第1回複合災害シンポジウム

 科学研究費基盤研究(S)巨大複合災害とその減災戦略
 平成19年度成果報告会

複合災害シンポジウム 第1回|第2回第3回

 東海・東南海・南海地震や首都直下地震など、将来発生することが懸念されている災害では、災害の広域化・複合化・長期化などから被害が拡大することが懸念されます。本研究は、特に、同種あるいは異種の自然災害の同時ないし時間差発生による複合災害の発生を対象とし、その被災シナリオを見いだして、このような災害に対する減災戦略を明らかにしようとするものです。初年度は、まず、地震・津波・大規模水害等に関する複合災害シナリオの検討、複合災害対応の現状と課題の把握などを行いました。シンポジウムではその成果を報告し、自由に活発な議論と意見交換を行いたいと思いますので、積極的にご参加くださいますようお願い申し上げます。

日時
  2008年6月27日(金)13:00-17:45
場所
  東京国際フォーラムG502号室
   (会場へのアクセス・東京国際フォーラムのサイトへ転送されます
プログラム
13:00-13:10

ごあいさつ
     京都大学 防災研究所・教授 河田 恵昭

13:10-13:45

複合災害事例と本研究の目指すところ
     京都大学 防災研究所・教授 河田 恵昭

13:45-14:20

わが国の地域防災計画における複合災害対応の現状と課題
—都道府県・政令指定都市にとっての複合災害—
     首都大学東京 都市環境科学研究科・教授 中林 一樹

14:20-14:30
(休憩)
14:30-15:05

日本人の災害リスク感の経時的モニタリング
     東京女子大学 文理学部・教授 広瀬 弘忠

15:05-15:40

人口減少と自然災害による複合災害
—ニューオリンズの復興と東海・東南海・南海地震—
     京都大学 防災研究所・准教授 牧 紀男

15:40-16:15

2004年スマトラ島地震津波の被害実態からの教訓
     東北大学 工学研究科・准教授 越村 俊一

16:15-16:25
(休憩)
16:25-17:00

昭和と次回の南海トラフ地震の被害像の違い:長周期の揺れと高機能社会に着目して
     名古屋大学 環境学研究科・教授 福和 伸夫

17:00-17:35

最悪シナリオの発見と人間行動
     京都大学 防災研究所・教授 林 春男

17:35-17:45

閉会
     京都大学 防災研究所・教授 河田 恵昭

お申し込み・お問い合わせ

公開発表会ですので、どなたでもご参加いただけます。
お忙しいところ、誠に恐縮ですが、参加人数把握のため、シンポジウムに参加を希望されます方は
ファックスかE-mailなどで、お早めに下記までお知らせいただけましたら幸いです。
当日飛び入りのご参加も歓迎いたします。

  京都大学 防災研究所 巨大災害研究センター 鈴木 進吾
    TEL:0774-38-4284 FAX:0774-31-8294
    Email:shingoのあとに@drs.dpri.kyoto-u.ac.jpをつけてください。

第1回複合災害シンポジウム報告書
シンポジウムの講演録は第3回複合災害シンポジウムでご希望の方に配布致します。
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