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新型インフルエンザ 注目記事アーカイブ 見出し一覧

Yahoo!ニューストピックス: 「新型インフルエンザ(H1N1)」
「新型インフルエンザ」トップ
キーワードの時系列的推移[PDF]: 感染者発表〜(6時間間隔)
              国内感染者確認〜(24時間間隔)
             

 ■ 以下の見出しをクリックすると,ページ下部にあります記事本文をご覧になれます.

 ▼2009/04/25 06:00〜2009/04/25 12:00▼

1.豚インフルで緊急対策会議を開催=政府、情報収集に努める(時事通信) 時事通信
  キーワード:メキシコ,政府,首相,WHO,人,設置,情報 RV=36.8
2.<豚インフル>「フェーズ4」の場合 政府は対策本部設置(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:メキシコ,政府,首相,人,設置,WHO,情報 RV=36.6
3.豚インフル 日本政府が情報連絡室設置(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:メキシコ,政府,首相,人,設置,WHO,情報 RV=36.6

 ▼2009/04/25 12:00〜2009/04/25 18:00▼

1.<豚インフル>人への感染 厚労省など対応に追われる(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:輸入,検査,マスク,発生,厚労省,段階,検疫 RV=57.1
2.豚インフル 人への感染 厚労省など対応に追われる(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:輸入,検査,マスク,発生,厚労省,段階,検疫 RV=57.1
3.豚インフル 帰国者の検査強化 旅行者に注意ビラ配布へ(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:輸入,検査,厚労省,同日,検疫 RV=41.9

 ▼2009/04/25 18:00〜2009/04/26 00:00▼

1.ツアー中止・電話相談…豚インフル問題、国内にも波及(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:客,検疫,帰国,呼びかける,厚労省,会社 RV=48.4
2.<豚インフル>水際対策を強化、乗客らに不安…国際空港(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:客,検疫,帰国,呼びかける,会社,マスク RV=48.3
3.豚インフル 水際対策を強化、乗客らに不安…国際空港(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:客,検疫,帰国,呼びかける,会社,マスク RV=48.3

 ▼2009/04/26 00:00〜2009/04/26 06:00▼

1.豚インフル 「深刻な事態」…WHOが緊急委(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:フェーズ,段階,発生,深刻,検討,流行,検疫 RV=51.1
2.深刻な豚インフル WHO初の緊急委員会(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:フェーズ,段階,発生,深刻,流行,マスク RV=44.9
3.豚インフル被害拡大で衝撃 冷静な対応を(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:厚労省,発生,呼びかける,流行 RV=27.0

 ▼2009/04/26 06:00〜2009/04/26 12:00▼

1.豚インフル感染確認 警戒態勢「4」になると、感染疑いなら隔離も(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:フェーズ,発生,段階,持つ,呼びかける RV=42.5
2.豚インフル感染確認 季節性と似た症状、加熱で食用可能に(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:発生,豚肉,厚労省,持つ,呼びかける RV=39.0
3.<豚インフルエンザ>豚肉、食べても大丈夫 農水省「冷静に」(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:輸入,発生,豚肉 RV=29.3
4.メキシコ・米国産豚肉検疫強化、豚インフル拡大受け(YONHAP NEWS) YONHAP NEWS
  キーワード:輸入,発生,豚肉 RV=29.3

 ▼2009/04/26 12:00〜2009/04/26 18:00▼

1.<豚インフルエンザ>出国ラッシュを直撃 空の玄関口、驚きと動揺 /千葉(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:会社,発生,県,ツアー,厚労省 RV=36.0
2.豚肉は「全く問題なし」−石破農水相(時事通信) 時事通信
  キーワード:豚肉,輸入,段階 RV=29.7
3.豚インフルで対策会議=現状把握、対応を確認−宮城県(時事通信) 時事通信
  キーワード:フェーズ,段階,県 RV=24.7

 ▼2009/04/26 18:00〜2009/04/27 00:00▼

1.豚インフル、NZにも拡大か…メキシコの死者81人に(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:フェーズ,帰国,段階,検査,高校生,生徒 RV=60.6
2.<豚インフル>欧州、中東でも感染の疑い メキシコから帰国(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:帰国,段階,検査,高校生,生徒 RV=48.1
3.<豚インフル>外食チェーン、流通は冷静 風評被害を懸念(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:豚肉,輸入,検査,会社 RV=45.4

 ▼2009/04/27 00:00〜2009/04/27 06:00▼

1.メキシコ出張を当面自粛、スーパー・外食は冷静対応(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:豚肉,輸入,生徒,食べる,段階,安全,自粛,帰国 RV=72.2
2.WHO「緊急事態」声明=警戒レベル引き上げ見送り−NYで8人感染・豚インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:生徒,声明,ニューヨーク,段階 RV=34.1
3.WHO「緊急事態」声明=警戒レベル引き上げ見送り−NYで8人感染・豚インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:生徒,声明,ニューヨーク,段階 RV=34.1

 ▼2009/04/27 06:00〜2009/04/27 12:00▼

1.豚インフル、水際対策など4方針決定…閣僚会議(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:豚肉,製造,首相,ワクチン,輸入 RV=75.5
2.豚インフル拡大懸念 鳥に重点…「想定外」困惑(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:豚肉,中国,首相,ワクチン,輸入 RV=75.2
3.豚インフル 食べてもOK/ワクチン最短半年?/軽症なら大流行も(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:豚肉,製造,ワクチン RV=48.3

 ▼2009/04/27 12:00〜2009/04/27 18:00▼

1.豚インフル 予防ワクチンを優先製造 舛添厚労相(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:製造,ワクチン,季節,首相,舛添 RV=85.8
2.<豚インフル>麻生首相、水際対策強化などを関係閣僚に指示(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:製造,ワクチン,豚肉,首相 RV=76.1
3.豚インフルワクチンを優先製造=厚労相(時事通信) 時事通信
  キーワード:製造,ワクチン,季節,舛添 RV=73.0
4.<豚インフル>ワクチン製造優先、専門家から賛否両論(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:製造,ワクチン,季節,舛添 RV=73.0
5.ワクチン製造、豚インフルを優先…厚労相方針(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:製造,ワクチン,季節,舛添 RV=73.0
6.豚インフル 「ワクチン優先したい」 厚労相、製造着手方針示す(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:製造,ワクチン,季節,舛添 RV=73.0

 ▼2009/04/27 18:00〜2009/04/28 00:00▼

1.豚インフルのワクチン優先 「流行に間に合わない」恐れ(J-CASTニュース) J-CASTニュース
  キーワード:製造,ワクチン,季節,舛添 RV=108.4
2.【豚インフル】効果期待のワクチン製造、でも実現は…(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:製造,ワクチン,季節,舛添 RV=108.4
3.<豚インフル>ワクチン「季節性も作る」厚労省が強調(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:製造,ワクチン,季節,舛添 RV=108.4

 ▼2009/04/28 00:00〜2009/04/28 06:00▼

1.豚インフル 警戒レベル引き上げも 「3」から「4」か「5」へ(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:製造,ワクチン,スペイン,欧州,EU RV=121.1
2.WHO、豚インフルの警戒レベル引き上げる可能性(ロイター) ロイター
  キーワード:製造,ワクチン,スペイン,フェーズ RV=105.1
3.WHO、豚インフルの警戒レベル引き上げる可能性=広報担当(ロイター) ロイター
  キーワード:製造,ワクチン,フェーズ RV=83.2

 ▼2009/04/28 06:00〜2009/04/28 12:00▼

1.メキシコで豚インフル死者149人に、WHOは警戒水準引き上げ(ロイター) ロイター
  キーワード:製造,フェーズ,スペイン,香港,輸入,欧州,豚肉 RV=184.2
2.<豚インフル>WHOが警戒レベル「フェーズ4」に引き上げ(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:製造,ワクチン,フェーズ,季節 RV=135.6
3.WHO、各国に豚インフル対策準備の強化を要請(ロイター) ロイター
  キーワード:製造,ワクチン,欧州,季節 RV=125.5

 ▼2009/04/28 12:00〜2009/04/28 18:00▼

1.政府が「新型インフル」宣言…WHOの警戒度引き上げ受け(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:製造,ワクチン,フェーズ,韓国,季節 RV=137.8
2.豚インフル、ワクチン切り替え「科学的な議論必要」―感染研(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:製造,ワクチン,季節 RV=91.3
3.新型インフル対策本部を設置−政府(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:製造,ワクチン RV=75.2

 ▼2009/04/28 18:00〜2009/04/29 00:00▼

1.情報BOX:豚インフルエンザをめぐる各国の対応(ロイター) ロイター
  キーワード:中国,ワクチン,香港,韓国,スペイン,欧州,輸入,機内 RV=206.3
2.アジア感染拡大に懸念=劣悪な衛生・医療、SARS教訓に−豚インフルで対策強化(時事通信) 時事通信
  キーワード:中国,香港,韓国,欧州 RV=124.0
3.新型インフルで政府が基本対処方針、首相「冷静な対応を」(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:製造,ワクチン RV=63.1

 ▼2009/04/29 00:00〜2009/04/29 06:00▼

1.<新型インフル>感染拡大の防止に向け各国が対応策(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:中国,香港,ワクチン,欧州,フェーズ,EU,台湾 RV=164.9
2.<新型インフル>「フェーズ4」の意味と対処方法は?(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:ワクチン,スペイン,欧州,フェーズ,診断 RV=92.7
3.豚インフル疑い例、確認されず=衛生省は調査中−中国(時事通信) 時事通信
  キーワード:中国 RV=50.3

 ▼2009/04/29 06:00〜2009/04/29 12:00▼

1.<新型インフル>中国、欧米、東南アジア…各国対応は?(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:中国,香港,ワクチン,フェーズ,欧州,EU RV=184.9
2.<豚インフル><中国現地レポ>SARS経験から警戒感高まる(Record China) Record China
  キーワード:中国,香港,ワクチン RV=123.5
3.【香港】《安全》水際対策さらに強化、豚インフルで香港政府(NNA) NNA
  キーワード:中国,香港,フェーズ RV=120.3

 ▼2009/04/29 12:00〜2009/04/29 18:00▼

1.<豚インフル>食品・観光業など、世界各地の華人の営業にも影響―中国メディア(Record China) Record China
  キーワード:中国,フェーズ,スペイン RV=112.6
2.<豚インフル>食品・観光業など、世界各地の華人の営業にも影響―中国メディア(Record China) Record China
  キーワード:中国,フェーズ RV=91.7
3.メキシコに500万ドル援助=中国(時事通信) 時事通信
  キーワード:中国 RV=69.4
4.「新型インフル発生源」はデマ=中国(時事通信) 時事通信
  キーワード:中国 RV=69.4
5.【中国】新型インフルでメキシコに4.8億円緊急援助(サーチナ) サーチナ
  キーワード:中国 RV=69.4
6.中国衛生部「西安の集団インフルはB型」新型との関連否定(サーチナ) サーチナ
  キーワード:中国 RV=69.4
7.<豚インフル>危機管理体制を発動、感染者は確認されず―中国(Record China) Record China
  キーワード:中国 RV=69.4
8.<豚インフル>危機管理体制を発動、感染者は確認されず―中国(Record China) Record China
  キーワード:中国 RV=69.4

 ▼2009/04/29 18:00〜2009/04/30 00:00▼

1.新型インフル 当初、なぜ「豚」の名称を使ったのか(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:中国,欧州,フェーズ RV=111.2
2.新型インフル、WHOなぜ感染拡大防げなかった?(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:香港,スペイン,欧州,フェーズ RV=101.1
3.175人を検査、陰性=検疫手順を公表−厚労省(時事通信) 時事通信
  キーワード:香港,機内,診断 RV=98.5

 ▼2009/04/30 00:00〜2009/04/30 06:00▼

1.新型インフル、米国初の死者で警戒レベル「5」引き上げ協議(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:韓国,フェーズ,欧州,スペイン,オバマ RV=108.6
2.新型インフル予防対策、日中協力で一致…麻生・温家宝会談(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:中国,オバマ RV=82.5
3.豚インフルエンザ:北京で指定病院が決定、警戒強化(サーチナ) サーチナ
  キーワード:中国 RV=67.7
4.「6カ国」再開へ連携=新型インフル対策で協力確認−日中首脳(時事通信) 時事通信
  キーワード:中国 RV=67.7
5.日中首脳会談 新型インフル感染防止へ協力(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:中国 RV=67.7

 ▼2009/04/30 06:00〜2009/04/30 12:00▼

1.インフル呼称、各国思惑 豚?北米?メキシコ?(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:中国,フェーズ,欧州,EU RV=137.5
2.新型インフル「質問票」、羽田などで約1万人分回収もれ(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:中国,韓国 RV=103.3
3.総力挙げ感染防止を=麻生首相が指示(時事通信) 時事通信
  キーワード:中国,フェーズ RV=94.2
4.<新型インフル>フェーズ5引き上げに「総力挙げて対策」(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:中国,フェーズ RV=94.2
5.新型インフル 水際対策を徹底 政府対策本部が確認(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:中国,フェーズ RV=94.2

 ▼2009/04/30 12:00〜2009/04/30 18:00▼

1.新型インフル警戒度5 「発熱外来」設置/生きた輸入豚、全頭検査(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:中国,水準,舛添 RV=103.4
2.新型インフル警戒度5 「パニックにならないで」 橋下知事、冷静対応呼び掛け(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:機内,診断,水準,舛添 RV=95.6
3.「麻生首相の初訪中」気になる日本での報道―中国(サーチナ) サーチナ
  キーワード:中国,オバマ RV=84.0

 ▼2009/04/30 18:00〜2009/05/01 00:00▼

1.新型インフル 機内検疫増加なら関西空港では「対応に苦労」(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:中国,機内,韓国,欧州 RV=167.7
2.麻生首相記、新型インフル「日中で密接に情報交換、協力する」(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:中国,日中,協力,会談 RV=143.1
3.新型インフル 麻生首相、冷静対応を呼びかけ(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:中国,日中,協力,会談 RV=143.1
4.<日中首脳会談>新型インフル対策、密接協力で合意(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:中国,日中,協力,会談 RV=143.1
5.【麻生首相記者会見詳報】(2)オリンピック「鉄砲はたまに。目が悪くなったので選手は引退する」(30日夕)(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:中国,日中,協力,会談 RV=143.1
6.日中首脳会談 新型インフル対策、密接協力で合意(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:中国,日中,協力,会談 RV=143.1
7.新型インフル感染防止で日中協力、首脳会談で一致(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:中国,日中,協力,会談 RV=143.1

 ▼2009/05/01 00:00〜2009/05/01 06:00▼

1.国内初、新型インフルの疑い…カナダ修学旅行の横浜の高校生(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:機内,診断,高校生,舛添 RV=112.0
2.<新型インフル>国内初疑い例 横浜の男子高生、加から帰国(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:機内,高校生,協力,舛添 RV=109.7
3.新型インフル 国内初疑い例 横浜の男子高生、加から帰国(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:機内,高校生,協力,舛添 RV=109.7
4.<新型インフル>国内初疑い例 横浜の男子高校生 カナダBC州への修学旅行から帰国(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:機内,高校生,協力,舛添 RV=109.7

 ▼2009/05/01 06:00〜2009/05/01 12:00▼

1.日本の男子高校生に新型インフル感染の疑い―中国報道(サーチナ) サーチナ
  キーワード:中国,高校生,男子,横浜 RV=181.6
2.新型インフル 横浜の17歳「感染疑い」 米国帰り女性は「シロ」(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:機内,高校生,男子,横浜,診断 RV=179.1
3.国内初の新型インフル感染疑い 横浜市の17歳高校生 カナダに修学旅行 (産経新聞) 産経新聞
  キーワード:機内,高校生,男子,横浜,診断 RV=179.1

 ▼2009/05/01 12:00〜2009/05/01 18:00▼

1.新型インフル感染疑い「症状軽く熱は37度台」 横浜市職員、徹夜の対応(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:高校生,男子,横浜,診断 RV=147.2
2.情報BOX:アジア各国・地域の新型インフルエンザ対策(ロイター) ロイター
  キーワード:中国,香港,韓国 RV=125.2
3.新型インフル 政府、感染拡大防止策の強化など確認(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:高校生,男子,横浜 RV=123.8
4.厚労相に「落ち着いたほうがいい」=横浜市長(時事通信) 時事通信
  キーワード:高校生,男子,横浜 RV=123.8
5.海外渡航 府内4校、いぜん滞在 文科省「水際対策」前も調査(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:高校生,男子,横浜 RV=123.8
6.新型インフルの判定できず=「ウイルスの量少ない」−加から帰国の高校生・厚労省(時事通信) 時事通信
  キーワード:高校生,男子,横浜 RV=123.8
7.横浜の高校生、新型インフルでない 厚労省検査(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:高校生,男子,横浜 RV=123.8
8.新型インフルの感染否定=Aソ連型と確認−カナダから帰国の高校生−厚労省(時事通信) 時事通信
  キーワード:高校生,男子,横浜 RV=123.8

 ▼2009/05/01 18:00〜2009/05/02 00:00▼

1.横浜の高校生“シロ”「新型に感染せず」(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:高校生,男子,横浜,修学旅行 RV=156.1
2.<新型インフル>横浜の高校生、「新型」でない…感染症研(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:高校生,男子,横浜 RV=131.8
3.横浜の男子高校生、新型インフル「陰性」(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:高校生,男子,横浜 RV=131.8
4.「国との連携密に」=神奈川県知事−新型インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:高校生,男子,横浜 RV=131.8
5.「テレビで見ました」=横浜の高校生、経過良好−市民病院・新型インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:高校生,男子,横浜 RV=131.8

 ▼2009/05/02 00:00〜2009/05/02 06:00▼

1.海外への修学旅行、中止・延期15校…新型インフルを懸念(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:高校生,横浜,修学旅行,韓国 RV=127.9
2.アジアで初の感染確認=欧州でも「人から人」−新型インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:中国,香港 RV=99.8
3.新型インフル 議員の海外視察キャンセル相次ぐ(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:中国,衆院 RV=85.1

 ▼2009/05/02 06:00〜2009/05/02 12:00▼

1.新型インフル 横浜の高校生「新型」感染せず(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:男子,高校生,横浜,機内 RV=174.5
2.新型インフル 早期発見には限界も 潜伏期 検疫すり抜ける恐れ(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:男子,高校生,横浜 RV=139.0
3.舛添厚労相と中田横浜市長が新型インフルで場外バトル(スポーツ報知) スポーツ報知
  キーワード:男子,高校生,横浜 RV=139.0
4.校長もうれし泣き!横浜の高校生陰性…新型インフル(スポーツ報知) スポーツ報知
  キーワード:男子,高校生,横浜 RV=139.0

 ▼2009/05/02 12:00〜2009/05/02 18:00▼

1.<新型インフル>世界が注視 WHOのフクダ、チャン氏(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:中国,香港,選挙 RV=139.9
2.新型インフル 世界が注視 WHOのフクダ、チャン両氏(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:中国,香港,選挙 RV=139.9
3.中国、メキシコ便の受け入れ停止=感染者との同乗者調査−新型インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:中国,香港,上海 RV=136.3
4.<新型インフル>上海のメキシコ便、受け入れ停止決定 中国(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:中国,香港,上海 RV=136.3

 ▼2009/05/02 18:00〜2009/05/03 00:00▼

1.中国、感染確認国からの防疫強化=空港で2度体温検査−新型インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:香港,中国,機内,上海 RV=188.4
2.香港のホテルを1週間「封鎖」、新型インフルエンザ感染判明で(CNN.co.jp) CNN.co.jp
  キーワード:香港,中国,上海 RV=149.7
3.ウイルスねじ伏せる非情の指揮官 WHOのチャン氏(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:香港,中国 RV=120.7

 ▼2009/05/03 00:00〜2009/05/03 06:00▼

1.検疫官足りない!3時間待ちも…帰国ピークに備え応援追加(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:機内,横浜,連休,応援,回収,ピーク RV=132.4
2.感染者滞在のホテルに邦人8人缶詰め、香港政府が隔離措置(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:香港,ホテル RV=77.7
3.<新型インフル>香港の封鎖ホテル、日本人8人が滞在(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:香港,ホテル RV=77.7

 ▼2009/05/03 06:00〜2009/05/03 12:00▼

1.新型インフル 香港でも感染者 SARSの二の舞い警戒(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:香港,中国,上海 RV=165.3
2.中国衛生部:新型インフル患者と接した人の調査体制強化(サーチナ) サーチナ
  キーワード:香港,中国,上海 RV=165.3
3.<新型インフル>感染者がトランジット利用、同乗客の医学観察など対策強化―上海市(Record China) Record China
  キーワード:香港,中国,上海 RV=165.3

 ▼2009/05/03 12:00〜2009/05/03 18:00▼

1.米国帰りの記者隔離=ロスから戻った後に発熱−香港(時事通信) 時事通信
  キーワード:香港,ホテル,宿泊 RV=102.8
2.インフル感染豚確認、ウイルスはヒトから? カナダ当局発表(CNN.co.jp) CNN.co.jp
  キーワード:香港,韓国 RV=92.0
3.新型インフル、大流行したら?=過去の致死率0.2〜2%(時事通信) 時事通信
  キーワード:香港 RV=70.6

 ▼2009/05/03 18:00〜2009/05/04 00:00▼

1.<新型インフル>中国の隔離措置、外相が「差別的」と非難=中国渡航の中止を勧告―メキシコ(Record China) Record China
  キーワード:香港,中国,上海 RV=178.4
2.体温検査強化、邦人も要注意=中国(時事通信) 時事通信
  キーワード:香港,中国,上海 RV=178.4
3.<新型インフル>メキシコ政府「中国への渡航回避を」(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:香港,中国,上海 RV=178.4
4.<新型インフル>感染者と同乗の68人を上海で隔離(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:香港,中国,上海 RV=178.4

 ▼2009/05/04 00:00〜2009/05/04 06:00▼

1.新型インフル 3例中2例が横浜 担当者は休日返上(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:男子,横浜,高校生,簡易 RV=137.9
2.見えない敵−広がる新型インフル 公と私のはざまで(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:男子,横浜,修学旅行,簡易 RV=124.1
3.韓国でまた二次感染の疑い、患者と同一機で帰国の女性(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:香港,韓国 RV=93.3

 ▼2009/05/04 06:00〜2009/05/04 12:00▼

1.【香港】《安全》新型インフル発生、対応レベル最高に(NNA) NNA
  キーワード:香港,中国,上海,機内,ホテル RV=244.3
2.【中国】《安全》本土の搭乗客を追跡調査、香港の新型インフル確認で(NNA) NNA
  キーワード:香港,中国,上海,ホテル RV=204.5
3.「豚」インフル 中国が改称 風評沈静化へ畜産業界に配慮(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:中国,呼称 RV=87.6

 ▼2009/05/04 12:00〜2009/05/04 18:00▼

1.【中国】メキシコ外相「新型インフルで差別的措置」発言に反論(サーチナ) サーチナ
  キーワード:香港,中国,上海 RV=185.9
2.メキシコ人隔離、差別ではない=中国(時事通信) 時事通信
  キーワード:香港,中国,上海 RV=185.9
3.爆発的流行は不可避=新型インフルで香港高官(時事通信) 時事通信
  キーワード:香港,中国 RV=135.3

 ▼2009/05/04 18:00〜2009/05/05 00:00▼

1.中国とメキシコ、新型インフルで“外交摩擦”(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:香港,中国,上海 RV=188.0
2.邦人8人滞在の封鎖ホテル=香港(時事通信) 時事通信
  キーワード:香港,ホテル RV=99.5
3.<日・EU首脳>新型インフル対策など幅広く連携強化を確認(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:中国,EU RV=82.4

 ▼2009/05/05 00:00〜2009/05/05 06:00▼

1.中国がメキシコにチャーター便=観光客ら200人帰国のため(時事通信) 時事通信
  キーワード:香港,中国,上海 RV=184.3
2.米からの帰国女性は陰性=Aソ連型インフルと判明−厚労省(時事通信) 時事通信
  キーワード:機内,簡易 RV=57.5
3.新型インフル防止で協力=金融、対北でも連携−日・EU(時事通信) 時事通信
  キーワード:会談,北朝鮮 RV=41.4

 ▼2009/05/05 06:00〜2009/05/05 12:00▼

1.70人隔離で火花 中国強硬「WHOの規定通り」 メキシコ「差別的な人権侵害」(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:香港,中国,上海 RV=189.3
2.香港高官「爆発的流行は不可避」発言で波紋(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:香港,中国,上海 RV=189.3
3.<新型インフル>発生源めぐり争う中・米・メキシコ―韓国紙(Record China) Record China
  キーワード:中国,韓国 RV=78.3
4.<新型インフル>発生源めぐり争う中・米・メキシコ―韓国紙(Record China) Record China
  キーワード:中国,韓国 RV=78.3

 ▼2009/05/05 12:00〜2009/05/05 18:00▼

1.隔離で4千億円の契約逃す?=封鎖ホテルの韓国人宿泊客−香港(時事通信) 時事通信
  キーワード:香港,ホテル,韓国 RV=116.5
2.中国で隔離のメキシコ人が帰国へ、メキシコ政府が航空機準備(CNN.co.jp) CNN.co.jp
  キーワード:中国,上海 RV=110.9
3.新型インフル:北京で経過観察32人 メキシコ人家族など(サーチナ) サーチナ
  キーワード:香港,ホテル RV=98.4

 ▼2009/05/05 18:00〜2009/05/06 00:00▼

1.チャーター便が中国到着=隔離のメキシコ人ら帰国へ(時事通信) 時事通信
  キーワード:香港,中国,上海 RV=188.2
2.<日独首脳会談>温暖化、新型インフル対策での連携で一致(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:中国,会談 RV=80.2
3.日独首脳会談 温暖化、新型インフル対策での連携で一致(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:中国,会談 RV=80.2

 ▼2009/05/06 00:00〜2009/05/06 06:00▼

1.米国から帰国の女子中学生は「香港型」…中部国際空港(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:香港,男子,簡易 RV=134.4
2.中部空港の少女はA香港型=厚労省(時事通信) 時事通信
  キーワード:香港,簡易 RV=96.1
3.帰国少女のA型陽性相次ぐ=関西、中部の簡易検査−新型インフルの感染調査(時事通信) 時事通信
  キーワード:機内,簡易,女児,連休 RV=93.7

 ▼2009/05/06 06:00〜2009/05/06 12:00▼

1.【香港】《安全》全館挙げてインフル対応、総領事館が強調(NNA) NNA
  キーワード:香港,臨時 RV=90.7
2.中国共産党「愛国衛生運動」展開 インフルで求心力向上(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:中国,政治 RV=68.6
3.成田空港で帰国ピーク、マスク姿目立つ(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:連休,ピーク RV=35.4

 ▼2009/05/06 12:00〜2009/05/06 18:00▼

1.中国・メキシコ両国:チャーター機で相互に自国民帰国させる(サーチナ) サーチナ
  キーワード:香港,上海,中国 RV=182.7
2.<新型インフル>市民の衛生意識はいま一歩、日本人の綺麗好き見習うべき―香港紙(Record China) Record China
  キーワード:香港,中国 RV=127.5
3.「タミフル」主原料の「八角」が中国で価格急騰(サーチナ) サーチナ
  キーワード:上海,中国 RV=106.7

 ▼2009/05/06 18:00〜2009/05/07 00:00▼

1.検疫官260人で水際阻止、帰国ラッシュピークの成田空港(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:機内,連休,ピーク RV=68.4
2.<新型インフル>マスクや消毒の売り上げ急増=一部で品切れも―北京市(Record China) Record China
  キーワード:中国,ピーク RV=67.6
3.新型インフル、「疑い例」2件=徳島の女性は否定−厚労省(時事通信) 時事通信
  キーワード:都,簡易,県 RV=64.3

 ▼2009/05/07 00:00〜2009/05/07 06:00▼

1.人類への挑戦に共に対処を=新型インフルで米大統領と協議−中国主席(時事通信) 時事通信
  キーワード:中国,会談,胡,主席,北京 RV=115.5
2.名古屋市の男性、感染なし=都内滞在、Aソ連型と判明−東京都(時事通信) 時事通信
  キーワード:都,簡易,診察,PCR RV=77.3
3.名古屋の40代男性、新型インフル感染なし 厚労省 (産経新聞) 産経新聞
  キーワード:都,簡易 RV=51.7

 ▼2009/05/07 06:00〜2009/05/07 12:00▼

1.【環球異見】新型インフルが各国にもたらすもの(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:香港,上海,中国 RV=184.8
2.メキシコ便乗客の隔離解除=中国(時事通信) 時事通信
  キーワード:香港,上海,中国 RV=184.8
3.【香港】日本食の安全、世界に向け発信(NNA) NNA
  キーワード:香港,ホテル RV=96.4
4.【香港】<新型インフル>同行者4人がメキシコ帰国、“不公平”批判も(NNA) NNA
  キーワード:香港,ホテル RV=96.4

 ▼2009/05/07 12:00〜2009/05/07 18:00▼

1.「新型インフルエンザ」メキシコ便乗客の隔離解除―上海(サーチナ) サーチナ
  キーワード:香港,上海,中国,ホテル RV=213.7
2.<新型インフル>中国で足止めのメキシコ人136人が帰国(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:香港,上海,中国 RV=192.4
3.「新型インフルエンザ」メキシコ便乗客の隔離解除―上海(サーチナ) サーチナ
  キーワード:香港,上海 RV=138.6

 ▼2009/05/07 18:00〜2009/05/08 00:00▼

1.大阪の女性、感染せず=新型インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:香港,簡易,大阪 RV=114.5
2.乳児に詳細検査、感染はなし=新型インフル疑いで兵庫県(時事通信) 時事通信
  キーワード:香港,簡易,大阪 RV=114.5
3.墨田区が109人分の健康観察者リストを放置 新型インフル(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:都,機内,リスト RV=86.6

 ▼2009/05/08 00:00〜2009/05/08 06:00▼

1.<新型インフル>やまぬ診察拒否 相談、5県2政令市でも(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:都,拒否,リスト RV=94.0
2.豚全頭処分のエジプト、養豚の少数派キリスト教徒は猛反発(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:推定,エジプト,処分 RV=85.6
3.36人の隔離解除=新型インフル−香港(時事通信) 時事通信
  キーワード:香港 RV=72.7

 ▼2009/05/08 06:00〜2009/05/08 12:00▼

1.新型インフル 感染者2400人超す 米国41州で896人(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:香港,中国 RV=121.5
2.中国と日本、新型インフルエンザに強いのはどっち?(サーチナ) サーチナ
  キーワード:香港,中国 RV=121.5
3.【韓国】“新型インフルエンザ”発生15ヶ国、旅行足止め(サーチナ) サーチナ
  キーワード:香港 RV=72.3

 ▼2009/05/08 12:00〜2009/05/08 18:00▼

1.邦人滞在ホテルの封鎖解除へ=280人の隔離終了−香港(時事通信) 時事通信
  キーワード:香港,ホテル RV=90.7
2.健康観察、109人分実施せず=新型インフル発生国からの帰国者−墨田区(時事通信) 時事通信
  キーワード:都,リスト RV=64.6
3.世界経済が回復へ向かう5つの楽観的兆候(サーチナ) サーチナ
  キーワード:中国 RV=48.4
4.中国政府 漢方医薬業の発展支援を表明(サーチナ) サーチナ
  キーワード:中国 RV=48.4

 ▼2009/05/08 18:00〜2009/05/09 00:00▼

1.香港のホテル、隔離解除で邦人含む350人ようやく解放(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:香港,上海 RV=130.6
2.新型インフル ブラジルとアルゼンチンでも感染確認(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:香港,中国 RV=118.2
3.新型インフルエンザ感染者数、24カ国で2384人に WHO(CNN.co.jp) CNN.co.jp
  キーワード:香港 RV=70.3
4.<新型インフル>死者数47人に(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:香港 RV=70.3

 ▼2009/05/09 00:00〜2009/05/09 06:00▼

1.松山の50代女性「疑い」…カナダから4日帰国(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:男子,機内,高校生,大阪,簡易 RV=121.8
2.新型インフル 豚殺処分にキリスト教系住民反発 エジプト(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:処分,エジプト,教徒 RV=94.6
3.ASEAN+3が保健相会議、新型インフル対策論議(YONHAP NEWS) YONHAP NEWS
  キーワード:中国 RV=45.5

 ▼2009/05/09 06:00〜2009/05/09 12:00▼

1.<新型インフルエンザ>豚殺処分「差別だ」 政府の決定に少数派教徒が反発−−エジプト(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:処分,エジプト,教徒,カイロ RV=145.8
2.<新型インフル>国内初の感染確認…大阪府立高の生徒ら3人(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:男子,機内,大阪 RV=92.2
3.カナダから帰国の高校生ら3人感染濃厚 新型インフル国内第1号(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:男子,機内,大阪 RV=92.2
4.新型インフル 国内初の感染確認…大阪府立高の生徒ら3人(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:男子,機内,大阪 RV=92.2
5.国内初の感染確認=大阪府立高生徒ら3人−カナダに短期留学・新型インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:男子,機内,大阪 RV=92.2

 ▼2009/05/09 12:00〜2009/05/09 18:00▼

1.新型インフルでホテル封鎖を解除、宿泊客を「解放」 香港(CNN.co.jp) CNN.co.jp
  キーワード:香港,上海,中国 RV=161.8
2.大阪の3人 国内初感染 新型インフル(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:男子,大阪,機内,教諭 RV=137.0
3.<新型インフル>カナダでマスク着用せず? 感染の生徒一行(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:男子,大阪,教委,教諭 RV=134.4

 ▼2009/05/09 18:00〜2009/05/10 00:00▼

1.新型インフル国内で初の感染確認 カナダ研修高校生ら49人停留(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:男子,大阪,教諭,教委,機内,高校,宿泊 RV=240.9
2.「発熱した人がいる」検疫官の説明に機内騒然(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:男子,大阪,教諭,機内,宿泊 RV=175.9
3.新型インフル「濃厚接触者すり抜け」 怖い話?心配無用?(J-CASTニュース) J-CASTニュース
  キーワード:男子,大阪,機内,高校,宿泊 RV=169.4

 ▼2009/05/10 00:00〜2009/05/10 06:00▼

1.新たに感染濃厚の男子生徒1人、感染確認は3人(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:男子,教諭,大阪,教委,停留,機内,宿泊,高校,府立 RV=310.6
2.高校生さらに1人の感染濃厚、同乗の163人追跡調査(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:男子,教諭,大阪,停留,機内,宿泊,高校,府立 RV=274.7
3.<新型インフル>別の1人も感染濃厚 大阪の高校生(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:教諭,大阪,停留,機内,高校,ホテル,府立 RV=232.9
4.新型インフル 別の1人も感染濃厚 大阪の高校生(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:教諭,大阪,停留,機内,高校,ホテル,府立 RV=232.9

 ▼2009/05/09 00:00〜2009/05/10 00:00▼

1.松山の50代女性「疑い」…カナダから4日帰国(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:男子,大阪,機内,教諭,教委 RV=204.5
2.<新型インフル>国内初の感染確認…大阪府立高の生徒ら3人(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:男子,大阪,機内,教諭,教委 RV=204.5
3.新型インフル 国内初の感染確認…大阪府立高の生徒ら3人(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:男子,大阪,機内,教諭,教委 RV=204.5
4.新型インフル国内で初の感染確認 カナダ研修高校生ら49人停留(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:男子,大阪,機内,教諭,教委 RV=204.5

 ▼2009/05/10 00:00〜2009/05/11 00:00▼

1.新たに感染濃厚の男子生徒1人、感染確認は3人(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:教諭,男子,停留,大阪,教委,生徒,機内,府立,高校 RV=397.0
2.新型インフル3人感染 国内初確認(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:教諭,男子,停留,大阪,教委,生徒,機内,府立,高校 RV=397.0
3.新型インフル 別の1人も感染確定 大阪の高校生(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:教諭,男子,停留,大阪,教委,生徒,機内,府立,高校 RV=397.0

 ▼2009/05/11 00:00〜2009/05/12 00:00▼

1.<新型インフルエンザ>国内初確認 生徒父親「そばに来ているよ」 面会できず、携帯で(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:教諭,停留,男子,大阪,生徒,府立 RV=286.3
2.<新型インフルエンザ>国内初確認 感染の生徒3人、常に一緒に行動(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:教諭,男子,教委,大阪,生徒,府立 RV=280.3
3.新型インフル 一時待機の高校生ら疲労や不安訴え 中間試験には配慮(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:教諭,男子,教委,大阪,生徒,府立 RV=280.3

 ▼2009/05/12 00:00〜2009/05/13 00:00▼

1.<新型インフル>入院男子生徒を母親が見舞う 千葉・芝山町(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:停留,男子,教委,大阪,府立,生徒 RV=274.8
2.新型インフル感染の高校生、ガラス越しに母親と面会(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:男子,教委,大阪,濃厚,府立,生徒 RV=259.3
3.新型インフル 「退屈で仕方ない」ホテルに“缶詰”の高校生ら(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:停留,男子,大阪,府立,生徒 RV=225.6
4.不自由さ訴える 新型インフル 保護者「ふびん」(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:停留,男子,大阪,府立,生徒 RV=225.6

 ▼2009/05/13 00:00〜2009/05/14 00:00▼

1.停留7日に短縮 水際対策の効果維持判断 (産経新聞) 産経新聞
  キーワード:停留,教委,男子,濃厚,府立,ホテル,大阪 RV=329.0
2.<新型インフル>「濃厚接触者」5人が対象外(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:停留,教委,男子,濃厚,ホテル,大阪 RV=289.5
3.【新型インフル】必要のない行動制限4日間 京都でホテル缶詰の外国人ら5人(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:停留,教委,濃厚,ホテル,大阪 RV=240.2

 ▼2009/05/14 00:00〜2009/05/15 00:00▼

1.隔離入院の3人、陰性なら15日にも退院…停留47人も(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:停留,教諭,濃厚,男子,府立 RV=260.2
2.橋下知事、停留短縮で府立高生に激励メール(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:停留,教委,男子,府立 RV=211.8
3.「停留」7日に短縮 新型インフル濃厚接触者 水際対策の「効果同様」(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:停留,濃厚,男子,府立 RV=205.0

 ▼2009/05/15 00:00〜2009/05/16 00:00▼

1.<新型インフル>「やったあ」生徒歓声、7日ぶり屋外の空気(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:停留,教委,教諭,濃厚,ホテル RV=283.1
2.新型インフル 「やったあ」生徒歓声、7日ぶり屋外の空気(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:停留,教委,教諭,濃厚,ホテル RV=283.1
3.<新型インフル>47人の停留解除…2次感染の恐れなし(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:停留,教諭,濃厚,男子,ホテル RV=273.3

 ▼2009/05/16 00:00〜2009/05/17 00:00▼

1.千葉で隔離された大阪の高校生4人、遺伝子検査は陰性(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:停留,男子,濃厚,府立,ホテル RV=274.6
2.初の退院患者、自宅に戻る=停留解除の生徒とともに−大阪(時事通信) 時事通信
  キーワード:停留,男子,濃厚,府立,ホテル RV=274.6
3.<新型インフル>国内感染8人に 神戸の別の高校でも(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:神戸,男子,濃厚,府立 RV=266.7

 ▼2009/05/17 00:00〜2009/05/18 00:00▼

1.新型インフル大感染 大阪では100人に症状…初の国内発生から一気に8人(スポーツ報知) スポーツ報知
  キーワード:神戸,教諭,濃厚,男子,女子,県立,兵庫 RV=450.4
2.大阪の私立高生9人も感染確定 国内17人に 新型インフル(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:神戸,教諭,男子,女子,県立,兵庫,校長 RV=435.3
3.新型インフル 感染拡大「どこまで」 部活交流戦…複数校生徒に(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:神戸,濃厚,男子,女子,県立,兵庫,校長 RV=432.7

 ▼2009/05/18 00:00〜2009/05/19 00:00▼

1.発熱なしで出席停止も…兵庫・大阪への修学旅行帰りで(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:神戸,教委,兵庫,教諭,濃厚,男子,県立 RV=526.6
2.新型インフル 児童、生徒が消えた「うそみたいな光景」学校警備員(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:神戸,教委,兵庫,男子,県立 RV=411.7
3.<新型インフル>増え続ける感染者 大阪市は休校など行わず(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:神戸,兵庫,男子,県立,休業 RV=387.7
4.感染130人に 新型インフル 大阪・兵庫全域で休校 5歳児・60歳男性も確認(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:神戸,兵庫,男子,県立,休業 RV=387.7

 ▼2009/05/19 00:00〜2009/05/20 00:00▼

1.<新型インフル>修学旅行見直し 東海三県で50校(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:神戸,教委,兵庫,県立 RV=349.6
2.繁華街、目立つ中高生=「自宅待機」徹底されず−一斉休校の生徒ら・大阪、兵庫(時事通信) 時事通信
  キーワード:神戸,教委,兵庫,女子 RV=347.0
3.感染スピードに追いつかない 病院や学校…現場の混乱加速(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:神戸,兵庫,府,休業 RV=323.5

 ▼2009/05/20 00:00〜2009/05/21 00:00▼

1.行動計画、地方移譲も 新型インフル、感染193人(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:神戸,兵庫,女子,濃厚 RV=320.8
2.滋賀で初の新型インフル感染確認=神戸滞在の大学生、6市で休校−計236人に(時事通信) 時事通信
  キーワード:神戸,兵庫,県立,休業 RV=317.3
3.都内で初の感染例 女子高校生、渡航歴あり 新型インフルエンザ(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:神戸,兵庫,女子 RV=274.1
4.東京、川崎で感染確認 同じ学校の女子生徒(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:神戸,兵庫,女子 RV=274.1

 ▼2009/05/21 00:00〜2009/05/22 00:00▼

1.新型インフル感染 5都府県に 八王子、川崎で確認 NY帰り女子高生2人(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:神戸,兵庫,女子,川崎 RV=325.4
2.修学旅行のキャンセル料に苦慮 大阪、神戸(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:神戸,教委,校長,府 RV=321.5
3.新型インフル 修学旅行、悩みの種 キャンセル料「保護者にお願いするしか…」(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:神戸,教委,校長,府 RV=321.5

 ▼2009/05/22 00:00〜2009/05/23 00:00▼

1.兵庫県、神戸市が23日から休校解除(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:神戸,教委,兵庫,保育,修学旅行 RV=375.9
2.兵庫全域、あす休校解除(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:神戸,教委,兵庫,保育,修学旅行 RV=375.9
3.洗足学園高に中傷電話約50件…生徒が首都圏初新型インフル感染(スポーツ報知) スポーツ報知
  キーワード:神戸,女子,兵庫,校長,川崎 RV=364.6

 ▼2009/05/23 00:00〜2009/05/24 00:00▼

1.<新型インフルエンザ>「中高生ピーク過ぎた」 休校で初期封じ込めに成功(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:神戸,教委,兵庫,府,川崎 RV=352.3
2.<ニュース1週間>新型インフル、日本でも感染者/裁判員制度スタート/民主代表に鳩山由紀夫氏(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:神戸,女子,兵庫,川崎 RV=291.7
3.<新型インフル>休校・休園を解除…大阪・兵庫(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:神戸,保育,兵庫,修学旅行 RV=291.1
4.新型インフル 休校・休園を解除…大阪・兵庫(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:神戸,保育,兵庫,修学旅行 RV=291.1

 ▼2009/05/24 00:00〜2009/05/25 00:00▼

1.大阪と兵庫、25日学校再開へ関係者準備万端 新型インフル(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:神戸,教委,兵庫,修学旅行,校長,府,教諭 RV=436.4
2.<新型インフル>待ちわびた保育再開…日常生活へ 神戸(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:神戸,保育,兵庫 RV=232.0
3.25日、学校再開=「子供の活気見たい」−大阪・兵庫(時事通信) 時事通信
  キーワード:神戸,兵庫 RV=174.8

 ▼2009/05/25 00:00〜2009/05/26 00:00▼

1.新型インフル 大阪・兵庫で学校再開 「体なまってるわ」(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:神戸,女子,校長 RV=227.3
2.<新型インフル>いつもの朝に…1週間ぶり登校 大阪と兵庫(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:神戸,保育,休業 RV=226.2
3.兵庫・大阪の3500校で授業再開(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:神戸,教委 RV=190.0

 ▼2009/05/26 00:00〜2009/05/27 00:00▼

1.新型インフル患者は342人に―厚労省(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:神戸,川崎,八王子,兵庫 RV=251.5
2.<観光庁長官>日本への旅行自粛「撤回を」(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:台湾,修学旅行,兵庫 RV=151.3
3.<新型インフル>近畿の宿泊施設の減収額は約46億円(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:修学旅行,兵庫 RV=96.6

 ▼2009/05/27 00:00〜2009/05/28 00:00▼

1.国内での新型インフル感染者は352人に(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:神戸,川崎,八王子 RV=206.4
2.和歌山で新型インフル感染初確認 国内患者361人に(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:神戸,川崎 RV=161.4
3.<新型インフル>和歌山市でも確認 感染者数は361人に(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:神戸,川崎 RV=161.4

 ▼2009/05/28 00:00〜2009/05/29 00:00▼

1.<新型インフル>洗足学園授業再開…1週間ぶりの笑顔 東京(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:女子,校長,川崎,教諭,再開 RV=235.8
2.国内での新型インフル感染者は356人(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:神戸,川崎,八王子 RV=203.9
3.小人数でも学級閉鎖 新型インフルで神戸市が基準変更(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:神戸,校長,県立 RV=203.6

 ▼2009/05/29 00:00〜2009/05/30 00:00▼

1.国内での新型インフル感染者は359人に(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:神戸,川崎,八王子,京都 RV=241.3
2.中傷のメール・電話100件…授業再開の洗足学園校長明かす(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:校長,川崎,教諭,再開 RV=180.5
3.<新型インフル>上陸早かった? 関西で4月下旬発生か(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:神戸,京都 RV=148.0
4.大阪は重症化防止地域に分類=大津、京都は感染拡大防止−厚労省・新型インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:神戸,京都 RV=148.0

 ▼2009/05/30 00:00〜2009/05/31 00:00▼

1.新型インフル 神戸、兵庫の両高校が再開(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:神戸,教委,修学旅行,校長,再開 RV=323.4
2.<新型インフルの波紋>終息宣言、当面見送り 学校再開後も発生、考慮−−兵庫県(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:神戸,修学旅行,再開 RV=205.1
3.<新型インフル>神戸、兵庫高の生徒2週間ぶりに登校(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:神戸,校長,再開 RV=199.6
4.新型インフルで休校の2高が再開…兵庫で2週間ぶり(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:神戸,校長,再開 RV=199.6
5.新型インフル 神戸、兵庫高の生徒2週間ぶりに登校(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:神戸,校長,再開 RV=199.6

 ▼2009/05/31 00:00〜2009/06/01 00:00▼

1.千葉と新潟で新型インフル(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:神戸,校長,再開,県立,登校,県 RV=320.7
2.【新型インフル】授業再開を前に保護者説明会 関西大倉高校(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:女子,校長,再開,登校,母親,茨木 RV=264.2
3.<新型インフル>女高生が退院 首都圏初の感染確認者(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:女子,川崎 RV=99.5

 ▼2009/06/01 00:00〜2009/06/02 00:00▼

1.国内での新型インフル感染者は371人に(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:神戸,八王子,川崎 RV=194.7
2.関西大倉中高、学校再開 一部生徒は私服で登校(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:校長,府,再開,登校 RV=190.2
3.新型インフル 関西大倉高・中 2週間ぶり再開(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:校長,府,再開,登校 RV=190.2

 ▼2009/06/02 00:00〜2009/06/03 00:00▼

1.神戸市で女子高生の感染確認 学年閉鎖へ(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:神戸,女子,県立 RV=195.8
2.国内での新型インフル感染者は377人に(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:神戸,八王子,川崎 RV=193.4
3.<新型インフル>メキシコの日本人学校 40日ぶり再開(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:校長,再開,登校 RV=142.1
4.新型インフル メキシコの日本人学校 40日ぶり再開(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:校長,再開,登校 RV=142.1

 ▼2009/06/03 00:00〜2009/06/04 00:00▼

1.国内での新型インフル感染者は386人に(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:神戸,八王子,川崎,京都 RV=238.3
2.兵庫県が「安心宣言」 新型インフル(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:神戸,再開,県 RV=190.0
3.新型インフル 兵庫県が「安心宣言」(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:神戸,再開,県 RV=190.0

 ▼2009/06/04 00:00〜2009/06/05 00:00▼

1.国内での新型インフル感染者は401人に(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:神戸,静岡,八王子,川崎,京都 RV=288.7
2.大阪府が高校生1人確認ミス=感染者406人に−新型インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:神戸,府,川崎 RV=189.6
3.新型インフル 関東でも集団感染 披露宴出席の8人(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:静岡,川崎 RV=102.3

 ▼2009/06/05 00:00〜2009/06/06 00:00▼

1.国内での新型インフル感染者は402人に(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:神戸,静岡,八王子,川崎,京都 RV=290.5
2.<新型インフル>国の終息宣言、国交相が要請(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:神戸,修学旅行,キャンセル,県 RV=247.4
3.<新型インフル>京都が「安心しておこしやす宣言」(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:修学旅行,キャンセル,府,京都 RV=206.3

 ▼2009/06/06 00:00〜2009/06/07 00:00▼

1.新型インフルエンザで浮かび上がった課題 (産経新聞) 産経新聞
  キーワード:神戸,修学旅行,校長,キャンセル,府,休業,知事,井戸,小学校 RV=438.1
2.新型インフルが「サクランボ種飛ばし大会」直撃…フルーツ王国“明暗”(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:県 RV=43.5

 ▼2009/06/07 00:00〜2009/06/08 00:00▼

1.新型インフル 滋賀で4人目感染確認(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:県,県立,滋賀 RV=114.9
2.福岡市の中1男子が感染=ほか8人が発熱、休校へ(時事通信) 時事通信
  キーワード:中学,同校,部員 RV=91.1
3.新型インフル、福岡市で新たに4人感染(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:教委 RV=65.4

 ▼2009/06/08 00:00〜2009/06/09 00:00▼

1.国内での新型インフル感染者は424人に(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:神戸,静岡,八王子,川崎,京都 RV=288.2
2.<新型インフル>延期「神戸まつり」に向け、サンバ練習再開(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:神戸,再開 RV=132.3
3.新型インフル 延期「神戸まつり」に向け、サンバ練習再開(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:神戸,再開 RV=132.3

 ▼2009/06/09 00:00〜2009/06/10 00:00▼

1.国内での新型インフル感染者は449人に(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:神戸,静岡,八王子,川崎,京都 RV=288.1
2.海老名市の女子中学生の感染を確認(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:修学旅行,女子,県,休業 RV=205.4
3.千葉、福岡で集団感染を確認 厚労省(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:神戸,女子,県 RV=183.1

 ▼2009/06/10 00:00〜2009/06/11 00:00▼

1.国内での新型インフル感染者は475人に(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:神戸,静岡,八王子,川崎,京都 RV=289.1
2.東北で初の感染確認=岩手の女性、広島でも−新型インフル485人に(時事通信) 時事通信
  キーワード:修学旅行 RV=65.3
3.宮城で初の感染者=国内患者500人超−初確認から1カ月・新型インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:修学旅行 RV=65.3
4.<新型インフル>鳥取、宮城でも初の感染(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:修学旅行 RV=65.3

 ▼2009/06/11 00:00〜2009/06/12 00:00▼

1.新型インフル感染者数が500人超に(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:神戸,静岡,八王子,川崎,京都 RV=289.9
2.<新型インフル>東京都内の高校で集団感染(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:修学旅行,都,校長 RV=174.3
3.新型インフル 正則高校で新たに7人が感染(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:都,女子,校長 RV=161.3

 ▼2009/06/12 00:00〜2009/06/13 00:00▼

1.国内の新型インフル感染者数が539人に(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:神戸,静岡,八王子,川崎,京都 RV=287.1
2.新型インフル:中国で感染者増が加速、累計126人に(サーチナ) サーチナ
  キーワード:台湾,四川 RV=93.6
3.新型インフル 止まらぬ国内集団感染 計548人、厚労省警戒(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:修学旅行 RV=64.5
4.<新型インフル>ドイツの日本人学校 感染者は48人に(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:修学旅行 RV=64.5

 ▼2009/06/13 00:00〜2009/06/14 00:00▼

1.1人からうつる人数2.3人=未成年者間で強い感染力−兵庫・大阪の新型インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:神戸,府県 RV=104.9
2.【新型インフル】千葉工大がキャンパス立入禁止措置(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:女子,中学校 RV=83.9
3.感染力1人から2・3人 関西の新型インフル 未成年なら2・8人(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:神戸 RV=74.9

 ▼2009/06/14 00:00〜2009/06/15 00:00▼

1.感染症は「正しく怖がって」―新型インフルと「心のケア」(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:神戸,校長,再開,同校,大倉 RV=231.6
2.鹿児島県、初の新型インフルエンザ確認(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:県,福岡 RV=75.0
3.国内患者、600人超える=24都道府県、新型インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:京都,福岡 RV=75.0

 ▼2009/06/15 00:00〜2009/06/16 00:00▼

1.あの感染騒動は何だった…次への備えは? (産経新聞) 産経新聞
  キーワード:神戸,県,休業 RV=155.0
2.新型インフル、国内の感染者600人超す(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:県,同校,福岡 RV=114.0
3.<新型インフル>神戸・大阪の感染源の特定できず…感染研(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:神戸,同校 RV=110.0

 ▼2009/06/16 00:00〜2009/06/17 00:00▼

1.<新型インフル>保育園と幼稚園全57園休業に 長野・飯田(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:保育,校長,県,休業 RV=184.8
2.三重で初の感染確認=計636人に−新型インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:保育,県,休業 RV=138.1
3.<新型インフル>保育園児と40代女性、静岡で感染確認(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:静岡,県 RV=107.5

 ▼2009/06/17 00:00〜2009/06/18 00:00▼

1.長崎などで初の感染 新型インフル全国652人に(西日本新聞) 西日本新聞
  キーワード:八王子,県,京都,母親,福岡 RV=207.4
2.新型インフルで休業の保育所に休業補償を 市長会が大阪府に要請(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:保育,府,休業,橋下 RV=178.0
3.府に休業補償負担を要請へ 新型インフルで市長会(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:保育,府,休業,橋下 RV=178.0

 ▼2009/06/18 00:00〜2009/06/19 00:00▼

1.<新型インフル>都内の高校、生徒4人が感染 臨時休校に(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:都,川崎,校長,同校 RV=189.6
2.大分で初の感染者=33都道府県700人超−新型インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:女子,県,登校 RV=131.1
3.新型インフル 都内で新たに3人が確認(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:都,八王子 RV=110.6

 ▼2009/06/19 00:00〜2009/06/20 00:00▼

1.新型インフル、都内の高校3人が集団感染 国内感染者758人に(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:都,女子,中学 RV=142.5
2.<新型インフル>厚労相が新指針 全医療機関で診察(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:保育,休業,診療 RV=135.6
3.全医療機関で新型インフル診療―厚労省が新指針(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:保育,休業,診療 RV=135.6

 ▼2009/06/20 00:00〜2009/06/21 00:00▼

1.インフル感染男性の新幹線帰宅に奈良県側が反発(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:都,県,京都,療養,指針 RV=209.2
2.新型インフル 感染男性 新幹線で帰る 「自宅療養」奈良県側、都に反発 (産経新聞) 産経新聞
  キーワード:都,県,京都,療養,指針 RV=209.2
3.<新型インフル>愛知で2人感染 方針撤回し公表(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:女子,県,指針 RV=123.5

 ▼2009/06/21 00:00〜2009/06/22 00:00▼

1.重症化防止へスイッチ切り替え、「正に医療の出番」(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:診療,透析,PCR,試験 RV=115.2
2.<新型インフル>香川県で初の感染者 豪出張、帰国後に熱(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:県 RV=43.3
3.新型インフル:虚偽報告で処罰―北京で初の例(サーチナ) サーチナ
  キーワード:四川 RV=40.3

 ▼2009/06/22 00:00〜2009/06/23 00:00▼

1.<元気です京都!>舞妓さんらキャラバン「来ておくれやす」(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:修学旅行,キャンセル,京都 RV=145.9
2.元気です京都! 舞妓さんらキャラバン「来ておくれやす」(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:修学旅行,キャンセル,京都 RV=145.9
3.新型+季節性の混合感染、兵庫で確認 薬剤耐性菌の危険も(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:神戸,県 RV=104.7

 ▼2009/06/23 00:00〜2009/06/24 00:00▼

1.【橋下日記】(23日)修学旅行で海外「行かなくても…ひがみ根性かな…」(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:修学旅行,キャンセル,府,知事 RV=175.7
2.新型インフル、タイで日本人3人の感染初確認(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:登校,同校,児童 RV=101.6
3.水際対策、4割超が評価=新型インフルでアンケート−三菱総研(時事通信) 時事通信
  キーワード:修学旅行 RV=58.8

 ▼2009/06/24 00:00〜2009/06/25 00:00▼

1.狙いはナニ?…神戸の山口組系暴力団、幼稚園に大量マスク(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:神戸,保育,男,店舗 RV=164.9
2.<新型インフル>愛知で6人の感染確認 3校が休校へ(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:女子,県 RV=90.0
3.福島県で40代男性の感染確認=新型インフル、36都道府県に(時事通信) 時事通信
  キーワード:県,療養 RV=75.9

 ▼2009/06/25 00:00〜2009/06/26 00:00▼

1.追放運動を懐柔? 組幹部マスク配る(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:静岡,神戸,保育 RV=175.2
2.新型インフル:中国圏で感染者が1000人を突破(サーチナ) サーチナ
  キーワード:台湾,四川 RV=92.9
3.<新型インフル>国内感染1000人突破、長崎、福島で確認(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:都 RV=60.7

 ▼2009/06/26 00:00〜2009/06/27 00:00▼

1.原則、全医療機関で診療―厚労省の新型インフル新指針(4)(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:保育,休業,診療,療養,透析,指針 RV=237.7
2.医師は集団発生把握の意識を―厚労省の新型インフル新指針(1)(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:保育,休業,診療,指針 RV=169.2
3.<新型インフル>看護師5人院内感染か 市立川崎病院(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:川崎,療養,指針 RV=112.6

 ▼2009/06/27 00:00〜2009/06/28 00:00▼

1.5月の外国人観光客数が大幅減、頼みの綱・中国も不振=新型インフルが影響―日本(Record China) Record China
  キーワード:台湾,累計,中国人 RV=101.7
2.南半球で急増、国内も1000人突破=冬の本格流行に懸念−新型インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:指針,運用,チリ RV=83.5
3.佐賀県で感染者=新型インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:県,療養 RV=75.5

 ▼2009/06/28 00:00〜2009/06/29 00:00▼

1.<新型インフル>スケートショーのロシア人3人が感染 金沢(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:県,療養,男女 RV=94.7
2.高知県で初の感染者=新型インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:県,療養 RV=76.7
3.リトアニア、初の新型インフルエンザ感染を確認(ロイター) ロイター
  キーワード:療養,インド RV=63.8

 ▼2009/06/29 00:00〜2009/06/30 00:00▼

1.都内の小学校で新型インフル集団感染か(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:都,女子,小学校,同校,児童 RV=205.8
2.新型インフル、沖縄県で初確認=オーストラリア在住日本人(時事通信) 時事通信
  キーワード:台湾,県,療養 RV=130.6
3.インフル感染者の父「会社員」はウソ、市職員だった(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:女子,県 RV=88.6

 ▼2009/06/30 00:00〜2009/07/01 00:00▼

1.修学旅行実施へPT=新型インフル対策で−文科省・観光庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:修学旅行,キャンセル,子ども RV=130.1
2.<新型インフル>沖縄で初の感染確認(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:台湾,療養 RV=91.1
3.<新型インフル>名古屋学院大が休校延長 感染2人目(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:女子,県 RV=88.5

 ▼2009/07/01 00:00〜2009/07/02 00:00▼

1.介護施設などにクラスターサーベイランスの協力求める―厚労省(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:休業,入所,療養 RV=120.3
2.新型インフル都内で135人(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:都,女子 RV=108.8
3.<新型インフル>島根で初の患者 比から帰国の女性が感染(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:県,療養 RV=79.2

 ▼2009/07/02 00:00〜2009/07/03 00:00▼

1.中国で新型インフル急増―本土で867人、集団感染も(サーチナ) サーチナ
  キーワード:台湾,四川,小学校,上海 RV=169.3
2.米兵の新型インフル感染確認=比から帰国後発症−沖縄(時事通信) 時事通信
  キーワード:台湾,県,療養 RV=134.0
3.新型インフルで小学校が休校に、全国で初の措置(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:小学校,登校,同校 RV=108.7

 ▼2009/07/03 00:00〜2009/07/04 00:00▼

1.<新型インフル>札幌の男児感染、休校に 北海道で15人目(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:療養,小学校 RV=77.3
2.新型インフル タミフル耐性検出で大阪府が発表遅れ(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:府,橋下 RV=75.2
3.新型インフル 国内初、タミフル耐性ウイルス確認(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:府,教諭 RV=74.2

 ▼2009/07/04 00:00〜2009/07/05 00:00▼

1.<新型インフル>タイから帰国の女子学生が感染 愛知県立大(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:女子,県,タイ,7月,学生 RV=162.9
2.大阪府が私立高で大規模抗体検査 感染ルート解明へ(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:府,大倉,茨木 RV=102.3
3.中国初のインフル死者、実は感電死だった(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:上海 RV=36.7

 ▼2009/07/05 00:00〜2009/07/06 00:00▼

1.<新型インフル>中国本土で激増、感染1000人超える(サーチナ) サーチナ
  キーワード:台湾,四川,上海,福建 RV=159.1
2.<新型インフル>「タミフル耐性」公表せず論文投稿 大阪府(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:府,橋下,試験,知事 RV=131.7
3.非発症者を抗体検査 新型インフル、感染経路解析(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:府,大倉,茨木 RV=106.3
4.大規模抗体検査実施へ=新型インフル集団感染の高校で−大阪府(時事通信) 時事通信
  キーワード:府,大倉,茨木 RV=106.3

 ▼2009/07/06 00:00〜2009/07/07 00:00▼

1.小学校で集団感染か=新型インフル−さいたま市(時事通信) 時事通信
  キーワード:校長,小学校,同校,児童 RV=142.7
2.<仙台市長選>岩崎氏、届け出名「ドクターいわさき」に(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:診療,選挙 RV=60.9
3.仙台市長選 岩崎氏、届け出名「ドクターいわさき」に(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:診療,選挙 RV=60.9

 ▼2009/07/07 00:00〜2009/07/08 00:00▼

1.国内での新型感染者が1852人に(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:府,小学校,中学校,幼稚園,学級 RV=149.8
2.<新型インフル>渡航警告解除、メキシコツアー再開−中国(サーチナ) サーチナ
  キーワード:再開,解除 RV=54.6
3.<新型インフル>渡航警告解除、メキシコツアー再開−中国(サーチナ) サーチナ
  キーワード:再開,解除 RV=54.6

 ▼2009/07/08 00:00〜2009/07/09 00:00▼

1.さあ関西へ修学旅行 専用新幹線が運行再開(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:修学旅行,女子,キャンセル,京都,再開,中学 RV=251.7
2.<修学旅行>延期だった関西方面へ出発 東京駅から新幹線で(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:修学旅行,キャンセル,京都,中学 RV=170.6
3.修学旅行 延期だった関西方面へ出発 東京駅から新幹線で(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:修学旅行,キャンセル,京都,中学 RV=170.6

 ▼2009/07/09 00:00〜2009/07/10 00:00▼

1.[タイ]新型インフル感染者が約3000人に、さらに2人が死亡(サーチナ) サーチナ
  キーワード:タイ,試験,学生 RV=81.2
2.新型インフルエンザ、サービス業などで影響大 大阪信金など調査(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:尼崎,府内 RV=45.0
3.夏休みの予想利用客、9%減=景気低迷や新型インフルで−成田空港(時事通信) 時事通信
  キーワード:前年,ピーク RV=37.4

 ▼2009/07/10 00:00〜2009/07/11 00:00▼

1.学校休業、近畿で統一基準策定へ 舛添厚労相「ワクチン2000万人分輸入」(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:神戸,休業,京都,橋下,井戸,堺,要望 RV=251.1
2.新型インフル、メッセージは早く=舛添厚労相と首長ら意見交換−大阪(時事通信) 時事通信
  キーワード:休業,京都,橋下,井戸,要望 RV=175.0
3.橋下知事会見一問一答「行政の長は政治家たるべき」(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:府,橋下 RV=78.2

 ▼2009/07/11 00:00〜2009/07/12 00:00▼

1.新型インフル 米感染、100万人か(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:試験,接種,知事,波 RV=111.6
2.感染症法見直しを検討=知事権限を強化、新型インフル対策−舛添厚労相(時事通信) 時事通信
  キーワード:神戸,知事,運用 RV=98.9
3.米の新型インフル死者、200人突破(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:試験,接種,妊婦 RV=81.3

 ▼2009/07/12 00:00〜2009/07/13 00:00▼

1.<新型インフル>三重で新たに4人感染 小中学生と教員(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:女子,小学校,県,中学校,女児,児童,愛知,容体,県内 RV=261.5

 ▼2009/07/13 00:00〜2009/07/14 00:00▼

1.大阪府、すべての医療機関で新型インフル受け入れへ(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:診療,再開,原則 RV=91.7
2.新型インフル全医療機関で診療 大阪(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:診療,再開,原則 RV=91.7
3.90歳以上が抗体保有か=新型インフル−東大など(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,教授,増殖,高齢 RV=89.4

 ▼2009/07/14 00:00〜2009/07/15 00:00▼

1.<新型インフル>軍事キャンプで123人集団感染か―中国(サーチナ) サーチナ
  キーワード:校長,同校 RV=74.7
2.新型インフル予防ワクチン、1300万人に接種へ(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:大会,接種 RV=61.2
3.<新型インフル>学生2人が感染 名古屋学芸大が休校(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:女子 RV=47.6

 ▼2009/07/15 00:00〜2009/07/16 00:00▼

1.国内の新型感染者が3千人超す(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:福岡,接種,累計 RV=91.0
2.新型インフル、全都道府県に…山形で初確認(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:タイ,療養 RV=76.9
3.<新型インフル>山形でも感染者 47都道府県に広がる(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:タイ,県 RV=75.5

 ▼2009/07/16 00:00〜2009/07/17 00:00▼

1.<新型インフル>愛知県立大生が感染(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:女子,県,学生 RV=107.2
2.国内での新型感染者が全都道府県、3416人に(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:タイ,県 RV=76.4
3.<新型インフル>オーストラリアで感染者が1万人超える(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:チリ,南半球 RV=47.9

 ▼2009/07/17 00:00〜2009/07/18 00:00▼

1.「新型インフル気をつけて」 5日短い夏休み 大阪市立小中学校などで終業式 (産経新聞) 産経新聞
  キーワード:校長,小学校,児童,授業 RV=130.5
2.高校で新型インフル集団感染、累計患者696人に(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:累計,ルート RV=48.9
3.<新型インフル>タミフル耐性、山口で国内2例目(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:耐性,府内 RV=47.8

 ▼2009/07/18 00:00〜2009/07/19 00:00▼

1.[タイ]新型インフル拡大阻止は不可能=サナン副首相(サーチナ) サーチナ
  キーワード:タイ,株,投資,SNS,ランド,ポー RV=90.4
2.シンガポールでも初の死者=新型インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:糖尿,持病,シンガポール,心臓 RV=48.7

 ▼2009/07/19 00:00〜2009/07/20 00:00▼

1.華やかに“サンバ”パレード 8年ぶり真夏の「神戸まつり」(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:神戸,イベント,まつり,夏休み,元気 RV=116.5
2.「神戸まつり」再開=新型インフルで一時中止−神戸(時事通信) 時事通信
  キーワード:神戸,再開,まつり,元気 RV=109.7
3.「まつり」再開、元気アピール=神戸(時事通信) 時事通信
  キーワード:神戸,再開,まつり,元気 RV=109.7

 ▼2009/07/20 00:00〜2009/07/21 00:00▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2009/07/20 00:00〜2009/07/22 00:00▼

1.365校がキャンセル料=新型インフルの修学旅行延期・中止−文科省(時事通信) 時事通信
  キーワード:修学旅行,キャンセル,負担,小中 RV=149.5
2.<新型インフル>修学旅行延期・中止…公立校は3280校(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:修学旅行,キャンセル RV=100.1
3.<新型インフル>台湾大 ウイルス分解の合成物質開発と発表(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:台湾,教授 RV=80.3

 ▼2009/07/22 00:00〜2009/07/23 00:00▼

1.ワクチンの臨床試験始まる=新型インフル−豪州(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,試験,製薬 RV=89.8
2.国内での新型感染者が4433人に(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:男児,PCR RV=52.1
3.国内での新型感染者が4433人に(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:男児,PCR RV=52.1

 ▼2009/07/23 00:00〜2009/07/24 00:00▼

1.新型インフル感染女児、国内2例目の急性脳炎(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:川崎,療養,県,女児,男児 RV=178.5
2.新型インフル 栃木の女子児童も急性脳炎を発症(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:女子,療養,県,女児 RV=154.4
3.栃木でも新型インフル患者に脳炎=意識障害あり入院(時事通信) 時事通信
  キーワード:療養,県,女児 RV=107.3

 ▼2009/07/24 00:00〜2009/07/25 00:00▼

1.国内の新型感染者が5千人超に(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:タイ,療養,診療,県,女児,男児,退院 RV=245.9
2.大阪でも男児が脳症=新型インフル、一時意識障害(時事通信) 時事通信
  キーワード:診療,男児,退院,児童 RV=124.8
3.<新型インフル>国内感染者5000人突破(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:男児 RV=30.7

 ▼2009/07/25 00:00〜2009/07/26 00:00▼

1.<アボリジニ>新型インフル疑いの女児死亡 「差別」と抗議(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:女児,母親,拒否 RV=92.2
2.<雑記帳>神戸市の中華街・南京町でイベント…活性化図り(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:神戸,店舗,イベント RV=85.6
3.雑記帳 神戸市の中華街・南京町でイベント…活性化図り(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:神戸,店舗,イベント RV=85.6

 ▼2009/07/26 00:00〜2009/07/27 00:00▼

1.新型インフルエンザ感染が加速、冬季にリスク増す=WHO(ロイター) ロイター
  キーワード:児童,製薬,6月,妊娠,業者,グループ,年齢,肥満 RV=116.8
2.新型インフルエンザ感染が加速、冬季にリスク増す=WHO(ロイター) ロイター
  キーワード:7月,河岡,妊娠,年齢,肥満 RV=65.5

 ▼2009/07/27 00:00〜2009/07/28 00:00▼

1.台北へ「開運の旅」はいかが?=日本人客減で官民が企画−台湾(時事通信) 時事通信
  キーワード:台湾,延長 RV=69.7
2.サウジアラビア、初の新型インフルエンザ死者を確認(CNN.co.jp) CNN.co.jp
  キーワード:高齢,カイロ,慢性,教徒 RV=69.5
3.新型インフルの感染性1.96=季節性大きく上回る−NZ(時事通信) 時事通信
  キーワード:南半球,生産,減少,冬 RV=69.2

 ▼2009/07/28 00:00〜2009/07/29 00:00▼

1.新型インフル 貝塚市の病院で院内感染?(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:保育,府,療養,診療 RV=171.5
2.新型インフル、タイで胎児への母子感染を確認(ロイター) ロイター
  キーワード:タイ,母親 RV=78.1
3.新型インフル、タイで胎児への母子感染を確認(ロイター) ロイター
  キーワード:タイ,母親 RV=78.1

 ▼2009/07/29 00:00〜2009/07/30 00:00▼

1.新型、7月20−26日の集団発生は172件(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:休業,耐性,PCR,徳島 RV=115.8
2.<新型インフル>感染者の4分の1が帰国者 6割が米国から(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:タイ,フィリピン,6月 RV=87.4
3.英滞在者の献血緩和…新型インフルに備え(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:献血,試算 RV=73.0

 ▼2009/07/30 00:00〜2009/07/31 00:00▼

1.【衆院選2009】新型インフルと真夏の戦い 大阪南部集会自粛(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:府,7月,選挙 RV=93.2
2.岩手で耐性ウイルス確認=新型インフルで国内4例目(時事通信) 時事通信
  キーワード:県,耐性 RV=67.7
3.<新型インフル>天理高野球部員が感染 夏の甲子園代表(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:同校,部員 RV=58.3

 ▼2009/07/31 00:00〜2009/08/01 00:00▼

1.神戸港でライトアップイベント 落ち込んだ観光需要をテコ入れ(J-CASTニュース) J-CASTニュース
  キーワード:神戸,大会,再開,授業,イベント,回答 RV=164.1
2.新型インフル 甲子園奈良県代表の天理野球部員が感染(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:大会,同校,部員,奈良 RV=116.5
3.新型インフル流行時 「事業計画策定」3割(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:回答,秋 RV=41.7

 ▼2009/08/01 00:00〜2009/08/02 00:00▼

1.ぜんそく児童の野外教室、新型インフル感染(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:川崎,療養,児童,7月,男女,大学生,事業,主催,スタッフ,小学 RV=218.8

 ▼2009/08/02 00:00〜2009/08/03 00:00▼

1.新型インフル、妊婦は重症化に注意を 米報告(CNN.co.jp) CNN.co.jp
  キーワード:妊婦,障害,機能,割合,占める,肺,妊娠 RV=114.5
2.【韓国】新型インフルエンザの予防マスク、規格設定(サーチナ) サーチナ
  キーワード:基準,制度,広告 RV=43.0

 ▼2009/08/03 00:00〜2009/08/04 00:00▼

1.<新型インフル>高校総体選手20人感染疑い(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:女子,大会,埼玉,奈良,選手,近畿 RV=167.6
2.インドの感染者500人突破:新型インフルエンザ(インド新聞) インド新聞
  キーワード:インド,累計,退院 RV=87.6

 ▼2009/08/04 00:00〜2009/08/05 00:00▼

1.<新型インフル>高校総体 新たに選手15人に感染の疑い(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:女子,川崎,大会 RV=123.2
2.生徒4人の感染確認=新型インフル、全国高校文化祭−三重県(時事通信) 時事通信
  キーワード:教委,県 RV=86.8
3.新型インフルエンザ、インド初の死亡例(インド新聞) インド新聞
  キーワード:女子,診療 RV=83.5

 ▼2009/08/05 00:00〜2009/08/06 00:00▼

1.新型インフルエンザ予防 マイタケの効果に注目 「エキス」でウイルス増殖を抑制(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:耐性,7月,教授 RV=89.4
2.<タイ>新型インフルの死者81人 感染は最大で50万人に(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:タイ,7月 RV=72.2
3.新型、7月27日−8月2日の集団発生は335件(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,累計 RV=67.4

 ▼2009/08/06 00:00〜2009/08/07 00:00▼

1.肺炎球菌ワクチン 公費助成で医療費減も (産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,診療,累計,負担,高齢 RV=160.6
2.デリーでの新型インフル感染者、163人に(インド新聞) インド新聞
  キーワード:インド,累計,退院 RV=97.4
3.【タイ】新型インフルエンザ感染、35万人以上に(NNA) NNA
  キーワード:累計,児童,バンコク RV=84.0

 ▼2009/08/07 00:00〜2009/08/08 00:00▼

1.<新型インフル>高校総体選手ら14人感染疑い(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:大会,部員,同校,教諭,奈良 RV=152.2
2.<新型インフル>早大応援部員40人感染(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:県,部員,指針 RV=97.9
3.早大応援部、合宿中に新型インフル集団感染(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:県,部員 RV=66.3
4.早大応援部40人、感染疑い=コンサート参加取りやめ−福島(時事通信) 時事通信
  キーワード:県,部員 RV=66.3

 ▼2009/08/08 00:00〜2009/08/09 00:00▼

1.甲子園応援に行けない!新型インフルで休校(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:大会,同校,出場,野球,沖縄,8月 RV=131.8
2.<新型インフル>都庁詰めの日経記者が感染(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:療養,職場,同社,所属 RV=80.6

 ▼2009/08/09 00:00〜2009/08/10 00:00▼

1.<新型インフル>助産師ら院内感染の疑い 長野・波田(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:療養,診療,県,7月,北海道,研修 RV=179.7
2.インフルエンザ被害依然深刻、重病者16名−台湾(サーチナ) サーチナ
  キーワード:台湾 RV=56.2
3.塩崎氏事務所、新型インフルで閉鎖…スタッフ4人感染疑い(スポーツ報知) スポーツ報知
  キーワード:候補,基地 RV=43.1

 ▼2009/08/10 00:00〜2009/08/11 00:00▼

1.長野の病院で新型インフル集団発生の疑い(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:療養,指針,妊婦,運用,PCR RV=151.4
2.新型インフルで休校不要、米政府が指針(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:登校,指針,原則 RV=87.3
3.サマースクールで31人感染か=長野(時事通信) 時事通信
  キーワード:療養,帰宅,大学生 RV=75.5

 ▼2009/08/11 00:00〜2009/08/12 00:00▼

1.新型インフル 山形大や東北大で集団感染発生(河北新報) 河北新報
  キーワード:大会,部員,県,仙台 RV=125.3
2.【インド】新型インフル、感染者累計864人へ急増 死者4人に(インド新聞) インド新聞
  キーワード:インド,累計,退院 RV=100.6
3.新型インフル、茨城の4歳児が急性脳症で重症(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:県,男児 RV=64.9

 ▼2009/08/12 00:00〜2009/08/13 00:00▼

1.新型インフル 夏に増加なぜ?  火だねくすぶり拡大中(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:女子,大会,男児 RV=116.2
2.新型インフル 山形・福島・青森28人の感染確認(河北新報) 河北新報
  キーワード:保育,女児 RV=86.5
3.世界初、大統領が新型インフル…コスタリカ(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:府,療養 RV=82.6
4.コスタリカ大統領が感染=新型インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:府,療養 RV=82.6
5.<コスタリカ>大統領が新型インフル感染 電話で執務(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:府,療養 RV=82.6

 ▼2009/08/13 00:00〜2009/08/14 00:00▼

1.大阪の障害児施設で新型インフル集団感染か(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:保育,入所,府 RV=136.5
2.真夏になぜ? 新型インフル感染拡大 免疫なく…“火種”くすぶる(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:女子,大会,男児 RV=118.7
3.【インド】新型インフルが猛威、行政や企業が対策急ぐ(NNA) NNA
  キーワード:インド,累計 RV=73.6

 ▼2009/08/14 00:00〜2009/08/15 00:00▼

1.新型インフル 男児2人重症化 「毒性強くない 冷静な対応を」(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:男児,小学校,指針,妊婦,7月 RV=168.3
2.「豚インフル」感染イヤ…メッカ巡礼自粛も(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:キャンセル,7月 RV=72.3
3.海外旅行 富裕層に照準 高額商品続々(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:インド,7月 RV=70.5

 ▼2009/08/15 00:00〜2009/08/16 00:00▼

1.新型インフルで2人目の死者=台湾(時事通信) 時事通信
  キーワード:台湾,女児 RV=91.3
2.新型インフル インド、パニック寸前 遅れてきた流行(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:女子,インド RV=85.6
3.<新型インフル>国内初死者 感染のすそ野の広がりと関係か(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦 RV=77.2
4.新型インフル 国内初死者 感染のすそ野の広がりと関係か(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦 RV=77.2

 ▼2009/08/16 00:00〜2009/08/17 00:00▼

1.保育所で新型インフル集団感染=幼児11人、いずれも軽症−宮城県女川町(時事通信) 時事通信
  キーワード:保育,入所,男児,休業 RV=171.0
2.遅れてきた新型インフル インド、24人死亡 季節要因?突然の蔓延(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:女子,インド RV=87.1
3.新型インフル 国内初の死者 「毒性強まっていない」 厚労省・沖縄県会見(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:透析,沖縄 RV=81.6
4.新型インフル 国内初の死者 持病ある沖縄57歳男性(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:透析,沖縄 RV=81.6
5.新型インフル感染で国内初の死者(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:透析,沖縄 RV=81.6

 ▼2009/08/17 00:00〜2009/08/18 00:00▼

1.「最悪の事態」にも備え 新型インフルエンザで米厚生長官(CNN.co.jp) CNN.co.jp
  キーワード:接種,妊婦,登校,子ども RV=141.0
2.障害者施設で「新型」集団感染、1人重症…千葉(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:入所 RV=45.9
3.【インド】新型インフル、死者25人 感染確認者は1 インド新聞
  キーワード:インド RV=43.9

 ▼2009/08/18 00:00〜2009/08/19 00:00▼

1.各党マニフェスト 社会保障対策は?(2) 医師不足など段階的に解消へ−民主(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,介護,療養,妊婦 RV=167.0
2.新型インフル感染で神戸の男性が死亡―国内2人目(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:透析,沖縄,耐性 RV=127.6
3.新型インフル 神戸の70代男性が死亡 国内2人目(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:透析,沖縄,耐性 RV=127.6

 ▼2009/08/19 00:00〜2009/08/20 00:00▼

1.新型インフル 厚労相「本格流行」 名古屋で3人目死者(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:介護,沖縄,男児 RV=131.8
2.<新型インフル>沖縄で3人が重症に 中学生や幼児ら(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:沖縄,女子,男児 RV=129.2
3.新型インフル 国内2人目の死者 神戸の77歳男性(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:透析,沖縄 RV=96.0

 ▼2009/08/20 00:00〜2009/08/21 00:00▼

1.新型インフル、腎臓病患者にワクチン優先を(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,透析,沖縄 RV=168.1
2.新型インフルによる学級閉鎖基準を緩和 大阪府教委(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:教委,府,休業 RV=125.0
3.抗ウイルス剤の備蓄量を2倍に拡大、政府が方針(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:接種,妊婦 RV=109.7
4.<新型インフル>糖尿病患者など優先接種へ 厚労省大筋合意(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦 RV=109.7
5.新型インフルワクチン不足 大流行の時期に間に合わず?(J-CASTニュース) J-CASTニュース
  キーワード:接種,妊婦 RV=109.7
6.<新型インフル>妊婦や若年層の接種が争点に 優先順位(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦 RV=109.7
7.新型インフルワクチンの優先接種、誰を対象に?―厚労省が意見交換会(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,妊婦 RV=109.7

 ▼2009/08/21 00:00〜2009/08/22 00:00▼

1.<新型インフル>沖縄で受診者急増 北海道、休み明けで休校(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:保育,教委,沖縄,八王子 RV=195.8
2.新型に伴う福祉施設の臨時休業の報告を―厚労省が事務連絡(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:保育,介護,入所 RV=146.1
3.ハイリスク者優先でワクチン接種を 新型インフル対策で専門家が意見(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,透析 RV=128.9
4.新型インフル「ハイリスク者優先を」 厚労省、ワクチン接種で意見交換(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,透析 RV=128.9
5.腎疾患患者にワクチンの優先接種を―全腎協が要望書(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,透析 RV=128.9

 ▼2009/08/22 00:00〜2009/08/23 00:00▼

1.死亡相次ぐ新型インフル ハイリスク者の重症化防ぐには?(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:透析,沖縄,妊婦 RV=162.5
2.新学期、早くも休校や学級閉鎖…北海道・岩手(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:都,教委 RV=106.6
3.新型インフル集団感染 合宿などで拡大 夏休み明け警戒(河北新報) 河北新報
  キーワード:保育,教委 RV=106.1

 ▼2009/08/23 00:00〜2009/08/24 00:00▼

1.新型インフル 小児科が重大危機 医師不足が直撃も(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,沖縄,診療,母親,要望,県立 RV=258.6
2.新型インフル、5月当時と警戒態勢変わり 「どうしたら」戸惑い(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:沖縄,府,診療,指針 RV=160.1
3.<新型インフル>予備費使いワクチン輸入…河村官房長官(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦,子ども RV=154.9

 ▼2009/08/24 00:00〜2009/08/25 00:00▼

1.新型インフル 小児科ピンチ 患者殺倒 「振り分け」態勢急ぐ(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,沖縄 RV=137.6
2.新型インフル初の死亡例、タミフル耐性なし―沖縄県(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:沖縄,透析 RV=119.6
3.都立50校でインフル集団感染…部活や合宿で(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:都,教委 RV=108.1
4.新型インフル、都立高など50校で集団感染 始業式前に拡大警戒(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:都,教委 RV=108.1

 ▼2009/08/25 00:00〜2009/08/26 00:00▼

1.<新型インフルエンザ>マスク、消毒液用意も… 各自治体、投票所での対応に困惑(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:沖縄,選挙,7月 RV=138.0
2.<新型インフル>ワクチン優先、小中校生や高齢者も 厚労相(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦 RV=137.0
3.<新型インフル>ワクチン優先、小中校生や高齢者も 厚労相(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦 RV=137.0
4.ワクチン、妊婦・乳幼児らに優先接種(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,妊婦 RV=137.0
5.新型インフル 輸入ワクチン治験せず承認(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,妊婦 RV=137.0
6.新型ワクチンに「特例承認」を検討―厚労省(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,妊婦 RV=137.0
7.ワクチン安全性は? 課題山積インフル対策(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,妊婦 RV=137.0

 ▼2009/08/26 00:00〜2009/08/27 00:00▼

1.<新型インフル・ワクチン>接種拡大、輸入頼み 国産の不足2000万人分以上(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,都,保育,妊婦,教委,試験 RV=362.9
2.<新型インフル・ワクチン>接種拡大、輸入頼み 国産の不足2000万人分以上(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,都,保育,妊婦,教委,試験 RV=362.9
3.厚労相が新型ワクチンで有識者から意見聴取(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,透析,妊婦 RV=217.1

 ▼2009/08/27 00:00〜2009/08/28 00:00▼

1.「ハイリスク」の基礎疾患は?―ワクチン接種で意見交換会(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,透析,妊婦,介護,試験,基礎 RV=372.0
2.<新型インフル>ワクチン接種、疾患ある小児優先…学会要望(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,透析,妊婦,介護,基礎 RV=327.6
3.持病ある人、妊婦ら最優先=輸入品は安全確認−新型インフルワクチンで医学会代表ら(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,透析,妊婦,試験 RV=278.7

 ▼2009/08/28 00:00〜2009/08/29 00:00▼

1.新型インフル 人工透析患者に不安の声(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,透析,沖縄,基礎 RV=295.9
2.新型インフル ワクチン接種 「妊婦」「6歳未満」優先(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,妊婦,診療 RV=214.8
3.新型インフル予防、赤外線カメラ設置など対応相次ぐ(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:接種,都,診療 RV=209.9

 ▼2009/08/29 00:00〜2009/08/30 00:00▼

1.新型インフル 透析患者、高まる不安 重症化懸念「早くワクチンを」 (産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,透析,沖縄,基礎 RV=302.6
2.新型インフル流行推計 重症患者の対応急ぐ 九州の自治体 生活維持に現実策も(西日本新聞) 西日本新聞
  キーワード:妊婦,保育,介護 RV=164.7
3.肺炎球菌ワクチン接種費 仙台市、75歳以上助成へ(河北新報) 河北新報
  キーワード:接種 RV=114.9
4.新型インフル 1日76万人発症 厚労省予測、10月ピーク(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種 RV=114.9

 ▼2009/08/30 00:00〜2009/08/31 00:00▼

1.新型インフル 30代、60代 2人死亡 滋賀でタミフル耐性確認(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:男児,耐性,療養,人工,滋賀 RV=183.6
2.6000万〜7000万人分ワクチン確保へ(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,試算,年内 RV=178.4
3.滋賀で耐性ウイルス確認=新型インフル、国内5例目(時事通信) 時事通信
  キーワード:男児,耐性,滋賀 RV=112.7

 ▼2009/08/31 00:00〜2009/09/01 00:00▼

1.新型インフル危機「深刻」格上げなら全国休校令も(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:接種,診療,修学旅行 RV=193.3
2.【インド】新型インフル、デリーでも死者3人(インド新聞) インド新聞
  キーワード:インド,累計 RV=88.9
3.【インド】新型インフル、死者93人(インド新聞) インド新聞
  キーワード:インド,累計 RV=88.9

 ▼2009/09/01 00:00〜2009/09/02 00:00▼

1.全腎協、ワクチン優先対象の早期決定を改めて要望(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,透析,沖縄,基礎 RV=311.1
2.<新型インフル>ワクチン優先接種「ほぼ合意」厚労相(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦,基礎 RV=226.6
3.ワクチン接種、医療従事者を最優先…厚労省案(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,妊婦 RV=181.0
4.新型インフル ワクチンは間に合わず 抗ウイルス薬備蓄完了(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,妊婦 RV=181.0
5.新型インフル ワクチンは間に合わず 抗ウイルス薬備蓄完了(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,妊婦 RV=181.0
6.「医療従事者優先に」 新型インフル、舛添大臣がワクチン方針(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,妊婦 RV=181.0

 ▼2009/09/02 00:00〜2009/09/03 00:00▼

1.新型ワクチン「対応案」、週内に公表―厚労省(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,沖縄 RV=194.3
2.新型インフル、医療機関の対策は(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,基礎 RV=171.6
3.全児童に無料ワクチン=冬季の新型インフル対策−NY市(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種 RV=125.8
4.手洗いやワクチン接種を=新型インフル流行に備え−米大統領(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種 RV=125.8
5.NYは全小学生に無料で接種へ 新型インフル(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種 RV=125.8
6.NYの全小学生ワクチン無料、学校閉鎖せず(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種 RV=125.8
7.手洗いやワクチン接種を=米大統領(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種 RV=125.8
8.新型インフルワクチン、2666万人分が不足見込み(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:接種 RV=125.8
9.ワクチン接種で非公式会議=週内に方針案、新型インフル−厚労省(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種 RV=125.8

 ▼2009/09/03 00:00〜2009/09/04 00:00▼

1.<新型インフル>民主がワクチン副作用対策、補償拡充へ(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,試験 RV=172.0
2.新型インフルエンザ:県教委対策説明会 校長、教委職員ら150人出席 /岡山(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:学級,教委,試験 RV=153.9
3.新型インフル感染、子供は要注意、相次ぐインフル脳症(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:静岡,男児,学会 RV=139.7

 ▼2009/09/04 00:00〜2009/09/05 00:00▼

1.<新型インフル>ワクチン1歳未満の親優先 厚労省が接種案(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦,学級,基礎,試験 RV=354.6
2.新型ワクチン接種は医療従事者が最優先―厚労省が素案(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,妊婦,基礎 RV=252.1
3.新型インフル ワクチン順位案、きょう公表 費用・補償、なお課題(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,妊婦,試験 RV=251.7
4.新型インフル ワクチン順位案、きょう公表 費用・補償、なお課題(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,妊婦,試験 RV=251.7

 ▼2009/09/05 00:00〜2009/09/06 00:00▼

1.新型インフルワクチン、医療従事者を第一優先 厚労省素案発表(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,妊婦,小児,治験,高齢 RV=323.9
2.新型インフルワクチン 厚労省素案 最優先は医療従事者 持病・妊婦、小児の順(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,妊婦,小児,治験,高齢 RV=323.9
3.新型インフルワクチン 厚労省素案 最優先は医療従事者 持病・妊婦、小児の順(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,妊婦,小児,治験,高齢 RV=323.9

 ▼2009/09/06 00:00〜2009/09/07 00:00▼

1.学校生活に影響じわり 新型インフル感染拡大 東北(河北新報) 河北新報
  キーワード:学級,教委,8月,夏休み,学年 RV=223.3
2.人気キャラクター「エルモ」、新型インフルの予防に一役(CNN.co.jp) CNN.co.jp
  キーワード:試算,学期,子ども RV=113.6
3.受験生全員、マスク着用=新型インフル対策−女子栄養大(時事通信) 時事通信
  キーワード:試験 RV=47.2

 ▼2009/09/07 00:00〜2009/09/08 00:00▼

1.新型インフル 危機感強める人工透析機関…院内感染防止(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,透析,8月 RV=280.9
2.新型インフルワクチン接種、医療機関を限定(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,妊婦 RV=213.7
3.新型インフルに妊婦さんびくびく 募る重症化の不安(河北新報) 河北新報
  キーワード:接種,妊婦 RV=213.7

 ▼2009/09/08 00:00〜2009/09/09 00:00▼

1.<新型インフル>22都県「医師不足」流行ピーク時(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,沖縄,静岡,介護 RV=346.7
2.新型インフル 院内感染防止、重症者受け入れ 透析患者どう診療(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,透析 RV=266.9
3.妊婦へのワクチン投与の説明を追加−新型インフルQ&A(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,妊婦 RV=235.9
4.ワクチン接種施設、来月公表=新型インフル、1カ月半に2回−厚労省(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,妊婦 RV=235.9
5.<新型インフル>ワクチン接種は2回…自己負担最大8千円(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦 RV=235.9
6.新型ワクチン「実費負担」の方針―厚労省(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,妊婦 RV=235.9
7.ワクチンは実費負担、契約の医療機関で実施 新型インフル(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,妊婦 RV=235.9

 ▼2009/09/09 00:00〜2009/09/10 00:00▼

1.医療従事者なぜ最優先? 情報提供を―新型ワクチン(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,透析,妊婦,基礎 RV=393.5
2.新型インフルエンザ:目立つ県の遅れ 重症化しやすい人への対応 /群馬(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,透析,基礎 RV=326.3
3.【パリの屋根の下で】山口昌子 インフル対策“国家総動員”(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,妊婦 RV=244.0
4.新型インフル ワクチン接種費徴収 2回分7000〜8000円(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,妊婦 RV=244.0
5.新型インフル ワクチン接種費徴収 2回分7000〜8000円(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,妊婦 RV=244.0

 ▼2009/09/10 00:00〜2009/09/11 00:00▼

1.流行中のインフル「新型ばかり」=政府専門委員長が指摘−時事通信セミナー(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,妊婦,学級,基礎 RV=362.5
2.介護従事者などへのワクチン優先接種を―3学会が要望書(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,介護,学会 RV=277.0
3.新型インフルのワクチン接種開始へ 若者や妊婦から 中国(CNN.co.jp) CNN.co.jp
  キーワード:接種,妊婦 RV=245.6

 ▼2009/09/11 00:00〜2009/09/12 00:00▼

1.「基礎疾患を有する人900万人」とは―新型ワクチン意見交換会(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,基礎,学会 RV=285.6
2.専門家ら情報開示に注文も=ワクチン接種案で意見交換−新型インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,学会 RV=233.6
3.入院530〜800人規模に 新型インフル 京都市推計(京都新聞) 京都新聞
  キーワード:透析,妊婦,基礎 RV=227.2

 ▼2009/09/12 00:00〜2009/09/13 00:00▼

1.新型インフル「妊婦診療できぬ」医療機関の4割(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:透析,妊婦,学会,小児,8月,試算 RV=364.4
2.新型インフル 都道府県の半数が重症化対応未把握(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:透析,妊婦,小児,8月 RV=274.1
3.ワクチン接種1回で免疫効果=新型インフルで臨床試験−米厚生長官(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,試験 RV=234.4

 ▼2009/09/13 00:00〜2009/09/14 00:00▼

1.新型インフル、特有の症状? 短時間で子供が呼吸困難(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:学会,8月,男児,脳症 RV=191.3
2.新型インフル、北京市でワクチンの無料接種が始まる(サーチナ) サーチナ
  キーワード:接種 RV=183.3
3.新型インフル、北京市でワクチンの無料接種が始まる(サーチナ) サーチナ
  キーワード:接種 RV=183.3

 ▼2009/09/14 00:00〜2009/09/15 00:00▼

1.新型インフル、対策室設置へ 小児科学会(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:学会,脳症,人工,小児科,要望 RV=215.5
2.「発熱外来」の必要性、再度議論を(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:負担,診療 RV=82.5
3.神奈川の5歳女児、新型インフルで急性脳炎発症(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:脳症,女児 RV=80.1

 ▼2009/09/15 00:00〜2009/09/16 00:00▼

1.<インフルエンザ>休校など倍増、欠席者数も3.3倍に(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:沖縄,学級,保育,8月 RV=244.6
2.<新型インフル>沖縄で24歳女性が死亡 基礎疾患なく(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:沖縄,基礎,8月 RV=170.7
3.<新型インフル>献血後に感染判明 日赤が製剤回収(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:献血,8月 RV=142.4
4.【新型インフル】献血者が新型インフル感染 血液製剤を回収(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:献血,8月 RV=142.4
5.新型インフル感染 血液製剤を回収 日赤、献血後に判明(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:献血,8月 RV=142.4
6.日赤、インフル感染者判明の血液製剤回収(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:献血,8月 RV=142.4

 ▼2009/09/16 00:00〜2009/09/17 00:00▼

1.<新型インフル>国産ワクチン臨床試験開始 200人対象に(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,試験,小児,8月 RV=344.3
2.国内産の新型ワクチンの臨床試験、17日から(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,試験,小児,治験 RV=337.3
3.<新型インフル>集団感染が1.4倍増 学校中心に広がりか(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:学級,沖縄,基礎,8月,都 RV=291.9

 ▼2009/09/17 00:00〜2009/09/18 00:00▼

1.新型インフルエンザ:ワクチン優先接種へ 県が対応チーム設置 /宮城(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦,基礎 RV=317.7
2.選挙:堺市長選 候補者の主張/中 /大阪(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦,基礎 RV=317.7
3.新型インフルワクチンの国内開発を開始―ノバルティスファーマ(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,試験,小児 RV=301.2

 ▼2009/09/18 00:00〜2009/09/19 00:00▼

1.<新型インフル>抗がん剤治療中の患者にもリスク(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,透析,妊婦,静岡,小児 RV=485.9
2.優先接種の基礎疾患、「定義」案を公表−厚労省(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,試験,保育,基礎,小児 RV=426.1
3.新型インフルワクチン承認=月内に接種開始へ−豪当局(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,妊婦,試験,基礎 RV=388.1

 ▼2009/09/19 00:00〜2009/09/20 00:00▼

1.新型インフル 透析患者に不安まん延 東北(河北新報) 河北新報
  キーワード:接種,透析,妊婦 RV=385.7
2.新型インフル 国内の感染者、1週間で23%増(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,男児,前週 RV=295.5
3.騎馬戦中止、お化け屋敷ダメ…学校行事に影(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:学級,沖縄,8月 RV=193.5

 ▼2009/09/20 00:00〜2009/09/21 00:00▼

1.新型インフル、妊婦向けに防腐剤なしワクチン(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,妊婦 RV=272.4
2.行政ファイル:米子西高などで集団感染 /鳥取(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:学級,休園,9月 RV=148.4
3.<雑記帳>インフルエンザウイルスをたおせ(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:学級,10月 RV=107.1

 ▼2009/09/21 00:00〜2009/09/22 00:00▼

1.新型インフル、ワクチン費用を全国一律に(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,負担,診療 RV=286.8
2.<新型インフル>輸入ワクチンの免責検討(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,副作用,製薬 RV=284.4
3.<新型インフルエンザ>輸入ワクチン、免責検討 副作用訴訟、国が肩代わり(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,副作用,製薬 RV=284.4

 ▼2009/09/22 00:00〜2009/09/23 00:00▼

1.9歳以下はワクチン接種2回=新型インフルの臨床試験結果−米(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,試験 RV=268.2
2.<新型インフル>感染の7歳男児死亡 脳症死因は初 滋賀(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:学級,男児,脳症,人工,学年 RV=256.1
3.新型インフルで守山の7歳男児死亡 国内最年少、脳症で初(京都新聞) 京都新聞
  キーワード:基礎,男児,脳症,小児科,人工 RV=237.1

 ▼2009/09/23 00:00〜2009/09/24 00:00▼

1.<新型インフル>年長児にも脳症発生 日本小児科学会で報告(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:沖縄,学会,脳症,小児,小児科 RV=285.1
2.新型インフル 脳症や重症肺炎を防げ 小児科学会が診療指針など公表(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:学会,静岡,脳症,小児,小児科 RV=270.6
3.新型インフル大流行に備えろ 肺炎予防プロジェクト発足(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種 RV=208.5

 ▼2009/09/24 00:00〜2009/09/25 00:00▼

1.国産ワクチン、年度末までに2700万人分(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,妊婦,試験,保育,小児 RV=469.1
2.<新型インフル>ワクチン接種、1回分を全額助成…深谷市(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦,小児,基礎 RV=403.9
3.<新型インフル>小学校低学年も優先接種…厚労省方針(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦,小児,基礎 RV=403.9
4.ワクチン供給見積もり、2700万人分に―厚労省(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,妊婦,小児,基礎 RV=403.9

 ▼2009/09/25 00:00〜2009/09/26 00:00▼

1.新型インフルエンザ:年内に人口2割感染 重症者、1日50人に−−県が予測 /滋賀(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:妊婦,脳症,基礎,男児,8月 RV=287.1
2.ワクチン優先接種 小学低学年も検討(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,保育 RV=286.2
3.<新型インフル>中国衛生部がワクチン接種のルール発表、3歳以上対象に(Record China) Record China
  キーワード:接種 RV=227.2
4.<新型インフル>中国衛生部がワクチン接種のルール発表、3歳以上対象に(Record China) Record China
  キーワード:接種 RV=227.2
5.新型インフルエンザ、予防接種を受けた人は約4万人―北京市(Record China) Record China
  キーワード:接種 RV=227.2
6.新型インフルエンザ、予防接種を受けた人は約4万人―北京市(Record China) Record China
  キーワード:接種 RV=227.2
7.既感染者のワクチン接種「必要性乏しい」−「新型」で厚労省(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種 RV=227.2
8.<新型インフル>途上国にワクチン購入費11億円支援(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種 RV=227.2

 ▼2009/09/26 00:00〜2009/09/27 00:00▼

1.阿智村が独自のインフル対策 長野(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,妊婦,基礎 RV=353.9
2.新型の流行ピーク時、13県が患者振り分け(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:透析,妊婦,沖縄,8月 RV=304.1
3.<新型インフル>ワクチン7700万人分確保へ 政府が方針(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦 RV=299.2

 ▼2009/09/27 00:00〜2009/09/28 00:00▼

1.【from Editor】ワクチンへの信頼度は(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,妊婦,試験,基礎,優先,副作用,従事,持病 RV=577.5
2.米大学で新型インフル流行、学生らは冷静な対応(CNN.co.jp) CNN.co.jp
  キーワード:学期 RV=40.9
3.<新型インフル>対策余波で4〜6月のHIV検査が大幅減(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:抗体 RV=39.6

 ▼2009/09/28 00:00〜2009/09/29 00:00▼

1.「新型で新生児に異常」への対応でQ&A(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:妊婦,学会,小児科,副作用,障害,指針,道 RV=310.6
2.新型インフル 感染!その時… 会社サポート(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:10月,技術,機能 RV=76.5

 ▼2009/09/29 00:00〜2009/09/30 00:00▼

1.「新型」接種費、国が600億円負担(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,妊婦,負担,優先,従事 RV=432.6
2.国産新型インフルワクチン、最大3200万本供給(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:接種,妊婦 RV=304.1
3.<新型インフル>自治体負担600億円 3団体が抗議(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,負担 RV=278.1
4.新型インフル 「ワクチンは国の責任で」知事会などが要望(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,負担 RV=278.1

 ▼2009/09/30 00:00〜2009/10/01 00:00▼

1.ワクチン接種開始=新型インフル550万人分−豪(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,妊婦,基礎,負担 RV=407.8
2.<新型インフル>感染者数が「減速」 連休が影響か?(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:学級,保育,前週,8月,学年 RV=285.2
3.新型インフルワクチンの自己負担軽減に尽力―厚労省政務三役会議(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,負担 RV=280.7

 ▼2009/10/01 00:00〜2009/10/02 00:00▼

1.<新型インフル>妊婦ら11月から接種開始(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦,試験,小児,基礎,副作用,優先,治験 RV=643.4
2.新型ワクチンの接種方針を決定―政府(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,妊婦,試験,小児,基礎,負担,優先 RV=597.7
3.<新型インフル>ワクチン接種 19日めどに開始(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦,小児,基礎,負担,優先 RV=536.4

 ▼2009/10/02 00:00〜2009/10/03 00:00▼

1.新型インフル ワクチン費用6150円 基本方針 「国産」19日から接種(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,妊婦,小児,負担,副作用,優先 RV=537.4
2.小4〜中学生も国産ワクチン…厚労省方針(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,妊婦,小児,基礎,優先 RV=492.5
3.妊婦の新型インフルワクチン接種は11月以降(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,透析,妊婦,優先 RV=488.0

 ▼2009/10/03 00:00〜2009/10/04 00:00▼

1.接種の在り方説明で課長会議―新型インフルワクチンで厚労省(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,透析,妊婦,基礎,介護,優先,小児科 RV=664.6
2.<新型インフル>ワクチン接種の実施要領を公表 厚労省(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦,基礎,負担,優先,小児科 RV=546.1
3.新型インフル ワクチン接種の実施要領を公表 厚労省(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦,基礎,負担,優先,小児科 RV=546.1
4.新型インフル ワクチン接種の実施要領を公表 厚労省(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦,基礎,負担,優先,小児科 RV=546.1

 ▼2009/10/04 00:00〜2009/10/05 00:00▼

1.新型インフル脳症 守山男児死亡 医療関係者、冷静対応呼びかけ(京都新聞) 京都新聞
  キーワード:学級,脳症,男児,人工,診療,障害,救急,血液,大津 RV=388.1
2.インフル予防、「手洗い」過信に要注意(CNN.co.jp) CNN.co.jp
  キーワード:教授 RV=25.8

 ▼2009/10/05 00:00〜2009/10/06 00:00▼

1.新型インフルのワクチン接種、19日スタートへ(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,妊婦,小児,負担,優先 RV=505.8
2.新型インフルのワクチン接種へ課題…自治体に不満 医療機関は混乱(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,学会,副作用,小児科,優先 RV=481.9
3.卵アレルギー児にもインフルワクチン接種を推奨−都講演会で小児科医(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,保育,小児科 RV=374.3

 ▼2009/10/06 00:00〜2009/10/07 00:00▼

1.新型インフル 対応機関、月内公表(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,妊婦,小児,負担 RV=463.8
2.新型インフルエンザ:ワクチン接種・県が実施要領 具体的手続き説明なく /山梨(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦,基礎,負担 RV=459.3
3.<新型インフル>英国などの2社とワクチンの売買契約(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,小児,試験,副作用 RV=450.9

 ▼2009/10/07 00:00〜2009/10/08 00:00▼

1.欧州2社と新型ワクチンの輸入契約を締結―厚労省(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,小児,試験 RV=398.1
2.新型ワクチン、契約書受理で接種可能に(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種 RV=270.4
3.新型インフル、集団感染1.7倍=連休後、再び増加−厚労省(時事通信) 時事通信
  キーワード:学級,基礎,前週 RV=194.7

 ▼2009/10/08 00:00〜2009/10/09 00:00▼

1.接種開始、ずれ込む見通し=医師会への協力依頼遅れる−厚労省がミス・新型インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,従事 RV=313.1
2.新型インフルで脳症、5歳児が死亡…国内最年少(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:基礎,男児,都,人工 RV=202.9
3.新型インフル、幼児で初の死者(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:男児,都,人工 RV=144.1
4.新型インフルの5歳男児死亡=最年少、22例目−東京(時事通信) 時事通信
  キーワード:男児,都,人工 RV=144.1

 ▼2009/10/09 00:00〜2009/10/10 00:00▼

1.<新型インフルエンザ>妊婦などにワクチン接種を全額助成−−東京・港区(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦,小児,基礎,優先 RV=520.3
2.新型インフル、国産ワクチン初出荷(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,試験,優先 RV=393.8
3.国産ワクチンが初出荷へ=19日の接種開始向け−新型インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,優先 RV=321.9
4.国産ワクチンが初出荷=19日の接種開始向け−新型インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,優先 RV=321.9
5.国産ワクチンが初出荷=新型インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,優先 RV=321.9
6.新型インフルワクチン 国内産初出荷(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,優先 RV=321.9

 ▼2009/10/10 00:00〜2009/10/11 00:00▼

1.新型インフルエンザ:ワクチン接種、霧島市が半額助成へ /鹿児島(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,優先,費用,10月,9月,助成 RV=471.5
2.新型インフルで男児が重症化 長野(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:男児,人工,持病 RV=136.7
3.新型インフルエンザ:熊本市の化血研、ワクチンの出荷始まる /熊本(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:7月 RV=32.0

 ▼2009/10/11 00:00〜2009/10/12 00:00▼

1.3分の1が「副作用を懸念」 米で新型インフル予防接種開始(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,試験,副作用,臨床,国産,出荷 RV=496.3
2.新型インフル感染の生後2か月女児が死亡(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:女児,心,指針,不全 RV=118.9

 ▼2009/10/12 00:00〜2009/10/13 00:00▼

1.副作用懸念7割 インフル予防接種 米当局、安全性強調(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,試験,副作用,臨床,国産,出荷,供給,無料 RV=547.1
2.<新型インフル>愛知の10歳男児に人工呼吸器治療(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:男児,人工 RV=100.4

 ▼2009/10/13 00:00〜2009/10/14 00:00▼

1.国産新型インフルワクチンの安全対策で通知―厚労省(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,副作用 RV=329.2
2.感染症テーマに研究者らがシンポ―「新型」の早期治療や鳥インフル警戒訴え(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:妊婦,小児,基礎,耐性 RV=250.3
3.【インド】新型インフル、デリーの累計感染者3千人超(インド新聞) インド新聞
  キーワード:インド,累計 RV=85.7

 ▼2009/10/14 00:00〜2009/10/15 00:00▼

1.新型インフルエンザ:相談窓口8カ所、24時間体制に−−県厚生部と保健所 /静岡(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,前週,静岡 RV=386.8
2.都内で新型インフルの4歳男児、脳炎で死亡(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:小児,基礎,男児 RV=184.6
3.<新型インフル>東京、兵庫、愛知で死者 死亡者は26人に(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:脳症,基礎,男児 RV=184.1

 ▼2009/10/15 00:00〜2009/10/16 00:00▼

1.新型インフルエンザ:県対策会議、ワクチン接種時期確認 「入試配慮」意見も /鳥取(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,学級,妊婦,基礎 RV=488.8
2.新型ワクチン、1回接種の効果に期待感―厚労省・中嶋室長(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,基礎,耐性 RV=386.2
3.<インフルエンザ>休校など6476校に…過去10年で最多(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:学級,前週,保育 RV=200.8
4.新型の集団発生8千件、前週の1.5倍(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:学級,前週,保育 RV=200.8

 ▼2009/10/16 00:00〜2009/10/17 00:00▼

1.国内産新型ワクチン接種、13歳以上は原則1回―厚労省意見交換会(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,試験,妊婦,小児,基礎,副作用,治験 RV=673.9
2.<新型インフル>13歳以上は1回接種に 厚労省が決定(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,試験,妊婦,小児,基礎,副作用,治験 RV=673.9
3.医療従事者のワクチン接種、19日は23府県(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,妊婦,小児,基礎 RV=488.0

 ▼2009/10/17 00:00〜2009/10/18 00:00▼

1.新型インフル予防接種 「19日から」は医師だけなのに…(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,妊婦,小児,前週,小児科,負担 RV=610.0
2.新型インフル予防接種 一般の人から予約・問い合わせ殺到(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,妊婦,小児,前週,小児科 RV=557.5
3.1回接種への方針転換 自治体は「寝耳に水」(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,妊婦,試験,小児 RV=515.1

 ▼2009/10/18 00:00〜2009/10/19 00:00▼

1.あなたは打つ?打たない? 新型インフルワクチン 副作用の懸念も (産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,妊婦,試験,小児,副作用,小児科,優先 RV=687.1
2.新型インフル 「1回接種」戸惑う自治体 「あす開始が…」準備変更に悲鳴(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,妊婦,試験,小児 RV=521.6
3.自民、ワクチン接種優先対象者の無料化要求へ(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,妊婦,負担,優先 RV=479.0

 ▼2009/10/19 00:00〜2009/10/20 00:00▼

1.<新型インフル>予防接種始まる 大阪など23府県(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦,小児,副作用,基礎 RV=599.4
2.新型インフル 予防接種始まる 大阪など23府県(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦,小児,副作用,基礎 RV=599.4
3.<新型インフル>医療現場に安心感 予防接種開始(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦,副作用,基礎,小児科 RV=580.5
4.新型インフル 医療現場に安心感 予防接種開始(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦,副作用,基礎,小児科 RV=580.5

 ▼2009/10/20 00:00〜2009/10/21 00:00▼

1.新型インフルのワクチン、接種回数の方針決定(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,試験,妊婦,小児 RV=564.7
2.新型インフル、妊婦らの接種回数は引き続き検討(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,試験,妊婦,脳症 RV=557.5
3.新型インフルワクチン接種 「1回で効果」異論 妊婦らの回数検討継続(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,試験,妊婦,脳症 RV=557.5

 ▼2009/10/21 00:00〜2009/10/22 00:00▼

1.新型インフルワクチン 医療従事者1回 妊婦や中高生「2回」(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,試験,妊婦,小児,従事 RV=620.6
2.新型インフルのワクチン接種、27日から開始(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:接種,試験,小児,従事 RV=540.9
3.新型インフルエンザ:ワクチン予防接種、あす開始 医療従事者5万人対象に /神奈川(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦,基礎,従事 RV=525.2
4.<新型インフル>ワクチン接種 愛知県は23日から(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦,基礎,従事 RV=525.2

 ▼2009/10/22 00:00〜2009/10/23 00:00▼

1.新型インフルのワクチン、4割以上が「接種せず」? 米国(CNN.co.jp) CNN.co.jp
  キーワード:接種,妊婦,副作用,小児科 RV=530.4
2.新型インフルエンザ:妊婦ら向けワクチン接種、11月中旬から開始−−名張 /三重(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦,基礎,小児科 RV=528.5
3.H1N1型ワクチン接種を開始、英国でも(CNN.co.jp) CNN.co.jp
  キーワード:接種,妊婦,従事 RV=463.1

 ▼2009/10/23 00:00〜2009/10/24 00:00▼

1.<新型インフル>ワクチン希望の医療従事者 想定の倍超す(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,透析,妊婦,基礎,従事,介護 RV=702.0
2.妊婦への新型インフルワクチン接種を前にQ&A(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,妊婦,学会 RV=475.7
3.ワクチン接種で4人に副作用=意識低下など、新型インフル−厚労省(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,副作用,従事 RV=459.2
4.<新型インフル>ワクチン接種調査 4人に入院相当の副作用(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,副作用,従事 RV=459.2
5.新型インフルワクチン接種、6人に重い副作用か(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,副作用,従事 RV=459.2

 ▼2009/10/24 00:00〜2009/10/25 00:00▼

1.<ニュース1週間>日本郵政新社長に元大蔵次官の斎藤次郎氏/新型インフルエンザの予防接種スタート(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦,小児,基礎,従事,10月 RV=649.8
2.新型インフルエンザ:余剰ワクチン、基礎疾患の入院患者ら優先 /岡山(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦,基礎,従事,優先,10月 RV=624.2
3.<ニュース1週間>日本郵政新社長に元大蔵次官の斎藤次郎氏/新型インフルエンザの予防接種スタート(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,小児科,10月 RV=427.7

 ▼2009/10/25 00:00〜2009/10/26 00:00▼

1.新型インフル、ワクチン接種 いつごろ?どこで?(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,試験,妊婦,小児,副作用,従事,学年,優先,臨床 RV=850.3
2.オバマ政権、危機管理の強化狙う「緊急事態宣言」(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,妊婦 RV=411.2
3.米大統領、新型インフルエンザで非常事態宣言(CNN.co.jp) CNN.co.jp
  キーワード:接種,負担 RV=383.2

 ▼2009/10/26 00:00〜2009/10/27 00:00▼

1.<新型インフル>小児のワクチン接種前倒し提言(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦,小児,基礎,学会,従事,学年 RV=732.0
2.新型インフル「大人は基礎免疫」=多くは軽症の可能性−ウイルス学会(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,試験,基礎,学会 RV=555.5
3.Aソ連型感染で「新型」に基礎免疫も(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,試験,基礎,学会 RV=555.5

 ▼2009/10/27 00:00〜2009/10/28 00:00▼

1.<新型インフル>「元気な幼児」急変 感染死増加(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,脳症,学会,基礎,男児,小児科 RV=656.4
2.新型インフル 「元気な幼児」急変 感染死増加(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,脳症,学会,基礎,男児,小児科 RV=656.4
3.新型ワクチン接種法案を提出 副作用被害を補償(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,副作用 RV=405.2

 ▼2009/10/28 00:00〜2009/10/29 00:00▼

1.<新型インフル>学級閉鎖1万校超す 大都市の流行が本格化(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,学級,副作用,前週,保育,従事 RV=672.6
2.<新型インフル>都、11月16日から1歳児らにワクチン(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,学会,基礎,小児科 RV=524.9
3.重い副作用0.0007%=新型インフルワクチン中間結果−厚労省(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,副作用,従事 RV=463.8

 ▼2009/10/29 00:00〜2009/10/30 00:00▼

1.新型インフルのワクチン接種 都、幼児向け前倒し(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,学級,妊婦,小児,前週,小児科,従事 RV=755.3
2.入院患者らのワクチン接種開始=30日から3県で−新型インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,妊婦,基礎,従事 RV=533.3
3.26都県、入院患者の接種前倒し=2回目配分−新型インフルワクチン(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,基礎,沖縄,従事 RV=520.7

 ▼2009/10/30 00:00〜2009/10/31 00:00▼

1.<新型インフル>ワクチン一般接種、山口など3県でスタート(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦,小児,基礎,従事 RV=625.1
2.新型インフル ワクチン一般接種、山口など3県でスタート(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦,小児,基礎,従事 RV=625.1
3.新型ワクチン、基礎疾患患者と妊婦に接種開始(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,妊婦,小児,基礎,従事 RV=625.1

 ▼2009/10/31 00:00〜2009/11/01 00:00▼

1.新型インフルエンザ:一般接種、来週から 1週間前倒し /群馬(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,試験,妊婦,基礎,従事,学年 RV=687.9
2.インフル接種 和歌山県で始まる(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,小児,妊婦,基礎,従事,学年 RV=676.0
3.妊婦らへの新型ワクチン接種、17県が来月2日から(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,小児,妊婦,基礎,従事 RV=624.2

 ▼2009/11/01 00:00〜2009/11/02 00:00▼

1.新型インフル 全国でワクチン接種本格化 あすから17県(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,小児,妊婦,従事 RV=554.7
2.新型インフル危機段階、今週最高レベルに引き上げ(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:接種 RV=334.4
3.ソウルの小中高、学級・学年閉鎖の基準決まる(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:学級,従事,学年 RV=193.3

 ▼2009/11/02 00:00〜2009/11/03 00:00▼

1.基礎疾患の「1歳から小学3年」の接種を17都県が前倒しへ―新型ワクチン(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,透析,小児,妊婦,基礎,小児科 RV=743.3
2.新型インフル 大阪府が子供へのワクチン接種を前倒し 14日から(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,妊婦,脳症,基礎,従事 RV=620.4
3.妊婦らの新型ワクチン接種開始、注意点は?(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,妊婦,副作用,基礎 RV=565.8

 ▼2009/11/03 00:00〜2009/11/04 00:00▼

1.新型インフルエンザ:外国語でも相談窓口 通訳通し対応 /滋賀(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦,基礎,11月 RV=528.3
2.「薬剤師も最優先に」ワクチン接種で不満の声(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,従事,優先,要望 RV=475.3
3.新型インフル、最悪段階に=流行、今月末ピークか−韓国(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,政策 RV=380.7

 ▼2009/11/04 00:00〜2009/11/05 00:00▼

1.グアンタナモ収容者へのワクチン提供はない=米ホワイトハウス(ロイター) ロイター
  キーワード:接種,優先,順位 RV=419.3
2.中央災難安全対策本部が初会議、インフル対策を論議(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:接種,診療 RV=371.3
3.軍も新型インフル対策を強化、面会・外泊など禁止(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:接種 RV=332.8
4.【中国ブログ】人口大国・中国、日本よりインフル感染者が少ない理由(サーチナ) サーチナ
  キーワード:接種 RV=332.8

 ▼2009/11/05 00:00〜2009/11/06 00:00▼

1.問い合わせ殺到 新型インフルのワクチン(紀伊民報) 紀伊民報
  キーワード:接種,妊婦,基礎,小児科,従事 RV=604.4
2.<新型インフル>入院患者 累計で5000人を超える(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:学級,脳症,前週,基礎,保育,学年 RV=411.0
3.中国当局、“無料”新型インフルワクチンの有料接種を厳禁(Record China) Record China
  キーワード:接種 RV=333.1
4.中国当局、“無料”新型インフルワクチンの有料接種を厳禁(Record China) Record China
  キーワード:接種 RV=333.1
5.24時間体制で新型インフル管理、ソウル市特別対策(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:接種 RV=333.1
6.新型インフルエンザ:ワクチン接種の時期や安全性、県が相談電話開設 /長野(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種 RV=333.1
7.季節性インフルの接種希望者殺到、ワクチン足りず(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種 RV=333.1
8.NHL選手にワクチン優先接種、職員解雇処分に(ロイター) ロイター
  キーワード:接種 RV=333.1

 ▼2009/11/06 00:00〜2009/11/07 00:00▼

1.<新型インフル>1歳児らのワクチン接種時期前倒しを依頼(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,小児,妊婦,基礎,学会,小児科,学年 RV=751.3
2.新型ワクチン、小児への接種前倒しを要請―厚労省(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,小児,脳症,基礎,学年 RV=615.0
3.小児のワクチン接種前倒し 全国平均で警報レベル超え(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,小児,妊婦 RV=496.6

 ▼2009/11/07 00:00〜2009/11/08 00:00▼

1.子供にワクチン接種したいけど…数少なく困難(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,妊婦,基礎,学会,小児科,従事,学年 RV=724.7
2.インフル警報レベルに 小児接種、月内に前倒し(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,小児,妊婦 RV=496.2
3.新型インフルエンザ:ワクチン、一部の接種前倒し /岐阜(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,基礎,従事 RV=459.0

 ▼2009/11/08 00:00〜2009/11/09 00:00▼

1.<新型インフル>名古屋の5歳女児が死亡 病院から帰宅後(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:前週,脳症,女児,11月,定点,10月 RV=340.0
2.サウジ保健相、H1N1型ワクチン接種をテレビで公開(CNN.co.jp) CNN.co.jp
  キーワード:接種 RV=330.4
3.埼玉の3歳男児、新型インフルで死亡(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:脳症,基礎,男児 RV=202.9
4.新型インフル、死者52人目=3歳男児が死亡−埼玉(時事通信) 時事通信
  キーワード:脳症,基礎,男児 RV=202.9

 ▼2009/11/09 00:00〜2009/11/10 00:00▼

1.新型ワクチン接種、学校などの活用を―小児科学会(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,小児,基礎,学会,小児科,子ども RV=666.1
2.接種の順番、くじで決める=新型インフルワクチン不足で−京都(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,透析 RV=441.1
3.新型インフル感染の7か月男児が死亡―乳児では初(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:小児,基礎,男児 RV=214.7

 ▼2009/11/10 00:00〜2009/11/11 00:00▼

1.新型ワクチン出荷、11月は予定量の2割減(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,小児,妊婦,基礎,従事 RV=624.1
2.新型インフルエンザ:県がワクチン接種591カ所公表 /香川(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,小児,妊婦,基礎,学年 RV=620.9
3.ワクチン接種前、3歳女児死亡=新型インフル−北九州市(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,妊婦,基礎,女児 RV=532.9

 ▼2009/11/11 00:00〜2009/11/12 00:00▼

1.2回上乗せ接種効果なし 新型インフル・ワクチンで厚労省報告(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,試験,小児,妊婦 RV=595.4
2.新型インフルワクチン接種 2回でも効果同じ 臨床試験(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,試験,小児,妊婦 RV=595.4
3.1回と2回「同じ効果」=新型インフルワクチン臨床結果・厚労省(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,試験,妊婦,基礎 RV=578.9
4.1回と2回「同じ効果」=新型インフルワクチン臨床結果・厚労省(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,試験,妊婦,基礎 RV=578.9
5.高校生以下除き原則1回=新型インフルワクチン接種−長妻厚労相(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,試験,妊婦,基礎 RV=578.9
6.<新型インフル>ワクチン接種原則1回 高校生以下除き(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,試験,妊婦,基礎 RV=578.9
7.妊婦、「基礎疾患」なども1回接種に―新型ワクチン(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,試験,妊婦,基礎 RV=578.9

 ▼2009/11/12 00:00〜2009/11/13 00:00▼

1.新型インフル 厚労省が方針 ワクチン接種原則1回(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,試験,小児,妊婦,臨床 RV=647.5
2.新型インフルエンザ:1歳〜小3のワクチン接種、来月7日開始−−県対策本部 /福井(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,小児,妊婦,基礎,学年 RV=622.9
3.新型インフルエンザ:ワクチン接種 2週間前倒し、16日から /岡山(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦,基礎 RV=480.6

 ▼2009/11/13 00:00〜2009/11/14 00:00▼

1.新型インフルワクチン接種 16日に前倒し 和歌山(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,小児,妊婦,基礎 RV=569.0
2.新型インフルのワクチン接種前倒し 16日から、健康な子どもにも(紀伊民報) 紀伊民報
  キーワード:接種,小児,妊婦,基礎 RV=569.0
3.新型インフルエンザ:ワクチン接種 幼児など16日から /和歌山(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,前週,基礎,学年 RV=535.4

 ▼2009/11/14 00:00〜2009/11/15 00:00▼

1.健康な小児への新型ワクチン接種始まる…大阪(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,小児,妊婦,基礎,従事 RV=627.6
2.「やっと接種」母ひと安心。子供に新型インフルワクチン 予約殺到(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,小児,脳症,基礎 RV=567.7
3.小児へのワクチン接種始まる=前倒しの大阪から−新型インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,小児,基礎,沖縄 RV=555.0

 ▼2009/11/15 00:00〜2009/11/16 00:00▼

1.新型インフル 小児の接種始まる(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,小児,11月,累計,小学,前倒し,12月,中旬 RV=622.6
2.猛威振るう新型インフル、年間プラス成長も不透明に(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:接種,提示,マイナス RV=364.4

 ▼2009/11/16 00:00〜2009/11/17 00:00▼

1.小児のワクチン接種開始、「10倍容器」に当惑(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,小児,妊婦,小児科 RV=564.2
2.<新型インフル>ワクチン接種後2例目の死者 80代男性(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,副作用,基礎 RV=476.4
3.<新型インフル>岐阜で3例目 ワクチン接種後死亡(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,副作用,基礎 RV=476.4

 ▼2009/11/17 00:00〜2009/11/18 00:00▼

1.<新型インフル>接種日程前倒し…小学高学年は12月下旬(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,小児,妊婦,基礎,回数,従事,学年,11月 RV=783.5
2.4300万人は国産接種可能―新型ワクチンで長妻厚労相(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,試験,妊婦,基礎,回数,従事 RV=680.0
3.ワクチン接種時期、小学4〜6年・中学生を前倒し(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,小児,回数 RV=471.0

 ▼2009/11/18 00:00〜2009/11/19 00:00▼

1.新型インフルワクチン原則1回接種 中学生ら、2〜3週間前倒し(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,試験,小児,妊婦 RV=592.8
2.<新型インフル>ワクチン接種後に死亡、計8件に(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,透析,副作用,基礎 RV=582.8
3.新型インフルエンザ:予防接種開始、小児は来月7日に 重症化例増で前倒し /神奈川(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,小児,妊婦,基礎 RV=566.0
4.小学校高学年など年内に前倒し―新型ワクチン接種(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,小児,妊婦,基礎 RV=566.0

 ▼2009/11/19 00:00〜2009/11/20 00:00▼

1.<新型インフル>ワクチン接種後死亡10人に 新たに2件(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,副作用,基礎,不全,高齢,持病 RV=572.5
2.米成人の過半数、H1N1型ワクチン「接種したくない」と(CNN.co.jp) CNN.co.jp
  キーワード:接種,妊婦,成人 RV=430.7
3.新型インフルエンザ…ニンニクめぐって混乱もたらす(サーチナ) サーチナ
  キーワード:製薬 RV=42.7

 ▼2009/11/20 00:00〜2009/11/21 00:00▼

1.宮城県、受験生への新型ワクチン接種前倒し(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,試験,妊婦 RV=493.3
2.新型インフルエンザ:ワクチン不足 「落ち着いた対応を」県が保護者に書類 /福井(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,小児,妊婦 RV=492.9
3.<新型インフル>医療従事者424人に接種後の異常(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,副作用,基礎 RV=468.0

 ▼2009/11/21 00:00〜2009/11/22 00:00▼

1.<ワクチン行政>予防接種に提言組織 厚労省検討(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,小児,学会,回数 RV=533.3
2.<新型インフル>ワクチン副作用「重大懸念なし」(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,副作用,基礎 RV=462.2
3.新型インフル 入院患者4・5%が重症化 厚労省、情報HPで公開(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,副作用,基礎 RV=462.2

 ▼2009/11/22 00:00〜2009/11/23 00:00▼

1.「自分はいつ打てるの」 ワクチン接種、変更多く現場混乱 新型インフル(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,小児科,11月,従事 RV=475.4
2.院内感染か、新型インフルで山口の中2死亡(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,副作用,基礎 RV=452.2
3.新型インフル ワクチン「安全性十分」 厚労省検討会 経過観察を喚起(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,副作用,国産 RV=430.4

 ▼2009/11/23 00:00〜2009/11/24 00:00▼

1.ワクチン17万回分、使用中止に=英社製、カナダで高比率副作用−新型インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,副作用,国産,承認,契約,優先 RV=546.3
2.ワクチン17万回分、使用中止に=英社製、カナダで高比率副作用−新型インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,副作用,国産,承認,契約,優先 RV=546.3
3.ワクチン17万本、使用中止に=新型インフルで副作用−カナダ(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,副作用 RV=386.0
4.新型インフル「ピーク過ぎた」、保健福祉家族部長官(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:接種,副作用 RV=386.0

 ▼2009/11/24 00:00〜2009/11/25 00:00▼

1.ワクチン接種「優先」外、浪人生から不満(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,試験,小児,妊婦 RV=563.5
2.輸入予定ワクチン「承認に影響も」 副作用で厚労相(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,副作用,法案 RV=462.7
3.【新型インフル】ワクチン安全性、ノバルティス社にも調査団派遣へ(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,副作用,11月 RV=440.0

 ▼2009/11/25 00:00〜2009/11/26 00:00▼

1.ワクチン接種後に感染、死亡=国内初、新型インフル−30代女性看護師・鹿児島(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,脳症,基礎 RV=440.5
2.新型インフルワクチン副作用 スイス社製も調査へ(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,副作用 RV=383.0
3.輸入ワクチン、接種開始は年明けか…副作用問題で(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,副作用 RV=383.0

 ▼2009/11/26 00:00〜2009/11/27 00:00▼

1.新型インフルワクチン、集団接種へ(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,小児,小児科,基礎 RV=513.7
2.給与、インフル法案が衆院通過(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,法案,副作用 RV=495.3
3.重い副作用の疑い、新たに27人=新型ワクチン、10歳未満も−厚労省(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,副作用,脳症 RV=459.6

 ▼2009/11/27 00:00〜2009/11/28 00:00▼

1.新型インフルエンザ:平均患者数が全国最多−−16〜22日、定点医療機関 /大分(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,11月 RV=340.0
2.<新型インフル>患者からタミフル耐性ウイルス 新潟の病院(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:試験,基礎,女児,耐性,男児 RV=326.8
3.タミフル耐性新型ウイルス、新潟で初確認(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:基礎,女児,耐性,男児 RV=231.8
4.新型インフル 新潟の病院で同病室から複数のタミフル耐性患者 全国初(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:基礎,女児,耐性,男児 RV=231.8

 ▼2009/11/28 00:00〜2009/11/29 00:00▼

1.東京都、小学校低学年のワクチン接種12月5日から 新型インフル(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,小児,妊婦,小児科,基礎 RV=577.4
2.新型インフルエンザ:ワクチン接種開始前倒し 小学校4〜6年、来月21日に /岐阜(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,11月 RV=338.5
3.新型インフル、大阪・門真で3歳女児死亡(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:脳症,基礎,女児 RV=204.4
4.基礎疾患ない3歳女児、新型インフルで死亡…大阪(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:脳症,基礎,女児 RV=204.4

 ▼2009/11/29 00:00〜2009/11/30 00:00▼

1.英社製ワクチン調査でカナダへ=厚労省職員ら、新型インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,副作用,上旬,高齢 RV=435.2
2.5〜14歳は半数感染か=新型インフル、高齢者は1%未満(時事通信) 時事通信
  キーワード:耐性,子ども,累計,推計 RV=175.2
3.英グラクソ社製ワクチン調査団カナダへ(時事通信) 時事通信
  キーワード:副作用 RV=88.9

 ▼2009/11/30 00:00〜2009/12/01 00:00▼

1.接種後死亡の公表方法見直しを―新型ワクチンで厚労省合同会議(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,小児,妊婦,基礎 RV=509.3
2.新型ワクチン救済法と肝炎対策基本法が成立(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,法案 RV=404.0
3.タミフル耐性新型インフルウイルス確認、国内では初(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:耐性,男児 RV=114.6

 ▼2009/12/01 00:00〜2009/12/02 00:00▼

1.日本出荷は「予定通り可能」=カナダで保留の新型インフルワクチン−英グラクソ(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,副作用,製薬,契約,出荷 RV=485.6
2.H1N1型インフルエンザ流行、32州に減少 米国(CNN.co.jp) CNN.co.jp
  キーワード:接種 RV=278.8
3.「新型インフル」 厚労省技官「流行っていけないもの…」 新語・流行語(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種 RV=278.8

 ▼2009/12/02 00:00〜2009/12/03 00:00▼

1.ワクチン接種対象1950万人に、当初計画を拡大(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:接種,保育,従事 RV=379.9
2.中国・香港主要紙ヘッドライン(2日付)(ロイター) ロイター
  キーワード:接種,11月 RV=335.4
3.<新型インフル>入院患者累計1万人を超える(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:小児,基礎,女児,11月,男児 RV=328.2

 ▼2009/12/03 00:00〜2009/12/04 00:00▼

1.新型インフル、県内発生が警報レベルに(紀伊民報) 紀伊民報
  キーワード:前週,学級,学年,定点,和歌山,当たり,基準 RV=365.6
2.新型インフル 有効物質発見 北大グループ(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:学会,細胞,来年 RV=132.3

 ▼2009/12/04 00:00〜2009/12/05 00:00▼

1.<新型インフル>ワクチン接種の4歳男児が死亡 山口(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,基礎,男児 RV=391.2
2.副作用救済制度で相談窓口=新型インフル予防接種−厚労省(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,副作用 RV=363.9
3.新型ワクチン健康被害、救済制度スタート(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,副作用 RV=363.9
4.<新型インフル>ワクチン副作用…救済制度がスタート(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,副作用 RV=363.9

 ▼2009/12/05 00:00〜2009/12/06 00:00▼

1.新型インフル死者、8700人超=北米はピークに到達−WHO(時事通信) 時事通信
  キーワード:累計,ピーク,件数,算定,北半球 RV=110.8
2.「新型」死者8000人突破…WHO(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:11月 RV=57.9
3.【新型インフル】中国での感染者が9万人を超える(サーチナ) サーチナ
  キーワード:自治,村山 RV=25.8

 ▼2009/12/06 00:00〜2009/12/07 00:00▼

1.<新型インフル>国内死者100人に 京都で74歳男性死亡(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,基礎,11月,承認,前倒し,不全 RV=513.7
2.国内で100人目 新型インフルで京都市の男性死亡(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,基礎,不全 RV=368.9
3.新型インフルの74歳男性が死亡…国内100人目(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,11月 RV=330.0

 ▼2009/12/07 00:00〜2009/12/08 00:00▼

1.インフル余波、冬休み短縮…休校など穴埋め(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:前週,学級,11月,学年,負担 RV=329.1
2.<新型インフル>タミフル耐性のウイルス確認 国内19例目(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:耐性,11月 RV=119.7
3.新型感染、静岡の40代女性死亡…101人目(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:11月,静岡 RV=116.1

 ▼2009/12/08 00:00〜2009/12/09 00:00▼

1.新型インフル 感染ピーク過ぎた可能性 福井(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,小児,妊婦,基礎,11月,配分,定点,従事 RV=699.7
2.<新型インフル>ワクチン品質問題なし…カナダでの調査団(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,副作用,11月,承認 RV=468.3
3.新型インフルエンザ:ワクチン、中学生の接種を来月15日開始 /岐阜(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,小児,副作用 RV=452.6

 ▼2009/12/09 00:00〜2009/12/10 00:00▼

1.新型ワクチン、院長が孫に「優先接種」(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,小児,妊婦,小児科,11月,基礎 RV=616.7
2.順番守らず、孫に優先接種=小児科院長、新型インフルで−兵庫(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,小児,小児科 RV=425.2
3.<新型インフル>初の10代死亡例…ワクチン接種後(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,副作用,11月 RV=416.6
a
 ▼2009/12/10 00:00〜2009/12/11 00:00▼

1.「孫が心配」院長がインフルワクチン不正接種(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,妊婦,11月,従事 RV=439.6
2.新型インフルエンザ危機段階、「警戒」に引き下げ(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:接種,抗体,従事,北朝鮮 RV=406.1
3.<新型インフル>「死者の8割が妊婦」は誤解、専門家が釈明―中国(Record China) Record China
  キーワード:接種,妊婦,鐘 RV=377.8
4.<新型インフル>妊婦へのワクチン接種を検討、死亡率は13%―中国(Record China) Record China
  キーワード:接種,妊婦,鐘 RV=377.8

 ▼2009/12/11 00:00〜2009/12/12 00:00▼

1.受験生の接種を前倒し、神奈川県21日から(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,小児 RV=352.9
2.<新型インフル>妊婦用のワクチン開発を急ぐ−中国(サーチナ) サーチナ
  キーワード:接種,妊婦 RV=329.1
3.米国の新型インフル死者、4月以降で1万人に=CDC(ロイター) ロイター
  キーワード:接種,11月 RV=320.9

 ▼2009/12/12 00:00〜2009/12/13 00:00▼

1.感染しても症状出ず、2割…初期の生徒ら調査(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,抗体,8月 RV=349.0
2.新型インフル対策、思わぬ効果 東北で感染性胃腸炎が激減(河北新報) 河北新報
  キーワード:11月,定点,子ども,12月,10月 RV=243.5
3.新型インフルエンザ:患者数や電話での相談件数減、窓口を縮小−−名古屋市 /愛知(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:11月,12月,10月 RV=145.6

 ▼2009/12/13 00:00〜2009/12/14 00:00▼

1.<新型インフル>対象外の妻にワクチン接種 鹿児島の院長(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,妊婦,11月,従事,院長,10月,順位 RV=564.1
2.【インフル講座】(11)高齢者は油断禁物(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,費用 RV=298.8
3.北へのタミフル支援は初動対応水準、統一次官(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:北朝鮮,政策 RV=98.9

 ▼2009/12/14 00:00〜2009/12/15 00:00▼

1.接種の適否慎重な判断を―新型ワクチンで厚労省合同会議(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,小児,小児科,基礎 RV=473.3
2.<新型インフル>接種後に死亡70件…副作用ケースはなし(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,副作用,基礎 RV=403.9
3.新型ワクチン接種、「受験生優先枠」各地で動き(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,試験 RV=350.2

 ▼2009/12/15 00:00〜2009/12/16 00:00▼

1.第2次補正予算案を閣議決定―厚労省分は5684億円(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,介護,子ども,負担,費用,人工,助成 RV=517.1
2.優先以外も接種対象に=新型インフルワクチン−政府(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,回数,負担,鳩山 RV=389.0
3.北朝鮮への新型インフル治療薬支援、18日に陸路で(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:北朝鮮,費用 RV=99.7
4.<韓国>北朝鮮に新型インフル治療薬50万人分(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:北朝鮮,費用 RV=99.7

 ▼2009/12/16 00:00〜2009/12/17 00:00▼

1.<新型インフル>中高生のワクチン接種「1回」に変更(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,試験,小児,抗体,基礎,回数,承認 RV=663.3
2.中高生の1回接種を決定―新型ワクチンで厚労省(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,試験,基礎,回数,承認 RV=511.2
3.中高校生も1回接種で効果=新型インフルワクチン(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,試験,抗体,回数 RV=462.0

 ▼2009/12/17 00:00〜2009/12/18 00:00▼

1.8月以降にA型感染なら接種の必要なし―新型ワクチンで感染研・岡部センター長(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,試験,抗体,臨床,政策,負担 RV=548.7
2.新型インフルエンザ:感染の男性死亡−−神戸 /兵庫(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:基礎,12月 RV=100.6
3.業務継続計画を策定=強毒性インフル対策−警察庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:配分 RV=51.4

 ▼2009/12/18 00:00〜2009/12/19 00:00▼

1.中高生は1月8日から 新型インフルワクチン(紀伊民報) 紀伊民報
  キーワード:接種,試験,小児,回数 RV=496.9
2.新型インフル、公立高追試など26都道府県で(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,試験,沖縄 RV=402.7
3.新型インフル 小学〜高校生のワクチン接種開始時期決まる(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,回数 RV=304.4

 ▼2009/12/19 00:00〜2009/12/20 00:00▼

1.新型インフルエンザ:ワクチン接種、高校生ら来月15日から /岐阜(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,副作用,回数,院長,従事,12月,予約,中高生,救済,1月 RV=667.6

 ▼2009/12/20 00:00〜2009/12/21 00:00▼

1.【インフル講座】(17)タミフル耐性とは?(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:耐性,細胞,増殖,現場,確率,タンパク質,シーズン,抑える,出現,効く RV=180.9

 ▼2009/12/21 00:00〜2009/12/22 00:00▼

1.【科学】2009年 科学・災害を振り返る(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:臨床,12月,人工,細胞,候補,7月 RV=225.9
2.インフルエンザ 消えた!?「季節性」 「新型」の勢いにおされ淘汰…(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:11月,12月,1月,打つ,増殖 RV=197.4

 ▼2009/12/22 00:00〜2009/12/23 00:00▼

1.迫る受験…インフル感染不安 あぁ浪人生 優先接種枠外(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,試験,受験生 RV=396.1
2.人口の10%以上が感染―2009年重大ニュース(1)「新型インフルエンザ」(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:透析,脳症,沖縄,基礎,介護 RV=358.8
3.抗体価高くてもインフル発症の可能性―研究で裏付け(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,抗体 RV=306.5

 ▼2009/12/23 00:00〜2009/12/24 00:00▼

1.新型インフルエンザ:県内初、3歳女児死亡 タミフル処方も脳症で /新潟(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,脳症,11月,女児 RV=446.8
2.新型インフルエンザ:ワクチン、年明けから高3に優先接種へ−−県対策本部 /新潟(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,試験,受験生 RV=394.1
3.新型インフルエンザ:ワクチン接種、中高生は来月8日から /福島(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,回数,基礎 RV=354.4

 ▼2009/12/24 00:00〜2009/12/25 00:00▼

1.季節性と併用でワクチン効果増 新型インフル研究チーム(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,小児,抗体 RV=395.0
2.従来ワクチンが効果増強=新型インフル、小児も1回でOK−海外研究(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,抗体 RV=301.5
3.ノバルティス製ワクチン「問題なし」―新型インフルで現地調査(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種 RV=235.8

 ▼2009/12/25 00:00〜2009/12/26 00:00▼

1.新型感染症の予防接種、公費で負担…法改正へ(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,副作用,承認,負担 RV=420.2
2.新型インフルワクチン接種 福井県、受験生を優先(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,受験生,配分 RV=340.0
3.法改正も視野に予防接種部会を開催―厚労省(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,負担 RV=278.3
4.<新型インフル>ワクチンの公費負担を検討 厚労省(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,負担 RV=278.3

 ▼2009/12/26 00:00〜2009/12/27 00:00▼

1.輸入新型インフルワクチンの承認を条件付きで了承―医薬品第二部会(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,試験,小児,承認 RV=479.6
2.「新型」ワクチン輸入了承、2月にも接種へ(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,副作用,妊婦,承認 RV=444.9
3.新型インフル輸入ワクチンを「承認」 厚労省部会(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,11月,女児,承認 RV=410.0
4.新型インフル輸入ワクチンを「承認」 厚労省部会(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,11月,女児,承認 RV=411.3

 ▼2009/12/27 00:00〜2009/12/28 00:00▼

1.【インフル講座】(23)受験生には配慮(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,試験,受験生,追試,受験 RV=487.8
2.新型インフルワクチン、一転「余る」 1億5千万人分を確保(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,11月,承認 RV=347.4
3.新型ワクチン125万本、来月中旬から一般向け供給(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:接種 RV=225.1

 ▼2009/12/28 00:00〜2009/12/29 00:00▼

1.<新型インフル>ワクチン接種後死亡100人超す 厚労省(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,副作用 RV=315.0
2.受験生にワクチン接種要望 新型インフル 京都府が文書送付(京都新聞) 京都新聞
  キーワード:接種,受験生 RV=283.5
3.未承認薬などの審査迅速化に9.6億円―来年度医薬食品局予算案(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:献血,副作用,承認 RV=268.9

 ▼2009/12/29 00:00〜2009/12/30 00:00▼

1.新型インフルエンザ:60代男性が死亡−−県内2例目 /群馬(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,基礎,12月,かかりつけ,不全 RV=395.9
2.高校1、2年生への新型インフルエンザのワクチン接種を前倒しへ/神奈川県(カナロコ) カナロコ
  キーワード:接種,受験生,前倒し,1月 RV=366.4
3.新型インフルエンザ:40代女性が死亡 県内2例目 /大分(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,基礎,12月 RV=323.5

 ▼2009/12/30 00:00〜2009/12/31 00:00▼

1.あしあと:’09山口 5〜8月 /山口(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:介護,12月,救済,8月,大会,選挙,容疑 RV=262.0
2.この冬どうなる? インフル流行=新型減少も予断許さず−季節性、駆逐されるか(時事通信) 時事通信
  キーワード:中嶋,中高生 RV=76.7
3.終息宣言は「時期尚早」=新型インフル、最大1年監視継続−WHO(時事通信) 時事通信
  キーワード:インド RV=51.7

 ▼2009/12/31 00:00〜2010/01/01 00:00▼

1.新型インフル死者、27日までに世界で1万2220人確認=WHO(ロイター) ロイター
  キーワード:接種,前週,台湾,ウクライナ RV=361.3
2.世界の新型インフル死者、1万2千人超す(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:12月,低下,同月,集計 RV=102.5
3.新型インフル死者、27日までに世界で1万2220人確認=WHO(ロイター) ロイター
  キーワード:12月,8月,現場 RV=92.9

 ▼2010/01/01 00:00〜2010/01/02 00:00▼

1.新型インフルの特徴、注意点 横田教授に聞く(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,小児,脳症,学会,小児科,11月,基礎 RV=649.5
2.新型インフル 今月にワクチン輸入判断(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,副作用,11月 RV=376.9
3.新型インフル 油断は禁物…冬期再流行も、怖い「季節性」(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,11月,女児 RV=345.2

 ▼2010/01/02 00:00〜2010/01/03 00:00▼

1.新型インフルで43歳男性が急死 千葉・四街道(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,基礎,人工,不全,救急,血液,臓器,低下,ICU,処方 RV=501.1

 ▼2010/01/03 00:00〜2010/01/04 00:00▼

1.根絶宣言30年 天然痘に学ぶ感染症対策(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,インド,院長,障害,10月,前年 RV=433.5
2.新型インフルエンザ:四街道の43歳男性、県内初の死者 /千葉(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,1月,不全,救急,朝刊 RV=358.8

 ▼2010/01/04 00:00〜2010/01/05 00:00▼

1.新型インフルエンザ:浪人生のワクチン、中高生より後回し /大分(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,受験,前倒し,1月,スケジュール,中高生 RV=424.7
2.新型インフルエンザ:ワクチン、受験生を優先で /京都(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,受験生,1月,予約 RV=361.0
3.来年度6009人の定員削減へ―厚労省(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:政策 RV=48.7

 ▼2010/01/05 00:00〜2010/01/06 00:00▼

1.新型インフルワクチン盗難 長岡京の済生会病院(京都新聞) 京都新聞
  キーワード:接種,小児科,基礎,院長,子ども RV=432.9
2.新型インフルワクチン、ナゾの盗難(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,小児科,配分,子ども RV=381.5
3.新型インフルワクチン盗難 済生会京都府病院、保管80人分(京都新聞) 京都新聞
  キーワード:接種,小児科,院長,子ども RV=379.5

 ▼2010/01/06 00:00〜2010/01/07 00:00▼

1.新型インフルで沖縄市の男児が死亡 12月末にワクチン接種(琉球新報) 琉球新報
  キーワード:接種,脳症,沖縄 RV=349.7
2.15歳未満、より早い経過で死亡―新型インフル(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:小児,脳症,学会,小児科 RV=313.9
3.新型インフルワクチン盗まれる=小児80人分、病院から−京都(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,小児科 RV=278.2
4.<新型インフルエンザ>京都・長岡京の病院、ワクチン盗難か(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,小児科 RV=278.2

 ▼2010/01/07 00:00〜2010/01/08 00:00▼

1.インフル脳症 4歳児死亡 県内3例目(琉球新報) 琉球新報
  キーワード:接種,脳症,抗体,沖縄,基礎,12月 RV=515.0
2.副作用心配?新型ワクチン、仏で大量余剰(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:接種,副作用,11月 RV=362.9
3.新型インフルエンザ:ワクチン接種前倒し あすから65歳以上 /香川(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,11月,沖縄 RV=327.3

 ▼2010/01/08 00:00〜2010/01/09 00:00▼

1.<新型インフル>ワクチン接種後に呼吸困難や血圧低下46件(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,副作用,脳症,承認 RV=442.4
2.ワクチン接種との関係調査へ=新型インフル、重い持病の死者−厚労省(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,副作用 RV=297.1
3.新型インフルで追試 首都大学東京が決定(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:試験,受験生,追試 RV=221.5

 ▼2010/01/09 00:00〜2010/01/10 00:00▼

1.新型インフルエンザ:65歳以上接種、27日にも 12日から予約受け付け /秋田(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,前週,12月,定点 RV=388.8
2.新型インフルで女性死亡 鳥取で初(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,基礎,12月 RV=303.1
3.<新型インフル>3歳未満へのワクチン接種を推奨、「対象外」から方針転換―中国(Record China) Record China
  キーワード:接種,妊婦 RV=265.0

 ▼2010/01/10 00:00〜2010/01/11 00:00▼

1.肺炎球菌の重複感染で重症化=新型インフル−アルゼンチン調査(時事通信) 時事通信
  キーワード:球菌,併発,昨年,致死,スる,プロ RV=98.1
2.新型インフル本を自主回収=「事実確認が不十分」−講談社(時事通信) 時事通信
  キーワード:回収,官僚,医学,同社 RV=48.6

 ▼2010//01/11 00:00〜2010/01/12 00:00▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2010/01/12 00:00〜2010/01/13 00:00▼

1.優先接種対象者以外の予約始まる 滋賀・新型インフルワクチン(京都新聞) 京都新聞
  キーワード:接種,基礎,子ども,1月,国産,予約 RV=435.6
2.【インド】新型インフル死者約1千人超:マハラシュトラで284人(インド新聞) インド新聞
  キーワード:インド,累計 RV=93.9
3.新型とB型のインフルで初の重感染か―4歳男児、堺市で(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:男児 RV=50.9

 ▼2010/01/13 00:00〜2010/01/14 00:00▼

1.新型インフルエンザ:ワクチン接種、高齢者15日から開始 県民の半数可能に /佐賀(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,11月,妊婦,回数,基礎 RV=436.4
2.新型インフルエンザ:ワクチン一般接種、県内800の医療機関で受け付け /滋賀(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,11月,承認 RV=323.4
3.国産か輸入、被接種者が選択可能=新型インフルで厚労省方針(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,承認 RV=259.5

 ▼2010/01/14 00:00〜2010/01/15 00:00▼

1.<センター試験>インフル対策万全? 予備校、会場ピリピリ(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,試験,受験生,追試,11月 RV=491.5
2.健康成人の負担軽減、優先対象と同様に―新型ワクチン接種で厚労省(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,妊婦,承認,回数 RV=378.2
3.季節性インフルエンザ:新型猛威の一方で… 県内感染報告、これまでゼロ /秋田(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,小児科,11月 RV=324.4

 ▼2010/01/15 00:00〜2010/01/16 00:00▼

1.<新型インフル>「殺到」など課題も 輸入ワクチン承認(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,副作用,承認,回数,介護 RV=467.3
2.<新型インフル>輸入ワクチン承認へ 9900万回分(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,試験,承認 RV=360.5
3.輸入新型インフルワクチンを特例承認へ―厚労省(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,試験,承認 RV=360.5

 ▼2010/01/16 00:00〜2010/01/17 00:00▼

1.受験票、マスク…準備万端 16日から センター試験 新型インフル対策に全力(西日本新聞) 西日本新聞
  キーワード:接種,試験,学級,受験生 RV=450.0
2.センター試験 敵は不況と新型インフル(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,試験,受験生 RV=368.2
3.余っても解約条項なし=輸入ワクチン、大量廃棄も−厚労省(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,副作用,承認 RV=348.5

 ▼2010/01/17 00:00〜2010/01/18 00:00▼

1.センター試験終了、追試は過去最多961人(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:試験,受験生,追試,追試験,受験,会場,札幌 RV=455.9
2.<受験の危機管理>第2回 遅刻して許される理由は 新型インフルエンザ流行で対応変更(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:試験,受験生,受験,1月,会場,札幌 RV=375.0
3.センター試験終了へ=札幌で大雪、開始繰り下げ(時事通信) 時事通信
  キーワード:試験,追試,追試験,受験,会場,札幌 RV=374.2

 ▼2010/01/18 00:00〜2010/01/19 00:00▼

1.センター試験 追試験、最多の961人 雪で遅れ、1万人影響(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:試験,受験生,追試験,会場,前倒し RV=348.7
2.<新型インフル>成人向けワクチン接種、都が18日から開始(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,前倒し,希望,スケジュール,成人 RV=343.6
3.最悪期、脱した可能性=新型インフルでWHO事務局長(時事通信) 時事通信
  キーワード:耐性 RV=63.6

 ▼2010/01/19 00:00〜2010/01/20 00:00▼

1.新型インフルエンザ:ワクチン接種、きょうから一般向け開始 /福岡(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,承認,妊婦,回数,1月 RV=427.1
2.新型ワクチン余る公算、解約交渉も検討−長妻厚労相(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,法案,承認,政策 RV=422.3
3.新型インフルエンザ:ワクチン接種、受験生予約は3割 /福井(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,受験生,承認,1月 RV=389.1

 ▼2010/01/20 00:00〜2010/01/21 00:00▼

1.新型インフルの輸入ワクチンが特例承認(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,試験,承認 RV=357.6
2.新型インフルエンザ:優先対象外の接種が始まる /鳥取(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,承認,1月,国産 RV=351.6
3.新型インフルエンザ:ワクチン、接種希望者全員に きょうから県が前倒し /新潟(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,回数,1月,国産 RV=331.3

 ▼2010/01/21 00:00〜2010/01/22 00:00▼

1.新型インフルエンザ:ワクチン接種、65歳以上は25日から /福島(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,前週,配分,1月,国産,定点 RV=463.0
2.<新型インフル>健康成人へのワクチン接種、今月から開始(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,承認,沖縄,国産 RV=350.3
3.新型インフルエンザ:ワクチン接種、25日からすべての人へ(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,配分,1月,12月 RV=325.5

 ▼2010/01/22 00:00〜2010/01/23 00:00▼

1.<新型インフル>東大、名古屋大など追試せず(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,試験,追試,追試験,11月,受験 RV=533.7
2.宮城県、成人接種25日から 新型インフルワクチン時期早める(河北新報) 河北新報
  キーワード:接種,前週,受験 RV=312.3
3.追試実施は見送り=「インフル患者減少」−東大入試(時事通信) 時事通信
  キーワード:試験,追試,追試験,受験 RV=311.1

 ▼2010/01/23 00:00〜2010/01/24 00:00▼

1.新型インフル 輸入ワクチン不要 46都道府県希望せず(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,試験,副作用,受験生,11月 RV=502.1
2.新型インフルエンザ:学級閉鎖、基準緩和 免疫持つ子多い場合で−−県通知 /埼玉(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,学級,11月 RV=299.4
3.25日から健康な成人にも 新型インフルワクチン(紀伊民報) 紀伊民報
  キーワード:接種,抗体 RV=218.5

 ▼2010//01/24 00:00〜2010/01/25 00:00▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2010/01/25 00:00〜2010/01/26 00:00▼

1.新型インフルエンザ:出雲や斐川で、受験生にワクチン集団接種 /島根(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,受験生,受験,1月,予約 RV=404.8
2.新型インフルエンザ:20代の女性死亡 県内3例目 /長野(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,1月,基礎 RV=256.1
3.支局長からの手紙:新型じゃない? /京都(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:抗体,耐性,妊婦,1月 RV=246.8

 ▼2010/01/26 00:00〜2010/01/27 00:00▼

1.30道府県は追試実施=高校入試のインフル対策−文科省(時事通信) 時事通信
  キーワード:試験,受験生,追試,追試験 RV=339.8
2.新型インフルエンザ:ワクチン接種、全県民が可能に−−あすから /三重(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,小児,副作用 RV=327.3
3.新型インフルエンザ:輸入ワクチン購入希望、全国で山梨県のみ /山梨(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,副作用,小児科 RV=302.3

 ▼2010/01/27 00:00〜2010/01/28 00:00▼

1.新型インフルエンザ:ワクチン余る ピーク過ぎ警戒感薄れ? 県「接種を」 /滋賀(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,11月,妊婦,1月,希望 RV=370.7
2.新型にも早く効く シオノギが抗インフル新薬(J-CASTニュース) J-CASTニュース
  キーワード:試験,小児,副作用,国産 RV=347.5
3.新型インフルエンザ:きょうから全員にワクチン接種開始 /岩手(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,小児,1月 RV=287.0

 ▼2010/01/28 00:00〜2010/01/29 00:00▼

1.新型インフル 前週より減少(琉球新報) 琉球新報
  キーワード:接種,前週,妊婦,希望,定点,12月,学年,予約,基礎 RV=583.0
2.第2次補正予算が成立(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,費用 RV=179.0

 ▼2010/01/29 00:00〜2010/01/30 00:00▼

1.新型インフル 国産ワクチン接種後に女性死亡 (産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,1月,国産,希望 RV=294.8
2.新型ワクチンで死亡の可能性=副作用で初、新潟の80代女性−厚労省(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,副作用,国産 RV=275.3
3.接種後死亡症例で初の「関連あり」報告―新型ワクチンで厚労省(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,基礎,臨床 RV=223.1

 ▼2010/01/30 00:00〜2010/01/31 00:00▼

1.センター追試開始 例年より1週間遅れ(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:試験,受験生,追試,追試験,受験,会場 RV=456.5
2.センター試験 追試験始まる 972人対象に 31日まで(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:試験,受験生,追試,追試験,1月,会場 RV=450.3
3.<臨時接種>規定見直しへ 新型感染症に備え(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,法案,副作用 RV=341.0

 ▼2010/01/31 00:00〜2010/02/01 00:00▼

1.薬事審不承認でも解約できず=新型インフルの輸入ワクチン−厚労省(時事通信) 時事通信
  キーワード:副作用,承認,契約,審議,薬事,交渉 RV=312.4
2.韓国支援のインフル薬、北は出どころ伏せ住民に供給(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:北朝鮮,供給,道,業者 RV=150.3

 ▼2010/02/01 00:00〜2010/02/02 00:00▼

1.新型インフル対策「別室」も 関西の私大入試本格スタート(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:試験,受験生,受験,入試,会場,負担,前年,昨年,高槻,ショック RV=519.1

 ▼2010/02/02 00:00〜2010/02/03 00:00▼

1.インフル行動計画検証へ 強毒性への備え構築(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:昭,検証,構築,策定,長妻,H5N1,強毒,つなげる,備え RV=55.9

 ▼2010/02/03 00:00〜2010/02/04 00:00▼

1.国産ワクチンも余る!?輸入ワクチンに加え 優先順位付けが裏目(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,11月,1月,国産,希望,院長,成人,出荷 RV=505.5
2.休校など減少傾向も「今も流行中」―新型インフルで厚労省(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:前週 RV=92.2
3.中外製薬、売上高など過去最高の業績(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:承認 RV=81.2

 ▼2010/02/04 00:00〜2010/02/05 00:00▼

1.新型インフルもこれで恐くない!? 点滴の治療薬が登場(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:副作用,承認,耐性,回数,1月,治験,国産 RV=468.7
2.「子づくり前に、インフル予防接種を」…中国政府が女性に呼びかけ(サーチナ) サーチナ
  キーワード:接種,妊婦 RV=185.3
3.景気回復の流れ続くも不確実性が拡大、政府報告書(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:承認,配分 RV=143.2

 ▼2010/02/05 00:00〜2010/02/06 00:00▼

1.新型インフル 予防接種費用助成券を誤送付 和歌山・田辺(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,11月,1月,費用,世帯,10月,助成,和歌山 RV=445.5
2.接種と死亡、専門家は関連認めず―新型ワクチン(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,基礎,障害 RV=208.4

 ▼2010//02/06 00:00〜2010/02/07 00:00▼

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 ▼2010/02/07 00:00〜2010/02/08 00:00▼

1.新型インフルエンザ:北九州市、患者数が減少傾向 成人に広がる恐れも /福岡(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,11月,1月,定点,12月,成人,朝刊,ピーク,昨年,同月 RV=497.7

 ▼2010/02/08 00:00〜2010/02/09 00:00▼

1.国立大13校がインフル追試を見送り 流行下火で特別扱い避ける(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,試験,追試,追試験,受験,1月,12月,会場,10月 RV=652.0
2.H1N1型感染、まだ終息せず 米CDCがワクチン接種奨励(CNN.co.jp) CNN.co.jp
  キーワード:接種,子ども RV=169.5

 ▼2010/02/09 00:00〜2010/02/10 00:00▼

1.新型ワクチンの接種勧奨へ=予防接種法改正で−厚労省審議会(時事通信) 時事通信
  キーワード:法案,接種 RV=238.1
2.新型インフルエンザ:ワクチンだぶつき懸念 ピーク過ぎ接種見送る可能性高く /佐賀(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,1月,希望 RV=229.7
3.「高齢者限定規定」から新型インフルを除外へ―予防接種法(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,小児 RV=209.9

 ▼2010/02/10 00:00〜2010/02/11 00:00▼

1.<新型インフル>12日から輸入ワクチン出荷 安全調査開始(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,試験,副作用,承認,国産,希望,成人,出荷,契約,臨床 RV=695.7
2.輸入ワクチンの安全性調査=国立病院機構の600人接種(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,試験,承認,臨床 RV=352.7

 ▼2010/02/11 00:00〜2010/02/12 00:00▼

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 ▼2010/02/12 00:00〜2010/02/13 00:00▼

1.基礎疾患に満遍なく注意を―新型ワクチン接種で厚労省(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,基礎,審議,がん,薬事,打つ,部会,肺,慢性 RV=399.3
2.HIV感染・発症者、7年ぶり減少=検査低調、新型インフル影響か−厚労省(時事通信) 時事通信
  キーワード:前年 RV=42.9
3.新型インフル特需で手指殺菌消毒剤市場4倍に―富士経済(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:前年 RV=42.9
4.<HIV>09年感染者7年ぶりに前年下回る 検査件数も(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:前年 RV=42.9

 ▼2010/02/13 00:00〜2010/02/14 00:00▼

1.H1N1型の死者、最大で1万7000人 CDC推計(CNN.co.jp) CNN.co.jp
  キーワード:推計,昨年,中旬,達する,ジョージア,アトランタ RV=87.5

 ▼2010/02/14 00:00〜2010/02/15 00:00▼

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 ▼2010/02/15 00:00〜2010/02/16 00:00▼

1.低い死亡率、少ない妊婦患者―新型フル、日本は特異?(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:妊婦,累計,乳幼児,割合,昨年,占める RV=194.2
2.なるほドリ:阪大微研と阪大の関係は? /大阪(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:国産,基礎,朝刊,回答 RV=162.9

 ▼2010/02/16 00:00〜2010/02/17 00:00▼

1.開封後1週間のワクチン接種=新型インフル、子供8人に−茨城(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,脳症,学級,小児科,国産,連続 RV=422.5
2.北朝鮮に手指消毒剤10億ウォン分提供、22日運搬(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:北朝鮮,昨年,クラス,来月 RV=152.2

 ▼2010/02/17 00:00〜2010/02/18 00:00▼

1.ミス重なり誤接種 開封1週間のワクチン 茨城・西南医療センター(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,小児科,10月,昨年,当日,バイアル,茨城,保管,誤る,廃棄 RV=327.7

 ▼2010/02/18 00:00〜2010/02/19 00:00▼

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 ▼2010/02/18 00:00〜2010/02/20 00:00▼

1.新型インフル向けの枠組み創設=予防接種法改正へ提言−厚労省審議会(時事通信) 時事通信
  キーワード:法案,接種,審議 RV=267.9
2.予防接種法改正に向け1次提言まとめる―予防接種部会(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,費用,審議,救済 RV=230.5
3.輸入ワクチン接種始まる=名古屋(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,国産 RV=159.5

 ▼2010/02/20 00:00〜2010/02/21 00:00▼

1.ワクチン一本化 新型インフル 季節性と混合(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,打つ,例年,南半球,推奨,シーズン,北半球,今春 RV=215.8
2.<新型インフル>ピーク過ぎたか…WHO、23日に判断(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:ピーク,過ぎる RV=37.6

 ▼2010/02/21 00:00〜2010/02/22 00:00▼

1.新型インフル諮問委、記録残さず=首相に答申の専門家会議−非公開の10回検証困難(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,費用,政権,スケジュール,鳩山,余る,昨年,連続,議論,原則 RV=383.7

 ▼2010/02/22 00:00〜2010/02/23 00:00▼

1.「厚労省は新型インフルへの対応の総括を」―黒岩氏(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,審議,順位,部会,シナリオ,制度,改正,要求,占める,議論 RV=352.4

 ▼2010/02/23 00:00〜2010/02/24 00:00▼

1.輸入新型ワクチンの特例承認のパブコメ結果を公表―厚労省(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,承認,国産,成人 RV=287.9
2.国産ワクチン在庫、774万回分=1月中旬時点、新型インフル用−厚労省(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,国産,成人 RV=204.3
3.政府が北朝鮮に手指消毒剤を伝達、新型インフル対策(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:北朝鮮,政権 RV=130.2

 ▼2010/02/24 00:00〜2010/02/25 00:00▼

1.<新型インフル>余るワクチン 欧米でWHO非難も(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,11月,1月,国産,定点,出荷,契約,製薬 RV=464.3
2.医療用医薬品市場、7.2%の高成長(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:製薬,前年 RV=87.2
3.ピーク越え認定を見送り=新型インフルで緊急委−WHO(時事通信) 時事通信
  キーワード:審議 RV=43.0

 ▼2010/02/25 00:00〜2010/02/26 00:00▼

1.新潟空港:昨年利用者、14年ぶり100万人割れ 景気低迷など響く /新潟(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:前年,朝刊,新潟,福岡,需要,下回る,輸出 RV=166.4
2.新型インフル、子どもや肥満の人は重症化しやすい=米研究(ロイター) ロイター
  キーワード:子ども,割合,データ RV=87.8

 ▼2010/02/26 00:00〜2010/02/27 00:00▼

1.インフル対策、当面は実施継続―厚労省(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:前週,定点,中嶋,当たり,ピーク,サーベイランス RV=271.4
2.<新型インフル>帰国者対策重視で対応遅れ 厚労省まとめ(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:推計,8月,回答,昨年 RV=120.8

 ▼2010/02/27 00:00〜2010/02/28 00:00▼

1.新型インフルエンザ:県が国からのワクチン支給断る 流行落ち着いたと判断 /岩手(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,11月,1月,沖縄,定点,成人,10月,朝刊,警報,昨年 RV=495.1

 ▼2010/02/28 00:00〜2010/03/01 00:00▼

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 ▼2010/03/01 00:00〜2010/03/02 00:00▼

1.はしか接種、新型インフルの影響で伸び悩み?(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,前年,中高生,昨年,低下,室長,年齢 RV=261.3
2.【オーストラリア】カンタス日豪便、7月から座席数拡大(NNA) NNA
  キーワード:当たり,クラス,需要 RV=78.0

 ▼2010/03/02 00:00〜2010/03/03 00:00▼

1.新型インフルによる血液製剤回収を取りやめ(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:献血,審議,血液,薬事,部会,製剤,昨年,日赤,当日,回収 RV=408.8

 ▼2010/03/03 00:00〜2010/03/04 00:00▼

1.世界製薬大手12社が増収(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:前年,製薬,グラクソ・スミスクライン,売上,医薬品,年末,機器,完了,表,年間 RV=191.8

 ▼2010/03/04 00:00〜2010/03/05 00:00▼

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 ▼2010/03/05 00:00〜2010/03/06 00:00▼

1.余った新型インフルワクチンどうする? 埼玉県で在庫64万回分(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:小児,接種,11月,回数,希望,12月,成人,出荷,中高生,10月 RV=577.8
2.新型インフル警戒レベル、「注意」に引き下げ(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:接種 RV=85.9

 ▼2010/03/06 00:00〜2010/03/07 00:00▼

1.「緩和遅れた」「科学的情報を」=国の新型インフル対策で保健所長ら(時事通信) 時事通信
  キーワード:回答,昨年,アンケート,班,緩和,記載,性質,タイミング,設ける,欄 RV=120.1

 ▼2010/03/07 00:00〜2010/03/08 00:00▼

1.はしかワクチン、接種低迷=新型インフル余波か−09年患者激減、「排除」へ正念場(時事通信) 時事通信
  キーワード:接種,前年,脳炎,昨年,はしか,今年度,併発,目標,実現,輸出 RV=293.6

 ▼2010/03/08 00:00〜2010/03/09 00:00▼

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 ▼2010/03/09 00:00〜2010/03/10 00:00▼

1.新型インフル、終息へ 茨城県が判断、年明け以降患者激減(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:学級,11月,1月,10月,昨年,警報 RV=294.4
2.清州空港の国際便運航が再開、夏季4路線確定(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:前年,スケジュール,台湾,昨年,道 RV=175.8

 ▼2010/03/10 00:00〜2010/03/11 00:00▼

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 ▼2010/03/11 00:00〜2010/03/12 00:00▼

1.通勤混雑回避わずか16%=昨年の新型インフル確認時−「企業が指示を」交通政策研(時事通信) 時事通信
  キーワード:政策,回答,昨年,アンケート,下回る,乗車,近畿 RV=172.3
2.「ヒト型」に変異で患者増も―新型インフルで感染研・安井主任研究官(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:安井,主任,北半球 RV=60.0

 ▼2010/03/12 00:00〜2010/03/13 00:00▼

1.接種後死亡は基礎疾患、インフル感染が影響―新型ワクチンで厚労省会議(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,基礎,審議,薬事,部会,打つ,当たり RV=320.9
2.死亡補償金は最大3300万円=新型ワクチンの副作用救済−厚労省(時事通信) 時事通信
  キーワード:副作用,接種,救済 RV=206.9
3.インフル、流行目安下回る=施設当たり患者数1人切る−感染研(時事通信) 時事通信
  キーワード:定点,当たり RV=88.0

 ▼2010/03/13 00:00〜2010/03/14 00:00▼

1.<新型インフル>今春に再流行の恐れ、当局がワクチン接種を呼びかけ―中国(Record China) Record China
  キーワード:接種,抗体,妊婦,上旬,慢性,ピーク RV=283.8
2.<新型インフル>ワクチン接種は推定2278万人(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:副作用,接種,出荷,10月,昨年 RV=280.7
3.<新型インフル>今春に再流行の恐れ、当局がワクチン接種を呼びかけ―中国(Record China) Record China
  キーワード:接種 RV=79.1

 ▼2010/03/14 00:00〜2010/03/15 00:00▼

1.外国人の青瓦台境内観覧6か月ぶり再開、18日から(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:昨年,乳幼児,来月,中旬,行事,申し込み,受け付ける,指,パレード,毎週 RV=161.2

 ▼2010/03/15 00:00〜2010/03/16 00:00▼

1.新型インフル 来季は季節性と同時に接種(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:副作用,接種,希望,国産,費用,余る,補償,例年,推奨,シーズン RV=426.4

 ▼2010/03/16 00:00〜2010/03/17 00:00▼

1.新型インフルエンザ流行収束、平常時に回復(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:接種,学期,連続,注意報,基準,下回る,記録,完了,ことし,調整 RV=242.3

 ▼2010/03/17 00:00〜2010/03/18 00:00▼

1.新型インフル対策本部が解散 滋賀県、流行収束受け(京都新聞) 京都新聞
  キーワード:接種,11月,1月,子ども,男児,中高生,当たり RV=369.6
2.低死亡率は早期の抗ウイルス薬が奏功―新型インフル(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:小児科,妊婦 RV=122.4
3.韓日中、ソウルで新型インフル対応評価セミナー(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:政策 RV=49.9

 ▼2010/03/18 00:00〜2010/03/19 00:00▼

1.新型インフルエンザ:対策本部解散 /滋賀(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,11月,1月,定点,推計,朝刊,昨年,ピーク RV=373.5
2.消防機関の新型インフル対策で報告書−消防庁(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:救急,昨年,抑制 RV=87.5

 ▼2010/03/19 00:00〜2010/03/20 00:00▼

1.3分の2解約に向け交渉―輸入新型ワクチン(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:長妻,契約,昭,衆院,グラクソ・スミスクライン,交渉 RV=182.6
2.サーベイランス体制の見直しを検討―インフル対策で厚労省(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:定点,サーベイランス,補佐 RV=106.7

 ▼2010/03/20 00:00〜2010/03/21 00:00▼

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 ▼2010/03/21 00:00〜2010/03/22 00:00▼

1.新型インフル向けワクチン234万人分、今月末に期限切れ(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:接種,希望,国産,契約,余る,供給,北海道,余剰,公費,グラクソ・スミスクライン RV=380.2
2.新型インフル向けワクチン234万人分、今月末に期限切れ(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:供給 RV=26.9

 ▼2010/03/22 12:00〜2010/03/23 00:00▼

1.【インド】新型インフル感染確認ゼロに:累計感染確認3万人(インド新聞) インド新聞
  キーワード:インド,累計,デリー,急減,同数 RV=106.2

 ▼2010/03/23 00:00〜2010/03/24 00:00▼

1.余ったワクチンは国が買い取って 自民議連が要望(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:国産,政策,余る,要望,衆院,会長,医薬品 RV=220.4
2.新型インフル対策本部を閉鎖 京都市、4月から情報室設置(京都新聞) 京都新聞
  キーワード:接種,上旬,平日 RV=122.4

 ▼2010/03/24 00:00〜2010/03/25 00:00▼

1.新型インフルエンザ:京都市が対策本部閉鎖 「情報室」を新設し対応 /京都(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,11月,定点,10月,朝刊,昨年,割合,ピーク,基準,下回る RV=382.8
2.新型インフルエンザ:府の相談窓口、受付時間短縮−−来月から /京都(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:10月,朝刊,昨年 RV=99.3

 ▼2010/03/25 00:00〜2010/03/26 00:00▼


 ▼2010/03/26 00:00〜2010/03/27 00:00▼

1.新型インフル GSK社製ワクチンの32%解約(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:承認,1月,国産,契約,出荷,費用 RV=338.4
2.インフルサーベイ見直しで事務連絡―厚労省(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:脳症,定点 RV=137.0
3.英社ワクチンの3割解約=新型インフル、257億円分−厚労省(時事通信) 時事通信
  キーワード:長妻,契約 RV=108.3
4.<新型インフル>ワクチン輸入 257億円分解約(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:長妻,契約 RV=108.3

 ▼2010/03/27 00:00〜2010/03/28 00:00▼

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 ▼2010/03/28 00:00〜2010/03/29 00:00▼

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 ▼2010/03/29 00:00〜2010/03/30 00:00▼

1.<新型インフル>WHOが検証委 ワクチン大量に余り(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:余る,検証,下火,疑問,大量,独立,智永 RV=89.7

 ▼2010/03/30 00:00〜2010/03/31 00:00▼

1.新型インフルエンザ:ワクチン3万回分余る 県医師会、国に買い取り要望 /山口(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,11月,回数,配分,希望,定点,成人 RV=410.8
2.<新型インフル>期限切れワクチン 234万回分廃棄へ(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:接種,11月,希望,国産,契約,出荷 RV=340.0

 ▼2010/03/31 00:00〜2010/04/01 00:00▼

1.234万回分、使用期限切れ=余剰ワクチン廃棄へ−新型インフル・厚労省(時事通信) 時事通信
  キーワード:承認,接種,回数,希望,国産,契約,出荷,費用 RV=466.0
2.新型インフル総括会議が初会合(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:接種,長妻 RV=128.9
3.メーカーがワクチンに異物入れる、被害者100万人―江蘇省(Record China) Record China
  キーワード:接種 RV=69.6
4.新型インフルエンザ警戒態勢、1年ぶり解除(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:接種 RV=69.6

 ▼2010/04/01 00:00〜2010/04/02 00:00▼

1.新型インフルの第一波、事実上終息…厚労省(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:長妻,政策,出荷,検証,波,廃棄 RV=212.5
2.新型インフルエンザ:知事「流行は終息」 県の対策、警戒中心の態勢へ /熊本(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:11月,朝刊,ピーク,中旬 RV=141.4

 ▼2010/04/02 00:00〜2010/04/03 00:00▼

1.「子宮頸がん予防ワクチン」接種しますか、しませんか。(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:試験,副作用,承認,小児科,がん,接種,女児,希望,子ども,成人 RV=680.0

 ▼2010/04/03 00:00〜2010/04/04 00:00▼

1.県対策本部 新型インフルエンザ患者報告数ゼロに  和歌山(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:11月,定点,和歌山,昨年,過ぎる,沈静,3月 RV=197.4

 ▼2010/04/04 00:00〜2010/04/05 00:00▼

1.【キブンの時代】第2部 危険はどこに(1)新型インフル「偏執病」(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:学会,長妻,政策,昨年,講演,昭,検証,スタッフ,国会,参考 RV=322.2

 ▼2010/04/05 00:00〜2010/04/06 00:00▼

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 ▼2010/04/06 00:00〜2010/04/07 00:00▼

1.新型インフルエンザ:「意識向上の手法検討を」対策本部会議で北九州市長指示 /福岡(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:11月,接種,定点,基礎,順位,朝刊,昨年 RV=312.4
2.【キブンの時代】第2部 危険はどこに(3)マスクに殺到、豚肉料理中止…(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:1月,前年,昨年,8月 RV=164.0

 ▼2010/04/07 00:00〜2010/04/08 00:00▼

1.新型インフルエンザ:ワクチン大量在庫 県が国に対策要望 /千葉(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:回数,接種,希望,契約,成人,負担,朝刊,余剰,昨年 RV=407.2
2.休校・学級閉鎖がゼロ=新型インフル流行後初−厚労省(時事通信) 時事通信
  キーワード:学級 RV=77.5

 ▼2010/04/08 00:00〜2010/04/09 00:00▼

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 ▼2010/04/09 00:00〜2010/04/10 00:00▼

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 ▼2010/04/10 00:00〜2010/04/11 00:00▼

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 ▼2010/04/11 00:00〜2010/04/12 00:00▼

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 ▼2010/04/12 00:00〜2010/04/13 00:00▼

1.医療分野の素案明らかに−民主党参院選マニフェスト(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:承認,接種,政策,政務,党,足立,民主党,素案 RV=391.9
2.医療分野の素案明らかに−民主党参院選マニフェスト(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:承認,接種,政策,政務,党,足立,民主党,素案 RV=391.9
3.新型インフル対策の見直し開始=来月に中間報告−WHO検証委(時事通信) 時事通信
  キーワード:来年,昨年 RV=61.2

 ▼2010/04/12 00:00〜2010/04/13 00:00▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2010/04/14 00:00〜2010/04/15 00:00▼

1.強毒性の新型インフルに備え 厚生労働省が業務継続計画(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:試算,昨年,8月,罹患,ピーク,新規,国会,統計 RV=196.0
2.省内業務を縮小・中断=強毒型インフル発生時で人員計画−厚労省(時事通信) 時事通信
  キーワード:年金,新規,統計,見込む RV=64.2

 ▼2010/04/15 00:00〜2010/04/16 00:00▼

1.新型インフルエンザ感染者、腎臓疾患に陥る可能性=研究(ロイター) ロイター
  キーワード:透析,人工,不全,昨年,腎臓,腎 RV=267.2
2.警戒水準の定義で議論継続=新型インフル対策見直し−WHO検証委(時事通信) 時事通信
  キーワード:検証,議論,総会,下旬 RV=72.5

 ▼2010/04/16 00:00〜2010/04/17 00:00▼

1.インフル、B型など季節性の割合が増加(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:前週,定点,当たり,上旬,昨年,割合,警報,注意報 RV=327.1
2.09年の救急出動、前年比2万5千件増(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:前年,救急,昨年 RV=107.9

 ▼2010/04/17 00:00〜2010/04/18 00:00▼

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 ▼2010/04/18 00:00〜2010/04/19 00:00▼

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 ▼2010/04/19 00:00〜2010/04/20 00:00▼

1.期限切れ新型ワクチン捨てられず…予算なく、いまだ保管中(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:国産,費用,要求,夏,廃棄,今年度,業者,年度内,年,保管 RV=245.9

 ▼2010/04/20 00:00〜2010/04/21 00:00▼

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 ▼2010/04/21 00:00〜2010/04/22 00:00▼

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 ▼2010/04/22 00:00〜2010/04/23 00:00▼

1.妊婦の抗ウイルス薬投与で副反応調査へ―新型インフルで日産婦学会(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:小児,学会,妊婦,接種,製薬,有する,順位,従事 RV=422.4
2.妊婦のタミフル、副作用調査へ=「新型」死亡ゼロで再検証−学会(時事通信) 時事通信
  キーワード:副作用,承認,学会,妊婦 RV=292.1

 ▼2010/04/23 00:00〜2010/04/24 00:00▼

1.新型インフルエンザ:ワクチン在庫5万2000回分 道など、負担軽減要望 /北海道(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:長妻,希望,定点,契約,成人,接種,費用,負担 RV=407.2
2.新型インフル1年、韓国内感染者は75万人(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:前週,政策,接種 RV=191.7
3.インフル患者が12週ぶりに増加(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:前週,定点 RV=144.3

 ▼2010/04/24 00:00〜2010/04/25 00:00▼

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 ▼2010/04/25 00:00〜2010/04/26 00:00▼

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 ▼2010/04/26 00:00〜2010/04/27 00:00▼

1.09年度新幹線旅客8%減=新型インフル、高速割引が影響(時事通信) 時事通信
  キーワード:静岡,予約,高速,新幹線,割引,前年度,動向,導入,上半期,道路 RV=185.7

 ▼2010/04/27 00:00〜2010/04/28 00:00▼

1.新型インフル発生から1年 大流行騒ぎが残した教訓(CNN.co.jp) CNN.co.jp
  キーワード:接種,推計,昨年,供給,高齢,占める,洗う,需要,過ぎる,疑問 RV=239.3

 ▼2010/04/28 00:00〜2010/04/29 00:00▼

1.季節性並み対処、直後から検討=専門家諮問委の議事概要判明−新型インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:昨年,議論,教授,自治,当時,療養 RV=115.6
2.「水際対策、見直し遅かった」=検疫担当者ら指摘−新型インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:負担,議論,総括,テーマ,医学 RV=96.6

 ▼2010/04/29 00:00〜2010/04/30 00:00▼

1.新型インフル対策の検疫、休校で議論―厚労省総括会議(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:学級,耐性,定点,院長,保育,負担,仙台,休園,昨年,サーベイランス RV=465.8

 ▼2010/04/30 00:00〜2010/05/01 00:00▼

1.新型の傾向に変化なし―厚労省が疫学情報を更新(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:脳症,脳炎,基礎,臨床,不全,従事 RV=277.9
2.インフル定点報告数は微増(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:前週,定点,当たり RV=183.9
3.【英国】GSK、第1四半期は19%増益(NNA) NNA
  キーワード:前年 RV=47.0

 ▼2010/05/01 00:00〜2010/05/02 00:00▼

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 ▼2010/05/02 00:00〜2010/05/03 00:00▼

1.現金より金塊を狙う“平成のルパン” 流行に敏感な振り込め詐欺犯たち(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:11月,契約,子ども,12月,予約,助成,価格,昨年,容疑,裁判 RV=421.2

 ▼2010/05/03 00:00〜2010/05/04 00:00▼

1.新型インフル流行から1年 国の行動計画に苦情噴出(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:長妻,昨年,意識,検証,昭,教授,国会,目標,総括,機能 RV=239.5
2.【何を学ぶか】新型インフルの1年(上)毒性の強弱で行動計画(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:長妻,昨年,意識,検証,昭,教授,国会,目標,総括,機能 RV=239.5

 ▼2010/05/04 00:00〜2010/05/05 00:00▼

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 ▼2010/05/05 00:00〜2010/05/06 00:00▼

1.新型インフル1年 “本物の危機”への対応は?(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:昨年,室長,7月,中旬,全数,総括,主任,データ,岡田,谷口 RV=167.1

 ▼2010/05/06 00:00〜2010/05/07 00:00▼

1.【インド】新型インフル、新たに13人の感染を確認(インド新聞) インド新聞
  キーワード:インド,累計,デリー RV=102.0

 ▼2010/05/07 00:00〜2010/05/08 00:00▼

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 ▼2010/05/08 00:00〜2010/05/09 00:00▼

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 ▼2010/05/09 00:00〜2010/05/10 00:00▼

1.<新型インフル>国内確認1年 感染伝達、患者は最後(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:交付,当時,中旬,診療,振り返る,気持ち,明記 RV=112.2
2.新型インフル 国内確認1年 感染伝達、患者は最後(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:交付,当時,中旬,診療,振り返る,気持ち,明記 RV=112.2
3.新型インフル 国内確認1年 感染伝達、患者は最後(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:ベッド,部屋,最後 RV=43.6

 ▼2010/05/10 00:00〜2010/05/11 00:00▼

1.人体、12の極限=飲まず食わずで1週間、睡眠なしで264時間……―英科学誌(Record China) Record China
  キーワード:昨年,飲む,福建,掲載,小学校,このほど,英,極限,でる,睡眠 RV=99.2

 ▼2010/05/11 00:00〜2010/05/12 00:00▼

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 ▼2010/05/12 00:00〜2010/05/13 00:00▼

1.新型インフルエンザ:3月末、4万2000回分残余 需要期に供給遅れ /岡山(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:11月,配分,1月,希望,妊婦,12月,成人,負担 RV=429.2
2.全国一律の対策に批判相次ぐ―新型インフルの「医療体制」を検証(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:小児,小児科,成人 RV=205.8

 ▼2010/05/13 00:00〜2010/05/14 00:00▼

1.検体共有で議論継続=新型インフル−WHO部会(時事通信) 時事通信
  キーワード:配分,審議,部会,来年,要求,議論,総会,盛り込む,利益,合意 RV=269.8

 ▼2010/05/14 00:00〜2010/05/15 00:00▼

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 ▼2010/05/15 00:00〜2010/05/16 00:00▼

1.消えぬ心のつめ跡 新型インフル国内初感染から1年(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:10月,昨年,心,供給,市町村,検証,ピーク,会長 RV=213.4
2.新型インフル感染1年 消えぬ心のつめ跡 (産経新聞) 産経新聞
  キーワード:10月,昨年,心,供給,市町村,検証,ピーク,会長 RV=213.4
3.<新型インフル>患者情報の対応分かれ 都道府県調査(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:回答,市町村,新潟 RV=77.5

 ▼2010/05/16 00:00〜2010/05/17 00:00▼

1.<新型インフル>神戸大流行は異なるウイルス 感染経路は別(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:証明,昨年,8月,7月,全域,森,比較 RV=156.5
2.強毒性、6割が「指針策定しない」=新型インフル―大阪の事業所調査・国交省(時事通信) 時事通信
  キーワード:政策,回答,昨年,指針 RV=128.7

 ▼2010/05/17 00:00〜2010/05/18 00:00▼

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 ▼2010/05/18 00:00〜2010/05/19 00:00▼

1.新型流行も強毒性想定のBCP策定は1割強(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:政策,回答,昨年,割合,アンケート,指針 RV=181.7
2.被害者なのに…責任追及の矢面に(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:昨年,心,当時,年齢 RV=94.1
3.昭和大で新型インフル集団発生―山梨県発表(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:山梨 RV=20.4

 ▼2010/05/19 00:00〜2010/05/20 00:00▼

1.新型ワクチンの集団接種を提言―厚労省総括会議(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:小児,学会,小児科,配分,回数,有する,スケジュール,基礎,順位 RV=506.2
2.<新型インフルエンザ>余ったワクチン17万回分 国へ返品を要望(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:余る RV=38.1

 ▼2010/05/20 00:00〜2010/05/21 00:00▼

1.【風(4)新型インフル】体調より「感染差別」に不安(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:12月,昨年,医院,当時,年齢,振り返る,職場,明記,拠点,復帰 RV=199.4
2.【風】体調より「感染差別」が不安(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:12月,昨年,医院,当時,振り返る,職場,拠点,復帰 RV=171.1

 ▼2010/05//21 00:00〜2010/05/22 00:00▼

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 ▼2010/05/22 00:00〜2010/05/23 00:00▼

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 ▼2010/05/23 00:00〜2010/05/24 00:00▼

1.移植渡航、自粛求める WHO決議案採択、臓器売買禁止明記(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:希望,昨年,臓器,改正,移植,総会,7月,途上,指針,保険 RV=247.6

 ▼2010/05/24 00:00〜2010/05/25 00:00▼

1.昨年度の医療用薬市場は6.3%増の8兆8968億円(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:製薬,昨年,肺,慢性,グラクソ・スミスクライン,売上,糖尿,高血圧 RV=204.8
2.【風】パート解雇 生活に深刻な影響(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:昨年,当日,当時 RV=74.5

 ▼2010/05/25 00:00〜2010/05/26 00:00▼

1.【風】立ちはだかった「個人情報」(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:学級,昨年,教委,冬休み,夏,高槻 RV=194.0
2.<新型インフル>国と自治体の連携不足指摘 研究班が報告書(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:安井,検証,当時,統一 RV=100.9

 ▼2010/05/26 00:00〜2010/05/27 00:00▼

1.【風】授業は遅れ運動会も延期(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:脳症,学級,11月,妊婦,12月,学年,順位,10月,学期 RV=476.5
2.WHOが北朝鮮に新型インフルワクチン支援、RFA(聯合ニュース) 聯合ニュース
  キーワード:北朝鮮,妊婦 RV=133.0

 ▼2010/05/27 00:00〜2010/05/28 00:00▼

1.【風】「インフル狂騒曲」日本だけ?(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:従事,昨年,所得,母親,福岡,前回,同時,キャンセル,不況,待合室 RV=185.4

 ▼2010/05/28 00:00〜2010/05/29 00:00▼

1.特別措置で8割が追試=新型インフルで大学・短大―文科省(時事通信) 時事通信
  キーワード:受験生,追試,入試 RV=232.7
2.【風】新型インフルエンザ 自粛ムードに「苦渋の決断」(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:学級,1月,昨年,当時 RV=188.3
3.新型インフル総括の取りまとめを開始―厚労省会議(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:学級,臨床,昨年,会長 RV=171.3

 ▼2010/05/29 00:00〜2010/05/30 00:00▼

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 ▼2010/05/30 00:00〜2010/05/31 00:00▼

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 ▼2010/05/31 00:00〜2010/06/01 00:00▼

1.新型インフルエンザのワクチン返品に応じるよう、国へ神奈川県と県医師会が要望書(カナロコ) カナロコ
  キーワード:小児,回数,希望,妊婦 RV=254.1
2.新型流行で大学4校に1校が追試験など実施―文科省調査(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:試験,追試験,受験 RV=242.1
3.「ワクチン行政」医師悲鳴 だぶつく8400万回分(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:小児科,配分,希望,院長 RV=233.7

 ▼2010/06/01 00:00〜2010/06/02 00:00▼

1.新型インフルエンザ:ワクチン在庫、購入費補償を要望 国に県など /神奈川(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:11月,1月,定点,費用,予約,負担,当たり,朝刊,要望,補償 RV=438.0

 ▼2010/06/02 00:00〜2010/06/03 00:00▼

1.ピーク越えたか議論=新型インフルでWHO緊急委(時事通信) 時事通信
  キーワード:累計,ピーク,議論,チリ,南半球,北半球,下旬,アフリカ,収まる,勢い RV=150.9

 ▼2010/06/03 00:00〜2010/06/04 00:00▼

1.ピーク越えを認定=新型インフルで―WHO事務局長(時事通信) 時事通信
  キーワード:審議,検証,ピーク,過ぎる,終息,最盛,半ば,討議 RV=135.6
2.<新型インフル>「最盛期過ぎた」WHO事務局長(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:検証,ピーク,7月,過ぎる,終息,最盛,半ば,ポスト,討議 RV=116.3

 ▼2010/06/04 00:00〜2010/06/05 00:00▼

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 ▼2010/06/05 00:00〜2010/06/06 00:00▼

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 ▼2010/06/06 00:00〜2010/06/07 00:00▼

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 ▼2010/06/07 00:00〜2010/06/08 00:00▼

1.修学旅行、新型インフルで出発の朝に突然中止(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:受験,11月,沖縄,学期,昨年,当時,夏,始業,年齢,服用 RV=341.6

 ▼2010/06/08 00:00〜2010/06/09 00:00▼

1.感染症対策の体制強化を―新型インフル総括で報告書(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:証明,市町村,会長,基準 RV=113.4
2.新型インフル総括会議が提言 「おおむね目標達成」だが、反省点も指摘(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:昨年,検証,サーベイランス,基準 RV=107.2
3.<新型インフル>広報、危機管理強化を 厚労省対策会議提言(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:回数,会長 RV=84.2

 ▼2010/06/09 00:00〜2010/06/10 00:00▼

1.新型インフル 「毒性に応じ対策を」 総括会議が報告書(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:長妻,検証,サーベイランス,昭,総括,提言,目標,接種,テーマ,致死 RV=241.9

 ▼2010/06/10 00:00〜2010/06/11 00:00▼

1.行動計画見直し、厚労相に提言(時事通信) 時事通信
  キーワード:長妻,検証,昭,総括,提言,一郎,改める RV=178.1
2.定義見直しが焦点=大流行宣言から1年―新型インフル(時事通信) 時事通信
  キーワード:累計,検証,ピーク,過ぎる RV=102.2

 ▼2010/06/11 00:00〜2010/06/12 00:00▼

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 ▼2010/06/12 00:00〜2010/06/13 00:00▼

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 ▼2010/06/13 00:00〜2010/06/14 00:00▼

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 ▼2010/06/14 00:00〜2010/06/15 00:00▼

1.地域医療機能推進機構法案、「何としても成立させたい」―足立政務官(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:法案,政務,足立,審議,救済,来年,改正,成立,年金,保険 RV=410.7

 ▼2010/06/15 00:00〜2010/06/16 00:00▼

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 ▼2010/06/16 00:00〜2010/06/17 00:00▼

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 ▼2010/06/17 00:00〜2010/06/18 00:00▼

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1.新型インフル、さらに変異=豚の体内で、監視必要―香港大など(時事通信),時事通信
RV=82.1 2010/06/18 03:04
キーワード:昨年,致死,生まれる,種類,登場,サイエンス,有害,昨春,組み換え,病原

 昨春登場した新型インフルエンザウイルスが豚に感染してさらに変異していることを、香港大などの研究チームが確認し、18日付の米科学誌サイエンスに発表した。今後、人に病原性の高いウイルスが生まれる可能性もあり、研究チームは豚インフルの監視を強める必要があるとしている。 インフルエンザウイルスは動物種が異なると感染しにくいが、豚は人や鳥のウイルスにも感染するため、体内で遺伝子の組み換えが起き、新型の発生源になるとされる。 研究チームは、昨年6月から今年2月の間に香港の豚から検出された32種類のインフルエンザウイルスの遺伝子を系統的に解析した。この結果、10種が新型、6種が従来の豚インフルだった。 残り16種類は遺伝子が組み換わったタイプで、このうち今年1月に見つかったものは新型の遺伝子を持っていた。感染した豚には軽い症状が出た。 豚には、致死率が高い高病原性のH5N1型鳥インフルエンザが感染した例もある。研究チームは、今回の新型は比較的病原性が低いが、豚の体内で遺伝子が組み換わり、有害なウイルスになる可能性があるとしている。

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 ▼2010/06/19 00:00〜2010/06/20 00:00▼

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 ▼2010/06/20 00:00〜2010/06/21 00:00▼

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 ▼2010/06/21 00:00〜2010/06/22 00:00▼

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 ▼2010/06/22 00:00〜2010/06/23 00:00▼

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 ▼2010/06/23 00:00〜2010/06/24 00:00▼

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 ▼2010/06/25 00:00〜2010/06/26 00:00▼

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 ▼2010/06/26 00:00〜2010/06/27 00:00▼

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 ▼2010/06/27 00:00〜2010/06/28 00:00▼

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 ▼2010/06/28 00:00〜2010/06/29 00:00▼

1.インフルワクチン214億円分を廃棄(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:契約,国産,余剰,解約,廃棄,交渉,グラクソ・スミスクライン,納入,期限 RV=264.3
2.輸入ワクチン853億円「無駄」に=ノバルティス社製も一部解約―新型インフル用(時事通信) 時事通信
  キーワード:契約,余剰,解約,廃棄,交渉,グラクソ・スミスクライン,納入,需要,期限 RV=232.1

 ▼2010/06/29 00:00〜2010/06/30 00:00▼

1.【マレーシア】5月訪日者1万人、85%増:直行便タイトも、経由便ツアーで(NNA) NNA
  キーワード:前年,推計,累計,大会,北海道,供給 RV=190.1
2.ノバルティス社製の約3割を解約―新型ワクチン(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:契約,余剰,解約 RV=111.8
3.インフルワクチン214億円分を廃棄(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:余る RV=39.3

 ▼2010/06/30 00:00〜2010/07/01 00:00▼

1.「駅名の謎」本 政調費で購入 大阪府議「地域政策に必要」(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:政策,政務,費用,交付,昨年,検証,道 RV=266.3
2.<新型インフル>入院の幼児死亡 国内死者200人に(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:11月,8月,順 RV=113.4

 ▼2010/07/01 00:00〜2010/07/02 00:00▼

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 ▼2010/07/02 00:00〜2010/07/03 00:00▼

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 ▼2010/07/03 00:00〜2010/07/04 00:00▼

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 ▼2010/07/04 00:00〜2010/07/05 00:00▼

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 ▼2010/07/05 00:00〜2010/07/06 00:00▼

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 ▼2010/07/06 00:00〜2010/07/07 00:00▼

1.新型インフルワクチン生産強化で交付金―細胞培養4事業などに(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:承認,院長,細胞,特例,交付,培養,三重,鶏卵,目標,補正 RV=339.7
2.ワクチン開発6社に助成=増産、スピードアップ目指し―厚労省(時事通信) 時事通信
  キーワード:細胞,交付,培養,鶏卵 RV=118.7

 ▼2010/07/07 00:00〜2010/07/08 00:00▼

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 ▼2010/07/08 00:00〜2010/07/09 00:00▼

1.インフルワクチン接種で日常業務に支障が看護師の6割(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:希望,負担,余る,バイアル,製剤,回答 RV=233.4
2.新型インフルエンザ:感染44万人超、死者11人−−対策検証会議 /京都(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:余る,推計,朝刊,要望,検証 RV=165.7

 ▼2010/07/09 00:00〜2010/07/10 00:00▼

1.ワクチン接種で看護師13%がミスやヒヤリ…(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:希望,回答,廃棄,注射,期限,開封,瓶,機器,同社,接種 RV=208.2

 ▼2010/07/10 00:00〜2010/07/11 00:00▼

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 ▼2010/07/11 00:00〜2010/07/12 00:00▼

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 ▼2010/07/12 00:00〜2010/07/13 00:00▼

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 ▼2010/07/15 00:00〜2010/07/16 00:00▼

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 ▼2010/07/15 00:00〜2010/07/16 00:00▼

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 ▼2010/07/16 00:00〜2010/07/17 00:00▼

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 ▼2010/07/17 00:00〜2010/07/18 00:00▼

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 ▼2010/07/18 00:00〜2010/07/19 00:00▼

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 ▼2010/07/19 00:00〜2010/07/20 00:00▼

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 ▼2010/07/20 00:00〜2010/07/21 00:00▼

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 ▼2010/07/21 00:00〜2010/07/22 00:00▼

1.<京都市の観光客数>14年ぶり減少 景気低迷など影響(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:前年,台湾,9月,同月,下回る,目標,誘致,客数,阪神,半分 RV=207.6

 ▼2010/07/22 00:00〜2010/07/23 00:00▼

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 ▼2010/07/23 00:00〜2010/07/24 00:00▼

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 ▼2010/07/24 00:00〜2010/07/25 00:00▼

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 ▼2010/07/25 00:00〜2010/07/26 00:00▼

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 ▼2010/07/26 00:00〜2010/07/27 00:00▼

1.ワクチン準備に不安4割=半数が廃棄を経験―新型インフル・看護師調査(時事通信) 時事通信
  キーワード:負担,回答,廃棄,供給,当日,注射,期限,占める,感じる,開封 RV=240.8

 ▼2010/07/27 00:00〜2010/07/28 00:00▼

1.6月の訪日インド人、30%増(インド新聞) インド新聞
  キーワード:インド,前年,推計,昨年,連続,同月,客数,訪日,JNTO,幅 RV=258.5

 ▼2010/07/28 00:00〜2010/07/29 00:00▼

1.<新型インフル>今季は優先接種せず ワクチン供給に余裕(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:法案,副作用,回数,費用,審議,世帯,救済,推計 RV=474.0
2.インフルワクチン接種、10月以降も当面国の事業で−厚労省案(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:法案,契約,費用,審議,スケジュール RV=306.6
3.今季のワクチン接種10月開始=市町村が実施へ―新型インフルエンザ・厚労省(時事通信) 時事通信
  キーワード:費用,スケジュール RV=86.7

 ▼2010/07/29 00:00〜2010/07/30 00:00▼

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 ▼2010/07/30 00:00〜2010/07/31 00:00▼

1.前年比増で好調=JR・航空各社のお盆予約状況(時事通信) 時事通信
  キーワード:沖縄,前年,予約,昨年,北海道,ピーク,無料,マイナス,高速,新幹線 RV=289.9

 ▼2010/07/31 00:00〜2010/08/01 00:00▼

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 ▼2010/08/01 00:00〜2010/08/02 00:00▼

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 ▼2010/08/02 00:00〜2010/08/03 00:00▼

1.<新型インフル>ワクチン買い戻しへ メーカー4社(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:長妻,出荷,余る,民主党,昨年,昭 RV=238.9
2.医療機関在庫、メーカーなど買い戻しへ―新型ワクチン(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:長妻,負担,余る,昨年,罹患,昭 RV=226.5
3.余剰ワクチン買い戻しへ=新型インフル、業者が費用負担―厚労省(時事通信) 時事通信
  キーワード:長妻,回数,負担,余剰,昭 RV=223.2

 ▼2010/08/03 00:00〜2010/08/04 00:00▼

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 ▼2010/08/04 00:00〜2010/08/05 00:00▼

1.「医師会など働き掛けた結果」―新型ワクチン買い戻しで日医(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:長妻,政策,出荷,審議,余る,部会,返品,昭,在庫,議論 RV=380.7

 ▼2010/08/05 00:00〜2010/08/06 00:00▼

1.<強毒鳥インフル>新型インフルと容易に交雑 感染の危険性(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:細胞,人工,昨年,肺,増殖,教授,河岡,実験,大量,掲載 RV=235.2

 ▼2010/08/06 00:00〜2010/08/07 00:00▼

1.<新型インフル>昨年の流行、遺伝子変異を特定 東大チーム(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:細胞,昨年,増殖,河岡,教授,技術,RNA,スる,役割,H5N1 RV=197.5

 ▼2010/08/07 00:00〜2010/08/08 00:00▼

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 ▼2010/08/08 00:00〜2010/08/09 00:00▼

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 ▼2010/08/09 00:00〜2010/08/10 00:00▼

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 ▼2010/08/10 00:00〜2010/08/11 00:00▼

1.WHO、新型インフルのパンデミック終息宣言(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:インド,余剰,累計,昨年,在庫,ピーク,過ぎる RV=215.3
2.<新型インフル>パンデミックは終息期に…WHO事務局長(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:余る,検証,ピーク,過ぎる RV=111.1
3.大流行終息を宣言=新型インフル―WHO(時事通信) 時事通信
  キーワード:議論 RV=21.6

 ▼2010/08/11 00:00〜2010/08/12 00:00▼

1.パンデミック終息 新型インフル WHOが宣言(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:インド,余剰,累計,昨年 RV=154.7
2.新型インフル対策に大きな変更なし−WHO終息宣言で厚労省(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:脳症,推計,昨年 RV=147.6
3.WHO、新型インフルエンザの大流行終息を宣言(CNN.co.jp) CNN.co.jp
  キーワード:耐性,インド RV=119.8

 ▼2010/08/12 00:00〜2010/08/13 00:00▼

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 ▼2010/08/13 00:00〜2010/08/14 00:00▼

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 ▼2010/08/14 00:00〜2010/08/15 00:00▼

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 ▼2010/08/15 00:00〜2010/08/16 00:00▼

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 ▼2010/08/16 00:00〜2010/08/17 00:00▼

1.東北の9空港 利用者7.8%減 新型インフル影響(河北新報) 河北新報
  キーワード:沖縄,12月,仙台,台湾,連続,宮城,ピーク,秋田,下回る RV=287.6
2.インド、依然新型インフル流行(インド新聞) インド新聞
  キーワード:インド RV=57.8

 ▼2010/08/17 00:00〜2010/08/18 00:00▼

1.スーパー細菌は「SARSほどの脅威はない」=伝染病の専門家が指摘―広東省(Record China) Record China
  キーワード:耐性,インド,費用,昨年,細菌,コントロール,物質,医学,手術,安い RV=265.6
2.スーパー細菌は「SARSほどの脅威はない」=伝染病の専門家が指摘―広東省(Record China) Record China
  キーワード:耐性,細菌,物質 RV=88.5

 ▼2010/08/18 00:00〜2010/08/19 00:00▼

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 ▼2010/08/19 00:00〜2010/08/20 00:00▼

1.強毒インフルの場合、発熱外来は30カ所に(京都新聞) 京都新聞
  キーワード:救急,昨年,公立,了承,目指す,断る,支障,北,市立病院,スムーズ RV=125.8

 ▼2010/08/20 00:00〜2010/08/21 00:00▼

1.ロシュ除く世界製薬大手13社が増収―今年4−6月(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:承認,前年,製薬,昨年,売上,申請,慢性,作用,高血圧,糖尿 RV=333.7

 ▼2010/08/21 00:00〜2010/08/22 00:00▼

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 ▼2010/08/22 00:00〜2010/08/23 00:00▼

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 ▼2010/08/23 00:00〜2010/08/24 00:00▼

1.インフル流行1年 「終息」も油断は禁物 「新型」名称いつまで?(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:インド,妊婦,費用,助成,打つ,昨年,8月,所得,北海道,制度 RV=364.9

 ▼2010/08/24 00:00〜2010/08/25 00:00▼

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 ▼2010/08/25 00:00〜2010/08/26 00:00▼

1.脳症などを重大な副反応に追記−インフルワクチン(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:脳症,国産,審議,有する,脳炎 RV=263.4
2.妊婦へのタミフル投与、「特段の懸念なし」(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:学会,妊婦,審議 RV=160.0
3.重い副作用疑い、5万人に1人=新型ワクチン、季節性と大差なし(時事通信) 時事通信
  キーワード:副作用 RV=84.1

 ▼2010/08/26 00:00〜2010/08/27 00:00▼

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 ▼2010/08/27 00:00〜2010/08/28 00:00▼

1.<新型インフル>流行終息 政府対策本部が宣言(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:11月,推計,昨年 RV=124.9
2.医療機関からの返品、9月6日めどに―新型ワクチンで厚労省(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:希望,スケジュール,返品 RV=122.3
3.7月の訪日インド人、10.5%増加(インド新聞) インド新聞
  キーワード:前年,推計 RV=86.1

 ▼2010/08/28 00:00〜2010/08/29 00:00▼

1.有効期限切れワクチン接種 静岡済生会総合病院(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:副作用,静岡,在庫,期限 RV=181.9
2.首相動静(8月27日)(時事通信) 時事通信
  キーワード:政策,政務,民主党,衆院 RV=159.5
3.<新型インフル>タミフル耐性ウイルス、通常と同じ感染力(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:耐性,河岡 RV=85.0

 ▼2010/08/29 00:00〜2010/08/30 00:00▼

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 ▼2010/08/30 00:00〜2010/08/31 00:00▼

1.<民主党>原口氏におとがめなし…TV出演のため会合欠席(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:政務,交付,欠席,宇宙,原口,谷,総務,光,野口,収録 RV=200.9

 ▼2010/08/31 00:00〜2010/09/01 00:00▼

1.新型インフルエンザワクチンの事業化へ―武田薬品工業(医療介護CBニュース) 医療介護CBニュース
  キーワード:細胞,助成,交付,臨床,供給,培養 RV=210.2
2.行政ファイル:県が新型インフル対策本部を廃止 /和歌山(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:1月,朝刊,8月 RV=114.8
3.新型インフルの対策本部を廃止/川崎市(カナロコ) カナロコ
  キーワード:昨年,8月 RV=55.7

 ▼2010/09/01 00:00〜2010/09/02 00:00▼

1.<鳥インフル>豚も強毒性のウイルスに感染 東大教授ら確認(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:抗体,血液,昨年,8月,河岡,教授,頻度,致死,H5N1,東京大 RV=245.6

 ▼2010/09/02 00:00〜2010/09/03 00:00▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2010/09/03 00:00〜2010/09/04 00:00▼

1.<新型インフル>タミフル早期投与が低死亡率に寄与(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:小児科,1月,子ども,昨年,致死,処方,データ,平均,けいゆう病院,関東 RV=259.9
2.<新型インフル>タミフル早期投与が低死亡率に寄与(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:小児科,1月,子ども,昨年,致死,処方,データ,平均,けいゆう病院,関東 RV=259.9

 ▼2010/09/04 00:00〜2010/09/05 00:00▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.

 ▼2010/09/05 00:00〜2010/09/06 00:00▼

この期間には注目すべき記事はありませんでした.




新型インフルエンザ 注目記事アーカイブ 記事本文

1.豚インフルで緊急対策会議を開催=政府、情報収集に努める(時事通信),時事通信
RV=36.8 2009/04/25 11:24
キーワード:メキシコ,政府,首相,WHO,人,設置,情報

 政府は25日午前、メキシコ国内で豚インフルエンザの人への感染が疑われる症例が相次いでいることを受け、関係省庁の課長級による対策会議を午後1時から内閣府で開催した。感染が拡大すれば日本国内への影響が避けられないことから、今後の対応を早急に協議した。また、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置し、情報収集に当たった。 これに関し、河村建夫官房長官は同日午前、世界保健機関(WHO)が今回の豚インフルエンザウイルスについて「人から人へ感染する」新型と宣言した場合、麻生太郎首相を本部長とする対策本部を設置することを明らかにした。 一方、政府は国内への感染拡大防止に万全を期すため、厚生労働省を中心に、メキシコからの帰国者について重点的に発熱やせきの有無を確認すなど検疫体制を強化した。

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2.<豚インフル>「フェーズ4」の場合 政府は対策本部設置(毎日新聞),毎日新聞
RV=36.6 2009/04/25 11:40
キーワード:メキシコ,政府,首相,人,設置,WHO,情報

 政府は25日午前、米国とメキシコで豚インフルエンザが人に感染したことを受け、WHOが人から人への感染と新型ウイルスが確認された場合に出す「フェーズ4」を宣言した場合は、麻生太郎首相を本部長とする対策本部を設置することを決めた。河村建夫官房長官が明らかにした。 また、政府は同日午前、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。同日午後には全省庁課長級会議を開催し、政府としての対応を協議する。【坂口裕彦】

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3.豚インフル 日本政府が情報連絡室設置(産経新聞),産経新聞
RV=36.6 2009/04/25 11:55
キーワード:メキシコ,政府,首相,人,設置,WHO,情報

 政府は25日午前、メキシコでの豚インフルエンザ感染拡大を受けて、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。午後には関係省庁による課長級会議を開催し、今後の対応を協議する。 情報連絡室は被害状況などの情報収集にあたっているが、状況次第では26日朝、関係省庁による局長級会議を開く。世界保健機関(WHO)が人への感染や新型ウイルスの確認などを宣言した場合は、麻生太郎首相を本部長とする対策本部も設置する方針だ。

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1.<豚インフル>人への感染 厚労省など対応に追われる(毎日新聞),毎日新聞
RV=57.1 2009/04/25 12:59
キーワード:輸入,検査,マスク,発生,厚労省,段階,検疫

 豚インフルエンザの人間への感染とみられる事例が発生したことで、厚生労働省や農林水産省などは対応に追われた。【清水健二、奥山智己】【関連記事】豚インフル:国民の間に危機感一気に広がる メキシコ 25日に会見した厚労省の難波吉雄・新型インフルエンザ対策推進室長は「正しい情報に基づいた冷静な対応をお願いしたい」と呼び掛けた。全国の検疫所に対しては、多数の死者が出ているメキシコからの入国者についてサーモグラフィー検査などで健康状態のチェックを徹底するよう要請したことを明らかにした。 検疫所でインフルエンザ感染が確認されればウイルスの型を確定させる検査に入る。来週には、数時間以内に確定できる態勢を国立感染症研究所に整えるとしている。 米国やメキシコへの出国者には、マスク着用や手洗い、うがいの励行などを求める文書を空港で配布する。外務省のホームページでも海外渡航者向けの注意喚起を始めた。 政府の新型インフルエンザ対策行動計画によると、海外で新型インフルエンザ発生の疑いが生じれば世界保健機関(WHO)の宣言がない段階でも、関係閣僚会議を開いて行動計画に基づく「第1段階(海外発生期)」の態勢を取る。その際、発生国から航空機の到着は成田▽関西▽中部▽福岡−−の4空港、客船は横浜▽神戸▽関門−−の3港に集約され、発症が疑われる入国者は隔離される。発生国からの外国人来日はビザ発給が制限され、発生国への出国についても渡航延期の勧告が出される。 ただし、今回のケースで検出されているウイルスは従来あるH1N1型で、警戒されている鳥インフルエンザ(H5N1型)とは異なる。厚労省の担当者は「H1N1でも感染力や毒性が非常に強ければ新型インフルエンザと定義されるが、まだ判別がつかない」と話している。 一方、農水省は24日夜、動物検疫所に対し、家畜用の豚の輸入時に熱やせきなどインフルエンザの症状が見られたら精密検査するよう指示した。 農水省によると、豚インフルエンザは通常弱毒タイプなので、豚がかかっても1週間程度で自然に治り影響はほとんどない。このため家畜伝染病予防法の監視対象外で、国内でのこれまでの発症状況は不明だ。感染した豚が輸入されても殺処分を命令できない。 24日時点で家畜用の豚の輸入はないが、08年、米国から品種改良のため約160頭が輸入された。メキシコからは過去4年間は輸入がないという。

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2.豚インフル 人への感染 厚労省など対応に追われる(毎日新聞),毎日新聞
RV=57.1 2009/04/25 13:14
キーワード:輸入,検査,マスク,発生,厚労省,段階,検疫

 豚インフルエンザの人間への感染とみられる事例が発生したことで、厚生労働省や農林水産省などは対応に追われた。【清水健二、奥山智己】【関連記事】豚インフル:国民の間に危機感一気に広がる メキシコ 25日に会見した厚労省の難波吉雄・新型インフルエンザ対策推進室長は「正しい情報に基づいた冷静な対応をお願いしたい」と呼び掛けた。全国の検疫所に対しては、多数の死者が出ているメキシコからの入国者についてサーモグラフィー検査などで健康状態のチェックを徹底するよう要請したことを明らかにした。 検疫所でインフルエンザ感染が確認されればウイルスの型を確定させる検査に入る。来週には、数時間以内に確定できる態勢を国立感染症研究所に整えるとしている。 米国やメキシコへの出国者には、マスク着用や手洗い、うがいの励行などを求める文書を空港で配布する。外務省のホームページでも海外渡航者向けの注意喚起を始めた。 政府の新型インフルエンザ対策行動計画によると、海外で新型インフルエンザ発生の疑いが生じれば世界保健機関(WHO)の宣言がない段階でも、関係閣僚会議を開いて行動計画に基づく「第1段階(海外発生期)」の態勢を取る。その際、発生国から航空機の到着は成田▽関西▽中部▽福岡−−の4空港、客船は横浜▽神戸▽関門−−の3港に集約され、発症が疑われる入国者は隔離される。発生国からの外国人来日はビザ発給が制限され、発生国への出国についても渡航延期の勧告が出される。 ただし、今回のケースで検出されているウイルスは従来あるH1N1型で、警戒されている鳥インフルエンザ(H5N1型)とは異なる。厚労省の担当者は「H1N1でも感染力や毒性が非常に強ければ新型インフルエンザと定義されるが、まだ判別がつかない」と話している。 一方、農水省は24日夜、動物検疫所に対し、家畜用の豚の輸入時に熱やせきなどインフルエンザの症状が見られたら精密検査するよう指示した。 農水省によると、豚インフルエンザは通常弱毒タイプなので、豚がかかっても1週間程度で自然に治り影響はほとんどない。このため家畜伝染病予防法の監視対象外で、国内でのこれまでの発症状況は不明だ。感染した豚が輸入されても殺処分を命令できない。 24日時点で家畜用の豚の輸入はないが、08年、米国から品種改良のため約160頭が輸入された。メキシコからは過去4年間は輸入がないという。

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3.豚インフル 帰国者の検査強化 旅行者に注意ビラ配布へ(産経新聞),産経新聞
RV=41.9 2009/04/25 15:18
キーワード:輸入,検査,厚労省,同日,検疫

 メキシコや米国で感染者が出た豚インフルエンザ。厚生労働省は25日、両国からの帰国者に対する検疫所での発熱やせきの有無に関する検査を強化。両国に渡航する旅行者らにインフルエンザへの注意を呼びかけるビラの配布を決め、同日夕には帰国者らを対象にした電話相談窓口(TEL03・3501・9031)も設置する予定。 現在のところ、ウイルスの特性や感染力などは不明で、厚労省は世界保健機関(WHO)などからの情報収集にあたる情報共有連絡室を設置、都道府県を通じて医療機関への情報提供も行う。検査態勢の強化は、同日朝にメキシコから成田に到着した便から実施。乗客乗員177人には、インフルエンザの症状はみられなかったという。 今後、WHOが新型インフルエンザと判断すれば、行動計画に基づき対応する。厚労省は「どのくらいの感染力があるものかまだ分かっていない状態。正しい情報に基づいた冷静な対応をお願いしたい」と呼びかけている。 一方、農林水産省は豚インフルエンザの人への感染が広がったことから、生きた豚が輸入される場合には検査するよう全国の動物検疫所に通知したことを明らかにした。発熱、せきなどの症状が出ていないか調べ、ウイルスの有無を簡易検査する。すべての国・地域からの輸入が対象。 豚インフルエンザは通常、豚が感染しても死ぬ例は少ないため、家畜伝染病予防法で監視が必要な病気にはなっていない。農水省は「念のため予防的な措置をとった」(動物衛生課)と説明している。 豚肉の場合は、ウイルスが付着している可能性は極めて小さい。加熱処理によってウイルスが死滅するとして、今回の輸入時検査の対象にはしていない。 平成20年は米国から品種改良用に164頭が輸入された。メキシコからはなかった。日本に生きた豚が輸入されるケースは例年少ないが、農水省は厚生労働省と連携して情報収集を急ぐ。

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1.ツアー中止・電話相談…豚インフル問題、国内にも波及(読売新聞),読売新聞
RV=48.4 2009/04/25 21:53
キーワード:客,検疫,帰国,呼びかける,厚労省,会社

 メキシコや米国で豚インフルエンザが人に感染した問題は、国内にも影響が及び始めた。25日午後、メキシコから帰国した人は空港で戸惑いの表情をみせ、旅行会社ではツアーを中止する動きも出ている。 厚生労働省は同日夕、電話相談窓口を緊急に設置し、「正しい情報に基づいた冷静な対応を」と呼びかけた。 ◆成田空港◆ 午後5時半ごろに成田空港に到着したメキシコ発バンクーバー経由の日航機には、メキシコからの78人を含む385人の客が搭乗していた。発熱者を見つけるため、赤外線を使って体温を測定するサーモグラフィーを、検疫所だけでなく到着ゲートにも設置して同機の乗客を重点チェックしたが、発熱者はいなかった。せきなどの症状があれば医療機関での受診を呼び掛けるチラシも配った。 仕事でメキシコ市に赴任し、大型連休に合わせて帰国した東京都国分寺市の男性会社員(50)は「出国直前に休校になる学校もあると聞いて驚いた。メキシコで休校は珍しい」と不安そうに話していた。やはりメキシコから乗った別の男性会社員(33)も「今初めて知った。現地の会社に日本から情報を伝えたい」と戸惑い気味に話していた。 午後3時前の便でメキシコに向かった人たちも不安を口にした。長女の結婚式があるという長野県松本市の医師林良一さん(58)は「心配だが、日程は変えられない」。群馬県太田市の会社員岡本守さん(58)も「ホテルに閉じこもっているしかないか」と困惑していた。 ◆旅行会社◆ 阪急交通社は、4月29日と5月2日に出発予定の同国向けツアー(計52人)を急きょ中止した。「現地で死者が出ており、安全確認がとれないため」としている。5月4日出発のツアーを予定している近畿日本ツーリストは「情報を集めて対応を決めたい」としている。 ◆電話相談◆ 厚労省は午後4時から、職員10人で電話相談(03・3501・9031)の受け付けを始めた。「メキシコから帰国したばかりだが、出勤して大丈夫か」「メキシコ産豚肉を食べても感染しないか」など、午後9時までに300人以上から問い合わせが寄せられた。26日も午前9時〜午後9時の時間帯に受け付ける。 東京都は26日から、同国などからの帰国者らを対象にした相談窓口を都内の31保健所に設ける。

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2.<豚インフル>水際対策を強化、乗客らに不安…国際空港(毎日新聞),毎日新聞
RV=48.3 2009/04/25 21:38
キーワード:客,検疫,帰国,呼びかける,会社,マスク

 メキシコと米国で豚インフルエンザへの集団感染が起きている問題で、全国各地の国際空港は25日、帰国者に対する検疫強化など対策に追われた。メキシコ便の搭乗客の中には、事情が分からず、不安に戸惑う声も上がった。国内で急な感染の恐れはなく、厚生労働省などは、冷静な対応を呼びかけている。【駒木智一、斎川瞳】【関連】豚インフル:「深刻な事態」…WHOが緊急委 成田空港では、搭乗ゲートそばに赤外線で発熱患者を探すサーモグラフィーが設置され、メキシコからのすべての帰国客をチェックした。検疫所の医師らが「旅行中に発熱やせきの症状があった方は申し出て」と呼びかけ、マスクを配った。出国客向けにも、マスク着用や手洗いを呼びかけるポスターを空港内に掲示し、渡航の注意を呼びかけた。 午後5時半ごろに到着したメキシコ市発バンクーバー経由の日航機には、乗客385人のうち78人がメキシコ市から搭乗。異常を訴えた乗客はいなかった。メキシコに仕事で約3カ月滞在した群馬県館林市、会社員、今井均さん(33)は「現地は騒いでおらず気がつかなかった。同僚にすぐに連絡をとろうと思う」。 観光で来日した子供連れのメキシコ人女性(30)は「たくさんの人が死んでいるとメキシコの知人から聞いた。小さな子供がいて心配」と、不安そうな表情でマスクを付けた。 一方、メキシコに向け午後2時55分発の便に乗った人々にも動揺が広がった。メキシコの世界遺産などを回る旅行の添乗員、池野学さん(50)は「博物館など人が集まる施設は閉鎖になるかもしれない。マスクを買いに走ったお客様もいた。食事など健康管理に十分気を付けたい」と、13人の参加者を気遣った。

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3.豚インフル 水際対策を強化、乗客らに不安…国際空港(毎日新聞),毎日新聞
RV=48.3 2009/04/25 21:41
キーワード:客,検疫,帰国,呼びかける,会社,マスク

 メキシコと米国で豚インフルエンザへの集団感染が起きている問題で、全国各地の国際空港は25日、帰国者に対する検疫強化など対策に追われた。メキシコ便の搭乗客の中には、事情が分からず、不安に戸惑う声も上がった。国内で急な感染の恐れはなく、厚生労働省などは、冷静な対応を呼びかけている。【駒木智一、斎川瞳】【関連】豚インフル:「深刻な事態」…WHOが緊急委 成田空港では、搭乗ゲートそばに赤外線で発熱患者を探すサーモグラフィーが設置され、メキシコからのすべての帰国客をチェックした。検疫所の医師らが「旅行中に発熱やせきの症状があった方は申し出て」と呼びかけ、マスクを配った。出国客向けにも、マスク着用や手洗いを呼びかけるポスターを空港内に掲示し、渡航の注意を呼びかけた。 午後5時半ごろに到着したメキシコ市発バンクーバー経由の日航機には、乗客385人のうち78人がメキシコ市から搭乗。異常を訴えた乗客はいなかった。メキシコに仕事で約3カ月滞在した群馬県館林市、会社員、今井均さん(33)は「現地は騒いでおらず気がつかなかった。同僚にすぐに連絡をとろうと思う」。 観光で来日した子供連れのメキシコ人女性(30)は「たくさんの人が死んでいるとメキシコの知人から聞いた。小さな子供がいて心配」と、不安そうな表情でマスクを付けた。 一方、メキシコに向け午後2時55分発の便に乗った人々にも動揺が広がった。メキシコの世界遺産などを回る旅行の添乗員、池野学さん(50)は「博物館など人が集まる施設は閉鎖になるかもしれない。マスクを買いに走ったお客様もいた。食事など健康管理に十分気を付けたい」と、13人の参加者を気遣った。

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1.豚インフル 「深刻な事態」…WHOが緊急委(毎日新聞),毎日新聞
RV=51.1 2009/04/26 00:32
キーワード:フェーズ,段階,発生,深刻,検討,流行,検疫

 【ジュネーブ澤田克己】メキシコと米国で人への豚インフルエンザ感染が起きている問題で、世界保健機関(WHO)は25日夕(日本時間同日深夜)から、世界各国の専門家を電話回線で結んだ緊急委員会を開催した。WHOのハートル報道官は毎日新聞に、新型インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)に備える警戒レベルを現在の「フェーズ3」から引き上げることも検討されると語った。【関連】豚インフル:成田空港で検疫強化…サーモグラフィー実施 ◇「警戒レベル」検討 フェーズ3は6段階に分かれた警戒レベルのうち下から3番目で、新型ウイルスによる人から人への感染が「ないか、非常にまれ」という状態。フェーズ4は、「小さな集団で発生」という段階で、パンデミックにつながる可能性が高くなる。 ハートル報道官は「フェーズ判定とは別途に、今回の流行が国際的な公衆衛生への脅威だと宣言するかどうかが検討される」と語った。「フェーズ4」判定は国際的な反響が大きいため、フェーズを据え置いたまま「脅威宣言」をする可能性も検討される模様だ。 WHOのマーガレット・チャン事務局長は同日、緊急委の開催前に会見し、「これは深刻な事態であり、注意深く監視されねばならない問題だ」と警戒感を表明した。「感染の広がりなど疫学的観点からの全体像がまだよく分かっていない」と前置きしながら、原因となっているウイルスについて「パンデミックを引き起こす潜在的な力を持っているが、(実際に)起こすかどうかは言えない」と話した。 一方、メキシコなどへの渡航制限などについては「勧告を出すには時期尚早」との見解を示した。「証拠を検討するのに何日か必要かもしれない」とも述べ、当面は監視体制の強化に主眼を置く可能性があることを示唆した。 WHOは(1)動物インフルエンザの人への感染(2)感染の地域的広がり(3)通常のインフルエンザとの患者の年齢層の違い−−の3点を特に懸念する材料として挙げている。ロイター通信によると、メキシコでの死者のほとんどは25〜45歳だった。 通常のインフルエンザは、幼児や老人がかかりやすく、症状も重くなりがち。だが、WHOが06年に出した報告によると、新型ウイルスに変異する可能性が指摘されている強毒性の鳥インフルエンザH5N1型の場合、年代別の死亡率は10〜30代が非常に高い一方で、50歳以上は非常に低いなど、通常と違う特徴があった。 WHOによると、メキシコと米国の患者から検出されたウイルスはH1N1型の一種だが、これまで人や豚のインフルエンザとして検出されたことがない未知のタイプ。一部の薬には耐性を持っているが、インフルエンザ治療薬「タミフル」は効果があるという。

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2.深刻な豚インフル WHO初の緊急委員会(産経新聞),産経新聞
RV=44.9 2009/04/26 01:32
キーワード:フェーズ,段階,発生,深刻,流行,マスク

 【ワシントン=山本秀也】メキシコ、米国で感染が急速に拡大している豚インフルエンザ(H1N1型)について、世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は25日、専門家による初の緊急委員会をジュネーブで開き事態は「深刻な状況だ」との認識を表明した。米国で人から人への感染が確認されたことを踏まえ、委員会では新型インフルエンザの大流行に備える6段階(フェーズ)の警戒レベルを、現行の「3」(人から人への感染がないか限定的)から、人から人への感染拡大の兆候があるとする「4」に引き上げる措置などを協議した。 AP通信によると、緊急委員会を前に、チャン事務局長は「感染は急速に拡大している」と述べ「推移を密接に監視すべき深刻な状況だ」と指摘した。ただ、最も懸念される世界的大流行の可能性はあるものの、今後の推移については不明とし、最終的な情勢分析には数日かかるとの見方を示した。 感染が全土に広がったメキシコでは、これまでに疑わしい症例を含めて68人が死亡、患者は1000人を超えた。感染が最も深刻な首都メキシコ市当局は、新たな疑似感染が市内で10人報告されたと公表。同市のエブラルド市長は、感染防止措置として、向こう10日間にわたり、すべての公共活動を停止すると宣言した。市内では薬局でマスクが品切れとなるなど、社会への影響が広がっている。 メキシコのコルドバ保健相は、これまでの死者が通常のインフルエンザと異なり、25−45歳の青壮年に集中しているなど、特異な状況を指摘した。感染は同国全土に拡大しているが、在メキシコ日本大使館では、死者や感染の疑われるケースに日本人は含まれていないとしている。 一方、米国内での感染者は新たに1人増えてこれまでにカリフォルニア、テキサス両州で8人が確認された。米疾病対策センター(CDC)は、いずれも豚との接触がないことで「人から人に感染した」と発表。メキシコ、米国の感染者から見つかったウイルスは、遺伝子構造が同じA型ウイルス(H1N1型)と確認された。 米国内では、ニューヨーク・クイーンズ地区の高校でもインフルエンザの集団感染が発生。ウイルスの特定を急いでいる。

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3.豚インフル被害拡大で衝撃 冷静な対応を(産経新聞),産経新聞
RV=27.0 2009/04/26 01:23
キーワード:厚労省,発生,呼びかける,流行

 メキシコで発生した豚インフルエンザ。人から人へと感染し、被害が拡大しており、新型インフルエンザの発生に備えていた国内にも衝撃を与えている。専門家や厚生労働省では「注意深く情報を集めて」「冷静な対応をお願い」と呼びかけている。 人に影響を与える新型インフルエンザは、鳥が持つウイルスが変容することで発生する可能性が高いとみられていた。近年、東南アジアなどで、鳥ウイルスが人に感染したという報告が相次いでいたからだ。 しかし、インフルエンザウイルスは鳥以外にも多く存在し、次々と変異を繰り返している。いつ、どのウイルスが人への感染力を獲得するか分からない。今回は豚が持つウイルスで変異が起きた可能性が高い。 国立感染症研究所の岡部信彦感染症情報センター長は「鳥インフルエンザ以外から起こる可能性も忘れてはいけない。危機意識を持って注意深く情報収集することが必要だ」と話す。 豚は、人と鳥のインフルエンザウイルスにも感染する。米疾病対策センター(CDC)では「豚の体内で、これらの異なるウイルスの遺伝子交雑が起きると、新型インフルエンザウイルスの発生につながる」と指摘している。 豚インフルエンザウイルスは本来、人間に感染しない。しかし、CDCには2005年12月から今年2月にかけて12人の人への感染が報告されている。76年には米ニュージャージー州で、少なくとも4人の兵士にウイルス性肺炎が確認され、1人が死亡した「集団発生」例も発生。生きた豚に触ったことが原因のようだ。 ただ、豚インフルエンザウイルスは中心温度71度での調理で死滅する。このため調理した豚肉や加工品を食べて感染することはまずない。 豚インフルエンザは通常の季節性インフルエンザに似た症状が出る。発熱や倦怠(けんたい)感、食欲不振、せきに加え、鼻水、吐き気、のどの痛み、下痢などを発症する人もいる。 国は新型インフルエンザの流行に備え、鳥インフルエンザウイルスを元に製造した3000万人分のプレパンデミックワクチンを備蓄している。しかし、鳥と豚ではウイルスの違いが大きく「効果は難しいのではないか」(厚労省新型インフルエンザ対策室)。 現在、厚労省ではワクチンを製造するために国立感染症研究所を通じ、米国が持つ豚インフルエンザウイルスの一部を分けてもらえるよう交渉を始めている。 また、CDCによると、抗インフルエンザ薬のタミフルやリレンザが効くことが確認されている。日本ではタミフル4130万人分、リレンザ268万人分が流通・備蓄されており、安心材料の一つにはなりそうだ。厚労省は「正しい情報に基づいた冷静な対応をお願いしたい」と呼びかけている。

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1.豚インフル感染確認 警戒態勢「4」になると、感染疑いなら隔離も(産経新聞),産経新聞
RV=42.5 2009/04/26 07:56
キーワード:フェーズ,発生,段階,持つ,呼びかける

 世界保健機関(WHO)がメキシコでの豚インフルエンザ拡大が、「人から人へと集団感染する新型ウイルス」と判断した場合、国際レベルの警戒態勢が現在のフェーズ(段階)「3」から、「4」に引き上げられる可能性が高い。 「3」は、新たなウイルスによる人への感染は限定され、人から人への感染による拡大がみられない状況。「4」は、拡大は限定されているものの、小規模な集団での人から人への感染がみられる段階を指す。 「4」になると、ウイルスを限られた発生地域に封じ込めることや、拡散を遅らせる策がとられる。政府では「行動計画」と「ガイドライン」によって新型インフルエンザが発生した際の政府の方針を規定。「4」段階の行動については、海外発生期(4A)と国内発生早期(4B)に分けて定めている。 それによると、「4」になった時点で、全閣僚からなる「新型インフルエンザ対策本部」を設置。各国との情報交換や、専門家の現地派遣が検討される。 また、日本国内へウイルスが持ち込まれるのを防ぐため、検疫の強化がはかられる。具体的には、発生地域からの入国者に対して質問票や診察が行われ、感染が疑われる人がいた場合には近くの医療施設などにとどまるように指示される。行動を共にしていた人にも外出自粛を呼びかける場合もある。発生地域からの国際線運航の自粛も要請し、在留邦人への注意喚起もされる。 国内で発生した場合は、住民に対し可能な限り外出を控えるよう要請するほか、発生地域での映画館、遊園地の営業自粛勧告、不要不急の大規模集会開催の自粛、全国規模で学校の休校措置がとられるなど、社会活動が制限される。感染患者や感染の疑いのある人は、ウイルス拡散を防ぐ設備を持つ病院で診断や治療が行われることになっている。 ウイルスが強い感染力を持っていた場合、次の「5」(感染拡大期)、「6」(パンデミック期)へと数週間で一気に進む可能性もある。

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2.豚インフル感染確認 季節性と似た症状、加熱で食用可能に(産経新聞),産経新聞
RV=39.0 2009/04/26 07:58
キーワード:発生,豚肉,厚労省,持つ,呼びかける

 ■タミフルなど効果 メキシコで発生した豚インフルエンザ。人から人へと感染し、被害が拡大しており、新型インフルエンザの発生に備えていた国内にも衝撃を与えている。専門家や厚生労働省では「注意深く情報を集めて」「冷静な対応をお願い」と呼びかけている。 ≪ウイルス変異≫ 人に影響を与える新型インフルエンザは、鳥が持つウイルスが変容することで発生する可能性が高いとみられていた。近年、東南アジアなどで、鳥ウイルスが人に感染したという報告が相次いでいたからだ。 しかし、インフルエンザウイルスは鳥以外にも多く存在し、次々と変異を繰り返している。いつ、どのウイルスが人への感染力を獲得するか分からない。今回は豚が持つウイルスで変異が起きた可能性が高い。 国立感染症研究所の岡部信彦感染症情報センター長は「鳥インフルエンザ以外から起こる可能性も忘れてはいけない。危機意識を持って注意深く情報収集することが必要だ」と話す。 豚は人と鳥のインフルエンザウイルスにも感染する。米疾病対策センター(CDC)では「豚の体内で、これらの異なるウイルスの遺伝子交雑が起きると、新型インフルエンザウイルスの発生につながる」と指摘している。 ≪過去にも感染例≫ 豚インフルエンザウイルスは本来、人間に感染しない。しかし、CDCには2005年12月から今年2月にかけて12人の人への感染が報告されている。1976年には米ニュージャージー州で、少なくとも4人の兵士にウイルス性肺炎が確認され、1人が死亡した「集団発生」例も発生。生きた豚に触ったことが原因のようだ。 ただ、豚インフルエンザウイルスは中心温度71度での調理で死滅する。このため調理した豚肉や加工品を食べて感染することはまずない。 ≪冷静対応呼びかけ≫ 豚インフルエンザは通常の季節性インフルエンザに似た症状が出る。発熱や倦怠(けんたい)感、食欲不振、せきに加え、鼻水、吐き気、のどの痛み、下痢などを発症する人もいる。 国は新型インフルエンザの流行に備え、鳥インフルエンザウイルスをもとに製造した3000万人分のプレパンデミックワクチンを備蓄している。しかし、鳥と豚ではウイルスの違いが大きく「効果は難しいのではないか」(厚労省新型インフルエンザ対策室)。 現在、厚労省ではワクチンを製造するために国立感染症研究所を通じ、米国が持つ豚インフルエンザウイルスの一部を分けてもらえるよう交渉を始めている。 また、CDCによると、抗インフルエンザ薬のタミフルやリレンザが効くことが確認されている。日本ではタミフル4130万人分、リレンザ268万人分が流通・備蓄されており、安心材料の一つにはなりそうだ。厚労省は「正しい情報に基づいた冷静な対応をお願いしたい」と呼びかけている。

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3.<豚インフルエンザ>豚肉、食べても大丈夫 農水省「冷静に」(毎日新聞),毎日新聞
RV=29.3 2009/04/26 09:43
キーワード:輸入,発生,豚肉

 農水省は、食肉を通じて人に感染する心配はないとして、食品業界や消費者に冷静な対応を求めている。 同省によると、豚肉は07年度、米国から約28万トン、メキシコから約5万トン輸入された。豚がインフルエンザに感染しても、ウイルスは呼吸器に付着し肉を汚染しない。 万が一汚染があったとしても、加熱すると死滅するため、感染の恐れはないという。また、同省によると、豚のインフルエンザは国内でも毎年のように発生しているが、豚は短期間で治っている。生きた豚が輸入されたとしても、検疫所内の施設に隔離して対応するという。【奥山智己】

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4.メキシコ・米国産豚肉検疫強化、豚インフル拡大受け(YONHAP NEWS),YONHAP NEWS
RV=29.3 2009/04/26 11:42
キーワード:輸入,発生,豚肉

【ソウル26日聯合ニュース】メキシコと米国で新型ウイルスとみられる豚インフルエンザの感染が広がっていることを受け、国内検疫当局も検疫を強化する方針を固めた。 国立獣医科学検疫院は25日、メキシコと米国で新型ウイルスによる豚インフルエンザ感染患者が発生したとの世界保健機関(WHO)の公式発表を受け、両国から輸入されるすべての豚肉に対し、件別にウイルス検査を行うことを決めたと明らかにした。27日以降に輸入されるメキシコ・米国産豚肉に、インフルエンザウイルス感染検査が実施される。 検疫院関係者は、インフルエンザウイルスは食品を介して広がらず、主に接触や呼吸器を通じ感染するもので、豚肉を摂取したためにインフルエンザにかかるということはないはずだと説明した。その上で、消費者の不安を解消するため、検査を強化することにしたと述べた。 年初から3月までに輸入され検疫を通過した豚肉は、メキシコ産が27件・206トン、米国産が1487件・2万8726トンに達する。 検疫院はまた、保健福祉家族部疾病管理本部などと緊密に協力し、メキシコ、米国地域旅行者の携帯品検査など、国境検疫も強化する計画だ。

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1.<豚インフルエンザ>出国ラッシュを直撃 空の玄関口、驚きと動揺 /千葉(毎日新聞),毎日新聞
RV=36.0 2009/04/26 12:37
キーワード:会社,発生,県,ツアー,厚労省

 ◇県担当者、情報収集に追われ 大型連休で出国ラッシュが始まった25日、空の玄関口に「豚インフルエンザで死者続出」のニュースが不安の影を落とした。県の感染症の担当者は休日返上で医療機関への連絡や情報収集に追われた。搭乗ゲートは帰国者の体調チェックに当たる成田空港検疫所員らで緊張感が漂い、乗客たちは心配そうな表情を浮かべた。【駒木智一、斎川瞳】 県は、新型インフルエンザ対策を担当する健康危機対策室と感染症対策室の職員8人全員を急きょ県庁に招集。患者発生と相談窓口設置を知らせる厚生労働省からの情報を、成田赤十字病院(成田市)と空港内のクリニック、県医師会などに連絡したり、厚労省や関係機関から情報を集める作業に当たった。 藤崎則夫・感染症対策室長は「今のところ、メキシコ方面から到着した旅客に異常はないという連絡を受けている。今後も関係機関や県内の保健所と連携し、情報収集に努めたい」と話した。 この日夕方、メキシコ市在住で一時帰国した会社員の男性(50)は「現地でまったく情報が得られず、今朝早くメキシコの会社の運転手から聞いた。現地の学校が全部休みになったと聞いて驚いた」という。「成田到着の1時間前に機内で客室乗務員から『特別な検疫がある』との説明を受けた。乗客に特に混乱はなかった。正直、今も実感はない」と、報道陣の数に驚きながらも、冷静な表情で話した。 一方、川崎市の会社員、団野直子さん(39)は、午後2時55分の便でメキシコに向かうため成田空港に来て、初めてニュースを知ったという。「航空会社に尋ねてもよく分からないと言っている。とても不安です。豚インフルエンザというのは初耳だし、どれだけ危険なものか分からない。本当に大丈夫なのかしら」と動揺を隠せない様子だった。 また、メキシコ国内の世界遺産ツアーに参加する女性は「博物館が見たくて参加したのに、閉鎖されるかもしれないと聞き、ショックです」と肩を落としていた。

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2.豚肉は「全く問題なし」−石破農水相(時事通信),時事通信
RV=29.7 2009/04/26 12:48
キーワード:豚肉,輸入,段階

 石破茂農水相は26日、テレビ番組に出演し、メキシコと米国で感染が広がっている豚インフルエンザについて「輸入であれ国産であれ、豚肉は出荷段階で完全に殺菌される。食べても全く問題ない」と述べ、不安心理から豚肉を過度に警戒する必要はないことを国民に対して強調した。 石破農水相は「日本で豚から人に感染した事例はない」とした上で、「仮にかかった場合でも、(インフルエンザ治療薬の)タミフルが効く」と語った。

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3.豚インフルで対策会議=現状把握、対応を確認−宮城県(時事通信),時事通信
RV=24.7 2009/04/26 17:35
キーワード:フェーズ,段階,県

 メキシコと米国での豚インフルエンザ感染を受け、宮城県は26日午後、新型インフルエンザ対策本部幹事会を開いた。関係する28の課、室の幹部が集まり、現状の把握と今後の対応を確認した。 県は同日、疾病・感染症対策室に県民からの相談窓口を設置。27日には仙台市と県が県内全12カ所の保健所にも窓口を設ける。 県はまた、世界保健機関(WHO)がフェーズを「4」に引き上げた段階で、知事をトップとする対策本部会議を招集し、県新型インフル対応マニュアルに添って対応する方針。

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1.豚インフル、NZにも拡大か…メキシコの死者81人に(読売新聞),読売新聞
RV=60.6 2009/04/26 22:22
キーワード:フェーズ,帰国,段階,検査,高校生,生徒

 【ジュネーブ=金子亨、ワシントン=山田哲朗】メキシコや米国で豚インフルエンザ感染者が続出している問題で、世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は25日、専門家による緊急委員会の後声明を出し、「国際的な公衆衛生上の緊急事態である」と認定した。 メキシコ政府によると、同日、豚インフルエンザが疑われる同国の感染者は1324人、死者は81人に増えた。ニュージーランドでもメキシコ帰りの高校生に感染の疑いが浮上、感染は世界的な広がりを見せている。 チャン事務局長は、緊急事態認定に当たり、「インフルエンザ様の症状の異常な流行や重篤な肺炎」の監視措置を徹底するよう各国に勧告した。一方、WHO緊急委は、6段階(フェーズ)からなる新型インフルエンザの警戒レベルに関しては、「臨床的、疫学的な情報が不十分」として、現行の「3」から「4」への引き上げを見送った。世界金融危機のさなか、拙速な判断が世界経済に与える影響も考慮したと見られる。緊急委は28日再度開かれ、改めて警戒レベルの見直しを協議する。発生国のメキシコでは、カルデロン大統領が25日、当局による感染者の強制的な隔離や交通制限を可能とする「非常事態宣言」を発令した。 一方、米カンザス州の保健当局は同日、州内の夫婦2人が豚インフルエンザに感染したと発表。夫婦は最近、メキシコに旅行しており、現地で感染したとみられる。すでに6人の感染者が出ているカリフォルニア州でも同日、新たに35歳の女性の感染が確認された。全米の感染者は、テキサス州の2人を合わせ3州11人となった。このほか、米疾病対策センター(CDC)によると、ニューヨークの私立高校でも最近メキシコを旅行した生徒8人の感染が濃厚となった。 ニュージーランド厚生省は26日、メキシコから帰国したばかりの高校生10人がインフルエンザにかかっていたと発表。豚インフルエンザの疑いがあり、WHOに検体を送り検査する方針だ。ロイターやAFP通信によると、メキシコから最近帰国した人のうち、スペインで3人、フランスで2人、イスラエルで1人に感染の疑いが出ている。

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2.<豚インフル>欧州、中東でも感染の疑い メキシコから帰国(毎日新聞),毎日新聞
RV=48.1 2009/04/26 23:51
キーワード:帰国,段階,検査,高校生,生徒

 豚インフルエンザと疑われる感染例は26日、フランスやスペイン、イスラエル、ニュージーランドで報告され、世界的な広がりを見せ始めた。いずれもメキシコから帰国した人ばかりで、衛生当局がウイルス検査を進めている。メキシコでは25日、感染が疑われる死者が81人に増加、米国でも感染が拡大している。 メキシコのコルドバ保健相は25日、記者会見し、同日までの豚インフルエンザとみられる感染者数は1324人、死者数は81人と発表した。死者のうち死因を豚インフルエンザと確定した人数は20人で、前日と同じ。 米疾病対策センター(CDC)は同日、新たに中西部カンザス州で2人、西部カリフォルニア州で1人の豚インフルエンザ感染を確認し、感染者が計11人になったと発表した。メキシコと国境を接する州以外にも患者の所在地が広がり、感染拡大への懸念が高まっている。 一方、ニューヨーク市保健当局も同日、同市クイーンズ区の私立中等学校の生徒8人から、豚インフルエンザと疑われるウイルスを検出したと発表した。CDCがウイルス検査をしている。この学校にメキシコから最近帰国した生徒が1人おり、他にも発熱など症状を訴える生徒がいることから、集団感染も疑われている。 米国以外でも、メキシコからの帰国者を中心に感染の疑われる人が相次いで発覚している。 ニュージーランドのライオール保健相は26日、メキシコに3週間滞在し、25日に帰国した高校生10人が豚インフルエンザに感染した疑いがあると発表した。A型インフルエンザ検査で陽性だったが、豚インフルエンザかどうかは今後調べる。AFP通信などが伝えた。 さらにスペインで3人、仏で2人が豚インフルエンザに感染している疑いがあることも26日、分かった。いずれもメキシコから帰国・入国した旅行者で、両国はこれらの人々を隔離するなどして、確認を急いでいる。 AFP通信などによると、スペインのケースはいずれも同国国民で、数日前に帰国したという。 26日付の仏紙の取材に応じた仏保健省の担当者は同国の2人について、「あくまで感染の疑いの段階」とした。 イスラエルでも、メキシコから帰国し、感染した疑いのある男性1人が入院した。【パリ福原直樹、ニューヨーク小倉孝保、ロサンゼルス吉富裕倫】

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3.<豚インフル>外食チェーン、流通は冷静 風評被害を懸念(毎日新聞),毎日新聞
RV=45.4 2009/04/26 21:59
キーワード:豚肉,輸入,検査,会社

 豚インフルエンザ問題を受け、メキシコ産などの豚肉を扱う外食チェーンや流通関係者は、情報収集や安全性の確認、消費者への説明に追われている。 全国でとんかつ店や弁当店の「新宿さぼてん」を展開する「グリーンハウスフーズ」(本社・東京都新宿区)は、使用する豚肉のほとんどがメキシコ産。担当者は「輸入の際に検疫検査を通っているほか、感染が確認された地域とは別の産地から仕入れており、安全性に問題はない」と強調する。 同社は25日の営業開始に先立ち、各店の責任者に同様の説明をした。25、26日とも客足は普段通りで、問い合わせもほとんどなく「鳥インフルエンザの時のようなパニックは起きていない」という。 メキシコ産を使っていない別のとんかつチェーンの担当者も「今のところ、影響は出ていない」。ただ、「風評被害が広がれば、メキシコ産以外も豚肉全体の消費を敬遠する空気が広がりかねない」との懸念の声も漏らす。 メキシコ産豚肉を傘下のスーパーなどで販売しているイオンは「豚肉自体に問題があるわけではない」と、危険性が確認されない限りは販売は継続する方針だが、WHOや政府の対応などを見極めた上で、週明け以降に再度、対応を協議する。 また、取引先の食肉加工会社の要請で、今年からメキシコ産の取り扱いを検討していた大手商社、兼松の食品担当者は「消費者の心理が冷え込むのは避けられず、当面、取引は見送らざるを得ないかもしれない」と話している。【窪田淳、秋本裕子】

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1.メキシコ出張を当面自粛、スーパー・外食は冷静対応(読売新聞),読売新聞
RV=72.2 2009/04/27 00:25
キーワード:豚肉,輸入,生徒,食べる,段階,安全,自粛,帰国

 メキシコや米国で感染が拡大する豚インフルエンザ。現地に活動拠点をもつ企業は出張の当面自粛を決め、全国の行政機関には現地から帰国した人らから相談の電話が相次いだ。 現地の日本人学校でも情報収集に追われるなど、影響は国内外に広がっている。 ◆国内企業◆ 「まさか中南米とは」 メキシコに社員が駐在する大手商社の広報担当者は、想定外の事態に戸惑いを見せる。これまで新型インフルエンザの発生が最も懸念されていたのは、鳥インフルエンザの人への感染例があるアジアだったため、この商社でもアジアなど約10か国の事務所には治療薬タミフルを常備していたが、メキシコには置いていなかった。広報担当者は「早く情報を収集して、対応を決めなくては」と焦る。 メキシコに八つの工場などをもつパナソニックでは、日本からメキシコへの出張を当面の間、自粛することを決定した。トヨタ自動車も、米国やメキシコで働く約2万人の従業員にマスクを送ることを検討している。 ◆行政機関◆ 各地の保健所などに設けられた相談窓口でも職員らが対応に追われた。 東京都内では26日から31保健所で電話相談の受け付けを開始。午前9時から午後5時までに計103件の相談が寄せられた。ゴールデンウイーク中とあって、旅行に関する質問が多く、神奈川県ではこの日寄せられた61件のうち20件が「メキシコ方面に出かけても大丈夫か」などの内容。 また、「豚肉を食べても大丈夫か」(大阪府)「マスクを交換する頻度はどのくらいか」(福岡県)などと病気そのものについての問い合わせも多かった。 一方、成田空港では26日も、引き続き警戒態勢が敷かれた。検疫所では、次にメキシコからの直行便が到着する29日から、到着直後の機内で検疫を行うことなどを検討。また、空港内に周知のためのポスターを張ったほか、チラシも計500枚を用意した。 ◆現地の日本人◆ メキシコ在住の日本人の間にも不安は広がっている。 メキシコ市などの全教育施設3万校の休校が決まった翌日の25日(現地時間)も、日本人生徒らが通う「日本メキシコ学院」では数人の職員が学校に詰め、政府の発表をテレビで見守った。24日(同)には保護者会を開き、子どもたちに外出を控え、うがい、手洗いを徹底させるよう要請。1人の保護者がインフルエンザのような症状を訴えて欠席したというが、生徒や職員には感染例は報告されていないという。 ◆農相「食べても問題ない」◆ 適切に調理すれば肉を食べて感染する恐れはないことから、スーパーや外食産業では冷静に対応している。 カナダやフランス産の豚肉を販売している東京都荒川区のスーパーでは、26日も普段と売れ行きは変わらなかった。店長(34)は「今は成り行きを見守っている段階」と話す。 「ガスト」などを展開する外食大手のすかいらーくでは、メニューの一部にメキシコや米国産の豚肉を使用している。輸入業者から逐次、情報収集しているが、「豚肉の安全性に問題はなく、消費者から不安の声もない」として、現時点での対応は考えていないという。 石破農相は26日、出演したテレビ番組で、「輸入であれ国産であれ、豚肉は出荷段階で完全に殺菌されており、食べても問題ない」と安全性を強調した。 ◆警察庁が対策室◆ 警察庁は26日午前9時、豚インフルエンザの対策室(室長・塩川実喜夫警備企画課長)を設置し、成田空港など国際空港の警戒を強化している。同庁は検疫所での混乱を想定して成田空港の警備にあたる警察官を増員するとともに、関連情報の収集に乗り出した。 同庁は昨年9月、新型インフルエンザに対する行動計画を策定しており、さらに感染が広がった場合は対策室を対策本部に格上げする方針。

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2.WHO「緊急事態」声明=警戒レベル引き上げ見送り−NYで8人感染・豚インフル(時事通信),時事通信
RV=34.1 2009/04/27 01:46
キーワード:生徒,声明,ニューヨーク,段階

 【ジュネーブ、ニューヨーク26日時事】メキシコと米国で豚インフルエンザの人への感染が確認されたことを受け、専門家による緊急委員会を開催した世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は25日夜(日本時間26日早朝)、緊急委終了後に声明を発表、同委が「現在の状況が国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態になっている」とする認識で一致したことを明らかにした。また、ニューヨーク市当局者は26日、市内の学校の生徒8人の感染が確認されたと発表した。症状は重くないという。米東部で感染が確認されたのは初めて。 WHOの声明では、新型インフルエンザに対する警戒レベルの見直しについて「さらなる情報が必要」と指摘。6段階の「3」(人から人への感染はないか、極めて限定的)から「4」(人から人への感染が増加している証拠がある)への引き上げは見送った。 また、緊急委は「すべての国が、通常とは異なるインフルエンザのような症状や深刻な肺炎に対する監視態勢を強化する」よう勧告。感染拡大を防ぐため、一段と警戒を求めた。WHOは28日、警戒レベルの引き上げについて再び話し合う。

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3.WHO「緊急事態」声明=警戒レベル引き上げ見送り−NYで8人感染・豚インフル(時事通信),時事通信
RV=34.1 2009/04/27 01:47
キーワード:生徒,声明,ニューヨーク,段階

 【ジュネーブ、ニューヨーク26日時事】メキシコと米国で豚インフルエンザの人への感染が確認されたことを受け、専門家による緊急委員会を開催した世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は25日夜(日本時間26日早朝)、緊急委終了後に声明を発表、同委が「現在の状況が国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態になっている」とする認識で一致したことを明らかにした。また、ニューヨーク市当局者は26日、市内の学校の生徒8人の感染が確認されたと発表した。症状は重くないという。米東部で感染が確認されたのは初めて。 WHOの声明では、新型インフルエンザに対する警戒レベルの見直しについて「さらなる情報が必要」と指摘。6段階の「3」(人から人への感染はないか、極めて限定的)から「4」(人から人への感染が増加している証拠がある)への引き上げは見送った。 また、緊急委は「すべての国が、通常とは異なるインフルエンザのような症状や深刻な肺炎に対する監視態勢を強化する」よう勧告。感染拡大を防ぐため、一段と警戒を求めた。WHOは28日、警戒レベルの引き上げについて再び話し合う。

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1.豚インフル、水際対策など4方針決定…閣僚会議(読売新聞),読売新聞
RV=75.5 2009/04/27 10:56
キーワード:豚肉,製造,首相,ワクチン,輸入

 政府は27日午前、首相官邸で麻生首相と全閣僚が出席して豚インフルエンザ対策に関する初の関係閣僚会合を開き、ウイルスの国内侵入を防ぐための水際対策など4項目の「当面の対処方針」を決めた。 首相は会合の冒頭、「国家の危機管理上の重要課題であるという認識の下、対策に全力を尽くされたい」と要請した。 対処方針は〈1〉国際的な連携と情報収集、国民への情報提供〈2〉検疫・入国審査の強化など水際対策〈3〉ワクチン製造の早急な検討〈4〉国内での患者発生に備えた対策−−の4項目。国内対策には、発熱相談センターの設置準備、電気・ガス・生活必需品の事業者に対する供給体制の確認などを盛り込んでいる。 会合後、舛添厚生労働相は記者団に、世界保健機関(WHO)からの情報収集のため、担当者をジュネーブに派遣したことを明らかにした。また、石破農相は記者団に、メキシコと米国から輸入された豚肉について、「出荷段階で減菌され、さらに加熱調理するからまったく問題ない。風評被害がないようにしたい」と述べ、風評被害対策に乗り出す方針を表明した。

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2.豚インフル拡大懸念 鳥に重点…「想定外」困惑(産経新聞),産経新聞
RV=75.2 2009/04/27 07:59
キーワード:豚肉,中国,首相,ワクチン,輸入

 メキシコと米国で人への感染が確認された豚インフルエンザは26日、ニュージーランドやイスラエルでも感染が疑われるケースが報告されるなど、拡大の勢いをみせている。新型肺炎(SARS)で多数の犠牲者を出した中国や東南アジア、人の移動が自由な欧州連合(EU)各国などに懸念が広がっている。 [フォト]メキシコ市でバーへの入店前に医療関係者からのどの検査を受ける女性                   ◇ ◆養豚盛んな地域 東南アジア 【シンガポール=宮野弘之】東南アジアや大洋州各国では今のところ、豚インフルエンザの可能性がある感染例はニュージーランド以外で報告されていない。東南アジア各国はかつて新型肺炎(SARS)の脅威にさらされ、今も鳥インフルエンザウイルスによる死者が続いているだけに、想定外の豚インフルという脅威に警戒を強めている。 域内で最も養豚が盛んなベトナムでは、疾病情報システムを立ち上げ、世界保健機関(WHO)からの情報と併せて、疑いのある症例を調べるとしている。ベトナムに次いで、豚の飼育が多いフィリピン農務省は、米国、メキシコからの豚肉が流入しないよう監視を強めるとともに、家畜の豚へのワクチン注射の徹底を指示した。 マレーシアでは、メキシコから他国を経由し入国する人がいることも想定、空港や港などすべての入国管理事務所で警戒を強化した。シンガポールも、カリフォルニア、テキサス、カンザスの米3州からの帰国者はインフルエンザの症状があった場合、診察を受けるように呼びかけている。                   ◇◆帰国者ら感染の疑い 欧州  【ロンドン=木村正人、パリ=山口昌子】欧州では26日、フランス人とスペイン人が豚インフルエンザに感染した疑いで、検査を受けていると報じられた。 欧州では、欧州連合(EU)加盟27カ国(人口約5億人)や、シェンゲン協定により一部のEU非加盟国の間で、人の移動が自由になっている。豚インフルエンザが大西洋を越えて欧州に上陸すれば一気に拡大する恐れがあるため、欧州疾病予防管理センターは、世界保健機関(WHO)やEUと協力して厳戒態勢を敷いている。 仏保健省によると、EUは25日に次いで26日も、各国の責任者による電話会議を開催、メキシコからの帰国者に対する「水際作戦」などの対策を講じた。 こうした中、フランス通信(AFP)は26日、フランスで、米カリフォルニア州から戻ったばかりの夫婦と、旅行には参加していない息子がインフルエンザの症状をみせているとして、病院で検査していると報道。また、別の女性1人も検査を受けているという。 このほか、スペインではメキシコ帰りのスペイン人3人が検査中という。                   ◇ ◆検疫強化を通達 中国  【北京=矢板明夫】中国国営新華社通信によると、中国の国家品質監督検査検疫総局は25日、全国の空港や港に対し、入国者を対象とする検疫体制の強化を求める通達を出した。衛生省や農業省なども専門家らを集め、豚インフルエンザウイルスの分析や今後の対応について協議を始めた。 2003年春、新型肺炎(SARS)が流行し、300人超の死者を出した経験をもつ中国は、感染症に対する関心が高い。広東省の「広州日報」(電子版)によると専門家は、「インフルエンザが大流行するようなことになれば、中国で最多1億9000万人が感染する可能性がある」と予測している。 豚肉を扱う中華料理も多いだけに、インターネットでは豚インフルのニュースにアクセスが集中。SARSが流行した際、中国政府は当初、感染情報を隠蔽(いんぺい)していた経緯もあり、「本当は中国にも感染者がいるのでは」といった書き込みもみられた。                   ◇ ◆輸入を停止 ロシア 【モスクワ=遠藤良介】ロシアのプーチン首相は26日、同国での豚インフルエンザ被害防止を目的に、外務省や国境警備、保健関係の当局者らで構成される政府委員会(委員長・ズプコフ第1副首相)を創設する政令に署名した。イタル・タス通信が伝えた。ロシアは同日から、米国の南部諸州とメキシコ、カリブ海沿岸諸国からの豚肉輸入を停止するほか、空港では北米地域からの到着客に対する検疫を強化することも決めた。オニシチェンコ衛生医務総監は同日、テレビ番組でメキシコへの渡航を控えるよう国民に呼びかけた。

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3.豚インフル 食べてもOK/ワクチン最短半年?/軽症なら大流行も(産経新聞),産経新聞
RV=48.3 2009/04/27 07:56
キーワード:豚肉,製造,ワクチン

 ■国立感染症研究所感染症情報センター長 岡部信彦氏 豚インフルエンザについて、専門家はどうみているのか。26日、厚生労働省で行われた会見での岡部信彦・国立感染症研究所感染症情報センター長の発言をまとめた。                  ◇ Q 豚肉はなぜ安全といえるのか A インフルエンザウイルスは、動物の筋肉にいるわけではない。もしウイルスのついた肉を食べると、胃の中で感染するということになるのだが、人間の胃にはウイルスに関する受容体はない。さらに、一般的に豚肉は生では食べないうえに、現在、日本の豚に豚インフルエンザが蔓延(まんえん)している事実がないこととも、「豚を食べても大丈夫」という根拠になる。 Q WHOは国際的な警戒レベルを、現在よりも引き上げることを見送ったが A 検討すべき項目があるということで、理解できる判断だ。「引き上げる必要がない」ということではない。ただ、日本国内の警戒態勢は、WHOの警戒レベルに合わせて強化するのではなく、日本独自の判断で強化することもあり得る。 Q メキシコでは死者が多く、米国では軽症で済んでいることをどうみるか A 私もぜひ知りたいところだ。ウイルスが原因なのか、医療のレベルに差があるのか。いくつかの条件を検証しないと判断できない。WHOも調査しているはずで、そのうち分かってくると思う。 Q ワクチンの製造にはどのくらいかかるか A 市場に出るまで最短で4、5カ月。ただ、動物実験で安全性を確かめるなど、すっ飛ばしてはいけないプロセスもあり、半年から1年はかかるのではないか。うまくいけば、この冬に間に合う。 しかし、今回のウイルスが米国での症例にみられるように軽症なウイルスだとすると、他のワクチン製造をやめて、豚インフルワクチンをつくる必要があるのかということも考えないといけない。 Q 国内流行の可能性は 世界的に広がらずに収まってほしいが何ともいえない。症状が重いウイルスだとすると、その人は移動を自然と控えることになる。だが、症状が軽いウイルスだと、その人は症状を押して移動してしまうことが予想され、交通手段の発達した現代では、世界的大流行につながる可能性がある。 日本で症状が出たときに、何を根拠に豚インフルエンザと診断するのか ウイルスの遺伝子配列など詳細が判明していない現段階では、渡航地や症状を根拠に推測するしかない。そういう意味では、メキシコからの帰国者でインフルエンザの症状が出ている人には、その後の行動を規制するなど、迷惑をかけることになるかもしれない。

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1.豚インフル 予防ワクチンを優先製造 舛添厚労相(毎日新聞),毎日新聞
RV=85.8 2009/04/27 13:02
キーワード:製造,ワクチン,季節,首相,舛添

 政府は27日午前、メキシコを中心に世界的な広がりをみせる豚インフルエンザ問題で、全閣僚が出席して対策会合を首相官邸で開いた。検疫・入国審査の強化など「水際対策」の実施など当面の対処方針を決定した。また、舛添要一厚生労働相は27日、報道陣の取材に、豚インフルエンザの発症予防ワクチンを、今冬向けの季節性インフルエンザのワクチンより優先して製造する考えを示した。【関連写真特集】緊迫のメキシコ マスク売り切れも 政府が備蓄するワクチンは、鳥インフルエンザのウイルスから製造されたもの。型が違い、今回の豚インフルエンザには効果が期待できない。発生国からウイルス株を分けてもらい、新たにワクチンを作る必要がある。ただこの時期、各メーカーは今冬に流行する型を予測して季節性インフルエンザのワクチン生産に入りつつある。 この日、豚インフルエンザによる死者が報告されてから初めて厚労省入りした舛添氏は「季節性ワクチンの製造を一時停止してでも、早急に作る態勢を組みたい。製造ラインにも限りがあり、一気に全部はできないが、優先順位をつけて半年くらいで完成させたい」と語った。 感染の広がるのが、想定していた鳥インフルエンザではなかったことについて舛添氏は「発生源がどうあれ、対策に変わりはない。政府の行動計画は鳥であれ豚であれ使える」と説明した。その上で「新しい情報が入れば必ず公表するので、冷静に行動してもらいたい。一般的なインフルエンザと同じように、うがいや手洗いなどを励行してほしい」と、国民に呼び掛けた。【清水健二】

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2.<豚インフル>麻生首相、水際対策強化などを関係閣僚に指示(毎日新聞),毎日新聞
RV=76.1 2009/04/27 14:01
キーワード:製造,ワクチン,豚肉,首相

 豚インフルエンザ問題で、27日、全閣僚出席の対策会合の冒頭、麻生太郎首相は「国家の危機管理上の重要課題であるとの認識の下、緊密に連絡し、対策に全力を尽くしてもらいたい」と指示した。 対処方針は(1)情報収集と国民への情報提供(2)水際対策の実施(3)ワクチン製造の早急な検討(4)国内での患者発生に備えた対策の実施−−の4本柱。水際対策では、検疫・入国審査の強化に加え、メキシコなどから入国した感染者や感染の恐れがある人への診療の実施などを挙げた。 国内で患者が発生した場合の対策としては、発熱相談センターと発熱外来の設置を準備することや、国内調査の強化などを決めた。 米国やメキシコ産の豚肉の安全性について石破茂農相は、会合後、首相官邸で記者団に「出荷段階で滅菌されており、まったく問題ない。風評被害がないようにしたい」と語った。禁輸措置は「必要ないし、行う予定はない」と述べた。

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3.豚インフルワクチンを優先製造=厚労相(時事通信),時事通信
RV=73.0 2009/04/27 12:10
キーワード:製造,ワクチン,季節,舛添

前の写真次の写真豚インフルワクチンを優先製造=厚労相4月27日12時10分配信時事通信舛添要一厚生労働相は27日、報道陣の取材に対し、「豚インフルエンザのワクチン製造を季節性インフルエンザに優先して行いたい」と述べた。写真は厚労省に設置された電話相談窓口を訪れた舛添厚労相(27日午前)

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4.<豚インフル>ワクチン製造優先、専門家から賛否両論(毎日新聞),毎日新聞
RV=73.0 2009/04/27 12:42
キーワード:製造,ワクチン,季節,舛添

 舛添要一厚生労働相が27日、豚インフルエンザワクチンの製造を季節性インフルエンザより優先する考えを示した。しかし、季節性インフルエンザでも年間1万人前後の関連死亡者が出ており、専門家からは賛否両論が出ている。 永井美之・理化学研究所感染症研究ネットワーク支援センター長(ウイルス学)は「理解できない。季節性インフルエンザがなくなるわけではない。豚インフルエンザへの対応では、現状では世界保健機関(WHO)がフェーズ3に据え置き、今後収束するかもしれない。また、タミフルなどの薬が有効だ。開発が進む治療薬の承認を急ぎ、選択肢と備蓄量を増やすことが重要だ」と問題視した。 一方、鈴木宏・新潟大教授(国際感染症学)は「流行の可能性がある中、今から製造を念頭に置いて対策を立てることは大事だ。材料確保の問題がある。準備のゴーサインが出るのは適切だと思う」と話した。 現在、国内でインフルエンザワクチンを製造しているのは4機関ある。このうち、財団法人「化学及血清療法研究所」(熊本市)は「どの種類のワクチンを製造するかは当局の指示に従っている。現時点では、指示待ちの段階だ」と話した。【関東晋慈、下桐実雅子、元村有希子】

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5.ワクチン製造、豚インフルを優先…厚労相方針(読売新聞),読売新聞
RV=73.0 2009/04/27 13:34
キーワード:製造,ワクチン,季節,舛添

 舛添厚生労働相は27日、豚インフルエンザ用のワクチン製造について、「(毎冬流行する)季節性インフルエンザに優先して行いたい」と述べ、早急に対策を講じる方針を明らかにした。 ワクチンのもとになるウイルスの入手を急いでおり、早ければ今秋にも供給が開始できる。 一方、季節性用のワクチン製造は一時停止する方針で、今冬の流行シーズンには、季節性のワクチンの十分な供給ができない可能性が高い。 ワクチンは通常、5、6月から製造に入り、供給までに4〜5か月かかる。原料の有精卵や製造設備が限られているため、豚インフルエンザ用のワクチンを製造するには、季節性用の製造を切り替える必要があり、厚労省が検討していた。

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6.豚インフル 「ワクチン優先したい」 厚労相、製造着手方針示す(産経新聞),産経新聞
RV=73.0 2009/04/27 15:18
キーワード:製造,ワクチン,季節,舛添

 豚インフルエンザ問題で、舛添要一厚生労働相は27日、厚労省内の電話相談窓口を視察後に記者会見し、「豚インフルエンザのワクチン製造を季節性インフルエンザに優先して行いたい」と述べ、ウイルス株を入手次第、ワクチン製造に着手する方針を示した。 季節性インフルエンザのワクチン製造は毎年6月ごろ、次のシーズンに流行するウイルスを予想して製造を開始する。そのため、豚インフルエンザのワクチン製造が、今冬の季節性インフルエンザのワクチン供給に影響を及ぼす可能性もある。 舛添厚労相は「季節性インフルのワクチン製造を一時停止してでもやりたい」とし、豚インフル対策を最優先する考えを明らかにした。 また、世界保健機関(WHO)に職員を派遣していることも明らかにし、「正確な情報の収集に全力を挙げている。新しい情報が入ったら必ず公表するので正確な情報に基づいて行動してほしい」と呼びかけた。 政府の対応については「検疫強化など水際作戦を行い、日本にウイルスを入れないことに全力を挙げる」と説明。国民に対しても「外から帰ったら手洗いやうがいをする、感染地域への渡航については是非を検討するなど、政府と国民が一体となってこの危機に打ち勝たなければいけない」と呼びかけた。

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1.豚インフルのワクチン優先 「流行に間に合わない」恐れ(J-CASTニュース),J-CASTニュース
RV=108.4 2009/04/27 21:05
キーワード:製造,ワクチン,季節,舛添

 舛添厚労相が示した豚インフルエンザのワクチン優先製造について、専門家から「流行に間に合わないのでは」との懸念が出ている。そのせいで、季節性インフルエンザのワクチンが疎かになれば、何のための製造なのかというのだ。厚労省では、流行の再来に備えてなどと説明するが…。■「国民に行き渡るまでに1年から1年半」 まさに「想定外」の事態になっている。 厚生労働省は、鳥インフルエンザが「新型」になりうるとして、その予防ワクチンを備蓄していた。ところが、このワクチンが使えない豚インフルエンザが「新型」になりうるというのだ。 豚インフルのワクチンは、もちろん備蓄がない。そこで、舛添要一厚労相は2009年4月27日、このワクチンについて「季節性インフルエンザのワクチン製造を一時停止してでも、早急に作る態勢を組みたい」と報道陣に明らかにした。 鳥インフルのワクチンが使えないのは、そのウイルス「H5N1型」と違って、豚インフルのウイルスが「H1N1型」だからだ。ワクチンは、豚インフルで死者まで発生したメキシコなどからウイルスの株を分けてもらって製造することになる。 しかし、日本で豚インフルが流行したとしても、ワクチンが間に合わない可能性が強いというのだ。理化学研究所の永井美之感染症研究ネットワーク支援センター長(ウイルス学)は、こう指摘する。  「一番の問題は、ワクチンができて、国民に行き渡るまでに1年から1年半もかかることです。製造中に流行が終われば、ワクチンは無駄になります。対策を慌ててやっているようですが、そのようなことをどう考えるのか」 さらに懸念されるのが、季節性インフルのワクチン製造が疎かになる問題だ。  「日本の生産キャパシティを超えてしまうので、通常のワクチンが不足することになります。日本でインフルエンザの感染者数は多く、死亡の率は低くても絶対数は多いので、高齢者で亡くなる方が増えてくるでしょう」■豚インフルでも治療薬のタミフルが効く 理化学研究所の永井センター長によると、ワクチンは、製造できれば豚インフルに効くことが期待できるという。ただ、感染者が出たアメリカでは、死者や重症者はまだ確認されておらず、WHOがフェーズ3に据え置いたまま収束する可能性がある。日本で感染者が出ても、軽症のウイルスで終わるかもしれない。 その場合、通常のワクチン製造を犠牲にする理由はなくなる。また、もし軽症者ばかりの状態でワクチンを打てば、悪影響も出てくるようだ。  「数十%の人が死ぬような状態なら、1万人に1人、難病などの副作用が出てもやった方がいいでしょう。しかし、軽症のウイルスの場合は、ワクチンを打った方がよいかは疑問が残るでしょうね」 永井センター長によると、豚インフルが発症した場合は、治療薬のタミフルが効くという。ただ、耐性ウイルスの可能性があり、永井センター長は、「薬剤は、一つの選択肢だけではダメで、なるべく種類を多くする必要があります。日本では、薬の開発が進んでいるので、むしろそちらの方に力を入れるべきでは」と指摘する。 豚インフルの流行にワクチンが間に合わない可能性について、厚労省の結核感染症課では、こう説明する。  「確かに、その可能性はあります。しかし、もし承認を受けている製造方法が可能なら、製造期間を短くすることができます。また、流行は、第1波で済むとは限りません。第2、3波があることも考えられます。そのためにワクチンは必要になります」 また、季節性インフルのワクチンは2009年3月から製造しており、今後も分量が減ったとしても製造しないわけではないという。

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2.【豚インフル】効果期待のワクチン製造、でも実現は…(産経新聞),産経新聞
RV=108.4 2009/04/27 23:32
キーワード:製造,ワクチン,季節,舛添

 豚インフルエンザの拡大が続く中、厚生労働省はワクチン製造の検討に入った。ワクチンが開発されれば、ウイルスの感染予防に大きな効力が期待できるものの、すぐには製造できないなど多くの課題が横たわっている。 インフルエンザにも、Aソ連型、B型といった既存のタイプのウイルスについてはワクチンが存在する。日本でも例年、秋から冬にかけて多くの人が接種している。 だが、今回流行している、人から人へと感染する豚インフルエンザワクチンは、まだ開発されていない。そのため、厚労省は豚インフルエンザのワクチン製造の検討に入った。状況は各国とも同じとみられる。 開発に向けた課題は多い。 そもそも現段階で日本国内には、ワクチンとして培養すべき豚インフルエンザウイルスの株(標本)がまだ存在しない。現在、世界保健機関(WHO)を通じて、米国が持つウイルス株を譲ってもらえるよう交渉中だが、厚労省は「まだなんとも感触を得ていない」という。 さらに、ワクチンは、鶏の有精卵にウイルスを接種し、培養されたものを不活化処理してつくるが、国内の製造能力は年間2500万〜2800万人分と限られる。すでに来冬用の季節性インフルエンザワクチンの製造準備は始まっており、製造能力いっぱいを豚インフルエンザワクチンに振り向けることは不可能だ。 舛添要一厚労相は27日、「季節性インフルエンザ用の製造を一時停止しても、豚インフルエンザワクチンを優先する」と表明した。 しかし、「今回のウイルスが、健康被害が軽症なウイルスだとすると、季節性ワクチンの製造をすべてやめて、豚インフルワクチンをつくる必要があるのかということも考えないといけない」(岡部信彦・国立感染症研究所感染症情報センター長)という指摘もあり、バランスをどうとるかも課題だ。 厚労省の新村和哉血液対策課長は「増産のため、もっと多くの有精卵の確保ができないか。高齢者など、インフルエンザの影響を受けやすい人に接種勧告の対象を絞り込むことはできないかなど、さまざまなシミュレーションをしている」と話す。 だが、岡部センター長が「通常、次のシーズンに向けて有精卵を確保するわけで、急に2倍の量をつくるといってもできない」とも指摘する。 ワクチン開発が着手されても、すぐに製品が流通するわけではない。厚労省は「ワクチン株を入手して、最初のワクチンができるまで早くても数カ月かかる」と説明する。 今回の豚インフルエンザウイルスが、増殖の早いタイプなのか遅いタイプなのかも判明していない。ワクチンの開発を急ぐあまりに、安全性がおろそかになってもいけない。 厚労省は「新たなデータも今後入ってくるはずなので、ウイルスやワクチンの専門家たちと相談をしながら、慎重かつ迅速に進めていく」としている。     ◇      ワクチン 感染症の病原の毒性を失わせたり、弱めたりしてつくった免疫の材料(抗原)。接種や注射の形で体内に注入し、病原体を押さえ込む力(抗体)を備えさせる。病気への感染を防いだり、症状を軽く済ませる効果がある。天然痘ワクチンや結核ワクチンの開発が、人類史上、多くの命を救ってきたことはよく知られている。

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3.<豚インフル>ワクチン「季節性も作る」厚労省が強調(毎日新聞),毎日新聞
RV=108.4 2009/04/27 23:58
キーワード:製造,ワクチン,季節,舛添

 舛添要一厚生労働相が豚インフルエンザのワクチンを季節性インフルエンザに優先して製造する方針を示したことについて、厚労省の新村和哉・血液対策課長は27日、定例の記者会見で「今冬向けの季節性ワクチンも製造する」と説明した。両ワクチンを作ると、季節性ワクチンの生産量は約2500万本を確保した昨冬より減る可能性があり、厚労省は「季節性のワクチンの接種対象を絞り込むかどうか検討する」としている。 舛添氏は同日朝、報道陣の取材に「季節性の製造を一時停止してでも、豚インフルエンザのワクチンを早急に作る態勢を組みたい」と話した。しかし、新村課長は会見で「豚インフルエンザのウイルス株を入手するまでは、季節性のワクチンを作り続ける」と強調した。【清水健二】

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1.豚インフル 警戒レベル引き上げも 「3」から「4」か「5」へ(産経新聞),産経新聞
RV=121.1 2009/04/28 01:28
キーワード:製造,ワクチン,スペイン,欧州,EU

 世界保健機関(WHO)は27日、豚インフルエンザについて警戒レベルの引き上げなどを協議する緊急委員会をジュネーブの本部で開いた。ロイター通信などによると、WHOの報道官は「警戒レベルを引き上げる相当程度の可能性がある」と述べ、警戒水準を6段階の「3」から、「4」か「5」に引き上げる可能性があることを明らかにした。 WHOは当初、緊急委員会を28日に予定していたが、感染がメキシコ以外に欧米諸国などにも広がっていることを考慮し、開催を早めたもようだ。 緊急委員会開催前の警戒レベル「3」は「人から人への感染はないか極めて限定的」だが、「4」は「人から人への感染が増加している」、「5」は「かなりの数の人から人への感染」と、感染の危険度はさらにが高い。委員会の決定の見通しに直接言及することは避けたものの、報道官は「委員会の前倒し開催が事態の緊急性を示している」と述べた。 また、報道官は、WHOが豚インフルエンザ用のワクチン製造に向けて作業を開始したと語った。 豚インフルエンザの感染は、その後も拡散している。メキシコのコルドバ保健相は26日、同国の豚インフルエンザによる死者数が103人に達したと発表した。カナダ政府も6人の感染を確認。WHOは、米国で40人の感染例が認められたと発表した。 一方、スペイン保健省は27日、スペイン人男性の豚インフルエンザ感染を発表。米大陸以外では初の感染者が確認された。欧州連合(EU)のワシリウ欧州委員(保健担当)は同日、メキシコや米国への渡航中止をEU各国に勧告した。 米国政府は26日、米国内を対象に「公衆衛生に関する緊急事態」を宣言。感染者急増に備えた措置として、インフルエンザ治療薬「タミフル」「リレンザ」の政府備蓄5000万人分のうち、25%を全米の医療機関に放出する対策を取った。 治療薬の分配について、ナポリターノ米国土安全保障長官は「すでに感染者が確認された州を優先する」と表明。また、一般国民向けの備蓄分とは別に、国防総省が700万人分を部隊などに配備したことを明らかにした。(パリ 山口昌子、ワシントン 山本秀也)

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2.WHO、豚インフルの警戒レベル引き上げる可能性(ロイター),ロイター
RV=105.1 2009/04/28 04:43
キーワード:製造,ワクチン,スペイン,フェーズ

 [ジュネーブ 27日 ロイター] 世界保健機関(WHO)のハートル広報担当は27日、WHO緊急委員会が豚インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)をめぐる警戒レベルを現行水準の「フェーズ3」から「フェーズ4」もしくは「フェーズ5」に引き上げる可能性があると発表した。 また、同担当は電話会議で、ワクチン製造に向けた作業が始まっていると語った。 「フェーズ4」は人から人に容易に感染する可能性があることを意味し、「フェーズ5」はすでに人の間でかなりの感染がみられることを意味する。 担当は、症例がメキシコ・米国・カナダ・スペインで確認され、感染地域が1カ所にとどまっていないことから、警戒レベルが「4」以上に引き上げられる可能性があると説明した。 ただ、ウイルスがメキシコから他の地域に飛び火したのかなど、ウイルスがどのように拡大したかを見極める一段の情報が必要と指摘した。 担当はまた、委員会が現行水準の「フェーズ3」からの引き上げは時期尚早と判断する可能性もあるとした。同警戒レベルの「3」は2005年に設定され、これまでに引き上げられたことはない。  担当は「明日に予定されていた会合が1日前倒しで行われたことは、緊急に対処が必要な事象・状況であることを示しているだろう」と述べた。 米疾病対策センター(CDC)が豚インフルのH1N1型ウイルスのサンプルをもとにワクチン製造の第1段階にあるとし、「ワクチン製造の作業が始まっていることを確認している」と述べ、市販されるまでには通常5─6カ月を要すると述べた。

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3.WHO、豚インフルの警戒レベル引き上げる可能性=広報担当(ロイター),ロイター
RV=83.2 2009/04/28 02:32
キーワード:製造,ワクチン,フェーズ

 [ジュネーブ 27日 ロイター] 世界保健機関(WHO)の広報担当は27日、WHO緊急委員会が豚インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)をめぐる警戒レベルを「フェーズ4」もしくは「フェーズ5」に引き上げる可能性があると発表した。 「フェーズ4」は、ヒトからヒトに感染し、大規模な流行を引き起こす可能性があることを意味する。 同担当は電話会議で、米保険当局がワクチン製造に向けた作業を開始したと語った。

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1.メキシコで豚インフル死者149人に、WHOは警戒水準引き上げ(ロイター),ロイター
RV=184.2 2009/04/28 10:57
キーワード:製造,フェーズ,スペイン,香港,輸入,欧州,豚肉

 [メキシコ市 27日 ロイター] メキシコでは27日、豚インフルエンザの感染が原因とみられる死者が149人に増加、世界保健機関(WHO)は豚インフルの世界的大流行(パンデミック)警戒レベルを「フェーズ4」に引き上げた。 米国と欧州でも感染者が増えている。 「フェーズ4」とは世界的大流行の恐れがかなり高まったことを意味する。1968年に大流行した香港風邪では約100万人が死亡した。 豚インフルによる死者が出たのはこれまでのところメキシコのみだが、米国では40人以上が感染、ニューヨークでも感染が確認された。 豚インフルは豚肉を食べても感染することはないが、複数の国が米国からの豚肉輸入を禁止。また、米国務省と欧州連合(EU)は、メキシコやその他の感染地域への不必要な渡航を控えるよう国民に勧告した。 メキシコのコルドバ保健相は、豚インフル感染が原因とみられる死者が149人となったと発表、死者数は今後も増えるとの見方を示した。 メキシコ政府は、全土の学校を5月6日まで閉鎖する措置をとった。 死者の大半は20─50歳。過去の大流行でも健康な若い成人が犠牲になっており、専門家は警戒を強めている。世界では毎年、従来型のインフルエンザにより平均25万─50万人が死亡しているが、今回の豚インフルはヒトの間で急速に広がっており、被害拡大が懸念される。  <経済に新たな打撃> 豚インフルエンザの影響で通商が滞り、製造業が打撃を受け、既に低迷している世界経済への新たな打撃となるとの懸念から、米原油先物は2%以上下落し、1バレル=50ドルに接近した。米国株式市場も下落、MSCI世界株価指数は0.8%下落した。 ユナイテッド航空親会社のUALは14%安、コンチネンタル航空は16%下落した。米国以外でも、香港のキャセイ・パシフィック航空<0293.HK>、英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)が大幅に下落した。一方、製薬のロシュは上昇した。 ただ当局によると、メキシコ以外の感染者は全般に、症状は深刻ではないもよう。感染はメキシコのほか、米国、カナダ、スペイン、英国で確認されている。そのほか、フランス、ノルウェー、ドイツ、スウェーデン、イスラエルの各国では、感染の疑い例が報告されている。 韓国の聯合ニュースは28日、政府関係者の話として、同国厚生当局が豚インフルに感染した疑いのある患者1人を検査していると報じた。 英外務省も、メキシコへの不必要な渡航を控えるよう勧告している。

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2.<豚インフル>WHOが警戒レベル「フェーズ4」に引き上げ(毎日新聞),毎日新聞
RV=135.6 2009/04/28 08:00
キーワード:製造,ワクチン,フェーズ,季節

 【ジュネーブ澤田克己】豚インフルエンザのヒトへの感染が世界的に拡大している問題で、世界保健機関(WHO)は27日、新型インフルエンザの警戒レベルについて、現在の「フェーズ3」から「フェーズ4」に引き上げた。 同日発表した声明の中でチャン事務局長は「世界的大流行(パンデミック)の可能性は増しているが、避けられないわけではない」とし、各国に冷静な対応を呼びかけている。 対策についてWHOは、世界的な拡大を考慮すれば「封じ込めは現実的ではなく、感染の軽減策に焦点が当てられるべきだ」とした。 具体的には国境封鎖や旅行の規制などは行わないよう各国に勧告した。むしろ、病気とみられる人の旅行は遅らせ、国際旅行の後に症状が進行している人は治療を受けるのが賢明とした。 また、WHOは、季節性インフルエンザに対するワクチンの生産は「当面は継続すべきだ」とし、今回の豚インフルエンザのワクチン製造で、季節性インフルエンザワクチンの製造が阻害されないよう配慮を求めた。今後、WHOは今回のワクチンの製造方法などを確立するとしている。

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3.WHO、各国に豚インフル対策準備の強化を要請(ロイター),ロイター
RV=125.5 2009/04/28 08:23
キーワード:製造,ワクチン,欧州,季節

 [ジュネーブ 27日 ロイター] 世界保健機関(WHO)のフクダ事務局長補代理は27日、各国に豚インフルエンザへの対応準備を強化するよう促した。ただ、国境閉鎖や渡航制限は現時点では役に立たないと指摘した。 同氏は、記者団に対し、感染に対する最善の対応策は封じ込めではなく緩和だと指摘。 「世界的大流行(パンデミック)は現段階では不可避とはみなされていない。状況は流動的で引き続き変化している」と語った。 同氏は、豚インフルエンザの発生が、持続的な人から人への感染かどうか判断するため、さらなるデータが必要と指摘。季節性インフルエンザのワクチン製造を続けるべきとの見解を示した。 また「WHOは非常に注意深く状況を監視し、この新しい豚インフルエンザのH1N1型ウイルスに対抗するワクチンの開発プロセスを促進するべきだ」と語った。 メキシコで最大149人が豚インフルエンザで死亡したとみられているほか、米国、カナダ、欧州にも感染が広がっている。

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1.政府が「新型インフル」宣言…WHOの警戒度引き上げ受け(読売新聞),読売新聞
RV=137.8 2009/04/28 13:06
キーワード:製造,ワクチン,フェーズ,韓国,季節

 世界保健機関(WHO)は27日、世界的に感染が拡大する豚インフルエンザの警戒レベルを現行の「フェーズ3」から大流行の可能性が高まったことを示す「フェーズ4」に引き上げた。 これを受け、舛添厚生労働相は28日朝、感染症法で規定する新型インフルエンザがメキシコ、アメリカ、カナダの3か国で発生したと宣言した。日本政府は麻生首相を本部長とし、全閣僚で構成する「新型インフルエンザ対策本部」を設置した。同日昼に初会合を開き、ウイルスの国内侵入阻止などのための対策を決める。 【ジュネーブ=金子亨】世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は、27日出した声明で、「大流行の可能性が高まった」として、「警戒レベルを『3』から『4』に引き上げる」と宣言。この決定は「人から人へ感染し、集団感染を引き起こすウイルスの能力を踏まえたもの」と説明した。 決定に先立ち、各国の専門家からなるWHO緊急委員会が米国、メキシコ、カナダで発生が確認された豚インフルエンザ(H1N1型)のデータやそのほかの国への拡散の現状を検討、警戒レベル引き上げを事務局長に提言した。 チャン事務局長は、同時に「国境封鎖や旅行制限をすべきでない」と勧告。その理由として、「ウイルスが広く拡散してしまっており、封じ込めは不可能」とした。警戒レベルの引き上げ決定後、記者会見したWHOのケイジ・フクダ事務局長補代理は、今のところ、メキシコや米国以外の感染は、両国への「旅行者に限られている」とし、世界各地で人から人への感染が続出している状況ではないと指摘。だが、今後の推移によって、警戒レベルはさらに大流行一歩手前を示す「5」に格上げされる可能性もあれば、「3」に戻されることもあると述べた。国境封鎖や旅行制限に慎重な理由として、「各国への政治的、経済的影響も考慮した」と語った。 世界で感染が確認されたり、疑いが出た人はさらに拡大。メキシコでは27日、死者は46人増え149人に、感染者は疑い例を含めて1995人に達した。韓国では28日、女性1人に感染の疑いが出た。感染が確認されたり疑いがある人は、18か国に広がった。 ◆WHO声明の骨子◆ ▽警戒レベルを「3」から「4」に引き上げる ▽豚インフルエンザ大流行の可能性は高まったが不可避ではない ▽今後、レベルのさらなる引き上げもあり得る ▽この決定は、人から人への感染を示す疫学的データに基づく ▽新型インフルエンザ封じ込めは不可能な段階 ▽国境封鎖や外国旅行の制限はすべきでない ▽季節性インフルエンザのワクチン製造は続行すべき。WHOは豚インフルエンザワクチンの製造を支援

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2.豚インフル、ワクチン切り替え「科学的な議論必要」―感染研(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=91.3 2009/04/28 13:00
キーワード:製造,ワクチン,季節

 世界的に広がっている豚インフルエンザについて、国立感染症研究所感染症情報センターの岡部信彦センター長は4月27日に開いた勉強会で、「人にとって新しいウイルスではないかと言われている」と指摘した。豚インフルエンザに対する既存のワクチンの有効性については、「理論的には期待できない」とした。ただ、製造するワクチンを切り替えると、通常の季節性インフルエンザワクチンの製造に影響が出るため、「科学的な議論が必要」と述べた。 岡部センター長は、「確認されたウイルスは、これまでに人で見られたA-H1N1型ウイルスや、豚で見られたA-H1N1型ウイルスとは異なった遺伝子構造で、人にとって新しいウイルスではないかと言われている」と述べた。 今回の豚インフルエンザウイルスの「起源」については、「よく分からない」と前置きした上で、「遺伝子の構造からすると、2つの地域にあった豚インフルエンザウイルスが、どこかの豚の体内で、あるいはどのようなタイミングか分からないが、遺伝子が混じり合って、人に感染しやすい新しいインフルエンザウイルスが生まれたのだろうと考えられている」と述べた。 また、今シーズン日本で流行したA-H1N1型は、ほぼ100%がタミフル耐性の遺伝子を有していたが、現在広がっている豚インフルエンザウイルスでは、「オセルタミビル(タミフル)とザナミビル(リレンザ)耐性遺伝子はない」と説明。「臨床的には使ってみないと分からないが、治療としての可能性はかなり期待できるのではないか」と述べた。一方、アマンタジンとリマンタジンは耐性だと説明した。  豚が豚インフルエンザにかかった場合の症状については、食欲減退や元気不良、鼻汁、咳、発熱などがあり、平均的には約1週間程度で回復すると指摘。致命率について、「1%前後。ただし、数%との報告もある」とした。 人が豚インフルエンザにかかった場合の症状については、「米国での例などを見ても、通常のインフルエンザ様症状。ほとんどの人が軽快し、自宅だけで治っているといったこともある」と指摘。ただ、特にメキシコで重症患者の報告がある点については、「どうしてだろうと、わたしたちも思っている。情報を集めなければいけない」と述べた。重症化した患者の家族構成や年齢、ほかの病気の有無など患者自身の特徴が影響したのか、ウイルス自体に違いがあるのかなど、「まだ十分な情報がないためすべてを語れない」とした。 既存のワクチンの豚インフルエンザウイルスに対する効果については、「不明だ。ただ、抗原が違うため、理論的にはあまり期待はできない」とした。新たなワクチンの製造については、「ウイルスが手に入れば製造は可能」と指摘。ただ、「次年度のワクチンの製造を断念して新ワクチンの作成に取り掛かるかどうかは、現在の流行状況と病原性などを見ての判断が必要だ」と発言。「もう少し様子を見て、科学的な議論が必要だ」との見方を示した。一方で、「決めるのを先送りにして、何も決めないのはいけない。その準備は必要だろう」と述べた。

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3.新型インフル対策本部を設置−政府(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=75.2 2009/04/28 13:18
キーワード:製造,ワクチン

 政府は4月28日、内閣に麻生太郎首相を本部長とする新型インフルエンザ対策本部を設置した。同日、首相官邸に関係省庁から「緊急参集チーム」を召集して対応を協議。豚インフルエンザを危機管理上の重大課題とし、ウイルスの国内侵入防止のための水際対策を強化することなどを確認した。 緊急参集チームでは、豚インフルエンザを国家危機管理上の重大課題と認識し、総力を挙げて対策に取り組むとしている。そのため、国際的な連携を密にしながら、新型インフルエンザの情報収集に努め、国民に対する迅速で的確な情報提供を行うとしている。国民に対しては、警戒を怠たらず、冷静な対応をするよう求めている。 在外邦人に対する情報提供などの支援を強化するほか、インフルエンザ発生国から入国した感染者の隔離・停留を行うことなどにより、ウイルスの国内侵入防止のための水際対策に全力を尽くすとしている。 このほか、早急にワクチンの製造に取り組むほか、国内での新型インフルエンザ患者の発生に備えて発熱相談センターと発熱外来の設置を準備し、国内サーベイランス(監視)についても強化するとしている。

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1.情報BOX:豚インフルエンザをめぐる各国の対応(ロイター),ロイター
RV=206.3 2009/04/28 18:59
キーワード:中国,ワクチン,香港,韓国,スペイン,欧州,輸入,機内

 [27日 ロイター] メキシコで少なくとも百数十人が死亡、欧州や北米にも感染が拡大している豚インフルエンザをめぐり、世界各国の政府は27日、感染の拡大阻止に向け動き出した。 以下は、豚インフルエンザ感染拡大に備え、各国政府が講じた対応策。   <中東> 世界保健機関(WHO)は、中東諸国に対し、感染の兆候が見られるメキシコ、北米からの渡航者を監視すべきと勧告。ただ、全員に対し検疫を実施する必要はないとした。 WHOによると、ドバイは抗インフルエンザ薬「タミフル」を300万カプセルを備蓄しており、感染が拡大した場合には中東諸国に提供される見通し。  ●アラブ首長国連邦(UAE) 一部米国からの肉類や豚肉製品を禁止。 <欧州> ●オーストリア 2005年の緊急プランに基づき、抗ウイルス薬400万人(人口の半分に相当)分を備蓄。また国民全員に対処できるよう予防ワクチンの生産能力を確保。さらに予防マスク800万枚も備える。  ●英国 人口の半分に相当にする抗ウイルス薬を備蓄。国民にメキシコへの不必要な渡航を自粛するよう勧告。 ●ブルガリア ウェブサイト上で、豚インフルエンザに関する情報を提供し、感染国からの旅行者および感染国への渡航者に対し注意を呼びかける。  ●チェコ 人口の20%に対応可能な200万投与分の「タミフル」を備蓄。  ●デンマーク 鳥インフルエンザが流行して以来、世界的大流行(パンデミック)に備えた包括的対応策を確立。「タミフル」も備蓄。 ●フランス メキシコからの帰国者を中心に、空港で検査体制を強化。抗インフルエンザ薬「タミフル」と「リレンザ」をそれぞれ2400万投与分、900万投与分ずつ備蓄。メキシコへの不必要な渡航を自粛するよう勧告。 ●ドイツ 保健省ウェブサイトで、メキシコで拡大している豚インフルエンザ感染の危険性について情報を提供。 ●ギリシャ 「タミフル」やその他の抗ウイルス薬など「戦略的備蓄」を保有。 ●イタリア ローマの国際空港で乗客に冊子を配布。ただ、渡航制限は発令しておらず。抗インフルエンザ薬「ザナミビル(リレンザ)」1000万投与分および「タミフル」6万投与分に加え、3000万投与分の粉末状「タミフル」を備蓄。 ●ロシア 米国からの到着便に搭乗していた客室乗務員に対し、感染の症状がないか乗客に確認するよう指示。感染の疑いがある場合には、着陸後特定の場所に移動させ、乗客と乗務員に対して検査を実施。 メキシコ、カリブ海地域、一部米国からの肉類の輸入を制限。  ●スペイン メキシコからの到着便に搭乗していた乗客に対し冊子を配布し、感染の症状が現われた場合には、保健当局に通告するよう勧告。1000万投与分の「タミフル」も備蓄。メキシコ行きの便にはマスクや手袋を装備。 ●ウクライナ 豚インフルエンザの感染が報告されているすべての国々からの家畜豚の輸入を禁止。 <米大陸> 国境や空港での検査体制を強化。  ●パナマでは、航空当局がメキシコからの到着便を1日当たり約40便を検査。エルサルバドルの保健当局は、グアテマラおよびホンジュラスとの国境近辺の警戒を強化。ニカラグア保健省は感染に対する警戒警報を発令。  ●アルゼンチン メキシコからの到着便に搭乗した乗務員と乗客に、感染の症状が現われた場合にはただちに通告するよう要請。また最近メキシコに渡航した人で、体調に異常が現われた場合には、医者に通告するよう要請。 医療システムにおいて、呼吸器官の疾患者数に増加が見られないか監視を強化するとともに、予防接種の促進や、医療関係者および国民に予防策として衛生習慣を徹底するよう指示。  ●ブラジル メキシコ、米国から渡航者を監視する計画。また乗務員に対し、機内で感染の症状がないか乗客に確認するよう要請。 ●チリ メキシコと米国からの到着便に搭乗した乗客全員を検査する計画。またメキシコと米国への渡航者に対し警告を行う。国境警備にあたる当局者は、感染の症状がみられる陸路からの入国者に対し警戒を強化。 ●コロンビア 特にメキシコ市、米テキサス州およびカリフォルニア州からの渡航者に対し、病院、港、ボゴタ空港での監視体制を強化するとともに、予防策の実施を徹底。  ●エクアドル 感染が報告されている国々からの陸海路双方を通じた渡航者で、感染の症状がみられる人々を対象に医療検査を実施する計画。  ●メキシコ 感染拡大を阻止するためジムや競技場を閉鎖。一部の企業では、社員に自宅勤務を指示。米スターバックスはメキシコ市内の10店舗を閉鎖。 ●ペルー 感染者の入国を探知するため、空港警備を強化。  ●米国 保健当局は公衆衛生に関する非常事態を宣言。またメキシコへの不必要な渡航を自粛するよう国民に勧告。国境や空港での検査体制も強化。カリフォルニア州およびテキサス州では学校を閉鎖。 ●ベネズエラ 感染拡大を阻止するため、空港での管理体制を強化する方針。また米国、メキシコへの渡航を自粛するよう国民に勧告。  <アジア> ●中国 保健当局は25日、感染が確認されている国々からの渡航者に対し、感染の症状がある場合は入国の際に当局に通告するよう義務付ける緊急指令を発動。一部の米国産肉類や豚肉製品を禁止。  ●香港 国境警備地点の監視を強化するとともに、感染の症状が現われた旅行者に対しては、病院に搬送し追加検査を行う方針。 ●日本 成田空港では、メキシコからの到着便の乗客に対し、発熱を感知するサーモグラフィー検査を実施。またメキシコへの不必要な渡航を自粛するよう勧告。  ●マレーシア すべての国境警備地点で、メキシコからの入国者および同国への出国者に対して検査を開始。 ●フィリピン メキシコと米国からの家畜豚および豚肉製品の国内持ち込みを阻止するため監視体制を強化するよう指示。 ●シンガポール メキシコや米国など、感染が確認されている国々への渡航を制限するよう勧告。 ●韓国 米国およびメキシコからの渡航者および輸入豚肉に対して検疫と安全性確認のための検査を強化。空港で緊急の検疫システムを導入し、感染の症状が見られる人々に対し、簡単な検査を実施。 ●タイ 一部の米国産肉類や豚肉製品を禁止。  ●ベトナム 感染者を感知するための監視システムを導入。またWHOに対し、豚インフルエンザについて予防法などさらなる情報提供を求める。

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2.アジア感染拡大に懸念=劣悪な衛生・医療、SARS教訓に−豚インフルで対策強化(時事通信),時事通信
RV=124.0 2009/04/28 21:41
キーワード:中国,香港,韓国,欧州

 メキシコや米国、欧州などで感染が拡大する豚インフルエンザがアジア地域にも波及するのは時間の問題との見方が強まる中、アジア諸国は28日、感染予防対策を本格化させた。中国や東南アジアでは衛生・医療事情の劣悪な地域も多く、いったんウイルスが侵入すれば、「パンデミック(世界的大流行)」が到来するとの危機感が強い。2003年に大流行した新型肺炎(SARS)を教訓に対応を急いでいる。 SARSで約350人が死亡した中国。温家宝首相が28日、会議を開き、「警戒を怠ってはならない」と指示。現時点で豚インフルエンザの感染や疑い例は確認されていないが、衛生省は世界保健機関(WHO)に対し、疑われる症例数件を調査中であると報告した。隣接する香港では感染の疑いがある4人の患者が検査を受けた。 台湾はメキシコへの不要不急の渡航を禁止。医療機関に対しては、発症が疑われた場合、24時間以内に衛生署(衛生省)に通報するよう義務付けた。 メキシコや米国を訪れた旅行者らがウイルスを持ち込む懸念が強いが、韓国ではメキシコに旅行した女性が、感染の可能性が高い「推定患者」と確認された。タイでもメキシコから帰国し、発熱を訴えた女性が隔離治療を受けている。 シンガポールでは米カリフォルニア州からの米国人旅行者ら2人を隔離、検査を続けており、チャンギ国際空港は27日から到着客に対する遠隔体温測定を全面的に開始。SARSの際には密室の飛行機内が感染拡大の温床となったが、各国の空港は水際対策を徹底している。

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3.新型インフルで政府が基本対処方針、首相「冷静な対応を」(読売新聞),読売新聞
RV=63.1 2009/04/28 23:30
キーワード:製造,ワクチン

 世界保健機関(WHO)による豚インフルエンザの警戒レベル引き上げを受けて、政府は28日、全閣僚による「新型インフルエンザ対策本部」(本部長・麻生首相)の初会合を国会内で開き、検疫態勢の強化など4項目の「基本的対処方針」を正式に決めた。 首相は28日夜、首相官邸で記者団に、「『新型』という以上、内容が正確に分かっていない。大変なんだ、という風聞で右往左往しないよう期待したい。一番呼びかけたいのは、冷静な対応だ」と語った。 対策本部で決めた基本的対処方針は〈1〉WHOや諸外国の情報収集、国民からの問い合わせへの適切な対応〈2〉メキシコへの渡航延期勧告、発生国から入国した感染者の隔離などの水際対策〈3〉ワクチンの製造〈4〉発熱相談センターや発熱外来の設置準備など国内発生への備え−−の4項目。

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1.<新型インフル>感染拡大の防止に向け各国が対応策(毎日新聞),毎日新聞
RV=164.9 2009/04/29 00:29
キーワード:中国,香港,ワクチン,欧州,フェーズ,EU,台湾

 人への感染が広がる新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)。世界保健機関(WHO)が警戒レベルを「フェーズ4」に引き上げるなか、感染拡大の防止に向けた各国の対応策をまとめた。 ◇香港・中国 03年の新型肺炎SARS流行で約300人の死者を出した香港。その教訓もあり、迅速な対応が目立つ。26日には香港独自のインフルエンザ警戒レベルを上から2番目の「厳重」に引き上げ、27日には新型インフルエンザを「法定伝染病」に指定した。新型インフルエンザの発生地域から香港に戻って7日以内に発熱などの症状が出た場合、すべて検査対象となる。空港ではサーモグラフィーだけでなく、体温計による検温も実施している。 一方、中国の温家宝首相は28日、日本の閣議にあたる国務院(政府)常務会議を招集し、「感染の疑い例が報告された際に即時公表」することなど8項目の重点施策を発表した。中国はSARS流行の際に情報公開の遅れが批判されていただけに「情報公開」に力点を置いているようだ。 同会議は「感染地域が拡大しているため高度の警戒が必要」と判断。WHOに加盟していない台湾、香港、マカオとも協力し、流行リスクの評価や検疫強化などを進める。WHO専門家は「中国の透明性は高まっているが、一般大衆に向けて情報を公開することが大切だ」と話した。【台北・大谷麻由美、北京・浦松丈二】 ◇東南アジア タイ政府は28日、閣議を開き、感染防止と患者が出た場合の治療方針を確認した。政府は30万人分の治療薬タミフルの備蓄を完了していることや、保健省に24時間対応のコールセンターを設置する方針を明らかにした。 鳥インフルエンザで世界最多の115人の死者を出したインドネシアでは、既に空港でサーモグラフィーによる入国者の体温チェックを実施。スパリ保健相は「対応は十分。我が国の知見が役立つのなら協力の用意がある」と述べた。 鳥インフルエンザによる死者が56人に上るベトナムもWHOと連携し空港での健康調査などを強化している。【バンコク西尾英之、ジャカルタ井田純】  ◇欧米 米政府は、政府備蓄の抗ウイルス薬タミフルとリレンザ計5000万人分のうち1100万人分を、カリフォルニアやニューヨークなど感染者の出た州を中心に供出する作業を進めている。さらに感染者の把握と検査態勢を強化している。 欧州連合(EU)の行政府・欧州委員会のワシリウ委員(保健担当)は28日、緊急の保健相会議を30日にルクセンブルクで開き、EUとしての共同対処を協議すると発表。また、EU域内の薬品業界に対し、抗インフルエンザ剤とワクチンの在庫状況などの情報提供を呼びかけた。EU内ではオーストリアが人口の半数にあたる約400万人分の治療薬を備蓄している。【ワシントン小松健一、ブリュッセル福島良典】

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2.<新型インフル>「フェーズ4」の意味と対処方法は?(毎日新聞),毎日新聞
RV=92.7 2009/04/29 00:33
キーワード:ワクチン,スペイン,欧州,フェーズ,診断

 世界保健機関(WHO)は、新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の世界的大流行(パンデミック)に備える警戒レベルを初めて「フェーズ4」に引き上げた。WHOによると、「4」は大流行に移行する可能性がある段階だ。この事態をどう受け止めればいいのか。感染の疑いがある場合、どう対処したらいいのか。【江口一、関東晋慈】 ◇フェーズ4にはどんな意味があるのか 今回のWHOの措置について、国立感染症研究所の岡部信彦・感染症情報センター長は、初めて感染者が出たメキシコや北米に加え、欧州やオセアニアにまで感染が広がったことで「パンデミックになりうる新しい型のウイルスと判断したため」とみている。 WHOがフェーズを4に引き上げたことで、政府は感染症法に基づき新型インフルエンザとして対策行動計画に沿った対応を取ることができる。 今回の引き上げについてWHOは「強い警告をすることで、各国が拡大を防ぐための対策を取れるようになる」と説明。岡部センター長も「確かにパンデミックにつながる可能性があり、フェーズが引き上げられたが、行政にとっては、発生の監視など積極的に対応する一つの道筋が見える」と話している。 ◇政府が想定していた新型インフルエンザとはどう違うのか 政府が想定していた新型インフルエンザは、強毒性の鳥インフルエンザ(H5N1型)から変異するものだった。行動計画では1918年にパンデミックとなったスペイン風邪並みの致死率(2%)を想定、国内の死者数は64万人としていた。 鳥インフルエンザを巡っては、インドネシアで鶏から人への集団感染が発覚。事態を重く見たWHOが05年に警戒レベルを3に引き上げた経緯がある。 一方、今回政府が発生を宣言した新型インフルエンザは、H1N1型の豚インフルエンザから変異したもの。日本で毎冬流行する「Aソ連型」と同じ型で、祖先は同じとされる。H1N1型の豚インフルエンザも過去に人に感染したことがあり、弱毒性とされている。今回の感染者はメキシコで多くの死者が出ているものの、詳しい原因は不明で、米国など他国の患者はほとんどが軽症とされる。 岡部センター長は「メキシコの致死率が高い理由を知りたいところだが、他国では重症者がほとんど見られない。これ以上目立った被害が出ないままウイルスの毒性が分からず、1カ月で終息する可能性もある。過剰に心配する必要はない」と冷静な対応を求める。 ◇感染が疑われるのはどんなケースか 新型インフルエンザの患者の症状は、季節インフルエンザと同様、急な発熱やせき、のどの痛み、頭痛、体の痛みなどだ。だが現段階では国内で感染が広がっていないため、こうした症状の人がすべて疑われるわけではない。疑われるのはメキシコなど発生国から帰国して10日以内に症状がある場合だ。 新型インフルエンザはA、B、C型の3種類あるインフルエンザウイルスのうちのA型。患者は簡易診断キットで口の粘液を採取し、A型かどうかを医療機関で判断する。検査時間は約15分。この段階ではA型のうち従来の季節性なのか新型なのかは判別できない。 ◇A型と診断されたら次は、どんな検査をするのか 採取した検体が陽性なら、都道府県などの地方衛生研究所や国立感染症研究所に送られ、遺伝子解析で詳しく検査される。遺伝子が新型と一致すれば、感染が確定する。遺伝子の検査は1日で終了するという。 検査をするには、実際に新型に感染した患者からウイルスを採取する必要がある。だが国内には現在患者がおらず、ウイルスを入手できないため、国立感染症研究所が米疾病対策センター(CDC)などから取り寄せる手続きを進めている。その間に疑わしい患者が出た場合、既に明らかになっている新型ウイルスの遺伝子情報を基に仮検査を進める。最終的な確定はウイルス入手後になるという。 ◇感染が確定すると、どういう措置、治療がとられるのか 感染症法に基づき隔離措置がとられ、抗インフルエンザウイルス薬の投与などの治療が始まる。また、家族など患者と接触した人をリストアップし、健康観察を10日間続けて感染の有無を調べる。 CDCでも新型への感染例で治療薬のタミフルやリレンザの効果が確認されており、岡部センター長は「このままウイルスが変異しなければいいが、今後どう変わるかは分からない。他の感染症を含めて普段の体調管理を心がけ、心配なら医療機関に相談してほしい」と呼びかけている。 ◇予防ワクチンの効き目はどうか 新型に変異する前の豚インフルエンザと同じH1N1型のワクチンはあるが、人型と豚型のウイルスの違いから効果は期待できない。WHOによると、新型をもとにしたワクチン開発には今後4〜6カ月かかるという。

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3.豚インフル疑い例、確認されず=衛生省は調査中−中国(時事通信),時事通信
RV=50.3 2009/04/29 00:15
キーワード:中国

 【北京28日時事】世界保健機関(WHO)の中国代表所は28日、現時点で中国国内での豚インフルエンザの感染や疑い例は確認されていないと発表した。一方、中国衛生省は同日午前、WHO側に感染が疑われる症例数件を調査中であると報告した。 WHOによると、中国側から疑われる症例が見つかった地域や症例数などの説明はなかった。「豚インフルエンザ感染か軽微な風邪か確認されていない段階なので中国側には説明する義務がない」という。

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1.<新型インフル>中国、欧米、東南アジア…各国対応は?(毎日新聞),毎日新聞
RV=184.9 2009/04/29 09:44
キーワード:中国,香港,ワクチン,フェーズ,欧州,EU

 人への感染が広がる新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)。世界保健機関(WHO)が警戒レベルを「フェーズ4」に引き上げるなか、感染拡大の防止に向けた各国の対応策をまとめた。 ◇香港・中国 03年の新型肺炎SARS流行で約300人の死者を出した香港。その教訓もあり、迅速な対応が目立つ。26日に香港独自のインフルエンザ警戒レベルを上から2番目の「厳重」に引き上げ、27日には新型インフルエンザを「法定伝染病」に指定した。インフルエンザ発生地域から香港に戻って7日以内に発熱やせきなどの症状が出た場合、すべて検査対象となる。空港ではサーモグラフィーだけでなく、体温計による検温も実施している。 一方、中国の温家宝首相は28日、日本の閣議にあたる国務院(政府)常務会議を招集し、「感染の疑い例が報告された際に即時公表」するなど8項目の重点施策を発表した。中国はSARS流行の際に情報公開の遅れが批判されていただけに透明性の確保に力点を置いているようだ。同会議は「感染地域が拡大しているため高度の警戒が必要」と判断。WHOに加盟していない台湾、香港、マカオとも協力し、流行リスクの評価などを進める。28日に中国衛生省と協議したWHO専門家は「中国の透明性は高まっているが、大衆に向けて情報を公開することが大切だ」と話した。【台北・大谷麻由美、北京・浦松丈二】 ◇欧米 米政府は、政府備蓄の抗ウイルス薬タミフルとリレンザ計5000万人分のうち1100万人分を、カリフォルニアやニューヨークなど感染者の出た州を中心に供出する作業を進めている。さらに感染者の把握と検査態勢を強化している。 欧州連合(EU)の行政府・欧州委員会のワシリウ委員(保健担当)は28日、緊急の保健相会議を30日にルクセンブルクで開き、EUとしての共同対処を協議すると発表。また、EU域内の薬品業界に対し、抗インフルエンザ剤とワクチンの在庫状況などの情報提供を呼びかけた。EU内ではオーストリアが人口の半数にあたる約400万人分の治療薬を備蓄している。【ワシントン小松健一、ブリュッセル福島良典】 ◇東南アジア タイ政府は28日、閣議を開き、感染防止と患者が出た場合の治療方針を確認した。政府は30万人分の治療薬タミフルの備蓄を完了していることや、保健省に24時間対応のコールセンターを設置する方針を明らかにした。 鳥インフルエンザで世界最多の115人の死者を出したインドネシアでは、既に空港でサーモグラフィーによる入国者の体温チェックを実施。スパリ保健相は「対応は十分。我が国の知見が役立つのなら協力の用意がある」と述べた。 鳥インフルエンザによる死者が56人に上るベトナムもWHOと連携し空港での健康調査などを強化している。【バンコク西尾英之、ジャカルタ井田純】

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2.<豚インフル><中国現地レポ>SARS経験から警戒感高まる(Record China),Record China
RV=123.5 2009/04/29 06:09
キーワード:中国,香港,ワクチン

2009年4月28日、新華社の報道によると、中国国務院常務会議は同日、新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の感染予防策の強化について協議した。温家宝首相は中国への侵入を防ぐよう警戒を怠ってはならないとの指示を出し、胡錦濤国家主席も同日、迅速な対策実施を命じた。メキシコや欧米を中心に感染が拡大する中、中国政府はいち早く万全な体制を整え、国をあげて対策を徹底する。2003年、中国を中心にSARS(重症急性呼吸器症候群)が大流行した際、中国政府の情報公開の遅れにより感染拡大を招き、国際社会の批判を浴びた。その反省もあってか、今回の豚インフルエンザに対する中国政府の対応は迅速で、早期発見、報告、診断、隔離、治療の流れを徹底し、感染の疑いのある症例は直ちに公表するよう求めている。SARS時に責任を問われ部長が更迭された衛生部も、全国の衛生機関に24時間体制で対応するよう通達を出した。【その他の写真】中国国家品質監督検験検疫総局は27日、旅行客及び旅行会社に豚インフルエンザに関する注意事項を発表。流行地域を訪問しインフルエンザのような症状を持つ旅行客は入国検査時に口頭で申告し、うち過去2週間以内に症状を示した者は当局と連絡を取るよう求めている。また、中国各地の空港などではサーモグラフィーを設置し体温の高い旅行客のチェックを行うなど入国検査が強化され、豚インフルエンザの流入防止に努めている。中国衛生部の報告によると、中国本土では現時点で豚インフルエンザの感染や疑い例は確認されていない。香港では28日、香港衛生防護センターが4人に感染の疑いがあると発表した。香港ではこれまでにも感染の疑いが3件確認されていたが、いずれも豚インフルエンザではないとの検査結果が出ていた。今回、4人に感染の疑いが確認され、現在検査を行っており、近く結果が発表される。また、豚インフルエンザの発生を受け、中国でも風評被害で豚肉の売り上げが減り、価格が暴落、養豚業者は悲鳴を上げている。中国疾病予防管理センターの専門家は、現在ワクチンがないとはいえ「予防と治療は可能であり、豚インフルエンザは決して恐ろしいものではない」とコメント。適切に処理された食肉は安全であり、肉内部の温度を71度以上に加熱すればウイルスは死滅するとして安心するよう呼びかけた。2003年にSARS流行を経験している中国では、警戒感がいっそう高まっている。(取材/レコードチャイナ)

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3.【香港】《安全》水際対策さらに強化、豚インフルで香港政府(NNA),NNA
RV=120.3 2009/04/29 08:30
キーワード:中国,香港,フェーズ

 世界保健機関(WHO)が豚インフルエンザの警告レベルをフェーズ3からフェーズ4に引き上げたことを受け、香港政府は28日、水際でのウイルス侵入予防を強化するため、香港への入境旅客に対して健康申告書の提出を義務付けると発表した。大流行(パンデミック)を想定した準備も進めている。 中国本土、香港の労働節(メーデー)連休が目前に迫っていることもあり、香港政府は空港や本土ボーダーでの水際対策を特に重視している。健康申告書の提出を求める新措置は、今週中にも開始する。  ■隔離施設稼働も準備  食品・衛生局の周一嶽(ヨーク・チョウ)局長は、同日朝から担当部局を集めた対策会議を招集。その中で、パンデミックを想定した対応も話し合ったことを明らかにした。仮に香港で感染者が現れ、爆発的に広がった場合、新型肺炎SARSの流行時に使用した隔離施設に感染者を集めることや、全ての学校を休校にすることもあり得ると述べた。  曽蔭権(ドナルド・ツァン)行政長官は同日、政府は既に広東省、マカオの衛生部門と電話で情報交換を行っていると明らかにした。  曽行政長官は「香港は人口が密集し旅客も多いため、(感染の)リスクは非常に高い」と指摘。その上で、香港はSARSや鳥インフルの経験から新型インフルにも迅速に対応できると強調し、「これは全市民が一丸となっての伝染病との戦いだ」と述べた。  労働処は同日、労使双方が職場の換気や清掃など衛生管理を強化するよう呼びかけた。企業など雇い主側に対しては◇必要に応じて従業員にマスクや手袋などを提供する◇従業員に対し健康管理の指導を行う◇発熱の症状がある従業員は、医師の指導に基づいて休ませる――などの措置を取ってほしいとしている。  教育局は27日、全ての小中学校に対して感染予防の強化を指導した。  ■マスク品切れ、数量制限も  市民の間でも予防対策が急速に広がっている。  地元メディアの報道によると、薬局の業界団体である港九薬房総商会は加盟店に対し、1人当たりのマスク購入数に制限を設けるよう求めた。同会の劉愛国・理事長が経営する薬局では、27日夜に200箱が1時間のうちに売れ、28日朝から品切れ状態になっているという。劉理事長は、メーカーでの増産から香港入荷まで1週間ほどかかることから、「今後数日は市場でマスクが足りなくなる」と指摘した。  薬剤師協会は28日から、薬局で市民に対してインフルエンザの無料相談に応じるサービスを始めた。同協会ではまた、インフルエンザ治療薬の「タミフル」と「リレンザ」を医師の処方無しに購入しないよう呼びかけている。  旅行会社では、メキシコ、米国へのツアー中止が相次いでいる。金怡假日旅行社(ゴールデン・トラベル)は、6月の中米ツアーを中止。東瀛遊(EGLツアーズ)も、メキシコに近いロサンゼルスを経由するという理由から、来月8日と11日に出発予定だった米西海岸ツアーを取りやめた。  香港鉄路(MTR)やバスなどの公共交通機関は、いずれも車両の消毒を強化。  このほか、登校児童の体温測定を開始した小学校もある。<香港>

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1.<豚インフル>食品・観光業など、世界各地の華人の営業にも影響―中国メディア(Record China),Record China
RV=112.6 2009/04/29 14:35
キーワード:中国,フェーズ,スペイン

2009年4月29日、メキシコや米国を中心に豚インフルエンザの感染が拡大し、世界保健機関(WHO)もその警戒レベルをフェーズ4に引き上げ、各国に迅速な対応を求めている。こうした中、海外で食品業や旅行業を営む中国系住民にも影響が出ている。中国新聞社が伝えた。イタリアでは豚肉市場が低迷、華人が経営する食品店では豚を用いた商品の販売量が60%以上も減少した。プラートで食品店を経営する男性は「豚インフルの発生以降、豚肉を購入する客が激減した。華人は豚肉を特に好んで食べるが、今は牛肉などに切り替えている」と語る。スペインでも同様の話が聞かれる。【その他の写真】多くの感染者が確認されている米国でも、大きな影響が出ている。カリフォルニアで中華料理店を経営する男性は「シリコンバレーではまだ感染者が出たとは聞いていないが、メキシコ系移民が多く集まるショッピングセンターなどはやはり怖い」と語る。この男性は店内の消毒を強化、従業員にも手洗いを徹底するよう指示しており、状況によっては一時閉店も考えているという。こうした中、旅行業への影響も深刻だ。中南米からの観光客の受け入れ停止や、これらの国々へのツアーを見合わせる旅行社が相次いでいる。米国の中国系旅行社の関係者は「アメリカ同時多発テロ事件、イラク戦争、SARS、そして世界的な金融危機で打撃を受けていた観光業に、ここにきて豚インフルエンザが重なった。影響は大きくなるだろう」と話した。(翻訳・編集/小坂)

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2.<豚インフル>食品・観光業など、世界各地の華人の営業にも影響―中国メディア(Record China),Record China
RV=91.7 2009/04/29 14:35
キーワード:中国,フェーズ

<豚インフル>食品・観光業など、世界各地の華人の営業にも影響―中国メディア4月29日14時35分配信RecordChina29日、メキシコや米国を中心に豚インフルエンザの感染が拡大し、世界保健機関(WHO)もその警戒レベルをフェーズ4に引き上げ、各国に迅速な対応を求めている。こうした中、海外で食品業や旅行業を営む中国系住民にも影響が出ている。資料写真。

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3.メキシコに500万ドル援助=中国(時事通信),時事通信
RV=69.4 2009/04/29 14:10
キーワード:中国

 【北京29日時事】中国外務省は29日、新型インフルエンザの感染拡大に伴い多数の死者が出ているメキシコ政府に対し、500万ドル(約4億8400万円)相当の緊急人道援助を行うことを決めたと発表した。100万ドルの資金のほか、400万ドル相当の物資を提供する。 

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4.「新型インフル発生源」はデマ=中国(時事通信),時事通信
RV=69.4 2009/04/29 15:10
キーワード:中国

 【北京29日時事】新華社電によると、中国衛生省報道官は29日、一部外国メディアが「人に感染する豚インフルエンザが中国国内から発生した」と報じているとした上で、「下心を持ったデマだ。騒ぎを起こして中国を中傷しようと企てている」と反発する談話を発表した。 報道官は「中国では、人が豚インフルエンザのウイルスに感染した病例は把握されておらず、豚の感染も見つかっていない」と指摘。「中国政府は世界保健機関(WHO)や伝染病が発生した国と密接に協力し、感染に打ち勝つため、共に努力する」と強調した。

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5.【中国】新型インフルでメキシコに4.8億円緊急援助(サーチナ),サーチナ
RV=69.4 2009/04/29 16:00
キーワード:中国

 中国外交部は29日、新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の感染が拡大しているメキシコの政府に対して、500万米ドル(約4.8億円)の緊急人道援助を行うと発表した。 500万米ドルのうち、400万米ドルは物資で送る。(編集担当:恩田有紀)

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6.中国衛生部「西安の集団インフルはB型」新型との関連否定(サーチナ),サーチナ
RV=69.4 2009/04/29 16:32
キーワード:中国

 中国衛生部は28日夜、陝西省西安市藍田県の中学校で生徒と教員ら63人に発熱やせきなどの症状が出たケースについて、B型インフルエンザによるものだと発表し、世界的な拡大が懸念される新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)との関連を否定した。 28日に世界保健機関(WHO)の中国事務所が行ったブリーフィングで、メディアから「陝西省の学校でインフルエンザのような症状の病気が流行ったとの情報があるが、豚インフルエンザと関係はあるか」との質問があり、中国衛生部が陝西省の衛生担当部門に確認していた。 陝西省からの報告によると、集団インフルエンザの発生が確認されたのは4月10日から16日で、感染したとみられる63人はいずれも症状が軽かった。市が患者のうち6人に対して簡易検査を行ったところ、4人からB型インフルエンザの陽性反応が出た。これまでに全ての患者が回復し、新たな感染者は出ていないという。(編集担当:恩田有紀)

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7.<豚インフル>危機管理体制を発動、感染者は確認されず―中国(Record China),Record China
RV=69.4 2009/04/29 16:44
キーワード:中国

<豚インフル>危機管理体制を発動、感染者は確認されず―中国4月29日16時44分配信RecordChina28日、中国外交部の姜瑜報道官は定例会見で、「中国政府は豚インフルエンザ問題を極めて重視しており、すでに緊急の危機管理体制を敷いた」と述べた。写真は重慶の病院で豚インフルエンザの検査を受ける市民。

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8.<豚インフル>危機管理体制を発動、感染者は確認されず―中国(Record China),Record China
RV=69.4 2009/04/29 16:44
キーワード:中国

2009年4月29日、28日付中国新聞網によると、中国外交部の姜瑜報道官は28日の定例会見で、「中国政府は豚インフルエンザ問題を極めて重視しており、すでに緊急の危機管理体制を敷いた」と述べた。報道官は、「政府は専門の対策チームを設け、港湾の検疫強化など感染予防措置に当たっている」と説明。世界保健機関(WHO)や関係国との連絡を密にし、事態の進展を注意深く見守る方針を示した。【その他の写真】国内での感染は「現時点で確認していない」としたが、「ウイルスが国内に持ち込まれる可能性は排除できない」と述べた。中国政府は26日、感染者が確認されたメキシコと、カリフォルニア、テキサス、カンザスの米3州からの豚と豚肉の輸入を禁止すると発表した。(翻訳・編集/HI)

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1.新型インフル 当初、なぜ「豚」の名称を使ったのか(産経新聞),産経新聞
RV=111.2 2009/04/29 20:24
キーワード:中国,欧州,フェーズ

 新型インフルエンザの呼称をめぐり、国際機関や各国政府の間で対応が分かれている。当初から用いられている「豚インフルエンザ」の呼び名に対し、科学的根拠がないといったものや、豚肉のイメージ悪化への懸念、宗教的理由から別の呼称を付けるよう求める声が上がっている。 29日付の英紙フィナンシャル・タイムズによると、「豚」の名称が使用された理由は、患者から採取されたサンプルを遺伝的に分析した結果、原因となったウイルスは豚、鳥、人インフルエンザの雑種であったものの、豚インフルエンザにより近かったからだ。現在、世界保健機関(WHO)、米国、英国など多数の国や国際機関が「豚インフルエンザ」を表す「SWINE FLU」と表現、中国政府も同様に「猪流感」と呼んでいる。 これに対し、パリに本部を置く動物衛生の国際機関、国際獣疫事務局(OIE)は28日、「ウイルスは人、鳥、豚を起源とする遺伝的成分を持っている」として、「北米インフルエンザ」と呼ぶよう提案した。 AP通信によると、欧州連合(EU)のワシリウ欧州委員(保健担当)は同日、「豚」の名称が養豚産業に損害を与える恐れを指摘し、「新インフルエンザ」と呼ぶべきだと発表した。ウイルスは70度以上で調理すれば、死ぬとされている。 イスラエルのリッツマン副保健相も27日、「メキシコインフルエンザ」と呼ぶよう要求した。ユダヤ、イスラム両教徒が不潔な動物とみなし、食用とすることを禁じる豚の名称を使うことは侮辱的だとの理由だ。 一方、日本政府は当初、「豚」の呼称を使用していたが、WHOが世界的流行に対する警戒水準(フェーズ)を「3」から「4」に引き上げたのを機に、「新型」と呼んでいる。(岩田智雄)

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2.新型インフル、WHOなぜ感染拡大防げなかった?(産経新聞),産経新聞
RV=101.1 2009/04/29 21:35
キーワード:香港,スペイン,欧州,フェーズ

 【ロンドン=木村正人】感染が世界に拡大し、警戒レベルが「フェーズ4」に引き上げられた新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)。2003年に新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)、05年に鳥インフルエンザが流行し、世界保健機関(WHO)は「パンデミック(世界的大流行)」対策に全力を注いできた。にもかかわらず、WHOはなぜ、感染拡大を防げなかったのか−。 ■パンデミック対策 メキシコで発生した新型インフルエンザは米国、カナダから、欧州のスペイン、英国に広がり、イスラエル、ニュージーランドでも感染が確認された。 28日、WHOは「旅行制限や国境閉鎖を勧告しない」と発表。表向きの理由は経済への影響を避けるためだが、初期対策の遅れで“封じ込め”が意味をなさないほど感染の拡大を許してしまったことを認めた格好だ。 インフルエンザの世界的大流行は30〜40年に1度の周期で起きている。前回の香港インフルエンザ(1968年)から40年が経過している現在、「パンデミックが最も起こりやすい環境にある」と警鐘を鳴らしていたのが、ほかならぬWHOだった。 WHOは、死者は全世界で740万人、最悪で1億人を超える事態を想定し、99年にインフルエンザパンデミック準備計画、2005年にグローバルインフルエンザ事前対策計画を策定していた。 また、SARSでは世界の研究機関がWHOの「グローバル感染症警報・対応ネットワーク(GORAN)」を通じて情報交換し、1カ月で病原体の特定に成功。07年に施行された改正国際保健規則でWHOの役割が強化され、各国がインフルエンザ監視体制の構築や症例調査、抗ウイルス薬の備蓄などを進めるなど、準備は万全のはずだった。 しかし、豚インフルエンザはWHOの防御網をくぐり抜け、世界中に広がっていった。 ■想定外 現地からの報道によると、メキシコ保健省が最初にインフルエンザに似た症状に気づいたのは3月18日。今月12日には中部サンルイスポトシ州で豚インフルエンザに感染した女性(39)が死亡し、同省は4日後、全米保健機関(PAHO)に豚インフルエンザの感染拡大を通報した。 検査を依頼したカナダの保健当局が、メキシコと米国の患者が同じ豚インフルエンザウイルスを保有していることを突き止めたのは22日のこと。24日にはすでにメキシコで感染が疑われる患者が900人を超え、死者62人を数える事態に発展していた。 世界の感染症対策を調査したロンドン大学衛生熱帯医学大学院チームは報告書で、メキシコを中南米で最も感染症対策の準備が進んだ国と位置づけている。 それでも感染拡大を防げなかった理由について、2000〜02年にWHOで勤務し、調査に加わったタイ出身のハンボラボンチャイ講師は「豚インフルエンザウイルスの突然変異」を指摘する。 メキシコでは同ウイルスの動物間感染は確認され、豚に接触する人にもまれには感染するが、軽症ですむと考えられてきた。それが豚の体内で保有されている間に鳥や人のウイルスの影響を受け、人から人へ感染するウイルスに突然変異したため、「原因特定に手間取った」と同講師は分析している。 こうした事情はWHOも同様で、英紙フィナンシャル・タイムズは「WHOはいまだにウイルスの特徴や致死率を公開していない」と、その対応の遅れを批判する。 昨年12月、ジュネーブでWHOの新型インフルエンザ政府間会合が開かれたが、焦点はあくまでもアジアの鳥インフルエンザ対策だった。WHOも豚インフルエンザが流行するとは想定していなかったのだ。 先進国と途上国間で監視体制や抗ウイルス薬備蓄の格差は大きく、情報共有や感染拡大の封じ込めなどの面でも、WHOの課題は残っている。 国際社会は今回、人類の対応を上回るスピードでウイルスが変異している実態を突きつけられたともいえる。

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3.175人を検査、陰性=検疫手順を公表−厚労省(時事通信),時事通信
RV=98.5 2009/04/29 19:53
キーワード:香港,機内,診断

 新型インフルエンザ問題で厚生労働省は29日、メキシコなどの発生国から25〜28日に帰国した航空便の乗客のうち、熱やせきなどの症状を訴えた計175人を検査し、いずれも陰性だったと発表した。29日の帰国便でも同日午後4時現在、感染が疑われる人は確認されていないという。 厚労省は同日、検疫所の検査手順を公表した。メキシコ、米国、カナダからの便は機内で検疫を実施。発熱などの症状が見られる乗客からのどの粘液を採取し、迅速診断キットを使って新型インフル(AH1N1型)と同じA型かどうかを判定する。 陽性だった場合と、陰性でも症状が重い場合は、機内から近辺施設に移してウイルスの遺伝子診断「PCR」を行う。PCRで香港型インフルエンザであるH3型でないと判明すれば、新型インフルの疑いがあるとして本人は強制入院となり、近くの座席にいた乗客も施設に最長10日間留め置く「停留」とされる。

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1.新型インフル、米国初の死者で警戒レベル「5」引き上げ協議(読売新聞),読売新聞
RV=108.6 2009/04/30 00:51
キーワード:韓国,フェーズ,欧州,スペイン,オバマ

 【ワシントン=山田哲朗】新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の感染者は全世界で拡大を続け、29日、米国で感染が確認された患者は6州計66人になった。 メキシコでは、新型インフルエンザが原因と見られる死者は159人に達した。ドイツ、オーストリアやコスタリカでも新たに感染が見つかり、感染が確認された国は計10か国になった。このほか、感染が疑われる人は18か国・地域に広がっている。世界保健機関(WHO)当局者によると、感染拡大を受けWHOは29日、警戒レベルの「フェーズ5」への引き上げを協議する緊急委員会を同日午後7時(日本時間30日午前2時)ごろ開催する方向で調整に入った。 AP通信が米テキサス州保健当局者の話として伝えたところによると、同州で27日、1歳11か月の幼児が新型インフルエンザで死亡した。 幼児はメキシコ人で、4月4日に入国して州内の親戚を訪ね、4日後に発病、州内で治療を受けていたという。 国内で死者が出たことを受け、オバマ米大統領は29日、「最大限の警戒を要する深刻な状況だ。引き続き、全米で感染の厳重な監視にあたる」と述べた。 メキシコ旅行から帰った生徒に感染者が出ていたニューヨーク市の私立高校では28日、感染が確認された生徒は45人に増えた。近くの公立高校でも感染の疑いが浮上。AP通信によると、市当局は、数百人の感染疑い例について米疾病対策センター(CDC)に、調査を要請。人から人への二次感染が広がっている様相だ。          ◇ ドイツ国立ロベルト・コッホ研究所は29日、メキシコ旅行帰りの3人の感染を確認したと発表した。オーストリア保健当局も1人の感染を確認。欧州で感染確認はスペイン、英国とともに4か国となった。韓国では同日、感染の疑いがある人が計17人になった。

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2.新型インフル予防対策、日中協力で一致…麻生・温家宝会談(読売新聞),読売新聞
RV=82.5 2009/04/30 00:23
キーワード:中国,オバマ

 【北京=尾山宏】麻生首相は29日午後(日本時間同)、北京市内の人民大会堂で、中国の温家宝首相と約2時間20分、会談した。両首相は、新型インフルエンザ対策について、両国で情報交換し、予防対策で協力することで一致した。 会談で、温首相は、麻生首相が靖国神社に真榊(まさかき)料を奉納したことに関し、「歴史問題、特に靖国問題は国民感情にかかわる敏感な問題だ。適切に処理してほしい」と不満を表明した。麻生首相は、過去の歴史への「反省とおわび」を盛り込んだ村山首相談話などに言及、「我が国の歴史認識に何ら変更はない」と理解を求めた。 北朝鮮が核実験再開の可能性を示唆したことに関し、麻生首相は「北朝鮮は緊張を高めているが、過剰に反応せず、抑制的に対応する」と述べ、北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の早期再開に向け、議長国の中国の協力を要請。温首相も「6か国協議を通じた非核化が重要だ」と応じた。 また、麻生首相はオバマ米政権が核軍縮に意欲を見せていることを踏まえ、中国も核軍縮に協力するよう求めた。 両首相は会談で、「経済」「環境」「人的交流」の3本柱での関係強化で一致、貿易の保護主義に反対し、日中両国が内需拡大に全力を挙げることを確認。10月から羽田−北京間に定期チャーター便を開設することでも合意した。

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3.豚インフルエンザ:北京で指定病院が決定、警戒強化(サーチナ),サーチナ
RV=67.7 2009/04/30 00:16
キーワード:中国

 29日付中国新聞社によると、北京市衛生局は同日、地壇病院と首都医科大学付属祐安病院(写真)を、豚インフルエンザの指定病院に定めた。関連写真:そのほかの豚インフルエンザに関する写真 豚インフルエンザ感染疑いの患者が出た場合、この2病院に入院して治療を受けることになる。中国でも、豚インフルエンザへの警戒が進められている。北京市内では、上記2病院以外にも、医療機関125カ所が同感染症に対する観測拠点に定められ、インフルエンザ様症状に対して厳重な警戒に当たる。(編集担当:如月隼人)

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4.「6カ国」再開へ連携=新型インフル対策で協力確認−日中首脳(時事通信),時事通信
RV=67.7 2009/04/30 00:24
キーワード:中国

 【北京29日時事】麻生太郎首相は29日夕(日本時間同日夜)、北京の人民大会堂で中国の温家宝首相と約2時間20分、会談した。両首相は、核実験再開の可能性を示した北朝鮮への対応について意見交換し、6カ国協議の早期再開と朝鮮半島の非核化に向けた連携を確認。世界的に感染が拡大している新型インフルエンザ対策についても、両国が情報開示と予防対策の協力を進めることで一致した。 6カ国協議再開について麻生首相は「議長国の中国に重要な役割を果たしてもらいたい」と要請。温首相は「日本とも十分意思疎通していきたい」と応じるとともに、「北朝鮮は強く反発しているが、各国は大局的見地から冷静な態度を維持することが重要だ」と述べた。 麻生首相が靖国神社に「真榊」(まさかき)を奉納したことを念頭に、温首相は「靖国問題は国民感情にかかわる敏感な問題だ」と指摘、慎重な対応を求めた。麻生首相は「日本の立場は1995年、2005年の首相談話で示した方針と何ら変わっていない」と述べ、過去の植民地支配を反省し、世界平和を目指す日本の姿勢を強調した。

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5.日中首脳会談 新型インフル感染防止へ協力(産経新聞),産経新聞
RV=67.7 2009/04/30 01:02
キーワード:中国

 【北京=大谷次郎】麻生太郎首相は29日夜、北京市の人民大会堂で温家宝首相と会談した。新型インフルエンザ対応では、情報交換や予防対策で協力することで合意した。北朝鮮の核開発問題には冷静に対応することを確認し、麻生首相は6カ国協議の早期再開に向けて議長国・中国が粘り強く対応するよう要請した。 両首脳は金融危機への対応で、内需拡大を中心とした国内対策に全力をあげることが重要だとの認識で一致。経済閣僚らの「日中ハイレベル経済対話」の第2回会合を6月7日、東京で開くことを決めた。 麻生首相は、IT(情報技術)関連商品の情報を開示させる中国の「強制認証制度」の導入方針に対し、「貿易の障壁になることは避けるべきだ。再考してほしい」と指摘。温首相は導入を1年先送りすることを説明するにとどめた。 また、両首脳は(1)経済(2)環境・エネルギー(3)国民交流−の3本柱で合意。国民交流分野では、麻生首相が7月から中国の個人観光客受け入れ方針を表明。10月からは東京・羽田空港と北京首都空港の間で定期チャーター便を開設する。 さらに、麻生首相は中国製冷凍ギョーザ中毒事件の早期の真相究明を強く要請したほか、東シナ海のガス田開発問題では「早く実務交渉を開始することが大事だ。温首相には指導力を発揮してほしい」と述べた。 一方、温首相は靖国神社問題で「非常に敏感で国民感情に影響を及ぼす。適切に対応してほしい」と要請。麻生首相が靖国神社に真榊(まさかき)を奉納したことを牽制する狙いのようだ。

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1.インフル呼称、各国思惑 豚?北米?メキシコ?(産経新聞),産経新聞
RV=137.5 2009/04/30 07:57
キーワード:中国,フェーズ,欧州,EU

 ■科学的根拠ない・イメージ悪化・宗教的理由 新型インフルエンザの呼称をめぐり、国際機関や各国政府の間で対応が分かれている。当初から用いられている「豚インフルエンザ」の呼び名に対し、科学的根拠がないといったものや、豚肉のイメージ悪化への懸念、宗教的理由から別の呼称を付けるよう求める声が上がっている。(岩田智雄)                   ◇ 29日付の英紙フィナンシャル・タイムズによると、「豚」の名称が使用された理由は、患者から採取されたサンプルを遺伝的に分析した結果、原因となったウイルスは豚、鳥、人インフルエンザの雑種であったものの、豚インフルエンザにより近かったからだ。現在、世界保健機関(WHO)、米国、英国など多数の国や国際機関が「豚インフルエンザ」を表す「SWINE FLU」と表現、中国政府も「猪流感」と呼んでいる。 これに対し、パリに本部を置く動物衛生の国際機関、国際獣疫事務局(OIE)は28日、「ウイルスは人、鳥、豚を起源とする遺伝的成分を持っている」として、「北米インフルエンザ」と呼ぶよう提案した。 また、欧州連合(EU)のワシリウ欧州委員(保健担当)は同日、「豚」の名称が養豚産業に損害を与える恐れを指摘し、「新インフルエンザ」と呼ぶべきだと発表した。ウイルスは70度以上で調理すれば、死ぬとされている。 イスラエルのリッツマン副保健相も27日、「メキシコインフルエンザ」と呼ぶよう要求。ユダヤ、イスラム両教徒が不浄な動物とみなし、食用を禁じる豚の名称を使うことは侮辱的だとの理由だ。ただ、同国当局者はメキシコ政府の抗議を受け、フランス通信(AFP)に「新しい名前を付ける意図はない。失言だった」と述べ、火消しに回っている。 一方、日本政府は当初、「豚」の呼称を使用していたが、WHOが警戒水準(フェーズ)を「3」から「4」に引き上げたのを機に「新型」と呼んでいる。

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2.新型インフル「質問票」、羽田などで約1万人分回収もれ(読売新聞),読売新聞
RV=103.3 2009/04/30 11:50
キーワード:中国,韓国

 新型インフルエンザ対策で、厚生労働省は30日、海外からの航空便で到着した乗客全員に28日から提出を義務付けた「質問票」について、羽田、中部、関西空港からの入国者約1万800人分を回収していなかったと発表した。 質問票は健康状態や氏名、住所などを把握する政府の水際対策の柱だが、羽田空港では、現地の検疫所の独自の判断で回収していなかったという。 同省によると、28日午前5時50分に政府が新型インフルエンザの発生を宣言してから、同省が全国の検疫所に質問票に関する通知をメールで送信した。しかし、羽田空港では、通知を把握しながら、29日昼までに到着した韓国や中国などからの25便約5000人分の質問票を回収していなかった。 同空港の東京空港検疫所支所では「米国とメキシコ、カナダからの入国者に関する情報を航空会社から入手したり、検疫ブースで職員が体調不良者がいないか呼びかけたりすることで十分と判断していた」と説明。同省の指摘を受けて改めたという。 中部、関西空港では、通知を受けてから空港で実施体制を整えるまでに数時間かかり、この間、中部で計24便約2500人、関西で計49便約3300人の質問票を回収できなかった。成田空港でも計37便の乗客について回収できておらず、対象人数を確認中という。

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3.総力挙げ感染防止を=麻生首相が指示(時事通信),時事通信
RV=94.2 2009/04/30 09:02
キーワード:中国,フェーズ

 世界保健機関(WHO)が新型インフルエンザの警戒レベルを「フェーズ5」に引き上げたことを受け、中国を訪問中の麻生太郎首相は30日朝、河村建夫官房長官に電話し「国家の危機管理上極めて重大な事態であり、政府として総力を挙げ対策に取り組むように」と指示した。 首相はこの後、北京市内のホテルで「やるべきことは(政府の新型インフルエンザ対策行動計画で)決まっているので、きちんとやって万全を期すように指示した」と記者団に語った。 政府は同日午前、各省庁の局長クラスによる新型インフルエンザ対策本部幹事会を河村長官、舛添要一厚生労働相も出席して首相官邸で開催。水際対策を徹底し、国民への適切な情報提供に努める方針を確認した。 

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4.<新型インフル>フェーズ5引き上げに「総力挙げて対策」(毎日新聞),毎日新聞
RV=94.2 2009/04/30 10:50
キーワード:中国,フェーズ

 【北京・犬飼直幸】中国を訪問中の麻生太郎首相は30日朝(日本時間同)、世界保健機関(WHO)が新型インフルエンザの警戒レベルを「フェーズ5」に引き上げたことについて、河村建夫官房長官に電話し、「国家の危機管理上極めて重大な事態だ。やるべきことはきちんと決まっているので総力を挙げて対策に取り組んでほしい」と指示した。北京市内のホテルで記者団に明らかにした。 首相は5月3日からドイツ、チェコを訪問する予定だが、河村長官は30日の記者会見で、「現時点で変更は考えていない」と語った。

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5.新型インフル 水際対策を徹底 政府対策本部が確認(毎日新聞),毎日新聞
RV=94.2 2009/04/30 11:54
キーワード:中国,フェーズ

 政府は30日午前、新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の警戒レベルが「フェーズ5」に引き上げられたことを受け、「新型インフルエンザ対策本部」(本部長・麻生太郎首相)の幹事会を首相官邸で開いた。これまでの方針を大きく変えることはしないものの、感染が世界的に広まりつつあることから、空港での検疫など水際対策をさらに徹底することを確認した。 また、中国を訪問中の麻生首相は同日朝、河村建夫官房長官に電話し、「国家の危機管理上極めて重大な事態だ。やるべきことはきちんと決まっているので総力を挙げて対策に取り組んでほしい」と指示した。 幹事会で舛添要一厚生労働相は「国内に患者が発生している状況ではないので、基本的にはこれまで通り必要な対策を着実に実施していく」と語った。河村長官も「ウイルスの毒性などまだ分からない点もある。予断を持たず、警戒を怠ることなく対応することが大事だ」と述べた。 米国でも死者が出たが、渡航延期勧告は多数が死亡しているメキシコだけにとどめることにした。米国、カナダ、ドイツ、イスラエル、スペイン、ニュージーランド、英国の7カ国については、外務省が渡航の注意を呼びかけることを確認した。【坂口裕彦】

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1.新型インフル警戒度5 「発熱外来」設置/生きた輸入豚、全頭検査(産経新聞),産経新聞
RV=103.4 2009/04/30 15:20
キーワード:中国,水準,舛添

 世界保健機関(WHO)が、新型インフルエンザの警戒水準(フェーズ)を現行の「4」から「5」に引き上げたことを受け、舛添要一厚生労働相は30日午前、緊急記者会見を開き、「ウイルスの日本国内侵入を考えた危機管理策を取る」と述べた。感染の疑いのある患者と、それ以外の者を分ける「発熱外来」の設置を急ぐなど、従来の対策をさらに強化する。 WHOが警戒水準を引き上げたが、国内での行動計画のレベルは、現在すでにとられている「第1段階(海外発生期)」のままで、対策も大きくは変わらない。しかし、舛添厚労相は「必要に応じ、対策の充実強化を図る」と話した。 具体的には、メキシコへの渡航自粛勧告について、「厳しく注意喚起したい」と述べた。また、現在、メキシコ、米国、カナダの3国からの航空便に対してだけ強化している検疫について、「必要に応じて対象を広げる可能性もある」と言及。人手不足状態となっている検疫の職員確保に関しても、「長期戦になる。厚労省職員の中で医師免許を持っている人を動員するなど、必要な体制を組みたい」とした。 航空機の運航規制にも触れ、「アメリカ、カナダ便については検討課題。渡航の自由や経済などとのバランスを考え、柔軟に対応したい」と語った。 また、農林水産省は繁殖や品種改良用に輸入している、生きた豚について、同日から全頭精密検査に切り替えたことを明らかにした。これまでは動物検疫所での15日間のチェック期間で発熱やせきなど異常があった場合だけ精密検査を行っていたが、検査強化で防疫に万全を期す。このため4月中旬にカナダから空輸し、動物検疫所でのチェック期間を終えて出荷寸前だった15頭も出荷を延期して精密検査する。 石破茂農水相は同日午前、記者団から生きた豚の輸入を中止する考えがあるかを聞かれ「(中止する考えは)ない」と述べ、当面検疫を強化しながら輸入を継続する方針を示した。 一方、政府は新型インフルエンザ対策本部(本部長・麻生太郎首相)の幹事会を首相官邸で開いた。中国訪問中の麻生首相は同日朝、河村建夫官房長官に電話で「国家の危機管理上極めて重大な事態だ。総力を挙げて取り組むように」と指示した。

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2.新型インフル警戒度5 「パニックにならないで」 橋下知事、冷静対応呼び掛け(産経新聞),産経新聞
RV=95.6 2009/04/30 15:20
キーワード:機内,診断,水準,舛添

 世界保健機関(WHO)が現行の「4」から「5」に引き上げた新型インフルエンザの警戒水準(フェーズ)。大型連休でにぎわう空港にはマスク姿が目立ち、不安を口にする旅行客の姿も見られた。国内では原則的にこれまでと同じレベルの警戒態勢が取られるが、関係機関は30日も、相談センターの設置を進めるなど、ウイルスが日本国内に入り込む事態を想定しながら、慌ただしく対応に追われた。 ◆「国内侵入も前提」 30日朝、緊急記者会見した舛添要一厚生労働相は「国民の命と健康を必ず守る」「冷静な行動を」と繰り返した。国民に直接語り掛けるようにテレビカメラを見据え「大事なのはみんなで協力しあうこと。体に少しでも不調をきたせば、相談センターにすぐ電話していただきたい」と訴えた。 機内検疫など水際対策を進める現状に関しては「水も漏らさぬ形でできるわけではない。危機管理として、当然(ウイルスが)国内に侵入することも前提にしている」と話した。 また、文部科学省によると、海外の日本人学校の児童、生徒の一時帰国や他地域に避難した人数がこれまでに計95人に上るという。内訳は、メキシコ市が70人、同国の別の地域の学校で24人、米国で1人。 ◆問い合わせ相次ぐ 警戒水準の引き上げを受け、大阪府は30日朝、発症が疑われる患者専用の診察窓口「発熱外来」を早急に設けるよう府立病院などに改めて要請した。 医療現場の人手不足などの影響で、まだ府内に発熱外来を開設している医療機関はない。府保健医療室の大下達哉副理事は「もはや国内発生も予想される段階。限られた病床を有効に活用できるよう、態勢を整えたい」と話した。 一方、府庁と府が管轄する14カ所の保健所に開設している電話相談窓口「発熱相談センター」には、朝から「これからアメリカに行くが大丈夫か」といった問い合わせが相次いだ。 池田保健所(大阪府池田市)の相談センターの担当者は「これから想定外の相談が寄せられるかもしれないが、こまめに情報収集をしながら対応したい」と話していた。 また、この日午前、橋下徹知事は「パニックにならない、不用意に慌てないこと。行政が指示をするので、通常の生活を送ってほしい」と冷静な対応を呼びかけた。 大阪市でも30日、対策本部会議を開催。平松邦夫市長は「国内の発症例はないが時間の問題とも考えられる」と話し、市幹部らに「疑い例」が出た場合に対応できるよう準備を指示した。 また、奈良県と奈良市は30日、これまでメキシコへの渡航者に限っていた保健所医師の派遣診断の対象者を、アメリカやカナダなどの渡航者に拡大することを決めた。 ◆マスクの旅行客 ゴールデンウイークでにぎわう関西空港の国際線出発ロビーでは、マスク姿の旅行客が目立った。 この日入国予定の国際線旅客数は約1万3000人。午後3時ごろに到着する米サンフランシスコ発の便で医師資格のある検疫官らが機内に乗り込む機内検疫が行われるほか、体温や体調の変化が見られる乗客には強制的に発熱検査や健康相談室での簡易診察を予定している。 一方、約1万3000人が見込まれる出国者にも待合スペースにマスクの常備や手洗い、うがいの励行などを記したポスターを張り感染予防を訴えた。スウェーデンとデンマークを観光する予定の京都市西京区の久松亨子さん(30)は「心配なのでマスクを持っていく。日本に上陸するのも時間の問題で、どこにいても同じ」と話していた。

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3.「麻生首相の初訪中」気になる日本での報道―中国(サーチナ),サーチナ
RV=84.0 2009/04/30 14:22
キーワード:中国,オバマ

 中国を訪問中の麻生首相(写真左)は29日、温家宝首相(写真右)と会談し、北朝鮮の核問題、内需拡大、環境保全、豚インフルエンザ問題について意見交換を行った。30日には胡錦涛国家主席との会談も控えていることから、中国でも会談の内容や、日本でのメディア報道に注目が集まっている。中国経済網が30日付で報じた。 中国では、麻生首相の訪中への方針について、「中国との、経済、環境、人的交流など3方面での関係強化を念頭に、『戦略的互恵関係』の推進を強調する方針」、「日中協力は環境整備、省エネ分野での技術向上を『日中両国の戦略的互恵関係』の支柱とする」と報道。 また温首相との会談についても、「温家宝首相は、麻生首相の靖国神社への奉納物の問題に対して、『歴史問題は国民感情への影響する敏感な問題』と懸念を表し、今後の日本の適切な対応を求めた」、「麻生首相は、中国からも北朝鮮の国連安保理決議の順守を促すよう求めた」など、日本メディアの報道を引用し、内容を大まかに伝えた。 また、麻生首相は核軍縮についても「米国はオバマ大統領の就任以来、核のない世界を目指し、核兵器根絶をうたっている。日本も世界唯一の被爆国として、核軍縮の主体的に働きかけていきたい」などと語り、中国への協力依頼を呼びかけた、と報じた。 中国ではこのほか、麻生首相が情報技術(IT)製品の安全対策のソフトウェア情報を強制認証させる新たな制度の導入撤回を求めたことも大きく取り上げられた。 一方、「今回の麻生首相の訪中は、総選挙をにらんだ、内閣支持率の低下を食い止めるものでは」との日本のメディアや専門家の分析も掲載するなど、日本の世論を意識した報道もあった。(編集担当:金田知子)

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1.新型インフル 機内検疫増加なら関西空港では「対応に苦労」(産経新聞),産経新聞
RV=167.7 2009/04/30 23:32
キーワード:中国,機内,韓国,欧州

 新型インフルエンザ対策として関西空港で連日行われている米国便の機内検疫で、関西空港検疫所は30日、舛添要一厚生労働相が対象拡大の可能性に言及したことを受け、必要となる検疫職員の人員と体制についての検討を始めた。 ところが、アジア路線が多い関西空港は、中国便などが機内検疫の対象になれば「パンクしてしまう可能性もある」(担当官)。頼みの綱は本省からの人員派遣だが、「要望が聞き入られるのか分からない」と不安顔だ。 関西空港はメキシコとカナダからの直行便がないため、現状で、米国路線の週10便が対象で、通常の検疫とは別班で1班7人の2班体制を組み機内検疫を実施。約1時間ほどで乗員、乗客の体温測定などを行っている。検疫所は「毎日到着するサンフランシスコ便に加え、月、水、土曜日はロサンゼルス便も到着し、2班でも多忙」と話す。 ところが、舛添厚労相は同日の会見で現在、メキシコと米国、カナダの3国からの航空便に対し実施している機内検疫について「必要に応じて対象を広げる可能性もある」と言及した。 新型インフルエンザは感染が確認された国が欧州やオセアニアに拡大している。感染の疑いのある国を加えるとアジアや南米などほぼ全世界を覆いつつある。舛添発言は感染拡大を受けたものだが、関空への主な到着便でも、オセアニア=週15便▽欧州=同34便▽韓国=同130便▽中国=同252便あり、「オセアニアや欧州が増えるだけでも対応はかなり厳しい。韓国便や中国便になるとパンクしてしまう」と頭を抱える。 関空の体制は大阪検疫所などから人員の増派を受け、検疫ブースでの測定などに1班約8人体制を倍の1班約16人にして対応している。機内検疫が増えると、「ブースの検疫官を(機内に)回す方法もあるが、現行の2班の人員を割いて3班体制が考えられる」という。だが、「ほかの検疫所も人手は足りない」としている。

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2.麻生首相記、新型インフル「日中で密接に情報交換、協力する」(産経新聞),産経新聞
RV=143.1 2009/04/30 20:06
キーワード:中国,日中,協力,会談

 中国を訪問中の麻生太郎首相は30日夕、一連の訪問日程を終えて北京市内のホテルで記者会見し、新型インフルエンザ問題について「日中双方が密接に情報交換し、必要に応じて感染防止の協力を行っていくことで一致した」と述べた。会見の詳細は以下の通り。【麻生首相の冒頭発言】 「日中間では毎年、一方の首脳が他方の首脳の国を訪問するという合意があります。今回の訪中は、この合意に基づいて、中国政府からの招待によって、実現したものです。昨日、温家宝(おんかほう)首相と会談を行い、先ほど、胡錦涛(こきんとう)国家主席との会談を終えたところです。胡主席、温首相とはこの半年あまり、半年強になりますが、それぞれ4回ずつ会談をさせていただきました。日中両国は緊密な意思疎通が行われる関係にあることを大変喜ばしく思っております」 「両指導者との会談では、今、深刻化しつつあります新型インフルエンザ問題について、日中双方が密接に情報交換を行い、必要に応じて、感染防止についての協力を行っていくことで一致をしております。その上で、日中間の戦略的互恵関係の推進を具体的に図っていくということで一致をしました」 「具体的な成果としては、次の3点があげられます」 「第1に、経済・ビジネス分野についてです。世界金融・経済危機に関しては、今月初めのロンドンサミットの合意を、迅速かつ着実に実施することで一致をしております。その上で、内需拡大を中心とするマクロ経済対策の推進、保護主義の抑止、アジア諸国への支援などで、日中両国がともに取り組んでいくことを確認しております」 「第2に、環境、エネルギー、気候変動問題で、対話と協力を一層進めることで一致をしております。石炭火力発電の省エネ、黄砂、酸性雨などの広域大気汚染などに対応するため、協力を進めていくことで一致をしております。また、気候変動問題では、京都議定書の後の2013年以降の国際的な枠組みづくりへの中国の責任ある参加を促しております」 「第3に、日中両国民の間の交流の一層の推進に関しましても、大きな成果が得られたと思います。本年も、引き続き、日中双方で4000人の青少年交流を行います。特に、わが国は、四川大地震、被災地域の中高生、中学高校生約100人を日本に招待することをお伝えしております。また、羽田空港と北京の首都空港の間の定期チャーター便を本年10月から開始することで一致をしております」 「現下の深刻な問題である北朝鮮をめぐる諸懸案も取り上げました。先般の北朝鮮のミサイル発射に関して、国連安全保障理事会において、迅速に国際社会の一致したメッセージを出すことができたことを歓迎しました。同時に、6カ国協議の再開に向けて、日中双方が緊密に協力していくことを確認しております」 「最後に、今般の訪中に際し、中国政府、北京市民、中国の国民の方々より、温かい歓迎とおもてなしをいただいたことを心よりお礼を申し上げる次第です」 「なお、この場をお借りしまして、国民の皆様に、新型インフルエンザ対策について一言申し上げます。政府としては、的確な情報を提供すること。水際対策を徹底するなど、万全の対策を取ります。国民の皆様にはぜひ、冷静な対応をお願いします。私の方からは、以上です」

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3.新型インフル 麻生首相、冷静対応を呼びかけ(産経新聞),産経新聞
RV=143.1 2009/04/30 20:06
キーワード:中国,日中,協力,会談

 【北京=大谷次郎】麻生太郎首相は30日、中国の胡錦濤国家主席らとの首脳会談後、北京市内のホテルで記者会見し、新型インフルエンザの警戒レベルが「フェーズ5」になったことを受け、「日中双方は緊密に情報公開し、感染防止に向け協力していくことで一致した。政府は的確な情報提供、水際対策の徹底など万全の対策を取る」と述べ、国民に冷静な対応を呼びかけた。

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4.<日中首脳会談>新型インフル対策、密接協力で合意(毎日新聞),毎日新聞
RV=143.1 2009/04/30 20:35
キーワード:中国,日中,協力,会談

 【北京・犬飼直幸】中国を訪問中の麻生太郎首相は30日午後(日本時間同)、北京の人民大会堂で中国の胡錦濤国家主席と約50分間にわたって会談した。新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)対策で日中双方が密接に情報交換し、感染防止で協力を進めることで合意した。 会談で麻生首相は「新型インフルエンザ問題は非常に深刻で、日中両国で十分協力していかなければいけない」と呼びかけた。胡主席も「日中は隣国として感染リスクがあり、協力を強化できる」と応じた。 北朝鮮の核・ミサイル問題では、麻生首相が「北朝鮮は核実験を示唆するなど強く反発しているが、抑制した対応が重要だ」と述べ、中国が指導力を発揮することを求めた。胡主席は「当面、6カ国協議は困難な局面に直面している。対話と協議を通じて情勢の好転を促すべきだ」と述べ、粘り強い対応を呼びかけた。 核軍縮について麻生首相が「世界的な核軍縮の前進のために協力してほしい」と訴え、胡主席は「今後も積極的に努力していく」と述べた。 日中関係について、胡主席は「特に歴史問題を適切に処理し、戦略的互恵関係を発展させるべきだ」とクギを刺した。麻生首相は「歴史を直視し、未来を志向する立場に変更はない」と説明した。 麻生首相は30日夜(日本時間同)、政府専用機で北京空港を出発し、同日深夜に羽田空港に到着する。

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5.【麻生首相記者会見詳報】(2)オリンピック「鉄砲はたまに。目が悪くなったので選手は引退する」(30日夕)(産経新聞),産経新聞
RV=143.1 2009/04/30 20:49
キーワード:中国,日中,協力,会談

【新型インフルエンザ】 −−新型インフルエンザ対策だが、WHO(世界保健機関)が本日、警戒レベルを引き上げたが、今後の日本政府の具体的対応はどうか。また、北朝鮮は国連安保理が謝罪しなければ核実験を行うと反発しているが、日本政府の対応はどうか 「まず新型インフルエンザの問題につきましては、今回の首脳会談において、現下の事態の深刻さを考えて、日中両国間でも協力して対処していくことで一致しております。また、日中両国は今後の状況の推移を考えて、タイムリーな情報交換とか、予防措置についての協力を行っていくこととなります。また、WHOが警戒水準を従来のフェーズ4から5に引き上げたことに伴って、日本政府の対応としては、まずは水際対策を一層徹底し、仮に日本において感染が見つかった場合、その速やかな対応、必要な対応を講じる。また、行動計画というのを作っておりますので、その示された対策のうち、必要なものから段階的、弾力的に対応を進めていく、いうことでと指示しております」 「北朝鮮に関しては、国際社会におけるいかなる緊張も高める行為は建設的ではありません。6カ国協議が早期に再開されることが重要という認識で日中は一致しております。これは国際社会全体の考え方だろうとも思います。北朝鮮は先の国連安全保障理事会の議長声明を重く受け止め、国際社会の平和と安定というものを損なう行動は慎しみ、国連安保理決議を守ることを改めて求めたいと思います。6カ国協議は北朝鮮の問題を解決する上で、もっとも現実的な枠組みだと思っている。政府としては6カ国協議の議長国、中国など関係国との連携を緊密にしながら、6カ国協議の再開に向けて努力をしたいと考えております」  【日中協力の具体像と射撃】 −−現在、日中両国はともに金融危機に直面している。両国は省エネや環境保護、情報通信、ハイテクなどで協力するというが、具体的にどういう方向になるか。首相はモントリオール五輪の射撃の選手として出場したが、今でも射撃は楽しんでいるか 「いろいろ質問を世界で受けたことがありますけど、これだけ脈絡ない質問は初めてで、すごく印象に残りました。日中両国は戦略的互恵関係の立場から、これまでも昨年の5月、胡錦濤国家主席が訪日されたときに、70の項目にわたって協力合意をしております。そのうち大体8割くらい、今でき上がりつつあると思っておりますが、環境、省エネ分野の官民合わせ505件の協力実施など、広範な部分で多くの協力を実施してきております」 「今回の訪中におきましても、温家宝首相との首脳会談において、省エネ、環境保護などの分野では、汚染が深刻になっております湖の浄化、石炭火力発電所の省エネ、環境対策などの省エネ環境総合プランを新たにスタートさせることで一致しております」 「また、情報、うーん、発展というか進展が著しい情報通信分野においては、情報通信関連の法律の整備、また次世代、次世代ってのはネクストジェネレーション、3G、いろんな言い方がありますけど、次世代通信の研究開発などの新たな協力開発で一致しております。具体的な内容を詰めるため5月4日、5日、鳩山邦夫総務相を訪中させることにしております。細目はそちらに聞いていただくと分かると思います」 「モントリオールの五輪より鉄砲はどうだと、誠に適切なご質問というとおかしいか。ご質問をいただきましたけど、翌年に青年会議所の会頭やら何やらやり、その翌年に国会議員になって選挙やら何やらで、以来、鉄砲をああいった世界選手権レベルで争うというのは、ちょっとなかなか遠くなりましたし、目も、昔は100円玉をこうやって上げてバッとつかんで裏か表か見えるくらい動体視力が良かったんですが、今は自分のゴルフボールが見えないぐらい目が悪くなりましたんで、残念ながらとてもじゃない。鉄砲はたまにというような話で、選手というのはとてもじゃないけど引退です」

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6.日中首脳会談 新型インフル対策、密接協力で合意(毎日新聞),毎日新聞
RV=143.1 2009/04/30 21:19
キーワード:中国,日中,協力,会談

 【北京・犬飼直幸】中国を訪問中の麻生太郎首相は30日午後(日本時間同)、北京の人民大会堂で中国の胡錦濤国家主席と約50分間にわたって会談した。新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)対策で日中双方が密接に情報交換し、感染防止で協力を進めることで合意した。【特集】写真・図説も 広がる新型インフルエンザ 会談で麻生首相は「新型インフルエンザ問題は非常に深刻で、日中両国で十分協力していかなければいけない」と呼びかけた。胡主席も「日中は隣国として感染リスクがあり、協力を強化できる」と応じた。 北朝鮮の核・ミサイル問題では、麻生首相が「北朝鮮は核実験を示唆するなど強く反発しているが、抑制した対応が重要だ」と述べ、中国が指導力を発揮することを求めた。胡主席は「当面、6カ国協議は困難な局面に直面している。対話と協議を通じて情勢の好転を促すべきだ」と述べ、粘り強い対応を呼びかけた。 核軍縮について麻生首相が「世界的な核軍縮の前進のために協力してほしい」と訴え、胡主席は「今後も積極的に努力していく」と述べた。 日中関係について、胡主席は「特に歴史問題は適切に処理し、戦略的互恵関係を発展させることが大事だ」とクギを刺した。麻生首相は「歴史を直視し、未来を志向する立場に変更はない」と説明した。 麻生首相は30日夜(日本時間同)、政府専用機で北京空港を出発し、同日深夜に羽田空港に到着する。

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7.新型インフル感染防止で日中協力、首脳会談で一致(読売新聞),読売新聞
RV=143.1 2009/04/30 23:03
キーワード:中国,日中,協力,会談

 【北京=尾山宏】麻生首相は30日午後(日本時間同)、北京の人民大会堂で中国の胡錦濤国家主席と会談し、新型インフルエンザの感染防止に向け、両国が協力することで一致した。 首相が新型インフルエンザについて「非常に深刻で、両国が十分協力しなければならない」と指摘したのに対し、胡主席は「中国では感染のケースはないが、これから入ってくる可能性は排除できない。日中両国は隣国であり、感染のリスクがあるので協力を強化したい」と応じた。 両首脳はまた、北朝鮮が核実験再開の可能性を示唆したことに関し、北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議を通じた解決が必要との認識で一致した。 胡主席は「北朝鮮が強く反発し、6か国協議は困難な局面に直面しているが、各国が冷静に対応して事態を好転させるべきだ」との見解を示した。首相は核問題に加え、ミサイルや日本人拉致問題の解決をめざす方針を改めて表明した。 胡主席は、首相が靖国神社に真榊(まさかき)料を奉納したことを念頭に、「歴史問題は適切に処理し、戦略的互恵関係を発展させることが重要だ」と指摘。首相は「歴史を直視し、未来を志向する立場に変わりはない」と強調した。 首相は、オバマ米政権が打ち出した核軍縮に中国も協力するよう要請。中国製冷凍ギョーザ事件の解決に向けて胡主席が指導力を発揮するよう求めた。

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1.国内初、新型インフルの疑い…カナダ修学旅行の横浜の高校生(読売新聞),読売新聞
RV=112.0 2009/05/01 01:35
キーワード:機内,診断,高校生,舛添

 舛添厚生労働相は1日午前1時半ごろから記者会見し、国内で新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の「疑い症例」が発生したと発表した。 修学旅行でカナダを訪れていた横浜市内の男子高校生(17)で、発熱、せき、たんの症状があり、30日に医師の診察を受け、簡易検査でA型インフルエンザの陽性反応を示した。今後、さらに詳しい遺伝子検査(PCR検査)を行うが、確定診断には1〜2日程度かかる見込みという。日本で疑い症例が確認されたのは初めて。 舛添厚労相は「今の段階でいたずらにパニックになる必要はない。もし新型インフルエンザであれば、しかるべき対応をする」と述べ、冷静な対応を呼びかけた。 舛添厚労相の説明などによると、高校生は4月10日から、カナダのブリティッシュコロンビア州を訪れ、政府の水際対策が始まる前の25日に帰国していた。 A型インフルエンザには、新型インフルエンザのほか、ウイルスの型が同じタイプ(H1N1型)のAソ連型、さらに、A香港型(H3N2型)などがある。簡易検査の後、さらに詳しい遺伝子検査を行ったが、解析不能だった。同省では、国立感染症研究所でウイルスを詳しく調べて診断を確定させる。 高校生は感染症指定病院に収容されている。同省は高校生が国内でどんな行動をとったかや、接触者、同行者などを調査する。舛添厚労相は「(高校生の通う)学校が臨時休校するという判断もありえる」と述べた。 一方、同省などによると、30日午後3時半過ぎに成田空港に到着した米ロサンゼルス発の航空機内で、発熱を訴えた日本人女性(25)に対する簡易検査で陽性反応が出た。しかし、遺伝子検査を行ったところ、A香港型で、新型インフルエンザではないことが判明した。女性は千葉県内の病院で治療を受け、機内で女性の周囲にいた乗客ら十数人は、検査結果が判明するまで空港周辺に留め置かれていた。 新型インフルエンザの判断については、国内で発生した場合は簡易検査で陽性が出た時点で疑い症例とするが、検疫の場合は簡易検査に加え、遺伝子検査を行ったうえで判断する。

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2.<新型インフル>国内初疑い例 横浜の男子高生、加から帰国(毎日新聞),毎日新聞
RV=109.7 2009/05/01 01:00
キーワード:機内,高校生,協力,舛添

 舛添要一厚生労働相は1日未明、4月にカナダへ修学旅行に行った横浜市の男子高校生(17)が、新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)に感染している疑いがある、と発表した。発熱やせき、たんの症状が出ており、新型インフルエンザかどうかを確認する検査を進めている。現在、感染症指定医療機関で治療中だが、隔離措置はとられていない。厚労省は今後、同行者や高校生に接触した人の健康状態の確認を進める。国内で感染疑い例が確認されたのは初めて。 厚労省などによると、男子高校生は4月10〜25日、カナダのブリティッシュコロンビア州へ修学旅行に行った。帰国後の30日に発症し、医師の診察を受けた。 ただし、現時点で判明しているのは、A型インフルエンザに感染しているという点。Aソ連型など新型以外の可能性もある。新型かどうかの確定は、日本が世界保健機関(WHO)を通してウイルス株を入手してからになる。 日本政府はメキシコでの死者が報告された直後の25日から検疫態勢を強化。メキシコからの入国者のサーモグラフィー検査などを徹底し、28日にWHOのフェーズ4への引き上げに合わせて政府行動計画を第1段階(海外発生期)に移行してからは、発生国のメキシコ、米国、カナダ便について、機内で乗客の健康をチェックする機内検疫を進めてきた。 一方、検疫強化前にメキシコから帰国した人については、感染を広げる恐れがある過去10日間にさかのぼり、航空会社の協力を仰いで追跡調査を進めようとしていた。しかし、米国、カナダ便については、両国の感染者が軽症だけだったことなどから、追跡調査をしていなかった。【清水健二】 ◇舛添厚労相が緊急会見 「横浜市から新型インフルエンザの疑いがある患者が出たと通報があった」 国内初の「疑い例」が確認されたことを受け、舛添要一厚生労働相は1日午前1時半過ぎから厚労省で緊急会見に臨んだ。いったんは報道各社に1時半と伝えた会見予定を「1時15分から」に変更したが、結局、予告から20分以上遅れて会見場に姿を見せた。

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3.新型インフル 国内初疑い例 横浜の男子高生、加から帰国(毎日新聞),毎日新聞
RV=109.7 2009/05/01 01:02
キーワード:機内,高校生,協力,舛添

 舛添要一厚生労働相は1日未明、4月にカナダへ修学旅行に行った横浜市の男子高校生(17)が、新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)に感染している疑いがある、と発表した。発熱やせき、たんの症状が出ており、新型インフルエンザかどうかを確認する検査を進めている。現在、感染症指定医療機関で治療中だが、隔離措置はとられていない。厚労省は今後、同行者や高校生に接触した人の健康状態の確認を進める。国内で感染疑い例が確認されたのは初めて。 厚労省などによると、男子高校生は4月10〜25日、カナダのブリティッシュコロンビア州へ修学旅行に行った。帰国後の30日に発症し、医師の診察を受けた。 ただし、現時点で判明しているのは、A型インフルエンザに感染しているという点。Aソ連型など新型以外の可能性もある。新型かどうかの確定は、日本が世界保健機関(WHO)を通してウイルス株を入手してからになる。 日本政府はメキシコでの死者が報告された直後の25日から検疫態勢を強化。メキシコからの入国者のサーモグラフィー検査などを徹底し、28日にWHOのフェーズ4への引き上げに合わせて政府行動計画を第1段階(海外発生期)に移行してからは、発生国のメキシコ、米国、カナダ便について、機内で乗客の健康をチェックする機内検疫を進めてきた。 一方、検疫強化前にメキシコから帰国した人については、感染を広げる恐れがある過去10日間にさかのぼり、航空会社の協力を仰いで追跡調査を進めようとしていた。しかし、米国、カナダ便については、両国の感染者が軽症だけだったことなどから、追跡調査をしていなかった。【清水健二】 ◇舛添厚労相が緊急会見 「横浜市から新型インフルエンザの疑いがある患者が出たと通報があった」 国内初の「疑い例」が確認されたことを受け、舛添要一厚生労働相は1日午前1時半過ぎから厚労省で緊急会見に臨んだ。いったんは報道各社に1時半と伝えた会見予定を「1時15分から」に変更したが、結局、予告から20分以上遅れて会見場に姿を見せた。

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4.<新型インフル>国内初疑い例 横浜の男子高校生 カナダBC州への修学旅行から帰国(毎日新聞),毎日新聞
RV=109.7 2009/05/01 01:50
キーワード:機内,高校生,協力,舛添

 舛添要一厚生労働相は1日未明、4月にカナダへ修学旅行に行った横浜市の男子高校生(17)が、新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)に感染している疑いがある、と発表した。発熱やせき、たんの症状が出ており、新型インフルエンザかどうかを確認する検査を進めている。現在、感染症指定医療機関で治療中だが、隔離措置はとられていない。厚労省は今後、同行者や高校生に接触した人の健康状態の確認を進める。国内で感染疑い例が確認されたのは初めて。 厚労省などによると、男子高校生は4月10〜25日、カナダのブリティッシュコロンビア州へ修学旅行に行った。帰国後の30日に発症し、医師の診察を受けた。 ただし、現時点で判明しているのは、A型インフルエンザに感染しているという点。Aソ連型など新型以外の可能性もある。新型かどうかの確定は、日本が世界保健機関(WHO)を通してウイルス株を入手してからになる。 日本政府はメキシコでの死者が報告された直後の25日から検疫態勢を強化。メキシコからの入国者のサーモグラフィー検査などを徹底し、28日にWHOのフェーズ4への引き上げに合わせて政府行動計画を第1段階(海外発生期)に移行してからは、発生国のメキシコ、米国、カナダ便について、機内で乗客の健康をチェックする機内検疫を進めてきた。 一方、検疫強化前にメキシコから帰国した人については、感染を広げる恐れがある過去10日間にさかのぼり、航空会社の協力を仰いで追跡調査を進めようとしていた。しかし、米国、カナダ便については、両国の感染者が軽症だけだったことなどから、追跡調査をしていなかった。【清水健二】

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1.日本の男子高校生に新型インフル感染の疑い―中国報道(サーチナ),サーチナ
RV=181.6 2009/05/01 09:32
キーワード:中国,高校生,男子,横浜

 日本の舛添要一厚生労働相は1日午前1時30分ごろ、臨時の緊急記者会見を行い、横浜市在住の男子高校生に新型インフルエンザ(豚インフルエンザ、H1N1型)感染の疑いがあると発表した。男子高校生は4月25日に修学旅行先のカナダからの帰国しており、現在、病院で精密検査を受けている。日本で感染の疑いのある患者が出たのは初めて。中国でも、中国新聞社が1日付で速報した。 舛添厚労相の発表によると、男子高校生は4月10−25日まで、修学旅行でカナダのブリティッシュコロンビア州を訪れており、昨日までに39度の発熱、せき、たんがのどにからまるなどの症状で、横浜市の医療機関で受診していた。 医療機関は簡易検査で、男子高校生に新型インフルエンザA型の陽性反応があるとして厚生労働省へ通報した。男子高校生は現在、病院で精密検査を受けている。専門家はウイルス解析に1、2日かかるという。 同相は、「現在、男子高校生が帰国で搭乗した飛行機の便や、帰国後に接触した人物などの調査を行っている」と述べ、「現在はまだ、新型インフルエンザの『感染の疑い』の段階で、確定ではない。しかし、感染が確定した場合、多くの措置をとる必要がある」と、危機感を募らせる一方、冷静な対応を呼びかけた。(編集担当:金田知子)

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2.新型インフル 横浜の17歳「感染疑い」 米国帰り女性は「シロ」(産経新聞),産経新聞
RV=179.1 2009/05/01 07:29
キーワード:機内,高校生,男子,横浜,診断

 厚生労働省によると、新型インフルエンザ問題で1日未明、横浜市に住む男子高校生(17)が「感染疑い例」となったことが分かった。舛添要一厚労相が「第1号」と明らかにした。世界保健機関(WHO)が、新型インフルエンザについて警告を発した4月24日以降、日本で「感染疑い例」が出たのは初めて。WHOにも報告される。                  ◇ 「疑い」の男子高校生は、4月10日〜25日までカナダ・ブリティッシュコロンビア州に修学旅行に行っていたという。 同省によると、男子高校生は30日、39度の熱があったため、横浜市内の医師の診断を受けたところ、簡易検査でインフルエンザA型が「陽性」と出ていた。発熱やせき、たんの症状があるという。 この事例とは別に、30日午後、米国から成田空港に到着したノースウエスト航空に搭乗していた日本人女性(25)が、インフルエンザの感染を調べる簡易検査で陽性反応が出た。ウイルスの遺伝子診断「PCR」の結果、「新型」とは無関係と分かった。 女性が乗っていた飛行機はノースウエスト001便。米ロサンゼルスを発ち、午後3時38分に到着した。 女性は感染症に対する高度な施設を持ち特定感染症指定医療機関に指定されている成田赤十字病院(千葉県成田市)に運ばれ治療を受けた。 厚労省では、PCRの結果が出るまで、機内で前後左右2〜3列に座っていたり、女性の客席を担当していた客室乗務員らを、空港近くの宿泊施設で任意で待機とした。                  ◇【用語解説】PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)検査 生物の遺伝情報を記録したDNA(デオキシリボ核酸)を増幅させて遺伝情報を調べる方法。親子判定や犯罪捜査にも使われる。新型インフルエンザの判定では、簡易迅速キット(約15分)でA型かB型かそのどちらでもないかを調べ、その先の詳細な型はPCR検査で判定する。

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3.国内初の新型インフル感染疑い 横浜市の17歳高校生 カナダに修学旅行 (産経新聞),産経新聞
RV=179.1 2009/05/01 08:25
キーワード:機内,高校生,男子,横浜,診断

 新型インフルエンザ問題で、横浜市に住む男子高校生(17)が、「感染疑い例」となったことが1日未明、分かった。舛添要一厚生労働相が緊急会見で明らかにした。日本で「感染疑い例」が出たのは初めて。 厚労省によると、新型インフルエンザ感染の疑いがある男子高校生は4月10日〜25日、修学旅行で、カナダ・ブリティッシュコロンビア州に滞在していた。 帰国後、男子高校生は29日、発熱やせきなどの症状を訴えたため、横浜市内の医療機関を受診。30日にインフルエンザの感染を調べる簡易検査で、インフルエンザA型が「陽性」と出た。感染症への高度な施設を持つ特定感染症指定医療機関の横浜市立市民病院に入院し、治療中。一時は39度台の高熱が出たが、快方に向かっているという。 さらに詳細に調べるウイルスの遺伝子診断「PCR」で、一度は「新型」との関係が濃厚となったが、その後、解析不能の結果が出たという。今後、高校生の検体が送られた国立感染症研究所での精密検査の結果を待つ考え。確定までに1〜2日必要としている。確定すれば、国内初の新型インフルエンザ患者となる。 同省は男子高校生の国内での行動や、家族や同級生ら接触者、同行者の状況も調査する方針。舛添厚労相は緊急会見で「万が一に備え、自主的に判断してもらいたい」と前置きした上で、感染拡大を防ぐため、必要に応じて学校の臨時休校にも触れた。 感染防止の自己防衛手段として、マスク着用やうがい・手洗い励行などに加え、外出時に人混みを避けるよう助言。「パニックになる必要はない。落ち着いて行動してもらいたい」と冷静な対応を呼びかけた。 この事例とは別に、4月30日午後、米国から成田空港に到着したノースウエスト航空に搭乗していた日本人女性(25)が簡易検査で陽性反応が出た。 PCRの結果、「新型」ではないと分かった。女性は特定感染症指定医療機関の成田赤十字病院(千葉県成田市)で治療を受けた。 同省は、機内で女性の周囲にいた乗客について、感染の恐れもあるため、空港近くの宿泊施設に待機してもらう措置を取った。

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1.新型インフル感染疑い「症状軽く熱は37度台」 横浜市職員、徹夜の対応(産経新聞),産経新聞
RV=147.2 2009/05/01 15:52
キーワード:高校生,男子,横浜,診断

 ■男子高校生の入院先、全員マスク 国内で初めて新型インフルエンザの疑いと診断された横浜市内の私立高校に通う男子生徒(17)。生徒の入院先では1日、院内に入る全員にマスクが配布され、学校は休校措置を取った。「最終結果はいつ分かるのか」。市の担当課には問い合わせも殺到。学校関係者や市民の間には緊張と不安が広がった。 [フォト]都内の保健所に搬入された感染症防護服 男子生徒が通う学校には1日未明から教職員約100人が緊張した表情で続々と駆け付けた。同校の事務長が、詰め掛けた報道陣に対応し「旅行会社に4月27日に問い合わせたときは、メキシコとは関係がないので(感染の恐れは)大丈夫と聞いていたのに。まさかうちの生徒が巻き込まれるとは…」と驚いた様子だった。休校を決めた同校は、中高合わせ約1900人の生徒全員に自宅待機を指示した。 横浜市健康安全課には市民からの問い合わせが1日未明から相次ぎ、職員は目を真っ赤にして徹夜で対応していた。 一方、生徒が入院している横浜市立市民病院では1日、魚本一司総務課長が男子生徒の病状について「症状は軽いようだ」と説明。 病院によると、男子生徒は30日午後11時半ごろ、民間の患者移送車で搬送され、歩いて病院に入った。魚本課長は「朝食は通常の食事を出したが、まだ手をつけていない。熱は37度台で安定している。昨日より上がっていない」と述べた。 同病院には、1日約1300人の来院者がおり、来院者に発熱などの症状を確認したり、出入りする全員にマスクの配布をしたりするなど職員らが対応に追われた。 横浜市港南区の女性(57)は「今朝のニュースで感染の疑いのある患者が入院していることを知った。ちゃんと隔離をしていると聞いたので特に心配はしていない」と話していた。

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2.情報BOX:アジア各国・地域の新型インフルエンザ対策(ロイター),ロイター
RV=125.2 2009/05/01 15:25
キーワード:中国,香港,韓国

 [1日 ロイター] 過去に強毒性のH5N1型鳥インフルエンザや重症急性呼吸器症候群(SARS)と戦ってきたアジア地域の各国は、世界的大流行(パンデミック)が懸念される新型インフルエンザへの対策を強化している。各国・地域の取り組みをまとめた。 ◎オーストラリア 政府は検疫当局に対し、新型インフルエンザへの感染が疑われる人を隔離できる新たな権限を付与。 すべての航空便は入国時、乗客に感染が疑われる場合は報告しなければならず、国際線の利用客は健康申告書の記入が義務付けられている。 8つの国際空港に乗客の体温を測定するサーモグラフィーを設置。 抗インフルエンザ薬のタミフルとリレンザ870万人分(国民の約41%分)、医療用マスク5000万枚を備蓄。 ◎韓国 メキシコに滞在する自国民に対し、緊急の場合を除いて出国を勧告。 北米からの生きた豚の輸入を停止。  タミフルの備蓄は250万人分。国民約4900万人の10%分の確保に動いている。 ◎香港 学校で1人以上の感染が確認され、流行の兆候が見られた場合、学校を閉鎖する方針。 タミフルを含む抗インフルエンザ薬2000万錠を備蓄しているとされる。 ◎ベトナム 新型インフルエンザの感染が報告された地域への渡航自粛を呼びかけるとともに、そうした地域からの訪問者は隔離される。 人口800万人以上を抱える同国最大の都市ホーチミン市は約100万人分のタミフルを備蓄。 ◎シンガポール 過去7日間のうちにメキシコを訪問した人には7日間の自宅隔離を実施し、インフルエンザの症状がないか電話でのチェックを行う。 空港にサーモグラフィーを設置。病院には隔離施設を用意し、一部の救急科では完全防護服が着用されている。 ◎日本 タミフルの備蓄は3380万人分で、さらに830人分を確保する予定。リレンザは268万人分を備蓄。 成田空港での検疫業務を自衛隊の医官と看護官が支援。30日からは農林水産省が輸入された豚の全頭精密検査を開始。 ◎ニュージーランド 抗ウイルス薬の国内備蓄を10%増やし、国民の約3分の1に相当する140万人分の確保を計画。  空港では北米からの到着便すべての検疫を実施。 ◎台湾 インフルエンザ治療薬は230万人分を備蓄。緊急事態に備え、マスク100万枚以上が確保されている。 ◎マレーシア 人口約2700万人に対し、タミフルの備蓄は約200万人以上分。 タイ国境からの入国者と空港での乗客に対して検疫を実施。 ◎タイ 人口約6500万人に対し、タミフルの備蓄は約32万セット。医薬品当局はタミフルのジェネリック薬100万カプセルを製造可能。 バンコク、チェンマイ、プーケットの国際空港では乗客の体温測定を実施。 ◎フィリピン 人口約9000万人に対し、タミフルの備蓄は約60万。追加で1000万ペソ分のタミフルを確保する計画。 空港にはサーモグラフィーを設置され、新型インフルエンザ関連の業務支援に医療スタッフが拡充された。 ◎中国 国営メディアによると、国家観光局は旅行会社にメキシコへのツアー中止を命令。病院には新型インフルエンザ感染の疑いがあった場合は迅速な報告を求めている。 陳竺衛生相はタミフルなどの薬品備蓄を増やしており、国内でも同様の薬品を製造可能だと説明。 ◎インドネシア 空港10カ所や港に体温測定機器を設置。豚の輸入を禁止。タミフル300万カプセル以上を備蓄。 ◎インド 向こう7日間でタミフルの備蓄量を300万から1000万に増やす。 国際空港17カ所すべてに検疫施設を設置。新型インフルエンザの感染が報告された地域からの乗客を検査する機器を設置。

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3.新型インフル 政府、感染拡大防止策の強化など確認(毎日新聞),毎日新聞
RV=123.8 2009/05/01 12:14
キーワード:高校生,男子,横浜

 政府は1日午前、首相官邸で新型インフルエンザ対策本部(本部長・麻生太郎首相)の2回目の会合を開いた。横浜市の男子高校生が新型インフルエンザに感染した国内初の患者となる可能性があることから、感染拡大防止策を強化することなどを確認した。新型の患者と確認されれば、政府は新型インフルエンザ行動計画に基づき、政府対応をいまの「第1段階」から「第2段階」へ移行させる。「第2」になれば、不要不急の外出自粛など、国民活動の制限も検討される。 同日は、対策本部に専門家でつくる諮問委員会を設置した。政府が新型かどうかの判断をする際に、同委員会の意見を求める。委員長には尾身茂自治医科大教授を充てる。さらに、多くの死者が出ているメキシコに総額1億円相当の緊急支援を行うことも決めた。 また、新たに感染が確認されたスイス、オランダへの渡航注意を呼びかけることも決めた。対象は12カ国となった。【西田進一郎】

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4.厚労相に「落ち着いたほうがいい」=横浜市長(時事通信),時事通信
RV=123.8 2009/05/01 13:43
キーワード:高校生,男子,横浜

 横浜市の中田宏市長は1日の記者会見で、舛添要一厚生労働相が新型インフルエンザ感染が疑われる患者が出た同市と長時間電話が通じなかったと批判したことについて、「国民に落ち着くよう呼び掛けているのだから、まず大臣自身が落ち着いた方がいい」と述べ、不快感を示した。 中田市長は30日夜に電話が通じなくなった理由について、「市と厚労省が打ち合わせをしている最中に(テレビで横浜市の男子高校生が感染の疑いとの)テロップが流れ、(市に)電話が殺到して連絡がつかなくなった」と説明した。

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5.海外渡航 府内4校、いぜん滞在 文科省「水際対策」前も調査(産経新聞),産経新聞
RV=123.8 2009/05/01 15:52
キーワード:高校生,男子,横浜

 新型インフルエンザ問題で、文部科学省は1日、政府による本格的な“水際対策”前の4月25日に帰国した男子高校生が新型インフルエンザの疑いがあるとされたことを受け、児童生徒と学生で海外渡航した修学旅行などの行き先と期間について、水際対策以前にまでさかのぼって調査を行う方針を決めた。近畿各地の自治体や学校ではカナダに語学研修中の生徒の安否や、今後海外に修学旅行を予定する学校の把握、調査に追われた。 大阪府内では現在、寝屋川市内や、守口市内の計4の高校の生徒と引率の教諭計48人がカナダに滞在中。府教委などによると現時点では健康などに問題はないという。 寝屋川市内の公立高校では連日、メールで現地と連絡を取り、保護者にも様子を伝えている。滞在期間は4月24日から5月8日までだが、教頭は「現地とは逐一連絡を取り合っているが、楽観はできない。帰国後の対応も慎重に考えなければ」と話していた。 また、守口市の私立高校は4月23日から5月6日まで、生徒11人と教諭1人が語学研修のためトロントに滞在中。現時点では、途中帰国の予定はないが、同校は「横浜の高校生の検査結果などを受けて今後の予定を決めたい」としている。 兵庫県教委では、県内の公立高から出されている修学旅行の行き先についてリスト化しておらず、この日朝から担当者らが、各校の海外渡航予定の確認などに追われた。 神戸市教委によると、市立高校のうち1校が、6月下旬に新型インフルエンザの感染者が確認されているニュージーランドへの修学旅行を予定している。同校では「何百人の生徒の旅行手続きなどを入学時から進めてきているので、(中止するかどうかは)そう簡単に決断できない」としており、旅行社などを通じて現地の状況などの情報収集を急いでいる。 一方、京都府教委によると、府内の私立高校では4月初旬に帰国したところがあったが、健康被害などはないという。

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6.新型インフルの判定できず=「ウイルスの量少ない」−加から帰国の高校生・厚労省(時事通信),時事通信
RV=123.8 2009/05/01 16:52
キーワード:高校生,男子,横浜

 カナダからの帰国後、A型インフルエンザの陽性反応を示した横浜市の男子高校生(17)について、遺伝子レベルの詳細な検査を行っている国立感染症研究所の岡部信彦感染症情報センター長は1日、厚生労働省で記者会見し「ヒト型かブタ型かウイルスを判別できない」と述べ、現時点では新型インフルエンザとは判定できないことを明らかにした。検体に含まれるウイルスの量が少ないのが原因という。

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7.横浜の高校生、新型インフルでない 厚労省検査(産経新聞),産経新聞
RV=123.8 2009/05/01 17:39
キーワード:高校生,男子,横浜

 厚生労働省は1日、横浜で新型インフルエンザ感染の可能性が指摘された男子高校生(17)について、新型インフルエンザへの感染は「否定されると考えられる」と発表した。国立感染研究所で行った2次検査で判明した。 同市は1日、男子高校生と接触した同級生や教職員から、新型インフルエンザの症状が出ていないかなど個別の聞き取り調査を実施。病院で採取した生徒の検体は国立感染症研究所に運び精密検査を行っていた。 文部科学省では同日、児童生徒と学生で海外渡航した修学旅行などの行き先と期間について、水際対策以前にまでさかのぼって調査を行う方針を決定したほか、近畿各地の自治体も修学旅行に行った学校や生徒らの把握、調査に追われた。大阪府内では、寝屋川市内や、守口市内の計4の高校の生徒と引率の教諭計48人がカナダに滞在中。府教委などによると現時点では健康などに問題はないという。

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8.新型インフルの感染否定=Aソ連型と確認−カナダから帰国の高校生−厚労省(時事通信),時事通信
RV=123.8 2009/05/01 17:43
キーワード:高校生,男子,横浜

 カナダからの帰国後、A型インフルエンザの陽性反応を示した横浜市の男子高校生(17)について、厚生労働省は1日、新型インフルエンザには感染していなかったと発表した。感染していたのはAソ連型ウイルスだったとしている。 国立感染症研究所がウイルスの遺伝子の一部を増幅し、配列を調べる追加検査を行った結果、判明した。

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1.横浜の高校生“シロ”「新型に感染せず」(産経新聞),産経新聞
RV=156.1 2009/05/01 19:14
キーワード:高校生,男子,横浜,修学旅行

 横浜市の男子高校生(17)が新型インフルエンザへの感染の疑いがあるとされていた問題で、厚生労働省は1日、「感染は否定されると考えられる」と発表した。国立感染症研究所で行った検査の結果、新型でないことが判明した。 厚労省は、感染していたのはAソ連型ウイルスだったとしている。男子高校生が入院する病院によると、男子高生は1日午後には熱が36度台に下がり、回復に向かっている。 厚労省などによると、この男子高校生は4月10日〜25日まで、修学旅行で、カナダ・ブリティッシュコロンビア州に滞在した。 帰国後の29日、男子高校生は発熱やせきなどの症状を訴えたため、横浜市内の医療機関を受診した。 30日にインフルエンザの感染を調べる簡易検査で、インフルエンザA型が「陽性」と出た。 このため、感染症への高度な施設を持つ特定感染症指定医療機関の横浜市立市民病院に入院した。 さらに詳細に調べるウイルスの遺伝子診断「PCR」で、一度は「新型」との関係が濃厚となったが、検体が不足しているなどの理由で、解析不能との結果が出ていた。 しかし、国立感染症研究所がウイルスの遺伝子の一部を増幅し、配列を調べる追加検査を行った。その結果、「新型」でないと分かった。 この男子高校生とは別に、4月30日午後、米国から成田空港に到着したノースウエスト航空に搭乗していた日本人女性(25)が簡易検査で陽性反応が出たが、検査の結果、「新型」ではないと分かった。

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2.<新型インフル>横浜の高校生、「新型」でない…感染症研(毎日新聞),毎日新聞
RV=131.8 2009/05/01 18:01
キーワード:高校生,男子,横浜

 新型インフルエンザに感染している疑いがあった横浜市の男子高校生(17)について、国立感染症研究所は1日、「季節性インフルエンザに感染していることが確認された。新型インフルエンザへの感染は否定された」と発表した。

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3.横浜の男子高校生、新型インフル「陰性」(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=131.8 2009/05/01 19:10
キーワード:高校生,男子,横浜

 新型インフルエンザの「疑い」とされた横浜市の男子高校生について、厚生労働省は5月1日午後、記者会見を開き、Aソ連型のインフルエンザウイルスに感染していることが分かったと発表した。「新型インフルエンザへの感染は否定されるものと考えられる」としている。 男子高校生が新型インフルエンザに感染していないことは、国立感染症研究所が行った2回目のPCR検査で判明した。 同研究所の岡部信彦・感染症情報センター長によると、1回目の検査では、男子高校生がH1型のインフルエンザウイルスに感染していることが判明した。しかし、新型インフルエンザの可能性が完全には否定できなかったため、再度検査を実施したという。 新型インフルエンザとAソ連型インフルエンザのウイルスは、ともにH1型。

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4.「国との連携密に」=神奈川県知事−新型インフル(時事通信),時事通信
RV=131.8 2009/05/01 20:22
キーワード:高校生,男子,横浜

 横浜市の男子高校生は新型インフルエンザには感染していなかったとの発表を受け、神奈川県の松沢成文知事は1日、「陰性との知らせを受けほっとしている」と安堵(あんど)の表情を見せた。 松沢知事は、今回の事態について「国、県、市町村の連携の重要性が分かった。今後も国との連携を密にして適切な対応を取りたい」と述べる一方、「きちんと認定する前にあまり騒ぎ過ぎると社会の混乱を招く。厚生労働省と連携して広報するはずが、厚労省の勇み足で混乱を招いた面もある」と問題点を指摘。「行政の冷静沈着な対応が求められる」と話した。

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5.「テレビで見ました」=横浜の高校生、経過良好−市民病院・新型インフル(時事通信),時事通信
RV=131.8 2009/05/01 20:43
キーワード:高校生,男子,横浜

 「もう結果を知っているかな」「ああ、テレビで見ました」。新型インフルエンザへの感染を疑われ、横浜市立市民病院に入院していた同市の男子高校生(17)に、主治医の立川夏夫感染症内科長(49)が新型ではなかったことを伝えようとすると、生徒は冷静に応じたという。 立川内科長らは1日午後6時から会見し「患者は回復に向かっており、経過も良好だが、(退院については)もう少し様子を見たい」と話した。

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1.海外への修学旅行、中止・延期15校…新型インフルを懸念(読売新聞),読売新聞
RV=127.9 2009/05/02 03:09
キーワード:高校生,横浜,修学旅行,韓国

 新型インフルエンザの感染が確認されたり、感染の疑いがあったりする国に5〜7月、修学旅行を予定している学校は全国で63校に上り、15校が中止か延期を決めたことが1日、文部科学省のまとめでわかった。 このうち12日から3年生176人がオーストラリアに行く予定だった東京都立橘高校(墨田区)は1日、旅行の中止を発表した。開校3年目の同高は英語教育に力を入れ、今回の修学旅行は、最初の卒業生となる3年生にとって集大成となるはずだったが、横浜市内の高校生が国内初の「疑い症例」になったことを受け、中止を決断したという。臨時集会で中止を伝えられた生徒たちはがっくりした様子。中村謙一校長は「時期や場所を変えることも検討しているが、夏休み以降は時間の確保が難しくなる」と話した。 都立蔵前工業高校(台東区)も今月10日からの韓国への修学旅行を中止した。訪問先では地元の高校生らが横断幕まで用意してくれており、加藤秀次副校長は「残念で申し訳ない」。 今月20日から3班に分かれてオーストラリア、イタリア、フランス・オランダに行く予定の私立大阪学芸高校(大阪市)。旅行費用は1人あたり約25万円。決行するかどうかは連休明けに決める。武田一仁(かずよし)副校長は「今はどうすればいいかわからない」と頭を抱えていた。

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2.アジアで初の感染確認=欧州でも「人から人」−新型インフル(時事通信),時事通信
RV=99.8 2009/05/02 00:25
キーワード:中国,香港

 【香港、ジュネーブ1日時事】香港政府は1日、同地を訪れたメキシコ人旅行者の男性(25)が新型インフルエンザに感染していることが確認されたと発表した。アジア地域での感染者確認は初。この男性は4月30日午後、中国・上海から中国東方航空機で香港入り。既に隔離措置が取られ、宿泊していたホテルは衛生当局によって封鎖された。 香港政府はこれを受け、新型インフルエンザへの警戒態勢をこれまでの「重大」から「緊急」に引き上げた。 一方、ロイター通信によると、デンマーク当局者も1日、同国初の感染患者が確認されたことを明らかにした。これにより、感染が確認されたのは14カ国・地域に拡大。死者数はメキシコと米国で計16人となった。 世界保健機関(WHO)のスポークスマンは1日、スペインで人から人への感染が起きたことを確認した。ドイツやカナダの当局も同日までに、それぞれの国内で同様の感染が発生したことを明らかにしており、新型インフルエンザが各地で人から人に感染を始めたもようだ。

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3.新型インフル 議員の海外視察キャンセル相次ぐ(産経新聞),産経新聞
RV=85.1 2009/05/02 00:15
キーワード:中国,衆院

 4月29日から5月6日までの大型連休中に、海外に出かける衆院議員(閣僚を除く)の数が過去5年間で最も少ない18人であることが1日、衆院事務局の調べで分かった。衆院選を控えて地元での運動に時間を割く議員が多いほか、新型インフルエンザの流行による自粛ムードが広がったためとみられる。 毎年、大型連休の時期は衆院議員(480人)のうち90人〜120人が、国会の委員会の視察などを理由に海外に出かけてきた。しかし、今年は国会審議が荒れたり、衆院選を意識して少なかった昨年(23人)以上に少ない。 衆院事務局などの調べでは、18人の内訳は自民党16人、民主党2人。尾身幸次元財務相が科学技術の国際フォーラム役員会などのため、4月28日から5月6日まで英国など欧州4カ国を歴訪するほか、中国や中東へ向かう議員が多い。 一方、米国議会との交流のため、小坂憲次衆院議院運営委員長、中山太郎元外相らが衆院からの派遣として、2日からニューヨーク入りする予定だったが、「新型インフルエンザの発生地域でもあり、渡航をとりやめた」(小坂氏)という。 民主党の岡田克也副代表は3日から10日まで、個人日程で地球温暖化問題や核軍縮を議論するため、ワシントンとロンドンを訪問する予定だったが、新型インフルエンザのため中止している。

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1.新型インフル 横浜の高校生「新型」感染せず(産経新聞),産経新聞
RV=174.5 2009/05/02 07:56
キーワード:男子,高校生,横浜,機内

 新型インフルエンザ問題で厚生労働省は1日、米国から帰国後、発熱などの症状を訴えた名古屋市に住む30代の会社員の男性が、簡易検査で新型インフルエンザの疑いがもたれたが、詳細な診断の結果、新型インフルエンザには感染していなかったと発表した。同日未明に、疑い例の“第1号”として発表された横浜市の男子高校生や、米国から成田空港に帰国した女性についても、季節性インフルエンザだったことが判明した。 厚労省によると、会社員の男性は平成18年から今年4月28日まで米国アリゾナ州に滞在。帰国後、発熱やせきなどの症状があったことから1日に簡易検査を受けた結果、A型のインフルエンザと診断された。 新型インフルエンザの疑いがあるため、名古屋市衛生研究所で遺伝子診断「PCR」を実施。A香港型の季節性インフルエンザであることが判明した。 河村たかし名古屋市長も記者会見して同様の内容を明らかにした。 一方、横浜市の男子高校生は感染が疑われてから否定されるまでの間、厚労省や市では、新たな感染が広がるのを防ぐため、男子高校生と接触があった人を特定する作業を開始。平行して国立感染症研究所(東京)で再度、ウイルスの解析を行い、1日夕になって季節性インフルエンザAソ連型と判明した。 米国から成田空港に帰国した際に実施したインフルエンザの簡易検査で、陽性反応が出ていた日本人女性(25)についても、PCRの結果、A香港型と確認された。 同日行われた機内検疫では、米国、カナダからの乗客計30人が熱やせきなどを訴え、インフルエンザの簡易検査が行われたが、いずれも陰性だった。

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2.新型インフル 早期発見には限界も 潜伏期 検疫すり抜ける恐れ(産経新聞),産経新聞
RV=139.0 2009/05/02 07:56
キーワード:男子,高校生,横浜

 横浜市で新型インフルエンザ感染を疑われた男子高校生は、各自治体が行動計画に基づいて二次感染防止のために設置した「発熱相談センター」を通さず、直接医療機関を受診していた。高校生は感染していなかったことが1日、判明したが、新型の「国内発生」はいつ起こってもおかしくなく、患者の調査発見を行う「サーベイランス」の限界も示すことになった。(杉浦美香) 高校生がカナダから帰国したのは4月25日。世界保健機関(WHO)は24日に警告を発して「新型インフルエンザ」のサーベイランス強化を要請した。 横浜市は国の「新型インフルエンザ」宣言を受け、28日に各保健所で相談を受ける「発熱相談センター」を開設したが、高校生や、高校生が最初にかかったクリニックから相談はなく、保健所が高校生の「感染疑い」の情報を知ったのは30日になってからだった。 国は新型インフルエンザの侵入を水際で止めるために検疫を強化している。しかし、インフルエンザの潜伏期間は10日あり、患者が検疫をすり抜け、国内で直接、医療機関を受診することは十分に考えられる。患者が実際に感染していた場合、ほかの患者や医療関係者らも感染リスクにさらすことになってしまう。 通常の季節性インフルエンザは少なくなっているが現在も発生している。医療現場では、限られた診療時間のためインフルエンザかどうかを確認しないまま、抗ウイルス剤を処方するケースが少なくないという。 しかし、「新型」が発生している現在、医療現場は「新型」を疑って診療にあたる必要がある。「感染発生国」からの渡航者は発熱などの症状が出た場合、まず「発熱相談センター」に電話相談することが、感染を拡大させないカギとなる。

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3.舛添厚労相と中田横浜市長が新型インフルで場外バトル(スポーツ報知),スポーツ報知
RV=139.0 2009/05/02 08:01
キーワード:男子,高校生,横浜

 横浜市の男子高校生が一時、新型インフルエンザ感染の疑いがあると診断された問題で、とんだ“場外乱闘”が勃発(ぼっぱつ)した。舛添要一厚労相(60)は、感染の疑いが判明した4月30日深夜に横浜市との連絡が取れなくなったことに「組織として危機管理の体をなしていない」とぶった切った。対する中田宏横浜市長(44)も「厚労相に振り回された」と応戦した。 1日未明の会見を「解析不能」という検査結果を聞いただけのほぼ“丸腰”で臨んだ舛添厚労相。記者から詳細を問われると「横浜市に聞いて下さい」「市と連絡がつかない」などと激怒した。 一夜明けても、舛添氏の怒りは収まらず、朝から大噴火した。閣議後の会見で「(市から厚労省に)遺伝子を調べるPCR検査は解析不能との答えがあった後、(こちらからの)問い合わせの電話が通じないというのは問題だ」と横浜市の対応をあらためて批判。「全国の首長の携帯電話を知ってるわけではない」と怒りは収まらない様子で、横浜市へ問題の改善を求めた。 ケンカを売られた形の中田氏は「国民に落ち着くように呼びかけているのだから、大臣自身が落ち着いた方がいい。カリカリしすぎ」と皮肉交じりに反論。電話がつながらなかったのは、厚労省の発表が先行し、問い合わせが殺到したためと主張した。横浜市の担当者も「こちらも電話したがつながらなかった」「調整している最中に、唐突に会見を開いた」と憤る異例事態に発展した。 厚労省からも「何時間も電話が不通だったわけではない」「必要な手続きは取られていた」と暗に厚労相の「言い過ぎ」を認める声が出た。 「今、言ってもしようがない」と大人の対応を見せかけた中田氏だが、「大臣が“突っ走った”という話を聞いている」と憤慨モード。今後“遺恨試合”となる可能性も出てきた。

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4.校長もうれし泣き!横浜の高校生陰性…新型インフル(スポーツ報知),スポーツ報知
RV=139.0 2009/05/02 08:01
キーワード:男子,高校生,横浜

 新型インフルエンザの感染が疑われている横浜市の男子高校生(17)について厚生労働省は1日、感染は否定されたとの遺伝子検査の結果を発表した。男子生徒の検体を調べていた国立感染症研究所によると、感染していたのはAソ連型インフルエンザだったという。男子生徒は順調に回復しており、生徒が通う高校や病院では安堵(あんど)が広がった。一方、この日、米国から米軍横田基地に着いた生後4か月の乳児から、A型陽性の結果が出た。新型インフルエンザ感染の有無を検査中で、新型インフルへの不安は今後も続きそうだ。 注目された検査結果は「シロ」だった。男子生徒は新型インフルエンザではなかった。国立感染症研究所が、4月30日に検査を行った横浜市の地方衛生研究所から提出を受けた検体や、新たに生徒ののどから採取した検体を詳しく調べていたところ、感染していたのはAソ連型インフルエンザだったという。 簡易検査で新型インフルエンザと同じA型ウイルスの陽性反応が出た後、第2段階の遺伝子検査で新型感染が否定されたのは、明らかになっただけで、4月30日に成田空港に米国発の航空機で帰国した女性(25)に次ぎ2例目。 学校は1日朝、併設の中学も合わせ6日までの休校を決め、中高の全生徒約1900人に自宅待機を求めた。横浜市もカナダへの修学旅行に同行した同級生、部活が同じ生徒を中心に個別に体調を確認するなど、学校生活に大きな影響が出た。 厚労省によると、男子生徒は4月にカナダ・ブリティッシュコロンビア州に修学旅行に行き、帰国後に発熱して30日に医師の診察を受けた。簡易検査で「A型陽性」と出たが、横浜市が実施した遺伝子を調べるPCR検査では、新型インフルエンザの感染の疑いがあるかどうか判定できない「解析不能」との結果が出た。このため1日、感染研が遺伝子を再度、増幅して詳細に調べていた。 横浜市や生徒が入院している病院によると、生徒は一時、39度の熱があったが、1日午後には36度台に下がり、朝食と昼食も残さず食べて、容体は順調に回復している。 男子生徒の「シロ判定」に、生徒が通う高校や入院している病院には、安堵が広がった。高校の校長は「(生徒が感染の疑いがあると診断されて以来)食べ物ものどを通らなかった。本当に良かった」と涙をぬぐって喜んだ。病院では一時、感染拡大を想定し、来院者にマスクを配ったり、手をアルコール消毒させたりするなど、緊張感が漂っていた。

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1.<新型インフル>世界が注視 WHOのフクダ、チャン氏(毎日新聞),毎日新聞
RV=139.9 2009/05/02 13:52
キーワード:中国,香港,選挙

 新型インフルエンザで各国に警戒や勧告を呼びかける世界保健機関(WHO)のケイジ・フクダ事務局長補代理(53)。テレビに時々登場するけれど、どんな人? 上司のマーガレット・チャン事務局長(61)もやり手女性というけれど……。【元村有希子、坂巻士朗、ジュネーブ澤田克己】 ◇日本生まれの切れ者 フクダ事務局長補代理 「来日した時は英語で会話しているが、日本語を聞き取ることはできる」(厚生労働省職員)というフクダ氏。日本で生まれ子供時代に渡米、今は米国籍をもつインフルエンザ専門家だ。05年に米疾病対策センター(CDC)からWHOに移った。WHOのインフルエンザ対策の責任者で事務局長と事務局次長に次ぐポストにいる。米国は感染症対策を重視しており、フクダ氏のポストは事実上、米国の指定席となっている。 会見では厳しい顔で質問をさばくが、普段は温厚で物静か。会議では最後に「ビシッとした意見を言い、皆を納得させる」(WHO職員)切れ者で、大阪市立大客員教授の肩書も持つ。 ◇SARSで奔走、したたかさも チャン事務局長  チャン氏は06年、元WHO西太平洋地域事務局長の尾身茂・自治医科大教授(59)と選挙を争い、事務局長のポストを得た。この2人、新型肺炎(SARS)騒動で対策に奔走した「戦友」でもある。 チャン氏は03年の流行当時、香港の衛生当局幹部として指揮をとっていた。WHO西太平洋地域事務局長としてアジアの衛生対策を担当していた尾身さんは4月、「WHO始まって以来の厳しい処置」として、香港と広東省への旅行者に渡航延期の勧告を決め、チャン氏に電話で伝えた。「ありがとう」と答えたチャン氏だが、しばらくして電話を折り返してきた。「香港の最新状況を今夜中に送る。(勧告を)再検討してくれませんか」。強い意志に折れ半日待つと明朝、ぶ厚いファクスが届いた。決定は変わらなかったが発表は1日遅れた。 「政治家!」。WHOでチャン氏のことを聞くと、複数の職員がそう言う。中国への返還をはさむ94〜03年に香港政府衛生署長を務めた経歴が、政治センスをみがいたらしい。SARSの流行時は、「国家機密」を盾に情報提供を渋る中国政府の壁を打ち破れず、初期に適切な対応を取れなかったとも批判された。だがその苦い経験も「SARSは感染症に国境など意味がないことの好例だった」と、各国に情報提供の重要性を説く材料にする。したたかなのだ。 そもそもWHOの勧告に世界が従うのはなぜ……? 日本を含む195の国と地域が加盟するWHOは感染症の撲滅を促進する国連の専門機関。厚労省国際課によると、世界的大流行に備えた各国の行動計画は、WHOのガイドラインや警戒レベルを基に策定されている。このため、本来は拘束力のない事務局長の勧告が事実上、各国の対策の決め手となるという。

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2.新型インフル 世界が注視 WHOのフクダ、チャン両氏(毎日新聞),毎日新聞
RV=139.9 2009/05/02 14:25
キーワード:中国,香港,選挙

 新型インフルエンザで各国に警戒や勧告を呼びかける世界保健機関(WHO)のケイジ・フクダ事務局長補代理(53)。テレビに時々登場するけれど、どんな人? 上司のマーガレット・チャン事務局長(61)もやり手女性というけれど……。【元村有希子、坂巻士朗、ジュネーブ澤田克己】【特集】写真・図説も 広がる新型インフルエンザ ◇日本生まれの切れ者 フクダ事務局長補代理 「来日した時は英語で会話しているが、日本語を聞き取ることはできる」(厚生労働省職員)というフクダ氏。日本で生まれ子供時代に渡米、今は米国籍をもつインフルエンザ専門家だ。05年に米疾病対策センター(CDC)からWHOに移った。WHOのインフルエンザ対策の責任者で事務局長と事務局次長に次ぐポストにいる。米国は感染症対策を重視しており、フクダ氏のポストは事実上、米国の指定席となっている。 会見では厳しい顔で質問をさばくが、普段は温厚で物静か。会議では最後に「ビシッとした意見を言い、皆を納得させる」(WHO職員)切れ者で、大阪市立大客員教授の肩書も持つ。 ◇SARSで奔走、したたかさも チャン事務局長  チャン氏は06年、元WHO西太平洋地域事務局長の尾身茂・自治医科大教授(59)と選挙を争い、事務局長のポストを得た。この2人、新型肺炎(SARS)騒動で対策に奔走した「戦友」でもある。 チャン氏は03年の流行当時、香港の衛生当局幹部として指揮をとっていた。WHO西太平洋地域事務局長としてアジアの衛生対策を担当していた尾身さんは4月、「WHO始まって以来の厳しい処置」として、香港と広東省への旅行者に渡航延期の勧告を決め、チャン氏に電話で伝えた。「ありがとう」と答えたチャン氏だが、しばらくして電話を折り返してきた。「香港の最新状況を今夜中に送る。(勧告を)再検討してくれませんか」。強い意志に折れ半日待つと明朝、ぶ厚いファクスが届いた。決定は変わらなかったが発表は1日遅れた。 「政治家!」。WHOでチャン氏のことを聞くと、複数の職員がそう言う。中国への返還をはさむ94〜03年に香港政府衛生署長を務めた経歴が、政治センスをみがいたらしい。SARSの流行時は、「国家機密」を盾に情報提供を渋る中国政府の壁を打ち破れず、初期に適切な対応を取れなかったとも批判された。だがその苦い経験も「SARSは感染症に国境など意味がないことの好例だった」と、各国に情報提供の重要性を説く材料にする。したたかなのだ。 そもそもWHOの勧告に世界が従うのはなぜ……? 日本を含む195の国と地域が加盟するWHOは感染症の撲滅を促進する国連の専門機関。厚労省国際課によると、世界的大流行に備えた各国の行動計画は、WHOのガイドラインや警戒レベルを基に策定されている。このため、本来は拘束力のない事務局長の勧告が事実上、各国の対策の決め手となるという。

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3.中国、メキシコ便の受け入れ停止=感染者との同乗者調査−新型インフル(時事通信),時事通信
RV=136.3 2009/05/02 12:43
キーワード:中国,香港,上海

 【北京2日時事】中国政府は2日、上海経由で香港を訪れたメキシコ人男性の新型インフルエンザ感染が確認されたことを受け、メキシコ発上海行きのアエロメヒコ航空機の受け入れを停止することを決めたと、国営新華社通信を通じて発表した。 衛生省によると、感染者の男性は4月30日早朝、同航空機でメキシコ市から上海に到着、中国東方航空機に乗り換えて香港入りした。上海経由時の検疫では、異常は発見されなかった。 衛生省は上海、北京、広東の3省市当局に対し、この男性が利用した便の搭乗客を調査し、男性の近くに座っていた乗客を隔離して健康状態を1週間観察するよう指示した。 男性が乗り継いだ中国東方航空機の乗客名簿は香港側に提出済みで、乗員も隔離されたという。

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4.<新型インフル>上海のメキシコ便、受け入れ停止決定 中国(毎日新聞),毎日新聞
RV=136.3 2009/05/02 12:51
キーワード:中国,香港,上海

 【上海・鈴木玲子】香港で新型インフルエンザ感染者が確認された問題で、中国政府は、メキシコと上海を結ぶメキシコ航空便の受け入れ停止を決めた。政府は既にメキシコ政府と同社に通知した。中国国営新華社通信が2日、報じた。 香港で感染が確認されたメキシコ人男性が空路でメキシコから上海に到着後、香港入りしていたことを受けた措置。運航再開については「流行の抑制状況次第」としている。 3日にメキシコ発上海行きの便に搭乗予定だった中国人乗客についてはチャーター機を出して帰国させることを検討する。 また、中国衛生省は、上海まで感染者と同じ便に搭乗していた他の乗客の健康状況について追跡調査を始めた。

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1.中国、感染確認国からの防疫強化=空港で2度体温検査−新型インフル(時事通信),時事通信
RV=188.4 2009/05/02 20:28
キーワード:香港,中国,機内,上海

 【北京2日時事】中国政府は2日、上海経由で香港を訪れたメキシコ人男性の新型インフルエンザ感染が確認されたことを受け、国内のすべての空港を対象に、感染者が出た国・地域から到着した航空機を指定のスポットに駐機させるとともに、乗客の通路もその他の乗客と分けるなど、水際での防疫を強化した。体温の検査は機内か専用降り口で1回目、検疫所の通路で2回目を実施している。 新華社電によると、感染者の男性と同じ便でメキシコ市から上海に到着した乗客らの追跡調査で、乗員13人と上海で降りた乗客49人、北京行きの便に乗り継いだ17人、広州(広東省)行きの便に乗り継いだ30人はそれぞれ指定ホテルや病院で隔離措置が取られた。7日間の医学観察を受けているが、発熱などの症状は見られないという。連絡が取れない乗客の追跡調査も続けられている。 

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2.香港のホテルを1週間「封鎖」、新型インフルエンザ感染判明で(CNN.co.jp),CNN.co.jp
RV=149.7 2009/05/02 18:39
キーワード:香港,中国,上海

香港(CNN) 香港で1日、、中国・上海経由で同地を訪れたメキシコ人男性(25)の新型インフルエンザ感染が確認されたことを受け、香港の衛生当局は2日、男性が滞在していたホテルの「封鎖」を決定、宿泊客約200人、スタッフ約100人が約1週間、建物内にとどまることを命じた。このホテルは「メトロパーク・ホテル」。宿泊客らには抗インフルエンザ薬のタミフルが投与される予定。香港政府によると、男性は4月30日、上海経由で香港に到着していた。アジアで感染者が確認されたのは、香港が初めてだった。メキシコ人男性は病院で手当を受けているが、友人と共に行動していたとされ、友人の健康状態も調べている。上海では空港外に出なかったとされる。

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3.ウイルスねじ伏せる非情の指揮官 WHOのチャン氏(産経新聞),産経新聞
RV=120.7 2009/05/02 18:24
キーワード:香港,中国

 【ロンドン=木村正人】新型インフルエンザと戦う世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長(61)=香港出身=に世界が注視している。香港の衛生局長時代に鳥インフルエンザや新型肺炎(SARS)を制圧した経験を買われてWHOにスカウトされ、2年前、中国の全面的な後押しで事務局長に就任した。欧米メディアはチャン氏について「感染症対策では非情になれる人物」と評している。 英紙デーリー・テレグラフは1ページを割いてチャン氏の特集記事を組み、神の憤りと罰を表すギリシア神話の女神「ネメシス」にたとえた。AP通信は「ウイルスをねじ伏せる時の彼女は非情だ」と表現した。 香港の衛生局長だった1997年に鳥インフルエンザが流行した際、テレビで「私は鶏を食べている。パニックを起こさないで」と呼びかけたが、新たに死者5人、感染者17人が出ると直ちに間違いを認め、鶏150万羽を処分して集団感染を封印した。 2003年のSARS対策でも先頭に立ったが、疫病情報を機密扱いする中国当局の壁を破れず、情報を引き出せなかった。 こうした批判にかかわらず、2つの感染症を制圧した手腕が評価され、WHOにスカウトされた。2006年11月の事務局長選では中国が総力を挙げて集票活動を展開し、尾身茂・前WHO西太平洋地域事務局長らを破って中国人として初の国連機関トップに就任した。 香港返還後に中国共産党との微妙な距離感を身につけ、AP通信が「チャン氏には難しい政治問題でも衝突を避けながら、解決に導く能力がある」と指摘するほどWHO内で政治力を発揮し、「外には温厚だが、内には厳しい」(外交筋)との声も上がる。 警戒水準(フェ図)を「3」から「4」へ、さらに世界的大流行の一歩手前の「5」に引き上げる際も、記者会見で意思決定過程の透明性を強調するのを忘れなかった。 チャン氏の事務局長就任時、中国の影響力が強まり台湾のWHOへのオブザーバー参加がさらに遠のくとの見方が強かった。今回、中台関係の改善が進んだのを受け、WHOは5月の年次総会(WHA)に台湾を招請した。台湾が国連機関の会合に参加するのは1971年の国連脱退以来初めてで、新型インフルエンザ流行という絶好のタイミングだった。

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1.検疫官足りない!3時間待ちも…帰国ピークに備え応援追加(読売新聞),読売新聞
RV=132.4 2009/05/03 05:54
キーワード:機内,横浜,連休,応援,回収,ピーク

 新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の侵入を水際で防ぐため、成田空港でメキシコ、米国本土、カナダからの到着便に実施している「機内検疫」を担当する検疫官が足りず、連休終盤に訪れる帰国ラッシュに対応できるか課題となっている。 これまでには乗客が機内に3時間も留め置かれるケースもあった。同空港検疫所は、すでに各地の検疫所などから応援を得ているが、さらなる補強を探り、何とか乗り切る構えだ。 連休後半初日の2日午前、メキシコからの到着便に、黄色の防護服を着た検疫官4人と青いガウンの医師、看護師が乗り込み、検疫作業を始めた。1人がサーモグラフィーで高熱の乗客がいないかを調べ、検疫官が、乗客に健康状態を記入してもらった質問票を回収した。乗客153人は約1時間、機内に留め置かれる形になった。 1日夕には、作業を終えた検疫官4人がゲートを出て、次の検査場所へ向かおうとした時、隣のゲートに約1時間前に到着した便の航空会社の女性職員が「次はこちらをやっていただけると聞いています」と詰め寄った。だが、汗だくの女性検疫官は「順番が決まっています」と強い口調で遮り、長い廊下を走り去った。 成田空港では、4月28日以降、機内検疫を実施。1機につき、数人の検疫官が乗り込み、最短約30分で終わる。現在は、同検疫所の約50人に、東京、横浜の検疫所や防衛省からの応援も加えた約100人が機内検疫を担当している。 しかし、機内検疫の対象は、1日に到着する国際便約250便のうち35〜38便に上る。特に午後3時からの2時間に約20便が集中するが、検疫グループは13班しか編成できないため、トラブルがあったり、移動に時間がかかったりすると「順番待ち」の便が重なり、乗客が長時間機内に閉じ込められてしまう。 このため、検疫対象便の駐機スポットを集約し、検疫官の移動時間短縮を図っているが、「(乗客が乗り継ぐ)アジア線を中心に出発が30分から1時間遅れることもある」(日本航空)。 帰国ラッシュの連休終盤は、通常なら約7割の搭乗率がほぼ満席となる。航空会社の担当者は「機内検疫の時間が長引くと、乗り継ぎやその後の予定に迷惑をかけてしまう」と気をもむ。 成田国際空港会社によると、帰国ラッシュは4日から始まり、ピークの6日には、約4万6000人が入国する見通し。 検疫の時間短縮のため、厚生労働省は2日までに、成田、関西、中部の各空港の検疫官を通常の約150人体制から約300人体制に増強した。機内検疫の対象は成田が週252便、関西が週10便、中部が週5便で、圧倒的に成田が多い。すでに他の検疫所から検疫官の応援を求めるのは難しい状況といい、同省検疫所業務管理室では「帰国ラッシュに備え、独立行政法人国立病院機構などに対し、医師の応援派遣を要請している」としている。

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2.感染者滞在のホテルに邦人8人缶詰め、香港政府が隔離措置(読売新聞),読売新聞
RV=77.7 2009/05/03 00:20
キーワード:香港,ホテル

 香港=竹内誠一郎】香港の日本総領事館によると、香港で新型インフルエンザ感染が確認されたメキシコ人男性(25)が滞在していたとして、香港政府が7日間の隔離措置を取っているホテルに、少なくとも8人の日本人客が滞在し、タミフルの投与を受けながら一切の外出が禁じられている。 総領事館がすでに確認した8人の健康状態に異常はないという。 同ホテルでは感染発覚当時、従業員、宿泊客計約300人が内部にいた。メキシコ人男性や同行者らはすでに入院している。

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3.<新型インフル>香港の封鎖ホテル、日本人8人が滞在(毎日新聞),毎日新聞
RV=77.7 2009/05/03 00:37
キーワード:香港,ホテル

 【台北・大谷麻由美】香港の日本総領事館によると、新型インフルエンザ感染者が宿泊していたとして封鎖された香港のホテルに、日本人観光客8人が滞在していることが2日までに分かった。総領事館は8人全員と連絡を取り、健康状態に異常がないことを確認した。8人は香港衛生当局の指示で予防のためタミフルを服用しているという。 このホテルは1日にメキシコ人男性(25)の感染が確認された後、封鎖された。封鎖は7日間続き、宿泊客と従業員の計約300人は外に出られない。このため、総領事館は8人と連絡を取りながら、健康状態など安全を確認する方針。

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1.新型インフル 香港でも感染者 SARSの二の舞い警戒(産経新聞),産経新聞
RV=165.3 2009/05/03 07:57
キーワード:香港,中国,上海

 ■中国、メキシコ便受け入れ停止 【上海=河崎真澄】上海経由で香港を訪れたメキシコ人男性(25)の新型インフルエンザ感染が1日夜に確認されたことを受け、中国政府は感染の拡大阻止に向けて、異例の速さで事態への対処に乗り出した。国営新華社通信によると、中国は2日、メキシコ発上海行きのアエロメヒコ機の受け入れを停止したほか、国際線の乗員と乗客全員に2度の検温を義務づけるなど、厳格な水際作戦を始めた。初期対応の遅れが被害を拡大した新型肺炎(SARS)流行の二の舞を避けようと、中国は神経をとがらせている。 アエロメヒコ直行便で4月30日に上海に到着したメキシコ人男性は、同日の中国東方航空機に乗り換えて香港に向かった。上海や香港到着時の検疫では男性に異常はみつからず、発症前に2カ所の空港のチェックをくぐり抜けた格好だ。 こうした事態を重くみた中国衛生省は、香港で男性の感染が確認された1日夜に緊急会議を招集、2日から中国のすべての空港で、入国する乗員と乗客全員に健康調査票の記入と2回の体温検査を義務づけた。また、この男性が乗った2つの便で男性の近くに座っていた乗客を隔離し、健康状態を1週間観察するよう関係部門に指示するなど、一刻を争って感染拡大阻止に動く姿勢をみせている。 華僑向け通信社の中国新聞社が2日伝えたとこによると、この男性の搭乗便に乗り合わせた乗客うち、その後、北京に入った17人と広東省に入った41人に緊急の検査を行ったところ、感染は確認されなかった。 こうした政府の迅速な対応と、その後の感染拡大の有無が短時間のうちに公表されるのは中国では極めて異例。SARS流行の際に感染情報を隠蔽(いんぺい)し、報道規制も行ったことが国際社会から非難を集めたことへの反省がある。一方で、6年前のSARS流行時と比べインターネットの普及が進み、情報の政府管理が難しくなったことや、感染症問題でネット上の世論の高まりが政府批判に向かうことを警戒しているようだ。 中国政府は、3日にメキシコ発上海行きの便に搭乗予定だった中国人乗客について、中国東方航空のチャーター機をメキシコに出して帰国させると発表した。感染拡大の阻止と中国人の安全確保への対応が一歩でも遅れれば、社会不安すら招きかねないとの焦りが政府の対応に見え隠れする。

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2.中国衛生部:新型インフル患者と接した人の調査体制強化(サーチナ),サーチナ
RV=165.3 2009/05/03 08:52
キーワード:香港,中国,上海

 中国衛生部は2日、翌3日から新型インフルエンザの感染者と密に接した人に関する調査・報告体制を強化すると発表した。 香港政府は1日、上海経由で4月30日に空路、香港入りしたメキシコ人の男性が新型インフルエンザに感染していたと発表した。中国メディアの報道によると、この男性と同じ航空機を利用したことで現在、隔離されている人は江蘇省で16人、浙江省で6人など。また広東省では41人の所在確認や検査を行っている。 衛生部は各地の政府や衛生担当部門が連携し、これらの人に対する検査結果などを毎日報告することを求め、感染者が出た場合は早期の発見・報告・治療に努めるよう通達した。(編集担当:恩田有紀)

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3.<新型インフル>感染者がトランジット利用、同乗客の医学観察など対策強化―上海市(Record China),Record China
RV=165.3 2009/05/03 10:19
キーワード:香港,中国,上海

2009年5月1日、香港でアジア初となるメキシコ人の新型インフルエンザ患者が確認された。患者はメキシコから上海経由で香港入りしており、上海でも対策が進められている。2日、解放日報が伝えた。市当局は感染者と同じ便に乗っていた乗客、スタッフに医学的観察を実施、その家族には自宅での医学的観察を実施している。すでに中国を離れた乗客に関しては目的地に連絡するなどの対応を進めている。また同便で香港に向かった者のうち、上海に戻ってきた者についても同様の医学的観察を実施した。【その他の写真】現在、対象者のうち15人と連絡がついておらず、当局は名前を公開し連絡するよう求めている。(翻訳・編集/KT)

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1.米国帰りの記者隔離=ロスから戻った後に発熱−香港(時事通信),時事通信
RV=102.8 2009/05/03 15:48
キーワード:香港,ホテル,宿泊

 【香港3日時事】3日付の香港紙・リンゴ日報によると、同紙記者が米国出張から戻った後に発熱したため、新型インフルエンザの疑いがあるとして隔離された。 この記者はロサンゼルス市内で取材。4月23日、香港に戻った時は異常がなかったが、30日になって高熱を発し、5月2日に隔離された。 また、香港の日本総領事館によれば、1日に新型インフルエンザ感染者が出た香港中心部のホテルに泊まっていた日本人8人が隔離されたが、発熱などの異常はないという。 香港の衛生当局は同ホテルを封鎖した上で、宿泊客・従業員を7日間隔離するとしている。

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2.インフル感染豚確認、ウイルスはヒトから? カナダ当局発表(CNN.co.jp),CNN.co.jp
RV=92.0 2009/05/03 13:00
キーワード:香港,韓国

(CNN) 豚インフルエンザから変異した新型インフルエンザ(H1N1型)の感染が世界を揺るがし始めてから1週間余りが経過するなか、カナダ当局は2日、H1N1型ウイルスがアルバータ州の養豚場の豚から検出され、ヒトから感染した可能性があると発表した。カナダ当局によると、豚の新型インフルエンザ感染例は国内初とみられ、メキシコに先日渡航したカナダ人の養豚業者が感染源である可能性が指摘されている。ヒトから動物へのインフルエンザウイルスが感染は珍しくないが、食品としての豚肉の安全性には問題はないという。感染した豚の数は明らかにされていない。感染源とみられる養豚業者はインフルエンザに似た症状を示した後、回復に向っている。世界保健機関(WHO)は世界標準時2日午後6時(日本時間3日午前3時)現在の感染者数が、世界16カ国・地域で658人に増加したと発表した。最も状況が深刻なメキシコの感染者は397人で、うち死者は16人。米国では160人に増えたが、死者は1人にとどまっている。このほか、カナダ51人、スペイン13人、英国15人、ドイツ6人、ニュージーランド4人、イスラエル3人、フランス2人。また、オーストリアとオランダ、スイス、デンマーク、香港、韓国、コスタリカの各国で各1人となっている。

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3.新型インフル、大流行したら?=過去の致死率0.2〜2%(時事通信),時事通信
RV=70.6 2009/05/03 15:34
キーワード:香港

 世界各地に広がる新型インフルエンザ。水際対策を徹底しても完全に侵入を防ぐのは難しく、いずれ日本に入ってくるのは時間の問題ともいえる。世界的大流行(パンデミック)になった場合、どの程度の被害が想定されるのか。 20世紀に大流行した3回の新型の中で、最も大きな被害を出したのが1918年に登場したスペイン風邪。世界で約4000万人、国内で約39万人が死亡したとされ、致死率は2%に上る。0.1%以下の季節性インフルエンザと比べ非常に高率だ。 死者が多かった理由は、ウイルスそのものの病原性の強さもあるが、戦時中の栄養不良や細菌の二次感染を指摘する説もある。 これに対し、アジア風邪(57年)の死者は約200万人、香港風邪(68年)は約100万人で、致死率は0.2〜0.5%程度。今回のウイルスの遺伝子分析からは、今のところ強毒性を示す変化はなく「アジア風邪と同程度では」(専門家)との見方がある。 さらに、治療薬など医療環境や、衛生状態の向上を考慮すると、過去の新型ほどの被害は出ない可能性が高い。 国立感染症研究所の岡部信彦感染症情報センター長は「キラーウイルス(殺人ウイルス)が入ってくるという状況ではない。手洗いなど基本的な感染症予防を心掛けてほしい」としている。

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1.<新型インフル>中国の隔離措置、外相が「差別的」と非難=中国渡航の中止を勧告―メキシコ(Record China),Record China
RV=178.4 2009/05/03 18:22
キーワード:香港,中国,上海

2009年5月3日、中国の「環球時報」電子版は米国メディアの報道として、メキシコのエスピノサ外相が「メキシコ人渡航者に対する中国政府の新型インフルエンザ対策措置は差別的なものであった」として、これを非難したと報じた。こうした措置が改まるまで中国に渡航しないよう勧告したと伝えた。香港政府は1日、上海経由で香港を訪れたメキシコ人男性が新型インフルエンザ(インフルエンザA型H1N1)に感染していることが確認されたと発表。男性が宿泊したホテルを封鎖し、従業員100人と宿泊客200人以上がただちに隔離され7日間の観察措置がとられている。【その他の写真】エスピノサ外相は2日に開かれた記者会見で「中国政府はメキシコで新型インフルエンザが発生して以来、メキシコ人に対して差別的な態度をとり続けている」と非難した。しかし、実際には中国政府は必要かつ合理的な措置を迅速に行っただけであり、メキシコ政府に対しては新型インフルエンザの感染拡大を抑えるための人道的援助物資を、今月1日に世界に先駆けて贈り届け、同国のカルデロン大統領は中国政府に対し感謝の言葉を述べたと伝えられている。(翻訳・編集/本郷

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2.体温検査強化、邦人も要注意=中国(時事通信),時事通信
RV=178.4 2009/05/03 18:46
キーワード:香港,中国,上海

 【北京3日時事】中国政府は2日以降、新型インフルエンザの水際での侵入防止で、国内の各空港での体温検査や問診票チェックを厳格化している。体温が38度を超えた場合、感染者が出ていない日本からの観光客でも必要に応じ、隔離施設に収容される可能性もあるため、注意が必要となりそうだ。 中国では、上海経由で香港入りしたメキシコ人男性の新型インフルエンザ感染が確認されたことを受け警戒を強め、感染者が出ていない国・地域からの入国者への体温検査も徹底。上海市では、外国人窓口の外事弁公室が24時間態勢を敷き、問題の発生に備えている。

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3.<新型インフル>メキシコ政府「中国への渡航回避を」(毎日新聞),毎日新聞
RV=178.4 2009/05/03 20:49
キーワード:香港,中国,上海

 【メキシコ市・庭田学】メキシコのエスピノサ外相は2日の会見で、中国に滞在しているメキシコ人が新型インフルエンザの影響で中国当局に不当な扱いを受けているとして、中国への渡航を避けるよう国民に呼びかけた。メキシコ人を中国から退去させるため、臨時航空便の手配をしている。新型インフルエンザの感染者が最も多いメキシコは、外交面で他国と摩擦を抱える事態に直面している。 香港で1日、メキシコ人男性が新型インフルエンザに感染していることが判明。この男性は中国・上海経由で香港入りしたため、中国政府はメキシコ発上海行きの航空便受け入れを停止させた。 エスピノサ外相は会見で、「不当な方法でメキシコ人を隔離している」として、中国への渡航を控えるよう国民に勧告した。外相は「病気症状のないメキシコ人が受け入れがたい環境に隔離された。科学的根拠もない人権侵害は正当化できない」などと中国を強く非難した。 AFP通信によると、在北京のメキシコ大使館関係者は3日、新型インフルエンザの症状がないにもかかわらず中国で約50人のメキシコ人が隔離されていると明らかにした。北京の空港近くに10人、上海に約30人、広州に6人がホテル内で隔離されているという。 メキシコ政府は、国外の国民が今後、人権侵害や人種差別的な扱いを受ける可能性を懸念している。 新型インフルエンザの発生を受け、アルゼンチンやキューバ、エクアドル、ペルーもメキシコ便の受け入れを停止。ラテンアメリカの「兄弟国」の措置に対し、エスピノサ外相は「衝撃を受けている」と表明。世界保健機関(WHO)が各国に国境閉鎖や国外渡航の制限をしないように要請したことに反していると主張した。 一方、日本は来日するメキシコ人の査証免除を4月29日から一時的に停止。これに対してもメキシコ外務省は不快感を示している。 中国と日本は新型インフルエンザ対策用のマスクや機材などの支援物資をメキシコに相次いで送った。2日には日本からマスク19万枚、医療用手袋3000組などが到着。メキシコ政府は中国と日本に対し、記者会見などで謝意を示していた。

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4.<新型インフル>感染者と同乗の68人を上海で隔離(毎日新聞),毎日新聞
RV=178.4 2009/05/03 20:52
キーワード:香港,中国,上海

 【上海・鈴木玲子】香港で新型インフルエンザ感染が確認されたメキシコ人男性が中国・上海経由で香港入りしていた問題で、上海市政府は3日、記者会見し、メキシコ発上海行きの航空機に搭乗していた乗客、乗員ら上海周辺にいる68人をホテルに隔離したことを明らかにした。市は「外国人に対してパソコンの提供や西洋料理も出している。健康状態は安定している」と説明した。 メキシコ政府が症状のないメキシコ人が中国で不当に隔離されていると批判したことに対し、市は「(隔離は)法律に基づいている。メディアが報じているようなことはない」と否定した。

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1.新型インフル 3例中2例が横浜 担当者は休日返上(産経新聞),産経新聞
RV=137.9 2009/05/04 00:12
キーワード:男子,横浜,高校生,簡易

 全国3例目となる新型インフルエンザの疑い症例が出た3日、横浜市は終日対応に追われた。4月30日に最初の疑い症例が発生してからわずか3日後の“再発生”に、市担当者は「季節性のインフルエンザはゼロになることはない。今後も簡易検査で疑いは出るだろう」と疲れた表情を浮かべた。 横浜市に「感染の疑い」の一報が入ったのは3日午前9時すぎ。症状の相談を受け付ける発熱相談センターに東京都三鷹市の40代の女性が、「アメリカから帰って熱がある」と、電話連絡があった。同市立市民病院が診察したところ、熱が37・6℃あり、簡易検査で新型インフルエンザと同じA型ウイルスの陽性反応が出た。 ゴールデンウイークの休み期間だったが、担当者が急遽(きゅうきょ)招集。女性の行動を調べる作業などに当たったが、同市衛生研究所の詳細検査の結果、新型に感染していないことが判明した。 これを受けて、横浜市は3日午後10時すぎから岩田眞美・新型インフルエンザ対策担当部長ら担当者が会見。「季節性インフルエンザと確認された」と発表し、安堵(あんど)の表情を見せた。 横浜市では1日に、カナダから帰国した男子高校生(17)に感染の疑いが浮上し、後に否定されたばかりで、国内での「感染疑い例」3例のうち2例が発生した。修理(しゅうり)淳医務担当部長は「季節性インフルエンザは冬に流行するが、この季節でも感染はゼロにはならない」と説明。「横浜は人口が多い市なので、今後も(こうした感染疑いの連絡は)出る可能性がある」と話した。 女性は同市市民病院に入院しているが、タミフルを投与されるなど治療を受け、容態は安定しているという。感染が否定されたという連絡に「よかった。安心した」と話したという。

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2.見えない敵−広がる新型インフル 公と私のはざまで(産経新聞),産経新聞
RV=124.1 2009/05/04 00:02
キーワード:男子,横浜,修学旅行,簡易

 1日午前3時。新型インフルエンザ感染の「疑い例」発生の一報を受け、産経新聞横浜総局の大渡美咲記者は患者の男子生徒(17)の通う学校へ駆けつけた。 他社の記者もバラバラと駆け込んできた。学校側の対応は、市から緊急連絡を受けた事務職員。 「修学旅行は何人で行ったのですか?」「どんなコースだったのですか?」 矢継ぎ早に質問が飛ぶ。だが、生徒の名前、住所に関する質問はなかった。大渡記者は「『疑い例』というのだから個人名や学校名は原稿には書けないだろうと思った。悪いことをしたわけでもないし」と話す。 職員が「生徒は2年生」と発言。他社の記者が「それって言っていいんだぁ」とつぶやいたのが印象に残っている。 「疑い例」「確定例」が出た場合、患者の情報をどこまで公表するか−。 個人のプライバシーは尊重されるべきだ。一方で、感染の拡大や、社会不安を防ぐには詳しい情報も必要だ。 1日の横浜市の例では、ばらつきはあるものの、各メディアとも学校名を伏せるなどの配慮をした。取材では男子生徒の所属する部活名などの情報も得たが、掲載には至らなかった。 一方で、メディアが患者本人に肉薄する場面も出ている。 4月30日、成田空港に着いた米国便に乗っていた女性が、簡易検査で陽性反応。「国内初の疑い例か」とメディアが殺到した。 午後8時すぎ。女性が頭から全身を毛布にくるまれて、飛行機のタラップに現れると一斉にフラッシュがたかれた。両脇には防護服姿の検疫官。インターネット上などでは、「まるで連行される容疑者のようだ」といった批判の書き込みが相次いだ。 行政側も悩んでいる。 舛添要一厚労相は国内初の「感染疑い例」が出た際や、世界保健機関(WHO)の警戒レベル引き上げの時には自ら緊急会見。「正確な情報を基に冷静な対応を。私が持っている情報はすべて伝えますから」と大見えを切る。 しかし、大臣の勢いのいい発言の裏で、現場職員らは苦慮している。 厚労省の新型インフルエンザ対策推進室は4月30日に、「『人から人へ容易に広がる』という性質を踏まえれば、可能な限り速い段階での公表が望ましい」という原則を打ち出した。 一方で、「個人情報保護法を基本とし、個人公表は基本的にしない」という、二律背反する原則も打ち出している。 どの段階で、どの程度の情報を出すか。一例ごとに暫定的な運用がされる中で、感染疑い例が積み重なる状態になっている。 駒沢大学の川本勝教授(マスコミ社会学)は「事態は進行形で動いており、マスコミはそのつど報道するべき。一方で、断片的に伝えられる情報は、国民に混乱をもたらす可能性もある」と難しさを指摘する。 その上で、「怖いのは、インフルエンザに対して国民が過度な不安を持つことや、報道などで大騒ぎになることを恐れて、インフルエンザの症状があるにもかかわらず、申し出ない人が出てきてしまうことだ」と警鐘を鳴らす。国民の協力無くして、感染症対策は成立しない。 JTBの推計では、ゴールデンウイーク中の海外旅行者は昨年より1割多い約50万人。帰国ラッシュの人波に紛れ、「見えない敵」がいつ入り込んでもおかしくない状態が続いている。 だが、公と私の尊重をどう両立するか。答えは見えていない。

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3.韓国でまた二次感染の疑い、患者と同一機で帰国の女性(読売新聞),読売新聞
RV=93.3 2009/05/04 01:38
キーワード:香港,韓国

 【ソウル=浅野好春】新型インフルエンザで、韓国保健福祉家族省は3日、新たな感染疑いのある無職の韓国人女性(62)をソウル郊外の病院に隔離入院させたと発表した。 この女性は米国旅行後、2日に感染が確認された修道女(51)と同じ旅客機で4月26日に米ロサンゼルスから仁川(インチョン)空港に降りており、二次感染の可能性がある。 一方、米疾病対策センター(CDC)は3日、同国で感染が確認された人が前日から66人増え、30州で226人になったと発表した。スペイン保健省によると、国内の感染者は40人で、前日までの2倍になった。アイルランドやコロンビアでは初の感染例が確認され、感染者は19か国・地域に広がった。 また、香港紙・蘋果日報によると、米ロサンゼルスの取材出張から4月23日に香港に戻った同紙記者が、感染の疑いがあるとして2日に隔離された。 発生地メキシコの感染者数は506人で、このうち死者数は19人になった。

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1.【香港】《安全》新型インフル発生、対応レベル最高に(NNA),NNA
RV=244.3 2009/05/04 08:30
キーワード:香港,中国,上海,機内,ホテル

 曽蔭権(ドナルド・ツァン)行政長官は1日夜、香港で初めてとなる新型の豚インフルエンザ感染例を確認したと発表、大流行(パンデミック)に備えた対応レベルを「厳重対応段階(SeriousResponseLevel)」から最高レベルの「緊急対応段階(EmergencyResponseLevel)」に引き上げると宣言した。日本外務省は、香港に対しても「十分注意」を呼びかける感染症危険情報を発出した。 患者は25歳のメキシコ人男性。4月29日にアエロメヒコのAM98便でメキシコから上海を経由し、翌30日に中国東方航空のMU505便に乗り換えて香港に入った。香港到着は午後1時前。宿泊先の湾仔維景酒店(メトロパークホテル)でインフルエンザの自覚症状が出たため、午後8時にルットンジー病院を受診しそのまま隔離された。翌1日午後に衛生署の検査で陽性反応を示し、香港大学による詳しい検査で同8時に新型インフル感染が確認された。  維景酒店はただちに封鎖措置が取られ、他の宿泊客や従業員約300人は7日間にわたり隔離される。感染した男性との接触機会が特に多かった同行者ら4人については、プリンセス・マーガレット病院で隔離観察を行っているが、これまでのところ異常は見られない。男性も現在は同病院で隔離治療を受けており、病状は安定しているという。  政府はさらに、上海から香港への機内で男性の近くに乗り合わせた36人を特定。既に香港を離れた7人を除き、7日間の隔離観察を行う。ただ、維景酒店の封鎖前に同ホテルを離れた一部の宿泊客と、感染者を乗せたタクシー運転手1人については、本来なら隔離対象となるはずだが3日午後時点で連絡が取れていない。  対応レベルの引き上げに伴い、香港政府の対応は今後、曽行政長官が自ら陣頭指揮を執る。曽行政長官は、感染者周辺の徹底した隔離など厳重な緊急措置について「拡散前にウイルスを有効に封じ込めることが目的だ」と強調し、市民はパニックに陥らないよう呼びかけた。感染者が海外からの旅客1人にとどまっていることから、学校、展示会、スポーツなどの社会活動や経済活動を制限することはせず、すべて通常通り行うとした。  ■邦人旅客8人が隔離  維景酒店の封鎖措置に伴い、宿泊していた日本人旅客8人が隔離されてしまったことが分かった。在香港日本国総領事館が連絡を取っており、いずれもインフルエンザの症状は出ていないことを確認した。  香港初の感染者が出たことを受け、総領事館は佐藤重和総領事を本部長とする対策本部を設置。香港政府からの情報収集や、隔離された邦人の支援などに当たっている。在留邦人および旅行者用のホットライン(852-9267-2311)も開設した。あす5日には日本人倶楽部、日本人商工会議所、日本人学校や日系幼稚園、日系旅行業者の代表らを交えて「安全対策連絡協議会」を開催し、新型インフルに対する在留邦人との意見交換を行う予定だ。  日本外務省は2日、香港に対しても感染症危険情報を発出した。日本や海外からの渡航を検討している人には「十分注意してください」、在留邦人には「感染防止対策を徹底するとともに、感染が疑われた場合には速やかに医療機関で受診してください」と呼びかけている。同様の危険情報は米国やカナダなど17カ国・地域に出ており、メキシコには「不要不急の渡航は延期」「早めの退避を検討」の危険情報を発出している。  香港政府衛生防護センターによると、3日正午時点で香港の新型インフル感染確定例は1件のみ。発熱などの症状があり、1週間以内に感染国・地域を訪れたことがあるなどの条件を満たす「隔離・検査結果待ち」は10件に上っている。<香港>

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2.【中国】《安全》本土の搭乗客を追跡調査、香港の新型インフル確認で(NNA),NNA
RV=204.5 2009/05/04 08:30
キーワード:香港,中国,上海,ホテル

 衛生部と香港当局は1日、香港のホテルに宿泊中のメキシコ人男性(25)が新型インフルエンザ(H1N1型)に感染していることを確認したと発表した。男性はメキシコから空路で4月30日に上海に到着し、その数時間後に再び空路で香港入りしていた。衛生部は、上海まで男性と同じ便に搭乗し、中国本土入りした他の乗客の健康状態について追跡調査を開始。3日午後4時現在で、いずれの乗客にも異常は見つかっていない。【広州・吉沢健一】 男性は4月30日午前6時に空路で上海の浦東国際空港に到着。その後空港を出ずに、同日11時20分発の中国東方航空MU505便で香港に向かい、同日正午12時49分に香港に到着した。  上海での入国時の検疫では男性に発熱などの異常は見つからなかったが、香港に到着後の同日夜に発熱、病院の診断などで新型インフルエンザに感染していることが確認された。アジアでは初の感染者の確認となった。男性は病院に隔離されており、今のところ容体は安定しているという。  衛生部は2日から、メキシコからの同じ便に搭乗し、本土入りした他の乗客113人の健康状態の追跡調査をスタート。同じ便に搭乗していた乗客が北京に15人、上海に48人、江蘇省に16人、浙江省に6人、広東省に28人いることが判明した。  当局はこれら113人の乗客すべてと連絡を取り、病院に隔離するなどして健康状態を検査している。3日午後4時現在、いずれの乗客からも発熱などの異常はみつかっていない。  ■メキシコ便の受け入れ停止  また中国当局は2日、メキシコと上海を結ぶ航空便の受け入れを停止した。3日にメキシコ発上海行きの便に搭乗予定だった中国人乗客ら約120人は、中国南方航空によるチャーター機で、あす5日午前にも上海浦東空港に帰国する予定となっている。  衛生部はこのほか、今回の新型インフルエンザを「甲型H1N1流感」と命名し、新型肺炎SARSなどと同じ「乙類伝染病」に指定。感染者が見つかった場合は強制的に隔離するなどの措置を採ると発表している。<全国>

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3.「豚」インフル 中国が改称 風評沈静化へ畜産業界に配慮(産経新聞),産経新聞
RV=87.6 2009/05/04 07:56
キーワード:中国,呼称

 【北京=矢板明夫】豚が感染源と報じられた新型インフルエンザの感染拡大を受け、世界最大の豚肉の消費国・中国で豚肉が敬遠され、値段が急落する風評被害が起きている。中国メディアは政府の指導を受け、5月2日から新型インフルエンザの呼称を「猪流感」から「甲型流感」に改め、「豚」を意味する「猪」の使用をやめた。政府高官も「国産豚肉の安全性」を強調し、被害拡大を食い止めようと躍起になっている。 4日付の中国紙「21世紀経済報道」によると、全国の豚肉の平均価格は昨年同期の75%程度。「豚インフルエンザ」のニュースを中国メディアが連日大きく報道したことが、消費者に心理的影響を与えたようだ。 統計によれば、中国人が食用する肉の65%が豚肉で、世界の総消費量の約半分を占める。そのほとんどが国内で生産され、海外から輸入される豚肉は総消費量の1%にも満たない。 豚肉のイメージを回復させなければ、農業の基幹産業である畜産業に大きな打撃を与えることは必至だ。中国メディアによると、畜産業界の関係者の間では、「補助金の支給」を政府に求める声が高まっているという。

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1.【中国】メキシコ外相「新型インフルで差別的措置」発言に反論(サーチナ),サーチナ
RV=185.9 2009/05/04 14:50
キーワード:香港,中国,上海

 中国外交部の馬朝旭報道官はメキシコのパトリシア・エスピノサ外相が3日、中国国内で新型インフルエンザの感染が確認されていないメキシコ人が隔離されていることを差別的な措置だと非難したことについて、「メキシコ人のみに対するものではなく、差別性はない」と反論した。外交部が4日、公式ウェブサイトで明らかにした。 隔離されているのは、上海経由で空路、香港に入境し、新型インフルエンザの感染が確認されたメキシコ人の男性と同じ航空便にの乗客。馬報道官は「純粋に衛生上の問題であり、メキシコ側には中国の措置に十分な理解を示し、客観的、冷静に問題を処理することを望む」と述べた。(編集担当:恩田有紀)

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2.メキシコ人隔離、差別ではない=中国(時事通信),時事通信
RV=185.9 2009/05/04 15:05
キーワード:香港,中国,上海

 【北京4日時事】中国外務省の馬朝旭報道局長は4日、メキシコ政府が新型インフルエンザに感染していないメキシコ人を隔離した中国の対応を批判していることについて、「差別ではない。純粋に衛生検疫上の問題で、感染防止の大局に立ち理解してほしい」と訴える談話を発表した。 中国当局は、上海経由で香港入りしたメキシコ人男性の新型インフルエンザ感染を受け、この男性が利用した上海到着便の乗客を隔離。談話は、「隔離措置はメキシコ人を対象としたものではない。両国は友好国だ」と強調、メキシコ側に「客観的で冷静な対応」を求めている。

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3.爆発的流行は不可避=新型インフルで香港高官(時事通信),時事通信
RV=135.3 2009/05/04 14:33
キーワード:香港,中国

 【香港4日時事】4日付の香港各紙によると、香港政府の周一嶽食品・衛生局長は3日、新型インフルエンザについて「香港での爆発的流行は不可避だ」と語った。 周局長は、香港で夏休み前に新型インフルエンザが流行する事態を懸念していると強調。特に中国本土で感染者が出た場合、香港で感染拡大を防ぐのは難しいとの見方を示した。

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1.中国とメキシコ、新型インフルで“外交摩擦”(産経新聞),産経新聞
RV=188.0 2009/05/04 19:39
キーワード:香港,中国,上海

 【北京=野口東秀】新型インフルエンザへの対処をめぐり、中国とメキシコの間で“外交摩擦”が生じている。感染していないメキシコ人が、中国各地で隔離されていることなどにメキシコ政府が反発。感染拡大を懸念する中国政府は、今後も徹底した予防措置を講じる構えで、歩み寄りの兆しは見えない。 上海経由で香港を訪れたメキシコ人男性の感染が確認されると、中国政府はメキシコ〜上海便の受け入れを停止し、感染の兆候がないにもかかわらず約70人のメキシコ人を隔離した。メキシコのエスピノサ外相は2日、「根拠のない差別的措置を講じている。科学的根拠もない人権侵害は正当化できない」と中国側の対応を非難。メキシコ国民に対し、隔離措置が是正されるまで中国へ渡航しないよう勧告した。 上海市当局は3日、「中国の措置は世界保健機関(WHO)の規定に基づく」と反論した。中国外務省の馬朝旭報道官も4日、談話を発表し、「隔離措置はメキシコ人を対象としたものではなく、差別ではない。純粋に衛生検疫上の問題で、感染防止の大局に立ち、中国側の措置を理解してほしい」と訴えた。 中国政府が過剰ともいえる措置を正当化する背景には、新型肺炎(SARS)が大流行した2003年の記憶がある。「感染が拡大すれば、経済への打撃は計り知れない」(中国政府関係者)。中国政府がメキシコ側に理解と冷静な対処を求める中、国民の間では感情論が先行し始めている。

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2.邦人8人滞在の封鎖ホテル=香港(時事通信),時事通信
RV=99.5 2009/05/04 21:24
キーワード:香港,ホテル

邦人8人滞在の封鎖ホテル=香港5月4日21時24分配信時事通信1日に新型インフルエンザ感染者が出たため封鎖されている香港のホテル前で警備に当たる警官。香港政府の周食品・衛生局長は4日、新たな感染者が確認された場合、隔離期間を延長する可能性があると語った(4日)

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3.<日・EU首脳>新型インフル対策など幅広く連携強化を確認(毎日新聞),毎日新聞
RV=82.4 2009/05/04 23:23
キーワード:中国,EU

 【プラハ田中成之】麻生太郎首相は4日午前(日本時間同日午後)、欧州連合(EU)議長国チェコのクラウス大統領、欧州委員会のバローゾ委員長とプラハ市内の大統領府で日本・EU定期首脳協議を行った。世界経済の回復、気候変動問題、新型インフルエンザ対策などの幅広い分野での連携強化を確認し、共同プレス声明を発表した。 経済危機では、4月のG20(金融サミット)での合意に基づく金融、通貨、財政対策を実施し、「あらゆる形式の保護主義と闘う」ことを再確認。麻生首相は「新たに1500億ドルの財政出動を行う」と、09年度補正予算案の意義をEU側にアピールした。 新型インフルエンザ対策では、麻生首相が「全世界が共同して立ち向かうべきだ。そのための情報交換、予防の協力を進めたい」と述べた。バローゾ委員長は「まったく同じ認識だ。国際社会の協力が必要だ」と応じ、拡大防止にあらゆる手段を講じ、世界保健機関(WHO)などとの緊密な協力で合意した。 北朝鮮に関しては、弾道ミサイルの発射を非難し、拉致問題を含む人権問題などの解決で協力し続けると決定した。気候変動問題では、国連の気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)での枠組み合意形成で、「米国、中国など主要排出国の、責任ある形での参加が重要」との認識で一致した。

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1.中国がメキシコにチャーター便=観光客ら200人帰国のため(時事通信),時事通信
RV=184.3 2009/05/05 00:58
キーワード:香港,中国,上海

 【北京4日時事】新華社電によると、新型インフルエンザ感染が拡大しているメキシコに滞在中の中国人観光客らを帰国させるため、中国南方航空のチャーター便が4日夜、中国広東省の広州空港を出発し、メキシコに向かった。中国衛生省の防疫専門官や医師も乗り組んだ。メキシコ市とティフアナで中国人の観光客計120人と居住者80人を乗せ、6日朝、上海浦東空港に戻る予定。 中国政府は、メキシコから上海経由で香港を訪れたメキシコ人男性の新型インフルエンザ感染が確認されたことを受け、メキシコ発上海行きのアエロメヒコ航空機の受け入れを停止。それに伴い、足止めを食った中国人の帰国用にチャーター便を運航させるとしていたが、出発が遅れていた。

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2.米からの帰国女性は陰性=Aソ連型インフルと判明−厚労省(時事通信),時事通信
RV=57.5 2009/05/05 04:09
キーワード:機内,簡易

 厚生労働省は5日未明、ロサンゼルス発成田着の航空便で帰国した40代の日本人女性について、国立感染症研究所による遺伝子検査「PCR」の結果、新型インフルエンザに感染していないことが判明したと発表した。女性は季節性のAソ連型だった。 女性は4日午後に帰国。機内での簡易検査でインフルエンザに感染していることが分かり、感染研が詳細を調べていた。女性は病院に運ばれ、近くの席に座っていた乗客らも成田空港内で待機していたが、いずれも帰宅できる。

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3.新型インフル防止で協力=金融、対北でも連携−日・EU(時事通信),時事通信
RV=41.4 2009/05/05 00:20
キーワード:会談,北朝鮮

 【プラハ4日時事】麻生太郎首相は4日午前(日本時間同日夕)、プラハ市内の大統領府で、欧州連合(EU)議長国チェコのクラウス大統領、欧州委員会のバローゾ委員長と日・EU定期首脳協議を行った。新型インフルエンザの感染拡大防止に向け、「あらゆる手段」を講じることで一致。世界保健機関(WHO)など国際機関とも緊密に連携して対処していくことを確認した。 協議終了後、麻生首相らは共同記者会見に臨み、幅広い分野での日本とEUの協力推進をうたった共同プレス声明を発表。麻生首相は「国際社会が直面する主要課題の解決に、EUと貢献していきたい」と表明し、大統領は「日本は最も重要なパートナの一つだ」と日本重視を強調した。 会談では経済対策をめぐっても協議。4月にロンドンで開かれた金融サミット(首脳会合)での合意に従い、双方が景気回復を目指す方針を確認。また、金融市場の安定、国際経済の回復が重要との認識で一致した。 気候変動問題では、デンマークで12月に開かれる国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)での2013年以降の枠組みづくりに向け、主要排出国すべての参加の重要性を確認。バローゾ委員長は「7月の主要国首脳会議(サミット)で(日本の温室効果ガス削減の)目標値を出すべきだ」と述べ、麻生首相は「6月までに発表する」と応じた。 北朝鮮問題について、麻生首相は「国際社会が具体的な行動を求めることが必要だ」と強調。拉致、核、ミサイル問題の解決を目指し協力を続けることで合意した。海賊対策でも、双方が適切な措置を取ることを確認した。

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1.70人隔離で火花 中国強硬「WHOの規定通り」 メキシコ「差別的な人権侵害」(産経新聞),産経新聞
RV=189.3 2009/05/05 07:56
キーワード:香港,中国,上海

 【北京=野口東秀】新型インフルエンザへの対処をめぐり、中国とメキシコの間で“外交摩擦”が生じている。感染していないメキシコ人が、中国各地で隔離されていることなどにメキシコ政府が反発。感染拡大を懸念する中国政府は、今後も徹底した予防措置を講じる構えだ。 上海経由で香港を訪れたメキシコ人男性の感染が確認されると、中国政府はメキシコ〜上海直行便の受け入れを停止し、感染の兆候がない約70人のメキシコ人を隔離した。メキシコのエスピノサ外相は2日、「根拠のない差別的措置を講じている。科学的根拠もない人権侵害は正当化できない」と非難。メキシコ国民に対し中国への渡航自粛を勧告した。 上海市当局は3日、「中国の措置は世界保健機関(WHO)の規定に基づく」と反論した。中国外務省の馬朝旭報道官も4日、談話を発表し、「隔離措置はメキシコ人を対象としたものではない。純粋に衛生検疫上の問題で、感染防止の大局に立ち、理解してほしい」と訴えた。 中国政府関係者は「感染が拡大すれば、経済への打撃は計り知れない」としており、過剰ともいえる措置を正当化する背景に新型肺炎(SARS)が大流行した2003年の記憶があることをうかがわせた。 両国は4日、それぞれの自国民の帰国に向けてチャーター機を派遣し合うことで合意。中国政府がメキシコ側に理解と冷静な対処を求める中、国民の間では感情論が先行し始めている。

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2.香港高官「爆発的流行は不可避」発言で波紋(産経新聞),産経新聞
RV=189.3 2009/05/05 07:56
キーワード:香港,中国,上海

 香港当局高官による「新型インフルエンザの香港での爆発的流行は不可避だ」との発言が波紋を広げている。4日付の香港紙、文匯報などによると、香港の周一嶽食品・衛生局局長は3日、夏休みシーズンまでに香港で流行がピークに達し最悪の場合は市民の15%、約100万人が感染すると懸念を表明した。 周局長は「中国本土で感染者が出れば香港への拡散は防ぎようがない」と話しており、中国広東省を感染源に2003年に香港で300人以上の死者を出した新型肺炎(SARS)を念頭に、中国本土からの感染拡大を警戒しているようだ。しかし、香港当局はこれまで市民に冷静な対応を呼びかけてきただけに、防疫責任者でもある周局長の悲観論に、立法会(議会)議らは、「市民がパニックを起こしかねない発言は不適当だ」などと批判している。(上海 河崎真澄)

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3.<新型インフル>発生源めぐり争う中・米・メキシコ―韓国紙(Record China),Record China
RV=78.3 2009/05/05 09:56
キーワード:中国,韓国

<新型インフル>発生源めぐり争う中・米・メキシコ―韓国紙5月5日9時56分配信RecordChina2日、新型インフルエンザの発生源をめぐり中国、米国、メキシコの3か国が激しい神経戦を展開していると韓国紙が伝えた。写真は北京首都国際空港。

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4.<新型インフル>発生源めぐり争う中・米・メキシコ―韓国紙(Record China),Record China
RV=78.3 2009/05/05 09:56
キーワード:中国,韓国

2009年5月4日、中国の「環球時報」は2日付けの韓国紙「朝鮮日報」に掲載された「新型インフルエンザの発生源は中国か?」という記事を紹介した。4月29日、中国政府はメキシコ東部ベラクルス州の州知事が「中国福建省福清市で発見された豚の死骸が新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の発生源」と語ったことについて、これを非難する声明を出した。【その他の写真】中国衛生部の毛群安(マオ・チュンアン)報道官は「一部の海外メディアは何らかの意図をもって、新型インフルエンザの発生源を中国とするデマを流し、中国の国際的なイメージを傷つけようとしている」と発言。中国農業部の高鴻賓(ガオ・ホンビン)副部長は「中国では現在5億頭以上の豚が飼育されており、飼育量と消費量ともに世界市場の50%を超える世界最大の養豚国家だ」と述べ、今回のインフルエンザに冠せられた「豚」の文字は適切でないとの考えを示した。さらにメキシコは、新型インフルエンザの感染者が最初に発生した土地に米国最大の食肉生産企業の大型養豚場があり、住民1800人以上に感染の疑いのある症状が出ていることから、「この養豚場が経費節約のために豚の糞便を垂れ流してきたせいだ」とこの企業の責任を追及。だが企業側は「これは極めて不幸な偶然にすぎない」として新型インフルエンザとの因果関係を真っ向から否定している。(翻訳・編集/本郷)

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1.隔離で4千億円の契約逃す?=封鎖ホテルの韓国人宿泊客−香港(時事通信),時事通信
RV=116.5 2009/05/05 17:10
キーワード:香港,ホテル,韓国

 【香港5日時事】5日付の香港各紙は、新型インフルエンザ感染者が出て封鎖された同地のホテルに泊まっている韓国人ビジネスマンが、「隔離されたため、計40億ドル(約3960億円)の契約を逃した」と主張していると伝えた。 このビジネスマンは、香港政府を相手取って訴訟を起こし、賠償を求めるとしている。これに対し、衛生当局は「隔離は法律に基づく」と主張。法律専門家も「ビジネスマン側が勝訴する可能性は低い」とみている。 

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2.中国で隔離のメキシコ人が帰国へ、メキシコ政府が航空機準備(CNN.co.jp),CNN.co.jp
RV=110.9 2009/05/05 16:06
キーワード:中国,上海

メキシコ市(CNN) メキシコ外務省は4日、新型インフルエンザH1N型の流行を理由に中国内で各kりされているメキシコ人を帰国させるため、チャーター機を準備したと発表した。チャーター機は中国の各都市を回って、帰国を希望するメキシコ人を搭乗させる。中国国営・新華社通信は3日、メキシコ市発上海行の航空機内で、新型インフルエンザ感染疑いの搭乗客1人を確認したことを理由に、13人の乗員を含む68人を隔離した。感染が疑われた搭乗客以外に、インフルエンザの症状は出ていなかった。この措置に、メキシコ政府が「差別だ」と反発。チャーター機を用意し、中国国内のメキシコ人を引き上げさせることになった。

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3.新型インフル:北京で経過観察32人 メキシコ人家族など(サーチナ),サーチナ
RV=98.4 2009/05/05 12:30
キーワード:香港,ホテル

 5日付京華時報によると、北京では現在、香港で確認されたメキシコ人の新型インフルエンザ患者と同じ航空機の乗客20人を含む32人を病院やホテルに隔離し、新型インフルエンザの感染がないか経過を観察している。 32人はこれまでのところ陽性反応は出ていないが、7日間の観察を続ける。隔離対象にはメキシコ人の家族など外国人も含まれており、当局は英語で使用できるパソコンやDVD再生機を提供するなど、待遇に気をつかっている様子だ。(編集担当:恩田有紀)

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1.チャーター便が中国到着=隔離のメキシコ人ら帰国へ(時事通信),時事通信
RV=188.2 2009/05/05 20:44
キーワード:香港,中国,上海

 【上海5日時事】新華社電によると、新型インフルエンザの感染拡大を受け、中国で隔離されているメキシコ人らを帰国させるため、同国政府が派遣したチャーター便が5日、上海の浦東国際空港に到着した。上海では、香港で感染が確認されたメキシコ人男性と同じ便に乗っていた約80人が搭乗。チャーター便は北京、広州、香港を回って、同日中にも帰国の途に就く。 一方、メキシコ発の新華社電によると、中国政府が派遣したチャーター便も同日午前(北京時間同日午後)、メキシコ市に到着。同市と北部のティフアナに滞在中の中国人観光客ら99人を乗せ、6日に帰国する予定だ。 メキシコ政府は、新型インフルエンザ感染の兆候がないメキシコ人を強制隔離していると中国を非難していたが、双方がチャーター便を派遣して自国民を帰国させることで折り合った。

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2.<日独首脳会談>温暖化、新型インフル対策での連携で一致(毎日新聞),毎日新聞
RV=80.2 2009/05/05 22:07
キーワード:中国,会談

 【ベルリン田中成之】麻生太郎首相は5日午後(日本時間同日夜)、ドイツのメルケル首相と首相府で会談した。世界的な経済危機への対応をめぐり、麻生首相は財政出動を含めた景気刺激策の必要性を指摘したのに対し、メルケル首相は「(現在の)景気対策の効果をさらに強めなければならない」と述べるにとどめた。このほか、気候変動問題や新型インフルエンザ対策などで両国が連携して対応することで一致した。 気候変動問題では、京都議定書の次の枠組み作りにあたり、米国や中国などの主要排出国の取り込みを目指すことで合意した。新型インフルエンザ対策に関しても、情報交換や世界保健機関(WHO)との協力強化で一致した。 また外交面では、日独双方が国連安全保障理事会の常任理事国入りに向けた安保理改革に取り組むことや、アフガニスタン復興支援での連携も確認した。

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3.日独首脳会談 温暖化、新型インフル対策での連携で一致(毎日新聞),毎日新聞
RV=80.2 2009/05/05 22:55
キーワード:中国,会談

 【ベルリン田中成之】麻生太郎首相は5日午後(日本時間同日夜)、ドイツのメルケル首相と首相府で会談した。世界的な経済危機への対応をめぐり、麻生首相は財政出動を含めた景気刺激策の必要性を指摘したのに対し、メルケル首相は「(現在の)景気対策の効果をさらに強めなければならない」と述べるにとどめた。このほか、気候変動問題や新型インフルエンザ対策などで両国が連携して対応することで一致した。 気候変動問題では、京都議定書の次の枠組み作りにあたり、米国や中国などの主要排出国の取り込みを目指すことで合意した。新型インフルエンザ対策に関しても、情報交換や世界保健機関(WHO)との協力強化で一致した。 また外交面では、日独双方が国連安全保障理事会の常任理事国入りに向けた安保理改革に取り組むことや、アフガニスタン復興支援での連携も確認した。

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1.米国から帰国の女子中学生は「香港型」…中部国際空港(読売新聞),読売新聞
RV=134.4 2009/05/06 03:56
キーワード:香港,男子,簡易

 厚生労働省は6日、中部国際空港に5日夜に到着したデトロイト便で帰国し、簡易検査でA型インフルエンザの陽性反応が出た女子中学生について、遺伝子検査の結果、新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)ではなく、香港型と判明したと発表した。 また、女子中学生と同じグループとみられる男子中学生も、簡易検査でA型の陽性反応を示し、6日未明に病院に搬送された。

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2.中部空港の少女はA香港型=厚労省(時事通信),時事通信
RV=96.1 2009/05/06 05:59
キーワード:香港,簡易

 厚生労働省は6日未明、米国から中部国際空港に帰国し、新型インフルエンザ感染の有無を調べる遺伝子検査「PCR」を受けていた10代の少女について、新型の感染はなく、A香港型だったことが確認されたと発表した。 少女は5日午後6時半すぎ、米デトロイト発の米系便で帰国。簡易検査でA型インフルエンザに感染していることが分かり、病院に搬送されていた。

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3.帰国少女のA型陽性相次ぐ=関西、中部の簡易検査−新型インフルの感染調査(時事通信),時事通信
RV=93.7 2009/05/06 00:34
キーワード:機内,簡易,女児,連休

 厚生労働省は5日、米国から関西、中部国際両空港着の便で帰国した少女2人が簡易検査でA型インフルエンザの陽性反応を示したと発表した。国立感染症研究所などが遺伝子検査「PCR」を進め、新型インフルエンザ感染の有無を調べている。結果は6日未明に出る見通し。 大型連休の帰国ラッシュを迎えた5日、機内検疫の対象は成田を含む3空港で計37便に上り、関係者は対応に追われた。 同省によると、関西空港で陽性反応が出たのは京都市の女児。4月29日から5月4日までラスベガスとロサンゼルスに滞在し、全日空7071便など3社の共同運航便で5日午後3時すぎに帰国した。38度の熱やせきの症状が出ている。乗客320人のうち、近くの座席にいた15人は「濃厚接触者」として待機を求められた。 中部空港では同日午後6時半すぎに到着した米デトロイト発の米系便に乗っていた10代少女から陽性反応が出た。鼻水のほか、38度の熱が出ており、濃厚接触者は乗客17人と乗員2人。 このほか、帰国後に体調不良となり、診察した医師が「新型インフルエンザの疑いがある」と報告したケースも相次いだ。 米シカゴ在住で、4月29日に一時帰国した群馬県の母子は、高熱が出たため5日になって医療機関を受診。簡易検査ではA型、B型ともに陰性だったが、感染研などで詳細に調べることになった。 滞在先のメキシコから3日に帰国した京都府南部の女児は5日、診察した医師からの報告を受け、PCR検査が行われた。府の検査では陰性だったが、感染研での検査結果を待って最終的に判断するという。

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1.【香港】《安全》全館挙げてインフル対応、総領事館が強調(NNA),NNA
RV=90.7 2009/05/06 08:30
キーワード:香港,臨時

 新型の豚インフルエンザの発生を受け、在留邦人の安全対策について話し合う臨時の「安全対策連絡協議会」が5日、在香港日本国総領事館で開かれた。総領事館は「全館体制で対応に当たる」と強調。出席者からは「日本国内向けの情報発信もお願いしたい」などの意見が出された。 日本人倶楽部、日本人商工会議所、日本人学校や日系幼稚園、観光業界の代表らが出席した。  会議ではまず、香港で新型インフルが確認された経緯と現状、香港政府、日本政府の対応などについて総領事館が説明。佐藤重和総領事を本部長とする対策本部を設置したことを紹介し、「インフル対応では通常の業務分担にとらわれず、総領事館全体で最優先に取り組む」(松永大介首席領事)と強調した。  総領事館では、在留邦人および旅行者用のホットライン(852-9267-2311)を開設したほか、代表番号(852-2522-1184)でも24時間態勢で緊急相談などに対応する。メールやホームページを通じて邦人への情報発信を強化しており、メール情報配信サービス「いつでもどこでも香港総」への登録を改めて呼びかけた。  旅券発行などの領事業務や領事館関連行事は、通常の社会・経済活動を維持するよう呼びかけている香港政府の方針に準じ、平常通りに行っていくと説明。ただ、仮に状況が悪化した場合には、感染拡大予防のため窓口を縮小することも視野に入れている。  ■日本に「安全」発信を  出席者からは、香港市民や在留邦人が冷静な一方で、日本国内で湾仔維景酒店(メトロパークホテル)の封鎖などが強調され、「香港は危険」とのイメージが広まっているとの声が複数上がった。  観光業界の関係者は「日本からのツアーキャンセルが相次いでいる」と指摘。総領事館に対し「感染情報だけでなく、検査で陰性が確認された事例など前向きな情報も日本向けに発信してほしい」といった要望が出された。  このほか、在留邦人が発熱した場合の行動についても質問があり、総領事館は「どの病院を受診しても問題ないが、事前に電話で受け入れの可否を確認するのが望ましい。診察結果によってはそのまま隔離されることもあり得るので、あらかじめ携帯電話や着替えなどの準備を」と説明した。<香港>

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2.中国共産党「愛国衛生運動」展開 インフルで求心力向上(産経新聞),産経新聞
RV=68.6 2009/05/06 07:57
キーワード:中国,政治

 【北京=野口東秀】新型インフルエンザの中国国内への拡大が懸念される中、胡錦濤指導部が衛生以外の部門にも予防措置を徹底させる「愛国衛生運動」を展開している。建国60年となる今年10月の国慶節(建国記念日)に向け、衛生キャンペーンを“愛国”に結びつけて指導部の求心力を高める狙いがうかがえる。 運動を主導する「全国愛国衛生運動委員会」(主任・李克強副首相)はこのほど、全国の関係機関に新型インフルエンザ対策の徹底を通達した。農業・衛生部門には家畜管理の強化や農村での衛生環境向上などに取り組むよう指示。さらに、衛生教育の普及や駅を利用した啓蒙(けいもう)活動など、教育部門や鉄道部門、社会保障部門にも細かな指示を与えた。 通達の中で目を引いたのは「民衆に働きかけ、民衆を頼みとし、みんなで知恵を出して力を合わせ、新型インフルエンザなどの感染症予防を成し遂げよう」と「民衆」を強調する前文だ。観測筋は「団結心を高める効果を狙っている」と指摘する。 指導部は今回、新聞やテレビ、インターネットを通して運動を周知させることで、政治離れの進む青年層の「団結心」をくすぐっている。北京紙、新京報は4月27日付の社説で「疫病に対処するには混乱してはいけない。怠慢になってはいけない。しっかり準備しておけば、新型インフルエンザが中国に入ってきても混乱しない」と訴えた。 反日を掲げ愛国を唱えた学生運動「5・4運動」から90年を迎えた4日には、李長春政治局常務委員(宣伝担当)が「愛国主義の旗を掲げよう」とげきを飛ばした。共産党機関紙「人民日報」も90年を記念する社説で「民族復興のために青春の楽章を奏でよう」と青年層に呼びかけた。 インターネット上には「新型インフルエンザはわれわれに共通の敵に一致して立ち向かう敵対心を持たせた。上と下の心を一つにさせた」との意見が寄せられていた。新型インフルエンザは、指導部の狙い通り格好の宣伝・教育材料になっているようだ。

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3.成田空港で帰国ピーク、マスク姿目立つ(産経新聞),産経新聞
RV=35.4 2009/05/06 10:44
キーワード:連休,ピーク

 新型インフルエンザの感染拡大が懸念されるなか、成田空港は6日、大型連休を利用して海外に出掛けた旅行者の帰国ピークを迎え、到着ロビーは朝から、荷物を積んだカートを押すマスク姿の家族連れらが目立った。 成田国際空港会社(NAA)の推計によると、この日だけで約4万6000人が入国する見込み。 ベトナムに駐在している夫とオーストラリアに出掛けた東京都調布市の会社員、掛谷美和さん(37)は「新型インフルエンザは気になりませんでした。コアラに触ったりして、オーストラリアの自然にふれることができ、楽しい休日が過ごせました」と旅行の思い出を語った。 タイに旅行した秋田県由利本荘市の会社員、高橋博志さん(61)は「7泊8日でしたが、ゆっくり過ごせました。明日から仕事をがんばります」と笑顔で話していた。 大型連休の期間中(4月24日〜5月7日)に、成田空港を利用する旅行者らは昨年を4%上回る約96万4200人の見通し。 新型インフルエンザの影響で急遽(きゅうきょ)、旅行を取りやめた人もいるとみられ、利用者はやや減少することが予測される。

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1.中国・メキシコ両国:チャーター機で相互に自国民帰国させる(サーチナ),サーチナ
RV=182.7 2009/05/06 12:18
キーワード:香港,上海,中国

 新華社などの報道によると、中国、メキシコの両国政府は新型インフルエンザの感染確認などのため、相互の国に残っていた自国民をそれぞれチャーター機で帰国させる。5日、メキシコのチャーター機が上海に、中国のチャーター機がメキシコシティーに到着した。 メキシコ政府のチャーター機は広東省広州と香港を経由し、香港で新型インフルエンザの感染が確認されたメキシコ人男性と同じ航空機に乗っていたため各地で隔離され、経過観察を受けていた人々を乗せて帰国する。 また中国政府がチャーターした南方航空機はメキシコシティーとティフアナ市で中国人97人を乗せ、6日夕方に上海に到着する予定だ。帰国した人々は約1週間の経過観察のため、隔離される。(編集担当:恩田有紀)

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2.<新型インフル>市民の衛生意識はいま一歩、日本人の綺麗好き見習うべき―香港紙(Record China),Record China
RV=127.5 2009/05/06 12:36
キーワード:香港,中国

2009年5月5日、香港紙・文匯報は、豚インフルエンザが流行するメキシコや米国など海外との往来が頻繁な国際都市・香港にとって、日本の公衆衛生に対する姿勢こそ見習うべきだと論じた。中国新聞網が伝えた。香港当局は1日、香港を訪れていたメキシコ人1人が豚インフルエンザに感染していることが確認されたと発表した。アジアでの感染者第1号である。記事は、香港は03年のSARS(重症急性呼吸器症候群)を経験していることから、一般市民の感染症に対する警戒意識は強いとしながらも、街中に山積みにされているゴミの山などから、衛生意識に関しては「さらに高める必要がある」と指摘した。【その他の写真】その手本として挙げられたのが、アジアの中で公衆衛生に関する意識が突出して高い「日本」である。日本人は一般的に綺麗好きで街中にゴミが積まれていることもない。小さいころから手洗い、うがいも習慣づけられている。記事はこうした市民1人ひとりの衛生意識が感染の拡大防止には不可欠だと指摘。マスクをするといった対処療法だけでなく、日常的な衛生管理を徹底すべきだと訴えた。(翻訳・編集/NN)

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3.「タミフル」主原料の「八角」が中国で価格急騰(サーチナ),サーチナ
RV=106.7 2009/05/06 16:42
キーワード:上海,中国

 新型インフルエンザ(H1N1型)の感染拡大に伴い、予防に有効とされる治療薬「タミフル(正式名称:オセルタミビル)」の主原料となる香辛料「ダイウイキョウ(八角)」の価格が急上昇している。タミフルの製造元のスイスの製薬大手、ロシュ社の上海ロシュ・ダイアグノスティックス(上海羅氏製薬有限公司)は5日、「現在、タミフル製造に必要なダイウイキョウの在庫量を確保し、急ピッチで製造を進めている」と発表した。中国経済網が6日付で伝えた。 上海ロシュの曹勇スポークスマンによると、ロシュ社は世界保健機関(WHO)に対し、インフルエンザ治療薬『タミフル』約500万人分を提供したほか、各国政府からの発注分、約2億2000万人分の出荷を済ませており、「同社は現在、タミフルの主原料となるシキミ酸を多く含む香辛料『ダイウイキョウ(八角)』の在庫確保に努め、急ピッチで製造を進めている」と発表、持続的、かつ速やかな供給を保証すると述べた。 ダイウイキョウは中国で毎年3―5月に収穫され、乾燥させたものは「八角」として親しまれる。香辛料や健胃薬としても用いられ、世界シェアの約80%を中国が占める。中でも広西チワン族自治区は主要産地として知られている。 「八角の市場価格急騰」の一因は、中国衛生相の陳竺大臣がこのほど発表した、「豚肉の調理に八角を用いれば、インフルエンザ感染予防に役立つ」との談話によると見られている。市場関係者は現状について、「卸売価格だけでも約30%の高騰がみられる」と説明、市場には、八角のインフルエンザへの効用を聞きつけた多くの人が購入に押し寄せているという。(編集担当:金田知子)

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1.検疫官260人で水際阻止、帰国ラッシュピークの成田空港(読売新聞),読売新聞
RV=68.4 2009/05/06 20:10
キーワード:機内,連休,ピーク

 大型連休を海外で過ごした人たちの帰国ラッシュが6日、成田空港でピークを迎えた。新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の水際対策が続く中、連休期間中で最多の約4万6000人が帰国した。 検疫官は、通常の約3倍にあたる約260人が水際阻止にあたり、米本土、カナダ、メキシコ発の計38便で機内検疫を行った。成田空港検疫所は「ピークは過ぎたが、当面は検疫体制を縮小する予定はない」としている。 家族連れなどでごった返した到着ロビー。2週間の海外旅行を終えて米・ダラスから帰国した北海道稚内市の男性会社員(28)は「半日以上のフライトに加え、約1時間に及ぶ検疫。仕方ないとはいえ、さすがにこたえました」と苦笑い。

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2.<新型インフル>マスクや消毒の売り上げ急増=一部で品切れも―北京市(Record China),Record China
RV=67.6 2009/05/06 18:54
キーワード:中国,ピーク

2009年5月、新型インフルエンザの世界的な感染拡大に伴い、北京市ではマスクや消毒液などの売り上げが急増、一部で品切れになっているという。5日、北京晩報が伝えた。4日午後、北京各地の薬局では、店員が「マスクは売り切れました」と説明する姿が目についた。4月30日以来売り上げが急増、しかも仕入れも難しくなったとして売り切れが相次いでいるという。漢方薬の板藍根、抗ウイルス性の風邪薬もよく売れている。【その他の写真】スーパーでは消毒液の売り上げが急増している。衣類用、手洗い用、バス石けんなど殺菌効果をうたっているものはすべてよく売れているという。ある販売員によると4月末から5月3日までの売り上げがピークだったとのこと。消費者の心理が落ち着いてきたのではないかと話している。一部では予防策として漢方薬の板藍根を服用する動きが広がっているが、中国健康教育センターの任学鋒(レン・シュエフォン)氏は、板藍根の有効性は証明されていないと指摘、どんな薬物も個人の状況にあわせ医師と相談して服用するべきだと警告している。(翻訳・編集/KT)

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3.新型インフル、「疑い例」2件=徳島の女性は否定−厚労省(時事通信),時事通信
RV=64.3 2009/05/06 22:42
キーワード:都,簡易,県

 厚生労働省は6日、米国から帰国した名古屋市の40代男性ら2人について、新型インフルエンザに感染している可能性があるとの報告があったと発表した。 同省によると、名古屋市の男性は4日に帰国し、東京都内に滞在。6日に医師の診察を受けたところ、簡易検査でA型インフルエンザの陽性反応を示したほか、37.7度の熱や、せきの症状が出ている。都によると、7日未明にも遺伝子検査「PCR」の結果が判明する見通し。 また、3日まで米国に滞在し、発熱などを訴えた20代の徳島県の女性は、診察した医師が「疑い例」として届け出たが、県の機関によるPCR検査で新型インフルエンザの感染は否定された。

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1.人類への挑戦に共に対処を=新型インフルで米大統領と協議−中国主席(時事通信),時事通信
RV=115.5 2009/05/07 01:35
キーワード:中国,会談,胡,主席,北京

 【北京6日時事】新華社電によると、胡錦濤中国国家主席とオバマ米大統領は6日夜、電話会談し、米国などで新型インフルエンザ感染が拡大している問題などについて意見交換した。胡主席は米側に見舞いの言葉を伝えた上で、米国などとの協力を強化して人類が直面する公衆衛生上の挑戦に共に対処したいとの意向を表明。オバマ大統領は事態の推移に注目していると述べた。

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2.名古屋市の男性、感染なし=都内滞在、Aソ連型と判明−東京都(時事通信),時事通信
RV=77.3 2009/05/07 02:49
キーワード:都,簡易,診察,PCR

 東京都は7日、米国から帰国し新型インフルエンザ感染の可能性があるとみられた名古屋市の40代の男性について、遺伝子検査「PCR」の結果、新型の感染はなかったと発表した。 都によると、男性はロサンゼルスから4日に帰国し、都内に滞在。6日に医師の診察を受けたところ、簡易検査でA型インフルエンザの陽性反応を示していた。37.7度の熱や、せきの症状が出ていたが、都健康安全研究センターのPCRで、感染していたのはAソ連型インフルエンザだったことが判明したという。

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3.名古屋の40代男性、新型インフル感染なし 厚労省 (産経新聞),産経新聞
RV=51.7 2009/05/07 03:01
キーワード:都,簡易

 厚生労働省は7日未明、新型インフルエンザ感染の疑いがあった名古屋市の40代男性について、詳細な遺伝子検査の結果、東京都から新型インフルエンザへの感染は否定されるとの報告があったと発表した。 厚労省などによると、男性は、Aソ連型インフルエンザに感染していたことが確認されたという。 男性は米国から4日に帰国し、東京都内に滞在。発熱などの症状があり、6日午後に自ら文京保健所に連絡した上で、都立駒込病院に救急搬送された。その後、簡易検査で新型インフルエンザと同じA型ウイルスの陽性反応が出たため、都健康安全研究センターで、より詳しい遺伝子検査を行っていた。

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1.【環球異見】新型インフルが各国にもたらすもの(産経新聞),産経新聞
RV=184.8 2009/05/07 09:40
キーワード:香港,上海,中国

 豚インフルエンザから変異したとされる新型インフルエンザが、世界に拡大し始めた。世界保健機関(WHO)は、その警戒のレベルを「パンデミック(世界的大流行)」直前の「5」に引き上げた。米国は、この「危機」を冷戦後の新世界の試練とみる。アジア諸国では、国を挙げた検疫態勢を取り始めた。前回、多くの死者を出した中国がその経験を生かせるのか疑問も残る。新型インフルは各国に何をもたらすのか。 新型インフルについて報道する中国紙「南方週末」                   ◇ ■南方週末(中国) SARSの経験を生かせるか 中国は、2003年の世界保健機関(WHO)最終報告で775人の死亡例が確認された新型肺炎(SARS)流行では「感染源」だった。政府による情報公開の遅れも手伝って、香港も含め、当時647人もの死者を出した苦い経験があるだけに、今回の「新型インフルエンザ」流行では一段と危機感を募らせている。 4月30日付の中国紙「南方週末」では「新型インフルエンザに直面、中国に準備はできているか?」と題する記事で、婉曲(えんきょく)的な表現ながらもSARSの経験と対比し、中国政府に迅速対応と情報公開を求めている。 SARSは02年11月に原因不明の感染症として広東省で最初の患者が確認されていたにもかかわらず、中国政府は03年2月まで事態を隠蔽(いんぺい)し、WHOにも報告しなかった。医療関係者に箝口(かんこう)令を敷いて報道も規制したことが世界的な感染被害の拡大につながった。 同紙の取材に対し北京大学公共衛生学院の陳育徳教授は、新型インフルエンザへの対処について、「衛生省と検疫当局の責任分担が明確になるなど、SARS時に比べて格段の進歩を遂げている」と強調した。陳教授によると、中国政府は04年1月から感染症発生インターネット報告制度をスタートさせ、全土の医療機関と医師に、感染症の発生を2時間以内に北京に報告する法的な義務を課したという。 しかしネットでは「患者発生を政府は隠しているのではないか」などと“隠蔽体質”に不信感をにじませる発言もみられる。一方で正面切って政府を追及することを許されない中国メディアは「SARSの経験」を持ち出すことで、失態を繰り返さないよう政府に警告するのが精いっぱいのようだ。(上海 河崎真澄)                   ◇ ■ジャカルタ・ポスト(インドネシア) 国を挙げての警戒呼びかけ インドネシアでは今年に入って新たに4人が鳥インフルエンザで亡くなっているだけに、それ以上の脅威となる新型インフルエンザウイルスの侵入を許すわけにはいかないと徹底した防疫態勢を敷いている。同国英字紙ジャカルタ・ポスト(28日付)は1面に新型インフルエンザウイルスについての図解を掲げ、国を挙げての警戒を呼びかけている。 インドネシア保健当局者は同紙に、新型インフルエンザウイルスに効果があるとされる抗ウイルス剤タミフルの備蓄は十分あるとして、対応に自信を見せた。 ユドヨノ大統領は世界保健機関(WHO)の勧告を待たずに、豚肉の全面輸入禁止と、これまで鳥インフルに対して取ってきた措置や予算を新型インフルエンザに振り分けることを決めるなど、迅速な対応を行った。 インドネシアでは1997年以降、鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)に感染して亡くなった人は119人に上る。ただ、鳥インフルは今のところ鳥からヒトへの感染にとどまり、それだけにヒトからヒトへ感染する新型インフルエンザウイルスの侵入は、避けたいところだ。 同国は豚肉を食べないイスラム教徒が国民の9割近くを占めるものの、ヒンズー教徒の多いバリ島などを中心に多くの豚が飼育されており、その数は900万頭に上る。今のところ、豚にも感染はないが、ワクチン注射などを急いでいる。 一方、東南アジア諸国連合(ASEAN)のスリン事務局長は声明を出し「ASEAN加盟各国は、新型肺炎(SARS)や鳥インフルの発生に見舞われた経験を生かして、十分に対応をしていかなければならない」と述べ、新型インフルエンザ対策での各国の連携強化を訴えた。(シンガポール 宮野弘之)                   ◇ ■ニューヨーク・タイムズ(米国) 試される「中心」なき新世界 テロ、金融危機、気候温暖化、核拡散…。冷戦終了後の現代世界を象徴するこうした問題を、ニューヨーク・タイムズ紙のコラムニスト、デービッド・ブルックス氏は、いずれも「脱中心的」であることが共通する、と4月30日付同紙で論じた上で、今、パンデミック(世界的大流行)寸前にある新型インフルエンザという新たな危機が加わった、と指摘する。 西側からみれば、冷戦という危機の敵には、ソ連という「中心」があった。だからソ連が崩壊したとき、冷戦は急速に終結した。一方、現代の危機には、「ここを押さえればいい」という中心がない。 「中心のない脅威は、グローバル化の進展によって生まれ、成長してきた」。この意味で、金融機関崩壊とウイルスの蔓延(まんえん)は、まったく無関係な別のできごとというわけではないのだ、とブルックス氏は説く。 ではわれわれは、どう対処すべきなのだろうか? 「脱中心的脅威に対しては、脱中心的方法論で対処を」というのが、ブルックス氏の処方箋(せん)だ。そして、その方法論は今回の危機でもかなりうまく機能している、と指摘する。 例に挙げるのは、ニューヨーク市の高校で感染者が出た際の市当局の対応だ。人々は“わが町”を守るため、真剣になった。「国際機関が指揮を執ったのでは、こうはいかない」。一方で、情報の共有などはインターネットなど通信の発達で、上部組織がなくてもうまくいく。「脱中心的方法論は、より早く、より信頼でき、より有効」というわけだ。 同氏は、「新型インフルエンザは、21世紀(の社会)をどう体系化していくのか、というテストなのだ」と結んでいる。(ニューヨーク 松尾理也)

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2.メキシコ便乗客の隔離解除=中国(時事通信),時事通信
RV=184.8 2009/05/07 11:38
キーワード:香港,上海,中国

 【北京7日時事】メキシコから中国・上海経由で香港を訪れたメキシコ人男性の新型インフルエンザ感染が確認されたことを受け、中国政府が男性と同じアエロメヒコ航空機で4月30日に上海に到着した乗客らに対し行っていた隔離措置が7日、解除された。新華社電によると、北京、上海、広東省などで隔離されていた乗客らに対する7日間の医学的な経過観察で発熱などの異常は見られなかったという。 中国政府の隔離措置をめぐっては、メキシコ人乗客らから「差別的な扱いだ」との批判が出ていたが、中国当局は防疫のための正当な措置であると強調していた。

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3.【香港】日本食の安全、世界に向け発信(NNA),NNA
RV=96.4 2009/05/07 08:30
キーワード:香港,ホテル

 湾仔のコンベンション&エキシビションセンターで6日、「第13回アジア国際食品・飲料・ホテルレストラン機器機材サービス展示会(HOFEX2009)」が開幕した。新型の豚インフルエンザの影響が懸念されたが、多くのバイヤーでにぎわった。日本企業は、従来よりうたわれた安全性を、より確かな形で紹介する。【香港華南編集部・山川亜沙美】 今回のHOFEXは41カ国・地域から出展者1

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4.【香港】<新型インフル>同行者4人がメキシコ帰国、“不公平”批判も(NNA),NNA
RV=96.4 2009/05/07 10:55
キーワード:香港,ホテル

 香港で隔離されていた4人を含むメキシコ人12人が6日未明、香港からメキシコへ向け帰国した。新型の豚インフルエンザの感染が確認されたメキシコ人男性と同行した“最も危険”な4人が隔離期間終了を前に香港を離れることに「メキシコ人だけが帰国するのは不公平だ」との批判が噴出している。 同行者4人は感染した男性との接触機会が特に多く、感染の確率が最も高いとみられていた。4人を除く8人は隔離対象ではない人たち。感染者1人と、病院で隔離中の帰国を希望しなかった2人は、期日まで香港にとどまる。 今回の帰国は香港政府とメキシコ政府の合意に基づいたもの。12人はメキシコ政府が用意したチャーター便で帰国した。 ■“不公平”批判続出 同行者4人の帰国について、香港内では「香港政府が危険人物を逃がした」との批判が相次いでいる。またある医師は「感染の確率が同行者より低いとみられる人たちはホテルで現在も隔離されているのに、確率が最も高いとみられる同行者が帰国するのは不公平だ」として、政府の対応を非難した。 食品・衛生局の梁卓偉(ガブリエル・リョン)副局長は批判に対し「帰国について政治的圧力は全くない」と強調している。

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1.「新型インフルエンザ」メキシコ便乗客の隔離解除―上海(サーチナ),サーチナ
RV=213.7 2009/05/07 14:40
キーワード:香港,上海,中国,ホテル

 7日付中国新聞社電によると、香港で新型インフルエンザの感染が確認された問題で、感染者と同日同便で上海に到着した乗客に対する7日間の経過観察が同日終了し、乗客らは隔離措置を解除された。関連写真:そのほかの新型(豚)インフルエンザに関する写真 報道によると、香港で感染が確認された男性は、4月30日のエアロメヒコ航空098便で、上海を経由し香港に到着していた。中国政府は2次感染の恐れがあるとして、同便で「上海入り」した乗客を空港近くのホテルに「緊急隔離」し、7日間の経過観察を行っていた。 徐建光上海市衛生局局長は会見で、「現時点で、同便の乗客の健康状態に異常はない」と表明し、上海で感染を疑われる症例は出なかったと明かした。 写真は7日間の隔離措置から「解放」された中国人乗客。上海市では現在も、6日に政府派遣の専用チャーター機で帰国した乗客を含む中国人119人の隔離措置が続いている。(編集担当:金田知子)

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2.<新型インフル>中国で足止めのメキシコ人136人が帰国(毎日新聞),毎日新聞
RV=192.4 2009/05/07 13:41
キーワード:香港,上海,中国

 【メキシコ市・庭田学】新型インフルエンザの影響で中国に足止めされていたメキシコ人136人が6日、チャーター機でメキシコに帰国した。チャーター機はメキシコ政府が中国に派遣、北京、上海、広州、香港に滞在していたメキシコ人が搭乗した。中国政府もメキシコに滞在する自国民の帰国希望者のためにチャーター機を運航し、約100人が6日、上海に到着した。 メキシコ政府は中国当局が新型インフルエンザに感染していないメキシコ人を隔離しているとして中国を批判。中国政府は不当な扱いはしていないと主張している。

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3.「新型インフルエンザ」メキシコ便乗客の隔離解除―上海(サーチナ),サーチナ
RV=138.6 2009/05/07 14:40
キーワード:香港,上海

「新型インフルエンザ」メキシコ便乗客の隔離解除―上海5月7日14時40分配信サーチナ香港で新型インフルエンザの感染が確認された問題で、感染者と同日同便で上海に到着した乗客に対する7日間の経過観察が7日終了し、乗客らは隔離措置を解除された。

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1.大阪の女性、感染せず=新型インフル(時事通信),時事通信
RV=114.5 2009/05/07 18:44
キーワード:香港,簡易,大阪

 兵庫県は7日、米国から入国し県内に滞在中の生後4カ月の乳児に新型インフルエンザ感染が疑われるとの届け出を受けたと発表した。県立健康生活科学研究所などが遺伝子検査「PCR」を行い、感染の有無を詳しく調べている。 このほか、カナダから帰国し、インフルエンザの簡易検査でA型陽性反応を示した大阪市内の10代女性について、同市はPCRの結果、新型インフルエンザ感染はなく、季節性のA香港型だったと発表した。

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2.乳児に詳細検査、感染はなし=新型インフル疑いで兵庫県(時事通信),時事通信
RV=114.5 2009/05/07 22:21
キーワード:香港,簡易,大阪

 兵庫県は7日、米国から入国し県内に滞在中の生後4カ月の乳児に新型インフルエンザ感染が疑われるとの届け出を受け、詳しい遺伝子検査「PCR」を行ったが、感染していないことが分かったと発表した。 県によると、乳児は米国サンディエゴ在住の女の子で、日本人の両親と兄とともに2日、成田空港経由で入国。6日夜に明石市内の滞在先で発熱していた。 このほか、カナダから帰国し、簡易検査でA型陽性反応を示した大阪市内の10代女性について、同市はPCRの結果、新型インフルエンザ感染はなく、季節性のA香港型だったと発表した。

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3.墨田区が109人分の健康観察者リストを放置 新型インフル(産経新聞),産経新聞
RV=86.6 2009/05/07 22:03
キーワード:都,機内,リスト

 新型インフルエンザ対策として、メキシコ、米国、カナダから航空機で帰国・来日した人の健康状態を保健所が確認するため、東京都が墨田区に連休中の2日から6日にかけてメール送信した109人分の健康観察者リスト(4月28日から5月4日に入国)が休み明けの7日まで放置されていたことが明らかになった。 墨田区によると、同区は感染症情報は厚労省から区に直接連絡があると思いこみ、連休中の受付は区保健所発熱相談センターに一本化することを厚労省に届けたが、都への確実な届け出は確認されていないという。 一方、都は普段から連絡をとっていた別の部署の保健計画課にメール送信。電話確認などもなく、7日になって判明したという。 同区は109人のほとんどと連絡がついたが、今のところ健康状態が悪化した人はいないとしている。山崎昇区長は「あってはならないことであり、区民に深くおわびする」とコメントした。 健康観察はメキシコなどからの帰国者が機内検疫で健康状態や連絡先などを記した質問票の内容により、各地の保健所が発熱の有無などを確認する、感染症法などに基づいた措置。

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1.<新型インフル>やまぬ診察拒否 相談、5県2政令市でも(毎日新聞),毎日新聞
RV=94.0 2009/05/08 02:51
キーワード:都,拒否,リスト

 新型インフルエンザ感染の可能性がないのに医療機関に診察を拒否されたとの相談が、東京都以外にも5県2政令市に寄せられていたことが7日、毎日新聞の調査で分かった。東京都への相談件数は7日朝までに計212件に達した。都内では都が説得しても診察を拒否し続けている病院もあり、厚生労働省は「国内未発生の段階では、発生国に行っていなければ診察して問題ない」として、医療機関に適切な対応を求めている。【内橋寿明、江畑佳明】 調査は7日、都道府県と政令市の新型インフルエンザ対策担当者に実施。診察拒否の相談があったのは東京都のほか、埼玉、千葉、滋賀、島根、高知の各県と横浜、神戸両市だった。東京都以外はいずれも数件だったが、東京都はこの問題が報道された5日以降で120件増えた。 東京都内では「(新型インフルエンザでないという)保健所の診断書を持ってきてほしい」と診察を断った医療機関があり、都が患者の連絡を受けて説得しているが、依然として拒否を続けているという。都は診察を拒んだ医療機関のリスト化も検討している。相談が報道された後も増えたことについては、都の担当者は「泣き寝入りしていた患者たちが、報道で知って連絡してきたのでは」と推測している。 横浜市では「診察してもらうのに、何カ所もの医療機関を回らなければならなかった」との相談があった。市は5日付で医師会と病院協会に対し、適切な対応を取るよう文書で要請したという。 島根県には6日夜までに、7件の相談が寄せられた。いずれも渡航歴がないのに、医療機関に発熱相談センターに行くよう求められたとの内容。 センターは、一般の医療機関で受診して構わないと説明したという。担当者は「『発熱相談』という名称なので、熱がある人の対応を一任してしまっていいと勘違いする医師がいるのではないか」と話す。

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2.豚全頭処分のエジプト、養豚の少数派キリスト教徒は猛反発(読売新聞),読売新聞
RV=85.6 2009/05/08 00:34
キーワード:推定,エジプト,処分

 【カイロ=加藤賢治】新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)対策として、エジプト政府が始めた豚の全頭処分に対し、豚を飼育する少数派のキリスト教一派コプト教徒が猛反発している。 同教徒は、豚を不浄とみなすイスラム教徒による差別だと訴えるが、政府は「飼育環境が不衛生で、野放しにできない」と処分を進めている。 「感染者が出ていないエジプトで、なぜ豚を処分するんだ」 カイロ西部マンシーヤ・ナセル地区で、豚約100頭を飼育する男性(33)は、怒りをぶちまけた。住民の大半は廃品回収業のコプト教徒で、生ゴミで豚を飼育、副収入にする貧困層だ。3日には処分に反発する住民と治安部隊が衝突した。 「新型」ウイルスは、人から人にうつる型に変異しており、感染拡大に豚はもはや無関係。それでもエジプト政府は、国内の推定30万〜40万頭の豚を処分する計画だ。 新型インフルエンザの世界的な広がりは、日ごろから不衛生な豚飼育を駆逐する機会をうかがっていた政府に、絶好の口実を提供したとの見方が広がっている。 ◆コプト教=キリスト単性論の立場をとる一派。信徒はエジプトの人口(約8300万人)の約9%を占める。ローマ帝国時代に異端とされ、19世紀の英国進出で信教の自由を獲得した。ブトロス・ガリ元国連事務総長も信徒。

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3.36人の隔離解除=新型インフル−香港(時事通信),時事通信
RV=72.7 2009/05/08 00:26
キーワード:香港

 【香港7日時事】香港で新型インフルエンザ感染の疑いがあるとして保養施設などに隔離されていた36人が7日、1週間ぶりに隔離を解除された。 36人の大半は、新型インフルエンザに感染したメキシコ人男性が搭乗した旅客機の乗客。この男性が泊まっていたため封鎖されたホテルの宿泊客・従業員約350人は8日夜、隔離が解かれる。この中には日本人8人が含まれている。

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1.新型インフル 感染者2400人超す 米国41州で896人(産経新聞),産経新聞
RV=121.5 2009/05/08 07:57
キーワード:香港,中国

 新型インフルエンザの感染が広がる中、スウェーデン、ポーランドなどでも7日までに感染が確認され、感染者は24カ国・地域で2400人を突破した。しかし世界保健機関(WHO)は7日、北米大陸以外で感染が持続的な広がりを見せていないとして、警戒水準を「フェーズ5」に据えおく考えを示した。 米国ではハワイ州を含む41州で896人の感染を確認。5日、テキサス州の女性教師(33)が新型インフルエンザのため死亡した。米国では2人目だが、1人目はメキシコ国籍だったため、初の米国人死者となる。女性は今月出産したばかりで、最近のメキシコ渡航歴はないという。 一方、メキシコでは6日、感染拡大に歯止めがかかったとして、今月1日から続いていた一斉休業措置を終了、飲食店や政府機関の業務が再開された。 また、香港で感染が確認されたメキシコ人と同じ航空機に搭乗していた乗客ら127人について、中国政府は7日、異常が見られないとして、4月30日からの隔離措置を解除した。

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2.中国と日本、新型インフルエンザに強いのはどっち?(サーチナ),サーチナ
RV=121.5 2009/05/08 09:28
キーワード:香港,中国

 豚由来の新型インフルエンザの世界的な騒ぎで、中国の対応は徹底している。豚肉自体が感染源にはならないとされているが、中国は感染国からの豚肉を禁輸した。メキシコ直行便を一時休止したり、あるいは香港で感染が確認されたメキシコ人男性と同じ飛行機の乗客全員を病院に強制隔離したりもした。 「豚インフルエンザ(新型インフルエンザ)は中国人がメキシコにもちこんだ」といったメキシコ政府関係者の発言が報道されたので、これに対する意趣返しかと思うほどの厳しさだ。同時に、メディアではインフルエンザにからむ外国からの中国非難に反論する形で、愛国心を盛り上げている。 やりすぎではないか、と日本人などは思うが、2003年春の北京で、私自身が経験した新型肺炎(SARS)パニックをふりかえると、中国がここまでするのも理解できる。人口密度が高く公衆衛生意識が低く、人民が政府を信用していない国家で、目に見えぬウイルスのまん延は人々を恐慌に陥らせる。 SARSのときは北京が事実上、封鎖された。郊外の農村では都市部から感染者が流れこまぬようバリケードを築き、省の境では感染地域から自家用車で脱出しようとする北京市民を警察が武力をも辞さぬ勢いで追い返す場面が見られた。 あれは発足したばかりの胡錦濤政権が転覆してもおかしくないぐらいの緊張状態だった。当局が本当に恐れたのは、ウイルスによって国民の生命が脅かされることではなく、政府の情報隠ぺいゆえにウイルスの脅威にさらされた人々の怒りや不満が政権に向かうことだった。だから非情な強制隔離政策を行い、結果的に封じ込めに成功し、それを権力闘争に利用した。 今回の新型インフルエンザについて、日本の対策を見ていると、当初の一瞬はテンションが高かったが、感染疑いの発生と陰性確認発表が繰り返されていくうちに弛緩している。毒性があまり強くないのに騒ぎすぎだ、という声も少なくない。こういうまっとうな、でもある意味のんきな声が聞こえるのは、日本が人権を尊重する民主国家であると同時に、感染症によって国民がパニックに陥っても暴徒化することがなく、政権が交代することはあっても転覆する心配はないからだろう。だから中国を見習え、と言うつもりなない。 ただ、人権を犠牲にしても、周辺国と事をかまえてもウイルスのまん延を封じ込める実力があり、それをむしろ権力基盤強化や党への求心力強化に利用までできる非情な国よりも、実は日本のような国の方が、たとえ世界屈指の高い公衆衛生意識や医療水準を誇っていても、リスクが高いのではないか。少なくともそういう危機意識をもって、この新型インフルエンザの動きに目を離してはならないのだと思う。 写真はイメージ。(執筆:中国ウォッチャー 三河さつき)

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3.【韓国】“新型インフルエンザ”発生15ヶ国、旅行足止め(サーチナ),サーチナ
RV=72.3 2009/05/08 11:20
キーワード:香港

 政府は、新型インフルエンザの確定患者が発生した23ヶ国の中で、旅行警報段階が指定されていなかった15ヶ国を、旅行警報1段階の旅行留意地域に指定した。 新しく指定された旅行留意地域は、米国とカナダ、コスタリカなどアメリカ3地域とニュージーランドと香港などアジア太平洋地域2ヶ所、そして英国、アイルランド、フランス、ポルトガルなどヨーロッパ10ヶ国だ。(情報提供:innolife.net)

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1.邦人滞在ホテルの封鎖解除へ=280人の隔離終了−香港(時事通信),時事通信
RV=90.7 2009/05/08 14:22
キーワード:香港,ホテル

 【香港8日時事】1日に新型インフルエンザ感染者が出た香港中心部のホテルは8日夜、封鎖が解かれ、日本人8人を含む宿泊客・従業員約280人の隔離が解除される。 このほか、同ホテルから郊外の保養施設や病院に移され、隔離されていた約60人も同様に「解放」される。感染者のメキシコ人男性はまだ隔離が続いている。

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2.健康観察、109人分実施せず=新型インフル発生国からの帰国者−墨田区(時事通信),時事通信
RV=64.6 2009/05/08 12:30
キーワード:都,リスト

 新型インフルエンザ発生国からの帰国・入国者全員の体調を継続的に確認する「健康観察」について、東京都墨田区は8日までに、4月28日から5月4日に入国した109人分の確認をしていなかったと発表した。都から電子メールで送付された観察対象者リストの存在に気づかず、連休明けの7日まで放置していた。 同区保健計画課によると、健康観察対象者リストは同区保健計画課に送付されたが、区側は区内の保健所発熱相談センターに送付されると思い込んでいた。都との連絡ミスが原因という。

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3.世界経済が回復へ向かう5つの楽観的兆候(サーチナ),サーチナ
RV=48.4 2009/05/08 16:54
キーワード:中国

 世界経済の後退に見舞われているこの時期に新型インフルエンザが発生し、更なる混乱を招いている。人々は国際経済情勢に対しより楽観的になれなくなっているが、希望は存在し、情勢が困難で人々を不安にさせている状況でも、多くの喜ばしいシグナルは現れている。 米中両国の4月の製造業購買担当者指数(PMI)は09年9月以来の最高水準を更新し、米国などの株式市場は回復、銅材料の価格も上昇するなど、これらのシグナルは景気回復がまもなく始まることを示しているわけではないが、景気回復のシグナルを模索している人たちにとっては、やはり楽観的になってもよい理由となる。 ◆楽観的兆候その1 中国と米国のPMIが同時に上昇 5月初めの週末、中国と米国からうれしい知らせが届いた。中国と米国が発表した4月の製造業購買担当者指数(PMI)は、世界金融危機が発生した08年9月以来の最高となった。 中国物流購買連合会が発表した中国の4月のPMIは53.5%で、5カ月続けて上昇している。これは、59.2%だった昨年4月から1年ぶりの最高水準更新となった。PMIの50%超えは経済が発展段階にあることを意味している。 中国は世界経済を救う過程で中心的役割を果たすと考える人がますます多くなっている。英『フィナンシャルタイムズ』は1日、トップニュースで「中国政府が08年11月に行った大規模な経済刺激計画はすでに効果を表し始め、多くのエコノミストは中国経済の予測を上方修正している」と報じた。『フィナンシャルタイムズ』のアナリストは、中国政府の「保八(GDP8%成長の確保)」の目標達成は問題ないと見ている。 また同日、米『ウォール・ストリート・ジャーナル』も「中国政府が大規模な経済刺激計画を行ってから、米国のタイヤ企業からファーストフードまで、すべてが利益を得ている」と報じた。米供給管理協会(ISM)は現地時間の1日、4月のPMIは40.1%となり、3月の36.3%より3.8ポイント上昇したと発表した。これは08年9月以来の最高水準となり、ウォールストリートの専門家が予測した38.4%を上回った。 これらの好材料を受け1日の米国株式市場は上昇し、ダウ平均は8212.41ポイントをつけ前営業日より44.29ポイント(0.54%)上昇した。ナスダック指数は1719.20ポイントをつけ、1.90ポイント(0.11%)上昇した。2つの世界経済大国の、今後の経済情勢を予想する主要経済指標となるPMIの同時上昇により、国際社会の経済回復への期待は高まっている。 ◆楽観的兆候その2 米不動産が暴落しない そのほか、米国経済情勢の最大変数の一つである不動産市場の暴落が収まってきており、これも実体経済が好転していると解釈できる現象と言える。米金融危機の火付け役である不動産価格の暴落現象も安定してきている。米国の2月のS&Pケース・シラー住宅価格指数は前年同期より18.6%下降した。同指数は米国20都市の不動産価格の動向を現している。 米国不動産価格の下落はまだ止まっていないが、09年1月に19%下落したのに比べ、下げ幅は縮小している。 ◆楽観的兆候その3 ニューヨーク株式市場が反発 米国時間1日、クライスラーの倒産と企業の業績悪化などのマイナス材料が現れたことにより、米ニューヨーク株式市場は寄り付き後に下落した。しかし、その後発表された製造業購買担当者指数(PMI)と消費者心理指数(CSI)はウォールストリートの予測を上回り、株式市場は反発し始め、ダウ平均は8200ポイントを突破した。 景気回復への期待により、1日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)では、テキサス産軽質油(WTI)の6月渡し価格は終値が1バレル53.20ドルとなり、前営業日より2.08ドル (4.1%)上昇した。米ニューヨークの民間研究機関である景気循環調査研究所(ECRI)は楽観的な見方を示しており、「やっとトンネルの出口が見えた。米国経済は09年夏以降に低迷を抜け出すだろう」と述べた。 ◆楽観的兆候その4 東欧国家の起死回生 一時期「国家破たん」の見方が強まった東欧国家にも春の風が吹き始めた。チェコは4月末に15億ユーロ規模のユーロ債券の発行に成功した。スロバキア、ポーランドも外貨建債券の発行を計画している。これは国家信用度が改善されたことを意味する。 ◆楽観的兆候その5 銅の国際価格が急騰 景気の変化に非常に敏感な代表的原材料である銅価格が最近、国際市場において急騰している。銅材は自動車製造や建築の際によく使用される金属で、自動車1台を製造するのに約30キロの銅を使用する。過去の経験からして、景気回復時に銅の需要は増加する。 銅価格の上昇は、中国など新興国家の経済が率先して回復していることを反映したためと考えるアナリストもいる。韓国の大宇証券の李仁久研究員は、「過去の景気回復の際、銅価格は率先してシグナルを発した。最近は新興国家が中心となったのに伴い、自動車販売台数は増加、銅の需要も増加している」と述べた。つまり、銅価格の上昇は新興経済圏が回復しているシグナルと考えてよいだろう。※この記事は、「中国網(チャイナネット)日本語版」による提供です。中国網は中国国務院新聞弁公室の指導を受けて、中国互聯網新聞中心が各国語で運営する、中国政府による中国情報ポータルサイトです。URL:http://japanese.china.org.cn/

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4.中国政府 漢方医薬業の発展支援を表明(サーチナ),サーチナ
RV=48.4 2009/05/08 17:02
キーワード:中国

 中国国務院(政府)は7日、国内の漢方医薬業の発展を支援する内容の文書を発表した。 文書で国務院は各地方政府に対して、公立の漢方医院建設の推進や、教育機関の設置によって専門人材を育成し、漢方医薬の地位を高めるための対策をとるよう求めた。 また、「漢方医薬の現代的な工業・商業体系を確立する」として、業界再編などによってブランド力のある企業の育成に力を入れると同時に、輸出製品の付加価値向上を支援して国際市場の開拓も後押しすることを表明した。(編集担当:恩田有紀)

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1.香港のホテル、隔離解除で邦人含む350人ようやく解放(読売新聞),読売新聞
RV=130.6 2009/05/08 22:48
キーワード:香港,上海

 【香港支局】香港当局は8日、新型インフルエンザ感染者のメキシコ人が滞在していた香港島・湾仔(ワンチャイ)のホテルと、郊外の保養施設での隔離措置を解除した。 日本人8人を含む宿泊客ら計約350人が7日ぶりに解放された。隔離中の検査では感染は確認されなかった。 宿泊客らは当局の用意したバスなどで空港や別のホテルに移動した。上海経由で香港に入った感染者のメキシコ人は隔離を継続する。

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2.新型インフル ブラジルとアルゼンチンでも感染確認(産経新聞),産経新聞
RV=118.2 2009/05/08 21:11
キーワード:香港,中国

 ブラジルとアルゼンチンで7日、新型インフルエンザの感染者がそれぞれ初めて確認された。感染は南米の大国にも拡大し、26カ国・地域で計2507人となった。死者はメキシコと米国で計46人となっている。 また、米疾病対策センター(CDC)によると、米国内の感染者数は8日までに、41州の計896人に上り、5日時点に比べ倍増した。 感染拡大を受け、東南アジア諸国連合(ASEAN)と日本、中国、韓国は8日、バンコクで保健担当相会議を開き、各国がホットラインを設置することなどを盛り込んだ共同声明を発表した。 1日にメキシコ人男性の感染者が見つかった香港のホテルでは8日夜に封鎖が解かれ、日本人8人を含む宿泊客と従業員約280人の隔離が解除される。

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3.新型インフルエンザ感染者数、24カ国で2384人に WHO(CNN.co.jp),CNN.co.jp
RV=70.3 2009/05/08 20:06
キーワード:香港

(CNN) 世界保健機関(WHO)は8日、新型 インフルエンザ(H1N1)型ウイルスの感染者が日本時間同日午後3時現在、世界24カ国・地域で2384人に達したと発表した。前日から新たに、ポーランドで1人の感染が判明した。感染者数はメキシコが最多の1112人で、死者は42人。次いで米国が896人で、2人が死亡している。カナダでは214人の感染が明らかになった。スペインは81人。以下、英国(32人)、ドイツ(10人)、イスラエル(6人)、ニュージーランド(5人)、イタリア(5人)、フランス(5人)、韓国(3人)、エルサルバドル(2人)、オランダ(2人)。また、コロンビアとコスタリカ、グアテマラ、アイルランド、オーストリア、デンマーク、スイス、ポルトガル、香港、スウェーデン、ポーランドの11カ国・地域で各1人となっている。

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4.<新型インフル>死者数47人に(毎日新聞),毎日新聞
RV=70.3 2009/05/08 23:55
キーワード:香港

 【メキシコ市・庭田学、台北・大谷麻由美】メキシコ政府は8日、新型インフルエンザの感染者が1364人、死者が45人にそれぞれ増えたと発表した。感染者は他にカナダ、スペイン、イスラエルでも増え、26カ国・地域の計2648人に拡大した。死者は47人に上る。 新型インフルエンザ感染者が宿泊していたとして1日から封鎖されていた香港のホテルは8日夜、封鎖を解除し、日本人8人を含む宿泊客と従業員の約300人が解放された。

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1.松山の50代女性「疑い」…カナダから4日帰国(読売新聞),読売新聞
RV=121.8 2009/05/09 01:38
キーワード:男子,機内,高校生,大阪,簡易

 厚生労働省と大阪府教委は8日夜、成田空港に同日午後4時40分頃に到着した米デトロイト発のノースウエスト航空機の機内検疫で、カナダに短期留学した府立高校の一行から、新型インフルエンザへの感染が疑われる患者3人が見つかったと発表した。 府内の男子高校生2人と40歳代の男性教諭で、せきなどの症状を訴え、簡易検査でいずれもA型インフルエンザの陽性反応を示した。 また、同省は9日未明、8日深夜に松山市から「疑い患者」1人の届け出があったと発表した。同市在住の50歳代の日本人女性で、カナダから4日に帰国。8日から発熱などの症状が出たため、医師の診察を受けた。簡易検査ではインフルエンザのA型、B型とも陰性だったが、医師が届け出た。 いずれも詳しい遺伝子検査で新型かどうか調べている。

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2.新型インフル 豚殺処分にキリスト教系住民反発 エジプト(毎日新聞),毎日新聞
RV=94.6 2009/05/09 00:58
キーワード:処分,エジプト,教徒

 【カイロ和田浩明】エジプト政府が新型インフルエンザ対策として進める豚の全頭殺処分が波紋を広げている。カイロで豚の飼育をなりわいとする少数派のキリスト教系コプト教徒は「豚を不浄の動物とみなす多数派イスラム教徒による宗教的差別だ」と反発。一方で「国民は政府の決定に従うべきだ」との声も聞かれる。 カイロには「ザバリーン」(ゴミの人)と呼ばれる、主にコプト教徒の住民が約5万人いる。民家からゴミを回収、再利用可能な資源は分別し、生ゴミで飼育した豚を売り生計を立てている。全頭処分は収入の大幅減を意味する。 「殺処分決定は、コプト教徒に対する差別だ」。カイロ市内の処分場に自分が育てた豚80頭を運んできた男性(54)は、声をひそめて語った。「一族28人が豚の飼育で食ってる。どうすりゃいいんだ」 政府は処分した豚1頭あたり50〜250エジプトポンド(約880〜4400円)の補償金を支払っている。農業省幹部で処分を監督するスワイド・エルフーリ氏は「反発もあったが、補償されると聞いて自発的に豚を連れてくる人もいる」と説明する。カイロ全体で約6万3000頭のうち、既に1万頭を処分したという。 ただ、豚を飼育する別の男性によると、従来は30頭を売れば1万エジプトポンド(約17万6000円)になったが、処分に出すと受け取る金額は8分の1ほどに減ってしまう。「政府の決定は間違っている。新型インフルエンザの発生源とされるメキシコでも殺処分はしていない」。男性は苦々しげに語った。 エジプトでは今のところ感染は報告されていないが、ザバリーンの中にはゴミ回収時に敷地に入れてもらえなかったり、感染を疑われるケースもあるという。 一方、ザバリーンのリーダー格で、政府寄りのシャハタ・アルメカデス氏(47)は「殺処分の決定を受け入れる」と述べ、宗教的差別との指摘を否定した。殺処分をめぐってはザバリーンと警官隊が衝突する事件も起きているが、同氏は「(衝突は)若者が暴発した結果」と指摘。政府には、豚以外の動物を購入して飼育できるよう補償を求めているという。

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3.ASEAN+3が保健相会議、新型インフル対策論議(YONHAP NEWS),YONHAP NEWS
RV=45.5 2009/05/09 00:03
キーワード:中国

【バンコク7日聯合ニュース】東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟10カ国と韓国、日本、中国の13カ国は7日、新型インフルエンザ「インフルエンザA(H1N1)」の拡大を防ぐため、ASEAN議長国タイの首都バンコクで緊急の保健相会議を開いた。 タイ保健省報道官によると、会議はバンコク市内のドゥシタニホテルで行われ、13カ国代表らは新型インフルエンザの予防と流行防止に向けた対策について話し合い、非常事態に備え抗ウイルス薬「タミフル」の備蓄量を拡大することで合意した。タミフルはタイとシンガポールが各500万錠ずつ確保していると伝えられる。 各国代表らは会議2日目の8日、新型インフルエンザのワクチン開発と生産、これに向けた財源確保案についてさらに話し合う予定だ。

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1.<新型インフルエンザ>豚殺処分「差別だ」 政府の決定に少数派教徒が反発−−エジプト(毎日新聞),毎日新聞
RV=145.8 2009/05/09 09:42
キーワード:処分,エジプト,教徒,カイロ

 ◇余波広がる エジプト政府が新型インフルエンザ対策として進める豚の全頭殺処分が波紋を広げている。カイロで豚の飼育をなりわいとする少数派のキリスト教系コプト教徒は「豚を不浄の動物とみなす多数派イスラム教徒による宗教的差別だ」と反発。一方で「国民は政府の決定に従うべきだ」との声も聞かれる。【カイロ和田浩明、写真も】 カイロには「ザバリーン」(ゴミの人)と呼ばれる、主にコプト教徒の住民が約5万人いる。民家からゴミを回収、再利用可能な資源は分別し、生ゴミで飼育した豚を売り生計を立てている。全頭処分は収入の大幅減を意味する。 「殺処分決定は、コプト教徒に対する差別だ」。カイロ市内の処分場に自分が育てた豚80頭を運んできた男性(54)は、声をひそめて語った。「一族28人が豚の飼育で食ってる。どうすりゃいいんだ」 政府は処分した豚1頭あたり50〜250エジプトポンド(約880〜4400円)の補償金を支払っている。農業省幹部で処分を監督するスワイド・エルフーリ氏は「反発もあったが、補償されると聞いて自発的に豚を連れてくる人もいる」と説明する。カイロ全体で約6万3000頭のうち、既に1万頭を処分したという。 ただ、豚を飼育する別の男性によると、従来は30頭を売れば1万エジプトポンド(約17万6000円)になったが、処分に出すと受け取る金額は8分の1ほどに減ってしまう。「政府の決定は間違っている。新型インフルエンザの発生源とされるメキシコでも殺処分はしていない」。男性は苦々しげに語った。エジプトでは今のところ感染は報告されていないが、ザバリーンの中にはゴミ回収時に敷地に入れてもらえなかったり、感染を疑われるケースもあるという。 一方、ザバリーンのリーダー格で、政府寄りのシャハタ・アルメカデス氏(47)は「殺処分の決定を受け入れる」と述べ、宗教的差別との指摘を否定した。ザバリーンと警官隊が衝突する事件も起きているが、同氏は「(衝突は)若者が暴発した結果」と指摘。政府には豚以外の動物を購入して飼育できるよう補償を求めているという。 ◇余波広がる エジプト政府が新型インフルエンザ対策として進める豚の全頭殺処分が波紋を広げている。カイロで豚の飼育をなりわいとする少数派のキリスト教系コプト教徒は「豚を不浄の動物とみなす多数派イスラム教徒による宗教的差別だ」と反発。一方で「国民は政府の決定に従うべきだ」との声も聞かれる。【カイロ和田浩明、写真も】 カイロには「ザバリーン」(ゴミの人)と呼ばれる、主にコプト教徒の住民が約5万人いる。民家からゴミを回収、再利用可能な資源は分別し、生ゴミで飼育した豚を売り生計を立てている。全頭処分は収入の大幅減を意味する。 「殺処分決定は、コプト教徒に対する差別だ」。カイロ市内の処分場に自分が育てた豚80頭を運んできた男性(54)は、声をひそめて語った。「一族28人が豚の飼育で食ってる。どうすりゃいいんだ」 政府は処分した豚1頭あたり50〜250エジプトポンド(約880〜4400円)の補償金を支払っている。農業省幹部で処分を監督するスワイド・エルフーリ氏は「反発もあったが、補償されると聞いて自発的に豚を連れてくる人もいる」と説明する。カイロ全体で約6万3000頭のうち、既に1万頭を処分したという。 ただ、豚を飼育する別の男性によると、従来は30頭を売れば1万エジプトポンド(約17万6000円)になったが、処分に出すと受け取る金額は8分の1ほどに減ってしまう。「政府の決定は間違っている。新型インフルエンザの発生源とされるメキシコでも殺処分はしていない」。男性は苦々しげに語った。エジプトでは今のところ感染は報告されていないが、ザバリーンの中にはゴミ回収時に敷地に入れてもらえなかったり、感染を疑われるケースもあるという。 一方、ザバリーンのリーダー格で、政府寄りのシャハタ・アルメカデス氏(47)は「殺処分の決定を受け入れる」と述べ、宗教的差別との指摘を否定した。ザバリーンと警官隊が衝突する事件も起きているが、同氏は「(衝突は)若者が暴発した結果」と指摘。政府には豚以外の動物を購入して飼育できるよう補償を求めているという。

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2.<新型インフル>国内初の感染確認…大阪府立高の生徒ら3人(毎日新聞),毎日新聞
RV=92.2 2009/05/09 06:13
キーワード:男子,機内,大阪

 厚生労働省は9日、カナダから米国経由で成田空港へ帰国した日本人男性1人と少年2人が、新型インフルエンザに感染していたと発表した。国立感染症研究所が実施した遺伝子検査で確認された。厚労省は世界保健機関(WHO)に日本初の感染例として報告する。ただし水際での阻止に成功したため、政府の行動計画は第1段階(海外発生期)のまま変わらず、第2段階(国内発生早期)には移行しない見通しだ。 ◇カナダから米国経由で成田へ帰国 大阪府教委などによると、3人は大阪府立高校の男性教諭(46)と2年生の男子生徒2人(いずれも16歳)。4月24日〜今月8日、府内の自治体が補助する国際交流事業に参加し、生徒30人と教諭6人でカナダ・オークビル市内の高校などを訪問していた。3人は感染症指定医療機関の成田赤十字病院(千葉県成田市)に隔離入院中で、残りの生徒や乗客ら49人も検疫法に基づき、空港近くの宿泊施設に留め置かれている。 厚労省によると、一行は7日にカナダ・トロントから米デトロイトに移動。8日午後4時半すぎ、デトロイト発のノースウエスト航空25便(コンチネンタル航空6348便、デルタ航空4351便の共同運航便)で成田空港に到着した。機内検疫で3人がせきなどの症状を訴え、空港検疫所と国立感染症研究所の検査で新型インフルエンザ陽性と判定された。成田赤十字病院は「3人とも症状は落ち着いている」と説明している。 ほかの生徒ら49人は感染の可能性がある濃厚接触者として最長10日間留め置かれ、抗インフルエンザウイルス薬が予防投与される。【清水健二】

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3.カナダから帰国の高校生ら3人感染濃厚 新型インフル国内第1号(産経新聞),産経新聞
RV=92.2 2009/05/09 06:52
キーワード:男子,機内,大阪

 厚生労働省は9日朝、カナダから米デトロイトを経由し成田空港に8日午後4時38分に到着した航空便の乗客3人について、新型インフルエンザが疑われたため、国立感染症研究所で詳細な遺伝子診断「PCR」を行った結果、新型インフルエンザに対する陽性反応が出たと発表した。国内で感染者が確認されたのは初めて。同日午前8時半から、舛添要一厚労相が記者会見を行う予定。 厚労省によると、国内での感染例として世界保健機関(WHO)に報告されるが、検疫での発覚は水際対策でウイルスの国内侵入を阻止したことになり、国内の警戒レベルは「第1段階」のまま引き上げられない。 厚労省などによると、航空便はノースウエスト航空25便やコンチネンタル航空6348便などの共同運航便。大阪府在住の40代の男性教師と10代の男子高校生2人の計3人が熱やせきなどの症状があったことから、機内検疫で簡易検査を実施したところ、新型インフルエンザと同じ「A型」に陽性反応が出たため、空港の検疫所と国立感染症研究所でPCR検査を実施していた。 3人は府立高校3校が合同で行った語学研修に参加し、4月24日からカナダのオークビルに滞在していた。3人は千葉県成田市内の感染症指定医療機関で隔離され治療を受けている。 同航空機で3人の近くに座っていた乗客47人(うち教師5人、生徒28人)と乗員2人についても、機内で新型インフルエンザに感染した可能性があるため、検疫法に基づき、近くの宿泊施設で10日間の停留措置が取られる。 他の乗客についても、感染法に基づき、1日1回程度、電話で健康状態を確認する健康観察が約10日間行われる。

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4.新型インフル 国内初の感染確認…大阪府立高の生徒ら3人(毎日新聞),毎日新聞
RV=92.2 2009/05/09 08:22
キーワード:男子,機内,大阪

 厚生労働省は9日、カナダから米国経由で成田空港へ帰国した日本人男性1人と少年2人が、新型インフルエンザに感染していたと発表した。国立感染症研究所が実施した遺伝子検査で確認された。厚労省は世界保健機関(WHO)に日本初の感染例として報告する。ただし水際での阻止に成功したため、政府の行動計画は第1段階(海外発生期)のまま変わらず、第2段階(国内発生早期)には移行しない見通しだ。【新型インフル】ついに国内初の感染確認 症状や感染経路、治療方法は? ◇カナダから米国経由で成田へ帰国 大阪府教委などによると、3人は大阪府立高校の男性教諭(46)と2年生の男子生徒2人(いずれも16歳)。4月24日〜今月8日、府内の自治体が補助する国際交流事業に参加し、生徒30人と教諭6人でカナダ・オークビル市内の高校などを訪問していた。3人は感染症指定医療機関の成田赤十字病院(千葉県成田市)に隔離入院中で、残りの生徒や乗客ら49人も検疫法に基づき、空港近くの宿泊施設に留め置かれている。 厚労省によると、一行は7日にカナダ・トロントから米デトロイトに移動。8日午後4時半すぎ、デトロイト発のノースウエスト航空25便(コンチネンタル航空6348便、デルタ航空4351便の共同運航便)で成田空港に到着した。機内検疫で3人がせきなどの症状を訴え、空港検疫所と国立感染症研究所の検査で新型インフルエンザ陽性と判定された。成田赤十字病院は「3人とも症状は落ち着いている」と説明している。 ほかの生徒ら49人は感染の可能性がある濃厚接触者として最長10日間留め置かれ、抗インフルエンザウイルス薬が予防投与される。【清水健二】

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5.国内初の感染確認=大阪府立高生徒ら3人−カナダに短期留学・新型インフル(時事通信),時事通信
RV=92.2 2009/05/09 09:59
キーワード:男子,機内,大阪

 厚生労働省は9日、カナダでの短期留学に参加し、米国経由で成田空港に到着した大阪府立高校の生徒と教師計3人について、新型インフルエンザに感染していることを確認したと発表した。国内で感染者が確認されたのは初めて。世界では28番目となる。 舛添要一厚労相は同日朝、緊急に記者会見し、「検疫で入国前に確認されたもので、対処方針上国内で患者が発生した場合に当たるものではない」と述べた上で、国民に冷静な対応を呼び掛けた。一方で、3人のうち生徒1人が機外に出た後、発症が確認されたことを明らかにした。付近にいた乗客は感染の可能性があり、連絡を急ぐ。 同省と大阪府教育委員会によると、3人は高校2年の男子生徒2人(いずれも16歳)と同行した男性教師(46)。 3人は8日午後4時40分ごろ、米デトロイト発ノースウエスト25便で成田に到着。生徒の1人と教師は発熱などを訴え、機内検疫での簡易検査で陽性反応を示し、もう1人の生徒も同便を降りたところで発症が分かった。この生徒は同便の「43A」席に座っていた。 3人は同空港近くの成田赤十字病院に運ばれ、国立感染症研究所がのどから採取された粘膜を遺伝子検査で調べた結果、新型インフルエンザ感染が確認された。 短期留学はほかの府立高2校と共同で行っており、合わせて生徒30人、教師6人が4月24日から5月7日までカナダ・トロントのホストファミリー宅とオタワのホテルに宿泊。オンタリオ州オークビルの高校で授業を受けたほか、大リーグ観戦やナイアガラ観光をしていた。 

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1.新型インフルでホテル封鎖を解除、宿泊客を「解放」 香港(CNN.co.jp),CNN.co.jp
RV=161.8 2009/05/09 13:51
キーワード:香港,上海,中国

(CNN) 中国・上海経由で香港を訪れたメキシコ人男性(25)の新型インフルエンザ感染が確認され、5月1日から封鎖されていた同地のホテルの隔離が8日夜、解除され、宿泊客約200人の外出が認められた。これまでのところ2次感染は報告されていない。従業員約100人の隔離も解かれた。「解放」された後、ホテルから直接空港に向かい帰国する人や、香港政府の手配で新たなホテルに投宿、観光を続ける宿泊客もいる。隔離の間、宿泊客らには抗ウイルス薬タミフルを投与された。食事は無料支給、海外など長距離電話の費用も一部供与された。このホテルは香港島の「メトロパーク・ホテル」。香港政府によると、メキシコ人男性は4月30日、上海経由で香港に到着していた。アジアで感染者が確認されたのは、香港が初めてだった。メキシコ人男性は病院で手当を受けているが、友人と共に行動していたとされ、友人の健康状態も調べていた。上海では空港外に出なかったとされる。香港では2003年、新型肺炎SARS流行で300人の死者を出している。今回のホテル封鎖は、当時の教訓を生かしたものだが、過剰対応との批判もあった。

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2.大阪の3人 国内初感染 新型インフル(産経新聞),産経新聞
RV=137.0 2009/05/09 15:45
キーワード:男子,大阪,機内,教諭

 ■高校生と引率教諭 カナダ帰り、成田で隔離 生徒1人、機外で発症 厚生労働省は9日、カナダから米国経由で成田空港に帰国した大阪府立高校の生徒2人と引率教諭1人の計3人について、新型インフルエンザの感染が確認されたと発表した。日本国内での感染確認は初めて。世界保健機関(WHO)に28番目の感染国として報告した。舛添要一厚生労働相は同日朝、厚労省で緊急会見。感染確認を発表するとともに、「入国前に確認されたもので、『国内での患者発生』には当たらない」と述べた。国内の警戒態勢は、検疫などの水際対策強化を中心とした現在の態勢が維持される。 3人は大阪府寝屋川市内にある府立高校の10代の男子生徒2人と、引率の40代の男性教諭で、府立高3校が合同で行った短期留学に参加し、4月24日からカナダのオークビルに滞在。米デトロイト経由で、5月8日午後4時38分成田着のノースウエスト航空25便(コンチネンタル、デルタ航空共同運航便)で帰国した。このうち、オークビル一帯では、地元の生徒2人の感染が確認されているという。 教諭と生徒1人は機内検疫で感染の疑いがあるとされた。もう1人の生徒は、飛行機を降りてから症状が出た。3人は検疫法に基づき、感染症指定医療機関に指定されている成田赤十字病院(千葉県成田市)に搬送、隔離されて治療を受けている。男性教諭は抗ウイルス薬のタミフルを投与されたが、生徒2人は熱が下がっている。 また、短期留学に同行していた33人(教諭5人、生徒28人)に加え、乗員2人、機内で疑いが確認された2人の周囲にいた一般乗客14人の計49人について、感染の可能性があるため、検疫法に基づいた停留措置を取った。空港近くの宿泊施設で10日間にわたって医師が健康状況を確認し、発症の場合には治療を受ける。 同機には乗員乗客計412人が搭乗。他の乗客についても1日1回程度、地域の保健所から電話で健康状態を確認する健康観察が約10日間行われる。 感染した生徒らが通う高校によると、感染した教諭はカナダ滞在中に発熱したが病院に行かず、帰国の間際まで学校に報告していなかった。また日本から現地にマスクを送ったが、引率の教諭の判断で生徒はマスクを着用しなかったという。                   ◇ 厚労省によると、宿泊施設に一時待機させられた49人のうち、6人が発熱やせきを訴え搬送された。                    ◇【用語解説】新型インフルエンザ(H1N1型) 通常は人に感染しにくい豚インフルエンザウイルスが、人から人に感染しやすいよう性質を変えて生まれた新ウイルス。メキシコ、米国での感染者急増を受け世界保健機関(WHO)が4月28日(日本時間)、世界的大流行を起こす危険があるウイルスと認定した。鳥や人のウイルスを含む4種類のウイルスが混合してできたとみられる。型名のHとNは、ウイルス表面にあるヘマグルチニン(H)とノイラミニダーゼ(N)という2種のタンパク質の頭文字。

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3.<新型インフル>カナダでマスク着用せず? 感染の生徒一行(毎日新聞),毎日新聞
RV=134.4 2009/05/09 13:05
キーワード:男子,大阪,教委,教諭

 新型インフルエンザで9日、大阪府寝屋川市の府立高校の男子生徒2人と引率の男性教諭に国内初の感染が確認された。大阪府教委は同日、感染した生徒らの一行がカナダでマスクを着用していなかった可能性を示唆した。記者会見した府教委によると、現地ではマスクの入手が困難との連絡を受け、国際交流事業を支援する団体が1日、マスク50枚を送付。マスクは5日(現地時間)に着いた。学校からの報告では「現地でのマスク着用はなく、帰路で着用した」とされており、府教委が詳細を確認している。 マスク着用について、学校側は「現地の街が落ち着いていて、誰もマスクを付けていなかった。(マスクを付けると)違和感があるので付けなかった」と説明した。

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1.新型インフル国内で初の感染確認 カナダ研修高校生ら49人停留(産経新聞),産経新聞
RV=240.9 2009/05/09 23:49
キーワード:男子,大阪,教諭,教委,機内,高校,宿泊

 厚生労働省は9日、カナダから米国経由で成田空港に帰国した、大阪府立高校の男子生徒2人と教員1人の計3人が、新型インフルエンザに感染していたと発表した。日本国内での感染確認は初めて。世界保健機関(WHO)に28番目の感染国・地域として報告された。 緊急会見した舛添要一厚生労働相は「入国前に確認されたもので、『国内での患者発生』には当たらない」と述べた。国内の警戒態勢は検疫などの水際対策強化を中心とした、現在の態勢が維持される。 厚労省や大阪府教委などによると、3人は、大阪府寝屋川市内の府立高校2年の男子生徒2人=いずれも(16)=と、引率の男性教諭(46)。教諭と生徒1人は機内検疫で感染の疑いがあるとされ、もう1人の生徒は降機後に症状が出た。3人は検疫法に基づき、感染症指定医療機関の成田赤十字病院(千葉県成田市)に隔離され治療を受けている。容体は安定している。 男子生徒と同じ語学研修に同行の33人、乗員2人、機内で疑いが確認された2人の周囲に座った一般客14人の計49人には停留措置が取られた。空港近くの宿泊施設で10日間、医師の健康観察を受ける。 9日昼の診察では、同行の高校生7人が体調不良を訴えたため、千葉県内の3つの病院に救急搬送された。簡易検査の結果、全員が陰性と判明した。 また、降機後に感染が確定した生徒の周囲に座っていた一般客12人が、確定時には帰宅(入国)してしまったため、電話を入れ健康への特別な注意を呼びかけた。9日夜には全員に連絡が取れ、健康に異常がないことを確認した。 感染した3人は、語学研修で4月24日からカナダに滞在。米デトロイト経由で、8日午後4時38分成田着のノースウエスト25便(コンチネンタル、デルタ航空共同運航便、乗員乗客409人)で帰国した。

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2.「発熱した人がいる」検疫官の説明に機内騒然(読売新聞),読売新聞
RV=175.9 2009/05/09 19:12
キーワード:男子,大阪,教諭,機内,宿泊

 新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)が初めて日本で確認された。感染者は、国際交流のためカナダを訪れ、8日夕に帰国した大阪府内の高校生2人と引率の教諭。 「重くないので安心してほしい」。9日の全校集会で3人の症状を伝えた校長はこう強調し、現地での行動確認に追われた。厚生労働省は早朝から、感染者と同じ航空機に乗っていた人の追跡調査を急ぎ、健康への注意を呼びかけた。 感染が確認された男子生徒らが乗っていた飛行機には、青い防護服を着た検疫官が出入りし、携帯電話で頻繁に連絡を取るなどして、周囲は騒然となった。 隔離入院した高校生の近くに座っており、濃厚接触者として停留された米国人男性(52)は、別の便で帰国した日本人の妻(49)に、携帯電話で機内の様子などを伝えた。 それによると、検疫官は日本語と英語で「発熱している人がいるので時間がかかる」と乗客に告げ、米国人男性の斜め後ろにいた男子生徒が検疫官に連れられて機外へ出た。生徒の荷物は、検疫官が袋に入れて持ち出したという。 米国人男性の左手には、濃厚接触者の可能性を示す赤いステッカーが張られた。しばらく機内で待った後、男性は同様にステッカーを張られた約40人とともに空港内の宿泊施設に泊まった。 男性が検疫官から「近くにいた乗客が感染者と確認された」と説明を受けたのは9日朝。検温をし、健康状態に関する質問を受けた後、空港近くの別施設へ移ったという。一方、感染した3人が運ばれた成田市内の医療機関。8日午後7時過ぎに運ばれた男子生徒1人と男性教諭は、救急車から降りるとそれぞれ歩いて病院へ入った。

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3.新型インフル「濃厚接触者すり抜け」 怖い話?心配無用?(J-CASTニュース),J-CASTニュース
RV=169.4 2009/05/09 19:35
キーワード:男子,大阪,機内,高校,宿泊

 日本国内で初の新型インフルエンザ感染者が確認された2009年5月9日。感染確認が発表された早朝6時から様々な情報が飛び交った。感染者の近くにいたのに本来の「停留」措置を受けずにすり抜けた形で最大11人が入国した可能性があることも分かった。9日夕、複数のテレビニュースでは、「すり抜け」問題について、専門家の意見をきいた。「11人」の入国は、怖い話なのか、心配する必要はないのか。■帰国者に外出自粛呼びかける専門家も 感染が確認されたのは、カナダへ短期留学していた大阪の高校の男子生徒2人と男性教員の計3人。8日夕に成田へ到着していた。症状は3人とも落ち着いているようだ。また、感染者の近くの席にいるなどした49人の「濃厚接触者」は、近くの宿泊施設で様子をみるため「停留」措置が取られた。しかし、感染者のうち1人の生徒は機内検査では異常が認められず、機外に出た後症状を訴えた。このため、この生徒の周辺の席にいた最大11人は、「濃厚接触者」認定されずに入国してしまった可能性がある。 9日夕の「FNNスーパーニュースWEEKEND」(フジテレビ系)には、獨協医科大学の増田道明教授が出演した。「11人のすり抜け」について、心配しなくていいのか、と司会者に聞かれた増田教授は、さほど心配する必要はないとの考えを示した。――検疫は100%完璧ではあり得ないので、今回のような事態は想定される。「11人のすり抜け」で、一般の人の感染リスクが大きくなるとは考えにくい。日本では季節性インフルエンザのリスクの方が大きいかも――。特に説明はなかったが、新型インフルエンザが弱毒性とされることなどを念頭に置いているような説明だった。その上で、一般の人に必要なこととして、健康管理とマスクなどの予防、冷静な行動を挙げた。 一方、「ANNスーパーJチャンネル」(テレビ朝日系)は、ゲストに国立感染症研究所の元研究員、岡田晴恵さんを呼んだ。岡田さんは、「すり抜けた11人」だけでなく、同じ飛行機に乗っていた人にも、一定期間「外出しない」「健康観察期間はおとなしくしている」という「協力態勢」が必要だと訴えた。体調に異変を感じない場合、仕事や学校を簡単には休まない人がいることを考えると、「11人」がすり抜けた現状は大丈夫なのかと不安に感じる人も出てきそうだ。 専門家の意見が分かれる現状では、心配無用かどうかは各人が判断するしかないようだ。 厚労省は今回の「すり抜け」を受け、空港などでの検疫について、発熱に重点を置いている現状から、せきなどの症状だけでも簡易検査の対象にできないか検討を始めている。

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1.新たに感染濃厚の男子生徒1人、感染確認は3人(産経新聞),産経新聞
RV=310.6 2009/05/10 01:35
キーワード:男子,教諭,大阪,教委,停留,機内,宿泊,高校,府立

 厚生労働省は9日、カナダから米国経由で成田空港に帰国した、大阪府立高校の男子生徒2人と教員1人の計3人が、新型インフルエンザに感染していたと発表した。日本国内での感染確認は初めて。また、10日未明、同行の男子生徒1人に、千葉県衛生研究所の遺伝子診断(PCR)で新型の陽性反応が出た。国立感染症研究所で詳細な検査を行うが、感染が濃厚となった。 3人の感染確定は世界保健機関(WHO)に28番目の感染国・地域として報告されたが、舛添要一厚生労働相は9日の会見で、「入国前に確認されたもので、『国内での患者発生』には当たらない」と述べた。 厚労省や大阪府教委などによると、感染が確定した3人は、大阪府寝屋川市内の府立高校2年の男子生徒2人=いずれも(16)=と、引率の男性教諭(46)。教諭と生徒1人は機内検疫で感染の疑いがあるとされ、もう1人の生徒は降機後に症状が出た。 また、9日昼の診察で、同行の高校生7人が体調不良を訴えたため、千葉県内の3つの病院に救急搬送され、このうち男子生徒は千葉県衛生研究所のPCRで陽性が出た。新型への感染が極めて濃厚となった。 高校の語学研修に同行の33人、乗員2人、機内で疑いが確認された2人の周囲に座った一般客14人の計49人には停留措置が取られた。空港近くの宿泊施設で10日間、医師の健康観察を受ける。 また、降機後に感染が確定した生徒の周囲に座っていた一般客12人が、確定時に帰宅(入国)してしまい、一時所在確認ができなかったが、9日夜には全員に連絡が取れ、健康に異常がないことが確認された。 感染が確定した3人は、語学研修で4月24日からカナダに滞在。米デトロイト経由で、8日午後4時38分成田着のノースウエスト25便(乗員乗客409人)で帰国した。

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2.高校生さらに1人の感染濃厚、同乗の163人追跡調査(読売新聞),読売新聞
RV=274.7 2009/05/10 02:24
キーワード:男子,教諭,大阪,停留,機内,宿泊,高校,府立

 厚生労働省は10日未明、新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)への国内初の感染が確認された大阪府立高校の3人と一緒にカナダに滞在し、同じ航空機で成田空港に到着した男子高校生1人について、千葉県衛生研究所の遺伝子検査の結果、新型インフルエンザの陽性反応が出たと発表した。 新型への感染が濃厚とみられ、国立感染症研究所で最終確認の検査を行う。感染が確定すれば国内で4人目。 また、厚労省は9日、同乗者で健康状態の追跡調査が必要な乗客らは163人に上ると発表した。 厚労省によると、新たに感染の疑いが濃厚となった生徒は、機内で、すでに感染が判明した生徒の近くに座っており、「濃厚接触者」49人のうちの1人。9日午後になって、留め置かれていた空港近くの宿泊施設で体調不良を訴え、千葉県内の感染症指定医療機関に搬送されていた。簡易検査ではA型陰性だったが、千葉県衛生研究所の遺伝子検査で新型感染が濃厚という結果が出た。ほかに6人の生徒も搬送されたが、遺伝子検査で感染が否定された。 一方、厚労省は9日、機外に出てから症状を訴え、感染が確定した男子生徒1人との「濃厚接触者」に相当するものの、「停留措置」の対象にならなかったのは12人で、同日夜までに全員と連絡を取り、10日間の経過観察と外出自粛を要請したことを明らかにした。現時点で症状が出ている人はいないとしている。 先に感染が確定した3人の容体について、厚労省は、9日午後3時現在、男性教諭と男子生徒1人には38度台の熱があり、治療薬タミフルの投与を受けているとした。別の男子生徒の熱は36度台という。 一方、健康状態の追跡が必要な163人の乗客らのうち、9日午後10時半までに自治体が連絡を取れたのは158人に上ることが、読売新聞の全国調査で分かった。各自治体は、滞在先に伝言を置いたり、訪問したりして確認を急いでいる。 厚労省によると、8日夕に成田空港に到着したノースウエスト航空25便には、乗客388人乗員21人の計409人が乗っていた。行き先不明の乗客も4人おり、同省で確認を進めている。入国せずに成田からそのまま海外へ出た人もおり、感染者3人、同行者や周囲の乗客ら「濃厚接触者」49人を除き、国内に入国が確認できたのが163人で、26都道府県に在住・滞在していた。 最も多かったのは東京都の55人。次いで千葉県22人、神奈川県19人、京都府15人など。読売新聞の集計では、少なくとも51人が外国人旅行者だった。9日午後10時半現在で健康状態が確認できたのは158人。京都市滞在の米国人3人に微熱があったほかは体調不良を訴える人はいなかった。健康状態が確認できない5人のうち3人は東京都だった。

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3.<新型インフル>別の1人も感染濃厚 大阪の高校生(毎日新聞),毎日新聞
RV=232.9 2009/05/10 00:34
キーワード:教諭,大阪,停留,機内,高校,ホテル,府立

 カナダから帰国した大阪府立高校の生徒2人と教諭1人が新型インフルエンザに感染していた問題で、厚生労働省は10日未明、同行していた生徒1人についても、遺伝子検査で新型感染を示す結果が出たと発表した。新型への感染は濃厚で、国立感染症研究所で最終確認を進めている。生徒一行は入国せずホテルに留め置かれているため、感染が確定した場合も国内の行動計画は第2段階(国内発生早期)に移行しない。【関連図】国内初の新型インフルエンザ感染者が乗っていた機内の座席図 新たに感染が濃厚になったのは、9日未明に感染が判明した生徒らの「濃厚接触者」として、検疫法に基づき停留措置が取られていた49人のうち1人。停留後に体調不良を訴えて病院に運ばれ、簡易検査ではインフルエンザ陰性だったが、遺伝子検査で新型感染の判定だった。ほかに6人も検査を受けたが、感染は否定された。 厚労省は、機内で感染者の半径2メートル以内にいた人は「濃厚接触者」として、健康監視などのため、帰国から10日間は入国させずホテルに留め置く方針を取っている。今回は既に高校生と教諭の一行33人のほかに、乗客乗員16人が停留中。1人の感染が確定すると、半径2メートル以内にいた乗客はさらに増えることになるが、入国後に留め置き措置を取ることはできず、厚労省は該当する乗客の割り出しと健康状態把握を急ぐ。【清水健二、内橋寿明、苅田伸宏】

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4.新型インフル 別の1人も感染濃厚 大阪の高校生(毎日新聞),毎日新聞
RV=232.9 2009/05/10 00:38
キーワード:教諭,大阪,停留,機内,高校,ホテル,府立

 カナダから帰国した大阪府立高校の生徒2人と教諭1人が新型インフルエンザに感染していた問題で、厚生労働省は10日未明、同行していた生徒1人についても、遺伝子検査で新型感染を示す結果が出たと発表した。新型への感染は濃厚で、国立感染症研究所で最終確認を進めている。生徒一行は入国せずホテルに留め置かれているため、感染が確定した場合も国内の行動計画は第2段階(国内発生早期)に移行しない。【関連図】国内初の新型インフルエンザ感染者が乗っていた機内の座席図 新たに感染が濃厚になったのは、9日未明に感染が判明した生徒らの「濃厚接触者」として、検疫法に基づき停留措置が取られていた49人のうち1人。停留後に体調不良を訴えて病院に運ばれ、簡易検査ではインフルエンザ陰性だったが、遺伝子検査で新型感染の判定だった。ほかに6人も検査を受けたが、感染は否定された。 厚労省は、機内で感染者の半径2メートル以内にいた人は「濃厚接触者」として、健康監視などのため、帰国から10日間は入国させずホテルに留め置く方針を取っている。今回は既に高校生と教諭の一行33人のほかに、乗客乗員16人が停留中。1人の感染が確定すると、半径2メートル以内にいた乗客はさらに増えることになるが、入国後に留め置き措置を取ることはできず、厚労省は該当する乗客の割り出しと健康状態把握を急ぐ。【清水健二、内橋寿明、苅田伸宏】

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1.松山の50代女性「疑い」…カナダから4日帰国(読売新聞),読売新聞
RV=204.5 2009/05/09 01:38
キーワード:男子,大阪,機内,教諭,教委

 厚生労働省と大阪府教委は8日夜、成田空港に同日午後4時40分頃に到着した米デトロイト発のノースウエスト航空機の機内検疫で、カナダに短期留学した府立高校の一行から、新型インフルエンザへの感染が疑われる患者3人が見つかったと発表した。 府内の男子高校生2人と40歳代の男性教諭で、せきなどの症状を訴え、簡易検査でいずれもA型インフルエンザの陽性反応を示した。 また、同省は9日未明、8日深夜に松山市から「疑い患者」1人の届け出があったと発表した。同市在住の50歳代の日本人女性で、カナダから4日に帰国。8日から発熱などの症状が出たため、医師の診察を受けた。簡易検査ではインフルエンザのA型、B型とも陰性だったが、医師が届け出た。 いずれも詳しい遺伝子検査で新型かどうか調べている。

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2.<新型インフル>国内初の感染確認…大阪府立高の生徒ら3人(毎日新聞),毎日新聞
RV=204.5 2009/05/09 06:13
キーワード:男子,大阪,機内,教諭,教委

 厚生労働省は9日、カナダから米国経由で成田空港へ帰国した日本人男性1人と少年2人が、新型インフルエンザに感染していたと発表した。国立感染症研究所が実施した遺伝子検査で確認された。厚労省は世界保健機関(WHO)に日本初の感染例として報告する。ただし水際での阻止に成功したため、政府の行動計画は第1段階(海外発生期)のまま変わらず、第2段階(国内発生早期)には移行しない見通しだ。 ◇カナダから米国経由で成田へ帰国 大阪府教委などによると、3人は大阪府立高校の男性教諭(46)と2年生の男子生徒2人(いずれも16歳)。4月24日〜今月8日、府内の自治体が補助する国際交流事業に参加し、生徒30人と教諭6人でカナダ・オークビル市内の高校などを訪問していた。3人は感染症指定医療機関の成田赤十字病院(千葉県成田市)に隔離入院中で、残りの生徒や乗客ら49人も検疫法に基づき、空港近くの宿泊施設に留め置かれている。 厚労省によると、一行は7日にカナダ・トロントから米デトロイトに移動。8日午後4時半すぎ、デトロイト発のノースウエスト航空25便(コンチネンタル航空6348便、デルタ航空4351便の共同運航便)で成田空港に到着した。機内検疫で3人がせきなどの症状を訴え、空港検疫所と国立感染症研究所の検査で新型インフルエンザ陽性と判定された。成田赤十字病院は「3人とも症状は落ち着いている」と説明している。 ほかの生徒ら49人は感染の可能性がある濃厚接触者として最長10日間留め置かれ、抗インフルエンザウイルス薬が予防投与される。【清水健二】

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3.新型インフル 国内初の感染確認…大阪府立高の生徒ら3人(毎日新聞),毎日新聞
RV=204.5 2009/05/09 08:22
キーワード:男子,大阪,機内,教諭,教委

 厚生労働省は9日、カナダから米国経由で成田空港へ帰国した日本人男性1人と少年2人が、新型インフルエンザに感染していたと発表した。国立感染症研究所が実施した遺伝子検査で確認された。厚労省は世界保健機関(WHO)に日本初の感染例として報告する。ただし水際での阻止に成功したため、政府の行動計画は第1段階(海外発生期)のまま変わらず、第2段階(国内発生早期)には移行しない見通しだ。【新型インフル】ついに国内初の感染確認 症状や感染経路、治療方法は? ◇カナダから米国経由で成田へ帰国 大阪府教委などによると、3人は大阪府立高校の男性教諭(46)と2年生の男子生徒2人(いずれも16歳)。4月24日〜今月8日、府内の自治体が補助する国際交流事業に参加し、生徒30人と教諭6人でカナダ・オークビル市内の高校などを訪問していた。3人は感染症指定医療機関の成田赤十字病院(千葉県成田市)に隔離入院中で、残りの生徒や乗客ら49人も検疫法に基づき、空港近くの宿泊施設に留め置かれている。 厚労省によると、一行は7日にカナダ・トロントから米デトロイトに移動。8日午後4時半すぎ、デトロイト発のノースウエスト航空25便(コンチネンタル航空6348便、デルタ航空4351便の共同運航便)で成田空港に到着した。機内検疫で3人がせきなどの症状を訴え、空港検疫所と国立感染症研究所の検査で新型インフルエンザ陽性と判定された。成田赤十字病院は「3人とも症状は落ち着いている」と説明している。 ほかの生徒ら49人は感染の可能性がある濃厚接触者として最長10日間留め置かれ、抗インフルエンザウイルス薬が予防投与される。【清水健二】

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4.新型インフル国内で初の感染確認 カナダ研修高校生ら49人停留(産経新聞),産経新聞
RV=204.5 2009/05/09 23:49
キーワード:男子,大阪,機内,教諭,教委

 厚生労働省は9日、カナダから米国経由で成田空港に帰国した、大阪府立高校の男子生徒2人と教員1人の計3人が、新型インフルエンザに感染していたと発表した。日本国内での感染確認は初めて。世界保健機関(WHO)に28番目の感染国・地域として報告された。 緊急会見した舛添要一厚生労働相は「入国前に確認されたもので、『国内での患者発生』には当たらない」と述べた。国内の警戒態勢は検疫などの水際対策強化を中心とした、現在の態勢が維持される。 厚労省や大阪府教委などによると、3人は、大阪府寝屋川市内の府立高校2年の男子生徒2人=いずれも(16)=と、引率の男性教諭(46)。教諭と生徒1人は機内検疫で感染の疑いがあるとされ、もう1人の生徒は降機後に症状が出た。3人は検疫法に基づき、感染症指定医療機関の成田赤十字病院(千葉県成田市)に隔離され治療を受けている。容体は安定している。 男子生徒と同じ語学研修に同行の33人、乗員2人、機内で疑いが確認された2人の周囲に座った一般客14人の計49人には停留措置が取られた。空港近くの宿泊施設で10日間、医師の健康観察を受ける。 9日昼の診察では、同行の高校生7人が体調不良を訴えたため、千葉県内の3つの病院に救急搬送された。簡易検査の結果、全員が陰性と判明した。 また、降機後に感染が確定した生徒の周囲に座っていた一般客12人が、確定時には帰宅(入国)してしまったため、電話を入れ健康への特別な注意を呼びかけた。9日夜には全員に連絡が取れ、健康に異常がないことを確認した。 感染した3人は、語学研修で4月24日からカナダに滞在。米デトロイト経由で、8日午後4時38分成田着のノースウエスト25便(コンチネンタル、デルタ航空共同運航便、乗員乗客409人)で帰国した。

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1.新たに感染濃厚の男子生徒1人、感染確認は3人(産経新聞),産経新聞
RV=397.0 2009/05/10 01:35
キーワード:教諭,男子,停留,大阪,教委,生徒,機内,府立,高校

 厚生労働省は9日、カナダから米国経由で成田空港に帰国した、大阪府立高校の男子生徒2人と教員1人の計3人が、新型インフルエンザに感染していたと発表した。日本国内での感染確認は初めて。また、10日未明、同行の男子生徒1人に、千葉県衛生研究所の遺伝子診断(PCR)で新型の陽性反応が出た。国立感染症研究所で詳細な検査を行うが、感染が濃厚となった。 3人の感染確定は世界保健機関(WHO)に28番目の感染国・地域として報告されたが、舛添要一厚生労働相は9日の会見で、「入国前に確認されたもので、『国内での患者発生』には当たらない」と述べた。 厚労省や大阪府教委などによると、感染が確定した3人は、大阪府寝屋川市内の府立高校2年の男子生徒2人=いずれも(16)=と、引率の男性教諭(46)。教諭と生徒1人は機内検疫で感染の疑いがあるとされ、もう1人の生徒は降機後に症状が出た。 また、9日昼の診察で、同行の高校生7人が体調不良を訴えたため、千葉県内の3つの病院に救急搬送され、このうち男子生徒は千葉県衛生研究所のPCRで陽性が出た。新型への感染が極めて濃厚となった。 高校の語学研修に同行の33人、乗員2人、機内で疑いが確認された2人の周囲に座った一般客14人の計49人には停留措置が取られた。空港近くの宿泊施設で10日間、医師の健康観察を受ける。 また、降機後に感染が確定した生徒の周囲に座っていた一般客12人が、確定時に帰宅(入国)してしまい、一時所在確認ができなかったが、9日夜には全員に連絡が取れ、健康に異常がないことが確認された。 感染が確定した3人は、語学研修で4月24日からカナダに滞在。米デトロイト経由で、8日午後4時38分成田着のノースウエスト25便(乗員乗客409人)で帰国した。

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2.新型インフル3人感染 国内初確認(産経新聞),産経新聞
RV=397.0 2009/05/10 07:58
キーワード:教諭,男子,停留,大阪,教委,生徒,機内,府立,高校

 ■カナダ研修高校生ら 成田で49人停留、12人入国 厚生労働省は9日、カナダから米国経由で成田空港に帰国した、大阪府立高校の男子生徒2人と教員1人の計3人が、新型インフルエンザに感染していたと発表した。日本国内での感染確認は初めて。また、10日未明、同行の男子生徒1人に、千葉県衛生研究所の遺伝子診断(PCR)で新型の陽性反応が出た。国立感染症研究所で詳細な検査を行うが、感染が濃厚となった。 [イメージでチェック]ノースウェスト航空25便に乗っていた感染者の座席位置 3人の感染確定は世界保健機関(WHO)に28番目の感染国・地域として報告されたが、舛添要一厚生労働相は9日の会見で、「入国前に確認されたもので、『国内での患者発生』には当たらない」と述べた。 厚労省や大阪府教委などによると、感染が確定した3人は、大阪府寝屋川市内の府立高校2年の男子生徒2人=いずれも(16)=と、引率の男性教諭(46)。教諭と生徒1人は機内検疫で感染の疑いがあるとされ、もう1人の生徒は降機後に症状が出た。 また、9日昼の診察で、同行の高校生7人が体調不良を訴えたため、千葉県内の3つの病院に救急搬送され、このうち男子生徒は千葉県衛生研究所のPCRで陽性が出た。新型への感染が極めて濃厚となった。 高校の語学研修に同行の33人、乗員2人、機内で疑いが確認された2人の周囲に座った一般客14人の計49人には停留措置が取られた。空港近くの宿泊施設で10日間、医師の健康観察を受ける。 また、降機後に感染が確定した生徒の周囲に座っていた一般客12人が、確定時に帰宅(入国)してしまい、一時所在確認ができなかったが、9日夜には全員に連絡が取れ、健康に異常がないことが確認された。 感染が確定した3人は、語学研修で4月24日からカナダに滞在。米デトロイト経由で、8日午後4時38分成田着のノースウエスト25便(乗員乗客409人)で帰国した。

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3.新型インフル 別の1人も感染確定 大阪の高校生(毎日新聞),毎日新聞
RV=397.0 2009/05/10 22:04
キーワード:教諭,男子,停留,大阪,教委,生徒,機内,府立,高校

 カナダから帰国した大阪府立高校の男子生徒2人と男性教諭1人が新型インフルエンザに感染していた問題で、厚生労働省は10日、同じ高校の男子生徒1人の感染が新たに確認されたと発表した。生徒は停留措置の対象となった49人のうちの1人で、停留先の成田空港近くのホテルで発症した。入国手続き前のため、国内の行動計画は第2段階(国内発生早期)には移行しない。感染者4人の症状はいずれも軽く、快方に向かっている。【総力特集 新型インフルエンザ】 現状は、対策は…関連記事、図説など 厚労省や大阪府教委によると、男子生徒は成田空港到着翌日の9日午後、38度の発熱があり、感染症指定医療機関の高根病院(千葉県芝山町)に救急搬送された。簡易検査ではインフルエンザ陰性だったが、国立感染症研究所の遺伝子検査で10日未明、新型への感染が確定。同病院にそのまま隔離入院した。抗インフルエンザ薬のタミフルを投与され、10日午後2時の体温は36.7度で症状は落ち着いているという。 男子生徒は、日本に戻る米デトロイト発ノースウエスト航空25便(コンチネンタル航空6348便、デルタ航空4351便の共同運航便、乗客乗員409人)の機内では、先に感染が判明した生徒1人の2席後方と3席後方の席を行き来していた。この2席から、機内感染の恐れがあるとされる半径2メートル以内の範囲には24席あったが、既に留め置かれているか、乗り継ぎで海外へ行った乗客しかおらず、入国した人はいないという。 府教委によると、男子生徒はカナダ滞在中の小旅行や野球観戦では、感染が判明している生徒2人と一緒に行動していた。特に4月28日と29日は、ホテルの同じ部屋に3人で宿泊した。

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1.<新型インフルエンザ>国内初確認 生徒父親「そばに来ているよ」 面会できず、携帯で(毎日新聞),毎日新聞
RV=286.3 2009/05/11 08:29
キーワード:教諭,停留,男子,大阪,生徒,府立

 国内初の新型インフルエンザ感染が確認された大阪府立高校の男子生徒2人と教諭1人が入院する成田赤十字病院(千葉県成田市)に10日、同校の教頭(53)と生徒1人の父親が見舞いに訪れた。 教頭によると、父親は看護師から息子の病状や院内での様子を聞いた後、面会できないため携帯電話で3分ほど話し、「すぐそばまで来てるよ」と声をかけていたという。 この生徒は一時38度台の熱があったが、10日は36・8度に下がった。父親は看護師から「食欲もあり、体もだいぶ楽になっているようだ」と聞き、ほっとした表情をみせたという。教頭は他の生徒らが停留措置で滞在している同市内のホテルも訪問。引率教諭から報告を受け、「感染した生徒たちには一日も早く回復してもらいたい。停留している生徒たちにも『何とか乗り切って、早く一緒に大阪に戻ろう』と伝えたい」と話した。 一方、4人目の感染者となり、千葉県芝山町の高根病院に入院している大阪府立高の男子生徒(16)は10日朝、熱が36・7度まで下がり、容体は落ち着いている。病院によると、男子生徒は9日の夕食、10日の朝食とも完食した。熱も下がり、のどが少し赤く腫れた程度という。タミフルを5日間服用し、少なくとも7日間は入院する見通し。部屋の中を歩いたり、テレビを見て過ごしている。 入院しているのは病院4階にある陰圧式の感染症対応病床。菅野治重副院長は「対応は少し過剰かもしれないが、初めての国内感染のケースなので仕方がない」と説明。従来のインフルエンザとの違いについては「特に私には違いは感じられない」と語った。【駒木智一、宍戸護】

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2.<新型インフルエンザ>国内初確認 感染の生徒3人、常に一緒に行動(毎日新聞),毎日新聞
RV=280.3 2009/05/11 12:36
キーワード:教諭,男子,教委,大阪,生徒,府立

 新たに男子生徒1人の新型インフルエンザ感染が確認された大阪府寝屋川市の府立高校では10日、校長が会見し、「非常に残念。一日でも早く回復してもらいたい」と話した。 留学に参加した同校の生徒10人のうち、男子は4人。この4人のうち3人が感染した。15日間の日程中、オタワ観光や大リーグ観戦など9日間は団体行動だったが、仲が良い4人はこの間、常に行動を共にしていたという。校長は「常に前後左右にいてまとまって行動していたと引率教諭から聞いた。接触できる距離にいたことが感染の原因と考えている」と述べた。 また大阪府教委は10日から、同校にスクールカウンセラーの派遣を始めた。【向畑泰司、田中博子】

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3.新型インフル 一時待機の高校生ら疲労や不安訴え 中間試験には配慮(産経新聞),産経新聞
RV=280.3 2009/05/11 20:35
キーワード:教諭,男子,教委,大阪,生徒,府立

 カナダでの短期留学から帰国した大阪府寝屋川市の府立高校の男子生徒と教諭計4人が新型インフルエンザに感染した問題で、大阪府教育委員会は11日、感染した生徒とホテルに留め置かれている生徒計30人に対し、今月実施する中間試験を受けられない場合は、期末試験の成績などを基に1学期の成績を判断することを明らかにした。 留学に参加した3校では、15日から順次、中間試験が予定されており、保護者らから配慮を求める声が学校に寄せられていた。府教委高等学校課は「通常のインフルエンザでの出席停止の場合と同じ措置を取った」としている。 府教委によると、ホテルで一時待機している生徒らは学校からの一斉メールに対し、「想像以上にこたえる」「帰った後が不安」など、疲労や不安を表す返信をを寄せているという。

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1.<新型インフル>入院男子生徒を母親が見舞う 千葉・芝山町(毎日新聞),毎日新聞
RV=274.8 2009/05/12 20:41
キーワード:停留,男子,教委,大阪,府立,生徒

 国内4人目の新型インフルエンザ感染が確認された大阪府立高校の男子生徒(16)が入院する千葉県芝山町の高根病院を12日、母親が見舞いに訪れ、ガラス越しに初めて面会した。母親は面会後「いつも通りの様子でホッとした」と話したという。 付き添った大阪府教委の和田良彦参事によると、母親は医師から経過や「平熱に下がり他のインフルエンザよりも軽い症状です」などと容体を聞くと、安心した表情を見せた。この後、防護服に着替え、病室の前で小さな窓ガラス越しに対面。久しぶりに息子の顔を見た母親は笑顔で「元気?」と声をかけ、菓子を差し入れた。生徒も交流事業で訪れたカナダで撮影した写真を見せるなどし、約30分間会話した。 また和田参事は、男子生徒らと共に交流事業に参加し、ホテルで停留中の他の生徒たちについて「特に疲れた様子はない。食事の際の席は離されているが、わいわい話している」と説明。保護者から多数の差し入れも届いている。生徒にはカードを配り、欲しい物や要望などを書いてもらっているという。和田参事は「生徒らは一定の制限を受けながらも、円滑に生活しているので安心してください」と話した。【斎川瞳】

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2.新型インフル感染の高校生、ガラス越しに母親と面会(読売新聞),読売新聞
RV=259.3 2009/05/12 22:36
キーワード:男子,教委,大阪,濃厚,府立,生徒

 新型インフルエンザ感染で隔離入院となっている大阪府立高校の生徒の1人の母親が12日、千葉・成田空港近くの入院先で面会した。 府教委や病院によると、母親は防護服姿にマスクをつけ、ガラス窓で仕切られた面会室へ。母親が「元気?」と声をかけると、男子生徒はカナダのホームステイ先や旅行時の写真も見せ、2人だけで約30分間、話をしたという。母親は「いつも通りの様子だった」とほっとしていたという。 担当医からは「食事をきちんととっている。平熱で、快方に向かっている」との説明があったという。 また、濃厚接触者として千葉県成田市内のホテルに留め置かれている生徒27人には欲しい物のリクエストカードが配られ、厚生労働省の担当者が代理購入。雑誌や商品名を指定した飲料水の要望があるという。

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3.新型インフル 「退屈で仕方ない」ホテルに“缶詰”の高校生ら(産経新聞),産経新聞
RV=225.6 2009/05/12 10:43
キーワード:停留,男子,大阪,府立,生徒

 新型インフルエンザの感染が確認された大阪府立高校の生徒らとともに、カナダに短期留学をしていた生徒らは、感染拡大を防ぐため、成田空港近くのホテルで10日間の停留措置が取られている。外出を禁じられ、ホテル内で生徒同士が接触することもできないという不自由を強いられるなか、生徒らは保護者たちとの連絡で「することがなくてヒマ」「お母さんのご飯が食べたい」などと訴えているという。 停留措置が取られているのは48人。このうち、32人が感染した4人とともに短期留学に行った寝屋川市内の3校の府立高校の教師や生徒となっている。 保護者らの話によると、生徒らは1日のほとんどを個室で1人きりで過ごしている。食事はほかの生徒と同じ場所に集められるが、それぞれが数メートル離れて着席させられ、私語は許されないなど、厳重な措置が取られているという。 個室ではテレビを見ることはできるものの、多くの生徒は「することがなくてヒマ」「退屈で仕方がない」などと話している。カナダから持ち帰った荷物はホテルに持ち込めなかったため、室内には手荷物程度しかなく「暇つぶしするものもない」という。 外部との連絡手段は電話かメール。自宅に電話をしてきたある女子生徒は母親に「まるで監獄に入っている気分」と訴えた。母親は「みんなと一緒ならば気分も紛れるだろうが、それもできないのなら、ふびんでならない」と話した。 別の女子生徒の母親は、娘の短期留学中、インターネットで連絡を取り合っていた。母親は「娘は『帰国の日は母の日に近いから、お土産にプレゼントを買っていくね』と言っていたのに、こんな騒ぎに巻き込まれてしまうなんて」と戸惑った様子。「携帯電話は持たせていないので、連絡もスムーズに取れない」と不安そうに話していた。 一方、ある男子生徒は毎日のように自宅に電話をかけている。「お母さんのご飯が食べたい」などと話しているといい、母親は「もともと外で出歩くのが好きな子なので缶詰めになっているのは、こたえていると思う。帰ってきたら、大好きなハンバーグと和食を食べさせてあげたい」と話していた。 生徒たちの数少ない楽しみは、同じホテルに停留している友人同士で内線電話を使って会話すること。 女子生徒の父親は「本人は『友達と話もできるのでさびしくない。大丈夫だよ』と言っている。最初は感染を心配したが、健康にも問題はないようなので取りあえずは安心している」と話していた。

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4.不自由さ訴える 新型インフル 保護者「ふびん」(産経新聞),産経新聞
RV=225.6 2009/05/12 15:33
キーワード:停留,男子,大阪,府立,生徒

 ■停留生徒ら「お母さんのご飯食べたい」 新型インフルエンザの感染が確認された大阪府立高校の生徒らとともに、カナダに短期留学をしていた生徒らは、感染拡大を防ぐため、成田空港近くのホテルで10日間の停留措置が取られている。外出を禁じられ、ホテル内で生徒同士が接触することもできないという不自由を強いられるなか、生徒らは保護者たちとの連絡で「することがなくてヒマ」「お母さんのご飯が食べたい」などと訴えているという。また、同校がある寝屋川市は12日、新型インフルエンザ対策本部を設置した。  停留措置が取られているのは48人。このうち、32人が感染した4人とともに短期留学に行った寝屋川市内の3校の府立高校の教師や生徒となっている。 保護者らの話によると、生徒らは一日のほとんどを個室で一人きり。食事はほかの生徒と同じ場所に集められるが、それぞれが数メートル離れて着席させられ、私語もできないという。 個室ではテレビを見ることはできるものの、多くの生徒は「することがなくてヒマ」「退屈で仕方がない」などと話している。 外部との連絡手段は電話かメール。自宅に電話をしてきたある女子生徒は母親に「まるで監獄に入っている気分」と訴えた。母親は「みんなと一緒ならば気も紛れるだろうが、それもできないのなら、ふびんでならない」と話した。 別の女子生徒の母親は、娘の短期留学中、インターネットで連絡を取り合っていた。母親は「娘は『帰国の日は母の日に近いから、お土産にプレゼントを買っていくね』と言っていたのに、こんな騒ぎに巻き込まれてしまうなんて」と戸惑った様子。「携帯電話は持たせていないので、連絡もスムーズに取れない」と不安そうに話していた。 一方、ある男子生徒は毎日のように自宅に電話をかけている。「お母さんのご飯が食べたい」などと話しているという。また、女子生徒の父親は「本人は『友達とホテルの内線電話で話もできるのでさびしくない。大丈夫だよ』と言っている。最初は感染を心配したが、健康にも問題はないようなのでとりあえずは安心している」と話していた。

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1.停留7日に短縮 水際対策の効果維持判断 (産経新聞),産経新聞
RV=329.0 2009/05/13 22:22
キーワード:停留,教委,男子,濃厚,府立,ホテル,大阪

 新型インフルエンザ患者の濃厚接触者に対して行っている「停留」措置について、厚生労働省は13日、従来の10日から7日に短縮すると発表した。現在停留措置が取られている48人は15日夕に、医師の診察を受けた上で停留が解除される。政府の専門家諮問委員会が、海外の調査報告などを基に「短縮しても水際対策の効果を維持できる」と判断した。健康観察の期間も7日に短縮する。 また厚労省は同日、新型インフルエンザに感染していた大阪府立高校の男子生徒(16)について、「機内で席を移動した」とする当初の発表を「移動はなかった」と訂正した。この結果、男子生徒の濃厚接触者とされた12人のうち、5人が濃厚接触者に当たらないことが判明。5人は9日から外出自粛を強く要請されていたが、同日朝、要請が解かれた。 この生徒は機内検疫後に症状が把握されたため、周囲の席にいた濃厚接触者は停留措置の代わりに、外出の自粛などが強く要請されていた。厚労省によると、5人は京都観光に来ながらホテルに缶詰め状態になっていた米国人4人と茨城県在住の1人。近く厚労省が直接おわびするという。 厚労省によると、当初この生徒は座席「43A」から「40E」に移動したとされていたが、当初から「40E」に座っていた。11日になって大阪府教委から厚労省に「席を移動していない」と連絡があり、12日に本人に直接確認した。 厚労省は「日常生活の制約をすることになり申しわけなく思う」と話している。5人には今後、他の乗客同様の「健康観察」措置が取られる。

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2.<新型インフル>「濃厚接触者」5人が対象外(毎日新聞),毎日新聞
RV=289.5 2009/05/13 11:54
キーワード:停留,教委,男子,濃厚,ホテル,大阪

 厚生労働省は13日、カナダからの帰国時に新型インフルエンザ感染が確認された大阪府の男子高校生について、機内で座っていたとされた2席のうち1席は、実際は使っていなかったと発表した。高校生の近くに座っていた「濃厚接触者」として、会社を休むなどの強い外出自粛を求められていた12人中5人は対象外だったことになり、保健所を通し本人に伝えられた。厚労省は「事実確認を怠っていた」と不備を認めている。 この高校生は機体を降りた後に感染の疑いが出たため、濃厚接触者は停留措置が取られず、そのまま入国していた。対象外になったのは、京都市のホテルに滞在中の米国人観光客4人と、茨城県在住の日本人1人。いずれも保健所が濃厚接触者だと連絡した9日以降、一歩も外に出ていなかったという。 厚労省は、高校生が機内検疫で配られた質問票に座席を移動したと書いたため、2席を使ったとの前提で濃厚接触者を特定したが、本人や移動先のチケットを持っていた生徒への聞き取りはしていなかった。11日に大阪府教委から「1席は使っていない」との連絡があり、初めて主治医を通して本人らに確認したところ、誤りが分かったという。 米国人観光客4人には、京都市の担当者がホテルで事情を説明して謝罪した。市によると、4人は拍手をして喜び、同じホテルにいた仲間と京都観光に出掛けたという。茨城県の1人を含む5人への健康観察は17日まで続けられ、保健所は不要不急の外出は控えるよう求めていく。【清水健二】

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3.【新型インフル】必要のない行動制限4日間 京都でホテル缶詰の外国人ら5人(産経新聞),産経新聞
RV=240.2 2009/05/13 12:29
キーワード:停留,教委,濃厚,ホテル,大阪

 大阪府の高校生ら4人が新型インフルエンザ感染した問題で、厚生労働省は13日、生徒の1人について、「飛行機内で座っていた座席位置が当初の情報と異なっていた」と発表した。すでに日本に入国した一般乗客ら12人が、「濃厚接触者」として9日から外出自粛を強く要請されていたが、うち5人については要請が解かれた。 5人は、京都観光に来ながらホテルに缶詰め状態になっていた米国人4人と、茨城県在住の1人。5人には13日午前、滞在地の保健所を通じて連絡。近く厚労省が直接「おわび」する。 厚労省の説明によると、当初この生徒は座席「43A」から「40E」に移動したとされたが、当初から「40E」に座っていたことが分かった。11日になって大阪府教委から厚労省に「席を移動していない」と連絡があり、12日になって初めて本人に直接確認した。 厚労省新型インフルエンザ対策推進本部では「日常生活の制約をすることになり申しわけなく思う」と話している。 感染確定者の周囲の席に座っていた人は、本来は検疫法にもとづいて空港近くの施設に停留される。しかし、この生徒は機内検疫後に症状が把握されたために、周囲の席にいる人たちはすでに入国。厚労省が滞在地の保健所を通じて、外出行動の自粛などを特別に強く求めていた。強い要請は解かれたが、5人には今後、他の乗客同様の健康観察措置が取られる。

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1.隔離入院の3人、陰性なら15日にも退院…停留47人も(読売新聞),読売新聞
RV=260.2 2009/05/14 21:27
キーワード:停留,教諭,濃厚,男子,府立

 厚生労働省は14日、新型インフルエンザに感染し、感染症指定医療機関に隔離入院中の大阪府立高校の生徒ら4人のうち、男子生徒2人と男性教諭の計3人について、「ほぼ回復している」として、15日にも退院できるとの見通しを示した。 厚労省によると、3人は体温が36度台で、せきもほぼおさまった。13日に検体を採取した遺伝子検査で、いずれも新型インフルエンザの陰性反応を示した。15日にわかる再検査の結果も同じなら、主治医が症状がないことを確認した上で、退院できる見通し。入院先の成田赤十字病院(千葉県成田市)の野口博史・感染症科部長も14日の記者会見で「3人は回復し、いつでも退院できる」と述べた。 一方、3人より1日遅く感染が確認された男子生徒も容体は安定しているが、退院は16日以降の見通し。 また、厚労省によると、高校生らの濃厚接触者として、成田空港近くのホテルに停留されている48人のうち、47人は15日午後に停留期間(7日間)を終え、症状がなければ、停留が解除される見込みだが、14日夜になって、このうちの1人が微熱などを訴え、病院に搬送されたという。 一方、残る1人については、1日遅く感染が確認された生徒と成田空港到着後に同室に宿泊したため、停留期間が16日までとなっている。

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2.橋下知事、停留短縮で府立高生に激励メール(産経新聞),産経新聞
RV=211.8 2009/05/14 01:00
キーワード:停留,教委,男子,府立

 厚生労働省が13日、新型インフルエンザ感染拡大防止のために実施している「停留」の短縮を決定したことで、ホテルに足止めされている大阪府寝屋川市の府立高校の生徒らが、週内にも帰宅できる見通しとなった。府教委は同日、「帰阪支援チーム」を設置。橋下徹知事が生徒らの携帯電話に「もうしばらくの辛抱ですので頑張ってください」などの激励のメッセージを送った。 橋下知事のメッセージは生徒らの携帯電話にメール送信。感染した生徒には「感染は誰にでも起こりえる。何も心配することはありません」。停留中の生徒らには「僕も全面的に応援していますから、一日も早く、笑顔で大阪に帰ってきてください」と呼びかけた。 メッセージを受けた生徒らは「応援してもらって励まされます」などと話しているという。 停留期間の短縮を受け、中西正人教育長は「府教委としては、帰阪支援チームを立ち上げ、生徒たちが安心して帰って来られるよう、全面的に支援していく」と強調。感染した男子生徒らが通う府立高校の校長は「生徒たちはホテルの中で、心細く過ごしていたので、情報を知って喜んでいる。できれば(入院中の生徒と)一緒に帰ってきてほしい」とコメントした。 一方、橋下知事は同日の定例会見で、舛添要一厚労相と携帯電話で連絡を取り合っていると説明。大臣から「停留解除を行う2日前には府に伝える」ことなどが知らされたといい、ホットライン開設の重要性を強調していた。

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3.「停留」7日に短縮 新型インフル濃厚接触者 水際対策の「効果同様」(産経新聞),産経新聞
RV=205.0 2009/05/14 07:58
キーワード:停留,濃厚,男子,府立

 新型インフルエンザ患者の濃厚接触者に対して行っている「停留」措置について、厚生労働省は13日、従来の10日から7日に短縮すると発表した。現在停留措置が取られている48人は15日夕に、医師の診察を受けた上で停留が解除される。政府の専門家諮問委員会が、海外の調査報告などを基に「短縮しても水際対策の効果を維持できる」と判断した。健康観察の期間も7日に短縮する。 また、厚労省は13日、川崎市在住の50代の日本人女性が、インフルエンザの簡易検査を受けたところ、A型に陽性反応が出たと発表した。女性は米国やカナダに滞在歴があり9日に帰国。新型インフルエンザに感染している疑いがあり、川崎市衛生研究所で遺伝子診断「PCR」を実施している。 一方、新型インフルエンザに感染していた大阪府立高校の男子生徒(16)については、「機内で席を移動した」とする当初の発表を「移動はなかった」と訂正した。この結果、男子生徒の濃厚接触者とされた12人のうち、5人が濃厚接触者に当たらないことが判明。5人は9日から外出自粛を強く要請されていたが、13日朝、要請が解かれた。 この生徒は機内検疫後に症状が把握されたため、周囲の席にいた濃厚接触者は停留措置の代わりに、外出の自粛などが強く要請されていた。厚労省によると、5人は京都観光に来ながらホテルに缶詰め状態になっていた米国人4人と茨城県在住の1人。厚労省は同日、本人らにおわびした。

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1.<新型インフル>「やったあ」生徒歓声、7日ぶり屋外の空気(毎日新聞),毎日新聞
RV=283.1 2009/05/15 21:16
キーワード:停留,教委,教諭,濃厚,ホテル

 生徒たちはマスクを外し、足取りも軽くバスに乗り込んだ。国内初の新型インフルエンザ感染者の濃厚接触者として、成田空港近くのホテルに留め置かれていた47人に対する停留措置が15日、解除された。大阪府立高校の教師5人と生徒26人の計31人は、成田空港から大阪空港経由で帰宅。他の乗客も自宅などへ向かった。7日ぶりに屋外の空気を吸い、笑顔を見せる生徒もいた。 大阪府教委高等学校課の向畦地(むかいあぜち)昭雄首席指導主事によると、生徒らはホテル10階の食堂に集合。午後4時42分、成田空港検疫所の藤井充所長が「停留を解除します」と話すと「やったあ」と歓声を上げ、ハイタッチをして喜び合ったという。 あちこちで、久しぶりに友人同士の会話を楽しむ姿も。代表の教諭がホテルのスタッフに感謝の言葉を述べ、生徒らも「ありがとうございました」と頭を下げた。生徒たちは「本当にうれしい、ほっとしました」「部屋で1人でいるのはすごく孤独だったけど、食事の時にみんなに会えるのが楽しかった。みんなと一緒だから頑張れた」などと振り返っていたという。 成田空港に着いた生徒らは、携帯電話で家族や友人に「今から帰るよ」と連絡をしながら、笑顔で飛行機に乗り込んだ。 停留措置を解除された他の乗客らもマイクロバス2台に分乗し、成田空港に到着。出迎えの家族と喜びの再会を果たした。 米ノースカロライナ州在住の米国人男性(53)は、到着ロビーで出迎えた妻(49)から「ウエルカムホーム」と声をかけられ、固く抱き合って喜びを分かち合った。妻は滞在中頻繁にホテルを訪れ、バラの花束や食料を差し入れたといい、「彼の姿を見てほっとした。平気だと思っていたけど、気付かないうちに家族もストレスがあったのかもしれない」と涙ぐんだ。男性は「毎日のように妻とテレビ電話で話したり、メールをやりとりしたことが一番の支えになった。今はおすしが食べたいね」とほっとした表情だった。【倉田陶子、駒木智一、荻野公一、斎川瞳】

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2.新型インフル 「やったあ」生徒歓声、7日ぶり屋外の空気(毎日新聞),毎日新聞
RV=283.1 2009/05/15 22:12
キーワード:停留,教委,教諭,濃厚,ホテル

 生徒たちはマスクを外し、足取りも軽くバスに乗り込んだ。国内初の新型インフルエンザ感染者の濃厚接触者として、成田空港近くのホテルに留め置かれていた47人に対する停留措置が15日、解除された。大阪府立高校の教師5人と生徒26人の計31人は、成田空港から大阪空港経由で帰宅。他の乗客も自宅などへ向かった。7日ぶりに屋外の空気を吸い、笑顔を見せる生徒もいた。 大阪府教委高等学校課の向畦地(むかいあぜち)昭雄首席指導主事によると、生徒らはホテル10階の食堂に集合。午後4時42分、成田空港検疫所の藤井充所長が「停留を解除します」と話すと「やったあ」と歓声を上げ、ハイタッチをして喜び合ったという。 あちこちで、久しぶりに友人同士の会話を楽しむ姿も。代表の教諭がホテルのスタッフに感謝の言葉を述べ、生徒らも「ありがとうございました」と頭を下げた。生徒たちは「本当にうれしい、ほっとしました」「部屋で1人でいるのはすごく孤独だったけど、食事の時にみんなに会えるのが楽しかった。みんなと一緒だから頑張れた」などと振り返っていたという。 成田空港に着いた生徒らは、携帯電話で家族や友人に「今から帰るよ」と連絡をしながら、笑顔で飛行機に乗り込んだ。 停留措置を解除された他の乗客らもマイクロバス2台に分乗し、成田空港に到着。出迎えの家族と喜びの再会を果たした。 米ノースカロライナ州在住の米国人男性(53)は、到着ロビーで出迎えた妻(49)から「ウエルカムホーム」と声をかけられ、固く抱き合って喜びを分かち合った。妻は滞在中頻繁にホテルを訪れ、バラの花束や食料を差し入れたといい、「彼の姿を見てほっとした。平気だと思っていたけど、気付かないうちに家族もストレスがあったのかもしれない」と涙ぐんだ。男性は「毎日のように妻とテレビ電話で話したり、メールをやりとりしたことが一番の支えになった。今はおすしが食べたいね」とほっとした表情だった。【倉田陶子、駒木智一、荻野公一、斎川瞳】

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3.<新型インフル>47人の停留解除…2次感染の恐れなし(毎日新聞),毎日新聞
RV=273.3 2009/05/15 20:49
キーワード:停留,教諭,濃厚,男子,ホテル

 厚生労働省は15日、国内初の新型インフルエンザ感染者の濃厚接触者47人について、検疫法に基づく停留措置を解除した。成田空港近くのホテルに留め置かれていた大阪府立高校の生徒らは宿泊先のホテルで入国手続きを終え、7日ぶりの帰路に着いた。停留が続く残り1人も16日に解除される見通し。 会見した成田空港検疫所の藤井充所長によると、解除時刻の午後4時42分にホテルを訪れ、47人を前に「移動の自由など、多大な制限を強いる生活に協力いただいて感謝している」と解除を伝えた。藤井所長は「宿泊施設の確保や、停留者にストレスを感じさせないように対応することが課題だった」と振り返った。 今回停留措置の対象になったのは、米デトロイトから成田空港に8日到着した機内で感染が確認された男子生徒や教諭計3人の同行者33人と、感染者の近くに座っていた乗客16人(日本人8人、米国人8人)。うち生徒1人は9日に新型インフルエンザを発症して隔離対象になり入院中だが、16日にも退院する見通し。停留前にこの生徒と同室だった生徒も、濃厚接触の時間が半日長かったため、16日午前まで停留が続く。 厚労省の難波吉雄・新型インフルエンザ対策推進室長は「2次感染の恐れは一切ないので、地域社会で温かく迎えてほしい」と呼びかけた。【内橋寿明、清水健二】

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1.千葉で隔離された大阪の高校生4人、遺伝子検査は陰性(読売新聞),読売新聞
RV=274.6 2009/05/16 10:58
キーワード:停留,男子,濃厚,府立,ホテル

 厚生労働省は16日、新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)に感染し、現在、千葉県の病院で隔離措置(入院)を受けている大阪府立高校の4人について、遺伝子検査が陰性だったと発表した。 このうち男子生徒1人は、24時間おきの計2回の検査でウイルス遺伝子が見つからなかったため、最終的な医師の診察を経て、同日中に退院する予定。残り3人については、14日夜の段階でウイルスが見つかっているため、16日夜からもう一度検査を行い、退院の可否を判断する。 また、同省は16日、新型インフルエンザに感染した高校生らの「濃厚接触者」のうち、最後まで成田空港近くのホテルに留め置かれていた生徒1人の停留を解除したと発表した。この生徒は、感染者と接触した時間がほかの47人より1日長かったため、解除がずれ込んだ。

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2.初の退院患者、自宅に戻る=停留解除の生徒とともに−大阪(時事通信),時事通信
RV=274.6 2009/05/16 23:10
キーワード:停留,男子,濃厚,府立,ホテル

 新型インフルエンザに感染した大阪府立高校の男子生徒(16)は16日正午ごろ、千葉県成田市の病院を退院し、濃厚接触者として同市のホテルに停留されていた男子生徒(16)とともに、大阪府の自宅へ戻った。 府教育委員会によると、退院した男子生徒は「ようやく狭い部屋を出られてうれしい」と笑顔を見せた。男子生徒は、9日昼ごろに38度の熱が出たが、ほかに目立った症状はなく、入院の際は「信じられない」と話したといい、病室はベッドとトイレ、シャワーがあるだけで狭かったという。

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3.<新型インフル>国内感染8人に 神戸の別の高校でも(毎日新聞),毎日新聞
RV=266.7 2009/05/16 22:11
キーワード:神戸,男子,濃厚,府立

 厚生労働省は16日、神戸市内の同じ高校に通う高校生3人について、国立感染症研究所の検査で新型インフルエンザ感染が確認されたと発表した。その後、神戸市内の別の高校で高校生5人の感染を確認。兵庫県内の別の高校でも感染の疑われる高校生の報告があり、詳しい検査を進めている。3校の間には、クラブ活動の交流試合でつながりがあった。大阪府でも同日、茨木市の高校に通う女子生徒について、感染濃厚であることが判明。確定すれば感染は複数の府県に広がっていることになり、厚労省や神戸市、大阪府は感染ルートの解明を急いでいる。 関係者によると、最初に確認された3人が通うのは県立神戸高校(神戸市灘区)。3年生男子(17)と2年生女子(16)、2年生男子(16)で、市立医療センター中央市民病院へ入院している。 一方、その後確認された5人が通うのは県立兵庫高校(長田区)。いずれも発熱などの症状があり、16日に医療機関を受診した。 このほか、兵庫県高砂市の高校でも3人について、簡易検査でA型インフルエンザ感染が判明。新型に感染している疑いがあり、詳しい検査を進めている。この高校や兵庫高校の感染者のほとんどはバレーボール部員。感染が確認された神戸高校の3年生もバレーボール部員で、今月上旬、2校と交流試合をしているという。 ◇大阪の高校では感染疑い 一方、大阪府は16日、発熱などを訴えた茨木市の高校の女子生徒について、府立公衆衛生研究所の遺伝子検査で新型インフルエンザ陽性の結果が出たため、感染疑い例として厚労省に報告したと発表した。国立感染症研究所が最終確認を進めている。海外渡航歴はなく、抗インフルエンザ薬のタミフルを投与され、快方に向かっているという。 また同じ高校に、同様の症状を訴えて簡易検査でA型陽性だった生徒が8人おり、遺伝子検査を実施中。さらに症状のある生徒約100人に聞き取り調査と簡易検査を進めているという。

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1.新型インフル大感染 大阪では100人に症状…初の国内発生から一気に8人(スポーツ報知),スポーツ報知
RV=450.4 2009/05/17 08:01
キーワード:神戸,教諭,濃厚,男子,女子,県立,兵庫

 「阪神大感染」へと拡大か−。厚生労働省は16日、兵庫県立神戸高の3年男子生徒(17)が新型インフルエンザに感染していることを確認した。生徒には最近の渡航歴がないため、国内では初の発生例となった。さらに同校に通う他の生徒2人や、神戸高と交流試合を行った県立兵庫高の生徒5人も新型インフルへの感染が判明。感染者は一気に8人に拡大した。大阪府でも、茨木市内の高校の2年女子生徒も感染濃厚とみられ、約100人に同様の症状が見られる。ウイルスの猛威は広がり始めている。 時間を追うごとに阪神地方から舞い込んでくる「陽性」の報は「阪神大感染」の兆候か、それとも「感染列島」への第一歩なのか−。 まず16日昼の段階で、厚労省は国立感染症研究所の詳細(PCR)検査の結果、神戸高の男子生徒の新型インフルエンザ感染を確認。国内で感染者の判明は5人目だが、過去4例のように空港など水際の検疫によるものではなく、生徒に最近の渡航歴もないため、国内初の発生ケースとなった。感染経路は全く不明だ。 厚労省や神戸市によると、男子生徒は今月12日に37・4度の熱が出て医療機関を受診し、簡易検査でA型陽性になった。検体を15日にリアルタイム詳細検査で調べると、A型に加え、新型インフルエンザ陽性との結果が出ていた。 続いて神戸高では、発熱などの症状を訴えていた他の2年男子(16)と2年女子(16)の2人も詳細検査の結果、いずれも新型陽性と判明。同校では、3人の他に17人が体調不良を訴えており、うち9人には詳細検査を実施している。 兵庫県と神戸市は灘区、東灘区、中央区と芦屋市の市立幼稚園、小、中、高校と大学を22日まで1週間休校にすることを決定した。一部地域では人が集まるイベントの中止、市民への外出自粛要請などを決めた。神戸高は全生徒に自宅待機を求めている。 さらに夜になって、次々と新しい事実が判明した。神戸高の3年男子生徒が所属するバレーボール部など複数の運動部が今月8日に交流試合を行った兵庫高の女子生徒5人に新型の陽性反応が出た。うち4人はバレーボール部に所属している。また、10日に練習試合を行った別の県立高校の男子バレー部員6人も体調を崩して簡易検査を受け、うち2人は陽性だった。高砂市内の高校の教諭ら3人にも感染の疑いが見られるとの情報もある。 「人から人への感染」の疑いが強まる中、政府は4段階ある行動計画を「海外発生期」から警戒レベル2に当たる「国内発生早期」に引き上げた。さらに警戒度が上がれば「感染拡大期」「まん延期」となる。レベル4となれば、今年1月公開の映画「感染列島」で描かれたパンデミック(大流行)の混乱が日本を襲う。緊急事態は確実に近づいている。 ◆おとこわり 生徒が新型インフルエンザに感染していることが確認された高校については、地域住民の安全にかかわる情報であるため、学校名を報じます。 

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2.大阪の私立高生9人も感染確定 国内17人に 新型インフル(産経新聞),産経新聞
RV=435.3 2009/05/17 09:43
キーワード:神戸,教諭,男子,女子,県立,兵庫,校長

 厚生労働省は17日、大阪府茨木市の私立高校に通う男女9人が新型インフルエンザに感染していることが確定したと発表した。いずれも渡航歴はなく、大阪府では初の感染例。国内の感染者は計17人となった。 感染が確定したのは、関西大倉高校の生徒。ほかに感染した生徒の妹の女子中学生が大阪府の検査で陽性反応を示しており、国立感染症研究所で確定検査を行う。 同校と併設の中学校では約100人がインフルエンザを理由に欠席したり、体調不良を訴えたりしており、感染がさらに拡大している可能性もある。 16日夜に会見した同校校長は「症状を訴えている生徒に海外渡航歴がなく、従来型のインフルエンザと認識していた。この時期に流行するのはおかしいとは感じていた。対応に甘さがあったかもしれない」と釈明した。 また、兵庫県内の7人がPCR検査で新型インフルエンザの陽性反応を示した。このうち高校生の男女5人と40代の男性教諭1人は、感染が確定した高校生3人が通う県立神戸高校と部活動の交流試合を行っていた。残りの1人は20代の男子大学生。いずれも国立感染研で確定検査を実施する。

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3.新型インフル 感染拡大「どこまで」 部活交流戦…複数校生徒に(産経新聞),産経新聞
RV=432.7 2009/05/17 07:56
キーワード:神戸,濃厚,男子,女子,県立,兵庫,校長

 国内で初めて新型インフルエンザが発生した兵庫県、大阪府で16日、高校生が発熱などの症状を訴えるケースが相次いだ。集団感染の可能性が高いとみて、県はすべての県立学校で生徒の健康状態を調査に踏み切る。どこまで拡大するのか、身近に迫った感染の連鎖。マスク姿の人が目立ち、繁華街はにぎわいが消えつつある。 ■学校 生徒3人の感染が最初に確認された県立神戸高校(神戸市灘区)。同校は今月8日と10日にスポーツの交流試合を県内複数の高校と行っており、3年男子とバレーボールの試合をした生徒十数人が発熱などの症状を訴えている。 そのうち、県立兵庫高校(同市長田区)の女子生徒5人の感染が16日夜に確認された。5人は高1と高3が各2人、高2が1人で、うち4人がバレー部に所属していた。 このほか、大阪府茨木市の私立高校に通う女子高生ら9人が府立公衆衛生研究所の遺伝子検査(PCR)で陽性となり、感染が濃厚。同校は11日から数人の生徒がインフルエンザにかかり、その後数が増えたため13日から2年生を学年閉鎖。16日には生徒47人がインフルエンザで欠席した。検査結果を受け、20日までは全校閉鎖とする。 神戸高は22日まで休校となり、全生徒約1000人に不要不急の外出を避けるよう指示した。 同校では5月に入り欠席する生徒が増えたため、13日から健康観察を実施。計12人がインフルエンザと診断された。岡野幸弘校長(57)は「打つべき手は打ってきたが、感染の広がりは結果的に予想を超えていた」。5月に入り海外渡航した生徒はいないが、家族の渡航まで把握していないという。 ■病院 男子生徒ら3人が入院している神戸市立医療センター中央市民病院では、発熱した外来患者用の簡易テントやプレハブ小屋が設置され、数人の患者が訪れた。 家族の見舞いで病院を訪れた男性会社員(48)は「少し不安。予防をしていきたいし、国もしっかり対応してほしい」。見舞いにきた男性会社員(20)は「個人がマスクなど予防策を徹底すれば、過剰に反応することはない」と淡々と語った。 ■市街 繁華街では、人通りはいつもの週末の半分。中華街の南京町にある中国料理店の男性社員(33)は「朝からキャンセルの電話ばかり。いつまで騒ぎが続くのか」と話した。北野の異人館街にある土産物店の女性店員(61)は「マスクはしたいけど、商売をしているので着けられない」と困惑した様子だった。 JR三ノ宮駅では、乗客の約1割がマスク着用。女性駅員(33)は「今日から自主的にマスクを着けて仕事をしている」と話した。映画館では洗面台にうがい用のコップやアルコール消毒液を設置。男性社員は「密室なので、気にする人には今後、マスクを配る予定」と話した。

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1.発熱なしで出席停止も…兵庫・大阪への修学旅行帰りで(読売新聞),読売新聞
RV=526.6 2009/05/18 07:31
キーワード:神戸,教委,兵庫,教諭,濃厚,男子,県立

 新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の感染が相次いで確認されている大阪府や兵庫県を修学旅行で訪れた児童・生徒への対応が、各地の教育委員会で分かれている。発熱などの症状がなくても出席停止措置をとるケースもあり、専門家は「過剰な反応はかえって混乱を招く」と指摘している。 北九州市教委は、感染者と確認された県立神戸高の男子生徒(17)が発熱したとされる12日以降に、修学旅行で神戸市や大阪市を訪れた市立中学校10校の生徒1096人と引率の教諭ら85人の計1181人を出席停止とした。期間は現地に滞在した最終日から7日間。17日午後4時現在で、対象者にインフルエンザの症状を訴えている人はいないという。 感染症にかかった疑いのある児童・生徒がいる場合、校長が出席を停止できると定める学校保健安全法19条を適用したといい、北九州市教委の担当者は「学校は地域との交流の場でもあるので、感染拠点になってしまう。危機管理として判断した」と話す。保護者らから出席停止措置に批判的な意見は寄せられていないという。 岐阜県飛騨市教委も、13〜15日に大阪を含む4府県を訪れた小学生9人と中学生16人の計25人と引率の教員6人を16日から1週間、自宅待機とした。発熱などの症状はないが、同市教委は「ほかの児童・生徒に何かあってはいけないため」措置をとったという。 これに対し、少なくとも13府県では当面、1週間にわたり電話などで健康状態を確認する「健康観察」の徹底にとどめている。 11〜16日までに小学校30校、中学校1校の計約1400人が修学旅行で京阪神地方を訪れたという香川県。県教委は、健康観察を指示したが、担当者は「現時点で体調不良などの報告はなく、出席停止は考えていない」と話す。 市内の中学校1校の修学旅行生が今月12〜14日に神戸市内を訪れている名古屋市教委でも、「影響が大き過ぎる」と出席停止や自宅待機要請には慎重だ。 北九州などの対応について、兵庫県の井戸敏三知事は17日の記者会見で、「(神戸に)立ち寄ったから直ちに登校禁止というのは行き過ぎだ。汚染地域に足を踏み入れたような言われ方だ」と批判した。 井上栄・大妻女子大教授(公衆衛生学)は、「感染者と濃厚接触せずに、ただ感染者の出た地域を訪れたというだけでは、感染する可能性は極めて低い。せきなどインフルエンザの症状が出ていないかを確認することは大事だが、登校禁止は過剰反応という気がする。感染源が特定されていない不安があるにしても、かえって混乱を招くのではないか」と指摘している。

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2.新型インフル 児童、生徒が消えた「うそみたいな光景」学校警備員(産経新聞),産経新聞
RV=411.7 2009/05/18 16:07
キーワード:神戸,教委,兵庫,男子,県立

 感染者が拡大を続ける新型インフルエンザ。感染確認後、初めての平日となった18日、感染者が出た大阪府や兵庫県では、ほとんどの学校が休校となり、学校から児童や生徒の声が消えた。中には休校の連絡が届かず、登校する生徒も目立った。また、前日の方針とは一転して全面休校を決めた大阪市や、中学・高校の休校を決めた堺市の学校では、午前中で授業を打ち切り児童、生徒は下校した。 [フォト]休校となった学校からの問い合わせ対応に追われる大阪府教育委員会の職員 大阪府寝屋川市の府立高校ではこの日朝、100人近くの生徒が知らずに登校。校長や教員が校門に立ち、休校の説明に追われた。校長は午前5時ごろ、新聞で府が休校を要請したことを知った。緊急連絡を回しているが、間に合っていないという。 また40人以上の生徒の感染が確認された同府茨木市の私立関西大倉中学・高校。普段なら約500人の自転車通学生であふれるが、この日は登校時間になっても閑散としていた。同校警備員(61)は「この光景はうそみたいだ。早く治って、普通の生活に戻ってほしい」と一日も早い生徒の回復を願った。25日から予定されている中間テストについては、学校は「実施は未定。補習などについては手が回らないのが現状で、明日以降にも対策を講じたい」としている。 これまでに20人以上の生徒の感染が確認されている神戸市長田区の県立兵庫高では22日までの臨時休校と5月中に予定していた中間テストの延期を確認。会議後には約50人の教員が手分けして、生徒の各家庭に電話。家族も含め発熱などの症状が出ていないかを確かめる作業にあたった。 一方、「市内の患者発生は限定的」として市内の学校の休校措置を見送っていた大阪市。18日午前、一転して全面休校を決め、市教委の担当者らは早朝から各校への連絡など対応に追われた。児童・生徒はこの日すでに登校していたが、注意喚起をした上で下校させることにした。 予定より20分遅い午前10時20分から始まった市対策本部会議で平松邦夫市長は方針転換の理由について、市内北部の高校で2人の感染者が確認されたことを受け、「状況が昨日の段階と大きく変わった」と強調。「市内の高校が感染源になったのか」などと市幹部らに矢継ぎ早に質問した。幹部からは「市は都市機能が集中しており、府と対応調整をした上で発表することが必要ではないか」などと、より緊密な府市連携を求める声も出た。 平松市長は、府が18日未明に政令指定都市の大阪市と堺市を除く府全域の中学と高校を休校とする方針を発表したことについて、「国からの連絡も含め、指揮命令系統が明確になっていないことが浮き彫りとなった」として大阪市が取り残される格好になった点を指摘した。 平松市長は会議後に記者会見。橋下徹知事から17日午後11時ごろに方針発表を行うとの電話があったことを明らかにし、市としては国の方針や感染状況を把握した上で対応すると返答したという。ただ、市は保育所の休園は見送った。市幹部は「(仕事を持つ)保護者のことを考えると、社会的影響が大きい」と話している。 一方、関西大(同府吹田市)は18日、商学部4年の男子学生(21)の感染を発表。同大では、23日まで学内を休講にした。直近の海外渡航歴はないという。男子学生は、直近では12日から16日まで8科目の授業を履修しており、同じ授業を受講したと思われる学生へは、インターネットを通じて健康状態を尋ねている。

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3.<新型インフル>増え続ける感染者 大阪市は休校など行わず(毎日新聞),毎日新聞
RV=387.7 2009/05/18 01:44
キーワード:神戸,兵庫,男子,県立,休業

 新型インフルエンザの感染者は17日も大阪と兵庫で増え続けた。しかし大阪市は神戸市などと異なり、学校休校措置や集客施設への休業要請を見送った。背景には、弱毒性とされる新型インフルエンザへの過度な対応の結果「都市機能がマヒする」との懸念が見え隠れする。「国は再考を」(平松邦夫大阪市長)。「国は毒性に関する知見を明確に」(橋下徹大阪府知事)。地方から悲鳴が上がった。 「新型インフルエンザは弱毒性とされており、強毒性とされる鳥インフルエンザを想定した対応とは異なる」。平松市長は17日の記者会見で、強調した。 人口約265万人、昼間人口は350万人を超える大阪市。月曜の18日には、通勤や通学で関西一円から人が流れ込む。それだけに感染拡大を阻むための市の対応が注目されたが、結論は「毒性が弱く、冷静な分析が必要だ」として休校などの措置を見送った。 平松市長は今回の措置について「社会経済活動を止める強毒性の鳥インフルエンザとは違うことを分かってほしい」と市民に理解を求めた。さらに「みんなが怖がってしまっていいのか。弱毒性だとこれだけ言われている。国も再考してもらいたい」と訴えた。市幹部は「一斉の休校や施設の自粛要請は、都心部では影響が大き過ぎる。交通網が張り巡らされており、効果も疑問だ」と指摘した。 橋下知事も17日、会見で「どこかで通常のインフルエンザの対応に切り替える必要があるのでは。今の国の方針のままだと都市機能がマヒしてしまう」との懸念を示した。 一方、毎日延べ約60万人が通る大阪・キタの地下街「ホワイティうめだ」。この日も飲食店などに大勢が詰めかけた。管理会社は「買い物客らに『マスクなしでは通らないで』とは言えない。終息を願うだけ」と淡々と話した。 ミナミのアメリカ村でもマスク姿の若者が見られた。マスクを着けていない京都市中京区の高校1年の女子生徒(16)は「新型は普通のインフルエンザと同じぐらいの毒性と聞いた。それほど心配していない」と冷静。大阪市此花区の米映画テーマパーク、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)を訪れた名古屋市の会社員、中島朋美さん(20)は「感染は怖いが、予定をキャンセルするのも嫌なので、マスクを着けて来た」と話していた。 生徒の感染が相次いで明らかになっている関西大倉高校(大阪府茨木市)では17日も、宮之前隆春校長(72)が会見。「多くの生徒に感染が広がっていくのではないかと心配。全校生の家庭と連絡を取って健康状態を確認している」と沈痛な表情で話した。同校は休校期間を23日まで延長。25日からの中間試験も延期する。 兵庫県高砂市の県立高砂高では、生徒3人の感染が確認された。富樫暁宏校長は「簡易検査で陽性だったので覚悟はしていたが、やはりショックだ。生徒の一日も早い回復を祈るとともに、まん延防止に努めたい」と厳しい表情で語った。 同校によると3人は1年女子(15)と2年男子(16)、3年男子(17)で、いずれもバレー部。16日朝、既に感染者が出ていた神戸高の校長から富樫校長宅に「10日に高砂高で両校の男子バレー部が練習試合をした」と電話連絡があり、部員らの健康状況を確認。一部が発熱などの症状を訴えており、うち3人の感染が17日夕に確認された。3人が入院した同県加古川市の加古川市民病院によると、全員快方に向かっているという。【久野洋】

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4.感染130人に 新型インフル 大阪・兵庫全域で休校 5歳児・60歳男性も確認(産経新聞),産経新聞
RV=387.7 2009/05/18 16:07
キーワード:神戸,兵庫,男子,県立,休業

 厚生労働省などは18日、新たに大阪府高槻市や神戸市などで計34人の新型インフルエンザ感染が確認され、成田空港の検疫で見つかった4人を含め国内の感染者は大阪、兵庫両府県の計130人になったと発表した。世界的にみてもスペイン、英国と同水準の人数となり、感染者は学校から市中に広がる様相を見せている。こうした事態を受け、両府県の全域で学校などの休校・休園が決定。文部科学省によると、休校・休園数は2500を超えるという。また三菱東京UFJ銀行三宮支店(神戸市中央区)の女性行員やJR三ノ宮駅(同)の売店の女性店員も感染が判明するなど、経済活動にも影響が及び始めた。 [イラストでチェック]新型インフルエンザ発生各段階における政府の対応 大阪府の橋下徹知事は18日未明の会見で、府民に対し急速な感染拡大への注意を呼びかける「流行警戒宣言」を発令。同日朝から、政令市である大阪、堺両市を除く府内すべての中学校と高校に対し24日まで7日間の休校措置をとるよう要請する文書を送った。 また大阪市は18日、市立の幼稚園、小中高校など計522校と市立大学について同日から7日間の休校を決定。保育所については「保護者の就労などに与える影響が大きい」として当分の間、休業は見合わせ、子供らの健康状況を注意深く見守る方針を決めた。堺市も市立の中高校48校の休校を決めた。 兵庫県も同日、県内全域の県立学校を22日まで5日間臨時休校とし、公立と私立の小中高校に対し休校を要請したと発表。神戸市も市立小中高校などの休校地域を市内全域に拡大すると発表した。 感染拡大に関し、兵庫県の井戸敏三知事は18日午前、舛添要一厚生労働相に面会し、発熱外来に従事する医師らの体制整備や財政上の特別支援などを求めた。午後には大阪府の橋下知事も面会した。 一方、神戸市によると、新たに確認された感染者は最年少が5歳の男児で、最年長は60歳の男性。大阪市でも、新たに市北部の府立高校に通う市在住の1年の女子生徒(15)の感染が確認された。女子生徒と同じクラスで席も近い大阪府高槻市在住の1年の男子生徒もすでに感染が確定しており大阪市は「市内で初めて集団感染の可能性があるケース」として警戒している。

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1.<新型インフル>修学旅行見直し 東海三県で50校(毎日新聞),毎日新聞
RV=349.6 2009/05/19 02:03
キーワード:神戸,教委,兵庫,県立

 東海3県教委や各市町などへの取材で毎日新聞がまとめたところでは、新型インフルエンザの感染が兵庫県、大阪府で広まっているのを受け、両府県など関西方面への修学旅行を延期したり、行き先を変更した学校は18日、3県で少なくとも計50校に上った。 岐阜県では、関西方面への修学旅行を計画していた7市の公立小中学校計16校が延期を決め、11校が行き先変更を決定。さらに33小中学校が延期か変更を検討している。 このうち高山市では、中学2校が19日に広島、大阪、神戸方面に向かう予定だったが、大阪、神戸をとりやめ、急きょ岡山県倉敷市と三重県の長島温泉に変更した。岐阜市内の中学3校も19、20日に神戸、京都、大阪方面に向かう予定を倉敷市や三重県の伊勢志摩に変更した。 三重県では、5市3町で関西方面に修学旅行を予定していた公立小中学校が少なくとも計20校、延期や変更を決めた。私立学校1校も延期した。ほかに県立10高校で部活動の練習試合や研修旅行を中止。私立4中学・高校も同方面での練習試合や海外への語学研修の中止や延期を決めた。 愛知県の公立学校で兵庫県、大阪府に修学旅行を予定していたのは中学1校、高校6校で、うち2校が延期を決めた。残る高校5校も延期か変更を検討している。【山田尚弘、奈良正臣、田中功一、丸山進】

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2.繁華街、目立つ中高生=「自宅待機」徹底されず−一斉休校の生徒ら・大阪、兵庫(時事通信),時事通信
RV=347.0 2009/05/19 19:37
キーワード:神戸,教委,兵庫,女子

 「感染したら自業自得」。新型インフルエンザの影響で一斉休校が続く中、大阪府や兵庫県の繁華街では19日、普段の平日以上に中高生らの姿が目に付いた。自宅待機が徹底されない状況に、両府県の教育委員会は「ほかの人にウイルスを感染させないことが目的。『自己責任』は通用しない」と呼び掛けている。 若者が集まる大阪・ミナミのアメリカ村。友人と待ち合わせをしていた大阪市立中学3年の女子生徒(14)は「地元でも外出している友達をよく見掛ける。家でおとなしくしている子は少ない」と話す。体調不良で欠席している同学年の生徒が20人以上いるというが、「手洗い、うがいをすれば大丈夫だと思う。感染したら自業自得という感じ」と笑った。 同日朝に休校を告げられた専門学校の男子生徒(18)は、友人と制服姿でカラオケ店前で開店待ち。「一斉休校でも結局、友達と会うから意味がない」と話していたが、カラオケ店員に「休校中の学校の生徒は入店できない」と断られ、「一時間待ったのに」と嘆いていた。 JR三ノ宮駅(神戸市中央区)前の繁華街を歩いていた高校1年の女子生徒2人=いずれも(15)=は「ちょっとその辺なら大丈夫かなと思って」と悪びれた様子はない。「外に遊びに行く子は半分くらい。ブログを書いたりDVDを借りて家にこもる子もいるけど、家にいても暇過ぎる」。休校中の生徒でも入れるゲームセンターを探して立ち去った。 学校側は家庭訪問などで在宅確認しているが、大阪府教委は「高校は通学区域が広く、連日の訪問は不可能。両親が働いている家庭で、外食に出ることまでは止められない」と頭を悩ませている。

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3.感染スピードに追いつかない 病院や学校…現場の混乱加速(産経新聞),産経新聞
RV=323.5 2009/05/19 13:08
キーワード:神戸,兵庫,府,休業

 兵庫県や大阪府で急速な感染拡大を見せる新型インフルエンザ。両府県の知事は医療関係者は「すでに蔓延(まんえん)期に入っている」とし、軽症者は自宅療養に切り替えるなどの措置をはじめた。政府も対応見直しをはじめたが、現場の混乱は加速。最初に対応する発熱外来や、検体を分析する検査機関はパンク寸前で、突然の休校・休園で子供たちも行き場を失っている。 [Q&Aでチェック] 周囲に感染者いたら? 疑われる症状出たら? ■検査機関はギリギリ 58人の感染が確認されている神戸市。詳細(PCR)検査を行う同市環境保健研究所では27人の検査技師交代制で24時間稼働しているが、検査は検体数の急増に追いつかない。15日午後8時から18日夜までに約200人分が持ち込まれ、156人分の検査は終わったが、約40件はまだだ。1件のPCR検査には4時間半ほどかかるが、機械は1台のみで、処理能力は超えている。当初、周辺市の地方衛生研究所に応援を求める予定だったが、そこでも感染が出たため断念。ギリギリの状況が続いている。 大阪府立公衆衛生研究所でも状況は同じ。感染者を確認するまでは1日数件程度だった検体が急増。同研究所には現在2台の検査機器があるがそれでもパンク寸前。府でも検査機器をさらに1台増やすことを決め、22日開会の府議会へ提案する補正予算案に購入費を盛り込んだ。 ■発熱外来もパンク 事実上「蔓延期」宣言した大阪府は17日以降、感染者でも軽症の場合は在宅療養とし、すでに17日以降に感染が確認された40人に適用されている。しかし、最初に対応する発熱外来には、発熱相談センターを通さずに“飛び込む”ケースも増えている。大阪府池田市が設置した発熱外来には、17、18日で計約60人が受診。場所は非公表で、池田保健所で予約を受けた人が職員から案内を受けて受診しているが、発熱外来の場所を偶然知った人が突然訪れるケースが後を絶たない。担当職員は「感染者がいる可能性のある発熱外来に突然来ることの方が危険」と注意している。 一方、箕面市では発熱外来を設置していない同市立病院に診療を求め訪れる人も相次いでいる。このため、同病院は病院正面に新型インフルエンザ対応の特設テントを設置。防護服を着た職員が受け付け、問診した後、特設外来に案内しているという。 ■行き場がない… 中学・高校の休校に加え、全小学校でも休校措置をとった兵庫県。保育園は休業、学童保育も閉鎖された18日午後、子供たちの“居場所”は限定された。 兵庫県内の生徒が9割を占める学習塾「関学ゼミナール」(西宮市高松町)は18日、県内全校の臨時休校を受け、塾全体の臨時休業を決定した。生徒に電話で連絡した中井信哉理事長(49)は、「『試験前なので、せめて自習室だけでも使わせてほしい』と泣きつかれた」という。神戸市内で2教室を開校している「日能研関西」(神戸市中央区)では16日から2日間休校したが、「情報収集の結果、症状も命に別条がないようだから」(同社総務部)と、18日に再開した。全員にマスク着用を義務づけ、アルコールによる手洗いを徹底するなど、「万全の対策で臨む」という。

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1.行動計画、地方移譲も 新型インフル、感染193人(産経新聞),産経新聞
RV=320.8 2009/05/20 07:57
キーワード:神戸,兵庫,女子,濃厚

 厚生労働省は19日、新型インフルエンザの感染者の家族など、濃厚接触者が大阪府と神戸市だけで2900人に上ったと発表した。感染者も大阪府と兵庫県で193人となり、発生地域では、国の行動計画を独自に弾力運用せざるを得ない事態となってきた。舛添要一厚労相も同日の記者会見で、「相当地方に任せてよい」としている。 濃厚接触者は両自治体の感染者57人への聞き取り調査から判明。各自治体が感染者と接触した日から数えて7日間の外出自粛を要請し、必要に応じて抗ウイルス薬の予防投与を行う。 新たに確認された感染者は、神戸市の5歳の男児や、兵庫県芦屋市の小学生の男児、川西市の女子中学生、大阪府高槻市の男性(44)など。厚労省が把握している172人については、重症者の報告は入っていないという。 神戸市では、発熱外来を訪れる患者が急増したため、市医師会が発熱患者を一般病棟でも診察することを決定。大阪府も疑いのある軽症患者を入院させず自宅療養させる独自の対策を展開している。 政府も新たな運用指針の作成に取りかかり始めており、入院措置の緩和や、中学、高校の休校措置を弾力的に判断することなどを盛り込む予定。

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2.滋賀で初の新型インフル感染確認=神戸滞在の大学生、6市で休校−計236人に(時事通信),時事通信
RV=317.3 2009/05/20 12:33
キーワード:神戸,兵庫,県立,休業

 滋賀県は20日、大津市の大学生(23)の新型インフルエンザ感染を確認したと発表した。感染者の確認は、成田空港の検疫を除けば大阪、兵庫に次いで3府県目。県は6市での小中高などの休校を決めた。男性は神戸市内に3日間滞在した後高熱などの症状が表れており、県は感染との因果関係や、その後の接触者の調査を進める。 また、新たに大阪府内で21人、兵庫県内で21人が確認され、国内の新型インフルエンザ感染者数は200人を超え、計236人となった。兵庫の感染者には、神戸市の病院職員女性(25)も含まれている。医療関係者の感染確認は初めて。 滋賀県と大津市によると、感染が確認されたのは立命館大びわこ・くさつキャンパス(滋賀県草津市)に通う男子大学生。 15日から18日朝まで神戸市を訪れ、電車で滋賀県に戻った。同日午前に大学で講義を受けた後、かぜの症状が出たため帰宅。同日夜に38度を超える熱とせきの症状を訴えた。 19日夕、大津市民病院の発熱外来を受診し、遺伝子検査(PCR)の結果、感染が判明した。症状は軽く、タミフルを投与され、熱は下がったという。 県は、大津のほか草津、栗東、守山、野洲、湖南の各市にある県立高校の休校を決めたほか、市立学校・幼稚園の休校も各市に求めた。対象地域内の私立学校にも要請する。保育所や高齢者通所施設なども休業とする。 一方、病院職員は神戸市立医療センター中央市民病院の女性で、患者との接触がない事務部門に勤務していた。同病院には感染者の高校生らが入院していたが、職員の発症は入院患者が出る前だった。

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3.都内で初の感染例 女子高校生、渡航歴あり 新型インフルエンザ(産経新聞),産経新聞
RV=274.1 2009/05/20 21:07
キーワード:神戸,兵庫,女子

 新型インフルエンザ対応で20日、東京都でも感染が確認された。八王子市の女子高校生(16)。最近、米ニューヨークから帰国したという。また、同日、滋賀県でも感染が確認された。大津市の男子大学生(23)で、渡航歴はないが15〜17日にかけて神戸市を訪れていた。感染確認は兵庫県、大阪府に続いて4府県目。懸念された首都でも感染が確認された。東京都感染と関西の感染の関係は不明。別ルートでの感染の可能性もある。 厚労省などによると20日夜時点の感染者は兵庫県140人、大阪府117人、など。重篤者の報告はないという。 また、厚労省は国立感染症研究所と神戸市保健所が行った感染者43人の症状分析結果を公表した。分析は「季節性インフルエンザと症状が類似しており、全例を医学的に入院させる必要はないことが示唆される」と結論づけている。 結果によると、感染者の平均年齢は17歳。男女比は男1に対して女1.3。90%以上に38度以上の高熱があり、抗ウイルス薬を投与したところ、42例は入院の必要なしと判断された。 厚労省では週内にとりまとめ予定の行動計画の改訂の中に、分析結果を反映させる。

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4.東京、川崎で感染確認 同じ学校の女子生徒(産経新聞),産経新聞
RV=274.1 2009/05/20 23:27
キーワード:神戸,兵庫,女子

 新型インフルエンザの感染が20日、東京都と川崎市でも確認された。近畿圏以外での国内感染の確認は初めて。滋賀県でも感染が確認されており、国内広域に感染が広がっていることになる。厚生労働省や東京都、川崎市などによると、感染が確認されたのは、いずれも川崎市高津区の私立洗足学園に通う東京都八王子市在住の女子生徒(16)と、川崎市在住の女子生徒(16)。生徒らは19日に米国から帰国しており、近畿で拡大している感染ルートとは異なるルートで感染したとみられる。 東京都によると、八王子市在住の生徒は今月11〜18日まで、同じ学校の生徒5人と英語教師1人とともに米ニューヨークに滞在。19日に成田空港に帰国した。帰国の機内ですでに発熱症状を訴えていたが、機内検疫の簡易検査では陰性だった。 帰宅後に、症状が収まらなかったため、20日に八王子市内の医療機関を受診。簡易検査で陽性反応が出たため、都健康安全研究センターの遺伝子検査(PCR)を行い、20日夜に感染が確認された。すでに感染症法に基づく入院措置がとれらており、発熱やせきがあるが快方に向かっているという。 渡米した生徒らには、すでに自宅からの外出自粛要請がされている。帰国後に高校には登校していない。 これとは別に、同日、滋賀県で新型への感染が確認されたのは大津市の男子大学生(23)。渡航歴はないが15〜17日にかけて神戸市を訪れていた。 これで感染が確認されたのは兵庫、大阪に続いて5都府県となった。厚労省などによると20日夜時点の兵庫県143人、大阪府117人、東京都、神奈川県、滋賀県が各1、成田での検疫で確認された4人を合わせ計267人になった。 また、厚労省は20日、国立感染症研究所と神戸市保健所が行った感染者43人の症状分析結果を公表した。分析は「季節性と症状が類似しており、全例を医学的に入院させる必要はないことが示唆される」と結論づけている。週内にとりまとめる予定の行動計画の改訂の中に、分析結果を反映させ、地域ごとに柔軟な対応策がとれるようにする。 分析結果によると、感染者の平均年齢は17歳。男女比は男1に対して女1.3。90%以上に38度以上の高熱があり、抗ウイルス薬を投与したところ、42例は「入院の必要なし」と判断された。

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1.新型インフル感染 5都府県に 八王子、川崎で確認 NY帰り女子高生2人(産経新聞),産経新聞
RV=325.4 2009/05/21 07:57
キーワード:神戸,兵庫,女子,川崎

 新型インフルエンザの感染が20日、東京都と川崎市でも確認された。近畿圏以外での国内感染の確認は初めて。滋賀県でも感染が確認されており、国内広域に感染が広がっていることになる。厚生労働省や東京都、川崎市などによると、感染が確認されたのは、いずれも川崎市高津区の私立洗足学園高校に通う東京都八王子市在住の女子生徒(16)と、川崎市在住の女子生徒(16)。生徒らは19日に米国から帰国しており、近畿の感染とは異なるルートで感染したとみられる。 東京都などによると、生徒らは11〜18日まで同じ学校の生徒4人と英語教師1人の計7人で米ニューヨークに滞在。国連本部での学生による模擬国連に参加した。模擬国連には、ほかに首都圏の高校5校の生徒10人も参加していたという。 感染が確認された生徒らは19日にコンチネンタル航空09便で成田空港に帰国した。2人は米国のホテルで同室に宿泊。帰国便でも隣の席に座っていた。八王子の生徒は帰国の機内で発熱症状を訴えていたが機内検疫の簡易検査では陰性。症状が収まらなかったため、20日に八王子市内の医療機関を受診して、夜になって感染が確認された。川崎の生徒も機内での簡易検査では陰性反応だったが20日に症状が出て、感染が確認された。 すでに感染症法に基づく入院措置がとられ、発熱やせきがあるが快方に向かっているという。渡米した生徒らには自宅からの外出自粛要請がされており、帰国後に高校には登校していない。厚労省は機内で2人の近くに座っていた乗客の確認を急いでいる。 これとは別に滋賀県で同日、新型への感染が確認されたのは、立命館大学に通う大津市の男子大学生(23)。渡航歴はないが15〜17日にかけて神戸市を訪れていた。 これで感染が確認されたのは兵庫、大阪に続いて5都府県となった。厚労省などによると20日夜時点の感染者は兵庫県143人、大阪府117人、東京都、神奈川県、滋賀県が各1人、成田での検疫で確認された4人を合わせ計267人。また厚労省は20日、神戸市保健所などが行った感染者43人の症状分析を公表。分析は「季節性と症状が類似し、全例を医学的に入院させる必要はないことが示唆される」と結論付けている。週内にとりまとめる行動計画の改定の中に反映させ、地域ごとに柔軟な対応がとれるようにする。

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2.修学旅行のキャンセル料に苦慮 大阪、神戸(産経新聞),産経新聞
RV=321.5 2009/05/21 11:31
キーワード:神戸,教委,校長,府

 新型インフルエンザの感染拡大による修学旅行の中止や延期で、宿泊施設などに支払うキャンセル料問題が浮上している。「休校中の延期はキャンセル料をとらない」と決めた旅行会社があるが、キャンセル料が発生する学校関係者は、「保護者にお願いするしかないが、休校は半ば強制的な措置だったので悩ましい」と頭を抱えている。 大阪府教委などによると、府内で5月中に修学旅行を予定している学校約380校のうち小学校66校、中学校123校、府立高校2校が中止や延期を決定している。 19日に2年生320人が沖縄に向かう予定だった大阪府八尾市の府立高校は休校初日の18日に延期を決定。この高校の旅行費用は毎月積み立てた約10万円。現時点では航空運賃を除いた宿泊施設やバス料金などに対し40%のキャンセル料が発生し、1人あたり1〜2万円になる可能性がある。「何とかキャンセル料を引き下げてもらうよう旅行会社と交渉中」と教頭は明かす。 同校では、平成13年にも米同時多発テロの影響を受けて沖縄旅行を延期。その際と同様に「学校では払えないので今回も保護者に負担してもらうことになる」と語る。 一方、学校側の苦悩に対し救いの手もある。旅行会社大手のJTBは、自治体が決めた休校期間中の旅行に限って延期を前提にキャンセル料を負担すると決めた。同社でも100件以上の修学旅行に影響があるが「このような状況では道義的にとれないと判断した。でも負担金も莫大(ばくだい)で、正直言うと早く治まってほしい」(同社西日本広報室)。近畿日本ツーリストも同様の方針を決めている。 一方、大阪府和泉市の府立和泉総合高校は27日の北海道旅行を延期するが、延期するにも大人数での修学旅行はこれからの時期、旅程の確保も難しいという。「行き先や期間の短縮も含めて検討している。キャンセル料も旅行会社と交渉中だが期待はできない」と倉澤孝之校長。25日に保護者説明会を予定しているが「紛糾するかもしれない」と倉澤校長は心配する。 こうした状況を受け、大阪府の橋下徹知事は「悲しんでいる子供のためにも財政的な面も含めて手当てしたい」と府が支援を実施する意向を示唆。府教委担当者は「知事の意向を含み検討するが、現時点では保護者負担にならざるを得ない」。同様に休校中の旅行延期が相次ぐ神戸市の市教委担当者は「公費負担も含んで検討している」と話している。

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3.新型インフル 修学旅行、悩みの種 キャンセル料「保護者にお願いするしか…」(産経新聞),産経新聞
RV=321.5 2009/05/21 15:43
キーワード:神戸,教委,校長,府

 新型インフルエンザの感染拡大による修学旅行の中止や延期で、宿泊施設などに支払うキャンセル料問題が浮上している。「休校中の延期はキャンセル料をとらない」と決めた旅行会社もあるが、キャンセル料が発生する学校関係者は、「保護者にお願いするしかないが、休校は半ば強制的な措置だったので悩ましい」と頭を抱えている。 大阪府教委などによると、府内で5月中に修学旅行を予定している学校約380校のうち小学校66校、中学校123校、府立高校2校が中止や延期を決定している。 19日に2年生320人が沖縄に向かう予定だった大阪府八尾市の府立高校は休校初日の18日に延期を決定。この高校の旅行費用は毎月積み立てた約10万円。現時点では航空運賃を除いた宿泊施設やバス料金などに対し40%のキャンセル料が発生し、1人あたり1万〜2万円になる可能性がある。「何とかキャンセル料を引き下げてもらうよう旅行会社と交渉中」と教頭は明かす。 同校では、平成13年にも米中枢同時テロの影響を受けて沖縄旅行を延期。その際と同様に「学校では払えないので今回も保護者に負担してもらうことになる」と語る。↓ 一方、学校側の苦悩に対し救いの手もある。旅行会社大手のJTBは、自治体が決めた休校期間中の旅行に限って延期を前提にキャンセル料を負担すると決めた。同社でも100件以上の修学旅行に影響があるが「このような状況では道義的にとれないと判断した。でも負担金も莫大(ばくだい)で、正直言うと早くおさまってほしい」(同社西日本広報室)。近畿日本ツーリストも同様の方針を決めている。 一方、大阪府和泉市の府立和泉総合高校は27日の北海道旅行を延期するが、延期するにも大人数での修学旅行はこれからの時期、旅程の確保も難しいという。「行き先や期間の短縮も含めて検討している。キャンセル料も旅行会社と交渉中だが期待はできない」と倉澤孝之校長。25日に保護者説明会を予定しているが「紛糾するかもしれない」と倉澤校長は心配する。 こうした状況を受け、大阪府の橋下徹知事は「悲しんでいる子供のためにも財政的な面も含めて手当てしたい」と府が支援を実施する意向を示唆。府教委担当者は「知事の意向を含み検討するが、現時点では保護者負担にならざるを得ない」。同様に休校中の旅行延期が相次ぐ神戸市の市教委担当者は「公費負担も含んで検討している」と話している。

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1.兵庫県、神戸市が23日から休校解除(産経新聞),産経新聞
RV=375.9 2009/05/22 11:48
キーワード:神戸,教委,兵庫,保育,修学旅行

 兵庫県と神戸市は22日、新型インフルエンザの感染拡大に伴う小中高校などの休校措置を23日から解除する方針を決めた。新型を季節性と同様に扱ってよいとする政府方針を受けたもので、今後は全域の一律的規制から施設ごとの対応に切り替える。 県では全県立学校の臨時休校と各市町の教委、私立学校への休校要請を解除する。が、10人以上の集団感染があった県立学校は29日まで、10人未満の県立学校は最後の感染者が確認された日から7日間、休校措置を継続する。私立学校についても同様の措置を要請する。今後、学校で新たな感染者が出た場合、学校もしくは学級閉鎖などで対応する。 クラブ活動は25日から校内に限って認め、対外試合、修学旅行を含めた校外活動などは29日まで自粛とする。県立美術館など県立施設は23日から開館する。 また、神戸市も市立小中高校の休校を解除。実際の登校は25日からとなるが、保育所については23日から再開。民間の保育園やデイサービスなどの高齢者・障害者通所施設にも同日からの再開を要請する。計6人の感染者の出ている市立高専については、29日まで休校措置を継続する。

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2.兵庫全域、あす休校解除(産経新聞),産経新聞
RV=375.9 2009/05/22 15:46
キーワード:神戸,教委,兵庫,保育,修学旅行

 兵庫県と神戸市は22日、新型インフルエンザの感染拡大に伴う小中高校などの休校措置を23日から解除する方針を決めた。新型を季節性と同様に扱ってよいとする政府方針を受けたもので、今後は全域の一律的規制から施設ごとの対応に切り替える。 県では全県立学校の臨時休校と各市町の教委、私立学校への休校要請を解除する。が、10人以上の集団感染があった県立学校は29日、10人未満の県立学校は最後の感染者が確認された日から7日間、休校措置を継続する。私立学校についても同様の措置を要請する。今後、学校で新たな感染者が出た場合、学校もしくは学級閉鎖などで対応する。 クラブ活動は25日から校内に限って認め、対外試合、修学旅行を含めた校外活動などは29日まで自粛とする。県立美術館など県立施設は23日から開館する。 また、神戸市も市立小中高校の休校を解除。実際の登校は25日からとなるが、保育所については23日から再開。民間の保育園やデイサービスなどの高齢者・障害者通所施設にも同日からの再開を要請する。17日のメーンパレードなどが中止となった「神戸まつり」については8月にも開催する。

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3.洗足学園高に中傷電話約50件…生徒が首都圏初新型インフル感染(スポーツ報知),スポーツ報知
RV=364.6 2009/05/22 08:04
キーワード:神戸,女子,兵庫,校長,川崎

 女子生徒2人の新型インフルエンザ感染が確認された川崎市高津区の私立洗足学園高校は21日、同じ敷地内にある幼稚園から大学院までのすべての学校を27日まで休園、休校とすることを明らかにした。前田隆芳校長は涙を流し「お騒がせして申し訳ない」と謝罪。しかし同校にはこの日、「責任を取れ」「バカ野郎」などの抗議や中傷の電話が50件以上あったという。これまで感染が判明した関西の高校にも同様の事態が起きている。 洗足学園高校では当初は休校を見送る予定だったが、幹部らが協議して一転、判断を変えたという。前田校長は「学生や保護者が動揺しないよう考えた」と苦渋の表情で説明した。中学と高校のクラブ活動の対外試合や交流行事も27日まですべて自粛。休校中は、インターネットで宿題を出すなどして学力の確保に努めたいとした。 前田校長によると、生徒らが参加した米ニューヨークでの「模擬国連会議」の主催者から、今月1日付で参加予定の各校に「ニューヨークで発生している新型インフルエンザについては状況を注視しているので、会議をキャンセルする理由は全くない」との電子メールが送られてきたという。 校長は「主催者からメールをもらい、アメリカでは十分な態勢ができていると思ったが、責任は許可を出した私にある」と自責の念を口にした。学園のホームページにも経緯と謝罪文を掲載。会見中には涙を流す場面もあった。 一方で、同校には21日早朝から抗議や中傷の電話が殺到。職員9人が対応に追われ、夕方までに約50件以上の電話があったという。大声で主張をまくしたて一方的に電話を切ってしまうパターンが多く、「何で生徒をニューヨークに行かせたのか」「社会的な不安を与えた責任を取れ」などの内容だったという。 同様の電話は、最初に新型インフルエンザが確認された兵庫や大阪の高校でもあった。神戸高校には「市民祭りが中止になった責任を取れ」という筋違いの抗議も。インフルエンザに感染した生徒の個人情報の開示を求める電話も複数あったという。 コラムニストの小田嶋隆氏はこういった抗議について「中には電話をして、相手の反応を見て楽しんでいる人がいる可能性もある」と指摘する。 「みんなでやっているという安心感や集団心理が拍車をかけている。電話がきた場合でも、感情的にならず淡々と対応するのがベストです。余りに悪質なものならば、相手方の電話番号を表示するようにし通話を記録すれば、法的措置をとるときの証拠になります」と話した。

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1.<新型インフルエンザ>「中高生ピーク過ぎた」 休校で初期封じ込めに成功(毎日新聞),毎日新聞
RV=352.3 2009/05/23 13:40
キーワード:神戸,教委,兵庫,府,川崎

 大阪府は23日の新型インフルエンザ対策本部会議を境に、国と協力して有効な感染防止策をさぐる疫学調査を本格化させる。1週間の休校措置を取った府は、中学・高校に関し「発症ピークが過ぎた」として初期段階の封じ込めに成功したとみている。一方で、専門家からは「感染エリアは拡大している」との指摘もあり、感染ルートの特定を急ぐ。 22日現在の府内(大阪、堺、高槻各市分除く)の感染者は104人で、最初の感染者が出た府北部の関西大倉中学・高校と中部の八尾市立小の2グループに分けられる。関西大倉の関係者は80人(77%)。生徒の一部は4日の剣道錬成大会で、同じく集団感染した神戸市内の高校生と同席したが、府によると「神戸から感染が拡大したという証拠は見つかっていない」という。 このため、大型連休前後に海外渡航した人が感染者の周辺にいなかったか精査する。 また、八尾市立小(2校)は児童8人(8%)が感染。両者に属さない16人(15%)にも、府北部に在住・通学する中高生が多い。最も早い発症は10日で、関西大倉高が学年閉鎖した13日以降に急増した。15〜18日に1日15〜24人とピークを迎え、その後数日で急減した。 一方、大阪市教委が市立学校、幼稚園の約20万人を対象に休校中に実施した健康状況調査結果が22日まとまり、市教委は「集団感染の兆候はみられない」としている。インフルエンザの罹患(りかん)は新型に感染した2人を含め、20日の23人から22日は27人と微増したが、風邪のような症状を訴えたのは5436人から3611人に減った。【曽根田和久、稲垣淳、松井聡、石川隆宣】 ◇朝野和典・大阪大医学部付属病院教授(感染制御学)の話 感染報告が減ったからと言って安全と判断するのは早すぎる。疫学調査で、学校で拡大した原因と、どうすれば予防できるのかという方法論が明らかになることを期待する。……………………………………………………………………………………………………… ◇国内感染者数◇(23日午前1時現在)◆兵庫県  167人 神戸市  103 尼崎市   13 宝塚市    9 西宮市    6 芦屋市    6 明石市    5 加古川市   4 朝来市    4 養父市    3 豊岡市    2 伊丹市    2 姫路市    2 川西市    2 香美町    2 三田市    1 高砂市    1 たつの市   1 播磨町    1◆大阪府  138人 吹田市   27 茨木市   22 豊中市   18 箕面市   18 高槻市   17 大阪市   16 八尾市    8 池田市    6 島本町    4 堺市     1 能勢町    1◆滋賀県    1人 大津市    1◆京都府    1人 京都市    1◆東京都    3人 八王子市   1 目黒区    1 三鷹市    1◆神奈川県   1人 川崎市    1◆埼玉県    1人 鷲宮町    1 ※自治体名は感染確認地。成田空港の検疫で、ほかに5人を確認

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2.<ニュース1週間>新型インフル、日本でも感染者/裁判員制度スタート/民主代表に鳩山由紀夫氏(毎日新聞),毎日新聞
RV=291.7 2009/05/23 09:30
キーワード:神戸,女子,兵庫,川崎

 新型インフルエンザの感染者が国内で初めて確認され、増え続けている。街でマスク姿が目立つようになってきた今週(5月16〜22日)のニュースをまとめた。 ◇新型インフル、日本でも感染者 厚生労働省は16日、新型インフルエンザ感染が濃厚となっていた神戸市の兵庫県立高校に通う男女3人のうち3年生の男子生徒について、国立感染症研究所の検査で感染が確定したと発表した。検疫での水際阻止でない初の国内感染例になった。その後関西圏では感染者が増え続けている。20日、首都圏で初めて新型インフルエンザ感染が確認された。一緒に米国でのイベントに自費参加した川崎市にある私立高校2年の女子生徒2人だった。 ◇裁判員制度スタート 裁判員法が21日施行され、国民が刑事裁判に参加し、裁判官とともに殺人などの重大事件を審理して判決を出す裁判員制度が始まった。国民の良識を反映させるのが目的で、日本の裁判は大きな転換点を迎える。同日以降に起訴された事件が対象で、裁判員が参加する初めての公判は、早ければ7月下旬に開かれる見通しだ。 ◇民主代表に鳩山由紀夫氏 民主党は16日、代表選を行い、党所属国会議員による投票の結果、鳩山由紀夫幹事長(62)が124票を獲得して95票の岡田克也副代表(55)を29票差で破り、新代表に選出された。政権交代を焦点に今年9月までに実施される次期衆院選で、民主党は鳩山氏を首相候補として麻生太郎首相と対決する態勢となった。鳩山氏は菅直人氏らと民主党を結成した創設メンバーで、代表就任は3度目。鳩山代表は17日、小沢一郎前代表を新設する選挙担当の代表代行に、代表選を戦った岡田克也副代表は幹事長に起用した。菅直人代表代行は再任した。 ◇漢検前理事長父子を背任容疑で逮捕 財団法人「日本漢字能力検定協会」(京都市)の大久保昇前理事長(73)と長男の大久保浩前副理事長(45)が自らの利益を図るため、関連の広告会社「メディアボックス」に業務を発注したように装い協会に約2億6000万円の損害を与えたとして、京都地検特別刑事部は19日、両容疑者を背任容疑で逮捕した。捜査関係者によると、2人は最近5年間で1億8000万円をメ社から報酬として受領していたという。 ◇中大教授殺害容疑で28歳元教え子の男逮捕 東京都文京区の中央大後楽園キャンパス内で今年1月、理工学部教授、高窪統(はじめ)さん(45)が刺殺された事件で、警視庁富坂署捜査本部は21日、中央大卒業生で高窪さんの教え子だった神奈川県平塚市山下、アルバイト店員、山本竜太容疑者(28)を殺人容疑で逮捕した。捜査本部によると、山本容疑者は高窪さんのゼミ生で、高窪さんが卒業論文の指導をしたという。 ◇秋田2児殺害の畠山被告、無期判決が確定 秋田県藤里町で06年に起きた連続児童殺害事件で殺人と死体遺棄罪に問われ、仙台高裁秋田支部で1審の無期懲役が支持された畠山鈴香被告(36)が上告を取り下げた。取り下げは18日付。検察側は上告しておらず、無期懲役の判決が確定した。控訴審判決によると、畠山被告は06年4月9日に長女彩香ちゃん(当時9歳)を橋から川に突き落として殺害。同年5月17日には近所に住む米山豪憲君(同7歳)を自宅で絞殺して川沿いの草むらに遺棄した。 ◇ライブドア堀江元社長らに76億円賠償命令 ライブドア(LD、現LDH)グループの粉飾決算で株価が下落し損害を被ったとして、個人株主3316人と法人株主24社がLDHやLD元社長、堀江貴文被告(36)=上告中=らに計約230億7000万円の賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は21日、総額約76億2800万円の支払いを命じた。 ◇静岡県知事、空港立ち木問題で辞表を提出 静岡県の石川嘉延知事(68)は19日、辞表を提出した。辞職日は明記しておらず、地方自治法の規定で辞表提出の翌日から30日目の6月18日に自動失職する。これに伴う知事選は7月上旬までに実施される。静岡空港(6月4日開港)周辺にある航空法の高さ制限を超える立ち木について、伐採許可と引き換えに知事に辞職を要求、石川知事は辞職する考えを表明していた。 ◇ローソン、am/pmの買収を断念 コンビニエンスストア2位のローソンは19日、7位のエーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm)の買収を断念したと発表した。ローソンと、am/pmの商標権を持つ米社との間で対立し、交渉が決裂した。商標権を持つ英石油大手BP傘下の米エーエム・ピーエム・インターナショナルは、am/pm約1100店のうち700店の店名を残すよう要求。店名をオーナーの選択に委ねたいローソン側が拒否した。 ◇沖縄、奄美が梅雨入り 気象庁は18日、沖縄と奄美地方が梅雨入りしたとみられると発表した。全国で最も早い梅雨入りで、沖縄は平年より10日遅く、昨年より4日早い。奄美は平年より8日遅く、昨年より4日早い。 ◇国際水連、世界新・入江の水着認めず スポーツメーカー大手のデサント社は20日、今月10日に競泳男子の入江陵介(近大)が、日豪対抗(キャンベラ)の男子二百メートル背泳ぎで1分52秒86の世界新記録を出した際に着用した同社製の新型水着が、国際水泳連盟(FINA)から認可されなかったことを明らかにした。記録公認は水着の審査とは別の手続きで行われるため、認定には数週間かかるとみられるが、同選手の「世界記録」が公認されない可能性も出てきた。同社の水着は、浮力や厚みのテストはクリアしたが、水着に空気をためる効果を持つ構造にしてはならないとのルールに触れたという。

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3.<新型インフル>休校・休園を解除…大阪・兵庫(毎日新聞),毎日新聞
RV=291.1 2009/05/23 12:01
キーワード:神戸,保育,兵庫,修学旅行

 新型インフルエンザの感染が多発した兵庫県で23日、休所措置が続いていた保育所、福祉施設などが再開した。兵庫県の小中学校や大阪府の学校施設なども25日に授業が始まる予定だ。突然の新型インフルエンザの“まん延”で混乱した都市機能がようやく回復に向けて動き出した。 神戸市や兵庫県では、22日の解除決定を受け、保育所やデイサービスなどが再開。学校施設は公立小中学・高校の県内全校が休校となっているが、大半は25日から授業を再開する。私立学校もこの動きに準ずる方針で、一部の私立高校は23日から再開されている。また、イベントなどの自粛要請も22日で解除されている。 ただし、多くの感染者が確認された県立神戸高校など10人以上の感染者がいる学校は学校単位で休校措置を続ける。また、修学旅行などは29日まで中止を継続。土、日曜のクラブ活動も今週は行わない。 神戸市中央区の私立「めぐみ愛児園」では、園児約30人が保護者と一緒に自転車や徒歩で元気に登園、園内は1週間ぶりに笑顔があふれた。大半の園児はマスク姿で、靴箱に置かれていた消毒剤を手に吹きかけた後、絵を描いたりして遊んだ。 休園中、育児のため仕事を休み、自宅で過ごしたという同区の飲食店パート、大土居英子さん(39)は「収入も減ってしまった。改めて保育所のありがたさを感じた」と安心した様子だった。

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4.新型インフル 休校・休園を解除…大阪・兵庫(毎日新聞),毎日新聞
RV=291.1 2009/05/23 13:24
キーワード:神戸,保育,兵庫,修学旅行

 新型インフルエンザの感染が多発した兵庫県で23日、休所措置が続いていた保育所、福祉施設などが再開した。兵庫県の小中学校や大阪府の学校施設なども25日に授業が始まる予定だ。突然の新型インフルエンザの“まん延”で混乱した都市機能がようやく回復に向けて動き出した。【総力特集】写真、図説、ニュースでみる新型インフルエンザ 神戸市や兵庫県では、22日の解除決定を受け、保育所やデイサービスなどが再開。学校施設は公立小中学・高校の県内全校が休校となっているが、大半は25日から授業を再開する。私立学校もこの動きに準ずる方針で、一部の私立高校は23日から再開されている。また、イベントなどの自粛要請も22日で解除されている。 ただし、多くの感染者が確認された県立神戸高校など10人以上の感染者がいる学校は学校単位で休校措置を続ける。また、修学旅行などは29日まで中止を継続。土、日曜のクラブ活動も今週は行わない。 神戸市中央区の私立「めぐみ愛児園」では、園児約30人が保護者と一緒に自転車や徒歩で元気に登園、園内は1週間ぶりに笑顔があふれた。大半の園児はマスク姿で、靴箱に置かれていた消毒剤を手に吹きかけた後、絵を描いたりして遊んだ。 休園中、育児のため仕事を休み、自宅で過ごしたという同区の飲食店パート、大土居英子さん(39)は「収入も減ってしまった。改めて保育所のありがたさを感じた」と安心した様子だった。

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1.大阪と兵庫、25日学校再開へ関係者準備万端 新型インフル(産経新聞),産経新聞
RV=436.4 2009/05/24 19:39
キーワード:神戸,教委,兵庫,修学旅行,校長,府,教諭

 新型インフルエンザの影響で休校となっていた大阪府、兵庫県の学校は24日、学校再開に向けて児童・生徒を迎える準備に追われた。学校関係者は「子供の負担を考えると、休校は1週間が限界だった」と25日からの再開を喜びつつも、「休校中に外出した生徒もいる。これからも注意が必要だ」と、見えないウイルスへの備えに躍起だ。■マスク姿で試験 「平常通り学校が始まります。用意をして集団登校させてください」。大阪市西区の市立九条南小学校は正面玄関に学校再開の通知を張り出し、保護者に一斉メールを送信した。 1週間の休校は学校行事にも影響を及ぼした。 大阪府高槻市の府立高校は延期していた中間試験を25日から早速、実施する。同校は、試験中もマスクを着用させることを決め、持っていない生徒用に、事前にマスク200枚を確保。街中ではマスクが軒並み品切れとなる状態だが、同校教頭は「これからも予防が絶対に必要だと考え、早め早めに対応したのが功を奏した」と話す。 神戸市西区の市立井吹台中学校の大西一人教頭(48)も「延期されていた行事がめじろ押し。(学校再開の)感慨よりも、行事の準備で手いっぱい」と苦笑する。■バスも完全防備 各校は再開後のウイルス対策に神経をとがらせる。多くの生徒から感染者が出た大阪府茨木市の私立高のケースでは、登校時の混雑したスクールバスが感染拡大の要因の一つとも指摘されている。 同様にスクールバスを使う同市の別の私立高校は、乗車時にマスク着用を義務づける。消毒液で手を洗った後に乗車し、同乗する教諭が窓を開けて換気を促して“完全防備”を目指す。さらに、バスの台数を17台から20台程度に増やし、混雑緩和を図る。 校長は「京都など大阪以外から通学する生徒も多い。これからが神経質になるとき」と警戒する。 生徒が感染した高槻市の私立高は、正門に消毒液を置く。生徒は登校時に手を消毒し、体調が悪ければ検温。教頭は「校内にウイルスを持ち込まないよう徹底したい」と話す。箕面市の府立高校でも、再開に向け消毒液を探し回り、ようやく6本を確保した。 茨木市教委は、全小中学校の各教室への体温計配置を進める。豊中市や箕面市でも登校前の検温を呼びかけ、万全の備えを目指す。■人込みは自粛を 大阪府教委は休校措置の解除とともに、部活動や修学旅行については、児童・生徒の健康状態を把握しながら実施することを認めた。 東大阪市教委は「症状は普通のインフルエンザ並みだが、まだ収束には向かっていない」として、5月中の府外への遠足や社会科見学を見合わせるよう通達。茨木市教委も校外学習を禁止している。 また、守口市教委は当面の間、カラオケやショッピングモールなど人が集まりそうな場所には基本的に行かないよう学校を通じて、子供に指導する。 同市教委の担当者は「子供たちに『人込みに行くな』というのは難しいと思うが、感染を防止するためにできるだけ避けてもらいたい。根気強く指導するしかない」と話している。

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2.<新型インフル>待ちわびた保育再開…日常生活へ 神戸(毎日新聞),毎日新聞
RV=232.0 2009/05/24 02:32
キーワード:神戸,保育,兵庫

 兵庫県で新型インフルエンザの感染拡大で休みになった保育所や福祉施設が23日再開し、週明けの25日には大阪、兵庫で一部の学校を除いて小、中学、高校などで授業も始まる。仕事に行けなくなった子育て中の働く母親にとっても、日常生活が戻ってくる。 神戸市中央区に住む西由紀さん(32)は、夫と長女実莉(みのり)ちゃん(3)、次女の夏希(なつき)ちゃん(1)との4人家族。娘2人は4月から通い始めた市立保育所にも慣れ、由紀さんは18日から近くのスーパーマーケットで事務職のパートとして勤めるはずだった。 しかし、市内で新型インフルエンザ感染が分かり保育所が16日から閉鎖に。夫も両親も仕事などがあり、自分が子どもを見るしかなかった。「仕事場から(勤務を)断られても仕方ない」と思ったが、事情を知ったスーパーが「待ちますよ」と理解してくれた。 保育所再開を知らせる連絡は、22日に保育所から電話で入った。保育所で使うオレンジ色の帽子を家の中でかぶっていた実莉ちゃんはリュックも背負って、夏希ちゃんとはしゃいだ。「保育所に行きたいんかな」。由紀さんは「お友達とは遊ばなかった。児童館にも行けず、家だけで過ごすと一日が長かった」と振り返る。 保育所はしばらく門前で体調を問診する態勢という。1週間遅れの初出勤となる25日、由紀さんは登園時の混雑も考え少し早めに送るつもりだ。「一から覚える仕事がたくさんあるのに」。不安はぬぐい切れないが、マスク、手洗いとうがいで自衛するつもりだ。【青木絵美】

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3.25日、学校再開=「子供の活気見たい」−大阪・兵庫(時事通信),時事通信
RV=174.8 2009/05/24 15:32
キーワード:神戸,兵庫

 新型インフルエンザの影響で1週間休校となっていた大阪、兵庫両府県の学校が25日、再開する。各校の教員らは24日、再開を前に保護者や生徒への連絡など準備に追われた。 大阪市西区の市立九条南小学校。職員室のホワイトボードには、休校中の行事が赤いペンで修正されていた。藪内康士教頭(52)は「子供のいない学校は寂しかった。運動場や教室で活気あふれる姿が見たい」と喜ぶ。 正面玄関に学校再開の通知を張り出し、保護者にも一斉メールを送信。当面、児童から毎朝、体温を聞き取り、休校中のストレスのケアに努める。藪内教頭は「1週間分の遅れを取り戻し、生活リズムをもう一度きちんとしないと」と頭を悩ませる。 神戸市西区の市立井吹台中学校では再開後、延期されていた中間試験や職業体験などの行事が目白押し。大西一人教頭(48)は「感慨よりも、行事の準備で手いっぱい」と苦笑する。 一方、多数の生徒が感染した大阪府茨木市の私立関西大倉高校は31日まで休校が続く。各担任が毎日、各家庭に電話しているが、「2週間も家にこもるのは耐えられない」と訴える生徒が多いという。「制服をクリーニングに出したら嫌な顔をされた」との声もあり、教員の一人は「再開後、生徒をどうフォローするか考えないといけない」と話した。 

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1.新型インフル 大阪・兵庫で学校再開 「体なまってるわ」(産経新聞),産経新聞
RV=227.3 2009/05/25 15:38
キーワード:神戸,女子,校長

 ■マスク姿で授業 ドッジボールに歓声 子供たちの笑顔やにぎやかな声が約1週間ぶりに学校にもどってきた。新型インフルエンザの感染拡大で一斉休校が続いていた大阪・兵庫両府県の学校で25日、授業が再開された。「友達に会えてうれしい」と喜ぶ児童ら。一方で感染した生徒が多く、まだ授業を再開できない高校では「影響が大きすぎる」と頭を抱える。両府県では感染が沈静化しつつあるものの、再開で再び感染が広がる恐れもあり、各学校では児童生徒にマスク着用を呼び掛けるなどピリピリした緊張感が漂っていた。 ◆小学校で元気な声 大阪市西区九条南の市立九条南小学校では、子供たちが約20班に分かれて集団登校。正門前に立った教師らに「おはようございます」と元気にあいさつ。登校した子供たちは、さっそく校庭に出てドッジボールを開始。「体がなまってるわ」などといいながら、エネルギーを発散するように動き回っていた。西川幹雄校長は「子供のいない学校は寂しかった。元気に登校してくれたのが何より」とほっとした表情だった。 神戸市灘区の市立灘小学校でも、児童が登校後、さっそく校庭に出てジャングルジムに争うように登ったり、鬼ごっこで駆け回るなど大はしゃぎ。4年生の宮脇諒君(9)は「アニメばかり見ていた。友達と会えてよかった」と喜んでいた。 ◆1カ月ぶりの学校 カナダへの短期留学からの帰国後、新型インフルエンザ患者の濃厚接触者として参加した生徒らが成田空港近くのホテルに留め置かれていた大阪府寝屋川市の府立高校でも25日、休校措置が解除。短期留学に参加した生徒は約1カ月ぶりの登校になった。同校の校長は短期留学に参加していた生徒らを集め「長い停留期間、よく頑張ったね」と声をかけた。校長は「生徒らも予想以上に元気で一安心」と話していた。 1年の1学級で17〜20日の間に感染者4人が確認された大阪府立柴島高校(大阪市東淀川区)は、学級閉鎖となった同学級の40人を除く生徒が登校した。この日朝、登校してきた生徒に有本昌剛校長が校内放送で、学級閉鎖となったことを説明。28日に閉鎖が解除となる1年生の学級に触れ、「28日に登校してきたら温かく迎えよう」と呼びかけた。1年の女子生徒(16)は「まだ来られない友達もいるので心配。でも今週中には登校できると思うので会えるのが楽しみです」と話していた。 ◆再開遠い高校では… 授業の再開が6月以降となった私立関西大倉高校・中学(大阪府茨木市)。同校では、教員が朝から電話で生徒らの健康状態を確認。大船重幸教頭は「生徒の将来を考えると、休みの影響は大きすぎる。早く再開したいが、感染再拡大を招けば、生徒や学校への“風評被害”が出かねない」と話していた。 また、43人の感染者が出た神戸市長田区の県立兵庫高校は29日まで休校措置を継続。周辺の学校の生徒が元気に登校する中、通学路や校内はひっそりと静まりかえった。教諭らは25日午前、職員会議を開いて今後の授業方針などを協議。江本博明校長は「授業も遅れてしまうが、生徒たちには『もう少しだけ頑張れ』と声をかけてやりたい」と話した。 最初の感染者が確認された同市灘区の神戸高校も休校が続いた。同校の卒業生で、近くに住む自営業の藤原恵美子さん(41)は「普段は元気な生徒が多い学校なので、最近は静かすぎて変な感じ。通学できないのはかわいそう」と同情していた。

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2.<新型インフル>いつもの朝に…1週間ぶり登校 大阪と兵庫(毎日新聞),毎日新聞
RV=226.2 2009/05/25 10:34
キーワード:神戸,保育,休業

 「行ってきまぁす」。笑顔で登校する子どもたち。大阪、兵庫の大半の学校で新型インフルエンザの感染拡大による休校措置が終わり、大阪、兵庫の各家庭に25日、いつもの朝が戻ってきた。 学校を楽しみにしていた大阪市北区の市立菅北小2年、塩見空(そら)君(7)はこの日、いつもより1時間早く、午前6時ごろ目が覚めた。家の前で近所の1年生と会うと、思わずにっこり。「ほっとしました」。見送った母親の美幸さん(30)の表情が緩んだ。 大阪市が市立学校の休校を決めたのが18日。美幸さんは共働き。弟の蓮(れん)君(2)は休業しなかった保育所に預けたが、空君は自宅学習用に学校が配った教材を解いたりして1人で留守番に。1日約10回も美幸さんの携帯電話にかけてきたり、美幸さんが仕事を終えて帰宅すると、「クッキーが作りたい」と泣き出した日もあった。20日からは夫の仁さん(31)が兵庫県西宮市内で経営する美容室に連れて行ったものの、仁さんも仕事の合間にしか空君をかまえなかった。 23日に週明けの学校再開が決まり、空君は「外でキャッチボールがしたいなあ」。美幸さんは「インフルエンザは心配だが、これ以上、家に閉じこめておくのはかわいそう」と1週間を振り返った。 「バイバーイ」。神戸市東灘区の市立住吉小3年の9歳の双子姉妹、乾弥々子ちゃんと菜々子ちゃんは検温で平熱を確認してから登校。それぞれマスクを着け、母明子さん(41)、父雅博さん(45)に見送られ、元気に自宅を出た。 学校では「鬼ごっこ」がブーム。菜々子ちゃんは「早く友達と運動場で遊びたい」。休校中は明子さんと3人でギョーザ作りもしたが、「ずっと家にいて、つまらなかった」と姉妹は声をそろえる。 突然の長い休み。居間のトランポリンで遊んだが、学校で体を動かすほど疲れなかった。明子さんは「普段は午後8時半に寝るが、10時ごろまでテレビを見ることもあった。寝床に入っても『寝られない』と出てきました」と苦笑い。 感染の不安は残る。「どう広がるか分からない」と明子さん。双子姉妹には当分、マスクを手放せない日々が続く。【広沢まゆみ、金志尚】

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3.兵庫・大阪の3500校で授業再開(読売新聞),読売新聞
RV=190.0 2009/05/25 11:54
キーワード:神戸,教委

 新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の感染による休校措置が解除された兵庫県と大阪府で25日、一部を除く小、中、高校や幼稚園、特別支援学校の約3500校で授業が再開された。 一方、多くの生徒の感染が確認されるなどした兵庫県立神戸高校(神戸市灘区)、兵庫高校(同市長田区)、関西大倉中学・高校(大阪府茨木市)など計66校では休校を継続している。 16日に神戸市で国内での初感染が確認されて感染が拡大、順次、休校措置が取られていた。兵庫県は22日、大阪府は23日に休校措置の解除を決定していた。 各教委によると、この日、再開したのは▽兵庫県2167校(休校継続は14校)▽大阪府(政令市を除く)816校(休校継続49校)▽大阪市522校(同0校)▽堺市48校(同3校)。 県立御影高校(神戸市東灘区)では午前8時頃から、生徒が登校した。マスクを着用しているのは約3割。校門脇で「久しぶり」と、ハイタッチで再会を喜ぶ生徒の姿もあった。同校では感染者は出ていないが、約50か所の洗面所には液体せっけんが置かれ、手洗いを済ませた生徒らは教室で、1週間分の体温などを記した健康観察票を担任に手渡していた。1年のバレーボール部員、前田真美さん(15)は「練習ができず、体がなまった。大会を控えているので、今日からまた頑張らないと」と張り切っていた。 朝の電車にも通学の生徒が戻り、マスク姿の乗客は国内で初感染が確認された直後より大幅に減った。

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1.新型インフル患者は342人に―厚労省(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=251.5 2009/05/26 18:28
キーワード:神戸,川崎,八王子,兵庫

 厚生労働省は5月26日の記者会見で、同日正午現在で国内発生の新型インフルエンザの患者数が342人になったと発表した。25日正午の時点から3人増加した。機内検疫での確認者は2人増えて8人となり、この8人を含む感染者数は350人になった。 342人の内訳は、大阪府(大阪市、高槻市、堺市を除く)115人、神戸市98人、兵庫県(神戸市、姫路市、尼崎市、西宮市を除く)62人、大阪市19人、大阪府高槻市、兵庫県尼崎市各17人、埼玉県、大津市、京都市各2人、東京都(八王子市と大田区を除く)、東京都八王子市と大田区、川崎市、堺市、兵庫県姫路市と西宮市、福岡県各1人。 健康局結核感染症課の難波吉雄・新型インフルエンザ対策推進室長は、「個別に海外渡航歴のある方は散発しているという状況。ある程度集団的に発生した地域の患者の数は減少しているというのが現状だと思う」との見解を示した。

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2.<観光庁長官>日本への旅行自粛「撤回を」(毎日新聞),毎日新聞
RV=151.3 2009/05/26 20:13
キーワード:台湾,修学旅行,兵庫

 本保芳明観光庁長官は26日の会見で、新型インフルエンザの感染を理由に日本への旅行自粛を政府が呼びかけている国・地域に対し、「外務省を通じて撤回をお願いしたい」と述べた。 台湾政府は19日に、日本への修学旅行の中止・延期を教育機関に要請した。ロシア政府も、大阪府、兵庫県への渡航を控えるよう呼びかけているとの情報があるという。 一方、観光庁のまとめでは、22日現在の修学旅行の中止・延期は日本全国で2001校に上った。特に国内の旅行は20日時点の853校が1598校に増え、2日間でほぼ倍増した。本保長官は「今週になって(中止・延期の動きが)少し緩和したと聞くが、宿泊業はまだまだ深刻だ」と語った。【位川一郎】

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3.<新型インフル>近畿の宿泊施設の減収額は約46億円(毎日新聞),毎日新聞
RV=96.6 2009/05/26 20:43
キーワード:修学旅行,兵庫

 旅館やホテルで作る全国旅館生活衛生同業組合連合会は26日、新型インフルエンザの感染拡大による旅行客の減少で、近畿地方の宿泊施設の減収額が約46億円に上るとの調査結果を自民党の会議で報告した。半分以上の約24億5000万円は修学旅行のキャンセルや延期の影響という。 最も減収額が大きかったのは京都府の22億3000万円で全体のほぼ半分に達する。他府県の減収額は▽滋賀県9億500万円▽兵庫県7億2800万円▽奈良県4億5000万円▽大阪府2億800万円▽和歌山県9600万円−−だった。 また、日本旅行業協会が大手旅行業者7社に実施した調査によると、国内の修学旅行をキャンセルや延期した中学・高校は、22日までに1598校に上るという。 観光業者への支援については、中小企業庁が4月から始めた経済危機対策の緊急補償の活用で、1業者につき無担保で最高2億8000万円まで融資することを決めている。【内橋寿明】

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1.国内での新型インフル感染者は352人に(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=206.4 2009/05/27 17:59
キーワード:神戸,川崎,八王子

 厚生労働省は5月27日の記者会見で、同日正午現在の国内での新型インフルエンザの感染確定者が352人になったと発表した。26日正午の時点から10人増加した。これで感染者は、成田空港での「水際対策」で感染が確認された8人を含め360人となった。 352人の内訳は、大阪府(大阪市、高槻市、堺市を除く)115人、神戸市102人、兵庫県(神戸市、姫路市、尼崎市、西宮市を除く)63人、大阪市20人、大阪府高槻市、兵庫県尼崎市各17人、埼玉県、川崎市、静岡市、大津市、京都市各2人、東京都(八王子市と大田区を除く)、東京都八王子市と大田区、堺市、兵庫県姫路市と西宮市、和歌山市、福岡県各1人。

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2.和歌山で新型インフル感染初確認 国内患者361人に(産経新聞),産経新聞
RV=161.4 2009/05/27 12:38
キーワード:神戸,川崎

 和歌山市は27日、市内の男性会社員(28)が新型インフルエンザに感染していることを確認したと発表した。和歌山県内の感染確認は初めて。また、神戸市でも、いずれも15歳の男子高校生2人と、うち1人の高校生の家族の母親(41)と弟(12)の感染を確認。さらに大津市は会社員の男性(36)、静岡市で4歳の女児、川崎市では米国から帰国した30歳代女性が、確認された。 これで国内での感染者は検疫段階と合わせ、埼玉、東京、神奈川、静岡、滋賀、京都、大阪、兵庫、和歌山、福岡の10都府県で計361人となった。 和歌山市によると、感染が確認された男性は今月18〜23日の日程でハワイ・オアフ島へ妻と旅行。関西国際空港経由で帰国していた。男性は帰国後、会社に出社していたが、妻や職場では感染が疑われる症状はみられないという。

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3.<新型インフル>和歌山市でも確認 感染者数は361人に(毎日新聞),毎日新聞
RV=161.4 2009/05/27 13:55
キーワード:神戸,川崎

 新型インフルエンザの国内感染者は27日、新たに神戸市で4人、和歌山市、大津市、川崎市、静岡市でそれぞれ1人ずつ確認された。国内感染者は10都府県で累計353人となった。和歌山県内での確認は初めて。和歌山市の感染者は会社員の男性(28)。会社員は18〜23日にハワイに滞在、23日に関西国際空港に帰国して和歌山市内に戻ったという。成田空港の検疫での感染確認者8人を含めると感染者数は累計361人。

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1.<新型インフル>洗足学園授業再開…1週間ぶりの笑顔 東京(毎日新聞),毎日新聞
RV=235.8 2009/05/28 11:32
キーワード:女子,校長,川崎,教諭,再開

 首都圏で初めて在校生の新型インフルエンザ感染が確認され、幼稚園から大学まで学園全体を休校にしていた洗足学園(川崎市高津区)が28日、授業を再開した。マスク姿で登校する生徒は少なく、1週間ぶりの再会に笑顔を見せていた。 同学園では、米国での模擬国連に参加し帰国した高校2年の女子生徒2人の感染が確認されたため、21日から休校としていた。 この日は通常より1時間余り遅い午前9時過ぎの登校とし、教職員や保護者ら計約30人が最寄り駅や通学路で見守った。生徒らは、正門付近に詰め掛けた報道陣に驚きながら、学校に入っていった。 感染した生徒2人は入院中だが、既に症状はないという。米国に同行した女性教諭と3年生4人は登校した。 前田隆芳校長は午前11時から記者会見し、「生徒たちの笑顔を見るのは無上の喜び。入院中の2人は精神的なストレスがたまっており、メンタルケアをしてから普通の生活に戻さないといけない」と話した。午前10時からの全校集会でこれまでの経緯を説明し、渡米した生徒らが「騒がせて申し訳ない」などと話したことを伝えると、涙を流す生徒もいたという。 また、学校側を通じ、1年の女子生徒(15)は「学校が大好きなので早く行きたかった。先輩方には早くよくなって登校してほしい」、3年の女子生徒(18)は「電車で通学するのは怖いけど、先生がいると思うと安心する」とコメントした。【笈田直樹】

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2.国内での新型インフル感染者は356人(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=203.9 2009/05/28 17:52
キーワード:神戸,川崎,八王子

 厚生労働省は5月28日の記者会見で、同日正午現在の国内での新型インフルエンザ感染確定者が356人になったと発表した。27日正午の時点から4人増加した。これで感染者は、成田空港での「水際対策」で確認された8人を含め364人になった。 356人の内訳は、大阪府(大阪市、高槻市、堺市を除く)115人、神戸市102人、兵庫県(神戸市、姫路市、尼崎市、西宮市を除く)63人、大阪市22人、兵庫県尼崎市18人、大阪府高槻市17人、大津市3人、埼玉県、川崎市、静岡市、京都市各2人、東京都(八王子市と大田区を除く)、東京都八王子市と大田区、堺市、兵庫県姫路市と西宮市、和歌山市、福岡県各1人。

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3.小人数でも学級閉鎖 新型インフルで神戸市が基準変更(産経新聞),産経新聞
RV=203.6 2009/05/28 00:30
キーワード:神戸,校長,県立

 神戸市教育委員会は27日、新型インフルエンザ発生を受け、市立の幼稚園、小中高校の学級閉鎖の基準を変更したと発表した。従来に比べ発症が小人数でも閉鎖にし、期間も長くする。 これまで季節性インフルエンザの場合は欠席率15〜20%が閉鎖の目安だった。今後は当面、季節性、新型を問わず感染の確定した児童、生徒が複数いる場合、欠席率が10%以下でも閉鎖する。期間も従来の3〜4日から7日にする。 兵庫県も27日、県立学校のクラス内で感染者が2人以上確認された際に、原則として7日間閉鎖するなどの基準を発表した。これまでは校長が校医と協議して決めており、明確な基準はなかった。

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1.国内での新型インフル感染者は359人に(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=241.3 2009/05/29 17:34
キーワード:神戸,川崎,八王子,京都

 厚生労働省は5月29日の記者会見で、同日正午現在の国内での新型インフルエンザ感染確定者が359人になったと発表した。28日正午の時点から3人増加した。これで感染者は、成田空港での「水際対策」で確認された8人を含め、367人になった。 359人の内訳は、大阪府(大阪市、高槻市、堺市を除く)115人、神戸市102人、兵庫県(神戸市、姫路市、尼崎市、西宮市を除く)64人、大阪市23人、兵庫県尼崎市19人、大阪府高槻市17人大津市3人、埼玉県、川崎市、静岡市、京都市各2人、東京都(八王子市と大田区を除く)、東京都八王子市と大田区、堺市、兵庫県姫路市と西宮市、和歌山市、福岡県各1人。

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2.中傷のメール・電話100件…授業再開の洗足学園校長明かす(読売新聞),読売新聞
RV=180.5 2009/05/29 07:27
キーワード:校長,川崎,教諭,再開

 生徒2人の新型インフルエンザ感染を受け、休校していた川崎市高津区の私立洗足学園高校で28日、1週間ぶりに授業が再開され、記者会見した前田隆芳校長は、2人の精神的ケア体制を整え、温かく迎える考えを示した。 また、全国からの励ましが手紙などで約1000件寄せられる一方、誹謗(ひぼう)や中傷の電話・メールが約100件あったことを明らかにした。 前田校長は、登校した中学・高校の全生徒に経過を説明した後、午前11時過ぎから記者会見し、「生徒の笑顔が無上の喜び」と安堵(あんど)の表情を見せた。感染した生徒2人とともに、ニューヨークで開かれた「模擬国連」に参加した生徒4人と引率教諭も、この日、元気な姿を見せたという。 だが、感染した生徒2人について「精神的ストレスが大きく、退院後も、すぐには登校できないと思う」と述べ、精神科医や臨床心理士らによるカウンセリングなどの継続的なケアを充実させるとした。 同校によると、登校した生徒たちは「友達や先生に会えなくてさびしかった。また元気よく学校生活を送りたい」(3年生)、「(入院した)先輩たちには早く良くなって登校してほしい」(1年生)などと語っていたという。

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3.<新型インフル>上陸早かった? 関西で4月下旬発生か(毎日新聞),毎日新聞
RV=148.0 2009/05/29 21:30
キーワード:神戸,京都

 国立感染症研究所(感染研)は29日、関西で最初に新型インフルエンザの感染が確認された5月16日より2週間以上前の4月28日ごろ、すでに神戸市、大阪府内で患者が発生していた可能性があるとの見方を示した。また、製品評価技術基盤機構と感染研は29日、関西で採取した新型の遺伝子解析の結果、4月下旬の米東部とカナダでの流行前に発生した比較的古いウイルスであることが判明したと発表した。 感染研感染症情報センターの大日(おおくさ)康史主任研究官によると、例年はシーズン前半に新型と同じA型インフルエンザが流行し、後半から春先までB型インフルエンザが流行する傾向がある。しかし今年は、神戸市と大阪市周辺地域で4月中旬から下旬にB型の流行が終息。その後の4月28日、神戸市中央区の薬局で治療薬(タミフル、リレンザ)の処方が例年を上回って急増し、流行レベルに達した。大阪府内でも5月1日に池田、枚方市、13日に池田市で同様の状態になった。 茨木市内の高校に通う生徒の感染が確認された翌日の18日に池田、枚方、茨木の3市で、京都市右京区に住む専門学校生が発症した20日とその前日に同区で、それぞれ同じ現象が起きていたことから、4月末から5月初めの流行も新型の可能性があるとみている。 一方、同機構によると、韓国で4月末に確認されたメキシコからの帰国患者から採取された遺伝子と似ており、同機構は「メキシコから直接流入した可能性もある」とみている。【関東晋慈、山田大輔】  ◇新型インフルエンザ関連の主なできごと4月下旬 メキシコや米国で新型インフルエンザ患者や死者が明らかに  28日 WHOが警戒レベルをフェーズ4に引き上げ(日本時間)。日本政府が新型発生を宣言  同日 薬局サーベイランスシステムが神戸市中央区でインフルエンザの流行を検知5月1日 同システムが大阪市周辺でも流行を検知  9日 成田の検疫でカナダから帰国した大阪府の高校生の感染確認  16日 海外渡航歴のない神戸市の高校生の感染確認      初の国内感染  17日 渡航歴のない大阪府の高校生の感染確認

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4.大阪は重症化防止地域に分類=大津、京都は感染拡大防止−厚労省・新型インフル(時事通信),時事通信
RV=148.0 2009/05/29 23:47
キーワード:神戸,京都

 厚生労働省は29日、新型インフルエンザ対策の新運用指針に基づき、大阪府と大阪市などが「重症化防止重点地域」に分類されたと発表した。 同省によると、患者が急増中の地域や、対策を講じた結果感染拡大が落ち着いた地域で、拡大防止より重症化防止に重点を置く場合、重症化防止地域に分類される。大阪の場合は状況が落ち着いたとして同地域とされた。軽症者の自宅療養のほか、感染者が出た学校のみの休校が基本となる。 一方、感染者数がまだ少なく、拡大防止を目的とする「感染拡大防止地域」には大津市、京都市、堺市が分類された。この地域では患者は原則として入院させ、感染の疑いのある人は通常の医療機関でなく発熱外来を受診、休校は地域全体で行うことになる。 分類は自治体が厚労省に相談の上決定する。兵庫県や神戸市は「判断がつかない」として分類を先送りした。東京都や静岡県、和歌山市、福岡県なども同様に分類されていない。

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1.新型インフル 神戸、兵庫の両高校が再開(産経新聞),産経新聞
RV=323.4 2009/05/30 12:07
キーワード:神戸,教委,修学旅行,校長,再開

 多数の生徒が新型インフルエンザに感染した兵庫県立神戸高(神戸市灘区)と兵庫高(同市長田区)が30日、いずれも学校を再開した。通学路は午前8時過ぎから明るい表情で登校する生徒たちの姿にあふれ、いつもの光景が戻った。 両校ともこの日は臨時の登校日とし、6月1日からの授業再開に向けての全校集会を実施した。 神戸高校では、全校生徒995人のほぼ全員が登校。マスクを着けていない生徒も多かった。2年の男子生徒は「休校中はすることがなくてつまらなかった」と喜んだ。 兵庫高では教職員が校門で生徒を出迎えた。江本博明校長は「普段はうるさく聞こえることもある生徒の声が、今日はにぎわいが戻った音に聞こえた。本当によかった」と安堵の表情。 県内の大半の学校は25日から授業を再開したが、神戸高は17人、兵庫高は43人が感染したため、休校を続けていた。両校とも全員が回復し、23日以降は新たな感染者は出ていない。 県教委は30日、県内の学校に対する部活動の対外試合や修学旅行などの自粛措置も解除した。

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2.<新型インフルの波紋>終息宣言、当面見送り 学校再開後も発生、考慮−−兵庫県(毎日新聞),毎日新聞
RV=205.1 2009/05/30 13:06
キーワード:神戸,修学旅行,再開

 井戸敏三兵庫県知事は29日、新型インフルエンザの県内での「終息宣言」について「慎重にしようと思っている」と話し、当面見送る考えを示した。これまでは、今月末にも宣言を検討する考えを示していた。【川口裕之】 県内の感染者数は減少傾向にあるが、23日に学校が再開して以後も、神戸市などで患者の発生が続いていることを考慮した。井戸知事は記者会見で「まだ落ち着いていないのでは、という議論もある。推移を見守りたい」と語った。 一方、部活動の対外試合や修学旅行などの自粛は29日までとする。 また井戸知事は、新型インフルエンザ対策で、来月までに県と県内市町で計85億円が必要との見込みも公表した。県が40億円、市町が45億円で、国に財源措置を求めている。

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3.<新型インフル>神戸、兵庫高の生徒2週間ぶりに登校(毎日新聞),毎日新聞
RV=199.6 2009/05/30 11:27
キーワード:神戸,校長,再開

 新型インフルエンザで多数の生徒の感染が確認された兵庫県立神戸高(神戸市灘区)と同兵庫高(同市長田区)の2校の休校措置が30日、解除された。この日は2週間ぶりに生徒が登校し、来月1日からの授業再開に向けての説明を受けた。県内の県立学校はすべて再開され、休校しているのは私立の高校2校と中学1校。部活動の対外試合も解禁になり、学校に活気が戻った。 神戸高の生徒の国内初感染が確認された今月16日、両校で計8人の感染を確認したため、休校措置となった。23日に県内の大半の学校が再開して以降も「10人以上の感染者が発生した学校は引き続き7日間休校」との県の方針で、休校を継続していた。 この日は両校とも「一斉登校日」とし、これまでの経緯や再開後の授業の方針、定期試験の日程などを生徒に説明した。感染者は既に全員完治したといい、神戸高の岡野幸弘校長は「生徒の声が校舎にあふれ、学校のあるべき姿に戻った。生徒の心のケアについて態勢は整っている」と話している。【近藤諭】

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4.新型インフルで休校の2高が再開…兵庫で2週間ぶり(読売新聞),読売新聞
RV=199.6 2009/05/30 11:47
キーワード:神戸,校長,再開

 新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)で休校していた兵庫県立神戸、兵庫両高校が30日、学校を再開した。2週間ぶりに登校した生徒たちは、それぞれ6月1日の授業再開に向けた説明会などに臨み、校内はいつもの活気を取り戻した。 神戸高校では午前7時半頃から、マスク姿の生徒らが登校。校門前で、出迎えた教諭らに駆け寄り、「おはようございます」と笑顔を見せた。 ホームルームに合わせ、岡野幸弘校長が校内放送で、「2週間、指示に従って耐え、よく帰って来てくれました」と生徒をねぎらった。同9時半頃には下校が始まり、テニスや剣道など一部のクラブは活動を再開した。休校と重なった中間テストは中止し、1学期の成績は、授業と期末考査で決めるという。

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5.新型インフル 神戸、兵庫高の生徒2週間ぶりに登校(毎日新聞),毎日新聞
RV=199.6 2009/05/30 12:12
キーワード:神戸,校長,再開

 新型インフルエンザで多数の生徒の感染が確認された兵庫県立神戸高(神戸市灘区)と同兵庫高(同市長田区)の2校の休校措置が30日、解除された。この日は2週間ぶりに生徒が登校し、来月1日からの授業再開に向けての説明を受けた。県内の県立学校はすべて再開され、休校しているのは私立の高校2校と中学1校。部活動の対外試合も解禁になり、学校に活気が戻った。 神戸高の生徒の国内初感染が確認された今月16日、両校で計8人の感染を確認したため、休校措置となった。23日に県内の大半の学校が再開して以降も「10人以上の感染者が発生した学校は引き続き7日間休校」との県の方針で、休校を継続していた。 この日は両校とも「一斉登校日」とし、これまでの経緯や再開後の授業の方針、定期試験の日程などを生徒に説明した。感染者は既に全員完治したといい、神戸高の岡野幸弘校長は「生徒の声が校舎にあふれ、学校のあるべき姿に戻った。生徒の心のケアについて態勢は整っている」と話している。【近藤諭】    ◇ 18日から休校が続く私立関西大倉中学・高校(大阪府茨木市)では30日、臨時の職員会議を開き、休校を31日までとし、6月1日から授業を再開することを決めた。大阪府内では最後の休校解除となる。 学校によると、これまで教員と生徒計101人の感染が確認された。30日時点で感染者全員が回復し、登校できる見通しになった。30日朝から教職員約90人が出勤し、生徒に電話で休校解除を伝えた。大船重幸教頭は「一日も早い再開を願っていたのでほっとしている。気を抜かず、再発防止にも全力を挙げたい」と話した。【松井聡】

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1.千葉と新潟で新型インフル(産経新聞),産経新聞
RV=320.7 2009/05/31 07:56
キーワード:神戸,校長,再開,県立,登校,県

 新型インフルエンザについて、千葉、新潟両県で30日、それぞれ初の感染者が確認された。 千葉県によると、感染したのは成田空港内の飲食店に勤める19歳女性。海外渡航歴はないが、29日朝に39度の発熱があったため、医療機関で診察を受けたところ、簡易検査でA型の陽性反応が出た。県衛生研究所で遺伝子診断を行い、感染が確認された。現在、容体は安定しているという。 新潟市は30日夜、留学先の米国から帰国した20代女性の新型インフルエンザ感染を確認したと発表した。 一方、多数の生徒が新型インフルエンザに感染した兵庫県立神戸高と同兵庫高は30日、学校を再開した。この日は臨時の登校日とし、6月1日からの授業再開に向けての全校集会を実施した。 神戸高では、全校生徒995人のほぼ全員が登校。マスクを着けていない生徒も多かった。2年の男子生徒は「休校中はすることがなくてつまらなかった」と喜んだ。 兵庫高の江本博明校長も「普段はうるさく聞こえることもある生徒の声が、今日はにぎわいが戻った音に聞こえた」とほっとした表情をみせた。

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2.【新型インフル】授業再開を前に保護者説明会 関西大倉高校(産経新聞),産経新聞
RV=264.2 2009/05/31 20:56
キーワード:女子,校長,再開,登校,母親,茨木

 新型インフルエンザに生徒101人、教職員2人が感染した関西大倉高校・中学(大阪府茨木市)で31日、6月1日の授業再開を前に保護者説明会が開かれた。感染防止を目的にスクールバスの消毒を1週間続けることや、生徒の心のケアに校内カウンセラーがほぼ毎日対応することが、学校側から説明された。 学年によって午前と午後にわかれて開催された説明会で、宮之前隆春校長は「2週間の休校中、生徒のみなさんは本当に辛抱して、頑張ってくれた。今後とも安心できる学校作りに努力していきたい」とあいさつ。続いて、学校側が「健康管理」「心のケア」「環境衛生」の分野ごとに対策を説明した。 この中で学校側は、感染拡大の原因とも疑われているスクールバスの定期的な消毒や、全教室前に消毒液を設置したことを明らかにした。 説明会後に会見した大船重幸教頭は「発症した101人全員は回復し、6月1日から登校できる。やっと普通の学校生活が始まることがうれしい」と喜んだ。高校3年の女子生徒の母親(45)は「休校の間に子供たちが受けたストレスがどう出てくるか。周囲できちんと支えていきたい」と話した。 関西大倉高校・中学は新型インフルエンザの影響で5月16日から休校。同24日以降、新たな感染者が出ておらず、6月1日からの再開を決めた。

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3.<新型インフル>女高生が退院 首都圏初の感染確認者(毎日新聞),毎日新聞
RV=99.5 2009/05/31 20:47
キーワード:女子,川崎

 首都圏で初めて新型インフルエンザ感染が確認され、川崎市立川崎病院に入院していた洗足学園高2年の女子生徒(16)が31日、退院した。2回の遺伝子検査で陰性が確認された。【吉住遊】

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1.国内での新型インフル感染者は371人に(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=194.7 2009/06/01 18:46
キーワード:神戸,八王子,川崎

 厚生労働省は6月1日の記者会見で、同日正午現在の新型インフルエンザ感染確定者が371人になったと発表した。5月29日正午の時点から12人増加した。これで感染者は、成田空港での「水際対策」で確認された8人を含め、379人になった。 371人の内訳は、大阪府(大阪市、高槻市、堺市を除く)116人、神戸市106人、兵庫県(神戸市、姫路市、尼崎市、西宮市を除く)66人、大阪市23人、兵庫県尼崎市20人、大阪府高槻市17人、大津市3人、埼玉県、川崎市、静岡市、京都市、兵庫県西宮市各2人、千葉県、東京都(八王子市と大田区を除く)、東京都八王子市と大田区、新潟市、山梨県、堺市、兵庫県姫路市、和歌山市、福岡県各1人。

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2.関西大倉中高、学校再開 一部生徒は私服で登校(産経新聞),産経新聞
RV=190.2 2009/06/01 11:55
キーワード:校長,府,再開,登校

 生徒と教員計103人が新型インフルエンザに感染し、休校していた大阪府茨木市の私立関西大倉高校・中学が1日、学校を再開した。通学バスへの同乗など比較的濃厚な接触で感染が広がったとみられているため、通学バスを増便したり定員も半減。“風評被害”を警戒して、一部生徒は私服で登校した。同校によると、感染した生徒・教職員は全員回復しており、約2週間ぶりの再会を喜んだ。 同校内の通学バス停では、宮之前隆春校長がバスから降りてくる生徒たちを出迎え、元気よくあいさつを交わした。 続いて生徒たちは、各教室でテレビを通じて朝礼に臨んだほか、国立感染症研究所(東京)の岡部信彦・感染症情報センター長から新型インフルエンザについて講演を受けた。 この日の学校再開に合わせ、同校では衛生管理を徹底。以前は15便運行していた主要駅からの通学バスを臨時に3便増やしたほか、濃厚接触による感染拡大を防ぐため、定員数も約30人に半減させた。 生徒の心理的負担を軽減するため当面は私服登校も認めたが、私服姿は一部に限られた。同校によると、「悪いことをしていないので私服は必要ない」と話す生徒もいるという。 こうした措置について、宮之前校長は「専門家の指導によると本来は必要ないかもしれないが、生徒の不安を払拭(ふっしよく)するため」と説明している。 同校では休校による授業の遅れについて、1学期の終業式を1週間遅らせるなどして授業時間を確保する予定。 府によると、同校の再開で府内の休校はゼロになった。

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3.新型インフル 関西大倉高・中 2週間ぶり再開(産経新聞),産経新聞
RV=190.2 2009/06/01 15:54
キーワード:校長,府,再開,登校

 ■風評警戒、私服登校も 生徒と教員計103人が新型インフルエンザに感染、休校していた大阪府茨木市の私立関西大倉高校・中学が1日、学校を再開した。通学バスへの同乗など比較的濃厚な接触で感染が広がったとみられているため、通学バスを増便したり定員も半減。“風評被害”を警戒して、一部生徒は私服で登校した。同校によると、感染した生徒・教職員は全員回復しており、約2週間ぶりの再会を喜んだ。 同校内の通学バス停では、宮之前隆春校長がバスから降りてくる生徒たちを出迎え、元気よくあいさつを交わした。 続いて生徒たちは、各教室でテレビを通じて朝礼に臨んだほか、国立感染症研究所(東京)の岡部信彦・感染症情報センター長から新型インフルエンザについて講演を受けた。 この日の学校再開にあわせ、同校では衛生管理を徹底。以前は15便運行していた主要駅からの通学バスを臨時に3便増やしたほか、濃厚接触による感染拡大を防ぐため、定員数も約30人に半減させた。 生徒の心理的負担を軽減するため当面は私服登校も認めたが、私服姿は一部に限られた。同校によると、「悪いことをしていないので私服は必要ない」と話す生徒もいるという。 こうした措置について、宮之前校長は「専門家の指導によると本来は必要ないかもしれないが、生徒の不安を払拭(ふっしょく)するため」と説明している。 同校では休校による授業の遅れについて、1学期の終業式を1週間遅らせるなどして授業時間を確保する予定。 府によると、同校の再開で府内の休校はゼロになった。

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1.神戸市で女子高生の感染確認 学年閉鎖へ(産経新聞),産経新聞
RV=195.8 2009/06/02 23:01
キーワード:神戸,女子,県立

 神戸市は2日、新たに1人の新型インフルエンザ感染が確認されたと発表した。東京都、埼玉県でも、それぞれ1人が確認され、国内の感染者は計388人となった。 神戸市で感染したのは長田区内の県立高校に通う1年生の女子生徒(15)。同高校では5月30日以降、女子生徒を含め計3人の感染が確認されており、2日から8日まで、1年生を学年閉鎖とすることを決定した。

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2.国内での新型インフル感染者は377人に(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=193.4 2009/06/02 17:46
キーワード:神戸,八王子,川崎

 厚生労働省は6月2日の記者会見で、同日正午現在の国内での新型インフルエンザ感染確認者が377人になったと発表した。1日正午の時点から6人増えた。これで感染者は、成田空港での「水際対策」で確認された8人を含め385人になった。 377人の内訳は、大阪府(大阪市、高槻市、堺市を除く)116人、神戸市107人、兵庫県(神戸市、姫路市、尼崎市、西宮市を除く)66人、大阪市23人、兵庫県尼崎市20人、大阪府高槻市17人、愛知県、大津市各3人、埼玉県、千葉県、川崎市、静岡市、京都市、兵庫県西宮市各2人、東京都(八王子市、墨田区、大田区を除く)、東京都八王子市、墨田区、大田区、新潟市、山梨県、堺市、兵庫県姫路市、和歌山市、福岡県各1人。

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3.<新型インフル>メキシコの日本人学校 40日ぶり再開(毎日新聞),毎日新聞
RV=142.1 2009/06/02 11:33
キーワード:校長,再開,登校

 【メキシコ市・庭田学】新型インフルエンザ流行の影響で休校していたメキシコの二つの日本人学校が1日、約40日ぶりに再開した。メキシコの他の小中学校は5月11日にほぼ再開したが、日本人学校では国外に退避した子供が多かったため、臨時の長期休暇としていた。 メキシコ市の日本メキシコ学院(児童・生徒125人)ではこの日、96人が登校。抱き合って再会を喜ぶ子供たちの姿もみられた。全校集会で斎藤秀峰校長は「ようこそ、お帰りなさい」とあいさつ。今後も引き続き手洗いやうがいを励行するよう呼びかけた。同校では90人の児童・生徒が日本など外国に退避。うち8人はメキシコに戻らず、転校したという。 また、中部アグアスカリエンテスの日本人学校(児童・生徒30人)も同日再開した。

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4.新型インフル メキシコの日本人学校 40日ぶり再開(毎日新聞),毎日新聞
RV=142.1 2009/06/02 11:48
キーワード:校長,再開,登校

 【メキシコ市・庭田学】新型インフルエンザ流行の影響で休校していたメキシコの二つの日本人学校が1日、約40日ぶりに再開した。メキシコの他の小中学校は5月11日にほぼ再開したが、日本人学校では国外に退避した子供が多かったため、臨時の長期休暇としていた。 メキシコ市の日本メキシコ学院(児童・生徒125人)ではこの日、96人が登校。抱き合って再会を喜ぶ子供たちの姿もみられた。全校集会で斎藤秀峰校長は「ようこそ、お帰りなさい」とあいさつ。今後も引き続き手洗いやうがいを励行するよう呼びかけた。同校では90人の児童・生徒が日本など外国に退避。うち8人はメキシコに戻らず、転校したという。 また、中部アグアスカリエンテスの日本人学校(児童・生徒30人)も同日再開した。

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1.国内での新型インフル感染者は386人に(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=238.3 2009/06/03 17:50
キーワード:神戸,八王子,川崎,京都

 厚生労働省は6月3日の記者会見で、同日正午現在の新型インフルエンザ感染確定者が386人になったと発表した。2日正午の時点から9人増加した。これで感染者は、成田空港での「水際対策」で確認された8人を含め394人になった。 386人の内訳は、大阪府(大阪市、高槻市、堺市を除く)116人、神戸市108人、兵庫県(神戸市、姫路市、尼崎市、西宮市を除く)66人、大阪市23人、兵庫県尼崎市20人、大阪府高槻市17人、埼玉県、愛知県、大津市各3人、千葉県(千葉市を除く)、東京都(八王子市、中央区、墨田区、大田区を除く)、東京都墨田区、川崎市、静岡市、京都市、兵庫県西宮市各2人、千葉市、東京都八王子市、中央区、大田区、新潟市、山梨県、静岡県(静岡市を除く)、堺市、兵庫県姫路市、和歌山市、山口県、徳島県、福岡県各1人。

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2.兵庫県が「安心宣言」 新型インフル(産経新聞),産経新聞
RV=190.0 2009/06/03 11:20
キーワード:神戸,再開,県

 兵庫県の井戸敏三知事は3日、新型インフルエンザの集団的な感染の可能性はほぼなくなったとして、「新型インフルエンザひょうご安心宣言」を発表した。医療体制は維持して感染拡大の防止を図る。県では今後、来週をめどに、今回の対応を検証する第三者委員会を立ち上げるほか、学校での感染症発生を早期に発見するため、各校の欠席者数を随時把握できる「学校サーベイランスシステム」の運用を始め、秋以降に予想される“第2波”に備える。 井戸知事は「先月27日以降、新規患者は高校生とその家族だけで、感染経路もほぼ特定されており、集団的な発生の可能性はほとんどなくなっている」と宣言の根拠を説明。「安心して生活、通常活動ができる状況にある。全国の皆さまには、安心して兵庫においでいただきたい」と呼びかけた。 県では深刻な影響を受けた観光業の回復を図るため、今月中旬から緊急観光キャラバン隊を全国に派遣。7月からは「ひょうご観光地元気回復キャンペーン(仮称)」としてPRイベントやツアー開催を展開する。 また、生徒11人が新型インフルエンザに感染し、5月27日から休校していた神戸市兵庫区の私立高校が3日、授業を再開。文部科学省によると、これで新型インフルエンザ感染に伴い休校していたすべての学校が再開された。

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3.新型インフル 兵庫県が「安心宣言」(産経新聞),産経新聞
RV=190.0 2009/06/03 15:42
キーワード:神戸,再開,県

 兵庫県の井戸敏三知事は3日、新型インフルエンザの集団的な感染の可能性はほぼなくなったとして、「新型インフルエンザひょうご安心宣言」を発表した。医療体制は維持して感染拡大の防止を図る。県では今後、来週をめどに、今回の対応を検証する第三者委員会を設置するほか、学校での感染症発生を早期に発見するため、各校の欠席者数を随時把握できる「学校サーベイランスシステム」の運用を始め、秋以降に予想される“第2波”に備える。 井戸知事は「先月27日以降、新規患者は高校生とその家族だけで、感染経路もほぼ特定されており、集団的な発生の可能性はほとんどなくなっている」と宣言の根拠を説明。「安心して生活、通常活動ができる状況にある。全国の皆さまには、安心して兵庫においでいただきたい」と呼びかけた。 県では深刻な影響を受けた観光業の回復を図るため、今月中旬から緊急観光キャラバンを全国に派遣。7月からは「ひょうご観光地元気回復キャンペーン(仮称)」としてPRイベントやツアー開催を展開する。 また、生徒11人が新型インフルエンザに感染し、5月27日から休校していた神戸市兵庫区の私立高校が3日、授業を再開。文部科学省によると、これで新型インフルエンザ感染に伴い休校していたすべての学校が再開された。                  ◇ 静岡県は3日、新たに1人の新型インフルエンザ感染を確認したと発表した。このほか千葉県でも新たに1人の感染が確認され、国内の感染者は395人となった。

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1.国内での新型インフル感染者は401人に(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=288.7 2009/06/04 18:41
キーワード:神戸,静岡,八王子,川崎,京都

 厚生労働省は6月4日の記者会見で、同日午前11時現在の国内の新型インフルエンザ感染確定者が401人になったと発表した。3日正午の時点から15人増加した。これで感染者は、成田空港での「水際対策」で確認された8人を含め、409人になった。 401人の内訳は、大阪府(大阪市、高槻市、堺市を除く)118人、神戸市114人、兵庫県(神戸市、姫路市、尼崎市、西宮市を除く)54人、大阪市23人、兵庫県尼崎市20人、大阪府高槻市17人、兵庫県西宮市8人、川崎市6人、千葉県5人、埼玉県4人、静岡県(静岡市を除く)、愛知県、大津市各3人、東京都(八王子市、中央区、墨田区、目黒区、大田区、杉並区を除く)、東京都墨田区、静岡市、京都市、兵庫県姫路市、山口県各2人、東京都八王子市、中央区、目黒区、大田区、杉並区、新潟市、山梨県、堺市、和歌山市、徳島県、福岡県各1人。 なお今回の発表から、これまでの最初に報告のあった自治体別から、患者の居住地の自治体別に変わっている。

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2.大阪府が高校生1人確認ミス=感染者406人に−新型インフル(時事通信),時事通信
RV=189.6 2009/06/04 01:10
キーワード:神戸,府,川崎

 大阪府は3日、関西大倉高校1年生の男子生徒(15)が実際には新型インフルエンザに感染していたのに、誤って本人に感染を伝えず、公表もしていなかったと発表した。同日午後にはほかに川崎市などで10人の感染が確認され、感染者数は計406人となった。 大阪府によると男子生徒は既に回復している。府公衆衛生研究所が先月19日に検査し、府が結果を電話で聞き取った際、誤ったとみられる。府は「感染の広がりはない」としている。 川崎市で確認された感染者4人のうち3人は先月30日、都内で行われた結婚式後の会食に出席。会食には米国から帰国し感染が分かった東京都墨田区の女性が参加していた。千葉県でも会食に参加した看護師の女性(29)の感染が判明。ほかに東京都、埼玉県、山口県、神戸市でも感染者が確認された。

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3.新型インフル 関東でも集団感染 披露宴出席の8人(産経新聞),産経新聞
RV=102.3 2009/06/04 08:02
キーワード:静岡,川崎

 厚生労働省などは3日、千葉県旭市の主婦(29)と川崎市の20〜30代の男女3人が新型インフルエンザに感染したと発表した。4人はいずれも1日に東京都墨田区で感染が確認された女性(29)と同じ結婚披露宴に出席。同披露宴に出席した感染者は計8人となり、披露宴で集団感染が発生していたことが明らかになってきた。関東での集団感染は初めて。 披露宴は30日に東京都内で開催。3次会まで行われ出席者は約80人。このうち28人が濃厚接触者としてリストアップされている。席位置や2次会、3次会への出席状況は調査中で、さらに感染者が広がる可能性もある。 3日はほかに、米国帰りの東京都の女性や社員研修のため神奈川県から静岡県に来ていた男性などの感染が判明し、感染者は400人を超えた。

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1.国内での新型インフル感染者は402人に(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=290.5 2009/06/05 18:05
キーワード:神戸,静岡,八王子,川崎,京都

 厚生労働省は6月5日の記者会見で、同日午前11時現在の国内の新型インフルエンザ感染確定者が402人になったと発表した。4日午前11時の時点から1人増加した。これで感染者は、成田空港での「水際対策」で確認された8人を含め、410人になった。 402人の内訳は、大阪府(大阪市、高槻市、堺市を除く)118人、神戸市114人、兵庫県(神戸市、姫路市、尼崎市、西宮市を除く)54人、大阪市23人、兵庫県尼崎市20人、大阪府高槻市17人、兵庫県西宮市8人、川崎市、千葉県各6人、埼玉県4人、静岡県(静岡市を除く)、愛知県、大津市各3人、東京都(八王子市、中央区、墨田区、目黒区、大田区、杉並区を除く)、東京都墨田区、静岡市、京都市、兵庫県姫路市、山口県各2人、東京都八王子市、中央区、目黒区、大田区、杉並区、新潟市、山梨県、堺市、和歌山市、徳島県、福岡県各1人。

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2.<新型インフル>国の終息宣言、国交相が要請(毎日新聞),毎日新聞
RV=247.4 2009/06/05 11:28
キーワード:神戸,修学旅行,キャンセル,県

 金子一義国土交通相は5日午前の閣僚懇談会で、新型インフルエンザに関連し、「感染が拡大した兵庫県や神戸市も安心宣言を出した。国としてもすべきだ」と述べ、政府が終息宣言を出すべきだと要請した。関西を中心に、新型インフルエンザによる観光客や修学旅行のキャンセルが起きていることに懸念を示した。 舛添要一厚生労働相は「検討中だが、世界では警戒レベルを上げる話が進んでいる」とし、結論は出なかった。河村建夫官房長官も同日午前の記者会見で「今の時点で即宣言を出す段階ではない。感染拡大がまだ未発生だった県にも及んでいる状況だ」と述べた。 政府は近く舛添厚労相を関西に派遣し、各府県の知事と意見交換する方針。【坂口裕彦】

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3.<新型インフル>京都が「安心しておこしやす宣言」(毎日新聞),毎日新聞
RV=206.3 2009/06/05 12:02
キーワード:修学旅行,キャンセル,府,京都

 京都府内で新型インフルエンザ感染の拡大がほぼ止まり、平常の姿を取り戻しているとして、府と京都市、京都商工会議所などは5日、連名で「安心しておこしやす宣言」を出した。 府内の感染者は5日現在2人だが、新規患者が1週間以上発生しておらず、厚生労働省が4日、同市中京区と下京区を「患者や濃厚接触者が活動した地域等」から外したことを受けて判断した。 宣言では、修学旅行の延期やキャンセルなどが相次いだことを受け「京都のまちが総力を結集し、京都ならではの『おもてなしの心』で皆様を歓迎いたします」とした。【小川信】

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1.新型インフルエンザで浮かび上がった課題 (産経新聞),産経新聞
RV=438.1 2009/06/06 21:05
キーワード:神戸,修学旅行,校長,キャンセル,府,休業,知事,井戸,小学校

 政府の新型インフルエンザ発生宣言から1カ月以上が経過した。この間、感染者の拡大により、学校や高齢者施設などが次々と休止に追いこまれ、市民生活にさまざまな影響が出た。感染者のプライバシー保護、観光への打撃、マスクの品切れ…。新型インフルエンザの発生で浮かび上がった課題を検証した。 ■市民生活を直撃 重度の障害者が通う大阪府箕面市の市立障害者福祉センター「ささゆり園」。感染防止のための休業中は、家族に仕事を休んでもらうなどして対応した。加藤隆之園長(49)は「休業が1週間なので対応できたが、長期化した場合、命にもかかわる」と訴える。 児童8人が感染した大阪府八尾市の小学校2校では、児童の間での「感染者探し」などを警戒。いまも臨床心理士を配置している。 感染発生時の情報不足も深刻で、最初に感染が伝えられた5月17日夜から、児童名などを最終確認できた翌朝にかけて、保護者などからの電話が殺到した。校長は、府や保健所から感染者に関する情報提供がなかったことについて「プライバシーの問題は理解できるが、正確な情報が早く欲しかった」と振り返る。 ■過剰反応も 感染拡大は経済活動も直撃し、大規模な防衛策をとる企業も現れた。 行員に感染者が出た三菱東京UFJ銀行の三宮支店(神戸市)では、一部の幹部職員を除く約60人を自宅待機とする思い切った対応を取った。ただし今後発生した場合については、政府が冷静な対応を要請しているため、「そのつど適切に判断したい」(広報部)と柔軟な姿勢を示す。 駅にキヨスクを展開するジェイアール西日本デイリーサービスネット(大阪市)も従業員の感染を受け、感染者が出る可能性のある8店舗を休業とした。同社は「過剰反応との意見もあるが、電車を通じて感染が広がる恐れがあった」と警戒の姿勢を崩さない。 感染予防の拡大でマスクの販売量も乱高下。大手ドラッグストア・コクミン(大阪市)では、ピーク時の先月19日には販売数が前年比100倍に急増し、神戸市内の店舗などでは長蛇の列ができた。いまは落ち着いたものの同5〜6倍で推移。同社は「今秋の感染第2波に備えないといけないが、在庫リスクは抱えたくないし…」と頭を抱える。 ■観光にも影 観光庁の調査では、新型インフルエンザで修学旅行を中止・延期した学校数は、国内初感染が発生する直前の先月15日の277校から、発生後の同26日には2337校に急増した。 こうした事態に、神戸市の矢田立郎市長は先月28日、感染拡大の勢いは収まったとして早々と「ひとまず安心」を宣言した。 この3日前、有馬温泉観光協会が矢田市長と兵庫県の井戸敏三知事に予約客のキャンセルが相次ぐなど、深刻な実情を訴えたことに応えたものだが、一方で市医師会は「軽々に過ぎないか」と難色を示すなど、各界で受け止めが分かれた。 今月3日に安心宣言を発した井戸知事は言う。「何らかの宣言をしないと、いつまでも誤解を与える」。

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2.新型インフルが「サクランボ種飛ばし大会」直撃…フルーツ王国“明暗”(産経新聞),産経新聞
RV=43.5 2009/06/06 14:23
キーワード:県

 ■対応分かれた山梨・山形 新型インフルエンザ感染拡大の影響で、イベントなどの中止が全国各地で相次いだ。急速な拡大という懸念が徐々に解消されつつあるなか、唾液(だえき)が飛んで感染を助長する危険性が高いとして、山梨県南アルプス市では7日に予定されていた人気イベント「サクランボ種飛ばし大会」が中止となった。ところが同じフルーツ王国である山形県内では開催となり、山梨では「(中止決定を)早まったかもしれない」「(感染者が出た)首都圏からの参加者もいる。やむを得ない対応だ」と賛否両論の声が出ている。 開催断念に追い込まれたのは「南アルプス市フルーツ山麓(さんろく)フェスティバル2009」で行われるはずだった「サクランボ種飛ばし大会」。 事務局である市観光商工課によると、感染拡大が極めて深刻な事態となっていた5月22日、地元農協や商工会などの関係者約20人が出席した実行委員会が中止を決めた。新型インフルエンザの感染拡大から「今年は開催を控えた方がいい」との意見が大勢を占め、異論はなかったという。 その後、山梨県内でも感染者1人が確認されたが、南アルプス市内では「にぎやかになるので大勢の人に来てもらいたかった。(今の状況なら)そんなに気を使わずに開けたのでは」(サクランボ農家の65歳男性)、「慎重な対応だと思うが、楽しみにしている参加者がいるのに残念。(中止決定を)早まったのではないか」(農家の44歳女性)と残念がる声が上がっている。 今年の大会は先着500人の参加者に対し、サクランボ110キロを用意。真の“種飛ばし日本一”を決めようと、サクランボの本場・山形県から最高記録を持つ男女の“王者”も招く予定だったという。 種飛ばし大会を予定通り14日に開くという山形県東根市の大会事務局は「準備を重ねた大会をやめるにも開催するにも覚悟が必要。(感染者が相次いだ)首都圏に近いという事情もあり、中止は勇気ある決断だと思う」と南アルプス市の対応に理解を示す。 また同じく21日に大会を予定している同県寒河江市商工観光課の担当者は「山形県内で感染者が出たなら開催の是非を検討せざるを得ないが、直前まで推移を見守る」と話す。東北地方では感染者が出ていないとはいえ、関係者の心配のタネも尽きないようだ。 南アルプス市でもフェスティバル自体は開催され、種飛ばしに代わる催しに、サクランボのプレゼントを用意したグランドゴルフ大会を開くなど、地域特産のサクランボへの愛着は深い。 同市の今沢忠文市長は「(参加者や観戦者が)幅広い地域から来るため、中止はやむを得なかった」と決定に理解を求め、来年以降はサクランボをさらにPRする別のイベントも検討したいとしている。 ≪サクランボの種飛ばし≫ 山形県寒河江市の「全国さくらんぼの種吹きとばし大会」と同県東根市の「さくらんぼ種飛ばしジャパングランプリ」、山梨県南アルプス市の3大会が有名。例年、約600人が参加するという寒河江市の大会が今年で24回目の開催と“元祖”とみられる。「30年以上前からさくらんぼ祭りを開く中で、特産品を使った誰もが楽しめるイベントを」(寒河江市商工観光課)と始まったという。 ≪サクランボ収穫量≫ 全国の約7割を占める山形県が日本一。平成20年は約1万2000トン。農水省の18年の統計によると、市町村別で南アルプス市は全国7位(904トン)。(1)東根市3910トン(2)天童市2980トン(3)寒河江市2170トン−と6位までを山形県の自治体が占める。

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1.新型インフル 滋賀で4人目感染確認(産経新聞),産経新聞
RV=114.9 2009/06/07 20:43
キーワード:県,県立,滋賀

 滋賀県は7日、同県彦根市の県立大教員の男性(30)の新型インフルエンザ感染が確認されたと発表した。男性は入院しているが、快方に向かっているという。県内の感染者は4人目。 県と同大によると、男性は東京で開催されたインテリアの見本市出展のため、2〜6日の予定で出張。会場で、学生十数人と一緒に食事をとった。5日にせきや鼻水の症状が出たため、帰宅後の6日、医療機関で受診した。 県は学生らの健康状態などを調べ、大学としての今後の方針などを検討する。

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2.福岡市の中1男子が感染=ほか8人が発熱、休校へ(時事通信),時事通信
RV=91.1 2009/06/07 00:59
キーワード:中学,同校,部員

 福岡市は6日、市立中学1年の男子生徒(12)が新型インフルエンザに感染したと発表した。同校では、ほかにも8人が発熱で休んでおり、7日に予定していた運動会を延期するとともに、14日までの休校を決めた。男子生徒に渡航歴はなく、同市は感染ルートの特定を進めている。 同市によると、感染が確認されたのは博多区に住む男子生徒で、母と妹の3人暮らし。2人に症状は出ていないが、抗インフルエンザ薬の予防投与を行う。 発熱した8人は、男子生徒が所属する卓球部の同学年の部員4人と、同じクラスの生徒ら。 

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3.新型インフル、福岡市で新たに4人感染(読売新聞),読売新聞
RV=65.4 2009/06/07 13:26
キーワード:教委

福岡市は7日、同市博多区の市立板付中の男子生徒5人と、同中の校区内にある市立板付小の児童6人の計11人が、新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)に感染していることを確認したと発表した。福岡市教委は、板付中と板付小に加え、板付中の校区内にある板付北小も、14日まで休校とする。板付中では6日に別の生徒の感染が確認されており、福岡市の感染者は計12人となった。同市は、集団感染が発生したとみている。 市などによると、新たに感染が判明した11人は、いずれも発熱などの症状があり、7日に遺伝子検査を行った。板付中で感染が確認されたのは、6日に感染が確認された1年男子生徒(12)と同じクラスの生徒ら5人。板付小は4年生の男子児童(9)ら。市教委によると、休校となる3校では、6日から7日にかけ、約50人が発熱などの症状を訴えているという。

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1.国内での新型インフル感染者は424人に(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=288.2 2009/06/08 18:18
キーワード:神戸,静岡,八王子,川崎,京都

 厚生労働省は6月8日の記者会見で、同日午前11時現在の国内の新型インフルエンザ感染確定者が424人になったと発表した。5日午前11時の時点から22人増加した。これで感染者は、成田空港での「水際対策」で確認された8人を含め、432人になった。 424人の内訳は、大阪府(大阪市、高槻市、堺市を除く)118人、神戸市115人、兵庫県(神戸市、姫路市、尼崎市、西宮市を除く)54人、大阪市25人、兵庫県尼崎市20人、大阪府高槻市17人、福岡市12人、千葉県(千葉市を除く)、兵庫県西宮市各8人、川崎市6人、埼玉県、山口県各4人、静岡県(静岡市を除く)、愛知県、大津市各3人、東京都(八王子市、中央区、墨田区、目黒区、大田区、杉並区を除く)、東京都墨田区、静岡市、京都市、兵庫県姫路市各2人、千葉市、東京都八王子市、中央区、目黒区、大田区、杉並区、横浜市、新潟市、山梨県、滋賀県、堺市、和歌山市、徳島県、福岡県(福岡市を除く)各1人。

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2.<新型インフル>延期「神戸まつり」に向け、サンバ練習再開(毎日新聞),毎日新聞
RV=132.3 2009/06/08 19:13
キーワード:神戸,再開

 新型インフルエンザの影響で7月19日に延期された「神戸まつり」に向け、参加予定のサンバチームが練習を再開した。「神戸は元気です」をアピールしようと、本番さながらに力を込めている。【関連写真】同じ港町の横浜ではあでやかなサンバも(09年5月) 今年の神戸まつりは5月15〜17日に開催される予定だったが、神戸市で初の国内感染が確認されたことから、いったんは中止が決まった。その後、「安心宣言」が出され、パレードなどメーンイベントを7月19日に開催することになった。 04年から参加しているサンバチーム「ブロコ・フェジョン・プレット」(工藤高嗣代表)は今月7日、約40人で全体練習。同市西区の中学2年、西山美帆さん(13)は「中止だと思っていたからうれしい。見る人も楽しくなるように踊りたい」と声を弾ませた。【小川昌宏】

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3.新型インフル 延期「神戸まつり」に向け、サンバ練習再開(毎日新聞),毎日新聞
RV=132.3 2009/06/08 19:16
キーワード:神戸,再開

 新型インフルエンザの影響で7月19日に延期された「神戸まつり」に向け、参加予定のサンバチームが練習を再開した。「神戸は元気です」をアピールしようと、本番さながらに力を込めている。【関連写真】同じ港町の横浜ではあでやかなサンバも(09年5月) 今年の神戸まつりは5月15〜17日に開催される予定だったが、神戸市で初の国内感染が確認されたことから、いったんは中止が決まった。その後、「安心宣言」が出され、パレードなどメーンイベントを7月19日に開催することになった。 04年から参加しているサンバチーム「ブロコ・フェジョン・プレット」(工藤高嗣代表)は今月7日、約40人で全体練習。同市西区の中学2年、西山美帆さん(13)は「中止だと思っていたからうれしい。見る人も楽しくなるように踊りたい」と声を弾ませた。【小川昌宏】

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1.国内での新型インフル感染者は449人に(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=288.1 2009/06/09 18:27
キーワード:神戸,静岡,八王子,川崎,京都

 厚生労働省は6月9日の記者会見で、同日午前11時現在の国内の新型インフルエンザ感染者が449人になったと発表した。8日午前11時の時点から25人増加した。これで感染者は、成田空港での「水際対策」で確認された8人を含め、457人になった。 449人の内訳は、大阪府(大阪市、高槻市、堺市を除く)118人、神戸市115人、兵庫県(神戸市、姫路市、尼崎市、西宮市を除く)56人、福岡市27人、大阪市25人、兵庫県尼崎市20人、大阪府高槻市17人、千葉県(千葉市、船橋市を除く)12人、兵庫県西宮市8人、川崎市6人、静岡県(静岡市を除く)5人、埼玉県、山口県各4人、愛知県、大津市各3人、東京都(八王子市、中央区、墨田区、目黒区、大田区、杉並区を除く)、東京都中央区と墨田区、静岡市、京都市、兵庫県姫路市各2人、千葉市、千葉県船橋市、東京都八王子市、目黒区、大田区、杉並区、横浜市、新潟市、山梨県、滋賀県(大津市を除く)、堺市、和歌山市、徳島県、福岡県(福岡市を除く)各1人。

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2.海老名市の女子中学生の感染を確認(産経新聞),産経新聞
RV=205.4 2009/06/09 23:01
キーワード:修学旅行,女子,県,休業

 神奈川県は9日、海老名市内の市立中学3年の女子生徒(14)が新型インフルエンザに感染したことが確認されたと発表した。同県内では8例目。 同県によると、女子生徒は修学旅行で6〜8日まで秋田・田沢湖周辺を訪れ、帰ってきた同日夜から発熱やのどの痛みなどの症状があったことから9日に同県綾瀬市内の医療機関を受診。簡易検査で陽性反応が出たため遺伝子検査を行ったところ、新型インフルエンザと確認された。 女子生徒は同県厚木市内の感染症指定医療機関に入院、午後8時14分現在で熱は37・2度で快方に向かっているという。 同県は同日夜、危機管理対策本部会議を開き、女子生徒が通う海老名市内の中学校と学区の小学校2校を10日から16日まで臨時休校とするよう要請することを決めた。 家族や修学旅行でグループ行動をした4人の生徒らは症状を訴えていないという。県は「ただちに感染が拡大するおそれは小さい」として、公立施設などの休業やイベント・行事などの自粛は要請しない方針。

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3.千葉、福岡で集団感染を確認 厚労省(産経新聞),産経新聞
RV=183.1 2009/06/09 19:43
キーワード:神戸,女子,県

 厚生労働省は9日、千葉県船橋市の中学校に通う生徒6人に新型インフルエンザへの感染が確認されたと発表した。8日にも同じ中学の女子生徒の感染が確認されており、同中学の感染者は計7人。集団感染事例として、県などが感染経路を調べている。 また、福岡市でも同日までに小中学校で計30人の集団感染を確認。福岡県はウイルスの遺伝子を調べた結果、県内を訪れ25日に感染が確認された米国人男性から感染した可能性が高いと発表した。この日はほかに神戸市で新たに感染が確認され、感染者は468人となった。

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1.国内での新型インフル感染者は475人に(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=289.1 2009/06/10 17:45
キーワード:神戸,静岡,八王子,川崎,京都

 厚生労働省は6月10日の記者会見で、同日午前11時現在の新型インフルエンザ感染確定者が475人になったと発表した。9日午前11時の時点から26人増加した。これで感染者は、成田空港での「水際対策」で確認された8人を含め、483人になった。 475人の内訳は、大阪府(大阪市、高槻市、堺市を除く)118人、神戸市117人、兵庫県(神戸市、姫路市、尼崎市、西宮市を除く)56人、福岡市36人、大阪市25人、兵庫県尼崎市20人、大阪府高槻市17人、千葉県(千葉市と船橋市を除く)13人、千葉県船橋市9人、兵庫県西宮市8人、川崎市6人、静岡県(静岡市を除く)5人、埼玉県と山口県各4人、愛知県と大津市各3人、東京都(八王子市、中央区、墨田区、目黒区、大田区、中野区、杉並区、足立区を除く)、東京都八王子市、中央区、墨田区、静岡市、京都市、兵庫県姫路市各2人、盛岡市、千葉市、東京都目黒区、大田区、中野区、杉並区、足立区、神奈川県(横浜市と川崎市を除く)、横浜市、新潟市、山梨県、滋賀県、堺市、和歌山市、広島県、徳島県、福岡県(福岡市を除く)各1人。

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2.東北で初の感染確認=岩手の女性、広島でも−新型インフル485人に(時事通信),時事通信
RV=65.3 2009/06/10 00:52
キーワード:修学旅行

 岩手県は9日、盛岡市の女性(36)が新型インフルエンザに感染したと発表した。東北地方での感染確認は初めて。女性は、感染が相次いでいる千葉県船橋市立中学校の生徒が修学旅行で訪れた飲食店に勤務していた。 一方、広島県でも米国から帰国した50代男性の感染が初確認された。このほか神奈川、福岡両県などでも新たに確認され、国内感染者は18都府県で計485人となった。

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3.宮城で初の感染者=国内患者500人超−初確認から1カ月・新型インフル(時事通信),時事通信
RV=65.3 2009/06/10 18:26
キーワード:修学旅行

 宮城県は10日午後、同県を訪れていた盛岡市在住のバスガイド女性(22)が新型インフルエンザに感染したと発表した。同県での感染確認は初。このほか東京都などでも新たに確認され、国内感染者は19都府県で計503人となった。5月9日に国内で初めて確認されてから約1カ月間で、感染者は500人を超えた。 宮城県によると、女性は3日と5日に、千葉県船橋市の市立七林中学校の生徒が修学旅行で乗ったバスに添乗した。別の小学校の修学旅行で滞在中だった宮城県内のホテルで9日に発症し、検査で感染確認された。 一方、船橋市によると、10日午前に感染が確認された6人のうち2人は七林中と別の市立小中学校の児童・生徒だったことが分かり、同市は両校など3校を新たに休校とした。2人は兄妹で、感染確認された七林中生徒のいとこと7日に会っていた。

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4.<新型インフル>鳥取、宮城でも初の感染(毎日新聞),毎日新聞
RV=65.3 2009/06/10 23:03
キーワード:修学旅行

 新型インフルエンザの国内感染者は、鳥取県と宮城県で初の感染が確認されるなどし、10日午後9時現在で20都府県で累計504人に達した。成田空港の検疫でカナダからの帰国者2人の感染も新たに確認され、累計514人となった。 千葉県ではこの日、新たに11人を確認。このうち、4人は同じ船橋市立中の中3男女生徒で、3〜5日に岩手県内への修学旅行に参加。同行した後に宮城県内で発熱したバスガイドの女性(22)=盛岡市=もこの日、感染が確認された。この中学校の感染者は計13人で、厚生労働省は既に学区域を感染拡大防止地域に指定している。

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1.新型インフル感染者数が500人超に(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=289.9 2009/06/11 10:29
キーワード:神戸,静岡,八王子,川崎,京都

 新型インフルエンザの国内での感染者数が、6月11日午前までに500人を突破した。厚生労働省などによると、同日午前8時現在の感染者数は508人。10日に成田空港の検疫で新たに2人の感染が確認されたことで、「水際対策」での感染者も10人に増加し、全体の感染者の数は518人となった。 508人の内訳は、大阪府(大阪市、高槻市、堺市を除く)118人、神戸市117人、兵庫県(神戸市、姫路市、尼崎市、西宮市を除く)56人、福岡市46人、大阪市25人、兵庫県尼崎市20人、大阪府高槻市、千葉県(千葉市と船橋市を除く)各17人、千葉県船橋市16人、兵庫県西宮市8人、川崎市7人、静岡県(静岡市を除く)5人、埼玉県、東京都中央区、山口県各4人、東京都新宿区、愛知県、大津市、京都市各3人、盛岡市、千葉市、東京都(八王子市、中央区、新宿区、墨田区、目黒区、大田区、中野区、杉並区、足立区を除く)、東京都八王子市、墨田区、杉並区、神奈川県(横浜市と川崎市を除く)、静岡市、兵庫県姫路市各2人、東京都目黒区、大田区、中野区、足立区、横浜市、新潟市、山梨県、滋賀県、堺市、和歌山市、鳥取県、広島県、徳島県、福岡県(福岡市を除く)各1人。

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2.<新型インフル>東京都内の高校で集団感染(毎日新聞),毎日新聞
RV=174.3 2009/06/11 21:04
キーワード:修学旅行,都,校長

 東京都は11日、港区の私立正則高校(永原三千郎校長、894人)の3年生の生徒7人と女性教師(47)の新型インフルエンザ感染が確認されたと発表した。また、同日、千葉市内に住む同校の男性教師(47)も感染が確認された。10日に3年生2人の感染が確認されており、同校の感染者は11人になった。都内では初の学校内での集団感染。同校は最近、海外に渡航する行事などを行っておらず、都などが感染ルートを調べている。 都によると、感染した生徒と教師はいずれも容体が安定している。このうち17歳の男子生徒のケースでは、今月7日夜にのどの痛みがあり、8日、高校からの帰宅後に頭痛やせきが出た。9日には38.6度の発熱があり、学校を休んだ。10日も学校を休み、検査を受けたところ、感染が確認された。同校は17日まで1週間の休校を決めている。都は、近隣学校に休校を要請する措置はとらない方針。 一方、千葉県などは11日、船橋市で6人、習志野市で1人の新型インフルエンザ感染を確認したと発表した。いずれも中学生で、千葉県内の感染者は43人となった。また、船橋市内の感染者は計22人となり、今回の5人を含む17人は3〜5日、岩手県への修学旅行に参加した中学3年生。厚生労働省はこの中学のある学区域を感染拡大防止地域に指定し、注意喚起している。【野口由紀、江畑佳明、山縣章子】

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3.新型インフル 正則高校で新たに7人が感染(産経新聞),産経新聞
RV=161.3 2009/06/11 12:12
キーワード:都,女子,校長

 東京都は11日、新型インフルエンザに感染した高校3年の男子生徒2人が通う私立正則高校(港区)で、新たに高校3年の生徒7人の感染が確認されたと発表した。いずれも渡航歴はなく、都では集団感染の可能性があるとして、詳しい感染経路を調べている。 都によると新たに感染が確認されたのは男子生徒4人、女子生徒3人の計7人。10日に発熱が確認されたため、詳細なPCR検査を実施していた。7人は回復傾向にあるという。 同校では集団感染の可能性を受けて1週間の休校を決めた。 正則高校の永原三千郎校長は同日記者会見し、同日から17日まで1週間の休校措置を取ることを明らかにした。感染者にはいずれも海外渡航歴はなく、クラスや部活動など共通する部分も少ないという。永原校長は「マスク着用の呼び掛けなど、できるだけの対策を取りたい」と話した。

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1.国内の新型インフル感染者数が539人に(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=287.1 2009/06/12 19:06
キーワード:神戸,静岡,八王子,川崎,京都

 厚生労働省は6月12日の記者会見で、同日午前11時現在の国内の新型インフルエンザ感染確定者が539人になったと発表した。11日午前11時の時点から31人増加した。これで感染者は、成田空港での「水際対策」で確認された10人も含め、549人になった。 539人の内訳は、神戸市119人、大阪府(大阪市、高槻市、堺市を除く)118人、兵庫県(神戸市、姫路市、尼崎市、西宮市を除く)56人、福岡市49人、大阪市25人、千葉県船橋市22人、兵庫県尼崎市20人、千葉県(千葉市と船橋市を除く)18人、大阪府高槻市17人、川崎市9人、兵庫県西宮市8人、神奈川県(横浜市と川崎市を除く)と静岡県(静岡市を除く)各5人、埼玉県、東京都中央区、山口県各4人、東京都新宿区と大田区、愛知県(名古屋市を除く)、大津市、京都市各3人、盛岡市、千葉市、東京都(八王子市、千代田区、中央区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、品川区、目黒区、大田区、中野区、杉並区、豊島区、板橋区、足立区、葛飾区を除く)、東京都八王子市、墨田区、杉並区、横浜市、山梨県、静岡市、兵庫県姫路市各2人、札幌市、秋田県、東京都千代田区、文京区、台東区、品川区、目黒区、中野区、豊島区、板橋区、足立区、葛飾区、新潟市、名古屋市、滋賀県、堺市、和歌山市、鳥取県、広島県、徳島県、福岡県(福岡市を除く)各1人。

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2.新型インフル:中国で感染者増が加速、累計126人に(サーチナ),サーチナ
RV=93.6 2009/06/12 11:48
キーワード:台湾,四川

 中国で新型インフルエンザの感染例が増えている。10日は北京市で4人、福建省で2人、広東省で4人、四川省で1人、江西省で1人などの新たな感染例が発表された。江西省での感染確認は初めて。貴州省では、感染が疑われる患者が1人、発生した。 12日午前午後7時40分までに中国本土で確認された感染者は累計126人になった。9日夜から11日朝まで感染者が10人増加、11日朝から12日朝までは15人増加と、中国ではこのところ、感染者の増加が加速する傾向がある。 世界保健機関(WHO)は11日、新型インフルエンザ(A−H1N1)の警戒レベルを「パンデミック(世界的大流行)」を意味するフェーズ6に引き上げた。 中国本土の地域別感染者数は以下の通り。( )は全快と判断された人数。 北京市33人(3人)/上海市13人(1人)/広東省31人(1人)/福建省20人(13人)/四川省11人(1人)/山東省3人(1人)/浙江省3人(0人)/湖南省2人(0人)/湖北省4人(0人)/天津市3人(0人)/河南省1人(0人)/山西省1人(0人)/江西省1人(0人) 感染者累計126人のうち、20人が全快と判断された。ただし、福建省以外では全快した人の比率が低い。11日から12日朝にかけては、全快した人の発表がなかった。 香港では63人、台湾では36人の感染が確認された。(編集担当:如月隼人)

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3.新型インフル 止まらぬ国内集団感染 計548人、厚労省警戒(産経新聞),産経新聞
RV=64.5 2009/06/12 08:02
キーワード:修学旅行

 関西での集団感染が目立っていた国内の新型インフルエンザは最近、首都圏でも集団感染が確認されるようになってきた。11日には新たに北海道や秋田県、鳥取県で初めて感染者が確認されるなど、国内感染者は22都道府県で548人となった。集団感染が全国的に発生していることについて、厚生労働省は「地域が限定的なので、蔓延(まんえん)状態ではないが、注視していかなければならない」として、警戒感を強めている。 厚労省などによると、国内では男子生徒2人の感染が確認された東京都港区の私立正則高校で11日、新たに生徒8人と、女性教諭2人、男性教諭1人の感染が確認された。 13人の感染が確認された千葉県船橋市の中学校では11日、新たに生徒6人の感染を確認。さらに、同校の生徒と同じ剣道大会に参加した習志野市の市立中の男子生徒(13)の感染も判明した。 船橋市の中学校が修学旅行で岩手県を訪問した際に随行した宮城県のバスガイドの女性(22)や、盛岡市の飲食店従業員(36)への感染も確認され、移動に伴い感染が広がったとみられる。 小中学校2校で集団感染した福岡市は同日、小学3年の男児(8)ら3人の感染を新たに確認。両校の感染者は45人となった。県内を訪れた米国人男性から感染した可能性が高いことが判明している。また、神奈川県海老名市の市立中学でも生徒5人の感染が明らかになっている。 北海道での初感染が確認されたのは、札幌市の20代男性。ハワイから帰国後に発熱などの症状を訴えたが、ほとんど自宅から出ておらず、容体も安定しているという。秋田県では仙北市の40代の女性、鳥取県では女児(8)の感染が、両県で初めて確認された。

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4.<新型インフル>ドイツの日本人学校 感染者は48人に(毎日新聞),毎日新聞
RV=64.5 2009/06/12 11:24
キーワード:修学旅行

 【ベルリン小谷守彦】ドイツ西部のデュッセルドルフ日本人学校で発生した新型インフルエンザの集団感染で、デュッセルドルフ市保健局は11日、同校が今月初めに実施したバスによる修学旅行で感染が拡大した疑いがあるとの見方を示した。感染者数は11日夜現在、児童・生徒46人、家族2人の計48人に達している。

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1.1人からうつる人数2.3人=未成年者間で強い感染力−兵庫・大阪の新型インフル(時事通信),時事通信
RV=104.9 2009/06/13 10:01
キーワード:神戸,府県

 神戸や大阪の高校を中心に広がった日本の新型インフルエンザで、1人の感染者からうつる人数は2.3人と推定されることが13日、オランダ・ユトレヒト大の西浦博研究員(理論疫学)らの分析で分かった。世界保健機関(WHO)の研究チームによるメキシコでの推定値1.4〜1.6人よりも大きい。欧州の感染症専門誌ユーロサーベイランスに発表した。 未成年者間に限ると2.8人とさらに大きかった。インフルエンザは学校で広がりやすく、流行拡大の端緒になることは経験上知られているが、西浦研究員は「初めて客観的に示すことができた」としている。 感染力を示すこの人数は「再生産数」と呼ばれ、流行初期の感染者数の増え方などから算出する。通常の季節性インフルエンザでは、1.1〜1.4とされる。 同研究員らは、今月1日までの日本の確定患者371人中、兵庫県と大阪府での感染が濃厚な361人の疫学データを分析。約8割が高校生ら10代で、人から人への感染にかかる日数をWHO研究チームと同様に1.9日として計算すると、再生産数は2.3人となった。 さらに、各時点ごとの再生産数である「実効再生産数」を計算したところ、最初の国内感染者が確認された翌日の5月17日以降、1を下回った。1未満なら流行が縮小していることを意味し、同研究員は「両府県で行われた学校閉鎖や接触者追跡調査などの対策が効果的だった」としている。 

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2.【新型インフル】千葉工大がキャンパス立入禁止措置(産経新聞),産経新聞
RV=83.9 2009/06/13 23:47
キーワード:女子,中学校

 千葉工業大学(千葉県習志野市)は13日、工学部の男子学生(18)が新型インフルエンザに感染したとして、14日から19日まで臨時休校とすることを決め、全学生(約1万人)に対して、いずれも習志野市内にある芝園、津田沼の両キャンパス内への立ち入りを禁止する措置を取った。 男子学生は、すでに感染が確認されていた船橋市内の中学校に通う女子生徒の兄だという。

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3.感染力1人から2・3人 関西の新型インフル 未成年なら2・8人(産経新聞),産経新聞
RV=74.9 2009/06/13 15:16
キーワード:神戸

 神戸や大阪の高校を中心に広がった日本の新型インフルエンザで、1人の感染者からうつる人数は2・3人と推定されることが13日、オランダ・ユトレヒト大の西浦博研究員(理論疫学)らの分析で分かった。世界保健機関(WHO)の研究チームによるメキシコでの推定値1・4〜1・6人よりも大きい。欧州の感染症専門誌ユーロサーベイランスに発表した。 未成年者間に限ると2・8人とさらに大きかった。インフルエンザは学校で広がりやすいことは経験上知られているが、西浦研究員は「初めて客観的に示すことができた」としている。感染力を示すこの人数は「再生産数」と呼ばれ、流行初期の感染者数の増え方などから算出する。通常の季節性インフルエンザでは、1・1〜1・4とされる。

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1.感染症は「正しく怖がって」―新型インフルと「心のケア」(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=231.6 2009/06/14 17:18
キーワード:神戸,校長,再開,同校,大倉

 「皆さんの協力で、貴重な情報を得られた。ありがとう」―。新型インフルエンザ感染者の集団発生で学校閉鎖になってから2週間後の6月1日、学校を再開した関西大倉学園の全校集会で、国立感染症研究所感染症情報センターの安井良則主任研究官が講演し、生徒らに呼び掛けた。講演の目的は、生徒たちの「心のケア」。集団感染が発覚して以来、同校への誹謗中傷が相次いでいたからだ。神戸と大阪で積極的疫学調査にかかわり、複数の学校を訪問した安井研究官は、「感染した人が悪いのではない。感染症を不必要に怖がる必要はないし、『正しく』怖がるべき。病気に対して粛々と対応していけばいい」と話す。 関西大倉学園は大阪府北摂地域の中高一貫校。5月17日までに64人の新型インフルエンザ感染が確認された。学校は閉鎖され、「関西大倉学園」の名前は連日報道された。 「今でこそ、季節性インフルエンザとあまり変わらないといわれているが、当時はどんなウイルスなのか、どんな影響があるのか分からない状況だった」と、同校の大船重幸教頭は振り返る。「防護服を着た人たちに突然、連れ出されることになった生徒や、家族全員が1週間、自宅で缶詰めになった生徒もいた。これを思うと言葉にならない」。同校が「ウイルスをばらまいている」といった誹謗中傷も後を絶たず、学校関係者のタクシーの利用や、制服のクリーニングを断られることもあったという。 学校の再開前には、校内の消毒もした。「専門家から、(ウイルスは既に死滅しているので)消毒の必要はないと聞いており、意味がないということも分かっていた。しかし、こういう風潮の中では、やらざるを得なかった」。 安井研究官が同校を最初に訪れたのは5月17日。積極的疫学調査を行うためだった。安井研究官は学校側の協力を得て、感染者の情報収集や家庭訪問を実施。症状の特徴や感染ルートなどの情報が得られたが、「生徒が近所で『関西大倉学園の生徒だ』と言われるような状況だった」という。感染者が出たほかの学校も訪問したが、校長はじめ学校関係者や生徒の家族の多くが「誹謗中傷」されている状況。ある学校の校長は、心労で声が出なくなってしまっていたという。「絶対にあってはいけないことだ」(安井研究官)。■「誰が悪い」というのはナンセンス 関西大倉学園の生徒への講演は、安井研究官自身が同校に対して頼んだことだった。「校内で新型インフルエンザが流行したことで、生徒はみんな不安に思っていた。誹謗中傷もあった。心に傷を抱え、2週間頑張って自宅待機していた子どもたちに、何とかメッセージを伝えたいと思った」という。 学校側も専門家による説明を歓迎した。大船教頭は「生徒は不安を抱えていたと思う。安心感を与えることが一番の目的だった」と話す。 こうして迎えた1日の全校集会には、安井研究官のほか、同研究所の岡部信彦・感染症情報センター長も駆け付けた。安井研究官は新型インフルエンザについての科学的な説明をした上で、「この学校だから流行したわけではない。なぜか(新型インフルエンザが)高校生の間で流行していて、それがたまたま入り込んだだけ。入り込んでしまったら、感染が広がるのは全然不思議ではない」「感染症では、『誰が悪い』などと考えるのはナンセンス。誰も悪くない。胸を張って、これから人生を歩んでほしい」と呼び掛けた。 岡部センター長は「皆さんがインタビューに答えてくれたおかげで、症状の分析ができた。これまでわたしたちが得ていたのは、米国やメキシコの状況に関する情報だったが、自分たちの状況が自分たちの手で分かってよかった。この情報はきちんとした形でWHOなどに報告する」と謝意を表明。安井研究官も、「この情報は世界中の多くの人たちの役に立つ。2週間本当によく頑張ってくれた」と語った。 「関西大倉学園に何か問題があったわけでも、自分たちが悪かったわけでもない。そういう話を丁寧にしてもらえてよかった。効果は抜群だったと思う」と大船教頭。講演後、体育館には生徒らの拍手の音が鳴り響いた。     ■   ■   ■ 安井研究官は「インフルエンザが日本に入ってきたことに対し、粛々と対応する。それでいいと思うし、それ以上ではないと思う」と話す。「感染症を不必要に、過剰に怖がる必要はない。『正しく』怖がってほしい」。風評被害が広がると、疫学調査で患者から協力を得ることが難しくなる可能性もあるという。 「忌み嫌うというのは、ある意味、怖いからやっているのだと思う。だが、それはやめてほしい。感染症に立ち向かっていかなければならない」。

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2.鹿児島県、初の新型インフルエンザ確認(読売新聞),読売新聞
RV=75.0 2009/06/14 01:46
キーワード:県,福岡

 鹿児島県は14日、鹿児島市内に帰省中の福岡市博多区在住の会社員男性(41)が、新型インフルエンザに感染したと発表した。同県内での感染者は初めて。 県によると、男性は12日夕、鹿児島市内の実家を訪ねた際に発熱し、39・2度まで上がったため13日朝、市内の発熱外来を受診。県が遺伝子検査をしていた。 現在、男性の症状は回復しつつあるという。

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3.国内患者、600人超える=24都道府県、新型インフル(時事通信),時事通信
RV=75.0 2009/06/14 18:50
キーワード:京都,福岡

 東京都は14日、ハワイから帰国した豊島区の男性(25)が、新型インフルエンザに感染していることを確認したと発表した。また、大阪府、京都府、福岡市、千葉県でも同日、新たな感染者が確認され、国内感染者は24都道府県で計601人となった。 

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1.あの感染騒動は何だった…次への備えは? (産経新聞),産経新聞
RV=155.0 2009/06/15 22:01
キーワード:神戸,県,休業

 新型インフルエンザの国内初感染が神戸市で確認されてから16日で1カ月。世界保健機関(WHO)は11日に警戒水準を最高レベルの「6」へ引き上げるなど世界的にはいまだ感染拡大の傾向にあるが、神戸市では15日、有症者数がゼロになった。兵庫県はこれまでの対応を検証する第三者委員会を設置。神戸市医師会でもすでに検証委員会が立ち上げられており、現場では秋以降にも予測される“第2波”に備え、本格的に動き始めている。 「あの騒動は何だったんだ、という感じです」 神戸市保健福祉局の桜井誠一局長(59)は1カ月をこう振り返った。 国内初感染が確認されて以降、神戸市では発熱相談センターに相談電話が殺到。3カ所の発熱外来も限界となり、5月20日から新型感染の疑いがある患者を一般病院にも振り分けた。 同市では昨年11月から、国内初感染も想定したシミュレーションを実施。その段階で医療資源の限界は課題に挙げられていた。第2波へ向けてホールなどの外部施設を“野戦病院化”する案も検討しているが、「一自治体では限界がある。国全体で実践的な行動計画作りに取り組むことが必要」と桜井局長は指摘する。 今回の混乱を生んだ要因の一つは、国の対応と実際の毒性とのギャップだ。神戸市医師会の検証委でも、「厚労省が海外渡航歴にこだわったために、感染確認が遅れた」と批判の声が上がった。現場が定義外の検査を行ったため最初の国内感染者が確認され、それは「震災以来の危機」と言われるほどの風評被害を招く皮肉な結果にもなった。 新型が弱毒性との報告も4月からあったが、感染確認後、県や神戸市は休校やイベント中止など社会活動の制限措置に踏み切った。「あのときはそうするしかなかった。リスクを適切に評価し、対応を切り替えることの重要性を痛感した」と桜井局長はいう。 予想される第2波の毒性には諸説ある。神戸市医師会は「今回は一般医療機関でも受け入れたが、強毒の場合も同様にできるかは課題」という。最初の感染者を診察した医院が当初は厚労省から休業を求められたこともあり、「何の補償もなく長期休業を求められるなら、誰も報告などしない」と懸念する。 神戸市の桜井局長は「強毒性を前提として取り組みを進めるべきなのか。どの説を選択すればいいか正直自信はない」と明かす。予想される第2波まで、3カ月弱。現場では、まだ模索が続いている。

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2.新型インフル、国内の感染者600人超す(読売新聞),読売新聞
RV=114.0 2009/06/15 11:55
キーワード:県,同校,福岡

 東京都は15日、一部生徒らが新型インフルエンザに感染していたことが判明した私立正則高校(港区)で、新たに男子生徒(17)の感染が確認されたと発表した。 同校の感染者は生徒・教師計18人となった。 また、14日には、鹿児島県で40歳代の会社員男性が同県初となる感染を確認、福岡県では2歳と5歳の男児らの感染が判明した。 国内の感染者数は15日午前11時現在、24都道府県で計607人。

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3.<新型インフル>神戸・大阪の感染源の特定できず…感染研(毎日新聞),毎日新聞
RV=110.0 2009/06/15 22:47
キーワード:神戸,同校

 国立感染症研究所(感染研)は15日、新型インフルエンザが集団発生した大阪府、神戸市での積極的疫学調査結果について報告した。神戸市では発症者の発生を5月5日までさかのぼることができたが、大阪府とともに感染源の特定には至らなかった。 感染研感染症情報センターによると、5月5日の患者はたまたま検体が保存されていたため特定できた。だが、その患者以前の感染経路は不明で、調査を打ち切ったという。 また、神戸市の約100人の患者のうち、感染経路が追えないのは7人にとどまった。調査した砂川富正主任研究官は「思っていたよりも地域内の感染は限定的だった。大規模な学校閉鎖の効果ではないか」と話している。 一方、大阪府では発症と関連する動きとして5月11日に私立関西大倉高校(茨木市)の2年生3人がインフルエンザで欠席したことが分かっている。同学年の確定患者が同校1、3年生より少ないのは、感染が2年生から始まり、感染を確認する検査時点では既に治癒していた生徒が多かったためとみられている。【関東晋慈】

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1.<新型インフル>保育園と幼稚園全57園休業に 長野・飯田(毎日新聞),毎日新聞
RV=184.8 2009/06/16 12:53
キーワード:保育,校長,県,休業

 新型インフルエンザの感染が確認された長野県飯田市の男性(42)が、発熱の前後に幼児や児童が多数参加したイベントに出ていたことが分かり、県は同市内のすべての保育園と幼稚園計57カ所と小学校1校を16日からの1週間、休業にした。対象となる幼児、児童は約3600人。同市と隣接する同県高森町も町内の保育園5カ所を2日間休業にした。県は男性との濃厚接触者はいないとみている。 県によると、男性は発熱の前日の13日、同市内で子供590人を含む1159人が参加した「保育フェア」に出席。14日朝には同市立三穂小(池田俊治校長、児童83人)での資源回収行事にも参加したという。県は保護者に対し、幼児や児童らの外出自粛も要請した。

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2.三重で初の感染確認=計636人に−新型インフル(時事通信),時事通信
RV=138.1 2009/06/16 01:27
キーワード:保育,県,休業

 三重県は15日、津市に帰省中の名古屋市在住の男子大学生(18)が新型インフルエンザに感染したと発表した。同県での感染確認は初。新潟、長野、鳥取各県などでも新たに患者が発生、感染者は25都道府県で計636人となった。 三重県によると、大学生に海外渡航歴はないが、在学中の愛知県の大学で同日、感染者が出ている。14日夜に発症し、15日に津市内の医療機関で受診した。大学生の両親が小学校教諭で、津市は小学校2校の休校を決めた。 一方、広島県福山市は、14日に感染確認された同市の男性会社員が発症したのは、出張先の愛媛県今治市だったと発表した。男性は同市に長期出張中で、会社の寮に滞在。11日に発熱後、高速バスで福山市へ戻っていた。 長野県では飯田市在住の42歳男性が感染。保育イベントなどに参加していたため、同市は市内の全保育所・幼稚園などの休業を決めた。

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3.<新型インフル>保育園児と40代女性、静岡で感染確認(毎日新聞),毎日新聞
RV=107.5 2009/06/16 01:06
キーワード:静岡,県

 静岡県は15日、県東部に住む2人が新型インフルエンザに感染していたと発表した。1人は保育園の男児で、もう1人は40代の女性会社員。男児は中国・吉林省から、女性はフィリピンから帰国後、発熱などを訴えた。ともに容体は安定しているという。同県内の感染者は8人になった。男児は7日に中国から帰国し、12日まで通園していた。鼻水などの症状を訴える児童が他にもおり、休園して検査する。【松久英子】

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1.長崎などで初の感染 新型インフル全国652人に(西日本新聞),西日本新聞
RV=207.4 2009/06/17 07:08
キーワード:八王子,県,京都,母親,福岡

 国内の新型インフルエンザ感染は16日、奈良、愛媛、長崎の3県で初の感染者が確認されたほか、千葉、東京、神奈川、愛知、京都、広島、福岡の各都府県で新たな感染が判明し、計652人になった。奈良県の感染者は奈良市の20代女性。愛媛県は同県伊予市の20代工員男性。 東京都では八王子の男子大学生(18)と稲城市の男性会社員(36)の感染を確認。横浜市の男性会社員(35)や福岡市の幼稚園女児(6)ら、京都府向日市の女性(43)らも感染した。   ◇   ◇ 長崎市は16日、同市在住の会社員女性(29)が、新型インフルエンザに感染したと発表した。女性は8日から会社員の夫(30)と米国・ラスベガスを旅行していた。長崎市成人病センターに入院中で、38度台の熱があり頭痛を訴えている。夫に症状はないという。 市によると、女性は8日、福岡空港発のツアーで夫と渡米。14日夕に成田空港で37.3度の熱があり簡易検査を受けたが陰性だった。14日午後8時ごろ、成田発福岡行き日本航空3057便で福岡空港に到着。同10時40分ごろ、高速バスに乗って長崎駅前ターミナルに着きタクシーで帰宅した。15日は自宅で静養。16日、市成人病センターの発熱外来を受診して感染が判明した。市は女性の夫と、15日に夫と会った女性の母親に1週間の外出自粛を要請した。=2009/06/17付西日本新聞朝刊=

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2.新型インフルで休業の保育所に休業補償を 市長会が大阪府に要請(産経新聞),産経新聞
RV=178.0 2009/06/17 14:20
キーワード:保育,府,休業,橋下

 大阪府市長会は17日、新型インフルエンザで府の要請に従って休業した保育所や社会福祉施設などに対する休業補償の一部負担を府に要請することを決めた。 この日開かれた同会の定例会で、高槻市の奥本務市長が「国は交付金の活用を示しており、府にも負担するよう文書で要請したい」と発言。早ければ22日にも、会として府に要請する。 休業補償について政府は、今年度予算で新設された総額1兆円の「地域活性化・経済危機対策臨時交付金」の活用を決めている。 一方、橋下徹知事は同日、「保育所などだけに補填するわけにはいかず、逸失利益の補填は一切しない。(休業補償の一部負担の)要望ならお断りする」と述べた。

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3.府に休業補償負担を要請へ 新型インフルで市長会(産経新聞),産経新聞
RV=178.0 2009/06/17 15:45
キーワード:保育,府,休業,橋下

 大阪府市長会は17日、新型インフルエンザで府の要請に従って休業した保育所や社会福祉施設などに対する休業補償の一部負担を府に要請することを決めた。 この日開かれた同会の定例会で、高槻市の奥本務市長が「国は交付金の活用を示しており、府にも負担するよう文書で要請したい」と発言。早ければ22日にも、会として府に要請する。 休業補償について政府は、今年度予算で新設された総額1兆円の「地域活性化・経済危機対策臨時交付金」の活用を決めている。 一方、橋下徹知事は同日、「保育所などだけに補填(ほてん)するわけにはいかず、逸失利益の補填は一切しない。(休業補償の一部負担の)要望ならお断りする」と述べた。

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1.<新型インフル>都内の高校、生徒4人が感染 臨時休校に(毎日新聞),毎日新聞
RV=189.6 2009/06/18 21:33
キーワード:都,川崎,校長,同校

 東京都と川崎市は18日、世田谷区の日本大学付属桜丘高校(作山隆校長)2年生の男女4人が新型インフルエンザに感染したことを確認した。いずれも容体は安定している。同校は18日から24日まで臨時休校にした。 患者は世田谷区在住が1人、川崎市在住が3人。都が感染ルートを調べている。

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2.大分で初の感染者=33都道府県700人超−新型インフル(時事通信),時事通信
RV=131.1 2009/06/18 16:12
キーワード:女子,県,登校

 大分県は18日、日田市在住の10代の女子中学生が新型インフルエンザに感染したと発表した。同県内での感染確認は初めて。感染者は33都道府県で計701人となった。 県によると、中学生は13〜14日に家族で同県別府市へ旅行。16日夕に発熱し、その後の検査で感染が確認された。家族に症状はない。 中学生は発熱するまで登校しており、県は日田市内の小中学校計4校に25日までの休校を求める。

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3.新型インフル 都内で新たに3人が確認(産経新聞),産経新聞
RV=110.6 2009/06/18 15:00
キーワード:都,八王子

 東京都は18日、東村山市内に住む帝京大学の男子生徒(19)ら3人の新型インフルエンザの感染を確認したと発表した。国内の感染者は696人。 都によると感染が確認されたのは男子生徒のほか、米国から来日した米国籍の女児(10)、米国から帰国した国分寺市内に住む主婦(37)の計3人。いずれも16日に発熱し、簡易検査でインフルエンザA型の陽性反応を示したため、都が詳細検査を実施していた。 帝京大学をめぐっては15日、埼玉県白岡町の男子学生(20)を皮切りに、17日に別の八王子市内に住む男子学生(18)の感染などを確認。17日から休校措置をとっている。

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1.新型インフル、都内の高校3人が集団感染 国内感染者758人に(産経新聞),産経新聞
RV=142.5 2009/06/19 16:35
キーワード:都,女子,中学

 東京都は19日、いずれも都内に住む私立日大桜丘高校(世田谷区)の生徒3人を含む計7人の新型インフルエンザの感染を確認したと発表した。国内の感染者は758人となった。 都によると、感染が確認されたのは、いずれも同高2年の男子生徒(16)と女子生徒(16)、1年の女子生徒(15)の3人に加え、渡航歴のない都内の中学2年生の男子生徒(13)、米国から帰国した会社員の男性(40)、いずれも米国から来日した女子生徒(7)と男子生徒(14)。 7人は13日〜18日までの間に発熱し、都が詳細検査を実施していた。 日大桜丘高校をめぐってはすでに都内や神奈川県内などで計5人の生徒の感染が確認されている。

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2.<新型インフル>厚労相が新指針 全医療機関で診察(毎日新聞),毎日新聞
RV=135.6 2009/06/19 11:23
キーワード:保育,休業,診療

 舛添要一厚生労働相は19日、新型インフルエンザの秋以降の流行「第2波」に備えた対策の新たな運用指針を公表した。今後、軽症者は自宅療養とし、原則的に全医療機関が新型患者を診察するなど、態勢は大きく切り替わる。また、季節性インフルエンザ用のワクチン製造を7月中旬で中断し、新型用の製造を始める方針を明らかにした。 舛添厚労相は、現状を「国内で患者の大幅な増加が起こりうる秋冬に向けての準備期間」と説明。国内の感染の広がりの見通しについては「予想がつかない。今後は原則として遺伝子検査はやらないので、正確に1人まで数えるのは不可能」と述べ、「警戒を怠ることなく、正しい情報に基づいて冷静な対応をお願いしたい」と呼び掛けた。 一方、厚労省によると、季節性用のワクチンは7月中旬の製造中断までに、国内メーカー4社で昨年の約8割にあたる約4000万人分を確保できる見通し。新型用は年内いっぱい作り続ければ約2500万人分を確保でき、10月から順次、接種が可能になるという。接種対象者は、厚労省が専門家の意見を聴いたうえで考え方を示す。【清水健二、奥山智己】 ◇運用指針の要旨 厚生労働省が19日発表した新型インフルエンザ対策の運用指針の要旨は次の通り。 ■地域における対応(1)患者と濃厚接触者への対応 患者は原則として自宅で療養する。基礎疾患がある患者は軽症でも抗インフルエンザ薬を投与し入院を考慮。濃厚接触者には外出自粛などを求め、発熱などがあった場合は保健所への連絡を求める。基礎疾患がある濃厚接触者で感染が強く疑われる場合は、医師の判断で抗インフルエンザ薬を予防投与する。(2)医療体制 発熱外来だけでなく原則として全医療機関で患者を診察する。発熱患者と他の患者の待機場所や診療時間を分けるなど注意を払う。重症者の入院は、感染症指定医療機関以外でも受け入れる。都道府県は地域の実情に応じ病床を確保する。(3)学校・保育施設など 患者が発生した場合、都道府県などは必要に応じ臨時休業を要請。感染拡大防止に必要と判断した場合は、患者が発生していない施設を含め広域での臨時休業を要請できる。 ■サーベイランスの着実な実施(1)感染拡大の早期探知 保健所は全患者(疑い例含む)を把握するのではなく、大規模な流行となる可能性のある学校などの集団について重点的に把握。地方衛生研究所は、これらの疑い患者の一部の検体の検査を実施し、新型と確定すれば医師が保健所に届け出る。(2)重症化やウイルスの変化の監視 入院した重症患者の数を把握。病原体定点医療機関から患者の検体の提出を受け、地方衛生研究所と国立感染症研究所で病原性や薬剤耐性などウイルスの変化を監視する。結果は対応に反映させる。 ■検疫 全入国者に健康カード配布などで注意を呼びかけ、発症した場合の医療機関受診を求める。検疫で判明した有症者は原則、遺伝子検査をせず、マスクを着用し可能な限り公共交通機関を使わず帰宅(自宅療養)させる。

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3.全医療機関で新型インフル診療―厚労省が新指針(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=135.6 2009/06/19 14:22
キーワード:保育,休業,診療

 厚生労働省は6月19日、原則としてすべての医療機関で新型インフルエンザ患者の診療を行うことなどを盛り込んだ新指針を公表した。指針では一般医療機関に対し、発熱患者とその他の患者の診察時間帯を分けるなど、発熱外来機能を持つよう求めている。 同指針は、5月22日に政府の新型インフルエンザ対策本部が決定した基本的対処方針の中の「医療の確保、検疫、学校・保育施設等の臨時休業の要請等に関する運用指針」を改定したもの。 新指針では、国内での新型インフルエンザの今後の見通しについて、南半球をはじめとする諸外国での感染状況の推移を見ると、海外からの感染者の流入を止めることはできず、「今後も患者発生が続くと考えられる」とした。その上で、一部で原因が特定できない散発事例が発生していることを指摘し、「秋冬に向けて、いつ全国的かつ大規模の患者の増加を見てもおかしくない状況」と強調。さらに、基礎疾患がある人の場合、重症化の可能性が高いことを指摘した上で、患者数の増加とともに重症患者が増加する可能性があるとした。 このため、軽症者については自宅療養などの対応を取ることで、医療機関の負担を可能な限り減らし、重症患者に対する適切な医療の供給を目指すことが必要としている。 医療体制については、患者数の増加に対応するため、発熱外来を設置している医療機関だけでなく、原則としてすべての一般医療機関で患者の診療を行うとした。その上で、発熱患者とその他の患者の受診待ちの区域や診察時間帯を分けるなど、発熱外来機能を持たせるよう最大の注意を払うことを求めた。 また、入院は原則実施せず、自宅療養とするとした上で、重症患者については感染症指定医療機関以外の一般入院医療機関でも入院を受け入れるとした。 さらに都道府県は、新型インフルエンザに感染した際、特にリスクが高いと考えられる人を守るため、透析病院や産科病院など、原則として発熱患者の診療を行わない医療機関を定めることができるとしている。

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1.インフル感染男性の新幹線帰宅に奈良県側が反発(産経新聞),産経新聞
RV=209.2 2009/06/20 13:14
キーワード:都,県,京都,療養,指針

 旅行先の東京都内で新型インフルエンザ感染が確認された奈良県桜井市に住む20代の男性が、発熱などの症状があるにもかかわらず「自宅療養」のため、19日に新幹線に乗って県に戻っていたことが20日、わかった。都は、国が19日に示した指針で「原則として入院措置はとらず自宅療養」と規定していたことから「自宅療養も可能」と判断。男性が帰宅を希望したという。しかし、奈良県側は「あくまで感染防止が最重要。公共交通機関を使うのはどうなのか」と反発している。 県によると、男性は19日に東京都内の発熱外来受診時に38.1度の発熱があった。奈良県内に入院後の20日午前3時には37.7度に下がり、せきの症状はあるが、容体は落ち着いているという。 男性は今月11日〜16日にハワイに旅行。帰国後の17日から東京都内に滞在していた。18日夜に発熱症状が出たといい、翌19日に都内の一般医療機関で受診。精密検査の結果、同日夕に新型インフルエンザの感染が確認されたという。 男性は「自宅療養」のため19日午後7時ごろ新幹線に乗車。マスクを着用していたが、座席の周囲に人を座らせないなどの措置はとっていなかったという。男性は、都の担当者から「入院も可能だが、自宅療養もできる」と説明を受けたため、自宅療養が決まった。 一方、県が都から連絡をうけたのは、同日午後7時半ごろ。県の担当者が男性に連絡をとり、グリーン車に乗るなど、人との接触を避けるよう求めようとしたが、すでに新幹線に乗車後だったという。男性は京都駅で電車を乗り換え帰宅する予定だったが、担当者が急遽(きゅうきょ)京都駅まで県の搬送車で迎えにいき、そのまま奈良県内の病院に入院させた。 県の担当者は「自宅療養とはいえ人ごみを避けるのが普通。せめて1日でも入院などの措置はとれなかったのか。奈良県ではこのような対応はとらない」と話す。 これに対し、東京都感染症対策課は「都内では、入院措置が必要ないと判断した場合は自宅療養も選べるようしている。男性は、飛沫(ひまつ)感染を起こす状況になかったとみられ、医師から感染防止の指導を受けて自宅療養を選んだ」と説明している。 国が19日に改訂した指針のうち患者への対応について、これまで軽症者は自宅療養、重症者やインフルエンザの症状がある患者を入院治療などとしていた対応を、原則として入院措置はとらず自宅療養とするよう変更している。

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2.新型インフル 感染男性 新幹線で帰る 「自宅療養」奈良県側、都に反発 (産経新聞),産経新聞
RV=209.2 2009/06/20 15:16
キーワード:都,県,京都,療養,指針

 ■急遽職員が出迎え  旅行先の東京都内で新型インフルエンザ感染が確認された奈良県桜井市に住む20代の男性が、発熱などの症状があるにもかかわらず「自宅療養」のため19日に新幹線に乗って県内に戻っていたことが20日、わかった。男性が帰宅を希望していたといい、都は、国が19日に示した指針で「原則として入院措置はとらず自宅療養」と規定していたことから、「自宅療養も可能」と判断した。しかし、奈良県側は「あくまで感染防止が最重要。公共交通機関を使うのはどうなのか」と反発している。 県によると、男性は同県内では2例目の感染者。今月11〜16日にハワイに旅行。帰国後の17日から東京都内に滞在していた。18日夜に発熱症状が出たといい、翌19日に都内の一般医療機関で受診。遺伝子診断の結果、同日夕に新型インフルエンザの感染が確認され、都内の発熱外来受診時に38・1度の発熱があった。県内に入院した後の20日午前3時には37・7度に下がり、せきの症状はあるものの容体は落ち着いているという。 男性は都の担当者から「入院も可能だが、自宅療養もできる」と説明を受けたため、自宅療養が決まったという。19日午後7時ごろ新幹線に乗車。マスクを着用していたが、座席の周囲に人を座らせないなどの措置はとられていなかった。 一方、県が都から連絡をうけたのは、男性が新幹線乗車後の同日午後7時半ごろ。県の担当者が男性に連絡をとり、グリーン車に乗るなど、人との接触を避けるよう求めようとしたが、すでに乗車後だった。男性は京都駅で乗り換え帰宅する予定だったが、担当者が急きょ京都駅まで県の搬送車で迎えにいき、そのまま奈良県内の病院に入院させた。 県の担当者は「自宅療養とはいえ、人ごみを避けるのが普通。せめて1日でも入院などの措置はとれなかったのか。奈良県ではこのような対応はとらない」と話す。 これに対し、東京都感染症対策課では「都内では、入院措置が必要ないと判断した場合は自宅療養も選べるようにしている。男性は、飛沫(ひまつ)感染を起こす状況になかったとみられ、医師から感染防止の指導を受けて自宅療養を選んだ」と説明している。 国は19日に改訂した指針のうち患者への対応について、これまで軽症者は自宅療養、重症者やインフルエンザの症状がある患者を入院治療などとしていたが、原則として入院措置はとらず自宅療養とするよう変更している。

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3.<新型インフル>愛知で2人感染 方針撤回し公表(毎日新聞),毎日新聞
RV=123.5 2009/06/20 14:07
キーワード:女子,県,指針

 愛知県は20日、新たに清須市の12歳の女子生徒と美和町の29歳男性の新型インフルエンザ感染が確認されたと発表した。女子生徒は16日に13歳の女子生徒の感染が確認され、22日までの休校措置を取っている愛知朝鮮中高級学校(豊明市)の生徒。男性はフィリピン国籍で15日に同国から来日した。いずれも容体は安定している。 県は20日、感染患者に関する情報を今後公表しないという19日の発表を撤回した。発表は、厚生労働省が対策の運用指針を改定したことを受けたものだったが、「厚労省からの連絡メールの一部を見落とし、誤った判断をしてしまった」という。

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1.重症化防止へスイッチ切り替え、「正に医療の出番」(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=115.2 2009/06/21 12:17
キーワード:診療,透析,PCR,試験

【第66回】岡部信彦さん(国立感染症研究所・感染症情報センター長) 5月16日に国内初の感染が確認されてから、急速に感染が拡大した新型インフルエンザ。感染症の専門家の立場からウイルスを分析した国立感染症研究所・感染症情報センター長の岡部信彦さんは、「幸いにも推測した範囲の中では比較的病原性が穏やかなものだった」と言う。しかし秋以降に流行が予想される第2波や、当初病原性が高いものとして想定されていた鳥インフルエンザなど、流行の不安が消えたわけではない。これまでの対策は適切だったのか。第2波や鳥インフルエンザに備え、改善しなければいけない問題は何か。(高崎慎也)■検査の充実、「素晴らしかった」―国内発生から、この1か月を振り返っての感想をお聞かせ下さい。 2003年のSARS(重症呼吸器症候群)の流行の時には、国内で発生するまでほとんどの人にはウイルスの性状が分からなくて、暗中模索から対策をスタートしました。その反省があってのことですが、今回の新型インフルエンザでは、病原性についてある一定の範囲にあることは推測できるが、ただしまだ詳細は不明の病気について、いくつかの推測をつけながら対策ガイドラインの作成が行われました。今回発生した新型インフルエンザは、幸いにも推測した範囲の中では比較的病原性が穏やかなものでした。海外の報告に加えて、国内発生の時点から国内でのウイルスの性状の理解も進んだため、全くゼロの状態からの準備ではありませんでした。現在進行中で、振り返るにはまだ早いのですが、国内発生の前から準備ができた分、SARSの時よりむしろ対応は楽だったと思います。―この対応は今回良かった、ということはありますか。 素晴らしかったと思うのは、かなり早い段階で北海道から沖縄まで、全国どこでも遺伝子レベルでの検査(PCR検査)ができるようになったことです。検疫所などでも同様の検査が可能となりました。これは誇るべきことだと思います。もちろん、このような病気をサーベイランスとしてとらえる仕組みや、普段からインフルエンザのウイルスを検知する仕組み、全国の地方衛生研究所が基本的なPCR検査を実施できるレベルにあった―。これらが基本にあったからこそできたことです。 ただ、今後すべての発生例を正確かつ迅速に把握すべきかといえば、それは効率が悪く、必要性も低下します。また、やるとすれば、膨大な準備、お金、機械、人が必要になります。ある程度感染者が増えてくれば、すべての発生例を把握するのではなく、サンプリング方式、あるいは重点方式などに切り替えていくべきです。 一度収まったかのように見えても、患者さんが急増する可能性は考えておくべきです。すべての患者さんに入院を求めたり、すべての学校を休校にしたりといったことは、次の作戦としては取る必要がなくなります。水際作戦から国内対策、感染者の早期発見へとスイッチを切り替えたように、今度は感染者の重症化防止へと、もう一段階スイッチを切り替える必要があります。 多くの患者さんの外来診療を行い、重症患者さんの入院治療を行う。これは正に医療の出番であり、医療が果たすべき役割であると思います。多くの人がかかる病気なだけに、たとえ全体像としては軽いとしても、ある程度の重症者や死亡者は出てしまうでしょう。ただ、その数を人の努力で減らせるなら、努力した方が良い。医療資源が限られている中で、症状の軽い患者さんを効率よくかつきちんと診る一方、重症者の症状がより重くならないよう適切な治療ができるか、医療と医療行政が問われるところと思います。 設備面で必要なものは、患者が増えることを想定すれば、おのずから見えてくると思います。今のままで大丈夫、とはならないはずです。しかし、医療というものをもっと長期的にみて、これらを左右する医療人を育てる必要があります。■「第2波」には南半球の様子などをみて、柔軟な対応を―今後、第2波や、これで消え去ったわけではない鳥インフルエンザ(H5N1)の到来が懸念されますが、今回の対応で、改善すべき点はあるでしょうか。 日本の場合はルールに基づいて行動するから、ルール通りに動かなければならない部分はあります。これは「規則にしたがって物事がきちんと行われる」という意味では良いことです。しかし、相手となる感染症がダイナミックに動いているのであれば、それに対してはやはり柔軟な対応をしなくては間に合いません。今後想定される第2波、あるいはH5N1に取り組む時の大きな経験と反省材料になるでしょう。 今回の新型インフルエンザは、想定した範囲の中では病原性の比較的低いものでしたが、当初想定していた鳥インフルエンザが、これでもう発生しなくなった、というわけではありません。鳥インフルエンザはあり得るべき別の話として、準備をしなければならない。ただそれに向けて、今回様々な対策を取ったことで得られた経験は大きいと思います。 表現は悪いですが、一生懸命勉強していて定期試験の対策を立てているうちに、抜き打ちのテストを食らったようなものです。今回の対策を振り返って足りないものを補い、良いものは取り入れればいいわけです。今後第2波や、別のインフルエンザが流行した場合には、さらに良い対応が取れるようになると思います。―第2波ではそのまま弱毒性のものがくる可能性もあれば、強毒性の可能性もあるといわれています。 ウイルスの変化については、科学的に、冷静に考えなくてはいけないと思います。しかし、そのためにすべての患者さんを検査する必要はない。多くの患者さんが発生するのであれば、サンプリングでウイルスの科学的な検証をできるよう、準備しておく必要があります。その際には、効率性や実効性も考えなければなりません。本番前に不意打ちのテストがもう1回くらいくるかもしれませんが、その時には当然、過去問にこだわっていては駄目。相手は新しい問題を考えてくるわけですから、試験を受ける側は柔軟に対応した方が勝ちです。―どうしても、もしひどいものがきたら、強毒性になったら、と考えてしまうのですが。 心配事にはきりがありません。今回の対策を考える時に、「最悪のシナリオ」とよく言われていました。でも最悪の定義がないから、最悪を考えるとその次の最悪が出てくるし、その次の最悪も出てくる。際限がなくなってしまいます。同様に、理想を追い求めてもきりがない。理想と現実のバランスを取りながら、できる範囲で対応を考えなければなりません。ただしそれは、着実に進歩していく必要があります。 現行のガイドラインは、ある程度病原性が高かった場合まで想定しています。今回は幸いにも病原性は比較的低かったわけですが、病原性が高いものがやってきた場合には、現行のガイドラインを適切に応用すれば良いわけです。状況に合わせた対策をとれるようにしておくことが肝要です。―岡部先生は「今やっている医療をきちんと継続できるようにすることも重要だ」といつもおっしゃっています。 既存の医療の中でも、「余裕を持った医療」と「時間をおいてできる医療」、「手を抜いてはいけない医療」があります。慢性疾患を持っている患者さんもいれば、急病の方もいる。透析やお産を、今は忙しいから後回し、とはいかない。 救急医療や慢性疾患と同時に新型インフルエンザもすべからく診る、というのは無理な話です。あえて「診ない」という選択肢を取った方がいい場合もあります。その場合には、「どこが診るか」を明確にしておく必要があります。時間や日によって対応する医療機関が変わってしまうかもしれません。患者さんの理解、社会の理解が必要となるでしょう。そして、理解を頂くには、それなりの時間がかかると思います。 慢性疾患をお持ちの方は、病気をコントロールしておくことが重要です。リスクを減らすことができるでしょう。新型インフルエンザ対策は、新型インフルエンザだけの対策をしていても駄目なのです。潜在的な疾患を発見できるよう健康診断を受けておく、ダブルパンチにならないよう麻疹などの予防接種をきちんと受けておくなど、普段できる健康管理をしっかりやっておくことが「リスクを減らす」という点できわめて重要です。―発熱相談センターの体制については。 初期の段階で、受診する医療機関をガイドし、相談に乗るという意味での意義は高かったと言えます。しかし患者さんが急増したら、保健所の電話線はパンクしてしまいます。患者さんが一定以上に増えたら、受診する医療機関をアナウンスして直接行ってもらうようにし、相談センターの人材は別の作業に振り分けた方が良いでしょう。―今後「医療の出番」を迎えるにあたって、どのような問題があるとお考えでしょうか。 日本は、人口当たりのベッド数では、世界でも断トツだと思います。医療そのものがそんなに悪いわけではありません。しかし、今の日本の医療はあまり能率が良くなくて、本当に必要なところに人がいない。だからこそ、医療従事者のシフトの問題、備品のストックの問題、外来をどうするかなど、いろいろな問題が出てきます。しかし患者さんがいるならば、医療はそれに対応しなければなりません。医療そのもののあり方についても、今後議論を進めていくべきです。 入院機能のある中核的な医療機関が、外来にかかりきりになって入院患者を診る余裕がなくなっては本末転倒です。入院機能がある医療機関は入院患者の重症化防止に専念して、外来は外来機能のある医療機関で受け持つよう、役割分担をすべきです。設備にしても、国レベルで用意しなければならないもの、自治体レベルで用意しなければならないもの、個々の医療機関で用意しなければならないもの、と分ける必要があります。役割分担が非常に重要になってきます。どのようなやり方が一番やりやすいか、個々の医療機関も、行政も、われわれも考えなければなりません。医師会や保健所、病院、医療圏など、さまざまな単位での話し合いが必要だと思います。

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2.<新型インフル>香川県で初の感染者 豪出張、帰国後に熱(毎日新聞),毎日新聞
RV=43.3 2009/06/21 22:43
キーワード:県

 香川県は21日、同県観音寺市に住む40代の男性会社員が、新型インフルエンザに感染したと発表した。香川県内で感染が確認されたのは初めて。 県によると、男性は今月7日〜19日、オーストラリアに出張、21日朝、発熱などの症状が出た。現在、家族に症状はないという。【馬渕晶子】

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3.新型インフル:虚偽報告で処罰―北京で初の例(サーチナ),サーチナ
RV=40.3 2009/06/21 11:24
キーワード:四川

 新華社電によると、北京市当局は19日までに、新型インフルエンザ感染が4日に確認された患者1人を、入国時の質問票への記入を怠り88人の「濃厚な接触者」を発生させたとして、同患者を警告処罰にすることを決めた。北京市が、新型インフルエンザ絡みで行政処罰を行うのは初めて。 患者は24歳で本籍は四川省。米国内の大学で学んでおり、ニューヨーク発の中国国際航空機で5月31日に北京の首都空港に到着した。検疫で米国から帰国したことなどを健康カードに記入せず、空港を出たあとは北京市内のホテルで家族と宿泊した。6月1日にのどの痛さやせきなど、インフルエンザ様の症状が出たが、ホテルの部屋で風邪薬などを服用して過ごした。 患者は同日、同窓生らとの昼食会に出席。3日になり病院に行き治療を求め、米国での下宿先の大家と同室者のひとりが、風邪の症状を示していたことなどを認めた。 調べにより、北京までの航空機内と帰国後の患者の行動により、ホテル従業員を含め88人が密接な接触をしていたことが判明した。 中国(大陸部)では6月19日午後6時から20日午後6時までに、新たに23人の新型インフルエンザ患者が確認され、感染者累計が356人になった。北京市などでは今後、国内感染の防止に力を入れる方針だ。(編集担当:如月隼人)

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1.<元気です京都!>舞妓さんらキャラバン「来ておくれやす」(毎日新聞),毎日新聞
RV=145.9 2009/06/22 11:09
キーワード:修学旅行,キャンセル,京都

 新型インフルエンザの影響で減少した京都への観光客を呼び戻そうと、京都市や市観光協会などが全国7都市を回る「『元気です京都!』観光客誘致キャラバン」を企画。22日午前、舞妓(まいこ)ら約10人からなるキャラバンが新幹線で博多へ向かった。 キャラバンは30日まで、博多を皮切りに広島、品川(東京)、名古屋など各駅で展開。京都のホテル・旅館宿泊券を用意し、プレゼント要項や観光コースを紹介したチラシを配る。 第1陣の舞妓は京都五花街の一つ、祇園甲部の紗矢佳さん(22)と豆そめさん(18)。紗矢佳さんは「これからお暑うなりますが、ぜひとも京都へ来ておくれやす」と話した。 市によると、京都への修学旅行をキャンセル・延期した全国の小中高校は約1150校。一般観光客数も落ち込んでいるという。【小川信】

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2.元気です京都! 舞妓さんらキャラバン「来ておくれやす」(毎日新聞),毎日新聞
RV=145.9 2009/06/22 11:21
キーワード:修学旅行,キャンセル,京都

 新型インフルエンザの影響で減少した京都への観光客を呼び戻そうと、京都市や市観光協会などが全国7都市を回る「『元気です京都!』観光客誘致キャラバン」を企画。22日午前、舞妓(まいこ)ら約10人からなるキャラバンが新幹線で博多へ向かった。 キャラバンは30日まで、博多を皮切りに広島、品川(東京)、名古屋など各駅で展開。京都のホテル・旅館宿泊券を用意し、プレゼント要項や観光コースを紹介したチラシを配る。 第1陣の舞妓は京都五花街の一つ、祇園甲部の紗矢佳さん(22)と豆そめさん(18)。紗矢佳さんは「これからお暑うなりますが、ぜひとも京都へ来ておくれやす」と話した。 市によると、京都への修学旅行をキャンセル・延期した全国の小中高校は約1150校。一般観光客数も落ち込んでいるという。【小川信】

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3.新型+季節性の混合感染、兵庫で確認 薬剤耐性菌の危険も(産経新聞),産経新聞
RV=104.7 2009/06/22 20:07
キーワード:神戸,県

 新型インフルエンザウイルスに関する神戸大と兵庫県の共同研究で、同県内で採取された6検体のうち1検体で、新型と季節性の「混合感染」が確認されたことが22日、分かった。混合感染は坑インフルエンザ薬への耐性や強毒化など、ウイルスの新たな性質の獲得につながることから、研究チームは「6分の1という高確率で見つかったのは脅威。今後さらに解析を進めたい」としている。 秋以降に予測される“第2波”に備えようと、県内で新型インフルエンザの発生ピーク時(5月16〜20日)に採取されたウイルスについて詳細な解析を実施。6検体のうち5検体のウイルスは、国内初感染とされた神戸市の高校生のウイルスと似ていたが、1検体で新型と季節性(香港型)との混合感染が確認された。強毒化など新たな性質の獲得はなかったという。 インフルエンザウイルスは、一般的にヒトの体内で増殖する間に遺伝子が変異し、ヒトからヒトへ伝播するうちに変異が蓄積することで、新たな性質を獲得する。2種類のウイルスが1人のヒトに同時に感染する混合感染が起こった場合は、ヒトの体内でウイルスの遺伝子が「再集合」し、新たな性質を持ったウイルスが出現するという。 研究チームは、この混合感染が高い確率で確認されたことに注目。今後、県が所有するウイルスの解析をさらに進め、第2波流行時のウイルス変異の可能性などを検討する。

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1.【橋下日記】(23日)修学旅行で海外「行かなくても…ひがみ根性かな…」(産経新聞),産経新聞
RV=175.7 2009/06/23 22:52
キーワード:修学旅行,キャンセル,府,知事

 午前9時43分 登庁し、報道陣の取材に対応。新型インフルエンザの影響で修学旅行を延期した高校などへのキャンセル料の補填(ほてん)をしない意向を示し「高校の修学旅行は長崎だった。別に海外に行かなくてもいいでしょ。ひがみ根性かな…」。 10時5分 部長会議。 10時45分 第8回府市町村合併支援本部会議に出席。「何としても、河内長野市と千早赤阪村の合併を実現しないといけない」 11時 知事室で打ち合わせなどをする。 午後0時45分 関西経済同友会から、府庁のWTC移転構想に関する緊急要請を受ける。 1時半 府議会の議会運営委員会に出席。 2時半 沿線を対象に自然環境保全に取り組む南海電鉄とグリーンパートナー協定を結ぶ。 3時 府立公衆衛生研究所(大阪市東成区)を視察。「(新型インフルエンザの流行が懸念される)秋冬に向けて、みなさんの力を借りたい」 3時48分 府環境農林水産総合研究所(同)へ。 4時25分 府立成人病センター(同)を視察。 5時32分 報道陣の取材に応じる。府庁のWTC移転案が実現しなかったことについて、「平松(邦夫)市長は市役所の公務員組織の論理に取り込まれているのでは」と批判。 5時51分 同センターを後にする。

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2.新型インフル、タイで日本人3人の感染初確認(読売新聞),読売新聞
RV=101.6 2009/06/23 10:42
キーワード:登校,同校,児童

 【バンコク=田原徳容】在タイ日本大使館は22日夜、バンコク日本人学校の児童1人を含むバンコク在住の日本人3人の新型インフルエンザ感染を確認したと発表した。タイでの日本人の感染は初めて。 同校には、2500人以上の児童・生徒が通っており、保護者に対して発熱時の登校見合わせなどを求める通達を出した。タイ保健省によると、同国の感染者は22日現在、累計774人。

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3.水際対策、4割超が評価=新型インフルでアンケート−三菱総研(時事通信),時事通信
RV=58.8 2009/06/23 16:27
キーワード:修学旅行

 新型インフルエンザをめぐり、空港などで行われた水際対策について、44.7%が適切だったと評価していたことが23日、三菱総合研究所のアンケート調査で分かった。 調査は9、10日にインターネット上で実施し、成人の男女各516人から回答を得た。 その結果、検疫を強化した水際対策を「適切だった」と評価したのは44.7%。「厳しくすべきだった」は38.7%を占めたが、「厳し過ぎた」は16.7%だった。 自治体などの措置では、感染者が出た学校の休校は63.4%が適切だったとしたが、国内の修学旅行を見合わせる対応は34.9%が厳し過ぎたとした。全体の2割は近畿地方からの回答だったが、全国の傾向と大差はなかった。

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1.狙いはナニ?…神戸の山口組系暴力団、幼稚園に大量マスク(読売新聞),読売新聞
RV=164.9 2009/06/24 13:12
キーワード:神戸,保育,男,店舗

 神戸市長田区内に拠点を置く山口組系暴力団が、新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)が流行中の今月上旬、同区内の幼稚園や保育所など3施設に大量のマスクを配っていたことがわかった。 住民はこの暴力団の追放運動を行っており、兵庫県警は住民懐柔策の可能性もあるとみて警戒している。 捜査関係者によると、組幹部とみられる男が6月上旬、暴力団の拠点近くの幼稚園を訪れ、マスク960枚が入った段ボール箱を置いていった。その後、ほかの2施設にも同様の段ボールが送られていたことがわかり、長田署員が22日に暴力団側に返却したという。 県警によると、暴力団は昨年11月、組幹部名義で同区内の元店舗兼住宅を取得。近隣住民らはこれまでに2度決起集会を開くなどして退去を求めている。

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2.<新型インフル>愛知で6人の感染確認 3校が休校へ(毎日新聞),毎日新聞
RV=90.0 2009/06/24 02:14
キーワード:女子,県

 愛知県内で23日新たに6人の新型インフルエンザ患者が確認され、私立桜花学園高校(名古屋市昭和区)▽名古屋柳城短大(同区)▽愛知学院大の日進キャンパスの3校で休校の措置がとられる。 名古屋市によると、市内と東海市在住の女性4人が新型インフルエンザに感染。同高校の生徒の他3人は6歳と30代と50代。 県は、日進市に住む名古屋柳城短大の女子学生(18)と尾張旭市に住む愛知学院大の男子学生(19)が新型インフルエンザ患者と確認されたと発表した。 いずれも容体は安定している。各校は28、29日まで休校とする。愛知県内の感染確認は41人となった。

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3.福島県で40代男性の感染確認=新型インフル、36都道府県に(時事通信),時事通信
RV=75.9 2009/06/24 00:52
キーワード:県,療養

 福島県は23日、白河市に住む40代の自営業の男性が新型インフルエンザに感染したと発表した。感染確認は同県では初めてで、これで36都道府県となった。 同県によると男性は21日、フィリピンから帰国。成田空港から自家用車を運転して自宅に戻った後、23日に発熱し、検査で感染が分かった。自宅で療養している。

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1.追放運動を懐柔? 組幹部マスク配る(産経新聞),産経新聞
RV=175.2 2009/06/25 08:02
キーワード:静岡,神戸,保育

 神戸市長田区の指定暴力団山口組系の組事務所が今月上旬、近隣の幼稚園や保育所に計約3000枚のマスクを配っていたことが24日、兵庫県警への取材で分かった。周辺では暴力団追放運動が進められており、県警は新型インフルエンザ対策を隠れみのにした懐柔策とみて警戒。マスクを回収し組に返却した。 県警によると、事務所は昨年11月、静岡県に本部がある山口組の直系団体が幹部名義で購入。名義人になっている組幹部とみられる男が、事務所の向かいにある幼稚園や保育所など3カ所を訪れマスクが入った段ボール箱をそれぞれ置いていった。

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2.新型インフル:中国圏で感染者が1000人を突破(サーチナ),サーチナ
RV=92.9 2009/06/25 10:42
キーワード:台湾,四川

 中国政府・衛生部と各地の発表をまとめると、中国本土の新型インフルエンザ感染者の累計は25日午前7時半までに528人になった。香港・マカオ(澳門)・台湾の感染者数は516人で、合計で1044人になった。 中国本土および香港・マカオ・台湾で25日午前7時半までに発表された、新型インフルエンザの地域別感染者数は以下の通り。( )は全快と判断された人数。 広東省156人(37人)/北京市93人(44人)/上海市80人(26人)/福建省58人(36人)/四川省34人(15人)/浙江省21人(2人)/湖北省15人(4人)/遼寧省12人(1人)/天津市9人(3人)/江蘇省9人(1人)/山東省6人(3人)/貴州省5人(5人)/湖南省9人(1人)/海南省4人(3人)/河北省4人(0人)/広西チワン族自治区3人(0人)/重慶市2人(0人)/河南省2人(1人)/山西省1人(1人)/雲南省1人(0人)/江西省1人(1人)/安徽省2人(1人)/吉林省1人(0人)。 香港444人(164人)/マカオ12人(0人)。 台湾60人(10人)。(編集担当:如月隼人)

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3.<新型インフル>国内感染1000人突破、長崎、福島で確認(毎日新聞),毎日新聞
RV=60.7 2009/06/25 10:52
キーワード:都

 厚生労働省は25日、長崎、福島県で新型インフルエンザの感染者が新たに確認されたと発表した。これで国内の感染者は、入国前の検疫で判明した11人と米軍厚木基地から連絡があった1人を含め、計1000人を超えた。世界保健機関(WHO)によると24日現在、感染者が1000人を超えているのは米国、カナダ、メキシコ、チリ、豪州、アルゼンチン、英国の7カ国。 国内の感染は、関西地方での流行が5月下旬に下火になったが、その後徐々に拡大。1日50人前後のペースで感染者が増え、38都道府県で確認されている。大半は海外からの帰国者か学校での集団感染。学校で広がる例が目立ち、20歳未満が約7割を占める。重症化したとの報告はない。 季節性インフルエンザと違って夏になっても減る兆しはないが、厚労省は「米国やカナダも増加傾向にあり、日本だけの現象ではない」と説明。多くは感染経路が追えていることから、厚労省は「不特定多数が感染するまん延状態ではない」として、パンデミック(大流行)には当たらないとの認識を示している。【奥山智己】■新型インフルエンザの感染者数北海道 4青 森 0岩 手 3宮 城 2秋 田 1山 形 0福 島 2茨 城 8栃 木 18群 馬 1埼 玉 18千 葉 87東 京 91神奈川 74新 潟 14富 山 0石 川 0福 井 0山 梨 2長 野 9岐 阜 4静 岡 28愛 知 52三 重 4滋 賀 4京 都 11大 阪180兵 庫220奈 良 3和歌山 1鳥 取 2島 根 0岡 山 1広 島 4山 口 5徳 島 4香 川 2愛 媛 5高 知 0福 岡 99佐 賀 0長 崎 2熊 本 5大 分 6宮 崎 11鹿児島 2沖 縄 0検疫所 11米 軍 1 計 1001※25日午前10時半現在、届け出があった都道府県別

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1.原則、全医療機関で診療―厚労省の新型インフル新指針(4)(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=237.7 2009/06/26 23:56
キーワード:保育,休業,診療,療養,透析,指針

 医療提供体制については、6月19日に公表された「医療の確保、検疫、学校・保育施設等の臨時休業の要請等に関する運用指針」の改定版により、外来部門については原則、すべての医療機関で新型インフルエンザの診療を行うこととした。このため、発熱患者とその他の患者について、医療機関内の受診待ちの区域や診療時間を分けるよう努めることを求めているが、その程度については「医療機関の判断による」とした。 また、分離の程度にかかわりなく、医療従事者が可能な限り常時、サージカルマスクを着用することや、発熱患者にマスクの着用を徹底させることなどを求めている。 また、発熱外来として発熱患者を優先的に受け入れる医療機関をあらかじめ指定している地域については、引き続きこうした医療機関に発熱患者を紹介することを可能とした。 さらに、公共施設や屋外テントなど、医療機関以外の場所に発熱外来を設置する必要性については、都道府県などが地域の特性に応じて検討するとした。 一方、入院については原則、入院感染症指定医療機関以外の一般入院医療機関でも重症患者の入院を受け入れることとした。 その際も、院内感染の防止のため、患者が入院する病室や病棟を集約するなどの措置を取ることを求めた。 また、新型インフルエンザの感染が確定した患者については、気管内挿管などの手技を行う場合を除いて原則、空気感染対策ではなく、サージカルマスクなどを着用した飛沫感染対策で診療を行う。 陰圧病床については、必須ではないとした上で、人工呼吸器の使用時など気管内挿管患者を管理する場合については、陰圧病床の活用を検討することとした。 このほか都道府県は、新型インフルエンザに感染した際に特にリスクが高いと考えられる人を守るため、透析病院や産科病院など、原則として発熱患者の診療を行わない医療機関を定めることができるとしている。 また、これまで新型インフルエンザや疑い患者と、それ以外の患者をトリアージする役割を担っていた発熱相談センターは、適切な医療機関の紹介や自宅療養している患者への相談対応などを電話によって行う。具体的な運用については、地域住民がどのような情報を必要としているかなどに応じて都道府県などが決定することとした。

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2.医師は集団発生把握の意識を―厚労省の新型インフル新指針(1)(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=169.2 2009/06/26 23:54
キーワード:保育,休業,診療,指針

 今秋以降の再流行が懸念される新型インフルエンザの対応策について、厚生労働省は6月19日に「医療の確保、検疫、学校・保育施設等の臨時休業の要請等に関する運用指針」を改定した新たな方針を示した。また、25日にはこの方針をより詳細に示した事務連絡を各都道府県などの衛生主管部(局)にあてて出し、26日には「新型インフルエンザ対策担当課長会議」を開催して、一層の周知に努めている。原則として、すべての医療機関で新型インフルエンザ患者の診療を行うことなどを盛り込んだ新方針の中で、医療提供体制はどのように変わり、各医療機関はどのようなことが求められているのか―。5回に分けて、詳細をお伝えする。【「新型インフルエンザ対策担当課長会議」配布資料詳細】 同省は26日に開催した「新型インフルエンザ対策担当課長会議」で、医師から保健所への届け出範囲を見直す省令改正の手続きが完了する7月中旬以降の、医療機関での新型インフルエンザの診断の流れを説明した。 それによると医療機関は、インフルエンザ様症状のある患者が受診した場合、臨床症状や簡易検査の結果を踏まえ、医師が診断する。 その結果、インフルエンザと診断された場合は、季節性、新型を問わず、▽同一の集団に属するインフルエンザ患者を7日以内に2人以上診察▽問診を行い、インフルエンザ様症状のある人が患者の周囲に1人以上いると判明―を基準に、学校など同一の集団に属する別の患者(疑いを含む)がいるかを医師が把握する。このため、同省では「医師には、患者が生徒、児童である場合には、患者の通う学校の情報を診療録に記載するなど、患者が所属する集団について、普段から意識しておく習慣を持つことが必要」としている。 同一の集団に属する別の患者がいた場合、医師は最寄りの保健所に連絡するとともに、複数の患者のうち、一部の患者の検体を採取する。 その後、保健所が地方衛生研究所に検体を送り、地衛研でPCR検査を実施。その結果、新型インフルエンザ患者と確定診断された場合のみ、医師は感染症法に基づく確定患者として保健所に届け出を行う。 一方、同一の集団に属する別の患者がいない場合や、PCR検査で新型インフルエンザ陰性の場合などは、一般の診療を行うとしている。 同省の担当者は「集団」について、「主に学校や施設を念頭に置いている」とし、「家族や友人に1人でもインフルエンザ症状がある場合、直ちに最寄りの保健所に届けることを求める趣旨のものではない」と強調した。その一方で、同じ学校などに属さないものの、同じ運動競技大会の参加者や地域のスポーツサークルなどの中に、インフルエンザ様症状の人がいるといった情報がもたらされた場合は、「大規模な感染拡大につながる端緒をとらえている可能性がある」として、医師らから保健所に連絡する必要があるとした。

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3.<新型インフル>看護師5人院内感染か 市立川崎病院(毎日新聞),毎日新聞
RV=112.6 2009/06/26 20:09
キーワード:川崎,療養,指針

 川崎市は26日、市立川崎病院で33〜59歳の女性看護師4人が新型インフルエンザに感染したと発表した。25日も女性看護師(26)の感染が判明しており、5人はいずれも同じICU(集中治療室)に所属していることから、院内で感染したとみられる。 市によると、25日に看護師1人の感染が判明後、濃厚接触者の同僚看護師と入院患者計23人の遺伝子検査を行っていた。新たに感染が判明した4人に発熱などの症状はなく、自宅療養している。 市立川崎病院は新型インフルエンザ患者が入院する感染症指定医療機関。厚生労働省が19日に軽症者を自宅療養とする指針を出して以降、入院患者はいないという。【川端智子】

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1.5月の外国人観光客数が大幅減、頼みの綱・中国も不振=新型インフルが影響―日本(Record China),Record China
RV=101.7 2009/06/27 13:02
キーワード:台湾,累計,中国人

2009年6月26日、日本政府観光局(JNTO)が24日に発表した推計値によると、5月に日本を訪れた中国人観光客は前年同月比18.8%減の6万600人だったことがわかった。中国人観光客数の減少はSARS(重症急性呼吸器症候群)流行以来のことで、日本国内での新型インフルエンザの感染拡大が影響したと見られている。日本の華字紙「中文導報」が伝えた。日本政府観光局によると、5月に来日した外国人観光客の総数は前年同月比34.0%減の48万6100人だった。外国人観光客の減少は昨年8月以来10か月連続で、特に昨年11月から7か月連続の2ケタ減となった。国・地域別に見ると、韓国が11万7900人(前年同月比48.5%減)でトップ、続いて台湾7万300人(同47.9%減)、中国本土6万600人(同18.8%減)、米国5万8600人(同15.2%減)、香港2万7800人(同28.9%減)だった。【その他の写真】また、1−5月の累計で見ると、外国人観光客の総数は前年同期比26.9%減の267万600人で、日本政府が最重視している12の国・地域の中で前年より増加しているのは中国だけだった。国・地域別の累計では、韓国が57万6200人(前年同期比48.9%減)で最も多く、続いて中国本土44万1700人(同0.9%増)、台湾39万3300人(同33.6%減)、米国27万1400人(同16.4%減)、香港17万2000人(同20.0%減)の順だった。外国人観光客の減少について、日本政府観光局では「世界的な金融危機による景気後退や円高」を原因に挙げ、中国人観光客の急減については「日本国内で新型インフルエンザの感染が拡大したことが影響した」と分析している。(翻訳・編集/HA)

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2.南半球で急増、国内も1000人突破=冬の本格流行に懸念−新型インフル(時事通信),時事通信
RV=83.5 2009/06/27 05:47
キーワード:指針,運用,チリ

 新型インフルエンザの拡大が止まらない。冬を迎えた南半球では患者数が急増、国内でも連日発生し、1000人を突破した。検査で確認されるのは氷山の一角で、実際は数字以上に広がっている可能性がある。日本で今冬に本格流行した場合の医療体制に対する懸念もある。 26日までに世界で確認された患者は約6万人。最初に流行が始まった米国やメキシコが多いが、5月上旬以降に初確認されたオーストラリアやチリなどでも急増し、あっという間に数千人規模となった。 日本では、5月半ばに関西の学校で確認された集団感染は間もなく収まったが、その後も各地で患者が発生、ほぼ全国に広がった。通常、インフルエンザは春には終息するため、国立感染症研究所の岡部信彦感染症情報センター長によると「今は従来の季節性より新型の方が多い」状況だ。 厚生労働省は19日、新型インフルエンザ対策の運用指針を改定、特定の病院の専門外来ではなく、感染防止策を取った上ですべての医療機関で診察できるようにした。強毒型鳥インフルエンザH5N1を想定した厳格な対策を緩和した形だ。 しかし、新型はほとんどの人が免疫を持たないため感染しやすく、強毒型でなくても「患者が増えれば一定の割合で重症者や死者が出る」と専門家は口をそろえる。日本感染症学会は「全医療施設が取り組むべき対策を構築しておかねば、助かるべき多数の患者が助からない事態が起こりかねない」としている。

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3.佐賀県で感染者=新型インフル(時事通信),時事通信
RV=75.5 2009/06/27 08:58
キーワード:県,療養

 佐賀県は27日、神埼市に住む20代の会社員男性が新型インフルエンザに感染したと発表した。同県での感染確認は初。県によると、男性は26日夜に遺伝子検査を実施、27日朝に陽性の結果が出た。自宅療養中という。

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1.<新型インフル>スケートショーのロシア人3人が感染 金沢(毎日新聞),毎日新聞
RV=94.7 2009/06/28 11:12
キーワード:県,療養,男女

 金沢市は28日、市内で公演中のフィギュアスケートショーでスケーターやスタッフを務めるロシア人の男女3人が新型インフルエンザに感染したと発表した。ショーには荒川静香さんや安藤美姫さんらも出演している。同日の公演は「出演者は観客と2メートル以内に近付かない」とし、会場に消毒液を置くなどして、予定通り行う。 公演は27〜28日の2日間、同市稚日野(わかひの)町のいしかわ総合スポーツセンターで実施。市によると、3人は20〜30代で、それぞれモスクワとニューヨークから24日に成田空港に到着。羽田空港に移動し、24〜25日に小松空港から専用バスで金沢入りした。27日に38度台の発熱があり、28日に県の遺伝子検査で新型インフルエンザと確認された。市内の宿泊先で療養中で、症状は安定しているという。3人は宿泊先と公演会場以外には外出していない。【澤本麻里子】

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2.高知県で初の感染者=新型インフル(時事通信),時事通信
RV=76.7 2009/06/28 22:42
キーワード:県,療養

 高知県は28日、南国市在住で30代の医療従事者の女性が新型インフルエンザに感染したと発表した。同県での感染確認は初。 県によると、女性は24日に旅行先の米国から帰国。27日に37度以上の熱が出たため、高知市内の発熱外来を受診、28日に遺伝子検査で陽性の結果が出た。現在は症状は落ち着いており、自宅療養中だという。

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3.リトアニア、初の新型インフルエンザ感染を確認(ロイター),ロイター
RV=63.8 2009/06/28 09:17
キーワード:療養,インド

 [ビリニュス 26日 ロイター] リトアニアの保健当局は26日、インドから帰国した船員の男性が、新型インフルエンザ(H1N1型)に感染していることを確認したと発表した。同国で感染が確認されたのは初めて。 この男性は現在自宅療養中で、症状が軽いために入院措置は取られていないという。保健当局では、男性が滞在先のインドで感染したものとみている。 今回の感染確認により、バルト三国すべてで新型インフルエンザの感染が確認されたことになる。

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1.都内の小学校で新型インフル集団感染か(産経新聞),産経新聞
RV=205.8 2009/06/29 22:31
キーワード:都,女子,小学校,同校,児童

 東京都は29日、文京区内の区立小学校に通う女子児童2人(いずれも1年生)の新型インフルエンザ感染を確認したと発表した。同校では28日にも1年生の女子児童1人の感染が判明しており、都は集団感染の疑いがあるとみている。同校は7月3日まで1、2年生の休校措置を取る。

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2.新型インフル、沖縄県で初確認=オーストラリア在住日本人(時事通信),時事通信
RV=130.6 2009/06/29 21:25
キーワード:台湾,県,療養

 沖縄県は29日、オーストラリア在住で観光目的で同県を訪れていた27歳の日本人男性が新型インフルエンザに感染したと発表した。同県での感染確認は初。 県によると、男性は26日、オーストラリアから台湾経由で到着。29日に39度の熱やせきが出るなどしたため、沖縄本島中部の開業医を受診。同日、遺伝子検査で陽性の結果が出た。容体は安定しており、同地域の宿泊施設で療養中という。

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3.インフル感染者の父「会社員」はウソ、市職員だった(読売新聞),読売新聞
RV=88.6 2009/06/29 08:00
キーワード:女子,県

 福島県南相馬市に帰省した東京都の女子予備校生が新型インフルエンザに感染していたことについて、南相馬市が25日に行った記者会見で、女性の父親が同市の課長なのに、「会社員」と発表していたことがわかった。 渡辺一成市長は読売新聞の取材に対し、「職場を明らかにしない方針だったので、人物を特定されないよう、記者の質問に会社員と答えてしまった」と説明した。 県や市によると、女性は22日、熱やせきなどの症状を訴え、23日に迎えに行った両親の乗用車で帰省。24日に遺伝子検査で感染が確認された。家族に症状はないが、課長は30日まで出勤を控えるという。

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1.修学旅行実施へPT=新型インフル対策で−文科省・観光庁(時事通信),時事通信
RV=130.1 2009/06/30 17:27
キーワード:修学旅行,キャンセル,子ども

 新型インフルエンザの影響で修学旅行の中止や延期が相次いだのを受け、文部科学省と観光庁は30日、教育的意義の大きい修学旅行を実施してもらうためのプロジェクトチーム(PT)の初会合を開いた。PTは両省庁の担当課長らで構成。キャンセル代を払って修学旅行を延期、中止した学校に対し、割安な代替旅行の情報提供を旅行業界に働き掛けるなど具体策を検討する。 萩生田光一文科大臣政務官は会合で、「修学旅行は子どもたちにとってかけがえのない学習体験。何としても実施を前提に(取り組むよう)、各自治体や各学校に呼び掛けてもらいたい」と訴えた。

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2.<新型インフル>沖縄で初の感染確認(毎日新聞),毎日新聞
RV=91.1 2009/06/30 01:17
キーワード:台湾,療養

 沖縄県は29日、オーストラリア在住の日本人男性観光客(27)が新型インフルエンザに感染したと発表した。沖縄県の感染確認は初めて。 男性は26日に台湾経由で那覇空港に到着。29日に39度の熱があったため、沖縄本島中部の開業医で診察、検査を受けていた。沖縄県によると、容体は安定しており、宿泊施設の個室で療養中という。

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3.<新型インフル>名古屋学院大が休校延長 感染2人目(毎日新聞),毎日新聞
RV=88.5 2009/06/30 14:24
キーワード:女子,県

 名古屋学院大(名古屋市熱田区)は30日、女子学生(18)=愛知県豊田市=が新型インフルエンザに感染したとして、28日から実施している休校措置を1日延長し、7月3日までとすることを決めた。同大は28日、同県東郷町在住の男子学生が新型インフルエンザに感染していたとして同日から休校にしている。同大で感染者は2人目。

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1.介護施設などにクラスターサーベイランスの協力求める―厚労省(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=120.3 2009/07/01 21:43
キーワード:休業,入所,療養

 厚生労働省老健局は、新型インフルエンザ拡大防止のため、老人ホームなどの社会福祉施設に対して「クラスター(集団発生)サーベイランス」に基づく報告や協力を求める事務連絡を、6月30日付で各都道府県の民生主管部局などにあてて行った。 30日付の事務連絡では、社会福祉施設に対し、「社会福祉施設等における新型インフルエンザ・クラスターサーベイランスの流れ」を示した25日付の事務連絡に沿った対応を求めている。 「クラスターサーベイランス」とは、学校や施設など同一の集団内で複数のインフルエンザ感染者(疑い例を含む)が発生した場合、医師が保健所に連絡し、保健所はその連絡に基づいて、同一の集団内での複数のインフルエンザ感染者の発生を把握するもの。集団発生を早期に発見し、感染拡大を防止するとともに、感染状況の的確な把握を目指す。これまでは個人単位での感染の早期発見を目的に「全数把握」を行ってきたが、今後は医師から保健所への届け出基準を見直す「症例定義」の変更を行った上で、7月中旬にも全数把握からクラスターサーベイランスに移行するとされている。 25日付で示された「社会福祉施設等における新型インフルエンザ・クラスターサーベイランスの流れ」によると、社会福祉施設の施設長などは、入所者や利用者、職員の中にインフルエンザとみられる症状を持ち、嘱託医や主治医による簡易検査の結果、A型ウイルスに陽性反応を示した患者が7日以内に2人以上発生した場合に、保健所に連絡する。保健所は少なくとも1人から検体を採取し、地方衛生研究所でPCR検査を行う。 検査で陽性となり、新型インフルエンザの感染が確定した場合、施設の事業者は感染が拡大しないよう、感染者を自宅で療養させる、施設内で対処するなどの対応を取ることになるという。また、短期入所施設や通所施設を運営する事業者に対しては、都道府県などが臨時休業の要請を行う場合もあるとしている。

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2.新型インフル都内で135人(産経新聞),産経新聞
RV=108.8 2009/07/01 07:56
キーワード:都,女子

 東京都は30日、東京学芸大学付属高校(世田谷区)1年の女子生徒(15)ら計5人の小高生の新型インフルエンザの感染を確認したと発表した。都内では計135人。都によると感染が確認されたのは、女子生徒のほか、いずれも私立海城高校(新宿区)1年の男子生徒(15)ら3人、文京区内の公立小学4年生の女子児童(10)。発熱などの症状が出たため、詳細検査を実施していた。

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3.<新型インフル>島根で初の患者 比から帰国の女性が感染(毎日新聞),毎日新聞
RV=79.2 2009/07/01 18:26
キーワード:県,療養

 島根県は1日、フィリピン旅行から帰国した、松江市に住む自営業の30代女性が新型インフルエンザに感染したと発表した。島根県での患者は初めて。軽症で自宅療養している。一緒に旅行した友人の女性1人に症状はない。 県によると、女性は6月25日からフィリピンに滞在、29日夜に関西国際空港に到着した際、37.7度の発熱やせきの症状があった。自家用車で30日未明に帰宅し、同日夕に発熱外来を受診。簡易検査では陰性だったが遺伝子検査で陽性反応が出た。【御園生枝里】

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1.中国で新型インフル急増―本土で867人、集団感染も(サーチナ),サーチナ
RV=169.3 2009/07/02 12:32
キーワード:台湾,四川,小学校,上海

 中国で新型インフルエンザ感染者が急増している。新華社電によると、7月1日には新たに57人の感染が確認された。うち、北京市は21人、広東省は20人の増加だった。2日午前9時現在、中国本土の新型インフルエンザ感染者は、累計で867人、香港・マカオ(澳門)・台湾を含めた中国圏では1791人になった。 北京市朝陽区の小学校では生徒16人が発熱し1日午後8時までに、2年生と3年生の生徒7人の新型インフルエンザ感染が確認された。広東省広州市でも学校での集団感染が発生している。 浙江省杭州市の病院では1日、治療中の患者1人が死亡した。ただし、直接の死因は新型インフルエンザではない可能性があり、警察などが調査している。  中国本土および香港・マカオ・台湾で2日午前9時までに発表された、新型インフルエンザの地域別感染者数は以下の通り。( )は全快と判断された人数。 広東省268人(37人)/北京市155人(44人)/上海市126人(26人)/福建省84人(36人)/四川省50人(15人)/浙江省37人(2人)/江蘇省26人(1人)湖北省18人(4人)/遼寧省16人(1人)/天津市12人(3人)/山東省12人(3人)/湖南省12人(1人)/広西チワン族自治区9人(0人)/重慶市7人(0人)/海南省6人(3人)/河北省6人(0人)/貴州省5人(5人)/河南省5人(1人)/吉林省4人(0人)/雲南省3人(0人)/安徽省3人(0人)/山西省1人(1人)/江西省1人(1人)/陝西省1人(0人)。 香港828人(164人)/マカオ28人(0人)。 台湾68人(10人)。(編集担当:如月隼人)【関連記事・情報】・新型インフル患者が死亡、原因に不審点−中国(2009/07/02)・新型インフル:検疫・隔離拒絶は最高で懲役7年−中国(2009/06/25)・新型インフル:中国圏で感染者が1000人を突破(2009/06/25)・新型インフル:広東の小学生24人が集団感染−全省111人(2009/06/22)・中国について語ろう!(日本人読者の意見)-サーチナ掲示板

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2.米兵の新型インフル感染確認=比から帰国後発症−沖縄(時事通信),時事通信
RV=134.0 2009/07/02 15:31
キーワード:台湾,県,療養

 沖縄県は2日、米軍牧港補給地区(浦添市)所属で海軍兵の男性(45)が新型インフルエンザに感染したと発表した。県によると、米兵の容体は回復に向かっている。北谷町の米軍基地内の住宅に住んでおり、自宅療養中。同居の妻や、他の米兵に感染は確認されていないという。 県によると、米兵は先月27日、一般の航空機でフィリピンから台湾経由で那覇に到着。29日から発熱の症状を訴え、2日に県衛生環境研究所の遺伝子検査で陽性の結果が出た。

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3.新型インフルで小学校が休校に、全国で初の措置(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=108.7 2009/07/02 19:31
キーワード:小学校,登校,同校

【全州2日聯合ニュース】新型インフルエンザ(H1N1)による初の休校措置が取られた。 全羅北道のある小学校が2日、先月末にオーストラリア・シドニーを訪れた6年生男子児童の感染が確認されたことを受け、父兄・教育庁関係者で非常学校運営委員会を開き、3〜7日を臨時休校にすることを決めた。同校は全校生徒850人で、同日も午前で授業を終え、児童を全員、帰宅させた。 感染した男子児童は、先月末に引率教師2人、同校児童7人とともに現地の姉妹校を訪問。帰国翌日の先月30日に登校したが、発熱、鼻水などの症状が見られたため、保健所で精密検査を行った結果、陽性反応が出た。現在は国家指摘隔離病床で治療を受けている。同行した教師と児童らに疑わしい症状は出ておらず、自宅隔離中だ。 国内で確認された新型インフルエンザ感染患者の数は、2日午前現在227人、現在も隔離治療を受けている患者は45人と集計された。japanese@yna.co.kr

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1.<新型インフル>札幌の男児感染、休校に 北海道で15人目(毎日新聞),毎日新聞
RV=77.3 2009/07/03 10:30
キーワード:療養,小学校

 札幌市保健所は3日、市立清田緑小学校(児童699人)1年の男子児童(7)が新型インフルエンザに感染したと発表した。北海道内の感染確認は15人目。市教育委員会は同小を休校にした。 保健所によると、児童は1日に37.6度の熱が出て、2日夜、感染が確認された。児童は自宅で療養している。 児童に海外渡航歴はない。市保健所は、きょうだいが通う幼稚園で6月27日にあった運動会に参加した際、ほかの参加者から感染した可能性があるとみている。【仲田力行】

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2.新型インフル タミフル耐性検出で大阪府が発表遅れ(産経新聞),産経新聞
RV=75.2 2009/07/03 10:53
キーワード:府,橋下

 抗インフルエンザ薬「タミフル」に耐性を示す遺伝子変異を持つ新型インフルエンザウイルスが大阪府内在住の40代の女性から検出された府の発表で、府は6月18日に遺伝子変異を確認しながら、厚生労働省への報告が7月1日までずれ込んでいたことが3日、分かった。2日深夜から3日未明にかけて会見した府は「検査したうえで確実に耐性ウイルスと分かった時点で発表するつもりだった。公表が遅れ申し訳ない」と陳謝した。 府によると、女性は5月17日に新型インフルエンザと確認された患者の濃厚接触者で、18日からタミフルの予防投与を受けていた。24日に熱や頭痛などを発症、28日に新型インフルエンザと診断。29日に別の治療薬「リレンザ」の投与を受け、同月末には完治した。 府立公衆衛生研究所で6月18日に遺伝子変異を確認。しかしウイルス自体が変異しているかどうかを調べる手法の検討に時間がかかり、厚生労働省への報告は7月1日にずれ込んだ。同省からの指摘で、2日深夜に急遽(きゆうきよ)会見を開いた。 庁内での報告も担当課長までにとどまり、橋下徹知事にも2日夜まで事態が伝わっていなかったという。

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3.新型インフル 国内初、タミフル耐性ウイルス確認(産経新聞),産経新聞
RV=74.2 2009/07/03 07:57
キーワード:府,教諭

 厚生労働省は2日、新型インフルエンザに感染した大阪府豊中市に住む40代の女性教諭から、抗ウイルス薬「タミフル」に耐性を示すウイルスが確認されたと発表した。 タミフル耐性ウイルスは6月29日にデンマークで見つかったが、国内で確認されたのは初めて。厚労省は「今のところ広がりの心配はなく、毒性に影響を及ぼすものではない」と冷静な対応を呼びかけている。 厚労省によると、女性教諭は別の患者の濃厚接触者だったため、5月18日から10日間、タミフルの予防投与を受けた。しかし、同月29日に新型インフルエンザを発症。もう一つの抗ウイルス薬「リレンザ」を処方され、現在は回復しているという。女性から他への幹線は確認されていない。 大阪府は6月18日にタミフルへの耐性を示す遺伝子変異を確認したが、発表しなかった。府は「1日に厚労省に報告したら、すぐ発表するよういわれた」と説明している。 厚労省によると、タミフルを使用した場合、耐性ウイルスは一定の確率(0・4〜4・0%)で発生するが、耐性ウイルスが人から人へと感染することはまれだという。ただ、人から人へ感染が広がると、ほとんどの新型ウイルスが耐性を持つ可能性もあり、厚労省は「注意深く動向を見守る必要はある」としている。

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1.<新型インフル>タイから帰国の女子学生が感染 愛知県立大(毎日新聞),毎日新聞
RV=162.9 2009/07/04 14:21
キーワード:女子,県,タイ,7月,学生

 愛知県立大学は、女子1年生(18)が新型インフルエンザに感染したため、同県長久手町の長久手キャンパスを3日から7日まで、臨時休校にした。学生は6月下旬、タイを旅行。7月1日に発熱、3日の検査で陽性となった。

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2.大阪府が私立高で大規模抗体検査 感染ルート解明へ(産経新聞),産経新聞
RV=102.3 2009/07/04 19:38
キーワード:府,大倉,茨木

 新型インフルエンザに感染しながら発症していない「不顕性(ふけんせい)感染者」を特定して、詳細な感染ルートを解析するため、大阪府が集団感染が起きた府内の私立高校で抗体検査を実施することが4日、分かった。 200人程度の生徒や保護者らを対象に8月にも実施する計画。府によると、発症していない人に対するこうした規模の抗体検査は全国初という。得られたデータは、秋以降に懸念される新型インフルエンザの「第2波」に向けた行動計画に反映させる。 対象校は、計111人の生徒と家族、教員が感染した関西大倉高校(大阪府茨木市)。 今回発症が確認されなかった人を対象に、ウイルスに感染すれば免疫作用によって作られる血清中の抗体の有無を調査。日ごろの行動ルートなどと合わせて解析することで、ウイルスがどのように広がっていったかを把握することを目指す。府立公衆衛生研究所の職員が学校に出向くなどして採血する。 学校側は「保護者側の了解が得られれば協力する」との意向を示しており、今月3日、検査への理解を求める文書を配布したという。 府健康医療部の担当者は「一定規模の集団で不顕性感染者を対象に調査をすれば、実際の感染の規模はかなり正確に把握できる」と説明。一方、過去の感染が明らかになり混乱が広がることへの懸念から「あくまで任意の調査であり、生徒や保護者が同意していることが前提」としている。

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3.中国初のインフル死者、実は感電死だった(産経新聞),産経新聞
RV=36.7 2009/07/04 17:50
キーワード:上海

 4日付の上海紙、東方早報によると、中国浙江省杭州市の病院で新型インフルエンザ感染が確認され、その後、病院内で死亡した女性患者(34)の死因が「感電」によるものだったことが分かった。 中国本土で初の新型インフルによる死者と疑われていた。この女性患者は6月23日に入院したが、発熱も収まって症状は回復していた。しかし今月1日に病室の洗面所で死亡しているのが見つかったため、同市警察当局や衛生当局が死因を調べた結果、シャワーを浴びている最中に病院内の電気回路が漏電、感電死したことが分かった。 患者の死に疑念をもった遺族ら50人以上が病院に押しかけ、投石などで抗議したため、建物の一部や救急車に被害が出た。(上海 河崎真澄)

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1.<新型インフル>中国本土で激増、感染1000人超える(サーチナ),サーチナ
RV=159.1 2009/07/05 23:46
キーワード:台湾,四川,上海,福建

 中国で新型インフルエンザ感染者が急増している。中国本土で発表された感染者数は5日午後8時10分までに感染者が1042人、香港・マカオ(澳門)・台湾を含めた中国圏では2000人を超えた。最近になり学校などでの、国内感染が増えだした。  中国本土および香港・マカオ・台湾で5日午後8時10分までに発表された新型インフルエンザの地域別感染者数は以下の通り。( )は全快と伝えられた人数。 広東省304人(37人)/北京市201人(112人)/上海市169人(26人)/福建省93人(36人)/四川省52人(15人)/浙江省54人(2人)/江蘇省30人(1人)湖北省19人(4人)/遼寧省20人(1人)/天津市14人(3人)/山東省13人(3人)/湖南省12人(1人)/広西チワン族自治区11人(0人)/重慶市7人(0人)/海南省6人(3人)/河北省7人(0人)/貴州省5人(5人)/河南省10人(1人)/吉林省4人(0人)/雲南省3人(0人)/安徽省5人(0人)/山西省1人(1人)/江西省1人(1人)/陝西省1人(0人)。 香港927人(164人)/マカオ54人(0人)。 台湾71人(10人)。 中国本土で感染者発生が確認されていないのは、黒龍江省、内モンゴル自治区、新疆ウイグル自治区、甘粛省、寧夏回族自治区、青海省、チベット自治区。(編集担当:如月隼人)

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2.<新型インフル>「タミフル耐性」公表せず論文投稿 大阪府(毎日新聞),毎日新聞
RV=131.7 2009/07/05 20:48
キーワード:府,橋下,試験,知事

 大阪府内の新型インフルエンザ患者からインフルエンザ治療薬「タミフル」に耐性を持つウイルスが検出された問題で、府立公衆衛生研究所(公衛研)が、耐性を示す遺伝子変異を確認後も2週間公表せず、先に論文を米医学誌へ投稿したことが分かった。高橋和郎・公衛研副所長は「変異が見つかった段階で速やかに公表すべきだった。功名心で投稿を急いだのではない」と釈明している。 公衛研は6月18日、患者のウイルスからタミフル耐性を示す遺伝子変異を発見。22日に府健康医療部へ報告し▽耐性の確定には「薬剤耐性試験」が必要▽遺伝子変異についての論文を執筆中−−と伝え、同部は試験後に公表する方針を決めた。 今月1日、その話を知った国立感染症研究所関係者に公表を促され、府は試験結果を待たず厚生労働省へ連絡、2日深夜に発表した。論文は既に6月24日、米医学誌「エマージング・インフェクシャス・ディジージズ」へ投稿済みだった。高橋副所長は「専門家向けの雑誌なので確定前の情報も報告に値すると考えた」と話す。論文には試験は未実施と明記しているという。 橋下徹知事は5日、滞在中の松山市で記者団に「府民に論文執筆のために公表を遅らせたとみられても仕方がない。まずは反省し、情報公開のあり方を庁内に指示しなければならない」と話した。 厚労省新型インフルエンザ対策推進本部は「事実を確認しておらずコメントは控えたい」としている。【曽根田和久、福田隆】

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3.非発症者を抗体検査 新型インフル、感染経路解析(産経新聞),産経新聞
RV=106.3 2009/07/05 07:56
キーワード:府,大倉,茨木

 新型インフルエンザに感染しながら発症していない「不顕性(ふけんせい)感染者」を特定して、詳細な感染ルートを解析するため、大阪府が集団感染が起きた茨木市の関西大倉高校で抗体検査を実施することが4日、分かった。 200人程度の生徒や保護者らを対象に8月にも実施する計画。府によると、発症していない人に対するこうした規模の抗体検査は全国初という。 得られたデータは、秋以降に懸念される新型インフルエンザの「第2波」に向けた行動計画に反映させる。 今回発症が確認されなかった人を対象に、ウイルスに感染すれば免疫作用によって作られる血清中の抗体の有無を調査。日ごろの行動ルートなどと合わせて解析することで、ウイルスがどのように広がっていったかを把握することを目指す。府立公衆衛生研究所の職員が学校に出向くなどして採血する。 学校側は「保護者側の了解が得られれば協力する」との意向を示しており、今月3日、検査への理解を求める文書を配布したという。 府健康医療部の担当者は「一定規模の集団で不顕性感染者を対象に調査をすれば、実際の感染の規模はかなり正確に把握できる」と説明している。 一方、過去の感染が明らかになり混乱が広がることへの懸念から「あくまで任意の調査であり、生徒や保護者が同意していることが前提」としている。

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4.大規模抗体検査実施へ=新型インフル集団感染の高校で−大阪府(時事通信),時事通信
RV=106.3 2009/07/05 16:08
キーワード:府,大倉,茨木

 秋以降に予想される新型インフルエンザの第2派に備え、5月に約90人の集団感染が発生した私立関西大倉高校(大阪府茨木市)の生徒や保護者ら約200人を対象に、感染した際に作られる血清中の抗体の有無を調べる検査を大阪府が実施することが5日、分かった。府によると、新型インフルエンザに伴う今回のような大規模検査は全国でも初めて。 今回の検査で、ウイルスに感染しながらも熱など表向きの症状が出ていない「不顕性感染者」が新たに特定されることになり、従来のデータよりも正確な感染ルートや感染規模が解明できるという。府は現在、秋冬に向けて新型インフルエンザ行動計画を改定中で、「検査結果をできるだけ反映させたい」(健康医療部)としている。

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1.小学校で集団感染か=新型インフル−さいたま市(時事通信),時事通信
RV=142.7 2009/07/06 20:07
キーワード:校長,小学校,同校,児童

 さいたま市は6日、市立与野本町小学校(さいたま市中央区、秋山正光校長)に通う3年生の男女児童が新型インフルエンザに感染したと発表した。同校では2人以外にも、児童5人が簡易検査でA型陽性。発熱を理由に欠席している生徒も5人おり、集団感染の可能性も疑われるという。 市によると、2人は同じクラス。このクラスでは2人のほかに1人がA型陽性、3人が発熱で欠席している。2人の容体は安定しているという。

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2.<仙台市長選>岩崎氏、届け出名「ドクターいわさき」に(毎日新聞),毎日新聞
RV=60.9 2009/07/06 20:22
キーワード:診療,選挙

 任期満了に伴う仙台市長選(12日告示、26日投開票)に向け、仙台市副市長の岩崎恵美子氏(65)が6日、無所属での出馬を表明した。岩崎氏は感染症対策の専門家で、元厚生労働省仙台検疫所長。新型インフルエンザの軽症患者を地域の診療所が診察する「仙台方式」を国に先駆けて整備してきた。医師であることを強調するため、選挙管理委員会への届け出名を「ドクターいわさき」にする考えを示した。 同市長選には岩崎氏を含め、新人5人が出馬表明。今年3月に現職との路線対立を理由に副市長を辞任した奥山恵美子氏(58)もおり、岩崎氏は現職を支え続けた点で「私は奥山さんとは違う」と強調。「副市長」や「恵美子」と肩書や名前が重なる点を考慮し、「混乱を避けるためにも『ドクターいわさき』で届け出たい」と述べた。同市長選にはほかに、市議の渡辺博氏(59)▽前市議の柳橋邦彦氏(68)▽障害者雇用企業経営の佐藤崇弘氏(29)が立候補の意向を表明している。 市選挙管理委員会は届け出名について「通称名の簡略化ならば問題はないが、実際に届け出があったわけではないので何とも言えない」と戸惑っている。【高橋宗男】

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3.仙台市長選 岩崎氏、届け出名「ドクターいわさき」に(毎日新聞),毎日新聞
RV=60.9 2009/07/06 21:44
キーワード:診療,選挙

 任期満了に伴う仙台市長選(12日告示、26日投開票)に向け、仙台市副市長の岩崎恵美子氏(65)が6日、無所属での出馬を表明した。岩崎氏は感染症対策の専門家で、元厚生労働省仙台検疫所長。新型インフルエンザの軽症患者を地域の診療所が診察する「仙台方式」を国に先駆けて整備してきた。医師であることを強調するため、選挙管理委員会への届け出名を「ドクターいわさき」にする考えを示した。 同市長選には岩崎氏を含め、新人5人が出馬表明。今年3月に現職との路線対立を理由に副市長を辞任した奥山恵美子氏(58)もおり、岩崎氏は現職を支え続けた点で「私は奥山さんとは違う」と強調。「副市長」や「恵美子」と肩書や名前が重なる点を考慮し、「混乱を避けるためにも『ドクターいわさき』で届け出たい」と述べた。同市長選にはほかに、市議の渡辺博氏(59)▽前市議の柳橋邦彦氏(68)▽障害者雇用企業経営の佐藤崇弘氏(29)が立候補の意向を表明している。 市選挙管理委員会は届け出名について「通称名の簡略化ならば問題はないが、実際に届け出があったわけではないので何とも言えない」と戸惑っている。【高橋宗男】

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1.国内での新型感染者が1852人に(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=149.8 2009/07/07 19:00
キーワード:府,小学校,中学校,幼稚園,学級

 新型インフルエンザの国内での感染者数が、7月7日午前11時現在で1852人となった=表=。6日午前11時の時点から88人増加した。空港での「水際対策」で確認された20人を含む感染者数は1872人。【「7月7日午前11時現在の新型インフルエンザ感染確定者数」詳細】 この週末から感染者が急増している大阪府では、この間にも26人の感染が新たに確認された。3日午前11時からの増加は97人。府の担当者は、「小学校、中学校、高校などで複数の集団発生が起こっている」と説明している。ただ、休校は幼稚園1校、高校1校の計2校にとどまっており、多くは学級閉鎖や学年閉鎖で対応しているという。

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2.<新型インフル>渡航警告解除、メキシコツアー再開−中国(サーチナ),サーチナ
RV=54.6 2009/07/07 21:30
キーワード:再開,解除

<新型インフル>渡航警告解除、メキシコツアー再開−中国7月7日21時30分配信サーチナ中国国家観光局はこのほど、メキシコでの新型インフルエンザ感染拡大状況に緩和が見られたとして、「メキシコ観光警告の解除に関する通知」を正式に発表した。

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3.<新型インフル>渡航警告解除、メキシコツアー再開−中国(サーチナ),サーチナ
RV=54.6 2009/07/07 21:30
キーワード:再開,解除

 中国国家観光局はこのほど、メキシコでの新型インフルエンザ感染拡大状況に緩和が見られたとして、「メキシコ観光警告の解除に関する通知」を正式に発表した。関連写真:そのほかの新型インフルエンザに関する写真(1767件) これにより2カ月余り停止されていた旅行・観光業者のメキシコツアー業務が再開されることとなった。(CNSPHOTO)

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1.さあ関西へ修学旅行 専用新幹線が運行再開(産経新聞),産経新聞
RV=251.7 2009/07/08 15:45
キーワード:修学旅行,女子,キャンセル,京都,再開,中学

 新型インフルエンザの影響で関西方面への修学旅行中止が相次ぎ、運行を取りやめていたJR東海の修学旅行用団体専用新幹線が8日、運行を再開した。 5月に関西地方で新型インフルエンザが流行したことで、743校が団体専用新幹線をキャンセル。5月19日から運行中止に追い込まれていたが、インフルエンザの終息宣言で今回、再開した。 JR東京駅では午前8時ごろ、出発式が行われ、埼玉、千葉両県の公立中学5校の生徒約870人が京都に向かう運行再開第1号に笑顔で乗り込んだ。 千葉県浦安市立日の出中学の女子生徒(14)は「雨模様が残念ですが、マスクを着けたり、行動が制限されたりするのに比べると苦ではない」と話していた。 団体専用新幹線には1日現在で692校が再び利用を申し込んでおり、9月にかけて運行する。

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2.<修学旅行>延期だった関西方面へ出発 東京駅から新幹線で(毎日新聞),毎日新聞
RV=170.6 2009/07/08 11:01
キーワード:修学旅行,キャンセル,京都,中学

 新型インフルエンザの影響で修学旅行が取りやめになっていた中学生向けに、JR東海が8日、東海道新幹線の団体専用列車の運行を始めた。中学生約970人が東京発京都行きの新幹線で、思い出づくりの旅へ出発した。 JR東京駅ホームで開かれた出発式で、埼玉県八潮市立大原中の我孫子千秋さん(3年)が「5月に延期されてからずっと心配だったので、うれしい。行ってまいります」とあいさつ。大きなカバンを抱えた埼玉、千葉両県の中学計5校の生徒が午前8時過ぎ、元気良く新幹線に乗り込んだ。 同社によると、関西方面で新型インフルエンザが広がった5月以降、計743校分のキャンセルが発生。その後徐々に予約を取り直す学校が増え、うち692校が7〜9月に修学旅行を実施する見込みで、計71本の専用列車の運転を予定している。【青木純】

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3.修学旅行 延期だった関西方面へ出発 東京駅から新幹線で(毎日新聞),毎日新聞
RV=170.6 2009/07/08 11:19
キーワード:修学旅行,キャンセル,京都,中学

 新型インフルエンザの影響で修学旅行が取りやめになっていた中学生向けに、JR東海が8日、東海道新幹線の団体専用列車の運行を始めた。中学生約970人が東京発京都行きの新幹線で、思い出づくりの旅へ出発した。 JR東京駅ホームで開かれた出発式で、埼玉県八潮市立大原中の我孫子千秋さん(3年)が「5月に延期されてからずっと心配だったので、うれしい。行ってまいります」とあいさつ。大きなカバンを抱えた埼玉、千葉両県の中学計5校の生徒が午前8時過ぎ、元気良く新幹線に乗り込んだ。 同社によると、関西方面で新型インフルエンザが広がった5月以降、計743校分のキャンセルが発生。その後徐々に予約を取り直す学校が増え、うち692校が7〜9月に修学旅行を実施する見込みで、計71本の専用列車の運転を予定している。【青木純】

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1.[タイ]新型インフル感染者が約3000人に、さらに2人が死亡(サーチナ),サーチナ
RV=81.2 2009/07/09 20:12
キーワード:タイ,試験,学生

 タイ保健省は本日(9日)、タイ国内で新型インフルエンザ感染者が前日から221人増加し、2925人となったことを明らかにした。また新たにバンコク都内で新型インフルエンザによる死者2人が確認されたという。 死亡した1人は、バンコク都内警察署勤務の52歳の男性で感染元は不明。もう1人は高校2年生の男子学生で、チュラロンコーン大学の入学試験の際に感染したものとみており、同じ入学試験会場にいた学生十数人も現在病院に入院中だという。(情報提供:タイ株ポータル&海外投資SNS・タイランド通信)

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2.新型インフルエンザ、サービス業などで影響大 大阪信金など調査(産経新聞),産経新聞
RV=45.0 2009/07/09 21:36
キーワード:尼崎,府内

 大阪信用金庫と大阪東信用金庫は9日、それぞれ新型インフルエンザが取引先の中小企業に与えた影響の調査結果を発表した。緊急時の事業継続計画の策定状況について、大阪信金の調査では「策定しておらず、緊急時の態勢もできていない」が62・0%、大阪東信金の調査でも「策定しない」と「わからない」という回答の合計が65・3%に達し、秋以降に新型インフルエンザが蔓延(まんえん)し、長期化するような事態になった場合に不安を残す結果となった。 大阪信金は大阪府内と兵庫県尼崎市内の取引先1356社に、大阪東信金は東大阪市や八尾市など大阪府東部を中心にした取引先900社を対象に調査を実施した。 今回の新型インフルエンザの感染拡大が、自社に「影響があった」と回答した企業の割合は大阪信金調査で60・0%、大阪東信金調査では17・8%と差が出たが、これは設問に微妙な違いがあったためとみられ、業種別では不特定多数の人と接するサービス業や小売業で高い割合となった点は共通していた。

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3.夏休みの予想利用客、9%減=景気低迷や新型インフルで−成田空港(時事通信),時事通信
RV=37.4 2009/07/09 18:33
キーワード:前年,ピーク

 成田国際空港会社は9日、今年の夏休み期間(7月16日〜8月31日)中の成田空港の利用客数が前年同期比9.0%減の336万7700人になるとの推計を発表した。景気低迷による消費減退や、新型インフルエンザの流行で旅行を控える人が増えると予想されるためという。 内訳は、出国が174万2400人(前年同期比7.9%減)、入国は162万5300人(同10.1%減)。出国ピークは8月8日で4万7300人、入国ピークは同15日で4万3000人。 

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1.学校休業、近畿で統一基準策定へ 舛添厚労相「ワクチン2000万人分輸入」(産経新聞),産経新聞
RV=251.1 2009/07/10 23:25
キーワード:神戸,休業,京都,橋下,井戸,堺,要望

 秋以降に懸念される新型インフルエンザの第2波に備え、感染が相次いだ近畿地方の知事や市長と舛添要一厚生労働相の意見交換会が10日、大阪府庁で開かれた。舛添厚労相は、来春の時点で国内で約2000万人分のワクチンが不足するとの見通しを示し、この分を海外から輸入する方針を明らかにした。また近畿の自治体間では、学校の休業要請に関する統一基準を設けることなどを申し合わせた。 意見交換会には近畿6府県の知事と大阪、堺、京都、神戸の4政令市長が参加した。 舛添厚労相は意見交換の後の会見で「年明けの3月までに約5300万人分のワクチンを用意しなければならない」としたうえで、「この時期までには国内で約3000万人分用意できる。残りの2000万人分くらいは海外からの輸入するよう、財源的な手当てをしたい」と表明。「近く専門家に判断を求め、今月中に結論を出す」と述べた。 また、意見交換会では、京都府の山田啓二知事は、計111人が発症した大阪府茨木市の私立高校に京都府内から多くの生徒が通っていることを挙げ、「行政区分に縛られた取り組みでは強毒性の場合には対応できない」と強調。 他の知事らからも自治体間の連携を訴える声が相次ぎ、学校への休業要請や患者への対応の基準を共有することや、風評被害の防止・回復の取り組みを共同で実施することなどが決まった。 このほか、兵庫県の井戸敏三知事らが「社会活動を制限する場合の法的根拠を明確に示し、補償制度も整えてほしい」と舛添厚労相に要望。一方で大阪府の橋下徹知事は「医療機関への補償は必要だが、市民に対しては『補償できない』という姿勢を示すべきではないか」との見解を示した。

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2.新型インフル、メッセージは早く=舛添厚労相と首長ら意見交換−大阪(時事通信),時事通信
RV=175.0 2009/07/10 20:48
キーワード:休業,京都,橋下,井戸,要望

 新型インフルエンザ対策をめぐり、舛添要一厚生労働相と近畿6府県、4政令市の首長による意見交換会が10日、大阪府庁で開かれた。首長側からは「国からのメッセージは早く強く明確に」(橋下徹大阪府知事)など要望が相次いで出され、舛添厚労相は今回起きた兵庫県や大阪府などでの感染の状況をケーススタディーと位置付け、対応策を検討する考えを示した。 首長らからはこのほか「医療関係者に対する従事命令など、法的な根拠を確立してほしい」(井戸敏三兵庫県知事)、「何の補償措置もなく秋冬に向け対策に取り組むのは難しい」(山田啓二京都府知事)などの意見が出された。また、秋以降の第2波襲来に備え、学校の休業要請や風評被害対策などについて近畿圏で足並みをそろえることで一致した。

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3.橋下知事会見一問一答「行政の長は政治家たるべき」(産経新聞),産経新聞
RV=78.2 2009/07/10 01:55
キーワード:府,橋下

 9日の定例会見での橋下徹知事の主な発言(要旨)は次の通り。 【冒頭】新型インフルエンザが「第2の山」を迎えた。大阪でも6月下旬から感染者が増え、府南部を中心に集団発生も起きている。安心、安全というメッセージを発する前に、まだ慎重に吟味しなければならない。(箕面市と大阪市を結ぶ)箕面グリーンロードで20日から、普通車の通行料金を600円から400円、軽自動車を500円から350円に引き下げる社会実験をする。これを機会に府民に利用してほしい。 【質疑】 −−上京して各政党に地方分権改革構想を示した手応えは 「地域主権を本気で実現しようとするなら、決定権を地域に与えることが大本命だ。(党側が受け入れるかどうかは)本当に地域主権を考えているかどうかの試金石になる」 −−知事はそう訴えるが、他の知事たちはどうか 「僕とか東国原英夫宮崎県知事のように『行政の長は政治家なんだ』という知事は、ある意味失格なのかもしれない。そういうことは国会議員に任せて、淡々と行政運営をするべきというのがほとんどの知事の考え方だが、僕は政治家たるべきだと思っている」 −−首長連合のメンバーは今後も増やしていくのか 「各首長が声をかけてくれている。ただ、メンバーが自民、公明、民主のどっちよりかのバランスをとっておかないと。(党派性の強い組織だと)疑われてしまう」

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1.新型インフル 米感染、100万人か(産経新聞),産経新聞
RV=111.6 2009/07/11 07:57
キーワード:試験,接種,知事,波

 【ワシントン=山本秀也】米政府は9日、セベリウス厚生長官ら閣僚や州知事、公衆衛生の専門家を交えた全米規模の新型インフルエンザ(H1N1)対策会議をワシントン近郊の国立衛生研究所(NIH)で初めて開催した。席上、セベリウス長官らは、臨床試験で新型ワクチンの効果や安全性が確認できれば1億回分を目標に生産を急ぎ、10月中旬から接種を開始できる−との見通しを表明した。 会議の冒頭、オバマ大統領が訪問先のイタリアからインターネット回線を通じて演説し、「パニックに陥ることなく、警戒と準備を進めたい」と述べ、地方行政当局にワクチン接種計画の準備を急ぐよう求めた。新型インフルエンザのワクチンは、医薬品の認可にあたる米食品医薬品局(FDA)が今月23日の会合で臨床試験の準備手続きを進め、8月に開始する計画だ。 セベリウス長官は、「(米国内ですでに)推計100万人」が感染した可能性があるとして、感染拡大の新たな波が予想される今年秋に向け、「最悪の事態」に備えるよう訴えた。 世界保健機関(WHO)では、今月6日現在の集計で、米国の感染者数を約3万3900人、死者を170人としている。

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2.感染症法見直しを検討=知事権限を強化、新型インフル対策−舛添厚労相(時事通信),時事通信
RV=98.9 2009/07/11 19:52
キーワード:神戸,知事,運用

 舛添要一厚生労働相は11日、新型インフルエンザ対策のため「現在の感染症法の体系全体を見直す作業が必要だ」と述べ、住民避難の権限を都道府県知事に付与した国民保護法を援用するなど、知事の総合調整能力を高める方向で検討する意向を表明した。視察のため訪れた神戸市で、兵庫県の要請に対して答えた。 現在は、厚労大臣の宣言に基づき、行動計画に定められた対策を講じる仕組みだが、舛添厚労相は「大臣が宣言しなくてもできるようにすると、柔軟運用も法律に縛られずにやれる」と述べた。 さらに「病原性が高いか低いかで行動計画を作り直す前にそっちをやらないといけない。政局はこういう状況だが粛々と考えなければならない」との認識を示した。

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3.米の新型インフル死者、200人突破(読売新聞),読売新聞
RV=81.3 2009/07/11 10:25
キーワード:試験,接種,妊婦

 【ケープカナベラル(米フロリダ州)=山田哲朗】米疾病対策センター(CDC)は10日、米国の新型インフルエンザ感染者が、今月2日の前回集計より3344人増えて3万7246人、死者が41人増えて211人になったと発表した。 米政府は8月の臨床試験の結果を踏まえ、早ければ10月中旬に新型用ワクチンの接種を始める準備を進めている。 高齢者は感染しにくいと見られるため、子供や持病のある人、医療従事者、妊婦などの高リスク集団を優先的に接種する方針だ。

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1.<新型インフル>三重で新たに4人感染 小中学生と教員(毎日新聞),毎日新聞
RV=261.5 2009/07/12 02:09
キーワード:女子,小学校,県,中学校,女児,児童,愛知,容体,県内

 三重県は11日、同県東員町立城山小学校に通う6年生女児2人と40代の男性教員1人、愛知県内の中学校に通う三重県桑名市在住の2年生女子(14)の計4人が新型インフルエンザに感染したと発表した。4人とも容体は安定しているという。 県によると、城山小では、ほかにもインフルエンザのような症状を訴えている児童が44人おり、13〜17日まで休校と決めた。女子生徒の通う中学校は、すでに新型インフルエンザ感染者が出ており休校中という。 4人はそれぞれ、11日に医療機関を受診。簡易検査でインフルエンザ陽性反応があり、県が詳しく検査して感染を特定した。【岡大介】

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1.大阪府、すべての医療機関で新型インフル受け入れへ(産経新聞),産経新聞
RV=91.7 2009/07/13 11:38
キーワード:診療,再開,原則

 大阪府の新型インフルエンザ対策本部会議は13日、発熱相談センターを経由して発熱外来で受診するという強毒性に対応した従来の診療の仕組みを改め、発症の疑いのある患者を原則すべての医療機関で受け入れることを決めた。特定の病院に限っていた重症者の入院先も一般医療機関に拡大する。14日から施行する。 これに伴い府庁と保健所に設けている発熱相談センターは今月21日にいったん閉鎖。強毒性インフルエンザの流行が懸念される段階になれば再開する。

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2.新型インフル全医療機関で診療 大阪(産経新聞),産経新聞
RV=91.7 2009/07/13 15:28
キーワード:診療,再開,原則

 大阪府の新型インフルエンザ対策本部会議は13日、発熱相談センターを経由して発熱外来で受診するという強毒性に対応した従来の診療の仕組みを改め、発症の疑いのある患者を原則すべての医療機関で受け入れることを決めた。特定の病院に限っていた重症者の入院先も一般医療機関に拡大する。14日から施行する。 これに伴い府庁と保健所に設けている発熱相談センターは今月21日にいったん閉鎖。強毒性インフルエンザの流行が懸念される段階になれば再開する。

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3.90歳以上が抗体保有か=新型インフル−東大など(時事通信),時事通信
RV=89.4 2009/07/13 23:02
キーワード:接種,教授,増殖,高齢

 東京大医科学研究所の河岡義裕教授らの研究チームは、90歳以上の高齢者は新型インフルエンザに対する抗体を持っている可能性が高いが、それより若い世代はほとんど持っていないことを明らかにした。論文は13日付の英科学誌ネイチャー(電子版)に掲載された。 河岡教授らは、マウスやカニクイザルなどのモデル動物を使い、新型インフルエンザウイルスの増殖性や病原性を調査。通常のインフルエンザに比べて肺での増殖効率が高く、重篤な症状を引き起こしやすいことが分かった。 さらに、新型ウイルスが登場する以前の1999年に採取された血清を使い、新型ウイルスへの抗体を調べたところ、スペイン風邪が流行した1918年以前に生まれた世代のみ、抗体を保有していた。 また、研究チームは、抗インフルエンザ薬タミフルや、現在開発中の抗ウイルス薬が新型ウイルスに効くかどうかも試し、いずれもウイルスの増殖を抑制できることも明らかにした。 一方、国立感染症研究所の小田切孝人インフルエンザウイルス研究センター第1室長は13日、70〜100歳代の高齢者30人の血液を調べたところ、4割に当たる12人が、新型インフルエンザに対する抗体を持っていたと発表した。過去に今回と似たウイルスに感染した可能性があるという。 20〜30歳代の30人では、抗体があったのは1人だけだった。また、季節性インフルエンザのワクチンの接種後も抗体反応は強まらないと分かった。季節性ワクチンは、新型には効果がないとみられる。

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1.<新型インフル>軍事キャンプで123人集団感染か―中国(サーチナ),サーチナ
RV=74.7 2009/07/14 18:42
キーワード:校長,同校

 広東省広州の地元紙「羊城晩報」によると、同市内の黄埔青少年軍校が主催した青少年を対象とする夏季軍事キャンプで123人が発熱し、一部の生徒が新型インフルエンザに感染していたことが14日までに分かった。 黄埔青少年軍校は、孫文が1924年に設立した黄埔軍官学校の跡地を利用して1996年に開校した。小学生から大学生までを対象に軍事教育を行い、国防意識を高めると同時に精神力や体力を向上させることを目的としている。 夏季軍事キャンプは毎年人気が高い催しで、同校所在地の長洲島で行われている。2009年は7月5日に始まり、計1300人程度が参加した。他の組織が行う同様の催しを含め、長洲島には青少年約2000人が集まった。 キャンプが始まってすぐに発熱などの症状を示す生徒が出はじめた。発熱者は合計123人にのぼり、一部の生徒が新型インフルエンザに感染していることが確認された。 黄埔青少年軍校はキャンプの中止を決めた。約500人の生徒が保護者に引き取られたという。ほとんどの生徒は症状がおさまったが、熱が引かない生徒9人が、長洲島内の病院に入院している。 黄埔軍官学校は蒋介石が校長を務めたことで知られる。開校当時は国民党と共産党が良好な関係を保っていた第一次国共合作期だったので、周恩来が政治部副主任、葉剣英が教授部副主任を務めるなど、共産党の中核メンバーも参加していた。(編集担当:如月隼人)

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2.新型インフル予防ワクチン、1300万人に接種へ(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=61.2 2009/07/14 13:10
キーワード:大会,接種

【ソウル14日聯合ニュース】政府はこの冬の新型インフルエンザ大流行の可能性に備え、健康弱者を中心に1336万人に予防ワクチンの接種を行うことを決めた。企画財政部が14日に明らかにした。 対象となるのは子ども、高齢者、妊産婦など420万人、集団生活で感染が懸念される小中学生750万人、軍人66万人、防疫医療関係者・消防・警察など対応要員100万人。ワクチン購入費は1748億ウォン(約125億円)で、保健福祉家族部、教育科学技術部、行政安全部、国防部、地方自治体の予算1193億ウォンを優先活用し、残りは一般会計予備費から支出する。 企画財政部関係者は、国内ワクチン製造メーカーと協議し、適正量の確保を誘導すると話している。 一方、国内の新型インフルエンザ(H1N1)感染者数は延べ500人を超えている。保健福祉家族部中央インフルエンザ対策本部は14日、集団感染が発生した国内の国際合唱大会参加者の中からさらに29人の感染者が出るなど、新たに40人の感染者が確認されたと明らかにした。 現在、延べ535人の感染者のうち173人が隔離治療を受けている。

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3.<新型インフル>学生2人が感染 名古屋学芸大が休校(毎日新聞),毎日新聞
RV=47.6 2009/07/14 14:10
キーワード:女子

 名古屋学芸大学(愛知県日進市)は、女子1年生2人(いずれも18歳)が新型インフルエンザに感染したため、14日から16日まで臨時休校とすることを決めた。

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1.国内の新型感染者が3千人超す(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=91.0 2009/07/15 19:29
キーワード:福岡,接種,累計

 新型インフルエンザの国内での感染者数が、7月15日午前11時現在で3124人となった=表=。14日午前11時の時点から230人増加し、3000人を超えた。空港での「水際対策」で確認された25人を含む感染者数は3149人。【「7月15日午前11時現在の新型インフルエンザ感染確定者数」詳細】 国内で初の感染が確認されたのは5月16日。大阪府と兵庫県で学生を中心とした集団感染が起こり、23日までの最初の一週間で316人の感染が確認されたが、休校措置を取ると感染拡大は収まり、6月上旬は連日1ケタの増加にとどまった。しかし、6月中旬ごろから福岡市、千葉県船橋市など各地で集団感染が起こり、一日20人前後の感染が新たに確認されるようになった。その後、一日の感染者数は6月下旬が50人前後、7月上旬が100人以上、この2日間は200人以上と増え続けている。累計の感染者数を見ても、1000人に達したのが6月26日で、以後1500人になるまでが7日間、2000人が6日間、2500人が4日間、3000人が2日間で、増加のペースは上がっている。 厚生労働省健康局結核感染症課の江浪武志課長補佐は15日の記者会見で、「心配な現象ではあるが、著しく患者が増えているという状況ではない」と指摘。患者が急速に増加する状態の目安として、定点医療機関当たり1例を超える「週5000人」を挙げた。 厚労省は月末までに感染者の全数把握を廃止し、集団発生の場合にのみ届け出を要する「クラスターサーベイランス」に移行する方針だ。■ワクチン製造は20日から ワクチンについては、14日付で製造開始を依頼する文書を国内4メーカーに送付しており、20日から製造を開始する。難波吉雄・新型インフルエンザ対策推進室長が15日の会見後、記者団に対して明らかにした。 ワクチン製造株は5月末にニューヨークメディカルカレッジから入手した株で、年内の生産量は1400万-1700万本。20日、24日にそれぞれ1社が製造を開始する。残る2社の製造開始は8月で、接種は10月からになる見込みだ。

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2.新型インフル、全都道府県に…山形で初確認(読売新聞),読売新聞
RV=76.9 2009/07/15 11:49
キーワード:タイ,療養

 山形県は15日、タイ旅行から帰国した山形市内の20歳代の女性が、新型インフルエンザに感染したと発表した。 同県内で感染者が確認されたのは初めて。 すべての都道府県で発症が確認されたことになる。 女性は9日から14日にタイに滞在。現地で発熱したが症状が治まり、自宅到着後に再び発熱したために発熱外来を受診した。容体は安定しており、自宅療養を続けているという。

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3.<新型インフル>山形でも感染者 47都道府県に広がる(毎日新聞),毎日新聞
RV=75.5 2009/07/15 11:29
キーワード:タイ,県

 山形県は15日、タイから帰国した山形市の20代の女性会社員が新型インフルエンザに感染したと発表した。同県は全国で唯一、新型インフルエンザの感染者が出ていなかったが、これで全47都道府県で感染者が出た。 女性は9日から県内の知人と2人でタイへ個人旅行に行き、12日に現地で発熱。14日の帰国後に再び発熱したため県内の発熱外来を受診し、15日に感染が確認された。厚生労働省によると、今回のケースを含めて国内で確認された感染者は3122人(15日午前6時現在)。【林奈緒美】

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1.<新型インフル>愛知県立大生が感染(毎日新聞),毎日新聞
RV=107.2 2009/07/16 14:07
キーワード:女子,県,学生

 愛知県は16日、同県西尾市在住の愛知県立大外国語学部2年の女子学生(19)が新型インフルエンザに感染したと発表した。同大は女子学生が所属する仏語学科の2年生全員を19日まで出校停止とした。県健康対策課によると、女子学生は13日にのどの痛みを訴え、14日に37.8度の発熱があったため、医療機関を受診したところ、15日に感染が確認された。容体は安定しているという。愛知県内の患者数は321人となった。

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2.国内での新型感染者が全都道府県、3416人に(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=76.4 2009/07/16 19:31
キーワード:タイ,県

 新型インフルエンザの国内での感染者数が、7月16日午前11時現在で3416人となった=表=。15日午前11時の時点から292人増加した。空港での「水際対策」で確認された25人を含む感染者数は3441人。【「7月16日午前11時現在の新型インフルエンザ感染確定者数」詳細】 この間、山形県内で初の感染者が確認された。山形市在住の20歳代の女性で、タイに滞在していた。14日には空港での「水際対策」で、同じく山形市在住でタイに滞在していた10歳代の女性の感染が確認されているが、県によると、2人の間に接触歴はないという。 これで全都道府県で患者が確認された。

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3.<新型インフル>オーストラリアで感染者が1万人超える(毎日新聞),毎日新聞
RV=47.9 2009/07/16 10:24
キーワード:チリ,南半球

 【ジャカルタ支局】オーストラリア保健省は15日、同国の新型インフルエンザ感染者数が1万人を超え、1万389人になったことを公表した。ロイター通信によると、南米チリの保健省も14日、同国の染者数が1万人を超えたと発表。現在冬の南半球での感染拡大に、世界保健機関(WHO)や関係国は警戒を強めている。

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1.「新型インフル気をつけて」 5日短い夏休み 大阪市立小中学校などで終業式 (産経新聞),産経新聞
RV=130.5 2009/07/17 13:43
キーワード:校長,小学校,児童,授業

 近畿地方の公立小中学校や高校で17日、1学期の終業式が行われた。新型インフルエンザを受け、校長らは夏休み中の対策を呼び掛けていた。 大阪市阿倍野区の市立晴明丘南小学校では、保健委員会の児童らが「てあらいうがい なつでも わすれずに」と書いた紙を掲げた。 インフルエンザの影響で5月に一斉休校した大阪市立の小中学校などは、授業時間確保のため2学期開始を8月27日に繰り上げ、通常より5日短い夏休みに。

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2.高校で新型インフル集団感染、累計患者696人に(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=48.9 2009/07/17 22:02
キーワード:累計,ルート

【ソウル17日聯合ニュース】ソウル市内の高校で新型インフルエンザが集団発生した。 保健福祉家族部中央インフルエンザ対策本部は17日、市内のある高校で23人の新型インフルエンザ患者が発生するなど、1日で61人の感染が確認されたと明らかにした。高校生の感染ルートはわかっていないが、地域社会感染の可能性が高いとみられている。 現在までの国内累計感染者数は696人で、現在152人が入院治療を受けている。

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3.<新型インフル>タミフル耐性、山口で国内2例目(毎日新聞),毎日新聞
RV=47.8 2009/07/17 20:14
キーワード:耐性,府内

 山口県は17日、県内で新型インフルエンザ感染が確認された患者から、抗インフル薬「タミフル」に耐性を持つウイルスが検出されたと発表した。耐性ウイルスの確認は、2日の大阪府内の患者に次いで国内2例目。遺伝子の突然変異によるもので感染力は弱いといい、患者は既に回復したという。国立感染症研究所で耐性が確認された。【諫山耕】

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1.[タイ]新型インフル拡大阻止は不可能=サナン副首相(サーチナ),サーチナ
RV=90.4 2009/07/18 11:00
キーワード:タイ,株,投資,SNS,ランド,ポー

 新型インフルエンザ対策委員会委員長のサナン副首相は、タイ国内の新型インフルエンザの拡大を阻止することはできないとした上で、市民は注意・予防を徹底するしかないと発言した。 副首相は、「保健省や各関係機関は、新型インフルエンザの拡大を阻止するため、できる限りのことをした。だがこの病気は人から人に感染する物である以上、これ以上流行拡大を阻止することは不可能だ。だが予防措置は需要だ。」と述べた。 タイ国内での新型インフルエンザ感染者は今月15日時点で4469人、死亡した人は24人となっている。(情報提供:タイ株ポータル&海外投資SNS・タイランド通信)

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2.シンガポールでも初の死者=新型インフル(時事通信),時事通信
RV=48.7 2009/07/18 23:56
キーワード:糖尿,持病,シンガポール,心臓

 【シンガポール18日時事】シンガポール保健省は18日、新型インフルエンザの合併症で肺炎を起こした男性(49)が心臓発作で同日死亡したと発表した。新型インフルエンザ患者が死亡したのは同国では初めて。 男性には糖尿病、高血圧などの持病があり、インフルエンザ症状が出始めて4日目の16日に病院に入院していた。

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1.華やかに“サンバ”パレード 8年ぶり真夏の「神戸まつり」(産経新聞),産経新聞
RV=116.5 2009/07/19 20:51
キーワード:神戸,イベント,まつり,夏休み,元気

 新型インフルエンザ感染拡大の影響でいったんは中止となった「第39回神戸まつり」が19日、神戸市中央区の三宮周辺などで行われた。夏の開催は8年ぶりで、メーンイベントの「おまつりパレード」では、参加者が暑さの中、サンバやブラスバンドなど、思い思いのパフォーマンスを演じた。 [フォト]華やか!サンバ・パレード 神戸まつりは平成14年から暑さを考慮して5月に開催。今年は5月17日の予定だった。新型インフルエンザの影響で観光客が激減した神戸を盛り上げ、元気を発信しようと、市が改めて実施を決定した。 「おまつりパレード」には約50団体の5千人以上が参加。夏休みの行事と重なるなどの影響で例年より少なかったものの、華やかな衣装を身にまとった女性たち200人によるサンバなどが、詰めかけた観光客らを魅了した。

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2.「神戸まつり」再開=新型インフルで一時中止−神戸(時事通信),時事通信
RV=109.7 2009/07/19 18:24
キーワード:神戸,再開,まつり,元気

 高校生らが新型インフルエンザに感染し、拡大防止のため5月に中止された第39回神戸まつりの一部が19日、神戸市中央区で開催された。恒例の「おまつりパレード」に参加した人数は5000人を超え、元気な神戸をアピールした。 再開されたのは、5月17日に予定されていた分。パレードに参加した神戸市の特定非営利活動法人(NPO)「颯爽(さっそう)JAPAN」の小城有佳代表理事(52)は「地元で踊りたいという気持ちが強かったので、メンバーともども再開を喜んでいる」と語った。

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3.「まつり」再開、元気アピール=神戸(時事通信),時事通信
RV=109.7 2009/07/19 19:55
キーワード:神戸,再開,まつり,元気

「まつり」再開、元気アピール=神戸7月19日19時55分配信時事通信再開された神戸まつりの「おまつりパレード」。5月に神戸市の高校生らが新型インフルエンザに感染していることが確認され、中止されていた。5000人超が参加し、元気な神戸をアピールした(19日午後、神戸市)

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1.365校がキャンセル料=新型インフルの修学旅行延期・中止−文科省(時事通信),時事通信
RV=149.5 2009/07/21 20:06
キーワード:修学旅行,キャンセル,負担,小中

 5、6月に国内で修学旅行を予定していた公立小中高校のうち、新型インフルエンザの影響で旅行を延期、中止してキャンセル料を支払った学校が365校に上ったことが21日、文部科学省の調査で分かった。 調査は、都道府県・政令指定都市の65教育委員会を通じて実施。計1万4801校の6月末までの状況を集計した。 この結果、旅行を延期したのは3250校で22.0%を占めた。いったん取りやめ、扱いを検討中だったのが25校。中止を決めたのが5校だった。 キャンセル料が発生した365校のうち、178校では自治体が、60校では保護者が負担。残り127校では、誰が支払うか調整中だった。

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2.<新型インフル>修学旅行延期・中止…公立校は3280校(毎日新聞),毎日新聞
RV=100.1 2009/07/21 20:55
キーワード:修学旅行,キャンセル

 新型インフルエンザの影響で、国内の修学旅行を延期や中止した公立学校は計3280校(22%)に上り、全国118自治体でキャンセル料などが約1億7400万円発生していることが文部科学省の調査(6月30日現在)で分かった。 5〜6月に予定していた小中学校と高校、特別支援学校の計1万4801校中3250校が延期。5校は中止を決め、25校はいったん取りやめて再実施の可否を検討中という。365校についてはキャンセル料や行き先変更による差額などが発生した。【加藤隆寛】

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3.<新型インフル>台湾大 ウイルス分解の合成物質開発と発表(毎日新聞),毎日新聞
RV=80.3 2009/07/21 20:06
キーワード:台湾,教授

 台湾大学は21日、鳥インフルエンザ(H5N1、H5N2)ウイルス、新型インフルエンザ(H1N1)ウイルス、手足口病(腸病毒)を引き起こすエンテロウイルス71型などを、人間の体外で分解・抑制する化学合成物質を開発したと発表した。2カ月以内に台湾企業と防護服、マスク、液体スプレー、洗剤、せっけんなどに商品化する方針という。開発したのは同大の李世光、林世明の両教授や淡江大学の李世元教授らのグループ。【台北】

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1.ワクチンの臨床試験始まる=新型インフル−豪州(時事通信),時事通信
RV=89.8 2009/07/22 20:33
キーワード:接種,試験,製薬

 【シドニー時事】オーストラリアで22日、新型インフルエンザ用ワクチンの臨床試験が始まった。豪製薬会社CSLが開発したワクチンをボランティアに接種している。ロクソン保健・高齢化問題相は、安全性や効果が確認され次第、速やかに一般向けに提供できるようにすると述べた。 豪州ではこれまでに確認されただけで1万4000人以上が新型インフルエンザに感染。豪AAP通信によると、死者は40人超となっている。豪当局は新型用ワクチン2100万投与分を発注しているが、一般人が接種を受けられるのは10月ごろになる見通しだ。

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2.国内での新型感染者が4433人に(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=52.1 2009/07/22 20:19
キーワード:男児,PCR

 新型インフルエンザの国内での感染者数が、7月22日午前11時の時点で4433人となった=表=。21日午前11時の時点から187人増加した。空港での「水際対策」での確認は4人増えて29人となり、この29人を含む感染者数は4462人。【「7月22日午前11時現在の新型インフルエンザ感染確定者数」詳細】 また、厚生労働省は22日、栃木県として集計していた11人を茨城県に変更した。■感染者が急性脳炎で初の届け出―神奈川の男児 新型インフルエンザに感染した神奈川県在住の小学生の男児について、急性脳炎の患者としても届け出があったことが、厚労省が同日開いた記者会見で明らかになった。厚労省によると、男児は軽快傾向にあり、「重症例ではない」という。男児は19日に39.0度の発熱があり、一般医療機関を受診した。簡易検査でA型、B型共に陰性だったため、その日は帰宅したが、20日に実施した簡易検査がA型陽性で、幻覚症状があったため、感染症指定医療機関に入院。21日にPCR検査の結果、新型インフルエンザの感染が確認された。22日夕の時点で36度台にまで熱が下がっており、後遺症の恐れはないという。 男児が急性脳炎の定義である「38度以上の発熱」「何らかの中枢神経症状がある」「先行感染がある」を満たしていたため、届け出があったが、急性脳炎かどうか、症状が新型インフルエンザによるものかは今後検査を行う。難波吉雄・新型インフルエンザ対策推進室長によると、国内の新型インフルエンザ感染者の急性脳炎の報告は初めて。

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3.国内での新型感染者が4433人に(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=52.1 2009/07/22 23:26
キーワード:男児,PCR

 新型インフルエンザの国内での感染者数が、7月22日午前11時の時点で4433人となった=表=。21日午前11時の時点から187人増加した。空港での「水際対策」での確認は4人増えて29人となり、この29人を含む感染者数は4462人。【「7月22日午前11時現在の新型インフルエンザ感染確定者数」詳細】 また、厚生労働省は22日、茨城県として集計していた11人を栃木県に変更した。■感染者が急性脳炎で初の届け出―神奈川の男児 新型インフルエンザに感染した神奈川県在住の小学生の男児について、急性脳炎の患者としても届け出があったことが、厚労省が同日開いた記者会見で明らかになった。厚労省によると、男児は軽快傾向にあり、「重症例ではない」という。男児は19日に39.0度の発熱があり、一般医療機関を受診した。簡易検査でA型、B型共に陰性だったため、その日は帰宅したが、20日に実施した簡易検査がA型陽性で、幻覚症状があったため、感染症指定医療機関に入院。21日にPCR検査の結果、新型インフルエンザの感染が確認された。22日夕の時点で36度台にまで熱が下がっており、後遺症の恐れはないという。 男児が急性脳炎の定義である「38度以上の発熱」「何らかの中枢神経症状がある」「先行感染がある」を満たしていたため、届け出があったが、急性脳炎かどうか、症状が新型インフルエンザによるものかは今後検査を行う。難波吉雄・新型インフルエンザ対策推進室長によると、国内の新型インフルエンザ感染者の急性脳炎の報告は初めて。

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1.新型インフル感染女児、国内2例目の急性脳炎(読売新聞),読売新聞
RV=178.5 2009/07/23 22:30
キーワード:川崎,療養,県,女児,男児

 栃木県は23日、新型インフルエンザに感染した県東部在住の小学生女児が急性脳炎(インフルエンザ脳症)を発症したと発表した。 新型インフルエンザ感染者の急性脳炎発症が確認されたのは、国内では川崎市の小学生男児に続き2例目。 県によると、女児は21日から発熱やせきの症状があり、22日に医療機関の簡易検査で新型インフルエンザ陽性と判断されたが、症状が軽かったため、治療薬リレンザを投与され、自宅療養していた。 22日夜にめまいなどの意識障害を示したため、宇都宮市内の感染症指定医療機関に入院した。 23日現在、38・5度の発熱と意識障害があるが、呼び掛けには答えているという。女児や家族に渡航歴はない。

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2.新型インフル 栃木の女子児童も急性脳炎を発症(産経新聞),産経新聞
RV=154.4 2009/07/23 21:09
キーワード:女子,療養,県,女児

 栃木県は23日、新型インフルエンザに感染した県東部の女子児童が急性脳炎を発症したと発表した。女子児童は現在、宇都宮市内の感染性指定医療機関に入院しており、38・5度の発熱で意識障害の症状がみられるという。 県によると、女児は21日夕から発熱などの症状を訴え、簡易検査の結果、陽性と判明。自宅療養していたが22日午後、症状が悪化したという。

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3.栃木でも新型インフル患者に脳炎=意識障害あり入院(時事通信),時事通信
RV=107.3 2009/07/23 20:50
キーワード:療養,県,女児

 栃木県は23日、新型インフルエンザに感染した女児が急性脳炎を発症したと発表した。意識障害があり、宇都宮市内の病院に入院している。 同県によると、女児は21日夕方から発熱やせきがあり、22日に医療機関を受診。簡易検査で陽性となり、抗インフルエンザウイルス薬を処方されて自宅療養していた。同日夜、意識障害があったため救急搬送され、入院した。23日夜、新型の感染が確認された。 

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1.国内の新型感染者が5千人超に(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=245.9 2009/07/24 22:12
キーワード:タイ,療養,診療,県,女児,男児,退院

 新型インフルエンザの国内での感染者数が、7月24日午後6時現在で5023人となった=表=。23日午前11時の時点から334人増加し、5000人を超えた。空港での「水際対策」で確認されたのは7人増えて36人となった。この36人を含む感染者数は5059人。【「7月24日午後6時現在の新型インフルエンザ感染確定者数」詳細】 欧州疾病管理センター(ECDC)の23日の最新のまとめによると、感染者数が5000人を超えているのは米国(4万617人)、オーストラリア(1万5701人)、メキシコ(1万4861人)、チリ(1万1293人)、英国(1万1159人)、カナダ(1万156人)、タイ(5120人)の7か国。ただし、厚生労働省によると、少なくとも米国は全数把握をやめている。 日本では、新型患者の届け出基準を改正する厚労省令を24日から施行。23日を最後に全数把握を取りやめ、同じ集団で2人以上の患者が発生した場合にのみ届け出を義務付ける「集団発生(クラスター)サーベイランス」に切り替えた。このほか、入院患者について人数や臨床情報などを把握する「インフルエンザ入院サーベイランス」などを行う。これらのサーベイランス結果について、厚労省は毎週水曜日に週報を出す方針だ。■栃木、大阪でも急性脳炎 厚労省は24日までに、栃木県、大阪府の新型インフルエンザ患者について、急性脳炎患者としても届け出があったことを明らかにした。いずれも軽快傾向にあり、厚労省では「重症例には当たらない」としている。 栃木県によると、患者は小学生の女児で、21日夕に発熱。22日に一般医療機関を受診し、簡易検査でA型陽性だったためリレンザを服用、自宅療養していた。同日夜になって意識障害を訴え、宇都宮市内の別の一般医療機関の救急外来を受診。23日未明に同市内の感染症指定医療機関に入院し、同日午後に新型インフルエンザの感染が確定した。県によると、24日夕の時点で軽快傾向にあり、後遺症の恐れはない。 一方、大阪府によると、患者は小学生の男児で、20日に発熱を訴え、21日に診療所を受診。簡易検査はA型陽性で、タミフルを服用して帰宅したが、その後意識障害があったため、一般病院を受診し、リレンザの投与を受け入院した。22日夕にPCR検査の結果が判明し、新型インフルエンザ感染が確認されたが、その時点で解熱しており、脳に異常はなかった。24日昼には退院しており、後遺症の恐れはないという。 新型患者の急性脳炎は、22日に明らかになった神奈川県の小学生の男児と合わせて3人となった。

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2.大阪でも男児が脳症=新型インフル、一時意識障害(時事通信),時事通信
RV=124.8 2009/07/24 17:27
キーワード:診療,男児,退院,児童

 大阪府は24日、新型インフルエンザに感染した府内在住の小学2年の男子児童(7)がインフルエンザ脳症を発症したと発表した。府内の病院に入院していたが、同日退院した。快方に向かっているという。新型での脳症発症は国内3例目。 大阪府によると、男児は21日午前から発熱や頭痛があり、診療所の簡易検査で陽性となり、治療薬タミフルを処方され帰宅。その後も、意識がもうろうとする症状が続いたため診療所に相談の上、府内の病院に入院し、22日に新型インフルへの感染が確認された。 男児は同日中に平熱に戻り、意識障害も回復したため退院したという。

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3.<新型インフル>国内感染者5000人突破(毎日新聞),毎日新聞
RV=30.7 2009/07/24 18:58
キーワード:男児

 新型インフルエンザの国内感染者が5000人を超えた。自治体から厚生労働省に報告された患者は24日午前6時現在4986人、検疫所で確認された患者は36人。患者の全数把握は24日で中止され、集団感染の監視に切り替わったが、感染は今後も拡大する恐れがある。 厚労省によると、1週間単位の報告数は5月25〜31日(34人)以降、増加の一途で、今月13〜19日は1502人に達した。 都道府県別では▽大阪府(963人)▽神奈川県(432人)▽愛知県(403人)の順に多く、13都道府県で100人を超えた。24日に大阪府から、小学生男児(7)の国内3例目のインフルエンザ脳症発生の届けがあったが、死亡や重症化の報告はない。 厚労省は「世界の状況から見て、真夏でも感染が広がる可能性はあるが、現状は季節性の流行シーズンのような規模にはなっていない」としている。【清水健二】

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1.<アボリジニ>新型インフル疑いの女児死亡 「差別」と抗議(毎日新聞),毎日新聞
RV=92.2 2009/07/25 18:18
キーワード:女児,母親,拒否

 【ジャカルタ井田純】オーストラリア・クイーンズランド州で、新型インフルエンザに似た症状を訴えた先住民アボリジニの4歳の女児が、病院で診察を拒否された後に死亡し、「人種差別だ」との抗議が広がって、州政府が調査に乗り出す事態となっている。 25日付地元紙オーストラリアン(電子版)によると、女児は高熱と呼吸困難の症状があり、先週から3度、母親らが病院に連れて行ったが、看護師が体温を測り、解熱剤を投与しただけで帰宅させられた。22日深夜に容態が悪化し、結局同じ病院に収容されたが、翌日死亡した。 遺族は「白人の子供ならこんな扱いはなかったはずだ」と抗議。同調する住民が病院を取り囲み、医師が逃げ出す騒ぎに発展した。 検視では、女児の新型インフルエンザ感染は確認されていない。 しかし、専門家はアボリジニの衛生・栄養状態が劣るため、感染すれば重症化する危険性が平均の6倍高いと警告。最大のアボリジニコミュニティーがある同州の島では、人口の1割を超える集団感染が伝えられ、先住民への対策が不十分との指摘も出ていることが騒ぎにつながった。 豪州全体では25日現在、感染者約1万7000人、死者47人。

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2.<雑記帳>神戸市の中華街・南京町でイベント…活性化図り(毎日新聞),毎日新聞
RV=85.6 2009/07/25 20:18
キーワード:神戸,店舗,イベント

 新型インフルエンザの影響で離れた客足を取り戻そうと、神戸市の中華街・南京町で25日、街の活性化を図るイベント「来来(らいらい)!神戸」が始まった。8月31日まで。 中心部の広場で中国雑技や太極拳などが披露されるほか、店舗での割引セールも実施。この日は獅子舞で開幕し、太鼓やシンバルのリズムに合わせ、迫力ある舞を披露した。 中国の獅子舞は「邪気を払い、福を呼ぶ」象徴。ぱくぱく開く獅子の口からはウイルスならぬあめがばらまかれ、観光客らは大喜び。商店主らは「ウイルス退散で千客万来」と期待。【矢島弓枝】

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3.雑記帳 神戸市の中華街・南京町でイベント…活性化図り(毎日新聞),毎日新聞
RV=85.6 2009/07/25 20:22
キーワード:神戸,店舗,イベント

 新型インフルエンザの影響で離れた客足を取り戻そうと、神戸市の中華街・南京町で25日、街の活性化を図るイベント「来来(らいらい)!神戸」が始まった。8月31日まで。 中心部の広場で中国雑技や太極拳などが披露されるほか、店舗での割引セールも実施。この日は獅子舞で開幕し、太鼓やシンバルのリズムに合わせ、迫力ある舞を披露した。 中国の獅子舞は「邪気を払い、福を呼ぶ」象徴。ぱくぱく開く獅子の口からはウイルスならぬあめがばらまかれ、観光客らは大喜び。商店主らは「ウイルス退散で千客万来」と期待。【矢島弓枝】

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1.新型インフルエンザ感染が加速、冬季にリスク増す=WHO(ロイター),ロイター
RV=116.8 2009/07/26 14:55
キーワード:児童,製薬,6月,妊娠,業者,グループ,年齢,肥満

 [ジュネーブ 24日 ロイター] 世界保健機関(WHO)は24日、新型インフルエンザ(H1N1型)が年齢の高い層にも感染し始め、妊娠している女性や肥満の人たちのリスクが高いことを明かした。 WHOの発表によると、新型インフルエンザは学校での感染が拡大し、学齢児童が最も影響を受けている。また季節性インフルエンザとともに、幅広いコミュニティでも感染の勢いを増している。「最善の予防措置のために、どのグループの人たちに最も高いリスクがあるのかを見極めることが最優先だ。ワクチンの製造業者は9月ごろに利用できるようになると見通しを示している」という。 新型インフルエンザでは、これまでにおよそ800人が死亡。国際的に感染が加速したことで、WHOは6月にパンデミックを宣言したが、ほとんどの感染者は比較的軽い症状となっている。 少なくとも50の国と地域の政府が、新型インフルエンザワクチンを確保するために製薬会社に発注済み、もしくは交渉中だという。

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2.新型インフルエンザ感染が加速、冬季にリスク増す=WHO(ロイター),ロイター
RV=65.5 2009/07/26 14:55
キーワード:7月,河岡,妊娠,年齢,肥満

7月24日、WHOは新型インフルエンザ(H1N1型)が年齢の高い層にも感染し始め、妊娠している女性や肥満の人たちのリスクが高いと明かした。写真は同インフルエンザのウイルス。13日に米ウィスコンシン大の河岡義裕氏が提供)(ロイター)

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1.台北へ「開運の旅」はいかが?=日本人客減で官民が企画−台湾(時事通信),時事通信
RV=69.7 2009/07/27 05:47
キーワード:台湾,延長

 【台北時事】台北であなたの運気をアップさせてみませんか−。台北市政府と台湾航空大手のエバー航空は日本人を対象に、恋愛運や仕事運の向上をテーマにした観光キャンペーン「開運の旅」を繰り広げている。新型インフルエンザの影響や景気後退で日本人の台湾旅行客が大きく落ち込んでいるためで、OLなどを主なターゲットに占いや恋愛の神様めぐりなどを提案し、ドル箱である日本人客の回復を図る。 キャンペーンでは(1)恋愛運(2)仕事運(3)金銭運(4)健康運(5)勝負運(6)テスト運の6テーマを設定し、占い師が多く集まる「占い横町」や台湾式寺院などの「ご利益スポット」を組み合わせて、それぞれのテーマに合った観光プランを提案。一部にはエバー航空の往復チケットやホテルのほか、故宮博物院や温泉の入場無料といった特典を付け、日本の旅行会社がパック販売している。 キャンペーン期間は当初、7月1日〜10月末の予定だったが、予想以上に好評なため、年末まで延長。期間中に延べ4万人の日本人観光客を呼び込みたい考えだ。 

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2.サウジアラビア、初の新型インフルエンザ死者を確認(CNN.co.jp),CNN.co.jp
RV=69.5 2009/07/27 20:18
キーワード:高齢,カイロ,慢性,教徒

(CNN) 中東サウジアラビアの保健省は27日、同国初の新型インフルエンザ(H1N1型)死者を確認したと発表した。同国ではこれまでに、230人以上の感染者が判明している。亡くなったのは同国東部出身の30歳男性。高熱や咳などの症状が出たため、22日に東部都市ダンマームの病院に入院したが、25日に死亡した。サウジアラビアにはイスラム教の聖地メッカがあり、多くのイスラム教徒が集まるメッカ巡礼で、新型インフルエンザの感染が拡大する恐れがあるとして、アラブ連盟(21カ国と1機構)の緊急保健相会合が22日に、カイロで開かれたばかり。会合では、感染拡大を予防するため、高齢者や乳幼児、妊産婦、慢性疾患を抱える人などに対し、巡礼を制限することで合意している。サウジアラビア政府はさらに、国内の各空港における検疫態勢を強化し、感染が疑われる人々を一時的に隔離するセンターを空港近辺に設置する準備を進めている。

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3.新型インフルの感染性1.96=季節性大きく上回る−NZ(時事通信),時事通信
RV=69.2 2009/07/27 02:31
キーワード:南半球,生産,減少,冬

 冬を迎えている南半球で急速に広がる新型インフルエンザについて、1人の感染者から平均何人感染するかを意味する「再生産数」が、ニュージーランドでは1.96と推定されることが26日、分かった。オランダ・ユトレヒト大の西浦博研究員(理論疫学)らが解析したもので、季節性インフルエンザの1.1〜1.4よりかなり大きく、新型の流行初期にメキシコで記録した速報値1.4〜1.6よりも大きかった。 西浦研究員は「冬季という季節の要因が影響した可能性がある」と指摘。引き続き9月初旬にかけて感染者は増加するとし、「仮に日本で今月末から8月に減少傾向になったとしても、南半球からの輸入感染者は相当数に上り、再流行の引き金になりやすい」としている。 

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1.新型インフル 貝塚市の病院で院内感染?(産経新聞),産経新聞
RV=171.5 2009/07/28 22:32
キーワード:保育,府,療養,診療

 大阪府は28日、貝塚市内の民間病院の職員と入院患者計12人が新型インフルエンザに感染したと発表した。府内の医療機関で新型インフルエンザの院内感染が疑われる事例の発生は初めて。 府によると、入院患者はいずれも男性で40〜60歳代。職員には医師や看護師も含まれるが、性別や年齢は明らかにされていない。 いずれも症状は軽く、タミフルを服用して快方に向かっているという。職員5人については、自宅療養しているが、病院の診療活動は継続している。 一方、堺市は28日、市立八田荘小(中区)の学童保育「のびのびルーム」に在籍する児童3人が新型インフルエンザに感染したとして、同ルームを29日から8月2日まで閉鎖すると発表した。いずれも症状は安定している。

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2.新型インフル、タイで胎児への母子感染を確認(ロイター),ロイター
RV=78.1 2009/07/28 17:02
キーワード:タイ,母親

新型インフル、タイで胎児への母子感染を確認7月28日17時2分配信ロイター 7月28日、タイの保健当局は新生児が母親の胎内で新型インフルエンザに感染していたことが確認されたと発表。写真はバンコクにある研究機関でワクチン開発に取り組む研究者ら。12日撮影(2009年 ロイター/ChaiwatSubprasom)(ロイター)

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3.新型インフル、タイで胎児への母子感染を確認(ロイター),ロイター
RV=78.1 2009/07/28 17:02
キーワード:タイ,母親

 [バンコク 28日 ロイター] タイの保健当局は28日、25日に誕生した新生児が、母親の胎内で新型インフルエンザ(H1N1型)に感染していたことが確認されたと発表した。 発表によると、妊娠7カ月だった母親は新型インフルエンザへの感染が確認されたことから、帝王切開を受けて出産したが、新生児も同様に感染していた。 医師によると、新生児の容体は安定しているが、母親は症状が重いという。病院では、新生児がどのように感染したか調べている。

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1.新型、7月20−26日の集団発生は172件(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=115.8 2009/07/29 21:16
キーワード:休業,耐性,PCR,徳島

 新型インフルエンザの集団感染が、7月20日から26日までの間に172件確認された=表=。このうち臨時休業を実施した施設数は26。【「7月20-26日の新型インフルエンザの集団発生の件数」詳細】 厚生労働省は24日に改正省令を施行し、集団発生の場合にのみ届け出を要する「クラスター(集団発生)サーベイランス」に切り替えた。クラスターサーベイランスの結果を公表するのは初めてで、今後も毎週水曜の週報で集団発生の件数などを公表する。 クラスターサーベイランスでは、同じ施設で複数のインフルエンザ様症状患者が出た場合、そのうち1人以上の検体を採取してPCR検査を実施し、感染が確定すれば、残りの様症状患者についても「見なし患者」として届け出を行う。20-23日には全数把握を実施していたため、今回厚労省が発表した患者数は24-26日分のみで、確定患者14人、見なし患者98人だった。■徳島でもタミフル耐性、国内3例目 28日には国立感染症研究所が、徳島県の患者からタミフル耐性を示す新型インフルエンザウイルスを確認した。感染研から報告を受けた徳島県が明らかにした。国内では大阪府、山口県に続き3例目。 徳島県などによると、患者は30歳代の男性で、タミフルの予防投与を受けていた。その後の周囲への感染拡大はない。季節性インフルエンザとの交雑はなく、厚労省では「ウイルスの重篤度に直接影響を及ぼすものではない」としている。

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2.<新型インフル>感染者の4分の1が帰国者 6割が米国から(毎日新聞),毎日新聞
RV=87.4 2009/07/29 20:05
キーワード:タイ,フィリピン,6月

 今月7日までに発症した国内の新型インフルエンザ感染者のうち、約4分の1が海外からの帰国者や入国者で、うち約6割の渡航先が米国だったことが、厚生労働省のまとめで分かった。渡航歴のある発症者の割合はさらに減っており、現在は1割程度という。 新型インフルエンザは、5月中旬に関西の高校を中心に流行し、下旬には終息したが、6月から再び増加を続けている。今月7日までに発症日が確認された2064人を分析したところ、渡航歴があった患者は約24%の494人、渡航者から2次、3次感染したと考えられる患者は82人だった。渡航先は▽米国300人▽フィリピン64人▽オーストラリア36人▽カナダ25人▽タイ14人−−などだった。 渡航歴のある患者は6月中旬以降、毎日10〜20人程度で推移し、発症者全体に占める割合は相対的に低くなっている。厚労省は「国内でウイルスはある程度広がっており、今後は集団感染や重症例の早期発見に力点を置く」としている。【清水健二】

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3.英滞在者の献血緩和…新型インフルに備え(読売新聞),読売新聞
RV=73.0 2009/07/29 09:21
キーワード:献血,試算

 新型インフルエンザの大流行に備え、日本赤十字社は28日、牛海綿状脳症(BSE)関連対策として実施している英国滞在者の献血制限を一部緩和する方針を固めた。 同社では現在、欧州などでの長期滞在者に加え、1980〜96年に英国に1泊以上した人からの献血を取りやめている。 しかし、新型が流行すれば、外出を控える人が増え、血液が不足する事態が予想される。このため、感染の可能性が非常に低い短期滞在者への制限を見直す。 緩和する範囲は、厚生労働省と協議して決めるが、1週間〜1か月以内などの短期滞在者に限定する見通し。試算では、2週間以内の滞在を認めると、献血者が18万人増えると見込まれる。

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1.【衆院選2009】新型インフルと真夏の戦い 大阪南部集会自粛(産経新聞),産経新聞
RV=93.2 2009/07/30 15:30
キーワード:府,7月,選挙

 衆院選の前哨戦に、いまも感染が相次いでいる新型インフルエンザが影響を与えている。大阪府内では当初、北部で大流行したが、現在は南部を中心に感染が続いている。真夏の選挙となった今回、各陣営では、ただでさえ熱中症など健康問題に気を使う中で、大規模集会を控えたり、事務所にアルコール消毒液を置いたりするなど対策に追われており、中には「候補者が感染でもしたら…」と最悪の事態を懸念する声も出ている。 国が感染者数の全数把握をしていた7月24日までの感染者数が69人だった大阪府泉佐野市を含む大阪19区から出馬予定の民主前職、長安豊氏の陣営では「前哨戦で集団感染が起きることになれば、支持者に迷惑がかかる」として、大規模集会の開催を極力控え、街頭での演説やあいさつ回りで前哨戦を乗り切ることを決めた。 府南部の大阪18区から出馬する民主元職、中川治氏の事務所では、「真夏の今回、健康に気を使う場面はたくさんある中で、さらに人手や神経を使う余裕はない」と話す。同じ選挙区で、逆風の中で前哨戦を強いられている自民前職、中山太郎氏の陣営関係者も「候補者が感染したりしたら目も当てられない」と困惑する。 また、大阪15区から立候補を予定している自民前職、竹本直一氏の事務所では、アルコール消毒液とマスク約千枚を準備した。新型インフルが流行した場合に備えた措置という。陣営では「何かあってからでは遅い」と説明している。

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2.岩手で耐性ウイルス確認=新型インフルで国内4例目(時事通信),時事通信
RV=67.7 2009/07/30 23:03
キーワード:県,耐性

 岩手県は30日、新型インフルエンザ患者から、抗インフルエンザ薬「タミフル」に耐性を示すウイルスが確認されたと発表した。耐性ウイルスが見つかったのは、大阪、山口、徳島に続き国内4例目。県保健衛生課によると、患者は既に回復しており、周囲への感染拡大は認められていない。 同課によると、この患者は周囲に新型インフルエンザ患者が出たため、濃厚接触者としてタミフルの予防投与を受けた。しかし、その後、発熱などの症状が出て新型インフルエンザを発症。県が国に報告し、国立感染症研究所がウイルス検体を解析した。患者の体内でウイルスが突然変異したとみられ、ほかに耐性ウイルスに感染した人はいないという。

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3.<新型インフル>天理高野球部員が感染 夏の甲子園代表(毎日新聞),毎日新聞
RV=58.3 2009/07/30 21:35
キーワード:同校,部員

 夏の甲子園の奈良県代表となった天理高(天理市)は30日、野球部員2人が新型インフルエンザに感染したと発表した。他に部員14人が簡易検査でインフルエンザA型と診断された。全員軽症で快方に向かっており、同校は「出場に影響はない」としている。

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1.神戸港でライトアップイベント 落ち込んだ観光需要をテコ入れ(J-CASTニュース),J-CASTニュース
RV=164.1 2009/07/31 11:45
キーワード:神戸,大会,再開,授業,イベント,回答

 国内では「一段落」したとも言われる新型インフルエンザの勢いだが、観光業界への影響は根強く残っている。特に関西地区の中でも、矢面に立った神戸では、落ち込んだ観光需要を挽回しようと、神戸港でジャズをBGMにレーザー光線やサーチライトが舞い踊る新しいイベントを行うことになった。■新型インフルエンザの悪影響を払拭し、「元気」をアピール 神戸では2009年5月16日に新型インフルエンザ患者が確認され、翌5月17日に予定されていた「神戸まつり」が中止に追い込まれたほか、市内の学校が休校になるなどの影響が出た。ただ、実際に市民の行動に影響があったのは1週間程度で、5月25日には、学校の授業は再開された。 しかし、ビジネスへの悪影響は今でも収まっていない。例えば神戸商工会議所が5月下旬に行った調査では、調査対象の企業302社のうち、69.7%(186社)が、売り上げが減少したと回答。インフルエンザが確認される前と後で、どの程度減少したかを聞いたところ、実に17.8%が「50%以上」と回答した。ところが、その半月後の6月中旬に行った追跡調査でも、「回復は道半ば」といったところだった。調査によれば、売り上げの影響があった企業のうち25.6%が「60%以上回復した」と回答したものの、「全く回復していない」との回答も9.1%あった。自由回答の中では、「報道で植え付けられたインフルエンザのイメージが、他県では払拭されていない」といったものも多く、いわゆる「風評被害」を払拭する策が必要だった。 観光施設についても、インフルエンザ前と比べて2割減の状態に陥った。 このような状況を受け、神戸では、インフルエンザから立ち直ったことを全国にアピールする動きが相次いでいる。例えば、5月の時点では中止に追い込まれていた「神戸まつり」が、7月19日に「復活」。また、7月17日からは「行こう!神戸キャンペーン」と銘打って、市立王子動物園(灘区)などの神戸市が運営する観光施設など10か所が無料開放されている(8月16日まで)。8月1日に神戸港で開かれる「みなとこうべ花火大会」の規模も、当初計画していた6000発から1万発に拡大される。■ウエディングの街を目指す「神戸」らしいショー 8月3日からは、さらに新たな試みも始まる。神戸と関係の深いジャズのリズムにあわせて、レーザー光線やサーチライトが神戸港を照らす「神戸スウィング・オブ・ライツ」(KOBESWINGOFLIGHTS)がそれで、神戸ハーバーランドのモザイク東岸壁一帯に観覧場所が設置される。 イベントは神戸市観光・ホテル旅館協会などで組織する実行委員会が1億2000万円を投じて実施するもので、09年7月30日には、ショーが報道陣向けに公開された。神戸市は「ウエディングの街」を目指していることから、この日はブライダル衣装に身を包んだモデルが、ショーをスタートするためのスイッチを点灯。陽気なジャズのナンバーにあわせて、神戸港を照らし出す花火やサーチライトの鮮やかな光に、観客からは歓声があがっていた。ショーは8月23日までの21日間、1日2回行われ、ショーの合間には、ジャズバンドのライブなども楽しめる(花火が上がるのは土日の2回目のみ)。

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2.新型インフル 甲子園奈良県代表の天理野球部員が感染(産経新聞),産経新聞
RV=116.5 2009/07/31 08:44
キーワード:大会,同校,部員,奈良

 第91回全国高校野球選手権大会の奈良県代表に決まっている天理高校(天理市)は30日、レギュラー1人を含む野球部員16人がインフルエンザの症状を訴え、うち2人が新型インフルエンザと確認されたと発表した。同校は「甲子園出場に問題はないと考えているが、高野連と協議したい」としている。 同校によると、奈良大会決勝戦2日後の今月27日、1年生部員が体調不良を訴え、29日までに計16人が発症。野球部は全寮制で、郡山保健所は寮での集団感染と判断。同校は28日に寮を閉鎖し、練習も中止している。

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3.新型インフル流行時 「事業計画策定」3割(産経新聞),産経新聞
RV=41.7 2009/07/31 07:56
キーワード:回答,秋

 日本経団連は30日、新型インフルエンザについて、会員企業に対応状況を聞いたアンケート結果を発表した。それによると、マスクなどの備蓄(83・3%)や情報収集・連絡体制の整備(81・9%)を行っている企業は8割を超えたが、国内での大流行時にどの事業をどのように継続させるかという事業継続計画を策定している企業は32・1%にとどまった。新型インフルは秋以降に急増することが懸念されており、企業の対応の遅れが目立っている。 調査によると、職場の感染予防・感染防止策を導入している企業も79・3%に達した。これに対し、抗インフルエンザ・ウイルス薬の備蓄は21・4%、自治体関係者との情報交換・対策の確認も13・2%など、対応が遅れている企業が目立った。アンケートは会員企業ら約2025社を対象に実施。このうち454社から回答を得た。

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1.ぜんそく児童の野外教室、新型インフル感染(読売新聞),読売新聞
RV=218.8 2009/08/01 20:08
キーワード:川崎,療養,児童,7月,男女,大学生,事業,主催,スタッフ,小学

 川崎市は1日、ぜんそくの児童を対象にした市主催の自然体験事業で、新型インフルエンザの集団感染が起きたと発表した。 感染したのは小学4〜6年の男女11人と、ボランティアの大学生ら6人。重症者はおらず、自宅で療養している。 事業は7月28〜31日に長野県富士見町で行われ、児童147人が参加。空気のきれいな場所で体を鍛える目的で、野外炊飯などを楽しんだ。30日にスタッフの男子大学生(21)の感染がわかり、発熱やせきの症状を訴えた児童らを検査したところ、さらに16人の感染が判明した。

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1.新型インフル、妊婦は重症化に注意を 米報告(CNN.co.jp),CNN.co.jp
RV=114.5 2009/08/02 12:24
キーワード:妊婦,障害,機能,割合,占める,肺,妊娠

ジョージア州アトランタ(CNN) 米国内での新型インフルエンザ(H1N1型)の症例で、妊婦の症状が重くなるケースが目立つとの報告が発表され、米疾病対策センター(CDC)の医師らがあらためて注意を呼び掛けている。CDCの産婦人科医、デニース・ジェイミーソン博士らがまとめた報告によると、米国内で4月15日から6月16日までの間に報告された新型インフルによる死者45人のうち、6人が妊婦だった。6人とも感染前は健康だったが、ウイルス性肺炎を起こし、呼吸困難に陥ったという。また、CDCがこれまでに調べた新型インフルによる死者266人のうち、6%に当たる15人が妊婦だった。妊娠している女性が米人口に占める割合は、平均1%前後とされる。さらに、新型インフルと診断されて入院する率は、妊婦の場合、一般の患者の4倍に上ることも明らかになった。ただし、同じ症状を示していても妊婦の患者には医師がより注意深く対処するため、入院の指示が出やすいとの傾向も背景にある。ジェイミーソン博士は、妊婦の症状が重くなりがちな原因として、「大きくなった子宮が横隔膜を押し上げ肺を圧迫するため、呼吸障害を起こしやすいこと」「妊娠中は胎児を『異物』とみなさないよう、免疫機能が抑制されること」を挙げる。ただ、妊婦がほかのグループに比べ新型インフルにかかりやすいとは言い切れず、「予防のために日常生活を変える必要まではない」という。同博士は一方で、妊婦が感染した場合は「早急に抗ウイルス剤を投与すべきだ」と主張。胎児への影響を懸念して抗ウイルス剤の処方を控える医師もいるが、「この場合は、投与による利点がリスクを上回ることが分かっている」と強調した。

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2.【韓国】新型インフルエンザの予防マスク、規格設定(サーチナ),サーチナ
RV=43.0 2009/08/02 12:06
キーワード:基準,制度,広告

 新型インフルエンザ感染を予防するマスク製品に対して、保健当局が規格を設定することにした。食品医薬品安全庁は最近新型インフルエンザを予防するという広告を出すマスク製品が増加したことにより、防疫用マスクの基準と規格を設定して、規格に合う製品だけを許可する制度を施行することにした。  このような措置は、一部産業用マスクや一般マスクが、新型インフルエンザ予防用として間違って流通することを防ぐために設定された。世界保健機構はインフルエンザ防疫用マスクとして、米国疾病管理予防センター認証されたN95マスクとヨーロッパ標準に認証されたFFP2マスクを推奨している。食品医薬品安全庁は基準をパスした製品を防疫用マスクに許可し、KF94を表記する予定だ。(情報提供:innolife.net)

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1.<新型インフル>高校総体選手20人感染疑い(毎日新聞),毎日新聞
RV=167.6 2009/08/03 21:21
キーワード:女子,大会,埼玉,奈良,選手,近畿

 奈良県を主会場に開催中の全国高校総合体育大会「09近畿まほろば総体」で、全国高体連は3日、6県の選手計20人が新型インフルエンザに感染した疑いがあると発表した。簡易検査でインフルエンザA型と確認された。いずれも軽症で、日程への影響はないとしている。 内訳は、なぎなたの国学院栃木高(栃木)2人と、バレーボール女子の細田学園(埼玉)3人▽就実(岡山)5人▽西原(沖縄)8人▽その他2校2人。 国学院栃木高は団体戦だけを辞退。細田学園と就実は出場そのものを辞退した。【泉谷由梨子】

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2.インドの感染者500人突破:新型インフルエンザ(インド新聞),インド新聞
RV=87.6 2009/08/03 08:00
キーワード:インド,累計,退院

 インド保健・家族福祉省は30日、インド国内で新たに11例の新型インフルエンザ感染が確認されたと発表した。この11例のうち4例がデリー、3例がプネ、2例がコルカタ、1例がハイデラバードで確認された。 インドでの累計感染確認は30日現在、509人に達した。そのうち、既に365人が回復、退院している。(09年7月30日のインド保健・家族福祉省発表から)07/31/2009

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1.<新型インフル>高校総体 新たに選手15人に感染の疑い(毎日新聞),毎日新聞
RV=123.2 2009/08/04 20:21
キーワード:女子,川崎,大会

 全国高体連は4日、奈良県を主会場に開かれている全国高校総合体育大会「09近畿まほろば総体」で、新たに3県の選手計15人が新型インフルエンザに感染した疑いがあると発表した。3日発表した分も含め計35人になった。全員軽症で、既に敗退したり、出場を辞退しており、大会日程に影響はない。 内訳は、バドミントン男子の川崎総合科学(神奈川)8人と、バレーボール女子の鹿島実業(佐賀)6人▽鹿児島女子(鹿児島)1人。鹿島実業の1人と3日発表した西原(沖縄)の2人は遺伝子検査で新型と確定した。 バレーボール女子は4日から、朝の受け付け時に健康観察表の提出を義務づけた。これまでに感染の疑いが判明した7校のうち6校は、7月27日〜今月2日に神戸市内で合同合宿をしていた。【花澤茂人】

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2.生徒4人の感染確認=新型インフル、全国高校文化祭−三重県(時事通信),時事通信
RV=86.8 2009/08/04 23:23
キーワード:教委,県

 三重県教育委員会は4日、同県で先月29日から2日にかけ開催された全国高校総合文化祭に参加した生徒4人について、新型インフルエンザ感染が確認されたと発表した。容体は安定しており、快方に向かっているという。 県教委によると、4人は桑名市で開かれた器楽・管弦楽部門に運営スタッフとして参加した三重県立高校の1人と、伊賀市で開かれた郷土芸能部門に参加した愛媛県立高校の3人。 同部門に参加した北海道の私立高校の生徒1人も、簡易検査でA型インフルエンザ陽性だった。

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3.新型インフルエンザ、インド初の死亡例(インド新聞),インド新聞
RV=83.5 2009/08/04 23:00
キーワード:女子,診療

 インド保健・家族福祉省発表によると、プネで3日、インド初の新型インフルエンザ死亡例が報告された。 死亡したのは14歳の女子学生で、7月21日にのどの痛み、鼻水、頭痛などを訴えた。少女は一旦回復し、23日には授業に出席した。しかし、25日に再び発熱し、民間診療所に相談。29日に容態が悪化、集中治療室に移され、31日に新型インフルエンザと断定された。30日からリン酸オセルタミビル(商品名タミフル)の投与が開始されていたが、症状が一段と悪化、3日に死亡が確認された。 なお、3日にはインド国内で新たに7例の新型インフルエンザ感染が確認された。うち3例がプネ、2例がデリー、1例がチェンナイ、1例がアーメダバードで確認された。 インドでの累計感染確認は8月3日現在、558人に達した。うち470人がすでに回復、退院している。死亡者は上記の1人。(09年8月3日のインド保健・家族福祉省発表から)08/04/2009

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1.新型インフルエンザ予防 マイタケの効果に注目 「エキス」でウイルス増殖を抑制(産経新聞),産経新聞
RV=89.4 2009/08/05 07:57
キーワード:耐性,7月,教授

 □富山大学医学部の落合研究室が発表 新型インフルエンザの予防と治療に、キノコの一種、マイタケが有効であることが分かってきた。富山大学医学部看護学科人間科学の落合研究室が、米国の科学誌に発表したリポートによると、新型インフルエンザにも効くとされるタミフルの耐性を持つ新種ウイルスに対しても効き目は変わらないという。一時の猛威は薄れたとはいえ、今秋にはさらに強力化したインフルエンザが襲来する恐れがある中、自然食材が持つパワーに関心が集まっている。(平尾隆夫) ◆ショウガと同じ働き 研究室のリーダーで岐阜県高山市の須田病院に勤務する富山大名誉教授、落合宏さんによると、体の細胞に吸着した1個のウイルスは、1日で100万個に達するという。ウイルスは、吸着→侵入→脱殻→遺伝子複製→素材の集合→放出という経路をたどって増殖。実験は、この過程をどう食い止めるかに主眼を置いて進められた。 注目したのは、漢方薬。いくつかの漢方薬の生薬を用意し、インフルエンザに感染した細胞の培養液を加えて反応を見た。実験の結果、マイタケから抽出したエキスが入ったマクロファージと呼ばれる免疫細胞の培養液で、ウイルスの増殖を30〜40%まで抑えることができた。このエキスは漢方薬でいうショウガと同様の働きをするという。 実験では、おおむね10時間後に効き目が現れ、多くのケースでウイルスはほぼ半減した。また、マイタケのエキスそのものにはウイルスを攻撃する力はなく、免疫細胞を刺激して増殖を抑える働きを助けていることも分かった。これは、ウイルスがどのように変化したとしても、免疫力を高める作用に変わりのないことを示しているという。 ◆毎日の食卓で このほか、漢方薬の生薬の中で、中国やパキスタンを原産地とする植物からとった「麻黄(まおう)」、カツラの木の樹脂からとった「桂皮(けいひ)」の成分に、インフルエンザウイルスの働きを抑える力があることも判明した。麻黄は、ウイルスが増殖する過程で細胞内で育つための条件である液胞の酸性化を防ぎ、桂皮はウイルスの遺伝子複製やタンパク合成を防ぐという。 落合研究室では、麻黄の効能については1999(平成11)年に、桂皮については2007(19)年に、英国の科学誌に発表。そして昨年、マイタケについて米国誌に公表した。 7月には、大阪府内の40代女性から検出されたインフルエンザウイルスに、タミフルに耐性を示す遺伝子変異が確認されたばかり。さらに、今秋にも新型インフルエンザの再来襲が危険視されている。 落合さんは「麻黄と桂皮は薬剤から摂取しなければならないが、マイタケは自然食品であり、毎日の食卓でおいしくとることができる。まだ実験段階ではあるものの、免疫の働きを活性化させ、予防の役目も果たす心強い存在といえるだろう」と話した。

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2.<タイ>新型インフルの死者81人 感染は最大で50万人に(毎日新聞),毎日新聞
RV=72.2 2009/08/05 19:21
キーワード:タイ,7月

 【バンコク西尾英之】タイ保健省は5日、新型インフルエンザH1N1による死者が今月2日までに81人に上ったと発表した。同省は、人口6400万人のタイで、これまでに35万人から50万人が感染したとの専門家の推計値も公表。同国での急速な感染拡大を裏付けた。 世界保健機関(WHO)によると、7月末までの世界の死者数は1154人だが、うち1008人は米州地域。タイの死者は米州を除く世界の死者の大きな部分を占めているとみられる。 同省は前回7月末の発表では感染者数を8879人としたが、今回から感染者数の発表を取りやめた。全患者のウイルス調査が困難になっているため、専門家の推計値に切り替えたとみられる。

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3.新型、7月27日−8月2日の集団発生は335件(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=67.4 2009/08/05 21:00
キーワード:接種,累計

 新型インフルエンザの集団感染が、7月27日から8月2日までの間に335件発生した=表=。これで累計の発生数は516件となった。この間に報告された確定患者は211人、「見なし患者」は493人で、累計ではそれぞれ225人、591人。これで「クラスターサーベイランス」に切り替えた7月24日以降の「見なし患者」を含む患者数は、816人となった。【都道府県別の新型インフルエンザ集団発生などの詳細表の記事】 厚生労働省は8月5日の記者会見で、クラスターサーベイランスの前回報告分で岩手県など9自治体が未報告だったことを明らかにした。その後、すべての自治体から報告があった。今回の報告分では、青森市、神奈川県横須賀市、石川県、兵庫県尼崎市の4自治体が未報告となっている。■ワクチン接種対象者、「議論オープンに」 同日の会見で、厚労省健康局結核感染症課の江浪武志課長補佐は、ワクチンの接種対象者を決定するまでの議論について、「オープンになるようにしていかないといけない」との考えを示した。現状については、「専門家の意見を順次聞いている。与党PT(プロジェクトチーム)も含め、各方面から頂いている意見は、海外から寄せられている意見と大きくは変わらない」とし、具体的な対象者としてはWHOが勧告した医療従事者、ハイリスク者とされる基礎疾患を有する人、患者の多い小児や中・高校生、季節性での死者が多い高齢者が挙がっていることを明らかにした。 ワクチンの接種は10月から始まる見通しで、厚労省は対象者をその前に決定する方針。生産量は1400万-1700万本と見込まれており、2500万本とする当初の試算から約1000万本減っている。江浪課長補佐はワクチン輸入の可能性について、「必要量を確保するという観点から、もちろん検討する」と述べた。

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1.肺炎球菌ワクチン 公費助成で医療費減も (産経新聞),産経新聞
RV=160.6 2009/08/06 12:37
キーワード:接種,診療,累計,負担,高齢

 ■新型インフル流行前に高齢者は接種を 「秋の新型インフルエンザ大流行の前に高齢者は接種を」と、肺炎球菌ワクチンがにわかに注目を浴びている。高齢者はインフルエンザにかかると肺炎を併発しやすく、死亡率も高い。新型インフルエンザでも構図は同じとみられるからだ。高齢者の肺炎死亡を減らそうと、ワクチン接種に公費助成をする自治体からは入院患者の減少で医療費減につながったとの報告も出ている。(佐藤好美) ◆肺炎死3分の1に 長野県波田(はた)町は松本市に隣接する人口1万5千人の町。3年前、肺炎球菌ワクチンの公費助成を始めた。町に助成を働きかけた波田総合病院の清水幹夫救急総合診療科長は、ワクチンの成果を身にしみて感じている。 「ワクチンへの公費助成を始める前は、冬季の入院ベッドはインフルエンザから肺炎を併発した高齢者でいっぱいで、町立病院なのに救急患者をよそに搬送しなければならなかった。内科医の疲弊もひどく、このままでは救急医療が立ち行かなくなると思った」という。 そこで町と協議し、肺炎が重症化しやすく、長期入院が急激に増える75歳以上を対象に、肺炎球菌ワクチンの接種に2千円の助成を始めた。町民の自己負担は4千円。現在、70代後半の接種率は54%に上る。 町の規模が小さいだけに数字にするのは難しいが、ターゲット層の75〜79歳では肺炎入院患者がほぼ3分の1になった。目に見える効果も大きい。冬季に満床だったベッドに空きが出るようになり、重症患者を断らないで済むようになった。 医療費抑制効果もあった。清水科長は、肺炎患者の入院減で医療費は昨年度、約2600万円減ったと推計する。これに対して、町がワクチン助成にかけた費用は累計で約160万円。清水科長は「浮いた分を、80歳以上のさらに重症化しやすい患者の治療に回すことができる」と喜ぶ。 北海道せたな町で平成13年に肺炎球菌ワクチンの公費助成に踏み切った医師、村上智彦さんは「公費助成前、町の老人医療費は全国トップだったが、肺炎球菌ワクチン接種で818位まで下がった。ワクチンは住民に予防医療の重要性を認識してもらう道具。健康への意識が高まれば医療費は減る」と話す。 ◆米国では備蓄も 現在、公費助成を行う自治体は図の通りで、高齢者の接種率は4%程度。ワクチン接種は自費なら7千〜8千円程度かかるが、新型インフルエンザの流行前に接種率を上げるべきだとの声は強い。米国では高齢者の65%以上が接種済みで、2千万人分の肺炎球菌ワクチン備蓄も決めた。 日本感染症学会も今年5月、緊急提言で「(新型インフルエンザの)重症例にはウイルス性肺炎より細菌性肺炎例や呼吸不全例が多く見られる」とし、(1)65歳以上の高齢者(2)慢性の呼吸器疾患並びに慢性心疾患(3)糖尿病の患者−に肺炎球菌ワクチン接種を考慮するよう呼び掛けた。 インフルエンザに詳しいけいゆう病院(横浜市)の菅谷憲夫小児科部長は「これから秋にかけて、新型インフルエンザが流行するのは間違いない」と指摘。そのうえで、「インフルエンザで死亡する高齢者の多くは、細菌性肺炎を併発して死亡している。新型インフルエンザでも細菌性肺炎による死亡が多いことが分かってきた。それなのに、日本のように肺炎球菌ワクチンの接種率が4〜5%しかない状態で新型インフルエンザを迎えるのは問題だ」と話している。                   ◇【用語解説】肺炎球菌ワクチン 肺炎は、がん、心臓病、脳血管疾患に次ぎ、死因の4位で、高齢者ほど死亡率が高い。その原因となる病原体で特に頻度が高く、重症化しやすいのが肺炎球菌。肺炎球菌ワクチンを接種すると、効果は5年以上持続し、インフルエンザワクチンとの併用で肺炎の死亡リスクは8割減るとされる。再接種時に注射部位の腫れや痛みなどの副反応が強かったことから、日本では1度しか接種できない。

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2.デリーでの新型インフル感染者、163人に(インド新聞),インド新聞
RV=97.4 2009/08/06 08:00
キーワード:インド,累計,退院

 インド保健・家族福祉省は4日、インド国内で新たに16例の新型インフルエンザ感染が確認されたと発表した。うち6例がプネ、3例がデリー、2例がグルガオン、2例がムンバイ、2例がチェンナイ、1例がトリバンドラムで確認された。これにより、インドでの累計感染確認は8月4日現在、574人に達した。うち470人がすでに回復し、退院。1人が死亡した。 なお、デリーでの累計感染確認は8月4日現在、163人に達した。うち海外での感染者が109人、国内感染者が54人である。(09年8月4日のインド保健・家族福祉省発表から)08/05/2009

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3.【タイ】新型インフルエンザ感染、35万人以上に(NNA),NNA
RV=84.0 2009/08/06 10:50
キーワード:累計,児童,バンコク

 厚生省は5日、国内の新型インフルエンザ(H1N1型)感染者数が累計で35万〜50万人に上るとの見方を示した。大半は回復したという。バンコク首都圏で感染拡大が収まりつつある一方、地方では依然として拡大傾向にあると指摘。児童・生徒の感染が減り、農家らの感染が増えていると説明した。 先月26日〜今月2日の間に感染者のうち16人が死亡した。死者数は前週の21人から減少。同省は抗インフルエンザ薬「オセルタミビル(タミフル)」の無償供給の効果があったとみている。16人のうち12人が、肥満や糖尿病、過度の喫煙などで健康問題を抱えていたという。 プーチャッカーン(電子版)によると、累計の死者数は81人に増えた。

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1.<新型インフル>高校総体選手ら14人感染疑い(毎日新聞),毎日新聞
RV=152.2 2009/08/07 20:52
キーワード:大会,部員,同校,教諭,奈良

 全国高体連は7日、奈良県を主会場に開かれている全国高校総合体育大会「09近畿まほろば総体」で、新たにフェンシング男子の北上翔南(岩手)の選手1人と引率の男性教諭1人が新型インフルエンザに感染した疑いがあると発表した。フェンシングは7日が開会式で、同校は参加を辞退した。大会日程に影響はない。これで、感染した疑いのある人は過去の発表分を含め計4競技39人になった。 また、フェンシングに出場する予定だった東亜学園(東京)は、奈良入りする前に部員12人の感染疑いが判明し、参加を辞退した。

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2.<新型インフル>早大応援部員40人感染(毎日新聞),毎日新聞
RV=97.9 2009/08/07 22:13
キーワード:県,部員,指針

 福島県北塩原村のホテルで合宿していた早稲田大の応援部員40人が、新型インフルエンザに感染したことが7日分かった。重症者はおらず、宿舎の従業員らに症状はないため、感染拡大の可能性は低いという。同部は7日合宿を中止してバスで帰京した。 県や早稲田大応援部によると、合宿は4〜14日の予定で、部員やOBら約140人が参加。6日に数人がのどの痛みなどの症状を訴え、7日までに計40人が発症した。うち2人に遺伝子検査をした結果、新型の陽性反応が出た。残りの38人も簡易検査でA型だったため、県は指針に基づいて新型に感染したと認定した。

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3.早大応援部、合宿中に新型インフル集団感染(読売新聞),読売新聞
RV=66.3 2009/08/07 20:43
キーワード:県,部員

 福島県北塩原村で合宿していた早稲田大学応援部員40人が、新型インフルエンザに集団感染していたことが7日、わかった。 重症者はいないが、応援部は合宿を中止し、全員がバスで帰京した。 早大広報課と県によると、合宿には応援部員と監督、OBら計約130人が参加。6日に数人がのどの痛みやせきなどの症状を訴え、7日には40人に増えた。県が2人を抽出して遺伝子検査をしたところ新型と判明、40人全員を患者と認定した。宿泊施設を利用していたのは応援部と関係者のみで、県は感染拡大の可能性は低いとみている。 応援部は、早大応援歌などを作曲した古関裕而氏の生誕100年を記念して福島市で10日に開かれるコンサートに参加するのに合わせ、4日から14日までの日程で同県に滞在中だった。

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4.早大応援部40人、感染疑い=コンサート参加取りやめ−福島(時事通信),時事通信
RV=66.3 2009/08/07 21:26
キーワード:県,部員

 福島県は7日、コンサート参加のため同県を訪れた早稲田大応援部の学生ら約130人のうち40人が、新型インフルエンザに感染した疑いがあると発表した。同部員らは参加を取りやめ帰宅した。 県によると、40人は6日、滞在先の福島県北塩原村で発熱やのどの痛みを訴えた。うち2人が7日、遺伝子検査を受け陽性反応が確認されたという。 早大応援部は4日以降、同村の宿泊施設に滞在。福島市内で10日、作曲家の古関裕而さん生誕100年を記念するコンサートでの演奏などを前に、現地で練習していたという。 コンサートは慶応大などが参加し予定通り開かれる。

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1.甲子園応援に行けない!新型インフルで休校(読売新聞),読売新聞
RV=131.8 2009/08/08 08:22
キーワード:大会,同校,出場,野球,沖縄,8月

 甲子園球場で8日に開幕する全国高校野球選手権大会の1日目第2試合に出場する沖縄県代表の興南高校(那覇市、約870人)が新型インフルエンザのため休校となり、一般生徒が初戦の応援に来られなくなるという影響が出ている。 同校によると、生徒2人について、8月4日に保健所から「新型インフルエンザの疑いがある」と連絡があり、翌5日から9日まで休校とし、クラブ活動や講座などを中止している。

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2.<新型インフル>都庁詰めの日経記者が感染(毎日新聞),毎日新聞
RV=80.6 2009/08/08 23:13
キーワード:療養,職場,同社,所属

 日本経済新聞社は8日、同社の東京都庁記者クラブに所属する20代の記者が新型インフルエンザに感染したと明らかにした。記者は自宅療養中で「完全に回復するまで療養させる」としている。同日夕現在、発熱などの症状を訴える同僚はいないというが、同社は同じ職場で働く同僚ら十数人に10日まで自宅で待機し、11日に医療機関で検査を受けるよう指示した。 同社によると、記者は8日午後に新型インフルエンザ感染が確認された。

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1.<新型インフル>助産師ら院内感染の疑い 長野・波田(毎日新聞),毎日新聞
RV=179.7 2009/08/09 19:17
キーワード:療養,診療,県,7月,北海道,研修

 長野県波田町の町立波田総合病院(杉本良洋<よしひろ>院長)は9日、産婦人科・小児科病棟に勤務する40代の女性助産師が新型インフルエンザ(H1N1型)に感染し、別の女性助産師3人も感染の疑いが強いと明らかにした。4人は快方に向かっているが、院内感染の可能性があるとして患者と職員計54人にタミフルを投与、接触の可能性のある新生児4人についても経過を観察している。 病院によると、7月31日〜今月3日に北海道で研修した同県松本市在住の女性助産師が、病院に出勤した4日、せきの症状が出た。7日の深夜勤務中には39度の発熱があり、遺伝子検査で8日夕感染が確認された。自宅療養中という。同様の症状が出た助産師3人は同病棟で同じ時間帯に勤務していた。 同病院は28診療科、職員260人、215病床があり、地域の中核的な医療機関。一日の平均患者数は176人。【高橋龍介】

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2.インフルエンザ被害依然深刻、重病者16名−台湾(サーチナ),サーチナ
RV=56.2 2009/08/09 10:52
キーワード:台湾

 台湾で7日、楊志良氏の衛生署長就任後初となる防疫会議が開かれた。関連写真:そのほかの新型インフルエンザに関する写真(2260件) 会議には、各政府機関の部門担当者が出席。この日台湾を襲った「台風8号(モーラコット)」による今後の衛生面での影響などについて話し合われた。 また午後に開かれた記者会見の席上で楊氏は、現在の台湾の新型インフルエンザ状況についても説明。それによると現在台湾での感染例は30人に達しており、うち16人が重病であるという。 台湾では5月20日に初の新型インフルエンザ感染例が確認されて以来、依然として深刻な状況が続いており、空港などでは厳重な検疫体制が敷かれている。(編集担当:中村卓朗)

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3.塩崎氏事務所、新型インフルで閉鎖…スタッフ4人感染疑い(スポーツ報知),スポーツ報知
RV=43.1 2009/08/09 08:01
キーワード:候補,基地

 衆院選愛媛1区から立候補する塩崎恭久元官房長官(58)は8日、松山市内のホテルで会見し、同市の後援会事務所のスタッフ4人が新型インフルエンザに感染している疑いがあるとして、同事務所を一時閉鎖することを発表した。閉鎖は約1週間をめどとするとし、9日に行う予定だった約3000人規模の決起集会も「苦渋の決断」(塩崎氏)の末、中止する。 保健所などによると、感染の疑いがあるのは男性3人、女性1人でいずれも同事務所の常勤スタッフ。異状を訴え、6、7日に医療機関で簡易検査を受けた結果、インフルエンザと診断された。 新型かどうかはまだ疑わしい段階だが、事務所関係者は「とりあえず医師の指示を仰ぎながら状況を見ていくしかない」と困惑気味。なお塩崎氏や千枝子夫人は感染していない。 公示を18日に控えての前線基地閉鎖に、塩崎氏は「今は感染拡大を防止することが第一。有権者のみなさんにご迷惑をおかけするわけにはいかない」と説明。数日は街宣なども自粛する。 対立候補の民主党の新人、元南海放送アナウンサーの永江孝子氏(49)の陣営は、事務所内にあった消毒液を急きょ玄関前に置き、内勤スタッフ全員がマスクを着用し対応するという。

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1.長野の病院で新型インフル集団発生の疑い(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=151.4 2009/08/10 17:40
キーワード:療養,指針,妊婦,運用,PCR

 長野県東筑摩郡の波田総合病院は8月9日に記者会見を開き、同病院に勤務する助産師が新型インフルエンザに感染したことを明らかにした。また、この助産師と同じ病棟に勤務する助産師3人についても新型インフルエンザ感染の疑いがあり、濃厚接触者は同病棟に勤務する医師など職員34人、妊婦、新生児など患者29人、計63人に上るとしている。 長野県や同病院によると、病棟に勤務する助産師に8月4日からせきの症状が現れ、5日に同病院内の内科を受診した結果、「急性扁桃腺炎」と診断された。その後、7日に39度台の発熱があったため、簡易検査を実施した結果、インフルエンザA型の陽性だった。 また、同じ病棟で勤務する助産師が7日、インフルエンザ症状を発症し、8日にPCR検査で新型インフルエンザの感染が確定した。このほか、同じ病棟で働く助産師2人についても、新型インフルエンザ様症状を発症している。 この4人は、8月5日から7日にかけて病棟勤務をしており、濃厚接触のあった患者は、6月19日に改定された運用指針で「ハイリスク者」とされる妊婦、新生児も含め29人、職員については同病棟に勤務する医師など34人に上る。 同病院によると、4人の助産師は現在自宅療養中で、快方傾向にあるという。また、濃厚接触者については健康観察を行っている。 同病院では、2次感染の予防のため、全職員が常時マスクを着用するとともに、濃厚接触した職員34人についてはタミフルの予防投与を実施。また、入院中の妊婦についても、希望者にはタミフルの予防投与を8日から開始している。

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2.新型インフルで休校不要、米政府が指針(読売新聞),読売新聞
RV=87.3 2009/08/10 19:14
キーワード:登校,指針,原則

 【ワシントン=山田哲朗】米政府は、新型インフルエンザでは原則として学校を閉鎖する必要はないとする指針を発表した。 米政府は4月、感染者が出た学校は2週間、閉鎖するとの方針を定め、700校以上が休校した。しかし、親が仕事に出かけられなかったり、昼食を食べられない子供が出たりするなど影響が予想以上に大きかった。 子供を商店街や図書館などに連れ出す家庭も多かったため効果は薄く、5月には「休校せず、感染者だけが7日間、登校しない」と指針を緩和した。新学期に向け、改めて指針で原則開校を強調した。感染者が家にとどまる期間も「熱が下がってから24時間以上」と短くした。 米疾病対策センター(CDC)のトーマス・フリーデン所長は「休校措置は社会的なコストとのバランスを考えるべきで、休校が必要になることはあまりない」と述べた。

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3.サマースクールで31人感染か=長野(時事通信),時事通信
RV=75.5 2009/08/10 19:27
キーワード:療養,帰宅,大学生

 長野市は10日、長野県外からサマースクールで同市に滞在していた大学生や小中学生ら86人のうち、3人が新型インフルエンザに感染し、28人が感染の疑いがあると発表した。発熱した参加者は、滞在先の大学施設で療養中で、一部は県外に帰宅した。 市によると、サマースクールは小中学生が対象で、東京都内の大学が主催。7〜12日の日程で大学生らが引率していたという。 9日に発熱を訴える参加者が出始め、うち3人が医療機関を受診。10日に新型インフルエンザと確認された。31人のうち20人が小中学生で、残りは大学生と関係者という。

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1.新型インフル 山形大や東北大で集団感染発生(河北新報),河北新報
RV=125.3 2009/08/11 06:13
キーワード:大会,部員,県,仙台

 東北各地の大学などで新型インフルエンザの集団感染が発生したことが10日、明らかになった。 東北大(仙台市)は東京都内であった大会に出場したバレーボール部員ら10人以上が感染したと発表した。大会には部員と応援団員ら計70人が参加。1人の感染が詳細(PCR)検査で確認され、今のところ14人がA型陽性を示し、別に9人が発熱などを訴えている。 日大工学部(郡山市)では音楽系の部活動をしている学生7人が集団感染した疑いがあり、1人の感染が判明した。 山形大工学部(米沢市)では7日のオープンキャンパスにスタッフとして参加した工学部の学生3人と教員1人が集団感染したと、県が発表した。学生2人はPCR検査で感染が確認された。 大学以外でも、福島県は県南地方でキャンプをしていた関東地方の小中学生の男女6人が集団感染した疑いがあると発表。2人の感染が判明した。郡山市も市内の老人ホームで職員3人が感染した疑いがあると明らかにした。 むつ市では市内の5〜35歳の男性8人が感染した。6日までに感染が確認された男子小中学生3人と接触した可能性があるという。

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2.【インド】新型インフル、感染者累計864人へ急増 死者4人に(インド新聞),インド新聞
RV=100.6 2009/08/11 08:00
キーワード:インド,累計,退院

 インド保健・家族福祉省は9日、インド国内で新たに82例の新型インフルエンザ感染が確認されたと発表した。内訳は34例がプネ、13例がデリー、12例がムンバイ、7例がチェンナイ、4例がゴアなど。 これにより、インドでの累計感染確認は9日現在、864人に達した。インドでも感染ピッチが早まってきた。うち523人が回復、退院したが、死亡者も4名に増加した。死者はプネで2人、ムンバイで1人、アーメダバードで1人という内訳になっている。(09年8月9日のインド保健・家族福祉省発表から)08/10/2009

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3.新型インフル、茨城の4歳児が急性脳症で重症(読売新聞),読売新聞
RV=64.9 2009/08/11 23:38
キーワード:県,男児

 茨城県は11日、新型インフルエンザ感染が確認された県南部の男児(4)が、急性脳症(インフルエンザ脳症)を発症し、集中治療室(ICU)で治療を受けていると発表した。 呼吸状態が不安定で、人工呼吸器を装着しているという。厚生労働省によると、新型インフルエンザでこうした重症患者の確認は初めて。 県によると、男児は9日朝から、せきなどの症状があり、10日朝には38・5度の発熱があった。午後になって、けいれん発作や意識障害が出たため、救急車で病院に搬送された。11日の検査結果で、新型インフルエンザ陽性と確定され、ICUで治療中。男児や家族に渡航歴はないという。

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1.新型インフル 夏に増加なぜ?  火だねくすぶり拡大中(産経新聞),産経新聞
RV=116.2 2009/08/12 23:24
キーワード:女子,大会,男児

 夏休みに入っても、新型インフルエンザの国内感染者増加に歯止めがかからない。国が自治体に全感染者の報告を求めることをやめた7月24日以降も、サマーキャンプや部活動などで集団感染が相次いで報告されている。通常なら夏には増加しないはずのインフルエンザ。専門家らは「冬を考えると、いまの状況は『流行』にはあたらない」と警告している。(蕎麦谷里志) 一般にインフルエンザウイルスは湿気や高温に弱いとされる。例年の季節性インフルの流行も、1〜2月ごろにピークを迎え、暖かくなる5月の連休明けには収束している。 しかし、新型インフルは5月上旬に国内初の感染者が報告されて以降、兵庫、大阪両府県を中心に感染が拡大。同月下旬にいったん減少したものの、6月に入ると再び増加に転じた。 7月24日以降は政府の方針転換で全数把握をやめたため、正確な感染者数は不明だが、国内感染は6000人に迫っていると推測されている。学校が夏休みに入ってからも、高校野球で甲子園出場を決めた天理高校(奈良県)、大阪市主催のサマーキャンプ、早稲田大応援部…。全国高校総合体育大会(インターハイ)では、岡山、埼玉、沖縄の女子バレーボール部代表が、集団感染のため欠場を余儀なくされた。 真夏にもかかわらず、感染者の報告が減らないのはなぜか−。国立感染症研究所の岡部信彦感染症情報センター長は「増えているように見えるだけで、一般的なインフルエンザの広がり方を考えると、現在のような1週間で数千人という規模の増加は増えているうちに入らない」と指摘する。 季節性インフルでもピーク時の感染者は1週間に100万人を超す。多くの人が免疫を持たない新型では感染者はさらに増えると想定され、「本格的な流行時と比較したら、現在の感染拡大はわずかな変化にすぎない」(岡部センター長)。北里大医学部の和田耕治助教(公衆衛生)も「現状は火種がくすぶりながら全国に広がっている状態。感染者が急増するのは秋以降だろう」と分析する。 新型が弱毒性であることもあり、厚労省も「現状はまだ大騒ぎする事態ではない」としているが、油断は禁物だ。感染者が増えれば、それだけ重症化しやすい妊婦やぜんそくなどの基礎疾患を持つ人に感染が及ぶ可能性が高まる。11日には、茨城県の男児(4)がインフルエンザ脳症を発症し、意識不明におちいっている。 感染研が全国5000カ所の医療機関で行っているインフルエンザの定点観測で、感染者の報告数が4週連続で増加していることも気がかりだ。7月5日までの1週間では、医療機関1カ所当たりの感染報告数は0・16人だったが、以降4週連続で増え続け、8月2日までの1週間では0・56人にまで増加。その大半が新型とみられている。 和田助教は「本格的な流行となれば国民の10人に2人が感染し自宅待機する。企業などはそうした事態でも、通常業務を遂行できるよう備えておくことが大切だ」と呼びかけている。

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2.新型インフル 山形・福島・青森28人の感染確認(河北新報),河北新報
RV=86.5 2009/08/12 06:13
キーワード:保育,女児

 山形、福島、青森県で11日、新型インフルエンザの感染が確認された。 山形大は、学生6人の感染を発表した。いずれも快方に向かっている。既に工学部(米沢市)の学生3人と教員1人の感染が確認されている。 今回は山形市の医学部、理学部などに所属する男女6人で、うち3人の感染が詳細(PCR)検査で確定。4人が体育系、2人が文化系サークルに所属している。 同大は17日までサークル活動を停止するとともに、学生の1人が、8日にあったオープンキャンパスでスタッフをしていたことから、参加者に注意を呼び掛けている。 同県内ではこのほか、山形市の高校で4人、鶴岡市の企業でも2人の感染が確認された。 郡山市は、保育所の園児10人と保育士2人が集団感染した疑いがあると発表した。12人は5日から発熱などを訴え、医療機関で診断を受けた。うち園児2人は11日の詳細検査で確認。症状は軽いという。 むつ市は、成人女性1人、男子小学生2人、未就学女児1人の計4人が感染したと発表した。4人とも、6日までに感染が確認された市内の男子小中学生3人と接触した可能性があるとみて調べている。同市内の感染者は計15人になった。

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3.世界初、大統領が新型インフル…コスタリカ(読売新聞),読売新聞
RV=82.6 2009/08/12 11:23
キーワード:府,療養

 【リオデジャネイロ=小寺以作】コスタリカの大統領府は11日、アリアス大統領(68)が、新型インフルエンザに感染したと明らかにした。 ロイター通信によると、国家元首の感染が公になったのは世界で初めてとみられる。 ノーベル平和賞受賞者でもある同大統領は、風邪のような症状を訴え、保健省の検査で11日午後になって感染が発覚した。症状は安定しているものの、17日まで自宅で療養するとしている。 コスタリカでは11日現在、新型インフルエンザ感染による死者が28人にのぼっている。

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4.コスタリカ大統領が感染=新型インフル(時事通信),時事通信
RV=82.6 2009/08/12 11:26
キーワード:府,療養

 【サンパウロ時事】中米コスタリカの大統領府は11日、アリアス大統領が新型インフルエンザに感染したと発表した。新型感染を公表した国家元首は初めて。 大統領府によると、ぜんそくの持病があるアリアス大統領は9日にのどの痛みと発熱を訴え、検査の結果、新型インフルエンザ感染が判明した。17日の再検査まで自宅療養し、隔離・治療の間は会見などの公務を控えるという。

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5.<コスタリカ>大統領が新型インフル感染 電話で執務(毎日新聞),毎日新聞
RV=82.6 2009/08/12 12:22
キーワード:府,療養

 【メキシコ市支局】中米コスタリカのノーベル平和賞受賞者、アリアス大統領(68)が11日、新型インフルエンザに感染していることがわかった。大統領は「流行病は人を区別しない。これで我が国に感染者が1人増えた」とコメントした。 大統領府によると、9日からのどの痛みと発熱があった。同大統領はぜんそくの持病があり、注意を要するという。治療薬タミフルを処方され、レントゲン検査や血液検査を受けた。自宅で療養することになった大統領は「のどの痛みと熱以外は問題ない。電話を使って執務をしている。来週には通常に戻りたい」と話している。 同国では今月7日現在、新型インフルエンザに798人が感染、27人の死亡が確認されている。 アリアス大統領は、1期目時代の87年、中米和平への貢献でノーベル平和賞を受賞。最近ではホンジュラスのクーデター危機の仲介役を務めている。

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1.大阪の障害児施設で新型インフル集団感染か(読売新聞),読売新聞
RV=136.5 2009/08/13 21:23
キーワード:保育,入所,府

 大阪府枚方市の社会福祉法人「枚方療育園」は13日、運営する重症心身障害児施設の男性入所者(29)が新型インフルエンザに感染して呼吸困難に陥り、人工呼吸器を使用していると発表した。 同施設の女性看護師も感染したほか、他の男性入所者や、併設する職員用保育園の女性保育士ら計5人からA型ウイルスの陽性反応が確認されており、府は集団感染の可能性が高いとみている。患者らはいずれも快方に向かっている。 府と枚方療育園によると、男性入所者は10日に39・2度の高熱を発し、人工呼吸器を装着した。12日には新型インフルエンザの感染が確認されたが、現在、容体は安定しているという。男性は慢性気管支炎で、日常的に酸素マスクが必要な状態だった。 保育園では、別に2歳の園児2人もインフルエンザに似た症状を訴えているという。 記者会見した枚方療育園の渡辺誠園長は「男性入所者は自力で動けない状態で、職員から感染したと考えている。抗インフルエンザ薬を予防投与し感染拡大の防止に努めたい」と話した。

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2.真夏になぜ? 新型インフル感染拡大 免疫なく…“火種”くすぶる(産経新聞),産経新聞
RV=118.7 2009/08/13 07:57
キーワード:女子,大会,男児

 夏休みに入っても、新型インフルエンザの国内感染者増加に歯止めがかからない。国が自治体に全感染者の報告を求めることをやめた7月24日以降も、サマーキャンプや部活動などで集団感染が相次いで報告されている。通常なら夏には増加しないはずのインフルエンザ。専門家らは「冬を考えると、いまの状況は『流行』にはあたらない」と警告している。(蕎麦谷里志) 一般にインフルエンザウイルスは湿気や高温に弱いとされる。例年の季節性インフルの流行も、1〜2月ごろにピークを迎え、暖かくなる5月の連休明けには終息している。 しかし、新型インフルは5月上旬に国内初の感染者が報告されて以降、兵庫、大阪両府県を中心に感染が拡大。同月下旬にいったん減少したものの、6月に入ると再び増加に転じた。 7月24日以降は政府の方針転換で全数把握をやめたため、正確な感染者数は不明だが、国内感染は7000人を超えていると推測されている。学校が夏休みに入ってからも、高校野球で甲子園出場を決めた天理高校(奈良県)、大阪市主催のサマーキャンプ、早稲田大応援部…。全国高校総合体育大会(インターハイ)では、岡山、埼玉、沖縄の女子バレーボール部代表が、集団感染のため欠場を余儀なくされた。 真夏にもかかわらず、感染者の報告が減らないのはなぜか−。国立感染症研究所の岡部信彦感染症情報センター長は「増えているように見えるだけで、一般的なインフルエンザの広がり方を考えると、現在のような1週間で数千人という規模の増加は増えているうちに入らない」と指摘する。 季節性インフルでもピーク時の感染者は1週間に100万人を超す。多くの人が免疫を持たない新型では感染者はさらに増えると想定され、「本格的な流行時と比較したら、現在の感染拡大はわずかな変化にすぎない」(岡部センター長)。北里大医学部の和田耕治助教(公衆衛生)も「現状は火種がくすぶりながら全国に広がっている状態。感染者が急増するのは秋以降だろう」と分析する。 新型が弱毒性であることもあり、厚労省も「現状はまだ大騒ぎする事態ではない」としているが、油断は禁物だ。感染者が増えれば、それだけ重症化しやすい妊婦やぜんそくなどの基礎疾患を持つ人に感染が及ぶ可能性が高まる。11日には、茨城県の男児(4)がインフルエンザ脳症を発症し、意識不明におちいっている。 和田助教は「本格的な流行となれば国民の10人に2人が感染し自宅待機する。企業などはそうした事態でも、通常業務を遂行できるよう備えておくことが大切だ」と呼びかけている。

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3.【インド】新型インフルが猛威、行政や企業が対策急ぐ(NNA),NNA
RV=73.6 2009/08/13 08:30
キーワード:インド,累計

 インドで新型インフルエンザ(H1N1型)が猛威をふるっている。12日までに累計感染者数は1

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1.新型インフル 男児2人重症化 「毒性強くない 冷静な対応を」(産経新聞),産経新聞
RV=168.3 2009/08/14 07:57
キーワード:男児,小学校,指針,妊婦,7月

 福島県と茨城県で新型インフルエンザに感染した男児2人が肺炎を発症したり、インフルエンザ脳症を発症したりするなど子供が重症化するケースが相次いでいる。新型の感染者は季節性インフルエンザが減少する夏になっても増加しているが、厚労省は「ウイルスの毒性が強まったわけではない」と冷静な対応を呼びかけている。 11日に肺炎と診断され、翌12日に新型の感染が確認されたのは首都圏から福島県に帰省中だった小学校中学年の男児。現在、意識はあるものの呼吸が不安定な状態といい、人工呼吸器を着けて治療を受けている。茨城県では11日、新型に感染した男児(4)がインフルエンザ脳症を発症。県内の感染症指定医療機関の集中治療室(ICU)で治療を受けている。厚労省によると、男児は意識がない状態が続いており、人工呼吸器を着けて治療を続けているという。 厚労省によると、インフルエンザ脳症や肺炎などの症状は、季節性インフルでも一定の確率で発生している。新型でも茨城県の男児を含め、これまでに5人がインフルエンザ脳症を発症。肺炎の発症者数は統計がないが、人工呼吸器を着けた事案は今回の2人を含め計6例確認されている。 新型は「弱毒性」とされ、多くの人は1週間程度で治る。しかし、インフルエンザは季節性でも毎年1千万人が感染し、1万人が死亡するとされている。多くの人が免疫を持たない新型が本格的に流行すれば、感染者はさらに増えるとみられ、その分、重症患者や死者も増えるとみられている。 妊婦やぜんそくなど持病を持つ人は重症化しやすいとされており、特に注意が必要だ。 新型の感染者(4689人、7月23日時点)のうち、10歳未満が909人(19%)、10代が2191人(47%)、20代が816人(17%)と、若い世代に感染者が集中していることも大きな特徴だ。 厚労省は当初、感染が疑われる場合、自治体が設置する発熱相談センターに電話した上で、患者が医療機関を受診する対策を取っていた。しかし、6月に新型対策の運用指針を変更し、同センターに電話をしなくても、原則的にすべての医療機関で新型の診察ができるようになった。 厚労省は「少しでも不安を感じたら近くの医療機関に出向いたり電話で相談してほしい」と呼びかけている。

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2.「豚インフル」感染イヤ…メッカ巡礼自粛も(読売新聞),読売新聞
RV=72.3 2009/08/14 21:29
キーワード:キャンセル,7月

 【カイロ=加藤賢治】新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の影響で、サウジアラビアのイスラム教の聖地メッカへの巡礼(ハッジ)を自粛、制限する動きが広がっている。 感染の拡大を恐れるイスラム諸国の中には巡礼規制に踏み出す動きも出るなど、異例の対応を迫られている。 「今年の巡礼希望者は大幅減だ。給料がもらえるか、心配だよ」 カイロの大手旅行社「エジトラブ」のハッジ担当者は困り果てていた。同社は昨年、約250人のハッジ参加者を取り扱ったが、今年の参加確定者はわずか5人。予約は100人いるものの、キャンセルが相次いでいるというのだ。 豚を不浄と見なすイスラム教徒には感染への嫌悪感が強く、ハッジを見合わせる人が続出している。「エジプト観光連盟」によると、旅行社の収入の約6割はハッジ関連のため、巡礼者の大幅な減少は大きな打撃だ。 昨年はハッジに約240万人が参加、今年は11月下旬に行われる。サウジの保健省は、空港に隔離施設を設置するなど、厳戒態勢をしいている。 だが7月には、ハッジとは別に、年間を通じていつでも行える小巡礼(ウムラ)から帰国したエジプト人女性(25)が新型インフルエンザ感染で死亡。アラブ諸国は、世界保健機関(WHO)との協議で、高齢者や子供らの巡礼を制限することを示し合わせた。 また、イランとイラクは、小巡礼者が集中する8月下旬から約1か月間のラマダン(断食月)中の小巡礼を禁止。エジプト政府も13日、25歳以下と65歳以上の国民の小巡礼を認めない方針を示すなど、各国が警戒を強化し始めた。サウジでは既に新型インフルエンザで11人が死亡しており、感染の拡大次第では、ハッジの制限を強めざるを得ない状況になりつつある。

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3.海外旅行 富裕層に照準 高額商品続々(産経新聞),産経新聞
RV=70.5 2009/08/14 07:56
キーワード:インド,7月

 景気後退や新型インフルエンザの流行で旅行需要が伸び悩む中、旅行大手各社は富裕層をターゲットにした海外旅行商品の販売に力を入れている。100万円を超える商品でも好調に伸びており、100万円を下回ればお値打ち商品とされる。海外旅行の流れは“安近短”が続いており、富裕層ビジネスは安定的な収益源となっている。 JTBの富裕層向け拠点「ロイヤルロード銀座」(東京都中央区)では、平均価格が150万円に上る「夢の休日 海外シリーズ」の取り扱い人数が、前年同期比で3割増えた。ビジネスクラスでの移動と高級リゾートへの宿泊などを組み合わせた豪華旅行。平成20年度の下期からリーマン・ショックや燃料費高騰によって、海外旅行全体の需要が低迷しているが、ロイヤルロード銀座は“蚊帳の外”だ。 こうした実績を踏まえ、店舗も拡大。4月から大阪と仙台、札幌の各支店の中に富裕層を対象にしたコーナーを設け、潜在ニーズの掘り起こしに力を入れる。 近畿日本ツーリストは、銀座支店単独で企画・販売していた高価格商品「ラグゼ」を、21年度から全国に展開した。これに伴い、価格帯を150万円程度から80万円前後に設定。「ビジネスクラスを利用できるという高品質性とお値打ち感を訴求するのが狙い」(田口久喜・東日本海外仕入ホリデイ事業部長)だ。 阪急交通社は、最高級ブランド「ロイヤルコレクション」を7月から衣替え。従来はパッケージツアーだったが、オーダーメード商品とした。「ザ・アニバーサリー」という企画では、プライベートジェットの旅、ファーストクラスの旅などのモデルコースを用意。顧客の要望に沿ったプランに仕立て上げていく。すでに20組が申し込んでおり、豪華列車でめぐるインド11日間のコース(基本価格は130万円から)などの人気が高いという。

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1.新型インフルで2人目の死者=台湾(時事通信),時事通信
RV=91.3 2009/08/15 19:48
キーワード:台湾,女児

 【台北時事】台湾衛生署(衛生省)は15日、新型インフルエンザで6歳の女児が死亡したと発表した。新型インフルエンザによる死者は台湾で2人目。 女児は7月25日から38度以上の熱を出し、通院していたが、肺炎の症状が表れるなど、重症化したという。台湾では重症化した例として死者2人を含む計25人が確認されている。

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2.新型インフル インド、パニック寸前 遅れてきた流行(産経新聞),産経新聞
RV=85.6 2009/08/15 20:29
キーワード:女子,インド

 【ニューデリー=田北真樹子】インドで新型インフルエンザによる死者が10日間で20人を超え、患者数は1200人にまで急増した。春ごろに感染が急拡大したメキシコや米国などより遅れてきた新型インフルの到来に、インド国内はパニック寸前の様相。政府は治療のガイドラインを出すなどして事態の沈静化に懸命になっている。 最初の死亡ケースは今月3日、診察で訪れた病院で感染したとみられる西部マハラシュトラ州プネの14歳の女子学生。その後も死者は続出し、15日には26人に達した。感染者も1300人を超えた。 死者数はプネだけで12人に上るが、商都ムンバイでも死者2人が出ており、同市は市内の教育機関を19日まで休校にしたほか、人の集まる映画館を15日まで休館にした。死者が出ていないデリーでも、マスクが飛ぶように売れており、品薄の状態が続いている。 インド政府は海外で感染が広がった当時、「体制は万全だ」と自信を持っていた。だが、感染報告が相次ぐと病院の診断拒否などが表面化、万全のはずの体制にほころびが出ている。政府は14日になって事態の沈静化を図ろうと、新型インフルの症状を3段階に分類し、医師の診断や治療薬、タミフルの投与の必要性を明記した指針を示した。 ほとんどの死者に海外渡航歴はなく、なぜインドで突然、蔓延(まんえん)が始まったのかは不明。雨期に入ったこの季節は気温がやや下がって湿度が上がり、季節要因が背景にあるのではないかとの見方も出ている。

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3.<新型インフル>国内初死者 感染のすそ野の広がりと関係か(毎日新聞),毎日新聞
RV=77.2 2009/08/15 20:56
キーワード:接種,妊婦

 厚生労働省は15日夕、担当者が緊急会見し、新型インフルエンザウイルスの毒性の変化ではなく、感染のすそ野の広がりが患者の死亡につながったとの見方を示した。特に重症化しやすい基礎疾患を持つ患者や妊婦の感染予防が必要だとして、今後、患者団体に冊子を配布するなどして警戒を呼び掛ける方針を明らかにした。 厚労省によると、全国約5000カ所の医療機関から国立感染症研究所に寄せられるインフルエンザ患者報告で、沖縄県は7月27日〜8月2日の1施設当たりの報告数が11.79と、都道府県別では突出して高い。全国平均は0.56だが、19都道府県の72保健所で流行の水準である「1」を超えており、その大半は新型の感染者とみられるという。 中嶋建介・感染症情報管理室長は「季節性インフルエンザの冬の流行ほどではないが、この時期としては全国的に感染が広がっているのは間違いない。季節性では毎年相当数が死亡しており、それを踏まえれば新型インフルエンザ患者の死亡例は今後も出ると予想される」と述べた。そのうえで、重症化しやすい層の感染予防と、感染した可能性がある人が他人に移さない対策の徹底が重要と指摘した。 また、ウイルスの毒性について、周囲に重症化した患者がいないことから「変異はしていない」との認識を示したが、念のために、死亡した患者の検体を国立感染研で確認する考えを示した。 舛添要一厚労相は「今後いつ全国的で大規模な患者増加を見てもおかしくない状況で、医療体制の整備やワクチン接種体制の整備に鋭意取り組む」とのコメントを発表し、国民に正確な情報に基づいた冷静な対応を呼び掛けた。【清水健二】

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4.新型インフル 国内初死者 感染のすそ野の広がりと関係か(毎日新聞),毎日新聞
RV=77.2 2009/08/15 21:07
キーワード:接種,妊婦

 厚生労働省は15日夕、担当者が緊急会見し、新型インフルエンザウイルスの毒性の変化ではなく、感染のすそ野の広がりが患者の死亡につながったとの見方を示した。特に重症化しやすい基礎疾患を持つ患者や妊婦の感染予防が必要だとして、今後、患者団体に冊子を配布するなどして警戒を呼び掛ける方針を明らかにした。【特集】新型インフル 対策は?相談窓口は? 厚労省によると、全国約5000カ所の医療機関から国立感染症研究所に寄せられるインフルエンザ患者報告で、沖縄県は7月27日〜8月2日の1施設当たりの報告数が11.79と、都道府県別では突出して高い。全国平均は0.56だが、19都道府県の71保健所で流行の水準である「1」を超えており、その大半は新型の感染者とみられるという。 中嶋建介・感染症情報管理室長は「季節性インフルエンザの冬の流行ほどではないが、この時期としては全国的に感染が広がっているのは間違いない。季節性では毎年相当数が死亡しており、それを踏まえれば新型インフルエンザ患者の死亡例は今後も出ると予想される」と述べた。そのうえで、重症化しやすい層の感染予防と、感染した可能性がある人が他人に移さない対策の徹底が重要と指摘した。 また、ウイルスの毒性について、周囲に重症化した患者がいないことから「変異はしていない」との認識を示したが、念のために、死亡した患者の検体を国立感染研で確認する考えを示した。 舛添要一厚労相は「今後いつ全国的で大規模な患者増加を見てもおかしくない状況で、医療体制の整備やワクチン接種体制の整備に鋭意取り組む」とのコメントを発表し、国民に正確な情報に基づいた冷静な対応を呼び掛けた。【清水健二】

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1.保育所で新型インフル集団感染=幼児11人、いずれも軽症−宮城県女川町(時事通信),時事通信
RV=171.0 2009/08/16 17:03
キーワード:保育,入所,男児,休業

 宮城県は16日、同県女川町の町立保育所で新型インフルエンザの集団感染が発生したと発表した。男児(6)が遺伝子検査で新型と判明し、ほかに10人が簡易検査でA型陽性と分かった。いずれも軽症で快方に向かっているという。 県疾病・感染症対策室によると、保育所には0〜5歳児までのクラスがあり、76人が入所。13日から2歳児以上のクラスの幼児に発熱やせきなどの症状が出始めたという。女川町は保育所を17日まで臨時休業とし、感染拡大を防ぐとしている。

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2.遅れてきた新型インフル インド、24人死亡 季節要因?突然の蔓延(産経新聞),産経新聞
RV=87.1 2009/08/16 07:56
キーワード:女子,インド

 【ニューデリー=田北真樹子】インドで新型インフルエンザによる死者が10日間で20人を超え、患者数は1200人にまで急増した。春ごろに感染が急拡大したメキシコや米国などより遅れてきた新型インフルの“到来”に、インド国内はパニック寸前の様相。政府は治療のガイドラインを出すなどして事態の沈静化に懸命になっている。 最初の死亡ケースは今月3日、診察で訪れた病院で感染したとみられる西部マハラシュトラ州プネの14歳の女子学生。その後も死者は続出し、15日には24人に達した。感染者も1300人を超えた。 死者数はプネだけで12人に上るが、商都ムンバイでも死者2人が出ており、同市は市内の教育機関を19日まで休校にしたほか、人の集まる映画館を15日まで休館にした。死者が出ていないデリーでも、マスクが飛ぶように売れており、品薄の状態が続いている。 インド政府は海外で感染が広がった当時、「体制は万全だ」と自信を持っていた。だが、感染報告が相次ぐと病院の診断拒否などが表面化、万全のはずの体制にほころびが出ている。政府は14日になって事態の沈静化を図ろうと、新型インフルの症状を3段階に分類し、医師の診断や治療薬、タミフルの投与の必要性を明記した指針を示した。 ほとんどの死者に海外渡航歴はなく、なぜインドで突然、蔓延(まんえん)が始まったのかは不明。雨期に入ったこの季節は気温がやや下がって湿度が上がり、季節要因が背景にあるのではないかとの見方も出ている。

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3.新型インフル 国内初の死者 「毒性強まっていない」 厚労省・沖縄県会見(産経新聞),産経新聞
RV=81.6 2009/08/16 07:56
キーワード:透析,沖縄

 国内で新型インフルエンザの患者が確認されてから3カ月余。沖縄県でついに初の死者が確認された。通常の季節性インフルでも毎年、国内で1万人以上が死亡しており、死者が出るのは時間の問題とされていた。とくに持病がある人は重症化しやすいといわれており、死亡した男性も慢性腎不全で透析治療を受けていた。男性の死亡を受け、急遽(きゅうきょ)会見を開いた厚生労働省や沖縄県は「毒性が強まったわけではない」として平静を呼びかけた。 「通常の季節性インフルエンザを超える毒性はなく、パニックにならないでほしい」。15日夕、緊急会見を開いた沖縄県福祉保健部の宮里達也統括監はこう呼びかけ、新型の毒性が強まったわけではないことを強調した。 宮里統括監は、通常の季節性インフルでも死亡率は約0・1%だとし、死亡した男性については、「基礎疾患があり免疫力が落ちた状態で感染し死亡した」と分析した。 透析患者の場合、インフルエンザを含む「感染症」は死因の2番目。1日おきの透析が必要で、外出が避けられない上、狭い空間で複数の患者が同時に透析を受けるため院内感染のリスクもあるという。 通常は夏には終息するインフルエンザだが、新型の感染力は強く、全国に拡大中だ。国立感染症研究所によると、全国5千カ所の医療機関に寄せられている患者報告数は4週連続で増加している。特に沖縄県は、今月2日までの1週間の平均報告数が11・79人。1・0を超えると流行とされ、全国でもトップの値を示している。 「重症化が懸念される基礎疾患をもつ人については、患者会などを通じて積極的に情報提供をしていく」。男性の死亡を受け、厚労省は会見で、これまで医療機関などを通じて実施してきた情報提供を患者会にまで広げるなど強化する方針を示した。 ただ、新型を弱毒性とするこれまでの見解に変わりはない。会見では沖縄県と同様、「今回の新型の毒性は季節性と同程度」と繰り返し、必要以上に警戒する必要はないことを強調した。                   ◇【用語解説】新型インフルエンザ 人が免疫を持たない新種のインフルエンザ。鳥類など動物のインフルエンザウイルスが人から人に感染する際、変異して出現するとされる。おおむね数十年周期で発生し、1918〜19年のスペイン風邪では、世界の人口の25〜30%が罹患(りかん)し、4千万人が死亡したとの推計もある。現在流行している新型のウイルスは、豚由来の毒性の弱いH1N1型だが、政府などは毒性の強いH5N1型鳥インフルエンザに対する警戒も続けている。

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4.新型インフル 国内初の死者 持病ある沖縄57歳男性(産経新聞),産経新聞
RV=81.6 2009/08/16 07:56
キーワード:透析,沖縄

 厚生労働省は15日、新型インフルエンザに感染した沖縄県宜野湾市の男性(57)が死亡したと発表した。国内では5月に初の感染者が確認されて以来、死者は初めて。男性は慢性腎不全のため透析を受け、過去に心筋梗塞(こうそく)の治療歴があった。厚労省は男性が新型インフルに感染したことで肺炎を併発し、敗血症を起こして死亡したとみている。 厚労省によると、男性は9日午後、のどの痛みを訴えた。10日の透析治療中に37度台の熱があったが、簡易検査は陰性だった。12日の透析中に39度まで熱が上がったため再度、簡易検査を実施。インフルエンザA型陽性と判明した。男性はタミフルを投与され、別の医療機関に入院したが、15日早朝に死亡した。 沖縄県が同日、緊急に遺伝子診断(PCR)を行い、新型インフルに感染していたことが分かった。 男性の死亡後に新型の感染が確認されたことについて、沖縄県は「感染が蔓延(まんえん)しており、医療機関が県に報告するタイミングが遅れた」と説明している。新型の感染者は季節性インフルが減少する夏になっても全国的に増加。沖縄でも感染者が急増していた。厚労省は「重症化が疑われる場合は早期にPCRを行うべき」としている。 死者が出たことを受け、麻生太郎首相は「国や自治体が発する情報を良く聞き警戒を怠らない一方、冷静な行動をお願いする」と談話を発表した。

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5.新型インフル感染で国内初の死者(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=81.6 2009/08/16 11:45
キーワード:透析,沖縄

 厚生労働省と沖縄県は8月15日、新型インフルエンザに感染していた57歳の男性患者が死亡したと発表した。国内での新型インフルエンザ感染者の死亡例は初。また、舛添要一厚労相は「ウイルスの病原性が変化したものではない」などとするコメントを発表した。 厚労省などによると、死亡したのは沖縄県在住の57歳の男性で、心筋梗塞の治療歴があり、慢性腎不全のため、人工透析を受けていた。8月9日に咽頭痛、咳などの症状が現れ、10日に透析を受けた医療機関で簡易検査を行ったところ、A型陰性だったため、解熱剤の処方を受けた。12日に再び透析を受けたが、透析中に発熱、39度台まで上昇した。簡易検査でA型陽性となったため、透析後にタミフルを投与。胸部写真の心陰影拡大や全身状態が思わしくないことから、同日に別の医療機関に紹介、入院となった。 その後、14日未明に意識レベルが低下、肝機能障害と血小板減少がみられた。意識レベルはいったん改善するが、同日夕から呼吸苦が増強、透析を実施した。しかし、15日に入って循環不全となり、同日午前1時半ころに心停止。心肺蘇生によりいったんは心拍再開したが、午前7時前に死亡が確認された。緊急でPCR検査を行ったところ、新型インフルエンザ陽性であることが確認された。 この男性の周辺にインフルエンザ様症状のある人はおらず、同県は、感染源については不明としている。 また、死亡例の発生を受けて舛添要一厚労相は15日、「新型インフルエンザ(A/H1N1)による死亡者の発生について」と題するコメントを発表した。 この中で舛添厚労相は、「新型インフルエンザウイルスの病原性が変化したものとは考えておりません」としたものの、念のため国立感染症研究所でウイルス変異の有無などの確認を行う意向を示した。 また、現状について「新型インフルエンザの感染は拡大している状況」にあるとの認識を示し、国民に対し基本的な感染症対策を取るよう呼び掛けた。

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1.「最悪の事態」にも備え 新型インフルエンザで米厚生長官(CNN.co.jp),CNN.co.jp
RV=141.0 2009/08/17 17:30
キーワード:接種,妊婦,登校,子ども

ワシントン(CNN) セベリウス米厚生長官は16日、米国内での新型インフルエンザ(H1N1型)用ワクチン接種は、重症化する恐れのある優先対象でも完了が11月下旬になるとの見通しを示した。そのうえで、「最悪の事態」も想定しつつ、最善の対応を目指す構えを強調した。CNNのインタビュー番組で語った。セベリウス長官によれば、米国内では10月中旬ごろ、新型インフルエンザワクチンの接種が可能になる見通し。1回目の接種の後、3週間おいて2回目を接種し、その後完全に免疫ができるまでにはさらに2週間かかるため、優先的に接種を受ける子どもや妊婦らでも、確実な効果が出るのは「(11月第4木曜日の)感謝祭前後になる」という。長官はインタビューで、「われわれはあらゆるシナリオを想定している」と説明し、各地の学校などの協力を得て秋以降のワクチン接種計画を迅速に進めたいと強調。一方、各家庭でも体調の悪い子どもを登校させないなど、感染の広がりを抑える努力が必要だと訴えた。また、親と子のどちらが感染した場合についても、子どもの預け先をどうするかなどの対応策を用意しておくよう呼びかけた。

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2.障害者施設で「新型」集団感染、1人重症…千葉(読売新聞),読売新聞
RV=45.9 2009/08/17 22:35
キーワード:入所

 千葉市は17日、市内の障害者施設で、入所者ら11人が新型インフルエンザに集団感染し、入所者の男性(40)が重症になったと発表した。 男性は回復に向かっているという。 発表によると発症したのは入所者7人と職員4人。男性は14日に40・2度の発熱があり、簡易検査で新型インフルエンザの陽性反応が出たため、タミフルを服用した。15日朝には意識がもうろうとし、血圧低下や呼吸障害のほか、肺炎も併発して市内の病院に入院。集中治療室で人工呼吸を受けている。 17日午後には熱が下がり、意識も戻りつつあるという。男性は車いすの生活を送っている。

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3.【インド】新型インフル、死者25人 感染確認者は1,インド新聞
RV=43.9 2009/08/17 23:00
キーワード:インド

707人に(インド新聞)

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1.各党マニフェスト 社会保障対策は?(2) 医師不足など段階的に解消へ−民主(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=167.0 2009/08/18 21:44
キーワード:接種,介護,療養,妊婦

 民主党のマニフェストでは、「医療・介護の再生」を掲げ、医師不足の解消や新型インフルエンザ対策、介護労働者の待遇改善などの政策メニューを列挙した。これらの政策を2013年度にかけて段階的に実施する方針を打ち出し、自公政権による「社会保障費2200億円削減」は撤回するとしている。一連の政策に必要な総額16.8兆円の財源は、税金の無駄遣いや天下りの根絶などによって生み出すとしており、消費税の増税には言及していない。 医療関連では、医療崩壊を食い止めるため、医師や看護師などの増員に努める医療機関の入院による診療報酬を増額する。 同時に、医師など医療従事者を増員し、質を高める。医師については、大学医学部の定員を1.5倍に増やし、人口当たり医師数をOECD平均にまで引き上げることを目指す。 また、救急、産科、小児、外科などの医療提供体制を再建するため、地域医療計画の抜本見直しを行う。同時に、妊婦や患者、医師が安心して出産や治療に臨めるよう、現在は産科に限られている無過失補償制度を全分野に拡大する。 後期高齢者医療制度については、「年齢で差別する制度」と批判し、「廃止」の方針を明記した。廃止に伴う国民健康保険の負担増は国が支援するとしている。さらに、被用者保険と国民健康保険を段階的に統合し、将来的に地域保険として一元運用を図る方針も示した。 新型インフルエンザ対策では、危機管理・情報共有体制を再構築するため、ガイドラインや関連法制を全面的に見直すとともに、診療や相談、治療の体制の拡充を図る。ワクチン接種体制も整備する。 肝炎については、患者の世帯の市町村民税課税年額に応じて月額1万円から5万円となっているインターフェロン治療の自己負担限度額の上限を一律1万円にする。同時に、治療のために休職する患者の生活や、インターフェロン以外の治療への支援も行う。 がん対策としては、乳がんや子宮頸がんの検診受診率引き上げを目指す。子宮頸がんについては、ワクチン任意接種も促進する。このほか、化学療法専門医や放射線治療専門医、病理医などを養成する。 一方、介護関連では、介護が必要な高齢者に全国どこでもサービスを提供できる体制づくりを目指す。具体的には、認定事業者に対する介護報酬を加算し、介護労働者の賃金を月額4万円引き上げる。また、政府が進めている「療養病床削減計画」を凍結し、必要な病床数を確保する。

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2.新型インフル感染で神戸の男性が死亡―国内2人目(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=127.6 2009/08/18 20:26
キーワード:透析,沖縄,耐性

 神戸市は8月18日、新型インフルエンザに感染した同市内に住む70歳代の男性が、同日に市内の病院で死亡したことを明らかにした。国内の感染者の死亡が確認されたのは、15日に死亡した沖縄県の男性患者に次いで2人目。神戸の男性は肺気腫、糖尿病、高血圧の基礎疾患があり、糖尿病による腎不全で週3回の透析治療を受けていた。男性の新型インフルエンザの感染源は不明。 神戸市によると、男性は16日に38度の発熱と軽い咳、倦怠感などの症状があったため、17日に市内の医療機関を受診した。診察の際に簡易検査を受けたが、その時点ではA型陰性だったという。だが、男性の状態が良くなかったため、同日午後1時ごろに医師の紹介で市内にある別の病院に入院。同病院が2回目の簡易検査を実施したところ、A型陽性となり、タミフル投与と抗生剤の点滴が行われた。しかし、18日早朝に男性の容体が急変、午前6時20分に死亡した。死因は急性気管支炎による肺気腫の悪化。 生前に採取した検体で神戸市環境保健研究所がPCR検査をした結果、18日午後3時ごろになって、男性が新型インフルエンザに感染していたことが判明した。 市では今後、男性の検体を国立感染症研究所に送付し、ウイルスの性状変異やタミフル耐性について調査を進める方針だ。

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3.新型インフル 神戸の70代男性が死亡 国内2人目(毎日新聞),毎日新聞
RV=127.6 2009/08/18 21:14
キーワード:透析,沖縄,耐性

 神戸市は18日、新型インフルエンザに感染した同市垂水区の男性(77)が同日午前、市内の病院で死亡したと発表した。死因は急性気管支炎による肺気腫の悪化で、感染が急性気管支炎を引き起こした可能性もあるという。海外渡航歴はなく、家族などにも感染者はいないため、感染源は特定できていない。男性は高血圧と肺気腫、糖尿病の疾患があった。新型インフルエンザによる死亡は、今月15日の沖縄県の男性(57)に続いて2例目。 神戸市によると、男性は糖尿病による腎不全で週3回、透析治療を受けていた。今月16日、38度の発熱やけん怠感、軽いせき、息苦しさなどを訴え、17日に市内のかかりつけの医療機関を受診。肺炎の疑いがあると診断された。インフルエンザの簡易検査は陰性だったが、精密検査のため別の病院に入院し、急性気管支炎による肺気腫の悪化と診断された。再び簡易検査をして陽性反応が出た。 発熱や呼吸困難、全身のけん怠感などの症状が続き、タミフルなどを投与したが、18日午前6時20分に容体が急変、死亡した。その後、市環境保健研究所がウイルスの遺伝子検査(PCR検査)をしたところ、新型インフルエンザ陽性と判明、感染が確定した。 神戸市は国立感染症研究所に検体を送り、薬剤に対する耐性や病原性が変異していないかなど、ウイルスを詳しく調べる。 神戸市は今年5月16日、海外渡航歴のない市内の高校3年の男子生徒が新型インフルエンザに感染したと発表。初の国内感染の確認例となり、多くの学校が休校したり、観光客が激減するなど大きな影響が出た。5月28日、市は「ひとまず安心」を宣言。6月17日には市内の患者数はゼロになったと発表したが、その後、感染者数は再び増加していた。【重石岳史】

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1.新型インフル 厚労相「本格流行」 名古屋で3人目死者(産経新聞),産経新聞
RV=131.8 2009/08/19 15:49
キーワード:介護,沖縄,男児

 名古屋市は19日、新型インフルエンザに感染した市内の80代女性が午前1時半ごろ、重症肺炎のため死亡したと発表した。国内での死亡例は、沖縄県宜野湾市の男性(57)と神戸市垂水区の男性(77)に続き3人目。舛添要一厚生労働相は記者会見し、新型インフルエンザについて「既に本格的な流行が始まったと考えていい」と警戒を呼び掛けるとともに、持病がある人や妊婦などへの情報提供を強化し、重症化防止に向けた取り組みを推進する意向を示した。 また沖縄県は同日、新型インフルエンザの重症患者が新たに県内で3人確認されたと発表した。重症患者は13歳と11歳の女児、1歳の男児という。 名古屋市によると、女性に渡航歴はなく、感染源は不明。女性の入院先の病院では、ほかに入院患者2人、研修医1人、看護師3人の計6人に感染の疑いがあるが、いずれも重い症状ではないという。女性には多発性骨髄腫と心不全の基礎疾患があり、免疫力が低下している中で新型インフルエンザに感染したことが死亡につながったとみられる。 女性は市内の高齢者介護施設に入居しており、13日に救急外来を受診し入院。39・5度の高熱を出し、18日に詳細(PCR)検査で新型インフルエンザの陽性反応が確認された。 舛添厚労相は「真夏にここまで感染者が拡大することは予想できなかった。病原性が低いこともあり、国民に慢心が出てきたことも感染拡大につながった可能性がある」と指摘。手洗いやうがいの徹底などを求めた。 国立感染症研究所によると、今月9日までの1週間に報告された定点医療機関当たりの患者数は平均0・99人に上っており、全国的な流行開始の指標となる「平均1人」にほぼ達した。

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2.<新型インフル>沖縄で3人が重症に 中学生や幼児ら(毎日新聞),毎日新聞
RV=129.2 2009/08/19 18:57
キーワード:沖縄,女子,男児

 国内初の新型インフルエンザによる死者が出た沖縄県で19日、3人の重症患者が確認された。3人とも集中治療室(ICU)で治療中。県対策本部は19日付でインフルエンザ流行警報を発令した。 県対策本部によると3人は沖縄本島中部の女子中学生(13)、南部の1歳11カ月男児、南部の小学女児(11)で、遺伝子検査で新型インフルエンザの感染が確認された。。このうち男児はぜんそくがあったが、中学生と小学生には糖尿病や腎不全、心疾患などの基礎疾患はなかった。 発熱は9〜16日で、男児は17日から、小中学生は18日から人工呼吸器を装着。中学生は肺炎を、小学生はインフルエンザ性心筋炎を起こしているという。対策本部は「ウイルスの病原性が変化したとは考えていない」としている。【三森輝久】

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3.新型インフル 国内2人目の死者 神戸の77歳男性(産経新聞),産経新聞
RV=96.0 2009/08/19 07:56
キーワード:透析,沖縄

 神戸市は18日、新型インフルエンザに感染した神戸市垂水区に住む男性(77)が死亡したと発表した。男性には肺気腫、糖尿病、高血圧の基礎疾患があった。直接の死因は、急性気管支炎による肺気腫の悪化とみられる。新型インフル感染者の死亡は沖縄県宜野湾市の男性(57)が15日に死亡したのに続き国内2例目。 市によると、男性は糖尿病などの影響で腎不全があり、人工透析を受けていた。16日に自宅で発熱し、17日に市内の医療機関を受診。同日午後に入院した別の病院で、急性気管支炎による肺気腫の悪化と診断され、簡易検査をしたところA型陽性となった。男性には抗ウイルス薬「タミフル」が投与されたが、18日未明に容体が急変し、午前6時20分に死亡。詳細(PCR)検査をした結果、新型感染が確認された。 市は19日に国立感染症研究所に検体を送付、ウイルスの変異やタミフル耐性の調査を行う。男性に海外渡航歴はなく、家族には症状がないという。 厚生労働省では、新型インフルエンザでの重篤化リスクの高い、慢性疾患を持つ人などに感染の疑いが出た場合、保健所などで検査を行って早めに治療するよう呼びかけている。

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1.新型インフル、腎臓病患者にワクチン優先を(読売新聞),読売新聞
RV=168.1 2009/08/20 23:41
キーワード:接種,透析,沖縄

 沖縄県と神戸市で人工透析中の患者が新型インフルエンザで死亡したことを受け、「全国腎臓病協議会」(宮本高宏会長)は20日、厚生労働省に、腎臓病などの持病を持つ患者にワクチンを優先的に接種することを求める要望書を提出した。 接種費用の助成も求めた。

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2.新型インフルによる学級閉鎖基準を緩和 大阪府教委(産経新聞),産経新聞
RV=125.0 2009/08/20 21:58
キーワード:教委,府,休業

 大阪府教育委員会は20日、公私立の小中学校、高校で2学期が始まるのを前に、新型インフルエンザ感染による学級閉鎖の基準を緩和する方針を決め、府内の市町村教委に通知した。 これまでは、感染者がクラスで2人以上の場合に7日間閉鎖していたが、新基準では、5人程度(在籍者数の10〜15%)の感染者が出た場合に4日間程度の閉鎖になる。 府教委は「長期の休業は影響が多いとの意見が多く寄せられていたため」とし、感染力や潜伏期間などを考慮して決めた。新基準は新型、季節性を問わず、政令指定都市の大阪、堺両市を含む府内全域の公私立の学校と幼稚園に適用される。 新基準では、学年閉鎖や休校についても学年で半分以上が学級閉鎖になるなど広範囲に感染が認められる場合に実施。重症化しやすいとされる低年齢層の小学校や幼稚園については基準にとらわれず、状況に応じて柔軟に判断する。 大阪府内では、5月の新型インフルエンザ発生時に、多くの公私立の学校などが1週間にわたり休校を実施。授業時間確保のため夏休みを短縮したり、2学期の始業式を早めるなどの影響が出た。

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3.抗ウイルス剤の備蓄量を2倍に拡大、政府が方針(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=109.7 2009/08/20 18:06
キーワード:接種,妊婦

【ソウル20日聯合ニュース】保健福祉家族部は20日、疾病管理本部で行われた政府・与党協議で新型インフルエンザ秋季流行対応策を報告した。 協議には与党ハンナラ党から安商守(アン・サンス)院内代表、金正薫(キム・ジョンフン)院内首席副代表、申相珍(シン・サンジン)第5政調委員長らが、政府側からは保健福祉家族部の全在姫(チョン・ジェヒ)長官と李鍾求(イ・ジョング)疾病管理本部長、食品医薬品安全庁の尹汝杓(ユン・ヨピョ)庁長らが出席した。 政府は協議で、9月初旬に新型インフルの流行基準に到達し、10〜11月に流行がピークに達する可能性が高いとの見通しを示した。保健当局は最大限早期に予防ワクチンを確保するとともに、ワクチン接種前まで大流行の時期を遅らせたい考え。重症患者の発生を防ぐため抗ウイルス剤を全国に供給し、適時に投与されるようにする計画だ。そのため抗ウイルス剤の備蓄量を現在の人口11%分から15〜20%分に増やし、使用分は迅速に補充する方針を固めた。 また、世界的なワクチン不足と価格上昇でワクチンの早期確保が難しくなったため、11月から優先順位を決めて接種を開始し、来年2月までに人口の27%に対する接種を完了する計画だ。優先接種対象は医療関係者と防疫要員100万人、児童・妊婦・お年寄りをはじめとする弱者層420万人、小中高校生750万人、軍人66万人など1336万人。全国の治療拠点病院と拠点薬局体系の構築も併せて進める。

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4.<新型インフル>糖尿病患者など優先接種へ 厚労省大筋合意(毎日新聞),毎日新聞
RV=109.7 2009/08/20 19:17
キーワード:接種,妊婦

 新型インフルエンザのワクチン接種を巡り、厚生労働省は20日、専門家らとの意見交換会を開き、妊婦や乳幼児、基礎疾患(ぜんそく、糖尿病、腎機能障害など)のある患者など重症化しやすい人に優先接種することで大筋合意した。患者を診る医療従事者も接種対象とする。関係学会などからも意見を聞いたうえで、政府が9月中に対象と優先順位を決め、10月下旬にも接種が始まる。 ワクチンの接種対象について、政府は08年9月、警察や消防など社会機能の維持などに携わる97業種の従事者を5段階に分ける案を示していた。しかし、当時想定していたのは高病原性の鳥インフルエンザ由来だったため、現状に合った方針を改めて考えることになった。 臨床の医師や患者代表らが参加した意見交換会では、ワクチン接種の第一の目的を、重症化や死亡の防止とすることで一致。そのため、重症化するリスクが高い層と、感染者と接触する医療従事者が、優先的な接種対象に挙がった。重症化しやすい基礎疾患の範囲は、27日に学会などが加わって議論する。 一方、見解が割れたのが、現在入院患者の約6割を占める未成年者(乳幼児を除く)の扱い。「感染拡大防止が目的ではないので、感染しても数日で回復する人には必要ない」との意見の一方で、「未成年者の入院が相次げば医療機関がパンクする」との懸念も出た。また、子供と接触する機会が多い親や学校関係者、季節性ワクチンの接種を勧奨している65歳以上などに、配慮を求める声もあった。 また、ワクチン接種の法令上の位置付けについて、厚労省の上田博三健康局長は、行政が勧奨しない任意接種が適当だとする考えを示した。 厚労省によると、新型インフルエンザのワクチンは7月中旬から国内生産が始まり、年内に最大1700万人分、来年2月までに最大3000万人分を確保できる見通し。不足する場合の輸入も検討している。【清水健二】 【ことば】新型インフルエンザワクチン 毒性をなくしたウイルスを有精の鶏卵で培養して作る。接種すると体内にウイルスを中和する抗体ができ、感染しても速やかに治る効果がある。発症をすべて抑えられるわけではなく、季節性ワクチンでは有効率80%とのデータがある。副作用として、発熱や局所的なしびれなど、ごくまれに神経まひなどの重い症状が出る場合もある。

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5.新型インフルワクチン不足 大流行の時期に間に合わず?(J-CASTニュース),J-CASTニュース
RV=109.7 2009/08/20 20:55
キーワード:接種,妊婦

 これから秋冬にかけて、新型インフルエンザの大流行が心配されている中で、ワクチン不足が心配されている。日本で広く出回るのは11〜12月になりそうだが、このころ新型インフルは流行の最中だと考えられ、予防には間に合いそうにない。さらに、ワクチンの数が足りないとなると今度は、誰にワクチンを接種するかも問題になってきた。■ワクチンの数が足りず、接種の優先順位が問題に 新型インフルエンザの国内感染者が2009年7月に入り、急増した。中高生の集団感染が続々と報告され、3人の死者も確認された。舛添要一厚労相は8月19日の記者会見で、国立感染症センターがまとめた資料をひきあいに、インフルエンザは本格的な流行期に入ったことを話した。 舛添厚労相はさらに、インフルエンザ対策として、症状の重症化を防ぐ効果が期待されるワクチンを、「5300万人分を用意したい」とした。しかし、国内で年内に製造できるのは1400万〜1700万本。輸入によって2000万本を確保することも打ち出しているが、それでも「5300万人分」には届かない。 もっとも、ワクチンに関しては当初、2500万本が生産可能と試算していたが、ウィルスの増殖能力が予想よりも低かった。そのため、7月3日の記者会見で、年内生産量を1400万〜1700万本に下方修正した経緯がある。 ワクチンの数が現実的に足りないとなると今度は、誰にワクチンを接種するかも問題となる。厚労省では8月20日、意見交換会を開き、ワクチン接種の優先順位について検討した。意見交換会に出席した専門家らの間では、医療従事者や持病のある人、妊婦、幼児への優先を求める声が多かったという。 これに対して、新型インフルエンザに詳しい、けいゆう病院(神奈川県横浜市)の菅谷憲夫小児科部長は、「(ワクチンは)世界的にいっても十分な数は間に合わないだろう」と指摘する。メーカーの生産能力の上限もあるが、安全性や有効性において万能というわけではない。頼りすぎるのもよくないだろう、とする。輸入するにしても、世界中で必要としているため、日本だけが買うわけにもいかない事情もある。 くわえて、ワクチンが増産され、日本で広く出回るのは11〜12月になりそうだ、とする。その頃には、新型インフルエンザは流行の最中だと考えられ、予防には少し遅い。■「タミフルは十分な量がある。不足の心配はない」 しかし、インフルエンザの際に処方される、抗ウィルス薬タミフルには十分な備蓄がある。厚労省の結核感染症課によると、国と自治体のタミフルなどの備蓄量、流通量をあわせると、8月現在では4900万人分がある。国では、国民の45%(5700〜5800万人分)を目標に準備を進めており、メーカー側にもさらなる協力依頼を要請しているという。 そのため、菅谷部長も、「タミフルには十分な量が備蓄されている。不足する心配はない」と話す。秋から冬にかけて流行すると見られている新型インフルエンザでは、日本の場合、2500万人〜3800万人と見積もられており、備蓄分を勘案すれば十分というわけだ。 インフルエンザの感染が疑われた場合、「きちんと治療を受けましょう」と菅谷部長は呼びかける。一部では「弱毒型」とも伝えられているが、これは症状が軽いというわけではないと指摘する。そのため、決して油断はできない。菅谷部長は、健康な成人でも症状が重くなるケースも報告されているため、感染の際は、きちんとした治療を受けることが重要だと繰り返した。

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6.<新型インフル>妊婦や若年層の接種が争点に 優先順位(毎日新聞),毎日新聞
RV=109.7 2009/08/20 21:30
キーワード:接種,妊婦

 国内で新型インフルエンザワクチンの接種を巡る議論が始まった。海外でも重症化のリスクが高い人や医療関係者に優先的に接種する方向で議論が進んでいるが、国内では新型の重症化のリスクが高いとされる妊婦や、若年層への接種が議論の争点になりそうだ。 世界保健機関(WHO)が7月に出した勧告では、新型のワクチンについて「必要な医療体制を維持するため」として、優先順位の筆頭に医療従事者を挙げた。その上で妊婦や慢性的な持病がある生後6カ月以上の人などを考慮するよう提案した。 しかし、国は妊婦に季節性インフルエンザのワクチン接種を勧奨しておらず、従来の政策との整合性が問われそうだ。また、若年層については、季節性ではあまりみられない入院例が相次いでいるため、「ワクチンで発症数を抑えなければ、現場の医療機関がパンクする」との懸念が出されている。しかし若年層を接種対象に含めれば必要なワクチンの量が大幅に増えるため、輸入の是非も含めて確保策が議論になる。 一方、米疾病対策センター(CDC)は「初期段階では限られた量しかワクチンが利用できない可能性がある」として妊婦▽6カ月未満の乳児の同居者▽患者と接する医療従事者▽6カ月〜4歳の小児▽5〜18歳までの慢性の持病を持つ小児−−の優先接種を勧告した。さらに65歳以上の高齢者は新型の感染リスクが若者より低いとして、「若年者への供給が満たされたときに65歳以上に提供すべきだ」と指摘している。 この他、独や韓国は警察、消防、救急隊員も対象者に挙げた。【江口一】

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7.新型インフルワクチンの優先接種、誰を対象に?―厚労省が意見交換会(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=109.7 2009/08/20 22:46
キーワード:接種,妊婦

 厚生労働省は8月20日、「新型インフルエンザワクチンに関する意見交換会」を開いた。新型インフルエンザワクチンの生産量が限られている中、誰に優先的に接種するかなどについて意見交換を行うことが目的。重症者や死者を減らすため、基礎疾患のあるハイリスク者や医療従事者などを優先接種の対象とすべきとの意見が出たが、患者数の多い若年者への接種の重要性を強調する参加者もいた。また、ワクチンの同時接種を積極的に進めるべきとの意見が相次いだ。 上田博三健康局長は冒頭のあいさつで、国内の新型インフルの状況について、患者数の伸びが流行レベルに迫っており、重症者や死者も出ていると指摘。既に国内外のメーカーでワクチンの生産が進められているが、生産量には限りがあるため、「誰から接種していくかが大きな課題」と語った。 その上で、政府の新型インフルエンザ対策本部専門家諮問委員会や予防接種に関する検討会の委員、病院関係者、医療倫理の専門家、患者団体の代表者などに意見を求めた。■「ハイリスク者や医療従事者をターゲットに」 医療倫理の専門家である東大医学系研究科の赤林朗教授は、「現時点では、接種目的を重症化予防と死者を減らすこととするのが最も妥当ではないか」と述べた。さらに、この目的を達成するためには、抵抗力の低い人と、こうした人に接触する機会の多い一部の医療従事者への優先接種が必要との考えを示した。 政府の専門家諮問委員会の委員長である自治医科大の尾身茂教授も、「個人的には、死亡者をなるべく減らすことを最優先にすべきだと思う」と述べ、▽糖尿病患者などのハイリスク者▽重症化した人のケアにかかわる医療従事者▽ハイリスク者への接触機会が多い人―を優先接種のターゲットにすべきと語った。 上田局長も、厚労省が6月19日に出した新型インフルエンザ対策の指針で、重症化防止を目標に掲げていると述べた。 一方、日本患者会情報センターの栗山真理子代表は、ハイリスク者自身が、必ずしも「一番に接種をと願っているわけではない」と指摘。ハイリスク者の多くが不安を抱えているが、優先接種を強く主張するつもりはないと語った。ただ、「どこに正しい情報があり、それをどう使えばいいか。どうやって身を守っていけばいいか情報がほしい」と述べた。 このほか赤林教授は、今回の新型インフルは当初想定されていた強毒型の鳥インフルエンザとは異なるため、「次世代の社会の継続」を目的として接種対象を設定するのは不適切との見方を示し、社会の継続を理由に子どもを優先接種のターゲットとするのは妥当ではないとした。また上田局長は、鳥インフルを想定した対策では「社会機能の維持」を重視していたが、今回の新型インフルの重症度は「季節性インフルエンザと同等程度」だとし、「社会機能の維持」は、接種の対象を検討する指標にはならないとした。■「若年者への接種を」「感染拡大防止も重要」 国立病院機構東京病院の永井英明・外来診療部長は、新型インフルの患者に占める若年者の割合が「圧倒的に多い」と強調し、優先的に接種すべきとの考えを示した。さらに、季節性インフルワクチンの接種が小学校で任意接種になってから「高齢者の死亡が増えた」と述べ、若年者への接種により感染拡大を減らすことが重要だと指摘。若年者の間で感染が拡大すると、若年者の入院でベッドが埋まり、重症化したハイリスク者が病院に入れなくなる可能性もあるとした。大阪市立大の廣田良夫教授も、重症化だけでなく、感染拡大の防止についても「考えておいたほうがいい」と指摘した。 一方、国立感染症研究所感染症情報センターの多屋馨子室長は、「日本では、基礎疾患のある人や健康な小児などで重症例が出ていると聞いている」と述べ、妊婦や基礎疾患のある人、生後6か月から小学生以下の小児への接種が重要だと指摘。こうした患者を救う役割を果たす「最前線の医療従事者」も対象とすべきとの見方を示した。■「ワクチンの同時接種を」 季節性と新型インフルエンザのワクチンの同時接種を積極的に進めるべきとの意見も相次いだ。永井部長は、季節性と新型インフルの予防接種をそれぞれ2回、別の日に行う場合、患者は医療機関に4回も足を運ぶことになり、現場の混乱にもつながると指摘。「同時接種が可能かどうかの議論も必要」と訴えた。 多屋室長も、「日本では法律上、同時接種は可能だが、現実的にはあまり行われていないのが実情。状況を考えると、これはむしろ積極的に進めるべき」と述べた。また、優先順位を設定して接種を進める場合、「現在のような任意接種の枠組みでできるのか、疑問に思う」とも指摘した。 意見交換会は8月27日にも開催される。学会の関係者などが参加する予定。厚労省では2回分の意見を資料にまとめ、ワクチン接種の在り方の検討材料にする方針だ。

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1.<新型インフル>沖縄で受診者急増 北海道、休み明けで休校(毎日新聞),毎日新聞
RV=195.8 2009/08/21 21:45
キーワード:保育,教委,沖縄,八王子

 夏場としては初めての流行となる新型インフルエンザ。厚生労働省の21日の発表を受け、学校や病院など各地の施設のスタッフらは戸惑いを隠せず、感染拡大を防ぐため対応に追われた。【三森輝久、円谷美晶、仲田力行、泉谷由梨子、堀智行】■医療機関 全国初のインフルエンザ流行警報が発令された沖縄県。名護市の県立北部病院では通常なら1日30〜40人の救急外来受診患者が、70人前後にまで増えている。「コンビニ受診と言われるが、何でもかんでもの感覚で救急外来に来る人が多くなった。通常の救急外来診療に支障が出ている」と事務担当者。来週にも民間病院での受診も促す文書を小中学校に発送するという。 南風原(はえばる)町の県立南部医療センター・こども医療センターは、医師と看護師が3交代でインフルエンザに関する電話相談に応じている。10〜15日は12〜39件だったが、沖縄で国内初の死者が出た翌日の16日には94件と激増した。「医師や看護師の疲れが心配だ」との声が上がる。■学校、図書館 北海道の大半の小学校と高校は夏休みが終わり、授業を再開。週明けには多くの中学校で始業式が予定されている。北海道の報告数は少ないものの、21日には小学校2校が臨時休校となり、道教委などは警戒を強めている。 札幌市立東札幌小学校では、20日の欠席者が17人だったが、21日に60人に急増。うち3人の感染が確認され、22〜28日の休校を決めた。飯塚泰久校長は「19日の始業式で子供たちの元気な顔を見たばかりなのに、まさかこんな事態になるとは思わなかった」と戸惑う。 定点当たりの感染者が沖縄に次いで多い奈良県。奈良市中央図書館では19日に女性職員2人が発熱などの症状を訴えた。市は利用者に電話で注意を促し、職員らにマスク着用を義務づけた。夏休み終盤で子どもの利用も多い時期で「お話会」も休止に。前川純二館長は「多くの子どもに利用してもらおうと広報していたのに心苦しい」とこぼした。 東京都八王子市でも、小学校の低学年約50人が通う市立寺町学童保育所で、8月5日から数日間で児童13人が次々と感染した。約1週間、施設を閉所しスタッフが施設内の手すりやテーブル、遊具のブロックなどを消毒した。施設長の近間博之さん(30)は「重症化するケースも報告されているが、これ以上感染が広がると限られた施設では対応できない」と困惑気味だ。■保育園 東京都東大和市にある保育園では7〜10日にかけ、4〜5歳の園児8人が39度以上の高熱を出すなど集団感染した。保育園では11日から約1週間、全園児102人に対し登園を自粛するよう呼びかけた。再開後は、2次感染を防ぐため、園児と職員が一緒に食事を取るのを中止し、職員はマスク着用で対応している。女性園長は「突然の発生に戸惑ったが、2次感染予防を徹底でき、保護者の対応も冷静だった」と振り返る。

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2.新型に伴う福祉施設の臨時休業の報告を―厚労省が事務連絡(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=146.1 2009/08/21 17:37
キーワード:保育,介護,入所

 厚生労働省は8月21日までに、新型インフルエンザに伴う社会福祉施設などの臨時休業の状況を厚労省に報告するよう求める事務連絡を、都道府県などの関係部局あてに出した。 新型インフルに伴う社会福祉施設などへの臨時休業の要請は、厚労省が6月19日付で出した指針で、都道府県などが行うこととされている。 これまで厚労省は、臨時休業の要請の状況について、新型インフルの患者の発生状況などを踏まえて都道府県などに確認してきたが、「当分の間については、臨時休業の要請状況等を正確に把握したい」として、報告の徹底を求めた。 具体的には、8月20日以降に社会福祉施設などに臨時休業を要請する場合、要請の都度報告することや、自主的な臨時休業のケースについても把握している範囲で報告することなどを求めている。 報告の対象となるのは、通所介護事業所や短期入所生活介護事業所など通所系の介護・老人福祉関係施設や障害関係施設。授産施設や保育所など、生活保護施設や児童福祉関係施設も対象となる。

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3.ハイリスク者優先でワクチン接種を 新型インフル対策で専門家が意見(産経新聞),産経新聞
RV=128.9 2009/08/21 01:35
キーワード:接種,透析

 新型インフルエンザ用ワクチンの接種の進め方を議論する厚生労働省の意見交換会が20日、新型インフルエンザ対策に携わる専門家や、重症化のリスクが高い病気の患者団体代表らが出席して開かれた。会議では、ワクチン製造量に限界があることから「基礎疾患を持つ人などハイリスク者を優先すべきだ」との意見が相次いだ。 国はワクチンの供給が始まる10月までに、どのような人に優先して接種するかや費用負担の在り方など、具体的な接種方法を決める必要に迫られている。 会合で、医療倫理に詳しい赤林朗東京大教授が「接種の目的は死者を減らすこと、重症化の予防。抵抗力の弱いぜんそく患者や透析患者、妊婦などが最優先になる」と指摘した。また、患者団体からは「基礎疾患の中にもいろいろな病気、治療法がある。その中での順位付けも考慮してほしい」と訴えた。医療従事者への優先接種を求める意見も強かった。 厚労省によると、20日時点でのワクチンの国内製造量(年内)の見通しは、1300万〜1700万人分。従来見通しの1400万〜1700万人分から下方修正されている。メーカーの製造開始時期のばらつきなどが原因で、今後の生産状況によってはさらに減る恐れもあるとしている。 舛添要一厚労相はこれまでに、最大で5300万人分が必要とし、不足分を輸入する考えを示している。 また、感染拡大につながることが懸念される学校の新学期を控え、各自治体では対策会議が20日、相次いで開かれた。 東京都は都内の全医療機関に、重症化した患者の入院の受け入れを要請するとともに、外来での早期診断の徹底などを進めることを確認した。 都民に対しては、患者の大半が10歳代以下である傾向を踏まえ、児童生徒と保護者向けのリーフレットを計画を早めて9月上旬から学校で配布。手洗い・うがいの励行や、発症が疑われる場合に無理に登校しないことなどを徹底する。重篤化しやすい妊婦や基礎疾患がある患者についても、医療機関を通じ発症時の早期受診を促すことを決めた。 大阪府教育委員会は同日、公立学校の学級閉鎖に関して、従来は「7日間」としていたものを、「4日間程度」と基準緩和することを決めた。埼玉県教育委員会でも基準の緩和が検討されている。

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4.新型インフル「ハイリスク者優先を」 厚労省、ワクチン接種で意見交換(産経新聞),産経新聞
RV=128.9 2009/08/21 07:57
キーワード:接種,透析

 新型インフルエンザ用ワクチンの接種の進め方を議論する厚生労働省の意見交換会が20日、新型インフルエンザ対策に携わる専門家や、重症化のリスクが高い病気の患者団体代表らが出席して開かれた。会議では、ワクチン製造量に限界があることから「基礎疾患を持つ人などハイリスク者を優先すべきだ」との意見が相次いだ。 国はワクチンの供給が始まる10月までに、どのような人に優先して接種するかや費用負担の在り方など、具体的な接種方法を決める必要に迫られている。 会合で、医療倫理に詳しい赤林朗東京大教授が「接種の目的は死者を減らすこと、重症化の予防。抵抗力の弱いぜんそく患者や透析患者、妊婦などが最優先になる」と指摘した。また、患者団体からは「基礎疾患の中にもいろいろな病気、治療法がある。その中での順位付けも考慮してほしい」と訴えた。医療従事者への優先接種を求める意見も強かった。 厚労省によると、20日時点でのワクチンの国内製造量(年内)の見通しは、1300万〜1700万人分。従来見通しの1400万〜1700万人分から下方修正されている。メーカーの製造開始時期のばらつきなどが原因で、今後の生産状況によってはさらに減る恐れもあるとしている。 舛添要一厚労相はこれまでに、最大で5300万人分が必要とし、不足分を輸入する考えを示している。 また、感染拡大につながることが懸念される学校の新学期を控え、各自治体では対策会議が20日、相次いで開かれた。 東京都は都内の全医療機関に、重症化した患者の入院の受け入れを要請するとともに、外来での早期診断の徹底などを進めることを確認した。 都民に対しては、患者の大半が10歳代以下である傾向を踏まえ、児童生徒と保護者向けのリーフレットを計画を早めて9月上旬から学校で配布。手洗い・うがいの励行や、発症が疑われる場合に無理に登校しないことなどを徹底する。重篤化しやすい妊婦や基礎疾患がある患者についても、医療機関を通じ発症時の早期受診を促すことを決めた。 大阪府教育委員会は同日、公立学校の学級閉鎖に関して、従来は「7日間」としていたものを、「4日間程度」と基準緩和することを決めた。埼玉県教育委員会でも基準の緩和が検討されている。

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5.腎疾患患者にワクチンの優先接種を―全腎協が要望書(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=128.9 2009/08/21 12:49
キーワード:接種,透析

 腎不全で透析治療を受けていた患者が新型インフルエンザの感染で相次いで死亡したことを受け、全国腎臓病協議会(宮本宏会長)はこのほど、舛添要一厚生労働相に要望書を提出した。腎疾患などの基礎疾患を持つ患者に優先的にワクチンを接種することや、透析医療や透析患者に関する検討委員会を設置することなどを求めている。 要望書では、まずワクチンの早期開発・製造を要望。その上で、基礎疾患を持つ患者への優先接種を直ちに決定し、費用負担の公的な助成なども検討するよう求めている。また、基礎疾患を持つ患者に対して、「対策パンフレット」などを配布することや、それらの患者の感染が疑われる場合は、感染源が不明でも直ちに簡易検査やPCR検査を行うことを要望している。

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1.死亡相次ぐ新型インフル ハイリスク者の重症化防ぐには?(産経新聞),産経新聞
RV=162.5 2009/08/22 07:56
キーワード:透析,沖縄,妊婦

 新型インフルエンザによる死者が相次いでいる。沖縄や神戸で亡くなった3人は、いずれも腎臓病や糖尿病など持病を抱えたケースだ。事実上の「本格流行」が始まった今、慢性疾患を持つ患者や妊婦、抗がん剤使用者ら感染すると重症化しやすい人たちの命を守るにはどうすればいいのか。専門家に聞いた。(中曽根聖子) 毎年1万人前後が亡くなる季節性インフルエンザの死者は大半が抵抗力の弱い高齢者だ。ところがWHO(世界保健機関)や厚生労働省によると、新型インフルエンザで重症化しやすいのは人工透析患者のほか、ぜんそくや心疾患、肺疾患などの慢性疾患を持つ人、抗がん剤や免疫抑制剤の使用者、妊婦、乳幼児など。 今回、国内初の死亡例となった沖縄県と神戸市の男性は腎不全で人工透析治療中。名古屋の女性も多発性骨髄腫と心不全を患っていた。3人とも重症化の典型例といえる。 元小樽市保健所長の外岡立人さんは「海外での死亡例の7〜8割が妊婦や持病を抱えたハイリスク者。健康な人ならほとんどが軽症で済むが、抵抗力が落ちているハイリスク者は肺炎などを併発して重症化しやすい」と注意を呼びかける。 ◆米国で妊婦死亡例 米国では妊婦の死亡例もある。米疾病対策センター(CDC)によると、4月中旬から6月中旬までに新型インフルエンザで死亡した45人のうち6人が持病のない妊婦だった。外岡さんは「米国では新型インフルによる死者の6%が妊婦という報告もあり、発熱で流産の危険性も増す」。 日本産科婦人科学会では妊婦同士の感染を避けるため、感染の兆候がある場合はかかりつけ産婦人科医ではなく一般病院への受診をすすめている。また、感染が確認された場合には、タミフルなど抗ウイルス薬の積極的な服用を呼びかけている。 ふだんから持病を抱えて人や妊婦は発熱などの症状にどう対応するのか、かかりつけ医と事前に話し合っておくことも大事だ。「感染初期に抗ウイルス薬を投与すれば重症化を防ぐことは可能だ。せき、鼻水、発熱やのどの痛みなどの症状が出たらすぐに医療機関で受診を」と外岡さん。 ◆うつさない配慮も 秋以降のさらなる感染拡大に備え、リスクを減らすにはどうすればいいのか。 東京慈恵会医科大(東京都港区)の浦島充佳准教授が第一に挙げるのは、感染者と接触の機会が増える医療機関への受診回数を減らすこと。「ぜんそくや糖尿病など慢性疾患で症状が落ち着いている場合は、薬の長期処方を頼んでみては」と話す。 家庭や職場など周囲の配慮も欠かせない。家族にハイリスク者がいるケースでは、うがい・手洗いの励行、人ごみを避けるなど、うつさない工夫と思いやりが大切だ。万一、寒けやだるさなど自分に感染の兆候を感じたら、ハイリスク者と食事の時間をずらしたり、部屋を別にするなど早目の対策を心がけたい。 浦島准教授は「窓がない部屋など密閉空間はウイルスが蔓延(まんえん)しやすい環境にある。大勢が集まる場には、せきや発熱など症状がはっきりしない感染者もいるので、こまめに換気をすることも忘れずに」とアドバイスする。                   ◇ ■患者数突出の沖縄 15日に国内初の死者が出た沖縄県。国立感染症研究所によると、今月16日までの1週間に報告された患者数は1医療機関の全国平均1・69人に対し、沖縄は29・6人と突出している。 なぜ沖縄で多いのか。東京慈恵会医科大の浦島充佳准教授は「もともと冬がない熱帯気候の地域では、季節性インフルエンザは雨季に流行するケースが多い」と指摘。そのうえで、「地球温暖化のせいか沖縄でもここ数年、梅雨明けの6月から8月に流行のピークを迎える傾向が続いており、新型インフルエンザも同じ時期に感染が拡大したのではないか」と推測している。

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2.新学期、早くも休校や学級閉鎖…北海道・岩手(読売新聞),読売新聞
RV=106.6 2009/08/22 14:30
キーワード:都,教委

 新型インフルエンザが全国的に流行する中、すでに新学期が始まっている北海道や岩手県では、休校や学級閉鎖の措置を取る学校が相次ぐなど、教育現場に影響が広がり始めた。 一部で来週から夏休みが明ける東京都では、感染予防策の徹底を各校に通知したほか、学級閉鎖をしやすくするよう基準を引き下げた自治体もある。 「子供の熱が高いので休ませてほしい」。札幌市立東札幌小(児童603人)には21日早朝から、児童の体調不良を知らせる保護者からの電話が続いた。 19日に2学期の始業式を迎えた同小は、新学期初日は4人だった欠席者が20日には20人に増え、21日には全校児童の1割にあたる60人に上り、32人が早退した。このうち25人が新型インフルエンザと確認され、22日から1週間の臨時休校に。道内ではほかにも道立高や町立小で集団感染が相次いで判明、臨時休校や学級閉鎖に踏み切っている。 岩手県でも盛岡市内の小学校1校で21日から6年生を学年閉鎖とした。北上市の中学校1校でも1クラスが24日から2日間の学級閉鎖になった。 公立の小中学校1945校のうち、350校が25日から2学期を始める東京都。都教委は18日、始業式当日の朝に児童らの体調を確認することや、体調不良の子供には無理をせず登校を控えるよう保護者に周知することを各校に周知した。 すでに新学期が始まっている長野県は、小中高校などの学級閉鎖基準を「欠席者20%前後」から、より早期に閉鎖できるように「10%を超えた場合」に変更することを決めた。逆に、A型インフルエンザの学級閉鎖の基準を「簡易検査で陽性がクラスに1人以上」としていた埼玉県教委では、閉鎖が続出するのを避けるため、「3人以上」に見直す準備を進めている。

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3.新型インフル集団感染 合宿などで拡大 夏休み明け警戒(河北新報),河北新報
RV=106.1 2009/08/22 06:13
キーワード:保育,教委

 新型インフルエンザの集団感染が東北でも広がっている。河北新報社のまとめでは、東北6県で20日までに、集団感染の疑いとして125件が報告され、患者は計853人に上る。21日も福島で新たに集団感染とみられる事例が5件確認された。週明けの25日までに東北全域で小中学校の夏休みが終了。授業が再開し、集団感染のリスクが高まるため、各県は対策を急いでいる。 県別の20日までの集団感染件数と患者数は表の通り。厚生労働省が個人単位の感染把握から、集団感染に絞って監視する方式に切り替えた7月24日以降の数値をまとめた。 夏休み中、剣道大会に出場した児童生徒ら45人の集団感染などがあった青森県が最多。次いで、部活動の遠征に参加した高校生の感染が続いた宮城が多い。集団感染の大半が、お盆などで人の移動が多くなった10日以降に集中した。 夏場は流行が起こりにくいとみられていたが、合宿など夏休みならではの集団行動でリスクが高まった格好だ。 授業再開後は集団生活が日常化するため、各県教委は感染拡大防止へ警戒を強めている。 東北では岩手、山形、青森の3県で、大半の小中学校で授業がスタートした。 19日までに全公立小中学校が授業を始めた岩手県では、既に盛岡市内の小学校で児童2人と職員1人が集団感染した疑いが報告され、21日は学年閉鎖の措置が取られた。花巻市の私立保育所も幼児4人が集団感染した疑いがあり、23日まで休園する。 25日に始業式のピークを迎える福島県は、同日の教育事務所長会議で感染対策を呼び掛けるほか、24〜26日に始業する秋田、宮城両県も、文書で各学校などに対策の徹底を求めた。■学校での対策■ 夏休みが終わり、児童生徒が登校する学校で、新型インフルエンザの集団感染をいかに抑えるか。専門家は、学校や家庭による子どもの体調把握の徹底、教室の換気やマスクの準備などの対策を呼び掛けている。症状出たら登校しない/教室を換気/手洗い徹底/マスク着用 感染拡大防止では、発熱やせきなどの症状がある場合、できる限り学校を休むことが原則となる。国立病院機構仙台医療センター(仙台市)の西村秀一ウイルスセンター長は「重症化の恐れがある子にうつさないためにも、休む勇気が大切。やむを得ず出掛ける場合も必ずマスクをしてほしい」と語る。 学校でも、児童生徒に症状が出たら、すぐにマスクを着用させ、早めに帰宅させる対応が求められる。教員も症状が出たら休めるよう、学校側は代替態勢を協議しておく必要がある。 教室の換気をよくすることも重要だ。西村氏は「天気のよい日は窓を開けっ放しにしたほうがいい。締め切っているほうが感染の危険性は高くなる」と指摘する。 東北大大学院の賀来満夫教授(感染症・感染制御)は手洗いとうがいの徹底を促し、「特に休み時間の後や食事の前、帰宅後など、こまめに取り組んでほしい」と話す。 感染した場合、家庭でもなるべくマスクをして過ごす。妊娠中の家族も、マスク着用が望ましいという。 ぜんそくなどの基礎疾患のある子どもは、感染した場合に重症化の恐れがある。賀来氏は「できる限り早く受診し、抗ウイルス薬を服用することが、重症化の抑制につながる」と強調。「感染した場合の対応を、事前にかかりつけ医と相談することも勧めたい」と話している。◎福島県内でさらに15人 福島県と郡山市は21日、県内五つの教育施設で計15人が新型インフルエンザに集団感染した疑いがあると発表した。21日までの県内の集団感染者は169人になった。 郡山市では、県立高校の合唱部に所属する男子生徒2人、会津地方では、保育所の職員と園児の計4人がそれぞれ集団感染した疑いがある。 県北地方では、保育所の職員と園児計3人、小学校では同じクラブ活動の児童3人、高校では同じ部活動の生徒3人がそれぞれ集団感染した疑いがあるという。 一方、東北大は21日、バドミントン部の学生10人が集団感染した疑いがあると発表した。うち1人が詳細(PCR)検査で感染が確認された。

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1.新型インフル 小児科が重大危機 医師不足が直撃も(産経新聞),産経新聞
RV=258.6 2009/08/23 22:22
キーワード:接種,沖縄,診療,母親,要望,県立

 全国的に流行入りした新型インフルエンザでは、乳幼児が重症化するリスクが高く、小児科医が警戒している。患者数の多い沖縄県では、救急外来に乳幼児を連れた母親が殺到。対応する人員を増やした。もともと深刻な医師不足に悩まされていた小児科では、子供の重症化を防ぐ態勢整備に乗り出した。 沖縄県の沖縄協同病院(豊見城市)の救急外来には毎日、発熱を訴える乳幼児を連れた親が詰めかけている。同病院の救急外来は通常3人の医師が対応しているが、4人に増強。応援の看護師も集めた。 同病院では重症患者が出た場合、設備の整った県立南部医療センター・こども医療センターに搬送する。しかし、協同病院の小児科医は「これ以上患者が増えれば、受け入れ先で人工呼吸器などが足りなくなるのは明らか。国の支援が必要だ」と訴える。 実際、新型インフルが一足先に猛威をふるった南半球では人工呼吸器などが不足し、多数の死者が出た。 新学期が始まると、さらなる感染拡大が懸念される。特に6歳以下の乳幼児が感染すると、脳症など重症化する恐れがある。小児の脳症例は、これまで7例確認されている。 日本小児科学会は17日、意識障害が継続するなど脳症が疑われる症状を国民に広く伝えるよう厚生労働省に要望した。同学会は、外来診療中心の施設と重症患者を受け入れる施設の分担を進めるなど診療体制の整備に乗り出している。 同学会の予防接種感染対策担当理事で防衛医大小児科の野々山(ののやま)恵章(しげあき)教授は「小児科医師が不足する中、子供の重症例や死亡例を抑えるには、リスクに応じて治療の順位を決めるトリアージ(振り分け)が重要だ」と話している。(長島雅子)

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2.新型インフル、5月当時と警戒態勢変わり 「どうしたら」戸惑い(産経新聞),産経新聞
RV=160.1 2009/08/23 07:56
キーワード:沖縄,府,診療,指針

 新型インフルエンザの「流行宣言」がされたことで各自治体に、住民からの相談の電話が増えている。22日、職員を休日出勤させた所も多かった。「診療を受けるのはどうしたらいいのか」といった相談などが多いようだ。国の警戒態勢が、ウイルスの強毒性を前提にしていた5月当時とは変更されていることへの戸惑いもみられるという。 ▼病院に直接相談可 千葉県健康福祉政策課には22日も朝から医療機関などの紹介を求める相談の電話が入った。担当者は「発熱相談センターへの連絡が呼びかけられていた5月当時のイメージがいまだに強いようだ」と話す。 国は流行初期段階だった5〜6月当時、感染が疑われる人に「病院に直接行くのではなく、発熱相談センター(保健所)に連絡を」と呼びかけていた。 しかし、ウイルスの弱毒性を前提にした新対応方針が出された6月末以降は、「必ず受診しなければならないわけではない」「かかりつけ医がいる人は直接の問い合わせや受診も可能」とした。だが、一般への浸透はまだまだのようだ。 ▼学級閉鎖基準緩和 学校や企業活動に関する問い合わせも多い。 学級閉鎖に関しては当初「1人でも感染者が出たら、地域全体の学校を閉鎖する」という対応策がとられたが、現在では大幅に緩和されている。大阪府のように、追加の緩和指針を出した所もある。府では20日、従来は感染者が2人以上いれば7日間の閉鎖としていたものを、症状がある人が10〜15%に達した場合、当該クラスを4日間程度閉鎖することにした。 企業活動に関して、一律した強制の要請は行わず、感染機会を減らすための工夫を要請するとする国の方針は、従前のままだ。 ▼国の相談平日のみ 感染者の死亡報告が18日にあった神戸市。21日には前週の金曜日に比べ倍以上の63件の相談があった。医療機関の紹介を求める相談や、新型インフルエンザに関する知識を求める電話が多いという。全国平均の約20倍の流行規模となっている沖縄県は、「相談件数の集計はないが、死者が出た15日以降は激増した」。担当者は「沖縄に来ただけで感染するという誤解もある」と嘆く。 一方、厚生労働省は「休日のため」(担当者)という理由で、一般からの相談電話の受け入れ態勢は取らなかった。

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3.<新型インフル>予備費使いワクチン輸入…河村官房長官(毎日新聞),毎日新聞
RV=154.9 2009/08/23 20:55
キーワード:接種,妊婦,子ども

 河村建夫官房長官は23日夜、埼玉県川越市で街頭演説し、新型インフルエンザのワクチンを09年度予算の予備費の一部で輸入する方針を明らかにした。国内製造分では十分に適応できないと判断したためで、25日の閣議で麻生太郎首相が指示する方向で調整している。河村長官は「(ワクチン接種は)妊婦、小さな子ども、持病のある人を優先にしないといけない。国内生産が間に合わないなら輸入すればいい。予備費で十分対応できる」と述べた。【坂口裕彦】

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1.新型インフル 小児科ピンチ 患者殺倒 「振り分け」態勢急ぐ(産経新聞),産経新聞
RV=137.6 2009/08/24 07:58
キーワード:接種,沖縄

 全国的に流行入りした新型インフルエンザでは、乳幼児が重症化するリスクが高く、小児科医が警戒している。患者数の多い沖縄県では、救急外来に乳幼児を連れた母親が殺到。対応する人員を増やした。もともと深刻な医師不足に悩まされていた小児科では、子供の重症化を防ぐ態勢整備に乗り出した。 沖縄県の沖縄協同病院(豊見城市)の救急外来には毎日、発熱を訴える乳幼児を連れた親が詰めかけている。同病院の救急外来は通常3人の医師が対応しているが、4人に増強。応援の看護師も集めた。 同病院では重症患者が出た場合、設備の整った県立南部医療センター・こども医療センターに搬送する。しかし、協同病院の小児科医は「これ以上患者が増えれば、受け入れ先で人工呼吸器などが足りなくなるのは明らか。国の支援が必要だ」と訴える。 実際、新型インフルが一足先に猛威をふるった南半球では人工呼吸器などが不足し、多数の死者が出た。 新学期が始まると、さらなる感染拡大が懸念される。特に6歳以下の乳幼児が感染すると、脳症など重症化する恐れがある。小児の脳症例は、これまで7例確認されている。 日本小児科学会は17日、意識障害が継続するなど脳症が疑われる症状を国民に広く伝えるよう厚生労働省に要望した。同学会は、外来診療中心の施設と重症患者を受け入れる施設の分担を進めるなど診療体制の整備に乗り出している。 同学会の予防接種感染対策担当理事で防衛医大小児科の野々山(ののやま)恵章(しげあき)教授は「小児科医師が不足する中、子供の重症例や死亡例を抑えるには、リスクに応じて治療の順位を決めるトリアージ(振り分け)が重要だ」と話している。(長島雅子)

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2.新型インフル初の死亡例、タミフル耐性なし―沖縄県(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=119.6 2009/08/24 18:23
キーワード:沖縄,透析

 沖縄県は8月24日までに、新型インフルエンザでの国内初の死亡例について、タミフル耐性を示すウイルス変異は確認されなかったと発表した。県衛生環境研究所で解析を行っていた。 死亡したのは心筋梗塞の治療歴があり、慢性腎不全のため人工透析を受けていた57歳の男性。9日にせきなどの症状が表れ、12日に簡易検査でA型陽性と判明してタミフルの投与を受けたが、15日に死亡した。 病原性の変異については今後、国立感染症研究所と調査するとしている。 厚生労働省の担当者は、他の死亡例2例についても、ウイルス変異の有無を確認するとしている。

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3.都立50校でインフル集団感染…部活や合宿で(読売新聞),読売新聞
RV=108.1 2009/08/24 14:36
キーワード:都,教委

 都内の都立高校や特別支援学校約300校のうち、夏休み期間中の部活動や合宿で、新型インフルエンザの集団感染が確認された学校が約50校にのぼることが、東京都教育委員会のまとめでわかった。 多い学校では数十人単位で感染が広がっているという。都立学校の多くが9月1日に始業式を迎えることから、都教委は始業式当日の検温や手洗いなどの予防策の徹底を図り、感染拡大防止に努めることを決めた。 担当者は「夏休み明けには、集団感染がさらに拡大する恐れがある。各家庭、学校で拡大防止を図ることが重要で、各校へのポスター掲示や、保護者へのパンフレット配布などで啓発も行う」と話している。

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4.新型インフル、都立高など50校で集団感染 始業式前に拡大警戒(産経新聞),産経新聞
RV=108.1 2009/08/24 18:12
キーワード:都,教委

 東京都立の高校や特別支援学校約300校のうち、夏休み期間中に新型インフルエンザの感染者が確認された学校が80校以上に上り、そのうち約50校で集団感染が発生していたことが24日、都教育委員会のまとめで分かった。重篤な患者は報告されていないが、数十人規模で感染した学校も複数あるという。9月1日に始業式を迎える多くの学校が新型インフルの感染拡大を警戒している。 都教委は各校からの8月中旬までの報告を基に、学級や部活動単位で1週間に2人以上が感染したケースを集計。柔道やチアリーディングなど身体接触のある部活動や水泳で特に感染の拡大が早いという。 都教委では都内の公立小中高校に(1)始業式当日の生徒の健康観察(2)感染予防啓発ポスターの掲示(3)リーフレットの保護者への配布−などを徹底するよう通知し、対策を徹底する。 都教委は「新学期が始まると集団感染が拡大する恐れがある。学校内での対策はもちろんだが、家庭、個人レベルでの対応が重要」と注意を呼びかけている。

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1.<新型インフルエンザ>マスク、消毒液用意も… 各自治体、投票所での対応に困惑(毎日新聞),毎日新聞
RV=138.0 2009/08/25 16:11
キーワード:沖縄,選挙,7月

 候補者名を書く鉛筆まで消毒すべきなのか−−。新型インフルエンザの感染が拡大する中、各地の選挙管理委員会が、衆院選投開票所での対応に悩んでいる。消毒液を置くか、職員全員がマスクをするか。総務省は「実情に応じて対応を」と言うだけで、現場の困惑は消えない。【特集】最新のニュースと写真で 2009衆院選 8月中旬、児童館を利用した小学生の集団感染があった岩手県釜石市。19日に始まった期日前投票では、市役所内に設置された投票所の入り口に消毒液を置いた。30日の投開票日は40カ所すべての投票所に備える。投票所には300〜400人の職員を配置する予定だが、感染が拡大した場合は全員にマスクを配る。千葉県船橋市なども期日前投票の初日から消毒液を置き、予防に力を入れる。 また、高校などで集団感染が相次いだ青森県弘前市は、投票所で有権者が使う鉛筆を通じて感染が拡大するのを懸念しており、消毒液に加え、鉛筆をふく消毒綿を全98投票所に用意する。 国内初の新型インフルエンザによる死者が出た沖縄県宜野湾市では市役所の期日前投票所に消毒液を用意した。30日の投開票日まで残りわずかだが、投票所や開票所での対応は「現在検討中」(同市選管)。「具体的な対策はまだ決まっていないが、現状を考えると何もしないわけにいかない……」と当惑気味に語った。沖縄県選管は7月27日に市町村選管に手洗いやうがい、せきエチケットの徹底を求める通知を出した。県選管は「具体的な対応は各市町村の実態に応じてまかせている」と説明した。 一方、北九州市も市内16カ所の期日前投票所に消毒液を設置。30日は各投票所にも消毒液を用意する予定だ。同選管は「投票や開票作業に必要なマスクは確保しているが、着用するかは今後の状況次第」。福岡市選管は「各区選管で個別に対応することはある」としつつも、期日前を含む投票所に一律に消毒液設置を求めていない。【河津啓介】

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2.<新型インフル>ワクチン優先、小中校生や高齢者も 厚労相(毎日新聞),毎日新聞
RV=137.0 2009/08/25 11:38
キーワード:接種,妊婦

 舛添要一厚生労働相は25日の閣議後会見で、新型インフルエンザのワクチンについて、優先接種の方針が固まっている妊婦や乳幼児、基礎疾患(ぜんそく、糖尿病など)のある患者、医療従事者に加え、小中高生と高齢者の分も確保する意向を示した。合計5300万人で、国内生産で足りない分を輸入する場合は、国内での臨床試験などを省略できる薬事法の「特例承認」を検討するとした。 舛添氏はワクチンの確保目標を5300万人としていたが、内訳は明らかにしていなかった。20日の厚労省と専門家の意見交換会で優先接種の対象とされたのは▽妊婦(100万人)▽1〜6歳の乳幼児(600万人)▽基礎疾患のある人(約1000万人)▽医療従事者(100万人)で、計1800万人。これに7〜18歳の小中高生(1400万人)と基礎疾患のない高齢者(2100万人)が加わる。 国内4社が製造するワクチンは年内で1300万〜1700万人分とされ、生産が順調なら優先接種対象者にはほぼ行き渡る。一方、小中高生や高齢者にも接種すると、生産を来年2月まで続けても最大3000万人分のため、不足が確実。舛添氏は「(ワクチン輸入は)薬事法の特例の適用を検討しており、専門家や薬害被害者の意見を聞きたい」と述べた。 厚労省によると、特例承認は、緊急性があり、代替策がない場合に大臣が決めることができる。過去に適用例はないという。海外で生産される新型インフルエンザのワクチンには、国内生産分には入っていない補助剤などが使われており、副作用リスクなどについて「海外での試験結果などから慎重に判断することになる」としている。【清水健二】

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3.<新型インフル>ワクチン優先、小中校生や高齢者も 厚労相(毎日新聞),毎日新聞
RV=137.0 2009/08/25 11:38
キーワード:接種,妊婦

 舛添要一厚生労働相は25日の閣議後会見で、新型インフルエンザのワクチンについて、優先接種の方針が固まっている妊婦や乳幼児、基礎疾患(ぜんそく、糖尿病など)のある患者、医療従事者に加え、小中高生と高齢者の分も確保する意向を示した。合計5300万人で、国内生産で足りない分を輸入する場合は、国内での臨床試験などを省略できる薬事法の「特例承認」を検討するとした。 舛添氏はワクチンの確保目標を5300万人としていたが、内訳は明らかにしていなかった。20日の厚労省と専門家の意見交換会で優先接種の対象とされたのは▽妊婦(100万人)▽1〜6歳の乳幼児(600万人)▽基礎疾患のある人(約1000万人)▽医療従事者(100万人)で、計1800万人。これに7〜18歳の小中高生(1400万人)と基礎疾患のない高齢者(2100万人)が加わる。 国内4社が製造するワクチンは年内で1300万〜1700万人分とされ、生産が順調なら優先接種対象者にはほぼ行き渡る。一方、小中高生や高齢者にも接種すると、生産を来年2月まで続けても最大3000万人分のため、不足が確実。舛添氏は「(ワクチン輸入は)薬事法の特例の適用を検討しており、専門家や薬害被害者の意見を聞きたい」と述べた。 厚労省によると、特例承認は、緊急性があり、代替策がない場合に大臣が決めることができる。過去に適用例はないという。海外で生産される新型インフルエンザのワクチンには、国内生産分には入っていない補助剤などが使われており、副作用リスクなどについて「海外での試験結果などから慎重に判断することになる」としている。【清水健二】

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4.ワクチン、妊婦・乳幼児らに優先接種(読売新聞),読売新聞
RV=137.0 2009/08/25 13:06
キーワード:接種,妊婦

 大流行が懸念される新型インフルエンザ用のワクチンについて、舛添厚生労働相は25日の閣議後記者会見で、妊婦と乳幼児、ぜんそくなどの持病がある人など合計1700万人に優先接種する意向を示した。 国内で製造したワクチンの供給は10月下旬から始まることも表明。国内供給分では不足する分を海外から輸入する意向も改めて示し、薬事法に基づく「特例承認」を初適用し、国内での臨床試験(治験)を簡略化して供給を急ぐ方針を示した。 舛添厚労相は、準備するワクチン量を5300万人分とし、その内訳として「(糖尿病やぜんそく、心臓や腎臓の慢性疾患など)持病がある人」1000万人、乳幼児600万人、小中高校生1400万人、妊婦100万人、治療にあたる医療従事者100万人、65歳以上の高齢者2700万人(600万人は持病がある人と重複)などが入るとした。 舛添厚労相は、このうち優先接種の対象として、「妊婦と乳幼児、持病がある人が計1700万人」と位置づけた。計1700万人分は、国内生産量に当たる量だ。 不足分について輸入で補う方針については、専門家から安全性を巡って異論や批判が出ていることを踏まえ、「副反応(副作用)が出たときのメーカーの免責をどうするか、予防接種法との絡みで難しい問題がある」と指摘。免責を求める海外メーカーとの契約交渉が難航していることから、「将来的には予防接種法の改正も視野に入れて議論する必要がある」と述べた。 輸入に向けて検討する特例承認は、国内での臨床試験を実施する前に海外でのデータだけで国内使用を承認する例外的な措置。26日に専門家の会議を開き、正式に決定する。 一方、ワクチン接種の金銭的負担については、「ワクチン代そのものは基本的には国費の負担にしたい」と述べた。接種にかかる経費については今後検討すると述べたが、低額所得者の負担は全額無料とする方針を示した。

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5.新型インフル 輸入ワクチン治験せず承認(産経新聞),産経新聞
RV=137.0 2009/08/25 15:34
キーワード:接種,妊婦

 舛添要一厚生労働相は25日の閣議後会見で、国内で製造中の新型インフルエンザ用ワクチンの出荷は従来の見通しからさほど遅れず、10月下旬になるとの見解を示した。必要量については「5300万人分」とし、不足分は輸入で賄う考えをあらためて強調。輸入に際し、緊急性がある場合に、海外での承認を条件に国内での治験を省略する薬事法上の「特例承認」という制度を活用する考えを示した。 26、27の両日に専門家や薬害の被害者らから意見を聴き、輸入や接種の方法、接種の優先順位について検討。9月中に正式に決める。厚労省は「製造は最速でやっており、冬場に懸念される大きな流行に備える。個人でも予防、健康管理に気を付けてもらい、現在始まっている流行のピークを少しでも遅らせることが重要だ」としている。 厚労省によると、5300万人の内訳は、基礎疾患がある人(約1千万人)▽基礎疾患のない65歳以上の高齢者(約2100万人)▽小中高校生(約1400万人)▽乳幼児(約600万人)▽妊婦(約100万人)▽医療従事者(約100万人)。しかし国内で年内に製造できるワクチンは1300万〜1700万人分と限られ、今後の生産状況によってはさらに減る恐れもある。 厚労省によると、過去に医薬品に関して薬事法の特例承認が適用されたことはなく、この制度ができる以前の昭和36年に、超法規的措置としてポリオ(小児まひ)ワクチンをカナダと旧ソ連から緊急輸入したケースがあるという。

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6.新型ワクチンに「特例承認」を検討―厚労省(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=137.0 2009/08/25 20:54
キーワード:接種,妊婦

 厚生労働省は8月25日、新型インフルエンザのワクチンの輸入について、国内での治験がなくても、海外で安全性が証明されていれば、使用を承認する「特例承認」を検討していることを明らかにした。厚労省結核感染症課の中嶋建介・感染症情報管理室長によると、ワクチンについては前例がないという。 中嶋室長によると、「特例承認」は緊急性が高い場合のみの、薬事法上の特別措置。通常、輸入したワクチンを国内で承認するまでには、数か月を要するという。通常の手続きを10月から始めた場合、新型ワクチンを年内に流通させるのは難しい。 新型ワクチンの国内4メーカーの年内の生産量は、1300万-1700万人分。舛添要一厚労相はワクチンの必要量を5300万人分としており、厚労省は3600万-4000万人分の不足分を輸入で補うことを検討している。 中嶋室長は5300万人分の内訳を、▽基礎疾患を有する人1000万人▽乳幼児600万人▽小中高校生1400万人▽妊婦100万人▽医療従事者100万人▽65歳以上の人2700万人(うち基礎疾患を有する人600万人)―としたが、これは舛添厚労相の「希望」であり、省としての決定事項ではないとしている。 厚労省は接種対象者や接種の優先順位、接種方法、ワクチン代を公費で負担するかどうかなどを9月中に決定する方針。ワクチンの出荷は10月下旬からで、順次接種するとしている。 また、厚労省は同日、今回の豚由来の新型インフルエンザ(H1N1)については、感染症法12条に基づく医師の届け出を不要とする旨の厚労省令改正を行ったことを明らかにした。感染症法12条は、「医師は、新型インフルエンザなどの感染症の患者を診断した場合、厚労省令で定める場合を除き、直ちに最寄りの保健所長を経由して都道府県知事に届け出なければならない」としている。

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7.ワクチン安全性は? 課題山積インフル対策(産経新聞),産経新聞
RV=137.0 2009/08/25 22:47
キーワード:接種,妊婦

 新型インフルエンザ対策の柱であるワクチンについて、舛添要一厚労相は25日、「ワクチンの出荷は10月下旬になる」と発表した。新型インフルはすでに全国で流行入りしており、流行のピークに間に合うかは微妙な状況だ。接種の優先順位や輸入の議論も始まったばかり。26、27日に専門家から意見を聞く会合が予定され、舛添厚労相は週内にも方針を示す意向だが、課題は山積している。 ワクチンは現在、国内4社のメーカーが製造しており、12月末までに1300万〜1700万人分が供給される予定。製造を2月末までに延ばしても3千万人分が限界で、厚労省が必要とする5300万人分には及ばない。 不足分を補うために政府は輸入を検討しているが、安全性の確保が課題となる。医薬品を輸入する際、安全性を確認する臨床試験(治験)が行われ、5年程度かかる。間に合わないため、舛添厚労相は25日の会見で「特例承認になると思う」との見解を示した。 特例承認は、緊急時に限り日本と同程度の審査態勢が整った国であれば、最小限の治験で承認が可能となる制度。厚労省によると、適用されれば初めてのケースになる。制度上は治験を行わずに輸入することも可能だが、国立感染症研究所感染症情報センターの岡部信彦センター長は「数百人でもいいから治験はすべきだ」と指摘する。 輸入については厚労省が現在、海外メーカー数社と交渉中だ。緊急用のワクチンのため一部の企業は副作用が出た際の責任を免除することを求めている。舛添厚労相は「法律の枠組みではない。総理が判断するしかない」とする。 ワクチン接種の優先順位の議論も残る。政府がワクチンが必要と想定している5300万人の内訳は、持病を持つ人が約1千万人▽妊婦約100万人▽乳幼児600万人▽小中高生約1400万人▽65歳以上の高齢者約2100万人、医療従事者約100万人。専門家らの会合では、重症化しやすい人を優先することで合意したが、具体的な順番などは未定だ。 ワクチン接種費用の負担も検討が必要だ。季節性ワクチンでは個人が1回5千円程度を支払う。しかし、感染拡大を抑える視点からは公費投入も検討の余地がある。舛添厚労相は「生活保護対象者は無料だが、どこまで無料にするか議論しなければ」と話している。

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1.<新型インフル・ワクチン>接種拡大、輸入頼み 国産の不足2000万人分以上(毎日新聞),毎日新聞
RV=362.9 2009/08/26 10:23
キーワード:接種,都,保育,妊婦,教委,試験

 舛添要一厚生労働相が25日に発表した新型インフルエンザワクチンの接種対象。小中高生や基礎疾患のない高齢者も加わって計5300万人に上る。国産ワクチンの出荷は10月下旬から始まるが、足りない分は輸入ワクチンに頼らざるを得ない。舛添氏は輸入の際、国内での臨床試験(治験)などを省略できる薬事法の特例承認を検討することも明らかにした。輸入ワクチンは国産とどう違うのか? 安全性は? 1400万人が接種対象となる小中高校では、夏休みが明けると集団感染の拡大が懸念される。だが学級閉鎖の基準は都道府県によってまちまちで、国も手をこまぬいているのが現状だ。 ◇国産の不足2000万人分以上 治験省略、副作用も 「非常に難しい問題だ。専門家や薬害被害者の意見も聞き、コンセンサスを得たい」。新型インフルエンザ対策でワクチン確保を表明した舛添氏。だが国内で臨床試験を行わない輸入は副作用の恐れがあり歯切れが悪い。 これまでに優先接種の方針が固まっていた妊婦や乳幼児らには、年内の国内製造分見通しの最大1700万人分でほぼ行き渡る。だが新たに接種対象者に加えられた小中高生と持病のない高齢者の計3500万人には、2010年2月まで生産を続けても2000万人分以上足りない。 新型用ワクチンは豪米英独中の5カ国で既に臨床試験が始まり、9月に供給開始の見通しだ。日本でも4社が製造を始め近く臨床試験が始まる。ワクチンの製造法はどの国のメーカーもほぼ同じだが、輸入ワクチンには効果を高めるためアジュバントという補助剤(免疫増強剤)が加えられており、この有無で副作用は異なると考えられる。そのため、本来は国内でも臨床試験が必要で、最短でも6カ月程度かかる。 特例承認検討の背景には、各国が自国民分の確保を急ぎ、輸入の是非に時間をかけられない事情がある。英国の大手製薬メーカー、グラクソ・スミスクラインは、各国政府と2億9100万回分の供給を契約していることを公表しているが、世界全体でどれだけのワクチンが製造されるのかは不明だ。新型用ワクチンの製造は65〜70%が欧州に集中しているとされ、早い者勝ちの側面も否定できない。厚労省は交渉先を明らかにしていないが、「政府の審査体制がしっかりしている国のメーカー」との方針を示す。 岡部信彦・国立感染症研究所感染症情報センター長は「アジュバントでワクチン効果は上がるが、接種した局所の腫れが高くなることなども予想される。臨床試験が終わっていないので、国産との比較は簡単にはできない」と説明。そのうえで「価格や副作用が出た際の責任問題、国民に国産か輸入かの希望を聞くかどうかなど議論が必要」と指摘する。 そもそも、ワクチンは新型インフルエンザにどんな効果があるのか。ワクチンは接種しても感染や発症を完全には防げない。ウイルスが鼻やのどにくっつく際に免疫として働くたんぱく質の抗体と、体内での増殖を防ぐ抗体は異なり、ワクチンで作られるのは後者の抗体だからだ。しかし肺炎などの重い合併症や入院、死亡などの危険性を減らす効果は認められ、世界保健機関(WHO)も新型用も含めて積極的に接種を勧めている。 北里大の中山哲夫教授(臨床ウイルス学)は「ワクチンでは流行を完全に抑えることはできない。感染拡大を防ぐために広く使うことが適切なのか、慎重に検討する必要がある」と話している。【江口一、関東晋慈】 ◇夏休み明けの混乱懸念 学級閉鎖基準ばらつき 東京都多摩地区で小学3年の長女(8)と暮らす女性会社員(39)は21日夜、娘が通う学童保育から「複数の子が新型インフルエンザで休んでいる」と連絡を受けた。幸い長女は感染せず、学童保育も休業しなかったが、長女を普段預かってくれる母親(79)にはぜんそくの持病があり、長女がウイルスを持ち帰ってしまわないか不安だ。「学校で流行するのは困るし、流行を防ぐため休校されるのも母子家庭は困る」 国は新学期に向けて警戒を盛んに呼び掛けているが、学校を中心にした感染は既に夏休み中に広がっている。厚生労働省によると、7月20日〜8月16日に報告があった1734件の集団感染は、過半数が小中高校で発生。都教委には夏休み中、都立高などで49件、市区町村立の小中学校や学童保育で54件の集団感染が報告された。 先週から多くの学校で新学期を迎えた北海道では、25日は8校が休校、7校が学級閉鎖し、感染は拡大傾向にある。長野県でも7校、青森県も3校が学年・学級閉鎖を決めた。秋田県大仙市の小学校では、新学期初日の24日に欠席が相次いだため、翌25日から来週まで休校になった。 文部科学省は19日、都道府県教委などに学校での感染予防を改めて要請した。だが内容は手洗いやうがいの徹底などで、決め手がないのが実情だ。学校が再開される前に、家庭で健康状態を調べるチェックシートを配ったり、感染した子には医師の「完治証明」提出を求める動きも、全国で広がっている。 一方、どの程度の欠席で学級閉鎖にするかは、都道府県でばらつきがある。青森は原則1人(新型と確定した場合)、秋田は2人、埼玉は3人、大阪は5人程度。長野や大分はクラスの約1割としており、東京や北海道は人数を示していない。 文科省、厚労省とも、学級閉鎖の基準の例示には「季節性の流行でも基準はなく、現場で弾力的に対応するのが望ましい」と消極的だ。だが「対応に大きな差が出ると、保護者に説明が難しい」(都教委担当者)と混乱を懸念する声も出ている。【清水健二】

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2.<新型インフル・ワクチン>接種拡大、輸入頼み 国産の不足2000万人分以上(毎日新聞),毎日新聞
RV=362.9 2009/08/26 10:23
キーワード:接種,都,保育,妊婦,教委,試験

 舛添要一厚生労働相が25日に発表した新型インフルエンザワクチンの接種対象。小中高生や基礎疾患のない高齢者も加わって計5300万人に上る。国産ワクチンの出荷は10月下旬から始まるが、足りない分は輸入ワクチンに頼らざるを得ない。舛添氏は輸入の際、国内での臨床試験(治験)などを省略できる薬事法の特例承認を検討することも明らかにした。輸入ワクチンは国産とどう違うのか? 安全性は? 1400万人が接種対象となる小中高校では、夏休みが明けると集団感染の拡大が懸念される。だが学級閉鎖の基準は都道府県によってまちまちで、国も手をこまぬいているのが現状だ。 ◇国産の不足2000万人分以上 治験省略、副作用も 「非常に難しい問題だ。専門家や薬害被害者の意見も聞き、コンセンサスを得たい」。新型インフルエンザ対策でワクチン確保を表明した舛添氏。だが国内で臨床試験を行わない輸入は副作用の恐れがあり歯切れが悪い。 これまでに優先接種の方針が固まっていた妊婦や乳幼児らには、年内の国内製造分見通しの最大1700万人分でほぼ行き渡る。だが新たに接種対象者に加えられた小中高生と持病のない高齢者の計3500万人には、2010年2月まで生産を続けても2000万人分以上足りない。 新型用ワクチンは豪米英独中の5カ国で既に臨床試験が始まり、9月に供給開始の見通しだ。日本でも4社が製造を始め近く臨床試験が始まる。ワクチンの製造法はどの国のメーカーもほぼ同じだが、輸入ワクチンには効果を高めるためアジュバントという補助剤(免疫増強剤)が加えられており、この有無で副作用は異なると考えられる。そのため、本来は国内でも臨床試験が必要で、最短でも6カ月程度かかる。 特例承認検討の背景には、各国が自国民分の確保を急ぎ、輸入の是非に時間をかけられない事情がある。英国の大手製薬メーカー、グラクソ・スミスクラインは、各国政府と2億9100万回分の供給を契約していることを公表しているが、世界全体でどれだけのワクチンが製造されるのかは不明だ。新型用ワクチンの製造は65〜70%が欧州に集中しているとされ、早い者勝ちの側面も否定できない。厚労省は交渉先を明らかにしていないが、「政府の審査体制がしっかりしている国のメーカー」との方針を示す。 岡部信彦・国立感染症研究所感染症情報センター長は「アジュバントでワクチン効果は上がるが、接種した局所の腫れが高くなることなども予想される。臨床試験が終わっていないので、国産との比較は簡単にはできない」と説明。そのうえで「価格や副作用が出た際の責任問題、国民に国産か輸入かの希望を聞くかどうかなど議論が必要」と指摘する。 そもそも、ワクチンは新型インフルエンザにどんな効果があるのか。ワクチンは接種しても感染や発症を完全には防げない。ウイルスが鼻やのどにくっつく際に免疫として働くたんぱく質の抗体と、体内での増殖を防ぐ抗体は異なり、ワクチンで作られるのは後者の抗体だからだ。しかし肺炎などの重い合併症や入院、死亡などの危険性を減らす効果は認められ、世界保健機関(WHO)も新型用も含めて積極的に接種を勧めている。 北里大の中山哲夫教授(臨床ウイルス学)は「ワクチンでは流行を完全に抑えることはできない。感染拡大を防ぐために広く使うことが適切なのか、慎重に検討する必要がある」と話している。【江口一、関東晋慈】 ◇夏休み明けの混乱懸念 学級閉鎖基準ばらつき 東京都多摩地区で小学3年の長女(8)と暮らす女性会社員(39)は21日夜、娘が通う学童保育から「複数の子が新型インフルエンザで休んでいる」と連絡を受けた。幸い長女は感染せず、学童保育も休業しなかったが、長女を普段預かってくれる母親(79)にはぜんそくの持病があり、長女がウイルスを持ち帰ってしまわないか不安だ。「学校で流行するのは困るし、流行を防ぐため休校されるのも母子家庭は困る」 国は新学期に向けて警戒を盛んに呼び掛けているが、学校を中心にした感染は既に夏休み中に広がっている。厚生労働省によると、7月20日〜8月16日に報告があった1734件の集団感染は、過半数が小中高校で発生。都教委には夏休み中、都立高などで49件、市区町村立の小中学校や学童保育で54件の集団感染が報告された。 先週から多くの学校で新学期を迎えた北海道では、25日は8校が休校、7校が学級閉鎖し、感染は拡大傾向にある。長野県でも7校、青森県も3校が学年・学級閉鎖を決めた。秋田県大仙市の小学校では、新学期初日の24日に欠席が相次いだため、翌25日から来週まで休校になった。 文部科学省は19日、都道府県教委などに学校での感染予防を改めて要請した。だが内容は手洗いやうがいの徹底などで、決め手がないのが実情だ。学校が再開される前に、家庭で健康状態を調べるチェックシートを配ったり、感染した子には医師の「完治証明」提出を求める動きも、全国で広がっている。 一方、どの程度の欠席で学級閉鎖にするかは、都道府県でばらつきがある。青森は原則1人(新型と確定した場合)、秋田は2人、埼玉は3人、大阪は5人程度。長野や大分はクラスの約1割としており、東京や北海道は人数を示していない。 文科省、厚労省とも、学級閉鎖の基準の例示には「季節性の流行でも基準はなく、現場で弾力的に対応するのが望ましい」と消極的だ。だが「対応に大きな差が出ると、保護者に説明が難しい」(都教委担当者)と混乱を懸念する声も出ている。【清水健二】

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3.厚労相が新型ワクチンで有識者から意見聴取(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=217.1 2009/08/26 23:19
キーワード:接種,透析,妊婦

 舛添要一厚生労働相は8月26日、「新型インフルエンザワクチンに関する厚生労働大臣と有識者等との意見交換会」を開き、有識者ら7人から接種の優先順位や輸入について意見を聴取した。これを受けて舛添厚労相は、今後も有識者らを招いて議論を続ける意向を示した。 席上、神戸大大学院医学系研究科の岩田健太郎教授は、新型インフルエンザのワクチンについては治験がないため、「正しいワクチンの接種のあり方は存在しない」として、「みんながある程度納得できることが大事」と主張。接種の優先順位を決める上で焦点になるのは、小児、妊婦、透析患者、慢性疾患を有する人、医療従事者、高齢者だとした上で、「どちらの順番がより科学的に正しいかよりも、どちらがより納得しやすいか、という観点で決定していくのが正しいと思う」と述べた。 NPO法人「難病のこども支援全国ネットワーク」の小林信秋専務理事は、慢性疾患や難病、重い障害がある小児が「合併症などが重症化する危険性が非常に高い」として、優先的な接種を求めた。また、今回の新型インフルエンザは学校での集団感染が多かったことから、幼稚園も含む学校関係者を優先的に接種する人に含めることを提案した。輸入に際して、国内での治験がなくても、海外で安全性が証明されていれば、使用を承認する「特例承認」を厚労省が検討していることについては、「難病の治療薬ではなく、インフルエンザのワクチンであり、脳症や髄膜炎にかかる恐れがどのくらいあるかを見極めればよいのではないか。そうなれば、それほど長い時間をかけなくても治験はできるのではないか」との見解を示した。 東大医学部附属病院感染制御部感染症内科の畠山修司助教は、優先接種の対象者として、医療従事者、妊婦、基礎疾患を有する人を挙げた。また、「効果や副作用は、季節性とほぼ同等と仮定して進めざるを得ないが、全く同じかは分からないのが現実」とし、「何が分かって、何が分からないことなのかを、多くの人が共有して(接種の優先順位などを)考えることができるよう配慮することも大切」と述べた。 全国薬害被害者団体連絡協議会の花井十伍代表世話人は、「どういう集団に(接種が)推奨されるという結論が出たとしても、どういう既知があって、どういう未知があり、だから推奨されるのだということが現場の医師や患者が十分に理解して(ワクチンを)使える体制が、何より大事」と指摘。「情報の出し方が、実は一番大事ではないか」として、新しい情報を常にアップデートできる体制の構築を求めた。 日本産科婦人科学会ガイドライン産科編委員会の水上尚典委員長は、優先対象として妊婦が挙がっている理由として、▽過去のインフルエンザのパンデミックにおいて、妊婦の死亡率が高かった▽今回の新型インフルエンザに関しても、米国での報道によると、妊婦の入院率、死亡率が高い―ことなどを挙げた。その上で、「『WHO(世界保健機関)は妊婦にも高い優先順位で投与すべきである。そうするに当たって、各国は影響をしっかりモニターしてください』と勧告している」と指摘し、「このことに関しては、お金を費やしてでもやるべきだ」と述べた。 東北大大学院医学研究科の森兼啓太講師は、日本で接種が可能になるぎりぎりの時期まで、米国や英国など接種を先に行う国での治験を集めてから、接種を優先する人の最終的な決定を行うよう求めた。その上で、決定までの議論について「手間を惜しむべきではない」とした。 日本小児科学会の横田俊平会長は、「7-8月にも(患者が)増えていることを肌で感じる」とし、「ワクチンと抗インフルエンザ薬を併用して危機を切り抜けたい」と述べた。また、ワクチン接種対象児に関して必要量を試算したところ、基礎疾患を有する小児への必要量を約100万人分、1-6歳の幼児は「成人の半分の量でよい」として約350万人分、1歳未満の乳児を持つ母親への接種は約200万人分とし、「計650万人分を確保していただきたい」と述べた。 これらの意見を受けて舛添厚労相は、「一つ一つの意見を参考にして、今後も議論をしたい」と述べた。ワクチン接種の費用や、副作用に対する補償の問題については、「既存の枠組みではカバーし切れない」として、「ワクチン接種のための新しい体制づくりが必要」との認識を示した。また、輸入については、迅速性と安全性を兼ね備えたやり方を考えるとした。

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1.「ハイリスク」の基礎疾患は?―ワクチン接種で意見交換会(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=372.0 2009/08/27 23:38
キーワード:接種,透析,妊婦,介護,試験,基礎

 厚生労働省は8月27日、2回目となる「新型インフルエンザワクチンに関する意見交換会」を開いた。議論では、基礎疾患のある人や妊婦、医療従事者などに対して優先的に接種を行うべきとの意見が目立ったが、健康な小児や高齢者の扱いについても意見が出された。また、輸入ワクチンの是非で意見が割れた。厚労省では議論の内容を今後のワクチン接種の在り方の検討材料にする予定で、9月中にも結論を出す見通し。 意見交換会は20日にも開かれており、27日は2回目。この日の意見交換会では、政府の新型インフルエンザ対策本部専門家諮問委員会の委員のほか、14人の学会関係者や薬害被害者団体の代表者などが参加した。 上田博三健康局長は冒頭、「新型インフルエンザの本格的な流行が始まった」など現状を説明した上で、「特に優先的に接種すべきと考えられる基礎疾患のある人について、忌憚(きたん)のない意見を(求める)」と述べた。■基礎疾患ある人、優先に 会合ではまず、学会関係者がそれぞれの専門領域の立場から、優先接種すべき対象者について意見を述べた。 日本感染症学会の岩本愛吉氏は、国際シンポジウムで収集した資料などに基づき、▽世界各地で10-20歳代の若者に感染者が多い▽重症者や死亡者の年齢は(これより)高い傾向があるが、65歳以上では重症者が減少する▽基礎疾患がある場合、入院など重症化▽妊婦に入院や肺炎など重症化―の傾向があるなどと指摘。基礎疾患のある患者や妊婦への積極的な接種が重要だと述べた。また、「肥満がインフルエンザの重症化と関連すると考えられているようだ」とも述べた。  接種を優先すべき、基礎疾患のある患者については、学会関係者らから、▽ぜんそくやCOPDなどの慢性呼吸器疾患の患者▽人工透析を要する患者▽腎機能の低下している患者▽免疫力が低下している悪性腫瘍患者▽免疫異常性の神経疾患の患者▽心不全の患者―などが挙がった。 また、ワクチンの生産量が限られているため、「(慢性呼吸器疾患の患者の中でも)特に呼吸機能の低下している患者」「糖尿病の中でもコントロールが難しい型糖尿病の患者」など、特にリスクの高い人を優先すべきとの意見が出た。 また、ほぼすべての参加者が、医療従事者や妊婦を優先接種の対象とすべきと指摘した。■健常者の扱いは? 健常者も接種の対象とする場合、どの年代を優先すべきかでは、さまざまな意見が出た。 日本老年医学会の井藤英喜氏は、「高齢者はいったん罹患すると、重症化する可能性が高い」と強調。その上で、高齢者に必要な医療や介護を提供する医療・介護従事者が最優先だとし、続いて、▽基礎疾患を有する65歳以上の高齢者▽85歳以上のすべての人▽65歳以上のすべての人―の順に優先度が高いと指摘した。 一方、日本小児科学会の森島恒雄氏は、学会内でワクチンの優先接種の対象者について行ったアンケートの結果から、基礎疾患を有する小児や、1歳から6歳の範囲で接種を希望する子ども、0歳児の保護者を優先すべきと指摘。小中高生への接種については、「ワクチン供給が限られる現状では、推薦順位は高くなかった」とした。 このほかにも、接種の対象とすべき年代についてはさまざまな意見があった。■輸入ワクチンの安全性は また、現在厚労省が検討しているワクチンの輸入について、安全性を疑問視する声も上がった。全国薬害被害者団体連絡協議会の花井十伍氏は、基本的には国内のワクチンでまかなうのが望ましいとし、緊急輸入は慎重にすべきと訴えた。また、輸入する場合でも、輸入ワクチンは国内のワクチンとは異なるものとして扱うべきとし、現場でのインフォームド・コンセントが確実に行われる体制が必要だと強調した。 国立感染症研究所インフルエンザウイルス研究センター長の田代眞人氏も、国内での臨床試験など安全性の確認が不十分な段階で輸入ワクチンの使用に踏み切ることに懐疑的な見方を示した。 一方、東京都健康長寿医療センターの稲松孝思氏は、ワクチンへの評価が明確になっている状況では、接種後に急死するなどの事態が発生しても、ワクチンとの関係を否定することができるが、不明確な段階ではそれができないと指摘。特に、急変の恐れがある高齢者などのハイリスク者に輸入ワクチンを接種し、その後死亡するなどの事態になった場合、因果関係を完全に否定することができず、混乱を招く可能性があるとした。その上で、評価が明確になっていない段階では、若い人や健康な人に対して使用すべきとの見方を示した。 井藤氏も、データがあまりそろっていない段階で、高齢者に対して輸入ワクチンを使用するのは避けるべきと指摘。一方で、国内のワクチンだけでは高齢者への接種は難しくなることから、輸入はすべきだとした。また森島氏も、「海外のワクチンの小児への使用は、あくまで臨床試験による安全性と有効性が確認された後ということを要望したい」と強調した。ただし、臨床試験を行うための協力はしたいと述べた。

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2.<新型インフル>ワクチン接種、疾患ある小児優先…学会要望(毎日新聞),毎日新聞
RV=327.6 2009/08/27 21:09
キーワード:接種,透析,妊婦,介護,基礎

 厚生労働省は27日、新型インフルエンザワクチンの接種について、関係学会などから意見聴取した。学会の多くは、患者に加えて医療・介護従事者や患者の家族への優先接種を求め、基礎疾患がある小児への配慮が特に必要だとする声も相次いだ。政府は専門家らとさらに議論したうえで、10月下旬からの接種開始に向け、9月中に対象と順位を決める。 厚労省が確保目標としているワクチンは5300万人分で、うち1000万人分を重症化しやすい基礎疾患(ぜんそく、糖尿病など)を持つ患者へ割り当てると想定している。しかし糖尿病患者だけでも国内推計890万人おり、どのような病状の患者を優先するか絞り込みが必要になっている。 意見陳述した14学会のうち、日本透析医学会は、慢性の透析患者約28万人に加え、家族と医療施設の従事者を合わせた計84万人を接種範囲として提示。日本糖尿病学会は、血糖コントロールが利かない糖尿病患者ら(約50万〜100万人)、日本循環器学会は慢性心不全患者(約80万〜100万人)、日本血液学会は造血器腫瘍(しゅよう=血液のがん)患者(約5万人)にワクチンが必要だとした。 基礎疾患を持つ患者の総数については、約半数の学会が患者数を示さなかったため、踏み込んだ議論にならなかった。 また海外で生産されたワクチンの輸入については、有効性や安全性のデータが不足しているとして、国内での安全確認や国産品の優先使用を含めた慎重な対応を求める声が相次いだ。【清水健二、関東晋慈】 ◇各学会が示した新型用ワクチン優先接種の主な対象者◇*カッコ内は推定対象人数。学会名の日本は省略小児科学会 基礎的な持病のある小児(80万〜100万人)、1歳から小学校入学前で接種を希望する子ども(700万人)、0歳児の保護者(200万人)産科婦人科学会 妊婦(110万人)、産後6カ月までの女性(55万人)糖尿病学会 血糖コントロールができない1型患者ら(50万〜100万人)循環器学会 慢性心不全患者(80万〜100万人)感染症学会 ぜんそく患者、ステロイド投与などによる免疫不全状態の患者(呼吸器学会、アレルギー学会もほぼ同様)透析医学会 透析患者(28万人)とその家族(47万人)、医師や看護師などの透析従事者(8万5000人)腎臓学会 慢性透析患者、透析導入が近い腎不全患者、腎移植患者臨床腫瘍学会 骨髄移植などを受ける人神経学会 多発性硬化症などの免疫異常性神経疾患の患者老年医学会 65歳以上で慢性呼吸器疾患などの持病がある人、糖尿病患者肝臓学会 肝硬変患者血液学会 すべての造血器腫瘍患者

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3.持病ある人、妊婦ら最優先=輸入品は安全確認−新型インフルワクチンで医学会代表ら(時事通信),時事通信
RV=278.7 2009/08/27 22:08
キーワード:接種,透析,妊婦,試験

 新型インフルエンザのワクチンをめぐり、厚生労働省は27日、日本透析医学会、日本産科婦人科学会など14医学会の代表者らによる意見交換会を開いた。参加者は、重症化するリスクが高い持病のある人と妊婦、医師、看護師を最優先にワクチンを接種するとの意見で大筋で一致。ほかに接種が必要な層として、乳幼児、高齢者、小中高生などが挙げられた。 厚労省はこれらの意見を踏まえ、来月中に接種の優先順位を決める見通し。 こうした層は計約5300万人とされ、同省は全員を接種対象とするとの方針を表明。国内メーカーのワクチン生産量は年内で最大1700万人分のため、不足分は輸入を検討している。 ただし、海外メーカーのワクチンは効き目を強めるため、国内では未承認の添加物を加えているものが多いことから、会合では「安全確認のための試験が必要」との声が相次いだ。また、政府専門家諮問委員会の尾身茂自治医大教授は、最優先とされる妊婦らに国産ワクチンを使うことを提言した。 持病のない高齢者や小中高生がワクチンを接種する場合、輸入品となる可能性があり、尾身教授は「厳しい議論になる」と話した。

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1.新型インフル 人工透析患者に不安の声(産経新聞),産経新聞
RV=295.9 2009/08/28 21:26
キーワード:接種,透析,沖縄,基礎

 予想外の「真夏の流行」となった新型インフルエンザで、最初に死亡した2人が人工透析の腎臓病患者だったことを受け、関連する医療機関では院内感染防止のため患者へのマスク配布など対策を急いでいる。高齢者が多い透析患者は、免疫力低下で重症化が懸念されており、患者からは「ワクチンが早くほしい」「感染すれば他の患者にも迷惑をかけてしまう」など不安の声が上がっている。 腎臓病患者の死亡は、8月15日に沖縄県宜野湾(ぎのわん)市、18日に神戸市で確認され、厚生労働省は21日に全国的な流行入りを宣言。その後も感染者は増加し、腎臓病患者も入院しているという。 国立感染症研究所の調査で1医療機関あたりのインフルエンザ患者数が沖縄県(29.60人)に次いで全国2位となった奈良県(2.96人)では、県内の透析医療機関などが感染防止対策を進めている。 奈良県中部にある透析施設では、患者にマスクやうがい薬を配布。通常は透析室に複数のベッドを並べて人工透析を行っているが、発熱のある患者がいれば、個室の透析室に隔離して透析を行う方針だ。 この施設の院長(67)は「患者も医師も神経質にならざるを得ない」と話す。予防に最も有効とされるワクチン供給は10月下旬とされるが、「ワクチンは副作用も考えられ、患者に無理に勧めることもできない」と困惑気味だ。 患者は1週間に3日程度、透析を受ける必要があり、新型インフルエンザに感染しても透析は必要で、患者の不安は大きい。 奈良県高取町の男性患者(50)は「腎臓病患者が新型インフルエンザで亡くなったと聞いて、急に不安になった。手洗いやうがいをしているが、それ以外にどうしたらいいのか…」と話す。 季節性インフルエンザワクチンを定期的に接種しているという同県大和高田市の男性患者(67)も「新型のワクチンを早く作ってほしい」とする一方、「感染しないように、たくさん食べて体力をつけないといけないかもしれないが、腎臓に負担がかかってしまう」と苦悩を打ち明けた。 全国の透析患者は約28万人とされ、患者らで組織する全国腎臓病協議会は20日、舛添要一厚労相あてに、腎臓病など基礎疾患のある患者へのワクチンの優先接種のほか、患者や医師、行政による協議機関設置などを求める要望書を提出。同会は「患者の不安を少しでも解消してほしい」と訴えている。

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2.新型インフル ワクチン接種 「妊婦」「6歳未満」優先(産経新聞),産経新聞
RV=214.8 2009/08/28 07:56
キーワード:接種,妊婦,診療

 新型インフルエンザのワクチン接種について、「持病のある人」「妊婦」「6歳未満の小児」「患者を診察する医療従事者」を優先する方向が、厚生労働省が27日に開いた、専門家や薬害被害者団体などとの会合で固まった。厚労省はこれらの対象者に、安全面での懸念が少ない国内産ワクチンを優先的に使う方針。 会合では「感染者の多い10代」や「高齢者」についても、優先接種の是非が議論になったが、意見はまとまらなかった。社会混乱を懸念する立場から「(10代でも)受験生は優先すべきだ」という意見も出され、今後の検討課題とされた。 厚労省は今後、政府の新型インフルエンザ対策本部専門家諮問委員会の検討を経て、9月中に優先順位を決める。 年内に国内製造されるワクチンは1300万〜1700万人分。厚労省は持病のある人が1千万人▽妊婦が100万人▽1〜6歳児が600万人▽医療従事者が100万人−と試算しており、計1800万人。全員が接種したら、国内製造分がすべて使われる計算になる。他に2000万人分が輸入される見通し。 この日の会合には、重症化のリスクが高いとされる15の医学会の代表者などが参加。このうち、小児科学会は「0歳児の保護者も最優先すべきだ」と要望。日本老年医学会も「持病がある高齢者の治療に当たる医療関係者が感染すればインフルエンザ以外で死者が増える」と訴えた。 また、舛添要一厚労相は同日、各都道府県を通じて入院診察を行う医療機関のベッド数など医療体制の調査を実施する方針を表明した。患者のスムーズな受け入れ態勢につなげることが目的。調査と同時に、医療機関での夜間診療時間の延長など、医療体制のさらなる強化を都道府県に求める。

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3.新型インフル予防、赤外線カメラ設置など対応相次ぐ(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=209.9 2009/08/28 16:19
キーワード:接種,都,診療

【ソウル28日聯合ニュース】統一部の千海成(チョン・ヘソン)報道官は28日の会見で、国内に広がる新型インフルエンザが北朝鮮・開城工業団地に拡散するのを防ぐため、都羅山の南北出入事務所で、訪朝通路に赤外線知カメラを設置するなどの対応を取っていると明らかにした。すでに北朝鮮〜韓国の入境通路にはカメラが設置されており、韓国〜北朝鮮の出境通路にもカメラを置く計画だ。 千報道官は、統一部開城工業団地支援団を中心に、工業団地の管理委員会、企業協会などと緊密に協議し、新型インフルエンザ予防対策を講じていると説明。感染が疑われる患者が発生した場合は、工業団地内の病院を通じ、緊急帰還など現地で可能な措置を取る方針だとした。北朝鮮側に対しても、韓国の措置について説明し、有事には人員の緊急帰還などに積極的に協力するよう要請する計画だ。 現在まで、北朝鮮地域には新型インフルエンザ発生に関する報道はないとしている。 一方、国内でも新型インフル予防対策が広がっている。国会では手指消毒器33台を購入し、議員会館、本庁、図書館、議長館などに配置。許容範(ホ・ヨンボム)報道官が28日の会見で「きょうから新型インフル拡散予防対策を施行する」と明らかにした。議員会館と本庁には赤外線感知カメラも設置するほか、国会常駐者や訪問者が利用できるよう発熱チェック器も導入する。 感染が疑われる患者が発生した場合、しばらくの間隔離できる臨時待機所を本庁と議員会館に指定し、医療スタッフが配置される対応センターも運営する。来週には2日間、庁舎の全面消毒作業を行う予定だ。国会内で多数の人が集まる行事も、可能な範囲で減らしていく。 ソウル市は、28日の拡大幹部会議で「新型インフル総合対策」をまとめ、緊急追加補正予算として約500億ウォン(約37億6000万円)を確保した。この予算はマスク(24億ウォン)、手指消毒剤(100億ウォン)、一般体温計(1億ウォン)、赤外線感知タッチスクリーン(110億ウォン)の購入、予防接種費用支援(110億ウォン)、病院および保健所内診療所・案内センター設置(85億ウォン)などに使用する。 地下鉄駅構内や公演・文化施設など、市が管理するすべての公共施設のトイレには、手指消毒器の設置を支援する。42億ウォンを優先投入し消毒剤47万個を確保、これら施設に配布するほか、赤外線感知スクリーン20個を購入し、大型室内行事会場や多くの人が利用する公演文化施設などに設置する。 また現在、ソウル市庁前広場で市が運営している新型インフル相談案内所を25の区庁にも拡大設置する。市庁には新型インフル拡散状況と拠点病院管理、移動相談室運営などを体系的に支援する総合状況室を設置し、24時間運営する。手洗いなど行動要領と公共施設管理マニュアルも配布する予定だ。 このほか、赤外線体温計を確保し病院、学校、公共施設に優先設置するなど追加対策も策定する方針だ。

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1.新型インフル 透析患者、高まる不安 重症化懸念「早くワクチンを」 (産経新聞),産経新聞
RV=302.6 2009/08/29 15:35
キーワード:接種,透析,沖縄,基礎

 予想外の「真夏の流行」となった新型インフルエンザで、最初に死亡した2人が人工透析の腎臓病患者だったことを受け、関連する医療機関では院内感染防止のため患者へのマスク配布など対策を急いでいる。高齢者が多い透析患者は、免疫力低下で重症化が懸念されており、患者からは「ワクチンが早くほしい」「感染すれば他の患者にも迷惑をかけてしまう」など不安の声が上がっている。 腎臓病患者の死亡は、8月15日に沖縄県宜野湾(ぎのわん)市、18日に神戸市で確認され、厚生労働省は21日に全国的な流行入りを宣言。その後も感染者は増加、腎臓病患者も入院しているという。 国立感染症研究所の調査で1医療機関あたりのインフルエンザ患者数が沖縄県(29・60人)に次いで全国2位となった奈良県(2・96人)では、県内の透析医療機関などが感染防止対策を進めている。 奈良県中部にある透析施設では、患者にマスクやうがい薬を配布。通常は透析室に複数のベッドを並べて人工透析を行っているが、発熱のある患者がいれば、個室の透析室に隔離して透析を行う方針だ。 この施設の院長(67)は「患者も医師も神経質にならざるを得ない」と話す。ワクチン供給は10月下旬とされるが、「ワクチンは副作用も考えられ、患者に無理に勧めることもできない」と困惑気味だ。 患者は1週間に3日程度、透析を受ける必要があり、新型インフルエンザに感染しても透析は必要で、患者の不安は大きい。 奈良県高取町の男性患者(50)は「腎臓病患者が新型インフルエンザで亡くなったと聞いて、急に不安になった。手洗いやうがいをしているが、それ以外にどうしたらいいのか…」と話す。 季節性インフルエンザワクチンを定期的に接種しているという同県大和高田市の男性患者(67)も「新型のワクチンを早く作ってほしい」とする一方、「感染しないように、たくさん食べて体力をつけないといけないかもしれないが、腎臓に負担がかかってしまう」と苦悩を打ち明けた。 全国の透析患者は約28万人とされ、患者らで組織する全国腎臓病協議会は20日、舛添要一厚労相あてに、腎臓病など基礎疾患のある患者へのワクチンの優先接種のほか、患者や医師、行政による協議機関設置などを求める要望書を提出。同会は「患者の不安を少しでも解消してほしい」と訴えている。

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2.新型インフル流行推計 重症患者の対応急ぐ 九州の自治体 生活維持に現実策も(西日本新聞),西日本新聞
RV=164.7 2009/08/29 07:08
キーワード:妊婦,保育,介護

 厚生労働省が28日、新型インフルエンザの国内感染者が年内に2500万人に上るとの推計を発表し、感染拡大防止の難しさがあらためて浮かび上がった。九州の自治体では、学級閉鎖の基準を緩和するなど、社会機能を維持するための現実的な対応を取る一方、重症化しやすい妊婦や小児などへの対応に力を入れ始めている。 福岡県は多くの学校で新学期が始まる9月1日から、小中高校などへの学級閉鎖を要請する基準を緩和する。同県保健衛生課は「保育所に子どもを預ける保護者などからは、頻繁に閉鎖されては困るとの声も寄せられている。ウイルスが強毒性ではないことも考慮し、対応を変更した」と説明する。 患者が増加した場合、重症者も増えることが予想される。佐賀県は21日、集団感染に注意するよう呼び掛ける文書を県内の介護施設などに送付。また、県内で重症患者を治療できる設備が限られていることから、症状の軽重によって受け入れる病院をあらかじめ決めておくなどの作業を急いでいる。 福岡市の原土井病院で、感染症が専門の池松秀之医師は「新型インフルエンザの症状は今のところ季節性と同じ。症状が出たらすぐに医療機関を受診して抗ウイルス薬を服用し、肺炎などの合併症にも気を付ける必要がある」と話している。=2009/08/29付西日本新聞朝刊=

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3.肺炎球菌ワクチン接種費 仙台市、75歳以上助成へ(河北新報),河北新報
RV=114.9 2009/08/29 06:13
キーワード:接種

 国内で本格的に流行し始めた新型インフルエンザ対策を強化するため、仙台市は75歳以上の高齢者を対象にした肺炎球菌ワクチンの接種費用助成、市立病院(若林区)の改装といった事業に着手する。9月議会に提出する2009年度一般会計補正予算案に関連予算案約1億6300万円を盛り込んだ。 肺炎球菌ワクチンは、インフルエンザに感染して肺炎球菌による感染症を併発するのを防ぐ。抵抗力の弱い高齢者は接種が勧められているが、1回約8000円の費用がかかる。 市は今回、5000円を助成し、残りは自己負担とする。生活保護受給者や非課税世帯は自己負担を求めない。75歳以上の高齢者8万3474人(4月現在)のうち3割程度が接種すると見込まれ、11月には実施できるよう準備を進めている。 市によると、政令市で肺炎球菌ワクチンの公費助成を行うのは初めて。中鉢裕危機管理監は「ワクチンは1回接種すれば効果は5年間続く。助成制度を利用してぜひ受けてほしい」と話す。 市立病院は、流行期の患者の増加に対応するため、救命救急センターを近く改装。新型インフルエンザ専用の診察室と待合室を設ける。夜間、休日診療を担う市急患センター(若林区)も、医師の感染を防ぐ診察ブースを配備する。 市はこのほか、9月上旬、職員4人による専門対策チームを新型インフルエンザ危機対策本部に設置する。部局間の調整や市民啓発など、市の新型インフルエンザ施策の実行部隊となる。

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4.新型インフル 1日76万人発症 厚労省予測、10月ピーク(産経新聞),産経新聞
RV=114.9 2009/08/29 07:56
キーワード:接種

 厚生労働省は28日、国内の新型インフルエンザ流行時の入院者数や重症者数などを予測した「流行シナリオ」を発表した。患者は流行入りから8〜9週間でピークを迎え、国民の20%が罹患(りかん)した場合、最高で1日に約76万人が発症し、4万6400人が入院する状態になると推計している。 国立感染症研究所の調べでは、23日までの1週間で、1日約2万人が感染しているとみられる。この状況をシナリオに当てはめると、まだ流行入りしたばかりという。10月上旬にピークが訪れ、12月上旬には終息することになる。 厚労省は同日、各都道府県に対し、シナリオを基に地域の人口や年齢構成を加味した試算を行った上で、医療機関のベッド数や人工呼吸器の保有数など、医療体制の調査を行うよう要請。9月中旬までの報告を求めた。また、外来診療や入院施設の確保、医療機関への情報提供などを新たな対策の検討課題に挙げた。 厚労省は「シナリオに示した流行を少しでも小さくするため、各自治体や個人レベルでも感染拡大防止に取り組んでほしい」と呼びかけている。 季節性の2倍にあたる国民の20%がかかり、1・5%が入院、0・15%が重症化すると想定し、国内外の新型インフルに関する知見から導き出した年代別の感染力や入院率などを用いて試算した。ワクチン接種による予防や夏場の流行といった条件は入っておらず、季節性インフルエンザの流行も考慮されていない。 最悪のケースとして、国民の30%が罹患し、2・5%が入院、0・5%が重症化するというシナリオも用意。その場合、最大で1日約114万人が発症し、ピーク時の入院者数は6万9800人になるという。 毎年、流行する季節性インフルの罹患率は高くても10%台。 過去の世界的大流行の罹患率をみると、1918(大正7)年のスペインかぜは約30%、68(昭和43)年の香港かぜは約40%で、季節性に比べて大幅に高かった。

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1.新型インフル 30代、60代 2人死亡 滋賀でタミフル耐性確認(産経新聞),産経新聞
RV=183.6 2009/08/30 07:56
キーワード:男児,耐性,療養,人工,滋賀

 新型インフルエンザが全国的に拡大する中、鹿児島県と兵庫県で29日、新型インフルに感染した患者2人が死亡した。新型感染の疑い例を含めた死者は、国内で7人目となった。また滋賀県は同日、県内の新型インフルエンザの感染が確認された男児(5)から、抗ウイルス薬「タミフル」が効かない耐性ウイルスが見つかったと発表。国内では5例目となった。 鹿児島県によると、死亡した1人は、同県枕崎市内の60代の女性で、数年前に消化器のがんで手術を受けていた。その後、肺にも転移が確認され、治療を検討中だったという。27日に38度の発熱があり、自宅で療養していたが、28日早朝に症状が悪化したため、医療機関を受診、入院した。 簡易検査の結果は陰性だったが、その後の詳細(PCR)検査で、新型への感染が確認された。タミフル投与を受け、人工呼吸器を着けて治療中だったが、29日未明に死亡した。 また、兵庫県姫路市によると、同県たつの市内の社会福祉施設に通う30代の女性も同日、姫路市内の病院で死亡した。この施設では、女性のほかに7人の利用者らに新型インフル感染の疑いがあるという。 女性は27日に39度の発熱があり、28日に医療機関を受診。簡易検査で陽性と診断され、タミフル投与の後、帰宅。自宅で療養を続けていたが29日未明に容体が急変した。その後の詳細(PCR)検査の結果、新型への感染が確認された。 一方、タミフル耐性ウイルスについて、滋賀県は「ウイルスが体内で突然変異した可能性が高い」とし、感染力が弱く広がる恐れはないとしている。男児はタミフルの投与を受けていたが、高熱がなかなか下がらないなどの症状が続いたため、入院した。現在は回復しているという。

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2.6000万〜7000万人分ワクチン確保へ(読売新聞),読売新聞
RV=178.4 2009/08/30 03:11
キーワード:接種,試算,年内

新型インフルエンザのワクチンについて、舛添厚生労働相は29日、遊説先の愛知県豊橋市で、「6000万人から7000万人分のワクチンは確保できると思う。安心してほしい」と述べ、海外からワクチンを輸入することで、国民のほぼ半数に接種できる見通しであることを明らかにした。 厚生労働省は、国内で必要なワクチンの量を5300万人分と試算。国内のワクチンメーカーは、年内に1300万〜1700万人分しか生産する能力がないため、不足分を輸入でまかなう方針を示していた。

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3.滋賀で耐性ウイルス確認=新型インフル、国内5例目(時事通信),時事通信
RV=112.7 2009/08/30 18:17
キーワード:男児,耐性,滋賀

 滋賀県は30日までに、新型インフルエンザ患者から、抗インフルエンザ薬「タミフル」に耐性を示すウイルスが確認されたと発表した。耐性ウイルスが見つかったのは国内5例目。 県によると、患者は5歳男児。8月に発症し、タミフルを投与されたが症状が改善しなかったため、ほかの医療機関に入院した。男児は既に退院している。周辺に発症者はいるが、タミフル服用後は症状が改善しているという。 

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1.新型インフル危機「深刻」格上げなら全国休校令も(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=193.3 2009/08/31 20:02
キーワード:接種,診療,修学旅行

【ソウル31日聯合ニュース】政府と与党ハンナラ党は31日に新型インフルエンザ関係官庁合同会議を開き、新型インフル危機段階を「警戒」から「深刻」に引き上げる場合、全国一斉休校令を出すことを検討することで一致した。申相珍(シン・サンジン)第5政調委員長が伝えた。 危機段階が「深刻」に格上げされた場合、新型インフルエンザ拡散を防止するため全国休校令を検討し、授業の遅れに伴う学事日程調整などの対策を講じる。現行法では、災害など緊急事由で通常授業が不可能と認められた場合、教育科学技術部長官や教育監が学校に休校を命じることができる。 これとともに、修学旅行、運動会など大規模行事や校内外での集団行事、国軍の日(10月1日)行事など大規模軍行事を自制するとともに、地域単位での各種行事や児童・生徒・学生動員も自制するよう、地方自治体に要請することにした。 また、「深刻」段階格上げ時は、軍将兵の休暇制限、新兵輩出時期調整、動員訓練延期などの対策を取ること、特段の措置が必要な場合は地域または全国単位の災害事態宣布を進めることも決めた。 このほか、医師が検査の必要性を認めた新型インフルエンザ感染が疑われる患者に対しては、検査費に健康保険を適用することにした。現在は妊産婦と乳幼児など高危険群に対し保険を適用している。 政府と与党はこの会議で▼軍人、児童・生徒・学生、医療貿易要員など団体接種対象と低所得層に対するワクチン無償接種▼拠点病院の隔離診療空間設置と運営費支援▼ワクチン接種に向けた特別交付税273億ウォン(約20億円)の支援――などを決定した。 保健福祉家族部によると、5月1日に最初の新型インフル感染患者が発生してから、31日現在までの感染患者は4235人と集計された。このうち2407人が完治したが1825人は現在も治療中で、3人が死亡した。幼稚園・小中高校生の患者が1047人、大学生が298人で、全患者数に対する児童・生徒・学生患者の比率は2日には18.8%だったのが、30日現在、32.4%に達している。japanese@yna.co.kr

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2.【インド】新型インフル、デリーでも死者3人(インド新聞),インド新聞
RV=88.9 2009/08/31 08:00
キーワード:インド,累計

 インド保健・家族福祉省は27日、インド国内で新たに123人の新型インフルエンザ感染が確認されたと発表した。内訳は、31人がアンドラプラデシュ州、24人がマハラシュトラ州、14人がタミルナド州、13人がデリーなど。 27日現在、インドでの累計感染確認は3

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2.【インド】新型インフル、デリーでも死者3人(インド新聞),インド新聞
RV=88.9 2009/08/31 08:00
キーワード:インド,累計

 インド保健・家族福祉省は27日、インド国内で新たに123人の新型インフルエンザ感染が確認されたと発表した。内訳は、31人がアンドラプラデシュ州、24人がマハラシュトラ州、14人がタミルナド州、13人がデリーなど。 27日現在、インドでの累計感染確認は3

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1.全腎協、ワクチン優先対象の早期決定を改めて要望(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=311.1 2009/09/01 21:13
キーワード:接種,透析,沖縄,基礎

 全日本腎臓病協議会(全腎協)は9月1日、透析患者の新型インフルエンザ対策について厚生労働省結核感染症課などと協議し、8月20日に提出した要望書に対する回答を得た。その後、記者会見した宮本高宏会長は、ワクチン接種の優先対象の早期決定の要望に対して、厚労省が従来の方針通り「9月中に決める」と回答したことに対して、「できるだけ早い時期に決定してほしい」と改めて要望したことを明らかにした。 要望書は、ワクチン接種の優先対象の早期決定など6項目。全腎協は、8月15日に死亡した沖縄県の男性、18日に死亡した神戸市の男性が、いずれも慢性腎不全のため人工透析を受けていたことを踏まえ、20日に厚労省に要望書を提出していた。 協議後の会見で宮本会長は、厚労省が「9月中にワクチンの優先接種の対象者を決める」と従来の方針を改めて示したことに関して、「対象疾患を明らかにするというのはデリケートな話」としながらも、「患者は非常に不安に思っているので、できるだけ早い時期に決定してほしい」と改めて要望したことを明らかにした。また、「患者を第一に考えてほしい」とした上で、透析患者28万2000人に加え、その家族47万2000人、透析医療機関のスタッフ8万5000人についても優先接種を希望した。 厚労省は、基礎疾患を有する人を優先する意向を示しているが、具体的にどういった基礎疾患が対象となるかについては明言していない。 このほか、基礎疾患を有する患者に対する新型インフルエンザ対策パンフレットの配布やタミフルの積極的な予防投与などについては、既に都道府県などに事務連絡を行い、要望通りになっているという。

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2.<新型インフル>ワクチン優先接種「ほぼ合意」厚労相(毎日新聞),毎日新聞
RV=226.6 2009/09/01 11:38
キーワード:接種,妊婦,基礎

 新型インフルエンザワクチンを巡り、舛添要一厚生労働相は1日の閣議後の記者会見で、優先接種の対象として▽医療従事者▽妊婦▽基礎疾患(ぜんそく、糖尿病など)のある患者▽乳幼児▽生後6カ月未満の乳児の母親−−を挙げ「(専門家の間で)ほぼコンセンサス(合意形成)ができつつある」と述べた。政府の専門家諮問委員会などで基礎疾患の範囲などの詳細を詰め、今月中に正式決定する。 これまでの臨床医や患者代表の要望を踏まえた内容で、舛添氏は「科学的、医学的に100%正しい答えはなく、国民がいいだろうという形で決めるのが妥当」と話した。 想定される人数は▽重症化しやすい基礎疾患のある患者1000万人▽6カ月〜就学前の乳幼児600万人▽新型インフルエンザの診療に当たる医療従事者と妊婦、乳児の母親各100万人の計1900万人。年内で最大1700万人分、来年2月末までで最大3000万人分とされる国内生産分では、必要な時期に行き渡らない可能性もある。【清水健二】

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3.ワクチン接種、医療従事者を最優先…厚労省案(読売新聞),読売新聞
RV=181.0 2009/09/01 03:09
キーワード:接種,妊婦

 新型インフルエンザのワクチンを接種する際、優先順位を医療従事者、持病がある人、妊婦、小児、乳児の両親とする厚生労働省の基本方針案が31日、明らかになった。 これら約1900万人への接種が終わった後で、小中高校生、高齢者に接種する。政府の専門家諮問委員会などの意見を踏まえ、国民の意見を募集したうえで、9月中旬にも正式決定する。 死亡者や重症者の発生を減らすことを目的に、健康に重大な影響を受けるおそれがある人を優先した。 具体的には、〈1〉医療従事者100万人〈2〉持病(ぜんそく、糖尿病など)がある人1000万人と妊婦100万人〈3〉生後6か月〜就学前の小児600万人〈4〉生後6か月未満の乳児の両親100万人――を最優先接種者とし、この順で接種を実施。持病のある人の中では、小児を優先することにした。その後で小学生、中学生、高校生、高齢者の順に接種する。 年度内に国内で製造できるワクチンは、想定よりも大幅に少ない1800万人分と見積もっており、最優先接種者に使用する見通し。不足分は輸入する方針だが、治験などを実施して安全性を確認し、問題がある場合には使用しない。

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4.新型インフル ワクチンは間に合わず 抗ウイルス薬備蓄完了(産経新聞),産経新聞
RV=181.0 2009/09/01 07:56
キーワード:接種,妊婦

 新型インフルエンザの対策の柱が、新型用の「ワクチン」と、タミフルなど「抗ウイルス薬」だ。 このうちワクチンは、市場に流通するのは10月下旬の見通し。今回の流行のピークとみられる10月上旬には間に合わない可能性が高まっている。 国内では現在、4社が新型インフルエンザワクチンの製造に当たっている。だが年末までに製造できるのは1300万〜1700万人分。2月末まで製造を延長しても最大3千万人分が限界とされる。厚労省が必要とはじいているのは5300万人分。足りない分は海外から輸入する方針だ。 限られたワクチンを、誰に優先的に接種させるのか−。厚労省は専門家らから意見を聞き、「持病のある人」「6歳未満の小児」「妊婦」「患者を診察する医療従事者」を最優先とする方向性を固めた。これらの対象者を合計すると約1800万人。全員が接種すれば国内生産分はすべて無くなることになる。 新型で感染者の多い「10代」や季節性で重症化するリスクの高い「高齢者」を優先すべきだとの声も根強く、これらの人には輸入品が使われる可能性が高い。副作用が出た際の補償問題や、接種費用を公費にするか個人負担にするかといった課題も残っている。一方で、「タミフル」や「リレンザ」といった抗ウイルス薬は比較的準備が進んでいる。国は目標としていた、4587万人分(8月末現在)の備蓄を完了。厚労省では「今は市場に流通している分で対応できている」と話す。 タミフルに関しては、服用した子供の異常行動の懸念があり、厚労省は19年に原則として10代への使用を控えるよう要請している。しかし、新型インフルでは、感染の拡大や重症化を防ぐための特例として10代への使用を認めている。

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5.新型インフル ワクチンは間に合わず 抗ウイルス薬備蓄完了(産経新聞),産経新聞
RV=181.0 2009/09/01 07:56
キーワード:接種,妊婦

 新型インフルエンザの対策の柱が、新型用の「ワクチン」と、タミフルなど「抗ウイルス薬」だ。 このうちワクチンは、市場に流通するのは10月下旬の見通し。今回の流行のピークとみられる10月上旬には間に合わない可能性が高まっている。 国内では現在、4社が新型インフルエンザワクチンの製造に当たっている。だが年末までに製造できるのは1300万〜1700万人分。2月末まで製造を延長しても最大3千万人分が限界とされる。厚労省が必要とはじいているのは5300万人分。足りない分は海外から輸入する方針だ。 限られたワクチンを、誰に優先的に接種させるのか−。厚労省は専門家らから意見を聞き、「持病のある人」「6歳未満の小児」「妊婦」「患者を診察する医療従事者」を最優先とする方向性を固めた。これらの対象者を合計すると約1800万人。全員が接種すれば国内生産分はすべて無くなることになる。 新型で感染者の多い「10代」や季節性で重症化するリスクの高い「高齢者」を優先すべきだとの声も根強く、これらの人には輸入品が使われる可能性が高い。副作用が出た際の補償問題や、接種費用を公費にするか個人負担にするかといった課題も残っている。一方で、「タミフル」や「リレンザ」といった抗ウイルス薬は比較的準備が進んでいる。国は目標としていた、4587万人分(8月末現在)の備蓄を完了。厚労省では「今は市場に流通している分で対応できている」と話す。 タミフルに関しては、服用した子供の異常行動の懸念があり、厚労省は19年に原則として10代への使用を控えるよう要請している。しかし、新型インフルでは、感染の拡大や重症化を防ぐための特例として10代への使用を認めている。

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6.「医療従事者優先に」 新型インフル、舛添大臣がワクチン方針(産経新聞),産経新聞
RV=181.0 2009/09/01 11:42
キーワード:接種,妊婦

 新型インフルエンザ対策で、ワクチンを最優先に接種する対象について、舛添要一厚生労働相は1日、「医療従事者にするのは間違っていない」と述べ、新型インフルで重症化しやすいとされる患者を診る医療関係者を最優先すべきとの見解を示した。閣議後会見で記者の質問に答えた。 厚労省は8月31日に政府の専門家諮問委員会のメンバー3人から意見を聞いており、その中でも「医療従事者を最優先すべきだ」との意見が出ていたという。そのほかの順位についても今後、同委員会を正式に開催し、国民の意見などもふまえた上で、9月中に正式決定する。 また舛添厚労相は「乳児は親から(の感染を防いで)守るというのもコンセンサスが得られた」と説明。これまでに最優先とすべき対象として合意が得られている「医療従事者」「持病のある人」「妊婦」「6歳未満の小児」に、「6カ月未満の乳児の両親」を加える意向を示した。 ワクチンについては、国内メーカーが製造に当たっているが、年内に1300万〜1800万人分が限界とされており、接種の優先順位が検討課題となっている。足りない分については輸入する方針で、舛添厚労相は同日、「(国内生産分も合わせて)6千万人分は用意したい」と述べた。

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1.新型ワクチン「対応案」、週内に公表―厚労省(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=194.3 2009/09/02 20:55
キーワード:接種,沖縄

 厚生労働省は9月2日の記者会見で、新型インフルエンザのワクチンについて、接種の対象者や優先順位などの考え方をまとめた「対応方針案」を週内に公表することを明らかにした。公表後、パブリックコメントを実施して国民から広く意見を集め、9月中に最終決定する方針だ。 「対応方針案」では、8月20、27日の専門家や患者団体代表などとの意見交換会や、その後舛添要一厚労相が開いた諮問委員会での議論を取りまとめ、ワクチンの国内での製造本数や接種の時期、対象者、優先順位、法的位置付けや輸入の考え方など、ワクチンに関する総合的な方針を示す。公表後、パブリックコメントを実施して国民から幅広く意見を募集し、9月中に最終決定する見通しだ。 また会見で、結核感染症課の中嶋建介・感染症情報管理室長は、新型インフルエンザによる入院患者数が盆の時期をピークに減っていることを明らかにした。中嶋室長によると、7月29日-8月4日が57人、5-11日が75人、12-18日が165人、19-25日が133人、26日-9月1日が87人。 中嶋室長はその理由について、「調査が必要」としながらも、「最初は怖いイメージがあって、症状の軽い人でも病院へ行き、病院としても念のための対応を取っていたのではないか」「流行状況が変わったため、より重症な患者にターゲットを置いて入院を判断するようになったのではないか」などと述べた。■8月24-30日の集団発生は1330件 一方、中嶋室長は会見で、8月24-30日の集団発生の件数が1330件だったことを明らかにした。17-23日は897件だったが、25日の厚労省令改正により、今回からPCR検査を実施しなくても、インフルエンザ様症状患者が複数発生した時点で、新型インフルエンザの集団感染として集計している。 都道府県別では、東京の167件が最多。次いで学校が再開した北海道(93件)、大阪(78件)、定点当たりの患者数が突出している沖縄(72件)と続いている。

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2.新型インフル、医療機関の対策は(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=171.6 2009/09/02 14:35
キーワード:接種,基礎

 新型インフルエンザ対策フォーラム「新型インフルエンザ 秋冬の大流行に備えて」(主催=社団法人日本厚生協会)が9月1日、東京都内で開かれた。講演した高橋央・東京都感染症医療対策アドバイザーは、秋冬に向けた医療機関の対策などについて説明し、地域の保健所と医療機関の連携や受け入れ体制整備の必要性などを来場した医療、教育関係者らに訴えた。【複数の写真の入った記事】 この日のフォーラムでは、高橋氏のほか、青山キヨミ・港区みなと保健所長、パネリストとして招かれた永原三千郎・正則高校校長、柴田高・大幸薬品副会長がそれぞれ講演した。 高橋氏は講演「新型インフルエンザ 今何が起きているのか?医療機関の対策は?」でまず、現状を「本当の第1波」を迎えようとしているところとし、流行のピークは9-10月との見方を示した。その上で、米国では毎週10人近くの小児が死亡する例もあったとして、小児科医療の十分な体制整備を求めた。また、小児科などではベッド不足が既に起こりつつあるとし、「若い年齢層の子どもたちは、基礎疾患がある場合は重症化しやすい。この問題に対しては早急に対応する必要がある」などと強調した。 また、発熱外来の廃止について、「地域病院にたくさんの中等・重症患者が送られてくる。通常の外来だけで対応できるのか」と指摘。「『たらいまわし』のような問題が起こらないよう地域の医療機関や保健所で十分相談し、どのような患者をどのような判断で搬送するかなどの調整が必要」とし、臨時外来の設置を必要に応じて検討すべきと主張した。 さらに、▽小児で異常行動や意識障害などが見られ、脳炎や脳症が疑われる場合は夜間でも直ちに受診させる▽重症化するケースが見られるため、特に小児ではアスピリンを服用させない▽慢性持病(最近1-2年に季節性ぜんそくの発作があった人を含む)を有する人は、かかりつけ医と相談する-などの点に注意を呼び掛けた。 ワクチンについては、新型と季節性両方のワクチンを想定すると、約1億人分を10-11月にかけて接種しなければならないと指摘。「できるのかということも含めて、(どのようにするのか)今決めていかないと時間切れになってしまう」などと訴えた。また、医療従事者の必要量が約100万人分とされることについては、医師だけで約30万人との数字を挙げ、すべての医療従事者に行き渡るとは限らず、職場での接種の優先順位をどうするかなどの点が置き去りにされているとし、「自分たちで考えていかないといけない」などと述べた。 また、高齢者はインフルエンザによるウイルス性肺炎だけでなく、細菌の二次感染による細菌性肺炎などのリスクが高いことから、この時期の肺炎球菌ワクチンの接種に肯定的な考えを示した。 一方、学校における麻しんやポリオなどの生ワクチンの集団接種については、接種後にウイルスや細菌が体内で増殖して軽い症状が出る可能性を指摘。新型インフルエンザへの感染リスクが高まることが考えられるため、「この時期に打つべきかどうかは考える必要がある。保健所や医師会などがどうするかをよく考えて対応を取っていかないといけないと思う」などと述べた。

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3.全児童に無料ワクチン=冬季の新型インフル対策−NY市(時事通信),時事通信
RV=125.8 2009/09/02 06:43
キーワード:接種

 【ニューヨーク時事】米ニューヨーク市は1日、冬季の新型インフルエンザ流行に備えた包括対策を発表、公立、私立を問わず市内の全小学校の児童を対象に10月中旬以降、無料でワクチンを接種する方針を明らかにした。 接種は、最も懸念される学校発の流行を予防するのが狙いで、保護者の同意に基づき実施する。ただ、原則として感染者が確認されても休校にはしない。

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4.手洗いやワクチン接種を=新型インフル流行に備え−米大統領(時事通信),時事通信
RV=125.8 2009/09/02 07:20
キーワード:接種

 【ワシントン時事】オバマ米大統領は1日、新型インフルエンザの本格的な流行に備え、国民に対し手洗いなどを励行するとともに、ワクチンが準備でき次第、接種を受けるよう呼び掛けた。 米政府は今月中旬までに4000万人分のワクチン製造を完了させることを目指している。接種は10月に始まる見通し。 オバマ大統領は「われわれは安全で効果的なワクチン開発を進めており、予防接種計画は間もなく始まる」と強調。その上で、「接種は自発的に受けるものだが、強く勧める」と訴えた。

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5.NYは全小学生に無料で接種へ 新型インフル(産経新聞),産経新聞
RV=125.8 2009/09/02 09:45
キーワード:接種

 【ニューヨーク=松尾理也】ニューヨーク市のブルームバーグ市長は1日、同市内の小学生全員に、無料で新型インフルエンザの予防接種を行うと発表した。ニューヨークは今年春の新型インフルエンザの流行の際、米国での中心的な感染地となった経緯があり、来週から始まる学校の新学期に伴い可能性が高まっている再流行に備え、厳戒態勢を取っている。 新型インフルエンザのワクチンは10月後半に完成する予定で、ニューヨーク市は同月中に120万本を確保し、その後1週間ごとに50万本を追加して入手する予定という。接種は従来の注射方式のほか、スプレーを鼻に吹き付ける形でも行われる。 オバマ米大統領も同日、接種について「強制ではないものの、受けることを強く勧める」と述べた。米政府は今後の新型インフルエンザの流行について、米国民の半数が感染し、死者が最大で9万人に上る可能性があるとの試算を明らかにしている。

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6.NYの全小学生ワクチン無料、学校閉鎖せず(読売新聞),読売新聞
RV=125.8 2009/09/02 10:36
キーワード:接種

 【ニューヨーク=吉形祐司】米ニューヨーク市のマイケル・ブルームバーグ市長は1日、秋の新型インフルエンザ流行第2波に備えた対策を発表し、市内の全小学生約100万人を対象に、ワクチンを無料で提供する方針を明らかにした。 インフルエンザ流行を理由とした学校閉鎖は行わないとの原則も示した。 市当局によると従来の季節性インフルエンザ対策が有効との結論に達した。54人が死亡した今年春には学校閉鎖措置も取られた。一方で、季節性も含め、5人以上にインフルエンザの症状が出た学校のリストを公表するほか、すべての公立学校の欠席者数を日報の形で公表し、情報提供を徹底する。 また、市独自に流行のレベルを1〜3に設定。初期のレベル1では、窓口で患者の症状に応じて診察の優先順位を決定する。レベル3では、緊急性のない手術や治療を中止し、医師を新型インフルエンザ対策に回す措置も取る。医療従事者全員に、11月までにワクチン接種を義務づける方針も発表された。

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7.手洗いやワクチン接種を=米大統領(時事通信),時事通信
RV=125.8 2009/09/02 10:48
キーワード:接種

手洗いやワクチン接種を=米大統領9月2日10時48分配信時事通信オバマ米大統領は、新型インフルエンザの本格的な流行に備え、国民に対し手洗いなどを励行するとともに、ワクチンが準備でき次第、接種を受けるよう呼び掛けた(1日、ワシントン)

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8.新型インフルワクチン、2666万人分が不足見込み(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=125.8 2009/09/02 11:00
キーワード:接種

【ソウル2日聯合ニュース】政府が来年2月までに1336万人に新型インフルエンザワクチンを供給する方針を発表したが、接種希望者は4000万人を超えるとの調査結果が出され、深刻なワクチン不足が懸念される。 国会保健福祉家族委員会に所属する李愛珠(イ・エジュ)議員が先月末、世論調査機関のポリシー&リサーチに依頼し全国2888人を対象に調査した結果によると、ワクチン接種を希望する人は全体の82.1%と集計された。国民全体で換算すると、約4002万人が接種を望んでいることになり、ワクチン確保が政府の計画通り進んだとしても2666万人分が不足する。 一方、感染疑いに分類され保健当局から自宅隔離要請を受けた場合、「応じない」とする回答は13.2%、「分からない」は20.3%だった。 李議員は、ワクチン不足は偽物や無許可商品の流通・密輸入など大混乱を招きかねないだけに、民間企業が流通量を確保できるよう誘導すべきだと強調した。

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9.ワクチン接種で非公式会議=週内に方針案、新型インフル−厚労省(時事通信),時事通信
RV=125.8 2009/09/02 22:23
キーワード:接種

 新型インフルエンザのワクチン接種をめぐり、舛添要一厚生労働相の指示で公開された専門家会議とは別に、同省が複数の専門家を非公式に集め、接種対象の優先順位などを議論していたことが2日、明らかになった。同省は週内に優先順位などワクチン接種の方針案を公表する考えだが、決定に至るプロセスで不透明さを残す可能性がある。 ワクチンは5300万人分が必要とされるのに対し、年内に国内で製造可能なのは最大1700万人分しかない。不足分は輸入で補う方針だが、限られたワクチンの配分が検討課題となっている。 舛添厚労相は透明性を図りたいとし、優先順位などを議論する会議は公開すると表明。これまで医学会代表らの会議が2回、同相との意見交換会が1回開かれたが、いずれも公開された。 しかし、同省によると、これらの会議とは別に、非公式に数人の専門家を同省内に呼んで議論の場を設定。同省側が示した素案について見解を求めたほか、文面の修正などで協力を得たという。 同省側は2日に開いた記者会見で、会議の開催は認めたが、メンバーや内容は一切公表できないとし、具体的な開催時期も明らかにしなかった。また、議事録をすべて残しているかどうか不明だといい、ワクチンで副作用が生じた場合などに、検証が困難になる恐れもある。同省担当者は「公開では出席者が萎縮(いしゅく)し、自由な意見が得られない可能性があるほか、外国のワクチンメーカーとの交渉過程など公開できないケースもある」と話す。同省は週内に公表する方針案で、優先順位や費用負担の方式、海外からの輸入について示した上で、国民からの意見募集(パブリックコメント)を実施し、9月中に決定する。

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1.<新型インフル>民主がワクチン副作用対策、補償拡充へ(毎日新聞),毎日新聞
RV=172.0 2009/09/03 02:31
キーワード:接種,試験

 民主党は2日、秋に向けて患者の急増が懸念される新型インフルエンザ対策で、ワクチンの副作用被害の補償を拡充する法整備を行う方針を固めた。民主党は新型インフルエンザ対策を「政権発足後、最初に取り組むべき危機管理課題」として重要視している。政権発足直後に関連法整備に取り組み、政権担当能力をアピールする。 新型インフルエンザは急速に感染が拡大し、ワクチン不足が危惧(きぐ)されている。一方で、海外のワクチンを国内で使用する場合に臨床試験(治験)を省略することが検討されており、副作用被害の危険性も指摘されている。 現行制度では、インフルエンザワクチンを接種した際の副作用で患者が死亡した場合、遺族年金は上限で10年間に約2400万円、障害が出た場合の障害年金は年約270万円などとなっている。民主党は関連法整備で補償額の上限を大幅に引き上げる方針だ。 希望で接種を受ける任意のインフルエンザワクチンなどの場合、国の法律に基づいて接種するBCG(結核予防ワクチン)やポリオ(急性灰白髄炎)などに比べ補償額は半分程度と低額に抑えられている。これを大幅に引き上げる必要がある、との指摘が出ていた。民主党は10月以降に召集する臨時国会で、補償額を引き上げる予防接種法改正案を提出するか、特別法を整備する方針。【山田夢留】

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2.新型インフルエンザ:県教委対策説明会 校長、教委職員ら150人出席 /岡山(毎日新聞),毎日新聞
RV=153.9 2009/09/03 16:01
キーワード:学級,教委,試験

 県の新型インフルエンザ対策本部会議での方針決定を受け、県教委は2日、岡山市内で県立学校長や各市町村教委の職員を対象に説明会を実施した。約150人が出席した。 県環境保健センターの岸本寿男所長は「医療機関の簡易検査でA型と診断された場合は新型とみなしてほしい。新型感染の半数を10代が占め、学校での集団感染も広がっている。流行期に学校の長期閉鎖は困難で、学習面のサポートなども課題」などと話した。 県教委は、集団感染時の休校や学級閉鎖の基準、修学旅行など学校行事での感染予防措置の徹底、保護者との連携などを説明、出席者は熱心にメモをとっていた。 出席者からは「再登校の際、診断書は必要か」「出席停止となった生徒が就職試験を受けられない場合、どうすればいいか」などの質問が相次ぎ、県教委の担当者が回答に追われた。 藤井健平・保健体育課長は「9月中にマスクなど備蓄品を各校に配布し、ピーク時とされる10月の感染拡大を食い止めたい」としている。【坂根真理】9月3日朝刊

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3.新型インフル感染、子供は要注意、相次ぐインフル脳症(産経新聞),産経新聞
RV=139.7 2009/09/03 21:20
キーワード:静岡,男児,学会

 新型インフルエンザの患者で「インフルエンザ脳症」を発症する事例が相次いでいる。3日も静岡市の6歳の男児が発症したとの報告が厚生労働省に入り、計15人に上った。死亡率が高いが、発症のメカニズムは不明で、小児であれば持病がなくても発生する可能性がある。専門家も「異常に気付いたら、すぐに小児科医に相談して」と注意を呼びかけている。 厚労省によると、報告のあった静岡市の男児は快方に向かっている。1日にも奈良県や栃木県の男児が脳症を発症したとの報告が入るなど、今月に入ってすでに3例が確認された。これまでにインフルエンザ脳症を発症した患者を年齢別にみると4〜9歳の子供に集中。ほかにも12歳や14歳、47歳の患者も出ているが、いずれも命にかかわるような状態ではないという。 一般的にインフルエンザ脳症を発症しやすいのは6歳以下とされる。しかし、これまでの15例を見ると年齢層は比較的高い。厚労省は「まだ感染が低年齢層まで広がっていないためとする専門家が多い」と説明する。 インフルエンザ脳症は季節性でも毎年、100〜300人が発症し、15〜30%が死亡、25%に後遺症が出る。日本小児科学会は、意識レベルの低下やけいれん、意識障害などの主症状を紹介し、警告している。 発症のメカニズムは未解明の部分が多いが、ウイルスが体内に入った際に、体の免疫が過剰に反応し、脳の血管から水分が漏れ出して脳を圧迫。その結果、意識障害などを発症するとされる。発熱から約1日で発症することが多く、発症直後は特に注意が必要だ。また、一部の解熱剤には脳症を重症化させるものがあるため、家庭にある薬を飲む前に医師に相談することが大切だという。 日本小児科学会の横田俊平会長は「インフルエンザ脳症は薬で防げるものではない。呼びかけに反応しにくいなどの症状があれば、自分で判断せず、すぐに小児科医に相談してほしい」と訴える。

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1.<新型インフル>ワクチン1歳未満の親優先 厚労省が接種案(毎日新聞),毎日新聞
RV=354.6 2009/09/04 21:12
キーワード:接種,妊婦,学級,基礎,試験

 厚生労働省は4日、新型インフルエンザワクチン接種の実施案を公表した。医療従事者や基礎疾患のある人など約1900万人が優先接種対象で、その他の対象者として小中高校生や高齢者約3500万人を挙げた。10月下旬に出荷が始まる国産ワクチンは原則として優先接種に使い、その他の対象者には12月下旬以降に使用可能になる輸入品を接種する。6日から1週間、厚労省のホームページなどで意見を募り、9月中に正式決定する。 厚労省はワクチン接種の目的を「死亡や重症化を減らすこと」と定義。必要な医療を確保するため、インフルエンザの診療に携わる医療従事者を最優先にした。次いでリスクの高さから、妊婦と基礎疾患のある人を2番目に、1歳から就学前の小児と、1歳未満の小児の両親を3番目に位置づけた。また、小学校低学年(10歳未満)も、可能なら優先接種対象にするとした。 1歳未満の小児は、ワクチンで免疫を付けるのが難しいため、両親に接種して感染を防ぐ。「基礎疾患のある人」の病気の詳細な定義は、今後詰めるとしている。 優先ではないものの接種対象とされた小中高校生と65歳以上に使う輸入ワクチンについては、国産にはない補助剤が入っており、国内臨床試験などで安全性を確認し、問題があれば使用中止もあり得るとした。 国産ワクチンの生産量は、2月末までに2200万〜3000万人分とされる。全量を優先接種に使い、余った場合は基礎疾患がない小学生らに割り当てることも検討する。ただし、生産効率が下がった場合は1800万人分にとどまる可能性もあるといい、その場合は優先接種にも輸入ワクチンを使用する。 接種場所や費用負担、副作用の被害補償などは今回の案で触れておらず、厚労省は8日に開く自治体への説明会で大枠を示す予定だ。【清水健二】◇新型インフルエンザワクチンの接種対象(厚生労働省案)◇《優先接種対象》=10月下旬以降、国産ワクチンを原則使用(1)インフルエンザ患者の診療に携わる医療従事者(約100万人)(2)妊婦(約100万人)と 基礎疾患のある人(約1000万人)(3)1歳〜就学前の小児(約600万人)と 1歳未満の小児の両親(約200万人)《その他》=12月下旬以降、輸入ワクチンを原則使用 小中高校生(約1400万人)と 65歳以上の高齢者(約2100万人)※基礎疾患は▽呼吸器疾患(ぜんそくを含む)▽心疾患(高血圧を除く)▽腎疾患▽肝疾患▽神経疾患▽神経筋疾患▽血液疾患▽代謝性疾患(糖尿病を含む)▽免疫抑制状態(HIV、がんを含む)。基礎疾患のある1歳〜就学前の小児を優先※その他では、特に小学生の早期接種に配慮 ◇解説 薬の限界理解し対策を  新型インフルエンザのワクチンは、患者の重症化や死亡を防ぐのが目的で、発症予防や流行拡大の防止効果は明確ではない。厚生労働省の試算によると、早ければ10月上旬にもピークを迎える恐れがあり、その場合は供給が間に合わない。ワクチンの果たす役割と限界を理解し、それに頼り切らない対策に国全体で取り組む必要がある。 ワクチンは肺炎などの重い合併症や入院、死亡などの危険性を減らす。血液中で抗体を作り、ウイルスの増殖を防ぐためだ。しかし、感染後の増殖を防ぐことはできても、感染そのものを防ぐことはできない。 また体内で抗体が増え、重症化防止の効果が出るまでには時間がかかる。菅谷憲夫・けいゆう病院小児科部長は「10月末から接種を始めても効果が出るのは12月からで、(厚労省の想定している)流行のピークには間に合わない。ワクチンはインフルエンザ対策の切り札ではない」と指摘する。 このため治療薬タミフルなどの活用と共に、集中治療室(ICU)や人工呼吸器などが必要となる重症患者に対応する態勢を、地域ごとに整えることなどが重要だ。世界保健機関(WHO)の進藤奈邦子医務官は「国内で発生初期の関西の学級閉鎖は効果があった。公衆衛生学的な対策を社会が踏ん張って続け、流行のピークをできるだけ遅らせることが課題になる」と話す。 医療現場からは「どのように優先者を接種するのか。ピーク時に現場は混乱するだろう」などの声も出ている。【江口一、関東晋慈】

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2.新型ワクチン接種は医療従事者が最優先―厚労省が素案(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=252.1 2009/09/04 23:28
キーワード:接種,妊婦,基礎

 厚生労働省は9月4日、新型インフルエンザワクチン接種の優先順位の素案を明らかにした。救急隊も含めたインフル患者の診療を行う医療従事者、妊婦及び基礎疾患(持病)を持つ人(この中でも1歳以上未就学の小児を優先)、1歳―就学前の小児、1歳未満の小児の親の順に優先的に接種。優先接種対象者の約1900万人と、重症化のリスクがある小中高生と基礎疾患を持たない高齢者(65歳以上)の約3500万人を合わせた約5400万人に対し、年度内に接種するとしている。同省では6日から13日正午までパブリックコメントを募集し、専門家らの意見も踏まえた上で、月内に方針を決める。 4日に開かれた記者会見で、同省健康局の正林督章・新型インフルエンザ対策推進室長は、国産のワクチンの確保について、来年3月までに約1800万人分(1mlバイアルの場合。14歳以上1回0.5mlバイアル)の出荷が可能だとの見解を示した。同省では当初、年度内に2200万-3000万人分を確保できるとしていたが、ワクチンの増殖性などを勘案して下方修正した。ただ、効率的に接種できるように、今後、1mlバイアルと10mlバイアルの製造割合を決めるとしており、生産量が変動する可能性もある。現時点では10月下旬以降に順次出荷される見通しで、優先対象者から接種する。 一方、輸入ワクチンについて、厚労省側は海外メーカー2社と「現在、交渉している」としており、早ければ12月下旬以降に使用できる見通しだ。その場合、重症化の可能性のある小中高生と基礎疾患を持たない高齢者への接種を想定している。 副作用が起こった際の製造メーカーや医師の免責について、正林室長は「別途検討する」と述べた。

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3.新型インフル ワクチン順位案、きょう公表 費用・補償、なお課題(産経新聞),産経新聞
RV=251.7 2009/09/04 07:56
キーワード:接種,妊婦,試験

 厚生労働省の水田邦雄事務次官は3日、新型インフルエンザ用のワクチンについて接種対象の優先順位や接種の目的、確保量を示した素案を4日に公表することを明らかにした。素案は厚労省のホームページなどに掲載し、国民から意見を募集する。厚労省は今月中に対策を決める方針だが、優先順位のほか費用の負担や輸入ワクチンで副作用が起きた場合の補償問題など、課題は山積している。 ■医療従事者を最優先 厚労省は新型用のワクチンについて約5400万人分が必要としている。しかし、年内の国内製造分は約1700万人分。厚労省は限りある新型用ワクチンの接種者として、医療従事者を最優先させる方針だ。 以下の接種順としては、「重症者の発生」を減らすことを目的に、(1)ぜんそくや糖尿病など持病のある人(1千万人)と妊婦(100万人)(2)生後6カ月〜就学前の乳幼児(600万人)(3)生後6カ月未満の乳児の両親(100万人)−になる案が有力視されている。その後、感染者の多い小中高生(1400万人)、高齢者(2100万人)と続く。 ただ、国内製造分は10月下旬から出荷が始まる見通しで、流行のピークに間に合わない可能性がある。 ■無料化?免責? 厚労省は新型ワクチンの費用を誰が負担するかも明らかにしていない。ただ、国の法律に基づき接種するBCG(結核予防ワクチン)やポリオ(急性灰白髄炎)などのワクチンと異なり、希望で受ける任意接種とする方針。BCGやポリオは公費負担が多いが、任意接種の季節性インフルワクチンは自己負担が多い。 費用負担については日本小児科学会などが無料化を要望。厚労省もそうした意見を民主党に伝えている。 また、厚労省は不足分のワクチンを輸入する方針だが、一部の会社は副作用が出た際の責任を免除するように求めている。厚労省は小規模な臨床試験を行う予定だが、専門家からは「輸入してまでワクチン接種をする必要があるのか」との意見も出ている。

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4.新型インフル ワクチン順位案、きょう公表 費用・補償、なお課題(産経新聞),産経新聞
RV=251.7 2009/09/04 07:56
キーワード:接種,妊婦,試験

 厚生労働省の水田邦雄事務次官は3日、新型インフルエンザ用のワクチンについて接種対象の優先順位や接種の目的、確保量を示した素案を4日に公表することを明らかにした。素案は厚労省のホームページなどに掲載し、国民から意見を募集する。厚労省は今月中に対策を決める方針だが、優先順位のほか費用の負担や輸入ワクチンで副作用が起きた場合の補償問題など、課題は山積している。 ■医療従事者を最優先 厚労省は新型用のワクチンについて約5400万人分が必要としている。しかし、年内の国内製造分は約1700万人分。厚労省は限りある新型用ワクチンの接種者として、医療従事者を最優先させる方針だ。 以下の接種順としては、「重症者の発生」を減らすことを目的に、(1)ぜんそくや糖尿病など持病のある人(1千万人)と妊婦(100万人)(2)生後6カ月〜就学前の乳幼児(600万人)(3)生後6カ月未満の乳児の両親(100万人)−になる案が有力視されている。その後、感染者の多い小中高生(1400万人)、高齢者(2100万人)と続く。 ただ、国内製造分は10月下旬から出荷が始まる見通しで、流行のピークに間に合わない可能性がある。 ■無料化?免責? 厚労省は新型ワクチンの費用を誰が負担するかも明らかにしていない。ただ、国の法律に基づき接種するBCG(結核予防ワクチン)やポリオ(急性灰白髄炎)などのワクチンと異なり、希望で受ける任意接種とする方針。BCGやポリオは公費負担が多いが、任意接種の季節性インフルワクチンは自己負担が多い。 費用負担については日本小児科学会などが無料化を要望。厚労省もそうした意見を民主党に伝えている。 また、厚労省は不足分のワクチンを輸入する方針だが、一部の会社は副作用が出た際の責任を免除するように求めている。厚労省は小規模な臨床試験を行う予定だが、専門家からは「輸入してまでワクチン接種をする必要があるのか」との意見も出ている。

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1.新型インフルワクチン、医療従事者を第一優先 厚労省素案発表(産経新聞),産経新聞
RV=323.9 2009/09/05 00:02
キーワード:接種,妊婦,小児,治験,高齢

 厚生労働省は4日、新型インフルエンザ用のワクチンについて、医療関係者を第一優先とする接種者の順序を示した素案を発表した。6日から厚生労働省のホームページに掲載し、13日正午まで国民からの意見を募集。専門家の意見を踏まえた上で、9月中に正式決定する。 厚労省は新型用ワクチンについて約5400万人分が必要としている。これまでは年度内の国内製造分を2200万〜3000万人分としていたが、ワクチンの原料となるウイルスの増殖力が想定よりも弱く、1800万人分程度と下方修正した。 厚労省は「死亡者や重症者の発生を減らすこと」と「医療を確保すること」を目的に、限りあるワクチンの接種について、医師や看護師など医療従事者(100万人)を最優先することにした。そのほか、優先接種対象者としてぜんそくや糖尿病など持病のある人(900万人)と妊婦(100万人)▽1歳〜就学前の小児(600万人)▽1歳未満の小児の両親(200万人)―の順で接種させる方針。 小中高生(1400万人)と高齢者(2100万人)は「接種が望ましい」と位置づけた。ただ、重症化するケースが多い10歳未満については「優先接種対象者と同様の対処」を求めている。 厚労省は不足分のワクチンについては輸入する方針で海外の製薬会社2社と交渉を進めている。優先対象者には10月下旬に出荷が始まる国産を主に使用。小中学生や高齢者には輸入ワクチンが使われる方針。ただ、輸入ワクチンには国産に使われていない免疫補助剤が入っていたり、製法が違うことから安全面で懸念を示す専門家もいる。このため国内で何らかの治験を行う方針。早ければ12月下旬から接種できる見通し。 素案では接種費用について触れていないが、舛添要一厚労相は同日、「所得制限を設けて低所得者は軽減策を取るのが妥当」との見解を示した。

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2.新型インフルワクチン 厚労省素案 最優先は医療従事者 持病・妊婦、小児の順(産経新聞),産経新聞
RV=323.9 2009/09/05 07:56
キーワード:接種,妊婦,小児,治験,高齢

 厚生労働省は4日、新型インフルエンザ用のワクチンについて、医療関係者を第一優先とする接種者の順序を示した素案を発表した。6日から厚生労働省のホームページに掲載し、13日正午まで国民からの意見を募集。専門家の意見を踏まえた上で、9月中に正式決定する。 厚労省は新型用ワクチンについて約5400万人分が必要としている。これまでは年度内の国内製造分を2200万〜3千万人分としていたが、ワクチンの原料となるウイルスの増殖力が想定よりも弱く、1800万人分程度と下方修正した。 厚労省は「死亡者や重症者の発生を減らすこと」と「医療を確保すること」を目的に、限りあるワクチンの接種について、医師や看護師など医療従事者(100万人)を最優先することにした。 そのほか、優先接種対象者として、ぜんそくや糖尿病など持病のある人(900万人)と妊婦(100万人) ▽1歳〜就学前の小児(600万人)▽1歳未満の小児の両親(200万人)−の順で接種させる方針。 小中高生(1400万人)と高齢者(2100万人)は「接種が望ましい」と位置づけた。ただ、重症化するケースが多い10歳未満については「優先接種対象者と同様の対処」を求めている。 厚労省は不足分のワクチンについては輸入する方針で海外の製薬会社2社と交渉を進めている。優先対象者には10月下旬に出荷が始まる国産を主に使用。小中高生や高齢者には輸入ワクチンが使われる方針。 ただ、輸入ワクチンには国産に使われていない免疫補助剤が入っていたり、製法が違うことから安全面で懸念を示す専門家もいる。このため国内で何らかの治験を行う方針。早ければ12月下旬から接種できる見通し。 素案では接種費用について触れていないが、舛添要一厚労相は同日、「所得制限を設けて低所得者は軽減策を取るのが妥当」との見解を示した。

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3.新型インフルワクチン 厚労省素案 最優先は医療従事者 持病・妊婦、小児の順(産経新聞),産経新聞
RV=323.9 2009/09/05 07:56
キーワード:接種,妊婦,小児,治験,高齢

 厚生労働省は4日、新型インフルエンザ用のワクチンについて、医療関係者を第一優先とする接種者の順序を示した素案を発表した。6日から厚生労働省のホームページに掲載し、13日正午まで国民からの意見を募集。専門家の意見を踏まえた上で、9月中に正式決定する。 厚労省は新型用ワクチンについて約5400万人分が必要としている。これまでは年度内の国内製造分を2200万〜3千万人分としていたが、ワクチンの原料となるウイルスの増殖力が想定よりも弱く、1800万人分程度と下方修正した。 厚労省は「死亡者や重症者の発生を減らすこと」と「医療を確保すること」を目的に、限りあるワクチンの接種について、医師や看護師など医療従事者(100万人)を最優先することにした。 そのほか、優先接種対象者として、ぜんそくや糖尿病など持病のある人(900万人)と妊婦(100万人) ▽1歳〜就学前の小児(600万人)▽1歳未満の小児の両親(200万人)−の順で接種させる方針。 小中高生(1400万人)と高齢者(2100万人)は「接種が望ましい」と位置づけた。ただ、重症化するケースが多い10歳未満については「優先接種対象者と同様の対処」を求めている。 厚労省は不足分のワクチンについては輸入する方針で海外の製薬会社2社と交渉を進めている。優先対象者には10月下旬に出荷が始まる国産を主に使用。小中高生や高齢者には輸入ワクチンが使われる方針。 ただ、輸入ワクチンには国産に使われていない免疫補助剤が入っていたり、製法が違うことから安全面で懸念を示す専門家もいる。このため国内で何らかの治験を行う方針。早ければ12月下旬から接種できる見通し。 素案では接種費用について触れていないが、舛添要一厚労相は同日、「所得制限を設けて低所得者は軽減策を取るのが妥当」との見解を示した。

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1.学校生活に影響じわり 新型インフル感染拡大 東北(河北新報),河北新報
RV=223.3 2009/09/06 06:13
キーワード:学級,教委,8月,夏休み,学年

 新型インフルエンザとみられる集団感染が東北の学校現場で拡大している。6県で4日までに、学級閉鎖などの措置を取った小中高校などは183校に上る。各校は感染予防に乗り出しているが、行事を中止したり、授業時間の確保に苦慮したりと学校活動への影響も広がっている。 各県のまとめ(青森は公表を始めた8月31日以降分)によると、学級閉鎖は109校、学年閉鎖は52校、休校は22校。夏休み後、急速に感染者が増えた宮城は学級・学年閉鎖が計64校、休校は9校といずれも最も多い。山形も36校が学級閉鎖などに踏み切った。 仙台市田子小(児童505人)は1日から1、2年生を学年閉鎖したのに続き、3年生も学年閉鎖にした。熊谷和裕教頭は「保護者は大変かもしれないが、児童は自宅で過ごすようお願いしている。授業の遅れは予備日で取り戻すつもりだが、さらに閉鎖が増えると対応が難しくなる」と心配する。 花巻市の花巻南高(生徒570人)は8月29日に予定していた文化祭の一般公開を中止した。生徒のインフルエンザ感染に伴い、3年生2クラスを25〜30日に学級閉鎖したためだ。 ただ感染者は6人にとどまっている。菅原英雄副校長は「1クラスで2人の感染者を確認した際、別のクラスでも似た症状の生徒がいたため、すぐに2クラスを閉鎖した」と説明。早期に手を打ったことで感染拡大を抑えられたという。 学校での集団感染について国は学級閉鎖や休校の基準を設けていない。学校保健安全法に基づき、市町村など設置者の判断に委ねられている。 本格的な流行を受け、市町村の教育委員会に指導・助言する県教委は判断の「目安」の設定を進めている。既に5県が設け、岩手も検討中だが、ばらつきが目立つ。 学級閉鎖は「一人でも新型インフルエンザが確認されたら」(青森)「複数の感染者で」(秋田)「一定数で」(宮城)など。市町村の基準も「7日以内に2人以上の感染が確認されたとき」(名取市)「欠席率15%以上」(仙台市)などと幅がある。 各県教委によると、休む期間はおおむね5日間。文化祭や運動会などの行事が盛んな時期を迎え、山形県教委は「学年閉鎖で運動会を延期した学校もある。予防対策の徹底を図りたい」と警戒を強めている。

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2.人気キャラクター「エルモ」、新型インフルの予防に一役(CNN.co.jp),CNN.co.jp
RV=113.6 2009/09/06 20:03
キーワード:試算,学期,子ども

(CNN) 秋から冬にかけて新型インフルエンザ(H1N1型)の大流行が懸念されるなか、米国では子ども向けテレビ番組「セサミ・ストリート」のキャラクター「エルモ」が感染拡大に一役買うことになった。予防キャンペーンの広告に登場し、子どもたちに手洗い励行などを呼び掛ける。エルモは同番組の人気キャラクター「ゴードン」とともに、子どもたちに「手をよく洗おう」「くしゃみをする時には手で口を覆って」など、日常生活での注意点を訴える。こうした広告はもともと今年5月に制作されたが、秋の新学期スタートに合わせ、新型インフル情報を扱うインターネットの政府サイトに協力する形で活用されることになった。セベリウス厚生長官は「エルモやゴードン、番組を制作するセサミ・ワークショップと再び力を合わせ、楽しく健康な学校生活を送るために必要な予防措置を子どもや父母らに伝えていきたい」との声明を発表。「幼い子どものいる家庭は、新型インフル感染の危険性が最も高い層のひとつ。これから学校が始まり、気候も寒くなってくるので、予防キャンペーンに全力を尽くす必要がある」と述べた。キャンペーンには厚生省のほか、国土安全保障省、教育省も参加している。セサミ・ワークショップのゲイリー・ネル最高経営責任者(CEO)は「エルモなら、子どもたちに強力なメッセージを伝えることができるだろう」と話している。米政府の試算によると、今年の秋から冬にかけて米国民の30―50%が新型インフルに感染し、最大で9万人の死者が出る可能性があるという。

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3.受験生全員、マスク着用=新型インフル対策−女子栄養大(時事通信),時事通信
RV=47.2 2009/09/06 15:18
キーワード:試験

 新型インフルエンザの感染拡大が懸念される中、女子栄養大学は埼玉県坂戸市で6日実施した栄養学部と短期大学部のAO入試で、受験生全員にマスク着用を求めた。 同大の染谷忠彦常任理事は「受験生にベストの状態で臨んでもらいたいと考え、大学独自の判断で実施した」としている。 同大によると、試験は講義を受けてのリポート作成と面接、プレゼンテーション。受験生173人は、大学側が用意した消毒液で手を消毒し、マスクを着け試験に臨んだ。付き添いの保護者や、大学側スタッフも同様の措置を取った。面接ではマスクを外すことも認めた。 既に感染した受験生のために試験の予備日も設けたが、申し出た受験生はいなかったという。

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1.新型インフル 危機感強める人工透析機関…院内感染防止(産経新聞),産経新聞
RV=280.9 2009/09/07 23:49
キーワード:接種,透析,8月

 秋の大流行が懸念されている新型インフルエンザ対策で、重症化リスクが高い「人工透析患者」を診察する医療機関が危機感を強めている。透析患者は1日おきに医療機関で治療が必要なため、外出が避けられない。しかも、医療機関には新型インフルの感染者がいる可能性もあり、院内集団感染のリスクがある。隔離された透析施設や、透析ができる設備を持った入院病床の整備など、透析患者が安心して治療を受けられる体制づくりが急務となっている。(今泉有美子) 腎不全など腎機能が低下している透析患者は、免疫力が落ちているため、感染症が死因の2位を占める。新型インフルが原因で死亡したと考えられる国内の11人のうち2人は透析患者だった。 国内の透析患者は約28万人。狭い空間で複数の患者が同時に治療を受けるため、日本透析医学会は感染が疑われる患者をできるだけ離すなどの措置を会員医師に求めてきた。 東京都練馬区の透析を行う診療所「練馬桜台クリニック」。仕切りのない部屋に50床のベッドが並ぶ。150人の患者が入れ替わりで訪れ、常に満床状態だ。 同クリニックでは新型が流行入りした8月、新型インフル対策として感染患者が個室で透析を受けられる部屋を3部屋用意した。 医療機器は正常に動いているか、患者の容体に変化はないか…。スタッフは透析中、患者から目が離せない。部屋が増えれば、専門スタッフを配置しなければならず、人件費がかさむ。 同クリニックの永野正史院長は「患者が新型にかかったからといって断るわけにはいかない。しかし、設備や人件費は病院側の負担。国や自治体の補助があれば…」と漏らす。 厚労省は4日、透析患者を含めた持病のある人をワクチン接種の優先対象とする方針を示した。しかし、永野院長は「ワクチンを接種しても平均5割の人が発症する可能性がある」と警鐘を鳴らす。 新型インフルに感染し、重症化した透析患者の受け入れも問題だ。透析施設を持った入院ベッドに限りがあるからだ。 「流行がピークを迎えたら入院の必要がある重症患者が施設の整った病院に集中してパンクする恐れがある」。名古屋市中村区の透析診療所「増子クリニック昴」の山崎親雄(ちかお)院長はそう懸念する。 入院施設のない同クリニックは、透析を受けながらの入院も可能な約100床のベッドを備える増子記念病院(同区)を母体に持つ。入院の必要な重症患者が出た場合、同病院に搬送することになっている。しかし、流行のピーク時に患者が押しよせれば、ベッドや人工呼吸器が足りなくなる可能性は高いといい、山崎院長は「想像もしたくない事態だ」と漏らす。 医療体制の整備について日本透析医学会の感染調査小委員会委員長で河北総合病院透析センターの篠田俊雄センター長は「地域の事情に合わせ、入院が必要な重症患者の増加に備えたネットワークづくりが必要だ」と指摘している。

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2.新型インフルワクチン接種、医療機関を限定(読売新聞),読売新聞
RV=213.7 2009/09/07 03:07
キーワード:接種,妊婦

 厚生労働省は6日、新型インフルエンザワクチンの接種を、国と委託契約を結んだ医療機関に限って行う方針を固めた。 対象の医療機関は市町村や地域の医師会が選ぶ。供給量に限りがある国産ワクチンを、最優先接種者から順に、適切に接種していく必要があるため、当面は医療機関を限定する必要があると判断した。 最優先の接種対象者は、医療従事者、糖尿病やぜんそくなどの持病のある人や妊婦、1歳〜就学前の小児、1歳未満の乳児の両親を合わせた1900万人。 ワクチン輸入も計画されているが、供給は12月下旬以降の見通し。国産は早ければ10月下旬から出荷されるが、年内の生産量は最大1700万人分しかない。 持病がある人のかかりつけが対象外となった場合、主治医から「優先接種対象者証明書」を発行してもらい、国と委託契約した医療機関で接種を受ける。方針案は8日の都道府県担当課長会議に提示される。

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3.新型インフルに妊婦さんびくびく 募る重症化の不安(河北新報),河北新報
RV=213.7 2009/09/07 06:13
キーワード:接種,妊婦

 新型インフルエンザの流行が東北でも本格化する中、症状が重くなりやすい妊婦の感染防止が一つの課題になっている。感染が疑われる妊婦の診療に備え、医療機関側は隔離して診察する態勢を整えたり、病院間の連携を協議したりしている。産婦人科医の団体も感染時の適切な受診方法を啓発しているが、十分に周知されているとは言えず、不安を訴える妊婦も少なくない。 名取市の主婦(24)は10月に出産の予定。初めてのお産に加え、新型インフルエンザの感染拡大が気掛かりだ。「人込みの中に出掛ける時は特に心配。産婦人科を訪れる時も必ずマスクを着け、手洗い、うがいをしている」と自己防衛に余念がない。 宮城県北のある産婦人科医は最近、新型インフルエンザに関する相談を頻繁に受ける。「妊婦の多くが『感染したらどうしよう』とびくびくしている」と証言する。別の医師は不妊治療中の患者から「今の時期に妊娠しても大丈夫か」と相談されたという。 免疫機能が低下する妊婦は、インフルエンザに感染すると肺炎などを併発し、重症化しやすいとされる。 日本産科婦人科学会(日産婦)は、インフルエンザの兆候がある場合、かかりつけ医に電話で判断を仰いだ上で、産婦人科ではなく一般医療機関を受診するよう呼び掛けている。ほかの妊婦への感染を防ぐためだが、現状では情報が行き渡っていない。 宮城県は3日、産科の新型インフルエンザ対策を検討する医療関係者の会合を開催。お産を扱う12病院が重症者を受け入れ、うち4病院は人工呼吸器の使用が必要な患者を引き受けることを決めた。医師側からは「(日産婦が示す)受診方法を妊婦に広報してほしい」と要望が出された。 急激な感染拡大に、医療現場は態勢づくりも急いでいる。年間1000件以上のお産を扱う東北公済病院(仙台市青葉区)はインフルエンザの妊婦を別室で診察できるようにした。専用の病床も用意し、産婦人科の上原茂樹部長は「多くの患者が出ると想定し、内科と協力して万全の態勢で臨みたい」と語る。 救急や高リスクのお産に対応する総合周産期母子医療センターに指定されている仙台赤十字病院(太白区)は専用の病床確保に頭を痛める。産婦人科の谷川原真吾部長は「普段でも日々、重症の妊婦が運ばれ、病床に限界がある。どこまで受け入れられるか」と対応策を練っている。◎早期の治療、リスク軽減/東北大病院周産母子センター・千坂泰講師 新型インフルエンザで重症化の恐れのある妊婦はいかに予防し、感染した場合はどう対応すればいいのか。東北大病院周産母子センターで妊婦の新型インフルエンザ対策を担当する千坂泰講師に聞いた。 妊娠すると免疫機能が低下するほか、おなかが大きくなることで呼吸器や循環器が圧迫されて負担が掛かり、重症化のリスクが高まる。ただ、早めに治療を受ければ重症化は抑えられる。血液や母乳を通じて赤ちゃんに感染することもない。過剰に心配することなく、手洗い、うがいなどを心掛け、落ち着いて過ごしてほしい。 発熱やせきなどの症状が出たら、まずはかかりつけ医に電話し、相談した上で受診を。いきなり医療機関に行くと、ほかの妊婦にうつしてしまう恐れがある。できる限り早めに受診し、すぐにタミフルなど抗ウイルス薬を処方してもらうことが肝心だ。 一般的な感覚として、妊娠中に薬をのんで胎児に影響がないかどうかを心配する人は多い。新型インフルエンザでは、服用せずに高熱が続いたままにしている方が、胎児にとってよくない。日本産科婦人科学会はタミフルについて「治療上の有益性がある」と判断し、早期服用を勧めている。 妊娠初期に高熱が続くと、赤ちゃんの神経系に影響が出る恐れがあり、後期でも高熱の影響でおなかが張って陣痛が早まり、早産となる可能性が指摘されている。服用は早いほど効果的。発症から48時間以内が望ましい。米国で死亡した妊婦はいずれも、服用が発症から6日目以降と報告されている。 感染を防ぐため、人が多い場所で過ごす場合や、家族が感染した際は、必ずマスクを着用するように。予防接種が始まったら、きちんと説明を受けた上で積極的に受けてほしい。基本的に、胎児へのワクチンの影響は小さいと考えている。

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1.<新型インフル>22都県「医師不足」流行ピーク時(毎日新聞),毎日新聞
RV=346.7 2009/09/08 02:30
キーワード:接種,沖縄,静岡,介護

 10月上旬にも見込まれる新型インフルエンザ流行のピーク時に、医師の不足を懸念している自治体が22都県に上ることが、毎日新聞の調査で分かった。集中治療室(ICU)も「足りる見込み」との回答が5県にとどまるなど、設備面でも万全ではない。大半の自治体が医療体制維持に向けた具体策を立てているが、医療機関側から要望の強い医師らへの休業補償を予定している都道府県はないなど、予算確保に苦慮する自治体の姿も浮かんだ。 調査は8月下旬〜9月上旬、都道府県の担当者に実施した。 医療スタッフ確保については、長崎、大分など15都県が医師と看護師の両方が不足する懸念を示した。他に7県が医師、沖縄が看護師不足を懸念。青森、静岡など多くの自治体が「平時から医師が足りない」と指摘し、タミフルなど治療薬の不足が「起きる可能性がある」としたのは、8都県だった。 入院患者用の一般病床について「足りる見込み」と回答したのは福岡など13県。ただし、ピーク時に必要な一般病床数は25府県、ICUの病床数は7県しか推計しておらず、対策の前提となるデータすらない自治体が多い。 医療体制維持の対策は▽感染者と一般患者の外来を分離する施設改修への補助を実施中か計画中=19都府県▽中核病院などへの開業医派遣を計画=12県▽医師の応援や派遣に手当を支給=4県−−など多くの自治体が進めている。しかし、医師が感染した場合、休業分を行政が補てんするとした自治体はなく、神奈川などは国に補償制度の創設を求めた。 ワクチンについては、厚生労働省が接種対象者の案を示す前の調査だったが、厚労省案にはない「介護や学校関係者ら」は15府県、「社会機能維持者(警察官や消防士ら)」も10県が優先接種すべきだとした。対象者の自己負担に対して、独自の助成をするとした自治体はなかった。【まとめ・清水健二、江口一】

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2.新型インフル 院内感染防止、重症者受け入れ 透析患者どう診療(産経新聞),産経新聞
RV=266.9 2009/09/08 07:56
キーワード:接種,透析

 秋の大流行が懸念されている新型インフルエンザ対策で、重症化リスクが高い「人工透析患者」を診察する医療機関が危機感を強めている。透析患者は1日おきに医療機関で治療が必要なため、外出が避けられない。しかも、医療機関には新型インフルの感染者がいる可能性もあり、院内集団感染のリスクがある。隔離された透析施設や、透析ができる設備を持った入院病床の整備など、透析患者が安心して治療を受けられる体制づくりが急務となっている。(今泉有美子)                   ◇ 腎不全など腎機能が低下している透析患者は、免疫力が落ちているため、感染症が死因の2位を占める。新型インフルが原因で死亡したと考えられる国内の11人のうち2人は透析患者だった。 国内の透析患者は約28万人。狭い空間で複数の患者が同時に治療を受けるため、日本透析医学会は感染が疑われる患者をできるだけ離すなどの措置を会員医師に求めてきた。 東京都練馬区の透析を行う診療所「練馬桜台クリニック」。仕切りのない部屋に50床のベッドが並ぶ。150人の患者が入れ替わりで訪れ、常に満床状態だ。 同クリニックでは新型が流行入りした8月、新型インフル対策として感染患者が個室で透析を受けられる部屋を3部屋用意した。 ▼かさむ人件費 医療機器は正常に動いているか、患者の容体に変化はないか…。スタッフは透析中、患者から目が離せない。部屋が増えれば、専門スタッフを配置しなければならず、人件費がかさむ。 同クリニックの永野正史院長は「患者が新型にかかったからといって断るわけにはいかない。しかし、設備や人件費は病院側の負担。国や自治体の補助があれば…」と漏らす。 厚労省は4日、透析患者を含めた持病のある人をワクチン接種の優先対象とする方針を示した。しかし、永野院長は「ワクチンを接種しても平均5割の人が発症する可能性がある」と警鐘を鳴らす。 新型インフルに感染し、重症化した透析患者の受け入れも問題だ。透析施設を持った入院ベッドに限りがあるからだ。 ▼患者の殺到懸念 「流行がピークを迎えたら入院の必要がある重症患者が施設の整った病院に集中してパンクする恐れがある」。名古屋市中村区の透析診療所「増子クリニック昴」の山崎親雄(ちかお)院長はそう懸念する。 入院施設のない同クリニックは、透析を受けながらの入院も可能な約100床のベッドを備える増子記念病院(同区)を母体に持つ。入院の必要な重症患者が出た場合、同病院に搬送することになっている。しかし、流行のピーク時に患者が押しよせれば、ベッドや人工呼吸器が足りなくなる可能性は高いといい、山崎院長は「想像もしたくない事態だ」と漏らす。 医療体制の整備について日本透析医学会の感染調査小委員会委員長で河北総合病院透析センターの篠田俊雄センター長は「地域の事情に合わせ、入院が必要な重症患者の増加に備えたネットワークづくりが必要だ」と指摘している。

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3.妊婦へのワクチン投与の説明を追加−新型インフルQ&A(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=235.9 2009/09/08 17:53
キーワード:接種,妊婦

 日本産科婦人科学会(吉村泰典理事長)は9月7日、妊婦へのワクチン投与に関するQ&Aなどを加えた改訂版「妊婦もしくは褥婦に対しての新型インフルエンザ(H1N1)感染に対する対応Q&A」をホームページ上で公表した。 同学会では5月から、一般向けと医療関係者向けに分けて、ホームページ上にQ&Aを掲載しており、今回が4回目の改訂。 医療関係者向けのQ&Aでは、妊婦へのワクチン投与の際の説明で必要なことについて、季節性インフルエンザワクチンは米国で長い歴史があり、安全性と有効性が証明されていることや、米国で毎年約60万人の妊婦が接種し、妊娠中に母親がワクチン接種を受けた児に有害事象は観察されていないことを挙げた上で、「新型インフルエンザワクチンも季節性インフルエンザワクチンと同様な方法で作られているので同様に安全と考えられている」とした。 また、妊婦にインフルエンザ様症状が出現した場合の対応では、切迫流・早産様症状、破水、陣痛発来、分娩など産科的問題に関しては、新型インフルが疑われても重症でない限り、かかりつけ産婦人科施設による対応を求めた。 さらにその際には、院内感染防止対策に最大限の努力を払い、濃厚接触したと考えられる職員や健康な妊婦などへのタミフルやリレンザの速やかな予防投与を考慮するよう呼び掛けている。 Q&Aではまた、「新型インフルエンザであっても簡易検査でしばしばA型陰性の結果となることに注意が必要」と指摘。「妊婦は基礎疾患がある患者と同等以上に重症化ハイリスク群と考えられている」とし、周囲の状況や患者症状から感染が疑われる場合には、簡易検査の結果にかかわらず、同意を得た上で躊躇なくタミフルを投与するとした。 また母親が分娩前7日以内に発症した場合の対応としては、母児は別室とし、新生児も感染している可能性があるため、厳重な経過観察を求めている。その上で、感染が疑われる場合には検査を行い、できるだけ早期に治療を開始することとした。

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4.ワクチン接種施設、来月公表=新型インフル、1カ月半に2回−厚労省(時事通信),時事通信
RV=235.9 2009/09/08 20:27
キーワード:接種,妊婦

 新型インフルエンザ用ワクチンについて、厚生労働省は8日、10月中旬に接種を実施する医療機関名を公表することを明らかにした。妊婦や基礎疾患(持病)がある約5400万人の対象者に、1カ月半の間に2回接種する方針も示された。 同省は同日、都内のホテルに自治体担当者を集めた会議で、10月下旬の接種開始に向けたスケジュールを説明。市町村などを通じ、ワクチン接種を担当する医療機関の選定を急ぐよう求めた。 同省の説明では、希望するすべての医療機関でワクチン接種を認め、国と予防接種の委託契約を結ばせる。9月末までに都道府県に医療機関を取りまとめさせた上で、10月中旬にホームページなどで全医療機関を公表する。施設数は季節性インフルエンザを上回り、全国で数千カ所に上る見通しだ。 接種は国の委託を受けた医療機関で行うのが原則だが、市町村への届け出を条件に、学校や保健所などでの集団接種も認めた。その上で、同省は「集団接種は強制とならないように」と配慮を呼び掛けた。

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5.<新型インフル>ワクチン接種は2回…自己負担最大8千円(毎日新聞),毎日新聞
RV=235.9 2009/09/08 21:01
キーワード:接種,妊婦

 厚生労働省は8日、10月下旬から始まる新型インフルエンザワクチン接種の具体的な方法を公表した。1人2回、医療機関に予約して接種することを原則とし、必要な自己負担は計6000〜8000円程度とみられる。「医療従事者」「妊婦」「基礎疾患のある人」など優先順位の高いグループから順に、ワクチンが確保でき次第、接種を始めるとした。 今回の接種は、予防接種法に基づかない任意接種の扱いで、国は接種の勧奨はしない。生活保護世帯などの低所得者の負担軽減策として自治体が助成するよう、国が補助金を出す。国産と輸入ワクチンで費用に格差が生じないよう、出荷時に国が価格調整をするという。 接種は(1)実施を希望する医療機関(2)市町村が選定した医療機関−−が実施、厚労省と委託契約を結ぶ。都道府県は10月中旬までに医療機関をリスト化しワクチン配分量を決める。医療機関での接種が原則だが、社会福祉施設などの要望を受け、医師が出向いての集団接種も認める。 医療機関で接種を受ける人には、対象者であることを証明する母子健康手帳や保険証などの提示を求める。基礎疾患がある人は、かかりつけの医療機関での接種が望ましいが、別の医療機関で受ける場合は、主治医に「優先接種対象者証明書」を発行してもらう。 新型インフルエンザは国民の大半に基礎免疫がないため2回の接種が必要で、3〜4週間の間隔を空けると効果が高いとされる。各グループの接種期間は1カ月半程度などを目安とするが、期間が過ぎても接種できる。副作用被害は医療機関から国に直接報告させ、速やかに公表するとした。【清水健二】

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6.新型ワクチン「実費負担」の方針―厚労省(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=235.9 2009/09/08 21:31
キーワード:接種,妊婦

 厚生労働省は9月8日、「新型インフルエンザ対策担当課長会議」を開き、新型インフルエンザのワクチン接種を行う「受託医療機関」と委託契約を結ぶことや、ワクチン接種を「実費負担」とすることなどを盛り込んだ「ワクチン接種事業実施案」を各都道府県や中核市などの担当者に示した。 案では、国がワクチン接種を行う「受託医療機関」と委託契約を締結するとしている。受託医療機関の選定方法については、医師会が接種を希望する医療機関を取りまとめる方法と、市町村が地域の実情などを考慮して取りまとめる方法の2つを示した。 医師会が取りまとめる方法では、郡市医師会が管内の接種を希望する医療機関を取りまとめて「受託医療機関リスト」を作成し、都道府県医師会と市町村に送付。さらに、都道府県医師会が受け取ったリストを取りまとめて都道府県と厚労省に送付し、リストにある医療機関について厚労省と都道府県医師会が委託契約を締結する。 市町村が取りまとめる方法では、郡市医師会が作成したリストを踏まえ、▽医師会に加盟していない医療機関から申し出があった▽地域の実情から追加の必要があると判断した―場合に、医療機関と調整した上で市町村が受託医療機関リストを作成し、都道府県を経由して地方厚生局に送付。地方厚生局がリストに基づき、医療機関と個別に委託契約を締結する。「地域の実情から追加の必要がある場合」としては、「基礎疾患を有する人は、かかりつけ医療機関で接種を受けることが望ましい」とした上で、基礎疾患を有する人を多数抱える医療機関が郡市医師会のリストに入っていない場合や、医療機関の偏在がある場合を挙げている。委託契約は9月末までに締結する方針。■医療従事者の優先対象は「直接診療する人」 また、厚労省は9月末までに、優先接種の対象者を確定させる。厚労省は優先対象を、医療従事者、妊婦と基礎疾患を有する人(この中でも、1歳から就学前までの小児を優先)、1歳から就学前までの小児、1歳未満の小児の親の順とする素案を4日に発表。13日正午までパブリックコメントを実施している。 このうち、「基礎疾患を有する人」については、関係学会と相談の上で厚労省が定義する予定。定義に該当するかどうかは、かかりつけ医療機関が判断する。かかりつけ医療機関が受託医療機関の場合はそこで接種するが、受託医療機関でない場合、かかりつけ医療機関は「優先接種対象者証明書」を発行する。 また8日の会議では、「医療従事者」の範囲について出席者から質問があり、厚労省の担当者は「厳密な範囲はこれから詰めていく」としながらも、「重症者を減らすための医療を確保するのが目的。直接インフルエンザ患者を診療する人を考えている」と答えた。 10月中旬までに、厚労省が標準的な優先接種のスケジュールを目安として提示。これを踏まえ、都道府県が具体的な優先接種時期を決定する。優先接種対象者ごとの接種期間はそれぞれ1か月半で、その間に1人2回接種する。期間前に接種を求めても優先接種期間まで待つことになるが、期間後に接種を求めてきた場合には接種できる。しかし、既に感染した人について、厚労省の担当者は「一度罹患すれば免疫ができるはずなので、対象から外れる」との考えを示した。 ワクチンの流通は10月下旬以降になる見通しで、政府が各製造業者から一括購入し、都道府県ごとの配分量を決定。これを受けて各都道府県が受託医療機関ごとの納入量を判断し、卸売業者に指示する。受託医療機関は、定期的に在庫量と必要量を都道府県に報告する。 接種の費用は、実費相当額を受託医療機関が徴収する。ただし、低所得者に対しては負担軽減を検討する。金額は全国一律になる見通しだが、厚労省の担当者は、具体的には輸入の契約にもよるとして、明言しなかった。 接種によって副反応が生じた場合については、受託医療機関から厚労省に直接報告するよう求めることを、今後作成する実施要綱で定める。健康被害に対する補償は今後検討するが、現行制度でも独立行政法人医薬品医療機器総合機構の「医薬品副作用救済制度」による補償の対象になるという。

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7.ワクチンは実費負担、契約の医療機関で実施 新型インフル(産経新聞),産経新聞
RV=235.9 2009/09/08 22:59
キーワード:接種,妊婦

 新型インフルエンザのワクチンについて厚生労働省は8日、接種を受けた人や保護者から実費相当額を徴収することを決めた。ワクチン接種は国と委託契約を結んだ医療機関で原則、予約制で行う。厚労省は医療機関を各都道府県医師会の協力などを得て選び、10月中旬をめどにリストを公表する方針。 厚労省は同日、東京都内のホテルに自治体の担当課長ら約220人を集め、会議を開催。ワクチン接種の実施案を説明した。 接種費用については、全国一律とする方向で検討しているが、国産と輸入では価格が異なるなど課題が多い。接種費用は2回で7千〜8千円となる見通し。低所得者の負担軽減措置は「検討課題」としている。 厚労省はワクチンの接種について、(1)医療従事者(2)持病のある人と妊婦(3)1歳〜就学前の小児(4)1歳未満の乳児の両親−の順で優先させる方針を提示。小中高生と高齢者も「接種が望ましい」と位置づけている。 実施案では、妊婦や1歳未満の乳児の両親は母子健康手帳で、それ以外の対象者は健康保険証などで本人確認を行うとしている。 持病のある人は、かかりつけ医による接種が望ましいとしているが、ほかの医療機関で接種を受ける場合は、かかりつけ医が発行する「優先接種対象者証明書」を持参する。 優先対象者は約1カ月半の間に2回の接種を行うとしている。国産ワクチンの供給は10月下旬から始まる見通し。

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1.医療従事者なぜ最優先? 情報提供を―新型ワクチン(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=393.5 2009/09/09 16:20
キーワード:接種,透析,妊婦,基礎

 厚生労働省は9月9日、有識者や患者団体代表などを招き、「新型インフルエンザワクチンに関する意見交換会」を開いた。新型インフルエンザワクチンの優先接種の対象者などを盛り込んだ素案を発表してからは初めての意見交換会で、出席者の多くが素案の優先順位を「妥当」と評価したが、医療従事者を最優先する理由を国民に知らせるべきだとの一部に声もあった。 厚労省は、優先接種の対象を▽医療従事者▽妊婦と、基礎疾患を有する人(中でも1歳から就学前までの小児を優先)▽1歳から就学前までの小児▽1歳未満の小児の親―の順とする素案を4日に発表。13日正午までパブリックコメントを実施している。 神戸大大学院医学研究科の岩田健太郎教授は、素案について「国際的な推奨とほぼ同じ。非常に良くできている」と評価。東北大大学院医学研究科の森兼啓太講師も、「落ち着くところに落ち着いた」と述べた。 茨城県保健福祉部の染谷意次長は、「全体的に妥当」としながらも、医療従事者を最優先していることについて、「死亡者、重症者をできる限り減らすための適切な医療を提供する『医療従事者』を守ることが、すべての市民を守ることにつながる。こうした基本的な考え方を市民が十分理解できるよう、情報提供が必要だ」と指摘した。東京都健康長寿医療センター病院感染症科の稲松孝思部長も、「なぜ医療従事者が最優先なのかよく説明されていない。病院の医療機能を維持することが、インフルエンザ以外の患者を守るためにも大変重要だと、国民の理解を高めてほしい」と要望した。 医療の確保に関しては、日本透析医学会の篠田俊雄氏が「感染症指定病院か協力病院で、かつ透析ができる施設は非常に少ない。そういう施設に重症患者が殺到した時に、医療の機会が確保できるかが問題。何らかの援助を期待したい」と主張した。■接種費用は「すべて無料に」 接種費用を「実費負担」とする厚労省の方針に対し、日本小児科学会の横田俊平会長は、「子どもが複数いる家庭では負担が大きい」として、小児の接種を無料にすることを求めた。また、神戸大大学院の岩田教授は「医療従事者なども含めて、すべて無料にすべき。医療機関は新型インフルエンザ対策で、既にかなりの経済的なダメージを受けている。さらにワクチンの出費というのは許容できないと思う」と述べた。 日本患者会情報センターの栗山真理子代表は、「高病原性でも、季節性のインフルエンザでもない今回の新型インフルエンザでは、(重症化しやすい)基礎疾患を有する人も優先対象になることを、対象にならない人たちに十分説明してほしい」と述べた。 栗山氏はまた、厚労省が今後、「基礎疾患を有する人」の定義を公表する考えを示していることに関して、優先対象から外れた疾患の扱いを明確にするよう要望した。NPO法人「難病のこども支援全国ネットワーク」の小林信秋専務理事も、「例えば小児慢性特定疾患なら514種類あるが、(優先対象となる基礎疾患の)具体的な病名を挙げると、必ず漏れる患者が出て不公平感が生まれる」と指摘し、配慮を求めた。

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2.新型インフルエンザ:目立つ県の遅れ 重症化しやすい人への対応 /群馬(毎日新聞),毎日新聞
RV=326.3 2009/09/09 13:00
キーワード:接種,透析,基礎

 国内で新型インフルエンザの流行のピークが今月下旬にも想定され、県内でも重症化しやすい人工透析患者や妊娠中の女性などへの対策が急務となっている。厚生労働省は都道府県に対し、透析患者らが感染した場合に受け入れ可能な医療機関や患者数を、4日までに国に報告するよう要請したが、県は8日現在、「調査中」として把握できておらず、ピーク時の対応への不安もある。【庄司哲也】 厚労省の試算によると、ピーク時には全国で1日最大76万人が新型インフルエンザを発症する可能性があり、医師や看護師などの医療スタッフの不足が懸念されている。中でも厚労省は、重症化リスクの高い人工透析患者らの受け入れに懸念を示している。 腎臓病患者の団体「群馬県腎臓病患者連絡協議会」(事務局・前橋市)は6月、県に対策を行うよう既に要請している。にもかかわらず県の調査は進んでいない。 厚労省が先月28日に発表した「流行シナリオ」は、感染者が増え始めてから、9週目にピークになると予想している。これを県内に単純に当てはめると、1医療機関当たりの患者数が第34週(8月17〜23日)に流行の目安となる1人を超えたことから、早ければ10月中旬ごろに、ピークが来ることも想定される。 県衛生環境研究所によると、1医療機関当たりの患者数は第35週(8月24〜30日)は1・10人、第36週(8月31日〜9月6日)は1・00人で横ばい状態が続いており、夏場に急激に増えた県内の感染者は、小康状態が続いている。 現時点で県が独自に備蓄しているタミフルなど抗インフルエンザ薬は23万5530人分。これに国が備蓄し、県に割り当てられた量を加えると、県の人口の38・1%に当たる量が備蓄されている。 厚労省は、ワクチン接種案を公表し、医療従事者や基礎疾患のある人など約1900万人を優先接種する予定だが、効果が出るには時間がかかり、県内では当面、抗インフルエンザ薬が有効な対策となりそうだ。 県は、備蓄をさらに増やす予定で、来年3月末までに人口の約45%まで引き上げることを計画している。9月9日朝刊

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3.【パリの屋根の下で】山口昌子 インフル対策“国家総動員”(産経新聞),産経新聞
RV=244.0 2009/09/09 07:56
キーワード:接種,妊婦

 日本人もするマスクをフランス人も、というわけで、9月に新学期を迎えた小学校などで新型インフルエンザ対策としてマスク姿がちらほら目につく。冬場に訪日したフランス人が「日本では疫病が流行?」とまで言い、“恐怖の的”になったマスクの効用がやっと、認められたわけだ。 「アヒルのくちばし」と呼ばれる仏製マスクは日本のマスクと同様、先がとがり、口や鼻の周辺にぴったり密着する型だ。 バシュロナルカン保健・スポーツ相によると、マスクはもとより新型インフル対策は万全だ。ワクチンは「無料」で全国民に十分に行き渡るよう3社の製薬会社から9400万用量を購入。すでに一部が到着しており9月20日以降、医療関係者、妊婦、持病がある「弱者」から接種を開始する予定だ。10月中旬には全国民の接種が可能だ。 接種に際しては「希望者」ということも強調している。それは「副作用が通常のインフルエンザと同様、100万人に1人にある」(バシュロナルカン氏)からか。 予算は約15億ユーロ(約2025億円)と巨額だ。10億ユーロがワクチン購入費で、残りは呼吸器関係の高性能治療器具費や医師らの人件費、国民に徹底を図るためのキャンペーン費だ。 それにしてもフランスは「国家総動員、開戦前夜」並みの緊張ぶりだ。4月末に世界保健機関(WHO)が警戒水準を世界的大流行(パンデミック)の一歩手前の「5」に引き上げた時点で、「新型インフル危機室」を設置。以来、内務省で毎週1回、首相府、国防省など各省の幹部、時には閣僚が参加して会合を開催した。目下、「学校閉鎖はクラスで感染者が3人出たらにすべきか、あるいは7、8人にすべきかで、保健省と国民教育省が対立している」(関係者)とか。 フランスでは、通常のインフルエンザの感染者1000人につき毎年平均1人が死亡(保健省)するが、新型インフルの死亡率はそれほど高くない。しかし、感染速度は「通常が6カ月なら、新型は6週間」(チャンWHO事務局長)と極めて早い。 もっとも政府の大騒ぎに比べて国民は比較的冷静だ。最近の世論調査では、新型インフルを「心配していない」が64%、「フランスはよく準備している」が78%だ。「国民を天災や戦争、病害などあらゆる厄害から保護するのが国家の責任」(哲学者のアンドレ・グリュックスマン氏)との思想が上から下まで行き渡っているのかもしれない。 日本では国産ワクチンの不足が伝えられる。輸入ワクチンは副作用が不確かなので使用しない方がいいとの専門家の意見もある。優先順位があると思うが、鳩山次期政権には国民が感染を心配している新型インフル対策でも頑張ってもらいたい。

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4.新型インフル ワクチン接種費徴収 2回分7000〜8000円(産経新聞),産経新聞
RV=244.0 2009/09/09 07:56
キーワード:接種,妊婦

 新型インフルエンザのワクチンについて厚生労働省は8日、接種を受けた人や保護者から実費相当額を徴収することを決めた。ワクチン接種は国と委託契約を結んだ医療機関で原則、予約制で行う。厚労省は医療機関を各都道府県医師会の協力などを得て選び、10月中旬をめどにリストを公表する方針。厚労省は同日、東京都内のホテルに自治体の担当課長ら約220人を集め、会議を開催。ワクチン接種の実施案を説明した。 接種費用については、全国一律とする方向で検討しているが、国産と輸入では価格が異なるなど課題が多い。接種費用は2回で7千〜8千円となる見通し。低所得者の負担軽減措置は「検討課題」としている。 厚労省はワクチンの接種について、(1)医療従事者(2)持病のある人と妊婦(3)1歳〜就学前の小児(4)1歳未満の乳児の両親−の順で優先させる方針を提示している。小中高生と高齢者も「接種が望ましい」と位置づけている。 実施案では、妊婦や1歳未満の乳児の両親は母子健康手帳で、それ以外の対象者は健康保険証などで本人確認を行うとしている。優先対象者は約1カ月半の間に2回の接種を行うとしている。国産ワクチンの供給は10月下旬から始まる見通し。

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5.新型インフル ワクチン接種費徴収 2回分7000〜8000円(産経新聞),産経新聞
RV=244.0 2009/09/09 07:56
キーワード:接種,妊婦

 新型インフルエンザのワクチンについて厚生労働省は8日、接種を受けた人や保護者から実費相当額を徴収することを決めた。ワクチン接種は国と委託契約を結んだ医療機関で原則、予約制で行う。厚労省は医療機関を各都道府県医師会の協力などを得て選び、10月中旬をめどにリストを公表する方針。厚労省は同日、東京都内のホテルに自治体の担当課長ら約220人を集め、会議を開催。ワクチン接種の実施案を説明した。 接種費用については、全国一律とする方向で検討しているが、国産と輸入では価格が異なるなど課題が多い。接種費用は2回で7千〜8千円となる見通し。低所得者の負担軽減措置は「検討課題」としている。 厚労省はワクチンの接種について、(1)医療従事者(2)持病のある人と妊婦(3)1歳〜就学前の小児(4)1歳未満の乳児の両親−の順で優先させる方針を提示している。小中高生と高齢者も「接種が望ましい」と位置づけている。 実施案では、妊婦や1歳未満の乳児の両親は母子健康手帳で、それ以外の対象者は健康保険証などで本人確認を行うとしている。優先対象者は約1カ月半の間に2回の接種を行うとしている。国産ワクチンの供給は10月下旬から始まる見通し。

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1.流行中のインフル「新型ばかり」=政府専門委員長が指摘−時事通信セミナー(時事通信),時事通信
RV=362.5 2009/09/10 18:13
キーワード:接種,妊婦,学級,基礎

 新型インフルエンザの最新の状況や対策に関する自治体関係者向けの緊急セミナー(時事通信社主催)が10日、約1400人が参加して都内で開かれた。政府対策本部の専門家諮問委員長を務める尾身茂自治医科大教授は講演で、「(現在流行している)インフルエンザは新型ばかり」と指摘。その上で「妊婦ら重症化しやすい患者には直ちに(タミフル投与などの)治療を始めるべきだ」と述べた。 尾身教授は、国内で最近検出されたインフルエンザウイルスのうち、新型がほとんどを占めるとして、「若者や妊婦、(糖尿病など)基礎疾患を持つ人の重症化を防ぐのが今後の対策の目標」と強調。10月にも始まるワクチン接種の効果については、「感染を100%防ぐものではないが、重症化リスクを減らせる」と解説した。 続いて講演した鈴木宏新潟大大学院教授は、自宅で症状の程度をチェックできるリストを住民らに配布し、軽症者と重症者とで対応する医療機関を分ける手法を提唱。学校で患者が発生した場合については、「学級閉鎖を中心とする季節性と同様の対応で良いのではないか」などと述べた。

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2.介護従事者などへのワクチン優先接種を―3学会が要望書(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=277.0 2009/09/10 18:08
キーワード:接種,介護,学会

 日本認知症ケア学会(本間昭理事長)、日本老年看護学会(中島紀惠子理事長)、日本在宅ケア学会(白澤政和理事長)の3学会はこのほど、新型インフルエンザワクチンの優先接種の対象に介護従事者などを加えるよう求める要望書を舛添要一厚生労働相あてに提出した。 厚労省は新型インフルワクチンの接種について、患者から感染するリスクが高いとして、「医療従事者」などを最優先とする素案を9月4日に示した。「医療従事者」の範囲については今後詰め、月末までに優先接種の対象者を確定させるとしている。 これを受け要望書では、重篤な身体合併症を持つことが多い介護保険サービスの利用者や、家族介護者、ホームヘルパー、ケアマネジャー、特別養護老人ホームや老人保健施設の職員などをワクチンの優先接種の対象に加えることを求めている。

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3.新型インフルのワクチン接種開始へ 若者や妊婦から 中国(CNN.co.jp),CNN.co.jp
RV=245.6 2009/09/10 17:33
キーワード:接種,妊婦

(CNN) 中国が数週間以内に、新型インフルエンザ(H1N1型)ワクチンの接種を開始することになった。香港の英語日刊紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、10月1日の国慶節(建国記念日)までに摂取が開始されるとしている。一方、世界保健機関(WHO)は、大人数に対するワクチン接種は世界初となるため、副作用について懸念している。国家食品薬品監督管理局(SFDA)は9月初め、北京の製薬会社、北京科興生物製品有限公司が申請していたH1N1型ワクチンを、世界でも最速で承認している。同紙によると、陳竺・衛生相は国慶節までに、20万人を対象にワクチンを接種すると述べている。優先されるのは5─19歳の子供と妊婦、呼吸器系疾患者、医療機関従事者、警官、兵士、衛生省関係者などとなっている。また、年内中に650万人へワクチン接種を完了させる計画があるという。しかし、中国の人口は約13億人で、十分な数ではない。陳・衛生相によれば、中国のH1N1型感染者はこれまでに5592人で、新型インフルエンザによる死者は出てない。

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1.「基礎疾患を有する人900万人」とは―新型ワクチン意見交換会(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=285.6 2009/09/11 22:35
キーワード:接種,基礎,学会

 厚生労働省は9月11日、有識者や患者団体の代表などを招いて「新型インフルエンザワクチンに関する意見交換会」を開いた。席上、関係学会の代表などが、厚労省が素案で接種の優先対象とした「基礎疾患を有する人」について、疾患の範囲が定義されていないことや、重症度による優先度が示されていないことに疑問を呈した。厚労省は「基礎疾患を有する人」の定義を月内に示す方針だが、定義に該当するかどうかは、かかりつけ医療機関が判断することになっている。 「基礎疾患を有する人」は、感染した場合に重症化しやすい「ハイリスク者」とされており、厚労省は素案で、「医療従事者」の次に優先してワクチンの接種を開始するとした。対象者数は約900万人と推計しているが、具体的な疾患の種類や、重症度による優先度の違いなどは明記しなかった。 これに関して日本糖尿病学会の加来浩平氏は、「糖尿病患者でもコントロールが付いている人は、免疫状態が比較的良いと考えられるが、だからといって接種してはいけない、となると、患者も医師も反発するはずだ」と指摘。また、日本腎臓学会の守山敏樹氏は、「(基礎疾患の範囲は)各領域の専門家の判断になるが、いたずらに自分の領域の患者が危険だとして、数を膨らませない配慮が必要だ」と強調した。日本臨床腫瘍学会の田村研治氏は、「悪性腫瘍の患者の中でも、いろいろな状態の患者がいる」とした。 これに対して厚労省側は、「900万人に一斉に接種できるわけではない」として、「基礎疾患を有する人」の中でも、どのようなカテゴリーの人を最優先すべきかを医療機関などに通知する方針を改めて示した。これに対し、日本循環器学会の島田和幸氏は、「机上の論理としては分かりやすいが、実際に患者さんが来た時に『あなたはこの基準に入らないから駄目』となると、現場としては厳しい。幅広く一つ一つの疾患に応える必要があるのではないか」と指摘した。

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2.専門家ら情報開示に注文も=ワクチン接種案で意見交換−新型インフル(時事通信),時事通信
RV=233.6 2009/09/11 21:12
キーワード:接種,学会

 新型インフルエンザ用ワクチンの接種案について、厚生労働省は11日、医療分野の専門家による意見交換会を開いた。出席者からは、接種対象者の優先順位をめぐり混乱を生じる恐れがあるとの声が上がったほか、同省の情報開示が不十分だとの指摘も寄せられた。 出席者の1人は、優先接種の対象となった病気の中でも重症度に差があると指摘。「先に軽症の患者が来たら待ってくれと言うのか」「現場は本当に混乱するんじゃないか」などと懸念を示した。 別の学会代表者は、配布資料の各種ワクチンの副作用事例に具体的な病名が記されていない点を挙げ、「情報開示してくれないと、安心して打てない」と同省側の姿勢をただした。

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3.入院530〜800人規模に 新型インフル 京都市推計(京都新聞),京都新聞
RV=227.2 2009/09/11 12:59
キーワード:透析,妊婦,基礎

 京都市は11日、新型インフルエンザ対策本部会議を開き、今秋以降に予想される市内での新型インフルエンザの流行について、入院患者数が10月にピークを迎え「530人から800人」規模になるとの推計を明らかにした。入院用ベッドは確保できるとしている。 糖尿病や人工透析を受けている人など基礎疾患がある人や妊婦らが新型インフルエンザ感染した場合、入院対応が必要になるケースが多い。対策会議では国の推計を基に推計したころ、市内ではこうしたハイリスク患者や重症者が最大800人規模で発生するとの報告があった。 市内には産科や精神科などを除く入院ベッドが約1万4千床あるが、うち1割前後を新型インフルエンザ対応で確保が可能とした。重症患者は市立病院や府立医大病院などの公的病院を中心に受け入れる方針も確認した。 また、強毒性を想定していた対策マニュアルについて、今春以降の市内での対応例を検証し、弱毒性にも対応範囲を広げて改定した。毒性レベルや感染拡大の程度、社会的影響の三つの要素を判断して柔軟に対応し、基本方針と保健衛生、社会対応、行政業務継続計画の4編を作った。 社会対応編では、学校の休校や福祉施設の休所について、毒性も弱く患者数も多い場合は、患者本人の登校や施設利用を自粛するなど、市民生活への影響を最小限に抑える方針を明記した。 対策本部会議で門川大作市長は「マニュアルを全庁で共有し、市民の命と暮らし、観光客の安心安全を第一に、責任感を持ち取り組んでほしい」と呼び掛けた。

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1.新型インフル「妊婦診療できぬ」医療機関の4割(読売新聞),読売新聞
RV=364.4 2009/09/12 03:07
キーワード:透析,妊婦,学会,小児,8月,試算

 新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の診療体制について、感染症治療の中核となる全国の主な医療機関に対し読売新聞がアンケートしたところ、妊婦など周産期(妊娠22週以降)の患者を「診療できない」とする施設が4割近くに上った。 妊婦の治療は国の指針で、他の妊婦への感染を防ぐため、かかりつけの産科以外で受けることを原則としており、妊婦の患者を受け入れる治療体制の整備が急がれそうだ。 アンケートは、国や都道府県が指定する感染症指定医療機関と日本感染症学会認定研修施設の計668施設に対し8月に行い、352施設(回答率53%)から回答を得た。 新型インフルエンザの多くは軽症で治るが、妊婦や腎臓病、糖尿病など持病を持つ人は重症化しやすく、国は患者の1・5%で入院が必要と試算している。アンケートで、受け入れ可能な最大病床数を尋ねたところ、1施設平均19・2床で、施設により0〜300床まで差があった。0床の施設は8か所あり、人員に余裕がないなどが理由だった。 周産期の患者の診療を「できない」と答えた施設は132施設(38%)に上った。小児の診療が「できない」も66施設(19%)あった。腎臓病患者に対する人工透析も対応できない施設が91か所(26%)に上った。 周産期の患者を診療できない理由を尋ねたところ、「産科はなく対応は難しい」などのほか、「産科はあるが医師不足」との声もあった。 政府・新型インフルエンザ対策諮問委員の川名明彦・防衛医大教授(感染症・呼吸器)は「地域ごとに医療機関が役割分担を話し合うなど、妊婦が行き場を失わないようにする必要がある」と話す。

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2.新型インフル 都道府県の半数が重症化対応未把握(産経新聞),産経新聞
RV=274.1 2009/09/12 07:56
キーワード:透析,妊婦,小児,8月

 新型インフルエンザに感染すると重症化しやすいとされる透析患者や小児、妊婦について、都道府県の半数以上が受け入れ可能な医療機関の把握などを行っていないことが11日、厚生労働省の調査で分かった。医療機関の体制整備のための財政支援を行っている都道府県も3割にとどまった。 調査結果によると、受け入れ医療機関の把握や、医療機関への協力要請を行っている都道府県は20〜21道県(43〜45%)。残りのほとんどが「今後行う予定」と回答した。人工呼吸器の整備補助などの財政支援を行っているのは15〜17道府県(32〜36%)だった。 重症化対策以外の外来診療体制の整備はさらに遅れている。一般患者と感染者を分けるパーテーションの設置支援を行っているのは4府県(9%)。診療所で夜間外来に輪番制の導入を検討しているのは9都道県(19%)。医療機関の待ち時間を把握し、受診先を誘導する対策を検討しているのは北海道のみだった。 厚労省は施設整備のための補助金の交付対象を8月末に拡大。すべての医療機関でパーテーションの設置費など、2分の1の補助が受けられるようになっており、厚労省は「制度を利用して積極的に取り組んでほしい」と呼びかけている。

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3.ワクチン接種1回で免疫効果=新型インフルで臨床試験−米厚生長官(時事通信),時事通信
RV=234.4 2009/09/12 14:25
キーワード:接種,試験

 【ワシントン時事】セベリウス米厚生長官は11日、ワシントンで記者会見し、新型インフルエンザのワクチン接種の臨床試験結果を発表した。健康な成人の場合、1回の接種で強い免疫効果を得られたことが確認されたとしている。分析結果は、医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(電子版)に掲載された。 セベリウス長官は「当初は2回の接種が必要と予想していたが、今回の結果で、より多くの人が早い段階で予防できる。朗報だ」と述べた。

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1.新型インフル、特有の症状? 短時間で子供が呼吸困難(産経新聞),産経新聞
RV=191.3 2009/09/13 07:56
キーワード:学会,8月,男児,脳症

 新型インフルエンザに感染した子供の呼吸状態が短時間で急激に悪化する症例が相次いでいる。持病のない健康な子供でも、高熱が出てから数時間後に呼吸困難に陥った例もあり、小学生の患者に多くみられる。季節性インフルにはみられない新型特有の症状として、医療機関が警戒を強めている。(今泉有美子) ■元気だったのに… 「朝になっても、熱が下がらないんですが…」 8月上旬の朝。小学4年の男児が、母親に連れられて東京都文京区の診療所「森こどもクリニック」を受診した。 男児は前日夕方、39・7度の発熱で同クリニックを受診。子供が高熱を出すことはよくある。森蘭子院長は解熱剤を処方し、男児は一度、帰宅したが、高熱が治まらないという。 男児は待合室で比較的元気だったが、新型感染が疑われたため、別室で診察を待っていた約30分の間に容体が急変した。森院長が別室に入ると、男児の顔は真っ青で、話ができない状態。重度の呼吸困難を起こしていた。隣にいた母親は男児の弟と絵本を読んでおり、変化に気付かなかった。 男児の急変に驚いた母親は「朝は元気だったのに…」と声を詰まらせた。森院長は「30分であそこまで容体が変わった例を季節性インフルで見たことがない」と説明する。 男児は総合病院に搬送され、回復した。森院長は「もし、容体急変に気付くのが遅れていたら、最悪の事態を招いていた可能性もあった」と振り返る。 新型インフルが拡大を続けた今月上旬、森院長は都内で開かれた小児科医の勉強会で男児の症例を報告した。すると、同席した小児科医のうち3人が同じような症例を経験していたことが分かったという。 ■小学生に集中? 東京都府中市の都立府中病院でも同様の症例が出ている。 同病院では7月下旬以降、新型と診断された子供のうち、呼吸状態が24時間以内に悪化して入院した子供が8人に上った。季節性では乳幼児が重症化するケースが多いが、患者の年齢は3〜13歳で半分以上が小学生だった。 同病院小児科の寺川敏郎医長は、「長く医師をやっているが初めての経験。重症化する子供が小学生に集中している理由も分からない」と話す。 入院した子供のうち4人にぜんそくの持病があったものの、ほかの子供にはなかった。 ■目を離すな 子供が新型に感染した場合、保護者は何に注意すればいいのか。 日本小児科学会会長で横浜市立大小児科の横田俊平教授によると、呼吸状態が悪化している子供には、問いかけに答えることができない▽呼吸が異常に速い▽鼻がビクビクする−といった症状が出るという。 「子供のインフルといえば脳症が心配されてきた。しかし、新型では呼吸状態が急激に悪化する子供もみられる」と横田教授。「季節性、新型を問わず、子供がインフルにかかったら保護者は目を離さないことが重要だ。高熱だけなら慌てる必要はないが、呼吸の状態が悪い場合には医療機関を受診してほしい」と呼びかけている。

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2.新型インフル、北京市でワクチンの無料接種が始まる(サーチナ),サーチナ
RV=183.3 2009/09/13 09:36
キーワード:接種

新型インフル、北京市でワクチンの無料接種が始まる9月13日9時36分配信サーチナ北京市では10日に、60歳以上の高齢者と小中高生を対象に新型インフルエンザワクチンの無料接種を開始した。実施期間は10月31日まで。

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3.新型インフル、北京市でワクチンの無料接種が始まる(サーチナ),サーチナ
RV=183.3 2009/09/13 09:36
キーワード:接種

 北京市では10日に、60歳以上の高齢者と小中高生を対象に新型インフルエンザワクチンの無料接種を開始した。実施期間は10月31日まで。中国新聞社が伝えた。 新型インフルエンザのワクチン接種は同市内にある医療機関489カ所で受け付けている。(編集担当:高橋大樹)

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1.新型インフル、対策室設置へ 小児科学会(産経新聞),産経新聞
RV=215.5 2009/09/14 07:57
キーワード:学会,脳症,人工,小児科,要望

 日本小児科学会は13日、新型インフルエンザに迅速に対応するための対策室を近く開設することを決めた。子供が新型インフルに感染した場合、起こしやすいとされる脳症、重症肺炎の診断や治療法を会員に周知するほか、重症や死亡例の報告を求めて今後の対策に役立てる。 また、新型では発熱してから6〜12時間の短時間で呼吸不全にいたる症例の報告が相次いでおり、こうした症例も会員に周知する。ただ、治療に必要な人工呼吸器や小児科用の集中治療室が全国的に不足しているため、同学会の理事で防衛医大小児科の野々山恵章(しげあき)教授は「今のままの状態では重症肺炎などに対応できないと危惧(きぐ)している」と話し、今後、国などに支援を要望する方針。 一方、タミフルなどの治療薬については、年齢に関係なくすべての入院患者に投与▽1〜5歳には全員に投与▽1歳未満についても医師の判断で慎重に投与−といった国立成育医療センターの方針を周知する。

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2.「発熱外来」の必要性、再度議論を(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=82.5 2009/09/14 20:38
キーワード:負担,診療

 笹川平和財団は9月14日、「新型インフルエンザ:ワクチン、パンデミック対策を問う」と題したシンポジウムを東京都内で開催した。この中で、押谷仁氏(東北大大学院医学系研究科微生物学分野教授)は、「まん延期」においては本当に治療が必要な人が医療機関を受診できるよう、患者のトリアージなどを行う「発熱外来」が本当に必要ないかについて議論する必要があるとした。 押谷氏は、原則としてすべての医療機関で新型インフルエンザの外来診療を行うとしている厚生労働省の方針について、「一般医療機関で全部診ていくというのは、感染が拡大してくる時期。それを超えると、一般医療機関のキャパシティーを超えて患者が出てくる」と指摘。ピーク時には、新型インフルエンザ患者や、新型インフルエンザ以外の理由で発熱した人々だけでなく、「心配だから」「タミフルがなくなってしまう前にもらいたいから」「病院に行って検査してもらわないと会社に行けないから」などの理由で、感染も発熱もしていない人たちが外来に来る可能性があると述べた。その上で、「感染している人と感染していない人が狭い待合室で待っているというのは、理想的な感染拡大の場所をつくってしまう」と問題視した。 押谷氏は「本当に治療が必要な人が医療機関を受診するシステムをつくらないといけない」と強調し、患者のトリアージを行う機能などを持った特別な外来の必要性を指摘した。 また、重症化例の治療の課題については、新型インフルエンザにかかり、不安を感じた患者が大病院に集中することで、本来、重症患者を受け入れるべき医療機関に外来患者が集中し、「重症患者に対応できないということが起こり得る」と指摘し、地域における役割分担が必要とした。 さらに、押谷氏は医療機関の負担を軽くする方法として、流行のピークをなるべくなだらかにすることを指摘。「仮にICUの管理が必要な患者が100人出たとして、100人が1週間で出るのと、25人ずつ4週間に分けて出るのでは負荷がかなり違う」と述べた上で、学校閉鎖など「公衆衛生対応」や「個人防御」を徹底することで、「感染が拡大するスピードを遅らせることはまだできる」とした。

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3.神奈川の5歳女児、新型インフルで急性脳炎発症(読売新聞),読売新聞
RV=80.1 2009/09/14 20:29
キーワード:脳症,女児

 神奈川県は14日、新型インフルエンザに感染した同県平塚市内の女児(5)が急性脳炎(インフルエンザ脳症)を発症し、集中治療室(ICU)で治療を受けていると発表した。容体は安定しているという。 発表によると、女児は12日朝、38・2度の熱があり、同市内の医療機関を受診。インフルエンザと診断されてタミフルを処方されたが、帰宅後にけいれん発作を起こしたり、一時意識を失ったりしたため、別の医療機関のICUに搬送された。県衛生研究所が14日に遺伝子検査を実施し、新型インフルエンザ感染が確認された。

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1.<インフルエンザ>休校など倍増、欠席者数も3.3倍に(毎日新聞),毎日新聞
RV=244.6 2009/09/15 20:34
キーワード:沖縄,学級,保育,8月

 厚生労働省は15日、インフルエンザの集団感染によって休校や学年・学級閉鎖をした学校(保育所、幼稚園、小・中・高校)が、6〜12日の1週間で2158校あったと発表した。多くの学校で夏休みが明けた前週(8月30日〜9月5日)の772校から2.8倍に増え、欠席者数も前週の3.3倍の1万9948人に上った。大半が新型インフルエンザ感染とみられる。 厚労省によると、休校113校(前週100校)、学年閉鎖407校(同169校)、学級閉鎖1638校(同503校)。都道府県別の合計では、東京372校(同127校)▽大阪205校(同66校)▽埼玉204校(同4校)の順に多く、大都市圏での増加が目立つ。前週まで減少傾向だった沖縄も45校から64校に増えた。 厚労省によると、例年の季節性インフルエンザの患者数は、冬休み明けの2週目に急増することが多い。今回の新型でも、夏休み明け2週目(6〜12日)に学校での感染が拡大している。6〜12日の推計患者数は18日に発表されるが、患者数の増加が懸念されるという。【清水健二】

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2.<新型インフル>沖縄で24歳女性が死亡 基礎疾患なく(毎日新聞),毎日新聞
RV=170.7 2009/09/15 19:24
キーワード:沖縄,基礎,8月

 沖縄県は15日、新型インフルエンザに感染した南風原(はえばる)町の女性(24)が入院先の病院で死亡したと発表した。女性に基礎疾患はなかった。厚生労働省によると、新型インフルエンザ感染による国内の死者は疑い例も含めて14人となった。20代以下の死者は初めて。基礎疾患のない人の死亡は2例目という。 沖縄県によると、女性は8月26日に発熱して病院で受診。A型インフルエンザ感染が判明し、吸入式治療薬リレンザを投与されたが、熱が下がらず31日に再受診。新型インフルエンザ感染が分かり、ウイルス性肺炎と診断されて別の病院に入院した。9月9日にくも膜下出血を併発し、15日午前11時過ぎに死亡した。 女性は3人家族で、母親と弟も新型インフルエンザに感染していたが、既に治ったという。【三森輝久】

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3.<新型インフル>献血後に感染判明 日赤が製剤回収(毎日新聞),毎日新聞
RV=142.4 2009/09/15 02:30
キーワード:献血,8月

 献血後に新型インフルエンザの感染が判明した献血から作られた血液製剤を日本赤十字社(本社・東京都)が回収していたことが14日、分かった。感染者の血液から作られた血液製剤が使用された場合、感染の危険性が否定できない。日赤品質保証課は「献血後に新型の感染や疑いが判明した場合は、すぐに連絡してほしい」と呼び掛けている。 日赤によると、8月上旬ごろ千葉県内で400ミリリットルの全血を献血した人から「新型インフルエンザと診断された」と連絡があった。調査の結果、この献血者から製造した赤血球の血液製剤が14日に医療機関に出荷されていたため、21日に回収した。 8月中旬ごろ、近畿圏内で400ミリリットルの全血を献血した人から「新型インフルエンザの疑いと診断された」と連絡があった。20日に医療機関に出荷された赤血球の血液製剤を26日に回収。いずれも未使用で、他の人への健康被害はない。 献血前には、献血者本人が体調などを問診票に記入するほか、医師による問診もある。しかし、新型インフルエンザには潜伏期間が1週間程度あり、献血者本人には感染の有無が分からない期間がある。 新型のウイルスが献血などを通して体内に侵入すると、新型を発症する危険性が低いながらもある。欧州の一部では献血中のウイルスを殺す不活化技術が導入されている。日本は不活化技術を使っておらず、献血者の自己申告に頼っているのが実情だ。 信州大病院先端細胞治療センターの下平滋隆・副センター長(細胞療法学)は「不活化技術を用いれば、血小板では保存期間を従来の4日から1週間まで延ばすこともできる。新型が大流行して献血者が減った時にも有効だ。輸血を必要とする患者を輸血感染から守るためにも、国や日赤は早急に不活化技術を導入すべきだ」と話している。【河内敏康】

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4.【新型インフル】献血者が新型インフル感染 血液製剤を回収(産経新聞),産経新聞
RV=142.4 2009/09/15 13:17
キーワード:献血,8月

 献血後に新型インフルエンザを発症した2人の血液から作った血液製剤を、日本赤十字社(東京都港区)が回収していたことが15日、分かった。同社によると、感染者の血液から作った血液製剤を使用して感染した例はないが、危険性は否定できないという。 回収された血液製剤は、それぞれ8月上旬と中旬に千葉県と近畿地方で、400ミリリットルを献血した人の血液から作られた。2人から「献血後に新型インフルを発症した」と連絡があったため、同月下旬に回収された。いずれも使われていなかった。 献血者は献血前に問診票へ体調などを記入するほか、医師による問診もあるが、献血後の血液からは新型インフルの感染は分からないという。同社は「献血後に感染が分かった場合はすぐに連絡をしてほしい」と呼びかけている。

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5.新型インフル感染 血液製剤を回収 日赤、献血後に判明(産経新聞),産経新聞
RV=142.4 2009/09/15 15:35
キーワード:献血,8月

 献血後に新型インフルエンザ感染が判明した人から作った血液製剤が医療機関に出荷され、日本赤十字社が回収していたケースが2例あったことが15日、分かった。医療機関では使用していなかった。 日赤によると、回収したのは千葉県と大阪府の赤十字血液センターから8月に出荷された血液製剤。それぞれ400ミリリットルの献血から作られたもので、献血者から後日、「新型インフルエンザと診断された」などと連絡を受けたため、同月中に回収した。 日赤は今年5月から、新型インフルエンザ対策として、献血後に新型インフルを発症した人は連絡するよう呼びかけている。今回の対応について「季節性インフルでは献血から感染した事例はないが、新型ウイルスでもあり、安全対策として回収した」としている。

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6.日赤、インフル感染者判明の血液製剤回収(産経新聞),産経新聞
RV=142.4 2009/09/15 17:51
キーワード:献血,8月

 献血後に新型インフルエンザを発症した2人の血液から作った血液製剤を、日本赤十字社(東京都港区)が回収していたことが15日、分かった。同社によると、感染者の血液から作った血液製剤を使用して感染した例はないが、危険性は否定できないという。 回収された血液製剤は、それぞれ8月上旬と中旬に千葉県と近畿圏内で、400ミリリットルの全血を献血した人の血液から作られた。2人から「献血後に新型インフルを発症した」と連絡があったため、同月下旬に回収された。いずれも使われていなかった。 献血者は献血前に問診票へ体調などを記入するほか、医師による問診もあるが、献血後の血液からは新型インフルの感染は分からないという。同社は「献血後に感染が分かった場合はすぐに連絡をしてほしい」と呼びかけている。

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1.<新型インフル>国産ワクチン臨床試験開始 200人対象に(毎日新聞),毎日新聞
RV=344.3 2009/09/16 20:18
キーワード:接種,試験,小児,8月

 厚生労働省は16日、国産の新型インフルエンザワクチンの臨床試験を17日から始めると発表した。国立病院機構の4病院で健康な成人200人を対象に実施し、10月中旬に中間報告をまとめる。大きな問題がなければ、10月下旬から対象者への接種を始める。厚労省は1人2回の接種を想定しているが、1回で十分な効果があると判明した場合は見直しも検討する。 臨床試験には8月に製造承認を受けた財団法人北里研究所のワクチンを使う。被験者を投与量で2グループ(季節性のワクチンと同量、倍量)に分け9月中に1回目、10月に2回目を接種し副作用や抗体反応を調べる。被験者は募集済みで、小児を対象にした試験は今後検討するという。 また政府がワクチンの輸入交渉をしている製薬会社ノバルティス(スイス)の日本法人は、16日から日本での臨床試験を始めたと発表した。鹿児島と大阪で成人計200人に接種して安全性を確認後、小児120人に接種する計画という。【清水健二】

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2.国内産の新型ワクチンの臨床試験、17日から(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=337.3 2009/09/16 21:43
キーワード:接種,試験,小児,治験

 厚生労働省は9月16日の記者会見で、国内産の新型インフルエンザワクチンの臨床試験を17日から開始することを明らかにした。インフルエンザでは、型が違っても製造方法が同じなら新たな承認は必要ないため、承認のための臨床試験ではなく、安全性と有効性の確認が主な目的。最初の中間報告は10月中旬になる見通し。 臨床試験は10月までに、国立病院機構の4病院で実施する。対象は健康な成人200人で、100人ずつ2グループに分けて、それぞれ0.5ml、1.0mlバイアルを3週間おきに2回接種する。採血はそれぞれの接種前と、2回目の接種の3週間後の計3回行い、抗体が増えているかどうか確認する。 使用するのは国内4メーカーの中で最も早く用意できた北里研究所の試験ワクチンで、8月に治験審査委員会の承認を受けて独立行政医薬品医薬機器総合機構(PMDA)に治験届を提出、受理されている。健康局結核感染症課の江浪武志課長補佐は「一定程度の安全性は確保できている」とした上で、有効性に関して「通常の季節性と同じ1回接種で十分な効果があるか、確認する必要がある」との認識を示した。残りの3メーカーのワクチンについては、基本的な製造方法が同じで、品質に大差がないと考えられるため、実施しない方針だという。 江浪課長補佐は、「小児の治験も必要ではないかとの意見がある。実施できるか引き続き検討する」と述べた。

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3.<新型インフル>集団感染が1.4倍増 学校中心に広がりか(毎日新聞),毎日新聞
RV=291.9 2009/09/16 19:41
キーワード:学級,沖縄,基礎,8月,都

 厚生労働省は16日、インフルエンザによる集団感染の報告が7〜13日の1週間で3284件に上り、前週(8月31日〜9月6日、2308件)の1.4倍に増えたと発表した。大半が新型インフルエンザ感染とみられ、厚労省は「同じ期間に休校や学級閉鎖が増えており、主に学校で感染が広がっている」とみている。 最多は東京の615件で、前週の364件から1.7倍に増加。大阪360件▽千葉305件▽神奈川175件▽埼玉152件▽宮城141件−−など11都道府県で100件を超えた。36都道府県で前週より増え、2週連続で減少していた沖縄も再び増加に転じて55件から64件になった。 9〜15日に新型インフルエンザで入院した患者は102人(前週156人)で、8割以上が未成年。全体の3分の2の69人には、ぜんそくなど重症化しやすいとされる基礎疾患はなかった。集中治療室には15日時点で4人が入院している。【清水健二】 ◇インフルエンザ集団感染の報告件数◇(9月7〜13日分、カッコ内は前週)北海道 122( 111)青 森  12(  11)岩 手  16(  13)宮 城 141(  68)秋 田  12(  15)山 形   6(  19)福 島  45(  48)茨 城  60(  58)栃 木  25(  19)群 馬  22(  10)埼 玉 152(  69)千 葉 305( 170)東 京 615( 364)神奈川 175( 111)新 潟  25(  36)富 山   6(   1)石 川   4(  11)福 井  13(  11)山 梨  18(  14)長 野  33(  33)岐 阜  82(  23)静 岡  43(  41)愛 知 107(  76)三 重  22(  11)滋 賀  31(  17)京 都 107(  88)大 阪 360( 316)兵 庫 102(  58)奈 良  57(  46)和歌山  13(  10)鳥 取   8(   5)島 根  11(   8)岡 山  31(  10)広 島  22(  28)山 口   5(   3)徳 島   7(  12)香 川  31(  13)愛 媛   7(  17)高 知  19(  11)福 岡 137( 102)佐 賀  19(  17)長 崎  43(  21)熊 本  59(  43)大 分  31(  42)宮 崎  40(  22)鹿児島  19(  21)沖 縄  64(  55)合 計3284(2308)

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1.新型インフルエンザ:ワクチン優先接種へ 県が対応チーム設置 /宮城(毎日新聞),毎日新聞
RV=317.7 2009/09/17 13:02
キーワード:接種,妊婦,基礎

 県新型インフルエンザ対策本部(本部長・村井嘉浩知事)は16日、生産量が限られているワクチンの接種を医療従事者や妊婦、幼児などが優先的に受けられるようにするため、「ワクチン接種対応チーム」を設置した。対応チームは、優先接種対象者の把握や接種スケジュールの調整、ワクチン流通体制の確保などにあたる。 厚生労働省は、接種の優先順位は現時点で、(1)患者診療に当たる医療従事者(2)妊婦や基礎疾患のある人(3)1歳〜就学前の幼児(4)1歳未満の乳児の両親−−としている。小中高生や65歳以上の高齢者も優先する。対応チームは、10月中旬までにワクチン接種を行う医療機関を県民に広報し、同下旬以降に接種を始めるスケジュールを検討している。 また、患者急増に合わせ、県は仙台市と共同で17日から新型インフルエンザに関する相談窓口を開設する。運営時間は午前9時から午後9時まで。電話番号は(022・211・2675)。県内各保健所も平日のみの電話相談業務を継続する。【比嘉洋】9月17日朝刊

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2.選挙:堺市長選 候補者の主張/中 /大阪(毎日新聞),毎日新聞
RV=317.7 2009/09/17 14:01
キーワード:接種,妊婦,基礎

 (届け出順) ◆設問 (1)新型インフルエンザへの対応策 (2)衆院選の市長選への影響 (3)橋下府政への評価……………………………………………………………………………………………………… ◇井関貴史氏=無新 (1)国内での流行の動向に常に気を配りながら、国の対応方針の把握と市内保健所での準備を整えます。流行時の患者受け入れ体制を検討、策定するとともに、一方で無用な混乱が起きたり、広がらないようにします。 (2)直接の影響はあまりないと思います。党派に過度にとらわれず、各候補が自らの政治的意思を存分に訴え、市民に判断してもらう選挙になると思います。次代を築く力が、重要な選択基準になると思います。 (3)旧来の政治や府政の行き詰まりを突破した力は素晴らしいと思います。堺市政に対する介入には断固、反対・抵抗しますが、個別の政策・連携・調整については、堺市民の利害・利益を念頭に判断します。 ◇木原敬介氏=無現 (1)市民への感染予防啓発を徹底します。抗インフルエンザ薬の備蓄や医療機関と連携した診療体制の整備をします。基礎疾患を有する方や妊婦らの重症化防止に全力を挙げ、万全の危機管理体制を整えます。 (2)衆院選の結果、国と地方自治体の関係は変化すると思われます。堺市は、地域主権をモットーとし、自由と自治、市民協働の市政を貫きたいと考えます。 (3)住民に最も身近な基礎自治体、とりわけ政令市として発展している堺市の行政を正しく評価し、大阪・関西の発展につながるよう、支援をお願いしたいと思います。 ◇竹山修身氏=無新 (1)集団発生の早期発見による感染拡大の抑制、重症化する患者への適切な医療の提供、ワクチン接種の準備が重要。強毒性の発生にも備えが必要で、市民の安全・安心のため、国、府、関係機関と連携して対策を進めます。 (2)国民の厳粛な判断の結果、政権交代が行われたと思います。役所の無駄遣いが選挙の争点でした。堺には膨大な無駄遣いがあります。大掃除の時が、国にも堺にも来たと考えています。 (3)財政再建に道筋をつけ、府政を府民の目線で総点検、徹底的に無駄を排除しました。私も府政改革のような大きな渦で、堺市政を刷新します。 ◇小林宏至氏=無新 (1)ワクチン接種の公費負担を堺市独自で進めると同時に、国に予算措置を求めます。重症者のためのベッドの確保など感染の規模と速度に見合った感染対策や、影響を受ける中小企業への融資など総合的な対策が必要です。 (2)自民、公明への国民の怒りが政権交代を実現させましたが、堺では自公民などオール与党で官僚市長を応援、国政と矛盾が広がっています。今回は暮らしを応援する市政を実現するかの「堺版政権選択選挙」と考えます。 (3)府政の目玉として進められている橋下維新プログラムは福祉、医療、教育、文化などにかかわる施策を大幅削減する一方で、大型公共事業はほぼそのまま継続するなど、財政再建に値しないものであると考えています。9月17日朝刊

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3.新型インフルワクチンの国内開発を開始―ノバルティスファーマ(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=301.2 2009/09/17 13:04
キーワード:接種,試験,小児

 ノバルティスファーマは9月16日、日本国内でH1N1新型インフルエンザワクチンの臨床試験を開始したと発表した。有効性と安全性を評価し接種量と回数を検討するもので、12月の終了を予定。順調にいけば年内に承認を取得して供給を開始できる見通しだ。 臨床試験では、鹿児島市内と大阪市内の医療機関で計200人の健康成人を対象に2回注射して安全性を確認し、120人の小児(生後6か月〜19歳)への接種に移行する。 今回のワクチンは細胞培養法により製造されており、スイスのノバルティス本社は7月から欧州4か国で1300人を対象に臨床試験を行っている。また、英国で実施された医師主導による100人を対象とした臨床試験では、1回目の接種で80%の被験者で抗体反応が確認され、2回目の接種後には90%以上に達したという。 米食品医薬品局(FDA)が15日に承認したノバルティスの新型インフルエンザワクチンは鶏卵培養法で製造されており、現在同社が日欧で臨床試験中のワクチンとは異なるタイプ。

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1.<新型インフル>抗がん剤治療中の患者にもリスク(毎日新聞),毎日新聞
RV=485.9 2009/09/18 11:14
キーワード:接種,透析,妊婦,静岡,小児

 新型インフルエンザで重症化するリスクが高いとして、妊婦や透析患者、小児への対策が注目されている中、抗がん剤で治療中のがん患者にもリスクがあることの周知不足を懸念する声が医療関係者から上がっている。発熱を抗がん剤の副作用と間違え、治療が遅れる恐れもあるという。専門家は「がん患者も担当医と相談の上、積極的なワクチン接種を」と呼びかけている。 静岡県立静岡がんセンターの山口建総長によると、抗がん剤の多くには白血球の数を一時的に減らす副作用がある。白血球が減ると免疫力が低下し、インフルエンザに感染すると、急速に症状が悪化する恐れがある。肺がんや肺転移で呼吸機能が低下している場合は、抗がん剤を使用していなくてもインフルエンザが重症化する危険性があるという。 がんの患者数に関する厚生労働省研究班の研究などから、重症化の恐れがある患者は「全国で数十万人は下らない」(山口総長)とみられる。しかし、抗がん剤で治療中の患者に感染症の危険性が十分説明されていないケースもあるという。 厚労省が公表したワクチン接種の実施案では、抗がん剤使用などで「免疫抑制状態」にあるがん患者は優先接種の対象になっている。 静岡がんセンター感染症科の大曲貴夫(のりお)部長は「免疫や呼吸機能が低下したがん患者は、ワクチンで重症化のリスクを減らせる可能性があるため、積極的に受けるべきだ。感染した恐れがある場合は、すぐに抗インフルエンザ薬を投与してほしい。近くにいる家族も手洗いを徹底し、人込みを避けるなどして感染に注意を」と呼びかけている。【前谷宏】

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2.優先接種の基礎疾患、「定義」案を公表−厚労省(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=426.1 2009/09/18 22:57
キーワード:接種,試験,保育,基礎,小児

 厚生労働省は9月18日、国立感染症研究所感染症情報センターで、5回目となる「新型インフルエンザワクチンに関する意見交換会」を開いた。意見交換会では厚労省側が、ワクチン優先接種の対象とする基礎疾患の定義についての案を提示。慢性呼吸器疾患や慢性心疾患など、大きく分けて9項目の疾患を挙げた。また、ワクチンの接種回数や、季節性と新型のインフルエンザワクチンの同時接種についての方針案も示した。厚労省は24日にも再度、意見交換会を開く予定で、月内に優先接種の対象を固める方針だ。 この日の検討会には、厚労省の担当者以外では、新型インフルエンザ対策本部専門家諮問委員会の委員の尾身茂・自治医科大教授と岡部信彦・国立感染症研究所感染症情報センター長、川名明彦・防衛医科大教授の3人が参加した。 意見交換会ではまず、厚労省側がワクチンの優先接種の対象となる基礎疾患の案を提示。大きく分けて、▽慢性呼吸器疾患▽慢性心疾患▽慢性腎疾患▽肝硬変▽神経疾患・神経筋疾患▽血液疾患▽糖尿病▽疾患や治療に伴う免疫抑制状態▽小児の疾患―の9項目を挙げ、それぞれの疾患について、特に優先接種の対象とすべき人の定義を詳述したもので、参加者からは一部修正を求める意見が出たが、大筋では了承された。■接種回数、同時接種の方向性は また厚労省は、ワクチンの接種回数についての「今後の対応方針(案)」を提示。案では、国産ワクチンについては、当面2回接種の方針で接種体制の整備を進めるが、今後国産ワクチンの臨床試験の中間結果などを踏まえ、1回接種の有効性についても検討するとしている。輸入ワクチンについては、「2回接種を前提に」体制の整備を進めるが、最終的には特例承認時に、それまでに得られた国内外の臨床試験のデータなどを踏まえて検討するとしている。 季節性と新型のワクチンの同時接種については、厚労省側が現在のガイドラインでも「禁止されているわけではない」とした上で、既存の製法による国内ワクチンと季節性ワクチンの同時接種について、医師が必要と認めた場合には実施可能であることを周知する方針を示した。ただ、アジュバント入りの輸入ワクチンと季節性ワクチンの同時接種については、別途の検討が必要とし、「当面の間は差し控えることが望ましい」としている。また参加者からは、季節性ワクチンも例年通り接種すべきとの方針を厚労省から明確に発信してほしいとの意見が出た。■保育関係者、受験生も接種を このほか厚労省は、9月6-13日に実施した、ワクチン接種の在り方に関する「素案」に対するパブリックコメントの状況について説明した。2993の個人と団体から4345件の意見が集まったとした上で、多数意見を中心に紹介。「保育関係者にも接種すべき」(341件)、「受験生、予備校生、浪人生にも接種すべき」(200件)、「若い世代(主に小中高生)への接種を優先すべき」(179件)などの意見があったとした。

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3.新型インフルワクチン承認=月内に接種開始へ−豪当局(時事通信),時事通信
RV=388.1 2009/09/18 16:11
キーワード:接種,妊婦,試験,基礎

 【シドニー時事】オーストラリアのロクソン保健・高齢化問題相は18日、豪CSL社製の新型インフルエンザ用ワクチンが薬品審査当局により承認されたと発表した。今月中に一般向け接種を開始する。ただし、遅れて臨床試験が始まった9歳以下の子供向けは今回の承認には含まれておらず、近く判断が下されるとしている。 CSL社製ワクチンは15日には米食品医薬品局(FDA)からも承認を受けている。豪政府は2100万人分のワクチンを購入しており、「国民全員に十分な量」と説明している。400万人分以上が既に主要都市の倉庫にあり、来週から病院などへの配布を開始する。接種に当たっては、患者と接する医療従事者のほか、基礎疾患のある人や妊婦ら高リスク者を優先する方針。

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1.新型インフル 透析患者に不安まん延 東北(河北新報),河北新報
RV=385.7 2009/09/19 06:14
キーワード:接種,透析,妊婦

 新型インフルエンザ感染が拡大する中、妊婦などと並んで重症化のリスクが高いとされる人工透析患者に不安が広がっている。日本透析医学会の統計では、東北6県の透析患者は約2万人。通院する患者らの院内感染防止や、重症患者の受け入れにどう対応するのか、各医療機関も対策に追われている。 「感染したらどうなってしまうのか、いつごろから予防接種を受けられるのか。気が気でない」 糖尿病による腎不全で人工透析を受ける福島県内の会社経営の男性(53)は不安を募らせる。 腎臓疾患が進行した患者の多くは、体内の老廃物を除去する透析治療を週3回ほど受けながら生活する。腎機能の低下により免疫力が弱く、国内では新型インフルエンザ感染による死者も出た。 男性は「子どもが学校で感染しないかなど心配は尽きない」と漏らす。 医療機関も神経をとがらせる。120人の透析患者が通う仙台社会保険病院(仙台市青葉区)は、感染の疑いのある患者が透析を受ける際、ほかの患者にうつさないよう、ベッドに取り付けるビニール製の隔離ブースを人工透析室に導入した。 感染で重症化した透析患者がほかの医療機関から搬送されてくる事態も想定。腎臓病棟の一角を感染者専用とし、ほかの透析患者の病室と隔てることを決めた。 毎月2、3件の腎臓移植手術も行う同院では、移植後の患者への対応も課題だ。移植患者は移植臓器への拒絶反応を抑える免疫抑制剤を服用するため、感染症にかかりやすい。新型インフルエンザ患者と接触しないよう、病室内に簡易トイレの設置などを検討する。 岩手医大病院(盛岡市)は、入院患者への面会制限に踏み切った。合併症で入院する透析患者が多いため、来院者からの感染を防ぐ措置という。 約130人が透析に通う栗原市の達内科小児科クリニックでは、一般患者と透析患者が院内で接触する可能性のあるエックス線室前に、透明スクリーンと空気清浄器を備えた空間を設け、隔離を図った。 佐藤自伸院長は「透析室が一つしかないため、透析患者が感染した場合は、時間外の夜間に透析してもらうしかない」と言う。 透析患者本人の心掛けとして、仙台社会保険病院の田熊淑男院長は「人込みではマスクをし、症状が出たら、まず腎臓のかかりつけの医療機関に電話で相談してほしい」と強調。「家族が感染した場合は自分に症状がなくても連絡し、早めに抗ウイルス薬を服用するよう勧めたい」と話している。

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2.新型インフル 国内の感染者、1週間で23%増(産経新聞),産経新聞
RV=295.5 2009/09/19 07:56
キーワード:接種,男児,前週

 新型インフルエンザの感染者報告数が13日までの1週間で1万5382人となり、前週(1万2515人)より23%増加していたことが18日、国立感染症研究所(感染研)の調べで分かった。全国約5千カ所の定点医療機関から報告された数字。感染研では全国の新たな感染者を約18万人と推計している。増加は10週連続。過去2週は4%程度の微増だったが、都市圏を中心に再び大きく増えた。 感染者の5割が10代で、夏休みが終わって学校が再開された影響とみられる。 一方、ワクチン接種の優先順位を議論する厚生労働省の意見交換会が同日あり、「慢性呼吸器疾患」など9種類の持病を優先することで大筋合意した。 優先されるほかの持病は慢性心疾患▽慢性腎疾患▽肝硬変▽神経疾患・神経筋疾患▽血液疾患▽糖尿病▽疾患や治療に伴う免疫抑制状態▽子供の疾患。ワクチン接種をする際に現場の医師が参考にする「ガイドライン」として位置付けられる。 また、厚労省は医師が患者の症状や地域の感染症状から判断し、タミフルなどを早期に投与するよう求める通知を都道府県に出すことを決めた。17日に死亡した横浜市の男児(12)に関し、ほかの治療が優先されタミフルなどの投与がされなかったため。

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3.騎馬戦中止、お化け屋敷ダメ…学校行事に影(読売新聞),読売新聞
RV=193.5 2009/09/19 22:55
キーワード:学級,沖縄,8月

 新型インフルエンザが秋の学校行事に影を落としている。 「欠席者が増え、練習がままならない」と運動会を延期する学校が相次ぎ、感染拡大を防ぐため、生徒同士の接触が多い「組み体操」などの人気競技がプログラムから消えた。10月以降、流行のピークが来ると予測されているため、修学旅行を前倒しで実施するところも。どの行事も子どもたちが心待ちにしているだけに、規模の縮小などが最小限になるよう、各校は対応に苦慮している。 ◆文化祭の公開中止◆ 高知県の山間部にある佐川町立黒岩中学校。全校生徒24人。新型インフルエンザで今月9〜11日に学校閉鎖となり、20日に予定していた運動会を27日に延期した。県無形文化財の盆踊りを披露するのが恒例だが、「指導してくれる地域の人に感染を広げるわけにはいかない」と断念。松田光香校長は「地元にとって運動会は大イベント。400年以上の歴史がある盆踊りを伝承する場でもあり、残念」と話す。 同1〜6日、学級閉鎖のあった福井県立敦賀高。同4日の体育祭では騎馬戦や綱引き、大縄跳びなど、生徒が密着する種目をことごとく中止した。高知県四万十市立中村中では「ピラミッドの一番下を支える生徒がもし当日欠席したら……」と、組み体操を取りやめた。 屋内での感染の広がりも懸念される。堺市立三宝小は12月、6年生が教室で開く「お化け屋敷」を、「狭い教室を密室状態にするのは好ましくない」として中止を決めた。大阪府立箕面高は今月12日の文化祭について、保護者らへの公開をやめた。 ◆修学旅行は日程ギリギリ◆ 島根県浜田市立一中の2年生は今月16日から2泊3日で大阪などを修学旅行で訪れる計画だったが延期に。9〜11日に学年閉鎖にしたためで、同校は「生徒が楽しみにしている。年明けに万全の体調で行かせたい」と安全策を取った。一方、徳島県の吉野川市立種野小は感染者が増える時期を避け、11月に予定していた京都などへの修学旅行を前倒しで今月に実施した。 大阪府の大阪狭山市立第三中は、当初5月だった3年生の沖縄旅行を、今月25〜27日に変更したが、「受験も控え、日程はこれ以上変えられない。今後感染が拡大したら中止も考えざるを得ない」とする。 ◆発熱専用の保健室も◆ バスや列車通学が多い徳島市の鳴門教育大付属小。8月末から児童に登下校時のマスク着用を義務づけ、空き教室を発熱専用の保健室にしている。 奈良県の田原本町立田原本小では給食前、消毒液をつけたペーパータオルで児童の机をふく。ほかにも、エアコンを使わず大型扇風機を新設して換気に気を配ったり、「37・5度以上の児童が10人を超えた場合、全員の体温を測る」など、健康把握の独自マニュアルを作ったりした学校もある。 浦島充佳・東京慈恵医大准教授(疫学)の話「新型インフルエンザに感染しても、症状が軽いまま治る人が少なくないことがわかってきた。健康そうに見える児童・生徒が学校行事で感染を拡大させる可能性もある。マスクの着用や手洗い、うがいを怠らず、室内の活動はリスクが高くなるので換気の徹底が必要。特に、重症化が懸念されるぜんそくなど慢性疾患のある子にうつらないよう、対策を保護者らとよく相談してほしい」

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1.新型インフル、妊婦向けに防腐剤なしワクチン(読売新聞),読売新聞
RV=272.4 2009/09/20 03:05
キーワード:接種,妊婦

 厚生労働省は、新型インフルエンザに感染すると重症化するリスクが高い妊婦のために、胎児への影響が不明な有機水銀系の防腐剤が入っていないワクチンを供給することを決めた。 国内の妊婦をほぼカバーできる約100万人分の製造を、国内のメーカーが進めている。11月中旬ごろから、普通のワクチンと選択できるようになる見込みだ。 通常のインフルエンザワクチンは、10ミリ・リットルか1ミリ・リットルの小瓶に入っている。この小瓶から、13歳以上は1回0・5ミリ・リットル、6歳以上13歳未満は0・3ミリ・リットルなどと、年齢に応じて決められた使用量を注射器で吸い出して使う。そのため、雑菌が混入、繁殖しないよう、エチル水銀系の防腐剤などが使われている。 新しい妊婦用ワクチンは小瓶を使わず、製造段階で使い捨て注射器に1回分(0・5ミリ・リットル)を封入することによって、雑菌の混入を防ぐ仕組み。 エチル水銀は重大な健康被害はないとされているが、胎児への影響は不明。国内では従来、妊婦へのワクチン接種を極力避けてきた経緯がある。

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2.行政ファイル:米子西高などで集団感染 /鳥取(毎日新聞),毎日新聞
RV=148.4 2009/09/20 15:01
キーワード:学級,休園,9月

 県立米子西高校(米子市大谷町)で4人が新型インフルエンザに感染。24日に1年生の1学級を閉鎖する。鳥取市立美保小学校(鳥取市吉成1)では8人が感染。学級や学校は閉鎖しない。私立稲葉幼稚園(鳥取市滝山)では2人が感染。休園措置はとらない。県内の集団感染は48件になった。=県新型インフルエンザ対策本部発表9月20日朝刊

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3.<雑記帳>インフルエンザウイルスをたおせ(毎日新聞),毎日新聞
RV=107.1 2009/09/20 20:14
キーワード:学級,10月

 新型インフルエンザによる学級閉鎖が広がる中、小学館は月刊誌「小学一年生」の10月号に読み切り漫画「インフルエンザウイルスをたおせ!!」を掲載し、同誌ホームページでも公開している。 少年とヒロインの「リンパ球」が、アクション満載でウイルスと戦う物語。「ばいきん(細菌)をドッジボールとすると、ウイルスはビー玉くらい」と、ミクロの世界を分かりやすく解説している。 ウイルスをやっつけるのに何より大切だと訴えているのが「早ね、早おきをして、ごはんをきちんとたべること」。予防ついでに、言うことを聞くいい子になってほしいというのが親の願い?【清水健二】

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1.新型インフル、ワクチン費用を全国一律に(読売新聞),読売新聞
RV=286.8 2009/09/21 19:05
キーワード:接種,負担,診療

 厚生労働省は、新型インフルエンザワクチンの接種費用を全国一律にする方針を固めた。 保険診療ではない予防接種は、一部を除いて費用が医療機関ごとに異なる。厚労省は接種を請け負う医療機関に金額をあらかじめ示す方向で検討し、地域や施設で格差が出ないよう配慮する。 厚労省は新型インフルエンザワクチンについて、接種費用を自己負担してもらうよう調整しており、2回接種で6000円〜8000円程度になる。生活保護世帯など低所得者は負担を軽減する。10月下旬から、まず医療従事者に接種し、来年3月までに計約5400万人に打つ方針だ。 ワクチン接種は本来、予防接種法で国が勧奨する疾病を除いて自己負担となり、メーカーや医療機関がワクチン代や診察代、注射料を自由に設定できる。接種率を上げるため、費用を助成している自治体もある。 このため、財政が厳しい自治体から「新型インフルエンザ対策は全国で行う。費用負担で地域格差が生じないようにしてほしい」との要望が上がっていた。 厚労省によると、新型インフルエンザワクチンは、国がメーカーから買い上げ、医師会と市町村がとりまとめた医療機関に販売。医療機関が接種と共に費用を徴収することになる。

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2.<新型インフル>輸入ワクチンの免責検討(毎日新聞),毎日新聞
RV=284.4 2009/09/21 02:30
キーワード:接種,副作用,製薬

 新型インフルエンザの輸入ワクチンについて、副作用被害による訴訟が起きた場合、製薬会社の訴訟費用や賠償金を国が肩代わりする方向で検討が進められていることが分かった。厚生労働省によると、製薬会社がワクチン販売の条件として、副作用に関する免責を求めていることを受けた対応。こうした契約を製薬会社と結ぶには法整備が必要で、今後政府内で臨時国会提出に向けた立法準備が本格化する。【清水健二】 厚労省が想定する年度内ワクチン接種対象者は約5400万人。国内で生産できるワクチンは1人2回接種とすると最大3000万人分で、不足分は輸入でまかなう計画だ。 輸入は、製薬会社大手のグラクソ・スミスクライン(英国)とノバルティス(スイス)の2社と交渉。厚労省によると、両社はどの国に対しても免責を契約に盛り込むよう求めており同意しない限り成約は難しい状況という。 日本の場合、医薬品の副作用に対し、製薬会社や医師らの過失の有無にかかわらず、製薬会社の拠出金から一定額が支払われる救済制度がある。しかし、被害者がそのうえで損害賠償訴訟を起こすことも可能。各国で訴訟が相次ぐと、製薬会社は経営が圧迫されるリスクがあるため、免責を求めている。ただし、国が金額の上限を定めない契約を結ぶことは財政法上の制約があり、厚労省医薬食品局は「支出の根拠になる法律が必要」としている。政府は臨時国会に向けた詰めの作業に入る。 厚労省によると、米国などには、被害者が公的補償を受ける場合は、製薬会社などへの訴訟を起こせなくなる制度がある。こうした場合新たな免責は必要ないが、憲法で保障された裁判を受ける権利とも関連し、日本での導入は簡単ではない。 ◇ことば 新型インフルエンザワクチン 日本が輸入を検討しているワクチンには、日本で不使用の免疫増強剤が入っており、日本で確立されていない細胞培養の技術も使われる。薬事法の承認を経て、早ければ12月下旬から接種が始まる。国内生産分は従来の季節性向けと同様の鶏卵を使った方法で製造され、10月下旬接種開始の見通し。

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3.<新型インフルエンザ>輸入ワクチン、免責検討 副作用訴訟、国が肩代わり(毎日新聞),毎日新聞
RV=284.4 2009/09/21 13:05
キーワード:接種,副作用,製薬

 新型インフルエンザの輸入ワクチンについて、副作用被害による訴訟が起きた場合、製薬会社の訴訟費用や賠償金を国が肩代わりする方向で検討が進められていることが分かった。厚生労働省によると、製薬会社がワクチン販売の条件として、副作用に関する免責を求めていることを受けた対応。こうした契約を製薬会社と結ぶには法整備が必要で、今後政府内で臨時国会提出に向けた立法準備が本格化する。【清水健二】 厚労省が想定する年度内ワクチン接種対象者は約5400万人。国内で生産できるワクチンは1人2回接種とすると最大3000万人分で、不足分は輸入でまかなう計画だ。 輸入は、製薬会社大手のグラクソ・スミスクライン(英国)とノバルティス(スイス)の2社と交渉。厚労省によると、両社はどの国に対しても免責を契約に盛り込むよう求めており同意しない限り成約は難しい状況という。 日本の場合、医薬品の副作用に対し、製薬会社や医師らの過失の有無にかかわらず、製薬会社の拠出金から一定額が支払われる救済制度がある。しかし、被害者がそのうえで損害賠償訴訟を起こすことも可能。各国で訴訟が相次ぐと、製薬会社は経営が圧迫されるリスクがあるため、免責を求めている。ただし、国が金額の上限を定めない契約を結ぶことは財政法上の制約があり、厚労省医薬食品局は「支出の根拠になる法律が必要」としている。政府は臨時国会に向けた詰めの作業に入る。 厚労省によると、米国などには、被害者が公的補償を受ける場合は、製薬会社などへの訴訟を起こせなくなる制度がある。こうした場合新たな免責は必要ないが、憲法で保障された裁判を受ける権利とも関連し、日本での導入は簡単ではない。

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1.9歳以下はワクチン接種2回=新型インフルの臨床試験結果−米(時事通信),時事通信
RV=268.2 2009/09/22 10:22
キーワード:接種,試験

 【ワシントン時事】米国立アレルギー感染症研究所は21日、子供への新型インフルエンザのワクチン接種の臨床試験結果を公表した。健康な10〜17歳では成人同様、1回の接種で免疫効果を得られたが、9歳以下では2回の接種が必要なことが分かった。 試験は8月中旬から米国内5カ所で、年齢層を3グループに分け、フランスのサノフィ・パスツール社製のワクチンを使って実施。ワクチン効果を高める免疫補助剤(アジュバンド)は添加せず、ワクチン15マイクログラムを1回投与した。 その結果、10〜17歳では投与後8〜10日で76%に免疫効果が確認された。一方、3〜9歳では36%、生後6カ月〜35カ月では25%にしか効果がなく、2回の接種が必要と判断された。 同研究所は、接種回数について「いずれも季節性インフルエンザのワクチン接種と同じで、勇気づけられる結果だ」としている。

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2.<新型インフル>感染の7歳男児死亡 脳症死因は初 滋賀(毎日新聞),毎日新聞
RV=256.1 2009/09/22 14:57
キーワード:学級,男児,脳症,人工,学年

 滋賀県は22日、新型インフルエンザに感染した同県守山市の市立小学1年の男児(7)が死亡したと発表した。死因はインフルエンザ脳症。厚生労働省によると、国内の新型インフルエンザ感染者の死亡は18人目で、最年少。インフルエンザ脳症による死者は初めてという。 県によると、男児は19日朝からせきと発熱を訴えて受診し、解熱剤とせき止めを処方された。翌20日も40.6度の高熱が続いたため別の医療機関で受診し、簡易検査ではA型インフルエンザ陽性だった。 おう吐やけいれんの症状が出たため入院し、人工呼吸器をつけ、タミフル投与の治療を受けたが、意識不明となり容態が安定しないため、大津市内の別の病院に転院。21日には遺伝子検査で新型インフルエンザ感染が確認された。同日夕、容態が急変して34.6度の低体温に陥り、夜に死亡した。 県によると、男児は、数カ月に1度発熱する周期性発熱症候群の疑いがあると診断されていたという。男児が通う小学校では先週末から、別の学年の1クラスが新型インフルエンザで学級閉鎖となっている。【中本泰代】

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3.新型インフルで守山の7歳男児死亡 国内最年少、脳症で初(京都新聞),京都新聞
RV=237.1 2009/09/22 18:19
キーワード:基礎,男児,脳症,小児科,人工

 滋賀県は22日、新型インフルエンザにかかり、病院の集中治療室(ICU)に入院していた守山市の小学1年男児(7)が、インフルエンザ脳症を発症して死亡した、と発表した。新型インフルによる死者は県内で初めて。全国では18人目で最年少となり、インフルエンザ脳症による死亡例は国内初という。 県健康推進課によると、男児には原因不明の発熱を繰り返す周期性発熱症候群の基礎疾患があった。19日朝に発熱やせきがあり、解熱剤とせき止めを処方されたが、20日も40度以上の発熱が続いた。けいれんや意識混濁などの症状からインフルエンザ脳症が疑われ、ICUで人工呼吸器を付け、タミフル投与など治療を続けてきた。 容体が安定しないため、20日中に転院して小児科病棟に入院したが、21日夕より体温が下がって血圧も低下し、同日夜に亡くなった、という。

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1.<新型インフル>年長児にも脳症発生 日本小児科学会で報告(毎日新聞),毎日新聞
RV=285.1 2009/09/23 21:24
キーワード:沖縄,学会,脳症,小児,小児科

 東京都内で23日に開かれた日本小児科学会の新型インフルエンザ緊急フォーラムで、季節性に比べ年齢の高い小児の脳症が多く発生していることが報告された。同学会は学会内に対策室を設け、重症例の把握に乗り出す。 同学会によると、季節性インフルエンザの場合、脳症は2〜4歳に多い。しかし、23日までに判明した新型インフルエンザでは、小児の脳症20例のうち、患者が最も多いのは7歳で、10歳以上も約4分の1を占めた。脳症患者の約2割に、ぜんそくの持病があった。 14例あった重症肺炎(ARDS)では、5例でぜんそくの持病があった。都内の病院は、季節性では少ない呼吸障害の入院患者が、新型では8割以上を占めたと報告した。 全国で最も早く流行した沖縄県の県立南部医療センター・こども医療センター(南風原町)は、ピーク時の1週間に5人の小児が肺炎や脳症の疑い、心筋炎などで相次いで入院。小児用集中治療室が満員になり、手術の延期などで対応したことを報告した。うち8歳以上が3人で、年長児が多い傾向という。同センターの中矢代真美医長は「流行が始まる前に、各地域で重症の子供をどれだけ治療できるか確認し、体制を整えてほしい」と話した。 同学会は会員の小児科医に対し、肺炎や脳症、心筋炎などの重症例や、治療過程を報告するよう要請しており、重症例の治療ガイドラインを近く公表する方針だ。【江口一】 【ことば】▽インフルエンザ脳症▽ 急な高熱の後、突然けいれんが続いたり、意味不明の言動や意識障害を起こす。体内のウイルスへの免疫反応が激しすぎて脳が腫れたり、血管や臓器が傷ついて発症するとみられている。

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2.新型インフル 脳症や重症肺炎を防げ 小児科学会が診療指針など公表(産経新聞),産経新聞
RV=270.6 2009/09/23 20:52
キーワード:学会,静岡,脳症,小児,小児科

 新型インフルエンザの流行拡大に対応するため、日本小児科学会は23日、緊急フォーラムを開き、新型で相次ぐインフル脳症の治療に関する指針の改訂版や重症肺炎の診療戦略を公表。小児の重症例への対応を検討した。 インフル脳症に関して同学会は平成17年11月に治療指針を策定。病態の解明に伴い2年前から改訂に向けた研究を進めてきた。 改訂指針では「簡易検査などでインフルの感染が確認され、意識障害が半日〜1日続いた場合」をインフル脳症と定義。診療所などで感染が疑われた場合、意識障害がみられたり、異常言動・行動が1時間以上続く場合にはより設備の整った医療機関に搬送するなどの初期対応や具体的な治療法を示した。 新型インフルではこれまでに20例の脳症が報告され、21日に初の死者が出ている。季節性では1〜3歳で発症することが多いが、新型では平均7・9歳と年齢が大幅に高くなっているのが特徴だ。同学会の理事長で横浜市立大小児科の横田俊平教授は「新型インフルの特徴は、まだ分からない部分が多いが、季節性とは異なる症例がみられる」と話している。 また、同学会が全国の小児科の入院施設がある医療機関を調査したところ14例の重症肺炎が報告された。季節性に比べ新型では肺でインフルエンザウイルスが増殖し、発熱から短時間で重症化するケースが多い。この日のフォーラムでは静岡県立こども病院小児集中治療センターの植田育也センター長らが作成した重症肺炎の診療戦略も示された。 細菌性肺炎を合併した場合や気管挿管を適応すべき症例についての治療法などを具体的に示している。

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3.新型インフル大流行に備えろ 肺炎予防プロジェクト発足(産経新聞),産経新聞
RV=208.5 2009/09/23 09:13
キーワード:接種

 日本人の死因第4位で、5分に1人が死亡している「肺炎」。中でも高齢者はインフルエンザにかかると肺炎を併発しやすく、命とりになりかねない。新型インフルエンザの大流行を前に危機感を強めた肺炎治療の専門家らがプロジェクトを発足、改めて予防の重要性を訴えている。(中曽根聖子) ≪高齢者が9割≫ 日本人の3大死因と言えば、がん、心疾患、脳血管疾患。しかし、第4位が肺炎であることは意外と知られていない。肺炎で死亡した人は平成18年には10万7000人を超え、その95%を65歳以上の高齢者が占めている。 こうした実態を踏まえ、全国老人保健施設協会や肺炎治療の専門家らでつくる「肺炎予防推進プロジェクト」が発足、啓発活動を開始した。 2年前に急性肺炎を患い、プロジェクトに賛同する俳優の中尾彬さんも「64年間医者にかかったことがないのが自慢だったのに、ちょっとした風邪をこじらせて肺炎になりました。一時は生存率20%と宣告され、改めてこの病気の怖さを知りました」とその経験を語る。 プロジェクトの顧問で日本医科大呼吸ケアクリニックの木田厚瑞(こうずい)所長は「お年寄りは加齢に伴って菌の侵入に対する免疫力が低下し、気道の防御機構もうまく働かなくなるため細菌性の肺炎にかかりやすい」と説明する。 特に高齢者の場合は高熱やせき、呼吸困難など典型的な症状に乏しく、診断が手遅れになるケースも多い。木田所長は「うがい、手洗いの励行、マスクの着用など日常生活での予防と、早期発見をを心がけることが何よりも肝心」と指摘する。 ≪早めにワクチン≫ 新型インフルの大流行を前に木田所長がすすめるのが、予防効果の高い肺炎球菌ワクチンの接種。肺炎を引き起こす病原体の中でも最も頻度が高く重症化しやすいのが肺炎球菌だが、1回のワクチン接種で効果は5年以上持続する。季節性ではインフルエンザワクチンとの併用で、死亡リスクを8割減らせるという。 しかし、ワクチン接種率は米国で65%を超えるのに対し、日本ではわずか5%で認知度も低い。「新型インフルでも肺炎を併発して亡くなる人が多いことが分かってきた。かかっても重症化しないよう早めにワクチンの接種をしておくことが重要」と呼びかける。 プロジェクトでは、肺炎球菌感染症に関するコールセンター((電)0120・66・8910)を来年3月まで開設するほか、啓発イベントやウエブサイトでの情報提供を行う。

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1.国産ワクチン、年度末までに2700万人分(読売新聞),読売新聞
RV=469.1 2009/09/24 21:36
キーワード:接種,妊婦,試験,保育,小児

 厚生労働省は24日、国産の新型インフルエンザワクチンについて、年度末までに1800万人分としていた従来の確保可能量を2700万人分に上方修正した。 同日開いた専門家らの意見交換会で示した。 交換会では、医師や妊婦、持病がある人から計5400万人に接種するという厚労省案に大筋で合意した。近く政府方針として成案化する。 5400万人の内訳は、医療従事者、妊婦と持病のある人、1歳から就学前の小児、1歳未満の乳児の両親で計約1900万人。さらに小中高校生約1400万人と、高齢者約2100万人が含まれている。 優先接種の順位について、対象者本人が接種を受けられない健康状態の場合は、保護者に接種することにした。しかし、国民から「優先接種の対象に」との意見が多かった保育関係者と受験生については、「今回のワクチンの目的は死亡者や重症者の数を減らすこと」として、対象に含めなかった。発症した受験生については、再試験などの配慮を教育関係者に求める。 ワクチンの確保量は、製剤化する際の方法を見直したことで、増えたという。

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2.<新型インフル>ワクチン接種、1回分を全額助成…深谷市(毎日新聞),毎日新聞
RV=403.9 2009/09/24 21:29
キーワード:接種,妊婦,小児,基礎

 埼玉県深谷市は、10月下旬から始まる新型インフルエンザのワクチン接種について、市内の医療従事者や妊婦らを対象に、1人2回接種するうち1回分の費用を全額助成する。市議会が24日、助成にかかわる補正予算案を可決した。 厚生労働省は計6000〜8000円かかる接種の自己負担を決めている。同省新型インフルエンザ対策推進本部は「自治体による助成は聞いたことがない」と話している。 市によると、助成するのは厚労省が優先接種対象とした▽医療従事者▽妊婦や基礎疾患のある人▽1歳から就学前の小児▽1歳未満の小児の親。助成対象を2万3853人、計約4770万円を見込んでいる。 また、同県北本市も10月から1〜5歳を対象に、季節性インフルエンザと同様の扱いで新型の予防接種に1回1000円を助成する。【平川昌範】

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3.<新型インフル>小学校低学年も優先接種…厚労省方針(毎日新聞),毎日新聞
RV=403.9 2009/09/24 23:35
キーワード:接種,妊婦,小児,基礎

 厚生労働省は24日、新型インフルエンザワクチンの優先接種の対象者に小学校低学年(1〜3年、約350万人)を追加する方針を決めた。国産ワクチンの今年度内の生産見通しが「最少で1800万人分」から2700万人分に上方修正されたほか、重症者の中で10歳未満の小児が占める割合が高いことを考慮した。来週開かれる政府対策本部で正式決定する。 厚労省はこれまで国産ワクチンを用いて優先的に接種する対象者を、医療従事者▽妊婦▽基礎疾患(持病)がある人▽1歳以上で就学前の小児▽1歳未満の小児の保護者など(計約1900万人)−−とし、小中高校生と高齢者は輸入ワクチンを接種する「その他の接種対象者」とした。 しかし、この日の厚労省専門家会合でワクチン生産見通しが改められたほか、「これまでの重症例は10歳未満が8割を占めており、(リスクの高い)小学校低学年も優先接種対象者に含めるべきだ」との意見が相次いだ。 このほか専門家会合では、既に今回の新型ウイルスに感染したことが遺伝子(PCR)検査で確認された人は、接種の必要がないとの見解でも一致。また国民から「受験生にも優先接種すべきだ」との意見が寄せられたが、「重症化や死亡のリスクが高い人が優先接種の対象。受験生については教育関係者を中心に受験機会の確保などの検討を進めてもらう」とした。【江口一、清水健二】

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4.ワクチン供給見積もり、2700万人分に―厚労省(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=403.9 2009/09/24 23:44
キーワード:接種,妊婦,小児,基礎

 厚生労働省は9月24日、6回目となる「新型インフルエンザワクチンに関する意見交換会」を開いた。厚労省側は、4日に示したワクチン接種の優先順位の素案の改訂案を提示。優先接種対象者のうち、アレルギーなどの理由でワクチンを接種できない人の保護者などを新たに対象とすることを提案した。また、国産ワクチンの供給量の見積もりを2700万人分とし、素案の1800万人分から大幅に引き上げるとした。これを受け参加者からは、小学校低学年のグループも優先接種の対象にすべきとの意見が出た。 この日の意見交換会には、厚労省の担当者以外では、政府の新型インフルエンザ対策本部専門家諮問委員会の委員の尾身茂・自治医科大教授と河岡義裕・東大医科学研究所感染症国際研究センター長などが参加。また、岡部信彦・国立感染症研究所感染症情報センター長が電話会議の形で参加した。 厚労省側は改訂案で、「死亡や重症化のリスクが高い者」と、こうした人の「治療に従事する者」を優先することを、より明確に打ち出すことを提案。一方、社会機能の維持にかかわる者については、死亡者や重症者の発生を減らすとの目的にかんがみ、優先接種の対象とはしないとした。 また厚労省は、優先接種の対象者のうち、アレルギーなどが理由でワクチンの接種ができない人の保護者や常時世話をしている同居家族も、新たに優先接種の対象に加えることを提案。具体的には、優先接種対象のうち、▽過去に同様の成分によってアナフィラキシーを呈したことがあり予防接種ができない者▽高度の免疫不全のため予防接種により免疫をつけることができない者-の保護者などを対象にするとした。 その上で、▽インフルエンザ患者の診療に直接従事する医療従事者▽妊婦及び基礎疾患を有する者(この中でも、1歳―就学前の小児の接種を優先)▽1歳―就学前の小児▽1歳未満の小児の保護者及び優先接種対象者のうち予防接種が受けられない者の保護者等―の順に優先的に接種を行うことを提案した。 さらに改訂案では、供給可能な国産ワクチンの量の見積もりを、素案の1800万人分から2700万人分に引き上げた。当初、ウイルスがうまく増殖しない可能性を想定して計画を立てていたことなどが理由。 これを受けて尾身氏は、「10歳以下の児童の死亡率が高い」などと指摘した上で、小学校の低学年のグループを優先接種の対象とすることを提案。厚労省側も検討するとした。■月内の決定は難しい? 厚労省の担当者は意見交換会終了後、ワクチンの優先接種対象者を月内に確定できない可能性があるとの見方を示した。厚労省によると、ワクチン接種の優先順位は、最終的には政府の新型インフルエンザ対策本部で決定される。厚労省は当初、月内に優先順位を確定するとの方針を示していた。

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1.新型インフルエンザ:年内に人口2割感染 重症者、1日50人に−−県が予測 /滋賀(毎日新聞),毎日新聞
RV=287.1 2009/09/25 16:02
キーワード:妊婦,脳症,基礎,男児,8月

 新型インフルエンザに感染した県内の7歳男児が亡くなって3日経った24日、県は新型インフルエンザ対策本部会議を開き、県内で今年中に人口の20%が新型インフルエンザに感染し、約28万人が発症するとの予測を明らかにした。ピーク時の入院患者は1日約500人、重症者は同約50人に上るとの見通しだ。【後藤由耶】 予測は、8月28日に厚生労働省が発表した新型インフルエンザの「流行シナリオ」の推定値をもとに県が計算した。県は既に重症患者を受け入れる協力病院を選定し、予測される重症者数を上回る病床を確保している、としている。 県によると、新型インフルエンザの受診は県内のすべての医療機関で可能。ただし、他人への感染を防ぐため、受診前に電話で感染の可能性を伝える必要がある。また、妊婦の場合、かかりつけの産科医が他の患者への感染予防対策を施したうえで診察するよう求めている。 会議後、角野文彦・健康推進課長は亡くなった男児について、既往歴の周期性発熱症候群は基礎疾患ではないとした上で、死因となった脳症は通常ではあり得ない劇症だったと説明。男児がかかった新型インフルエンザウイルスの病原性が変化していないか国立感染症研究所で来週にも検査するという。9月25日朝刊

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2.ワクチン優先接種 小学低学年も検討(産経新聞),産経新聞
RV=286.2 2009/09/25 07:59
キーワード:接種,保育

 新型インフルエンザの国産ワクチンについて、厚生労働省は24日、年度内の製造量を従来の1800万人分から2700万人分へと上方修正した。製造効率を上げることで、従来の想定よりも多くのワクチンの確保が可能になったという。 国産分が増えたことで、同日、専門家を集めたワクチンの優先接種に関する意見交換会では、専門家から「小学校の低学年も優先接種の対象に加えるべきだ」との意見が相次ぎ、今後の検討課題とした。厚労省の素案では、小中高生は優先対象者の次に接種が受けられる「接種が望ましい」グループに属している。 また、国民から要望の多かった「保育関係者」や「受験生」への優先接種については、いずれも優先対象に入れないことで合意。過去に詳細(PCR)検査で新型への感染が確認された人は「接種の必要性は乏しい」とした。

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3.<新型インフル>中国衛生部がワクチン接種のルール発表、3歳以上対象に(Record China),Record China
RV=227.2 2009/09/25 03:14
キーワード:接種

<新型インフル>中国衛生部がワクチン接種のルール発表、3歳以上対象に9月25日3時14分配信RecordChina23日、中国衛生部は、2009年秋・冬季の新型インフルエンザ対策のワクチン接種に関するルールの概要を発表した。接種の対象者は3歳以上で、重要な職務と認められる公共サービス従事者や、児童・学生を含む学校関係者、慢性疾患の患者などを優先する。

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4.<新型インフル>中国衛生部がワクチン接種のルール発表、3歳以上対象に(Record China),Record China
RV=227.2 2009/09/25 03:14
キーワード:接種

2009年9月23日、中国衛生部は同日までに、2009年秋・冬季の新型インフルエンザ対策のワクチン接種に関するルールの概要を発表した。接種の対象者は3歳以上で、重要な職務と認められる公共サービス従事者や、児童・学生を含む学校関係者、慢性疾患の患者などを優先。今後、9月中下旬から全国各地で接種を進めていく。ワクチン接種は原則として接種者の同意のもと、無料で行う。衛生部では接種の安全を守るため、注射針の危険な使いまわしはしないよう指示した。【その他の写真】中国では全国的なワクチンの接種に先駆け、北京市で今月21日より、10月1日の国慶節(建国記念日)に行われる祝賀パレードへの参加者を対象とした接種が始まった。中国本土の新型インフル感染者は9月の新学期開始以降、大幅に拡大している。今月23日午後までに感染が確認された人の数は21日より1319人多い1万4581人。うち1万218人は既に回復している。死亡例はまだ確認されていない。(翻訳・編集/東亜通信)

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5.新型インフルエンザ、予防接種を受けた人は約4万人―北京市(Record China),Record China
RV=227.2 2009/09/25 03:20
キーワード:接種

新型インフルエンザ、予防接種を受けた人は約4万人―北京市9月25日3時20分配信RecordChina23日、中国疾病予防コントロールセンターの梁暁峰主任は記者会見で、北京市で新型インフルエンザの予防接種を受けた人の数は3万9000人に達したと述べた。写真は23日、北京市で国慶節の祝賀行事に参加する大学生向けに行われた新型インフルエンザの予防接種。

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6.新型インフルエンザ、予防接種を受けた人は約4万人―北京市(Record China),Record China
RV=227.2 2009/09/25 03:20
キーワード:接種

2009年9月23日、中国疾病予防コントロールセンター免疫センターの梁暁峰(リアン・シャオフォン)主任は記者会見で、22日午後5時現在(現地時間)、北京市で新型インフルエンザの予防接種を受けた人の数は3万9000人に達したと述べた。24日付で中国新聞網が伝えた。そのうち、副作用と見られる症状を訴えたのは14人。北京市衛生局疾病予防コントロールセンターの趙涛(ジャオ・タオ)センター長は、予防注射を受けた人の一部で皮膚が赤くなる、微熱が出るなどの症状が見られたが、異常な反応ではないと述べた。趙センター長によれば、これほど大規模な新型インフルエンザの予防接種が行われたのは、世界で初めて。10月1日の国慶節(建国記念日)で行われる祝賀行事に参加する人が優先的に接種を受けたという。【その他の写真】また、北京協和医学院公共衛生学院の黄建始(ホワン・ジエンシー)院長によれば、市内2級以上の病院で新型インフルエンザ感染の疑いで受診した人の数は前年同期と比べ、30%以上増えている。(翻訳・編集/NN)

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7.既感染者のワクチン接種「必要性乏しい」−「新型」で厚労省(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=227.2 2009/09/25 17:39
キーワード:接種

 厚生労働省は9月24日に開いた「新型インフルエンザワクチンに関する意見交換会」で、新型インフルエンザに既に感染したことが明らかな人へのワクチン接種について、「必要性は乏しい」との認識を示した。また席上、ワクチンを2回接種する場合、優先順位が高い人から順に2回ずつ接種すべきか、それとも優先接種の対象者に1回ずつ接種してから2回目の接種をすべきかについて、意見が交わされた。 厚労省の担当者は、既感染者へのワクチン接種の必要性に関するこれまでの知見として、1950年代後半のアジア風邪流行時の状況を紹介。既感染者が第2波で再度感染した事例はあるが、「数百名中14例にすぎなかった」とした。また季節性インフルエンザでは、罹患したことが明らかな人へのワクチン接種は、同シーズンにおいては「必要性は乏しい」と考えられていると指摘。 さらに、新型インフルエンザの診断は現在、▽PCR検査の結果▽PCR陽性者がいる集団に属している者であるか▽インフルエンザ簡易迅速検査の結果▽臨床症状―を総合的に勘案して行われているが、感染したことが確実なのは「PCR検査の陽性者のみ」と指摘。その上で、PCR検査で新型インフルエンザと診断された人は、「今シーズンにおいては新型インフルエンザワクチンを接種する必要性は乏しい」との考えを示した。一方で、「希望に応じて接種することは可能」とも述べた。 一方、ワクチン接種の方法について、1回接種の有効性が明確でない現段階では、当面2回接種の方針で接種体制の整備を進めるとした上で、2回接種の方法として、「優先順位の高い者から2回ずつ接種する」「優先接種対象者にまず1回ずつ接種し、その後、優先順位の高い者の2回目を接種する」の2つの方法が考えられると指摘。参加者に意見を求めた。 これに対し尾身茂・自治医科大教授は、こうした「二者択一」の議論を行うことに慎重な姿勢を示し、接種方法をはっきり分けることで、現場の裁量が制限されてしまうとの懸念を訴えた。ただし、2回接種の必要度が高いことが想定される幼児への接種は優先すべきとの考えを示した。また、多屋馨子・国立感染症研究所感染症情報センター第3室長は、1回目と2回目の接種の間が空いてしまうと、2回目の接種を待っている間に感染してしまう恐れがあると指摘した。 厚労省の担当者によると、国産ワクチンの1回接種の有効性に関するデータは10月中旬に出る見通し。ただ、このデータは健康な成人のものであるため、「ハイリスクの人については、安全策を取るべきでは」と語った。■医師の裁量も認める 厚労省の担当者は意見交換会後、キャリアブレインに対し、臨床現場の医師は、今後出される政府の方針に基づいて接種対象を判断することになるが、最終的には医師の裁量を認めるとの考えを示した。 18日の意見交換会では、岡部信彦・国立感染症研究所感染症情報センター長が、現場の医師の裁量で判断できる部分を残しておくべきとし、今後示される方針を「法律のような『マスト』のもの」にすべきではないと指摘していた。一方で、現場の医師の裁量を残すことで、かえって医師が「苦渋の決断を迫られる」ことになるとの懸念を示す参加者もいた。

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8.<新型インフル>途上国にワクチン購入費11億円支援(毎日新聞),毎日新聞
RV=227.2 2009/09/25 19:04
キーワード:接種

 政府は25日、新型インフルエンザのワクチン調達が困難な途上国支援で、世界保健機関(WHO)を通じ約11億円の緊急無償資金協力を行うと発表。国連の要請を受けた措置。アジアなどの途上国で医療従事者や重症化する恐れのある人が接種できるよう、ワクチン購入費を支援する。

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1.阿智村が独自のインフル対策 長野(産経新聞),産経新聞
RV=353.9 2009/09/26 07:57
キーワード:接種,妊婦,基礎

 新型インフルエンザワクチンの接種費用について、長野県阿智村の岡庭一雄村長は25日、村民が支払う費用の一部を村が補助する方針を明らかにした。厚生労働省の新型インフルエンザ対策本部によると、「他の自治体で負担補助をするような話は聞いていない」としている。 岡庭村長は、取材に対し「専門家の意見も聞きながら、どの層に補助すればよいか考えていきたい」と話した。基礎疾患を持つ人や妊婦などを中心に補助対象者を検討することにしている。 村では10月中旬ごろ、補助金を盛り込んだ補正予算案を議会に提出するという。村議会では定例会最終日の25日にワクチン接種に対する予算措置を求める要望書を村長に提出した。

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2.新型の流行ピーク時、13県が患者振り分け(読売新聞),読売新聞
RV=304.1 2009/09/26 03:23
キーワード:透析,妊婦,沖縄,8月

 新型インフルエンザの流行ピーク時に、「入院が必要な重症者は中核病院、軽症者は地域の診療所で対応」といった患者の振り分けを実施予定の都道府県が13県に上ることが読売新聞の全国調査でわかった。 ほかに26都府県が実施を検討している。軽症者に外来診療を控えるよう要請を予定する自治体も4県あり、ピーク時の医療体制は実情に応じて自治体ごとにばらつきが出ることになりそうだ。 厚生労働省は「ピーク時に重症者が早期に適切な治療を受けられる体制作り」の検討を自治体に求めており、調査は、25日までにその状況を47都道府県に聞いた。 患者振り分けを行うと回答した13県のうち、宮城県は、重症者を受け入れ可能な医療機関リストを消防署や保健所、診療所などに配る。同県では「重症化しやすい妊婦や子供、透析患者の受け入れ先を記載し、軽症者がこうした所をいきなり受診しないよう呼びかける」という。 こうした対応の参考になるのは、8月に流行ピークを迎えた沖縄県の状況。振り分けをしなかった那覇市では、全国初の死者が出た翌日の8月16日、救急外来に「熱が出た」患者約200人が殺到。一方、沖縄市などでは「軽症者は診療所へ」と婦人会などを通じて呼びかけたため「中核病院で大きな混乱はなかった」。 振り分けを「実施しない」「検討していない」8道県のうち埼玉県は「患者の振り分けは難しい。地域ごとに医療機関の連携を検討してもらう」。 ピーク時に軽症者の受診を控えるよう呼びかけるのは、山梨、長野、広島、熊本県。ほかに23府県が「受診控え」要請を検討中だが、「行政が受診を制限する形になり、抵抗がある」といった意見も多かった。 工藤宏一郎・国立国際医療センター国際疾病センター長は「重症化防止には早期診断・治療が必要で、医療機関の役割分担は不可欠。行政主導で地域医療の連携体制を早く確立する必要がある」としている。

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3.<新型インフル>ワクチン7700万人分確保へ 政府が方針(毎日新聞),毎日新聞
RV=299.2 2009/09/26 15:00
キーワード:接種,妊婦

 政府は、新型インフルエンザのワクチンを今年度内に国産と輸入を合わせて約7700万人分確保する方針を固めた。購入費用は総額1400億円に上る見込みで、10月上旬にも製薬会社と購入契約を結ぶ。費用の財源は、09年度補正予算に計上した新型インフルエンザ対策費(1300億円)の一部を充てるほか、不足分は09年度当初予算の予備費(3500億円)を取り崩す方向で調整する。 約7700万人分のうち、約5000万人分は輸入ワクチンで、残る約2700万人分を国産で賄う。厚生労働省は、医療従事者や妊婦など優先的にワクチンを接種する対象者について、10月下旬〜来年3月に5400万人分を確保する計画だが、その他の予防接種希望者にも対応できるようにする。 国が全量を購入したワクチンを医療機関に販売。自己負担額は1人2回の接種で、一律7000〜8000円程度とする方向で検討している。低所得者の負担軽減のための助成金や、国産と輸入ワクチンの費用に格差が生じないための価格調整分が最終的に国の負担となる見通し。

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1.【from Editor】ワクチンへの信頼度は(産経新聞),産経新聞
RV=577.5 2009/09/27 07:56
キーワード:接種,妊婦,試験,基礎,優先,副作用,従事,持病

 再び猛威を振るう新型インフルエンザに誰もが不安を感じているだろう。これだけ流行すると、「いつかは感染する」と思ってしまう。来月には本格的な流行時期を迎えるからこそ、そう感じる。 そのよりどころはワクチンと治療薬だが、治療薬はともかく、国内生産だけでは追いつかず、輸入に頼らざるを得ないワクチンに対する信頼感はいま一つだ。季節性と同様、感染した場合に症状が軽減されるといわれる。個人的には接種を希望しているだけに、どうしても気になる。 厚生労働省が想定する年度内ワクチンの接種対象者は約5400万人。国内で生産できるワクチンは1人2回接種で計算すると最大で2700万人分とされる。残る2700万人分は輸入でまかなう計算になる。国内で小規模の臨床試験を実施し、早ければ12月下旬から接種できる見通しだという。 一つのデータがある。マーケティングリサーチの「インテージ」社が調査した結果だ(9月17日付東京本社発行版)。「新型用ワクチンを受けたい」と回答したのは、全体の52・3%。子育て世代の母親と高齢者が多かったのはうなずける。接種を希望しない理由で最も多かったのが「受けてもかからないとは限らない」だった。 「どうせ、感染する」という現実的な背景。輸入ものに対してのぬぐえない「副作用」という要素。「(たとえ)感染しても、タミフルなどがあるから」という特効薬への信頼の大きさ…。今のワクチン状況に対する素直な気持ちが表れているような気がした。 また、香港や英国などでは、医療従事者の3〜5割が接種を希望していないという調査結果が出ているという。ワクチンの有効性や副作用に懸念があるためだ。 厚労省はワクチンの優先接種対象者を発表した。(1)医療従事者(2)妊婦・基礎疾患(持病)がある人(3)1歳から就学前の幼児−などだ。「死亡者や重症者の発生をできる限り減らす」(厚労省)ためには当然の措置だろう。 接種は任意。個人の判断に委ねられているが、流行を抑えるためのワクチンの存在は大きい。 ただ、輸入ワクチンは途上国との間での“奪い合い”で、予定通りにまかなえるか不透明な部分があるという。仮に優先対象者以外の人が接種しようとしても、「先着〇〇人まで」などというようなことがあってはならない。ワクチン全体のPRも含め、国のさらなる努力は欠かせないだろう。(編集長 工藤均)

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2.米大学で新型インフル流行、学生らは冷静な対応(CNN.co.jp),CNN.co.jp
RV=40.9 2009/09/27 20:15
キーワード:学期

(CNN) 先月後半から新学期を迎え始めた米各地の大学で、新型インフルエンザの集団感染が相次いで報告されている。大学当局はメールやポスターで予防を呼びかけ、構内に手指消毒剤を常備するなど対応に追われているが、学生たちの間に危機感は見られず、ほぼ平常通りのキャンパスライフが続いているようだ。米国内の大学での新型インフル発生は、米大学保健連盟(ACHA)に先月以降に報告されただけでも253校、患者数1万3434人に上り、このうち21人が入院した。今月5日にはアラバマ州のトロイ大、11日にはニューヨーク州のコーネル大で、学生各1人が死亡している。感染は新学期が早めにスタートした南東部から、次第に中西部、東部へと広がっているようだ。バージニア大で学生の健康管理部門を率いるジェームズ・ターナー博士は「大学には感染が広がりやすい環境がそろっている」と話す。「狭い空間に大勢のグループが集まる機会が多く、飲み物のグラスなどを共有する場面もよくみられる。まさに感染の温床だ」しかし大学側や父母らの心配をよそに、学生たちは比較的のんびり構えているようだ。「大騒ぎするほどのことではない」「かかっても数日で治るから大丈夫」と、通常通りの活動を続ける姿勢が目立つ。ジョージア州のエモリー大学では、新型インフルエンザ流行の兆候が現れた時点で、発症した寮生らのための「隔離棟」を設置。同室者同士の感染拡大などを抑えるため、本人が希望すればここで療養できるようにした。同大2年のダン・タピエロさんは、今月初めに新型インフルにかかり、同室の3人にうつさないよう隔離棟へ移動。宿題を片付けたり、インターネットを利用したりして4日間を過ごした。「避難生活も悪くなかった」と、タピエロさんは振り返る。「普通のインフルエンザと同じで、気分が悪いのは1―2日。マスコミがわざとパニックをあおっているような気がしたよ」同大の隔離棟は開設以来計131人を受け入れ、18日までに全員が「退院」したという。

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3.<新型インフル>対策余波で4〜6月のHIV検査が大幅減(毎日新聞),毎日新聞
RV=39.6 2009/09/27 21:00
キーワード:抗体

 全国の保健所などで無料で受けられるHIV(エイズウイルス)抗体検査の件数が、4〜6月は3万7515件にとどまり、1〜3月に比べ約2割減ったことが分かった。厚生労働省のエイズ動向委員会は「保健所が新型インフルエンザ対策に忙殺されたのが一因」と分析している。 HIV検査を受ける人は年々増えており、四半期ごとのまとめでは、昨年10〜12月に過去最高の4万9776件に達した。例年4〜6月は、6月1日前後の「普及週間」を含むため他の時期より検査件数が多い傾向にあるが、今年は逆に1〜3月より8000件以上減り、過去2年で最少だった。保健所などでの相談件数も4万8935件で、9季ぶりに5万件を割った。 各地の保健所は新型インフルエンザが出現した4月下旬以降、発熱相談センターの業務に追われ、5月には国内で感染が広がって接触者の追跡調査も加わった。厚労省が現場に確認したところ、この時期は関西を中心に、HIVの相談などを担当する保健師もインフルエンザ対策に駆り出され、検査を一時中断する事態も起きていたという。 厚労省エイズ動向委員長の岩本愛吉・東京大教授(感染症学)は「国民の健康不安が新型インフルエンザに集中したのに加え、HIV対策まで保健師の手が回らなくなった。夏以降は保健所の機能も正常化し、十分対応できている」と話している。【清水健二】

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1.「新型で新生児に異常」への対応でQ&A(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=310.6 2009/09/28 18:11
キーワード:妊婦,学会,小児科,副作用,障害,指針,道

 日本産科婦人科学会(吉村泰典理事長)は9月28日、改訂版「妊婦もしくは褥婦に対しての新型インフルエンザ感染(H1N1)に対する対応Q&A」をホームページ上で公表した。第6版となる今回のQ&Aでは、新生児が感染した場合に想定される症状や、異常が出現した場合の対応などを追記している。 同学会では5月から、一般向けと医療関係者向けに分けて、ホームページ上にQ&Aを掲載。厚生労働省の指針改定などに伴い、これまでに4回改訂している。 Q&Aでは、新生児が感染した場合に想定される症状として、活気不良、哺乳不良、多呼吸・酸素飽和度の低下などの呼吸障害、無呼吸発作、発熱、咳・鼻汁・鼻閉などの上気道症状、易刺激性を挙げ、これらの有無への注意喚起を促している。 そして症状が出現した場合には、直ちに簡易検査を行うこととし、その際には「感染初期には陰性と出やすいので、陰性であっても症状の推移に十分注意し、必要に応じて小児科医(新生児担当小児科医)に相談・紹介あるいはタミフル投与を考慮」するとした。 タミフルの副作用については「一般に下痢と嘔吐とされているが、新生児でのデータはありません」としている。 さらに、7日付で公表された前回の改訂版Q&Aでは、妊婦が新型インフルエンザ患者と濃厚接触した場合の対応について「抗インフルエンザ薬の予防的投与を開始」としたが、今回の改訂では「予防的投与(10日間)」と投与日数を明記した。 また、予防投与は「感染危険を減少させますが、完全に予防するとはかぎりません」と指摘。その上で、予防される期間は服用している期間に限られるとし、予防的服用をしている妊婦であっても発熱があった場合には、受診を勧めるよう記されている。

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2.新型インフル 感染!その時… 会社サポート(産経新聞),産経新聞
RV=76.5 2009/09/28 07:57
キーワード:10月,技術,機能

 ■レスキューナウなど 危機管理情報配信サービスのレスキューナウ(東京都品川区)はインターネットイニシアティブ(IIJ、東京都千代田区)、日本ヒューレット・パッカード(日本HP、東京都千代田区)と協力し、新型インフルエンザ感染発生後の事業継続を支援するパッケージサービスの販売を始める。3社の強みを生かした共同のパッケージ販売を行うことで、在宅勤務が行える環境を整備するなど、迅速な導入が可能な新型インフルエンザ対策を提供する。                  ◇ 企業情報システムで、従業員のコンピューターに最低限の機能しか持たせず、サーバーと呼ばれるコンピューターでアプリケーションソフトやファイルなどを管理するシステムを「シンクライアント」と呼ぶ。今回のパッケージサービスはこのシンクライアントを軸に展開する。 3社の協業で提供するのは(1)感染段階に応じた適切な対策を策定するリスクコンサルティング(2)在宅勤務に対応する通信・ネットワークサービス(3)自席と同一のPC環境を自宅や外出先で利用できるセキュリティーの整ったIT(情報技術)機器−をパッケージにしたもの。 具体的にはレスキューナウの「新型インフルエンザA(H1N1)対策BCP(事業継続計画)オペレーションパック」は、実際に感染が発生した後の対応計画実行を中心とした、社内マニュアルの作成支援、関連情報の提供などを行う。 在宅勤務など柔軟な勤務態勢の実現については「どの人を在宅勤務にし、どの段階で社内勤務に復帰させるかなどを、顧客企業の担当者とコンサルタントが相談して決める」(レスキューナウ)仕組み。 シンクライアントのシステム構築を担うのはIIJと日本HP。IIJは通信・ネットワークサービスとして、外出先で使える定額制の高速データ通信「IIJモバイル」と、自宅から社内パソコン環境への安全な接続が行えるリモートアクセスサービス「IIJセキュアリモートアクセス」を提供する。 また日本HPは、IT機器として、端末にデータを保持しないセキュリティー機能を備えたモバイルシンクライアント「HPコンパック2533t モバイルシンクライアント」を用意。 IIJとグループ会社のアイアイジェイテクノロジー、レスキューナウの3社を通じ、10月1日から受注を開始する。

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1.「新型」接種費、国が600億円負担(読売新聞),読売新聞
RV=432.6 2009/09/29 14:57
キーワード:接種,妊婦,負担,優先,従事

 厚生労働省は29日、新型インフルエンザワクチンについて、生活保護世帯など低所得者の接種費用を軽減するため、国の予算で600億円を負担する方針を固めた。週内に政府の新型インフルエンザ対策本部を開き、正式決定する。 ワクチンは、医療従事者や妊婦など、計約5400万人に対する優先接種が、10月中旬から下旬に始まる見込み。接種費用は基本的に自己負担で、1人当たり2回接種で約7000〜8000円の費用がかかる。 同省は、生活保護世帯や市町村民税の非課税世帯に対する無料化を含めた軽減策を、自治体ごとに策定してもらう。軽減に必要な費用は約1200億円で、国が半額の約600億円を負担する。残りも、国は地方交付税措置で補充する方針。

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2.国産新型インフルワクチン、最大3200万本供給(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=304.1 2009/09/29 16:31
キーワード:接種,妊婦

【ソウル29日聯合ニュース】来年2月までに、国産の新型インフルエンザワクチンが最大3200万本供給される。 関連業界が29日に明らかにしたところによると、緑十字は年内に1200万本(1回接種量)の新型インフルエンザワクチンを生産し、来年2月までに追加で最大2000万本を供給する計画だ。 保健当局と緑十字は当初、来年2月までに最大2700万本の供給を予想していたが、これより500万本増えることになる。緑十字は、ワクチン原料となるウイルス抗原の生産効率が予想より高く、製造プロセスでほぼ損失が出ないことから、予想より生産量が増えたと説明している。ことし確保した抗原では、アジュバント(免疫増強剤)が入っていないワクチン1200万本を製造し、乳幼児や妊婦、青少年用に供給する方針だ。

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3.<新型インフル>自治体負担600億円 3団体が抗議(毎日新聞),毎日新聞
RV=278.1 2009/09/29 20:05
キーワード:接種,負担

 新型インフルエンザのワクチン接種を受ける生活保護受給者など低所得者の負担軽減策として公的負担を検討している厚生労働省が、全国知事会など地方3団体に自治体負担分として計約600億円を求める方針を示していることが明らかになった。3団体は29日、長妻昭厚生労働相に「事前協議がなく一方的だ」と抗議、国に全額負担を求めた。長妻厚労相は「財務相らと協議しているが、難しい状況だ」と説明した。 厚労省案では、軽減策の実施主体は市町村で、必要な費用約1200億円の2分の1を国が、都道府県と市町村が各4分の1を負担する。【沢田石洋史】

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4.新型インフル 「ワクチンは国の責任で」知事会などが要望(産経新聞),産経新聞
RV=278.1 2009/09/29 23:36
キーワード:接種,負担

 全国知事会、全国市長会などは29日、低所得者層に対する新型インフルエンザワクチンの接種を、国の負担で行うよう長妻昭厚生労働相に要請した。知事会を代表して松沢成文神奈川県知事らが連名の要請文書を手渡した。 文書では、重症化の危険性が指摘されている人のうち経済的な問題を抱えている人へのワクチン接種は、国の責務として全国で確実に行われる必要があると指摘している。 知事会によると、低所得者層へのワクチン接種について、厚労省から17日、総費用1200億円のうち都道府県と市町村が各300億円ずつ負担するようにとの説明があったという。 松沢知事らは地方負担について、「事前に相談がなかった」と長妻厚労相に抗議。文書でも遺憾の意を示すとともに、地方の財政負担がある場合は事前に協議をするよう求めた。

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1.ワクチン接種開始=新型インフル550万人分−豪(時事通信),時事通信
RV=407.8 2009/09/30 15:50
キーワード:接種,妊婦,基礎,負担

 【シドニー時事】オーストラリアのロクソン保健・高齢化問題相は30日、新型インフルエンザ用ワクチンの一般向け接種計画を開始したと発表した。政府はワクチンを無償で提供する。9歳以下の子供向けのワクチンは、当局承認が得られ次第、提供する予定。 政府は、2100万人分のワクチンを発注。計画開始に当たってこれまでに用意できた550万人分を病院などに供給した。希望者は診察料の負担のみで接種を受けられる。公的医療保障制度「メディケア」加入者は自己負担なしで受けられる病院もある。 南半球の豪州ではインフルエンザの通常の流行期である冬を過ぎたが、夏の間も感染が続く恐れがある。保健相は、基礎疾患のある人や妊婦ら重症化の可能性の高い人に対しては速やかに接種について医師に相談するよう促している。

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2.<新型インフル>感染者数が「減速」 連休が影響か?(毎日新聞),毎日新聞
RV=285.2 2009/09/30 20:59
キーワード:学級,保育,前週,8月,学年

 厚生労働省は30日、インフルエンザの集団感染が21〜27日の1週間で2991件報告され、休校や学級閉鎖などの対応を取ったのは1653校だったと発表した。新型インフルエンザが流行期入りした8月中旬以降、ともに初めて前週を下回ったが、厚労省は「大型連休で学校や医療機関が休みだった影響が大きく、流行は依然続いている」とみている。 厚労省によると、集団感染は前週(14〜20日)より1113件、学校(保育所、幼稚園、小中高校)の休校と学年・学級閉鎖は1187校減少した。都道府県別の集団感染は、報告が多い大都市でも軒並み減ったが、東京都は690件から720件に増えた。 また、23〜29日の入院患者数も前週より59人減って152人。集中治療室には6人が入院し、死亡はゼロだった。【清水健二】

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3.新型インフルワクチンの自己負担軽減に尽力―厚労省政務三役会議(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=280.7 2009/09/30 20:46
キーワード:接種,負担

 足立信也厚生労働大臣政務官は9月30日の政務三役会議後の記者会見で、新型インフルエンザワクチン接種の自己負担軽減に向け、関係省庁と折衝に入ったことを明らかにした。自己負担軽減分は公費でカバーする必要があるため、足立政務官は「自己負担をもう一歩、二歩安くできないか模索しており、財務省と総務省の両方に頭を下げて必死に汗をかいている最中だ」と述べた。 また三役会議では、10月2日が藤井裕久財務相らへの報告期限となっている今年度補正予算の削減について引き続き議論。足立政務官は「100%無駄な事業はないので、相当高度な政治判断、決断が求められる」と語った。

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1.<新型インフル>妊婦ら11月から接種開始(毎日新聞),毎日新聞
RV=643.4 2009/10/01 21:28
キーワード:接種,妊婦,試験,小児,基礎,副作用,優先,治験

 政府の新型インフルエンザ対策本部の基本方針を基に決定されたワクチン接種のスケジュール。医療従事者を除いた優先接種対象者のうち、妊婦など最も優先度が高い人たちは、11月から接種が始まることになった。年度内には全優先接種対象者(約5400万人)への接種を終える方針だ。 優先接種対象となる基礎疾患(持病)について、厚生労働省は慢性の呼吸器病や心臓病など八つを示した。だが、当初は供給量が限られるため、小児を含め、その中でも最優先とする患者の基準を設定。この人たちは11月に接種を始め、それ以外の患者は12月以降に接種する予定とした。 また、接種対象の1歳〜小学3年生までの小児のうち、アレルギーなどがあって接種できない子の保護者らも新たに優先接種対象となり、1歳未満の保護者と併せて来年1月以降に接種する。 対象者かどうかは医師が判断し、接種は基本的にかかりつけの医療機関で予約して受ける。しかし自治体の方針などによっては接種対象者の証明書を発行してもらい、別の医療機関や保健所などで接種することもある。 スケジュールは、対象者に4週間間隔で2回接種することを前提としている。しかし、海外では「健康な成人には1回接種で十分」との臨床試験(治験)結果が出ており、国内の結果も10月中旬には判明するため、今月下旬以降に見直される可能性もある。その場合は、優先接種対象者以外の一般国民も接種を受けられるようになる可能性もある。 輸入ワクチンは国内の治験などで安全性が確認されれば、来年1月から使用を始める。製薬会社大手のグラクソ・スミスクライン(英)から3700万人分、ノバルティス(スイス)から1250万人分を輸入するとしている。両社は副作用被害に対する免責を販売条件にしており、政府は、訴訟費用などの損失を国が肩代わりするための特別法案を臨時国会に提出する。【江口一、清水健二】

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2.新型ワクチンの接種方針を決定―政府(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=597.7 2009/10/01 21:16
キーワード:接種,妊婦,試験,小児,基礎,負担,優先

 政府の新型インフルエンザ対策本部(本部長=鳩山由紀夫首相)は10月1日、新型インフルエンザワクチンの接種の基本方針を正式決定した。医療従事者を最優先とする優先対象者には、素案から新たに「身体上の理由により予防接種が受けられない人の保護者など」を追加。「小児」の年齢は、「1歳から就学前」から「1歳から小学3年生に相当する年齢」にまで拡大した。また、10月下旬の見込みだった接種開始は、「10月19日の週から」となった。厚生労働省は2日の「新型インフルエンザ対策担当課長会議」で、事務手続きなど詳細を都道府県や中核市などに説明する。 基本方針で示した優先接種の対象者は、▽インフルエンザ患者の診療に直接従事する医療従事者(救急隊員含む)約100万人▽妊婦約100万人と、基礎疾患を有する人約900万人▽1歳から小学3年生に相当する年齢の小児約1000万人▽1歳未満の小児の保護者と、優先接種対象者のうち免疫がつけられないなど身体上の理由により予防接種が受けられない人の保護者、計約200万人―の順。このほかの接種対象者は、▽小学校4-6年生、中学生、高校生に相当する年齢の人約1000万人▽基礎疾患のない高齢者(65歳以上)約2100万人―で、これらの総計は約5400万人。これ以外の人への接種については、接種対象者への接種状況を踏まえて対応するとしている。■年度内に約7700万人分を確保 年度内の確保量は、国内産ワクチンが約2700万人分、輸入ワクチンが約5000万人分になる。これは1人2回接種の場合で、国内産については、今後の臨床試験の結果などによって、10月下旬以降に1回接種を検討する可能性がある。輸入ワクチンについては、12月ごろを想定している特例承認時に判断する。国内産は19日の週から接種を開始し、輸入は年末から来年1月にかけて開始する見込みだ。 厚労省によると、輸入ワクチンについてはグラクソ・スミスクラインから3700万人分、ノバルティスファーマから1250万人分を輸入できるよう交渉中という。 接種は保健所などでも可能だが、原則として国と委託契約を結んだ「受託医療機関」が予約で行う。厚労省の担当者は「基礎疾患のある人が打つということは、入院患者にも打つということだし、医療従事者が最優先で打つので、基本的にほとんどの病院が受託医療機関になるのではないか」としている。■2回接種は計6150円 接種費用は、1回目が3600円、2回目が2550円で、計6150円となる。ただし、別の医療機関で接種した場合には、基本的な健康状態などの確認が必要なため、2回目の接種も3600円となる。所得の少ない世帯の負担軽減については、国が人口の約3割に当たる市町村民税非課税世帯の負担を軽減できる財源を措置。具体的な内容は、市町村がこれを踏まえ決定する。■副反応の補償法案を臨時国会に提出 長妻昭厚労相は1日の臨時閣議後の記者会見で、「重症化、死亡の防止について、一定の効果が期待できるが、感染防止、流行の阻止については保証されていない」と指摘。その上で、重篤な副反応に対する「補償の枠組みをつくる」として、予防接種法に準じた救済制度を創設する方針を明らかにした。また、輸入ワクチンの契約条項に、企業が副反応などによって損害を被った場合に国が補てんする「免責条項」が入っているため、これについても今後必要な立法措置を行うとした。これらの法案は、月内にも召集される臨時国会に提出する方針だ。

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3.<新型インフル>ワクチン接種 19日めどに開始(毎日新聞),毎日新聞
RV=536.4 2009/10/01 21:25
キーワード:接種,妊婦,小児,基礎,負担,優先

 政府は1日、政権交代後初の新型インフルエンザ対策本部(本部長、鳩山由紀夫首相)の会合を開き、ワクチン接種の基本方針を決めた。19日をめどに接種を始め、(1)医療従事者(2)妊婦と基礎疾患のある人(3)1歳〜小学校低学年(4)1歳未満の小児らの保護者(5)小学校高学年〜高校生と高齢者−−の順に進める。同じ医療機関で2回打った場合、接種費用は計6150円になる。 9月上旬の厚生労働省案では、小学校低学年の接種順位は最後のグループだったが、10歳未満の小児の入院が多いことなどから引き上げた。優先対象の合計は約5400万人で、(1)〜(4)の約2300万人は原則的に国産ワクチンを使う。(5)の約3100万人には輸入ワクチンも使う。 費用は全国一律で1回3600円。2回目は同じ医療機関ならば初診料分が減額されて2550円になる。住民税非課税世帯の優先接種対象者は、65歳以上が対象の季節性インフルエンザワクチンの定期接種と同様に、無料で受けられる。対象者全体の3割弱が無料になるという。 政府は年度内に必要な新型インフルエンザ対策費を3000億〜4000億円と推計。うち約1380億円はワクチン買い上げ費で、低所得者の接種費用の公費負担は約900億円を見込む。公費負担は国が2分の1、都道府県と市町村が4分の1ずつだが、自治体負担分の約450億円は特別交付税を交付する。【清水健二、江口一】

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1.新型インフル ワクチン費用6150円 基本方針 「国産」19日から接種(産経新聞),産経新聞
RV=537.4 2009/10/02 07:56
キーワード:接種,妊婦,小児,負担,副作用,優先

 新型インフルエンザのワクチンについて厚生労働省は1日、費用を一律6150円の自己負担とするなど接種の基本方針を発表した。同日開かれた政府の新型インフル対策本部で決めた。国産のワクチンは19日から順次接種を始め、輸入は12月末から1月に開始する方針。 基本方針によると、厚労省は平成21年度内に国産2700万人分、輸入5千万人分を確保する。ワクチン調達の費用は国産が259億円で、輸入が1126億円の計1385億円となる。 優先接種対象者は約5400万人。(1)医療従事者(2)妊婦と持病のある人(3)1歳〜小学3年までの小児(4)1歳未満の小児の保護者とワクチン接種ができない体質の人の保護者−の順で優先される。10歳未満で重症化する症例が相次いだため、小学校の低学年(約400万人)も優先接種者に加えた。そのほか、小学校高学年と中高生、高齢者(65歳以上)も優先される。 接種費用は1回目が3600円、2回目が2550円で計6150円(消費税込み)。1回目と異なる医療機関で接種する場合は、診察料が新たに上乗せされるため2回目も3600円となる。 低所得者の負担軽減策では国と自治体の予算で900億円を負担。生活保護世帯と住民税の非課税世帯は原則的に無料となる。 輸入は、英系グラクソ・スミスクライン(3700万人分)とスイス系ノバルティス(1250万人分)の2社と交渉中。副作用による訴訟が起きた場合、製薬会社の賠償金などは国が肩代わりする。厚労省は輸入のために必要な法整備や副作用が出た場合の補償制度を拡充するため、秋の臨時国会への法案提出に向け準備を進める。

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2.小4〜中学生も国産ワクチン…厚労省方針(読売新聞),読売新聞
RV=492.5 2009/10/02 19:49
キーワード:接種,妊婦,小児,基礎,優先

 厚生労働省は2日、新型インフルエンザ対策で、小学4年生〜中学生に対しても国産ワクチンを接種する方針を明らかにした。 国産ワクチンはこれまで、医療従事者や妊婦、小学3年生以下の小児などの優先接種対象者だけに使用する予定だったが、製造工程の見直しで、供給可能量が増えた。国産ワクチンは、従来の季節性インフルエンザのワクチンと製造方法が同じで、免疫を高める添加剤を使う輸入ワクチンより安全性が高いと考えられている。 国産ワクチンは、今月19日から接種が始める。現段階では2回接種を想定しており、来年3月までに5400万回分供給できる見通し。厚労省の計画では、今月後半に118万回分のワクチンが供給され、まず最優先対象者の医療従事者(100万人)に接種する。11月には妊婦や基礎疾患のある人への接種が始まり、12月からは1歳〜小学3年生へ接種が行われる。 小学校高学年は来年1月後半、中学生は2月から接種を始める計画。 一方、高校生や健康な高齢者には今年12月下旬以降に供給される輸入ワクチンを使う予定だが、可能な場合は国産ワクチンの接種も検討する。 現在、接種対象外の健康な成人らに対しても、ワクチンの在庫状況を見て、輸入ワクチンを来年以降、接種できるよう検討する。

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3.妊婦の新型インフルワクチン接種は11月以降(産経新聞),産経新聞
RV=488.0 2009/10/02 23:15
キーワード:接種,透析,妊婦,優先

 新型インフルエンザのワクチンについて、妊婦の本格的な接種時期が11月下旬になることが2日、厚生労働省がまとめた事業実施要綱案で分かった。同月中旬までに接種可能なワクチンが277万回分にとどまるためだ。同日、各都道府県の担当者らを集めた担当課長会議で公表した。 厚労省が過去の季節性インフルの動向などから推計した「シナリオ」では、流行のピークは10月下旬から11月上旬で、今回の流行にワクチンは間に合わない可能性が高い。 同案によると、10月中に接種可能となるワクチンは118万回分。7日以上の間隔をあけて1人2回の接種が必要なため、医療関係者(100万人)の1回目の接種にほとんどが使われることになる。 妊婦(100万人)や持病のある人(900万人)は11月上旬に出回るワクチンから接種が可能だが、この時点ではまだ159万回分だけ。11月下旬には385万回分、12月には575万回分が出回る予定で、本格的な接種開始は11月以降になるという。 妊婦については保存剤が使われておらず、安全面で懸念の少ないワクチンが優先されるが、出荷を待つと接種は11月下旬以降となる。乳幼児や小学校低学年は12月後半、小学校高学年、中高生、高齢者は2月ごろに1回目の接種が始まる見通し。 接種を行う医療機関は各都道府県が9日までに取りまとめ、今月中に各自治体のホームページや広報誌などで公表する。原則予約制で優先対象者であることを証明する母子健康手帳や学生証などが必要。持病のある人の中で、接種を最優先する対象も正式に決定。「呼吸器疾患」では、通院中のぜんそくや肺結核の患者。「腎臓病」では透析中や透析前の腎不全患者や腎移植を受けた人を対象とした。

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1.接種の在り方説明で課長会議―新型インフルワクチンで厚労省(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=664.6 2009/10/03 21:16
キーワード:接種,透析,妊婦,基礎,介護,優先,小児科

 新型インフルエンザワクチンの接種の在り方などの方針を都道府県・中核市などの担当者に説明するため、厚生労働省は10月2日、東京都内で「新型インフルエンザ対策担当課長会議」を開き、接種の在り方の案を示した。案では、優先接種の対象となる医療従事者の範囲を示したほか、ハイリスクの基礎疾患をさらに「最優先」と「その他」に分け、最優先の患者から接種を始めるとした。厚労省では、来週明けにも案への決裁を得て、通知する方針。政府の新型インフルエンザワクチンの接種の基本方針は、長妻昭厚労相が1日に記者会見し発表している。 案では、基本方針で最優先の接種対象とされた医療従事者について、「原則として医業をなす病院または診療所において新型インフルエンザ患者の診療に直接従事する医療従事者」とし、救急隊員も含むとした。診療科は、「内科、小児科、救急科等、新型インフルエンザ患者の診療を行う診療科を基本とする」が、その他の診療科でも、新型インフルエンザ患者の診療を行う特段の事情がある場合は「対象として差し支えない」とした。職種については、医師、看護師などの新型インフルエンザ患者の診療に直接従事する職種が対象だが、その他の職種でも患者の診療を行う場合は対象とすることができるとした。 また厚労省は、優先接種対象の基礎疾患を、さらに「最優先」と「その他」に分け、「最優先」の人から先に接種を行う方針を明らかにした。例えば慢性呼吸器疾患では、気管支喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)で通院中の患者などが、慢性腎疾患では、慢性維持透析の患者などが最優先だとした。 さらに、ワクチン接種に当たっては、優先接種の対象者かどうか判断できる証明書を確認することが必要だとし、基礎疾患を有する者には、かかりつけ医療機関が「優先接種対象者証明書」を交付するとした。ただし、かかりつけ医が接種する場合は「この限りではない」としている。また、優先接種対象者の感染を避けるため、接種は予約制とし、接種を行う時間とほかの患者の診療時間を区分することとした。予防接種後に副反応が見られた場合については、報告を確実に行うよう求めている。このほか、受託医療機関の範囲に介護老人保健施設を含めるかについては、「検討する」とした。■10月9日に59万人分出荷 国産ワクチンの出荷予定日について、1回目は10月9日で59万人分、2回目は20日で67万人分とする見込みを示した。また、1、2回出荷分は都道府県ごとの医療従事者数の比率に従い都道府県に配分することとし、都道府県別の配分量を示した。 また、保存剤が添加されていないワクチンの接種を希望する妊婦には、保存剤が添加されていないプレフィルドシリンジ製剤が使用できるようにすることとした。プレフィルドシリンジ製剤の納入を産科と産婦人科に限定するよう配慮することを、都道府県に対して求めた。 このほか、サーベイランス体制を今後、より簡素化する方向性も示した。

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2.<新型インフル>ワクチン接種の実施要領を公表 厚労省(毎日新聞),毎日新聞
RV=546.1 2009/10/03 19:06
キーワード:接種,妊婦,基礎,負担,優先,小児科

 新型インフルエンザのワクチン接種について、厚生労働省は実施の要綱・要領を公表した。16歳未満は保護者同伴を原則とすることなどが示され、接種の手順がほぼ固まった。【清水健二】【特集】ニュースと写真で見る 新型インフルエンザ ◇時期     約5400万人の優先接種対象者について厚労省は「妊婦は11月前半」など優先順位別に接種開始の目安を示しているが、具体的な開始日は各都道府県が随時ホームページなどで公表。対象者のうち接種を希望する人は開始日以降、年度末までいつでも接種できる。 優先対象以外の人への接種については、厚労省が11月以降、ワクチンの在庫を調べ、実施可能かを判断する。 国産、輸入のどちらを使うかは、原則として選べない。だが、国産の一部に使われている保存剤は、過去に発達障害との関連を指摘されたため、妊婦は保存剤なしのワクチンを希望できる。その場合、接種開始は11月後半の見通し。厚労省は「最近の研究では発達障害との関連は示されていない」としている。 ◇場所     実施医療機関名は、各都道府県が月内に公表する。小児科や内科の診療所、基礎疾患を持つ入院患者がいる病院の大半が実施するとみられ、希望者は予約して接種を受ける。 接種できるかかりつけ医がいない人については、国は市町村に対し、保健所などで接種場所を確保するよう要請。老人ホームなど外出困難な人がいる施設には医師が出向いて接種することも認める。 ◇費用     1回3600円で、窓口で支払う。2回目については、同じ医療機関で受けた場合は2550円になる。 季節性インフルエンザワクチンの定期接種では、予防接種法により経済的困窮者からは実費を徴収できない。政府は新型でも、約900億円の予算を充て住民税非課税世帯の無料化を想定する。ただし、実施主体は市町村で、非課税世帯に自己負担を求めたり、逆に減免対象を拡大する所もある。負担軽減の対象者は、市町村に証明書を発行してもらい、医療機関の窓口で提示する。

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3.新型インフル ワクチン接種の実施要領を公表 厚労省(毎日新聞),毎日新聞
RV=546.1 2009/10/03 19:10
キーワード:接種,妊婦,基礎,負担,優先,小児科

 新型インフルエンザのワクチン接種について、厚生労働省は実施の要綱・要領を公表した。16歳未満は保護者同伴を原則とすることなどが示され、接種の手順がほぼ固まった。【清水健二】【特集】ニュースと写真で見る 新型インフルエンザ ◇時期     約5400万人の優先接種対象者について厚労省は「妊婦は11月前半」など優先順位別に接種開始の目安を示しているが、具体的な開始日は各都道府県が随時ホームページなどで公表。対象者のうち接種を希望する人は開始日以降、年度末までいつでも接種できる。 優先対象以外の人への接種については、厚労省が11月以降、ワクチンの在庫を調べ、実施可能かを判断する。 国産、輸入のどちらを使うかは、原則として選べない。だが、国産の一部に使われている保存剤は、過去に発達障害との関連を指摘されたため、妊婦は保存剤なしのワクチンを希望できる。その場合、接種開始は11月後半の見通し。厚労省は「最近の研究では発達障害との関連は示されていない」としている。 ◇場所     実施医療機関名は、各都道府県が月内に公表する。小児科や内科の診療所、基礎疾患を持つ入院患者がいる病院の大半が実施するとみられ、希望者は予約して接種を受ける。 接種できるかかりつけ医がいない人については、国は市町村に対し、保健所などで接種場所を確保するよう要請。老人ホームなど外出困難な人がいる施設には医師が出向いて接種することも認める。 ◇費用     1回3600円で、窓口で支払う。2回目については、同じ医療機関で受けた場合は2550円になる。 季節性インフルエンザワクチンの定期接種では、予防接種法により経済的困窮者からは実費を徴収できない。政府は新型でも、約900億円の予算を充て住民税非課税世帯の無料化を想定する。ただし、実施主体は市町村で、非課税世帯に自己負担を求めたり、逆に減免対象を拡大する所もある。負担軽減の対象者は、市町村に証明書を発行してもらい、医療機関の窓口で提示する。

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4.新型インフル ワクチン接種の実施要領を公表 厚労省(毎日新聞),毎日新聞
RV=546.1 2009/10/03 19:10
キーワード:接種,妊婦,基礎,負担,優先,小児科

 新型インフルエンザのワクチン接種について、厚生労働省は実施の要綱・要領を公表した。16歳未満は保護者同伴を原則とすることなどが示され、接種の手順がほぼ固まった。【清水健二】【特集】ニュースと写真で見る 新型インフルエンザ ◇時期     約5400万人の優先接種対象者について厚労省は「妊婦は11月前半」など優先順位別に接種開始の目安を示しているが、具体的な開始日は各都道府県が随時ホームページなどで公表。対象者のうち接種を希望する人は開始日以降、年度末までいつでも接種できる。 優先対象以外の人への接種については、厚労省が11月以降、ワクチンの在庫を調べ、実施可能かを判断する。 国産、輸入のどちらを使うかは、原則として選べない。だが、国産の一部に使われている保存剤は、過去に発達障害との関連を指摘されたため、妊婦は保存剤なしのワクチンを希望できる。その場合、接種開始は11月後半の見通し。厚労省は「最近の研究では発達障害との関連は示されていない」としている。 ◇場所     実施医療機関名は、各都道府県が月内に公表する。小児科や内科の診療所、基礎疾患を持つ入院患者がいる病院の大半が実施するとみられ、希望者は予約して接種を受ける。 接種できるかかりつけ医がいない人については、国は市町村に対し、保健所などで接種場所を確保するよう要請。老人ホームなど外出困難な人がいる施設には医師が出向いて接種することも認める。 ◇費用     1回3600円で、窓口で支払う。2回目については、同じ医療機関で受けた場合は2550円になる。 季節性インフルエンザワクチンの定期接種では、予防接種法により経済的困窮者からは実費を徴収できない。政府は新型でも、約900億円の予算を充て住民税非課税世帯の無料化を想定する。ただし、実施主体は市町村で、非課税世帯に自己負担を求めたり、逆に減免対象を拡大する所もある。負担軽減の対象者は、市町村に証明書を発行してもらい、医療機関の窓口で提示する。

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1.新型インフル脳症 守山男児死亡 医療関係者、冷静対応呼びかけ(京都新聞),京都新聞
RV=388.1 2009/10/04 10:09
キーワード:学級,脳症,男児,人工,診療,障害,救急,血液,大津

 新型インフルエンザで学級閉鎖などが相次ぐ中、守山市の小学1年男児(7)が先月21日、インフルエンザ脳症を発症して死亡した。新型インフルで脳症により亡くなったのは国内初。発熱などを訴えてからわずか2日で息を引き取ったが、県内の医療関係者は男児の冥福を祈りつつ、「急速に症状が悪化したまれなケース」として冷静な対応を呼びかけている。 ■発熱後わずか2日で… 県によると、男児は19日朝からせきや38度台の発熱があり、同日夕、土曜日でも救急を受け付けていた市外の病院を受診。ここでは簡易検査は実施されず、解熱剤「アセトアミノフェン」とせき止めを処方された。 しかし、翌日も40度を超える発熱が続いた。自宅近くの診療所を受診し、簡易検査でA型陽性と判明。嘔吐(おうと)やけいれんも現れたため、市外病院の集中治療室で人工呼吸器を付け、タミフル投与などの治療を受けた。意識混濁もあり、インフル脳症の治療を始めたが、容体は安定せず、大津市の滋賀医科大学付属病院に転院。血液浄化も施したが、21日夕には34・6度の低体温になって血圧も下がり、同日夜に永眠した。 男児には、周期的に発熱を繰り返す傾向があったが、県は、インフルの重症化や脳症との因果関係は「不明」としている。 医師でもある県健康推進課の角野文彦課長は「非常に痛ましい結果だが、男児を治療した4医療機関の対応に問題はないと考える」とする。 近年の研究では、解熱剤でも「アスピリン」や「ジクロフェクナトリウム」などを服用すると、脳症が重症化することもあるとされるが、今回はインフル治療で主流の「アセトアミノフェン」が使われた。最初の病院で簡易検査やタミフル投与をしなかった点も、角野課長は「たとえ検査をしても、発症当日には陽性反応が出ないこともある。また、タミフルには脳症を抑える効果はない」と話す。 ■インフルエンザ脳症 インフルエンザをきっかけに生じた脳症。脳内にウイルスはないが、脳が腫れて頭蓋内の圧が上昇し、脳全体の機能が低下する。眠ったようになり、呼びかけにも目が覚めないような意識障害が症状の中心で、異常行動やけいれん、嘔吐なども見られる。 ▽脳症で表れる異常行動の例 ・両親が分からない。いない人がいると言う。 ・自分の手をかむなど、食べ物とそうでないも のの区別ができない。 ・アニメキャラクターや動物が見えるなど、幻 視や幻覚を訴える。 ・意味不明な言葉を発する。ろれつが回らない。 ・おびえ、恐怖の訴えや表情が出る。 ・急に怒り出す、泣き出す、大声で歌い出す。 ※こうした症状は、発熱から数時間〜1日で出るケースが多い。

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2.インフル予防、「手洗い」過信に要注意(CNN.co.jp),CNN.co.jp
RV=25.8 2009/10/04 19:45
キーワード:教授

(CNN) 世界各地で感染が拡大している新型インフルエンザ(H1N1型)の予防策として、手洗いや手指の消毒が奨励されている。これに対して一部の専門家らは、「手を洗っていればうつらない」と過信するのは誤りだとして注意を呼び掛けている。新型インフルの流行を受けて、多くの学校や企業では手洗いを徹底し、手指消毒剤を常備するなどの対策を講じてきた。それでも集団感染の発生が相次いでいることについて、米カリフォルニア大バークレー校の疫学専門家、アーサー・ラインゴールド教授はこう説明する。「一般的なかぜなどの予防には、手洗いが非常に効果的。ところがインフルエンザウイルスには、実はあまり有効ではないと考えられる」たとえば、(1)映画館で隣に座った新型インフル感染者が、口を覆わずにくしゃみをした(2)新型インフル感染者が鼻をこすった手で握手し、相手がその手で自分の鼻をさわった――という2つの状況を比較した場合、うつる確率が高いのはどちらか。「もちろん(1)のほうが飛沫(ひまつ)中のウイルスを大量に吸い込むことになり、はるかに危険だ」と、ラインゴールド教授は指摘する。米マウントシナイ医科大のピーター・パレージー教授も同意見だ。「一般的なかぜの原因となるライノウイルスなどは、人の手に付着した状態でも活動を続けるため、感染予防には手洗いが有効だ。一方、インフルエンザのウイルスは構造が違う。表面にある脂質膜が人の手に付いた時点で破壊され、ウイルスは不活性化する」という。これに対し、「手洗いはやはり重要」と主張する専門家もいる。カリフォルニア大バークレー校公共保健学部のマーク・ニカス非常勤教授は、「インフルエンザ感染の約3分の1は、手から手の接触による」との見方を示す。米疾病対策センター(CDC)の報道担当者は取材に対し、「新型インフルエンザについては、手洗いが感染を予防することを示す確かなデータはない」と認めたうえで、「CDCとしては当初から、手洗いは予防法のひとつにすぎないことを訴え、ワクチンなど別の方法を重点的に呼び掛けてきた」と述べている。

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1.新型インフルのワクチン接種、19日スタートへ(産経新聞),産経新聞
RV=505.8 2009/10/05 22:09
キーワード:接種,妊婦,小児,負担,優先

 新型インフルエンザのワクチン接種が19日から始まる。数に限りがあるため、現段階では国民全員が接種することはできない。供給は厚生労働省が決めた優先接種者を対象に、順次行われる。 厚労省が平成21年度内に用意する新型用ワクチンは国産が2700万人分、輸入が5000万人分の計7700万人分。優先接種対象者は5400万人で、月内出荷分は最優先の医療関係者に使われる。その後、11月から年度末まで、妊婦と持病のある人▽乳幼児▽小学校低学年▽1歳未満の保護者ら▽小学校高学年、中高生▽健康な高齢者−の順で接種が行われ、残りが優先対象者以外に回される。 費用は2回接種で一律6150円。生活保護世帯を含めた市町村民税非課税世帯には負担軽減措置が図られる。接種には事前の予約が必要で、各都道府県は接種が可能な医療機関を今月中に公表する。 優先対象者の証明のため、持病のある人は主治医が作成する「優先接種対象者証明書」、妊婦や小児は「母子健康手帳」、小中高生や高齢者は「学生証」や「住民票」が必要となる。

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2.新型インフルのワクチン接種へ課題…自治体に不満 医療機関は混乱(産経新聞),産経新聞
RV=481.9 2009/10/05 22:02
キーワード:接種,学会,副作用,小児科,優先

 10月中旬から始まる新型インフルエンザ用のワクチン接種を前に、自治体や医療機関の間に「準備期間が短すぎる」などといった困惑の声があがっている。ワクチン接種に関する国の基本方針が示されたのは今月1日。接種開始まで約2週間しかない。優先接種の対象である「持病のある人」をどう選別するのか、海外ワクチンの安全性は大丈夫か−。スムーズな実施に向けた課題は多い。 [フォト]国内メーカーの新型インフルエンザワクチン ■財政厳しい… 今月2日、全国の自治体から東京に集められた約250人の担当者に、厚生労働省からワクチン接種の基本的方針が説明された。 「接種を行う医療機関のリスト提出…9日まで」「ワクチンの卸業者への納入依頼…14日まで」「医療従事者への接種開始…19日」。示されたのはタイトなスケジュールだった。 「もっと早く、方針を示してくれていれば、スムーズに準備が進められていたのに」。仙台市の担当者の口からは不満がこぼれた。 低所得者への補助に関する財源について、国が正式に提示したのは会議当日。都道府県と市町村が費用の半分をカバーすることになるという。岩手県の担当者は「財政が厳しいのに、これから予算を取れといわれても…」と漏らす。 ■保護者に不安 接種が優先されることになる「持病を持つ人」の定義などをめぐり、医療機関が混乱する可能性を指摘する声も出ている。 東京都文京区の診療所「森こどもクリニック」の森蘭子院長も「国が示した定義が分かりにくく、保護者の間に不安が広がっている」と指摘する。「うちの子は優先接種の対象者なのか」−。同クリニックには9月以降、そんな問い合わせが殺到しているという。 日本小児科学会の予防接種感染対策担当理事で防衛医大小児科の野々山恵章(ののやま・しげあき)教授は「かかりつけ医の場合、優先対象外の患者でも頼まれると断りにくい」と懸念。「学会として接種基準を周知する」という。 ■公平性に問題も 国産の季節性ワクチンは、重い副作用が100万人に1例程度しかでないとされる。国内で作られる新型ワクチンも、季節性ワクチンと同じ方法で製造されるため、厚労省は安全性も同程度とみている。 一方で輸入される新型ワクチンの副作用発症率には、はっきりしたデータがない。免疫効果を高めるため国産に使用実績のない添加物を使っているうえに、製造法も異なるからだ。 新型ワクチンの接種により、副作用が出た場合の対応にも釈然としないものが残ったままだ。厚労省では、訴訟が起きた場合に、海外の製薬会社に限って免責を決めるなど、公平性の観点から議論が尽くされたとは言い難い。 東大医科学研究所の上昌広特任准教授は「米国では副作用に対する公的補償が充実している。しかし、日本ではそうした仕組みが、十分には整っていない」と指摘している。(今泉有美子)

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3.卵アレルギー児にもインフルワクチン接種を推奨−都講演会で小児科医(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=374.3 2009/10/05 21:28
キーワード:接種,保育,小児科

 東京都と独立行政法人環境再生保全機構は10月5日、子どものぜんそくや食物アレルギーの正しい知識と対応法に関する講演会を開き、東京慈恵会医科大附属第三病院小児科の田知本寛医師が自らの診療経験などを基に講演、また参加者の質問に応じた。卵アレルギーを持つ3歳児の親から、鶏卵を使って生産する新型インフルエンザワクチンの接種後の副反応を不安がる声があり、田知本氏はワクチンが少量であることを説明し、「基本的には、ワクチンはすべてやる方向です。卵アレルギーがあっても。だからインフルエンザワクチンもやるべきだと思う」と、接種を推奨した。 講演会には、アレルギーを持つ子どもの保護者や看護師、保育士など約250人が参加。 田知本氏は、アトピー性皮膚炎の子どもの入浴について、顔も体もよく泡立てた石鹸を用い、「手でごしごし洗って構わない」と述べるなど、日常生活での対応法や、アレルギー状況を知る上での食物日記の重要性などを解説した。 講演後に行われた質疑応答では、田知本氏が推奨した入浴法について、保育園勤務の女性が「石鹸を使った入浴でよくない場合もあるのか」と質問した。これに対し田知本氏は、「皮膚科のアトピー性皮膚炎の治療ガイドラインでも、洗うことが基本になっている」と指摘。「よくないパターンはあまり考えにくい」と答えた。 また、新型インフルエンザに関する不安の声も参加者から上がり、季節の変わり目にぜんそくの症状がひどくなるという4歳の息子の保護者は、「ぜんそくの子はインフルエンザにかかるととても危険」との報道を挙げ、対処法を尋ねた。 田知本氏は「治療を普段からちゃんとしている子は、悪くなりにくいのではないか」とし、普段から治療をきちんと受ける重要性を強調した。 別の保護者は、卵などの食物アレルギーを持つ子への、鶏卵を使って製造するワクチンの接種への不安を訴えた。田知本氏はワクチン接種の推奨の方向性を示した上で、副反応に備えワクチンを分割して接種する方法を紹介。それによると、一回0.2ccを2回接種する場合は、まず0.05ccを1回打ち、腫れてこなければ残量を打つ。それで大丈夫なら、2回目接種では一回で0.2を打つ。 また、副反応が不安なので接種回数は「2回となっているが、1回でもいいのか」という質問には、「ブースター効果といって、抗体をたくさん作らせるためなので、規定された量(2回)は打った方がよい」と述べた。

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1.新型インフル 対応機関、月内公表(産経新聞),産経新聞
RV=463.8 2009/10/06 07:56
キーワード:接種,妊婦,小児,負担

 新型インフルエンザのワクチンは数に限りがあるため現段階では国民全員が接種できない。供給は厚生労働省が決めた優先接種者を対象に順次行われる。厚労省が平成21年度内に用意する新型用ワクチンは国産が2700万人分、輸入が5千万人分の計7700万人分。優先接種対象者は5400万人で、月内出荷分は最優先の医療関係者に使われる。11月から年度末まで、妊婦と持病のある人▽乳幼児▽小学校低学年▽1歳未満の小児の保護者▽小学校高学年、中高生▽健康な高齢者−の順で接種が行われ、残りが優先対象者以外に回される。 費用は2回接種で一律6150円。生活保護世帯を含めた市町村民税非課税世帯には負担軽減措置が図られる。接種には事前の予約が必要で、各都道府県は接種が可能な医療機関を今月中に公表する。 優先対象者の証明のため、持病のある人は主治医が作成する「優先接種対象者証明書」、妊婦や小児は「母子健康手帳」、小中高生や高齢者は「学生証」や「住民票」が必要となる。

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2.新型インフルエンザ:ワクチン接種・県が実施要領 具体的手続き説明なく /山梨(毎日新聞),毎日新聞
RV=459.3 2009/10/06 14:00
キーワード:接種,妊婦,基礎,負担

 ◇市町村や保健所、担当者に困惑の声 県は5日、県内各市町村や保健所の担当者を対象に、新型インフルエンザのワクチン接種の実施要領について説明会を開いた。しかし具体的な事務手続きについての説明がなく、約60人の出席者からは困惑の声も上がった。 県健康増進課によると、週明けに厚労省から業者を通じて4000人分のワクチンが配布され、19日をめどに接種が始まる。 接種は、医療従事者▽妊婦、厚労省の指定する基礎疾患を持つ人▽1歳〜小学3年生▽乳児の保護者−−の順に優先して行われるが、同課によると最初の2回に配布される8600人分の大半は医療従事者に充てられる見込み。妊婦や基礎疾患を持つ人の接種は11月上旬となる。 また、住民税が非課税となる低所得世帯は公費負担で接種が受けられる。市町村が独自に減免対象を設けることも可能。公費負担の対象者は市町村で証明書を申請する必要があるが、その手続きや周知の方法についての説明はなかった。 市川三郷町の職員は「基礎疾患を持つ人から証明書の取り方について問い合わせが来ても答えられない」と困惑気味。小菅村の職員も「減免措置についても具体的な話がなく、不安です」と話した。 県は「厚労省の説明も大まかで、一律に説明することはできない。各市町村で実情に合ったやり方を取ってもらえれば」(健康増進課)と話す。 ワクチン接種は原則2回行われる。同じ医療機関で接種すれば、2回目は初診料がかからないため、費用は計6150円となる。 県は来週中に、接種可能な医療機関のリストをホームページなどで公表する方針。【春増翔太】10月6日朝刊

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3.<新型インフル>英国などの2社とワクチンの売買契約(毎日新聞),毎日新聞
RV=450.9 2009/10/06 21:47
キーワード:接種,小児,試験,副作用

 厚生労働省は6日、製薬会社大手のグラクソ・スミスクライン(英国)、ノバルティス(スイス)の2社と、新型インフルエンザワクチンの売買契約を結んだと発表した。1人2回接種として4950万人分で、購入額は1126億円。国内の臨床試験などで安全性を確認したうえで、早ければ12月下旬から輸入が始まる。 両社から輸入するワクチンには国産品に入っていない免疫増強剤が使われており、世界でまだ承認されていない。ノバルティスは日本で成人200人に臨床試験を実施中で、今のところ重い副作用は報告されていないという。グラクソも今月中に国内試験を始める予定。両社は小児の臨床試験も計画している。 国産ワクチンは年度内に約2700万人分が確保できる見込みで、9日に最初の59万人分が出荷される。

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1.欧州2社と新型ワクチンの輸入契約を締結―厚労省(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=398.1 2009/10/07 11:41
キーワード:接種,小児,試験

 グラクソ・スミスクライン(GSK、英国)とノバルティスファーマ(スイス)は10月6日、厚生労働省と新型インフルエンザワクチンの輸入契約を締結したと発表した。厚労省の従来の発表通り、供給量はGSKが3700万人分、ノバルティスファーマが1250万人分。 GSKによると、同社のワクチンは鶏卵ベースで、アジュバント(免疫増強剤)を添加して使用する。9月29日に欧州委員会(EC)で承認を受け、欧州連合(EU)加盟27か国での販売が認められている。現在、このワクチンについて健康な成人、高齢者、小児(乳幼児を含む)など9000人を対象に16種類の臨床試験を欧州、カナダ、米国で実施しており、国内での臨床試験も100人の健康な成人を対象に近く開始する。また、小児の臨床試験も計画中としている。 ノバルティスファーマによると、同社のワクチンはアジュバントを添加し、細胞培養により生産。欧州4か国で1300人を対象に既に臨床試験を行い、結果について分析中という。日本では9月16日から大阪と鹿児島の医療機関で臨床試験を開始し、1回目の接種が終了したが、重篤な副反応は報告されていないとしている。

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2.新型ワクチン、契約書受理で接種可能に(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=270.4 2009/10/07 21:14
キーワード:接種

 厚生労働省は10月6日付で、新型インフルエンザワクチンの接種を行う委託契約を国と締結する「受託医療機関」について、市町村が契約書を受理した時などからワクチン接種を開始できるようにする方針を示す事務連絡を都道府県あてに出した。ただし、ワクチンの納入には、接種開始の約10日前までに、医療機関が都道府県に登録する必要がある。7日の記者会見で公表した。 受託医療機関の選定は、医師会が接種を希望する医療機関を取りまとめる方法と、市町村が地域の実情などを考慮して取りまとめる方法の2つ。これらの手続きについて、事務連絡では都道府県から市町村に説明するよう求めている。 医師会が取りまとめる方法では、郡市医師会が接種を希望する医療機関を把握し、委任状を受理する。また、委任状を提出した医療機関のリストを作成して、委任状とともに都道府県医師会に送付する。この手続きについては、市町村から郡市医師会に説明する。 市町村が取りまとめる方法では、市町村が、郡市医師会に加入していないが接種を希望する医療機関から代表者名を記名・押印した契約書を受理し、地方厚生局に送る。同時に、契約書を提出した医療機関名のリストを都道府県に送る。 今回はワクチンの接種まで時間的な余裕がないため、郡市医師会が委任状を受理した時か、市町村が契約書を受理した時から、接種を開始できるようにする方針。また、速やかな供給には、都道府県を通じて卸業者に受託医療機関名をあらかじめ報告する必要があるため、正式な委任状や契約書が届いていなくても、受託を希望する医療機関名が判明した時には、市町村や郡市医師会に速やかに連絡させるよう取り計らうことを、都道府県に求めている。 ワクチンの納入については、接種開始の約10日前までに、医療機関が都道府県に登録する必要があるとしている。 事務連絡ではこのほか、都道府県から都道府県医師会に対して、▽郡市医師会に委任状の取りまとめが依頼されていること▽郡市医師会から送付されたリストと委任状について、都道府県医師会(長)名で契約書に記名・押印して、地方厚生局に送付すること―を伝えるよう求めている。

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3.新型インフル、集団感染1.7倍=連休後、再び増加−厚労省(時事通信),時事通信
RV=194.7 2009/10/07 19:22
キーワード:学級,基礎,前週

 厚生労働省は7日、新型インフルエンザの集団感染の発生件数(9月28日〜10月4日)が、前週の1.78倍に当たる5428件に上ったと発表した。 同省によると、9月14〜20日の発生件数は4105件だったが、連休と重なった21〜27日は平日が2日しかなかったため、3053件と減少傾向を示していた。 インフルエンザが原因で休校や学級閉鎖を行った学校数も増加に転じた形となっており、前週の2.06倍に当たる3403カ所に上った。 また、6日までの1週間に入院した患者数は198人で、このうち70人には基礎疾患(持病)があった。

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1.接種開始、ずれ込む見通し=医師会への協力依頼遅れる−厚労省がミス・新型インフル(時事通信),時事通信
RV=313.1 2009/10/08 14:45
キーワード:接種,従事

 厚生労働省が19日から開始を予定する新型インフルエンザ用ワクチンの接種が、一部の都道府県でずれ込む見通しの高いことが8日、分かった。同省による日本医師会への協力依頼が遅れたのが原因で、自治体側は対応に苦慮している。 同省は都道府県の担当者を集めた2日の会議で、接種に向けたスケジュールを公表。9日にワクチンを初出荷し、19日の週から医療従事者への接種を始めるとした。これに先立ち、7日までに接種を行う医療機関を選定するよう求めた。 医療機関の選定は、地域単位の医師会を通じて行う計画だが、国の要請が医師会側に伝わっていなかったことが判明。自治体の指摘を受け、同省は6日夜になって文書で協力依頼を行った。 同省は初出荷のワクチン納入を希望する場合、接種の10日前までに都道府県へ登録するよう医療機関に求めている。 しかし、依頼が遅れた医師会に配慮し、選定期限を週明けに延ばした自治体もあり、都市部を中心に接種の開始を遅らせる動きも出ている。

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2.新型インフルで脳症、5歳児が死亡…国内最年少(読売新聞),読売新聞
RV=202.9 2009/10/08 21:48
キーワード:基礎,男児,都,人工

 東京都は8日、新型インフルエンザに感染した都内の5歳男児が、インフルエンザ脳炎による多臓器不全で死亡したと発表した。 男児に基礎疾患はなく、基礎疾患のない未成年者の死亡は初めてという。厚生労働省によると、国内の死者は疑い例を含めて22人目で、男児は最年少だった。 都によると、男児は今月2日に発熱とせきの症状を訴え、3日に熱が40度に及んだため、近くの診療所を受診、簡易検査でインフルエンザA型と診断された。 タミフルの投与を受けたが、帰宅後に嘔吐(おうと)や意識障害、けいれんなどの症状が出るなど容体が悪化し、別の病院に救急搬送されて入院。入院後、意識不明に陥り、脳炎と診断され、人工呼吸器が装着された。 5日に新型インフルエンザ陽性と確定、6日夜に死亡した。

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3.新型インフル、幼児で初の死者(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=144.1 2009/10/08 20:15
キーワード:男児,都,人工

 東京都は10月8日、新型インフルエンザに感染していた都内在住の5歳男児が死亡したと発表した。国内の新型インフルエンザによる死者は疑い例も含めてこれが22例目で、幼児は初めて。 都によると、男児は2日に発熱し、医療機関を受診。3日午前に体温が40度にまで上昇し、医療機関を再び受診した。簡易検査でA型陽性反応が出て、タミフルを処方されたが、午後には嘔吐、意識障害などの症状が出て、都内の医療機関に救急搬送された。その際、脳炎が疑われたため、そのまま入院。夜には多臓器不全を合併して呼吸不全状態となり、人工呼吸器を装着した。5日に遺伝子検査を実施し、新型インフルエンザと確定。6日に急性脳炎の届け出があり、同日の午後8時前に死亡が確認された。

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4.新型インフルの5歳男児死亡=最年少、22例目−東京(時事通信),時事通信
RV=144.1 2009/10/08 20:36
キーワード:男児,都,人工

 東京都は8日、新型インフルエンザに感染した都内在住の5歳男児が急性脳炎で死亡したと発表した。新型インフルエンザによる死者は疑い例も含め22例目。これまでの最年少で、男児に持病はなかった。集団感染ではないとみられるという。 都によると、男児は2日午前、熱とせきが出たため自宅近くの医療機関を受診。3日午前に40度の熱が出て再度受診し、簡易検査でA型陽性となったため、タミフルを処方され帰宅した。しかし、夕方になって吐いたり、意識障害やけいれんが起きたりしたため、都内の別の医療機関に救急搬送され入院した。 男児は投薬治療を受けたが、3日夜には多臓器不全を起こし、血圧低下や呼吸不全の状態となり人工呼吸器を付けた。6日に容体が急変した。5日に実施された遺伝子検査で新型インフルエンザの感染が確定した。

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1.<新型インフルエンザ>妊婦などにワクチン接種を全額助成−−東京・港区(毎日新聞),毎日新聞
RV=520.3 2009/10/09 12:18
キーワード:接種,妊婦,小児,基礎,優先

 港区は、新型インフルエンザ対策として、区民のうち、妊婦や高齢者、子供らを対象にワクチン2回分の接種費用を全額助成する方針を決めた。23区では初の試みという。厚生労働省も「全額助成はあまり聞いたことがない」としている。 区によると、助成する優先接種対象者は(1)妊婦(2)ぜんそくなど基礎疾患のある人(3)91年4月2日以降に生まれた人(4)1歳未満の小児や高度の免疫不全など予防接種を受けられない人の保護者(5)65歳以上の高齢者。 助成額は1人あたり6150円。助成対象は区民の約3分の1にあたる6万2200人、事業費は2億6800万円と見込む。区の独自財源で実施する。9日開会の定例議会に予算案を上程し、11月上旬の助成開始を目指す。【馬場直子】〔都内版〕

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2.新型インフル、国産ワクチン初出荷(読売新聞),読売新聞
RV=393.8 2009/10/09 12:45
キーワード:接種,試験,優先

 国産の新型インフルエンザワクチンの出荷が9日、始まった。 初日に出荷されたのは国内メーカー3社の計59万人分。埼玉県北本市の北里研究所生物製剤研究所では、1ミリ・リットル(1人分)の小瓶に入ったワクチン9万3000本が、冷蔵庫からトラックに積み込まれ、販売会社を経由して、各地の医療機関に発送された。 来年3月までに、4社で計2700万人分を供給する。残る1社の出荷は20日から。接種は19日以降、優先対象者の医療従事者から順次、始まる。輸入ワクチン(4950万人分)は現在、国内で臨床試験が行われており、本格的な入荷は12月下旬以降の見通し。

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3.国産ワクチンが初出荷へ=19日の接種開始向け−新型インフル(時事通信),時事通信
RV=321.9 2009/10/09 05:21
キーワード:接種,優先

 国内メーカーが製造した新型インフルエンザ用ワクチンが9日、初出荷される。最優先の医療従事者約100万人に割り当てられ、19日以降各地で接種が始まる。 この日の出荷は、国内メーカー4社のうち3社が製造した計118万回分。流通業者を経て、15〜18日に全国の医療機関に納入される。

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4.国産ワクチンが初出荷=19日の接種開始向け−新型インフル(時事通信),時事通信
RV=321.9 2009/10/09 10:23
キーワード:接種,優先

国内メーカーが製造した新型インフルエンザ用ワクチンが9日、初出荷された。最優先の医療従事者約100万人に割り当てられ、19日以降各地で接種が始まる。この日の出荷は、国内メーカー4社のうち3社が製造した計118万回分。流通業者を経て、15〜18日に全国の医療機関に納入される。

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5.国産ワクチンが初出荷=新型インフル(時事通信),時事通信
RV=321.9 2009/10/09 10:58
キーワード:接種,優先

国産ワクチンが初出荷=新型インフル10月9日10時58分配信時事通信国内メーカーが製造した新型インフルエンザ用ワクチンが9日、初出荷された。最優先の医療従事者に割り当てられ、19日以降各地で接種が始まる。初出荷を控え、冷蔵庫内に貯蔵されたワクチン(9日、埼玉県北本市)

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6.新型インフルワクチン 国内産初出荷(産経新聞),産経新聞
RV=321.9 2009/10/09 15:29
キーワード:接種,優先

 国内のワクチンメーカーが9日午前、新型インフルエンザワクチンの出荷を開始し、メーカーの一つである北里研究所(埼玉県北本市)が出荷作業を公開した。 国産ワクチンは、4社が来年3月までに計2700万人分(1人2回接種)を製造する予定。国民全部には行き渡らないため、国は先に決定した順位に従い、最優先グループに順次接種する。 最初の出荷は4社合わせて59万人分で、今月19日以降、優先順位が最も高い医療従事者に接種される。

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1.新型インフルエンザ:ワクチン接種、霧島市が半額助成へ /鹿児島(毎日新聞),毎日新聞
RV=471.5 2009/10/10 17:00
キーワード:接種,優先,費用,10月,9月,助成

 ◇全額助成対象外の優先接種者 霧島市は、新型インフルエンザのワクチン接種で、全額助成対象外の優先接種者に対し、半額助成することを決めた。9日の9月議会最終本会議で、事業費約9500万円を盛り込んだ一般会計補正予算案が提案され、可決した。 市健康増進課によると、2回接種でかかる費用のうち3100円を助成する。接種見込み者数は9月1日現在で、3万866人。10月10日朝刊

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2.新型インフルで男児が重症化 長野(産経新聞),産経新聞
RV=136.7 2009/10/10 07:56
キーワード:男児,人工,持病

 長野県新型インフルエンザ対策本部は9日、長野市内の小学校に通う男子児童が新型インフルエンザに感染し、重症になったと発表した。男児は、呼吸困難になり、人工呼吸器を使って集中治療室(ICU)で治療中という。県内では4例目の重症患者となった。 同本部によると、男児にはぜんそくの持病があるという。男児は7日に38・4度を発熱し、長野市内の病院を受診。翌8日に簡易検査で陽性になり、遺伝子詳細検査(PCR)検査も実施し、新型への感染が確認された。

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3.新型インフルエンザ:熊本市の化血研、ワクチンの出荷始まる /熊本(毎日新聞),毎日新聞
RV=32.0 2009/10/10 16:01
キーワード:7月

新型インフルエンザのワクチンを製造する国内4社のうちの一つ、熊本市の化学及血清療法研究所(化血研)は9日、ワクチンの出荷を始めた。化血研は7月からワクチンの製造を開始、初回出荷は10ミリリットルの容器2万5000本で約22万5000人分。製造されたワクチンは国立感染症研究所がすべて買い上げて販売会社に卸す。

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1.3分の1が「副作用を懸念」 米で新型インフル予防接種開始(産経新聞),産経新聞
RV=496.3 2009/10/11 16:46
キーワード:接種,試験,副作用,臨床,国産,出荷

 【ニューヨーク=松尾理也】全米で始まった新型インフルエンザに対する予防接種について、3分の1以上の米国人が「子供には受けさせたくない」と考えていることが、このほど実施されたAP通信などによる世論調査で明らかになった。副作用への懸念などのためで、インフルエンザ対策を担当する米疾病対策センター(CDC)などは、安全性強調に躍起となっている。 日本では9日、国産ワクチンの出荷が開始されたが、米国での接種は今月6日に始まった。当面の接種対象は、医療関係者が中心。今後、十分なワクチンの供給を待って、子供たちなど一般への接種が本格化する。今春に、米国内最初の感染地のひとつとなり、多くの患者を出したニューヨーク市では、希望する小学生全員への無料接種の方針が打ち出されている。 ところが、今月1日から5日にかけて全米でAP通信などが実施した世論調査によると、自分たちの子供に接種をうけさせたくないと答えた親は38%。接種の副作用が気にかかると答えたのは72%にも上り、接種のマイナス面に懸念が存在することがわかった。 ワクチンの製造を急いだため、十分なテストがなされていない、との見方があることについて、CDCのフリーデン局長は「例年のワクチン同様の方法で製造されており、これまでに実施された臨床試験でも深刻な副作用は見つからなかった」と説明。「接種は、予防にとって最善の方法」と効果を強調する。 再流行の兆しが現時点で確認されていないことも消極姿勢の背景にあるようだ。ニューヨーク市保健局は「(同市内での)春先の新型インフルエンザへの感染率は10〜20%だったとみられるが、それよりはるかに多い数の市民がすでになんらかの免疫を持っていると考えられる」と述べた。

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2.新型インフル感染の生後2か月女児が死亡(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=118.9 2009/10/11 14:02
キーワード:女児,心,指針,不全

【ソウル11日聯合ニュース】新型インフルエンザに感染した生後2か月の女児が死亡した。30代以下の新型インフル感染者が死亡したのは初めてだ。 保健福祉家族部中央インフルエンザ対策本部は11日、嶺南地域の医療機関で6日に急性心不全で死亡した生後2か月の女児について、検査の結果、新型インフルエンザ陽性判定が7日に下されていたと明らかにした。現在、死亡経緯と原因について調査を進めている。 新型インフルエンザ患者指針によると、生後59か月以下の乳幼児も高リスク群に含まれる。 死亡した女児は首都圏在住で、秋夕(旧盆)連休に嶺南地域に帰省していたと推定される。先月25日からせきなどの症状が見られ、連休明けの今月5日に病院に運ばれ心筋炎で治療を受けていた。新型インフルエンザ検査が早いうちに行われず、抗ウイルス剤は投薬されなかったという。この女児からは新型インフルエンザ以外の病原体は確認できなかったと主治医が話していることから、ひとまず新型インフルエンザとの関連性が高いとみられるが、詳細は調査が完了しなければ分からないとしている。 一方、首都圏在住の64歳の男性肺がん患者が10日に死亡、原因は新型インフルエンザによる呼吸不全と疑われる。この男性は7日にせきや呼吸困難の症状で病院を訪れ、9日に感染が確認された。 女児と男性の死亡原因が新型インフルと確認されれば、国内死亡者は14人となる。japanese@yna.co.kr

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1.副作用懸念7割 インフル予防接種 米当局、安全性強調(産経新聞),産経新聞
RV=547.1 2009/10/12 07:56
キーワード:接種,試験,副作用,臨床,国産,出荷,供給,無料

 【ニューヨーク=松尾理也】全米で始まった新型インフルエンザに対する予防接種について、3分の1以上の米国人が「子供には受けさせたくない」と考えていることが、このほど実施されたAP通信などによる世論調査で明らかになった。副作用への懸念などのためで、インフルエンザ対策を担当する米疾病対策センター(CDC)などは、安全性強調に躍起となっている。 日本では9日、国産ワクチンの出荷が開始されたが、米国での接種は6日に始まった。当面の接種対象は医療関係者が中心。今後、十分なワクチンの供給を待って、子供たちなど一般への接種が本格化する。今年春に、米国内最初の感染地の一つとなり、多くの患者を出したニューヨーク市では、希望する小学生全員への無料接種の方針が打ち出されている。 ところが、今月1日から5日にかけて全米でAP通信などが実施した世論調査によると、自分たちの子供に接種を受けさせたくないと答えた親は38%。接種の副作用が気にかかると答えたのは72%にものぼり、接種のマイナス面に懸念が存在することがわかった。 ワクチンの製造を急いだため、十分なテストがなされていない、との見方があることについて、CDCのフリーデン局長は「例年のワクチン同様の方法で製造されており、これまでに実施された臨床試験でも深刻な副作用は見つからなかった」と説明。「接種は、予防にとって最善の方法」と効果を強調している。

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2.<新型インフル>愛知の10歳男児に人工呼吸器治療(毎日新聞),毎日新聞
RV=100.4 2009/10/12 01:51
キーワード:男児,人工

 愛知県は11日、同県津島市内の小学4年生の男児(10)が新型インフルエンザに感染したと発表した。男児は県内3例目となる人工呼吸器を付けての治療を受けているが、容体は安定しているという。県健康対策課によると、男児は10日朝、38度の発熱で弥富市内の病院に入院し、人工呼吸器を付けて治療。11日、PCR(遺伝子)検査の結果、新型インフルエンザに感染していることが判明した。

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1.国産新型インフルワクチンの安全対策で通知―厚労省(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=329.2 2009/10/13 18:52
キーワード:接種,副作用

 厚生労働省医薬食品局安全対策課は10月9日、国内ワクチン製造企業による新型インフルエンザ(A/H1N1)ワクチンの初出荷を受け、全4社に対し副作用情報、医療機関への納入数量を定期的に報告するよう通知した。 9日に初出荷を行ったのは化学及血清療法研究所、北里研究所、デンカ生研で、出荷量は59万人分(118万回投与分)。19日の週から接種が開始される。また、阪大微生物病研究会は20日に初出荷を予定している。 通知では、メーカー各社に対して毎月末に副作用発生状況を取りまとめ、2週間以内に医薬品医療機器総合機構に提出するよう求めた。

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2.感染症テーマに研究者らがシンポ―「新型」の早期治療や鳥インフル警戒訴え(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=250.3 2009/10/13 19:13
キーワード:妊婦,小児,基礎,耐性

 文部科学省と理化学研究所感染症研究ネットワーク支援センターはこのほど、「感染症に挑む知のネットワーク アジア・アフリカと共に」をテーマに、「新興・再興感染症研究拠点形成プログラム」成果報告シンポジウムを開いた。インフルエンザをはじめとする世界の感染症の現状について研究者らが発表し、新型インフルエンザについては、早期の診断と治療の重要性を訴える意見などが出された。また、鳥インフルエンザへの警戒を呼び掛ける意見も相次いだ。 シンポジウムは、海外の感染症の現状についての研究報告などから成る第1部と、新型インフルエンザの流行について研究者らが意見交換を行う第2部で構成。このほど来日したラオスパスツール研究所のポール・ブレイ所長による「21世紀の新興感染症の脅威に備える:国際感染症ネットワーク連携の必要性」と題した特別講演も行われた。 第1部では、神戸大大学院医学研究科人獣共通感染症学分野の新矢恭子准教授が、「鳥インフルエンザの流行地インドネシアの実態」をテーマに講演。生鳥マーケットや鶏が放し飼いになっている家庭の裏庭の様子、鶏が豚舎を自由に動き回っていた様子などを紹介し、「人と動物が濃厚に接触する環境がある」と述べた。また、「病原体も共有できる状況」にあるとし、「遺伝子交雑が起これば、別の新型インフルエンザウイルスとなる可能性がある」と語った。 また、国立国際医療センターの工藤宏一郎・国際疾病センター長が、ベトナムにおける鳥インフルエンザの現状について講演。患者の高死亡率の背景には、疾患への理解不足や簡便な診断方法がないこと、抗ウイルス薬の導入の遅れなどがあるとした。また、鳥インフルエンザと新型インフルエンザの類似点として、診断や治療の遅れが重篤化や死につながっている点などを挙げ、早期の診断と抗ウイルス薬導入が必要だと訴えた。 第2部では、新型インフルエンザにかかわる研究者などがパネルディスカッションを行った。 東大医科学研究所の河岡義裕・感染症国際研究センター長は、新型インフルエンザウイルスは季節性インフルエンザウイルスよりも肺で増殖しやすいとの研究結果について述べ、「(新型インフルエンザに伴う肺炎に)ウイルス性肺炎が多い理由だろう」と語った。また、タミフルを使用していない患者からタミフル耐性ウイルスが検出されたとの報道について、「珍しいことではない」との見方を示し、耐性ウイルスが今後流行するかどうか注視する必要があるとした。新型インフルエンザウイルスの強毒化の可能性については、「起きるかどうか、まだ分からない」と語った。 第1部でも講演した工藤氏は、新型インフルエンザが発生したメキシコで実施した調査の結果について述べ、重症化した患者の特徴として、糖尿病や喘息、免疫抑制薬使用疾患などの基礎疾患がある人や妊婦、小児のほか、コカイン使用者を挙げた。また、貧困や生活習慣などの社会的側面が、診断と治療の遅れを招いたとの認識を示した。さらに、「政府によるタミフル無料配布以降、重症者や死亡者は激減した」と強調した。 一方、東北大大学院医学系研究科微生物学分野の押谷仁教授は、抗ウイルス薬による重症化防止の効果について、現時点では「科学的な根拠がない」状況で、効果への評価は「オブザーベーションレベルのもの」と指摘。また、日本での流行はまだ初期段階にあるとし、重症者の発生状況などが今後どうなるかは、患者がある程度増加してからでないと分からないと述べた。 また、国立感染症研究所の田代眞人・インフルエンザウイルス研究センター長は、新型インフルエンザに注目が集まっているが、「鳥インフルエンザは、この間も収束していない。新型インフルエンザとは無関係に、患者数が増えている」と指摘。公表しないことを条件に、インドネシアは世界保健機関(WHO)に患者数を報告しているが、「(患者数自体は)かなり増えている」と述べ、鳥インフルエンザに対する警戒が必要だと強調した。

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3.【インド】新型インフル、デリーの累計感染者3千人超(インド新聞),インド新聞
RV=85.7 2009/10/13 08:00
キーワード:インド,累計

 保健・家族福祉省は11日、インド国内で新たに96人の新型インフルエンザ感染が確認されたと発表した。内訳は、マハラシュトラ州で44人、デリーで24人、ケララ州で9人、ハリヤナ州で9人、ラジャスタン州で4人、カルナタカ州で3人など。 11日現在、インドでの累計感染確認は1万1

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1.新型インフルエンザ:相談窓口8カ所、24時間体制に−−県厚生部と保健所 /静岡(毎日新聞),毎日新聞
RV=386.8 2009/10/14 11:00
キーワード:接種,前週,静岡

 ◇流行備え 新型インフルエンザの本格的な流行期に備え、県は13日、厚生部と保健所の相談窓口8カ所の受け付けを24時間体制にした。受付の24時間化は6月28日以来、約3カ月ぶり。予防法やワクチン接種などの質問に答える。 県疾病対策室によると10月4日までの1週間で、患者数の増減をチェックしている医療機関137カ所を受診したインフルエンザの患者数は272人。1院あたりの患者数は、9月27日までの1週間で過去最多の1・99人で、前週(0・93人)の倍だった。同疾病対策室は、このほとんどが新型インフルエンザの患者とみている。【竹地広憲】……………………………………………………………………………………………………… ◇新型インフル、主な相談窓口県厚生部   054・221・8560賀茂保健所  0558・24・2230熱海保健所  0557・82・9250東部保健所  055・920・1007御殿場保健所 0550・82・5755富士保健所  0545・65・2166静岡市保健所 054・249・3173中部保健所  054・644・7410西部保健所  0538・37・3818浜松市保健所 053・453・6118 ※静岡市・浜松市保健所は平日の午前8時半〜午後5時半。両市以外は24時間対応。10月14日朝刊

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2.都内で新型インフルの4歳男児、脳炎で死亡(読売新聞),読売新聞
RV=184.6 2009/10/14 14:08
キーワード:小児,基礎,男児

 東京都は14日、新型インフルエンザに感染した都内の4歳男児が、インフルエンザ脳炎で死亡したことを明らかにした。 国内の死者は疑い例を含め、24人目。このうち男児は最年少で、基礎疾患(持病)はなかったという。 都によると、男児は今月4日に40度近い発熱などの症状を訴え、5日に受けた簡易検査で陽性と診断され、タミフルを処方された。けいれんを起こすなど症状が悪化したため、都内の病院に入院。呼吸困難のため、人工呼吸器を装着して治療を受けていたが、13日に死亡した。 都内では、今月6日にも新型インフルエンザに感染した基礎疾患のない5歳男児が死亡したばかり。厚生労働省によると、小児は持病の有無にかかわらず重症化しやすいとされる。

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3.<新型インフル>東京、兵庫、愛知で死者 死亡者は26人に(毎日新聞),毎日新聞
RV=184.1 2009/10/14 21:27
キーワード:脳症,基礎,男児

 東京都は14日、都内在住で幼稚園に通う男児(4)が新型インフルエンザに感染し、急性脳炎を発症して13日に死亡したと発表した。新型インフルエンザによる死亡者で最年少。愛知県清須市の男子高校生(16)と兵庫県西宮市の小学2年の女児(8)も死亡し、死亡者は26人となった。 都によると、男児は4日夜に39.9度の発熱があり、5日に近くの診療所で受診しA型インフルエンザ陽性と判明したため、タミフルを服用。しかし帰宅途中にけいれんが起き、そのまま都内の医療機関に入院した。6日に意識を失い、一時心肺停止になった。新型インフルエンザによる急性脳炎と診断され、その後容体が改善しなかった。基礎疾患はなかったという。 一方、名古屋市によると、清須市の男子高校生は11日に発熱。12日夜、意識障害などがみられたため救急搬送され、インフルエンザ脳症と診断された。生徒は13日未明に呼吸が停止し、14日朝、死亡した。その後の検査で新型インフルエンザ感染が確認された。生徒には気管支ぜんそくの基礎疾患があった。 また西宮市の女児は11日に発熱し、14日昼、新型インフルエンザを原因とする多臓器不全で死亡した。基礎疾患はなかった。【江畑佳明、月足寛樹、津久井達】

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1.新型インフルエンザ:県対策会議、ワクチン接種時期確認 「入試配慮」意見も /鳥取(毎日新聞),毎日新聞
RV=488.8 2009/10/15 17:00
キーワード:接種,学級,妊婦,基礎

 県新型インフルエンザ対策本部会議が14日、開かれ、ワクチン接種の時期や集団感染の集計方法の変更などを確認した。 ワクチン接種開始は国の方針に基づき、医療従事者が19日の週から▽妊婦と慢性呼吸器疾患などの基礎疾患がある人は11月中旬からなどと設定。中高生は優先順位が低く、1月中旬から順次接種とされたため、県教委から「ちょうど入試が始まる時期。早められないか」との意見が出た。 平井伸治知事は、ワクチン接種で受験生への配慮を求める要望書を来週にも厚生労働省に提出する。 また、集団発生把握の基準も15日から国の方針に従って変更する。学校は学級閉鎖、学年閉鎖、休校の場合▽社会福祉施設や医療機関は7日以内に10人以上の患者が発生した場合に県に報告する、と改める。これまでは、学校、社会福祉施設、医療機関とも7日以内に2人以上の患者が発生したら報告していた。【宇多川はるか】10月15日朝刊

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2.新型ワクチン、1回接種の効果に期待感―厚労省・中嶋室長(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=386.2 2009/10/15 19:24
キーワード:接種,基礎,耐性

 特定非営利活動法人(NPO法人)医療ネットワーク支援センター主催の医療関係者向けの「新型インフルエンザ対策セミナー」が10月15日に東京都内で開かれ、厚生労働省健康局結核感染症課の中嶋建介・感染症情報管理室長が講演した。この中で、中嶋室長はワクチンの接種回数について、「途中の経過を見ているところだが、なかなかいい結果が得られている。もしかすると、この数(接種対象者)をもう少し増やせるのかなということもあるかもしれない」と述べ、1回接種の効果に期待感を示した。■ワクチン接種、「本丸は11月」 中嶋室長は冒頭、19日の週から始まるワクチン接種に関して、「本丸は11月から接種が始まる基礎疾患(持病)を持っている方と妊産婦。ぜひ、先生方の協力をお願いしたい」と要請。また、接種回数の方針については、16日に開く専門家会議で議論することを明らかにした。 また、中嶋室長は新型インフルエンザウイルスのタミフル耐性について、「国内で8例ほど見つかっている。世界に目を向けるともっと出ている。季節性でも今年は相当なタミフル耐性ウイルスが出た。新型インフルエンザの流行がこのまま広がると、タミフル耐性ウイルスがメジャーになる可能性も十分に考えられる」との認識を示した。

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3.<インフルエンザ>休校など6476校に…過去10年で最多(毎日新聞),毎日新聞
RV=200.8 2009/10/15 19:51
キーワード:学級,前週,保育

 厚生労働省は15日、インフルエンザによる学校(保育所、幼稚園、小中高校)の休校と学年・学級閉鎖が4〜10日の1週間で計6476校に上り、過去10年で最多だったと発表した。前週(9月27日〜10月3日)の3403校からほぼ倍増し、大半が新型インフルエンザとみられる。感染報告があった児童・生徒は10万8961人に達した。 厚労省によると、休校459校(前週192校)▽学校閉鎖1482校(同657校)▽学級閉鎖4535校(同2554校)。合計した学校数は、昨冬のピークだった今年1月25〜31日の4105校や、過去10年で最多だった00年1月23〜29日の4131校を上回った。 ただし大人も含めた全体の推計患者数は、今月9日発表分では33万人で、昨冬のピーク時の193万人より大幅に少ない。厚労省は「新型インフルエンザは子供が発症しやすく、幼児〜小中学生が流行の中心の状態が続いている」とみている。 また、都道府県から寄せられた5〜11日の集団感染の報告も前週の1.5倍に当たる8047件で、今シーズン最多を更新した。東京が1371件で初めて1000件を超えたほか、千葉865件、神奈川784件、愛知562件など、大都市圏で流行が先行している。【清水健二】

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4.新型の集団発生8千件、前週の1.5倍(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=200.8 2009/10/15 20:19
キーワード:学級,前週,保育

 10月5-11日の新型インフルエンザの集団発生は8047件だったことが、厚生労働省のまとめで分かった。前週(9月28日-10月4日)の5432件の1.5倍だが、結核感染症課の中嶋建介・感染症情報管理室長は10月15日の記者会見で、「ピークの上がり具合については、いきなりぐっと上がるという事態は、これまでの数週間は避けられている」としている。 中嶋室長は会見で、保育所、幼稚園、小中高校について実施している「学校サーベイランス」の結果、この間に「休校、学年閉鎖、学級閉鎖の措置を取った施設数」が6476施設、「当該措置を取る直前の学校、学年、学級での患者数」が10万8961人で、いずれも前回のピーク時(今年1月25-31日)の4105施設、9万2389人を超えているとした。 しかし、前週のインフルエンザ定点医療機関当たりの患者報告数が「6.40」で、これを基に推計した定点以外を含む医療機関を受診した患者数が約33万人だったことを挙げ、これが前回のピーク時(今年1月19-25日)の193万人には及ばないと指摘。「季節性の場合には、(定点当たり報告数が)40や50といった値を記録することも普通だ」とした上で、「社会全体で見ると、まだ季節性のピーク時ほどの流行には至っていない」との見方を示した。 この間の集団発生が300件を超えた都道府県は、東京(1371件)、千葉(865件)、神奈川(784件)、愛知(562件)、大阪(545件)、北海道(369件)、兵庫(368件)、埼玉(362件)、茨城(310件)の9都道府県で、大都市を中心とした流行が続いている。 厚労省は8日付の都道府県あての事務連絡で、クラスターサーベイランスについて現行の「学校など同一集団内で7日以内に2人以上の患者が発生した場合」の把握を11日までで取りやめ、12日から「医療機関、社会福祉施設で7日以内に10人以上の患者が発生した場合」に把握するよう簡素化している。

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1.国内産新型ワクチン接種、13歳以上は原則1回―厚労省意見交換会(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=673.9 2009/10/16 21:12
キーワード:接種,試験,妊婦,小児,基礎,副作用,治験

 厚生労働省は10月16日、専門家を招いて「新型インフルエンザワクチンに関する意見交換会」を開き、新型インフルエンザワクチンの接種回数について議論した。席上、まず電話で参加した国立病院機構三重病院の庵原俊昭院長が、同病院など国立病院機構4病院で健康な成人を対象に行っている臨床試験について、「1回接種で効果的な免疫反応が期待できる」と中間報告。これを踏まえ国内産については、白血病などで「免疫が著しく抑制されている人」を除き、13歳以上は原則1回接種とすることで意見が一致した。厚労省が国内産ワクチンの供給量を「2700万人分」としているのは2回接種が前提で、接種対象者以外の人もワクチンを接種できる可能性が高まった。 庵原院長によると、臨床試験では健康な成人200人を100人ずつ2グループに分けて、それぞれ通常量(15μg、皮下注射)と倍量(30μg、筋肉注射)を接種。9日までに血清を採取した194人について、1回目接種の3週間後のHI抗体価を取りまとめた。接種前の抗体保有者は、194人中7人(3.6%)だった。 中間報告によると、接種後の抗体保有率は15μg接種で78.1%、30μg接種で87.8%。抗体陽転率はそれぞれ75.0%、87.8%。抗体価変化率はそれぞれ14.5倍、35.0倍で、いずれも30μg接種の方が有効だが、15μg接種でもEMEA(欧州医薬品審査庁)の評価基準を上回った。庵原院長は「1回接種で効果的な免疫反応が期待できる」などとする治験調整医師のコメントを紹介した。 EMEAの評価基準について、国立感染症研究所インフルエンザウイルス研究センターの田代眞人センター長は「(日本でも)使える」と指摘。また、臨床試験の結果に関して「すべての成人に広げても問題がない」との認識を示した。 これを踏まえ自治医科大の尾身茂教授は、優先接種対象者のうち「医療従事者」「1歳未満の小児の保護者」「優先接種対象者のうち免疫がつけられないなど身体上の理由により予防接種が受けられない人の保護者」については、1回接種でよいとの見解を示し、他の出席者もこれに同意した。妊婦については、庵原院長が「諸外国は妊婦(の接種回数)を特別多くしていない」と指摘。電話参加の国立感染症研究所感染症情報センターの岡部信彦センター長も、「健康成人と同じで問題はない。米国はそうやっている」と述べた。 中高生など13-19歳については、庵原院長が「オーストラリアでは10歳以上は1回接種だ」として、1回接種でよいとの認識を示し、多くの出席者から同意を得たが、これに対しては岡部センター長が、「1回接種が前提でもよいが、(1回接種の有効性を確認するため)小規模でも臨床試験を実施すべきだ」と主張、これが了承された。一方、小学生以下の13歳未満については、原則2回接種とした。 基礎疾患を有する人については庵原院長が、ぜんそくや糖尿病など「抗体をつくれないほど免疫状態が悪くない人」と、白血病や抗がん剤の投与を受けているなど「免疫が著しく抑制されている人」は、「分けて考えるべきだ」と指摘。その上で、「免疫が著しく抑制されている人」は「2回接種でも大きな上積みはできない」として、「そういう人こそ、アジュバント(免疫増強剤)入りを1回接種でもよいのではないか」と提案した。ただし、これは抗体反応のみを考えての提案で、「副作用のことを考えると別だ」とした。また防衛医科大の川名明彦教授は、基礎疾患を有する人の接種開始は11月が予定されているが、ワクチンの輸入開始は年末から来年1月になる見通しであることを踏まえ、「(輸入ワクチンを待っていて)接種が遅れることがないようにしなくてはならない」と強調した。これを踏まえ基礎疾患を有する人については、基本的には1回接種としながらも、一部の免疫が抑制されている人には安全性が確認され次第、アジュバント入りの輸入ワクチンを打つことや、主治医の判断で2回目の接種を行えるようにすることで議論がまとまった。■重篤な副反応2例も「大きな問題はなかった」 臨床試験の中間報告では、重篤な副反応としてアナフィラキシー反応、中毒疹がそれぞれ1例報告された。 このうち、アナフィラキシー反応を示した27歳の女性には、小児ぜんそくの既往歴があり、25歳から再びぜんそくの治療をしていたことから、「ハイリスク者に打つ際の配慮が必要だ」との意見が出た。 このほかの副反応は、発赤44例(15μg皮下注射38例、30μg筋肉注射6例)、腫脹21例(同18例、3例)などで、副反応は接種者全体の45.9%に見られたという。庵原院長は「季節性の副反応データがないので、何とも言えない」としながらも、豪州のCSL(コモンウェルス・シーラム・ラボラトリーズ)でのワクチンの局所反応の発症率46.3%と差がなかったことなどを紹介。厚労省側も、「局所反応のために2回目の接種をしなかった人はいない。大きな問題はなかった」との認識を示した。■議論の結果受け「来週にも決断」―足立政務官 今回の議論の結果は長妻昭厚労相に報告され、これを基に政務三役などが接種回数について検討するという。意見交換会後、正林督章・新型インフルエンザ対策推進室長は、「1回接種になれば、接種対象者(約5400万人)には国内産ワクチンを打ち、健康成人などほかの人は輸入ワクチンを打つことになるのか」との記者団の質問に対し、「そうなるかもしれない」と答えた。 また、足立信也政務官は同日の記者会見で、「意見交換会の結果を受けて、厚労省としてもワクチン接種体制、スケジュール等、判断を加えて、来週にも決断をしたい」と述べた。

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2.<新型インフル>13歳以上は1回接種に 厚労省が決定(毎日新聞),毎日新聞
RV=673.9 2009/10/16 21:17
キーワード:接種,試験,妊婦,小児,基礎,副作用,治験

 厚生労働省は16日、新型インフルエンザの国産ワクチンについて専門家から意見聴取した結果、13歳以上は接種回数を原則1回とすることを決めた。2回接種の予定だったが、臨床試験の結果、1回で十分な免疫反応が期待できると判断した。約2700万人分とされていた国産ワクチンを接種できる人は大幅に増えることになり、厚労省は来週に新たな接種スケジュールを公表する。 厚労省は従来、国産ワクチンの接種対象を▽医療従事者▽妊婦▽基礎疾患のある人▽1歳〜就学前の小児▽0歳児らの保護者▽小学校低学年−−と想定。約1カ月間隔で2回接種する計画だった。 しかし、国立病院機構が9月に実施した臨床試験で、健康な成人100人に通常量を1回接種した結果、血液中で免疫として働く抗体の量が4倍以上上昇した人が75%に上り、国際的な有効性の評価基準(40%)を上回るなどの有効性が確認された。この結果を基に、妊婦や基礎疾患のある人も、季節性インフルエンザの基礎免疫があるため1回接種で十分だと結論付けた。 一方、薬事法で承認された使用法が2回接種となっている13歳未満については、2回とすることを決定。基礎疾患のある人のうち、抗がん剤治療やエイズウイルス(HIV)感染で免疫機能が落ちている人には、必要に応じて追加接種を検討するとした。 約5000万人分を輸入する海外産ワクチンについては、国内の治験結果などを待って判断する。1回接種で十分と判断されれば、全国民への接種が可能になる。厚労省は「2回目の接種を希望する人の扱いなどを整理して、必要量を早急に算出する」としている。 また国産ワクチンの臨床試験では、46%の人に副作用が表れ、注射した部位が赤く腫れるなどの局所的な反応が多かった。比較的重い副作用として、急なアレルギーショックと、全身の発疹(はっしん)が1例ずつあった。【清水健二、関東晋慈】

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3.医療従事者のワクチン接種、19日は23府県(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=488.0 2009/10/16 22:04
キーワード:接種,妊婦,小児,基礎

 厚生労働省は10月16日の記者会見で、新型インフルエンザのワクチン接種について、19日からスタートする医療従事者の全国の接種開始予定日(16日現在)を明らかにした。最も早い19日に接種を始めるのは、青森、岩手、京都、大阪など23府県。逆に最も遅い東京は、26日以降にずれ込む見通しとなった。【医療従事者接種開始予定日一覧詳細】 開始予定日は、厚労省が5日の週に各都道府県に調査した結果をまとめた。各都道府県内で最も早く接種をスタートさせる見込みの日付で、医療機関や流通業者などとの調整で変わる可能性もあるとしている。最も早い19日に接種が始まる予定なのは23府県。19日の週内は23道県、26日以降は東京となっている。 厚労省はワクチン接種について、▽新型インフルエンザ患者の診療に直接従事する医療従事者(救急隊員を含む)▽妊婦及び基礎疾患(持病)を有する人▽1歳-小学3年に相当する年齢の人▽1歳未満の小児の保護者及び優先接種対象者のうち、身体上の理由で予防接種が受けられない人の保護者など―の順に優先的に接種する方針を示している。このうち医療従事者では約100万人を見込んでおり、これについては国産ワクチンを充てる。

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1.新型インフル予防接種 「19日から」は医師だけなのに…(産経新聞),産経新聞
RV=610.0 2009/10/17 15:38
キーワード:接種,妊婦,小児,前週,小児科,負担

 ■一般から問い合わせ殺到 新型インフルエンザ用ワクチンの接種が優先順位の高い「医療従事者」を対象として19日から始まるのを前に、まだ接種ができない一般の人からの予約や問い合わせが医療機関に相次いでいる。新型の流行規模は全国的に注意報レベルを突破。今後も感染拡大が予想されるなか、すでに電話対応に追われ業務に支障が生じている病院もあり、医師らは「接種の優先順位を行政が周知徹底してほしい」と訴えている。 ワクチンの接種は19日から、医師や看護師ら約100万人の医療従事者を最優先で実施。その後、妊婦や腎臓病など持病のある人、1歳〜小学3年生の小児−の順で行われる。 しかし大阪市天王寺区の「上本町わたなべクリニック」には、妊婦や持病のある患者から「19日から接種してくれるのか」といった問い合わせが増加。渡邊章範院長(36)は「きちんと説明したいが、いつワクチンが医院に届くか分からず問い合わせに答えようがない」と困惑気味だ。また京都府医師会によると、問い合わせが殺到したため電話が話し中でつながらなくなった小児科医院もあるという。 同医師会の担当者は「一般の人は『19日から接種』という情報だけを覚えていて、医療従事者対象ということに気づかないのでは」と指摘している。 国立感染症研究所の発表によると、11日までの1週間に全国約5千の定点医療機関から報告されたインフルエンザ患者数は前週から倍増し、1機関当たり12・92人。新型の流行開始以来初めて、全国平均で注意報レベルの1機関当たり10人を超えた。                   ◇【どうすれば Q&A】小児以外は1回で効果 新型インフルエンザの本格的流行を迎え、19日から医療従事者を対象に始められるワクチン接種について、厚生労働省の見解などをもとに注意点をまとめた。 【Q】ワクチンはどの病院でも接種できるのか 【A】受託医療機関として国と委託契約を結んだ一般病院などで行われる。接種費用は1回目が3600円、2回目が2550円で自己負担が原則だが、生活保護世帯などは負担が軽減される 【Q】接種は2回行う必要があるのか 【A】1カ月程度の間隔をあけて2回接種するのが原則とされていたが、国内産ワクチンの臨床研究の結果、「1回で効果がある」との中間報告が出された。このため小児以外は1回になる可能性が高い 【Q】優先的に接種を受ける場合の手続きは 【A】糖尿病やぜんそくなど持病のある人は厚労省が定めた「優先接種対象者証明書」、妊婦は母子健康手帳、小児は健康保険被保険者証などを医療機関に提示する 【Q】新型インフルエンザ用ワクチンを接種すれば、季節性インフルエンザも予防できるのか 【A】新型インフルエンザと季節性インフルエンザはウイルスの型が異なるため、季節性用のワクチンが必要。接種の順番は特に決まっていない 【Q】卵アレルギーがあっても接種して大丈夫か 【A】ワクチンは鶏卵を使って製造されるため、卵アレルギー患者への影響が懸念される。ただし国内産は卵成分がほぼ除去されているため、ほとんど影響がないとされている 【Q】優先接種の対象からはずれている持病のない成人で高齢者でもない人らは接種できるのか 【A】中高生や高齢者の接種が終わった後でワクチンの余剰があった場合は希望者は接種できる。ただ時期は3月以降になる可能性が高い

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2.新型インフル予防接種 一般の人から予約・問い合わせ殺到(産経新聞),産経新聞
RV=557.5 2009/10/17 18:40
キーワード:接種,妊婦,小児,前週,小児科

 新型インフルエンザ用ワクチンの接種が優先順位の高い「医療従事者」を対象として19日から始まるのを前に、まだ接種ができない一般の人からの予約や問い合わせが医療機関に相次いでいる。新型の流行規模は全国的に注意報レベルを突破。今後も感染拡大が予想されるなか、すでに電話対応に追われ業務に支障が生じている病院もあり、医師らは「接種の優先順位を行政が周知徹底してほしい」と訴えている。 ワクチンの接種は19日から、医師や看護師ら約100万人の医療従事者を最優先で実施。その後、妊婦や腎臓病など持病のある人、1歳〜小学3年生の小児−の順で行われる。 しかし大阪市天王寺区の「上本町わたなべクリニック」には、妊婦や持病のある患者から「19日から接種してくれるのか」といった問い合わせが増加。また京都府医師会によると、問い合わせが殺到したため電話が話し中でつながらなくなった小児科医院もあるという。 同医師会の担当者は「一般の人は『19日から接種』という情報だけを覚えていて、医療従事者対象ということに気づかないのでは」と指摘している。 国立感染症研究所の発表によると、11日までの1週間に全国約5千の定点医療機関から報告されたインフルエンザ患者数は前週から倍増し、1機関当たり12・92人。新型の流行開始以来初めて、全国平均で注意報レベルの1機関当たり10人を超えた。

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3.1回接種への方針転換 自治体は「寝耳に水」(産経新聞),産経新聞
RV=515.1 2009/10/17 20:06
キーワード:接種,妊婦,試験,小児

 新型インフルエンザワクチンの接種開始を19日に控え、厚生労働省の専門家会議が従来の「2回接種」から「1回接種」に方針転換したことで、自治体や医療機関に混乱が広がっている。当初のスケジュールでも休日返上で準備に追われていたのに、1回接種となれば準備の態勢を変える必要があるからだ。厚労省は来週中にも接種回数を決定するが、関係者は「なぜ今ごろ」と不満を隠さない。 厚労省が各自治体に具体的な供給計画を示したのが今月2日。開始まで2週間程度という厳しいスケジュールに自治体から不満の声が上がっていた。 さらなる1回接種への方針転換で不満はピークに達している。「1回接種になれば対象者が広がり、周知の方法も変わる。寝耳に水だ」。千葉県の担当者は怒りをあらわにする。 16日の専門家会議は1回接種でも効果は変わらないとし、これまで2回としていた接種回数を、13歳以上は基本的に1回ということで合意した。厚労省は「9月にできあがった国産ワクチンの接種試験の結果がこの時期になった。これ以上早くはできなかった」と弁明する。  千葉県は医療従事者の接種が始まる19日の準備に追われている状態。「19日もやっとなのに…」と話すだけに、現段階で態勢を変更するのは容易ではない。11月中旬には医療従事者以外の妊婦や持病のある人の接種を始めなければならないが、接種可能な医療機関のリストがいつ公表できるのかも決まっていないという。 約11万人が接種を受ける東京都。19日の接種開始は間に合わず、1週間ずれ込む事態となっている。 「接種回数が変われば、各自治体への配布量が変わる。接種開始の作業が山場を迎えているこの時期に、なぜなのか」と悲鳴を上げる。 1回接種について、医療関係者は「希望者が接種できる」と歓迎する一方、患者と接種希望者が同時に殺到する懸念もある。 吉祥院こども診療所(京都市)の今井博之所長は「海外では早い段階で2回目のワクチンの効果は限定的との報告があった。国がこれまで調査してこなかったツケが回った」と指摘。すでに季節性ワクチンで予約が埋まっているといい、「小児は集団接種にするなど工夫がない限り、医療機関がパンクする」と危惧(きぐ)している。(長島雅子)

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1.あなたは打つ?打たない? 新型インフルワクチン 副作用の懸念も (産経新聞),産経新聞
RV=687.1 2009/10/18 20:18
キーワード:接種,妊婦,試験,小児,副作用,小児科,優先

 【日本の議論】 新型インフルエンザに対する国産ワクチンの接種回数について、1回でも効果的な免疫反応が期待できることが明らかとなり、厚生労働省は2回接種が前提の従来方針を1回接種に変更する見通しだ。そのため、医療従事者や持病のある人など5400万人の優先接種対象者以外にもワクチンが割り当てられる可能性が出てきた。“待望”のワクチンだが、実際は接種を希望しない人も少なくない。予防への信頼性やウイルスが弱毒性であること、副作用への懸念、費用などが主な理由だ。接種のチャンスが回ってきたら、あなたはワクチン打ちますか−。(蕎麦谷里志) ●効かない? 「高校を卒業してから風邪ひとつひいたことがない。体力には自信があるし、わざわざお金を払ってまでワクチンを打つつもりはありません。そもそもインフルのワクチンってあまり効かないと聞いたこともある」 埼玉県吉川市の会社員、田代幸男さん(30)はこう語る。これまでに、季節性インフル用のワクチンも接種した経験がないという。 田代さんのように、ワクチンの効果に疑問を持つ人は少なくない。ワクチン接種をしても、発症する人が少なくないからだ。 新型インフル用ワクチンの接種を希望する人は52・3%−。マーケティングリサーチ「インテージ」(東京)が、実施した調査(約10万6千人回答)では接種を希望する人が約半数に留まるという意外な結果が出た。 接種を希望しない人の理由では、「受けてもかからないとはかぎらない」(45・3%)という意見が最多だった。 ワクチンはウイルス感染を防ぐものと誤解されがちだが、あくまでも感染後の発熱や重症化を防ぐものでしかない。ウイルスは人に感染すると体内で増殖し、発熱などの症状を引き起こす。この際、ウイルスの増殖を抑えるのが、人がもともと持っている免疫力だ。ワクチンはこの免疫力を高める効果があるだけで、感染を防ぐ効果はないのだ。 効果も年代によって異なる。厚労省によると、季節性インフルでは健康な若者であれば約80%の確率で発熱などの症状を抑えられる。しかし、免疫の上がりにくい小児は20〜30%、高齢者も34〜55%といわれている。 ●費用が高い? 厚労省が今回の新型インフルで用意しているワクチンは当初、全員が2回接種する計算で国産分が2700万人分、輸入分が4950万人分の計7650万人分だった。 しかし、厚労省が国産ワクチンの効果について調べた結果、1回でも免疫反応が得られることが判明。1歳から13歳未満の小児以外は基本的に1回接種となる見通しで、正式決定すれば国産分は2700万人分から約4000万人分に増える計算となる。輸入ワクチンの接種回数についても今後、検討する。 接種費用は1回目が3600円。2回目は診察料などが不要となるため2550円で、2回接種すると計6150円となる。この額を「高い」として接種を躊躇(ちゅうちょ)する意見もある。 東京都府中市の大学生、中村圭さん(20)は「学生にはちょっと手が出ない。大学の友達でも2、3人がかかっているけどみんな3日程度で治っている。そのくらいならお金を払ってまで打とうとは思わない」と接種には消極的だ。 一方で、金額の問題ではないという声もある。 2歳の息子を持つ東京都練馬区の会社員、成田哲彦さん(33)は「子供は優先対象だから打てる時期が来たらすぐに打たせます」と話す。「ワクチン代が安いとは思わないけど、万が一のことを考えたらワクチンが1万円でも5万円でも打たせないわけにはいかない。実際に亡くなっている人もいるし、命の問題は金額では語れない」とキッパリ。 千葉県浦安市の主婦、藤沢のぞ美さん(27)は妊娠5カ月の妊婦。これまで季節性のワクチンは打ってこなかったというが、「普段なら打たなかったと思うけど、妊婦は危険といわれているし、心配なので受けようと思います」 ワクチンの値段については、世界保健機関(WHO)が1回分の価格を、高収入の国で10〜20ドル(約900〜1800円)、中程度の収入の国でその半分、低収入の国でさらにその半分になるとの見通しを示しており、日本は世界の中では高めの設定といえる。 ただ、季節性のワクチンは平均で1回3千円程度といわれており、今回の新型の価格について「妥当だ」という専門家は多く、従来の値段と比べても決して高いわけではなさそうだ。 ●専門家の意見は? ワクチン接種について、一般の意見は分かれるが、専門家や現場の医師はどのように考えているのか−。 吉祥院こども診療所(京都市)の今井博之所長は「当然打つ方がいい。私自身も打つし子供にも打たせる」と話す。新型インフルに感染した4歳の女児が、発熱の翌日に肺炎で呼吸困難に陥ったケースを目の当たりにした。 女児はタミフル投与で快方に向かったが、「季節性では発熱から肺炎を発症するまで4、5日かかるのに、新型は1、2日で肺炎を発症した。近くにある別の診療所でも同様の例は聞いており、弱毒性といわれているが、重症化率は高いのではないか」という実感がある。 けいゆう病院(横浜市)の菅谷憲夫・小児科部長も「新型インフルが季節性並みという誤解があるが、大きな間違い。タミフルなどの抗ウイルス薬が十分にある日本では死者の報告は少ないが、他の国では多くの死者が出て大変な事態になっている」とワクチン接種を強く推奨する。 一方で、ワクチンには副作用に対する懸念も残る。厚労省によると、季節性ワクチンでは注射個所が赤く腫れるなど、軽微な副作用が約1割の人に出る。こうした症状は数日で完治するため心配はないが、ワクチン接種後に高熱やアレルギーショックの症状が出るなど、因果関係が不明なケースも含めると毎年100例程度の副作用報告が寄せられ、数人の死亡例も確認されている。 昨年度も121人の副作用報告があり、うち2人が死亡、5人が筋肉に力が入らなくなるギラン・バレー症候群などの後遺症が出ており、ワクチンとの因果関係が否定できないケースもあった。 特に今回は輸入ワクチンも使われるため、輸入分について安全性を懸念する専門家は多い。製法が異なる上、国産には使われていない免疫力を補助する添加物が加えられているからだ。添加物によって高い免疫効果が期待される一方、副作用も出やすいといわれている。本来ならば臨床試験などで十分に安全性を確認した上で輸入されるが、それだと流行に間に合わない。そこで厚労省は手続きを簡略化できる薬事法の「特例承認」を初適用して緊急輸入する方針だ。 各自治体では10月中に、ワクチン接種の予約を受け付ける医療機関のリストを公表する。予約する際、国産分か輸入分かのいずれかのワクチンの接種を希望できるが、安全性の面から国産分が先に消費されるとみられる。 国立公衆衛生医院(現国立保険医療科学院)感染症室長をつとめた母里啓子さんは「インフルエンザは自然に治る病気だから、どんな副作用が出るか分からないワクチンは基本的に必要ない。普段から栄養のあるものを食べ、ゆっくり休んで免疫力を高めることだ」と生活習慣の改善こそ大事だと訴える。 菅谷部長も「輸入品を使うのは安全性を確認してからにすべきだ。タミフルやリレンザは効いており、無理をしてまで打つ必要はない」と話す。 国立感染症研究所感染症情報センターの岡部信彦センター長は「インフルエンザのワクチンは万能ではないし、わずかだが副作用もある。当然、打ちたくない人も出てくるだろう。専門家としてはチャンスがあるなら打った方がよいと勧めるが、強制するものでもない。リスクと効果を知った上で判断してほしい」と話している。

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2.新型インフル 「1回接種」戸惑う自治体 「あす開始が…」準備変更に悲鳴(産経新聞),産経新聞
RV=521.6 2009/10/18 07:56
キーワード:接種,妊婦,試験,小児

 新型インフルエンザワクチンの接種開始を19日に控え、厚生労働省の専門家会議が従来の「2回接種」から「1回接種」に方針転換したことで、自治体や医療機関に混乱が広がっている。当初のスケジュールでも休日返上で準備に追われていたのに、1回接種となれば準備の態勢を変える必要があるからだ。厚労省は来週中にも接種回数を決定するが、関係者は「なぜ今ごろ」と不満を隠さない。 厚労省が各自治体に具体的な供給計画を示したのが今月2日。開始まで2週間程度という厳しいスケジュールに自治体から不満の声が上がっていた。 さらなる1回接種への方針転換で不満はピークに達している。「1回接種になれば対象者が広がり、周知の方法も変わる。寝耳に水だ」。千葉県の担当者は怒りをあらわにする。 16日の専門家会議は1回接種でも効果は変わらないとし、これまで2回としていた接種回数を、13歳以上は基本的に1回ということで合意した。厚労省は「9月にできあがった国産ワクチンの接種試験の結果がこの時期になった。これ以上早くはできなかった」と弁明する。  千葉県は医療従事者の接種が始まる19日の準備に追われている状態。「19日もやっとなのに…」と話すだけに、現段階で態勢を変更するのは容易ではない。11月中旬には医療従事者以外の妊婦や持病のある人の接種を始めなければならないが、接種可能な医療機関のリストがいつ公表できるのかも決まっていないという。 約11万人が接種を受ける東京都。19日の接種開始は間に合わず、1週間ずれ込む事態となっている。 「接種回数が変われば、各自治体への配布量が変わる。接種開始の作業が山場を迎えているこの時期に、なぜなのか」と悲鳴を上げる。 1回接種について、医療関係者は「希望者が接種できる」と歓迎する一方、患者と接種希望者が同時に殺到する懸念もある。 吉祥院こども診療所(京都市)の今井博之所長は「海外では早い段階で2回目のワクチンの効果は限定的との報告があった。国がこれまで調査してこなかったツケが回った」と指摘。すでに季節性ワクチンで予約が埋まっているといい、「小児は集団接種にするなど工夫がない限り、医療機関がパンクする」と危惧(きぐ)している。(長島雅子)

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3.自民、ワクチン接種優先対象者の無料化要求へ(読売新聞),読売新聞
RV=479.0 2009/10/18 06:33
キーワード:接種,妊婦,負担,優先

 自民党は、19日から開始される新型インフルエンザワクチンの接種について、医療従事者や妊婦ら、優先接種の対象者は無料で受けられるよう、政府に接種費用の全額負担を求める方針を固めた。 政府のワクチン接種に関する基本方針では、接種費用(1回接種で3600円、2回接種で計6150円)は自己負担で、生活保護世帯を含む市町村民税非課税世帯に限り無料となる。自民党は「国がワクチンの優先接種の対象者に挙げている人に自己負担させるのはおかしい」として、政府に対応を求めることにしたものだ。

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1.<新型インフル>予防接種始まる 大阪など23府県(毎日新聞),毎日新聞
RV=599.4 2009/10/19 11:28
キーワード:接種,妊婦,小児,副作用,基礎

 新型インフルエンザの予防接種が19日、医療従事者を対象に始まった。11月以降、妊婦や基礎疾患のある人、小児らに順次接種される。対象者は計5400万人。7月以降の新型インフルエンザ感染者は推計234万人に上っており、流行の本格化に備え、死亡や重症者の増加を食い止める効果が期待される。【特集】新型インフルエンザ 厚労省によると、19日に接種を始めるのは大阪、千葉、山梨など23府県。残りは、23道県が週内に、実施医療機関の取りまとめに時間がかかった東京都が26日から、それぞれスタートする。 接種対象の医療従事者は、インフルエンザ患者の診察にかかわる医師や看護師、救急隊員ら約100万人。厚労省はこのうち国立病院機構の病院にいる2万人を対象に詳細な副作用調査を行い、今後の安全性評価に活用する。 一般の接種開始は11月からで(1)妊婦、ぜんそく・糖尿病・肝硬変などの基礎疾患のある人(2)1歳〜小学校低学年の小児、児童(3)1歳未満の乳児の保護者ら−−などの順に、リスクの高い層から優先される。厚労省は近く、当初2回としていた接種回数を「13歳以上は原則1回」と改めたうえで、スケジュールの目安を公表する。 接種費用は1回3600円。厚労省は今のところ、13歳未満は免疫効果を高めるため2回接種とする方針で、同じ医療機関なら2回目は2550円に減額される。また低所得層には負担軽減策があり、市町村の窓口で証明書を受け取れる。厚労省は全体の約3割に当たる生活保護世帯と住民税非課税世帯の無料化を想定しているが、市町村で対応が異なるため、確認の必要がある。【清水健二】

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2.新型インフル 予防接種始まる 大阪など23府県(毎日新聞),毎日新聞
RV=599.4 2009/10/19 11:28
キーワード:接種,妊婦,小児,副作用,基礎

 新型インフルエンザの予防接種が19日、医療従事者を対象に始まった。11月以降、妊婦や基礎疾患のある人、小児らに順次接種される。対象者は計5400万人。7月以降の新型インフルエンザ感染者は推計234万人に上っており、流行の本格化に備え、死亡や重症者の増加を食い止める効果が期待される。【特集】新型インフルエンザ 厚労省によると、19日に接種を始めるのは大阪、千葉、山梨など23府県。残りは、23道県が週内に、実施医療機関の取りまとめに時間がかかった東京都が26日から、それぞれスタートする。 接種対象の医療従事者は、インフルエンザ患者の診察にかかわる医師や看護師、救急隊員ら約100万人。厚労省はこのうち国立病院機構の病院にいる2万人を対象に詳細な副作用調査を行い、今後の安全性評価に活用する。 一般の接種開始は11月からで(1)妊婦、ぜんそく・糖尿病・肝硬変などの基礎疾患のある人(2)1歳〜小学校低学年の小児、児童(3)1歳未満の乳児の保護者ら−−などの順に、リスクの高い層から優先される。厚労省は近く、当初2回としていた接種回数を「13歳以上は原則1回」と改めたうえで、スケジュールの目安を公表する。 接種費用は1回3600円。厚労省は今のところ、13歳未満は免疫効果を高めるため2回接種とする方針で、同じ医療機関なら2回目は2550円に減額される。また低所得層には負担軽減策があり、市町村の窓口で証明書を受け取れる。厚労省は全体の約3割に当たる生活保護世帯と住民税非課税世帯の無料化を想定しているが、市町村で対応が異なるため、確認の必要がある。【清水健二】

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3.<新型インフル>医療現場に安心感 予防接種開始(毎日新聞),毎日新聞
RV=580.5 2009/10/19 11:58
キーワード:接種,妊婦,副作用,基礎,小児科

 新型インフルエンザの本格的な流行に備え、19日、医療従事者へのワクチン接種が始まった。日常的に感染の危険性にさらされている関係者からは「これで安心できる」と歓迎の声が上がった。ワクチンは製造分から順次供給され、11月以降、重症化の危険性が高い人から順に接種が受けられるようになる。どの程度の効果と副作用が見込まれるのか、接種の手続きは……。大流行の恐れが指摘される中、関心が集まる。【清水健二、沢田勇】 甲府市朝日1の井上内科小児科医院には10人分のワクチンが届き、この日午前9時半過ぎから、井上利男院長(70)が同院の看護師に注射した。 最初に接種を受けた看護師の長沼和子さん(61)は「患者と接するので、いつも感染の不安はありました。これでひと安心しました」と話した。同院では、医師、看護師、事務員15人に接種を予定している。 7月以降、新型インフルエンザに感染したとみられる患者五十数人を診察してきた井上院長は「ワクチンで大きな危機は乗り越えられると思う。不安を挙げるとすれば、基礎疾患のある人に接種した場合の副作用だ」と話した。 医療従事者以外への接種は、11月から始まる。時期の目安は厚生労働省が示すが、流通の時間などを勘案して具体的な日程は都道府県が決めることになっており、自治体のホームページなどで公開される。 接種を受ける場所について厚労省は、かかりつけの医療機関が望ましいとしている。基礎疾患(持病)がある場合、それが優先接種対象になるかどうかを判断してもらえるからだ。予約制で、16歳未満は保護者同伴が原則。予防接種は保険診療ではないが、年齢確認などで保険証の提示を求められることもある。 かかりつけ医がワクチン接種をしていなかったり、かかりつけの医療機関がない人は、市町村に照会して、接種できる医療機関を調べることになる。勤務先の近くなど、居住地と異なる地域の医療機関を選んでもいい。接種対象者であることを示すため、妊婦は母子手帳、持病がある人は、かかりつけ医に発行してもらう証明書が必要だ。 ◇重症化防ぐ効果を期待 医療従事者を対象に、新型インフルエンザのワクチン接種が始まった。ワクチンは、感染自体を防ぐことはできないが、感染後の重症化を防ぐ効果が期待される。一方、厚生労働省は副作用の発生状況を監視するため、医療機関から国に直接報告する制度を設ける方針だ。 厚労省によると、後遺症が残る重い副作用は、毎年流行する季節性のインフルエンザワクチンでは100万人に1人に起きるとされる。新型の国産ワクチンについて、厚労省は今月、46%に副作用があったとする治験結果を公表した。大半は注射した場所が腫れるなど軽いものだったが、治験対象者200人のうち急なアレルギーショックと全身の発疹(はっしん)が各1例あったという。 専門家は新型、季節性の2ワクチンの同時接種も、医療機関や接種対象者の負担を減らすことができるとして勧めている。一方、高齢者は新型、季節性を問わずインフルエンザウイルスに感染すると、免疫力の低下で肺炎球菌による肺炎を発症しやすい。このため、肺炎球菌ワクチンの接種も勧めている。【山田大輔】

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4.新型インフル 医療現場に安心感 予防接種開始(毎日新聞),毎日新聞
RV=580.5 2009/10/19 14:51
キーワード:接種,妊婦,副作用,基礎,小児科

 新型インフルエンザの本格的な流行に備え、19日、医療従事者へのワクチン接種が始まった。日常的に感染の危険性にさらされている関係者からは「これで安心できる」と歓迎の声が上がった。ワクチンは製造分から順次供給され、11月以降、重症化の危険性が高い人から順に接種が受けられるようになる。どの程度の効果と副作用が見込まれるのか、接種の手続きは……。大流行の恐れが指摘される中、関心が集まる。【清水健二、沢田勇】 甲府市朝日1の井上内科小児科医院には10人分のワクチンが届き、この日午前9時半過ぎから、井上利男院長(70)が同院の看護師に注射した。 最初に接種を受けた看護師の長沼和子さん(61)は「患者と接するので、いつも感染の不安はありました。これでひと安心しました」と話した。同院では、医師、看護師、事務員15人に接種を予定している。 7月以降、新型インフルエンザに感染したとみられる患者五十数人を診察してきた井上院長は「ワクチンで大きな危機は乗り越えられると思う。不安を挙げるとすれば、基礎疾患のある人に接種した場合の副作用だ」と話した。 医療従事者以外への接種は、11月から始まる。時期の目安は厚生労働省が示すが、流通の時間などを勘案して具体的な日程は都道府県が決めることになっており、自治体のホームページなどで公開される。 接種を受ける場所について厚労省は、かかりつけの医療機関が望ましいとしている。基礎疾患(持病)がある場合、それが優先接種対象になるかどうかを判断してもらえるからだ。予約制で、16歳未満は保護者同伴が原則。予防接種は保険診療ではないが、年齢確認などで保険証の提示を求められることもある。 かかりつけ医がワクチン接種をしていなかったり、かかりつけの医療機関がない人は、市町村に照会して、接種できる医療機関を調べることになる。勤務先の近くなど、居住地と異なる地域の医療機関を選んでもいい。接種対象者であることを示すため、妊婦は母子手帳、持病がある人は、かかりつけ医に発行してもらう証明書が必要だ。 ◇重症化防ぐ効果を期待 医療従事者を対象に、新型インフルエンザのワクチン接種が始まった。ワクチンは、感染自体を防ぐことはできないが、感染後の重症化を防ぐ効果が期待される。一方、厚生労働省は副作用の発生状況を監視するため、医療機関から国に直接報告する制度を設ける方針だ。 厚労省によると、後遺症が残る重い副作用は、毎年流行する季節性のインフルエンザワクチンでは100万人に1人に起きるとされる。新型の国産ワクチンについて、厚労省は今月、46%に副作用があったとする治験結果を公表した。大半は注射した場所が腫れるなど軽いものだったが、治験対象者200人のうち急なアレルギーショックと全身の発疹(はっしん)が各1例あったという。 専門家は新型、季節性の2ワクチンの同時接種も、医療機関や接種対象者の負担を減らすことができるとして勧めている。一方、高齢者は新型、季節性を問わずインフルエンザウイルスに感染すると、免疫力の低下で肺炎球菌による肺炎を発症しやすい。このため、肺炎球菌ワクチンの接種も勧めている。【山田大輔】

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1.新型インフルのワクチン、接種回数の方針決定(産経新聞),産経新聞
RV=564.7 2009/10/20 19:09
キーワード:接種,試験,妊婦,小児

 新型インフルエンザのワクチン接種について、厚生労働省は20日、20代から50代の健康な医療従事者については、1回接種とする方針を決めた。これらの年代の健康な成人では、1回接種でも十分な効果が得られるとの臨床試験の結果が得られたため。 妊婦や持病のある人、1歳未満の保護者、中高生、高齢者は原則2回とし、1回接種については今後の検討課題とした。妊婦と中高生については、今後、数十人から100人規模の臨床試験を実施し、1回接種の効果を調べるという。 1歳から小学校3年の小児については、免疫が上がりにくいことが想定されることから2回接種とした。

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2.新型インフル、妊婦らの接種回数は引き続き検討(産経新聞),産経新聞
RV=557.5 2009/10/20 01:12
キーワード:接種,試験,妊婦,脳症

 新型インフルエンザのワクチンについて、1回の接種でも効果が期待できるとの専門家会議の報告を受け、厚生労働省は19日夜、専門家による意見交換会を開いたが、慎重意見が相次ぎ、妊婦や持病のある人の接種回数は今後の検討課題とすることを決めた。同日始まった医療従事者への接種回数は当面、1回とする方針を確認した。 ■フォト 国産ワクチンの接種スタート 20日の閣議後会見で、長妻昭厚労相が政府の方針を明らかにする。 専門家会議は、従来2回としていた接種回数を、13歳以上については原則1回にしても十分に効果が得られるとの結論で合意していた。 しかし、19日に別のメンバーを加えて開いた意見交換会で、妊婦や持病のある人について、「1回接種で効果を裏付けるデータが存在しない」などとする意見が相次ぎ、引き続き検討することにした。 また、季節性では3歳以下で発症することの多いインフル脳症が、新型では10代で多くみられるため、13歳以上の10代の接種回数も改めて検討する方針。妊婦や持病のある人、中高生を対象にした小規模な臨床試験を実施すべきだとの意見も出された。

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3.新型インフルワクチン接種 「1回で効果」異論 妊婦らの回数検討継続(産経新聞),産経新聞
RV=557.5 2009/10/20 07:57
キーワード:接種,試験,妊婦,脳症

 新型インフルエンザのワクチンについて、1回の接種でも効果が期待できるとの専門家会議の報告を受け、厚生労働省は19日夜、専門家による意見交換会を開いたが、慎重意見が相次ぎ、妊婦や持病のある人の接種回数は今後の検討課題とすることを決めた。同日始まった医療従事者への接種回数は当面、1回とする方針を確認した。 20日の閣議後会見で、長妻昭厚労相が政府の方針を明らかにする。 専門家会議は、従来2回としていた接種回数を、13歳以上については原則1回にしても十分に効果が得られるとの結論で合意していた。 しかし、19日に別のメンバーを加えて開いた意見交換会で、妊婦や持病のある人について、「1回接種で効果を裏付けるデータが存在しない」などとする意見が相次ぎ、引き続き検討することにした。 また、季節性では3歳以下で発症することの多いインフル脳症が、新型では10代で多くみられるため、13歳以上の10代の接種回数も改めて検討する方針。妊婦や持病のある人、中高生を対象にした小規模な臨床試験を実施すべきだとの意見も出された。

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1.新型インフルワクチン 医療従事者1回 妊婦や中高生「2回」(産経新聞),産経新聞
RV=620.6 2009/10/21 07:57
キーワード:接種,試験,妊婦,小児,従事

 ■突然の政務官介入…方針は二転三転 新型インフルエンザ用ワクチンの接種回数について、厚生労働省は20日、妊婦や持病のある人、1歳未満の小児の保護者、中高生、高齢者を当面は2回接種とすると発表した。20〜50代の健康な医療従事者は1回接種とする。 当面は1回接種でも十分に免疫効果が上がるとされる臨床試験のデータのある20〜50代の医療従事者をのぞき、すべての優先接種対象者は2回接種となる。 ただ、妊婦と中高生については、今後、数十人から100人規模の臨床試験を実施し、1回接種の効果を調査。海外のデータや専門家の意見も踏まえて今後、改めて方針を決める。 1歳から13歳未満については、免疫が上がりにくいことが想定されることから2回接種としている。 ワクチン接種の回数については、1回と2回をめぐり、厚労省の方針がなかなか定まらなかった。                   ◇ 新型インフルエンザのワクチン接種回数をめぐり二転三転した厚生労働省の方針がようやく決まった。厚労省は1回接種の方針を公表する予定だったが、足立信也厚労政務官が異論を唱え、議論をやり直した。民主党が進める「政治主導」を示した格好だが、患者が急増する中、医療機関や接種を控えた妊婦らからは「早く国の方針を示して」との声が上がっている。 厚労省が16日に開いた専門家会議では、20〜50代の健康な成人約200人を対象とした臨床試験の結果を受け、妊婦や持病のある人も含め「13歳以上は原則1回」とすることで合意。厚労省は1回接種にかじを切ろうとしていた。 ところが、ワクチン接種が始まった19日、足立政務官が突然、不快感をあらわに。医師経験のある足立政務官は「科学者の端くれとしては、今回の試験ではとてもそこまで(1回接種で十分)とはいえない」として同日夜に急遽(きゅうきょ)、新たな専門家を加えた会議を招集し、軌道修正を図った。 厚労省幹部は「脱官僚を掲げる民主党としては、医系技官と一部の専門家で決めた内容が気に入らなかったのだろう」と語り、別の幹部も「(1回接種に)異論があっても、なぜ接種開始当日なのか…」と困惑した。 国の方針が二転三転し、悲鳴を上げているのは患者からの問い合わせを受ける医療機関と患者自身だ。 東京都大田区の診療所「川田医院」の川田彰得院長は「ワクチン接種を待つ患者が多い中、早く予約を受け付けてあげたいのに、スケジュールが立てられない」と嘆く。 第一子を妊娠中の東京都品川区の主婦、小島友美さん(30)は「コロコロと方針が変わるたびに不安を感じる。ワクチンは本当に大丈夫なのでしょうか」と疑問を呈している。(蕎麦谷里志)

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2.新型インフルのワクチン接種、27日から開始(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=540.9 2009/10/21 16:41
キーワード:接種,試験,小児,従事

【ソウル21日聯合ニュース】全国民の35%にあたる1716万人に対し、27日から新型インフルエンザのワクチン接種が始まる。保健福祉家族部中央インフルエンザ対策本部傘下の中央防疫対策本部が21日、地域社会への感染拡大を防ぎ、感染による重症の合併症発症と死亡を最小限に食い止めるとして、国家予防接種事業を来年2月にかけ施行すると発表した。 ワクチン接種は、まずは医療機関従事者と防疫要員(80万人)、患者に接触する可能性が高い一部の軍人(66万人)などが優先され、これら対象者への摂取は年内に終わらせる計画。次いで11月から小中高生(750万人)、12月から6か月〜満6歳の子どもと妊産婦に拡大される。高齢者と慢性疾患患者に対しては来年1月以降行われる。乳幼児と妊産婦、高齢者、慢性疾患患者などの弱者層は計820万人。今後の流行度合いに応じ、一部の層が対象に追加される可能性がある。 ワクチンの接種回数については、臨床試験の結果、18歳以上は1回の接種で十分と確認された。小児の場合は臨床試験が終わる今月末ごろに接種回数が決まる。 政府調達分以外のワクチンは、許可が下り次第市場に流通する予定で、優先順位から外れている一般向け接種は来年1月ごろから可能となる見通しだ。 一方、食品医薬品安全庁は同日、緑十字が開発した国産の新型インフルエンザワクチンに市販許可を出したと明らかにした。新型インフルエンザワクチンが規制当局の許可を受けたのは、米国や欧州諸国、オーストラリア、日本などに続き8番目。

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3.新型インフルエンザ:ワクチン予防接種、あす開始 医療従事者5万人対象に /神奈川(毎日新聞),毎日新聞
RV=525.2 2009/10/21 12:03
キーワード:接種,妊婦,基礎,従事

 県は20日、県内の医療従事者を対象にした新型インフルエンザの予防接種が22日から始まると発表した。対象は医療機関約5000カ所の医療従事者約5万人。妊婦や基礎疾患のある人への接種は11月中旬に始める予定。また、21日から従来の発熱相談センターの名称を「新型インフルエンザ相談窓口」に変更し、予防接種や症状の問い合わせに応じる。 国から今月中に県内分として供給されるワクチンは6万1100人分。県が医療機関側に需要を尋ねたところ、16万人分の要望が寄せられたが、病床数などに応じて対象者を絞った。 19日に接種が始まった府県もあるが、県内では医療機関の調査やワクチン配送の調整に時間がかかったという。「13歳以上の接種は原則1回」との方針を国が正式決定した場合、2回目分のワクチンが余るため、妊婦や基礎疾患のある人に振り向け、接種開始時期を前倒しする可能性もある。 優先接種の対象は(1)医療従事者(2)妊婦や基礎疾患のある人(3)1歳〜小学校低学年(4)1歳未満の乳児の保護者ら−−の順。(3)(4)の県内の接種日程は未定。接種費用は1回目が3600円、初診料がなくなる2回目が2550円で、原則自己負担。【木村健二】……………………………………………………………………………………………………… ◇新型インフルエンザ予防接種の相談窓口◇ 開設時間    電話番号 【県保健福祉事務所】 8時半〜17時県健康増進課   045・210・3585平塚       0463・32・0130鎌倉       0467・24・3900小田原      0465・32・8000茅ケ崎      0467・85・1171三崎       046・882・6811秦野       0463・82・1428厚木       046・224・1111大和       046・261・2948足柄上      0465・83・5111 【保健所設置市】横浜市      045・671・4183 9時〜17時川崎市 8時半〜17時市健康安全室   044・200・2692川崎区      044・201・3189幸区       044・556・6715中原区      044・744・3104高津区      044・861・3341宮前区      044・856・3217多摩区      044・935・3217麻生区      044・965・5218横須賀市     046・822・4317 8時半〜17時藤沢市      0466・50・3593 9時〜17時相模原市     042・769・9237 9時〜17時 ※開設時間はいずれも平日10月21日朝刊

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4.<新型インフル>ワクチン接種 愛知県は23日から(毎日新聞),毎日新聞
RV=525.2 2009/10/21 14:02
キーワード:接種,妊婦,基礎,従事

 愛知県は21日、医療従事者を対象とした新型インフルエンザのワクチンの接種を23日から順次始めると発表した。国からの配布数に対し希望者数が3倍近くに上ったため、19日からの接種が間に合わなかったが、医療機関への配分数を機械的に決め、接種を行うことにした。 県新型インフルエンザ対策室によると、愛知県は国からの5万7327人分の配布に対し、約14万人の希望があった。このため、医療機関への配分は希望数が(1)10人未満の場合は希望数(2)10人以上50人以下の場合は一律10人(3)51人以上は希望数の20%と決めた。 接種数は5万1000人分で、残りは11月から始める妊婦と基礎疾患のある1歳から小学3年生までの分に充てる。県内の接種可能な医療機関は約4000。医療機関名は近く発表予定。【月足寛樹】

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1.新型インフルのワクチン、4割以上が「接種せず」? 米国(CNN.co.jp),CNN.co.jp
RV=530.4 2009/10/22 12:21
キーワード:接種,妊婦,副作用,小児科

(CNN) 米国で今月上旬から接種が始まった新型インフルエンザ(H1N1型)のワクチン。米疾病対策センター(CDC)は安全性を強調し、国民に接種を呼びかけているが、副作用などを心配して「受けたくない」と考えている人は4割以上に上るとの報告もある。コロンビア大の外科医でCNNの健康情報番を担当する「ドクター・オズ」ことメメット・オズ博士は、「米国民の半数がワクチンになんらかの不安を感じている」との見方を示す。一方で「製法は従来の季節性インフル向けワクチンと同じ。副作用のリスクは非常に低い」と説明する。ハーバード大が最近実施した調査では、新型インフルのワクチン接種を「受けない」と回答した人は成人の41%に上り、「必ず受ける」の40%をわずかながら上回った。理由としては主に「安全性への懸念」が挙げられ、現在接種を予定していないグループのうち60%近くは「身の回りに重症例や死亡例が出たら考えが変わるだろう」とも答えている。ワシントン州デモインに住むメアリー・ピーターソンさんは迷った末、、3歳と1歳の娘たちへの接種を見送ることにした。ワクチンに含まれている水銀系の防腐剤が心配だという。水銀は一部の研究で自閉症との関連が指摘されているが、CDCは「今のところワクチンの防腐剤による妊婦や胎児への悪影響を示す証拠はない」との立場だ。水銀を使わないワクチンも生産されていて、そちらを選ぶことも可能だとしている。同州シアトルのクリスタル・フィンチャーさんは、息子が受ける予定の破傷風、ジフテリアなどの予防接種と新型インフルのワクチンのタイミングに不安を感じている。かかりつけの小児科医からは、時期が重なった場合のリスクは「不明」と告げられた。「新型インフルが重症化するリスクの方が大きいとも思えないので、ワクチン接種は受けさせないつもり」と話しつつ、「もっと詳しいデータが分かれば考え直すかもしれない」と、迷いを見せる。一方、テキサス州ヒューストンのカレン・ワーロンドさんは、5歳の娘とともにワクチン接種を受ける予定。ぜんそくを持つ娘は、かぜやインフルエンザでひどい発作を起こす恐れがあるからだ。オズ博士の家庭では、博士自身が接種を受けるものの、妻子は受けないことに決めたという。博士は「社会や家庭の中で意見が食い違うことも多いだろう」としたうえで、それぞれの立場から「前向きの議論」を尽くして結論を出すべきだと話している。

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2.新型インフルエンザ:妊婦ら向けワクチン接種、11月中旬から開始−−名張 /三重(毎日新聞),毎日新聞
RV=528.5 2009/10/22 12:00
キーワード:接種,妊婦,基礎,小児科

 妊婦と基礎疾患患者を対象とした新型インフルエンザのワクチン接種が、名張市は11月中旬から始まることが21日わかった。市新型インフルエンザ対策本部員会議で、保健センターの担当者が明らかにした。かかりつけ医への予約が必要で、25日から受け付ける。 基礎疾患は、ぜん息や糖尿病などで通・入院している人が対象。2回接種し、費用は1回目3600円、2回目2550円。ただし、生活保護世帯と市民税非課税世帯は無料。 妊婦・基礎疾患患者以外の接種は12月以降、順次、始まる。開始時期は、1歳〜就学前児と小学1〜3年生が12月中旬▽1歳未満児の保護者らと小学4〜6年生が年明けから▽中学・高校生と65歳以上が1月上旬。いずれも今月25日から、各医療機関で予約を受け付ける。 市はワクチン接種に関するお知らせを25日の広報に掲載する。問い合わせは市保健センター(0595・63・6970)。【渕脇直樹】……………………………………………………………………………………………………… ◆ワクチン接種を実施する市発表の31医療機関◆ 東整形外科▽上坂内科▽うえなみ内科▽うだ内科小児科クリニック▽梅川クリニック▽おおふち医院▽加藤内科医院▽かとう小児科医院▽釜本医院▽喜多医院▽木野整形外科▽こもりクリニック▽すぎのクリニック▽卓山医院▽武田医院▽寺田病院▽信岡医院▽福喜多耳鼻咽喉科▽福西胃腸科外科▽藤本産婦人科▽堀井内科▽ほりいクリニック▽前沢整形外科▽森岡内科▽矢倉医院▽山尾医院▽百合が丘クリニック▽湯村内科▽吉住小児科▽わたなべ整形外科▽市立病院〔伊賀版〕10月22日朝刊

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3.H1N1型ワクチン接種を開始、英国でも(CNN.co.jp),CNN.co.jp
RV=463.1 2009/10/22 16:06
キーワード:接種,妊婦,従事

ロンドン(CNN) 英保健省が21日、新型インフルエンザ(H1N1型)ワクチンの接種を開始した。まずは医療従事者が対象となっている。接種が始まったワクチンはグラクソ・スミスクライン製で、1度の接種で効果がある。しかし、鶏卵を使って製造されているため、卵アレルギーを持つ人は、米バクスター製のセルバパンを接種するよう指導している。こちらは1度目の接種後、3週間後に2度目の接種が必要。医療従事者への優先接種に次いで、26日からは妊婦や65歳以上の高齢者、ぜんそく・糖尿病患者などへの接種が開始される。

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1.<新型インフル>ワクチン希望の医療従事者 想定の倍超す(毎日新聞),毎日新聞
RV=702.0 2009/10/23 02:31
キーワード:接種,透析,妊婦,基礎,従事,介護

 19日から始まった医療従事者に対する新型インフルエンザのワクチン接種について、医療機関側の接種希望者数が国の割り当て(約100万人)を大きく上回る230万人以上に達することが、毎日新聞の都道府県への調査で分かった。多くの医療機関が医師や看護師だけでなく、事務職員らの接種も求めていることが原因とみられる。ワクチンが「足りない」と答えたのは33都府県に上り、各都道府県は医療機関の納得を得られる配分に苦慮している。【まとめ・清水健二】 厚生労働省が約100万人と算定した根拠は、厚労省の医療施設調査と総務省消防庁の救急業務実施状況調査。両調査によると、厚労省が対象職種に想定する医師、看護師、准看護師、救急隊員の合計は約120万人だが、インフルエンザ患者の診療に従事しない人もいることを勘案した。厚労省はワクチンを医療従事者数の割合に沿って都道府県に配分し、その先は都道府県に一任している。 毎日新聞が47都道府県の担当者に医療機関から寄せられた接種希望者数を聞いたところ、集計ができている43都道府県だけで計約237万人に上った。40都府県で接種希望者が割当数を上回り、うち22都府県で2倍以上の差があった。 ワクチン接種については、9道県が「精査すればワクチンは足りる」などとしたが、33都府県は不足を指摘した。 神奈川県の担当者は「放射線技師や病棟事務からも希望があった」、香川県の担当者は「老人保健施設などにいる希望者も含めたらオーバーした」と説明。「国が定義をはっきりさせていない」との批判もあった。 不足時の配分方法は▽内科、小児科、救急などを優先(岐阜、宮崎県など)▽診療所など小規模施設は全員接種(茨城県、京都府など)▽医師は100%(栃木、滋賀県など)−−など異なった。福島県は外来・入院患者を受け入れるかで優先順位を付け、秋田県は「一般病院は医師・看護師数の8割、医師1人の診療所は3人分、介護施設は4人分」などと決めていた。 厚労省インフルエンザ対策推進室は「医療機関内の接種対象者は現場の判断で構わないが、妊婦や基礎疾患のある人など接種が急がれる一般国民が後に控えているので、割り当ての範囲にとどめてほしい」と話している。 ◇「窓口職員必要」 現場の声 新型インフルエンザ患者に対応する医療機関からは、「医師、看護師以外のスタッフも接種したい」との声が圧倒的に強い。 横浜市内の診療所は、2人の医師と2人の看護師に加え、6人の事務職員全員も接種対象者として医師会に連絡した。ワクチンはまだ届いていないが、所長は「季節性のワクチンも毎年全員に打っている。患者と最初に接する窓口の職員が予防接種をするのは当然だ」と主張する。 東京都内の中規模病院の場合、医師と看護師、透析機器などを扱う臨床工学技士、外来担当の薬剤師や事務職員ら、スタッフ約330人のうち200人以上を接種対象と考えている。配分が少ない場合は、本人の希望や業務内容などで優先順位を決める予定だが、院長は「全国民分がないとはいえ、医療従事者用で100万人分は少なすぎるのではないか」と不満を漏らしている。【清水健二】

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2.妊婦への新型インフルワクチン接種を前にQ&A(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=475.7 2009/10/23 12:55
キーワード:接種,妊婦,学会

 妊婦への新型インフルエンザワクチン接種が11月から始まることを踏まえ、日本産科婦人科学会(吉村泰典理事長)は10月22日、ワクチン接種に関する留意点を追加した改訂版「妊婦もしくは褥婦に対しての新型インフルエンザ感染(H1N1)に対する対応Q&A」をホームページ上で公表した。 同学会は5月から、一般向けと医療関係者向けに分けてQ&Aをホームページ上に掲載し、厚生労働省の指針改定などに伴い改訂を行っている。 今回が第7版となる医療関係者向けのQ&Aでは、新型インフルワクチンのプレフィルドシリンジ製剤には、チメロサールなどの保存剤は使用されていないと説明。一方、バイアル製剤には季節性インフルのワクチンと同様、チメロサールなどの保存剤が使用されているが、「安全性に問題はないことが証明されている」としている。 また、新型インフルと季節性インフルのワクチンは「同時接種も可能」で、同時接種する場合には、発赤などの副反応がどちらのワクチンによるものかを判定するため、「両ワクチンはある程度離れた場所に接種すること」を勧めている。 卵アレルギーのある妊婦には対しては、季節性、新型インフルのいずれのワクチン接種も勧めず、▽発症(発熱)したら、ただちに抗インフル薬を服用するよう指導▽罹患者と濃厚接触した場合には、ただちに抗インフル薬を予防的服用するよう指導-の2点を推奨した。 妊婦への新型インフルワクチンの接種回数について厚労省は、当面2回を前提とする方針を打ち出している。

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3.ワクチン接種で4人に副作用=意識低下など、新型インフル−厚労省(時事通信),時事通信
RV=459.2 2009/10/23 18:41
キーワード:接種,副作用,従事

 厚生労働省は23日、新型インフルエンザ用ワクチンを接種した医療従事者約2万人のうち、4人に一時的な意識レベルの低下や嘔吐(おうと)などの比較的重い副作用が報告されたと発表した。ワクチンとの明確な因果関係は現時点で分からないという。 医療従事者への接種が始まった19日から4日間、事前に登録した67病院の医療従事者2万2112人を調べたところ、4人に意識レベルの低下や嘔吐、筋肉痛などが確認された。また、発熱などの軽い副作用が3人にあった。

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4.<新型インフル>ワクチン接種調査 4人に入院相当の副作用(毎日新聞),毎日新聞
RV=459.2 2009/10/23 20:41
キーワード:接種,副作用,従事

 厚生労働省は23日、医療従事者約2万人を対象にした新型インフルエンザワクチンの副作用調査で、4人に一時的な歩行困難など入院相当の異常が見られたと発表した。ワクチン接種との因果関係はいずれも不明で、全員回復している。季節性のワクチンと異なる副作用はないという。 19日から医療従事者約100万人への接種が始まり、うち国立病院機構の67病院にいる2万2112人に副作用の報告を求めた。重い副作用とされたのは▽両足の筋肉痛による歩行困難▽嘔吐(おうと)▽脈拍の上昇▽発熱と意識低下−−の4例。他にショック状態など軽い副作用報告が3例あった。2万人以外の医療従事者からも25例の報告があったが、すべて回復しているという。 季節性のワクチンでは、毎年4000万〜5000万人への接種で百数十例の副作用報告がある。今回の重い副作用の率は0.02%でそれより高いが、厚労省は「調査方法が違うので、新型のワクチンに副作用が起こりやすいとは言えない」としている。【清水健二】

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5.新型インフルワクチン接種、6人に重い副作用か(読売新聞),読売新聞
RV=459.2 2009/10/23 21:12
キーワード:接種,副作用,従事

 厚生労働省は23日、医療関係者に対する新型インフルエンザワクチンの接種開始から4日間で、意識低下や筋肉痛など、重い副作用(副反応)の可能性がある事例が6件報告されたと発表した。 いずれも数日中に回復し、症状は季節性インフルエンザワクチンと同程度。厚労省は「今のところワクチンに問題があるとは言えない」としている。 厚労省は今月19〜20日、67病院の医療従事者2万2112人を対象に、ワクチン接種後の健康調査を実施。これとは別に、その他の医療機関から22日までに、寄せられた報告も集計した。その結果、副作用の可能性がある例が32件確認され、うち6例が重い症状だった。 6人の症状は、嘔吐(おうと)、両足の筋肉痛、一時的な意識低下など。ワクチンとの因果関係はまだはっきりしないが、1例は接種の30分後に呼吸困難や血圧低下があり、副作用の可能性が高いという。 健康調査での重い副作用の発生頻度は0・02%。季節性インフルの場合、昨年度約4740万人中、重い副作用の報告は121人(0・0003%)にとどまるが、厚労省は「打ち始めたばかりで念入りに調査しているため、数字が高めに出ている可能性がある。今の段階で頻度が高いとは言えない」と説明している。

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1.<ニュース1週間>日本郵政新社長に元大蔵次官の斎藤次郎氏/新型インフルエンザの予防接種スタート(毎日新聞),毎日新聞
RV=649.8 2009/10/24 09:30
キーワード:接種,妊婦,小児,基礎,従事,10月

 今週(10月17〜23日)のニュースをまとめた。 ◇日本郵政新社長に元大蔵次官の斎藤次郎氏 亀井静香金融・郵政担当相は21日、記者会見し、前日に辞任を表明した日本郵政グループの持ち株会社、日本郵政の西川善文社長(71)の後任に、元大蔵事務次官の斎藤次郎・東京金融取引所社長(73)を起用すると発表した。斎藤氏は臨時株主総会を経て、社長に就任する見通し。 ◇新型インフルエンザの予防接種スタート 新型インフルエンザの予防接種が19日、医療従事者を対象に始まった。11月以降、妊婦や基礎疾患のある人、小児らに順次接種される。対象者は計5400万人。7月以降の新型インフルエンザ感染者は推計234万人に上っており、流行の本格化に備え、死亡や重症者の増加を食い止める効果が期待される。19日から始まった医療従事者に対する新型インフルエンザのワクチン接種について、医療機関側の接種希望者数が国の割り当て(約100万人)を大きく上回る230万人以上に達することが、毎日新聞の都道府県への調査で分かった。多くの医療機関が医師や看護師だけでなく、事務職員らの接種も求めていることが原因とみられる。 ◇母子加算、12月から満額復活 一人親の生活保護受給世帯に上乗せ支給されていた母子加算の満額復活が23日午前、閣議決定された。05年度から段階的に削減、今春全廃されたが、12月から再び支給される。藤井裕久財務相と長妻昭厚生労働相が22日、財務省内で会談し、09年度予算の予備費から60億円を計上し、12月から復活させることで正式合意していた。また藤井財務相は、母子加算を来年度以降、恒久化する方針を示した。 ◇貧困率を初算出、先進国中で際立つ高さ 長妻昭厚生労働相は20日、国民の貧困層の割合を示す指標である「相対的貧困率」が、06年時点で15.7%だったと発表した。日本政府として貧困率を算出したのは初めて。経済協力開発機構(OECD)が報告した03年のデータでは、日本は加盟30カ国中4番目に悪い27位の14.9%で状況は悪化している。日本の貧困が先進諸国で際立っていることが浮き彫りとなった。 ◇米財政赤字、初の1兆ドル台 米財務省は16日、09会計年度(08年10月〜09年9月)の財政赤字が1兆4171億2100万ドル(約128兆9600億円)と史上初めて1兆ドルの大台に乗り、過去最大を記録したと発表した。昨秋以降の金融・経済危機の影響で税収が大幅に減少する一方、危機に対処するための金融安定化法や大型景気対策で歳出が急増。財政赤字は過去最大だった08年度(4548億600万ドル)の3.1倍超に急膨張した。国内総生産(GDP)比でも10%に達し、第二次世界大戦時の1945年以来最悪の水準となった。 ◇ウィンドウズ7、世界で一斉発売 米マイクロソフト(MS)は22日、約3年ぶりとなる新しいパソコン向け基本ソフト(OS)「ウィンドウズ7(セブン)」を発売した。全世界で一斉発売され、日本では大手家電量販店などが午前9時から販売を開始した。動作が遅いと不評だった前OS「ビスタ」(07年1月発売)から操作性を改善し、画面に指で触れるだけでインターネット接続などができる「タッチパネル機能」にも対応したセブンを手に入れようとするユーザーらでにぎわった。 ◇東京モーターショー開幕、出展企業数半減 第41回東京モーターショー(日本自動車工業会主催)が21日、千葉市の幕張メッセで開幕した。世界的な不況で、常連だった米ゼネラル・モーターズ(GM)や独ダイムラーなど大手海外メーカーが参加を見送り、出展企業数113社、出展車両数261台と、いずれも前回から半減。その中で、トヨタ自動車とホンダが実用化を意識した電気自動車(EV)のコンセプトカーをそれぞれ世界初公開。日産自動車はカーブの際に左右に傾く2人乗りEVを打ち出すなど、国内各社は次世代エコカーを競って出展し、最先端の環境技術をアピールした。 ◇「太陽の季節」主演の南田洋子さん死去 「太陽の季節」など数多くの映画やテレビドラマで活躍し、俳優の長門裕之さん(75)との“おしどり夫婦”で知られた女優の南田洋子さんが21日午前10時56分、くも膜下出血のため東京都内の病院で死去した。76歳。1951年、大映にニューフェースとして入り、55年、日活へ移籍。「太陽の季節」(56年)で長門さんと主役の男女を演じ作品は大ヒット。61年に長門さんと結婚、65年から81年まで夫婦でフジテレビ系の音楽番組「ミュージックフェア」の司会を務めた。2005年ごろから認知症の症状が出始め、06年に芸能活動を休止していた。 ◇ザ・フォーク・クルセダーズの加藤和彦さん自殺 17日午前9時25分ごろ、長野県軽井沢町のホテルの客室で、歌手で音楽プロデューサー、加藤和彦さん(62)が首をつって死亡しているのを県警軽井沢署員らが発見した。同署は自殺とみている。加藤さんは龍谷大学在学中の1965年、北山修さんら計5人で「ザ・フォーク・クルセダーズ」を結成。67年、グループは解散したが「帰って来たヨッパライ」と「イムジン河」(北朝鮮の曲)が注目された。71年には北山さんと「あの素晴しい愛をもう一度」を発表。当時の妻ミカさん、角田ひろさんらと「サディスティック・ミカ・バンド」を結成したが、加藤夫妻の離婚で75年に解散。再婚相手の作詞家、安井かずみさん(94年死去)とのコンビでも多数の曲を発表し、他のミュージシャンにも提供した。 ◇高相被告、初公判で懲役2年求刑 タレントの酒井法子(本名・高相<たかそう>法子)被告(38)=覚せい剤取締法違反で起訴=の夫で、同法違反(使用・所持)に問われた自称プロサーファー、高相祐一被告(41)の初公判が21日、東京地裁(稗田雅洋裁判官)で開かれた。検察側は懲役2年を求刑し、弁護側は執行猶予付き判決を求め結審した。判決は11月12日。酒井被告の初公判は今月26日に開かれる。 ◇世界体操、鶴見が43年ぶり複数メダル 体操の世界選手権第4日は16日、ロンドンで女子個人総合の決勝があり、08年北京五輪代表で17歳の鶴見虹子(こうこ)=朝日生命ク=が、57.175点で銅メダルを獲得した。鶴見は種目別の女子段違い平行棒では14.875点を挙げ銀メダルを獲得した。日本女子が1人で個人種目のメダルを複数手にするのは、1966年ドルトムント(ドイツ)大会の池田(旧姓・田中)敬子(個人総合・銅、段違い平行棒・銀)以来、43年ぶり。

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2.新型インフルエンザ:余剰ワクチン、基礎疾患の入院患者ら優先 /岡山(毎日新聞),毎日新聞
RV=624.2 2009/10/24 18:00
キーワード:接種,妊婦,基礎,従事,優先,10月

 ◇余剰ワクチン1万4000回分−−県、週明けに発表 医療従事者に対する新型インフルエンザワクチンの接種回数が1回に変更されたため、今月末にも1万4000回分の余剰が発生することを受け、県は23日、週明けに優先順位を示すことを決めた。当初は週内に公表する予定だったが、医療機関や市町村との調整のため修正した。 厚労省は22日付で、余剰分について、基礎疾患がある人のうち入院患者▽同1歳〜小学3年生▽妊婦−−を優先するよう連絡。県もこれに沿う方針だが、余剰ワクチンの数が限られているため、この3者の中でさらに優先順位を示す見込み。 また、県は一般の優先対象者への予防接種が始まる際は、外来医療機関を公表する方針。県によると、接種開始に伴い病院への問い合わせが増えているが、病院側は接種時期などを明確に答えられない状況といい、県は「医療機関への問い合わせは外来の発表まで控えてほしい」としている。【石川勝義】10月24日朝刊

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3.<ニュース1週間>日本郵政新社長に元大蔵次官の斎藤次郎氏/新型インフルエンザの予防接種スタート(毎日新聞),毎日新聞
RV=427.7 2009/10/24 09:30
キーワード:接種,小児科,10月

<ニュース1週間>日本郵政新社長に元大蔵次官の斎藤次郎氏/新型インフルエンザの予防接種スタート10月24日9時30分配信毎日新聞新型インフルエンザワクチンの接種を受ける看護師=甲府市朝日1の井上内科小児科医院で2009年10月19日午前9時55分、沢田勇撮影

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1.新型インフル、ワクチン接種 いつごろ?どこで?(産経新聞),産経新聞
RV=850.3 2009/10/25 07:56
キーワード:接種,試験,妊婦,小児,副作用,従事,学年,優先,臨床

 新型インフルエンザのワクチンについて、医療従事者以外の20〜50歳代の対象者は当面2回接種とする政府の方針が決まった。これまで、接種回数をめぐる議論は二転三転し、医療現場や自治体には、接種回数や接種時期に関する問い合わせが殺到している。ワクチンはいつごろ、どうすれば打てるのか。                   ◇ 【Q】結局、何回接種なの? 【A】20〜50歳代の健康な医療従事者は1回。1歳から13歳未満は2回というのが確定している厚労省の方針。妊婦や持病のある人、中高生などは当面2回としている。ただし、妊婦と中高生について、各数十〜100人規模の臨床試験を実施し、1回接種で効果が得られるかを調べる予定。結果次第で1回接種に変わる可能性もある。 【Q】いつから接種できるの? 【A】最優先の医療従事者は19日にすでに接種が始まっており、次に優先される妊婦や持病のある人などは遅くとも11月16日には接種が始まる。その後、12月前半には1〜6歳の小児、12月後半には小学校低学年と続く。 【Q】接種方法は? 【A】ワクチン接種を実施する医療機関に電話で予約することが必要となる。接種が受けられる医療機関は今月中に各自治体がホームページなどで公開する。優先接種対象者であることを証明する書類が必要。持病のある人はかかりつけ医が作成する「優先接種対象者証明書」、妊婦や幼児などは母子健康手帳、中高生は学生証など。接種費用は1回が3600円で、2回目は2550円。 【Q】接種の効果は? 【A】ワクチンは感染を予防するものではなく、感染後に体内でウイルスが増殖するのを防ぐためとされる。季節性では健康な成人の80%で発熱などの症状が抑えられる。しかし、小児は20〜30%、高齢者も34〜55%と低い。一方、筋肉に力が入らなくなるギラン・バレー症候群など重い副作用も100万人に1例程度出るとされており、死者も毎年数人出ている。 【Q】季節性ワクチンも打った方がいいの? 【A】季節性インフルは例年、年末から翌年の5月にかけて流行する。今回はすでに新型インフルの流行が始まっていることから、季節性インフルがどのような流行をたどるかは不明だ。ただ、新型でハイリスクとされる、持病がある人や高齢者は季節性インフルでも重症化しやすいとされる。国産であれば季節性ワクチンとの同時接種も可能で、多くの専門家が季節性ワクチンの接種を推奨している。輸入ワクチンは季節性と製法などが異なるため、同時接種は当面、控えることが望ましい。

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2.オバマ政権、危機管理の強化狙う「緊急事態宣言」(産経新聞),産経新聞
RV=411.2 2009/10/25 19:30
キーワード:接種,妊婦

 【ワシントン=山本秀也】新型インフルエンザの死者が米国内で千人を突破したことで、オバマ大統領は24日、感染症対策では異例の「国家緊急事態」を宣言した。ワクチン供給の大幅な遅れから各地で混乱が広がる中、米政府は緊急対策に乗り出す。感染防止に非常措置を取ることで、政権の危機管理能力について疑問視されることを避けたい思惑もある。 ホワイトハウスによると、オバマ大統領は23日夜、「前例のない対策を取ってきたにもかかわらず、感染者が全米で急増している」として、宣言の布告文書に署名した。 この宣言により、感染拡大の防止や診療態勢の確保に対する大幅な権限が連邦政府に付与された。具体的には、医事法例の規定を超えて、学校の体育館を診療施設に転用するなど、議会手続きを経ずに臨機応変の措置が可能になる。ワクチン確保にも全力を挙げる。 米疾病対策センター(CDC)は23日、新型インフルエンザの米国内感染者が数百万人に達し、死者が千人を超えたほか、重症化した2万人以上が病院に収容されたことを公表。大統領の決断は、この深刻な感染の拡大を踏まえた判断だ。 とりわけ、政権に危機感を抱かせたのが、ワクチン配布の大幅な遅れによる混乱の広がりだ。米国内では、医療関係者や妊婦、児童らを対象に10月中旬からワクチン接種が始まったが、接種にあたる医療・保健機関への配布量は、今月末の時点でもCDCの当初見込みの半分に満たない。 このワクチン不足で、ニューヨーク州当局は、州内の医師、看護師らにワクチン接種を義務づけた通達を撤回。首都圏のメリーランド州では、ワクチン接種を求める人々が窓口に詰めかける混乱が続いていた。 ワクチン配布の大幅な遅れなどは、4月に米政府が発令した「公衆衛生に関する緊急事態」が十分機能しなかったことを裏付けた形だ。オバマ大統領には、安全保障問題で「決断が遅い」との批判が強まっていた矢先であり、国内の感染症対策で失点を重ねられない状況といえる。【関連記事】・米大統領、新型インフルで国家非常事態を宣言・新型インフル 米の死者1000人超す・新型インフル死者、全世界で5000人に・新型インフル 米国で流行本格化 「前例ない」警戒・北半球で新型インフル警戒呼び掛け

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3.米大統領、新型インフルエンザで非常事態宣言(CNN.co.jp),CNN.co.jp
RV=383.2 2009/10/25 14:33
キーワード:接種,負担

ワシントン(CNN) オバマ米大統領は24日、新型インフルエンザ(H1N1型)の感染者が全国で急増している事態を受け、非常事態宣言を発令した。大統領は声明で、新型インフルエンザの大流行(パンデミック)が拡大を続けており、一部自治体の保健医療に過度の負担を与える恐れがあるとして、連邦政府の対策強化を表明した。大統領は非常事態宣言に23日に署名し、24日に発令した。米政権関係者は匿名を条件に、大統領が新たな感染状況に対応したのではなく「未然防止策」を取った、とコメント。別の関係者は、各州に対する連邦政府の支援権限を強化するため、形式的な条件を省くことが狙いだと語った。米疾病対策センター(CDC)のフリーデン所長によると、今年4月以来新型インフルエンザで入院した患者は少なくとも2万人、死者は1000人余りにのぼった。感染報告は46州からあり、例年より早くピークを迎えている。23日までに製造されたワクチンは接種1610万回分で、既に1130万回分が全国に配布された。

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1.<新型インフル>小児のワクチン接種前倒し提言(毎日新聞),毎日新聞
RV=732.0 2009/10/26 21:03
キーワード:接種,妊婦,小児,基礎,学会,従事,学年

 日本ウイルス学会は26日、新型インフルエンザに関するパネルディスカッションを開き、重症化率が高い小児へのワクチン接種順位の前倒しの検討などを提言した。 ディスカッションには7人の専門家が出席。押谷仁・東北大教授(ウイルス学)は、国内で小児の重症化率が高いことや、米国で入院患者の5割以上が未成年であることを説明。現在の優先順位で小学校低学年は医療従事者、妊婦、基礎疾患のある人、幼児に続いて来年1月中旬となっていることについて「接種しないまま流行のピークを迎えることになるかもしれない。この順位のままでいいのか早急に議論が必要だ」と訴えた。 座長の河岡義裕・東京大医科学研究所教授(ウイルス学)は「輸入ワクチンは製造方法や接種方法が異なり、簡単に小児に接種できないが、基礎疾患のある人全員の接種回数が2回のままなら、小児まで国産ワクチンが回らない。ワクチンの接種回数を早急に議論し、政策に専門家の意見が反映される仕組みが必要」とまとめた。【関東晋慈】

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2.新型インフル「大人は基礎免疫」=多くは軽症の可能性−ウイルス学会(時事通信),時事通信
RV=555.5 2009/10/26 18:11
キーワード:接種,試験,基礎,学会

 東京都内で26日開かれた日本ウイルス学会学術集会で、新型インフルエンザに対し、成人の多くが基礎的な免疫を持っている可能性が高いことが報告された。季節性のソ連型インフルエンザへの感染歴によるもので、新型への感染を防ぐのは難しいものの、大半の人は軽症で済むとみられるという。 国立病院機構が成人約200人を対象に9月に始めた臨床試験で、ワクチンを1回接種すれば、免疫の基となる抗体の値が十分上昇することが分かっている。 集会で庵原俊昭国立病院機構三重病院院長は「多くの人に基礎的な免疫があるということ。発症を予防するレベルではないが、1回のワクチン接種で十分な効果を得ることができる」と発表した。基礎免疫がない全く新しいウイルスであれば、2回接種しなければ抗体価は上昇しないという。

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3.Aソ連型感染で「新型」に基礎免疫も(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=555.5 2009/10/26 19:32
キーワード:接種,試験,基礎,学会

 Aソ連型インフルエンザウイルスに感染したことで、新型インフルエンザウイルスに対する基礎免疫ができた可能性がある―。国産の新型インフルエンザワクチンの臨床試験を行った国立病院機構三重病院の庵原俊昭院長は10月26日、東京都内で開かれた日本ウイルス学会学術集会のシンポジウムで発表し、こう述べた。 庵原院長は、同病院など国立病院機構4病院で健康な成人200人を対象に行った国産の新型インフルエンザワクチンの臨床試験で、1回の接種で抗体価が上がった人が約8割に上ったと指摘。「基礎免疫がないと、こうした現象は起こらない」とし、1回接種で抗体価が上昇した人には、新型インフルエンザウイルスに対する基礎免疫があったとの考えを示した。 また、基礎免疫があった理由としては、新型インフルエンザウイルスと同じH1N1亜型のAソ連型インフルエンザウイルスに既に感染していたことが考えられると指摘。「(Aソ連型にかかったことで)広くH1N1に対する基礎免疫ができた」可能性があるとした。

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1.<新型インフル>「元気な幼児」急変 感染死増加(毎日新聞),毎日新聞
RV=656.4 2009/10/27 12:03
キーワード:接種,脳症,学会,基礎,男児,小児科

 幼い子どもの新型インフルエンザ感染死が増えている。一体何が起きているのか。自治体の記録などから読み取ると−−。【國枝すみれ、山寺香】 26日までに、新型インフルエンザ感染により10歳未満で死亡したのは全国で6人。そのうち5人にはぜんそくなどの基礎疾患がなかった。厚生労働省のまとめでは7月28日から10月13日までの新型インフルエンザによる入院患者は2146人。10歳未満は約6割の1234人に上る。 死亡例が3件の東京都。男児(3)は19日に38度の熱を出し、医療機関でかぜと診断された。20日、熱が39.6度に上昇、午前9時過ぎに再受診。インフルエンザA型陽性で、昼前にタミフルを1回飲んだ。自宅ではアイスクリームを食べるなど比較的元気だったが、午後5時過ぎに嘔吐(おうと)していたのを発見された。呼びかけに反応がなく救急搬送された。異変に気づいて30分で病院に着いた時には心肺停止状態。午後6時50分に死亡した。 男児(4)は4日夜39.9度の発熱。翌朝A型陽性が判明した。帰宅途中にけいれんし、病院でタミフルを投与。だが6日早朝、意識障害から呼吸停止に。13日に死亡した。 男児(5)は、2日朝発熱し、診療所でかぜと診断された。3日午前中に熱は40度に。タミフルを飲んだが、夕方に嘔吐、意識がもうろうとし白目をむいた状態となり、午後4時すぎに病院に搬送された。「おなかの動きが悪い」との記載が残り、タミフルが吸収されなかった可能性もある。同日夜には多臓器不全に陥り、6日午後8時前に死亡した。 東京都福祉保健局の大井洋参事は「3例とも重症化や死亡までの経過が早く、治療で他に何かできたという選択肢は少ないのではないか」と話す。 兵庫県西宮市の女児(8)は11日に微熱、12日朝に38.8度に上昇した。同日午後5時には意識障害がみられ、同市の病院に運ばれたが、全身状態が悪く、薬も飲めなかった。同日午後9時40分、神戸市の医療機関に転送された時にはショック状態に。直接の死因は多臓器不全と記載されたが、脳炎を疑われるケースだった。 横浜市の男児(5)はウイルスが肺で増殖したウイルス性の重症肺炎で15日に死亡した。12日に発熱、13日にタミフルを飲んでいた。 東京慈恵会医科大の浦島充佳准教授は「オーストラリアやニュージーランドでも、5歳未満の子どもの死亡率が最も高かった。小さい子どもは体力がない。幼いということ自体が基礎疾患を持っているのと同じくらい危険だ」と話す。 また、季節性インフルエンザに罹患(りかん)した経験が少ない子どもは、大人より新型インフルエンザに感染しやすく、重症化しやすい。 病状は(1)タミフル投与のタイミング(2)本人の体力(3)侵入したウイルス量などで変わる。 新型インフルエンザは発症から12時間で感染が判明し、48時間以内にタミフルを投与すれば重症化を防げるとされていたが、死亡例ではタミフルを飲んだ時には手遅れのケースもあった。「小児科医の間には、新型インフルエンザが疑われたら、感染判明を待たずにタミフルを投与するという方針が広まりつつある」(浦島准教授)。日本ウイルス学会は重症化率が高い小学生へのワクチン接種時期の前倒しを検討すべきだと提言した。 親がすぐ病院に連れて行くべき兆候は。インフルエンザ脳症と脳炎は、呼びかけても反応しないなど意識障害の症状が出たら危険。ウイルス性肺炎は、息が長く続かず会話が途切れる、子どもが「息苦しい、胸が痛い」と訴えるなどだ。

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2.新型インフル 「元気な幼児」急変 感染死増加(毎日新聞),毎日新聞
RV=656.4 2009/10/27 12:49
キーワード:接種,脳症,学会,基礎,男児,小児科

 幼い子どもの新型インフルエンザ感染死が増えている。一体何が起きているのか。自治体の記録などから読み取ると−−。【國枝すみれ、山寺香】 26日までに、新型インフルエンザ感染により10歳未満で死亡したのは全国で6人。そのうち5人にはぜんそくなどの基礎疾患がなかった。厚生労働省のまとめでは7月28日から10月13日までの新型インフルエンザによる入院患者は2146人。10歳未満は約6割の1234人に上る。 死亡例が3件の東京都。男児(3)は19日に38度の熱を出し、医療機関でかぜと診断された。20日、熱が39.6度に上昇、午前9時過ぎに再受診。インフルエンザA型陽性で、昼前にタミフルを1回飲んだ。自宅ではアイスクリームを食べるなど比較的元気だったが、午後5時過ぎに嘔吐(おうと)していたのを発見された。呼びかけに反応がなく救急搬送された。異変に気づいて30分で病院に着いた時には心肺停止状態。午後6時50分に死亡した。 男児(4)は4日夜39.9度の発熱。翌朝A型陽性が判明した。帰宅途中にけいれんし、病院でタミフルを投与。だが6日早朝、意識障害から呼吸停止に。13日に死亡した。 男児(5)は、2日朝発熱し、診療所でかぜと診断された。3日午前中に熱は40度に。タミフルを飲んだが、夕方に嘔吐、意識がもうろうとし白目をむいた状態となり、午後4時すぎに病院に搬送された。「おなかの動きが悪い」との記載が残り、タミフルが吸収されなかった可能性もある。同日夜には多臓器不全に陥り、6日午後8時前に死亡した。 東京都福祉保健局の大井洋参事は「3例とも重症化や死亡までの経過が早く、治療で他に何かできたという選択肢は少ないのではないか」と話す。 兵庫県西宮市の女児(8)は11日に微熱、12日朝に38.8度に上昇した。同日午後5時には意識障害がみられ、同市の病院に運ばれたが、全身状態が悪く、薬も飲めなかった。同日午後9時40分、神戸市の医療機関に転送された時にはショック状態に。直接の死因は多臓器不全と記載されたが、脳炎を疑われるケースだった。 横浜市の男児(5)はウイルスが肺で増殖したウイルス性の重症肺炎で15日に死亡した。12日に発熱、13日にタミフルを飲んでいた。 東京慈恵会医科大の浦島充佳准教授は「オーストラリアやニュージーランドでも、5歳未満の子どもの死亡率が最も高かった。小さい子どもは体力がない。幼いということ自体が基礎疾患を持っているのと同じくらい危険だ」と話す。 また、季節性インフルエンザに罹患(りかん)した経験が少ない子どもは、大人より新型インフルエンザに感染しやすく、重症化しやすい。 病状は(1)タミフル投与のタイミング(2)本人の体力(3)侵入したウイルス量などで変わる。 新型インフルエンザは発症から12時間で感染が判明し、48時間以内にタミフルを投与すれば重症化を防げるとされていたが、死亡例ではタミフルを飲んだ時には手遅れのケースもあった。「小児科医の間には、新型インフルエンザが疑われたら、感染判明を待たずにタミフルを投与するという方針が広まりつつある」(浦島准教授)。日本ウイルス学会は重症化率が高い小学生へのワクチン接種時期の前倒しを検討すべきだと提言した。 親がすぐ病院に連れて行くべき兆候は。インフルエンザ脳症と脳炎は、呼びかけても反応しないなど意識障害の症状が出たら危険。ウイルス性肺炎は、息が長く続かず会話が途切れる、子どもが「息苦しい、胸が痛い」と訴えるなどだ。

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3.新型ワクチン接種法案を提出 副作用被害を補償(産経新聞),産経新聞
RV=405.2 2009/10/27 17:18
キーワード:接種,副作用

 政府は27日の閣議で、新型インフルエンザワクチンの副作用被害が出た場合の補償に関する特別措置法案を決定し、同日午後、衆院に提出した。 長妻昭厚生労働相は同日の会見で、「万が一被害が出た場合、きちんと補償をする条項を設けた。すでに接種が始まっており、今後は被害の情報を集めて国民に知らせていくことが重要と考えている」と述べた。 厚労省などによると、季節性インフルのワクチンでは、重い副作用が100万人に1例程度出るとされる。専門家からは「日本は副作用に対する公的な補償などの仕組みが十分に整っていない」との指摘もあり、政府は制定を急いでいた。 法案によると、新型インフルのワクチン接種で健康被害が生じた場合、医療費や遺族一時金、障害児養育年金、障害年金などを給付する。金額については法令で定めるが、季節性インフルのワクチン接種で、65歳以上を対象とする健康被害が出た場合の救済を定めた予防接種法に準じたものになる見込み。また、輸入ワクチンによる副作用被害が出た場合、海外メーカー側の訴訟費用や損害賠償金を政府が肩代わりすることも規定している。

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1.<新型インフル>学級閉鎖1万校超す 大都市の流行が本格化(毎日新聞),毎日新聞
RV=672.6 2009/10/28 20:03
キーワード:接種,学級,副作用,前週,保育,従事

 厚生労働省は28日、インフルエンザによる学校(保育所、幼稚園、小・中・高校)の休校と学年・学級閉鎖が、18〜24日の1週間で1万3964校に上ったと発表した。前週の約1.6倍、昨冬のピークだった1月25〜31日(4105校)の3倍以上。大半が新型インフルエンザ感染とみられ、厚労省は「大都市での流行が本格化している」と警戒を呼び掛けている。 休校784校▽学年閉鎖3104校▽学級閉鎖1万76校。東京、北海道、茨城、愛知など9都道府県は500校を超えた。 また、厚労省は、19日から医療従事者を対象に接種が始まった新型インフルエンザワクチンについて、入院相当の重い副作用(因果関係不明も含む)の発生率が26日時点で0.0007%(100万人当たり7人)と発表した。08年度の季節性ワクチンの副作用発生率(0.0003%)より高いが、厚労省は「従前より積極的な報告を求めており、季節性とのリスクの比較は難しい」としている。【清水健二】

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2.<新型インフル>都、11月16日から1歳児らにワクチン(毎日新聞),毎日新聞
RV=524.9 2009/10/28 23:10
キーワード:接種,学会,基礎,小児科

 東京都は28日、新型インフルエンザワクチンの優先接種について、基礎疾患(持病)のない1歳〜未就学児への接種を来月16日から開始すると発表した。厚生労働省は12月上旬予定としていたが、都は約半月前倒しした。 前倒しについて、都の担当者は「幼児の重症化例が多いので、少しでも早くワクチン接種する必要性があるため」と説明。厚労省も容認している。 都内では、3〜5歳の死亡例が3件確認されていた。今月23日には「日本小児科学会」が健康な幼児に対するワクチン接種の時期を早めるよう厚労省に要望するなど、幼児への早期ワクチン接種を求める声が高まっていた。【江畑佳明】

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3.重い副作用0.0007%=新型インフルワクチン中間結果−厚労省(時事通信),時事通信
RV=463.8 2009/10/28 21:40
キーワード:接種,副作用,従事

 厚生労働省は28日、医療従事者約85万人への新型インフルエンザ用ワクチン接種で、重い副作用の疑いが報告された割合は0.0007%との中間結果を発表した。昨年度の季節性用ワクチンは0.0003%で、今回は2倍以上。厚労省は「積極的に調べてもらっており、高い数字になっている」としている。 厚労省によると、19日から23日までに医療機関に納入されたワクチンは約85万人分。大半が実際に接種されたとみられ、このうちショック症状「アナフィラキシーショック」や肝機能異常など、重い副作用の疑いが6人にあったと報告された。軽い副作用の疑いはじんましんなど75人。 約2万人を対象にした詳しい調査では、0.02%だった。同省は11月、最終的な副作用報告数を発表する。

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1.新型インフルのワクチン接種 都、幼児向け前倒し(産経新聞),産経新聞
RV=755.3 2009/10/29 07:57
キーワード:接種,学級,妊婦,小児,前週,小児科,従事

 東京都は28日、新型インフルエンザが重症化しやすい1〜6歳の幼児へのワクチン接種を国の示したスケジュールより前倒しし、11月16日から始めると発表した。都は「小児は症状が重症化しやすく、死亡例もあるため早期に接種したい」と説明。ワクチンを小児科医や入院医療機関に重点的に配分するという。 国は幼児への接種開始を12月上旬と予定していた。都によると、現在は医療従事者に実施している接種を、11月9日から妊婦、持病のある1歳から小学3年までの子供と入院患者などで始め、16日からは幼児に対象を広げる。 一方、新型インフルにより、24日までの1週間で休校や学級閉鎖などの措置を取った教育関連施設が、前週の1・6倍となる1万3964施設に上ったことが28日、厚生労働省の調査で分かった。昭和48年の調査開始以来、1万施設を超えたのは初めて。厚労省は「小中学生を中心に広がっており、休校数なども過去にない状態になっている」と警戒を呼びかけている。 最多は東京都の1152施設。次いで神奈川県(1091施設)▽茨城県(984施設)▽愛知県(767施設)▽埼玉県(759施設)。 

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2.入院患者らのワクチン接種開始=30日から3県で−新型インフル(時事通信),時事通信
RV=533.3 2009/10/29 14:39
キーワード:接種,妊婦,基礎,従事

 新型インフルエンザ用ワクチンについて、和歌山など3県が30日、最優先の医療従事者に続いて、基礎疾患(持病)を抱える入院患者や妊婦の優先接種を始める。しかし来月中旬を予定する自治体も多く、接種の開始時期にばらつきが出そうだ。 優先接種は19日から医療従事者を対象に開始された。接種回数が当初の2回から1回に変更されたため、厚生労働省は重症化するリスクの高い入院患者や妊婦らについて接種前倒しを求めていた。 30日に入院患者らの接種を始めるのは、岐阜、和歌山、山口の3県。宮城、新潟、兵庫、福岡など15県は11月2日の開始を予定している。

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3.26都県、入院患者の接種前倒し=2回目配分−新型インフルワクチン(時事通信),時事通信
RV=520.7 2009/10/29 14:42
キーワード:接種,基礎,沖縄,従事

 新型インフルエンザ用ワクチンの2回目配分をめぐり、26都県は重症化の恐れがある入院患者にも割り当て、大半が接種スケジュールの前倒しを決めたことが29日、時事通信のまとめで分かった。 岐阜、山口両県などは30日から入院患者の接種を始める。一方、7道県は1回目の配分で接種が終わらなかった医療従事者に充当し、入院患者らの接種はずれ込む見通しだ。 当初は医療従事者の2回目用だったが、接種回数が1回に変更。浮いた分を使って基礎疾患(持病)を抱える人への接種が進むとみられていた。 47都道府県の担当者に接種計画を聞いたところ、28日までに2回目のワクチン割り当て先を決めたのは33都道県だった。 医療従事者にすべて割り振ると回答したのは、北海道と三重、広島、沖縄など6県。三重県担当者は「老人保健施設などに対象を広げたところ、2回目でも充足できない可能性が出た」と説明。北海道は余りが出れば患者に充てるという。 これに対し、26都県は持病のある人の中から重症化するリスクの高い入院患者を優先し、2回目の配分から一部で接種が受けられるとした。 岐阜県は配分される1万9000回分のほぼ全量を入院患者に割り当てると説明。宮城県は配分された2万2416回分のうち、医療従事者向けは1830回分とした。長崎県は「7〜8割は患者に回す」という。

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1.<新型インフル>ワクチン一般接種、山口など3県でスタート(毎日新聞),毎日新聞
RV=625.1 2009/10/30 11:42
キーワード:接種,妊婦,小児,基礎,従事

 医療従事者以外の一般国民に対する新型インフルエンザワクチンの接種が30日、岐阜、和歌山、山口の3県で始まった。第1段階の対象は、ぜんそくなどの基礎疾患がある人や妊婦。他の都道府県も接種の準備を進めており、11月中旬までには全都道府県で接種が始まる。 山口県美祢(みね)市の市立美東病院では午前9時過ぎから、90代の男性入院患者らにワクチンを接種した。29日に約80回分が業者から届いており、患者の希望に応じて順次接種していくという。同県健康増進課は「今回始まる接種の7割は基礎疾患のある入院患者。緊急性のある人から接種するよう各医療機関に求めている」と説明した。 毎日新聞の調査では、接種開始時期には大きなばらつきがある。妊婦は11月2日の週が10県、9日の週が2都県、16日の週が20道府県。基礎疾患のある人は2日の週が16県、9日の週が3都県、16日の週が13道府県。それぞれ12府県は日付を明示していない。基礎疾患のある人については、入院患者や小児から接種を始める予定の自治体が多い。 また、現在の流行の中心で入院患者も多い幼児については、東京都が国の計画を前倒しして11月16日から接種を始める。17県は12月中旬以降を予定しており、1カ月以上の差があった。 厚生労働省が示している接種順位と開始の目安は(1)妊婦と基礎疾患のある人(11月前半)(2)1〜6歳の幼児(12月前半)(3)小学校低学年(12月後半)(4)1歳未満の乳児の保護者ら(来年1月前半)(5)小学校高学年〜中学生(1月後半)(6)高校生と65歳以降の高齢者(1月以降、輸入ワクチンを使用)。順位を変えなければ、都道府県は日程を前後させることができ、自治体間で差が出ている。【清水健二、井上大作、佐野格】

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2.新型インフル ワクチン一般接種、山口など3県でスタート(毎日新聞),毎日新聞
RV=625.1 2009/10/30 11:51
キーワード:接種,妊婦,小児,基礎,従事

 医療従事者以外の一般国民に対する新型インフルエンザワクチンの接種が30日、岐阜、和歌山、山口の3県で始まった。第1段階の対象は、ぜんそくなどの基礎疾患がある人や妊婦。他の都道府県も接種の準備を進めており、11月中旬までには全都道府県で接種が始まる。 山口県美祢(みね)市の市立美東病院では午前9時過ぎから、90代の男性入院患者らにワクチンを接種した。29日に約80回分が業者から届いており、患者の希望に応じて順次接種していくという。同県健康増進課は「今回始まる接種の7割は基礎疾患のある入院患者。緊急性のある人から接種するよう各医療機関に求めている」と説明した。 毎日新聞の調査では、接種開始時期には大きなばらつきがある。妊婦は11月2日の週が10県、9日の週が2都県、16日の週が20道府県。基礎疾患のある人は2日の週が16県、9日の週が3都県、16日の週が13道府県。それぞれ12府県は日付を明示していない。基礎疾患のある人については、入院患者や小児から接種を始める予定の自治体が多い。 また、現在の流行の中心で入院患者も多い幼児については、東京都が国の計画を前倒しして11月16日から接種を始める。17県は12月中旬以降を予定しており、1カ月以上の差があった。 厚生労働省が示している接種順位と開始の目安は(1)妊婦と基礎疾患のある人(11月前半)(2)1〜6歳の幼児(12月前半)(3)小学校低学年(12月後半)(4)1歳未満の乳児の保護者ら(来年1月前半)(5)小学校高学年〜中学生(1月後半)(6)高校生と65歳以降の高齢者(1月以降、輸入ワクチンを使用)。順位を変えなければ、都道府県は日程を前後させることができ、自治体間で差が出ている。【清水健二、井上大作、佐野格】

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3.新型ワクチン、基礎疾患患者と妊婦に接種開始(読売新聞),読売新聞
RV=625.1 2009/10/30 15:09
キーワード:接種,妊婦,小児,基礎,従事

 新型インフルエンザに感染すると重症化するリスクの高い基礎疾患(持病)のある人や妊婦へのワクチン接種が30日、岐阜、山口などでスタートした。 今月19日から始まった医療従事者への接種回数が急きょ2回から1回に変更されたことなどから、余剰分を活用した。基礎疾患患者らへの接種は11月中旬に予定する自治体が多かったが、いずれも2日以降に前倒しする見通し。 山口県では、妊婦と入院中の基礎疾患患者、基礎疾患のある1歳から小学3年の小児が対象。同県美祢(みね)市の市立美東病院には29日午後、80回分のワクチンが到着。30日午前9時過ぎから接種を始めた。入院している志賀寿江さん(77)は「かかったら仕方ないが、接種したので(重症化しないなら)安心した」と話していた。 岐阜県は基礎疾患患者の中でも現在入院中の人が対象。このほか和歌山県でも30日に始める見通し。 厚労省は11月16日までには妊婦と基礎疾患患者への接種を開始するよう都道府県に通知しており、他の自治体でも2日以降、基礎疾患がある入院患者らを中心に順次、接種が始まる見通し。 関東では、茨城、群馬両県が2日から、東京都は9日、千葉県は16日、神奈川、栃木両県は11月上旬、埼玉県は11月中旬にそれぞれ始めるとしている。

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1.新型インフルエンザ:一般接種、来週から 1週間前倒し /群馬(毎日新聞),毎日新聞
RV=687.9 2009/10/31 13:01
キーワード:接種,試験,妊婦,基礎,従事,学年

 ◇基礎疾患持つ入院患者から 医療従事者に続いて一般の人に対する新型インフルエンザのワクチン接種が30日、岐阜など3県で始まった。県内でも来週から、厚生労働省が示している接種順位と開始の目安に従い、基礎疾患を持つ入院患者などから順次、接種が始まる。 県では当初、一般県民への予防接種開始時期を11月中旬と想定していた。しかし、厚労省が20日、20〜50代の医療従事者への接種回数を2回から1回に変更。この結果、医療従事者用を想定し、県内に供給された3万9000回分のワクチンに余裕が生まれ、一般向けの予防接種開始を約1週間、前倒しした。 一般向けの接種はまず、気管支ぜんそくなどの基礎疾患を持つ入院患者からスタート。続いて11月上旬に入院中以外の基礎疾患を抱える人、妊娠中の女性への接種が始まる。 接種を希望する場合、県保健予防課は「まず、かかりつけ医に相談してほしい」と話す。かかりつけ医は優先接種の対象者か判断できる。かかりつけ医以外の医療機関で接種する場合には、優先接種対象者の証明書が必要となる。 12月上旬には幼児(1〜6歳)、小学校低学年への接種が始まる予定。来年1月上旬には、1歳未満児の保護者、優先接種対象者のうち身体上の理由で予防接種できない人の保護者などが対象となる。同中旬には、小学校高学年、中学生の順となる。 ただ、接種開始時期はあくまでも目安。厚労省は現在、健康な成人や妊婦、中高生などに試験を実施中。結果次第では、接種回数が2回から1回に減り、スケジュールが繰り上がる可能性もある。 同課には現在、県民から「いつぐらいから受けられるか」「どうやって受ければよいのか」という相談が、1日50件前後寄せられているという。同課は「あわてず、接種の順番を待ってほしい。予約が殺到すると、医療機関に混乱を与える可能性もあり、予約はそれぞれの接種開始時期の目安の、早くても1カ月前程度からにしてほしい」と話している。 一方、季節性インフルエンザも流行時期を迎える。新型のワクチン接種とともに季節性のワクチン接種も行われている。同課は「同時接種は医師の判断に任せられるが、なるべくならば、1週間程度の間を空けた方が良い」とアドバイス。接種を希望する場合は、かかりつけ医などに相談することを勧めている。【庄司哲也】10月31日朝刊

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2.インフル接種 和歌山県で始まる(産経新聞),産経新聞
RV=676.0 2009/10/31 07:57
キーワード:接種,小児,妊婦,基礎,従事,学年

 全国のトップを切って新型インフルエンザワクチンの一般人への接種が30日、県内で始まった。対象は特定の基礎疾患を持つ入院患者らで、この日は県が把握しているだけで和歌山市や有田市の病院などで13人が接種を受けた。県は今後の接種スケジュールを公表、専用相談窓口の周知をはかるなど、県民のワクチン接種への理解を求める。 30日始まった一般人への接種の対象は、妊婦と基礎疾患を有する入院患者、同じく基礎疾患を有する1歳〜小学校3年生に相当する年齢の小児。ただし、妊婦に適しているとされる保存剤抜きのワクチンは入荷が11月中旬になるため、今回接種を受ける妊婦は少ないと県では見ている。 この日、和歌山市内の病院で慢性の呼吸器系疾患で入院中の60〜90歳代の男性4人、女性3人が接種を受けたほか、同市内の診療所では70歳代の男性1人に接種。また、有田市の有田市立病院でも入院患者の接種対象者のうち、最優先する患者4人に接種した。県によると、3つの医療機関で13人が接種を受けたことを確認しているという。 接種は国の決めた予定に沿って進められ、19日から医療従事者向け接種を開始。今後は基礎疾患を有する人(入院患者と小児以外)と1〜6歳の乳幼児が12月から開始。以降、小学校低学年は12月中旬、1歳未満の乳幼児保護者が1月、小学校高学年と高校生が1月中旬開始の予定。また高校生(1月開始)と65歳以上の健康な高齢者(1月中旬開始)については輸入ワクチンを接種する予定。 また県では、かかりつけ患者以外の一般来院者にも接種を行う予定の県内医療機関439カ所を発表。県のホームページ(http://www.pref.wakayama.lg.jp/)で閲覧できる。ただし接種は国の予定順を厳守するとともに、かかりつけ医院での相談・接種を基本としており、これらの医療機関へ接種を依頼するのは事実上、12月中旬からの小学校低学年向け接種となる。 県薬務課では「和歌山で接種が始まったという報道を見て、大阪南部の人が県内の医療機関に問い合わせを行うといった困った事態も報告されている」として、接種スケジュールの確認を広く呼びかけている。ワクチン接種に関する相談は県庁窓口((電)073・425・1500)、または県内各保健所へ。

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3.妊婦らへの新型ワクチン接種、17県が来月2日から(読売新聞),読売新聞
RV=624.2 2009/10/31 03:02
キーワード:接種,小児,妊婦,基礎,従事

 新型インフルエンザに感染すると重症化するリスクの高い基礎疾患(持病)がある人や妊婦へのワクチン接種について、17県が11月2日から開始予定であることが読売新聞の調査で分かった。 当初は11月中旬に開始予定の自治体がほとんどだったが、多くの自治体が接種開始日を前倒しした。 厚生労働省は、妊婦や基礎疾患患者への接種について、遅くとも16日までの接種開始を求めている。2日開始予定は17県だが、この中には妊婦への接種を後から始めるところが、少なくとも7県ある。2日の次に多いのは16日開始で、8道府県。鹿児島県は20日の予定だが「前倒しを検討中」という。 自治体によっては、「入院中の基礎疾患患者」や「基礎疾患のある小児」など、より重症化のリスクが高い人から接種できるよう段階的な開始日を設けており、厚労省は具体的な接種開始日については、かかりつけの医療機関に確認するよう呼びかけている。 接種前倒しは、医療従事者(20〜50歳代)への接種回数が2回から1回に変更されたことなどから、余剰分が活用される。

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1.新型インフル 全国でワクチン接種本格化 あすから17県(産経新聞),産経新聞
RV=554.7 2009/11/01 07:56
キーワード:接種,小児,妊婦,従事

 妊婦と持病のある人への新型インフルエンザワクチンの接種が週明けから本格化する。岐阜、和歌山、山口の3県では10月30日からスタートしているが、厚生労働省によると、2日には17県で接種が始まる。開始時期が未定の自治体も残るが、ほとんどが11月中に始められる見通しだ。 新型用ワクチンの接種は、最優先の医療従事者が10月19日から始まった。一般では重症化のリスクが高い持病のある人と妊婦が最優先される。当面はワクチンの供給量が限られるため、持病のある人の中でも小児や入院患者を優先する自治体が多い。 厚労省のまとめによると、2日に接種を開始するのは千葉や新潟など。次いで4日には岡山や香川、鹿児島の3県で始まり、16日までにはほとんどの都道府県で接種が行われる予定という。 ワクチンの接種回数について厚労省は原則2回としている。しかし、医療従事者は1回でも効果があると判断されたため、2回目に使われるはずだったワクチン約100万回分は、各自治体の判断で持病のある人や13歳未満の小児などの接種時期を早めるために使われる。

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2.新型インフル危機段階、今週最高レベルに引き上げ(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=334.4 2009/11/01 16:42
キーワード:接種

【ソウル1日聯合ニュース】政府は今週中に、新型インフルエンザによる国家伝染病の災害段階を、4段階のうち最も高い「深刻」に引き上げる。災害段階は、地域社会への新型インフルエンザ感染拡大を受け7月21日に2番目に高い「警戒」が発令されていた。危機段階の引き上げに伴い、政府レベルの中央災害安全対策本部も近く構成される。 保健福祉家族部の中央インフルエンザ対策本部は1日、「先週初めには1日4200人だった患者発生数が週末に1万人を超えるなど、状況が悪化し続けており、政府としての対処が必要だ。災難(災害)段階の上方修正は避けられない」と明らかにした。 政府はすでに、感染遮断と被害予防に向け官庁別に取れる対策を講じており、中央災害安全対策本部の運営・人員計画の話し合いも進めている。今週、与党ハンナラ党と協議し、4日には関係機関の特別作業チームの会議、専門家からなる危機評価委員会の会議を行う計画だ。これらを踏まえ、国家伝染病災害段階の引き上げを最終的に発表するようだ。 政府が講じている対策には、感染遮断に向けた政府組織の総動員、旅行・行事の自制令、軍医療人員の投入、感染検査期間短縮のための検査キット供給拡大、治療薬タミフルなどの誤・乱用防止策などがある。また、最近の感染拡大の中心となっている学校への対策としては、ワクチン接種が始まる13日まで中高校の休校措置を取ったり、冬休みを前倒しする案が検討されている。ただ、学校対策ではさまざまな意見があり、最終決定まではまだ時間がかかるとみられる。japanese@yna.co.kr

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3.ソウルの小中高、学級・学年閉鎖の基準決まる(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=193.3 2009/11/01 14:52
キーワード:学級,従事,学年

【ソウル1日聯合ニュース】ソウル市教育庁は10月31日、新型インフルエンザ対応態勢強化策の施行に入ることを明らかにした。強化策は教育専門家や医療機関従事者らの意見を取り入れてまとめられた。 今後、ソウル地域の小中高校では、児童・生徒のうち新型インフルエンザ感染が確認された患者がクラスの10%以上、または感染が疑われる患者が25%以上発生した場合、校長の判断で学級閉鎖を決めることができる。学年閉鎖の基準は学級閉鎖が2クラス以上、休校の基準は学年閉鎖が2学年以上の場合と定められた。学級・学年閉鎖の期間は小学校が7日以内、中高は5日以内。 地域単位の休校は、各区で休校した学校が30%以上になった場合に、教育監や地域教育長が校長、父兄代表、地方自治体、保健当局などと協議した上で決定する。 一方、政府は新型インフルエンザ感染が急速に拡大していることに対し、国家伝染病の災害段階引き上げと、これに伴う各級学校の休校令を慎重に検討しているもようだ。11月4日に国務次長の主宰で関係官庁室長・局長による特別作業チーム会合を開き、感染拡大の防止策を話し合う。japanese@yna.co.kr

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1.基礎疾患の「1歳から小学3年」の接種を17都県が前倒しへ―新型ワクチン(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=743.3 2009/11/02 19:59
キーワード:接種,透析,小児,妊婦,基礎,小児科

 厚生労働省は11月2日までに、各都道府県の「妊婦」と「基礎疾患を有する人」の新型インフルエンザワクチンの接種開始予定日を公表した。17都県では、基礎疾患を有する人の中でも特に「1歳から小学3年生に相当する年齢の小児」の一部の前倒し実施を可能としている。【妊婦・基礎疾患を有する人の接種開始予定日詳細】 厚労省では、10月30日時点の接種開始予定日を取りまとめた。 それによると、基礎疾患を有する人について、特に前倒し実施が可能な対象者を定めたのは30都道県で、このうち17都県が「1歳から小学3年生に相当する年齢の小児」の一部を基礎疾患の症状などによって優先するとした=表=。8県では妊婦より前の接種が可能で、9都県でも妊婦と同日になる見込み。このほか徳島は、「小児科領域の慢性疾患患者」を最優先としている。 厚労省によると、新型インフルエンザの患者は小児に多く、19-25日に医療機関を受診した推計患者114万人の7割近くが、小児科が担当する14歳以下。 21都道県は、「入院患者」を優先する。また高知と宮崎では、透析患者を前倒し対象としている。

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2.新型インフル 大阪府が子供へのワクチン接種を前倒し 14日から(産経新聞),産経新聞
RV=620.4 2009/11/02 20:45
キーワード:接種,妊婦,脳症,基礎,従事

 新型インフルエンザの流行が子供を中心に本格化する中、大阪府は2日、重症化が目立つ幼児や小学校低学年の児童へのワクチン接種を前倒しして今月14日から実施すると発表した。妊婦、ぜんそくや糖尿病などの基礎疾患のある人への接種も同日から始める。 府地域保健感染症課によると、1歳〜小学3年生の子供へのワクチン接種は当初は12月からを予定していたが、医療従事者への接種回数が2回から1回になったため、余剰分をインフルエンザ脳症などの重症化が懸念される子供への前倒しに充てることにした。 今回の優先接種の府内の対象者は計約130万人。実施医療機関は市町村のホームページで公表する。 小学校高学年や1歳未満の乳児の保護者、中高生、高齢者への接種は来年1月以降の予定。

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3.妊婦らの新型ワクチン接種開始、注意点は?(読売新聞),読売新聞
RV=565.8 2009/11/02 16:16
キーワード:接種,妊婦,副作用,基礎

 妊婦や基礎疾患(持病)がある人を対象にした新型インフルエンザのワクチン接種が2日午前、青森、宮城、滋賀の3県などで始まった。 読売新聞の調べでは、この日から接種を開始するのは17県。先月30日から行っている3県と合わせて計20県で接種が本格スタートすることになる。妊婦や基礎疾患患者が接種を受ける際の注意点をまとめた。 ――基礎疾患のある人の注意点は? 発熱時や、持病とは別に急性の疾患にかかっている時は接種できないことがある。けいれんや気管支ぜんそくの症状がある人、過去の予防接種で発熱したことがある人は、医師と十分に相談を。国産ワクチンの製造には鶏卵を使っているため、卵アレルギーの人も相談しよう。 ――妊婦も接種できるの? 国産の季節性インフルエンザ用ワクチンは、妊婦への接種を原則認めていなかったが、厚生労働省は10月、季節性用、新型用ともに接種可能とする方針を示し、妊娠週に関係なく接種できるようにした。妊婦の副作用や胎児に影響が出る危険性はないとの研究結果を受けたものだ。 ――ワクチンに入っている保存剤は大丈夫? 海外で過去に胎児の発達障害との関連性が指摘されたことがあるが、その後の研究で否定された。それでも気になる妊婦は11月中旬以降、保存剤が入っていないワクチンも供給されるので、どちらか選んでほしい。 ――接種するには? 医療機関への予約が必要。かかりつけ医以外で接種する場合、持病のある人は「優先接種対象者証明書」を、妊婦は母子健康手帳を、接種する機関で提示する。 ――副作用は? 人によって接種部位が腫れたり、赤くなったりする。まれに意識低下やショック症状が出るが、生命が危険になるほどの副作用は今のところ確認されていない。

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1.新型インフルエンザ:外国語でも相談窓口 通訳通し対応 /滋賀(毎日新聞),毎日新聞
RV=528.3 2009/11/03 15:00
キーワード:接種,妊婦,基礎,11月

 ◇英、中国など5カ国語 県は2日、新型インフルエンザの受診先や予防接種に関する相談に外国語で応じる専用ダイヤルを開設した。英語、ポルトガル語、スペイン語、タガログ語、中国語の5カ国語に対応し、平日午前8時半〜午後5時15分まで受け付ける。 県健康推進課内の外国語専用ダイヤル(077・522・4776)に連絡すると、国際課や県多文化共生地域づくり支援センターの通訳につながり、3者通話に切り替わる。 外国人も2日以降、同様に基礎疾患のある人や妊婦らからワクチン接種を受けることができる。専用ダイヤルでは、接種できる最寄りの医療機関や感染した場合の受診先などを紹介する。【安部拓輝】11月3日朝刊【

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2.「薬剤師も最優先に」ワクチン接種で不満の声(読売新聞),読売新聞
RV=475.3 2009/11/03 07:01
キーワード:接種,従事,優先,要望

 新型インフルエンザのワクチン接種で最優先とされた「医療従事者」に、薬剤師が含まれないのは納得できないと、薬剤師から不満の声が上がっている。 優先接種の対象とする医療従事者について、厚生労働省は「新型患者の治療に直接従事する者」とし、具体的には医師、看護師、准看護師を想定。薬剤師など「その他の医療従事者」への接種は各医療機関の判断に委ねた。このため、病院勤務の薬剤師は優先接種されるケースもあるが、薬局勤務は一般と同じ扱いに。 これに対し、東京・板橋などで薬局を経営する薬剤師の石垣栄一さん(54)は「患者と50センチほどの近さで対面し、服薬指導をするのに」と指摘。特に、吸引式の治療薬リレンザの使い方を指導する際には、患者がせき込むことも多く、「複数の薬剤師が重症化して店が開けなくなれば、地域医療に影響が出かねない」と語る。 日本薬剤師会は9月、同省に薬剤師を優先接種に加えるよう要望書を提出。その中で〈1〉調剤や服薬指導で患者と接し、リスクが大きい〈2〉重症化すればインフル治療薬以外の医薬品供給にも支障が出る――などと指摘したが、状況は変わらなかった。

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3.新型インフル、最悪段階に=流行、今月末ピークか−韓国(時事通信),時事通信
RV=380.7 2009/11/03 17:15
キーワード:接種,政策

 【ソウル時事】韓国政府は3日、新型インフルエンザが広がる中、伝染病として最も状況が悪化した「深刻」段階になったと発表した。韓国では最近、1日当たり約9000人の新型インフルエンザ患者が出ており、回復しつつある経済への悪影響も懸念されている。 伝染病について「深刻」段階が宣言されるのは初めて。韓国の新型インフルエンザ感染患者は最近急増し、これまで42人が死亡している。保健福祉家族省の朴夏政保健医療政策室長は同日の記者会見で「11月末ごろにピークがくる」と予測し、予防接種などを急ぐ方針を明らかにした。

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1.グアンタナモ収容者へのワクチン提供はない=米ホワイトハウス(ロイター),ロイター
RV=419.3 2009/11/04 12:37
キーワード:接種,優先,順位

 [ワシントン 3日 ロイター] 米ホワイトハウスは3日、キューバのグアンタナモにある米海軍基地収容所にいる容疑者への新型インフルエンザ(H1N1型)ワクチン提供を否定した。ワクチン優先接種に関する批判をかわすためとみられる。 ホワイトハウスのギブズ報道官は、会見で「グアンタナモ収容施設にワクチンはないし、グアンタナモへ届けられる途中のワクチンも存在しない」と述べた。 米国では、新型インフルエンザによってこれまでに少なくとも1000人が死亡。感染者は推定500万人とみられており、ワクチン接種を待つ人が大勢いる。 また、ワクチン不足から病院では感染リスクが高いとされるグループに優先的に接種しているが、優先順位が高くてもワクチン接種を受けられない人も多くいる。 こうした状況の中、米国防省の報道官がグアンタナモ収容者約200人にワクチンを提供すると発言し、一部の保守派議員などから批判が集まっていた。

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2.中央災難安全対策本部が初会議、インフル対策を論議(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=371.3 2009/11/04 22:32
キーワード:接種,診療

【ソウル4日聯合ニュース】新型インフルエンザの感染拡大を遮断し、被害を最小限にとどめるために発足した中央災難(災害)安全対策本部が4日、初会議を開いた。 会議では、知事や市長ら全国の地方自治体の長が管内の教育監や教育長、学校長と話し合い、地域別に共同で休校などを決めることができる決定権を与えることを決めた。 また、新型インフルに感染した生徒が通う学習塾や習い事の教室などに対しても、感染生徒を休ませるよう措置を取る方針だ。措置に従わない塾や教室には制裁を加える案も検討を進めている。生徒らの出入りが激しい場所に対しては手指洗浄剤の設置有無など衛生管理に関する点検を強化する。 このほか、教育科学技術部長官を本部長とする中央インフルエンザ収拾本部を構成し、常時的に状況管理を行うことにした。 保健福祉家族部は、学校での予防接種を早期に完了する一方、迅速な診療に向け抗ウイルス薬の投与を積極的に行う方針だ。公共保健医や軍医官を最大限確保し、小中高校生を対象とする予防接種期間を6週間から4週間に短縮する。 新型インフルに伴い経営難に陥っている旅行会社や観光ホテルなどに対し100億ウォン(約7億7000万円)規模の融資も行われる。知識経済部は中小企業の被害を防ぐため、災害中小企業支援指針に基づき、経営安全資金500億ウォンを緊急支援することを決めた。japanese@yna.co.kr

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3.軍も新型インフル対策を強化、面会・外泊など禁止(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=332.8 2009/11/04 16:47
キーワード:接種

【ソウル4日聯合ニュース】国防部は4日、金泰栄(キム・テヨン)長官主宰で新型インフルエンザ対策会議を開き、感染拡大を防ぐため、予備軍訓練の暫定中断や軍将兵の休暇の一部中止を決定したと明らかにした。 予備軍訓練については、5日から今月末まで計画されていた訓練を暫定中止とした。軍将兵の休暇は定期休暇や慶弔休暇などは現行通り実施するが、そのほかは現在の状況が終わるまで中断するとした。部分的とはいえ、将兵休暇が全軍レベルで中断されるのは今回が初めてだ。 また、流動兵力を最小化するため、面会と外出、外泊を禁止することを原則とした。部隊の状況を考慮しながら、大隊級指揮官の判断で施行することになる。 国防部では軍医療人員1万2500人に対する予防ワクチン接種を予定通り5日まで実施し、来年2月には全将兵を対象にしたワクチン接種を完了する予定だ。 現在、軍内の新型インフルエンザ患者は1455人で、このうち1369人は完治しており、86人が隔離治療を受けている。

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4.【中国ブログ】人口大国・中国、日本よりインフル感染者が少ない理由(サーチナ),サーチナ
RV=332.8 2009/11/04 19:26
キーワード:接種

 新型インフルエンザが世界的に流行している。2009年4月にメキシコで流行が確認されて以来、感染は170の国と地域に広がっており、WHO・世界保健機関は2009年6月12日に世界的大流行(パンデミック)を意味するフェーズ6を宣言した。 日本同様、中国でも新型インフルエンザが流行しているが、ブロガーの柏亮氏が自らのブログで「なぜ日本は新型インフルエンザ感染者が中国よりも多いのか」と題する文章を掲載した。 10月25日までに日本では推定で114万人が新型インフルエンザに感染したと見られているほか、11月3日までに47人が死亡している。一方、中国の公式発表によると、10月26日までの新型インフルエンザ感染者数は3万5000人、死亡者は3人にとどまり、日本の10倍以上の人口を抱える割には非常に少ない数字となっている。 日本と中国における新型インフルエンザ感染者数の差異に対し、柏亮氏は「医療システムが完備されている日本で、なぜこれほどの大流行が起きているのだろう?」と疑問をつづり、その理由として都市化と人口密度の違いを指摘した。 柏亮氏は新型インフルエンザが爆発的に流行しているのは人口密度の高い国や地域ばかりだと指摘、様々なデータを引用したうえで、日本で中国よりも多くの感染者がでているのは、日本が中国よりも人口密度が高く、都市化が進んでいるためだと分析。さらに、新型インフルエンザ対策として、日本企業が「自宅出勤」の制度を導入している点を「感染源を避けながらも労働力不足を解決する妙案だ」と評価した。*****************◆解説 中国が発表した新型インフルエンザ感染者数は香港やマカオなどの地域を除いた数字だ。これらの地域を合わせれば公式発表の数を大幅に上回る。 しかし、柏亮氏が指摘したとおり、人口比から換算しても中国の新型インフル感染者数はかなり少ないと言える。10月1日の国慶節(建国記念日)の式典にあわせ、中国は世界で初めて新型インフルエンザワクチンを大量生産し、世界で初めて一般人への接種を行ったが、このワクチンが流行を阻止するうえで一定の効果があったといえよう。(編集担当:畠山栄)

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1.問い合わせ殺到 新型インフルのワクチン(紀伊民報),紀伊民報
RV=604.4 2009/11/05 16:46
キーワード:接種,妊婦,基礎,小児科,従事

 新型インフルエンザワクチンの予防接種についての問い合わせが、県内の保健所や医療機関に殺到している。県新型インフルエンザ対策本部は「ワクチンの確保総量は限られている。優先順、接種日程を確認の上、冷静に対応してほしい」と呼び掛けている。 現在、医療従事者を除いてワクチン接種ができるのは、重症化のリスクが高い基礎疾患(持病)のある1歳〜小学3年生や基礎疾患のある入院患者、妊婦。県薬務課によると、これらの優先対象者は主にかかりつけの医療機関で接種しているが、ワクチンは不足している状態。今月中旬に医療機関にワクチンが供給される見込みという。 県は10月29日、新型インフルエンザのワクチン接種が可能な医療機関439カ所を公表した。その後、相談窓口の県内各保健所や医療機関に問い合わせや接種の申し込みが相次いでいる。 県の新型インフルエンザワクチン相談窓口には、1週間に1000件を超える電話が寄せられている。ワクチン接種可能の医療機関を公表した直後の10月30日は、県庁だけで約90件に達した。今週も1日30〜40件寄せられている。 相談窓口は10月19日から県庁と9保健所に設置している。和歌山市保健所を除く19〜23日の相談は約1100件、26〜30日は約1200件。内容は「いつから、どこで接種できるか」が大半。公表された医療機関への問い合わせも相次いでいる。 各医療機関からも、県にワクチンの入荷時期についての問い合わせが多いという。 田辺市たきない町の南和歌山医療センターでは、今月中旬から優先対象者へのワクチン接種が始まる見込みだが、入荷量が分からないため、いまのところ予約は受け付けていない。予約や接種時期について、幼い子どもを持つ親を中心に1日20件以上の問い合わせがあるという。 市内の別の病院も今月中旬にワクチンが入荷する見込みだが、入荷量など詳しい情報は分からないという。日に30件ほどの問い合わせがあり、ほとんどが幼い子を持つ親からだが、小児科がないので子どもの接種はすべて断っている。 県によると、対象者で接種を希望する人は、かかりつけの医療機関に予約すればよい。それ以外の医療機関で接種する場合は、優先接種の証明書などが必要。接種可能医療機関や接種日程などは県のホームページや市町村窓口でも確認できる。 12月上旬からは、優先以外の基礎疾患患者と幼児(1〜6歳)▽同月中旬からは小学1〜3年生▽来年1月上旬からは1歳未満の乳児の保護者と高校生に相当する年齢の人▽同月中旬からは、小学4〜6年生と中学生、高齢者(65歳以上)―に順次接種する予定。 県インフルエンザ対策本部は「基礎疾患のある人や妊婦については、まずはかかりつけの医療機関に相談してほしい」と話している。

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2.<新型インフル>入院患者 累計で5000人を超える(毎日新聞),毎日新聞
RV=411.0 2009/11/05 20:46
キーワード:学級,脳症,前週,基礎,保育,学年

 厚生労働省は5日、新型インフルエンザ感染による入院患者が、集計を始めた7月28日以降の累計で5000人を超えたと発表した。14歳未満が83%を占める。1週間で1000人を超えるなど増加の一途をたどっており、厚労省は流行拡大に伴う重症化や死亡の増加を警戒している。 入院患者の累計は3日までで5072人。10月7〜13日の週で初めて500人を超え、同21〜27日は1016人に達した。同28日以降の1週間は813人だが、今後報告が増えて前週を上回る可能性が高い。男性が3249人で64%を占めるが、男女差がある理由は不明という。 年齢別では▽0〜4歳902人▽5〜9歳2204人▽10〜14歳1110人▽15〜19歳228人▽20歳以上628人。36%の1832人に基礎疾患があり、うち3分の2はぜんそくなど慢性呼吸器疾患だった。急性脳症は166人が発症した。 一方、3日までの死亡者は47人で74%に当たる35人が成人。基礎疾患があった患者は32人おり、厚労省は「流行がさほど広がっていない高齢者も、重症化や死亡のリスクがある」と分析している。 また、10月25〜31日の学校(保育所、幼稚園、小中高校)の休校と学年・学級閉鎖数は1万7822校で、今季最多を更新した前週(1万3964校)の約1.3倍に増えた。休業措置を取った学校の欠席者は約24万人に上る。【清水健二】

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3.中国当局、“無料”新型インフルワクチンの有料接種を厳禁(Record China),Record China
RV=333.1 2009/11/05 09:01
キーワード:接種

中国当局、“無料”新型インフルワクチンの有料接種を厳禁11月5日9時1分配信RecordChina4日、中国国家発展改革委員会は新型インフルエンザワクチンの接種について、一部地域でルールに違反して料金を徴収する行為がみられると指摘し、全国各地の担当部署に対し、こうした行為を厳禁する内容の緊急通達を行った。写真は瀋陽市内の病院でのワクチン接種。

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4.中国当局、“無料”新型インフルワクチンの有料接種を厳禁(Record China),Record China
RV=333.1 2009/11/05 09:01
キーワード:接種

2009年11月4日、中国国家発展改革委員会(発改委)は新型インフルエンザワクチンの接種について、一部地域でルールに違反して料金を徴収する行為がみられると指摘し、全国各地の担当部署に対し、こうした行為を厳禁する内容の緊急通達を行った。中国では新型インフルワクチンの接種が各地で進んでおり、3日までに約400万人が接種を受けた。当局は原則的に接種を「同意のある希望者に対して無料で行う」としているが、一部の学校などの組織ではこのルールに反して料金を徴収する行為がみられるという。【その他の写真】発改委は各地方政府の担当部署に対してこうした行為への取り締まりを強化するよう指示し、悪質な場合には詳細を公表すると同時に、関係者の責任を追及するよう求めた。(翻訳・編集/東亜通信)

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5.24時間体制で新型インフル管理、ソウル市特別対策(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=333.1 2009/11/05 10:54
キーワード:接種

【ソウル5日聯合ニュース】新型インフルエンザによる国家伝染病危機段階が最高レベルの「深刻」に引き上げられたことを受け、ソウル市が5日、呉世勲(オ・セフン)市長を本部長とする災難(災害)安全対策本部の発足、24時間体制での総合状況室運営などを盛り込んだ「新型インフルエンザ9大特別対策」を発表した。 対策は▼災難安全対策本部の運営▼重症患者らに対する非常対応システムの構築▼予防接種の早期完了▼抗ウイルス薬の確保と先制的な投与▼患者集団発病の予防と対策――などを骨子とする。 本部は5つの実務推進班(25人)で構成され、現場状況を総括すると同時に、予防接種や拠点病院・薬局の管理、ぜい弱層の保護、集団施設の防疫対策などを担う。総合状況室は4日から稼動されており、昼間は25人、夜間は3人がそれぞれ勤務する。 市は患者の急増を受け、拠点病院54か所の役割を外来患者の診療から入院・重病患者の管理にシフトさせるほか、拠点病院の724床を主に重病患者の病床として活用させるなど、病床の確保に全力を挙げることにした。 また、市民の35%に当たる370万人に予防接種を受けさせることを目標に、ひとまず来月初めまでに小中高校生の予防接種を終える計画だ。現在、約40万3000人分を保有している抗ウイルス薬(タミフル)も、100万人分を追加で確保し備蓄量を市の人口の20%水準まで引き上げる予定。 今月3日までのソウル地域における新型インフルエンザ累計患者は2万2888人で、このうち1万6560人が完治し、6165人が自宅療養中だ。軽症の入院患者は145人、重症入院患者は12人、死亡者は6人と集計された。

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6.新型インフルエンザ:ワクチン接種の時期や安全性、県が相談電話開設 /長野(毎日新聞),毎日新聞
RV=333.1 2009/11/05 13:02
キーワード:接種

 県は5日、新型インフルエンザワクチン接種の一般向け電話相談窓口を開設する。接種を受けられる医療機関や対象者、接種時期のほか、ワクチンの有効性・安全性などについても相談を受ける。 電話番号は0263・31・5447。受付時間は月曜から金曜の午前9時〜午後5時(祝日と12月29〜31日を除く)。 接種に関する相談は電話相談窓口のほか、県庁健康づくり支援課(026・235・7484)や長野市保健所、県の各保健福祉事務所でも、月曜から金曜の午前8時半〜午後5時15分(祝日と12月29〜31日を除く)に受け付けている。【竹内良和】11月5日朝刊

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7.季節性インフルの接種希望者殺到、ワクチン足りず(読売新聞),読売新聞
RV=333.1 2009/11/05 15:06
キーワード:接種

 新型インフルエンザのワクチン接種に関心が集まる中、季節性インフルエンザワクチンの早期接種を望む親子らが病院や診療所に押し寄せている。 今年は各メーカーが新型ワクチンの製造を優先し、季節性の生産量は例年の約8割にとどまる。「新型の前にまず季節性を」という希望者が多いためか、予約がすでにいっぱいという医療機関が続出している。 東京都文京区の「保坂こどもクリニック」では、例年より約半月早い10月1日から季節性の接種を始めた。同クリニックが確保したワクチンも昨年の8割程度の850ミリ・リットルで、大人だと1700回分。 しかし、予約はすでにいっぱいで、新型流行も相まって訪れる人は昨年より2割ほど多い。昨年は週3日頼んでいた後輩医師の応援を今年は週5日に増やしてもらい、連日、40〜90人に接種する日が続く。 「近年はこれほど予約が集中することはなかった」と保坂篤人副院長。11月後半頃からは新型の接種に移行するため、応援態勢は2月頃まで続けるつもりだ。 長女の千尋ちゃん(1)が同クリニックで接種を受けた同区白山の主婦佐藤陽子さん(31)は、インターネットで早く接種できるところを探し、9月下旬に予約した。「新型の接種もあるから早めに季節性の接種を受けようと思った。はしかやおたふく風邪の予防接種もあり、子供は注射ばかり」と戸惑う。 西横浜国際総合病院(横浜市戸塚区)は10月13日に接種を開始。予約制を採用しなかったところ、ホームページを見た市民らが病院に殺到し、用意した約700ミリ・リットルは10日ほどで底を尽いた。「希望者に比べ量が少ない。今後いつ入荷するか分からない」とお手上げ状態だ。 自治体にも、ワクチン不足を訴える声が届く。東京都の担当者は「『予約がいっぱい。どこで接種できるか』という問い合わせは多く、不足していると感じるが、どこに在庫があるか確認する方法がない」。横浜市の担当者は「問い合わせは多いが、予約がいっぱいでも、本当に不足しているかどうかは分からない」とする。 厚生労働省によると今年、国内で生産する季節性用のワクチンは約2250万ミリ・リットルで、大人だと約4500万回分にあたる。ワクチンを製造する「北里研究所生物製剤研究所」(埼玉県北本市)も季節性用の製造を例年の約8割にとどめ、7月から新型ワクチンの製造に絞ったといい、「新型と季節性のワクチンを同時に作ることは、器具をすべて洗い直す必要があるなど設備面で難しく、新型を優先せざるを得ない」とする。 東北大の押谷仁教授(ウイルス学)は「接種は重症化防止が目的で感染そのものを防げるわけではない。接種出来なかった人も含め手洗いやうがいなどで予防に努めるべきだ」と話す。

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8.NHL選手にワクチン優先接種、職員解雇処分に(ロイター),ロイター
RV=333.1 2009/11/05 16:53
キーワード:接種

 [カルガリー(加アルバータ州) 4日 ロイター] カナダ・アルバータ州の保健当局は4日、北米アイスホッケーリーグ(NHL)の選手とその家族に対し、新型インフルエンザ(H1N1型)のワクチン接種を優先的に受けられるよう便宜を図ったとして、職員1人を解雇したと発表した。 同州ではワクチン不足で公立のインフルエンザ専門医療機関が閉鎖されたが、NHLフレームスの選手とその家族が閉鎖前日に特別にワクチン接種を受けていたことが明らかになり、論議を呼んでいた。 アルバータ州の保健当局は声明で「ワクチンに関する州の方針は、すべての住民に公平な接種を確保すること」と説明。その上で「フレームスの選手と家族を特別扱いしたことは受け入れ難いことで、現行の計画に相反するものだ」とし、住民に対し謝罪した。

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1.<新型インフル>1歳児らのワクチン接種時期前倒しを依頼(毎日新聞),毎日新聞
RV=751.3 2009/11/06 21:06
キーワード:接種,小児,妊婦,基礎,学会,小児科,学年

 厚生労働省は6日、新型インフルエンザワクチンの1歳〜小学校低学年への接種時期について、可能なら半月〜1カ月前倒しして今月中旬とするよう都道府県に要請した。小児に重症者が多いためで、保健所などを活用した集団接種実施の検討も求めた。自治体側には接種開始直前の要請に戸惑いも広がっている。 一般へのワクチン接種は、今月から妊婦と基礎疾患のある人を対象に始まっている。厚労省が示している接種開始時期の目安では、1歳〜未就学児が12月前半、小学校低学年は12月後半で、大半の自治体がそれに沿った日程を組んでいる。 一方、厚労省のまとめでは、人口100万人当たりの重症者数が5〜9歳は基礎疾患があると219人、ない場合も19人と他の年齢層に比べ突出。10〜14歳も多く、日本小児科学会などが、小児の接種前倒しを求めていた。 このため、6日に出荷された妊婦や基礎疾患のある人向けのワクチンを、可能なら小児に回すよう要請。小児科への患者集中を防ぐため、集団接種の検討も求めた。 会見した足立信也政務官は「出荷量が約600万回分に達し、余裕ができた。地域によっては(小児に回す)ワクチンが足りないかもしれないが、都道府県単位では行き渡ると考えている」と述べた。 厚労省の要請について、10月26日〜11月1日の1施設当たりのインフルエンザ患者報告数が全国トップとなった愛知県の新型インフルエンザ対策室は「とても無理ではないか」と話す。 16日から始まる妊婦や基礎疾患のある子供に接種するワクチンの配分作業に追われている最中で、「ワクチンは不足しており、前倒は難しい」。集団接種についても「個別接種が定着しており、医師も保護者も戸惑うだろう。接種場所の確保、必要なワクチン量の確定作業も困難が予想され、対応の取りようがない」と説明する。 大阪府地域保健感染症課の大庭毅課長補佐も集団接種について、「保健所で接種するには、一度医療機関に配分したワクチンを持ち寄らなければならず、実現は難しい」と話した。【清水健二、山田一晶、野田武】

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2.新型ワクチン、小児への接種前倒しを要請―厚労省(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=615.0 2009/11/06 23:15
キーワード:接種,小児,脳症,基礎,学年

 厚生労働省は11月6日、小児への新型インフルエンザワクチン接種の前倒しを検討するよう求める事務連絡を都道府県にあてて出した。基礎疾患を有する小学4年-中学3年と基礎疾患のない1歳-小学校低学年について、これまで発表している優先順位を入れ替えない範囲で、接種開始を当初の「12月以降」から「11月中旬」に前倒しするよう求めている。 足立信也厚労政務官は同日の記者会見で、脳症や人工呼吸器装着などの重症患者の発生率を年齢別に提示。基礎疾患を有する5-9歳が人口100万人当たり219.3人、基礎疾患を有する10-14歳が同163.0人で、40人未満だった他の年齢層に比べて突出していた。これを踏まえ厚労省は、12月以降に接種を開始するとされていた小児の接種スケジュールを前倒しし、11月中旬からの接種開始を検討するよう都道府県に求めた。 また足立政務官は、6日に新型インフルエンザワクチンの3回目の出荷が始まったことに触れ、「(3回目の出荷までを)合わせると約600万回分。600万回分であるならば、優先接種の順番は変えないが、前倒しは可能になるのではないか」などと述べた。

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3.小児のワクチン接種前倒し 全国平均で警報レベル超え(産経新聞),産経新聞
RV=496.6 2009/11/06 20:59
キーワード:接種,小児,妊婦

 新型インフルエンザワクチンについて厚生労働省は6日、12月から接種が始まる予定だった「10歳以下の小児」の接種時期を前倒しし、今月中に接種が可能とする方針を示した。入院患者の8割以上が小児に集中していることなどを受けた措置で、東京都や大阪府などはすでに前倒しを発表している。 すでに一部の自治体で接種が始まっている「妊婦」と「持病のある人」に加え、10歳以下の小児も今月から接種ができるようになる。ただワクチンの供給量は変わらず、判断は現場の自治体に委ねられるため、今後は現場での混乱も予想される。 一方、国立感染症研究所は同日、1日までの1週間に全国約5千カ所の定点医療機関から報告されたインフルエンザ患者数が15万9651人、1医療機関当たり33・28人となり、全国平均で警報レベルの「30人」を超えたと発表した。推定患者数は154万人で、7月上旬以降の累計患者は585万人。

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1.子供にワクチン接種したいけど…数少なく困難(産経新聞),産経新聞
RV=724.7 2009/11/07 00:16
キーワード:接種,妊婦,基礎,学会,小児科,従事,学年

 新型インフルエンザをめぐり、厚生労働省が6日、子供へのワクチン接種開始を前倒しするよう都道府県に要請したが、自治体は「数が足りないので早めるのは難しい」と頭を悩ませている。東京都や大阪府は独自に前倒しを決めていたが「ほかの優先接種者の分を分けてもらう形になる」と苦肉の策。厚労省の要請を受けた各都道府県は、限られたワクチンの配分で難しい選択を迫られそうだ。 「新型インフルの入院患者は小学校低学年が突出して高い。ワクチンを優先するべき対象だ」。こう話すのは大阪府の担当者。府では、基礎疾患のない1歳から小学校3年生相当の年齢の子供に対し、妊婦や基礎疾患のある人と時期を並べる方法で、今月14日からの接種前倒しを決めた。 今月5日現在、国内の新型インフル感染による死者(疑い例含む)は49人で、うち14歳以下は11人。だが10〜11月では、14歳以下は9人が亡くなっている。 また、厚生労働省によると、全国の入院患者の累計(10月28日現在)は3746人で、このうち14歳以下は3055人と8割を占める。特に5〜9歳がもっとも多く、全体の4割を超える1580人だった。 このため日本小児科学会と日本ウイルス学会が相次いで、長妻昭厚労相に「できるだけ早期に健康な子供へのワクチン接種を」とする内容の要望を出していた。 こうした事態を受け、東京都も「都内では3人の子供が亡くなっている。優先すべきなのは歴然」と、1〜6歳の未就学児について前倒しを決定していた。 こうした対応ができるのは、医療従事者のワクチン接種が1回となったことも一つの要因。だが一時的な余剰でしかなく、大阪府は「府下の医療機関からは子供約33万人の要望があり、余剰分は計算上、3割程度にしかならない」と話す。東京、大阪とも「基礎疾患の方などの分から、少しずつ回してもらうことになるだろう」と、苦しいやりくりを強いられる格好だ。 今回、厚労省は前倒しの検討を要請したが、これまでに検討していた自治体でも「子供への接種は早めたいが、ワクチンが足りない」(兵庫県)「生産が増えたときに対応できる態勢は整えているが、まだ不透明」(京都府)など、ワクチンの数に不安を抱くところは多く、厚労省の思惑通りに進むかは不透明だ。

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2.インフル警報レベルに 小児接種、月内に前倒し(産経新聞),産経新聞
RV=496.2 2009/11/07 07:56
キーワード:接種,小児,妊婦

 新型インフルエンザワクチンについて厚生労働省は6日、12月から接種が始まる予定だった「10歳以下の小児」の接種時期を前倒しし、今月中に接種が可能とする方針を示した。入院患者の8割以上が小児に集中していることなどを受けた措置で、東京都や大阪府などはすでに前倒しを発表している。 すでに一部の自治体で接種が始まっている「妊婦」と「持病のある人」に加え、10歳以下の小児も今月から接種ができるようになる。ただワクチンの供給量は変わらず、判断は現場の自治体に委ねられるため、今後は現場での混乱も予想される。 一方、国立感染症研究所は同日、1日までの1週間に全国約5千カ所の定点医療機関から報告されたインフルエンザ患者数が15万9651人、1医療機関当たり33・28人となり、全国平均で警報レベルの「30人」を超えたと発表した。推定患者数は154万人で、7月上旬以降の累計患者は585万人。

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3.新型インフルエンザ:ワクチン、一部の接種前倒し /岐阜(毎日新聞),毎日新聞
RV=459.0 2009/11/07 11:00
キーワード:接種,基礎,従事

 新型インフルエンザのワクチン接種について、県は6日、一部の予防接種の予約期間と接種開始日を前倒しすることを決めた。厚労省が、20〜50代の医療従事者への接種回数を2回から1回に変更し、ワクチンに余裕が生まれたため。 通院中で基礎疾患のある1歳〜小学3年相当の児童へのワクチン接種開始日を今月10日に前倒しするほか、一般向けの予約期間を短縮する。 変更後の予約期間は以下の通り。▽1歳〜小学3年相当の児童=今月12〜25日▽1歳未満の幼児の保護者=30日〜12月14日▽小学4〜6年の児童=12月前半から後半▽中学生=12月前半から後半。 高校生と65歳以上の高齢者については、輸入ワクチンを使う予定だが、配分の見通しが立たないため、予約・接種時期とも未定という。【山田尚弘】11月7日朝刊

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1.<新型インフル>名古屋の5歳女児が死亡 病院から帰宅後(毎日新聞),毎日新聞
RV=340.0 2009/11/08 01:52
キーワード:前週,脳症,女児,11月,定点,10月

 名古屋市は7日、新型インフルエンザに感染した同市在住の女児(5)が病院から帰宅後、心肺停止に陥り死亡したと発表した。 市健康増進課によると、女児は6日に38度台の熱と激しいせきが出て病院で受診。7日朝には、けいれんが起きたため再度受診し、タミフルを処方され帰宅した。約2時間半後、寝ていた女児の息がないのに家族が気付き119番したが、運ばれた病院で死亡が確認された。 同課は「診察の段階では肺炎や脳症と判断できなかったが、急速に悪化したのではないか」と話している。 国立感染症研究所によると、10月26日〜11月1日(1週間)の定点医療機関1施設当たりのインフルエンザ患者数で、愛知県は全国一の54.44(前週39.42)となり、患者総数も1万562人(同7647人)と1万人を超えた。 名古屋市東区の市医師会休日急病診療所では、7日午後3時〜8日午前0時に190人が受診し、うち109人が新型インフルエンザだった。同課は「例年の4倍近い患者数」と話している。【丸山進】

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2.サウジ保健相、H1N1型ワクチン接種をテレビで公開(CNN.co.jp),CNN.co.jp
RV=330.4 2009/11/08 14:21
キーワード:接種

(CNN) 中東サウジアラビアのアブドラ・アル・ラビーア保健相が7日、同国人として初めて、新型インフルエンザ(H1N1型)ワクチンの接種を受けた。同相ら政府高官が接種を受ける様子は、ワクチンに不信感のある人々の不安を解消するため、テレビで公開、放映された。イスラム教の聖地メッカがあるサウジアラビアでは、25日から大巡礼(ハッジ)が始まり、世界各地から数百万人の信者が訪れる。そのため、インフルエンザの流行が懸念されている。しかし、ワクチンの安全性などを疑問視する人も多く、接種は進んでいない。保健省は、ラビーア保健相らがワクチンを受ける様子を広く公開することで、人々の不安を取り除き、進んでワクチンを接種してもらえると期待している。ラビーア保健相の後には、同相の娘や他の政府高官もワクチン接種を受けた。

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3.埼玉の3歳男児、新型インフルで死亡(産経新聞),産経新聞
RV=202.9 2009/11/08 17:52
キーワード:脳症,基礎,男児

 埼玉県は8日、新型インフルエンザに感染した同県深谷市の保育園児の男児(3)が死亡したと発表した。症状などから死因はインフルエンザ脳症とみられる。男児に基礎疾患はなかったという。県によると、疑い例も含め新型インフルエンザによる県内の死者は3人目で最年少。国内では52人目。 県によると、男児は6日午後9時ごろ、39・9度の熱を出し、翌7日午前、市内の診療所での簡易検査でインフルエンザA型陽性と診断された。タミフルの治療を受けていったん帰宅したが、同日午後4時半ごろ、容体が急変して意識がなくなり、病院に搬送されたが間もなく死亡した。遺伝子検査で、8日に新型インフルエンザと確認された。

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4.新型インフル、死者52人目=3歳男児が死亡−埼玉(時事通信),時事通信
RV=202.9 2009/11/08 19:51
キーワード:脳症,基礎,男児

 埼玉県は8日、新型インフルエンザに感染した深谷市の3歳男児が死亡したと発表した。基礎疾患(持病)はなかった。死因はインフルエンザ脳症とみられる。厚生労働省によると、国内の新型インフルエンザ患者の死者数は、疑い例も含め52人目。 県疾病対策課によると、男児は6日午後9時ごろ発熱し、7日午前に深谷市の診療所で受診。簡易検査の結果A型陽性とされ、タミフルの投与を受けた。午後に意識がなくなり、市内の病院に搬送されたが死亡した。

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1.新型ワクチン接種、学校などの活用を―小児科学会(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=666.1 2009/11/09 16:46
キーワード:接種,小児,基礎,学会,小児科,子ども

 日本小児科学会(横田俊平会長)は11月8日、横田会長と森島恒雄・新型インフルエンザ対策室長の連名で声明を出した。各都道府県の担当部長に対し、6日に厚生労働省が小児へのワクチン接種時期を前倒しするよう求めたことに謝意を示した上で、新型インフルエンザに感染した多数の子どもが訪れる一般診療所や病院に健康な接種者が来院することで、感染が拡大する可能性があるとの懸念を表明。接種場所として、「地域の保健福祉センターや保健所、学校や幼稚園・保育園などの活用を全国の自治体に求めていただきたい」としている。 厚労省は6日の各都道府県への事務連絡で、基礎疾患(持病)を持つ小学4年-中学3年生と健康な小児(1歳から小学3年生)へのワクチン接種について、12月以降としていた当初のスケジュールを11月中旬に前倒しするよう求めており、これについて声明では、「極めて迅速に対処していただいたことに感謝したい」と謝意を表明。その上で、「ワクチン接種に関わる実務的な問題点にもご配慮いただきたい」として、接種場所に保健所や学校などを活用することを自治体側に求めてほしいと要望した。 また、「ワクチン接種は、小児科医のみならず保健所医師、学校医、園医など医療関係者総当りで実施できるよう指示をお願いしたい」としている。 厚労省側は保健福祉センターと保健所の活用を10月2日の「新型インフルエンザ対策担当課長会議」で要望しており、今回の事務連絡で改めて求めた形だ。一方、学校や幼稚園などに関しては、文部科学省が所管しているため、両省間での協議が必要となる。

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2.接種の順番、くじで決める=新型インフルワクチン不足で−京都(時事通信),時事通信
RV=441.1 2009/11/09 23:00
キーワード:接種,透析

 新型インフルエンザのワクチン接種をめぐり、透析治療を専門とする京都市伏見区の桃仁会病院(岩元則幸院長)が、患者に対する接種の順番をくじで決めることが9日、分かった。供給されるワクチンが少ないためで、同病院は「一番公平と考えた」と話している。 同病院と、併設する診療所の患者552人が接種を希望したのに対し、京都府から配布されたのは52人分。年齢や透析期間、糖尿病の有無などで接種の順番を決めようとしたが、希望者に番号が書かれたくじを引いてもらう方法にした。順番はコンピューターで無作為に決め、患者自身は接種直前まで何番目か分からないという。 同病院の森下福美看護部長は「ふざけているわけではなく、それしか思い付かなかった。患者は神経質になっており、あらかじめ遅い順番と分かると『打てないのでは』と悲観してしまう」と述べた。

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3.新型インフル感染の7か月男児が死亡―乳児では初(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=214.7 2009/11/09 20:58
キーワード:小児,基礎,男児

 愛知県は11月9日、同県犬山市の生後7か月の男児が新型インフルエンザに感染し、死亡したと発表した。死因は不明。厚生労働省によると、新型インフルエンザによる国内の死者は疑い例も含め54人目で、乳児では初。 愛知県によると、乳児は8日夜から機嫌が悪く、9日朝には家族の呼び掛けに反応せず、呼吸していなかった。救急隊員が到着した時には心肺停止状態で、搬送先の医療機関で死亡した。その後のPCR検査で新型インフルエンザの感染が確認された。乳児に基礎疾患はなかった。 WHO(世界保健機関)は重症化、死亡するリスクの最も高いグループ3つのうちの1つに、2歳以下の小児を挙げている。

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1.新型ワクチン出荷、11月は予定量の2割減(読売新聞),読売新聞
RV=624.1 2009/11/10 12:13
キーワード:接種,小児,妊婦,基礎,従事

 11月下旬に出荷される新型インフルエンザワクチンの量が、予定の約2割減となる見通しになった。 都道府県への配分量が大幅に減るため、医療機関でのワクチン不足がより深刻になる可能性がある。厚生労働省は、「出荷量減少は一時的なもので、年度内の出荷予定量に変更はない」と説明している。 ワクチンはこれまで3回に分けて約630万回分が出荷され、医療従事者や妊婦、基礎疾患(持病)のある人を対象に接種が行われている。厚労省によると、今月24日に予定されている第4回の出荷量は、575万回分だった。しかし、出荷作業の遅れなどにより、予定より約120万回分少ない約450万回分しか出荷されない見通しとなった。 第4回出荷分は来月上旬には各医療機関に配送され、妊婦や持病のある人に加え、接種時期が前倒しされた1歳〜小学3年生の健康な小児へも接種されることになる。第4回出荷分までのこれら接種対象者は約2000万人にのぼる。 もともとワクチンの供給不足状態が続いているなか、出荷量の減少で、接種時期の遅れなどの影響が予想される。

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2.新型インフルエンザ:県がワクチン接種591カ所公表 /香川(毎日新聞),毎日新聞
RV=620.9 2009/11/10 16:01
キーワード:接種,小児,妊婦,基礎,学年

 県は9日、新型インフルエンザワクチンを接種できる医療機関591カ所を公表した。ホームページ(http://www.pref.kagawa.lg.jp/kenkosomu/hw−net/flu)で見られる。県内各市町や保健所の相談窓口なども掲載した。 591カ所のうち、かかりつけ患者のみ受け付けるのは171カ所。それ以外は一般来院者も接種できる。子どもが接種できるのは305カ所。 県内に約55万人の優先接種対象者のスケジュールも公表。16日から、妊婦と、リスクが高い基礎疾患患者のうち1歳から小学3年の子どもと白血病や腎移植後の患者など、特に優先される人への接種を始める。 それ以外の基礎疾患患者と1歳から就学前の子どもは12月上旬、小学校低学年の子どもには同中旬、1歳未満の乳児らの保護者は来年1月上旬から、などとなっている。 県は、かかりつけの医師によく相談の上、接種可能な医療機関に予約するよう求めている。また、優先対象者の接種には、妊婦は母子健康手帳▽基礎疾患患者はかかりつけ医が発行する証明書(かかりつけ医から接種を受ける場合は不要)▽子どもは年齢を確認できる健康保険証などの書類−−といった証明書類が必要となる。接種費用が減免される生活保護世帯や市町村民税非課税世帯の住民は、市町の窓口で証明書をもらう必要がある。 また、県によると、インフル流行警報の基準値を超えた先月10月26日〜今月1日の県内47医療機関のインフル患者は、19歳以下が全体の92・9%。そこで、県小児救急電話相談の時間を16日から、午後7時〜翌午前8時(現在は午後7〜11時)に延長する。同相談の電話番号は、#8000か087・823・1588。【吉田卓矢】11月10日朝刊

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3.ワクチン接種前、3歳女児死亡=新型インフル−北九州市(時事通信),時事通信
RV=532.9 2009/11/10 20:19
キーワード:接種,妊婦,基礎,女児

 北九州市は10日、新型インフルエンザに感染した同市八幡西区の3歳の女児が急性肺炎で死亡したと発表した。女児は慢性呼吸器疾患などの基礎疾患(持病)があり、市内の病院に入院中で、近くワクチンを接種することになっていた。 厚生労働省によると、国内の新型インフルエンザ患者の死者は疑い例も含めこれで57人となった。 福岡県では2日から妊婦や持病がある人へのワクチン接種を始めたが数が足りず、女児は次回供給分で接種する予定だったという。 同市によると、女児は8日夜、呼吸状態が悪化し人工呼吸器を装着。9日に急性肺炎を発症し、簡易検査でA型陽性と診断されたため、タミフルを投与したが、同日夜死亡した。

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1.2回上乗せ接種効果なし 新型インフル・ワクチンで厚労省報告(産経新聞),産経新聞
RV=595.4 2009/11/11 12:56
キーワード:接種,試験,小児,妊婦

 新型インフルエンザのワクチンについて、厚生労働省は11日、健康成人200人を対象に行った臨床試験で、1回接種でも2回接種でも効果は変わらないとする結果が得られたと発表した。同日午前から開かれている専門家会議で接種回数について検討し、厚労省がその意見を受けて方針を決定する。 厚労省によると、1回目の接種後にワクチンの効果が確認されたのは78.6%。2回目の接種後に効果が得られたのも77.6%で、接種回数が増えてもワクチンの効果は変わらなかった。 ただし、今回の臨床試験は健康成人を対象としており、妊婦や持病のある人、高齢者などについても、この結果が適用できるかが議論の焦点となる。 新型インフルのワクチンをめぐっては、10月に小児以外を原則1回とする方針を専門家会議で合意。しかし、足立信也厚労政務官が「臨床試験は健康成人についての結果で、妊婦や持病のある人については効果が得られるとはいえない」と方針を転換。医療従事者については1回、13歳以下の小児については2回とし、妊婦や持病のある人などについては、原則2回とした上で、今後の検討課題としている。

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2.新型インフルワクチン接種 2回でも効果同じ 臨床試験(産経新聞),産経新聞
RV=595.4 2009/11/11 15:37
キーワード:接種,試験,小児,妊婦

 新型インフルエンザのワクチンについて、厚生労働省は11日、健康成人200人を対象に行った臨床試験で、1回接種でも2回接種でも効果は変わらないとする結果が得られたと発表した。同日開かれた専門家会議では、これまで2回接種とされてきた持病のある人、妊婦、高齢者や中高生などについても原則1回接種とすることで合意した。厚労省は近く正式に接種回数を決定する。 厚労省によると、1回目の接種後にワクチンの効果が確認されたのは78・6%。2回目の接種後に効果が得られたのも77・6%で接種回数が増えても効果は変わらなかった。 新型インフルのワクチンは、10月に小児以外を原則1回とする方針を専門家会議で合意。しかし、「試験は健康成人が対象で、妊婦や持病のある人については効果が得られるとはいえない」と方針を転換していた。

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3.1回と2回「同じ効果」=新型インフルワクチン臨床結果・厚労省(時事通信),時事通信
RV=578.9 2009/11/11 12:15
キーワード:接種,試験,妊婦,基礎

厚生労働省は11日、新型インフルエンザ用ワクチンの接種回数について、1回と2回とで得られる免疫の効果がほぼ同じだったとする臨床試験結果を、専門家との意見交換会に報告した。専門家らは健康な成人は1回接種で十分と結論。妊婦や高齢者、基礎疾患(持病)のある人や中学・高校生も、原則1回とする方針で一致した。2回接種は13歳未満の子どものみとした。長妻昭厚生労働相に報告し、最終決定する。1回が正式決定されれば、接種スケジュールが前倒しされるほか、これまでは輸入ワクチンを使うとされていた中高生にも、国産ワクチンが割り当てられる見通し。接種回数をめぐっては専門家らが先月、原則1回との見解をまとめたが、足立信也厚生労働政務官が「議論が拙速」と反対し、当面は2回接種を前提として準備を進めるとしていた。

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4.1回と2回「同じ効果」=新型インフルワクチン臨床結果・厚労省(時事通信),時事通信
RV=578.9 2009/11/11 12:15
キーワード:接種,試験,妊婦,基礎

厚生労働省は11日、新型インフルエンザ用ワクチンの接種回数について、1回と2回とで得られる免疫の効果がほぼ同じだったとする臨床試験結果を、専門家との意見交換会に報告した。専門家らは健康な成人は1回接種で十分と結論。妊婦や高齢者、基礎疾患(持病)のある人や中学・高校生も、原則1回とする方針で一致した。2回接種は13歳未満の子どものみとした。長妻昭厚生労働相に報告し、最終決定する。1回が正式決定されれば、接種スケジュールが前倒しされるほか、これまでは輸入ワクチンを使うとされていた中高生にも、国産ワクチンが割り当てられる見通し。接種回数をめぐっては専門家らが先月、原則1回との見解をまとめたが、足立信也厚生労働政務官が「議論が拙速」と反対し、当面は2回接種を前提として準備を進めるとしていた。

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5.高校生以下除き原則1回=新型インフルワクチン接種−長妻厚労相(時事通信),時事通信
RV=578.9 2009/11/11 19:40
キーワード:接種,試験,妊婦,基礎

 新型インフルエンザ用ワクチンをめぐり、長妻昭厚生労働相は11日、高校生以下の年齢層を除き、1回接種を正式決定したと発表した。これまでは2回を原則としていたが、1回と2回とで得られる免疫がほとんど変わらないとの臨床試験結果から、専門家らが1回で十分とする見解をまとめたため。 今回の決定により、接種スケジュールが前倒しされる。また、従来は接種対象外だった健康な成人がワクチンを打てる可能性も高まったが、実際の接種時期は遅く、新型インフルエンザ流行のピークには間に合わないとみられている。 厚生労働省によると、持病のある人、妊婦、高齢者、1歳未満の乳児の保護者はすべて1回接種。13歳未満の子どもは基礎的な免疫を持っていない可能性があるため2回とし、持病のある人のうち免疫状態が悪化している人は医師の判断で2回も可能とした。また、中学、高校生は当面2回を前提とし、12月中に臨床試験結果がまとまるのを待って1回で済むかどうか判断する。 同省が同日、専門家らと開いた意見交換会では、中高生も1回接種とする声が大半だったものの、長妻厚労相は「間違いがあってはいけない」として結論を先送りした。

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6.<新型インフル>ワクチン接種原則1回 高校生以下除き(毎日新聞),毎日新聞
RV=578.9 2009/11/11 21:49
キーワード:接種,試験,妊婦,基礎

 新型インフルエンザワクチンの接種回数について、長妻昭厚生労働相は11日、高校生以下を除き原則1回とすると発表した。健康な成人を対象にした国産ワクチンの臨床試験で、2回接種しても効果は変わらないとの結果が出たのを踏まえた。接種回数が減ることで接種時期の変更や対象者数の増加が見込まれることから、厚労省は来週にも新たな接種予定計画を発表する。 接種回数が1回となる対象は、健康成人▽妊婦▽基礎疾患を有する者▽65歳以上−−の4区分。このうち、妊婦は実施中の治験を踏まえ見直すことがあるとしている。 2回は基礎的な免疫がない13歳未満。また、中学生と高校生は治験結果が出る12月まで当面2回とし、基礎疾患のために免疫力が低下している患者は医師の判断で2回接種も差し支えないとした。 国立病院機構は同日の厚労省有識者会議で、健康な成人200人にワクチンを2回接種した試験結果を公表。免疫として働く抗体の働きが基準を満たした人の割合は、1回で国際基準を上回った。2回接種しても上乗せはなかった。また、米国などの試験結果を踏まえて10月と同じ13歳以上への接種を原則1回で十分と結論づけた。 接種回数を巡っては、専門家会議が10月16日にも同様の意見をまとめたが、厚労省政務三役の判断で、原則2回の方針を維持した経緯がある。長妻厚労相は「接種回数を早く確定することが望ましいが、間違えない判断を重視した。ワクチンの在庫や医療体制を考慮し、速やかにスケジュール表を作り直す」と語った。【関東晋慈、清水健二】

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7.妊婦、「基礎疾患」なども1回接種に―新型ワクチン(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=578.9 2009/11/11 22:31
キーワード:接種,試験,妊婦,基礎

 長妻昭厚生労働相は11月11日の記者会見で、新型インフルエンザワクチンの接種回数について、これまで1回接種としていた「健康な成人」だけでなく、「妊婦」や「基礎疾患を有する人」、「高齢者」を含め、成人は原則1回接種にすると発表した。中高生については、12月中に判明する1回接種の臨床試験の結果を踏まえて判断する。これまで厚労省が提示していた接種人数やスケジュールは、妊婦などの2回接種が前提で、今回の見直しを受けての新しいスケジュールなどは、週明けにも示すという。 長妻厚労相は会見で、今回の接種回数の見直しは、国立病院機構4病院で健康な成人200人を対象に実施した2回接種の臨床試験の結果が判明し、1回接種から「上乗せ」が認められなかったためと説明。妊婦については、米国での臨床試験で、健康な成人と同様の免疫反応があったとの情報が新たに得られたことも踏まえ、1回接種とした。ただ、妊婦を対象にした1回接種の臨床試験の結果が12月中旬に分かるため、これを受けて1回接種でよいかどうかを検討するとした。 「基礎疾患を有する人」については、糖尿病など免疫反応が抑制されていない場合は、健康な成人と免疫反応に差がないと考えられるため、1回接種とする。白血病などで著しく免疫反応が抑制されている人については、個別に医師と相談の上、2回接種でも差し支えないとした。 高齢者については、これまでの季節性インフルエンザでの知見や、「基礎疾患を有する人」で免疫反応が抑制されていない人との整合性などを考慮し、1回接種とした。■中高生は臨床試験結果見て結論 一方、「中高生に相当する年齢の人」については、従来通り2回接種が原則だが、12月中に判明する1回接種の臨床試験の結果を踏まえて、1回接種にするかどうかを判断するとした。これについては、妊婦を対象にした臨床試験と結果が分かる時期がほぼ同じだが、長妻厚労相は、妊婦は2回目接種が予定されている時期が早く、臨床試験の結果が出るのと前後するため、早期に判断する必要があったと説明。中高生の接種は、従来のスケジュールでは1回目でも年明けになるため、「12月中に出る結果を見て判断しても、接種の時期とはかぶらない」とした。

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1.新型インフル 厚労省が方針 ワクチン接種原則1回(産経新聞),産経新聞
RV=647.5 2009/11/12 07:56
キーワード:接種,試験,小児,妊婦,臨床

 新型インフルエンザワクチンの接種回数について、厚生労働省は11日、「原則1回接種」とする方針を決めた。 ただし、中学、高校生は「検討課題」として結論を先送りした。現在実施している小規模な臨床試験の結果を見たうえで12月中に判断する。また、小学生以下(13歳未満)については、季節性ワクチンでも2回接種しており、新型でも2回接種が必要と判断した。 これまで一般の接種については2回接種を原則としていたが、2回接種した場合も1回と効果が変わらないとする臨床試験の結果が得られたため。今後、接種スケジュールが前倒しされるほか、接種が可能な人数も大幅に増加するため、厚労省は来週にも新たな接種スケジュールを公表する。 従来、2回接種としていた「妊婦」と「高齢者」「1歳未満の小児の保護者」「持病のある人」も原則1回に変更する。 ワクチンが極端に効きにくい持病のある人は、医師と相談の上で2回接種も可能とした。 厚労省は同日、接種回数について専門家から意見を聞くための会議を開催。「13歳未満の小児以外は原則1回接種の方針で良い」との合意が得られ、厚労省も1回接種へと方針を変えた。中高生については専門家会議では1回接種とする声が大半だったが、長妻昭厚労相は「接種時期まで時間もあり、間違いがあってはいけないので」と結論を先送りした。

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2.新型インフルエンザ:1歳〜小3のワクチン接種、来月7日開始−−県対策本部 /福井(毎日新聞),毎日新聞
RV=622.9 2009/11/12 16:01
キーワード:接種,小児,妊婦,基礎,学年

 県の新型インフルエンザ対策本部は11日、小児(1歳〜小学3年生)へのワクチン接種を来月7日から、県内の医療機関で始めることを明らかにした。 この日の庁内連絡幹事会議で、健康増進課の一戸和成課長は県内のワクチン接種状況を説明。国は6日に1歳〜小学校低学年のワクチン接種を今月中旬に前倒しするよう都道府県に要請していたが、一戸課長は「県内に配分されたワクチン(2万8620回分)は、2日から接種が始まった妊婦と、16日から始まる基礎疾患を有する人の予約でいっぱいで今月中の前倒しはできない」と報告した。 しかし、2〜8日の1週間で県内1医療機関当たりの患者数が26・09人になり、前の週の24・47人から微増傾向にあることから来月からの接種を決めたという。【大久保陽一】11月12日朝刊

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3.新型インフルエンザ:ワクチン接種 2週間前倒し、16日から /岡山(毎日新聞),毎日新聞
RV=480.6 2009/11/12 16:00
キーワード:接種,妊婦,基礎

 ◇基礎疾患持つ小4〜中3 新型インフルエンザワクチンの接種について県は11日、基礎疾患を持つ人のうち、小学4年〜中学3年の児童・生徒の接種を今月16日から始めることに決めた。当初は12月上旬を予定していたが、約2週間前倒しする。 県健康対策課によると、基礎疾患患者でも接種の優先順位があり、過去5年以内にぜんそくで1年以上定期的に治療を受けた人は元々16日から接種を受けられたが、治療が1年未満だと受けられないなど細かい差があった。しかし、これまでの例では、基礎疾患がある小学4年〜中学3年の児童・生徒の重症化率が高く、厚労省の要請を受けて前倒しを決めたという。 県内では16日までに約6万2000回分のワクチンが到着する予定。他に、妊婦や重症化リスクが高い基礎疾患を持つ人が優先接種対象者となっている。【石川勝義】11月12日朝刊

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1.新型インフルワクチン接種 16日に前倒し 和歌山(産経新聞),産経新聞
RV=569.0 2009/11/13 07:57
キーワード:接種,小児,妊婦,基礎

 県新型インフルエンザ対策本部は12日、新型インフルエンザワクチンの接種について、1歳〜小学校3年生までの幼児・児童と、基礎疾患を有する小学4年〜中学3年までの児童生徒への接種を前倒しし、16日から順次接種を開始すると発表した。 前倒しは、厚労省が11日に成人以上への接種を1回で有効とする見解を出したことにともない、接種スケジュールに余裕ができたことによる。県は基礎疾患を持つ14歳以下の児童生徒や、基礎疾患を持たない小児で重症化する事例が多いことを考慮し対象者を決めた。 ただし、今回前倒しされた対象者の人数に対し「ワクチンは大幅に不足している」(同本部)状態。さらに医療機関からも接種以外の本来の診療に支障をきたすとの声が出ていることから、県では、学校などで一度新型インフルエンザに罹患(りかん)した場合は接種の必要がないことなどを周知する方針。 県内では12日にワクチンの第3次納品が始まり、16日までに3万4600回分が入荷する予定で、前倒しされた児童生徒らへの接種に用いられる。また今回の納品分には妊婦に最適とされる保存剤を含まない注射器型のワクチンが県内向けとしては初めて含まれていることから、妊婦への接種も本格化する見通し。 接種を受け付ける医療機関はかかりつけのほか一般来院者にも接種を行う医療機関で、該当する医療機関は県のホームページや各保健所、市町村の相談窓口で確認できる。接種は有料で、1回目は3600円、2回目は2550円。

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2.新型インフルのワクチン接種前倒し 16日から、健康な子どもにも(紀伊民報),紀伊民報
RV=569.0 2009/11/13 17:09
キーワード:接種,小児,妊婦,基礎

 和歌山県の新型インフルエンザ対策本部は12日、小学3年生以下の健康な子どものワクチン接種を早めると発表した。小児での感染が拡大し、基礎疾患がなくても重症化する事例が多いため。16日から接種を始めるが、医療機関によって対応が異なる。 接種が早まるのは12月上旬以降に予定していた基礎疾患のある小学4年生〜中学3年生と6歳以下の幼児、12月中旬予定だった小学1〜3年生。県は医師会などと協議し、医療機関に予約準備を依頼した。 厚生労働省は大人への接種を原則1回とする方針を示した。そのため、すでに接種が始まっている妊婦や持病のある人に予定していたワクチンの2回目分が浮く計算。12〜16日に入荷されるワクチンの対象を子どもにまで広げた。 ただ、現在の接種対象者約20万人に対し、ワクチン確保は5万8000回分。混乱も予想されるが、「少ない中でも、より多くの人に免疫をつけてもらいたい」(対策本部)と判断した。 小学3年生以下の健康な子どもの接種予約は、かかりつけ医がない場合、県が公表している医療機関に直接する。医療機関は県ホームページ、保健所や市町村窓口で確認できる。 県薬務課は「今夏以降にインフルエンザに感染した場合は、新型の可能性が高く、免疫が獲得されているため、ワクチン接種の必要はない。その点を理解の上、医師と相談してもらえれば」と呼び掛けている。 紀南のワクチン相談窓口は次の通り。田辺保健所(0739・26・7931)、新宮保健所(0735・21・9631)、同串本支所(0735・72・0525)。

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3.新型インフルエンザ:ワクチン接種 幼児など16日から /和歌山(毎日新聞),毎日新聞
RV=535.4 2009/11/13 13:02
キーワード:接種,前週,基礎,学年

 新型インフルエンザワクチンについて県は12日、幼児(1〜6歳)▽小学校低学年(1〜3年)▽基礎疾患のある人のうち、医師が最優先と判断した人と小学4年〜中学3年−−について、16日から接種を開始すると発表した。相談窓口は県庁(073・425・1500、425・1503=平日の午前9時〜午後5時45分)など。12月上旬〜中旬などとしていた先月末の見通しを、前倒しした。 2〜8日の1週間の県内定点医療機関からの患者報告数は1医療機関当たり22・00人(前週21・96人)と微増だった。また、新型インフルとみられる集団風邪でこの日、27校園が閉鎖措置をとった。【最上聡】11月13日朝刊

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1.健康な小児への新型ワクチン接種始まる…大阪(読売新聞),読売新聞
RV=627.6 2009/11/14 14:40
キーワード:接種,小児,妊婦,基礎,従事

 新型インフルエンザのワクチン接種で、基礎疾患患者や妊婦に続き、健康な小児(1歳〜小学3年)への接種が14日、全国で最も早く大阪府でスタートした。 小児の重症化例が目立っていることを受け、12月だった当初予定を前倒しした。大阪府のほかにも10都府県が今月中の前倒し接種を実施予定。このうち、東京都は1歳〜就学前の小児、埼玉、和歌山、佐賀、長崎の4県は1歳〜小学3年を対象に、週明けの16日から接種を開始する。 大阪市天王寺区の「上本町わたなべクリニック」では、午前9時の診察開始前の30分間を利用して接種した。幼稚園児の長女凛花ちゃん(4)を連れてきた母親の津村ひろみさん(31)=同区=は「幼稚園でも感染者が出ており、一日でも早く接種させたかった。希望者が多く、回ってこないと思っていたので、この時期に打てて、ほっとした」と安堵(あんど)の表情をみせた。 同クリニックではこの日、12人に接種。仮予約だけで1000人の希望者がおり、16日にも50人を予定。渡辺章範院長は「優先順位を決めるのは難しいが、インフルエンザ患者の大半が子供なので、当面は小児対象の接種を進めていきたい」と話した。 大阪府は今月2日、独自に前倒し実施を発表。最優先接種対象の医療従事者向けワクチン出荷が終わり、小児を含む一般向けワクチンの最初の出荷分が13日までに各医療機関に届くことから、「学校が休みの土曜日は子供たちも受けやすいはず」と14日の開始を決めた。ただ、国から府へのワクチンの配分は、各医療機関が希望する量の2〜3割にとどまり、この日の接種開始を見送ったところも多い。

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2.「やっと接種」母ひと安心。子供に新型インフルワクチン 予約殺到(産経新聞),産経新聞
RV=567.7 2009/11/14 15:47
キーワード:接種,小児,脳症,基礎

 全国に先駆けて小児を対象にした新型インフルエンザワクチンの接種が14日に始まった大阪府内の医療機関では、午前中から保護者に連れられた子供たちが次々と接種を受けていた。 大阪市天王寺区の「上本町わたなべクリニック」(渡邊章範院長)では、予約がすでに数百人に上っており、この日は午前8時半から接種が行われた。一般の外来患者に新型インフルエンザ感染者が含まれる可能性もあることから、一般診療時間とずらして接種を実施。渡邊院長は「親の不安は強く、予約が殺到している。だれから接種するか順番を決めるのも難しい」と頭を悩ませていた。 長女(6)と次女(4)が接種を受けた母親の幡田真弓さん(35)=大阪市天王寺区=は「脳症など重症化する可能性もあって季節性インフルエンザより怖い。接種してもらってひと安心」と話した。 一方、近畿地方では1歳〜小学3年生の小児への接種開始時期はまちまちで、京都府が11月30日に実施するが、滋賀や兵庫などは前倒しを検討しているものの実施は未定。滋賀県健康推進課は「ワクチンは、現在行っている基礎疾患のある人たちの予約分さえ足りない状態。小児分をすぐに確保するのは容易ではない」としている。

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3.小児へのワクチン接種始まる=前倒しの大阪から−新型インフル(時事通信),時事通信
RV=555.0 2009/11/14 11:11
キーワード:接種,小児,基礎,沖縄

 新型インフルエンザ用ワクチンをめぐり、健康な小学3年以下の子供への接種が14日、大阪府で始まった。厚生労働省は当初12月以降としていた接種時期を前倒しするよう自治体側に求めたが、ワクチン不足から対応できないケースもあり、開始時期で地域差が生じている。 最も早い大阪府に続き、東京都も対象を1〜6歳に限定し、16日からスタートする予定。 同省は6日、子供の重症化が目立つとし、1歳から小学3年の接種開始時期を11月中旬に前倒しするよう要請した。しかし、スケジュールを組み直した自治体がある一方、ワクチンが足りず、前倒しの見送りを決めたケースも少なくない。 同府内の一部の医療機関からも「ワクチンは8人分しか届いておらず、14日からは無理」「現状では今月末からがやっと」などという声が上がっている。 沖縄県では、既に優先接種を始めた基礎疾患(持病)を抱える人からの希望が殺到。県は予約を一時中止する方針を固め、小児の開始時期は予定通り来月17日とした。

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1.新型インフル 小児の接種始まる(産経新聞),産経新聞
RV=622.6 2009/11/15 07:56
キーワード:接種,小児,11月,累計,小学,前倒し,12月,中旬

 健康な子供に対する新型インフルエンザワクチンの接種が14日、大阪府内の医療機関で始まった。厚生労働省によると、全国で最も早い実施という。 当初は12月中旬ごろに開始する予定だったが、重症化する子供が急増していることから、1歳から小学3年生までの小児について約1カ月前倒しした。 厚労省のまとめでは、全国の入院患者6300人(11月10日現在の累計)のうち、9歳以下が3986人で6割以上を占め、子供の重症化が深刻な問題となっている。 厚労省は、健康な小児の接種は12月以降としていたが、11月中旬に前倒しするよう都道府県に要請。大阪府の対象者は約34万人になる。16日からは東京都などでも始まる予定だが、実施時期が決まっていない地域も多いという。

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2.猛威振るう新型インフル、年間プラス成長も不透明に(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=364.4 2009/11/15 13:42
キーワード:接種,提示,マイナス

【ソウル15日聯合ニュース】企画財政部と韓国銀行が15日に明らかにしたところによると、政府は新型インフルエンザ拡散による経済への影響分析を通じ、最近のような急速な拡散が続けば、これによりことしの成長率が0.1〜0.3ポイント下落するものと予測した。政府高官は、変数をどう組み込むかで新型インフルエンザが成長率に与える影響は変わると前提した上で、最悪の場合としてこうした推定を提示した。特に、消費やサービス業への打撃が大きいものと見込まれている。 政府は第2四半期と第3四半期の状況好転を受け、年間プラス成長の可能性まで念頭に置いていたが、新型インフルエンザが年末まで現在のスピードで広がり続けた場合、ことしは「マイナス0%」台の成長にとどまりかねないとして対策に頭を悩ませている。 政府は労働の減少と経済活動の委縮に分けて影響分析を進めたが、労働減少については死亡者数が多くないものの感染の広がりで欠勤が大きく増え、第4四半期の生産活動に少なくない影響を与えるものと見込んだ。 経済活動の委縮に関しては、感染への懸念から外出控えが進み、飲食店や旅行、宿泊、レジャー、大型スーパー、百貨店などがダメージを受け、第4四半期には消費支出やサービス業生産の減少幅が拡大するものと分析している。 ただ、11月に入りワクチン接種が行われており、新型インフルエンザの感染が落ち着くことも考えられ、推定した最悪のケースに至る可能性は高くないと政府は見込んでいる。japanese@yna.co.kr

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1.小児のワクチン接種開始、「10倍容器」に当惑(読売新聞),読売新聞
RV=564.2 2009/11/16 15:14
キーワード:接種,小児,妊婦,小児科

 新型インフルエンザ対策として、東京など少なくとも五つの都県で16日、健康な子供を対象にしたワクチンの接種開始日を迎えた。 ただ、厚生労働省が新たに導入したワクチンの容器は通常の10倍にあたる10ミリ・リットルで、1日で使い切ることが難しいことから、次の休日に接種を先延ばしする医療機関が目立つなど、スタートにはばらつきが出ている。 東京で対象となるのは1歳〜就学前の小児で、埼玉、和歌山、佐賀、長崎は1歳〜小学3年。ワクチンの容器は、10ミリ・リットル、1ミリ・リットル、0・5ミリ・リットル(保存剤の入っていない妊婦用)の3種類あり、10ミリ・リットル容器は大人だと約18回分、子供だと約30〜45回分で、24時間以内に使い切らなければ廃棄される。 厚生労働省は当初、1ミリ・リットル容器による出荷を計画していたが、流通の効率化に加え、製造工程の無駄を省いて増産できる10ミリ・リットル容器を導入。今月6日に全国に出荷されたワクチン約200万ミリ・リットルのうち半分は10ミリ・リットル容器だった。 東京都文京区の「保坂こどもクリニック」では、6日に10ミリ・リットル2本と1ミリ・リットル2本が届いた。ワクチンを無駄にしないため多くの子供に対応できる日曜日の22日から、希望者にまとめて接種することを決めた。その後、1ミリ・リットル30本が追加で届いたが、すでに22日からの接種を希望者に伝えていたため、予定通り始めるという。保坂篤人院長は「規模の小さい医療機関では10ミリ・リットルを使い切るのは大変。1ミリ・リットルがありがたいのだが……」と話した。 同じく中央区の小児科医院では、都の決定より1日早い、15日の日曜日に健康な子供向けの接種を始めた。同医院は「予約も殺到していたので、通常診療を行わない日曜日に接種を前倒しした」と説明する。 都では「医療機関でワクチンを無駄にするよりは良いという判断なのだろう。10ミリ・リットル容器が使いにくいという苦情は多いが、小規模な医療機関であっても、1ミリ・リットルに絞って配分するのは難しい」としている。

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2.<新型インフル>ワクチン接種後2例目の死者 80代男性(毎日新聞),毎日新聞
RV=476.4 2009/11/16 12:19
キーワード:接種,副作用,基礎

 厚生労働省は16日、長野県の80代男性が、新型インフルエンザワクチン接種の4日後に死亡したと発表した。ワクチン接種後の死亡報告は2例目。男性は肺気腫の基礎疾患があり、主治医は「接種と死亡の因果関係は評価不能」と報告した。今後、専門家が精査し、ワクチンの安全性を改めて評価する。 厚労省によると、男性は11日午後に接種した。13日午後から家族に「動くのが苦しい」と訴え、15日未明にトイレを済ませたところで転倒。意識はあり、家族がベッドに運んだが、同日朝に死亡していた。死因は呼吸不全という。男性は接種の2日前に頭痛があったが、主治医が検温や肺炎の検査をして、接種可能と判断していた。 使われたワクチンは阪大微生物病研究会(大阪府吹田市)製で、同じ製品番号のワクチンは約13万7000本(約27万回分)が出荷済み。15日までの副作用報告は入院相当1件を含む19件で、報告頻度は他製品と同程度という。【清水健二】

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3.<新型インフル>岐阜で3例目 ワクチン接種後死亡(毎日新聞),毎日新聞
RV=476.4 2009/11/16 20:51
キーワード:接種,副作用,基礎

 厚生労働省は16日、新型インフルエンザワクチンの接種を受けた岐阜県の70代男性が、心筋梗塞(こうそく)で死亡したと発表した。ワクチン接種後の死亡は3例目。男性には糖尿病などの基礎疾患があり、過去にも心筋梗塞を起こしたことがあった。主治医は「接種と死亡の因果関係は評価不能」と報告している。 厚労省によると、男性は2日に入院先の医療機関でワクチンを接種し、夕食を挟んで約3時間半後に急死した。インフルエンザワクチンは副作用でショック状態になることがあるが、その場合は通常、接種後30分以内に症状が表れるという。主治医は当初、接種とは無関係と判断していたが、家族の指摘を受け厚労省に報告した。

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1.<新型インフル>接種日程前倒し…小学高学年は12月下旬(毎日新聞),毎日新聞
RV=783.5 2009/11/17 20:32
キーワード:接種,小児,妊婦,基礎,回数,従事,学年,11月

 厚生労働省は17日、新型インフルエンザワクチンの接種回数見直しに伴い、標準的な接種スケジュールを変更し都道府県に通知した。0歳児の保護者らと小学校高学年の接種開始は12月下旬、中学生は1月前半となり、半月〜1カ月前倒しされた。当面2回接種としている中高生への接種が1回に見直されれば高校生も前倒しの可能性がある。 また、輸入ワクチンを使う予定だった高校生全員と高齢者の一部にも国産を使うことになった。 スケジュールを見直したのは、18歳以上が1回接種となり、妊婦や基礎疾患のある大人の2回目分を他に回せるようになったため。変更を受け、都道府県がそれぞれ、新たな接種開始時期を定める。 変更に伴い、国産ワクチンは従来より約1350万人多い、約4300万人に使える。高校生全員に加え、健康な65歳以上2100万人のうち1000万人が国産となる。ただし、65歳以上の人は国産の配分を待つと接種開始が2月後半になるが、輸入ワクチンなら1月前半から可能になる。 余った輸入ワクチンは、優先接種対象外の希望者に使われる見通し。 また、医療機関から「量が多すぎて一度に使い切れない」と不評だった10ミリリットル容器の出荷は年内で打ち切り、年明けからは大人2回分の接種で使い切れる1ミリリットル容器に統一することにした。作業が煩雑になるため出荷スケジュールは後ろにずれ込むが、来年3月までの供給量は計画通り約5400万回分を確保できる見通しという。【清水健二】 ◇接種開始時期、地域でばらつき 新型インフルエンザのワクチン接種は、供給量不足から、都道府県間で接種開始時期のばらつきが目立っている。厚労省は新たな接種スケジュールを示したが、当面は同様の状況が続きそうだ。 11日現在の毎日新聞の調査では、幼児(1歳〜就学前)と小学校低学年の接種を、厚労省のスケジュール通り今月中旬から始めるのは埼玉、大阪、長崎のみ。その後、和歌山や佐賀なども今月中旬への前倒しを決めたが、10県以上は前倒しせず12月からの接種を決めている。小児の接種開始は、地域によって1カ月前後の差がある。 スケジュールは、医療機関によっても異なる。東京都は妊婦と基礎疾患のある人の接種は9日、幼児は16日からとしているが、東京医大八王子医療センター(八王子市)は医療従事者の一部以外への接種を始めていない。患者同士で順序を巡ってトラブルにならないよう開封せずに保管してあるという。 一方、都保健医療公社豊島病院(板橋区)は20日から、妊婦、幼児、他医療機関発行の優先接種対象者証明書を持つ人への接種を始める。ただし、担当者は「ワクチンの納入が徐々に増えたため予約を始めたが、何人に接種できるかは今後の配分次第だ」と話す。 接種対象者を限定する医療機関も。仙台市立病院は当面、入院・通院中の患者にしか接種しない方針。供給されたワクチンは1500回分だが、通院患者の接種希望見込みが約4000人に上るといい、高橋芳郎総務課長は「対象者証明書を持っていても『飛び込み』の患者は断らざるを得ない」と説明する。 厚労省によると、ワクチンは2週間ごとに出荷され、1回の供給量も増えていくため、年末ごろまでには供給が追いつく見通しだ。【青木純、清水健二】 ◇今後の標準的スケジュール◇  対象      人数     開始時期基礎疾患のある人 300万人(1)11月中旬 (最優先以外)1歳〜未就学児  600万人(2)11月中旬小学校低学年   350万人(2)11月中旬0歳児の保護者ら 200万人(1)12月下旬小学校高学年   350万人(2)12月下旬中学生      350万人(2)1月前半高校生      350万人(2)1月後半健康な65歳以上 2100万人(1)1月前半※健康な65歳以上は輸入ワクチンの接種開始時期。国産ワクチン希望の場合は2月後半から。( )内の数字は接種回数

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2.4300万人は国産接種可能―新型ワクチンで長妻厚労相(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=680.0 2009/11/17 19:17
キーワード:接種,試験,妊婦,基礎,回数,従事

 長妻昭厚生労働相は11月17日の衆院本会議で、新型インフルエンザワクチンについて、国産ワクチンの年度内の供給量を「約5400万回分」とした上で、「優先接種対象者5400万人のうち、4300万人は国産ワクチンで接種可能」との見通しを示した。 今国会に提出した「新型インフルエンザ予防接種による健康被害の救済等に関する特別措置法案」の趣旨説明の中で、藤田一枝氏(民主)の「接種回数の見直しも図られたことから、国産ワクチンの充足状況についての見通しを」との質問に答えた。 厚労省は10月20日に示した標準的な接種スケジュールで、「医療従事者」以外の2回接種を前提に、接種対象者の中でも優先度の高い「妊婦」「基礎疾患を有する人」「1歳―中学生に相当する年齢の人」など計2950万人は国産ワクチンを、「高校生に相当する年齢の人」「65歳以上」の計2450万人は輸入ワクチンを接種できるとしていた。しかし、11月11日に「妊婦」「基礎疾患を有する人」「65歳以上」などについても原則1回接種にすることを決定。これにより、国産ワクチンを接種できる人数が増えることになっていた。 厚労省は、「中高生に相当する年齢の人」についても、12月中に判明する臨床試験の結果を踏まえ、接種回数を検討するとしている。

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3.ワクチン接種時期、小学4〜6年・中学生を前倒し(読売新聞),読売新聞
RV=471.0 2009/11/17 18:36
キーワード:接種,小児,回数

 厚生労働省は17日、新型インフルエンザワクチンの新たな接種スケジュールを発表した。 成人への接種回数を2回から原則1回に変えたことでワクチン供給量に余裕が生じ、来年1月以降に予定されていた小学4〜6年生や中学生の接種時期が2〜3週間程度、前倒しになった。 実際の接種時期は、ワクチンの流通状況などにより都道府県によってばらつく見込みだ。 1歳未満の小児の保護者らと小学4〜6年生は12月下旬から、中学生は来年1月前半から接種が始まる。輸入ワクチンが使用される予定だった高校生には、国産ワクチンを1月後半から接種することになった。 健康な65歳以上の高齢者は、国産ワクチンと輸入ワクチンを本人が選択する。国産ワクチンは約1000万人分で2月後半から、輸入ワクチンは約1100万人分で1月前半から接種できる。

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1.新型インフルワクチン原則1回接種 中学生ら、2〜3週間前倒し(産経新聞),産経新聞
RV=592.8 2009/11/18 07:56
キーワード:接種,試験,小児,妊婦

 新型インフルエンザワクチンの接種回数が、13歳未満の子供と、中高生、持病のある人の一部を除き、原則1回になったことを受け、厚生労働省は17日、新たな接種スケジュールを公表した。「1歳未満の乳児の保護者」「小学校高学年」が12月下旬に、「中学生」が来年1月前半に、接種開始の時期がそれぞれ2〜3週間前倒しされる。 妊婦や持病のある人などの2回目に使われるはずだったワクチンを使い前倒しする。 また、輸入ワクチンが使われる予定だった「高校生」と、「高齢者(2100万人)」のうち約1千万人にも、国産ワクチンが行き渡ることになった。 例外的に2回接種も可能とした「ワクチンが効きにくい持病のある人」は200万人と想定し、ワクチンを用意する。中高生の接種回数については、現在小規模な臨床試験を実施中で、結果の出る12月中旬に1回に変更する可能性もあるとしている。 今月6日に小学校低学年以下の子供(小児)の接種を前倒しした際は、接種開始と同時に多くの希望者が殺到したため、厚労省は「ワクチンは段階的に供給されるので、接種時期が来たからといってすぐに全員が打てるわけではない」と冷静な対応を呼びかけている。 一方、厚労省は医療機関に供給されるワクチンの瓶について、10ミリリットル瓶(18回分)の生産をやめ、年明け以降の供給は1ミリリットル瓶(2回分)に切り替えることも明らかにした。10ミリリットル瓶は生産効率が高く生産量は増えるが、規定の24時間以内に使い切れず医療現場から「使いにくい」との声が寄せられたためだ。生産量を維持するため、2月までとしていたワクチンの生産計画を3月までに延長する。

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2.<新型インフル>ワクチン接種後に死亡、計8件に(毎日新聞),毎日新聞
RV=582.8 2009/11/18 11:59
キーワード:接種,透析,副作用,基礎

 厚生労働省は18日、新型インフルエンザのワクチン接種後の患者死亡報告が新たに4件あったと発表した。死亡例は、これで計8件になった。いずれも基礎疾患のある60〜80代の患者で、主治医の所見では接種と死亡の因果関係が強く疑われるケースはないという。今後、専門家で詳細に検証する。 厚労省によると、死亡したのは▽富山県の80代男性(脳梗塞=こうそく、肺炎で入院中)▽滋賀県の80代男性(肺気腫、胃がんで自宅療養中)▽栃木県の60代男性(肝がんで入院中)▽静岡県の70代女性(腎不全で透析治療中)。4人は10月21日〜今月13日にワクチン接種を受けていた。通常副作用が起こるとされる接種30分以内では異常がなかったが、その後に容体が悪化した。 栃木県の男性のケースは、主治医が「体内でのがんの破裂が死因でワクチン接種との関連はない」と報告した。残りの3件は「評価不能」とされている。【清水健二】

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3.新型インフルエンザ:予防接種開始、小児は来月7日に 重症化例増で前倒し /神奈川(毎日新聞),毎日新聞
RV=566.0 2009/11/18 11:00
キーワード:接種,小児,妊婦,基礎

 ◇厚労省要請 県は17日、小児(1歳〜小学3年生)を対象にした新型インフルエンザの予防接種開始時期について、当初予定の12月後半から「12月7日」に前倒しすると発表した。小児の重症化例が目立ってきたため、厚生労働省が前倒しを要請していた。基礎疾患があり主治医が「最優先」と判断しない人についても同7日から接種を始める。【木村健二】 厚労省がワクチンの接種回数を原則1回(高校生以下を除く)に決めて新たな接種スケジュールを17日に示したことを受け、県も当初の日程を見直した=別表。24日に出荷される約24万5600回分中4万回分が妊婦向け。残りのうち約4割が小児向けで、その他は基礎疾患のある人に割り当てられる。 優先順位が低かった対象者の開始時期も(1)1歳未満の小児の保護者が1月前半から「12月下旬」(2)小学校高学年が1月後半から「12月下旬」(3)中学生が1月後半から「1月前半」にそれぞれ早まる。 接種ができる医療機関は県や各市町村のホームページで公表されており予約が必要。接種費用は1回目3600円、2回目2550円。ワクチンが不足気味のため、県は「現時点では多くの方にお待ちいただくことになる」と理解を求めている。11月18日朝刊

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4.小学校高学年など年内に前倒し―新型ワクチン接種(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=566.0 2009/11/18 13:24
キーワード:接種,小児,妊婦,基礎

 「妊婦」と「基礎疾患を有する人」の接種回数の変更を受け、厚生労働省は11月17日、新型インフルエンザワクチンの標準的な接種スケジュールを各都道府県に事務連絡で示した。「1歳未満の小児の保護者」「優先接種対象者のうち、身体上の理由により予防接種できない人の保護者など」「小学校高学年に相当する年齢の人」の接種開始が12月下旬に、「中学生に相当する年齢の人」の接種開始が1月前半に前倒しされることになった。【接種スケジュールの図表詳細】 高校生と高齢者については、輸入ワクチンの接種が予定されていたが、高校生350万人と、高齢者2100万人のうち約1000万人は、国産ワクチンを接種できる見通しとなった。国産ワクチンを接種できるのは、優先接種対象者5400万人のうち4300万人。 また、安全性に疑問の声があった10mLバイアルの製造は年内で取りやめ、1月以降は1mLバイアルの製造に切り替えるとした。

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1.<新型インフル>ワクチン接種後死亡10人に 新たに2件(毎日新聞),毎日新聞
RV=572.5 2009/11/19 19:52
キーワード:接種,副作用,基礎,不全,高齢,持病

 厚生労働省は19日、新型インフルエンザのワクチン接種後の死亡報告が、新たに2件あったと発表した。死亡例はこれで計10人。2人とも基礎疾患があった入院中の高齢者で、主治医は接種と死亡の因果関係が強く疑われるケースではないと判断しているという。 死亡したのは、慢性腎不全、心不全などを患っていた熊本県の80代男性と、慢性閉塞(へいそく)性肺疾患などがあった大分県の70代女性。接種直後に副作用症状が出ていないことなどから、主治医は、ともに持病の悪化による死亡の可能性が高いとしている。

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2.米成人の過半数、H1N1型ワクチン「接種したくない」と(CNN.co.jp),CNN.co.jp
RV=430.7 2009/11/19 16:12
キーワード:接種,妊婦,成人

ワシントン(CNN) 米国の成人の半数以上が、新型インフルエンザ(H1N1型)ワクチンを「接種したくない」と考えていることが、CNNとオピニオン・リサーチが実施した最新の世論調査で明らかになった。すでに、ワクチンを接種したのは7%ともわかった。調査は13─15日にかけ、全米の成人1014人を対象に電話で実施した。発表は18日に公表した。その結果、55%がワクチン接種を受けたくなく、受けるつもりもないと回答。20%が、受けようと思うが何の行動もとっておらず、14%が受けに行ったが受けられなかったと回答した。米疾病対策センター(CDC)は、妊婦や乳児がいる家族、若い世代や糖尿病などの既往症がある人など、感染リスクが高い人々に、ワクチンを接種するよう勧めている。しかし、世論調査では、25%の成人が「感染リスクが高くない」と考え、接種する予定はないと回答した。また、21%が、体調が悪くなってから医者に行くとしている。

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3.新型インフルエンザ…ニンニクめぐって混乱もたらす(サーチナ),サーチナ
RV=42.7 2009/11/19 02:02
キーワード:製薬

 湖北省宜昌地区では11月16日時点でニンニクが500グラムあたり4.6元という異例の高値で販売されており、10月初めと比べて数倍に値上がりした。11月16日付で華僑向け通信社の中国新聞社などが伝えた。+++++++++++++++++++++++■山東省でも同様の現象 また11月10日付の英字紙チャイナデーリーによると、山東省でも同じ様な現象がみられて販売価格が暴騰した。同省では去年の同じ頃にはニンニクの販売価格は500グラムあたり約0.04元だったが約4元に値上がりした。 同紙は原因について「今年は作柄が悪かったことに加えて世界的に権威のある専門家が新型インフルエンザ対策で有効と勧めているから」と説明している。ただし同紙は専門家の名前を挙げておらず、具体的な根拠も示していない。■セルビアでも混乱 医師「もっと真剣に」 このほか同様の現象はセルビアやウクライナといった国々でも報告されている。一部の報道によると、セルビアでは新型インフルエンザの感染者が270人程度に達してうち8人が死亡した。セルビアではニンニクは幸せをもたらす源であり、病を遠ざけるという言い伝えがある。 こうしたことから市民がマーケットに押しかけて我先にニンニクを買い求めたという。一方でセルビア政府はスイスの製薬大手であるノバルティスAGにのべ300万人分のワクチンを11月13日に緊急発注。 これに対して首都であるベオグラードの病院に勤務するある医師は「今回のパンデミックをもっと真剣に受け止めべきだ」と述べて安直なニンニクによる治療法に否定的な見解を示している。(編集担当:石田光夫)

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1.宮城県、受験生への新型ワクチン接種前倒し(読売新聞),読売新聞
RV=493.3 2009/11/20 14:32
キーワード:接種,試験,妊婦

 新型インフルエンザのワクチン接種で、宮城県は、入試を控える中学3年生と高校3年生の希望者への接種開始を前倒しし、年内に実施する方針を決めた。 県への取材で分かった。厚生労働省の接種計画で、中高生は来年1月以降となっているが、宮城県は、成人への接種が2回から原則1回に変更されるなどして余裕が出た分を中3と高3に振り分ける。受験生の接種前倒しは全国初という。 県保健福祉部によると、学校を通じて接種希望者を把握した上で、高3が1月の大学入試センター試験に間に合うよう、中3への前倒し分と合わせて12月下旬分の接種(約10万3800回分)に盛り込む。浪人生は対象に含めない方針。 同県内で高校入試を受ける中3は約1万3000人、大学などを受験する高3は約1万人と見込まれている。県保健福祉部は、11月から始まった妊婦らの接種で「想定を下回り、接種を求める人が殺到する状況ではない」とし、受験生には既に感染して接種を希望しない者もいるとみられ、対象者は受験生全体より少なくなるとみている。

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2.新型インフルエンザ:ワクチン不足 「落ち着いた対応を」県が保護者に書類 /福井(毎日新聞),毎日新聞
RV=492.9 2009/11/20 17:01
キーワード:接種,小児,妊婦

 県の新型インフルエンザ対策本部は19日開いた庁内連絡幹事会議で、国から県内医療機関が受けるワクチンの配分状況を説明した。 新型インフルエンザのワクチンは、今月24日に2万7132人分が県内に発送されるが、一戸和成・健康増進課長によると来月7日に接種が始まる小児(1歳〜小学3年生)の対象者は約7万人で、ワクチン数が大きく不足している。そのため、県は18日、各学校を通して保護者に「接種の予約が取れないこともあるが、落ち着いた対応をしてほしい」と呼びかける書類を配布したという。 さらに、一戸課長は、来年1月までに配分される県内のワクチン総数は17万1074人分あり、医療従事者や妊婦など優先接種対象者の総数16万1000人をまかなえる見通しであることも報告した。【大久保陽一】11月20日朝刊

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3.<新型インフル>医療従事者424人に接種後の異常(毎日新聞),毎日新聞
RV=468.0 2009/11/20 21:32
キーワード:接種,副作用,基礎

 厚生労働省は20日、医療従事者約2万人を対象にした新型インフルエンザワクチン副作用調査の中間報告をまとめ、入院相当の6人を含め424人に接種後の異常(有害事象)が見られたと発表した。因果関係が疑われると医師が判断したのはうち337人で、後遺症が残る事例はなかったとしている。 入院相当の異常は▽意識低下▽嘔吐(おうと)・吐き気▽両足の筋肉痛−−など。その他の報告は、接種1週間以内の高熱が39件、3日以内のじんましんが28件。異常には当たらないが、接種した部位が赤くなる反応は54%、頭痛は14%にみられた。 また2万人調査とは別に、ワクチン接種を受けた基礎疾患のある高齢者3人の死亡が新たに報告され、接種後の死亡は計13人になった。厚労省は21日に専門家検討会を開き、調査結果などを踏まえたワクチンの安全性を改めて議論する。【清水健二】

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1.<ワクチン行政>予防接種に提言組織 厚労省検討(毎日新聞),毎日新聞
RV=533.3 2009/11/21 15:01
キーワード:接種,小児,学会,回数

 厚生労働省は、独自の立場から予防接種行政に提言する専門家組織の新設へ向け検討を始めた。米国の「予防接種実施に関する諮問委員会(ACIP)」がモデルで、来年度予算の概算要求で研究費約1500万円を計上した。日本は欧米に比べ各種ワクチンの承認や接種の公費負担で遅れが目立ち、新型インフルエンザでも接種回数の決定などで混乱したが、ワクチン活用の戦略を立てる専門家組織があれば、今後新たな感染症が出現した場合にも対応の迅速化が期待できる。体制強化で「ワクチン後進国」の返上を目指す。【清水健二】 ACIPは製薬企業と利害関係がない専門家や予防接種を受ける側の代表で構成し、検討結果を米厚生省などに勧告。接種を勧奨するワクチンや接種スケジュールなど、ワクチン政策を実質的に決めている。 日本には、厚労省健康局長の私的諮問機関「予防接種に関する検討会」がある。だが、基本的に厚労省が求めた事項だけを検討し、予防接種行政全般の議論はほとんどない。開催は不定期で、08年度は4回の会合のうち3回が日本脳炎ワクチンのみの議論だった。 厚労省によると、米国では小児に接種を勧奨するワクチンが13種類あるが、日本は麻疹(ましん)(はしか)など6種類だけ。髄膜炎などを防ぐため80年代から世界で普及したインフルエンザ菌b型(ヒブ)ワクチンの承認は07年と遅れ、無料で受けられる定期接種にはなっていない。水痘(水ぼうそう)や肺炎球菌ワクチンも同様だ。新型インフルエンザでも同検討会は開かれず、接種の優先順位や回数は厚労省がその都度、関係者から意見聴取。核になる組織の不在が、方針が揺れた一因との指摘もある。 ◇ことば ACIP 64年創設。製薬会社と利害関係がない15人の専門家が米厚生省から任命され、最低1人はワクチンを接種される側から選出される。ACIPが公表する定期接種が必要なワクチンの接種対象者、回数、注意点などは、原則そのまま政策に反映される。年3回の全体会合のほか、企業や学会代表が加わった20〜25人程度の作業部会が複数あり、未承認も含めワクチンの有効性や安全性の評価を進めている。

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2.<新型インフル>ワクチン副作用「重大懸念なし」(毎日新聞),毎日新聞
RV=462.2 2009/11/21 13:14
キーワード:接種,副作用,基礎

 新型インフルエンザのワクチン接種による副作用について、厚生労働省の専門家検討会が21日開かれ、季節性ワクチンと安全性に大差はなく、現時点で重大な懸念はないとの結論をまとめた。ただし、死亡例が21件に上り、心臓、腎臓、呼吸器などに障害のある人への接種は慎重な判断が必要だと指摘した。 厚労省によると、16日までに寄せられた副作用報告は約450万件の接種に対し877件、このうち入院相当の重い副作用は0.002%(10万件に2件)の68件。20日までに報告された死亡21件のうち調査中の2件を除く19件は、基礎疾患のある50〜90代。 季節性ワクチンの場合、07年度の入院相当の副作用報告は0.0003%(100万件に3件)の122件、死亡は4件。今回はそれより報告頻度が高いが、「因果関係がないと考えられる場合も報告しており、単純比較はできない」との意見が相次ぎ、安全性は大差ないと判断した。死亡例21件中4件は、接種との関連が否定できないとの指摘があった。【清水健二、関東晋慈】

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3.新型インフル 入院患者4・5%が重症化 厚労省、情報HPで公開(産経新聞),産経新聞
RV=462.2 2009/11/21 15:49
キーワード:接種,副作用,基礎

 新型インフルエンザで入院した患者は7月下旬から今月中旬までで約7700人となり、うち4・5%にあたる345人が重症化していたことが、厚生労働省のまとめで分かった。厚労省は、こうした新型患者の入院や死亡に関する情報を整理し、ホームページでの公開を始めた。 それによると、7月下旬から今月中旬までの受診者は約900万人。同時期の入院患者約7700人のうち65人が死亡した。国民の14人に1人が新型インフルエンザで医療機関を受診し、受診者の1200人に1人が入院。14万人に1人が死亡した計算だ。 基礎疾患(持病)のない人が入院患者の約64%を占めることも判明したが、持病を持つ割合の少ない20歳未満に入院患者が集中しているためで、今後、ほかの年代に感染が広がれば傾向が変わる可能性があるという。 一方、厚労省は21日、新型ワクチンの安全性を、副作用報告に基づいて評価する専門家検討会を開催。今月中旬までに接種を受けた約450万人のうち、重い副作用の報告は68人(0・002%)で、昨年度の季節性ワクチンでの0・0003%より頻度は高めだったことを報告した。 68人のうち13人は接種後に死亡したが、いずれも持病のある60代から90代までの高齢者で、接種との関連はないか低いとするこれまでの専門家の評価結果が示された。

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1.「自分はいつ打てるの」 ワクチン接種、変更多く現場混乱 新型インフル(産経新聞),産経新聞
RV=475.4 2009/11/22 07:56
キーワード:接種,小児科,11月,従事

 新型インフルエンザのワクチン接種について、厚生労働省がスケジュールをたびたび変更し、現場の混乱に拍車をかけている。相次ぐ前倒しに都道府県の対応が追いつかず、地域によって接種時期はバラバラ。優先順位はあってない状態で、医療機関には「自分はいつ打てるのか」という相談や予約の電話が殺到している。(蕎麦谷里志)                   ◇ ■電話相談100件 子供の泣き声と鳴りやまない電話、すれ違うのも困難なほど込み合う待合室。仙台市宮城野区の永井小児科医院は、ワクチン接種に訪れた持病のある子供と保護者であふれていた。 「はいいくよ! いち、に、さーん」。優しく声をかけながら手際よく注射を打つ永井幸夫院長らはこの日、1時間で80人の子供にワクチンを打った。 永井院長によると、今月9日に一般向けの接種を始めて以来、毎日100人前後が接種に訪れている。予約や相談の電話は1日100件以上寄せられ、事務職員は電話から離れられない。「国の方針が変わるたびに患者は混乱する。現状を見てもらいたい」と訴える。 ■優先順位なし崩し 厚労省が最初に接種スケジュールを公表したのは10月1日。以降、10月20日には医療従事者を1回接種に変更▽11月6日に13歳未満の子供の接種時期を前倒し▽同月17日に原則1回接種のスケジュールを公表する−など、1カ月に3度も方針が変わった。 これに現場の対応が追いつかず、接種時期が地域によってばらついている。13歳未満の子供の前倒しも、実際に行う都道府県は全体の4分の1程度にとどまる見通しだという。 愛媛県の担当者は「持病のある子供にもワクチンが行きわたっていない状況で健康な子供の前倒しができるはずがない」。別の自治体の担当者も「相次ぐ前倒しで優先順位はなし崩し状態だ」と困惑する。 ■「情報を早く」 相次ぐ方針変更に困るのは国民と医療現場だ。 永井小児科医院を訪れていた仙台市若林区の会社員、佐藤愛子さん(34)は「接種時期などは実際に病院に確かめないと不安だ」と話す。医療現場の混乱は分かっても、正確な情報を得るには病院に電話するしかないのだという。 「インフルの情報が自治体から寄せられるのはいつも報道で知った後」と話すのは、桜丘クリニック(東京都世田谷区)の榎本あき矢院長。報道が出た直後に病院に問い合わせが殺到するが、その時点では答えるための情報が現場まで届いていないという。「ワクチンが届かないのは仕方がないとしても、情報くらいは何とかなるのではないか」と訴えている。

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2.院内感染か、新型インフルで山口の中2死亡(読売新聞),読売新聞
RV=452.2 2009/11/22 18:52
キーワード:接種,副作用,基礎

 山口県は22日、新型インフルエンザに感染した同県光市の中学2年女子生徒が、急性心筋炎に伴う心不全で死亡したと発表した。 女子生徒は持病の治療で同県周南市の病院に入院した後に発症しており、病院は院内感染の可能性もあるとみて調べている。 発表によると、女子生徒は16日に入院。20日未明に41度の発熱があり、医師の判断で治療薬リレンザを投与した。 21日に容体が急変し、午後1時頃に死亡した。死後のPCR検査(遺伝子検査)で感染が正式に確認された。 女子生徒は慢性肺障害などの基礎疾患(持病)があったが、主治医は副作用などを考慮してワクチンを接種していなかったという。

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3.新型インフル ワクチン「安全性十分」 厚労省検討会 経過観察を喚起(産経新聞),産経新聞
RV=430.4 2009/11/22 07:56
キーワード:接種,副作用,国産

 新型インフルエンザの国産ワクチンの安全性について、厚生労働省の第1回検討会が21日開かれ、専門家らは「安全性は十分」との評価をまとめた。ただ、持病のある高齢者に接種後の死亡例がみられるため、医師に接種後の経過観察を十分に行うよう求めた。検討会は今後も毎月1回程度開催し、そのつど評価が行われる予定。 厚労省によると、今月中旬までにワクチン接種を終えた約450万人のうち、入院が必要なほど重篤な副作用があったのは68人(0・002%)で、昨年度の季節性ワクチンの0・0002%よりも頻度が高めだった。 しかし、新型と季節性では国への報告基準が異なることから、「現時点でワクチンの安全性は重大な懸念があるものではない」との結論で一致した。 一方、ワクチン接種後に死亡した人は、21日午前までで21人にのぼっていることが判明した。全員が持病のある50〜90代の男女で、検討会は「接種と死亡が偶発的に重なった可能性は否定できない。因果関係は評価できないものもあるが、大部分は持病の悪化などにより死亡した可能性が高い。ワクチンに安全上の明確な問題があるとは考えにくい」とした。 ただ、心臓や腎臓、呼吸器に重い病気のある人については、「発熱などの軽い副作用でも重大な結果につながりかねない」として、接種を担当する医師に十分な注意を呼びかけた。

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1.ワクチン17万回分、使用中止に=英社製、カナダで高比率副作用−新型インフル(時事通信),時事通信
RV=546.3 2009/11/23 13:24
キーワード:接種,副作用,国産,承認,契約,優先

 【ニューヨーク時事】カナダの衛生当局は22日までに、英医薬品大手グラクソ・スミスクラインが製造した新型インフルエンザのワクチン17万回分の使用を中止することを決めた。CTVなどカナダの複数のメディアが伝えた。接種後に通常よりも高い比率で重いアレルギー反応が発生したためで、グラクソ側が、原因を調査するため暫定的に使用を控えるよう当局に要請した。 日本政府は来月にも同社製ワクチンを輸入し、来年1月から高齢者に使用する計画だったことから、厚生労働省が情報収集を進めている。 報道によると、カナダ中部のマニトバ州で、グラクソ製の一定量のワクチンについて、通常1〜2例にとどまる重い副作用が6例発生した。同州の衛生当局は、副作用の具体的な症状を明らかにしていないが、症状はいずれも短時間で治まり、すべての患者が既に回復したという。 日本では、新型インフルエンザのワクチンは優先接種の対象者5400万人には国産ワクチンを用いるが、高齢者(65歳以上)には輸入ワクチンを割り当てることとしていた。 日本政府はグラクソから3700万人分、ノバルティス(スイス)から1250万人分(いずれも2回接種)を輸入する予定で、既に両社と購入契約を締結。手続きを簡略化した「特例承認」を初適用し、来月にも輸入する方向で調整している。 問題となったグラクソのワクチンには国産には含まれない免疫補助剤(アジュバント)が添加されているほか、筋肉注射を行うなど製造、使用方法が国産と異なっている。 厚労省は、副作用が一部の生産ロットに限定されるものか、製造などに起因するものかどうかについて、事実関係の確認を急いでいる。

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2.ワクチン17万回分、使用中止に=英社製、カナダで高比率副作用−新型インフル(時事通信),時事通信
RV=546.3 2009/11/23 13:53
キーワード:接種,副作用,国産,承認,契約,優先

 【ニューヨーク時事】カナダの衛生当局は22日までに、英医薬品大手グラクソ・スミスクラインが製造した新型インフルエンザのワクチン17万回分の使用を中止することを決めた。CTVなどカナダの複数のメディアが伝えた。接種後に通常よりも高い比率で重いアレルギー反応が発生したためで、グラクソ側が、原因を調査するため暫定的に使用を控えるよう当局に要請した。 日本政府は来月にも同社製ワクチンを輸入し、来年1月から高齢者に使用する計画だったことから、厚生労働省は調査団をカナダに派遣し、情報収集を進めることを決めた。 報道によると、カナダ中部のマニトバ州で、グラクソ製の一定量のワクチンについて、通常1〜2例にとどまる重い副作用が6例発生した。同州の衛生当局は、副作用の具体的な症状を明らかにしていないが、症状はいずれも短時間で治まり、すべての患者が既に回復したという。日本では、新型インフルエンザのワクチンは優先接種の対象者5400万人には国産ワクチンを用いるが、高齢者(65歳以上)には輸入ワクチンを割り当てることとしていた。日本政府はグラクソから3700万人分、ノバルティス(スイス)から1250万人分(いずれも2回接種)を輸入する予定で、既に両社と購入契約を締結。手続きを簡略化した「特例承認」を初適用し、来月にも輸入する方向で調整している。 問題となったグラクソのワクチンには国産には含まれない免疫補助剤(アジュバント)が添加されているほか、筋肉注射を行うなど製造、使用方法が国産と異なっている。長妻昭厚労相は23日、東京都内で開いた記者会見で「昨日、グラクソの担当者を呼んで話を聞いたが、詳細はつかめていない。12月上旬までに調査団を送り込んで、実態を把握していこうと考えている」と述べた。その上で、副作用が一部の生産ロットに限定されるものか、製造などに起因するものかどうかについて確認を急ぐ考えを示した。

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3.ワクチン17万本、使用中止に=新型インフルで副作用−カナダ(時事通信),時事通信
RV=386.0 2009/11/23 07:14
キーワード:接種,副作用

 【ニューヨーク時事】カナダの衛生当局は22日までに、英医薬品大手グラクソ・スミスクラインが製造した新型インフルエンザのワクチン17万回分の使用を中止することを決めた。CTVなどカナダの複数のメディアが伝えた。接種後に通常よりも高い比率で重いアレルギー反応が発生したためで、グラクソ側が、原因を調査するため暫定的に使用を控えるよう当局に要請した。 報道によると、カナダ中部のマニトバ州で、グラクソ製の一定量のワクチンについて、通常1〜2例にとどまる重い副作用が6例発生した。同州の衛生当局は、副作用の具体的な症状を明らかにしていないが、症状はいずれも短時間で治まり、すべての患者が既に回復したという。

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4.新型インフル「ピーク過ぎた」、保健福祉家族部長官(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=386.0 2009/11/23 17:52
キーワード:接種,副作用

【東京23日聯合ニュース】保健福祉家族部の全在姫(チョン・ジェヒ)長官は23日、新型インフルエンザがほぼピークを過ぎたとの見方を示した。 全長官はこの日、東京で開かれた韓中日3カ国の保健担当相による会合後、聯合ニュースの取材に応じ、「新型インフルエンザが11月初・中旬にほぼピークを過ぎたとみている」と話した。同長官が新型インフルエンザのピークに言及したのは今回が初めてだ。 しかし、新型インフルエンザはまだ確実な小康状態ではなく、流行の可能性が依然高いため慎重に見守っているとし、政府としてあらゆる措置を取っていると強調した。これまで270万人に対しワクチン接種が終わっており、効果が現れる来月中旬以降に小康状態になるものと期待した。 また、今月初めに最も高い警戒レベルに引き上げた「国家伝染病危機段階」を緩和する問題については、世界保健機関(WHO)と足並みをそろえながら、小康局面になればレベルを引き下げると説明。接種効果が現れる12月中旬ごろに緩和可否を判断できると説明した。 ワクチンの副作用問題については、まずは新型インフルエンザの拡大を防ぐのが重要なため、国民への接種に注力し、その一方で副作用にも対応すると述べた。 一方、韓中日保健担当相の会合には日本から長妻昭厚生労働相、中国から陳竺衛生相が出席し、3カ国の食品安全に関する協力覚書に署名した。 全長官は会合の席上、新型インフルエンザに関し、これまでの情報共有中心の協力体制から一歩前進し、中長期的に治療薬とワクチンの共同研究開発など実質的な協力拡大案を協議することを提案した。japanese@yna.co.kr

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1.ワクチン接種「優先」外、浪人生から不満(読売新聞),読売新聞
RV=563.5 2009/11/24 03:06
キーワード:接種,試験,小児,妊婦

 新型インフルエンザのワクチン接種で、厚生労働省が決めた接種順位では高校生は優先されるが、浪人生に配慮はない。このため、浪人生からは「同じ受験生なのに」と不満も漏れる。 新型の接種は、医療従事者、妊婦や持病のある人、小児を対象に始まっており、今後、1歳未満の幼児の保護者、小学校高学年〜高校生、65歳以上と続き、浪人生を含む「一般」への接種はそれ以降となる。 埼玉県所沢市の男子予備校生(19)は「接種が遅くなれば危機だ」と話し、東京都北区の女子予備校生(18)も「区切りを20歳以下とすればよかったのに」と訴える。 ただ、厚労省によると、高校生以下の優先は、学校で集団感染が発生しやすく、その分、重症者が出るリスクも高いため。同省は「接種目的は重症化を防ぎ、死者発生を抑えること。(受験などでの)社会的混乱を防ぐためではない」とし、接種順を変える考えはないという。 これに対し、全国予備学校協議会は「受験を目指す高卒生も優先対象に」とする要望書を同省に提出。大手予備校職員は「予備校には授業や模試で現役高校生も集まる。集団感染で重症者が出る恐れは浪人生も同じでは」と語る。 鳥取県の平井伸治知事は、浪人生を含めた優先枠を設けられないか検討すべきだという考えを表明。一方、宮城県は受験を控えた中3、高3の希望者の接種を前倒しする方針だが、浪人生は対象外の方向。仙台市の男子予備校生(19)は「予備校仲間は不満を漏らしているが、今となっては、健康に気をつけて頑張るしかない」と語る。 大学側は受験生の救済措置を検討中。文部科学省は1月16、17日のセンター試験について、例年は追試験は1週間後だが、今回は回復期間を考慮し、2週間後に設定。国公立大や私大も流行に応じて措置を講じる方針で、立教大や明治大などは追試実施を決めている。

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2.輸入予定ワクチン「承認に影響も」 副作用で厚労相(産経新聞),産経新聞
RV=462.7 2009/11/24 15:45
キーワード:接種,副作用,法案

 日本が輸入予定の英グラクソ・スミスクライン(GSK)社製の新型インフルエンザワクチンによる副作用がカナダで報告された問題で、長妻昭厚生労働相は24日の閣議後記者会見で「重大な問題があれば(輸入に向けた)承認にも影響が出る。一部の製品だけの問題なのか、全体の問題なのかが最大の焦点だ」と強調した。 厚労相は、ほかに輸入を予定しているスイス・ノバルティス社製ワクチンの安全性を確かめるため、このワクチンの接種がスイスで始まった後に現地に調査団を派遣する考えを示した。 カナダへ派遣する厚労省の調査団について、長妻厚労相は「GSKの工場や医療現場に行き、副作用の具体的事例などについて情報収集したい」と述べた。 厚労省は、GSKがカナダで生産する新型ワクチンを3700万人分(2回接種)購入する契約を締結。手続きを簡略化した「特例承認」で12月にも輸入を認め、来年1月から高齢者らに接種する方針。ノバルティス社製ワクチンは1250万人分を輸入する計画。【関連記事】・新型インフル GSKワクチンに高率で副作用 日本も輸入予定!・新型インフル 国産ワクチン安全性は「十分」 厚労省検討会・中国、インフル死者数も偽装? 死亡率が世界平均の20分の1・郵政法案など採決見送り インフルエンザ法案は委員会で可決・新型インフル ワクチン接種後の死亡、新たに4人

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3.【新型インフル】ワクチン安全性、ノバルティス社にも調査団派遣へ(産経新聞),産経新聞
RV=440.0 2009/11/24 11:37
キーワード:接種,副作用,11月

 日本が輸入を予定している英系製薬会社「グラクソ・スミスクライン(GSK)」の新型インフルエンザワクチンで、通常よりも高率で重い副作用が確認されたことを受けて、長妻昭厚生労働相は24日、GSKだけでなく、もうひとつの輸入元であるスイス系製薬会社「ノバルティス」のワクチンについても安全性を確認するため、スイスで接種が開始された後、現地に調査団を派遣することを明らかにした。 同日の閣議後会見で明らかにした。ノバルティス製のワクチンは11月にスイスやドイツで製造販売の承認がされているが、まだ接種は始まっていない。長妻厚労相は「おそらくスイスの方が(接種開始は)早いのではないか。安全第一で情報収集を徹底したい」と述べた。 GSKのワクチンをめぐっては、10月から使用を初めたカナダで重い副作用が通常よりも高い確率で確認され、カナダ政府が17万回分の使用を取りやめた。原因は不明で、厚労省は12月上旬までに調査団を派遣する準備を進めている。厚労省は12月から来年1月にかけてGSK製3700万人分とノバルティス製1250万人分(いずれも2回接種)を、手続きを簡略化した「特例承認」で輸入する方針を決めている。

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1.ワクチン接種後に感染、死亡=国内初、新型インフル−30代女性看護師・鹿児島(時事通信),時事通信
RV=440.5 2009/11/25 19:48
キーワード:接種,脳症,基礎

 鹿児島県は25日、新型インフルエンザに感染した30代の女性看護師が死亡したと発表した。女性は10月下旬に医療従事者として新型インフルエンザワクチンを接種。厚生労働省によると、一般的にワクチンの効果が出始めるとされる3〜4週間後に新型インフルに感染し、死亡が確認された例は国内初という。職場や家族らに感染者は出ていない。女性は甲状腺機能低下症などの基礎疾患(持病)があった。 県健康増進課によると、女性は11月上旬には、季節性インフルエンザワクチンも接種。20日までは通常通り勤務していたが、21日に40度近くまで熱が上がり、医療機関を受診、簡易検査でA型陽性と判明した。翌22日に症状が悪化し、心肺停止状態となり、25日にインフルエンザ脳症で死亡した。

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2.新型インフルワクチン副作用 スイス社製も調査へ(産経新聞),産経新聞
RV=383.0 2009/11/25 07:57
キーワード:接種,副作用

 日本が輸入予定の英グラクソ・スミスクライン(GSK)社製新型インフルエンザワクチンによる副作用がカナダで報告された問題で、長妻昭厚生労働相は24日、GSKだけでなく、もうひとつの輸入元であるスイスのノバルティス社製ワクチンについても安全性を確認するため、スイスで接種が開始された後、現地に調査団を派遣することを明らかにした。GSKのワクチンをめぐっては、10月から使用を始めたカナダで重い副作用が通常よりも高い確率で確認され、カナダ政府が17万回分の使用を取りやめた。 原因は不明で、厚労省は12月上旬までに調査団をカナダに派遣する準備を進めている。 厚労省は12月から来年1月にかけてGSK製3700万人分とノバルティス製1250万人分(いずれも2回接種)を、手続きを簡略化した「特例承認」で輸入する方針を決めており、ノバルティスのワクチンについても安全性の確認を進める。 長妻厚労相は「重大な問題があれば(輸入に向けた)承認にも影響が出る。一部なのか、全体の問題なのかが最大の焦点だ」と述べた。

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3.輸入ワクチン、接種開始は年明けか…副作用問題で(読売新聞),読売新聞
RV=383.0 2009/11/25 19:51
キーワード:接種,副作用

 英製薬会社「グラクソ・スミスクライン(GSK)」がカナダで製造した新型インフルエンザワクチンに重い副作用が相次いだ問題で、厚生労働省の足立信也政務官は25日、安全性を確認する現地調査の実施に伴い、輸入ワクチンの接種スケジュールが遅れるとの見通しを明らかにした。 衆院厚生労働委員会で高橋千鶴子議員(共産)の質問に答えた。 厚労省はGSKとスイス・ノバルティスの2社からワクチンを輸入する計画。年末にも輸入を始める予定だったが、副作用問題を受け、両社のワクチン製造について現地調査を行う必要があると判断した。 輸入開始は来年1月以降にずれ込む見通しになった。

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1.新型インフルワクチン、集団接種へ(産経新聞),産経新聞
RV=513.7 2009/11/26 07:56
キーワード:接種,小児,小児科,基礎

 新型インフルエンザのワクチンが不足し予防接種が受けられない子供が続出している問題で、都内の自治体の多くが、12月中にも保健所などで子供を対象に集団接種を行う方針であることが25日、分かった。現在、各自治体と地区医師会とが調整中で、詳細が決まり次第、自治体から公表される予定だ。江東区医師会は区と協力して12月6日と13日、区内2カ所の保健所で、1歳から小学3年生までの計4千人分の子供に集団接種しようと計画中だ。 現在、接種予定日に協力できる医師数の調整をしており、担当者は「ワクチンが医療機関にうまく配分されず、基礎疾患を持っていても、まだ打てていない子供たちもいる。集団接種が実現すれば、1医療機関で24時間以内に使い切れないワクチンを効率的に接種でき、1人でも多くの子供の重症化を防げる」と話す。 23日に就学前の小児320人に集団接種を行った中央区医師会でも、12月13日に1歳から小学3年生までの集団接種を再び予定している。 また中野区や新宿区などでも区と区医師会が協力し、小学1〜3年生を対象に12月中旬以降に保健所などで集団接種する計画を進めており、都の感染症対策課によると「都内23区の大半の自治体から、集団接種の問い合わせが相次いでいる」という。 多摩地区でも同様の動きがあり、昭島市は25日、12月8日から1歳から未就学児約2500人に集団接種を行うことを公表した。11月中旬に開かれた多摩地区26市の担当者会議では、半分程度の市が集団接種を前向きに計画中で、今後方針を公表する市町村が相次ぐとみられる。 厚生労働省は、幼児や児童の重症患者が相次いでいることからワクチン接種日の前倒しを決めたが、実際には都から小児科医院に納入されるワクチン量が不足。一方で、ワクチンは10ミリリットル入りの瓶で納入されるため医療機関は1日に接種希望の子供を40人程度集める必要がある。子供が集まらない場合は貴重なワクチンを廃棄しなければならず、“苦肉の策”として合同で接種したり、子供を集めやすい休日にまとめて接種するなど混乱が続いた。 このため厚労省は都道府県を通じて今月6日、都道府県に集団接種への協力を依頼する通知を出し、都も各自治体に集団接種に協力するよう依頼。集団接種用に1自治体当たり数千人分のワクチンを供給する方針を打ち出した。集団接種用に配分されるワクチン量によっては集団接種への予約も殺到してしまう懸念もあり、ある自治体の担当者は「国は十分な量を配分してほしい」と指摘している。

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2.給与、インフル法案が衆院通過(時事通信),時事通信
RV=495.3 2009/11/26 13:47
キーワード:接種,法案,副作用

 衆院は26日午後の本会議で、人事院勧告に基づき国家公務員の給与を引き下げる給与法改正案、新型インフルエンザ予防接種による副作用の補償をメーカーに代わって国が行う法案を与野党の賛成でそれぞれ可決、参院に送付した。与党は30日までの会期を12月上旬まで延長する方向で、両法案の今国会での成立は確実だ。 本会議では、すべての肝炎患者の治療費負担の軽減などを目的とした議員立法の肝炎対策基本法案も全会一致で可決した。

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3.重い副作用の疑い、新たに27人=新型ワクチン、10歳未満も−厚労省(時事通信),時事通信
RV=459.6 2009/11/26 21:22
キーワード:接種,副作用,脳症

 厚生労働省は26日、新型インフルエンザのワクチン接種後に入院が必要となる程度の重い副作用が起きた疑いがある例が、新たに27人報告され、計93人になったと発表した。うち3人は10歳未満の男児だった。 厚労省によると、ワクチンは先月から計約594万人分が医療機関に納入されており、大半が実際に使用されたとみられる。重い副作用の発生頻度は約0.002%で、同省は安全性に重大な問題はないとしている。 男児の1人は持病がなく、接種翌日に脳症を発症。別の1人は卵アレルギーがあり、接種後にけいれんを起こした。医師はいずれもワクチンとの因果関係が否定できないとしている。もう1人はネフローゼ症候群の持病が接種後に悪化し、因果関係を調査している。3人とも既にほぼ回復したという。 このほか、30代女性に手足の筋肉に力が入らなくなるギラン・バレー症候群の疑いが報告されるなどした。

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1.新型インフルエンザ:平均患者数が全国最多−−16〜22日、定点医療機関 /大分(毎日新聞),毎日新聞
RV=340.0 2009/11/27 17:01
キーワード:接種,11月

 ◇5歳未満が増加傾向 県の新型インフルエンザ対策本部会議が26日開かれ、県内の定点医療機関の新型インフル患者数(16〜22日)の平均77・21が全国最多だったことが報告された。5歳未満の患者数が増加傾向にあるという。 また、健康な幼児(1歳〜就学前)対象のワクチン接種(12月3日開始)を受けられる403医療機関のリストを同日、県のホームページで公表した。また、別の医療機関372では、かかりつけ患者のみが受けられる。県は「対象者全員分のワクチンが確保できている。連絡は慌てず、なるべく住居地の自治体で受けて」と呼びかけている。【小畑英介】11月27日朝刊

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2.<新型インフル>患者からタミフル耐性ウイルス 新潟の病院(毎日新聞),毎日新聞
RV=326.8 2009/11/27 20:28
キーワード:試験,基礎,女児,耐性,男児

 新潟県は27日、県内の病院の同じ病室に入院中で、新型インフルエンザに感染した患者2人から、インフルエンザ治療薬「タミフル」に耐性のあるウイルスが検出されたと発表した。人から人へ感染した疑いがあり、同室にいた複数の患者から同ウイルスが検出されたのは全国初という。 県健康対策課によると、この患者2人は、いずれも基礎疾患のため長期入院していた就学前の女児と小学生の男児。女児は10月9日に39度の発熱があり、同10日からタミフルを投与。男児も同日、感染予防のためタミフルを投与し、同13日に39度の発熱があった。2人は同15日に新型インフルエンザと診断され、現在は完治しているという。 県保健環境科学研究所による遺伝子検査で26日に判明し、今後、国立感染症研究所に薬剤感受性試験を依頼して、最終確認する。【川畑さおり】

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3.タミフル耐性新型ウイルス、新潟で初確認(読売新聞),読売新聞
RV=231.8 2009/11/27 20:45
キーワード:基礎,女児,耐性,男児

 新潟県は27日、県内の病院で同部屋の入院患者2人が新型インフルエンザを発症し、双方から治療薬タミフルが効きにくい性質を示すウイルス(耐性ウイルス)が確認されたと発表した。 厚生労働省によると、耐性ウイルスが同じ病室の患者から確認されたのは国内で初めて。耐性ウイルスが人から人に感染した可能性もあり、国立感染症研究所で詳細に分析する。 県によると、患者は、いずれも基礎疾患(持病)のため同じ病室に長期入院していた未就学の女児と小学生男児。女児は10月9日に39度台の熱を出し、男児も予防のためタミフルを投与されたが、13日に発症した。 ともに検査で新型インフルエンザ感染が確認され、さらに県保健科学研究所が調べたところ、タミフルに耐性を示す遺伝子変異を有するウイルスを確認した。 女児は10月中旬に、男児も同下旬に回復している。

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4.新型インフル 新潟の病院で同病室から複数のタミフル耐性患者 全国初(産経新聞),産経新聞
RV=231.8 2009/11/27 21:01
キーワード:基礎,女児,耐性,男児

 新潟県は27日、基礎疾患で県内の病院の2人部屋に長期入院していた10歳未満の女児と男児から、治療薬タミフルが効きにくい「タミフル耐性」の遺伝子を持った新型インフルエンザウイルスが検出されたことを明らかにした。厚生労働省によると、同じ病室の複数の患者からタミフル耐性の遺伝子を持つウイルスが検出されたのは全国初。また、タミフル耐性ウイルスが人から人に感染した全国で初めての例の可能性もある。 発表によると、女児は6歳未満の幼児で、男児は4年生以下の小学生。10月9日に女児が39度の熱を出して新型インフルエンザを発症したため、翌日、女児に加え予防のため男児にもタミフルが投与された。 しかし、13日になって男児も39度の熱を出して発症したため、14日に2人から採取した検体を県保健科学研究所で調べたところ、いずれもウイルスの遺伝子にタミフル耐性を示す変異が確認された。 国内ではタミフル耐性ウイルスの人から人への感染例は報告されていない。今月27日に報告を受けた県は、2人の検体を国立感染症研究所に送り、詳細な調査を依頼した。 県によると、2人はすでに回復、病院内での感染拡大も確認されてないとしている。国立感染症研究所の調査結果は12月中にもまとまる見込み。

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1.東京都、小学校低学年のワクチン接種12月5日から 新型インフル(産経新聞),産経新聞
RV=577.4 2009/11/28 01:08
キーワード:接種,小児,妊婦,小児科,基礎

 新型インフルエンザワクチンの優先接種について、東京都は小学1〜3年生の児童への接種を12月5日から行うと発表した。また、貴重なワクチンを早く効率的に接種するため、20区市村で小児約2万6千人を対象とした集団接種を予定している。 都によると、1〜3年生への接種は厚生労働省が17日に前倒しして示した接種スケジュールに沿ったもの。当初12月7日からを予定していたが、区市町村や小児科から週末に接種したいとの希望があり、土曜日の5日に前倒しした。 新たな対象者は約30万人。都では、すでに接種が始まっている妊婦や1〜6歳の幼児、基礎疾患がある人らも合わせ、24日に出荷された約40万回分のワクチンで対応する。 都は「ワクチンは順次生産され出荷されているため、優先接種対象者全員が接種できるのは3月ごろとなる予定」と理解を求め、「ワクチンは重症化を防止するもので、感染しなくなる訳ではない。引き続き『せきエチケット』や、手洗いの感染予防に努めてほしい」と呼びかけている。 今後の優先接種は、12月下旬から1歳未満の乳児の保護者と小学4〜6年▽来年1月上旬から中学生▽1月下旬から高校生▽2月上旬から65歳以上の高齢者−の順で開始を予定している。 1〜3年生の集団接種日が決定した区市村は、千代田▽新宿▽文京▽台東▽江東▽大田▽渋谷▽中野▽江戸川−の9区と小平▽多摩の2市、檜原村の1村。日時調整中が中央区▽東大和市▽新島村。日時と対象者を調整しているのが品川区▽八王子市▽三鷹市。1歳から未就学児に対して集団接種を実施するのが昭島市と国立市となっている。日時や場所はそれぞれの自治体に問い合わせる。 このほかの自治体で個別に接種するにも予約が必要で、かかりつけ医に相談するか接種できる医療機関リストを都ホームページで確認する。費用は1回3600円。問い合わせは、各区市町村や感染症対策課(電)03・5320・4482。

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2.新型インフルエンザ:ワクチン接種開始前倒し 小学校4〜6年、来月21日に /岐阜(毎日新聞),毎日新聞
RV=338.5 2009/11/28 12:01
キーワード:接種,11月

 県新型インフルエンザ対策本部事務局は27日、ワクチン優先接種対象者の「小学校4年生から6年生」の接種開始を12月21日に前倒しすると発表した。小学校4年生から6年生の接種は来年1月後半の予定だったが、約1カ月早めた。予約期間は12月1日〜9日。 中学生と高校生、65歳以上の高齢者については、これまで通り1月前半から2月前半の予定。【宮田正和】11月28日朝刊

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3.新型インフル、大阪・門真で3歳女児死亡(産経新聞),産経新聞
RV=204.4 2009/11/28 19:05
キーワード:脳症,基礎,女児

 大阪市は28日、新型インフルエンザに感染した大阪府門真市の女児(3)が死亡したと発表した。女児に基礎疾患(持病)はなく、死因は急性脳症。 大阪市保健所によると、女児は26日に発熱やせきなどの症状を訴え始め、27日に門真市内の医療機関を受診した。簡易検査でA型陽性と判明したため、タミフルの投与を受けたが、意識不明となり、大阪市内の医療機関に救急搬送。集中治療室で治療を受けていたが、28日朝に亡くなった。

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4.基礎疾患ない3歳女児、新型インフルで死亡…大阪(読売新聞),読売新聞
RV=204.4 2009/11/28 19:25
キーワード:脳症,基礎,女児

 大阪市は28日、新型インフルエンザに感染した大阪府門真市内の3歳女児がインフルエンザ脳症で死亡したと発表した。 女児に基礎疾患はなかった。 発表によると、女児は26日から発熱などの症状があり、27日夕、自宅近くの医療機関でタミフルの投与を受けた。 その後、意識レベルが低下し、大阪市内の医療機関で集中治療を受けたが28日朝、死亡した。

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1.英社製ワクチン調査でカナダへ=厚労省職員ら、新型インフル(時事通信),時事通信
RV=435.2 2009/11/29 19:18
キーワード:接種,副作用,上旬,高齢

 カナダで使用された英医薬品大手グラクソ・スミスクライン社製の新型インフルエンザワクチンに通常より高い頻度で重い副作用が相次いだ問題を受け、厚生労働省の職員らが29日午後、現地調査のため、製造地のカナダに向け成田空港を出発した。 主な調査項目は、副作用が多く報告された生産ロットに関する情報や、副作用、ワクチンの接種状況など。カナダ厚生省、同社カナダ法人や製造工場などを訪問し、来月上旬までに調査を終える予定。同省は同社製ワクチンを輸入し、来年1月から高齢者に使用することにしている。

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2.5〜14歳は半数感染か=新型インフル、高齢者は1%未満(時事通信),時事通信
RV=175.2 2009/11/29 14:24
キーワード:耐性,子ども,累計,推計

 新型インフルエンザに感染した人の割合が、5〜14歳では約50%に上る計算になることが、国立感染症研究所(感染研)が算定した推計患者数などから分かった。厚生労働省は「学校で集団生活を送る年代で、感染機会が多いためではないか」としている。 感染研は全国約5000カ所の医療機関を受診したインフルエンザ患者数から全患者数を推計しており、22日までの累計患者数は推定1075万人。大半が新型インフルエンザとみられ、内訳は0〜4歳が95万人、5〜9歳が285万人、10〜14歳が309万人、15〜19歳が168万人。全体の約80%を20歳未満が占め、5〜14歳が特に多い。 一方、総務省の6月現在の人口推計では、5〜9歳の人口は572万人、10〜14歳は597万人。単純計算すれば、5〜14歳では全体の約50%が感染し、病院で受診したことになる。感染率は0〜4歳で17.6%、15〜19歳も27.6%と高いが、20〜40代では2〜5%台。50代以上は1%に満たない。全年代では8.4%。 【関連ニュース】・【特集】新型インフルエンザ・〔写真特集〕新型インフルエンザ・耐性ウイルス、病室内で感染か=子ども2人、既に全快・インフル患者、増加続く=週の推定患者173万人・消費支出、3カ月連続増=10月の家計調査

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3.英グラクソ社製ワクチン調査団カナダへ(時事通信),時事通信
RV=88.9 2009/11/29 19:44
キーワード:副作用

英グラクソ社製ワクチン調査団カナダへ11月29日19時44分配信時事通信カナダで使用された英グラクソ・スミスクライン社製の新型インフルエンザワクチンに通常より高い頻度で重い副作用が起きている問題を受け、調査のためカナダに出発する厚生労働省の職員ら(29日午後、成田空港)

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1.接種後死亡の公表方法見直しを―新型ワクチンで厚労省合同会議(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=509.3 2009/11/30 22:04
キーワード:接種,小児,妊婦,基礎

 新型インフルエンザワクチンの安全性について検討するため、厚生労働省は11月30日、「第5回薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会」と「第2回新型インフルエンザ予防接種後副反応検討会」を合同開催した。これまでの接種後の死亡31例は、いずれも接種と死亡の関連が明確ではないのにもかかわらず、「数字が独り歩きしている」との意見が相次ぎ、厚労省側は今後、関連が不明な死亡例の情報提供について検討する考えを示した。 この日の会合ではまず、21日の前回会合後に報告された10例を含む接種後の死亡31例について事務局が説明。新たに妊婦や小児も接種を始めたが、前回と同様、死亡したのはいずれも基礎疾患を有する高齢者で、主治医は「関連なし」「評価不能」などと報告しているとした。また、専門家として評価に協力した副反応検討会の稲松孝思委員(東京都健康長寿医療センター感染症科部長)は、「明確に関連があると言える例はなく、念のための報告がほとんどだ」との見方を示した。 これについて、副反応検討会の永井英明委員(国立病院機構東京病院呼吸器部長)は、「報告義務があるためか、季節性に比べ報告が非常に多い」とした上で、「因果関係がないものを排除して死亡者数を出すなど、何らかのコメントを出さないと死亡が多いイメージを与えてしまう」と指摘した。安全対策調査会の河野茂参考人(長崎大病院長)は、「高齢者や障害1級など、注意すべき場合をもう少し分かりやすく示してはどうか」と提案。「在宅酸素療法中の人などは、感染するリスクが低い。メリット、デメリットを考えるよう細かく指示すべきだ」と述べた。 これらの議論を受けて事務局は、接種との因果関係が明確ではない死亡例の公表方法について検討するとした。また、前回の取りまとめ文書の「心臓、腎臓または呼吸器の機能に、日常生活が極度に制限される程度の障害がある人などへの接種に当たっては、接種の適否を慎重に判断する」について、医療関係者らに再度周知徹底する考えを示した。■異常行動、新型インフルでも要注意 この日は合同会合後、抗インフルエンザウイルス薬と異常行動について、安全対策調査会が単独開催された。 会合ではまず、9月25日-11月15日のデータを取りまとめた「インフルエンザ罹患に伴う異常行動研究」(研究代表者=岡部信彦・国立感染症研究所感染症情報センター長)について、研究分担者の大日康史・国立感染症研究所感染症情報センター主任研究官が中間報告を行った。異常行動については、▽新型インフルエンザの流行拡大で、報告が増加▽発生状況は季節性インフルエンザと類似▽季節性インフルエンザと同様、抗ウイルス薬の種類、使用の有無との関係は特定できない―などとした。これを受けて事務局は、新型インフルエンザでも季節性インフルエンザと同様、異常行動の恐れがあるとして、近く都道府県あてに事務連絡を出し、医療機関などに注意を呼びかけるよう求める方針を示した。

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2.新型ワクチン救済法と肝炎対策基本法が成立(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=404.0 2009/11/30 16:36
キーワード:接種,法案

 「新型インフルエンザ予防接種による健康被害の救済等に関する特別措置法」(新型ワクチン救済法)と、肝炎患者の救済を目的にした「肝炎対策基本法」は11月30日の参院本会議で可決、成立した。自民党が欠席する中、新型ワクチン救済法は賛成多数、肝炎対策基本法は全会一致で可決された。 新型ワクチン救済法では、新型インフルエンザワクチン接種での副反応で、障害を負ったり死亡したりするなどの健康被害に対する救済措置を定めているほか、輸入ワクチンの健康被害で海外メーカーに損害賠償が生じた場合に政府が補償することも盛り込まれている。 肝炎対策基本法は、肝炎対策を総合的に推進することを目的としており、前文で国の責任にも言及している。また、予防や医療など肝炎対策の推進に関する基本的な指針を策定するため、厚生労働省内に「肝炎対策推進協議会」を設置することや、肝炎患者が必要に応じて適切な医療を受けることができるよう、国や地方自治体が肝炎患者の経済的負担を軽減するために必要な施策を講じることなどを盛り込んでいる。 両法案は26日の衆院本会議において全会一致で可決、参院に送付され、翌27日の参院厚生労働委員会で、全会一致で可決されていた。

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3.タミフル耐性新型インフルウイルス確認、国内では初(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=114.6 2009/11/30 14:42
キーワード:耐性,男児

【ソウル30日聯合ニュース】保健福祉家族部インフルエンザ対策本部は30日、先月に新型インフルエンザ感染が確認された首都圏在住の5歳の男児から、抗ウイルス剤タミフルに耐性のあるウイルス株を分離したと明らかにした。国内で分離された新型インフルエンザウイルスがタミフルへの耐性を示したのはこれが初めて。ただ、別の治療剤、リレンザへの耐性は確認されていないという。 世界保健機関(WHO)によると、これまでに世界で75件のタミフル耐性新型インフルエンザウイルスが確認され、いずれもウイルスのもつ酵素、ノイラミニダーゼ(NA)遺伝子の塩基に変異が発見されている。今回の国内のケースも、同一の変異があった。 この5歳の男児は、先月29日に発熱とせき、鼻水などの症状を見せ、同日に病院で新型インフルエンザ感染と判断された。今月2日までタミフルを服用したが、病状が悪化したため、5日に再検査。このときも新型インフルエンザ陽性との結果で、タミフルが処方された。病院からの依頼を受け疾病管理本部が検査したところ、5日に採取した検体は陽性、6日に採取した検体は陰性反応を示した。これを受け、耐性ウイルスに感染したと最終判定が出された。 保健福祉家族部は、抗ウイルス剤の処方を受けたら1日2回、5日間は正確に服用し、症状が続く場合はすぐに管轄保健所に知らせてほしいと呼びかけている。

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1.日本出荷は「予定通り可能」=カナダで保留の新型インフルワクチン−英グラクソ(時事通信),時事通信
RV=485.6 2009/12/01 19:00
キーワード:接種,副作用,製薬,契約,出荷

 英製薬大手グラクソ・スミスクラインの日本法人(東京)は1日、通常より高率で重い副作用が発生したためカナダで使用が一時保留されている同社の新型インフルエンザワクチンについて、「安全性は確認している」とのコメントを発表した。その上で「日本への出荷は予定通り可能」(広報部)との見解を示した。 日本政府は3700万人分(2回接種の場合)のワクチンの輸入契約を同社と結び、厚生労働省が生産施設があるカナダに調査団を派遣。今月上旬に調査を終える予定だ。

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2.H1N1型インフルエンザ流行、32州に減少 米国(CNN.co.jp),CNN.co.jp
RV=278.8 2009/12/01 17:06
キーワード:接種

ジョージア州アトランタ(CNN) 新型インフルエンザ(H1N1型)の流行が全米で下火傾向にあり、活発な流行が見られるのは32州に減少したことが、米疾病対策センター(CDC)が11月30日に発表した統計報告で明らかになった。米国では11月第1週、H1N1型インフルエンザが全米の48州で猛威を振るっていたが、第4週には32州となった。特に、中西部や南東部、ワシントン州、ハワイ州でH1N1型の感染が減少傾向にあるという。CDCは、現時点で米国内で流行しているインフルエンザは99%がH1N1型だと見ており、今後も十分に供給されるワクチンの接種を呼び掛けている。

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3.「新型インフル」 厚労省技官「流行っていけないもの…」 新語・流行語(産経新聞),産経新聞
RV=278.8 2009/12/01 20:41
キーワード:接種

 トップテン入りした「新型インフルエンザ」で受賞した厚生労働省医系技官の木村盛世さんは、インフルエンザ対策で同省を批判するなど、異色の女性役人として注目を集めた。 [フォト]小池徹平が新語・流行語大賞で受賞したのは… 表彰式にスーツ姿で登場した木村さんは「この場におりまして困惑しております。はやってはいけないものがはやってしまい、それが選ばれるとは、微妙な気持ちであります」と神妙な顔つきであいさつした。 新型インフルエンザは、今年4月にメキシコで発生が確認されて以後、国内外で感染が拡大し続けており、不足する接種用のワクチンをどう用立てるかが喫緊の課題となっている。 「政治家、官僚も国民の方をまったく向いていない。新型インフルエンザ対策をどうにかしろ!と、おしかりを受ける代表として参りました」と話した。

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1.ワクチン接種対象1950万人に、当初計画を拡大(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=379.9 2009/12/02 10:35
キーワード:接種,保育,従事

【ソウル2日聯合ニュース】新型インフルエンザのワクチン接種対象が、当初の計画より200万人以上増えた。保健福祉家族部が2日、来年2月までに全人口の39%水準の1950万人に新型インフルエンザワクチンを接種する予定だと明らかにした。 これは、10月に政府が発表した接種対象1716万人より200万人以上多い。対象が増えたのは、接種率が予想値を大幅に上回った上、接種要請が相次いでいるためだ。 保健福祉家族部は当初、生後6か月以上6歳未満の接種率を55〜60%と予想したが、実際の予約率は70〜80%台を記録している。また、慢性疾患患者など感染すると重症化する可能性の高いハイリスク群の接種範囲が広がり、乳幼児を世話する保育施設従事者なども接種対象に追加された。同部関係者は、ハイリスク群と接触したり代替人員がいなかったりなどの理由で、接種対象に含めてほしいという要請が続いたと説明している。 これに伴い、政府の新型インフルエンザワクチン購入量も増える見通しだ。李鍾求(イ・ジョング)疾病管理本部長は、ワクチン購買量は全体で約2500万人分を予想していると話す。損失発生を見越し、接種人員より余裕を持って準備する考えだ。

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2.中国・香港主要紙ヘッドライン(2日付)(ロイター),ロイター
RV=335.4 2009/12/02 13:03
キーワード:接種,11月

 <中国> ◎中国証券報 ★中国政府が追加の国内消費促進策を検討中。現行の自動車および家電の購入支援策に調整余地あり=商務省当局者 ★中国の海南航空<600221.SS>の親会社、今年の売上高は54%増加する見通し=ChenFeng会長 ◎証券時報 ★中国銀行<601988.SS>と中国工商銀行<601398.SS><1398.HK>、外貨建て新規融資の抑制を検討中=銀行関係者 ◎チャイナ・デーリー ★中国衛生省、新型インフルエンザの中国製ワクチンの接種後に4人が死亡したと発表。このうち3人はワクチンが死因ではないと説明。残る1人の死因は開示されず。 <香港>  ◎サウスチャイナ・モーニング・ポスト ★香港当局、ドバイの政府系会社ドバイ・ワールドの債務問題を受けて資産市場を監視。リスク管理強化の可能性=当局文書 ★長江実業<0001.HK>の系列会社AMTDグループ、本土4都市で店舗開設を計画。ウェルスマネジメントおよび投資顧問サービスを提供し、急増する富裕層の取り込み狙う。 ◎経済日報 ★中国の風力発電大手、龍源電力による香港での新規株式公開(IPO)、個人投資家向けトランシェは応募倍率67倍に達する見通し。一方、不動産開発の佳兆業集団によるIPOは、反応が鈍く、応募倍率は2倍にとどまる公算=関係筋 ◎大公報 ★広州富力地産(広州R&Fプロパティーズ)<2777.HK>、2009年1─11月の販売契約額は前年同期比58%増の226億2000万元(33億1000万ドル)。今年の販売目標を98.4%達成。 [東京 2日 ロイター]

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3.<新型インフル>入院患者累計1万人を超える(毎日新聞),毎日新聞
RV=328.2 2009/12/02 21:00
キーワード:小児,基礎,女児,11月,男児

 厚生労働省は2日、新型インフルエンザ感染による入院患者の累計が、集計を始めた7月28日〜今月1日までで1万487人となり、1万人を超えたと発表した。14歳未満の小児・乳幼児が85%を占め、65%は重症化のリスクがあるぜんそくなどの基礎疾患を持っていなかった。 入院患者は10月下旬から毎週1000人以上増え続け、11月4〜10日の1390人をピークに、ほぼ横ばいの状態が続いている。男性が女性の1.8倍に上り、厚労省は「一般的に男児が女児より病気になりやすいことが影響しているのではないか」とみている。【清水健二】

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1.新型インフル、県内発生が警報レベルに(紀伊民報),紀伊民報
RV=365.6 2009/12/03 17:00
キーワード:前週,学級,学年,定点,和歌山,当たり,基準

 県新型インフルエンザ対策本部は3日、県内50定点医療機関による報告で、11月23〜29日の1定点当たりの患者が30・30人となり、予防対策の徹底を喚起する「警報基準値」を上回ったと発表した。 保健所管内別では田辺、新宮、和歌山市、岩出で30人を超え、警報を発令した。田辺は44・00人で、前週(20・57人)より倍増した。串本は11・50人。 同対策本部によると2日にインフルエンザの集団感染で、27校(園)が学級閉鎖などの措置を取った。患者は193人。閉鎖期間は学校により異なるが最大8日まで。紀南の状況は次の通り。 【学年閉鎖】栗栖川小5年▽日置小6年▽清川小6年 【学年閉鎖】うえのやま幼稚園5歳児(2学級)、4歳児(1学級)▽南部小5年(同)▽西富田小4年(同)

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2.新型インフル 有効物質発見 北大グループ(産経新聞),産経新聞
RV=132.3 2009/12/03 15:30
キーワード:学会,細胞,来年

 北海道大・人獣共通感染症リサーチセンターの宮崎忠昭教授(分子生物学)らの研究チームが3日、マウスを使った動物実験で、新型インフルエンザの感染や重症化の防止に大きな効果がある物質の組み合わせを発見したと発表した。 ウイルス増殖を抑えるタミフルなどの抗インフルエンザ薬と異なり、免疫など生体防御力を高める作用があるとみられ、新型インフルエンザの新たな治療薬の開発につながる可能性がある。 発表によると、効果があったのは多糖類の「βグルカン」を含む、黒酵母(アウレオバシジウム)からの培養液と、EFと呼ばれる特殊な乳酸菌の組み合わせ。 新型インフルエンザと同種のH1N1型のウイルスに感染させたマウスの実験では、両物質を組み合わせた溶液を感染2週間前から経口投与したグループは、感染直後にタミフルを投与したグループよりもマウスの生存率が高く、体重の減少率も低かったという。 宮崎教授らは、どのようなメカニズムで免疫細胞が活性化されたのか遺伝子解析などを進めており、来年に関連学会で成果を発表する予定。記者会見した宮崎教授は「タミフルなどの抗ウイルス薬と、生体防御力を高める今回のアプローチは、今後ウイルスに立ち向かう上で車の両輪になっていくはずだ」と発見の意義を強調した。

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1.<新型インフル>ワクチン接種の4歳男児が死亡 山口(毎日新聞),毎日新聞
RV=391.2 2009/12/04 12:25
キーワード:接種,基礎,男児

 山口県は4日、新型インフルエンザに感染していた山口市の男児(4)が1日に死亡したと発表した。男児に基礎疾患はなく、先月25日に新型インフルエンザのワクチンを接種していた。 県健康増進課によると、男児はワクチンを接種した3日後の先月28日夜までは普段通りに生活していたが、29日午前0時過ぎに呼吸をしていなかったため病院に運ばれ、1日にくも膜下出血のため死亡した。病院搬送時に実施したインフルエンザの簡易検査で陰性だったが、死亡後の遺伝子検査で感染が確認された。新型インフル感染やワクチン接種と死因との因果関係は不明という。【井上大作】

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2.副作用救済制度で相談窓口=新型インフル予防接種−厚労省(時事通信),時事通信
RV=363.9 2009/12/04 20:47
キーワード:接種,副作用

 新型インフルエンザ予防接種で生じた副作用を救済する制度が始まったのを受け、厚生労働省は4日、同省内に電話相談窓口を設置した。 同制度では、入院費用のほか障害が残った場合は障害年金が給付され、死亡した場合は遺族に約700万円の一時金などが支払われる。 いずれもワクチン接種が原因の場合に限られ、同省の疾病・障害認定審査会で審査する。4日から申請の受け付けを始めており、既に接種を済ませた人も救済対象となる。 相談窓口は平日の午前10時から午後6時まで対応し、電話番号は03(3501)9060。

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3.新型ワクチン健康被害、救済制度スタート(読売新聞),読売新聞
RV=363.9 2009/12/04 21:22
キーワード:接種,副作用

 厚生労働省は4日、新型インフルエンザワクチンで重い健康被害が発生した場合、医療費や遺族年金などを給付する救済制度をスタートさせた。 ワクチンの副作用だけでなく、医師の技術的なミスで起きた健康被害も救済される。 4日施行の新型インフルエンザ特別措置法に基づく制度。施行前の接種で生じた健康被害も救済対象になる。高齢者を対象とする季節性インフルエンザワクチンの定期接種の場合と救済内容は同等で、申請に基づき同省の審査会が救済の可否を審査する。 生計維持者が死亡した場合、遺族に年間約237万円の遺族年金(10年間)と約19万円の葬祭料、生計維持者以外の死亡では遺族に一時金約713万円と葬祭料を給付する。入院が必要な重い副作用に対しては医療費や医療手当、障害が残った場合は障害年金などが給付される。詳細は同省のホームページに掲載し、平日午前10時〜午後6時に相談窓口(03・3501・9060)を設ける。

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4.<新型インフル>ワクチン副作用…救済制度がスタート(毎日新聞),毎日新聞
RV=363.9 2009/12/04 21:59
キーワード:接種,副作用

 今国会で成立した新型インフルエンザワクチンの健康被害救済法が4日施行され、ワクチン接種で副作用が起きた場合の救済制度がスタートした。入院相当以上の健康被害が対象で、国の審査で認定されれば、治療費が無料になり、症状に応じて医療手当や障害年金が支払われる。厚生労働省は同日、救済制度に関する相談電話(03・3501・9060、平日午前10時〜午後6時)を開設した。【清水健二】

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1.新型インフル死者、8700人超=北米はピークに到達−WHO(時事通信),時事通信
RV=110.8 2009/12/05 05:59
キーワード:累計,ピーク,件数,算定,北半球

 【ジュネーブ時事】世界保健機関(WHO)は4日、世界全体での新型インフルエンザによる累計死者数が11月29日時点で、8768人以上になったと発表した。新型インフルによる死者数は、北半球が冬本番に入っていることなどから、最近では1週間に1000人程度のペースで増加している。 ただ、WHOは最も死者数の多い米州地域の動向に関して「米国、カナダの両国では、新型インフルの感染が依然広がっているものの、過去3〜4週間に流行のピークに達したもようだ」との見解も示した。 WHOは、多くの国が症状の軽い場合を中心に個別の感染件数の算定作業を停止しているため、実際の死者数はもっと多いとみている。

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2.「新型」死者8000人突破…WHO(読売新聞),読売新聞
RV=57.9 2009/12/05 18:50
キーワード:11月

 【ジュネーブ=平本秀樹】世界保健機関(WHO)は4日、世界の新型インフルエンザによる死者数が11月29日時点で8768人となり、8000人台に達したと発表した。 地域別では、北米・中南米が5878人、流行が拡大している欧州が918人、東南アジア766人、日本を含む西太平洋地域は706人などとなっている。

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3.【新型インフル】中国での感染者が9万人を超える(サーチナ),サーチナ
RV=25.8 2009/12/05 14:52
キーワード:自治,村山

 中国衛生部が4日に発表したところによると、11月30日まで、中国31の省・直轄市・自治区では全部で9万2904例の新型インフルエンザの感染者が報告されことがわかった。中国国際放送局が報じた。 9万2904例のうち、完治7万3091例、死亡が200例となった。(編集担当:村山健二)

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1.<新型インフル>国内死者100人に 京都で74歳男性死亡(毎日新聞),毎日新聞
RV=513.7 2009/12/06 19:59
キーワード:接種,基礎,11月,承認,前倒し,不全

 厚生労働省は6日、新型インフルエンザに感染していた京都市の男性(74)が死亡し、国内の感染者の死者が100人になったと発表した。 厚労省によると、男性は4日に発症し、抗インフルエンザ薬のタミフルを服用したが、5日に自宅で急性呼吸不全により死亡した。悪性リンパ腫や糖尿病の基礎疾患があり、11月16日にワクチンの優先接種を受けていたという。 国内の感染者の死亡は、8月15日に1例目が確認され、11月以降で60件に上るなど、流行の拡大に合わせて増加のペースが上がっている。感染者は未成年が8割以上を占めるが、死者の内訳では未成年は29人にとどまり、20〜30代=13人▽40〜50代=22人▽60〜70代=24人▽80歳以上=12人−−と、幅広く分布している。基礎疾患があった人は69人で、うち35人が60歳以上だった。【清水健二】【関連ニュース】タミフル:承認受けずネット広告、家宅捜索 大阪府警新型インフル:ワクチン接種後に死亡、計8件に雑記帳:京都に「とま郎くん」 ゆるキャラ誕生橋下知事:家族が新型インフル感染、公務を当面キャンセル新型インフル:1歳児らのワクチン接種時期前倒しを要請

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2.国内で100人目 新型インフルで京都市の男性死亡(産経新聞),産経新聞
RV=368.9 2009/12/06 16:47
キーワード:接種,基礎,不全

 京都市は6日、新型インフルエンザに感染した京都市山科区の男性(74)が死亡したと発表した。死因は悪性リンパ腫による急性呼吸循環不全。男性は悪性リンパ腫、糖尿病の基礎疾患があり、新型インフルエンザワクチンを接種済みだったという。厚生労働省によると、国内の死者は100人目。 京都市によると、男性は4日午前に38度台の発熱があったため、市内の病院で受診し、簡易検査で陽性となりタミフルを処方されて自宅で療養。翌日午前、自宅で意識がなくなって倒れ、午後になって死亡、6日に新型インフルエンザの感染が確認されたという。

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3.新型インフルの74歳男性が死亡…国内100人目(読売新聞),読売新聞
RV=330.0 2009/12/06 17:13
キーワード:接種,11月

 京都市は6日、新型インフルエンザに感染した同市山科区の男性(74)が死亡したと発表した。同市などによると、国内の新型インフルエンザによる死者は、疑い例を含めて100人目という。 同市によると、男性は悪性リンパ腫と糖尿病の持病があった。4日朝に38度台の熱が出て、市内の病院でタミフルを処方されて帰宅。しかし、5日午前に意識がなくなり、同日午後5時頃、死亡した。男性は11月16日、新型インフルエンザワクチンを接種していた。

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1.インフル余波、冬休み短縮…休校など穴埋め(読売新聞),読売新聞
RV=329.1 2009/12/07 14:47
キーワード:前週,学級,11月,学年,負担

 新型インフルエンザ感染で、休校や学年・学級閉鎖した小中高校が授業時間の不足を補うため、冬休みを短縮する動きが広がっている。 埼玉県では、休校するなどした公立の小中高校のうち約1割が冬休みを短縮する。東京や千葉、神奈川でも、学校行事を授業に振り替えるなどしても授業時間が足りず、冬休み中の授業を決めたところが相次いでいる。 文部科学省によると、休校や学年・学級閉鎖した国公立の学校や幼稚園は、10月5日〜11月27日の8週で、累計約10万施設に上っている。このうち小中学校が8割を占める。 埼玉県とさいたま市が冬休みへの影響などを調べたところ、9〜11月下旬に休校や閉鎖した公立の小中高校1323校のうち、小学校72、中学39、高校4の計115校が冬休みを短縮すると回答した。いずれも1〜2日短縮し、授業に充てる。 千葉県では、船橋市の小中3校、柏市の小学1校で冬休みの短縮を決めた。このうち船橋市内の小学校は、「1日の授業のコマ数を増やし、演劇鑑賞やマラソン大会の練習を授業に振り替えても不足分が埋まらず、冬休みを2日短縮することにした」としている。松戸市では約10の小中学校が短縮を検討している。 また、東京都では中野区立桃園小が1月7日までの予定だった冬休みを5日までに決めた。全学年の14クラスすべてが閉鎖になり、多いクラスだと授業ができなかった期間は、7日になったという。河本真一校長は「授業確保の方法は、7時間目の実施などがあるが、子供の負担や学習効果などを考え、冬休み中の実施を決めた」と話している。 杉並区立の和田小と杉並第十小も冬休みを1日短縮する。和田小の福田晴一校長は「新型だけでなく季節性のインフルエンザの影響も受けることもあるだろうから、少しでも授業時間を確保したい」としている。 神奈川でも、川崎市内の中学5校が冬休みの短縮を決めている。1校が2日間、残り4校が1日短縮する。 国立感染症研究所の発表によると、11月23〜29日の患者数が前週から16万人も増え、過去最高の189万人に達するなど新型インフルエンザ感染は拡大を続けている。学校の休校や閉鎖も急増している。授業時間を確保するための対応について、文科省初等中等教育局は「基本的に各校の校長らの判断」としている。

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2.<新型インフル>タミフル耐性のウイルス確認 国内19例目(毎日新聞),毎日新聞
RV=119.7 2009/12/07 22:38
キーワード:耐性,11月

 大阪府は7日、同府豊中市の会社員男性(37)が治療薬タミフルに耐性のある新型インフルエンザに感染していたと発表した。国内19例目。治療薬リレンザは効果が確認された。府によると、男性は8月下旬に発症。軽症のまま数日で回復し、周囲への感染も確認されていないという。 11月27日に府立公衆衛生研究所が男性から検出したウイルスにタミフル耐性遺伝子があるのを確認。国立感染症研究所が耐性の有無を検査していた。【稲垣淳】

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3.新型感染、静岡の40代女性死亡…101人目(読売新聞),読売新聞
RV=116.1 2009/12/07 20:14
キーワード:11月,静岡

 静岡県は7日、新型インフルエンザに感染した40歳代の女性が死亡したと発表した。厚生労働省によると、新型インフルエンザによる死者は疑い例も含めて101人目。 死亡は1日だったが、県は遺族の意向で公表を控えていたという。 県によると、女性は11月15日に発熱し、翌16日の簡易検査でインフルエンザA型と判定。18日に39・4度の熱があり、インフルエンザ肺炎と診断されて入院した。19日の遺伝子検査で新型インフルエンザと判明した。

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1.新型インフル 感染ピーク過ぎた可能性 福井(産経新聞),産経新聞
RV=699.7 2009/12/08 07:56
キーワード:接種,小児,妊婦,基礎,11月,配分,定点,従事

 福井県は7日に開いた新型インフルエンザ対策本部会議で、今年第49週(11月30日〜12月6日)の医療機関1定点当たりのインフルエンザ患者数(暫定値)が第48週(11月23〜29日)を大きく下回り60・66人になったことを明らかにした。感染のピークを過ぎた可能性が高いとしている。また複数の医療機関に予約を入れている人に対し、予定確定後速やかにほかの病院の予約をキャンセルするよう呼びかけている。 第48週の患者数は3054人で、第49週は1941人と大きく減った。患者の8割以上が子供。定点調査を行っている医療機関は32で、第48週の平均は95・44人と全都道府県で最も多かった。 新型インフルエンザワクチンの1歳から小学3年生までの接種は7日にスタート。すでに接種を開始した医療従事者、妊婦、基礎疾患患者を合わせた需要は14万7千人分で、国がこれまでに発送した4回分の合計6万8千人分を上回っているが、1月中旬までの第5〜7回配分で約17万1千人分がそろう予定。 県では需給状況を見ながら、最優先の接種対象となっている1歳未満の小児を持つ保護者(1万4千人)のスケジュールを調整する。

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2.<新型インフル>ワクチン品質問題なし…カナダでの調査団(毎日新聞),毎日新聞
RV=468.3 2009/12/08 20:45
キーワード:接種,副作用,11月,承認

 日本が輸入予定の新型インフルエンザワクチンを、カナダ政府が副作用の懸念から一部を使用停止した問題で、厚生労働省の現地調査チームは8日、「品質に問題ないことを確認した」と発表した。 調査チームによると、カナダでは11月、日本も契約を結んでいるグラクソ・スミスクライン社のワクチンのうち、同じ製造番号の約17万本の接種で他製品の約10倍に当たる7件のショック症状が報告された。しかし製造過程に問題は見つからず、他の原因も特定できなかったという。厚労省は「使用停止は予防的措置で、カナダ政府はワクチン全体は安全だと判断している」と説明している。 厚労省は今月中に、薬事・食品衛生審議会の部会に調査結果を報告し、国内承認の可否について意見を聴く。その後に一般からの意見公募もするため、早ければ年内としていた輸入ワクチンの接種開始は、来年になる見通しという。【清水健二】

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3.新型インフルエンザ:ワクチン、中学生の接種を来月15日開始 /岐阜(毎日新聞),毎日新聞
RV=452.6 2009/12/08 12:01
キーワード:接種,小児,副作用

 ◇予約期間は今月11〜22日 県新型インフルエンザ対策本部事務局は7日、ワクチン優先接種対象者の「中学生」の接種開始を1月15日にすると発表した。当初は1月後半としていたが、前倒しする。 同事務局によると、中学生の接種対象者は6万3177人。予約期間は今月11〜22日。1歳未満の小児の保護者と小学4〜6年生については予定通り、今月21日に接種開始。高校生と65歳以上の高齢者については、輸入ワクチンを使用する予定だが、カナダのワクチンによる副作用の調査などで輸入が遅れており、接種時期は未定という。【宮田正和】12月8日朝刊

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1.新型ワクチン、院長が孫に「優先接種」(読売新聞),読売新聞
RV=616.7 2009/12/09 14:44
キーワード:接種,小児,妊婦,小児科,11月,基礎

 兵庫県宝塚市の小児科診療所の60歳代の院長が、医療従事者への新型インフルエンザワクチンを、国との委託契約に違反して、孫(6)に2回、接種していたことがわかった。 情報提供を受けた厚生労働省が先月中旬、調査に乗り出したが、院長は、診療所に勤務する薬剤師の妻に接種したと虚偽の報告をしていた。 院長は読売新聞の取材に対し、「ぜんそくの持病を持つ孫の健康が心配で、不正を承知で接種した。医師のモラルに反する行為だった。国にはうその説明をした」などと認め、9日、厚労省に電話でこうした事実を伝えたという。 初回の接種後、孫は有名私立小学校を受験していたが、院長は「受験よりもぜんそくがきつかったのが理由」と釈明している。 ワクチンの接種は、国と委託契約を結んだ医療機関だけが行うことができ、医療従事者、妊婦や基礎疾患がある人、1歳〜小学校3年生などの優先順に接種することが義務付けられている。違反があれば、国は契約を解除できる。 同診療所では現在、約300人の予約を受けており、契約が解除されれば、接種できなくなる可能性もある。 院長の説明によると、診療所に初回の医療従事者用ワクチン2瓶(大人4人分)が届いたのは10月20日。看護師4人に接種する計画だったが、院長の判断で同22日夜、診察終了後の誰もいなくなった診療所に孫を来院させ、1瓶を開封してワクチンを接種、余った分は翌日に持ち越せないため、廃棄処分した。 健康な小児(1歳〜小3)は免疫がつきにくいため、2回の接種が必要で、11月12日夜に再び孫を呼び、医療従事者用を接種した。 近畿厚生局は複数の情報に基づいて、同月中旬、院長に対し、医療従事者が適正にワクチンを接種したことを証明するため、予診票の提出を要求した。 院長は、孫への接種分は妻に接種したとする虚偽の予診票を新たに作成。さらに、廃棄処分したワクチンを看護師に接種したことにするため、看護師の予診票の日付も、妻と同じ日に改ざんした。

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2.順番守らず、孫に優先接種=小児科院長、新型インフルで−兵庫(時事通信),時事通信
RV=425.2 2009/12/09 20:12
キーワード:接種,小児,小児科

 兵庫県宝塚市の小児科診療所の院長が、医療従事者向けに配布された新型インフルエンザワクチンを、当時優先接種の対象外だった孫に打っていたことが9日、分かった。院長は国に対し、薬剤師の妻に接種したとする虚偽の報告もしていた。 厚労省によると、同診療所には10月以降、医療従事者への優先接種用に大人8人分のワクチンが配布された。小児の接種時期はまだだったが、院長は同月下旬、届いたワクチンを使って孫に1回目の接種を実施。その後2回目も接種した。 匿名の通報を受けた同省が、ワクチン接種時に医師が記入する予診票を求めたところ、妻に接種したとする書面を提出。しかし、今月に入り院長が「孫に打った」と申告したという。

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3.<新型インフル>初の10代死亡例…ワクチン接種後(毎日新聞),毎日新聞
RV=416.6 2009/12/09 20:53
キーワード:接種,副作用,11月

 厚生労働省は9日、新型インフルエンザワクチン接種後の副作用報告で、初めて10代の死亡例があったことを明らかにした。死亡報告は8日までに64件あり、未成年は初めて。 死亡したのは山口県内の男性で、免疫機能が自身の組織などを攻撃する自己免疫性疾患などの持病があった。11月27日にワクチン接種を受けた際に腹痛とだるさを訴え、4日後に勤務先から体調不良で帰宅した後、嘔吐(おうと)して死亡しているのが見つかった。死因は調査中。 主治医は、腹痛などはワクチンの副作用で起きた可能性があるが接種と死亡との直接の関係はないと判断しているといい、厚労省が開く専門家会議で詳細を調べる。【清水健二】

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1.「孫が心配」院長がインフルワクチン不正接種(産経新聞),産経新聞
RV=439.6 2009/12/10 07:56
キーワード:接種,妊婦,11月,従事

 厚生労働省は9日、兵庫県宝塚市の医療機関の院長が今年10月と11月、医療従事者に限られていた新型インフルエンザのワクチンを、就学前の孫に接種していたと発表した。厚労省によると、院長は「不正は認識していた。孫がぜんそくで、小学校の受験を控えて心配だった」と説明。厚労省は、ワクチン接種の受託の取りやめなど処分を検討している。 厚労省によると、院長は今年10月と11月、医療従事者8人に接種するとして納入したワクチンの一部を孫に接種した。 ワクチン接種は医療従事者が最も早く、兵庫県で持病のある人や妊婦に接種が始まったのは11月16日だった。 不正使用の情報提供を受け、厚労省が調査していた。

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2.新型インフルエンザ危機段階、「警戒」に引き下げ(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=406.1 2009/12/10 17:12
キーワード:接種,抗体,従事,北朝鮮

【ソウル10日聯合ニュース】保健福祉家族部は10日、新型インフルエンザ危機段階を11日付で「深刻」から「警戒」に引き下げると明らかにした。感染症危機段階の評価会議を9日に開き、新型インフルの流行は今後縮小していくと見通し、このように決定した。 段階の下方修正を受け、行政安全部中央災難(災害)対策本部は解散、保健福祉家族部内の中央インフルエンザ対策本部を中心に再編される。各地方自治体は、副自治体長を中心に、予防接種対応など地域の防疫医療体系維持活動を続けていく。 社会的隔離措置も変更される。各級学校は予防接種終了から抗体形成が完了する2週間後まで、登校時の発熱検査を実施する。軍部隊も軍内感染を遮断する目的で施行してきた将兵休暇統制などの措置を10日から通常に戻す。 危機段階引き下げの理由には、新型インフル流行指数の下落、抗ウイルス薬投薬件数の減少、新型インフル予防接種の順調な進行、治療拠点病院と薬局を中心とした迅速対応体系の整備などが挙げられた。 現在までに予防接種を済ませたのは、小中高校生572万人(接種率76.3%)、医療従事者38万人(87.7%)、感染症対応要員7万4000人(67.1%)など。7月からは未就学児の予防接種も始まり、9日現在、10.6%の接種率となっている。 ただ、ハイリスク群の予防接種が残っており、いつでも小規模な流行は発生し得ることから、医療的対応体系は現状維持とするなど、常時警戒は緩めずにおく方針だ。 一方、保健福祉家族部は、タミフルなど抗ウイルス薬の国内備蓄量には余裕があると述べ、統一部と協議し、北朝鮮に提供する新型インフル治療薬の物量規模の算出を進めていると明らかにした。

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3.<新型インフル>「死者の8割が妊婦」は誤解、専門家が釈明―中国(Record China),Record China
RV=377.8 2009/12/10 05:21
キーワード:接種,妊婦,鐘

<新型インフル>「死者の8割が妊婦」は誤解、専門家が釈明―中国12月10日5時21分配信RecordChina9日、広州呼吸器疾病研究所の鐘南山所長は自身の発言を元にメディアが「中国の新型インフルエンザによる死者のうち8割が妊婦」と伝えたことについて、「8%と言ったのをマスコミが誤解したものだ」と釈明した。写真は上海の病院でワクチン接種を受ける市民。【その他の写真】(RecordChina)

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4.<新型インフル>妊婦へのワクチン接種を検討、死亡率は13%―中国(Record China),Record China
RV=377.8 2009/12/10 21:12
キーワード:接種,妊婦,鐘

2009年12月10日、同日付の中国英字紙、チャイナ・デーリーによると、同国衛生部と国家食品薬品監督管理局は、現在実施していない妊婦を対象とした新型インフルエンザワクチンの接種について、認可する方向で検討を行っている。中国の呼吸器疾病研究の第一人者として知られる広東省・広州呼吸器疾病研究所の鐘南山所長がこのほど、「国内で新型インフルのために死亡した人のうち8%は妊婦だ」と指摘し、早期治療の必要性を訴えていた。この指摘は当初、マスコミが「8割が妊婦」と誤って伝え、後に鐘氏が訂正したことで一層注目を浴びた。【その他の写真】一連の報道に関連して、衛生部は9日、「これまでに新型インフルで死亡した326人のうち、妊婦の割合は13.7%」と発表した。同国では9日までに約3161万人が新型インフルワクチンの接種を受けたが、妊婦と3歳以下の乳幼児は接種対象外となっている。(翻訳・編集/東亜通信)

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1.受験生の接種を前倒し、神奈川県21日から(読売新聞),読売新聞
RV=352.9 2009/12/11 20:39
キーワード:接種,小児

 新型インフルエンザのワクチン接種で、神奈川県は11日、受験前の中学3年生と高校3年生への接種開始を21日に前倒しすると発表した。 県によると、厚生労働省のスケジュールでは、中学生は来年1月前半、高校生は同後半から開始予定だったが、すでに優先接種が始まっている小児に接種が不要な感染者が多く、小児に充てる想定だったワクチンを受験生に活用する。 浪人生は対象に含めない。予約対応は医療機関に任せ、保険証などで年齢確認をしてもらう。 宮城県は今月24日から中3と高3、秋田県も同17日から中3、同28日から高3を対象に実施予定。鳥取県なども年内への前倒しを検討している。

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2.<新型インフル>妊婦用のワクチン開発を急ぐ−中国(サーチナ),サーチナ
RV=329.1 2009/12/11 11:16
キーワード:接種,妊婦

 中国の英字新聞「中国日報」の10日の報道によると、中国工程院会員でワクチンの専門家である趙凱氏が「中国日報」の取材に対して、衛生部と国家食品薬品監督管理局関連の専門家は、妊婦のための新型インフルエンザワクチンの開発を開始したことを明らかにした。チャイナネットが報じた。 衛生部は9日、中国の大陸部で新型インフルエンザに感染して死亡した326人の感染者のうち、13.7%が妊婦だったと発表した。中国の新型インフルエンザによる重症患者と死者の中に妊婦が占める割合は、他の国の報告数値と似ている。また死亡した人のうち47%の人が慢性疾患を抱え、18%の人が肥満症だった。今回の衛生部の報告では、初めて新型インフルエンザに感染して死亡した人の詳細データが公表された。 伝染病治療の専門家である鐘南山教授は「広州日報」に文章を発表し、妊婦は新型インフルエンザに感染する危険性が高く、感染した場合にはなるべく早くタミフルを服用する必要があると指摘している。 米国疾病予防管理センター(CDC)の研究によると、タミフルを服用した場合、妊婦や胎児に影響が出るという証拠はまだないという。また世界保健機関(WHO)は、妊婦に新型インフルエンザワクチンの接種を薦めている。 9日までに大陸部でワクチンの接種を受けた人は3161万人に達しているが、この中に妊婦と3歳以下の児童は含まれていない。また新型インフルエンザに感染して死亡した人は女性より男性が多く、男女の割合は58対42となっている。(編集担当:米原裕子)

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3.米国の新型インフル死者、4月以降で1万人に=CDC(ロイター),ロイター
RV=320.9 2009/12/11 12:31
キーワード:接種,11月

 [シカゴ 10日 ロイター] 米疾病対策センター(CDC)は10日、米国内の新型インフルエンザ(H1N1型)による死者が4月以降で約1万人に上っていることを明らかにした。うち、子どもが1100人、高齢者を除く成人が7500人を占めているという。 CDCによると、4月から11月中旬までの新型インフルエンザ患者は約5000万人に達したとみられ、米国民の6人に1人が感染している。これは11月にCDCが出した予想の2倍を超える状況。 また、これまでの入院患者も20万人以上となり、季節性インフルエンザの1年間の患者数と同程度に上っている。 CDCのフリーデン所長は、新型インフルエンザのワクチン約9700万人分が今週中に供給可能になるとしており、「自分自身や家族を守るために最も重要なこと」と、国民にワクチン接種を呼び掛けた。 米国では例年、季節性インフルエンザにより約3万6000人が亡くなっている。

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1.感染しても症状出ず、2割…初期の生徒ら調査(読売新聞),読売新聞
RV=349.0 2009/12/12 00:23
キーワード:接種,抗体,8月

 大阪府立公衆衛生研究所は11日、今春の新型インフルエンザ流行初期に多数の感染者を出した関西大倉中学・高校(大阪府茨木市)の生徒や家族ら647人を対象に行った血液中の抗体の有無を調べる検査結果を発表した。 ウイルスに感染しながら症状が出ない「不顕性感染」の人が感染者の約2割に当たる18人確認された。 国立感染症研究所の協力で8月下旬、採血と聞き取り調査を実施。抗体の量から新型に感染したとみられる生徒らは、遺伝子検査で新型の感染が確定した患者を含め102人いた。 症状のわからない4人を除く98人のうち、38度以上の高熱などインフルエンザの症状があったのは44人(45%)で、無症状だったのが高校生17人、教職員1人の計18人(18%)いた。感染と診断がつかない軽症者は36人(37%)いた。 また、感染確定者を除く626人のうち、新型インフルのワクチン接種を受けた人と同程度かそれ以上の抗体量を持っている人が159人(25%)いた。 明らかに感染して発症した人がいる一方で、新型に感染したとは言い切れないケースもあり、府立公衆衛生研究所の高橋和郎副所長は「過去のインフルエンザの免疫が一部働いていると考えられる」としている。

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2.新型インフル対策、思わぬ効果 東北で感染性胃腸炎が激減(河北新報),河北新報
RV=243.5 2009/12/12 06:13
キーワード:11月,定点,子ども,12月,10月

 東北で感染性胃腸炎の発生件数が前年を大幅に下回っている。例年11月に入ると、ノロウイルスが原因とみられる集団感染で胃腸炎の患者が急増するが、今年は夏から少ないまま推移。自治体の感染症対策の担当者は「新型インフルエンザが流行して手洗い、うがいを徹底したためではないか」と、思わぬ効果に驚いている。 仙台市衛生研究所の調査では、市内の定点医療機関当たりの感染性胃腸炎報告数は11月30日〜12月6日の1週間で、3.12人。前年同期(12.69人)の4分の1程度だ。 過去5年間を見ると、7月下旬〜10月は5.0人以下(1週間当たり)で、11月ごろから急増、12月にかけてピークを迎える。08年の最多は20.50人、07年は31.38人だった。 今年は東北各県でも同様の傾向が見られる。11月30日〜12月6日の報告数は宮城が2.73人、青森は1.38人、山形は3.23人、福島は2.60人。岩手は4.18人、秋田は5.14人と保育園などで発生が増え始めたが、例年より約7〜5人少ないという。 激減の要因として、関係者が推測するのが、新型インフルエンザ対策として手洗い、うがいを励行している点だ。 仙台市感染症対策室は「ノロウイルスの感染拡大を防ぐ手段としても、手洗いは有効だ」と話す。インフルエンザの流行で、体調が悪い時はすぐ休むといった行動が社会で受け入れられていることも、拡大防止に役立っているとみる。 宮城野区の原町小(児童582人)の千葉茂仁校長は「夏休み前は、下痢や吐く子がちらほら出ていたが、今はいない。手洗い、うがいを徹底したからだろうか」と推測する。 ただ、例年、12月の発生が最も多いだけに、泉区の「泉チェリー保育園」(園児217人)の大山道子園長は「ことしは胃腸炎にかかる子どもは少ないが、ノロウイルスは感染力が強いので油断はできない」と警戒する。[感染性胃腸炎]ウイルスや細菌などによる胃腸炎。嘔吐(おうと)や下痢、発熱、腹痛などの症状がある。初冬はノロウイルス、春先はロタウイルスが原因となるケースが多い。ウイルス性の場合は手を介して感染が拡大する。

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3.新型インフルエンザ:患者数や電話での相談件数減、窓口を縮小−−名古屋市 /愛知(毎日新聞),毎日新聞
RV=145.6 2009/12/12 12:01
キーワード:11月,12月,10月

 名古屋市は14日から、インフルエンザ相談窓口の開設時間を4時間縮小し、午後5時までとする。インフルエンザの患者数や電話での相談件数がピーク時の半分以下まで減ったため。 市健康増進課によると、市内の70病院が報告した1週間の平均患者数が11月1日までの1週間での38人(1施設)をピークに減少し、12月6日までの1週間では半分以下の16人になった。 また、相談窓口への相談件数も平日は最多だった689件から直近では212件に、土日祝も350件から73件になっているという。市の相談窓口(電話052・251・3105)は午前9時から午後5時までだったが、インフルエンザ流行を受けて10月13日から4時間拡大していた。 平日午前9時から午後5時までは各区の保健所でも相談を受け付けている。【丸山進】12月12日朝刊

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1.<新型インフル>対象外の妻にワクチン接種 鹿児島の院長(毎日新聞),毎日新聞
RV=564.1 2009/12/13 08:50
キーワード:接種,妊婦,11月,従事,院長,10月,順位

 鹿児島市内の病院長が11月上旬、医療従事者向けの新型インフルエンザワクチンを、対象者でない妻に接種していたことが分かった。 鹿児島県が決めた接種の優先順位に違反しているが、院長は取材に「院内の感染症対策委員会が決めたこと。指示はしていない。廃棄はもったいないし何が悪いのか」と話している。 県は、国が決めた優先順位に従い、接種を、10月19日から医療従事者▽11月4日から重い持病がある入院患者▽同20日から入院患者以外の重い持病者と妊婦−−と定めた。 院長によると11月5日、まず医師十数人に対して接種。看護師らの分は届いていなかったという。 同日、看護師の一人から「1人分残り、対策委で決めたので奥さんに」とワクチンを受け取り、院長自身が妻に接種した。妻は重い呼吸器系の疾患があるが入院はしておらず本来、接種は11月20日からだった。 院長は「妻から感染して私が倒れると困ると、対策委が決めた。『余ったら廃棄』との国の決まり自体が問題」と主張している。 国は、いったん開封したワクチンが余り24時間経過した場合「適切に廃棄する」よう定めている。ワクチンを巡っては、兵庫県内の病院で診療所長が対象外の孫に接種した例が発覚している。【福岡静哉】

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2.【インフル講座】(11)高齢者は油断禁物(産経新聞),産経新聞
RV=298.8 2009/12/13 07:56
キーワード:接種,費用

 新型インフルエンザの流行は若者が中心だが、高齢者も感染すれば重症化のリスクが高いといわれており油断は禁物。60歳以上の感染者が全体の0・6%にすぎないのに、死亡者では3割以上を占めていることからも、リスクの高さは明らかだ。 高齢者は季節性インフルでも重症化しやすいといわれている。持病などがなく、健康そうに見えても若者に比べて肺などの機能は衰えているからだ。季節性ワクチンも、通常は自己判断で接種を行う「任意接種」だが、65歳以上の高齢者(持病のある人は60歳)は、予防接種法に基づく「定期接種」として国も接種を薦めている。接種費用の助成を行っている自治体もある。

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3.北へのタミフル支援は初動対応水準、統一次官(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=98.9 2009/12/13 10:22
キーワード:北朝鮮,政策

【ソウル13日聯合ニュース】統一部の洪良浩(ホン・ヤンホ)次官は12日、韓国政府が北朝鮮に新型インフルエンザ治療薬「タミフル」50万人分を支援すると決めたことについて、「緊急初動対応の水準」だとの見解を示した。 城南市で同日、「最近の北朝鮮動向と望ましい統一政策方向」をテーマに開かれた討論会に出席し述べたもの。韓国では新型インフルエンザの拡散が弱まりつつあるが、北朝鮮では感染者が相次ぎ報告されているため、初動措置が遅れれば死亡者が急増すると判断し、このように決定したと説明した。 ただ、人道主義的支援を除く対北朝鮮支援は、実用的かつ生産的なものに変えていくべきだと主張した。2000年代初めまでは数千億ウォンの支援が当然と考えられてきたが、今やその資金は国民の税金であり大切な財貨だという認識が拡大しただけに、慎重なアプローチが必要だとした。japanese@yna.co.kr

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1.接種の適否慎重な判断を―新型ワクチンで厚労省合同会議(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=473.3 2009/12/14 10:54
キーワード:接種,小児,小児科,基礎

 新型インフルエンザワクチンの安全性について検討するため、厚生労働省は12月13日、「第6回薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会」と「第3回新型インフルエンザ予防接種後副反応検討会」を合同開催した。会では、主に接種後死亡70例について検討し、ワクチン接種が基礎疾患の悪化の引き金になる恐れがあるため、接種の際には適否を慎重に判断するよう、注意喚起を強化することで議論がまとまった。 合同会議は11月30日以来3回目。前回会議の時点では、基礎疾患のない小児の接種はほとんど実施されておらず、12月上旬から本格化した小児に対するワクチン接種の安全性の確認がこの日の目的の一つ。全体接種後の死亡は39例増えて70例になり、20歳未満も2人死亡している。しかし、主治医はいずれも「関連なし」「評価不能」と報告しており、「関連あり」と報告された死亡例はない。 安全対策調査会の久保惠嗣参考人(信州大副学長)は死亡例について、「前回と同じような傾向だ」との見方を示した。その上で、「基礎疾患が重症で、あまり外出しない人に接種する必要があるのか」と述べ、接種時に適否を慎重に検討する必要があると主張した。安全対策調査会の桃井真里子参考人(自治医大小児科学教室教授)は、「情報不足のため、ワクチン接種が病態の悪化の引き金になったことを、否定できない例がある」と指摘。そのことを国民に知らせる必要があるとの認識を示した。 これに関して久保参考人は、「重症例の中には、ぜんそくが数時間後に悪化している例がある」と指摘。安全対策調査会の岡田賢司参考人(国立病院機構福岡病院小児科医長)は、「ぜんそくを持っている子どもは、感染すれば非常にリスクが高い」とワクチン接種の必要性を強調した上で、「ワクチンの効果と副反応を正確に出す必要がある」と訴えた。 こうした議論を受けて事務局は、ぜんそくの患者については、12月1日付の都道府県あての事務連絡で、「接種後、一定期間は接種を実施した場所に留まり、被接種者の状態に注意すること」などと注意を呼び掛けていると説明。その上で、接種が基礎疾患の悪化の引き金になりかねないことも含め、接種の適否を慎重に判断するよう、注意喚起を強化するとした。また、リスクベネフィットについてより分かりやすい情報提供を検討するとした。

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2.<新型インフル>接種後に死亡70件…副作用ケースはなし(毎日新聞),毎日新聞
RV=403.9 2009/12/14 11:12
キーワード:接種,副作用,基礎

 厚生労働省は13日開いた新型インフルエンザワクチンの副作用に関する専門家検討会で、接種後に死亡した事例が10日までに70件報告されたことを明らかにした。ただし副作用により死亡したケースはなかったとして、検討会はワクチン使用の継続を決めたが、一部については接種が基礎疾患の悪化を招いた可能性が指摘された。 厚労省によると、報告があった副作用は約930万回分の出荷に対して1538件で、このうち死亡70件を含む入院相当以上の重篤例は199件。医療機関が「因果関係あり」と判断したのは、このうち81(死亡は0)件だった。また、専門家の精査の結果、神経まひを起こすギランバレー症候群が4件、呼吸困難や血圧低下などを起こすアナフィラキシーショックが30件含まれていた。 検討会は、副作用や死亡の報告頻度に大きな変化がないことなどから「新たな対応は必要ない」との意見で一致。一方で死亡例の中には、かぜの症状があったのに接種したり、接種後に間質性肺炎などが悪化したケースがあり、基礎疾患のある人への接種リスクについて情報提供や疫学調査の実施を求める声が出た。【清水健二】

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3.新型ワクチン接種、「受験生優先枠」各地で動き(読売新聞),読売新聞
RV=350.2 2009/12/14 07:09
キーワード:接種,試験

 新型インフルエンザのワクチン接種について、受験生を優先する枠を設けたり、同様の枠作りを検討したりする動きが出ている。 近畿・中四国などでは、鳥取県が大学入試センター試験を受験する高校3年生を対象に、また高知県は学校の要望があれば中学、高校3年生を優先する集団接種を予定。事実上の“受験生枠”で、ほかに3県が中3、高3に絞った枠の設定を考えている。 国が示す接種開始の目安によると、中学生は来年1月前半〜後半、高校生は1月後半からで、具体的な日程は都道府県が決めることになっている。感染者数は減りつつあるが、受験生の中には「国のスケジュールのままでは大学入試センター試験(1月16、17日)に間に合わない」「接種の予約が集中するのでは」などの声がある。 鳥取県は中高生全体を12月下旬に前倒しし、さらに高3でセンター試験受験者(約2400人)が「確実に予防できるように」と、学校ごとに集団接種を計画。担当者は「医療従事者の接種が1回に減って余裕ができたワクチンを使う。大事な試験の前に見通しが立ち、良かった」と話す。 高知県は17日以降、中学・高校からの希望に応じて全学年の集団接種を行うが、学校側に受験生優先の意向があれば、可能とした。 ほかに“受験生枠”を考えているのは福井、徳島、奈良。ただ、「受験生の不安もわかるが、接種は重症化を防いで死亡者を少なくすることが目的。感染自体を防ぐものでもない」との指摘もあり、慎重に検討している。また、中高生全体の接種前倒しを滋賀県が決定し、岡山、京都、大阪、香川などの府県が検討中だ。 全国では、宮城県が24日から中3と高3対象の接種を実施。今月、同様の接種を予定している秋田県の担当者は「重症化すると回復までに長期間かかり、受験に不利。受験生の家庭にも安心してもらえると考えた」としている。

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1.第2次補正予算案を閣議決定―厚労省分は5684億円(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=517.1 2009/12/15 18:48
キーワード:接種,介護,子ども,負担,費用,人工,助成

 政府は12月15日、今年度の第2次補正予算案を閣議決定した。厚生労働省分は5684億円で、緊急経済対策関連に1兆2906億円、子ども手当のシステム経費など「その他経費の追加」に127億円を計上した一方、第1次補正予算の執行停止などにより7348億円が減額補正となった。医療・介護については、緊急経済対策関連で「現行高齢者医療制度の負担軽減措置等」に5736億円、「新型インフルエンザ対策の強化」に1173億円を充当している。 「現行高齢者医療制度の負担軽減措置等」では、70-74歳の患者負担、低所得者などの保険料を引き続き軽減するために2902億円を計上。「新型インフルエンザ対策の強化」では、半年程度で全国民分のワクチンを生産できる体制を構築するために950億円を、低所得者に対するワクチン接種費用の助成に207億円を、人工呼吸器など医療機関で必要な設備の整備に16億円を充当している。 このほか、介護、医療などの人材育成のため、「重点分野雇用創造事業」(仮称)に1500億円を計上している。

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2.優先以外も接種対象に=新型インフルワクチン−政府(時事通信),時事通信
RV=389.0 2009/12/15 13:42
キーワード:接種,回数,負担,鳩山

 政府の新型インフルエンザ対策本部(本部長・鳩山由紀夫首相)は15日、優先接種の対象者以外の健康な大人について、ワクチンの接種を進めることを決めた。すべての国民が接種対象となる。 対象となるのは、19〜64歳の健常者。13歳未満の子供を除き、接種回数が1回に変更されたことから、対象者の拡大が可能と判断した。 また、低所得者への負担軽減措置も優先接種と同様に実施する。

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3.北朝鮮への新型インフル治療薬支援、18日に陸路で(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=99.7 2009/12/15 13:48
キーワード:北朝鮮,費用

【ソウル15日聯合ニュース】政府は北朝鮮に提供する新型インフルエンザ治療薬50万人分を、18日に京義線陸路を利用し北朝鮮に届ける。政府筋が15日、「北朝鮮と板門店連絡官を通じ協議し、治療薬のタミフル40万人分とリレンザ10万人分を18日に開城で北朝鮮に渡すことで合意した」と伝えた。 統一部の千海成(チョン・ヘソン)報道官も同日の会見で、「南北の赤十字社の救援物資伝達手順に従い、治療薬を渡す予定だ」と明らかにした。救援物資が医薬品という点を考慮し、韓国側の要員に医師ら専門家も入れ、北朝鮮に渡す際に注意事項を説明する。治療薬の薬効を保つため、冷凍トラック8台で運ぶ予定だ。また、一緒に提供する予定だった10億ウォン(約7600万円)相当の手指洗浄剤は準備が間に合わず、18日の引き渡し品目からは外されたと説明した。 政府当局は支援物資を北朝鮮に渡し受領証を受け取り、物資の供給内訳については書類で通知を受ける方針だ。 今回の支援費用は諸経費を含め178億ウォン程度。政府は南北協力基金を利用するために書面審議手続きを進めている。

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4.<韓国>北朝鮮に新型インフル治療薬50万人分(毎日新聞),毎日新聞
RV=99.7 2009/12/15 19:55
キーワード:北朝鮮,費用

 【ソウル西脇真一】韓国統一省は15日、北朝鮮の新型インフルエンザ対策の支援第1弾として、タミフルなどの治療薬50万人分を18日に陸路で開城(ケソン)に送ると発表した。手指の洗浄剤は確保でき次第、別途運ぶ。 千海成(チョンヘソン)統一省報道官によると、18日に送るのはタミフル40万人分、リレンザ10万人分。支援全体にかかる費用178億ウォン(約13億7000万円)は、政府所管の南北協力基金から支出する。

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1.<新型インフル>中高生のワクチン接種「1回」に変更(毎日新聞),毎日新聞
RV=663.3 2009/12/16 21:52
キーワード:接種,試験,小児,抗体,基礎,回数,承認

 厚生労働省は16日、中高生(13〜18歳)に対する新型インフルエンザワクチンの接種回数を「当面2回」から「1回」に改めると発表した。同日報告された中高生約100人を対象にした臨床試験結果で、1回の接種で国際基準を満たす効果が確認されたため、専門家の意見を聞いて変更した。 これにより、接種回数は▽1〜12歳と免疫機能が低下した基礎疾患のある人が2回▽それ以外が1回−−とすることで確定した。 既に感染した患者を除く優先接種対象者の必要量は成人換算で推計約4600万回分になり、国産ワクチン(約5400万回分)でまかなえることになる。輸入ワクチン(約9900万回分)は優先対象以外の19〜64歳(約7250万人)に使われ、承認されれば希望者全員への接種が可能になる。 厚労省は当初、接種はすべて2回と想定していたが、健康な成人の試験で1回接種と2回接種の効果が変わらなかったことなどから、小児などを除き1回に改めた。ただし13〜18歳に関しては、足立信也政務官らの判断で「新たな試験結果が出るまでは当面2回」とされていた。厚労省研究班が実施した試験では、1回接種で十分な抗体価(ウイルスの対抗物質の強さ)の上昇がみられた。 回数変更を受けた今後の標準的な接種開始は▽0歳児の保護者らと小学校高学年=12月下旬▽中学生と高校生=1月前半▽65歳以上=1月後半。優先接種対象外の健康な19〜64歳は輸入ワクチンを使うため、時期が決まっていない。【清水健二】

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2.中高生の1回接種を決定―新型ワクチンで厚労省(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=511.2 2009/12/16 21:30
キーワード:接種,試験,基礎,回数,承認

 厚生労働省は12月16日の記者会見で、中高生の新型インフルエンザワクチンの接種回数を1回にすると発表した。1回接種で十分な効果があるとの臨床試験結果などを受けての決定。これで優先接種対象者5400万人は、全員が国産ワクチンを接種できることになった。 厚労省は会見で、新たな「標準的接種スケジュール」の目安を提示。高校生の接種開始を1月後半から1月前半に、65歳以上の接種開始を2月前半から1月後半にそれぞれ前倒しできるとの見込みを示した。 また、優先接種対象者5400万人のうち、975万人は既に新型インフルエンザに感染したとの推計を示した。残る4425万人のうち、2回接種が必要なのは「基礎疾患を有する人」の中でも特に免疫力が著しく低下している人200万人と、1歳-小学校高学年に相当する年齢の人630万人の計830万人で、優先接種対象者に必要なワクチンの量の推計は計5255万回分。年度内の国産ワクチンの供給量は5388万回分で、優先接種対象者は全員が国産ワクチンを接種できる見込みとなった。また、優先接種対象者以外の人でも、一部は国産ワクチンを接種できる可能性が高くなった。 これまでの「標準的接種スケジュール」では、優先接種対象者の中でも65歳以上2100万人のうち1100万人には、輸入ワクチンを使用することになっていた。 正林督章・新型インフルエンザ対策推進室長は会見で、「少なくとも優先接種対象者は、全員が国産ワクチンを接種できる」との認識を示した。その上で、優先接種対象者以外の人の中でも優先順位を定めるか、国産ワクチンを接種できる人をどう決めるかなどについては、「まだ決まっていない」と説明。今後、輸入ワクチンの特例承認の状況などを踏まえて、あらためて検討するとした。 また、厚労省は同日昼に、「新型インフルエンザワクチンに関する有識者との意見交換会」を開催。中高生を対象にした臨床試験で、1回の接種で欧州医薬品審査庁(EMEA)の評価基準を上回る効果があったとの結果を基に、専門家などが中高生の接種回数などについて議論し、1回接種にすることで一致した。

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3.中高校生も1回接種で効果=新型インフルワクチン(時事通信),時事通信
RV=462.0 2009/12/16 17:26
キーワード:接種,試験,抗体,回数

 新型インフルエンザワクチンをめぐり、最後まで決まっていなかった中高校生の接種回数を議論する専門家の意見交換会が16日、厚生労働省で開かれ、「1回の接種で足りる」との見解で一致した。同省は近く、見解を基に接種回数を決める。 意見交換会では、中高校生計101人を対象とした臨床試験の中間結果が報告された。1回の接種で、9割に当たる91人が免疫の基となる抗体を得たことなどが評価され、「中高校生は1回接種で十分」と結論付けた。

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1.8月以降にA型感染なら接種の必要なし―新型ワクチンで感染研・岡部センター長(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=548.7 2009/12/17 13:32
キーワード:接種,試験,抗体,臨床,政策,負担

 厚生労働省は12月16日、「新型インフルエンザワクチンに関する有識者との意見交換会」を開いた。中高生を対象にした臨床試験で、感染しても症状が出ない「不顕性感染」を示唆するデータがあったことに関して、国立感染症研究所感染症情報センターの岡部信彦センター長は、「抗体がある人に接種しても全く問題ない」との見解を示した。その上で、簡易検査などで8月以降にA型インフルエンザの感染が確認された人は、新型インフルエンザワクチンを接種する必要がないとの認識を示した。 臨床試験は、阪大微生物病研究会が中学生56人、高校生45人を対象に実施。接種前と接種3週間後にHI抗体価を測定した。その結果、1回の接種で欧州医薬品審査庁(EMEA)、米食品医薬品局(FDA)の評価基準をいずれも上回る効果があった。 意見交換会で山形大医学部附属病院検査部の森兼啓太准教授は、高校生のうち約3割の14人が接種前から抗体を持っていたことについて、「既に不顕性感染していたか、ウイルスに暴露していたのだろう」と指摘。「このデータには限界があるが、現時点でこれ以上の臨床研究はない。データの限界を理解した上で、『1回でよい』と政策提言をするしかない」と述べ、他の出席者もこれに同意した。 続いて神戸大大学院医学研究科の岩田健太郎教授が、「今後ワクチンを運用していく上で、事前に抗体検査をしてから予防接種を行うべきなのか、検査せずにどんどん予防接種をするべきなのか」と質問。これに対し、岡部センター長は「抗体のある人にワクチンを接種しても、特殊な疾患を除いては問題ない」とし、事前に抗体検査をすることは「コストや負担が大きく、公衆衛生上は全く意味がない」との考えを示した。その上で、5-7月にPCR検査で確定診断された人に加え、簡易検査などで8月以降にA型インフルエンザであることが確認されている人も、7月以降に検出されるインフルエンザウイルスのほとんどが新型インフルエンザであり、既に感染して抗体ができていると考えられるため、「接種の必要がない」との認識を示した。 これについて、自治医大附属病院臨床感染症センター感染症防御部の森澤雄司部長は、「現場では、既にかかった人に打つべきかどうか、もめている。あまり踏み込んだ提言をすると、かえって混乱する」と指摘。「『打つ必要がない』のであって、『打ってはいけない』のではないことを、しっかり情報提供することが重要だ」と強調した。

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2.新型インフルエンザ:感染の男性死亡−−神戸 /兵庫(毎日新聞),毎日新聞
RV=100.6 2009/12/17 13:00
キーワード:基礎,12月

 神戸市は16日、新型インフルエンザに感染した市内の40代男性が搬送先の病院で死亡したと発表。国内の死亡患者は117人目で、男性は糖尿病の基礎疾患があった。男性は今月11日に発熱などを発症、インフルエンザA型は陰性と診断。リレンザを投与されたが、14日朝に死亡した。死亡後の検査で新型インフルエンザの感染が確認された。【高山梓】〔神戸版〕12月17日朝刊

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3.業務継続計画を策定=強毒性インフル対策−警察庁(時事通信),時事通信
RV=51.4 2009/12/17 10:19
キーワード:配分

 警察庁は17日、強毒性の新型インフルエンザが発生した場合の業務継続計画を策定した。インフルエンザ対策以外の業務を「継続」(86業務)と「縮小・中断」(63業務)に仕分けした上で、職員の40%が欠勤することを前提に、各課長が人員の配分や確保に関する計画を作成するよう定めた。 強毒性インフルが国内で発生した場合、職員は出勤前に検温し、一定の発熱など感染が疑われる場合は出勤しない。 感染拡大を防ぐため、サーモグラフィー(体表面温度測定装置)で入庁者の発熱の有無をチェックするほか、対面会議はなるべくやめて電話会議を行うことや机の配置変えで濃厚接触を避けることも盛り込んだ。

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1.中高生は1月8日から 新型インフルワクチン(紀伊民報),紀伊民報
RV=496.9 2009/12/18 17:07
キーワード:接種,試験,小児,回数

 和歌山県新型インフルエンザ対策本部は17日、中高生のワクチン接種開始を来年1月8日にすると発表した。 厚生労働省が16日、中高生の接種回数を「当面2回」から1回に変更したのを受け、優先接種対象者の一部を前倒しした。1歳未満の小児の保護者は28日、小学校4〜6年生は1月4日に始める。 同対策本部によると、中高生については受験を考慮し、早期接種を検討していた。国の推定では中学生の約半数、高校生の3分の1がすでに新型に感染しており、罹患(りかん)者分を回せるようになった背景もある。 ワクチンは接種効果が出るまでに2週間程度。大学受験は2月以降が本番で、県立高校の一般入試は3月。生徒の感染拡大を抑える効果は十分あるとみている。センター試験(1月16、17日)の受験生には「ぎりぎり」という。 ワクチンは順次供給されているが、予約してもすぐに接種できない場合がある。対策本部は「理解と協力を」と呼び掛けている。 県薬務課によると現在のワクチン充足率は50%程度だが、集団接種も行われ、当初の混乱を脱しているという。 ワクチンの接種はかかりつけの医療機関で、かかりつけ医がいない場合は県がホームページなどで公表している医療機関に予約する。 紀南のワクチン相談窓口は次の通り。田辺保健所(0739・26・7931)、新宮保健所(0735・21・9631)、同串本支所(0735・72・0525)。

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2.新型インフル、公立高追試など26都道府県で(読売新聞),読売新聞
RV=402.7 2009/12/18 08:56
キーワード:接種,試験,沖縄

 新型インフルエンザの流行を受け、来春の公立高校入試で受験機会の確保を目的に、26都道府県が追試験や2次募集での特例を設けることが17日、読売新聞の調査で分かった。 これまでも7府県は病気などで欠席した受験生に追試験をしてきたが、大幅に増えた。「実施せず」と決めたのは6府県、「検討中」は15県となっている。 47都道府県教委から聞き取り調査したところ、茨城や兵庫など19都道県が新たに実施することを決めた。「追試験問題の作成を始めたばかり。担当者は冬休み返上も必要なくらいだ」(沖縄)などと対応に追われている。 制度がある7府県の中でも、秋田、静岡、徳島は、追試験の日付を延ばし、本試験との間隔を広げた。 担当者を悩ませているのが「公平性の確保」。本試験と追試験の出題レベルを限りなく近づける必要がある。秋田は「これまでの経験がある」とするが、今回初めて実施する県では「完全な公平性は困難」(滋賀)、「なんとか同レベルの試験問題を作るしかない」(茨城)などと戸惑いも示す。 こうした中、岡山は「同じ土俵での選抜は難しい」として追試験では学力検査をせず、面接と中学校が提出する調査書で判定することにした。広島と滋賀は、追試験を国語、数学、英語の3教科に絞り、調査書を活用する。 「公平性の確保が難しい」と判断した東京は17日、本試験で一定数以上の欠席者が出た高校に限り、合格者数をあえて定員より少なく抑え、2次募集で再チャレンジできる特例を設けた。 一方、公平性などを理由に追試験を見送った6府県でも、宮城や神奈川が中3のワクチン接種を前倒しするなど試験以外で対策を講じている。

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3.新型インフル 小学〜高校生のワクチン接種開始時期決まる(産経新聞),産経新聞
RV=304.4 2009/12/18 07:56
キーワード:接種,回数

 和歌山県新型インフルエンザ対策本部は17日、新型インフルエンザワクチンの接種時期について、1歳未満の乳幼児の保護者と小学校高学年〜高校生の接種スケジュールを前倒しすると発表した。 国が16日に中高生の接種回数を1回と決め、当初検討していた2回接種に比べワクチンの必要量に余裕が出てきたため前倒しが可能になった。 県内では、1歳未満の乳幼児の保護者については、当初の1月上旬予定を前倒して12月28日から開始。また小学高学年については1月中旬予定を早め1月4日から、中学生および高校生に相当する年齢の人もそれぞれ前倒しし1月8日から接種を始める予定。 接種は、かかりつけの医療機関か県のホームページで公開している受託医療機関に予約して行う。ワクチン接種に関する相談は県庁専用窓口((電)073・425・1500)または県内各保健所へ。

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1.新型インフルエンザ:ワクチン接種、高校生ら来月15日から /岐阜(毎日新聞),毎日新聞
RV=667.6 2009/12/19 12:00
キーワード:接種,副作用,回数,院長,従事,12月,予約,中高生,救済,1月

 県新型インフルエンザ対策本部事務局は18日、高校生などについて、来年1月15日からワクチン接種を始めると発表した。予約期間は今月22日〜1月7日。同事務局によると、接種対象者は、高校生と91年4月2日〜94年4月1日生まれの社会人で、県内に約6万3000人。厚生労働省が中学生と高校生の接種回数を1回と決めたことから、ワクチンに余裕ができた。 65歳以上の高齢者の接種時期については、「現時点では未定」としている。【宮田正和】12月19日朝刊【関連ニュース】新型インフル:中高生のワクチン接種「1回」に変更新型インフル:対象外の妻にワクチン接種 鹿児島の院長新型インフル:診療所院長、医療従事者用ワクチンを孫に新型インフル:ワクチン品質問題なし…カナダでの調査団新型インフル:ワクチン副作用…救済制度がスタート

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1.【インフル講座】(17)タミフル耐性とは?(産経新聞),産経新聞
RV=180.9 2009/12/20 07:56
キーワード:耐性,細胞,増殖,現場,確率,タンパク質,シーズン,抑える,出現,効く

 新型インフルエンザで専門家が懸念していることの一つが、治療薬「タミフル」が効かない、または効きにくい「タミフル耐性ウイルス」の出現だ。 ウイルスは体内で増殖する際、表面のとげ状のタンパク質を使い、細胞から細胞へと移動を繰り返して増殖する。タミフルはこのとげに付着して無力化し増殖を抑える薬だが、とげの形状が変わることでタミフルが付かなくなることがある。これが耐性ウイルスだ。 タミフルを使うと0・3〜4%の確率で耐性ウイルスが出現する。通常は感染力が弱く、人から人への感染は少ない。新型でも世界中で100例以上の報告があり、一部で耐性ウイルスの人・人感染が疑われる事案も報告されているが、感染が次々に広がるような状況にはなっていない。ただ、昨シーズンの季節性インフルでは、タミフルに耐性を持つAソ連型のウイルスが国内で蔓延(まんえん)。医療現場ではタミフルが使いづらい事態となった。

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1.【科学】2009年 科学・災害を振り返る(産経新聞),産経新聞
RV=225.9 2009/12/21 07:56
キーワード:臨床,12月,人工,細胞,候補,7月

 □宇宙や医療、夢加速 「日本の家」が宇宙に完成し、飛行士の長期滞在や無人輸送機の初飛行など日本の宇宙開発にとって飛躍の年となった2009年。夢の再生医療へ向けて万能細胞の研究も前進した。一方、新型インフルエンザが猛威をふるい、政府の科学技術予算は事業仕分けで揺れ動いた。科学技術と災害のこの1年を振り返る。 ■長期滞在スタート 宇宙飛行士の若田光一さん(46)が3〜7月、国際宇宙ステーション(ISS)に日本人で初めて長期滞在。日本実験棟「きぼう」の船外実験施設を取り付け、きぼうを完成させた。悲願だった「宇宙の家」が完成したことで、日本人飛行士の活躍の場が広がり、独自の実験や研究が本格化した。野口聡一さん(44)も約5カ月間の長期滞在へ。 ■新人飛行士に3氏 宇宙飛行士候補者が約10年ぶりに誕生。全日空パイロットの大西卓哉さん(33)、航空自衛隊パイロットの油井亀美也さん(39)、海上自衛隊の医師、金井宣茂さん(33)の3人が選ばれ、ISS長期滞在を目指して訓練を始めた。 ■「まいど1号」成功 大阪の中小企業などが開発した小型衛星「まいど1号」がH2Aロケットで打ち上げに成功。町工場の夢を宇宙に運んだ。 ■46年ぶりの皆既日食 月が太陽を完全に覆い隠す皆既日食が7月、鹿児島・トカラ列島などで観測された。当日は悪天候となったが、日本の陸地では46年ぶりとなった天体ショーに列島が沸いた。 ■iPS細胞の研究加速 あらゆる組織に分化する万能性があり、再生医療の切り札と期待されるiPS細胞(人工多能性幹細胞)の研究が国内外で加速。腫瘍(しゅよう)発生の恐れがある遺伝子を使わない作製方法や、作製効率を高める技術、マウスを使った治療実験などが進展した。文部科学省は早ければ5年以内に臨床研究が始まるとの見通しを公表。米国では難病患者の皮膚からiPS細胞を作り、病気の仕組みを探る研究が活発化した。 ■人類最古の全身骨格 440万年前の「ラミダス猿人」の化石をアフリカのエチオピアで発見した東大などの国際研究チームが、15年にわたる研究成果を発表。人類最古の全身骨格は、人類進化の解明につながる成果として世界的に注目された。 ■初の組み換えサル 小型のサルのマーモセットを使った遺伝子組み換え実験に慶応大などが成功。サルの遺伝子組み換え技術は世界初で、難病治療の研究に役立つと期待される。 ■国内初の角竜 兵庫県篠山市の白亜紀前期の地層から、「角竜(つのりゅう)類」の恐竜化石を国内で初めて発見。石川県白山市で発掘された草食恐竜の化石は、国内4例目の新種と判明した。 ■巨大加速器再開 欧州原子核研究所(CERN)の巨大加速器が約1年間の修理を終え、実験を再開。ビッグバン直後の初期宇宙を再現し、未知の素粒子発見を目指す。 ■プルサーマル 使用済み核燃料から取り出したプルトニウムとウランの混合酸化物を一般の原子力発電所で燃やすプルサーマル発電が12月、九州電力・玄海原発3号機(佐賀県)で国内初の営業運転を開始した。 ■エルニーニョ 太平洋東部の赤道域で海面水温が上昇するエルニーニョ現象が発生。西日本を中心に起きた豪雨や日照不足など、今夏の天候不順の一因になった。 ■新「しらせ」就航 新たに建造された南極観測船「しらせ」が就航。老朽化した先代しらせは廃棄処分の予定だったが、一転して民間気象会社への売却が決まった。 ■仕分けで大揺れ 行政刷新会議の事業仕分けで科学技術予算が相次ぎ削減。先進各国が世界トップを目指して開発競争にしのぎを削るスーパーコンピューターは「2位ではだめなのか」と事実上、凍結されたが、学界から厳しい批判を浴び、政府は開発継続へ方針転換。官民共同の中型ロケット「GX」は需要が疑問視されながら、政府の宇宙開発戦略本部は開発の是非について判断を一時、棚上げするなど混迷。事業仕分けの議論を経て、ようやく中止で決着した。

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2.インフルエンザ 消えた!?「季節性」 「新型」の勢いにおされ淘汰…(産経新聞),産経新聞
RV=197.4 2009/12/21 07:56
キーワード:11月,12月,1月,打つ,増殖

 ■発生報告「1件」/年明け要注意 「新型インフルエンザ」の流行が続く中、例年なら年末に流行入りする「季節性インフルエンザ」の発生報告(確定診断)が1件しかないことが20日、国立感染症研究所への取材で分かった。年末にこれほど季節性の報告がないのは、少なくとも過去10年は例がない特異な事態。詳しい原因は不明だが、猛威を奮う新型の流行が、季節性ウイルスの増殖や感染の機会を封じている可能性を専門家らは指摘している。                   ◇ 季節性ウイルスには「Aソ連型」「A香港型」「B型」の3種類がある。感染研では全国の地方衛生研究所に対し年間を通じて、地域で流行しているウイルスを抽出検査し、種類を確定した上で報告するよう求めている。通常の病院の診察時に行われている「簡易検査」では、ウイルスの詳細な種類の判別はできず、流行の詳細な状況は分からないためだ。 例年であれば季節性ウイルスは、11月ごろから報告が出始め、12月から1月にかけて流行入りするのが通常。しかし今季は、11月1日から今月18日までに全国から寄せられた4624件の報告のうち、季節性ウイルスは「B型」の1件のみで、ほかはすべて新型ウイルスだった。 感染研のデータでは平成20年の同時期には958件。19年は1277件、流行開始が遅かった18年でも74件、17年は533件の季節性ウイルスの報告があった。厚生労働省でも「これまでの動きとは、明らかに異なる傾向を示している」と指摘している。 季節性ウイルスが検出されない原因について、喜田宏・北海道大大学院獣医学研究科教授(微生物学)は「多くの人が免疫を持たない新型ウイルスは、季節性ウイルスよりも感染しやすい。新型ウイルスの増殖と感染の勢いにおされ、季節性ウイルスが淘汰(とうた)されてしまった状態にある」と説明する。 例年の季節性ウイルスの流行でも、異なる種類のウイルスが拮抗(きっこう)して流行することはまれで、いずれかが優位性を持ちながら流行する。今季は新型が圧倒的な勢力を持ち、他を押さえ込んだ可能性があるという。 季節性のワクチンが品薄になるほど広く打たれたことや、手洗い、マスク着用などを多くの人が徹底していることなどを原因の一つとして指摘する声もある。 感染研によると、海外でも、季節性ウイルスが流行している国はない。北半球より半年早く新型の本格流行を迎えた南半球では、流行当初は一部で季節性が混在した地域もあったものの、最終的にはほとんどが新型一色になったという。 ただ、季節性ウイルスは今季、もう流行しないかというとそうとも言えない。昨シーズンの流行が当初は「Aソ連型」が主流だったが、3月以降は「B型」に入れ替わったように、ひと冬の間に流行するウイルスが入れ替わることがあるからだ。新型ウイルスの流行状況が12月に入り減少傾向となっていることもあり、専門家らは「1月以降に季節性ウイルスが流行する可能性は十分ある」と注意を促している。

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1.迫る受験…インフル感染不安 あぁ浪人生 優先接種枠外(産経新聞),産経新聞
RV=396.1 2009/12/22 15:37
キーワード:接種,試験,受験生

 ■現役と格差「不公平」恨み節 大学受験が目前に迫る中、全国の自治体では、高校生に対する新型インフルエンザワクチンの接種を前倒しする動きが広がっている。しかし、同じ受験生でも浪人生は優先接種の「枠外」に。国の基準で、一般と同じく「優先接種対象外」とされているためで、いまだ接種の日程もはっきりしない。10万人以上の浪人生が出願している大学入試センター試験(1月16、17日)を控え、浪人生からは「同じ受験生なのに不公平」との恨み節も漏れている。 「僕たちだって接種したいですよ。試験の直前にかかってしまったら目も当てられない」と話すのは、「関関同立」合格を目指し大阪市内の予備校に通っている男子浪人生(19)。受験が近づくにつれて感染への不安が増しているといい、「うがいや手洗いなどで自己防衛するしか手段はないけど、何とかならないんでしょうか」とぼやく。 国のワクチン接種スケジュールでは、もともと高校生は優先接種対象に含まれているが、浪人生は一般と同じ扱いとされている。 さらに、国は今月16日、中高生のワクチン接種が原則1回で良いとの研究結果を受け、自治体に対し「(高校生の接種を)可能であれば半月程度の前倒しを」と要請。これを受けて全国の自治体では、高校生らへの接種時期を1月中旬の当初予定から、前倒しする動きが広まっている。 高知県では、学校単位で接種希望者を取りまとめての集団接種をすでに始め、鳥取県も今月28日ごろから接種を始める予定。京都府も「受験生だけのスケジュール変更はできないが、医療機関にはできるだけ優先してくれるよう要請している」など、浪人生と現役生との格差はますます広がる格好となっている。 浪人生を預かる側の予備校では「校内放送で予防を呼びかけている」(代々木ゼミナール)「消毒液を設置し、うがいや手洗いを指導している」(河合塾)が、一般的な予防策しか取りようがないのが現状。 全国予備学校協議会(東京)では9月、厚生労働省に「浪人生も現役生と同じように扱ってほしい」との要望書を提出したが、「ワクチン接種は受験のためでなく重症化を防ぐため」との理由で実現しなかった。また、前倒しを決めた鳥取県も当初は「浪人生を含めた受験生すべてに」と国と交渉したが、同様の理由で認められなかったという。 厚労省の担当者は「浪人生を認めて働いている同年代を含めないのも異論が出るだろう。重症化を防ぐ観点から、まずは弱者に行き渡らせることが重要だ」としている。

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2.人口の10%以上が感染―2009年重大ニュース(1)「新型インフルエンザ」(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=358.8 2009/12/22 15:24
キーワード:透析,脳症,沖縄,基礎,介護

 2009年も、残りはきょうを含めあと10日。「派遣村」の話題で明けたこの年は、「医療崩壊」からいかに免れるかが話題の中心となった。そんな中、8月には衆院選で民主党が大勝し、ついに政権が交代、厚生労働相は舛添要一氏から長妻昭氏に代わった。医療・介護の世界にとっても激動の年だったと言えよう。そんな1年間のあれこれを振り返り、編集部が選んだ「2009年重大ニュース」を、改めて取り上げてみたい。きょう12月22日から大みそかまで、毎日1本ずつ、お届けする。(なお、記事は配信時点での最新内容で、その後に状況が変化している場合があります)■メキシコ、米国などで発生 新型インフルエンザについて、国立感染症研究所感染症情報センターは12月13日までの国内での累計患者数を1546万人と推計している。人口の10%以上は、既に感染したことになる。5月16日に国内で初めて感染が確認された後、休校措置などで一時的には沈静化したものの、従来の季節性インフルエンザがほとんど発生しない7月上旬から、新型インフルエンザの流行は拡大した。12月に入り、全国約5000か所の定点医療機関当たりの患者報告数が2週連続で減少するなど、流行はピークを過ぎつつあるように見える。しかし、厚労省の担当者は「これからが例年の季節性インフルエンザの流行シーズン」として、今後の新型インフルエンザの流行拡大に注意を呼び掛けている。【インフルエンザ定点医療機関当たり患者報告数推移詳細】 WHO(世界保健機関)は4月25日、メキシコ、米国での豚由来の新型インフルエンザの流行を「国際的に懸念される公衆の保健上の緊急事態」と位置付け、27日に新型インフルエンザの警戒態勢を「フェーズ4」と宣言した。これを受け、厚労省は28日、メキシコ、米国、カナダで「新型インフルエンザ等感染症」が発生したことを宣言。内閣に新型インフルエンザ対策本部を設置し、発生国から入国した感染者の隔離・停留を行うことなどにより、ウイルスの国内侵入防止のための水際対策に全力を尽くすことや、国内での患者発生に備えて発熱相談センターと発熱外来を設置することを決めた。WHOは29日に警戒態勢の「フェーズ5」への引き上げを宣言。舛添厚労相(当時)は30日の衆院厚生労働委員会で、「パンデミック(世界的流行)になる確実性が極めて高くなった」との認識を示した。■5月16日に国内初の感染確認 日本で初めて感染が確認されたのは、5月8日に米デトロイトから成田空港に帰国した男子高校生ら4人で、機内検疫で確認された。国内で初の感染が確認されたのは16日。その後、大阪府と兵庫県で中高生を中心とした集団感染が起こり、22日までの最初の一週間で289人の感染が確認された。国内発生を受けて、政府は22日に基本的対処方針を発表。それまでの全国一律の対応ではなく、地域の実情に応じた対策を取ることとし、患者が急速に増加する地域では発熱外来だけでなく、一般の医療機関でも患者の直接診察が可能とした。機内検疫は、事前の通報で明らかに有症者がいる場合を除き取りやめた。 WHOは、6月11日に警戒態勢を最高の「フェーズ6」に引き上げると宣言。厚労省は19日に「医療の確保、検疫、学校・保育施設等の臨時休業の要請等に関する運用指針」を発表し、原則として、▽すべての一般医療機関で患者の診療を行う▽入院は実施せず自宅療養とする―などとした。また、7月までに厚労省令を改正して患者の全数把握を取りやめ、同一集団内で7日以内に2人以上の患者が発生した場合にのみ報告を要する「クラスターサーベイランス」に切り替えることを決めた。■流行拡大で重症者、死者が発生 インフルエンザ定点医療機関当たりの患者報告数は、7月6-12日の週から増え始め、検出されるインフルエンザウイルスのほとんどが新型インフルエンザになった。8月10-16日の週に定点当たりの患者報告数が1.69になり、全国的な流行開始の指標である1.0を超え、厚労省は「新型インフルエンザの流行シーズンに入った」との認識を示した。 新型インフルエンザでは国内発生から2か月以上、重症例がなかったが、7月22日に神奈川県の小学生の男児が新型インフルエンザでは初のインフルエンザ脳症になったことが明らかになった。8月10日には茨城県の4歳男児が人工呼吸器を装着して集中治療室に入り、厚労省の担当者は命にかかわるとして「国内初の重症例」との認識を示した。15日には、新型インフルエンザに感染していた沖縄県の57歳男性が国内初の死者となった。慢性腎不全のため人工透析を受けている患者で、感染した場合にリスクが高いとされる「基礎疾患を有する人」だった。 流行拡大を受けて、厚労省は8月24-30日の週からクラスターサーベイランスでのPCR検査を取りやめ、10月12-18日の週からは、「医療機関、社会福祉施設で7日以内に10人以上の患者が発生した場合」にのみ把握するよう簡素化した。■小中高生は「ピーク過ぎつつある」 定点当たりの患者報告数は、祝日を含む週を除いて増加が続いた。注意報レベルの10を超えたのは10月5-11日の週で、10月26日-11月1日の週に警報レベルの30を上回る33.28になり、23-29日の週には39.63にまで上昇した。しかし、11月30日-12月6日の週に7.81ポイント減って31.82となり、7月上旬以降では初めて1.0ポイント以上減少。続く7-13日の週にも4.43ポイント減って27.39にまで下がり、7週ぶりに30を下回った。 2週連続の減少を受け、厚労省の担当者は18日の記者会見で、「秋の流行はピークを過ぎた」との認識を示した。しかし、「例年の季節性インフルエンザでは、これからが流行のシーズン」と指摘。ピークを過ぎたのはあくまでも「秋の流行」と強調し、今後の流行拡大に注意を呼び掛けた。 担当者はまた、流行の主体だった小中高生については、「流行のピークを過ぎつつある」との見方を示した。13日までの累計の推計患者1546万人のうち5-19歳は67.7%を占めていたが、7-13日の週の推計患者132万人のうちでは57.6%にまで低下している。■30歳代以上には引き続き注意が必要 一方、死者は22日までに128人になった。このうち5-19歳は12.5%と、累計の推計患者に比べ割合が少ない。特に10歳代は、累計の推計患者のうち40.7%を占めているのに対し、死者は3.9%にとどまっている。 0-4歳は、累計の推計患者のうち10.4%だが、死者は10.9%と割合が10歳代の倍以上。よりハイリスクなのが30歳代以上で、累計の推計患者のうち13.1%だが、死者の72.7%を占める。特に60歳以上は、累計の推計患者のうち1.1%にすぎないが、死者では35.2%で、季節性インフルエンザと同様にリスクが高いと考えられている。 7-13日の週に推計患者が減ったのは20歳代以下だけで、30歳代以上は横ばいだった。今後30歳代以上で感染が広がれば、死者が大幅に増える可能性がある。厚労省の担当者は、30歳代以上に対しては引き続き注意が必要としている。

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3.抗体価高くてもインフル発症の可能性―研究で裏付け(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=306.5 2009/12/22 09:55
キーワード:接種,抗体

 国立感染症研究所の岡部信彦・感染症情報センター長は12月21日、新型インフルエンザが集団発生した関西の中高一貫校で実施された血清疫学研究で、高い抗体価を保有していた人の一部が、後にインフルエンザを発症していたことが確認されたことを紹介。「ワクチン接種などで十分な抗体価が得られても必ずしも発病を防げるわけではないことが、この研究で裏付けられているのではないか」と話した。メディア関係者向けの勉強会で述べた。 この研究は、大阪府立公衆衛生研究所が感染症情報センターの協力を得て実施。中高一貫校の生徒と教職員から8月下旬に採血し、中和抗体価の測定などを行った。 その結果、新型インフルエンザウイルスに感染した可能性が非常に高いと考えられる中和抗体価160倍以上の人のうち3人が、採血後にインフルエンザを発症していることを確認。「160倍以上の中和抗体価を保有していても、新型インフルエンザウイルスに感染・発症する可能性がある」と結論付けていた。 これについて岡部センター長は、注目すべき結果だとし、「ワクチンを接種して十分に抗体価が上がっても発病は十分に阻止できないが、重症化は防げるだろうということが、裏付けられているのではないか」と語った。 同センター長によると一般的には、抗体価が40倍以上あれば発症しても重症化を防ぐ効果が期待できるとされている。

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1.新型インフルエンザ:県内初、3歳女児死亡 タミフル処方も脳症で /新潟(毎日新聞),毎日新聞
RV=446.8 2009/12/23 13:00
キーワード:接種,脳症,11月,女児

 県は21日、新型インフルエンザに感染した県内の女児(3)が死亡したと発表した。女児は気管支ぜん息の持病があり、死因はインフルエンザ脳症。新型インフルエンザによる死者は国内では128人目だが、県内では初めて。 県によると、女児は11月8日に39・8度の高熱が出て、医療機関で受診した。治療薬タミフルを処方されたが、症状は悪化し翌9日に入院。同10日に遺伝子検査で新型インフルエンザと確認された。意識不明の状態が1カ月以上続き、今月21日に亡くなった。家族ら周辺に感染者は確認されていない。ワクチン予防接種は受けていなかったという。【岡田英】12月23日朝刊

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2.新型インフルエンザ:ワクチン、年明けから高3に優先接種へ−−県対策本部 /新潟(毎日新聞),毎日新聞
RV=394.1 2009/12/23 13:00
キーワード:接種,試験,受験生

 ◇受験を控えて 県新型インフルエンザ対策本部は22日、会合を開き、年明けから本格的な受験シーズンに入るのを前に、ワクチン接種は大学受験などを控えた高校3年生を優先させる方針を決めた。 十分なワクチンが供給されると見込まれるため、中学生と高校生の接種時期を、当初予定した来年1月中下旬から前倒しし、1月初めからとする。なかでも1月16、17日の大学入試センター試験を控えた高校3年生を優先させる。ただし、既卒の受験生は年齢による線引きが難しいため、今回の前倒しの対象には含めず、今後の検討課題とした。 この日の会合では、県内のこれまでの患者数が計20万人と試算されることが報告された。【小川直樹】12月23日朝刊

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3.新型インフルエンザ:ワクチン接種、中高生は来月8日から /福島(毎日新聞),毎日新聞
RV=354.4 2009/12/23 14:00
キーワード:接種,回数,基礎

 ◇健康な高齢者も前倒し 県は22日、新型インフルエンザ対策本部会議を開き、中高生のワクチン接種を当初予定の1月中旬から前倒しし、同月8日から始めることを決めた。国が13〜18歳へのワクチン接種回数をこれまでの2回から1回に変更したため、必要な量のワクチンを確保できる見通しが立ったという。 県によると、中高生のワクチン接種の予約受け付けは1月6日からとなる。健康な65歳以上の高齢者も、当初予定の2月後半から早まり、同月5日から接種を開始する。予約受け付けは同月1日から。健康な成人に対する接種は、国から詳細が示され次第決定するという。 この日の会議では、受験や就職を控える中学3年生と高校3年生が集団接種できるよう、県教委が人数や接種場所を取りまとめることになった。また、今月末に国から送られるワクチンの容量が成人18人分となる1本10ミリリットルであることから、ワクチンを無駄にしないために集団接種を各市町村や医師会に働きかけていくことになった。 県によると、新型感染の入院患者53人(16日現在)のうち41人が15歳未満で、全体の約3分の2が男性だった。また患者の基礎疾患で最も多かったのは、慢性呼吸器疾患の17人だった。【松本惇】12月23日朝刊

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1.季節性と併用でワクチン効果増 新型インフル研究チーム(産経新聞),産経新聞
RV=395.0 2009/12/24 07:56
キーワード:接種,小児,抗体

 新型インフルエンザのワクチンの効果が、従来の季節性のワクチンによって高められることを、オランダ研究機関などのチームが動物実験で示し、23日付の米医学誌サイエンス・トランスレーショナル・メディシンに発表した。新型のワクチンは、健康な成人なら1回で十分な免疫がつくとされ、その根拠の一つともいえる。 研究チームは、ワクチンへの反応が人に近いフェレットを用いて、新型ワクチンの4週間前に季節性ワクチンを接種した場合と、新型のみ1回接種、季節性のみ2回接種の効果を比較。新型ウイルスに感染させたところ、新型のみよりも、季節性を先に打った群で予防効果が高かった。 免疫を示す「抗体価」は季節性のみではまったく上がらなかったが、季節性の後に新型を接種した群では十分に上昇した。 一方、豪メルボルン大などの研究チームは、免疫がつきにくい小児も1回で十分な免疫が得られるとの結果をまとめ、米医師会誌に発表した。 研究チームは、生後6カ月から9歳までの健康な子供を2群に分け、15マイクログラムと30マイクログラムのワクチンを接種し、抗体価を調べた。この結果、1回の投与後、15マイクログラムでは92・5%、30マイクログラムでは97・7%で十分な抗体価の上昇がみられた。 研究チームは「15マイクログラム1回投与で十分効果があり、乳幼児や小児も我慢できる」としている。

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2.従来ワクチンが効果増強=新型インフル、小児も1回でOK−海外研究(時事通信),時事通信
RV=301.5 2009/12/24 05:09
キーワード:接種,抗体

 新型インフルエンザのワクチンの効果が、従来の季節性のワクチンによって高められることを、オランダ研究機関などのチームが動物実験で示し、23日付の米医学誌サイエンス・トランスレーショナル・メディシンに発表した。新型のワクチンは、健康な成人なら1回で十分な免疫がつくとされ、その根拠の一つともいえる。 研究チームは、ワクチンへの反応が人に近いフェレットを用いて、新型ワクチンの4週間前に季節性ワクチンを接種した場合と、新型のみ1回接種、季節性のみ2回接種の効果を比較。新型ウイルスに感染させたところ、新型のみよりも、季節性を先に打った群で予防効果が高かった。 免疫を示す「抗体価」は季節性のみでは全く上がらなかったが、季節性の後に新型を接種した群では十分に上昇した。

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3.ノバルティス製ワクチン「問題なし」―新型インフルで現地調査(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=235.8 2009/12/24 19:16
キーワード:接種

 輸入予定のノバルティス(スイス)製新型インフルエンザワクチンについて、厚生労働省は12月24日の記者会見で、「安全性や供給に重大な問題はなかった」との現地調査の結果を明らかにした。 現地調査は、新型インフルエンザワクチンの接種が始まったスイスでの状況を調査し、特例承認などの参考にすることが目的。厚労省医薬食品局と健康局、医薬品医療機器総合機構(PMDA)の職員計3人が、21日にベルンのワクチン接種医療機関2か所とスイス連邦医薬品庁を、22日にはノバルティスのドイツ法人を訪問した。 調査では、スイスで供給されている3種類の新型インフルエンザワクチンはいずれも、季節性ワクチンと大きな違いはなかったという。副反応については、輸入予定のワクチンは他の2種類のワクチンに比べ、局所反応が少ないとの意見があったとしている。

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1.新型感染症の予防接種、公費で負担…法改正へ(読売新聞),読売新聞
RV=420.2 2009/12/25 14:31
キーワード:接種,副作用,承認,負担

 厚生労働省は25日、現行の予防接種法が新型インフルエンザの流行に対応できなかったことから、抜本改正する方針を固めた。 新型インフルのような新たな感染症が流行した場合、国民により広くワクチン接種できるよう接種費用を公費負担し、副作用被害の補償額も大幅に引き上げる。予防接種行政そのものも根本から見直す。来月召集される通常国会で公費負担などを先行して改正し、予防接種行政は1年間議論した上で再改正する方針だ。 現行法で行政が接種を呼びかけて費用負担しているワクチンは「定期接種」と呼ばれ、接種に努力義務を課したポリオや百日ぜきなど8疾患(1類疾病)と、努力義務のない65歳以上の季節性インフルエンザ(2類疾病)からなる。その他の年齢層の季節性インフルや他の感染症は対象外で、接種は任意。費用も自己負担で副作用の認定も厳しい。新型インフル用ワクチンも任意のため、接種費用(1回)は3600円だ。 現行法では、緊急性が高い感染症について接種を呼びかける「臨時接種」という対策も規定しているが、新型インフルは感染力が季節性とほとんど変わらなかったため、法的な扱いを65歳未満の季節性と同じ法の枠外にするよう適用を見送った。代わりに国の事業として低所得者の接種費用を公費で肩代わりし、副作用の補償も特別措置法を作って2類疾病並みにした。 それでも補償額は死亡時で最大約2380万円と、1類疾病の約4280万円に比べて約1900万円も低く、接種を円滑に進めるには同法の改正が欠かせないと判断した。改正法で臨時接種の対象疾患も広げ、感染力が高くない病原体も対象にできるようにする。 予防接種行政の見直しについては、接種で副作用が出た場合も接種にあたった医師を免責することを検討。新型用ワクチンを輸入する際に海外2社に認めた免責を国産メーカーに広げることも討議する。 厚労省の予防接種行政を担う部局が複数にまたがるため、責任の所在があいまいで意思決定に時間がかかっているとの批判もあることから、ワクチンの承認や接種スケジュールなどワクチン行政を包括的に決める米国同様の諮問機関の新設も議論する。

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2.新型インフルワクチン接種 福井県、受験生を優先(産経新聞),産経新聞
RV=340.0 2009/12/25 07:56
キーワード:接種,受験生,配分

 福井県は24日の新型インフルエンザ対策本部会議で、中高生へのワクチン接種の予約受け付けを1月5日、接種を同13日に開始し、受験を控えた中・高3年生を優先するよう配慮すると発表した。 学校で受験生の接種希望者と接種を受けたい医療機関をまとめ、教育委員会を通じた情報を基に県がワクチン配送量を調整する。中3生は1月13日以降、高3生は同20日以降、医療機関の指定日に確実に接種できるようにする。 特に中3生は受験期にワクチンの効能が期待できるよう、1月中をめどに極力早い時期での接種実施を医療機関と調整するとした。 また1歳未満の子供の保護者と小学4〜6年生への接種は、予約を12月25日に開始し、接種を1月5日に始めるとした。 中高生への接種は1月の国からのワクチン配分量が増えたため、予定より若干早まった。

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3.法改正も視野に予防接種部会を開催―厚労省(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=278.3 2009/12/25 18:58
キーワード:接種,負担

 厚生労働省は12月25日、「厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会」(部会長=加藤達夫・国立成育医療センター総長)の初会合を開いた。今回の新型インフルエンザワクチンの確保や補償などで、現行の予防接種法では対応できない問題が生じたのをきっかけに、国会などで「予防接種のあり方を全般的に見直すべき」との意見があったため、予防接種について総合的に審議するために厚労相が設置した。新型インフルエンザワクチンについては予防接種法の改正も視野に入れ、来年2月にも意見を取りまとめる。 予防接種部会では、新型インフルエンザ対策を「喫緊の課題」と位置づけ、現在は国の予算事業として実施している新型インフルエンザ予防接種の予防接種法での位置づけや、緊急時のワクチンの確保と供給のあり方について議論する。また、中長期的課題として、▽水痘や肺炎球菌など、予防接種法で予防接種の対象になっていない疾病・ワクチンの評価と位置付け▽予防接種による健康被害の補償や責任のあり方▽接種費用の負担のあり方▽予防接種に関する評価・検討組織のあり方▽ワクチンの確保のあり方―について検討する。 委員は国立感染症研究所感染症情報センターの岡部信彦センター長ら専門家のほか、全国市長会の木田久主一副会長(三重県鳥羽市長)ら自治体の代表や担当者、古賀総合法律事務所の山川洋一郎弁護士ら法律家、マスコミ関係者など17人。

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4.<新型インフル>ワクチンの公費負担を検討 厚労省(毎日新聞),毎日新聞
RV=278.3 2009/12/25 19:06
キーワード:接種,負担

 厚生労働省は、全額自己負担が原則の新型インフルエンザワクチン接種を、予防接種法に基づく公費負担に改める検討を始めた。25日に新設した厚生科学審議会の予防接種部会で専門家に諮り、来年の通常国会での法改正を目指す。同じく原則自己負担の水痘(水ぼうそう)、ヒブ(インフルエンザ菌b型)、肺炎球菌などのワクチンの扱いも議論する。 予防接種法などで「定期接種」の対象とされる疾病は現在10種類あり、麻疹(ましん)(はしか)や風疹など9種類は原則無料、65歳以上を対象とした季節性インフルエンザは一部負担でワクチンを打てる。新型インフルエンザワクチンは対象外の「任意接種」だったため、低所得者を除き1回3600円の費用がかかっていた。【清水健二】

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1.輸入新型インフルワクチンの承認を条件付きで了承―医薬品第二部会(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=479.6 2009/12/26 22:39
キーワード:接種,試験,小児,承認

 厚生労働省の薬事・食品衛生審議会(薬食審)医薬品第二部会(部会長=吉田茂昭・青森県立中央病院長)は12月26日、グラクソ・スミスクライン(GSK)とノバルティスファーマから10―11月に承認申請が出されていた新型インフルエンザワクチンについて審議し、インフォームド・コンセント(IC)の徹底など複数の条件付きで承認することを了承した。併せて審議を行った、塩野義製薬から申請があったインフルエンザ治療薬ラピアクタ点滴用(一般名=ペラミビル)についても、承認を了承した。 2社のワクチンについては、承認されると、薬事法第14条の3に基づく初の「特例承認」品目となる。このため、第二部会は▽安全性に関する情報を早期に収集する▽現在実施中の国内臨床試験結果を速やかに報告する▽ICを徹底する―など複数の承認条件を付けることが必要と判断した。 厚労省は28日から1月11日まで、メーカーからの申請資料概要や医薬品医療機器審査機構の審査状況などの資料を提示した上で、パブリックコメントを実施する。その後、1月中に開かれる薬食審薬事分科会で、第二部会の結論とパブコメの結果を踏まえて再度承認の可否について審議が行われる。 分科会で承認が了承され、厚労省が正式承認した場合、実際に医療現場で使用が可能となるのは2月上旬になる見通し。用法・用量に関しては、GSKのワクチンは小児から成人まで1回接種。ノバルティスの方は18歳未満と50歳以上が2回で、それ以外は1回となる予定。 一方、ラピアクタについては、1月中に厚労省による正式承認、薬価収載を経て使用できる見通し。タミフルやリレンザと同じ作用メカニズムを持ち、点滴静注により1回の投与で効果を発揮する。米バイオクリスト社から導入した塩野義が国内開発を行い、10月に承認申請していた。厚労省から優先審査品目に指定されていた。第二部会では、全症例の安全性情報を収集して厚労省に定期報告するなどの承認条件を付けることを決めた。

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2.「新型」ワクチン輸入了承、2月にも接種へ(読売新聞),読売新聞
RV=444.9 2009/12/26 21:04
キーワード:接種,副作用,妊婦,承認

 厚生労働省薬事・食品衛生審議会の部会は26日、欧州の大手製薬2社の新型インフルエンザ用ワクチンについて、輸入を承認する方針で合意した。 国民の意見を聞いた後、1月中にも正式承認され、2月から健康な19〜64歳への接種が始まる見通しだ。 輸入するのは英グラクソ・スミスクライン社(GSK社)の7400万回分と、スイスのノバルティス社の2500万回分。流行に間に合わせるため、承認審査を簡略化する薬事法上の特例承認の手続きを初適用した。確保したワクチンは国産の5400万回分と合わせると、全人口を上回る1億5300万回分になる。 GSK社カナダ工場で製造され、同国で接種されたワクチンの一部で重い副作用が相次いだが、厚労省の現地調査の結果、残りのワクチンには問題がないことが分かった。部会ではワクチンの中に凝集物(にごり)が発生する問題も指摘されたが、安全性に大きな問題はないと判断した。 部会は輸入の条件として、副作用などに関する速やかな情報提供を2社に求めたほか、妊婦には推奨せず、持病のある人には慎重に接種することを求めた。また、タミフル、リレンザに続く第3のインフルエンザ治療薬「ペラミビル」(商品名・ラピアクタ)の承認も了承した。

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3.新型インフル輸入ワクチンを「承認」 厚労省部会(産経新聞),産経新聞
RV=410.0 2009/12/26 21:54
キーワード:接種,11月,女児,承認

新型インフル輸入ワクチンを「承認」 厚労省部会12月26日21時54分配信産経新聞新型インフルエンザのワクチン接種を受ける女児=11月14日、大阪市天王寺区(山田哲司撮影)(写真:産経新聞)

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4.新型インフル輸入ワクチンを「承認」 厚労省部会(産経新聞),産経新聞
RV=411.3 2009/12/26 21:54
キーワード:接種,11月,女児,承認

新型インフル輸入ワクチンを「承認」 厚労省部会12月26日21時54分配信産経新聞新型インフルエンザのワクチン接種を受ける女児=11月14日、大阪市天王寺区(山田哲司撮影)(写真:産経新聞)

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1.【インフル講座】(23)受験生には配慮(産経新聞),産経新聞
RV=487.8 2009/12/27 07:56
キーワード:接種,試験,受験生,追試,受験

 年が明けると受験シーズンに突入する。弱毒性の新型インフルエンザとはいえ、受験生にとっては脅威だ。感染すれば、それまでの努力が水の泡になる恐れもある。 季節性インフルでも多くの受験生がワクチンを打つなど体調管理に気を配る。しかし、新型インフルではワクチン接種の優先対象者として、高校生までは選ばれたが、既卒の浪人生は対象外となった。年齢が若いほど重症化リスクが高いために、線引きがされた。 受験生の不安を少しでも解消するため、文部科学省はセンター試験の追試日程を、例年の「1週間後」から「2週間後」に変更、治療が長引いて追試が受けられないような受験生が出ないように配慮した。また、各大学にも、「追試」を行うなどの配慮を呼びかけている。中学や高校受験でも同様の対策を各自治体が実施する。一部の自治体ではワクチン接種で中学3年生と高校3年生を優先している。

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2.新型インフルワクチン、一転「余る」 1億5千万人分を確保(産経新聞),産経新聞
RV=347.4 2009/12/27 23:42
キーワード:接種,11月,承認

 当初は「足りない」と大騒ぎした新型インフルエンザワクチンが、今度は逆に「余る」ことが確実な状況になっている。流行が下火になりつつあることで接種希望者が減ることや、来年2月には9900万人分(1回接種の場合)という大量の輸入ワクチンが供給される予定になっているためだ。医療現場ではすでに接種予約のキャンセルも出始めているといい、関係者からは「輸入する必要はなかったのでは」と、指摘する声も出始めている。 [フォト] 厚労省では26日に輸入ワクチンを「承認」したばかり 「ワクチン接種の予約電話はずいぶんと少なくなった。キャンセルも相次いでおり、あの騒動はなんだったんだろう…」。六号通り診療所(東京都渋谷区)の石原藤樹所長は、ワクチン不足が深刻だった11月中旬を振り返る。 当時は予約や相談の電話が鳴りやまず、連日20人以上に接種を行っていた。しかし、現在はワクチンの1瓶(18回分)が1日で使い切れない状況。そのため1週間に1、2日、希望者を集め集団接種をしている。 集団接種のため200人の募集をかけたところ、8人しか集まらなかったという話もあるといい、石原所長は「流行がピークを越えたとされる今、3600円を払ってまで打とうという人は少ない。輸入ワクチンの入荷は見合わせようかと考えている」と話す。                  ◇ 厚労省が今回の新型インフル用に用意した国産ワクチンは5400万人分。輸入の9900万人分を合わせると1億5300万人分にもなり、日本の人口を大きく上回る。当初2回接種が必要とされていたが、1回でも十分な効果が得られることが判明したため供給量が一気に倍増した。 これに流行の下火傾向が追い打ちをかけている。11月下旬をピークに、その後は2週連続で感染者が大幅に減少しており、国民の警戒感が薄れてきている。さらに、1500万人以上と推測される感染済みの人には、ワクチンはいらない。 元北海道小樽市保健所長で海外の感染症事情に詳しい外岡立人氏は「海外でも同様にワクチンが余る傾向にある」と話す。他国へ売却したり、破棄を検討している国も出てきたという。 誰でもワクチンが打てるようになることを歓迎する声がある一方、北海道大の喜田宏教授(微生物学)は「新型は季節性のAソ連型と共通する部分があり、1回接種で効果が得られることは予想できた。大量余剰の責任を誰が取るのか」と手厳しい。ワクチンの輸入に使われた税金は1126億円にもなる。                  ◇ ワクチンの輸入を決断したのは舛添要一前厚労相。経緯を知る厚労省幹部は「『集められるだけ集めろ』と指示され、必死で集めた。当時は世界的にワクチン争奪戦が繰り広げられおり、それでも少ないといわれた」と振り返る。 ワクチン輸入を検討しながら、争奪戦に敗れて輸入を断念したのが韓国といい、この幹部は「最後に笑ったのは製薬会社と韓国」とこぼす。 厚労省によると契約上、ワクチンの品質に明らかな問題がない限り、解約や返品は不可能。輸入予定製品が他の複数の国ですでに使われていることを考えれば、「品質上の問題がある」とは言えず、契約は履行されるとみられる。 厚労省血液対策課は「確かに余るだろうが、再流行や来年の流行にも使える可能性はあり、直ちに無駄になるとはいえない。大きく構えておくのが危機管理の基本。検証は必要だが、当時の判断は間違っていなかった」と話している。

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3.新型ワクチン125万本、来月中旬から一般向け供給(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=225.1 2009/12/27 14:52
キーワード:接種

【ソウル27日聯合ニュース】一般成人が接種を受けられる新型インフルエンザワクチン125万本が、来月中旬から供給が始まる。 緑十字は27日、免疫増強剤が含まれていないワクチン125万本(1回接種量)を来月中旬から一般病院などに供給する計画だと明らかにした。先ごろ、政府への納品量が確定したことに伴い、民間に供給できるワクチンの量も決定したという。 緑十字は今月23日までに5回、政府とワクチン供給契約を締結している。ワクチンは計2500万本、契約金額は2430億ウォン(約188億円)。免疫増強剤入りワクチン1500万本のうち、政府納品分の1250万本を除いた250万本は海外に輸出することにした。 民間に供給される125万本のワクチンは、小中高生や乳幼児などに供給された製品と同様、免疫増強剤などが入っていない1人分のワクチンとなる。japanese@yna.co.kr

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1.<新型インフル>ワクチン接種後死亡100人超す 厚労省(毎日新聞),毎日新聞
RV=315.0 2009/12/28 19:42
キーワード:接種,副作用

 厚生労働省は28日、新型インフルエンザワクチンの接種後に死亡した人が100人を超えたと発表した。25日現在、医療機関から1899件の副作用報告があり、入院相当以上の重篤が294件、死亡が103件含まれていた。この間の推計接種者は1492万人で、死亡の報告頻度は0.0007%だった。 死亡者のうち80人が70歳以上で、持病を持つ優先接種対象者だった。主治医が「死亡と接種の因果関係が疑われる」と判断したケースはないが、専門家の検証では、一部について接種が持病悪化の引き金になった可能性が指摘されている。【清水健二】

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2.受験生にワクチン接種要望 新型インフル 京都府が文書送付(京都新聞),京都新聞
RV=283.5 2009/12/28 21:09
キーワード:接種,受験生

新型インフルエンザワクチンについて、京都府は28日、中学生、高校生への接種にあたっては受験生を優先するよう各医療機関に配慮を求める文書を送った。 中学生、高校生への接種は1月4日から始まる。府の問い合わせ窓口などに受験生への接種を要望する声があったことから、府医師会や府内約2000の受託医療機関に要請した。府によると、府内の中学生、高校生はそれぞれ約7万人。1月中には約35万人分のワクチンが新たに確保できる見込みという。 問い合わせは府インフォメーションセンターTel:075(414)5400。年末年始も対応する。

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3.未承認薬などの審査迅速化に9.6億円―来年度医薬食品局予算案(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=268.9 2009/12/28 21:47
キーワード:献血,副作用,承認

 厚生労働省医薬食品局は12月28日までに、102億8100万円(今年度当初予算比32.6%減)となる来年度予算案をまとめた。今年度に計上していた「プレパンデミックワクチン備蓄経費」66億3900万円が、来年度予算案では「新型インフルエンザワクチンの買い上げ」経費として10億円に減額されたことで、同局全体でも大幅な予算減となった。 内訳は、▽新医薬品・医療機器の迅速な提供(16億3900万円)▽医薬品・医療機器の安全対策の推進(10億1900万円)▽新型インフルエンザ対策(12億8700万円)▽安全な血液製剤の供給確保(5億5100万円)▽薬剤師の資質の向上等(2億8400万円)―などとなっている。 「新医薬品・医療機器の迅速な提供」は今年度当初予算比で約2.1倍となった。予算増の主な要因は、9億5900万円を計上した「未承認薬等審査迅速化事業費」の新設。医薬品医療機器総合機構(PMDA)の審査員を増員し、国内未承認薬などを最優先に審査する体制を整備する。また、未承認薬や未承認適応薬の医療上の必要性や承認までの方策について検討する「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(仮称)」などを設置・運営するための「未承認・適応外医薬品解消検討事業費」として6300万円を計上した。 「医薬品・医療機器の安全対策の推進」は、今年度当初予算比で1.2%増えた。「医薬品副作用等被害救済事務費等補助金」については、約1億円増の5億200万円を計上した。また、若年層に対して医薬品の正しい知識や薬害に関する理解を深めるための「薬害教育推進等事業費」(1300万円)や、チーム医療や地域医療の推進に貢献する薬剤師を育成するために先進的な病院などで研修を行う「薬剤師生涯教育推進経費」(2100万円)を新設した。 「新型インフルエンザ対策」では、新型ワクチンの買い上げに10億円、来年4月以降にワクチンを保管するための経費として2億6000万円を充てる。 「安全な血液製剤の供給確保」では、初回献血者の副作用発生に対するリスク管理を徹底するため、問診票回答システムの改修などに、新たに900万円を計上した。

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1.新型インフルエンザ:60代男性が死亡−−県内2例目 /群馬(毎日新聞),毎日新聞
RV=395.9 2009/12/29 12:00
キーワード:接種,基礎,12月,かかりつけ,不全

 県は28日、県内の病院で26日に死亡した60代男性が新型インフルエンザに感染していたと発表した。男性はワクチンの優先接種の対象となる複数の基礎疾患を持ち、接種を受けていた。新型インフルの感染者の死亡は県内2例目となる。 県感染症危機管理室によると、男性は骨髄に悪性腫瘍(しゅよう)を持ち、糖尿病と高血圧を患っており、今月3日にかかりつけの診療所で接種を受けていた。 男性は6日、微熱を出し、休日当番医で気管支炎と診断された。7日にかかりつけの診療所でインフルエンザと診断され、治療薬リレンザを処方された。症状が改善せず、11日に肺炎の症状で入院。26日、新型インフルによるとみられる炎症で呼吸不全に陥り、死亡した。【奥山はるな】12月29日朝刊

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2.高校1、2年生への新型インフルエンザのワクチン接種を前倒しへ/神奈川県(カナロコ),カナロコ
RV=366.4 2009/12/29 00:15
キーワード:接種,受験生,前倒し,1月

 新型インフルエンザのワクチン接種で、県は28日、高校1、2年生に相当する年齢の人への接種開始を約2週間前倒しすると発表した。中学1、2年生に相当する年齢の人と同時期の来年1月8日から、県内医療機関での接種を始める。 受験生への配慮から、中学3年、高校3年に相当する人への接種は今月21日から始まっている。 県によると、各医療機関が確保できるワクチン量に限りがあり、対象者でも接種を待たされる場合があるという。接種できる医療機関は県や各市町村のホームページに掲載している。

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3.新型インフルエンザ:40代女性が死亡 県内2例目 /大分(毎日新聞),毎日新聞
RV=323.5 2009/12/29 16:01
キーワード:接種,基礎,12月

 県は28日、新型インフルエンザに感染した別府市の女性(40代)が肺炎などで同日死亡したと発表した。新型インフル患者が死亡したのは県内2例目。県によると、女性は23日からけん怠感などを感じ、25日に発熱。病院で受診予定の28日、自宅で倒れた。高血圧の症状があるものの、ワクチン接種対象の基礎疾患はなかったという。12月29日朝刊

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1.あしあと:’09山口 5〜8月 /山口(毎日新聞),毎日新聞
RV=262.0 2009/12/30 14:01
キーワード:介護,12月,救済,8月,大会,選挙,容疑

 【5月】 3日=第34回小学生将棋名人戦で周南市立福川小6年の徳田拳士さんが優勝。 5日=社会人野球の第39回JABA徳山大会決勝で光シーガルズ(光市)が広島鯉城クラブを破り、4年ぶり2回目の優勝。 9日=成田空港で国内初の新型インフルエンザ患者を確認。 12日=岩国市の下水道工事現場でガスが噴出。作業員1人が重傷、2人が搬送される。 15日=周南市で寝たきりの女性が包丁で刺される。心中を図った夫は殺人未遂容疑で逮捕され、「介護に疲れた」と供述。県内初の裁判員裁判対象事件となる。 22日=同居していた女性(61)を自宅床下に遺棄したとして、長府署が下関市の男(35)を死体遺棄容疑で逮捕。23日には女性の母(86)と妹(59)の遺体も床下から発見。 29日=島津幸男周南市長が公約の新徳山駅ビルへの大型商業施設誘致を断念すると表明▽4月の有効求人倍率は0.58倍に。22年ぶりに0.6倍を切る。 31日=周南市のJR山陽新幹線で線路上に鉄筋コンクリート製のふた。「のぞみ」がひき、急停止した。 【6月】 1日=柳井市と松山市を結ぶ防予汽船がフェリー運賃を最大4割値下げ。高速道路のETC(自動料金収受システム)割引制度への対抗策。 2日=美祢市のホテルでCO中毒事故が発生。修学旅行で宿泊中の大阪の小学生6人を含む計22人が病院に搬送され、同行カメラマンの男性(26)が死亡▽県内初の新型インフルエンザ患者を確認。米国から帰国した萩市の女性。 8日=島津幸男周南市長が議会でシティーケーブル周南の社長らを「犯罪、脱税。死刑より重い」と批判。社長らは市長の発言が名誉棄損にあたると地検に告訴状を提出。 9日=フェリー3社に港湾施設使用料の1年間免除を県が打ち出す。ETC割引制度に伴う影響への救済策。 10日=中国電力の上関原発建設予定地で、上関町祝島の島民ら反対派約60人が敷地造成工事を実力で阻止。 16日=山陽小野田市のコンクリート資材製造工場でタンクの底が抜け落ち、2人の男性作業員が砂に埋もれ死亡▽公立小中学校の耐震率が2年連続全国ワースト2位。 19日=農林水産省が下関市の水産加工会社「日高食品」に改善指示。フグ加工食品の製造日を偽装。 22日=中国電力が上関原発建設予定地で国の天然記念物カンムリウミスズメは繁殖していないと結論付ける調査結果を発表。 24日=周南市鹿野の民家でオタマジャクシの死がいが散乱しているのが見つかる。 25日=上関原発の反対派住民が中国電力が用地取得した神社地の入会権確認と所有権移転登記抹消、中電の工事差し止めを求めた訴訟の控訴審で、広島高裁は入会権について「入会権者の一部による提訴は不適法」とした1審判決を破棄し、山口地裁に差し戻す判決。工事差し止めと移転登記抹消は棄却。住民側、中電ともに7月、最高裁へ上告受理を申し立てる。 28日=宇部市長選で元県議の久保田后子氏が2新人を破り初当選。県内初の女性市長に。 【7月】 2日=岩国市のJA支所で刃物を持った男に岩国署員が拳銃1発を発砲し、強盗未遂容疑で現行犯逮捕。 6日=大阪市のパチンコ店で4人が死亡、19人が重軽傷を負った放火事件で、容疑の男が岩国署に「自分がやった」と出頭する。 9日=米軍岩国基地の周辺住民による岩国爆音訴訟の第1回口頭弁論が地裁岩国支部であり、国側は全面的に争う姿勢を示す。住民側は意見陳述で被害の現状訴える。 15日=日本海沿岸で潮位が大きく変動する「副振動」を観測。萩市で53棟の浸水被害。 21日=梅雨前線に伴う豪雨災害が発生。防府市の老人ホームの入居者7人など同市を中心に死者17人、重軽傷者35人。住宅被害は、全半壊111棟、床上浸水708棟など計4698棟。農産、商工被害など計31億1558万円。避難勧告の遅れやハザードマップ(避難地図)の未整備などの課題も浮き彫りに。 25日=美祢市の秋芳洞開洞百周年記念事業で、目玉イベント「光響ファンタジー・水と大地の神秘」開催。 30日=第91回全国高校野球選手権山口大会決勝で華陵(下松市)が岩国商を12−4で降し、夏の甲子園初出場を決める。 【8月】 11日=県警、萩市の「萩・三隅道路」工事現場で08年8月、作業員8人が重軽傷を負った事故で、元請け業者3人ら計4人を業務上過失致傷容疑で地検に書類送検。 15日=夏の甲子園2回戦で、華陵が立正大淞南(島根)に0−1でサヨナラ負けし初戦敗退。 30日=衆院選で全国に民主の風が吹く中、県内4小選挙区は自民3人、民主1人の前職が議席守る。民主・高邑勉氏が比例代表で復活し初当選。比例で6選を目指した公明県本部代表の桝屋敬悟氏は涙をのむ。〔山口版〕12月30日朝刊

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2.この冬どうなる? インフル流行=新型減少も予断許さず−季節性、駆逐されるか(時事通信),時事通信
RV=76.7 2009/12/30 14:15
キーワード:中嶋,中高生

 夏に流行が始まった新型インフルエンザは、11月下旬にピークを迎え、12月に入ってからは患者が減り続けた。しかし、通常ならこれからが本番。再び流行する可能性も十分あり、予断を許さない状況だ。一方、毎年のように流行していたAソ連型などの季節性インフルエンザがほとんど出現していないのも今シーズン(8月31日以降)の特徴で、新型に駆逐されてこのまま消える可能性もある。 世界保健機関(WHO)によると、12月20日現在、新型インフルエンザは208カ国に広がり、これまでに1万1500人以上が死亡した。流行の始まりが遅かった東欧やアジアの一部では患者が増加しているものの、日本と同様に北米や西欧など北半球の多くの国で「ピークを過ぎた」状況だ。 しかし、日本で例年インフルエンザ流行が本格化するのは厳冬期の1〜2月。国立感染症研究所の岡部信彦感染症情報センター長は「12月にほとんど出ず、年が明けて急増したことは過去にもある」と指摘。厚生労働省の中嶋建介感染症情報管理室長も「山は下りてきているが、まだ5合目くらいで下り切っていない。(既に多くが感染した)小中高生以外は患者になっていない人がほとんど」と話す。

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3.終息宣言は「時期尚早」=新型インフル、最大1年監視継続−WHO(時事通信),時事通信
RV=51.7 2009/12/30 00:36
キーワード:インド

 【ジュネーブ時事】世界保健機関(WHO)のチャン事務局長は29日、記者会見し、新型インフルエンザに関して、「世界的な大流行(パンデミック)の終息を宣言するのは時期尚早だ」との見解を示した。さらに、「今後、半年から1年間は事態の推移を引き続き監視する」との姿勢を強調した。 チャン事務局長は、北米など一部では感染拡大のピークが過ぎたが、「インド、エジプトなどでは依然、(ウイルスの活動が)活発だ」と指摘。また、新型インフルエンザのウイルス動向を予測するのは「非常に難しい」とも語り、国際社会に警戒態勢を続けるよう訴えた。

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1.新型インフル死者、27日までに世界で1万2220人確認=WHO(ロイター),ロイター
RV=361.3 2009/12/31 11:29
キーワード:接種,前週,台湾,ウクライナ

 [ジュネーブ 30日 ロイター] 世界保健機関(WHO)は30日、新型インフルエンザ(H1N1型)感染によるものと確認された死者数は、27日までに全世界で1万2220人に達したと発表した。 前週からの増加数は約700人。1週間前の増加数は1500人だった。WHOは感染拡大のペースは減速しているとしている。 WHOの報告によると、現時点で最も感染が拡大している地域は中・東欧。ここ数週間で感染が最も拡大したのは、グルジア、モンテネグロ、ウクライナだった。また、ギリシャ、ブルガリア、セルビア、ウクライナに加え、ロシアのウラル地方で、季節性のインフルエンザを含む呼吸器感染症の感染が広がっている。 4月にH1N1型の新型インフルエンザの出現が確認されてから新型インフルエンザの流行に注目が集まっているが、WHOによると、季節性インフルエンザによる全世界での死者数は毎年25万─30万人に上る。 WHOのマーガレット・チャン事務局長は、新型インフルエンザの感染拡大に対してワクチン接種による対応が進められているものの、2011年までは流行はおさまらないとして、H1N1型ウイルスに対して引き続き推移を見守る必要があると述べた。 WHOは、北米(米国、カナダ、メキシコ)でも感染は拡大したものの、この3国では感染拡大の勢いは大幅に弱まったとした。また、南米、中米、およびカリブ海沿岸地域でも感染拡大の勢いは大方弱まったとしており、東アジア(中国、日本、台湾)でも感染の勢いは弱まりつつあるようにみえるとしている。

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2.世界の新型インフル死者、1万2千人超す(読売新聞),読売新聞
RV=102.5 2009/12/31 19:05
キーワード:12月,低下,同月,集計

 【ジュネーブ=平本秀樹】世界保健機関(WHO)は12月30日、世界の新型インフルエンザによる死者数が同月27日時点で1万2220人と発表した。 前回20日の集計から1週間で704人増えた。 地域別では、日本を含む西太平洋地域が1249人、北米・中南米6670人、欧州2422人、東南アジア1056人。日本については、「インフルエンザの活動は低下が続いている」と指摘した。

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3.新型インフル死者、27日までに世界で1万2220人確認=WHO(ロイター),ロイター
RV=92.9 2009/12/31 11:29
キーワード:12月,8月,現場

新型インフル死者、27日までに世界で1万2220人確認=WHO12月31日11時29分配信ロイター 12月30日、WHO新型インフルエンザ(H1N1型)感染によるものと確認された死者数が27日までに全世界で1万2220人に達したと発表。写真は8月、新型インフルエンザのワクチン開発の現場で(2009年 ロイター/JasonReed)

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1.新型インフルの特徴、注意点 横田教授に聞く(産経新聞),産経新聞
RV=649.5 2010/01/01 07:56
キーワード:接種,小児,脳症,学会,小児科,11月,基礎

 ■多い肺炎、肺気腫、脳症/基礎体力つけて 新型インフルエンザは感染者も重症例も9割近くが未成年で被害が子供に集中している。日本小児科学会会長で横浜市立大の横田俊平教授に、新型の特徴と今後の注意点を聞いた。 −−流行が治まりつつある 「確かに現場も落ち着き始めている。ただ昨年11月中旬から下旬にかけては感染者が増えたのと、ワクチン接種が重なって本当に大変だった。特に地域の診療所には問い合わせが殺到し、電話の対応をする職員を専属で置かなければいけないような事態となった」 −−季節性との違いは 「全然違った。特に新型は『肺炎』が多く小児の重症例の6割を占めた。インフルエンザウイルスは最初、鼻の粘膜で増えて徐々に肺に近づいていく。季節性はそれが肺に到達する前に止まるが、新型は時に肺にまで到達し急激な肺炎を引き起こした。また、気管にたんが詰まって生じる『肺気腫』も多くみられた。季節性でもみられる『インフルエンザ脳症』は季節性よりも高い年齢で多かった。新型では今後もこの3つの症状に気をつける必要がある」 −−日本は海外に比べ死亡率が低いといわれている 「日本は熱が出てから入院までの期間が短く、平均で0・6日というデータもある。米国は3日、アルゼンチンは5〜7日。これは母親を中心にとても神経質になっていたからだろう。日本は騒ぎすぎだと批判する人もいるが、意識の高さが結果的に多くの命を救ったのは間違いない」 −−医療現場の連携も進んだ 「神奈川県は病院同士をつなぐネットワークを作った。入院可能な病床などの情報共有ができるようになり、患者をたらい回しにするようなことがなくなった。インフルの治療は1分でも早いほうがいい」 −−今後の流行は 「季節性も流行するだろうが、新型と混ざっても治療は基本的に同じなので、これまでの対策を続ければ大丈夫だ。ただ、冬はインフルエンザだけでなく、ほかの感染症も流行しやすい。臨床症状からは区別しにくいものも多く、注意が必要だ」 −−注意点は 「手洗い、うがい、マスクは基本だが、感染症は完全に防げるものではない。普段から早く寝て、栄養のある食事を取って基礎体力をつけておくことが何よりも大切だ」

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2.新型インフル 今月にワクチン輸入判断(産経新聞),産経新聞
RV=376.9 2010/01/01 07:56
キーワード:接種,副作用,11月

 大幅な不足で混乱した新型インフルエンザのワクチン接種だが、ワクチンの供給が進むにつれて、不足傾向は徐々に解消されつつある。すでに新型インフルに感染した人はワクチンを打つ必要がないため、厚生労働省の試算では、優先対象者全員が国産ワクチンを打てることも分かってきた。輸入ワクチンを合わせれば、全国民にワクチンが行き渡ることになる。 気がかりなのは今後輸入予定の英系製薬会社「グラクソ・スミスクライン(GSK)」製のワクチンだ。昨年11月末にカナダで使われたワクチンの一部から、通常よりも高率で重い副作用が報告されたためだ。 GSKは「一部以外では問題は生じていない」と安全性を強調し、カナダ政府も使用を再開したが、副作用が高率で発生した原因は明らかになっていない。 厚生労働省も職員を派遣して調査にあたったが原因は不明のままだ。輸入については、1月中にも専門家による薬事分科会で検討し、長妻昭厚労相が最終的に判断する。輸入が決まれば2月にも、健康な成人を対象に接種が始まることになる。 輸入予定のワクチンはほかにもスイス系製薬会社「ノバルティス」製のものもある。GSK製と合わせると輸入ワクチンだけで計9900万回分となり、余りが生じることも指摘され始めている。

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3.新型インフル 油断は禁物…冬期再流行も、怖い「季節性」(産経新聞),産経新聞
RV=345.2 2010/01/01 11:38
キーワード:接種,11月,女児

新型インフル 油断は禁物…冬期再流行も、怖い「季節性」1月1日11時38分配信産経新聞新型インフルエンザのワクチン接種を受ける女児=11月14日、大阪市天王寺区(山田哲司撮影)(写真:産経新聞)

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1.新型インフルで43歳男性が急死 千葉・四街道(産経新聞),産経新聞
RV=501.1 2010/01/02 20:38
キーワード:接種,基礎,人工,不全,救急,血液,臓器,低下,ICU,処方

 千葉県は2日、新型インフルエンザに感染した四街道市の自営業の男性(43)が死亡したと発表した。県内で新型インフルエンザ感染者の死亡が確認されたのは初めて。男性に基礎疾患は確認されておらず、ワクチン接種も受けていなかったという。 県によると、男性は1日早朝、腰痛や咽頭(いんとう)痛などの症状を訴えて四街道市内の医療機関を受診。発熱やせきなどの症状が見られなかったため、インフルエンザの簡易検査は行われなかった。午後になっても症状は改善せず、手足のしびれや歩行困難の症状が現れたため、男性は同病院に救急搬送されたが、血液中の酸素濃度が低下したため成田市内の病院の集中治療室(ICU)に入院した。 簡易検査の結果、A型陽性と判明。タミフルの処方を受けたが、その後も肺炎や急激な呼吸困難などの症状を起こしたため、人工呼吸器を装着して治療が続けられ、午後8時10分ごろ多臓器不全により死亡した。2日午後に新型への感染が確認された。

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1.根絶宣言30年 天然痘に学ぶ感染症対策(産経新聞),産経新聞
RV=433.5 2010/01/03 07:56
キーワード:接種,インド,院長,障害,10月,前年

 □元WHO対策本部長・蟻田功さんに聞く ■効率的戦略 成否の鍵 世界保健機関(WHO)が「天然痘根絶」を宣言してから、今年で30年になる。人類が感染症に打ち勝った唯一のケースだ。国際プロジェクトを指揮したリーダーの一人が、WHOの世界天然痘根絶対策本部長を務めた蟻田功さん(83)だ。新型インフルエンザやエイズなど今も続く感染症との戦いについて、蟻田さんは「いかに効果的な戦略が立てられるかが、成否の鍵だ」と語る。(伊藤壽一郎)                   ◇ 1962年、厚生省(当時)からWHOに出向した蟻田さんは、西アフリカのリベリアで天然痘根絶へ向けた調査研究に携わった。 病院も保健所もない密林地帯で、2、3日のうちに230人もの患者に会った。「患者の数が分からないから、作戦の立てようがない」。致死率が20%にものぼる「悪魔の病」を抑える有効な対策は、ワクチン接種(種痘)による予防だけだ。「天然痘という病気そのものを、地球上からなくしてしまうしかない」 ≪封じ込め作戦≫ 2年間のリベリア赴任を終えた蟻田さんは厚生省には復帰せず、ジュネーブのWHO本部で、本格的に天然痘根絶計画に取り組んだ。当時の患者数は年間3千万人、死者は600万人以上と推定される。 WHOは58年に天然痘根絶計画を決議したが、成果ははかばかしくなかった。蟻田さんらが立案した強化対策が新たに決議され、66年に世界天然痘根絶対策本部が設置された。しかし、関係者の間でも「根絶は不可能」という悲観論が強く、WHO本部から加わったメンバーは蟻田さんを含めて4人。年間予算はわずか240万ドルだった。 能率を上げなければ、道は開けない。蟻田さんは「従来のルールにとらわれず、方針を変えよう」と決断。全住民を対象としていたワクチン接種を、患者を見つけ出して周辺住民に集中的に接種する方法に切り替えた。天然痘は人間だけに感染し、症状はひと目で分かる。患者を目印として、ウイルスを封じ込める作戦だ。 わずか2年で西・中央アフリカでの根絶に成功した米国チームに習い、WHOも封じ込め作戦を導入。ブラジル、インドネシアなどで効果を挙げ、67年に44カ国だった常時流行国は、73年に11カ国まで減った。 ≪戦争と官僚主義≫ 「最大の敵は、戦争と官僚主義だった」と、蟻田さんはいう。最大流行国のインドでは、官僚主義に悩まされた。効果が挙がらない全住民接種から、封じ込め作戦への方針転換を、インド側が受け入れなかった。「100%接種をやめて患者が出たら、だれが責任を取るのか」。役人の保身にしかならない前例主義を崩せず、蟻田さんは失望してインドを去った。 そのインドが73年、一転して封じ込め作戦を受け入れた。前年のWHO総会。インド代表は「アフリカへの国際保健協力に大いに貢献したい」と演説したが、ガーナ代表が「天然痘も根絶できない国に何ができるのか」と応じた。「わが国の保健省は何をやっているのか」。インディラ・ガンジー首相の怒りが“天の声”になった。 2年後の75年にはインドで最後の患者を確認。「さすがに感慨深かった。もうひと息だと思った」 ≪最後はソマリア≫ バングラデシュでは、印パ戦争(70〜72年)後にインドから難民が流入し、根絶作戦が振り出しに戻った。仲間がゲリラに拘束されたこともある。根絶チームは、命がけでウイルスを追いつめ、最後に残ったのが東アフリカだった。 76年9月、エチオピアでの作戦が終わり、WHO本部では根絶宣言の準備を進めていた。「隣国のソマリアで、天然痘らしい患者が見つかった」。一報を聞いて、蟻田さんはすぐに現地に飛んだ。国境の紛争地帯に未知の流行地があるらしい。流行は翌年まで続いた。77年10月に確認したソマリア人の若者が、世界最後の天然痘患者となった。 80年5月、蟻田さんはWHO総会で73カ国、680人が参加した国際チームを代表して宣言した。 「天然痘は地球上から根絶され、再び人類の病気として帰ってくることはない」                   ◇ ■人類の貴重な経験生かせ 郷里の熊本市で暮らす蟻田さんは、地球規模で流行中の新型インフルエンザについて、「日本は天然痘根絶から得られた教訓をもっと生かせるのではないか」と感じている。 たとえば、ワクチン量産が間に合わず、大半を輸入に依存しているにもかかわらず、当初は子供40〜50人分に当たる10ミリリットルのアンプルで供給され、小規模な診療所では、かなりの量が無駄になった。 「天然痘ワクチン接種で無駄をなくす基本は1アンプルの容量を少なくすることだった。世界では常識なのだが…」 感染症対策では、能率的な戦略を立て、徹底的に実行することが大切だ。不可能といわれた天然痘根絶計画を成功に導いたのは、正義感が強く、頑固で妥協しない「肥後もっこす」の気質だった。 天然痘根絶チームは、政治、宗教、差別などあらゆる障害を乗り越えて、「人類は協力し合える」ことを示した。感染症対策、地球温暖化問題などの人類共通の課題に、私たちはどう取り組んでいくのか。蟻田さんは「もう一度、人類の貴重な経験から学んでほしい」と話している。                   ◇【プロフィル】蟻田功 ありた・いさお 1926(大正15)年5月、熊本市生まれ。50年熊本大医学部卒業、厚生省公衆衛生局厚生技官。62年世界保健機関(WHO)アフリカ事務局へ出向。64年同ジュネーブ本部。66年世界天然痘根絶対策本部に参加。77年に同本部長。85年に帰国し、国立熊本病院院長、国際保健医療交流センター理事長などを歴任。主な受賞歴は朝日賞(81年)、日本国際賞、熊本県民栄誉賞(88年)、オズワルド・クルズ賞(95年)。                   ◇【用語解説】天然痘 ウイルスを病原体とする感染症の一つ。人間だけが感染・発病し、飛沫(ひまつ)や接触による感染力は非常に強い。全身に豆粒状の膿疱(のうほう)ができ高熱が続く。毒性の強いタイプと弱いタイプのウイルスがあり、強毒性の致死率は20%以上とされる。約3000年前のエジプトのミイラから、感染の痕跡が確認されている。日本には6世紀ごろ、朝鮮半島経由で入ってきたとみられ、伊達政宗や春日局も罹患(りかん)したといわれる。

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2.新型インフルエンザ:四街道の43歳男性、県内初の死者 /千葉(毎日新聞),毎日新聞
RV=358.8 2010/01/03 14:00
キーワード:接種,1月,不全,救急,朝刊

 県は2日、新型インフルエンザで四街道市の自営業の男性(43)が死亡したと発表した。男性に持病はなく、ワクチンは接種していなかった。新型インフルエンザによる死亡例は県内初で、全国137例目。 県疾病対策課によると、男性は1日早朝に腰やのどの痛みを訴え、午前中に同市の病院を受診。帰宅後に手足のしびれや歩行困難などの症状が出て救急搬送され、成田市内の病院でタミフルを投与されたが、肺炎や呼吸困難に陥り、午後8時10分、多臓器不全で死亡した。 海保郁男・健康危機対策監は「今後も感染予防を周知徹底したい」とコメントした。【中川聡子】1月3日朝刊

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1.新型インフルエンザ:浪人生のワクチン、中高生より後回し /大分(毎日新聞),毎日新聞
RV=424.7 2010/01/04 13:01
キーワード:接種,受験,前倒し,1月,スケジュール,中高生

 中高生対象の新型インフルエンザワクチン接種が4日、全県で始まる。県は当初、浪人生についても「受験に配慮し、高校生と同列に扱う」と説明していたが、「国の方針に反することになり、現場の病院がペナルティーを受ける可能性がある」と方針を転換。浪人生は国スケジュールでは優先接種の対象ではなく、一般向けに供される2月以降まで待つしかないという。一方、65歳以上は接種開始を2月後半から1月後半へ前倒しとなる。1月4日朝刊

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2.新型インフルエンザ:ワクチン、受験生を優先で /京都(毎日新聞),毎日新聞
RV=361.0 2010/01/04 13:00
キーワード:接種,受験生,1月,予約

 府はこのほど、新型インフルエンザワクチン接種で受験生への配慮を府医師会や各医療機関に要請した。4日から1歳未満の乳児の保護者(府内約4万人)▽小学4〜6年生(同7万人)▽中学生(同7万人)▽高校生相当(同7万人)が対象となるが、中でも受験生を優先してもらう内容。 府は「府医師会などに了解していただいた。必要な方は早めに予約を」としている。【太田裕之】1月4日朝刊

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3.来年度6009人の定員削減へ―厚労省(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=48.7 2010/01/04 18:17
キーワード:政策

 厚生労働省は来年度の機構・定員査定で、新型インフルエンザ対策や食品の品質管理などで682人を増員する一方、定員合理化や国立高度専門医療センターの独立行政法人化などに伴い6691人を減員し、省全体では差し引き6009人を減員することになった。 昨年12月25日に予算案と共に閣議決定された。 増員の内訳は、国民に分かりやすい情報発信を行うための「文書コントロール室」の体制整備に2人、苦情相談や公益通報対応の充実・強化に1人、輸入食品の安全確保や新型インフルエンザの水際での侵入防止など検疫体制の強化に56人など。一方、定員合理化により712人、国立高度専門医療センターの独法化で5680人を減員する。これらに伴い来年度末の定員は、今年度末の3万8608人より6009人少ない3万2599人になる見通しだ。 政府は2006年6月、行政改革の一環として、来年度までの5年間に国家公務員を5.7%純減する計画を決めた。これに沿って各省庁は、年度ごとに定員の合理化を進めている。■「労働条件政策課」など新設 厚労省は今年7月、労使双方が納得した上で多様な働き方を実現できるようにするため、労働基準局内に「労働条件政策課」を新設する予定だ。現在ある「企画課」は廃止する。また4月には、局をまたいだ総合的な政策の策定などを担当する「政策統括官(社会保障、労働政策担当参事官室)」の下で、現在補佐的な役割を担っている「政策企画官」のポストを1つ増やす。

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1.新型インフルワクチン盗難 長岡京の済生会病院(京都新聞),京都新聞
RV=432.9 2010/01/05 22:39
キーワード:接種,小児科,基礎,院長,子ども

 京都府長岡京市今里の済生会京都府病院(中嶋俊彰院長)で、昨年暮れから年始にかけて、院内に保管していた新型インフルエンザのワクチンが盗まれていたことが5日、分かった。盗まれたワクチンは、子どもに接種した場合は48人〜80人分に相当する。向日町署が窃盗事件として捜査している。新型インフルエンザが流行するなかで、ワクチンの盗難は全国で初めてとみられる。 向日町署によると、4日午前8時半ごろ、済生会京都府病院2階外来小児科の休憩室の冷蔵庫に保管していた新型インフルエンザワクチンのガラスアンプル(1ミリリットル)16本がなくなっているのに女性看護師が気付いた。院内を捜したが見つからず、病院が5日になって向日町署に盗難の被害届を出した。 これまでの調べでは、病院内で新型インフルエンザワクチンの予防接種を行ったのは12月25日が最後で、接種後、午後5時ごろに看護師がワクチンを冷蔵庫に保管した際は異常はなかったという。 向日町署はその後、4日までの間にワクチンが盗まれたとみて、不審者の有無などを調べている。休憩室がある小児科外来の部屋の入り口は施錠がされていたという。 ワクチンはアンプル1本で子ども3〜5人分の接種量に当たる。病院側によると、子ども用のワクチンの在庫の大半は小児科の診察室にある冷蔵庫に保管されて残っていたが、盗まれた分については大人用のワクチンを補充し、当面のワクチン接種計画に影響はないという。5日の新年初めてのワクチン接種は予定通り実施した。 病院の伊関正典事務部次長は「病院で貴重なワクチンがなくなったのは残念だ。原因を突き止めて、対処したい」と話した。 府乙訓保健所は「状況を確認した上で、今後、こうしたことのないよう管理の徹底を指導する」としている。 ■厚労省「盗難初めて」 ワクチンの供給を担当する厚生労働省血液対策課は「都道府県や医療機関から盗難被害の報告は上がっておらず、盗難があったことは、今初めて聞いた」としている。 新型インフルエンザの流行を受け、ワクチン接種は昨年10月からまず医療従事者を対象に始まった。各医療機関で妊産婦や基礎疾患(持病)のある人や児童・生徒など優先接種対象者に順次、接種対象を拡大している。 厚労省によると、12月末の時点で約2100万人分のワクチンが全国の医療機関に供給済みで、3月末までに優先接種対象者約5400万人分が供給される見通しだ。 京都府健康対策課によると、府内では年末までに約40万人分のワクチン供給を受け、医療機関に届けている。

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2.新型インフルワクチン、ナゾの盗難(読売新聞),読売新聞
RV=381.5 2010/01/05 23:04
キーワード:接種,小児科,配分,子ども

 京都府長岡京市の済生会京都府病院で、新型インフルエンザのワクチン16本が盗まれていたことがわかった。 同病院から5日、届け出を受けた向日町署は窃盗容疑で捜査。厚生労働省は「全国的にも聞いたことがない被害だ」としている。 発表によると、盗まれたのは1ミリ・リットル入りアンプル16本で、子ども用として使うと最大80回分にあたる。同病院2階にある小児科外来の職員用休憩室で冷蔵庫に入れて保管していたが、昨年最後の接種日だった先月25日夕から看護師が冷蔵庫を確認した今月4日朝までの間に、なくなっていたという。 府によると、ワクチンは先月以降、府内の各病院に希望通り、配分していた。担当者は「供給量は十分で、なぜ盗まれたのかわからない」と話している。

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3.新型インフルワクチン盗難 済生会京都府病院、保管80人分(京都新聞),京都新聞
RV=379.5 2010/01/05 21:49
キーワード:接種,小児科,院長,子ども

 京都府長岡京市今里の済生会京都府病院(中嶋俊彰院長)で、昨年暮れから年始にかけて、院内に保管していた新型インフルエンザのワクチンが盗まれていたことが5日、分かった。盗まれたワクチンは、子どもに接種した場合は80人分に相当する。向日町署が窃盗事件として捜査している。新型インフルエンザが流行するなかで、ワクチンの盗難は全国で初めてとみられる。 向日町署によると、4日午前8時半ごろ、済生会京都府病院2階外来小児科の休憩室の冷蔵庫に保管していた新型インフルエンザワクチンのガラスアンプル(1ミリリットル)16本がなくなっているのに女性看護師が気付いた。院内を探したが見つからず、病院が5日になって向日町署に盗難の被害届を出した。 これまでの調べでは、病院で新型インフルエンザワクチンの予防接種を行ったのは12月25日が最後で、接種後、午後5時ごろに看護師がワクチンを保管した際は異常はなかったという。 向日町署はその後、4日までの間にワクチンが盗まれたとみて、不審者の有無などを調べている。休憩室がある小児科外来の部屋の入り口は施錠がされていたという。 ワクチンはアンプル1本で子ども5人分の接種量に当たる。署が病院に確認した話によると、院内にはまだワクチンの在庫があり、当面の予防接種に影響はないという。

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1.新型インフルで沖縄市の男児が死亡 12月末にワクチン接種(琉球新報),琉球新報
RV=349.7 2010/01/06 12:00
キーワード:接種,脳症,沖縄

 県新型インフルエンザ対策室は6日、新型インフルエンザに感染し、重症化していた沖縄市在住の男児(4)が5日夜に死亡したと発表した。 県内の死亡者は3人目で、幼児は初めて。死因は新型インフルエンザによる脳症。幼児に基礎疾患はなかった。12月30日にワクチン接種を受けたが、1月3日から発熱、4日からけいれんが続き、入院し、呼吸不全、脳浮腫を起こしていた。【琉球新報電子版】

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2.15歳未満、より早い経過で死亡―新型インフル(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=313.9 2010/01/06 15:33
キーワード:小児,脳症,学会,小児科

 新型インフルエンザを発症した患者が死亡したケースの中で、15歳未満の小児では発症から死亡までの平均日数が5.4日と、ほかの年代より早い臨床経過で死亡していることが、厚生労働省が更新した新型インフルエンザの発生動向に関する「医療従事者向け疫学情報」で分かった。小児の死亡例のうち14.3%が医療機関を受診する前に自宅で心肺停止や死亡した状態で発見されており、厚労省は自宅での経過観察に関して注意を呼び掛けている。 医療従事者向け疫学情報は昨年12月25日の公表。11月20日の初回公表後に新たに得られた情報を取りまとめて更新した。死亡例については、12月6日までに自治体から報告を受けた死亡100例を分析した。年代別の内訳は、15歳未満が28例、15歳以上65歳未満が40例、65歳以上が32例。 それによると、発症から死亡までの平均日数は全体で7.2日だった。前回公表の疫学情報で明らかにした11月7日報告分までの死亡50例の平均5.6日より1.6日長くなったが、厚労省は依然として「発症後に短期間で入院し、早期に亡くなっているという臨床経過が分かる」との見解を示している。 年代別では、15歳未満が5.4日、15歳以上65歳未満が7.7日、65歳以上が8.3日で、15歳未満と65歳以上の間には約1.5倍の差があった。また、15歳未満の死亡例のうち、60.7%に当たる17例が、医療機関を受診して抗ウイルス薬などの投与を受けて帰宅した後、重症化して入院していた。14.3%に当たる4例では、医療機関を受診する前に自宅で心肺停止や死亡の状態で発見されており、厚労省は「自宅での経過観察の重要性、保護者への情報提供の必要が示唆された」との見方を示している。 小児の自宅療養について、厚労省では日本小児科学会と共同でパンフレットを作成し、▽異常な言動▽嘔吐や下痢▽唇が紫色(チアノーゼ)―などの症状があった場合には、再度医療機関を受診するよう注意を呼び掛けている。■死亡した65歳以上の96.9%に基礎疾患 主治医の報告に基づく直接死因は、15歳未満では脳症・脳炎(21.4%)、肺炎(17.9%)、多臓器不全(14.3%)の順に多かった。一方、15歳以上65歳未満、65歳以上ではいずれも肺炎が40%超を占めていた。 15歳以上65歳未満ではこのほか、多臓器不全(22.5%)、心不全(10%)が主な死因だった。65歳以上でも多臓器不全が12.5%を占めたが、基礎疾患の増悪が21.9%いた。 死亡例の中で基礎疾患を有する人の割合は年齢層が高くなるにつれて高くなり、65歳以上では32例のうち31例(96.9%)が基礎疾患がある人だった。31例の内訳(重複あり)は、慢性呼吸器疾患13例、糖尿病12例、慢性心疾患7例の順に多かった。

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3.新型インフルワクチン盗まれる=小児80人分、病院から−京都(時事通信),時事通信
RV=278.2 2010/01/06 01:45
キーワード:接種,小児科

 京都府長岡京市今里の済生会京都府病院の小児科外来から新型インフルエンザワクチンがなくなっていたことが5日、分かった。京都府警向日町署が窃盗事件として捜査している。 同署によると、先月25日午後5時〜今月4日午前8時半ごろ、同病院2階の小児科外来休憩室の冷蔵庫に保管していた新型インフルエンザワクチンのアンプル16本(子供80人分)が何者かに盗まれた。 4日に出勤した女性看護師が、ワクチンがなくなっていることに気付いた。同病院では先月25日、予防接種をした際に看護師が在庫を確認した後、同月29日〜今月3日まで休診。小児科外来の入り口は施錠されており、院内でワクチンを移動した事実を確認できないことから、同病院が同署に被害届を出した。 同病院は今後、大人用のワクチンを充当するため、予防接種の予定に影響はないとしている。

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4.<新型インフルエンザ>京都・長岡京の病院、ワクチン盗難か(毎日新聞),毎日新聞
RV=278.2 2010/01/06 11:30
キーワード:接種,小児科

 京都府長岡京市の済生会京都府病院は5日、新型インフルエンザワクチンの入った容器16本(80人分)がなくなったと府警向日町署に届けた。ワクチンを移動させたという職員がいないため、同署は窃盗事件の可能性があるとみて調べている。 同署によると、同病院では昨年12月25日に年内最後のワクチン接種があり、午後5時の診療終了後、残ったワクチンを2階の外来小児科休憩室の冷蔵庫に収納。4日午前8時半ごろ、出勤した看護師がなくなっているのに気付いた。【田辺佑介】

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1.インフル脳症 4歳児死亡 県内3例目(琉球新報),琉球新報
RV=515.0 2010/01/07 09:45
キーワード:接種,脳症,抗体,沖縄,基礎,12月

 県新型インフルエンザ対策室は6日、新型インフルエンザに感染し重症化していた沖縄市在住の男児(4)が5日夜、入院中の県立中部病院で死亡したと発表した。死因は新型インフルエンザによる脳症。男児に基礎疾患はなかった。12月30日に1回目のワクチン接種を済ませたが、3日夜に発熱、抗体ができる前に感染していた。 県内の新型インフルエンザによる死亡者は3例目。国内では4日までに143例の死亡例が報告されている。県内では年末から再び患者が激増、県によると「夏場のピーク時と同程度流行している」という。 男児は3日夜から39度の発熱があり、4日朝に開業医を受診し、タミフルを処方され、昼に1回内服したが、同日午後5時ごろからけいれんが続き、中部病院を受診した。簡易キット検査でA型陽性となり、新型インフルエンザ脳症が疑われ、集中治療室(ICU)に入院した。 5日にPCR検査で新型インフルエンザ陽性が判明し、呼吸不全のため人工呼吸器で管理されていたが、その後循環不全となり、血圧が低下した。脳浮腫の改善はなく、5日午後10時45分に死亡した。

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2.副作用心配?新型ワクチン、仏で大量余剰(読売新聞),読売新聞
RV=362.9 2010/01/07 21:51
キーワード:接種,副作用,11月

 【パリ=林路郎】フランスで、新型インフルエンザ・ワクチンが大量に余る見通しとなったことをめぐり、政府批判が噴き出している。 世界保健機関(WHO)が北半球の多くの国で感染が峠を越したとの見方を示す中、ワクチン買い付けに要した多額の費用がもったいないという国民の意識が背景にありそうだ。 国民議会(下院)の与野党議員は6日、大量のワクチン発注で製薬企業が果たした役割などを追究する特別調査委員会設置を求める決議案を上程した。 仏政府は国民全員がワクチンを2回ずつ打つと想定して、昨年11月、世界のアンプル総量の1割に相当する9500万回分を総額約10億ユーロ(約1300億円)でグラクソ・スミスクライン社やノバルティス社などに発注した。政府は2月末までに3000万人が接種すると見込んでいたが、これまでに接種した人は国民の1割足らずの約500万人にとどまる。ワクチンの副作用に関する報道が影響して、接種を敬遠する人が続出したためとみられる。 あわてた仏政府は5000万回分の注文を取り消したが、4000万回分の在庫を抱え込みそうだ。政府はカタールやエジプト、ウクライナなどへの転売を模索し始めた。 こうした対応に与野党から批判が噴出。医師でもある与党・民衆運動連合のベルナール・デブレ下院議員は、「10億ユーロで全国の病院の赤字が補填(ほてん)できた」と主張。社会党のブノワ・アモン下院議員は、「製薬会社の一人勝ちだ」と政府を批判した。 週刊紙カナール・アンシェネは6日、「新型インフルエンザ対策に関するバシュロ保健相の諮問委員会のメンバーに製薬会社の研究所職員が多数含まれていた」と報じた。仏政府が製薬業界への利権誘導を図って「水増し発注」したとの疑念も浮上している。ワクチンが余る現象はドイツやオランダでも起きており、将来のインフルエンザ対策でワクチン生産が抑制され、不足する事態を心配する声も出ている。

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3.新型インフルエンザ:ワクチン接種前倒し あすから65歳以上 /香川(毎日新聞),毎日新聞
RV=327.3 2010/01/07 17:01
キーワード:接種,11月,沖縄

 昨年秋ごろから猛威を振るっている新型インフルエンザのワクチン接種で、県は6日、今月中旬からの予定だった65歳以上の高齢者への接種開始を8日に前倒した。県内の医療機関では6日から順次、予約を始めた。高齢者の接種で、国が定めた優先接種対象者はすべて終える。健康な成人への接種は、2月以降になるとみられる。 県によると、インフルの発生動向を調査している県内47定点医療機関の1週間の平均患者数は、11月23〜29日の54・87人をピークに減少。先月14〜20日に19・36人まで減少した。県は、小中学校などで、既に多くの児童生徒が感染したことなどが原因とみている。ただ、沖縄県では一度平均患者数が10人程度まで減った後に、再び20〜30人まで増えていることや、今後、季節性インフルエンザの流行時期に入ることなどから、引き続き、こまめな手洗い、うがいなどの感染防止対策を呼びかけている。【吉田卓矢】1月7日朝刊

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1.<新型インフル>ワクチン接種後に呼吸困難や血圧低下46件(毎日新聞),毎日新聞
RV=442.4 2010/01/08 20:04
キーワード:接種,副作用,脳症,承認

 厚生労働省は8日、新型インフルエンザワクチンの接種後に、呼吸困難や血圧低下に陥る「アナフィラキシー」を起こした例が46件報告されていることを、専門家会議で明らかにした。報告の頻度は10万件当たり0.6件で、一般的な発生率とされる10万件当たり1件より低いことなどから、専門家会議は「重大な懸念はない」と結論付けた。 アナフィラキシーはアレルギー症状の一種で、注射で起こる代表的な副作用。 厚労省によると、ワクチンは昨年12月末までに約830万回接種され、医療機関からアナフィラキシーの報告が102件あった。専門家が検討した結果、このうち46件は接種との因果関係があると判断された。意識を失うなど入院相当のケースも20件含まれていたが、いずれも回復しているという。 このほか、今月5日までに脳炎・脳症で7件、神経まひなどを起こすギラン・バレー症候群で5件の副作用報告があったが、これらも季節性のワクチンと比べて際立った危険はないと判断された。 昨年末までに接種されたワクチンはいずれも国産だが、カナダでは日本が輸入を予定し承認手続き中のワクチンを巡り、約17万本の接種で7件のアナフィラキシーの報告があったため、使用が中止されている。【清水健二】

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2.ワクチン接種との関係調査へ=新型インフル、重い持病の死者−厚労省(時事通信),時事通信
RV=297.1 2010/01/08 20:18
キーワード:接種,副作用

 厚生労働省は8日、重い肺炎などの持病がある人が新型インフルエンザのワクチンを接種した後に死亡するケースが報告されていることを受け、ワクチンが死亡リスクを高めているかを調査する方針を明らかにした。 同省によると、これまでにワクチンを接種したのは最大1600万人。接種後に死亡したと報告されたのは7日までに107人で、大半が重い持病のある高齢者だ。同省が専門家に意見を求めたところ、多くはワクチンとは関係がなく、持病による死亡と判断された。 しかし、重い肺疾患である間質性肺炎や慢性閉塞(へいそく)性肺疾患、腎臓疾患やがんなどの患者30人弱については、ワクチン接種により持病が悪化して死亡につながった疑いが否定できないとされている。 ワクチンの副作用について議論している同省検討会の専門家には、重い持病がある人は風邪を引いた程度のきっかけで死亡することも多く、ワクチンが死亡リスクを高めているとは限らないとの意見も多い。

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3.新型インフルで追試 首都大学東京が決定(産経新聞),産経新聞
RV=221.5 2010/01/08 07:56
キーワード:試験,受験生,追試

 首都大学東京は7日、新型インフルエンザに感染して受験できない受験生のため、2次試験の全日程で追試を実施すると発表した。 大学によると、追試は前期が3月5日、後期が3月20日。新型インフルエンザに感染したか感染の疑いで、2、3月の本試験を1教科も受けられなかった受験生が対象となる。 措置に伴い、最終的な合格発表が前期3月10日、後期3月23日に変更になる。詳細は出願した受験生に受験票送付時に知らせるほか、大学ホームページに掲載する。 

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1.新型インフルエンザ:65歳以上接種、27日にも 12日から予約受け付け /秋田(毎日新聞),毎日新聞
RV=388.8 2010/01/09 12:01
キーワード:接種,前週,12月,定点

 県は8日、65歳以上への新型インフルエンザワクチン接種を27日をめどに開始すると発表した。12日から予約を受け付ける。 県感染症情報センターがまとめた県内医療機関1定点あたりのインフルエンザ感染者数(12月28日〜1月3日)は8・29人で前週から半減。ピーク時の6分の1以下になった。依然としてほとんどが新型とみられるという。これまで20歳未満の感染者が圧倒的に多かったが、この週は20歳以上が48%だった。 優先接種対象ではない持病のない19〜64歳への予防接種は、ワクチン需給状況を見て決める。県健康推進課は「感染のピークを過ぎたと安心できる状況ではなく、今後季節性インフルエンザと混ざる可能性もある」と注意を呼びかけている。【百武信幸】1月9日朝刊

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2.新型インフルで女性死亡 鳥取で初(産経新聞),産経新聞
RV=303.1 2010/01/09 19:34
キーワード:接種,基礎,12月

 鳥取県は、8日に死亡した同県大山町の女性(63)が新型インフルエンザに感染していたと発表した。県内で新型インフルエンザの感染者が死亡したのは初めて。女性には慢性呼吸器疾患と慢性心疾患の基礎疾患があったが、ワクチン接種はしていなかった。 県によると、女性は12月30日から倦怠(けんたい)感を訴え、1月4日に38度の発熱があった。6日にかかりつけの医者の紹介で米子市の医療機関に入院し、インフルエンザ肺炎と診断された。8日朝に意識レベルが低下し死亡した。その後の検査で新型インフルエンザの感染が確認された。

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3.<新型インフル>3歳未満へのワクチン接種を推奨、「対象外」から方針転換―中国(Record China),Record China
RV=265.0 2010/01/09 17:21
キーワード:接種,妊婦

2010年1月7日、中国衛生部は新型インフルエンザワクチンの接種について、「3歳未満は対象外」との方針を転換し、月齢6カ月から35カ月の乳幼児への接種を推奨することを各地方の衛生管理部門に通達した。中国では当初、安全性の問題から妊婦と3歳未満の乳幼児は新型インフルワクチン接種の対象外だったが、新型インフルに感染した妊婦で重症化する例が相次いだため、今年に入って重点接種対象とするよう方針を転換していた。【その他の写真】中国で確認された新型インフル患者は2日までに12万人超で、死者は659人。ワクチン接種は6日までに全国で5242万人が受けた。(翻訳・編集/東亜通信)

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1.肺炎球菌の重複感染で重症化=新型インフル−アルゼンチン調査(時事通信),時事通信
RV=98.1 2010/01/10 17:22
キーワード:球菌,併発,昨年,致死,スる,プロ

 南米アルゼンチンで、秋から冬に当たる昨年5〜7月に、新型インフルエンザの致死率が4.5%と極めて高かったのは、肺炎球菌との重複感染が主因だったことが分かった。米コロンビア大などの研究チームが10日までに、米オンライン科学誌プロス・ワンに発表した。 1918年ごろに世界的に大流行した同型のインフルエンザ「スペイン風邪」の際も、肺炎を併発して死亡した患者が多かったことが知られており、ワクチンなどによる肺炎球菌対策も重要とみられる。

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2.新型インフル本を自主回収=「事実確認が不十分」−講談社(時事通信),時事通信
RV=48.6 2010/01/10 12:45
キーワード:回収,官僚,医学,同社

 講談社は10日までに、厚生労働省職員が著者の新型インフルエンザに関する書籍について、「事実関係の確認が十分でなく、医学的に不正確」などとして、自主回収を始めた。 同社によると、回収の対象となったのは、現職の医系技官である村重直子氏が著者の「新型インフル禍の真犯人 告発!  死の官僚」で、7日に出版された。 村重氏へのインタビューを同社編集部でまとめたが、タイトルを含めて同氏の本意と異なる内容だったため、9日付で回収を決めたという。

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1.優先接種対象者以外の予約始まる 滋賀・新型インフルワクチン(京都新聞),京都新聞
RV=435.6 2010/01/12 21:29
キーワード:接種,基礎,子ども,1月,国産,予約

 滋賀県内の医療機関で12日から、新型インフルエンザ用ワクチンの優先接種対象者以外の人について、ワクチン接種の予約受け付けが始まった。現時点では、接種開始の時期は未定という。 県によると、厚生労働省が1月中旬にも優先接種対象者以外へのワクチン接種開始を決定する可能性があり、事前受け付けによってスムーズな接種開始につなげるのが狙い。 子どもや高齢者、基礎疾患のある人など優先接種の対象者は県内約60万人で、今回からそれ以外の約80万人がワクチン接種を受けられる。接種されるワクチンは国産か輸入のどちらかという。 県内では、今シーズンの新型インフルエンザ流行のピークは昨年11月中旬だったが、現在も患者は多く、県は警報発令を継続している。

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2.【インド】新型インフル死者約1千人超:マハラシュトラで284人(インド新聞),インド新聞
RV=93.9 2010/01/12 04:00
キーワード:インド,累計

 インド保健・家族福祉省は10日、インド国内で新たに33人の新型インフルエンザ感染が確認されたと発表した。10日現在、インドでの累計感染確認は2万7

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3.新型とB型のインフルで初の重感染か―4歳男児、堺市で(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=50.9 2010/01/12 22:46
キーワード:男児

 堺市衛生研究所は1月12日、同市の4歳男児から採取した検体から、新型インフルエンザウイルスとB型インフルエンザウイルスの両方が検出されたと発表した。男児には川崎病の既往があったが、インフルエンザは特に重症化することなく回復したという。国立感染症研究所によると、季節性のA型とB型の重感染は報告されているが、新型とB型の重感染が疑われる例の報告は初めてという。 堺市衛生研究所によると、男児は昨年11月18日にインフルエンザ簡易検査でB型と判定され、同日に検体が採取された。PCR検査で新型インフルエンザ陽性と確認されたが、ウイルス分離では新型のウイルスは検出されず、B型のウイルスのみが分離された。 同研究所では、▽先行感染した新型インフルエンザは沈静化しつつあった▽新型は感染しても症状が出ない「不顕性感染」だった▽両ウイルスに重感染したが、一方のウイルスは淘汰された―可能性があるとみている。

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1.新型インフルエンザ:ワクチン接種、高齢者15日から開始 県民の半数可能に /佐賀(毎日新聞),毎日新聞
RV=436.4 2010/01/13 16:01
キーワード:接種,11月,妊婦,回数,基礎

 新型インフルエンザ対策で県は12日、基礎疾患のない一般の高齢者(65歳以上)のワクチン接種を15日から始めると発表した。これで、国が定めた優先対象者全員が接種可能となり、県民の約半数が接種を受けられることになる。 高齢者の接種回数は1回で、費用は3600円。生活保護世帯と市町民税の非課税世帯は接種費用が助成される。県は接種を実施している医療機関の情報を県のホームページに掲載しているほか、掛かり付け医への問い合わせを勧めている。 県健康増進課によると、基礎疾患患者を含む県内の高齢者人口は21万人余。これまでの優先接種対象者と合わせると約40万人となり、85万人いる県人口の約半数が接種できるようになるという。 当初、国は一般高齢者の接種開始を2月から予定していたが、医療機関に在庫があることなどから、前倒しすることになった。 医療機関関係者以外の優先接種は、昨年11月2日の基礎疾患のある1歳〜小学3年生を皮切りに▽同16日からは妊婦や全基礎疾患患者、すべての1歳〜小学3年生▽12月17日には1歳未満児の保護者、小学4年生〜高校生−−と拡大された。【上田泰嗣】1月13日朝刊

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2.新型インフルエンザ:ワクチン一般接種、県内800の医療機関で受け付け /滋賀(毎日新聞),毎日新聞
RV=323.4 2010/01/13 13:03
キーワード:接種,11月,承認

 県は12日、優先接種対象者以外の一般への新型インフルエンザワクチン接種の受け付けを始めた。県内約800の医療機関で受け付ける。厚生労働省が輸入ワクチンの導入を決め次第、接種日程が決まるという。 同省の薬事・食品衛生審議会薬事分科会は15日、輸入ワクチンの承認について審議する。県は承認を見込んで、受け付けを決めた。 県内の1医療機関あたりの新型インフルエンザ患者の数は3日までの1週間に18・52人。ピークだった昨年11月の51・44人から大きく減少した。それでも、県健康推進課は「子どもの感染は減ったが、成人は減っていない。ワクチンを接種してほしい」と呼びかけている。【後藤由耶】1月13日朝刊

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3.国産か輸入、被接種者が選択可能=新型インフルで厚労省方針(時事通信),時事通信
RV=259.5 2010/01/13 21:20
キーワード:接種,承認

 外国製の新型インフルエンザワクチンをめぐり、厚生労働省は13日、接種を受ける人が国産、輸入ワクチンのどちらかを選択できるとする方針を明らかにした。順調に承認手続きが進んだ場合、輸入ワクチンは最短で来月3日から出荷が始まり、同月中旬から接種が始まる見通しという。 同省によると、輸入ワクチンの接種対象は主に優先接種の対象から外れる健康成人。今月中旬に承認される最短のケースでは、グラクソ・スミスクライン(英)が来月5日、ノバルティス(スイス)が同3日から出荷が可能となり、医療現場には国産と輸入の両方が混在する可能性が高い。 輸入ワクチンには国産に含まれない免疫補助剤が添加されるほか、ノバルティスの製剤は動物の細胞を使って培養するなど製法も異なる。 このため、同省は製剤の特徴を理解してもらった上で、接種希望者は国産と外国製2種類の中からワクチンを選択できるようにすることとした。

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1.<センター試験>インフル対策万全? 予備校、会場ピリピリ(毎日新聞),毎日新聞
RV=491.5 2010/01/14 12:46
キーワード:接種,試験,受験生,追試,11月

 16日から大学入試センター試験が始まり、受験シーズンが本番を迎える。受験生にとって、今年は試験対策と並んで新型インフルエンザの感染も心配の種。予備校や試験会場の大学は、前例のない感染対策に神経をとがらせている。 大手予備校の代々木ゼミナールは、現役生も受講できるセンター試験の直前対策14講座(1月8〜14日)を、希望者に限りインターネット上で受けられるようにした。予備校でも同じ講義を受けられるが、ウイルスに感染しやすい人込みを避けて自宅などで受講できるのが利点だ。 全国ですでに1000人が希望するなど好評という。背景には、ほとんどの自治体で浪人生への予防接種が遅れていることがある。同ゼミナールの担当者は「高校3年生の中には、(感染しているかもしれない)浪人生と長時間、机を並べての受講を心配する声もある」と指摘する。 キャンパスがセンター試験会場となる大学側も、対策を講じている。約5500人が受験予定の東京大は、新型インフルエンザの感染が疑われる受験生だけを集める部屋を用意した。一般会場とは別棟で100人以上が収容できる広さという。 大学入試センターは「感染者のマスクからウイルスが飛散して感染が広がる恐れがある」として、使用済みマスクを入れるビニール袋を試験会場に持参するよう受験生に呼びかけている。 受験生が宿泊するホテルも、対策を打ち出してPRしている。京都国際ホテル(京都市)は、人込みを避けるため、当日の朝に試験会場へタクシーで送迎するサービスを実施する。京都大や同志社大など近隣の会場に限るが、入試のある2月下旬はすでに予約でいっぱいだという。【内橋寿明】 ◇国公立大の8割、追試験実施の予定 新型インフルエンザに感染した受験生への特例措置を検討している大学も多く、旺文社の調査では国公立大の8割以上が追試験を実施する予定だ。受験機会が複数ある私立大は他の日程への振り替えで対応するケースが多かった。 昨年11月中旬から12月中旬にかけて、すべての国公立大と、09年度入試の志願者数が全国150位以内か医学部がある私大にアンケートし、計242大学から回答を得た。 その結果、国公立大は前後期とも8割強が追試を実施する予定と回答。実施日は本試験の1週間後が多かった。私大は他日程への振り替えが45%で、追試が33%。検定料の返還に応じる私大も31%あり、全く措置を講じないと答えた私大は15%だった。また、申請には大学への「電話連絡」と「診断書提出」を求めると答えた大学が大半だった。【井上俊樹】

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2.健康成人の負担軽減、優先対象と同様に―新型ワクチン接種で厚労省(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=378.2 2010/01/14 15:29
キーワード:接種,妊婦,承認,回数

 厚生労働省の上田博三健康局長は1月14日の「全国厚生労働関係部局長会議」で、新型インフルエンザワクチンの健康な成人への接種について、優先接種対象者と同様の費用負担の軽減措置を行う方針を示した。優先接種対象者の接種では、市町村民税の非課税世帯が負担軽減の対象になっている。 現行の費用負担の軽減措置は、市町村が実施主体。措置に要する財源のうち、国が2分の1を、都道府県が4分の1を補助している。 健康な成人への接種は、当初は予定されていなかったが、優先接種対象者のうち医療従事者や妊婦などへの接種回数が2回から1回に見直されたことを受けて、厚労省は昨年12月15日に「新型インフルエンザワクチン接種の基本方針」を改定し、健康な成人にも接種できることを明記していた。接種開始時期は、輸入ワクチンの特例承認の状況を踏まえて決定する。

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3.季節性インフルエンザ:新型猛威の一方で… 県内感染報告、これまでゼロ /秋田(毎日新聞),毎日新聞
RV=324.4 2010/01/14 12:00
キーワード:接種,小児科,11月

 ◇「まだ広がる可能性」も 新型インフルエンザの猛威の一方で、例年なら感染が広がり始めている季節性インフルエンザは鳴りを潜めている。県感染症情報センターによると今冬の感染報告はこれまでゼロで、全国でも同様の傾向。ただ新型対策重視のためワクチン供給量が減り、一部では接種受け付けをやめた医療機関もある。普段ならこれからが感染のピークを迎える時期で、医療関係者は新型同様の予防策の徹底を呼びかけている。【百武信幸】 同センターによると、例年季節性インフルエンザの流行は12月半ばごろから増え始め、1月下旬と3月半ばにピークを迎える。 だが今季(09年8月〜1月3日)に県内で検出したインフルエンザウイルス350件をサンプル調査したところ、すべてが新型。これに対し季節性のAソ連型、A香港型、B型とも0件だった。国立感染症研究所によると、全国でも季節性の感染確認は新潟と大阪でB型が確認されたにとどまっている。 県のセンター担当者は「原因は不明」と首をかしげる。ただ過去の例から、新しい型が出ると旧来型の感染が淘汰(とうた)されることも考えられるという。またこれまでのサンプル調査を元に簡易検査でA型と判定されれば新型と判断している現状もあり「把握できていないだけかもしれない」との見方を示す。 厚生労働省の通知によると、新型インフルエンザワクチン製造を優先した影響で、国内の今シーズンの季節性ワクチン製造量は前年の8割程度。 秋田市のある小児科医院は「供給量が減ったうえインフルエンザ全体への関心が高まり、接種希望者が増えるのでは」と見ていたが、実際には前年並みにとどまる。 同医院関係者は「普段接種する人の多い11月に新型の感染が広がり、熱で接種をあきらめたり、時期を逃して必要性を感じなくなった人も多いようだ」と見る。子供の場合、新型、季節性それぞれ2回ずつ受ける負担の重さもある。 この医院はまだワクチンの在庫があり、3月まで予約を受け付ける方針。ただ医療機関によっては12月上旬までに在庫がなくなり、接種の受け付けをやめているところもある。 中通総合病院(秋田市)の福田光之院長は「まだ季節性インフルエンザが広がる可能性があり、油断はできない」と強調。新型にかかった人が今度は季節性に感染する可能性もあり、「基本的に対処法は新型も季節性も同じ。手洗い、うがいや不用意に人込みのあるところに行かないなどの注意を今後も続けてほしい」と呼びかけている。1月14日朝刊

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1.<新型インフル>「殺到」など課題も 輸入ワクチン承認(毎日新聞),毎日新聞
RV=467.3 2010/01/15 11:43
キーワード:接種,副作用,承認,回数,介護

 新型インフルエンザの輸入ワクチンが承認されることで、全国民分のワクチンを確保できることになった。しかし、課題も残る。 「最初は予約が殺到するのでは。かかりつけ医を持たない人も多いので、慎重な予診も必要になる」。東京都内の内科診療所の院長は懸念する。持病のある人や子供などに限られていた接種対象者が一気に約7250万人も増えるからだ。 ◇国産も選択可能 輸入ワクチンは2月初旬から医療機関へ出荷される。接種回数はグラクソ・スミスクライン製が1回、ノバルティス製は18〜49歳が1回、それ以外は2回で、費用は国産と同じ3600円(2回で6150円)。医療機関に国産と輸入の両方があった場合には、接種希望者が選択できる。 厚労省は接種の優先順位は付けない方針。だが、自治体などに対しては、介護従事者ら重症化リスクの高い人に接する機会が多い職業の人への早期接種の配慮を求める構えだ。 ◇余ったら廃棄? 一方、国産ワクチンも約5400万回分生産され、ワクチンが余るのは確実だ。厚労省によると、ドイツやフランスでは副作用への懸念などから接種が進まず、政府が購入予定を一部キャンセル。米英など9カ国は、WHO(世界保健機関)に途上国へのワクチン提供を申し出ている。 厚労省は「現段階でキャンセルや途上国への提供の計画はない」とし、余った場合の使い道は未定で、輸入ワクチンの有効期間は半年〜1年半。国立感染症研究所の岡部信彦・感染症情報センター長は「輸入を決めた以上、廃棄も仕方ない。ウイルスは変異しやすいので来シーズンの使用は難しいだろう」と話す。【清水健二、関東晋慈】

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2.<新型インフル>輸入ワクチン承認へ 9900万回分(毎日新聞),毎日新聞
RV=360.5 2010/01/15 11:23
キーワード:接種,試験,承認

 厚生労働省の薬事・食品衛生審議会薬事分科会は15日、国が海外2社から輸入を予定している新型インフルエンザワクチンについて審議した。下部組織の部会は「承認して差し支えない」と判断しており、危険性を示す新たなデータもなかったため、同日午後に承認を了承する答申をまとめる見通し。長妻昭厚労相が来週にも承認し、2月中旬から優先接種対象者以外の国民(健康な19〜64歳)への接種が始まる。 輸入するのは、グラクソ・スミスクライン(英国)製7400万回分と、ノバルティス(スイス)製2500万回分。いずれも国産ワクチンでは使っていないアジュバント(免疫補助剤)が入っており、白濁している。ノバルティス製は鶏卵を使う日本とは違い、イヌの腎臓細胞を使って作られている。 両ワクチンとも、通常の承認に必要な治験(臨床試験)を経ていないが、緊急性がある医薬品として、手続きを簡素化した「特例承認」の規定が初適用された。【清水健二、関東晋慈】

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3.輸入新型インフルワクチンを特例承認へ―厚労省(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=360.5 2010/01/15 18:05
キーワード:接種,試験,承認

 厚生労働省の薬事・食品衛生審議会(薬食審)薬事分科会(分科会長=望月正隆・東京理科大薬学部教授)は1月15日、グラクソ・スミスクライン(GSK)とノバルティスファーマから承認申請された新型インフルエンザワクチンの特例承認の可否について審議し、特例承認するよう長妻昭厚労相に答申することを決議した。これを受け、厚労省は近く正式に特例承認する。 通常、製薬企業は臨床試験データが一通りまとまってから承認申請を行うが、薬事法14条3項では、▽国民の生命および健康に重大な影響を与える恐れがある疾病のまん延などを防止するため緊急に使用することが必要▽外国で販売などが認められている―などを条件に、必ずしも国内での臨床試験データを求めずに「特例承認」できることを定めており、今回これが初めて適用された。ただ、特例承認に当たっては、安全性に関するデータを早期に収集して必要な措置を講じるなど複数の条件が付く。 同分科会で、厚労省側は「これから健康な成人(7250万人)に対する接種を進めていくに当たって、国産ワクチンが不足する状況にある。また、発生数は下がりつつあるが、これから第二波が来ることも想定しなければならない」と強調。また、参考人として出席した尾身茂・自治医科大教授は「大まかに言えば、国産ワクチンで高齢者を含め優先グループには間に合うのではないかということで、健康な成人にどうするかということが今回の課題。今のところ輸入ワクチンの安全性に重大な懸念はないだろう」とした。

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1.受験票、マスク…準備万端 16日から センター試験 新型インフル対策に全力(西日本新聞),西日本新聞
RV=450.0 2010/01/16 07:07
キーワード:接種,試験,学級,受験生

 16日に始まる大学入試センター試験。本番直前の15日は、多くの受験生が九州の各試験会場を下見に訪れた。昨夏以降の新型インフルエンザの流行拡大を受け、今年はマスク姿が格段に目立つ。日々の学習と併せて健康にも細心の注意を払ってきた受験生たちが、準備万端で本番に臨む。 3年生の1クラスが2学期に学級閉鎖になった大分市の大分上野丘高は、全校集会など人が集まる場所でのマスク着用や手洗い、うがいの励行といった感染予防策を生徒に徹底指導。宮脇和仁教頭は「今は3年生に新型の感染者がおらず、ほっとしている。今までの対策の効果が出た」。 予備校生は新型のワクチン接種の優先対象とされておらず、さらに気を使う。福岡市中央区の駿台福岡校は、昨年6月から登校した生徒の手を職員がアルコールスプレーで消毒し、季節性のワクチン接種の推奨もしてきた。猪飼恭義校舎長は「できる限りの手を打ってきた」と話す。=2010/01/16付西日本新聞朝刊=

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2.センター試験 敵は不況と新型インフル(産経新聞),産経新聞
RV=368.2 2010/01/16 18:02
キーワード:接種,試験,受験生

 「浪人はできない」「親が苦労しているので、なるべく学費の安い大学を選んだ」−。16日に始まった大学入試センター試験会場では、不況下で迫られることになる「進路選択」をめぐって受験生の切実な声が聞かれた。「不況」に加えて今年は「新型インフルエンザ」も受験生の敵。会場にはマスク姿の受験生が半数近くを占め、「これから受験シーズン本番だから、感染が心配」という声も多く聞かれた。 東京・本郷の東京大学キャンパス。東京都江東区の私立高3年の男子生徒(17)は「母親から『もちろん、一発で合格するのよね?』などといわれたりして、現役で通らなければというプレッシャーを感じている」と苦笑。「それで志望校のランクを下げたりもした」と話す。 さいたま市の県立高3年の男子生徒(19)は「父親の会社の収入が減ったので、なるべく学費の安い大学を選ぶようにした」。 千葉県野田市から都内の私立高に通う女子生徒(17)は「中学校教師の父親が『公務員なのにボーナスが減った』とショックを受けていたのを見て、浪人はできないと思った」と語った。 大手予備校の河合塾が昨年暮れに高校教師に実施したアンケートでは、生徒に国公立大志向や、私立大の受験校数を減らす傾向が強まっているとした回答が共に6割近くを占めるなど、不況が大学受験に色濃く影を落としている。 新型インフル対策では、「予防接種が予約いっぱいで受けられなかった」と不安を訴える声や、対照的に「早めにかかったから大丈夫」という受験生も見られた。

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3.余っても解約条項なし=輸入ワクチン、大量廃棄も−厚労省(時事通信),時事通信
RV=348.5 2010/01/16 02:42
キーワード:接種,副作用,承認

 輸入が承認された外国製の新型インフルエンザワクチンは、余った場合に解約する条項がなく、他国への転売もできない条件になっていることが、15日分かった。購入には約1126億円かかるが、感染者の減少傾向が続いており接種希望者は今後減るとみられる。大量に生じた余剰の廃棄を余儀なくされる可能性もある。 輸入されるのはグラクソ・スミスクライン(英、GSK)の7400万回分、ノバルティス(スイス)の2500万回分で、国産の5400万回分と合わせれば日本の人口を上回る。一方、国立感染症研究所の調査では、昨年12月から6週連続で感染者の減少傾向が続いており、病院では接種予約のキャンセルが出始めた。 厚生労働省などによると、日本が結んだ契約には、余剰が出たことを理由とする解約条項はない。GSKのワクチンは転売先で副作用被害が生じた時の補償を日本政府が肩代わりしなければならず、転売は事実上不可能。世界保健機関(WHO)を通じて発展途上国に供与することしかできない。ノバルティスの製品は供与もできず、余れば廃棄するしかないという。

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1.センター試験終了、追試は過去最多961人(読売新聞),読売新聞
RV=455.9 2010/01/17 21:50
キーワード:試験,受験生,追試,追試験,受験,会場,札幌

 大学入試センター試験は2日目の17日、理科と数学の試験が行われ、全日程を終了した。 大学入試センターの同日午後6時までの集計によると、追試験の受験を認められた受験生は昨年より730人多い計961人で、1995年の934人を超え過去最多となった。このうち509人が新型インフルエンザか似た症状が原因。追試験は今月30日と31日、全都道府県の計48会場で行われる。 受験者数は「理科〈1〉」20万1064人(受験率36・3%)、「数学〈1〉」37万7851人(同68・3%)、「数学〈2〉」33万8887人(同61・2%)、「理科〈2〉」23万7074人(同42・8%)、「理科〈3〉」17万1730人(同31・0%)。平均点の中間発表は今月20日、得点調整を行うかどうかの発表は同22日に行う。 新型インフルエンザによる影響について、同センターは、「最大で全受験生の1割にあたる5万人の追試実施も想定しており、思ったより少なかった」としている。このほか、北海道で雪の影響により鉄道などに遅れが出たため、札幌市などの9会場で1時限目の理科〈1〉が1時間繰り下げて行われた。

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2.<受験の危機管理>第2回 遅刻して許される理由は 新型インフルエンザ流行で対応変更(毎日新聞),毎日新聞
RV=375.0 2010/01/17 00:17
キーワード:試験,受験生,受験,1月,会場,札幌

<受験の危機管理>第2回 遅刻して許される理由は 新型インフルエンザ流行で対応変更1月17日0時17分配信毎日新聞雪の中、試験会場に向かう受験生たち=札幌市北区の北海道大で2010年1月16日午前8時22分、近藤卓資撮影

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3.センター試験終了へ=札幌で大雪、開始繰り下げ(時事通信),時事通信
RV=374.2 2010/01/17 18:19
キーワード:試験,追試,追試験,受験,会場,札幌

 大学入試センター試験は17日、理科と数学が行われ、2日間の日程がほぼ終わった。札幌市と隣の江別市では大雪で交通機関が乱れ、北海道大など9会場で開始を最大1時間繰り下げた。新型インフルエンザの影響も懸念されていたが、目立った混乱はなかった。 2日目の受験者数と志願者全体に占める割合は、理科(1)20万1064人(36.3%)▽数学(1)37万7851人(68.3%)−だった。 インフルエンザや類似の症状が出て受験できず、30、31日の追試験を認められたのは16日までに全国で426人。ほかの病気などを加えると、683人だった。 大学入試センター(東京都)は当初、新型インフルエンザの流行拡大で最大5万人程度が追試を受ける事態も想定。例年は東京など2カ所のみだった会場を各都道府県に確保し、問題冊子などは約7万5000人分を用意していた。 センター試験

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1.センター試験 追試験、最多の961人 雪で遅れ、1万人影響(産経新聞),産経新聞
RV=348.7 2010/01/18 07:56
キーワード:試験,受験生,追試験,会場,前倒し

 大学入試センター試験は17日、全国の725会場で理科と数学の試験が行われ、2日間の日程を終えた。懸念された新型インフルエンザの影響では、季節性を含むインフルとみられる症状で509人が追試験対象となり、対象者全体ではセンター試験で過去最多の961人に上った。北海道では雪による交通機関の乱れで、札幌市内などの9会場で試験開始が1時間繰り下げられ、約1万人の受験生に影響が出た。 インフルなどによる509人の対象者は昨年の風邪などの対象者123人を大幅に上回ったが、5万人規模の大流行を想定していた大学入試センターは「予想より大変少なく、ほっとしている」とコメントした。 追試験では、試験開始に遅れた北海道の受験生らが多数対象となった。一方、試験中のトラブルなどによる再試験は、今年は英語リスニングの1人のみで、前年の719人から大幅に減少。追試験、再試験ともに30、31の両日に行われる。 大雪以外のトラブルでは、長野市の信州大学で理科(1)の試験を定刻より14分前倒しするミスがあった。同センターによると、監督者が誤って定刻前に試験開始を指示。ミスに気づいたが、大半の受験生が問題を開いていたため、終了時刻を14分繰り上げたという。受験生は23人。 また、同センターは16日に実施した地理歴史の「地理B」の問題中に記述の誤りがあったと発表。ベルギーとスイスの公用語に関して、ベルギーが公用語を制定しているにもかかわらず「制定にいたっておらず」と記述していた。ただし、正解を導く上で支障はないとして、採点上の措置は取らない。 試験結果については、平均点の中間発表が20日に行われ、得点調整の有無が22日、平均点の最終発表が2月5日に行われる予定。

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2.<新型インフル>成人向けワクチン接種、都が18日から開始(毎日新聞),毎日新聞
RV=343.6 2010/01/18 14:34
キーワード:接種,前倒し,希望,スケジュール,成人

 東京都は18日、19〜64歳の健康成人向けの新型インフルエンザワクチンの接種を約半月前倒しして同日から開始すると発表した。この日から希望者全員が接種を受けられる。 厚生労働省のスケジュールでは健康成人向けの接種開始は2月上旬から中旬になる見込みだったが、都は既に供給量が十分あるなどとして前倒しすることにした。

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3.最悪期、脱した可能性=新型インフルでWHO事務局長(時事通信),時事通信
RV=63.6 2010/01/18 22:42
キーワード:耐性

 【ジュネーブ時事】世界保健機関(WHO)のチャン事務局長は18日、ジュネーブのWHO本部で開いた執行理事会で、新型インフルエンザの世界的な大流行(パンデミック)に関して、「北半球の一部では、大流行は静まりつつあるようだ。最悪期は脱したかもしれない」との見解を示した。 事務局長によると、これまでに新型インフルエンザのウイルスの毒性が強まるような変異は起きていないほか、治療薬タミフルが効かない耐性ウイルスも広範には広がっていない。 ただ、「北半球で通常のインフルエンザのピーク期が終わる4月まで明確な結論を出すのは賢明でない」とも語り、今後の推移を注意深く見守る姿勢を強調した。

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1.新型インフルエンザ:ワクチン接種、きょうから一般向け開始 /福岡(毎日新聞),毎日新聞
RV=427.1 2010/01/19 15:00
キーワード:接種,承認,妊婦,回数,1月

 県保健衛生課は18日、18歳以上〜65歳未満の一般向けの新型インフルエンザワクチン接種を、19日から開始すると発表した。この日から希望者全員が接種を受けることができる。接種を受けられるのは県内約3000の受託医療機関で、接種料金は1回に付き3600円。接種回数は原則1回。市町村によっては、生活保護世帯や市町村民税非課税世帯向けの費用負担額軽減措置を設けている。 当初、ワクチンの供給量に限りがあったことから、昨年10月以降、国の方針に基づき医療従事者や基礎疾患患者、妊婦などを優先して接種対象にし、健康な成人向けは2月中旬ごろになるとみられていた。しかし国が輸入ワクチンを承認するなど、供給量に余裕ができることなどから、県は予定を前倒しにすることを決めた。〔福岡都市圏版〕1月19日朝刊【関連ニュース】新型インフル:成人向けワクチン接種、都が18日から開始新型インフル:輸入ワクチンの国内販売を承認…厚労相新型インフル:「殺到」など課題も 輸入ワクチン承認新型インフル:輸入ワクチン承認へ 9900万回分新型インフル:ワクチン接種後に呼吸困難や血圧低下46件

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2.新型ワクチン余る公算、解約交渉も検討−長妻厚労相(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=422.3 2010/01/19 18:35
キーワード:接種,法案,承認,政策

 長妻昭厚生労働相は1月19日の閣議後の記者会見で、新型インフルエンザワクチンについて、輸入ワクチンの特例承認が決定したことなどから、「現時点では余る公算が大きい」と述べ、余剰分の解約に向けた交渉について検討していることを明らかにした。 長妻厚労相は、厚労省が各都道府県を通じて調査しているワクチンの需給状況や、新型インフルエンザの流行が再燃する可能性を勘案しても、「現時点では余る公算が大きいと判断している」と述べた。その上で、「各国の対応を見ながら、メーカーと(余剰分の解約に向けた)交渉をしていくことができるか否かも含めて検討している」とした。 特例承認は20日付で、対象となるのはノバルティスファーマ社製とグラクソ・スミスクライン(GSK)社製。同省によると、それぞれ2月3日、5日から出荷される。これにより、成人量換算で輸入ワクチン9900万回分程度が確保され、国産ワクチン(5400万回分程度)と合わせて約1億5300万回分が今年度末までに確保される見通しだ。【関連記事】・新たな新型インフルに予防接種法で対応―厚労省方針・輸入新型ワクチンを20日に初の特例承認・輸入新型インフルワクチンを特例承認へ―厚労省・次期通常国会への提出法案を説明−厚労省政策会議・健康成人の負担軽減、優先対象と同様に―新型ワクチン接種で厚労省

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3.新型インフルエンザ:ワクチン接種、受験生予約は3割 /福井(毎日新聞),毎日新聞
RV=389.1 2010/01/19 13:01
キーワード:接種,受験生,承認,1月

 県新型インフルエンザ対策本部は18日、ワクチンを優先的に接種できる、県内の受験生(中学3年生と高校3年生)の予約状況を明らかにした。 同日現在、中学3年生で予約しているのは、県内の全8522人中、4046人。一方、高校3年生は全7573人中、825人にとどまるという。 中学3年生には13日からすでに接種を実施しており、高校3年生への接種も20日から始まる。【大久保陽一】1月19日朝刊【関連ニュース】新型インフル:成人向けワクチン接種、都が18日から開始新型インフル:輸入ワクチンの国内販売を承認…厚労相新型インフル:「殺到」など課題も 輸入ワクチン承認新型インフル:輸入ワクチン承認へ 9900万回分新型インフル:ワクチン接種後に呼吸困難や血圧低下46件

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1.新型インフルの輸入ワクチンが特例承認(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=357.6 2010/01/20 21:15
キーワード:接種,試験,承認

 厚生労働省は1月20日、ノバルティスファーマとグラクソ・スミスクライン(GSK)の新型インフルエンザの輸入ワクチンを特例承認した。両社とも2月上旬に国内での出荷を開始する予定。主に優先接種対象者以外の健康成人が接種対象となる。 ノバルティス社製は、免疫増強剤(アジュバント)を添加した細胞培養型ワクチン。厚労省と契約した2500万回分をドイツ工場で生産済みで、既に日本に向けて1200万回分を出荷したという。有効期限は製造から6か月だが、「実施中の安定性試験の結果によっては延びる可能性がある」(広報部)としている。 一方、GSK社製は鶏卵を使って製造され、アジュバントを混合して使用する。厚労省とは7400万回分の契約を結んでおり、カナダ工場で生産している。有効期限は18か月となっている。

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2.新型インフルエンザ:優先対象外の接種が始まる /鳥取(毎日新聞),毎日新聞
RV=351.6 2010/01/20 17:00
キーワード:接種,承認,1月,国産

 新型インフルエンザのワクチンの優先接種対象者以外の接種が19日、始まった。これでだれでも接種できるようになった。65歳以上の人は優先接種の最下位だったが、開始は対象外の人と同じになった。 費用は1回なら3600円、2回だと同日医療機関で受ければ6150円、異なる医療機関だと7200円。市町村が助成などの措置をとっている。 県対策本部によると、輸入ワクチンも20日に承認され、2月上旬には供給が始まる。国産、輸入から選べるようになる。費用は同じ。国産が皮下注射なのに対し輸入は筋肉注射。9歳までの子供も1回の接種で済む輸入ワクチンもある。また、1歳未満の子供は接種で免疫をつけることが難しいため、接種が推奨されていないが、接種は可能。【大川泰弘】1月20日朝刊

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3.新型インフルエンザ:ワクチン、接種希望者全員に きょうから県が前倒し /新潟(毎日新聞),毎日新聞
RV=331.3 2010/01/20 13:01
キーワード:接種,回数,1月,国産

 県は19日、新型インフルエンザワクチンについて、最後の優先接種対象者だった65歳以上の高齢者と、19〜64歳の健康な成人も対象に20日から接種を始めると発表した。これで希望者全員が接種できるようになる。 県は当初、高齢者と健康な成人の接種開始時期を2月1日以降としていたが、ワクチンを十分供給できる見通しがついたため、開始時期を前倒しすることにした。 今月15日までに供給した約62万8000人分のワクチンのうち、約29万人分が未使用のままという。国産ワクチンだけで県内需要をまかなえる見込み。 接種は県内約1400カ所の医療機関で受けられる。接種回数は原則1回で料金は3600円。市町村民税非課税世帯は原則無料で、他の負担額軽減措置を設けている市町村もある。【岡田英】1月20日朝刊

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1.新型インフルエンザ:ワクチン接種、65歳以上は25日から /福島(毎日新聞),毎日新聞
RV=463.0 2010/01/21 12:00
キーワード:接種,前週,配分,1月,国産,定点

 ◇健康な成人は来月8日 県は20日、新型インフルエンザ対策本部会議を開き、65歳以上の高齢者のワクチン接種を当初予定の2月5日から前倒しし、今月25日から始めることを決めた。2月中旬以降の接種開始が見込まれていた健康な成人など優先接種対象者以外も、同月8日から始める。県は20日、約2カ月続いたインフルエンザの流行警報を解除した。 県によると、ワクチン接種の予約受け付けは高齢者が接種開始と同じ今月25日から、優先接種対象者以外は2月1日から。感染者が増加したことや、優先接種対象者の接種が予想より少なかったことに加え、輸入ワクチンの配分の見通しも立ったため前倒しした。当初は輸入ワクチンのみが予定されていた優先接種対象者以外も、国産ワクチンを選択できるという。今後、優先接種対象者以外の接種の前倒しも検討する。 この日の会議では、第2週(11〜17日)に県内80の定点医療機関から報告のあったインフルエンザ感染者数が、前週比139人減の692人で、4週連続で減少したことが報告された。1定点当たりの感染者数は8・65人で、警報の継続基準(10人)を下回った。 保健所別の感染者数は▽県北102人(前週比88人減)▽郡山市142人(同11人増)▽県中78人(同10人増)▽県南92人(同41人減)▽会津105人(同31人増)▽南会津9人(同2人増)▽相双30人(同56人減)▽いわき市134人(同8人減)。県は「例年は1月から3月に流行のピークを迎えており、今後も十分な注意が必要」と呼び掛けている。【松本惇】1月21日朝刊

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2.<新型インフル>健康成人へのワクチン接種、今月から開始(毎日新聞),毎日新聞
RV=350.3 2010/01/21 10:25
キーワード:接種,承認,沖縄,国産

 厚生労働省は20日、新型インフルエンザワクチンの優先接種対象以外の健康な19〜64歳への接種について、35都道府県が今月中からの開始を決めたと発表した。茨城▽埼玉▽東京▽山梨▽滋賀▽京都▽鳥取▽岡山▽広島▽福岡▽沖縄−−の11都府県では19日までに接種が始まっており、大阪、北海道など24道府県も今月中に始める。2月開始は8県、時期未定が4県。 現在流通しているのは国産ワクチンで、厚労省が15日、優先接種対象の各グループへの接種がすべて始まっていることを前提に、健康成人への接種前倒しを認めていた。20日に正式承認された海外2社の輸入ワクチンは、2月上旬から医療機関への供給が始まる。

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3.新型インフルエンザ:ワクチン接種、25日からすべての人へ(毎日新聞),毎日新聞
RV=325.5 2010/01/21 16:00
キーワード:接種,配分,1月,12月

 県は20日、すべての人への新型インフルエンザのワクチン接種を25日から始めると発表した。21日から医療機関で受け付ける。 県内でワクチンを受けられる医療機関は1495。2月中旬ごろからは輸入ワクチンが入荷するため、医療機関で希望を聞いて接種する。13歳以上は原則1回接種で、費用は3600円。ワクチンは12月中旬以降、国からの配分量が医療機関の申し込み量を上回っており、不足の恐れはないという。 県の週ごとの発生動向調査で、1月(第1週)のインフルエンザ患者数は1医療機関あたり14・75と6週連続で下がっている。しかし県健康危機管理課は、患者の中心である10代までの子供以外では大きな変化がないとして「明らかな減少傾向にあるとまではいえない」としている。 問い合わせは県インフルエンザ総合窓口(096・333・2240)や各保健所へ。【結城かほる】1月21日朝刊

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1.<新型インフル>東大、名古屋大など追試せず(毎日新聞),毎日新聞
RV=533.7 2010/01/22 18:31
キーワード:接種,試験,追試,追試験,11月,受験

 東京大学は22日、10年度一般入試(前期2月25、26日、後期3月13日)について、新型インフルエンザで受験できなかった人に対する追試験は行わないことを決めた。理由について東大は、(1)新型インフルエンザの患者数が昨年11月末から減少傾向が続く(2)ワクチン接種の対象拡大で予防が可能(3)試験日のインフルエンザの感染状況が例年並みの見通し−−などの点を挙げ、「追試は公平性の観点で懸念がある」としている。文部科学省によると、実施しない国立大は、東大のほか、名古屋大、東京芸大、三重大。 国立大学協会は昨年10月、インフルエンザの感染者向けの追試など特例措置を取るよう求め、82の国立大の中で63大学は追試などの実施を発表している。【本橋和夫】

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2.宮城県、成人接種25日から 新型インフルワクチン時期早める(河北新報),河北新報
RV=312.3 2010/01/22 06:13
キーワード:接種,前週,受験

 宮城県は21日、健康な成人を対象にした新型インフルエンザワクチンの接種予約と接種を25日に始めると発表した。 県内では既にすべての優先接種者が接種対象になっている。健康成人への接種は2月上旬に開始する予定だったが、ワクチンの供給に余裕が出て接種時期を早めた。 健康な成人の接種について、国は歯科医師、薬剤師、介護従事者、養護教諭、保育士、幼稚園教諭を優先して受け付けるよう医療機関に求めている。県は独自に(1)大学受験を控えた浪人生(2)基礎疾患のない障害者―への配慮を要請した。 ワクチン13万回分を22日、医療機関400施設に配分し始める。接種希望者は25日以降、受託医療機関に予約する。◎インフル患者全体的に減少 前週比158人減 宮城県保健環境センターによると、県内94定点医療機関で11〜17日の1週間に報告された1医療機関当たりのインフルエンザ患者数は3.80人で、前週(4〜10日)の5.48人から減少した。 センターは「昨秋のピーク時に患者の大半を占めた小中学生が減少し、全体の患者数も減ったようだ」と話している。 地域別は、多い順に大崎6.63人(前週4.38人)、登米6.20人(6.60人)、石巻6.14人(8.43人)、仙南5.88人(7.13人)、栗原5.25人(1.50人)、気仙沼3.60人(8.80人)、仙台市2.74人(5.07人)、塩釜1.93人(4.53人)。 患者実数は357人で前週より158人減った。内訳は仙台市115人、大崎53人、仙南47人、石巻43人、登米31人、塩釜29人、栗原21人、気仙沼18人。

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3.追試実施は見送り=「インフル患者減少」−東大入試(時事通信),時事通信
RV=311.1 2010/01/22 12:34
キーワード:試験,追試,追試験,受験

 東京大は22日、2010年度一般入試では例年通り、追試験を行わないと発表した。新型インフルエンザの流行で、文部科学省や国立大学協会が追試など特例措置の実施を求めたが、東大は前期・後期日程の両試験で受験機会は確保できると判断。インフルエンザだけを理由に追試を行えば公平性確保の点で懸念があるとも指摘した。 

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1.新型インフル 輸入ワクチン不要 46都道府県希望せず(産経新聞),産経新聞
RV=502.1 2010/01/23 07:56
キーワード:接種,試験,副作用,受験生,11月

 新型インフルエンザの輸入ワクチンについて、厚生労働省は22日、山梨県を除く46都道府県が入荷を希望していないことを明らかにした。輸入ワクチンをめぐっては国の方針が当初の「2回接種」から「1回接種」に変更されたことから、「余る」と指摘されてきた。厚労省は余ったワクチンを備蓄する方針だが、使用期限が約半年と短いものもあり、一部の契約解除や途上国への寄付なども視野に入れ、在庫の有効利用を検討し始めた。                   ◇ 厚労省はワクチンの輸入に向け、今月から全国の都道府県に対し、必要量を調査していた。 その結果、現段階で入荷を希望したのは山梨県の200人分のみ。ほかの都道府県は入荷を希望しなかった。 厚労省はグラクソ・スミスクライン社(英国)とノバルティス社(スイス)の2社から計9900万人分の輸入を予定している。今後、入荷希望が増えたとしても大量の在庫が生じることは必至だ。厚労省は「まだ国産の出荷が続いており見合わせた自治体が多いのではないか。今後は増える可能性もある」としているが、流行が下火になる中、接種希望者は減少しており、国産ワクチンですら余っているのが現状だ。 こうした事態に、医療機関からは怒りの声も出始めている。東京都世田谷区の診療所「しまだクリニック」の島田知則院長は「こんなことになるなら、センター試験前に受験生に打ってあげられた」と憤る。同院では、11月ごろ受験生から接種希望が殺到したが、国が接種を認めた優先対象者でなかったため、すべて断っていたという。 輸入ワクチンについては「副作用への不安が根強く、接種を希望する人は少ないだろう」と話し、今後も入荷するつもりはないという。 都内のある総合病院では、国産ワクチンですら約1千人分が余った状態。「不足してパニックかと思えば、今度は余剰が出てしまった。最終的な負担は税金を払う国民と、医療現場に回ってくる。国はもっと計画的な危機管理をしてほしかった」と話している。

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2.新型インフルエンザ:学級閉鎖、基準緩和 免疫持つ子多い場合で−−県通知 /埼玉(毎日新聞),毎日新聞
RV=299.4 2010/01/23 12:00
キーワード:接種,学級,11月

 県教育局は新型インフルエンザ対策で、既に感染したかワクチンを接種したことで免疫を持つ子供が多いクラスは、学級閉鎖するかを各学校で判断できるよう、基準を一部緩和した。昨年8月以降、1クラス3人以上が感染すると一律で閉鎖していたが、流行発生警報が解除されたうえ、免疫を持つ子供が増えたため。免疫を持つ子供が少ないクラスは従来の基準で対応する。 20日付で市町村教委と県立校に通知した。県教育局保健体育課によると、学校がクラスの半数程度に免疫があると判断すれば、3人以上の感染者がいても学級閉鎖すべきかを独自に決められる。 免疫を持っている子供が多いのに、繰り返し学級閉鎖したクラスがあり、学校から「柔軟に対応させてほしい」との意見が寄せられていた。今月11〜17日の週に学級閉鎖した学校は計20校。11月のピーク時は700校を超えていた。 ただ、成人も含めたモニター医療機関調査では、今月11〜17日の週にインフルエンザで受診した患者は県平均で7・38人いる。【山崎征克】1月23日朝刊

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3.25日から健康な成人にも 新型インフルワクチン(紀伊民報),紀伊民報
RV=218.5 2010/01/23 17:01
キーワード:接種,抗体

 新型インフルエンザのワクチン接種で、和歌山県は22日、優先対象に含まれていない健康な19〜64歳の接種を25日から始めると発表した。これで希望するすべての人が対象になる。 厚生労働省は15日、優先対象の全グループへの接種が始まっていることを前提に、健康な成人への接種前倒しを認めた。県内では昨年10月に医療従事者から優先接種を開始。15日に最後の優先対象、65歳以上の高齢者への接種を始めている。 ワクチンは、県内で28万5872回分が流通(成人換算)。優先対象者は約61万人いるが、一度感染して抗体ができた人が増えたことや、警戒感が薄まり接種希望者が減ったことで、ワクチン不足は解消されつつあるという。 現時点ではすべて国産ワクチンで接種は1回、費用は3600円。事前に医療機関への予約が必要。接種可能な医療機関は県ホームページなどで確認できる。接種効果が出るには3〜4週間必要、5〜6カ月間持続する。 県内50の医療機関から17日までの1週間に報告された定点当たりの患者は8・84人で横ばい。保健所管内別では新宮が19・67人で警報、田辺が13・71人、串本が13・00人で注意報基準を超えている。

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1.新型インフルエンザ:出雲や斐川で、受験生にワクチン集団接種 /島根(毎日新聞),毎日新聞
RV=404.8 2010/01/25 15:00
キーワード:接種,受験生,受験,1月,予約

 ◇これで勉強に専念 本格的な受験シーズンの到来を前に、出雲市と斐川町の中学3年生と高校3年生を対象とした新型インフルエンザワクチンの集団接種が24日、出雲市塩冶町の出雲保健所であった。 中高生のワクチン接種は既に始まっているが、かかりつけ医がない、平日の接種が困難などの事情がある受験生のために、両市町や出雲医師会などが共同で実施。247人の予約があり、訪れた受験生らは次々に接種を受けた。 3月に高校受験を控える斐川町黒目の深井雅さん(14)は「クラスの大半が既にインフルエンザにかかっているため、これからかかるのではと不安があったが、これで勉強に専念できる」と話した。【細谷拓海】1月25日朝刊

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2.新型インフルエンザ:20代の女性死亡 県内3例目 /長野(毎日新聞),毎日新聞
RV=256.1 2010/01/25 11:00
キーワード:接種,1月,基礎

 県は24日、新型インフルエンザに感染した東信地方の20代の女性が死亡したと発表した。死因はインフルエンザによる肺炎。女性に基礎疾患はなく、ワクチン接種は受けていなかった。新型インフルエンザの感染者(感染疑い含む)の死亡は県内3例目で、全国では177例目。 県衛生部によると、女性は3日に発熱などの発症があり、簡易検査を受けたが陰性だった。7日に肺炎と診断され、東信地方の病院に入院。9日には人工呼吸器を装着したが簡易検査は陰性だった。症状が回復せず、12日に遺伝子検査(PCR検査)を実施した結果、陽性と判明。タミフルを投与したが、24日に死亡した。女性の家族に感染者はおらず、感染経路は特定できていないという。【大島英吾】1月25日朝刊

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3.支局長からの手紙:新型じゃない? /京都(毎日新聞),毎日新聞
RV=246.8 2010/01/25 13:01
キーワード:抗体,耐性,妊婦,1月

 1年ほど前、人類が全く免疫を持たない新型インフルエンザが発生すれば、4人に1人が感染し国内だけでも最大64万人が死亡するなどと政府や医療関係者が警告し、マスコミもその危険性を報道していました。その「新型インフルエンザ」が昨年4月、メキシコで発生。瞬く間に全世界に広がり、WHO(世界保健機関)は警戒レベルを最高の「6」とし、世界的大流行(パンデミック)を宣言しました(今も「6」のまま)。ところが、感染者の死亡率は従来からの季節性インフルエンザよりはるかに低く、社会機能がストップするような事態にはなりませんでした。 なぜだろう。あれほど危険性が強調されていたのに。疑問でした。感染ピークが過ぎたとされますが、京都大医学部の芝蘭会館で市民公開講座「新型インフルエンザにかからないために」(健康財団グループ主催)が開かれると知ったので、「それでも自衛のために必要だ」と思い参加しました。講師は府健康福祉部医療専門監、京都産業大鳥インフルエンザ研究センター教授、府立医大付属病院感染症制御部長、大阪大学微生物病研究会観音寺研究所長らそうそうたる専門家です。知らなかった多くのことが語られ、疑問も解けました。 そもそも「新型インフルエンザ」発生前に想定されていた新型インフルエンザとは鳥由来のインフルエンザウイルス(H5N1型)によるものでした。ところが、最初にメキシコで発生したのは豚由来のH1N1型でした。このことは早くから分かっていたようですが、WHOも日本政府もこれを「新型インフルエンザ」として対応しました。H1N1型なら人類は過去に経験しており、このウイルスに対する抗体(病原体に対して血清にできる抵抗物質)を既に持っている人は専門家も驚くほど多いとのことです。鳥由来のウイルスに使っていた「新型」の言葉が昨春を境に、豚由来のウイルスに定着したため、いつの間にか、「新型インフルエンザも事前の予想ほどではないなあ」と思うようになってしまっていたのです。 このH1N1型が変異して死亡率を高めるウイルスになる心配はあまりなく、逆に病原性は徐々に低くなるのではないかとする見解も出ました。さらに、このウイルスによってこれまでのインフルエンザウイルスは駆逐される可能性もあるそうです。 死亡率が低いと言っても、それは高熱が出ればタミフルを投与するなど適切な医療体制が整っている日本での話です。糖尿病や腎不全、呼吸器系に病気がある人、抵抗力が弱い高齢者、乳幼児、妊婦らが感染すれば重症化し、死亡率も高くなります。一方、タミフルの投与が増えれば、タミフルに耐性のあるウイルスが生まれる心配があります。確かに耐性ウイルスは生まれるそうですが、驚いたことに耐性ウイルスは今より感染力が弱く、感染しても重症化しにくくなるのではということです。 しかし、忘れてはならいのは、警戒すべき鳥由来の新型インフルエンザウイルス(H5N1型)はまだ発生していませんが、鳥の世界では既に発生している事実です。それが人から人へ感染する新型ウイルスになる心配がまだあることです。そして、1年前に比べて、発生まで「1年近付いた」のです。【京都支局長・北出昭】1月25日朝刊

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1.30道府県は追試実施=高校入試のインフル対策−文科省(時事通信),時事通信
RV=339.8 2010/01/26 19:16
キーワード:試験,受験生,追試,追試験

 都道府県立高校の2010年度一般入試で、30道府県の教育委員会が新型インフルエンザ対策として追試験を行う予定であることが26日、文部科学省のまとめで分かった。また、全47教委が発熱、せきなどの症状がある受験生に、別室で受けさせる準備をしている。 同省は15日時点の対応方針を集計。追試以外の特例措置として、(1)インフルエンザのような症状で受験できなかった志願者には、面接などで試験を代替する(2)前期日程で欠席者が多ければ合格者を減らし、後期の募集人数を増やす−などの対応を決めた教委もあった。

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2.新型インフルエンザ:ワクチン接種、全県民が可能に−−あすから /三重(毎日新聞),毎日新聞
RV=327.3 2010/01/26 11:00
キーワード:接種,小児,副作用

 新型インフルエンザワクチンの接種について、県は25日、基礎疾患のない健康な19〜64歳の人と1歳未満の小児への接種を、27日から実施可能な医療機関で始めることを決定した。これで、県内すべての人が接種を受けられるようになる。 県健康危機管理室によると、18日時点で医療機関に配布した以外に約8万7000回分のワクチンが備蓄されているため、対象を拡大するという。 1歳未満の子どもについては「接種の効果が弱い。副作用などのリスクがあることを考慮し、医師と十分相談して接種するか判断してほしい」としている。【岡大介】〔三重版〕1月26日朝刊

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3.新型インフルエンザ:輸入ワクチン購入希望、全国で山梨県のみ /山梨(毎日新聞),毎日新聞
RV=302.3 2010/01/26 13:00
キーワード:接種,副作用,小児科

 ◇国産余ってるの知らなかった? 新型インフルエンザの国産ワクチンが余剰気味の中、輸入ワクチンの購入希望があった都道府県は全国で山梨のみだった。県健康増進課は「国産ワクチンが余っているという情報が行き渡らなかったのかもしれない」と推測している。 県によると、輸入ワクチンの購入を希望したのは個人が開設する医療機関4カ所で、それぞれ購入できる最少量である50回分。 県にはこれまで、成人計24万人分の国産ワクチンが配分されたが、医療機関だけでなく、卸売業者も在庫を抱えているという。このため、2月に予定されていた成人向けの接種開始が今月に前倒しされた。ワクチンの有効期間は1年ほどで、ウイルスの変異で使えなくなる可能性もある。県は2月以降、国に提出するワクチンの配分希望をゼロにすることも検討中だ。 県によると、副作用への不安から、医療機関にワクチンが国産かどうかの問い合わせが寄せられており「国産でも余り始めた中、輸入ワクチンの接種を希望する人は少ないのではないか」(健康増進課)という。 井上内科小児科医院(甲府市朝日1)の井上利男院長は、当初2回とされていた13歳以上の接種回数が1回に変更されたことが余剰の原因と指摘する。「これだけ余るのなら、国は優先接種の対象をもう少し緩和してもよかったかもしれません」(井上院長)。 日本にはグラクソ・スミスクライン(英国)製とノバルティス(スイス)製の計9900万回分が輸入される予定。国産ワクチンには使用されていない免疫補助剤が入っている。【沢田勇】1月26日朝刊

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1.新型インフルエンザ:ワクチン余る ピーク過ぎ警戒感薄れ? 県「接種を」 /滋賀(毎日新聞),毎日新聞
RV=370.7 2010/01/27 15:01
キーワード:接種,11月,妊婦,1月,希望

 ◇県「重症化予防に接種を」 新型インフルエンザ流行のピークが過ぎて警戒感が薄れたためか、ワクチンの接種が進んでいない。県によると優先接種対象者約60万人のうち接種者は4分の1の約15万人(昨年12月末現在)。約13万6000回分の在庫を抱える県は「依然として重症者は出ている。重症化予防のためにも積極的に接種してほしい」と呼び掛けている。【後藤由耶】 県教委の調べでは、公立の幼稚園から高校までの園児・児童・生徒約18万4600人のうち、約32%にあたる約5万8800人(20日現在)が新型インフルに感染した。県内の定点医療機関を受診した患者は、昨年11月末の1週間の51・44人をピークに減り続け、今月11〜17日までの1週間には11・12人にまで減少した。 県では昨年10月から順次、医療従事者や基礎疾患のある患者、妊婦らを優先して接種を進め、今月16日には全県民に接種対象を拡大した。しかし、接種希望者は少なく、ワクチンが余る事態になったという。大津市民病院の病院総務課は「一般の接種希望が低調。ワクチンが余るかもしれない」と話す。今年に入り、県には医療機関から「返品できないか」という問い合わせが寄せられているという。 ただ、全国的には新型インフルによる死者数は昨年11月以降、週に10人前後で推移しており、減少傾向はうかがえない。国が今月13〜19日の1週間に公表した死者数は13人に上り、うち11人は30歳以上の基礎疾患を持った人だった。このため県は、「特にぜんそくなどの基礎疾患がある人や、妊婦は接種してほしい」としている。1月27日朝刊

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2.新型にも早く効く シオノギが抗インフル新薬(J-CASTニュース),J-CASTニュース
RV=347.5 2010/01/27 11:22
キーワード:試験,小児,副作用,国産

 新型インフルエンザの感染拡大が心配されるなか、塩野義製薬が新しい抗インフルエンザ薬「ラピアクタ」を、2010年1月27日に売り出した。「タミフル」「リレンザ」に次ぐ新薬で、世界初の点滴剤として注目されている。 「ラピアクタ」の開発にかかわった長崎大学病院の河野茂院長は、「重症でなければ外来で、わずか1回15分間の点滴でタミフル5日間分と同等の効果があり、完治します」と話す。副作用も少なく、インフルエンザにかかると長引きやすい糖尿病や慢性呼吸器疾患などの重症患者や、小児も使いやすいという。■タミフルやリレンザと違い、初めての「国産」薬 09年来、猛威をふるっている新型インフルエンザだが、抗インフル薬としては、カプセルやドライシロップなど経口型の「タミフル」や、吸入して使用する「リレンザ」が、世界中で用いられてきた。 「ラピアクタ」は、タミフルやリレンザと同様に、インフルエンザウイルスの中に存在する「ノイラミニダーゼ」という物質を阻害することで治療する。タミフルやリレンザに次ぐ、第3のノイラミニダーゼ阻害薬であり、初めての「国産」薬だ。 長崎大学病院の河野院長は、「ラピアクタは点滴剤なので、予防よりも治療が目的です。しかし事前に投与することで予防できますし、通常の季節性インフルエンザだけでなく、新型にも、また試験段階では鳥インフルエンザにも効くことがわかっています」と話す。 インフルエンザの治療ではこれまで、患者の症状によっては投与した薬剤の血中濃度を高く維持することが必要な場合があり、経口剤や吸入剤では追加投与ができないこともあった。また、経口投与がむずかしい患者への対応策もなかった。 その点、ラピアクタは点滴剤なので、糖尿病などにかかっている重症患者にも繰り返し使える。他の薬を服用している患者について、シオノギは「ラピアクタは、他の薬剤との相互作用は起きにくく、臨床試験においても他の薬剤との相互作用による副作用は観察されていません」と説明している。■24時間以内に過半数の患者が平熱に回復 臨床試験では、成人の場合は治療開始(1回の投与)から24時間以内に過半数の患者が平熱に回復するなど、タミフルよりも早く効果が表れた。治るまで毎日服用しなければならない経口薬などは、快方に向かうと飲み忘れることも多いのに対して、点滴剤であればそのようなことがなく、確実な効果が期待できる。 「ラピアクタ」のもう一つのメリットは、小児にもよく効き、しかも副作用が少ないことだ。シオノギが小児(2~15歳)約100例を対象に新型インフルエンザに対する効果を調べたところ、薬を投与して平熱に回復するまでの時間は平均約20時間。成人よりも約10時間短く、より早く効くことがわかった。副作用の発現率は27.6%だったが、下痢や嘔吐などの消化器症状が主で、いまのところ投与による小児の「異常行動」も現れていないという。 小児用についてはまだ未認可で、シオノギは年度内に追加申請する方針だ。

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3.新型インフルエンザ:きょうから全員にワクチン接種開始 /岩手(毎日新聞),毎日新聞
RV=287.0 2010/01/27 12:02
キーワード:接種,小児,1月

 県新型インフルエンザ対策本部は、基礎疾患を持たない健康な成人(19〜64歳)と1歳未満の小児へのワクチン接種を27日から開始すると発表した。これですべての人の接種スケジュールが確定したことになる。ワクチンの在庫状況によっては接種を待ってもらう場合もあるという。 ただ、1歳未満の小児については接種で免疫をつけることが医学的に難しいとされており、県保健衛生課の佐々木信総括課長は「保護者は、有益性とリスクを考慮の上で接種させてほしい」としている。【岸本桂司】1月27日朝刊

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1.新型インフル 前週より減少(琉球新報),琉球新報
RV=583.0 2010/01/28 10:15
キーワード:接種,前週,妊婦,希望,定点,12月,学年,予約,基礎

 県新型インフルエンザ対策室は27日、第3週(18〜24日)の定点医療機関あたりの新型インフルエンザ報告数は36・72人で、前週の49・98人から減少したと発表した。しかし依然高い数値のため、県は咳(せき)エチケット、手洗い、うがい徹底を促している。一方、ワクチンは在庫状況から国内産で希望者分をまかなえると見込む。供給が3月中旬までのため「接種希望者は2月中に医療機関に予約してほしい」と呼び掛けている。 県内で昨年12月末までにワクチン接種を受けた人は10万852人。妊婦、基礎疾患を持つ人、小学校低学年の優先接種対象者の30・4%が接種した。

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2.第2次補正予算が成立(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=179.0 2010/01/28 20:09
キーワード:接種,費用

 今年度第2次補正予算は1月28日の参院本会議で可決、成立した。厚生労働省分は5684億円。 厚労省が計上したのは、70-74歳の患者負担割合の引き上げの凍結などを行う「現行高齢者医療制度の負担軽減措置等」5736億円、ワクチンの接種費用の助成などを行う「新型インフルエンザ対策の強化」1173億円など緊急経済対策関連に1兆2906億円、その他経費に127億円を計上している一方、第1次補正予算の執行停止などによる減額補正が7348億円ある。

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1.新型インフル 国産ワクチン接種後に女性死亡 (産経新聞),産経新聞
RV=294.8 2010/01/29 20:15
キーワード:接種,1月,国産,希望

 厚生労働省は29日、新型インフルエンザの国産ワクチンを接種した新潟県の80代の女性が、ワクチン接種後に死亡したと発表した。女性の担当医はワクチン接種と死亡の因果関係について「関連あり」と厚労省に報告。これまでワクチン接種後の死亡報告は117例あるが、担当医が「関連あり」としたのは初めて。 厚労省によると、女性は1月26日にワクチンを接種。約40分後に帰宅途中の路上で倒れて死亡した。担当医は接種直後に起きる重いアレルギー反応「アナフィラキシーショック」の可能性があると報告。ただし、女性には高血圧症の持病があり、「(室内から雪の降る屋外に出て)不整脈などを起こした可能性も否定できない」としている。 これまでの死亡報告117例のうち「関連なし」は38例、「評価不能」は78例。厚労省は2月にも専門家による検討会を開き、関連の有無を検証する。 また厚労省は同日、山梨県が、入荷を予定していた輸入ワクチン200回分の入荷をキャンセルしたと発表した。一方で、東京、愛知、滋賀の3都県がそれぞれ34回分の入荷を希望。9900万回分の輸入ワクチンに対し、希望数は102回分となった。

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2.新型ワクチンで死亡の可能性=副作用で初、新潟の80代女性−厚労省(時事通信),時事通信
RV=275.3 2010/01/29 20:27
キーワード:接種,副作用,国産

 厚生労働省は29日、新型インフルエンザの国産ワクチンを接種した新潟県の80代女性が、ワクチンの副作用で死亡した可能性があるとの報告を受けたと発表した。同省は複数の専門家に検証を依頼する。 同省によると、女性は高血圧や心臓病の持病があった。ワクチンを打った主治医は女性の死亡について、持病が悪化した可能性と、接種に伴うショック症状「アナフィラキシーショック」の両方が原因として考えられるとした上で、「ワクチンとの因果関係がある」と報告したという。 新型インフルのワクチン接種後の死亡報告は117件あるが、死亡との因果関係があるとされたケースは初めて。

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3.接種後死亡症例で初の「関連あり」報告―新型ワクチンで厚労省(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=223.1 2010/01/29 21:18
キーワード:接種,基礎,臨床

 厚生労働省は1月29日、新型インフルエンザワクチン接種後の死亡例のうち、主治医がワクチン接種と死亡との間に「関連あり」とした初めての報告があったと発表した。死亡したのは、新潟県の80歳代の女性で、脊椎後湾症、高血圧症、連合弁膜症の基礎疾患があった。 女性は26日のワクチン接種後30分間は副反応が見られなかったが、接種約40分後、帰宅途中で路上に倒れ、応答のない状態で発見された。その後、自動体外式除細動器を使用するなどしたが、「電気ショック不要」との応答があった。さらに、気管内挿管下で心肺蘇生などを開始し、救急車で医療機関に搬送したものの、死亡が確認された。 主治医の報告では、「臨床医経験の範囲内」で、暖房下の室内から寒冷の戸外へ出たことによる致死的不整脈や、潜在の深部血栓による肺塞栓の可能性も否定できないとされた。一方で、倒れたのがアナフィラキシーショックを起こしやすい接種後30分を少し過ぎた時間とみられることから、ワクチン接種との因果関係がある可能性もあるとして、「関連あり」と報告したという。 医薬食品局安全対策課の佐藤大作・安全使用推進室長は29日の記者会見で、「これまでも、接種当日に心不全を起こした死亡例の報告もある。(今回の事例と)似たようなものもある」と指摘した。一方で、「われわれが因果関係を評価できるわけではない」とも述べた。 接種後の死亡例の報告は27日までに117例。今回の事例以外はすべて「関連なし」か「評価不能」と主治医が報告している。 今後は第三者の専門家が、ワクチン接種と死亡の関連性について評価を行うという。

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1.センター追試開始 例年より1週間遅れ(産経新聞),産経新聞
RV=456.5 2010/01/30 15:25
キーワード:試験,受験生,追試,追試験,受験,会場

 大学入試センター試験の追試験が30日、2日間の日程で全国48の会場で始まった。今年は新型インフルエンザ対策として例年より時期を遅らせて本試験の2週間後とし、会場数も大幅に拡充。受験許可者は、過去最多の972人に上った。 初日は本試験と同様、公民、地理歴史、国語などを実施。受験許可者のうち、新型と季節性のインフルエンザを理由とするのは384人、発熱などの類似症状は125人で、交通遅延などにより本試験が受けられなかった受験生も100人以上いた。 大学入試センターは当初、追試対象者を5万人規模と想定したが、「大幅に少ない人数になった」としている。 英語のリスニングで監督者のミスにより試験時間が足りなくなった1人も再試験の対象になった。 同センターは新型インフルエンザ対策として、各都道府県で追試を受けられるように会場を従来の全国2カ所から増やした。時期も従来は本試験の1週間後だったが、今回は2週間後にした。

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2.センター試験 追試験始まる 972人対象に 31日まで(毎日新聞),毎日新聞
RV=450.3 2010/01/30 11:51
キーワード:試験,受験生,追試,追試験,1月,会場

センター試験 追試験始まる 972人対象に 31日まで1月30日11時51分配信毎日新聞新型インフルエンザ対策のため、例年より1週間遅いセンター試験の追試に臨む受験生ら。会場には空席が目立つ=東京都台東区の東京芸大で2010年1月30日、馬場理沙撮影

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3.<臨時接種>規定見直しへ 新型感染症に備え(毎日新聞),毎日新聞
RV=341.0 2010/01/30 20:44
キーワード:接種,法案,副作用

 厚生労働省の厚生科学審議会部会は、新型インフルエンザのような感染症に迅速に対応するために、予防接種法の臨時接種の規定を見直して新たな類型を設けることで合意した。厚労省は今国会に改正法案を提出する予定だ。 予防接種法には、新たな感染症の出現に備え、流行を防ぐ緊急措置として臨時接種の規定があるが、これを適用すると国民に接種の努力義務が課せられる。新型インフルエンザは毒性が季節性とほぼ同じで、ワクチンの感染予防効果も低いことから臨時接種の対象にならず、政府は特別措置法を作り一からの制度設計を迫られた。 法改正では、臨時接種の枠組みに接種の努力義務を課さない類型を新設し、新たな感染症の毒性やワクチンの効果などに応じて適用を振り分ける。いずれの場合も副作用被害に対する国の補償が受けられる。従来の臨時接種は無料(全額公費負担)だが、新たな類型の費用負担は部会で今後検討する。【清水健二】

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1.薬事審不承認でも解約できず=新型インフルの輸入ワクチン−厚労省(時事通信),時事通信
RV=312.4 2010/01/31 02:34
キーワード:副作用,承認,契約,審議,薬事,交渉

 新型インフルエンザの輸入ワクチンは、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会で販売が承認されなかった場合でも解約できる規定がなかったことが30日、分かった。審議会は今月に承認を了承したが、緊急輸入の必要性が問題となり認められなければ、販売できないワクチンを国が購入する事態となりかねなかった。 輸入ワクチンは副作用の評価を理由に契約解除ができないことも分かっており、同省関係者は「契約時はワクチンの確保を急いでいた上、海外企業との交渉経験がなく、不利な内容になった」と証言している。

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2.韓国支援のインフル薬、北は出どころ伏せ住民に供給(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=150.3 2010/01/31 11:02
キーワード:北朝鮮,供給,道,業者

【ソウル31日聯合ニュース】北朝鮮は韓国政府から支援を受けた新型インフルエンザ治療薬50万人分を、出どころを伏せたまま住民に供給していると伝えられた。 米国の自由アジア放送(RFA)が30日、北朝鮮と取引する貿易業者とのインタビューを報じたもの。この業者は、北朝鮮の医師の多くは治療薬が韓国から来たものだと知っているが、保健部門から秘密にするよう指示が下されているため、住民らは韓国が支援した薬だと知らないケースが多いと話している。北朝鮮保健当局は、「薬は韓国ではなく国連が提供した」と住民に伝えるよう、医師に指示しているという。 韓国政府は先月、タミフルなど新型インフルエンザ治療薬50万人分を、陸路を通じ北朝鮮に支援した。北朝鮮は今月19日、タミフル30万人分とリレンザ8万人分を平壌と各市・道に分配し残りを備蓄したという報告書を、韓国側に送付している。japanese@yna.co.kr

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1.新型インフル対策「別室」も 関西の私大入試本格スタート(産経新聞),産経新聞
RV=519.1 2010/02/01 15:37
キーワード:試験,受験生,受験,入試,会場,負担,前年,昨年,高槻,ショック

 関西大、関西学院大、立命館大で1日、一般入学試験が始まり、関西の私立大で入試シーズンが本格スタートした。新型インフルエンザ対策として、関大や関学大は感染した受験生用の別室も設けた。 大阪府吹田市の関西大千里山キャンパスでは、文学部など4学部で約2500人が受験。午前9時すぎから緊張した表情で続々と会場に集まり、本番直前まで参考書に目を通すなどしていた。 大阪府高槻市の高校3年の女子生徒(18)は「経済的にあまり親に負担はかけられないので、受験するのは3校だけ。昨年末に新型インフルエンザにかかってしまいましたが、それ以降は安心して勉強できました」と話していた。 今年は3大学ともに新学部を開設するものの、大学全体の志願者増加には結びついておらず、志願者数は前年よりも減少傾向。大学関係者は「リーマン・ショック以来の不況で生徒が受験校を絞り込み、地元の大学を受験する“安・近・少”の傾向が表れている」と分析している。

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1.インフル行動計画検証へ 強毒性への備え構築(産経新聞),産経新聞
RV=55.9 2010/02/02 21:10
キーワード:昭,検証,構築,策定,長妻,H5N1,強毒,つなげる,備え

 長妻昭厚生労働相は2日、弱毒性とされる今回の新型インフルエンザに対して講じた対策の検証を行い、強毒性の新型インフルが発生した場合の対策を新たに検討する方針を明らかにした。長妻厚労相は「今回の新型インフルで見えた課題を検証し、備えを構築したい」としている。 現在の行動計画は、平成15年ごろから東南アジアなどで強毒性の鳥インフル(H5N1)に人が感染し、死亡するケースが相次いだことから、鳥インフルが強毒性の新型インフルに変異することを想定し、17年に策定された。 行動計画は新型インフルが発生した場合、飛行機内で検疫を行うことや、外出・集会の自粛などを規定し、感染拡大防止のため、国民の行動を大きく制限する内容となっている。 厚労省は今回の新型インフルで取られた機内検疫や医療体制を検証し、新たな対策につなげる方針。

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1.国産ワクチンも余る!?輸入ワクチンに加え 優先順位付けが裏目(産経新聞),産経新聞
RV=505.5 2010/02/03 19:36
キーワード:接種,11月,1月,国産,希望,院長,成人,出荷

 新型インフルエンザの国産ワクチンが、1月12日時点で約737万回分と大量に余っていることが3日、厚生労働省の調査で分かった。厚労省のこれまでの調査で、今後出荷が始まる予定の輸入ワクチンの需要がほとんどないことがすでに判明しているが、国産ワクチンも大幅に余る可能性が出てきた。 厚労省によると、1月12日時点の国産ワクチン在庫は、医療機関で約163万回分、都道府県で約574万回分の計約737万回分。 1月15日から接種対象者が健康成人にも認められたため、厚労省は「これらのワクチンのすべてが余るというわけではない」としているが、すべての人が接種できるようになった後の1月29日に、自治体から追加出荷の希望があった国産ワクチンは520万回分のみ。 国産ワクチンは5400万回分が用意されたが、そのうち1400万回分はまだ出荷すらされていない。一方で流行は昨年11月をピークに、広がりを見せていない。 ワクチン需要について、愛媛県の担当者は「これだけ流行が下がると、これから打とうという人は少ない」と話す。同県では現在、約10万人分が余っているといい「再流行しない限り、国に追加出荷を申し込む必要はない」。 国産もだぶつく事態に、輸入ワクチンはほとんど使われない状況が現実味を帯びてきた。厚労省によると、現段階で輸入ワクチンの入荷を希望しているのは東京、愛知、滋賀の3都県で計102回分のみ。当初、200回分の入荷を希望した山梨県も発注をキャンセルした。 輸入ワクチンの購入費1126億円(9900万回分)は税金。使用期限が半年と短いものもあり、大部分が無駄になる可能性もある。厚労省はメーカーと一部の解約を交渉している。 川田医院(東京都大田区)の川田彰得院長は「優先順位を付けたことが今回の大きな誤り。ワクチンに余裕があっても、優先対象者でないため接種を断らなければいけない状況があった」と、現場に裁量が認められなかった点を指摘している。(蕎麦谷里志)

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2.休校など減少傾向も「今も流行中」―新型インフルで厚労省(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=92.2 2010/02/03 21:35
キーワード:前週

 新型インフルエンザの流行で休校などの措置を取った学校数が、1月24-30日の週は1596校で、前週より500校以上減ったことが2月3日、厚生労働省のまとめで分かった。学校再開以降は増加傾向にあったが、4週ぶりに減少した。新規に入院した患者数は9週連続で減っており、健康局結核感染症課の中嶋建介・感染症情報管理室長は同日の記者会見で、「いずれも減少傾向にある」としながらも、「今も新型インフルエンザの流行は続いている」との認識を示した。 インフルエンザによる休校などの数は、昨年12月20-26日が2553校、27日-1月2日が18校、3-9日が58校、10-16日が693校、17-23日が2159校。中嶋室長は会見で、ウイルス分離で検出されるインフルエンザウイルスは新型がほとんどで、季節性は11月以降、B型が4件検出されているだけだと説明し、「学校閉鎖などの原因になっているのは新型インフルエンザという状況が続いている」と指摘した。 一方、新規に入院した患者数は12月30日-1月5日が476人、6-12日が474人、13-19日が427人、20-26日が345人で、学校再開後も減少が続いている。27日-2月2日は速報値で138人で、1月20-26日の速報値211人より少ない。 中嶋室長は「今も患者の発生が続いているので、1596校が休校などの対応をしていて、速報値だけでも138人が入院している」と指摘。「まだ流行は続いている」との認識を示した。

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3.中外製薬、売上高など過去最高の業績(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=81.2 2010/02/03 22:48
キーワード:承認

 中外製薬は2月3日、2009年度決算(09年1-12月)を発表した。新型インフルエンザの流行により、タミフルの売り上げが前年度比9.1倍の762億円に上った。全体の売上高は4289億円(31.2%増)、営業利益は826億円(60.1%増)、経常利益は904億円(57.8%増)、純利益は566億円(44.0%増)と、いずれも過去最高となった。 タミフルを除く国内医療用医薬品の売り上げは3093億円(10.5%増)。特にがん領域が1237億円(20.9%増)と好調で、アバスチンが349億円(73.6%増)、ハーセプチンが297億円(25.3%増)だった。骨・関節領域も576億円(15.2%増)となり、関節リウマチ治療薬アクテムラが84億円(147.1%増)となっている。 一方、最主力品の腎性貧血治療薬エポジンは444億円(1.1%減)だった。■アクテムラが「最大の注目点」 10年度(1-12月)については、タミフルの売り上げが387億円(49.2%減)と大幅に落ち込む見込み。タミフルを除く国内医療用医薬品は、薬価改定の影響を受けつつも、がんや骨・関節領域での持続的な成長で、3346億円(8.2%増)を見込む。全体の売上高は4185億円(2.4%減)、営業利益は700億円(15.3%減)、経常利益は705億円(22.0%減)、純利益は440億円(22.3%減)と予想している。 個別製品の売り上げ予想を見ると、アバスチンが479億円(37.2%増)と大幅増となる一方、市場拡大再算定を受けるハーセプチンは247億円(16.8%減)とした。また、アクテムラは151億円(79.8%増)と順調に売り上げを伸ばす。薬価改定やバイオ後続品の影響によりエポジンは422億円(5.0%減)とした。 同日の決算説明会で、永山治社長は「アクテムラが最大の注目点」と強調。「国内ではリウマチにおいてファーストラインとしての使用が40%を超えている」と述べ、今後、生物学的製剤の第一選択薬としての地位確立を目指すとした。海外では、欧州主要国に続き、今年1月8日に米国で承認を取得した。永山社長は「国際商品の数が非常に少なかったが、アクテムラで海外市場を開拓していく体制が整った」と語った。

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1.新型インフルもこれで恐くない!? 点滴の治療薬が登場(産経新聞),産経新聞
RV=468.7 2010/02/04 07:57
キーワード:副作用,承認,耐性,回数,1月,治験,国産

 ■患者の選択の幅広がる タミフル、リレンザに続く第3のインフルエンザ治療薬「ラピアクタ」(塩野義製薬)が先月承認され、医療機関での使用が始まった。ラピアクタは初の国産の抗インフルエンザウイルス薬。第一三共も先月、別の薬の承認申請を行っており、新型インフルエンザの流行が治まりつつある中、治療薬をめぐる闘いはこれからが本番となりそうだ。(平沢裕子) ◆従来薬は5日間 インフルエンザに効く抗ウイルス薬が日本で初めて承認されたのは平成10年。現在、主に使われているタミフルとリレンザはウイルス表面にあるタンパク質を阻害し、細胞内部で作られたウイルスが細胞の外に出ることを抑える作用ある。つまり、体内でウイルスが増殖するのを抑え、全身にウイルスが広がるのを防ぐ効果があるとされる。どちらもA型・B型両方のウイルスに効果があるが、タミフルは飲み薬、リレンザは吸入剤で、1日2回、5日間の使用が原則だ。 十分な治療効果を上げるためにはどちらも5日間きちんと使い続けることが必要だが、「健康日本21推進フォーラム」のインフルエンザに関する調査では、処方されたタミフルの2割に飲み残しがあった。飲み残した理由は「症状が改善されたから」が最も多く、「副作用が心配」「5日間飲み続けることを知らなかった」「他の人に薬をあげようと思った」などもあった。 長崎大学大学院感染免疫学講座教授で、同大学病院の河野(こうの)茂院長は「日本人は薬好きのわりに服薬コンプライアンス(薬を指示に従って服用すること)が悪い。抗菌薬や抗ウイルス薬は適正に使用しないと感染を周囲に広げることになるだけに、服薬指導や情報提供の充実が望まれる。ただ、患者さんの意思に任されている面もあり、100%にするのは難しい」と打ち明ける。 ◆1回で治療完結 ラピアクタはウイルス増殖を抑えるという作用は従来薬と同じだが、1回15分の点滴で治療が完結するため、薬の飲み残しなどの問題がない。第一三共が先月末に承認申請した「CS−8958」も1回投与の薬で、こちらは吸入剤だ。第一三共コーポレートコミュニケーション部は「医師・患者さんの利便性を考えれば投与回数は少ない方がよい」と話す。 ラピアクタの日本国内の治験責任医師を務めた河野院長は「医師にとって点滴薬は目の前で確実に治療できるという安心感がある。患者さんにとっても15分の点滴だけで従来の薬と同等の効果があるのは大きなメリット」と期待を寄せる。 新しい薬の登場はまた、従来薬の効かない耐性ウイルスに対抗できるということからも朗報だ。タミフルを使った子供の約2割に耐性ウイルスが見つかったという報告もあり、早期に診断されても薬が使えないケースが出ることが心配されていただけに、いざというときに使える薬がある意味は大きい。 河野院長は「治療の選択肢が増えるのは患者さんにとってよいこと。日本は薬を使いすぎるという批判もあるが、新型インフルエンザの死亡率が欧米に比べ格段に低いのは、日本で早期診断・治療が行われているためなのは明らか。新型の流行は下火になりつつあるが、症状を自覚したら早めに医療機関を受診してほしい」と呼びかけている。                   ◇ ■8人に1人がインフル受診 厚生労働省の新型インフルエンザ対策推進本部によると、昨年12月中旬までに国民の8人に1人がインフルエンザで医療機関を受診したとされる。このうち入院した患者の65%が基礎疾患がなかった。WHO(世界保健機関)によると、世界の新型インフルでの死者数は1月中旬までに約1万5千人を数える。日本の死者数は186人(2日現在)。

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2.「子づくり前に、インフル予防接種を」…中国政府が女性に呼びかけ(サーチナ),サーチナ
RV=185.3 2010/02/04 17:26
キーワード:接種,妊婦

 中国政府・衛生部は3日、「2010年1月における新型インフルエンザ抑制状況」を発表した。 ワクチン接種では、「他の病気で摂取ができない人を除き、すべての人々が摂取の対象になっている」、「居住地当局の手配に従い、できるだけ早く、接種を受けてほしい」と説明した。 妊婦が新型インフルエンザに感染した場合、重症化する率が高いことから「今年、妊娠する計画がある女性は、できるだけ事前に接種を受けてほしい」と呼びかけた。 衛生部によると、中国本土で1月31日までに新型インフルエンザに感染したと確認された患者は12.6万人。うち、外部で感染した人は1225人。完治した人は11.8万人。死亡した人は775人。(編集担当:如月隼人)

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3.景気回復の流れ続くも不確実性が拡大、政府報告書(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=143.2 2010/02/04 13:52
キーワード:承認,配分

【ソウル4日聯合ニュース】最近の韓国経済について、企画財政部は4日に明らかにした月例の経済動向(グリーンブック)で、「これまでの速い回復に対する反動と、新型インフルエンザや大雪・寒波などの一時的な要因、対外状況の不確実性などで多少の調整圧力を受けているが、全般的に回復の流れは続いている」と分析した。一方で対外部門に関しては、世界経済も次第に回復しているとしたものの、原油価格上昇、中国の流動性調整、欧州の信用不安など不確実性が拡大しつつあると指摘した。 政府はそのため、当分は拡張的なマクロ政策基調を維持し、上半期に財政の早期執行を着実に進める。雇用創出、国民生活の安定に向けた努力とあわせ、不動産や国際金融市場などの不安要因に対する点検も強化することにした。 1月の部門別動向は、小売販売の場合、税制支援終了に伴い新車購入が減少したほか、大雪・寒波による消費縮小などが響いたことから、前月より振るわない結果になろうが、2月以降は改善されるとみている。設備投資は投資心理が良好ななか、機械類の輸入や設備投資の調整圧力など先行指標も良いため前月比増の流れが続く半面、建設投資は天候要因で前月をやや下回ると見通した。 また、1月が4億7000万ドルの貿易赤字だったことについて、同月は年末効果が薄れがちなこと、輸出が前月より大幅減少し輸入との開きが拡大したことを理由に挙げた。しかし、2月は黒字転換すると楽観している。経常収支としては、輸入が原油や石油製品を中心に増えたため輸出を上回り、サービス収支も悪化するなど、季節的な要因で赤字に転落するものとみている。 鉱工業生産は操業日数の減少で、前月比増加率が限定される見通しだとした。サービス業は、天候の関係で萎縮するとしても、クレジットカードの国内承認額や株式取引規模を考えると横ばいにとどまると予想した。【関連記事】流通業界に旧正月特需、景気回復の期待感で現時点での出口戦略は景気回復に冷や水、尹長官韓国銀行「基準金利は当面景気回復方向で運用」今年度予算7割を上半期に配分、景気回復勢維持来年上半期に財政6割早期執行、景気回復勢維持で

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1.新型インフル 予防接種費用助成券を誤送付 和歌山・田辺(産経新聞),産経新聞
RV=445.5 2010/02/05 07:56
キーワード:接種,11月,1月,費用,世帯,10月,助成,和歌山

 和歌山県田辺市は4日、新型インフルエンザワクチンの接種費用を無料にする助成券を、誤って対象外の市民に送付していたことを明らかにした。助成券の対象は生活保護世帯と市民税非課税世帯だが、システムの不備で市民税を納めている世帯の一部にも送っていた。 市健康増進課によると、1月28日に市民から「市民税を払っているが、助成券が届いた」と指摘があった。調査の結果、昨年11月から今年1月までに、1229人(448世帯)に誤って助成券が送られていた。昨年10月に市民税非課税世帯を抽出するシステムを導入したが、電算システムが一部の課税世帯を非課税と判定したという。 誤送付先のうち、すでに82人が予防接種を受けたという。市は全世帯を訪問し謝罪するとともに、接種費用の返還を求めたいとしている。市保健福祉部の田中敦部長は「再発防止に努めたい」とコメントした。

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2.接種と死亡、専門家は関連認めず―新型ワクチン(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=208.4 2010/02/05 20:41
キーワード:接種,基礎,障害

 厚生労働省は2月5日の記者会見で、新型インフルエンザワクチンの接種後の死亡で、接種と死亡の間に「関連あり」と主治医が初めて報告した例について、専門家3人がいずれも関連を認めなかったことを明らかにした。 死亡したのは、高血圧などの基礎疾患がある新潟県の80歳代の女性で、1月26日に新型インフルエンザワクチンを接種。その後30分は医療機関にとどまり、異常はなかったが、帰宅途中に路上に倒れ、医療機関に救急搬送されたが死亡した。 これについて評価した高齢者医療の専門家は、「時間的にアナフィラキシーではないと考える」とした。その上で、「暖かい場所から寒い場所に移動したことなどを踏まえると、致命的な不整脈が生じた可能性、急に動き出したことにより肺塞栓が生じた可能性もあると考えているとの報告医の評価を支持する」との見解を示した。 また、循環器の専門家は、「接種によると思われる直接の原因を示唆する所見はない」とした上で、基礎疾患が影響したことを否定できないと指摘。もう1人の循環器の専門家は、「ワクチンとの関連の可能性も否定できないが、因果関係は不明」とした。 主治医は、戸外に出たタイミングで致命的な不整脈などが生じた可能性も否定できないとしながらも、アナフィラキシーショックが生じやすい30分をやや過ぎただけの時間の急死だったため、接種と死亡の因果関係について「関連あり」と報告した。■「関連あり」が2例に また、厚労省は5日の会見で、接種と死亡の間に「関連あり」と主治医から報告を受けた例が1例増え、2例になったことを明らかにした。 死亡したのは、糖尿病などの基礎疾患がある三重県の70歳代の女性で、昨年11月25日にワクチンを接種。29日に呼吸停止の状態で家族に発見され、その後死亡した。主治医は「脳血管障害や心血管障害なども考えられる」としながらも、死亡時の状態が不明のため、ワクチンとの因果関係も否定できないと考え、「関連あり」と報告したという。 医薬食品局安全対策課の佐藤大作・安全使用推進室長は、「医学的に考えて、1例目より関連があるとは言えない」との見方を示している。 新型インフルエンザワクチンの接種後の死亡は、3日報告分までで124例。これらの2例以外に、「関連あり」と主治医が報告した例はない。【関連記事】・接種後死亡症例で初の「関連あり」報告―新型ワクチンで厚労省・副反応0.01%で変わらず―新型ワクチンで厚労省・呼吸器疾患対象に疫学研究を検討―新型ワクチンで厚労省・接種の適否慎重な判断を―新型ワクチンで厚労省合同会議・基礎疾患ある高齢者に留意を―新型ワクチンで厚労省検討会

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1.新型インフルエンザ:北九州市、患者数が減少傾向 成人に広がる恐れも /福岡(毎日新聞),毎日新聞
RV=497.7 2010/02/07 14:00
キーワード:接種,11月,1月,定点,12月,成人,朝刊,ピーク,昨年,同月

 北九州市内の医療機関を受診した新型インフルエンザの患者数が昨年11月以降、減少傾向にある。児童の間で急速に感染拡大した後、ピークを越えたとみられる。ただ、今後は成人の間で感染が広がる可能性を指摘する声もある。市は「1月から県内で一般向けのワクチン接種が始まった。一時期より市民の関心が薄らいでいる。重症化を防ぐためにも接種してほしい」と呼びかけている。 市保健衛生課によると、市内の定点医療機関での平均患者数は昨年11月23〜29日の102・54人をピークに減少し、今年1月18〜24日は3・69人だった。また、市の発熱電話相談への問い合わせも昨年11月の4584件から12月は1828件、1月は755件(同月27日現在)に激減している。 しかし、定点の全国平均でみると、1月11〜17日の8・13人が、同18〜24日には9・03人と増加に転じた。また、国内の入院患者1万6570人(1月27日現在)の約84%は19歳以下だが、厚生労働省が昨年11月に発表した発生動向によると、オーストラリアでは入院患者の65%が20歳以上となり、他の年齢層にも感染が拡大しているという。 市は「まだ事態が収束したとは考えていない。季節性とは異なり、新型インフルエンザは流行予測ができないので油断は禁物だ」と話している。【松田栄二郎】〔北九州版〕2月7日朝刊

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1.国立大13校がインフル追試を見送り 流行下火で特別扱い避ける(産経新聞),産経新聞
RV=652.0 2010/02/08 23:10
キーワード:接種,試験,追試,追試験,受験,1月,12月,会場,10月

 新型インフルエンザの流行が下火になっている影響で、国立大学全82校のうち東大など13校が感染者救済のための追試験実施を見送ったことが8日、分かった。私立も早稲田大が今月5日に見送りを発表している。最大5万人の追試に備えた1月の大学入試センター試験でも、インフルとみられる症状で追試を許可されたのは509人に過ぎず、受験の現場で新型インフルの“特別扱い”を避ける判断が広がっているようだ。 ■「公平性」懸念 文部科学省によると、追試の実施を見送った国立大は、北海道▽埼玉▽東京▽東京農工▽東京芸術▽東京工業▽一橋▽横浜国立▽山梨▽岐阜▽名古屋▽三重▽九州−の13校。東京外語だけが対応を公表していないが、12月時点で「受験機会の確保措置を講じる」と表明。他の68校は最低1つの学部で追試を実施する。 公立大は76校のうち9校が追試を見送っている。 見送りの理由として、東大や早大などは(1)患者数が減少傾向(2)センター試験でインフルを理由とする追試験受験許可者数が少なかった(3)ワクチン接種が容易になり、自主的予防が可能−などを挙げており、「追試は公平性確保の点で懸念があり、総合的に判断した」(東大)としている。 文科省は昨年10月、新型インフルへの対応方針として、各大学に追試などの救済措置を求めた。国立大学協会も2次試験で何らかの救済策を各大学が行うことで合意していた。 ■問題7万部印刷も… センター試験では、大学入試センターが全受験者の1割の「5万人」が追試験を受ける事態を想定して準備。例年は2カ所の追試験会場を、今年は69カ所で確保。問題用紙も「人数判明後では間に合わない」として7万5千部印刷した。 しかし、実際の受験許可者数は100分の1の509人。48会場で予定通り追試を行ったが、受験者が10人以下の会場も目立ち、鳥取と島根の両県では1人だけ。大量に刷った問題の大半は廃棄される見通しだ。 同センターは想定した大流行がなかったことを受け、「(追試受験者が)大変少ない人数で収まってほっとしている」とコメントしている。

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2.H1N1型感染、まだ終息せず 米CDCがワクチン接種奨励(CNN.co.jp),CNN.co.jp
RV=169.5 2010/02/08 15:51
キーワード:接種,子ども

米ジョージア州アトランタ(CNN) 米疾病対策センター(CDC)の関係者は5日、新型インフルエンザ(H1N1型)感染による入院者や死者が依然出ている実態を踏まえ、より多くの国民がワクチン接種を受けることを望む考えを明らかにした。CDCの推計によると、H1N1型感染による死者数は、昨年4月から12月12日までに最大1万6460人に達している。各州からの感染報告は現在散発的になっているものの、CDC関係者は同型が依然脅威であるとして警戒を呼びかけている。米国内で現在入手可能なワクチンは1億2400万本で、これまでに接種を受けた米国民は全人口の23.4%にあたる7000万人。18歳未満の37%が既に接種を受け、10歳未満の3分の1強は2度目の接種を受けた。ただし先週には子ども9人の死亡が新たに報告されている。昨年4月以来、感染の合併症で死亡した子どもは推定830─1730人とされる。CDCはワクチン接種が感染予防の最善策であり、インフルエンザ感染の一般的終息期である5月までまだ時間があるとして、引き続き接種を奨励していく方針という。

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1.新型ワクチンの接種勧奨へ=予防接種法改正で−厚労省審議会(時事通信),時事通信
RV=238.1 2010/02/09 22:55
キーワード:法案,接種

 新型インフルエンザの予防接種について議論している厚生労働省厚生科学審議会部会は9日、予防接種法を改正し、新型インフルエンザワクチンの接種勧奨を行うとの方針で合意した。同部会は今月中にも提言をまとめ、厚労省は今国会に改正法案を提出する予定。 接種勧奨は季節性ワクチンの定期接種では行っていないが、新型インフルエンザは今後も患者が急増する可能性が否定できないとして、接種円滑化のため勧奨を決めた。同部会は、自治体を通じた通知などを想定している。

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2.新型インフルエンザ:ワクチンだぶつき懸念 ピーク過ぎ接種見送る可能性高く /佐賀(毎日新聞),毎日新聞
RV=229.7 2010/02/09 13:03
キーワード:接種,1月,希望

 ◇医療機関、救済求める声も 県内の新型インフルエンザワクチンがだぶつく懸念が出てきた。在庫が十分あるうえ、流行のピークが過ぎて接種を見送る人が増える可能性があるためだ。新型インフルのワクチンは返品や転売ができず、余剰を抱える医療機関から救済を求める声が高まる事態も予想される。【上田泰嗣】 県健康増進課が1月12日現在で調査したところ、県内の在庫は12万6400回分(医療機関7万3600回分、卸売業者5万2800回分)だった。多いところでは3000回分の在庫がある医療機関もあったという。 県は「在庫は十分」と判断し、当面、国からの供給を止めることにした。 しかし、ワクチンが返品できないこともあり、医師らにはだぶつきを懸念する声も強い。今月3日に県庁で開かれた関係医師らの会議では「購入した医師が返品できず(損を)かぶるのは納得できない。国に買い取ってもらうよう要請してほしい」との意見も出た。 しかし同課は「医療機関のワクチンの管理状況が分からない以上、返品は困難」との見方だ。在庫の多い医療機関を公表して接種希望者を誘導する案も検討したが、「ワクチンが余っているのは、医療機関の商業上の問題」と、公平性への疑問が指摘され、頓挫したという。 同課はこうした現状を認識しているものの、今後の方針は未定。「接種は任意なので、積極的に県が呼び掛けることもできない。『まだ安心できない』と言う程度しかないのでは」と苦慮している。2月9日朝刊

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3.「高齢者限定規定」から新型インフルを除外へ―予防接種法(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=209.9 2010/02/09 23:09
キーワード:接種,小児

 厚生労働省は2月9日、「厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会」(部会長=加藤達夫・国立成育医療センター総長)の第4回会合を開き、別の新型インフルエンザが将来発生した場合に対応できるよう予防接種法を改正するため、新型インフルエンザワクチンの接種を予防接種法上の定期接種で小児などにも実施できるよう、現行法の「高齢者限定規定」から新型インフルエンザを除外することで合意した。 現行の予防接種法では、インフルエンザワクチンの定期接種の対象は高齢者のみ。このため部会では、新型インフルエンザの予防接種を定期接種化しても、小児など高齢者以外にも接種できるよう、高齢者限定規定から新型を除外するかどうかが論点になっていた。事務局が示した除外の範囲は、(1)今回の新型のみが対象(2)将来発生する可能性のある別の新型も対象(3)季節性も対象―の3つ。 9日の会合で岡部信彦委員(国立感染症研究所感染症情報センター長)は、2001年に高齢者限定規定が設けられた際、「小児の議論も行われたが、当時は十分なデータがなかった」と説明した。その上で、今回の新型インフルエンザでは「小児の集団で(患者が多く)発生するので、非常に社会的な問題になっている」と指摘。「小児に(まで対象を)広げることは、現在の疫学情報からできるのではないか」との考えを示した。廣田良夫委員(大阪市立大大学院医学研究科教授)ら他の委員も、「高齢者限定規定は外した方がよいと思う」とこれに同調した。 これに対して事務局は、「季節性については、01年当時に(高齢者)限定をかけるべきだとおっしゃった方もいるし、(当時と)大きく違うデータが集まっているわけでもない」ため、「季節性まで外しにかかると、新型まで除外できなくなってしまう可能性がある」と指摘。高齢者限定規定から、今回の新型と、将来発生する可能性のある別の新型のワクチンに限って除外するよう提案し、了承された。 インフルエンザは、1994年の予防接種法改正で対象疾病から除外された。しかしその後、特別養護老人ホームなどでの高齢者の集団感染や重症化、死亡が問題になり、2001年に改正された予防接種法の附則で、高齢者に限定して定期接種の二類疾病に位置付けられた。

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1.<新型インフル>12日から輸入ワクチン出荷 安全調査開始(毎日新聞),毎日新聞
RV=695.7 2010/02/10 20:59
キーワード:接種,試験,副作用,承認,国産,希望,成人,出荷,契約,臨床

 新型インフルエンザの輸入ワクチンの出荷が12日から始まるのを前に、医療関係者約600人を対象にした安全性調査が10日から、国立病院機構の18病院で始まった。接種後の副作用などを調べ、症状や発生頻度を国産ワクチンと比較する。 英国とスイスの2社から輸入されるワクチンは、効果を高めるためのアジュバント(免疫補助剤)が使われ、皮下ではなく筋肉に注射するなど、国産ワクチンとは仕様や接種方法が異なる。承認前の臨床試験で重大な副作用は確認されなかったが、国産ワクチン未接種の病院職員らを対象に詳細なデータを取ることにした。結果は厚生労働省の専門家会議などで検証する。 国は輸入ワクチン9900万回分の購入契約を結んでいるが、流行が下火になったため国産ワクチンが余っており、12日の初回出荷は4都県で136回分にとどまる。医療機関に国産と輸入の両ワクチンがあった場合、接種希望者はどちらを打つか選ぶことができる。【清水健二】【関連ニュース】新型インフル:健康成人へのワクチン接種、今月から開始新型インフル:ワクチン接種後に死亡…「因果関係あり」初新型インフル:ワクチンの副作用被害救済 部会が増額合意新型インフル:輸入ワクチン、購入希望は1県…初回出荷分新型インフル:成人向けワクチン接種、都が18日から開始

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2.輸入ワクチンの安全性調査=国立病院機構の600人接種(時事通信),時事通信
RV=352.7 2010/02/10 14:41
キーワード:接種,試験,承認,臨床

 外国メーカー製の新型インフルエンザワクチンの安全性を調査するため、国立病院機構の18病院に勤務する職員ら約600人への接種が始まった。東京都内のある国立病院では10日、26人が接種を受けた。 調査は英グラクソ・スミスクライン社とスイスのノバルティス社が、同機構の協力を得て実施。調査結果を厚生労働省に報告し、同省が安全性について検証する。 両社のワクチンは国内での臨床試験を簡略化する特例承認を適用されており、販売後に安全性を再調査することが義務付けられている。 【関連ニュース】・【特集】新型インフルエンザ・〔写真特集〕新型インフルエンザ・新型ワクチンの接種勧奨へ=予防接種法改正で・ツムラ、営業益193億円に下方修正=新型インフル流行下火で-10年3月期予想・京阪電鉄、09年4〜12月期営業益0.8%減=新型インフルや景気悪化で

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1.基礎疾患に満遍なく注意を―新型ワクチン接種で厚労省(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=399.3 2010/02/12 22:44
キーワード:接種,基礎,審議,がん,薬事,打つ,部会,肺,慢性

 厚生労働省は2月12日、新型インフルエンザワクチンの安全性について検討する「薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会」と「新型インフルエンザ予防接種後副反応検討会」の5回目の合同会議を開いた。前回の会議では、接種後の死亡例に間質性肺炎の患者が目立つとの指摘が専門家から相次いだが、新たに報告された19例で間質性肺炎の患者は1例だった。厚労省の担当者は「基礎疾患には満遍なく注意が必要」と呼び掛けている。 会議ではまず、厚労省側が5日報告分までの死亡124例に関するデータを提示。死者の基礎疾患(重複あり)は、心疾患が34例で最も多く、次いで糖尿病(26例)、悪性新生物(がん、24例)、COPD(慢性閉塞性肺疾患、22例)の順だった。肺炎は16例で、うち間質性肺炎は10例。60歳以上が死者の9割を占める。 これについて、安全対策調査会の工藤宏一郎参考人(国立国際医療センター国際疾病センター長)は、「前回は間質性肺炎とワクチンの関係が気になったが、今の時点では(間質性肺炎が)目立つということはなくなってきた」との見解を示した。厚労省の死亡例評価に協力し、肺の画像を見た副反応検討会の永井英明委員(国立病院機構東京病院外来診療部長)は、「画像から間質性肺炎の増悪(が原因)と明確に言い切れる症例は多くない」とした上で、「もう少し(経過を)きめ細かく見ていかないと、すべて間質性肺炎が悪者になる可能性がある」と述べた。 副反応検討会の稲松孝思委員(東京都健康長寿医療センター感染症科部長)は、「(昨年)11月ごろにワクチンを接種したのは、基礎疾患が重篤な人が多い。特殊な例に(ワクチンを)打って、死亡している」と指摘。「1、2月の症例が整理されれば、一般の急死とワクチンを接種した人の急死の違いがはっきりする。違いがないことが分かれば、ワクチンのせいではないという結論になると思う」との見解を示した。 会議後、厚労省の担当者は記者団に対し、「間質性肺炎以外でも死亡例は出ているし、しかも(ワクチンの接種と死亡に)関連がありそうなものも(間質性肺炎以外で)出ている」と指摘。「接種が病状の悪化につながったと考えられる例はあるが、特定の基礎疾患に偏っている様子ではない。基礎疾患には満遍なく注意が必要だ」との認識を示した。

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2.HIV感染・発症者、7年ぶり減少=検査低調、新型インフル影響か−厚労省(時事通信),時事通信
RV=42.9 2010/02/12 18:56
キーワード:前年

 2009年に新たに報告されたHIV感染者と発症患者は計1428人(速報値)で、7年ぶりに減少したことが12日、厚生労働省のまとめで分かった。08年は1545人。同省エイズ動向委員会は「検査を受けた人の減少が要因とみられ、新型インフルエンザの影響があった可能性は否定できない」と指摘した。 同省によると、HIV感染者が1008人、発症患者が420人で、いずれも前年より減少。感染者の感染経路は同性間の性的接触が約67%、異性間が約20%だった。 

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3.新型インフル特需で手指殺菌消毒剤市場4倍に―富士経済(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=42.9 2010/02/12 19:07
キーワード:前年

 新型インフルエンザ特需により、昨年の手指殺菌消毒剤市場の規模が前年の3.9倍の70億円に上ることが、民間調査会社の富士経済(本社=東京都中央区)の調べで分かった。同社では、新型インフルエンザの流行などによる消費者の衛生意識の高まりとともに、速乾性や水なしで使用できるといった手軽さが消費者に受け入れられたことが要因だとしている。 一方、今年の市場規模は46億円と予想。新型インフルエンザが3月ごろをめどに流行のピークを越す見込みだとしながらも、消費者の消毒意識の高まりを指摘し、2008年の規模(18億円)には戻らないとの見解を示している。 調査は昨年11-12月に実施。メーカーへのヒアリングを基に分析を行った。

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4.<HIV>09年感染者7年ぶりに前年下回る 検査件数も(毎日新聞),毎日新聞
RV=42.9 2010/02/12 19:43
キーワード:前年

 厚生労働省は12日、09年のHIV(エイズウイルス)の新規感染者は1008人で、7年ぶりに前年を下回ったとする速報値を発表した。感染者数とほぼ比例する検査件数も7年ぶりに減っており、厚労省は新型インフルエンザ流行などでHIVに対する国民の関心が低調になったのが原因とみている。 HIVの検査件数と新規感染者数は98年からの10年間で約3倍に増加。08年は検査が17万7156件、感染者が1126人で、ともに過去最高だった。 09年も1〜3月の検査件数は四半期で過去2番目に多かったが、4月以降に急減。新型インフルエンザ対応で保健所の検査態勢が一時整わなかったり、公共広告機構によるHIV検査の呼び掛けが6月末で終了したことも影響し、通年では感染者が前年より10%、検査が15%減った。新たにエイズを発症した患者は、前年より11人少ない420人だった。 厚労省エイズ動向委員長の岩田愛吉・東京大教授(感染症学)は「実際の感染者が減っているとは考えにくく、意識の低下には危機感を持っている。啓発の方法などを考えるべきだ」と指摘する。【清水健二】

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1.H1N1型の死者、最大で1万7000人 CDC推計(CNN.co.jp),CNN.co.jp
RV=87.5 2010/02/13 16:15
キーワード:推計,昨年,中旬,達する,ジョージア,アトランタ

ジョージア州アトランタ(CNN) 米疾病対策センター(CDC)は12日、昨年4月から流行している新型インフルエンザ(H1N1型)感染による米国内の死者が、2010年1月12日までに最大で1万7160人に達するとの推計報告を発表した。1月中旬に発表した同様の報告から約1000人増加した。感染者数は最大で8400万人としている。CDCによると、H1N1型感染に関連したと確認された死者は1月30日までに2498人だった。CDCは、完全な感染状況の把握は困難だとしたうえで、感染者数は4100─8400万人と推計。また、入院者数は18万3000─37万8000人、死者は8330─1万7160人と見ている。

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1.低い死亡率、少ない妊婦患者―新型フル、日本は特異?(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=194.2 2010/02/15 19:03
キーワード:妊婦,累計,乳幼児,割合,昨年,占める

 ようやく峠を越えつつあるように見える新型インフルエンザ。日本での患者数は昨年11月末以降、ほぼ一貫して減少しているほか、WHO(世界保健機関)も世界的な大流行(パンデミック)が最悪期を脱したかどうかを検討するための緊急委員会を開く方針を固めた。そんな中、WHOなど関係者の間では、日本での発生状況をめぐる「謎」が話題となっている。 WHOが昨年11月にまとめた資料によると、新型インフルエンザによる死者は人口100万人当たりでアルゼンチン14.6人、オーストラリア8.6人、米国3.3人、カナダ2.8人などとなっている。一方、日本は0.2人と飛び抜けて低い。 入院したインフルエンザ患者の年齢層も、他国と日本では様相が少し異なる。WHOの調査によれば、最も割合が高いのは5歳以下の乳幼児で、他の年齢層の少なくとも2倍に上る。ところが日本の場合、最も割合が高い年齢層は5-9歳。昨年7月28日から今年2月9日までに入院した新型インフルエンザ患者(1万7195人)のうち40.2%(6917人)を占め、次に多い1-4歳(3470人)の倍近くとなっている。 さらに入院患者の中でも、特に目を引くのが妊婦の少なさだ。WHOなどの調査によれば、世界各国では新型インフルエンザの入院患者のうち7-10%を妊婦が占めている。ところが日本の場合、妊婦は昨年7月28日-今年2月9日の累計でも71人で、全入院患者(1万7195人)の0.004%にすぎない。 このほか、他国では新型インフルエンザの流行が始まってからほどなくして千人単位の患者が発生したのに対し、日本では大阪や神戸で流行が始まった時期に確認された患者数が百人単位にすぎなかった点も、関係者の間では「よく分からない現象」として注目されている。■高リスク者にウイルスが到達していないだけ? 国立感染症研究所第一室の谷口清州室長は、こうした状況がなぜ日本だけで発生しているのかについては、はっきりとした理由は分からないとした上で、次のように指摘している。「『日本では、妊婦や乳幼児など高いリスクを負っている人々に、まだ新型のウイルスが達していないだけのことではないか』と推測する関係者もいる。その推測が現実であれば今後、さらに感染が拡大する可能性が残されている」

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2.なるほドリ:阪大微研と阪大の関係は? /大阪(毎日新聞),毎日新聞
RV=162.9 2010/02/15 13:01
キーワード:国産,基礎,朝刊,回答

 ◇関係あるけど別組織 多くの国産ワクチン1号を開発 なるほドリ 新型インフルエンザのワクチンを作っている国内4メーカーの一つに「阪大微研」というところがあるそうだけど、大阪大と関係あるの。 記者 正式には「阪大微生物病研究会」という財団法人です。大阪大には微生物病研究所という研究機関がありますが、別組織です。でも関係はあります。 Q どんな関係なの。 A どちらも1934(昭和9)年に設立されました。当時は港が国の玄関口。港がある大阪は、神戸とともに外国から伝染病(感染症)が入り込んでくる恐れが高いため、29年に大阪医大(当時)の楠本長三郎学長と谷口腆二(てんじ)教授が「大阪に伝染病研究所が必要」と、地元政財界に要請したのがきっかけでした。31年に大阪医大は大阪帝国大医学部となり、附置研究所として微生物病研究所ができたのです。 Q どうして二つに分かれているの。 A 当時、感染症の総合研究機関は東京帝国大学伝染病研究所(現・東大医科学研究所)だけで、基礎から応用までの研究のほか、ワクチンを製造していました。そこで文部省が「ワクチンの製造は伝染病研究所の特殊任務」と反対した結果、基礎研究は研究所、応用研究とワクチン製造は財団法人、と分かれました。研究所は最初、大阪市北区堂島西町に作られ、67年に吹田市に移転しましたが、当初から財団本部は研究所内にあり、一体で活動しています。また46年以降、ワクチンは観音寺研究所(香川県観音寺市)で製造しています。 Q どんなワクチンを作っているの。 A 52年に日本初のインフルエンザワクチンを完成するなど、多くの国産ワクチン第1号を開発しています。86年認可の水痘(水ぼうそう)ワクチンは、安全性・有効性に優れ、世界保健機関(WHO)に唯一評価されているそうです。阪大微研の大塚映真総務部長は「ベンチャー企業のはしりのようなもの。現在まで続いたのは、独立採算で動けたからでしょう」と話しています。<回答・高野聡(科学環境部)>……………………………………………………………………………………………………… ◇あなたの質問をお寄せください。〒530−8251(住所不要)毎日新聞社会部「質問なるほドリ」係(o.shakaibu@mainichi.co.jp)2月15日朝刊

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1.開封後1週間のワクチン接種=新型インフル、子供8人に−茨城(時事通信),時事通信
RV=422.5 2010/02/16 16:54
キーワード:接種,脳症,学級,小児科,国産,連続

 茨城西南医療センター病院(茨城県境町)は16日、開封後1週間が経過した新型インフルエンザワクチンを2〜10歳の男女8人に誤って接種したと発表した。厚生労働省の接種実施要領では、国産ワクチンは開封後24時間で廃棄することが決められている。8人とも健康状態に異常はないという。 同病院によると、5日に小児科で10ミリリットル入りのワクチンの瓶を開封し、子供13人に接種した後、残りを冷蔵庫に保管。翌日廃棄しなかったため、12日に誤って8人に接種した。5日に看護師が保管する際、開封日などを記入せず、12日も医師らが開封日の確認を怠るなどした。 【関連ニュース】・【特集】新型インフルエンザ・〔写真特集〕新型インフルエンザ・インフル脳症、285人届け出=例年の5〜8倍・HIV感染・発症者、7年ぶり減少=検査低調、新型インフル影響か・休校や学級閉鎖、2週連続で減少=一部で季節性も、新型インフル

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2.北朝鮮に手指消毒剤10億ウォン分提供、22日運搬(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=152.2 2010/02/16 14:55
キーワード:北朝鮮,昨年,クラス,来月

【ソウル16日聯合ニュース】政府が22日、新型インフルエンザに関する支援の一環として、北朝鮮に手指消毒剤10億ウォン(7799万円)相当を提供する。統一部が16日に明らかにした。トラック20台に消毒剤20万リットルを積み込み、京義線陸路を利用し北朝鮮に届ける予定だ。 政府は昨年12月、北朝鮮に新型インフルエンザ治療薬のタミフル40万人分、リレンザ10万人分を提供した。【関連記事】北朝鮮が駐中大使に局長クラスを内定、60年来初北朝鮮が外資100億ドル誘致、来月平壌で調印式中国と朝鮮半島非核化促進問題を討議、北朝鮮外務省国連特使「北朝鮮、南北関係の改善を望んでいる」北朝鮮・労働新聞、鄭首相の統一関連発言を非難

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1.ミス重なり誤接種 開封1週間のワクチン 茨城・西南医療センター(産経新聞),産経新聞
RV=327.7 2010/02/17 07:56
キーワード:接種,小児科,10月,昨年,当日,バイアル,茨城,保管,誤る,廃棄

 茨城西南医療センター病院(茨城県境町)が開封後1週間が経過した新型インフルエンザのワクチンを誤って児童8人に接種した問題。同病院の16日の発表によると、ワクチンの瓶に開封日などを記載せず、その後、別の医師が確認せずに使用するというミスが重なった。児童らはいずれも健康状態に異常はないが、厚生労働省によると、開封後24時間が経過したワクチンを接種した事例は、全国で初めてのケースという。 同病院によると、5日午後2時ごろ、小児科の医師がワクチン10ミリリットル(子供30〜40人分)入りの「バイアル」と呼ばれる小瓶を開封し、児童ら13人に接種した。その際、女性看護師が「翌日も使用する可能性がある」として、残液を冷蔵庫に保管したが、6日にはワクチンは使用されず、廃棄もされなかった。 12日に別の医師が残液をそのまま使用し、2〜10歳の児童8人に接種したが、看護師が1週間前の残液を使用していることに気が付いて問題が発覚。バイアルには開封日時が記載されていなかった。 季節性インフルのワクチンは1ミリリットルバイアルに入っているが、新型インフルのワクチンのバイアルは10ミリリットルと容量が大きく、厚労省は昨年10月、医療機関に対し10ミリリットルバイアル使用時の留意事項を通達。(1)開封時にバイアルの側面に、最初に吸引する日付と時間を記載(2)最初の吸引から24時間を経過した際は廃棄−などが定められ、厚労省は徹底を呼びかけていた。 また、10ミリリットルバイアルは使用時の注意点が多く、使いづらいことから、県では1ミリリットルバイアルと交換する作業を進めていた最中だった。 同病院の亀崎高夫病院長は「ワクチンを接種された皆さまとご家族の方に、大変なご迷惑とご心配をおかけしたことを心からおわび申し上げます」と陳謝。「これを機に、改めて医療の安全性を高めていくようにしたい」と述べ、今後は使用したバイアル内の残液を当日中に処分するほか、ワクチンの管理を薬剤師に一元化するなどの再発防止策を実施するとしている。

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1.新型インフル向けの枠組み創設=予防接種法改正へ提言−厚労省審議会(時事通信),時事通信
RV=267.9 2010/02/19 19:07
キーワード:法案,接種,審議

 厚生労働省厚生科学審議会の部会は19日、新型インフルエンザに対応する新たな臨時予防接種の枠組みを求める提言をまとめた。同省は提言を受けて予防接種法改正法案を作成し、今国会に提出する見通し。 現在の予防接種法の臨時接種は天然痘や強毒性鳥インフルエンザなど毒性の強い病気を念頭に置いており、今回のような弱毒性の新型インフルエンザに対応できる枠組みがなかった。

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2.予防接種法改正に向け1次提言まとめる―予防接種部会(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=230.5 2010/02/19 20:13
キーワード:接種,費用,審議,救済

 「厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会」(部会長=加藤達夫・国立成育医療センター総長)は2月19日の会合で、別の新型インフルエンザが将来発生しても対応できる予防接種法の改正を目指した1次提言を大筋でまとめた。 提言では、現在流行している新型インフルエンザのように、病原性は強くないが感染力が強くまん延を予防する必要がある疾病を対象に、臨時接種に新たな類型を創設すべきとしている。 現行の臨時接種は、鳥インフルエンザや痘そうなどの病原性が強い疾病を想定しており、死者や重症者の大規模な発生によって社会経済機能が停滞するのを防ぐため、接種対象者には接種の努力義務が生じる。一方、新類型で対象となる疾病は病原性が強くないため、接種に努力義務は課さない。ただし、感染力が強くまん延を予防する必要があることから、行政は接種の勧奨を行う。 新類型の公的関与が勧奨のみになるのを考慮し、健康被害に対する救済制度での給付額は、接種に努力義務がある「現行の臨時接種および一類疾病の定期接種」と、努力義務がない「二類疾病の定期接種」の間の水準に設定された。接種費用については、努力義務がある「一類疾病の定期接種」でも実費徴収が可能になっていることを考慮し、低所得者を除いて実費徴収を可能とする。

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3.輸入ワクチン接種始まる=名古屋(時事通信),時事通信
RV=159.5 2010/02/19 16:40
キーワード:接種,国産

輸入ワクチン接種始まる=名古屋2月19日16時40分配信時事通信外国メーカー製の新型インフルエンザワクチンの接種が19日、名古屋市の名鉄病院で始まった。輸入ワクチンの接種は全国初。接種を受けた中学生は卵アレルギーがあり、国産ワクチンを使うことができなかったという

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1.ワクチン一本化 新型インフル 季節性と混合(産経新聞),産経新聞
RV=215.8 2010/02/20 07:56
キーワード:接種,打つ,例年,南半球,推奨,シーズン,北半球,今春

 来シーズンの新型インフルエンザワクチンが、季節性ワクチンとの混合ワクチンに一本化される見通しになった。世界保健機関(WHO)が18日に北半球の国に対して混合することを推奨したためで、厚生労働省も今春までに方針を正式決定する。今シーズンは新型と季節性のワクチンが別々に作られたため、両インフルの感染から身を守るには2種類のワクチンを接種する必要があったが、混合ワクチンになれば来シーズンは1回の接種でよくなる。 インフルワクチンは例年、WHOの推奨を受けて「Aソ連型」と「A香港型」、「B型」の3種類の季節性ウイルスを混合して作られている。WHOはこの混合ワクチンに新型を加えるように推奨した。ただし、1本のワクチンには3種類までしかウイルスが入れられないため、Aソ連型を外し、代わりに新型を入れることを勧めている。 Aソ連型は今シーズン、世界中でほとんど確認されていないことなどから、WHOは「来期は北半球で大きなリスクをもたらさない」と判断した。厚労省は今後の流行や南半球の状況などを踏まえて方針を最終決定するが、WHOと同じ判断を下す可能性が高い。 今シーズンは2種類のワクチンを打つ必要があったため、2回接種が必要な13歳未満の子供などは計4回もワクチンを打つ事態となっていた。ただ、WHOの予想に反してAソ連型が流行した場合、ワクチンは効かないことになる。

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2.<新型インフル>ピーク過ぎたか…WHO、23日に判断(毎日新聞),毎日新聞
RV=37.6 2010/02/20 11:32
キーワード:ピーク,過ぎる

 【ジュネーブ伊藤智永】国連の世界保健機関(WHO)は19日、新型インフルエンザの世界的流行がピークを過ぎたかを判断する緊急委員会を、23日午後(日本時間同日深夜)に開くことを明らかにした。結果は翌24日午前11時(同午後7時)に発表する。会議にはメンバー15人が参加する予定だが、24日まで名前は公表されない。

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1.新型インフル諮問委、記録残さず=首相に答申の専門家会議−非公開の10回検証困難(時事通信),時事通信
RV=383.7 2010/02/21 02:34
キーワード:接種,費用,政権,スケジュール,鳩山,余る,昨年,連続,議論,原則

 政府の新型インフルエンザ対策本部(本部長・鳩山由紀夫首相)に、国が採るべき方針を答申してきた専門家諮問委員会(委員長・尾身茂自治医科大教授)が、開いたすべての会議で議事録などの記録を残していなかったことが20日、分かった。 実効性に疑問が残る空港での水際対策やワクチン輸入などは諮問委の見解に沿って実施されたが、決定に至る過程の検証は困難になる可能性が高い。 諮問委のメンバーは、尾身委員長と感染症の専門家4人。新型インフルの発生を受け、昨年5月1日に初会合が開かれた。会議はすべて非公開で、原則的に開催自体が明らかにされていない。 厚生労働省や内閣府の関係者によると、これまでに開催されたのは10回で、うち9回は前政権下で開かれた。同省側が対策の根幹となる「基本的対処方針」などの原案を用意し、委員に意見を求める形で議論は進められたという。 5月は機内検疫や感染者の隔離措置など水際対策を主な議題に5回開かれた。6月は冬の流行拡大に向けて態勢を見直すため3日連続で開催。8月、9月は各1回で、外国製ワクチンの輸入や接種スケジュール、費用などの方針を検討した。 会議には同省幹部らが同席したが、類似の会議とは異なり、議事録は作らず、発言は一切録音しなかった。残っているのは出席者の個人的なメモのほか、取材対応用に用意した数回分の議事概要だけで、どのような議論が交わされたのかが分かる資料は内部向けを含めて存在しないという。 世界的に異例だった水際対策は、諮問委の「一定の効果があった」との評価で継続されたが、実際は潜伏期間の感染者が多数すり抜けた可能性があると指摘する研究者もいる。巨費を投じた輸入ワクチンは大半が余る見通しだ。

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1.「厚労省は新型インフルへの対応の総括を」―黒岩氏(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=352.4 2010/02/22 17:28
キーワード:接種,審議,順位,部会,シナリオ,制度,改正,要求,占める,議論

「今回の(新型インフルエンザをめぐる)大騒動は何だったのか。なぜ、あんなバカなことが起こったのか。その経緯を国民に説明しないと、先には進めませんよ」―。2月19日に開かれた厚生科学審議会感染症分科会の予防接種部会(部会長=加藤達夫・国立成育医療センター総長)。黒岩祐治委員(ジャーナリスト、国際医療福祉大学大学院教授)は、新型インフルエンザをめぐる、これまでの厚生労働省の一連の対応を批判。同日、審議された予防接種制度の見直しに向けた第一次提言の修正を求め、激しく詰め寄った。 黒岩氏が、まっさきに批判したのは第一次提言のなかの『はじめに』の内容についてだった。「水際作戦といって、宇宙服のような防護服を着て、空港で大騒ぎしたうえ『水際作成はうまくいっていますから、日本には新型インフルは入ってきていません』という嘘をつき続けた。誰がどこで間違えてそうなったのか。誰かが責任をとったのか。その点をはっきりさせなければ、国民は納得しません。それが『はじめに』に書かれてない」 これに対し、会議に参加していた厚労省の担当者は、『はじめに』の文中に「今回のインフルエンザ対策の総括も踏まえた上で」と書かれている点に、指摘された内容は含まれると説明。他の委員からは、予防接種部会である以上、検疫体制などインフルエンザ対策全体の問題についての言葉を盛り込むことを疑問視する声も相次いだ。 それでも黒岩氏は「国民の納得が得られる内容でなければならない」と重ねて主張。また、接種対象者に優先順位をつけるという内容を一次提言から削除すべきと指摘したほか、複雑な予防接種法を改正するのではなく、特別措置法で対応すべきであるとも訴えた。 一方、他の委員からは、特措法より予防接種法改正で対応する方が現実的とする意見が大勢を占めた。厚労省側の担当者も、国家の安全保障上、特措法ではなく予防接種法を改正する形で臨みたいと説明したが、黒岩氏は「それを官僚主導というんですよ。今回の議論も、すべて(厚労省の作った)シナリオがあったじゃないですか!」と、机を叩きながら反論。提言内容の修正を強く要求した。 結局、第一次提言の文面については、▽『はじめに』の部分に、今後、厚生労働省と政府が新型インフルエンザへの対策について総括することを明記▽『議論が必要と考えられる事項』に、接種の優先順位のあり方を追加▽『おわりに』の部分に、会議では予防接種法の改正だけでなく、特措法で対応すべきとする意見も出た点を追加-などの修正することで、合意した。

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1.輸入新型ワクチンの特例承認のパブコメ結果を公表―厚労省(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=287.9 2010/02/23 22:35
キーワード:接種,承認,国産,成人

 厚生労働省は2月22日、ノバルティスファーマ社製とグラクソ・スミスクライン社製の輸入新型インフルエンザワクチンの特例承認についてのパブリックコメントの募集結果と、寄せられた意見に対する同省の考え方を公表した。 パブリックコメントは昨年12月28日から今年1月11日にかけて実施し、42件の意見が寄せられた。両社のワクチンはその後、1月20日に特例承認された。 意見の概要については、「国産の新型インフルエンザワクチンの流通状況を考えると、輸入ワクチンについては、不要、又は数量を再検討すべき」との意見が最も多く22件。以下は、「輸入ワクチンの安全性について懸念を感じる」(11件)、「輸入ワクチンの安全性に関する情報については、積極的に開示すべき」(7件)と続いた。 これらの意見について同省の考え方を見ると、「輸入ワクチンは不要、又は数量を再検討すべき」との意見に対しては、輸入ワクチンが特例承認され、流通が開始したことは、優先接種者以外への接種が早期に円滑に開始できた一つの要因として、「その観点からは、輸入ワクチンそのものは必要であったと考えている」と強調。また、数量について、昨年10月時点で優先接種対象者と健康成人の約3割が接種できるだけの量を確保したもので、使用されないワクチンが生じた場合も、再流行に備え備蓄することとしていたと説明。現時点での接種見通しを踏まえた数量は、諸外国の動きなどを踏まえて検討するとしている。 安全性については、カナダ、スイスに職員を派遣して副反応の発生状況などを調査した結果などを踏まえ、薬事・食品衛生審議会で審議した結果、特例承認して差し支えないとされており、「できる範囲で最大限の対応をしている」とした。 このほか、新型インフルエンザが季節性インフルエンザとリスクに大きな違いがなく、輸入ワクチンの必要性に疑問を感じるとの意見については、新型の感染者が季節性と同程度の治療で回復可能なものの、「多くの国民に免疫がなく、急速に感染がまん延する可能性があること」「ウイルスに変異が生じ、病原性が高まるなどの可能性があること」などから、季節性とは異なる対応や措置が必要とした。

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2.国産ワクチン在庫、774万回分=1月中旬時点、新型インフル用−厚労省(時事通信),時事通信
RV=204.3 2010/02/23 18:17
キーワード:接種,国産,成人

 厚生労働省は23日、国産の新型インフルエンザワクチンの在庫が、1月12日時点で約774万回分に上ると発表した。同省は「健康成人への接種が始まる前の調査で、すべてが余剰に当たるとは言えない」としている。 同省によると、医療機関に残っているワクチンが約202万回分、納入先が決まらず卸売業者が抱える在庫が約572万回分あるという。

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3.政府が北朝鮮に手指消毒剤を伝達、新型インフル対策(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=130.2 2010/02/23 11:49
キーワード:北朝鮮,政権

【坡州23日聯合ニュース】政府は23日午前、北朝鮮での新型インフルエンザ感染拡大を防ぐための手指消毒剤を、京義線陸路経由で北朝鮮側に届けた。政府は昨年末も、北朝鮮の新型インフルエンザ発生を受け治療薬を支援しており、今回の支援は現政権で2度目の直接的な人道的支援となる。 10億ウォン(約7900万円)相当の手指消毒剤20万リットルはトラック25台に積まれ、午前8時半ごろ、京畿道坡州市の都羅山南北出入事務所を通過し北朝鮮に向かった。 韓国側引渡団は北朝鮮に向かう前、車両に積まれた手指消毒剤を取材陣に公開した。引渡団は統一部の金鍾佑(キム・ジョンウ)人道支援課長を団長に、統一部、保健福祉家族部、大韓赤十字社の関係者5人で構成された。金団長は、昨年、北朝鮮の新型インフルエンザ発生に対し治療薬のタミフルを緊急支援しているとし、今回も人道的レベルで支援するものだと説明した。 引渡団は午前10時ごろに北朝鮮側に支援物資を伝達した後、一緒に昼食を取り、午後4時ごろ韓国に戻る。

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1.<新型インフル>余るワクチン 欧米でWHO非難も(毎日新聞),毎日新聞
RV=464.3 2010/02/24 00:51
キーワード:接種,11月,1月,国産,定点,出荷,契約,製薬

 世界保健機関(WHO)は23日、新型インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)が最悪期を過ぎたかどうかを検討するため、専門家による緊急委員会を開いた。多くの国・地域で感染ペースが鈍化する中、「最悪期を越えた(ポスト・ピーク)」と認定するか議論されている。結論は24日に公表される。一方、大量発注で余ったワクチンの始末に追われる欧米では、パンデミックとしたWHOの判断の妥当性をめぐり議論が浮上。今後の対策に微妙な影を投げかけている。 「(昨年6月に出した)パンデミック宣言や各国に推奨した対策は、製薬会社の不当な影響を受けて行われたものではない」 WHO事務局長特別顧問で新型インフルエンザ対策責任者のフクダ博士は先月26日、欧州会議(本部・仏ストラスブール、加盟47カ国)のヒアリングで真っ向から反論した。 言わずもがなの釈明を迫られたのは、同会議保健委員長でドイツ人医師のボーダルク博士が「偽りの宣言を発した経緯を明らかにすべきだ」との動議を出したため。同博士は英仏メディアで「WHOのある人々は製薬会社とつながっており、(各国にワクチンを過剰注文させるため)恐怖心を拡大させた。こんな厳戒態勢を敷く理由はなかった」などと非難していた。 焦点の一つはパンデミックの定義。WHOは数年前まで「多数の人々が感染または死亡する」事態としていたが、今回の宣言に当たり「人々が免疫を持っていないウイルスが大陸を超えて広がる」事態にハードルを下げた、という指摘だ。フクダ博士は「症状の重さは流行の過程で変わり得る。我々の仕事は予防で、被害を減らすことだ」と説いたが、欧州会議は一連の経緯を検証することを決めた。 欧米でWHOが批判されるのは、金融経済危機に伴う財政難で予算の“無駄遣い”に世論が過敏になっている事情もある。推計では、欧州全体で薬とワクチンの準備に充てられた予算は総額120億ユーロ(約1兆4850億円)。WHOが当初2回接種を推奨したことから、人口を上回る量を確保した国も多く、製薬会社は収益を大きく伸ばした。 ところが、実際に使用されたワクチンは想定を大幅に下回った。各国はワクチンの余剰を減らすため製薬会社と交渉。先月、ドイツが注文した5000万接種分の3割削減で合意。仏も約半分を削減した。両国は十数億〜数百億円を支払わずに済んだが、残りを使い切れるか不明だ。一方、AP通信によると、ポーランドはワクチンを一切輸入していないが死亡率は他の欧州諸国と大差なかった。 だが、欧米のWHO批判は「富める国のエゴ」の側面も否定できない。WHOは余剰ワクチンを途上国などに振り分けることを推進しているが、先進諸国は「予算の無駄」批判を恐れて余剰分を解約・売却しようとするため、なかなか進まない。 WHO担当者は警告する。「自国優先の論理と地球全体の要請の間には、ずれがある。はるかに毒性の強い鳥インフルエンザが大流行したら、世界がバランスよく迅速に対応できるだろうか」【ジュネーブ伊藤智永】 ◇国内患者も減少傾向 国内では既に「昨年11月末に新型インフルエンザ流行のピークを越えた」(厚生労働省)とみられている。また、日本の新型インフルエンザ対策は国内の流行状況を基準とするため、WHOのパンデミック宣言や「最悪期は過ぎた」という判断の影響は受けない。 国立感染症研究所によると、インフルエンザの定点医療機関(全国約5000カ所)調査では2月14日までの週で、3週連続で患者数は減少し、全都道府県で注意報レベルを下回った。全国で医療機関を受診した推計患者数は計約2043万人。入院報告数は計1万7360人で、死者数は193人だ。 ワクチン接種も下火になっている。国産ワクチンが約5400万回分生産されたほか、国は輸入ワクチン9900万回分の購入契約を結んだ。だが、国産ワクチンは1月末時点で全体の約14%に当たる約737万回分が余り、輸入ワクチンの初回出荷(2月8日)は4都県でわずか136回分にとどまっている。 政府は昨年9月、ワクチン調達が困難な途上国を支援するため、約11億円の緊急無償資金協力を行うと発表した。しかし、需要が伸びないため今後大量に余るとみられるワクチンについては、途上国への売却や贈与はせず、一部を解約できるよう海外メーカーと交渉を続けている。 厚労省は「輸入ワクチンの有効期限は1年間で、年内に再び流行する可能性もある。国民のワクチン接種への意識は低くなったが、何かのきっかけで接種への意識が高まることも考えられ、備蓄は必要だ」(結核感染症課)と説明している。【関東晋慈】

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2.医療用医薬品市場、7.2%の高成長(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=87.2 2010/02/24 17:46
キーワード:製薬,前年

 医薬品市場調査会社IMSジャパンがまとめた市場統計によると、昨年1年間の国内の医療用医薬品の売上金額は前年比7.2%増の8兆8516億円となった。薬価改定に伴う薬価引き下げがない年だったほか、新型インフルエンザの流行もあり、2008年の伸び率2.6%と比べて高成長を記録した。 市場別に見ると、病院(ベッド数100床以上)が5.2%増の3兆3976億円、開業医(100床未満)が6.1%増の2兆2383億円、その他(主に調剤薬局)が10.4%増の3兆2157億円となり、調剤薬局の伸びが大きかった。 薬効ランキングのトップは、レニン-アンジオテンシン系作用薬(高血圧症)で、8.2%増の6105億円。このうち製品売り上げトップ10に武田薬品工業のブロプレス(1514億円、前年比1.8%増)、ノバルティスファーマのディオバン(1400億円、4.4%増)、第一三共のオルメテック(824億円、24.2%増)、アステラス製薬のミカルディス(781億円、9.2%増)の4製品が入った。08年7月発売の大日本住友製薬のアバプロ(33億円、313.1%増)、塩野義製薬のイルベタン(33億円、301.0%増)も大幅に伸びた。 売り上げが1000億円を超えた製品は、▽ブロプレス▽ディオバン▽アステラスの高脂血症治療薬リピトール(1118億円、4.4%増)▽エーザイのアルツハイマー病治療薬アリセプト(1094億円、19.9%増)▽ファイザーのカルシウム拮抗薬(高血圧症)ノルバスク(1091億円、12.5%減)―の5製品。 また、国内で10年ぶりの新しい作用機序(DPP―4阻害剤)を持つ経口2型糖尿病治療薬として昨年12月に発売された万有製薬のジャヌビア(17億円)、小野薬品工業のグラクティブ(9億円)が好調な出足を見せた。

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3.ピーク越え認定を見送り=新型インフルで緊急委−WHO(時事通信),時事通信
RV=43.0 2010/02/24 01:34
キーワード:審議

 【ジュネーブ時事】世界保健機関(WHO)は23日、昨年6月に宣言した新型インフルエンザの世界的な大流行(パンデミック)に関する緊急委員会を開き、流行が最盛期(ピーク)を過ぎたかどうかを審議した。新型インフルエンザの感染の勢いは収まりつつあるとみられるが、広範囲な感染が続く西アフリカの代表がピークを過ぎたとの判断に難色を示し、警戒レベルは現在の「6」のまま据え置かれた。 緊急委では、専門的な見地から新型インフルエンザの感染状況を検証。新型インフルエンザは米州や欧州、アジア諸国では総じて、感染の勢いが衰えつつある一方、西アフリカのセネガルなどでは最近になって、広範囲な感染が確認された。

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1.新潟空港:昨年利用者、14年ぶり100万人割れ 景気低迷など響く /新潟(毎日新聞),毎日新聞
RV=166.4 2010/02/25 12:53
キーワード:前年,朝刊,新潟,福岡,需要,下回る,輸出

 ◇96万3511人 県がまとめた新潟空港の09年の利用状況によると、国内、国際線の利用者数は前年比12%減の計96万3511人で、景気低迷や新型インフルエンザなどの影響で14年ぶりに100万人を下回った。 国内線は同13・6%減の76万2998人。不況によるビジネス需要の減少により、主力の大阪線が同10・9%減の40万9750人と低迷。福岡線も同27・9%減の5万9604人だった。トキめき新潟国体の開催や秋の大型連休シルバーウイークなども大きなプラス材料にはならなかった。 一方、国際線は同5・5%減の20万513人。ソウル線は同5・9%増の10万2554人と、ウォン安の影響で日本からの観光客が増加し、過去最高を記録。 しかし、ロシア線はハバロフスク線が30・6%減、ウラジオストク線が21・3%減と落ち込んだ。ロシアの関税引き上げによって、日本からの中古車輸出ビジネスが不振に陥り、航空利用者の減少につながった。【小川直樹】2月25日朝刊

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2.新型インフル、子どもや肥満の人は重症化しやすい=米研究(ロイター),ロイター
RV=87.8 2010/02/25 17:30
キーワード:子ども,割合,データ

 [ワシントン 24日 ロイター] 米専門家が24日、重症肥満の人や学齢児童はそうでない人たちと比べて、新型インフルエンザ(H1N1型)の感染が重症化したり死亡したりしやすいとする研究結果を発表した。 米疾病対策予防センター(CDC)の専門家によると、予備データでは、重症肥満者はそうでない人と比べて、入院したり死亡したりする割合が4倍と高かった。また、子どもの死亡率はそのほかの年代の人の5倍と高かったという。

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1.インフル対策、当面は実施継続―厚労省(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=271.4 2010/02/26 21:32
キーワード:前週,定点,中嶋,当たり,ピーク,サーベイランス

 新型インフルエンザの流行について、厚生労働省健康局結核感染症課の中嶋建介・感染症情報管理室長は2月26日の記者会見で、「峠は越えている」との認識を示したものの、当面は現行の対策を継続する方針を示した。 インフルエンザ定点医療機関当たりの全国の患者報告数は、15-21日の週は1.76で、前週より1.05ポイント減った。全国的な流行入りの指標となる1.0を、次週にも下回る可能性がある。 中嶋室長は会見で、定点当たり報告数に地域差があるため、「一様にピークアウトしたかは(判断が)難しい」との見解を示した。また、最近でも毎週、新たに100人以上が入院し、死者も発生していると指摘。世界的な大流行(パンデミック)が最悪期を脱したとの判断を見送ったWHO(世界保健機関)が、引き続きサーベイランスを実施するよう強調していることもあり、「直ちに手だてを緩めることは難しい」と述べた。 中嶋室長は会見後、記者団に対し、定点医療機関からの患者報告や休校数の把握は平時にも実施しており、新型インフルエンザの発生を受けて新たに始めたサーベイランスは、▽入院患者の数や症状の把握▽医療機関などでの集団発生の把握▽死亡例の迅速な把握―の3つだけだと説明。これらを取りやめれば、再流行の始まりの把握や、次のパンデミックとの比較が難しくなると指摘した。

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2.<新型インフル>帰国者対策重視で対応遅れ 厚労省まとめ(毎日新聞),毎日新聞
RV=120.8 2010/02/26 20:53
キーワード:推計,8月,回答,昨年

 新型インフルエンザの発生初期段階で、全国の保健所職員が平均で1人当たり計33人の帰国者の健康監視と、計180件の発熱相談に対応していたとの調査結果を、厚生労働省の研究班がまとめた。渡航歴のある人への厳格な対策が人員不足を招き、結果として国内集団発生への対応が遅れたと総括している。 昨年8月、全国510保健所に送ったアンケートの回答(回収率65%)から推計した。 国は発生初期、発生国からの帰国者全員に最大10日の健康監視を続け、インフルエンザ症状が出た場合は保健所の発熱相談センターに電話するよう呼び掛けた。研究班によると、この結果、3000人の保健所職員が10万人の健康監視に当たり、5000人が10万件の発熱相談を受けた。93%の保健所は土日出勤で連日対応、6割以上が「医師や保健師の人数が不足していた」と回答した。【清水健二】

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1.新型インフルエンザ:県が国からのワクチン支給断る 流行落ち着いたと判断 /岩手(毎日新聞),毎日新聞
RV=495.1 2010/02/27 11:57
キーワード:接種,11月,1月,沖縄,定点,成人,10月,朝刊,警報,昨年

 県内で新型インフルエンザの流行が落ち着き、県は国からの約13万回分のワクチン支給を断っていたことが26日、分かった。既存の支給量で余裕があると判断した。県は不足すれば改めて求める考えで、「流行は落ち着いたが油断はできない。心配な方は接種してほしい」としている。 県内では、昨年11月2〜8日に県内の64定点医療機関での平均患者数が34・5人とピークを迎え、警報が出された。10月から今年1月までに、大人の使用量換算で約45万4350回分を9回にわたって支給され、同月末までに延べ約21万人が接種を受けた。 一方、流行は今年になって落ち着き始め、警報は1月27日に警報を解除。平均患者数も2月15〜21日で1・72人に減った。県保健衛生課は、1月下旬から対象が健康な成人にも拡大し、接種者が増えたとしても、10万回分は残っていると見て、今月15、25日の計約13万4640回分の支給を断った。使いづらいという10ミリリットルサイズ7万回分も返品する方針だ。 近藤嘉文特命課長は「ワクチンの余裕はかなりある。だが、沖縄で2回流行の波が来たように、寒い時期だけのことと考えられない。心配な方は接種を受けてほしい」と話している。【清藤天】2月27日朝刊

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1.はしか接種、新型インフルの影響で伸び悩み?(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=261.3 2010/03/01 19:41
キーワード:接種,前年,中高生,昨年,低下,室長,年齢

 国が2008年度から推進している10歳代への「麻疹風疹混合ワクチン」の接種率が伸び悩んでいる。昨年の4月から12月までの接種率は、第3期(年度内に13歳になる人)、第4期(18歳になる人)とも、前年の同時期を下回り、関係者からは新型インフルエンザへの対応に人手を割かれたことが一因との声も上がっている。 07年からのはしかの流行を受け、国は08年度から5年間に限り、第3期と第4期をワクチン接種対象者に追加するなど、はしか排除のための対策を強化している。その結果、08年には年間で約1万1000人も確認されたはしか患者は、昨年には年間約740人にまで減少した。 その一方で、10歳代へのワクチンの接種率が伸び悩んでいる。08年の4-12月期には66.1%だった第3期の接種率は、昨年の同時期には65.8%に低下。第4期も58.2%から56.6%に下がった。都道府県別では、東京(第3期58.3%、第4期40.2%)、神奈川(54.9%、36.3%)、大阪(54.9%、44.3%)など、大都市部での接種率の低さが際立っている。■大都市部での低接種率で再流行の危険も 国立感染症研究所感染症情報センター第三室の多屋馨子室長は、接種率が伸び悩んでいる理由について、「関係者が新型インフルエンザ対策に追われた結果、混合ワクチンへの対応が手薄になった可能性がある」と指摘。ただ、「接種の体制が確立している自治体は、接種率が落ちていないようだ」としている。 しかし、特に感染が拡大しやすい都市部で接種率が低いため、「このままでは、07年ほどの規模ではないにしても、はしかが再流行する危険もある。13歳や18歳だけでなく、他の年齢の人も、2回のワクチン接種を受けていない場合、積極的に麻疹含有ワクチンを接種してほしい」と呼び掛けている。【関連記事】・はしか排除対策、減速に危機感−患者の親の会・はしかワクチン未接種の中高生に学校関係者が勧奨を・はしかワクチンの接種徹底で文科省に協力要請−厚労省・中1と高3、はしかワクチン接種率が低調・はしか流行、今年も若者中心か?

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1.新型インフルによる血液製剤回収を取りやめ(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=408.8 2010/03/02 20:41
キーワード:献血,審議,血液,薬事,部会,製剤,昨年,日赤,当日,回収

 厚生労働省は3月2日の「薬事・食品衛生審議会薬事分科会血液事業部会運営委員会」で、新型インフルエンザ感染の疑いや確定診断による血液製剤の回収を取りやめることを決めた。日赤が感染の疑いにより確保または回収した579人の血液を検査したが、ウイルスが検出されなかったため、血液から感染する可能性はほぼないと判断した。 日赤では、昨年6月3日から今年1月3日に、献血後7日以内に新型インフルエンザと診断(疑い含む)されたため、579人の血液を血液製剤の原料になる前に確保したか、血液製剤を医療機関から回収した。これらについて検査した結果、すべて陰性だった。579人のうち、10人は献血した当日に、74人は翌日に新型インフルエンザと診断されていた。 日赤の担当者によると、季節性インフルエンザの場合は血液から感染することはほぼないが、強毒性の場合はエビデンスがないという。 厚労省では、献血後7日以内に新型インフルエンザと診断されたことが判明した場合、その血液を血液製剤の原料にしないことや、未使用の血液製剤を医療機関から回収することなどを、昨年5月18日に日赤に要請していた。今回の決定は、豚由来のH1N1について今後適用する。別の新型インフルエンザが将来発生した場合には、改めて検討する。

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1.世界製薬大手12社が増収(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=191.8 2010/03/03 18:41
キーワード:前年,製薬,グラクソ・スミスクライン,売上,医薬品,年末,機器,完了,表,年間

 世界の主要製薬企業の2009年決算が出そろった。製薬企業は景気の変動を受けにくい上、新型インフルエンザが大流行したこともあり、大手14社のうち12社が増収を確保した。大型買収を完了した米ファイザー社は前年比4%、米メルク社は15%の増収となった。【詳細な表が入った記事】 トップの米ジョンソン・エンド・ジョンソン社は、医療用医薬品事業が主力品の特許切れにより8%減の2兆944億円と不振。医療機器・診断薬事業の増収では補い切れず、総売上高は3%減の5兆7564億円だった。 米ファイザーは10月15日に旧ワイス社の統合を完了。09年業績には買収日から年末までの旧ワイスの業績が含まれている。総売上高は4%増の4兆6508億円で、このうち医療用医薬品事業は3%増の4兆2267億円。旧ワイスの業績が年間を通じて寄与する10年の総売上高については、6兆2310億―6兆4170億円を予想している。 米メルクは11月3日に旧シェリング・プラウ社の統合を完了。同じく09年業績には買収日から年末までの旧シェリング・プラウの業績が含まれており、総売上高は15%増の2兆5508億円となった。仮に09年1月1日に統合を完了したとみなした場合、総売上高は4兆2747億円としている。 また、新型インフルエンザの大流行により、関連企業のワクチン事業が急拡大した。新型インフルワクチンの売り上げを見ると、英グラクソ・スミスクライン社が1289億円、仏サノフィ・アベンティス社が605億円、英アストラゼネカ社が362億円となっている。スイスのノバルティス社は「パンデミックワクチンとアジュバントの売り上げは10億ドル(930億円)となった」とコメントしている。 後発医薬品世界最大手のイスラエルのテバ社の総売上高は、25%増の1兆2926億円。ノバルティスの後発品部門のサンド社の売り上げは、1%減の6968億円だった。 08年の総売上高が1兆5074億円だった独ベーリンガーインゲルハイム社(非上場)は、4月に09年決算を発表する。

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1.余った新型インフルワクチンどうする? 埼玉県で在庫64万回分(産経新聞),産経新聞
RV=577.8 2010/03/05 13:58
キーワード:小児,接種,11月,回数,希望,12月,成人,出荷,中高生,10月

 新型インフルエンザワクチンの埼玉県県の在庫が、2月26日時点で約64万回分も余っている。県はすでに約23万回分を返品し、国の2月15、25日出荷分の供給や輸入ワクチンを希望していない。ワクチンの使用期限は1年。新型インフルエンザの流行のピークも過ぎ、ワクチン接種希望者も少なくなる中、余ったワクチンをいったいどうするのか。(大矢博之) 県疾病対策課によると、これまでに県に供給されたワクチンは約197万回分。一方で、接種回数は推計で約109万回だ。県の担当者は、「昨年12月中旬までは『足りない』との声があったが、それ以降はなくなった」と話す。 県のインフルエンザ発生動向調査によると、県内の流行のピークは1医療機関当たりの平均患者数が39・39人だった昨年10月26日〜11月1日の週。11月29日まで「流行警報」発令基準の30人を超える週が続いた。 一方で、県内へのワクチン供給は12月以降になって急増。中高生や高齢者への接種は年明け以降に行われたが、そのころにはすでに流行が下火に。一般的にワクチンの製造には半年ほどかかるというが、“需給バランス”のズレは明らかだ。 「足りなくて困り、無理して調達した。『一刻も早く打ちたい』といったあの騒ぎはなんだったのか」 ワクチン渇望状態だった昨年を振り返り、こう苦笑するのは県立小児医療センターの鍵本聖一総合診療科長。昨年のピーク時には週約60人に接種したが、現在の希望者はまばら。約300回分のワクチンが残っているそうだ。 「大半の子供の接種は終了した。成人の約3割、子供の7、8割が接種したのでは」と鍵本科長は推測する。余ったワクチンについては「今夏、流行の兆しがあり、かつウイルス株が合えば、職員に打ちたい」と考えている。 県の担当者は「不公平感なくワクチンを早く打つことができるよう努力してきた」とし、在庫については「再流行時の備え。型が合えば来シーズンも使える」と話す。 一方で、県の担当者からはこんな声も聞こえてきた。 「結局、ワクチンは効果があったのか。事後検証でいいから、国や専門家の考えを聞きたい」

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2.新型インフル警戒レベル、「注意」に引き下げ(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=85.9 2010/03/05 17:51
キーワード:接種

【ソウル5日聯合ニュース】新型インフルエンザの警戒レベルが8日から、最高の「深刻」から「注意」に下方修正される。保健福祉家族部の中央インフルエンザ対策本部が5日、明らかにした。 韓国の警戒レベルは「関心」「注意」「警戒」「深刻」の4段階。新型インフルの発生を受け、昨年5月に「関心」から「注意」に、昨年7月に「警戒」に、昨年11月には「深刻」に引き上げてきたが、10か月ぶりに「注意」に下がることになる。 中央インフルエンザ対策本部は4日の伝染病危機評価会議で、インフルエンザに類似した疾患の患者分率(ILI)が先週には1000人当たり3.33人と9週連続下落するなど、流行が持続的に収束していると判断した。ただ、警戒レベルが下方修正されても、小規模流行に備えてワクチン接種を受けるよう強調している。

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1.「緩和遅れた」「科学的情報を」=国の新型インフル対策で保健所長ら(時事通信),時事通信
RV=120.1 2010/03/06 05:34
キーワード:回答,昨年,アンケート,班,緩和,記載,性質,タイミング,設ける,欄

 国の新型インフルエンザ対策について、各地の保健所長が、検疫などの厳格な対策を緩和するタイミングが遅れたり、ウイルスの性質に関する科学的情報の提供が不足したりしていたと考えていることが、厚生労働省研究班が行ったアンケートで分かった。 研究班は昨年8月、全国510カ所の保健所の所長にアンケートを行い、66%から回答を得た。質問項目と別に設けた自由記載欄に、同省への意見が相次いだ。

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1.はしかワクチン、接種低迷=新型インフル余波か−09年患者激減、「排除」へ正念場(時事通信),時事通信
RV=293.6 2010/03/07 15:39
キーワード:接種,前年,脳炎,昨年,はしか,今年度,併発,目標,実現,輸出

 高熱や発疹(はっしん)などの症状が現れる麻しん(はしか)のワクチン接種率が伸び悩んでいる。2006年度からの予防接種対策強化で患者数は激減、国際的目標である「排除」(流行のない状態)の実現へ一歩踏み出した。しかし、今年度は新型インフルエンザの影響もあり、接種が進まず、「このままではまた増える恐れがある」と関係者は危機感を強めている。 はしかは重い感染症で、脳炎や肺炎を併発して死亡することもあり、感染力は非常に強い。ワクチン接種率95%以上で排除が可能とされ、先進国の多くは達成済みだ。 しかし、接種率の低い日本では散発的に流行が続き、海外で感染させた例もあり、「はしか輸出国」として批判を浴びた。 厚生労働省は12年までの排除を目標に、1回だった定期予防接種を06年度から1歳時(第1期)と小学校入学前(第2期)の2回に変更。その後、若者の間で流行が起きたため、経過措置として12年度まで中学1年(第3期)、高校3年(第4期)も定期接種の対象とした。 この結果、国立感染症研究所の調査による09年の患者数は741人で、08年の1万1015人から大幅に減少した。 しかし、昨年12月末時点で、年度末集計の第1期を除く三つの時期の接種率は、前年同時期と同水準かやや低い。特に、9月以降の伸びが停滞している。感染研の担当者は「現場が新型インフル対策に追われた影響があるのでは」と話す。

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1.新型インフル、終息へ 茨城県が判断、年明け以降患者激減(産経新聞),産経新聞
RV=294.4 2010/03/09 07:56
キーワード:学級,11月,1月,10月,昨年,警報

 県新型インフルエンザ対策本部は、県内の医療機関に診療に訪れる患者数が減少していることなどから、「流行は終息に向かいつつある」と発表した。「終息」について言及したのは流行後初めて。一方で、世界保健機関(WHO)が世界的大流行(パンデミック)が「最盛期後」とする判断を据え置いていることから、県は引き続き感染防止策をとるよう呼びかけている。(前田明彦) 県内における新型インフルエンザの被害は、死者数5人のほか、小中学校、高校などの教育機関で2月27日までに延べ5万8387人の感染者を出した。また、学校・学級閉鎖などの措置は9396件に上るなど、猛威を奮った。 県では120の医療機関からの報告による1医療機関あたりの1週間の患者数をもとにインフルエンザ流行指数を出しており、昨年10月12〜18日に「注意報」となる10を突破、ピーク時の昨年11月23〜29日に32・83まで上昇。県内全域に不要不急の外出を控える「警報」が発令されるなど、県民生活に大きく影響した。 その後、年明けごろから患者数が激減。1月4〜10日では流行指数が9・96となり、警報が解除され、2月22〜28日に1・81に低下するなど「患者数は確実に減っている」(同本部)ことも明らかになった。 これまで県は「2回目の流行が発生する可能性がある」として「終息」に言及しなかったが、「全国的な傾向や医療機関の患者数などをみて、全体的に終息に向かいつつある」という判断を示した。 ただ、2月下旬にWHO事務局長の諮問機関である緊急委員会が、パンデミックが「最盛期後」の段階に入ったと判断するのは時期尚早と勧告するなど、流行が終息したとも言い切れない。ワクチンの流通状況から、県内に「多くの人が新型インフルエンザウイルスに対する免疫を獲得していないと考えられる」(同本部)ともしており、県では「再び全県的に拡大する可能性も否定できず、引き続き感染予防に努めていただきたい」と注意を呼びかけている。

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2.清州空港の国際便運航が再開、夏季4路線確定(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=175.8 2010/03/09 17:45
キーワード:前年,スケジュール,台湾,昨年,道

【清州9日聯合ニュース】忠清北道の清州国際空港では今夏、不定期便を含め4路線の国際便が運航される。景気低迷や新型インフルエンザの影響で、現在運航中の国際便は台湾・高雄発着のチャーター便だけだが、これから活気を取り戻すことになりそうだ。 忠清北道が9日、航空各社が確定した夏季運航計画を明らかにした。 アシアナ航空は昨年10月末から中断していた中国・北京への定期路線を、今月31日から再開する。毎週水・土曜日の2便運航。大韓航空は来月から5月までそれぞれ不定期で、中国・長沙便を9便、杭州便は8便、運航する計画だ。 また、格安航空会社の済州航空は、来月1日から6月10日までタイ・プーケット便を計22回運航し、中国・深セン航空も夏季スケジュールとして清州に9便のチャーター機を投入する。 道関係者によると、景気回復に伴い、清州空港の利用者が増加しており、ことしは先月末までに19万人と、前年同期に比べ24%増えたという。ことしは「大忠清訪問の年」にあたるとして、空港利用のさらなる活性化に期待を寄せた。

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1.通勤混雑回避わずか16%=昨年の新型インフル確認時−「企業が指示を」交通政策研(時事通信),時事通信
RV=172.3 2010/03/11 20:50
キーワード:政策,回答,昨年,アンケート,下回る,乗車,近畿

 昨年5月に新型インフルエンザ感染者が国内で初めて確認された際、通勤時の混雑を回避する行動を取った人は16%しかいなかったことが11日、国土交通政策研究所が行ったアンケートで分かった。今後、強毒性インフルエンザが流行した場合、混雑回避のためには勤務先の指示などが必要とする人は8割に上り、同研究所は「マニュアルなどを企業が準備し、個人と協力することが流行阻止に重要」としている。 調査は昨年12月、近畿圏に居住し大阪市内の勤務先までの通勤に主に鉄道やバスを利用する人を対象にインターネットで実施。2000人から有効回答を得た。 それによると、昨年5月、出勤時間や通勤手段の変更、自宅勤務や休暇取得などの「通勤混雑回避につながる行動をした人」は16.0%で、「勤務先での手洗いやうがい」(80.7%)や「乗車中のマスク着用」(60.3%)を大きく下回った。混雑回避行動を取った人の4割は勤務先から指示はなく、自主的に判断していた。

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2.「ヒト型」に変異で患者増も―新型インフルで感染研・安井主任研究官(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=60.0 2010/03/11 22:51
キーワード:安井,主任,北半球

 日本WHO協会は3月11日、インフルエンザ対策セミナーを開いた。この中で国立感染症研究所感染症情報センターの安井良則主任研究官は、豚由来の今回の新型インフルエンザウイルスは「ブタ型」の特徴を持ったままで、人に感染しやすい「ヒト型」に変異していないと指摘。ヒト型に今後変異すれば、患者が増加することも十分に考えられると注意を呼び掛けた。 安井主任研究官は新型インフルエンザのウイルスについて、季節性インフルエンザのウイルスは「ヒト型」で、人の体温に近い36度で増えやすいが、新型は41度で増えやすいことなどから、「ブタ型の特徴を有したままだ」と指摘。より人に感染しやすいウイルスに変異すれば、「患者が増加してくることも十分に考えられる」との見解を示した。 このほか、新型インフルエンザの今後の発生動向の予測を難しくしている点として、▽A香港型やAソ連型のウイルスは、今年はほとんど検出されていないが、すべて新型に置き換わるか不明▽北半球では、冬の感染拡大はほとんどなかった―を挙げ、「われわれはまだ、終息宣言を出さない」と述べた。

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1.接種後死亡は基礎疾患、インフル感染が影響―新型ワクチンで厚労省会議(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=320.9 2010/03/12 22:05
キーワード:接種,基礎,審議,薬事,部会,打つ,当たり

 厚生労働省は3月12日、「薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会」と「新型インフルエンザ予防接種後副反応検討会」の合同会議を開いた。この日の会議では事務局が、基礎疾患がある高齢者の新型インフルエンザワクチン接種後の死亡が昨年11月以降、毎月減り続けているとのデータを提示。委員からは、基礎疾患の悪化により死亡した例や、接種前後にインフルエンザに感染して死亡した例が、早い時期ほど多く含まれていたとの指摘があり、副反応が直接の死因となった例はないとすることで合意した。【月別報告数の推移グラフ詳細】 事務局によると、基礎疾患のある高齢者の死亡は、5日報告分までで114例。これを接種した月別に見ると、昨年11月が68例、12月が42例、今年1月が4例だった。10万接種当たりではそれぞれ6.6人、2.0人、0.5人で、大きく減っている。 これについて、厚労省の死亡例の評価に協力した副反応検討会の稲松孝思委員(東京都健康長寿医療センター感染症科部長)は、基礎疾患の重症な人から優先してワクチンを接種していたため、早い時期ほど接種した直後に偶然、基礎疾患が悪化した死亡例の報告が多かったのではないかとの見方を示した。 また、同じく評価に協力した副反応検討会の永井英明委員(国立病院機構東京病院外来診療部長)は、「レントゲンを見た時、(間質性肺炎の増悪と)インフルエンザ肺炎との鑑別が難しかった」とした上で、インフルエンザ流行のピークと接種後死亡のピークがほぼ同時期であることから、「インフルエンザ肺炎の患者も、結構入っていたのではないか」との見解を示した。これに関して事務局は、「間質性肺炎の(患者が死亡した)症例は、昨年接種した症例がほとんどだ」と説明した。 これに対し、副反応検討会の川名明彦委員(防衛医科大内科学講座第2教授)は、「インフルエンザが流行している時に何らかの(インフルエンザ様)症状があれば、(ワクチンを)打たないのではないか」と指摘。永井委員は「今回の新型インフルエンザは、最長7日間の潜伏期間がある。また、打つ打たないの線引きに『絶対』はない」と答えた。

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2.死亡補償金は最大3300万円=新型ワクチンの副作用救済−厚労省(時事通信),時事通信
RV=206.9 2010/03/12 02:32
キーワード:副作用,接種,救済

 新型インフルエンザワクチンによる副作用で健康被害が出た場合の救済について、死亡時の補償金を最大約3300万円に増額する方針を厚生労働省が固めたことが11日、分かった。同省は新型ワクチンの接種を円滑に進めるため、予防接種法を改正し、補償額を増やすとしていた。 政府は12日にも予防接種法改正案を閣議決定し、近く今国会に提出する。

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3.インフル、流行目安下回る=施設当たり患者数1人切る−感染研(時事通信),時事通信
RV=88.0 2010/03/12 02:33
キーワード:定点,当たり

 医療機関1カ所当たりのインフルエンザ患者数が、流行入りの目安とされる「1人」を下回る見通しとなったことが11日、国立感染症研究所の定点調査で分かった。1人を下回るのは、新型インフルエンザの感染が拡大した昨年夏以降初めて。 厚生労働省は世界保健機関(WHO)がピーク越えの宣言を見送ったことなどを踏まえ、当面は現在の警戒態勢を維持する方針。 7日までの1週間に全国約5000カ所の医療機関を受診したインフルエンザの患者数は1カ所当たり0.7〜0.8人程度で、6週連続の減少となる見通し。 先月からB型を中心に季節性インフルエンザも報告されているが、大半が新型インフルエンザに感染したとみられる。 インフルエンザ患者は、8月中旬に1カ所当たり1.69人となり流行入りの目安を突破。11月下旬に39.63人に達した後、減少傾向が続いていた。

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1.<新型インフル>今春に再流行の恐れ、当局がワクチン接種を呼びかけ―中国(Record China),Record China
RV=283.8 2010/03/13 23:24
キーワード:接種,抗体,妊婦,上旬,慢性,ピーク

2010年3月11日、中国疾病予防コントロールセンターウイルス予防管理所の舒躍龍(シュウ・ユエロン)副所長は中国衛生部が同日行った新型インフルエンザ予防に関する記者会見で、中国南部で今年の春から夏にかけて新型インフルエンザが新たに大流行する恐れがあると述べた。12日付で新京報が伝えた。統計によると、今年3月7日までに中国では31省(自治区、直轄市)で新型インフルエンザの確定診断例が12万7427件出ており、うち重症例は8320件、死亡例は796件。重症発病例と死亡例のピークは09年12月上旬で、その後次第に下降している。【その他の写真】舒副所長は、インフルエンザの特性やこれまでの例から、インフルエンザの大流行は通常2年以上続き、その後季節性インフルエンザに移行するため、今回の新型インフルエンザの世界的流行もしばらく続くだろうと述べた。最近の血清学データによると、新型インフルエンザの抗体を持つ中国人は30%程度とみられ、慢性疾患患者、高齢者、妊婦、肥満者はワクチンを接種することが望ましい。舒副所長は、今ワクチン接種を受けることが、将来発生するかもしれない大流行に備える意味でも非常に重要だと述べた。(翻訳・編集/中原)

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2.<新型インフル>ワクチン接種は推定2278万人(毎日新聞),毎日新聞
RV=280.7 2010/03/13 00:59
キーワード:副作用,接種,出荷,10月,昨年

 新型インフルエンザワクチン接種が可能になった昨年10月から今月9日までに推定2278万6533人が受けたと、厚生労働省が12日、発表した。医療機関に納入された出荷量から分析した。 接種後の死者は131人で、うち3人が医療機関から「接種との関連あり」と報告された。発熱などの軽い副作用は2389人、意識を失ったりする「アナフィラキシーショック」など重い副作用は402人でみられた。厚労省は「他のワクチンに比べ副作用の報告数は多いが、医師が注意深く監視している背景があり、詳細に調べたい」としている。

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3.<新型インフル>今春に再流行の恐れ、当局がワクチン接種を呼びかけ―中国(Record China),Record China
RV=79.1 2010/03/13 23:24
キーワード:接種

<新型インフル>今春に再流行の恐れ、当局がワクチン接種を呼びかけ―中国3月13日23時24分配信RecordChina11日、中国疾病予防コントロールセンターウイルス予防管理所の舒躍龍副所長は、中国南部で今年の春から夏にかけて新型インフルエンザが新たに大流行する恐れがあると述べた。写真は1月、上海市での無料ワクチン接種。

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1.外国人の青瓦台境内観覧6か月ぶり再開、18日から(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=161.2 2010/03/14 13:22
キーワード:昨年,乳幼児,来月,中旬,行事,申し込み,受け付ける,指,パレード,毎週

【ソウル14日聯合ニュース】青瓦台(大統領府)が新型インフルエンザの流行を受け昨年9月1日から中断している外国人境内観覧を、今月18日に再開する。青瓦台関係者が13日、聯合ニュースの電話取材で明らかにした。すでに8日から観覧申し込みの受付を受け付けている。 外国人とともに中断していた18歳以下の青少年(乳幼児服務)の見学は、1月中旬に再開された。 ただ、新型インフルエンザ流行の可能性はまだ存在するとの判断から、観覧客、職員には手指洗浄剤の使用を勧めるなど、引き続き注意を促す方針だ。熱感知機装置によるチェックも当面は継続するという。高熱、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、せきなどの症状がある場合は、境内見学を自制するよう呼びかけている。 一方、青瓦台は、来月から毎週土曜日午前、孝子洞噴水台広場で軍儀仗隊行事とパレードを実施する予定だ。japanese@yna.co.kr

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a
1.新型インフル 来季は季節性と同時に接種(産経新聞),産経新聞
RV=426.4 2010/03/15 20:10
キーワード:副作用,接種,希望,国産,費用,余る,補償,例年,推奨,シーズン

 来シーズンの新型インフルエンザワクチンについて、厚生労働省は15日、新型と季節性2種類の3種混合ワクチンとする方針を明らかにした。従来の3種混合ワクチンから季節性のAソ連型ウイルスを外す。世界保健機関も同様の方針を推奨しており、来シーズンは1回のワクチン接種で新型と季節性に対応することが可能となる。 新型のみの接種を希望する人は、今シーズン使われずに余った国産と輸入ワクチンが使える。 インフルワクチンは例年、「Aソ連型」と「A香港型」、「B型」の3種類の季節性ウイルスを混合して作られている。ただ、1本のワクチンには3種類までしかウイルスが入れられないため、厚労省でどのウイルスを外すかを検討していた。Aソ連型は今シーズン、世界中でほとんど確認されていないため、外した場合のリスクが最も低いと判断した。 ただし、65歳以上の場合、新型ワクチンと季節性ワクチンは予防接種法での規定が分かれており、接種費用や副作用が発生した場合の補償額が異なる。厚労省は「運用面での課題は今後検討して解消する」としている。

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1.新型インフルエンザ流行収束、平常時に回復(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=242.3 2010/03/16 11:09
キーワード:接種,学期,連続,注意報,基準,下回る,記録,完了,ことし,調整

【ソウル16日聯合ニュース】新型インフルエンザ流行指数が、インフルエンザ流行注意報発令基準以下に下がったとみられる。平常時に回復したことを意味する。 保健福祉家族部疾病管理本部は16日、ことし第10週(先月28日〜今月6日)のインフルエンザ様疾患(ILI)分率(標本監視機関外来患者1000人当たりのILI患者数)は2.8人だったと明らかにした。この数値は、ことし第1週に9.69人を記録した後、第3週が5.97人、第5週が4.67人、第7週が3.94人、第9週が3.30人と、10週連続で下落を続けた。11週目の今月7〜13日には、季節性インフル流行注意報基準の2.6人を下回った可能性が高い。 保健福祉家族部は8日から、新型インフルエンザ危機段階を「警戒」から「注意」に格下げし、中央インフルエンザ対策本部を解散した。ただ、さらに段階を下方調整するかは、新型インフルワクチンの接種が完了する今月末以降に検討する方針だ。保健当局は、新学期、季節の変わり目で、再度の小規模流行の可能性は残っており、緊張を緩めるのはまだ早いと判断している。

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1.新型インフル対策本部が解散 滋賀県、流行収束受け(京都新聞),京都新聞
RV=369.6 2010/03/17 22:59
キーワード:接種,11月,1月,子ども,男児,中高生,当たり

 滋賀県は17日、新型インフルエンザの流行が収まったとして、昨年4月に設置した対策本部を解散した。県の集計では、昨年7月以降に新型インフルで医療機関を受診した人は県内で約22万7000人(推計)。1月末までのワクチン接種者は20万9820人だった。 県内での流行は、1医療機関当たりの患者数が51・44人に達した昨年11月23〜29日の週がピーク。3月上旬には0・71人にまで減少し、対策本部の解散を決めた。 入院患者数は613人で、うち88%が14歳以下だった。死亡は7歳男児1人。新型インフルエンザに感染した公立の幼稚園児や小中高生は計6万810人で、感染した子どもの割合は34・34%だった。 県は、受診者とワクチン接種者に、感染しても発症しなかった人を加えた50万〜60万人が免疫を持つようになったとみている。免疫の持続期間は約半年という。 対策本部の解散にともない、県は庁内に対策会議を設け、相談対応やワクチン接種などの業務を継続する。 17日の対策本部会議で嘉田由紀子知事は「新型インフルエンザの流行は落ち着いてきたが、ノロウイルスによる食中毒が増えている。感染症予防のため、手洗いやうがいに取り組んでほしい」と呼び掛けた。

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2.低死亡率は早期の抗ウイルス薬が奏功―新型インフル(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=122.4 2010/03/17 12:02
キーワード:小児科,妊婦

 WHO(世界保健機関)の新型インフルエンザ薬物治療ガイドライン委員の菅谷憲夫氏(神奈川県警友会けいゆう病院小児科部長)は3月16日、文部科学省など主催のセミナーで「本年度の新型インフルエンザのわが国での流行状況、予防と治療の最前線」をテーマに講演した。日本の新型インフルエンザによる死亡率が低く抑えられている理由について、抗インフルエンザウイルス薬の積極的な早期投与にあるとの見方を示した。 菅谷氏によると、新型インフルエンザ感染後の死者数は、日本の200人弱に対し、米国では約1万2000人と例示。日本の死亡率が非常に低く、世界の専門家は「ミステリー」「日本のミラクル」と驚いていると説明した。 理由について菅谷氏は、日本では治療の早期から積極的にタミフルなどの抗インフルエンザウイルス薬を使用するが、米国では妊婦や高齢者などのハイリスク者を除いて、重症化して入院後に抗インフルエンザウイルス薬による治療を始めると指摘。入院272例を分析した米国の論文によると、効果が高いとされる48時間以内の抗インフルエンザウイルス薬の投与は3割以下だったとし、「欧米諸国で多くの人が死亡した原因は、抗インフルエンザウイルス薬による治療の遅れにある」との見解を示した。 その上で菅谷氏は、「毎年(季節性)のインフルエンザと違い、重症肺炎が多発した」として、新型インフルエンザは決して軽い病気ではないと指摘。「抗インフルエンザウイルス薬を入院するまで使えなければ、もっと死者が出ていた」と述べ、抗インフルエンザウイルス薬の早期投与の重要性を強調した。

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3.韓日中、ソウルで新型インフル対応評価セミナー(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=49.9 2010/03/17 21:02
キーワード:政策

【ソウル17日聯合ニュース】保健福祉家族部中央防疫対策本部が18日にソウルで、韓国と日本、中国の新型インフルエンザ対応状況を評価するセミナーを開く。日本の厚生労働省、中国の疾病予防管理センター、世界保健機関(WHO)の担当者が出席し、新型インフルエンザ対応政策について分野別に評価を共有し、今後の新種伝染病対応体系なども話し合う。 セミナーの開催は、昨年11月に東京で開かれた韓日中保健担当相会談で韓国が提案した。japanese@yna.co.kr

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1.新型インフルエンザ:対策本部解散 /滋賀(毎日新聞),毎日新聞
RV=373.5 2010/03/18 13:38
キーワード:接種,11月,1月,定点,推計,朝刊,昨年,ピーク

 県は17日、新型インフルエンザの流行が収まったとして、対策本部を解散した。昨年4月28日に設置以来、11月末に流行のピークを迎えたが、今年1月には1定点医療機関あたりの患者数が流行基準の1以下となり、今月1〜7日は0・71に下がった。ワクチン接種や相談窓口は今後も継続する。 県内では、これまでに推計で約22万7000人が感染、20万9820人がワクチン接種を終えた。発症せずに感染した人も10万〜20万人いるとみられる。今秋再び流行する可能性があり、県健康推進課は「流行前にワクチン接種をしてほしい」と呼びかけている。【後藤由耶】3月18日朝刊

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2.消防機関の新型インフル対策で報告書−消防庁(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=87.5 2010/03/18 14:15
キーワード:救急,昨年,抑制

 総務省消防庁はこのほど、「消防機関における新型インフルエンザ対策検討会」の報告書を公表した。新型インフルエンザへの対応について、「発熱相談センターの有効性が高く評価されている」と指摘。同センターに相談することによって住民は冷静な対応ができ、その結果、「不要不急の救急要請が抑制され、救急搬送全体が逼迫することなく機能した一因となっているとされている」としている。 同検討会は、消防機関における新型インフルエンザ対策の一層の強化や、業務継続計画ガイドラインの改定を行うため、昨年8月から計3回開かれた。新型インフルエンザへの対応の状況や、消防機関における新型インフルエンザ対策のための業務継続計画ガイドラインの改定について議論した。 報告書では、地域における新型インフルエンザ(H1N1)への具体的な対応について詳細に検証して適切な対応を検討し、強毒性新型インフルエンザの対応に反映させることが課題とした。 また2008年12月に消防庁が策定した「消防機関における新型インフルエンザ対策のための業務継続計画ガイドライン」について、「いわゆる強毒性の新型インフルエンザ(H5N1)を対象にしたもの」と指摘。毒性が強くないことが判明した際の計画の考え方などを示している。 具体的には、消防機関における業務継続計画については、「感染力・毒性ともに強いウイルスによる新型インフルエンザを前提として策定しておくもの」とし、「仮に平成21年4月に発生した新型インフルエンザ(H1N1)のように毒性が高くないことが判明した場合は、弾力的に業務継続計画を運用してよい」と注記するなどの改定を行った。

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1.3分の2解約に向け交渉―輸入新型ワクチン(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=182.6 2010/03/19 14:22
キーワード:長妻,契約,昭,衆院,グラクソ・スミスクライン,交渉

 長妻昭厚生労働相は3月19日の衆院厚生労働委員会で、輸入契約を結んだ新型インフルエンザワクチン9900万回分のうち、約3分の2に当たる6300万回分の解約に向けて、グラクソ・スミスクライン(GSK、英国)とノバルティスファーマ(スイス)の2社と交渉していることを明らかにした。 加藤勝信氏(自民)の質問に答えた。 答弁ではまず、厚労省の高井康行医薬食品局長が、輸入ワクチンのうち3600万回分が在庫として既に国内にあると説明。続いて長妻厚労相が、残りの6300万回分について、「今月末までに日本に引き渡す契約になっている」とした上で、「輸入2社とかなり厳しい交渉をしている最中。できる限り支障のない形で返却したい」と述べた。

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2.サーベイランス体制の見直しを検討―インフル対策で厚労省(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=106.7 2010/03/19 18:55
キーワード:定点,サーベイランス,補佐

 厚生労働省は3月19日の記者会見で、新型インフルエンザが終息傾向にあることを受けて、対策の見直しを検討していることを明らかにした。医療提供体制を維持する一方、サーベイランス体制を見直す方針で、月内には方向性を示す。 同省健康局結核感染症課の江浪武志課長補佐は会見で、新型インフルエンザは「終息傾向にある」との認識を示した上で、「サーベイランスに関しては、これまでも患者が増えてくる中で順次見直してきた。流行状況を踏まえて、何か見直す必要があるのかを検討している」と説明した。 一方、医療提供体制については、「いつ次の流行が起こってもおかしくない。引き続き感染対策を十分にやっていただく必要がある」と述べ、現行の体制を維持する考えを示した。 現在、インフルエンザについて実施しているサーベイランスは、インフルエンザ定点医療機関の患者報告のほか、休校数と入院患者数の把握、死亡症例の即時報告など。このうち入院患者数の把握と死亡症例の即時報告は、新型インフルエンザの発生後に開始した。

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1.新型インフル向けワクチン234万人分、今月末に期限切れ(産経新聞),産経新聞
RV=380.2 2010/03/21 21:47
キーワード:接種,希望,国産,契約,余る,供給,北海道,余剰,公費,グラクソ・スミスクライン

 新型インフルエンザの流行が下火となる中、スイス・ノバルティス社製の輸入ワクチン234万人分が今月末、使用期限を迎える。月内に使われなければ、廃棄される初の新型ワクチンとなる。ワクチンは国産と輸入を合わせると約1億3千万人分が余っており、今後も使用期限が来れば順次、廃棄される。危機管理として輸入分だけで1126億円もの公費が投入されただけに、国の判断には検証を求める声も出始めている。(蕎麦谷里志) 厚生労働省によると、今月9日までに新型ワクチンを接種した人は約2300万人。ほぼ全員が国産ワクチンを接種した。当初は、接種希望者が殺到し「足りない」と混乱した新型ワクチンだが、結果的に接種したのは国民の約18%。約30%が接種する季節性インフルを大きく下回った。 最大の原因はワクチン供給のタイミングが新型流行に間に合わなかった点にある。さらに、2回接種の予定が途中で原則1回に変わったことも、ワクチン余剰に拍車をかけた。 その結果、現在は国産約3100万人分と輸入約9900万人分の計1億3千万人分が余った状態となっている。 ワクチンにはすべて使用期限がある。短いのがノバルティス社製で、製造から半年間。それぞれ製造時期が異なるため、今月末に234万人分が期限を迎え、今夏には同社の2500万人分がすべて使えなくなる。国産は使用期限が半年と1年のものがあり、今年4月から順次、期限切れが出始める。 輸入ワクチンの残り7400万人分をしめる英・グラクソ・スミスクライン(GSK)製のワクチンは使用期限が1年半と比較的長め。厚労省は「再流行した場合や来季にも使える」と期待する。しかし、来季は季節性と新型を1本に混合した新しいワクチンが登場するため、新型だけのワクチンを接種する人は限られる可能性が高い。 厚労省では現在、輸入ワクチンについてメーカー側と一部を契約解約できないか交渉中。すでにドイツやノルウェーなどはGSKと契約したワクチンの約3割を解約することで合意している。 ワクチン輸入に使われた税金は1126億円。厚労省は「危機管理上の判断だった」と強調している。ただ、元北海道小樽市保健所長で、インフルに詳しい外岡(とのおか)立人(たつひと)氏は「今回のように季節性と毒性が大きく変わらない新型インフルで、これほど大量のワクチンが必要だったのか。今後の検証が必要だろう」と話している。

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2.新型インフル向けワクチン234万人分、今月末に期限切れ(産経新聞),産経新聞
RV=26.9 2010/03/21 21:47
キーワード:供給

新型インフル向けワクチン234万人分、今月末に期限切れ3月21日21時47分配信産経新聞新型インフルエンザの流行とワクチン供給時期(写真:産経新聞)

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1.【インド】新型インフル感染確認ゼロに:累計感染確認3万人(インド新聞),インド新聞
RV=106.2 2010/03/22 23:00
キーワード:インド,累計,デリー,急減,同数

 インド保健・家族福祉省は3月21日に、同日インド国内での新たな新型インフルエンザ感染確認はゼロだったと発表した。このところ、感染確認数は急減してきたが、21日はゼロとなった。この結果、3月21日現在、インドでの累計感染確認は3万57人と前日と同数のままだった。内訳はデリーで9

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1.余ったワクチンは国が買い取って 自民議連が要望(産経新聞),産経新聞
RV=220.4 2010/03/23 18:56
キーワード:国産,政策,余る,要望,衆院,会長,医薬品

 新型インフルエンザワクチンが国内で大量に余り、医療機関や医薬品卸業者などでも在庫が出ていることを受け、自民党ワクチン政策議員連盟は23日、厚生労働省に対し、医療機関などの在庫ワクチンの買い取りを求める要望書を提出した。 ワクチンは国産と輸入を合わせると約1億3千万人分が余っており、大量にワクチンを購入した医療機関などで在庫が出る見通し。 副会長の塩崎恭久衆院議員は「多くの医療機関は、国の方針に協力してワクチンを購入している。国も対策を考えるべきだ」と訴えている。

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2.新型インフル対策本部を閉鎖 京都市、4月から情報室設置(京都新聞),京都新聞
RV=122.4 2010/03/23 22:09
キーワード:接種,上旬,平日

 京都市は23日、新型インフルエンザ対策本部会議を開き、31日付で同本部を閉鎖することを決めた。流行が終息傾向にあるためで、4月1日から市保健衛生推進室内に市新型インフルエンザ対策情報室を設置し、相談受付時間も平日の午前8時45分から午後5時半までに短縮する。再流行に備え、引き続き市民に対し、予防やワクチン接種を呼び掛ける。 市は2009年4月28日、全庁的に対応策を協議するため対策本部を設置した。しかし、2月上旬以降、患者数が流行レベルを下回る状況となり、相談件数もピーク時の昨年11月の10分の1以下に減っているため本部を閉鎖する。 ただ、20代以上が感染すると重症化する例が多かったため、今後も手洗いやうがいなどの予防やワクチン接種を呼びかけ、4月以降も各区役所などで実施している低所得者向けのワクチン接種券発行を継続する。 京都府も4月1日から新型インフルエンザインフォメーションセンターの受付時間を平日の午前8時半から午後5時15分までに短縮する。

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1.新型インフルエンザ:京都市が対策本部閉鎖 「情報室」を新設し対応 /京都(毎日新聞),毎日新聞
RV=382.8 2010/03/24 16:07
キーワード:接種,11月,定点,10月,朝刊,昨年,割合,ピーク,基準,下回る

 京都市は23日、新型インフルエンザ対策本部会議を開き、流行の終息傾向を受けて全庁体制で設置した対策本部を31日で閉鎖し、4月から市新型インフルエンザ対策情報室を新設して対応することなどを報告した。 市内では1定点医療機関あたりの平均患者報告数がピークを迎えたのは昨年10月26日〜11月1日の31・26人。それ以降は減少傾向となり、今年2月8〜14日からは流行基準の「1」を下回って、3月8〜14日は0・43人。患者報告総数は3月14日現在で計2万765人になったという。 また、ワクチン接種者は、対象者146万6000人のうち20万3247人で接種率は14%。第2波の流行に備え、今回は感染率が低いが重篤化の割合が高かった20歳以上を中心に、今後も接種を呼びかけることも確認された。市保健医療課内の相談窓口は4月から受付時間が平日午前8時45分〜午後5時半に短縮される(現行は午前8時半〜午後8時)。【木下武】3月24日朝刊

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2.新型インフルエンザ:府の相談窓口、受付時間短縮−−来月から /京都(毎日新聞),毎日新聞
RV=99.3 2010/03/24 16:07
キーワード:10月,朝刊,昨年

 府は23日、新型インフルエンザの相談や情報発信を総合的に行うインフォメーションセンター(075・414・5400)の受付時間を4月1日から短縮すると発表した。平日の午前8時半から午後5時15分までとする(現行は午後8時まで)。 府によると、センターは昨年10月1日の設置以来、計約7500件の相談を受けてきたが、今年2月以降は相談が激減し、午後5時以降はほとんどなくなっているという。【太田裕之】3月24日朝刊

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1.新型インフル GSK社製ワクチンの32%解約(産経新聞),産経新聞
RV=338.4 2010/03/26 12:07
キーワード:承認,1月,国産,契約,出荷,費用

 厚生労働省は26日、新型インフルエンザの輸入ワクチンのうち、英系グラクソ・スミスクライン(GSK)社製のワクチンについて、全体の32%にあたる2368万回分の契約を解約することで同社と合意したと発表した。スイス系ノバルティス社製のワクチンについては引き続き交渉中で、年度内にも結論が出る見通し。一部解約により、購入費用257億円が支出されずに済むという。違約金は発生しない。 厚労省は1126億円を使い、GSK社製7400万回分、ノバルティス社製2500万回分の計9900万回分のワクチンを年度内に輸入する契約を結んでいる。しかし、輸入が始まった今年2月には、すでに新型インフルの流行は下火となり、3月10日時点で3995回分しか出荷されていない。備蓄用としても多すぎるため、1月下旬から両社と一部の解約について交渉を進めていた。 GSK社製の残り5032万回分については再流行に備えて備蓄する。ドイツやノルウェーなどもGSKとの間で、約3割を解約することで合意している。 輸入ワクチンをめぐっては、国産ワクチンの不足が見込まれたことから、昨年10月に両社と輸入契約を締結。承認審査を簡略化した緊急輸入の手続きが取られた。

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2.インフルサーベイ見直しで事務連絡―厚労省(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=137.0 2010/03/26 23:14
キーワード:脳症,定点

 新型インフルエンザの流行が沈静化していることを受けて、厚生労働省は3月26日、インフルエンザサーベイランスの見直しに関する事務連絡を各都道府県などにあてて出した。それによると、入院患者の全数把握と死亡例の即時報告は廃止し、今後は「インフルエンザ重症サーベイランス」として、重症例と死亡例を週1回、都道府県が厚労省に届け出ることになる。29日から運用する。 インフルエンザ重症サーベイランスの対象になるのは、急性脳症、人工呼吸器装着、集中治療室入室と死亡。入院医療機関でこれらを確認した医師は、所管の保健所に対し連絡を行う。保健所から報告を受けた都道府県は、月曜日から日曜日までの情報を1週間ごとに確認し、毎週火曜日までに厚労省に報告する。 医療機関などでの集団発生を把握する「クラスターサーベイランス」は31日まで運用、その後は当面休止する。 一方、インフルエンザ定点医療機関の患者報告による「インフルエンザサーベイランス」や、ウイルスを検査して、流行しているインフルエンザの型などを確認する「ウイルスサーベイランス」、学校などの休校数などを把握する「インフルエンザ様疾患発生報告」は継続する。 事務連絡ではこのほか、発熱相談センターや発熱外来の設置などについて、各都道府県などが継続の有無を判断しても差し支えないとしている。

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3.英社ワクチンの3割解約=新型インフル、257億円分−厚労省(時事通信),時事通信
RV=108.3 2010/03/26 11:39
キーワード:長妻,契約

 厚生労働省は26日、英グラクソ・スミスクライン社と購入契約を結んでいた新型インフルエンザの輸入ワクチン7400万回分のうち、32%に当たる2368万回分を解約することで合意したと発表した。解約に伴う違約金はなく、約257億円が国庫に戻される。 長妻昭厚労相は「瑕疵(かし)がない場合解約できない契約だったので交渉は大変難航した」と話した。2500万回分の購入契約を結んだスイスのノバルティス社とも交渉を続けているが、厳しい状況という。

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4.<新型インフル>ワクチン輸入 257億円分解約(毎日新聞),毎日新聞
RV=108.3 2010/03/26 12:10
キーワード:長妻,契約

 長妻昭厚生労働相は26日の閣議後会見で、英国の大手製薬会社グラクソ・スミスクライン(GSK)から購入予定だった新型インフルエンザワクチン7400万回分のうち2368万回分(32%)について、購入契約解約で合意したと発表した。257億円の経費を節減できるという。 長妻厚労相は「(メーカー側に)瑕疵(かし)がない場合は解約できないというので交渉が大変難航したが、GSK社とは決着した。もう1社(スイスのノバルティス)については、非常に厳しいが交渉実行中」と述べた。【佐々木洋】

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1.<新型インフル>WHOが検証委 ワクチン大量に余り(毎日新聞),毎日新聞
RV=89.7 2010/03/29 23:41
キーワード:余る,検証,下火,疑問,大量,独立,智永

 【ジュネーブ伊藤智永】世界保健機関(WHO)は29日、世界的大流行を宣言しながら、ワクチンが大量に余ったまま流行が下火になっている新型インフルエンザ対策への疑問や批判に対し、独立検証委員会を設置すると発表した。

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1.新型インフルエンザ:ワクチン3万回分余る 県医師会、国に買い取り要望 /山口(毎日新聞),毎日新聞
RV=410.8 2010/03/30 12:54
キーワード:接種,11月,回数,配分,希望,定点,成人

 昨秋から県内の医療機関に配分された約32万回分の新型インフルエンザワクチンのうち、約3万回分が余っている。県によると、当初はワクチンが不足したが、11月下旬に流行のピークを迎えた後は在庫がだぶつき始めたという。県医師会は「国のインフル対策に協力した結果」として、余剰在庫の買い取りを国に求める要望書を日本医師会に送った。【井上大作】 県の調査では、2月12日時点で県内の330医療機関に計3万412回分が余っていた。11月中旬には定点医療機関あたりのインフル患者数が64人に達し、全国でも4番目の割合で多かった。しかし2月に入ると0・8人にまで減り、ワクチン接種を希望する者はほとんどいなくなったという。 ワクチンは医療機関の希望数を県がまとめた上で、国が配分しており、余剰在庫の返品を受け付けないという。有効期限は6カ月か1年だが、来季のワクチンは新型と季節性を混合した1種類になる見込みで、今のワクチンは使いにくくなる。さらに県内の余剰ワクチンの半数以上は、成人18回分となる10ミリリットル入りの瓶に入っており、医療現場では非常に扱いにくいという。 県医師会の8日付の要望書では、▽ワクチンが返品できないと廃棄処分するしかない▽国の示す優先順位に従ったため対象者以外は接種を断る必要があった−−などと主張。同様の要請は全国に広がっており、大阪府は府医師会などと連盟で国に対策を求めた。 県健康増進課は「必要なワクチン接種回数が国の方針で変わるなど現場は混乱した。余剰分も医療機関から多くの相談を受けており、国の担当者に要望を伝えている」とする。〔山口版〕3月30日朝刊

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2.<新型インフル>期限切れワクチン 234万回分廃棄へ(毎日新聞),毎日新聞
RV=340.0 2010/03/30 15:01
キーワード:接種,11月,希望,国産,契約,出荷

 新型インフルエンザ対策で政府が用意したワクチンのうち、234万回分が今月末で使用期限を迎え、廃棄処分される。流行の沈静化などで思ったほど接種希望者がいなかったためだ。ワクチンは現在、国産と輸入を合わせ約1億回分が余っており、多くは順次、使用期限切れで廃棄される見通し。厚生労働省は31日、有識者らによる新型インフルエンザ対策総括会議の初会合を開き、対策が適切だったか、検証に入る。【佐々木洋】 厚労省によると、新型のワクチンは国内4メーカーで約5400万回分を用意。不足の懸念から昨年10月、スイスのノバルティスと英国のグラクソ・スミスクラインから計9900万回分を輸入する契約も結んだ。輸入費用は1126億円に上る。 だが、1人2回接種の予定が原則1回に変更され、流行も昨年11月をピークに沈静化したため、ワクチンの推定接種者数は2282万人にとどまった。国産ワクチンすら余り、実際に出荷された輸入ワクチンは3995回分にすぎなかった。 このため、厚労省はグラクソ・スミスクラインとの間で、購入予定の7400万回分のうち2368万回分(257億円)を解約することで合意した。一方、ノバルティスとの交渉は難航しているという。 ワクチンの使用期限は製品ごとに異なる。ノバルティス製は製造から半年間で、今夏までに2500万回分すべてが期限切れとなる。国産は半年と1年間の2種類で、来月〜来年3月にかけて順次、期限切れとなる。 解約分を除いたグラクソ・スミスクライン製の5032万回分は1年半と比較的長く、備蓄して再流行や来季に備えるという。 ただし、来季用のワクチンは、新型と季節性を混合した1種類に統一する方針で、保存分が使われる可能性は低い。 厚労省は「インフルエンザの動向は予測が難しく、ドイツやベルギーなどでもワクチンの余剰が生じている。総括会議の指摘を今後の施策に生かしたい」としている。

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1.234万回分、使用期限切れ=余剰ワクチン廃棄へ−新型インフル・厚労省(時事通信),時事通信
RV=466.0 2010/03/31 05:32
キーワード:承認,接種,回数,希望,国産,契約,出荷,費用

 欧州の製薬会社から輸入した新型インフルエンザワクチンのうち、約30億円分に相当する234万回分が31日、使用期限を迎えた。だぶつく国産ワクチンと合わせた余剰は約1億回分に上るが、今後使用される可能性は乏しい。多くは期限切れとともに廃棄される見通しだ。 厚生労働省は同日、新型インフルエンザ対策の検証を行う会議の初会合を開く。有効性が疑問視された空港での水際対策などに加え、ワクチンの輸入についても議論する。 同省によると、使用期限を迎えたのはノバルティス社(スイス)と購入契約を結んだ2500万回分の一部。同社製ワクチンは使用期限が製造から半年と短く、今夏までに順次期限を迎える。 政府は国産ワクチンの不足を補うため、同社のほかグラクソ・スミスクライン(英、GSK)とも7400万回分の契約を締結した。両社からの輸入費用は計約1126億円に上る。 輸入ワクチンは、当初2回の予定だった接種回数が1回に変更されたほか、国内販売承認が今年1月にずれ込み、出荷時期は既に流行のピークを過ぎていた。接種希望者は見込みを下回り、出荷は3995回分にとどまっている。 同省はGSKと2386万回分の解約で合意したが、ノバルティス製を含む残りの約7500万回分をめぐる交渉は難航。国産ワクチンも3000万回分程度が余っているとみられる

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2.新型インフル総括会議が初会合(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=128.9 2010/03/31 21:12
キーワード:接種,長妻

 厚生労働省は3月31日、「新型インフルエンザ対策総括会議」(座長=金澤一郎・日本学術会議会長)の初会合を開いた。同会議は厚労省などが講じてきた新型インフルエンザ対策を総括し、再流行時などの対策に生かすことが目的。「広報体制」「医療体制」「水際対策」「ワクチン」など、関連する有識者を招いて月に2、3回のペースで開き、6月ごろに総括することを目指す。 初会合で厚労省側は、対策の目的は感染のピークを低く抑えることや、重症者や死者を少なくすることだったと説明。これに対して神戸大大学院医学研究科の岩田健太郎教授は、「目標が妥当だったか、目標が現状に合わなくなった時に柔軟に修正できたかをこれから議論すべきだ」と指摘した。■医療関係者の協力に感謝―長妻厚労相がコメント 会合ではこのほか、「新型インフルエンザの流行状況について」と題する長妻昭厚労相のコメントを、正林督章・新型インフルエンザ対策推進室長が読み上げた。 この中で長妻厚労相は、日本での新型インフルエンザ感染者の死亡者数が、他国と比べて極めて少ないことについて、「日夜、患者の治療に全力を注がれた医療関係者や、感染拡大防止のために行動された国民の皆さまのご協力のおかげ」との認識を示した。その上で、来冬までには再流行する可能性があると指摘し、国民に引き続き手洗い、うがいを励行して感染症対策に取り組むとともに、ワクチンの接種について検討するよう求めている。

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3.メーカーがワクチンに異物入れる、被害者100万人―江蘇省(Record China),Record China
RV=69.6 2010/03/31 05:48
キーワード:接種

メーカーがワクチンに異物入れる、被害者100万人―江蘇省3月31日5時48分配信RecordChina30日、中国江蘇省常州市の江蘇延申生物科技が、営利目的で自社製ワクチンに異物を混入していたことが政府の調べで分かった。被害者は100万人に上るという。写真は09年7月、新型インフルエンザのワクチンを接種する同省泰州市の市民。【その他の写真】(RecordChina)

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4.新型インフルエンザ警戒態勢、1年ぶり解除(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=69.6 2010/03/31 21:32
キーワード:接種

【ソウル31日聯合ニュース】保健福祉部の中央防疫対策本部は31日に伝染病危機評価会議を開き、4月1日付で新型インフルエンザの危機段階を現行の「注意」から「関心」に引き下げることを決めた。新型インフルエンザの状況は昨年4月28日に「関心」から「注意」に引き上げられて以来、危機段階を高めてきたが、1年ぶりに完全に平時の状態に戻ることになる。 これを受け、新型インフルエンザの予防接種は31日をもって終了する。中央防疫対策本部と地域の新型インフルエンザ対策班は来月1日に解散される。japanese@yna.co.kr

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1.新型インフルの第一波、事実上終息…厚労省(読売新聞),読売新聞
RV=212.5 2010/04/01 00:31
キーワード:長妻,政策,出荷,検証,波,廃棄

 厚生労働省は31日、新型インフルエンザの流行について「現時点では沈静化している」として、第一波が事実上、終息したとの見解を示した。 同省が同日開いた専門家会議で、長妻厚生労働相の談話として発表した。会議では今後、ワクチンや水際対策など6項目の政策について検証。再流行などに備え、結果を6月中にまとめる。 ワクチンは、スイス・ノバルティス社から輸入した234万回分(30億円)が同日、出荷しないまま使用期限を迎えた。同省は廃棄方針を示している。

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2.新型インフルエンザ:知事「流行は終息」 県の対策、警戒中心の態勢へ /熊本(毎日新聞),毎日新聞
RV=141.4 2010/04/01 16:30
キーワード:11月,朝刊,ピーク,中旬

 県は31日、09年4月から格上げしていた新型インフルエンザ対策本部を対策推進本部に戻すことを決めた。 県内の新型インフルエンザは、11月末に1医療機関あたりの報告数が42・10とピークに達した。2月中旬から流行状態の目安となる1を切り、最新の3月第3週では0・13まで下がっている。このため流行状態を脱したとして、警戒を中心とする対策推進本部態勢に戻すことにした。 対策本部長の蒲島郁夫知事は「県民の感染予防や全庁の取り組みで大きな混乱なく終息させることができた。今後も強毒性ウイルスの懸念はあり、引き続き対策を実行してほしい」と述べた。【結城かほる】4月1日朝刊

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1.「子宮頸がん予防ワクチン」接種しますか、しませんか。(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=680.0 2010/04/02 13:40
キーワード:試験,副作用,承認,小児科,がん,接種,女児,希望,子ども,成人

 昨年12月22日から、子宮頸がんの原因であるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染を防ぐワクチン「子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)」の接種が開始された。皆さんの周りにいる女性で、HPVワクチンを接種した人はどのくらいいるだろうか。ワクチンについて知らない人もいれば、知っていても「まだ若いから、がんなんて関係ない」「ワクチンの副作用への不安がある」「接種に掛かる費用が高い」など、未接種の人にはそれぞれ理由があるだろう。その一方で、接種することで将来、子宮頸がんになる可能性が低くなるのなら、それは医療費削減や国民のQOL向上の手だてとなる。さまざまな考え方がある中で、人々が接種するかどうかを判断するための正しい情報は十分に届いているだろうか。一部の医療関係者からは、新型インフルエンザの対応に追われて、接種開始当初は情報提供に積極的になれなかったという声も聞かれる。HPVワクチンについて、関係者に聞いた。【複数の写真が入った記事】 ワクチンを販売するグラクソ・スミスクライン(GSK)は、子宮頸がんに関する情報提供の一環として、ホームページ上でワクチン接種ができる全国の医療機関を案内している。現在、その数は約1万施設。同社の調べでは、ワクチン発売後、診察を受けに来る女性に対し、ワクチンを必ず薦めたいと考える医師の数は、主に産婦人科や小児科で多くなってきているという。GSKの担当者は「『がんが予防できる』というインパクトが強いようで、必要性を感じてもらえているようだ」と語る。 医療者の関心が高まる中、接種対象者らはどの程度、疾患やワクチンについて理解しているのか―。GSKがワクチン発売半年前の昨年6月に、20-40歳代の女性1680人を対象に行ったアンケート調査によれば、子宮頸がんを「知っている」と回答したのは20歳代で18.6%、30歳代で31.7%、40歳代で42.7%。「よく知らない」はそれぞれ72.0%、66.8%、55.5%だった。■子宮頸がんとHPVワクチン、正しい情報の普及を そこで、まずは子宮頸がんとワクチンによる予防の仕組みについて、子宮頸がんの研究をライフワークとし、国内外の各地で子宮頸がんの予防啓発の講演を行っている自治医科大附属さいたま医療センター産科婦人科の今野良教授に伺った。 今野教授によれば、子宮頸がんの原因はほぼ百パーセントが発がん性(ハイリスク)HPVというウイルスの感染で、多くの場合、性行為によって感染すると考えられている。発がん性HPVは、女性の約80%が一生に一度は感染するという報告があるほど、とてもありふれたウイルスで、そのごく一部が長期間の潜伏期を経て、「前がん病変」となり、さらに一部が「子宮頸がん」へと進行する。今野教授は「性行動のあるすべての女性が、子宮頸がんになる可能性を持っている」と強調する。 現在、国内で発売されているHPVワクチンは、初回接種とその1か月後と半年後の計3回の接種で、発がん性HPVの16型と18型の感染から長期にわたって体を守ることが可能とされており、GSKでは現時点で、3回の接種終了後、20年以上にわたり効果が持続するとの推計を示している。「HPVワクチンは今、接種することで、将来の子宮頸がんの発生を予防するワクチンです。子宮頸がんのがんとなるメカニズムを考えれば、接種によるベネフィットが最も大きいと考えられるのは、HPV未感染の女性、つまりセクシャルデビュー前の女児です。なぜなら、初交前の女児にHPVワクチンの接種を行えば、将来の子宮頸がんの発生を大幅に抑制することが期待できるからです」(今野教授)。 もちろん、ワクチンには既に今感染しているHPVを排除したり、子宮頸部の前がん病変やがんを治療したりする効果はなく、あくまでも接種後のHPV感染を防ぐものだ。インターネット上では「HPVワクチンを接種すると、子宮頸がんになりやすくなる。子宮頸がんを悪化させる」などという情報も掲載されているというが、今野教授はこれをきっぱりと否定する。「ワクチンを接種すると、がんが悪化するというような、全くのデマ、間違った情報を一部メディアが取り上げてしまいました。決してそんなことはありません。また、接種して感染することも当然ありません」(同)。 現場の医師からはこんな声も届いている。東京都内で開業している産婦人科医の矢追正幸氏によれば、「性行為を経験した人でもワクチンを打って効果があるのか」との問い合わせが多いそうだ。 この点について、今野教授は世界的な臨床試験の結果を踏まえて、「性行動のある大人の女性はHPV感染の可能性がありますが、感染してもほとんどは自然に排除されます。ただ、自然感染では免疫が得られにくいため、何度もHPVの感染を繰り返す可能性がある。このため、性行動のある大人の女性でも、次の感染を防ぐためにワクチン接種が有用です」と説明している。 矢追氏の医院では、前がん病変と診断した患者や円錐切除術を行った患者にも、ワクチンの臨床試験の成績を示しながら、有効性を説明している。説明を聞いた患者の多くは、接種を希望するそうだ。「HPVワクチンの接種は、とても素晴らしい取り組みですが、一般の方への情報発信不足が問題です。接種率を上げるためにも、ワクチン接種に対して熱意がある医師を増やすことと、子宮頸がん患者の声を取り入れた啓発活動が大切ではないでしょうか」(矢追氏)。 厚生労働省も正しい情報の普及に前向きな姿勢を見せている。厚労省は3月11日の「第12回がん対策推進協議会」で、ワクチンと子宮頸がんについて、正しい情報を国民が知るために、国立がんセンター・がん情報サービスのホームページ上で、近く情報提供を行う考えを示した。それから約2週間後の24日、同ホームページ上に子宮頸がんの予防に関する記事が掲載された。しかし、内閣府が昨年公表した「がん対策に関する世論調査」の結果では、国立がんセンターのがん情報サービスについて「知らない」との回答が78.0%に上っている。情報提供後、その情報が多くの国民に届くための対策もまた、必要ではないだろうか。■接種費用負担の考え方は十人十色 情報を理解して、ワクチン接種に前向きになったとしても「接種費用が高過ぎる」と感じる人もいるだろう。GSKの販売するHPVワクチンは、メーカー希望納入価格1万2000円。接種には、ワクチン本体の価格のほかに診察費や手数料などが掛かる。 都内で小児科のクリニックを開業する川上一恵氏は、母親たちにHPVワクチンを紹介している。母親が情報を知ることで、子どもが接種可能な10歳以上の年齢に達した時、接種について親子で話してほしいとの期待からだ。 近年、幼い子どもを持つ20-30歳代の母親たちの世代で、子宮頸がん罹患率が増加傾向にあることもあってか、ワクチンの効果を知ると、「子どもを残して入院はできない」などの思いから、接種には前向きになるが、金額が壁となっているようだ。「HPVワクチン接種は自由診療ですから、一回の接種が2万という医療機関もあります。興味はあるし、打ちたいと思っても、家計を預かる身。値段を聞いたら引いてしまうみたいです」(川上氏)。 医療機関によって、接種費用は違う。接種を考える人は何施設かに問い合わせをして、費用を調べてみるのも一つの方法かもしれない。 接種率を高めるには、保険診療の対象とするなど、費用負担の軽減を図るように国が動くことが必要と語る川上氏に、クリニックでの接種料金を尋ねてみた。「まだ決めていません。接種しやすさと経営のことを考えると、『1万5000円+消費税』という線が濃厚です」(同)。 医師の間でも必要性を指摘する声が上がる「公費助成」。子宮頸がんの予防推進を求める医師らでつくる「子宮頸がん征圧をめざす専門家会議」の調べによれば、全国の自治体を対象に行ったアンケートに回答した691自治体のうち、子宮頸がん予防HPVワクチンの接種に対する今年度の公費助成を決定している自治体は、わずか1.2%。一方、助成を行わないと決定している自治体は25.5%だった。助成の内容は、対象となる年齢を区切っての全額公費負担や一部助成など自治体によって違うものの、こうした積極的な地方の動きが国を動かすことになるのだろうか―。 また、ワクチン接種への公費助成を求める署名活動や、正しい情報を若い女性たちに届ける活動を行うため3月に設立された「子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成推進実行委員会」では現在、ホームページ、ファクスなどで署名を募集している。同委員会の発起人共同代表の土屋了介氏(財団法人癌研究会顧問)は同2日の設立記者会見で、来年度予算への計上を目指して、5月末ぐらいまでに集めた署名を政府に提出したいとの考えを示している。 助成を求める声の一方で、3か月で12-51歳の約40人に接種を実施した産婦人科医の矢追氏は、「母親や友達など、身近に子宮頸がんで手術した人がいる方や、検査で前がん病変と診断された患者は、たとえ自己負担となっても、ワクチンの説明をすると、接種する方がほとんどです」と語る。1回接種の費用は1万8000円(診察料別途、クレジットカード決済可)で、3回分一括入金の場合は、初診料、再診料、手技料なども含め、4万5000円という。 矢追氏はまた、情報を知った上で未接種の人の中には、HPV16型と18型のほか、尖圭コンジローマなどの原因とされるHPV6型と11型の感染も防ぐ4価ワクチンの承認・発売を期待して接種を行っていない人もいると指摘している。■国が国民を病気から守る積極的姿勢を-VPDの会 情報、費用などに続き、関係者から挙がった課題は、日本人の予防接種に対する考え方だ。小児科医の川上氏はこう指摘する。「病気にかかれば治療費が要りますが、かからなければお金は要りません。でもワクチン代は病気になる前に確実に出て行くお金です。それならば、『病気にはかからないだろう』と信じて、お金を掛けない方を選ぶ。残念ですが、いまだにこうした考え方の日本人は多いのです」。 こうした日本人の考え方に警鐘を鳴らすのが、ワクチン接種で防げる病気を予防して子どもたちを守りたいと願う小児科医らが08年4月に創設した「『VPDを知って、子どもを守ろう。』の会」だ。VPDとは、「Vaccine(ワクチン)」「Preventable(防げる)」「Diseases(病気)」。つまり、「ワクチンで防げる病気」のこと。同会の運営委員代表を務める薗部友良氏は、HPVワクチンに限らず、ワクチン接種全般における課題として「国の接種に対する姿勢」を挙げる。 「日本のワクチン接種体制は世界で最悪。はっきり言えば『情報鎖国』です。ワクチンで防げる病気があるのに、『接種を受けてください』と積極的に情報を流す姿勢ではないのです。どんなに良いワクチンが使えるようになっても、これでは宝の持ち腐れです。接種をしないことには、その『恩恵』は受けられません。国は、ワクチンの必要性をもっと伝えるなど、『国民を病気から守る』という積極的な姿勢を見せるべきです。また、医学部の教育に、ワクチンに関する授業を増やすことも必要です。病気の仕組みからワクチンの効果や副反応まで、正しく理解し説明できる医療者は現在、多いとは言えません」(薗部氏)。 薗部氏が指摘する予防接種制度の課題については、国も検討に動き出している。厚労省が2月19日に公表した、「厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会」が取りまとめた「予防接種制度の見直しについて(第1次提言)」には、「議論が必要と考えられる事項」として「予防接種に関する情報提供のあり方」「予防接種法の対象となる疾病・ワクチンのあり方」「接種費用の負担のあり方」などが掲げられており、今後の議論の行方が注目される。 ワクチンに関する情報提供の姿勢については、メディアにも問題があると薗部氏は指摘する。「世界のワクチン接種の状況をマスコミはあまり出してきませんでした。その一方で、ネガティブな情報は伝播力があるので伝わっていきます。中には間違った情報が広く伝わったこともありました。副反応問題に関して言えば、科学の進歩によって、多くのものはワクチンと関係のない有害事象であり、ワクチンの安全性は極めて高いことが明らかになっているのですが、このことがマスコミに取り上げられることは、残念ながらほとんどありません」(薗部氏)。 メディアと研究者、医療者が協働して正しい情報を国民に提供すること。そして、国は科学技術の進歩によって手に入れたワクチンや検診などを用いた「病気の予防」についての明確なビジョンを示すこと―。両者を求めるVPDの会の活動に、薗部氏は今後も尽力したいと話している。 子宮頸がんの専門家である今野教授もまた、予防医学の大きな柱であるワクチンと検診を組み合わせた「子宮頸がん征圧」を強く訴えている。「今回発売されたHPVワクチンを接種することで、HPV16型と18型の感染を防ぐことができますが、すべての発がん性HPVの感染を防ぐことができるわけではありません。ワクチンを接種しても、子宮頸がんにかかる可能性はあります。子宮頸がんを完全に防ぐためには、HPVワクチンの接種だけでなく、定期的に子宮頸がん検診を受けて、前がん病変のうちに見つけることが大切です。成人女性はワクチン接種後も子宮頸がん検診を受ける。大人になったらがん検診を受け、子どもから大人まで、適切な年齢でワクチン接種して病気を予防する。それが正しい健康教育です」(今野教授)。 医療が進歩し、多種多様な病に打ち勝つツールを手に入れたわたしたち。正しい情報を皆が共有した上で、それぞれが判断し行動する姿勢が今、求められている。

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1.県対策本部 新型インフルエンザ患者報告数ゼロに  和歌山(産経新聞),産経新聞
RV=197.4 2010/04/03 07:56
キーワード:11月,定点,和歌山,昨年,過ぎる,沈静,3月

 和歌山県内の新型インフルエンザの患者報告数が2日、ゼロになったことが県新型インフルエンザ対策本部への取材でわかった。昨年11月の本格流行から約5カ月が過ぎたが、ゼロになったのは初めて。 同本部は県内50の医療機関を定点としてインフルエンザ患者の発生報告数を調査、1週間ごとにまとめている。報告がゼロになったのは3月22日から28日までの週で、全国でも0・23人と沈静化している。 同本部では「新型インフルエンザの流行は沈静化したとみられるが、昨年の国内発生は5月に始まったこともあり、再流行の可能性もある」として、引き続きうがいなどの予防を呼びかけている。

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1.【キブンの時代】第2部 危険はどこに(1)新型インフル「偏執病」(産経新聞),産経新聞
RV=322.2 2010/04/04 07:56
キーワード:学会,長妻,政策,昨年,講演,昭,検証,スタッフ,国会,参考

 「『もう言わんとこ』って決めたんです。話したくないのは当然だけど、思いだしたくもない」 大阪府寝屋川市にある公立高校の校長は、やんわりと取材を断った。 昨年5月、この高校は、新型インフルエンザの大騒動に巻き込まれた。短期留学で訪れたカナダから帰国した生徒4人が、成田空港での検疫で新型インフルに感染していることが判明。同じ航空機に乗っていた同級生ら乗客48人がホテルに停留される羽目になった。 新型インフルの日本での初の感染確認だった。 高校が追われたのは、生徒らへの対応ばかりではなかった。「謝れ!」「大阪へ帰ってくるな!」「バカヤロー」。伏せられていたはずの高校名をどこで知ったのか、電話が殺到した。 「危険物扱い。誹謗(ひぼう)中傷も、マスコミの取材もすごかった。でも1週間もして、日本各地で感染が確認されると誰も騒がなくなった。あの雰囲気、世間の気分は、いったい何だったのか」。校長は1年近くたった今でも納得がいかない。 厚生労働省では、国内での感染確認など要所要所で、当時の厚労相、舛添要一(61)が深夜、早朝を問わず自ら会見を開いた。 国が騒ぎ過ぎたので、日本中が大騒ぎになったのではないか−。そんな声は当初からあった。舛添から「緊急時なのに連絡がつかない」と指摘された横浜市長(当時)の中田宏(45)が発した「大臣自身が落ち着いた方がいい。カリカリし過ぎ」という言葉が反発を象徴している。 厚労省幹部によると、首相官邸からも「何で大臣が深夜に会見するんだ」といった牽制(けんせい)があったという。 これに対し舛添は今年2月、日本環境感染学会で講演し、「反省点は山ほどある」としながらも、「見えない敵との戦争だ。危機管理の問題で情報を公開することが大切。位が上の人が言うほど情報の信頼性が高まる」と反論。「ワクチン対応などで長妻昭厚労相が国民の前で語るのを見たことがない。これではだめだ」と切り返した。 国の対策の事務方の責任者である厚労省健康局長の上田博三(60)は一連の情報発信について、「大臣の会見で、国民にしっかりとメッセージが伝わった」と肯定的に振り返る。一方で、「情報が強く伝わってしまった点もあった。もっと情報の背景説明などをすべきだった」と語る。 米紙ニューヨーク・タイムズは新型インフルをめぐって日本中を覆った雰囲気を奇異にとらえ「パラノイア(偏執病)の国」と伝えた。記事は「下着からボールペンに至るまで抗菌性」と日本社会を揶揄(やゆ)し、「もともと衛生状態への強迫観念がある」と分析する。 なぜ、日本中で「パラノイア」と称される光景が生じたのか。ものものしい防護服に象徴された検疫体制を検証してみる。 ■恐怖心、国全体を支配 “新型インフル・パニック” 「空港の検疫体制は過剰ではなかったのか」。メキシコでの新型インフルエンザ感染確認から約1年がたった今年3月31日。厚生労働省で開かれた新型インフル対策を検証する委員会で、そんな批判が紹介された。 新型インフルの“恐怖”を視覚的に日本中に伝えたのが、メキシコでの感染確認から間もない昨年4月29日から5月22日まで続けられた航空機内での検疫だ。ゴーグルをつけ、白い防護服を着た検疫官が機内で乗客の健康状態をチェック。島国・日本だからこその“水際作戦”だった。 だが、当初から専門家は検疫強化による効果に懐疑的な見方をしていた。 政府の新型インフルエンザ対策本部専門家諮問委員長を務める尾身茂(60)は今年3月、日本記者クラブ(東京都千代田区)での会見で、「水際作戦に限界があったことは皆が承知していた。だが病気についてよく分かっていなかった時点で、水際作戦をやめることに国民は耐えられただろうか」と、世論の動向が検疫強化につながったという見方を示した。 当時、厚生労働相だった舛添要一(61)もインフル対策を振り返る中で、「水際作戦の継続のように、医学的にみれば『あまり合理的でない』ということはあるかもしれない。しかし、人間の心理や感情を考慮しなくてはいけない」と語っている。 厚労省内でも感染確認直後から、「ものものしい検疫をいつまでも続けるより、早く病院など国内の体制整備に力を向けたい」という声が聞かれるようになっていた。同省健康局長の上田博三(60)は「5月の連休明けにも検疫体制を縮小することも考えた」と振り返る。 しかし、まだ連休中だった5月9日。成田空港の機内検疫で感染者が見つかった。カナダへの短期留学から帰った大阪府寝屋川市の高校の生徒たちだった。 上田は「検疫で見つかることが分かった途端、『もっとやれ』という声がいろいろなところから届き始めた。風向きが急に変わった」と話す。 検疫の強化は、国内で感染者が確認された後も継続されていくことになる。 羽田空港検疫所で働く医師、木村もりよ(45)は、厚労省のとってきた政策を正面から批判する。インフル対策で歯にきぬ着せぬ発言をし続け、国会に参考人として呼ばれたこともある現役の厚労省職員だ。 「そもそもインフルエンザの感染を封じ込めるなんて無理な話で、検疫を強化しても仕方ない。季節性インフルでも何千人と死ぬことがあるのだから、腹をくくり、重症化しやすい人への対策に力を入れるべきだ」。木村はそう主張する。 そして「公衆衛生や医療現場を分かっていない役人が、誤ったメッセージを国民に伝えるからパニックになった。この騒動は『官製パニック』。国民は踊らされた」と一刀両断にする。 世界的にみて、今回のインフルで、これほど検疫強化に努めた地域はない。厚労省の立ち上げた検討会では、その評価も含めた検証が始まるが、昨年の日本社会が官僚も国民も含め、新しいウイルスへの恐怖感で満ちていたといえる。 検疫業務に参加した女性スタッフ(42)が話す。「『大げさだ』と怒られたこともあるが、検疫を受けた人や、多くの国民から『安心した』『頑張って』という声を随分かけてもらったことも事実。少しでも安心な気分になってもらえたなら意味があった、と思う」                   ◇ 新型インフル、中国製ギョーザを契機とした冷凍食品問題など、日本人の健康や安全に影響が出るような事象が相次いでいる。マスクをしたり、購入をやめたりと、敏感に反応する日本人。その反応に“キブン”的なものはないのか。健康や食の安全をめぐるキブンを考える。(敬称略)

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1.新型インフルエンザ:「意識向上の手法検討を」対策本部会議で北九州市長指示 /福岡(毎日新聞),毎日新聞
RV=312.4 2010/04/06 14:26
キーワード:11月,接種,定点,基礎,順位,朝刊,昨年

 北九州市は5日、幹部職員を集めた第5回新型インフルエンザ対策本部会議(本部長・北橋健治市長)を開いた。医療機関(市内35カ所)の定点観測によると、市内の患者数は昨年11月下旬をピークに減り始め、現在は終息状態にあるという。北橋市長は「子供の罹患(りかん)率は政令市で3番目に高かった。感染症対策への意識向上の手法を検討してほしい」と指示した。 対策本部によると、流行のピークは昨年11月23〜29日で、5〜18歳の罹患率は政令市で札幌、川崎両市に次いで多かった。また、インフルエンザワクチンを接種した人は全体の14%にとどまった。 接種の優先順位が高い「基礎疾患のある高齢者」の接種率は77%にのぼったが、流行のピーク後に接種できた小中高校生は5〜7%に過ぎなかった。 会議は今後も適時開催する方針で、新型インフルエンザ関連の電話相談(0120・120・115)も引き続き受け付ける。【高橋克哉】〔北九州版〕4月6日朝刊

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2.【キブンの時代】第2部 危険はどこに(3)マスクに殺到、豚肉料理中止…(産経新聞),産経新聞
RV=164.0 2010/04/06 07:56
キーワード:1月,前年,昨年,8月

 ■大企業も雪崩 警戒さらに  「この1年は“マスクパニック”だった。体重が6キロも落ちた」。マスク大手の白元(東京都台東区)の執行役員、大久保芳則(46)は振り返る。 新型インフルエンザの発生が確認された昨年4月以降、全国至る所でマスクをつけている人の姿が見られた。マスクは人への感染を防ぐ効果は高いが、予防効果は低いとされている。にもかかわらず、多くの人が予防効果を期待し、マスクをつけた。 「日本への感染が確認されていない段階で、全国各地から一気に注文が殺到。5月に入った途端に在庫が尽きた」と大久保は話す。 マスク市場は驚異的な売り上げの伸びを記録した。対前年比で昨年4月末が2018%(約20倍)、関西で高校生への感染が確認された5月中旬で4800%。全国的に流行期に入った8月中旬には5800%。市場規模の調査会社から「こんな数字、見たことがない」と言われた。 白元には「マスクを融通してくれないか」と切羽詰まった声の電話が殺到した。「小売店以外にも、多くの企業から社員に配るためのマスクの引き合いが相次いだ。多くの企業で、強毒性の鳥インフルエンザを想定した行動計画が動き始めていた」 白元では国内2カ所にマスクの製造ラインを緊急増設し、24時間体制での製造を始めた。品薄状態は昨年末まで続いた。 社会の雰囲気を先取りした企業もあった。牛丼チェーンの松屋フーズ(東京都武蔵野市)。メキシコでブタ由来のウイルス(新型ウイルス)が確認されてから4日後に、メキシコ産豚肉を使っていた「豚テキ定食」の販売を中止した。 松屋広報グループマネジャーの遠藤隆也(36)は「『お客さまが不安と感じる可能性があるなら、やめたほうがいい』という経営判断だった」と説明する。 政府は当時、「豚肉は安全」と盛んにPRしている最中。松屋の決断への反響は大きかった。即座に消費者行政担当相(当時)の野田聖子(49)が「心外。風評被害を起こしては困るし、消費者に間違ったシグナルを送ることにもなる」と猛反発した。 しかし、松屋の方針は揺るがなかった。遠藤は「当時は『お客第一』ということを最重要に考えた。さまざまな意見はあるだろうが、間違った判断だったとは思わない」と言う。実際、客の反発はほとんどなかった。 「出張を控える」「海外から帰国したら自宅待機1週間」「メキシコにいる社員を帰国させる」 新型インフルの感染が確認されてすぐ、大企業は準備していた行動計画を実行し始めた。その少し前、世界的発生が懸念されていた強毒性の鳥インフルに備えて作った計画だった。新型インフルは感染確認から間もなく、弱毒性で重症者も多くないと分かったが、すでに計画は動き出し、軌道修正は困難だった。 大手電機の広報担当者は「自分の会社から感染者を出したらイメージダウンになるとの思いもあった」という。ただ、大企業のものものしい対応は国民の危機感を募らせた。厚生労働省幹部も「国から企業向けのメッセージが少なく、企業自身がさまざまな行動を取り始めたことで、社会の警戒心がより敏感になったかもしれない」と自省を込める。 白元のマスクの売り上げは、感染がピークを越えた昨年末から急激に落ち込み、今年1月は昨年比35%となった。「よかったことは多くの人がマスク着用に抵抗がなくなって、将来の鳥インフル流行のいい備えになったこと。ただ正直、世間の感覚に振り回された感はある」。激動の1年を過ごした大久保は苦笑するばかりだ。(敬称略)

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1.新型インフルエンザ:ワクチン大量在庫 県が国に対策要望 /千葉(毎日新聞),毎日新聞
RV=407.2 2010/04/07 11:05
キーワード:回数,接種,希望,契約,成人,負担,朝刊,余剰,昨年

 ◇現行では返品認めず 新型インフルエンザ対策で県内に供給された新型ワクチン約8万4000回分(成人投与回数換算)が使われず、医療機関で在庫となっていることが分かった。有効期限は半年と1年の2種類あり、5月中に約6000回分が期限切れとなる見込み。現行ルールで返品は認められず、購入費計約1億2000万円が医療機関の負担となる可能性があり、県は余剰分買い取りなどの対策を国に要望している。 医療機関での在庫数は県の2月12日時点での調査で判明した。県内に供給された約175万5000回分の4・7%に当たる。このほか、医薬品卸にも在庫があるとみられる。 県などによると、新型の感染が拡大していた昨年秋ごろはワクチン不足が懸念されていた。しかし、流行の沈静化とともに、季節性と症状の程度が変わらないとの認識が広がったこともあり、接種希望者が想定を下回った。厚生労働省の方針で、中学生以上の接種回数を原則2回から1回に減らしたことも、余剰が発生した背景とみられる。 新型インフルエンザのワクチン接種は現在も引き続き行われており、ワクチンの多くは有効期限が1年で年内は接種できる。だが、来季用ワクチンは新型と季節性を混合したものに統一される見通しで、「わざわざ新型だけのものを使うことは考えにくい」(県内医療機関)状態。在庫分の大半は使われないまま期限切れとなる可能性がある。 供給されたワクチンは、国と医療機関との契約上「返品は受け付けない」ことになっている。しかし、新型インフルエンザワクチンの接種は国の方針で実施され、返品できないワクチンは最終的に廃棄するしかなく、その処分にも金がかかる。このため、県は国に適切に対処するよう求めている。同様の要望の動きは大阪府や山口県でもある。【森有正】4月7日朝刊

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2.休校・学級閉鎖がゼロ=新型インフル流行後初−厚労省(時事通信),時事通信
RV=77.5 2010/04/07 18:49
キーワード:学級

 厚生労働省は7日、3日までの1週間にインフルエンザが原因で休校や学級閉鎖を実施した保育園や小中高校が1施設もなかったと発表した。学級閉鎖などがゼロとなったのは、新型インフルエンザの流行開始後初めて。 同省は「春休み期間中ではあるが、順調に流行の沈静化がみられる」としている。

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1.医療分野の素案明らかに−民主党参院選マニフェスト(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=391.9 2010/04/12 17:23
キーワード:承認,接種,政策,政務,党,足立,民主党,素案

 民主党が夏の参院選に向け取りまとめを急いでいるマニフェストのたたき台となる医療分野の素案が明らかになった。新型インフルエンザへの対応策や海外で使われている医薬品が日本で使えない、いわゆる「ドラッグ・ラグ」を解消するための承認審査体制の強化や、予防医療の推進などが新規項目に挙がっている。 厚生労働省が所管する医療分野の政策は、▽新型インフルエンザ等への万全の対応▽日本発の革新的な医薬品等の研究開発推進▽自殺対策の推進▽予防医療の推進―など。民主党「国民生活研究会」(中野寛成会長)の医療分野を担当する分科会は月内に、この素案を基に追加の項目を検討し、同分野のマニフェストの方向性を固める方針だ。その上で、党のマニフェストを決める「企画委員会」に見解を報告する。    4月12日の厚労省政務三役会議では、党の参院選マニフェスト作りにどのように関与するかが話し合われた。政務三役会議後の記者会見で足立信也政務官は、「国民生活研究会の分科会には、新たに加えていただきたい厚労省の項目を挙げた。来週は、政府と党で整合性の取れない部分があるといけないので、すり合わせをする」と述べた。 素案では、新型インフルエンザに対応するために、5年以内に全国民分の新型インフルエンザワクチンを約半年で生産可能な体制を構築する。所要額として約1200億円を想定している。ドラッグ・ラグの解消では、審査人員の拡充だけでなく、ガイドライン策定を通じた審査基準の明確化や、医薬品医療機器総合機構(PMDA)の体制整備が検討課題だとしている。 自殺対策の推進については、自殺の背景に多く見られるうつ病など精神疾患への地域保健医療体制の整備を進める。予防医療の推進のための具体策では、予防接種制度の見直しや「包括的なたばこ対策」が必要だと指摘し、たばこ事業法を改廃して新たな枠組みを構築するなどとしている。

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2.医療分野の素案明らかに−民主党参院選マニフェスト(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=391.9 2010/04/12 18:54
キーワード:承認,接種,政策,政務,党,足立,民主党,素案

 民主党が夏の参院選に向け取りまとめを急いでいるマニフェストのたたき台となる医療分野の素案が明らかになった。新型インフルエンザへの対応策や海外で使われている医薬品が日本で使えない、いわゆる「ドラッグ・ラグ」を解消するための承認審査体制の強化、予防医療の推進などが新規項目に挙がっている。 厚生労働省が所管する医療分野の政策は、▽新型インフルエンザ等への万全の対応▽日本発の革新的な医薬品等の研究開発推進▽自殺対策の推進▽予防医療の推進―など。民主党「国民生活研究会」(中野寛成会長)の医療分野を担当する分科会は月内に、この素案を基に追加の項目を検討し、同分野のマニフェストの方向性を固める方針だ。その上で、党のマニフェストを決める「企画委員会」に見解を報告する。    4月12日の厚労省政務三役会議では、党の参院選マニフェスト作りにどのように関与するかが話し合われた。政務三役会議後の記者会見で足立信也政務官は、「国民生活研究会の分科会には、新たに加えていただきたい厚労省の項目を挙げた。来週は、政府と党で整合性の取れない部分があるといけないので、すり合わせをする」と述べた。 素案では、新型インフルエンザに対応するために、5年以内に全国民分の新型インフルエンザワクチンを約半年で生産可能な体制を構築する。所要額として約1200億円を想定している。ドラッグ・ラグの解消では、審査人員の拡充だけでなく、ガイドライン策定を通じた審査基準の明確化や、医薬品医療機器総合機構(PMDA)の体制整備が検討課題だとしている。 自殺対策の推進については、自殺の背景に多く見られるうつ病など精神疾患への地域保健医療体制の整備を進める。予防医療の推進のための具体策では、予防接種制度の見直しや「包括的なたばこ対策」が必要だと指摘し、たばこ事業法を改廃して新たな枠組みを構築するなどとしている。

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3.新型インフル対策の見直し開始=来月に中間報告−WHO検証委(時事通信),時事通信
RV=61.2 2010/04/12 18:13
キーワード:来年,昨年

 【ジュネーブ時事】世界保健機関(WHO)のチャン事務局長は12日、世界各国の専門家29人で構成する検証委員会の初会合を開き、昨年6月に世界的な大流行(パンデミック)の発生を宣言した新型インフルエンザに関する対策の見直し作業を開始した。今後、検証委で議論を重ね、5月下旬のWHO総会に中間報告、来年の総会に最終報告を提示する。 チャン事務局長は会合の冒頭、「WHOと国際社会のパンデミック対応に関して教訓を得たい」と発言。将来のパンデミックや国際的な懸念につながる病気への対応に役立てる方策の検討を求めた。日本からは、国立感染症研究所の岡部信彦感染症情報センター長が参加した。

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1.強毒性の新型インフルに備え 厚生労働省が業務継続計画(産経新聞),産経新聞
RV=196.0 2010/04/14 21:41
キーワード:試算,昨年,8月,罹患,ピーク,新規,国会,統計

 厚生労働省は14日、強毒型の新型インフルエンザが発生した場合に備えた事業継続計画を発表した。 計画では強毒性の新型が発生した場合、本人の罹患(りかん)や家族の看病などで、省内の職員約3300人のうち、4割の約1300人が欠勤すると試算。新型インフル対策を最優先業務に位置づけ、昨年発生した新型インフルのピーク時よりも100人多い、約500人が対応に当たることとした。 新規施策の企画・立案や予算業務、国会対応などは業務を縮小。調査・統計業務、緊急性のない会議や式典などは中止する。 昨年8月に内閣官房が計画を作成するためのガイドラインを発表しており、すでに経済産業省や警察庁など8省庁が事業継続計画を作成している。

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2.省内業務を縮小・中断=強毒型インフル発生時で人員計画−厚労省(時事通信),時事通信
RV=64.2 2010/04/14 18:29
キーワード:年金,新規,統計,見込む

 厚生労働省は14日、強毒型の新型インフルエンザ発生時を想定した「業務継続計画」を発表した。職員の欠勤率を4割と見込み、縮小や中断が可能な事務を選別した上で、業務の継続が必要な部署に人員を割り当てることとした。 計画では、国内で感染者が確認された段階で、業務の絞り込みに着手。新規施策の立案など延期可能な業務は縮小し、緊急性のない統計調査や式典などは中断する。 その上で、新型インフルエンザ対策と停滞が許されない年金や生活保護の給付事務などの担当部署に人員を振り分けることとした。

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1.新型インフルエンザ感染者、腎臓疾患に陥る可能性=研究(ロイター),ロイター
RV=267.2 2010/04/15 17:49
キーワード:透析,人工,不全,昨年,腎臓,腎

 [ワシントン 14日 ロイター] カナダの研究者は14日、昨年、新型インフルエンザ(H1N1型)感染で重篤化した患者に、腎不全を起こして病状が悪化した例が多くみられたとの報告を発表した。 全米腎臓基金の会合に出席した研究者は、医師らは新型インフルエンザで入院した患者の腎臓の損傷に注意するべきだと警告した。 カナダ・マニトバ州の州都ウィニペグにあるマニトバ大学のマニッシュ・スード氏の研究チームは、同州にある集中治療室で治療を受けた新型インフルエンザ感染の重篤患者47人の症例を分析。3分の2の患者に腎臓の損傷もしくは腎不全が確認された。また、11%が人工透析を必要とし、16%が死亡したという。

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2.警戒水準の定義で議論継続=新型インフル対策見直し−WHO検証委(時事通信),時事通信
RV=72.5 2010/04/15 06:19
キーワード:検証,議論,総会,下旬

 【ジュネーブ時事】12日から開かれていた世界保健機関(WHO)の検証委員会は14日、新型インフルエンザ対策に関する一連の検討課題を整理し、警戒水準の定義などの見直し作業を今後本格化させることを決めて会合を終えた。チャン事務局長は今回の討議内容を5月下旬のWHO総会に報告する。 会合終了後に記者会見した検証委のファインバーグ議長(米科学アカデミー医学研究所長)は、今回の討議で「取り組む必要がある多くの課題を特定した」と説明。地理的な感染拡大を重視する警戒水準の定義に、病気の深刻度を反映させるかなどで積極的に議論を進める考えを示した。

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1.インフル、B型など季節性の割合が増加(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=327.1 2010/04/16 13:25
キーワード:前週,定点,当たり,上旬,昨年,割合,警報,注意報

 新型インフルエンザウイルスの検出・報告が減り、B型など季節性の割合が増えていることが4月16日、国立感染症研究所感染症情報センターのまとめで分かった。2月ごろまでは検出されるインフルエンザウイルスのほとんどが新型だったが、3月以降では新型の割合が8割にまで減少。一方、A香港型やB型の検出は継続的に報告されており、特にB型の割合は1割を超えている。【インフルエンザ定点あたり報告数詳細】 同センターによると、昨年7月上旬以降は検出されるインフルエンザウイルスのほとんどが新型になり、2月中旬までに検出されたウイルスの99.33%が新型だった。 しかし、3月1日-4月4日の5週間に検出・報告されたインフルエンザウイルスでは、新型の割合が79.3%にまで減少。継続的に報告されているB型(15.8%)、A香港型(3.3%)の割合が増えている。■インフル定点0.12、注意報地域ゼロに 全国のインフルエンザ定点医療機関当たりの患者報告数は、4月5-11日の週は0.12だった。前週より0.05ポイント減り、11週連続の減少となった。 定点当たり報告数を都道府県別に見ると、32道府県で前週よりも減少。流行の指標となる「1.0」を超えたのは佐賀(1.18)だけだった=表=。 警報レベルを超えた保健所地域は8週連続でゼロ。注意報レベルのみを超えた保健所地域も2週ぶりにゼロだった。

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2.09年の救急出動、前年比2万5千件増(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=107.9 2010/04/16 16:32
キーワード:前年,救急,昨年

 昨年1年間の救急出動件数は512万2247件で、前年と比べ約2万5000件増加したことが、総務省消防庁のまとめ(速報)で明らかになった。救急搬送人員も約3000人増加した。救急出動件数は、2008年には前年から約19万件減少したが、新型インフルエンザ疑いの傷病者の増加などから、再び増加に転じた。 まとめによると、昨年1年間の救急出動件数は512万2247件で、前年の509万7094件から2万5153件(0.5%)増加。 また、搬送人員は468万1815人で、前年の467万8636人から3179人(0.1%)増加した。 都道府県別に救急出動件数を見ると、増加の幅が大きかったのは、高知(2.8%)、青森(2.7%)、兵庫(2.2%)など。 全国803の消防本部のうち、前年と比べて救急出動件数が増加したのは405本部(50.4%)、減少したのは393本部(48.9%)、増減がなかったのは5本部(0.6%)だった。 救急出動件数が増加した消防本部にその理由を聞いたところ(複数回答)、「高齢の傷病者の増加」が54.6%で最も多く、以下は「新型インフルエンザ疑いの傷病者以外の急病の傷病者の増加」(36.8%)、「新型インフルエンザ疑いの傷病者の増加」(31.4%)などの順だった。■大都市の消防本部、「増加要因は新型インフル」が約9割 政令指定都市などの19の消防本部のうち、前年と比べて救急出動件数が増加したのは約9割の17本部。増加の理由は(複数回答)、「新型インフルエンザ疑いの傷病者の増加」が88.2%で最も多く、これに「高齢の傷病者の増加」(52.9%)が続いた。

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1.期限切れ新型ワクチン捨てられず…予算なく、いまだ保管中(産経新聞),産経新聞
RV=245.9 2010/04/19 01:54
キーワード:国産,費用,要求,夏,廃棄,今年度,業者,年度内,年,保管

 新型インフルエンザワクチンの一部が今年3月末に使用期限が来たにもかかわらず、廃棄できない状況になっている。今年度予算に廃棄費用が盛り込まれていなかったためだ。ワクチンの保管には多額の費用がかかる。しかし、厚生労働省幹部は「期限前に処分の予算を組むわけにはいかなかったし…」と困惑している。(蕎麦谷里志) 新型インフルのワクチンは製品ごとに使用期限が異なり、最も期限の短いノバルティス社製の輸入ワクチン233万回分が3月末に使用期限となった。 これらのワクチンは使うことができないため、本来ならば廃棄したいところ。ワクチンは遮光した2〜8度の環境で保管しなければならず、保管費用も全体で年2億5千万円と高額なため、廃棄すれば、その分節約できるからだ。 しかし、ワクチンが使われないまま期限切れになることを想定して予算要求することはできず、今年度予算には廃棄のための費用は盛り込まれていない。今後もワクチンの期限切れは段階的に訪れ、ノバルティス社製は夏までに同社の2500万回分がすべて使えなくなり、国産も4月末から順次、期限切れが出始める予定だ。 環境省によると、ワクチンは廃棄物処理法の感染性廃棄物に該当する可能性が高く、焼却や消毒などを行う必要がある。専門の業者が廃棄するため、一般廃棄物のように簡単に処分することができない。 今後大量に生じる期限切れワクチンを年度内に廃棄するには、(1)補正予算に盛り込む(2)ほかの予算を流用(3)予備費の活用−などの方法がある。しかし、厚労省の担当者は「補正にはそぐわないし、緊縮予算のなか、ほかの予算をもってくるのも現実的でない。予備費も財政当局が認めてくれるかどうか…」と話し、先行きは不透明だ。 このままでは国は期限が切れ“廃棄物”となった大量のワクチンを来年度まで保管し続けることになる。厚労省は「保管と廃棄とどちらの方がコストが抑えられるか、できるだけ早く試算して判断したい」としている。

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1.妊婦の抗ウイルス薬投与で副反応調査へ―新型インフルで日産婦学会(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=422.4 2010/04/22 22:52
キーワード:小児,学会,妊婦,接種,製薬,有する,順位,従事

 日本産科婦人科学会周産期委員会の斎藤滋委員長(富山大医学部産科婦人科学教室教授)は4月22日の記者会見で、日本で新型インフルエンザによる妊婦の死亡がないことについて、医療機関の早期受診や抗インフルエンザウイルス薬の早期投与、ワクチン接種の優先順位が高かったことが功を奏したとの見方を示した。その上で、抗インフルエンザウイルス薬の早期投与による副反応の有無について、学会として調査する方針を明らかにした。 WHO(世界保健機関)は新型インフルエンザによって重症化、死亡するリスクの最も高い3グループとして、2歳以下の小児、ぜんそくを含む慢性肺疾患を有する患者と共に妊婦を挙げている。これを踏まえ厚生労働省が、妊婦のワクチン接種を医療従事者に次いで優先した経緯がある。 22日現在、日本での新型インフルエンザによる妊婦の死亡はなく、入院も約70人にとどまっている。 斎藤委員長は会見で、ワクチンを早期に接種できたことが、妊婦の重症化を防いだとの見解を示した。また、同学会で抗インフルエンザウイルス薬の早期投与を呼び掛けたことも、功を奏したとの考えを強調した。 その上で、抗インフルエンザウイルス薬による副反応がなかったかどうかは、調査する必要があると指摘。製薬会社の市販後調査に学会として協力し、母子に副反応がなかったかを調査する方針を示した。 斎藤委員長は、年内に母子5000組の症例を集め、問題がなければ来シーズンも積極的に抗インフルエンザウイルス薬を使うよう呼び掛けたいとしている。

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2.妊婦のタミフル、副作用調査へ=「新型」死亡ゼロで再検証−学会(時事通信),時事通信
RV=292.1 2010/04/22 21:21
キーワード:副作用,承認,学会,妊婦

 日本産科婦人科学会は22日、抗インフルエンザウイルス薬を妊婦が使用した場合の副作用や胎児への影響について、大規模な調査を行うことを明らかにした。新型インフルエンザは妊婦に危険だとされながら日本では死亡例がなく、ワクチンや薬などの対応が奏功したとみられており、改めて安全性を検証する。 調査は全国約500の医療機関を対象に、5000例程度を目標に実施。昨年9月から今年12月までの間に、抗ウイルス薬のタミフルとリレンザで治療を受けた妊婦を登録し、副作用や子供への影響を2歳になるまで追跡する。斎藤滋富山大教授が中心となり、同大の倫理委員会での審査・承認を経てスタートする。 タミフルは胎児への影響がなく妊婦に安全とされるが、90例ほどのデータしかないという。斎藤教授は「学会として治療薬の速やかな使用を提言しており、責任がある」と話している。

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1.新型インフルエンザ:ワクチン在庫5万2000回分 道など、負担軽減要望 /北海道(毎日新聞),毎日新聞
RV=407.2 2010/04/23 11:27
キーワード:長妻,希望,定点,契約,成人,接種,費用,負担

 ◇道と医師会、厚労相に負担軽減要望 北海道内に供給された新型インフルエンザワクチンのうち5万2000回分が使われず、医療機関の余剰在庫になっていることが、道の調査で分かった。使用期限(半年〜1年)後は廃棄せざるを得ず、約7800万円の購入費用は医療機関の負担となる。道と道医師会は22日、負担軽減策を求め、長妻昭厚生労働相あての要望書を民主党道連に提出した。 在庫量は2月末時点で、道内に供給されたワクチン90万回分の約5・7%に相当する。道健康安全局によると、道内の新型インフルエンザ患者数は昨年10月下旬をピークに減少。最近8週間は定点医療機関当たりの患者数が流行の目安となる1・0人を下回っており、ワクチン接種希望者もほとんどいないという。 また、当初供給されたワクチンの多くが、量が多すぎて使い勝手が悪かった10ミリリットル瓶(成人18回分)だったことも、在庫が増えた要因になったという。来季は新型と季節性の混合ワクチンが作られる見通しで、大半は未使用のまま期限切れになる可能性が高い。 国と医療機関の契約では、在庫の返品は認められていない。道や道医師会は「今後、新型インフルエンザが流行した場合に医療機関が損失を恐れ、ワクチン接種の業務委託を拒否することも考えられる」と訴えている。【岸川弘明】4月23日朝刊

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2.新型インフル1年、韓国内感染者は75万人(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=191.7 2010/04/23 13:57
キーワード:前週,政策,接種

【ソウル23日聯合ニュース】新型インフルエンザ危機対策が実施されてから、24日で1年になる。大流行が懸念された新型インフルは、予想ほどの大きな被害はなく1年で常態を取り戻したが、韓国社会の公衆保健災害への対処能力を再点検する機会となった。 保健福祉部と疾病管理本部が23日に明らかにしたところによると、昨年4月28日に韓国で最初の新型インフルエンザに感染した疑いのある患者が見つかり、4日後に感染が確認されて以来、現在までに75万人が感染したと集計された。感染疑い患者への抗ウイルス薬の投与は356万件で、実際の患者数は約150万人と推定される。 また、新型インフルが拡散の一途をたどっていた昨年8月15日に、初めて感染者が死亡した。これまでの死亡者数は252人に上る。韓国の新型インフルエンザ致死率は0.017%で、一般的な季節性インフルエンザ(0.1%)より低い。 米国では同期間に4200〜8600万人が感染、このうち8500〜1万8000人が死亡したと推定される。人口(3億人)比で見た韓国の感染率や致死率は米国よりはるかに低い水準だ。実際に、ほとんどの患者が一般的な対症治療と適切な休息により完治しており、抗ウイルス薬も必要としなかったことが分かっている。 ただ、主に65歳以上の高齢者が死亡する季節性インフルエンザと異なり、新型インフルエンザは、相対的に若い世代の死亡が多いという特徴があった。全死亡者252人のうち、乳幼児13人、生徒・学生11人を含め64歳未満の死亡者が54%を占めた。 一方、年初から4月第2週までのインフルエンザ様疾患(ILI)分率(標本監視機関外来患者1000人当たりのILI患者数)は20.5人で、前週の15.3人より33.8%増えた。ただ、これはインフルエンザB型中心の季節性インフルエンザ流行によるもの。各種指標から、事実上、韓国では新型インフルエンザウイルスは消滅の段階に入った。新型インフルエンザウイルスのインフルエンザA型(H1N1)検出率は2.3%に過ぎず、抗ウイルス薬の投与も1日1000〜2000件水準となっている。死亡者も2週連続で発生していない。 これを受け政府は、新型インフルエンザ危機段階を最も低い「関心」に引き下げた。昨年4月28日に「関心」から「注意」に引き上げて以来、「警戒」と「深刻」段階を経て、1年ぶりに常態に戻った。 今回の新型インフルエンザ流行は、韓国では感染患者が1人も出なかった2003年のSARS(重症急性呼吸器症候群)流行時とは異なり、患者管理、流行管理における公衆保健危機対策に多くの課題を残した。 政府は昨年4月中旬に北米で新型インフルエンザ感染者が確認されたことを受け、同月24日付で患者流入遮断に向け検疫を強化し、危機分析対応体系を運営するなど公の対策に入った。初期は検疫、患者隔離など「封鎖政策」で地域社会への流入防止に焦点を合わせたが、7月以降に地域社会や学校での感染が確認され、抗ウイルス薬投与と予防接種などで被害を最小限に抑える方向に転じた。 ある専門家は「初期に防疫網に穴が開きさまざまな問題が生じたが、拠点病院の運営、ワクチン接種などを通じ、新型感染症や災害の管理のレベルを高める契機になった」と話した。

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3.インフル患者が12週ぶりに増加(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=144.3 2010/04/23 14:11
キーワード:前週,定点

 全国のインフルエンザ定点医療機関当たりの患者報告数が、4月12-18日の週は0.14で、前週から0.02ポイント増え、12週ぶりに増加したことが23日、国立感染症研究所感染症情報センターのまとめで分かった。新型インフルエンザウイルスの検出は減少が続いており、継続的に検出されている季節性の割合がさらに増加している。【インフルエンザ定点あたり報告数詳細】 3月15日から4月18日までの5週間に検出・報告されたインフルエンザウイルスのうち、新型の割合は61.2%、A香港型は9.7%、B型は25.2%だった。3月1日-4月4日の5週間では新型79.3%、A香港型3.3%、B型15.8%。昨年7月上旬から今年2月中旬まででは99%超を占めていた新型の割合はさらに減少し、季節性の割合が増加している。 警報レベルを超えた保健所地域は9週連続でゼロ。注意報レベルのみを超えた保健所地域は、2週ぶりに1か所(佐賀県)あった。定点当たり報告数が「1.0」を超えた都道府県は佐賀(1.51)だけだった。

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1.09年度新幹線旅客8%減=新型インフル、高速割引が影響(時事通信),時事通信
RV=185.7 2010/04/26 17:27
キーワード:静岡,予約,高速,新幹線,割引,前年度,動向,導入,上半期,道路

 JR東海は26日、2009年度の東海道新幹線旅客数が前年度比8%減少したと発表した。長引く景気低迷に加え、上半期に新型インフルエンザ感染への警戒感が強まり、利用が手控えられた。さらに09年3月末以降順次導入された高速道路の割引施策なども影響したとみられる。 旅客数の調査対象区間は「のぞみ」「ひかり」が小田原−静岡間、「こだま」が新横浜−小田原間。同日、都内で会見した山田佳臣社長は、今年のゴールデンウイーク(GW)期間中の新幹線予約について「現状で前年度並み」と明らかにした。10年度の見通しについては、高速道路割引施策の動向なども勘案した上、近く発表するという。

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1.新型インフル発生から1年 大流行騒ぎが残した教訓(CNN.co.jp),CNN.co.jp
RV=239.3 2010/04/27 17:09
キーワード:接種,推計,昨年,供給,高齢,占める,洗う,需要,過ぎる,疑問

(CNN) 米疾病対策センター(CDC)が昨年4月に新型インフルエンザ(H1N1型)のウイルス発見を発表してから1年が過ぎた。その後数カ月にわたって世界中で大流行し、新型インフルだが、1年たった今、人々の記憶からほとんど消えつつある。世界保健機関(WHO)によると、これまでに約1万8000万人が新型インフルで死亡したと確認されている。しかし検査を受けなかった患者も多数いるとみられる。CDCの推計では米国の感染者は6000万人、死者は1万2000人。死亡した患者の10%は17歳以下だったとみられる。これに対して季節性インフルエンザでは年間約3万6000人が死亡し、その90%を65歳以上の高齢者が占めている。当初「豚インフルエンザ」と呼ばれた新型インフルは当初、パニックに近い恐怖を巻き起こし、予防接種には長い行列ができた。しかし秋ごろになってワクチンの供給が安定してくると、安全性を疑問視する見方が浮上したこともあり、需要は減少。米国ではこれまでに1億6250万回分のワクチンが供給されている。CDCなどの当局に対しては、危険性を誇張し不安をあおったとの批判もあるが、いまでも流行が終わったわけではない。最近ではハワイの学校で生徒11人が感染している。カリフォルニア州のジェシカ・ホルトさんは昨年11月、新型インフルエンザで7歳の長男を亡くした。当初はまったく心配していなかったというホルトさんだが「息子に予防接種を受けさせていたら、きっと今でも生きていたかもしれない」と悔やむ日が続いているという。その後、息子の名前を付けた「ジョーイ・ホルト財団」を設立し、予防接種を呼びかける運動を開始。今後も自分の家族には必ず予防接種を受けさせるつもりだと話している。専門家からは、新型インフルエンザを経験したおかげで予防接種の重要性が認識され、手を洗う習慣や衛生面に気を配る習慣が身に着いたなどの効果を指摘する声もある。

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1.季節性並み対処、直後から検討=専門家諮問委の議事概要判明−新型インフル(時事通信),時事通信
RV=115.6 2010/04/28 14:44
キーワード:昨年,議論,教授,自治,当時,療養

 新型インフルエンザ発生直後の昨年5月、政府の対策本部専門家諮問委員会(委員長・尾身茂自治医科大教授)が初会合を開いた際、「軽症患者は自宅療養させるべきだ」との意見が上がっていたことが分かった。「季節性並み」の対処を事実上認めながら、政府が感染症法に基づく強制的な入院措置を一部解除したのは3週間後だった。 厚生労働省が新型インフルエンザの発生を宣言してから28日で丸1年。情報公開請求に対し、内閣府が同日までに諮問委の議事概要を開示し、政府の対応が遅れた一端が浮かび上がった。 諮問委の初会合が開かれたのは昨年5月1日。尾身委員長を含む3人が出席し、1時間半にわたり議論を交わした。当時は強毒型の鳥インフルエンザ(H5N1)を想定した行動計画に従い、大掛かりな水際対策を始めて間もない状況だった。

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2.「水際対策、見直し遅かった」=検疫担当者ら指摘−新型インフル(時事通信),時事通信
RV=96.6 2010/04/28 21:11
キーワード:負担,議論,総括,テーマ,医学

 厚生労働省は28日、第3回新型インフルエンザ対策総括会議を都内で開き、空港での水際対策などをテーマに議論した。出席した現場の担当者からは、国の行動計画が弾力性を欠いたことや対応の遅れを指摘する声が上がった。 旅客への負担が重かった厳しい検疫について、神戸検疫所の内田幸憲所長は「暴動寸前という状態が何度もあった」と指摘。流行後も継続したことを挙げ、「態勢縮小があまりにも遅すぎた」とした。 帰国者らの健康状態確認に追われた東京都荒川区保健所の金田麻里子所長は、外国人やホテル滞在者の調査は不可能だったとし、「医学的にほとんど無意味と思うことも、法律だからという理由で実施することには徒労感が強かった」と述べた。

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1.新型インフル対策の検疫、休校で議論―厚労省総括会議(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=465.8 2010/04/29 00:07
キーワード:学級,耐性,定点,院長,保育,負担,仙台,休園,昨年,サーベイランス

 厚生労働省の「新型インフルエンザ対策総括会議」(座長=金澤一郎・日本学術会議会長)は4月28日の会合で、新型インフルエンザ対策として実施した、機内検疫などの「水際対策」や、休校などの「公衆衛生対策」の効果について議論した。「特別ゲスト」として招かれた検疫所や自治体の関係者からは、検疫を縮小して国内対策に移行するのが遅れたとの指摘が相次いだ。一方、休校については「感染拡大を遅らせた」と評価する意見が多かった。■検疫実施は「最悪のシナリオ考えた」―上田健康局長 機内検疫は、WHO(世界保健機関)が警戒態勢を「フェーズ4」に引き上げたことを受けて、できる限りウイルスの国内侵入の時期を遅らせることを目的に昨年4月28日から実施された。5月16日に神戸市で国内初の感染が確認されたことを受けて、22日に取りやめた。 全国検疫所長協議会の内田幸憲会長(神戸検疫所長)は、欧米での感染拡大のスピードを考えると、WHOのフェーズ4宣言後では検疫開始が遅かったと指摘。また、検疫の縮小が「あまりにも遅かった」との見方を示した。前成田空港検疫所検疫課長の小野日出麿氏(仙台検疫所検疫衛生課課長)は、濃厚接触者らを空港近くのホテルに7日間とどめる「停留」により、迷惑をかけたくないという思いから、症状を正確に自己申告しなかった人が、入国後に医療機関を受診することがあったと振り返った。成田空港に検疫の応援に出向いた済生会神奈川県病院の小西靖彦院長補佐は、必要以上の応援は現場の混乱、派遣元の病院の負担をもたらすとし、必要な応援人数を事前に考えるよう求めた。 川名明彦氏(防衛医科大学校教授)は、インフルエンザの場合は感染しても症状が出ない「不顕性感染」があることを考えると、検疫の効果が出にくいと指摘。しかし症状が分からない新興感染症の場合は、発生初期の検疫実施は「どうしても考慮する必要がある」との認識を示した。 厚労省の上田博三健康局長は、ワクチンを確保できる見通しがなかった状況下で、新型インフルエンザウイルスがタミフル耐性を持つことが懸念されたと説明。「最悪のシナリオを考え、感染力が判明するまでは、(流行の)ピークを遅らせるために検疫をやるしかなかった」と述べた。■休校、流行抑えたが社会的影響も 休校や学級閉鎖の効果について、東北大大学院医学系研究科微生物分野の押谷仁教授は、学校での流行は抑えられなかったが、季節性インフルエンザで見られる学校から地域への流行拡大を最小限に抑えたと評価。兵庫県教育委員会事務局の濱田浩嗣・体育保健課長も、県内全域で行った小中高校の休校以降、患者数が急激に減少したとして、「感染拡大に一定の効果があったと考えられる」と述べた。 しかし濱田課長は、長期間の休校は学習指導面などから限界があり、「現場では1週間が限度との声が強かった」と指摘。全国衛生部長会の笹井康典会長(大阪府健康医療部長)も、風評被害や保育所の休園による保護者への影響など、社会経済活動への影響が大きいとの見方を示した。■例年と比較できないサーベイが問題 同日の会議ではこのほか、患者の発生動向を把握する「サーベイランス」についても議論した。 サーベイランスについては、以前からあった国立感染症研究所感染症情報センターによる定点医療機関からの患者報告、厚労省による休校数の把握に加え、新型インフルエンザの発生状況に応じて、集団発生を把握する「クラスターサーベイランス」や、入院患者数などを把握する「入院サーベイランス」などを始めた。 感染研の谷口清洲・感染症情報センター第一室長は、新たに始めたサーベイランスは、季節性のデータがないため例年と比較できないことを問題視。神戸大大学院医学研究科の岩田健太郎教授は、サーベイランスの実施主体を厚労省か感染研に一元化するよう提案した。 感染研については前回の会議から、情報提供体制の強化を求める声が相次いでいる。 これについて感染研の岡部信彦・感染症情報センター長は、同センターの研究者が厚労省に常駐する体制をつくるよう、厚労省から提案されたと説明。「いいアイデアだと思う」と述べた。 ただ、人選によっては同センターが機能しなくなると指摘。電話会議やテレビ会議のアイデアもあるが、予算獲得が難しいとして、今後の改善点に挙げた。

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1.新型の傾向に変化なし―厚労省が疫学情報を更新(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=277.9 2010/04/30 20:12
キーワード:脳症,脳炎,基礎,臨床,不全,従事

 厚生労働省はこのほど、新型インフルエンザの発生動向に関する「医療従事者向け疫学情報」(第3版)をホームページ上で更新した。1月に続く更新で、厚労省の新型インフルエンザ対策推進本部が、昨年夏から今年3月下旬までの約8か月間のデータを分析した。同省の担当者は、「今回もこれまでの傾向と変わらなかった。全体の状況がほぼ把握できたので、大きな変化が起こらない限り、アップデートはこれが最後になる」としている。 自治体を通じて3月23日までに厚労省に報告された198件の死亡事例を分析した結果、発症から死亡までの平均日数は9.5日で、1月に公表された前回の推計(昨年12月6日までに報告)より2.3日に長くなった。しかし、入院から死亡までの期間が平均7.4日と短いことから、同省では前回と同様、「発症後に短期間で入院し、早期で亡くなっているという臨床経過が分かる」としている。 198件の死亡事例を年代別で見ると、15歳未満が38件、15歳以上65歳未満104件、65歳以上56件。発症から死亡までの各年代の平均日数は、15歳未満が6.6日(前回5.4日)、15歳以上65歳未満9.7日(同7.7日)、65歳以上11.2日(同8.3日)で、いずれも長くなり、15歳未満の経過が早い傾向が見られた。全体の85.3%にあたる163件で、抗ウイルス薬が投与さていた。 主治医の報告に基づく死因は、15歳未満では脳症・脳炎(29.0%)がトップで、以下は肺炎(16.0%)、多臓器不全、心筋炎(いずれも11.0%)の順。一方、15歳以上65歳未満と65歳以上は、肺炎が共に40%以上を占めた。死亡した65歳以上の94.6%が基礎疾患を持っていた。 死亡例のデータについては、前回の100件からほぼ倍増したものの、入院患者では、▽基礎疾患を持つ場合に重症化しやすく、特に20歳以上でその傾向が強い▽発症から死亡までの日数は、年齢によって幅があり、15歳未満の経過が早い―と、これまでと変わらない傾向が見られた。同省では、「新たな流行の波が発生する可能性はあるものと考え、対策を継続する必要がある」として、引き続き注意を呼び掛けている。

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2.インフル定点報告数は微増(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=183.9 2010/04/30 13:56
キーワード:前週,定点,当たり

 全国のインフルエンザ定点医療機関当たりの患者報告数が、4月19-25日の週は0.20で、前週から0.06ポイント増えたことが30日、国立感染症研究所感染症情報センターのまとめで分かった。増加は2週連続。同センターによると、新型インフルエンザウイルスの検出数が減少する一方、A香港型やB型の検出が継続的に報告されているという。【都道府県別の表の入った記事】 警報レベルを超えた保健所地域は10週連続でゼロ。注意報レベルのみを超えた保健所地域は、前週に引き続き1か所(佐賀県)だった。定点当たり報告数が「1.0」を超えた都道府県は佐賀(1.92)だけだった。以下は、山梨(0.98)、広島(0.91)、山口(0.73)などだった。

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3.【英国】GSK、第1四半期は19%増益(NNA),NNA
RV=47.0 2010/04/30 09:30
キーワード:前年

  医薬品大手グラクソ・スミスクライン(GSK)は28日、第1四半期(1〜3月)の純利益が前年同期比19%増の13億4

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1.現金より金塊を狙う“平成のルパン” 流行に敏感な振り込め詐欺犯たち(産経新聞),産経新聞
RV=421.2 2010/05/02 12:24
キーワード:11月,契約,子ども,12月,予約,助成,価格,昨年,容疑,裁判

 【衝撃事件の核心】地上デジタル放送、新型インフルエンザ、FX(外国為替証拠金取引)…。世間の耳目を集める関心事も、振り込め詐欺師にとっては新たな手口をひねり出す材料でしかない。今年3月、警視庁に詐欺未遂容疑で摘発された犯行グループが狙ったのは、現金ではなく「金塊」だった。被害者と捜査員の連携でアシがついたものの、犯行の背景にはやはり、底の見えない不況下という世情があったようだ。(内藤慎二) [グラフ]振り込め被害3分の1に 検挙率は77% ■金の延べ棒、裁判、弁護士…「次男」がトラブル 「ああ、オレ、◯◯」。東京都荒川区に住む70代の無職女性宅に、次男(43)を名乗る男から電話があったのは昨年11月24日、昼過ぎのことだった。女性の電話ディスプレーに表示されたのは、女性が知る次男のものとは違う携帯電話の番号。いぶかしげに思ったが、「携帯を変えたんだよね」と話す電話口の男の言葉は、次男の声と同じように聞こえた。別居して久しく、一般的な親子と同様、毎日連絡を取るような間柄でもなかったためだ。 すると「次男」は女性にこんな相談を切り出した。「貴金属会社で働いている友達から金の延べ棒を買ったんだけど、友人が代金を会社に払わなかったんだ。だから自分が会社から訴えられた。裁判になるかもしれない。今は弁護士を頼んで会社と交渉している」。金の延べ棒、裁判、弁護士。初老女性の生活とは縁遠い単語が続いたが、「トラブルに巻き込まれて大変なことになっている」ことは理解できた。「次男」はひとしきり状況を説明すると「また連絡をする」と言い残し、電話を切った。 なぜ次男が訴えられるのか。裁判で負けたらどうなるのか…。「次男」の電話を受けて数時間、疑問と不安が交錯した。同日午後6時半ごろ、女性はようやく相談相手を思いつき、電話をかけた。相手はもう1人の息子である長男(45)。要領を得ない母の言葉に、ただ事ではない雰囲気を感じ取った長男は、すぐ次男に連絡した。 しかし、次男は母への電話を否定。今度は次男が急いで母に連絡した。「もしかして、それ、オレオレ詐欺じゃないの」。女性はここで、ようやくだまされていたことに気づいた。翌25日午後3時ごろ。再び女性宅の電話が鳴った。相手は前日に相談をしてきた「次男」だ。 「示談金を貴金属会社の口座に振り込んでくれないかな」。今度は白々しく聞こえたものの、その思いを押さえながら女性が応じた。「分かったわ」。女性は「オレオレ詐欺」と確信した前日のうちに警視庁に相談していた。警視庁の指導に従い、だまされたふりを続けたのだ。 「次男」ら犯行グループはこの間、次男名義で山梨県内の貴金属会社に約176万円で500グラムの地金購入を予約。地金の購入資金を「示談金」として、女性に支払わせようとしていた。「示談金」が支払われれば、金塊が犯行グループ側に渡る仕組みになっていたわけだ。だが、捜査網の突破は容易でない。警視庁は、犯行グループが地金の受け取り先に指定した宅配会社に捜査員を配置。地金を受け取りにきた関係者から犯行グループの一角を割り出し、逮捕に至った。 逮捕されたのは、指定暴力団山口組系組幹部と会社員の男2人。女性に電話をかけた「次男」の特定には至っておらず、警視庁は一連の犯行には2人以外の複数の人間が関与しているとみている。ある捜査関係者は、あきれた表情で事件を振り返った。「『金塊狙いの賊』だなんて。ルパン三世でも気取ったつもりだったのか」 ■CMでも話題の「金」、再評価に便乗か 振り込め詐欺といえば、家族らを装って現金を詐取する手口が一般的だが、犯行グループはなぜ「金」を狙ったのだろうか。ヒントは世界経済を覆う暗雲の中に隠されていた。《純金積み立てコツコツ、プラチナ積み立てコツコツ…》一度聞いたら頭から離れない人気子役の歌声。「純金積み立て」の魅力を訴える大手貴金属会社のCMだ。実は近年、日本はもちろん、世界中で金の資産価値が再評価されているという。 「リーマンショック、ドバイショック、ギリシャの財政不安…。通貨価値は失われるかもしれないが、金は価格が変わったとしても無価値にはならない。有史以来採掘された金の総量約16万トンの希少性が、価値の源泉だ」。ある業界関係者は、金の魅力についてこう説明する。古来より景気後退期に見直される傾向が強いことから、「有事の金」「ラストヘブン(最後の頼り)」とも言われるという。 この業界関係者は「自国の通貨価値を信用していないベトナムでは、金で家が買えると聞く。『金は貴重』という認識が各国で共有されており、行き場を失った資金は金相場に流れやすい」と続けた。 これを裏付けるように、金の小売価格は最近、国内外で高騰している。ドルベースでは昨年12月、ロンドン市場で史上最高値の1トロイオンス(約31・1グラム)当たり1218・25ドルを記録。円ベースでも今年4月12日、1グラム当たり3696円で取引され、約30年ぶりの高値をつけた。どうやら犯行グループは金人気にあやかり、奪った金を転売するなどの魂胆があったようなのだ。  「不審な振り込みは行員らに見破られる可能性が高いが、ブームの金取引を装えば警戒の目も多少は緩む。目の付け所はよかったのかもしれない」。捜査関係者が指摘する。さらに、犯行グループが“購入”を計画した金の対価である「176万円」という金額にも大きな意味があったとみられる。 犯罪組織への資金流入防止を念頭に制定された「犯罪収益移転防止法」では、200万円以上の金取引を行う際、貴金属会社に顧客の本人確認を求めている。つまり、犯行グループは本人確認を避けるため、あえて200万円を下回る範囲で契約を交わしていた可能性が高いという。 ■次は「子ども手当」詐欺? 警察庁が把握する「金取引」を悪用した振り込め詐欺は、昨年11月16日から25日にかけて東京都と埼玉県で発生した計6件。業界が“狙い撃ち”される深刻な事態を受け、貴金属会社で構成する「日本金地金流通協会」では会員に注意文書を発送、模倣犯の出現に備えた。ところが…。 「2人が捕まってから、この手口の被害は聞かない。6件はすべて彼らが関与していた可能性が高い」。警察庁の担当者が淡々と説明する。手口が広まらない原因について、構造的な欠陥を指摘する声もある。「女性と貴金属会社など、今回の事件は(犯行グループが)だまさなければいけないポイントが多すぎる。当然、ウソがばれるポイントも多くなる。まねをされないということは、計画に穴があるということだ」(警視庁犯罪抑止対策本部担当者) とはいえ、流行や話題性に乗じて警戒心を緩ませるという手法は、今後も絶えそうにない。「『地上デジタル波アンテナ切り替え助成金』を受けるため、1万750円を指定口座に振り込んでください」「海外投資で借金をつくった。新型インフルエンザにかかって動けないから、代わりに返済してほしい」「株券電子化に伴って手持ちの株券が無効になる。無効にしない方法があるが、その手続きには手数料が必要」「FXで失敗した。借金で困っている」 これらは過去に展開された手口の一例だ。「金取引」もその延長線上にある。ある捜査員は、近い将来をこう予見してみせた。「詐欺師たちにとってブームや流行は獲物を惑わすための大道具だ。この瞬間にもきっと悪知恵を働かせて“脚本”を書いているはずだよ。今度は『子ども手当を支給するには手数料が必要です』とかね」。捜査員と振り込め詐欺犯のイタチごっこは当面、終わりそうにない。

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1.新型インフル流行から1年 国の行動計画に苦情噴出(産経新聞),産経新聞
RV=239.5 2010/05/03 07:53
キーワード:長妻,昨年,意識,検証,昭,教授,国会,目標,総括,機能

【何を学ぶか 新型インフル1年(上)】 〈新型インフルエンザの最初の流行(第1波)は現時点では沈静化していると判断しています〉 3月31日に開かれた厚生労働省の第1回新型インフル対策総括会議。配られた資料には「流行の終息宣言」が添付されていた。会議の冒頭に長妻昭厚労相が読み上げるはずだった。 しかし、国会対応に追われた長妻厚労相が会議に姿を現すことはなく、読み上げたのは厚労省の職員。大騒ぎのわりに、幕引きはあっけなかった。 昨年4月24日、メキシコなどで確認された新型インフルエンザ。厚労省によると、この1年間で日本では2068万人が感染し、死者は198人になった。通常の季節性インフルでも毎年約1千万人が感染し、1万人が死亡するといわれている。それに比べれば被害は驚くほど少なかった。 しかし、ちょうど1年前のゴールデンウィーク。日本中が大騒ぎだった。 ウイルスの毒性が低いことは、遺伝子分析で発生直後の4月下旬には判明していた。米国など「季節性並みで十分」と特別な対策を取らなかった国も多かった。日本の対応は正しかったのか−。 国立感染症研究所インフルエンザウイルス研究センターの田代真人センター長は、日本の対応を「過剰反応」だったとみる。田代センター長は、世界保健機関(WHO)の会議にも出席し、各国の対応をつぶさにみてきた。 「最初にボタンを掛け違えたことが最後まで尾を引いた」と田代センター長。 もともと日本は強毒性の鳥インフルエンザ(H5N1)が新型インフルになると想定して行動計画を用意していた。 昨年4月28日に政府が新型インフルの発生を宣言すると、水際対策などものものしい対策が動き出したのはそのためだ。 「弱毒性であることが分かっていたのだから、結果的に過剰な対応で、新型インフルに対して(過度に恐れるなど)ネガティブなイメージを社会に植え付けてしまった」。田代センター長はそう振り返る。 強毒性を想定した行動計画は自治体に対しても、感染者が1人出た時点で都道府県単位で学校を一斉閉鎖したり、集会の中止などを要請した。 あまりの厳格な措置に、自治体からは「都市機能がまひする」といった苦情が噴出。国は段階的に水際対策を止め、休校の判断を自治体に任せるなど、弱毒性に応じた対策へと切り替えた。GWが明けた5月22日のことだった。 しかし、最後まで「ネガティブなイメージ」を払拭(ふつしよく)することはできず、本格流行を迎えてからも医療機関に軽症患者が殺到するなど混乱は続いた。 国の総括会議のメンバーの一人、神戸大の岩田健太郎教授(微生物感染症学)は「今回の対策を結果オーライで終わらせてはいけない。間違いは率直に認め、今後の対策に生かす姿勢が大切だ」と指摘する。 専門家たちの間では、「猛毒性」だけの行動計画を見直し、毒性の強弱に合わせて柔軟に対応できる行動計画を策定する必要を説く声が多く出始めている。¥ 新型インフル発生から1年。新しいウイルスに対して、日本はどう対処し、そこから何を学んでいくのか。専門家らの声を拾いながら検証してみる。¥ ■低い死亡率 「大げさ」の批判も出た日本の新型インフル対策だが、過剰さ故に被害が最小限にとどめられたという側面もある。国内の死者は198人。死亡率は10万人あたりで0・15人と、外国に比べて飛び抜けて低かった。 集計方法が異なるという事情はあるが、厚労省によると最も死亡率が高かったのは米国。1万2千人が死亡したとされ、死亡率は10万人あたり3・96人。次いでカナダ同1・32人(死者429人)、メキシコ1・05人(死者1111人)。 専門家らは(1)タミフルなどの抗ウイルス薬の積極投与(2)医療機関へのアクセスの良さ(3)学校閉鎖(4)国民の衛生意識の高さ−などを要因として挙げている。 厚労省の上田博三健康局長は「死者を最小限に抑えるのが新型インフル対策の最大の目標だったので、死亡率が抑えられたことは良かった。ただ、どの対策がどの程度の効果を上げたかは今後、科学的検証が必要だ」と話している。

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2.【何を学ぶか】新型インフルの1年(上)毒性の強弱で行動計画(産経新聞),産経新聞
RV=239.5 2010/05/03 07:56
キーワード:長妻,昨年,意識,検証,昭,教授,国会,目標,総括,機能

 ■厳しい措置に苦情噴出 〈新型インフルエンザの最初の流行(第1波)は現時点では沈静化していると判断しています〉 3月31日に開かれた厚生労働省の第1回新型インフル対策総括会議。配られた資料には「流行の終息宣言」が添付されていた。会議の冒頭に長妻昭厚労相が読み上げるはずだった。 しかし、国会対応に追われた長妻厚労相が会議に姿を現すことはなく、読み上げたのは厚労省の職員。大騒ぎのわりに、幕引きはあっけなかった。 ◆被害少なく 昨年4月24日、メキシコなどで確認された新型インフルエンザ。厚労省によると、この1年間で日本では2068万人が感染し、死者は198人になった。通常の季節性インフルでも毎年約1千万人が感染し、1万人が死亡するといわれている。それに比べれば被害は驚くほど少なかった。 しかし、ちょうど1年前のゴールデンウィーク。日本中が大騒ぎだった。 ウイルスの毒性が低いことは、遺伝子分析で発生直後の4月下旬には判明していた。米国など「季節性並みで十分」と特別な対策を取らなかった国も多かった。日本の対応は正しかったのか−。 ◆過剰反応 国立感染症研究所インフルエンザウイルス研究センターの田代真人センター長は、日本の対応を「過剰反応」だったとみる。田代センター長は、世界保健機関(WHO)の会議にも出席し、各国の対応をつぶさにみてきた。 「最初にボタンを掛け違えたことが最後まで尾を引いた」と田代センター長。 もともと日本は強毒性の鳥インフルエンザ(H5N1)が新型インフルになると想定して行動計画を用意していた。 昨年4月28日に政府が新型インフルの発生を宣言すると、水際対策などものものしい対策が動き出したのはそのためだ。 「弱毒性であることが分かっていたのだから、結果的に過剰な対応で、新型インフルに対して(過度に恐れるなど)ネガティブなイメージを社会に植え付けてしまった」。田代センター長はそう振り返る。 強毒性を想定した行動計画は自治体に対しても、感染者が1人出た時点で都道府県単位で学校を一斉閉鎖したり、集会の中止などを要請した。 あまりの厳格な措置に、自治体からは「都市機能がまひする」といった苦情が噴出。国は段階的に水際対策を止め、休校の判断を自治体に任せるなど、弱毒性に応じた対策へと切り替えた。GWが明けた5月22日のことだった。 しかし、最後まで「ネガティブなイメージ」を払拭(ふっしょく)することはできず、本格流行を迎えてからも医療機関に軽症患者が殺到するなど混乱は続いた。 国の総括会議のメンバーの一人、神戸大の岩田健太郎教授(微生物感染症学)は「今回の対策を結果オーライで終わらせてはいけない。間違いは率直に認め、今後の対策に生かす姿勢が大切だ」と指摘する。 専門家たちの間では、「猛毒性」だけの行動計画を見直し、毒性の強弱に合わせて柔軟に対応できる行動計画を策定する必要を説く声が多く出始めている。                   ◇ 新型インフル発生から1年。新しいウイルスに対して、日本はどう対処し、そこから何を学んでいくのか。専門家らの声を拾いながら検証してみる。                   ◇【用語解説】低い死亡率 「大げさ」の批判も出た日本の新型インフル対策だが、過剰さ故に被害が最小限にとどめられたという側面もある。国内の死者は198人。死亡率は10万人あたりで0・15人と、外国に比べて飛び抜けて低かった。 集計方法が異なるという事情はあるが、厚労省によると最も死亡率が高かったのは米国。1万2千人が死亡したとされ、死亡率は10万人あたり3・96人。次いでカナダ同1・32人(死者429人)、メキシコ1・05人(死者1111人)。 専門家らは(1)タミフルなどの抗ウイルス薬の積極投与(2)医療機関へのアクセスの良さ(3)学校閉鎖(4)国民の衛生意識の高さ−などを要因として挙げている。 厚労省の上田博三健康局長は「死者を最小限に抑えるのが新型インフル対策の最大の目標だったので、死亡率が抑えられたことは良かった。ただ、どの対策がどの程度の効果を上げたかは今後、科学的検証が必要だ」と話している。

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1.新型インフル1年 “本物の危機”への対応は?(産経新聞),産経新聞
RV=167.1 2010/05/05 11:03
キーワード:昨年,室長,7月,中旬,全数,総括,主任,データ,岡田,谷口

 国民の25%に当たる3200万人が感染。最大200万人が入院、死者は最大64万人−。  強毒性の鳥インフルエンザ(H5N1)由来の新型インフルになったと仮定して、厚生労働省がはじき出した国内の被害想定だ。死者の数を比較しただけでも、198人の被害に留まった今回のブタ由来の新型インフル(H1N1)とはまったく別物であることが分かる。 多くの専門家が現在危惧(きぐ)しているのが、今回の経験から国民の間に「新型インフルエンザは大したことない」という印象が広まってしまうことだ。 「新型インフル」とは、動物の間でしか流行しないウイルスが変異して、人から人へと感染することができるようになった状況の総称だ。もともと、最も新型になる可能性が高いと注目されていたのがH5N1と呼ばれる鳥インフルエンザだった。 平成15年以降、東南アジアを中心にニワトリから人への感染報告が相次いで報告され、「新型への変異は秒読み段階」と警戒感が高まっていた。強い毒性が特徴で、これまでに感染した495人のうち、半数以上の292人が死亡したといわれる。 このウイルスが変異するなどして、人から人に感染し始めると「新型インフル」となる。     ◇ H5N1に関する著書を多数執筆している元国立感染症研究所研究員、岡田晴恵さんは「H5N1が新型になるのは時間の問題。そのことが今回の騒動で忘れられてしまっている」と警鐘を鳴らす。 今回の新型インフルは弱毒性だったこともあり、発生当初の政府の対応が過剰だったとする批判が多かった。しかし、H5N1が新型となった場合、状況はまったく異なる。 検疫の強化や学校閉鎖、無用な外出の自粛要請、企業活動の縮小要請…。色々な場面で個人の行動や自由が制限される可能性も覚悟しなければならない。     ◇ 「H5N1が新型になる前に弱毒性の新型を経験できたのは幸いだった」 こう話す専門家は多い。 今後の対策に生かせるような課題が見つかったからだ。例えば、海外発生時の国内の検査態勢。昨年5月16日に神戸市で国内感染者の1例目が見つかった際、すでに周囲の感染者は300人を超えていた。岡田さんは「水際対策ばかりに目がいっていたため国内の検査がおろそかになり、発見が遅れた」と指摘する。 国は新型インフル対策総括会議で、こうした課題の洗い出しを進めている。 しかし、総括会議では「この会議で指摘されている色々なことは、平成15年のSARS(新型肺炎)の反省会でも指摘されていたことだ」(国立感染症研究所感染症情報センター、谷口清州室長)という指摘も出ている。15年5月にSARSに感染した外国人男性が日本を旅行していたことが発覚し、立ち寄り先のホテルなどでキャンセルが相次いだ騒動の反省を生かし切れていないというのだ。 「1、2年で担当が変わる役人に危機管理は無理」との意見もある。今度こそ反省は生かされるのか。“本物の危機”が訪れてからでは遅い。     □ ■日本が誇るデータ 「大げさ」と批判がある日本の対応だが、そこからは国内外の専門家の注目を集めるデータもとられた。 1つは検疫強化の有効性を示すデータ。政府が昨年5月22日に水際対策を縮小してから、感染者の全数を国に報告することをやめた7月8日までに見つかった感染者の3割は渡航歴のある人だった。批判が多かった全数調査から分かった事実だ。 国立感染症研究所の大日康史主任研究官は「国内で感染者が出てもしばらくは水際対策を続けるべきだ」と話す。水際対策をほとんどやらなかった米国や英国などでは、発生直後の昨春に大きな流行を経験しており、「日本の検疫は流行を遅らせるのに効果はあった」とする専門家は多い。 また、大規模な学校閉鎖についても一定の効果がみられた。5月中旬に関西の高校生らを中心に広がった感染は、大阪府と兵庫県の全県で学校閉鎖した直後、いったん終息した。専門家らは学校閉鎖の効果が出たと見ている。(連載は、長島雅子と蕎麦谷里志が担当しました)

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1.【インド】新型インフル、新たに13人の感染を確認(インド新聞),インド新聞
RV=102.0 2010/05/06 08:00
キーワード:インド,累計,デリー

 インド保健・家族福祉省は、「5月4日にインド国内で新たに13人の新型インフルエンザ感染が確認された」と発表した。この結果、同日現在でインドでの累計感染確認は3万603人に達した。デリーで9

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1.<新型インフル>国内確認1年 感染伝達、患者は最後(毎日新聞),毎日新聞
RV=112.2 2010/05/09 02:32
キーワード:交付,当時,中旬,診療,振り返る,気持ち,明記

 09年5月9日、国内初の新型インフルエンザ患者が確認された。しかし、隔離入院という厳しい措置を受けながら、患者自身が診断結果を知らされたのは、舛添要一厚生労働相(当時)の会見後。成田赤十字病院(千葉県成田市)で当時、診療を担当した野口博史・感染症科部長(61)は、最も弱い立場の患者が置き去りにされたことを今も悔やんでいる。【関東晋慈】 前日の8日、カナダから米国経由で成田空港に到着した大阪府立高校の教諭(当時46歳)と生徒らは機内検疫で体調不良を訴え、同病院に隔離された。9日午前6時ごろ、教諭と男子生徒2人の感染が確定したとの情報が病院にも届いた。しかし、間もなく病院に到着した厚労省職員から検査結果が本人に伝えられることはなかった。 「どうなっているんですか」。午前9時ごろ、病院の看護師が教諭から問いただされた。教諭は、会見をテレビで見た知人の電話で初めて、自分の診断結果を知らされた。 看護師から連絡を受けた野口医師は担当医と隔離病室へ駆け付けた。「検査の結果を伝えるのが遅れ、申し訳ありません」。診断結果という最も大切な情報を伝えられるべき患者の権利を守れなかったとの思いから、野口医師は教諭に頭を下げ続けた。10分後、教諭は硬い表情で「分かりました」と一言だけ返した。 検疫法は感染者の隔離措置を検疫所長の権限としている。患者への通知については明記していないが、検疫所が「隔離決定書」を患者に交付する慣例になっている。この日、成田空港検疫所職員が決定書を教諭に手渡したのは、さらに遅れて昼前だった。 同検疫所の当時の担当者は「面会した職員は患者から非難を受けた。検疫所から直接患者本人に伝える方法をとれなかったことを反省している」と話す。 10年3月中旬、野口医師は退院以来初めて教諭に電話した。まず「1年前は大変でしたね」とねぎらった。そして謝った。「診断結果を伝えられなかったことは、今でも忘れられない。患者さん(教諭)も同じ気持ちのようだった」と振り返る。 41年ぶりに発生した新型インフルエンザを巡って当初、住民への情報提供の不備や過度な警戒など課題を残した。1年がたち国内の流行は収まっているが、今後新たな流行を警戒すべきだとの専門家の声もある。 厚労省の塚原太郎・大臣官房参事官は「混乱の中で患者個人への配慮を欠いてしまった。教訓として、同じような極限状態が発生した場合、確実な情報伝達ができるようにしたい」と話す。

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2.新型インフル 国内確認1年 感染伝達、患者は最後(毎日新聞),毎日新聞
RV=112.2 2010/05/09 02:33
キーワード:交付,当時,中旬,診療,振り返る,気持ち,明記

 09年5月9日、国内初の新型インフルエンザ患者が確認された。しかし、隔離入院という厳しい措置を受けながら、患者自身が診断結果を知らされたのは、舛添要一厚生労働相(当時)の会見後。成田赤十字病院(千葉県成田市)で当時、診療を担当した野口博史・感染症科部長(61)は、最も弱い立場の患者が置き去りにされたことを今も悔やんでいる。【関東晋慈】 前日の8日、カナダから米国経由で成田空港に到着した大阪府立高校の教諭(当時46歳)と生徒らは機内検疫で体調不良を訴え、同病院に隔離された。9日午前6時ごろ、教諭と男子生徒2人の感染が確定したとの情報が病院にも届いた。しかし、間もなく病院に到着した厚労省職員から検査結果が本人に伝えられることはなかった。 「どうなっているんですか」。午前9時ごろ、病院の看護師が教諭から問いただされた。教諭は、会見をテレビで見た知人の電話で初めて、自分の診断結果を知らされた。 看護師から連絡を受けた野口医師は担当医と隔離病室へ駆け付けた。「検査の結果を伝えるのが遅れ、申し訳ありません」。診断結果という最も大切な情報を伝えられるべき患者の権利を守れなかったとの思いから、野口医師は教諭に頭を下げ続けた。10分後、教諭は硬い表情で「分かりました」と一言だけ返した。 検疫法は感染者の隔離措置を検疫所長の権限としている。患者への通知については明記していないが、検疫所が「隔離決定書」を患者に交付する慣例になっている。この日、成田空港検疫所職員が決定書を教諭に手渡したのは、さらに遅れて昼前だった。 同検疫所の当時の担当者は「面会した職員は患者から非難を受けた。検疫所から直接患者本人に伝える方法をとれなかったことを反省している」と話す。 10年3月中旬、野口医師は退院以来初めて教諭に電話した。まず「1年前は大変でしたね」とねぎらった。そして謝った。「診断結果を伝えられなかったことは、今でも忘れられない。患者さん(教諭)も同じ気持ちのようだった」と振り返る。 41年ぶりに発生した新型インフルエンザを巡って当初、住民への情報提供の不備や過度な警戒など課題を残した。1年がたち国内の流行は収まっているが、今後新たな流行を警戒すべきだとの専門家の声もある。 厚労省の塚原太郎・大臣官房参事官は「混乱の中で患者個人への配慮を欠いてしまった。教訓として、同じような極限状態が発生した場合、確実な情報伝達ができるようにしたい」と話す。

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3.新型インフル 国内確認1年 感染伝達、患者は最後(毎日新聞),毎日新聞
RV=43.6 2010/05/09 02:33
キーワード:ベッド,部屋,最後

新型インフル 国内確認1年 感染伝達、患者は最後5月9日2時33分配信毎日新聞新型インフルエンザの国内第1号となった患者を診察した部屋で、ベッド脇に立つ成田赤十字病院の野口博史感染症科部長=千葉県成田市で、三浦博之撮影

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1.人体、12の極限=飲まず食わずで1週間、睡眠なしで264時間……―英科学誌(Record China),Record China
RV=99.2 2010/05/10 00:03
キーワード:昨年,飲む,福建,掲載,小学校,このほど,英,極限,でる,睡眠

人体、12の極限=飲まず食わずで1週間、睡眠なしで264時間……―英科学誌5月10日0時3分配信RecordChina6日、英一般向け科学誌「ニュー・サイエンティスト」はこのほど、記事「人体、12の極限」を掲載した。人間の持つ潜在能力の極限を解き明かしている。写真は昨年11月、福建省の小学校で行われた新型インフルエンザ対策の体温測定。【その他の写真】(RecordChina)

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1.新型インフルエンザ:3月末、4万2000回分残余 需要期に供給遅れ /岡山(毎日新聞),毎日新聞
RV=429.2 2010/05/12 17:11
キーワード:11月,配分,1月,希望,妊婦,12月,成人,負担

 ◇病院苦慮、廃棄処分か 昨年流行した新型インフルエンザのワクチンが3月末現在、県内で約4万2000回分(成人換算)余っていたことが県のまとめで分かった。昨年10月〜今年1月に県内に配分されたワクチン総数は約60万4400回分(同)で、3月末までに接種した人は約34万人だった。残余分以外に相当数のワクチンが医療機関に届く前に卸業者から製造会社に返還されたという。残ったワクチンを多く抱える病院は対応に困っている。【石川勝義】 県が予防注射を行った約1500医療機関を対象に、先月28日までに残余数を調べた。残ったワクチンは、10ミリリットル瓶(成人18回分)360本▽1ミリリットル瓶(同2回分)1万2000本▽0・5ミリ瓶(妊婦向け1回分)1万1500本。残余分の仕入れ価格計約6100万円は医療機関側の負担となる。 県は医療機関のワクチン希望数を調査し国と卸業者に県内の需要と配分を伝えた。余った原因は、需要が高まった時期に供給が遅れたためという。 接種は昨年10月、医療従事者や基礎疾患がある入院患者らから開始。接種を受けた人は昨年12月の11万6000人が最も多く、次いで今年1月に10万4000人だった。県内への配分も12月が約24万6000回分と最多で、2番目が1月の約18万3000回分。一方、県内のインフルエンザの流行は11月23〜29日にピークを迎えており、岡山市内の総合病院の担当者は「予防接種希望者がインフルエンザにかかるなど1月ごろから需要がなくなった」と振り返った。この病院ではワクチンを使用期限(通常1年、妊婦向けのみ半年)まで保管し、その後処分する。しかし今年度の予防接種には新型と季節性を合わせたインフルエンザワクチンが使われる予定で、今回残ったワクチンは使われず廃棄される可能性が高いという。 県健康推進課は「残余数の調査の際、医療機関から『ワクチンを引き取ってほしい』との声もあるが、国も返品を受け付けておらず対応は難しい」としている。5月12日朝刊

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2.全国一律の対策に批判相次ぐ―新型インフルの「医療体制」を検証(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=205.8 2010/05/12 20:02
キーワード:小児,小児科,成人

 厚生労働省は5月12日、「新型インフルエンザ対策総括会議」(座長=金澤一郎・日本学術会議会長)の会合を開き、新型インフルエンザ対策の医療体制について検証した。「特別ゲスト」として招かれた自治体の担当者や現場の医師からは、対策が全国一律だったことを批判し、それぞれの地域で医療体制や発生状況に応じて柔軟な対策を取れるよう、決定権の移譲を求める意見が相次いだ。 日本医師会の保坂シゲリ・感染症危機管理対策理事は、小児科の診療所で新型インフルエンザ患者を実際に診療した経験から、「国が画一的に『あるべき対応』を求めてきたことが、各地域の混乱を招いた最たる要因」と批判。日本小児科医会の保科清会長は、「画一的な対策を強制されると、現場は対応に苦慮する。地域で柔軟な対応が取れるようにしてほしい」と求めた。国立国際医療研究センター国際疾病センターの工藤宏一郎センター長は、地域で完結できる医療体制を確立するため、自治体・保健所をリーダーとした病院、診療所、薬局などの連携体制を構築すべきとの見解を示した。 これに対し、国立感染症研究所感染症情報センターの岡部信彦センター長は、行動計画などには「地域の実情に応じて」と明記されているが、これを十分に説明する時間がなかったことが問題との認識を示した。防衛医科大学校の川名明彦教授は、「どうしても国からの通知が出ないと動けないことがあった」と振り返り、「事前に十分な意見交換が必要」との考えを表明。工藤センター長も、「具体的なことを上が決めないと、なかなか動かない日本人の特性から脱却できなかったのではないか」との見方を示し、地域への決定権の移譲を行動計画などに明記するよう提案した。 一方、神戸市保健福祉局の白井千香参事は財源の問題を指摘し、「厚労省と財務省が認めてくれないと、地域は自由に動けない」と述べた。■強毒インフルに「現在の発熱外来では対応できない」 会合ではまた、発熱相談センターと発熱外来について、有効性などを疑問視する意見が多く出た。 これらは昨年4月28日に、厚労省が各地方自治体に設置を依頼したもの。国内発生当初、インフルエンザ様症状のある患者はまず、各地域の発熱相談センターに連絡し、新型の感染が疑われる場合には、発熱外来を受診することになっていた。 日医の感染症危機管理対策室の飯沼雅朗前室長(蒲郡深志病院理事長)は、「特に小児や高齢者の場合、発熱相談センターを通じた受診という流れが、受診の遅れ、重症化につながる可能性も否定できない」と指摘。また、「現状では、発熱相談センター、発熱外来共に圧倒的に不足していると言わざるを得ない」と拡充を求めた。福井県健康福祉部の小竹正雄部長も、「強毒性の新型インフルエンザのまん延期には、現在の発熱外来だけでは対応できない」との見方を示した。 全国衛生部長会の笹井康典会長(大阪府健康医療部長)は発熱相談センターについて、電話による聞き取りだけで感染の有無を判断するのは困難と指摘。また、海外渡航歴や38度以上の発熱など、厚労省が示した「症例定義」に当てはまらない感染者が発生したため、「トリアージは機能しなかった」と振り返った。発熱外来についても、知見や症例定義が明確でない段階では、院内感染を恐れる医療機関が多く、「発熱外来を担う医療機関の確保が困難だった」とした。 保坂感染症危機管理対策理事は、成人に比べ小児では発熱が珍しくないため、「小児では『発熱』外来は無意味。年齢が関係ない対策は疑問」と述べた。 会合ではこのほか、飯沼前室長から「医療従事者の二次感染に対する補償制度が必要」との意見が出た。笹井会長は、病床があっても医師、看護師など医療スタッフが確保できなかったケースがあったと振り返り、適切な診療報酬の検討も含め、人材確保のための仕組みづくりを検討するよう訴えた。

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1.検体共有で議論継続=新型インフル−WHO部会(時事通信),時事通信
RV=269.8 2010/05/13 06:36
キーワード:配分,審議,部会,来年,要求,議論,総会,盛り込む,利益,合意

 【ジュネーブ時事】新型インフルエンザのワクチン開発に必要な感染者検体の共有問題などを討議する世界保健機関(WHO)の作業部会が10〜12日、ジュネーブで開かれた。新型インフルエンザ対策を強化する審議の一環だったが、最終合意には至らず、来年の年次総会まで議論を継続することを盛り込んだ決議案をまとめ、討議を終えた。 開発途上国側は会合で、検体を提供する見返りに、先進国側にワクチン開発などに伴う利益を義務的に配分するよう要求。先進国側は、利益配分の義務化に慎重な構えを崩さず、これまでの対立の構図が続いた。

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1.消えぬ心のつめ跡 新型インフル国内初感染から1年(産経新聞),産経新聞
RV=213.4 2010/05/15 14:26
キーワード:10月,昨年,心,供給,市町村,検証,ピーク,会長

 新型インフルエンザの国内初感染者が神戸市で確認されてから、16日で丸1年となる。国の行動計画は「強毒型」を想定していたため、兵庫県、神戸市はパニックと風評被害の中、学校の臨時休校や施設の閉鎖など、さまざまな感染防止に向けた対応を迫られた。結果的に被害は予想を大幅に下回ったが、初の感染者が確認された県立高校では今も複数の生徒が心のケアを受けるなど、“インフルショック”の爪痕(つめあと)は消えない。●卒業まで終わらない 「今も、心に傷を抱えている生徒がいる。1年たっても、『終わった』とはとても思えない」 当時3年の男子生徒が初の国内感染者とされた県立県立神戸高校(神戸市灘区)の岡野幸弘校長(58)は、硬い表情を崩さずに語った。 感染した生徒たちはカメラの放列の中、防護服姿の職員によって病院へ運ばれた。岡野校長は「『自分はバイキンか』とショックを受けたり、『自分のせいで学校が止まってしまった』と自分を責める生徒もいた。当時の生徒たち全員が無事卒業するまでは終わらない」と強調した。 神戸高校の翌日、生徒の感染が確認された県立兵庫高校(同市長田区)では昨年来、校舎内10カ所に設置した消毒液での感染予防が習慣となった。今月14日朝、江本博明校長(59)は全生徒に「私たちは騒動を乗り越えたが、克服したのではない。いつ健康や命を脅かす事態が発生しないともかぎらない」と引き続き注意を呼びかけた。 「たとえ強毒性のインフルエンザが発生しても、助け合い知恵で工夫できる兵庫高校である限り、乗り越えられると信じている」●「過剰反応」 厚労省によると、この1年間で日本では約2068万人が新型インフルエンザに感染、198人が死亡した。通常の季節性インフルに毎年約1千万人が感染し、1万人が死亡するとされるのに比べると、被害は明らかに少ない。 神戸市の矢田立郎市長は「思い返すのも嫌」と1年前を渋い顔で振り返った。「過剰反応だったと言わざるを得ない。経験を反省材料に、日本全体でとらえ方を考えるべきだ」。兵庫県の井戸敏三知事も「あの経験を踏まえ独自の対応計画は作ったが、今後は、強毒型の場合にきちんと運用できるか検証が必要」と強調した。想定と現実の大きなギャップが、そのまま混乱の大きさを象徴する。●団結して乗り越える だが、新型インフルの混乱は今も続く。製造が遅れたワクチンが供給され始めたのは昨年10月下旬。感染の中心となった小中高校生に届くころにはピークが過ぎており、医療機関は現在、大量の在庫を抱えている。神戸市保健福祉局予防衛生課の担当者は「発生直後から今まで、国の方針のブレのあらゆるつけが、最前線に立たされた市町村にきている」とこぼす。 「阪神大震災以来の危機」ともいわれた神戸の新型インフル騒動では、主要産業の観光も大きな被害を受けた。キャンセル客が約2万人、損害は4億円にのぼったという有馬温泉では、初感染確認直後から、観光客を取り戻そうと「清潔・安心」PRの清掃活動や、旅館福袋など知恵を絞ったキャンペーンを展開。有馬温泉観光協会の當谷正幸会長は「昨年秋までには客足を取り戻せた。苦楽はみんなで乗り越えるんだという連帯感が、一層強くなった」と胸を張る。 17日には「LOVE有馬クリーンアップ」と銘打ち、一般客も巻き込んだ日帰り入浴付きの清掃イベントを実施する。當谷会長は「どんな危機にも揺るがないブランドを、みんなで作り上げていきたい」と話した。

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2.新型インフル感染1年 消えぬ心のつめ跡 (産経新聞),産経新聞
RV=213.4 2010/05/15 15:19
キーワード:10月,昨年,心,供給,市町村,検証,ピーク,会長

 新型インフルエンザの国内初感染者が神戸市で確認されてから、16日で丸1年となる。国の行動計画は「強毒型」を想定していたため、兵庫県、神戸市はパニックと風評被害の中、学校の臨時休校や施設の閉鎖など、さまざまな感染防止に向けた対応を迫られた。結果的に被害は予想を大幅に下回ったが、初の感染者が確認された県立高校では今も複数の生徒が心のケアを受けるなど、“インフルショック”のつめ跡は消えない。 ■卒業まで終わらない 「今も、心に傷を抱えている生徒がいる。1年たっても、『終わった』とはとても思えない」 当時3年の男子生徒が初の国内感染者とされた県立神戸高校(神戸市灘区)の岡野幸弘校長(58)は、硬い表情を崩さずに語った。 感染した生徒たちはカメラの放列の中、防護服姿の職員によって病院へ運ばれた。岡野校長は「『自分はバイキンか』とショックを受けたり、『自分のせいで学校が止まってしまった』と自分を責める生徒もいた。当時の生徒たち全員が無事卒業するまでは終わらない」と強調した。 神戸高校の翌日、生徒の感染が確認された県立兵庫高校(同市長田区)では昨年来、校舎内10カ所に設置した消毒液での感染予防が習慣となった。 今月14日朝、江本博明校長(59)は全生徒に「私たちは騒動を乗り越えたが、克服したのではない。いつ健康や命を脅かす事態が発生しないともかぎらない」と引き続き注意を呼びかけた。 「たとえ強毒性のインフルエンザが発生しても、助け合い、知恵で工夫できる兵庫高校である限り、乗り越えられると信じている」 ■「過剰反応、反省材料に」 厚労省によると、この1年間で日本では約2068万人が新型インフルエンザに感染、198人が死亡した。通常の季節性インフルに毎年約1千万人が感染し、1万人が死亡するとされるのに比べると、被害は明らかに少ない。 神戸市の矢田立郎市長は「思い返すのも嫌」と1年前を渋い顔で振り返った。「過剰反応だったと言わざるを得ない。経験を反省材料に、日本全体でとらえ方を考えるべきだ」。兵庫県の井戸敏三知事も「あの経験を踏まえ独自の対応計画は作ったが、今後は、強毒型の場合にきちんと運用できるか検証が必要」と強調した。想定と現実の大きなギャップが、そのまま混乱の大きさを象徴する。 ■ 団結して乗り越える だが、新型インフルの混乱は今も続く。 製造が遅れたワクチンが供給され始めたのは昨年10月下旬。感染の中心となった小中高校生に届くころにはピークが過ぎており、医療機関は現在、大量の在庫を抱えている。 神戸市保健福祉局予防衛生課の担当者は「発生直後から今まで、国の方針のブレのあらゆるつけが、最前線に立たされた市町村にきている」とこぼす。 「阪神大震災以来の危機」ともいわれた神戸の新型インフル騒動では、主要産業の観光も大きな被害を受けた。 キャンセル客が約2万人、損害は4億円にのぼったという有馬温泉では、初感染確認直後から、観光客を取り戻そうと「清潔・安心」PRの清掃活動や、旅館福袋など知恵を絞ったキャンペーンを展開。 有馬温泉観光協会の當谷正幸会長は「昨年秋までには客足を取り戻せた。苦楽はみんなで乗り越えるんだという連帯感が、一層強くなった」と胸を張る。 17日には「LOVE有馬クリーンアップ」と銘打ち、一般客も巻き込んだ日帰り入浴付きの清掃イベントを実施する。當谷会長は「どんな危機にも揺るがないブランドを、みんなで作り上げていきたい」と話した。

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3.<新型インフル>患者情報の対応分かれ 都道府県調査(毎日新聞),毎日新聞
RV=77.5 2010/05/15 15:00
キーワード:回答,市町村,新潟

 強毒性の新型インフルエンザなどが発生した場合、患者の個人情報の扱いが都道府県の間で統一されていないことが15日、毎日新聞の調査で分かった。患者が住むなどしている市町村に、患者の氏名・住所などの情報を14道府県が提供するのに対し28都府県は提供しない。感染拡大防止などのため情報提供を求める市町村は多いが、国の対策行動計画では患者の個人情報を都道府県と市町村が共有することを想定していない。専門家からは、拡大防止に影響するとの声も上がっている。 新型インフルエンザは神戸市で国内初感染が確認されてから16日で1年。各都道府県の担当部署に取材したところ、他に条件付きで提供するのが4県あり、群馬県だけは市町村と協議中として「検討中」と回答した。 提供するとした14道府県は「対策に市町村の協力が必要」(岩手)▽「防災・危機管理の観点から」(新潟)−−などが理由。また、条件付きで提供するのは、「新型インフルエンザの対策計画を策定している市町に限って」(兵庫)▽「本人が了解すれば」(大分)−−などだった。 提供しないとした28都府県は、正当な理由なく個人情報などの提供を禁じた感染症法の規定を理由に挙げたケースが多かった。「人権侵害があると困る」(福井)▽「感染拡大防止は県の役割」(愛媛)−−などの指摘もあった。 行動計画では、拡大期までの感染拡大防止は感染症法に基づき都道府県や政令市などの保健所設置自治体がすることになっており、厚生労働省結核感染症課は「行動計画上は都道府県と市町村が患者の個人情報をやりとりすることはないと解釈している」という。【まとめ・内田幸一】

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1.<新型インフル>神戸大流行は異なるウイルス 感染経路は別(毎日新聞),毎日新聞
RV=156.5 2010/05/16 10:17
キーワード:証明,昨年,8月,7月,全域,森,比較

 渡航歴のない神戸市の高校生から全国で初めて新型インフルエンザのウイルスが検出されて16日で1年。この高校生たちから検出されたウイルスと、神戸市内全域で感染者が確認された6月以降のウイルスの遺伝子が異なっていることが、神戸市環境保健研究所の調査でわかった。6月以降に蔓延(まんえん)したウイルスは、別の複数の経路から侵入したことを示す結果という。 研究所員の森愛さん(36)=ウイルス学=らは昨年神戸市内で採取した検体のうち、5〜8月の患者の検体28人分を抜き出して比較した。ウイルスを構成する遺伝子の塩基配列を調べたところ、5月に感染した高校生8人は塩基配列がほぼ一致。6〜8月の20人はいずれも異なり、5月の8人とも違った。この結果から6月以降の流行は5月の患者から広がったのではなく、別の複数の感染経路があった、と結論づけた。 神戸市内の患者数は、5月中は多い日は1日30人を超えたが、その後減って6月になると1日5人以下に。同11〜22日は海外渡航者の2人だけだった。その後7月から再び増え始めて冬まで流行が続いた。国立感染症研究所は、6月の患者数減は、5月中の休校が功を奏したとみている。 森さんは「一度はウイルスを抑え込めたことで、適切な対策だったことが証明できた」と話している。【野田武】

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2.強毒性、6割が「指針策定しない」=新型インフル―大阪の事業所調査・国交省(時事通信),時事通信
RV=128.7 2010/05/16 14:55
キーワード:政策,回答,昨年,指針

 弱毒性の新型インフルエンザが昨年、早い段階で流行した大阪市で、1100の民間事業者のうち、64%が強毒性のものが発生した際の事業継続計画(BCP)や指針について「現在策定しておらず、今後策定する予定もない」と国土交通省の国土交通政策研究所の調査に回答した。 調査は、大阪市の約3100の事業所を対象に今年2〜3月に実施。1100事業所から回答を得た。 調査結果によると、強毒性の新型インフルエンザに対応するBCPなどがあると回答したのは14%。今後策定するとしたのは22%だった。規模別に見ると、従業員300人以上の事業所では54%がすでに策定している一方、100人未満では78%(従業員9人以下)〜53%(同50人以上99人以下)が策定する予定がないとした。

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1.新型流行も強毒性想定のBCP策定は1割強(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=181.7 2010/05/18 19:23
キーワード:政策,回答,昨年,割合,アンケート,指針

 今年2、3月の時点で、強毒性の新型インフルエンザに対応したBCP(事業継続計画)や指針を定めていた事業所は全体の13.7%で、「今後策定する予定も現在のところない」とした事業所が64.0%に上ることが、大阪市内の事業所を対象に国土交通省の国土交通政策研究所が行った調査で明らかになった。また、策定済みか策定予定の事業所でも、事業規模の縮小や従業員の確保まで想定しているのはそれぞれ26.5%、29.8%にとどまった。 調査は2月16日から3月5日にかけて、大阪市内の事業所3153社を対象にアンケートを実施。1100社から有効回答を得た。 それによると、新型インフルエンザの国内での発生が報じられた昨年5月ごろの時点で、新型インフルエンザに対応したBCPや指針が定められていた事業所は12.1%。これを従業員数別に見ると、「定められていた」が最も多かったのは「300人以上」の34.9%で、以下は「100人以上199人以下」が25.0%、「50人以上99人以下」が21.6%と続き、おおむね従業員が多い事業所ほど、BCPなどが定められている割合は高かった。 また、定めていた事業所の81.2%が新型インフルエンザの発生時に「有効に機能した」と回答。一方、強毒性を想定していたため自宅待機などの条件が厳し過ぎたことにより、実行されなかったなど「有効に機能しなかった」事業所は11.3%だった。 一方、調査時点で強毒性の新型インフルエンザへの対応を定めたBCPや指針がある事業所は13.7%にとどまった。「現在はないが、今後策定する」事業所は22.1%で、「今後策定する予定も現在のところない」事業所は64.0%だった。従業員数別では、策定済みは「300人以上」が過半数の53.5%。次いで「100人以上199人以下」が43.3%、「200人以上299人以下」が36.4%と続いた。 同研究所の担当者は、調査時点でのBCPなどの策定状況では、強毒性に限定していることから、昨春の策定状況と単純な比較は難しいとしながらも、「100人以上の事業所では明らかにBCPなどの策定が進められている」と指摘。一方で、事業規模の縮小や従業員の確保まで想定している策定済み、策定予定の事業所が3割弱にとどまったことについては、「BCPが具体的に描かれていない」と話している。

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2.被害者なのに…責任追及の矢面に(産経新聞),産経新聞
RV=94.1 2010/05/18 14:30
キーワード:昨年,心,当時,年齢

【風・新型インフル】(2) 「高校生が新型インフルエンザに集団感染したらしい。すぐ走ってくれ」 昨年5月16日夕、筆者の携帯電話に、社会部デスクの声が響いた。大阪府茨木市の私立高校で約100人が症状を訴え、9人が感染濃厚という。福井支局から大阪本社の社会部に異動してまだ2週間。「いきなり新型インフルエンザとは…」と身が引き締まった。 その日は深夜まで、茨木市役所で対策会議の様子を取材。翌朝、当該高校に行くと、大勢の記者が集まっていた。みんなマスク姿。「異様な光景だなあ」と思ったが、ふと筆者だけマスクを着けていないことに気付いた。慌てて近くのコンビニに行ったが、すでに売り切れ。店員に聞くと、報道された直後から、急にマスクを買い求める人が殺到したという。 やむなくマスクなしで取材を始めたが、くしゃみが出るたびに周囲から白い目で見られた。「これは花粉症なのに…」。身の縮まる思いだった。 この学校では、関係者は特にマスクの着用を徹底し、拡大を防ごうと懸命だった。それでも学校には「感染を隠していたんじゃないのか」「日本中に死人を出すつもりか」など、心ない中傷の電話が相次いだという。 学校関係者は、感染対策だけでなく「世間の目」も気にしなければならなかった。「生徒や保護者、社会に対してひたすら申し訳ありません」。教頭が何度も謝罪の言葉を述べる姿が痛々しかった。 「日本中で水際対策が叫ばれていた中、本校の生徒が大量感染した。ふと頭に浮かんだのは、エボラ出血熱などの(激烈な)伝染病。最悪の場合、国中の人が次々と倒れる事態まで考えた」と教頭は振り返る。とにかく、治療法や対応策が分からず、不安ばかりだったという。 被害者であるはずの感染者が、なぜか責任追及の矢面に立たされた。それは、見えないウイルスに対する社会全体の不安の裏返しだったのだろうか。 さて、皆さんは当時、新型インフルエンザという“新しい脅威”をどのようにとらえ、向き合っていただろうか。ご意見をお待ちしています。(伊)Eメール Kaze@sankei.co.jp FAX 06−6633−1940 郵送 〒556−8661(住所不要)産経新聞社会部「風」 お便りには、ご自身の電話番号、年齢を明記してください

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3.昭和大で新型インフル集団発生―山梨県発表(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=20.4 2010/05/18 18:53
キーワード:山梨

 山梨県は5月17日、昭和大で新型インフルエンザ患者が集団発生したと発表した。82人がインフルエンザ様症状を発症、PCR検査でうち2人の新型インフルエンザ感染が確認された。県の担当者によると、中には簡易検査でB型陽性と判明した患者もいるという。 県によると、12日に学生2人がインフルエンザ様症状を発症。14日までに簡易検査でA型と診断された学生が14人いたため、このうち2人にPCR検査を実施し、15日にいずれも新型インフルエンザ陽性と判明した。これを受けて、17日に学内のインフルエンザ様症状の患者を確認したところ、学生81人、職員1人の計82人が発症していた。ただ、いずれも軽症で、入院患者はいなかった。 大学では、発症者を1週間の出席停止とした。

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1.新型ワクチンの集団接種を提言―厚労省総括会議(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=506.2 2010/05/19 21:46
キーワード:小児,学会,小児科,配分,回数,有する,スケジュール,基礎,順位

 厚生労働省の「新型インフルエンザ対策総括会議」(座長=金澤一郎・日本学術会議会長)の会合が5月19日開かれ、新型インフルエンザワクチンの接種をめぐる課題について議論した。「特別ゲスト」として出席した自治体関係者などから、今後は集団接種で実施すべきとの提言が相次いだ。 厚労省では昨年9月に開いた都道府県担当者説明会で、「医療機関における個別接種を原則とするが、集団接種を行うことも可能」と説明していた。 全国衛生部長会の笹井康典会長(大阪府健康医療部長)は、「短期間でワクチン接種を進めるには、集団接種で実施すべき」と提言。特に集団感染が懸念される幼稚園児や小中高校生に対しては、全国一律に学校などで集団接種ができるよう、事前に厚労省と文部科学省が調整すべきとの考えを示した。日本医薬品卸業連合会の松谷高顕副会長は、新型インフルエンザワクチンを供給する医療機関の数が季節性の約2倍になり、配分や調整に関する作業量が多くなったと指摘。「10mLバイアルなど大包装ワクチンの消費促進、接種率向上の観点からも、集団接種が望ましい」との考えを示した。 集団接種が広く実施されなかった理由について笹井会長は、個別接種が前提になっていたことに加え、住民への周知など事前の準備期間が必要だったためと説明。実際に2か所で計1000人規模の集団接種を2回実施した東京都中央区福祉保健部・中央区保健所健康推進課の宮野慎太郎課長は、地区医師会との連携や接種する医師の確保が、集団接種の実施に当たっての課題だったと振り返った。■国の方針が二転三転して現場が混乱 長野県健康福祉部健康長寿課の小林良清課長は、「基礎疾患を有する人」が優先接種対象者になっていたが、「基礎疾患」の定義があいまいで、医療機関によって判断が異なったことを今後改善すべき点に挙げた。笹井会長は、決定した優先順位と実際の感染状況に差が出た場合には、それぞれの地域で感染状況に応じた弾力的な運用を認めるよう求めた。 日本医師会の保坂シゲリ・感染症危機管理対策担当常任理事は、小児科医として実際にワクチン接種に当たった経験から、接種の回数やスケジュールなど国の方針が二転三転したことが現場の混乱を招いたと批判した。また、「ワクチンがあっても、接種体制が整っていなければ意味がない」と述べ、ワクチンの確保と同時に接種体制の整備を進める必要があったとの考えを強調した。■ワクチンの有効性の検証を 岡山大大学院医歯薬学総合研究科小児医科学の森島恒雄教授(日本小児科学会新型インフルエンザ対策室)は、人口の何パーセントが罹患したかを年齢別・地域別に早期に把握できるシステムが、効率的な予防接種の実施のために必要との考えを示した。また、ワクチンが広く接種され始めた時期には流行が既に下火になっていたため、ワクチンの有効性が十分に検証されていないと指摘し、次の流行時までに可能な限り検証すべきとした。

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2.<新型インフルエンザ>余ったワクチン17万回分 国へ返品を要望(毎日新聞),毎日新聞
RV=38.1 2010/05/19 07:30
キーワード:余る

 愛知県内の医療機関で新型インフルエンザのワクチンが約17万6700回分余っていることが、17日に開かれた県の対策本部で報告された。余剰ワクチンの返品は認められておらず、県は厚生労働省に返品を認めるよう要望している。 県新型インフルエンザ対策室によると、県内では約4000医療機関で3月末までに約105万人へ接種した。それでも、4月2日時点で17万6712回分のワクチンが残っている。 医療機関に納入されたワクチンの返品は認められておらず、県医師会が県に対策を要請。県は4月28日、厚労省に対し、返品を認めるよう要望した。 県によると、県内の新型インフルエンザの累積患者数は4月4日現在で約104万人、死者16人。【加藤潔】

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1.【風(4)新型インフル】体調より「感染差別」に不安(産経新聞),産経新聞
RV=199.4 2010/05/20 16:59
キーワード:12月,昨年,医院,当時,年齢,振り返る,職場,明記,拠点,復帰

 「出社に及ばず」「海外出張禁止」…。米国などで新型インフルエンザが猛威をふるい始めた昨年5月、国内企業などは感染防止策として、海外からの帰国社員の自宅待機など、次々と措置を打ち出した。 報道機関も他人事ではなかった。弊社も当時、海外渡航者に対しては帰国後6日間の自宅待機、国内在住者は、家族が発症すれば本人が感染していなくても自宅待機が命じられた。 一方、感染地域に出向いての現場取材は不可欠。記者たちはマスク着用を徹底した。神戸市内の高校で集団感染が確認された際には、取材拠点の神戸総局にマスク数百枚が急遽(きゅうきょ)配られた。 ここで、実際に感染した大阪市内の男性会社員(42)の例を紹介したい。発熱やせきなどの症状が出たのは昨年12月。すでに新型インフルエンザが“一般化”しつつあったが、男性の職場ではまだ本人感染の例がなく、「職場の誰かにうつしたかもしれない。でも抱えている仕事もあるし…」とあれこれ悩みながら、意を決して近くの医院へ向かったという。 待合室で約1時間。診察室に入ると、おもむろに鼻に綿棒のようなものを突っ込まれ、中でグリグリ。「A型ですね」。医師はあっけなく宣告した。 「色がはっきり変わってるでしょ」。採取した粘液をつけた試薬を医師から見せられた男性。「変わってますかね」と聞き返すと、「変わってますよ。私は何例も見てるんだから」。医師は当然といった感じで説明したという。 会社を約1週間休んだが、家族も感染を警戒して近づかず「静養という名の“家庭内別居”」だったそうだ。仕事に無事復帰できたものの、男性は「自分の体調より、まず職場や周囲に対する不安があった」と振り返り、「職場によっては『感染差別』を恐れた人も多いのでは」と話す。 今後も新しい感染症が流行する可能性は否定できない。その際、ウイルスに強い毒性があるのかどうかをいち早く突き止めることこそ、多くの人々を何より安心させる手だてなのかもしれない。(秋)      ◇Eメール Kaze@sankei.co.jp FAX 06−6633−1940 郵送 〒556−8661(住所不要)産経新聞社会部「風」 お便りには、ご自身の電話番号、年齢を明記してください

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2.【風】体調より「感染差別」が不安(産経新聞),産経新聞
RV=171.1 2010/05/20 15:26
キーワード:12月,昨年,医院,当時,振り返る,職場,拠点,復帰

 「出社に及ばず」「海外出張禁止」…。米国などで新型インフルエンザが猛威をふるい始めた昨年5月、国内企業などは感染防止策として、海外からの帰国社員の自宅待機など、次々と措置を打ち出した。 報道機関も人ごとではなかった。弊社も当時、海外渡航者に対しては帰国後6日間の自宅待機、国内在住者は、家族が発症すれば本人が感染していなくても自宅待機が命じられた。 一方、感染地域に出向いての取材は不可欠。記者たちはマスク着用を徹底した。神戸市内の高校で集団感染が確認された際には、取材拠点の神戸総局にマスク数百枚が急遽(きゆうきよ)配られた。 ここで、実際に感染した大阪市内の男性会社員(42)の例を紹介したい。発熱やせきなどの症状が出たのは昨年12月。すでに新型インフルエンザが“一般化”しつつあったが、男性の職場ではまだ本人感染の例がなく、「職場の誰かにうつしたかもしれない。でも抱えている仕事もあるし…」とあれこれ悩みながら、意を決して近くの医院へ向かったという。 待合室で約1時間。診察室に入ると、おもむろに鼻に綿棒のようなものを突っ込まれ、中でグリグリ。「A型ですね」。医師はあっけなく宣告した。 「色がはっきり変わってるでしょ」。採取した粘液をつけた試薬を医師から見せられた男性。「変わってますかね」と聞き返すと、「変わってますよ。私は何例も見てるんだから」。医師は当然といった感じで説明したという。 会社を約1週間休んだが、家族も感染を警戒して近づかず「静養という名の“家庭内別居”」だったそうだ。仕事に無事復帰できたものの、男性は「自分の体調より、まず職場や周囲に対する不安があった」と振り返り、「職場によっては『感染差別』を恐れた人も多いのでは」と話す。 今後も新しい感染症が流行する可能性は否定できない。その際、ウイルスに強い毒性があるのかどうかをいち早く突き止めることこそ、多くの人々を何より安心させる手だてなのかもしれない。(秋)

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1.移植渡航、自粛求める WHO決議案採択、臓器売買禁止明記(産経新聞),産経新聞
RV=247.6 2010/05/23 07:56
キーワード:希望,昨年,臓器,改正,移植,総会,7月,途上,指針,保険

 【ロンドン=木村正人】世界保健機関(WHO)の年次総会は21日、臓器移植問題を扱う委員会で移植手術を受けるための渡航の自粛を求め、臓器売買の禁止を明記した決議案を採択した。昨年のWHO総会は、新型インフルエンザへの対応を優先して決議案の採択を先送りしていた。 WHOによると、インターネットなどを通じて安価な臓器移植を海外に呼びかけている途上国が複数あり、臓器売買目的の誘拐や人身売買も頻発。先進国の移植希望者が手術を受けるために健康保険を適用して渡航する例も少なくなく、決議案は、移植渡航の自粛を求めている。 また新たな指針も採択され、臓器売買の禁止を明記。生きている人から臓器を摘出する「生体移植」については、親族間に限られるべきだとする厳しい条件をつけ、未成年者は原則として臓器提供者の対象から除外する考えを示した。 日本では昨年、臓器移植をより容易にするため臓器移植法を改正、今年7月に施行される。これまで臓器提供者の数が極めて限られていたため、米国、中国、フィリピンへの移植渡航を希望する患者が多かった。

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1.昨年度の医療用薬市場は6.3%増の8兆8968億円(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=204.8 2010/05/24 22:45
キーワード:製薬,昨年,肺,慢性,グラクソ・スミスクライン,売上,糖尿,高血圧

 医薬品市場調査会社IMSジャパンがまとめた市場統計によると、昨年度の国内医療用医薬品の売上高は、薬価改定がなかったことや新型インフルエンザが流行した影響で、8兆8968億円(前年度比6.3%増)だった。市場別では、病院市場(病床100床以上)が3兆4406億円(5.9%増)、開業医市場(100床未満)が2兆2307億円(4.7%増)、「薬局その他市場」(主に調剤薬局市場)が3兆2255億円(7.9%増)といずれも増加した。中でも調剤薬局市場は年度ベースで初めて3兆円を超えた。 上位10薬効の売上高を見ると、トップのレニン-アンジオテンシン系の高血圧症治療薬は6162億円(7.6%増)。上位4製品については、武田薬品工業のブロプレスが1514億円(1.8%増)、ノバルティスファーマのディオバンが1418億円(6.4%増)、第一三共のオルメテックダイイチサンキョウが845億円(20.3%増)、アステラス製薬のミカルディスが789億円(8.6%増)といずれも増加。 また、アンジオテンシン2受容体拮抗薬(ARB)と利尿剤の配合剤については、万有製薬のプレミネントハイゴウが321億円(46.1%増)、武田薬品のエカードハイゴウが20億円(79.9%増)など、売り上げを伸ばした。 新製品の登場や後発品の参入で注目される市場を見ると、6位のカルシウム(Ca)拮抗薬(高血圧症治療薬)は3279億円(2.6%減)。アムロジピンの特許切れに伴い、後発品の明治製菓のアムロジピンメイジが28億円(126.5%増)、日本ケミファのアムロジピンケミファが23億円(103.7%増)、エルメッドエーザイのアムロジピンEMECが20億円(123.4%増)などと大幅に増加し、先発品のファイザーのノルバスクが1068億円(10.1%減)、大日本住友製薬のアムロジンが606億円(8.2%減)と共に減少した。 8位の糖尿病治療剤は3231億円(5.7%増)。昨年12月に発売された万有製薬のDPP-4阻害剤のジャヌビアが23億円、同成分の小野薬品工業のグラクティブが13億円と順調な滑り出しだった。 10位の喘息およびCOPD(慢性閉塞性肺疾患)治療剤は2666億円(6.3%増)。2007年6月発売のグラクソ・スミスクラインのアドエアが376億円(61.3%増)と大幅に売り上げを伸ばしたほか、今年1月に発売されたアステラス製薬のシムビコートは15億円と順調なスタートとなった。■薬価改定前の「買い控え」の影響は? 今年1-3月の医療用医薬品売上高は2兆760億円(2.2%増)。市場別に見ると、病院市場が8009億円(5.7%増)、開業医市場が5122億円(1.5%減)、「薬局その他市場」が7628億5400万円(1.3%増)だった。4月の薬価改定を前に、開業医市場は08年10-12月以来のマイナスを記録。調剤薬局市場の伸びも鈍化した。

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2.【風】パート解雇 生活に深刻な影響(産経新聞),産経新聞
RV=74.5 2010/05/24 15:35
キーワード:昨年,当日,当時

 1年前の「新型インフルエンザ騒動」に関し、さまざまな意見をいただいている。当初は毒性などがはっきりしなかったこともあるが、大きな影響を受けた人が少なからずいたのだと、改めて感じさせられる。 《すべての販売員にマスクの着用、売り場カウンターに消毒液を並べての営業風景は、物々しい姿でした》と、宝くじ販売関連会社の男性営業部長(46)。ドリームジャンボ宝くじが発売された昨年5月18日、大阪市内の特設売り場の光景を振り返っていた。 売り場では当初、開店に際して「くいだおれ太郎」を呼んでのカウントダウンイベントを予定していたが、時勢に配慮して自粛。会社ではその約3カ月前、強毒性の鳥インフルエンザに対応する行動マニュアルを作成していたが、《ことごとくマニュアルを裏切られ、想定外の対応をすることになった》という。 肝心の売り上げは2割以上減少し、《いまだに一昨年並みには回復していません》。男性は《会社の倉庫に眠っている大量の消毒薬とマスク、患者発生時に着用する防護服やゴーグルが、このままの状態で眠り続けてくれることを祈ります》とつづっている。 生活に深刻な影響をもたらされたケースもある。小、中、高校生の3人の子をもつ大阪府の女性は、新型インフルエンザがきっかけで、パートの仕事を解雇されたという。 《公立校が一斉休校になった当日、私が37度の発熱。仕事を早退し、発熱外来の電話番号に何度電話しても話し中。『(当時は)発熱した人は直接病院へ行かないで』と報道されていたので、不安と焦りでパニックになりそうでした》 女性は翌朝には平熱に戻り、出社しようとしたが、会社側が拒否。1週間後に出勤すると、自席の机やパソコンは《消毒液でベタベタ》だった。その後も、子供が微熱を出すと《新型インフルエンザかも》と当日の出勤を控えるようになり、昨年末に《『よく休む』との理由で解雇されました》という。 女性が記した言葉に、改めて考えさせられた。《未知の病気で専門家にもわからなかったとはいえ、医療機関の対応や、報道のあり方も含めて、今後このような混乱が発生しないように対処してほしい》(U)

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1.【風】立ちはだかった「個人情報」(産経新聞),産経新聞
RV=194.0 2010/05/25 15:39
キーワード:学級,昨年,教委,冬休み,夏,高槻

 「事実を確認中です」。昨年5月9日早朝、カナダから帰国した大阪府寝屋川市の府立高校生たちが新型インフルエンザに感染した際の緊急記者会見。府教委の幹部らは同じ言葉ばかり繰り返した。 何しろ国内初の感染例。府教委担当として1カ月しかたっていなかった筆者としては、いらだちが募るばかりだった。「感染者の人数は」「症状は」「渡航先でマスクをしていたのか」。記者たちは矢継ぎ早に質問したが、あやふやな答えしか返ってこない。会見はこの日の夕方までに5回ほど開かれたが、詳細は分からないままだった。 府立高校の状況をいち早く知る立場にあるのが府教委のはず。「事実を隠しているんじゃないか」。そんな疑いすら感じた。 しかし、府教委は本当に詳細を把握していなかったようだ。「会見するにもほとんど情報がなかった。収集する手だても分からなかった」。幹部は、後になって打ち明けた。 府教委が厚生労働省に問い合わせた際も、当初は担当窓口すら分からなかったという。国民の命を守るという最も重要な時に、国と地方との連携がとれていなかった。「感染疑い」とされた引率教員と生徒について、検査で最終的に感染確定となった事実を府教委が知ったのは、テレビニュースだった。 その後も府教委の混乱は続いた。立ちはだかったのは「個人情報」の壁。大阪府内の高校でも次々と集団感染が確認され、高槻市は感染者の性別や年齢などを公表したが、氏名はもちろん、学校名も「個人情報」として非公表だった。府教委でさえ、どこの高校の生徒か、市側から教えてもらえなかったという。 個人情報をめぐっては、学校現場も混乱した。小中学校では学校・学級閉鎖が相次いだが、連絡網がなく休校の連絡に苦慮。登校して初めて学校閉鎖を知り、慌てて引き返す生徒の姿もみられた。 修学旅行の取りやめ、授業日数不足による夏・冬休みの短縮…。一番振り回されたのは子供たちだったかもしれない。みなさんの学校ではいかがでしたか。(祥)

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2.<新型インフル>国と自治体の連携不足指摘 研究班が報告書(毎日新聞),毎日新聞
RV=100.9 2010/05/25 15:00
キーワード:安井,検証,当時,統一

 09年流行した新型インフルエンザの情報提供を巡り、国と自治体の連携不足で緊急時の対応が不十分だったとする報告書を、厚生労働省の研究班(研究代表者・安井良則国立感染症研究所感染症情報センター主任研究官)がまとめた。世界保健機関(WHO)や米疾病対策センター(CDC)のように専門知識を持つスポークスパーソン(報道官)の養成や、情報の一元化が急務と提言している。 研究班は、国内初の感染疑い例が出た(その後否定)横浜市と、初の国内発生があった神戸市について、市側の対応を検証した。 横浜市では09年4月30日、カナダから帰国した同市内の高校生が「感染疑い」とされた。しかし国と連絡が取れないうちに舛添要一厚労相(当時)が5月1日未明、霞が関で緊急会見。市はその内容を知らされないまま、市独自で会見の用意をするように指示された。会見の後、高校生は新型インフルエンザではないことが判明した。同15日に国内初の感染者が確認された神戸市の場合、厚労省の各部署から似た内容の問い合わせがバラバラに寄せられ、その対応に追われた。 報告書は「国と自治体で見解が統一されていなければ、行政機関に対する信頼性が揺らぎ、対策の遂行に支障をきたす」と批判している。 一方、厚労省側の検証は、当事者のほとんどが異動していたためできなかった。安井主任研究官は「原因追究をしっかりしなければ、同じことが繰り返される可能性が高い」と指摘する。【藤野基文】

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1.【風】授業は遅れ運動会も延期(産経新聞),産経新聞
RV=476.5 2010/05/26 15:37
キーワード:脳症,学級,11月,妊婦,12月,学年,順位,10月,学期

 「昨年10月初め、運動会前日に新型インフルエンザで学級閉鎖になり、運動会は直前で延期。それ以降も学級閉鎖がたびたびあって、結局開かれたのは11月初め。まだ休んでいる子も多く、プログラムも半分ぐらいになりました」 小学生の男の子をもつ奈良県在住の知人女性(44)が振り返った。この学校では、9月末までほとんど感染はなかったが、一気に拡大。女性は「運動会があと1週間早かったら、みんなで一緒にできたのに」と残念がる。 昨年5月に国内感染が確認された新型インフルエンザは、夏にいったん収まったものの、2学期が始まったころから再び拡大。学校現場で懸念されたのは、子供の健康状態とともに、学級閉鎖が長引くことによる授業時間の不足だった。 女性の息子が通う小学校の場合、学級閉鎖がいずれ起こるという前提で、授業のペースを速めていた。20分の休憩時間を10分に短縮するなど先生たちも、見えないウイルスに追いかけられるように、急ぎ足で授業を進めざるを得なかったようだ。「おかげで宿題が増えて、息子たちはぶつぶつ言ってましたが」と、女性は苦笑いを浮かべた。 新型インフルエンザは、子供がかかりやすい上、急性脳症などへの重症化も心配された。厚生労働省のデータによると、急性脳症と診断された患者のうち、15歳未満だけで80%以上を占めた。 一方、国が定めたワクチン接種の優先順位は、子供はそれほど早くなかった。10月中旬に医師に接種が行われ、11月初めに妊婦らが続いた。小学校低学年までの子供は11月中旬、高学年は12月下旬から始まった。 子供のワクチン接種がスタートしたころには、すでに多くが感染していたことになる。「結果的に妊婦はほとんど重症化しなかったし、子供をもっと優先して接種すべきだった」と指摘する専門家は多い。 先の女性が実感を込めて振り返る。「10月からたくさんの子供が感染してしまったし、すでにワクチンどころではありませんでした」(秋)

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2.WHOが北朝鮮に新型インフルワクチン支援、RFA(聯合ニュース),聯合ニュース
RV=133.0 2010/05/26 18:02
キーワード:北朝鮮,妊婦

【ソウル26日聯合ニュース】米国の自由アジア放送(RFA)が報じたところによると、世界保健機関(WHO)は先ごろ、27万3000人分の新型インフルエンザワクチンを航空便で北朝鮮に届けた。26日にも20万3500人分を追加で送る予定だ。これらを合わせると、提供を約束していた分量(47万5000人分)をやや上回る。 今回提供されたワクチンは、人口の2%に該当する医師・看護師ら医療従事者にまず接種される。計画通り進めば、妊婦・産婦と5歳以下の児童、感染の危険が高い患者らのため、今回の支援分の4倍に当たるワクチンが提供される。 北朝鮮の魚雷で韓国海軍哨戒艦「天安」が沈没したとの調査結果を受け、国際社会で制裁問題が浮上しているが、WHOは、ワクチン支援はこうした政治的問題とは別個で、人道主義の観点から見るべきとの姿勢を示している。japanese@yna.co.kr

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1.【風】「インフル狂騒曲」日本だけ?(産経新聞),産経新聞
RV=185.4 2010/05/27 15:08
キーワード:従事,昨年,所得,母親,福岡,前回,同時,キャンセル,不況,待合室

 メキシコから流行が始まったとされる新型インフルエンザは、欧米を中心にまたたく間に世界的な広がりをみせた。日本では、マスク姿の人々が街にあふれ、休校や出勤停止が相次ぐなど深刻な影響を招いた。↓ 海外ではどうだったのか。欧米での状況を記した2通のメールを紹介したい。 昨年のゴールデンウイークにドイツを旅行したという福岡市内の女性。《感染するか否かも分からないウイルスのため、キャンセルする思いはありませんでした》と予定通り渡航した。 ドイツではすでに感染が確認されており、滞在中、心配した母親から電話がかかってくるほどだった。しかし《テレビニュースはトップで報道していたが、5分以内の報道》で、日本ほど大騒ぎになっていなかったようだ。《ただ、ドイツの空港や機内の日本人の大半はマスクをしていた》といい、日本人がかなり警戒していた様子が浮かび上がる。 女性が1週間ぶりに帰国すると、成田空港では北米からの便を中心に検疫が行われていたが、《ドイツから帰国した私は、成田に着陸して10分後には地方便を待つ待合室にいました。機内でも特別な対応はなかった》。出発した国によって、検疫態勢が大きく異なっていたことがわかる。 一方、米サンフランシスコで観光ガイドをしている日本人男性(59)は、《新型インフルエンザの風評被害によって4カ月分の所得が消えました》と悲痛な心情を訴える。 観光客は2001(平成13)年の米中枢同時テロ以降、減少したままで、新型インフルエンザが追い打ちをかけた。《長期不況にある旅行業従事者にとって、再び困難な状況をもたらした。ただし、今回の騒動は“事実に基づかない”作り話で、風評被害を生んだことが前回(同時テロ)と異なる》と指摘する。 男性によると、米国内の報道は通常の風邪の流行程度だったが、《日本ではまるで人類滅亡につながる重大疾病のように報道された。日本人だけは極端な反応をしていた》とつづる。 医療体制がそれほど変わらない日本と欧米。やはり、対応は突出していたのだろうか。(秋)

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1.特別措置で8割が追試=新型インフルで大学・短大―文科省(時事通信),時事通信
RV=232.7 2010/05/28 21:17
キーワード:受験生,追試,入試

 文部科学省は28日、国公私立大が今春実施した入試で、新型インフルエンザに感染したか感染した疑いがある受験生に対し、追試などの特別措置を講じると決めていた大学・短大は、全体の約83%に当たる912校だったと発表した。実際に追試などがあったのは192校で、442人が対象となった。 一方、特別措置を講じなかったのは「追試は公平性確保の点で懸念がある」とした東京大など89校だった。

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2.【風】新型インフルエンザ 自粛ムードに「苦渋の決断」(産経新聞),産経新聞
RV=188.3 2010/05/28 15:36
キーワード:学級,1月,昨年,当時

 新型インフルエンザの流行で昨年5月以降、小中学校では休校や学級閉鎖が相次ぐ一方、高校や大学の関係者も授業や行事の実施をめぐって頭を悩ませた。 日本に先行して感染が広がっていたカナダに多くの生徒が留学していたという大阪府内の私立高校の校長から、当時の苦悩をつづるメールをいただいた。 この高校では、流行前の昨年1月から生徒約40人がカナダに1年間の予定で留学し、夏には約80人が短期留学することになっていた。《決断を迫られたが、ウイルスが弱毒性で、リスク以上に留学による教育効果のほうが大きい》と判断、予定通り実施した。 秋の文化祭も変更はしなかった。《インターネットのブログ(校長だより)で文化祭決行を掲載したところ、多くの保護者から支持を得たことが心強かった。本校の判断は間違っていなかったかと思う》。校長のメールには、苦悩の末の決断に対する確信のようなものが感じられた。 学校生活で、とりわけ子供たちの思い出になるはずの修学旅行や文化祭。中止か決行かと、多くの学校で判断に悩んだことだろう。 京都の私立大学の男性職員からは、世間の目や報道に振り回された現場の様子を記したメールが届いた。 《大阪や兵庫で感染者が見つかると、すぐマスコミから(休校の有無について)問い合わせの電話が入った。「休校に踏み切らない」と答えると、「ええっ? 休校しないんですか」と詰め寄られ、「何かあったら責任を取れるのか」と責めたてられた》という。 当時、京都では感染が確認されておらず、行政から休校の要請はなかったという。《いったいどうすれば世間やマスコミにとって「合格点」なのでしょう。その時の情報をもとに最良の判断をしても責められるのでしょうか》と訴えていた。 先に紹介した私立高の校長も《(感染者を出した)高校の校長が謝罪会見を行っているのを見て、日本全体が集団パニック的な方向に向かっているのではと危惧(きぐ)した》という。 「何かおかしい」「でも止められない」。そんな流れが自粛ムードを加速させたのだろうか。(秋)

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3.新型インフル総括の取りまとめを開始―厚労省会議(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=171.3 2010/05/28 23:33
キーワード:学級,臨床,昨年,会長

 厚生労働省の「新型インフルエンザ対策総括会議」(座長=金澤一郎・日本学術会議会長)は5月28日の会合で、同会議としての取りまとめ作業を開始した。この中で厚労省側が、総論と6つの各論から成る論点案を提示。これに対し出席者からは、スポークスマンの重要性を強調する意見や、国と地域の役割分担を明確にすべきとの指摘があった。 厚労省側が総論として提示した論点案は、▽政府の意思決定プロセスなどを明確化するとともに、現場の実情を的確に把握し、迅速かつ合理的な意思決定のできるシステムにすべきではないか▽感染症対策にかかわる危機管理を専門に担う組織や人員体制の大幅な強化が必要ではないか―など4点。 これに対し、神戸大大学院医学研究科の岩田健太郎教授は、国立感染症研究所の体制強化、厚労省との関係の明確化について明記するよう提言。医療ジャーナリストの伊藤隼也氏は、「現在の(厚労省)健康局長の立場では、責任の範囲が広過ぎる。また、すべての責任が(厚労)大臣にあるような報道がなされることもある」とした上で、「感染研との関係があるとは思うが、医師、感染症の専門家として正しい意見を言えるCDC(米国疾病予防管理センター)長官のような立場の人をつくってほしい」と述べ、専門知識を持ったスポークスマンを置くよう求めた。 また、自治医科大の尾身茂教授は、これまでの総括会議で自治体関係者などが地域への権限移譲を求めていたことを踏まえ、国と地域の役割分担について今後議論することを明記するよう提案した。 一方、感染研感染症情報センターの岡部信彦センター長は、「論点案を拝見すると、初めて出た問題ではなく、以前からいろんな委員会で提言されていたことだ」と指摘。「これまでいろいろな制約があって行われてこなかったことが、新型インフルエンザで動いたことは確かだが、『新型インフルエンザ』というキーワードがなくなると、また行われなくなるのではないか」との懸念を示した。■臨床に直結する情報が重要 各論では、「医療体制」について防衛医科大学校の川名明彦教授が「昨年9月ごろまで、現場の医師に(新型インフルエンザの)臨床像が分からない状況が続いていた」とした上で、「胸部CTスキャンの画像やタミフル、リレンザの効果など、臨床に直結するような情報が現場では非常に重要だった」と振り返った。感染研感染症情報センターの谷口清州第一室長は、学校の臨時休業などの「公衆衛生対策」について、「地方によっては、本人あるいは家族が感染した際には出席停止にしたため、学校閉鎖や学級閉鎖の必要がなかった」と説明し、学校での感染対策を臨時休業に限定すべきではないとの考えを示した。

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1.新型インフルエンザのワクチン返品に応じるよう、国へ神奈川県と県医師会が要望書(カナロコ),カナロコ
RV=254.1 2010/05/31 23:00
キーワード:小児,回数,希望,妊婦

 県と県医師会は31日、新型インフルエンザのワクチンが県内医療機関に大量に余っているため、国が返品に応じるよう厚生労働大臣あての要望書を、民主党県連を通じて提出した。 県によると、ワクチンの在庫量は3月31日現在約16万5千回分あり、購入価格は約2億4千万円。接種は県が各医療機関に必要な量を配り、供給量を調整する形で実施。昨年10月に医療従事者から始まり、基礎疾患のある人や妊婦、小児らを対象に行われ、約115万人が受けた。 しかし、妊婦らへの接種回数を変更するなど国の度重なる方針転換や、感染拡大により接種の予約のキャンセルが多く発生したことなどにより、大量の在庫が生じたという。 要望書では、「医療機関側にその責を帰すべきものではない」と主張。国に対して返品を認めるよう求めている。認めない場合は、医療機関に多大な負担を強いることになり、今後、予防接種事業で協力を得られないなどの影響が懸念されるとしている。 流行の沈静化で現在希望者はごくわずかで、妊婦用のワクチンの使用期限はすでに切れ、他のワクチンの期限も半年ほどという。在庫ワクチンの問題は他の自治体でも同様で北海道、大阪府なども国に要望している。

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2.新型流行で大学4校に1校が追試験など実施―文科省調査(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=242.1 2010/05/31 13:17
キーワード:試験,追試験,受験

 新型インフルエンザの流行を受け、追試験や振替試験など受験機会の確保のための措置を準備し、それを周知していた大学、短大がそれぞれ全体の85.8%、84.7%だったことが、文部科学省の調査で明らかになった。また、実際にこれらの措置を実施したのはそれぞれ全体の23.2%、7.4%だった。 調査は、今年4月に入学する学生の募集を行った国公私立大730校、公私立短大363校を対象に3月に実施し、それぞれ716校(回収率98.1%)、352校(同97.0%)から回答を得た。 それによると、受験機会の確保のための措置を準備、周知していたのは614大学(85.8%)、298短大(84.7%)で、実際に実施したのは166大学(23.2%)、26短大(7.4%)。一方、こうした措置を取らないと予告したのは73大学(10.2%)、16短大(4.5%)だった。 追試験などの受験者数は、大学で399人、短大で43人だった。

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3.「ワクチン行政」医師悲鳴 だぶつく8400万回分(産経新聞),産経新聞
RV=233.7 2010/05/31 13:47
キーワード:小児科,配分,希望,院長

【風 新型インフル】(10) 《ワクチン本数の割当文書、月ごとの接種状況報告書、次回の接種予定本数…。ワクチン行政はまさに煩雑そのものだった》 昨年秋に始まった新型インフルエンザワクチン接種をめぐって、大阪市内の小児科医からこんなメールをいただいた。 当時、ワクチンは不足が深刻化するとして、限られた数量を公平に配分するため、行政や医師会などは定期的に、各医療機関に対して必要数などの報告を求めていた。 ワクチン接種の取材で訪ねた大阪市内の医院にも、医師会などからの通達が連日何通もファクスされていた。「通達内容が複雑で、目を通すだけでも頭が痛い。いくらワクチンを要望しても、必要数の半分も届かないだろうし」。院長がため息交じりに話していたのを思いだす。 そのワクチンは、今や8400万回分がだぶつき、医療機関でも大量の在庫を抱えている。筆者の知人で奈良県内のある開業医は「国の方針に沿って入荷したのに、いざ余っても引き取ってくれないのは納得できない」と困惑。「国への不信感をつのらせる医師は多く、将来、新たなインフルエンザが流行しても、医師が全面的に協力しない事態もあるのではないか」と危惧(きぐ)する。 昨年秋以降、各医療機関ではワクチン接種や感染患者の診察に忙殺された。先ほどの小児科医も《接種希望者が殺到し、日常の診療も差し支えるほどだった。全く振り回された》と記していた。 感染者の急増で病院は診察を待つ患者であふれ、ほかの病気にかかっても、なかなか診察してもらえないケースもあったようだ。 46歳の女性から届いたメールには《体調を崩して高熱が出た。自分で車を運転して医療機関にやっとの思いでたどりついたが、待ち時間の長いこと。待合室の長いすで横になれるスペースがあってよかったですが…》と記し、《具合が悪いので病院に行ったが、深く傷ついた》と苦い経験をつづっていた。 新型インフルエンザの急激な感染拡大は、医師にも、患者にもさまざまな“後遺症”を残した。(秋)Eメール Kaze@sankei.co.jp FAX 06−6633−1940 郵送 〒556−8661(住所不要)産経新聞社会部「風」 お便りには、ご自身の電話番号、年齢を明記してください

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1.新型インフルエンザ:ワクチン在庫、購入費補償を要望 国に県など /神奈川(毎日新聞),毎日新聞
RV=438.0 2010/06/01 11:00
キーワード:11月,1月,定点,費用,予約,負担,当たり,朝刊,要望,補償

 県と県医師会は31日、新型インフルエンザ対策で接種されないまま医療機関に残った在庫のワクチンについて、返品を認め購入費用を補償するよう厚生労働省に要望書を提出した。県内の医療機関には3月末時点で約16万5000回分(約2億4000万円相当)の在庫があるが、国は原則返品を認めない方針のため、医療機関が損失の負担を強いられる恐れが出ている。 要望書は大量の在庫が出た原因について、▽当初2回接種の対象者の多くが1回接種になった▽感染拡大後の予約キャンセルが相次いだ▽使い切りにくい10ミリリットル入りワクチンが大量製造された−−ことなどを指摘。ワクチンは6カ月〜1年で期限切れを迎えることから、期限切れ分も含めた返品を求めている。 県によると、県内では昨年11月にインフルエンザの流行警報が発令されたが、今年1月に解除された。定点医療機関当たりの患者報告数は3月に流行水準を下回り、流行はほぼ終息したとみられる。新型インフルエンザのワクチンは3月末までに県内で計約115万人が接種を受けた。【木村健二】6月1日朝刊

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1.ピーク越えたか議論=新型インフルでWHO緊急委(時事通信),時事通信
RV=150.9 2010/06/02 00:07
キーワード:累計,ピーク,議論,チリ,南半球,北半球,下旬,アフリカ,収まる,勢い

 【ジュネーブ時事】世界保健機関(WHO)は1日、世界各国の専門家で構成する緊急委員会の会合を開き、新型インフルエンザの感染状況を討議した。一部を除いて感染の拡大が収まりつつある新型インフルエンザについて、世界的な大流行(パンデミック)が最盛期(ピーク)を越えたかどうかなどを議論したもようだ。会合結果は2日に公表される。 WHOが確認した新型インフルエンザによる累計死者数は、5月23日時点で1万8000人超。北半球と南半球の温暖な地域では、全体として新型インフルエンザの感染の勢いが衰えつつあるが、チリの一部などでは感染拡大が報告されている。 緊急委は2月下旬の会合で、アフリカなどでの感染拡大を踏まえ、新型インフルエンザのパンデミックがピークを越えたとの認定は「時期尚早」と判断していた。

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1.ピーク越えを認定=新型インフルで―WHO事務局長(時事通信),時事通信
RV=135.6 2010/06/03 20:14
キーワード:審議,検証,ピーク,過ぎる,終息,最盛,半ば,討議

 【ジュネーブ時事】世界保健機関(WHO)のチャン事務局長は3日、新型インフルエンザに関する声明を発表し、世界的な大流行(パンデミック)が最盛期(ピーク)を越えたと認定した。新型インフルエンザの感染状況を審議した1日の緊急委員会の討議を踏まえた判断。 チャン事務局長は新型インフルエンザの感染状況に関して、「(ウイルスの)最も活発な活動の時期は過ぎた」と言明。一方で「(今後も)パンデミックが続くことが予想される」とし、7月半ばまでに改めて緊急委を開き、感染状況を検証する考えを示した。 新型インフルエンザの警戒水準は、パンデミックの発生を示す「フェーズ6」が最高。ピークを越えたとの判断は、新型インフルエンザがパンデミックの終息に向けた移行期に入ることを意味する。ただ、最終的なパンデミックの終結にはまだ時間がかかるものとみられ、緊急委は「新型インフルエンザへの警戒態勢を維持することが、各国にとって依然重要だ」としている。

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2.<新型インフル>「最盛期過ぎた」WHO事務局長(毎日新聞),毎日新聞
RV=116.3 2010/06/03 22:28
キーワード:検証,ピーク,7月,過ぎる,終息,最盛,半ば,ポスト,討議

 【ジュネーブ伊藤智永】世界保健機関(WHO)のチャン事務局長は3日、新型インフルエンザの「世界的大流行」(パンデミック)について、「(ウイルスの)最も活発な活動時期は過ぎた」との声明を発表し、事実上、「最盛期」(ピーク)は過ぎたとの見解を示した。 1日に行われた各国専門家による緊急委員会の討議結果を受けて、チャン氏が判断した。ただし、今後も「パンデミックは続くと予想される」とし、警戒水準は最高レベルの「フェーズ6」を維持。これまで使っていた「最盛期越え」(ポスト・ピーク)という用語はあえて避け、7月半ばまでに、改めて緊急委で感染状況を検証するとしている。 新型インフルエンザは終息への移行期に入りつつあると見られているが、最終的なパンデミックの終結には、なお期間を要する見通しで、緊急委は「各国は警戒態勢をとり続けることが重要だ」としている。

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1.修学旅行、新型インフルで出発の朝に突然中止(産経新聞),産経新聞
RV=341.6 2010/06/07 14:37
キーワード:受験,11月,沖縄,学期,昨年,当時,夏,始業,年齢,服用

【風・新型インフル】(11) 待ちに待った修学旅行が、学校へ行ってみるといきなり中止に。通常ではあり得ないような光景が、新型インフルエンザが猛威をふるった昨年、各地の小中学校などでみられた。 《朝5時に学校に集合なので、家族全員4時に起きて息子を送り出した。ほっとしたのもつかの間、1時間後には息子が帰宅。かける言葉もありませんでした》 2泊3日で沖縄へ修学旅行に行くはずだった中学3年(当時)の息子をもつ大阪府内の保護者から、何ともやりきれないメールが届いた。中止の連絡は学校からまったくなく、そのまま1週間の休校になったという。 その日の午後、先生が事情説明と休校中の「課題」を配布するため各生徒宅を訪問。《そのときは行き場のない怒りをぶつけてしまった》というが、《先生はその後も時々様子をのぞいてくれた。頭の下がる思いでした》と感謝の言葉が記されていた。 高校生の息子がいるという大阪の女性は《早朝に休校の連絡がメールであり、その間の課題が郵便で送られてきた。体調についての照会も電話で2、3回あった》という。休校による授業時間不足を補うため、2学期の始業式が数日繰り上がったそうだ。 この女性には小学生の娘もいて、昨年夏の林間学校で感染が拡大。《学校では事前に児童の体調をチェックしたものの、現地で児童たちが発熱を訴え、タクシーなどで病院に行って受診した》という。 結局、女性の2人の子供も新型インフルエンザのような症状に。治療薬・タミフルについて、10代での服用は異常行動につながるとの指摘もあったことから、《(息子や娘が)ベランダから飛び降りられてはと、サッシやドアに音の出るものをつけました》と、苦心した様子をつづっていた。 一方、50歳の女性からは《昨年11月、高校3年の娘が発病した。不謹慎ですが、受験前にかかってくれてよかった》とのメールも。「風」に寄せられるお便りの多くに、わが子を心配する親の心情がつづられていた。(秋)Eメール Kaze@sankei.co.jp FAX 06−6633−1940 郵送 〒556−8661(住所不要)産経新聞社会部「風」 お便りには、ご自身の電話番号、年齢を明記してください

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1.感染症対策の体制強化を―新型インフル総括で報告書(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=113.4 2010/06/08 18:15
キーワード:証明,市町村,会長,基準

 厚生労働省の「新型インフルエンザ対策総括会議」(座長=金澤一郎・日本学術会議会長)の会合が6月8日に開かれ、新型インフルエンザ対策をめぐる課題を指摘し、今後の再流行や鳥インフルエンザ発生時の対策を提言する報告書を大筋でまとめた。報告書では、「新型インフルエンザを含む感染症対策の人員体制や予算の充実なくして、抜本的な改善は実現不可能」とした上で、発生前の段階から体制の強化に取り組むよう強く求めている。 報告書では総論に続いて、「広報・リスクコミュニケーション」「水際対策」「公衆衛生対策」などの各テーマについて今後改善すべき点を挙げている。 総論では、これまでの会合で専門家などが求めていた国と地方との役割分担の明確化や、国立感染症研究所の機能強化を明記。特に感染研については、CDC(米国疾病予防管理センター)など各国の感染症を担当する機関を参考にして、よりよい組織や人員体制を構築すべきとした。また、新型インフルエンザの発生当初に策定されていた国の行動計画やガイドラインが、病原性の高い鳥インフルエンザを想定したものだったことを問題視し、見直しを求めた。 「広報・リスクコミュニケーション」では、広報内容の一元化を図るために専任のスポークスパーソンを設けるべきとの考えを示した。「水際対策」については、「有効性を証明する科学的根拠は明らかでない」とした上で、中止の基準を明確にするなど柔軟に対応できる仕組みにするよう訴えた。「公衆衛生対策」としては、学校などの臨時休業を「一定の効果はあった」と評価しながらも、生徒などが休業の意味を理解しなければ効果がなくなると指摘し、「一層の周知が必要」との認識を示した。 このほか、地方衛生研究所の検査体制について、強化を図るか、民間を活用するかを検討することや、ワクチン接種に関するガイドラインを早急に策定することを盛り込んだ。 その上で国に対し、この報告書を受けて行動計画やガイドラインを改定するよう提言。さらに都道府県や市町村に対し、その地域の実情に応じて行動計画を策定・改定するよう求めている。 同会議は3月から7回にわたって開かれ、自治体の対策担当者や医療関係者など40人を超える「特別ゲスト」を招いて意見を聞いた。

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2.新型インフル総括会議が提言 「おおむね目標達成」だが、反省点も指摘(産経新聞),産経新聞
RV=107.2 2010/06/08 13:28
キーワード:昨年,検証,サーベイランス,基準

 新型インフルエンザ対策について検証していた国の総括会議は8日、「毒性などに応じた対策をあらかじめ複数用意すべき」などとする報告書をまとめた。報告書は厚生労働大臣に報告し、秋以降の再流行や今後の感染症対策に生かす。 昨年の新型インフルでは、強毒性のウイルスを想定した行動計画しかなかったため、国はこの計画を弾力的に運用。自治体や医療機関が混乱する原因になっていた。 報告書では諸外国に比べて致死率が低かったことなどから、「死亡率を少なくするという当初の目標はおおむね達成できた」と総括。その上で、(1)広報(2)水際対策(検疫の強化など)(3)休校措置(4)サーベイランス(病原体の監視)(5)医療体制(6)ワクチン−の各テーマごとに反省点や課題を指摘した。 過剰だったとして批判の多かった水際対策については、「科学的根拠は明らかでない」と評価は行わず、「機動的に縮小が可能となる基準を策定すべき」とした。一方、感染拡大防止のために行った学校の休校措置については「効果はあったと考えられる」と評価した。 そのほか、専任のスポークスマンの設置▽ワクチンの集団接種の検討▽都道府県ごとの医療体制の確立−なども提言された。 同会議は今年3月に発足。計7回に渡り専門家やジャーナリストなど委員11人とテーマごとに選ばれた関係者計約40人が議論を行ってきた。

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3.<新型インフル>広報、危機管理強化を 厚労省対策会議提言(毎日新聞),毎日新聞
RV=84.2 2010/06/08 15:00
キーワード:回数,会長

 厚生労働省の新型インフルエンザ対策総括会議(座長、金沢一郎・日本学術会議会長)は8日、危機管理や広報を専門に行う組織の設置など、感染症対策のあり方を提言する報告書をまとめた。厚労省は報告書を基に、新型インフルエンザの再流行や強毒性の新型インフルエンザの発生に備え、感染症対策の見直し作業に入る。 会議は専門家ら11人で構成。3月から六つのテーマについて、保健所や自治体の職員らを招いて意見を聞き、対策を検討してきた。 広報や危機管理については会議で「ワクチン接種回数の変更や通知の乱発などで現場が混乱した」といった指摘が相次いだ。このため平常時から外務省と連携し、海外の感染症情報の収集や国民への情報提供を行うため、危機管理や広報を専門に担う組織の設置や人員・体制の大幅な強化を提言。専任のスポークスマンを配置することも求めた。機内検疫などの水際対策では、渡航歴のない感染者を確認してから国が対策を見直すまで約1カ月もかかったとして、機動的に検疫態勢を見直すよう要請した。 医療体制では、国は感染の疑いがある人は保健所などの発熱相談センターに電話させ、患者は発熱外来に集約した。だが、流行が急速に広がった地域ではパンク状態となったことから、機能や体制を整理し、住民に周知することを求めた。 ワクチンについては、国がメーカーを支援して国内生産体制を強化することや、短期間に効率的な接種が可能な集団接種の検討も求めた。【佐々木洋】

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1.新型インフル 「毒性に応じ対策を」 総括会議が報告書(産経新聞),産経新聞
RV=241.9 2010/06/09 07:57
キーワード:長妻,検証,サーベイランス,昭,総括,提言,目標,接種,テーマ,致死

 新型インフルエンザ対策について検証していた国の総括会議は8日、「毒性などに応じた対策をあらかじめ複数用意すべきだ」などとする報告書をまとめた。長妻昭厚生労働相に報告し国の行動計画を見直して今後の感染症対策に生かす。 報告書では諸外国に比べて致死率が低かったことなどから「死亡率を少なくするという当初の目標はおおむね達成できた」と総括。その上で(1)広報(2)水際対策(検疫の強化など)(3)休校措置(4)サーベイランス(病原体の監視)(5)医療体制(6)ワクチン−のテーマごとに反省点や課題を指摘した。 過剰だったとして批判の多かった水際対策については「科学的根拠は明らかでない」と評価は行わず「状況に応じて、水際対策を迅速に見直しできるようにすべきだ」とした。感染拡大防止のために行った休校措置は「一定の効果はあった」としながらも「今後も知見を収集し、効果やあり方を検討すべきだ」とした。 そのほか、専任のスポークスマンの設置▽ワクチンの集団接種の検討▽地域の実情を踏まえた医療体制の確立−なども提言された。

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1.行動計画見直し、厚労相に提言(時事通信),時事通信
RV=178.1 2010/06/10 16:12
キーワード:長妻,検証,昭,総括,提言,一郎,改める

行動計画見直し、厚労相に提言6月10日16時12分配信時事通信新型インフルエンザ対策総括会議の金沢一郎座長(左)から対策の検証結果と提言をまとめた報告書を受け取る長妻昭厚生労働相。複数の対策を弾力的に運用できるよう行動計画を改めることなどを求めている(10日)

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2.定義見直しが焦点=大流行宣言から1年―新型インフル(時事通信),時事通信
RV=102.2 2010/06/10 14:11
キーワード:累計,検証,ピーク,過ぎる

 【ジュネーブ時事】世界保健機関(WHO)が、新型インフルエンザの世界的な大流行(パンデミック)の発生を宣言してから11日で1年。これまでのところ、感染者の症状が比較的軽いケースが多く、欧州の一部では「WHOの騒ぎ過ぎではないのか」などとの批判も出た。WHOは専門家による検証委員会で、新型インフルエンザ対策の見直し作業を進めており、症状の深刻度を含めた警戒水準の定義見直しが焦点となっている。 WHOが5月30日時点で確認した全世界の新型インフルエンザによる死者数は累計1万8000人超。当初の懸念ほど深刻な被害が出ていないほか、感染の勢いが落ち着き始めたことから、チャン事務局長は今月初めに新型インフルエンザの警戒水準を判定する緊急委員会を招集。最終的に警戒水準は据え置いたものの、「(ウイルスの)最も活発な活動の時期は過ぎた」とし、感染が最盛期(ピーク)を越えたと事実上認定した。

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1.地域医療機能推進機構法案、「何としても成立させたい」―足立政務官(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=410.7 2010/06/14 16:19
キーワード:法案,政務,足立,審議,救済,来年,改正,成立,年金,保険

 厚生労働省の足立信也政務官は6月14日の政務三役会議後の記者会見で、今国会で同省として「最低限、何としても成立させたい法案」として、「予防接種法及び新型インフルエンザ予防接種による健康被害の救済等に関する特別措置法の一部を改正する法律案」のほか「独立行政法人地域医療機能推進機構法案」を挙げ、「(同会議で)必ず成立させたいという意思確認をした」と述べた。その上で、長浜博行副大臣と足立政務官が中心となり、成立に向けて各政党に対し積極的に働き掛けていく考えを示した。 今国会で継続審議となっている同法案では、同機構が新たな受け皿として厚生年金病院や社会保険病院などの運営を引き継ぎ、地域の医療などの重要な役割を担うとしている。同機構の設立は来年4月1日で、それまでの間は「年金・健康保険福祉施設整理機構(RFO)」の存続期限(今年9月30日)を延長する。 足立政務官は、同法案が成立せずにRFOが9月末で解散した場合の厚生年金病院や社会保険病院などについて、「存在の根拠がなくなる」「存在があやふやというか、宙ぶらりんになる。極めて地域医療に対する影響は大きい」などと指摘。その上で、「(今国会での成立しか)あり得ないと思っている」と強調した。■補正予算で病院の耐震工事を推進 足立政務官はまた、「病院の耐震調査で危険性の高いところがだいぶ分かっているので、積極的に耐震工事に取り掛かっていただけるよう補正予算、予備費のところでしっかり主張していきたい」と述べた。

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1.新型インフル、さらに変異=豚の体内で、監視必要―香港大など(時事通信),時事通信
RV=82.1 2010/06/18 03:04
キーワード:昨年,致死,生まれる,種類,登場,サイエンス,有害,昨春,組み換え,病原

 昨春登場した新型インフルエンザウイルスが豚に感染してさらに変異していることを、香港大などの研究チームが確認し、18日付の米科学誌サイエンスに発表した。今後、人に病原性の高いウイルスが生まれる可能性もあり、研究チームは豚インフルの監視を強める必要があるとしている。 インフルエンザウイルスは動物種が異なると感染しにくいが、豚は人や鳥のウイルスにも感染するため、体内で遺伝子の組み換えが起き、新型の発生源になるとされる。 研究チームは、昨年6月から今年2月の間に香港の豚から検出された32種類のインフルエンザウイルスの遺伝子を系統的に解析した。この結果、10種が新型、6種が従来の豚インフルだった。 残り16種類は遺伝子が組み換わったタイプで、このうち今年1月に見つかったものは新型の遺伝子を持っていた。感染した豚には軽い症状が出た。 豚には、致死率が高い高病原性のH5N1型鳥インフルエンザが感染した例もある。研究チームは、今回の新型は比較的病原性が低いが、豚の体内で遺伝子が組み換わり、有害なウイルスになる可能性があるとしている。

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1.インフルワクチン214億円分を廃棄(産経新聞),産経新聞
RV=264.3 2010/06/28 23:40
キーワード:契約,国産,余剰,解約,廃棄,交渉,グラクソ・スミスクライン,納入,期限

 海外2社と購入契約を結んでいた新型インフルエンザワクチンについて、厚生労働省は28日、スイスのノバルティス社から当初、輸入予定だったうち未納入の約3割を解約することで合意した。グラクソ・スミスクライン社(GSK、英)とも3月に輸入予定の約3割の解約で合意。厚労省は当初、2社から計9900万回分(1126億円)の輸入契約を結んでいたが、解約により計273億円を節約できたとしている。 一方、使われないまま使用期限の切れるノバルティス社の1662万回分(214億円)は廃棄される。 新型インフルエンザの流行は終息し、輸入ワクチンはほとんど使われなかったため、厚労省は2社と一部解約の交渉を行っていた。 厚労省によると、ノバルティスと購入契約の解約に合意したのは当初予定の33・5%にあたる838万回分で、違約金は約92億円。 使用期限が1年半あるGSK社の5032万回分(547億円)については、秋以降の流行に向けて備蓄する方針だが、新たな国産ワクチンも出てくるため、使われない可能性が高い。ノバルティス社の廃棄分と違約金を加えると、余剰となった輸入ワクチンへの支出額は853億円。

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2.輸入ワクチン853億円「無駄」に=ノバルティス社製も一部解約―新型インフル用(時事通信),時事通信
RV=232.1 2010/06/28 20:35
キーワード:契約,余剰,解約,廃棄,交渉,グラクソ・スミスクライン,納入,需要,期限

 厚生労働省は28日、ノバルティス社(スイス)と輸入契約を結んだ新型インフルエンザ用ワクチン2500万回分のうち、未納入の約838万回分(約107億円)を解約することで同社と合意した。ただし既に製品化されているため、違約金約92億円を同社に支払う。 使われる見込みがなく、余剰となった輸入ワクチンへの支出額は、英グラクソ・スミスクライン社(GSK)製と合わせ約853億円となる。 ノバルティス社製ワクチンは、約1660万回分(約214億円)が納入済みだが、実際に使われたのは2465回分。すべて30日までに使用期限を迎えるため、同省は廃棄を決める一方、未納入の分について解約交渉を進めていた。 輸入ワクチンをめぐっては、GSKとも交渉したが、5032万回分(約547億円)は解約できなかった。 同社製ワクチンもほとんど使用されておらず、今後需要が増す見込みも少ないとみられることから、両社に支払った計約853億円は結果的に「無駄」になる。

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1.【マレーシア】5月訪日者1万人、85%増:直行便タイトも、経由便ツアーで(NNA),NNA
RV=190.1 2010/06/29 08:30
キーワード:前年,推計,累計,大会,北海道,供給

 日本政府観光局(JNTO)は、5月にマレーシアから日本を訪れた旅客が1万300人(推計値)となり、前年同月比で85.2%増加したと発表した。桜見物を目的としたツアーが多く催行されたほか、第三国経由で北海道の新千歳空港に入るツアーが多かったことが要因。伸び率は主要誘致対象の15カ国・地域中で中国の86.4%に次いで高かったが、前年同月が景気低迷や新型インフルエンザ(H1N1)の影響で不振だったため、反動で押し上げられた面もある。 JNTOシンガポール事務所はNNAに対し、第三国経由のツアーでは、中国東方航空の上海経由、中華航空の台北経由、大韓航空のソウル経由便などが利用されたと明らかにした。中でも上海万博と絡めた上海経由便の人気が高かった。旅行会社が経由ツアーに力を入れる背景には、直行便の座席供給がタイトで、取りづらい状況がある。ただ、10月には羽田空港が拡張するタイミングでエア・アジアが日本便就航を計画しているなど、緩和される可能性がある。 JNTOは今後、7月17日に開催されるクアラルンプール盆踊り大会で、日本の観光地のパネルの前で写真撮影ができるブースを設置し、来場者に訪日旅行をPRする。また、マレーシア旅行業協会(MATTA)が9月3〜5日に開催する旅行見本市「MATTAフェア」にも出展する予定。JNTOは今年4月からマレーシアを外国人誘致のビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)の対象となる「重点市場」に格上げしており、誘致活動を本格化させている。 1〜5月の累計(推計値)は4万6

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2.ノバルティス社製の約3割を解約―新型ワクチン(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=111.8 2010/06/29 15:53
キーワード:契約,余剰,解約

 厚生労働省は6月28日、スイスのノバルティス社から購入を予定していた新型インフルエンザワクチン2500万回分のうち、33.5%に当たる約838万回、107.8億円分を解約することで同社と合意したと発表した。同省では、違約金92.2億円を支払うが、15.6億円の経費を節減したとしている。 同社とは同時に、鳥インフルエンザなど別の新型インフルエンザが発生した場合に、4000万回分のワクチンを優先して購入できる権利を4年間確保することでも合意した。 新型インフルエンザワクチンの輸入をめぐっては、厚労省は同社から2500万回分、英グラクソ・スミスクライン社から7400万回分の合わせて9900万回分を1126億円で購入する契約を結んでいた。しかし、余剰が見込まれることから同省は計3206万回分を解約し、計273億円の経費を節減したとした。

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3.インフルワクチン214億円分を廃棄(産経新聞),産経新聞
RV=39.3 2010/06/29 10:17
キーワード:余る

インフルワクチン214億円分を廃棄6月29日10時17分配信産経新聞一時は不足騒動が起こった新型インフルエンザのワクチンが余っている(写真:産経新聞)

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1.「駅名の謎」本 政調費で購入 大阪府議「地域政策に必要」(産経新聞),産経新聞
RV=266.3 2010/06/30 15:53
キーワード:政策,政務,費用,交付,昨年,検証,道

 大阪府議会は30日、平成21年度政務調査費の収支報告書を公開した。報告書では議員たちが購入した書籍名も公表された。「本棚を見ればその人が分かる」と言われるが、報告書には地方分権や新型インフルエンザなどの書籍にまじって、「駅名の謎」もあった。 112議員のうち、約半数が書籍を購入しており、1人で70冊近く買った議員もいた。目立ったのは、道州制など地方分権や地方自治に関する書籍。「地域主権型道州制がよくわかる本」「関西圏の地域主義と都市再編」といったタイトルが並んだ。また、昨年、感染が広がった新型インフルエンザの影響からか「新型インフルエンザはなぜ恐ろしいのか」などの書籍名が見られた。 鉄道の駅名の由来などが書かれた「大阪『駅名』の謎」を買った議員も2人いた。購入した議員は「地域の政策をたてるには成り立ちをよく知る必要がある。実際に役立った」と話した。さらに、産経新聞の連載記事をまとめた「橋下徹研究」のほか「徹底検証『橋下主義』」といった本もあった。 政務調査費は議員が政策調査研究などの活動費用として交付され、府議は1人あたり月額約50万円。大半は事務所の賃貸やアルバイト雇用などに使用されていた。未使用分は返還する仕組みで、21年度は総交付額約6億7400万円のうち、約1740万円が返還された。

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2.<新型インフル>入院の幼児死亡 国内死者200人に(毎日新聞),毎日新聞
RV=113.4 2010/06/30 19:13
キーワード:11月,8月,順

 厚生労働省は30日、新型インフルエンザに感染し、医療機関に入院していた幼児1人が27日までに死亡し、09年8月以降の国内の新型インフルエンザの死者が200人に達したと発表した。 厚労省によると今回の新型インフルエンザは、ほぼ全年齢にわたって死者が出ており、40代が最多で32人、▽50代31人、▽60代25人−−の順となっている。新型インフルエンザは09年8月に流行入りし、同11月をピークに沈静化している。【佐々木洋】

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1.新型インフルワクチン生産強化で交付金―細胞培養4事業などに(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=339.7 2010/07/06 16:45
キーワード:承認,院長,細胞,特例,交付,培養,三重,鶏卵,目標,補正

 厚生労働省は7月6日、「新型インフルエンザワクチン開発・生産体制整備臨時特例交付金」を、細胞培養法によるワクチンを開発する4事業などに交付すると発表した。同交付金は、現在の鶏卵培養法では1年半から2年かかる全国民分の新型インフルエンザワクチンの生産期間を、細胞培養法での開発によって約半年に短縮することを目標としている。 細胞培養法開発事業で交付金が支給されるは、化学及血清療法研究所(化血研)、北里研究所、武田薬品工業、UMNファーマの4事業。厚労省では、対象は実験用の施設を整備する事業で、実際に生産する工場の整備では新たに事業を公募する予定だとしている。 また、鶏卵培養法での生産能力の強化のため、化血研に交付金を支給する。厚労省によると、1か月当たり約250万人分の生産能力が来年度中に増強される見込みという。 このほか、「第3世代ワクチン」の開発推進事業では、テルモの「皮内投与デバイスおよび皮内投与ワクチンの開発」事業と、阪大微生物病研究会の「経鼻投与式細胞培養新型インフルエンザワクチンの開発」事業を採択した。 新型インフルエンザワクチン開発・生産体制整備事業評価委員会(座長=神谷齊・国立病院機構三重病院名誉院長)の評価結果を受けて、厚労省が最終的に採択した。同交付金のために厚労省は、昨年度第2次補正予算などで約1190億円を確保している。 今後は、未承認薬等開発支援センターが事業ごとに金額を決定し、交付金を支給する。

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2.ワクチン開発6社に助成=増産、スピードアップ目指し―厚労省(時事通信),時事通信
RV=118.7 2010/07/06 14:20
キーワード:細胞,交付,培養,鶏卵

 厚生労働省は6日、新型インフルエンザワクチン製造体制整備のための交付金対象に、6社の7事業を採択したと発表した。 現在の鶏卵を使った製造法では、病原性の高い新たなインフルエンザが発生した場合、全国民分のワクチンができるまで1年半〜2年かかる。このため、半年で製造可能な体制を5年間をめどに整備することを目指し、事業を公募していた。 細胞培養という新たな方法による実験的製造では6社から応募があり、化学及血清療法研究所(化血研)、北里研究所、武田薬品工業、UMNファーマの4社を採択。従来の鶏卵培養法の生産能力強化事業は、化血研が採択された。 また、新たな製造法を開発するための研究事業には、テルモ、阪大微生物病研究会が採択された。

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1.インフルワクチン接種で日常業務に支障が看護師の6割(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=233.4 2010/07/08 20:16
キーワード:希望,負担,余る,バイアル,製剤,回答

 新型インフルエンザが流行した昨シーズン、季節性も含めたインフルエンザワクチンの接種業務で日常業務に支障が出た経験がある看護師が6割に上ることが、日本ベクトン・ディッキンソンの調査で明らかになった。 具体的な内容について、選択肢から3つまで挙げてもらったところ、「業務が多くなり、ストレスが増える」が79.2%で最も多く、以下は「ワクチン開封後の管理(開封日時記載など)や在庫管理が大変である」57.3%、「多忙により、エラーを起こすのではないかという不安が増大する」55.6%と続いた。 また、インフルエンザワクチン接種の準備作業中に、ミスや「ヒヤリ・ハット」を経験した看護師は13.0%だった。その内容について、3つまで挙げてもらったところ、「注射器にワクチンを引く際、充填する量を間違えた」が87.7%で最多。以下は「器具の破損」81.5%、「器具の取り違い」50.0%と続いた。 このほか、インフルエンザワクチンを使い切れずに廃棄したことがある看護師は49.1%と約半数に上った。その理由を聞いたところ、「開封後の使用期限までに使い切れなかったから」が61.7%で最も多く、「実際の接種希望者数と見込んだ数が異なり、ワクチンが余ってしまったから」が34.6%でこれに次いだ。 同社の広報担当者によると、現在国内におけるインフルエンザワクチンの9割は、ガラス製の瓶に入った薬剤を注射器に充填する「バイアル製剤」と呼ばれるタイプ。日本医科大付属病院医療安全管理部感染制御室の藤田昌久看護師長は、バイアル製剤の場合は開封後からの使用期限が24時間と短いことから、接種に当たっては当日の準備が必要となるほか、注射器に充填する際も、微生物汚染などのリスク回避や投与量の正確さが必要なため、業務に大きな負担感を強いると指摘している。 調査は、昨年10月から今年2月までの間にインフルエンザワクチンを患者に接種した看護師を対象に、5月14日から28日にかけてインターネット上で実施。1000人から回答を得た。

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2.新型インフルエンザ:感染44万人超、死者11人−−対策検証会議 /京都(毎日新聞),毎日新聞
RV=165.7 2010/07/08 13:57
キーワード:余る,推計,朝刊,要望,検証

 ◇宿泊キャンセル、損害22億円 府内で昨年猛威を振るった新型インフルエンザの対策を府や各広域振興局などが検証する会議が7日、京都市上京区で開かれ、課題や対策を盛り込んだ検証報告書をまとめた。 府によると、京都市で初めて新型インフルエンザの感染者が確認された昨年5月21日から、国が沈静化を発表した今年3月末までに、府内の感染者(推計)は44万3000〜48万7000人で死者は11人だった。ワクチン接種者は延べ42万1000人。また、感染拡大期が修学旅行のピークで宿泊キャンセルが多発したことから、損害額は約22億3000万円と見積もった。 報告書によると、ワクチン供給に時間がかかり、接種開始当初は混乱した一方、今年3月末現在で4万人分のワクチンが余っているという。平常時から休日・夜間の医療体制を構築し、十分なワクチン量を即時供給できるよう国に要望するとしている。 また、風評被害対策として、専門知識を持ち情報を正確に分かりやすく伝える「広報官」を設置するとした。【小川信】7月8日朝刊

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1.ワクチン接種で看護師13%がミスやヒヤリ…(産経新聞),産経新聞
RV=208.2 2010/07/09 01:56
キーワード:希望,回答,廃棄,注射,期限,開封,瓶,機器,同社,接種

 医療機関などで新型インフルエンザのワクチンを接種する際、看護師の13%が準備作業でミスをしかけたり、実際にミスを犯したりしていたことが8日、米系医療機器大手の日本ベクトン・ディッキンソンの調査で分かった。多くの看護師が「多忙」を理由に挙げており、大勢の接種希望者や感染者への対応に追われる新型インフル医療の難しさや危うさが伺える。 同社が今年5月、全国の看護師を対象にインターネットを通じて調査し、1千人から回答を得た。その結果、実害はなかったがミスを犯しかけた「ヒヤリ・ハット」を経験したり、実際にミスを犯したりしたという回答者は13%に上った。 最も多かったミスやヒヤリ・ハットは、瓶から注射器に充填(じゆうてん)する「ワクチン量」で114人。次いで、注射針を曲げるなどの「器具の破損」(106人)▽「注射器の取り違い」(65人)▽「ワクチンの取り違え」(52人)−と続いた。 少数だが、「患者の取り違い」といった回答もあった。 原因には、「多忙」を挙げた回答者が最も多く、全体の52.3%。ほかにも「疲労のため」(25.4%)、「緊急の仕事で接種を中断したため」(8.5%)といった回答が目立った。 また、ワクチンの廃棄経験についても調査。新型ワクチンの一部が10ミリリットルの瓶(約18人分)で製造されたことから、使用期限の開封後24時間以内に使い切れないなどの理由で、廃棄した経験がある看護師は、49.1%に上った。

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1.<京都市の観光客数>14年ぶり減少 景気低迷など影響(毎日新聞),毎日新聞
RV=207.6 2010/07/21 15:58
キーワード:前年,台湾,9月,同月,下回る,目標,誘致,客数,阪神,半分

 京都市は20日、09年の市内への観光客数は、前年を約331万人(6・6%)下回り、4690万人だったと発表した。減少は阪神大震災のあった95年以来14年ぶり。世界的な景気低迷や新型インフルエンザの影響で、5000万人の大台を割った。市は「減少幅は予想より小さかった。今年は客室稼働率も増えており、回復傾向にある」としている。 市によると、観光客数は95年の3500万人から増加を続けており、08年には初めて目標として掲げていた5000万人を超えた。しかし09年は、シルバーウイークの5連休があった9月を除いて、前年同月より減少。5〜6月は2割減と大幅に落ち込んだ。 外国人宿泊客は、韓国・台湾などアジアからの客が減り、前年比15万人減の78万人。修学旅行生は、新型インフルエンザの影響で5〜6月は前年のほぼ半分に減ったが、収束後に各地の教育委員会などへの誘致活動を進めた結果、96万人で前年比約5%の減少にとどまった。【田辺佑介】

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1.ワクチン準備に不安4割=半数が廃棄を経験―新型インフル・看護師調査(時事通信),時事通信
RV=240.8 2010/07/26 04:39
キーワード:負担,回答,廃棄,供給,当日,注射,期限,占める,感じる,開封

 昨シーズンの新型インフルエンザの流行で、ワクチン接種の準備に不安を感じた看護師は約4割に上ることが26日までに、医療機器大手「日本ベクトン・ディッキンソン」の調査で分かった。1人分ずつ注射器に充てんする負担が大きく、約半数の人が使い切れずに廃棄した経験があった。 新型用のワクチンは当初、大人20人分に当たる10ミリリットル容器で供給され、その後1ミリリットル容器に変更された。 調査は、新型用ワクチンを接種した看護師1000人を対象に今年5月、インターネットで実施。半数強の人が接種の準備作業を負担に感じており、開封後24時間以内に使い切らなければならないため、接種当日にしか準備できないことを理由として挙げた例が最も多かった。 準備作業に不安を感じた人は40.8%。その内容は「注射器に正確な量を充てんできるか」が51.2%、「微生物汚染の可能性」が24.0%などだった。実際に充てんミスや、器具の破損・取り違いなどをしたり、しかけたりした人は13.0%いた。 ワクチン接種で日常業務に支障を来したという人は60.2%。具体的には「業務が多くなりストレスを感じた」「ほかの患者さんへの医療の質が下がった」といった回答が目立った。 ワクチンを廃棄したことがある人は49.1%で、理由は「開封後の使用期限までに使い切れなかったため」が約6割を占め最多だった。

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1.6月の訪日インド人、30%増(インド新聞),インド新聞
RV=258.5 2010/07/27 08:00
キーワード:インド,前年,推計,昨年,連続,同月,客数,訪日,JNTO,幅

 日本政府観光局(JNTO)は25日、訪日外客数・出国日本人数に関する2010年6月推計値と10年4月暫定値を発表した。その推計値によると、6月の訪日外客(外国人旅行者)総数は前年同月比59.7%%増の67万8千人と大幅増加、8カ月連続での同プラス成長となった。昨年6月は、円高、景気低迷、新型インフルエンザ感染拡大などの影響で、同37.7%減と大きく落ち込んだが、今年6月はその反動で増加幅が拡大した。 6月の訪日インド人も前年同月比30.2%増の5

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1.<新型インフル>今季は優先接種せず ワクチン供給に余裕(毎日新聞),毎日新聞
RV=474.0 2010/07/28 20:55
キーワード:法案,副作用,回数,費用,審議,世帯,救済,推計

 厚生労働省は28日、全国の都道府県などの担当者を集めた新型インフルエンザ対策会議で、今季のワクチン接種事業の実施案を公表した。ワクチンは新型と季節性2種の混合ワクチンで、10月から接種を始める。費用は、昨季は国が一律に定めたが、今季は市町村ごとに決める。十分な供給が見込めるため、優先接種対象者などは定めない方針も示した。 今季のワクチンは、新型と季節性のA香港型、B型の3種を組み合わせた混合ワクチン。昨季のように、新型と季節性を別々に接種する必要はない。 接種回数は昨季と同じく13歳以上は1回、13歳未満は2回。費用は、低所得者(住民税非課税世帯)の減免措置は継続したうえで市町村ごとに定める。厚労省は「昨季の水準(1回3600円)と大幅には変わらないだろう」としている。 市町村は9月までにワクチンを接種できる医療機関を確保し、広報紙やホームページなどで住民に告知する。接種は、住民が医療機関で行う個別接種が原則だが、市町村の判断によっては保健所などで集団接種を行うことも可能とした。 製造予定量は国内4メーカー合計で最大約5800万人分(13歳以上の接種量で換算)の見込み。厚労省によると、今季の需要は最大5340万人分と推計される。昨季の新型ワクチンの在庫も7300万人分以上あり、厚労省は「新型については、ほぼ国民全員に対応可能」としている。 昨季の新型ワクチンの接種は、応急的な措置として国が実施し、副作用被害の救済は特別措置法を制定して対応した。だが、補償額がポリオなど予防接種法に基づく定期接種に比べて低く、厚労省は新型ワクチンについても同法に位置づける必要があるとして、予防接種法改正案を先の通常国会に提出した。参院は通過したが、参院選の影響で衆院の審議入り前に国会が閉会し継続審議になった。 法案の成立時期は不透明だが、改正法ではワクチン接種の実施主体を市町村と定めているため、10月からは、接種費用の設定や実施医療機関の選定を市町村が行うこととした。【佐々木洋】

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2.インフルワクチン接種、10月以降も当面国の事業で−厚労省案(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=306.6 2010/07/28 22:54
キーワード:法案,契約,費用,審議,スケジュール

 厚生労働省は7月28日、新型インフルエンザ対策担当課長会議を開き、自治体などの担当者に10月以降のインフルエンザワクチンの接種事業の案を示した。それによると、継続審議となっている予防接種法改正案が成立し、同法上の新臨時接種を開始するまでは、国がワクチン接種の実施主体となり、医療機関は国とワクチン接種に関する委託契約を結ぶ。ただ、新臨時接種の開始後は市町村に実施主体が移ることを前提に、医療機関の確保や接種費用の設定は市町村が行うとしている。【複数の写真・図表が入った記事】 予防接種法改正案では、今回のような弱毒性の新型インフルエンザを対象にした新類型を臨時接種に創設するとしており、厚労省は10月以降に始まる新型と季節性を混合したインフルエンザワクチンの接種を新臨時接種で実施する方針だった。しかし、同法案は先の通常国会では成立せず、継続審議になっている。 接種事業の案によると、現行の新型インフルエンザワクチンの接種事業を9月30日で終了し、ワクチンを接種する医療機関と国が現在結んでいる契約を同日で解除する。10月1日以降にワクチンを接種する医療機関は、9月中に国と新たな契約を結ぶ。ただ、予防接種法改正案の施行後1か月をめどに、市町村を実施主体とする同法上の新臨時接種を開始することを前提に、医療機関の確保は市町村が行う。また、新型インフルエンザワクチンでは国が全国一律に設定した接種費用も、市町村が設定する。 新臨時接種への移行に当たっては、新臨時接種が始まる前日に、国は医療機関との契約を解除し、新たに市町村が契約を結ぶ。■優先接種対象者は設定せず 昨年の新型インフルエンザワクチンの接種に当たって設定した優先接種対象者や接種スケジュールは決めず、全国民を接種対象者にする。 副反応報告については、これまでと同じく、報告基準に該当する場合の厚労省への速やかな報告を求める。一方、接種を受けた人数の報告は、これまでと同じ手順とするが、10月1日以降に報告様式を簡素化するという。

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3.今季のワクチン接種10月開始=市町村が実施へ―新型インフルエンザ・厚労省(時事通信),時事通信
RV=86.7 2010/07/28 15:43
キーワード:費用,スケジュール

 今季のインフルエンザワクチン接種について、厚生労働省は28日、東京都内に都道府県などの担当課長を集め、従来の季節性と新型を組み合わせる製剤を用いた接種を10月から開始する方針を明らかにした。予防接種法の改正で実施主体が国から市町村に移るのを念頭に、全国一律だった費用は各自治体が決めることとした。 昨年来の新型インフルエンザは病原性が低かったため予防接種法を適用せず、国の事業としてワクチン接種を実施。国が優先接種の対象者やスケジュールを決め、製剤の流通管理も一元的に行った。 同省は今季のワクチンについて、新型と季節性のA香港型、B型を一つにまとめた製剤を採用。同法を改正した上で、努力義務を課さない「臨時接種」として、接種を進める方針を示した。

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1.前年比増で好調=JR・航空各社のお盆予約状況(時事通信),時事通信
RV=289.9 2010/07/30 20:03
キーワード:沖縄,前年,予約,昨年,北海道,ピーク,無料,マイナス,高速,新幹線

 JR旅客6社と国内航空各社は30日、お盆休み期間の座席予約状況を発表した。新型インフルエンザや景気低迷で大きく落ち込んだ昨年に比べ、全般に予約は増えて各社とも好調。高速道路一部無料化についても、各社とも「影響はあまりない」としている。 JRグループの8月11〜18日の在来線と新幹線を合わせた予約済み座席数は、前年比1%増の232万席。新幹線は上越を除いてプラスか前年並み。お盆、年末年始、ゴールデンウイークといった長期休暇中の予約が前年比プラスとなったのは2008年のお盆期間以来で、JR東は「景気は回復し切っておらず手放しでは喜べないが、明るい兆し」とみている。 東海道新幹線の下りのピークは12日で、午前の予約はほぼ満席。上りのピークは15日。 国内航空各社の8月6〜15日の空の便の総予約数は、国内線で前年比1%減の221万7300人、国際線は同3.6%減の48万9500人。路線廃止などで座席数が減ったため数字の上ではマイナスだが、日本航空、全日空とも北海道、沖縄方面が好調という。両社とも「国際線は円高、国内線は景気の持ち直しが影響した」としている。

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1.<新型インフル>ワクチン買い戻しへ メーカー4社(毎日新聞),毎日新聞
RV=238.9 2010/08/02 11:35
キーワード:長妻,出荷,余る,民主党,昨年,昭

 長妻昭厚生労働相は2日の衆院予算委員会で、昨年出荷された新型インフルエンザのワクチンが医療機関に大量の在庫として余り、各地の医師会が国に買い戻しを求めている問題で、国内のワクチンメーカー4社が卸売業者などを通じて買い戻すことで関係者の調整がまとまったことを明らかにした。民主党の伴野豊議員の質問に対する答弁。 厚労省によると、医療機関の在庫ワクチンは今年3月末現在で約208万回分(約29億円相当)。ワクチンは、買い占めなどを防ぐため国がメーカーから買い上げ、卸売業者や販売会社を通じて医療機関に出荷された。しかし、ワクチンが大量に出荷された時期には既に流行が沈静化し、大量の在庫として残っていた。【佐々木洋】

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2.医療機関在庫、メーカーなど買い戻しへ―新型ワクチン(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=226.5 2010/08/02 18:39
キーワード:長妻,負担,余る,昨年,罹患,昭

 新型インフルエンザワクチンが医療機関で過剰在庫して余っている問題で、長妻昭厚生労働相は8月2日の衆院予算委員会で「製造販売業者、販売会社、卸売業者のご負担によって買い戻していただくことになった」と述べ、メーカーなどの買い戻しによって医療機関在庫の解消を進めることを明らかにした。伴野豊氏(民主)の質問に答えた。 厚労省によると、昨年に新型インフルエンザワクチンが流通した際には、国が一括してメーカーからワクチンを買い上げた。国から販売会社が、販売会社から卸がワクチンを買い、医療機関は卸から購入した。買い戻しは逆の手順で、医療機関から卸が、卸から販売会社が買い戻すが、国は関係せず、メーカーは販売会社から買い戻す。詳しい手順や時期などは今後示すという。 同省によると、全国の医療機関が抱える在庫の合計は、3月末時点で約208万回分。 新型インフルエンザワクチンの在庫をめぐっては、7月28日に同省が開いた「新型インフルエンザ対策担当課長会議」で示されたQ&A集で、医療機関在庫の解消について同省の見解を問う質問が12道府県からあった。同省は、原則として返品を認めない当初の方針を示しながらも、罹患者の増加などさまざまな要因によって過剰在庫が生じていることを認め、「問題の解決に向けて慎重に検討している」と答えていた。

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3.余剰ワクチン買い戻しへ=新型インフル、業者が費用負担―厚労省(時事通信),時事通信
RV=223.2 2010/08/02 12:32
キーワード:長妻,回数,負担,余剰,昭

 新型インフルエンザワクチンの余剰在庫を医療機関が大量に抱えている問題で、長妻昭厚生労働相は2日、衆院予算委員会で「製造販売業者などの負担で、買い戻していただくことでご理解いただいた」と述べ、メーカーなどの負担でワクチンの返品を進める方針を明らかにした。 厚労省によると、新型インフルエンザワクチンは、接種回数が2回から1回に変更されたことなどから需要が減少。医療機関が抱える余剰在庫は、3月末時点で約208万回分に上っていた。

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1.「医師会など働き掛けた結果」―新型ワクチン買い戻しで日医(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=380.7 2010/08/04 19:26
キーワード:長妻,政策,出荷,審議,余る,部会,返品,昭,在庫,議論

 日本医師会の保坂シゲリ常任理事は8月4日の定例記者会見で、新型インフルエンザワクチンが医療機関で過剰在庫として余り、日医などが返品を求めていた問題で、厚生労働省が製造販売業者(メーカー)などの買い戻しによって返品を進める方針を示したことについて、「都道府県や市区町村、各地の医師会が(返品を認めるよう)強く働き掛けた結果」と評価した。その上で、厚労省やメーカーなどに謝意を示した。 保坂常任理事は、2日の衆院予算委員会で長妻昭厚労相がこうした方針を示したのと同時に、厚労省側から日医に説明があったことを明らかにし、「現場がスムーズに動くよう、(返品を)どのような仕組みにするか、日本医師会と協議して進めることで(厚労省と)合意した」と説明。8月後半には返品が始まり、今年冬の流行に向けたインフルエンザワクチンの出荷が始まる9月末までには完了するとの見通しを示した。 その上で、新型インフルエンザワクチンの医療機関在庫の問題が解決することで「今季の新型インフルエンザや、今後起こり得る新たな感染症と闘うための新たなスタートラインに立つことができた」と強調。厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会で今後のワクチン政策についての議論を進めたり、鳥インフルエンザなどの発生に備えて新型インフルエンザ対策ガイドラインを見直すための専門家会議が今後開かれたりするなど、「感染症対策は重大な局面を迎えている」として、厚労省や自治体などと協力して今後の感染症対策に取り組む決意を示した。

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1.<強毒鳥インフル>新型インフルと容易に交雑 感染の危険性(毎日新聞),毎日新聞
RV=235.2 2010/08/05 11:45
キーワード:細胞,人工,昨年,肺,増殖,教授,河岡,実験,大量,掲載

 ヒトでの流行が懸念されている強毒性の鳥インフルエンザウイルス(H5N1)は、昨年流行した新型インフルエンザウイルス(H1N1)と交雑しやすい特徴があることを、河岡義裕・東京大医科学研究所教授(ウイルス学)らが実験で確かめた。H5N1は、ヒトには感染しにくいとされるが、H1N1との交雑によって、感染力を持った強毒ウイルスに変化する可能性がある。5日、米専門誌「ジャーナル・オブ・バイロロジー」(電子版)に掲載された。 河岡教授らは、H1N1とH5N1の両ウイルスをイヌの細胞に同時に感染させ、増殖したウイルスの遺伝子を調べた。その結果、採取できた59個のウイルスの85%にあたる50個が遺伝子交雑を起こしていた。さらに、ウイルスの感染力や増殖力が強まる遺伝子交雑の組み合わせを想定し、人工的に作った交雑ウイルスをヒトの肺の細胞に感染させたところ、大量に増殖した。 季節性ウイルス(H3N2、香港型)とH5N1の交雑ウイルスを使った実験では、増殖力はそれほど活発ではなかった。河岡教授は「新型ウイルスは、季節性ウイルスに比べて圧倒的にH5N1と交雑しやすい。交雑は豚の体内で起きるとされるので、大流行を防ぐには、豚の監視が必要だ」と話している。【関東晋慈】

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1.<新型インフル>昨年の流行、遺伝子変異を特定 東大チーム(毎日新聞),毎日新聞
RV=197.5 2010/08/06 06:00
キーワード:細胞,昨年,増殖,河岡,教授,技術,RNA,スる,役割,H5N1

 新型インフルエンザウイルス(H1N1)がパンデミック(世界的大流行)を起こした原因となる遺伝子変異の特定に河岡義裕・東京大医科学研究所教授(ウイルス学)らのチームが成功した。6日、米科学誌「プロス・パソジェンス」電子版に掲載された。 これまで鳥や豚のインフルエンザウイルスを作る遺伝子のうち、増殖の役割を担うRNA(リボ核酸)を構成する2カ所のアミノ酸が変異すると、ヒトに感染して増殖することが知られていた。だが、昨年大流行した新型ウイルスはなぜかこの2カ所の変異がなかった。 河岡教授らは新型ウイルスで見つかった複数の変異のうち共通していた3カ所目のアミノ酸の変異に注目。本来ヒトには感染しにくい強毒性鳥インフルエンザウイルス(H5N1)の同じ個所を遺伝子工学の技術で変異させたところ、ヒトの細胞で増殖した。 河岡教授は「これらの3カ所の変異のポイントに注目し、強毒性鳥インフルエンザの大流行を警戒する必要がある」と話している。【関東晋慈】

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1.WHO、新型インフルのパンデミック終息宣言(産経新聞),産経新聞
RV=215.3 2010/08/10 23:34
キーワード:インド,余剰,累計,昨年,在庫,ピーク,過ぎる

 【ロンドン=木村正人】世界保健機関(WHO)のチャン事務局長は10日、新型インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)の終息を宣言した。解除は1年2カ月ぶり。ただ、ウイルスの流行は予測不能だとして、引き続き警戒するよう呼びかけた。 感染拡大を受けWHOは昨年6月、死者約100万人を出した1968年の香港風邪の流行以来、41年ぶりにパンデミックを宣言。今年6月にチャン事務局長は「最も激しいウイルスの活動期は過ぎた」として、「ポスト・ピーク」(最盛期越え)への移行を発表していた。そして今回、外部専門家による緊急委員会の勧告を受け、パンデミック終息を宣言した。 新型インフルエンザの感染例は昨年3月、メキシコで初めて報告された。今月1日時点の累計で感染は214カ国・地域で確認され、死者は1万8449人にのぼる。現在はニュージーランドやインドなどを除き流行は沈静化している。 新型インフルエンザは感染力は強いが、季節性インフルエンザなどに比べ症状が軽く、ワクチンの余剰在庫を抱えた欧州には「パンデミック宣言は過剰反応だった」との声もある。

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2.<新型インフル>パンデミックは終息期に…WHO事務局長(毎日新聞),毎日新聞
RV=111.1 2010/08/10 23:30
キーワード:余る,検証,ピーク,過ぎる

 【ジュネーブ伊藤智永】世界保健機関(WHO)のチャン事務局長は10日、電話回線による記者会見で、新型インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)は終息期に入ったとの声明を発表した。パンデミック宣言は09年6月に出されて以来、約1年2カ月ぶりに解除された。 世界各国の専門家による緊急委員会が同日朝開かれ、感染状況を討議。WHOは6月3日、感染の「最盛期」(ピーク)は過ぎたものの、冬の南半球で感染状況を監視する必要があるとして警戒水準で最高度の「フェーズ6」を維持していた。しかし、その後、一部地域を除き感染拡大が見られないことから、宣言解除を判断した。 WHOは、09年4月の流行開始からこれまでに少なくとも1万8449人以上が新型インフルエンザで死亡したとしている。 WHOのパンデミック宣言については、先進諸国を中心に大量のワクチンや薬が余ったことから、欧州会議などで疑問や批判が起きている。このため、WHOは科学者ら29人による独立委員会を設置。宣言の妥当性について検証作業を進めている。

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3.大流行終息を宣言=新型インフル―WHO(時事通信),時事通信
RV=21.6 2010/08/10 22:36
キーワード:議論

 【ジュネーブ時事】世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は10日、電話会見を開き、新型インフルエンザの世界的な大流行(パンデミック)が終息期に入ったと宣言した。2009年6月11日にWHOがパンデミックの発生を宣言して以来、1年2カ月ぶりの解除となった。 WHOはこの日、新型インフルエンザの専門家で構成する緊急委員会を開き、世界各地の感染状況を話し合った。冬場を迎えている南半球で、一部を除き、新型インフルエンザ・ウイルスの活動が低調になっているほか、北半球でも感染の広がりが見られない情勢を踏まえて、パンデミックの終息について議論した。

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1.パンデミック終息 新型インフル WHOが宣言(産経新聞),産経新聞
RV=154.7 2010/08/11 07:56
キーワード:インド,余剰,累計,昨年

 【ロンドン=木村正人】世界保健機関(WHO)のチャン事務局長は10日、新型インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)の終息を宣言した。解除は1年2カ月ぶり。ただ、ウイルスの流行は予測不能だとして、引き続き警戒するよう呼びかけた。 感染拡大を受けWHOは昨年6月、死者約100万人を出した1968年の香港風邪の流行以来、41年ぶりにパンデミックを宣言。今年6月にチャン事務局長は「最も激しいウイルスの活動期は過ぎた」として、「ポスト・ピーク」(最盛期越え)への移行を発表していた。 そして今回、外部専門家による緊急委員会の勧告を受け、パンデミック終息を宣言した。 新型インフルエンザの感染例は昨年3月、メキシコで初めて報告された。今月1日時点の累計で感染は214カ国・地域で確認され、死者は1万8449人にのぼる。現在はニュージーランドやインドなどを除き、流行は沈静化している。 新型インフルエンザは感染力は強いが、季節性インフルエンザなどに比べ症状が軽く、ワクチンの余剰在庫を抱えた欧州には「パンデミック宣言は過剰反応だった」との声もある。

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2.新型インフル対策に大きな変更なし−WHO終息宣言で厚労省(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=147.6 2010/08/11 20:07
キーワード:脳症,推計,昨年

 新型インフルエンザについて、WHO(世界保健機関)が現在の世界的な流行状況を世界的大流行の「最盛期後」(ポスト・パンデミック)と宣言したことを受けて、厚生労働省は8月11日、WHOの声明の内容を精査した上で、専門家の意見を聞きながら今後の対策を検討する方針を示した。ただ、同省健康局結核感染症課の担当者は、WHOがサーベイランスやワクチン接種を続けるよう呼び掛けていることなどから、「対策を大きく変えることにはならないのではないか」としている。 新型インフルエンザの発生を受けて厚労省が新たに始めたサーベイランスは、入院患者の数や症状の把握、学校や医療機関などでの集団発生の把握など。入院患者については、当初は全数把握だったが、現在は死亡のほか、急性脳症や集中治療室入室など重症例のみを把握している。集団発生については、小中高校などの夏季休暇中の課外活動で、インフルエンザ様症状の患者が7日以内に10人以上発生した場合などには報告するよう求めている。 新型インフルエンザワクチンを接種した人数は、昨年10月の接種開始から今年4月下旬までで最大2283万人と推計されている。今年冬の流行に向けては、新型、A香港型、B型を混合したインフルエンザワクチンが最大で約2905万本製造される見込み。

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3.WHO、新型インフルエンザの大流行終息を宣言(CNN.co.jp),CNN.co.jp
RV=119.8 2010/08/11 12:27
キーワード:耐性,インド

(CNN) 世界保健機関(WHO)は10日、新型インフルエンザ(H1N1型)のパンデミック(世界的大流行)終息宣言を出した。同日記者会見したWHOのマーガレット・チャン事務局長は「われわれはパンデミック期を脱し、ポストパンデミック(最盛期後)期に移行している」と述べた。インドやニュージーランドなど、まだ新型インフルエンザの感染者が相当数に上る国もあるが、北半球でも南半球でも季節外れのインフルエンザ流行は報告されなくなったとしている。パンデミック終息の要因として、ウイルスが強毒性に変異しなかったこと、ワクチンの効果があったこと、抗インフルエンザ薬タミフルの耐性が広がらなかったことなどを挙げ、「今回は純粋に運に助けられた」との見方を示した。WHOは2009年6月11日に新型インフルエンザのパンデミックを宣言していた。新型インフルエンザがなくなったわけではないが、現在流行しているのは典型的な季節性インフルエンザだとWHOは説明している。

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1.東北の9空港 利用者7.8%減 新型インフル影響(河北新報),河北新報
RV=287.6 2010/08/16 11:02
キーワード:沖縄,12月,仙台,台湾,連続,宮城,ピーク,秋田,下回る

 東北6県にある9空港の2009年度の利用実績(速報値)は国内線と国際線を合わせて649万人となり、前年度から7.8%減ったことが、東京航空局などのまとめで分かった。1994年度に700万5000人を記録して以降、600万人台に落ち込んだのは初めてで、花巻を除く8空港が前年度を下回った。新型インフルエンザの流行による旅行需要の落ち込みなどが大きく影響したとみられる。 東北全体では3年連続で減少した。内訳は国内線が608万5000人で8年連続のダウン。国際線は2年続きの減少で40万4000人だった。 空港別の利用実績は表の通り。仙台空港は国内線と国際線を合わせた全体で279万9000人となり、95年度(281万5000人)を下回った。国内線は3年連続の減少で、日本航空の福岡線減便などが影響した。国際線も新型インフルエンザなどで、ピークだった2000年(47万1000人)の半数近くに落ち込んだ。 国内線、国際線ともに減少率が最も大きかったのは福島空港。国内線は日航の沖縄、大阪両線の撤退が、国際線はウォン安などによるソウル線の韓国利用者の不振が響いた。 東北で唯一増えた花巻空港も増加率はわずかで、「08年の岩手・宮城内陸地震の風評被害が解消された程度」(岩手県)。新型インフルエンザが伸び悩み要因となり、県空港課は「目標の40万人には届かなかった」としている。 一方、国際線に限っては、山形、秋田の両空港が利用者を伸ばした。山形は1、2月の台湾からのチャーター便を増やした結果、「蔵王の樹氷」目当ての海外観光客の取り込みに成功した。秋田は秋田県内で撮影された韓国の人気ドラマ「アイリス」のロケ地を巡るツアー人気がソウル線の利用を押し上げた。 貨物の取扱量は東北全体で12.1%減の2万4410トン。景気低迷による企業の物流コスト見直しや、旅客減による航空会社の機材の小型化などが影響したとみられる。 10年度の利用客については「09年度比で10%程度増えている」(宮城県)などと回復傾向にある。だが、日航が秋以降に青森、秋田、山形などの空港の一部路線を廃止する予定で、12月には東北新幹線の新青森駅も開業する。 「今後の大幅減は否定できない状況」(山形県)にあり、宮城県は「海外のほか、新幹線では時間がかかる九州、関西など西日本を対象に観光PRを行い、旅客需要を掘り起こす必要がある」と指摘する。

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2.インド、依然新型インフル流行(インド新聞),インド新聞
RV=57.8 2010/08/16 08:00
キーワード:インド

 日本外務省は13日、「新型インフルエンザの流行状況について(第85報)」というタイトルの広域情報を出した。10日、世界保健機関(WHO)が新型インフルエンザ(A/H1N1)の現在の流行段階は、パンデミック警戒レベル「フェーズ6」から「ポストパンデミック」期に移行したと発表した。新型インフルエンザ(A/H1N1)ウイルスの消失を意味するものではなく、季節性インフルエンザと同様の動向となりつつあり、今後もしばらく存在し続けることは予想される。 なお、インドやニュージーランドなど一部の国では引き続き流行が見られるものの、世界的にはインフルエンザ・シーズン以外には流行が見られず、感染力は季節性と同程度であること、また、多くの国から季節性インフルエンザの流行期と同様に、複数のインフルエンザ・ウイルスの混在が報告されている。WHOは今後も引き続き警戒を続けることが重要であるとし、「ポストパンデミック」期間においても、引き続き流行状況の把握、ワクチン接種、医療提供を推奨している。 WHOは全世界の死亡者は少なくとも1万8

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1.スーパー細菌は「SARSほどの脅威はない」=伝染病の専門家が指摘―広東省(Record China),Record China
RV=265.6 2010/08/17 17:31
キーワード:耐性,インド,費用,昨年,細菌,コントロール,物質,医学,手術,安い

2010年8月14日、抗生物質に対する耐性が著しく高い「スーパー細菌」と呼ばれる新種の細菌について、広東省の著名な伝染病専門家が「SARSや新型インフルエンザほどの脅威はない」と指摘した。15日付で南方日報が伝えた。記事は、英医学誌ランセットからの情報として、「スーパー細菌」と呼ばれる「ニューデリー・メタロベータラクタマーゼ1(NDM−1)」はインド、パキスタンが発生源と見られ、両国のほか欧米諸国を中心に感染者は170人にまで広がり、死者も確認されたと報じた。香港でも昨年10月、インド籍の男性(66)からNDM−1が検出されたが、すでに退院しているという。患者の多くは費用が安い美容整形手術を受けるため、インドやパキスタンに旅行に行っていた。一方、インドは発生源とされたことに強い不満を表明している。【その他の写真】これに対し、広東省疾病コントロールセンター流行病研究所の何剣峰(ホー・ジエンフォン)所長は、「報道には誤りがある。これは新種の細菌ではなく、新種の薬剤耐性遺伝子だ。一種の酵素で大腸菌と肺炎桿(かん)菌という2種類の細菌に出現する」と述べた上で、「『スーパー抗生剤』と呼ばれるバンコマイシンなら効くはずだ。全く対応策がない訳ではない」と指摘した。また、NDM−1の脅威について、「SARSや新型インフルエンザのような人類を直接攻撃する新型ウイルスではない」とし、それほど大騒ぎをするほどのことではないとの見方を示した。(翻訳・編集/NN)

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2.スーパー細菌は「SARSほどの脅威はない」=伝染病の専門家が指摘―広東省(Record China),Record China
RV=88.5 2010/08/17 17:31
キーワード:耐性,細菌,物質

スーパー細菌は「SARSほどの脅威はない」=伝染病の専門家が指摘―広東省8月17日17時31分配信RecordChina14日、抗生物質に対する耐性が著しく高い「スーパー細菌」と呼ばれる新種の細菌について、広東省の伝染病専門家が「SARSや新型インフルエンザほどの脅威はない」と指摘した。写真は03年のSARS流行期の中国河南省の農村。【その他の写真】(RecordChina)

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1.強毒インフルの場合、発熱外来は30カ所に(京都新聞),京都新聞
RV=125.8 2010/08/19 21:39
キーワード:救急,昨年,公立,了承,目指す,断る,支障,北,市立病院,スムーズ

 京都府、京都市は19日、新型インフルエンザ対策専門家会議を開き、強毒型とみられる患者が国内で発生した場合、「発熱外来」を府内30カ所程度の医療機関で一斉に立ち上げる方針を決めた。昨年の流行当初は10カ所での開設にとどめたため、患者が特定の病院に集中して混乱した。発熱外来を増やすことで、スムーズな患者対応を図る。 発熱外来を設けることになっている「協力医療機関」は、現在府内で25病院。公立病院が中心だが、30病院を目指して今後は私立病院に協力を依頼していく。地域的には人口の多い宇治市や城陽市など山城北医療圏と京都市内で取り組みを強める。 昨年の新型インフルエンザ発生時、25の協力病院のうち、府の依頼を受けて初期に発熱外来を開設したのは10病院だった。そのうち京都市立病院などに患者が集中し、救急患者の受け入れを断るなど通常業務に支障が出たという。 この日、府内の病院医師らが委員を務める専門家会議で府が方針を説明し、了承された。

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1.ロシュ除く世界製薬大手13社が増収―今年4−6月(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=333.7 2010/08/20 17:28
キーワード:承認,前年,製薬,昨年,売上,申請,慢性,作用,高血圧,糖尿

 世界製薬大手14社の今年第2四半期(4-6月)決算が出そろった。新型インフルエンザが大流行した前年同期からタミフルの売り上げが大幅に減少したスイスのロシュを除く13社が増収だった。【世界製薬大手14社4−6月実績詳細】 総売上高トップの米ファイザーは、昨年10月に旧ワイスとの統合を完了。医療用医薬品の売上高は、前年同期比49%増の1兆3819億円だった。統合前2社の前年同期売上高合計との比較では、ファイザーの既存製品群が3%の伸長を示したものの、抗うつ剤エフェクサーなど旧ワイスの製品群が売り上げを落とした影響で、1%増とほぼ横ばいにとどまった。 一般用医薬品や医療機器・診断薬の売り上げが大きい米ジョンソン・エンド・ジョンソンは2位。全体の売上高の約3分の1を占める医療用医薬品は、主力の関節リウマチ治療薬レミケードが伸長したものの、抗てんかん薬トパマックスや統合失調症治療薬リスパダールの後発品の影響が大きく響き、1%増の5109億円と伸び悩んだ。 3位はスイスのノバルティス。主力の高血圧症治療薬ディオバン/コディオと慢性骨髄性白血病治療薬グリベックが引き続き伸長したほか、加齢黄斑変性症治療薬ルセンティスや高血圧症治療薬エックスフォージが2ケタ台の伸びを示し、後発品部門のサンドを除く医療用医薬品の売上高は8%増の7056億円となった。 ファイザーと同じく、昨年11月に大型買収(旧シェリング・プラウ)を完了した米メルクが4位に入った。医療用医薬品の売上高は79%増の8994億円と拡大したが、統合前2社の前年同期の合計と比べると2%減だった。高血圧症治療薬ニューロタンとプレミネントが、米国と欧州の主要市場で独占販売権を喪失したことが要因だ。 後発医薬品最大手のイスラエルのテバは、総売上高が12%増の3496億円で、12位にランクインした。後発品事業でテバに続くサンドは、11%増の1815億円だった。日本の後発品最大手である日医工と今年5月、日本で事業を展開するための共同出資会社を設立した仏サノフィ・アベンティスの後発品事業は、34%増の446億円。日本での事業について「急成長している後発品市場で強力なプレゼンスを確保することになる」としている。■インクレチン関連薬は混戦 製品別に見ると、昨年の世界での売上高トップのファイザーの高脂血症治療薬リピトールは5%増の2588億円(米国での売り上げは横ばいの1208億円)だったのに対し、競合する英アストラゼネカのクレストールが27%増の1316億円(24%増の625億円)と大幅な伸びを示した。 新しい作用機序を持つ糖尿病治療薬として脚光を浴びているインクレチン関連薬のうちDPP-4阻害薬では、メルクのジャヌビアが30%増の552億円で、ノバルティスのエクアが131%増の83億円と続いた。米国で昨年承認された米ブリストル・マイヤーズスクイブとアストラゼネカのオングリザは、それぞれ26億円、13億円を売り上げた。 一方、GLP-1受容体作動薬では、米イーライリリーの1日2回投与のバイエッタ(日本では承認申請中)が13%減の164億円。同社では、「米国とドイツ市場での競争圧力」を減収の原因として挙げている。競合品には、デンマークのノボノルディスクの1日1回投与のビクトーザがあり、欧州では昨年、米国と日本では今年1月に承認を取得した。今期の売上高は53億円となっている。

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1.インフル流行1年 「終息」も油断は禁物 「新型」名称いつまで?(産経新聞),産経新聞
RV=364.9 2010/08/23 07:56
キーワード:インド,妊婦,費用,助成,打つ,昨年,8月,所得,北海道,制度

 新型インフルエンザに関して政府が昨年8月21日に「流行入り」を宣言してから1年になる。昨夏は各地で新型インフルが蔓延(まんえん)したが、今年は目立った感染報告はない。今年8月10日には世界保健機関(WHO)がパンデミック(世界的大流行)の終息を宣言した。危機は去ったのか−。世界の状況と専門家の分析から、今年の動向を探った。(蕎麦谷里志)                   ◇ 「最も激しいウイルスの活動期は過ぎた」 今月10日。WHOのマーガレット・チャン事務局長はそう切り出して、パンデミックの終息を宣言。フェーズ(警戒水準)を「ポスト・パンデミック期」(最盛期越え)に切り替えた。 WHOにとっては昨年6月にパンデミックを宣言して以来、1年2カ月ぶりのフェーズ変更となった。 豪州など冬を迎えている南半球が現在、インフルの流行期にあたるが、「流行規模は普段の季節性程度。パンデミック時は新型が季節性ウイルスの感染活動を抑えたが、そのようなこともない」(チャン事務局長)というのが主な理由だ。 ■第2波で拡大も 国内でも今夏は流行入りの兆しはない。国立感染症研究所によると、8月15日までの1週間で、報告のあったインフルエンザ患者数は162人。1医療機関あたりの患者数が1人を超えると流行期とされるが、今はまだ0・04人にとどまっている。昨年の同時期は、1・69人だった。 「多くの人がすでに免疫を獲得しており、このまま冬までほとんど流行しない可能性もある。少なくとも去年のような大きな流行はないだろう」。そう話すのは、元北海道小樽市保健所長で、インフルに詳しい外岡立人氏。現在、流行がみられる香港でも新型は少なく、主流は新型でなく、季節性のA香港型という。 しかし、東北大の押谷仁教授(ウイルス学)は「油断は禁物」と警告する。過去の例では、再流行した第2波で被害が拡大したこともあるからだ。 実際、インドやニュージーランドなど南半球の一部の国では今年、昨年を上回る流行を見せているという。押谷教授は「日本の場合、昨年の流行では高齢者や妊婦などリスクの高い人に感染が広がらなかった。今年この層に感染が及べば、大きな被害をもたらす危険がある」と話す。 ■ワクチン接種に変化 WHOがパンデミック終息を宣言したことで、いつまで「新型」と呼び続けるかという問題も出てきた。 厚労省によると、今回の新型インフルを「新型」と呼んでいるのは日本ぐらい。世界では「パンデミック2009」や「スワインフルー(豚インフル)」などと呼ばれている。日本での「新型インフル」という名称は感染症法でもともと規定されており、「新型」を外すには、厚労相が「国民の大部分が免疫を獲得した」と判断する必要がある。 厚労省によると、「新型」でなくなったとしても、国の対策は弾力運用されているため大きくは変わらない。しかし、ワクチン接種の費用などが少し変わってくる。新型インフルの場合、ワクチン接種は国の事業で、接種費用も行政が決める。低所得者には接種費用を助成する制度もある。しかし、新型でなくなれば通常の季節性と同じ任意接種となる。接種費用は医療機関が独自に設定。低所得者への助成もない。 北里大の和田耕治講師(公衆衛生学)は「ワクチンを打った人を入れても免疫を持っているのは国民の3割程度。新型と呼ばなくなることで国民の意識の低下も懸念される。あと一冬くらいはこのまま様子を見てもよいのではないか」と話している。

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1.脳症などを重大な副反応に追記−インフルワクチン(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=263.4 2010/08/25 22:47
キーワード:脳症,国産,審議,有する,脳炎

 薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会の「安全対策調査会」と、厚生労働省の「新型インフルエンザ予防接種後副反応検討会」の合同会議(座長=松本和則・独協医科大特任教授)が8月25日に開かれ、インフルエンザワクチンの添付文書を改訂し、「脳炎・脳症、脊髄炎」などを「重大な副反応」に追記することを了承した。 「重大な副反応」にはこのほか、▽血小板減少性紫斑病、血小板減少▽アレルギー性紫斑病▽間質性肺炎―を追記する。また、「その他の副反応」には、腹痛、顔面神経麻痺などの麻痺、末梢性ニューロパチー、ぶどう膜炎を加える。 また、接種要注意者の「気管支ぜんそくのある者」は、「間質性肺炎、気管支ぜんそくなどの呼吸器系疾患を有する者」に書き換える。 国産の季節性、新型のワクチンに加え、輸入の新型ワクチンの添付文書を同様に改訂する。改訂に当たっては、その必要性について検討した調査結果の報告書が、医薬品医療機器総合機構から同日の合同会議に提出された。報告書では、国産の季節性、新型のワクチンの副反応報告や、海外での添付文書の記載状況などについてまとめている。■新型ワクチンの安全性、疫学研究で確認へ また、この日の合同会議では、呼吸器や腎臓の基礎疾患を対象に、新型インフルエンザワクチンの安全性を確認するための疫学研究を行うことが事務局側から報告された。ワクチンの接種後に死亡した群とそれ以外の群を計1000例程度集め、診療記録などを用いてワクチンの接種が基礎疾患の悪化につながったかどうかなどを検討する。 基礎疾患を有する人が新型インフルエンザワクチンの接種後に死亡するケースが相次いだのを踏まえたもので、山梨大医学部の山縣然太朗教授を研究代表者とする厚生労働科学研究で行う。厚労省の担当者によると、取りまとめは今年冬の流行に向けたワクチン接種が始まる10月には間に合わないが、年度内には終わる見通しで、来年以降のワクチン接種での安全対策について提言するという。

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2.妊婦へのタミフル投与、「特段の懸念なし」(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=160.0 2010/08/25 23:21
キーワード:学会,妊婦,審議

 新型インフルエンザが流行した昨年秋以降の妊婦へのタミフルの投与について、「現時点までには、特段の安全性の懸念は示されていない」とする調査結果を、中外製薬とグラクソ・スミスクラインがまとめた。8月25日に開かれた薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会の安全対策調査会に提出した。 それによると、全国の産婦人科医に協力を求めた治療実態調査では、昨年9-11月にインフルエンザに罹患した妊婦1005例の情報を入手。うち793例にタミフルが投与されたが、副反応の報告はなかった。 MRによる日ごろの情報収集活動と、全国の産婦人科医からのインターネット上での情報提供では、昨年9月以降にタミフルの投与を受けた妊婦の情報が今年7月15日までに450例報告され、このうち副反応の報告があったのは4例だった。 また、450例のうち出生時の情報が報告されたのは243例で、17例に異常があった。このうち「因果関係を否定できない」とされたのは1例で、担当医は「子宮内胎児死亡が確認されたのは妊娠9週4日と、無投薬でも生じうる時期である」としているという。 このほか両社は、日本産科婦人科学会の協力の下で、昨年10月から今年12月までにインフルエンザに罹患した妊婦について調査している。7月15日現在で、タミフルが投与された妊婦の帝王切開が4例、自然流産が1例報告されているが、いずれも関連は否定されているという。 新型インフルエンザをめぐっては、妊婦が感染すると重症化しやすいとのデータが海外であり、同学会などが抗インフルエンザウイルス薬の早期投与を呼び掛けていた。

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3.重い副作用疑い、5万人に1人=新型ワクチン、季節性と大差なし(時事通信),時事通信
RV=84.1 2010/08/25 20:16
キーワード:副作用

 新型インフルエンザワクチンの安全性に関する厚生労働省の専門家委員会が25日開かれ、医療機関からの副作用報告が2400件余あったことが報告された。重いケースは5万人に1人程度で、従来の季節性インフルワクチンと比べ安全性に大差はなく、注意喚起など新たな対策の必要はないとした。

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1.<新型インフル>流行終息 政府対策本部が宣言(毎日新聞),毎日新聞
RV=124.9 2010/08/27 21:14
キーワード:11月,推計,昨年

 政府の新型インフルエンザ対策本部(本部長・菅直人首相)は27日、国内の大流行(パンデミック)は終息したと宣言した。昨年11月末に流行のピークを迎え、今年3月に沈静化して以降、季節を外れての流行の兆しが見られないことなどから判断した。 厚生労働省は、今年度末をめどに感染症法上の新型インフルエンザとしての扱いをやめ、通常の季節性インフルエンザとして対策をとる方針。 今回の新型インフルエンザの死者は202人で、通常の季節性インフルエンザと比べて少なかった。医療機関での受診者は推計約2100万人。世界保健機関(WHO)は今月10日、世界的大流行の終息を宣言していた。

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2.医療機関からの返品、9月6日めどに―新型ワクチンで厚労省(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=122.3 2010/08/27 21:46
キーワード:希望,スケジュール,返品

 厚生労働省は8月27日、都道府県の新型インフルエンザワクチン担当部局にあてて事務連絡を出し、医療機関での新型インフルエンザワクチンの在庫の返品を9月6日をめどに始め、17日までに完了するとのスケジュールを示した。 事務連絡によると、都道府県は医療機関に対し、返品希望本数調査票を9月10日までに提出するよう求める。調査票には返品を希望する本数のほか、▽購入先卸業者名▽製造販売元▽製造番号(ロット番号)―などを記入する。こうした流通履歴が確認できなければ、返品できないという。 返品は、有効期限内のワクチンだけでなく、有効期限が切れていても可能。ただし、開封したものは対象外で、5本で1箱や、2本で1組になっているワクチンの一部を使用した残りは返品できない。 調査票の提出期限は9月10日だが、卸売業者による医療機関からのワクチンの引き揚げは6日をめどに、都道府県に調査票が集まり次第、順次開始する。

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3.7月の訪日インド人、10.5%増加(インド新聞),インド新聞
RV=86.1 2010/08/27 08:00
キーワード:前年,推計

 日本政府観光局(JNTO)は25日に、訪日外客数・出国日本人数に関する2010年7月推計値と同年5月暫定値を発表した。推計値によると、7月の訪日外客(外国人旅行者)総数は前年同月比38.9%増の87万9

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1.有効期限切れワクチン接種 静岡済生会総合病院(産経新聞),産経新聞
RV=181.9 2010/08/28 07:56
キーワード:副作用,静岡,在庫,期限

 静岡済生会総合病院(静岡市駿河区)は27日、静岡市の少年(15)に有効期限が切れた新型インフルエンザワクチンを誤って接種していたと発表した。少年は接種後、副作用とみられる目まいや吐き気の症状で一時、入院したという。 同病院によると、問題のワクチンは今年の5月25日が有効期限だったが、7月15日に少年に接種した。病院側の説明によると、有効年月日による分別が行われず、今月18日に在庫確認した際、期限切れワクチンの接種が判明した。病院側は25日に家族と面会し、謝罪したという。

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2.首相動静(8月27日)(時事通信),時事通信
RV=159.5 2010/08/28 00:32
キーワード:政策,政務,民主党,衆院

 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。 午前8時59分、公邸発。同9時、官邸着。「総理、おはようございます」に「元気が出るね」。同1分、執務室へ。 午前9時29分、執務室を出て、同30分、閣僚応接室へ。同31分、閣議室に移り、閣議開始。 午前10時1分、閣議終了。同2分から同48分まで、閣僚懇談会。同49分、同室を出て閣僚談話室へ。同50分、同室を出て大会議室へ。同51分から同11時9分まで、新型インフルエンザ対策本部。同10分から同25分まで、宇宙開発戦略本部。同28分、同室を出て執務室へ。 午前11時29分から同41分まで、蓮舫行政刷新担当相。同42分、石井一民主党副代表が入った。 午後0時17分、石井氏が出た。 午後2時3分、執務室を出て大会議室へ。同4分から同29分まで、新たな時代の安全保障と防衛力に関する懇談会。同31分、同室を出て執務室へ。 午後2時32分、近藤洋介経済産業政務官が入った。同36分、仙谷由人官房長官が加わった。同39分、福山哲郎官房副長官が加わった。 午後3時3分、全員出た。同4分、執務室を出て、同8分、官邸発。 午後3時32分、東京・東糀谷のエビナ電化工業着。視察。同51分、同所発。同56分、東京・西糀谷の加藤研磨製作所着。視察。中小企業経営者らと意見交換。 午後5時16分から同24分まで、報道各社のインタビュー。「民主党代表選が政界再編につながるとの声もあるが」に「代表選が終わった後は全党一丸となった取り組みができると確信している」。同27分、同所発。 午後6時22分、官邸着。同24分、執務室へ。 午後6時39分、西村智奈美外務政務官が入った。同7時10分から同23分まで、英国のブレア元首相と電話会談。西村氏同席。 午後7時24分、西村氏が出た。同25分から同45分まで、経済産業省の近藤政務官、石黒憲彦商務情報政策局長。 午後8時5分、執務室を出て、同7分、官邸発。同14分、東京・隼町のラーメン店「大千元ごくうラーメン」着。秘書官と食事。 午後8時50分、同所発。同52分、公邸着。 午後9時23分、加藤公一民主党衆院議員が入った。同30分、寺田学首相補佐官が加わった。同35分、阿久津幸彦首相補佐官が加わった。 午後9時58分、全員出た。 28日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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3.<新型インフル>タミフル耐性ウイルス、通常と同じ感染力(毎日新聞),毎日新聞
RV=85.0 2010/08/28 11:59
キーワード:耐性,河岡

 治療薬タミフルに耐性を持つ新型インフルエンザウイルス(H1N1)が、通常の新型ウイルスと同程度に感染拡大することが、河岡義裕・東京大医科学研究所教授(ウイルス学)らのチームによる動物実験で分かった。米科学誌「プロス・パソジェンズ」電子版に掲載された。 河岡教授らは、イタチの仲間フェレットに、大阪とベトナムで採取した通常の新型ウイルスと、タミフル耐性ウイルスを、それぞれ感染させた。36匹を6グループに分け、隣のケージのフェレットに感染するかを調べたところ、全グループで感染が広がった。 これまでタミフル耐性ウイルスは、広がりにくいと考えられていたが、08〜09年に季節性のH1N1ウイルス(ソ連型)で耐性ウイルスが世界中に広がった。 河岡教授は「新型インフルエンザでも、タミフル耐性ウイルスが人の間で広がる可能性があり、注意深く監視する必要がある」と警告している。【関東晋慈】

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1.<民主党>原口氏におとがめなし…TV出演のため会合欠席(毎日新聞),毎日新聞
RV=200.9 2010/08/30 21:30
キーワード:政務,交付,欠席,宇宙,原口,谷,総務,光,野口,収録

 仙谷由人官房長官は30日の記者会見で、原口一博総務相が27日の新型インフルエンザ対策本部などの政府会合を欠席、テレビ番組収録のため大阪市に向かったことに関し、「テレビ出演と会合との関係は、内閣で検討してみなければいけない」と述べるにとどめ、注意や処分対象とはしない考えを示した。 原口氏は27日に首相官邸で行われた閣僚懇談会を途中退席し、総務省内で国勢調査員に辞令を交付。交付終了後に始まったインフル対策本部や宇宙開発戦略本部など3会合のために官邸に戻ることはせず、内藤正光副総務相を代理出席させて大阪に向かった。仙谷氏は代理出席について「閣僚の守備範囲は広く、副大臣や政務官に任せるのはやむを得ない」と理解を示し、閣僚懇の中座については「辞令発令でやむを得なかった」と容認した。【野口武則】

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1.新型インフルエンザワクチンの事業化へ―武田薬品工業(医療介護CBニュース),医療介護CBニュース
RV=210.2 2010/08/31 22:16
キーワード:細胞,助成,交付,臨床,供給,培養

 武田薬品工業は8月31日、新型インフルエンザワクチンの事業化に乗り出すことを正式に発表した。米バクスター社から「ヴェロ細胞培養技術」を導入し、細胞培養法による新型インフルエンザワクチンの製造基本技術の確立を進める。 武田薬品では、2012年度半ばをめどに、山口県の光工場に新型ワクチンの生産施設を建設したい考え。長谷川閑史社長は、「国内における新型インフルエンザワクチンの臨床開発、技術移管、製造方法の確立を進め、一日でも早く社会へ供給したい」と話している。 武田薬品は、新型ワクチンの開発・生産体制整備に関する政府の公募事業(昨年度第一次補正予算)の交付決定通知書を受領している。助成交付額は36億円。武田薬品では、バクスター社との協力体制を推進し、第二次補正予算での応募に向けて取り組んでいくとしている。

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2.行政ファイル:県が新型インフル対策本部を廃止 /和歌山(毎日新聞),毎日新聞
RV=114.8 2010/08/31 13:49
キーワード:1月,朝刊,8月

 県は30日、09年4月に開設した県新型インフルエンザ対策本部(本部長=仁坂吉伸知事)を廃止した。世界保健機関(WHO)は10日にパンデミック(世界的大流行)が終息したと声明を発表、政府も27日に対策本部を廃止していた。県内では1月、80代の女性1人が死亡。6月21日以降の受診例はないという。再流行の可能性はあるとされ、県内9保健所・支所と県難病・感染症対策課の相談窓口は引き続き設置。手洗いなどを呼びかけている。8月31日朝刊

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3.新型インフルの対策本部を廃止/川崎市(カナロコ),カナロコ
RV=55.7 2010/08/31 18:45
キーワード:昨年,8月

 川崎市は31日、新型インフルエンザの流行が沈静化していることを受け、昨年4月30日に設置した「市新型インフルエンザ対策本部」を廃止した。 市健康安全室は引き続き、うがい・手洗いの励行やインフルエンザワクチンの予防接種などによる感染防止を呼び掛けている。 8月10日には世界保健機関(WHO)が新型インフルエンザ(A/H1N1)流行のパンデミック(世界的流行)の終息を宣言。国も27日に新型インフルエンザ対策本部を廃止している。

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1.<鳥インフル>豚も強毒性のウイルスに感染 東大教授ら確認(毎日新聞),毎日新聞
RV=245.6 2010/09/01 19:20
キーワード:抗体,血液,昨年,8月,河岡,教授,頻度,致死,H5N1,東京大

 強毒性鳥インフルエンザ(H5N1)の人への感染が世界で最も多いインドネシアで、同ウイルスが豚にも高頻度で感染していることが、東京大医科学研究所の河岡義裕教授(ウイルス学)らの調査で分かった。昨年世界的大流行を起こした新型インフルエンザ(H1N1)も豚の体内を経て人に感染しやすく変異したとされる。米専門誌電子版に発表した。 河岡教授らは05〜09年、同国内の養豚場や食肉処理場で健康な豚計702匹を調べた。すると52匹(7.4%)で鼻のぬぐい液や血液からH5N1ウイルスが検出された。さらに検出されなかった豚からもウイルスに感染するとできる抗体があり、さらに広く感染していることが分かった。 豚は鳥と人に感染するインフルエンザウイルスのどちらにも感染する。このため二つのウイルスが交雑して、人に感染しやすく変異した新型ウイルスによる世界的大流行が警戒されている。特に、H5ウイルスは新型のH1ウイルスと交雑しやすいことも分かっており、今回検出されたウイルスの一部には人に感染しやすくなる変異が起きていた。 世界保健機関によると、8月12日現在でH5N1ウイルスの感染者は15カ国・計504人で、致死率は約59%(299人)に上る。河岡教授は「今後、豚のウイルスを監視することが非常に重要だ」と話している。【関東晋慈】

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1.<新型インフル>タミフル早期投与が低死亡率に寄与(毎日新聞),毎日新聞
RV=259.9 2010/09/03 02:30
キーワード:小児科,1月,子ども,昨年,致死,処方,データ,平均,けいゆう病院,関東

 昨年大流行した新型インフルエンザ(H1N1)で、日本の感染者の死亡率が他国に比べて大幅に低かった原因は治療薬の早期投与とする分析を慶応大病院小児科とけいゆう病院(横浜市)がまとめた。香港で始まったインフルエンザ国際会議で3日、発表する。 両病院は09年6月〜10年1月に入院した1000人の子ども(平均6.4歳)を調べた。それによると、死亡したのは1人で致死率は0.1%、約98%(984人)がタミフルなどの治療薬を使用。このうち発症時期が分かった667人のうち約89%(593人)が投与期間とされる発症48時間以内に処方されていた。米国やアルゼンチンでも患者の8割近くが治療薬を使用しているが、48時間以内の処置は5割以下、致死率は5〜7%というデータがある。【関東晋慈】

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2.<新型インフル>タミフル早期投与が低死亡率に寄与(毎日新聞),毎日新聞
RV=259.9 2010/09/03 07:32
キーワード:小児科,1月,子ども,昨年,致死,処方,データ,平均,けいゆう病院,関東

 昨年大流行した新型インフルエンザ(H1N1)で、日本の感染者の死亡率が他国に比べて大幅に低かった原因は治療薬の早期投与とする分析を慶応大病院小児科とけいゆう病院(横浜市)がまとめた。香港で始まったインフルエンザ国際会議で3日、発表する。 両病院は09年6月〜10年1月に入院した1000人の子ども(平均6.4歳)を調べた。それによると、死亡したのは1人で致死率は0.1%、約98%(984人)がタミフルなどの治療薬を使用。このうち発症時期が分かった667人のうち約89%(593人)が投与期間とされる発症48時間以内に処方されていた。米国やアルゼンチンでも患者の8割近くが治療薬を使用しているが、48時間以内の処置は5割以下、致死率は5〜7%というデータがある。【関東晋慈】

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http://www.drs.dpri.kyoto-u.ac.jp