ワークショップ 「災害を観る 7」

過去のワークショップ「災害を観る」

 京都大学防災研究所では、1998年から2年に1回「災害を可視化する」をキーワードに災害・防災研究における「可視化」に関する様々な事例について共有するワークショップを開催しております。このワークショップでは災害だけにかかわらず「可視化」を行う際の有効なツールであるGISの新技術等の紹介も行われております。
 ワークショップ「災害を観る 7」では災害・防災の可視化、さらにはGISの新技術等についての新たな知見を共有すると共に、今後の有り方について考えていきたいとおもいます。


日時 2010年3月2日(火)
      3日(水)
 午前10時〜午後6時
 午前9時30分〜午後12時40分
会場 キャンパスプラザ京都  5階 第1講義室
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下る(JR京都駅ビル駐車場西側)
TEL(075)353-9111、FAX(075)353-9121
会場への交通アクセスはこちら(大学コンソーシアム京都のページ)をご覧ください
主催 京都大学防災研究所 巨大災害研究センター
*参加無料です。

3月2日(火)
10:00-10:20 開会挨拶
林 春男(京都大学防災研究所巨大災害研究センター長・教授)
10:20-11:50 ユビキタス社会の新技術
座長:東田 光裕(NTT環境エネルギー研究所)
10:20−10:35 座長による本分野のレビュー
10:35−11:00 タンジブル・ユーザ・インタフェースを適用した防災ソリューションの提案
小林 和恵(NTTコムウェア株式会社)
11:00−11:25 GEOSPACEプラットフォームの開発と展望
朝比奈 秀文(株式会社NTT-ME)
11:25−11:50 災害対策本部における状況認識統一のための主題図作成支援ツールの開発
大村 径(株式会社NTTデータCCS)
11:50-13:00 昼食
ランションセッション
12:40-13:00 災害対応を観る−トレンドリーダーを用いた災害対応情報の抽出(仮)
佐藤 翔輔(京都大学防災研究所)
13:00-14:00 災害対応
座長:田中 聡(富士常葉大学大学院環境防災研究科)
13:00−13:15 座長による本分野のレビュー
13:15−14:00 DIY減災の可能性
高島 正典(富士常葉大学大学院環境防災研究科)
休憩
14:10-15:15 ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)と減災
座長:越村 俊一(東北大学大学院災害制御研究センター)
14:10−14:25 座長による本分野のレビュー
14:25−14:50 災害シミュレーションのリアリティ
川上 浩(プロメテック・ソフトウェア株式会社)
14:50−15:15 GEO Gridが提案する次世代型リアルタイム地震動マップ(QuiQuake)
松岡 昌志(産業技術総合研究所)
休憩
15:25-16:15 公募セッション
座長:牧 紀男(京都大学防災研究所巨大災害研究センター)
15:25−15:50 豪雨崩壊や地すべりのGISによる可視化と解析
山岸 宏光(愛媛大学社会連携推進機構防災情報研究センター・愛媛大学GIS研究会)
15:50−16:15 小型無人機を用いた空からの被災状況把握
原田 賢哉(宇宙航空研究開発機構)
休憩+展示
16:30-18:00 GISの新たな試み
座長:中谷 友樹(立命館大学 文学部)
16:30−16:35 座長による本分野のレビュー
16:35−17:05 身体地図情報システムによる傷害情報の記述・分析・可視化
  北村 光司(産業技術総合研究所)
17:05−17:35 自己組織化マップを用いた人口変動の地理的特性の可視化―阪神淡路大震災前後の神戸市既成市街地を事例として
桐村 喬(日本学術振興会特別研究員・立命館大学)
17:35−18:00 iフォーラムにおける防災への取組み(仮題)
須藤 三十三(インクリメントP潟Tービスプラット事業本部)

3月3日(水)
9:30-11:00 2007年新潟県中越沖地震の災害対応とGIS
座長:田村 圭子(新潟大学危機管理室)
9:30−9:45 座長による当該分野のレビュー
9:45−10:10 新潟県庁における「地図作成班(Emergency Mapping Center)」の活動
坂井 宏子(にいがたGIS協議会)
10:10−10:35 柏崎市における「地図作成班(Emergency Mapping Center-K)」の活動
古屋 貴司(横浜国立大学安心・安全の科学研究教育センター)
10:35−11:00 生活再建の実現に向けた「被災者台帳」の構築
井ノ口 宗成(新潟大学災害復興科学センター)
11:00-12:30 災害とGIS
座長:浦川 豪(京都大学生存基盤科学研究ユニット)
11:00−11:15 座長による当該分野のレビュー
平常時から危機発生時へのシームレスなシステム移行を可能とする位置情報に基づくデータベース構築と全庁的な活用
11:15−11:40 宇治市における業務効率化指向の全庁的な位置情報活用
田中 真也(宇治市役所・総務部IT推進課)
11:40−12:05 石川県輪島市における超スモールスタートの業務効率化・高度化のための全庁的な位置情報活用−2007年能登半島地震の災害対応を経験して−
倉本 啓之(輪島市総務部企画課)
12:05−12:30 新潟県柏崎市における測量指向の統合型GISからの脱皮と業務効率化・高度化へ向けた位置情報の活用−2007年新潟県中越沖地震の災害対応を経験して−
本間 努(柏崎市総合企画部企画政策課情報政策係)
12:30-12:40 まとめと閉会挨拶
林 春男(京都大学防災研究所巨大災害研究センター長・教授)

連絡先 〒611-0011
京都府宇治市五ヶ庄
京都大学防災研究所巨大災害研究センター内
ワークショップ「災害を観る」事務局
電話 0774-38-4273,FAX 0774-31-8294
e-mail: miru のあとに @drs.dpri.kyoto-u.ac.jpをつけて下さい。
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