
Goal : 本研究の目指すもの
- ●大規模な被害発生が予想される首都直下地震及び、南海トラフ地震による被害を最小にとどめ、高い災害回復力を持つ都市の実現を目指す。
- ●ICT 分野での新しい要素技術を利活用して、円滑な応急・復旧対応を支援する災害情報を提供するための2つのシステムで構成されるしくみを開発する。
第1は、関係者間の状況認識統一を可能にするクラウドを活用したG 空間情報処理システム。第2は、社会全体に対してキメの細かい災害情報を提供できるマイクロメディアサービス体制の開発。
- ●災害対応者に対する国際基準に準拠した研究・訓練体系の構築と、個人や家庭、各組織における事業継続能力を高めるための科学的研究成果に基づく学際融合的な啓発手法とコンテンツの整備を行い、防災リテラシーの向上方策を検討し、自助・互助・共助・公助力を高める。
- ●その前提として、東日本大震災で現在進行中の応急対応・復旧復興に関する災害経験とこれまでの被災経験を比較して、防災力向上に寄与する知見・教訓を導く。