巨大災害過程研究領域
巨大地震、大津波、大洪水などの低頻度ながら甚大な被害を社会に与える災害によって発生する諸現象の解明とその減災システムに関する研究を、数値解析・資料解析・シミュレーションを通じて、自然科学、人文社会科学の融合の立場から推進する。
■ 教授 矢守 克也 − 研究内容
被災者の長期的な生活復興過程に関する研究
- 「兵庫県生活復興調査プロジェクト」
- 「兵庫県復興フォローアップ・プロジェクト」
- 「関西学院大学復興制度研究所」における研究プロジェクト
地方自治体の防災担当者を対象とした災害エスノグラフィー研究
- 「神戸市人材バンク」プロジェクト、文科省大都市大震災軽減化特別（大大特）プロジェクトの一環
防災ゲームを用いた防災教育研究と実践
- 「クロスロード」：阪神大震災における災害対応をカードゲーム化、大大特プロジェクトの一環
- 「防災ゲーム研究会」：「防災Dothrough10」「にぎやか荘火災のなぞ」など多数の防災ゲームを開発
- 「防災ダック」：幼児・小児用ゲーム、防災の「最初の第一歩」を身体で学ぶポーズゲーム
- 「防災すごろく」「防災何もっTake?」など、その他防災ゲームの開発と実践
被災者による被災体験の継承活動に関する理論的・実践的研究
- 「震災語り部KOBE1995」におけるアクション・リサーチ
「安全・安心」に関する社会心理学的研究
- 「安全・安心」概念の社会的構成に関する理論的・実証的研究
心理学研究・実践の新しい方向性を求めて
- 「質的（心理学）研究」、「フィールドワーク」、「アクション・リサーチ」、「社会構成主義」、「社会的表象理論」などをキーワードとする心理学研究・実践の再編
- 「対話性」、「多声性」、「インター・ローカリティ」などを機軸としたグループ・ダイナミックス研究・実践の再編
震災資料の収集と利活用に関する実践研究
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