阪神淡路大震災をはじめとする過去の災害対応事例の研究や諸外国が採用する危機管理体制の比較検討を通して、どのような原因により発生する危機であっても効果的な危機対応ができる一元的な危機管理体制の構築を目指す。 その中核として、GIS:Geographic
Information
System(地理情報システム)という言葉はいろいろなところでお聞きになったことがあると思います。でも、何か難しい、高価で、どう使えばいいのかわからない、自分とは無縁なものと思われていたかもしれません。このGISが危機発生後の対応をどのように効率化できるのか、どのようにすれば身近なものにできるのかについて議論していきたいと思います。
テーマ |
「災害対応にGIS(地理情報システム)は使えるか?
−新潟県中越地震とスマトラ島沖地震津波災害をふまえて− 」 |
日時 |
2005(平成17年)1月20日(木) 13:30〜17:00 |
会場 |
神戸国際展示場3F 3A会議室 神戸市中央区港島中町6丁目9―1
TEL:078-302-5200 |
共催 |
災害対応研究会 京都大学防災研究所 巨大災害研究センター 科学技術振興調整費「日本社会に適した危機管理システム基盤構築」
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参加費 |
無料 |
定員 |
200名 |
参加申込 |
当日先着 |
問い合わせ |
京都大学防災研究所 巨大災害研究センター TEL(0774)38-4273 FAX(0774)31-8294
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(予定) |
1月20日(木)午後 |
13:30-13:40 |
開会挨拶 「災害対応とGIS」
河田恵昭(京都大学防災研究所巨大災害研究センター教授・センター長) |
13:40-14:20 |
話題提供1 「GISとはそもそも何か、災害対応で何ができるのか?」 という疑問に答える
佐土原 聡(横浜国立大学大学院環境情報研究院・教授) |
14:20-15:00 |
話題提供2 「GISは高い、難しい、余計な仕事を増やすだけでは?」 という心配に答える
ポール吉冨(京都大学防災研究所巨大災害研究センター・研究員) |
15:00-15:40 |
話題提供3 「GISは災害対応だけのものか、通常業務には生かせないのか?」 という期待に答える
浦川 豪(京都大学防災研究所・COE研究員) |
15:40-15:50 |
休憩 |
15:50-17:00 |
パネルディスカッション 「災害対応でGISを活用するには・・・新潟県中越地震とスマトラ島沖地震津波災害をふまえて」 を皆で考える
パネリスト |
佐土原 聡(横浜国立大学大学院環境情報研究院・教授) ポール吉冨(京都大学防災研究所巨大災害研究センター・研究員) 浦川 豪(京都大学防災研究所・COE研究員) 正木 千陽(ESRIジャパン(株)・代表取締役社長)
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コーディネータ |
林 春男 京都大学防災研究所巨大災害研究センター・教授
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