Memorial ConferenceIV君の証言 DRS
「君の証言」

はじめての地震
貞松 奈穂美 (神戸市立本山南小学校)

 わたしは、地震とゆうのは、ただ少しゆれるだけだと思っていました。そして地震がおきる前の日、「これから早くおきようね」と言っていました。そして、「これからはやくおきよう」と思っていました。そして次の日の朝、地震がおきました。わたしは、まだ1年生で、何がなんだかよくわかりませんでした。そして、きがついたら、ピアノと、カバンや服をかけるのがわたしのうえにたおれていて、体がうごきませんでした。そして少したったら、お母さんとお父さんの声がきこえました。「だいじょうぶ」と言う声がきこえました。そしておねえちゃんが、「だいじょうぶ」とわたしよりさきに言いました。そしてわたしも返事しないといけないことをしっていたのに、なぜか声がでなかった。「どうしよう」と思った。そしてお父さんが、ピアノと服かけをのけてくれて、「だいじょうぶ」と言ってくれました。そしてわたしは、「うん!だいじょうぶ!」と言いました。そして、台所のテーブルがよこにたおれていて、それをお父さんがもとにもどして、わたしはまだ小さいのに、お母さんの服や、おねえちゃんのくつをはいて、そとにでました。そして外から見たら、わたしが住んでいたマンションが、少しかたむいていたのがわかりました。そして、おばあちゃんの家に行くことにしました。バスもなにもないからあるいていきました。わたしは、おばあちゃんの家までつく道がすごくこわかったです。なぜかと言うと、家やはしら、ビルなどがもうぐちゃぐちゃになっていて、それは、わたしがはじめて見る道でした。おねえちゃんのくつをはいていたから、少し大きくて、石やガラスが入ってきて、とちゅうで出しながらあるいていました。そしてやっとおばあちゃんの家について、おばあちゃんは、生きていました。そしていとこもきて、みんなでこれからどうするかを話しあいました。そして、わたしは、学校をかわり、わか山にいるひーおばあちゃんの家に少し(2ヶ月)いることにしました。そして、学校にもなれてあたらしい友達ができたと思ったら、地震がおさまったからかえると言って、前住んでいたおばあちゃんの家にひっこして、またあたらしい学校に行って、またあたらしい友達が、できたと思ったら、また、この本山南小学校に行って今またあたらしい友達ができてきました。今はもうこわくないけどその時は、すごくこわくてあの地震から今まで、すごく早くかんじます。


Research Center for Disaster Reduction Systems, DPRI, Kyoto University
京都大学防災研究所巨大災害研究センター