＜"Public Warning System（警報体系）" の国際規格の作成に向けた＞
"Public Warning（警報）" に関する国際ワークショップ開催のご案内
- 主催：
- 日本工業標準調査会（JISC）
- 財団法人 日本規格協会（JSA）
- 協賛：
- 新潟大学
- 財団法人 防災研究協会
"Public Warning（警報）" に関する国際ワークショップを2009年9月8日（火），9日（水）に学術総合センターで開催致します。
1. ワークショップ開催の経緯
2008年11月に，インドネシアのバリで開催された第6 回ISO/TC223（社会セキュリティ）総会時のWG3（指揮・命令及び協力・協調）会議に於いて， "Public Warning System（警報体系）" の国際規格作成に向けて "Public Warning（警報）" に関する国際ワークショップを日本で開催することが決定されました。
2. ワークショップの目的
"Public Warning System（警報体系）" に関する国際規格を作成するための提案を行うことを目的としております。
- 主要な目的は以下の3つです：
-
- 危険な状態にある人が適切な行動を取れるように，警告と必要な情報を提供するための効果的な "Public Warning（警報）" に関する基本的な原則を明らかにすること
- 各国で使用されているサイレン，アラーム，標識，警告文及び色といった非常事態に於ける "Public Warning（警報）" の具体的な表現を調査し，まとめること
- 各国で使用されている非常事態に於ける "Public Warning（警報）" の実情を学び，共有すること
ワークショップで集められた情報をもとに， "Public Warning System（警報体系）" に関する国際規格を提案する予定です。
3. ワークショップの概要
3. 1 プログラム（案）
- 9月8日（火）
-
- 午前：
- オープニングセッション
- 基調講演
-
- 午後：
- 日本の各省庁の "Public Warning（警報）" に関する取組み状況報告
- "Public Warning（警報）" に関する各国の取組み状況報告
- 9月9日（水）
-
- 午前：
- "Public Warning（警報）" に関する各国の取組み状況報告
- "Public Warning（警報）" に関する民間組織の取組み状況報告
（9月8日は同時通訳がありますが，9日は英語のみで行われます）
※本ワークショップは，平成21 年度 経済産業省 基準認証研究開発委託事業（国際標準共同研究開発事業：社会セキュリティ及びリスクマネジメントに関する標準化）の一環として開催するものです。
"Public Warning（警報）" に関する国際ワークショップ プログラム（案）
2009年9月8日（火）
| 時間 | 内容 | 講演者 |
|---|---|---|
| 9:30 - 10:20 | オープニングセッション ・挨拶 ・ワークショップの目的 ・開会の辞 |
経済産業省 |
| 林 春男 氏 （京都大学 防災研究所 教授） |
||
| 下条 文武 氏 （新潟大学 学長） |
||
| 10:20 - 10:30 | 休憩 | |
| 10:30 - 11:20 | 基調講演1 | Dennis MILETI 氏 （カリフォルニア州 地震防災対策委員会 委員長） |
| 11:20 - 12:00 | 基調講演2 | Ernst-Peter DÖBBELING 氏 （ISO/TC 223/WG3 コンビナ） |
| 12:00 - 13:30 | 昼食 | |
| 13:30 - 15:00 | 日本各省庁の "Public Warning" に関する取組み状況 | 深澤 良信 氏 （総務省 消防庁 国民保護・防災参事官） |
| 国土交通省 河川局 | ||
| 弟子丸 卓也 氏 （国土交通省 気象庁 予報部予報課気象防災推進室 防災気象官） |
||
| 15:00 - 15:30 | 休憩 | |
| 15:30 - 16:00 | 日本各省庁の "Public Warning" に関する取組み状況 | 土井 恵治 氏 （国土交通省 気象庁地震火山部管理課 地震情報企画官） |
| 16:00 - 17:00 | 各国の "Public Warning" に関する取組み状況 | Mandy MACKENZIE 氏 （イギリス内閣府 民間緊急事態管理局） |
| Håkan MARCUSSON 氏 （Swedish Civil Contingencies Agency） |
||
2009年9月9日（水）
| 時間 | 内容 | 講演者 |
|---|---|---|
| 9:30 - 10:30 | 各国の "Public Warning" に関する取組み状況 | Jeganathan RAMASAMY 氏 （シンガポール民間防衛局） |
| Supriyati ANDREASTUTI 氏 （インドネシア火山地質災害センター） |
||
| 10:30 - 11:00 | 休憩 | |
| 11:00 - 12:00 | 各国の "Public Warning" に関する取組み状況 | Denis GUSTY 氏 （米国国土安全保障省） |
| Duke H. JEONG 氏 （韓国 東國大学） |
||
| 12:00 - 12:15 | クロージングセッション | 林 春男 氏 （京都大学 防災研究所 教授） |
※プログラムは，予告無く変更される場合がございます。ご了承下さい。
3. 2 展示関係
- ポスター展示：
-
- 関連するISO/TC の取組み状況
- 日本の各省庁の "Public Warning（警報）" に関する取組み状況
- 各国の "Public Warning（警報）" に関する取組み状況
- ブース展示：
-
- 民間組織の取組み状況
