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霧島山系新燃岳噴火 注目記事アーカイブ 見出し一覧

Yahoo!ニューストピックス: 「新燃岳噴火」
「霧島山系新燃岳噴火」トップ
キーワードの時系列的推移[PDF]: 24時間間隔

 ■ 以下の見出しをクリックすると,ページ下部にあります記事本文をご覧になれます.

 ▼2011/01/26 09:00〜2011/01/27 09:00▼

1.霧島山・新燃岳噴火 一部道路の通行止めや飛行機の欠航など、交通機関にも影響(フジテレビ系(FNN)) フジテレビ系(FNN)
  キーワード:影響,火山灰,気象庁,霧島山,入山,いう,出る,発生,規模,噴石 RV=57.6
2.霧島山・新燃岳噴火 気象庁、噴火警戒レベルを「2」から「3」に引き上げ入山規制行う(フジテレビ系(FNN)) フジテレビ系(FNN)
  キーワード:影響,火山灰,気象庁,霧島山,入山,いう,出る,発生,噴石 RV=53.0
3.霧島山・新燃岳噴火 空の便などの交通機関にも影響 宮崎結ぶ3便欠航、約700人に影響か(フジテレビ系(FNN)) フジテレビ系(FNN)
  キーワード:影響,火山灰,気象庁,霧島山,入山,いう,出る RV=43.7

 ▼2011/01/27 09:00〜2011/01/28 09:00▼

1.霧島連山・新燃岳噴火 52年ぶりに爆発的噴火が発生 宮崎・都城市などに火山灰降る(フジテレビ系(FNN)) フジテレビ系(FNN)
  キーワード:爆発,影響,火山灰,出る,一部,様子,道路,車,続く RV=104.7
2.霧島連山・新燃岳噴火 52年ぶりの爆発的噴火で火口から2,500メートル以上の噴煙(フジテレビ系(FNN)) フジテレビ系(FNN)
  キーワード:爆発,影響,火山灰,出る,一部,道路,続く RV=89.9
3.新燃岳噴火 火山灰・空振など被害相次ぐ(TBS系(JNN)) TBS系(JNN)
  キーワード:影響,火山灰,灰,出る,一部,道路,車,続く RV=85.5

 ▼2011/01/28 09:00〜2011/01/29 09:00▼

1.189年ぶりマグマ噴火 溶岩ドームと火砕流も確認(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:爆発,マグマ,影響,火山灰,ドーム,被害,溶岩,火砕流 RV=139.9
2.新燃岳噴火:県内に降灰と空振 不安募る地域住民 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:爆発,灰,影響,被害,溶岩,振る,火砕流 RV=122.0
3.新燃岳噴火 宮崎空港閉鎖…12市町で降灰、影響広がる(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:爆発,灰,影響,火山灰,被害,溶岩 RV=113.6

 ▼2011/01/29 09:00〜2011/01/30 09:00▼

1.霧島山新燃岳本格噴火の可能性 溶岩ドーム、火砕流見つかる(J-CASTニュース) J-CASTニュース
  キーワード:マグマ,爆発,ドーム,溶岩,火山灰,火砕流 RV=136.3
2.新燃岳噴火 大畠国交相、被害状況視察のため現地入り 鹿児島県知事などから説明受ける(フジテレビ系(FNN)) フジテレビ系(FNN)
  キーワード:爆発,灰,ドーム,溶岩,被害,国交相 RV=125.6
3.新燃岳、小噴火続く…火口北側にも火砕流跡(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:爆発,ドーム,溶岩,火山灰,火砕流 RV=107.3

 ▼2011/01/30 09:00〜2011/01/31 09:00▼

1.<新燃岳噴火>大量マグマ、長期化必至…東大など調査報告(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:マグマ,ドーム,溶岩,爆発,教授,地下,中田 RV=196.5
2.新燃岳噴火 大量マグマ、長期化必至…東大など調査報告(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:マグマ,ドーム,溶岩,爆発,教授,地下,中田 RV=196.5
3.<新燃岳噴火>大量マグマ、長期化必至−−東大調査(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:マグマ,ドーム,溶岩,爆発,教授,地下,中田 RV=196.5

 ▼2011/01/31 09:00〜2011/02/01 09:00▼

1.<新燃岳噴火>火砕流を警戒 入山規制半径3キロに拡大(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:ドーム,マグマ,溶岩,避難,避難勧告,火砕流,高原,直径,地下 RV=321.5
2.新燃岳噴火 火砕流を警戒 入山規制半径3キロに拡大(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:ドーム,マグマ,溶岩,避難,避難勧告,火砕流,高原,直径,地下 RV=321.5
3.<新燃岳噴火>避難者増える 宮崎・高原町は415人(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:ドーム,マグマ,溶岩,避難,避難勧告,高原,直径,地下,灰 RV=314.2
4.新燃岳噴火 避難者増える 宮崎・高原町は415人(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:ドーム,マグマ,溶岩,避難,避難勧告,高原,直径,地下,灰 RV=314.2

 ▼2011/02/01 09:00〜2011/02/02 09:00▼

1.新燃岳4回目の爆発的噴火でけが人も(TBS系(JNN)) TBS系(JNN)
  キーワード:ドーム,マグマ,溶岩,空振,割れる,火砕流,ガラス RV=258.1
2.新燃岳、爆発的噴火で「空振」が発生(TBS系(JNN)) TBS系(JNN)
  キーワード:ドーム,マグマ,溶岩,空振,割れる,火砕流,ガラス RV=258.1
3.新燃岳噴火 鹿児島・霧島市内で「空振」により322枚のガラスが割れる(フジテレビ系(FNN)) フジテレビ系(FNN)
  キーワード:ドーム,溶岩,空振,割れる,km,ガラス RV=206.8

 ▼2011/02/02 09:00〜2011/02/03 09:00▼

1.新燃岳被災地ルポ グレーに染まる町、火山灰の掃除に苦心(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:避難,溶岩,空振,割れる,避難勧告,窓,ガラス RV=214.1
2.新燃岳 6回目の爆発的噴火 火砕流は確認されず 2日朝(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:ドーム,溶岩,空振,割れる,窓,ガラス RV=187.5
3.<新燃岳>爆発の間隔短く7回目 2日2回目(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:ドーム,溶岩,空振,割れる,窓,ガラス RV=187.5
4.新燃岳 爆発の間隔短く7回目 2日2回目(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:ドーム,溶岩,空振,割れる,窓,ガラス RV=187.5

 ▼2011/02/03 09:00〜2011/02/04 09:00▼

1.新燃岳の噴火「1、2週間は続く」(TBS系(JNN)) TBS系(JNN)
  キーワード:避難,マグマ,割れる,空振,避難勧告,窓,ガラス,予知 RV=236.9
2.<新燃岳>「1、2週間、爆発的噴火繰り返す」予知連が見解(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:ドーム,マグマ,溶岩,予知 RV=128.2
3.新燃岳 「1、2週間、爆発的噴火繰り返す」予知連が見解(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:ドーム,マグマ,溶岩,予知 RV=128.2

 ▼2011/02/04 09:00〜2011/02/05 09:00▼

1.新燃岳噴火:警戒レベル継続、福祉施設など安堵 長期化に不安も−−霧島 /鹿児島(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:避難,空振,窓,ガラス,児童 RV=132.9
2.新燃岳噴火:被害の防止へ万全の体制とる−−前田・霧島市長 /鹿児島(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:割れる,空振,避難勧告,窓,ガラス RV=128.7
3.新燃岳噴火 避難生活は5日目に(TBS系(JNN)) TBS系(JNN)
  キーワード:避難,避難勧告,土石流 RV=89.7
4.新燃岳噴火 避難生活は5日目に(TBS系(JNN)) TBS系(JNN)
  キーワード:避難,避難勧告,土石流 RV=89.7

 ▼2011/02/05 09:00〜2011/02/06 09:00▼

1.<新燃岳噴火>避難勧告、割れる判断(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:避難,避難勧告,マグマ,解除,溶岩,出す RV=179.7
2.新燃岳噴火 避難勧告、割れた判断(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:避難,避難勧告,マグマ,解除,溶岩,出す RV=179.7
3.<新燃岳噴火>「少しでも力に」 霧島市の有志が宮崎訪問へ(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:避難,避難勧告,割れる,空振,出す RV=159.3
4.新燃岳噴火 「少しでも力に」 霧島市の有志が宮崎訪問へ(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:避難,避難勧告,割れる,空振,出す RV=159.3

 ▼2011/02/06 09:00〜2011/02/07 09:00▼

1.避難勧告「解除」 1週間ぶりに帰宅の人も(TBS系(JNN)) TBS系(JNN)
  キーワード:避難,避難勧告,解除,出す,支援 RV=139.7
2.新燃岳噴火 宮崎・高原町では自宅に戻った住民が灰の後片づけなどに追われる(フジテレビ系(FNN)) フジテレビ系(FNN)
  キーワード:避難,避難勧告,解除,出す,支援 RV=139.7
3.新燃岳噴火 活発な噴火活動続く 気象台、大きな噴石や火砕流に警戒呼びかけ(フジテレビ系(FNN)) フジテレビ系(FNN)
  キーワード:避難,避難勧告,解除,出す RV=124.0

 ▼2011/02/07 09:00〜2011/02/08 09:00▼

1.新燃岳噴火:霧島の温泉・飲食店従業員ら、高原町の避難所で150食炊き出し /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:避難,避難勧告,解除,割れる,空振,温泉,ホテル RV=191.3
2.新燃岳噴火:霧島市の温泉・飲食店従業員ら、高原町の避難所で炊き出し /鹿児島(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:避難,避難勧告,解除,割れる,空振,温泉,ホテル RV=191.3
3.勧告解除も不安消えず=宮崎・高原町(時事通信) 時事通信
  キーワード:避難,避難勧告,解除 RV=107.1

 ▼2011/02/08 09:00〜2011/02/09 09:00▼

1.新燃岳、雨が降り始め土石流に警戒(TBS系(JNN)) TBS系(JNN)
  キーワード:避難,避難勧告,解除,土石流 RV=124.2
2.霧島山・新燃岳から連鎖する火山活動。次は富士山が噴火する?(週プレNEWS) 週プレNEWS
  キーワード:避難勧告,解除,マグマ RV=98.9
3.新燃岳噴火:災害ボランティア受け付け、高原にもセンター設置 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:避難,ボランティア RV=55.9
4.新燃岳噴火:ボランティア受け付けセンター設置−−宮崎・高原町 /鹿児島(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:避難,ボランティア RV=55.9

 ▼2011/02/09 09:00〜2011/02/10 09:00▼

1.新燃岳噴火:高原町の繁殖農家、渦中に子牛誕生 「のぞみ」に希望託す /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:避難勧告,解除,土石流,雨,牛 RV=157.3
2.<新燃岳噴火>今年の米作りは断念 淡路島出身の坂本さん(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:避難勧告,解除,避難,土石流,空振 RV=155.1
3.新燃岳噴火 今年の米作りは断念 淡路島出身の坂本さん(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:避難勧告,解除,避難,土石流,空振 RV=155.1

 ▼2011/02/10 09:00〜2011/02/11 09:00▼

1.新燃岳周辺で土石流の恐れ…噴火以来初の雨(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:雨,土石流,避難勧告,解除,避難,雨量 RV=207.4
2.噴火活動続く新燃岳、夕方から雨の見込み(TBS系(JNN)) TBS系(JNN)
  キーワード:雨,土石流,避難勧告,避難,雨量 RV=171.4
3.新燃岳周辺で11日にかけ雨 土石流に警戒(日本テレビ系(NNN)) 日本テレビ系(NNN)
  キーワード:雨,土石流,避難勧告,避難,雨量 RV=171.4
4.新燃岳で土石流への警戒高まる 宮崎・都城市、高原町が避難勧告の独自基準発表(フジテレビ系(FNN)) フジテレビ系(FNN)
  キーワード:雨,土石流,避難勧告,避難,雨量 RV=171.4
5.<新燃岳噴火>西岳地区などに避難準備情報 土石流警戒で(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:雨,土石流,避難勧告,避難,雨量 RV=171.4
6.新燃岳噴火 西岳地区などに避難準備情報 土石流警戒で(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:雨,土石流,避難勧告,避難,雨量 RV=171.4

 ▼2011/02/11 09:00〜2011/02/12 09:00▼

1.<新燃岳噴火>「足湯ボランティア」で癒やし 神戸のNGO(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:雨,土石流,避難,ボランティア,支援 RV=154.0
2.新燃岳「土石流」警戒 一時、避難準備情報(TBS系(JNN)) TBS系(JNN)
  キーワード:雨,土石流,解除,避難 RV=149.4
3.新燃岳噴火:周辺、土石流警戒続く 都城市が「避難準備情報」 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:土石流,避難勧告,避難,雨量 RV=125.8

 ▼2011/02/12 09:00〜2011/02/13 09:00▼

1.新燃岳噴火:8日ぶり爆発 「精神的に疲れた」 雨を含み灰重く /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:雨,土石流,解除,避難,避難準備情報,雨量 RV=188.2
2.新燃岳噴火:足湯で癒やす被災者 神戸のNGOが支援 /兵庫(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:雨,土石流,避難,ボランティア,支援 RV=157.3
3.新燃岳噴火:土石流確認されず 危険個所、現地調査 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:雨,土石流,避難,避難準備情報 RV=133.2

 ▼2011/02/13 09:00〜2011/02/14 09:00▼

1.土石流の恐れ、宮崎・都城が避難準備情報(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:雨,土石流,避難勧告,避難準備情報,避難,雨量 RV=209.9
2.<新燃岳>土石流の恐れ 都城市が避難準備情報を発表(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:雨,土石流,避難勧告,避難準備情報,避難,雨量 RV=209.9
3.新燃岳噴火 14日にかけて雨の予報 宮崎・都城市の住民約2,500人に避難準備情報発表(フジテレビ系(FNN)) フジテレビ系(FNN)
  キーワード:雨,土石流,避難勧告,避難準備情報,避難,雨量 RV=209.9

 ▼2011/02/14 09:00〜2011/02/15 09:00▼

1.新燃岳噴火 14日朝に再び爆発的噴火 広い範囲で噴石が降るのを観測(フジテレビ系(FNN)) フジテレビ系(FNN)
  キーワード:雨,土石流,解除,避難準備情報,雨量,割れる,屋根,雪 RV=254.4
2.新燃岳噴火で都城市、避難準備情報を解除(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:雨,土石流,解除,避難準備情報,避難勧告,雨量,避難 RV=248.7
3.新燃岳で爆発的噴火、噴石被害も(TBS系(JNN)) TBS系(JNN)
  キーワード:雨,土石流,解除,避難準備情報,避難勧告,避難,割れる RV=244.5

 ▼2011/02/15 09:00〜2011/02/16 09:00▼

1.新燃岳、大量の火山灰伴う噴火の可能性低い(日本テレビ系(NNN)) 日本テレビ系(NNN)
  キーワード:雨,土石流,解除,避難勧告,マグマ RV=201.4
2.新燃岳噴火:避難基準、変更・統一は見送り−−都城市と高原町 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:雨,土石流,避難準備情報,雨量,避難 RV=182.2
3.宮崎・高原町、避難勧告を全面解除…新燃岳噴火(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:解除,避難勧告,避難 RV=100.6

 ▼2011/02/16 09:00〜2011/02/17 09:00▼

1.新燃岳噴火 宮崎・高原町で避難勧告全面解除も土石流への警戒続く(フジテレビ系(FNN)) フジテレビ系(FNN)
  キーワード:雨,土石流,解除,雨量,避難勧告,避難 RV=230.2
2.宮崎・都城市が避難準備情報=降雨で土石流の恐れ―新燃岳噴火(時事通信) 時事通信
  キーワード:雨,土石流,避難準備情報,雨量,避難勧告,避難 RV=226.4
3.新燃岳噴火 夜までの総雨量が70mmに達するおそれ 宮崎・都城市で住民4人自主避難(フジテレビ系(FNN)) フジテレビ系(FNN)
  キーワード:雨,土石流,避難準備情報,雨量,避難勧告,避難 RV=226.4

 ▼2011/02/17 09:00〜2011/02/18 09:00▼

1.<新燃岳噴火>都城市が避難勧告…降雨で土石流の恐れ(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:雨,解除,雨量,土石流,避難準備情報,避難勧告,避難,基準,市 RV=339.7
2.新燃岳噴火 都城市が避難勧告…降雨で土石流の恐れ(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:雨,解除,雨量,土石流,避難準備情報,避難勧告,避難,基準,市 RV=339.7
3.新燃岳噴火、土石流警戒の避難勧告解除…都城市(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:雨,解除,雨量,土石流,避難準備情報,避難勧告,避難,基準,市 RV=339.7

 ▼2011/02/18 09:00〜2011/02/19 09:00▼

1.新燃岳噴火:都城市が避難勧告 川近く土石流怖い /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:雨,避難準備情報,土石流,避難勧告,発令,避難,まとまる RV=226.8
2.書ちゃ食ちゃ寝:新燃岳噴火 /青森(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:雨,割れる,予想,避難 RV=112.1
3.新燃岳噴火 火口付近の様子をFNNのカメラが上空から撮影(フジテレビ系(FNN)) フジテレビ系(FNN)
  キーワード:雨,土石流 RV=99.5

 ▼2011/02/19 09:00〜2011/02/20 09:00▼

1.新燃岳噴火:雨のたびに迫られる判断 高原町長、避難基準で苦悩 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:雨,解除,雨量,避難準備情報,土石流,避難勧告,基準 RV=294.4
2.【from Editor】新燃岳と普賢岳の記憶(産経新聞) 産経新聞
  キーワード:雨,土石流,避難勧告 RV=134.0
3.新燃岳の降灰被害、牛を手放す畜産農家も(日本テレビ系(NNN)) 日本テレビ系(NNN)
  キーワード:牛 RV=31.4

 ▼2011/02/20 09:00〜2011/02/21 09:00▼

1.新燃岳 過疎地域、灰の除去進まず(日本テレビ系(NNN)) 日本テレビ系(NNN)
  キーワード:地域,地区,不安,町,それ,山田 RV=61.3
2.ひな人形展:新燃岳降灰で疲れた心を癒やして 旧後藤家商家交流資料館で開幕 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:2月,今年,人,検討 RV=35.5
3.<ほっとするニュース>降灰被害で疲れた心癒して…宮崎・都城でひな人形展(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:今年,人,検討 RV=24.1

 ▼2011/02/21 09:00〜2011/02/22 09:00▼

1.県市長会・県町村長会:新燃岳と鳥インフル支援、民主県連通じ国に要望 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:雨量,避難準備情報,土石流,避難勧告,支援,町長 RV=200.0
2.火口周辺に臨時雨量観測地点=新燃岳、土石流に備え―気象庁(時事通信) 時事通信
  キーワード:雨量,土石流,情報 RV=104.0
3.中越地震支援の恩返し…新燃岳被災地で路面清掃(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:ボランティア,支援 RV=44.3

 ▼2011/02/22 09:00〜2011/02/23 09:00▼

1.新燃岳噴火:降灰被害、服部克久さんが義援金 都城市長を激励 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:協会,2月,市長,委員,災害,説明 RV=64.3
2.<新燃岳噴火>火山灰堆積、サンゴに被害 宮崎・日向灘(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:表面,心配,サンゴ,参加 RV=33.2

 ▼2011/02/23 09:00〜2011/02/24 09:00▼

1.新燃岳噴火:土石流避難、きょう西岳地区公民館で住民説明会−−都城市長発表 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:避難準備情報,土石流,避難勧告,市 RV=135.3
2.噴火予知連会長が砂防ダム視察 新燃岳周辺(日本テレビ系(NNN)) 日本テレビ系(NNN)
  キーワード:雨,土石流 RV=94.6
3.新燃岳噴火:経済支援など、河野知事に3市町長要望 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:支援,市,町長 RV=55.5

 ▼2011/02/24 09:00〜2011/02/25 09:00▼

1.新燃岳噴火:土石流避難、実態に即し判断 都城市、雨量基準を一部緩和 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:雨,雨量,避難準備情報,土石流,基準,市,降雨 RV=242.1
2.プロ野球:ホークス球団と選手会が県、宮崎市へ300万円寄付 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:キャンプ,野球 RV=37.2
3.東国原前知事:県に100万円寄付 「収まることを祈ってます」 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:支援 RV=21.0

 ▼2011/02/25 09:00〜2011/02/26 09:00▼

1.爆発しばらく繰り返す=新燃岳を上空視察―予知連会長(時事通信) 時事通信
  キーワード:屋根,予想,教授,会長,視察,藤井 RV=90.9
2.新燃岳噴火、高原町の一部を避難施設整備地域に(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:避難勧告,対策,地域 RV=59.1
3.宮崎県5市町を降灰防除地域に=新燃岳噴火で指定―防災相(時事通信) 時事通信
  キーワード:避難勧告,地域 RV=45.3

 ▼2011/02/26 09:00〜2011/02/27 09:00▼

1.ニュースBOX・福島:九州・新燃岳活発化1カ月 地元の活火山に関心を /福島(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:土石流,避難勧告,予想,雪 RV=105.3
2.新燃岳噴火:予知連会長招き講演 噴火の状況学ぶ−−高原町 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:土石流,マグマ,予想,情報 RV=97.6
3.新燃岳噴火:発生から1カ月 降灰・土石流、警戒続く /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:土石流,支援,町長,情報 RV=96.9

 ▼2011/02/27 09:00〜2011/02/28 09:00▼

1.岡田・民主幹事長:高原町訪問 被害農地などを視察 町長らが窮状を訴え /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:牛,ボランティア,支援,町長,知事,視察,狭い RV=142.8
2.25時:県西部の応援団 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:ボランティア,屋根,市,対策 RV=76.1

 ▼2011/02/28 09:00〜2011/03/01 09:00▼

1.新燃岳噴火:がんばっどぉ宮崎 海江田経産相、自治体を視察 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:支援,市長,対策,視察,地域,河野,長峯 RV=102.5
2.新燃岳噴火:がんばっどぉ宮崎 路面清掃車両が鹿児島市に帰還 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:支援,市,協会,市長,会長,長峯 RV=95.6

 ▼2011/03/01 09:00〜2011/03/02 09:00▼

1.新燃岳噴火:がんばっどぉ宮崎 土石流警戒、雨雲予想などで判断−−都城市 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:雨量,雨,避難準備情報,解除,土石流,基準,避難勧告 RV=289.4
2.<新燃岳>土石流警戒の雨量基準見直し 国交省(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:雨量,雨,避難準備情報,土石流,基準,避難勧告 RV=246.6
3.新燃岳 土石流警戒の雨量基準見直し 国交省(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:雨量,雨,避難準備情報,土石流,基準,避難勧告 RV=246.6

 ▼2011/03/02 09:00〜2011/03/03 09:00▼

1.新燃岳噴火:「県民の連携必要」 宮崎派遣のボランティアが報告 /栃木(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:ボランティア,支援,屋根,地域,先月 RV=98.3
2.県:追加補正7億6000万円発表 降灰対策、鳥インフル支援など盛る /鹿児島(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:支援,対策,観光,鳥インフルエンザ,地区 RV=75.5

 ▼2011/03/03 09:00〜2011/03/04 09:00▼

1.新燃岳噴火:宿泊施設を支援しよう 霧島市職員互助会、利用の会員へ助成 /鹿児島(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:支援,協会,キャンセル,市,温泉,市長,会長 RV=126.3
2.新燃岳噴火:海江田経産相が被害自治体視察 /鹿児島(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:支援,市長,対策,視察 RV=68.7
3.新燃岳噴火:がんばっどぉ宮崎 しゃくなげ花祭り入園料割引き−−三股 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:協会,観光 RV=34.4

 ▼2011/03/04 09:00〜2011/03/05 09:00▼

1.新燃岳噴火:都城市長「灰除去、助かりました」 車両派遣で鹿児島市長に /鹿児島(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:協会,市長,3月,長峯,派遣,今年,清掃,2月,感謝 RV=112.7
2.新燃岳噴火:がんばっどぉ宮崎 商店街でひな祭り、活性化シンボルに−−都城 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:3月,委員 RV=24.2

 ▼2011/03/06 09:00〜2011/03/07 09:00▼

1.新燃岳噴火:火山灰搬入先をあすから変更−−都城市 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:3月,山田,搬入,入れる,回収,計画,直接 RV=61.9
2.笑いと“善意”の輪広がる、宮崎応援「腹話術のつどい」/川崎(カナロコ) カナロコ
  キーワード:市,直接,設置,訪れる RV=38.5

 ▼2011/03/07 09:00〜2011/03/08 09:00▼

1.頑張れ!アビスパ:サッカー 新燃岳噴火の被災者へ 選手たち支援の募金活動 /福岡(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:支援,キャンプ,3月,選手,今年 RV=84.9
2.新燃岳噴火:海江田経産相に対策要望−−県経済界10団体 /鹿児島(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:支援,ホテル,3月,鳥インフルエンザ,地域 RV=81.5
3.新燃岳噴火:がんばっどぉ宮崎 都城市商店街で「かっぱげんき市初商」 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:市,3月,今年 RV=45.3

 ▼2011/03/08 09:00〜2011/03/09 09:00▼

1.新燃岳噴火:土石流災害、高原町が新避難基準 雨量1時間10ミリ以上 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:雨量,雨,避難準備情報,基準,土石流,避難勧告,町長,判断 RV=273.4
2.新燃岳噴火:政府支援チーム撤収へ 10日に住民避難計画策定 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:支援 RV=24.9

 ▼2011/03/09 09:00〜2011/03/10 09:00▼

1.新燃岳噴火:避難対象者を絞り込み 西岳地区で新基準説明会−−都城市 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:基準,土石流,市,3月,会長,西岳,地域,委員 RV=158.3
2.新燃岳噴火:がんばっどぉ宮崎 聴覚障害者、緊急情報伝わるの? /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:市,3月,情報,地域 RV=65.2
3.新燃岳噴火:高原の砂防堰堤、除石作業が完了−−国交省 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:土石流,3月,土砂 RV=63.3

 ▼2011/03/10 09:00〜2011/03/11 09:00▼

1.新燃岳噴火:がんばっどぉ宮崎 火山灰を有効活用 陶器、れんが展示−−都城 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:3月,市,要望,業者 RV=56.4
2.新燃岳噴火:がんばっどぉ宮崎 みやざきの匠に2氏 /宮崎(毎日新聞) 毎日新聞
  キーワード:3月,地域,河野,販売 RV=53.2
3.昨年末、枯れ泉源がボン…新燃噴火前兆だった?(読売新聞) 読売新聞
  キーワード:マグマ,ホテル,地下 RV=47.2




霧島山系新燃岳噴火 注目記事アーカイブ 記事本文

1.霧島山・新燃岳噴火 一部道路の通行止めや飛行機の欠航など、交通機関にも影響(フジテレビ系(FNN)),フジテレビ系(FNN)
RV=57.6 2011/01/27 00:13
キーワード:影響,火山灰,気象庁,霧島山,入山,いう,出る,発生,規模,噴石

霧島山・新燃岳噴火 一部道路の通行止めや飛行機の欠航など、交通機関にも影響フジテレビ系(FNN)1月27日(木)0時13分配信鹿児島と宮崎の県境にある霧島山の新燃岳(しんもえだけ)が噴火した。一時、2,000メートルの高さまで吹き上がった噴煙、そして降り積もる火山灰。その影響は、航空便の欠航にも及んだ。鹿児島地方気象台は、噴火警戒レベルを登山の禁止や入山の規制が必要とされている「3」に引き上げた。 暗闇に赤く浮かび上がる噴煙、その中から飛び散る噴石。26日午後6時半ごろ、噴火が続く霧島山の新燃岳をとらえた映像には、絶え間なく噴き上がる噴煙や、その近くでは、時折稲光が映っていた。鹿児島と宮崎の県境にある、霧島山新燃岳。気象庁によると、新燃岳では1月19日に、およそ半年ぶりに噴火を観測した。26日午前7時31分にも、ごく小規模な噴火が発生した。噴火はその後も継続し、午後3時前からは地下のマグマの動きを示す火山性微動の振幅も増大した。午後3時40分ごろには、灰白色の噴煙が火口から1,500メートルの高さまで達した。霧島市隼人の市街地では、北の空が灰色の噴煙によって覆われていた。絶え間なく噴煙が立ち上っているのがわかる。住民は「びっくりしました。桜島じゃない方角なんで」と話した。そして、噴煙は季節風に乗り南東方向へ流れていった。気象衛星がとらえた新燃岳の噴煙の動きからは、風下の宮崎県方向へ流れているのが確認できる。この影響で、宮崎市や都城市など、広い範囲に火山灰が積もった。車のフロントガラスに降り積もった火山灰。午後から視界不良となり、ライトをつけて走る車もあった。一部道路の通行止めや、飛行機の欠航など、交通機関にも影響が出た。気象庁は午後6時、新燃岳の噴火警戒レベルを登山禁止や入山規制が必要とされるレベル「3」に引き上げ、警戒を呼びかけているが、今のところ、大規模なマグマの上昇は見られず、すぐに大規模な噴火につながる可能性は少ないという。

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2.霧島山・新燃岳噴火 気象庁、噴火警戒レベルを「2」から「3」に引き上げ入山規制行う(フジテレビ系(FNN)),フジテレビ系(FNN)
RV=53.0 2011/01/27 06:55
キーワード:影響,火山灰,気象庁,霧島山,入山,いう,出る,発生,噴石

霧島山・新燃岳噴火 気象庁、噴火警戒レベルを「2」から「3」に引き上げ入山規制行うフジテレビ系(FNN)1月27日(木)6時55分配信鹿児島と宮崎の県境にある霧島山の新燃岳(しんもえだけ)が26日に噴火し、ふもとの街では、火山灰のため道路が通行止めになるなどの影響が出た。気象庁は、噴火警戒レベルを「2」から「3」に引き上げ、入山規制を行っている。新燃岳では26日午前7時半ごろ、小規模な噴火が発生して以降、噴火活動が続き、一時、噴煙が高さおよそ1,500メートルにまで達した。地元の人は「びっくりしました。桜島じゃない方角なんで」と話した。また宮崎県では、都城市や宮崎市など広い範囲に火山灰が降り、視界不良などのため、一部道路が通行止めになるなどの影響が出た。気象庁は、噴火警戒レベルをこれまでの「2」から、登山禁止や入山規制が必要とされる「3」に引き上げ、警戒を呼びかけている。また、今後さらに活動が活発になる可能性があり、新燃岳から2kmの範囲では、飛散する大きな噴石に注意が必要だという。新燃岳では、1月19日にも小規模な噴火が発生していて、気象庁は、活動の推移に注意するよう呼びかけている。

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3.霧島山・新燃岳噴火 空の便などの交通機関にも影響 宮崎結ぶ3便欠航、約700人に影響か(フジテレビ系(FNN)),フジテレビ系(FNN)
RV=43.7 2011/01/27 06:49
キーワード:影響,火山灰,気象庁,霧島山,入山,いう,出る

霧島山・新燃岳噴火 空の便などの交通機関にも影響 宮崎結ぶ3便欠航、約700人に影響かフジテレビ系(FNN)1月27日(木)6時49分配信鹿児島と宮崎の県境にある霧島山の新燃岳(しんもえだけ)が26日に噴火し、ふもとの街では、火山灰のため道路が通行止めになるなどの影響が出た。気象庁は、噴火警戒レベルを「2」から「3」に引き上げ、入山規制を行っている。また、この噴火で、空の便などの交通機関にも影響が出ている。27日午前5時現在、日本航空は、羽田・大阪と宮崎を結ぶ2便の欠航を決定し、全日空も羽田-宮崎を結ぶ1便の欠航を決めた。2社で、あわせておよそ700人に影響が出るとみられる。そのほかの便については、このあと、宮崎空港の監視官が目視などをして安全を確かめたうえで、運行するかどうかの判断をするという。

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1.霧島連山・新燃岳噴火 52年ぶりに爆発的噴火が発生 宮崎・都城市などに火山灰降る(フジテレビ系(FNN)),フジテレビ系(FNN)
RV=104.7 2011/01/28 01:25
キーワード:爆発,影響,火山灰,出る,一部,様子,道路,車,続く

霧島連山・新燃岳噴火 52年ぶりに爆発的噴火が発生 宮崎・都城市などに火山灰降るフジテレビ系(FNN)1月28日(金)1時25分配信鹿児島県の新燃岳(しんもえだけ)で27日、爆発的な噴火が観測された。その火山灰は、北西の季節風に運ばれて、隣の宮崎県に降り積もり、道路の一部が通行止めになっている。27日も激しく噴煙を上げ続ける霧島連山の新燃岳は、午後3時41分、52年ぶりに爆発的噴火が発生した。その時の様子をとらえたカメラには、火口から灰色の煙が上がる中、さらに真っ黒な煙が上り、たちまち大きな固まりになる様子が映っていた。この爆発的な噴火で、噴煙は火口から2,500メートル以上にまで達した。また道路では、車が通過するたびに積もった火山灰が巻き上げられ、昼間にもかかわらず、見通しが悪くなっていた。町一面を覆う灰色の火山灰だが、26日からの噴火で最も影響を受けたのが、新燃岳の東、風下に位置する宮崎・都城市だった。スーパーの駐車場では、店員が懸命に火山灰の除去をしていた。店員は「やってもやってもですね。また降ってくるし、一緒ですね」と話した。火山灰は、収穫の時期にあったホウレンソウ畑にも降り注いでいる。ホウレンソウ栽培農家の人は、「だめだよね。今は取って洗っても降るから。またつくから。これ(火山灰)が収まってくれんと」と話した。噴火警戒レベル「3」の状態が続く新燃岳を、専門家が上空から調査した。鹿児島大学大学院の井村隆介准教授は、「火砕流が出たような跡も、はっきり確かめられますので、きのうの状態も夕方に、急に大きな噴火に変わっていますので、これから先もですね、まだ十分な警戒が必要だというふうに思っています」と語った。

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2.霧島連山・新燃岳噴火 52年ぶりの爆発的噴火で火口から2,500メートル以上の噴煙(フジテレビ系(FNN)),フジテレビ系(FNN)
RV=89.9 2011/01/28 06:25
キーワード:爆発,影響,火山灰,出る,一部,道路,続く

霧島連山・新燃岳噴火 52年ぶりの爆発的噴火で火口から2,500メートル以上の噴煙フジテレビ系(FNN)1月28日(金)6時25分配信鹿児島と宮崎の県境にある霧島連山の新燃岳(しんもえだけ)は、28日午前6時現在も噴火が続いており、27日午後には52年ぶりの爆発的噴火で、噴煙が火口から2,500メートル以上に達するなど、活動が活発化している。新燃岳は26日朝から噴火が続き、鹿児島地方気象台は、噴火警戒レベルを入山規制の「3」に引き上げている。27日午後3時41分には、爆発による中規模な噴火があり、噴煙は激しい勢いで火口から2,500メートル以上に達して雲に入った。新燃岳の爆発は1959年以来、52年ぶりのこととなる。今後も、火口から半径2kmに影響を及ぼす程度の噴火が発生するおそれがあり、弾道を描いて飛散する大きな噴石などに警戒が必要だという。噴火による火山灰のため、JRが日豊本線の一部区間などで運転を見合わせ、道路でも県道の一部などが通行止めとなっている。一方、火山灰による影響は、風下にあたる宮崎・都城市にも広がっている。ホウレンソウやキャベツなどの農作物が、火山灰をかぶって出荷に影響が出る可能性があるほか、中学校が登校時間を遅らせる措置を取った。

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3.新燃岳噴火 火山灰・空振など被害相次ぐ(TBS系(JNN)),TBS系(JNN)
RV=85.5 2011/01/27 18:42
キーワード:影響,火山灰,灰,出る,一部,道路,車,続く

新燃岳噴火 火山灰・空振など被害相次ぐTBS系(JNN)1月27日(木)18時42分配信 新燃岳から風下に当たる宮崎県都城市。市内の中古車販売店では、店頭に並べていた販売用の車に大量の灰がたまっていました。 「1か月はかかるんじゃないですか」(中古車販売店の人) 火山灰は、農作物にも容赦なく降り注ぎます。出荷を控えた葉物野菜にたっぷりと乗っています。洗えば品質に問題はないとしていますが、膨大な労力が必要になり、困惑しているということです。 「80歳近くだが、こんなのは初めて、生まれてから。灰がやみさえすればいいけど」(農家の人) 灰だけではありません。新燃岳近くの道路では、噴火によって吹き飛ばされた石が敷きつめられたように落ちています。宮崎県の小学校では、この噴石が車に直撃。ガラスが粉々に割れてしまいました。 「いったん避難しようと思ってドアを開けたら、ぼこっと落ちた」(男性) こちらの小学校では、授業開始を遅らせ、午前中まで授業を行いましたが、給食を届ける車が学校までたどり着けず、午前中で授業を終わらせました。宮崎県の小中学校では5校で授業の開始を遅らせました。 「顔にかからないように完全防備で来ました。横断歩道が見えないので、どこを通っていいか分かりません」 「においがすごくて、初めてだったんで驚きました」(小学生) JNNの取材班が鹿児島県の出水市役所に鳥インフルエンザの取材に訪れていたときの映像。 「地震?結構長く揺れてますね。鳥インフルエンザのあとに地震でも被害が出たら大変・・・」(出水市・椎木伸一副市長) 27日午前9時半ごろ、ガラス窓が大きく揺れ、市役所の中は騒然となりました。噴火による震動が原因とみられています。 「新燃岳が活動したのか・・・」(出水市・椎木伸一副市長) また、新燃岳から100キロ以上離れた長崎でも同じ現象が。これは噴火によって発生する空気の振動“空振”の可能性が高いということです。 「(Q.どんな感じだった?)ドンドンっていってました」 「びっくりしました、窓だけだから。他は何も揺れてないから」(市民) 気象庁は、噴火の警戒レベルを登山禁止や入山規制が必要とされる3に引き上げました。この噴火の影響で、宮崎自動車道では視界不良のため一部通行止めが続いています。JR九州では、朝から一部運転を見合わせていましたが、午後3時から通常ダイヤで動いています。また、宮崎空港では朝から5便が欠航。鹿児島空港の発着便は通常通り運航しています。 鳥インフルエンザに続く新燃岳の噴火。鹿児島・宮崎の住民にとって不安な日々が続きます。(27日17:53)

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1.189年ぶりマグマ噴火 溶岩ドームと火砕流も確認(産経新聞),産経新聞
RV=139.9 2011/01/28 22:58
キーワード:爆発,マグマ,影響,火山灰,ドーム,被害,溶岩,火砕流

宮崎、鹿児島県境の霧島山・新燃(しんもえ)岳(1421メートル)の噴火は、地下のマグマが噴出する「マグマ噴火」とみられることが28日、東京大学地震研究所への取材で分かった。本格的な火山活動とされる新燃岳でのマグマ噴火は文政5(1822)年以来189年ぶり。 東大地震研によると、28日午前の上空観測で、新燃岳の火口内の湖が消失し、直径数十メートルの溶岩ドームが出現していたことが判明。一部が赤熱し、地下のマグマが地表に達して露出した状況になっていた。また、火口の南西側では小規模な火砕流が約500〜600メートル流れた跡が見つかった。 さらに、放出された火山灰を調べたところ、マグマの成分が含まれていることも判明。今回の噴火はマグマ噴火とみられるという。昭和34年の爆発的噴火ではマグマの噴出は確認されておらず、マグマと地下水が触れて起きる「マグマ水蒸気爆発」だったとみられている。 27日に爆発的噴火を起こした新燃岳は、28日午後0時47分ごろ、今回の噴火で2度目となる爆発的噴火が発生。噴煙は上空約1千メートルに達した。気象庁は「火口から約2キロメートルの範囲に影響する噴火が起きる可能性がある」と警戒を呼びかけている。 内閣府は28日、関係省庁連絡会議を開催。新燃岳の地下2カ所に東京ドーム6杯弱にあたる計約700万立方メートルのマグマがたまって噴火につながったと推定されることや、降灰によって宮崎県都城、日南、串間、三股の4市町で野菜が収穫できなくなるなど、約7千ヘクタールの農作物に被害が出たことが報告された。

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1.霧島山新燃岳本格噴火の可能性 溶岩ドーム、火砕流見つかる(J-CASTニュース),J-CASTニュース
RV=136.3 2011/01/29 19:22
キーワード:マグマ,爆発,ドーム,溶岩,火山灰,火砕流

 52年ぶりに爆発的噴火が観測され、噴火を繰り返している霧島山新燃岳。2011年1月28日にも2度目の爆発的噴火があり、溶岩ドームや火砕流も見つかり、本格的な噴火活動に入る兆しをみせている。 1月26日から小規模な噴火がはじまってから徐々に勢いを増し、一時は灰白色の噴煙は最高3000メートル上空にまで立ち上った。活動が活発化していることから、気象庁では「警戒レベル3」(入山規制)を敷いている。また、鹿児島県霧島市などでは火山灰が積もり、その清掃に追われ、噴火の影響でサッカーJ1川崎フロンターレやJ2東京ベルディは、宮崎キャンプの予定の変更を強いられた。■東京ドーム5杯分以上のマグマ新燃岳、火口底の中央部の様子中央の黒い部分が溶岩ドームだ(写真はいずれも「東京大学地震研究所」(撮影:中田節也)) 東京大学地震研究所の調査によると、火口付近で直径数十メートルの溶岩ドーム(マグマが地表へと押し出されることでできる溶岩が盛り上がったもの)と、小規模な火砕流(噴火によりはき出された火山灰などが斜面を流れる現象)が確認されており、今度の噴火は「マグマ噴火」だと考えられている。 新燃岳では52年前の1959年、地下水がマグマに熱せられることで起こる「水蒸気爆発」があったが、マグマ噴火となると、今から189年前の1822年にさかのぼる。 国土地理院でもGPSを用いて地殻変動を観測しデータ解析しているが、1月28日の発表によると、新燃岳の地下には噴火前、マグマの蓄積があったと推定。具体的には、火口の西北約10km、地下約6kmのやや深いところに約600万立方メートル(東京ドーム5杯分)が、火口直下地下約3kmの浅いところに約100万立方メートル(東京ドーム約0.8杯分)が蓄積されていたのだという。噴火後、山体は収縮傾向にあると見られているが、宮崎・鹿児島地方気象台は「新燃岳から2km程度の範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石等に警戒が必要」と注意を呼びかけている。 一方、溶岩ドーム、火砕流で思い出されるのは1990年の噴火から5年ほど活動が続いた雲仙普賢岳。雲仙普賢岳でも溶岩ドームが出現し火砕流も発生。この時は、報道関係者や消防関係者が火砕流に巻き込まれ、多数の死者を出す惨事が起きている。

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2.新燃岳噴火 大畠国交相、被害状況視察のため現地入り 鹿児島県知事などから説明受ける(フジテレビ系(FNN)),フジテレビ系(FNN)
RV=125.6 2011/01/29 13:01
キーワード:爆発,灰,ドーム,溶岩,被害,国交相

新燃岳噴火 大畠国交相、被害状況視察のため現地入り 鹿児島県知事などから説明受けるフジテレビ系(FNN)1月29日(土)13時1分配信活発な噴火活動が続く霧島連山・新燃岳の被害状況を視察するため、大畠国交相が現地入りした。26日から噴火を繰り返している新燃岳は、28日、2回目の爆発的噴火があり、火口に直径数十メートルの溶岩ドームが出現しているのが確認された。29日も活発な活動が続いていて、鹿児島地方気象台は、今後、上空の風が強まり、より広い範囲に降灰のおそれがあると呼びかけている。大畠国交相が29日朝、鹿児島空港に到着し、伊藤鹿児島県知事や、霧島市の前田市長から被害状況などの説明を受けた。一方、宮崎・都城(みやこのじょう)市などでは、29日も降灰の被害が続き、朝から住民らが灰の除去作業に追われている。住民は「(全体)灰色になって、喪失感というか。なんかすごい...どうしようかなっていう感じですよね」と話した。また、29日も宮崎空港では、午前中に11便が欠航となっている。このため、全日空や日本航空では、鹿児島空港と宮崎空港の間で、無料のチャーターバスの運行や、運賃を負担するといった対応を始めている。

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3.新燃岳、小噴火続く…火口北側にも火砕流跡(読売新聞),読売新聞
RV=107.3 2011/01/29 11:41
キーワード:爆発,ドーム,溶岩,火山灰,火砕流

 鹿児島、宮崎県境の霧島連山・新燃(しんもえ)岳(1421メートル)は29日も小規模な噴火が続いている。 午前9時時点では上空1500メートルで北西から12メートルの風が吹いており、南東側では宮崎県都城市などを中心に降灰が確認されている。 鹿児島地方気象台などによると、霧島連山周辺は雲に覆われ、噴煙の規模を確認できない状況が続いているが、午前6時40分現在では少なくとも500メートル以上の噴煙が確認された。 29日午後9時には北西からの風が18メートルまで強まると予想されており、警戒を呼びかけている。28日午後以降、爆発的噴火は観測されていないが、噴火警戒レベル3(入山規制)は継続されている。          ◇ 新燃岳を上空から観測した東京大地震研究所の中田節也教授は29日、新燃岳火口の中には、少なくとも四つの小さな火口があることを明らかにした。 新燃岳火口は直径約700メートル、深さ約200メートルのすり鉢状。中田教授によると、溶岩ドームが出現した火口は中央のやや南側に位置。周囲にある三つの火口からは白煙や暗褐色の煙が上がっていた。27日に起きた最初の爆発的噴火は、四つの中で一番大きい西側の火口で起きたという。 また、新燃岳火口北側にも長さ約400メートルの火砕流跡があった。この火砕流はガス成分を多く含む「火砕サージ」の可能性が高いという。今回の噴火で確認された火砕流跡は2か所目。 中田教授は「二つの火砕流跡は、噴火の時に出た火山灰などが流れてできた。溶岩ドームができるのは通常の火山活動の過程。新燃岳火口はすり鉢状なので、溶岩ドームが壊れても火砕流が火口の外に出ることはないだろう」と話した。

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1.<新燃岳噴火>大量マグマ、長期化必至…東大など調査報告(毎日新聞),毎日新聞
RV=196.5 2011/01/30 20:20
キーワード:マグマ,ドーム,溶岩,爆発,教授,地下,中田

 30日に3度目の爆発的噴火を起こした霧島山系新燃岳(しんもえだけ)(1421メートル)は、約300年ぶりの本格的な活動に入る可能性も出てきた。東京大地震研究所などの観測チームは同日、東京都内で開いた報告会で、噴火前に地下で増えたマグマ量の半分程度しか噴出していないとする分析結果をまとめ、「長期化することは避けられない」と指摘した。さらに、29日夜から周辺で、これまでにない長い周期の地震波が観測され「近い将来噴火を繰り返す可能性もある」として注意を呼びかけている。 現地調査した中田節也教授(火山学)によると、火山灰の分布範囲などから推計した26〜28日に噴出したマグマ量は、計270万〜370万立方メートル。噴火前に蓄積された地下のマグマ量は、国土地理院の推計で、火口の西北西約10キロ、地下約6キロのマグマだまりに600万立方メートル、火口の直下約3キロのマグマだまりに100万立方メートルの計700万立方メートルとされる。中田教授は「まだ半分程度しか出ておらず、まだまだ長期化することは避けられない」とする。上空からの調査では、直径約700メートルのすり鉢状の火口には、複数の小さな火口が並び、中央には直径約50メートルの溶岩ドームが見つかった。 大噴火につながる見通しについて、中田教授は、江戸時代にあった前回の大噴火(享保噴火)を参考に挙げる。1716年から現在のようなマグマの上昇に伴う噴火が3カ月程度続き、7カ月沈静した後に大噴火に至った。この時に噴出されたマグマ量は約1億立方メートルとけた違いに大きい。現在、地下に蓄積されているマグマが徐々に消費されて終息に向かうのか、マグマの供給が続いて大噴火につながるかは「現時点では分からない」(中田教授)という。 ◇「ドーム飛ばす噴火も」 一方、同研究所の武尾実教授(火山学)は、29日夜以降に火口周辺でこれまでに見られなかった長い周期の火山特有の地震が起きていると報告。溶岩ドームがマグマの出口の「ふた」になり、ガスの圧力が、マグマの通り道となる火道で高まっている可能性があり、「ドームを吹き飛ばすような爆発的噴火が起こる懸念もある」と分析した。時期や規模に関しては現状では分からないという。 今後、注意すべき現象として、軽石の飛散と、降り積もった火山灰が流れる泥流や土石流などがある。中田教授は「雨が降れば泥流が起こるのは100%間違いない。川などに近づかないことが重要だ」と警戒を呼びかけた。【八田浩輔】

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2.新燃岳噴火 大量マグマ、長期化必至…東大など調査報告(毎日新聞),毎日新聞
RV=196.5 2011/01/30 20:25
キーワード:マグマ,ドーム,溶岩,爆発,教授,地下,中田

 30日に3度目の爆発的噴火を起こした霧島山系新燃岳(しんもえだけ)(1421メートル)は、約300年ぶりの本格的な活動に入る可能性も出てきた。東京大地震研究所などの観測チームは同日、東京都内で開いた報告会で、噴火前に地下で増えたマグマ量の半分程度しか噴出していないとする分析結果をまとめ、「長期化することは避けられない」と指摘した。さらに、29日夜から周辺で、これまでにない長い周期の地震波が観測され「近い将来噴火を繰り返す可能性もある」として注意を呼びかけている。 現地調査した中田節也教授(火山学)によると、火山灰の分布範囲などから推計した26〜28日に噴出したマグマ量は、計270万〜370万立方メートル。噴火前に蓄積された地下のマグマ量は、国土地理院の推計で、火口の西北西約10キロ、地下約6キロのマグマだまりに600万立方メートル、火口の直下約3キロのマグマだまりに100万立方メートルの計700万立方メートルとされる。中田教授は「まだ半分程度しか出ておらず、まだまだ長期化することは避けられない」とする。上空からの調査では、直径約700メートルのすり鉢状の火口には、複数の小さな火口が並び、中央には直径約50メートルの溶岩ドームが見つかった。 大噴火につながる見通しについて、中田教授は、江戸時代にあった前回の大噴火(享保噴火)を参考に挙げる。1716年から現在のようなマグマの上昇に伴う噴火が3カ月程度続き、7カ月沈静した後に大噴火に至った。この時に噴出されたマグマ量は約1億立方メートルとけた違いに大きい。現在、地下に蓄積されているマグマが徐々に消費されて終息に向かうのか、マグマの供給が続いて大噴火につながるかは「現時点では分からない」(中田教授)という。 ◇「ドーム飛ばす噴火も」 一方、同研究所の武尾実教授(火山学)は、29日夜以降に火口周辺でこれまでに見られなかった長い周期の火山特有の地震が起きていると報告。溶岩ドームがマグマの出口の「ふた」になり、ガスの圧力が、マグマの通り道となる火道で高まっている可能性があり、「ドームを吹き飛ばすような爆発的噴火が起こる懸念もある」と分析した。時期や規模に関しては現状では分からないという。 今後、注意すべき現象として、軽石の飛散と、降り積もった火山灰が流れる泥流や土石流などがある。中田教授は「雨が降れば泥流が起こるのは100%間違いない。川などに近づかないことが重要だ」と警戒を呼びかけた。【八田浩輔】

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3.<新燃岳噴火>大量マグマ、長期化必至−−東大調査(毎日新聞),毎日新聞
RV=196.5 2011/01/31 07:42
キーワード:マグマ,ドーム,溶岩,爆発,教授,地下,中田

 30日に3度目の爆発的噴火を起こし避難勧告が出された霧島山系新燃岳(しんもえだけ)(1421メートル)は、約300年ぶりの本格的な活動に入る可能性も出てきた。東京大地震研究所などの観測チームは同日、東京都内で開いた報告会で、噴火前に地下で増えたマグマ量の半分程度しか噴出していないとする分析結果をまとめ、「長期化することは避けられない」と指摘した。さらに、29日夜から周辺で、これまでにない長い周期の地震波が観測され「近い将来噴火を繰り返す可能性もある」として注意を呼びかけている。【八田浩輔】 現地調査した中田節也教授(火山学)によると、火山灰の分布範囲などから推計した26〜28日に噴出したマグマ量は、計270万〜370万立方メートル。噴火前に蓄積された地下のマグマ量は、国土地理院の推計で、火口の西北西約10キロ、地下約6キロのマグマだまりに600万立方メートル、火口の直下約3キロのマグマだまりに100万立方メートルの計700万立方メートルとされる。中田教授は「まだ半分程度しか出ておらず、まだまだ長期化することは避けられない」とする。上空からの調査では、直径約700メートルのすり鉢状の火口には、複数の小さな火口が並び、中央には直径約50メートルの溶岩ドームが見つかった。 大噴火につながる見通しについて、中田教授は、江戸時代にあった前回の大噴火(享保噴火)を参考に挙げる。1716年からマグマの上昇に伴う噴火が3カ月程度続き、7カ月沈静した後に大噴火に至った。この時に噴出されたマグマ量は約1億立方メートルとけた違いに大きい。現在、地下に蓄積されているマグマが徐々に消費されて終息に向かうのか、マグマの供給が続いて大噴火につながるかは「現時点では分からない」(中田教授)という。 ◇「ドーム飛ばす噴火も」 長周期地震波を観測 一方、同研究所の武尾実教授(火山学)は、29日夜以降に火口周辺でこれまでに見られなかった長い周期の火山特有の地震が起きていると報告。溶岩ドームがマグマの出口の「ふた」になり、ガスの圧力が、マグマの通り道となる火道で高まっている可能性があり、「ドームを吹き飛ばすような爆発的噴火が起こる懸念もある」と分析した。時期や規模に関しては現状では分からないという。 今後、周辺住民が注意すべき現象として、軽石の飛散と、降り積もった火山灰が流れる泥流や土石流などがある。中田教授は「雨が降れば泥流が起こるのは100%間違いない。川などに近づかないことが重要」と警戒を呼びかけた。

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1.<新燃岳噴火>火砕流を警戒 入山規制半径3キロに拡大(毎日新聞),毎日新聞
RV=321.5 2011/01/31 12:52
キーワード:ドーム,マグマ,溶岩,避難,避難勧告,火砕流,高原,直径,地下

 宮崎、鹿児島県境にある霧島山系・新燃(しんもえ)岳(1421メートル)の噴火で、気象庁は31日未明、火口内の溶岩ドームが膨張した影響で火砕流が発生する恐れが出てきたとして、半径2キロとしていた入山規制を同3キロに広げた。今後、爆発的噴火が起きた場合、溶岩ドームが破壊され、火口から約3キロまで火砕流が流れる可能性があるという。溶岩ドーム膨張を受け、宮崎県高原町は30日深夜、避難勧告を出した。同町内の4避難所にはピークの31日午前4時現在で612人が避難した。【写真で見る】霧島山系 新燃岳が噴火 気象庁によると、30日夜までの地球観測衛星画像解析で、火口(直径約700メートル)の溶岩ドームが、直径約500メートルまで膨張しているのが確認された。28日に直径数十メートルだった溶岩ドームが、地下からのマグマの供給でさらに膨張したとみられる。 今後大きな爆発的噴火があると溶岩ドームが吹き飛んで、落下の衝撃で火砕流となり、火口から約3キロにまで達する恐れがある。また、噴石も約2キロまで飛び、家ほどの大きさになることもあるという。このため、噴火警戒レベルは「3(入山規制)」のまま規制範囲を拡大した。 火口から3キロ圏内には宮崎県小林市、高原町、鹿児島県霧島市が含まれる。この範囲に人家はなく、霧島市内に2軒の温泉旅館があるが、従業員らはすでに避難している。鹿児島地方気象台は、火砕流が発生した場合、火口の東の宮崎県側と、南西の鹿児島県側の谷沿いに流れる可能性が高いと予想している。 高原町の避難勧告対象は、火口から最短で6.5キロの南狭野区など3地区。避難先には町総合福祉保健センターなど4カ所を指定し、地元消防団が巡回して、避難を呼び掛けている。【石田宗久、平野美紀】

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2.新燃岳噴火 火砕流を警戒 入山規制半径3キロに拡大(毎日新聞),毎日新聞
RV=321.5 2011/01/31 13:05
キーワード:ドーム,マグマ,溶岩,避難,避難勧告,火砕流,高原,直径,地下

 宮崎、鹿児島県境にある霧島山系・新燃(しんもえ)岳(1421メートル)の噴火で、気象庁は31日未明、火口内の溶岩ドームが膨張した影響で火砕流が発生する恐れが出てきたとして、半径2キロとしていた入山規制を同3キロに広げた。今後、爆発的噴火が起きた場合、溶岩ドームが破壊され、火口から約3キロまで火砕流が流れる可能性があるという。溶岩ドーム膨張を受け、宮崎県高原町は30日深夜、避難勧告を出した。同町内の4避難所にはピークの31日午前4時現在で612人が避難した。【写真で見る】霧島山系 新燃岳が噴火 気象庁によると、30日夜までの地球観測衛星画像解析で、火口(直径約700メートル)の溶岩ドームが、直径約500メートルまで膨張しているのが確認された。28日に直径数十メートルだった溶岩ドームが、地下からのマグマの供給でさらに膨張したとみられる。 今後大きな爆発的噴火があると溶岩ドームが吹き飛んで、落下の衝撃で火砕流となり、火口から約3キロにまで達する恐れがある。また、噴石も約2キロまで飛び、家ほどの大きさになることもあるという。このため、噴火警戒レベルは「3(入山規制)」のまま規制範囲を拡大した。 火口から3キロ圏内には宮崎県小林市、高原町、鹿児島県霧島市が含まれる。この範囲に人家はなく、霧島市内に2軒の温泉旅館があるが、従業員らはすでに避難している。鹿児島地方気象台は、火砕流が発生した場合、火口の東の宮崎県側と、南西の鹿児島県側の谷沿いに流れる可能性が高いと予想している。 高原町の避難勧告対象は、火口から最短で6.5キロの南狭野区など3地区。避難先には町総合福祉保健センターなど4カ所を指定し、地元消防団が巡回して、避難を呼び掛けている。【石田宗久、平野美紀】

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3.<新燃岳噴火>避難者増える 宮崎・高原町は415人(毎日新聞),毎日新聞
RV=314.2 2011/01/31 22:11
キーワード:ドーム,マグマ,溶岩,避難,避難勧告,高原,直径,地下,灰

 宮崎、鹿児島県境にある霧島山系・新燃岳(しんもえだけ、1421メートル)の噴火で、30日深夜に住民避難勧告を発令した宮崎県高原(たかはる)町では、31日夜も415人(午後8時現在)が町指定の町総合福祉保健センターに避難した。 高原町の避難勧告対象は、火口から最短で6.5キロの南狭野(みなみさの)区など3地区の全域と中平(なかひら)区の一部。また、高原町教委は狭野小学校(児童56人)の当面の閉鎖を決めた。 一方、気象庁は31日の観測で、火口内にできた直径500メートル超の溶岩ドームの中央付近が火口縁と同じ高さに達しているのを確認した。溶岩ドームの容積は約2000万立方メートルで、直径約700メートルの火口全体の約4割を占めている。現時点で、火口の縁から溶岩があふれ出る可能性は低いという。 溶岩ドームは28日には直径数十メートル規模だった。地下からのマグマの供給で急成長したとみられる。 溶岩ドームの中央付近から白色の噴煙が上がり、南側からは灰を含んだ有色噴煙が噴出して南東方向に流れていたという。サーモグラフィーによる観測では、中央付近の温度が1000度近い高温だったという。 鹿児島地方気象台の松末伸一調査官は「衛星画像解析と同規模の溶岩ドームを実際に確認できた。考えていたスピードよりかなり早く成長していて驚いた」と話した。【石田宗久、川島紘一】

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4.新燃岳噴火 避難者増える 宮崎・高原町は415人(毎日新聞),毎日新聞
RV=314.2 2011/01/31 23:17
キーワード:ドーム,マグマ,溶岩,避難,避難勧告,高原,直径,地下,灰

 宮崎、鹿児島県境にある霧島山系・新燃岳(しんもえだけ、1421メートル)の噴火で、30日深夜に住民避難勧告を発令した宮崎県高原(たかはる)町では、31日夜も415人(午後8時現在)が町指定の町総合福祉保健センターに避難した。【写真特集】新燃岳噴火の様子を大量の写真でみる 高原町の避難勧告対象は、火口から最短で6.5キロの南狭野(みなみさの)区など3地区の全域と中平(なかひら)区の一部。また、高原町教委は狭野小学校(児童56人)の当面の閉鎖を決めた。児童は1日から、保護者の送迎で北東に約4キロ離れた高原小学校に通う。 一方、気象庁は31日の観測で、火口内にできた直径500メートル超の溶岩ドームの中央付近が火口縁と同じ高さに達しているのを確認した。溶岩ドームの容積は約2000万立方メートルで、直径約700メートルの火口全体の約4割を占めている。現時点で、火口の縁から溶岩があふれ出る可能性は低いという。 溶岩ドームは28日には直径数十メートル規模だった。地下からのマグマの供給で急成長したとみられる。 溶岩ドームの中央付近から白色の噴煙が上がり、南側からは灰を含んだ有色噴煙が噴出して南東方向に流れていたという。サーモグラフィーによる観測では、中央付近の温度が1000度近い高温だったという。 鹿児島地方気象台の松末伸一調査官は「衛星画像解析と同規模の溶岩ドームを実際に確認できた。考えていたスピードよりかなり早く成長していて驚いた」と話した。【石田宗久、川島紘一】

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1.新燃岳4回目の爆発的噴火でけが人も(TBS系(JNN)),TBS系(JNN)
RV=258.1 2011/02/01 19:03
キーワード:ドーム,マグマ,溶岩,空振,割れる,火砕流,ガラス

新燃岳4回目の爆発的噴火でけが人もTBS系(JNN)2月1日(火)19時3分配信 午前7時54分、一連の噴火で4回目となる爆発的噴火をした新燃岳。火口から6キロ離れたホテルでは・・・ 「今、大きな爆発音がありました。新燃岳で、大きな爆発がありました」(カメラマン) 気象台によりますと、今回の爆発ではこれまでで最も大きい「空振」=空気振動が発生。鹿児島県霧島市では広い範囲にわたって建物の窓ガラスが割れ、90代の女性が軽い切り傷を負いました。 「ドカーンといったとたんにドーンときましたから」(女性) このホテルでは、50枚以上のガラスが割れました。 「復旧のめどが立たない」(ホテルの従業員) さらに今回は、直径数十センチの噴石が火口から3キロとされていた警戒範囲を超えて飛びました。小規模な山火事も相次ぎ、警察官は雪をかぶせて消火に当たりました。朝の噴火でおよそ3.2キロの場所に飛んできた噴石は、噴火から5時間経っていますが熱を持っています。 「人家のある所に落ちてきたらと考えたら、身震いするような思い」(消防隊員) 気象台は、噴石への警戒範囲を火口から4キロに広げました。 一方、爆発の後の新燃岳の火口の映像を見ると、黒い溶岩ドームは爆発で一部が吹き飛んだということですが、まだ火口の大半を覆っているのがわかります。溶岩ドームがふたをしているため内部にガスがたまり、今回の爆発につながったと見られています。 「『ふた』でガスが逃げられなくて、だけどマグマは下から来ていない。ガス抜きの爆発を起こす活動スタイルに変わってきたのでは」(東京大学地震研究所・中田節也教授) 気象台は引き続き、空振や噴石、火砕流への警戒を呼びかけています。(01日18:00)

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2.新燃岳、爆発的噴火で「空振」が発生(TBS系(JNN)),TBS系(JNN)
RV=258.1 2011/02/02 00:50
キーワード:ドーム,マグマ,溶岩,空振,割れる,火砕流,ガラス

新燃岳、爆発的噴火で「空振」が発生TBS系(JNN)2月2日(水)0時50分配信 産業技術研究所によりますと、先月26日、27日の噴火による火山灰などの噴出量は7000万トンに上るといいます。これは、1959年の噴火のおよそ9倍の量にあたります。 また、午後3時過ぎの噴火では、噴煙は3000メートルにも達しました。31日に直径500メートルだった溶岩ドームは、1日には600メートルに成長して一部が吹き飛ばされ、低くなっているのが確認されました。爆発的噴火によるものとみられます。 今回の爆発では、これまでで最も大きい空気の振動=「空振」が発生しました。「空振」は低周波の空気の振動で、人間の耳には聞こえません。しかし、時にはその強い振動が窓ガラスなどを破壊します。鹿児島県霧島市のこのホテルでは、50枚以上のガラスが割れました。 霧島市によりますと、被害にあったのはおよそ100か所。300枚を超えるガラスやサッシが破壊されました。さらに、火口から3.2キロ地点に70センチの噴石が落ちているのが確認されました。その落下痕は直径6メートル、深さ2.5メートルに及んでいたといいます。また、噴石による小規模な山火事も相次いで起きました。 霧島市はこれまで、「火口から3キロ」としていた立ち入り規制区域を「4キロ」に広げました。一方、宮崎県日南市ではプロ野球の4球団がキャンプイン。西武のキャンプ地、日南市では火山灰の影響でファンがマスクをつけていたほか、選手たちも口を覆いながら練習を始めていました。 日に日に広がる影響。今後噴火はどうなるのでしょうか? 「マグマの量よりは爆発力が高いような噴火。そういうものが現在、起きたということだと思います。今まで以上に噴石であるとか、そういうものが飛んでくる範囲が見かけ上、遠くまで飛ぶことはある」(日本大学文理学部・高橋正樹教授) 気象庁は引き続き、「空振」や噴石、火砕流への警戒を呼びかけています。(01日23:37)

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3.新燃岳噴火 鹿児島・霧島市内で「空振」により322枚のガラスが割れる(フジテレビ系(FNN)),フジテレビ系(FNN)
RV=206.8 2011/02/02 01:19
キーワード:ドーム,溶岩,空振,割れる,km,ガラス

新燃岳噴火 国土地理院、溶岩ドームが直径およそ600メートルに成長したと発表フジテレビ系(FNN)2月2日(水)1時19分配信霧島連山・新燃岳で、4回目の爆発的噴火があった。この爆発で、溶岩ドームの一部が吹き飛んだが、ドームの成長は続き、直径およそ600メートルにもなった。爆発による空振で、霧島市内では300枚を超える窓ガラスが割れ、けが人も出た。気象庁などは、噴石の警戒範囲を火口から半径4kmへと広げ、警戒を呼びかけている。1日午前7時55分、新燃岳が大きな音とともに噴火した。「ゴーッ」とうなるような音を立て、1日朝、4度目の爆発的噴火を起こした新燃岳。噴火による火山灰は、火口から8km離れていた取材班のところにも飛んできた。根元から無残になぎ倒された大きなマツの木、そしてくすぶる煙のそばには、1日朝の爆発的噴火で飛ばされたとみられる、大きな噴石があった。1日朝の噴火では、火口からおよそ3.2km離れた霧島市の温泉近くで、大きさ50〜70cmもある噴石の落下が確認された。このため気象庁は、火口周辺の大きな噴石に対する警戒を、これまでの半径2kmから4kmに拡大した。地元消防が撮影した映像でも、噴石が落下したとみられる山肌から、白い煙が立ち上っているのがわかる。通行止めになる直前に、近くの道路を通ったという男性に話を聞いた。噴石を拾った男性は「大きなマツが倒れとるから、それで見たら(石が)焼けとった」と話した。見つかった噴石は、重さがおよそ1kgあり、触るとまだ温かった。そして、1日朝の爆発的噴火で巨大な溶岩ドームにも変化が見られた。鹿児島大学大学院の井村隆介准教授は「きのう(1月31日)撮影された溶岩ドームの形、それに対してきょう(1日)、中央部分が少しくぼんだようになっている。爆発して、ものを飛ばしたのかなという感じがします」と話した。一方、国土地理院は、午後9時すぎ、1日朝の爆発的噴火後に撮影した写真から、溶岩ドームが直径およそ600メートルに成長したと発表した。また、1日朝の爆発では、空気の振動「空振」により、建物の窓ガラスが割れるといった被害が相次いだ。霧島市の宿泊施設では、強化ガラスだという厚さおよそ1cmほどある窓ガラスが、粉々に砕けていた。同じく霧島市の病院では、割れたガラスで女性の入院患者が額などを切るけがもしている。霧島市のガラスの破損は、99件で322枚にものぼっている。午後も小規模な噴火が相次いだ新燃岳。緊迫した状態が続いている。

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1.新燃岳被災地ルポ グレーに染まる町、火山灰の掃除に苦心(産経新聞),産経新聞
RV=214.1 2011/02/02 10:42
キーワード:避難,溶岩,空振,割れる,避難勧告,窓,ガラス

 鹿児島県と宮崎県県境にまたがる霧島山・新燃(しんもえ)岳の噴火は、警戒レベルが3(入山規制)に引き上げられてから1日で1週間。火砕流や土石流が心配される中、この日は爆発的噴火による空振でガラスが割れ、大きな噴石も飛んだ。宮崎県高原町では一部地域で避難勧告が発令され、住民は不便な避難所生活を強いられている。降り積もった火山灰に覆われ、灰色に染まる被災地の様子を追った。(頼光和弘)[フォト]溶岩の熱に赤々と色づく新燃岳の噴煙 1日午前7時54分、「ドーン」という音とともに高原町内の宿の窓ガラスがビリビリと震えた。新燃岳を見ると噴煙が空高く立ち上っていた。宿の主人も不安げに噴煙の行方を見守った。噴火以来、宿泊のキャンセルが相次いでいるという。 国道221号を車で走り、降灰の多い都城市(宮崎県)に向かった。火山灰でセンターラインが見えない箇所もある。前を走るトラックが巻き上げる灰で視界が悪い。窓越しに見える田畑の景色も色を失ったかのようにグレーに染まっていた。 都城市高崎町で路肩の火山灰を袋に詰める作業をしていた田中勝子さん(85)は「灰は重いから大きな袋に詰めると持ち上げられない」と話し、レジ袋ほどの袋に灰を詰める作業を黙々と続けた。都城市では1日からクリーンセンター建設予定地で、一般家庭などの火山灰の受け入れを開始した。軽トラックで火山灰を詰めた20キロ袋を30個ほど運んだという同市丸谷町の谷口勝朗さん(70)は「掃除しても翌朝にはまた積もっている。先が見えず終わりがないようで不安。天災だからとあきらめている」と力なく話した。 一方、高原町では住民たちが避難所で3日目の夜を迎える。家族5人で避難してきたという杉田悟幸さん(15)は避難所の床に敷いた毛布の上で受験勉強をしていた。「周りが気になって集中できない」と話し、受験への影響を心配していた。また、自営業の斉藤千津男さん(57)は「家族4人で避難してきた。口蹄(こうてい)疫に野菜の価格高騰、鳥インフルエンザ。そして、噴火…。もう、勘弁してほしい」と話し、疲れた表情を見せた。

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2.新燃岳 6回目の爆発的噴火 火砕流は確認されず 2日朝(毎日新聞),毎日新聞
RV=187.5 2011/02/02 11:26
キーワード:ドーム,溶岩,空振,割れる,窓,ガラス

 宮崎、鹿児島県境の霧島山系・新燃岳(しんもえだけ)(1421メートル)で2日午前5時25分、爆発的噴火(爆発)があった。爆発による空気の振動「空振」を観測したが、自治体など関係機関に建物被害の報告はない。爆発は噴火活動が活発化した1月26日以降6回目。1日午前7時54分の4回目、同日午後11時19分の5回目と、ここ3回の爆発は24時間以内に集中し、爆発の間隔が短くなっている。【写真特集】新燃岳噴火を大量の写真で 鹿児島地方気象台などによると、2日朝の爆発の噴煙は火口から2000メートル以上に達し、南西の風に乗って宮崎県方向に流れた。火砕流は確認されていない。 新燃岳では、火口内で溶岩ドーム(直径約600メートル)がふたの役割をして火山性ガスが蓄積、圧力が高まって爆発が続いているとみられる。1日朝の爆発でドーム先端部が吹き飛ばされたが、その後、再びドームが成長している可能性もあり、福岡管区気象台が2日午後、ヘリコプターで上空から観測する予定。 2日朝の爆発で、火口の南西約3キロにある鹿児島県霧島市湯之野の空振計で299.6パスカルを観測した。一連の爆発では、霧島市内で窓ガラスなど322枚が割れた1日朝の爆発時(458パスカル)に次ぐ大きさだった。 火口の西約13キロの霧島市牧園総合支所の男性職員は「窓が小刻みに揺れた。電話で近隣住民に被害の有無を聞いた時、窓が揺れるのを感じた人もいた」と話した。 降灰は宮崎県都城市などで続いており、JR九州は同市と鹿児島県湧水町を結ぶ吉都線全線で2日の始発から運行を見合わせた。【福岡静哉、田中韻】

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3.<新燃岳>爆発の間隔短く7回目 2日2回目(毎日新聞),毎日新聞
RV=187.5 2011/02/02 11:37
キーワード:ドーム,溶岩,空振,割れる,窓,ガラス

 宮崎、鹿児島県境の霧島山系・新燃岳(しんもえだけ)(1421メートル)で2日午前5時25分、爆発的噴火(爆発)があった。更に同10時47分にも爆発が起きた。爆発による空気の振動「空振」を観測したが、自治体など関係機関に建物被害の報告はない。2日午前の爆発は噴火活動が活発化した1月26日以降、6回目と7回目。1日午前7時54分の4回目以降、爆発の間隔も短くなっている。 鹿児島地方気象台などによると、6回目の爆発の噴煙は火口から2000メートル以上に達し、南西の風に乗って宮崎県方向に流れた。7回目の噴煙は火口上500メートルにある雲で、高さは確認できていない。 6回目の爆発で火口の南西約3キロにある鹿児島県霧島市湯之野の空振計で299.6パスカルを観測した。一連の爆発では、霧島市内で窓ガラスなど322枚が割れた1日朝の爆発時(458パスカル)に次ぐ大きさだった。7回目は湯之野で86.5パスカルだった。 新燃岳では、火口内で溶岩ドーム(直径約600メートル)がふたの役割をして火山性ガスが蓄積、圧力が高まって爆発が続いているとみられる。1日朝の爆発でドーム先端部が吹き飛ばされたが、その後、再びドームが成長している可能性もあり、福岡管区気象台が2日午後、ヘリコプターで上空から観測する予定。 火口の西約13キロの霧島市牧園総合支所の男性職員は「窓が小刻みに揺れた。電話で近隣住民に被害の有無を聞いた時、窓が揺れるのを感じた人もいた」と話した。 降灰は宮崎県都城市などで続いており、JR九州は同市と鹿児島県湧水町を結ぶ吉都線全線で2日の始発から運行を見合わせた。【福岡静哉、田中韻】

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4.新燃岳 爆発の間隔短く7回目 2日2回目(毎日新聞),毎日新聞
RV=187.5 2011/02/02 13:50
キーワード:ドーム,溶岩,空振,割れる,窓,ガラス

 宮崎、鹿児島県境の霧島山系・新燃岳(しんもえだけ)(1421メートル)で2日午前5時25分、爆発的噴火(爆発)があった。更に同10時47分にも爆発が起きた。爆発による空気の振動「空振」を観測したが、自治体など関係機関に建物被害の報告はない。2日午前の爆発は噴火活動が活発化した1月26日以降、6回目と7回目。1日午前7時54分の4回目以降、爆発の間隔も短くなっている。【写真特集】新燃岳噴火を大量の写真で 鹿児島地方気象台などによると、6回目の爆発の噴煙は火口から2000メートル以上に達し、南西の風に乗って宮崎県方向に流れた。7回目の噴煙は火口上500メートルにある雲で、高さは確認できていない。 6回目の爆発で火口の南西約3キロにある鹿児島県霧島市湯之野の空振計で299.6パスカルを観測した。一連の爆発では、霧島市内で窓ガラスなど322枚が割れた1日朝の爆発時(458パスカル)に次ぐ大きさだった。7回目は湯之野で86.5パスカルだった。 新燃岳では、火口内で溶岩ドーム(直径約600メートル)がふたの役割をして火山性ガスが蓄積、圧力が高まって爆発が続いているとみられる。1日朝の爆発でドーム先端部が吹き飛ばされたが、その後、再びドームが成長している可能性もあり、福岡管区気象台が2日午後、ヘリコプターで上空から観測する予定。 火口の西約13キロの霧島市牧園総合支所の男性職員は「窓が小刻みに揺れた。電話で近隣住民に被害の有無を聞いた時、窓が揺れるのを感じた人もいた」と話した。 降灰は宮崎県都城市などで続いており、JR九州は同市と鹿児島県湧水町を結ぶ吉都線全線で2日の運行を一時見合わせた。【福岡静哉、田中韻】

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1.新燃岳の噴火「1、2週間は続く」(TBS系(JNN)),TBS系(JNN)
RV=236.9 2011/02/03 19:24
キーワード:避難,マグマ,割れる,空振,避難勧告,窓,ガラス,予知

新燃岳の噴火「1、2週間は続く」TBS系(JNN)2月3日(木)19時24分配信 鹿児島地方気象台によりますと、新燃岳は3日午前8時9分、9回目となる爆発=爆発的噴火をしました。また、午後0時17分には、爆発空振は伴わないものの、噴煙が2500メートルにまで上がる噴火をするなど、活発な活動はおさまる気配がありません。 「いつ大きな噴火が起きるのかという不安が皆さんあると思う。それが一番不安」(霧島桜ヶ丘病院 古江みどり副院長) こうした中、病院関係者は、いざというときのための備えを始めています。およそ110人が入院しているこの病院は、1日の爆発で窓ガラスが割れるなどの被害が出ました。今後、避難勧告などが出された場合に備え、3日は入院患者の受け入れについて、別の病院に協力を求めました。 ところで、気象庁では3日、臨時の火山噴火予知連絡会が開かれ、今後の見通しについて初めて見解を示しました。 「300年前のマグマの噴火のことを考えれば、しばらく続くかもしれないが、それはもっと観測態勢をきちんとした上でないと見極めがつかない。1、2週間くらいはこういう噴火が続いても不思議ではない」(火山噴火予知連絡会 藤井敏嗣会長【東京大学名誉教授】) 気象庁では引き続き、噴火に伴う噴石や雨が降った場合の土石流などへの警戒を呼びかけています。 一方、宮崎県では、新燃岳の活発な噴火活動により、3日も広い範囲で火山灰が・・・。宮崎市でキャンプを行っている福岡ソフトバンクホークスの選手たちも、一時、ほとんどがマスクを着用。火山灰を気にしながらの練習となりました。 また、高原町では避難生活が4日目を迎えました。住民からは、「眠れない」「頭痛がする」などの相談が寄せられているということです。 「ものすごく疲れています」(避難している住民) 「ずっと同じ場所にいてストレスもあると思うんですけど、それで体調を崩される方が多いみたいです」(対応する薬剤師) 避難生活が長期化する可能性が高まる中、住民の不安は募るばかりです。(03日17:57)

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2.<新燃岳>「1、2週間、爆発的噴火繰り返す」予知連が見解(毎日新聞),毎日新聞
RV=128.2 2011/02/03 20:51
キーワード:ドーム,マグマ,溶岩,予知

 活発な噴火活動が続く霧島山系・新燃岳(しんもえだけ)(1421メートル)について、火山噴火予知連絡会(会長、藤井敏嗣・東大名誉教授)は3日、気象庁で臨時の拡大幹事会を開催。今後の活動について「1、2週間程度は現在と同程度の溶岩を吹き飛ばす爆発的噴火を繰り返すと考えられる」という見解をまとめ、長期的な見通しは不明とした。活動の判断材料になる地下のマグマの様子を分析するため、地震計や傾斜計などの観測体制を強化する。 藤井会長は、短期的見通しの根拠として、地下にあるマグマの減少を示す山の収縮が、先月31日から急に鈍化した点を指摘。一方で噴火活動は収まらず、「下から(噴火に)見あうマグマの供給が続いているのではないか」と説明。その上で、今後2週間程度に起こり得る噴火の規模について「(先月)26、27日のような大きなマグマを出すものは想定していない」と話した。 新燃岳は現在、溶岩(地表に出たマグマ)が火口の蓋(ふた)をしている状態。この蓋ごと吹き飛ばすような大規模な噴火で、火砕流を起こす可能性も懸念されているが、藤井会長は「ある程度(山の)隆起が戻ってからだと思う。現状ではそれは数週間、1カ月間は可能性が低いだろう」と指摘。26日以降、気象庁が「噴火警戒レベル3」を維持していることについては「予知連が決めることではないが、事態は変わっていない。これでいいと思う」と話した。 予知連の臨時拡大幹事会は、三宅島の噴火活動について検討した04年12月以来。【八田浩輔】 ◇呼称「溶岩」に 予知連は3日の会議で、新燃岳の火口(直径700メートル、深さ200メートルのすり鉢状)を覆っている「溶岩ドーム」を「溶岩」と呼ぶことで統一した。 溶岩ドームは粘性の高い溶岩が横に流れずにおわんを逆さにしたような形でとどまる現象だが、新燃岳では横に流れてぼたもちのような高低差の少ない状態にあるため。 国土地理院の観測では、火口を覆う溶岩の規模は直径約600メートル、高さは最大約110メートルとみられている。

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3.新燃岳 「1、2週間、爆発的噴火繰り返す」予知連が見解(毎日新聞),毎日新聞
RV=128.2 2011/02/03 20:56
キーワード:ドーム,マグマ,溶岩,予知

 活発な噴火活動が続く霧島山系・新燃岳(しんもえだけ)(1421メートル)について、火山噴火予知連絡会(会長、藤井敏嗣・東大名誉教授)は3日、気象庁で臨時の拡大幹事会を開催。今後の活動について「1、2週間程度は現在と同程度の溶岩を吹き飛ばす爆発的噴火を繰り返すと考えられる」という見解をまとめ、長期的な見通しは不明とした。活動の判断材料になる地下のマグマの様子を分析するため、地震計や傾斜計などの観測体制を強化する。 藤井会長は、短期的見通しの根拠として、地下にあるマグマの減少を示す山の収縮が、先月31日から急に鈍化した点を指摘。一方で噴火活動は収まらず、「下から(噴火に)見あうマグマの供給が続いているのではないか」と説明。その上で、今後2週間程度に起こり得る噴火の規模について「(先月)26、27日のような大きなマグマを出すものは想定していない」と話した。 新燃岳は現在、溶岩(地表に出たマグマ)が火口の蓋(ふた)をしている状態。この蓋ごと吹き飛ばすような大規模な噴火で、火砕流を起こす可能性も懸念されているが、藤井会長は「ある程度(山の)隆起が戻ってからだと思う。現状ではそれは数週間、1カ月間は可能性が低いだろう」と指摘。26日以降、気象庁が「噴火警戒レベル3」を維持していることについては「予知連が決めることではないが、事態は変わっていない。これでいいと思う」と話した。 予知連の臨時拡大幹事会は、三宅島の噴火活動について検討した04年12月以来。【八田浩輔】 ◇呼称「溶岩」に 予知連は3日の会議で、新燃岳の火口(直径700メートル、深さ200メートルのすり鉢状)を覆っている「溶岩ドーム」を「溶岩」と呼ぶことで統一した。 溶岩ドームは粘性の高い溶岩が横に流れずにおわんを逆さにしたような形でとどまる現象だが、新燃岳では横に流れてぼたもちのような高低差の少ない状態にあるため。 国土地理院の観測では、火口を覆う溶岩の規模は直径約600メートル、高さは最大約110メートルとみられている。

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1.新燃岳噴火:警戒レベル継続、福祉施設など安堵 長期化に不安も−−霧島 /鹿児島(毎日新聞),毎日新聞
RV=132.9 2011/02/04 15:59
キーワード:避難,空振,窓,ガラス,児童

 活発化する霧島山系・新燃岳の「噴火警戒レベル3(入山規制)」が継続された3日、霧島市内の福祉施設や医療機関は「まずは落ち着いた」と安堵(あんど)する一方、先が見えないもどかしさと不安を口にした。 火口から西へ約5キロ離れた霧島市牧園町三体堂の特別養護老人ホーム霧島青寿園では、噴火警戒レベルが4(避難準備)に上がると、市の指示に従って、90人の入所者を南に約3〜5キロ離れた運動施設など2カ所に避難させる予定だった。約8割の入所者が1人で歩くことが困難な要介護者で、入所者の約3割が医療機関へ直接搬送する必要がある。 また、実際に避難が決まった場合は、布団や薬品などの物資不足するため、各業者への追加補充にも追われることになる。池田行雄施設長(62)は「50人足らずの職員で対応できるか心配だった」と話し、「入所者の安全のために、これ以上レベルが上がらないよう、一刻も早く事態が収拾することを願っている」としている。 同市牧園町の原歯科医院の女性歯科医は「警戒レベルの引き上げはなくても、噴火で外出を控える患者が増えている」と不安を隠さない。自主避難した住民から治療の予約がキャンセルされたこともあったという。 通院患者の多くは高齢者で「避難所に入ると、入れ歯の治療に通えるかどうかが心配」と話した。また、近くの霧島温泉郷で働く患者から「風評被害で観光客が減って『仕事がなくなった』と聞いた。早く終息してほしい」と願った。 温泉という火山の恩恵を受けた観光地でも、活発化に頭を悩ます。霧島市観光協会の松元義文事務局長は「4キロ圏外は大丈夫という判断と考え、宿泊施設には冷静に粛々と営業してほしい。休館が増えれば風評被害も大きくなる。観光客に『霧島はいつもと変わらない』と知ってもらうことで客足を戻したい」と話した。 一方で、噴火活動の長期化も予想され「キャンセルが急増しているこの状況で、半年もつところが果たしてどれだけあるか」と不安を口にする。1日には空振を伴う爆発で、宿泊施設の窓ガラスなどの多くも破損した。「想定外の空振に備えて飛散防止フィルムを貼ったり、強化ガラスに変える必要も出てくる」として、財政的な支援を求めていくという。 霧島市教育委員会は3日、活動の長期化を懸念して、火口近くの霧島小▽高千穂小▽三体小の3校の児童と保護者に配布予定のヘルメットとマスクを業者に発注した。児童約200人分を含む360人分。【中尾祐児、川島紘一、田中韻、黒澤敬太郎】2月4日朝刊

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2.新燃岳噴火:被害の防止へ万全の体制とる−−前田・霧島市長 /鹿児島(毎日新聞),毎日新聞
RV=128.7 2011/02/04 15:59
キーワード:割れる,空振,避難勧告,窓,ガラス

 霧島市の前田終止市長は3日、火山噴火予知連の見解発表を受けて記者会見を開いた。当分の間、爆発的噴火を繰り返すという見通しについて「24時間で監視し、風向きや降雨にも注意し万全の体制をとる」と被害の未然防止を強調した。 1日の爆発では空振で建物の窓ガラスが割れ、けが人も出た。そのため前田市長は「火口から近い5小中学校にはガラス飛散防止フィルムの導入を検討している」と述べた。また、霧島総合支所に火山噴火予知連の観測拠点を準備しているという。 また、噴火警戒レベル「3」が継続した現状で避難勧告を発令する考えは今のところないとして、冷静な対応を呼びかけた。2月4日朝刊

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3.新燃岳噴火 避難生活は5日目に(TBS系(JNN)),TBS系(JNN)
RV=89.7 2011/02/04 12:46
キーワード:避難,避難勧告,土石流

新燃岳噴火 避難生活は5日目にTBS系(JNN)2月4日(金)12時46分配信 およそ500世帯に避難勧告が出されている宮崎県高原町。新燃岳の噴火活動が続く中、3日夜もおよそ290人が避難所で一夜を明かしました。 「先が見えないのが一番つらい。夜がなかなか眠れない」(避難した住民) 一方、大量の火山灰が積もっている都城市では、高齢者の自宅を対象にボランティアによる灰の除去作業が始まりました。 「こういう温かい支援を受けてありがたい」(地区住民) 4日夜には都城市などで弱い雨が降る見込みで、火山灰が積もっている地域では土石流や泥流への警戒を強めています。(04日11:41)

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4.新燃岳噴火 避難生活は5日目に(TBS系(JNN)),TBS系(JNN)
RV=89.7 2011/02/05 07:02
キーワード:避難,避難勧告,土石流

新燃岳噴火避難生活は5日目にTBS系(JNN)2月5日(土)7時2分配信 およそ500世帯に避難勧告が出されている宮崎県高原町。新燃岳の噴火活動が続く中、3日夜もおよそ290人が避難所で一夜を明かしました。 「先が見えないのが一番つらい。夜がなかなか眠れない」(避難した住民) 一方、大量の火山灰が積もっている都城市では、高齢者の自宅を対象にボランティアによる灰の除去作業が始まりました。 「こういう温かい支援を受けてありがたい」(地区住民) 4日夜には都城市などで弱い雨が降る見込みで、火山灰が積もっている地域では土石流や泥流への警戒を強めています。(04日11:41)

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1.<新燃岳噴火>避難勧告、割れる判断(毎日新聞),毎日新聞
RV=179.7 2011/02/05 20:30
キーワード:避難,避難勧告,マグマ,解除,溶岩,出す

 霧島山系・新燃岳(しんもえだけ、1421メートル)の噴火で、ふもとの宮崎県高原町が一部住民に避難を勧告して6日で1週間。町は5日、大半の勧告を解除したが、3年前に気象庁が5段階の「噴火警戒レベル」を設けてから始まった噴火活動で、自治体が避難勧告を出したのは初めてだ。噴火警戒レベル3(入山規制)で避難の必要はないと判断した気象庁と必要と判断した町。情報はうまく共有されたのか検証した。【三木陽介、小原擁、八田浩輔、飯田和樹】【写真特集】新燃岳噴火を大量の写真で 事態が動いたのは先月30日夜。火口では溶岩が急速にたまり始めていた。高原町には午後10時前に県から「火口付近のガスが抜けず、急激に爆発して火砕流発生の恐れがある」と情報が入った。町は約1時間後の対策会議で、ハザードマップなどを基に検討した結果、同11時50分に火口から最短6.5キロの513世帯に避難勧告を発令。町は「気象庁の情報を十分精査していなかった面はあるが、住民の安全を第一に考えた」と強調する。 一方、東京の気象庁では、午後9時ごろには噴火警戒レベル3のまま規制範囲を2キロから3キロに広げることを決めていた。同庁火山課は「事前に避難に関する相談があれば『そこまでは必要ない』と言えたが、より安全側に立った自治体の判断だと思う」とする。 避難勧告は災害対策基本法に基づき市町村長が発令するもので、気象庁には避難を迫る法的根拠はない。警戒レベルや規制範囲はあくまでも目安だ。 それでも避難措置は暮らしの変更を迫り、首長は慎重にならざるを得ない。91年の火砕流で死者43人を出した雲仙普賢岳の災害当時、長崎県島原市長だった鐘ケ江管一さん(80)は「噴火はいつまで続くか難しく、(勧告などは)苦渋の決断だ」と振り返る。31日に高原町を訪れた河野俊嗣・宮崎県知事は「住民の生命や安全を守る責務を首長は負う。万全の判断だ」と町の姿勢を評価した。   □  □ 「気象庁や私たち火山学者は、地下のマグマの状態から危険性を科学的に判断している。その点は信頼してもらいたい」と語るのは、京都大の鎌田浩毅教授(火山学)。高原町の判断に理解を示しつつ「今回は根拠に基づく『安全情報』が、必ずしも地元の『安心』につながらなかった。東京の気象庁と地元の気象台、自治体間で情報共有のあり方に課題を残した」と話す。 また、火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣会長(東大名誉教授)は3日の会見で「地元で自ら判断するのは決して悪いことではない。ただ、それが正しい判断かどうかは気象庁と相談した方がいい。また気象庁もそれに応じた情報を出してもらわないと困るので努力をしてほしい」と話した。 政府は警戒レベルが上がった場合の事態に備え、被災地域での避難計画の策定などを支援するチームを7日に現地に派遣する。

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2.新燃岳噴火 避難勧告、割れた判断(毎日新聞),毎日新聞
RV=179.7 2011/02/05 21:02
キーワード:避難,避難勧告,マグマ,解除,溶岩,出す

 霧島山系・新燃岳(しんもえだけ、1421メートル)の噴火で、ふもとの宮崎県高原町が一部住民に避難を勧告して6日で1週間。町は5日、大半の勧告を解除したが、3年前に気象庁が5段階の「噴火警戒レベル」を設けてから始まった噴火活動で、自治体が避難勧告を出したのは初めてだ。噴火警戒レベル3(入山規制)で避難の必要はないと判断した気象庁と必要と判断した町。情報はうまく共有されたのか検証した。【三木陽介、小原擁、八田浩輔、飯田和樹】【写真特集】新燃岳噴火を大量の写真で 事態が動いたのは先月30日夜。火口では溶岩が急速にたまり始めていた。高原町には午後10時前に県から「火口付近のガスが抜けず、急激に爆発して火砕流発生の恐れがある」と情報が入った。町は約1時間後の対策会議で、ハザードマップなどを基に検討した結果、同11時50分に火口から最短6.5キロの513世帯に避難勧告を発令。町は「気象庁の情報を十分精査していなかった面はあるが、住民の安全を第一に考えた」と強調する。 一方、東京の気象庁では、午後9時ごろには噴火警戒レベル3のまま規制範囲を2キロから3キロに広げることを決めていた。同庁火山課は「事前に避難に関する相談があれば『そこまでは必要ない』と言えたが、より安全側に立った自治体の判断だと思う」とする。 避難勧告は災害対策基本法に基づき市町村長が発令するもので、気象庁には避難を迫る法的根拠はない。警戒レベルや規制範囲はあくまでも目安だ。 それでも避難措置は暮らしの変更を迫り、首長は慎重にならざるを得ない。91年の火砕流で死者43人を出した雲仙普賢岳の災害当時、長崎県島原市長だった鐘ケ江管一さん(80)は「噴火はいつまで続くか難しく、(勧告などは)苦渋の決断だ」と振り返る。31日に高原町を訪れた河野俊嗣・宮崎県知事は「住民の生命や安全を守る責務を首長は負う。万全の判断だ」と町の姿勢を評価した。   □  □ 「気象庁や私たち火山学者は、地下のマグマの状態から危険性を科学的に判断している。その点は信頼してもらいたい」と語るのは、京都大の鎌田浩毅教授(火山学)。高原町の判断に理解を示しつつ「今回は根拠に基づく『安全情報』が、必ずしも地元の『安心』につながらなかった。東京の気象庁と地元の気象台、自治体間で情報共有のあり方に課題を残した」と話す。 また、火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣会長(東大名誉教授)は3日の会見で「地元で自ら判断するのは決して悪いことではない。ただ、それが正しい判断かどうかは気象庁と相談した方がいい。また気象庁もそれに応じた情報を出してもらわないと困るので努力をしてほしい」と話した。 政府は警戒レベルが上がった場合の事態に備え、被災地域での避難計画の策定などを支援するチームを7日に現地に派遣する。

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3.<新燃岳噴火>「少しでも力に」 霧島市の有志が宮崎訪問へ(毎日新聞),毎日新聞
RV=159.3 2011/02/05 10:35
キーワード:避難,避難勧告,割れる,空振,出す

 宮崎、鹿児島県境の霧島山系・新燃岳(しんもえだけ)噴火で、鹿児島県霧島市の温泉や飲食店の有志が6日、一部地域に避難勧告が出ている宮崎県高原(たかはる)町を訪れ、避難生活を送る住民におにぎりや豚汁の炊き出しをする。霧島市の温泉は予約のキャンセルが相次ぎ、噴火による空気の振動「空振」でガラスが割れる被害も出ているが、メンバーは「自分たちは降灰もあまりなく、避難もしていない。霧島山系の仲間として少しでも力になりたい」と話している。【佐藤敬一】 新燃岳を挟んで南西側に霧島市、北東側に高原町がある。高原町は1月30日深夜、狭野(さの)など一部地域に避難勧告を出し、2月3日夜も住民289人が避難所の町総合保健福祉センター「ほほえみ館」に身を寄せた。宮崎地方気象台によると、高原町では噴火が活発化した1月26日から連日降灰が続いており、道路では車が走ると灰が舞い上がる。町民の多くは外出時マスクをしている。 一方、温泉地・霧島市内のホテルや旅館も噴火の影響で予約のキャンセルが続く。1月26日から2月3日までに、65人のキャンセルが出た同市牧園町高千穂の「霧島みやまホテル」。炊き出し有志の一人、女将の山下千代里さん(39)は「降灰に苦しみ、避難生活を送る高原町の人たちの様子を見聞きすると、霧島市だけが被害者みたいなことを言っていてはいけないと思った」と話す。 山下さんは義父で社長の道三さん(66)に「何かできないだろうか」と相談。道三さんが理事長を務める「霧島温泉郷事業協同組合」(11社)の仲間に話して「ほほえみ館」で炊き出しをしようとまとまった。6日午後6時半から約350食分のおにぎりと豚汁を振る舞う。 山下さんは高原町の東隣、宮崎県都城市高崎町の出身。古里への思いもあった。「お客さまの3〜4割は宮崎の人。高原町の人たちは『環霧島』の同じ仲間。苦しい時はお互いさま。温かいものを食べて、元気になって霧島の温泉にゆっくり入りにきてほしい」とエールを送る。道三さんも「私たちも予約キャンセルが相次いで大変だが、その分人手は空いているから」と張り切っている。

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4.新燃岳噴火 「少しでも力に」 霧島市の有志が宮崎訪問へ(毎日新聞),毎日新聞
RV=159.3 2011/02/05 11:26
キーワード:避難,避難勧告,割れる,空振,出す

 宮崎、鹿児島県境の霧島山系・新燃岳(しんもえだけ)噴火で、鹿児島県霧島市の温泉や飲食店の有志が6日、一部地域に避難勧告が出ている宮崎県高原(たかはる)町を訪れ、避難生活を送る住民におにぎりや豚汁の炊き出しをする。霧島市の温泉は予約のキャンセルが相次ぎ、噴火による空気の振動「空振」でガラスが割れる被害も出ているが、メンバーは「自分たちは降灰もあまりなく、避難もしていない。霧島山系の仲間として少しでも力になりたい」と話している。【佐藤敬一】 新燃岳を挟んで南西側に霧島市、北東側に高原町がある。高原町は1月30日深夜、狭野(さの)など一部地域に避難勧告を出し、2月3日夜も住民289人が避難所の町総合保健福祉センター「ほほえみ館」に身を寄せた。宮崎地方気象台によると、高原町では噴火が活発化した1月26日から連日降灰が続いており、道路では車が走ると灰が舞い上がる。町民の多くは外出時マスクをしている。 一方、温泉地・霧島市内のホテルや旅館も噴火の影響で予約のキャンセルが続く。1月26日から2月3日までに、65人のキャンセルが出た同市牧園町高千穂の「霧島みやまホテル」。炊き出し有志の一人、女将の山下千代里さん(39)は「降灰に苦しみ、避難生活を送る高原町の人たちの様子を見聞きすると、霧島市だけが被害者みたいなことを言っていてはいけないと思った」と話す。 山下さんは義父で社長の道三さん(66)に「何かできないだろうか」と相談。道三さんが理事長を務める「霧島温泉郷事業協同組合」(11社)の仲間に話して「ほほえみ館」で炊き出しをしようとまとまった。6日午後6時半から約350食分のおにぎりと豚汁を振る舞う。 山下さんは高原町の東隣、宮崎県都城市高崎町の出身。古里への思いもあった。「お客さまの3〜4割は宮崎の人。高原町の人たちは『環霧島』の同じ仲間。苦しい時はお互いさま。温かいものを食べて、元気になって霧島の温泉にゆっくり入りにきてほしい」とエールを送る。道三さんも「私たちも予約キャンセルが相次いで大変だが、その分人手は空いているから」と張り切っている。

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1.避難勧告「解除」 1週間ぶりに帰宅の人も(TBS系(JNN)),TBS系(JNN)
RV=139.7 2011/02/06 18:24
キーワード:避難,避難勧告,解除,出す,支援

避難勧告「解除」1週間ぶりに帰宅の人もTBS系(JNN)2月6日(日)18時24分配信 新燃岳では、今月3日を最後に爆発的な噴火は観測されていませんが、依然として活発な噴火活動が続き、6日午前3時16分には噴煙が火口から2000メートル上空まで達しました。 こうした中、宮崎県高原町は、先月30日に町の一部の513世帯1158人に出していた避難勧告について、5日夕方、その大半にあたる火口から8キロ以上の地域で解除しました。解除から一夜明けて、1週間ぶりに帰宅した人は、さっそく我が家の片付けなどに当たっていました。 「夕べはゆっくり寝られました、久しぶりに」 「またいつ避難(勧告)が出るかわからないから早く収まってもらいたい」(帰宅した人) ただ、今回の解除後も、新燃岳火口に近い27世帯73人が引き続き避難勧告の対象となっていて、避難所生活が続く人たちの支援の動きも広まっています。6日は、県外の企業・団体が避難所に仮設風呂を設けたほか、炊き出しにもあたりました。 「感謝、感謝。頭を下げるばかり」(避難住民) 避難所開設から1週間。住民たちにとっては、噴火に警戒する日々が続きます。(06日16:00)

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2.新燃岳噴火 宮崎・高原町では自宅に戻った住民が灰の後片づけなどに追われる(フジテレビ系(FNN)),フジテレビ系(FNN)
RV=139.7 2011/02/06 18:51
キーワード:避難,避難勧告,解除,出す,支援

新燃岳噴火 宮崎・高原町では自宅に戻った住民が灰の後片づけなどに追われるフジテレビ系(FNN)2月6日(日)18時51分配信霧島連山の新燃岳は、活発な噴火活動を続けている。5日に大半の地域で避難勧告が解除された宮崎・高原町では、自宅に戻った住民が、灰の後片づけなどに追われている。新燃岳は、2月3日を最後に、爆発的噴火は観測されていないものの、依然活発な噴火活動を続けている。6日の新燃岳上空は雲に覆われ、噴煙などは確認できないが、気象台は引き続き、噴石や火砕流への警戒を呼びかけている。一方、宮崎・高原町では、避難勧告の一部解除を受けて自宅へ戻った住民が、降灰などの後片づけに追われていた。美容院の人は「元気だったから、きょうから(営業)しようと思ってたんだけど。掃除してます」、「ちょっとふいただけですけど、灰が...」と話した。飲食店の人は「(きょうは営業は?)今から。頑張ります」と話した。避難勧告は、引き続き27世帯73人に出されていて、避難所では5日、およそ100人が夜を過ごしたが、住民は昼間は一時帰宅していて、6日、避難所に人の姿はほとんど見られなかった。5日、多くの地域で避難勧告が解除されたことを受け、高原町の避難所は、閑散とした様子となっている。そんな中、避難している人たちのために、避難所に簡易式の風呂が設置された。また、熊本県からは、施設の職員などが炊き出しのために訪れ、避難所に県外からの支援の輪が広がっている。

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3.新燃岳噴火 活発な噴火活動続く 気象台、大きな噴石や火砕流に警戒呼びかけ(フジテレビ系(FNN)),フジテレビ系(FNN)
RV=124.0 2011/02/07 06:44
キーワード:避難,避難勧告,解除,出す

新燃岳噴火 活発な噴火活動続く 気象台、大きな噴石や火砕流に警戒呼びかけフジテレビ系(FNN)2月7日(月)6時44分配信霧島連山の新燃岳は、引き続き活発な噴火活動を続けている。新燃岳は6日午後6時5分の噴火で、噴煙が火口から上空2,000メートルまで確認され、7日になっても引き続き活発な噴火活動を続けていて、気象台は大きな噴石や火砕流に警戒を呼びかけている。一方、避難勧告の一部解除を受けて自宅へ戻った宮崎・高原町の住民らは、6日、灰の後片づけなどに追われた。しかし、避難勧告は引き続き27世帯73人に出されていて、避難所では、簡易式の風呂が設置されたほか、熊本県からは、施設の職員らが炊き出しに訪れた。

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1.新燃岳噴火:霧島の温泉・飲食店従業員ら、高原町の避難所で150食炊き出し /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=191.3 2011/02/07 13:57
キーワード:避難,避難勧告,解除,割れる,空振,温泉,ホテル

 ◇助け合い「苦しい時こそ」 霧島山系・新燃岳(しんもえだけ)の噴火で、鹿児島県霧島市の温泉や飲食店の有志約10人が6日、高原町を訪れ、避難所となっている町総合保健福祉センター「ほほえみ館」でおにぎりや豚汁、温泉たまごなど150食分の炊き出しをした。高原町は5日に避難勧告の大半が解除されたが、27世帯73人については避難勧告が継続している。温かい豚汁や温泉たまごを食べた住民は「おいしい」と笑顔をみせた。【中尾祐児、佐藤敬一】 ◇心も体も温かく−−住民笑顔 炊き出しをしたのは、霧島市の温泉や飲食店でつくる「霧島温泉郷事業協同組合」の組合員。霧島市のホテルや旅館も噴火による空振でガラスが割れるなどの被害を受け、予約のキャンセルが相次いでいるが「苦しい時こそ助け合おう」と炊き出しを企画した。 午後2時過ぎ、組合員の旅館などで作った食料を持ち寄り、ワゴン車に積み込んで霧島市内を出発。「力を合わせてがんばりましょう」と書いたメッセージの紙も用意した。霧島みやまホテル社長の山下道三さん(66)は「長期戦になるかもしれない。必要なら何度でも行く」と話した。 女将( おかみ)の高崎道江さん(56)は「自分たちは降灰もあまりなく、報道で高原町の様子を見て大変だなと思っていた。霧島に来るお客さんは宮崎の人が多い。元気になってまた霧島に来てほしい」と話していた。 「ほほえみ館」には夕方に到着。熱々の豚汁などを振る舞い、住民は心も体も温まった様子だった。2月7日朝刊

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2.新燃岳噴火:霧島市の温泉・飲食店従業員ら、高原町の避難所で炊き出し /鹿児島(毎日新聞),毎日新聞
RV=191.3 2011/02/07 14:45
キーワード:避難,避難勧告,解除,割れる,空振,温泉,ホテル

 ◇助け合い「苦しい時こそ」 霧島山系・新燃岳の噴火で、霧島市の温泉や飲食店の有志約10人が6日、宮崎県高原町を訪れ、避難所となっている町総合保健福祉センター「ほほえみ館」でおにぎりや豚汁、温泉たまごなど150食分の炊き出しをした。高原町は5日に避難勧告の大半が解除されたが、27世帯73人については避難勧告が継続している。温かい豚汁や温泉たまごを食べた住民は「おいしい」と笑顔をみせた。【中尾祐児、佐藤敬一】 ◇必要なら何度でも−−ホテル社長決意 炊き出しをしたのは、霧島市の温泉や飲食店でつくる「霧島温泉郷事業協同組合」の組合員。霧島市のホテルや旅館も噴火による空振でガラスが割れるなどの被害を受け、予約のキャンセルが相次いでいるが「苦しい時こそ助け合おう」と炊き出しを企画した。 午後2時過ぎ、組合員の旅館などで作った食料を持ち寄り、ワゴン車に積み込んで霧島市内を出発。「力を合わせてがんばりましょう」と書いたメッセージの紙も用意した。霧島みやまホテル社長の山下道三さん(66)は「長期戦になるかもしれない。必要なら何度でも行く」と話した。 女将(おかみ)の高崎道江さん(56)は「自分たちは降灰もあまりなく、報道で高原町の様子を見て大変だなと思っていた。霧島に来るお客さんは宮崎の人が多い。元気になってまた霧島に来てほしい」と話していた。 「ほほえみ館」には夕方に到着。熱々の豚汁などを振る舞い、住民は心も体も温まった様子だった。2月7日朝刊

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3.勧告解除も不安消えず=宮崎・高原町(時事通信),時事通信
RV=107.1 2011/02/07 10:28
キーワード:避難,避難勧告,解除

勧告解除も不安消えず=宮崎・高原町時事通信2月7日(月)10時28分配信新燃岳の噴火に伴う避難勧告が解除された高原町の一部地域では6日午後、人影はまばら。住民からは「また、いつ避難しなくてはいけないか分からない」と不安の声も。写真は小石のような火山灰を手にする高野涼美さん

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1.新燃岳、雨が降り始め土石流に警戒(TBS系(JNN)),TBS系(JNN)
RV=124.2 2011/02/09 00:44
キーワード:避難,避難勧告,解除,土石流

新燃岳、雨が降り始め土石流に警戒TBS系(JNN)2月9日(水)0時44分配信 活発な活動を続ける新燃岳。しかし、8日は雲に覆われ、噴煙を確認することはできません。新燃岳のふもとで、いま、最も警戒されている土砂災害。国の調査では、火山灰が降り積もった35か所で土石流の危険性があることがわかっています。 こうした中、高原町内の川には、対策のため8日から土砂を取り除く作業が始まりました。 高原町の花堂地区。新燃岳の噴火に伴う避難勧告は、3日前に解除されましたが、再び避難を余儀なくされる可能性が出てきました。 「不安な気持ちはある」(住民) 「(避難できるよう)バックに最低限のものを入れていつも持っている」(住民) 新燃岳周辺では8日の夜遅くにかけて雨が降る見込みで、気象台は土石流などへの警戒を呼びかけています。(08日16:22)

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2.霧島山・新燃岳から連鎖する火山活動。次は富士山が噴火する?(週プレNEWS),週プレNEWS
RV=98.9 2011/02/08 20:10
キーワード:避難勧告,解除,マグマ

 1月下旬から活発な噴火活動が続く鹿児島県・宮崎県境の霧島山・新燃岳(しんもえだけ)。2月5日には一部の地域を除き地域住民の避難勧告は解除されたものの、噴火活動は長期化しそうな気配だ。 52年ぶりの「爆発的噴火」が観測された新燃岳だが、噴火の理由については専門家の間でもはっきりとしたことは分かっていない。そんななか、科学ジャーナリストの大宮信光氏は、「太陽活動の停滞」が今回の噴火に関係していると説明する。 通常、太陽の活動は11年周期で「極大期」と「極小期」を繰り返しており、直近の極小期は2008年で終了するはずだった。だが、実際には未だに活動が活発化せず、地球に悪影響を及ぼしているという。「太陽活動停滞期は、太陽から吹き出して太陽系全体を保護する太陽風が弱まる。すると、太陽系外から降り注ぐ高エネルギー粒子『銀河宇宙線』が大気を突き抜けて大量に地球に衝突します。この銀河宇宙線は、プレート内で超臨界状態にあるマグマを刺激して火山噴火の引き金となるケースがある。太陽風の“シールド”が弱い状態が続けば噴火の可能性も高まります」 つまり、太陽活動の低下により、新燃岳のみならず、日本中の火山が噴火の危険にさらされているということ。この点について科学評論家の齋藤守弘氏は、新燃岳のわずか40キロメートル南に位置する鹿児島の桜島が、近年活動を活発化させていると指摘する。「桜島は昨年、過去最多の年間896回の爆発を記録するなど活動を活発化させており、地下には年間1千万立方メートル程度のマグマの供給が続いています。『遅くとも10年以内に大噴火する』と専門家が口をそろえる一瞬触発の状態です」 この話を裏付けるかのように、霧島連山や桜島が並ぶフィリピン海プレートに、昨年から“異常な兆候”が見られると齋藤氏。「昨年2月3日、プレート東縁にあたる南硫黄島近海の海底火山『福徳岡ノ場』付近で、海面から噴煙が上がっているのを海上保安庁の巡視船が確認しました。また、昨年来、大規模な噴火が続くインドネシアのムラピ火山も、このプレートの南縁にある。プレート全体に、西へ向かう異常な応力が働いている可能性があるのです」 そして、不気味な動きを見せるフィリピン海プレートの北の縁に位置するのが、ほかならぬ富士山。しかも、富士山は日本の“背骨”とも言うべき「中央構造線」でも新燃岳や桜島と通じているのだ。 1707年の宝永大噴火以来、富士山は“永い眠り”から目覚めてしまうのだろうか。(地図作成/nmnm)

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3.新燃岳噴火:災害ボランティア受け付け、高原にもセンター設置 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=55.9 2011/02/08 15:12
キーワード:避難,ボランティア

 ◇降灰除去作業など 新燃岳の噴火で、高原町社会福祉協議会は7日、「町災害ボランティアセンター」を避難所になっている町総合保健福祉センターの前に設置した。県内外からのボランティアの受け付けと、降灰の除去作業などで人手を求める住人らの橋渡しや調整を行う。都城市では先月末に既に立ち上げている。 午後1時の受け付け開始とともに、電話が鳴りっぱなしで、職員3人が対応した。センターを直接訪れた住民には別の職員2人が要望などを聞いていた。 蒲牟田地区で1人暮らしをしているという女性(70)は電話がつながらなかったため、センターを訪れた。「毎日灰の掃除をして腰が痛い。雨が降ったら灰が固まると聞いたので早くボランティアの人に来てもらいたい」と話していた。 一方、ボランティアの応募に来た小林市真方の小原紘宣さん(71)は「高原町には知り合いが多いので、何かお手伝いできないかと思って」と話した。 受け付けは午前9時〜午後3時。0984・25・6072。【遠山和宏】2月8日朝刊

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4.新燃岳噴火:ボランティア受け付けセンター設置−−宮崎・高原町 /鹿児島(毎日新聞),毎日新聞
RV=55.9 2011/02/08 15:15
キーワード:避難,ボランティア

 ◇降灰除去作業など 新燃岳の噴火で、宮崎県高原町社会福祉協議会は7日、「町災害ボランティアセンター」を避難所になっている町総合保健福祉センターの前に設置した。県内外からのボランティアの受け付けと、降灰の除去作業などで人手を求める住人らの橋渡しや調整を行う。都城市では先月末に既に立ち上げている。 午後1時の受け付け開始とともに、電話が鳴りっぱなしで、職員3人が対応した。センターを直接訪れた住民には別の職員2人が要望などを聞いていた。 蒲牟田地区で1人暮らしをしているという女性(70)は電話がつながらなかったため、センターを訪れた。「毎日灰の掃除をして腰が痛い。雨が降ったら灰が固まると聞いたので早くボランティアの人に来てもらいたい」と話していた。 一方、ボランティアの応募に来た小林市真方の小原紘宣さん(71)は「高原町には知り合いが多いので、何かお手伝いできないかと思って」と話した。 受け付けは午前9時〜午後3時。0984・25・6072。【遠山和宏】2月8日朝刊

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1.新燃岳噴火:高原町の繁殖農家、渦中に子牛誕生 「のぞみ」に希望託す /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=157.3 2011/02/09 16:19
キーワード:避難勧告,解除,土石流,雨,牛

 宮崎、鹿児島県境の新燃岳の噴火で、降灰が続く高原町の和牛繁殖農家、冨田貞行さん(66)の牛舎に、雌の子牛が生まれた。妻とみ子さん(62)が付けた名前は「のぞみ」。「山が早く鎮まるように」。希望を子牛に託した。【佐藤敬一】 冨田さんはこの子牛も含めて牛27頭を飼育している。宮崎で昨年猛威を振るった口蹄疫(こうていえき)にはかからず、殺処分は免れた。 だが、新燃岳の噴火は生活を変えた。自宅と牛舎は火口から約8キロ。町が1月30日に出した避難勧告の対象地区で、夫婦は町内のとみ子さんの実家に身を寄せ、日中は自宅に戻って牛の世話をした。 子牛は出産予定日を過ぎてもなかなか生まれなかった。深夜、未明を問わず、夜中に何度も牛舎に戻っては母牛の様子を見て、引き返した。 冨田さんは「夜に山が爆発すると、空が真っ赤になって恐ろしかった」と振り返る。とみ子さんの実家にいる時も、子牛がいつ生まれるか、残して来た牛がどうしているか心配で眠れない日が続いた。 待望の子牛が生まれたのは避難勧告が続いていた2日夕。その勧告も冨田さんの地区は5日夕に解除され、夫婦は1週間ぶりに自宅での暮らしに戻った。 とみ子さんは「避難勧告が出ていた中で生まれた子牛に希望を託したいと思った。一日でも早く火山活動が終息してほしい」と話す。冨田さんは「雨が降って土石流が起こるのも恐ろしいし、火山が活発化してまた避難勧告が出るかもしれない」と安心はしていない。一方、自宅や牛舎で火山灰の除去作業に追われる日々にも「宮崎は口蹄疫にも負けなかった。今度も絶対に負けられない」と力を込めた。2月9日朝刊

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2.<新燃岳噴火>今年の米作りは断念 淡路島出身の坂本さん(毎日新聞),毎日新聞
RV=155.1 2011/02/09 14:43
キーワード:避難勧告,解除,避難,土石流,空振

 宮崎、鹿児島県境の霧島山系・新燃岳(しんもえだけ)噴火で、先が見えない降灰との闘いが続く宮崎県高原町(たかはるちょう)。避難勧告の大半は解除されたが、帰宅した住民も不安を抱えながらの暮らしは変わらない。花堂(はなどう)地区の自宅に戻った農業、坂本修さん(63)は一面灰色の田を見て、今年の米作りをあきらめた。【小原擁、川上珠実】 坂本さんは兵庫県・淡路島出身。仕事の関係で長く岐阜県で暮らしたが定年退職した07年、妻紀子さん(57)の郷里・高原町に移り住んだ。帰省のたびに眺めた霧島の山々に魅せられたからだ。 誘われて8ヘクタールの田畑を持つ農事組合法人に加入。紀子さんの実家の田約90アールも耕した。農業を始めて、豊かな実りはおいしいわき水の恩恵と知った。生活すべてが霧島の山々に支えられていると実感できた。 だが、山は畏怖(いふ)の対象に変わった。爆発のたびに窓やふすまが空振で揺れる。町の避難勧告を受け1月31日未明、紀子さんや義父ら5人で町総合保健福祉センターに避難した。 6畳ほどの広さにキャンプ用マットを敷き毛布にくるまる。周囲とは段ボールの仕切りだけで体を起こせばほぼ丸見え。足音が気になって眠れなかった。 ふと阪神大震災を思い出した。倒壊したビル街のテレビ映像。淡路島の実家は壁にひびが入り、友人は阪神高速道路の倒壊で自宅マンションが崩れ命を落とした。「こんなええ所に来たのに自分も災害か……」。気持ちが沈んだ。 避難勧告は5日に解除されたが帰宅するか迷った。自宅は川から50メートルほどで降雨時の土石流や泥流が怖い。だが家族の誰もが疲れていた。その日の夕方、車で帰ると、飼っていた猫が寄ってきた。「やっぱり家が落ち着くね。家の布団で眠れるのが一番うれしい」 その後も噴煙を上げ続ける新燃岳。紀子さんの実家の田んぼは1センチほど灰が積もった。法人の田畑を考えれば、今年は実家の米作りまで手が回りそうもない。元の暮らしになるのに何年かかるのか。不安は消えないが「きれいな稜線(りょうせん)が見える日が、きっと戻る」と信じている。

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3.新燃岳噴火 今年の米作りは断念 淡路島出身の坂本さん(毎日新聞),毎日新聞
RV=155.1 2011/02/09 14:50
キーワード:避難勧告,解除,避難,土石流,空振

 宮崎、鹿児島県境の霧島山系・新燃岳(しんもえだけ)噴火で、先が見えない降灰との闘いが続く宮崎県高原町(たかはるちょう)。避難勧告の大半は解除されたが、帰宅した住民も不安を抱えながらの暮らしは変わらない。花堂(はなどう)地区の自宅に戻った農業、坂本修さん(63)は一面灰色の田を見て、今年の米作りをあきらめた。【小原擁、川上珠実】 坂本さんは兵庫県・淡路島出身。仕事の関係で長く岐阜県で暮らしたが定年退職した07年、妻紀子さん(57)の郷里・高原町に移り住んだ。帰省のたびに眺めた霧島の山々に魅せられたからだ。 誘われて8ヘクタールの田畑を持つ農事組合法人に加入。紀子さんの実家の田約90アールも耕した。農業を始めて、豊かな実りはおいしいわき水の恩恵と知った。生活すべてが霧島の山々に支えられていると実感できた。 だが、山は畏怖(いふ)の対象に変わった。爆発のたびに窓やふすまが空振で揺れる。町の避難勧告を受け1月31日未明、紀子さんや義父ら5人で町総合保健福祉センターに避難した。 6畳ほどの広さにキャンプ用マットを敷き毛布にくるまる。周囲とは段ボールの仕切りだけで体を起こせばほぼ丸見え。足音が気になって眠れなかった。 ふと阪神大震災を思い出した。倒壊したビル街のテレビ映像。淡路島の実家は壁にひびが入り、友人は阪神高速道路の倒壊で自宅マンションが崩れ命を落とした。「こんなええ所に来たのに自分も災害か……」。気持ちが沈んだ。 避難勧告は5日に解除されたが帰宅するか迷った。自宅は川から50メートルほどで降雨時の土石流や泥流が怖い。だが家族の誰もが疲れていた。その日の夕方、車で帰ると、飼っていた猫が寄ってきた。「やっぱり家が落ち着くね。家の布団で眠れるのが一番うれしい」 その後も噴煙を上げ続ける新燃岳。紀子さんの実家の田んぼは1センチほど灰が積もった。法人の田畑を考えれば、今年は実家の米作りまで手が回りそうもない。元の暮らしになるのに何年かかるのか。不安は消えないが「きれいな稜線(りょうせん)が見える日が、きっと戻る」と信じている。

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1.新燃岳周辺で土石流の恐れ…噴火以来初の雨(読売新聞),読売新聞
RV=207.4 2011/02/11 01:41
キーワード:雨,土石流,避難勧告,解除,避難,雨量

 鹿児島、宮崎県境にある新燃(しんもえ)岳(1421メートル)の噴火で、大量の降灰に見舞われた宮崎県都城市と高原町では10日夜、新燃岳が1月26日に本格的に噴火して以降初めてまとまった雨が降った。 同市は午後7時、土石流発生の恐れがあるとして一部地域に避難準備情報を出し、5か所に避難所を開設。午後11時現在、43世帯73人が避難した。 同県高原町でも自主避難が相次ぎ、噴火に伴う避難勧告対象者も含め43世帯72人が避難所で過ごした。 宮崎地方気象台によると、都城市では午後7時頃の降り始めから11日午前1時までに8ミリの弱い雨を観測した。 同市の準備情報は、1時間雨量が4ミリ以上と予想されるか、降り始めからの雨量が10ミリに達した時に出す。今回は1649世帯3544人が対象で、一人暮らしの高齢者や障害者宅には直接出向いて避難を呼びかけた。その後、強い雨は降らないとして11日午前0時で解除した。 国や県、市の防災担当者は11日、渓流沿いなどを視察し、土石流などの発生状況を調べる。市は次の雨に備え、勧告基準や態勢見直しを進める。 同気象台によると、都城市付近は11日昼過ぎから晴れる見込み。

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2.噴火活動続く新燃岳、夕方から雨の見込み(TBS系(JNN)),TBS系(JNN)
RV=171.4 2011/02/10 12:22
キーワード:雨,土石流,避難勧告,避難,雨量

噴火活動続く新燃岳、夕方から雨の見込みTBS系(JNN)2月10日(木)12時22分配信 気象庁によりますと、新燃岳の周辺では10日夕方から11日未明にかけて、まとまった雨が降る見込みで、午前6時からの24時間に多いところで20ミリ、1時間に5ミリの雨が予想されています。 土石流への警戒が強まる中、都城市は降り始めからの雨量が20ミリに達したり、1時間に4ミリ以上の雨が2時間続くと予測された場合、市内4604人を対象に避難勧告を出すとする独自の基準を設定。避難勧告に備え、午前中から準備を進める住民もいました。 「不安ですね、川が近いからですね」(都城市民) 一方、同じく土石流への警戒が高まっている高原町も午後1時から対策会議を開き、独自の避難基準を設ける考えです。 「避難しようと思う、でないと怖くてですね。大きな被害が出なければいいと思う」(高原町民) 新燃岳の周辺でまとまった雨が降るのは一連の噴火活動後初めてで、土石流などには最大限の警戒が必要です。(10日11:33)

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3.新燃岳周辺で11日にかけ雨 土石流に警戒(日本テレビ系(NNN)),日本テレビ系(NNN)
RV=171.4 2011/02/10 13:05
キーワード:雨,土石流,避難勧告,避難,雨量

新燃岳周辺で11日にかけ雨 土石流に警戒日本テレビ系(NNN)2月10日(木)13時5分配信 小規模な噴火を繰り返している宮崎、鹿児島県境にある霧島山の新燃岳の周辺では、10日午後から雨が降る見込みで、降り積もった灰による土石流に警戒している。 新燃岳周辺では11日にかけ、1時間で最大5ミリの雨が降ると予想されている。付近の川の上流には大量の灰が降り積もっているため、気象台はこの雨で土石流が発生するおそれがあるとしている。 宮崎・高原町では、河川に設置されたカメラの映像や水の透明度などをチェックし、状況を確認している。 宮崎・都城市では、今後の雨による土石流などへの警戒にあわせて、小学校などに避難所が設けられた。避難生活に必要な毛布や灯油などが準備されている。都城市では、降り始めからの雨量が20ミリに達したときや、4ミリを超す雨が2時間以上降ると予想される際には避難勧告を発令する予定。対象の地域では、避難所となる施設で住民の受け入れ準備が整っている。

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4.新燃岳で土石流への警戒高まる 宮崎・都城市、高原町が避難勧告の独自基準発表(フジテレビ系(FNN)),フジテレビ系(FNN)
RV=171.4 2011/02/10 19:47
キーワード:雨,土石流,避難勧告,避難,雨量

新燃岳で土石流への警戒高まる 宮崎・都城市、高原町が避難勧告の独自基準発表フジテレビ系(FNN)2月10日(木)19時47分配信霧島連山の新燃岳で、土石流への警戒が高まっている。宮崎・都城市では午後に入り、時折、弱い雨が降った。都城市によると、今のところ、近くの川に異変は見られないという。都城市では、新燃岳の本格的な噴火以来、初めてのまとまった雨が予想されている。そして避難所では、すでに住民の受け入れ準備が進められている。都城市は9日、2時間で8mm以上の雨量が予想されるか、降り始めからの雨量が20mmに達した場合に避難勧告を発令するという独自の基準を発表した。高原町でも10日午後、同様の基準を発表していて、両方で勧告が出されれば、およそ4,800人が対象となる。都城市内4カ所の避難所では、職員らが毛布やストーブなど避難物資を運び込み、住民の受け入れ態勢を整えている。そして、一部の避難所では、すでに自主的に避難している人の姿もあるという。2010年7月にも大雨で河川がはんらんし、大規模な水害に遭ったという地域では、不安な表情を浮かべる住民の姿が多く見られた。都城市内では、深夜の避難勧告発令になることも考え、避難基準に満たなくても、早めに避難勧告を発令することも想定しているという。

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5.<新燃岳噴火>西岳地区などに避難準備情報 土石流警戒で(毎日新聞),毎日新聞
RV=171.4 2011/02/10 21:34
キーワード:雨,土石流,避難勧告,避難,雨量

 宮崎、鹿児島県境の霧島山系・新燃岳(しんもえだけ)の噴火による降灰で、土石流の発生を警戒する宮崎県都城市は10日午後7時、1時間に4ミリ以上の雨量が予想されるとして、火口から半径約18キロ内の西岳地区と山田町の一部に避難準備情報を発表した。対象地域の5カ所に避難所を開設し、65歳以上の1人暮らしのお年寄りなど561人の要援護者を対象に避難を呼びかけた。市は今後、4ミリ以上の雨が連続2時間継続すると予想される場合、避難勧告を発令。各自治会などを通じて全対象者に避難所などへの避難を呼び掛ける。 避難勧告になった場合、対象は1649世帯3544人。市は9日、対象を2126世帯4604人と発表したが、その後、土石流発生の可能性がある地区を絞り込み、数字を修正した。 市は10日午後7時、幹部職員約40人を集めて災害対策本部会議を開催。宮崎地方気象台の午後7時現在の発表で、同日夜から11日未明にかけて「1時間最大5ミリ、総雨量15ミリ」が予想されていることを説明し、避難準備情報の発表を決めた。 長峯誠市長は会見で「避難対象地域の住民は、気象庁の情報を見ながら、冷静に速やかに行動してほしい」と呼び掛けた。【中尾祐児】

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6.新燃岳噴火 西岳地区などに避難準備情報 土石流警戒で(毎日新聞),毎日新聞
RV=171.4 2011/02/10 21:54
キーワード:雨,土石流,避難勧告,避難,雨量

 宮崎、鹿児島県境の霧島山系・新燃岳(しんもえだけ)の噴火による降灰で、土石流の発生を警戒する宮崎県都城市は10日午後7時、1時間に4ミリ以上の雨量が予想されるとして、火口から半径約18キロ内の西岳地区と山田町の一部に避難準備情報を発表した。対象地域の5カ所に避難所を開設し、65歳以上の1人暮らしのお年寄りなど561人の要援護者を対象に避難を呼びかけた。市は今後、4ミリ以上の雨が連続2時間継続すると予想される場合、避難勧告を発令。各自治会などを通じて全対象者に避難所などへの避難を呼び掛ける。 避難勧告になった場合、対象は1649世帯3544人。市は9日、対象を2126世帯4604人と発表したが、その後、土石流発生の可能性がある地区を絞り込み、数字を修正した。 市は10日午後7時、幹部職員約40人を集めて災害対策本部会議を開催。宮崎地方気象台の午後7時現在の発表で、同日夜から11日未明にかけて「1時間最大5ミリ、総雨量15ミリ」が予想されていることを説明し、避難準備情報の発表を決めた。 長峯誠市長は会見で「避難対象地域の住民は、気象庁の情報を見ながら、冷静に速やかに行動してほしい」と呼び掛けた。【中尾祐児】

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1.<新燃岳噴火>「足湯ボランティア」で癒やし 神戸のNGO(毎日新聞),毎日新聞
RV=154.0 2011/02/12 00:12
キーワード:雨,土石流,避難,ボランティア,支援

 大量の降灰など噴火活動が続く宮崎、鹿児島県境の霧島山系・新燃岳(1421メートル)で、神戸のNGOが被災者の支援に動いている。現地では住民が灰の除去作業に追われて疲労が募っている。被災地入りしたNGOスタッフが住民の足を湯で洗う「足湯ボランティア」をしながら、住民に寄り添っている。 被災地NGO恊働センター(神戸市兵庫区)のスタッフ、吉椿雅道さん(43)が6日から被災地入りしている。吉椿さんによると、住民は灰の撤去作業とともに、雨で土石流が発生しないか心配するなど、先の見えない状況で心身ともに疲労が重なっている。 同センターは、国内の各被災地で、被災者にたらいのお湯に足をつけて心身の疲れを癒してもらいながら、被災者の気持ちに耳を傾ける「足湯ボランティア」を続けている。新燃岳の被災地でも14日から、神戸大の学生や大分、福岡などのボランティアが足湯を提供しに現地入りする。宮崎県高原町などで戸別訪問して提供する計画もある。 吉椿さんも現地の避難所で足湯ボランティアをしている。「灰の撤去で痛んだ足腰も足湯で少しは楽になるし、先の見えない状況でも、話をすることでリラックスしてもらえる」と話している。 同センターの村井雅清代表は「噴火がいつ終わるか分からず、住民の不安も大きいのでは。高齢者や障害者の避難についても、噴火が小康状態のうちに準備しておくべきだ」と話している。 同センターは新燃岳被災地支援の活動費を募っている。郵便振替01180−6−68556、口座名義は「被災地NGO恊働センター」。通信欄に「新燃岳」と記入する。問い合わせは同センター(078・574・0701)。【川口裕之】

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2.新燃岳「土石流」警戒 一時、避難準備情報(TBS系(JNN)),TBS系(JNN)
RV=149.4 2011/02/11 12:49
キーワード:雨,土石流,解除,避難

新燃岳「土石流」警戒一時、避難準備情報TBS系(JNN)2月11日(金)12時49分配信 「とりあえずは良かった」 「まだ心から安心というわけにはいかない」(住民) 都城市は10日午後7時、火山灰が降り積もった地域で土石流が発生するおそれがあるとして、およそ1600世帯に避難準備情報を発表。これを受けて、一時、47世帯79人が自主的に避難しました。 「早くみんなと一緒に逃げて、1人の犠牲者も出さないようにと願っております」(避難した住民) その後、雨のピークが過ぎたため、避難準備情報は5時間後の11日午前0時に解除されました。 「ほっとしてますが、まだまだ長丁場ですから、次に向けてがんばっていく」(都城市・長峯誠市長) 国交省などによりますと、土石流の発生は確認されていませんが、新燃岳周辺では13日夜からも雨が降る見込みで、警戒は続きます。(11日11:39)

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3.新燃岳噴火:周辺、土石流警戒続く 都城市が「避難準備情報」 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=125.8 2011/02/11 16:18
キーワード:土石流,避難勧告,避難,雨量

 ◇高原町は勧告基準を設定 新燃岳噴火に伴う降灰で、土石流の恐れがある都城市、高原町では10日、まとまった降雨も予想されたことから朝から気象情報の収集など警戒態勢を続けた。都城市では午後7時、「避難準備情報」を発表した。避難所を開設すると同時に、65歳以上の1人暮らしのお年寄りや障害者などを対象に避難を開始した。高原町では、県などが警戒避難を判断する雨量基準を示したことを受け、避難勧告基準を設定した。 都城市では同日午後2時、幹部職員約40人を集めて災害対策本部会議を開いた。今後、避難勧告などを発令した時に開設する6カ所の避難所に住民を収容しきれない場合に備え、新たに夏尾小▽西岳中▽西岳地区公民館の3カ所を追加することなどを確認した。 会議の冒頭、長峯誠市長が「市民の生命にかかわる問題なので土石流の発生を心配している」と訓示。その後、職員が噴火後の土石流対策について降雨が予想された4日と8日にも避難準備情報の発令を検討したが、雨量が少なく見送ったことを説明した。 市は午後5時過ぎ、降雨の状況を確認するため、西岳地区に情報収集班の車両を巡回させた。   ◇  ◇ 高原町は10日の対策本部会議で避難勧告基準を設定した。対象地域は御池川、祓(はらい)川などの川沿いにある花堂、小塚、北狭野など7地区のいずれも一部で、約100世帯200人が対象になる。町総合保健福祉センター「ほほえみ館」を避難場所に指定した。 基準は、都城市が9日に設定した基準とほぼ同じで、降り始めからの雨量が20ミリに達した時などに避難勧告。同10ミリなどで「避難準備情報」を発表し、要援護者の避難を開始する。 日高光浩町長は「局地的に降る可能性もあるので、警戒が必要だ。町民には今後もテレビ、ラジオなどの情報に注意してほしい」と呼びかけた。【中尾祐児、小原擁】2月11日朝刊

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1.新燃岳噴火:8日ぶり爆発 「精神的に疲れた」 雨を含み灰重く /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=188.2 2011/02/12 16:26
キーワード:雨,土石流,解除,避難,避難準備情報,雨量

 ◇都城市の避難準備情報は解除 雨量4ミリ、住民ら判断しにくい 新燃岳の噴火による降灰で、土石流の恐れがあるとして都城市は10日夜、避難準備情報を発表したが、降雨が弱まったため11日午前0時に解除した。市は同日、河川などで現地調査をしたが、土石流の発生は確認されなかった。住民たちは雨を含んで重くなった灰の処理に追われた。また、8日ぶりに新燃岳で爆発的噴火が起こった。 ◇排水溝掃除など追われる 都城市が10日午後7時〜11日午前0時に西岳地区や山田町に避難準備情報を発表して一夜明けた11日、避難対象地域の住民は被害がなかったことに安堵(あんど)する一方、湿った火山灰で詰まった排水溝の掃除などに追われた。 高野営農研修館には3世帯4人(市発表)が一時避難した。重久広則・公民館長は「無事でよかったが、今後、乗り切れるかどうかが心配。どれくらいの雨で避難が必要なのか、行政は態勢を整えてほしい」と訴えた。 一方、自主避難しなかった山田町の主婦(50)は「土地が低く川も近いので、雨の前に車を高台に移動した。何もなくて良かった」。自営業の男性(42)は「1時間4ミリがどれくらいの雨かが分からず、精神的に疲れた。でも雨に慣れて逃げなくなるのは危険だと思う」と複雑な心境を明かした。 山田町の医師、山路健さん(50)は、雨を含んで重くなった自宅前の火山灰を掃除した。「灰が舞い上がらなくなったのは楽だけど、重くなって大変」と話した。 また、吉之元町の折田代自治会は、午後7時の避難準備情報を受け、要援護者26世帯45人全員を同7時半までに避難所の吉之元小学校に避難させた。 自治会役員の柳大作さん(64)は「民生委員、消防団らと移動手段のない要援護者を誰が連れて行くのかを事前に詰めていた。全員を避難させることも自治会で決めていた」という。 民生委員の門松雄二さん(67)も「服用している薬や食料などを準備しておくように伝えていた。消防団の方々も一軒一軒回って要援護者が残っていないか確認してくれた」と、地域の協力で素早く避難できたことを説明した。【遠山和宏、重春次男】2月12日朝刊

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2.新燃岳噴火:足湯で癒やす被災者 神戸のNGOが支援 /兵庫(毎日新聞),毎日新聞
RV=157.3 2011/02/12 13:00
キーワード:雨,土石流,避難,ボランティア,支援

 ◇噴火活動続く新燃岳 灰撤去、土石流不安で疲労 大量の降灰など噴火活動が続く宮崎、鹿児島県境の霧島山系・新燃岳(1421メートル)で、神戸のNGOが被災者の支援に動いている。現地では住民が灰の除去作業に追われて疲労が募っている。被災地入りしたNGOスタッフが住民の足を湯で洗う「足湯ボランティア」をしながら、住民に寄り添っている。 被災地NGO恊働センター(神戸市兵庫区)のスタッフ、吉椿雅道さん(43)が6日から被災地入りしている。吉椿さんによると、住民は灰の撤去作業とともに、雨で土石流が発生しないか心配するなど、先の見えない状況で心身ともに疲労が重なっている。 同センターは、国内の各被災地で、被災者にたらいのお湯に足をつけて心身の疲れを癒やしてもらいながら、被災者の気持ちに耳を傾ける「足湯ボランティア」を続けている。新燃岳の被災地でも14日から、神戸大の学生や大分、福岡などのボランティアが足湯を提供しに現地入りする。宮崎県高原町などで戸別訪問して提供する計画もある。 吉椿さんも現地の避難所で足湯ボランティアをしている。「灰の撤去で痛んだ足腰も足湯で少しは楽になるし、先の見えない状況でも、話をすることでリラックスしてもらえる」と話している。 同センターの村井雅清代表は「噴火がいつ終わるか分からず、住民の不安も大きいのでは。高齢者や障害者の避難についても、噴火が小康状態のうちに準備しておくべきだ」と話している。 同センターは新燃岳被災地支援の活動費を募っている。郵便振替01180−6−68556、口座名義は「被災地NGO恊働センター」。通信欄に「新燃岳」と記入する。問い合わせは同センター(078・574・0701)。【川口裕之】〔神戸版〕2月12日朝刊

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3.新燃岳噴火:土石流確認されず 危険個所、現地調査 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=133.2 2011/02/12 16:26
キーワード:雨,土石流,避難,避難準備情報

 都城市は11日、避難準備情報を一時発表した西岳地区の丸谷川や山田町の山田川流域などの土石流危険個所38カ所を現地調査した。土木部職員5人が車両2台で巡回したが、今回の雨で土石流が起きた形跡はなく、現時点で起きるような火山灰の堆積(たいせき)も確認されなかった。 職員らは同日午前から測量機器を使って河床にたまる灰の量を調べたり、道路沿いから山の斜面にひびがないかどうかを目視した。調査後、鳥取純一郎・市土木部長は「市内で降灰による土石流は経験していないので人命最優先で警戒したい」と話した。今後も降雨の度に現地で火山灰の堆積量などを調べ、避難対策の見直しなどの参考にする。【中村清雅】2月12日朝刊

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1.土石流の恐れ、宮崎・都城が避難準備情報(読売新聞),読売新聞
RV=209.9 2011/02/13 17:57
キーワード:雨,土石流,避難勧告,避難準備情報,避難,雨量

 鹿児島、宮崎県境にある霧島連山・新燃岳(1421メートル)の噴火で、降灰被害が続く宮崎県都城市は13日午後5時23分、山麓の夏尾町などに土石流が発生する恐れがあるとして避難準備情報を出した。 対象は1148世帯2523人。市は近くの吉之元小など6か所を避難所に指定、一人暮らしの高齢者や障害者を避難させる。準備情報が出されるのは10日以来、2回目。 宮崎地方気象台は、新燃岳周辺で13日夜から14日昼にかけて、1時間あたり最大5ミリ、計20ミリの降雨を予測している。 都城市は避難勧告などの発令について、独自の基準を策定。1時間あたりの雨量が4ミリ以上と予想される時か、降り始めからの雨量が計10ミリに達した時に準備情報を出す。 今後、1時間あたり4ミリ以上の雨が降り、次の1時間あたりの雨量も4ミリ以上と予想される場合、または降り始めからの雨量が計20ミリに達した場合、避難勧告を発令する。

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2.<新燃岳>土石流の恐れ 都城市が避難準備情報を発表(毎日新聞),毎日新聞
RV=209.9 2011/02/13 18:20
キーワード:雨,土石流,避難勧告,避難準備情報,避難,雨量

 宮崎、鹿児島県境の霧島山系・新燃岳(しんもえだけ)周辺の降雨で土石流の恐れがあるとして、宮崎県都城市は13日午後5時23分、火口から半径18キロ内の西岳地区と山田町の一部の計1148世帯2523人を対象に避難準備情報を発表した。市内6カ所に避難所を設け、高齢者ら要援護者に避難を呼びかけている。 市によると、13日深夜から14日午前中にかけて1時間最大5ミリの雨か雪が降るとの予報を宮崎地方気象台が出したため。総雨量が20ミリに達した場合、市は避難勧告を発令する。 一方、同県高原町は、降雨の状況を見ながら、避難準備情報を発表するかどうか判断する。【中尾祐児、遠山和宏】

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3.新燃岳噴火 14日にかけて雨の予報 宮崎・都城市の住民約2,500人に避難準備情報発表(フジテレビ系(FNN)),フジテレビ系(FNN)
RV=209.9 2011/02/14 00:43
キーワード:雨,土石流,避難勧告,避難準備情報,避難,雨量

新燃岳噴火 14日にかけて雨の予報 宮崎・都城市の住民約2,500人に避難準備情報発表フジテレビ系(FNN)2月14日(月)0時43分配信霧島連山の新燃岳付近は、14日にかけてまとまった雨が降るとの予報が出ていて、ふもとの宮崎・都城市は、土石流が発生するおそれがあるとして、住民およそ2,500人に、避難の準備をするように呼び掛けた。新燃岳は、11日午前の爆発的噴火以降は噴火していないが、宮崎気象地方台によると、周辺での雨の予報は、1時間あたりで最大5mm、総雨量は多いところで20mmになるおそれがあるという。このため、都城市は13日午後5時すぎに、1,148世帯の2,523人を対象に避難の準備を呼びかける「避難準備情報」を発表し、市内6カ所に避難所を開設して、緊急食糧などの運び込みを始めた。今後、市の定めた基準を超える雨になれば、避難勧告を出すことにしている。避難してきた人は「1人ぼっちでいるより良いですよね。ここ(避難所)にいた方が」と話した。また、隣の高原町も状況次第では、住人に避難を呼び掛けることにしている。予報では雨は、14日午前まで降るとみられていて、住民は再び緊張した夜を迎えている。

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1.新燃岳噴火 14日朝に再び爆発的噴火 広い範囲で噴石が降るのを観測(フジテレビ系(FNN)),フジテレビ系(FNN)
RV=254.4 2011/02/14 12:31
キーワード:雨,土石流,解除,避難準備情報,雨量,割れる,屋根,雪

新燃岳噴火 14日朝に再び爆発的噴火 広い範囲で噴石が降るのを観測フジテレビ系(FNN)2月14日(月)12時31分配信活発な火山活動が続いている霧島連山の新燃岳は、14日朝早く、再び爆発的な噴火をして、広い範囲で噴石が降るのが観測された。宮崎・都城市では、午前11時半現在も、朝からの雨が降り続いている。雨が降っていて、もやのため、新燃岳の姿を見ることはできない。14日朝の爆発的噴火の際には、「ドーン」という雷のような音が聞こえた。気象庁によると、14日朝の爆発的な噴火は午前5時7分で、噴火にともなう空気の振動、いわゆる「空振」は、これまでで2番目の大きさだった。爆発的な噴火は、これが11回目で、火口から13kmほど離れた小林市でも、直径3cmほどの噴石が降ったほか、屋根の上のソーラーパネルが割れるなどの被害が出ている。被害に遭った住民は「(ソーラーパネルは)2枚とも、粉々ですよ。全部割れている」と話した。また新燃岳付近は、未明から雪交じりの雨が降り、都城市は13日、およそ2,500人の住民に避難準備情報を出したが、雨のピークが過ぎたため、14日午前8時に解除している。これまでの総雨量は、多いところでも13mmだったという。高原(たかはる)町役場によると、川の水が少し濁っているのが見てとれるということだが、土石流が発生したとの情報はない。都城市にある運動公園では、灰の除去作業は進んでおらず、5cmほど積もった灰に雨が染み込んでいる。

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2.新燃岳噴火で都城市、避難準備情報を解除(読売新聞),読売新聞
RV=248.7 2011/02/14 09:18
キーワード:雨,土石流,解除,避難準備情報,避難勧告,雨量,避難

 鹿児島、宮崎県境にある霧島連山・新燃岳(1421メートル)の噴火で、降灰が続く宮崎県都城市は14日午前8時4分、山麓の夏尾町などに出していた避難準備情報を解除した。 市は13日午後5時23分、土石流被害の恐れがあるとして、夏尾、御池、吉之元の3町全域と高野、山田両町の一部に住む1148世帯2523人を対象に避難情報を出していた。 13日夜は、一人暮らしの高齢者や障害者ら14世帯18人が4か所の避難所に自主避難したという。 準備情報は10日以来、2回目だった。 都城市は避難勧告などの発令について、独自の基準を策定。1時間あたりの雨量が4ミリ以上と予想される時か、降り始めからの雨量が計10ミリに達した時に準備情報を出す。 今後、1時間あたり4ミリ以上の雨が降り、次の1時間あたりの雨量も4ミリ以上と予想される場合、または降り始めからの雨量が計20ミリに達した場合、避難勧告を発令する。

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3.新燃岳で爆発的噴火、噴石被害も(TBS系(JNN)),TBS系(JNN)
RV=244.5 2011/02/14 12:24
キーワード:雨,土石流,解除,避難準備情報,避難勧告,避難,割れる

新燃岳で爆発的噴火、噴石被害もTBS系(JNN)2月14日(月)12時24分配信 新燃岳では14日午前5時7分、3日ぶりに11回目となる爆発的噴火が起きました。火口からおそよ8キロ離れた宮崎県小林市の民家では、噴石によって、停めてあった車のガラスが割れる被害がありました。 「こわいですね。夜もゆっくり寝れないねって(家族も)言っていました」(車の持ち主) また、新燃岳周辺では14日未明から降り始めた雨で、土石流被害への緊張も高まりました。都城市では雨が降り出す前の13日夕方、1148世帯に避難の準備を呼びかける避難準備情報が出され、一時、9世帯12人が自主避難しました。 雨のピークが過ぎたため、避難準備情報は14日午前8時過ぎに解除されましたが、3日前に続き2回目となる避難に、住民は疲れた表情を見せていました。 「うれしいです。早く帰りたい」 「眠れなかったですよ」(避難していた住民) こうした中、一時、避難勧告の対象地域にもなった高原町の狭野小学校では、14日から授業が再開されました。 「やっぱり不安だけど、学校に来れたことがうれしい」(児童) 「『よかった』というのは、普通の生活が取り戻せた時に言えるのかなと思う」(狭野小学校・原田敏彦校長) 活発な活動が続く新燃岳。地元では、噴石や土石流などへの不安を抱えながらの生活が続いています。(14日11:32)

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1.新燃岳、大量の火山灰伴う噴火の可能性低い(日本テレビ系(NNN)),日本テレビ系(NNN)
RV=201.4 2011/02/16 00:21
キーワード:雨,土石流,解除,避難勧告,マグマ

新燃岳、大量の火山灰伴う噴火の可能性低い日本テレビ系(NNN)2月16日(水)0時21分配信 宮崎、鹿児島県境にある霧島山の新燃岳の火山活動について、火山噴火予知連絡会は15日、当面、大量の火山灰を出すような噴火の可能性は低いとの見解を示した。 新燃岳では噴火の頻度が低くなっており、今月9日以降は火山性微動や地震も減少しているという。こうしたことから、予知連では、地下深くからのマグマの供給が低下しており、先月末に発生した大量の火山灰などを出すような噴火の危険性は低いとの見通しを示した。しかし、これまでに11回発生している爆発的な噴火には引き続き注意が必要だという。 この見通しを受けて、ふもとの宮崎・高原町では15日夜、27世帯73人を対象に出していた避難勧告を全面解除した。新燃岳周辺では、17日にまとまった雨が予想されており、引き続き土石流などへの警戒が必要。

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2.新燃岳噴火:避難基準、変更・統一は見送り−−都城市と高原町 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=182.2 2011/02/15 16:03
キーワード:雨,土石流,避難準備情報,雨量,避難

 ◇「雨量4ミリ検証できず」 新燃岳周辺の土石流の恐れに伴う住民の避難基準について都城市と高原町は14日、市役所で担当者会議を開いた。両市町では避難準備情報などの発表基準が別々になっており、統一などを検討したが「現時点で危険が予想される1時間4ミリ以上の雨が降っておらず、検証できない」として変更や統一は見送った。一方、10日に続き、14日未明の降雨でも市は避難準備情報を発表し、町は見送った。市民からは「(情報発表に)賛否両論あると思うが、夜も熟睡できにくい状態」と疲労の声が漏れた。 会議は国土交通省が呼び掛け、非公開で開催。避難準備情報では市が「1時間雨量4ミリ以上と予測」に対し、町は「同4ミリに達した時」。会議では市内の河川の上流に監視カメラはないが、町には国交省のカメラが設置されているなど防災態勢の違いが報告されたという。しかし、今後も基準の調整について県が主催し、両市町の会合を開く。 一方、相次ぐ避難準備情報に市民の反応はさまざまだ。 今後、情報発表時は要援護者への対応を「全員避難」から「自主的避難」に緩和するというある自治公民館役員は「度重なる避難準備で『オオカミと少年』現象に陥らないように、役員会で避難態勢のあり方を見直した」と明かす。 別の公民館役員は「市もぎりぎりの判断で難しい立場だと思う。的確な判断ができるように期待したい」と理解を示した。【中尾祐児、重春次男】2月15日朝刊

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3.宮崎・高原町、避難勧告を全面解除…新燃岳噴火(読売新聞),読売新聞
RV=100.6 2011/02/15 20:18
キーワード:解除,避難勧告,避難

 鹿児島、宮崎県境の新燃岳(しんもえだけ)(1421メートル)の噴火に伴い、周辺自治体で唯一、避難勧告を出していた宮崎県高原(たかはる)町は15日午後7時半、避難勧告を全面解除した。 火山噴火予知連絡会が同日、「多量の火山灰などを放出する噴火の可能性は低くなった」とする見解を示したことを受け、町は「大規模な噴火や火砕流が起きる危険性は低くなり、最も危険な時期は過ぎた」と判断した。 同町は1月30日夜、火口から東に約6・5〜約10キロの地域に住む513世帯1158人に避難勧告を出し、一時は600人以上が町総合保健福祉センターなどに避難した。2月5日、勧告の対象を27世帯73人に縮小、14日夜は自主避難を含む31人が同センターで過ごした。

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1.新燃岳噴火 宮崎・高原町で避難勧告全面解除も土石流への警戒続く(フジテレビ系(FNN)),フジテレビ系(FNN)
RV=230.2 2011/02/16 12:55
キーワード:雨,土石流,解除,雨量,避難勧告,避難

新燃岳噴火 宮崎・高原町で避難勧告全面解除も土石流への警戒続くフジテレビ系(FNN)2月16日(水)12時55分配信霧島連山・新燃岳のふもとの宮崎・高原(たかはる)町では15日、住民への避難勧告を全面解除した。しかし、現地では17日にかけてまとまった雨が予想されていて、土石流への警戒は続いている。高原町では、1月30日から一部の住民に避難勧告が出されていたが、15日、火山噴火予知連絡会の見解を受けて、全面解除を決定した。解除が夜だったため、15日は住民18人が避難所に滞在したということだが、16日朝、全員が自宅に戻った。避難していた人は「(避難生活は)大変の一言」、「自宅が何をするにも勝手がいい」などと話した。現地では、17日にかけて再びまとまった雨が降ることが予想されていて、都城市や高原町は、総雨量が20mmを超えた場合などには避難勧告を出すことにしている。

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2.宮崎・都城市が避難準備情報=降雨で土石流の恐れ―新燃岳噴火(時事通信),時事通信
RV=226.4 2011/02/16 22:15
キーワード:雨,土石流,避難準備情報,雨量,避難勧告,避難

 宮崎、鹿児島県境の霧島連山・新燃岳の噴火で宮崎県都城市は16日夜、降りだした雨の影響で土石流が発生する恐れがあるとして、市内の一部地域に避難準備情報を出した。雨は17日未明から強まると予想されており、雨量が市の基準に達した場合、避難勧告に切り替え、住民に周辺施設への避難を呼び掛ける方針。 一連の噴火で同市が避難準備情報を出すのは3回目。対象は新燃岳寄りにある5地区の1148世帯2523人で、市は付近の小学校など5カ所を避難所に指定した。 宮崎地方気象台は新燃岳周辺で17日夜遅くにかけ、1時間当たり最大15ミリのやや強い雨が降り、総雨量は70ミリに達すると予測している。 

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3.新燃岳噴火 夜までの総雨量が70mmに達するおそれ 宮崎・都城市で住民4人自主避難(フジテレビ系(FNN)),フジテレビ系(FNN)
RV=226.4 2011/02/17 06:37
キーワード:雨,土石流,避難準備情報,雨量,避難勧告,避難

新燃岳噴火 夜までの総雨量が70mmに達するおそれ 宮崎・都城市で住民4人自主避難フジテレビ系(FNN)2月17日(木)6時37分配信活発な火山活動が続いている霧島連山・新燃岳(しんもえだけ)周辺では、16日夜からの雨が17日夜にかけて、やや強く降るという予報で、ふもとの宮崎・都城市は16日夜、「避難準備情報」を出した。都城市の避難所付近は、16日夜から雨が降り始め、17日午前6時現在も弱い雨が降っている。足元には、大きな水たまりもできている。避難所には、16日夜遅くから、付近の住民4人が自主避難している。新燃岳の活動が活発化してから、土石流の警戒で都城市が避難準備情報を出すのは3回目、対象はおよそ2,500人。この避難準備情報は、1月からの噴火で新燃岳の南側に大量の火山灰が積もって、雨が降った場合は、土石流の発生が懸念されているため。都城市と高原(たかはる)町は、降り始めからの雨量が20mmに達するなどの基準を超えた場合には、危険が予想される地区の住民に「避難勧告」を出すことにしている。宮崎地方気象台によると、17日夜までに予想される雨量は最大で1時間15mm、総雨量は70mmに達するおそれがある。都城市の長峯市長は16日夜、「10mm、あるいは15mmという時間雨量が予測されておりますので、避難勧告が出る可能性は非常に高いというふうに考えているところであります」と話した。雨は、午後から夜にかけて強くなるとの予報もあり、17日は気の抜けない状況が続くとみられる。

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1.<新燃岳噴火>都城市が避難勧告…降雨で土石流の恐れ(毎日新聞),毎日新聞
RV=339.7 2011/02/17 11:26
キーワード:雨,解除,雨量,土石流,避難準備情報,避難勧告,避難,基準,市

 噴火活動が続く、宮崎、鹿児島県境の霧島山系・新燃岳(しんもえだけ、1421メートル)周辺で土石流の恐れがあるとして宮崎県都城市は17日午前11時、1148世帯2523人に避難勧告を発令した。昨夜からの雨が市の基準の「総雨量20ミリ」に達する可能性が高いと判断した。噴火後、同市内での避難勧告発令は初めて。【写真と動画】新燃岳が噴火 市は自治会などを通じて避難を呼びかけ、県道の一部を通行止めにし、住民や防災関係者以外の通行を規制する。市は今月10日と13日にも避難準備情報を発表したが、雨量が予報を下回ったため勧告は見送っていた。16日午後10時にも避難準備情報を発表しており、7カ所の避難所にはお年寄りら計7世帯9人が自主避難している。 また、同県高原(たかはる)町も同10時半、避難準備情報を発表した。花堂(はなどう)地区の一部など7地区の99世帯1事業所の計248人が対象。今後の雨量をみて避難勧告発令を判断する。同町では新燃岳噴火による避難勧告を15日に全面解除していた。 宮崎地方気象台によると、降り始めの16日午後5時から17日午前9時までの新燃岳周辺の総雨量は、えびの市25ミリ▽小林市21ミリ▽都城市15ミリ。17日午後から雨が強まり、午後3時から午後6時には最大で1時間15ミリに達すると予想している。18日早朝までの24時間雨量を50ミリと見込んでおり、降灰が多い地域での泥流や土石流に注意を呼びかけている。【中尾祐児、釣田祐喜、川上珠実】

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2.新燃岳噴火 都城市が避難勧告…降雨で土石流の恐れ(毎日新聞),毎日新聞
RV=339.7 2011/02/17 11:34
キーワード:雨,解除,雨量,土石流,避難準備情報,避難勧告,避難,基準,市

 噴火活動が続く、宮崎、鹿児島県境の霧島山系・新燃岳(しんもえだけ、1421メートル)周辺で土石流の恐れがあるとして宮崎県都城市は17日午前11時、1148世帯2523人に避難勧告を発令した。昨夜からの雨が市の基準の「総雨量20ミリ」に達する可能性が高いと判断した。噴火後、同市内での避難勧告発令は初めて。【写真と動画】新燃岳が噴火 市は自治会などを通じて避難を呼びかけ、県道の一部を通行止めにし、住民や防災関係者以外の通行を規制する。市は今月10日と13日にも避難準備情報を発表したが、雨量が予報を下回ったため勧告は見送っていた。16日午後10時にも避難準備情報を発表しており、7カ所の避難所にはお年寄りら計7世帯9人が自主避難している。 また、同県高原(たかはる)町も同10時半、避難準備情報を発表した。花堂(はなどう)地区の一部など7地区の99世帯1事業所の計248人が対象。今後の雨量をみて避難勧告発令を判断する。同町では新燃岳噴火による避難勧告を15日に全面解除していた。 宮崎地方気象台によると、降り始めの16日午後5時から17日午前9時までの新燃岳周辺の総雨量は、えびの市25ミリ▽小林市21ミリ▽都城市15ミリ。17日午後から雨が強まり、午後3時から午後6時には最大で1時間15ミリに達すると予想している。18日早朝までの24時間雨量を50ミリと見込んでおり、降灰が多い地域での泥流や土石流に注意を呼びかけている。【中尾祐児、釣田祐喜、川上珠実】

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3.新燃岳噴火、土石流警戒の避難勧告解除…都城市(読売新聞),読売新聞
RV=339.7 2011/02/17 21:00
キーワード:雨,解除,雨量,土石流,避難準備情報,避難勧告,避難,基準,市

噴火を続ける鹿児島、宮崎県境の霧島連山・新燃(しんもえ)岳に近い宮崎県都城市は17日午前、雨と火山灰の影響で土石流発生の危険が高まったとして、1148世帯2523人に避難勧告を出したが、雨が弱まったため、午後9時に解除した。 同市では16日午後9時半頃から雨が降り始め、17日午前8時半までの総雨量が多い所で19ミリとなった。市の発令基準は総雨量が20ミリに達した時などとなっているが、午後からの時間雨量が最大15ミリと予想されたことから、市長の判断で勧告を出し、5か所の避難所に一時80世帯126人が身を寄せた。 同県高原(たかはる)町も17日午前10時半、99世帯214人と1事業所を対象に避難準備情報を出し、7か所の避難所を開設。4世帯6人が自主避難した。 しかし、雨は昼から小康状態になり、同町も午後9時、準備情報を解除した。 都城市夏尾町の避難所に来ていた同市御池町、養豚業花岡克浩さん(39)は「被害がなかったのは安心だが疲れた。勧告が昼間に出されたから対応できたが、夕方や夜に出されると怖い。何度も続くと、勧告に応じない人が出てくるかもしれない」と疲れ切った表情で話した。

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1.新燃岳噴火:都城市が避難勧告 川近く土石流怖い /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=226.8 2011/02/18 16:20
キーワード:雨,避難準備情報,土石流,避難勧告,発令,避難,まとまる

 ◇住民「いつも心臓バクバク」 新燃岳の噴火による降灰で、土石流の恐れがあるとして都城市は17日午前11時に避難勧告を発令した。高原町も同10時半に避難準備情報を発表した。先月末の噴火後、初めて県南部にまとまった雨が降り、一部住民が避難所などに身を寄せた。また、度重なる避難に疲労の色もにじんだ。【小原擁、中村清雅、重春次男】 母親(84)と一緒に16日深夜、都城市の山田総合福祉センターに避難した男性(52)は「家の裏山には火山灰が6〜7センチ積もっている。昨年7月の大雨の時も崩れて倉庫の中に水が入ってきた。土石流は今まで経験がないので、ここでじっとしています」と不安そうに話した。 また、高野町の西岳地区体育館に16日夜から自主避難した乙守(おつもり)三重子さん(67)は3回目の避難。「近くを川が流れているので、土石流になった時には何もできない。自治会長さんが早めの避難を呼びかけているので毎回それに従っています」と話した。 吉之元町の吉之元小学校には避難勧告発令後の正午過ぎに約20人が避難してきた。門松三都子さん(66)は、着替えやおにぎり、薬などを詰め込んだバッグ三つを抱え「家が川に近いので、土石災害が怖い。不安でいつも心臓がバクバクしている」と話した。同地区の田畑利紀・都城折田自治公民館長(70)は「庄内川は昨年7月の豪雨で氾濫した。小学校周辺の灰は2、3ミリ程度だが、上流へ行けば5、6センチ積もっている場所もあり、突然泥流が流れ出ることがある」と注意を呼びかけていた。2月18日朝刊

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2.書ちゃ食ちゃ寝:新燃岳噴火 /青森(毎日新聞),毎日新聞
RV=112.1 2011/02/18 10:55
キーワード:雨,割れる,予想,避難

 宮崎、鹿児島の両県にまたがる新燃岳の噴火は周辺住民にとって本当に気の毒としか言いようがない。いつ終息するのか、めどが立たない中で避難生活を強いられたり、避難しないまでも降灰で洗濯物を干せず、窓ガラスが割れるなど日常生活への影響は計り知れない。 00年3月、北海道の有珠山が噴火した際、交代で取材した。有珠山の火山灰は非常に細かく、自動車のエンジンルームには吸い込んだ灰がびっしりとこびりつき難儀した。雨が降ると、今度はどろどろになってタイヤがスリップするなど、やっかいな代物だった。 新燃岳の噴火も長期化すれば、住民のいらだちも大きくなると予想される。有珠山の時のように精神的なケアも必要となってくるのではないか。(松)2月18日朝刊

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3.新燃岳噴火 火口付近の様子をFNNのカメラが上空から撮影(フジテレビ系(FNN)),フジテレビ系(FNN)
RV=99.5 2011/02/18 17:56
キーワード:雨,土石流

新燃岳噴火 火口付近の様子をFNNのカメラが上空から撮影フジテレビ系(FNN)2月18日(金)17時56分配信噴火が続く霧島連山・新燃岳火口付近の様子を、18日、FNNのカメラが上空から撮影した。霧島連山の新燃岳では18日未明まで、断続的に雨が降ったが、土砂災害などは確認されていない。火口内の溶岩は、随分少なくなって、しぼんだように見える。新燃岳周辺では、16日からの断続的な雨で、泥流や土石流などの災害が心配されていたが、これまでに被害の報告は入っていない。

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1.新燃岳噴火:雨のたびに迫られる判断 高原町長、避難基準で苦悩 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=294.4 2011/02/19 14:56
キーワード:雨,解除,雨量,避難準備情報,土石流,避難勧告,基準

 ◇川や山50年見てきた皮膚感覚 「的確な判断基準というのはない。しかし(川や山を)50年見ている」 高原町の日高光浩町長(59)は17日夜、避難準備情報を解除した理由をこう説明した。町は新燃岳の噴火で降り積もった火山灰が、降雨により引き起こされる土石流の危険と向き合った状態にある。今後も雨は確実に降る。そのたびに町は難しい判断を迫られることになる。【釣田祐喜】 新燃岳を仰ぎ、大雨のたびに洪水被害をもたらすこの土地に生まれ育った。町を流れる高崎川も日々見つめてきた。 今、土のうを積む現場に足を運ぶ。今回の解除決定の判断を支えたもの。それは河川8カ所の目視観察、監視カメラの情報に加え、町長自身の皮膚感覚もあった。 町は10日に土石流の避難基準を設定した。「避難準備情報」は降り始めからの累計雨量が10ミリに達した時など。「避難勧告」は同20ミリに達した時など、とした。 ところが、17日午前10時半に発表した避難準備情報はこの基準に沿ったものではなかった。発表の前、累計雨量が30ミリも超えた地点もあった。基準に従えば「避難勧告」が発令されてもおかしくはなかった。 なぜ出されなかったのか。 町が定めた基準は、国土交通省が三宅島の土石流発生が1時間4ミリの降雨だったとのデータをたたき台にしている。 しかし、「土石流発生にこうした数値との明確な因果関係が証明されているわけではない」(国交省関係者)。 町長は「基準雨量が観測されなくても災害は起こるかもしれない。刻一刻と変わる状況をつぶさに目視確認したり、情報収集に努めたりして一つ一つ大事に対応しないといけない」と皮膚感覚も判断基準に含める弾力的な運用を主張する。 何より住民の生命が第一だ。しかし、雨のたびに避難を強いるのが最上なのか。どう折り合いをつけるのか、町は重く、難しい判断を今後も突きつけられることになった。2月19日朝刊

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2.【from Editor】新燃岳と普賢岳の記憶(産経新聞),産経新聞
RV=134.0 2011/02/20 07:57
キーワード:雨,土石流,避難勧告

 52年ぶりに爆発的噴火を観測した霧島連山・新燃(しんもえ)岳(宮崎、鹿児島両県境)のニュースは、約30年前と約20年前の記憶を呼び起こさせた。 約30年前の学生時代、霧島連山を縦走した。高千穂河原から中岳、新燃岳、獅子戸(ししど)岳、韓国(からくに)岳を経て、えびの高原に下るルートだったが、中でも山肌が草原状で、神秘的な色の火口湖をもつ新燃岳は美しく、アルバムの中には複数枚の写真が残っている。火口付近では噴気が上がっていたが、怖さなどは感じなかった。しかし、今回の爆発的噴火で数千メートルの高さに噴煙を上げる山は自然の猛威を、まざまざとみせつけている。周辺の市町に降り積もる火山灰などの被害が甚大だが、最も心配したのは「火砕流」だった。 記憶は約20年前の平成3年6月3日の雲仙・普賢岳(長崎県)に飛ぶ。私を含むペンとカメラ記者で構成する取材班は、前月から現地入りして取材にあたっていた。頻繁に起き始めた火砕流を撮影するため、山がはっきり望める島原市の集落上部の「定点」と呼ばれる場所には、マスコミのカメラがずらりと並んでいた。火砕流という言葉は、火山の専門家らの説明から覚えたものの、本当の怖さを知る者はなかった。 あの日午後、普賢岳は厚い雲の中に隠れ、火口付近を望むことはできなかった。取材班は「定点」をいったん撤収して、川の下流で土石流の取材にあたることにした。私はこの日大阪からやってきた同僚記者に現状を説明するため、取材の拠点になっていた市役所に戻っていた。午後4時過ぎ、空が急に真っ暗になり、雷が鳴り響く中、黒い雨が街を包んだ。マスコミ関係者やタクシー運転手、消防団員ら43人の犠牲者を出した大規模火砕流が発生していた。 火砕流に対する正しい知識や認識があれば、と今でも悔やまれる。生き残ったのは運がよかっただけだと思い続けている。新燃岳で火砕流が起きているという情報を聞いたときは不安になったが、麓の宮崎県高原町で警戒レベルが低い段階で住民に避難勧告を出すなど、頼もしい対応もあった。 新燃岳の火山活動は続いている。生活に与える影響は深刻になっており、周辺住民の方にはお見舞い申し上げたい。人間は自然に逆らえない。しかし、火砕流や土石流に対して知識や経験に基づいた備えさえあれば、犠牲者を出さないことはできるはずだ。普賢岳の教訓を生かしてほしい。(大阪地方部長 小代みのる)

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3.新燃岳の降灰被害、牛を手放す畜産農家も(日本テレビ系(NNN)),日本テレビ系(NNN)
RV=31.4 2011/02/19 22:41
キーワード:牛

新燃岳の降灰被害、牛を手放す畜産農家も日本テレビ系(NNN)2月19日(土)22時41分配信 火山活動が続く宮崎、鹿児島県境にある霧島山の新燃岳のふもとの宮崎・小林市で19日、牛の競りが行われた。参加者の中には、噴火の影響で苦渋の決断を迫られた畜産農家がいた。 19日午前9時、市場の通路は、毛づやの良い牛であふれていた。買い手の熱い視線を受け、次々と値が付けられていったが、実はこの中に、売りに出される予定がなかった牛も含まれていた。 宮崎・高原町に住む福丸幸雄さん(69)は、飼っていた牛を手放すという苦渋の決断をした。降り続ける火山灰の影響で牧草が育たず、牛の餌を十分に確保できなくなったためだ。牧草を新たに買うと赤字になるため、福丸さんは、23頭のうち7頭を競りに出すことを決めた。自慢の雌牛「ふじひめ」には約78万円の高値が付いた。 福丸さんは「牛は続けたいと思います。体が続く限りやりたい。火山が続いてもここにいたい。ここはふるさと。噴火がなるべく収まってくれれば、小さくなってくれればいいと思う」と話した。 福丸さんは、安心して牛を育てられる日が早く戻ってくることを待ち望んでいる。

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1.新燃岳 過疎地域、灰の除去進まず(日本テレビ系(NNN)),日本テレビ系(NNN)
RV=61.3 2011/02/21 02:52
キーワード:地域,地区,不安,町,それ,山田

新燃岳 過疎地域、灰の除去進まず日本テレビ系(NNN)2月21日(月)2時52分配信 依然活発な活動を続ける宮崎、鹿児島県境にある霧島山の新燃岳周辺には、これまでに大量の火山灰が降り注いでいる。都市部に比べ、灰の除去が進まない山あいの町を取材した。 火口から17キロ離れた宮崎・都城市山田地区。高齢者が多く住む過疎地域で、市街地とは対照的に、多くの灰が積もったままになっている。この地区に住む志々目アツさん(93)は、夫が死亡した後、約30年1人で暮らしている。火山灰が野菜に与える影響は深刻で、家の畑で作った野菜を食べていた志々目さんも噴火後は大根や芋などを食べて生活をしているという。志々目さんは「昔の話は聞いたけど。噴火でここに石が(降って)きたとか。でも、こんなのは初めて。早く治まってほしい。それが一番」と話した。 住民の不安が消えない中、活発な火山活動が始まって間もなく1か月を迎えようとしている。

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2.ひな人形展:新燃岳降灰で疲れた心を癒やして 旧後藤家商家交流資料館で開幕 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=35.5 2011/02/20 15:08
キーワード:2月,今年,人,検討

 新燃岳の降灰被害で疲れた心を癒やしてもらおうと、ひな人形展が19日、都城市高城町の旧後藤家商家交流資料館で始まった。3月31日まで。 同館とNPO高城歴史文化のまちづくりフォーラム(後藤敦美代表)が、築100余年の商家を有効活用しようと始め、8回目。今年は降灰のため中止も検討したが、鶴田勝館長(72)らが「こんな時こそ、多くの人に心を和まして元気になってほしい」と開催に踏み切った。 後藤家に伝わる大正初期や町内から寄贈された人形約70セット800体を飾っている。会場正面に並べて据えられたきらびやかな2セットのひなは圧巻。水に季節の花を浮かべた陶器を人形に見立てて段飾りしたり、手作りのミニ人形を花々で彩るなど、工夫を凝らしたひなが並ぶ。 訪れた市内大岩田町の緒方和子さん(65)は「奇抜なアイデアも多く、見て心が明るくなった」と満足そうに語った。【重春次男】2月20日朝刊

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3.<ほっとするニュース>降灰被害で疲れた心癒して…宮崎・都城でひな人形展(毎日新聞),毎日新聞
RV=24.1 2011/02/20 17:40
キーワード:今年,人,検討

 新燃岳の降灰被害で疲れた心を癒やしてもらおうと、ひな人形展が19日、宮崎県都城市高城町の旧後藤家商家交流資料館で始まった。3月31日まで。 同館とNPO高城歴史文化のまちづくりフォーラム(後藤敦美代表)が、築100余年の商家を有効活用しようと始め、8回目。今年は降灰のため中止も検討したが、鶴田勝館長(72)らが「こんな時こそ、多くの人に心を和まして元気になってほしい」と開催に踏み切った。 後藤家に伝わる大正初期や町内から寄贈された人形約70セット800体を飾っている。会場正面に並べて据えられたきらびやかな2セットのひなは圧巻。水に季節の花を浮かべた陶器を人形に見立てて段飾りしたり、手作りのミニ人形を花々で彩るなど、工夫を凝らしたひなが並ぶ。 訪れた市内大岩田町の緒方和子さん(65)は「奇抜なアイデアも多く、見て心が明るくなった」と満足そうに語った。【重春次男】

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1.県市長会・県町村長会:新燃岳と鳥インフル支援、民主県連通じ国に要望 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=200.0 2011/02/21 15:04
キーワード:雨量,避難準備情報,土石流,避難勧告,支援,町長

 県市長会(会長・黒木健二日向市長)と県町村長会(会長・椎葉晃充椎葉村長)は20日、新燃岳噴火と鳥インフルエンザ対策への国の支援を求める要望書を与党・民主党県連を通じて国に提出した。 宮崎市であった意見交換の場には、降灰被害の激しい都城市の長峯誠市長と高原町の日高光浩町長、鳥インフルエンザで大規模養鶏団地が被害に遭った新富町の土屋良文町長らが参加。黒木、椎葉両会長が民主県連の川村秀三郎代表に要望書を手渡した。 噴火に関する要望は、活動火山対策特別措置法に基づく避難施設緊急整備や降灰防除地域指定、激甚災害指定による財政支援など。鳥インフルエンザでは、殺処分した鶏の全額補償や自治体、中小企業への財政支援などを求めた。 長峯市長と日高町長は国や県の支援に謝辞を述べたうえで、降灰による土石流に備えて避難準備情報・勧告を発する際の雨量を地域の実情に即したものに見直すよう求めた。 長峯市長は「度重なる避難勧告になれば『オオカミ少年』になり住民の意識も変わってしまう」▽日高町長は「避難勧告は早計とも言われたが、火口から8キロの町内でも噴石が降った。地域により実情は異なる。大事なのはけが人を出さず、最悪の事態を招かないことだ」と、首長の苦悩をにじませた。 川村代表は「要望への対応状況は文書にまとめて届ける。長期化に備え腰を据え、しっかり頑張りたい」と応じた。【石田宗久】2月21日朝刊

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2.火口周辺に臨時雨量観測地点=新燃岳、土石流に備え―気象庁(時事通信),時事通信
RV=104.0 2011/02/21 16:54
キーワード:雨量,土石流,情報

 気象庁は21日、宮崎、鹿児島県境の霧島連山・新燃岳の周囲に臨時雨量観測地点を新たに三つ設けると発表した。大雨による土石流や泥流への監視を強めるためで、観測データは地元気象台が発表する警戒情報に反映させる。 気象庁によると、新設3地点は高原(宮崎県高原町西麓)、山田(同県都城市山田町山田)、霧島牧園(鹿児島県霧島市牧園町高千穂)。火口から6〜十数キロの範囲に設置され、従来の観測計とともに22日から運用される。 

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3.中越地震支援の恩返し…新燃岳被災地で路面清掃(読売新聞),読売新聞
RV=44.3 2011/02/21 11:42
キーワード:ボランティア,支援

 鹿児島、宮崎県境の霧島連山・新燃(しんもえ)岳(1421メートル)の噴火による降灰に見舞われた宮崎県都城市で、新潟県中越地震で被災した同県三条市の建設業者が21日、路面の清掃ボランティアを始めた。 「これまでの支援の恩返しをしたい」と、3月16日まで続ける。 三条市にある「小柳(おやなぎ)建設」の社員2人が、会社の路面清掃車1台(10トン)をトレーラーで2日かけて現地に運んだ。車体には「新潟県三条市より恩返し」などと記され、主に国道や県道などに積もった灰を除去する。県外からの路面清掃の支援は鹿児島市に次いで2例目。 2004年の新潟県中越地震では、同社の社員宅が倒壊するなどの被害があったという。来県した社員の桑原淳徳さん(41)は「被災時には全国の方々に助けてもらった。今度は私たちの番。現地入りできない社員の分まで頑張りたい」と話していた。

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1.新燃岳噴火:降灰被害、服部克久さんが義援金 都城市長を激励 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=64.3 2011/02/22 15:59
キーワード:協会,2月,市長,委員,災害,説明

 作編曲家で都城市総合文化ホールの名誉館長でもある服部克久さん(74)が21日、新燃岳噴火の降灰被害の見舞いのため、市役所に長峯誠市長を訪ね、義援金30万円を贈った。 服部さんは06年10月にオープンした文化ホールの初代館長。昨年2月、終身名誉館長となり、就任記念コンサートを開いた。義援金は個人のほか、日本作曲家協会、日本作編曲家協会の分を含む。 服部さんは、長峯市長に見舞いの言葉を述べ「今後、実行委員会をつくり、チャリティーコンサートを進めたい。皆さん、お体を大切に乗り越えてください」と激励した。 長峯市長は災害状況を説明し「ありがとうございます。先生の顔を見るだけで元気になります」と謝辞を述べた。【重春次男】2月22日朝刊

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2.<新燃岳噴火>火山灰堆積、サンゴに被害 宮崎・日向灘(毎日新聞),毎日新聞
RV=33.2 2011/02/22 14:59
キーワード:表面,心配,サンゴ,参加

 宮崎、鹿児島県境の霧島山系・新燃岳(しんもえだけ、1421メートル)の噴火活動による火山灰が、南東に約65キロ離れた宮崎県日南市沖の日向灘の海底に堆積(たいせき)し、生息するサンゴの一部が死んでいるのを宮崎大農学部の深見裕伸准教授(海洋生物学)らが確認した。 調査したのは日南市沖約3キロの大島周辺。地元のダイバーらと13日、水深7〜12メートルの海底を長さ50メートルにわたって調べたところ、サンゴ104群体のうち21群体で灰の堆積が認められた。 サンゴは、ポリプと呼ばれる触手でプランクトンを捕らえたり、藻で光合成をしたりして生きているが、直径約1メートルのオオスリバチサンゴやミドリイシサンゴのくぼみには厚さ約1センチ、火山灰が堆積。サンゴの一部は死んで白い石灰の骨がむき出しになっていた。 冬の海中は透明度が高く、日南海岸海域公園にも指定された一帯はダイビングスポットとしても人気。宮崎市でダイビング店を経営し、調査に参加した福田道喜さん(50)は今月5日にも潜ったが「サンゴの表面を手で払うように水流を作ると、灰がもうもうと舞った」と心配する。 海がしけると海水が多少かくはんされ、堆積した灰が自然に取り除かれるため壊滅的な状況ではないが、問題は降灰量。深見准教授は「数ミリでも灰が積もったサンゴは呼吸困難になり死んでいた。今後も大量の降灰があれば影響は拡大するだろう」と話している。【石田宗久】

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1.新燃岳噴火:土石流避難、きょう西岳地区公民館で住民説明会−−都城市長発表 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=135.3 2011/02/23 15:40
キーワード:避難準備情報,土石流,避難勧告,市

 都城市の長峯誠市長は22日の定例記者会見で、降灰と降雨で土石流の危険性が指摘されている西岳地区の住民を対象とする説明会を23日、火山噴火の専門家も交えて開くことを明らかにした。 市は同地区などにこれまで避難準備情報2回、避難勧告1回を出した。長峯市長は「市民の皆さんも、われわれもストレスがあるが、一番の目的は被害を出さないこと。説明会では、土石流の恐ろしさを知ってほしい」と話した。 説明会は同日午後6時から西岳地区公民館で。火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣会長らが火山活動の実態と今後の予測などについて話すほか、土石流対策のDVDも放映する。質疑応答の時間も設ける。【重春次男】2月23日朝刊

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2.噴火予知連会長が砂防ダム視察 新燃岳周辺(日本テレビ系(NNN)),日本テレビ系(NNN)
RV=94.6 2011/02/24 05:11
キーワード:雨,土石流

噴火予知連会長が砂防ダム視察 新燃岳周辺日本テレビ系(NNN)2月24日(木)5時11分配信 活発な活動を続ける宮崎、鹿児島県境にある霧島山の新燃岳周辺の河川に火山灰が降り積もって土砂災害のおそれがある中、火山噴火予知連絡会の会長が23日、砂防ダムなどを視察した。 国交省などは、新燃岳周辺で河川に降り積もった火山灰の影響で土石流が発生するおそれがあるとして警戒している。このような中、現場を視察した東京大学名誉教授で火山噴火予知連絡会会長・藤井敏嗣氏は、あらためて土砂災害の可能性を指摘した。 国や宮崎県などは、本格的な雨のシーズンを迎える前に土砂の撤去作業を終わらせたいとしている。

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3.新燃岳噴火:経済支援など、河野知事に3市町長要望 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=55.5 2011/02/23 15:40
キーワード:支援,市,町長

 降灰被害を受けている都城市の長峯誠市長、三股町の木佐貫辰生町長、高原町の日高光浩町長の3人が22日、県庁を訪ね、河野俊嗣知事に経済支援などを求めた。 要望は、国の補助対象外である降灰除去作業への支援▽農作物・林産物被害への支援▽商工観光業の間接被害への支援−−など6項目。長峯市長は「農業だけでなく、商工業にも広範な被害が出ているので対策を」▽日高町長は「農村部は農業があってこそ商工業が成り立つ。農業が続けられるよう配慮してほしい」と求めた。 河野知事は「対策が受け身にならざるを得ない現状だが、県、市、町が一緒になって対策を考えたい」と述べた。2月23日朝刊

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1.新燃岳噴火:土石流避難、実態に即し判断 都城市、雨量基準を一部緩和 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=242.1 2011/02/24 15:32
キーワード:雨,雨量,避難準備情報,土石流,基準,市,降雨

 新燃岳噴火による降灰と降雨で土石流発生の危険性がある都城市は23日、同日夕から24日未明にかけてまとまった雨が降るとの予報があることから、災害対策本部会議を開き、態勢を協議した。避難準備情報などを出す独自の基準を一部緩和することを決めた。 宮崎地方気象台は新燃岳周辺で午後6時から24日午前3時にかけ、1時間に最大5ミリの雨量を予測。市は土石流発生の危険がある西岳地区と山田町の一部に職員を配置した。 市のこれまでの基準では、1時間に4ミリ以上の雨量が予測される場合、避難準備情報を出していた。しかし、国・県の雨量観測データが10分おきに更新されることから、西岳地区の観測点で20分間に2ミリ以上の雨量を観測した場合に避難準備情報を出すことに変更した。1時間に4ミリ以上の基準は変えないものの、実測データに即して判断する。 また、市は23日に予定していた西岳地区での地元住民への説明会は、降雨が予測されるため延期した。【重春次男】2月24日朝刊

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2.プロ野球:ホークス球団と選手会が県、宮崎市へ300万円寄付 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=37.2 2011/02/24 15:33
キーワード:キャンプ,野球

 ◇鳥インフル、新燃岳噴火…秋山監督「元気や勇気を与えたい」 プロ野球・福岡ソフトバンクホークスの球団と選手会(川崎宗則会長)が23日、県と宮崎市に、鳥インフルエンザと新燃岳噴火の被害対策のための義援金を150万円ずつ寄付した。 ソフトバンクは同市の生目の杜運動公園で春季キャンプ中で、この日は主力のA組の最終日。公園内のアイビースタジアムであった贈呈式で秋山幸二監督(48)は「大変な被害に遭われたが、前を向いて頑張ってもらいたい。我々も少しでも元気や勇気を与えられるように一生懸命な姿を見せたい」とあいさつし、戸敷正市長らに目録を手渡した。 戸敷市長は「本当にありがたい。元気をもらったので、日本一になってほしい」と感謝の言葉を述べた。【大村健一】2月24日朝刊

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3.東国原前知事:県に100万円寄付 「収まることを祈ってます」 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=21.0 2011/02/24 15:32
キーワード:支援

 東国原英夫前知事は23日、県庁に河野俊嗣知事を訪ね、新燃岳噴火や鳥インフルエンザ対策に取り組む県への支援に100万円を寄付した。知事は「心配してくださる気持ちが県民に伝わる」と礼を述べ、東国原氏も「収まることを心から祈っています」と応じた。 東京都知事選(3月24日告示)への出馬意向を固めている東国原氏だが、正式表明はまだ。報道陣の取材にも「まだ熟慮中であり明言できない」と語るにとどめた。 東国原氏は25日、東京都内で後援会として政治団体を設立する。その場で表明する可能性を「ありません」と否定した。【石田宗久】2月24日朝刊

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1.爆発しばらく繰り返す=新燃岳を上空視察―予知連会長(時事通信),時事通信
RV=90.9 2011/02/25 19:49
キーワード:屋根,予想,教授,会長,視察,藤井

 火山噴火予知連絡会会長の藤井敏嗣東大名誉教授らは25日、宮崎、鹿児島県境の霧島連山・新燃岳(1421メートル)などを上空から視察した。藤井会長は視察後の会見で、改めて「しばらくは爆発や噴火を繰り返す」との見解を示した。 火口の溶岩の様子を上空から調べたが、「これまでの報告と大きく変わるところはなかった」という。 爆発があれば、固まった溶岩が吹き飛ばされることが予想され、藤井会長は「硬くて重い噴石が飛ぶ可能性がある。爆発があった場合は外出を控え、外にいるときは屋根のある場所に避難した方が良い」と注意を呼び掛けた。 

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2.新燃岳噴火、高原町の一部を避難施設整備地域に(読売新聞),読売新聞
RV=59.1 2011/02/25 12:10
キーワード:避難勧告,対策,地域

 鹿児島、宮崎県境の新燃岳(しんもえだけ)の噴火で、松本防災担当相は25日の閣議後の記者会見で、火口に近い同県高原(たかはる)町の一部を、活動火山対策特別措置法に基づく「避難施設緊急整備地域」に指定したと発表した。 対象は1月30日に同町が避難勧告を出した地域。指定により、自治体が地域内で避難施設などを整備する際、国の補助を受けることができる。同町では、集会所2か所を耐火構造にすることなどを予定している。 また、同法に基づく「降灰防除地域」について、同県都城市、日南市、小林市、三股町、高原町を指定。3市2町では、降灰により窓が開けられなくなった小中学校での空調施設の整備を予定しているという。

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3.宮崎県5市町を降灰防除地域に=新燃岳噴火で指定―防災相(時事通信),時事通信
RV=45.3 2011/02/25 10:24
キーワード:避難勧告,地域

 松本龍防災担当相は25日の閣議後会見で、霧島連山・新燃岳の噴火を受けて、宮崎県の都城、日南両市など5市町を「降灰防除地域」に指定したと発表した。降灰防除地域の指定は雲仙・普賢岳(長崎県)の噴火による1992年8月が最後で、約18年半ぶり。 降灰防除地域に指定されると、自治体が公立学校などに火山灰の浸入を防ぐため二重サッシや空調設備の取り付けなどをする場合、国からの補助がかさ上げされる。 担当相はまた、新燃岳の噴火で先月30日に避難勧告が出た同県高原町の一部地域を「避難施設緊急整備地域」に指定すると発表した。指定されると、指定地域内と周辺地域の自治体が農林漁業への被害を防ぐためのビニールハウスなどを整備する場合、国から補助を受けられる。さらに、指定地域内では避難所や避難路の整備にも補助を受けられる。 

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1.ニュースBOX・福島:九州・新燃岳活発化1カ月 地元の活火山に関心を /福島(毎日新聞),毎日新聞
RV=105.3 2011/02/26 12:26
キーワード:土石流,避難勧告,予想,雪

 ◇日ごろの心構え大切 宮崎、鹿児島の県境にある霧島山系・新燃岳(しんもえだけ)(1421メートル)の火山活動が活発化してから1カ月。活火山が五つある福島県には人ごとではない。「噴火が起これば被害は甚大。日ごろから地元にある活火山の活動に関心をもち、防災意識を高めてほしい」と火山専門家らが呼び掛けている。【蓬田正志】 ◇県内には5山 活火山は過去1万年間に噴火などの火山活動があった山で、全国には108ある。 県内にあるのは、磐梯山(1816メートル)▽吾妻山=一切経山(1949メートル)▽安達太良山=鉄山(1709メートル)▽燧ケ岳(ひうちがだけ)(2356メートル)▽沼沢=前山(835メートル)。 磐梯山は1888年、水蒸気爆発で山が大規模に崩れ、477人が死亡・行方不明の大惨事となった。また、栃木県那須町の茶臼岳(1915メートル)が大規模噴火すれば、下郷町や西郷村に被害が及ぶと予想される。 県内活火山のうち、噴気や火山性地震がある吾妻、磐梯、安達太良は「連続監視火山」とされ、仙台管区気象台が24時間、望遠カメラや震度計などの観測機器で変化を監視している。 同気象台によると、今のところ噴火の兆候はなく、吾妻山の噴気は昨年8〜11月に高さ600〜700メートルに達したが、今年1月は50〜200メートルで推移している。 ◇難しい避難判断 気象庁は07年に吾妻、09年に磐梯、安達太良に噴火警戒レベルを導入。噴火の危険性をレベル1(平常)〜5(避難)に分け、自治体は避難のタイミングなど対策の目安としている。 しかし、現実には判断は難しいとされる。新燃岳では、鹿児島地方気象台などが1月26日、レベル2(火口周辺規制)からレベル3(入山規制)に引き上げた。地元の宮崎県高原(たかはる)町では、噴火に伴う「空振」などがあったため、同30日深夜から一時、513世帯1158人に避難勧告を出した。 噴火への警戒心は強い方がいいが、避難勧告は住民生活への影響も大きい。同町まちづくり推進課は「結局何事もなかったが、火砕流の発生も予想され、住民の安全を優先させた」と話す。福島市防災室も「判断に用いる材料が少ない。噴火警戒レベルは参考になるが、状況を総合的に判断するとしか言えない」と話す。 ◇自主学習も必要 磐梯、吾妻、安達太良の周辺市町村は01、02年、記録が残っている噴火規模などを想定し、降灰や土石流が発生する危険性がある地域を地図で示すハザードマップを作製。自分が住んでいる場所がどういう位置にあるのか、住民に日ごろから知っておくよう求めている。 磐梯山の場合、冬季に噴火が起こると、雪が解けて火山灰などとともに泥流となり、約6キロ離れたJR猪苗代駅まで到達すると予測されている。磐梯山噴火記念館(北塩原村)の佐藤公(ひろし)副館長は「ハザードマップを作っただけで住民の理解が伴わないと意味がない。マップの更新や自主的な学習会も必要だ」と指摘している。2月26日朝刊

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2.新燃岳噴火:予知連会長招き講演 噴火の状況学ぶ−−高原町 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=97.6 2011/02/26 14:57
キーワード:土石流,マグマ,予想,情報

 新燃岳の噴火から26日で1カ月を迎えるのを前に、高原町は24日夜、火山噴火予知連絡会会長の藤井敏嗣・東大名誉教授らを講師に「防災に学ぶ講演会inたかはる」を開いた。今後の噴火状況や土石流発生の仕組みなどについて語り、約600人が集まった。 藤井教授は、09年12月以降、新燃岳の地下数キロ〜数十キロにマグマがたまり始め、これまでの噴火でその半分程度が噴き出されたと説明。現在は火口部分にマグマがたまっている状態で、すべて冷え固まるか、地下まで下降しない限り、数カ月から1年以上爆発が続くと考えられる、と予想した。 「火山は爆発よりも静かな期間の方が長い。これまで火山から多くの恵みを受けてきたことに感謝し、今は大変だが、火山と一緒に生きることを考えていきましょう」と呼び掛けた。 続いて、砂防・地すべり技術センターの池谷浩理事長が土石流発生のメカニズムを映像などを使って解説。 「速さは秒速約10メートル。1キロ先で発生しても1分程度で迫ってくる。木造家屋はほとんど倒れる」と話すと、会場はどよめいた。 講演会に参加した同町蒲牟田の主婦、丸山千賀さん(42)は「川が近くにあるので、情報を集め、迅速に避難するよう心がけたい」と話した。【近松仁太郎】2月26日朝刊

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3.新燃岳噴火:発生から1カ月 降灰・土石流、警戒続く /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=96.9 2011/02/26 14:57
キーワード:土石流,支援,町長,情報

 ◇今後の対策に決意語る−−都城市長と高原町長会見 新燃岳の噴火から26日で1カ月。都城市や高原町などでは噴石、降灰による被害や土石流発生の警戒が続く。両市町長は「犠牲者を出さず、対策に万全を期す」と決意を新たにした。【重春次男、近松仁太郎】 都城市の長峯誠市長は25日、市役所で会見し、「大きな降灰被害で、内外の支援をいただき感謝に堪えない」とし、「今後も土石流の被害、犠牲者を出さないという一念で取り組みたい。市民の皆さんにはご苦労を掛けるが、長期戦になると考え、行政も一緒に戦うのでお力添えを」と述べた。 また「経験のない災害で、当初は対策に時間と労力を要したが、鹿児島市の支援もあって助かった」と振り返った。降灰については、現在たまった分の除去と、今後の降灰も考慮し、国と県に引き続き財政協力を求める、とした。   ◇  ◇ 高原町の日高光浩町長も同日、役場で会見し、課題や今後の対策について語った。 日高町長は「誰一人けがなく、今日まで来ることができた。感謝とお礼を申し上げる。今後も土石流への警戒など気を緩めず、職員一丸となって万全を期したい」と決意を述べた。今後の課題については、避難を余儀なくされた住民への身体、精神両面でのケアの必要性、不特定多数が集まる避難所生活での個人情報の取り扱い方などを挙げた。 また、土石流発生に備え、氾濫の危険がある渓流地域での土のう積みなど、危険除去のための対策を進めていることも強調。 「一日でも早く、住民が安心して眠れる日々を取り戻せるよう、できることから取り組んでいきたい」と述べた。2月26日朝刊

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1.岡田・民主幹事長:高原町訪問 被害農地などを視察 町長らが窮状を訴え /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=142.8 2011/02/27 15:17
キーワード:牛,ボランティア,支援,町長,知事,視察,狭い

 民主党の岡田克也幹事長が26日、新燃岳の噴火による降灰などで被害を受けている高原町を訪れ、日高光浩町長らから現状や要望を聞き、農地などを視察した。 町役場であった意見交換会では、日高町長らがブロッコリーなどの農産物が降灰の影響で軒並み出荷停止となっていることや畜産農家が牛を手放さざるを得なくなった窮状、さらには人々の暮らしや経済に影響を及ぼしている現状について説明した。岡田幹事長は「ご要望をきちんと整理し、関係省庁の大臣にしっかりと伝えていきたい」と応じた。 この後、ボランティアセンターや灰が降り積もったホウレンソウ畑、一時別の小学校の教室を借りて授業をした狭野(さの)小などを視察。職員や児童たちと一人一人握手を交わし、「頑張りましょう」と激励して回った。  ◇   ◇ 岡田幹事長は宮崎市に移動後、河野俊嗣知事から新燃岳災害と鳥インフルエンザについて国の支援を求める要望書を受け取った。知事は「(新燃岳は)住民の生活に影響を及ぼしている。数字の上ではまだ数億程度だが、今から農作物への被害が拡大する可能性がある」として激甚災害の指定や被災農家への支援などを改めて求めた。【近松仁太郎、川上珠実】2月27日朝刊

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2.25時:県西部の応援団 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=76.1 2011/02/27 15:17
キーワード:ボランティア,屋根,市,対策

 「大変な時に来ましたね」と開口一番。鹿児島市から都城市に移って来た今月初め、新任あいさつで市役所に伺った時、職員の方が真顔で言った。新燃岳噴火から1週間−−。市は災害対策本部を設置するなど慌ただしかった。 早速、灰除去の取材に。赴任したばかりで地理には不案内。カーナビを頼りに、西岳地区夏尾町に入った。高齢者宅の屋根に積もった灰をボランティアのメンバーが、こさぐようにして取り除いていた。20分ほどで汗だく。頭が下がる思いで、「ご苦労様」と声を掛けた。 行事など中止が相次ぐなか、「降灰に負けてなるか!」と、市民に新しい動きも出ている。高城町の旧後藤家商家交流資料館は、疲れた心を癒やしてと、ひな人形展を開催。「福祉まつり」を「ボランティアの日」に切り替え、市民総出で公共施設の灰除去を計画する団体もある。 「災い転じて、福となす」の格言もある。「大変な時」だからこそ、人は知恵を絞り新しい取り組みや、共助の心も生まれるのだと思う。 都城通信部は今月、東町から大王町に移転した。「地域のために」を忘れず、管内の県西部3市2町の応援団、最前線の記者として奮闘していきたい。【重春次男】2月27日朝刊

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1.新燃岳噴火:がんばっどぉ宮崎 海江田経産相、自治体を視察 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=102.5 2011/02/28 15:06
キーワード:支援,市長,対策,視察,地域,河野,長峯

 海江田万里・経済産業相は27日、霧島・新燃岳の噴火で降灰などの被害を受けた宮崎、鹿児島両県内の自治体を視察した。地元自治体から企業向けの金融支援などを求める声が上がり、海江田経産相は「地域経済の建て直しに施策を講じないといけない」と述べた。 海江田経産相はこの日、高原町、都城市と鹿児島県の霧島温泉郷を回った。都城市では河野俊嗣知事、長峯誠市長らと約1時間にわたり意見交換。被害状況のほか、地域経済の回復支援などの要望に耳を傾けた。 報道陣の取材に対し、風評被害による人出の減少などに触れ「対策に遺漏がないようしっかりやりたい」と話した。企業向け緊急融資での金利優遇措置などは「どういう形で宮崎を応援するか検討する」と述べるにとどめた。2月28日朝刊

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2.新燃岳噴火:がんばっどぉ宮崎 路面清掃車両が鹿児島市に帰還 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=95.6 2011/02/28 15:06
キーワード:支援,市,協会,市長,会長,長峯

 都城市で新燃岳噴火による降灰除去に威力を発揮していたロードスイーパーなど路面清掃車両が作業を終え、派遣元の鹿児島市へ帰った。最終日となった25日朝、市コミュニティーセンターで帰還式があり、長峯誠市長は「道路が見違えるようになり、市民も本当に喜んでいます」と感謝の言葉を述べた。 また、道路降灰除去協会(鹿児島市)の三谷純夫会長は「今後も路面清掃のアドバイスをします」と述べた。桜島の降灰除去のための帰還で、必要に応じて2次、3次の支援も検討するという。 鹿児島市の散水車など清掃車両13台は1月29日から作業。都城市内の幹線道路などの灰除去を進め、操縦技術や灰回収のコツも地元関係者に伝えた。2月28日朝刊

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1.新燃岳噴火:がんばっどぉ宮崎 土石流警戒、雨雲予想などで判断−−都城市 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=289.4 2011/03/01 16:01
キーワード:雨量,雨,避難準備情報,解除,土石流,基準,避難勧告

 ◇降雨最大12ミリ、避難勧告発令せず 新燃岳周辺の降雨で、土石流の発生を警戒していた都城市は28日、同日午前0時からの2時間雨量が最大で12ミリだったことを明らかにしたうえで「雨量実測だけでなく、雨雲の予想推移など総合的に判断し、避難勧告などの発令は出さなかった」と説明した。また、同日、市内の河川など31カ所で現地調査を実施し、土石流などは確認されなかったと発表した。同一基準の高原町も同様の理由で避難準備情報などの発表はしなかった。 市災害対策本部の二見重弘防災監(市総務部長)は「雨量実測だけでなく、気象データの雨雲を注視した。雨量だけなら避難基準に達していたが、雨雲の流れから、雨は弱まると判断した」と述べ、河川などに派遣した職員からの情報なども分析したうえで、総合的に判断したことを強調した。計測ポイントは6カ所で、このうち4ミリ以上の雨が2時間連続したのは3カ所(12ミリと8ミリが2カ所)だったという。 また「避難勧告を出して、すぐに解除するという状況は好ましくない。本当に危険な時は、迷わず出したい」と説明した。 市は25日、土石流災害の避難基準について「雨量予測」から「実測」に基づく内容に見直した。新基準は、1時間雨量が4ミリ以上に達し、その後も、4ミリ以上が予測される場合に避難準備情報▽4ミリ以上の雨が2時間連続した場合に避難勧告を発令するなど。しかし、決定については、気象データや河川の水位、にごり、現地の降雨の状態などから総合的に判断する−−と付記していた。【重春次男】3月1日朝刊

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2.<新燃岳>土石流警戒の雨量基準見直し 国交省(毎日新聞),毎日新聞
RV=246.6 2011/03/01 13:56
キーワード:雨量,雨,避難準備情報,土石流,基準,避難勧告

 国土交通省九州地方整備局は1日、霧島・新燃岳(しんもえだけ)噴火による土石流に備えた避難勧告や避難準備情報の根拠となる雨量基準を現行の1時間当たり4ミリから10ミリに引き上げた。降灰の多い宮崎県都城市と高原町は1日にも基準を再度見直す方針。 先月27日夕〜28日未明の降雨では、降灰量が多く斜面のこう配が急な高千穂峰の東から南側斜面の雨量観測所で時間最大雨量10ミリを観測した。雨が上がった後、土石流による被害発生の恐れがある渓流を調査したが、いずれも被害は確認されず、雨量基準を引き上げても問題ないと判断した。ただ、長雨で総降水量が増えれば、土石流の危険も増すため、引き続き監視を継続したうえで、必要に応じて基準を見直す。 九地整は県庁で、県と両市町に新基準を提示。高原町の担当者は「迅速な検討に感謝する。人命最優先で、監視態勢を今以上に強化したい」と話した。 4ミリは三宅島の火山活動で土石流が発生した際の最低時間雨量。【石田宗久】

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3.新燃岳 土石流警戒の雨量基準見直し 国交省(毎日新聞),毎日新聞
RV=246.6 2011/03/01 16:09
キーワード:雨量,雨,避難準備情報,土石流,基準,避難勧告

 国土交通省九州地方整備局は1日、霧島・新燃岳(しんもえだけ)噴火による土石流に備えた避難勧告や避難準備情報の根拠となる雨量基準を現行の1時間当たり4ミリから10ミリに引き上げた。降灰の多い宮崎県都城市と高原町は1日にも基準を再度見直す方針。【写真特集】新燃岳噴火を多くの写真で 先月27日夕〜28日未明の降雨では、降灰量が多く斜面の勾配が急な高千穂峰の東から南側斜面の雨量観測所で時間最大雨量10ミリを観測した。雨が上がった後、土石流による被害発生の恐れがある渓流を調査したが、いずれも被害は確認されず、雨量基準を引き上げても問題ないと判断した。ただ、長雨で総降水量が増えれば、土石流の危険も増すため、引き続き監視を継続したうえで、必要に応じて基準を見直す。 九地整は県庁で、県と両市町に新基準を提示。高原町の担当者は「迅速な検討に感謝する。人命最優先で、監視態勢を今以上に強化したい」と話した。 4ミリは三宅島の火山活動で土石流が発生した際の最低時間雨量。【石田宗久】

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1.新燃岳噴火:「県民の連携必要」 宮崎派遣のボランティアが報告 /栃木(毎日新聞),毎日新聞
RV=98.3 2011/03/02 12:06
キーワード:ボランティア,支援,屋根,地域,先月

 霧島・新燃岳(しんもえだけ)の噴火災害で、「とちぎボランティアネットワーク」(宇都宮市)は1日、宮崎県都城市などに先月16日から派遣されたボランティアコーディネーターの会社員、柴田貴史さん(33)の報告会を同市の事務所で開き、今後の支援のあり方などを話し合った。柴田さんは今後、風向きの変化で被災地域が増える可能性が高いとして「県民同士で助け合える仕組みが必要ではないか」などと話した。 同会は95年の阪神大震災を契機に各地の災害で復興支援ボランティアの派遣や募金などを行っている。柴田さんは、同会も参加するボランティアの連絡組織「震災がつなぐ全国ネットワーク」のメンバーと共に都城市などでお年寄りの足湯や灰の除去などの作業に関わった。 報告会で柴田さんは噴火災害独自の特徴として▽火山灰を屋根から下ろしたいのが住民の一番の要望だが、難しくけが人が多発している▽噴火がいつ収まるかめどが立たないことがストレス▽マスクがあるのにしない人が多い▽灰を捨てるのが重労働でボランティアのニーズは高い−−などと地元の人々の様子を伝えた。 また、今後の支援として、同会参加者と県内の別の地域住民との連携▽継続的な精神的ケアが必要では−−などと話し合った。 同会は新燃岳とニュージーランド地震でボランティア・NGO活動支援にあてる募金を募集している。問い合わせは同会(028・622・0021)。【泉谷由梨子】3月2日朝刊

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2.県:追加補正7億6000万円発表 降灰対策、鳥インフル支援など盛る /鹿児島(毎日新聞),毎日新聞
RV=75.5 2011/03/02 15:29
キーワード:支援,対策,観光,鳥インフルエンザ,地区

 県は1日、開会中の3月議会に2日追加提案する10年度一般会計補正予算案を発表した。活動が活発化している霧島山系・新燃岳の降灰被害対策や、高病原性鳥インフルエンザの発生に伴う農家支援などで計7億6000万円を追加する。 降灰対策では、火山灰除去2億2000万円▽満杯になった砂防ダムの除石工事3000万円▽霧島地区への観光客誘致事業3300万円−−など。鳥インフルエンザ関連では、鶏や卵の移動制限に伴う売り上げ減などの被害を受けた農家への支援3億7100万円▽市町村の消毒ポイント設置への助成2000万円など。財源は国が2億600万円を負担し、残る5億5400万円は県の財政調整基金を取り崩す。3月2日朝刊

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1.新燃岳噴火:宿泊施設を支援しよう 霧島市職員互助会、利用の会員へ助成 /鹿児島(毎日新聞),毎日新聞
RV=126.3 2011/03/03 16:18
キーワード:支援,協会,キャンセル,市,温泉,市長,会長

 ◇予約キャンセル相次ぐ ◇日帰りにも適用 霧島・新燃岳の噴火活動の影響で予約キャンセルが相次いでいる霧島市内の宿泊施設を支援しようと、霧島市職員互助会(理事長・南田吉文副市長、1175人)は2日、霧島、牧園、妙見の3地区の宿泊施設を利用した会員への助成(上限5000円)を決め、職員に対して積極利用を呼び掛けている。 助成は、会員の市職員が毎月積み立てている会費から支払われる。宿泊だけでなく、日帰り利用にも適用するという。市では、キャンセル数が2万人を超えた先月8日から市職員に対して利用を呼び掛けており、さかのぼっての申請も可能。5月末まで。担当者は「市の職員が率先して利用することで、市内の温泉の安全性をアピールしていきたい」と話した。宿泊施設側の霧島温泉旅館協会の蔵前壮一会長は「支援は本当にありがたい。1軒もつぶれることなく乗り切りたい」と歓迎した。【川島紘一】3月3日朝刊

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2.新燃岳噴火:海江田経産相が被害自治体視察 /鹿児島(毎日新聞),毎日新聞
RV=68.7 2011/03/03 16:18
キーワード:支援,市長,対策,視察

 海江田万里・経済産業相はこのほど、霧島・新燃岳の噴火で降灰などの被害を受けた宮崎、鹿児島両県内の自治体を視察した。地元自治体から企業向けの金融支援などを求める声が上がり、海江田経産相は「地域経済の建て直しに施策を講じないといけない」と述べた。 海江田経産相は宮崎県高原町、都城市と霧島温泉郷を回った。都城市では河野俊嗣・宮崎県知事、長峯誠・都城市長らと約1時間にわたり意見交換。被害状況のほか、地域経済の回復支援などの要望に耳を傾けた。 報道陣の取材に対し、風評被害による人出の減少などに触れ「対策に遺漏がないようしっかりやりたい」と話した。企業向け緊急融資での金利優遇措置などは「どういう形で宮崎を応援するか検討する」と述べるにとどめた。【小畑英介】3月3日朝刊

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3.新燃岳噴火:がんばっどぉ宮崎 しゃくなげ花祭り入園料割引き−−三股 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=34.4 2011/03/03 16:21
キーワード:協会,観光

 ◇花で心癒やして 三股町の「しゃくなげの森」(池辺美紀社長)は、降灰被害で沈んだ気持ちを花で癒やしてほしいと、19日から始まる「しゃくなげ花祭り」の入園料を今月末まで通常の800円から300円にして営業する。園内には500種3万本が植えられ、間もなく見ごろを迎える。 ヤマメの養殖も手掛け、初夏には園内の渓流でつかみ取りなども体験できる。ただ、先月末にふ化したばかりの稚魚20万匹が死んでいるのが見つかった。降灰との因果関係は不明だが、町観光協会長も務める池辺社長(42)は「地域の観光業者が沈んだ気持ちのままではいけない。知恵を出して、できる手は打ちたい」と逆境に立ち向かう。 花祭りは4月30日までで、4月1日から入園料は通常料金になる。5月1〜8日まで「春のヤマメまつり」を初めて企画した。釣りのほか、そうめん流しやヤマメの塩焼きなどが満喫できる。【重春次男】3月3日朝刊

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1.新燃岳噴火:都城市長「灰除去、助かりました」 車両派遣で鹿児島市長に /鹿児島(毎日新聞),毎日新聞
RV=112.7 2011/03/04 16:12
キーワード:協会,市長,3月,長峯,派遣,今年,清掃,2月,感謝

 霧島・新燃岳の噴火活動活発化で、大量の火山灰が降り積もった宮崎県都城市の長峯誠市長と東口良仲議長が3日、降灰除去車派遣のお礼のため、鹿児島市の森博幸市長を表敬訪問した。 鹿児島市は1月29日から、道路清掃車や散水車など計13台と、市内の建設業でつくる「道路降灰除去協会」の作業員ら約40人を助っ人として都城市と同県日南市に派遣。都城市では2月25日まで活動し、清掃した道路の距離は総延長296キロメートルに及んだ。新燃岳の噴火は続いているが、降灰量は減少しているため、現時点で再派遣の予定はないという。 長峯市長は「これまで降灰に対する知識がなく、除去車を派遣してもらい助かりました」と感謝の言葉を述べると、森市長は「桜島も今年すでに爆発が200回を超えている。我々が持っているノウハウは今後も伝えていきたい」と話した。【村尾哲】3月4日朝刊

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2.新燃岳噴火:がんばっどぉ宮崎 商店街でひな祭り、活性化シンボルに−−都城 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=24.2 2011/03/04 16:08
キーワード:3月,委員

 都城市の中央通り3番街で恒例のひな祭りが開かれている。桃の節句の3日も大勢の人が訪れ、人形の背景に関之尾(せきのおの)滝などをイメージした凝った作りの飾りを楽しんでいる。13日まで。 降灰被害や中核店舗・都城大丸の倒産を乗り越え、商店街を活性化させようと3番街協同組合(谷口純忠理事長、20店舗)が主催、店舗前など13カ所で展示している。 メーン会場の京阪屋呉服店では甘酒なども振る舞われ、市内豊満町から夫婦連れで来た松崎修一郎さん(63)は「人形も飾り付けも立派ですね」と感心していた。 実行委員長の前田和子さん(55)は「ひな祭りが、いろんな意味で再スタートするきっかけになれば。行政にも相談していますが、他の商店街とも協力して、できることは自力で取り組みたい」と話した。【重春次男】3月4日朝刊

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1.新燃岳噴火:火山灰搬入先をあすから変更−−都城市 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=61.9 2011/03/06 15:18
キーワード:3月,山田,搬入,入れる,回収,計画,直接

 都城市は7日から、火山灰の自己搬入先を市内高崎町にある東(つま)霧島工業団地計画用地に変更する。これまでの山田町一堂ケ丘公園パークゴルフ場先用地が許容量(3万5000立方メートル)を超えるため。同用地は6日午後4時半まで使える。 新用地の搬入時間は午前9時〜午後4時。当面は土、日曜、祝日も搬入可能。天候によっては搬入できない場合もある。持ち込んだ降灰は袋を取り除き、袋は備え付けの回収箱に入れる。直接トラックなどで運ぶ場合、飛散しないようにシートで荷台を覆う。3月6日朝刊

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2.笑いと“善意”の輪広がる、宮崎応援「腹話術のつどい」/川崎(カナロコ),カナロコ
RV=38.5 2011/03/06 22:45
キーワード:市,直接,設置,訪れる

 口蹄(こうてい)疫問題や霧島連山・新燃岳(しんもえだけ)の噴火などで被害が続く宮崎を応援するチャリティーイベント「腹話術のつどい」が6日、川崎市中原区の市総合自治会館で開かれた。腹話術やマジックなどが披露され、ホールには笑いと温かい“善意”の輪が広がった。有志団体「腹話術の会★きずな」の主催。 同会は、川崎を拠点に活動する腹話術サークル。現在76人が所属し、全国各地での公演も行っている。宮崎もかつて訪れたことのある地。城谷護代表は「自分たちにできることで応援したいと思った。多くのお客さんの笑いを善意に変えて、宮崎に届けたい」と企画した。 この日は家族連れや子どもたちなど約200人が来訪。約40組の出演者がステージで楽しい芸の数々を繰り広げると、大きな歓声と拍手が起こった。会場では募金箱が設置され、来場者への呼び掛けも行われた。 同会は、集まった募金を「直接宮崎県へ贈りたい」としている。

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1.頑張れ!アビスパ:サッカー 新燃岳噴火の被災者へ 選手たち支援の募金活動 /福岡(毎日新聞),毎日新聞
RV=84.9 2011/03/07 12:05
キーワード:支援,キャンプ,3月,選手,今年

 サッカーJリーグが開幕した5日、5年ぶりにJ1復帰したアビスパ福岡の選手たちはレベルファイブスタジアム(博多区)での試合前、霧島・新燃岳の噴火による被災者を支援する募金活動をした。宮崎県では毎春、多くのクラブがキャンプをしているが、今年は降灰被害などのため、アビスパを含む9チームが宮崎でのキャンプを中止。Jリーグは先月の実行委員会で、宮崎へ義援金を贈ることを決めた。 背広姿で「募金をお願いします」とサポーターに呼びかけたDF・山口和樹選手は、「宮崎にはいつもお世話になっている。僕らが先頭に立って、復興の足がかりになれば」と話した。【徳野仁子】〔福岡都市圏版〕3月7日朝刊

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2.新燃岳噴火:海江田経産相に対策要望−−県経済界10団体 /鹿児島(毎日新聞),毎日新聞
RV=81.5 2011/03/07 12:35
キーワード:支援,ホテル,3月,鳥インフルエンザ,地域

 海江田万里経済産業相が6日、鹿児島市を訪れ、県経済界の10団体と意見交換した。経済団体からは、新燃岳の噴火や鳥インフルエンザなどによる地域経済への打撃を踏まえ、国の支援を求める要望が出された。 海江田経産相は同市のホテルであった松下忠洋副経産相(鹿児島3区)の政治資金パーティーに出席。意見交換会はその終了後あった。海江田経産相はあいさつで「日本経済は地域や企業規模でずいぶん差がある。ご意見を経済産業政策に生かしたい」と述べた。 冒頭以外は非公開で、松下氏によると経済団体からは、政府系金融機関の貸し付け金利の引き下げや融資枠の拡大▽プレミアム商品券発行への助成−−などの要望が出された。3月7日朝刊

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3.新燃岳噴火:がんばっどぉ宮崎 都城市商店街で「かっぱげんき市初商」 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=45.3 2011/03/07 12:50
キーワード:市,3月,今年

 ◇多くの客でにぎわう 都城市の中央通り12番街の「かっぱげんき市初商」が5日、市内の商店街であった。新燃岳噴火のあおりで今年の初商いとなった。降灰被害を受ける高原町や地元から農家、鮮魚店、園芸店など計8店が出店し、多くの客でにぎわった。 郊外の大型量販店出店を機に、12番街協同組合(金沢紳一理事長)が市中心部を盛り上げようと、99年から開催。1月を除く毎月第1土曜日に開いているが、2月は中止した。 小林市から、手作りみそや特産のユズを使った調味料などの店も出店。商店街婦人部が紅白もちや「げんき汁(豚汁)」100人分を無料で振る舞った。 高原町西麓、農業、武石邦雄さん(74)はハクサイやダイコンなどを並べ「水洗いして持ってきました」とあかぎれした手で販売。婦人部の山下夕美さん(68)は「都城大丸の倒産で、周りの商店街も客足が遠のき、大変です。ほかの商店街とも一致協力して明るさを取り戻したい」と話した。【重春次男】3月7日朝刊

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1.新燃岳噴火:土石流災害、高原町が新避難基準 雨量1時間10ミリ以上 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=273.4 2011/03/08 15:53
キーワード:雨量,雨,避難準備情報,基準,土石流,避難勧告,町長,判断

 高原町は7日、新燃岳噴火に伴う土石流災害の新しい避難基準を発表した。 避難準備情報の発表は、24時間以内の総雨量が40ミリに達し、なおかつ1時間10ミリ以上の雨が連続すると予想される場合。避難勧告の発令は、同様に40ミリに達し、1時間10ミリの雨が実測され、その後も連続すると予測される場合、とした。国土交通省九州地方整備局の基準見直しに伴い、これまでの1時間4ミリから同10ミリ以上の雨量に変更した。 これらの基準をベースに、気象情報や河川の水位、にごりなどを含め総合的に判断するとした。 日高光浩町長は、土石流センサーや監視カメラの設置、砂防ダムに堆積(たいせき)土砂除去の進展、町内の降灰量が少ないことなどを踏まえ「これから梅雨時期も迎える。警戒は緩めず、対策を取っていきたい」と述べた。 また、都城市との違いについては、地形など地理的な違いなどを挙げた。【重春次男】3月8日朝刊

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2.新燃岳噴火:政府支援チーム撤収へ 10日に住民避難計画策定 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=24.9 2011/03/08 15:53
キーワード:支援

 東祥三副内閣相(防災担当)は7日、新燃岳の火山活動の変化に応じた住民の詳細な避難計画が10日まとまることに伴い、政府支援チームを撤収させる意向を示した。 避難計画は、霧島火山防災連絡会のコアメンバー会議で策定のためのガイドラインが示されており、高原町で10日に予定されている第5回会議で確定する見通し。 県庁で河野俊嗣知事と面会した東副内閣相は、支援チームの撤収後も、内閣府から担当者2人を現地調整班として派遣することを明らかにした。知事は「迅速な対応に感謝している」と応じた。 東副内閣相は6、7日、降灰被害の続く都城市と高原町、鹿児島県霧島市を視察。記者団に「自治体の首長は住民の苦悩を把握されていた」と感想を述べた。 政府支援チームは先月7日、火山活動に伴う避難計画の作成に向けて初めて結成され、宮崎県入り。内閣府や消防庁、国土交通省、気象庁などの防災、火山担当者が、コア会議などを通じて地元自治体と協議を進めてきた。【石田宗久】3月8日朝刊

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1.新燃岳噴火:避難対象者を絞り込み 西岳地区で新基準説明会−−都城市 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=158.3 2011/03/09 15:29
キーワード:基準,土石流,市,3月,会長,西岳,地域,委員

 新燃岳の噴火に伴う土石流災害で、新しい避難基準を設定した都城市は7日、降灰の多い西岳地区で新基準の説明を行い、避難対象者の絞り込み作業を始めた。 西岳地区自治公民館連絡協議会(坂元和雄会長)に所属する11公民館の館長が参加。絞り込みは、渓流域の危険地など表記した地図を基に協議した。 坂元会長(62)は新基準について「地域の方々とも話したが、妥当な基準だと思う」と話し、避難対象の絞り込みについては「行政と地域住民が一体となり進めたい。地元に詳しい自治会の各館長、民生委員たちとも協議して決めたい」と述べた。 市危機管理課によると、山田町の避難対象者の絞り込みは、市が直接、住民らと協議して進める。西岳地区と山田町の避難対象世帯は1148世帯、2523人だが、10分の1程度になるとみられる。【重春次男】3月9日朝刊

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2.新燃岳噴火:がんばっどぉ宮崎 聴覚障害者、緊急情報伝わるの? /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=65.2 2011/03/09 15:29
キーワード:市,3月,情報,地域

 ◇牧野さん夫婦、避難など不安消えず ◇聴覚障害者、心配の声多く 噴火活動が続く新燃岳の周辺では、耳が聞こえず、緊急情報などが伝わりにくい聴覚障害者たちも生活している。いざという時「避難できるのか」「情報は伝わるのか」と心配する声は多い。都城市山田町山田に住む牧野一実さん(61)、律子さん(59)夫婦も聴覚障害者だ。【蒔田備憲】 1月26日、夫婦は市内に車で買い物に出かけた帰りに噴火に遭遇した。空は暗くなり、フロントガラスには灰が降りしきった。「何かが起きた」と感じた。やがてテレビのニュースが新燃岳の噴火を伝えた。 火山情報を得る手段は、同居している健聴者の長男からの連絡と、主にテレビのデータ放送。毎日3回、必ずチェックしている。それ以外は空を見ることぐらいしかない。窓などがガタガタと鳴る「空振」にも気付かなかった。 日中、長男は仕事でいない。「2人だけでもし何かあったら、絶対に避難は遅れる」と一実さんはいう。律子さんは近所の人に「何かあったらメールで教えてね」とお願いしているが、不安は消えない。 市によると、避難が必要な場合、障害者らを含む要援護者に一軒一軒電話やファクスをする。連絡が取れない場合は直接訪問する態勢を敷いている。夫婦が住む地区は避難対象地域ではないが、仮に避難所生活になった場合も「食事の連絡に気付かなかったり、周りの人とのコミュニケーションも取れないだろうし……」(律子さん)と心配事は尽きない。 阪神大震災(95年)では避難所で孤立する聴覚障害者が相次いだこともあり、全日本ろうあ連盟は「避難所でホワイトボードを設置するなど、聴覚障害者への情報保障に配慮してほしい」と要請している。 不安な生活が続くが、県内外の友人や親族から届く携帯メールには勇気づけられている。「大丈夫ですか」「元気?」と安否を気にかける言葉は何よりうれしい。 律子さんは「いざという時、私たちのような聴覚障害者にも情報が伝わるようにしてほしい」と話している。3月9日朝刊

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3.新燃岳噴火:高原の砂防堰堤、除石作業が完了−−国交省 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=63.3 2011/03/09 15:29
キーワード:土石流,3月,土砂

 国土交通省は8日、新燃岳噴火に伴う土石流災害防止のため高原町内で実施していた砂防堰堤(えんてい)の緊急除石作業が完了したと発表した。 砂防堰堤は土砂で埋まっても土石流の勢いを抑える効果があるが、空き容量を増やして機能を高めようと、祓(はらい)川と高千穂川の3カ所で先月1日から今月7日まで重機で土砂や石を除去。10トンダンプトラックで約5000台分に当たる2万5200立方メートルを除去した。 都城市内の2カ所でも約3万立方メートルを目標に除石作業を実施しており、梅雨をにらんで監視カメラやワイヤセンサーの設置、他の砂防堰堤の除石などを実施する。3月9日朝刊

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1.新燃岳噴火:がんばっどぉ宮崎 火山灰を有効活用 陶器、れんが展示−−都城 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=56.4 2011/03/10 14:45
キーワード:3月,市,要望,業者

 都城市役所西館1階の物産コーナーで、新燃岳の火山灰を活用した陶器やれんがが展示されている。 火山学など学術研究機関や火山灰を利用した新製品開発を進める民間業者からの要望を受け、市はこれまでに約1トンの火山灰を提供してきた。届いた製品を市民に広く知ってもらおうと展示した。 粘土に火山灰を混ぜて焼いた湯のみ茶わんは表面に斑点状の突起が現れ、味わい深い雰囲気に。れんがに利用したものは、強度が約20%増しているという。 このほか、砂漠緑化研究やガラス製品、シイタケの菌床栽培用ブロックに活用するなど使途は多岐にわたる。 工業振興課の宇都弘次郎副課長は「将来的には製品の展示会も考えている。火山灰の有効活用に協力していきたい」と話した。【重春次男】3月10日朝刊

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2.新燃岳噴火:がんばっどぉ宮崎 みやざきの匠に2氏 /宮崎(毎日新聞),毎日新聞
RV=53.2 2011/03/10 14:45
キーワード:3月,地域,河野,販売

 ◇伝統工芸品の製作、地域に貢献−−陶芸家・宇都野さん、七宝焼・石井さん 県産工芸品の優れた製作者をたたえる「みやざきの匠(たくみ)」に9日、陶芸家の宇都野晄(うつのあきら)さん(65)=都城市=と、七宝焼作家の石井幸子さん(60)=宮崎市=が選ばれた。 宇都野さんは、高齢者への長寿湯飲み贈呈や火山灰を原料にしたシラスオパールの制作で知られる。新燃岳噴火では火山灰で陶器を作り、15日から一般販売を予定している。石井さんは、宮崎の神話に基づく赤い勾玉(まがたま)のアクセサリーなどを制作している。 河野俊嗣知事から表彰を受けた宇都野さんは「噴火で暗い話題の地元を活性化させたい」、石井さんは「作る人の個性が出るのが七宝焼」と喜びを語った。伝統工芸士には未認定だが、技術力や地域への貢献をたたえるみやざきの匠は02年の創設以来、計22人となった。【石田宗久】3月10日朝刊

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3.昨年末、枯れ泉源がボン…新燃噴火前兆だった?(読売新聞),読売新聞
RV=47.2 2011/03/10 17:18
キーワード:マグマ,ホテル,地下

 1月下旬から活発な噴火活動が続く鹿児島、宮崎県境の霧島連山・新燃(しんもえ)岳(1421メートル)に近い鹿児島県霧島市のホテルで昨年12月、約20年前に枯れた泉源から温水が噴き上がる現象が起きていたことがわかった。 専門家は、地下のマグマの動きが原因だったと見ており、「噴火の前兆現象だったと考えられる」と指摘している。 泉源の再噴出が確認されたのは火口の南西約5キロにある霧島市牧園町の「霧島スパヒルズ」。ホテル関係者によると、昨年12月20日午後9時半頃、ホテル中庭で「ボン」という爆発音とともに震動が起こり、約20年前に封鎖した地下の泉源から温水が噴き出したという。 温水は90度前後の熱さで一時、6階建てのホテル建物(高さ約20メートル)を超える高さに到達。噴出に伴う騒音が激しかったため、ホテルは翌日から4日間、臨時休業した。1月以降は水量が減り、現在は蒸気が噴き出ている状態という。 泉源は1990年頃に掘削したもので、当時は1か月足らずで枯れた。その後、泉源に通じる鉄製パイプのバルブを閉じ、2年前にはパイプにコンクリートを流し込んで完全に封鎖していた。今回はコンクリートなどを水圧で吹き飛ばして湧き出たらしい。

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http://www.drs.dpri.kyoto-u.ac.jp