比較防災学ワークショップ/第7回/「災害対応研究会」公開シンポジウム

第7回比較防災学ワークショップ
7th Workshop for
"Comparative Study on Urban Earthquake Disaster Management"

〜みんなで防災の知恵を共有しよう〜

 自然災害は、自然現象であり、同時に社会現象でもあります。 阪神・淡路大震災をきっかけとして、「災害に強い社会」を作るためには社会現象としての災害についての研究の必要性が明らかになりました。 このワークショップは、さまざまな角度から生活と防災の関係について比較・検討する場を作ろうとする試みです。 地域、時間、季節、立場、年齢、男女等の比較を通じて、自分なりの比較の視点を持つことで、防災についての新しい発見が生まれることを期待しています。 会場内で自由に活発な議論や意見交換をしたいと考えています。

pdf プログラム

日時 2007(平成19)年 1月 18日(木)・19日(金)
会場 神戸国際会議場 5F 501会議室
神戸市中央区港島中町6-9-1 TEL:078-302-5200
共催 東京大学生産技術研究所・都市基盤安全工学国際研究センター
京都大学防災研究所21世紀COEプログラム
文部科学省大都市大震災軽減化特別プロジェクトIII-3
後援 日本自然災害学会、地域安全学会
参加費 無料
定員 140名
参加申込 当日先着
問い合わせ 京都大学防災研究所 巨大災害研究センター
TEL:0774-38-4273 FAX:0774-31-8294

概要・予定
1月18日(木)午前
10:00-12:00  シンポジウム:日本から世界へ 災害脆弱性の改善に向けた取り組み
10:00-10:05  「挨拶・趣旨説明」
10:05-10:20
 「最近の途上国の自然災害に対してSVAが行ってきた支援活動」
 鈴木 晶子((社)シャンティ国際ボランティ ア会)
10:20-10:35
 「CODEが取り組むくらしの再建〜安心・安全なすまいとは?」
 吉椿雅道(CODE海外災害援助市民センター)
10:35-10:50
 「100ドル耐震補強:最近の活動」
 目黒公郎(東京大学生産技術研究所)
10:50-11:05
 「長期的津波監視の維持を重視した地震津波被害軽減システムの提案」
 高島正典(富士常葉大学環境防災学部)
11:05-11:20
 「建物の災害脆弱性の改善に向けたわが国の取り組み」
 岡崎健二(政策研究大学院大)
11:20-11:35
 「インドネシアにおける地盤調査技術協力と学生による防災教育 支援活動」
 清野純史(京都大学工学部)
11:35-11:55
 総合討論
11:55-12:00  閉会の挨拶
12:00  終了
*「災害対応研究会」公開シンポジウムへ続く
 
1月19日(金)午前・午後
10:00-12:00  シンポジウム:比較復興学の試み−米国の復興事例に学ぶ−
10:00-10:10  「開会にあたって」
 河田恵昭 (京都大学防災研究所長)
10:10-10:50  「9/11 同時テロからのNYの復興」
 David Mammen (京都大学防災研究所・外国人客員教授)
10:50-11:30
 「ハリケーンカトリーナからのNewOrleans の復興」
Robert Olshansky(イリノイ大学アーバナ・シャンペイン校・教授)
11:30-12:00
 全体討議
12:00-13:00  昼食休憩/Lunch
13:00-17:00  シンポジウム:「兵庫県生活復興調査」を通してみた阪神・淡路大震災からの
 復興過程
13:00-13:25
 「草の根検証作業から生まれた生活復興調査の調査フレーム」
 林 春男(京都大学防災研究所)
13:25-13:40
 「生活再建7要素モデルの発見」
 田村圭子(新潟大学災害復興科学センター)
13:40-13:55
 「被災後のすまいの変遷」
 木村玲欧(名古屋大学環境学研究科)
13:55-14:10
 「被災後のまちの復興」
 野田 隆(奈良女子大学人間文化研究科)
14:10-14:30  (休憩)
14:30-14:45
 「生活復興感の測定」 
 矢守克也(京都大学防災研究所)
14:45-15:00
 「被災後の家計・くらしむき」
 田村圭子(新潟大学災害復興科学センター)
15:00-15:15
 「復興カレンダー」
 木村玲欧(名古屋大学環境学研究科)
15:15-15:30
 「復興パネル調査」
 黒宮亜希子(吉備国際大学社会福祉学部)
15:30-15:45
 「生活復興モデルの検証」
 立木茂雄(同志社大学社会学部)
15:45-16:00
 「調査結果の震災復興施策への反映と教訓の継承」
 松久士朗(兵庫県県土整備部復興局復興推進課)
16:00-16:20  (休憩)
16:20-17:00
 全体討議
17:00  終了



「災害対応研究会」公開シンポジウム

 今回の公開シンポジウムでは、「国民保護」問題を取り上げます。国民保護計画の作成は昨年度に都道府県、本年度に市町村で作成が進み、本年度で計画策定の段階は完了します。次の課題は作成された計画にどう実効性を持たせるかです。現在、地方自治体の国民保護とらえ方を見ると、国民保護をこれまでの防災とは全く違う新しい事態と見る考え方と、これまでの防災の延長としてとらえる考え方の2つが存在し、今後の方向性について異なった見解があるように思えます。今回のシンポジウムでは、一元的な危機対応体制の一課題として国民保護の課題をとらえる観点から、実効性を持つ国民保護計画にするための方略について、「組織と空間」「マニュアルと情報」「啓発と訓練」をキーワードにして考えます。


テーマ 「国民保護を考える」
日時 2007(平成19)年1月18日(木) 13:30〜17:00
会場 神戸国際会議場 5F 501号室
神戸市中央区港島中町6-9-1 TEL:078-302-5200
共催

災害対応研究会/京都大学防災研究所/巨大災害研究センター

参加費 無料
定員 140名
参加申込 当日先着
問い合わせ 京都大学防災研究所 巨大災害研究センター
TEL:0774-38-4273 FAX:0774-31-8294

概要・予定
1月18日(木)午後
13:30-14:15  「一元的な危機対応体制と国民保護計画」
林 春男(京都大学防災研究所・教授)
14:15-15:00  「組織と空間」
牧 紀男(京都大学防災研究所・助教授)
15:00-15:15  休憩
15:15-16:00  「マニュアルと情報」
浦川 豪(京都大学生存基盤科学研究ユニット・助手)
16:00-16:45  「啓発と訓練」 
田村圭子(新潟大学災害復興科学センター・助教授)
16:45-17:00  「質問と討論」 
17:00  終了