期日: | 平成14年10月15日(火)−10月17日(木) |
会場: | 京大会館 〒606-8305 京都市左京区吉田河原町15-9 地図 Tel:075-751-8311 Fax:075-761-5403 |
自治体の防災担当職員の皆様に都市防災・地域防災についての理解を深める一助として、京都大学防災研究所巨大災害研究センターが中心となって、1995年以来「地域防災計画実務者セミナー」を毎年開催して参りました。第1回の「地域防災計画実務者セミナー」は1995年8月に3日間にわたって開催され、自然災害の外力の特性を理解すること、災害対策を危機管理の立場から実施すること、およびその実例を紹介することを目的として、講演題目を組み立てました。 翌1996年8月に開催された第2回「地域防災計画実務者セミナー」は京都大学防災研究所公開講座に組み込まれた形で実施しました。第3回では地震防災に焦点をあて、第4、5回目は風水害を対象として、第6回目からはさらに自然災害の全般にわたって、充実した内容で具体的な防災対策・対応について紹介し、議論を重ねて参りました。そこでは、防災研究所のほか、全国の関連研究者のご支援を得ております。 昨年から本年にかけて噴火災害、都市水害、地震災害さらに米国の同時多発テロ事件や大阪教育大学付属池田小学校児童殺傷事件などが発生したこともあり、本年度の実務者セミナーでも「災害対応を学ぶ」として、近年の災害・事件に焦点をあてることにしました。是非ともご参加いただき、地域の防災力向上の一助としていただきたく存じます。 |
2002年8月 巨大災害研究センター長 河田 惠昭 |
第1日目(10月15日)プログラム |
第2日目(10月16日)プログラム |
第3日目(10月17日)プログラム |
応募要領 応募用紙(PDFファイル) |
第1日目(10月15日)プログラム | |
12:00 | 受付開始 |
13:00 | ご挨拶 |
(京都大学防災研究所 巨大災害研究センター長教授 河田恵昭) | |
防災基礎講座 | |
13:30(〜14:30) | 講義 1 |
「東海・東南海・南海地震」 | |
(名古屋大学大学院環境学研究科 教授 安藤雅孝) | |
14:40(〜15:40) | 講義 2 |
「都市水害」 | |
(京都大学防災研究所水災害研究部門 教授 井上和也) | |
15:50(〜16:50) | 講義 3 |
「市民との協働とまちづくり」 | |
(同志社大学文学部 教授 立木茂雄) | |
16:50 | 終了 |
第2日目(10月16日)プログラム | |
市民防災研究所のベストプラクティスに学ぶ | |
9:30(〜12:00) | 「災害から命と暮らしを守る具体的な方法」 |
・ほのぼのあかりのつくり方 | |
・サ・ア・テふしぎな卓上コンロのつくり方 | |
・ポリ袋の応用の仕方 | |
・投てき水パックによる初期消火方法 | |
・煙からの避難方法 | |
((財)市民防災研究所 事務局長 岡島醇) | |
((財)市民防災研究所 研究員 青野文江) | |
12:00(〜13:00) | 昼食 |
最近の災害対応に学ぶ | |
13:00(〜17:00) | 「池田小学校児童殺傷事件より」 |
(大阪府立千里救命救急センター 医師 甲斐達郎) | |
「明石市歩道橋事故より」 | |
(京都大学防災研究所巨大災害研究センター センター長教授 河田惠昭) | |
「ニューヨーク・ワールドトレードセンタービルテロ災害より」 | |
(京都大学防災研究所巨大災害研究センター 教授 林春男) | |
コーディネーター: 矢守克也 (奈良大学社会学部 助教授) | |
17:30〜 | 交流会 |
レストランしらん(芝蘭会館内) 京都市左京区吉田牛の宮町11−1 電話075-752-1027 | |
第3日目(10月17日)プログラム | |
今後の防災の方向を考える | |
9:00(〜10:00) | 「気象庁の地震に関する情報の現状と今後 」 |
(気象庁地震火山部 地震情報企画官 横田崇) | |
10:00(〜11:00) | 「地方公共団体の防災力の強化にむけて」 |
(総務省消防庁 防災課長 務台俊介) | |
11:00(〜12:00) | 「東南海・南海地震などに関する専門調査会の動き」 |
(内閣府 参事官(地震・火山対策担当)付補佐 齋藤誠) | |
12:00 | 終了 |
<応募要領> | |
1. | 原則として、都道府県、政令市、公益事業者の防災担当の方を対象としたセミナーです。 |
2. | 参加料は無料です。但し、資料代としてお一人につき3,000円を徴収します。 |
3. | 1団体から2名の出席を希望します。 |
4. | 過去のセミナーにご出席頂いた団体には、別に各団体5名分の枠を用意しています。適当な方をご推薦下さい。 |
5. | 参加を希望される団体は別紙応募用紙(PDFファイル)でFAXにてお申し込み下さい。〆切日は、10月4日(金)です。 |
6. | セミナー第2日目終了後に交流会を行いますので、奮ってご参加下さい。参加費は1名3,000円です。 |
7. | 宿泊は各自でご手配下さい。 |
8. | これまでのセミナーの成果をまとめた「地域防災計画の実務(京都大学防災研究所編)」(鹿島出版会)を当日会場にて販売致します。 |
9. | 資料代、交流会費等全て領収書を当日発行致します。 |
<事務局・問い合わせ先> | |
〒611-0011 京都府宇治市五ヶ庄 京都大学防災研究所 巨大災害研究センター 「実務者セミナー」担当 山上美智子 |
電話 | 0774-38-4273 |
FAX | 0774-31-8294 |
yamagami@drs.dpri.kyoto-u.ac.jp | |
HP | http://www.drs.dpri.kyoto-u.ac.jp/projects/jitsumusha |