている人もおり、県警や消防が救出にあたっている。電柱が倒れたり、道路が陥没するなどの大きな被害が出ている。 警察庁は、災害警備本部を設置した。 新潟県などによると、東京電力柏崎刈羽原発の2、3、4、7号機が緊急停止。3号機の外にある主変圧器で火災が発生、職員らが消火している。原子炉周辺の放射線の測定値に異常はない。 JR上越新幹線や新潟県内の在来線は運転を見合わせている。東北新幹線と長野新幹線は運転を一時見合わせた。 東日本高速道路によると、新潟県内を中心に北陸、関越、上信越各自動車道の一部区間が点検のため通行止めになった。新潟県内の道路では土砂崩れが多数で発生。新潟空港も一時、滑走路を確認するなどしたため航空機の離着陸を取りやめた。 東北電力によると、新潟県内の多数の家屋が停電している。【写真説明】地震により倒壊した建物=16日10時30分ごろ、新潟県柏崎市
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1.<上中越沖地震>伝言ダイヤルの利用呼びかけ NTT東日本,毎日新聞
RV=24.2 2007/07/16 15:53
キーワード:電話,自宅,メッセージ,番号,なる
新潟県中越、長野県北部などで16日午前に発生した震度6強の地震で、被災地周辺の電話がつながりにくくなっている。NTT東日本では、災害用伝言ダイヤルやウェブ掲示板を開始。不要不急の電話を極力控えるように呼びかけている。 伝言ダイヤルなどの対象は、市外局番「025」(新潟県全域)と「026」(長野県全域)から始まる電話番号。伝言ダイヤルの場合、「171」を最初に押してから現地に電話をかけると、録音メッセージがあれば再生される。録音の方法は、「171」を押した後、音声案内に従い「1」を押し、自宅などの電話番号を登録。メッセージを録音する。 ウェブの掲示板では、サイト(https://www.web171.jp/top.php)にアクセスし、現地の電話番号を入力するとメッセージがあれば閲覧できる。被災地側からメッセージを残す場合も同サイトにアクセスし、案内に従って入力する。事前に互いの暗証番号登録が必要な場合もある。【デジタルメディア局】
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1.上中越沖地震 3人死亡150人負傷 住宅倒壊多数
,毎日新聞
RV=31.6 2007/07/16 17:07
キーワード:断層,今回,余震,ガス,女性,なる,建物
16日午前10時13分ごろ、新潟県と長野県で強い地震があり、新潟県長岡市、柏崎市、刈羽村、長野県飯綱町で震度6強を観測したほか、信越地方を中心に東北から近畿、中国地方にかけて震度5〜1を観測した。気象庁によると、震源は新潟県上中越沖で、震源の深さは約17キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6.8と推定される。この地震で同県佐渡市鷲崎で微弱な津波が観測された。 被害は柏崎市付近に集中。同市の柏崎中央病院によると、搬送された市内に住む高齢の女性2人が死亡。このほか、2人が重傷、23人が軽傷という。一方、同市の刈羽郡総合病院によると、100〜150人が搬送され、重体の患者もいるという。新潟県警柏崎署によると、柏崎市の東本町、西本町、諏訪町など市内で住宅数十軒が倒壊し、多数が閉じこめられている模様だ。 柏崎市災害対策本部によると、さらに同市内で1人の死亡が確認された。これで今回の地震による死者は3人になった。3人とも柏崎市内の女性で、80代が2人、70代が1人。建物の倒壊に巻き込まれるなどしたという。 一方、経済産業省によると、地震の影響で、東京電力柏崎刈羽原発は、稼働していた4基を停止したが、うち1基の変圧器で火災が発生し、約1時間半後に消し止められた。残る3基は定期検査中のため稼働していなかった。放射能漏れはないという。 東北電力によると午前11時現在、新潟、長岡、柏崎市などで約2万2000戸が停電している。また、柏崎市ガス水道局は、安全のため市内約3万4000戸へのガス供給を停止した。 JR東日本東京支社によると、上越新幹線が運転を中止したほか、長野、東北新幹線なども一時運転を見合わせた。 気象庁は正午から記者会見を開いた。午後0時半までに体に感じる余震が13回起きており、同庁は「場所によっては震度6弱の余震が起きる可能性がある」として、今後1週間程度の警戒を呼びかけた。同庁によると、今回の地震は北西と南東の両方向から圧力を受けて断層がずれる「逆断層型」の地震とみられる。新潟県で震度6強以上の地震を観測したのは、04年10月23日の新潟県中越地震(M6.8)で最大震度7を観測して以来。今回の震源地は新潟県中越地震の震源から約40キロ北西に位置する。気象庁は「今回の地震は04年の地震とメカニズムが似ている」と話している。
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1.2カ所で脱線、道路も寸断=地震で交通網打撃−新潟
,時事通信
RV=30.5 2007/07/16 17:31
キーワード:列車,道路,ない,脱線,越後湯沢,現地,再開,編成
新潟県中越沖地震の影響で、同県柏崎市内では、JRの列車が2カ所で脱線。上越新幹線が越後湯沢以北の区間で運転を見合わせるなど、交通網が大きな打撃を受けた。 JR東日本によると、柏崎駅越後線ホームで、始発下り普通電車(2両編成)が停車中、前の車両が脱線。けが人はなかったが、同線の運転再開のめどは立っていない。 JR貨物でも、信越線の米山〜笠島間のトンネルを走行中の貨物列車(17両編成)の電気機関車が脱線。運転士1人が乗っていたが、脱出して無事だった。 国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は、2件の脱線事故で、調査官各2人を現地に派遣した。 信越線では、青海川駅西側でがけ崩れが発生、線路が完全に埋まった。同線は東三条〜長野間で不通になっている。 上越新幹線は新潟〜越後湯沢間で運転を見合わせており、東京〜越後湯沢間で1時間に1本程度の折り返し運転。新潟〜越後湯沢間は線路などの点検で異常がなければ、午後7時ごろ運転を再開する見通し。東北、長野両新幹線は、地震直後に点検を行った後、運転を再開したが、10〜60分の遅れが出ている。 JR西日本の北陸線糸魚川〜直江津間でも上下線で運転を見合わせており、再開のめどは立っていない。JR東日本や西日本の夜行列車も、日本海側を走る列車を中心に運休が決まった。 一方、高速道路は、関越道の湯沢〜長岡、北陸道の糸魚川〜新潟西、上信越道の上越〜中郷、長野〜信濃町間で、地震直後から通行止めが続いている。国道も、土砂崩れや路面にできた段差のため、新潟県内で6カ所が通行止めになるなど、寸断された。
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1.<中越沖地震>交通寸断、ライフラインにも打撃 新潟県内,毎日新聞
RV=42.3 2007/07/16 20:40
キーワード:電話,道路,同市,直後,編成,通信
新潟県中越沖地震では、道路や鉄道などの交通網も一部寸断された。広い範囲で停電や断水、ガスの供給停止などが起き、市民生活のライフラインが打撃を受けている。復旧の見通しが立たない中、住民は疲労の色を深めている。 ◇鉄道 JR東日本によると、信越線の「米山トンネル」(柏崎市)通過中の貨物列車(17両編成)が地震直後に脱線。運転士は徒歩で近くの駅に避難した。また、青海川駅(柏崎市)近くの線路で土砂崩れが発生し、16日午後5時現在、新津―黒姫駅間が不通。 この影響で、関西・北陸と関東・東北・北海道を結ぶ特急10本、急行4本、快速2本が運休。同線復旧の見込みは立たず、17日も運休する。 また、越後線柏崎駅(柏崎市)に停車中の普通電車(2両編成)も脱線。東北、長野の両新幹線も地震直後に一時、運転を見合わせた。 ◇道路 高速道では北陸自動車道の上越IC(インターチェンジ)―長岡JC(ジャンクション)の上下線で、通行止めになった。国土交通省によると、午後4時現在、国道では計7区間が通行止め。 ◇電気 東北電力によると、配電線が地震により断線し、午後6時現在、柏崎市、刈羽村で計2万5198戸が停電している。 ◇ガス 柏崎市ガス水道局によると、同市内3万4000戸へのガス供給を停止している。ガス協会や東京ガスが専門家を派遣しているが、午後5時半現在、復旧のめどは立っていない。 ◇水道 新潟県などによると、地震による水道管の破裂などで、午後8時現在、柏崎市の約3万9000戸をはじめ、上越、長岡の両市、刈羽村など5万5000戸以上が断水している。復旧の見込みは立っていない。 ◇通信 地震の影響で16日、新潟、長野両県を中心に、固定電話や携帯電話がつながらなくなる通信障害が起きた。柏崎市内の一部では、固定電話の305回線が地震直後から約8時間不通になった。 携帯電話は、ソフトバンクモバイルが、基地局間を結ぶ通信ケーブルの一部が切断され、新潟、長野両県の93局の管内で、幅広い障害が出ている。NTTドコモは柏崎市内の9局、KDDI(au)は同市と上越市の最大計3局で、通信システムの機能が一時停止。各社は、被災地での通話規制を実施した。 NTT東西は16日、新潟、長野、石川の3県全域を対象に、安否確認などのメッセージを聞くことができる「災害伝言ダイヤル」(有料)を開設した。「171」をダイヤルした後、音声ガイダンスに従って録音・再生する。被災地以外の人も利用できる。 携帯電話は、インターネット接続のメニューボタンを押し、「災害用伝言板」(無料)を選択する。被災地からは伝言の登録と確認ができるが、その他の地域は確認のみ可能。
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2.地割れ、亀裂、土砂崩れ 上空ヘリから見た柏崎市内,産経新聞
RV=25.3 2007/07/16 20:50
キーワード:道路,傾く,亀裂,編成
ホームで傾く電車、橋に走る亀裂−。新潟県中越地方で16日に起きた地震の被害地を、産経新聞社のヘリで上空から見た。 JR柏崎駅ホームでは2両編成電車の、1両が45度に傾いた状態で停車。駅北側では寺が崩壊、墓石が倒れているのが見える。小学校の校庭に生徒か、10数人の人が集まっている。車は通常通り運行。高速道路は通行止めになっている。 柏崎市内の橋に亀裂、公園には地割れ、亀裂が走っている。また、青海川駅近くを通る日本海沿いの線路を土砂崩れが覆い、約50メートルにわたって埋め尽くしている。 日本海上では船が通常通り運行。市中心部の主要道路は渋滞でノロノロ運転だ。屋根をよく見ると、瓦屋根がはげ、亀裂が入ったかのような住宅も多く見られる。 ◇ 傾いた電車、線路を覆う土砂、ぺしゃんこにつぶれた建物…。新潟県を再び襲った烈震。震源地に近い柏崎市では上空のヘリコプターからも震度6強の揺れが残した無残なつめ跡がはっきりと確認できた。 市中心部にあるJR柏崎駅ではホームに停車中の2両編成電車の1両が脱線、45度に傾いた状態でかろうじて横転をまぬがれていた。近くの商店街ではアーケードにもたれかかるように崩壊した家屋があった。 周辺では寺院が真上から踏みつけられたように中心部から倒壊、隣接する墓地では、数多くの墓石が四方八方に倒れていた。酒造りで有名な地域だけに、全壊した酒蔵のような建物も視界に入った。住宅密集地では屋根に亀裂が入るなど、ほとんどの住宅に何らかの被害が確認できた。 市役所近くの学校の校庭では、避難のために集まったのか、生徒とみられる十数人の人影がみえた。地震が原因とみられる負傷者がストレッチャーに乗せられて病院に搬送されていった。 駐車場など空き地では、夜を過ごすためか人が集まってテントを設営する姿もあった。 中心部から西方へ約7キロ。日本海沿いを走る信越線青海川駅近くでは、線路上をがけ崩れの土砂が覆い、約50メートルにわたって埋め尽くされていた。がけの上にある5棟ほどの住宅は今にも滑り落ちそうな状態だった。(内藤慎二)
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1.警察・消防・自衛隊が現地入り、被災者の救出や給水活動
,読売新聞
RV=28.7 2007/07/16 21:28
キーワード:直後,通信,警察,派遣,現地
警察・消防などでは、地震発生直後から現地に支援要員などを派遣した。 警察庁は16日午前、各警察本部に対し、機動隊員らで構成する広域緊急援助隊の派遣を指示。午後1時15分までに、警視庁と埼玉、千葉、富山、群馬、栃木、神奈川各警察本部から計約200人の部隊が出発した。また、長野など4県警の広域緊急援助隊交通部隊約110人や、情報通信確保のための衛星通信車なども派遣された。 総務省消防庁は、東京、富山、福島、栃木、埼玉、石川の6都県と仙台市、横浜市に順次、緊急消防援助隊の出動を要請。航空隊など計12隊、53人がヘリコプターなどで現地入りし、被害状況の確認などにあたっている。
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1.<中越沖地震>微量の放射能漏れ海水中へ 柏崎刈羽原発で
,毎日新聞
RV=30.4 2007/07/16 23:04
キーワード:直後,水,近く,プール,ない,同社,中村
東京電力柏崎刈羽原発(1〜7号機、新潟県柏崎市、刈羽村)では、稼働中だった2、3、4、7号機が自動的に緊急停止した。地震発生直後の午前10時15分ごろには、3号機のタービン建屋に隣接した変圧器から火が出ているのを、同社員が発見。約1時間後に駆けつけた消防署が化学消火剤で消したが、約2時間にわたり黒煙を上げ続けた。また、同社は6号機から微量の放射能を含んだ水約1.2トンが、海水中に放出されたと発表した。地震によりこのような事態が起きたのは例がないという。 同社と経済産業省原子力安全・保安院によると、同原発から中越沖地震の震央までの距離は約9キロ。国内では最も原発の近くで発生した大地震とみられる。 同社によると、燃えた変圧器は、原発で発電した電気の一部を発電所内で使用するために電圧を下げる機器。出火原因は不明だが、同社は、変圧器内の油が地震の揺れで漏れ、引火した可能性も含めて調査している。 一方、海水中に放出されたのは6号機の使用済み核燃料プールの水とみられる。地震の影響でプールの水が原子炉建屋内の周囲にあふれ、排水に混じったらしい。放射能の量は約6万ベクレルで、ラドン温泉の温泉水6リットル程度が含む放射能と同程度。法令の基準以下で人体に影響はないという。 同社は、他の6基でも建屋内のプール周辺での水漏れを確認した。外部への放射能漏れがないか調べているという。【中村牧生、高木昭午】
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1.警察・消防・自衛隊が現地入り、被災状況確認や給水活動,読売新聞
RV=42.2 2007/07/16 23:48
キーワード:警察,通信,直後,援助,派遣,現地,部隊,出動
警察・消防などでは、地震発生直後から現地に支援要員などを派遣した。 警察庁は16日午前、各警察本部に対し、機動隊員らで構成する広域緊急援助隊の派遣を指示。午後1時15分までに、警視庁と埼玉、千葉、富山、群馬、栃木、神奈川各警察本部から計約200人の部隊が出発した。また、長野など4県警の広域緊急援助隊交通部隊約110人や、情報通信確保のための衛星通信車なども派遣された。 総務省消防庁は、東京、富山、福島、栃木、埼玉、石川の6都県と仙台市、横浜市に順次、緊急消防援助隊の出動を要請。航空隊など計12隊、53人が現地入りし、被害状況の確認などにあたっている。 防衛省は、自衛隊のヘリコプターや航空機で情報収集したほか、新潟県知事からの災害派遣要請を受け、計450人を投入。給水車25両を柏崎市へ向かわせた。
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1.固定・携帯電話が不通に=停電などで通信障害−新潟・長野の一部,時事通信
RV=32.1 2007/07/17 00:31
キーワード:電話,通信,基地,携帯
新潟、長野両県で発生した地震の影響で、16日午前から携帯電話などがつながらなくなる通信障害が発生した。NTT東日本によると、震度6強を記録した新潟県柏崎市で、停電の影響から固定電話が最大約500回線不通になった。 携帯電話も一部で使えない状況になった。ソフトバンクモバイルでは、電話の電波を中継する基地局計90カ所が機能しなくなり、新潟県13市2町3村と長野県6市3村の一部で会話、パケット通信ともできなくなった。同社は基地局と基地局を結ぶ伝送路に何らかの障害が発生したとみて調査を開始した。 NTTドコモでは、新潟県柏崎市の9つの基地局が、停電が原因とみられる障害で停止し、同市の一部で携帯電話が全くつながらなくなった。「au」ブランドのKDDIも3基地局が稼働停止に追い込まれ、新潟県上越、柏崎両市の一部で不通になった。
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2.木造住宅に被害集中、低層に共振「キラーパルス」が影響か
,読売新聞
RV=24.0 2007/07/17 00:24
キーワード:波,住宅,周期,防災
今回の地震で倒壊した家屋の多くは古い木造住宅。被害が集中した新潟県柏崎市は、木造家屋に被害を及ぼしやすい特徴的な地震波に襲われていた。 筑波大学大学院構造エネルギー工学専攻の境有紀・准教授は、防災科学技術研究所が公開する地震の波形を解析。その結果、柏崎市では、揺れの往復に1〜2秒しかかからない、比較的短い周期の地震波が多く観測された。 この周期の地震波は「キラーパルス」と呼ばれ、低層の木造家屋と共振し、家屋の倒壊を招く。阪神大震災で壊滅的な被害をもたらした地震波として知られ、その後、2004年の新潟県中越地震、今年3月の能登半島地震でも観測された。 一方、東京大学地震研究所の纐纈一起(こうけつ・かずき)教授の解析では、周期1〜2秒の地震波に加え、2〜3秒という長めの周期を持つ地震波も検出されている。纐纈教授によると、低い建造物でひびや緩みなど細かな破壊が進むと、2〜3秒の周期の地震波も建物と共振しやすくなる。纐纈教授は「地震の揺れで壊れ始めた木造住宅に、2〜3秒周期の地震波がとどめを刺し、さらに倒壊被害が広がった」と見る。
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1.新潟、長野で震度6強=8人死亡、2人不明、900人超けが−中越沖でM6.8,時事通信
RV=20.7 2007/07/17 01:30
キーワード:水,断層,同市,大きい
16日午前10時13分ごろ、新潟県上中越沖を震源とする地震があり、新潟県柏崎、長岡両市と刈羽村、長野県飯綱町で震度6強の揺れを観測した。気象庁によると、震源の深さは約17キロ、地震の規模(マグニチュード=M)は6.8と推定される。新潟県では342棟が全壊し、柏崎市で7人、刈羽村で1人が死亡、同市の2人が行方不明となっている。重軽傷者は新潟県875人、長野県26人、富山県1人の計902人に上った。同庁は「新潟県中越沖地震」と命名した。 余震も断続的に発生し、午後3時37分ごろには、柏崎市などで震度6弱を観測した。本震はプレートの境界ではなく、浅い場所で発生した逆断層型で、気象庁は今後1週間程度は震度6弱、5強の余震に注意する必要があるとしている。 東京電力柏崎刈羽原発2、3、4、7号機は地震発生で自動停止。3号機の変圧器の一部から出火したが、正午すぎに鎮火が確認された。停止中の6号機では微量の放射能含む水が漏れたが、いずれも環境への影響はないという。 新潟県内では倒壊家屋の下敷きになり、柏崎市西本町、下條克一さん(76)、保子さん(72)夫婦、同市新花町、中村エツ子さん(81)、刈羽村井岡、五十嵐キヨさん(79)ら70〜80代の8人が死亡した。被害が最も大きい柏崎市では307棟の家屋が全壊し、550人が負傷。午後11時現在で9859人の住民が避難した。このほか、同市以外の8市町村でも1369人が避難した。長野県内では中野市の女性会社員(52)と飯山市の女性(89)ら4人が足を骨折し重傷。同市内の吹奏楽県大会に出場していた中学生2人が転倒してけがをした。富山県では高岡市の男性(57)が軽傷。この地震で、新潟県の日本海沿岸と佐渡に津波注意報が出され、佐渡・鷲崎地区で微弱な津波を観測したが、約1時間後に解除された。
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2.最大規模、自衛隊員1800人派遣=護衛艦使い、12万食運び入れ−防衛省
,時事通信
RV=20.6 2007/07/17 02:00
キーワード:水,派遣,会議,大きい
新潟県中越沖地震で、防衛省は16日午後、小池百合子防衛相を本部長とする災害対策本部を設置した。陸海空の各自衛隊は約1790人を現地に派遣するとともに、護衛艦などで12万食を運び込む。防衛省が同本部を設置したのは、防衛庁時代の1995年に起きた阪神淡路大震災以来で、災害発生当日の派遣態勢としては過去最大規模という。 同省は、泉田裕彦新潟県知事から同日午前、災害派遣要請があったのを受け、自衛隊派遣を開始。同日午後、省内で対策本部会議を開いた。 陸自は第12旅団(群馬・相馬原駐屯地)が部隊を派遣。隊員約450人が、被害が大きい新潟県柏崎市、小千谷市、刈羽村などで、救出、給水活動のほか、避難住民搬送や道路修復工事を実施した。陸自は17日、さらに約70人を派遣する。 海自は護衛艦「あぶくま」「みねゆき」など9隻を派遣。遅くとも19日早朝までに、全隻を柏崎港に入港させ、12万食のほか、飲料水や毛布などを運び込む。 空自の航空機など8機も出動、避難住民や負傷者の輸送などに当たった。
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1.中越沖地震、政府が激甚災害指定を検討
,読売新聞
RV=32.4 2007/07/17 03:07
キーワード:水,復旧,首相,防災,検討,指定,場合
政府は16日に発生した新潟県中越沖地震について、同日、激甚災害指定の検討に入った。 溝手防災相を団長とする政府調査団や地元自治体の被害調査結果などをもとに、早急に被害額や復旧費を確定させ、指定基準に適合するかどうか検討し、最終判断する。 安倍首相も同日午後、陸上自衛隊ヘリコプターで現地入りし、新潟県柏崎市内の被災現場や柏崎刈羽原子力発電所などを視察した。 激甚災害制度は激甚災害法に基づき、災害復旧に要する費用が一定の基準を超える場合、政府の指定により、復旧事業への国庫補助率の引き上げなどが実施される。 政府は、今年3月25日に発生した能登半島地震については、4月20日に激甚災害に指定し、道路や農林水産業施設の復旧費などの国庫補助率を引き上げた。
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1.中越沖地震、政府が激甚災害指定を検討
,読売新聞
RV=51.5 2007/07/17 03:32
キーワード:水,指定,激甚,復旧,政府,首相,防災,検討,場合,現地
政府は16日に発生した新潟県中越沖地震について、同日、激甚災害指定の検討に入った。 溝手防災相を団長とする政府調査団や地元自治体の被害調査結果などをもとに、早急に被害額や復旧費を確定させ、指定基準に適合するかどうか検討し、最終判断する。 安倍首相も同日午後、陸上自衛隊ヘリコプターで現地入りし、新潟県柏崎市内の被災現場や柏崎刈羽原子力発電所などを視察した。 激甚災害制度は激甚災害法に基づき、災害復旧に要する費用が一定の基準を超える場合、政府の指定により、復旧事業への国庫補助率の引き上げなどが実施される。 政府は、今年3月25日に発生した能登半島地震については、4月20日に激甚災害に指定し、道路や農林水産業施設の復旧費などの国庫補助率を引き上げた。
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1.<中越沖地震>住民1万2000人以上が避難 小学校などに
,毎日新聞
RV=45.1 2007/07/17 05:00
キーワード:電話,水,近く,自宅,復旧,首相,夜
新潟県柏崎市、刈羽村などの被災者は近くの小学校や公共施設に1万2000人以上が避難した。 約500人が避難する柏崎市学校町の柏崎小には、安倍晋三首相が午後6時半すぎ、激励に訪れた。「頑張って」と首相に声をかけられた同市西港町の主婦、熊谷一枝さん(60)の自宅には病気持ちの夫(65)や小4の孫(9)ら4人がいた。熊谷さんは「食器棚から食器が飛び出してきた」、長男一也さん(39)は「電気や水などライフラインだけでも早く復旧してほしい」と語った。 同市西山町の二田(ふただ)小体育館ではバッテリーライトの明かりを頼りに住民は不安な夜を過ごした。無職の綱島卓璽(たくじ)さん(77)は自宅居間にいて地震に遭った。足が不自由でつえの生活をしている。妻ハルエさん(74)と避難した綱島さんは「固い床の上での生活はつらい」と話した。 主婦の庭山昭子さん(64)の自宅裏山は10メートルほど崩れ、家屋近くまで土砂が迫った。「梅雨が明けていないので、山がさらに崩れないか不安。中越地震で家を補修したが、また被害に遭い住めるかどうか……」 200人近くが体育館に避難した同市大久保の大洲小体育館で、佐藤克己教頭(46)は「この辺りはお年寄りが多い。精神的ショックで調子を崩している人もいる」と心配していた。「電話はつながらないし道路はひび割れ車が使えない」。教諭数人が自転車で生徒の安全を確認したという。 同市松波の公民館「松波コミュニティセンター」では約80人が柔道用の畳の上で過ごした。トイレはタンクの水を数回に1度流すだけだ。施設を管理する中村正臣さん(62)は「一刻も早く仮設トイレを」と求めた。 刈羽村役場に近い刈羽村第2体育館に避難した会社員の遠藤直幸さん(35)と妻京子さん(29)は1歳7カ月の長女、友里ちゃんと自宅の庭で遊んでいて被災した。直幸さんは「あわてて娘を抱っこしたが、2人で転んでしまった」と話した。転んでひじを地面に打ち付けたという京子さんは「役場からは夜の食事など何の連絡もない。娘が心配です」と友里ちゃんを抱きしめた。 無職の伊藤ミヨさん(84)は倒れた木製たんすが右足を直撃し、隣の部屋にいた夫の徳一さん(87)に助け出された。幸い打撲程度で済んだという。ミヨさんは「窓が割れ家の中はぐちゃぐちゃ。着替えだけ持って逃げてきた。中越地震を忘れたと思ったらまた大きな地震。何で新潟だけが、こんな目に遭うのか。恨めしい」と涙ぐんだ。
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1.1万2000人が避難=家屋下敷きの女性死亡−死者9人に、余震続く・中越沖地震,時事通信
RV=33.1 2007/07/17 06:04
キーワード:復旧,呉服,住宅,夜,大きい,全壊,同市
新潟県中越沖地震で、同県では住宅が損壊するなどして避難した約1万2000人が17日、学校や集会所などの避難所で一夜を明かした。柏崎市内の呉服店家屋が倒壊した現場では、県警と市消防本部が同日未明、女性を助け出したが、死亡が確認された。地震による死者は計9人になった。県災害対策本部は引き続き、被災状況の把握と復旧作業を急ぐ。 一方、上中越沖を震源とする震度2や1の地震は同日未明も続き、気象庁は余震への警戒を呼び掛けている。 新潟県や柏崎市の災害対策本部などによると、同県内の死者は9人、重軽傷者は886人。16日に震度6強を観測して最も被害の大きかった柏崎市では、約11400人が76カ所の避難所で夜を過ごした。このほか同県内の8市町村でも、約1300人が避難した。 同県内の住宅被害は、全壊が342棟。半壊を含む一部損壊は363棟に上った。 柏崎市東本町の三井田呉服店では、県警と市消防本部などの救助隊が、17日午前4時10分すぎ、倒壊した家屋の下敷きになった女性を救出したが、死亡していた。 女性は同市大和町の飯野昌子さん(71)で、家族に呉服店のそばに用事があると言って出掛けたという。 一方、柏崎市を中心に計約3万5000戸が停電したが、同市内では未明までに、約1500戸が復旧した。東北電力は17日から、復旧作業を本格化させる。 同市内の水道も約4万戸で給水が止まっていたが、未明までに約1000戸で復旧した。
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1.認知から到着に1時間=「人員不足と道路状況」−原発火災で署長・柏崎市消防
,時事通信
RV=27.5 2007/07/17 07:01
キーワード:現場,到着,活動,時間,話す,道路,要請,通常,入る,かかる
新潟県中越沖地震による東京電力柏崎刈羽原子力発電所(柏崎市、刈羽村)の火災で、柏崎市消防署の消防隊が通報から現場到着まで約1時間掛かったことが17日、分かった。前沢泰男署長は「人員を集めるのに時間がかかった。道路状況も悪かった」と説明した。 同署によると、火災を把握したのは、地震発生14分後の16日午前10時27分。東京電力からの連絡で知った。その後、同11時ごろに消防隊が出発。同30分ごろに現場に消防隊が到着して消火活動を始め、午後0時10分に鎮火した。 前沢署長は、出発までに時間がかかったことについて「次々と救急要請の連絡が入ってくる中で、消防隊員を救急現場に出していた。人員が不足した」と説明した。現場への到着に30分掛かったのは、「道路の状態が悪かったことに加え、込んでいた可能性もある」と理由を話した。通常ならば、同署から15分程度で到着するという。
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1.新潟県中越沖地震 現場、遊説先…選挙運動直撃,産経新聞
RV=33.2 2007/07/17 08:01
キーワード:電話,首相,候補
新潟県中越沖地震の発生を受け、与野党は対策本部を設置、参院選の遊説日程を大幅に変更するなど対応に追われた。12日の公示後は九州の集中豪雨、台風4号、そして今回の地震と災害続きで、選挙運動をも直撃している。 自民党は地震発生直後から青木幹雄参院議員会長や片山虎之助参院幹事長らが続々と党本部に駆けつけ、対策本部を設置。片山氏は塩崎恭久官房長官に電話し「できることは迅速に何でもやってほしい」と要請した。 中川昭一政調会長は遊説先の秋田市から民間のチャーターヘリに乗り込み、新潟に急行。県庁の災害対策本部で被害状況の説明を受け、対策を協議した。同党比例代表候補の中山恭子首相補佐官(拉致問題担当)はJR新潟駅前で演説中に地震に遭遇。「みなさん大丈夫ですか」と冷静な対応を呼びかけた。 公明党の太田昭宏代表は北海道・旭川空港に到着直後に一報が入り、すぐに帰京。羽田空港から車で被災地に入った。 民主党の鳩山由紀夫幹事長は地震発生当時、新潟行きの新幹線の車内に。新潟市内での演説を予定していたが、高崎で下車して急遽(きゅうきょ)、車で柏崎市入りした。小学校の体育館では、後から来た安倍晋三首相とばったり鉢合わせし、お互い会釈しただけですれ違う一幕も。小沢一郎代表は夕方、記者団に「政府は十分な対応をしてほしい。とくに原発の火災は一番心配するところだ」と述べた。 ◇ ■過去には投票繰り延べも 新潟県中越沖地震の被害状況によっては、参院選挙に影響が出る可能性もある。 公職選挙法57条は「天災その他避けることのできない事故により投票を行うことができないとき」には、都道府県選挙管理委員会の判断で投票日の繰り延べを決めることができると規定。繰り延べの場合は、新しい投票日の「少なくとも5日前に告示しなければならない」とされる。 仮に新潟、長野など被害のあった県で投開票日が繰り延べされると、規定通り29日に投開票が行われた都道府県でも選挙区の当選者が確定するだけとなり、比例代表の当選者は繰り延べ地域の開票結果が出るのを待って決まることになる。 ただ、総務省選挙課は「近年では国政選挙が繰り延べされた例はなく、今回も投開票日までに約2週間ある。(新潟、長野両県)選管の判断を見守る」としている。国政選挙では昭和49年7月、三重県伊勢市で集中豪雨のため参院選の投開票日を遅らせた例がある。
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2.新潟県中越沖地震 ドキュメント,産経新聞
RV=26.8 2007/07/17 08:02
キーワード:首相,住宅,官邸
【16日】 10時13分ごろ 新潟、長野県で震度6強の地震発生。震源の深さ約17キロ、マグニチュードは6・8(推定)。東京電力柏崎刈羽原発の4基が緊急停止し、上越、東北、長野の各新幹線が運転見合わせ。新潟県内で約3万5000戸が停電 10・15 政府が官邸危機管理センターに対策室、防衛省が災害対策室を設置。警察庁は警備局長を長とする災害警備本部を設置 10・29 安倍晋三首相が長崎市の遊説先で演説を1分半余りで切り上げ、その後帰京 10・30ごろ柏崎刈羽原発3号機の外にある変圧器で火災発生し、黒煙が上がる。東北、長野新幹線が運転再開 10・39 NTT東日本が災害用伝言ダイヤルサービス(171)の運用開始 10・49 新潟県の泉田裕彦知事が陸上自衛隊に災害派遣要請 11・00ごろ 新潟県柏崎市が、各地でガス管が破裂したため市街地周辺のガス供給を停止。その後、柏崎市と刈羽村の全域で停止。水道は柏崎市全域で供給ストップ 11・30 警察庁が富山県警などに広域緊急援助隊の派遣指示 11・35 小池百合子防衛相が地震発生の連絡受け、災害対策を指示 11・45 塩崎恭久官房長官が緊急会見で「柏崎刈羽原発で放射能漏れは確認されていない」 12・00ごろ 気象庁が会見で「最大で震度6弱の余震の恐れ」と発表 12・10ごろ 柏崎刈羽原発の変圧器の火災が鎮火 13・18 溝手顕正防災担当相ら政府調査団、陸上自衛隊ヘリで現地へ 13・20 泉田知事が海上自衛隊にも災害派遣要請 13・30すぎ 柏崎中央病院で治療を受けていた女性2人が死亡 14・00 新潟、長野両県で5万戸以上が断水 14・20 新潟県の約100カ所に、避難所が設置される 14・45 消防庁の集計で地震による住宅被害は全壊298棟を含めて300棟を超える 14・50 気象庁が「平成19年新潟県中越沖地震」と命名 15・05 安倍首相がへリで柏崎市に向かう 15・30前 刈羽郡総合病院で79歳女性が死亡 15・30 防衛省が災害対策会議。柏崎市では約1400人が近隣小学校に避難 15・37 新潟県中越地方で震度6弱の余震 16・00すぎ 新潟県災害対策本部が負傷者を435人と発表 17・01 安倍首相が柏崎刈羽原発に到着し、泉田知事らと視察 17・15 新潟県警が柏崎市内の夫婦2人の死亡を発表 18・05 安倍首相が柏崎市の柏崎小体育館で「復興、復旧に全力を尽くす」と慰問。その後の会見でも「救命、救難に尽力」 20・17 新潟県警が83歳男性の死亡を発表 20・40 安倍首相が官邸に到着 20・43 新潟県警が82歳男性の死亡を発表 21・03 政府が官邸で災害対策関係閣僚会合 21・08 新潟県中越地方で震度4の余震 21・31 上越新幹線が運転を再開 22・00 東電が柏崎刈羽原発で放射性物質を含む水漏れがあったと発表 22・20すぎ 新潟県の避難者1 万人を超える 23・00 新潟県などの集計で負傷者が900人を超える。住宅被害は計780棟【17日】 0・00すぎ 甘利明経産相が東電の勝俣恒久社長に柏崎刈羽原発の運転再開見合わせを指示 1・10 新潟県警が77歳女性の死亡を発表
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3.新潟県中越沖地震 柏崎刈羽原発 揺れ「限界」の2・5倍,産経新聞
RV=26.0 2007/07/17 08:02
キーワード:ガル,波
東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)で観測した今回の地震の揺れの強さ(加速度)が、耐震設計の基準となる「限界地震」のレベルを最大で約2・5倍上回っていたことが16日、東京電力の調べで分かった。経済産業省原子力安全・保安院によると、原発で経験した地震の揺れの強さとしては過去最大とみられる。 甘利明経産相は17日未明、東電の勝俣恒久社長を呼び、安全確認されるまで運転再開を見合わせるよう指示した。 今回の地震で同原発が観測した最大加速度は1号機の基礎部分で暫定値ながら680ガル(ガルは加速度の単位)。設計時に想定した273ガルの約2・5倍に達した。5、6号機でも想定値を軒並み超えた揺れを観測した。 原発の設計にあたっては、最大の被害をもたらす地震「設計用限界地震」と「設計用最強地震」を想定。同原発の設計用最強地震は、北東に約20キロ離れた内陸の気比ノ宮断層で発生するM6・9の地震を想定していた。しかし、今回の地震の震源は、発電所から北に約9キロの海域、深さ約17キロだった。 保安院は「地震波に応じて分析し、耐震評価していきたい」として、同社に詳細な分析結果の報告を求めるとともに、設備の耐震安全性を再確認するように指示した。 同原発では、地震が起きた直後の午前10時27分ごろ、3号機の原子炉建屋とタービン建屋に隣接した所内変圧器から出火し、正午すぎに鎮火。運転中だった3、4、7号機と、原子炉起動中だった2号機が自動停止した。 6号機では、原子炉建屋3階にある放射線非管理区域内に、放射性物質を含む微量の水が漏れ、一部が海に排出されたことが確認された。排水量が少なく環境への影響はないという。 甘利経産相は、勝俣社長に対し、これらトラブルへの対応と国への報告が遅いと厳しく批判した。
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1.1万2000人が避難=死者9人不明1人に−余震続く・中越沖地震
,時事通信
RV=31.3 2007/07/17 08:31
キーワード:呉服,未明,男性,家族,大きい,住宅
新潟県中越沖地震で、同県では住宅が損壊するなどして避難した約1万2000人が17日、学校や集会所などの避難所で一夜を明かした。柏崎市内の呉服店家屋が倒壊した現場では、県警と市消防本部が同日未明、女性を助け出したが、死亡が確認された。地震による死者は計9人になった。同市内で男性1人が依然行方不明となっており、県災害対策本部は県警などと協力して捜索を続けるとともに、被災状況の把握と復旧作業を急ぐ。 一方、上中越沖を震源とする震度2や1の地震は同日未明も続き、気象庁は余震への警戒を呼び掛けている。 新潟県や柏崎市の災害対策本部などによると、同県内の死者は9人、重軽傷者は886人。16日に震度6強を観測して最も被害の大きかった柏崎市では、約1万1400人が76カ所の避難所で夜を過ごした。このほか同県内の8市町村でも、約1300人が避難した。 同県内の住宅被害は、全壊が342棟。半壊を含む一部損壊は363棟に上った。 柏崎市東本町の三井田呉服店では、県警と市消防本部などの救助隊が、17日午前4時10分すぎ、倒壊した家屋の下敷きになった女性を救出したが、死亡していた。 女性は同市大和町の飯野昌子さん(71)で、家族に呉服店のそばに用事があると言って出掛けたという。 一方、柏崎市を中心に計約3万5000戸が停電したが、同市内では未明までに、約1500戸が復旧した。東北電力は17日から、復旧作業を本格化させる。 同市内の水道も約4万戸で給水が止まっていたが、未明までに約1000戸で復旧した。
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2.ライフライン寸断、生活に影響=支援活動本格化−新潟県柏崎市
,時事通信
RV=25.2 2007/07/17 09:00
キーワード:到着,仮設,水,大きい,集まる
新潟県中越沖地震で最も被害の大きかった柏崎市では、地震から一夜明けた17日も依然としてライフラインが寸断されたままで、市民は避難所などで不便な生活を強いられた。一方、各地から支援物資も続々と到着し、市を中心とした支援活動が本格化した。 市災害対策本部によると、避難所で一夜を過ごした市民は76カ所で約1万1350人。食事は、市からの食料配布のほか、自衛隊の炊き出しなどで対応した。 午後には、海上自衛隊の輸送船などから、水や食料が持ち込まれ、各避難所に配布する予定。 各避難所には、これまでに仮設トイレ245基が設置されたが、市は17日中にさらに約200基を増設する方針。 同日午前4時現在、約3万9000世帯で断水が続いており、各地から集まった給水車68台が、小中学校などで水を供給した。 17日は朝から雨模様となったため、各地から届けられたブルーシート約3000枚を配布。また、各避難所に複数の市職員を常駐させ、市民の対応に当たった。
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1.中越沖地震 変圧器2時間燃える 柏崎刈羽原発,毎日新聞
RV=50.0 2007/07/17 09:53
キーワード:ガル,想定,近く,建屋,直下,到着
東京電力柏崎刈羽原発(1〜7号機、新潟県柏崎市・刈羽村)では、稼働中の2、3、4、7号機が自動的に緊急停止したが外部への放射能漏れはなかった。しかし、地震発生直後の午前10時15分ごろ、3号機のタービン建屋に隣接した変圧器から火が出ているのを同社員が発見。約1時間後に駆けつけた消防署員が化学消火剤で消火したが、約2時間にわたり黒煙を上げ続けた。 東電と経済産業省原子力安全・保安院によると、同原発から中越沖地震の震央までの距離は約9キロ。今年3月の能登半島地震では、北陸電力志賀原発と震央との距離は18キロで、国内では最も原発の近くで発生した大地震とみられる。 同電力によると、燃えた変圧器は、原発で発電した電気の一部を発電所内で使用するために電圧を下げる機器。社員ら4人が周辺の機器を消火栓で冷やし、化学消火剤の準備を始めた。地元の消防隊が到着したのは通報から1時間以上が経過した午前11時35分ごろで、鎮火が確認されたのは午後0時10分だった。地震による混乱で消防の到着が遅れたとみられ、原発の地震対策で新たな課題が浮上した。 出火原因は不明だが、同社は、変圧器内の油が地震の揺れで漏れ、引火した可能性も含めて調査している。【中村牧生、高木昭午】 ◇想定上回る揺れ 今回の地震では、同原発1号機の地下5階での揺れが最大で680ガル(ガルは加速度の単位)に達し、耐震設計上想定した揺れを約2.5倍上回った。想定を上回る揺れが観測されたのは東北電力女川原発、北陸電力志賀原発に続いて3基目。原発で観測された揺れとしては過去最大で、原発の耐震想定の甘さが改めて問題になりそうだ。 東京電力は88年、同原発の国への設置許可申請にあたり、大きな揺れをもたらす地震として、当時の国の指針に基づき、原発直下で起きるマグニチュード(M)6.5の地震や、内陸部の断層による地震などを想定した。しかし、今回は原発から9キロでM6.8の地震が起きた。 建設時の調査では、近くの海底に4本の断層が見つかったが、断層の長さが短いなどの理由で、大きな地震は起きないとみなされた。4本とも、今回の地震を予測させる断層ではなかった。 指針は昨年9月に改定された。東京電力は「今回の震源は海底だが、原発建設時に想定した内陸の断層が海底までつながって動いた可能性もある。想定が甘かったという評価はありうるかもしれない。新指針に沿って耐震性を調べ直しており、今回のことを含めて対応したい」と話している。 この地震では、敷地内の土捨て場の一部も崩れた。同社は「原子炉から離れており、問題ない」と説明した。【高木昭午】
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2.中越沖地震 交通寸断、ライフラインにも打撃 新潟県内,毎日新聞
RV=27.6 2007/07/17 09:53
キーワード:電話,近く,通信
新潟県中越沖地震では、道路や鉄道などの交通網も一部寸断された。広い範囲で停電や断水、ガスの供給停止などが起き、市民生活のライフラインが打撃を受けている。復旧の見通しが立たない中、住民は疲労の色を深めている。 ◇鉄道 JR東日本によると、信越線の「米山トンネル」(柏崎市)通過中の貨物列車(17両編成)が地震直後に脱線。運転士は徒歩で近くの駅に避難した。また、青海川駅(柏崎市)近くの線路で土砂崩れが発生し、16日午後5時現在、新津−黒姫駅間が不通。 この影響で、関西・北陸と関東・東北・北海道を結ぶ特急10本、急行4本、快速2本が運休。同線復旧の見込みは立たず、17日も運休する。 また、越後線柏崎駅(柏崎市)に停車中の普通電車(2両編成)も脱線。東北、長野の両新幹線も地震直後に一時、運転を見合わせた。 ◇道路 高速道では北陸自動車道の上越IC(インターチェンジ)−長岡JCT(ジャンクション)の上下線で、通行止めになった。国土交通省によると、午後4時現在、国道では計7区間が通行止め。 ◇電気 東北電力によると、配電線が地震により断線し、午後10時現在、柏崎市、刈羽村で計2万4847戸が停電している。 ◇ガス 柏崎市ガス水道局によると、同市内3万4000戸へのガス供給を停止している。ガス協会や東京ガスが専門家を派遣しているが、午後10時現在、復旧のめどは立っていない。 ◇水道 新潟県などによると、地震による水道管の破裂などで、午後10時現在、柏崎市の約3万9000戸をはじめ、上越、長岡の両市、刈羽村など5万3000戸以上が断水している。復旧の見込みは立っていない。 ◇通信 地震の影響で16日、新潟、長野両県を中心に、固定電話や携帯電話がつながらなくなる通信障害が起きた。柏崎市内の一部では、固定電話の305回線が地震直後から約8時間不通になった。 携帯電話は、ソフトバンクモバイルが、基地局間を結ぶ通信ケーブルの一部が切断され、新潟、長野両県の93局の管内で、幅広い障害が出ている。NTTドコモは柏崎市内の最大12局、KDDI(au)は同市と上越市の最大計3局で、通信システムの機能が一時停止。各社は、被災地での通話規制を実施した。 NTT東西は16日、新潟、長野、石川の3県全域を対象に、安否確認などのメッセージを聞くことができる「災害伝言ダイヤル」(有料)を開設した。「171」をダイヤルした後、音声ガイダンスに従って録音・再生する。被災地以外の人も利用できる。 携帯電話は、インターネット接続のメニューボタンを押し、「災害用伝言板」(無料)を選択する。被災地からは伝言の登録と確認ができるが、その他の地域は確認のみ可能。
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1.<中越沖地震>サポート情報 ライフライン(2)
,毎日新聞
RV=36.5 2007/07/17 11:03
キーワード:電話,通信,同社,携帯,立つ
◇道路 東日本高速道路新潟支社によると、正午現在、北陸自動車道の柿崎IC(インターチェンジ)―米山IC間が上下線とも通行止め。路面に50センチ以上の段差が2カ所、20〜50センチの段差が約40カ所見つかっている。5カ所のトンネルでコンクリートのはく落があり、復旧のめどは立っていない。国土交通省によると、正午現在、計3区間の国道が通行止め。代替措置として、北陸自動車道の長岡―米山、能生―柿崎の各IC間について無料開放を実施中。 ◇通信 正午現在、停電などの影響を受け新潟県内で通信障害が続いている。ソフトバンクモバイルは柏崎市の計8局、NTTドコモは柏崎市と刈羽村の計13局、KDDI(au)は柏崎市の1局で、システムが停止し、一部で通話できない地域がある。 NTT東日本によると、固定電話は午前2時15分に復旧した。ただ引き込み線の断線など個々の住宅や事業所内の障害により、不通になっている場所もある。問い合わせは局番無しの「113」か携帯電話で0120・444・113。同社は柏崎市と刈羽村の7カ所の避難所に計23台の公衆電話を設置した。
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1.<中越沖地震>1800人の自衛隊員を現地に派遣…防衛省
,毎日新聞
RV=28.4 2007/07/17 11:30
キーワード:電話,到着,携帯
新潟県中越沖地震の発生を受け、防衛省は約1800人の自衛隊員を現地に派遣し、被災者支援にあたっている。発生当日の16日、阪神大震災(95年)後では初となる防衛相を本部長とする対策本部を設置し、給水作業や炊き出しなどに加え、17日からは、仮設トイレ設置や携帯電話用充電器の搬送なども始めた。 陸上自衛隊は約450人を派遣、柏崎市周辺で人命救助や給水・炊き出し作業を実施している。さらに約70人の増員を決めている。海上自衛隊は、約12万食分の非常用食料などを積んだ護衛艦や補給艦計9隻が柏崎港に向かい、先発の護衛艦6隻が17日朝、同港に到着。艦載ヘリやボートなどで、缶詰や乾パンなどを被災地に運び込んでいる。航空自衛隊は、輸送ヘリがけが人や医師の搬送にあたっている。 同省によると、泉田裕彦・新潟県知事からの災害派遣要請は地震発生から36分後だったが、これを待たずに発生から22分後、群馬県内の基地から現地偵察用の陸自ヘリが飛び立った。阪神大震災で派遣の遅れが批判されたため、震度5以上で自主派遣が可能になっていた。小池百合子防衛相は「自衛隊の能力と被災地のニーズを組みあわせた対応をしたい」と話している。【本多健】
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2.桑名市、新潟被災地に物資 毛布や非常食など支援,中日新聞
RV=21.6 2007/07/17 11:14
キーワード:物資,到着,救援
【三重県】新潟県中越沖地震に見舞われた同県柏崎市に対し、桑名市は16日、両市間で結んだ災害時の相互応援協定に基づき物資などの支援を始めた。 桑名市はこの日午後3時すぎ、救援部隊の第1陣として、防災対策課職員2人がブルーシートと毛布各30枚、非常食のアルファ米500食を公用車に載せて柏崎市へ出発。被災者の救助を目的にした市消防本部職員5人、給水目的として1トンタンク車などに乗ったガス・水道部職員4人も続いて向かう。いずれも到着後は柏崎市の災害対策本部の指示を受ける。 桑名、柏崎の両市は2005年5月に協定を締結。被災した市が相手方に応援要請した際、物資などの救援を受けることができるとしている。今回の地震では、柏崎市と連絡が付かないため、桑名市が自主的に救援を決めた。 (榊原崇仁)
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3.県内にも激震、ライフライン寸断 新潟県中越沖地震
,中日新聞
RV=21.4 2007/07/17 11:14
キーワード:電話,携帯
【長野県】16日発生した新潟県中越沖地震は、県内でも多数の負傷者が出たほか、鉄道や道路網が乱れ、県民の生活に大きな影響を与えた。一方、被害がさらに深刻だった新潟県柏崎市への応援も相次いだ。余震は1週間ほど続くとみられ、関係機関は注意を呼び掛けている。 JRや私鉄は、県北部・中部で運転の見合わせが相次ぎ、上信越自動車道は、新潟県境寄りが通行止めとなった。 松本市のJR松本駅の構内は足止めとなった利用客であふれ、被害を伝えるテレビに人だかり。女子中学生(13)=長野市=は「親と電話がつながらず心配。どうやって帰ろうか」と困り果てた様子だった。 松本市の陸上自衛隊松本駐屯地では隊員9人と大型トラック4台、給水用トレーラー4台を柏崎市に派遣。信州大病院、相沢病院など6病院からも医療チームが、同市の刈羽郡総合病院へ向かった。 ライフラインの被害は、水道管の破裂により飯綱町で30戸、飯山市で35戸が断水。電気は、安全装置の作動によって長野市北部と飯綱町、信濃町の計2万1200戸が停電し、1分後に復旧。固定電話や携帯電話は、通話が集中したため地震発生直後から接続制限がかかり、つながりにくい状態となった。 長野地方気象台によると、余震の恐れに加えて17日は県北部を中心に昼から夜に雷を伴う強い雨が降る見込み。地盤の緩みによる土砂災害の恐れもあり、同気象台などでは細心の注意を求めている。 また、最大震度の6強を記録した飯綱町では、▽住宅・物置の破損16件▽水道管破裂による断水(午後4時復旧)30世帯▽道路の隆起・陥没3カ所▽ブロック塀の倒壊6カ所−などの被害が出た。 農具収納所の土壁が崩れ、家族で修繕に当たっていた山崎稔さん(69)は「(3年前の)中越地震と違って、最初の揺れから何分後かにドーンと来た。家にいたが、帯戸が倒れてきて危なかった」と振り返った。
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1.中越沖地震:住民の生活、寸断 「なんでまた…」 続く余震、募る不安 /新潟,毎日新聞
RV=27.7 2007/07/17 13:02
キーワード:電話,高校,試合
2年9カ月を経て、県内が再び大きな揺れに襲われた――。16日午前10時13分発生した「新潟県中越沖地震」。柏崎市や刈羽村などで最大震度6強を観測、7人が死亡する惨事となった。同日午後にも長岡市などで震度6弱を記録する余震が起こるなど、被災地では多くの住民が不安な一夜を過ごした。04年10月23日の中越地震でも被災地となった柏崎市では、各地で家屋倒壊や土砂崩れなどが多発し、市内全域でライフラインが寸断されるなど、被害は前回以上。多くの市民はぼうぜんと立ち尽くし「どうしてまた……」と悪夢の再来に戸惑いを隠せないでいる。【五十嵐和大】 ■避難所開設 柏崎市は同日夕までに倒壊の恐れがある北条南小と南鯖石小を除く、市内の全小中学校とコミュニティセンターのほか、柏崎高、常盤高、柏崎工高の3校の計67カ所に避難所を開設した。午後6時現在で計約4000人が避難しており、今後も増える見込み。 同市学校町の柏崎小には500人を超える避難者が集まり、同本部では第一中など周辺の別の避難所への避難を呼びかけている。 また周辺市町村も小学校や公民館などに避難所を開設。刈羽村では、同村第2体育館、ラピカ文化ホール、赤田地区集会場、油田地区集会場、高町地区集会場の5カ所に計約200人が避難した。その他、長岡市7カ所、出雲崎町4カ所、三条市2カ所、上越市168カ所にも避難所が設置された。【関雄輔】 ■避難者 県の斎田英司危機管理監は16日夕、新潟県中越沖地震で被災した避難者が、同日午後5時半現在で7市町村の2216人に上ることを明らかにした。避難者が収容された避難所は計63カ所。柏崎市などではライフラインが寸断されており、避難者は今後も増えるとみている。 収容した避難所数と避難者の内訳は▽柏崎市42カ所、1921人▽刈羽村5カ所、180人▽長岡市5カ所、12人▽出雲崎町4カ所、67人▽上越市3カ所、12人▽三条市2カ所、2人――となっている。【五十嵐和大】 ■休校 県教育委員会によると、中越沖地震の影響で、17日は柏崎市内の公立小中学校全39校のほか、出雲崎町、刈羽村、長岡市、上越市を含む被災地の公立小中学校計50校が臨時休校の措置をとった。また県立高校11校(分校含む)私立高校3校、特別支援学校3校も休校する。【五十嵐和大】 ■水道 県によると16日午後5時現在の断水状況は、柏崎市4万3111戸▽上越市8740戸▽刈羽村4500戸▽長岡市3281戸▽出雲崎町1900戸で、十日町市の一部でも断水が続いている。 ■ガス 県産業振興課のまとめでは16日午後6時現在、柏崎市内で3万4000世帯で都市ガスの供給が止まっている。長岡市では200世帯で供給が止まったが、同日夜までに復旧工事が完了し、ガスの供給が再開された。また、プロパンガスを使用している住民には業者の点検を受けるよう呼びかけている。 ■道路 国交省北陸地方整備局などによると、高速道路や主要道路も各地で寸断されている。 北陸自動車道は上越IC―長岡ジャンクションの上下線で、20センチから50センチの大きな段差が11カ所発生し、通行止めが続いている。復旧の見通しは立っていない。 また、主要国道や県道も以下のとおり、通行止めとなっている(16日午後5時現在)。 【国道8号】長岡市大積千本(土砂崩壊)▽柏崎市比角跨線橋(段差1メートル)▽上越市長浜(法面崩壊)【国道116号】柏崎市藤掛(路面損傷)▽同市西山町田沢・田沢川橋(段差)▽同市西山町二田(段差)▽同市西山町尾野内(段差)▽同市西山町荒谷・荒谷高架橋(段差)【国道352号】柏崎市大崎坂之下(崩壊)【県道柏崎小国線】柏崎市小村峠(土砂崩れ)【県道黒部柏崎線】柏崎市原町なごみ橋(路面陥没)【県道燕分水線】燕市中島(路面亀裂)【県道上越安塚柏崎線】上越市北本町(踏切内電車停車)【県道小千谷大沢線】柏崎市大沢(土砂崩れ)【県道上越安塚柏崎線】柏崎市阿相島(土砂崩れ) ■交通 県交通政策課によると、上越新幹線は地震の発生直後、全線で運転見合わせとなり、新潟―三条の下り線などでは、立ち往生した新幹線の車内に乗客が一時閉じこめられるケースも。線路の点検の後、午後1時過ぎに東京―越後湯沢間で運転を再開したが、1時間に1本程度の折り返し運転。その他の区間では運転見合わせが夜遅くまで続いた。 在来線は、上越線(宮内―水上間)▽信越線(東三条―妙高間)▽飯山線(越後川口―戸狩間)▽只見線(小出―只見間)▽越後線(吉田―柏崎間)の5区間で運転を見合わせており、いずれも復旧見通しは不明。 また、柏崎駅構内で越後線下り普通列車の1両が脱線、けが人はなかった。また信越線米山―笠島駅間のトンネルで貨物列車が脱線した。信越線青海川駅付近では土砂崩れが発生。巻き込まれた車両はなく、けが人はなかった。 JR西日本でも北陸本線(直江津―糸魚川間)で運転を見合わせており、復旧見通しは不明。また北越急行も全線で運転を見合わせており、普通列車の運転再開は未定。 新潟交通、越後交通、頸城自動車の高速バスも、新潟―柏崎間▽新潟―高田間▽新潟―直江津間▽新潟―糸魚川間で運休。また県外高速バスも、新潟―京都・大阪間▽新潟―名古屋間▽新潟―長野間▽新潟―金沢間▽新潟―富山間で運休。上越―東京間で上越自動車道経由による迂回(うかい)運行が続いた。路線バスも各地で運休した。【畠山哲郎】 ■上越市 揺れの大きかった上越市柿崎区などで8人が重軽傷、1人が体調不良を訴えた。16日午後5時現在、同市災害対策本部には、屋根瓦の落下やブロック塀の倒壊、体育館の天井パネル落下などの被害が寄せられている。 同本部によると、柿崎区内の女性2人が骨折したほか、30歳の女性が地震のショックで過呼吸症に。また、同本部が確認している以外に同市内の四つの総合病院で30人あまりが受診しているとみられる。 同市三和区では民家の土蔵1棟が倒壊したが、住宅の倒壊などの報告はない。墓石店や寺の石灯籠(とうろう)、ブロック塀などが倒れる被害が出た。柿崎区、吉川区では道路のマンホールの周辺が陥没したり、橋と車道との継ぎ目に段差が生じるなどの被害が出ており、一時170人あまりが避難した。 一方、柿崎川ダムの送水施設が破損し、柿崎区▽吉川区で断水。大潟区▽頸城区▽三和区で一部断水したほか、最大659件が停電した。ガス、電話関係の施設に被害は出ていない。【萩原滋樹】 ■高校野球 雨で高校野球の試合開始を遅らせていた長岡市の悠久山球場。午前10時13分、足元から突然、突き上げるような揺れに見舞われた。ぐらぐらと1分ほど地面が揺れ、スタンドで応援の準備をしていた父母たちはベンチにつかまるなどして揺れが収まるのを待った。 「やだ、また地震なの」「みんないるから大丈夫」。観客の頭には2年9カ月前の地震が頭に浮かんだ。グラウンドの整備をしていた球児たちも皆座り込んで揺れをやり過ごした。「球場の外へ出て下さい」とアナウンスがあり、速やかに場外へ避難した。 試合は中止となり、車に備え付けられたテレビから流れる地震速報を聞く人だかりができた。今年度で閉校するため今大会が最後の出場となった津南高校野球部の保護者会長、宮嶋英夫さん(45)は「まだ義母と連絡が取れない」と携帯電話を手に不安な表情。記録室で球場のアナウンスと記録を担当していた長岡向陵3年の女子マネジャー、佐藤みなみさん(18)は球場の外で座り込み、泣き崩れた。「中越地震を思い出して……怖かった。あの時も両親と離れていたから……」と声を震わせた。【岡田英】 ◇エコノミー症候群、車中泊で発症も 予防に外で軽い運動を 県は、やむを得ず車中泊をする被災者に向けて、エコノミークラス症候群につながる恐れがあることから、予防のため、時々車外に出て、軽い運動をするなどの注意事項を呼びかけている。 エコノミークラス症候群は、食事や水分を十分に取らない状態で、車内など狭い空間に長時間座ることで血行不良や血栓を生じる。血栓が血管を通じ肺や脳、心臓に達することで脳卒中や心臓発作などを誘発、中越地震では被災者が死亡したケースもあった。 県健康対策課によると、予防措置として(1)時々車外に出て、軽い体操やストレッチ運動をする(2)十分な水分をこまめに摂る(3)ゆったりとした服装で、ベルトをきつく締めない(4)車内ではかかとの上げ下ろしや、ふくらはぎを軽くもむ(5)眠るときは足を上げる――などを勧めている。またアルコールを控え、できれば禁煙することも求めている。【五十嵐和大】7月17日朝刊
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2.<中越沖地震>キラーパルスが木造家屋直撃 周期1秒の揺れ
,毎日新聞
RV=26.2 2007/07/17 12:35
キーワード:波,周期,近く
新潟県中越沖地震の地震波は、周期1〜3秒程度の波が強かったことが東京大地震研究所などの解析で分かった。このうち、周期1秒前後の揺れは「キラーパルス」と呼ばれ、木造家屋に被害を与えやすい。家屋に甚大な被害を出した95年の阪神大震災で注目された。 建物にはその構造や高さによって特に揺れやすい周期(固有周期)があり、木造家屋の場合は周期1〜2秒で最も被害が出やすい。 建築研究所の河合直人・構造研究グループ上席研究員によると「04年の新潟県中越地震では、震源近く(同県川口町)でこの周期の揺れが観測された」と話す。 今回の地震ではより長い周期2〜3秒の波も強く観測されたが、東大地震研究所の古村孝志准教授(地震学)は「これが建物の被害を拡大した」と分析する。 地震で建物に損傷が起きると固有周期が伸び、木造家屋ではそれが2〜3秒になるからだ。 建物の耐震性の強化の遅れが被害を拡大したとの指摘もある。中越地震の構造物被害を調べた長岡高専環境都市工学科の井林康准教授は「報道を見ると、古い木造家屋に被害が集中しているようだ。柏崎市は第二次世界大戦時の空襲被害がほとんどなく、旧家が多く残っている地域で、住宅の耐震性が不足していた可能性が高い。重い瓦屋根の住宅が多かったことも、被害の拡大につながったようだ」と分析する。 河合さんは「建築基準法の耐震基準にのっとれば、重い瓦屋根でも耐震性を確保できるが、戦前などに建てられたものは対策が不十分だったようだ。中越地震で被害を受けた木造住宅では、農家や店舗併用の住宅など壁が少ない建物が多かった。古い住宅の所有者や居住者は、速やかに耐震性向上に取り組むことが必要だ」と話している。【田中泰義、永山悦子】
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1.安倍首相、激甚災害指定へ調査指示 新潟県中越沖地震
,産経新聞
RV=33.3 2007/07/17 14:04
キーワード:ボランティア,指定,選挙,耐震,激甚
安倍晋三首相は17日午前の閣議懇談会で、新潟県中越沖地震を受け、復旧事業費などへの国庫補助率引き上げなどの措置が講じられる激甚災害指定に向け、「国の職員が現地調査に全面協力するなど、スピード感をもって対応するように」と述べ、指定の前提となる復旧事業費を早急に把握するよう関係閣僚に指示した。 塩崎恭久官房長官は同日午前の記者会見で、東京電力柏崎刈羽原子力発電所で観測した地震の揺れが耐震設計の基準となる「限界地震」のレベルを上回っていたことについて、「甘利明経済産業相から電気事業連合会側に対し、全国の原発の安全性を確認するよう要請した。今回の地震を詳細に分析し、原発の安全性を確認して住民の安心を確認したい」と述べ、耐震基準を見直すべきとの考えを示した。 また、柏崎刈羽原発から微量の放射性物質を含んだ水が海に流れていたことが16日夜になって発表されたことに関しては「放射性物質を含む水が外に出てしまったと確認できたのは午後8時28分で、(放射能漏れは確認できないと説明した)16日午前の記者会見と齟齬はない」と説明した。 一方、現地の被害状況を視察中の民主党の鳩山由紀夫幹事長は17日朝、ニッポン放送のラジオ番組に出演し、「新潟も参院選をやっているが、選挙戦は一時中断で、ボランティア的な活動で支援をしたい」と述べた。
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2.<中越沖地震>未明の捜索、希望届かず 9人目の死者
,毎日新聞
RV=26.3 2007/07/17 13:40
キーワード:呉服,未明,店舗,近く
新潟県中越沖地震の被災地、新潟県柏崎市で、16日夜から17日未明にかけて倒壊した呉服店からの被災者の救助作業が行われた。地震発生から約18時間後に救出された同市大和町の無職、飯野昌子さん(71)は病院で死亡が確認されたが、投光器が照らす中での夜通しの作業を近くの住民らが祈るような表情で見守った。 飯野さんは買い物に来て、同市東本町の呉服店脇のアーケード街を歩いていて倒れた呉服店やアーケードの下敷きになったとみられる。 家族が16日午後8時40分、近くの交番に「出かけたまま戻らない」と届けた。同9時すぎから、現場で新潟、千葉の両県警と警視庁の警察官約90人が作業を開始。同11時には、新潟市消防局特別高度救助隊の隊員ら約45人が加わった。 店舗入り口付近の歩道にいたとみられる飯野さんを捜索したが、店は1階部分が完全につぶれた状態。2階部分が崩れて2次被害につながる恐れがあり、救助作業は難航した。消防の救助工作車がクレーンで2階部分を支え、警察官や消防隊員らがチェーンソーなどの工具を使って慎重にがれきを取り除き、17日午前4時12分、飯野さんを外に出した。 飯野さんの近所の女性(57)は「飯野さんは明るい性格で、はきはきと話をし、とても70代にはみえなかった」と話した。飯野さんの自宅の向かいに住む吉野愛子さん(71)によると、飯野さんは2人の孫娘に会うのをいつも楽しみにしていたという。吉野さんは「どうして、崩れた建物のそばにいたのだろうか」と残念そうに話した。【前谷宏、畠山哲郎】
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1.被災地の復旧作業本格化、死者9人・負傷者1000人超す
,読売新聞
RV=29.0 2007/07/17 14:24
キーワード:ボランティア,呉服,未明,飯野
新潟県中越沖地震は、発生から2日目の17日未明、女性1人の死亡が新たに確認され、地震による死者は9人になった。 また、病院に搬送された92歳と62歳の男性2人が死亡、新潟県などで震災との関連を調べている。依然として1人が行方不明で、負傷者は新潟、長野、富山の3県で1088人に上っている。 被害が大きかった新潟県柏崎市や刈羽村では朝から、電気や水道の本格的な復旧作業や、ボランティアによる支援活動も始まった。余震は徐々に減少しているが、気象庁は「17日午後からの雨で地盤が緩み、土砂崩れや家屋倒壊などの危険性が高まる」と警戒を呼びかけている。 柏崎市では、新たに飯野昌子さん(71)の死亡が確認された。飯野さんは、16日夜に呉服店のがれきの下敷きになっているのを発見され、救助作業が行われていた。
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1.中越沖地震:県内医療チーム現地へ 県が先遣隊派遣、支援方法調査 /福井
,毎日新聞
RV=25.7 2007/07/17 16:01
キーワード:ボランティア,医療,救援,救護班
新潟県中越沖地震の被災者救援のため、県内の医療機関からも救護班が16日午後、現地へ次々と向かった。 県内病院の災害派遣医療チームには午後2時56分、厚生労働省から待機解除が伝えられたが、県立病院は自主派遣を決めた。医師や看護師ら5人が救護班を編成して同4時13分、医薬品を車に乗せて新潟県柏崎市の刈羽郡総合病院に向かった。日本赤十字社県支部も救護班7人が同4時半、同県に向け出発した。 また県は、新潟県から「水の供給、食事の対応に問題がある」との情報を得て、必要な支援方法やボランティア数を調べるため、危機対策・防災課員や社協職員らの先遣隊を同県へ派遣した。 同課によると、県内の高速道路や原発、石油コンビナート施設などに異常はなかった。【佐藤孝治】7月17日朝刊
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1.新潟県中越沖地震 徹夜の救出、実らず 呉服店下敷き女性犠牲 ,産経新聞
RV=45.7 2007/07/17 16:25
キーワード:飯野,呉服,店舗,屋根,未明
■「焦るな」「慎重にやれ」 新潟県中越沖地震で、柏崎市東本町の呉服店が倒壊し、女性が下敷きとなった現場では、警察と消防が17日未明まで夜を徹しての救出活動を続けた。女性は、同市大和町の飯野昌子さん(71)。飯野さんは地震発生から約18時間後の午前4時10分すぎに助け出されたが、すでに死亡。今回の地震で9人目の犠牲者となった。「注意深くやれ」「焦るな」。最後まで懸命の救出活動にあたった隊員らの姿を追った。(徳光一輝) 「客の女性が取り残されている」。通報があったのは、地震発生から12時間近くが経過した16日午後10時すぎだった。現場は市中心部のアーケード街の一角にある「三井田呉服店」。木造2階建ての住居兼店舗は1階が押しつぶされ、2階が1階のようになっていた。黒い屋根瓦が建物の重さを物語る。 飯野さんは家族に呉服店のそばに用事があると言って出かけていたという。経営者の男性は地震直後に逃げて無事だった。 新潟県警などは、家屋の中に人の手が見えているのを確認したが、安否は不明。警察車両の投光器が現場を真昼のように照らし出す中、警察の特殊部隊約30人がエンジンカッター(電動のこぎり)で白い壁を1・5メートル四方にわたって切り抜いた。ブルンブルンという爆音のような大音響がとどろき、白煙が暗い夜空にたちこめる。 切り抜いた穴から隊員数名が屋内へ。がれきや段ボール箱などが取り除かれるが、飯野さんまでたどり着けない。警視庁や千葉県警など他の都県警の隊員も加わり、救出部隊は総勢70〜80人になった。 「疲れたら交代しろよ」「慎重にやれ」。指揮官の声が飛ぶ。現場の交差点には報道陣や住民ら約200人が集まり、作業を見守った。近所の主婦(53)は「早く助け出してほしい」。 日付が変わった。指揮官が「最悪の場合、屋内から助け出せないなら、下から出そう」と指示。穴の手前の歩道からスコップを使い、別の穴を掘り始めた。消防車両の小型クレーンが特殊ロープを使って、家屋がこれ以上倒壊しないよう支えた。 東の空が白み始めたころ、飯野さんは助け出され、待機していた救急車で病院へ運ばれた。雨がぽつりぽつりと降り出していた。 消防士の一人は消防車へ戻ってペットボトルのお茶を一口飲み、「建物があまりに重いため、いかに安全に助け出すか試行錯誤を重ねていて時間がかかってしまった」。 無情の雨が隊員の肩を濡らしていた。 ◇ 【義援金受け付け】 非政府組織(NGO)を支援する国際人道支援機関「ジャパン・プラットフォーム」(東京)は新潟県中越沖地震の義援金を受け付けている。同団体に加盟し現地で活動中のNGOへの助成金として役立てられる。 郵便振替で、口座番号は「00120−8−140888」、口座名義は「ジャパン・プラットフォーム」。通信欄に「平成19年新潟県上中越沖地震」と記載する。
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2.中越沖地震 未明の捜索、希望届かず 9人目の死者,毎日新聞
RV=37.9 2007/07/17 17:12
キーワード:飯野,呉服,店舗,未明
新潟県中越沖地震の被災地、新潟県柏崎市で、16日夜から17日未明にかけて倒壊した呉服店からの被災者の救助作業が行われた。地震発生から約18時間後に救出された同市大和町の無職、飯野昌子さん(71)は病院で死亡が確認されたが、投光器が照らす中での夜通しの作業を近くの住民らが祈るような表情で見守った。 飯野さんは買い物に来て、同市東本町の呉服店脇のアーケード街を歩いていて倒れた呉服店やアーケードの下敷きになったとみられる。 家族が16日午後8時40分、近くの交番に「出かけたまま戻らない」と届けた。同9時すぎから、現場で新潟、千葉の両県警と警視庁の警察官約90人が作業を開始。同11時には、新潟市消防局特別高度救助隊の隊員ら約45人が加わった。 店舗入り口付近の歩道にいたとみられる飯野さんを捜索したが、店は1階部分が完全につぶれた状態。2階部分が崩れて2次被害につながる恐れがあり、救助作業は難航した。消防の救助工作車がクレーンで2階部分を支え、警察官や消防隊員らがチェーンソーなどの工具を使って慎重にがれきを取り除き、17日午前4時12分、飯野さんを外に出した。 飯野さんの近所の女性(57)は「飯野さんは明るい性格で、はきはきと話をし、とても70代にはみえなかった」と話した。飯野さんの自宅の向かいに住む吉野愛子さん(71)によると、飯野さんは2人の孫娘に会うのをいつも楽しみにしていたという。吉野さんは「どうして、崩れた建物のそばにいたのだろうか」と残念そうに話した。【前谷宏、畠山哲郎】
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3.中越沖地震 眠れぬ夜、明ける 避難所は人手不足
,毎日新聞
RV=34.4 2007/07/17 17:12
キーワード:電話,ボランティア,物資
新潟県中越沖地震から一夜明けた17日、被災地は雨空に。避難所では早朝から水や食料などの救援物資を求める列ができ、スーパーなどには食料品を求める人が詰めかけた。被害が大きかった同県柏崎市の避難所では、住民が眠れぬ夜を過ごした。一方で、ボランティアの受け付けが始まるなど、復興に向けた動きも。住民は午後に予想される本格的な雨に備えて損壊した家屋にシートをかけるなど、対応に追われた。 避難所は、人手不足にあえいでいた。「えっ、1人なんですか」。柏崎市学校町の同市立第一中避難所。地震発生直後から徹夜で働き続けていた保育士ら女性スタッフ6人は、17日午前9時過ぎに交代要員で現れた市職員が男性1人だったことに絶句した。 スタッフ6人も市職員だが、運ばれてくる物品の搬入、さまざまな被災者からの問い合わせへの対応、お年寄りの身の回りの世話などに奔走し、疲れ果てていた。6人から一斉に仕事の引き継ぎを受けた男性職員も、困惑を隠せない様子だった。 「女性を2人ほど回してもらうよう頼めないでしょうか」「各避難所の態勢が既に組まれてしまったので無理だ」 やり取りの末、1人の保育士(47)が残ることになった。他の女性たちも、保育園などの職場に了解が得られればすぐに避難所に戻ることを約束し、いったん自宅に戻った。「高齢の母や子どもたちが心配。発生直後から、顔を見ていない」と話す。 別の女性保育士は「ここ数年、市の正職員が減らされたことも影響している。臨時職員にはこうした仕事は頼みにくいのだろう」と言う。この避難所には他に県職員4人も詰めていたが、3人は男性。「いろいろな場面で女手は必要。男性スタッフだと遠慮してしまう人もいる」と不安そうだった。 「人が歩く振動を余震と錯覚して何度も目が覚めてしまった」 柏崎市東港町の男性公務員(38)は避難所となった同市学校町の市立柏崎小学校の体育館で、真っ赤にはれた目をこすった。体育館で一夜を過ごした人たちはよく眠れぬ様子で、外にはポツリポツリと朝方近くまで被災者たちの姿があった。 付近の道路を自衛隊や消防団の車がひっきりなしに通る。「目がさえてしまう」。行政書士の高橋和志夫さん(57)は、「持病がある母のことを思いトイレの近くに寝床を用意したが、においが気になって眠れない。地震で気が張っているのだろうか」とため息をついた。 炊き出しが始まった午前5時ごろには、ほとんどの人が目を覚まし、疲れた面持ちで長い列を作った。「夜は不安で、朝が来ることばかり考えていた」という同市西本町の会社員、田辺和子さん(56)は「騒々しかった半面、人がいるという安心感もあった」と話していた。 同市西山町の福祉施設「いきいき館」には約700人が避難した。16日夜に支給された食べ物はおにぎり1人1個だった。17日午前5時ごろ新たなおにぎりと菓子パン、ペットボトルが配られると、お年寄りから子どもまでが列を作って受け取った。近くの会社員、青木忠さん(59)は「おにぎり1個でも、あるだけ感謝したい」と笑顔を見せた。 一方で、いら立ちを隠せない人も。「またつながらない。どうなっているんだ」。同市立第一中に避難していた会社員の男性(58)は、市役所に状況を確認しようとしても携帯電話が通じないことに腹を立て、「夜はレトルト食品で今朝は菓子パン一つ。情報はラジオと新聞だけで、不安が募るばかりだ」と、暗い表情を見せた。 17日早朝から雨が降ったため、家の様子を見に戻る人も多くいた。同市の無職、池田昭雄さん(76)は「家の中はめちゃくちゃだから、雨でどうなったかが心配」と自転車で自宅に向かった。
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1.排気から放射性物質=柏崎刈羽7号機、地震と関連か−人体や環境に影響せず・東電,時事通信
RV=25.7 2007/07/17 18:01
キーワード:放射,物質,検出,場合,基づく,関連,比べる,出力,通常,本社
東京電力は17日午後、新潟県中越沖地震で自動停止した柏崎刈羽原発7号機(改良型沸騰水型、定格出力135万6000キロワット)で同日午後1時ごろ、主排気筒の定期測定をしたところ、通常は検出されない気体状のヨウ素の放射性同位体や粒子状の放射性物質クロム51、コバルト60を検出したと発表した。 検出された放射能に基づき、原発敷地境界で一般人が被ばくした場合の線量を計算すると、年間被ばく限度の1ミリシーベルトに比べて極めて低く、周辺環境への影響はないという。 東京・内幸町の本社で記者会見した鈴木良男原子力運営管理部部長は「地震と何らかの関連がある可能性が高い。原因を調査している」と述べた。
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1.不明男性の捜索続く=雨の中、再び不安な夜−停電、断水解消せず・中越沖地震
,時事通信
RV=39.7 2007/07/17 19:02
キーワード:物資,出動,救援,近く,降る,到着
9人が犠牲となった新潟県中越沖地震で、被害が集中した柏崎市では17日、行方不明の猪俣孝さん(76)=同市鏡町=の捜索が続けられた。一方、水や食料などの救援物資が続々と到着し、被災した住民らに届き始めたが、懸命の復旧作業にもかかわらず、発生から丸1日がたってもライフラインは復旧しないまま。断続的に雨が降る中、住民は2日目の夜を過ごした。 県警などは、猪俣さんについて、2カ所でがれきを掘り起こして捜索するなどしたが、依然として安否は確認されていない。 地震による負傷者は新潟、長野両県で計31人増え、富山を含めた3県で計1119人になった。家屋損壊も、新潟で大規模半壊が1棟、半壊が107棟、一部損壊が726棟と激増したほか、長野で一部損壊が137棟まで増えた。 東北電力によると、余震の影響で新たに三条市と上越市で一時停電したが、いずれも間もなく復旧した。同社は柏崎市を中心に約1200人体制で復旧作業にあたっているが、午後7時現在、同市と刈羽村の計約2万4000戸で停電が続いている。 このほか、柏崎市内では水道、ガスが市内のほぼ全域で供給停止。自衛隊などから給水車100台近くが出動し、75あるすべての避難所に水を供給する予定。
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1.<中越沖地震>ゴミ焼却場の煙突、一部崩落 柏崎市
,毎日新聞
RV=20.5 2007/07/17 19:58
キーワード:近く,部分,ゴミ,煙突
新潟県柏崎市橋場のゴミ処理施設「クリーンセンターかしわざき」の鉄筋コンクリート製煙突(高さ59メートル)が、中越沖地震で一部が崩落して傾き、ゴミ焼却ができなくなっている。市は今後の余震によっては倒壊の危険もあるとして、煙突の取り壊しを決めた。市はゴミ収集を続けるが、煙突の建て替えまで近隣市、町にゴミ処理を委託する方向で調整している。 市によると、煙突は92年完成で、一辺が4.6メートルの四角い柱のような形状。市と隣の刈羽村で収集したゴミを1日約120トン処理していた。 煙突中央からやや下の部分が約10メートルにわたって崩れて鉄筋がむき出しになり、付近にはコンクリート片が散乱している。倒壊の恐れがあるため、近くの市道は約300メートルにわたって通行止めとなっている。【佐々木洋】
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1.<参院選>自、民、公、公示後もHP更新 候補者の写真避け,毎日新聞
RV=43.2 2007/07/17 21:13
キーワード:候補,選挙,想定,掲載,首相
自民、民主、公明の3党が12日の参院選公示後も、党のホームページ(HP)の更新を続けている。ともに05年衆院選では文書・図画の頒布を禁じた公職選挙法に抵触する恐れがあると自粛していた。今回は候補者の写真掲載を避けるなどの改良を加え、ほぼ足並みをそろえており、政党関係者からは「ネットの拡大で総務省の解釈も軟化している」との声も出ている。 自民党は12日、安倍晋三首相(総裁)の東京・秋葉原での第一声をニュースとして掲載。民主党も小沢一郎代表の第一声を掲載し、その後も幹部の遊説を紹介している。当初は自粛する方針だった公明党も13日から党機関紙の記事掲載に踏み切った。 公選法は、選挙期間中は法定のはがきやビラ、パンフレットを除く文書・図画の頒布や掲示を禁じている。インターネットの選挙への活用は想定しておらず、総務省はパソコン画面に表示される文書も「選挙運動には使えない」としてきた。 05年の衆院選では、民主党が岡田克也代表(当時)の第一声を掲載したことに他党が反発。同省も「公選法に抵触する恐れがある」と指摘したため、3党ともに更新を見送った。今回は3党とも候補者の写真を掲載しておらず、民主党は「参院選」という言葉の使用も避けた。自民党は「選挙期間中も配布できる政治活動用のビラと同じ情報提供」(広報本部)、民主党も「政策を訴えるリポート」(広報)と位置付けた。 総務省は「純粋に政治活動に当たるものは公選法が禁じた文書・図画とはみなされない」(選挙課)としているが、どこまでが選挙運動に当たるかはあいまい。政党関係者からは「以前は禁じられた『マニフェスト』という言葉の掲載も問題視されなくなりつつある」など、同省の解釈変更を指摘する声もある。 共産党は党機関紙を引用するHPの更新をこれまでも行っているほか、社民党も新潟県中越沖地震の視察の様子などを掲載する。【竹島一登】
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2.ボランティア募集開始=柏崎市,時事通信
RV=23.5 2007/07/17 21:01
キーワード:電話,ボランティア
新潟県柏崎市は17日、中越沖地震の被災者を支援するボランティア要員の募集を開始した。市ボランティアセンターでは、当面は支援方針を決めるため被災者の要望を聞き取る必要があり、十分に経験を積んだ人の参加が望ましいとしている。 市内で宿泊施設を確保するのは難しいため、長岡市など近隣地域から通うことが必要。問い合わせは同センターで、電話0257(22)1411。
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1.<中越沖地震>サポート情報 ライフライン,毎日新聞
RV=23.1 2007/07/17 21:27
キーワード:電話,携帯,通信
◇電気 東北電力新潟支店によると、午後10時現在、柏崎市、刈羽村の計2万3146戸で停電している。一部を除き18日中の復旧を目指す。 問い合わせは0120・175・366。 ◇ガス 柏崎市ガス水道局(0257・22・4111)によると、午後9時現在、同市と刈羽村で計約3万5000戸への供給が停止している。 ◇水道 午後9時現在、柏崎市で3万9131戸が断水している。上越、長岡の両市や出雲崎町、刈羽村を加えた断水総世帯数は4万5489戸。 ◇道路 東日本高速道路新潟支社によると、午後9時現在、北陸自動車道の柿崎IC(インターチェンジ)―米山IC間が上下線ともに通行止め。国土交通省によると、3区間の国道が通行止め。代替措置で北陸自動車道の長岡―米山、能生―柿崎の各IC間で、無料開放を実施中。 ◇通信 NTT東日本は、避難指示・勧告が出た地域に対し、避難期間分の基本料金を無料にする。災害救助法が適用された新潟県長岡市、柏崎市など6市町村が対象で、被災により電話が利用できない世帯は、申請があれば無料にする。また、無料の特設公衆電話を柏崎市、刈羽村の避難所31カ所に63台設置した。 NTTドコモは柏崎市、刈羽村の避難所31カ所に、無料で通話やメールができる携帯電話62台と無料充電器約400台を備えた。 一方、柏崎市内の一部地域では、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの携帯電話の不通が続いている。 ◇宅配便 ヤマト運輸、佐川急便、日本通運の3社によると、17日現在、道路破損で被災地の柏崎市などで配送不能・遅延が生じている。ヤマト運輸は、同市のほか、刈羽村、上越市、糸魚川市、長岡市などで集配が遅れている。ただ、車で入れないところには人が荷物を運び、避難所を送り先にした荷物にも対応する。佐川と日通は、柏崎市、刈羽村などで集配自体が不能となり、一部地域で集配が遅れている。
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1.救援物資や義援金を被災地へ−中越沖地震、県内で準備進む,山形新聞
RV=48.0 2007/07/17 22:21
キーワード:物資,協定,救援,おにぎり,募金,復興,届ける,準備,義援金
新潟県中越沖地震の被災地に救援物資を送る準備が県内の自治体を中心に進んでいる。17日には、県などがおにぎりや水などの救援物資を被災地に届けた。 県は17日、同日の夕食用として山形市などの給食業者が用意した約2万個のおにぎりを新潟県柏崎市に送った。小国町商工会青年部は、同市にミネラルウオーターや毛布、トイレットペーパーなどを届けることにし、メンバー9人が17日午後7時、トラック1台とワゴン車2台に分乗して出発した。小国町は同日、ミネラルウオーター1200本を提供することを決めた。 鶴岡市は給水車など3台を待機させた。担当者は「要請があれば、すぐにでも出発できる。復興が長引けば、毛布や食料の援助も検討する」と語った。庄内たがわ農協はミネラルウオーター800ケースを18日に発送。余目町農協は1万−2万個のおにぎりを提供する準備を進めている。高畠町は町職員が救援活動を行う際、自分たちが使うテントなどを準備した。 義援金を募る動きも出てきた。飯豊町は町役場に窓口を設置。真室川町は町役場などに募金箱を設置するか検討している。県は大規模災害時の北海道・東北道県相互応援協定に基づき、避難している人を一時的に受け入れる態勢を整えている。
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1.中越沖地震で島根原発の消火体制を点検,山陰中央新報
RV=55.0 2007/07/18 00:04
キーワード:活断層,耐震,設計,電力,東電,報告,問題,到着,体制
新潟県中越沖地震で、東京電力柏崎刈羽原発の変圧器から火災が発生した問題で、中国電力は十七日、経済産業省原子力安全・保安院の指示を受け、松江市鹿島町の島根原発の消火体制について点検を始めた。 保安院は、柏崎刈羽原発で発生した火災で、発見から消防隊到着まで一時間以上かかったことを問題視。中電など原発を持つ電力各社に対し、早急に消火体制を点検するよう指示した。 同原発では、法定基準以下の放射性物質を含む水漏れも発生。東電から保安院への報告が遅れており、保安院は緊急時の連絡体制も点検するよう各社へ指示した。 保安院は、いずれの点検結果も十九日までに報告するよう求めている。 また、同原発では耐震設計基準を大幅に上回る揺れが検知されたが、中電は「詳しい情報が分からない」とし、東電の調査結果を見た上で今後の対応を検討する考えを示した。 昨年、新たな活断層が見つかった島根原発周辺では、原発の耐震指針改定を受け、中電が地質調査を実施中で、1、2号機分の評価結果を十二月に国へ提出する予定。
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2.日本原子力産業協会長が「原発安全性は確保」,山陰中央新報
RV=33.9 2007/07/18 00:04
キーワード:活断層,耐震,設計,電力,体制
日本経団連名誉会長で日本原子力産業協会会長の今井敬氏(新日鉄名誉会長)が十七日、松江市内で会見し、震度6強の揺れを観測した新潟県中越沖地震で東京電力柏崎刈羽原発(同県柏崎市、刈羽村)が自動的に緊急停止した点を挙げ、国内の原発の耐震上の安全性は確保されているとの認識を示した。 今井氏は、同原発の緊急停止を踏まえ「(日本の原発は)チェルノブイリ事故をはじめ海外で発生したような大事故にはつながらない」と言及。「原発の安全性を、電力会社がもっと自信を持って住民に説明すべきだ」と続けた。 一方、同原発の耐震設計の基準を大幅に超える揺れを検知したのを受け「各原発ごとに活断層の有無をチェックし、どんな地震が起きても大丈夫な体制を整えてほしい」と、国と電力会社に要望。変圧器の出火については「原発と直接関係ない」とし、「電力会社が点検を強化すべきだ」と注文を付けた。 同協会は原子力の平和利用を進める民間団体。今井氏は同日、同協会の安全への取り組みを説明するため、松浦正敬松江市長と溝口善兵衛島根県知事を表敬した。
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1.柏崎刈羽原発、全7基でトラブル50件…地震対策見直しへ
,読売新聞
RV=23.0 2007/07/18 01:52
キーワード:放射,東電,建屋,物質
新潟県中越沖地震で柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)の被災状況を調査している東京電力は17日、建屋と主排気筒をつなぐ排気ダクトがずれるなど、地震の影響とみられる50件のトラブルが全7基で確認されたと発表した。 7号機の主排気筒では、ヨウ素などの放射性物質が検出された。地震の影響で何らかの機器や設備が破損した可能性がある。地震によって原発でさまざまな異常が確認されたのは初めてで、原発の地震対策の大幅な見直しを迫られそうだ。 東電は地震後、全原子炉について、主排気筒の排気サンプリング装置の試料を分析。その結果、1〜6号機では放射性物質は検出されなかったが、7号機では、放射性のヨウ素、クロム、コバルトが検出された。こうした放射性物質は主に原子炉の冷却水に含まれる。大気中に放出された放射性物質は微量で、保安規定の放出上限の1000分の1程度。東電は「地震との関連も含め、原因は調査中」としている。
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1.被災地支援 東北から続々 新潟県中越沖地震
,河北新報
RV=56.0 2007/07/18 06:12
キーワード:物資,入浴,仮設,協定,おにぎり,救援,判定,整備,飲料,トイレ
新潟県中越沖地震の被災地を支援する動きが広がり、東北各県からは17日、住民の安全確保や生活支援に当たる要員や救援物資が次々と送り出された。 「大規模地震時の北海道・東北8道県相互応援協定」に基づく新潟県の要請を受け、各県は応急危険度判定士を派遣した。自治体職員を中心に青森16人、岩手17人、宮城18人、秋田10人、山形13人、福島12人に上り、被害が甚大な柏崎市などで被災建物の危険度を判定し、2次災害の防止に協力する。 食料の供給や給水の支援も本格化した。陸上自衛隊では、第九師団(青森市)と第六師団(東根市)の各駐屯地から飲料水などを積んだ車両と支援隊員が現地入りし、給水や野外炊事活動、入浴支援を開始した。 山形県はおにぎり計2万5000個、お湯や水で調理できる非常用ご飯1万食、福島県はペットボトル入り飲料水2万本と、パン、おにぎり4万5000食を新潟県に提供。ヨークベニマルグループ(郡山市)は飲料水8000本、カップラーメン1000ケース、パン5000個を柏崎市などに送った。 山形県は組み立て式簡易トイレ56基、福島市も仮設トイレ50基を被災地に搬送した。 第二管区海上保安本部(塩釜)は、第九管区海上保安本部(新潟)にヘリコプター1機と巡視艇2隻を派遣。東北地方整備局は夜間作業用の照明車2台を北陸技術事務所(新潟市)に送り、当面の救援に必要な人員や機材を調査する職員4人を北陸地方整備局に向かわせた。
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1.中越沖地震 原発の安全指針 経産省、前倒しを指示,産経新聞
RV=42.0 2007/07/18 08:00
キーワード:耐震,ガル,活断層
新潟県中越沖地震の発生を受け、経済産業省原子力安全・保安院は17日、電力各社が全国の原子力発電所で実施している新しい耐震指針に基づく原発の安全確保作業を前倒しで進めるよう指示した。東京電力柏崎刈羽原発は耐震基準が低い旧指針に基づく設計だったことから、実際に記録された揺れが基準を超える事態となった。しかし、新指針では耐震基準が高く算定されるため、早急に作業を終えることで、地域住民の安心につなげたい考えだ。 原発の耐震指針は、地震に関する最新の研究を踏まえて昨年9月、25年ぶりに改定された。耐震強度設計の前提となる最大の地震を想定する際、どこに活断層があるかを把握する手法の精度を高め、活断層の活動履歴の調査期間を従来の5万年前から12万〜13万年前までに拡大したりした。 電力各社は新指針に基づいて各原発周辺の活断層調査などを行っている。また、中部電力は東海地震を想定し、新指針が決まる前に独自の耐震強化を実施。浜岡原発3、4号機は地震の揺れの強さを示す最大加速度で新指針に基づく800ガルを上回る1000ガルにも耐えられる補強工事を実施済みだ。 ただ、甘利明経産相は同日の閣議後会見で「できるだけ迅速に対応させる」と表明。電力各社に作業進展を促し、「調査を前倒しして、早く地域住民の安心が得られるようにしたい」と述べた。 調査には時間がかかるうえ、今の施設が新指針の基準に満たない場合は補強工事が必要になるため、必要な安全確保作業がすむまでには「1、2年はかかる」(原子力安全・保安院)見込みだ。
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2.原子力産業協会長が来県
,産経新聞
RV=28.2 2007/07/18 07:51
キーワード:耐震,活断層
中国電力の島根原発(松江市)視察のために島根県入りした「日本原子力産業協会」の今井敬会長(日本経団連名誉会長)は17日、新潟県中越沖地震による東京電力柏崎刈羽原発のトラブルについて「想定を超える震度で、(今後)耐震指針の見直しは必要になる」との考えを示した。 今井会長は島根原発の視察で緊急時の原子炉自動停止などを確認。「島根原発は地震発生時、震度5で自動停止し放射能も外部に漏れることはない。電力会社が自信を持って(原発の)安全について住民に説明することが重要」とした。 また島根原発の周辺でも活断層が発見されていることに関連し「(新潟の地震を契機に)国や各電力会社などが耐震問題を調査する。そのうえで専門家とも話し合い、これまでの耐震指針でいいのか、新たな指針の策定が必要なのか見直される。状況に応じて議論をまとめ、国に提言したい」と話した。 島根原発の視察後には、県庁に溝口善兵衛知事を訪問。溝口知事は「新潟の地震で県民から原発に対する不安の声がある。安全態勢に遺漏なきようお願いしたい」と要請し、今井会長は「国や各電力会社に安全態勢のチェックと万全の対策を求めていく」とした。
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3.県の無料耐震診断 古い家屋 「倒壊の可能性」9割に,産経新聞
RV=26.0 2007/07/18 07:50
キーワード:耐震,診断
東海地震に備え、県が各市町で実施している専門家による無料耐震診断で、平成18年度に受診した3690戸のうち、東海地震など震度6以上の揺れが発生した場合「倒壊する可能性がある」「倒壊する可能性が高い」と診断された建物が9割近くに上ったことが分かった。16日に発生した新潟中越沖地震では、古い家屋が倒壊するケースが目立ったことから、県では早急な耐震化を呼びかけている。 県は東海地震に備え建物の耐震化を進めるプロジェクト「TOUKAI(東海・倒壊)−0」の一環として、改正建築基準法が施行された昭和56年5月以前の木造建築物を対象に、専門家による無料耐震診断「わが家の専門家診断事業」を実施している。 対象とみられる約38万2500戸のうち、13年度から18年度までに診断を受けたのは1割強の4万7352戸にとどまっている。さらに18年度に診断を受けた家屋のうち、耐震評点が0.7未満で「倒壊する可能性が高い」が60%、0.7〜0.9で「倒壊する可能性がある」も29%と、全体で約89%にのぼることも分かった。 平成14年度以降は、耐震補強の費用について県や地元自治体から助成金を受けることができるようになったが、受診した建物のうち耐震評点が1.0未満と診断されながら、助成制度を利用して工事を行った家屋は6293戸にとどまっている。 18年度だけでみると、助成制度を利用した1615戸の平均工事費は167万円で、他の工事をあわせて行うケースもみられるが、半数は138万円以下で完工しているという。 県建築安全推進室は「新潟で起きた地震のテレビ画像を見る限り、壊れている家の横で、新しい建物には異常がなく、能登半島地震のときと同じ状況。古い家には筋交いがないものもみられる。地震が起こったときに本人だけでなく周囲の家も危ない場合がある」と早急に耐震化を行うよう呼びかけている。
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4.県の無料耐震診断 古い家屋 「倒壊の可能性」9割に,産経新聞
RV=26.0 2007/07/18 07:50
キーワード:耐震,診断
東海地震に備え、県が各市町で実施している専門家による無料耐震診断で、平成18年度に受診した3690戸のうち、東海地震など震度6以上の揺れが発生した場合「倒壊する可能性がある」「倒壊する可能性が高い」と診断された建物が9割近くに上ったことが分かった。16日に発生した新潟中越沖地震では、古い家屋が倒壊するケースが目立ったことから、県では早急な耐震化を呼びかけている。 県は東海地震に備え建物の耐震化を進めるプロジェクト「TOUKAI(東海・倒壊)−0」の一環として、改正建築基準法が施行された昭和56年5月以前の木造建築物を対象に、専門家による無料耐震診断「わが家の専門家診断事業」を実施している。 対象とみられる約38万2500戸のうち、13年度から18年度までに診断を受けたのは1割強の4万7352戸にとどまっている。さらに18年度に診断を受けた家屋のうち、耐震評点が0.7未満で「倒壊する可能性が高い」が60%、0.7〜0.9で「倒壊する可能性がある」も29%と、全体で約89%にのぼることも分かった。 平成14年度以降は、耐震補強の費用について県や地元自治体から助成金を受けることができるようになったが、受診した建物のうち耐震評点が1.0未満と診断されながら、助成制度を利用して工事を行った家屋は6293戸にとどまっている。 18年度だけでみると、助成制度を利用した1615戸の平均工事費は167万円で、他の工事をあわせて行うケースもみられるが、半数は138万円以下で完工しているという。 県建築安全推進室は「新潟で起きた地震のテレビ画像を見る限り、壊れている家の横で、新しい建物には異常がなく、能登半島地震のときと同じ状況。古い家には筋交いがないものもみられる。地震が起こったときに本人だけでなく周囲の家も危ない場合がある」と早急に耐震化を行うよう呼びかけている。
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1.避難所に医師ら派遣=被災地、一部で電力復旧−バス運行始まる・中越沖地震,時事通信
RV=30.0 2007/07/18 09:01
キーワード:電力,本格,バス,生活,始まる,迎える,医師,看護,難航,運行
震度6強を記録した新潟県中越沖地震で、同県は18日、被災から3日目を迎えた。県の災害対策本部は、被害の大きかった柏崎市や刈羽村の避難所に医師や看護師らを派遣。避難所生活の長期化をにらんだケアも本格化した。ライフラインの回復は難航しているが、東北電力は復旧作業を急ぎ、一部地域で電力供給が再開された。 地震以降、ストップしていた柏崎市内の路線バスは同日、一部路線で運行が始まった。 新潟県の災害対策本部によると、避難所の住民は17日から減少したが、柏崎市を中心に7市町村で約9000人が生活している。
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1.刈羽原発トラブル 大間に影響か ,東奥日報
RV=41.7 2007/07/18 09:31
キーワード:耐震,指針,想定,電力
新潟県中越沖地震で東京電力・柏崎刈羽原発が耐震設計上の想定を超える揺れを記録した問題が、本県の原子力施設にも影響を与える可能性が出てきた。塩崎恭久官房長官は十七日の記者会見で「(基準の)見直しを行わなければいけない」と発言。東電などの分析結果次第では、耐震指針の再検討が必要との認識を示した。仮に見直しがなされれば、安全審査が大詰めを迎えている電源開発・大間原発(大間町)の八月着工が大幅にずれ込む可能性がある。 国は原発の耐震指針を昨年改定したばかり。全国一律の基準ではなく、各原発ごとに地盤などを調べてより厳しい想定をするよう定めた。大間原発計画は、新指針による安全審査の第一号。電源開発は当初、二〇〇六年八月着工を予定していたが、指針改定を受け着工を今年八月に繰り延べた。 安全審査は現在原子力安全委員会で進められているが、原子炉設置許可はまだ出ていない。スケジュールを考慮すると「八月中の着工はぎりぎりの状況」(電力関係者)。仮に耐震指針の再検討が行われた場合は「着工が遅れる可能性が高い」(県幹部)という。 同原発の建設に反対している「大間原発訴訟準備会」(函館市)の大場一雄事務局長は「柏崎刈羽の火災報道に肝を冷やす思いがした。大間計画は撤回してほしいが、最低限東電の調査結果が出るまで、国は許可を出すべきでない」と訴える。 電源開発青森事務所は「柏崎刈羽の詳細な状況がまだ分からない。状況が分かり、仮に大間原発の設計に反映すべきものが出てくれば反映していく」としている。
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2.中越沖地震 投票の見通し立たず 施設不足、復旧に追われ,毎日新聞
RV=28.6 2007/07/18 09:56
キーワード:投票,選挙
新潟県中越沖地震は、参院選の投開票など事務作業にも大きな影響を与えそうだ。投票日の29日を控え、被災した各自治体では選挙管理委員会の職員も復旧作業に追われる状態。投票所となる小学校などの施設が被害を受けたり、住民の避難所となっているケースも多く、投票所の確保も危ぶまれる。 「見通しが全く立たない」。震源地に近く、最大の被害を受けた柏崎市。市選管の品田真弘・事務局長は、庁内の片付けなどをしながらつぶやいた。16日の地震直後、市内3カ所の期日前投票所をいったん閉鎖。立ち会いなどをする人手が足りないため、17日からは投票所は1カ所のみで再開した。しかし、午後8時に立ち会いが終わると、品田さんら2人の選管職員も復旧作業を手伝う。 29日に投票所として予定していた小学校など59カ所のうち、約30カ所に住民が避難した。投票所とするには、ついたてで仕切って投票スペースを作る必要がありそうだ。対応できなければ、別の場所にしなければならない。品田さんは「投票所を建物の2階にする場合は、車椅子の障害者は職員が2階まで抱き上げる」と言う。 品田さんの自宅も被害を受けた。「自宅を片付ける余裕もありませんが、何とか自分たちの手で選挙をやり遂げたい」。先が見えない中、歯を食いしばる。 震度6強を観測した刈羽村でも、選管職員が災害対応に追われ、手が足りなくなった。村役場内に設けた期日前投票所の部屋には鍵をかけ、有権者が投票に訪れる度に職員が受け付けることにした。地震発生後、17日夕までに投票に来た人はいないという。また、開票所に予定する文化ホールと投票所となる集会所4カ所には、17日午後2時現在、計約400人が避難する。田中貴裕・村総務課職員は「直後よりも避難者数は減ったが、自宅が被害を受けて帰宅できない人もいる。投票日には、別の場所に移動してもらえるかなどを検討する」と話した。 16日に震度6弱を2回観測した出雲崎町。17日午後、投票所となる集会所など4カ所に計約60人が避難している。矢川浩之・町総務課職員は「住民も選挙どころではないだろう。余震の警戒があるので、避難所の運営をどうするかは何とも言えない。投票所の変更も含め対応を考えたい」と話した。 県選管は「選挙の準備や開票作業で市町村から要請があれば、応援を派遣するなど可能な限り対応したい」と話す。総務省選挙課によると、今回の地震で有権者が投票所入場券を紛失しても、投票所で本人確認ができれば、投票は可能。また他の自治体に避難した場合、避難先で不在者投票ができる。【古関俊樹、五味香織】
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1.中越沖地震:各区市、次々と支援の手 /東京,毎日新聞
RV=53.7 2007/07/18 11:01
キーワード:物資,義援金,トイレ,仮設,シート,協定
新潟県中越沖地震の発生で、都内の各区市などでも被災地への職員の派遣や救援物資、義援金募集の呼びかけが相次いだ。 千代田、港、練馬、江東、板橋、杉並区などは17日、被害が大きい同県柏崎市に職員を派遣したり、仮設トイレやテントなどの支援物資や義援金を送るなど、被災地への支援を始めた。 荒川区は16日夜、95年から「災害時相互支援協定」を結ぶ同県上越市に給水車を派遣。断水している山間部で17日早朝から給水作業をしたという。 柏崎市と姉妹都市提携を結ぶ東村山市は16日、防災安全課などの職員4人と給水タンク2機を派遣したのに続き、17日は職員計5人とタンク2機、毛布、ポータブルトイレ、ブルーシートなどを追加支援。市役所など12カ所で義援金も募っている。 全国51自治体でつくる「中越大震災ネットワークおぢや」に加入する、あきる野、多摩の両市も17日、土地・建物危険度判定士の資格を持つ職員や災害用備蓄飲料水などを柏崎市に送り、八王子、稲城の各市も職員らとともに給水車を出発させた。羽村市も同県刈羽村に飲料水などを届ける。 その他、渋谷区と立川市は来月31日まで義援金を募り、江戸川区や町田市などでも義援金を受け付ける。 一方、陸上自衛隊立川駐屯地は16日から、ヘリコプター2機を派遣し情報収集に当たり、柏崎市には給水車2台と野外炊事車2台を送り給水活動を開始している。【まとめ・酒井祥宏】
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2.中越沖地震:救援物資、被災地へ 県や鹿嶋市など支援態勢整え /茨城,毎日新聞
RV=53.7 2007/07/18 11:01
キーワード:物資,義援金,トイレ,仮設,シート,協定
県や県内の自治体は17日、新潟県中越沖地震の被災地に向け、救援物資を送るなど支援に動き出した。 県は同日午後、仮設トイレ109台をトラック14台に積んで柏崎市の公園に送った。06年に新潟や群馬など4県と結んだ防災協定に基づくもの。 また、厚生労働省から保健師の派遣が可能か問い合わせがあり、20日から8月9日まで延べ15人の保健師を派遣できる応援態勢を整えた。県は「要請があれば、随時支援していきたい」と話す。 鹿嶋市は柏崎市の要望を受け、ブルーシート4000枚、トイレットペーパー約1万8000ロール、非常食のアルファ米1000食を18日早朝、同市役所に送る。永野正道副市長ら職員5人や市建設業協同組合員14人が同行し、現地で情報収集や視察をする予定だ。 水戸市は義援金の受け付けを早期に始める予定。五霞町も救援物資を送ることを検討している。【岩本直紀、栗本優】
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3.中越沖地震:水を、パンを、仮設トイレを… 広がる被災者支援 /群馬,毎日新聞
RV=50.5 2007/07/18 11:01
キーワード:物資,トイレ,仮設,シート,協定,募金
新潟県中越沖地震の被災者を支援する動きが、県内でも官民あげて広がっている。 県は17日、災害時の生活物資供給協定を結ぶ企業からの仮設トイレ70基、パン5000個のほか、県が備蓄する水1万750リットルをトラック11台に載せ、新潟県柏崎市に運んだ。昨年7月に県が近隣5県と結んだ災害時相互応援協定に基づき、同県から要請があった。 太田市からは同日、「東毛臨海学校」(一部事務組合所有)がある同県出雲崎町に向け、同市管工事組合員や市水道局職員ら10人が出発。掘削機や砂利などの工事用物資も運んだ。同町から「水道管の破裂が多く、山間部で工事資材と要員が足りない」との要請を受けたという。また、柏崎市内に臨海学校を所有する多野藤岡広域組合のうち藤岡市もブルーシート130枚、毛布100枚、食料、飲料水を同市に届けた。 日本赤十字社県支部は16日に前橋赤十字病院から被災地に医師1人、看護師4人、事務職員3人を派遣。17日には東吾妻町の原町赤十字病院からも事務職員2人を派遣した。同日現在、いずれも被害の大きかった柏崎市内で活動している。 一方、ホームセンターカインズホームを経営する「カインズ」(高崎市)は同日、柏崎市にブルーシート3000枚とペットボトル入りの水2400リットルを、同県刈羽村に同1200リットルを届けた。コンビニエンスストア「セーブオン」(前橋市)はペットボトル入り水3600リットルとカップめん2160食を柏崎市に送った。ザスパ草津(J2)は18日から公式ショップ「ザスパーク前橋」(前橋市千代田町)に募金箱を設置。25日、8月5日に県営敷島陸上競技場で開催のホーム戦でも募金活動を行う。【まとめ・塩崎崇】
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1.中越沖地震:サポート情報 17日 /新潟,毎日新聞
RV=60.3 2007/07/18 12:03
キーワード:電話,相談,ボランティア,義援金
(17日) 最大震度6強の揺れで、県内では住宅など773棟(17日午後2時現在)が壊れた中越沖地震。自宅で住めなくなった被災者1万2483人(同)が112カ所の避難所での暮らしを余儀なくされている。被災者の生活を支援する制度、サービスなどを紹介する。 ◇災害対策本部 県と、災害救助法の適用を受けた各市町村の災害対策本部は次の通り。 県電話025・285・9427▽柏崎市電話0257・21・4886▽刈羽村電話0257・45・3926▽上越市電話025・526・5111▽長岡市電話0258・39・2269▽出雲崎町電話0258・78・3111▽小千谷市電話0258・83・3506 ◇ライフライン ●電気 東北電力によると、配電線の断線などで、午後4時現在、柏崎市と刈羽村で計2万5296戸が停電している。18日には大幅に復旧する見通し。問い合わせは東北電力コールセンター(電話0120・175・366)。 ●ガス 柏崎市ガス水道局によると、午後5時現在、同市と刈羽村で計約3万5000戸への供給が停止している。復旧の見込みはたっていない。問い合わせは柏崎市ガス水道局(電話0257・22・4111) ●水道 県によると、午後1時現在の柏崎市で3万9131戸が断水しているほか、刈羽村1400戸▽長岡市223戸▽上越市8073戸▽出雲崎町144戸で、計4万8971戸が断水している。 ●こころのケアホットライン 県は被災者の悩みなどの相談に応じるための「こころのケアホットライン」を県精神保健福祉センター内に設置し、電話相談に応じている。番号はフリーダイヤル(電話0120・913・600)と有料電話(電話025・281・5773)。時間は午前8時半〜午後10時。「眠れない」「不安で落ち着かない」といった相談に、センターの職員が応じる。 ●ごみの収集 《柏崎市》 可燃物の回収は火・木・土曜に実施。粗大ごみと不燃物、資源物の回収再開は未定。18日午後1時から同市宝町の小松エスト跡地で粗大ごみと不燃物の回収を行う。 《刈羽村》 ごみ回収の再開は未定。 ◇臨時電話 NTT東日本は、被災地域内の17カ所に無料で使用できる公衆電話計44台を設置した。設置場所と設置台数は次の通り。(17日午後4時現在) ●柏崎市 柏崎小学校14台▽田尻コミュティセンター3台▽北鯖石小学校3台▽中通コミュニティセンター3台▽松波コミュニティセンター2台▽半田コミュニティセンター2台▽ワークプラザ柏崎2台▽総合福祉センター2台▽鯨波コミュニティセンター2台▽上米山コミュニティセンター2台▽高田コミュニティセンター2台▽椎谷コミュニティセンター1台 ●刈羽村 同村村民第2体育館2台▽高町地区集会場1台▽赤田地区集会場1台▽ラピカ文化ホール1台▽油田地区集会場1台 ◇道路 通行止めとなっている国道8号の迂回(うかい)路として、北陸自動車道の能生IC―柿崎IC間と米山IC―長岡IC(関越道)間で通行料金無料措置を実施している。 主要道の通行止め区間は以下の通り。(県警災害対策本部調べ、17日午後4時半現在) ●高速道【北陸自動車道】米山IC―柿崎IC(道路亀裂など) ●国道【8号】長岡市大積千本町(土砂崩れ)▽上越市長浜(同)【352号】柏崎市椎谷(道路陥没) ●県道【上越安塚柏崎線】柏崎市阿相島(土砂崩れ)【柿崎小国線】柏崎市田屋(土砂崩れ)【小千谷大沢線】柏崎市大沢(土砂崩れ)【東柏崎停車場線】柏崎市東本町(家屋倒壊)【荒浜中田線】柏崎市荒浜―刈羽村正明時(道路陥没)▽柏崎市長崎(同)【三条下田線】三条市一ノ門(建物危険)【黒部柏崎線】柏崎市番神(道路陥没)▽柏崎市長崎―山本(土砂崩れ)【礼拝長岡線】柏崎市西山町妙法寺―刈羽村油田(道路陥没)▽柏崎市西山町二田―坂田(土砂崩れ)【野田高柳線】柏崎市高柳町白倉(土砂崩れ)【東長鳥五十土線】柏崎市成沢(道路亀裂) ◇鉄道 JR東日本によると、17日午後3時現在、以下の区間が不通となっている。信越線=犀潟―宮内間▽越後線=柏崎―吉田間 また以下の区間で速度を落とし運行しているため遅れが生じている。信越線=黒姫―犀潟間、宮内―帯織間▽上越線=浦佐―宮内間▽只見線=小出―田子倉間。 不通区間での代行輸送は、道路事情から実施を見合わせている。 また信越線の不通に伴い、以下の特急・急行が全区間運休となっている。復旧の見込みはたたず、運行の再開は未定。 ▽特急「北越号」(金沢―新潟間)▽特急「トワイライトエクスプレス号」(大阪―札幌間)▽特急「日本海1〜4号」(大阪―青森間)▽特急「北陸号」(上野―金沢間)▽特急「能登号」(同)▽特急「きたぐに号」(大阪―新潟間) ◇ペット ペットフードなどの提供▽飼育・健康相談▽ペットの一時預かり――の3点の相談窓口は、中越動物保護管理センター(電話0258・39・5261)▽県柏崎地域振興局健康福祉部(衛生環境課)(電話0257・22・4180)▽県長岡地域振興局健康福祉環境部(生活衛生課)(電話0258・33・4936)▽魚沼動物保護管理センター(電話025・792・8621)▽上越動物保護管理センター(電話025・525・9263)▽福祉保健部生活衛生課動物愛護・衛生係(電話025・280・5206)。 ◇無料入浴 自衛隊東方総監部は被災者のための無料野外入浴セットを開設した。設置場所はしおかぜ荘(柏崎市北園町21―19)。 このほか民間・公営では、弥彦村で1施設▽燕市で6施設▽小千谷市で1施設▽出雲崎町で1施設▽十日町市で12施設▽妙高市で1施設▽上越市で7施設▽新潟市で23施設▽三条市で2施設▽新発田市で1施設▽五泉市で1施設▽佐渡市で2施設▽糸魚川市で1施設―の59施設が被災者のための無料入浴施設開放を行っている。 詳細は各避難所に掲示され、県のホームページhttp://bosai.pref.niigata.jp/bosaiportal/0716jishin/hukushi/nyuyoku.pdfでも公開されている。 ◇銀行 県内に本店を置く地方銀行「第四銀行」「北越銀行」「大光銀行」は、被災して預金通帳や印鑑を紛失した預金者に対し、本人確認ができれば払い戻しに応じる特別措置を始めた。定期預金の期限前での払い戻しについても相談に応じ、今後、災害復旧支援のための低利融資も設けるという。 問い合わせは▽第四銀行(電話025・222・4111)▽北越銀行(電話0120・86・8922)▽大光銀行(電話0120・36・4112)。 ◇融資・経営相談 ●上越市 上越商工会議所は、地震で被害を受けた同市内の商工業者の融資相談や経営相談を受け付ける。土日祝日を除く平日午前8時半〜午後5時15分。同商工会議所中小企業相談所(電話025・525・1185)。また市産業振興課は地震の被害を受けた商工業者の融資相談を受け付ける。相談内容に応じて県や国民金融公庫の窓口も紹介する。平日午前8時半〜午後5時15分、「街なかサテライト」(電話025・526・6900)。 ◇義援金 日本赤十字社県支部と県、県共同募金会では、被災者への義援金を受け付けている。振り込み方法は銀行振り込みでも郵便振替でも可。現金での受け付けも、新潟市中央区の県庁内にある県出納局管理課決算・資金係など3カ所で行っている。 義援金に関する問い合わせは同係(電話025・280・5484)。 ◇障害者支援 県は18日、被災した障害者に対する支援拠点を柏崎市内に設置する。支援センターに相談員が常駐するほか、数名の相談員が避難所を回り、被災した障害者や家族の悩み相談を行う。希望者には、県内の受け入れ可能な施設の紹介なども行う。問い合わせ先は県障害福祉課(電話025・280・5228)。 また県視覚障害者福祉協会も「県中越沖地震視覚障害者相談支援センター」を新潟市内に設置した。月〜金曜の午前9時〜午後5時、電話(電話025・381・8130。 ◇ボランティア 県などで作る「県災害救援ボランティア本部」は、ボランティア活動の照会・相談に応じている。電話025・281・5551(午前8時半〜午後10時)。 被災地の各市町村のボランティアセンターなどと連携をとり、調整を行う。 ◇被災外国人相談 県国際課は、外国人に対する相談窓口を設置。英語、中国語、韓国語・朝鮮語、ロシア語の4言語で対応する。受付時間は午前9時〜午後5時(土日、祝日を除く)。窓口は(電話025・280・5098)、メールアドレスはngt000130@pref.niigata.lg.jp7月18日朝刊
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2.尾道と三原で義援金受け付け,中国新聞
RV=55.3 2007/07/18 12:04
キーワード:電話,ボランティア,義援金,物資
尾道市は17日、新潟県中越沖地震の被災者向け義援金の受け付けを始めた。義援金は同県災害対策本部に送る。市役所など計8カ所に義援金箱を設置。受付時間は午前8時半―午後5時15分で、土・日曜日は除く。救援物資の申し出は断る。尾道市危機管理室=電話0848(55)9125。また、三原市ボランティア連絡協議会は同日、登録45団体に救援募金を呼び掛けた。18日から募金箱を置き、一般にも協力を求める。
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3.中越沖地震:福島第1・第2原発、防災体制に不安 想定地震見直し−−東電 /福島,毎日新聞
RV=39.6 2007/07/18 12:02
キーワード:活断層,耐震,指針
中越沖地震で、東京電力柏崎刈羽原発が変圧器火災や放射性物質を含む水漏れなどを引き起こし、東電福島第1、2原発を抱える県内でも不安が広がった。佐藤雄平知事は17日、「(東電には)想定外を想定した対応を望む」と語り、万全の防災体制を求めた。 今回浮き彫りになった消火体制の不備では、東電によると、福島第1、2原発で計約460人の自衛消防隊員がいるが、「初期消火」の訓練しか受けていないという。大規模火災では「地元消防署に頼らざるを得ない」と話す。 また、想定している地震の規模は、全国一律の「原発から10キロの距離で起きるマグニチュード6・5の地震」。国の耐震設計審査指針が06年9月に改定され、考慮すべき活断層の範囲が広がったため、東電は地質調査などを通じ想定の見直しを進めているが、国への報告書提出は09年になるという。福島第1原発では空調設備などの補強工事をしているといい、東電は「必要があれば耐震性を高める対策を施していく」と話す。【松本惇】7月18日朝刊
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1.中越沖地震:県が職員10人を派遣 家屋危険度診断を応援 /秋田,毎日新聞
RV=29.6 2007/07/18 13:01
キーワード:判定,診断,工事
新潟県中越沖地震で、新潟県の派遣要請を受けて県は17日、被災住宅の応急的な危険度を判定する建築住宅課の職員10人を新潟県柏崎市に派遣した。余震に伴う建物の倒壊、建材の落下による2次災害を防ぐため被災した家屋を診断し、「危険」(立ち入り禁止)▽「要注意」(立ち入り注意)▽「調査済み」(立ち入り可能)――の3段階の表示を張る。危険度を判定する県職員の派遣は、04年10月の新潟県中越地震の際、延べ16人を派遣して以来3年ぶり。 また、東北電力秋田支店も同日、寸断された配電線の復旧工事に当たる社員ら141人を現地に派遣した。今後、同支店で備蓄しているラジオ付き懐中電灯300個を発送する予定。【津村豊和】7月18日朝刊
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2.各原発に消火体制の整備指示=西川福井県知事と会談−甘利経産相,時事通信
RV=21.5 2007/07/18 13:02
キーワード:耐震,電力
甘利明経済産業相は18日、同省内で西川一誠福井県知事と会談し、新潟県中越沖地震に伴う東京電力柏崎刈羽原子力発電所の火災事故を受けて、全国の原発に対し、消防の到着を待たずに自力でも消火できる体制を早急に構築するよう指示する考えを強調した。 福井県は敦賀、美浜原発などを抱える「原発銀座」として知られる。西川知事は会談で、電力会社が進めている原発の耐震性再評価の内容を国が厳正に確認するよう要請したほか、災害発生時の情報提供を徹底するよう指導を求めた。
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1.中越沖地震:職員、給水車、医療チーム派遣…支援活動が本格化 /石川,毎日新聞
RV=48.0 2007/07/18 14:01
キーワード:ボランティア,判定,ゴミ,送る,問題
新潟県中越沖地震から一夜明けた17日、石川県内の自治体でも職員の被災地への派遣など、支援活動が本格化した。 県のまとめでは、消防庁からの要請で緊急消防援助隊の航空隊に県から隊員4人を派遣したほか、県土木部から技術職員3人が、被害状況の確認のため、新潟県柏崎市に入った。19日まで調査し、依頼があれば支援も行うという。 また、16日から、金沢、小松の両市から3台の給水車が被災地に入った。県立中央病院など4病院が自主的に派遣した災害派遣医療チームは、被災地での活動を終え、17日中にもすべて帰県する。 さらに、新潟県の要請により、県や金沢市などから応急危険度判定士10人の派遣が決まったほか、県民ボランティアセンター(理事長・谷本正憲知事)も、被災地でのボランティア活動を支援するため、能登半島地震発生後に備蓄しておいた土のう袋1万枚、ヘルメット100個、タオル1500枚、ナイロン手袋500組などを、新潟県柏崎市の市災害ボランティアセンターに送ることを決めた。いずれも18日午前に出発や発送手続きをする。 一方、金沢市は、安全安心政策会議を開き、中越沖地震の被害状況や市の今後の支援方針などを確認。山出保市長は「今後は健康やゴミ問題が課題として出てくる。事態の変化に応じて適切に応援をしたい」とした。 金沢市は17日、同地震の被災状況調査のため、職員4人を現地に派遣。新潟県柏崎市、上越市などを回り、今後の支援に反映させる。【高橋慶浩、八田浩輔】7月18日朝刊
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2.中越沖地震:全原協も緊急援助 毛布、おかゆなど発送 /福井,毎日新聞
RV=36.9 2007/07/18 14:01
キーワード:耐震,物資,送る,問題
新潟県中越沖地震で、東京電力柏崎刈羽原発が立地する同県柏崎市、刈羽村の要請を受け、全国原子力発電所所在市町村協議会(全原協、会長=河瀬一治・敦賀市長)は17日、緊急援助物資を発送した。 物資は、▽ミネラルウオーター5684本▽家屋の応急補修に使うブルーシート742枚▽毛布1000枚▽おかゆ480食――。敦賀市と美浜、おおい、高浜の3町が提供した。午前9時半、市職員4人が物資を満載した大型トラックとともに市役所前を出発し、河瀬市長らが見送った。 これとは別に福井市、鯖江市、高浜町は16日、被災地に給水車を各1台派遣。同日夕方に出発した県と日本赤十字社県支部の医療チームは、同日夜に被災地に到着し、現地での支援活動に当たっている。小浜市も拉致問題を通じてつながりのある柏崎市に、見舞金10万円を送ることを決めた。 一方、柏崎刈羽原発で火災や微量の放射能を含む水漏れが発生したことを受け、県原子力安全対策課は17日、県内で原発を運営する関西電力、日本原子力発電、日本原子力研究開発機構に対し、▽火災発生時の対応や通報体制の確認など安全管理の徹底▽耐震安全性評価の厳正、早期の作業――を口頭で申し入れた。【平野光芳、高橋隆輔】7月18日朝刊
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3.中越沖地震:知事「木造住宅の耐震診断」訴え 部局長会、幹部ら30人出席 /富山,毎日新聞
RV=33.6 2007/07/18 14:01
キーワード:耐震,診断,物資
◇富山など5市1町が給水車派遣 新潟県中越沖地震を受け、富山県は17日、部局長会議を開いた。県内では高岡市で男性1人が軽傷を負ったほかは人的被害はなく、道路や港湾、空港などのインフラにも被害がなかったことが報告された。 会議には石井隆一知事のほか、各部局の幹部、県警本部などから約30人が出席。県内は震度3を観測したが、県が16日夕方までに河川やダム、下水道などを含め緊急点検した結果、被害は確認されなかった。 被災地の新潟県柏崎市には富山、射水両市と立山町が、また上越市には高岡、砺波、南砺の3市が給水車などを派遣したことが報告された。今後は、災害救助物資の要請が県や日赤県支部にあればすぐに対応する。災害見舞金も検討している。 今回の地震では古い家屋が倒壊し、高齢者が犠牲になっていることから、石井知事は木造住宅の耐震診断・改修補助制度を利用してもらうよう、PRすることを指示。さらに「自主防災組織の整備は自治体によって温度差がある。一人暮らしのお年寄りや、障害者の避難誘導を心掛けなければならない」と語った。 一方、北陸電力と北陸電気工事は17日、東北電力の要請で災害復旧の応援部隊を派遣。魚津市は魚津トラック協会の協力を得て、18日にミネラルウオーター(2リットル入り)1000本を柏崎市に贈る。【木村哲人】7月18日朝刊
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1.中越沖地震:日赤府支部が義援金募集/亀岡市役所に募金箱 /京都,毎日新聞
RV=28.8 2007/07/18 15:01
キーワード:義援金,募金,送る
■日赤府支部が義援金募集 日本赤十字社府支部(東山区)は17日、新潟県中越沖地震の被災地に送る義援金の郵便振替での受け付けを始めた。来年1月16日まで。口座番号00510―5―26、加入者名「日本赤十字社新潟県支部」、通信欄に「新潟中越沖地震」と記入。受領書を希望する場合は「受領書希望」と記入。問い合わせは府支部(075・541・9326)へ。 ■亀岡市役所に募金箱 亀岡市は17日、市役所1階社会福祉課の窓口に義援金を受け付ける募金箱を設置した。10月末まで。問い合わせは同課(0771・25・5029)。7月18日朝刊
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2.原発耐震性再考を 今井会長,中国新聞
RV=26.1 2007/07/18 15:03
キーワード:活断層,耐震
16日起きた新潟県中越沖地震で東京電力柏崎刈羽原子力発電所(新潟県柏崎市・刈羽村)が耐震設計値を上回る揺れを検知した問題で、日本原子力産業協会の今井敬会長は17日、各原発で活断層などチェックし、耐震性を見直す必要がある、との考えを示した。今井会長は島根県庁での会見で、「震度計の観測した震度が限界を超えたことが、今後注目しなければならない最大の問題」と指摘した。
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1.増築家屋に被害集中 中越沖地震 兵庫の研究者調査 ,神戸新聞
RV=45.0 2007/07/18 15:35
キーワード:ボランティア,入浴,仮設,問題,知事
新潟県中越沖地震の被災地で十七日、人と防災未来センター(神戸市)の研究者やボランティアら兵庫の関係者が活動し、阪神・淡路大震災での教訓を伝えている。 新潟県柏崎市で、倒壊家屋の被害状況を調査したのは、神戸新聞客員論説委員を務める河田恵昭センター長と研究員ら計五人。河田センター長は「古い上に、増築を繰り返し、複雑な構造の家に被害が集中している。付け足した部分ごとに揺れ方が違うためだ」と指摘した。 一行は同日正午ごろ、被災地に到着。被害の大きかった柏崎市内中心部を約三時間、歩いて調査した。 その結果、築年数が長く経過している上に、二階の一部に三階を増築するなど、複雑な造りの家に被害が集中していることが判明。地震で増築部分がはじき飛ばされる例などが見つかった。 河田センター長は「丘陵地で古い街のため、道路も真っすぐではない。それに合わせるように多くの家はいびつな長方形になっており、被害を拡大させた」と話した。 また、柏崎市の災害対策本部で河田センター長は、新潟県の小熊博副知事や内閣府の職員らに「高齢者にとって蒸し暑い避難所が一番の問題。自衛隊が持っているようなマット、すのこを床に敷くべきだ」と助言した。 一方、同市内の四カ所の避難所を巡回した兵庫県災害医療センター(神戸市)の救護班は、被災者の打撲や切り傷の手当てなどをした。中山伸一副センター長は「エコノミークラス症候群(肺塞栓症)にならないよう体を動かし、食事や水分をしっかり取ってほしい」と呼び掛けた。 陸上自衛隊第三師団(伊丹市)は、隊員二十七人が柏崎市内で被災者に給水。避難所の市立柏崎小学校では仮設風呂の設営を始め、十八日には被災者が入浴できる。さらに隊員九十八人が炊き出し支援のため伊丹を出発。特定非営利活動法人(NPO法人)「日本レスキュー協会」の災害救助犬が、倒壊家屋で捜索した。(森 信弘)
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2.中越沖地震被災者の再起手助け 県派遣の保健師ら3人出発 2007/07/18 15:34,徳島新聞
RV=25.0 2007/07/18 15:34
キーワード:相談,保健
新潟県中越沖地震の被災者を支援するため、徳島県が現地に派遣する保健師ら三人が十八日午前、被災地の新潟県柏崎市へ向けて出発した。県庁であった壮行式で三人は「被災者の生活再建につながるよう精いっぱい頑張りたい」と話した。 派遣されるのは、徳島保健所の保健師犬伏明美さん(45)と同徳永あいこさん(34)、県地域福祉支援室の澤井宏之室長補佐(50)。三人は十九日から三日間、柏崎市で被災者の健康相談や心のケア、避難所の衛生対策などを担当する。 壮行式では、三木章男県保健福祉部長が「余震が続く厳しい環境の中、被災者は避難所生活を余儀なくされている。健康に気をつけて被災者支援に尽力してほしい」と激励。澤井室長補佐が「被災者の健康保持や心のケアに努め、新潟県民の生活再建につなげたい」と応えた。この後、三人は大勢の県職員に見送られて県庁を出発。飛行機と新幹線を乗り継いで十八日夜、現地に入る。 県は今回の派遣を皮切りに、保健師を二人一組にした計十組を順次交代で現地に送り込む計画で準備を進めている。【写真説明】県職員が見送る中、被災地の新潟県柏崎市に向けて出発する保健師ら3人=徳島県庁
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1.新潟県中越沖地震 電力供給、一部で再開,産経新聞
RV=47.4 2007/07/18 16:42
キーワード:電話,ボランティア,物資,電力
震度6強を記録した新潟県中越沖地震は18日、被災から3日目を迎えた。県の災害対策本部は、被害の大きかった柏崎市や刈羽村の避難所に医師や看護師らを派遣。避難所生活の長期化をにらんだケアも本格化した。現地には発生以来、ボランティアや救援物資が全国から続々と到着しているが、現段階ではボランティアが活動できる範囲は限られ、大量の物資も倉庫でパンク寸前。関係者は「ボランティアが役立つのは復興へと動きだすとき。もう少し待って」と呼び掛けている。 新潟県の災害対策本部によると、避難所の住民は17日から減少したが、柏崎市を中心に7市町村で約9000人が生活している。ライフラインの回復は難航しているが、東北電力は復旧作業を急ぎ、一部地域で電力供給が再開された。また、地震以降、ストップしていた柏崎市内の路線バスは同日、一部路線で運行が始まった。 対策本部は18日から、県立病院の医師や看護師を柏崎市内などの避難所に派遣。心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの心のケアをする。柏崎市在住の猪俣孝さん(76)は依然、安否が不明のままで、県警や消防は、市内で捜索活動を続けている。 また、市社会福祉協議会に設置されたボランティアセンターは、被災当日の16日夜からホームページで募集を開始。翌17日朝までに200件以上の申し込みがあった。 しかし、この段階での仕事は、救援物資の仕分けなど数十人分しかない。余震が続く中、散乱した屋内の片付けなど人海戦術が有効な作業には取り掛かることができず、遠方からの電話での申し込みは断らざるを得ないのが現状。本格的に人手が必要になるには、あと数日かかるという。
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2.新潟県中越沖地震 原発直下に活断層 柏崎市が使用停止命令,産経新聞
RV=33.2 2007/07/18 16:42
キーワード:活断層,電力,命令
震度6強の新潟県中越沖地震を引き起こした断層が、東京電力柏崎刈羽原発の直下にかかっている可能性が高いことが、気象庁などによる余震分布の解析結果で分かった。東京電力広報部も18日、「活断層が柏崎刈羽原発の直下にあることを認識した」と話した。 気象庁によると、震源は柏崎刈羽原発の北約9キロ、深さ約17キロに位置。地震発生から約1日の間に発生したM2・0以上の余震を解析した結果、震源断層は日本海側から南東の陸側に向かって延びていると推定される。 断層の長さは震源地から南西に長さ20〜30キロで、同庁管理課の上垣内修地震情報企画官は「少なくとも海岸線付近までは及んでいるだろう。原発直下まで達している可能性は否定できない」と話している。 活断層の上に立地しないことは、原発建設時の最優先事項で、東電はホームページの地震対策の項目でも「活断層の上には建てていません」「揺れの少ない強固な地盤の上に建てています」としている。 ◇ 柏崎市の会田洋市長は18日午前、東京電力の勝俣恒久社長らを市役所に呼び、柏崎刈羽原発施設内の地盤に傷みが見つかったとして、消防法に基づき、同原発の安全が確認されるまで運転しないよう停止命令を出した。命令の対象は屋外貯蔵庫で、この施設が止まれば原発は実質的に稼働できない。消防法に基づく停止命令は高速増殖炉もんじゅのナトリウム漏洩(ろうえい)事故に次いで2例目。停止が長期化すれば、夏の電力需要ピーク時に供給が間に合わない可能性も出てきた。
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3.中越沖地震 被災地へ米や飲料水発送/鹿児島県内,南日本新聞
RV=24.1 2007/07/18 16:20
キーワード:義援金,物資
新潟県中越沖地震を受け、鹿児島県内の自治体では17日、米や飲料水の発送など、被災地支援の動きが広がった。 菱刈町は、新潟県柏崎市に、災害救援米計250キロを発送した。3月、能登半島地震で被災した石川県へ送ったのに次いで2回目。 同町は1年前の県北部豪雨の際、全国から受けた多数の支援物資に感謝を込め、昨秋、町民に「救援米」の無償提供を呼びかけた。同日は早朝から役場職員らが精米の手配と発送準備。町農林課は「新潟も米どころだが伊佐米を味わい元気になって」と思いを託した。 霧島市は柏崎市に地元特産のミネラルウオーター「関平鉱泉」を発送。職員20人余りが牧園町三体堂の販売所で、約30分かけ20リットル入りケース100箱、2リットル入りペットボトル600本をトラック1台に積み込んだ。 同市は31日まで(土日除く)、義援金箱を本庁と各総合支所の計7カ所に設置。鹿屋市も市役所と吾平・串良・輝北各総合支所の1階ロビーで8月17日まで受け付ける。 鹿児島市は、被害の大きかった柏崎市、長岡市、上越市の3市に災害見舞金を贈ることを決めた。金額は各数十万円程度の予定。現地ではまだ余震が続いており、状況が落ち着き次第送金する。18日から8月17日まで、本庁と九支所に義援金箱も設置する。
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1.中越沖地震 柏崎刈羽原発に緊急使用停止命令 柏崎市長,毎日新聞
RV=44.1 2007/07/18 17:18
キーワード:命令,社長,東電,問題,協定
新潟県柏崎市の会田洋市長は18日、地震による火災が起きた東京電力柏崎刈羽原発について、施設の一部で安全性の確認ができなかったとして、消防法に基づき、油タンクなどの緊急使用停止命令を出した。事実上、原発の使用を停止させる内容。同日午前、市役所を訪れた東電の勝俣恒久社長に命令書を渡した。同原発はすでに停止しているが、地元としても安全性に強い危惧を示した形だ。 市によると、16日の地震発生直後、同原発3号機のタービン建屋に隣接した変圧器で火災が発生し、市が17日に立ち入り調査をした。その結果、3号機の油タンクに傾きや配管の変形を確認した。このため、他施設の油タンクなどにも地震の影響が及んでいるとみて、消防法で定める「製造所等の緊急使用停止命令」に基づき、1〜7号機の油タンクなどの使用を停止すべきと判断した。 会田市長は18日、市役所での会見で「(同原発の)構内はかなり地盤がいたんでいるところもあり、安全の確保ができていない。現状では(同原発の)運転再開は認められない」と話した。 東電の勝俣社長は、会田市長に「大変ご心配をおかけして心からおわびを申し上げます」と謝罪し、「重要施設は表面上問題なく、安全上の問題はないだろうと思っています」と述べた。火災への対応については「消火設備そのものの弱さはあった」と不備を認めた。 同市は新潟県と刈羽村とともに、東電との間で、83年に「原発周辺地域の安全確保に関する協定」を締結。この協定に基づき、新潟県と刈羽村も同日、東電に使用中止を要請する。 原発の使用問題では、すでに甘利明経済産業相が17日、安全確認ができるまで、原発の運転は再開しないよう指示している。【玉木達也、伊藤直孝】
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2.中越沖地震 柏崎刈羽原発に停止命令 被災者ら「当然」,毎日新聞
RV=32.2 2007/07/18 17:18
キーワード:命令,耐震,東電
新潟県中越沖地震の発生から2日。地震による国内初の火災発生があった東京電力柏崎刈羽原発に対し、地元の柏崎市長が18日、緊急使用停止命令を出した。「やはり原発は危険だったのか」。生活再建の課題に直面する被災者からは命令を当然と受け止める声があがり、原発を抱える各地の住民らの間では不安が広がった。 地震で家の屋根瓦が落ち、裏のがけが崩れる被害を受けた柏崎市東の輪町の保護司、高橋忠夫さん(75)は、柏崎刈羽原発に対する緊急使用停止命令のことを聞くと、「東電に対しては不信感がある。一度止めて猛省を促す必要があるだろう」と話した。その上で、「原発を止めて一番困るのは東京の人たち。ギリギリまで止めて生活に影響が出たら自分たちの生活を見直すきっかけにもなるのではないか」と、市長の対応を歓迎した。 避難所になっている柏崎市学校町の柏崎小に水をくみに来た市内の団体職員、中村克昭さん(47)は「地震の時、市民は自分の家より原発はどうなったかと気にしていた。また東電が隠しごとをしているのではと不安があったので、行政の対応は支持できる。市民の東電に対する不信感はなかなか消えておらず、運転の再開は住民の不安を解消してからにしてほしい」。同市栄町の娯楽施設に避難している会社員女性(59)は「安全確保ができるまでは運転再開はしてほしくないので、停止命令を評価したい」と話し、「原発は専門的なことが多くて住民は分からないことがたくさんある。東電は住民にしっかり説明して責任を果たしてほしい」と注文をつけた。 刈羽村の生涯学習センターに避難している主婦(48)は「今回の地震で放射性物質が漏れたと聞き、大きな不安を覚えた。使用停止にするなら、この機会にきちんと安全性を再確認してほしい。県や市は住民のことを考えて東京電力に言うべきことを言ってもらいたい」と話した。同避難所の無職の男性(61)は「県に対してさまざまなトラブルの報告が遅れたのは、東電が困ったことをなるべく表に出したくないと考えているからではないか。大地震があるたびにわれわれ地元住民は原発のことが心配になる。これを機に安全な耐震基準をきちんと作ってほしい」と話した。 小学校に避難している柏崎市中浜、無職、広川清さん(88)は「原発は事故隠しをするなど信じられない。もとから廃止してほしいと思っていた。一時停止は当然だ」と怒っていた。 同小に避難している別の中年男性は「火事が起きたと聞いて心配したが、被災から3日目でそんなことを考えている暇はない。原発に賛成した市民なので、原発があることは仕方がないが、今後の安全対策が一番気になるし、それを包み隠さず公表してほしい」と話した。
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1.新潟県中越沖地震 手塩にかけた地酒“全滅”,産経新聞
RV=35.0 2007/07/18 18:53
キーワード:社長,酒造,貯蔵,タンク,木造
■「越の誉」貯蔵庫倒壊 7代目社長「もう一度底力を」 新潟県中越沖地震で最大の震度6強に見舞われた柏崎市で、全国に知られる地酒「越(こし)の誉(ほまれ)」を醸造する「原酒造」も大きな被害を受けた。原酒を貯蔵する築70年の倉庫が倒壊したほか、製品倉庫に積み上げられていた清酒約1万本が崩れ、がれきと化した。被害額は数億円以上とみられ、同酒造では「手塩にかけて育ててきたのにくやしい」と話している。 JR柏崎駅に近い原酒造は、文化11(1814)年創業の老舗。越の誉は、昭和47年の日中国交正常化の晩餐(ばんさん)会で田中角栄首相(当時)が乾杯に使った酒として知られ、大吟醸などの高いものでは一升瓶で1万円以上する。 地震のあった16日午前、敷地内にある自宅でテレビを見ていた同社7代目社長、原吉隆さん(49)は激しい縦揺れを感じた。「酒は大丈夫か」。急いでヘルメット片手に外へ飛び出すと、巨大な木造貯蔵倉庫(約1200平方メートル)が無残にも倒壊していた。 昭和12年に建てられた“文化財級”の建物だが、余震の恐れもあって、近づきたくても、近づけない。中には、1本に原酒7000リットルが入るタンク約250本が保管されていたが、ほぼ全滅状態という。 被害額については「今は試算すらできない状況で、少なくとも数億円以上」。今秋からの出荷を目前に控えていたところだったという。 また、同じ敷地内にあるコンクリート製の製品倉庫は、倒壊こそまぬがれたものの、内部に積み上げられた「越の誉」などの製品約1800ケース(約1万本)が崩れ落ちた。酒のにおいが立ち込める倉庫内では、17日朝から社員約60人が総出で、割れたガラス瓶などの撤去作業を始めた。 3年前の中越地震でも約2700本の製品が被害を受けたが、「今回は貯蔵倉庫そのものが倒壊しておりケタが違う。前回の地震で裂け目ができた柱などを補強して使っていただけに、ダメージが残っていたのかもしれない」と話した。 たまたま、地震発生が休日だったため、倉庫内に従業員がおらず、けが人はなかった。通常業務に戻るにはしばらく時間がかかるが、原さんは「建物や商品が壊れても従業員さえ残ってくれればいつでもやり直せる。一日も早い復旧を目指し、3年前の中越地震を乗り越えた底力をもう一度見せたい」と話していた。
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1.「対応後手」と厳しく批判=東電・柏崎原発で新潟知事,時事通信
RV=35.6 2007/07/18 20:01
キーワード:社長,問題,市長,知事,勝俣
東京電力の勝俣恒久社長は18日午後、新潟県庁に泉田裕彦知事を訪ね、中越沖地震により柏崎刈羽原子力発電所(柏崎市、刈羽村)で火災などのトラブルが多発した問題について謝罪した。泉田知事は「危機管理能力だけでなく、情報伝達に時間がかかっており、強い不安を抱いている」と述べ、これまでの対応を厳しく批判した。 知事は「対応が後手に回り、関係ない地域まで放射能に汚染されているとの風評被害が広がって、県全体として大きな被害を受けている」と指摘。知事、柏崎市長、刈羽村長の連名で同原発の安全確保を求める申し入れ書を手渡した。
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2.募金「現地に行って届けたい」 大谷高の生徒、被災者支援へ活動,京都新聞
RV=28.4 2007/07/18 19:49
キーワード:ボランティア,募金,シート
新潟県中越沖地震の被災者を支援しようと、京都市東山区の大谷高のボランティアグループが18日、下京区の京都タワー前で募金活動を始めた。19、20日も午後1時から夕方まで行い、集まった募金は「後日、できれば現地に行って届けたい」としている。 同グループ「ハレジャ基金」は国内外で大災害があったときには募金活動を行っており、この日も1−3年の12人が参加した。生徒たちは手作りの募金箱を持って、通りがかった人に、「被災者支援にご協力お願いします」と声をそろえて呼びかけた。 会長の3年北村絵梨さん(17)は「今年3月の能登半島地震の後、募金を持って行った時に見た家がつぶれてブルーシートで覆われているひどい光景が脳裏に焼きついている」といい、「今回も自分たちの集めた募金が被災者の助けになるようにしたい」と意気込んでいる。
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1.柏崎市の木造建物全壊率、輪島市と同程度の5・1%,読売新聞
RV=20.9 2007/07/18 20:46
キーワード:波,周期,木造
新潟県中越沖地震で柏崎市の木造建物の全壊率が5・1%にのぼったことが18日、筑波大の境有紀准教授(地震防災工学)の現地調査でわかった。 能登半島地震の石川県輪島市での被害と同程度の割合という。「キラーパルス」と呼ばれ、建物の倒壊を招く周期1秒強の成分が強い地震波に襲われたためとみられる。 今回の地震で震度6強を記録した柏崎市で境准教授は、市内に設置していた地震計から半径200メートル以内を歩き、木造の住宅や店舗を調査。その結果、178軒中9軒が全壊していた。 地震計で観測された波形を境准教授が解析したところ、一番強い周期は約2秒強とやや長めだったが、木造住宅に被害を及ぼしやすい1秒強の成分も強かった。境准教授は「地盤が軟らかいことで周期が1秒以上の波が強く表れた。住宅を建てる際には地盤条件を優先的に考慮する必要がある」と話している。
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1.鶴岡東高生徒が募金活動〜中越沖地震・村山、天童に窓口,山形新聞
RV=45.5 2007/07/18 21:34
キーワード:義援金,募金,庁舎,支部,届ける,窓口
鶴岡市の鶴岡東高(斎藤哲校長)の生徒が18日、同市内のスーパーで新潟県中越沖地震の被災者に対する義援金の募金活動を始めた。一方、日本赤十字県支部からの要請を受け、村山市や天童市などでも同日、市役所内に募金受付の窓口を設置した。 鶴岡東高の募金活動は、生徒会と奉仕部の生徒25人が交代で参加し22日までの5日間、市内のスーパーで行う。報道機関などを通じて被災地に届ける予定。生徒たちは「ご協力お願いします」と元気に呼び掛け、生徒会執行部の小川健太君(17)は「災害の状況を見て、自分たちにできることをしようと思った」と話していた。 県内各自治体でも募金箱の設置や義援金受付窓口の設置が進んでいる。日本赤十字県支部は17日に県内35市町村と県総合支庁に義援金受付の窓口設置を依頼。鶴岡市などは同日中に市役所庁舎内に募金箱を設けた。尾花沢市や遊佐町などでも近日中に受け付けを始める予定だ。
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2.<中越沖地震>倒壊本堂の下に男性遺体 死者は10人に,毎日新聞
RV=20.2 2007/07/18 21:14
キーワード:猪俣,五十嵐,和大,高校
新潟県中越沖地震から3日目の18日午後7時50分ごろ、柏崎市東本町1の円通寺で、倒壊した本堂に人が下敷きになっているのが見つかった。県警などで同8時55分ごろ救出したが、既に死亡していた。地震による死者は10人目となった。県警によると、着衣などから、死亡したのは16日朝から行方不明になっていた同市鏡町、元県立高校教諭、猪俣孝さん(76)とみられる。 一方、柏崎市と刈羽村の倒壊家屋を除き、18日中に電気が復旧する見通しとなった。高速道路も不通区間がなくなるなど、ライフラインや公共交通は徐々に改善され始めている。気象庁によると、午後4時53分ごろに16日夜以来の震度4を隣接する出雲崎町で観測するなど午後9時までに101回の余震を観測した。 東北電力によると、発生当初、8市町村で最大3万5344戸だった停電戸数は、18日午後9時現在、柏崎市と刈羽村の計2648戸まで復旧。このため、避難所から自宅に戻った被災者が大幅に増えたとみられる。 水道は当初、7市町村で約6万1600戸が断水していたが、18日午後9時までに4万1035戸にまで回復。ガスは依然、両市村の約3万5000戸で供給停止状態が続く。いずれも全面復旧のめどは立っていない。 高速道路は当初、北陸、関越、上信越自動車道で県内の多くの区間が通行止めになった。18日午後6時、最後まで不通となっていた区間が片側対面通行で開通、全線で通行可能となった。JRは信越、越後線の一部を除き運転を再開している。【五十嵐和大】
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1.<中越沖地震>東電が活断層を過小評価? 原発建設前に発見,毎日新聞
RV=60.4 2007/07/18 22:24
キーワード:海底,耐震,直下,東電,問題,起こす,建設,延びる
新潟県中越沖地震を起こした断層の一部を、東京電力が柏崎刈羽原子力発電所(新潟県柏崎市・刈羽村)の建設前調査で見つけていながら、影響を過小評価していた可能性があることが18日分かった。東電が同日の会見で認めた。気象庁などは、地震を起こした断層面が原発の直下まで広がっている恐れがあると分析しており、事前調査の甘さが浮かび上がった。 東電によると、問題の断層は80年代の建設前調査で見つかった4本の海底断層のうち1本。 原発の沖合約20キロにあり、海岸と平行に延びている。東電は、国に提出した柏崎刈羽原発の設置許可申請書で、この断層を長さ最大8キロで最近は活動していないと評価。大地震をもたらさないとみなしていた。 しかし、中越沖地震の余震分布から推定すると、実際には、この段層が中越沖地震を起こした断層の一部と一致するとみられることが分かった。 東電は「当時は断層を過小評価した恐れがある」と話しており、今後、数カ月かけて、同原発を中心に半径30キロ程度の海域で改めて海底の地質調査を実施することを決めた。中越沖地震を起こした断層の規模の推定や、さらに未知の断層がないかを調べる。その結果に応じて同原発の耐震性を強化するという。 また、東電は、中越沖地震の断層面が同原発直下まで広がっている可能性を認めた。しかし、原発から地下の断層面までは20キロ以上あるとみられることを理由に「断層が地表近くの岩盤のずれを起こすことはなく、直下にあるというだけですぐ危険とはいえない」と訴えた。【高木昭午】
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1.震源付近に断層把握=当時の基準で「考慮対象外」−柏崎刈羽原発・東電,時事通信
RV=55.9 2007/07/19 00:31
キーワード:活断層,海底,耐震,東電,設計,評価
新潟県中越沖地震で大きな被害を受けた東京電力柏崎刈羽原子力発電所(柏崎市、刈羽村)の設置許可などの際、東京電力が行った日本海東縁の海底調査で、今回の地震の震源域付近に、断層の存在を把握していたことが18日、分かった。当時の基準では活断層と判断されず、耐震設計で考慮する対象にはならなかった。同社は「現在の評価でみれば、活断層になった可能性がある」としている。 同社は8月下旬にも、超音波で海底の断層などを調べる海上音波探査を実施する方針で、解像度を高めた最新の機器で再調査した結果を耐震安全性評価に生かすとしている。 東電によると、同原発をめぐっては1979、80、85年に同様の調査を実施。このほか、工業技術院地質調査所(現産業技術総合研究所)が90年前後に行った同様の調査のデータを耐震評価の参考にしているという。
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2.中越沖地震の死者10人に=倒壊現場から不明男性−電気は全面復旧,時事通信
RV=24.3 2007/07/19 00:31
キーワード:猪俣,世帯,協会,捜索
震度6強を記録した新潟県中越沖地震で、最も被害の大きかった柏崎市では18日夜、がれきの中から男性遺体が見つかった。行方不明になっていた同市鏡町の無職猪俣孝さん(76)と確認され、地震での死者はこれで10人となった。一方、停電が続いていた市内と刈羽村では、倒壊家屋などを除き、全面的に電気が復旧。約2300世帯では2日ぶりに水道が使えるようになった。 気象庁の観測によると、18日午後4時53分ごろ、余震とみられる地震があり、同県出雲崎町で震度4を観測。震度4以上は16日夜以来。同庁は、震度6弱や5強の余震が起こる可能性があるとして、注意を呼び掛けている。 また、同市西本町では住宅のある傾面に亀裂が見つかり、崩れる危険性があるとして、市災害対策本部は63世帯91人に避難指示を出した。 県警によると、猪俣さんは地震発生直前の16日午前10時ごろ、自宅を出た後に行方が分からなくなった。家族が17日に県警に捜索願を出していた。遺体は18日夜、柏崎市東本町の円通寺の倒壊現場で発見された。 東北電力は同日午後10時ごろまでに配電設備の復旧を完了。倒壊して通電が不可能な家屋などを除き、停電は解消した。 市対策本部によると、市内の約9割の世帯に水を供給する赤坂山浄水場の施設内配管の破損の修復が終わり、計約2320世帯で水道が復旧した。25日までに上水道を全面復旧したいとしている。 ガスは、北陸ガスの職員と日本ガス協会からの応援部隊が、引き続き市内全域の約3万5000戸を訪問。ガス栓を閉める作業を行ったが、依然として復旧のめどは立っていない。
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1.<中越沖地震>母子3人救出…力合わせたお隣さんたちが,毎日新聞
RV=20.1 2007/07/19 03:07
キーワード:電話,建築
新潟県中越沖地震が発生した16日、最も被害が大きかった同県柏崎市の中心部で年老いた母親と2人の娘ががれきの下から生還した。3人の命を救ったのは力を合わせたお隣さんたちだった。 柏崎市新花町の地田ふみ子さん(93)方で、ふみ子さんは4年前に脳出血で倒れてから体が不自由だ。体調を崩している次女、純子さん(50)と同居し、長女のぶ子さん(60)が市内の別の場所から毎日のようにふみ子さんの世話をしに訪れていた。 「のぶ子ちゃんいるか」「います。お願いします」 近くに住む薬剤師、重田湧一さん(60)が地震直後、自分の家族の無事を確認して、すぐに地田さん宅に走った時のことだ。大正初期の建築という2階建ての家は原形をとどめていなかった。しかし、重田さんの懸命の問いかけに、はっきりとした答えが返ってきた。 「3人が埋まってるぞ」。重田さんが周囲に叫びながら、ガラス片やくぎがむき出しになったがれきの山を手でかき分け始めた。いつの間にか近所の中年男性2、3人が加勢していた。その周りを女性やお年寄りたちが見守るように囲み、なかなかつながらない携帯電話で110番や119番をダイヤルし続けた。 最初に助け出されたのは台所付近にいた純子さんだった。そばにいたふみ子さんが次に抱き上げられた。台所部分は1階建てだったため、押しつぶされずに済んだ。最後に救出されたのぶ子さんは、2階で新聞を読んでいたが、机の下に身を滑り込ませたのが幸いしたらしい。 重田さんは「最近じゃ、町の祭りも面倒だと嫌がる人が増えてきて、近所同士のつながりも減った。一緒に助けた人の中には知らない顔もあったが、人の命を前に皆が団結した」と話した。 のぶ子さんは「誰か気付いてと思ったら、すぐに声が聞こえた。本当にうれしくて……。3人ともけが一つなく無事なことが信じられない。近所付き合いの大切さが身にしみた。一人一人にお礼を言いたい」と話す。 地田さん宅と駐車場をはさんだ隣家も全壊した。ここには無職、中村エツ子さん(81)ら、高齢の男女3人が住んでいた。地田さん方と同時進行で救助作業が行われたが、はりや太い柱が邪魔をし、中村さんは救助されたが助からなかった。しかし、約1時間半の作業が終わった時、近くには近所の人たち40〜50人が毛布や工具を持って集まっていた。【黒田阿紗子】
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1.箕面市の幹部会 被災地に義援金20万円
,産経新聞
RV=46.3 2007/07/19 07:51
キーワード:相談,義援金,募金
箕面市の課長級以上の職員で構成する幹部会は18日、日本赤十字社を通じて、新潟県中越沖地震の被災地に義援金20万円を送った。 また同市は同日、市役所本館1階ロビーと、市立総合保健福祉センター総合相談窓口の2カ所に募金箱を設置。設置期間は未定で、集まった義援金は日本赤十字社を通じて被災地へ送る。
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2.中越沖地震 県、被災地に応急危険度判定士を派遣,産経新聞
RV=45.2 2007/07/19 07:50
キーワード:相談,判定,診断
県と静岡、浜松など6市は18日、国土交通省の要請を受け、19日から3日間、新潟県中越沖地震で被災した建築物の危険度診断のため、「応急危険度判定士」の資格を持つ職員計20人を、新潟県に派遣すると発表した。県は20日から3日間の予定で、保健師の女性3人を派遣することも決めた。地震の発生から2日、県内自治体からは職員や物資のほか、給水車を被災地に送るなど、支援の輪が広がっている。 判定士の派遣は、余震が続くなか建物倒壊の危険性を調査して、二次被害発生を防止するのが目的。派遣される判定士の資格を持つ職員は、新潟県柏崎市で被災建物を調査し、建物に危険度ごとに色分けした目印をつけるなどの活動を行う。 県から派遣される保健師は、柏崎市内で被災者の健康相談や健康チェックのほか、避難所の衛生対策に携わるという。 県によると、18日までに、静岡や沼津など6市が、被災地支援のため、職員ら計27人を派遣し、給水車計3台を送っている。牧之原市では、保健師2人を含む職員ら計10人を派遣し、即席カップ麺200食やブルーシート50枚を送ったという。
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3.中越沖地震 原発直下に活断層?
,産経新聞
RV=41.2 2007/07/19 08:00
キーワード:活断層,海底,直下
新潟県中越沖地震=マグニチュード(M)6・8=を起こした断層が、東京電力柏崎刈羽原発の直下にかかっている可能性が高いことが、気象庁などによる余震分布の解析結果で分かった。これを受けて東電は18日、震源域の海底の断層を、音波を使って独自に海上から調査すると明らかにした。 気象庁によると、震源は柏崎刈羽原発の北約9キロ、深さは約17キロに位置している。地震発生から約1日間に発生したM2・0以上の余震を解析した結果、震源断層は日本海側から南東の陸側に向かって延びていると推定される。断層の長さは震源から南西に長さ20〜30キロで、同庁管理課の上垣内修地震情報企画官は「断層面は少なくとも海岸線付近までは及んでいるだろう。原発直下まで達している可能性は否定できない」としている。 東京電力広報部は18日、「活断層が柏崎刈羽原発の直下にあることを認識した」と話した。 活断層の上に立地しないことは、原発建設時の最優先事項とされ、東電はホームページの地震対策の項目で、原発の立地について「活断層の上には建てていません」としている。東電は今回の断層について「地表面で大きなずれが生じるものではない」とし、活断層上の立地ではないとの解釈を示した。直下の断層をどう評価するかは、昨年改訂された耐震指針に基づいて全国の原発で進められている安全確保作業にも影響しそうだ。
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1.「耐震基準見直しを」 九州の関係者
,西日本新聞
RV=80.5 2007/07/19 10:08
キーワード:命令,直下,耐震,電力,川内,玄海,鹿児島,東電,市長
新潟県柏崎市長が東京電力柏崎刈羽原発に対し運転停止命令を出し、同原発の直下に今回の地震を引き起こした断層が存在する可能性も判明した18日、九州電力の玄海原発(佐賀県玄海町)と川内原発(鹿児島県薩摩川内市)を抱える九州の市民や自治体関係者にも不安と怒りが広がった。 「東電はほとんど調査せずに『断層はない』としたのではないか。容認した国の責任も問われる」。「玄海原発対策住民会議」の仲秋喜道副会長(77)は、不信感をあらわにする。福岡沖地震でも、被災後に警固断層が海中まで延びていたことが初めて分かるなど、断層については把握が困難とされている。それだけに「川内原発建設反対連絡協議会」の鳥原良子会長も「日本は地震国なので、断層が存在する可能性は高い。ほかの原発でも、『断層はまだ見つかっていないだけ』と考え、耐震基準を見直す必要がある」と強調した。 北九州市の市民団体「北九州から脱原発社会を考える会」の伊藤莞爾さん(66)は「国や電力会社がPRしてきた原発の安全神話が完全に崩れた。ほかの原発も例外ではない」と話した。 一方、柏崎市長の判断について森卓朗薩摩川内市長は「毅然(きぜん)とした態度で停止命令を出したことは、原発のある都市の首長として立派な判断だった。原発では、国の判断が優先される中、よく消防法に着眼したと思う」と評価。岸本英雄玄海町長も「現状を踏まえた判断」と支持した上で「九電には耐震調査をしっかりやってもらい、その上で安全性の強化を要請したい」と話した。=2007/07/19付西日本新聞朝刊=
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1.危険度判定士を派遣 中越沖地震で県も
,中日新聞
RV=90.7 2007/07/19 10:46
キーワード:相談,判定,保健,建築,トイレ,物資,福祉,健康,シート
【滋賀県】新潟県中越沖地震を受けて、県は19日、被災地に建築物の危険度を見極める判定士6人を派遣する。草津市も義援物資を届けるため、職員5人が現地に向かう。 判定士の派遣は、国の要請を受け実施。県職員2人と大津、彦根、近江八幡、草津の各市職員1人ずつの計6人を集めた。 新潟県柏崎市に3日間滞在。建物の傾きや損傷程度から危険度を判断し、色分けした紙を張り付け、注意を促す。 20日からは保健師の職員も派遣。1度に2人が現地入りし、4日程度で別の職員と交代する。8月までをめどに、被災者の健康相談に当たる。 県からの派遣は、1995年の阪神大震災、2004年の新潟県中越地震に続いて3回目。 草津市の届ける物資は携帯型トイレ1250個と大人用の紙おむつ5千枚、ブルーシート100枚。市が新たに購入した。ワンボックス車2トントラックの2台で柏崎市に向かう。派遣職員は危機管理室や長寿福祉・介護課などに所属。近い将来に発生が予測される琵琶湖西岸帯地震に備え、現地を視察する目的も兼ねる。 (吉岡雅幸、中村禎一郎)
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2.中越沖地震:県、「建築物危険度判定士」を派遣 /茨城
,毎日新聞
RV=35.0 2007/07/19 11:02
キーワード:判定,支部,建築
県は「被災建築物応急危険度判定士」計33人を19日に新潟県中越沖地震の被災地である柏崎市に派遣することを決めた。21日までの3日間、現地の応急危険度判定本部のもとで、建物の倒壊危険度や、余震による2次災害発生の危険度を調べる。 新潟県からの要請を受けて派遣する。04年の同県中越地震でも延べ約250人を派遣した。 また、日本赤十字社県支部は20日から3日間、医師や看護師で構成する医療救護班9人を派遣することを決めた。同社新潟県支部の要請を受けた。被災者が避難している柏崎市立一中で、救護活動にあたる。【栗本優】7月19日朝刊
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3.中越沖地震:「危険度判定士」ら33人、柏崎に派遣へ−−県 /栃木
,毎日新聞
RV=25.9 2007/07/19 11:02
キーワード:判定,建築
県は18日、新潟、長野両県にまたがる中越沖地震の発生を受け、被災建築物応急危険度判定士など、職員33人を新潟県柏崎市に派遣することを決めた。国土交通省の依頼に応えるもの。18日午後、出発式が行われ、福田富一県知事は「十分な成果が発揮できるよう期待します」と激励した。 派遣期間は19日から3日間。余震で倒壊の恐れのある建築物を危険、要注意、調査済みの3段階で判定する。また、県は19日から1週間、土砂災害危険個所の緊急点検のため、県職員3人を派遣する。【戸上文恵】7月19日朝刊
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1.中越沖地震:被災地からの要請に応じ、保健師ら新潟・柏崎市に派遣 /群馬
,毎日新聞
RV=57.1 2007/07/19 12:00
キーワード:判定,保健,支部,建築,送る
新潟県中越沖地震で、県は被災地からの要請に基づき、19日から保健師や被災建築物応急危険度判定士などを同県柏崎市に派遣する。災害時の同規模の人的支援は04年の同県中越地震以来。 派遣されるのは、保健師2人▽同判定士39人▽砂防課職員3人。保健師は6〜8日交代で計8班16人が9月11日まで被災者の健康チェックにあたる。建物の危険度をみる判定士は7月21日まで現地で任務に就く。砂防課職員は1週間程度、土砂災害の危険がある傾斜地の点検を行う。 一方、日本水道協会県支部(支部長・高木政夫前橋市長)は、飲料水の缶とペットボトル5164本(約3トン)を柏崎市対策本部に支援物資として送ることを決定。前橋市も段ボール製のつい立て(プライベートルーム)201枚を送ることを決めた。また、高崎市は18日、トイレットペーパー3000個やブルーシート300枚などをトラックで届けた。【伊澤拓也、深谷徹夫】7月19日朝刊
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2.中越沖地震:東電トラブル教訓 浜岡原発の安全、再確認を…県が中電に要請へ /静岡
,毎日新聞
RV=33.3 2007/07/19 12:01
キーワード:ガル,耐震,想定
新潟県中越沖地震で東京電力柏崎刈羽原発の事故が相次いだことを受け、県は近く中部電力に対し、東電で起きた50件のトラブルが浜岡原発で起きないかなど、安全確認や自主消防の消火能力の再確認を要請する方針を固めた。中電はこれまで原発の「安全」を強調してきたが、さらに安全性を再確認することで、地域住民の「安心」につなげたい考えだ。 柏崎刈羽原発では想定の約2・5倍の680ガルの揺れが記録され、火災の消火に約2時間かかるなど、想定外の事態が相次いだ。 甘利明経済産業相が東電に安全確認ができるまで運転を再開しないよう指示したのに、さらに柏崎市が事実上の運転停止を命じたのも、住民の不安感解消を狙ったためだと言える。 ◇柏崎市の対応評価−−西原・牧之原市長 浜岡原発の地元4市の一つ、牧之原市の西原茂樹市長は、柏崎市の対応を「住民が肌で感じる不安を解消するためには正しい判断」と評価する。また、御前崎市佐倉の自営男性(58)は「行政が強い態度を示してくれれば頼りがいがある」と話す。 ◇火災消火後回し、受け入れられず−−小林・県防災局長、東電の対応に苦言 県の小林佐登志防災局長は、東電の対応について、「重要部分でないから消火を後回しにしたという現場の認識は住民には受け入れられない」と、住民の安心を軽視していると指摘。 「東電は部分ごとの耐震基準は満たしていても、全体としての認識が甘い」と苦言を呈し、中電にも安全性の再確認を要望していく考えを示した。【稲生陽、賀川智子】7月19日朝刊
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3.<中越沖地震>原子力安全委が現地調査 異様な原発火災跡
,毎日新聞
RV=30.9 2007/07/19 11:36
キーワード:ガル,想定,送る
新潟県中越沖地震で火災や微量の放射能漏れなど多数のトラブルが生じた東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市・刈羽村)について、原子力安全委員会の東邦夫委員長代理らは19日午前、初めての現地調査を実施。調査の一部に本紙記者が同行した。 同原発では、最大680ガル(ガルは加速度の単位)の揺れを記録し、想定の約2.5倍に達した。地震直後、稼働中の4基が自動停止したが、放射能を帯びた水が漏れるなど、53件のトラブルが発生した。 一行はまず、バスで原発の敷地中央付近にある展望台へ向かった。展望台の南側には、大きな四角い箱のような原子炉建屋が四つ見える。同原発1〜4号機で、それぞれにタービン建屋が併設されている。高橋明男所長は「重要な施設は破損しなかった」と話し、これらの建物に目に見える被害はなかった。 再びバスに乗り、火災のあった3号機へ。途中の道路はひび割れ、液状化現象のため噴き出したと見られる砂もあった。補修は手つかずで、道路がうねった部分もあり、バスが大きく揺れた。 バスが3号機に近づくと、白い建物の陰から突然、黒くすすけた設備が姿を現した。その異様さに、すぐに火災があった変圧器だと分かった。約100メートル離れた場所からしか見られなかったが、約2時間後に消し止められるまで黒煙が上がった変圧器の横の壁には、すすや焦げの黒い跡が長く伸び、変圧器の上にあるダクトも黒くなっていた。 火災現場南側の道も大きく波打つ。火災時には消火用の水を送る配管が5カ所で損傷し、消火が十分にできない状態になっていたという。委員らが立つ道路脇は崩れ、アスファルトにはひびが入る。高橋所長は委員に「3号機以外でも、1号機の変圧器では、横揺れで基礎のボルトが欠損した」と説明する。 東委員長代理は調査後、「原子炉の中の状態は、開けて確かめないといけない。改良が必要な点があると思う。他の原発にも点検をさせる」と話した。【根本毅、関東晋慈、岡田英】
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1.中越沖地震:支援の輪広がる 職員や物資派遣、義援金など /石川,毎日新聞
RV=41.0 2007/07/19 13:03
キーワード:義援金,保健,募金
新潟県中越沖地震の被災地に向け、石川県内では能登半島地震で被災した自治体を中心に18日も職員や物資を派遣、義援金を送るなど、支援の輪が広がっている。 能登半島地震で被害が大きかった輪島市は18日までに延べ20人の職員を派遣。18日から家屋の被害状況調査などの業務にあたるほか、既に毛布670枚、ブルーシート300枚、土のう袋2000枚、アルファ米2000食、水袋41200リットルを新潟県柏崎市に送っている。 穴水町も18日、毛布70枚、ブルーシート50枚、飲料水約1750リットルなどを発送。能登町は毛布100枚、缶パン2000缶、ブルーシート100枚、飲料水1560リットルなどを発送。庁舎など6カ所に募金箱を設置して義援金を募っている。また、七尾市は19日に職員4人を派遣、紙おむつなど日用品を送る。 また、県と県内各自治体は、避難所でケアにあたる保健師2人を柏崎市に派遣。3泊4日の交代制で長期に渡って現地で活動する予定。 金沢市議会は全議員から募った50万円の義援金を送ることを決め、20日、新潟県災害対策本部の口座へ振り込む。白山市も19日、日用品を送る。【泉谷由梨子】7月19日朝刊
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2.中越沖地震:サポート情報 18日 /新潟
,毎日新聞
RV=35.9 2007/07/19 13:04
キーワード:入浴,電話,保険
(18日) ◇保険 ■生命保険 生命保険各社は、地震など大災害時に保険金を支払わないことを定めた約款上の免責条項を適用せず、保険金や給付金を全額支払うことを決めた。また、災害救助法の適用を受けた長岡市、柏崎市、小千谷市、上越市、出雲崎町、刈羽村の新潟県内6市町村の契約者を対象に、保険証書や印鑑証明などの書類や印鑑がなくても、免許証などで本人確認ができれば保険金や入院・通院給付金を支払う。契約者が申請すれば、保険料の支払い期日を最大6カ月後の月末まで猶予する。問い合わせは生命保険協会新潟県事務室(電話025・245・8981)。 ■損害保険 損害保険大手6社は災害救助法の適用を受けた長岡市、柏崎市、小千谷市、上越市、出雲崎町、刈羽村の新潟県内6市町村の契約者が申請すれば、保険料の支払い期日を最大2カ月間猶予する。その他の国内中小損保や、外資系損保も追随する。 ◇炊き出し 19日午前10時から柏崎市立二田小の避難所で避難住民向けに喜多方ラーメンの炊き出しがある。福島県喜多方市を早朝、出発した市民ら約20人が2000食分を提供する。 ◇無料入浴 ■自衛隊給水・給食・入浴支援 陸上自衛隊の派遣部隊は18日現在で、給水支援を約50カ所▽給食支援を39カ所▽入浴支援を7カ所――で実施。19日も給水・給食・入浴支援を継続するが、詳細は未定。 ■温泉無料開放 上越市は、市内の公共入浴施設19カ所を順次無料開放。窓口で免許証など住所が分かる身分証明書の提示が必要。 ◇暮らしの情報 ■ごみの収集 《柏崎市》 可燃物収集を火・木・土曜に実施。同市クリーンセンターが使用不能のため、ごみ減量を呼びかけている。 粗大ごみと不燃物、資源物の回収再開は未定。持ち込みは同市宝町の小松エスト跡地で午前8時半〜午後5時に受け入れている。布団や倒壊に伴うブロック、瓦、廃材などは受け入れていない。 《刈羽村》 可燃物の収集に限り19日から通常通り行う。不燃物、資源物、粗大ごみの回収再開は未定。 ■仮設トイレ
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3.原発の耐震性、早急に検査=経産省に指示−塩崎官房長官・新潟県中越沖地震
,時事通信
RV=26.4 2007/07/19 13:03
キーワード:活断層,耐震
塩崎恭久官房長官は19日午前、首相官邸に経済産業省の北畑隆生事務次官を呼び、新潟県中越沖地震で東京電力の柏崎刈羽原発に多数のトラブルが発生したことを受け、全国の原発の耐震検査を早急に実施するよう指示した。 この後の記者会見で、塩崎長官は「柏崎原発はかなりの震度の被災を受けた。活断層の調査には専門の人間が必要で、人材は限られているが、できる限り前倒しでやるように求めた」と説明した。
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1.新潟県中越沖地震 「要援護者情報」伝わらず
,産経新聞
RV=46.6 2007/07/19 13:30
キーワード:名簿,掲載,保険,個人
■災害弱者救助に個人情報の壁 新潟県中越沖地震で同県柏崎市が個人情報保護法の施行を理由に、「要援護者」の名簿を地元自治会や消防にあらかじめ提供していなかったことが分かった。4人の死亡者が名簿に掲載されており、「あらかじめ知らされていれば対応ができたのでは」との疑問も出ている。 災害弱者を効率的に被災から守るため、内閣府は平成17年3月、避難支援ガイドラインをで情報共有を求めるガイドラインを策定。自力避難が困難な要援護者の名簿作りを自治体に促し、自主防災組織や町内会などとの情報共有を求めた。 ガイドラインに基づき柏崎市は3月、災害時の避難に支援が必要な高齢者、障害者の名簿を作成。だが、今回の地震で死亡した同市在住の9人のうち、4人が名簿に含まれていたが、町内会などには名簿の情報は伝えられていなかった。 柏崎市は「個人情報保護法の施行で、障害や介護状況などの個人情報の扱いには慎重になる」と、情報を伝えなかった理由を説明している。 柏崎市は地震発生の直後、消防側に名簿を提供し、避難支援を仰いだという。ただ、発生後の情報提供は一定のタイムラグや混乱が伴い、実効性を疑う指摘も多い。 死亡した同市下大新田の高橋三作さん(83)は、生活の一部に手助けが必要な要介護2に認定されていた。地元町内会の会長(65)は「昔から住んでいる人ばかりなのでどこの家の誰がどういう状況か、だいたい分かる。リストアップは都市部向け。隣近所の顔も分からないところではあった方がいいだろう」と話す。 だが、個人情報を地域に知られたくないという声があるのも否定できない実情。例えば新潟市は支援希望者に自ら申請してもらう「手上げ方式」でリストアップを始めたが、登録者は約4200人にとどまり、同市が要援護とみる3万5000人の1割強にとどまる。 逆に、個人情報より救出を優先させる意思を明確にする自治体も。長岡市は名簿登録に同意が得られた3236人の名簿と、1419人の未同意名簿を作成。同意名簿は既に自主防災組織や町内会に提供され、各組織が要援護者の避難支援プランを検討している。 未同意名簿も大災害時には提供する方針。今回の地震では同市内は被害が少なかったため、提供は見送った。同市は「名簿を渡すことで、地域で助け合う機運が高まる」と語る。 個人情報保護法の施行以来、自己情報に過敏な住民や公機関の過剰反応が増えているが、同法を所管する内閣府は「名前と住所だけの名簿を自主防災組織などに渡し、独自に聞き取り調査をしてもらい肉付けしてもらう方法もある」と指摘。「高齢者を守る際に名簿は役立つ。自治体は臨機応変に推進してもらいたい」と訴えている。【関連記事】・「新潟県中越沖地震」特集・地震で死亡の9人、うち4人が「要介護」・病院が二転三転で女性死亡 トリアージの難しさ・【教訓は生かされたか】地震保険 住民も備え、加入数急増・柏崎市などライフライン復旧遅れる 新潟県中越沖地震・崩れた家に「思い出が…」 ぼうぜんと立ち尽くし涙
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2.県が保健師2人派遣 新潟県中越沖地震 ,高知新聞
RV=39.8 2007/07/19 13:18
キーワード:相談,保健,福祉
県は十九日、新潟県中越沖地震で大きな被害が出た同県柏崎市に、須崎福祉保健所と安芸福祉保健所から保健師を一人ずつ派遣すると発表した。 派遣期間は二十日から二十六日まで。二十日に本県を出発し、同日夕方に柏崎市入り。避難所で被災者の健康チェックや健康相談などに当たる。
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3.中越沖地震:県がヘリ1機を派遣 赤十字は医師ら11人 /山梨
,毎日新聞
RV=37.6 2007/07/19 14:01
キーワード:判定,支部,建築
新潟県中越沖地震を受けて、県は18日、ヘリコプター1機を派遣した。消防庁による緊急消防援助隊の派遣要請を受けた措置。同日午前に甲斐市宇津谷の県ヘリポートを出発したヘリは新潟空港に到着後、救急患者の搬送や上空からの被害状況の情報収集に当たった。 日本赤十字社県支部も同日、内科医や看護師ら計11人を新潟県柏崎市に派遣。県立中央病院と富士吉田市立病院は16日夜、医師や看護師を同市の刈羽郡総合病院に派遣し、17日夕方まで診療した。被災した建物の危険性を判定する応急危険度判定士の派遣要請が18日、国土交通省から県にあり、県と甲府、富士吉田、大月、中央、山梨5市、県建築士会の計30人が19〜21日、同市に派遣されることが決まった。【宇都宮裕一】7月19日朝刊
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1.中越沖地震:「被災者に支援の募金を」 佐伯豊南高生などが街頭活動 /大分
,毎日新聞
RV=56.4 2007/07/19 15:00
キーワード:義援金,支部,ボランティア,募金
佐伯市鶴岡町の県立佐伯豊南高の生徒会(神崎翔平会長)と、ボランティア活動をするレオクラブ(甲斐まい子代表)の有志約30人が18日、同市池田のトキハインダストリー佐伯店で新潟県中越沖地震被災者支援の募金活動をした。 同校生徒会は大規模災害が発生する度に同市内などで募金活動をして被災地に支援金を送っている。 店頭で募金箱を手にした生徒たちが「募金お願いしまーす」と大きな声で呼び掛けると、買い物客は財布から浄財を出して箱に入れていた。中には車で来て硬貨のいっぱい入った貯金箱を手渡す人も。20日まで同所などで募金を呼びかけ、23日に現地の日赤に送るという。【下畑和幸】 ◇義援金受け付け自治体、団体 新潟県中越沖地震の被災者支援のため県内の自治体、団体などが義援金を受け付けている。 【日本赤十字社県支部】各自治体の赤十字窓口か県支部に持参、あるいは郵便局(口座番号00510―5―26、「日本赤十字社新潟県支部」名義、「新潟中越沖地震」と通信欄に明記)。08年1月16日まで。同支部097・534・2236。 【大分市】市庁舎などに設置する義援金箱か、大分銀行大分市役所出張所(口座番号5131919、大分市総務課名義)。8月20日まで。同市総務課097・534・6111。 【県社会福祉協議会】大分銀行西新町支店。災害復旧支援には口座番号5189615、「大分県社会福祉協議会災害義援金口」名義▽民間災害ボランティア活動支援には5189587、「大分県社会福祉協議会ボランティア活動支援金口」名義。同協議会097・558・0300。7月19日朝刊
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2.柏崎市の要援護者リスト、地震発生時ほとんど機能せず
,読売新聞
RV=45.8 2007/07/19 15:01
キーワード:名簿,掲載,電話
新潟県中越沖地震で大きな被害の出た同県柏崎市は、一人暮らしの高齢者をリストアップした災害時要援護者名簿を今年3月に作成したのに、安否確認や避難支援の仕方を決めていなかったために地震発生時にほとんど機能していなかったことがわかった。 市職員が電話で安否を確認しているが、多くの高齢者がすでに避難所に移るなどして、台帳に登録された2687人のうち、18日までに連絡がついたのは2割強の629人にとどまる。 要援護者名簿は、同市介護高齢課が、住民基本台帳から、65歳以上の一人暮らしの高齢者をリストアップした。住所、年齢、電話番号、要介護認定の状況などが書かれており、市内の死者9人のうち4人も掲載されていた。市は、作成した名簿を全12地区計209人の民生委員に配布しただけで、災害発生時にどんな方法で安否を確認し、避難所に誘導するかなどを決めていなかった。
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3.柏崎市の要援護者リスト、地震発生時ほとんど機能せず
,読売新聞
RV=45.8 2007/07/19 15:01
キーワード:名簿,掲載,電話
新潟県中越沖地震で大きな被害の出た同県柏崎市は、一人暮らしの高齢者をリストアップした災害時要援護者名簿を今年3月に作成したのに、安否確認や避難支援の仕方を決めていなかったために地震発生時にほとんど機能していなかったことがわかった。 市職員が電話で安否を確認しているが、多くの高齢者がすでに避難所に移るなどして、台帳に登録された2687人のうち、18日までに連絡がついたのは2割強の629人にとどまる。 要援護者名簿は、同市介護高齢課が、住民基本台帳から、65歳以上の一人暮らしの高齢者をリストアップした。住所、年齢、電話番号、要介護認定の状況などが書かれており、市内の死者9人のうち4人も掲載されていた。市は、作成した名簿を全12地区計209人の民生委員に配布しただけで、災害発生時にどんな方法で安否を確認し、避難所に誘導するかなどを決めていなかった。
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1.中越沖地震:県職員と4市職員ら派遣へ /滋賀,毎日新聞
RV=55.4 2007/07/19 16:00
キーワード:判定,保健,建築,健康,ケア
新潟県中越沖地震の被災者を支援するため、県は家屋の安全性を緊急的に調べる「被災建築物応急危険度判定士」の資格を持つ県職員と4市職員のほか、心身のケアを行う保健師を派遣することを決めた。 判定士は国交省の要請を受け、19日から3日間、新潟県柏崎市に派遣。県職員2人に加え、大津、彦根、近江八幡、草津の4市職員の計6人。被災建物の余震による倒壊など2次被害を防ぐため、基礎部分などを外観から応急に調べ、▽調査済(使用可能)▽要注意▽危険――の3段階で判定し、それぞれ緑、黄、赤の用紙を張り付ける。 新潟県が厚労省を通じて要請した保健師は、20日に第1班が出発。8月末をめどに3泊4日で交代しながら、避難所の巡回や戸別訪問で被災者の健康管理に当たる。 いずれも阪神大震災や新潟県中越地震で活動した職員を中心に派遣。判定士のリーダーを務める県住宅課の山本裕信副主幹は「建物の何が危険なのか、分かりやすく示し、安心してもらいたい」。県健康づくり支援室の三上房枝室長は「地震直後は興奮状態で体の状況が分からないことも多い。じっくり話を聞き、心のケアに努めたい」と話した。【蒔田備憲】7月19日朝刊
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2.中越沖地震:飲料水、米の発送、義援金箱を設置 県内でも支援広がる /鹿児島
,毎日新聞
RV=43.6 2007/07/19 16:00
キーワード:義援金,鹿児島,送る,飲料
新潟県中越沖地震で、県内でも被災地支援の動きが広がっている。17日には菱刈町が米250キロを発送し、霧島市でも飲料水3・2トンを積んだトラックが出発。また、18日までに同市、鹿児島市、鹿屋市が市役所などに義援金箱を設置した。 菱刈町は昨年夏の大水害の際に全国から支援を受けたため、秋の収穫時に「救援米」を町民に募り、約1トンを備蓄していた。今年3月の能登半島地震で750キロを送り、今回の地震では残り250キロを発送した。同市は「感謝の気持ちを伝えたい」と話している。 霧島市も特産の「関平(せきひら)鉱泉水」が入った2リットルのペットボトル600本と20リットルのポリタンク100個(計3・2トン)を17日午後、発送した。いずれも19日に現地到着の予定。 一方、鹿児島、霧島、鹿屋の3市は市役所と全総合支所に義援金箱を設置した。鹿児島市は災害見舞金の送金も予定している。【福岡静哉】7月19日朝刊
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1.断水の新潟・柏崎市へ 神戸のNPO代表が給水
,神戸新聞
RV=47.0 2007/07/19 16:54
キーワード:ボランティア,福祉,神戸,タンク,法人,仮設
阪神・淡路大震災でも給水ボランティアとして活動した特定非営利活動法人(NPO法人)「ひまわりの夢企画」(神戸市垂水区)の荒井勣(いさお)代表(61)が十九日、新潟県中越沖地震被災地の柏崎市内で、持参したタンクを使って給水活動に取り組んだ。水は、三年前の新潟県中越地震で被災した旧山古志村の住民から託されたもので、三カ所の地震被災地をつないだ。 柏崎市内は、地震発生から四日たった十九日朝も約三万四千世帯の約三分の二で断水。夏場で暑い中、市民は不自由な生活を強いられている。 荒井さんは阪神・淡路大震災当時、神戸市西区で被災したが、初日から避難所で水を配った。その経験から新潟県中越地震や能登半島地震でもタンクを車に積んで駆け付けた。今回も十八日から被災地入りし、「地震直後は水が一番喜ばれる」と強調する。 十九日朝は、知人に借りたトラックの荷台に二トンのタンクを積み、新潟県中越地震の被災地、長岡市内の仮設住宅の集会所で水を補給した。住民と親交のある荒井さんが提案し、「自分たちは直接行けないが、ぜひ役に立ちたい」と託された。 ボランティアセンターがある柏崎市総合福祉センターで給水。両手にポリタンクやペットボトルを持った主婦らが行列をつくった。近くの管理栄養士、関田美恵さん(46)は「地震を経験した神戸から来てくれてありがたい。山古志の人もまだ大変なのに」と話していた。荒井さんは水道の復旧をみながら約一週間滞在する予定。
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2.九州4350台生産中止 中越沖地震 部品メーカー被災 今夕から明日 トヨタ、ダイハツ分
,西日本新聞
RV=28.2 2007/07/19 17:07
キーワード:生産,九州,福岡,大分
新潟県中越沖地震で被災したメーカーのエンジン部品などの供給が途絶えている影響により、19日夕方から20日まで、九州ではトヨタ自動車九州(福岡県宮若市)とダイハツ九州(大分県中津市)分を合わせた約4350台(年間生産見通し比で約0.6%)の車両生産が中止される。生産中止が続けば、部品を供給する九州の地場企業にも影響が出てくるのは必至だ。 日産自動車九州工場(福岡県苅田町)は在庫があることから、20日まで通常通り生産するという。軽四輪エンジンを生産するホンダ熊本製作所(熊本県大津町)は「影響を調査中だが、19日は通常通り生産する」としている。 トヨタ九州が生産を中止するのは高級車「レクサスIS」、スポーツタイプ多目的車(SUV)「ハリアー」など4車種で合計約2850台。21日に予定していた約470台の休日生産も取りやめる。苅田工場も約1350基のエンジン生産ができない。トヨタ自動車は19日中にも、休日を挟んだ23日以降の生産計画を明らかにする。 ダイハツ九州が生産を中止するのは主力軽自動車「ミラ」、小型SUV「ビーゴ」など5車種で合計約1500台に上る。=2007/07/19付西日本新聞夕刊=
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1.中越沖地震 原子力安全委が現地調査 異様な原発火災跡
,毎日新聞
RV=40.7 2007/07/19 17:15
キーワード:ガル,バス,想定,送る
新潟県中越沖地震で火災や微量の放射能漏れなど多数のトラブルが生じた東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市・刈羽村)について、原子力安全委員会の東邦夫委員長代理らは19日午前、初めての現地調査を実施。調査の一部に本紙記者が同行した。 同原発では、最大680ガル(ガルは加速度の単位)の揺れを記録し、想定の約2.5倍に達した。地震直後、稼働中の4基が自動停止したが、放射能を帯びた水が漏れるなど、53件のトラブルが発生した。 一行はまず、バスで原発の敷地中央付近にある展望台へ向かった。展望台の南側には、大きな四角い箱のような原子炉建屋が四つ見える。同原発1〜4号機で、それぞれにタービン建屋が併設されている。高橋明男所長は「重要な施設は破損しなかった」と話し、これらの建物に目に見える被害はなかった。 再びバスに乗り、火災のあった3号機へ。途中の道路はひび割れ、液状化現象のため噴き出したと見られる砂もあった。補修は手つかずで、道路がうねった部分もあり、バスが大きく揺れた。 バスが3号機に近づくと、白い建物の陰から突然、黒くすすけた設備が姿を現した。その異様さに、すぐに火災があった変圧器だと分かった。約100メートル離れた場所からしか見られなかったが、約2時間後に消し止められるまで黒煙が上がった変圧器の横の壁には、すすや焦げの黒い跡が長く伸び、変圧器の上にあるダクトも黒くなっていた。 火災現場南側の道も大きく波打つ。火災時には消火用の水を送る配管が5カ所で損傷し、消火が十分にできない状態になっていたという。委員らが立つ道路脇は崩れ、アスファルトにはひびが入る。高橋所長は委員に「3号機以外でも、1号機の変圧器では、横揺れで基礎のボルトが欠損した」と説明する。 東委員長代理は調査後、「原子炉の中の状態は、開けて確かめないといけない。改良が必要な点があると思う。他の原発にも点検をさせる」と話した。【根本毅、関東晋慈、岡田英】
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2.中越沖地震 柏崎市の保管施設満杯 救援物資の停止を!
,毎日新聞
RV=22.3 2007/07/19 17:15
キーワード:送る,個人,物資
新潟県中越沖地震で、柏崎市災害対策本部は19日、企業や団体からの水や衣料などの救援物資の受け入れを当面ストップすることを決めた。物資の保管場所不足と避難所への供給作業が追いつかないのが理由。同本部は「支援は大変ありがたいが、既に水などの物資は十二分に足りている」と話している。水以外の食糧については、受け入れを継続する。 市によると、16日の地震直後、各地からペットボトル入りの水をはじめとした救援物資が届き、19日現在、市内の体育館などの一時保管所8施設が満杯になった。既に給水車が避難所を回り、25日に水道が復旧するめどが立っているが、まだ水は大量に送られてくるという。一時保管場所への荷降ろし作業や、避難所への供給作業の人員確保も追いついておらず、市は19日、陸上自衛隊に搬出作業の協力を依頼した。個人からの救援物資については、品目を問わず受け入れていない。【伊藤直孝】
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1.中越沖地震の被災者へ義援金 大津の「日吉子どもサミット」
,京都新聞
RV=67.5 2007/07/19 18:30
キーワード:義援金,支部,ボランティア,日本赤十字社,回収,子ども,つくる
大津市日吉学区の子どもでつくる「日吉子どもサミット」は、新潟県中越沖地震の被災者へ義援金として、アルミ缶回収の収益3万円を日本赤十字社滋賀県支部に寄付した。 サミットは6小中学校の児童、生徒約30人でつくるボランティア組織で、これまでにもアルミ缶回収を通して災害被災地の支援を続けてきた。 この日は日吉中、坂本小の計9人が同市京町4丁目の県支部を訪れ、村井達事務局長(60)に手渡した。日吉中3年の中山千加良君(14)は「被災者の家屋の修理や食料購入に役立ててほしい」と話していた。
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1.1割以上、「立ち入り危険」=柏崎市、被災建物の判定進む−中越沖地震
,時事通信
RV=35.1 2007/07/19 21:01
キーワード:判定,建築,シート
新潟県中越沖地震で、柏崎市内では被災した建物が安全かどうかを判定する「応急危険度判定」が進んでいる。19日までの調査では、1割以上に当たる建物が、「立ち入りが危険」と判定された。同市建築住宅課は「間口の狭い縦長の家屋の倒壊が目立つ。横揺れに耐えられない形状が被害が大きかった一因」としている。 調査対象は市内全域で約5万棟ある民家やビル、土蔵などの建築物のうち、特に打撃を受けた市街地の建物。 応急危険度判定士の資格を持つ国や県の職員、民間の建築士らが2人1組となり、指定のチェックシートを用いて、傾きや外壁、瓦のはがれ具合などを1棟ずつ調べた。 16〜18日の3日間に調査した3297棟のうち、「危険」は457棟(13・9%)、「要注意」が611棟(18・5%)、安全を示す「調査済」は2229棟(67・6%)だった。
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2.仮設住宅にデイサービスの福祉施設併設…新潟県知事が表明
,読売新聞
RV=25.0 2007/07/19 20:50
キーワード:福祉,介護,要望
新潟県の泉田裕彦知事は19日、中越沖地震で被害が大きかった柏崎市、刈羽村などで建設を計画している仮設住宅に、要介護者のデイサービスなどを行う福祉施設を併設する考えを示した。 県は、仮設住宅1200戸を国に要望しており、うち250戸は8月12日の完成を目指している。 県は、3年前の中越地震の被災地でも仮設住宅に福祉施設を併設した。
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1.<中越沖地震>サポート情報 ライフライン
,毎日新聞
RV=42.6 2007/07/19 21:50
キーワード:電話,協会,受け付ける,無料,法人,窓口
◇道路 国道8号の一部通行止めのため、北陸自動車道・能生IC(インターチェンジ)―関越自動車道・長岡IC間は無料。新潟県によると、国道352号で不通区間が1カ所増え、国道の不通区間は計4区間となった。 ◇水道 19日午後5時現在、柏崎市は3万6422戸で断水。上越、長岡の両市と刈羽村を加えた断水総世帯数は3万8376戸。同日午前0時半現在と比べ2488戸減少。出雲崎町は18日夜に復旧した。 ◇ガス 柏崎市ガス水道局(0257・22・4111)によると、19日午後7時現在、同市と刈羽村で計約3万5000戸への供給が依然として停止している。 日本ガス協会は19日、新潟県中越沖地震の被災地に向け、応援隊を追加で100人派遣すると発表した。同協会では既に1024人の応援隊を派遣している。本格復旧には2週間以上かかるとの見通しも示した。 ガス協会のこれまでの調査で、被災地である柏崎市や刈羽村では地下水位が高いため、道路内に埋設されたガス管内に水が混入している可能性があり、管内カメラやポンプなど特殊な機材を用いた復旧作業を進める方針。◇通信 ソフトバンクモバイルの携帯電話は19日、被災地全域で復旧した。同社は災害救助法が適用されている6市町村の契約者を対象に、地震で破損、紛失した場合の修理代や交換費用を半額程度減額する。20日〜8月20日まで新潟県内のソフトバンクショップで受け付ける。また、窓口で利用料金を支払っている契約者の7月分の請求期限を1カ月延期する。6市町村内にあるソフトバンクショップ6店舗で、無料充電サービスや充電器の無料貸し出しも行う。 NTT東日本は、避難所36カ所への無料公衆電話設置を継続。災害用伝言ダイヤル(171)は19日午後5時までに5万8400件の利用があった。断線などで電話が利用できない場合は「113」か「0120・444113」で24時間対応している。 ◇銀行 三菱東京UFJ、みずほ、三井住友の3銀行は19日、地震で住宅が倒壊した人向けの低利融資を始めると発表した。金利変動型や金利固定型で通常の住宅ローンより0.5〜1.5%低い優遇金利を適用する。 三菱東京UFJは19日から新築の場合は1.2%、リフォーム用の無担保ローンは0.5%を優遇。みずほは20日から新築の場合は1.0%、リフォーム用無担保ローンは1.5%優遇する。三井住友は19日から新築、リフォーム用無担保ローンともに1.2%優遇する。みずほと三井住友から融資を受けるには災害救助法適用の地域に住み、自治体が発行する被災証明書の提出が必要。 店舗に被害を受けて営業困難に陥った中小企業など法人向けも3銀行は低利融資を行う。
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2.全7基で想定超える揺れ=地震計データ、一部消失−柏崎刈羽原発・東電
,時事通信
RV=25.2 2007/07/19 22:01
キーワード:ガル,想定
東京電力は19日、柏崎刈羽原発に設置された地震計による新潟県中越沖地震の観測データを公表し、1号機から7号機までのすべての原子炉建屋で水平方向の揺れの加速度が設計時の想定を上回っていたことを明らかにした。 同社は16日、1、5、6号機のデータを公表。1号機が最大で680ガル(設計上の想定は273ガル)を記録していたが、19日に公表されたその他の号機でも、2号機で最大606ガル(同167ガル)を記録するなどすべての号機で設計時の想定を上回っていた。 また、同社は同日、地震観測計データの一部が消失していたと発表した。余震が続いたため、同原発に設置されている地震計のうち、旧型の63台が記録容量不足に陥ったためだが、容量の多い新型地震計の記録があるため、解析に支障は生じないとしている。 データの消失は今年3月の能登半島地震の際、北陸電力志賀原発1号機でも発生。東電は志賀1号機の事例を参考に来年度までに新型に交換する予定だった。
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1.<中越沖地震>「災害時要援護者」の8割、連絡取れず 柏崎
,毎日新聞
RV=42.3 2007/07/19 22:58
キーワード:個人,援護,保護,障害,体制,計画,一人暮らし,進む,早期,高齢
新潟県中越沖地震で被災した柏崎市では、「災害時要援護者」のうち、一人暮らしの高齢者で連絡が取れていない人が8割に上っている。個人情報保護法などが障害になり、「支援計画」ができていなかったことが背景にある。災害発生時の早期救出に欠かせない体制づくりが自治体で進んでいない実態が、浮き彫りになった。
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1.地震データ消失、放射性物質まだ放出…原発ずさん対応続々,読売新聞
RV=30.3 2007/07/19 23:47
キーワード:電話,データ,トラブル,建屋
新潟県中越沖地震に襲われた東京電力柏崎刈羽原子力発電所で、19日、地震計の記録消失や放射能漏れの継続などのトラブルが新たに判明した。 トラブルは計63件になった。一方、この日施設内を調査した政府の原子力安全委員会と経済産業省原子力安全・保安院は、消火活動などへの備えと対応が不十分だったと指摘、他原発の過去のトラブルの情報を生かしていないことも問題視しており、原子炉7基を抱える世界最大級の原子力発電施設に対し、大幅な防災体制の見直しを迫っている。 東京電力によると、柏崎刈羽原発の建屋や敷地内に設置した地震計97台のうち、旧式の63台のデータの一部を消失した。地震計は記録データを東京に随時、電話回線で伝送する仕組みになっていたが、地震直後は電話回線が混乱し、伝送を終える前に相次いだ余震でデータが上書きされた。本震発生後のデータが最長1時間半分消えた。
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2.「蒸し風呂」避難所ぐったり柏崎 猛暑対策に奔走
,産経新聞
RV=24.4 2007/07/19 23:31
キーワード:暑い,健康,工事
新潟県中越沖地震で被害がもっとも大きかった柏崎市では19日、気温が28.9度まで上昇、暑さを訴える避難住民が急増した。被災から4日目。「暑くてなかなか寝付けない」。市災害対策本部はエアコンの取り付けを急ぐなど、暑さ対策に奔走している。阪神淡路、中越、能登と、冷え込む季節の大震災が続いたが、今回は慣れない暑さ対策が急務となっている。 ■防げ熱中症 朝から28度を超す暑さに見舞われた柏崎市内の避難所では、高齢者らがぬれタオルを額に置いて横になるなど、一様にぐったりした様子。 市立柏崎小学校に避難中の鈴木ヒデノさん(78)は「昨晩は寝付けなかった。なかなか風呂に入れないから汗をかきたくないけど、あまりの暑さにガブガブ水ばかり飲んでしまう」。避難所では扇風機10台を設置していたが、19日には急遽(きゅうきょ)、30台以上を追加した。 柏崎小の避難所にはこの日、50センチ大の氷の柱約10本が運ばれた。氷は水を張った子供用プールに入れられ、ペットボトル入りの水を冷やすのに使われた。 約400人が避難した柏崎市荒浜の荒浜コミュニティセンターは、地震発生時から扇風機もエアコンも設置されておらず、窓から強い西日。高齢者らはうちわをあおぐ。 ■米国からの「お返し」 こうした中、シーファー米駐日大使から「ニューオーリンズの巨大ハリケーンのときは、日本のみなさんから多大な寄付をいただいた。今回はこちらが助ける番だ」と、米国から取り寄せたエアコン96台が柏崎市に寄付された。ただ、使用電圧の規格が国内と違い、設置工事は20日以降に延期された。 ■食中毒心配 市の災害対策本部は、熱中症と同時に、暑さによる食中毒の発生にも神経をとがらせる。提供された食品が、配布される前に賞味期限切れになるケースが出ているためだ。市商工振興課によると、全国から集まったおにぎりなどの支援物資はいったん市役所に集められ、賞味期限ごとに分別される。 市の担当者は「健康には代えられないので、もったいないと思わず期限切れのものは提出してほしい」。荒浜コミュニティセンターにつめる兵庫県立大の神崎初美准教授も「1人が傷んだものを食べて食中毒になれば、一気に広がり、大変なことになる」と注意を促している。
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3.柏崎刈羽原発問題で島根県が国に要望書
,山陰中央新報
RV=22.7 2007/07/20 00:05
キーワード:島根,耐震,要望
新潟県中越沖地震に伴い、東京電力柏崎刈羽原発で基準を上回る地震動が検知され、変圧器の火災や放射性物質の漏えいなどが起きた問題で、中国電力島根原発が立地する島根県が十九日、経済産業省原子力安全・保安院に対し、原発の耐震安全性の確保を求める要望書を提出した。 要望書は溝口善兵衛知事名で、甘利明経産相あて。原発の耐震安全性を「原子力の安全な利用と、県民の信頼を確保するため極めて重要な問題」とし、「今回の地震で発生した諸事象を早急に検証し、耐震安全性の確保に万全を期してほしい」と国に求めている。 この日は、島根県の福田信夫総務部次長と川津充夫原子力安全対策室長が上京。要望書を受け取った保安院の上田英志企画調整課長は「現地に審議官を派遣しており、耐震安全性の確保に万全を期す」と答えた。 島根原発を抱える松江市など原発立地市町村でつくる全国原子力発電所所在市町村協議会も、近く経産省へ同様の申し入れを行う予定。
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1.30超す「災害医療チーム」が被災地入り、成果上げる
,読売新聞
RV=24.5 2007/07/20 00:38
キーワード:整備,出動,医師,応じる,医療,自主,チーム
中越沖地震では、隣接県を中心に30を超す「災害派遣医療チーム(DMAT)」が現地入りした。 厚生労働省が2005年にチームの全国整備を始めて以来、初の本格的な地震災害の対応で、負傷者を迅速に振り分けて治療に当たるなど一定の成果を上げた。 DMATは医師、看護師、事務職の計5人で構成、48時間以内の初期医療を担う。全国の病院に298チームがあり、厚労省などの出動要請で9都県の24チームが発生翌日の17日朝までに現地に到着。ほかに約10チームが自主判断で出向いた。 刈羽郡総合病院(柏崎市)を拠点に、DMATは、次々に運び込まれる患者を、症状に応じて、治療の優先度を決める「トリアージ」で振り分け、治療に当たった。新潟、長岡市内の3病院にヘリコプターで搬送された重傷者5人にはメンバーの医師が付き添った。
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1.<中越沖地震>山古志でも被災の酪農家、懸命に牛を守る
,毎日新聞
RV=45.9 2007/07/20 03:12
キーワード:牛,暑い,山古志,五十嵐,夏
新潟県中越沖地震の被災者の中には、3年前の中越地震でも過酷な体験をした人がいる。柏崎市に住む酪農組合の組合員、五十嵐英利さん(51)は当時、山古志村(現長岡市)で酪農を営んでいたが、30頭余りの牛を失った。再び地震に遭遇し、劣悪な環境の下で「もう二度と牛を死なせない」と心に誓っている。 五十嵐さんは16日午前10時過ぎ、牛を載せたトラックを同市の組合の牛舎に向かって走らせていた。激しい揺れに襲われ、とっさに「牛が動いたのか、それともパンクか」と思った。しかし、道路が壊れているのを見て地震と気付き、3年前の悪夢がよみがえった。「もうあんなつらい思いはしたくない」 五十嵐さんは旧山古志村の生まれ。「家は代々農家で、冬は出稼ぎ。酪農なら一年中収入がある」と思い、21歳の時、3000万円の借金をして牛舎を建てて、乳牛を買った。山古志で初めての酪農家だった。借金を返済できたのは40歳を過ぎてからだった。古里の素晴らしさを改めて感じ、「おれがこの村を守っていこう」と心に決めた。 しかし、04年10月23日の夕、すべてが崩れ去った。中越地震の激しい揺れで、牛舎の床のコンクリートが割れた。「バキバキ」という音が今も耳を離れない。ヘリコプターでの全村避難が決まり、34頭の乳牛を泣く泣く置いて村を出た。ロープをほどいて解放しておいたが、1カ月後に救出に戻ると、9頭が冷たくなっていた。20頭ほどを運び出したが、やせてしまい、結局、処分するしかなかった。残ったのは妊娠中の2頭だけだった。 その後、今の組合に就職し、家族全員で柏崎市に移り住んだ。生き残った2頭も連れて来て、組合の牛舎に入れた。 今回も牛舎に着くと、柱がずれ、壁は崩れていた。牛たちは無事だったが、電気、水道が止まっていた。扇風機がなければ牛たちが暑さで弱ってしまう。飲み水は最低1日約1トン必要だ。上司が手配した発電機を取り付け、井戸水を吸い上げるポンプを用意した。 午後、自宅に戻った。06年夏に新築した家は壁に小さなヒビが入っていた。翌朝の朝刊を広げると、見出しの「大きな被害」に続く文字が「山古志村」から「柏崎市」に変わっただけに見えた。3年前にタイムスリップしたような感覚に襲われた。 「今は牛のことしか頭にない。山古志で亡くした牛たちの分も、今の牛たちに愛情を注ぎたい」。地震後も1日も休まず、朝6時から夜9時過ぎまで牛の世話に追われる。食欲やフンの状態から体調の変化に気を付ける。地震後、乳の出が悪くなっていることが気がかりだ。47頭の1日の搾乳量は地震前は約1100キロだったのに、今は800〜900キロしかない。 「乳牛はとてもデリケートな動物。余震が続いていることも影響していると思う」と五十嵐さんは言う。電気は18日夕に復旧したが、断水は続いている。「井戸水がいつまでもつだろうか」。水道が回復するまで気が休まらない。 「山古志の牛はどれですか」と尋ねると、五十嵐さんは「私にとってはどれも同じようにかわいいですよ」と笑顔になりながら、一頭の牛の前に進んで「これです」と教えてくれた。そして、「山から一緒に苦労してきたな」と牛に優しく語りかけた。【佐藤賢二郎、写真も】
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2.<柏崎刈羽原発>原発持つ全電力、「地震時火災」の体制なし
,毎日新聞
RV=40.0 2007/07/20 03:07
キーワード:指針,想定,耐震,電力,トラブル
新潟県中越沖地震により東京電力柏崎刈羽原発(同県柏崎市、刈羽村)で火災が起きたが、原発を持つ国内の電力会社すべて(10社)で、地震に伴って火災が発生した場合の具体的対応を定めていないことが19日、毎日新聞の調査で分かった。東電を含め多くの社は地震と火災で別々にマニュアルを作成していたが、東電は十分な対応ができず、鎮火まで約2時間かかっている。地震による火災発生への準備不足が浮き彫りになった。 国の指針は、原発火災について、原子力事業者に発生防止や影響軽減措置を求めている。調査では、自衛消防隊の有無▽地震に伴う火災発生時のマニュアルの有無▽地震に伴う火災時の訓練の有無――などを聞いた。 自衛消防隊は全社が組織していたが、地震に伴う火災への具体的な手順を定めたマニュアルを持つ社はなかった。各社は「地震と火災のマニュアルを関連付けて対応する」(中国電力)、「どんな火災でも自衛消防隊が初期消火にあたる」(日本原電)、「地震と火災が仮に同時に発生しても対応できる体制はある」(東北電力)と答えた。 しかし、東電の火災では、地震の混乱で消火に参加したのは4人にとどまり、地元の消防署の到着も遅れた。消防署は「出動要請が多く到着が遅れる。到着まで自衛消防隊で対応してほしい」と伝えたという。 調査によると、各社とも火災発生時に外部の消防隊が来ないケースは想定していない。地震に伴う火災に注目した訓練も、東電福島第2原発以外はしていなかった。 北海道電力は、地震による原発事故発生を想定した訓練すら未実施だった。「原発は十分な耐震性が確保されていることが前提で、地震による大きなトラブルや事故は発生しないことになっている。そうした訓練は想定しようがない」という。 東電の火災を受けた対応については、「地震による火災の初期消火態勢の徹底を社員や関連会社に通知した」(九州電力)「(東電の火災の)調査結果を踏まえて対応を検討したい」(関西電力)などと答えた。【まとめ・永山悦子】
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1.中越沖地震「被災者の力になる」 東松島市と女川町が職員派遣
,河北新報
RV=108.7 2007/07/20 06:12
キーワード:義援金,保健,支部,募金,ボランティア,福祉,口座,日本赤十字社,法人,健康
東松島市は19日、新潟県中越沖地震の被災地に保健師ら職員6人を派遣した。柏崎市の災害対策本部で21日まで復旧を支援する。女川町は、サンマのすり身など町内の企業が提供した物資を柏崎市と刈羽村に届けるため職員が出発した。 東松島市はさまざまな視点から支援するため、総務、企画政策、保健福祉、建設、産業環境の各部と教育委員会からそれぞれ職員1人を選んだ。2003年の宮城県連続地震で被災した経験を生かすとともに、将来発生が確実視される宮城沖地震への備えとして現地で情報を収集する。 市役所前であった出発式で、阿部秀保市長は「市民の代表として、被災者の力になってほしい」と激励した。職員の被災地派遣は能登半島地震に続き2回目。 女川町では、安住宣孝町長が「原発立地町として姉妹都市以上の関係がある。その気持ちを伝えてもらいたい」と話し、職員5人が乗ったマイクロバスを見送った。◎保育士ら10人美里町も派遣 新潟県中越沖地震の被災地を支援しようと美里町は19日、被災した柏崎市に保育士ら職員10人を派遣することを決めた。20日早朝に出発する。 内訳は保育士、保健師各2人、一般職員6人。被災した子どもの心のケアや高齢者の健康管理、復旧作業に協力する。 合併前の旧小牛田町が新潟県高柳町(現柏崎市)とイベントなどを介して親交があった。◎水など物資を柏崎市に発送 石巻市 石巻市は18日、新潟県中越沖地震で被災した柏崎市に救援物資を発送した。 市役所前であった出発式で、土井喜美夫市長は「市民の気持ちを届けてほしい。平穏な生活が1日も早く戻るよう、被災地の方々に伝えてほしい」と述べた。 救援物資はブルーシート500枚、毛布200枚、飲料水600本や粉ミルク250個、紙おむつなど。◎ボランティア先遣隊が出発 NPO法人 新潟県中越沖地震の被災地支援のため、NPO法人「みやぎ災害救援ボランティアセンター」の先遣隊が19日、現地へ出発した。22日まで必要な支援を調査する。 伊藤信一副会長ら3人が、2リットル飲料水720本、移動用のオフロードバイク2台を車両に積み込み出発した。 刈羽村を中心に集落を回り救援物資を届けるほか、どんな支援が必要かを住民に聞き取り調査する。 伊藤副会長は「支援の手が届きにくい地域を重点的に回る。宮城の団体として何ができるのかを見極めたい」と話した。 センターは先遣隊の報告を受け、ボランティアチームを派遣するかどうかを決める方針。◎被災地への義援金募集 県共同募金会 県共同募金会(飯岡絹子会長)は、新潟県中越沖地震の被災地に向けた義援金の募集を始めた。柏崎市、刈羽村など6市町村の被災者に送られる。 送金先は、口座名「社会福祉法人宮城県共同募金会 会長 飯岡絹子」、口座番号は七十七銀行県庁支店、普通預金0100897。連絡先は県共同募金会022(292)5001。◎義援金11万円贈る 泉松陵高の生徒会 新潟県中越沖地震の被災者支援で、泉松陵高(仙台市泉区)の生徒会は19日、義援金11万2917円を日本赤十字社県支部に贈った。 今月7日の文化祭に生徒や保護者が出店したバザー、リサイクルショップの収益金で、日赤新潟県支部を通して被災地の支援活動に役立てられる。
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1.中越沖地震 柏崎刈羽原発全7基 揺れ、設計値超す,産経新聞
RV=37.3 2007/07/20 08:00
キーワード:ガル,想定,放射
新潟県中越沖地震で、東京電力柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)に設置してある地震計が観測した揺れの強さ(加速度)が1〜7号機すべてで設計値を上回っていたことが19日分かった。また、7号機で判明した主排気筒からの放射性物質の放出が少なくとも18日まで続いていたことが新たに分かった。 同社によると、1〜7号機の地震計が記録した揺れの強さは、いずれも東西方向の測定値で、1号機が680ガル(ガルは加速度の単位)▽2号機606ガル▽3号機384ガル▽4号機492ガル▽5号機442ガル▽6号機322ガル▽7号機356ガル−だった。2号機の設計時に想定した加速度は167ガルで、設計時に想定規模の約4倍に達していたことになる。 また、7号機での放射性物質の放出については、タービンの蒸気排風機が、運転手順に反し、原子炉停止後も稼働し続けていたため、タービン内の放射性物質を吸い出してしまったことが原因とみられることが判明した。18日午前11時ごろに蒸気排風機を止めたという。放射性物質の排出が止まったかどうかは、主排気筒の検査用フィルターの測定結果で判明するという。 経済産業省原子力安全・保安院によると、これまでに放出が確認された放射性物質の量は約4億ベクレル。極めて微量で環境や人への影響はないとしている。
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2.中越沖地震 原発トラブル63件に 地震計、本震データ消える,産経新聞
RV=31.0 2007/07/20 08:00
キーワード:想定,データ,トラブル,部品
新潟県中越沖地震で、東京電力は19日、柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)のトラブルがさらに10件確認され、計63件になったと発表した。複数のプラントで使用済み燃料を保管するプール内で作業台が落下し、使用済み燃料貯蔵ラックの上に落下していたことも新たに分かった。 東電によれば、巡回して被害状況を確認する範囲の目視点検は同日で終えた。今後、原子炉の圧力容器など重要設備の詳細な点検に向け計画を策定するという。 使用済み燃料プール内で水中作業台の落下が見つかったのは4、6、7号機の3基。作業台は、プール内の部品を点検する際に、部品を一時的に引き上げて載せるためのもので、縦約0・7メートル、横3〜5メートル、重さは約200キロあるという。それぞれ使用済み燃料棒が約1500〜2100本保管されていた。 また、発電所内に2基ある重油タンク用の泡消火設備が、スイッチの損傷で使えないことも分かった。地震発生直後に重油タンクから出火した場合、初期消火が不可能だったことになる。 一方、同原発の全7基で当初の設計値を超える揺れを観測したが、所内に設置されていた地震計の3分の2で本震の記録が失われていたことが19日、同社の調べで分かった。「想定外」続きの地震から得られたはずの貴重な記録が、十分に生かされない恐れもある。 同社によると、発電所内に設置している地震計97台のうち63台で、中越沖地震の本震の記録が失われていたという。それぞれ本震から1時間前後の記録が記録媒体から欠落していた。 データを保存する記憶媒体のメモリー不足などから、本店にデータを伝送する前に、立て続けに発生した余震の記録を優先し、データが上書きされてしまったのが原因。ただ、揺れの最大値や、その後の余震の記録は残っており、同社は「観測記録の分析に問題はない」としている。 同じようなトラブルは、3月の能登半島地震でも、北陸電力志賀原発で起きていて、東電は今年から地震計の設備更新を行う計画だった。
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3.製造業6割停止 リケンなど柏崎で47社,産経新聞
RV=25.5 2007/07/20 07:51
キーワード:生産,酒造,部品
新潟県中越沖地震で最も大きな被害を受けた柏崎市で、地元製造業の約6割が操業できない状態であることが19日、県の調査などで明らかになった。自動車部品メーカーのリケンも大きな被害を受け、大手自動車メーカーの生産に大きな影響を与えた。 県は地震後、同市を中心に周辺自治体の製造業を対象に、工場の被災状況を調査。19日午前9時の段階で、調査した299社のうち73社が全く操業できていないことが分かった。操業状況が50%未満は12社、100%未満は19社、100%は141社だった。31社は連絡が取れなかった。 操業が全く回復できていない業者が最も多かったのは柏崎市の47社(62%)で、刈羽村も6社中5社が操業不能だった。 特に被害が大きかったのは、自動車部品メーカーのリケン。エンジン部品のピストンリングなどで国内で高いシェアを持つ同社は、柏崎営業所と子会社の計9社と下請け11社で従業員は約2800人。売り上げも約1000億円に上る。リケンは今回の地震で工場内の設備が転倒するなどの被害を受けた。このため、部品を納入するトヨタ自動車や日産自動車、スズキ、富士重工業、三菱自動車工業が一部工場の生産停止を余儀なくされた。 このほか、柏崎市内の4酒造会社では水道が復旧していないため、瓶詰作業ができない状況になっている。
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1.生産休止 地場にも影響 中越沖地震 九州の自動車産業,西日本新聞
RV=69.1 2007/07/20 10:08
キーワード:生産,九州,部品,メーカー,福岡,社長
新潟県中越沖地震で被災したエンジン部品などのメーカー、リケンの出荷が途絶えている影響は、九州の企業にも及んでいる。九州内では19日夕方から20日までに約4350台の車両生産が休止されるため、組立工場に部品を納入する1次部品メーカーなどが相次いで操業を停止。“在庫ゼロ”を目指すことで、効率化を追求してきた自動車産業の弱さを露呈した。■“在庫ゼロ”にもろさ 部品調達方法見直しも 「トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)とぴったり連動している」。ランプ生産の小糸九州(佐賀市)関係者は話す。同社は、トヨタ九州が19日夕方から生産を休止にしたのに合わせて工場の操業を停止。小糸九州の場合、通常は約2時間分の在庫しかもっておらず、地場2次メーカーに対し、20日は部品を納入しないよう通知。ただ、正確に受注に合わせられない地場の2次、3次メーカーは在庫を抱えざるを得なくなるという。 九州では、トヨタ九州とダイハツ九州(大分県中津市)の計約4350台の生産が20日まで休止。今後は休日操業などでカバーしていく。日産自動車九州工場(福岡県苅田町)は20日まで操業を続けるが、23日の休止を決定した。 地場企業への影響把握について行政も対応に追われ、大分県は19日、県内の関連13社に聞き取り調査を実施した。 自動車は3万点もの部品で構成されており、完成車メーカーだけで生産できず、部品メーカーとの分業で成り立っている。在庫を限りなく減らした適時適量の納入が部品メーカーには求められており「余分に生産しても保管しておく場所すらない」(アイシン九州)のが現状。完成車メーカーは今後、在庫や調達先の在り方について見直しを迫られそうだ。 19日は地場メーカーを育成する「トヨタ九州モノづくり研究会」が始動。トヨタ九州の雨沢政材特別顧問は、参加の地場幹部らに「地震で部品が止まったことは損だが、毎日在庫を抱えたままの方が損失が大きい」と、トヨタ生産方式の優位性を強調した。 新部品生産を19日発表したデンソー北九州製作所(北九州市)の柳生昌良社長は「北九州でつくる理由は(地震などの)リスク分散の一面がある」と述べた。=2007/07/20付西日本新聞朝刊=
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2.医師や看護師 真剣訓練 大規模災害を想定120人参加 患者の優先順位で議論も,西日本新聞
RV=41.0 2007/07/20 10:08
キーワード:九州,想定,データ,福岡
大規模災害や事故時に殺到する負傷者に対応する訓練が18日夜、福岡市内で開かれた。2005年の福岡沖地震以降、同市救急病院協会が開いているもの。多数の死傷者が出る地震が新潟県を襲った直後だけに、「福岡も油断できない」と緊張感漂う訓練になった。 訓練は図上演習で行われ、福岡県の基幹災害拠点病院・九州医療センターや大学病院を含む25機関から医師や看護師ら約120人が参加。列車事故で多数の負傷者が出たとの想定で、室内に(1)事故現場(2)救護所(3)救急病院などを設置。それぞれに医師と看護師、事務職でつくる医療チームを配置し、負傷者に見立てた人形に添えたけがのデータを見ながら、どの患者の治療を優先するかの判断(トリアージ)を次々に下していった。 ただ、事故現場近くの救護所に患者が殺到し、軽傷の患者が重傷患者より先に搬送されるなど、一時、混乱。骨折患者の手術を促す看護師に、医師が「中越沖地震では重傷者は時間がたってから増えた。緊急でない手術は後回しだ」と反論し議論になる場面もあった。 訓練後、参加者からは「近くの病院との情報交換や連携を密にしたい」(看護師)「トリアージも難しいし、もともと入院している患者さんのケアも大変だ」(看護師)などの意見が出された。 指導に当たった小林良三・九州医療センター救急部長は「九州では、病院の枠を超えたこの種の訓練が不足している。模擬患者を使った大規模訓練も実施し、1人でも犠牲者を減らす努力が必要」と話している。=2007/07/20付西日本新聞朝刊=
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3.九州の自衛隊も給水支援で派遣,西日本新聞
RV=22.8 2007/07/20 10:08
キーワード:九州,福岡
新潟県中越沖地震の災害派遣で、九州の自衛隊からも19日、給水支援のため同県柏崎市に向け各部隊が派遣された。 陸上自衛隊西部方面隊(総監部・熊本市)は、第四後方支援連隊(福岡県春日市)や第八後方支援連隊(熊本市)などで給水支援隊を編成。給水車5台、隊員45人が福岡駐屯地(春日市)を出発した。 航空自衛隊西部航空方面隊(司令部・春日市)も、第五高射隊(同県芦屋町)や第七高射隊(同県築上町)などから、給水車5台、隊員29人を派遣。陸自、空自の両支援隊とも、20日午後に柏崎市に到着する予定という。=2007/07/20付西日本新聞朝刊=
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1.中越沖地震:県など、柏崎に職員派遣 被災建築物危険度判定士ら29人 /岐阜,毎日新聞
RV=55.7 2007/07/20 11:01
キーワード:相談,判定,保健
新潟県中越沖地震の発生を受け、岐阜県と県内自治体は被害の大きい新潟県柏崎市に向け19日、被災建築物応急危険度判定士と水道職員計20人を派遣した。 派遣期間は危険度判定士が21日まで、水道管調査は25日まで。また、県と岐阜市は被災者の健康相談などにあたる保健師計9人を20日から順次派遣する。 全国被災建築物応急危険度判定協議会からの要請で派遣される危険度判定士は県職員8人、岐阜市4人、大垣市2人、各務原市1人、多治見市1人。倒壊家屋の危険度を判定し第2次災害の防止に努める。 また、中部地区9県で結ぶ災害時相互応援に関する協定に基づいて岐阜市と高山市は、水道管の早期復旧に向けた漏水調査を実施するための職員各2人を派遣した。 高山市では19日、土野守市長が「余震も心配されるので、十分気をつけて頑張って」と激励。派遣される市国府支所基盤整備課の都竹隆司主査は「一日も早く水の供給ができるよう、1カ所でも多く漏水個所を発見したい」と語っていた。【佐野裕、奈良正臣】7月20日朝刊
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2.中越沖地震:県泉松陵高の生徒が文化祭収益金寄付 被災地復興願い /宮城,毎日新聞
RV=47.6 2007/07/20 12:01
キーワード:相談,保健,支部
新潟県中越沖地震の被災地の復興を願い、県泉松陵高(大橋俊夫校長)の生徒が19日、日本赤十字社県支部を訪れ、文化祭の収益金11万2917円を全額寄付した。一方、仙台市が同日、被災地に新たに保健師ら4人を派遣するなど、支援の輪が広がっている。 県泉松陵高は毎年、文化祭収益金を社会福祉事業や災害復興に寄付している。実行委員長を務めた江花裕樹さん(3年)は被災状況を報道で知り、7日開催の文化祭で生徒らが出店した模擬店やバザーの収入を被災地に送ることを決めた。江花さんは「新潟は祖父の地元で小学生のころはよく遊びに行った。早く復興してほしい」と話した。 仙台市はこの日、避難住民の健康相談活動や心のケア対策などを行う保健師2人と健康福祉局職員2人を派遣した。一方で、発生日の16日から現地で、ヘリコプターの運航を管理して情報収集や医療チームの搬送などを行った同市消防局の消防隊員5人が19日、仙台に戻り、岩崎恵美子副市長に活動内容を報告した。【比嘉洋】7月20日朝刊
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3.中越沖地震:県、被災地支援の対策会議事務局を設置 /福島,毎日新聞
RV=35.2 2007/07/20 13:04
キーワード:相談,保健
県は19日、新潟県中越沖地震の被災地支援に迅速に対応するため「支援対策会議事務局」を設置した。災害対策グループ職員ら7人が、派遣要員の取りまとめなどに当たる。 県は既に食料や医療チームを送っており、19日は新たに、2次災害防止のため土木部の技術職員3人を長岡市に、避難所での衛生対策や健康相談のため、保健師ら5人の保健福祉部職員を柏崎市に派遣。同市には20日、会津総合病院の医師ら4人も現地入りする。 県によると、新潟県からは主に、マンパワーを要請されているという。県災害対策グループの五十嵐孝雄参事は「今後は被災者の心のケアや家屋を復旧させる技術者などが必要になるはず。要請が予想される部の職員に事前に打診し、即座に対応できる準備を整える」と話した。【今村茜】7月20日朝刊
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1.中越沖地震:小中生グループが義援金 日赤県支部に3万円を寄託−−大津 /滋賀,毎日新聞
RV=70.9 2007/07/20 16:02
キーワード:義援金,支部,ボランティア,日本赤十字社,受け付ける,日吉
◇「生活に役立てて」 新潟県中越沖地震の被災者のために、大津市の日吉学区の小中学校の児童・生徒で作る「日吉子どもサミット」の子どもたちが19日、日本赤十字社県支部(大津市京町4)を訪れ、義援金3万円を寄託した。 このグループは、▽日吉中▽比叡山中▽下阪本小▽日吉台小▽雄琴小▽坂本小――がボランティア活動で交流し、地域に貢献するために結成。アルミ缶を回収し、収益金の寄付を行ってきた。昨年のジャワ島中部地震でも災害義援金を日赤県支部に寄託している。 この日は日吉中の生徒4人、坂本小の児童5人が日赤を訪れ、義援金を渡した。同中3年の中山千加良さん(14)が「被災した人たちの生活に役立てて下さい」と話し、村井達・事務局長は「皆さんの気持ちを大切に有意に使います」と答えた。日赤県支部は同地震の義援金は来年1月16日まで、熊本の大雨被害の義援金は来月10日まで、それぞれ受け付ける。 ◇県も見舞金 一方、県も19日、新潟県に見舞金50万円を贈ることを決めた。23日に同県大阪事務所に届ける予定。【服部正法】7月20日朝刊
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2.中越沖地震:義援金口座を開設−−日赤県支部 /高知,毎日新聞
RV=67.0 2007/07/20 15:01
キーワード:義援金,支部,口座,日本赤十字社,高知,受け付ける
日本赤十字社県支部は新潟県中越沖地震被災者への義援金を受け付ける口座を開設し、募集を始めた。また、県青年赤十字奉仕団(山本祥子代表)は義援金集めのためのチャリティーたこ焼き屋台を21日午前11時から高知市横浜のファミリーマート高知横浜店駐車場にを出す。 義援金の受け付け期間は来年1月16日まで。通信欄に「新潟中越沖地震」と明記。問い合わせは同県支部(088・872・6295)。 口座番号などは、▽郵便振替=00510―5―26▽四国銀行県庁支店=普通0384749▽高知銀行本町支店=普通0393437▽高知信用金庫本店=普通0339529▽幡多信用金庫高知支店=普通0108128▽四国労働金庫高知支店=普通3145917▽県信用農業協同組合連合会本所=普通6180490(口座名は郵便振替が「日本赤十字社新潟県支部」、高知銀行が「日本赤十字社高知県支部支部長 橋本大二郎」、他は「日本赤十字社高知県支部義援金支部長 橋本大二郎」)7月20日朝刊
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3.中越沖地震:県、被災地に建築技師4人を増派 /鳥取,毎日新聞
RV=27.5 2007/07/20 15:01
キーワード:判定,建築
新潟県中越沖地震の被災地に建築技師を派遣している県は19日、さらに4人の建築技師を派遣することを決めた。 県防災危機管理課によると、県職員が現地の災害対策本部に入ったところ、被災家屋の危険度を判定する職員が足らないことが分かり、新潟県側から派遣職員の追加要請を受けたという。活動期間は21〜23日の3日間。【山下貴史】7月20日朝刊
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1.新潟の被災者へ義援金募集 長浜市社会福祉協議会,京都新聞
RV=70.4 2007/07/20 18:49
キーワード:義援金,募金,ボランティア,福祉,口座
滋賀県の長浜市社会福祉協議会は、新潟県中越沖地震の被災者支援の義援金を社協事務局と浅井、びわの両支所で受け付けている。 受け付けは来年1月16日までで、郵便局から送金する場合の口座番号とあて先は「00580−1−23新潟県共同募金会」。 また、市ボランティア連絡協議会は今月26日まで、市内10カ所で街頭募金活動を行う。
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2.中越沖地震 山古志でも被災の酪農家、懸命に牛を守る,毎日新聞
RV=66.6 2007/07/20 17:09
キーワード:牛,暑い,山古志,牛舎
新潟県中越沖地震の被災者の中には、3年前の中越地震でも過酷な体験をした人がいる。柏崎市に住む酪農組合の組合員、五十嵐英利さん(51)は当時、山古志村(現長岡市)で酪農を営んでいたが、30頭余りの牛を失った。再び地震に遭遇し、劣悪な環境の下で「もう二度と牛を死なせない」と心に誓っている。 五十嵐さんは16日午前10時過ぎ、牛を載せたトラックを同市の組合の牛舎に向かって走らせていた。激しい揺れに襲われ、とっさに「牛が動いたのか、それともパンクか」と思った。しかし、道路が壊れているのを見て地震と気付き、3年前の悪夢がよみがえった。「もうあんなつらい思いはしたくない」 五十嵐さんは旧山古志村の生まれ。「家は代々農家で、冬は出稼ぎ。酪農なら一年中収入がある」と思い、21歳の時、3000万円の借金をして牛舎を建てて、乳牛を買った。山古志で初めての酪農家だった。借金を返済できたのは40歳を過ぎてからだった。古里の素晴らしさを改めて感じ、「おれがこの村を守っていこう」と心に決めた。 しかし、04年10月23日の夕、すべてが崩れ去った。中越地震の激しい揺れで、牛舎の床のコンクリートが割れた。「バキバキ」という音が今も耳を離れない。ヘリコプターでの全村避難が決まり、34頭の乳牛を泣く泣く置いて村を出た。ロープをほどいて解放しておいたが、1カ月後に救出に戻ると、9頭が冷たくなっていた。20頭ほどを運び出したが、やせてしまい、結局、処分するしかなかった。残ったのは妊娠中の2頭だけだった。 その後、今の組合に就職し、家族全員で柏崎市に移り住んだ。生き残った2頭も連れて来て、組合の牛舎に入れた。 今回も牛舎に着くと、柱がずれ、壁は崩れていた。牛たちは無事だったが、電気、水道が止まっていた。扇風機がなければ牛たちが暑さで弱ってしまう。飲み水は最低1日約1トン必要だ。上司が手配した発電機を取り付け、井戸水を吸い上げるポンプを用意した。 午後、自宅に戻った。06年夏に新築した家は壁に小さなヒビが入っていた。翌朝の朝刊を広げると、見出しの「大きな被害」に続く文字が「山古志村」から「柏崎市」に変わっただけに見えた。3年前にタイムスリップしたような感覚に襲われた。 「今は牛のことしか頭にない。山古志で亡くした牛たちの分も、今の牛たちに愛情を注ぎたい」。地震後も1日も休まず、朝6時から夜9時過ぎまで牛の世話に追われる。食欲やフンの状態から体調の変化に気を付ける。地震後、乳の出が悪くなっていることが気がかりだ。47頭の1日の搾乳量は地震前は約1100キロだったのに、今は800〜900キロしかない。 「乳牛はとてもデリケートな動物。余震が続いていることも影響していると思う」と五十嵐さんは言う。電気は18日夕に復旧したが、断水は続いている。「井戸水がいつまでもつだろうか」。水道が回復するまで気が休まらない。 「山古志の牛はどれですか」と尋ねると、五十嵐さんは「私にとってはどれも同じようにかわいいですよ」と笑顔になりながら、一頭の牛の前に進んで「これです」と教えてくれた。そして、「山から一緒に苦労してきたな」と牛に優しく語りかけた。【佐藤賢二郎、写真も】
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3.中越沖地震:義援金受け付け、募金箱…被災者支援が本格化−−県内各団体 /佐賀,毎日新聞
RV=57.7 2007/07/20 17:02
キーワード:義援金,募金,福祉,口座
新潟県中越沖地震の被災者支援をしようと、県内の各団体が義援金を募っている。 県共同募金会(佐賀市、指山弘養会長)は19日、義援金の受け付けを発表した。 同会事務局のほか、各市町の社会福祉協議会でも受け付ける。新潟県共同募金会の口座(郵便局00580・1・23)への振り替えもできる(通信欄に「平成19年新潟県中越沖地震」と明記)。 一方、鳥栖市役所にも日本赤十字社と市社会福祉協議会が募金箱を設置した。同市内の公民館などにも設置するほか、学校や商工会、老人クラブなどに小型の募金箱100個を配布する。 唐津市役所玄関ホールにも日本赤十字社の募金箱が設置されている。 問い合わせは▽鳥栖市社会福祉協議会(0942・85・3555)▽県共同募金会(0952・23・4996)。7月20日朝刊
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1.新潟市などからもバス運行=ボランティア向け、被災地へ,時事通信
RV=37.2 2007/07/20 22:00
キーワード:ボランティア,バス,電話,受け付ける
新潟県は21日から、中越沖地震で被害が集中した柏崎市など3市町村に向け、新潟市などから災害ボランティアバスを運行する。専用電話を設置して希望者を受け付け、1日最大約700人を運ぶ予定。 車で現地入りするボランティアによる交通渋滞を防ぐのが狙いで、柏崎市も今週末、近くの高速出口と市内を結ぶシャトルバスを運行する。
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1.県内メーカーにも影響 中越沖地震で自動車部品会社被災
,山形新聞
RV=60.3 2007/07/20 22:27
キーワード:生産,部品,休止,メーカー
新潟県中越沖地震で自動車部品メーカーが被災、国内の全自動車メーカーが生産休止に追い込まれたことで、県内の自動車部品メーカーの生産活動にも部品納入の休止など、影響が出始めている。自動車関連は好調な輸出を背景に生産が活発で、県内製造業のけん引役としても期待されているだけに、業界からは影響の長期化を懸念する声も出ている。 寒河江市の企業は、一部の部品納入について、休止するよう指示が入り、出荷を見合わせている。勤務編成を変更せざるを得ないなど、生産活動にも支障を来している。再開のめどが立っていないメーカーもあり、担当者は「状況が動いているので、瞬時に対応していくしかない」 大石田町の企業は、現時点で納入休止の連絡はないものの、「これからじわじわと影響が出てくるかもしれない。多少の生産調整はありそうだ。生産が活発な時期だっただけに心配だ」という。 上山市の企業は、20日に限って納入ストップの指示があった。今のところ、大きな影響はないが、「今後、生産調整の可能性もあるかもしれない」と懸念する。 製造業の振興を狙って自動車関連産業の育成に乗り出している県は20日、各企業に対し、聞き取り調査を行った。それによると、自動車メーカーからの情報が錯綜(さくそう)して、詳細把握に努めている企業、さらには納品が完全に休止、再開について取引先からの連絡を待っている企業もある。 ほかに、自動車関連企業以外にも、庄内地域の製造業者では、物流面で一部影響が出ている。 酒田市の半導体関連企業は、北陸道を一般道に迂回(うかい)し、生活用品関連の企業は関西圏の取引先への輸送を鉄道コンテナからトラックに切り替えた。 鶴岡市の化学関連企業は、名古屋、関西方面への出荷はJR貨物を利用しているため、東京方面を経由するルートに迂回して対応。新潟−富山間のトラック代行輸送も行っている。
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2.全世帯に保健師ら訪問=地震被害の柏崎市
,時事通信
RV=31.6 2007/07/21 00:31
キーワード:保健,福祉,介護
新潟県は20日、保健師などが柏崎市全世帯を対象に訪問ローラー作戦を展開すると発表した。早ければ来週中にも保健師や介護福祉士などの専門職が市内全世帯を訪問し、被災者の心身の健康状態やケアの必要性などについて確認する。対象戸数は約2万戸以上になる見込み。
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3.島根原発の消火体制を国へ報告
,山陰中央新報
RV=26.6 2007/07/21 00:06
キーワード:自衛,島根,処理
新潟県中越沖地震に伴う東京電力柏崎刈羽原発の火災で、経済産業省原子力安全・保安院の指示を受け、松江市鹿島町の島根原発の消火体制を点検していた中国電力は20日、報告書を保安院と島根県、松江市へ提出した。従来の社内ルールを点検、確認した内容で、中電はあらためて関係者への周知徹底を図った。 報告書によると、初期消火は、平日昼間は火災発見者と当直員3人、3班計34人の社員で編成する自衛消防隊が担当。夜間・休日は発見者と当直員3人が消火にあたり、必要に応じて自衛消防隊員を呼び出す。 また、大規模な地震で消火栓が使用できない場合、3台の動力消火ポンプ設備を使い、初期消火に対応する。 社内ルールは、1号機が営業運転を開始した1974年に制定。自衛消防隊は2004年8月、廃棄物処理建物のランドリー室で出火した際に出動している。
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1.<中越沖地震>短期施設に高齢者が集中、定員超過 柏崎市
,毎日新聞
RV=33.4 2007/07/21 03:04
キーワード:介護,福祉,援護,受け入れる
新潟県中越沖地震で被害が大きかった同県柏崎市で、一般の避難所暮らしに耐えられない要介護の高齢者が地元の短期入所施設に集中し、定員を大幅に超過する事態になっていることが分かった。定員の3倍という施設もあり、高齢者が廊下にベッドを並べて寝て、職員も人手不足から夜勤のローテーションが組めない状態という。被災地では、避難所生活の長期化による要介護者の増加が懸念されている。 同市は地震後、市内の特養ホーム併設型7施設などで緊急受け入れを実施。20日現在、7施設で総定員を145人も超える高齢者315人が生活している。 同市北園町の特養ホーム「しおかぜ荘」(短期入所定員20人)では70人が暮らす。デイサービスに使っている1階フロアには1メートルもない間隔でベッド33床が並び、ベッドは廊下にもはみ出している。 職員は食事や排せつの介護で手いっぱいで、本来行っているリハビリなどは全くできていない。受け入れが緊急だったため被災者の持病なども把握できず、職員の疲労も限界に達しており、田中哲男理事長は「まるで野戦病院」と話す。 地震当日の16日に緊急入所した同市新花町の外山辰治さん(78)は脳梗塞(こうそく)の後遺症で車いす生活を送っている。自宅は大きな棚がいくつも倒れて住めず、妻ハルエさん(82)は1人で避難所にいる。2人は地震から3日目に再会したが、外山さんは「早く帰りたい」と涙で訴えた。 市内の別の施設「なごみ荘」でも16日には硬い床にカーペットを敷き、受け入れた高齢者に寝てもらったという。 このため、市は19日から小学校の空き教室に簡易ベッド30床を運び込み、市内4カ所で福祉避難所を開設。県は新潟、妙高市など周辺8市町村の旅館やホテルに障害者を含む要援護者の受け入れを要請した。県老人福祉施設協議会も周辺自治体の施設に30人の派遣を要請。ヘルパーなどの募集も始めるなど、対応に追われている。 柏崎市介護高齢課の担当者は「地震があれば避難所で暮らせない高齢者が出ることは分かっていたが、対策を立てるために全体数を把握する前に人数があふれてしまった。今はその対応に手一杯の状態」と話している。【岡田英】
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2.原発の消火体制不十分、化学消防車配備は5社のみ
,読売新聞
RV=32.5 2007/07/21 03:06
キーワード:自衛,電力,処理,計画
新潟県中越沖地震に直撃された東京電力柏崎刈羽原子力発電所で火災が発生した問題を受け、原発など原子力施設を保有する国内11社が20日、施設内の消火設備や連絡体制に関する緊急調査書を経済産業省原子力安全・保安院に提出した。 油火災に対応できる化学消防車や消防署への専用回線を設けているのは一部にとどまり、国内原発の消防体制が十分でない実態が浮かび上がった。 経産省は各社に、自衛消防体制の強化と迅速な連絡体制の整備などを指示。改善計画を26日までに提出するよう求めた。 この日報告したのは、原発を保有する電力10社と、ウラン濃縮施設や使用済み燃料再処理施設を抱える日本原燃(青森県)。東電は柏崎刈羽原発の分だけしかまとめていない。
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1.みやぎ発展税導入 「政治生命懸け導入」村井知事一問一答,河北新報
RV=64.4 2007/07/21 06:13
キーワード:生産,企業,選挙,自分,震災,届く,悪い,村井,しれる,振興
村井嘉浩宮城県知事が「みやぎ発展税」の導入を発表した20日の記者会見での主なやりとりは次の通り。 ―経済界に反対の声がある。 「増税となる企業にとっては直接的な利点は少ないかもしれないが、新税は産業振興に充てる」 ―職員人件費は削減しないのか。 「本年度から給与構造改革を実施し、職員給与は今後5年上がらない」 ―税収の使途を詳しく示すべきではないか。 「企業に納得してもらうため、大きな枠組みは示した。あまり細かい使途を示すと使いづらい。柔軟に使えるようにしておくことも大切だ」 「新潟県中越沖地震の影響で自動車生産がストップしたように、災害は産業にも打撃を与える。新税で震災対策を行うことは大切だ」 ―理解は得られるか。 「分からない。厳しい意見も届いている。誠意を持って宮城県にとって必要ということを話す」 ―経済界には選挙で知事を支援した人もいる。 「わたしを育ててくれた人たちに増税を強いるのは断腸の思い。だが、導入しないと県内総生産10兆円の目標は達成できない。政治生命をかけての導入だ。わたしから離れる人もいると思う」 「慎重に、という声が多く、導入すべきだという人の方が少なかった。『2期目の選挙公約に』という声もあったが、時間がない。もう2年過ぎた。あえて火中のクリを拾う選択をした。正直、要領が悪いと思うが、宮城のために必要。誠心誠意自分の考えを訴える」
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1.「水確保が重要」 被災地派遣の職員ら帰静
,産経新聞
RV=57.7 2007/07/21 07:51
キーワード:判定,募金,ボランティア,法人
新潟県中越沖地震の発生から5日目の20日、直後から現地入りしていたボランティアや自治体職員らが相次いで帰静し、現地の様子や、東海地震に向けて得た教訓を報告した。 柏崎市での給水活動支援で現地入りし20日、帰静した静岡市水道部の第1次支援チーム3人は同日、記者会見し、「いつもは蛇口をひねれば水が当たり前のように出るが、普段からの水の備えが大切」と災害時の水の重要性を強調した。 現地入りしていたのは同部の滝戸一憲さん(38)、由比藤登さん(46)、松下義弘さん(26)。 発生翌日の17日、4トン給水車で現地入りし、同市内4カ所の避難所の給水タンクへの水の補充や、新潟市と共同で病院に設置された受水槽への給水作業などを行った。 避難所の1つでは、給水車に、ペットボトルやポリタンクを持った被災者約100人がならんだといい、「ライフラインの中で、水が一番重要だと実感した」(松下さん)という。 活動中、全国の自治体からの支援チームへの指示が円滑に行われなかったケースがあったといい、滝戸さんは「静岡で地震が発生した場合には、応援に来た人たちへの指示連絡態勢をしっかりしなければならない」と述べた。 3人は19日まで活動し2次チームと交代した。 また、静岡市では20日、被災地の下水道被害調査の支援のため、下水道部の職員4人の派遣を決定。県などは建物の危険度を判定する応急危険度判定士の資格を持つ職員計14人を追加派遣することを決めた。 ◇ 柏崎市と刈羽村で現地のボランティア活動を調査していたNPO法人(特定非営利活動法人)「県ボランティア協会」の鳥羽茂事務局長(49)も20日、県庁で2日間の調査結果を報告した。 17日夜に現地入りした鳥羽氏は、柏崎市と刈羽村の社会福祉協議会が設置した活動拠点「災害ボランティアセンター」の設置運営状況を調査した。両市村とも社協職員が少なく、周辺の社協や外部関係者と合同でセンターを開設。「異なる組織が集まって運営するため、初期段階での合意形成の過程や意思統一の明示化の重要性を感じた」と指摘する。 行政やボランティアセンターを通さず、独自に活動する個人や団体が、行政が危険と指定した家屋の解体作業などに従事している実情を紹介。「本当は危険だが、災害初期の被災者個々人のニーズを満たしてくれているのは確か」と述べた。 鳥羽氏は「東海地震が起きた際も、広域的な連携が必要になるはずで、多くの課題が見つかった」と話した。 同協会では、新潟県災害ボランティア基金などに寄付するための募金を呼びかけている。所定の口座に振り込むか、協会事務局窓口でも受け付ける。問い合わせは同協会(電)054・255・7357。8月31日まで。
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2.中越沖地震 新潟県へ県など見舞金
,産経新聞
RV=49.5 2007/07/21 07:51
キーワード:義援金,募金,支部
新潟県中越沖地震の被災者への支援として、県は20日、新潟県に被災見舞金50万円を贈ると発表した。25日に東京事務所を通じて、新潟県に贈呈する予定。広島市も同県に50万円、被爆者援護でつながりが深い同県十日町市に20万円を贈ることにしている。 十日町市は広島市に対し、原水爆禁止十日町市協議会が長年、被爆者援護のための寄付や8月6日の平和記念式典への出席を続けている。 また、市民からの義援金も、市役所や各区役所で受け付けを開始。集まった義援金は日本赤十字社県支部を通じて被災地に贈られる。 一方、呉市も、市庁舎と17の市民センターなど計19カ所に募金箱を設置した。当面8月3日まで設置し、集まった義援金は日赤呉市地区長に寄託する。同市は、平成11年6月の集中豪雨や13年3月の芸予地震で被害を受けた際、全国から多くの義援金を受けている。
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3.初の週末、ボランティアバスで輸送 中越沖地震
,産経新聞
RV=25.4 2007/07/21 07:51
キーワード:ボランティア,バス
県は、新潟県中越沖地震発生後、初の週末となる21、22の両日、貸し切りバスで、柏崎市などの被災地に入る災害ボランティアを輸送する。マイカーでの被災地乗り入れで交通渋滞になるのを防ぐのが狙い。 県によると、大型バス(43人乗り)14台を運行。新潟市・東北電力ビッグスワン駐車場から午前7時(8台)▽長岡駅東口から午前8時(3台)と同9時(2台)▽直江津駅南口から午前8時(1台)−に、それぞれ柏崎市、刈羽村、出雲崎町に向けて出発する。帰りも各自治体のボランティアセンターから貸し切りバスで戻る。 23〜27日も新潟市から3台、長岡市から2台の災害ボランティアバスを運行する。派遣先での主な活動内容は家屋の片づけや避難所の環境整備など。被災地での受け入れは約700人が限度のため、参加できない場合もある。 参加申込は県災害対策本部の専用電話(電)025・285・7775、7787、7793。受付は午前9時〜午後8時。
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1.中越沖地震:県、9月初旬まで保健師を派遣 議会は義援金 /三重
,毎日新聞
RV=81.9 2007/07/21 11:01
キーワード:相談,義援金,判定,保健
新潟県中越沖地震の被災住民支援のため、県は20日から、同県柏崎市に保健師の派遣を始めた。県内各保健所などに勤務する保健師2人と連絡調整係の県健康福祉部職員1人の計3人がチームを組み、計15チームが3泊4日ずつ交代で9月初旬まで支援活動を行う。 第1陣は20日午前7時半に県庁を出発し、同日午後に現地に到着した。被災住民の健康相談や健康チェック、避難所の衛生対策、高齢者宅への訪問活動などを行う。 同県は19日から被災建築物応急危険度判定士の資格を持つ県・市の職員20人も21日までの予定で派遣しているが、国土交通省から追加派遣の要請があり、新たに14人を21〜23日の3日間、現地に派遣することを決めた。 一方、同地震の被災者に対し県議会は義援金として計20万円を贈ることを決めた。全県議51人がポケットマネーで負担し、全国都道府県議会議長会出席のために上京する岩名秀樹議長が、23日に新潟県東京事務所を訪問して手渡す。県議会は、04年10月に発生した新潟県中越地震の際も被災者に義援金を贈っている。【田中功一】〔三重版〕7月21日朝刊
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2.中越沖地震:大崎市職員ら、被災地へ派遣 栗原市も支援物資輸送 /宮城
,毎日新聞
RV=80.9 2007/07/21 12:01
キーワード:相談,生産,ボランティア,保健
大崎市は20日、新潟県中越沖地震被災地の柏崎市に市職員ら10人の災害復旧支援ボランティア部隊を派遣した。保健師2人、一般行政職6人と市社会福祉協議会職員2人で、避難所での健康、生活相談や支援物資の整理・配送に当たる。備蓄していた非常食アルファ米2000食と2リットル入り飲料水300本、毛布200枚の物資も送る。 栗原市は地元企業が生産するミネラルウオーター500ミリリットル入りペットボトル2万本の提供を受け、20日、10トン車で柏崎市に輸送した。先遣隊として同市危機管理官ら職員4人が19日、現地入りしている。【小原博人】7月21日朝刊
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3.中越沖地震:県が被災者支援、保健師を派遣 /秋田
,毎日新聞
RV=55.7 2007/07/21 12:02
キーワード:相談,暑い,保健
新潟県中越沖地震の被災者支援のため、県は20日、県健康推進課と県内8保健所の保健師を交代で新潟県柏崎市へ派遣することを決めた。第1陣の3人は同日出発し、以後は来月30日までの間、2〜3人が1週間交代で延べ18人を派遣する方針。避難所での生活を余儀なくされている人たちの中には真夏の暑さや心労で体調を崩している人も多く、保健師らは健康相談や心のケアなどの活動にあたるという。【百武信幸】7月21日朝刊
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1.志賀原発:北陸電、消防・連絡体制を確認して報告 /石川
,毎日新聞
RV=36.5 2007/07/21 16:01
キーワード:自衛,訓練,電力
新潟県中越沖地震で、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市・刈羽村)で火災や微量の放射能漏れが発生したことを受け、北陸電力(本店・富山市)は20日、志賀原発(石川県志賀町)内の消防体制や放射能漏れ事故の連絡体制を確認し、原子力安全・保安院に報告した。 16日に保安院が各電力会社に再点検を指示していた。報告書によると、志賀原発内には初期消火班40人を含む職員230人で構成する自衛消防組織がある。北陸電は中越沖地震後に、初期消火体制の周知を行ったほか、放射能漏れ事故が起きた際の連絡体制については永原功社長も参加して訓練を実施したという。 一方、石川県は19日、北陸電に対し志賀原発の消防体制などの危機管理体制を確認するよう申し入れていた。【八田浩輔】7月21日朝刊
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2.<花火大会>選挙ずれ混乱 大幅延期や荒天中止も
,毎日新聞
RV=34.7 2007/07/21 14:16
キーワード:花火,投票
参院選の投票日が当初予定より1週間ずれて29日になったため、各地の花火大会が日程変更を強いられている。天気次第では大会自体が中止になったり、スポンサーとの契約に支障が出るところも。各地の状況は――。【野島康祐、遠藤拓】 日程変更には大きく分けて2種類ある。(1)投票日と重なったため花火大会の日程を変える(2)投票前日の28日と花火大会が重なり、荒天の場合は29日に順延できずに中止する――だ。(1)には8月26日に延期した宮崎県延岡市など(2)には東京の隅田川や千葉県浦安市などがある。一方、新潟県燕市の燕大花火大会は当初29日の予定だったが、新潟県中越沖地震の影響で8月26日に延期した。 毎年100万人規模の人出でにぎわう隅田川花火大会の場合、東京都と地元4区などで組織する大会実行委員会は28日が荒天の場合、29日に順延せず、開催そのものを見送ることに決めた。 今年は過去最高となる2万2000発の打ち上げを予定し、1口5000円の市民協賛(2050口)や企業スポンサーから寄付金を集めた。荒天中止の場合、協賛金は返還しないが、寄付金も返還するかどうかまではまだ決まっていない。 市民協賛は河畔でいすに座って花火を見られる特典付き。「天候にかかわらず、見物席の設営準備で費用が発生する」(実行委)というのが理由。ただ企業の寄付金を返還した場合は市民の反発が予想され、返還しなかった場合はスポンサーとの信用問題に波及する。 実行委は「これまで大会を中止したことがなかったので、お金の問題は細かく詰めていなかった。そもそも最初は荒天中止のつもりもなかった」と戸惑いを隠せない。◆日程変更も 2007年にちなみ、2万7発を打ち上げる「関東一小山の花火」(栃木県小山市)は、当初29日の予定を30日に延期した。会場に近い投票所の白鴎大学が立ち入り禁止区域となることや、開票所の県南体育館が花火大会の来場者用駐車場となり、渋滞で投票箱の運び込みに支障が出ることを考慮した。日程をずらしたことで有料観覧席のキャンセルも相次いだが、最終的には平年並みの売れ行きという。 狩野川花火大会(静岡県沼津市)は当初の予定通り、28、29の両日で約9000発を打ち上げるが、29日は市職員が実行委員会と選挙事務の両方をこなすため、通常は選挙事務をしない管理職や女性職員も動員する。「桟敷席の申し込みも済んでおり、延期は考えられなかった」という。◆花火師は 一方、花火師にとっても、大会中止は歓迎できる話ではない。業界団体の日本煙火協会(加盟360社)によると、中止になった場合は花火玉を壊して火薬を取り出し、再利用することになる。 その際の費用は契約上、主催者側が負担することが多いが、花火師のプライドは別問題だ。協会の広報担当者は「常に天気のリスクを背負っている仕事とはいえ、作ったものを壊して、また作るのは大変だし、職人も気分的につらい」と話す。
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3.「棚を見ると落ちると震え」新潟県教委に被災小中学生の声
,読売新聞
RV=27.9 2007/07/21 14:36
キーワード:相談
「棚を見ただけで落ちてくるんじゃないかと震える」「少しの物音にもびくっとする」。 新潟県中越沖地震で被災した小中学生らのこんな声が、県教委が開設した「心の相談室」などに寄せられ始めた。 心的外傷後ストレス障害(PTSD)の発症にもつながりかねないため、相談室は柏崎市とも協力し、心のケアに力を入れる。 県教委は18日、ともに避難所となっている柏崎市立柏崎小学校と刈羽村生涯学習センターに「心の相談室」を開設。20日までに8組の親子らが訪れた。 県教委などによると、母親らと相談に訪れた5歳の女児は震災後、タオルを常に口にくわえていないと落ち着かなくなった。小学2年の女児は、母親が後片づけのために倒壊した自宅に連れて行こうとすると非常に怖がり、自宅へ行けない状態が続いているという。また、中学3年の男子生徒はちょっとした揺れや物音にも身を震わせ、パニック状態になるなど強い不安感を示している。
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1.中越沖地震:伊賀市、危険度判定士派遣へ 県は保健師チーム /三重
,毎日新聞
RV=96.3 2007/07/21 17:01
キーワード:相談,義援金,判定,募金,保健
新潟県中越沖地震で家屋が倒壊するなど大きな被害が出たことから、伊賀市は20日、被災建築物応急危険度判定士の資格を持つ市建築課の栄井隆さん(40)の派遣を決めた。他市の職員など計14人で、21日に現地入りし、新潟県柏崎市などで家屋の倒壊の危険度などを調査するという。23日まで活動する。 また、伊賀市は20日、台風4号など今月の大雨で被害を受けた熊本県や、新潟県中越沖地震の被災者を救援するため、市役所本庁や5支所、各地区市民センターなど計32カ所に募金箱を設置した。来年1月まで置き、8月上旬をめどに1度締め切り、熊本、新潟両県の日本赤十字社県支部の口座に送金するという。 県は20日から、新潟県柏崎市に保健師の派遣を始めた。県内各保健所などに勤務する保健師2人と連絡調整係の県健康福祉部職員1人の計3人がチームを組み、計15チームが3泊4日ずつ交代で9月初旬まで被災住民の健康相談や健康チェック、避難所の衛生対策、高齢者宅への訪問活動などを行う。 一方、同地震の被災者に対し県議会は義援金として計20万円を贈ることを決めた。全県議51人がポケットマネーで負担し、全国都道府県議会議長会出席のために上京する岩名秀樹議長が、23日に新潟県東京事務所を訪問して手渡す。【傳田賢史、田中功一】〔伊賀版〕7月21日朝刊
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2.中越沖地震:新潟の震災地に、温泉水を送る−−垂水の「寿鶴」 /鹿児島
,毎日新聞
RV=51.4 2007/07/21 18:01
キーワード:相談,義援金
垂水市の温泉水メーカー「寿鶴」(鶴田親社長)は19日、新潟県中越沖地震で被災した刈羽村に温泉水のペットボトル約4700本を送った。21日午前、現地に到着する予定。 刈羽村の住民から鹿屋市のFM局に「温泉水提供」を打診するメールが届き、同局が17日に「寿鶴」に相談。「困っている人たちの力になれれば」と鶴田社長が快諾した。同村役場によると、現在、夜間で最大約700人が避難所で暮らし、水道は復旧してないという。 ◇さつま町も1200本 昨年、北薩地区を襲った7月豪雨で多大な被害を受けたさつま町も20日、被災地に飲料水1200本の救援物資を送った。 同県刈羽村に、500ミリリットルのペットボトル入り温泉水を50ケース分届ける。また、8月10日まで義援金も受け付ける。7月21日朝刊
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3.花火大会 選挙ずれ混乱 大幅延期や荒天中止も
,毎日新聞
RV=51.1 2007/07/21 17:22
キーワード:花火,投票
参院選の投票日が当初予定より1週間ずれて29日になったため、各地の花火大会が日程変更を強いられている。天気次第では大会自体が中止になったり、スポンサーとの契約に支障が出るところも。各地の状況は−−。【野島康祐、遠藤拓】 日程変更には大きく分けて2種類ある。(1)投票日と重なったため花火大会の日程を変える(2)投票前日の28日と花火大会が重なり、荒天の場合は29日に順延できずに中止する−−だ。(1)には8月26日に延期した宮崎県延岡市など(2)には東京の隅田川や千葉県浦安市などがある。一方、新潟県燕市の燕大花火大会は当初29日の予定だったが、新潟県中越沖地震の影響で8月26日に延期した。 毎年100万人規模の人出でにぎわう隅田川花火大会の場合、東京都と地元4区などで組織する大会実行委員会は28日が荒天の場合、29日に順延せず、開催そのものを見送ることに決めた。 今年は過去最高となる2万2000発の打ち上げを予定し、1口5000円の市民協賛(2050口)や企業スポンサーから寄付金を集めた。荒天中止の場合、協賛金は返還しないが、寄付金も返還するかどうかまではまだ決まっていない。 市民協賛は河畔でいすに座って花火を見られる特典付き。「天候にかかわらず、見物席の設営準備で費用が発生する」(実行委)というのが理由。ただ企業の寄付金を返還した場合は市民の反発が予想され、返還しなかった場合はスポンサーとの信用問題に波及する。 実行委は「これまで大会を中止したことがなかったので、お金の問題は細かく詰めていなかった。そもそも最初は荒天中止のつもりもなかった」と戸惑いを隠せない。◆日程変更も 2007年にちなみ、2万7発を打ち上げる「関東一小山の花火」(栃木県小山市)は、当初29日の予定を30日に延期した。会場に近い投票所の白鴎大学が立ち入り禁止区域となることや、開票所の県南体育館が花火大会の来場者用駐車場となり、渋滞で投票箱の運び込みに支障が出ることを考慮した。日程をずらしたことで有料観覧席のキャンセルも相次いだが、最終的には平年並みの売れ行きという。 狩野川花火大会(静岡県沼津市)は当初の予定通り、28、29の両日で約9000発を打ち上げるが、29日は市職員が実行委員会と選挙事務の両方をこなすため、通常は選挙事務をしない管理職や女性職員も動員する。「桟敷席の申し込みも済んでおり、延期は考えられなかった」という。◆花火師は 一方、花火師にとっても、大会中止は歓迎できる話ではない。業界団体の日本煙火協会(加盟360社)によると、中止になった場合は花火玉を壊して火薬を取り出し、再利用することになる。 その際の費用は契約上、主催者側が負担することが多いが、花火師のプライドは別問題だ。協会の広報担当者は「常に天気のリスクを背負っている仕事とはいえ、作ったものを壊して、また作るのは大変だし、職人も気分的につらい」と話す。
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1.柏崎市に保健師ら1カ月間派遣 京都市、22日から16人を5日交代
,京都新聞
RV=50.7 2007/07/21 21:19
キーワード:相談,保健,健康
京都市は21日、新潟県中越沖地震で被災した柏崎市に、被災者の健康相談などに応じる保健師らを約1カ月間派遣することを決めた。 新潟県からの要請を受け、市は1カ月間で延べ約16人を5日交代で現地に派遣する。22日から市職員の保健師2人と支援員2人が現地に向かい、27日まで常駐。高齢者の在宅被災者を中心に戸別訪問し、健康や心の相談に応じる。
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2.<中越沖地震>赤ちゃん40人もく浴 助産師会がサービス
,毎日新聞
RV=35.2 2007/07/21 21:41
キーワード:義援金,勧告,受け付ける
中越沖地震の被災地、柏崎市の「スポーツアカデミー柏崎」で21日、新潟県助産師会が生後6カ月程度までの赤ちゃんを対象にもく浴サービスを行った。母親らに連れられた約40人の赤ちゃんが体をふいてもらった。 また、同市内でこの日、地震後初めて216戸で都市ガス供給が再開された。同市と刈羽村では全約3万2200戸で供給が止まっていたが、市は被害が少なかった地域から順次再開させる方針。また、市は全国から集まった義援金が21日現在で4673万6889円に上ったと発表した。 雨が降ったりやんだりのぐずついた空模様が続き、22日も弱い雨が予想される。市災害対策本部は21日午後1時半、降り続く雨でがけ崩れや地すべりの恐れがあるとして、新たに34世帯81人に避難勧告を出した。 ◇県が仮設住宅833戸建設 また、県は同日、被災した住宅などの建物が1万棟を超え、1万555棟に上ったと発表。仮設住宅については市内の公園など23カ所に833戸を建てることを決め、8月中旬までに完成させる。今月26日〜8月3日に入居申請を受け付ける。【長谷川豊、松岡洋介】
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3.温かい豚汁で恩返し=旧山古志村民が炊き出し−中越沖地震・刈羽村
,時事通信
RV=21.3 2007/07/21 20:00
キーワード:山古志,参加
2004年の新潟県中越地震で被災した同県山古志村(現長岡市)の住民ら35人が21日、刈羽村の中越沖地震避難所で豚汁の炊き出しを行った。「温かい汁で力を付けてもらおう」と大きな鍋で野菜を煮込んだ。 旧山古志村の住民は、中越地震で全村避難を経験した。炊き出しには、現在も仮設住宅で暮らす人も加わった。 「暖かい汁物が欲しかった」という当時の経験から、豚汁約700食を用意。出来たてを鍋に小分けし、刈羽村の7カ所の避難所で被災者に配った。 炊き出しに参加した主婦長島定さん(67)は「避難所生活の野菜不足を補えるよう、いつもの3割増しで具を入れた」と笑う。山古志種苧原区長の坂牧正憲さん(69)は「日本中の方にお世話になった。何か恩返しができるのをみんな待っていた」と話した。
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1.原発耐震指針見直しを 石橋克彦・神戸大教授,神戸新聞
RV=48.8 2007/07/21 22:56
キーワード:活断層,海底,指針,直下
新潟県中越沖地震で、東京電力柏崎刈羽原発の揺れの強さ(加速度)が設計時の想定を上回ったことを受け、原子力安全委員会・耐震指針検討分科会の委員を務めた石橋克彦・神戸大教授(地震学)が20日、経済産業省で会見した。石橋教授は、同原発が設計された際の旧耐震指針だけでなく、同委員会が昨年9月に改定した新耐震指針についても「重大な不備があり、あらためて見直すべきだ」と訴えた。 石橋教授は昨年、新指針をめぐる分科会の案を批判し、決定直前に委員を辞任している。 新指針では原発ごとに揺れの強さを設定することになったが、その初期設定について「活断層の有無にかかわらず、少なくともマグニチュード(M)7クラスの直下地震が起こりうるということを考慮すべきなのに、盛り込まれなかった」と指摘。「初期設定に電力会社、国の恣(し)意(い)性が入り込む余地が大きく、せいぜい(今回の地震と同じ)M6・8程度しか考慮されないのでは」とみる。 だが、実際には二〇〇〇年に起きたM7・3の鳥取県西部地震など、活断層が見つかっていなかった場所で、より大きな地震も起きている。 さらに「海底では活断層の上に土砂が積もり、地震前の確認は困難。発生後に見つけても後追いになるだけだ」とし、活断層が未確認の場所でも原発の耐震性を向上させる必要性を強調した。 「日本海側の海岸線直下や沖合の海底では地震が多発している。原発が集中し、京阪神にも近い福井県の若狭湾でいつ起きても不思議ではない」と石橋教授。「今回、この程度の被害で済んだのは不幸中の幸い。柏崎刈羽原発の七基のうち、三基が点検で停止中だったが、すべて運転中なら大変な事態になっただろう」と警鐘を鳴らした。
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2.消火専従者の常駐ゼロ 原発10社,神戸新聞
RV=35.6 2007/07/21 22:56
キーワード:訓練,指針,データ
東京電力柏崎刈羽原発で新潟県中越沖地震後の火災の消火が遅れた問題を受け、東電以外に全国で原子力施設を保有する電力関係企業十社が緊急時の消火体制を点検した結果、専従の消火要員が二十四時間配置されている原発は一カ所もないことが二十日、経済産業省への報告で分かった。 出火から鎮火まで約二時間かかった柏崎刈羽原発と同様、十社のうち七社は化学物質による火災に対応する化学消防車を配備していないことも判明。甘利明経産相は同日、東電の勝俣恒久社長と十社の社長を呼び、自前の消防体制強化や迅速な報告体制構築、耐震安全性の再確認などを早急に行うよう指示した。 各社が提出した報告書などによると、核燃料サイクル施設を保有する日本原燃だけが消火作業に当たる専従の要員を配置していたが、東電を含め、原発を抱える他社はいずれも二十四時間体制の専従の消火要員が配置されず、職員や警備員が兼務、必要に応じて自宅などから招集されることになっていた。 また、保有するすべての原子力施設で、油などの化学物質による火災に対応する化学消防車を配備していたのは、日本原燃、日本原子力発電、中部電力の三社のみで、大半は持ち運び式の消火器や手動で押して運ぶタイプのポンプで代用していたという。 甘利経産相は、今回の地震で消火用配管が損傷し、消火作業に支障が出たことを「大変なときに使うものが使えないなら、ないのと同じ」と問題視。経産省原子力安全・保安院に消火施設などの耐震基準の見直しも含めて検討するよう指示したことを明らかにした。 指示内容は(1)火災時の十分な人員確保(2)化学消防車などの配備(3)消防との専用通信回線の確保(4)職員の消防訓練の強化。二十六日までに実施計画を報告するよう求めている。また、昨年改定された原発耐震指針に沿って各社が着手している安全性確認についても、今回の地震データなどを反映させるよう指示。二〇一〇年までとなっている完了時期の前倒しを検討し、一カ月後をめどにした検討結果の報告を求めた。
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3.中越地震の空き仮設住宅提供へ=要援護者一時避難所に−新潟県,時事通信
RV=29.4 2007/07/22 00:31
キーワード:介護,園児,援護
新潟県は21日、中越沖地震による住宅損壊で避難生活を余儀なくされている人のうち、介護高齢者や障害者、未就園児などの要援護者とその家族の一時避難所として、2004年の中越地震の際に建てた仮設住宅を活用することを決めた。 県災害対策本部統括調整部によると、中越地震の際に長岡市や小千谷市などに建てられた3460戸の仮設住宅の大半は退去などで解体され、提供できるのは100戸前後という。 県は、空き仮設住宅の設備チェックなどを進めている。受付開始時期などは未定。
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1.断水なお2万4000世帯、中越沖地震発生から1週間,読売新聞
RV=29.0 2007/07/22 01:35
キーワード:勧告,今,降り続く,個所,ピーク,世帯
新潟県中越沖地震は22日、発生から1週間を迎えた。 被害の大きかった柏崎市と刈羽村では水道の復旧が遅れ、21日になっても柏崎は4割ほどが開通しただけで約2万2800戸が断水している。刈羽も全戸の1300戸余で水が止まっている。 避難所にいる人はピーク時の5分の1に減ったが、今も3000人以上いる。断続的に降り続く雨や余震で土砂崩れなどの恐れがあり、柏崎市山本地区の34世帯81人に新たに避難勧告が出されるなど避難指示・勧告は143世帯322人に上る。 水道については、柏崎市は25日の復旧を目指すが、ダムから浄水場に水を送る最上流部の導水管3本のうち2本が損傷し、応急措置が必要となって作業が遅れている。刈羽村では水道管の破損個所が多く、復旧のめどは立っていない。両市村とも、ガスは一部を除いて止まり、JR信越線も被災地周辺で不通のまま。
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2.山古志住民「3年前の恩返し」被災者に豚汁振る舞う,読売新聞
RV=27.6 2007/07/22 01:50
キーワード:山古志,手,経験,入れる
3年前の新潟県中越地震で被災した長岡市山古志(旧山古志村)の住民ら35人が21日、刈羽村の避難所6か所と柏崎市の老人ホームを訪れ、被災者に豚汁600食をふるまった。 「前の地震で多くの人に助けてもらった恩返しに」と主婦らが発案した。被災した経験から、不足しがちな野菜を多く入れるようにした。 75人が避難する刈羽村生涯学習センターでは、夕食のカレーを渡す時にプラスチック製のわんに入れて一人ひとりに配った。 山古志の女性が「大変でしょうが、頑張ってください」と声をかけると、「ありがとう」と涙ぐんで手を握り返す被災者の女性もいた。避難所のあちこちでは「おいしいね」と言いながら豚汁をすする姿が見られた。
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1.<中越沖地震>生活の質は以前の4割 被災者聞き取り調査,毎日新聞
RV=21.0 2007/07/22 06:32
キーワード:現状,聞き取る,再建,レベル,浮き彫り,補修,対象,費用,平均,訴える
新潟県中越沖地震の被災者35人を対象にした毎日新聞の聞き取り調査で、平均すると、生活の質が地震前のほぼ4割程度にまで落ち込んでいると実感していることが分かった。地震前のレベルに戻るには、住宅補修・再建費用への支援が必要だと20人が訴えた。生活再建への不安が大きくなっている現状が浮き彫りになった。
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1.新潟へ仮設風呂 造船会社が製作 海自舞鶴へ贈呈,産経新聞
RV=34.2 2007/07/22 07:50
キーワード:自衛,入浴,所長
舞鶴市余部下の造船会社「ユニバーサル造船舞鶴事業所」が、新潟県中越沖地震の被災者を支援するため、海上自衛隊舞鶴地方総監部の依頼に応じて無償で製作した仮設風呂の資機材が完成、21日、同社で贈呈式が行われた。自衛艦艇に搭載されていた救命用ゴムボートを再利用し、艦艇の蒸気で湯を沸かす仮設風呂は、陸路トラックで現地に向かい、22日にも被災した柏崎市民に利用される。 この日、海自に無償提供された資機材は、高温の蒸気を通す特殊な耐熱ホースや蒸気の分配器、タンクなど一式。本館前で行われた贈呈式で、ユニバーサル造船の若野(もしの)晃一所長が「被災地の市民の皆さまが少しでも元気を取り戻していただき、復興のお役に立つことができれば幸い」とあいさつ。海自舞鶴造修補給所長の東祥介1等海佐は「提供していただいた資機材を十二分に活用し、心温まる災害復旧活動を進めていく」と決意を述べた。 浴槽となるゴムボートは長さ約6メートル、幅約2.5メートル、高さ約70センチ。新潟県・柏崎港の岸壁に7つ設置し、接岸した大型艦から給水。1時間半ほどかけて湯を沸かすという。計約100人が一度に入浴できる。仮設風呂に隣接してテントを張り、脱衣所や洗い場として利用してもらう。
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2.新潟県中越沖地震受け県原安委 琵琶湖の活断層に注意,産経新聞
RV=30.2 2007/07/22 07:50
キーワード:自衛,活断層
新潟県中越沖地震で発生した東京電力・柏崎刈羽原発3号機の火災などを受け、県は21日、臨時の原子力安全専門委員会を開いた。地質学専門の京都大学大学院教授、竹村恵二委員が県内の地震源として注意するのは琵琶湖の活断層と指摘した。 竹村教授は、中越沖地震の原因とされる日本列島東縁部のひずみは県内の断層とはあまり関連がなさそうだとし、「琵琶湖西岸の活断層のひずみの方が関係がある」との見解を示した。また、県内には大きさは短いものの、同地震の原因とみられている断層が左右から押し合う「逆断層」が存在しており、左右にずれる「横ずれ型」とともに注意をする必要があると警告した。 委員会では事業者から県内の原発の耐震性についての説明もあり、昨年9月に見直された耐震基準にあわせた安全評価や対策工事を進めているとした。また、火災などが発生した場合の自衛消防隊について、東電の調査をみながら24時間常駐体制などを検討するとした。
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3.中越沖地震 赤ちゃん40人もく浴 助産師会がサービス,毎日新聞
RV=29.2 2007/07/22 10:02
キーワード:義援金,勧告
中越沖地震の被災地、柏崎市の「スポーツアカデミー柏崎」で21日、新潟県助産師会が生後6カ月程度までの赤ちゃんを対象にもく浴サービスを行った。母親らに連れられた約40人の赤ちゃんが体をふいてもらった。 また、同市内でこの日、地震後初めて216戸で都市ガス供給が再開された。同市と刈羽村では全約3万2200戸で供給が止まっていたが、市は被害が少なかった地域から順次再開させる方針。また、市は全国から集まった義援金が21日現在で4673万6889円に上ったと発表した。 雨が降ったりやんだりのぐずついた空模様が続き、22日も弱い雨が予想される。市災害対策本部は21日午後1時半、降り続く雨でがけ崩れや地すべりの恐れがあるとして、新たに34世帯81人に避難勧告を出した。 ◇県が仮設住宅833戸建設 また、県は同日、被災した住宅などの建物が1万棟を超え、1万555棟に上ったと発表。仮設住宅については市内の公園など23カ所に833戸を建てることを決め、8月中旬までに完成させる。今月26日〜8月3日に入居申請を受け付ける。【長谷川豊、松岡洋介】
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1.避難所格差…物資やボランティア、柏崎小に集中,産経新聞
RV=30.8 2007/07/22 11:05
キーワード:介護,ボランティア,扇風機
新潟県中越沖地震から5日。被災地は落ち着きを取り戻しつつある一方、避難所により配給される支援物資が偏る“格差”が生じ始めている。公共施設が集中する市中心部と郊外で隔たりが大きい。柏崎市は「格差解消に向けて努力している」というが、ニーズに追いつかないのが現状だ。≪名物ずらり≫ 「こんなにいろんな物があるのか。ここじゃ、デザートも出る」 柏崎市立比角小学校に避難中の松島健二さん(71)は約1・5キロ離れた柏崎小学校の避難所に来て目を見張った。 市中心部の柏崎小は自衛隊が常駐。毎食温かい食事が出され、風呂も開設されている。ニュースで取り上げられることが多いためか支援が集まりやすく、山形のいも煮、大阪のいか焼き、長野の野沢菜いためと、各地の名物が振る舞われる。21日昼には各地の避難所から来た人でごった返した。 格差は食事だけではない。猛暑に見舞われた19日、40台以上の扇風機が投入された柏崎小に対して、約300メートルしか離れていない市立第一中体育館は数台だけ。「不満を言える立場ではないけど、扱いが違いすぎる」と、第一中に避難中の北本篤史さん(26)は思わず口にした。≪市郊外は…≫ 市郊外の北半田から中心部の避難所の一つ、在宅介護支援センター「元気館」にきた女性(26)は恐る恐る職員に声を掛けた。「この炊き出し、もらってもいいんでしょうか」。女性のいる地域には水しか支援物資がなかったからだ。 一方で、同じく郊外の橋場町の主婦、品川久子さん(56)は「公共施設が近くにないと、炊き出しにも行けない」と両親を心配する。 市災害対策本部は「避難所の格差解消に向けて努力しているが、ボランティアの行き先まで強く指図はできない。高齢者らへの支援には最大限配慮し、要望を聞いて回りたい」としている。
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2.中越沖地震:原発周辺の農産物、測定で放射性物質は検出されず /新潟,毎日新聞
RV=23.7 2007/07/22 12:01
キーワード:放射,検出,物質
中越沖地震で柏崎刈羽原発から放射性物質が漏れた問題で、県は21日、原発周辺の農産物などに放射能が含まれていないか測定したところ「人工放射性物質」は検出されなかったと発表した。 県食品・流通課によると、検査したのは原発の半径約10キロ以内の範囲で栽培されているイネや枝豆などの農産物6種類や牛乳と、半径約20キロ内で水揚げされるマダイやサザエ、沖合のブリなど水産物6種類。県放射線監視センターなどで測定したところ、自然界に存在しない放射性物質は検出されなかったという。 同課の担当者は「風評被害が出た後では遅い。消費者には早期に安心してもらうことが肝心」と話した。【渡辺暢】7月22日朝刊
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1.中越沖地震:被災者に「梅干し1トン贈ります」−−県内のNPO法人など /三重
,毎日新聞
RV=42.9 2007/07/22 16:00
キーワード:生産,ボランティア,法人
県内最大級の梅の産地、紀南地域の住民有志で組織するNPO(非営利活動)法人「まちづくりせんたー Theくまの」(大崎順敬・理事長)と鈴鹿市の同法人「災害ボランティアネットワーク鈴鹿」(南部美智代・理事長)は21日、新潟県中越沖地震で被災した同県刈羽村の住民に梅干し1トン(約150万円相当)を送ることを決めた。22日夜に現地へトラックで運び、23日に配る。 梅干しは食中毒防止や熱中症予防、疲労回復に効果があるとされる。被災地の復興に役立ててもらおうと、「Theくまの」会員で御浜町下市木の梅生産・加工会社経営、杉浦由直さん(29)が無償提供を申し出た。 今回の支援は全国の被災地で活動する南部理事長が「Theくまの」の講師を務めていることから決まった。現地にトラックで運ぶ杉浦さんは「被災地では塩だけのおにぎりが多いと聞く。梅干しで被災者に元気を出してもらえたら」と話している。【汐崎信之】〔伊賀版〕7月22日朝刊
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2.原発の「弱点」次々露呈=耐震、消防、危機管理…−被災から1週間・柏崎刈羽,時事通信
RV=39.6 2007/07/22 14:31
キーワード:活断層,海底,九州
東京電力柏崎刈羽原子力発電所に大きな被害をもたらした新潟県中越沖地震は23日で発生から一週間。設計時の想定を上回る激しい揺れに襲われながらも、原子炉本体の損傷や大事故は免れた。しかし、耐震性が低くても安全に影響しないとされた周辺設備の出火や、初期消火の混乱、放射性物質の検出や報告に時間がかかった危機管理上の不手際など原発の「弱点」が次々露呈した。 ◇断層、過小評価? 東電によると、観測された地震の揺れは1−7号機すべてで設計時の想定を上回り、2号機では想定の約3.6倍に達した。同社は設置許可申請時などの調査で、同原発の沖合約20キロの海底下に全長約7キロの短い断層の存在を把握したが、当時の基準により「影響を与えない」と判断していた。気象庁などの調査で、この断層が震源断層の一部である可能性も出てきたが、東電の担当者は「現在の評価では活断層とされ、全長ももっと長くなったのではないか」と指摘した。 ◇化学消防車、5社が未配備 地震発生直後に起きた3号機の所内変圧器火災では、消防隊到着まで約1時間を要し、黒煙を上げる映像が衝撃を与えた。甘利明経済産業相も「煙が出ているのに消防活動が行われていないように見えるのは、不安をあおる」と問題視。原発を保有する11社に自主消防体制の報告を求めたところ、東電、北海道、中国、四国、九州の電力5社の原発で化学消防車の未配備が判明。休日、夜間の招集体制に弱点があるなど「火力発電所に比べ火災の想定が甘い」(経産相)実態が明らかになった。
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3.中越沖地震:「判断材料ない」東電批判も 県原子力安全委、対策など議論 /福井
,毎日新聞
RV=38.4 2007/07/22 14:00
キーワード:活断層,データ,指針
◇揺れデータ非公表 東京電力柏崎刈羽原発が新潟県中越沖地震で想定以上の揺れを受け、火災などトラブルが相次いだ問題で、県は21日、緊急の原子力安全専門委員会(委員長=中川英之・福井大副学長)を開催。委員8人が出席し、県内原発の地震対策について議論した。 関西電力、日本原子力発電、日本原子力研究開発機構の県内原発3事業者は、「火災の連絡・初期消火体制や、事故の連絡体制は適切に構築されている」とする自主調査結果を公表。昨年改訂された原発の耐震設計審査指針に基づく、周辺活断層の調査などの取り組みを紹介した。 委員からは、「事故に学んで安全確保に努めてほしい」「『原子炉を止めて冷やし、放射能を閉じこめる』という機能が働き、ホッとしている」との声の一方、「原発では(原子炉など以外の)周辺設備でも、通常以上の安全確保が求められている」「地震で原発につながる道路が寸断されたらどうなるのか」などの指摘が出た。 また、柏崎刈羽原発で地震の揺れの詳細データが一部消失したことに関連し、「揺れのデータ記録保存を、国がルール化するべきだ」といった意見や、「東電が詳しい揺れのデータを一般に公表しておらず、判断する材料が何もない」と公開を求める意見が出た。【平野光芳】7月22日朝刊
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1.柏崎市のごみ処理施設パンク 家屋解体、めど立たず
,産経新聞
RV=54.5 2007/07/22 17:35
キーワード:暑い,休止,ごみ,処理,煙突
新潟県柏崎市のごみ処理施設は焼却場が休止したなか、被災地のごみが次々に運ばれ、パンク状態が続いている。可燃ごみに限定して受け入れているが、1000トン入るピットは満杯。倒壊した家屋の廃材の運び出しも進まず、自宅が被害を受けた人たちは復旧のめども立たない状態が続いている。 同市のごみ処理施設は震災で煙突の一部が倒壊し、運転を休止したまま。だが、被災地で大量に出たごみは「暑さで生ごみがにおう」との被災者の声もあり、可燃ごみに限って受け入れている。 別の場所に一時集積場を設けたほか、新潟市や長岡市、横浜市や名古屋市に運び出し、処理を委託。「1日通常100〜120トンが搬入されるが、それを超える量が運び込まれている。ただ、ごみの計量器が故障しており、正確な量は不明」(市クリーン推進課)という。 被災者にとってさらに深刻なのは倒壊した家屋の廃材処理だ。自宅が全壊した同市西本町の会社員男性(48)は「倒壊した家屋が隣家に寄り掛かった状態だが、廃材の行き場がないと市に言われ、取り壊しのめども立たない」とため息をつく。 市は業者に依頼し、市外に運び出す方向で調整を進めているが、日程は未定だ。男性は「隣に迷惑をかけたまま。取り壊しができなければ新しい生活にも踏み出せない」と話している。
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2.中越沖地震 生活の質は以前の4割 被災者聞き取り調査
,毎日新聞
RV=39.0 2007/07/22 17:26
キーワード:相談,ボランティア
新潟県中越沖地震の被災者35人を対象にした毎日新聞の聞き取り調査で、平均すると、生活の質が地震前のほぼ4割程度にまで落ち込んでいると実感していることが分かった。今月19〜21日に記者が面談して聞いた。地震前のレベルに戻るには、住宅補修・再建費用への支援が必要だと20人が訴えた。地震から明日で1週間。生活再建への不安が大きくなっている現状が浮き彫りになった。 柏崎市32人、刈羽村3人に聞いた。男性16人、女性19人、31〜86歳で平均59歳。20人は避難所や車庫など自宅以外で暮らしている。 生活の質は、地震前を100として、0以上の数で聞いた。回答は0から80まであり、50が最多で、平均は44だった。 「0」と答えた同村の理髪店勤務、相沢光典さん(48)は、木造2階建て借家が全壊し、82歳の母を含む家族5人で避難した。相沢さんは一度も着替えていない。手元に現金もなく、歯ブラシを買う金も借りている。水が出ず、市内の理髪店は再開できない。当面は「1万円でもいいから現金支給を」と切望する。 もう一人、「0」とした柏崎市の花屋経営、中村美佐子さん(64)は、貸し店舗が傾いた。しかも立ち入り禁止区域にあり、無収入だ。立ち退きを求められたが、移転のあてはない。「2、3日は片付けで手いっぱいだったが、日がたつごとに将来の不安でもやもやしてきた」と悲観する。 同市の青果卸業、足立金五さん(50)は自宅が全壊。ペットの犬3匹を避難所に連れていけず、今も車内や屋外で寝ている。「5」とした。 同じく飲食店のパート従業員、中沢奈々さん(31)は、2歳2カ月の次女が一緒にいないと泣くようになった。家では不安がり、夜泣きするため困っている。「50」とした。 同市の公務員、三井田光子さん(56)は自宅を解体し始めた。「自宅はなくなったが、目に見えないもの(家族のきずな)はある」として「30」と答えた。 1カ月以内に必要な支援を尋ねると、ほぼ半数の16人が水道などライフラインの復旧と答えた。このほか「8歳、13歳の孫の精神的ケアをする相談員」(62歳の女性会社員)、「片付けボランティア」(42歳の主婦ら6人)、「集落内か近くに仮設住宅を建設(76歳の無職男性ら6人)」などの回答があった。 長期的な支援として20人が住宅補修・再建への金銭的支援を求めた。 一方、トラブルの相次いだ東京電力の柏崎刈羽原発については▽25人が「もともと不安だったが、不安が増した」▽3人が「安心していたが、不安になった」と回答し、多くが深刻に受け止めていた。「原発のおかげで(地元が)潤っているのも分かる。しかし安全に関する情報を隠ぺいされるのが許せない」と複雑な心情を明らかにした無職男性(76)もいた。 逆に、男女1人ずつが「安心感は変わらない」として、「今回もよくやった」などと感想を話した。3人は無回答だった。
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3.「揺れても柏崎にいたい」=復興へ向け、課題山積−中越沖地震から1週間
,時事通信
RV=33.4 2007/07/22 16:31
キーワード:義援金,暑い
復興作業に水差す梅雨空と、避難者を苦しめる暑さ−。新潟県中越沖地震から23日で1週間。長引く避難生活で、被災者らの疲労はピークに達しようとしている。「それでも柏崎にいたい」とつぶやく高齢者。刈羽村では仮設住宅の受け付けが始まるなど、復興へ向けた動きも見えてきた。しかし、原発問題による漁業や観光への風評被害の払しょくや、被災者の生活再建など課題は山積している。 ライフラインのうち、電気は2日後にほぼ全面復旧し、断水は半数近くの世帯で解消された。一方で、ガスは配管の被害調査に時間がかかり、全戸への供給の見通しは立っていない。 JRは被害状況の調査に時間がかかり、不通区間がなくならない。市道は陥没などで約60カ所が全面通行止めになり、国道の大渋滞の一因になっている。いずれも、全面復旧のめどは立っていない。 柏崎市内では、22日午後1時現在で避難所23カ所が閉鎖されたが、依然約1900人が避難生活を強いられている。梅雨期の蒸し暑さに加え、プライバシーも保ちづらい。エアコンなどが運び込まれたが、避難者のストレスは募るばかりだ。 各地から支援物資が続々と届いたが、保管場所の確保が難しく、市は食料を除いて受け入れを中止。泉田裕彦知事は「物資より、ぜひ義援金を」と訴える。
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1.「揺れても柏崎にいたい」=復興へ向け、課題山積−中越沖地震から1週間
,時事通信
RV=40.5 2007/07/22 21:36
キーワード:義援金,暑い,配管
復興作業に水差す梅雨空と、避難者を苦しめる暑さ−。新潟県中越沖地震から23日で1週間。長引く避難生活で、被災者らの疲労はピークに達しようとしている。「それでも柏崎にいたい」とつぶやく高齢者。刈羽村では仮設住宅の受け付けが始まるなど、復興へ向けた動きも見えてきた。しかし、原発問題による漁業や観光への風評被害の払しょくや、被災者の生活再建など課題は山積している。 ライフラインのうち、電気は2日後にほぼ全面復旧し、断水は半数近くの世帯で解消された。一方で、ガスは配管の被害調査に時間がかかり、全戸への供給の見通しは立っていない。 JRは被害状況の調査に時間がかかり、不通区間がなくならない。市道は陥没などで約60カ所が全面通行止めになり、国道の大渋滞の一因になっている。いずれも、全面復旧のめどは立っていない。 柏崎市内では、22日午後8時現在で避難所24カ所が閉鎖されたが、依然約2500人が避難生活を強いられている。梅雨期の蒸し暑さに加え、プライバシーも保ちづらい。エアコンなどが運び込まれたが、避難者のストレスは募るばかりだ。 各地から支援物資が続々と届いたが、保管場所の確保が難しく、市は食料を除いて受け入れを中止。泉田裕彦知事は「物資より、ぜひ義援金を」と訴える。
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2.30トン、「気持ちいい!」〜川西・玉庭で夏の雪まつり
,山形新聞
RV=37.0 2007/07/22 20:12
キーワード:義援金,募金,子ども
「自然・ふれあい・玉庭雪まつり」が22日、川西町の玉庭ふるさと総合センターで開かれ、子どもたちがひんやり冷たい雪の上で、そり遊びなどを楽しんだ真。 会場の広場には、冬季間に集め、断熱シートをかぶせるなどして保存してきた約30トンの雪の山が登場。暖冬の影響で、雪の量は例年の半分ほどだというが、夏空の下、子どもたちは「つめたいー」「気持ちいい」と大はしゃぎしていた。 地元玉庭中の生徒は会場で新潟県中越沖地震の義援金募金活動を展開。ステージでは、住民らによる歌や踊りの発表などが繰り広げられ、子どもからお年寄りまで心を一つにしてまつりを盛り上げていた。
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3.<中越沖地震>原発のIAEA調査を 新潟知事が国に要請
,毎日新聞
RV=22.0 2007/07/22 21:04
キーワード:放射,物質,田中
新潟県中越沖地震で、泉田裕彦・同知事は22日、東京電力柏崎刈羽原発に対する国際原子力機関(IAEA)の調査を受け入れるよう、文書で国に要請した。 政府は調査団受け入れを当面見送る意向をIAEA側に伝えている。文書は安倍晋三首相や甘利明・経済産業相らに対して、「事故は県内の産業に風評被害を及ぼしており、国民不安を早期に払しょくするために、世界に正確な情報を発信する必要がある」と訴える内容。 一方、東電の寺澤徹哉広報部長は22日、「知事の発言は承知している。IAEAの調査にしっかりと対応したい」と受け入れる考えを示した。 同原発には現在までに付近の住民を中心に放出された放射性物質への不安など約100件の声が寄せられている。東電は近く、柏崎市と刈羽村の各世帯におわびと現状を盛り込んだチラシを新聞に折り込む予定。【渡辺暢、田中泰義】
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1.<中越沖地震>被災原発のIAEA調査 国が受け入れへ
,毎日新聞
RV=39.1 2007/07/22 22:52
キーワード:IAEA,放射,受け入れる,物質,田中
東京電力柏崎刈羽原発が中越沖地震で被害を受けた問題で、経済産業省原子力安全・保安院は22日、国際原子力機関(IAEA)の現地調査を受け入れる方針を決めた。 保安院によると、IAEAは、事故原因を究明して教訓を得たいとして、日本政府に現地調査を申し入れた。日本側は「自力で調査できる」として受け入れを保留していた。しかし、受け入れなければ、日本は国際的な情報公開が不足だと批判される恐れがあり、IAEAの専門家に現場を見てもらうべきだと判断して、調査の受け入れを決めた。具体的な日程は今後、IAEAと協議するという。 IAEA受け入れを巡っては、泉田裕彦・新潟県知事が同日、「事故は県内の産業に風評被害を及ぼしており、国民不安を早期に払しょくするために、世界に正確な情報を発信する必要がある」として、文書で国に受け入れるよう要請していた。同原発の寺澤徹哉広報部長も同日、「知事の発言は承知している。IAEAの調査にしっかりと対応したい」と受け入れる考えを示していた。 同原発には現在までに付近の住民を中心に放出された放射性物質への不安など約100件の声が寄せられている。東電は近く、柏崎市と刈羽村の各世帯におわびと現状を盛り込んだチラシを新聞に折り込む予定。【高木昭午、渡辺暢、田中泰義】
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2.地震被災地で洗髪奉仕へ,中国新聞
RV=26.6 2007/07/23 00:04
キーワード:法人,ボランティア,福祉
新潟県中越沖地震の被災者を支援するため、NPO法人・全国移動福祉理美容車協議会(広島市中区)は22日、メンバーの理容師ら3人と専用車1台を新潟県柏崎市に派遣した。1週間程度滞在し、洗髪ボランティアとして活動する。富谷哲也理事長(67)ら3人は、荷台を改造した「理美容トラック」で南区を出発。トラックは2つの洗面台を備え、1日約40人の髪を洗える。現地入りは24日の予定という。
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1.<中越沖地震>震源地近い海底に大量の古木 液状化で浮上か
,毎日新聞
RV=31.0 2007/07/23 03:03
キーワード:海底,組合,教授
中越沖地震の震源地に近い新潟県出雲崎町沖の海底に、大量の古木が堆積(たいせき)していることが分かった。地震の液状化現象で、地中に埋まっていた古木が浮き上がった可能性があるという。網に絡まり漁業に支障があることから、地元漁協が実態調査を進めている。 出雲崎漁協(坂下甚十郎組合長)によると、古木が見つかったのは19日未明。出雲崎漁港から数キロ沖合でタイ漁をしていた漁船が、水深約70〜100メートルの海底から網を引き揚げたところ、直径30〜50センチの古木がいくつも絡まっていた。古木の多くは角が取れた楕円(だえん)形で、長さ1メートル以上の棒状のものもあった。既に100個以上引き揚げられている。坂下組合長は「50年漁をやっているが初めて。タイが取れずに困っている」と話している。 県水産課によると、同様の古木は長岡市寺泊地区でも確認されている。小長井一男・東京大学生産技術研究所教授(地震工学)は「詳しい状況は分からないが、アメリカ・ロマプリエタ地震(89年10月)でも海底の液状化が確認されており、液状化現象で浮き上がった可能性がある」と話している。【伊藤直孝】
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2.高血圧・ぜんそく…お年寄り「つらい」…中越沖地震1週間
,読売新聞
RV=28.6 2007/07/23 03:35
キーワード:暑い,健康,夏
発生から22日で1週間となった新潟県中越沖地震の被災地では、なお3000人近くが不自由な避難所生活を強いられ、持病を抱えるお年寄りたちから、血圧の上昇や不眠など健康の不調を訴える声が相次いでいる。 水道の復旧率が4割台にとどまり、避難所生活の長期化も予想される中、暑さによる脱水症や食中毒などで、症状が悪化することも懸念される。夏本番に向けて今後、被災地の高齢者の健康をどうチェックしていくかが、新たな課題として浮上している。 柏崎市学校町の柏崎小体育館に避難している金子菊栄さん(76)は高血圧症。通常、最大値170前後の血圧が、避難所で測ったところ、さらに10〜20程度上がっていた。「暑くて汗だくになっても風呂に入れない。疲れがたまった」と感じている。
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3.3時間半震度確認できず、新潟県の地上専用回線が断線
,読売新聞
RV=26.1 2007/07/23 03:40
キーワード:データ,回線,衛星
新潟県中越沖地震で震度6強を記録した新潟県柏崎市で、県が設置した震度計の地上専用回線が地震のために断線し、市中心街の1地点の震度を県が確認するまでに約3時間半かかっていたことが22日、わかった。 県によると、断線したのは市役所敷地内に設置された「柏崎市中央町」の震度を伝える地上専用回線。 市の担当職員は、地震発生後の対応に追われ、約3時間半たって初めて県にデータが送られていないことに気づき、ファクスを使って県に震度を送った。気象庁は、復旧した回線を通じてデータが得られた翌17日夕まで「柏崎市中央町」の震度を公表できなかった。 3年前の中越地震では当時使っていた衛星回線が複数の被災地からの通信で混雑し、柏崎刈羽原発がある同市と刈羽村の震度を把握するのが遅れた。このため、県は衛星回線を廃止し、地上専用回線に切り替えていた。
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1.保安院長、新潟知事と面会へ=IAEAの調査受け入れ説明−柏崎刈羽原発トラブル,時事通信
RV=33.6 2007/07/23 05:41
キーワード:受け入れ,トラブル,手続き,通知,国際,意見,院長,交換,面会,めぐる
新潟県中越沖地震で東京電力柏崎刈羽原子力発電所(柏崎市、刈羽村)が被害を受け火災や放射能漏れなどが起きた問題をめぐり、経済産業省原子力安全・保安院が国際原子力機関(IAEA)の調査受け入れを決めたことを受け、保安院の薦田康久院長は23日、新潟県を訪れ、泉田裕彦知事と面会する。 面会で、薦田院長は調査団受け入れに伴うIAEAへの通知手続きなどについて説明。一連のトラブルに関し意見交換も行うとみられる。
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1.中越沖地震 被災地復興への課題 発生後1週間を過ぎて,毎日新聞
RV=48.5 2007/07/23 09:48
キーワード:相談,法人,ボランティア
中越沖地震から1週間。被災地では復興への動きが加速するが、課題も多い。 ◆避難所格差 約150人の被災者が暮らす柏崎市学校町の柏崎小学校。22日夕、自衛隊などによる炊き出しがあった。この日のメニューは鶏肉の煮物に白米、野菜サラダとみそ汁。家族5人分を受け取った同市北園町の主婦(59)は「食事が充実していて助かる」と笑顔を見せた。 同小では地震直後から、ごはんやラーメンのほか生野菜など多くの種類が配給され、手厚い支援が続く。支援スタッフは「拠点の避難所なので食料が集まりやすいのでは」と話す。 一方、約10人が身を寄せる同市椎谷の椎谷コミュニティセンターでは同日昼、ボランティアにより初めてみそ汁が振る舞われた。これまで水とおにぎり、パンのみの配給が続き、「温かい食べ物がほしい」という声が相次いでいた。近くに住む女性(66)は「市街地の避難所の様子をテレビで見た。こんなに差があるのか」と不満げだ。 支援を続けるNPO法人理事長の小林哲也さん(44)は「行政に均等に物資を届ける配布システムがなく、どうしても避難者の多い避難所に物資が集中する」と指摘。同市は「偏りが出ないよう、炊き出しの数を増やすしかない」としている。 ◆ガス・水道 柏崎市災害対策本部によると、完全復旧は水道よりガスの方が深刻で、見通しは立っていない。 ガス供給は21日現在、刈羽村と合わせて216戸で供給率は1%以下。再開が遅れているのは、ガス漏れを見逃すと2次災害の恐れがあり、点検の手間がかかるためだ。県内外の23のガス事業者約1200人が応援に入り、ガス管と各戸をつなぐ栓を閉じる作業を21日までに終えた。ガス漏れがあるかを見極める本格調査はこれからだ。 一方、水道は地震で県内の3ダムと浄水場をつなぐ導水管3本のうち2本が破断した。県内外の自治体の応援を含めた約300人が導水管1本の修繕を終え、地区ごとに試験通水して検査している。市ガス水道局は全戸への給水再開の目標を25日としている。 ◆子供のケア 「子供が1人でいられない」「倒壊した自宅に行けない」……。 県教委が被災した子供の心のケアをするため、柏崎市と刈羽村の避難所に設置した「心の相談室」に、親などから1日数件、多い時は10件の相談が寄せられている。臨床心理士が対処法などをアドバイスしているが、ケアを怠ればPTSD(心的外傷後ストレス障害)に発展する恐れもある。 県教委は24日からの夏休みを前に、子供たちへの心理的影響を最小限に抑えようと、被災6市町村の担任教諭らを通じて小中学生の実態を調査。結果を基に25日から臨床心理士を学校に派遣し、巡回ケアを行う。 04年の新潟県中越地震では1200〜1300人の児童生徒がカウンセリングを受けた。継続してカウンセリングが必要な児童は今も100人はいるとみられる。【浅野翔太郎、松岡洋介、辻加奈子】
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2.中越沖地震 熱意と要望 調整難しく 被災地支えるボランティア,産経新聞
RV=32.5 2007/07/23 07:51
キーワード:バス,ごみ,ボランティア
新潟県中越沖地震の発生から1週間。発生直後に現地入りし、取材と同時に被災地の役に立ちたいと考えて22日、災害ボランティアに飛び入り参加した。作業を終えて実感したのは、ボランティアの熱い思いと被災者の要望を結びつけるコーディネートの重要性だった。(永岡栄治) 22日午前10時半。記者を含め8人が、昼食の炊き出しを手伝うため、柏崎市災害ボランティアセンターから避難所の柏崎小学校に向かった。 まず指示されたのが、空き段ボール箱を使い、被災者の食事や物資の持ち運びに使うおぜんの作製。当初は、ふた部分を折りたたんでいたが、あまり持っていく人がいない。表面がデコボコしているからだった。はさみでふた部分を切って形を整えると、行列に並んだ人が次々と手にした。相手の立場に立って作業することの重要性を実感。 12ロール入りのトイレットペーパーは袋から出して4ロールずつに仕分け。届いた食料を大型冷蔵庫に運び、分別ごみを体育館裏の集積所へ。地道な作業が続いた。 三条市須頃の会社員、五十嵐隆則さん(32)は平成16年の「7・13水害」で社屋が腰まで浸かった。「今度は自分が助ける番」と、休日を利用して参加。大阪から車を飛ばして駆け付けた盛田昭彦さん(62)は、7年の阪神淡路大震災や16年の兵庫・豊岡水害でも活動。「シャトルバス乗り場の案内標識が少ないなど、中越地震の経験が生かされていない」と苦言を呈する。 昼食をはさんで、作業は約4時間。柏崎小に常駐する災害ボランティア団体「Vネットぎふ」の川上哲也理事長(44)は「昼だけたくさん来ても意味がない。行政はもっと柔軟に対応してほしい」と注文する。 同センターは「7・13水害」や中越地震でボランティアが殺到、交通渋滞を招いた経験から、発生1週間は県内ボランティアのみに限定。だが、初の週末を迎え、県内だけで人数を確保できず急遽(きょ)前日午後から、県外参加者も受け付けた。需要と供給を調整する難しさが露呈した。 初めてボランティアを体験したという長岡技術科学大大学院2年の草野真一さん(24)は「指示待ちではなく、自分でニーズを素早く見つけることが大切。また来たい」 と話していた。
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3.3時間半震度確認できず、新潟県の地上専用回線が断線,読売新聞
RV=24.2 2007/07/23 09:42
キーワード:データ,回線
新潟県中越沖地震で震度6強を記録した新潟県柏崎市で、県が設置した震度計の地上専用回線が地震のために断線し、市中心街の1地点の震度を県が確認するまでに約3時間半かかっていたことが22日、わかった。 県によると、断線したのは市役所敷地内に設置された「柏崎市中央町」の震度を伝える地上専用回線。 市の担当職員は、地震発生後の対応に追われ、約3時間半たって初めて県にデータが送られていないことに気づき、ファクスを使って県に震度を送った。気象庁は、復旧した回線を通じてデータが得られた翌17日夕まで「柏崎市中央町」の震度を公表できなかった。 3年前の中越地震では当時使っていた衛星回線が複数の被災地からの通信で混雑し、柏崎刈羽原発がある同市と刈羽村の震度を把握するのが遅れた。このため、県は衛星回線を廃止し、地上専用回線に切り替えていた。
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1.中越沖地震:サポート情報 22日 /新潟,毎日新聞
RV=56.3 2007/07/23 12:01
キーワード:相談,バス,県道
(22日) ■住宅 ●仮設住宅 柏崎市1000▽刈羽村200▽出雲崎町5の計1205戸を建設予定。各市町村が被災住民に聞き取り調査を実施中。柏崎市と刈羽村の一部は23日に着工し、8月12日に完成予定。 ●公営住宅 公営住宅で入居可能な225戸についてホームページ(http://www.pref.niigata.jp/)で情報提供。問い合わせは県建築住宅課電話025・280・5444。 ●民間賃貸住宅 県宅地建物取引業協会が仲介手数料無料で賃貸住宅を紹介。問い合わせは電話025・247・1177(平日午前9時〜午後5時)。 ●住宅相談 建て替えや修繕相談に県建築士会相談員が応じる。原則窓口対応。柏崎市役所第2分館ロビー▽刈羽村生涯学習センターラピカ2階第2学習室▽出雲崎町役場1階ロビー(26日)。いずれも午前9時〜午後4時。 ●一時避難所 仮設住宅完成までの一時的措置として、中越地震で建設した長岡市陽光台の仮設住宅の一部を開放する。申し込みは電話0257・21・7585か、7586。 また高齢者や障害者は、県が借り上げた旅館、ホテルに無料宿泊(1日3食付き)できる。申し込みは、柏崎市電話0257・21・2234▽刈羽村電話0257・45・3916▽出雲崎町電話0258・78・2293▽長岡市電話0258・39・2218▽上越市電話025・526・5111(内線1675)。 ■鉄道 23日にJR信越線犀潟―柿崎間で運転を再開する予定。不通区間はJR信越線の柿崎―宮内間と越後線の柏崎―吉田間となる。 不通区間ではバスの代行輸送を実施。柿崎―柏崎間は1日に上り12便、下り11便。柏崎―長岡間は直行便上下各14便、快速便上下各6便、各駅停車便上下各6便。23日から早朝に上下各1便を増便する。出雲崎―吉田間は上下各10便で、23日から上りのみ1便増やす。問い合わせはJR東日本新潟支社(電話025・248・5107) ■道路 長岡市大積千本町での崩壊で通行止めが続いていた国道8号が23日午前9時に対面通行で開通する。このほかに22日午後6時現在、通行止めの主要道路は10カ所。 【国道352号】柏崎市西山町椎谷▽柏崎市大湊【県道小千谷大沢線】柏崎市大沢【県道大潟高柳線】柏崎市高柳町高尾【県道礼拝長岡線】柏崎市西山町二田―坂田▽柏崎市西山町和田ー内方【県道東柏崎停車場線】柏崎市東本町【県道荒浜中田線】柏崎市長崎【県道黒部柏崎線】柏崎市番神【県道野田高柳線】柏崎市高柳町白倉 ■ボランティアバス 県災害救援ボランティア本部は、被災地でのボランティアを希望する人のためにボランティアバスを23〜27日も運行する。バスで柏崎市、刈羽村、出雲崎町の被災地に行き、被害家屋内の片付け、清掃や避難所の環境整備などに従事する。新潟(東北電力ビッグスワン)午前7時発、長岡(JR長岡駅東口)午前8時発。事前申し込みが必要。電話025・285・7775、7787、7793(午前9時〜午後4時)。28、29日の運行も予定している。7月23日朝刊
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2.自動車生産一息? リケン、コロナ操業再開 中越沖地震被災,産経新聞
RV=38.8 2007/07/23 11:04
キーワード:生産,部品
新潟県中越沖地震で被災し、操業を停止していた自動車部品大手、リケンの柏崎事業所(同県柏崎市)は23日午前8時の始業とともに、ピストンリングなどの生産をスタートし、1週間ぶりに操業を一部再開した。 同工場の被災は、国内の自動車メーカー全12社の生産停止に発展したが、メーカー側から約700人の応援派遣を受けて復旧を急ぎ、前日まで試験運転や量産確認検査を進めていた。これで自動車各社の生産も順次再開できる見通しとなった。 また、暖房器具製造のコロナの柏崎工場もこの日、寒冷地向け大型石油ストーブなどの生産ラインを再稼働。すでに20日から部品加工を始めていた。同社は「冬の需要期に向けての生産が間に合いそうだ」(広報室)と胸をなで下ろした。 一方、福水健文中小企業庁長官がこの日午前に刈羽村と柏崎市を訪れ、商工会議所関係者から情報収集するなど、中小企業の事業再開支援への取り組みも本格的に始まった。
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3.<中越沖地震>高校野球が再開…仮設住宅建設も 新たな一歩,毎日新聞
RV=29.4 2007/07/23 10:53
キーワード:暑い,県道
新潟県中越沖地震の被災地は23日、あの日から1週間の朝を迎え、新たな一歩を踏み出した。中断していた高校野球が再開され、仮設住宅の建設が始まった。被害が大きかった柏崎市の市役所では職員らが犠牲者に対して黙とうし、復興を誓った。 中越沖地震で中断していた第89回全国高校野球選手権新潟大会(新潟県高野連など主催)が23日、1週間ぶりに再開した。3年生にとって、最後の夏が戻ってきた。 この日は5球場で14試合を予定しており、午前中にプレーボール。16日に地震が起きた時は試合直前だったり、数試合はゲーム中だった。 柏崎市の佐藤池(さとうがいけ)球場では、被害が集中した柏崎市の柏崎総合高校が加茂市の加茂高校を6―1でリード。5回裏無死一塁、3番小池貴裕主将(3年)が打球を放った瞬間、球場が大きく揺れた。選手はしゃがみこみ、スタンドはどよめいた。グラウンドは地割れしたり隆起し、スタンドにひびが入り、ノーゲームとなった。 市内5校の監督らは選手のために19日から練習を再開することにした。同校の自主練習には部員15人の大半が参加。避難所で生活したり、ボランティア活動の合間に参加した選手もいた。グラウンドも隆起やひび割れたが、トスバッティングやキャッチボールなどできる限りの練習をした。22日には、04年の中越地震で被災した長岡市の中越高校の協力で実戦に近い練習もできた。 丸山監督は「『暑いから水かぶれ』って言っても、選手は『貴重な飲み水だから』と遠慮した。スポーツには厳しい条件だった」と話す。 この日、長岡市の悠久山野球場で全員で黙とうして、初回から再試合が行われた。長岡市の自宅が壊れた柏崎総合高校の桑原智洋選手(3年)の父、勉さん(53)はスタンドで、「息子は『このまま大会が終わるんじゃないか』と心配していた。再開できてよかった。(被災地のみなさんに)元気を与えたいと言ってました。親としても元気をもらっています」と話していた。【畠山哲郎】 ◇国道8号が開通 中越沖地震で通行止めとなっていた国道8号が23日午前9時、開通した。長岡市大積など2カ所で土砂崩れのため寸断されていたが、土砂の撤去が完了した。これまで県道を迂回していた新潟・長岡方面からの支援物資がより早く届けられるようになる。 一方、JR信越線は同日、犀潟駅―柿崎駅間で運行を再開した。土砂に埋まった青海川駅付近の線路の復旧見通しは立っておらず、この区間で折り返し運転をする。【衛藤達生】 ◇道路など被害総額は40億4600万円 国土交通省北陸地方整備局は23日、柏崎市が管理する道路、河川、橋の地震被害の調査結果を市に報告した。道路947カ所、河川79カ所、橋192カ所で被害総額は約40億4600万円。同整備局は市の依頼を受け、被害の大きかった海岸部を調査していた。 一方、新潟県が中越沖地震の県内の住宅などの被害総額が5000億円以上にのぼるとみていることが分かった。3年前の中越地震の約半分の規模になるという。
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1.「日常」へ笑顔少しずつ 中越沖地震から1週間,産経新聞
RV=105.3 2007/07/23 15:51
キーワード:生産,部品,メーカー,試合,児童,選手,操業,大会,登校
■国道8号全面開通 「リケン」も一部再開 新潟県中越沖地震の発生から丸1週間を迎えた23日、被災地では通行止めになっていた国道8号が全面開通、操業が停止していた自動車部品メーカー「リケン」の柏崎市内の工場も生産を一部再開するなど、復興に向けた動きが加速した。この日は仮設住宅の建設も本格化したが、体育館などではいまだ3000人程度が避難生活を強いられており、被災者の暮らしそのものは大きく変わっていないようだ。 ◇ ◆久々の登校 臨時休校となっていた柏崎市立の小中学校では23日、児童や生徒らが登校。授業は午前中だけで終わり、24日から夏休みに入る。 体育館が避難所になっている柏崎小では、学校近くに倒壊した建物やがれきが残ったままで、集団登校する風景も目立った。4年生、吉田亜里美ちゃん(10)は「すごく寂しかった。早くみんなの顔が見たい」。 市内の小中学校は2学期制のために終業式は行われないが、担任教諭が各教室で「倒壊した建物には近づかないように」などと、夏休み中の注意点について話した。体育館で避難生活を送る女性(68)は「体育館の生活はしんどいけど、子供たちの姿を見たら少し明るい気持ちになれた」と話していた。 この日は、中断していた高校野球の県大会も再開。同県長岡市の悠久山球場では、16日の試合中に地震に遭い、ノーゲームとなった柏崎市の柏崎総合高校が第1試合に登場、再試合に臨んだ。試合開始に先立ち、地震で亡くなった人たちの冥福を祈り、選手や観客らが約1分間、黙祷(もくとう)した。 地震で断水し、残っていた風呂の水で16日の試合のユニホームを洗ったという選手の母親(56)は「水もガスも止まり、料理を作ってあげられず、かわいそうだった。何とかいい結果を出してもらえたら」と息子の活躍を祈っていた。 ◆規制解除 被災者を対象にした仮設住宅の建設も23日午前、柏崎市の旧市街地5地区や刈羽村で始まった。建設戸数は約1200戸。最短で8月12日の完成を目指している。県建築住宅課によると住宅は1K、2DK、3Kの3タイプで、各戸にクーラーを設置しガスはプロパンを使用する。
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2.「仕切り直し」柏崎総合高がコールド勝ち 新潟県大会再開,産経新聞
RV=28.3 2007/07/23 13:18
キーワード:試合,選手,大会
地震で中断していた全国高校野球選手権大会の新潟大会が23日に再開した。長岡市の悠久山球場では試合途中に地震が発生してノーゲームとなっていた柏崎総合高校対加茂高校の再試合が第1試合で行われ、柏崎総合が七回コールド勝ちで2回戦進出を決めた。 快勝の柏崎総合のスタンドでは生徒や保護者ら約60人が大声援。快勝にエース、三宅喬裕選手(18)の母親(56)は「地震で水もガスも止まり、料理を作ってあげられませんでした」と地震発生後1週間を振り返った。 また小池貴裕主将(18)は「頑張っている姿を被災地の人たちに見せたかった。いろんな人に支援していただいたことを感謝しています」と話していた。 新潟大会は13日開幕、16日に新潟県中越沖地震が発生。柏崎市の佐藤池球場はグラウンドに亀裂が入り、使用中止となっている。
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1.中越沖地震 高校野球が再開…仮設住宅建設も 新たな一歩
,毎日新聞
RV=55.3 2007/07/23 17:02
キーワード:暑い,県道,選手,試合
新潟県中越沖地震の被災地は23日、あの日から1週間の朝を迎え、新たな一歩を踏み出した。中断していた高校野球が再開され、仮設住宅の建設が始まった。被害が大きかった柏崎市の市役所では職員らが犠牲者に対して黙とうし、復興を誓った。 中越沖地震で中断していた第89回全国高校野球選手権新潟大会(新潟県高野連など主催)が23日、1週間ぶりに再開した。3年生にとって、最後の夏が戻ってきた。 この日は5球場で14試合を予定しており、午前中にプレーボール。16日に地震が起きた時は試合直前だったり、数試合はゲーム中だった。 柏崎市の佐藤池(さとうがいけ)球場では、被害が集中した柏崎市の柏崎総合高校が加茂市の加茂高校を6−1でリード。5回裏無死一塁、3番小池貴裕主将(3年)が打球を放った瞬間、球場が大きく揺れた。選手はしゃがみこみ、スタンドはどよめいた。グラウンドは地割れしたり隆起し、スタンドにひびが入り、ノーゲームとなった。 市内5校の監督らは選手のために19日から練習を再開することにした。同校の自主練習には部員15人の大半が参加。避難所で生活したり、ボランティア活動の合間に参加した選手もいた。グラウンドも隆起やひび割れたが、トスバッティングやキャッチボールなどできる限りの練習をした。22日には、04年の中越地震で被災した長岡市の中越高校の協力で実戦に近い練習もできた。 丸山監督は「『暑いから水かぶれ』って言っても、選手は『貴重な飲み水だから』と遠慮した。スポーツには厳しい条件だった」と話す。 この日、長岡市の悠久山野球場で全員で黙とうして、初回から再試合が行われた。長岡市の自宅が壊れた柏崎総合高校の桑原智洋選手(3年)の父、勉さん(53)はスタンドで、「息子は『このまま大会が終わるんじゃないか』と心配していた。再開できてよかった。(被災地のみなさんに)元気を与えたいと言ってました。親としても元気をもらっています」と話していた。【畠山哲郎】 ◇国道8号が開通 中越沖地震で通行止めとなっていた国道8号が23日午前9時、開通した。長岡市大積など2カ所で土砂崩れのため寸断されていたが、土砂の撤去が完了した。これまで県道を迂回していた新潟・長岡方面からの支援物資がより早く届けられるようになる。 一方、JR信越線は同日、犀潟駅−柿崎駅間で運行を再開した。土砂に埋まった青海川駅付近の線路の復旧見通しは立っておらず、この区間で折り返し運転をする。【衛藤達生】 ◇道路など被害総額は40億4600万円 国土交通省北陸地方整備局は23日、柏崎市が管理する道路、河川、橋の地震被害の調査結果を市に報告した。道路947カ所、河川79カ所、橋192カ所で被害総額は約40億4600万円。同整備局は市の依頼を受け、被害の大きかった海岸部を調査していた。 一方、新潟県が中越沖地震の県内の住宅などの被害総額が5000億円以上にのぼるとみていることが分かった。3年前の中越地震の約半分の規模になるという。
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2.中越沖地震 震源地近い海底に大量の古木 液状化で浮上か
,毎日新聞
RV=28.0 2007/07/23 17:02
キーワード:海底,古木
中越沖地震の震源地に近い新潟県出雲崎町沖の海底に、大量の古木が堆積(たいせき)していることが分かった。地震の液状化現象で、地中に埋まっていた古木が浮き上がった可能性があるという。網に絡まり漁業に支障があることから、地元漁協が実態調査を進めている。 出雲崎漁協(坂下甚十郎組合長)によると、古木が見つかったのは19日未明。出雲崎漁港から数キロ沖合でタイ漁をしていた漁船が、水深約70〜100メートルの海底から網を引き揚げたところ、直径30〜50センチの古木がいくつも絡まっていた。古木の多くは角が取れた楕円(だえん)形で、長さ1メートル以上の棒状のものもあった。既に100個以上引き揚げられている。坂下組合長は「50年漁をやっているが初めて。タイが取れずに困っている」と話している。 県水産課によると、同様の古木は長岡市寺泊地区でも確認されている。小長井一男・東京大学生産技術研究所教授(地震工学)は「詳しい状況は分からないが、アメリカ・ロマプリエタ地震(89年10月)でも海底の液状化が確認されており、液状化現象で浮き上がった可能性がある」と話している。【伊藤直孝】
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3.中越沖地震 震源地近い海底に大量の古木 液状化で浮上か
,毎日新聞
RV=28.0 2007/07/23 17:02
キーワード:海底,古木
震源地に近い海底で地震後に見つかった古木=新潟県出雲崎町の出雲崎漁港で22日午後0時50分ごろ、伊藤直孝撮影(毎日新聞)
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1.<中越沖地震>柏崎市内の5校6棟が「危険」 文科省調査
,毎日新聞
RV=20.6 2007/07/23 21:09
キーワード:判定,倉庫
中越沖地震で被害を受けた新潟県柏崎市内の公立小中学校5校の体育館や倉庫など6棟が、使用禁止にすべき状態であることが、文科省の応急危険度判定調査で分かった。避難所に使用されている建物はなく、地震発生後からすでに使用されていないという。このほか、10校15棟は要注意、25棟は安全と判定された。
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1.マツダ2工場相次ぎ操業再開,中国新聞
RV=62.7 2007/07/24 00:06
キーワード:生産,部品,休止,操業
新潟県中越沖地震で被災した部品大手リケン柏崎事業所(柏崎市)の一部操業再開を受け、マツダは停止していた防府工場(防府市)の操業を23日夜から再開した。本社宇品工場(広島市南区)も24日朝から再開する。両工場が生産を休止した21、23日の2日間で計約4500台の生産がストップした。リケン柏崎事業所から工場に部品が届くのに時間がかかるため、当面は手持ちの在庫で対応するという。
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2.中越沖地震の義援金を募る 京都サンガ、25日西京極で
,京都新聞
RV=42.7 2007/07/23 23:19
キーワード:義援金,選手,試合
25日午後7時から西京極で行う湘南戦で、新潟県中越沖地震の義援金を募る。午後6時から各入場ゲートで、募金箱を持った選手が募金を呼び掛ける。 「京セラスペシャルデー」も実施し、各入場ゲートで先着1万人に、チームカラーの紫色をした京セラオリジナルタオルマフラーをプレゼントする。ゲートではお楽しみ抽選券も配り、全選手のサイン入り当日試合球(3人)や、希望選手のサイン入りレプリカユニホーム(3人)の当たる抽選会をハーフタイムに行う。
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3.島根原発増設反対運動が松江市へ申し入れ
,山陰中央新報
RV=24.8 2007/07/24 00:05
キーワード:活断層,指針
新潟県中越沖地震に伴い東京電力柏崎刈羽原発で多くの被害やトラブルが見つかった問題で、市民団体の島根原発増設反対運動が二十三日、中国電力島根原発の消防体制が緊急時に機能するかを確認することなどを、松江市へ申し入れた。 申し入れは、消防体制の確認のほか▽耐震指針の改定による調査で、海域調査を徹底して行うよう中電に求める▽近くに活断層がある場合、原発の建設を認めないことを国や関係機関に要請する−など六項目。 同運動の芦原康江代表が「活断層を抱える島根原発は止める以外に安全策はない」と述べた上で、次善の策とし申し入れ事項を列挙した。松江市の西田正孝原子力専門監は消防体制について「中電が近く国へ報告する改善計画を見た上で対応したい」と述べた。 同運動は二十七日、海域調査の徹底や原発施設の耐震補強などを中電に申し入れる予定。
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1.柏崎刈羽原発の水漏れ、建屋に構造欠陥…原子力保安院
,読売新聞
RV=53.0 2007/07/24 03:07
キーワード:プール,燃料,院長,物質,放射,建屋,薦田,時期
新潟県中越沖地震で、東京電力柏崎刈羽原子力発電所6号機の使用済み燃料プールの水があふれ、放射性物質を含む水の一部が「非管理区域」に漏れ、海に放出された問題で、経済産業省原子力安全・保安院は23日、プールが設置された原子炉建屋4階の構造に、設計上の問題があるとの見方を示した。 また、保安院の薦田康久院長は同日、同原発を視察して、「消防体制や放射性物質漏えいの連絡体制など改善すべきことは多い」と地震対策の問題点を指摘、「運転再開を考えるべき時期ではない」と、再開までかなりの時間がかかるとの見通しを示した。 東電の説明によると、使用済み燃料プールの水は、地震の揺れで建屋4階の「作業フロア」にこぼれ、一部が床下に設置した「給電ボックス」に入った。
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1.保健師らきょう被災地へ 中越沖地震で川越市が派遣,産経新聞
RV=38.3 2007/07/24 07:50
キーワード:相談,保健
新潟県中越沖地震で、川越市は24日から8月3日まで保健所、総合保健センターの保健師ら延べ12人を1班4人の3班編成で、柏崎市内の避難場所などに派遣する。県内からは県、さいたま市の保健師らも既に派遣されているという。 厚生労働省の派遣要請に応じたもので、派遣される班は保健師2人、事務職2人で編成。1班が4泊5日ずつ、柏崎市役所に設置された新潟県災害対策本部の指揮下に入り、避難場所などで被災者の心のケアや健康相談業務に従事する予定。 派遣に先立ち23日、市役所市長室で出発式が行われ、派遣職員を代表して保健所の林礼子保健予防課長が「被災者の体の健康と心の健康のため一生懸命任務を遂行してきます」と決意表明。舟橋功一市長が「市民を代表して頑張ってください」と激励した。
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2.新潟県中越沖地震 厳冬へ再起 コロナ柏崎工場始動,産経新聞
RV=37.4 2007/07/24 08:01
キーワード:生産,操業
新潟県中越沖地震で被災し、操業を停止していた暖房器具製造のコロナの柏崎工場が23日、市場シェアの50%超を握る寒冷地向け大型石油ストーブの生産ラインを再稼働させた。 同工場は新製品の生産を今月10日に始めた直後に被災したが、5年前に耐震補強工事をしていたおかげで、被害を最小限に食い止めることができたという。 工場に勤める社員200人のうち約2割は自宅損壊などの被害で出社できない状況。このため生産ペースはまだ通常の5割程度だが、週内に9割まで上げる方針で、高橋一嘉工場長は「これから頑張れば需要期に間に合う」と意気込んでいる。
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3.夏の高校野球新潟大会 被災柏崎3校勝利 1週間ぶり再開,産経新聞
RV=29.4 2007/07/24 07:50
キーワード:選手,試合
県内に球音再び−。新潟県中越沖地震の影響で中断していた第89回全国高校野球新潟県大会が23日、1週間ぶりに再開され、第4日の14試合が行われた。長岡市の悠久山球場には被災した柏崎市の5校のうち、柏崎総合、柏崎工、新潟産大付の3校が登場。いずれもコールド勝ちで2回戦進出を決めた。逆境をはねのけ、懸命なプレーで勝利をもぎ取った球児たちにスタンドからは大きな拍手が送られた。 柏崎総合のグラウンドは地震で液状化、大きな亀裂も走り、使用不能になった。避難所生活を強いられる部員もおり、ナインはほとんどボールに触ることができなかった。「相手は必死に練習しているのにうちはできない。みんなの焦りは相当なものだった」(小池貴裕主将)。 15人の部員全員で練習を再開できたのは、試合2日前の21日。キャッチボールや守備の連係を確認し、主力メンバーは柏崎高の室内練習場で打ち込みをした。丸山卓真監督は、被災体験が選手の精神面に悪影響を及ぼすことを恐れ、「大会中は地震を忘れろ。勝つことだけに集中しろ」と強く説き続けた。 加茂との再試合には、「自分たちの頑張る姿を見せ、被災者を勇気付ける」(小池主将)気持ちで臨んだ。午前9時、犠牲者に黙祷(もくとう)をささげ、プレーボール。序盤は相手にリードを許したが、投打がうまくかみ合い、五回を終えて8−2と大量リードを奪った。応援スタンドにいた柳沢憂中堅手の父、久義さん(50)は「地震発生はちょうど五回裏だった。みんな“鬼門”を乗り切ってくれた」とうれしそう。 七回裏の二死満塁のピンチも迎え、10−3でゲームセット。地震を乗り越えての勝利に、桑原智洋一塁手の父、勉さん(53)は「あんなつらい思いをしたのに本当によくやってくれた。本当に、よく…」。涙で言葉が続かなかった。
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1.中越沖地震:サポート情報 23日 /新潟
,毎日新聞
RV=70.4 2007/07/24 13:02
キーワード:相談,介護,保険
(23日) ■ライフライン ●水道 柏崎市、刈羽村で依然として2万戸以上が断水している。日本水道協会や東京都の支援を受け、430人態勢で復旧作業を進めているが、完全な復旧は26日にずれこみそうだ。 ●ガス 柏崎市、刈羽村で約3万戸の都市ガスが不通のまま。1200人以上の作業員が地中のガス管の点検を行っているがガス管の中に水がたまっていたりすると、通常の2〜3倍の時間がかかるためはかどっておらず、復旧の見通しのめどはたっていない。 ■食料支援 農水省北陸農政局は24日と25日、柏崎市内の避難所へ青森県産のリンゴ5000パックを届ける。青森県対策協議会の提供で、24日に2000パック、25日に3000パックを運ぶ予定。 ■鉄道 ◇犀潟―柿崎間の信越線、運転再開 JR信越線犀潟―柿崎間で運転を再開した。不通区間は信越線の柿崎―宮内間と越後線の柏崎―吉田間となる。問い合わせはJR東日本新潟支社電話025・248・5107。 ■コインランドリー 【コインランドリーきらら】(柏崎市田中27の12、電話0257・23・2885)午前6時〜午前0時。日中は予約制だが夜間は比較的空いている。洗剤、柔軟剤は不要。洗濯機(9台)利用は300〜1400円。乾燥機(25台)は8分100円から。 【コインランドリーきらら松波店】(柏崎市松波3の1の1、電話0257・21・1844)午前6時〜午後10時半。断水のため洗濯機は使用できない。乾燥機(8台)は8分100円から。 【Kマート朝日が丘店】(柏崎市希望が丘6の14、電話0257・24・5161)午前6時〜午前0時。乾燥機(11台)は10分100円から。23日に水道が復旧したため洗濯機も利用可能の見通し。 ■福祉避難所 県が設置した介護を要する高齢者のための福祉避難所は県内に8カ所。うち、新潟市江南区の新潟ふれあいプラザは身体障害者か、人工透析が必要な患者専門。 そのほかの避難所は▽刈羽村デイサービスセンターきらら(刈羽村刈羽)▽刈羽村老人福祉センター(同)▽柏崎小学校(柏崎市学校町)▽特別養護老人ホームいこいの里(同市左水)▽長浜デイサービスセンターふれあい(同市長浜町)▽元気館障害者デイサービスセンター(同市栄町)▽柏崎高校セミナーハウス(同市学校町)。 問い合わせは電話025・280・5194。新潟ふれあいプラザのみ電話025・280・5210。 ■心の相談室 新潟産業保険推進センターは、柏崎市に相談室「にいがたさんぽ・心の相談室」を設け、カウンセラーが心の悩みに関する相談に応じる。開設は25日、8月1、8日の午後1〜4時。場所は柏崎地方合同庁舎(柏崎市田中26の23)4階の新潟地方労働局。1日3〜4人までで、予約が必要。予約は電話0120・756・067(フリーダイヤル)か025・227・4411。 また、県の「こころのケアホットライン」では、心の健康に関する電話相談に応じている。毎日午前8時〜午後10時。電話0120・913・600(フリーダイヤル)か025・281・5773。 ■住宅 ●仮設住宅 柏崎市1000▽刈羽村200▽出雲崎町11の計1211戸を建設予定。各市町村が被災住民に聞き取り調査を実施中。柏崎市と刈羽村の一部は着工が始まり、8月12日に完成予定。 ●公営住宅 公営住宅で入居可能な225戸についてホームページ(http://www.pref.niigata.jp/)で情報提供。問い合わせは県建築住宅課電話025・280・5444。 ●民間賃貸住宅 県宅地建物取引業協会が仲介手数料無料で賃貸住宅を紹介。問い合わせは電話025・247・1177(平日午前9時〜午後5時)。 ●住宅相談 建て替えや修繕相談に県建築士会相談員などが応じる。原則窓口対応。柏崎市役所第2分館大会議室▽刈羽村生涯学習センターラピカ2階第2学習室▽出雲崎町役場1階ロビー(26日)。いずれも午前9時〜午後4時。 ●一時避難所 仮設住宅完成までの一時的措置として、中越地震で建設した長岡市陽光台の仮設住宅の一部を開放する。申し込みは電話0257・21・7585か7586(午前9時〜午後5時)。 また高齢者や障害者、未就園児、妊娠している女性とその家族は、県が借り上げた旅館、ホテルに無料宿泊(1泊3食付き)できる。申し込みは、柏崎市電話0257・21・2234▽刈羽村電話0257・45・3916▽出雲崎町電話0258・78・2293▽長岡市電話0258・39・2218▽上越市電話025・526・5111。 ■ボランティアバス 県災害救援ボランティア本部は、被災地でのボランティアを希望する人のためにボランティアバスを24〜27日も運行する。バスで柏崎市、刈羽村、出雲崎町の被災地へ行き、被害家屋内の片付け、清掃やひな所の環境整備などに従事する。新潟(東北電力スタジアム駐車場)午前7時発、長岡(JR長岡駅東口)午前8時発。事前申し込みが必要。電話025・285・7775、7787、7793(午前9時〜午後4時)。28、29日の運行も予定している。 ■無料法律相談 県弁護士会は、被災者のための無料法律相談電話を開設した。震災に関する困りごとに関して、秘密厳守で相談を受け付ける。料金は通話料のみ。平日午後1〜4時。28日も受け付ける。相談は電話025・223・8255。7月24日朝刊
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2.第89回全国高校野球:新潟大会 球児の夏、熱戦再開 試合前に黙とう /新潟
,毎日新聞
RV=67.0 2007/07/24 13:02
キーワード:選手,試合,暑い,二塁打
◇ノーゲームの柏崎総合高校、試合前に黙とう 中越沖地震で中断していた第89回全国高校野球選手権新潟大会(新潟県高野連など主催)が23日、1週間ぶりに再開し、5球場で14試合が行われた。長岡市の悠久山球場では、柏崎総合(柏崎市)と加茂(加茂市)が再試合を行い、選手らは力いっぱいプレーした。 今月16日の柏崎市の佐藤池球場。柏崎総合が加茂を6―1でリードした5回裏無死一塁、3番小池貴裕主将(3年)が打った瞬間、球場が大きく揺れた。選手はしゃがみこみ、スタンドはどよめいた。グラウンドは地割れしたり隆起し、スタンドにひびが入り、ノーゲームとなった。 柏崎総合の自主練習には部員15人の大半が参加。避難所で生活したり、ボランティア活動の合間に参加した選手もいた。グラウンドも隆起やひび割れたが、できる限り練習した。22日には、04年の中越地震で被災した長岡市の中越高校の協力で実戦に近い練習もできた。 丸山卓真監督は「『暑いから水かぶれ』って言っても、選手は『貴重な飲み水だから』と遠慮した。スポーツには厳しい条件だった」と話す。 悠久山野球場では全員で黙とうした後、試合を再開し、柏崎総合が10―3でコールド勝ち。小池主将は「被災という逆境だったが、被災者の人たちに必死に頑張ってるところを見せたかった」と語っていた。【畠山哲郎】 ▽1回戦 【長岡・悠久山】柏崎総合 0122311=10加茂 1100001=3 (七回コールド) (柏)三宅―田中 (加)市川、児嶋―田浦▽二塁打 小池、下村2、田中、茂野(柏)柏崎工 30135=12新井 01001=2 (五回コールド) (柏)箕輪―富澤 (新)加藤、森田―弓立▽三塁打 富澤(柏)▽二塁打 金澤、小見、金子(柏)弓立(新)新潟産大付 0112030=7加茂暁星 0000000=0 (七回コールド) (新)池田―安部 (加)小柳―錦澤▽二塁打 安部、竹内(新) 【新潟・鳥屋野】東京学館新潟 000000002=2 10000011×=3新潟第一 (東)柳―吉原 (新)吉井―飯田▽三塁打 皆川(東)飯田(新)三条商 000000000=0新潟工 00013020×=6 (三)諸橋―高橋 (新)長場―原田▽二塁打 矢口2(新)阿賀黎明 10000=1高田 5170×=13 (五回コールド) (阿)斎藤裕、長谷川夏―若狭 (高)青田―野口▽二塁打 西条、山本、北村(高) 【三条市民】十日町総合 000000000=0 02000001×=3分水 (十)樋口祥―桑原 (分)白井―高畑▽二塁打 高畑、吉井、内藤(分)柿崎・久比岐 00000=0新潟南 10002×=12 (五回コールド) (柿)湯本直、湯本圭―高野匠、湯本直 (新)久島―山崎▽三塁打 大橋、山崎(新)▽二塁打 久島、佐々木(新)新津工 10173=12海洋 00000=0 (五回コールド) (新)土田裕、鈴木光―中村、樋口 (海)稲川、笠原―橋立▽三塁打 佐藤翼(新)笠原(海)▽二塁打 鈴木伸(新) 【五泉市営】長岡 1400221=10敬和学園 0000000=0 (七回コールド) (長)江村、高野義、安藤、内山―竹樋、高頭 (敬)道下―神田▽三塁打 岡村、小川、高頭(長)▽二塁打 竹樋、小西(長)新潟東 020000000=2津南 000000000=0 (新)神田―富樫 (津)宮嶋―樋口▽三塁打 富樫、神田(新)▽二塁打 服部(津) 【新発田・五十公野公園】新潟北 01000=1新発田南 41222=11 (五回コールド) (潟)鷲澤―我妻 (発)神田―横山▽三塁打 坂上2(発)▽二塁打 横山(発)長岡商 00102200100=6 10002010201=7新潟西 (延長十一回) (長)木口、阿部―鳥島 (新)篠田―梅澤▽二塁打 藤井、岩井2(長)田村(新)新発田中央 200000000=2 20101000×=4新潟江南 (発)佐藤―林 (潟)田中―藤沢▽二塁打 渡辺力(発)藤沢(潟)……………………………………………………………………………………………………… ■青春譜 ◇避難中も練習欠かさず−−新潟産大付2年・猪俣誠選手 五泉市営球場で試合を待っていたときに地震が起きた。帰宅し、傾く家を見た瞬間、衝撃を受けた。以来、父の豊さん(44)が経営する焼き鳥屋で、水道もガスも電気もない避難生活を余儀なくされた。食事は配給のおにぎりやカップラーメンが中心。風呂も入れず、疲労がたまった。 そんな状況でも、練習は欠かさなかった。家の片づけや給水の手伝いの合間を縫って、キャッチボールや素振りをした。「近所の人たちやいとこが僕に優先的に食料を持って来てくれて。『頑張れよ』って励まされました」と振り返る。 明るい性格で、チームでもムードメーカーという。スタンドから応援していた父も「ストレスがたまっていたが、息子から元気をもらった。避難生活中も冗談を言って笑いをとってくれた」とうれしそうに語る。 23日の試合では4打数2安打と、勝利に貢献した。「みんなのおかげでグラウンドに立てたことに感謝している。今度は柏崎の地域の人たちに、明るいニュースを運びたい」と笑顔で語った。【畠山哲郎】7月24日朝刊
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3.中越沖地震:発生1週間 いつか余震が…怖い 復旧進まず不安の声−−飯綱町 /長野
,毎日新聞
RV=59.1 2007/07/24 13:05
キーワード:相談,生産
新潟県中越沖地震から1週間たった23日、県内で地震計が「震度6強」を記録した飯綱町では、復旧作業が続いている。重軽傷者3人、住宅一部損壊は118棟に上り、復旧が進まない住民からは不安の声が出ている。 柱が傾くなど被害の大きかった同町芋川の三水庁舎(旧三水村役場)は、近くの文化施設「りんごパークセンター」への移転が決まり、準備が進んでいる。8月中旬までには移転を済ませる予定。また、同町では崩れたブロックや食器類、壊れた家電などのごみ回収を2回行っており、延べ約200人が利用した。 この日、職員は2回目となる町内各地区の巡回をし、被害状況の把握や相談を受けた。同町芋川の吉川とし子さん(74)は自宅のブロック塀が道路側に崩れ落ちたままだ。「足腰が悪いので片付けられないでいる。この1週間、いつ余震が来るかと怖かった。町外に住んでいる息子が手伝いに来るのを待つしかない」と肩を落としていた。【大平明日香】 ◇県内被害状況、重傷含め負傷者29人 一部損壊家屋276棟、国道405号で一部通行止め 県危機管理局によると、県内の被害状況(22日現在)は負傷者は29人(重傷6人、軽傷23人)。一部損壊した家屋は飯山市で60棟など計276棟。全壊や半壊はなかった。交通網では、落石があった国道405号の栄村の和山―切明間が通行止めになったままだ。 また、県がまとめた地震による被害額は農作物や農道崩壊で2億6238万円、路面損壊で約3020万円など計2億9758万円。県など6カ所で設置されていた災害対策本部は、現在は飯山市と飯綱町の2カ所だけとなっている。県危機管理局は「状況は落ち着きつつあるが、余震警戒などしっかりと対応していきたい」と話している。 またエノキダケの年間生産量が日本一の中野市では、キノコ培養農家35戸で培養器計286万本が散乱するなどし、被害額は約8160万円に上った。被災農家では培養器の収集や分別作業などを行い、おおむね復旧したという。同市のキノコの生産高は年間120億円にもなる。JA中野市では「倒れた培養器に他の菌が入った可能性がある。今後は栽培方法などを指導していく」(キノコ技術課)という。【藤原章博】7月24日朝刊
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1.中越沖地震:市民団体「原発海域の活断層調査を」 松江市に中電への指示要望 /島根
,毎日新聞
RV=51.4 2007/07/24 16:01
キーワード:海底,活断層,データ,指針
新潟県中越沖地震により、東京電力柏崎刈羽原発で火災や建物損傷、放射能漏れなど多くのトラブルが相次いだことを受け、市民団体「島根原発増設反対運動」は23日、松江市に対し、島根原発に近い海域の活断層調査を中国電力に指示するよう申し入れた。 柏崎刈羽原発では、この地震の震源となった原発直下にある海底活断層を、国の安全審査で見落としたことが指摘されている。島根原発でも、昨年6月に活断層の見落としが明らかになったばかり。国の耐震指針の改定を受け、島根原発では現在、宍道断層の再調査を進めている。 同団体は「島根原発の海域部分の断層は2号機の建設データをそのまま3号機に使っており、きわめて不十分」と指摘。海域調査を徹底することや、柏崎刈羽原発で火災が起きた変圧器の耐震補強を行うこと、燃料プールの水が外部に漏れださない対策をとることなど、6項目を要望した。西田正孝・原子力専門監は「国の指示で中電が対策を進めている。調査の状況を見ながら対応したい」と話した。【酒造唯】7月24日朝刊
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2.<中越沖地震>被災者にお茶わん届けよう NPO代表が企画
,毎日新聞
RV=36.1 2007/07/24 15:03
キーワード:山古志,高校,法人
神戸市垂水区のNPO法人「ひまわりの夢企画」代表の荒井勣(いさお)さん(61)が、新潟県中越沖地震の被災者に食器を届けるボランティア「お茶わんプロジェクト」に取り組んでいる。新潟県柏崎市の高校が協力を申し出ており、荒井さんは「全国の皆さんの温かい気持ちを被災地へ」と食器の提供を呼びかけている。 阪神大震災で自らも被災した荒井さんは、家財道具を失い悲しむ被災者を見て「せめて食器があれば」と痛感。「温かいご飯を食器で食べられてこそ元気が出る」と、04年の新潟県中越地震でも、段ボール1248箱分の食器を被災者に届けた。神戸市民らから集めた食器をトラックで6回に分け、山古志村(現長岡市)や小千谷市などの仮設住宅で無料配布した。避難所で紙皿や紙コップでの食事が続いた被災者には「久しぶりに食器で食事ができた」と好評で、すべての食器が被災者に渡った。 今回の「お茶わんプロジェクト」には、中越地震をきっかけに交流を始めた県立柏崎総合高校(大滝則雄校長、589人)の生徒会が賛同し、食器の保管場所の提供と配布の協力を申し出た。仮設住宅が完成する8月をめどに生徒がボランティアで配る。すでに食器が届けられ始めており、旧山古志村村長の長島忠美衆院議員からも寄せられたという。 生徒会を担当する阿部英敬教諭は「この活動を通じて多くの人が温かい気持ちで協力してくれていることを生徒に学んでほしい」と話している。 送り先は〒945―0826新潟県柏崎市元城町1の1「県立柏崎総合高校・生徒会お茶わん係」。食器は未使用で、段ボールでのこん包を求めている。8月10日必着。問い合わせは078・787・7387荒井さん。【小林悠太、堀文彦】
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3.ごみ処理復旧、11月以降に…柏崎市・刈羽村
,読売新聞
RV=20.6 2007/07/24 15:22
キーワード:ごみ,煙突
新潟県中越沖地震で、被害を受けた柏崎市と刈羽村の可燃ごみ処理施設「クリーンセンターかしわざき」(柏崎市橋場)の復旧が、11月末以降になる恐れが出てきた。 大きく損傷した煙突の建て替えだけで4か月以上かかる可能性が高く、余震の警戒から、内部調査にも着手できていない。 3年前の中越地震では、約1か月で被災地の施設は復旧し、周辺自治体がごみを受け入れた。だが、今回は各自治体とも施設の修理などで能力いっぱいの稼働を強いられており、「長期的に受け入れられるかどうか」と不安が広がっている。 クリーンセンターかしわざきは、高さ約59メートルの煙突の一部が崩れ、6メートル短くなって傾いた。また、施設内の被害状況を調べるにも立ち入ることができず、焼却システムの検査もできていない。柏崎市クリーン推進課は「修理が煙突だけで済むのかどうかも分からない」と頭を抱える。
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1.中越沖地震 被災者にお茶わん届けよう NPO代表が企画
,毎日新聞
RV=50.3 2007/07/24 17:21
キーワード:山古志,食器,高校,法人
神戸市垂水区のNPO法人「ひまわりの夢企画」代表の荒井勣(いさお)さん(61)が、新潟県中越沖地震の被災者に食器を届けるボランティア「お茶わんプロジェクト」に取り組んでいる。新潟県柏崎市の高校が協力を申し出ており、荒井さんは「全国の皆さんの温かい気持ちを被災地へ」と食器の提供を呼びかけている。 阪神大震災で自らも被災した荒井さんは、家財道具を失い悲しむ被災者を見て「せめて食器があれば」と痛感。「温かいご飯を食器で食べられてこそ元気が出る」と、04年の新潟県中越地震でも、段ボール1248箱分の食器を被災者に届けた。神戸市民らから集めた食器をトラックで6回に分け、山古志村(現長岡市)や小千谷市などの仮設住宅で無料配布した。避難所で紙皿や紙コップでの食事が続いた被災者には「久しぶりに食器で食事ができた」と好評で、すべての食器が被災者に渡った。 今回の「お茶わんプロジェクト」には、中越地震をきっかけに交流を始めた県立柏崎総合高校(大滝則雄校長、589人)の生徒会が賛同し、食器の保管場所の提供と配布の協力を申し出た。仮設住宅が完成する8月をめどに生徒がボランティアで配る。すでに食器が届けられ始めており、旧山古志村村長の長島忠美衆院議員からも寄せられたという。 生徒会を担当する阿部英敬教諭は「この活動を通じて多くの人が温かい気持ちで協力してくれていることを生徒に学んでほしい」と話している。 送り先は〒945−0826新潟県柏崎市元城町1の1「県立柏崎総合高校・生徒会お茶わん係」。食器は未使用で、段ボールでのこん包を求めている。8月10日必着。問い合わせは078・787・7387荒井さん。【小林悠太、堀文彦】
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2.敦賀美方消防組合:敦賀原発・ふげんで緊急立ち入り検査 中越沖地震火災受け /福井
,毎日新聞
RV=28.6 2007/07/24 17:01
キーワード:自衛,訓練
新潟県中越沖地震により東京電力柏崎刈羽原発で火災が発生した問題を受け、敦賀美方消防組合消防本部は23日、管内にある日本原子力発電敦賀原発と日本原子力研究開発機構の新型転換炉「ふげん」で緊急の立ち入り検査を行った。 敦賀原発には午前9時半、同本部の吉田実・予防課長ら6人が訪れた。 消火設備が保管されている倉庫では、ヘルメットや消防服、消火器、ホースなどが劣化していないかや、決められた数がそろっているかを点検していった。また、書類や発電所員から聞き取りの調査も行い、▽自衛消防隊の体制や訓練の実施状況▽消防用設備や建築物の維持管理▽危険物の定期点検の実施状況――など、原電の自主的な消防体制について、不備がないかを確認した。 同本部によると、この日の検査ではいずれも問題は見つからなかったが、原電、原子力機構には「地震、火災と個別の災害を想定した訓練だけでなく、複合的な災害も想定した訓練を行ってほしい」と要望したという。 今後、県内の他の原発でも順次、消防による立ち入り調査が行われる。【平野光芳】7月24日朝刊
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3.浜岡原発で変圧器消火訓練=柏崎刈羽火災で中部電力−静岡
,時事通信
RV=28.6 2007/07/24 18:31
キーワード:自衛,訓練
新潟県中越沖地震で東京電力柏崎刈羽原発の変圧器から出火した事態を受け、中部電力は24日、浜岡原発(静岡県御前崎市)で変圧器火災を想定した消火訓練を実施した。同原発では、職員らが消火器や消防車などを取り扱う訓練などは定期的に行っているが、特定施設での火災を想定した訓練は初めて。 訓練は、平日昼間に地震が起き、2号機(定期検査中)の変圧器の1つで漏えいした油による火災が発生したとの想定で、自衛消防隊を組織する初期消火対応要員の職員21人が参加した。
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1.温泉無料宿泊利用進まず 車で1時間…被災者二の足
,産経新聞
RV=29.7 2007/07/24 21:38
キーワード:相談
新潟県中越沖地震で被災し、避難所生活を送っている人に対し、県は温泉旅館に無料で宿泊できる独自の制度を適用、19日に受け付けを始めた。しかし、旅館が遠いこともあって評判はいまひとつ。利用者は17世帯24人(23日時点)にとどまっており、柏崎市災害対策本部は24日午前、避難所でのPRを始めた。 この制度は、新潟県が平成16年の中越地震の際、県旅館組合の協力を得て始めた。災害救助法に基づき、温泉旅館を「避難所」として利用するため、国からも負担金が出る。中越地震では、約3カ月で延べ約1万1000人が宿泊したという。 柏崎市、刈羽村、出雲崎町、上越市、長岡市の被災者のうち、基本的には高齢者や乳幼児のいる家族が対象だが、避難所生活に疲れている人なども利用可能。仮設住宅入居か自宅修繕終了まで滞在できる。 新潟市と魚沼市、妙高市の県指定の温泉旅館に3食付きで泊まれるが、いずれも柏崎市から車で約1時間。「方面を知らせると『ちょっと相談してみます』と声を落とす人が多い」(柏崎市福祉課)という。 避難所では、住民が「近くないので、現実には使えない。仕事もあるし…」「家の片付けがあるから、行っても落ち着かないと思う」「1人暮らしだから、知っている人がいる方が怖くない」と口々に訴える。 県生活衛生課は「広報が足りないのか…。1000人ぐらい受け入れられるので、リフレッシュを兼ねて数日でも利用してほしい」と呼びかける。
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2.<中越沖地震>海底断層などの緊急調査実施へ
,毎日新聞
RV=29.5 2007/07/24 21:23
キーワード:海底,活断層
政府の総合科学技術会議は24日、新潟県中越沖地震の震源域周辺で、海底断層などの緊急調査を実施することを決めた。今年度の科学技術振興調整費を使い、産業技術総合研究所など5機関が実施する。音波探査で震源域海底の活断層の分布を調べ、中越沖地震との関係を解明。海域と陸域の地下構造などを調査する。
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3.<柏崎刈羽原発>原子炉建屋内で破損 設計想定甘く
,毎日新聞
RV=27.4 2007/07/24 21:29
キーワード:部品,指針
東京電力は24日、新潟県中越沖地震に襲われた柏崎刈羽原発6号機(新潟県刈羽村)で、原子炉の真上にある天井クレーン(重さ約31トン)の鋼鉄製部品が破断していたと発表した。クレーンは原子炉圧力容器のふたの開閉などに使うもので、経済産業省原子力安全・保安院は原子炉等規制法に基づく安全上重要な機器の故障に当たるとしている。地震でこうした重要機器が損傷したと分かったのは初めて。耐震設計上の揺れの想定の甘さや被害の深刻さが改めて浮き彫りになった。 修復が終わるまで原子炉のふたは開けられないため、6号機の炉心の点検作業開始は大幅に遅れる見通しとなった。 クレーンは原子炉建屋の4階に設置されている。左右の壁の上部に取り付けられたレールの上を車輪で移動する構造をしており、幅約35メートル、奥行き12メートル、高さ6メートル。 破断したのは、車輪にモーターからの動力を伝える車軸のつなぎ目にある「継ぎ手」と呼ばれる部品。炭素鋼製で、太さ約5センチ。2本の車軸で継ぎ手が計2個破断した。 4階の床下には原子炉圧力容器のふた(重さ約90トン)部分や、使用済み核燃料プールがあり、クレーンは核燃料の交換にも使う。 24日午前10時半ごろ、クレーンの点検準備をしようとした原発メーカーの社員が、継ぎ手の一部が破断し、つなぎ目がずれているのを見つけた。 東電によると、国の耐震指針は、天井クレーンが核燃料を釣り上げている最中に地震が起きても、燃料落下などを起こさないことを要求。耐震上の重要度は4段階のうち下から2番目の「B」で、建築基準法が定める揺れの約2倍の揺れに耐える必要がある。また、さらに強い揺れに襲われても、クレーン本体が落下しないことを求めている。 東電はこれまで、原子炉圧力容器以外は、建屋内の点検をほぼ終え、外観上、機器に異常はないとしていた。しかしこのクレーンは、4階の床が放射能を含んだ水で汚染されていたために点検できていなかったという。 保安院は「本体が落下したわけではなく、原子炉の基本的な安全性は保たれていると考えている」と話してる。【高木昭午】 ◇大事故の可能性 ▽京都大原子炉実験所の小出裕章助教(原子核工学)の話 使用中に地震が来ていたら、大事故につながった可能性がある。燃料が落下すれば、破損して放射能漏れにつながるし、使用済み核燃料プールに重いものが落下すれば、燃料を納めたラックが破損して、臨界事故になる可能性もある。想定外の危険がどの程度あるのか、国や電力会社は早急に明らかにすべきだ。
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1.今年はセミの当たり年? いつもより2倍にぎやかに
,産経新聞
RV=36.3 2007/07/24 22:34
キーワード:セミ,暑い
■大阪市大教授ら「一定周期、奇数年に多い」 今年はセミの多い年…。セミの抜け殻調査などで大阪市内のセミの数を調べている大阪市立大の沼田英治教授らは、今夏、セミの出現が昨年の約2倍にのぼると予想した。沼田教授は、セミの発生は、気温の高低などの影響より、一定の周期で増減しているとみており、「予測では今年は4年に1度のセミの多い年。なぜ周期があるのかまだよく分からないが、もし予測が当たれば、私たちの考えが正しいことが裏付けられる」と、夏の終わりの調査を楽しみにしている。 沼田教授らは平成5年から、夏の終わりに大阪市西区の靫公園内でセミの抜け殻を集め、数える調査を行っている。 これまでの調査結果の分析では、セミの発生量は年によって多い少ないはあるが、この十数年間ではほとんど増減していない。沼田教授は「調査をした14年間では2年続けて増えたことも減ったこともなかった。西暦の奇数年に多いことが確認されている」という。 今年は2007年で奇数年ということからも、偶数年の昨年よりは多いことが予想される。 一方、セミの発生量が4年間、または8年間と定期的な周期で一定数となっているという。平成9年から12年、10年から13年など連続する4年間で抜け殻の数を合計すると、いずれも約10万個となっている。 最も多い4年間では10万5922個、最も少ない4年間では9万7038個で、平均は4年間で10万2498個。今年の発生数として予想した3万8632個は、4年間の平均個数から最近3年間の個数を引いて出したもの。昨年は1万6974個で2倍以上の数だ。 これまで最も多かったのは、阪神大震災のあった平成7(1995)年で、前年の6倍の約4万5000個の抜け殻がみつかっている。なぜこの年にこれほど多くのセミが発生したのかはよく分かっていないが、大阪市立自然史博物館学芸員の初宿(しやけ)成彦さんは「地震が地中にいたセミの幼虫に早く羽化するよう影響を与えたのと、その前年が記録的な猛暑だったことが関係しているのでは」とみている。 セミの鳴き声は夏の暑さを象徴することもあり、暑い年にセミが多いような気がするが、沼田教授は、セミの増減は気候などの環境によるものでなく、何か周期的な要因で起こっていると考えており、大阪に多いクマゼミでは2の倍数がカギをにぎるとみている。 また、セミが最もうるさい日がたくさん出現した日と仮定して、長居公園(大阪市東住吉区)でセミの音量調査を行ったところ、「ピーク」の日は16年では7月25日。今年は8月1日ごろではないかとみている。
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2.新潟県中越沖地震への派遣県職員が帰県
,山陰中央新報
RV=27.1 2007/07/25 00:05
キーワード:海底,判定
新潟県中越沖地震で、被災家屋調査などの支援に派遣されていた鳥取県職員が帰県し二十四日、平井伸治知事に「住民のメンタルケアにも役立て喜ばれた」と活動報告した。派遣期間中、被災建築物応急危険度判定士として活動し、三百三十二軒を調査した。 県職員十八人が、十八−二十二日と二十−二十四日の二グループに分かれて震源地に近く被害が大きかった柏崎市などで支援活動した。 危険度判定士の活動は、被災家屋の利用可能性を判定する仕事で、家屋の被災状況を専門的な立場でアドバイスすることもあり、住民から感謝される場面もあったという。 派遣グループの代表を務めた前島義樹中部総合事務所建築住宅課長は「仕事は厳しかったが、充実感を覚えている」と感想を述べた。 県では、派遣グループから「平日のボランティアが不足気味」と報告があったのを受け、二十五日から二十八日まで、県職員の災害応援隊十一人を派遣することにした。 県職員をねぎらった平井知事は、震源地が沿岸の海底だったことを引き合いに、海底の断層調査を国に要望する意向を示していた。
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3.中越沖地震、2つ目の断層確認…地面沈下の原因か
,読売新聞
RV=27.0 2007/07/25 03:05
キーワード:海底,データ
新潟県中越沖地震を引き起こした海底断層について、産業技術総合研究所は、主要断層から分岐した新たな断層があることを突き止めた。 柏崎市の中心部では、地面が沈み込んでいる場所が多数見つかっているが、この沈降は主要断層の動きだけでは説明できず、分岐断層の陸側地盤のずり下がりによって起きた可能性が高いという。 同研究所の堀川晴央チーム長(地震学)らは、現地調査や全地球測位システム(GPS)による地殻変動のデータに基づいて、主要断層の形状や動き方を解析。主要断層の動きだけでは、柏崎市中心部は隆起するはずで、地面が沈降した観測結果と合わないことに気づいた。このため、沈降を引き起こすモデルを考え、コンピューターで計算した結果、分岐断層の存在が明らかになった。
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1.「助けたい−」 中越沖地震派遣の県警緊急援助隊
,産経新聞
RV=45.7 2007/07/25 07:50
キーワード:訓練,暑い,クレーン
わずか数センチのがれきのすき間にライトを当ててのぞくと、2メートルほど奥に人の手の指が見えた。 「聞こえたら指を動かしてください!」 北田育己隊員(27)が必死に呼びかけるが、反応はない。ファイバースコープカメラをすき間から差し入れ、動けなくなった人の体勢を映しだそうとしたが、肝心の頭がどちらを向いているか分からなかった。 16日午前10時13分、新潟県中越沖地震が発生。千葉県警第3機動隊広域緊急援助隊の長沢隆浩中隊長(38)以下45人は約50分後の同日午前11時過ぎに出動要請を受け、12台の車両を連ねて約6時間かけて被災地に入り、行方不明者の捜索に当たっていた。緊急援助隊は平成7年の阪神大震災をきっかけに、高度の救出能力などを持つ災害対策の専門チームとして創設された。 新潟県警からの情報では、行方不明者は自転車で買い物に行った高齢の女性。柏崎市東本町の「三井田呉服店」近くの靴屋に立ち寄ったのが最後に目撃されていた。呉服店は1階道路側の壁が倒れて2階部分が斜めに滑るように1階を押しつぶし、女性は通行中に下敷きになったらしい。長沢中隊長らは家屋の奥の場所を捜索中に人の指が目に留まった。 2次災害を防ぐため、傾いた壁をロープで固定し、安全を確保した上で救出作業を開始。「生死は分からない。でも一刻も早くここから出してやりたい」。そんな思いで救助に全力を尽くした。 女性の体の上部に横たわる大きな梁(はり)をチェーンソーで切断しようとしたが切れない。この斜めになった建物を支えているのはどの柱か。切断していい柱とそうでない柱の見極めも困難を極めた。もどかしいまま時間は過ぎる。 熱を帯びたチェーンソーの刃が使い物にならなくなると、新しい刃に交換して直ちに作業を再開。新潟県警や警視庁の広域緊急援助隊と協力し、クレーン車でようやく梁の持ち上げに成功した。防塵マスクと防砂ゴーグルが、汗とほこりで曇るほどの湿気と暑さの中、救出作業開始から約6時間後の17日午前4時13分、女性の体を外に引き出すことができたが、すでに息はなかった。 救出中も傾いた屋根から瓦が落ちるほどの余震があり、幾度か中断を余儀なくされた。がれきの中で作業をした三浦明浩小隊長(34)は「(危険回避のため)肩を3回たたいたら『外へ出ろ』の合図だぞ」と部下に言葉をかけていた。まさに身をていした救出作業だった。 被災地に向かう途中、激しい揺れで路面が破壊され通行止めとなった高速道路や、家屋の倒壊の度合いが柏崎市に近づくにつれて激しくなるさまを目の当たりにした。 隊員たちの姿を見て、「何とかしてください」と駆け寄ってきた被災者もいた。避難所にすら行けない高齢者と、世話をするため壊れた家屋の中で過ごす人の姿もあった。「何とかしなくては−」。それが緊急援助隊の隊員に共通する思いだった。 19日夜、隊員は柏市の第3機動隊庁舎に帰還した。三浦小隊長は「支援活動で来ている私たちに『ごはん食べたの?』と聞いてくれる被災者の方もいた。何と言うか、人の優しさも感じた。日々の訓練では経験できない体験だった」と振り返り、向後俊雄隊長(53)は「救出した女性が亡くなっていたことは本当に残念だ。これからも手伝えることがあるなら飛んでいきたい」と語り、被災地を思いやった。
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2.海水浴で安全PR 闘牛と五輪銀メダリスト
,産経新聞
RV=42.7 2007/07/25 07:50
キーワード:山古志,海水浴,観光
新潟県中越沖地震による海水浴場の風評被害を食い止めようと、長岡市の寺泊海岸で25日、旧山古志村(現同市)の闘牛2頭が“海水浴”をする。27日には、同市出身のシドニーオリンピック女子100メートル背泳ぎ銀メダリスト、中村真衣さんも泳ぎ、海の安全性をPRする。寺泊観光協会は「このままでは観光地として死んでしまう。あらゆる機会を使って寺泊の安全性を全国に伝える」と話している。 同協会によると、被災地の柏崎市と寺泊は約30キロ離れているが、東京電力柏崎刈羽原発で放射能を含んだ水が海水に流出するトラブルが発覚したことから、「新潟の海全体が汚染されたようなイメージでとられている」(同協会)。寺泊海岸には毎夏延べ約25万人の海水浴客や観光客が訪れるが、震災後、7月の宿泊予約の8〜9割にあたる1万件以上が既にキャンセルされ、魚市場「魚のアメ横」も閑散としているという。 風評を一掃するため、同協会は25日午後1時半から、「山古志の闘牛が寺泊の海で泳ぐ」と題したイベントを開催。3年前の中越地震で被災した旧山古志村の闘牛2頭が海水浴を披露し、付近の保育園児による潮干狩り、ビーチバレーも予定されている。27日午前11時からは、中村真衣さんが海を泳ぎ、地引き網やあさり汁の無料サービスも企画している。
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3.上越市長「観光に来て」 観光施設、平常通りに,産経新聞
RV=24.8 2007/07/25 07:50
キーワード:海水浴,観光
新潟県中越沖地震に見舞われた上越市の木浦正幸市長が24日、県庁などを訪問した。海水浴場や観光施設がすべて平常通りの状態になっているものの、観光客が激減しているとして、トップセールスで誘客をPR。木浦市長は「観光が元通りになることが、本当の復旧、復興につながる」とし、お得意様の長野県民のみを対象に、上越市立水族博物館など、一部の人気施設を無料開放(中学生以下)することを明らかにした。 同市によると、宿泊施設の予約キャンセルは平均で5、6割にも上っている。“信州の海”として知られる4つの海水浴場も、「昨年の1割ぐらい」(観光振興課)という深刻な状況に見舞われている。 木浦市長はこの日、姉妹都市の上田市役所、東御市役所に続いて長野市役所、県庁を訪問した。県庁では久保田篤観光部長が、「私も年に数回、必ず上越の海水浴場に行く。きちんとした情報提供をしていきたい」と協力する姿勢を見せた。 木浦市長は「一部地区で被害は受けたが、現在、市内の観光地はすべて安全。ボランティアの気持ちがあっても、特別なことをしてもらう必要はない。通常の観光をしてくれるだけで、激励になる」と、来訪を呼びかけている。 中学生以下を無料とする施設は、市立水族博物館、上越科学館、いずれもプール施設のリージョンプラザ上越▽鵜の浜人魚館▽うみてらす名立−の計5カ所。期間は25日から9月2日までで、家族連れで大人が同伴し、同伴者が長野県内に住んでいることを証明できることが条件。休館日などの問い合わせは上越市観光企画課(電)025・526・5111(内線1816)。
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1.第89回全国高校野球:新潟大会 柏崎、接戦で敗れる /新潟
,毎日新聞
RV=89.9 2007/07/25 12:03
キーワード:二塁打,三塁打,試合,選手
◇新潟明訓、村上桜ケ丘は快勝 第89回全国高校野球選手権新潟大会(県高校野球連盟など主催)は24日、長岡市の悠久山野球場など6球場で2回戦16試合を行った。シード校の新潟明訓、村上桜ケ丘はともに快勝し、3回戦にこまを進めたが、柏崎は接戦の末、新発田農に敗れた。【畠山哲郎】……………………………………………………………………………………………………… ▽2回戦 【長岡・悠久山】新発田農 001000081=10 103000022=8柏崎 (新)森田―宮下 (柏)大倉、山田、林―小嶋▽三塁打 森田(新)三宮、米山(柏)▽二塁打 藤倉2、森田(新)内山(柏)中越 001000000=1佐渡 000000000=0 (中)阿部―小林 (佐)中河―斎藤▽本塁打 石澤(中)▽二塁打 井野端(佐) ◇被災校の頑張り ○…「よかったらうちのグラウンドを使いませんか」。中越の本田仁哉監督は、中越沖地震で選手やグラウンドが被災した柏崎総合の丸山卓真監督から電話を受けた時、04年の中越地震の記憶をたどり、こう切り出した。 中越は、当時地震でグラウンドが使えなくなり、1カ月間練習ができなかった。その苦労が身にしみている本田監督は大会直前で練習が必要な中、柏崎総合にグラウンドを提供した。おかげで柏崎総合は地震でできなかったノックやフリーバッティングなど本格的な練習を再開でき、初戦で3年生が入部して以来の初勝利を上げた。 2人は順天堂大学の先輩、後輩。02年に本田監督が就任してから練習試合や大学OB会を通して交流を続ける。中越も24日の初戦を突破。本田監督は「柏崎総合の頑張りに勇気づけられ、力をもらい、勝つことができました」と笑顔で話した。長岡大手 020200000=4 001020000=3塩沢商工 (長)佐田―神保 (塩)荒井、今井、荒井―松本▽三塁打 伊藤悠(長)▽二塁打 神保(長)山本、井口(塩) 【新潟・鳥屋野】小千谷 1000000=1新潟明訓 003203×=8 (七回コールド) (小)佐藤耕―吉原 (新)竹田、関、永井―川上▽三塁打 斎藤(新)▽二塁打 堀川、栗山、桂、川上(新)高田商 000100100=2北越 100000002=3 (高)若山、新保―下鳥 (北)渡辺智、斎藤―村川▽二塁打 藤谷、小林(高)小柳(北)新潟県央工 000100000=1 40000300×=7新潟商 (県)藤垣、石田、関―藤田 (商)舘入、川瀬―高橋、青木、村山▽二塁打 舘入(商) 【三条市民】新発田商 210000021=6 010003000=4三条東 (新)斎藤洋、石井―木ノ瀬 (三)稲垣、青山、多田―小林▽三塁打 石井(新)佐野、小林(三)▽二塁打 木ノ瀬(新)新潟青陵 120100001=5 30310002×=9長岡農 (新)阿部裕―近藤 (長)押見―清水▽三塁打 浅田(長)▽二塁打 柄沢(新)浅田、清水(長)三条 0110201010=6 1104000001=7上越 (延長十回) (三)丸山、関根、田中―清水 (上)岩渕、金井―高橋▽三塁打 山田(三)塚田(上)▽二塁打 古川2(上) 【五泉市営】五泉 0230125=13安塚 0000000=0 (七回コールド) (五)渡辺―佐藤大 (安)吉村、武田―高波▽三塁打 遠藤、関川2(五)▽二塁打 弦巻、瀬倉(五)新津南 011611012=13 004000100=5巻総合 (新)小嶋―白土 (巻)佐々木―白倉▽本塁打 久保(新)▽三塁打 伊藤滋(新)▽二塁打 太田、間、村田(新) 【新発田・五十公野公園】村上桜ケ丘 3000400=7新潟 0000000=0 (七回コールド) (村)樋口―斎藤 (新)真島―梅川▽二塁打 樋口、帆刈、鳥居(村)西新発田 0000000=0新津 3001201=7 (七回コールド) (西)笹川―山口 (津)柴田―小柳▽二塁打 小柳、斎藤(津) 【上越・高田公園】小出 0000115=7 0000000=0糸魚川白嶺 (七回コールド) (小)高橋―外角 (糸)小林―吉原▽三塁打 関大、高橋(小)▽二塁打 田原(小)沼波(糸)帝京長岡 011001014=8 400100200=7糸魚川 (帝)塩川―大平 (糸)黒坂―渡辺智▽三塁打 金山(帝)寺崎(糸)▽二塁打 高野(帝)冨田(糸)有恒 1500000=6松代 365010×=15 (七回コールド) (有)岩澤、長崎―東條 (松)柳太、庭野、室岡―庭野、柳友▽三塁打 保坂2、柳太(松)▽二塁打 中村(有)……………………………………………………………………………………………………… ■青春譜 ◇いつも通りを心がけた−−柏崎3年・高木雅宏主将 九回裏、最後の打席は二塁ゴロに倒れた。試合終了のサイレンが鳴ると、悔しそうにうつむいた。 地震の影響で、グラウンドが自衛隊の駐車場となり、使用不能に。メンバーもそろわない中、室内練習場や他校のグラウンドを借りた限られた練習だった。周囲の被災者に気を遣い、普段は元気な高木主将も声を出さないで練習した。 自宅の壁はひび割れ、水道もガスも止まった。家の前で走り込みや素振りをしていると、近所のお年寄りから千羽鶴を贈られた。手が不自由なのに折ってくれ「頑張ってきてくれよ」とエールをもらったという。千羽鶴は一塁手の高木主将を見守るように、スタンドに飾られていた。 試合後、「今は頭が真っ白」と高木主将。しかし、「地震が起きたからではなく、いつも通りを心がけ、試合に臨んだ」。【畠山哲郎】7月25日朝刊
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2.私の視点:’07参院選・石川 輪島市門前町深見の板谷弘区長 /石川
,毎日新聞
RV=35.0 2007/07/25 15:01
キーワード:山古志,投票
◇「生活再建」国を動かして−−板谷弘区長(72) とにかく今の関心は能登半島地震からの復興。(04年の新潟県中越地震で被災した)旧山古志村から慰問に来てくれた人たちは「まだたくさんの被災者が仮設住宅で暮らしている」と話してくれた。家を建てるめどが立たないそうだ。家が全壊しても最高で300万円しか支給されない(国の被災者生活再建支援)制度では、年寄りはとても自力で生活を立て直せない。だからいつまでも仮設住宅を出られない。何とか国に助けてもらいたい。被災地の有権者は皆同じ気持ちだと思う。被災地に選挙演説に来た3候補は「今の支援制度を改正します」と同じことを言った。共通の課題になってるのはいいことだけど、違いは良く分からないね。選挙の前だけ受け狙いで言ってるんじゃ困る。当選した後、本当に国を動かしてくれないと。だから1票は実行力のある人に入れたい。 新潟でまた(新潟県中越沖)地震があった。台風も来たし日本のあちこちが災害だらけ。被災地以外の有権者も、「いつ自分のところが地震になるか分からない」と考えて投票してほしい。【聞き手・泉谷由梨子】7月25日朝刊
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3.中越沖地震 脱線車両つり上げ JR柏崎駅 クレーンで線路上に
,産経新聞
RV=32.3 2007/07/25 16:10
キーワード:ごみ,クレーン
新潟県中越沖地震から10日目の25日、柏崎市のJR柏崎駅で脱線し傾いたままになっていた越後線の普通列車を大型クレーンでつり上げ、線路上に戻す作業が始まった。 普通列車は、発車待ちで停車していた際、2両編成の1両目がホームと反対側に約45度傾いて脱線。2両目との連結部分で何とか支えられている状態で、余震の揺れで転倒の恐れがあったことや地盤調査などのため復旧作業が遅れていた。 午前9時から始まった作業は、2台の大型クレーン車を使用。46トンある車両の側面4カ所にワイヤをかけ、連結部分を焼き切ってからつり上げ、水平にして線路上に戻す方法で行われる。 越後線は柏崎−吉田間、信越線は柿崎−宮内間で線路が湾曲するなどの被害が大きく、復旧のめどが立っていない。 大規模ながけ崩れで線路やホームが土砂に埋まった信越線の青海川駅では、余震で土砂の崩落の恐れがあり、一部の作業員しか現場に入れない状態が続いている。 一方、柏崎市などから出た可燃ごみを一時的に集積している一般廃棄物最終処分場「エコグリーン柏崎夏渡」(同市東長鳥)で25日、新潟市など周辺7市の支援により、それぞれの市の焼却施設へ運び出す作業が本格的に始まった。 柏崎市と刈羽村は19日から横浜市や名古屋市の応援を受け、可燃ごみの収集をしていたが、処理施設「クリーンセンターかしわざき」の煙突が地震で崩落し使用できないため、最終処分場に一時的に集積している。 柏崎市クリーン推進課によると、地震発生後、被災地では使い捨て容器などを中心に1日最大120トンの可燃ごみが出ており、19〜24日の間に約400トンが最終処分場に運び込まれたという。 ごみ処理に協力する周辺の新潟、長岡、三条など7市は22日から各市のごみ処理施設に搬入する作業を一部始めていた。 クリーンセンターの煙突の撤去と仮煙突の建設には約4カ月かかるとされる。余震の恐れから施設の安全点検もできておらず、周辺自治体の支援が継続的に必要となりそうだ。
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1.<中越沖地震>闘牛2頭が“海水浴”、新潟の海の安全PR
,毎日新聞
RV=96.8 2007/07/25 19:26
キーワード:牛,海水浴,山古志,観光,波
新潟県長岡市寺泊の中央海水浴場で25日、旧山古志村(現長岡市)の「牛の角突き」(闘牛)の牛2頭が“海水浴”をし、新潟の海で安心して泳げることをPRした。 寺泊は遠浅で砂浜が広い県内有数の海水浴場だが、地震後は約9割の宿泊客がキャンセルし、海水浴客数も例年の1割程度に落ち込んでいる。「平常通り安全に泳げることを知ってほしい」と寺泊観光協会が主催した。 いずれも雄牛で、約1トンの「貴虎(たかとら)」と500キロの「ハッピー」。手綱を引かれて貴虎が砂浜から海に入るのを地元の子供たちが見守った。貴虎は波に一瞬ちゅうちょしたが、慣れると背中まで海水につかり、気持ちよさそうに海中を歩いた。綱を引いた関克史さん(26)は、04年の中越地震で被災し、今も仮設住宅で暮らしている。「あの時の恩返しでこういうことができるのがうれしい」と笑顔で話した。【山崎理絵】
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2.風評被害を“寄り切れ” 闘牛が海水浴 新潟・寺泊海岸
,産経新聞
RV=54.7 2007/07/25 16:46
キーワード:海水浴,山古志,観光
新潟県中越沖地震による風評被害を食い止めるため、長岡市の寺泊海岸で25日、3年前の中越地震で被災した旧山古志村(現長岡市)名物の闘牛が海水浴を行った。 この日、海水浴を楽しんだのはベテラン闘牛の貴虎(茶色・12歳、オス)とハッピー(黒・11カ月、メス)。午後1時半、関係者や海水浴客らを前に2頭はゆったりと海岸で水浴びを楽しみ、安全性をPRした。海岸ではこのほか保育園児による潮干狩りやビーチバレーも実施された。 寺泊観光協会によると、同海岸は被災地・柏崎市とは約30キロ離れているが、東京電力柏崎刈羽原発で放射能を含んだ水が海水に流出するトラブルが発覚。これにより、「新潟の海全体が汚染されたようなイメージ」が流布し、同協会によると7月の宿泊予約の8割以上にあたる1万件以上のキャンセルがあったという。 同海岸では27日、地元・長岡市出身のシドニーオリンピック女子100メートル背泳ぎ銀メダリスト、中村真衣さんも遊泳予定。同協会は「あらゆる機会を使って寺泊の安全性を全国に伝えたい」と話している。
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3.在来線全線に地震速報導入=警告を自動発信−JR西
,時事通信
RV=27.4 2007/07/25 20:01
キーワード:ガル,波
JR西日本は在来線全線を対象に、気象庁の緊急地震速報に基づいた列車停止システムを12月から順次導入すると発表した。気象庁が初期微動(P波)を検知し提供するデータを利用、運転士が列車を止めるまでの時間が数秒から十数秒早くなる。山崎正夫社長が25日、定例記者会見で明らかにした。 JR西は自社の地震計を使ったP波の地震警報システムとして、山陽新幹線のほか、在来線の主要路線で、運転士に無線で地震発生を伝達するシステムを運用している。 新システムでは、気象庁からのデータを指令所で解析。加速度40ガル(震度3〜4)以上の揺れが想定される地域の列車に、無線で警告を自動発信し、運転士が非常ブレーキをかける。
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1.<中越沖地震>柏崎刈羽原発の運転再開まで1年以上,毎日新聞
RV=54.7 2007/07/26 03:05
キーワード:クレーン,ガル,プール,燃料
新潟県中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市・刈羽村)について、経済産業省の調査対策委員会の委員長に就任する班目春樹・東京大教授(原子力社会工学)は25日、運転再開まで少なくとも1年以上かかるとの見通しを示した。日本原子力学会倫理委員会主催の研究会で発言した。 同原発は想定を大きく上回る揺れに襲われ、3号機の変圧器で火災が発生し、6号機で原子炉のクレーンが破損するなど、耐震性の重要度ランクが比較的低い「B級」や「C級」の機器に損傷が相次いで見つかった。 班目教授は「想定以上の揺れが来たらB、C級の機器は壊れても仕方がないという考え方で作られているが、壊れた個所を全部修理し、安全基準を満たしているか判断する必要がある。今後、委員会で被害状況を調べるが、常識的には1、2カ月で終わるはずがなく、来年の夏の(電力の)心配をしなければならない」と述べ、7基ある原子炉の一部再開にも最低1年以上はかかるとの認識を示した。 さらに、班目教授は「地震動の想定を1000ガル(ガルは加速度、現在は450ガル)程度に引き上げる必要があるかもしれない。耐震設計に見直すべき点がないかどうかも委員会で議論したい」と語った。 一方、東電は25日、放射能を帯びた水が海に漏れた同原発6号機の使用済み核燃料プールを公開した。全身を白い防護服で包んだ社員数人が、紙タオルで床に残されている恐れのある放射性物質をふき取った。【西川拓、関東晋慈】 ◇「再開見通し言える状況でない」 東電側 班目教授が示した見通しについて、東京電力は「詳細な点検計画を策定しているところで、いつから再開出来るとか申し上げられる状況ではない」(広報部)と話している。ただ、運転停止が長引けば、東電の経営面への影響も長期化するのは避けられない。 東電は当初、長期停止中の火力発電6基の再稼働も検討したが、他電力会社からの融通や福島第1原発の定期検査の延期で電力供給の確保ができたため、コストがかかる火力発電の再稼働を見送った。しかし、来年夏も柏崎刈羽原発の停止が続けば、火力発電の再稼働は不可欠になる。 東電は、原発稼働率が1%低下すると95億円の火力発電用の燃料費負担増になると説明。当初72%と見込んでいた今期の原発の稼働率は5割を切る可能性があり、今期だけで2000億円規模の減益要因となる。 さらに、石炭などを燃料とする火力発電の再稼働には「化石燃料確保に相当苦労する」(勝俣恒久社長)とみており、燃料の確保を含め当面、東電は厳しい経営環境が続きそうだ。【内山勢】
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2.島根原発不正に地元民「ショック」,山陰中央新報
RV=50.8 2007/07/26 00:04
キーワード:海底,活断層,島根,データ
松江市鹿島町の中国電力島根原発で二十九件の不正、不適切事案が見つかった問題で、中電による再発防止策の住民説明会が二十五日、同町内で開かれた。参加した四十人は原発のおひざ元の住民が大半で、信頼の崩壊を指摘する意見も出た。 説明会では、中電電源事業本部の福島直樹部長が「地元の皆さんに心配をかけ申し訳ない」と謝罪し、島根原発の村井忠史次長が国の行政処分の対象となった二事案の概要を説明。コンプライアンス(法令順守)最優先の徹底など八項目の再発防止策を解説した。 これに対し、参加者からは「島根原発を信じてきたが、データ改ざんを聞き、非常にショックを受けた」「地元で暮らす者は原発と縁が切れない。私たちを裏切らないでほしい」などと悲痛な声が上がった。 新潟県中越沖地震で東京電力柏崎刈羽原発に被害やトラブルが相次いでいることを受け、参加者は海底の活断層を再調査する考えがあるのか問いただしたのに対し、中電は「新たな知見が出れば必要に応じ対応したい」と述べるにとどまった。 このほか島根原発の保安検査を担当する経済産業省原子力安全・保安院の長谷部新一・特別原子力施設監督官の説明もあった。説明会は三十一日に同市白潟本町の市市民活動センター、八月一日に同市西川津町の市国際交流会館でも開かれる。
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3.柏崎刈羽原発「再開は来秋以降」…班目・東大教授が見通し,読売新聞
RV=26.2 2007/07/26 03:14
キーワード:クレーン,容器
新潟県中越沖地震で被災した東京電力の柏崎刈羽原子力発電所の運転再開時期について、経済産業省が新設する審議会の委員長に内定している班目(まだらめ)春樹・東京大教授(原子力社会工学)は25日、「早くても来年の秋以降になる」との見通しを明らかにした。 場合によってはさらに遅れる可能性もあるといい、今夏だけでなく、来年の夏も電力の供給不足に悩まされるのが確実な情勢だ。 班目教授はこの日、日本原子力学会が都内で開いた会合に出席、パネルディスカッションの中で、今回の地震による同原発の被害について言及した。 震度6強の揺れに見舞われた同原発では、変圧器から出火したり、原子炉容器のふたを持ち上げるためのクレーンが破損するなどした。原子炉本体の異常は今のところ確認されていないが、「壊れた周辺機器をすべて修理して、技術基準に適合しているかどうかを確認するだけでも1、2年はかかる」と指摘。「7基ある原発のうち、一部の工事を優先的に進めたとしても、運転再開は来年の秋以降になるだろう」と語った。
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4.柏崎刈羽原発「再開は来秋以降」…班目・東大教授が見通し,読売新聞
RV=26.2 2007/07/26 03:14
キーワード:クレーン,容器
新潟県中越沖地震で被災した東京電力の柏崎刈羽原子力発電所の運転再開時期について、経済産業省が新設する審議会の委員長に内定している班目(まだらめ)春樹・東京大教授(原子力社会工学)は25日、「早くても来年の秋以降になる」との見通しを明らかにした。 場合によってはさらに遅れる可能性もあるといい、今夏だけでなく、来年の夏も電力の供給不足に悩まされるのが確実な情勢だ。 班目教授はこの日、日本原子力学会が都内で開いた会合に出席、パネルディスカッションの中で、今回の地震による同原発の被害について言及した。 震度6強の揺れに見舞われた同原発では、変圧器から出火したり、原子炉容器のふたを持ち上げるためのクレーンが破損するなどした。原子炉本体の異常は今のところ確認されていないが、「壊れた周辺機器をすべて修理して、技術基準に適合しているかどうかを確認するだけでも1、2年はかかる」と指摘。「7基ある原発のうち、一部の工事を優先的に進めたとしても、運転再開は来年の秋以降になるだろう」と語った。
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1.中越沖地震 闘牛2頭が“海水浴”、新潟の海の安全PR,毎日新聞
RV=122.6 2007/07/26 10:01
キーワード:牛,海水浴,山古志,観光,波,寺泊
新潟県長岡市寺泊の中央海水浴場で25日、旧山古志村(現長岡市)の「牛の角突き」(闘牛)の牛2頭が“海水浴”をし、新潟の海で安心して泳げることをPRした。 寺泊は遠浅で砂浜が広い県内有数の海水浴場だが、地震後は約9割の宿泊客がキャンセルし、海水浴客数も例年の1割程度に落ち込んでいる。「平常通り安全に泳げることを知ってほしい」と寺泊観光協会が主催した。 いずれも雄牛で、約1トンの「貴虎(たかとら)」と500キロの「ハッピー」。手綱を引かれて貴虎が砂浜から海に入るのを地元の子供たちが見守った。貴虎は波に一瞬ちゅうちょしたが、慣れると背中まで海水につかり、気持ちよさそうに海中を歩いた。綱を引いた関克史さん(26)は、04年の中越地震で被災し、今も仮設住宅で暮らしている。「あの時の恩返しでこういうことができるのがうれしい」と笑顔で話した。【山崎理絵】
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2.頭抱える3大都市 風評被害で観光客激減,産経新聞
RV=58.8 2007/07/26 07:50
キーワード:海水浴,観光,寺泊
新潟県中越沖地震で、被災地から約80キロ離れた県都・新潟市でも風評被害のため宿泊や海水浴のキャンセルが相次ぎ、被害額は少なくとも計約1億6800万円に上ることが25日、分かった。風評被害をめぐり、上越市の木浦正幸市長が長野県庁を訪れて海水浴の安全性をPRしたほか、長岡市も26日、観光関係者が緊急会議を開催する。夏の書き入れ時を前に、県内3大都市もそれぞれ風評の克服に躍起となっている。 新潟市が地震後、市内のホテルや旅館に聞き取り調査をしたところ、宿泊キャンセルは77軒で約1万1000件、被害額は約9800万円に上った。このうち、同市西蒲区の岩室温泉では約1000人がキャンセルし、約2000万円の売り上げ減が見込まれるという。 市内のホテルでの宴会や会議もキャンセルが相次ぎ、推計被害額は現時点で約6500万円。角田浜や関屋浜など市内11カ所の海水浴場の民宿や浜茶屋では、少なくとも800人が予約を取り消し、500万円以上の減収になる見込み。市の担当者は「せっかく政令市になって知名度も上がり、これからというときに。何とか乗り切らねば…」と頭を抱えている。 同市では、新潟観光コンベンション協会がホームページやメールを使い、被害の少なさを旅行代理店などに訴えている。しかし、「反応は微妙。地震よりも原発のトラブルで県全体が危険なイメージを持たれている」(担当者)。 一方、寺泊海水浴場や蓬平温泉でキャンセルが相次ぐ長岡市でも26日、観光関係者が緊急会議で対応策を協議する。蓬平観光協会の役員は「3年前の中越地震では実被害、今回は風評被害。一体どうすればいいのか」と力なく語った。
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3.中越沖地震 闘牛2頭が“海水浴”、新潟の海の安全PR,毎日新聞
RV=58.8 2007/07/26 10:01
キーワード:海水浴,観光,寺泊
原発の放射能漏れなど地震による風評被害で観光客が減った長岡市寺泊では、3年前の地震で被災した闘牛も海水浴をして安全性を強調した=新潟県長岡市寺泊町の中央海水浴場で25日午後2時5分、岩下幸一郎撮影(毎日新聞)
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4.中越沖地震 闘牛2頭が“海水浴”、新潟の海の安全PR,毎日新聞
RV=58.8 2007/07/26 10:01
キーワード:海水浴,観光,寺泊
原発の放射能漏れなど地震による風評被害で観光客が減った長岡市寺泊では、3年前の地震で被災した闘牛も海水浴をして安全性を強調した=新潟県長岡市寺泊町の中央海水浴場で25日午後2時5分、岩下幸一郎撮影(毎日新聞)
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1.第89回全国高校野球:新潟大会 シード・高田農が惜敗 /新潟,毎日新聞
RV=100.3 2007/07/26 13:03
キーワード:二塁打,三塁打,試合
◇4季連続へ日本文理快勝 第89回全国高校野球選手権新潟大会(県高校野球連盟など主催)は25日、長岡市の悠久山野球場など6球場で2回戦16試合を行った。4季連続の甲子園をめざす日本文理は新発田南に快勝。シード校の高田農は、両津に競り負けた。【畠山哲郎】 ▽2回戦 【長岡・悠久山】相川 000101000=2十日町 000010101=3 (相)佐藤、宇留間、岩崎京―岩崎亮 (十)南雲、阿部進―村山▽三塁打 井野端(相)富井2(十)▽二塁打 宇留間(相)小川(十)上越総合技術 002000003=5 001000000=1新潟江南 (上)黒田―斎藤将 (新)田中―藤沢▽二塁打 清水、黒田(上)浅野(新) 【新潟・鳥屋野】長岡工 000001000=1新潟西 000000000=0 (長)渡辺康―太刀川 (新)篠田―梅澤▽二塁打 細貝(長)酒井(新)新潟工 110021100=6 000001000=1柏崎常盤 (新)長場―原田 (柏)金子、鬼山、荒川―橋爪▽本塁打 長谷川拓▽二塁打 長場、原田(新)高橋陸(柏)吉田 301000001=5 000000210=3新潟第一 (吉)野嶋―高田 (新)吉井―飯田▽二塁打 岩脇(新) 【三条市民】高志 0000000=0分水 003013×=7 (七回コールド) (高)小田、松原―山本 (分)内藤、広瀬―高畑▽本塁打 今井(分)▽三塁打 白倉、熊谷(分)▽二塁打 伊藤直(高)白倉(分)新潟東工 000201000=3 22010010×=6柏崎総合 (新)高橋―品田 (柏)三宅、下村、三宅―田中▽三塁打 茂野(柏)▽二塁打 佐藤(新)茂野(柏)白根 010100001=3 110000000=2新潟産大付 (白)富樫、小山―高田 (新)池田、深澤、池田―安部▽二塁打 石橋2(白) 【新発田・五十公野公園】日本文理 002100100=4 000000000=0新発田南 (日)栗山―戸澤 (新)神田―横山▽二塁打 竹石、高橋、樋口(日)川西 00000=0新潟南 00703=10 (五回コールド) (川)田村―水落 (新)星野―山崎▽三塁打 星野(新)▽二塁打 伊藤、大橋(新) 【上越・高田公園】両津 020000020=4高田農 100100000=2 (両)河原―土岐 (高)金井―宮腰▽三塁打 堀川(高)▽二塁打 河原、渡辺(両)堀川(高)羽茂 001000=1柏崎 工300251=11 (六回コールド) (羽)斎藤―猪股 (柏)箕輪―富澤▽三塁打 金澤、猪爪(柏)▽二塁打 栗津、石川、筑前(羽)金澤2(柏)新津工 0000111=3直江津 1012024=10 (七回コールド) (新)本間、土田、佐藤―中村 (直)早川―佐藤▽三塁打 佐藤(新)中川(直)▽二塁打 佐藤2(直) 【見附運動公園】新潟東 400000201=7阿賀野 000100000=1 (新)神田、内田―富樫 (阿)伊藤―長谷川▽三塁打 富樫(新)▽二塁打 斎藤禎(新)小嶋(阿)村上 20020000=4高田 40101023=11 (八回コールド) (村)安宅―時田 (高)高橋、青田―野口▽三塁打 小池(村)西條(高)▽二塁打 室本、時田(村)佐藤明、野口、北村(高)長岡 030100103=8村松 000000000=0 (長)江村―竹樋 (村)今井、貝沼―杉山▽二塁打 竹樋、庄司2、野本(長)……………………………………………………………………………………………………… ■青春譜 ◇自分が今やるべきことを−−柏崎常盤・橋爪大貴主将(3年) 5点差で迎えた九回裏2死、放った打球は三塁手のグローブに収まり、一塁手へ。ヘッドスライディングで土煙が上がったその瞬間、高校野球生活は幕を閉じた。 地震当日から2日間、車中泊した。食事も睡眠も満足にとれない中、今自分がやるべきことを一つ一つ考えた。「復興の手助けをしよう」。3年前の中越地震の際にも、ボランティアをした橋爪主将にとって、そう考えるのに時間はかからなかった。 近くの友達と被災した民家から家具を取り出したり、地元の避難所に支援物資を運び込んだ。チームメイトには自主練習を勧めたほか、地域の住民を手助けするボランティアを指示した。「野球ができたのは、周りの人々の支えや協力のおかげ。だから、みんなで手助けに力を入れた」と振り返る。 チームでは良き兄貴分。試合では六回裏1死二、三塁の場面で、打席の後輩の小島選手に対し、少しでも気が楽になるよう「お前がダメでもおれがいるから。2人で点とろう」と声をかけた。 試合後は、涙があふれて止まらなかった。「被災者の人に元気が与えられたらと力いっぱいやった。これからもチームメイトとはいい仲間としてつきあっていきたい。野球も続けます」。【畠山哲郎】7月26日朝刊
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2.<中越沖地震>ネコ消えた被災地 野生の本能で危険避け?,毎日新聞
RV=65.3 2007/07/26 14:52
キーワード:相談,山古志,ネコ
新潟県中越沖地震後、震度6強を観測した柏崎市内で「ネコの姿を見かけなくなった」と住民の間で話題になっている。地震による動物の異常行動は95年の阪神大震災や04年の中越地震でも明らかになっている。地震の影響でネコが町から消えてしまった理由は?【関東晋慈】 「そういえば、いないな」。柏崎市内に住む男性は地震発生から1週間がたった23日、飼いネコがいなくなっていることに気付いた。この1週間、「自分たちのことで手いっぱいだった」。急いで保健所に電話した。日本ネコの交配種で毛並みが長く、右ほおにほくろがある。写真を持って保健所や県獣医師会などが設置した動物救済本部を訪れたが、情報はなかった。 県柏崎地域振興局によると、柏崎市、刈羽村に狂犬病対策のため登録されているイヌは4145匹。ペットフードの出荷量などから、ネコはその2〜3倍はいると推計され、野良ネコを含めると市内に1万匹以上いるとみられる。だが地震以降、エサの豊富な避難所周辺でもネコが歩く姿は見かけなくなったという。 柏崎保健所に設置された救済本部には、25日午後2時までに一時預かりやエサの提供など、動物に関する相談が計151件あった。うちイヌの行方不明の相談は3件、ネコは15件。中越動物保護管理センターの阿部久司副参事は「動物パトロールをしているが、特定のネコを捜すことは難しい」と対応に苦慮している。 * 太田光明・麻布大教授(人と動物の関係学)によると、群れを成していたオオカミに人間の手が多く加わったイヌに比べ、単独行動でエサを取れるネコは、より野性的な本能を残している。そのため地震に対して敏感に危険回避行動を取り、安全な場所に身を隠していると考えられるという。 救済本部はペットの一時預かりも受け付けているが、25日午後2時現在の預かり希望はイヌの19匹に対し、ネコは9匹のみ。中越地震でもペット相談に当たった中越獣医師会の諸橋一夫会長によると、中越地震よりも今回の方が行方不明になっているネコの報告数が多いという。「山古志村のような全村避難がないことや、中越地震よりも全壊家屋が少ないことがネコの不明報告が多い原因とも考えられる。被災者にとってペットは家族と同然。地震直後から相談を受け付け、できるだけ対応している」と話す。 地震発生から5日後に家に帰ってきたネコもいる。「マグロしか食べないんです。ぜいたくに育てたもので」。同市栄町の派遣社員、戸田真弓さん(54)は笑顔で7歳の雌ネコを救済本部に預けた。全壊した自宅に荷物を片付けに戻ると、倒壊した家屋の間にうずくまっていたという。「ラジオの捜索情報でずっと捜していたので、見つかってうれしい。最初は名前を呼んでも、おびえていたが、だんだん落ち着いてきた」と話す。 太田教授は「阪神大震災以来、地震によって動物がいなくなった報告例は多くある。時間はかかるだろうが、たとえ倒壊した家でもいつもの場所にエサと水、トイレを置いておくと、帰巣本能で戻ってくる可能性はある」と話している。
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3.中越沖地震:新潟の被災地支援、出雲から20人出発 炊き出しなど予定 /島根,毎日新聞
RV=27.8 2007/07/26 13:03
キーワード:海水浴
新潟県中越沖地震の被災地を支援しようと、出雲市総合ボランティアセンターの有志が26日に現地入りし、炊き出しボランティアを行う。26日には鯨波海水浴場で被災者支援のイベントが行われる予定で、この会場でいずもそばやシジミ汁計1200食を振る舞う。 センターが炊き出しの有志の募集をかけたところ、高校生や社会人など県内各地から20人が集まった。25日夜には、そばや水、シジミなど炊き出しの食材をバスに積み込み、出雲市を出発した。26日の一日をかけて炊き出しを行い、27日朝に帰着予定。 同センターでは19日にも市の協力などを得て被災地に水道水を届けている。現地入りした川本真僖センター長は「災害が長期になっており、救援に入っている人にも疲れがみえた。住民も高齢者が多く、重い水を運べないなどの問題もあるだろう」と感想を述べ、「今回も少しでも力になれれば」とした。【細川貴代】7月26日朝刊
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1.中越沖地震 柏崎刈羽原発の運転再開まで1年以上
,毎日新聞
RV=34.0 2007/07/26 17:11
キーワード:クレーン,ガル
新潟県中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市・刈羽村)について、経済産業省の調査対策委員会の委員長に就任する班目春樹・東京大教授(原子力社会工学)は25日、運転再開まで少なくとも1年以上かかるとの見通しを示した。日本原子力学会倫理委員会主催の研究会で発言した。 同原発は想定を大きく上回る揺れに襲われ、3号機の変圧器で火災が発生し、6号機で原子炉のクレーンが破損するなど、耐震性の重要度ランクが比較的低い「B級」や「C級」の機器に損傷が相次いで見つかった。 班目教授は「想定以上の揺れが来たらB、C級の機器は壊れても仕方がないという考え方で作られているが、壊れた個所を全部修理し、安全基準を満たしているか判断する必要がある。今後、委員会で被害状況を調べるが、常識的には1、2カ月で終わるはずがなく、来年の夏の(電力の)心配をしなければならない」と述べ、7基ある原子炉の一部再開にも最低1年以上はかかるとの認識を示した。 さらに、班目教授は「地震動の想定を1000ガル(ガルは加速度、現在は450ガル)程度に引き上げる必要があるかもしれない。耐震設計に見直すべき点がないかどうかも委員会で議論したい」と語った。 一方、東電は25日、放射能を帯びた水が海に漏れた同原発6号機の使用済み核燃料プールを公開した。全身を白い防護服で包んだ社員数人が、紙タオルで床に残されている恐れのある放射性物質をふき取った。【西川拓、関東晋慈】 ◇「再開見通し言える状況でない」 東電側 班目教授が示した見通しについて、東京電力は「詳細な点検計画を策定しているところで、いつから再開出来るとか申し上げられる状況ではない」(広報部)と話している。ただ、運転停止が長引けば、東電の経営面への影響も長期化するのは避けられない。 東電は当初、長期停止中の火力発電6基の再稼働も検討したが、他電力会社からの融通や福島第1原発の定期検査の延期で電力供給の確保ができたため、コストがかかる火力発電の再稼働を見送った。しかし、来年夏も柏崎刈羽原発の停止が続けば、火力発電の再稼働は不可欠になる。 東電は、原発稼働率が1%低下すると95億円の火力発電用の燃料費負担増になると説明。当初72%と見込んでいた今期の原発の稼働率は5割を切る可能性があり、今期だけで2000億円規模の減益要因となる。 さらに、石炭などを燃料とする火力発電の再稼働には「化石燃料確保に相当苦労する」(勝俣恒久社長)とみており、燃料の確保を含め当面、東電は厳しい経営環境が続きそうだ。【内山勢】
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2.東電が震源域の海底を再調査へ、柏崎原発の耐震性確認で
,読売新聞
RV=28.1 2007/07/26 20:46
キーワード:海底,活断層
東京電力は26日、柏崎刈羽原子力発電所の耐震性を確認するため、来月末から今回の新潟県中越沖地震の震源域の海底を再調査すると発表した。 約2か月かけて、音波を使って海底の活断層の位置や長さを調べる。再調査の結果は、今後の原発の耐震性評価で、どの大きさの地震に備えるべきか判断する材料に使う。 調査対象は、海岸線方向に140キロ、沖合方向に50キロの計7000平方キロの海域。船から海底に音波を放ち、海底約2キロ・メートルの深さまでの地質を調べ、断層の有無などを確認する。 同原発では、1979、80年に沿岸60キロ、沖合30キロまでの範囲で同様の調査を実施。4本の断層や活断層を発見したが、いずれも同原発に大きな影響を与えないと判断していた。
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